ウーマンエキサイトのコミックライターさんが、夫婦喧嘩のエピソードや乗り越え方をつづった特集 「“夫婦喧嘩”してる? 夫と私のガチ喧嘩体験談」 で、“夫婦喧嘩”についてのアンケートを実施しました。どんな夫婦にも、考え方の相違など喧嘩につながる“問題”は存在するもの。だれだって喧嘩はしたくないと思いますが、我慢が積み重なったり、疲れが溜まっていたり、“相手にわかってほしい”という気持ちでいっぱいになったりすると、避けられない場合もあるはず…。みなさんの家庭では、夫婦喧嘩にどんな方法で対処しているのでしょうか。アンケート結果から、いまどきの夫婦喧嘩事情を探ります。■まさか!“喧嘩をしない夫婦”が意外に多い!?今回のアンケートで「夫婦喧嘩をしますか?」という質問をしたところ、1番多かった回答が「ほとんどしない」34%、次に「たまにする」が31%、さらに「よくする」が18%、「全くない」が15%とつづきました。Q.夫婦喧嘩をしますか?ほとんどしない 34%たまにする 31%よくする 18%全くない 15%その他2%程度の差はありますが、「ほとんどしない」「全くない」を合わせると49%。「たまにする」「よくする」を合わせると49%。つまり、夫婦喧嘩を“する夫婦”と“しない夫婦”は、ちょうど半数に分かれる結果となったのです。筆者の周りでは、ママ友と話していると「旦那と喧嘩しちゃった…」なんて会話が多いので、“喧嘩をしない夫婦”がこんなに多いとは意外でした。■喧嘩しない派:“オトナ対応”夫婦今回のアンケートで「夫婦喧嘩をしない」と答えたのは約半数。夫婦といえど他人。相手にイライラしたり、相手の考え方ややり方に納得いかなかったりすることは当然あるはずです。喧嘩する夫婦から見たら、「なぜ喧嘩しないでやっていけるの?」と疑問に思うのではないでしょうか。まずは、喧嘩しない夫婦の“喧嘩しない理由”をご紹介します。喧嘩を売っても買ってもらえず。(大人の対応を受け、終了〜♪) 8年間、ほとんど喧嘩はありません。夫は短気でよくイラついていますが、独り言のように一人で怒るのみ、私はそんなときに「触らぬ神にたたりなし」を実践しているからです。夫に直してもらいたいところは、最小限を、彼の機嫌のいいときに冗談ぽく伝えるようにしています。高2から付き合って29で結婚。結婚前はたまに喧嘩してたけど、結婚後はお互い「これ以上言ったら喧嘩(険悪)になる」というラインがわかり、相手に対してあまり強く言わなくなりました。結婚して14年、本格的な喧嘩は1〜2回しかないと思いますどちらかが“大人の対応”をすることで、喧嘩が回避できるというのはあるかもしれませんね。怒っているまっただ中では冷静になれず、感情に任せてひどいことを言ってしまいがち。だからこそ、喧嘩になる前で止めることで、最悪の事態を避けようというわけです。場合によってはちゃんと話し合いができないことで不満が残る可能性もありますが、これも夫婦がうまくやっていく方法のひとつなのではないでしょうか。■喧嘩しない派:すぐれた監察眼夫婦喧嘩すると、お互いに嫌な気持ちになるもの。でも、自分が抱えている不満を相手に伝えないことには、解決できない夫婦の問題もあって…。“喧嘩をしない夫婦”は、どのようにして不満や想いを伝えているのでしょうか。彼らが実践している“喧嘩にしないコツ”をご紹介します。言いたいことは素直に言う。嫌みっぽく言わない。なにか思うことあっても、夜には言わない。昼間にする。ムカついたらまず、相手を良く観察する。本当の意味を探るため。「私を困らせたいの?」、「嫌がらせ?」、「言いたいことがうまく言えてない?」、「本当は相手が困ってる?」。観察すると落ち着いて考えられて、根本的原因を除くことができ、再発防止につながります。年月がたつにつれ、理解できてムカつくことが減りました。相手の態度ややり方を「気に入らなかった」とか「こうして欲しかった」と伝えるとき、オブラートに包むと伝わらないことが判明。あまり時間をあけず、端的に「このときのアレはこう思えたから、今後はこうして欲しい」と要望として訴えることにしたところ、喧嘩にならずすむようになりました。我慢してたことが、我慢しきれなくなったとき。お互いの意見が合わなくて納得いかなかったとき。直接言うと、感情的になって言いたいことも伝わらないので携帯で文章にして送ります。旦那はいいたいこと言わないので、「そっちは?」とこちらから聞きます。それで納得して終にしてます“言い方”に気をつけること、冷静になること、相手の気持ちも聞くこと…。小さな気遣いや心がけで、もしかして喧嘩は穏やかな“話し合い”になるのかもしれませんね。■喧嘩しない派:あきらめの仮面夫婦「喧嘩をしない」と聞くと「夫婦円満なんだなぁ」と想像する人が多いと思います。しかし、今回「喧嘩をしない」と答えた方からは、「相手にあきらめているから」「喧嘩する時間や体力がもったいないから」といったコメントも集まりました。期待は、すればするだけガッカリするので、期待することをやめました。何かをしてくれれば二度手間に。やらなくちゃいけないことが増えるだけ。疲れました。人(自分以外の生き物、家族も同様)を思いやること、想像力、危機感がなさすぎます。期待をしない。これが一番。以前はしていましたが、最近はしていません。でもけっして仲が良いからではありません。喧嘩にもならないほど仲が良くないということです。何かを言えば、すぐにヒートアップしてメチャメチャ言われ、私のメンタルは崩壊。もう相手が勝手に怒り出しても、嵐が去るのをひたすら待ちます。ストレスはたまりますが、反論して長引いたり、余計傷つくよりはマシという境地にたどり着きました。読んでいるだけで、胸が締め付けられます。良い方向に進むには、どうしたらいいのでしょうか…。喧嘩をするのは、「相手との関係を良くしたい」「相手に自分の気持ちをわかってほしい」という想いが根底にあるからなんだな、とあらためて気づかされるコメントです。■喧嘩する派:朝起きたら仲直り夫婦怒りや不満を相手にぶつけてスッキリしたけれど…、どうやって喧嘩を“終わり” にするか悩んだことはありませんか? 喧嘩をする夫婦は、どのようにして仲直りをしているのでしょうか。結婚した当初は、喧嘩した次の日もなんとなく気まずく、よくメールで「昨日はごめん。」とお互いに仲直りしていました。結婚して12年、いまでは寝て起きたら普通にしておけば、あとは時間が解決してくれるようになりました。喧嘩はイヤだけど、あのとき我慢するよりも、真っ向勝負したから今があるんだと思います。いまでは家事に育児、何でもやってくれるスーパーパパです。たいていどちらも空腹、睡眠不足状態でおきるものなので(判断力の低下、余裕がない)まずはご飯を食べたり仮眠とったりする。ほぼこれをやると喧嘩自体どうでもよくなる「自分が悪くなくても、謝る」という答えもあり、毎回どちらか一方だけが謝っているとしたら、ストレスがたまるかもしれません。意外に多かった「朝起きたら終わり」というコメント。過ごす年月が長くなるにつれ、ふたりならではの仲直り方法が生まれていくのかもしれませんね。■夫婦それぞれに喧嘩の仕方、気持ちの伝え方があるコメントを読んでいて感じたのは、夫婦それぞれに喧嘩の仕方、気持ちの伝え方があるのだということ。喧嘩は良くないものと思われがちですが、プラスの面もあるのだと。殴り合い取っ組み合いの喧嘩をしました(笑)お互い頑固頭で譲れない性格で苦労してます。ですが、喧嘩を重ねることでお互いの距離の保ち方や接し方が少しずつわかってきた気がします。言いたいことは我慢しないで、ぶつかることも大事。どちらも我慢せずに思っていることを吐き出すようにしています。お互い自己主張が強くて謝るのが苦手なので、言いたいことを言って相手の考えを聞く。何に対して怒っているのかということを理解して、全部吐き出したところで終了しています。平行線で終わることが多いけれど、相手がどういう時やどういうことに立腹するのかということがわかれば次回から気を付けることができるように思います。どちらか一方だけが主張したり我慢したりすることがないように、それだけは気を付けています。大事なのはお互いが1つの家庭として過ごすために、ストレスや不満をためないことだと思います。自分だけがつらいと感じてしまっている場合、なかなか相手の気持ちまで考えられないかもしれません。でももしかしたら相手も、何か訴えたいことがあるのかも。喧嘩しないことが大切なのではなく、相手の声に耳を傾けて、もし喧嘩になってしまったとしても、自分の気持ちや相手の気持ちが少しでも伝われば、それはプラスとなるのかもしれません。もちろんできれば話し合いで解決できれば、ベストですが…。お互いの意見を交換することで、よりよい夫婦関係を作ることにつながるのではないでしょうか。Q. 夫婦喧嘩エピソードや、対処法、ご意見などをお聞かせください。回答数:242アンケート集計期間:2018/11/7~11/26
2018年12月13日こんにちは!ことは母です。9ヶ月になる娘ことはさんと、長身お髭がワイルドな主人と仲良く暮らす、天然パーマ3人家族です。突然ですが、夫婦といえど元は他人。育った環境も価値観も違うのだから、ケンカするのは当たり前!ですよね。…ですが、同じ夫婦ゲンカでもケンカの仕方一つでその後の夫婦関係が随分違う かと思います。我が家では夫婦ゲンカをする時にいくつかルールがあり、それを意識しながらだとあら不思議!2人ともすっきり円満に解決して、仲直りの早いこと!!今日はそんな我が家の夫婦ゲンカルールをお伝えします。これで解決!ことは家のルール●相手の不満に思っている事をきちんと聞くケンカになると、どうしても我先にと自分の不満を言ってしまいがちですが(わが家の場合は完全に私が。笑)まずは相手が何を不満に思ってケンカに発展してしまったのか 確認しましょう!原因が良く分からないまま感情に流されて攻撃してばかりでは、収まるものも収まりませんものね!●相手が話している事を最後までちゃんと聞く感情がたかぶると相手の話をさえぎってまで自分の意見を押し付けてしまいがちですが、言いたい事も言えない(こんな世の中じゃ、ポイズン)側はもやもやして気持ち悪いですし、さえぎった側も相手の考えが理解出来ず何も進展しません。お互いに気持ちの悪い時間を無駄に長引かせてしまう事になります。●暴力絶対NG!!これは説明不要ですね!●直して欲しい事を分かりやすく伝える攻撃的な口調で自分が嫌だった事を主張するだけでは相手を傷付けるだけで何の役にも立ちません。これが嫌だったからこうして欲しい。など、相手が理解して改善してくれる言葉と言い方を選ぶ と良いですね!●ごめんねをきちんと言うこれが意外と難しいんですよね!私もただ漠然とごめんね、と言うのは嫌いです。しかし、相手が原因でケンカをしていても必ず自分にも非があるはず! (ケンカ中の態度や言葉遣いなど)細かい部分でもお互いに自分の非を認めて、良くなかった所は反省している姿勢を見せると、2人とも心が穏やかになります。近い距離でケンカする(できれば身体が触れている状態)女性は特にありがちだと思うのですが、(私もそうでした!!)黙りを決め込んだり、もういい!と別室に移動したり…。これでは何も進展せず、ケンカの時間を長引かせるだけですよね。夫婦は他人です。しかし、愛し合って結婚した二人。そこでオススメしたいのが、物理的な距離を近づけてケンカをする事 です!突き放して距離をとってケンカするより、椅子で隣どうし肩がくっつく距離で話し合う、もしくは手を握りあって話し合う、出来る事なら抱き合いながらお互いの不満をぶつけ合う!するとあら不思議、心の距離まで近づいてなんだかサクッと仲直り できるんです!んなアホな!と思うかもしれませんがぜひやってみて下さい。いつもより素直な自分に驚くはずです…笑夫婦でルールを決めてみてこうやって改めて見ると当たり前のことばかりですが、ヒートアップしている最中に意識するのは至難の技なんですよね!笑とはいえ、もし夫婦ゲンカになってしまったら一つずつでも意識しながら取り入れて頂くと、今後、より気持ち良い夫婦関係を築くための有意義なケンカ が出来るかと思います!ぜひ、より仲良くなるためのケンカで夫婦円満に過ごしましょう!●ライター/ことは母
2018年12月11日こんにちは、ライターのゆめちちです!今回は、上手な夫婦喧嘩の仕方について書いていこうと思います。1.寝不足で旦那にイライラ娘の夜泣きが酷く寝不足だった頃、私は日頃からイライラしていました。1番嫌だったのが旦那が休みの日の夜、娘が起きている時間に寝て、私が娘を寝かしつけてから起きて夜中まで漫画を読んだり、 YouTubeを見たり していたことでした。「寝れん私に対して嫌がらせか!?」と思うほどにイライラ。ついに爆発してしまいます(笑)2.何にイライラしているのか伝えれてなかった爆発する私に対し、旦那から「毎日何言ってもイライラされて、俺も何言ったらいいか分からん」と言われました。どうしてイライラしているのか、何が嫌だったのか、ちゃんと伝えずにイライラを態度だけで表していたのが、旦那は不満だったそうです。その後ちゃんと話し合いをして、お互いに謝りました。泣きながら(笑)このことがあってから、旦那は娘が起きている時間に寝ることはなくなりました。喧嘩は必ず起こることだと思います。喧嘩になった時、上手な喧嘩が出来るよう にちゃんと話し合い、自分は悪くないと決めつけずに相手の話をちゃんと聞いて 受け入れることが大事だと思いました。その事を心がけた結果、喧嘩をしてもその日のうちに仲直りするようになり、喧嘩もあまりしなくなりました!とは言ってもいまだにイライラすると態度に出してしまうことが私は多いので、これから態度に出さないようにし、上手に夫婦喧嘩をしたいです(笑)●ライター/ゆめちち
2018年10月10日こんにちは!黒田カナコです。小1の息子と旦那の3人家族です。好きで結婚したとはいえ、旦那は、所詮他人。一緒に暮らすと当然不満も出てきます。とはいえ、なるべくならケンカはしたくないですよね。我が家の「ケンカは避けられないけど、大ケンカにはならない方法」を紹介します!ケンカは、急に始まるわけではありませんうちの旦那は、毎朝洗面所の床をびちゃびちゃにします。そういった日常の不満が積み重なり…大・爆・発!「何回言っても直してくれない!」「そういえば、あの時もこうだった!」ときっかけとなった出来事とは関係のない不満まで思い出し 、更にヒートアップ!そのままケンカになだれ込むと、旦那も「わざとじゃない!」と逆キレを始め、大ゲンカ開始!言いたいことを言えば満足するかもしれませんが体力も精神も消耗が激しい…。感情的に相手にぶつかったところで、相手も感情的になり結局何も解決にならなかったりします。後味も悪いですよね。こんなしょーもない理由で消耗するのも、ばかばかしい!ケンカしそうになったら、ちょっと待って!とりあえず、相手から離れましょう。「体調が悪い」とでも言って、すぐ別室に。相手から離れた状態で、とことんまで心で怒ります。すると、段々冷静になってきます。「自分の伝え方にも不備があった」と反省点も みえてきます。思えば、相手もわざと怒らせようとやっているわけではない。私が不満に思っている事を「知らない」 だけなのです。●ケンカではなく、話し合いをする翌朝、冷静になった状態で話し合い をします。「私はこうされるのは嫌だ」と伝えたうえで「今度から、これはこうして欲しい」と改善策を提案します。早朝の話し合いは、旦那も寝ぼけて反論してきません(笑)ケンカの原因はだいたい「見解の相違」 だと思います。自分はそのつもりで言ったことではなくても、相手が「悪口だ」ととらえてしまえば、それは悪口です。この場合ですと、旦那は「今日も納豆か」と真実を言っただけなのに私は「手抜きをしている」と言われたと思い、怒ってしまいました。自分が引け目を感じていると、悪い方向にとらえてしまいます。私が「野菜が高くて買えない」と言っただけなのに旦那は「給料安くて悪かったな!」と怒りだした事があります。見解の相違からのケンカを防ぐには「自分はその言葉を嫌な方向にとったけど、どういうつもりで言ったのか」と相手にすぐ確認します。だいたいが「そんなつもりではなかった」と返ってきます。わざと相手を怒らせようとやっているわけではない。お互いの意思をすぐに確認する事で、大ケンカに発展する事は避けられる と思います。●ライター/黒田カナコ
2018年10月02日こんにちは、マメ美です!突然ですが、みなさんは育児が原因で夫婦ゲンカになってしまったことはありますか?育児をしていると、パパもママもはじめてな事ばかり。ときに夫婦ゲンカに発展してしまうこともあると思います。わが家は基本的に平和ですが、やはり育児に対してはお互いの思いがぶつかる事 もあります。中でも、娘がまだ乳児だったころに育児が原因で勃発したケンカは、結果的に夫婦の育児への関わり方を大きく変えてくれました。そのケンカがあったからこそ夫の気持ちがわかり、いろいろと考えるきっかけになったんです。今回はそのときのケンカのお話を書こうと思います。寝かしつけから始まったケンカきっかけは夕飯後のこんなお願いでした。その日は娘もすぐ寝そうだし、私も「早く家事を終わらせて寝たいな〜」と思っていました。夫も快く引き受けてくれて、娘と寝室へ。よし、じゃあこの間に食器洗っちゃおう!!と、始めてから…早すぎる夫のギブアップ…。実はコレ割と毎回で、とにかく諦めるのが早い!ママじゃなきゃダメな事が多い事は分かっているけれど、パパがそれを言ったら全てママだけの育児 になってしまう。私だって初めてだらけだし、寝かしつけも最初から出来たわけじゃない。『ママじゃなきゃ無理』なんて言葉は言って欲しくない!という気持ちが爆発しました。私の怒りに返ってきた夫の反応とは…まさかの夫の発言!!!ブチ切れたはずの私の気持ちは、その発言で完全にストップ。思わず吹き出してしまいました(笑)えっと…どういう事??●夫の目線赤ちゃんにとってオッパイとは、『安心できるモノ』であり、『お腹も満たしてくれるモノ』である。その匂いだけでも安心出来るので、だからお母さんの抱っこを求めて泣くのだろう。夫はネットや雑誌でみた情報からそんな風に思っていたそうです。子守唄を変えてみたり、抱き方を変えてみたり、スクワット(?)をしてみたり…自分がどんなに寝かしつけようと頑張っても泣いてしまう。そして私に抱っこを代わってもらうと、オッパイを飲んでアッサリ寝てしまう。娘は哺乳瓶を受けつけなかったので、唯一のパパのアイテムも使えなかったんですね。だからママのオッパイというアイテムが羨ましい!!そして何よりママを求めて泣く娘を見て『俺じゃ無理なんだな…。やっぱりママじゃなきゃ…』と、思ってしまったそうです。わが家がたどり着いた解決策今回のことがあって、私たちなりにどうしていくか話し合いました。寝かしつけが苦手だと言う夫も、歯磨きやお風呂に入れるのは上手だし、早起きなので休日の朝は娘の面倒を見てくれます。そこだ!そういう得意分野を伸ばしていこう!!お互いに苦手な分野はあるんだし、そこは補い合って苦手な事は少しずつやってみよう!という事でまとまりました。寝かしつけやご飯はママにべったりなので、歯磨きやお風呂は夫にお願いし、休日の朝は夫の方が早起きなので娘を見ていてくれている間にゆっくりさせてもらってます。ちなみに今ではこんな感じで割と寝かしつけも出来るようになりました。でも私がいると、ママ!ママ!になってしまうので『ママは来ないでね!』と小声で言ってきます(笑)育児していると喧嘩してしまう事はあります。そんな時はお互いのの考えや目線をお互いが見つめる事で、育児も楽になるかもしれません。●ライター/マメ美
2018年09月27日夫婦といえども、元々は他人同士。「いつも意見が同じ」なんてうまくいくことばかりではありません。そうした小さな積み重ねが、時に爆発して夫婦ゲンカに発展。お互いの本音をぶつけ合ういい機会でもあるのですが、終わらせ方がいまいちわからないという人は多いのではないでしょうか?では、世の夫婦たちはどうやって夫婦ゲンカを終わらせているのでしょう?何事もなかったかのように過ごすネット上で見る限り、次の日にはケロッと忘れて、いつも通りになっているという夫婦が多いよう。この終わらせ方について、なかにはきちんと終わっていないから気持ちの切り替えができないという意見もあるのですが、「お互いが言いたいことを言い合ってスッキリ」と感じる人が多い様子。また、夫婦ゲンカが続いたまま眠りにつき、朝起きてお互いが冷静になってから「ごめんね」と一言伝えるという人も多いようです。絶対に自分からは謝らない先ほどの例のように、スッキリすることだけではないようで…。何日も夫婦ゲンカを引きずることもありますよね。そんなとき、自分が悪くなくても、事態を収拾させるためにとりあえず自分から謝るという意見も多いのですが、反対に「絶対に謝らない」という意見もチラホラ…。というのも、一度でもこちらから謝ってしまうと、「夫が図に乗る」という理由からの行動のよう。「やっぱり俺は悪くない」「俺が許してやった」と謎の優越感を出されることもあるとかないとか。また、専業主婦ならもちろんですが、共働き世帯でもまだまだ女性が家事や育児の大部分を担っていることが多く、不穏な空気が何日も続くと、結局困るのは男性ということも理由のひとつのようです。直接言えないなら手紙やメールで「謝らなきゃ」とは思うものの、面と向かって言葉にするのは恥ずかしいと感じてしまう人も少なくありません。そんな人たちは、メールやLINEでメッセージを送ったり、手紙やメモを置いておいたりして気持ちを伝えているようです。また、なかには、「次の日には必ず仲直りする」「お互いが納得するまで話し合う」など、自分たちの性格やライフスタイルに合わせてルールを決めているという意見も散見されました。夫婦ゲンカの最中はお互いヒートアップしていますが、時間が経って冷静になってみると、「なんであんなことで…」なんて思うこともあるから、一晩でも距離を置くことは大切なのかもしれませんね。(文・山手チカコ/考務店)
2018年02月27日「仮面夫婦」ってご存知ですか? 仮面夫婦とは、他人や子どもの前では仲の良い夫婦として振る舞っていながらも、実際は関係が冷え切った夫婦のこと。そうした夫婦にならないためにはどうしたらよいのでしょうか。一緒に考えてみましょう。 1. 仮面夫婦ってどんな夫婦?その特徴仮面夫婦がどんな夫婦なのか、実際に想像するのは難しいですよね。特徴をいくつかご紹介します。お互いに無関心相手がいつどこで何をしようと興味がない、一緒に何かをしようと思わないなど、お互いに無関心な状態です。お互いに自分中心自分が欲しいもの、やりたいことを優先させ、夫婦に困ったことが起きても解決しようとしないで逃げてしまうといったことも特徴です。家でのコミュニケーションがないふたりきりのときの会話は必要最低限。スケジュールのことや子どものことなど、生活に必要な事務連絡のみ。世間話をしたり一緒にテレビを見て笑い合うなどはしません。スキンシップもしない会話をしないのだから、当然触れ合ったりなどしません。セックスレスになることも多いでしょう。他に相手がいることも仮面夫婦を続ける中で「癒し」を求めるために、不倫をしているかたも中にはいるようです。関心がないために相手の不倫に気づかない、気づいても放置・黙認していることもあるのだとか。周りの人からはわからない外では夫婦円満を「演じている」ので、気づかない人も多いでしょう。子どもや親族にも仮面をつけて接しているパターンが多いため、他人からは仮面夫婦だと見抜けません。ただし、子どもにはバレている可能性大です。 2. 仮面夫婦はどうして別れないの?気になるのは「なぜ別れないのか」ですよね。夫婦関係が破綻しているのに、夫婦円満を演じてまで夫婦生活を続けることが不思議です。世間体や子どものため、金銭的問題といった理由が多いと思いますが、今回は「心理的な面」から別れない理由を探ってみます。愛情が残っている?片方もしくは両方に、わずかでも愛情が残っているのかもしれません。まだ離婚までとはいかない関係を保ちたい、より良くしたいと思っていて、きっかけがつかめないままずるずる仮面夫婦を続けているパターンもありそうです。さらに、ふたりでいるときは会話もスキンシップもないので、「相手が何を考えているのかわからない」状態が続きます。仮面夫婦から第一歩を踏み込む勇気はないし、相手のことを知りたがっている自分を認めないように、より厚い仮面を被ってしまうのかも。割り切っている?「夫婦はこんなもの」と割り切って、同居人がいる感覚で生活をしているのかもしれません。離婚に至る大きなきっかけがない限りは、仮面夫婦として生きていくほうが楽な人も中にはいるでしょう。意地になっている?仮面夫婦になるきっかけが、「相手の不倫」「セックスレス」など相手に不満がある場合、意地になって形だけの夫婦生活を続けている可能性も考えられます。特に不倫の場合は、別れないことで相手に罰を与えているのかもしれません。 3. 仮面夫婦にならないためのコミュニケーション悲しくて恐ろしい仮面夫婦ですが、一度そうなってしまえば、解消するのにかなりの時間と根気がいりそうです。仮面夫婦にならないよう、予防を行ったほうが良いでしょう。仮面夫婦にならないためのコミュニケーション術や予防法をご紹介します。スキンシップをたっぷりと夫婦の会話の時間を大切にするのはもちろんですが、「スキンシップ」も非常に重要です。日ごろから手をつないだり、抱きしめたりキスをしたりすることで、セックスレス予防にもつながります。また、スキンシップをすることでさまざまな物質が分泌され、ストレス緩和や幸福感の高まりなどの効果があります。夫婦にとって良いこと尽くしなので、積極的に取り入れていきましょう。> いってらっしゃいのキスで事故に遭わない?驚くべき効果とは> 夫婦のキス事情!キスがもたらす夫婦円満へのカギ夫婦で「一緒に」する運動やゲームなど、夫婦で一緒になにかに取り組んでみるのもおすすめです。共通の趣味ができることで話題も増えますし、それをしている夫婦はしていない夫婦に比べて「仲が良い」というのも、データとして出ているんですよ。身近にあることから一緒に行ってみましょう。> ダイエット効果も上がる?夫婦で運動すると良い理由> 40代が一番危険?いつまでもラブラブ夫婦でいられる方法喧嘩をしたら仲直りお互いの気持ちをぶつけ合うのも大切なことですが、必ず仲直りをするようにしましょう。仲直りの方法は人それぞれかもしれませんが、なによりも「お互いが納得する」ことが大切です。喧嘩と仲直りのルールを作って、お互いにそれを守るようにしましょう。> 【保存版】夫婦喧嘩の仲直りをするための5つの方法> 仲直りのきっかけは?わが家の夫婦喧嘩マイルール 仮面夫婦になるきっかけはさまざまあるでしょう。でも、なってしまったら修復は大変ですし、子どもにも悪影響を与えてしまいます。なによりせっかく愛し合って結婚をしたのに、形だけになってしまうのは悲しいことですよね。仮面夫婦にならないためにも、コミュニケーションやスキンシップは積極的に行うようにしましょう。喧嘩をしても相手を傷つけない、仲直りをするなどのルールを設けてくださいね。ずっと夫婦円満が続くよう意識して行動することが大切です。 参考:「仮面夫婦」を10年続けた人の苦悩と活路なぜか離婚しない・・・仮面夫婦の意味と心理的特徴
2018年02月15日「きょうだいゲンカが激しくて…」。こう嘆くお母さん、多いですよね。特に、男の子同士だと寄ると触るとケンカがはじまり、1日にいったい何回ケンカするのやら…という家庭もあります。いくら親だって、これではウンザリさせられますよね。イライラしてしまう気持ちも、よくわかります。でもね、きょうだいゲンカは子どもが成長するうえで大事なことなんです。つまり、ふたりは「いい経験」をしている最中なのよ。むしろ、まったくきょうだいゲンカをしない子どものほうが問題よ。自分の気持ちを表に出さず、内にため込んでいる証拠ですからね。きょうだいゲンカで自分を出せる子どものほうが、ずっと健康的。本来、子どもはケンカするものなんです。親は見守ることが大切。ギリギリまで口出ししないことね。とはいうものの、放っておけばいい、ということではありませんよ。親としてやるべきことがあります。ふたりの言い分を公平に聞き、共感してあげること。ケンカには必ず原因がありますよね。たとえば、お兄ちゃんのカバンを弟が触ったことが原因だとしましょう。親にしてみれば何でもないことなので、上の子には「それくらいいいじゃないの」とか「お兄ちゃんでしょ!」なんて言いがちです。下の子にも「人のカバンに触るんじゃないの!」など、つい否定してしまいますよね。 でも、お兄ちゃんにはカバンに触られたくない理由があるし、弟のほうはカバンを触りたい理由があったはず。大事なのは、それぞれの言い分をえこひいきなしにじっくり聞いて、頭ごなしに叱らないことなの。特に、五黄土星のお母さんは心優しくアネゴ肌なので、つい弱いほうの味方をしがちです。でもね、強い子のほうにも言い分はあるんですから、じっくり話を聞いてあげてくださいね。忙しいお母さんにとって、きょうだいゲンカは一刻も早く終わってほしいものでしょ?でも、早く解決しようとして「お兄ちゃんなんだから、ガマンしなさい」とか「謝りなさい!」などの言葉で終わらせるのは、もったいないわよ。子どもたちにとってきょうだいゲンカは、生きかたを学ぶ場でもあるんですからね。親が言い分を聞くことは、子どもに安心感を与えることにもなるの。そのうち、きょうだいゲンカも少なくなると思いますよ。 今どうすべき? 恋/仕事/人間関係/お金◆しあわせな未来のために
2018年01月05日こんにちは。フリーママライターの横山かおりです。夫が流行に遅れたインフルエンザにかかり、子どもを連れて実家に避難してきました。夫へのフォローをなくしては絶対ケンカになりがちな出来事です。夫婦喧嘩になるといろいろ面倒ですからね……。 わが家は結構長引きます。ほかの夫婦は、ケンカしたときどのように仲直りしているのでしょうか?今回は、実際にママ(主婦)たちに“わが家の夫婦喧嘩の仲直り方法”を聞いてみましたのでご紹介します。●時間が解決しない場合は文章で『夫の言い分、自分の言い分も整理して冷静に伝えたいので、少し落ち着いたころにメールで送ります。文章にしたほうが自分の気持ちも伝えやすい』(結婚6年目/主婦Kさん)『何度同じことを言ってもケンカになることがあるので、後から見返せるように手紙という形に残しています。「ほら前も言ったでしょ」と言えるように(笑)』(結婚3年目/主婦Mさん)ケンカしているときは、どうしてもお互い興奮状態なので冷戦な判断ができないことが。しかも謝るタイミングがなかなかつかめないと、長く微妙な空気が流れていて気まずいですよね。「もうこの空気限界……だけど直接謝る気分にもなれない!」という場合にオススメなのがメールや手紙。仲直りしたいけど相手の非も認めてほしいときは、「この前はごめんなさい。私もいけなかったね。でも……」と自分の非を認めた上で、譲れない点を厳しすぎない口調で書いていきましょう 。文章だと相手も冷静に受け取ることができますよ。●一方的にどちらかが悪い場合『明らかに夫が悪い場合は、「じゃあお詫びにこれ買って」という形でわかりやすく仲直り成立』(結婚4年目/主婦Sさん)『自分に非がある場合は気分が落ち着いたころにちゃんと謝ります。いつもよりちょっとごはんを豪華にしたり、夫の好きなものをメニューに入れたり』(結婚5年目/主婦Mさん)ケンカの原因が具体的にわかっていたり、どちらかに明らかな非があったりする場合は仲直りしやすいパターン。頑固にならずに素直に謝ることが大切。+αで何かしてあげる夫婦 が多いようです。いつまでも相手のことを許さないのも解決しないので、「あれ買ってもらえるなら許してあげよう」くらいの気持ちでいられるといいですね。ケンカをしたときこそ、普段おねだりしにくいものを買ってもらえるチャンスです!高級バッグとまではいかなくても、自分ではちょっと手の出しにくい化粧品や香水などが妥当なところでしょうか。●話し方、話し合いにもアレンジを『ケンカが長引きそうで面倒なときは、一緒にお風呂に入って解決するまで話し合います!』(結婚2年目/主婦Kさん)『普段の会話を少しコソコソ話(耳を近づけてナイショ話)ふうにすると、ケンカしていたとしても距離がグッと近づきます!仲直りしやすい雰囲気になりますよ』(結婚2年目/主婦Mさん)『話し合いをするときは時間を決めて。ムダにダラダラ話していても進まないので』(結婚3年目/主婦Yさん)やっぱりきちんと向き合って話すことが大切ですが、その話し方にもひと工夫している人が多いようです。お風呂での話し合いはすべてをさらけ出している ようで仲直りしやすいのかも。ここは恥ずかしがらずに、一緒にお風呂につかりながら話をしてみましょう。のぼせない程度に!コソコソ話というのも心理的な効果が作用されるのか、仲直りしやすいとのこと。物理的な距離というのも大切なようです。何かコソコソ話すようなネタを考えて実行できるといいですね。そして、時間を決めて話し合うという人も。たしかにそのほうが必要なことをきちんと話し合えそうです。気持ちを上手に切り替えるためにもいいかもしれませんね。----------夫婦喧嘩の原因や頻度は夫婦によりますが、ささいなことでもちゃんと仲直りしていきたいもの。「夫婦喧嘩の解決方法がわからない」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。●ライター/横山かおり(ママライター、元モデル)●モデル/福永桃子、藤沢リキヤ
2017年04月07日「夫婦ゲンカばかりしていると嘆いていた60代の女性に、毎朝30分だけ、早く起きることをお勧めしました。先日、その夫婦にお会いしたら『半信半疑で実践したけど、不思議とケンカをしなくなりました』。ご主人も『こんなに妻が変わるなんて、驚いた』と話すんです。幸せは実践した人だけに訪れる。いいお手本です」 こう話すのは、曹洞宗徳雄山建功寺住職の枡野俊明さん。「禅の庭」のデザイナーとして、カナダ大使館など多くの庭園を手がけ、’06年には『ニューズウィーク日本版』の「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれている。そんな枡野さんの新著が『幸運は、必ず朝に訪れる。』(秀和システム)。 では朝をどう過ごせば幸せがやってくるのか?いつもより30分早く起きたら、枡野さんが教える、次の幸運をもたらすための7つの作法を。作法はすべて10分を目安に行う。30分あれば、7つのうち、3つを行うことができる。3つを選ぶ基準は自分が苦手なこと。掃除が苦手なら掃除、体を動かすことが苦手なら散歩を選ぶようにする。 【作法1】玄関、トイレ、風呂場、その日決めた場所を掃除する 「掃除という行為自体が心身をすがすがしくするもの。禅の修行では『一掃除二信心』といわれるほどで、その場をきれいにすることは、自分の心についた塵や埃を払うことだからです。月曜はトイレ、火曜は玄関……と順にやっていけば1週間で家全体がきれいになります」 【作法2】新聞のコラムなどを書き写してみる 「新聞の1面下には各紙とも編集コラムが載っています。たとえば朝日新聞なら『天声人語』。これを毎朝、その日の分を心を込めてノートに書き写していく。写経と同じく心を静めるとともに、時世の知識も身につく。一石二鳥です」 【作法3】心を込めてお茶をいれる 「禅僧の朝はお茶をいれ、仏様にお供えすることから始まります。一口にお茶をいれるといっても、お湯を沸かし、急須に茶葉を入れ……ひとつひとつ丁寧にすることで心が落ち着いていきます。茶碗1杯分だけのお湯を急須に注ぎ、1分間、じっと待ったのち、茶碗に注ぐ。このとき、急須を揺すったりしてはいけません。とにかくじっくり最後の1滴まで茶碗にそそぎ、味わって飲む」 【作法4】椅子に座って坐禅をする 椅子は、できれば背もたれのないものを用意。椅子に向かって一礼してから座る。背筋を伸ばして、両足はこぶしひとつ入る間隔に開き、膝の角度は90度。太ももの上で両手で「法界定印」を作り、目は半眼に開けて、下斜め45度を見る。 「舌は軽く上あごにつけ、ふーと口から息を吐きだします。つづけて、上体をゆっくりと左右に揺らしながら、だんだん揺れ幅を狭くして、体が左右対称に安定する位置を探します。上体の位置が決まったら、ここからは腹式呼吸。鼻からゆっくりと息を最後まで吐きだして、吸います。これを10分間続けてください」 【作法5】観葉植物などの世話をする 「植物は自然の象徴。ぜひ一鉢、観葉植物を購入し、部屋で育ててみてください。仏教では自然とともに生きることを『共生(ともいき)』といい、これは、その実践です。枯れ葉を摘んだり、霧吹きで水をやったり、季節ごとに姿を変える植物と向き合うことから、命の移ろいを感じさせてもらえるはず」 【作法6】鏡でじっくり自分の顔を見る 「寝起きの素顔の自分を鏡に映し、『今日はこれからこういう予定です。本当に今日やるべきことでしょうか』と問いかけてみて。面倒なことを避けている自分に気づいたり、周囲の状況に負けそうな自分に『頑張れ』と気合いを入れることもできます。外見ではなく、内面を見つめるために鏡を使ってみてください」 【作法7】散歩をする 「体を動かすことも心身を整えるのに欠かせません。ラジオ体操でもいいのですが、自然と触れ合う『共生』も同時にできる散歩がおすすめ。10分間あれば、季節の移ろいを肌で感じながら、ゆっくり歩いても意外と遠くまで行ってこられます。『こんなところに花が』などと、自分自身と語らいながらの散歩は、心身を癒します」 最後に枡野さんはこう語る。 「幸運というのは春風のようなもの。誰にでも平等に吹いてきます。ただ、それをつかまえられるかどうかはその人次第。つかむためには準備が必要です。禅では『調身、調息、調心』を重んじます。自分自身を見つめ、心身と呼吸を整える。家事や仕事に追われ日々を過ごしている主婦が、こうした時間を持つとしたら、朝か夜。しかし夜は1日の疲れで心が汚れています。睡眠によって心身がリセットされている朝こそが、自分と向かい合うのに最もふさわしい時間です」
2017年03月15日企業の中には独自の社内制度を設けているところがたくさんあります。たとえば女性特有の不調を理由にした休暇取得、ランダムに選んだ社内メンバーとの飲み会代金を負担、生産性を高めるための30分のお昼寝タイムなどなど…。働く社員のことを考えたユニークな制度も多く、子育て支援を目的にしたものも増えてきています。でも子育て以上に大切なのが、良好な夫婦関係…! そこで今回は夫婦にうれしい制度を設けている企業を紹介していきましょう。■夫婦ゲンカの早期解決を会社が手助け!徳島で育児雑誌を発行する出版社、全国ワイヤーママグループは「夫婦ゲンカ特別休暇」を導入しています。読んで字のごとく、夫婦ゲンカが起こったときの仲直りのための休暇です。なんと年5日まで取得可能ということで、ケンカっ早い(笑)ご夫婦も安心。こんな休暇制度があれば「制度のお世話になってばかりじゃあ…」と、ケンカの抑制につながるかも…?こちらの会社は生後2年の間、社員の赤ちゃん用おむつが無料提供される制度もあります。夫婦にも子どもにもうれしい会社ですね。参考サイト ワイヤーオレンジ ■パートナーの誕生日は仕事をしなくてOK!婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェントが導入しているのは、恋人や配偶者の誕生月に休暇を申請できる「パートナーバースデー休暇」。福利厚生の一環ということですが、制度があっても「誰も取得していない」状態ではないも同然。こちらの会社は驚くなかれ、約6割の社員が取得しているといいます!夫婦で休みが異なる場合も「誕生日は一緒に過ごせる」という安心感を得ることができそうですね。大切な人と大切な日を過ごせるよう、会社が後押ししてくれるなんてステキです。参考サイト・ 社員の約6割が取得するパートナーバースデー休暇制度 ・ パートナーエージェント ■お小遣い支給で記念日を豪華に過ごそう!人材総合サービスを提供するエン・ジャパンが導入しているのは「結婚記念日お祝金制度」。これは既婚社員の結婚記念日に20,000円のお祝金が支給されるものです。社員やその家族をねぎらい充実した記念日を過ごしてもらうことで、仕事へのモチベーションアップを狙っているそう。何に使うかは個人にゆだねられますが、ディナーやギフト、旅行資金の一部にする人も多いようです。お金という現実的なものだからこそ、普段お祝いをしない人も「記念日費用」として楽しめるのかもしれませんね。参考サイト エン・ジャパン 社内制度の充実は、働く側にとってはうれしいことですよね。仕事に子育てに夫婦関係…。どれにも大切なのは誰かを思う、思いやりの気持ち。今回ご紹介した社内制度はそんな思いやりのひとつなのかもしれませんね。
2017年02月12日夫と今までにないくらいの大ゲンカをした夜のことUpload By 553kmn(こころ)我が家には自閉症の娘がいます。ある日、夫と大喧嘩をした夜のことです。いつもお互い言いたいことは言うので、喧嘩にまで発展することはほとんど無いのですが……この日はこれまでにないくらい激しい言い争いをして、「今日は絶対に口聞かない!」なんて思っていました。お互い無言を貫こうとしたそのときでした。お互い意地を張ろうとした瞬間、私たち夫婦が見たものは…Upload By 553kmn(こころ)Upload By 553kmn(こころ)自閉症の娘が、DVDを見ながら音楽に合わせて初めてジャンプをしたのです…!娘は運動発達が遅れていると言われていて、まだ走ることやジャンプができませんでした。この驚きと嬉しさを共有したくて、気がついたときには喧嘩のことをすっかり忘れて夫に「見て…!」と話かけていました。Upload By 553kmn(こころ)娘を見て夫も驚いていました。でもあの日以来、娘がジャンプをするところは1度も見ていません。あのタイミングでのジャンプ、もしかすると娘は私たちに仲直りして欲しかったのかな…。娘の成長を目撃したことをきっかけに、意外な形で夫と仲直りしたのでした。
2016年11月27日寝苦しい夏の夜。エアコンの設定温度をどれくらいにするかで意見が合わず、夫婦ゲンカになることはありませんか?2015年に家電メーカーの三菱電機が行った調査では、エアコンの設定温度の違いでイラッとしたことがあると回答した夫婦は50.7%と約半数を占めました。普段から仲がよい夫婦で46.5%、不仲夫婦ではなんと81.3%にものぼっています。これは驚異的な数字ですね。多くの家庭で夜な夜な繰り広げられる“エアコン戦争”。皆さんどういった悩みを抱え、どのように対処しているのでしょうか。●最も多い戦いは“暑がりの夫”VS“寒がりの妻”『夫は暑がり。私はエアコンが大の苦手です。寝ている間に寒くて目が覚めると、夫が設定温度を22度とかにしてるんです。そりゃないよと思って27度くらいに上げると、そのうち夫が起きてまた22度に下げる。リモコンのピッピッて音もうるさいし、何より夫が暑いってボヤいたり舌打ちしたりするのが本当にイラつく 』(30代女性/結婚歴7年)『今のエアコンって風が直接体に当たらないモードもあるのに、それを使ってくれない。強風がガンガンあたってないとイヤなんだそうです。おかげで朝起きたときは喉がガラガラ。必ず夏風邪をひきます。そんなに暑いなら少しは痩せたらいいのに……』(30代女性/結婚歴15年)温度や運転モードなどをめぐってのトラブルは数多く聞かれましたが、中にはこんな声も。『エアコンをつけ始める時期が異常です。5月の連休明けには夫が冷房を入れます 。ちなみに暖房は3月末くらいまでダラダラつけてるから、わが家ではほとんど一年中エアコンがついてることになる。おかげで電気代がバカになりません。その分ちゃんと稼いできて!』(20代女性/結婚歴4年)男性側からの意見もありました。『一日仕事して、クタクタになって帰ってきて、やっと寝られると思ったときに寝室がモワーっと暑い。寝苦しくて睡眠不足になり、翌日の仕事に支障が出るので困っている 。もう少し気を遣ってほしい』(40代男性/結婚歴10年)仕事にまで差し支えがあるとなると、放っておくことはできませんね。●トラブルの原因は、男女の体の違いにあった!このように、もはや夏の風物詩ともいえる夫婦間のエアコン戦争。一般的に男性は暑がりで、女性は寒がりであるという傾向があるようです。一説によると男女間の体感温度は3〜5度も差があるとのこと。いったいどうしてなのでしょうか?その原因は、男女の筋肉量の違い にあります。人間は筋肉を使って熱を産生するようにできています。このため、男性と比べて筋肉量の少ない女性は熱を生み出しにくく、寒がりになるのです。また、女性の体は男性の体よりも臓器が複雑にできており、骨盤内にうっ血が起きやすくなっています。このことも女性が冷え性に陥りがちな原因とされています。●『入浴時間をあわせる』『冷却シートを使う』さまざまな対処法ただでさえ暑くてイライラする夏の夜。できれば不毛な争いは避け、平和に過ごしたいものですね。皆さんどのような対処法をとっているのでしょうか。『なるべく同じ時間帯で入浴するようにしています。同じペースで湯冷めしていくため、体感温度の差が少なくなりました』(20代女性/結婚歴6年)『布団マットに冷却シートを敷いています 。猛暑日などは帰宅前に妻に連絡し、シートを冷蔵庫に入れておいてもらっています。キンキンに冷えた状態で入眠できるので、設定温度を下げなくても心地よく寝られるようになりました』(30代男性/結婚歴11年)『パソコンとかテレビとかから出る熱って意外と多いんですよね。寝室には余計な家電をおかないようにしました。しかたなく置いてあるものはできるだけ早めに電源を切ります。省エネにもなって一石二鳥ですよ』(30代女性/結婚歴5年)さまざまな工夫で乗り越えているようですが、結婚歴の長い女性からはこんな話を聞くことができました。『いろいろ試しましたが、面倒だったり長続きしなかったりで結局ダメでした。夏場は別室で寝るようになって20年。お互い40半ばを過ぎると、なんとなく体感温度が一致してきたんです。そこからケンカしなくなりましたね。母からは「更年期なんじゃないの?」って言われましたけど(笑)』(40代女性/結婚歴24年)もしかしたらこれが、究極の解決策なのかもしれませんね。----------いかがでしたか?今回は真夏のエアコン戦争のエピソードと対策法をご紹介しました。別室で寝るのは最後の手段。いま一度、できる対策法を考えてみてもいいかもしれませんよ。●文章/パピマミ編集部
2016年07月26日「今年の夏はどうしようか?」と、実家への帰省の話も出てくるころでしょう。帰省時に増えてしまいがちなのが、夫婦げんか。人ごみや渋滞など、けんかの引き金となる原因が山ほど潜んでいますよね。せっかくの家族での帰省、「子どもの前では、なるべくケンカをしないようにしよう」と注意していても、夫の言動についイラッとしてしまい、気づいたら子どもの前で大ゲンカ…なんてことも。子どもの前で言い争いをまったくしないことは難しいかもしれないけれど、子どものストレスになるような夫婦げんかは避けておきたい。そこで今回は、「子どもの前でしてはいけない夫婦げんか」について、エキサイトお悩み相談室の 松田たけお(まつだたけお)先生 に聞きました。■子どもの前で“してはいけない“夫婦げんか5つ・大声で怒鳴ったり、相手を一方的に罵倒したりするけんか子どもは母親との心理的な結びつきが強いもの。夫が妻を一方的に責めると、子どもは自分が責められているような感覚になります。その結果、自己肯定感の低い子に育ってしまう場合もあるようです。また、怒鳴られた妻側に相談相手がいない場合、弱い立場の子どもへ八つ当たりをしてしまうというケースも考えられます。そのことが子どもにとってはストレスになるのはもちろん、恐怖体験のようなトラウマになってしまう可能性もあります。・物を投げたり、手を挙げたり。われを忘れるほどの感情的なけんか精神的な恐怖はもちろん、身体的な恐怖からくるストレスは、引きこもりや家出などを誘発する原因のひとつです。このようなケースが重なると、子どものトラウマとして、無意識下で大きな影響を与えます。度重なるストレスにより、子ども自体がうつや精神疾患を発症してしまうケースもあるのです。・子どもの将来についてのけんかたとえ原因が子どもの将来についてのことであっても、“両親のけんか”を子どもがどう捉えるかは別の視点で考えなければなりません。親の否定的なキーワードに敏感に反応する子もいます。我が子を思って発した言葉が、じつは子どもにとって存在価値さえ奪いかねないこともあります。子どもの将来についてのけんかは子どもの前では行わない、否定的なキーワードを使わない、などの注意が必要です。・離婚や浮気が原因のけんか離婚は夫婦にとっても高いストレスになるように、相手の浮気や離婚が話題の夫婦げんかは、子どもにとっても「家族が崩壊するかもしれない」不安を増長させるストレスです。「子どもの前で浮気や離婚の話題を口にするなんて!」と、思うかもしれません。しかし、誰にも相談できないと、つい身近な子どもにグチってしまうということも。このときのストレスは、子どもの青年期の恋愛や成人してからの夫婦関係に影響を与えます。子どものままでいたい、大人になっても相手への執着的甘えから脱却できないなど、相手との距離感をうまくとれない大人へと成長してしまう可能性もあります。離婚は仕方のないことかもしれませんが、浮気や離婚の相談は早めに専門家に任せ、自分自身のストレス軽減を図ることをおすすめします。・相手を無視する「愛情」の反対は「無関心」とも言われます。子どもにとって、夫婦間での愛情を感じられない無言の圧力ほどストレスになるものはありません。ただならぬ状況だけは感じつつも、理由がわからない。そのような状況が続くと、子どもが親の代わりに関心を引くように、病気や不登校、非行に走ることもあります。良い悪いは別にして、これらの行為は子どもなりのストレスを解消する手段なのです。昔から、子は鎹(かすがい)と言います。鎹(かすがい)とは、柱と柱をつなぐ日本における昔ながらの建築用の金具の名称です。家庭における「父親という柱」と「母親という柱」を、本人にその意識はなくとも、しっかりと影でつなぎとめる役目をしているのが子どもです。そんな大切な役目を果たしてくれている子どもに過度なストレスを与えないよう、まずは「ご両親がストレスをためない」ことが大切です。ご主人に言えないこと、友人に相談しづらいことなどがあれば、お悩み相談室で相談してみるのもいいかもしれません。・取材協力:エキサイトお悩み相談室 松田たけお(まつだたけお)先生
2016年07月14日“ケンカするほど仲がいい”という言葉もありますが、実際のところ“不要な言いあらそい”もあります。つまり、関係を悪くするケンカです。大した理由もないのに、ささいなひとことがきっかけで言いあらそうのは好ましくありません。相手に不信感を与えてしまい、夫婦の間に溝を生む原因となるからです。今回は、夫婦ゲンカの火種になりかねない妻のひとことをご紹介したいと思います。「言わなくてもわかるでしょ!」男性は、鈍感で察しの悪い生きもの。女性のように、雰囲気や感情で相手の気持ちを読みとる能力に長けていません。根本的に男性と女性では脳のメカニズムがちがうため、すれちがうことも多々あります。だから、「これくらい、言わなくてもわかるでしょ?」と思うことも、旦那さんには通用しないんです。「言ってくれないとわからない」それが男です。面倒くさくても説明してあげるくらいの気持ちで接したほうが無難です。「私と○○、どっちが大事なの?」男性が女性に言われたくないフレーズとして、代表的なのがこちら。たとえば、「会社と私どっちが大事なの?」「飲み会ばっかり! 私よりも友だちが大事なの?」など、ついつい言ってしまったことがある人もいることでしょう。ひとまず落ちついて、「たまには私の相手もしてね!」と言いかえて、旦那さんの反応をうかがってみる方が得策です。悪循環にならないために一緒に暮らしていれば喧嘩もするでしょう。しかし、つい感情的になって発したひとことが、大きなトラブルに発展することだってあります。たとえば、今回ご紹介した2つのフレーズもそうです。ストレートに感情をぶつけてしまうと、いらぬ夫婦ゲンカを招いてしまいます。そうした状態が続けば、夫は困惑し、妻はイライラがたまるという意味のない悪循環を生むだけです。「男性は鈍感な生き物だ」「脳のメカニズムが自分とはちがう」と心得ていれば、女性側に余裕が生まれるというもの。その方が、うまくいくのかもしれません。
2016年04月20日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。「夫婦喧嘩は犬も食わない」ということわざがありますが、そうでない場合もあるようです。アメリカの夫婦セラピストであるジョン・ゴッドマンと心理学者ロバート・レベンソン教授らの研究によると、 “夫婦ゲンカの会話の内容から、その夫婦が4~6年以内に離婚するかどうかがわかる” というのです。ポイントとなる会話の内容には、5つのポイントがあります。離婚の危機を招いてしまいかねない夫婦ゲンカの危険サインに、心当たりはありませんか?●離婚の危機を招く夫婦ゲンカの特徴5パターン●(1)繰り返し批判するここで注目してほしいのは、“相手の人格や人間性を批判すること”です。「あなたはいつも○○じゃない」「本当に○○なんだから!」というように、○○に入る言葉がパートナーの人格や人間性を否定・批判することが危険 なのです。誰でも自分のことを悪く言われたらムッとします。これを繰り返し何度も言う場合、相手から自分を批判されていると強く心に残ります。ケンカのときはお互いが感情的になっていますから、言わなくてもいいことまで言ってしまうこともあります。しかし、人格や人間性を批判するのはよくありません。こんなときは、相手の行動に目を向けて話すようにしてみましょう。「どうして○○をしてくれなかったの」というような言い方です。こうすれば、相手の人格を攻撃しているわけではありませんので、ケンカをしていても余計なことを感情に任せて言ってしまうことにならずに済みます。●(2)責任のなすりつけ合い「あなたが全部悪い」のような責任をなすりつけてしまう言い方をしたら、相手も同じように言い返してくるでしょう。誰でも、自分のせいではなく相手のせいにしたら気持ちとしては楽です。しかし、関係がぎくしゃくしてしまうのは目に見えますね。自分にも非があるけれど、パートナーにもあるからお互いに反省してなすりつけるような言い方はしないようにしましょう(浮気やDVなど、全面的に相手が悪い場合は話は別ですが……)。●(3)会話の回避ケンカの最中に「もういいよ!」や「別に……」など、会話をそこで終わらせるような口調になり、話すことを回避するような行動(目を合わせない・そっぽを向くなど)を見せたら、相手の心が閉ざされた状態 です。それが何度も続けば、危険な状態になるのはおわかりになるでしょう。たとえば、妻の方が夫の方を向いて現状を何とかしようと話しているのに、夫は妻の方を見ようとせず、テレビを見ながらだったり、ソファーに横になっている状態で話したりというのが、会話の回避に当たります。居心地が悪いからそうなってしまうわけですが、回避行動を見せられたら、後追いするようなことはせず、時間をおいて別な機会に話をするか、優しく声をかけて感情的にならないよう話をするのが有効です。●(4)軽蔑のしぐさ見下した言い方や皮肉めいた笑い方、手を払いのけるようなしぐさなどが軽蔑のしぐさになります。言葉にはしていなくても、「やれるものならやってみな」的な感じは夫婦ゲンカにおいてかなり関係の悪化が進んでいる状態と言えます。相手に軽蔑のしぐさが見られたときは、少し時間をおくことをおすすめします 。相手の心は気が立っているので、すぐになだめることは難しいです。●(5)自分の立場を守る発言自分のことしか考えていないような言い方をされることはありませんか?「私は○○だから……」「こんなことをしたら、オレがこう言われるんだぞ!」などが挙げられます。誰でも自分の立場を守りたいのは一緒です。しかし、夫婦はお互いの関係を守り合える仲であるべきはずなのに、相手を谷底へ落とすように追いやるような言い方がケンカのたびに起こるなら、危機が近くまで迫ってきている と考えるべきでしょう。「一緒に乗り越えよう」「協力していこう」という話に切り替えることが回避のきっかけになります。どちらかが熱くなってしまっている場合は、冷静になることが必要です。●おわりに結婚生活は、他人同士が家族になることなので大なり小なり違いがあります。しかし、話をするときは相手の顔を見て話をしますよね。大事な内容であればこそ、その動きが見られます。だから、今回挙げた5つの項目が何度も見られるような場合は、夫婦間の危機が訪れる兆候となるわけです。夫婦関係の解消を望まない場合は、この5つのポイントを極力さけるようにしてみましょう。【参考文献】・『とっさのしぐさで本音を見抜く』トルステン・ハーフェナー(著)●ライター/桜井涼(フリーライター)
2016年04月20日【パパからのご相談】経済的な問題がきっかけで妻との夫婦仲が険悪になり、妻が私に口もきいてくれなくなりました。それぞれ、毎日がつらくなり、別々のメンタルクリニックを受診したところ、二人とも「うつ病」との診断。妻の言い分は「家賃が安い家に引っ越して、中学生の息子に塾に通わせてやりたい」というもので、対して私は「骨折で入院中の母親を今の家で迎えてあげたい」という意見。私の方が引っ越しに同意しなければ、妻は離婚届を突きつけてくるだろうと思います。離婚を避けるにはどうすればよいでしょうか。●A. まず、あなたが譲ってあげましょう。こんにちは。エッセイストでソーシャルヘルス・コラムニストの鈴木かつよしです。ご相談ありがとうございます。お二人のうつ病を治し、離婚を避ける方法は、あります。あなたの方が“譲る”ことです。大事なのはあなたと奥様との間に会話と笑いが戻ることであり、息子さんを家庭争議の犠牲にしないことであり、あなたのお母様がリハビリを終えて帰ってきたときに家族がバラバラになっていないことです。都内でメンタルクリニックを開院する精神科医師のお話も参考にしながら、もう少し考えてみましょう。●“折れる”“譲る”はネガティブに聞こえるが、実は最もポジティブな行為『精神医学用語で「自我」という言葉がありますが、ご相談者様と奥様の間は今、それぞれの自我がぶつかり合い、引っ込みがつかなくなっている状態であるということができます。夫婦がこのような状態に陥ってしまったとき、精神神経科の臨床の経験から申し上げますと、“どちらかが折れなければ離婚の現実味が高まる ”といえます』(50代女性/都内メンタルクリニック院長・精神科医師)“折れる”“譲る”という行為には、自分の主体性にウソをつくようなネガティブなイメージがあるかもしれませんが、円満な人間関係を保つための最も重要かつポジティブな姿勢 だという側面があるのです。●今の状態を長引かせてはなりません。ご相談者様の方から“折れ”ましょうご相談者様は入院中のお母様を今の家で迎えてあげたいとおっしゃいますが、家がそのままでも、息子さんもお嫁さんもうつ状態、お孫さんは行きたい塾にも通えない経済状態。これで本当にお母様は幸せでしょうか?また、お母様には今回無事にリハビリまで終えてご家族のところへ戻ってこられた後に何十年もの時間が残されているわけではありません。お孫さんの教育に使われるべきお金までもが自分のために使われたと知ったとき、お母様はうれしいでしょうか?今回のご相談は一見するととても“重い”“重苦しい”ご相談のようにもみえますが、こうして考えてくると実は至ってシンプルな解決方法 が存在すると思われます。自分の「自我」を引っ込めて、奥様や息子さんやお母様の笑顔こそが“自分の幸せ”であることをもう一度再認識しましょう。筆者の場合、妻との30年近い結婚生活の中で何度かこのような危機的状況に陥ったとき、いつも自分から折れてまいりました。ご夫婦の今の状態を、これ以上長引かせてはなりません。●ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)
2016年03月15日夫婦によって睡眠環境は異なります。多くの夫婦は一緒に寝ているのでしょうか?それとも別々?多くの夫婦がどうやって寝ているのか、なかなか聞けないところですよね。今回は、夫婦の睡眠事情についてご紹介します。約9割の夫婦は一緒の睡眠環境で寝ている!女性向けサイトで、いまどきの夫婦の寝室事情を調査することを目的として、「旦那様と一緒に寝ているかどうか」を調査したそうです。その結果、『一緒に寝ている』と答えた人は87%。約9割の夫婦が、一緒の寝室で寝ているそうです。別々の寝室で寝ている夫婦は、13%で全体の1割程度という結果がでています。しかし、これは結婚年数によっても変化するようです。夫婦は結婚○年目から別々に寝始める?!次は、結婚年数ごとの結果をみてみたいと思います。結婚1年目だと96%の夫婦が一緒に寝ているとのこと。しかし、6~10年になると80%までその割合は下がります。さらに、11~20年になると65%にまで下がります。結婚5年目あたりから一気に一緒に寝る割合が下がっていき、10年を超えるとそこからさらに15%下がる傾向にあることがわかりました。結婚年数が経つにつれて、寝室やベッドを分ける夫婦が増える傾向にあります。睡眠環境を別々にしたい理由別々で寝ている夫婦にもさまざまな理由があるようです。まずはイビキ問題。相手のイビキがうるさくて眠れない、ということも多いようです。また、ひとりの時間を確保したいという人もいます。さらに大きく影響するのが子どもの問題です。夫婦で寝ていたが、子どもが生まれたことで別々で眠るようになった、という家庭もあるようです。また、生活リズムが違うと、一緒に眠ることも難しくなります。睡眠環境が違うからといって、家庭に問題があるわけではありません。夫婦にとって最適な睡眠環境を選ぶようにしましょう。【参考】朝日新聞『【引越し侍/エイチーム】夫婦が別々で寝始めるタイミングは、結婚○年目だった!?~誰と寝ている?ベッドのサイズは?いまどき夫婦の寝室を徹底調査!~』Photo by Vladimir Pustovit
2014年10月07日「夫婦ゲンカとかけまして、外れたふすまと解く」…という謎かけがありますが、ご存知でしょうか?そのこころは「ハメれば元通り」。下世話ですよね、すみません。そういえば、先日筆者の知り合い(既婚者)が第三子を授かり、照れながら「予定外なんだけどね~。ほら、夫婦ゲンカの後はできやすいって言うじゃない?」と言っていました。へぇー、初めて聞いた!と驚いたものです。確かに「ケンカの後のエッチは燃える」ってよく言われていますよね。これっていったいなぜなんでしょうか?脳科学的にみると、ケンカをするとアドレナリンが分泌され、脳は興奮状態になります。この状態は、脳からすると性的に興奮するのと同じなんですって。つまり、何もない状態からセックスに及ぶよりも、初めから興奮状態で臨むほうがより一層燃え上がる…ということ。心には怒りがあっても、イヤよダメよと口では言っても、脳=身体は準備OKということなんでしょうね。心と体って密接につながっているようで、実は別々のものなのかも。その一方で「完全に仲直りするまで、エッチする気分にはなれない」という人も多いんじゃないでしょうか。そこで、みんなは実際のところどうなの?パートナーとすれ違ったりしていない?といったあたり、20代~30代の男女に本音を聞いてみました。【ケンカの後のエッチは本当に燃える?】■燃えちゃう派の意見・「彼氏と口ゲンカして、言い負かされて泣いてる時に、強引にキスされそのまま…。さっきまですごく険悪だったのにいつもより激しく求められ、不本意ながらいつになく感じてしまいました(笑)」(26歳・女性)・「ケンカしてると途中から、なんかムラムラしだすんです。彼女に対して怒りや苛立ちがある一方で、なんとかして屈服させてやりたいと(笑)。ちょっとSっぽいかな?そんな時は彼女もすごく感じてるし、だいたいそれで丸く収まります」(23歳・男性)・「ケンカの後はお互いに燃えますね。彼にギュっと抱きしめられて何度も『さっきはごめん』『愛してる』って言われると、私も悪かったなって思えるし、愛おしさが倍増します。そんな気持ちを込めて、いつもより頑張ってサービスしちゃうかも」(26歳・女性)なるほど、雨降って地固まるってやつですね!ケンカした後の不安や寂しさが、より強い引力となって二人を結びつけるのでしょう。中には「倦怠期を乗り越えるために、わざとケンカしてからエッチに持ち込んだ」という強者も。しかも、それがかなりの効果があったらしい…もしかしたら、恋のマンネリにこの手は使えるのかも!■ 燃えない派の反論・「彼はケンカしてても平気で求めてくるけど、正直私はそれどころじゃありません。『何考えてるの?私の気持ちなんてどうでもいいの?』なんて考えて…仮にOKしても、完全にマグロ状態になってます」(24歳・女性)・「ケンカの直後かぁ…できなくはないけど、気持ちが伴わないというか。相手の嫌な部分を受け入れられないままなので、上の空ですよね。体は反応するけど、それを冷ややかに見ている自分がどこかにいるような感じ」(37歳・男性)「やっぱりそんな気になれない」「むしろ萎える、冷める」という人も一定数いる様子。筆者もこのクチなので、気持ちはすごくわかります!むしろ、盛り上がれる人がうらやましい…。一方で、「その気にはならないけど、あえてエッチに持ち込む」という人もいましたよ。■その気にはならないけど…・「気まずいのはイヤだから、仲直りのきっかけというか、お互いの気分転換のためにするって感じですかね。単なる性欲じゃないし、世間で言うほど燃えるワケでもないです。でも、その後は不思議と元通りです。彼女も何事もなかったかのように振る舞ってくれます」(29歳・男性)これって、まさに「ハメたら元通り」!先人の下世話な謎かけも、むやみに軽視しちゃいけませんね。もちろんケンカの原因を追及して、お互いに歩み寄って…というのは必要なんでしょうが、たまにはセックスで問答無用の仲直り、なんてのもアリなのかもしれません。余談ですが、ボノボという類人猿には、雌雄でケンカになるとすぐに交尾して仲直りをする、という行動が見られるらしいですよ。これがアドレナリンの効果からなのか、闘争を避けるための行動なのか、はたまた子孫繁栄のためなのかはわかりませんが、「エッチして仲直り」というのは、人間の本能にも備わっている、実に理にかなった行為なのかもしれませんね。男と女がいれば、いろいろあって当然。きっと、こんなふうにして様々なことを乗り越え、命と歴史は連綿とつながっていくのでしょう…ってのはちょっと大げさかな?(文=石村佐和子)あなたが生まれた日を守る神聖な動物は!?神秘のエジプト占星術で占うあなたの守護動物【無料占い】()
2014年05月30日無料BSチャンネル「Dlife(ディーライフ)」は、現代の夫婦間での舌戦実態および、それに対する復讐(リベンジ)について、20代~40代の既婚女性1,000名に調査を実施。その結果について発表した。調査は5月30日~6月4日に、全国の20~49歳の既婚女性1,000名(20代333人、30代334人、50代333人)を対象にモバイルリサーチという形で実施。夫婦ゲンカについての調査では、1週間で夫婦ゲンカをする時間は平均で29分という結果が出た。結婚して「5年未満」の夫婦で35分、「5年から10年未満」で30分、「10年以上」で23分となり、結婚歴の浅い夫婦の方がケンカの時間が長い傾向にあるようだ。夫婦ゲンカの理由について尋ねると、1位は「言葉遣いや態度」(36.8%)、2位「育児」(27.5%)、3位「金銭問題」(27.2%)、4位「家事」(23.4%)、5位「子供の教育」(19.0%)という順番となった。育児や子供の教育関連の項目をまとめると全体の36.5%を占め、1位の「言葉遣いや態度」に匹敵する結果となっている。口ケンカにおいて、お互いがよく発する「決めゼリフ」について質問したところ、妻は「子どもは私についてくると言っています」など子供を引き合いに出したセリフ、夫は「誰が食わしてるんだ」と自分が経済的に支えていることを主張し主導権を握ろうとするセリフが挙がった。舌戦を一方的に打ち切ろうとするセリフでは、「もういいわ(以降無言で旅支度)」、夫で「面倒くせえなぁ」などが挙がった。また、舌戦の中で、妻がリベンジを決意した夫からの言葉について聞くと、手料理に関連する夫のうっかりしたひと言や、実家の事情に対する理解不足、「昔はかわいかった」「痩せろ」といった、妻を否定するひと言などが挙げられた。それに対する夫へのリベンジについて聞いてみたところ、妻の76.6%が、夫に何らかの「リベンジ」をしていることがわかった。その内容としては「会話放棄」、「家事放棄」、「散財」が多く、「散財リベンジ」の実行経験のある妻に、1日で使った最高金額を聞いたところ、平均は9万4995円。40代では22万2635円使っているという結果が出た。
2012年06月22日