■前回のあらすじお互いの好みを把握し、嫌いなものは作らないことでようやく落ち着いた食バトル。しかし、息子が生まれたことで、また食卓に変化が…。息子を無事出産し、体重も戻らず、どすこい姿も定着(笑)。息子が生まれてから、私は毎日必死に離乳食に挑んでいました。小児科の先生に勧められた教科書通り「息子が口に入れていいのは有機栽培の国産の食材だけっっっっ!」と青筋を立てながら3食精魂込めて作っていました。もうあの頃の私は何かに取り憑かれたように離乳食のことだけを考えている日々でした。その努力に応えてくれるかのように、息子は出したものはなんでもおいしそうに食べてくれました。自分の出した食事をすんなりと食べてくれる人がいるってこんなに嬉しいことなのかとウルウル。そんな愛息子の今とこれからの健康を考えて、日本食のオンパレードが始まったのです!久しく夫婦の食卓には出していなかった「だしパック&お醤油」が堂々のカムバック。夫固まる。動かない。けどもうどうでもいい(鬼嫁)。日々パワーアップする日本食も、息子はモリモリ食べてくれる。なんて幸せ。やっぱり、私が頑張ってるから、おいしいものをいっぱい作ってるから、息子はこんなにも食べてくれてるんだ。とアホすぎる大きな勘違いをしていた私。この後、そんなとんでもなく愚な考えを一蹴も二蹴りもする出来事が始まるのでした。次回に続く「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
2021年09月19日■前回のあらすじ「嫌いなものは教えて」と言った途端、溢れ出した夫の好き嫌い。ここまで言われるとは…!とイライラするけど、ひとつだけ良かったことが…。 久々にどすこい母さんの登場です(笑)。これまで私が食事を作っているお話にフォーカスしていましたが、結婚当初から食事当番は夫と代わりばんこでした。結婚前はお互い自炊をしていなかったので、最初はものすごく大変でした。時間がかかったり、キッチンのありとあらゆる用具を出してシンクが洗い物でパンパンになったり…。黒焦げになったり、生焼けになったり、シンプルにまずかったり…(笑)。だけど毎日自炊をすると、段々とお互いの好みを把握しだし腕も上がってくるので、夫婦の食卓はどんどんおいしく楽しくなっていきました。ごはんがおいしくなれば、私の食べる量も増えていき、胃も大きくなり、さらにご飯が欲しくなり…と、どすこい化が進む私(笑)。ようやくそんなホクホクとした幸せな食卓になってきた我が家。息子のイチも誕生し、これからますます…と思いきや、また食卓に変化が起きたのでした。次回に続く「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
2021年09月18日■前回のあらすじ好きか嫌いかははっきり言って欲しい、と夫に伝えたところ、お出汁とお醤油が苦手なことが発覚! そんな人に日本食を作っていたなんて…。お出汁とお醤油がダメな夫。びっくりして「はやく言ってよっっ!」っと思ったけど、まあ理由が分かったことで私は諦めがつき無駄な努力を一切やめました。お出汁とお醤油を入れないご飯を作ろう。一件落着~、とルンルンとしていた私が甘かった……。もう今まで人生で食の「嫌い」と言うことを歯を食いしばって我慢していた夫。言っていいとわかった途端、出るわ出るわ。もう止まらない。日本風のジューシーな肉汁が滴るハンバーグを作ったら、肉汁の脂っこさが気になるようで、自分でスカッスカになるまで焼き上げたり、隠し味に一滴落としたお醤油を察知して、全部食べれなかったり。ほうれん草をバター炒めしたら、クリームを入れないと食べれないだの…。ごちゃごちゃ言う(怒)。食が合わないと、ここまでイライラするものなのですね。来世では絶対食の好みが合う人と一緒になることを誓います…。悪口ばっかりで申し訳ないので、ひとつ食に関して夫でよかったなという所を探してみたらありました。ひとつだけ。それは「白ごはんが好き」と言うこと。以上。いや、他にもあるかも。だけど、白米命の私にはこれはとっても大きなメリットでした。次回に続く「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
2021年09月17日■前回のあらすじ夫と同じく魚嫌いな義母。実は幼少期に魚がトラウマになる出来事があったのです。お出汁がダメーーーーーー! お醤油もダメーーーーーー!! ノーーーーーーーン!!!なんでこんな人に日本食をがんばって作ってたんやーーーーー!?私の努力と労力と時間と食糧を返せーーーーーーーー!!お醤油がダメって私には致命的…。お醤油命、お醤油ラブ、お醤油がないとイキテイケナイ。こんなに美味しいのに!! 何につけてもこんなにおいしいのに!! なんで…!!でも確かに、外国人が日本の空港に着いた時に、お出汁とお醤油の香りがキツくて辛かったと言う話はよく聞きます。私も昔タイに行った時に、道に並んだドリアンの匂いやナンプラーの匂いに顔面真っ青になっていたようで…。そんな私を見てタイ人の友達がビックリしていたことを思い出しました。誰しも、自分に縁のない香りは受け付けない時ってありますね。次回に続く「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
2021年09月16日■前回のあらすじ義父母によると、夫は小さい頃が好き嫌いが多かったよう。しかし、食に対して厳しく育てられたため「嫌い」と言えなかったことが判明したのです。海に囲まれてる日本では幼い頃から食卓には魚介類が並んでいますが、海のないスイスではそれほどでもなく…。だけどお魚が好きなスイス人はたくさんいます。義父も魚が大好きだけど、義母が魚介類NGなので、レストランに1人でお魚料理を食べに行ったりしているそうです。義母がどうして魚介類をそこまで敵視するのか疑問に思っていたのですが、マスの肝油の話を聞いてからは「彼女も幼少期大変だったんだろうなー、私もそんな強烈なものを毎日口に放り込まれていたら、魚嫌いになってただろうなー」と共感できるようになりました。食の好き嫌いには個々に理由があるんだということに気づき、ちゃんと原因を知ると共感できる点が出てくるんだと思いました。夫が魚料理を「嫌いじゃない好きだ」と嘘をつく癖を許せなかったのですが、小さい頃「嫌い」と言ったら父親から「恥だ!」と言われてしまう状況があったなんて…。そりゃ、「嫌い」なんて言えないですよね。普段は嘘や偽りが大っ嫌いな私の夫。食べ物に関してだけは大嘘つきだったのは、自分自身も騙し続けないといけなかったから…。その背景を知り、私の今までの怒りは消え失せ、むしろ同情心がわいたのでした。そして私は心を入れ替え、夫にある提案をすることに!次回に続く「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
2021年09月15日■前回のあらすじ夫はお子様ランチ的な料理が好きだと判明したことで夫婦円満に。でも絶対苦手なはずの魚料理を、なぜ嫌いじゃないって言うの?義父母に夫のことを聞かれたので、彼の好き嫌いのことを相談をしようと思ったら、逆に自分たちがどれだけ大変だったかというのを思いっきり聞かされてしまいました(笑) いや笑ってられない。この時私は、夫が不憫に思えてしまいました。夫の生い立ちをたまに聞く機会があるのですが、彼にとっては当たり前の義父母の言動は、私からすると随分と厳しいという印象があります。その上、食卓までこんなに厳しく育てられていたとは…。ただただ嫌いなものが食卓に登らないことを祈るしかないですよね。戦後の食糧難からきている義父の固定観念も理解はできました。小さい頃に空腹でつらい経験をした方からすると、食卓に出されたものを嫌いだから食べないなんて「あり得ない」ことでしょう。だけどここまではっきりと「恥だ」と断言してしまうのも、幼い夫の心を思うと、とても不憫でなりませんでした。私も今では好き嫌いなく目の前に出るものは何でも平らげますが…、小さい頃は夫と同じくお肉の脂や、お魚や、食べたことのないものへの恐怖心があり、いつもお皿をこねくり回していました。しかし6歳のある日、これまではずっと黙っていた母が、いきなり物凄い剣幕で「人が一生懸命つくったもん、食べたくないんやったら食べなさんなーーーー!!」と怒ったのです。びっくりしたのと同時に、私の言動が母に嫌な思いをさせていたことにこの時初めて気づきました。それから母の気持ちを考えるようになったことで、自分の食べ物への恐怖心は消え失せたというのを、今でもすごく覚えています。教育で好き嫌いは変わるのでしょうか? 好き嫌いは恥だと言い続けられても変わらなかった夫、そして一回の大声で変わった私。やっぱり人それぞれなんでしょうね。次回に続く「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
2021年09月14日■前回のあらすじ食を巡り喧嘩ばかりの私たち。そんな生活にも疲れ切っていたころ、「とんかつソース」という救世主が現れたのです!夫が「とんかつソース好き」であることが発覚してから、とんかつソースを使った日本食…というか、日本で言う洋食にチャレンジしていきました。そしたら、夫、食べる食べる。成長期ですか? って言うくらいよく食べる。こんなに食べられる人だったのだと今更分かったのたです。慣れない日本食を出されるわ、隠れてパンを食べたら激怒されるわで、これまでよほどひもじい思いをさせていたようです。夫婦喧嘩のストレスと何も食べられないのダブルパンチで、この頃の夫は痩せ細っています。そんなこんなで、洋食に切り替えたおかげで夫婦喧嘩をしていた毎日を脱出し、お互いウキウキな新婚生活をゲットした私たち。本当に食って大事だなってつくづく思います。結婚する前の私の男性の理想は、「優しくて、仕事ができて、おもしろくてー(ハート)」とかごちゃごちゃ言っていましたが、もし今やり直せるなら「食の好みが合う人! 以上! 」と思います。日本食が嫌い、ただそれを言ってくれたら分かったのに! それを嫌いじゃないとか、お腹すいてないって、わけのわからないこと言うから混乱したよっっっ! なんでこんな嘘つくの!次回、どうしてこんな嘘をつく人になったかがやっとわかります。次回に続く「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
2021年09月13日■前回のあらすじ料理を作っても「お腹が空いてない」と食べてくれない夫。その直後、こっそりパンを食べているところを目撃してしまい大喧嘩。「もう夫にはご飯を作らない!」と思ったのですが…。もうこいつにご飯なんてつくってやらないーーー!! キーーーーー!!そう何度も思ったけど、ご飯以外では仲良くやっていたので、そんな訳にも行かないなと気を取り直し…。また作っては「今日はお腹いっぱいなんだ」と言われ、激怒して、喧嘩して、仲直りして…。そんな生活にも疲れてきたころ…。ついに救世主が現れたのです! それは「とんかつソース」。今まで私が作る日本食は全部「醤油」ベースだったのですが、「とんかつソース」を使った焼うどんが空前の大ヒット! まさか「とんかつソース」が突破口になるとは…!ずっとスズメサイズだと思っていた彼の胃袋。しかし、食べる食べる、こんなに食べる彼は初めて見た。私が作った食事でこんなに目をキラキラさせて食べてくれたことは今までなかった。そして、初めてのおかわりっっ。おかわりって言われるのがこんなに嬉しいなんて知らなかった!! とんかつソースよ、ありがとう! あなたのおかげで私たちの結婚生活は続いたと言っても過言ではない。いやほんと。まじで。次回に続く「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
2021年09月12日■前回のあらすじ夫の好みに合わせていたら体重が激増! 健康のため日本食を作るように。健康志向の友人たちには好評だが夫はあまり手をつけておらず…。 新婚当初は、自分で言うのもなんですが健気に(笑)夫の喜ぶようなヘルシーなご飯作りをがんばっていました。苦手なことをがんばっていたので、食べてくれない時はガッカリを通り越して「こいつめっっ!!」という怒りの気持ちしか湧いてこず…。夫は、私の作った日本食を前にすると「お腹が空いてない」と言うのです。そう言われるだけなので、何が嫌なのかもわからず、改善策も立てられない。私はおいしいと思うけど、彼にはまずいのか? 私の舌がおかしいのか? などと思ったりもしたけれど、本当にお腹が空いてなかったんだ、と言われた日にはそう思うしかなく…。そんなことをモヤモヤ考えていたある日、彼がキッチンでコソコソとパンを食べているのを目撃してしまい…(怒)悶々としていた私の気持ちは大爆発!! 全部ぶちまけてやりました。「もうお前になんか二度とご飯作ってやらねーーーーー!!」って大喧嘩をしました。「お腹が空いていないとごまかさずに、私のご飯がまずくて食べれないってはっきり言ったらどうなのよーーーーー!!」と怪獣のように怒り狂う私、それをなだめるのに精一杯な彼。新婚当初は毎日懲りずにこんな感じでした(笑)。出口が見えないようなこの問題、次回、ようやく一筋の光が見えてきます!次回に続く「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
2021年09月11日■前回のあらすじ結婚後、食卓を共にすると見えてきた違和感。お寿司や魚料理を出すと顔面蒼白になる夫。「魚は好き」と言うのに一体なぜ…?海外暮らしで太る理由、それは食べるものが粉、粉、粉、粉、脂、糖、芋、芋、芋…だから。いや、そりゃ他にも食べ物はもちろんありますよ。それに健康志向の方や、ベジタリアン、シュガーフリー、グルテンフリーを実践されている方もたくさんいらっしゃいます。いらっしゃいますが、私の周りにはそんな人はおらず…。よって、自制心がなく、食べることが好きな私はぶくぶく太り…。しかし、さすがにまずいと思い、日本にいる時はたいして好きではなかった日本料理の素晴らしさに目覚めたのでした。日本食ってほんとにヘルシーですよね。日本食を取り入れるようになってから、体重はゆるゆると下がって安定していき、肌も便も健康的に戻っていったのです! 偉大な大豆パワーにもびっくりで、昔当たり前のように食べていたお味噌も、こんなに体にいいとは知らず…。日本食最高! ちなみに、日本食はスイスの意識高い系の方々には認識されていて、おいしいと感じておられるかはさて置き「日本食=超ヘルシー!」と喜ばれることがとても多いです。そんな風に喜んでもらえることが私はすごく嬉しくて、下手なりにいろいろと頑張って料理していたのですが、当の夫はというと一切箸をつけず…?!夫よ、一体どういうことなんだ…?次回に続く「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
2021年09月10日■前回のあらすじ国際結婚がゆえ、考え方や文化の違いに驚くこと多々あり。特に「食」のギャップは頻繁で、結婚と同時に理想と現実という壁にぶち当たることに…。お寿司、皆さんお好きですか? 私は大大大好きです。ネタは一番最初に何を召し上がりますか? 私は若いころ、最初は絶対トロサーモン5連発でしたが、最近は胃も歳をとってきまして、たんぱくな鯛とかヒラメとか、昔祖母が食べていたようなあっさりしたネタが好みになってきました。っていうか私のお寿司の好みはどうでもいいですね。実はお寿司を注文する前、夫に「お寿司好き?」って聞いてたら「好き」って言ったんです。だから注文したのに、夫はカッパしか食べない…。カッパも美味しいですよ、そりゃおいしいですよ。でも、謎の行動に久々のお寿司に水を差された気分ー!あ、でも結果、2人前のお寿司をもりもり食べて、その日は上機嫌で終わっていた私でした(笑)。ちなみに、スイスのお魚料理と言えばお頭がついてテーブルに出ることはあまりなく、レストランでウキウキして魚料理を頼むと大体、お頭ナシ、骨ナシ、皮ナシのものが出てきます。パリパリの魚の皮が好きな私は結構テンションが下がるのです。食卓に焼き魚を出したときの夫の反応に、「あっ、お魚嫌いだったのか!」と気づいた私は、もっと早く魚嫌いなこと気づいてあがればよかったなー、ごめんねーもうお魚は出さないからねー、と思っていたら「魚は好き」だと…。え? 好き? え? こんなに震えてるのに? お魚好きなの…?? 意味不明ーーーー!!次回、夫の謎行動がさらに加速します…!次回に続く「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
2021年09月09日ご無沙汰しております、ケイコモエナです!世の中はまだ落ち着きませんが、私たち家族4人は元気です! いつも通りスイスの山奥でドタバタと過ごしております。今回はスイス人夫と日本人妻(私)が結婚当初に直面した食のカルチャーギャップや、夫の好き嫌いで大変だった時のお話を綴っていきます。さて今回のお話は私達夫婦が新婚時代から今に至るまでの「食」についてのお話です。結婚当初なので、初々しく(笑)、まだどすこい化してない私です。みなさんはどのような食生活を過ごしていらっしゃるのでしょう?和風? 洋風? 健康的? お菓子好き?お味は、薄口? 濃口? 甘口?私は食べることが大好きで、好き嫌いはなく、なんでもお腹いっぱいはち切れそうになるまで食べるのが好きです(笑)夫と結婚する前は仕事の忙しさから本格的な自炊をすることはほとんどなく、大体外食か菜葉を茹でるとか、ご飯とふりかけとか、サンドイッチとか、パスタを茹でるくらいでした。結婚前はそんな薄ーーい食生活を過ごしていたので、彼に手料理をふるまうことなんてまったくなく、お互いの食生活については把握していませんでした。一緒に外食すればそれぞれ好きなものを注文するので、お互い美味しそうに食べてる相手の顔しか見たことがなく…。わかっている彼の好みは、「コーヒーとクロワッサンが好き!」、そのくらいでした。結婚前、ひとりで「夫婦の食の趣向が合ってる方が夫婦仲が良い」というテーマのテレビ観ながら「は? 食の好み? そんなもん、愛の力があれば関係ない(ハート)」なんてアホアホなことをほざいていましたが、今その頃の私を往復ビンタしたい気持ちでいっぱいです。食の好み、めちゃくちゃ大事でっせ!!! なんなら、それさえ合えば結婚生活安泰なんじゃないかってくらい思っています。何せ、若かりし日の私は、結婚してから夫婦の「食」の好みって大切なのだと、思い知らされることになったのですから…。次回に続く「スイス人夫VS日本人妻 ~家族の偏食、どう乗り切る?~」(全17話)は14時更新!
2021年09月08日炊き込みご飯を作ったときのこと。5歳の息子が「今日のご飯、おいしくない!」と言ってきました。「せっかく作ったのに悲しいよ~」と私が泣きまねをしたところ、2歳の娘が思いがけない言葉を発してきたほっこりエピソードをお伝えします。 「ご飯、おいしくない!」と言われてショック根菜や野菜類が苦手な子どもたち。どう調理したらおいしく食べられるのか、私は毎日、試行錯誤をして食事を作っていました。 ごぼうを細かく刻んだ炊き込みご飯を作ったときのこと。5歳の息子が「おいしくない!」と言ってきました。食べやすいよう工夫して作ったのに……。地味にショックを受けました。 そこで私は「せっかく作ったのに悲しいよ、えーん」なんて言いながら泣きまねをしてみました。すると隣にいた2歳の娘が思いがけない言葉を発したのです。 ウソ泣きのはずが、本物の涙に娘はママが泣いている、悲しそうと思ったのでしょう。「ママ、おいしいよ!」と言ってきたのです。そして苦手なはずのごぼうを口に入れています。さらに「ママ、泣かないで」と。 その瞬間、ウソ泣きをしていたはずなのに、本物の涙が溢れてきました。人を思いやる気持ちが育っているんだなと感じた瞬間でした。ほうれん草の和え物もペロリ。そんな光景を見た息子も「やっぱりおいしいよ」と言って、食べ始めてくれました。 子どもたちのやさしさがうれしいごはんを食べなかったらママが悲しむ。そう思うと子どもたちは食べてくれるのかもしれません。それ以来、子どもたちの食事が進まないときは、「食べてくれないとママ悲しいな」と気持ちを伝えると、頑張って食べてくれることが増えました。 子どもたちは、お菓子が人数分ないとき、私が食べずにいると「ママどうぞ!」と半分くれることも。子どもたちのやさしさが垣間見え、とってもうれしくなりました。 苦手なものを無理に食べさせなくてもいい、楽しく食事ができればいいなど食の意見はさまざま。私はできることならいろいろな食材を食べてもらいたいなと思っています。 イラスト/sawawa著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2021年05月18日肉や魚、野菜も好き嫌いなく何でも食べる娘の姿を見て「どうして好き嫌いがないの?」と友人によく聞かれます。わが家では、娘が「食」に興味を持ったきっかけと思われる、乳幼児期におこなっていた習慣がありました。今回はその習慣を紹介します。 ママがおいしそうに食べる表情は大切子育てを振り返ると、娘を産んでからの私は1日3回の食事とは別に軽食をとっていました。なぜかというと、娘に母乳を与えると空腹になるからです。母乳を与えながらきゅうりやちくわなど片手で食べられるものを、「あぁこのきゅうり(ちくわ)、おいしい」と娘に話しかけながら食べていました。 生後4カ月くらいのときの娘は、母乳を飲みながら時折、私が食べている食べ物に手を伸ばすようになった記憶があります。 食に興味を持ったタイミングで離乳食スタート生後5カ月になったばかりのころ、保育園の先生から「はぁちゃん、ミルクじゃなくて離乳食に興味があるみたいなんです」と言われました。 月齢に差があるクラスで離乳食を食べているお友だちの姿を目で追うようになったこと、生後4カ月のころから食べ物に興味を示すようになっていたこともあり、保育園の給食を育児用ミルクから離乳食に変更してもらいました。 スムーズに離乳食をスタートできたのは、娘の様子を見てくれる保育士さんの協力があったからだと感謝しています。 保育園帰りに買い物で野菜の名前を覚える0歳児から保育園に預けていたので仕事先から保育園へお迎えに行き、その帰りにスーパーで買い物をするというのが習慣でした。買い物中は、前向き抱っこをして「これはおいしいにんじんだよ」などと娘に食材を見せて常にコミュニケーションをとります。 歩き始めた1歳のころには野菜をカゴに入れるお手伝いをしてくれるようになりました。カゴに入れるときに「トマト」「キューキュ(きゅうり)」などと話すようになったので、野菜の名前を覚えているんだなぁと感心しました。 台所のお手伝いは1歳から台所で食事を作る私にずっとくっついていた娘に、「レタス剥いてみる?」とお手伝いをしてもらったのは1歳になったばかりのころです。娘に初めて包丁を持たせたのは1歳の終わりごろでした。一緒に食事の用意をしながら、野菜や魚の話をよくしました。 そのころ娘がお気に入りだった本は、野菜の絵が大きく描かれた絵本や魚の図鑑でした。 野菜に触れることで興味を持つようになってくれた、とうれしくなったのを覚えています。 現在、小学生の娘の夢は「シェフになること」です。私がおいしそうに食事する姿を見て、「食べることは楽しいこと」が娘に伝わっていたのだと思います。また、食材を身近にすることで娘は「食」に興味を持ち、自然と好き嫌いのない子になりました。 イラスト/おんたま監修/助産師REIKO著者:佐藤つかさ軽度発達障がいの1女の母。子育てに迷いながらも最後は楽しむことをモットーにしている。農業の経験を活かした野菜のコラムや大好きな芸能関係の執筆などフリーランスとして活動中。
2021年05月15日エスニック料理でもおなじみのパクチー。独特な爽やかな香りで、少しの量でも異国の空気を感じることができます。しかし、その独特で強い香りのため、好き嫌いが大きく分かれることも事実です。とはいえ、からだに嬉しい効果が期待できる栄養もたくさん含まれていますので、普段からも食べていただきたい食材の一つです。今回は好き嫌いが分かれる理由と、苦手な人でも食べやすくなるレシピをご紹介します。■パクチーってどんな食材?独特な香りが特徴のパクチーですが、原産地や呼び名など、どのような食材なのかをここでご紹介します。・原産地地中海沿岸からエジプトが原産のセリの仲間です。日本には最近入ってきたと思われがちですが、平安時代に中国から入ってきたといわれています。エスニック料理の代表的な食材に感じますが、アジアのみならず世界中で食べられている食材なんですよ。栽培も簡単なので、プランターなどで庭に植えている人も多いかもしれませんね。・国ごとに呼び方が異なるパクチーはタイ語の呼び方です。ほかにも英語の「coriander(コリアンダー)」、中国語の「香菜(シャンツァイ)」などが日本ではよく聞く呼び名ではないでしょうか。日本国内では一般的に、生の状態を「パクチー」と表示し、乾燥させてスパイスとして使うものには「コリアンダー」と表示されているものが多いです。・葉・茎・根・種が食べられるパクチーはすべてが食べられるため、捨てる部分がない食材です。葉や茎はそのまま生でサラダや料理の上にのせて、根はてんぷらやカレーの風味付けとして食べることができます。てんぷらはちょっと意外かもしれませんが、ホクホクしておいしいですよ。葉のにおいが苦手な人も、根の香りはそれほど強くないため食べられる人もいるようです。種は「コリアンダー」と呼ばれ、スパイスとして知られています。カレーやチキンソテーなどに使うと風味が格段に良くなりますよ。・ダイエットと美容に人気が高い食材私たちの体内は普通の食事をしていても、水銀などの金属がたまってしまうことがあります。パクチーにはこれらを外に出しやすくする作用がありデトックス効果があるといわれています。古代では解毒の薬草として使われていたこともあり、毒を盛られた兵士がパクチーで難を逃れたという逸話もあるくらいです。ほかには、胃腸のはたらきを活発にして消化を促進させる作用や、殺菌作用、血行促進作用があります。栄養面では、体内でビタミンAに変換されるβカロテン、ビタミンC、ビタミンEなどが多く含まれていて、βカロテンは小松菜よりも多く含まれているんですよ。ビタミンCもみかんと変わらないくらい豊富に含まれています。・パクチーの旬は春から初夏旬は、爽やかな季節の到来と同じ時期の春から初夏にかけてです。最近は季節を問わずスーパーに並んでいますが、露地ものはこの時期のものが最もおいしく、栄養も豊富に含まれています。自宅の庭で栽培している人も、この時期に収穫したものが一番おいしいはずですよ。スパイスに使われる種は5~7月頃に収穫されます。自家栽培でもスパイスまで採れるのは嬉しいですね。■パクチーの見た目の特徴・鮮やかな緑色深い緑というよりは、鮮やかな濃い黄緑といった色合いです。添え物や薬味としてのっていると、料理の見た目を鮮やかにしてくれて食欲がそそられますよね。・イタリアンパセリに似ているイタリアンパセリもパクチーと同じセリ科の野菜です。太い茎から細い茎に分かれて、そこから葉が生えています。葉の形など見た目はウリふたつで、慣れないと見分けがつかないほどよく似ています。見分ける方法は葉の部分で、イタリアンパセリは細長く三角に切れ目が入っているのに対し、パクチーは浅い切れ目が細かく入っています。・葉は小ぶりで薄め葉自体は、1~2cm四方くらいの大きさのため小ぶりで、厚さもなく薄いため、ヒラヒラとしているのが特徴です。茎はややシャキっとした食感がありますが、葉はあまり食感らしいものがなく、生でもふんわり柔らかく食べられます。■パクチーの味はなぜ好き嫌いが分かれるの?パクチーが大好きで専門店に通う人もいれば、近くにあるだけで嫌がる人も。これほどまでに好き嫌いが分かれてしまう理由はどこにあるのでしょうか。・パクチーの味は日本で馴染みが薄いパクチーは和食に使うことはほとんどないので、食卓にあがることもあまりありません。香りになじみがないため、ちょっと変わった香りと感じて口に入れることなく、拒絶反応を示してしまう人が多いのが事実。普段の食事に出ないことで、なじみがないことも嫌いな人が多い理由の1つです。・香りのクセが強いパクチーは、ほかのハーブやスパイスにはない香りの強さが特徴です。スパイスをよく使うカレーとは、また違った青臭いクセがあるため苦手な人が多いです。■パクチーはどんな味?食べたことのない人は強烈なにおいの評判を聞いて、食べるのをためらっているかもしれませんね。どれだけ強い香りなのか、どんな味なのか気になる…そう思っている人もいるかもしれません。ここではパクチーはどんな味なのか、解説します。・よく言われる例えパクチーは「カメムシのようなにおい」や「洗剤のようなにおい」など、食べられないものに例えられることが多いです。実際、日本では「カメムシ草」と呼ばれることもあるくらいにおいはよく似ています。・実際はパクチーには味の特徴はほとんどない個性的な印象のパクチーですが、塩味や甘味といったものはあまり感じません。生でかじってみてもなんとなく苦いかな、というくらいです。・クセが強いと言われるのは「香り」パクチーの最大の特徴といえばクセの強い香りにつきます。味はあまりありませんが、好き嫌いが分かれる背景には、独特の強烈な香りがあるからです。■パクチーの味とにおいの真実パクチーが「カメムシ草」といわれるには、科学的なワケがあります。なんとなくの感覚でカメムシっぽい…と思っていたことは間違いではなかったのですね。ここではその真実を解説していきます。・におい成分はカメムシと同じカメムシが出すにおいの成分と、パクチーのにおい成分は同じであることがわかっています。すべてがまったく同じというわけではありませんが、共通するにおいの成分があることから、両者のにおいがかなり似たものになっているようです。・におい成分「アルデヒド」葉や、成熟していない実の香りは「アルデヒド」というにおい成分が関わっています。石鹸にもこのアルデヒド系のにおいが含まれていることから、パクチーのにおいが石鹸のようだと思う人もいます。アルデヒドはシナモンにも入っていますので、パクチーが苦手な人はシナモンも苦手かもしれないですね。このアルデヒドの強さは、カメムシを瓶に閉じ込めておくと、自分のにおいで死んでしまうこともあるくらいなんです。それほど強烈だということですよね。■パクチーの味をおさえるにはどんな食べ方がある?無理して食べることはないけど、やっぱり気になるもの。そんなときのために、パクチーのクセをあまり感じない食べ方をご紹介します。・乾燥させるスパイス売り場で見かけるコリアンダーは、種の部分のほかに乾燥させた葉の部分も置いてあることがあります。乾燥させることによって、においの成分が水分と一緒に飛んでしまうため、生のクセのあるにおいがしなくなります。ポテトチップスのパクチー味も乾燥させたものが入っているだけなので、チャレンジしやすいですよ。・加熱する調理の段階で加熱するとにおいが減りますので、生のパクチーでも調理方法次第でにおいをおさえることができます。サラダや添え物など生で食べるのはちょっと苦手…という人も、炒め物や鍋料理など加熱する料理は比較的食べやすいでしょう。かき揚げや、タラの芽のてんぷらのようにして食べるのもおすすめです。・混ぜるにおいが強いほかの食材と混ぜてしまうのも手です。ニンニクや玉ねぎ、カレーといった香りが強いものに入れることでパクチーのにおいが消されて、あまり気にならなくなります。特にカレーは普段からなじみのある料理ですし、そのまま煮込んでしまうためパクチー独特のにおいを感じにくくなります。加熱が難しいようであれば、納豆や玉ねぎといったものと混ぜるとにおいがまぎれます。オリーブオイルなどと混ぜて、油分でコーティングしてしまうという方法もありますよ。・包むギョーザや春巻きの皮に包むことで、外側ににおいを出すのを防いでくれます。ギョーザと春巻きは加熱もするのでその効果も一緒にねらえるのがいいですね。ほかの具に、ニンニクなどの強いにおいのものを多めにすれば、さらに気にならなくなります。・刻まない苦手な食材はなるべく細かく切って、料理するのが克服の方法になっていますが、パクチーの場合は逆です。刻むことでにおいを強く感じてしまうので、なるべくそのままの大きさで食べるようにすると、においの強さが少しはおさえられますよ。■パクチーの味が苦手!代用できる食材は?においをごまかしてもやっぱり食べるのは無理そう、そんな人は他の食材で代用するというのも手です。見栄えや風味が近いものをご紹介します。・セロリの葉においの強さは違いますが、セロリも若干クセのあるにおいがします。茎の部分はまったく異なりますが、葉の部分はパクチーとよく似ているため、サラダに入れたり料理の添え物に使うこともできます。パクチーは苦手だけど、エスニック料理の雰囲気を楽しみたい人におすすめの食材ですよ。・セリセリも香りの強い野菜としては有名ですよね。パクチーもセリも同じセリ科の野菜です。茎の部分も細く、パクチーに似ているので、食感も同じように楽しむことができます。パクチーに比べると風味が弱いので、使うときは細かく切ってから使うといいですよ。・三つ葉三つ葉も茎の部分から葉の部分までよく似た食材です。和食に合う香りのため料理の風味は変わってしまいますが、食感が似ているので雰囲気づくりの添え物として使うとよさそうですね。色どりとしても申し分なく代用できますよ。・人参の葉なかなか見かけることのない人参の葉ですが、葉付きで売っていたり、自宅で栽培している人には使えるワザですよ。ほんのりとした香りはパクチーに通じるものがあります。地方の直売所などで売っていることもありますので、ぜひ試してみてくださいね。■パクチーは食べ過ぎに注意!美容や健康にも効果があるといわれていて、世の中には「パクチスト」といわれるくらい大好物な人もいるパクチーですが、食べすぎると逆に健康に悪影響が出ることもあるので注意が必要です。・下痢や腹痛パクチーには腸の動きを活発にするはたらきが見られるため、1度にたくさん食べるとおなかを壊してしまう人もいます。食べすぎて体を壊してしまうのはよくないですよね。普段から食べ慣れていない人は少しずつ食べるのがよさそうです。・頭痛たくさん食べすぎると頭痛を起こす人も中にはいます。取りすぎると頭痛を引き起こしてしまうこともあるので、注意が必要です。・紫外線の吸収を高めるパクチーにはビタミンCやビタミンEといった抗酸化作用がある栄養素が含まれています。中でもビタミンCは、皮膚のメラニンの活性を抑えて、紫外線によるシミの発生をおさえてくれる栄養素として知られていますよね。・1日の摂取量の目安はっきりとした量は決まっていませんが、食べる本人がおいしいと思う範囲が望ましいです。それでも不安であれば、まずは1束から、10gから、と決めて食べると安心でしょう。胃腸が過敏に反応しやすい人は、もっと少ない量から慣らしていくと良いですよ。美容や健康のためとはいえ、体を壊すほどの大量摂取はよくありません。タイやベトナムといったパクチーをよく食べるイメージの国でも、1度にたくさんの量を食べることはないそうです。日本でみかける山盛りのパクチーは、とても不思議な光景のようですよ。■苦手克服!パクチーの味を抑えたアレンジレシピいきなり無理はしないけど、少しずつ苦手を克服できたらいいな、と思っている人もいるはずです。そんな人はパクチーの風味をあまり感じないような料理から始めてみるのがおすすめですよ。・オムレツオムレツにいれる一般的な具材は、ひき肉、ツナ、ハムといったものに玉ねぎも入ります。においの強い玉ねぎと一緒に加熱することで、パクチーのにおいをおさえることができますよ。このとき、玉ねぎはみじん切りにしますが、パクチーはあまり細かく刻まずに一緒に炒めます。そのあとに卵でとじてしまえばにおいを閉じ込められますので、苦手な人もチャレンジできるはずです。オムレツの上にケチャップをかけることで、さらににおいをごまかせるのでおすすめですよ。・ギョーザこれは、「皮に包む」「加熱する」「においの強いものと混ぜる」と、トリプルの作用で独特な香りを封じ込めることができます。封じ込めるとはいってもパクチーの香りはしますので、ほんのり清涼感を感じるギョーザができあがります。ギョーザは中に何を入れてもおいしいですし、たくさん作ってパーティなどで食べることもできます。パクチーを入れて、ちょっとエスニックなギョーザを楽しむのもおもしろいですよ。・カレー日本では市販のルーを使ってカレーを作るのが一般的ですが、本場インドではスパイスを調合しながら作るカレーが主流です。そのスパイスカレーにはパクチーの種子、「コリアンダー」を入れるのが本場流。もちろん生のパクチーを一緒に煮込んでも違和感なく使えます。それどころか、いつもの家庭のカレーとは一味違ったスパイスの風味が感じられて、腕が上がったと思われるかもしれませんね。中には、カレーの具材と一緒に煮込むために、わざわざパクチーの根を冷凍保存している人もいるくらい。スパイスの風味は感じられますが、パクチー独特の強烈なにおいは飛んでしまうので、かなり食べやすくなります。苦手な人にぜひトライしてほしい料理です。・コロッケコロッケも強い香りを減らす調理法で作られるため、試していただきたいレシピです。ひき肉とパクチーと玉ねぎを炒めて、蒸かしてつぶしたじゃがいもに混ぜて揚げます。ここでのポイントは、最初に炒めるときです。しっかり炒めながら、玉ねぎと混ぜることでにおいを飛ばすようにします。揚げるときにチーズなどを入れるとさらに、風味をごまかすことができますよ。・春巻きニラやひき肉といった香りの強い食材と炒めることで、パクチーのにおいを飛ばすことができます。皮で巻いて揚げることで、さらににおいをおさえられます。コロッケも2回加熱しが、春巻きはコロッケよりも揚げるときに中までしっかり加熱されるので、効果は高いといえます。中国でもパクチーは使われる食材ですので、春巻きに入れるてもとても相性がよく仕上げることができますよ。■パクチーの苦手を克服して美容と健康を手に入れよう!香りが強烈なため、ほかの印象があまりないパクチーですが、一般的に緑黄色野菜といわれている野菜と同じような栄養が含まれています。古くは薬代わりに使われていたということですから、デトックスといった解毒作用や血行促進作用があるのもうなずけますよね。美容と健康に良いとされているので、苦手な人にもぜひ食べていただきたいものですが、食べすぎには注意。おいしいと思える範囲で、食べるようにしましょうね。米国農務省 農業研究サービス 文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」 厚生労働省「eヘルスネット」
2021年03月05日長男たくは好き嫌いの多い子供でした。幼稚園で給食を食べるようになって好き嫌いはだいぶ減りましたが、それでもケチャップだけは嫌がってました…!■ 三人三様の食の好み長男たくはケチャップをかけたら嫌がるし、長女ももはかけてもかけても、ケチャップだけを舐めます。そして次男りくは、かけても食べるし、かけなくても食べました。やっぱり真ん中っぽいなぁと思いました。ももだけはオムレツやオムライスにケチャップで絵を描けるので、すごく嬉しかったです。こちらが実際の写真です。この日はナポリタンスパゲティでした。食べたらいつも、そのまま洗面所に直行でした!
2021年02月11日我が家の次男は食べさせることにとても苦労しました。長男は5か月から離乳食を始めて、何の苦労もせずにバクバク食べてくれましたし、むしろ食欲旺盛すぎて食べさせることが楽しみだったぐらいなので、「食べてくれない悩み」に関しては完全に他人事でした。しかし、次男が生まれ、6か月頃から少しずつ離乳食をスタートしてみましたが…まぁ〜〜〜食べない!!食べないどころか口におかゆを入れると「オェエェェ〜〜!!」とえづいてしまうので「この子は嚥下障害があるのかな」と本気で心配したほどです(実際にはそうではありませんでした)。そのうち食べるよね…? と諦めず毎日少しずつ離乳食を出してはみましたが、7か月になっても、8か月になっても、そして離乳食後期になっても…全く進歩なし。食べ物を口に運ぶと吐き出すばかりで全く飲みこんでくれませんし、しまいには嫌がって泣き出してしまいます。毎回食事の時間がお互い苦痛でした。長男時代パクパクと食べてくれていた/食べさせれていたプライドもあったので、どうしてこんなにうまくいかないのか受け入れられなくて悩みました。赤ちゃん時代っておっぱいを飲んでくれる・飲んでくれない離乳食を食べてくれる・食べてくれない…食について悩む事が多いですよね。今も「食べてくれない」事に悩んでるお母さんがきっとどこかにいると思います。少しでも心が軽くなればいいなと願ってこの記事を書きます。当時、私も色々とアドバイスを求めたりしました。が、次男の場合よく聞くアドバイスほど結果が出たものはありませんでした。残念ながら…。個人差が大きいので以下のアドバイス通りにうまくいった赤ちゃんもいるのでしょうが、偏食っ子、小食っ子ちゃんはそもそもこだわりが強い&頑固ちゃんだと思うので、ごまかせないんですよね…(笑)■よく聞くアドバイスだけど全然意味がなかったものその1. 親が美味しそうに食べる「まずはお母さんが美味しそうに食べてみましょう。美味しそうに食べる姿に興味を示し、食事に対して楽しいイメージを持つでしょう」そりゃぁ〜美味しそうに食べましたよ。「あーーおいし!! あーーおいし!!」って何度も言ってみました。…が、そんなの…しーーーーんでしかありませんでした。。 全然興味示さないし、食べたい素振りもしないし、美味しいよ〜と言って口に運んでみましたが「オエ〜〜〜」で終わりでした。カーン。次ッ!その2. スムージーにしたり細かく刻んでみる「苦手な食材はスムージーにしてみたり、混ぜご飯にしてみたり、細かく刻んで練り込んでみるのはどうでしょう」長男はこういうの好きだったんです。細かく刻んで混ぜてあげるとパクパクよく食べたのですが、それはもともと食に興味津々だったから。次男の場合、混ぜ込んで口に入れたら高感度センサーでもついてるのかっていうくらい瞬時に舌で感知して、ペペペペ―――ッ!!!(吐)で終了でした。カァ…その3. 「お腹が空けば食べるから大丈夫」だいたいどの相談も最終的に行き着くのがこちら。お腹が空けば食べます。い…いや…原理的に言えばそうなんですよ。お腹が空いて食べるものがなければなんだって食べるはずですし、お腹が空いてる時に食べればひと際美味しく感じるはずです。ただ子どもってほんと…一筋縄でいかないんですよね〜〜〜。お腹を空かせておっぱいよりも先に食事を与えようとしても、おっぱいが飲みたすぎてひっちゃかめっちゃかに…。収拾つかない〜。根気よく私が耐えれたらよかったんですけど、こんな修羅場を毎日迎えるぐらいだったらもういいや…と諦めてしまいました。このようによくある「食べてくれる技」は私の場合、全くと言っていいほどうまくいきませんでした。が、ほとほと疲れていた私の心に響いたアドバイスもありました。■子どもが食べてくれない…悩んだとき心に響いたアドバイスその1. おっぱいだけでも大丈夫その一つが…小児科の看護師さんにそっと言われた、「おっぱい飲んでる間は食べなくても大丈夫よ。おっぱいがいい! ってなってる間はおっぱいがいいのよ〜〜」でした。周りが2回食、3回食と進んでいくのに一向に進まない離乳食。焦りばかりが募っている中、初めて「おっぱいだけでもいいわよ」と言ってもらえて…すごくホッとしたのを覚えています。心のどこかで「もうこのまま卒乳するまでおっぱいだけでいけたらいいのにな」って思っていた自分がいたので、「それでいいんじゃない?」と背中を押してもらえたような気持ちになりました。その2. いつもと同じ食材でも立派な食育「ママ達の中には子どもにいろんな食材を食べさせた方がいいのかな? と悩む人もいるんだけどそんな事気にしなくて大丈夫!同じお芋でも産地が違ったり銘柄が違う事によって風味や食感が変わるでしょ? トマトだってバナナだって銘柄が違えば甘さも酸味も食感も違う。それだけでも立派な食育です。目新しい食材やいつもと違う食材を用意しようとしなくて大丈夫」これは目からうろこでした。つい欲が出ていろんな野菜を混ぜ込んで食べさせたくなってしまうのですが欲張らず、目新しさやバリエーションを増やそうとしなくても大丈夫なんだ〜ととても心が軽くなりました。その3. 同じ悩みを抱えたお母さんの経験談やはり最後は同じ悩みを抱えたお母さん同士の経験談が一番ホッと出来ました。幼稚園の先輩ママ友達に食べない事をぼやいたら、経験談を語ってくれました。「うちも長女の時は全然食べないから私がだんだんおかしくなってきちゃって…。見かねた夫が実家に帰ったほうがいいって言うから実家にしばらく帰る事にしたのよ。ヨボヨボになりながら実家に帰って娘を預けたら、5人育てた母が味噌汁の具を適当にちゃっちゃと潰してポイッて口に放り込んだら、ペロって普通に食べるわけ!!食べてる娘を見て、私。。もう…自信なくしちゃって(笑)今思えば真剣になりすぎて顔が怖かったのかなとか思う」こういう話を聞いたりすると、笑えると同時にみんな同じような道を通ってきてるんだな〜〜と心強く感じますし、私もいつか笑い話に出来る時が来るかな〜と希望も持てました。やはり同じ経験をしたママ同士の話はとても心強かったです。悩んで当時は既に一生懸命頑張ってるのでそこにさらに何かを付け加えたり、工夫をしたりするのもしんどくて…。これ以上どうしろっていうんだよーーー!! と心の中で毒づいてた日もありました。かといって普段育児してない夫に「気にしすぎだ」と言われてもそれはそれでムカッと来るんですよね。アンタに何が分かるのよ! と。。私が求めていたのは共感と「頑張らなくていいよ」の2つでした。頑張らない事に対して罪悪感もどこかで感じるのですが、少し先を行く人生の先輩からそう言ってもらえるとホッとしました。■その後、食べてくれない次男はどうなった?結果、我が家の次男がどうなったのかというと…幼稚園に入って集団生活を送るようになると、食べるようになりました!今でも家庭では好き嫌いは多いですが、給食だと好き嫌いなく食べるようで、本人もどうやらスイッチを切り替えているようです。あの時嚥下力に問題があるんじゃないか? って本気で心配しましたが、成長とともに本人の中で食べるスイッチが自然と入る時が来たんじゃないかなと思います。元偏食っ子の皆さんの話を聞いても、スイッチが入る時期に多少の差はあるものの、何かのきっかけで食べれるようになった人が多かったです。かくいう私自身も幼少期、小食&食べるスピードが遅くて母親によく心配されていました。当時、実母が私の幼稚園の先生とやり取りしていた連絡帳が出てきたのですが「食べるのが遅すぎる…」とめっちゃボヤいてありました(笑)「お鍋でお米を炊いたらパクパク食べてくれました…パァァァァ!」みたいなことが書いてあって、いつの世も子どもの食べた食べないに親の悩みは尽きないものだなと思いましたよ。かくいう私は当時、母親が悩んでいる様子をうすうす感じ取ってはいましたが、私自身は全然遅くないと思っていましたし、何をそんなに心配してるんだろう…と全く気にしてませんでした。親の心子知らず、そんなもんですよね。というわけで。ありきたりですが、本人のスイッチが入る時まで気長に見守っていきましょう〜。本記事の内容はあくまでも我が家の体験談です。
2021年02月05日こんにちは!イラストレーターのにわゆりです。食欲の秋~!ということで、わが家のモンキーズも食欲がすごいことになっています。しかし! たくさん食べるけど好き嫌いが激しい…。世の中には野菜でもなんでもパクパク食べられる子もいますが、わが家のモンキーズは好き嫌いがとっても激しく、たびたびかーちゃんを困らせます。モン太は特にきのこ類全般がダメなのですが、なぜかなめこならOK(笑)。食べさせたいときは細かく刻んだりしていますが、スープやお味噌汁などの汁物に入れて、きのこエキスを摂取できれば、それで良しとしています。好き嫌いというより、こだわりが強いのか…? おやつは甘いものよりも柿ピーやお煎餅のほうが好きで、お煎餅も自分の好きなメーカーの決まった味しか食べません(笑)。これだけ好き嫌いがはっきりしているモン太。もっと食べられるようになってくれないかな…と思うことはあるのですが、それほど深刻には考えていないかーちゃん。なぜなら…。かーちゃんの好き嫌いも、ものすごかったんです! 野菜全般はもちろん、お餅、甘いもの…なかでも一番食べられなかったのは豆腐!味しないじゃん! とよく言われましたが、噛むたびに広がる大豆の匂いがどうしてもダメで、給食を食べたあとにこっそり吐いた思い出も…。■母の苦労が理解できた 無理に食べてもっと嫌いになってしまい、豆腐を食べれるようになったのは20歳を過ぎてからでした。そんな好き嫌いがすごかったかーちゃんでも、大人になってからは何でも食べられるようになったのです。きっとモン太も、独特の匂いや食感などどうしても越えられない壁があるんだとかーちゃんは思っているので、今は工夫して食べられるもの(みじん切りなど)は食べさせて、どうしても食べられないものは無理に食べさせません!キーちゃんは割と色々食べられていたほうですが、「野菜食べたくない!」と主張するようになったのでそういう時期なのかな?と見守っています。なんでもおいしく作れる料理の腕がかーちゃんにあれば良いのですが…!(涙)ちなみにかーちゃんが子どもの頃に大好物だったものは、「くず湯、都こんぶ、茎わかめ」でした(笑)。思い返せば、今のモン太たちよりも好き嫌いが激しかったかも…!? 母には随分苦労させてしまったなぁ…と自分がご飯を作るようになってしみじみ思うかーちゃんなのでした…。
2020年10月10日わが家の5歳と2歳の娘は生野菜をあまり好みません。特に葉っぱ系は苦手。コールスローやマカロニサラダ、温野菜などは喜んで食べますが、どうしてもひと手間かかります。手間なく野菜を追加したい時、いわゆる「サラダ」を食べてくれたらどんなにラクか…と思っていました。スーパーで新鮮なレタスを見つけても、「子どもたち食べるかな、使い切れるかな」と悩んで買い渋った経験も。今回はわが家の子どもたちがレタスをもりもり食べるようになった方法をご紹介します。子どもは包むのが好き!レタスなどのサラダを食べない子どもたちのために、わが家では包み料理を導入しました。「包み料理」なんていうと手がかかる料理を想像するかもしれませんが、わが家の包み料理は至ってシンプル!通常のサラダのように、生野菜をカットするのではなく、「自分で包んで食べる」というスタイルに変えただけ。それなのに、びっくりするほど食べるんです。もともと食の細い次女ですら、もっともっとと言って食べるから驚きです。ひと玉丸ごと!一番人気はレタス巻き包み料理の中でも一番人気は、ひき肉のレタス巻き。豚ひき肉か合挽肉を味噌などで味つけし、レタスで包んで食べるシンプルなメニュー。お肉と一緒に玉ねぎやにんじん、きのこなどをみじん切りにして炒めてしまえば、それだけで野菜がたっぷり食べられるのもうれしいポイントです。家族4人でレタスひと玉を食べきれてしまうので、大量消費したいときにもピッタリです。この食べ方をするようになってから、娘たちは焼肉もサンチュで包んで食べるようになりました。生春巻きやタコスも!生春巻やタコスもレタスをたくさん食べてくれる包み料理のひとつです。生春巻きの場合、中身を食べやすい豚しゃぶにし、レタスやにんじんと一緒に包むところから手伝ってもらいます。タコスはたっぷりのレタスにタコミートとトマト、チーズ、アボカドなどを自分でトッピングしてもらいます。同じ具材をサラダとして出しても食べないのに、包むと食べる。それを繰り返すうちに、レタスのおいしさに気づいた娘たち。今ではから揚げなどのつけ合わせのレタスも食べてくれるようになりました!野菜以外でも!実はこの手法、野菜に限らず、他のものでも使えます。たとえば、子どもに人気のツナ。長女はあまり好きではなかったのですが、これを自分で巻いて食べるスタイルの手巻き寿司にすると食べるのです。自分でツナをのせて巻いて食べているからびっくり。味も変わらないし、本当に不思議なのですが、手巻きにした時だけ食べるのです。野菜に限らず、ほかの食材でも、食べなくて困る…なんてことがあったら、自分で包んで食べる方式にすると食べる!なんてことがあるかも。ぜひ試してみてください。仕上げは食卓で!それだけで食欲アップわが家の子どもたちは、食べるだけの状態に仕上げた食事より、何か最後の仕上げを自分でするというだけで、モチベーションが上がるようです。できあがったサンドイッチを出してもあまり食べませんが、具材とパンを並べて、自分たちで作る形式にすると食べるんです。私が全部作ってしまった方が早いし、テーブルまわりも汚れなくて済むのだけど…思うときもありますが、せっかく作った料理を食べてくれないのは親としては辛いもの。子どもにとっては、ちょっとしたお楽しみや変化と言った工夫が大切なんだということをひしひしと感じています。それにしても子どもの好みはコロコロ変わる!この前まであんなに食べてたのに…なんてこともよくあります。まだまだ不安定な乳幼児の食生活ですが、試行錯誤しながら、これからも楽しく向き合っていきたいと思います。<文・写真:ライターtocotocoharu>
2020年09月12日こんにちは! 甥&姪大好きおばバカ平八です!今回は「食わず嫌いの姪に野菜を食べさせた意外な人物」についてのお話をさせて頂きます。現在2歳の姪っ子ちまき。味覚の発達に伴い、好き嫌い・食わず嫌いが出てきました。どんな離乳食も喜んでパクパクと食べていた姪っ子はどこへやら…。野菜類は決まったもの以外口にするのを渋るようになりました。「好き嫌いは成長の過程で必要なものだから、あまり気にしない方が良い」という話も聞きますし、実際そうなんだろうな〜とは思います。なので食べることを強要しないようにしていますが、姪が食べられるよう頭をひねって調理している姉のことを考えると、一口勧めずにはいられません。そんないつもの問答をしていた時に現れたのは…正直はぎが食べさせたからと言って食べるちまきとは思えませんが、はぎがあまりに自信満々だったので、お願いしてみました。すると…なんということでしょう!大人がどれだけ勧めても絶対に食べないちまきが、お兄ちゃんの「あーん」によってお野菜をペロリとたいらげてしまいました!もちろん、毎回こんなにうまくいくわけではありませんが、ちまきははぎの手から渡されたものは興味がそそられるのか、高確率で食べるようです。はぎもそれが嬉しいらしくノリノリで食べさせてくれるので、ちまきが食わず嫌いをするたびお願いするようになりました。普段はあまり意識をしていませんでしたが、兄妹同士で与え合っている影響は大きそうです。ぶつかり合いも絶えませんが、兄妹って良いですね…!
2020年08月14日炊き込みご飯を作ったときのこと。5歳の息子が「今日のご飯、おいしくない!」と言ってきました。「せっかく作ったのに悲しいよ~」と私が泣きマネをしたところ、2歳の娘が思いがけない言葉を発してきたほっこりエピソードをお伝えします。 「ご飯、おいしくない!」と言われてショック根菜や野菜類が苦手な子どもたち。どう調理したらおいしく食べられるのか、私は毎日、試行錯誤をして食事を作っていました。 ごぼうを細かく刻んだ炊き込みご飯を作ったときのこと。5歳の息子が「おいしくない!」と言ってきました。食べやすいよう工夫して作ったのに……。地味にショックを受けました。 そこで私は「せっかく作ったのに悲しいよ、えーん」なんて言いながら泣きマネをしてみたんです。すると隣にいた2歳の娘が思いがけない言葉を発したんです。 ウソ泣きのはずが、本物の涙に娘はママが泣いている、悲しそうと思ったのでしょう。「ママ、おいしいよ!」と言ってきたんです。そして苦手なはずのごぼうを口に入れています。さらに「ママ、泣かないで」と。 その瞬間、ウソ泣きをしていたはずなのに、本物の涙が溢れてきました。人を思いやる気持ちが育っているんだなと感じた瞬間でした。ほうれん草の和え物もペロリ。そんな光景を見た息子も「やっぱりおいしいよ」と言って、食べ始めてくれました。 子どもたちのやさしさがうれしいごはんを食べなかったらママが悲しむ。そう思うと子どもたちは食べてくれるのかもしれません。それ以来、子どもたちの食事が進まないときは、「食べてくれないとママ悲しいな」と気持ちを伝えると、頑張って食べてくれることが増えました。 子どもたちは、お菓子が人数分ないとき、私が食べずにいると「ママどうぞ!」と半分くれることも。子どもたちのやさしさが垣間見え、とってもうれしくなりました。 苦手なものを無理に食べさせなくてもいい、楽しく食事ができればいいなど食の意見はさまざま。私はできることならいろいろな食材を食べてもらいたいなと思っています。みなさんはご家庭で心がけている食事の工夫はありますか? イラスト:sawawa著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2020年05月03日私は現在3歳と生後8カ月の姉妹のママです。長女に関しては、生後5カ月の離乳食を始めたころから本当に何でも好き嫌いなく食べ続けてくれていて、今までずっと続いています。私がどのようなことを心がけたかお伝えいたします。 市販のおやつは与える月齢を先延ばし私自身が歯科衛生士なので、虫歯予防の観点から子どもに与える市販のお菓子は極力控え続けていました。人工的な砂糖の甘さにはなるべく触れさせないように、長女が2歳半ごろまでベビーせんべいかプレーンヨーグルト、あとは果物やおいもなどなるべく自然の甘みが感じられる食べ物のみをおやつに与えていました。 自然な甘さのおやつをすすめた結果このような心がけにより、長女は「甘いお菓子」の存在を2歳半くらいまであまり理解していませんでした。たとえばチョコレートやあんこなど強い甘味のあるお菓子は依存性が強いとも聞いていたので、あえて与えずにいたのです。自然な甘味のおいもなどはそこまでたくさん欲しがることもなく、おやつの時間は出された量を適度に食べるくらいでおさまっていました。したがって、朝食・昼食・夕食の際も、自然と食欲がわき、お野菜も残さずにしっかりと毎回完食してくれて、何でも食べてくれました。 できるだけ手料理を!あとはできる限り手作りの食事を与え続けました。生後5カ月の離乳食スタートのころから、3歳の今まで普段の生活はもちろんのこと、外出時にもお弁当を持参できそうな場所であるか事前にHPなどでチェックしています。そして、持ち込みができそうな場所であったり、近くに公園など飲食ができる場所であったりすればお弁当を必ず持参しています。外出先で親子が入りやすいレストランといえば、やはりハンバーグ・からあげ・オムライスなど、こってりとした味付けの濃いものが多いです。子どもは濃い味付けにはすぐに適応すると医師から聞いたこともあって、外食も2歳半ごろまでは極力控え続けていました。 手料理の大変さよりも、「なんでも食べられる子ども」になってくれたことでメニューに悩むことがなくなり、私の負担も減りました。ブロッコリーや枝豆などを冷凍ストックしておき解凍すればすぐにお弁当が作れますし、意外と苦労はなかったです。また、市販のお菓子は案外費用がかさんでしまうもの。そういった悩みもなくなり私にとってはストレスフリーでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年04月08日上の娘は乳幼児期、とにかく“白いもの”しか食べませんでした。うどん、パン、白米、しらす、大根の煮物…乳幼児健診の困っていること欄に、「白いものしか食べない」と書いていたくらいです。かろうじて魚は好きだったのでたんぱく質は摂取できていたのですが、赤いお肉や緑の野菜はかたくなに拒否。いろいろな離乳食に混ぜて、食卓に出していました。ですが、ことごとく私の策は見破られ、ひどい時はちゃぶ台返しされるレベル。泣く泣く、残された離乳食を食べる毎日…■子どもの好き嫌いの克服法をリサーチする日々本屋さんに行けば離乳食レシピ本を手に取り、インターネットでも、子どもの好き嫌いを克服したという先輩ママさんたちの知恵をお借りしようと、検索の毎日。SNSでは、たくさんのステキな離乳食がキラキラ輝いていました。私の努力不足なのか、私の努力不足のせいで、娘の栄養が偏ってしまっているのか…そんな自責の念に、押しつぶされそうになる日もありました。そんなある日…その日は夫のお弁当を作るために、キッチンで冷凍野菜を解凍していました。キッチンと言っても、2DKの狭い部屋の、ダイニング部分。ふらふら歩きまわる娘に注意を払いながら、作業を進めていると…解凍し、テーブルの上に置いておいた冷凍ほうれん草が、なぜか減っています。あれ? 何かに使ったっけ…そう考えていると、次の瞬間■何食わぬ顔で、ほうれん草を食べている娘の姿が!あれほど緑の野菜を拒否していた娘が、なぜか冷凍コーンを差し置いて、おいしそうにほうれん草を食べています。もちろん、味付けなどまだしていない、ありのままの姿のほうれん草です。あぜんとしていると、娘はあっと言う間に一皿のほうれん草を食べきってしまいました。私の、今までの苦労は一体…ですが、この出来事をきっかけに、野菜をありのままの姿で、できる限り味付けをしないで与えるようにしてみると…娘はあれほど苦手だった葉物野菜を、パクパクと食べてくれるようになりました。たしかに、お野菜はそのままでもおいしいよね…!こうして開き直った私は、チンしただけのスティック野菜やざく切りの野菜を食卓に出すようになり、娘の野菜嫌いも少しずつ改善されていきました。娘にとっては、刻んだりすりつぶした野菜が、かえって得体のしれないものになっていたのかもしれません。お野菜の姿かたちを感じながら味わうことも、大切なんですね。ズボラを極めた二人目育児では、早々に離乳食作りを卒業してしまいましたが、息子は野菜もお肉もなんでも食べるマン。生ピーマンすら、かじって食べています。母の努力と子どもの好き嫌いは反比例するわけではないと、罪悪感でいっぱいだったあの頃の自分に、ちゃんと食べさせろとうるさかった、おバ…いにしえの先輩方に、そして苦悩されているお母さんお父さんたちに、声を大にして訴えたいです。ちなみに、娘の現在の大好物は、ざく切りキャベツと豚肉を重ねてチンしてポン酢をかけただけの温しゃぶです。ヘルシーで栄養価もあり! なにより楽でオススメです。
2020年02月26日ウーマンエキサイトの読者のみなさん、こんにちは! 8歳と5歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。今回は「子どもの好き嫌い」についてです。■偏食・少食の長男、栄養不足を心配していたけど…我が家の長男は偏食・少食で、パン1枚を食べるのにも30分以上かかっていたりと小さい頃はなかなか苦労しました。野菜なんてもちろん食べません! 食べられるものと言ったら、魚やお肉といったおかず類少々とご飯。麺類は好きでしたが毎日麺類にするわけにもいかず、この子栄養足りてるの…?と心配でした。保育園の個人懇談の時にこの事を話してみると…、給食は毎日完食していると聞いてびっくり。なんだ…食べれるんじゃん!!そこから何か吹っ切れたかのように、保育園で栄養のある物をしっかり食べてるんだから無理に食べさせるのはやめようと思いました。無理に食べさせようとすると、私も子どもイライラしてしまうし…。保育園ではお友だちがみんな食べてるから、苦手な物も頑張って食べる子が多いそうです。家ではそういう刺激を与えてくれるお友だちがいないせいか「苦手な物は食べない!」となるのかな?■偏食についての苦い思い出偏食については、私も苦い思い出があるんです。私は自他ともに認める偏食マン…(笑)大人になって食べられるものがだいぶ増えたのですが、それでも偏食は多いほうで食べられないものはお恥ずかしながら今でも沢山あります。大人の今でもこんなにあるってことは子どもの頃はもっとありました。給食も毎日残してました…!1回だけ親に絶対に食べなさいと叱られながら苦手なものを泣きながら食べた経験があり、それは今でもはっきりと覚えています。長男は家で食べないものでも給食でちゃんと食べる事ができていて、私はそれができなかったけど、成長とともに食べられるものが増えた。だから家で無理に食べさせるのはやめても良いかな? という結論に至りました。全然食べなかった長男ですが、今では食べられるものも増え、私より食べるんじゃないかというくらいよく食べるようになりました。ちなみに次男も保育園の給食は完食しているそうです!食べるに越したことはないけど、お互いストレスを溜めないのが一番!成長とともに食べられるものは増えると思うので、その時をゆっくり待つのが我が家の偏食対策です。
2020年01月30日2歳くらいまでは好き嫌いのなかった娘(食べる量は少ないけど…)。しかし、気づいた頃には緑色の野菜を拒否するようになっていました。栄養面は、娘の食べられるものでバランスを取ればいいかと開き直っていたんですが、最近は、親が食べるように置いてあるお浸しや煮物に自分から「ちょっとたべてみる」と、箸をつけるようになりました!強制しない作戦が効いた…?子どもが食べないと作るのが億劫だなと思ってしまうんですが、やっぱり食卓に並べるのは大事ですね。うちの子の場合、食が細いのでとにかく完食を目標にしています。いっぽう、娘の仲良しなお友達は、また違う方法で好き嫌いを克服していました。多分娘に同じ事をやったら食事自体が嫌いになってしまいそうなので、真似は出来ませんでしたが、A子ちゃんはご飯大好きで、性格も前向きでチャレンジャーなので、聞いた時は思わず膝を打って納得しちゃいました。やっぱり子どもの事は親が一番わかってるんだな〜。
2020年01月30日1歳10ヶ月になる息子。食欲旺盛でよく食べるのですが、どうしても野菜が苦手なようで、まったく食べてくれません。野菜を見つけると、「まめ!」(ダメがまだはっきり言えずに「まめ」と言っている)と、完全拒否。野菜をすりおろして食事に入れると食べてくれたりはします。でも保育園の先生から、すりおろしてばかりだと、結局は野菜が嫌いなままになってしまうと聞いて、いつまでもすりおろしてばかりでもな…と悩んでいました。スプーンの下に野菜を忍ばせ、ごはんで覆ってみても、スプーンをじーっと見つめ、野菜を見破り「まめ」と拒否。野菜を食べてほしいのはやまやまですが、息子の野菜を見つける能力はすさまじく、なかなかうまくいきません。そんな中、たまたま作った(わが家では旦那が炊事担当なので旦那が作ってくれていますが…)ビーフシチューが、わが家の救世主となりました!見た目が茶色なので、野菜をたっぷり入れても目立たないのです!そのまま何の反応もせずに野菜入りビーフシチューを食べまくる息子。カレーの時は野菜を見つけてしまっていましたが、子ども用のカレーは黄色に近い色なので、野菜の色味はそのまま出てしまっていたのです。一方ビーフシチューのこげ茶色は、野菜の色を漆黒の闇へと消し去ってくれます。こうしてわが家のお助けアイテムとなったビーフシチュー。これを機に、少しでも野菜に慣れてくれることを祈っております。
2020年01月29日皆さま、ごきげんいかがですか。男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。今回は、日々、悩まされている娘の好き嫌いのエピソードです。■炭水化物大好きな娘の好き嫌い事情子どもの好き嫌い。まさに、3歳になったばかりの娘を相手に、わが家が直面しているテーマである。うちの子はとにかく、パン、麺、ご飯と炭水化物が大好き。しかも、あんまり味付けのないものを好む。一丁前にシンプルな小麦や白米の、素材の風味を大切にしているのである。そんな娘はある意味、本当のグルメなのかもしれないが、他の食材も食べてもらいたい親としては非常に困る。肉うどんをしても、肉は食べない。うどんだけをほしがる。肉、野菜をたっぷり入れたパスタも、麺だけよこせという。どこの家もそうだと思うが、この対策としては、食材を細かくしてごまかして食べさせるしかない。ところが、最近は味覚も敏感になって、こんな一進一退をいつまで繰り返すのだろうか。■好き嫌いの変化は成長の証?! ただうちの子の場合、家ではわがままだが、保育園ではなんでも食べるらしい。子どもながらに親を甘く見ているのだろうか。まあでも、保育園でいろいろ食べてくれているのなら、家でそこまでシビアにならなくてもいいかという気持ちで食事をさせている。あと、好き嫌いをしながらも、変化してきたこともある。昔は嫌なものを食べると、容赦なくそのままはきだしていたのだが、最近は…まあそれだけ成長もしているということで。積極的にこの変化を楽しんでいこうと思うのであった。
2020年01月28日こんにちは。渋谷です。今回はみったんの好き嫌い事情についてです。 ■子どもの好き嫌いの理由は? どう対応する?特にエビやイカなど魚介類そのままのかたちのものが苦手なみったん。どうやら情報で好き嫌いをしているようで、「嫌いなもの」と認識ができなければ食べられる様子。しかしそれでも「味」ばかりはどうにもできないのでどうしたもんかと旦那と話し合った結果…私が挫折しました。もともと料理が苦手な私。たかが一部のものを食わんでも死なん!! 無理して食わんでいい!!事実、私と旦那の嫌いな食べ物は出していないし、子どもの頃食べられなかったものが大人になったら食べられるようになったなんてよく聞く話。私が頑張って作って、食べてくれないことで落ち込むぐらいなら、みんながハッピーになれる「極力苦手なものを出さない」という方針に落ち着きました。 ■どうしても食べてほしいときの秘策はこれ!応援します。まさかの物理。力技。しかしそこは人間だもの。ほめられるのが嫌いな人なんていません。わりとウッキウキで食べてくれるのです。ちなみに幼稚園でも先生に「もう少ししたら年長さんだもんね~! お姉さんだから食べられるもんね~!」みたいな感じで応援されると食べるそうです。なんてチョロ…素直な子なんでしょう…できる範囲で食べて健康に育って欲しいものです。
2020年01月28日毎日の食事づくりは、冷蔵庫の在庫管理をしつつ、栄養や見た目のバランス・食べやすさ・予算… あれこれ考えて用意しているのに、ひと口かじって「おなかいっぱぁい(食べたくない)」なんて言われるとがっかりしますよね。現在4歳のわが家の娘、好き嫌いも食わず嫌いも多くまぁまぁ大変です。■肉も野菜もとにかく混ぜこむかく言う私もかつては、肉・魚介類がほぼ食べられないかなりの偏食児だったので気持ちはわかります…。今のところキチンと残さず食べるより(食べてくれるに越したことはないが)、食事は楽しい時間であることが最優先なので、無理強いはしません。ちょっとくらい好き嫌いがあったって、ほかで栄養が補えていれば気にしすぎる必要はないかなとも思っています。そんな、基本「今は苦手でもそのうちおいしさに気がつくこともあるだろう」というスタンスの私ですが、今回は「こんなことで食わず嫌い」を克服できちゃうんだ!? とちょっと驚いた出来事をご紹介します。■料理しているところに興味津々このときは、一緒にお料理というほどでもお手伝いというほどでもなく、ただ横で見ているだけ。それでも生で食べてみたくなるほど素材に興味を持ったことに驚きました。これ以降も、見学あるいは下ごしらえを手伝った料理なら、敬遠されがちな新メニューでもモリモリ食べてくれている気がします。(モリモリは言い過ぎでした)そしてもうひとつの出来事はこちら!「手巻きずし」上記で紹介した方法は「脱!食わず嫌い!」や「好き嫌いを克服しよう!」と意気込んでの取り組みではなく、 わたし自身も子どもの変化にびっくりしたくらいでした。我が家と同じようにお子さんの好き嫌いに悩まれている方は、「ちょっぴりでも変化があったら万々歳」くらいの気持ちで、料理しているところを見せてみるのもいいかもしれません。
2020年01月28日次女がまだ保育園に通いはじめたばかりの頃のこと。今まで好きでよく食べていた人参を、急に食べなくなってしまったことがありました。ほんの数日前までは美味しそうに人参を食べていたし、とくに料理の味付けが劇的に変化したというわけではないと思うのですが、なぜか人参を食べなくなってしまいました。食べられていたものが、急に食べられなくなることがあるなんて…とショックでした。そして、そのとき私が考えた方法は、すりおろして料理に混ぜてみることでした。そこで、すりおろした人参を入れたカレーを娘に出してみたところ…すごく美味しそうに食べるではありませんか!人参をすりおろしたせいで、ルーによく溶け込み、カレーの味に深みが出たのかもしれません。人参が入っていると気づかず、満足そうにカレーを完食した娘でした。 味をしめた私は、人参を入れたことを秘密にしたまま、しばらくはこの方法で人参入りのカレーを作っていました。そして、毎回美味しそうに娘はそれを食べてくれました。…でも、何度か作るうち、秘密にしていることにだんだんと罪悪感がめばえてきました。それでとうとう「実はこのカレー、人参が入っているんだよ」と、娘に打ち明けました。娘はびっくりしていました。それから、私はもう人参をすりおろしていれることはやめ、正々堂々と普通に切った人参をカレーに入れることにしました。その後、普通に切った人参入りのカレーを出すと、いやがることもありましたが、「あのとき食べられたんだから、食べられるよ」と言うと、一口、二口と食べてくれるように。以前はまったく食べない状態だったのだから、これは大きな進歩なのではないだろうかと思ったのを覚えています。嫌いな食べ物がある場合、ひょっとしたら味ではなく、形、見た目が苦手な場合もあるのかも。そういう場合は、形を変えてみたり、何かに溶け込ませてみたりするのもいいのかもしれません。
2020年01月28日