月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」でも注目を浴びている森川葵が2月26日(金)、開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」にて、主演映画『ドロメ【女子篇】』の舞台挨拶に小関裕太、内藤瑛亮監督と共に登壇した。女子高と男子高の演劇部の合同合宿に、地元に伝わる謎の妖怪“ドロメ”が現れ…。『先生を流産させる会』が同映画祭で激賞された内藤監督が同じ時間軸の物語を【男子篇】と【女子篇】の2つの視点に分けて描き出す。上映前に一人で登壇した内藤監督は、これまで自身が描いてきた「青少年が殺し、殺そうとする作品」ではなく「もっとピースフルな少年少女が見たいと思った。笑顔あふれるホラーがあってもいいんじゃないか?」と本作の趣旨を語ったが、その言葉通り、上映中は謎の“ドロメ”への恐怖だけでなく、客席からはたびたび笑いがわき起こった。最後に「終」の文字が出た瞬間、思わぬ爽快感(?)に会場はドッと沸き、拍手に包まれた。内藤監督は会場脇でこの拍手を耳にしていたようで「そうなればいいなと思って作ったので嬉しいです」とホッとした様子。森川さんも「笑っていただけたようで嬉しいです」と笑顔を見せた。小関さんは「ジャンルにとらわれない作品です。見た人の感性によって、これはコメディ、これはホラー、いろんなジャンルが混ざってる…など、いろんな意見が聞けたら」と語り、さらに「【男篇】を見れば、そういうことか!という発見があります」と呼びかけた。撮影中のエピソードを訪ねると、森川さんは「期間中に撮り終わらず、再集合がかかったのは初めて」と明かす。内藤監督によると、外で撮る予定の最終シーンの撮影が雨のためにできなかったそうだが、森川さんは「いいシーンが撮れて良かったです」とニッコリ。小関さんは、劇中で男子部員が作る晩ごはんのマズいカレーについて言及し「本当にマズかった!すっごい薄いんです。あれは不思議…作れないです」と感嘆!森川さんも「何の味だろう?って感じでした」と顔をしかめていた。『ドロメ』は3月26日(土)より【男子篇】【女子篇】ともに公開。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016は2月29日(月)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2016年02月27日今年で26回目を迎える、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016がいよいよ開幕する。毎年、多彩なゲストの来場が話題となっている中、特に注目を集めているのがブレイク間近の若手イケメン俳優たちの存在だ。ふり返れば、小栗旬や綾野剛、近年では鈴木亮平、東出昌大、斎藤工などいった現在の日本映画界を引っ張るイケメン俳優たちはいずれも、ゆうばり映画祭への参加をきっかけにブレイクを果たしている。そこで、ネクストブレイクが期待される今年の若手イケメン俳優たちに迫った。まずは、『ドロメ』【男子編】(監督:内藤瑛亮)で主演を務めている小関雄太。小関さんといえば、NHK「天才てれびくんMAX」のテレビ戦士として活躍するなど、子役として俳優活動をスタート。舞台「ミュージカル・テニスの王子様」で人気キャラクター、菊丸英二役を演じて話題になると、近年ではドラマ「ごめんね青春!」で性別違和の生徒を演じ、その後も舞台、映画と多岐に渡り活動中。ちなみに、『ドロメ』【女子編】では、月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 」やディーン・フジオカ主演の『NINJA THE MONSTER』の森川葵が主演を務めており、ネクストブレイクまちがいなしの2人に期待がかかっている。続いて、紹介するのが『ドクムシ』(監督:朝倉加葉子)に出演する、秋山真太郎と村井良大だ。秋山さんは2008年に出演した「ミュージカル・テニスの王子様」で人気を獲得すると、「劇団EXILE」のメンバーとして数々の舞台活動をはじめ、テレビ、映画と幅広く活躍。「EXILE TRIBE」が総出演する深夜ドラマ「HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」にも出演を果たしており、7月16日(土)公開の劇場版にも登場する。一方、同作で主演を務める村井さんは、平成仮面ライダー10作目の記念作「仮面ライダーディケイド」で仮面ライダークウガ・小野寺ユウスケ役を好演し、一躍注目を集めると、近年は舞台を中心に活躍。彼も「ミュージカル・テニスの王子様」での宍戸亮役を皮切りに、「弱虫ペダル」では主演を演じたほか「里見八犬伝」や「真田十勇士」といった話題作へに立て続けに出演。2015年には、あのブロードウェイ・ミュージカルの日本版「RENT」で初主演を務めるなど、俳優として着実にステップアップを遂げている。いずれも舞台経験で磨かれた演技力が魅力となる、将来が楽しみな若手イケメンたち。ゆうばり以降も、引き続き注目していて。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016は2月25日(木)~29日(月)まで開催。『ドロメ【男子篇】【女子篇】』は3月26日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて2作品同時公開。『ドクムシ』は4月9日(土)より新宿ピカデリーほかにて2週間限定公開、動画サイト「ニコニコ」のネットシネマで同日公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月24日『ライチ☆光クラブ』の内藤瑛亮監督が、若手俳優陣を迎えて贈る“青春ダブルアングル・ホラー”『ドロメ【男子篇】【女子篇】』。この度、ワールドプレミア上映される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」にて主演の小関裕太と森川葵、そして内藤監督が登壇することが明らかになった。紫蘭高校演劇部2年の小春と実夏、3年で部長の絢、同じく3年の栞菜、国語教師で顧問の持永は来年からの統合が決まっている山の上にある泥打高校へ向かう坂道を上っていた。坂の途中泥まみれの観音像と行方不明者を探す張り紙を見つけるが、そんなことよりもこれから始まる男子との出会いに胸をときめかる女子部員たち。いよいよ泥打高校の正門に辿りつくと、そこには同じく女子への期待が最高潮の2年の男子演劇部、陸と龍成、颯汰そして理科教師で顧問の桐越が待ち受けていた。そして、小春と颯汰はお互いの存在に気付いてしまう。合宿は厳しくも楽しく進んでいくが、突如として小春を襲う見えない力や、消しても現れる不気味な壁の染みなど不可解な現象が次々と起こり、次第に不穏な雰囲気に包まれていく。夕飯を皆で食べているとき、泥打高校の女性教師・山岸が行方不明になっており、それが坂の途中で女子たちが目にした張り紙の人物であること。そして、それが古くから村に言い伝えられている“ドロメ”の仕業であることが桐越によって明かされていくのだった…。本作は高校演劇部の合宿を舞台に同じ時間軸で進行する男子、女子の物語を2つの視点、2本の作品として描く新感覚の“ダブルアングル・ムービー”。【男子篇】の主演を「ごめんね青春!」で一躍注目を浴び、その後もドラマ、映画、舞台に出演する小関さん。そして【女子篇】の主演を、現在放送中の月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」に出演中の森川さんがそれぞれ好演している。監督には作品が発表されるたびに物議と賞賛を巻き起こし、様々な注目を集める若手監督筆頭の問題児・内藤監督が務める。北海道・夕張市で毎年開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」は、ホラー、ファンタジー、アクション、サスペンスなど、イマジネーションとエンタテインメント性豊かなファンタスティック映画を対象とした映画祭で、今年も2月25日(木)~29日(月)まで開催される。本作は、そのうち26日(金)に【女子篇】、27日(土)に【男子編】の上映が行われ、主演を務めた小関さんと森川さん、そして内藤監督が登壇する予定だ。『ドロメ【男子篇】【女子篇】』は3月26日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて2作品同時公開。(cinemacafe.net)
2016年02月23日古屋兎丸による同名人気コミックを映画化した『ライチ☆光クラブ』。成長を拒む14歳の美しき少年たちが結成し、醜い大人を排除した世界を理想とする“光クラブ”を舞台に、少年たちの愛憎劇と、彼らによって美の象徴として祭り上げられた少女とロボットの恋が描かれる。主演を務めるのは、目下ブレイク街道まっしぐらの若手実力派・野村周平。そして、モデルとしても活躍する19歳の注目女優・中条あやみが囚われのヒロインを演じている。その他の画像野村が演じる主人公・タミヤは、光クラブの創設者でありリーダーだったが、圧倒的なカリスマ性をもつ“廃墟の帝王”ゼラの出現によって、今は統率権を失っているという役どころ。メガホンをとる内藤瑛亮監督とは、14年公開の『パズル』以来2度目のタッグで「僕の性格をよくわかっているので、何も言わず見守ってくれました。指示されたり怒られるのが苦手な性格なので(笑)」と振り返る。一方、中条はヒロインのカノンを演じる上で、「テーマは母性だった」と明かす。内藤監督からは「カノンは光クラブにおける女神であり、お母さん」だと説明があったといい、「誰にもできる役じゃないので、ぜひ挑戦したいと思った」のだとか。光クラブのある野望を果たすために製造され、ライチと名付けられたロボットとの禁断愛も描かれ、「演技というフィルターを通せば、どんなことも可能なんだと思えたことが、大きな自信になりました」と誇らしげだ。原作が放つ昭和的なダークファンタジーの世界観を再現すべく、富士市内の廃工場に巨大な秘密基地のセットが作られ、キャスト陣は缶詰め状態で撮影に臨んだ。野村は「セットの作りこみがハンパなくて、異質な役柄にもすんなり入り込むことができました。ただ、年末の寒さもあって、監獄にいる気分(笑)。いざ空き時間になっても、行く場所がなくて」とその過酷さにギブアップ寸前?氷点下1度のなか、冷水に沈められる“薔薇の処刑”シーンに挑んだ中条は、「少しでも水温を上げると、湯気が出てしまうので…。あまりの冷たさに『絶対ワンテイクで撮り終えなきゃ』って覚悟を決めました」と現場での緊張を語った。古川雄輝、間宮祥太朗、池田純矢、松田凌ら次世代を担う若手俳優が集結しており、「イキのいい同世代のキャストがこれだけ揃った作品に出られたのが何よりうれしいです」と“共闘”に胸を張る野村。10代最後の年を迎えた中条は、「ガムシャラにいろんなことを吸収し、納得いく形で20代のスタートラインに立ちたい」と抱負を語った。『ライチ☆光クラブ』公開中取材・文・写真:内田涼
2016年02月16日野村周平が主演する『ライチ☆光クラブ』の初日舞台挨拶が2月13日(土)、都内で行われた。映画は古屋兎丸の人気コミックを原作に、思春期の美少年9人が、汚れた大人のいない新世界をつくろうと秘密結社“光クラブ”を結成し、裏切りと愛憎劇を繰り広げる。この日は主人公・タクミ役の野村さんをはじめ、古川雄輝(ゼラ役)、中条あやみ(カノン役)、間宮祥太朗(ジャイボ役)、池田純矢(ニコ役)、松田凌(雷蔵役)、戸塚純貴(デンタク役)、柾木玲弥(ダフ役)、藤原季節(カネダ役)、岡山天音(ヤコブ役)、内藤瑛亮監督が登壇。旬のイケメンが勢ぞろいする舞台挨拶に、熱心な女性ファンが大挙駆けつけた。主演の野村さんはもちろん、ひときわ客席の歓声を浴びていたのは、光クラブ内の絶対的権威を誇る“廃墟の帝王”ことゼラを演じた古川さん。開口一番「おはよう、廃墟の恋人たち…。この薄汚いブタどもっ」とキャラになりきったドSな挨拶を披露し、女性ファンは歓喜の悲鳴をあげていた。そんな古川さんに対して、野村さんが「やっぱり一番大変だったと思う。セリフも膨大だし、最後は…。ずっと古川くんのこと、陰ながら応援していた」と労をねぎらう場面も。ただ、「誰が一番バレンタインのチョコをもらいそう?」の質問に、野村さんの名前を挙げる光クラブのメンバーが誰一人おらず、野村さんは「自分で(名前を)挙げるしかない」と苦笑いを浮かべていた。『ライチ☆光クラブ』は公開中。2月27日(土)より全国拡大公開される。(text:cinemacafe.net)
2016年02月13日女優の森川葵と俳優・小関裕太がそれぞれ主演を務める、同じ時間軸での男子と女子の物語を2作品として描いたシンクロホラー映画『ドロメ【男子篇】【女子篇】』(3月26日東京・シネマート新宿にて2作品同時公開/以降全国順次公開)の予告編が1日、公開された。メガホンを取るのは、2月13日に『ライチ☆光クラブ』の公開を控える内藤瑛亮監督。企画段階から参加しており、高校演劇部の男子と女子の2つの視点で進行するストーリーを平行して映す。舞台は、来年から共学になる男子校・泥打高校と女子校・紫蘭高校の合同合宿。颯太(小関)たち男子校部員、小春(森川)たち女子校部員共に期待と不安を抱きながら男女合同合宿はスタートするが、恐ろしくて奇妙な出来事が次々に部員たちを襲う。予告編は【女子篇】と【男子篇】の二部で構成。編集も内藤監督自らが行っている。【女子篇】では「初恋の人との再会」のテロップも流れ、小春と颯太の演劇部での演技を超えた関係性も示唆される。しかし、それも束の間、続くシーンではゴスロリ調のメイド服を着た小春が、殺気に満ちた目で金属バットを振り回し、人や何らかのものを打ちのめす衝撃的な映像となっている。一方の【男子篇】予告では、颯太ら頭の中が女の子のことでいっぱいな男子演劇部員の甘酸っぱい高校生活が描かれる。その一方で、颯太に忍び寄る赤いドレスの女性らしき影も出現。終盤では、醜いながらもどこかかわいらしさも思わせる"ドロメ"が姿を現す。なお、この予告編が【女子篇】から始まるのは、内藤監督推奨の鑑賞順にのっとっているという。(C)2016「ドロメ」製作委員会
2016年02月02日俳優の古川雄輝らが1日、映画『ライチ☆光クラブ』(2月13日公開)のプレミア上映イベントに出席し、"廃墟の帝王"こと光クラブのカリスマ的存在・ゼラを演じた古川が存在感を示した。本作は、廃工場の秘密基地「光クラブ」を舞台に、9人の少年たちによる裏切りと愛憎の物語。大人になる前のもろく、残酷で多感な思春期が描かれる。この日は主要キャストが一堂に会し、古川をはじめ、野村周平、中条あやみ、間宮祥太朗、池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音、内藤瑛亮監督が集結した。中でも最も黄色い歓声を浴びたのが、ゼラ役の古川。役になりきり、低めのトーンで「おはよう……」とあいさつすると、客席からは一斉に「キャー!」と声が上がり、「廃虚の恋人たち……」と続けてファンはメロメロ。一転して爽やかなトーンで、「みたいな感じでゼラ役を演じています!」と切り替え、その場を器用に温めた。イベントでは司会者の質問に「◯」「×」札で回答するコーナーが設けられた。撮影は廃校を使って主に深夜帯に行われたことから、"こんな撮影は二度としたくない!"のお題が出されたが、古川は迷わず「×」を選択。古川にとってのゼラは、「僕が今までで本当に演じたいと思っていた役の1つ」。過酷な撮影だったことは認めながらも、「きつかったんですけど、撮影自体は非常に楽しくやらせていただきました」と充実感をうかがわせた。役柄としっかり向き合っていた様子の古川。"自分が演じたキャラクターと友達になれそう?"の質問には「◯」。ファンにとっては「えー!?」と意外な答えだったようだが、「丸ですね。個人的に一対一でしっかり話せばいいやつなんじゃないかな」と一番の理解者であることをアピール。会場が笑いで包まれる中、「仲良くなれます。一緒にチェスとかしてみたい」と真面目に締めて、今度は観客を納得させる。間宮演じるジャイボとゼラの妖艶なシーンも話題の本作。"いい意味でヤバイ?"という不可解な質問に、古川は「×」の札を掲げ、「やってる本人としてはそんなにヤバくないというか。シーン的にはほかのシーンと変わらない感覚」と俳優然とした感想を語った。コメントに物足りなさを感じたファンからの「えー!?」に後押しされるように、野村が「あんなことやこんなことしてたのに!? いろんなところ、舐めたりしてたのに!?」と追及。それでも古川は「まぁ、あの……撮影ですから」「ラブシーンいろいろやってきたので、ただそれが男性になったという(だけ)」と乱されることはなかったが、"初体験"だったと嘆く間宮には「申し訳ない」と笑いながら謝っていた。(C)2016「ライチ☆光クラブ」製作委員会
2016年02月01日最旬若手俳優たちが顔を揃えた映画『ライチ☆光クラブ』が2月1日(月)、新宿バルト9で舞台挨拶付きプレミア上映イベントを行った。壇上には野村周平、古川雄輝、中条あやみ、間宮祥太朗、池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音、内藤瑛亮監督ら総勢11名がずらり出席し、華やかな一夜となった。鬼才漫画家・古屋兎丸氏のロングセラーコミックを映画化した『ライチ☆光クラブ』は、黒い煙と油に塗れた蛍光町と廃工場の秘密基地・光クラブが舞台。大人のいない世界を作ろうとした9人の少年たちによる、裏切りと愛憎の物語。集まった11人に○×の札を挙げて答える緊急アンケートを実施。撮影は富士の本物の廃工場で行われたが、「こんな撮影は二度とごめんだと思う人」と聞くと、野村さんは迷った素振りを見せながらも×を挙げた。理由について、「きつい撮影がないと、いい作品ができないと思ったんですよ」と言うと、集まった観客からは「おお~」とどよめきが起こり、「いいこと言うっしょ(笑)」と野村さんは、かわいらしく照れた。本作では、中条さんが劇中に登場するまで男所帯が続く。だからか、現場では可愛いキャラクターの松田さんがかなりちやほやされていたという。「思わず可愛いと思ってしまった人」とアンケートをとると、岡山さん以外は○を挙げた。満面の笑みで「うれしい」とはしゃいだ松田さんだったが、野村さんが横から「でも、あくまで中条さんが来るまでですよ。その後に(松田さんを)見るとメイク濃いなって思っちゃいましたもん」と釘を刺す。見どころのひとつに、古川さん演じるゼラと間宮さん演じるジャイボの妖艶なシーンがあるが、そのエピソードを聞かれた古川さんは「やってる本人としては、そんなにやばくないというか、他のシーンと変わらない感覚なんですけど」と涼しげな顔で答えた。すると、野村さんが「あんなことや、こんなことして、あんないろんなところ舐めたりしてたのに?」と煽るも、古川さんは「撮影ですから(笑)。これまでラブシーンはやってきましたし」と交わし、お相手となった間宮さんは「僕は初めてだったのに」と肩を落としていた。『ライチ☆光クラブ』は2月13日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)
2016年02月01日女優の森川葵と俳優・小関裕太がそれぞれ主演を務める、同じ時間軸での男子と女子の物語を2作品として描いたシンクロホラー映画『ドロメ【男子篇】【女子篇】』(3月26日東京・シネマート新宿にて2作品同時公開/以降全国順次公開)の各チラシビジュアルが29日、公開された。メガホンを取るのは、2月13日に『ライチ☆光クラブ』の公開を控える内藤瑛亮監督。企画段階から参加しており、高校演劇部の男子と女子の2つの視点で進行するストーリーを平行して映す。舞台は、来年から共学になる男子校・泥打高校と女子校・紫蘭高校の合同合宿。颯太(小関)たち男子校部員、小春(森川)たち女子校部員共に期待と不安を抱きながら男女合同合宿はスタートするが、恐ろしくて奇妙な出来事が次々に部員たちを襲う。公開された【女子篇】のビジュアルはゴスロリ調のメイド服を着て不気味な"ドロメ"に目をやりながら、不安げな表情を浮かべる小春と女子らが並んでいるデザイン。対して【男子篇】は、西洋の海賊風の衣装を身にまとって剣をふりかざす颯太を男子たちが取り囲んでいるもの。これらは2つ折りチラシの両A面として上映劇場で配布される。また、今月30日より、"男子"か"女子"の絵柄を選べる【男子篇】【女子篇】2作品共通特別鑑賞券が公開劇場で発売される。価格は、1,300円(税込)。(C)2016「ドロメ」製作委員会
2016年01月29日内藤瑛亮監督がメガホンを取る、漫画家・古屋兎丸氏原作の映画『ライチ☆光クラブ』(2月13日公開)の予告映像が15日、公開された。原作は、少年たちの思春期における自我の芽生えをテーマに漫画誌『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)で連載された同名漫画、およびその前日譚となる『ぼくらの☆ひかりクラブ』。物語の舞台は、煙と油にまみれた蛍光町の廃工場を改造した秘密基地"光クラブ"。大人のいない世界を理想とするカリスマ・ゼラ(古川雄輝)や謎めいた美少年のジャイボ(間宮祥太朗)、ゼラの思想に反発を覚えるタミヤ(野村周平)など、14歳を前にした少年たちの裏切りと愛憎劇が展開される。その一方で、美少女"カノン"(中条あやみ)と思考能力を持つロボット・ライチの淡い関係を並行して描く。予告映像でのナレーションは、アニメ『涼宮ハルヒ』シリーズのキョン役や『銀魂』シリーズの坂田銀時役などで知られる人気声優・杉田智和が担当。本作劇中でも、ライチの声を演じている。そのナレーションに沿って、映像は冒頭から、銃口を突き付けられるダフ(柾木玲弥)やジャイボの目に果実を当てるゼラなど、"光クラブ"という少年たちだけの閉鎖社会での歪んだ人間関係を見せつける。光クラブの在り方やカノンとライチの処遇を巡ってメンバーたちは、それぞれ疑心暗鬼に。その後も、おのおのの思いが交錯し、「その娘に触れるじゃねえよ!」と激高しながらゼラに反発するタミヤの姿や血まみれの手で恍惚(こうこつ)の表情を浮かべるジャイボなど、意味深な描写が続く。終盤で、「永遠に少年のまま、永遠に美しいまま、僕らの世界が終わる」との言葉が躍ると、大人になることを拒否した少年たちだけの耽美(たんび)的ながらも残酷な世界が、はかなく破滅へと向かう様がうかがえる。(C)2016『ライチ☆光クラブ』製作委員会
2016年01月15日“禁断の少年世界”を描いた古屋兎丸の傑作コミックを野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗らで実写化する『ライチ☆光クラブ』の予告編映像が公開になった。本映像では、劇中に登場するロボット“ライチ”の声を演じる杉田智和がナレーションを務め、穢れた大人のいない自分たちだけの世界で、最強のロボットと永遠の美を手に入れる夢を抱いた少年たちの物語が独特の世界観で表現されている。『ライチ☆光クラブ』予告編映像『ライチ☆光クラブ』は、劇団・東京グランギニョルの舞台『ライチ光クラブ』を原作にしたコミックで、2012年にはテレビアニメ化や舞台化もされてきた人気作品。物語は、黒い煙と油に塗れた蛍光町と廃工場の秘密基地“光クラブ”を舞台に、大人のいない美しい世界をつくろうとした9人の少年たちの、幼いが故の純粋で暴力的な欲望と狂気が描かれる。予告編映像には、光クラブの創設者でありリーダーのタミヤ役を演じる野村周平、光クラブを絶対的なカリスマ性で独裁的に支配するゼラ役の古川雄輝、残酷で狂気じみた行動をとる謎めいた美少年・ジャイボ役の間宮祥太朗らの姿と、少年たちが大人に抗うために作り上げた思考するロボット・ライチと、美しさの象徴として光クラブに囚われる少女カノン役の中条あやみも登場する。本作は『先生を流産させる会』『パズル』などを手がけた内藤瑛亮が監督を務め、『るろうに剣心』の美術を担当した橋本創や、衣装デザイン・キャラクターデザインを手がけた澤田石和寛、『寄生獣』『進撃の巨人』の百武朋がライチのキャラクターデザイン及び特殊メイクを手がけるなど豪華スタッフが参加している。『ライチ☆光クラブ』2月13日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
2016年01月15日『先生を流産させる会』『パズル』を手掛け、2月には『ライチ☆光クラブ』の公開を控えた内藤瑛亮監督が、若手注目株の小関裕太と森川葵を起用し、高校演劇部の合宿を舞台に新感覚で描く“青春ダブルアングル・ホラー”『ドロメ【男子篇】【女子篇】』。ついに、謎に包まれた本作の特報映像が解禁された。来年度から統合され共学になることが決定している山の上にある男子高・泥打高校と、山の麓の女子高・紫蘭高校。両校の演劇部は泥打高校で合同合宿を行うことになる。お互いに期待と不安を抱きながら合宿に臨む高校生たち。小春(森川葵)を含む女子高部員は、颯太(小関裕太)たち男子校部員の元に向かう途中に、泥まみれになった観音像を目にする。やがて合宿中に次々と起こる、恐ろしく、奇妙な出来事。それは昔から山に言い伝えられている“ドロメ”の仕業であると明らかになっていくが…。公開決定のニュースが世に出た後、作品の内容について様々な憶測が飛び交い、話題を集めた本作。気鋭の映画監督として鮮烈な輝きを放ち続ける内藤監督がメガホンを取り、同じ時間軸で進行する2つの視点を【男子篇】【女子篇】の2作品として同時公開する。【男子篇】は「ごめんね青春!」で一躍注目を浴び、主演舞台「DNA-SHARAKU」を控える小関裕太が、【女子篇】ではクドカン監督作『TOO YOUNG TOO DIE!若くして死ぬ』公開目前の森川葵が主役を務める。フレッシュな若手俳優が集った本作でも、もちろん内藤監督の独特の感性は健在!高校生たちの合同合宿では、“壁ドン”を始めとする恋愛感情や友情をはぐくむ様が垣間見える、甘酸っぱいシチュエーションをベースにしつつも、そこに登場するのは泥まみれのバケモノ!?映像にちりばめられたシーンから、“ドロメ”の正体が一体何なのか、単なるホラー作品には留まらない、新感覚の作品であることが伺える。今後、さらなる憶測を呼びそうな本作。女子の知らない男子の本音、男子の知らない女子の秘密を“ドロメ”がつなぎ、恐怖と笑いが入り混じる?“青春ダブルアングル・ホラー”の一端を、まずはこちらの映像から体験してみて。『ドロメ【男子篇】【女子篇】』は2016年3月26日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて2作品同時“シンクロ”公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日竹内結子と橋本愛が共演する『残穢【ざんえ】 ―住んではいけない部屋―』。このたび無料動画GYAO!での先行配信&テアトル新宿での一夜限りのオールナイト上映が決定したスピンオフ作品「鬼談百景」のナレーションを、竹内さんが務めることが明らかとなった。第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美の原作小説を、『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』の中村義洋監督が映画化する本作。今回決定したスピンオフ映像作品は、小野不由美作品の初映画化を記念して、小野氏が初めて手がけた百物語怪談「鬼談百景」を映像化するもの。『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』にて、竹内さん演じる「私」は小野氏を彷彿させる小説家の役であり、劇中で「私」が書いている原稿がこの「鬼談百景」という設定。竹内が「鬼談百景」のナレーションを務めることで、二つの作品の繋がりが強くなり、恐怖が倍増する仕掛けになっている。全10話からなるシリーズは、第一話の中村監督をはじめ、『ライチ☆光クラブ』の内藤瑛亮、『貞子vs伽椰子』の白石晃士など、ホラー映画の旗手がメガホンをとる。出演にも、『ライチ☆光クラブ』の岡山天音や『神さまの言うとおり』の萩原みのり、『7s/セブンス』の淵上泰史、『映画暗殺教室』の高尾勇次、『桜ノ雨』の三浦透子などの注目の俳優陣が勢ぞろいしている。このたびの決定に当たり、原作者の小野氏からは「怪談は短編に向いたお話です。同様に、映像の場合も短い作品に向いている気がしています。ですから、ショートフィルムで複数の監督による競作、というこの企画をいただいたとき、無条件にわくわくしました。しかも選ばれた監督がすごい。好きで注目している方ばかりだったので、自分で選んだような気分です。このメンバーの怪談映像が一度に見られるなんて贅沢すぎる」と喜びのコメントが寄せられている。12月25日(金)からの無料動画「GYAO!」にて先行配信も決定し、2016年1月23日(土)にはテアトル新宿にて一夜限り恐怖のオールナイト上映も決定。年末から映画公開にかけて、“小野ワールド”が大きな盛り上がりを見せそうだ。「鬼談百景」は、12月25日(金)より「GYAO!」にて先行配信、1月23日(土)にテアトル新宿にてオールナイト上映。『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』は、2016年1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋― 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会
2015年12月16日女優・竹内結子主演で、小説家・小野不由美氏の作品が初めて『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』(2016年1月30日公開)として映画化されることを記念して、小野氏が初めて手がけた百物語怪談『鬼談百景』の映像化が決定した。白石晃士監督、内藤瑛亮監督らがメガホンを取る。『鬼談百景』は、小野不由美氏が『残穢』と同じ2012年7月に、メディアファクトリーより刊行した作品。『残穢』同様に、今年7月に文庫化もなされた。そのタイトルに反して、同作で小野氏がつづった小話は99作。100話目となっているのは、同時期に発表された『残穢』であるとも言われており、これら2つの作品はリンクしている。映像化されるのは、99話のうち10のエピソード。『オカルト』(13年)の白石監督、来年2月13日の公開を控える『ライチ☆光クラブ』の内藤監督のほか、『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』も手掛ける中村義洋監督、『劇場版 零 ゼロ』(14年)の安里麻里監督、『心霊玉手匣』シリーズの岩澤宏樹監督、『劇場版 稲川怪談 かたりべ』(14年)の大畑創監督ら6人が製作する。中村監督は「追い越し」、白石監督は「密閉」、安里監督は「影男(かげおとこ)」と「尾(つ)けてくる」、岩澤監督は「どこの子」と「空きチャンネル」、大畑監督は「一緒に見ていた」と「赤い女」、内藤監督は「どろぼう」と「続きをしよう」を、それぞれ担当。岡山天音、藤本泉、三浦透子、細川佳央、根岸季衣、久保田紗友、小野孝弘、高尾勇次、淵上泰史、高田里穂、萩原みのり、石井蓮らが出演している。さらに2016年1月23日、東京・テアトル新宿で一夜限りのオールナイト上映も決定。6人の監督らもゲストとして登壇し、100分からなる『鬼談百景』のほか、各監督の旧作や未発表作を1作ずつ上映する。開場23時30分で、23時45分から翌日5時30分までを予定しており、チケット価格は3,000円(税込)。来年1月16日より、劇場窓口とオンラインチケット予約で販売され、窓口で『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』の特別鑑賞券を提示すると300円割引される。(C)2016「鬼談百景」製作委員会
2015年11月25日成長を否定した14歳の少年たちの愛憎と、少女と機械の純愛を描く古屋兎丸の人気コミックを映画化した『ライチ☆光クラブ』。そのキャストたちに本作の魅力をお聞きしました。* **古川雄輝(以下、古川):『ぼくらの☆ひかりクラブ』のタミヤ目線のエピソードも描かれているので、舞台版とはまた違う作品になっているんですよね。野村周平:俺が主役と発表されたときにゼラ役だと思って驚いた原作ファンの人たちも、タミヤ役だと知って納得という(笑)。でも、なんでタミヤが主役なんだってくらい、ゼラの台詞量はすごいし、クランクアップも最後だったし、大変そうでした。古川:クライマックスの撮影では、2日間もずっと血糊をかぶってました。でも、僕は少女漫画原作の作品が多かったので、ゼラみたいな猟奇的な役はやってみたかった。間宮祥太朗:僕が演じるジャイボは、そのゼラをただ愛している。絡みのシーンも多いけど、お芝居については話し合わなかったですね。あれだけ体を重ねてるのに噛み合ってないほうが不気味だから。古川:キスシーンは何度も経験あるけれど、男としたのは今回がはじめて。僕は芝居については誰とも話し合ってないですね。――演じるうえで大変だったのは?池田純矢:片目でのアクション。目をえぐるシーンは血糊で衣装が汚れるので一発勝負。しかも血糊を出す仕掛けのタイミングは自分次第で、めっちゃドキドキしました。松田 凌(以下、松田):市橋雷蔵を演じさせていただくからには、いかに内面から女性の美しさを演じられるか。1日1回、男性スタッフさんに「きれいだよ」と言われたい。それが僕の励みでした。柾木玲弥(以下、柾木):思春期ならではの女の子への興味と抑えきれない感情の部分。でも、自慰シーンは大変というよりも普段なかなか見せることのない行為なので気合が入りました。――チェックしてほしい印象的なシーンは?藤原季節:ゼラとジャイボのシーン。「僕らが登場するすべてのシーンはエロく見せたい」と撮影中に間宮くんが言っていたのは成功してますね。二人を見てるときのお客さんはすごい顔してるはず。ニコのあのシーンもヤバい。松田:ダフの自慰シーンがリアル。柾木:戸塚くんの「666」。戸塚純貴:タミヤがダフを処刑するシーン。うっすら涙すら浮かべて気持ちを吐露する玲弥の演技にはそばで見ていてグッときました。岡山天音:光クラブが勢揃いしているところがすごく好き。原作が三次元で立ち上がってることに興奮。◇のむら・しゅうへい1993年11月14日生まれ。兵庫県出身。タミヤは光クラブの創設者であり、リーダー◇まみや・しょうたろう1993年6月11日生まれ。神奈川県出身。ジャイボはゼラを愛する謎めいた美少年。◇ふるかわ・ゆうき1987年12月18日生まれ。東京都出身。ゼラはカリスマ性で光クラブを独裁的に支配。◇いけだ・じゅんや1992年10月27日生まれ。大阪府出身。ニコは、ゼラに絶対的な忠誠を誓う。◇まつだ・りょう1991年9月13日生まれ。兵庫県出身。雷蔵は女性的な仕草と口調が印象的な美少年。◇とづか・じゅんき1992年7月22日生まれ。岩手県出身。デンタクは、ライチの開発に尽力する秀才。◇まさき・れいや1995年3月24日生まれ。北海道出身。眼帯が特徴のダフは、光クラブの創設メンバー。◇ふじわら・きせつ1993年1月18日生まれ。北海道出身。カネダも光クラブ創設メンバーのひとり。◇おかやま・あまね1994年6月17日生まれ。東京都出身。ヤコブはいつも笑顔の光クラブ唯一のキャラ。◇『ライチ☆光クラブ』成長を否定した14歳の少年たちの愛憎と、少女と機械の純愛を描く古屋兎丸の人気コミックを映画化。静岡の本物の廃工場を利用したロケセットが、原作の世界観を再現。監督/内藤瑛亮2016年2月13日新宿バルト9ほか全国ロードショー。(C)2016『ライチ☆光クラブ』製作委員会※『anan』2015年11月11日号より。写真・内田紘倫スタイリスト・津野真吾ヘア&メイク・石邑麻由取材、文・杉谷伸子
2015年11月05日伊勢丹新宿店は、10月21日、内藤ルネの功績とその魅力を紹介するイベント「Roots of Kawaii 『内藤ルネ』~過去現在そして未来へ~」を同店本館地下2階から6階でスタートした。同日、同展を記念して開催されたオープニングセレモニーでは、内藤ルネと交友関係があったというコシノジュンコをはじめ、桐谷美玲がゲストとして出席した。“Roots of Kawaii(カワイイ)”として知られるイラストレーター・内藤ルネ(1932~2007)は、ガールズポップカルチャーという“Kawaii文化”を日本で確立し、当時の少女たちに、自由や平等という価値観や、積極的な生き方をイラストによって具現化した。今回、6階催物会場では、同氏の創作初期から晩年までのイラスト原画、デザイン原画のほか約200点の資料が展示される。また、当時の出版物や写真、ブームとなったグッズ類、若手クリエーターたちによるオマージュ作品も公開されている。更に、イートインコーナーとして果物専門店の新宿高野と伊勢丹新宿、ルネがトリプルコラボレーションした期間限定パフェショップ「ルネ パーラー(RUNE PARLOUR)」が特設。ここでは、ルネの好物であったというフルーツパフェ(イチゴ、マンゴー、マスクメロン、リンゴ、洋ナシ/各2,400円)を堪能することができる。1階ザ・ステージでは、ルネに大きく影響を受けたという京都在住のイラストレーター・ナカムラユキと協業し、仮想空間“内藤ルネの部屋”が登場。京友禅のミーヴ(meib)の引染ポーチ(1万円)、京都三条に店を構えるアクセサリーショップのネイクローズ(naeclose)のヘッドドレス(5万8,000円)、パーティバッグ(5万4,000円)などを展開する。2階TOKYO解放区では、「どこかで見た景色」をテーマに、“花とギター”でルネの世界観表現したワンピース、スカート、スカーフの他、ギター型のクラッチバッグを販売。その他にも同店本館各フロアでは、ルネの魅力をフィーチャーしたアイテムや、世界観を反映したアイテムが紹介されている。同日、報道陣向けの同展オープニングセレモニーに出席したコシノは、「(今回開催されるルネ展では)何度も“カワイイ”と言ってしまいました。ルネさんは50年代のモダンでチャーミング、キュートなスタイルのイメージをしっかりと残されてます。当時はルネさんも私も伊勢丹新宿に憧れがあり、今そんな場所で展覧会ができるいうことはとても素敵なことで、ルネさんがいらっしゃったらどんなに喜んだことでしょう」と語った。また、三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長は、「日本で評価されているものを積極的に進めていく取組みとして、今回の企画のような“Kawaii”は、外国の方の五感にもフィットするということで実施するに至った。今後もこのような企画は、日本にしかできない“クールジャパン”として、一過性に終わらせずにグローバルコンテンツの一環として継続していきたい」と話した。【イベント情報】「Roots of Kawaii 『内藤ルネ』展 ~過去現在そして未来へ~」会場:伊勢丹新宿店本館地下2階~6階(6階催物会場は、26日午後6時まで)住所:東京都新宿区新宿3-14-1会期:10月21日~27日(6階催物会場は、26日午後6時まで)時間:10:30~20:00※入場は各日ともに閉場の30分前まで本館6階内藤ルネ展覧会場入場料:一般・大学生 税込1000円、高校生・中学生 税込800円、小学生以下無料
2015年10月21日女優・モデルの桐谷美玲とファッションデザイナーのコシノジュンコが10月21日(水)、伊勢丹新宿店で行われた「Root of Kawaii 『内藤ルネ展』」のオープニングセレモニーに出席した。伊勢丹新宿では、今や世界中に広がる日本独自の「Kawaii」文化の原型を作り出したアーティスト、内藤ルネのイラスト原画やデザイン原画を公開するほか、地下2階から6階までの各フロアにて、内藤ルネの世界観を表現した商品を展開する。内藤さんの生前、親交があったというコシノさんは「ルネさんの作品は、今の子どもたちにとっても憧れのひとつのスタイルとして残されたと思います。展覧会を見ていたら、『わ、可愛い』という言葉を何回も言ってしまいました。当時から新宿伊勢丹に憧れがあって、ルネさんたちと歩き回っていたこの場所で、このような大胆な展覧会ができるということがとても素敵なことだな、と思います。内藤ルネさんが生きていらっしゃったら、どれだけ喜んだんでしょう」とエピソードを交え、思いのこもった挨拶を行った。内藤さんの描いたルネガールの特徴でもある「デフォルメした大きな目」や「小顔」のイメージにピッタリとも言える桐谷さんは、この日レトロな衣装とヘアメイクで登場。「コシノ先生に『ルネガールみたいね』と言っていただけてとても嬉しかった」と微笑んだ。さらに展覧会の見どころについて、「現代にも通づるファッションやヘアメイクで、女の子の理想像がここにあるな、と感じました。可愛いの中にもレトロやキュート、モード、いろいろな種類があるんだな、ということを再認識することができました。可愛いに浸ってもらえたらと思います」と語った。「夢をあきらめないで」という副題がついた今回の展覧会にちなみ、自身の夢を聞かれた桐谷さんは「アラームをかけずに3日間くらい寝ることです」と、映画やドラマで多忙な彼女ならでは、といった回答で会場の笑いを誘った。「Roots of Kawaii『内藤ルネ展』~夢をあきらめないで~」は10月21日(水)~26日(月)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2015年10月21日漫画家・古屋兎丸氏原作の映画『ライチ☆光クラブ』(2016年2月13日公開)に登場する機械のキャラクター"ライチ"の声を、TVアニメ『涼宮ハルヒ』シリーズのキョン役や『銀魂』シリーズの坂田銀時役で知られる人気声優・杉田智和が務めることが19日、明らかになった。本作は、少年たちの思春期における自我の芽生えをテーマとして漫画誌『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)で連載されていた同名漫画、およびその前日譚となる『ぼくらの☆ひかりクラブ』が原作。物語の舞台は、煙と油にまみれた蛍光町と廃工場の秘密基地"光クラブ"。大人のいない世界を理想とするカリスマ・ゼラ(古川雄輝)や謎めいた美少年のジャイボ(間宮祥太朗)、ゼラの思想に反発を覚えるタミヤ(野村周平)など、14歳を前にした少年たちの裏切りと愛憎が展開される。その一方で、美少女"カノン"(中条あやみ)とライチの淡いラブストーリーを並行して描く。ライチは、9人の少年たちによって大人にあらがうために作り上げられた思考能力を持つ機械。巨大で恐ろしい見た目と裏腹に、カノンの教えで人間らしくありたいという意志と、プログラミングされた宿命のはざまでもがく葛藤を、『ハチミツとクローバー』シリーズの真山巧役や『Kanon』(2006年)の相沢祐一役など多くのTVアニメの仕事で評価を得てきた杉田が表現する。終盤になるにつれ、物語と同様にその声質も変化していくという。「作品に関われて嬉しいです」と喜ぶ杉田にとっても、「役に命を吹き込む事が本当に人へと近づいていく感覚がしました」という特別な作品になった。そのデザインおよび造形を担当したのは、「恐らく歴史に残るであろう作品に参加できて光栄です! それもライチを作れるなんて!」と感動をあらわにする特殊デザイナーの百武朋氏。映画『進撃の巨人』シリーズで特殊メイクを、『寄生獣』シリーズでキャラクターデザインをそれぞれ手がけてきた。ライチについては、何種類もの案があげられ、内藤瑛亮監督らスタッフの意向も組み込まれた上でデザインが決定した。これまでの舞台では、俳優がライチを演じてきたが、今回はオリジナルで制作された造形物。これは、カットごとに撮影する映画にしかできない試みということで採用された。完成した作品を見た中条は、「演じている時には、ライチは語りかけてくれませんでしたが、私が演じたカノンとライチが会話をしていて、うれしかったです」と感激。「杉田さんが声をふきこまれたライチとカノンの物語は、優しくて切なかったです」とも言葉を添える。原作の古屋氏は「杉田さんは機械であるライチの微妙な心の変化を見事に演じておられます」と感嘆しながら、「この変化が物語の鍵になる」とも明かしている。内藤監督も、「少年たちの声が悲痛さを増していくのに対し、ライチの冷たい声は人間的な温かみを帯びていきます」と"声"の重要性を示しながら、「『もう少し人間的に』『もう少し機械的に』と微妙なニュアンスをお願いしましたが、杉田さんは完璧に応えてくれました」「杉田さんが、物語の寓話(ぐうわ)性を豊かにしてくれた」と杉田を絶賛。「穏やかな物腰の方でしたが、アニメ畑と実写畑の人間が交流して作品をつくっていく価値を強く語っていたのが印象的でした」と現場での姿勢を振り返った。また、「声優さんとの仕事は初めてで、強く刺激を受けました」と実写映画監督ならではの発見もあったようだ。(C)2016『ライチ☆光クラブ』製作委員会
2015年10月20日先日、中条あやみ、間宮祥太朗らが第20回釜山国際映画祭に出席したことでも大きな話題となった、鬼才漫画家・古屋兎丸の同名原作コミックを映画化した『ライチ☆光クラブ』。この度、野村周平、古川雄輝ら最旬の若手俳優たちが演じる「光クラブ」の少年たちが作り上げた少女に恋する機械・ライチの声を、人気声優の杉田智和が担当することが分かった。物語の舞台となるのは、黒い煙と油に塗れた蛍光町と廃工場の秘密基地“光クラブ”。14歳を目前に大人のいない世界をつくろうとした9人の美しい少年たちの脆く、残酷で多感な思春期が描かれる。光クラブを率い、大人のいない世界を理想とするカリスマ・ゼラには『脳内ポイズンベリー』の古川さん。ゼラを慕う謎めいた美少年ジャイボに、24時間テレビスペシャルドラマ「母さん、俺は大丈夫」にも出演した間宮さん。ゼラの思想に反発をおぼえていくリーダーのタミヤには、ドラマ「恋仲」で注目を集めた野村さんら若手俳優が集結し、裏切りと愛憎の物語が展開される。さらに、この物語を動かす鍵となる、美しさの象徴として光クラブに囚われる美少女カノンと、大人に抗うため少年たちが作り上げた思考する能力を持つ機械・ライチの切なく淡いラブストーリーが並行して描かれており、“絶対的美少女”カノン役を演じるのは、『劇場版 零~ゼロ~』で映画初主演を務めた中条さん。そして機械・ライチに命を吹き込むのは、アニメ「銀魂」坂田銀時役をはじめ、映画『パシフィック・リム』主人公の吹き替えや、公開を控える『エベレスト 3D』ではサム・ワーシントンの吹き替えを担当するなど、幅広い演技力で女性からも男性からも人気の高い声優、杉田さんだ。杉田さんが演じる機械・ライチは、巨大で恐ろしい見た目と裏腹に、カノンへ優しい愛情を抱くようになり、カノンの教えによって芽生えた人間らしくありたいという意志と、プログラミングされた宿命の狭間でもがくという役どころ。ライチの切ない葛藤を、杉田さんが深みのある声で表現。終盤に従ってライチの声が変化していくことも見所のひとつだ。本作への出演について杉田さんは「役に命を吹き込むことが本当に人へと近付いていく感覚がしました。作品に関われて嬉しいです」とコメントを寄せた。そして機械・ライチにとって欠かせない存在であるカノンを演じた中条さんは、本作を観賞し、「演じているときには、ライチは語りかけてくれませんでしたが、私が演じたカノンとライチが会話をしていて、うれしかったです。 杉田さんが声をふきこまれたライチとカノンの物語は、 優しくて切なかったです」と仕上がりに自信をみせた。内藤瑛亮監督は「少年たちの声が悲痛さを増していくのに対し、ライチの機械的な冷たい声は人間的な温かみを帯びていきます。『もう少し人間的に』『もう少し機械的に』と微妙なニュアンスをお願いしましたが、杉田さんは完璧に応えてくれました」と杉田さんを絶賛。また収録を振り返り、「穏やかな物腰の方でしたが、アニメ畑と実写畑の人間が交流して作品をつくっていく価値を強く語っていたのが印象的でした。声優さんとの仕事は初めてで、凄く刺激を受けました」と杉田さんとの熱い仕事ぶりを語った。さらに、原作者・古屋氏も「声優の杉田さんは機械であるライチの微妙な心の変化を見事に演じておられます。この変化が物語の鍵になるのでお楽しみに!」と太鼓判を押す。ライチのデザイン・造形を担当したのは、日本を代表する特殊メイク&造形担当の百武朋。また、これまでの舞台のように俳優が機械・ライチを演じるのではなく、今回はオリジナルで制作された造形物を操作する方法が採用され、カットごとに撮影する映画にしかできない試みに。人間にはなれない機械ライチの悲しさがより一層伝わってくる表現は注目だ。『ライチ☆光クラブ』は2016年2月13日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月20日アジア最大級の映画祭、第20回釜山国際映画祭が10月1日(現地時間)に開幕。本映画祭へは、正式招待された『ライチ☆光クラブ』から中条あやみと間宮祥太朗が参加予定だったが、悪天候の影響でフライトが欠航!レッドカーペットに間に合わないというトラブルに見舞われながらもオープニングセレモニーには滑り込みで参加し、韓国の映画ファンからの温かい歓声で迎えられた。鬼才漫画家・古屋兎丸氏のロングセラーコミックを、内藤瑛亮監督がメガホンを握り実写化した本作。韓国で開催中の第20回釜山国際映画祭「ミッドナイト・パッション部門」に正式招待され、ヒロイン・カノン役の中条さんと美少年“ジャイボ”役の間宮さんが、自身初となる国際映画祭への参加が決定し話題を呼んでいた。しかし当日、悪天候の影響で予定していたフライトが5時間の遅延!ソウルからの国内線へ振り返るも、釜山行きの国内線が欠航し、止む無く列車移動。映画祭からの招待になんとか応えようと、キャスト、スタッフが一丸となって釜山を目指し、オープニングセレモニー終盤にギリギリ滑り込む形で参加が叶った。決死の思いで会場にたどりついた中条さんと間宮さんらが記念撮影をしていると、彼らを見つけた韓国の映画ファンたちが「あやみちゃん!」「間宮くん!」と駆け寄り、とり囲まれる一幕も。中条さんと間宮さんは、倍以上の時間をかけてようやくたどり着いたという安堵感と、韓国のファンの暖かい声援に感謝していた様子。初めての国際映画祭で、念願のレッドカーペットデビューは叶わなかったものの、壮絶な1日を乗り越え、俳優として一生忘れられない思い出になったという。中条さんは「レッドカーペット歩きたかったですが、映画祭の空気を味わえてうれしかったです」と参加への喜びを語り、「この映画は、すごくかっこいい作品で、多感な少年たちの切実なメッセージがこめられている作品です。釜山国際映画祭をきっかけに、世界中の人に見ていただいて、なにかを感じてもらえたらうれしい」とアピールした。間宮さんは、今回の渡航が大変な道のりだったと明かし「それでもなにがなんでも行きたいという気持ち」だったとコメント。「レッドカーペットは歩けなかったけど、セレモニーには間に合ったので本当に幸せです」と喜びを表現し「明日、『ライチ☆光クラブ』がワールドプレミアで上映されます。国籍が違う人に観てもらえることがすごく楽しみ」と話した。前日に釜山入りしていた内藤監督は、「二人が無事辿り着けるように祈ってました。 大変な道のりだったみたいですが、ここまでたどり着けてうれしく思います。 レッドカーペットは、二人の気持ちを背負いながら歩きました」と言い、「キム・ギドク監督や ジョニー・トー監督など大好きな監督たちが参加している映画祭に参加できてうれしい」と監督も感激しているようだった。『ライチ☆光クラブ』は2016年正月第二弾、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月02日ガールズポップカルチャーを日本に確立したマルチクリエーター・内藤ルネの功績とその魅力を紹介するイベント「Roots of Kawaii 『内藤ルネ』~過去現在そして未来へ~」が伊勢丹新宿店本館地下2階から6階で、10月21日から27日まで開催される。(6階催物会場は、26日午後6時まで)本館1Fザ・ステージでは、「Roots of Kawaii 内藤ルネの部屋 ~Kyoto Villa Rune~」として秋の京都に内藤ルネの世界観をミックスした空間を展示。京都在住のイラストレーターのナカムラユキと協力し、架空空間「内藤ルネの部屋」を作りあげた。また本館6階の催物場では、「Roots of Kawaii『内藤ルネ』展~夢をあきらめないで~」と題し、約200点の原画、原作を紹介。このほか、創業130年を迎える新宿高野×内藤ルネ×伊勢丹のトリプルコラボレーションによって誕生した、期間限定のパフェショップ「RUNE PARLOR」がオープン。内藤ルネの作品のモチーフとして数多く登場したマスクメロン、イチゴ、マンゴー、リンゴ、洋なしといったフレッシュフルーツをたっぷり使ったオリジナルパフェを楽しむことができる。さらに同階では、全国に先駆けて発売するグッズや、同展だけのために用意した限定商品が揃う「ルネショップ」も展開される。【イベント情報】「Roots of Kawaii 『内藤ルネ』展 ~過去現在そして未来へ~」会場:伊勢丹新宿店本館地下2階~6階(6階催物会場は、26日午後6時まで)住所:東京都新宿区新宿3-14-1会期:10月21日~27日(6階催物会場は、26日午後6時まで)時間:10:30~20:00※入場は各日ともに閉場の30分前まで本館6階内藤ルネ展覧会場入場料:一般・大学生1000円(税込)/高校生・中学生800円(税込)/小学生以下無料
2015年09月28日伊勢丹新宿本店本館で10月21日より、内藤ルネさんをテーマにしたイベント「Roots of Kawaii『内藤ルネ』~過去・現在そして未来へ~」を実施する。"Roots of Kawaii"マルチクリエーターの内藤ルネさん(1932~2007年)は、ガールズポップカルチャーという「一般の女の子のための文化」を日本に確立し、当時の少女たちに自由や平等という価値観や積極的な生き方をビジュアルによって提示した。また、ルネさんは少女キャラクターだけにとどまらず、動物・フルーツ・花などをモチーフにしたデザイン・キャラクター、ファッションインテリアからファンシーグッズまで、ガールズポップカルチャーを全般的に開拓し、「はじめて」にチャレンジし続けた。本館6階催物場の「Roots of Kawaii『内藤ルネ』展 ~夢をあきらめないで~」では、創作初期から晩年までのイラスト原画、デザイン原画のほか約200点の原画・原作により、「ガールズポップカルチャーの巨星・内藤ルネ」の功績とその魅力を紹介する。また、期間限定パフェショップ「RUNE PARLOR」では、新宿高野・内藤ルネ・伊勢丹のトリプルコラボで、フレッシュフルーツがたっぷりのオリジナルパフェをドリーミーなKawaii空間で提供する。さらに「ルネショップ」では、全国に先駆けて発売するグッズや三越伊勢丹のオリジナル企画、また、同展のためだけに用意した限定商品もそろえる。本館6階催物場のほか、1Fザ・ステージでは「"Roots of Kawaii" 内藤ルネの部屋 ~Kyoto Villa Rune~」として、秋の京都にルネさんの世界観をミックス。ルネさんに大きく影響を受けた京都在住のイラストレーターナカムラユキ氏と協業し、架空空間「内藤ルネの部屋」を創る。京都人だからこそ知る京都の粋で旬なヒト・モノ・ブランドとルネのオリジナルコラボレーション商品やルネの世界を感じるKawaiiワールドとなる。「Roots of Kawaii『内藤ルネ』~過去・現在そして未来へ~」は、伊勢丹新宿本店本館(地下2階~6階)を会場に10月21日~27日に開催する(新宿本店本館6階催物場は26日18:00まで)。
2015年09月23日三越伊勢丹では、ガールズポップカルチャーの巨星・内藤ルネの功績と魅力を紹介する『Roots of Kawaii「内藤ルネ」~過去・現在そして未来へ~』を開催する。会場は伊勢丹新宿本店本館=地下2階~6階(6階は催物場)。会期は10月21日~27日(催事場は26日 18:00まで)。同展は、ガールズポップカルチャーを日本に確立し、当時の少女たちに自由や平等、生き方をビジュアルによって提示した、"Roots of Kawaii"マルチクリエーター・内藤ルネを功績と魅力を紹介するイベント。伊勢丹新宿本店本館 6階催物場には、内藤ルネの創作初期から晩年までのイラスト原画やデザイン原画のほか、約200点の原画・原作が展示され、その功績が紹介されるという。また、新宿高野×内藤ルネ×伊勢丹がコラボした期間限定のパフェショップ「RUNE PARLOR」では、フルーツたっぷりのオリジナルパフェを楽しめるということだ。さらに、全国に先駆けて発売されるグッズや三越伊勢丹のオリジナル企画、同展のために用意された限定商品などのアイテムが販売される「ルネショップ」がオープンする予定となっている、このほか、本館1階のザ・ステージには、架空空間「内藤ルネの部屋」を設置(京都在住のイラストレーター・ナカムラユキ氏との協業)。本館2階イーストパーク内プロモーションスペースには「マーリエパーエフデ」ドレスが、本館4階イーストパークには「SANYO」トレンチコートが展示される予定となっている。なお、内藤ルネは1932年、愛知県岡崎市生まれのイラストレーター、人形作家、デザイナー、エッセイスト。1950~1960年代にかけて、人気のファッション誌「ジュニアそれいゆ」の表紙と挿絵を担当しブレイク。ヴィヴィッドに彩られたキッチュな少女画で古い美少女観をひっくり返し、動物から野菜、フルーツ、捨てられていた家具まなどさまざまな“カワイイの芽”を見出し、イラスト以外にも家具や食器、ルームアクセサリー等に命を吹き込み、人々に発信し続けてきた。彼の残した作品は、1万点以上にもおよび、時代も性別も超えて乙女ゴコロを魅了するマルチ・クリエーターにして「カワイイ文化の祖」と呼ばれている。2007年、急性心不全のため死去、74歳没。(c)R.S.H / RUNE
2015年09月22日“月9”ドラマ「恋仲」での好演も記憶に新しい野村周平を始め、古川雄輝、間宮祥太朗ら最旬若手俳優たちの豪華競演が話題を呼んでいる『ライチ☆光クラブ』。このほど、この物語には欠かせない“絶対的美少女”カノン役を、ポカリスエットのCMでも注目された中条あやみが演じることが判明。併せて、野村さんら美少年たちと中条さんが登場する、最新映像となる特報第2弾が解禁となった。物語の舞台となるのは、黒い煙と油に塗れた蛍光町と廃工場の秘密基地“光クラブ”。本作では、古屋兎丸の同名漫画をベースに、物語の前日譚として描いた「ぼくらの☆ひかりクラブ」(上下巻)で語られるエピソードも多く盛り込まれており、光クラブの成り立ちや、創設メンバーであり、リーダーのタミヤ(野村さん)の心理的な葛藤などが描かれている。前回解禁された超特報ではの世界観を抽出していたが、今回解禁となった映像では、「ぼくらの☆ひかりクラブ」の世界観に沿った映像になっている。原作との大きな違いとして、光クラブのメンバーたちの武器が、原作では中学生らしい「ぱちんこ」だったが、映画版では、音の演出面を考慮して改造した「釘ガン」に変更されている。そして終盤には、不穏な機械音が鳴り響き…。そんな本作で、大人になることを拒んだ9人の美しい少年たちの愛憎と裏切りの物語を動かすトリガーとして、紅一点のヒロイン“カノン”を演じているのが、中条さん。少年たちの女神として囚われる役どころだ。大塚製薬ポカリスエットや今年4月からオンエア中の花王メリットピュアンのCMなどで、「あの美少女は誰?」と一躍注目を浴びた中条さんは、「ミスセブンティーン2011」のグランプリを受賞し、デビュー。現役Seventeenモデルのかたわら、2012年にTBSドラマ「黒の女教師」から女優としての活動をスタートさせ、『劇場版 零~ゼロ~』では映画初主演を務めた。原作の古屋氏は、中条さんの“カノン”に、「『なんて綺麗な子なの…』という雷蔵(松田凌)の台詞を裏切らない絶対的美少女です。彼女は美しいだけではなく芯が強く、あどけない純粋なカノンを演じ切ってくれました」と太鼓判を押す。また、内藤瑛亮監督は、「この映画で、少年たちから『偶像』であることを強いられる美の象徴”カノン”というキャラクターを、意志の強い生身の少女として描くことが僕のテーマでした。中条さんは、その二つの要素(美しさと意志の強さ)を併せもっていて、カノンをいま演じられるのは彼女しかいなかった」と、惜しみない称賛を贈る。中条さんにとっては、本作が現役高校生として最後に出演した映画となったが、12月の富士山の麓の廃工場での撮影で、極寒の中をクレーンで吊るされ、水に沈められるというシーンに挑み、「監獄のようだった」とその過酷さをふり返っている。内藤監督は、そんな撮影のさなかでも「一切、弱音をはかないタフさに感心しました」と、その美貌からは推測できないタフネスさも絶賛しており、そんな中条さんの様子を垣間見ることができる最新映像は必見。なお、現地時間10月1日から10月10日まで韓国で開催される第20回釜山国際映画祭のオープニングセレモニーとレッドカーペットに、中条さんの参加も決定。世界の目に彼らがどのように映るのか、楽しみだ。『ライチ☆光クラブ』は2016年正月第二弾、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月19日NHKドラマで15年後の2030年という近未来を舞台に家族の在り方を描いた異色の作品「2030 かなたの家族」の会見が9月9日(水)に行われ、主演の瑛太をはじめ、小林聡美、渡辺美佐子が出席した。日本の人口が現在より1,000万人減少し、65歳以上の高齢者が3割に達すると言われる2030年。ドラマではロボットの企画とメンテナンスを仕事とし、シェアハウスに暮らすカケルをはじめ、家族や街にそれぞれに想いや諦めを抱えた者たちの姿が描かれる。15年後と聞くと、ずいぶん先に思えるが、瑛太さんは逆に15年前をふり返りつつ「携帯電話などの進歩はあったけど…」決して大きな生活の変化があったわけではないとし「2030年と聞くと小さい頃に思い描いていた車が空を飛ぶようなSFの世界のようだけど、台本を読んで(変わらない生活の描写が)腑に落ちました。家族や人間の結びつきが変わらないというところに興味を持ちました」と語った。カケルの祖母を演じた渡辺さんは、ドラマの中で人間の腕や鏡の上に「寿命」が表示されるという近未来のテクノロジーが「すごくイヤだったし怖かった」と語る。カケルの母親役の小林さんは、15年後の自身について「微妙に生々しい年齢ですよね、65歳って。一番は健康で朗らかに暮らしていること。シェアハウスで気の合う仲間と暮すのもいいかも」とドラマにも出てくるシェアハウスへの興味を口にする。司会を務めた有働由美子アナから「『やっぱり猫が好き』のような?」とかつて出演した人気ドラマでの共同生活を例に出されると「疲れそう(笑)。もうちょっと静かな感じで…」と語り笑いを誘った。瑛太さんは自身にとっての家族とは?という質問に「いま、二児の父親ですが、自分が親になって改めて親の苦労が分かりました。仕事中に常に家族のことを考えているのか?と言われると、そうではないんですが、家族を忘れて仕事に没頭できるくらい、安心していると言えるのかなと思うし、無意識レベルで親や子と繋がっているのが家族なのかな?という気がしています」とうなずいていた。さらに瑛太さんは自身の15年後については「15年以内に朝ドラか大河ドラマの主役をやりたい!」とNHKを意識して宣言し、会場をわかせていた。「2030 かなたの家族」は9月26日(土)21時より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年09月09日野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗ら最旬の若手俳優たちが競演し、鬼才漫画家・古屋兎丸の同名原作コミックを映画化した『ライチ☆光クラブ』。このほど、10月より韓国で開催されるアジア最大級の映画祭、第20回釜山国際映画祭に正式招待され、ワールドプレミア上映されることが決定。併せて、彼ら“美少年”たちのキャラクター配役が発表となった。古屋兎丸のロングセラーコミックを原作に、黒い煙と油に塗れた蛍光町と廃工場の秘密基地“光クラブ2”を舞台にした、醜い大人になることを拒んだ美少年たちの愛憎と裏切りの物語を、圧倒的に美しくダークな世界観で描く本作。今年で20周年を迎える釜山国際映画祭といえば、世界各国から集まった映画作品が多数上映されるほか、マーケットも開催されるアジア最大級の国際映画祭。2014年には、日本を代表する俳優の渡辺謙が、日本人として初めて映画祭の司会者を務めたことで話題に。例年、日本映画も数多く取り上げられており、本作は、過去に『凶悪』『渇き。』などが招待された「ミッドナイト・パッション部門」での上映が決定、本映画祭がワールドプレミアとなる。今回、この釜山国際映画祭からの正式招待を受け、キャスト陣の配役も発表。美しい少年たちの愛憎の物語として、少年同士の愛も描かれる作品であり個性的なキャラクターが多いことから、映画化決定と出演者発表の時点から、どの俳優がどのキャラクターを演じるかが話題となっていた。現在、ドラマ「恋仲」で福士蒼汰の恋敵を好演中の野村さんは、光クラブの創設者であり、リーダーである【タミヤ】。映画本編には原作をベースに、物語の前日譚を描いた「ぼくらの☆ひかりクラブ」(上下巻)にあるタミヤ目線のエピソードも盛り込まれており、タミヤの心理的な葛藤が描かれるという。また、光クラブを絶対的なカリスマ性で独裁的に支配し、「帝王」を名乗る【ゼラ】には、「イタズラなKiss」シリーズや『脳内ポイズンベリー』の古川さん。最強の機械(ロボット)を創りだし、醜い大人たちのいない世界を作ることを企てている。14歳の誕生日を目前にひかえ成長を恐れる一面も持つ。原作コミックファンの1番人気のキャラクター【ジャイボ】には、24時間テレビスペシャルドラマ「母さん、俺は大丈夫」にも出演した間宮さん。ゼラへ服従するあまり、残酷で狂気じみた行動をとる謎めいた美少年で、最後に光クラブに加わる。さらに、ゼラに絶対的な忠誠を誓い、光クラブのアインツ(1番)を自負する【ニコ】には、「海賊戦隊ゴーカイジャー」出身で舞台や声優としても活躍する池田純矢。オネエキャラで、ジャイボと並ぶ美少年の光クラブのムードメーカー【雷蔵】には、数多くの舞台で主演を飾る「仮面ライダー鎧武/ガイム」の松田凌。ゼラとともに最強の機械(ロボット)開発に尽力する秀才【デンタク】には、「仮面ライダーウィザード」で注目され『先輩と彼女』などの待機作も控える戸塚純貴。タミヤとカネダの幼なじみで光クラブの創設メンバー、眼帯姿の【ダフ】には、「デスノート」『映画 みんな!エスパーだよ!』など話題作が続く柾木玲弥。同じくタミヤの幼なじみで光クラブの創設メンバー、いつも爪を噛んでいる【カネダ】には、マーティン・スコセッシ監督の『Silence』(原題)にも抜擢された藤原季節。そして、いつも笑顔の光クラブ唯一の癒しキャラ【ヤコブ】を、『合葬』『雨にゆれる女』などの岡山天音が務める。メガホンをとるのは、センセーショナルなテーマの中に独自の視点で愛を盛り込んだ『先生を流産させる会』や、夏帆&野村さんを主演に迎えた『パズル』などで注目を集める気鋭の若手映画監督、内藤瑛亮。世界からも大きな注目を集めるに違いない。『ライチ☆光クラブ』は今冬、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月25日野村周平や古川雄輝、間宮祥太朗といった次世代を担う若手俳優たちが結集し、思春期の葛藤をテーマにしたカリスマ的人気コミック「ライチ☆光クラブ」が待望の実写映画化。<ダークサイド版イケメンパラダイス>ともいえる少年たちの愛憎劇を描く本作から、超特報映像とキャスト陣のコメントが到着した。独創的な世界観と圧倒的な画力で支持される鬼才漫画家・古屋兎丸のロングセラーコミック「ライチ☆光クラブ」。舞台は、黒い煙と油に塗れた町“蛍光町”と、“光クラブ”と呼ばれる廃工場の秘密基地。9人の少年たちの青春残酷劇を徹底して精緻に美しく描写した物語は、2012年、2013年と立て続けに舞台化され、全公演が即完売となるほど人気となった。舞台版DVDも異例の販売数を誇り、12月にも舞台公演が決まっている。今年、コミック発売から10周年を迎えるにあたり、満を持しての映画化となった。美しい少年同士の愛も描かれるセンセーショナルな作品であることから、映画化がアナウンスされたときから出演キャストに注目が集まっていた本作。大人になることを拒んだ、9人の少年たちを演じるのは、若手の中でも演技派の筆頭株として、『ビリギャル』『愛を積むひと』「恋仲」(フジテレビ)など出演作が目白押しの野村周平(21)を始め、漫画から飛び出したような9頭身の超ハイスペック俳優、『脳内ポイズンベリー』の古川雄輝(27)、ファースト写真集が異例の販売部数を誇り、人気急上昇中の「水球ヤンキース」の間宮祥太朗(22)。さらに、殺陣やアクロバットなアクションを得意とし、近年では舞台でも絶大な人気を博す池田純矢(22)、「仮面ライダー鎧武/ガイム」に出演し、主演舞台は即完売の動員力を誇る松田凌(23)、「仮面ライダーウィザード」で知られ、多くのドラマ、映画で活躍する戸塚純貴(22)、放送中のドラマ「デスノート」ほか『みんな!エスパーだよ!』と出演作がつづく柾木玲弥(20)、マーティン・スコセッシ監督『Silence』(原題)に出演が決まっている藤原季節(22)、そして『合葬』の公開を控える岡山天音(21)という、今後期待される20代の若手俳優たちばかりが揃った。メガホンをとったのは、衝撃作『先生を流産させる会』で脚光を浴び、オムニバスドラマ「リアル鬼ごっこ ライジング」にも参加、野村さんとは夏帆主演の『パズル』でもタッグを組んだ新進気鋭・内藤瑛亮。実存する廃工場で敢行された撮影により、独創的な世界観を実現させている。アミューズオーディションで3万5千人の頂点となった野村さん、ミスター慶応の古川さん、間宮さんを含む4名の「イケメン☆パラダイス」出演者に、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの受賞者である池田さん、戸塚さん、柾木さんら、まさにイケメンの精鋭が揃ったダークな愛憎劇。今後の続報にも、引き続き注目していて。<以下、キャスト・原作者・監督コメント>野村周平現場では、若手キャストやスタッフの全員の仲がよかったので、それがいい形で映画に現れていると思います。 原作もそうですが、いま、こういった形で描かれることのない思春期の様子を描いて、とても刺激的な作品です。 普段の生活をしていたら絶対に交わることがない世界が描かれているので、いままで体験したことがない経験が必ずできると思います。古川雄輝舞台版を拝見したことがあり、とても好きな作品なので出演することができ嬉しく思っています。同世代の役者さんが多く、皆さんとのお芝居は刺激的で面白かったです。原作ファンの方々、そして初めてご覧になる方々にも映画化した「ライチ☆光クラブ」の独特な世界観を楽しんでいただきたいです。間宮祥太朗閉鎖的な街の中で、鋭角で狭い視野の中で、やみくもに自身にとっての光を探した少年達の狂気じみた思春期をぜひ観てください。この作品に関われたことを深く感謝しています。原作者:古屋兎丸映画企画が走り出してから数年、紆余曲折がありましたが、キャスト、スタッフ共に一流の方が集結してくれたことを嬉しく思います。内藤監督はその物腰の柔らかさからは想像のできないほどのマグマを内に秘めた監督さんで、その感性が本作で爆発しています。何度も脚本を書き直し、「ライチ☆光クラブ」と「ぼくらのひかりクラブ」を合わせた本を作ってくださったので、原作ファンの方々を裏切らない内容になっていると思います。この映画で光クラブのメンバーを演じられた役者さんたちは、皆さんそれぞれ個性を生かし、役に没入してくれました。富士の真冬の廃工場で連日連夜、熱い演技をしてくれた彼らの鬼気迫る姿はまさに光クラブでした。いままで見たことのない彼らの意外な面が見られると思います。監督・内藤瑛亮同士愛のシーンでは、昔読んだ「風と木の詩」を思い出しながら、歪んだ内面を抱えた者同士の哀しい繋がりであることを意識しました。キャスティングでは今回、キャラクターがもつ感情の核を体現してくれる俳優の方々に集まっていただき、彼らが演じる狂気に溺れ破滅していく少年たちを、一人一人抱きしめるようにスクリーンに映すことに務めました。『ライチ☆光クラブ』は今冬、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月30日昨年公開された瑛太×松田龍平のW主演による人気シリーズの最新劇場版『まほろ駅前狂騒曲』のブルーレイ&DVD発売を前に2月6日(金)、オーディオコメンタリーの収録が行われ、瑛太と大森立嗣監督が報道陣の取材に応じた。その他の画像三浦しをんの人気小説シリーズを原作に製作された映画『まほろ駅前多田便利軒』、連続ドラマ『まほろ駅前番外地』に続くシリーズ第3弾。共にバツイチで元同級生の多田と行天が便利屋として奔走するさまを描き出す。映画公開から少し時間をあけて、久々に松田を含めた3人が顔を揃え、作品を鑑賞したわけだが瑛太は「前作のオーディオコメンタリーは口数が少なかったので(笑)、その反省を踏まえて話を振るように心がけましたけど、世間話のようになったり、龍平のギャグが炸裂したり(笑)、なかなかないものになってて楽しめると思います」と振り返る。大森監督も「映画を観ながら友達のウチでしゃべってる感じ(笑)。みなさんが知っている中で、瑛太と龍平が一番しゃべっていると思います」と太鼓判を押す。このオーディオコメンタリーに加え、ブルーレイ&DVDには未公開シーンも収録されており、公開時とはまた違った形で楽しめそうだ。本作では多田と行天が“子育て”に右往左往するさま、さらに行天の知られざる過去も描かれるが、瑛太は「依頼を全うするために多田が行天に無理をさせ、少しずつ心を開かせていく。現場でやっていても、龍平がどういうアプローチで来るか楽しみでしたし、多田としても“引き出す”というつもりでやってました」と語る。ちなみに、2人を翻弄する行天の実娘・はるを演じた子役の岩崎未来はその後、NHKの『花子とアン』で吉高由里子演じる主人公の娘役を演じており、大森監督は「すごく嬉しい。何百人も見てオーディションで選んで、(本作の)撮影も大変だったと思う。その子が頑張っているのを見ると、親心じゃないけど、よかったなと思います」と収録で久々に作品を見て、意外なところでホロリとさせられたようだ。ファンの中にはさらなる“続編”を望む声が多々あり、個性的な各キャラクターに焦点を当てたスピンオフへの期待も…。瑛太は「(依頼が)あればやりますけど…」と歯切れは悪いながらも乗り気。大森監督は「次やるなら、多田と行天、2人の関係に絞ったものをやりたい…と(収録中に)2人の顔を見ずに言いました(笑)」と意欲をのぞかせていた。『まほろ駅前狂騒曲』ブルーレイ&DVD 4月15日(水)リリースブルーレイ豪華版(2枚組) 6200円+税DVD 豪華版(2枚組) 5200円+税DVD 通常版(2枚組) 3800円+税発売元:ポニーキャニオン取材・文・写真:黒豆直樹
2015年02月06日加瀬亮が主演するホン・サンス監督の最新作『自由が丘で』の公開に先駆け、『世界の巨匠たちが魅せる“加瀬亮”を感じる夜』と題したオールナイトイベントが、12月6日(土)にシネマート新宿で開催される。その他の情報本イベントは、『自由が丘で』が12月13日(土)に封切られるシネマート新宿で、クリント・イーストウッド、ミシェル・ゴンドリー、アッバス・キアロスタミ、ガス・ヴァン・サントなど、世界の名監督たちの作品に出演してきた加瀬の代表作『TOKYO!』『ライク・サムワン・イン・ラブ』『永遠の僕たち』を一挙上映するもの。チケットの一般発売は、22日(土)午前10時より開始される。なお本イベントは18歳以上の観客が参加できる。最新作『自由が丘で』公開記念! 世界の巨匠たちが魅せる、“加瀬亮”を感じる夜12月6日(土)会場:シネマート新宿 (東京都)開場22:30/開映22:45(終了4:45頃)料金:2000円(税込)チケット発売:11月22日(土)10:00AMより
2014年11月19日三浦しをんの人気小説を、瑛太と松田龍平を迎えて映像化した、映画第2作目『まほろ駅前狂騒曲』の初日舞台あいさつが18日、都内で行われ、瑛太、松田龍平、高良健吾、真木よう子、永瀬正敏、大森立嗣監督が登壇した。架空の街・まほろ駅前で、便利屋を営む多田啓介(瑛太)と行天春彦(松田龍平)の奮闘を描く本シリーズ。2011年の映画『まほろ駅前多田便利軒』、2013年の連続ドラマ「まほろ駅前番外地」に続いて、2作目の映画となる『まほろ駅前狂騒曲』では、行天の実娘・はるの子守り代行や、謎の元新興宗教団体の隠密調査など、やっかいな依頼に2人が大苦戦を強いられる。大森監督から、瑛太と真木がやったキスシーンの失敗談の話題が振られると、瑛太が心配そうに「みなさん、爆笑できました?」と会場に尋ねる。観客の拍手のリアクションを聞いて安心した瑛太は「台本ではキスすると書いてあったんですが、シートベルトで引っかかってしまって」と説明。松田が「いや、キスした方が良かった」と突っ込むと、真木も「私もキスされるものだと思っていた。でも、爆笑してもらったのならいいんじゃないかと」と笑顔を見せた。真木は、瑛太と松田の印象について「怖い。凶器みたいな2人だから、懐に入っていったらボコボコにされそう」と脅威を口にすると、松田は「ボコボコにしないですよ」と苦笑い。真木は笑いながら、『さよなら渓谷』(2013年)でも組んだ大森監督の現場ということで「安心して入れました」とも語った。大森監督は、瑛太たち豪華キャストについて「良いものを作ろうとしている人たちなので、撮影は楽しかったです」と感想を述べた後「来週(台湾・高雄映画祭で)台湾にも行ってきますので、本作を日本から世界に広げていきましょう」と、力強く宣言した。
2014年10月19日