意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「米俳優労組ストライキ」です。AI登場による人間の権利の問題。他人事ではない。アメリカの俳優の労働組合によるストライキが7月14日に始まりました。脚本家組合のストライキも5月から行われており、AP通信によると俳優労組の組合員のうち約6万5000人が参加。脚本家組合は約1万1500人。この2つの組合が同時にストライキを打つのは63年ぶりのことです。これにより俳優は撮影やプロモーション活動には参加できず、ハリウッドでは多くの撮影現場がストップしています。動画配信サービスの急速な拡大を受け、組合は、配信作品に対する報酬の引き上げを求めています。また、今回の交渉の大きなポイントはAIなんですね。AIの進歩により、さまざまなものが手軽に作れるようになってしまいました。アイデアを打ち込めば生成AIによって脚本ができてしまったり、俳優の写真データを複製することでいくらでも動画が作れるようになってしまいました。その動画の著作権は誰に帰属するのか。AIで作れるようになったことで、これまでなら受け入れられなかったような低い対価で仕事を受けざるをえない可能性も出てきます。ルール作りがまだできていないなか、技術だけがものすごい速さで発達してしまう危機感。人間が作るものへの権利をちゃんと保証してほしいと訴えているのです。生成AIに関する規制作りを求めて、組合は映画会社や配信会社と交渉を続けてきましたが決裂し、ストライキに入りました。本来は日本でもそうした議論が必要なのですが、まだ起きていません。また、これは映像業界だけの問題ではありません。コンサルティング会社マッキンゼーの生成AIに関するレポートによると、2030~2060年の間に半数以上の仕事が自動化されるそうです。まず、マーケティングやプログラミング、コンサルタント業やPR業などが変わるだろうといわれています。エンターテインメントはアメリカを支えてきた基幹産業の一つであり、アメリカの文化そのもの。それを破壊しないでくれ、という訴えはとてもよくわかります。人間の手で生み出すものにどういう報酬の仕組みを作るのか。皆で知恵を出し合っていかないといけないのだと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年9月13日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年09月08日宝島社は8月12日、2013年にモデルとして活動を開始し、現在は女優として映画やドラマなどでも活躍する三戸なつめさんのフォトエッセイ『なつめろん』を発売しました。■トレードマークのぱっつん前髪に“おとなつめ”な表情で魅了!三戸なつめさんが芸能活動10周年の記念すべきアニバーサリーに出版したのは、撮り下ろし写真&書き下ろし原稿で構成する特別なフォトエッセイ。写真は彼女の思い出の地・台湾を舞台に、映画監督の枝優花氏が撮り下ろしました。表紙は、活動初期からトレードマークのぱっつん前髪でありながら、30代になった“おとなつめ”な魅力を映し出すドラマチックな一枚となっています。自筆エッセイでは、三戸のこれまでの歩みや仕事論、ライフスタイル、人生を楽しく生きるちょっとした工夫などを、本人の言葉でゆる~く執筆。さらに、最近のファッション事情や好きなもの、台湾撮影日記などを直筆イラストを交えながら届けます。大人の魅力が溢れる三戸さんをぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。■書誌概要三戸なつめフォトエッセイ『なつめろん』発売日:2023年8月12日定価:2,970円出版:宝島社Amazon販売ページ:(エボル)
2023年08月29日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「世界の難民情勢」です。想像を絶する数の難民が急増。世界安定の危機に。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)本部が6月に発表した年間報告書によると、2022年末の時点で、紛争や迫害などにより、故郷を追われて強制移動をさせられた人が1億840万人になりました。1年間で1910万人増え、これはこれまでで最大の増加になります。国境を越えて逃れた人を「難民」、国内で移動を強いられた人を「国内避難民」と呼びますが、1億840万人のうち6250万人は国内避難民で、全体の60%を占めます。国内で逃げているのなら、難民よりも安心のように感じるかもしれませんが、それは大きな間違いです。国外に逃げられるのは、それだけ経済力や人脈があったり、その距離を移動する余力のある人たち。それすらない人が住まいを追われて、命からがら別の地域に逃げています。その原因が紛争だった場合、激しい紛争地域は国連の支援チームも退避せざるを得ず、食糧や医療の支援を受けられないまま国内に留め置かれている膨大な数の人たちがいるのです。難民の数が急増した理由は、ウクライナ侵攻、スーダンの紛争、その他中東やアフリカ各地、ミャンマーなど、世界中で分断が深まっているためです。また、気候変動による干ばつや水害で移動せざるを得なくなった人もいます。難民の最大の受け入れ国はトルコで360万人。ドイツも210万人を受け入れています。徒歩で隣国に逃れるケースも多く、全難民の20%は貧困国に移動しています。つまり、逃げた先でも、十分な生活も支援も得づらい状況が生まれているんですね。移動先できちんとした職を得られず、生活基盤を築けない場合、武装勢力で働くほかに道がないという最悪の事態も発生しています。スーダンでは、紛争が落ち着いていた時期に教育支援を受けていた子どもたちが、戦闘が激しくなると、新たな戦闘員を確保するために武装勢力にリクルートされるという悲劇が起きています。それは世界的に戦争や紛争の可能性が高まるということで、先進国にとっても無関係な話ではありません。持続可能な世界のために、この難民問題には真正面から取り組む必要があると思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年8月30日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年08月25日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「改正入管法」です。難民認定率の低い日本。審査方法を再構築するべき。「出入国管理及び難民認定法」、通称「改正入管法」が6月に成立しました。この改正案は2年前に国会に提出されましたが、長期間入管で留め置かれたスリランカ人女性が、十分な治療を受けられずに亡くなったことを機に、日本の難民認定の制度が問題視され、廃案になりました。ところが、今国会でほぼ同じ内容の法案が再提出され、可決されたのです。改正入管法では、難民認定3回目以降の申請は「相当の理由」がなければ、本国への送還が可能になります。長期に留め置くのが問題なのであれば、帰っていただこうというスタンス。しかし、内戦や迫害など、本国にいては身に危険が及ぶため日本に逃げてきたかもしれない人に対して、強制送還することは正しい判断なのでしょうか?最も問題なのは、難民申請者が本当に難民なのか、不法入国者なのか、適切に判断できているのか不透明だということです。入管の難民認定審査(一次審査)で不認定となり、不服を申し立てた人を二次審査するのが難民審査参与員。法律や国際情勢に関する学識経験を有する人が任命されます。現在110名いますが、1人あたりの審査件数に大きな偏りがあることがわかりました。ほとんどの参与員が年間数件~40数件だったのに対し、NPO法人名誉会長だった柳瀬房子さんだけが’22年だけで1231件審査を行っており、「難民を探して認定したいと思っているのに、ほとんど確認できません」と発言。これに対し、ほかの参与員から異論が集中しました。難民審査は総合的な国際状況をもとに判断しなければなりませんし、申請者は自分を証明するものを何も持たずに逃げてきている場合もあり、本人を特定するのには時間もかかります。年間1000件以上の申請を的確に審査できるのでしょうか?難民申請中は働くこともできませんが、審査が長引けば家族を養うために違法でも働かなければ生きていけない矛盾も抱えています。日本は国連の難民条約に加入しており、難民を受け入れる立場です。今回、準難民というグレーゾーンを設けたことは評価できますが、その前に難民を審査する仕組みを立て直す必要があると思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年8月16日‐23日合併号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年08月12日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「異次元の少子化対策」です。子育て支援だけでなく、これから産む人の支援も!岸田政権は「異次元の少子化対策」を掲げ、6月に「こども未来戦略方針」を発表。2030年までを少子化傾向にストップかけるためのラストチャンスだとして、2024年度からの3年間に年間3.5兆円の予算を投入すると宣言しました。こども家庭庁もスタートし、少子化対策に特化して、大規模に財政的な手当をすると打ち出したのはとても評価できます。ただ、支援策の中身が、児童手当を所得制限なしにし、対象を高校生まで引き上げる。第3子以降は3万円を支給。親が働いているか否かを問わず、保育施設の利用を可能にする制度の導入を目指す。育児休業の給付金を増額するなど、「子育て支援」の政策が目立ちます。すでに子供のいる家庭で第2子、第3子を産むための対策にはなっても、ゼロから子供を産み育てようという人たちに対しての支援は足りないのではないかと懸念されます。これまでも子育て支援策を立ち上げてきましたが、少子化に歯止めはかかりませんでした。たとえば不妊治療費用の保険適用が限定的だったり、人工授精が法律上の夫婦間に限られていたり。「異次元」というからには、フランスのように婚外子の社会的偏見をなくすなど、社会で子供を育てるような意識で策を講じないと、状況を改善するのは難しいのではないかと思います。子供を産もうとしない背景には、雇用が不安定で、若年層に貯蓄の余裕がない、経済的不安が理由で結婚にも踏み切れないという現実もあると思います。ヨーロッパのように、働き方の支援や結婚制度そのものにも柔軟性を持たせることも考えたいです。参考になる一例として、兵庫県明石市は泉元市長の提言で、「こどもを核としたまちづくり」に舵を切り、子育て世帯が多く移り住む街に変貌を遂げました。子育てのために予算を投入することには反対意見もあり、効果が出るまでに6~7年かかったそうです。今、国の少子化対策のための財源は明確にされていません。今後3年間だけでなく長期的展望が必要となる政策。政権交代するごとに制度や支援がストップするようなことにならないよう、気をつけていただきたいと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年8月2日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年07月28日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。 今回のテーマは「マイナトラブル」です。いったん立ち止まり、根本的に見直す勇気を持って。マイナンバーカードにまつわるトラブルが相次いで起きました。給付金などを受け取る公金受取口座に別人のものが登録されていた。住民票の写しを請求したら別人の証明書が発行された。マイナ保険証で他人の保険記録が見られるようになっていたなど、これらは登録時に人の手で行っているために起きたミスで、デジタル以前の問題です。発注の仕組みやオペレーション、誰がどこまで責任を負うのかというガバナンスのあり方が、日本のデジタル化を阻んでいるということを実感します。僕自身、自分の納税者番号と他人の銀行口座が紐付けられていたというトラブルに遭いました。確定申告の還付金がいつまでも入らず、税務署に問い合わせて問題が発覚。申告しなければ、登録ミスにも気づかれないというのも大きな問題です。2007年に起きた「消えた年金」問題のころから、同様の問題が繰り返し起きています。年金に関しては、その後「日本年金機構」を作り、管理を徹底しました。各役所も実際問題、現状の窓口業務だけで手一杯です。民間から人材を導入するなど抜本的な対処をしなければ、改善は難しいのではないかと思います。マイナンバーカードのシステムを使い、デジタルを活用し、さまざまな作業コストを下げ効率よく行うことには大賛成です。しかし、それを実現するには現場が追いついていないということを直視すべきでしょう。マイナンバー制度では、税金、保険証、免許証など幅広い国民情報を紐付けようとしています。諸外国での国民IDの紐付けに関する野村総研の調査によると、IDの利用範囲が広いのはアメリカやシンガポール、デンマークなど。しかし、以前アメリカでは詐欺により年間5兆円ほどの国民資産が奪われ、シンガポールでは2018年に150万人分の医療情報が盗まれました。一方フランスやドイツ、カナダはリスクを考え、IDの利用は限定的にしています。日本はサイバー攻撃の標的にもなっているので、安全保障の意味からもマイナンバーの運用には慎重になるべきです。システムを強固にするために1年かけて再点検するというような英断も必要ではないでしょうか。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年7月26日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年07月21日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「フランス年金改革反対デモ」です。日本と似て非なる年金問題と最低賃金状況。1月より、フランスで年金改革に反対するストライキや抗議デモが続いています。この抗議運動は、年金支給開始の年齢を62歳から64歳に引き上げる改革法案が出されてから広がり、3月20日に強行採択された直後には、フランス全土で約110万人がデモに参加しました。日本では、警察官との衝突やパリ市内にあふれる大量のゴミなどの様子が報道されましたが、僕が現地で実際に見たのは、ほとんどが平和的な抗議運動でした。フランスも日本と同様に、高齢化により社会保障費が増大しています。2006年以降、貿易収支は赤字が続いており、稼ぐ力が弱まっています。財政が赤字に転じてしまうのを避けるための対策として、マクロン政権はここ数年、年金改革案を掲げていました。賃金が上がらず生活が苦しいというと、日本と同じ状況に見えますが、全く異なるのは、フランスでは物価変動に合わせて賃金を引き上げる制度があることです。ただ、同じ比率で上がっても、苦しい状態は続きます。さらなる賃上げを政府が決めることができる仕組みがあるので、その権限を使って賃金を上げてほしいと訴えています。それでも、フランスは昨年だけでも最低賃金を3回引き上げており、今年の1月にも引き上げて現在の最低賃金は時給で約1660円。1か月間フルタイムで働けば1709.28ユーロ(約25万円)です。フランスの労働組合(フランス労働総同盟CGT)は、1か月2000ユーロ(約29万円)への引き上げを要求しています。こうしてみると日本がいかに安く働かされているかがよくわかります。日本は社会保障費が上がり、年金受給開始は65歳。物価が高騰しても賃金は変わらず、実質下がり続けています。フランスでは年金受給年齢引き上げについて、お金だけの問題ではなく、豊かに過ごす第二の人生を奪わないでほしいと訴えていました。フランスの労働組合の結成率は日本よりも低く、CGTが中心になり、組合員以外の若者や高齢者、抗議に賛同する人たちが大勢デモに参加していました。「私の権利のために闘っているんです」という言葉がとても印象に残りました。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年5月24日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年05月20日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「放送法の解釈問題」です。視聴者も監視して自由な報道を守っていこう。2015年に行われた、放送法第4条の「政治的公平」の解釈変更。その背景に政府の介入があったのではないかということが明らかになる総務省の行政文書が、3月、国会で立憲民主党の小西洋之議員により提示されました。放送法では、放送事業者が番組を放送、編集するにあたり「公安及び善良な風俗を害しない」「政治的に公平である」「報道は事実をまげないでする」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにする」ことが定められています。「政治的公平」に関しては、放送事業者の放送する番組全体で判断するということでしたが、’15年の参院総務委員会で当時の高市早苗総務相が、「一つの番組でも判断できる」という新解釈を示し、’16年には、公平さに欠けると判断された場合には電波停止もありうると表明しました。当時の安倍政権は勢いがあり、安保法制や特定秘密保護法、森友問題、憲法の解釈変更など、強権的に物事を進めており、反対勢力に攻撃していくような空気感がありました。今回、国会で公開された総務省の文書には、放送法の運用に関して政権側から解釈の変更を求めており、その仲介を促すような、当時の礒崎陽輔首相補佐官と高市総務相とのやりとりが残されていました。私たちのあずかり知らないところで、政権側が放送事業者に対して圧力を加えたのではないか、それを放送局も呑んでしまったのではないかというのが大きな問題になっています。それが本当ならば徹底的に抗議をすべきです。放送局側もたとえ圧力があったとしても、それに屈して番組をやめたり、論調を変える必要はそもそもないのではないでしょうか。ただ、制作者側からいうと、一つの番組で出演者全員が同意見というのは不健全だと思います。賛成も反対も多角的な意見を交わさなければ議論は深まりません。異なるそれぞれの立場から検証することが、メディアの役割なのではないかと思います。視聴者の皆さんには、メディアをしっかり監視し、誠実に報道している番組は応援していただけたら、メディアも頑張れると思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年4月26日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年04月21日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「統一地方選挙」です。自分の暮らしに直結する選挙。ぜひ見極めて。統一地方選挙とは、全国的に期日を統一して行われる選挙で、4年に一度行われます。あちこちでバラバラに好きなタイミングで行われると、コストもかさみますし、報道も追いつきません。総務省の管轄のもと、選挙事務や費用の節減を目的に法律で定められ、昭和22年4月に第1回の全地方公共団体で一斉に行われました。投票日は前後半に分かれており、今年の第20回統一地方選挙は、道府県や政令指定都市の議会の議員および首長の選挙が4月9日。それ以外の市と東京23区、町や村の議会の議員や首長の選挙は4月23日になります。国政選挙は、あと2年はない予定なので、岸田政権に対して国民が意思を伝える機会がなかなかありません。そんななか、注文をつけるとしたら、この統一地方選挙は非常に大きな要になります。もちろん、国政と違い統一地方選挙で与党が大敗したとしても、自民党内の権力争いに変化が起きる程度で、政権交代になるなど国の政治設計そのものが変わるわけではありません。しかし、物価高や少子化、社会保障費の増大、省エネ対策や教育のあり方など、暮らしの中で改善していかなければいけない問題はたくさんあります。統一地方選挙は、それらの問題に対処し、自分たちの暮らしを直接変えていく選挙です。ですから、積極的に関心を持っていただきたいと思います。いま、僕は統一地方選挙の候補者を取材していますが、「県内に母親の難病を治療できる病院がなく、隣県まで通っていた体験をもとに、自治体間で医療情報の連携が取れる仕組みを作りたい」と、県政にチャレンジする人や、「デジタル化の遅れを取り戻し、住みやすい町作りをしたい」と、市長選に立候補する人など様々です。自分の住む地域だけでなく、ほかの地域の困りごとを知ると、その知恵を生かし、問題解決を望めるかもしれません。危機感を持って、「これをやりたい」「ここを変えたい」と主張する候補者を選ぶといいと思います。逆に具体的な政策のない候補者は、前例踏襲型で現在と変わらない暮らしを続けることになりますから、不満を感じている人は見極めて投票してほしいと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~)が放送中。※『anan』2023年4月12日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年04月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「ロシアのウクライナ侵攻から1年」です。誰が主導権を握り終結に向けて働きかけるのか。2月末で、ロシアによるウクライナ侵攻が始まって1年が経過しましたが、先行きは全く見通せない状況です。習近平国家主席は2月末に中国の立場を表明、和平案を示しました。中国は戦後の復興に関して建設的な役割を果たす用意があると提言。バイデン大統領はロシア寄りと非難しましたが、ゼレンスキー大統領は、和平に関心を持っていることを歓迎しつつも「ロシアのウクライナ領からの完全撤退を条件に盛り込まないと意味がない」「提案とは考えていない」と反応しました。ウクライナ情勢をめぐっては、今後、主導権がどこに移っていくのかが注目されています。国連総会の決議では、ロシアへの抗議に賛同する国が、1年前とあまり変わらず141か国。その他の国は基本的には親ロシアです。世界全体で見ると、西側のアライアンスは一部にすぎません。これまでも、ロシアと中国に拒否権を発動されて、ロシアへの制裁の足並みは揃わず。これからますます中国主導の国連になっていくことは想像に難くないでしょう。日本は世界のどのアライアンスに入るかが問われますが、中国は日本にとって最大の貿易相手国。一定の経済的結びつきを保ちながら、安保3文書で示したような反撃能力を保持し、伍していくことになりそうです。2月20日、バイデン大統領は絶妙なタイミングでキーウを電撃訪問。「ウクライナを攻撃するということは、アメリカを攻撃することなのだ」というメッセージを強く打ち出しました。翻って日本はロシアに対してもウクライナに対しても、目立った働きかけをしていません。唯一の被爆国として、核兵器の使用は絶対に避けるべきと声を大きくして、世界をリードしているわけでもありません。停戦に向け、人道支援国家としてもっと打ち出せることがあるのではないかと思います。昨年に比べ、ロシア・ウクライナに関するニュースは減少しています。日本にもウクライナから避難してきた方が2000人以上いらっしゃいます。長期滞在により、子供たちの教育の問題も起きています。人々の関心が薄まれば、報道はさらに減ります。ぜひ、関心を持ち続けてほしいと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~)が放送中。※『anan』2023年4月5日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年03月31日お笑いコンビ『メイプル超合金』の安藤なつさんが、2023年3月29日にブログを更新。国家試験の1つである、『介護福祉士』の資格試験に合格したことを明かしました。実は去年ほぼ初めての受験生しており、あれこれして一月末に介護福祉士の国家試験受けておりました。無事に合格致しました!お世話になりました皆様、心配して連絡くださった皆様ありがとうございました!これから少しずつ知識を広げられたらと思います。安藤なつオフィシャルブログーより引用介護福祉士の仕事内容は、身体が不自由な高齢者や障がいのある人などに対し、日常生活を過ごすうえでのサポートをすること。安藤さんは2022年の約1年間、ずっと試験合格に向けて勉強していたと振り返っています。猛勉強の末、介護福祉士の資格を取得した安藤さんにファンから祝福のコメントが上がりました。・おめでとうございます!お笑いタレントと介護福祉士の『二刀流』ですね!・国家試験に合格は簡単なことではないはず。仕事の合間を縫って頑張って勉強したんだろうなぁ!・自分も合格したのでお互いに「おめでとうございます」といいたいです!介護の仕事経験がある安藤さん。今後はお笑いタレントと介護福祉士の仕事を、本格的に両立させていくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年03月30日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「大川小学校の教訓」です。東日本大震災から12年が経ちます。宮城県石巻市立大川小学校では、74人の児童と10人の教職員が津波の被害に遭い亡くなりました。12年前の3月11日に地震が起き、津波が来るからと授業は中断され、児童は校庭に集められました。子供たちは、いつも遊んでいる裏山に逃げようと先生に提案しましたが、指示が遅れておよそ50分間校庭にとどまり、あろうことか川のある方向に逃げてしまったために多くの児童が犠牲になってしまいました。なぜ指示が遅れたのか。裏山に逃げなかったのか。現場に行きご遺族のお話を伺い、実際に登らせていただいたのですが、学校のすぐ裏にあり、危険な場所でもないので、全速力で走ればすぐに逃げられたはずと思うと無念でなりません。学校ではその理由に関して回答しませんでした。犠牲になった児童のうち23人の保護者は、責任の所在や原因を明らかにし、二度と子供たちの命が失われることがないよう対策を取ってもらうために、市と県に対して2014年に訴訟を起こしました。裁判は長く続き、’19年10月に、市と県に約14億3600万円の支払いを命じる仙台高裁の控訴審判決が確定しました。学校を運営する行政の、防災に対する事前の不備を指摘し、原告の訴えが全面的に認められた形です。学校の教員には、住民よりもはるかに高いレベルの防災知識や経験が求められるということです。公開中のドキュメンタリー映画『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』では、真相を究明しようとした遺族の姿が見られます。小学校の近くには川が流れており、津波が川を遡ってきます。そして堤防が決壊して、被害が広がりました。のちに文科省の調査で、津波の浸水が予測されていた地域に位置する約4割の学校が、津波に対する避難訓練を実施していなかったことがわかりました。東日本大震災を機に、災害時に子供たちをどのようにして保護者に引き渡すかの防災マニュアルが作られました。大川小学校の亡くなった児童の親御さんや生き残った子供たちは、自らが語り部となり、事故の教訓を伝えようという取り組みが続けられています。この悲劇を忘れてはならないと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~)が放送中。※『anan』2023年3月15日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年03月11日500万人以上のフォロワーを持つエンターテイナー(ちぃたん☆)が率いる本格的なメタルバンド「ちぃたん☆KISS~愛のROCK BAND~」は、初配信ワンマンライブを2023年2月18日(土)に開催、後日ちぃたん☆とマンツーマンの“ちぃたん☆との対面Zoom会”を実施いたします。全体【ちぃたん☆KISS~愛のROCK BAND~について】500万人以上のフォロワーを持つエンターテイナー(ちぃたん☆)が率いる本格的なメタルバンド。昨年の12月に活動を始動したばかりのバンドだが、メンバーは“妖精”と“妖精と人間のハーフ”という異色の4人組メタルバンド。音楽を通じて愛と勇気と感動を伝える事をコンセプトに日本武道館でのワンマンライブを目指している。<ちぃたん☆からのメッセージ>夢のバンド活動ができて毎日がめっちょ楽しいですっ☆絶対絶対みんなで武道館で一緒に遊びたいのでこれからも遊んでくださいねっ☆今日も元気におままごと行ってきますっ☆ちぃたん☆【LIVE情報】■2月18日(土)初配信ワンマンライブ「ちぃたん☆KISS~愛のROCK BAND~2023 SPECIAL ONLINE LIVE」会場: 日清食品 POWER STATION[REBOOT]時間: 19:00~URL : <緊急企画発表!!>先日、日清食品 POWER STATION[REBOOT]での初の配信ワンマンライブのリハーサル中、ちぃたん☆から「配信だとお客さんの顔が見えない、声が聞けないと寂しい。だから配信チケットを購入してくれた方全員と後日マンツーマンでZoomでライブの感想を聞きたい!」と無茶苦茶な提案がありました。配信ライブを盛り上げる為にもなるこの企画。是非、配信ライブでもZoomでも、ちぃたん☆に会いに来て下さい。はたしてZoomはどれだけ時間がかかるのか?。。。。。。■“ちぃたん☆との対面Zoom会”に関して※対面Zoomの参加権利は、配信チケット購入者(見逃し配信購入者含む)全員が対象となります。※配信ライブとは別の日になります。※利用方法については、後日メールにてご案内します。※ちぃたん☆とマンツーマンで、参加メンバーはちぃたん☆のみとなります。※お時間はお一人2分とさせて頂きます。■2月23日(木・祝)主催イベント「ちぃたん☆KISS~愛のROCK BAND~」ちぃたん☆と愉快な仲間達Vol.2 V.SネオV系会場 :池袋BlackHole開場/開演:16:30/17:00■5月4日(木・祝)エクスタシーレコード主催イベント「EXTASY UNLIMITED 2023~温故知新~」会場:なかのZERO 大ホール■6月24日(土)25日(日)有観客初ワンマン2days会場:池袋BlackHole【「ちぃたん☆KISS~愛のROCK BAND~」メンバー】●妖精ちぃたん☆(ボーカル)秋葉原出身のコツメカワウソの妖精。キャラクターインフルエンサーとして活動中。SNS上での体を張ったチャレンジ動画が話題になり色々な意味で有名になった。・月間全SNS総インプレッション10億超え・POPTEEN専属モデル・Smart専属モデル・秋葉原観光推進協会の公認キャラクター・Yahoo!JAPAN「DO_ACTIONS」スぺシャルサポーター・Twitter主催のアワードにて2018年最もRTされた賞に表彰ちぃたん☆●もあちゃん(ベース)妖精(フェアリー)と人間(ヒューマン)のハーフ。フェアリーヒューマンのもあちゃん。ずっと4弦ベースだったが最近では5弦ベースの魅力に取り憑かれている。得意技:二次元と三次元を行き来できる。<Twitter> もあちゃん●カメちゃん(ドラム)カメの妖精で普段はちぃたん☆の頭の上で過ごす。ちぃたん☆のペット。性格 :なかなか怒らないけれど怒ったら怖いタイプ。なぜかエセ関西弁。楽しみなこと:ちぃたん☆が分けてくれるオヤツを一緒に食べること。秘密 :甲羅を脱ぐととんでもないことになる。ドラムを叩くためにパンプアップしてます。<Twitter> カメちゃん●いっちゃん(ギター)愛の言葉を綴ります。ポエムを贈るイット缶の妖精。ペットはいも太郎。イット缶の横の炎でいも太郎を焼き芋にしてしまわないか心配してる。世界中の一斗缶を産んでいる。<Twitter> いっちゃん■ちぃたん☆KISS~愛のROCK BAND~公式SNS<公式HP> <Twitter> <TikTok> <YouTube> ■ちぃたん☆公式SNS<公式HP> <Twitter> <Instagram> <YouTube> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月10日2023年2月9日朝、任天堂株式会社が定期的に新情報を公開している動画『Nintendo Direct(ニンテンドーダイレクト)』が配信。さまざまな新情報が解禁される中で、根強い人気を誇る『レイトンシリーズ』の新作が発表されました。PVとともに発表されたのは、ゲーム機『Nintendo Switch』向けソフトとして発売予定の『レイトン教授と蒸気の新世界』 。発売日は明かされていませんが、レイトン教授を主人公とした完全新作とのことです。2007年にゲーム機『ニンテンドーDS』用ソフトとして発売されて以来、魅力的なキャラクターや謎解きゲームが高い認識を博す、『レイトンシリーズ』。突然の新作発表に多くの人から喜ぶ声が上がる中、ある点に対し、心配する声が続出しています。それは、レイトン教授の相棒であるルークの声。これまでは俳優の堀北真希さんが演じていましたが、堀北さんは2017年をもって芸能界を引退しました。同シリーズを開発する株式会社レベルファイブは、新作について「レイトンとルークの新たな冒険が始まる」と述べています。新作を発表を受け、ファンからは堀北さんの復帰を望む声や、声優の交代の不安視する声が上がりました。・堀北さんの演じるルークは本当に素晴らしかった。引退が惜しまれる…。・完全に堀北さんの声のイメージが定着しているから、声優が交代するのは悲しいなあ。・どうやってルークを登場させるんだろう?大人に成長した姿なら、声が変わっても違和感がないかも。なお、主人公のレイトン教授は、俳優の大泉洋さんが声を演じています。『レイトンシリーズ』がこんなにも多くのファンに愛されるようになったのは、ゲームの出来がいいのはもちろんのこと、大泉さんと堀北さんの力でもあることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年02月09日《堀北真希続投でお願いします!!》《ルークの声は堀北真希しかありえんのよ》《堀北真希の声好きだからまた聞きたいんだよな》2月9日の午前中、ツイッターで「堀北真希」がトレンド入り。人気ゲームであるレイトン教授シリーズの完全新作が発売されることが発表されたのだが、過去作品では、主要キャラクター・ルークの声優を堀北真希さん(34)が担当。堀北さんは’17年2月で芸能界を引退していることから、「ルークの声優はどうなるのか」というゲームファンの声が相次いだのだ。トレンド入りを受けて、“堀北真希復帰待望論”がゲームファン以外にも波及。次のような投稿も見られた。《堀北真希復帰してほしい》《声だけなら復帰してもよさそうなもんなのにな堀北真希》《堀北真希さんこのために芸能界復帰してくれ》《真希ちゃん絶対復帰しないと分かっていていながらもつい夢見てしまう……》堀北さんが引退してからもうすぐ満6年になるが、これまでもたびたび復帰を期待する声が上がってきた。「堀北さんの妹でモデルのNANAMIさんが注目を集めた際には姉妹共演を期待する声が上がりました。また、堀北さんがヒロインを演じた『野ブタ。をプロデュース』(’05年・日本テレビ系)が’20年に再放送された際にも“復帰してほしい”という声が多く上がっていましたね」(芸能関係者)’15年に電撃結婚した山本耕史(46)を妻として支えながら、現在は子育て中の堀北さん。復帰の可能性は低そうだが、果たして――。
2023年02月09日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「イラン“ヒジャブ”抗議デモ」です。ヒジャブを発端に広がる反政府運動。深刻な人権問題。昨年9月イランにて、ヒジャブ(スカーフ)のかぶり方が不適切と、22歳のクルド人女性マフサ・アミニさんが風紀警察に拘束され、3日後に死亡しました。これに対する抗議デモが拡大し、世界中のセレブリティが女性の自由と人権をSNSで訴えました。イランでは、9歳以上の女性は、国籍や宗教を問わず公共の場では、髪の毛を覆うヒジャブと体の線を隠す服の着用が法律で義務付けられています。事件のあと、イランの抗議デモは国内各地で膨れ上がり、当局はデモ参加者のうち、治安部隊に危害を与えた2人の男性を死刑に処し、2人目は公開処刑を行いました。昨年12月半ばの段階で約1万8000人が拘束され、治安部隊との衝突などにより約490人が亡くなっています。カタールで開かれたサッカーW杯では、イランの選手やサポーターがデモへの連帯を示し、国歌を歌いませんでした。国内でも、プロサッカー選手のアミル・ナスル・アザダニさんがデモに参加したことで拘束され、長期の懲役刑にあたる罪に問われています。イランの国民的俳優のタラネ・アリドゥスティさんは、抗議活動に加わった人を死刑にすることに異を唱え、反革命と暴動を支援する虚偽の情報を拡散した罪で、12月半ばに警察に逮捕されました(※1月4日に釈放)。10月にイスラムの女性に取材したところ、イスラム教の経典コーランでは、女性が男性を誘惑するようなきっかけを作ることが禁じられていますが、ヒジャブのかぶり方まで制約されているわけではないと話していました。つまりこれはとても政治的な意味合いの強い問題です。独裁的な政治家たちが国の統治を強めるために、ヒジャブに言いがかりをつけているのであり、イスラムの教えによるものではありません。民主的な運動で国家体制が崩れることを警戒する統治者が、締め付けを図っているのです。イスラム教そのものに対して、世界で誤解や偏見を生みかねないことを、その方は懸念されていました。イランの男性中心の政治の権力構造が、ヒジャブ着用の問題に表れているということに目を向けてほしいと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~)が放送中。※『anan』2023年2月8日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年02月04日TABEL株式会社は、「なつめジンジャーチャイ」を2023年1月5日よりtabel公式オンラインショップにて販売を開始いたしました。生姜がたっぷり、いろいろアレンジできるジンジャーペーストすりおろし生姜がたっぷり入り、寒さが気になる日にぴったりの和漢植物・なつめや、スパイス、はちみつをたっぷり煮込んだ、あれこれアレンジできるジンジャーペーストです。お家で本格的な味を楽しめます。■商品概要商品名: なつめジンジャーチャイペースト(210g)約7杯分販売方法: tabel公式オンラインショップにて販売販売開始: 2023年1月5日より発売価格: 1,880円(税込)■商品特徴{tabel}(タベル)は北海道から沖縄までリサーチし、暮らしに根付いた慈しみをお届けしています。今回の挑戦は、牛乳・豆乳をつかった栄養も豊富なチャイを、日本各地に息づく和漢の植物や在来種ハーブを活かして作ることができるかです。新しい農業スタイルを開発・販売する株式会社TOWINGとの出会いがあり、彼らの持つ良質な生姜を活用するところから始まりました。代表の新田自身も、冷えが苦手で生姜やチャイが大好き。同じく冬の寒さが苦手な人を応援する、パワフル&ストロングなレシピを作りたいと、すりおろし生姜を贅沢にたっぷり詰め込みました。そして、時間栄養学の研究も手掛ける新田は、朝に体内時計を整える栄養素が詰まっているチャイに着目し、朝ごはんがなかなか食べられない忙しい時にでも簡単にパワーチャージできるものとしてジンジャーチャイペーストです。たっぷりのすりおろしの生姜とはちみつ、そして冬にぴったりの和漢食材・なつめやスパイスでほっと温めまるひとときを。ペーストだからこそ実現した「手軽なナチュラルインスタント」珍しい和漢食材のなつめをたっぷり配合。カラダを温めるなつめと生姜のピリッとしたスパイシーさは朝のスタートにぴったり。寒い朝でも1日を快活に過ごすためにもぜひ手軽に飲んでいただきたいチャイペーストです。料理の隠し味やパンやヨーグルトにかけても美味しく頂けます。牛乳や豆乳150mlに本品を30gを混ぜるだけでも飲むことができます。お好みでレンジや鍋などで温めてください。茶葉を用意し、スパイスを砕いたり煮出したり蒸らしたりする必要はありません。生姜やスパイスと和紅茶がたっぷり入った濃厚で美味しい本格ジンジャーチャイをお好きな瞬間でお楽しみください。■こだわりの原材料●なつめなつめは鉄分が果物の中でトップクラスの含有量を誇り、他にもカルシウム、ビタミンB群、葉酸など女性に嬉しいミネラルが豊富です。●愛知県産生姜by 宙ベジ(株式会社TOWING)名古屋大学発スタートアップとして発足した株式会社TOWINGは、通常畑で3~5年かかる土づくりをわずか約1か月で可能にする、人工土壌の技術「高機能ソイル技術(注1)」を活用し、高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を開発しています。地域の余った資源を利用でき脱炭素にも貢献できる「宙炭(そらたん)」で栽培した「宙ベジ」は、人にも環境にも優しい野菜です。●静岡県産有機和紅茶by THE NODOKATHE NODOKAはお茶をまるごと「食べる」ことが出来るオーガニック日本茶・抹茶パウダーです。安心安全を追求し一切の化学肥料を使用せず、有機栽培で育てられた100%国産茶葉をぜいたくまるごとパウダーにしました。自然栽培で育った日本茶葉本来の美味しさ、栄養成分を余すことなく楽しむことができます。パウダー状なので飲んで楽しむだけでなく溶いて料理に使ったりお菓子に入れたり、自由な発想で楽しみ方は無限大です。(注1)「高機能ソイル技術」とは、植物の炭等のバイオ炭(多孔体)に微生物を付加し、有機質肥料を混ぜ合わせて適切な状態で管理してつくられた人工土壌の技術です。株式会社TOWING独自のバイオ炭の前処理技術、微生物培養等に係る技術を、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が開発した技術と融合し、実用化されています。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年02月02日TABEL株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:新田 理恵)は、「なつめジンジャーチャイ」を2023年1月5日よりtabel公式オンラインショップにて販売を開始いたしました。なつめジンジャーチャイペースト。使いやすいパウチタイプ。すりおろし生姜がたっぷり入り、寒さが気になる日にぴったりの和漢植物・なつめや、スパイス、はちみつをたっぷり煮込んだ、あれこれアレンジできるジンジャーペーストです。お家で本格的な味を楽しめます。■商品概要商品名 : なつめジンジャーチャイペースト(210g)約7杯分販売方法: tabel公式オンラインショップにて販売販売開始: 2023年1月5日より発売価格 : 1,880円(税込)なつめジンジャーチャイペースト 商品詳細ページ ■商品特徴{tabel}(タベル)は北海道から沖縄までリサーチし、暮らしに根付いた慈しみをお届けしています。今回の挑戦は、牛乳・豆乳をつかった栄養も豊富なチャイを、日本各地に息づく和漢の植物や在来種ハーブを活かして作ることができるかです。新しい農業スタイルを開発・販売する株式会社TOWINGとの出会いがあり、彼らの持つ良質な生姜を活用するところから始まりました。代表の新田自身も、冷えが苦手で生姜やチャイが大好き。同じく冬の寒さが苦手な人を応援する、パワフル&ストロングなレシピを作りたいと、すりおろし生姜を贅沢にたっぷり詰め込みました。そして、時間栄養学の研究も手掛ける新田は、朝に体内時計を整える栄養素が詰まっているチャイに着目し、朝ごはんがなかなか食べられない忙しい時にでも簡単にパワーチャージできるものとしてジンジャーチャイペーストです。たっぷりのすりおろしの生姜とはちみつ、そして冬にぴったりの和漢食材・なつめやスパイスでほっと温めまるひとときを。和漢食材がたっぷりです。■ペーストだからこそ実現した「手軽なナチュラルインスタント」珍しい和漢食材のなつめをたっぷり配合。カラダを温めるなつめと生姜のピリッとしたスパイシーさは朝のスタートにぴったり。寒い朝でも1日を快活に過ごすためにもぜひ手軽に飲んでいただきたいチャイペーストです。料理の隠し味やパンやヨーグルトにかけても美味しく頂けます。牛乳や豆乳150mlに本品を30gを混ぜるだけでも飲むことができます。お好みでレンジや鍋などで温めてください。茶葉を用意し、スパイスを砕いたり煮出したり蒸らしたりする必要はありません。生姜やスパイスと和紅茶がたっぷり入った濃厚で美味しい本格ジンジャーチャイをお好きな瞬間でお楽しみください。■こだわりの原材料●なつめなつめは鉄分が果物の中でトップクラスの含有量を誇り、他にもカルシウム、ビタミンB群、葉酸など女性に嬉しいミネラルが豊富です。●愛知県産生姜 by 宙ベジ(株式会社TOWING) 名古屋大学発スタートアップとして発足した株式会社TOWINGは、通常畑で3~5年かかる土づくりをわずか約1か月で可能にする、人工土壌の技術「高機能ソイル技術(注1)」を活用し、高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を開発しています。地域の余った資源を利用でき脱炭素にも貢献できる「宙炭(そらたん)」で栽培した「宙ベジ」は、人にも環境にも優しい野菜です。生姜をご用意くださった宙ベジ・株式会社TOWING 代表取締役 西田 宏平さん●静岡県産有機和紅茶 by THE NODOKA THE NODOKAはお茶をまるごと「食べる」ことが出来るオーガニック日本茶・抹茶パウダーです。安心安全を追求し一切の化学肥料を使用せず、有機栽培で育てられた100%国産茶葉をぜいたくまるごとパウダーにしました。自然栽培で育った日本茶葉本来の美味しさ、栄養成分を余すことなく楽しむことができます。パウダー状なので飲んで楽しむだけでなく溶いて料理に使ったりお菓子に入れたり、自由な発想で楽しみ方は無限大です。有機和紅茶を作ってくださるTHE NODOKA代表の洪 秀日さん■来月はノンカフェインバージョンも登場夜のリラックスタイムや就寝前にお勧めのノンカフェインチャイペースト。ノンカフェインティーを配合しました。ホットドリンクでぽかぽか、優しくスパイシーなチャイ味です。【作り手について】◆新田 理恵/TABEL株式会社代表管理栄養士、薬草茶司。新旧東西の視点から食をとらえ、日本古来の薬草を中心に、食の文化と料理を提案する食卓研究家。薬膳や薬草の初心者向けレクチャーやワークショップの開催。地方企業の商品開発やブランディングのサポート、また大手企業のレシピ開発やメニュー監修など精力的に活動中。日本の在来ハーブ・薬草と出会い、日本各地を繋げながら2014年に伝統茶ブランド{tabel}を立ち上げる。2016年にTABEL株式会社を設立。企業や行政と共に薬草プロジェクトを展開しながら、2018年2月薬草大学NORMを開校。5月には晶文社より薬草の入門書「薬草のちから」を出版。現在、早稲田大学にて時間栄養学の研究中。(注1)「高機能ソイル技術」とは、植物の炭等のバイオ炭(多孔体)に微生物を付加し、有機質肥料を混ぜ合わせて適切な状態で管理してつくられた人工土壌の技術です。株式会社TOWING独自のバイオ炭の前処理技術、微生物培養等に係る技術を、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が開発した技術と融合し、実用化されています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月31日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事もあるのではないでしょうか?そこで今回は、実際に募集した“モヤモヤを吹き飛ばしたスカッと体験談”「おせち料理」を漫画にしてご紹介します!「おせち料理」通販で人気のおせちを購入義母は文句を言うばかり…そして翌年…義母もおせちを作っていた!?夫と義父の反応は…通販で買っても、がんばって作っても、どちらにせよいい反応をしてくれなかった義母には唖然としてしまいますね…。夫と義父は投稿者さんのおせちをおいしいと言って食べてくれたようで、よかったです!次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/ちーず)"
2023年01月03日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」の拡大版をお届け。堀潤さんがニュースを解説、五月女ケイ子さんが等身大の視点から読み砕きます。Q. 物価が上がる一方、賃金は上がらない。何が起こっているの?A. 日本が乗り遅れてしまった世界の出口戦略。スタグフレーションに陥っています。今、日本は物価高、燃料高に悩まされています。物価は高騰しているのに、先進国のなかでも日本だけ賃金が上がらず、さらに円はどんどん安くなっています。アメリカやヨーロッパに比べると、実感値として、2~3倍、モノの値段が開いている状況です。コロナ禍でなんとか持ち堪えていた日本経済もいよいよコロナ対策の補助金対応が弱くなり、2022年7‐9月期のGDPは4期ぶりにマイナス成長になりました。さらに社会保障費が増額され、2023年秋からはインボイス制度の導入も始まり、締め付けが厳しくなるので、税金の負担が多くなり、将来の展望が描きづらいというのが現状です。稼ぐ力がないので、金融緩和を終わらせることができない日本。2008年のリーマン・ショック以降、金利を低く抑え、貨幣の発行量を増やして、人々がお金を借りやすい状況にして、不景気を支えてきました。世界各国がこのような金融緩和政策をとってきたのですが、これをやり続けると貨幣の価値が暴落し、「多額のお金を出してもモノが買えない」というインフレが進んでしまいます。ある程度稼ぐ力がついてきたので、そろそろ終わらせていいだろうと、’22年の3月にアメリカが出口戦略(金融緩和の終了)を導入。ヨーロッパもそれに続きました。ところが日本だけ追随することができなかったのです。なぜなら、賃金が上がっていないから。この状態のまま金利を上げたら、途端にローンが支払えないなどの事態に陥り、日本経済は混乱します。また、日本企業の衰退も影響しています。自動車産業はガソリン車からEV車に取って代わろうとしていますし、世界に誇っていた大手家電メーカーも他国に追い抜かれ、半導体産業は台湾や中国、韓国に持っていかれ、日本はこれから何で食べていけばいいのか、先ゆきが見えません。日本の成長が見られず、円が買われなくなった。世界経済が不穏になったときには、リスク回避として安定した円が買われていたのですが、日本が成長しない国となれば円を持っていても仕方がないので、投資家たちは皆、手放すようになります。するとますます円の価値は下がってしまいます。これまでは、モノの値段が下がる企業の収益が下がる賃金が下がる(売れないので)さらにモノの値段を下げる、といったデフレスパイラルが起きていました。それを改善しようと、いまモノの値段を上げています。しかし、賃金は上がらないままなので、スタグフレーションという最も警戒しなければならない局面にさらされてしまいました。暮らしを立て直すには、投資、あるいは副業。新しく稼ぐ道を!賃金を上げるためには、需要、仕事を作らなければいけません。これまでは、公共事業を増やし、仕事を作って金回りをよくしました。しかし、オリンピックを招致しても、それはうまくいきませんでした。岸田政権では、デジタル田園都市国家構想といい、地方のデジタル化を進めて、一次産業や観光に付加価値をつけようとしています。ただ、それがどれほどの恩恵をもたらすのかはまだ見えていません。今後も賃金が上がる見込みはなかなかないので、国は個人に向けて、NISAやiDeCoのルールを緩和方向へ。限られた資産をうまく運用して将来に備えてほしいと呼びかけています。また、副業解禁の波は2023年以降も広がるでしょう。自分の専門的な技術を持って、業を起こしていく人たちがより増えていくと思います。金融機関も新しいベンチャー企業に融資しようという姿勢になっているので、アイデアと意欲がある人は、すぐに起業したほうがいいでしょう。働きながら、学び直しをして新たな技術を身につける、リスキリングの支援も国では始めています。AmazonやTwitter社での大量解雇がニュースになりましたが、それらの会社で技術を身につけた優秀な人材はほかの分野で新たな仕事を生みます。人材の流動性があるから、アメリカは成長できているのだと思います。日本の企業も学びと働く環境をセットに、新たなことを生み出そうとする人を優遇していこうというふうに変わっていくと思います。五月女解読員のひと言リスキリング。仕事を軸に持ちつつなら、「生まれ変わる」ほど大ごとじゃなく、自分をバージョンアップできる感じがしていいですね。私もイラストを軸に、職人に弟子入りしたり、エクセルで、事務処理も自分でできるようになりたいです。ほり・じゅんジャーナリスト。市民投稿型ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN Journalism」主宰。『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX)、『ABEMA Prime』(ABEMA)などに出演中。監督作に『わたしは分断を許さない』など。そおとめ・けいこイラストレーター。オンラインストア「五月女百貨店」では、面白楽しいオリジナルグッズを多数、販売中。LINEスタンプも各種展開。近著に細川徹との共著『桃太郎、エステヘ行く』(東京ニュース通信社)がある。※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年12月30日タレントのNANAMIさんが、2022年12月12日に自身のInstagramを更新。ロックバンド『SPiCYSOL』のメンバーである、AKUNさんと結婚したことを発表しました。共に過ごしていく中で彼の優しさや愛情に救われこれからの人生を共に過ごしたいと思いました。これから共に支え合い、優しさが溢れる、笑顔が絶えない明るい家庭を築いていきたいと思います。これまで以上にお仕事も邁進して参りますので今後ともよろしくお願い致します。nanami023ーより引用※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る NANAMI(@nanami023)がシェアした投稿 NANAMIさんは、元俳優の堀北真希さんの実の妹。タレントとして活躍するNANAMIさんの結婚発表を、多くのファンが祝福しています。・おめでとうございます!美男美女カップルの誕生ですね…!・素敵な写真から、幸せなことが伝わってくる!・お幸せに過ごしてください!NANAMIさん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2022年12月12日「伝統的な定番おせちにすこし飽きてきたなぁ、毎年のことだから、たまには、変わったおせちが食べたい!」という方に、おすすめしたいのは、洋風おせちです。スイーツや肉料理、キャビアなど、定番おせちとは一味違う豪華な洋風おせちで、新年の幕開けをお祝いしてみてはいかがでしょうか?(2022年12月02日更新)「伝統的な定番おせちにすこし飽きてきたなぁ、毎年のことだから、たまには、変わったおせちが食べたい!」という方に、おすすめしたいのは、洋風おせちです。スイーツや肉料理、キャビアなど、定番おせちとは一味違う豪華な洋風おせちで、新年の幕開けをお祝いしてみてはいかがでしょうか?(2022年12月02日更新)老舗デザイナーズホテルの、ワインやお酒に合うオードブルおせち一段目にはお正月らしさを感じる「日本の伝統」、二段目はワインやお酒に合う「オードブル」、そして三段目はホテルパティシエ厳選の華やかな「スイーツ」を詰め込みました。豪華食材を惜しみなく詰め合わせたイル・パラッツォこだわりのおせちで、一年のはじまりを華やかに彩ります。ハレの日の食材として、世界三大珍味のひとつ、「キャビア」をご用意。キャビアはチョウザメの卵です。ハイブリッドキャビアはアムール種とカルーガ種を掛け合わせて品種改良したキャビアです。黒っぽい灰色で、粒が大き目で揃っており、程よい塩味とキャビア特有のまろやかさを楽しめます。→商品ページへ進むオードブルを中心に、パティシエセレクトのスイーツまで盛りだくさんのおせち日本各地を旅してめぐると知らなかった魅力がたくさんあることに気がつきます。人々と話し、歴史を知り、文化に触れ、私たちが見つけたその土地ならではの個性。それらを紡ぎ合わせホテル「THEKNOT」は生まれました。ワインなどお酒との相性の良いオードブルを中心に、お正月らしさや日本の伝統を感じる縁起もの、パティシエがセレクトしたスイーツまで、少しずつたくさんの種類を楽しめます。フランスのゲランド産の塩に、イタリア・ピエモンテ産の黒トリュフを加えたイタリアのトリュフ専門会社「Tartuflanghe」のトリュフ塩もついています。→商品ページへ進む石川の食材をふんだんに使ったフレンチおせち麻布十番で大人気のフレンチレストラン釜津田が提供する特別なフレンチおせちです。石川県能登食材をふんだんに使った豪華な香箱ガニやアワビを使用し、彩り鮮やかに仕上げた内容は新年にふさわしいおせちです。→商品ページへ進むおすすめの特集2023年おせち料理のご予約・通販おすすめの特集ぐるなびふるさと納税
2022年12月02日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「スピーキングテスト」です。受験科目に加えることが、英語力向上につながる?都立高校の入試の合否判定に、来年度から英語のスピーキングテスト導入の準備が進められていますが、受験生や親御さんらから中止を求める声が多く上がっています。都議会でも、立憲民主党や東京維新の会から、合否判定から除外する要請を盛り込んだ条例案が出されました。入試の中学校英語スピーキングテスト(ESAT‐J)は、日本人の英語能力を上げていきたいという理由から導入されました。英語能力を示すEFEPI(英語能力指数)の世界ランキングを見ると、2021年は日本は112か国中78位。前年は100か国中55位、2011年には44か国中14位でした。経済成長につれ海外留学が増えたことなどで、英語力が上がっている他国に日本がどんどん追い抜かれている状況が露わになっています。ESAT‐Jは、英文の音読や絵に描かれたシチュエーションに対する解答、自分の意見を述べることが求められ、タブレットに録音して答えます。このテストが、英語以前に、自分の思いを言葉に表すことが得意か否か、コミュニケーション能力を問うものにならないか。吃音や障害のある子供に対して不公平にならないかという問題が指摘されています。テストを受けないという選択肢もあるのですが、受けて低い点数をつけられるよりも受けないほうが受験に有利になる可能性も。また、ベネッセが実施しますが、一事業者が選定された経緯が不透明。解答した音声はフィリピンに送られ採点されます。AからFのグレードに分けられ点数がつきますが、1点の違いでもグレードが分かれてしまうこと、採点の正当性についても問題視されています。そもそも、受験にスピーキングテストを加えることで、日本人の英語力が上がるのでしょうか。それよりも、普段から、英語に触れられる機会を増やす、海外から来る外国人との交流を頻繁にする、留学や英会話スクールへの助成を入れるなど、ほかにもより効果的な方法はあるように思います。11月27日には本テストが実施されます。東京で導入されればこれは全国に広がる可能性も大きい。改めてきちんとした議論が必要だろうと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2022年11月30日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年11月25日東ちなつの個展「ESSENTIAL」が、2022年11月16日(水)から11月26日(土)まで、恵比寿・ALにて開催される。東ちなつとは?東ちなつは、繊細な描線と甘いカラーリングによって、フェミニンなハピネスを描き続けている人気アーティスト/イラストレーターだ。他と類を見ない創作手法が特徴で、ドローイングとペインティングを軸に、シュガークラフトなど、平面と立体を行き来しながら独自の世界を表現している。過去には雑誌『SPUR』でグッチ(GUCCI)とのアートコラボレーションを手掛けたほか、ユニクロ(UNIQLO)のキッズTシャツもデザインするなど、多岐に渡るジャンルで活躍の場を広げている。新作アートなど、約50点の展示・販売「ESSENTIAL」は、そんな東ちなつが約4年ぶりに開く都内での個展だ。期間中は、丸型キャンバスを“ケーキ”に見立て、実際にケーキナイフやパレットナイフなど、製菓道具と画材を駆使して制作したという新作を中心に、「りぼんにお願い」挿画シリーズから自薦した原画も含め、約50点の展示・販売を行う。初の“トーストアート”展示も今回「ESSENTIAL」で初展示される、SNSで話題のトーストアートも必見。キャンバスに見立てた本物のトーストには、ファンシーなアニマルや、温かなニットのモチーフを砂糖細工などで表現。トーストであることを忘れてしまうほど、ロマンティックかつ繊細なアートに魅了される人も多いはずだ。なお展示期間中は、これまで東が制作したトーストをまとめたZINEも先行発売。こちらも合わせて是非チェックしてみて。【詳細】東ちなつ「ESSENTIAL」会期:2022年11月16日(水)~11月26日(土)会場:AL住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17開館時間 : 12:00~19:00※最終日のみ~18:00。会期中は無休。※本会場での展示作品は、期間限定ECサイトでも公開し販売予定。※トーストアート(2点)は、食品につき展示のみ。非売品。
2022年11月18日秩父鉄道株式会社(本社:埼玉県熊谷市、代表取締役社長:牧野 英伸)では、長瀞駅前の広場にて、「ちちてつ123オータムフェスタinふかや×ながとろ」を2022年11月23日(水・祝)に開催いたします。当企画は、2022年11月8日(火)にて秩父鉄道が創立123周年を迎えることを記念して、開催いたします。イベント内容は、長瀞駅会場では秩父市出身シンガーソングライターの三上隼氏、熊谷市に店舗を構えるモルタルレコードのコーディネートによる埼玉県にゆかりのあるアーティストを中心にしたステージイベントをメインとし、ふかや花園駅会場では秩父鉄道沿線のお土産やグルメ、地酒などの販売を行う「ちちてつはなぞのマルシェ」を開催します。また、深谷テラスパークにて、「FUKAYA MORNING CARNIVAL ~最高におもしろい朝は深谷にある~」を同時開催いたします。詳細は下記のとおりです。ちちてつ123オータムフェスタinふかや×ながとろ ロゴ【ちちてつ123オータムフェスタinふかや×ながとろ 概要】共催:深谷テラスパークエリアマネジメント、深谷市ねぎらいの日(1)開催日時2022年11月23日(水・祝)(2)会場長瀞駅前広場、ふかや花園駅ロータリー※イベント会場には駐車場はございませんので、電車でご来場ください。(3)入場費無料(4)イベント内容【1】音楽ステージ(長瀞駅会場)10:30開場 11:00開演 オールスタンディング出演者 :三上隼、松本素生・中澤寛規(GOING UNDER GROUND)、サスケ、ホルモン鉄道、市原マサヒロタイムテーブル:11:00~11:40 市原マサヒロ12:00~12:40 ホルモン鉄道13:00~13:40 サスケ14:00~14:40 松本素生・中澤寛規(GOING UNDER GROUND)15:00~15:40 三上隼<ステージイベント 優先エリアの事前申込について>優先エリア(観覧スペース前方付近)での観覧を希望される場合、事前申し込みが必要です。申込方法:秩父鉄道ホームページからWEB受付 ※定員に達し次第受付終了申込期間:2022年11月7日(月)10:00~11月13日(日)23:59募集人数:50名 ※代表者1名につき合計4名様まで申し込み可能※応募者多数の場合は抽選といたします。当選者へ2022年11月17日(木)までに通知いたします。三上隼松本素生・中澤寛規(GOING UNDER GROUND)サスケホルモン鉄道市原マサヒロモルタルレコード【2】えきde秋マルシェin長瀞(長瀞駅会場、10:00~15:00)長瀞駅前にて秩父鉄道沿線のお土産、グルメ、地酒等の販売を行います。えきde秋マルシェin長瀞 イメージ【3】ちちてつはなぞのマルシェ(ふかや花園駅会場)ふかや花園駅ロータリーにて、秩父鉄道沿線のお土産、グルメ、地酒等の販売を行います。(11:30~16:00)ちちてつはなぞのマルシェ イメージ【4】会場を巡ってプレゼントをゲットしよう!長瀞駅会場の「ちちてつ123オータムフェスタinふかや×ながとろ」とふかや花園駅会場の「ちちてつはなぞのマルシェ」の2会場を巡った方へ、秩父鉄道オリジナルボールペンをプレゼントいたします。秩父鉄道オリジナルボールペン イメージ(5)その他同時開催「FUKAYA MORNING CARNIVAL ~最高におもしろい朝は深谷にある~」農畜産業の活発な深谷市の朝は早く、日の出前の早い時間から1日が始まります。夕方から、早朝から、深谷らしさをギュッと詰め込んだ新しいイベントです。開催日 :2022年11月22日(火)16:00~21:00(前夜祭)2022年11月23日(水・祝)6:00~15:00開催場所:深谷テラスパーク(ふかや花園駅から徒歩4分)お問合せ:深谷テラスパークエリアマネジメントTEL :048-579-2022(9:00~17:00)FUKAYA MORNING CARNIVAL ~最高におもしろい朝は深谷にある~※雨天決行、荒天中止※イベント内容は急遽、変更・中止等になる場合があります。※出演アーティストの撮影、録画、録音等の可否は、当日の案内に従ってください。※新型コロナウイルス感染症対策のご協力をお願いいたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月27日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「NPT会議決裂」です。核の危機感を持ち、橋渡しに、本気の姿勢を見せて。ウクライナでは、ロシア軍がヨーロッパ最大級のザポリージャ原子力発電所を占拠し、原発を盾に攻撃を強めています。本来、国際法により、原発は攻撃してはいけないと定められているのにもかかわらず、原発のある地域を舞台にした戦闘が続いています。国際原子力機関(IAEA)が現地に入り、誰が攻撃し、何が起きているのか、原発事故が起きないよう策をとっていますが、送電網が遮断されるなど、非常に深刻な事態に陥っています。8月にはNPT(核兵器不拡散条約)再検討会議がニューヨークで開かれました。ここでは、核兵器の不拡散だけではなく、現在のウクライナ情勢を背景に、原子力は平和利用のために使うことを盛り込んだ最終合意文書を作ろうとしましたが、ロシアは一貫して、「原発を攻撃していない。ロシアに非があるようなことを盛り込むのであれば、文書に署名できない」と主張。最終的に文書はまとまりませんでした。前回の検討会議でも、最終合意文書はまとまらず決裂しました。中東の非核化を求め合意を取ろうとしたのですが、土壇場になってアメリカが核保有国のイスラエルに配慮して、合意できないと言い出し否決されました。NPTは2回連続、核を持つ国は大きな脅威であり、保有国にしか交渉力がないことを見せつける結果になりました。核保有国も非保有国も一致団結しようと昨年、核兵器禁止条約が発効しました。しかし、核保有国は不参加。広島選挙区選出の岸田総理は両者をつなぐ橋渡しをしたいと話していましたが、核兵器禁止条約には参加せず。NPT再検討会議に乗り込んだものの、何か成果を残したわけではありません。いま、核兵器がいつ使われてもおかしくない緊張が続いていますが、その危機感が日本では共有されていないように思います。今年は、核兵器や原子力の平和利用の大きなターニングポイントとなる年になるはずでした。次のチャンスは、来年のG7。岸田総理の肝入りの企画で、広島で開催されます。核保有国に対し、「核が再び攻撃に使われるようなことがあってはならない」と、粘り強く交渉する姿勢をぜひ世界に打ち出してほしいと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2022年10月12日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年10月08日元乃木坂46の堀未央奈が、自身のYouTubeチャンネル「miona hori 【堀未央奈 公式】」で、同じく元メンバーで同期だった北野日奈子と共演した。乃木坂46の2期生として活躍してきた2人。ファンからは「堀北コンビ」として人気を博していた。今回はファンからの質問に2人で答えていく動画を投稿。仲良さげにツッコミ合う動画に、SNSでは「堀北コンビ最強!!」「堀北コンビ最高すぎる」「堀北コンビでYouTubeやる世界線に生きててよかった」「激アツ!!!2人ともありがとう!!!」などと歓喜の声が上がった。また、北野日奈子のYouTubeチャンネル開設を匂わせる発言や、今後のコラボ企画についても話が及ぶなど、これからの2人の活動にも注目が集まっている。
2022年09月24日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「宗教2世」です。公的支援から外れる貧困。偏見もなくそう。安倍元首相の銃撃事件を機に宗教2世の存在がクローズアップされました。僕は以前からオウム真理教信者の子供たちや、脱会した方のその後の社会生活について当事者に取材してきました。彼らは、一般の社会生活を送るのは極めて困難な状況に陥っていました。学校でも職場でも自分が宗教2世であることを伝えるのは難しかったとみなさん話しておられます。奇異な目で見られたり、レッテルを貼られたり、警戒されたり。友人や恋人に話せば自分から離れていくのではないかという怖さから、余計に一人で抱え込んでしまいます。一方では、SNSの普及により、初めて自分以外にも同じような状況にある人がいることがわかり、心が支えられたとおっしゃる方もいます。今回の事件の山上容疑者の家は、旧統一教会の信者である母親が多額の献金をしたことにより破産しました。このようにカルト教団で、常識を超えた霊感商法などで信者がお金を吸い上げられていくような家庭で育った人は、経済的に非常に苦しい状況に陥ります。ところが、こういう場合の貧困は法的なサポートから外れてしまうんですね。生活保護費は、病気や怪我で働くことができない人に支給されます。しかし、宗教による過剰献金の家庭の場合、両親のどちらかが働いており、お金も稼いでいる。それが家庭や子供たちに回らないという状況ですから、当然、生活保護の対象にはなりません。旧統一教会の信者の子供たちは「祝福2世」と呼ばれ、教会内で大切に育てられます。しかし自由な恋愛や結婚ができないなど厳しい教えがあります。教義に疑問を抱き、親とは違う道を歩みたいと思っても、家族や人間関係、自分の居場所などをすべて切り離すことになるので相当の覚悟が必要です。この問題はほかの新興宗教にも通じます。宗教2世は自分で信仰を選べず、そういう家庭に生まれたことで社会的孤立を強いられ、学びの機会や様々な選択の自由を奪われます。偏見を抱いてしまう社会風潮にも問題はあると思います。公的支援のあり方も再考の余地があるでしょう。宗教の問題というよりは、子供の虐待や貧困の観点から捉えるのが重要ではないかと思います。堀 潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2022年9月21日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年09月17日9月9日放送の『あさイチ』では「プレミアムトーク」として、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』のヒロイン・比嘉暢子を演じる黒島結菜(25)が登場。しかし、その表情はどこか硬かった。「番組開始と同時に神妙な顔をした黒島さんの顔が映し出されました。すぐに笑顔で挨拶しましたが、プレッシャーを感じていたのかもしれません」(テレビ誌ライター)番組では、8月31日に迎えた撮了時のVTRも公開されたが……。「黒島さんが目を真っ赤にして、涙を拭きながら挨拶をしていたんです。『つらい時期もあったんですけど、こうやって皆さんに支えられて最後まで無事に終えることができたと思います』と、込み上げるように話していました。スタジオの黒島さんは、VTRを真剣な眼差しで見入っていました。今作は強引なストーリー展開や粗削りな演出に放送が進むにつれて徐々に批判が増えていきました。黒島さんに非があるわけではないのに、最終回まで3週間を切った朝ドラヒロインが登場して微妙な雰囲気になるのは異例のことです」(前出・テレビ誌ライター)そんな不穏な空気を察した視聴者から、Twitterでは心配の声も。《なんか寂しそうななんとも言えない表情だったけど、大丈夫だろうか……》《黒島さんやっぱ元気ないように見えたなぁ》《痛々し過ぎるって感じた人も多いのでは? やっぱり脚本家達の出演が必要だな》直近の第22週でも、批判の声が続く前代未聞の事態となっていた。「7日の放送回では、沖縄料理店の休業を決断した暢子を励ます意味を込め、働いていた『フォンターナ』で食事会が開かれました。元従業員の矢作(井之脇海・26)も参加したのですが、かつて店を飛び出し、店の権利書まで盗んだ彼に焦げた豚肉が提供される“嫌がらせ”が映し出されたのです。その翌日には、暢子が返済用の40万円が入った封筒を、店のカウンターに置き忘れるという失態もありました」(前出・テレビ誌ライター)■NHK会長が吐露「ドラマの筋を変えろというご意見も」こうした演出に、Twitterでは非難する声が相次いだ。《いくら恨みがある人間に対する仕打ちでも、わざと焦げた料理を出すのはプロの料理人失格》《お金置いていく暢子は経営者の素質なし》《お金も食べ物も大事にして》だが、本作を批判しているのは、SNSを利用する若者を中心とした世代だけではないようだ。9月6日付の『朝日新聞』の投稿欄「はがき通信」では、70代の視聴者による感想を紹介。暢子の兄・比嘉賢秀(竜星涼・29)について、《何が沖縄の一番星だ。星くずにもなっていない。さっさと心を入れ替えて、養豚場の娘さんと一緒になって真っ当に生きてくれ》と酷評している。同紙面によると《いらだつ声が8月に入って目立ちました》という。実際に今作の感想が累計でどれくらい寄せられているか同社の広報部に問い合わせると、「これまでの投稿数は30数通となります。そのうち、8月の投稿数は10通でした」と文書で回答があった。「Twitterでは『ちむどんどん反省会』と称するハッシュタグでの“突っ込み”が目立ちますが、高齢者層からも不評の声が相次ぐというのは、幅広い世代で共感性が低い作品ということなのでしょう」(前出・テレビ誌ライター)元農林水産副大臣の礒崎陽輔氏(64)も3日、Twitterで苦言を。《脚本の論理性の問題はもとよりですが、今週も妹の恋人を「お古」と呼んだり、病院の見舞客が数珠を持参するなどNHKの朝ドラとしては許容の限度を超えた表現がありました。収録済みなのかもしれませんが、しかるべき人が制作現場に適切な助言をしたほうが良いのではないでしょうか》礒崎氏が本作に言及して批判するのは8月14日に続いてこれで2度目だ。NHK関係者は言う。「1日の定例会見で前田晃伸会長は『ドラマの筋を変えろというご意見もいただきましたが、ドラマということでご理解いただきたい』と視聴者に呼びかけるほどでした。近年の朝ドラには見られなかったネガティブな反響の多さに制作側は懸念を抱いているようです」■『ちむどん』と『なつぞら』には意外な共通項が…そんな危機的状況を打開しようと、最終盤に“スペシャルゲスト”が用意されているという。「作品の好感度を挽回すべく、すがる思いで草刈正雄さん(70)に出演オファーしたのです。草刈さんといえば、記念すべき朝ドラ100作目となる『なつぞら』(’19年)で、広瀬すず(24)演じるヒロイン・なつに生き抜く術を教えた“おんじ”柴田泰樹役を大熱演。草刈さんの台詞に涙する視聴者が続出し、爆発的な人気を集めました」(前出・NHK関係者)実は、『ちむどん』には草刈だけではなく、『なつぞら』の主要キャスト4名がすでに出演している。「比嘉家の長女の夫役を演じる山田裕貴さん(31)、暢子の夫・和彦の父を演じた戸次重幸さん(48)、暢子の高校生時代のライバル役の池間夏海さん(20)。そして、養豚場の経営者役の中原丈雄さん(70)です」(前出・NHK関係者)『ちむどん』は『なつぞら』を意識して作った面があったという。「オープニングが朝ドラ初となる全編アニメーションで描かれ注目を集めた『なつぞら』に倣って、『ちむどんどん』も全編アニメーションでした。『なつぞら』は最終的に平均視聴率21%と好評でした。朝ドラファンから熱狂的に支持された草刈さんを“最後の切り札”として登場させることで、クライマックスを円満に収めようという狙いもあるようです」(制作関係者)大団円となるのか。ここまで来たら最後まで見届けるしかない!?
2022年09月13日多くの愛猫家に知られる、いなば食品の『CIAOちゅ~る』。『ちゅ~る』と聞くと、猫に与えるおやつというイメージが強いですが、犬用の『Wanちゅ~る』という商品も販売されていることをご存知ですか。初めて『Wanちゅ~る』を食べた柴犬が?柴犬のふう太くんと暮らす、飼い主(@fufufufufu_ta)さん。飼い主さんはある日、ふう太くんに初めて『Wanちゅ~る』を与えたそうです。皿に入れられた『Wanちゅ~る』を食べた、ふう太くんの反応をご覧ください。犬用チュールを知った犬 pic.twitter.com/YB4pVYrXei — 柴犬ふう太 (@fufufufufu_ta) September 8, 2022 皿の中に口を入れ、驚いたように目を見開いているふう太くん。視界いっぱいに『Wanちゅ~る』が広がっているであろう状態で、勢いよく食べ進めているのが見て取れます。「なんだ、このおいしい食べ物は…!」といわんばかりの表情で、『Wanちゅ~る』を食べるふう太くんに、笑いがこみ上げますね!飼い主さんが写真をTwitterに投稿すると、「瞳がすべてを物語っている…!」「目力がすごい」「かわいい」などのコメントが寄せられました。飼い主さんいわく、『Wanちゅ~る』はこの日を境に、ふう太くんの一番好きなおやつになったのだとか。こんなに愛らしい反応を見せてくれるなら、いくらでも与えたくなりそうです…![文・構成/grape編集部]
2022年09月09日