専業主婦の私は、毎日娘のお世話を朝から晩までひとりでこなしていました。ある日、大学の同級生で集まることになり、3歳の娘を夫に任せて一泊旅行に行くことに。すると、旅行から帰ってきたら娘に違和感を覚えたのです――。 違和感の正体泊まりでの外出は本当に久々でした。3歳の娘を置いて出かけるのは少々心配でしたが、夫も賛成してくれたので、晴れやかな気持ちで旅行に出発しました。楽しい旅行を終え、「2日ぶりに娘に会える!」と帰宅した私。ところが1泊しか離れていなかったはずの娘の姿になんだか違和感が……。あれ?何かが違う!?と凝視してドキッ……。 「あっ!前髪がない!」 びっくりするほどオン眉のパッツンカットになってしまっています。しかも、眉毛まで丁寧にキリリと剃られているではありませんか!あまりのキレ味の良い変わり様に、楽しかったプチ同窓会の余韻が一瞬でぶっ飛んでしまいました。 まさか自分が留守にしている間に、夫が勝手に娘の髪の毛をカットしてしまうなんて予想外の出来事でした。美容師でもないのに、眉毛までカットしてしまうなんて……。 娘を思っての行動だったのかもしれませんが、娘を置いて出かける際にはあらゆる可能性を含め、話し合いをしておくべきだったと思う出来事でした。 イラスト/ふくふく著者:のぶりんごちゃん
2024年01月03日私は3歳の娘を育てるシングルマザーです。同じ職場で働く10歳年上の部長と結婚して娘を授かりましたが、結婚生活は長く続かずに離婚しました。現在も元夫がいる職場で働いています。どうしても外せない仕事があったある日、娘が高熱を出したようで保育園から呼び出しの電話が……。近くに頼れる人がいないため、仕方なく元夫でもある部長に事情を説明したのですがーー。元夫の冷たい仕打ち「それなら帰っても構わない。ただし、この取引がダメになったら、君はリストラの対象者になるだろうね」 元夫は冷たく言い放ちました。実は元夫と姑は、私が親権を持ったことが気に入らず、娘を奪うチャンスを狙っていたのです……。もちろん、私も娘を手放すつもりはありませんが、職を失ってしまうと育てられなくなってしまいます。思わず廊下で悔し涙を流していた私に、隣の席の同僚・トオルが声をかけてくれました。泣きながら事情を話したところ、彼が「俺が病院に連れて行きましょうか?」と、申し出てくれたのです。 挨拶と仕事の話しかしない彼にそこまでお願いしても良いものかと悩みましたが、背に腹はかえられません。私は彼の申し出に甘えることにしました。 親切な彼に感謝取引先に向かう途中、トオルから娘はただの風邪だったという報告が入り、おかげで仕事にも集中できました。仕事を終えたと連絡をしたら、彼は娘を車に乗せて家まで送り届けてくれました。とても親切にしてくれて、感謝してもしきれません。お礼も兼ねて、わが家でお茶を飲みながら話をしたのですが、どうやら彼は前の職場に未練がある様子。一生懸命勉強して手に入れた職業だったのに、人間関係が拗れてしまい辞めざるをえなかったと話しました。 こんなにやさしくて行動力がある人なのだから、やりたいことをやって輝いてほしいと思いつつ、私は、彼が職場にいてくれたことをひっそりと感謝したのでした。 突然の異動、夫の仕業!?それ以来、私とトオルは社員食堂で一緒にランチをしたり、お互いのことを話したりするようになりました。しかし、元夫はそれが面白くなかったようで、突然彼に異動を命じたのです。嫌なら会社を辞めるしかないと脅すやり口は、明らかな嫌がらせです。 私が申し訳ない気持ちでうろたえていると、彼はその場で退職を宣言。驚いてすぐに話を聞きにいくと、前から辞めようと思っていたようで「前の職場に戻る決心がついた」と笑っていました。 親切な彼と新たな人生を…それから一週間後。私が娘と外を歩いていると、元夫と姑が突然現れて、娘を車で連れ去ってしまいました。 私はどうしていいかわからず、気づいたらトオルに電話で助けを求めていました。 すぐに駆け付けてくれたトオルは、「合意のない子どもの連れ去りは違法ですよ?」とインターホン越しに元夫と話しています。やけに詳しいな……と思って聞いていると「自分は弁護士です。違法行為の証拠は押さえておきます」と聞こえてきてビックリ。なんとトオルの前職は弁護士だったのです。私は彼の指示で、元夫や姑の身勝手な言動を全部録音していたので、一緒に提出することにしました。この一件で、元夫は会社をクビ。今はどうしているかもわかりません。 私はというと……、元夫に親権を取られる心配もなくなって、ひと安心。彼との距離がグッと縮まり、娘の後押しもあって間もなく家族になる予定です。 仕事と子育ての両立は、まわりのサポートがないと大変ですよね。思いがけない人からの申し出で最初はビックリしたかもしれませんが、思い切って頼ったことで新しいパートナーを得ることにつながったなんて、とても素敵なエピソードでした。これからは2人で力を合わせて子育てを楽しみながら、幸せになってほしいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月02日私は数年前に、小学生の娘を連れて夫と再婚しました。その後、夫との間には2人の娘ができて、家族5人で幸せな日々を送っていました。長女に冷たい夫長女が高校生になり、次女と三女も大きくなったころから、夫の様子が少しおかしいと感じるようになりました。下の娘2人はかわいがるのに、長女に対して冷たい態度を取ることが多くなったのです。長女もそれに気付き、気にしている様子でした。思い切って、夫に長女のことをどう思っているのかを夫に聞いてみると「そんなことない」とのこと。私と長女が気にし過ぎているのかもしれないと思い、もう少し様子を見ることにしました。明らかになった夫の本性その2カ月後のお正月、家族で実家に遊びに行きました。私が片付けをしている間に、子どもたちは母からお年玉をもらったようで、とても喜んでいました。しかし帰宅すると、長女が自分のお年玉袋には10円しか入っていなかったと言いだしたのです。私はすぐに母に確認をしました。「メグミのお年玉10円ってなんで?」「ちゃんと1万円入れてあんたの夫に渡したけど…」「え?」私が片付けをしていたため、母はそれぞれに渡すお年玉の額が妥当かを夫に確認したそう。その際に夫が一時的にお年玉を預かっていたようです。私が夫に確認すると、夫は開き直ったようにこう答えました。「10円を代わりに入れたじゃん」と。私はこのとき、やはり夫は連れ子である長女のことはかわいく思っていなかったのだと確信しました。夫の本性を知った私は離婚を切り出しました。夫からは、「それくらいで離婚したら後悔するぞ」と言われましたが、私はこんな性格の人と一緒には暮らせないと思い、気持ちが変わることはありませんでした。長女に笑顔が戻った後日、離婚することが決まり、子どもたちを連れて実家へ戻りました。夫には、今後子どもたちとは一切会わないよう、約束させました。それから私は、母と子どもたちと一緒に幸せな日々を送っています。長女に嫌な思いをさせてしまった過去は戻りませんが、以前より笑顔が増えた子どもたちがずっと幸せでいられるよう、尽力していきます。--------------子どもからお年玉のお金を奪うなんて、とんでもない夫でしたね……。しかし、これまでは確信できなかった夫の本性が、この1件で明らかになり、早く離婚できてよかったですね。著者/ウーマンカレンダー編集室/トーク系読者からの体験談をお届けします。
2024年01月01日幼稚園に通う娘と夫と、3人暮らしを続けていた私。専業主婦の私がお金を使うのが気に入らない夫からは、毎月「生活費を使いすぎだ」と言われていたので、必要最低限のものしか買っていませんでした。しかし、最近では、私だけでなく、娘にかかる費用まで「無駄だ」と言い出すように。夫の暴言はエスカレートし、ついには「離婚してもいいのか?」と脅してくるようになったのです……。夫は会社員として働いていますが、そこまで給料が良いわけではありませんでした。私は生活費をやりくりし、自分の服や美容院代を娘の洋服やお菓子に回していました。 無駄無駄無駄ァ!夫は何かにつけて「生活費を使い過ぎだ」「無駄遣いが多い」と私を責め立ててきます。さらに、娘のお弁当の中身や洋服にもケチをつけ出したのです。 「ちょっと食いつきがいいからって、娘の弁当に金かけるんじゃねぇ」「子どもなんてすぐ大きくなるんだから、最初からデカいサイズの服を買っておけよ」「ちょっと娘を甘やかしすぎなんじゃないか?」 そして、気に入らないことがあると、すぐに「娘のおもちゃを捨てるぞ」と私を脅してくる始末。この頃から私は、夫との生活に限界を感じ始めていました……。 生活費が半分に!?1週間後――。 今月の生活費を夫からもらったのですが、中身はなんといつもの半分。さすがにこれでは暮らしていけません。 「俺の半分の収入で家族3人で暮らしているところもあるんだぞ」「お前が無駄遣いするから家計がギリギリになるんだ」「ただでさえ幼稚園の金も高いのに……。娘に金を使い過ぎなんだよ」 夫はそう言いますが、子どもの年齢や状況が違うかもしれないのに他の家族と比べられても納得がいきません。 「それだったら最近増えてるあなたの飲み歩きの回数を減らしてよ!」と私が言うと、夫は「俺は毎日汗水たらして働いてるんだよ!俺が稼いだ金を俺が使って何が悪い!」と返してきました。 こんなに我慢して節約しているのにと、私がくちびるを噛み締めていると、「次俺に口答えしたら離婚するからな」と、夫がいつもとは違う形で脅してきました。離婚届を差し出されて、仕方なくサイン。 切り詰められるところは、とことん切り詰めています。育ち盛りの娘の食費を削るわけにもいきません。私はどうしたらよいのか途方にくれていました……。 娘が高熱を出すと…1週間後――。 その日、朝から娘は高熱を出していました。私は娘を病院に連れて行くための準備をしていましたが……、財布がありません!どこにもないのです! 慌てて夫に電話すると、「お前の財布なら俺が持ってる」とすんなり白状。「病院でいくらかかるんだ?」「家に薬はあるだろ、それ飲ませとけば大丈夫だ」と、娘の病院代まで無駄だと言うのです。 「財布に入ってる保険証と医療証があれば無料なのよ!」「うちには一銭もお金がないの……、だから今すぐ帰ってきて、財布を返して!」 しかし、夫は「もう会社に着いたから帰るのは無理」「うちの金が使えなくなったから、今度は税金を使うんだな」「税金の無駄遣いってやつだ」と取り合ってくれません。 娘が苦しんでるのに……! 「もういい、あんたには期待しない」と言うと、夫は「お?そんなこと言ってもいいのかな~?」「こないだ離婚届書いたの忘れたのか?」「帰ったら出しちゃおうかな~」と煽り始めました。 「いいよ、私が出しておく」と告げると、「言ったな?マジで離婚するぞ?」とまだ私をおちょくる調子の夫。「あんたこそ離婚してから後悔しないでよね」と言うと、「するか」「専業主婦のお前が離婚できるわけないだろ」「俺が帰るまで土下座の練習でもしとけ」と言われたのです。 数時間後――。 「おい、お前らどこ行った?」「まさか病院じゃねえよな」「ガキなんて黙って寝かせてろって言っただろ!」「もうあんたの子はいないよ」 私は近くに住む両親に頼み、お金を貸してもらって病院へ。娘はインフルエンザでした。夫の言うとおりにあのまま家で寝かせていたら、もっとひどい事態になっていたかもしれません……。 母に娘についていてもらい、私は病院の帰り道に役所に寄り、離婚届を提出してきたのです。 離婚届を提出したことを話すと、「今すぐ訂正しに行け!」「俺は本気で離婚したいとは思ってなくて……。もう少し節約をしてもらいたかっただけで……」と夫。 「生活費は戻す!」「俺と暮らした方が絶対に良い生活ができるはずだ」と今更言われても、まったく心に響きません。自分だけは飲み歩き、妻と娘には少しの贅沢もさせない自分勝手な夫に用はないのです。 なおも「俺が金にシビアになってたのは、お前たちのためにマイホームを建てようと思ってたからだ」と言う夫。しかし、私は夫の貯金がほとんどないことも知っています。どうやら、飲み屋の女の子に入れあげていたようです。 何度謝罪されても、もうやり直すつもりはありません。専業主婦の前に、私は娘の母親なのです。大切な一人娘のためならば、誰にだって頭を下げるし、なんだってやります。 その後――。 私は離婚したこととその理由を義両親に話しました。最初は信じてくれなかった義両親。しかし、少し元気になった娘が「お菓子はいらない……パパが無駄だって怒るもん……」とつぶやいたのを聞いて、ようやく信じてもらえました。 義両親は元夫に激怒し、私への慰謝料と養育費を何が何でも払わせると鼻息荒くしていました。そして、私の両親と同じように娘のサポートを全力ですると約束してくれました。 順調に回復した娘と私は私の実家に戻り、娘は以前よりも笑顔で過ごしています。やはり、大声で怒鳴ったり、無理な節約を私に求めたりする元夫の姿を見て、幼心に思うところがあったのでしょう。 これからは、両親や義両親の力を借りながら、娘がのびのびと生活できるように全力で働き、愛情を注いでいこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月30日私は5歳と3歳の娘を育てています。次女が3歳になると赤ちゃんだったころに比べ、自分の時間をとるタイミングがやっとできてきました。そんなとき、長女がショッキングな言葉を発したのです……。ごめんね…やっと家事や育児のちょっとした合間に、自分の趣味を楽しむ時間も確保できるようになった私。趣味に没頭しているときに、長女から「ママこれ見て」と言われても「あとでね」と話を聞いてあげられず……。そんなある日、テレビ番組で親が子どもの話を聞かないという話題が。 それを見ていた長女が、「これママとおんなじだ」と言ったのです。そのとき私は、無意識に長女を傷つけてしまっていたことに気が付きました。 親もリフレッシュをすることは大事だと思っていますが、今は反省し、子どもの話は自分の手を止めて、きちんと目を見て聞くように意識しています。それでも余裕がないときは、「ここまで終わったら必ずお話聞くからね」とひと言伝えるように。少しずつわかり合えたらいいなと思い、試行錯誤の日々です。 作画/ぽよ母監修/助産師 松田玲子著者:とろ いくら
2023年12月25日娘が生まれるまで、仲の良い夫婦だった私たち。しかし娘を出産してからは、夫は育児を一切せず、毎日飲み歩くようになっていました。私の両親はすでに他界しており、義両親は遠方に住んでいるので頼れる人はいません。ワンオペのつらさに「ちょっとは手伝って……」とお願いすると、夫は逆ギレ。私への暴言も次第にひどくなっていき、「養ってやってるのは俺だ」と言い出すようになって――?ワンオペ育児で疲弊した私が助けを求めても、「俺は忙しいんだよ。暇な専業主婦と一緒にしないでくれるか?」とそっけない返事しかしてくれない夫。こんな人じゃなかったはずなのに……。 暴君夫男孫を望んでいた義両親。しかし、生まれたのは女の子でした。それでも義両親は喜んでくれましたが、夫は「お前は俺の両親の期待を裏切った」と言って、私に当たり散らすようになったのです。 「こっちは仕事で疲れて家に帰ってきてんのに、リビングも寝室も汚いままだし」「この間なんて飯すら用意してなかったよな?」「毎日夜泣きもするし、今度から夜中は外で泣かせてくんないかな」 育児は2人で協力してやるものだと思っていた私。退院してから1カ月ですが、1日たりともまともに眠れておらず、体も心もいっぱいいっぱいでした。 「俺が養ってやってるんだから、お前は俺の言うことを黙って聞いてろよ」とまで言われ、言い返す気力もない私はただただわが子を腕に抱きながらくちびるを噛み締めるしかないのでした。 閉じ込められた…その後も夫の暴言は止まらず……。それどころか、次第にエスカレートしていきました。「凡ミスした。夜泣きで睡眠不足だからだ」「上司から注意された。わが家が汚くてストレスがたまってるからだ」と、会社で起きたことまで私と娘に責任転嫁するようになったのです。 そんなある日、夜泣きのひどい娘を抱いて、寝室から和室に移動した私。少しでも夫が眠れるように、そして私たちに八つ当たりしないように……。さすがに夜中に外に出るのは怖かったので、寝室から一番遠い和室に向かったのです。 娘を寝かしつけながら、一緒に眠ってしまった私。はっと気が付くと、朝日が昇っていました。夫の朝食を用意しようと、引き戸に手をかけたのですが……。 開かないのです。 つっかえ棒でもしてあるのでしょうか、全然開きません。私がガタガタやっていることに気付いたのか、和室の外から夫が声をかけてきました。 「真夜中も朝方もギャン泣きするし、おかげで全然眠れなかったわ」「しばらくそこで反省しておけ」「お前が『俺に逆らってごめんなさい』って言ったら出してやってもいいかな」「勝手に出たら離婚だからな!」 そのまま、夫は仕事に行ってしまったようです。こんなところに赤子と妻を閉じ込めるなんて……! スマホや娘のおむつやおしりふきは持ってきていたものの、ミルクはありません。私の両親はすでに亡くなっているし、義両親だってそう簡単に来れる距離ではありません。 すやすやと眠る娘を見ながら、必死で頭をしぼり……私は一か八かでとある人物に助けを求めることにしたのです。 助けて!数時間後――。 私のスマホに夫から電話がかかってきました。和室に閉じ込められて、途方に暮れる私を嘲笑いたかったのでしょう。 「お前は俺が養ってやってる寄生虫だろ?」「子どもに飯を食わせたいなら黙って言うことを聞け」「君はたいして稼いでもなにのに随分偉そうだな~」 娘にミルクをあげていた私に代わって、夫の電話に出たのは私の父の兄、つまり私の伯父でした。海外で暮らしている伯父は、年に数回日本に戻って来るのです。私の祖父の墓参りのために、毎年ちょうどこの時期には帰国するはず……と思って連絡したのですが、ビンゴでした。 隠しておいた合鍵の場所を教えて、伯父に和室から助け出してもらった私と娘。温和な伯父ですが、私たちの様子を見て怒り心頭でした。 「よくも僕のかわいい姪をあんなにボロボロにしてくれたね?」と穏やかな口調で言う伯父。「いや、これは俺だけが悪いんじゃなくって……」「専業主婦のくせに家事すらまともにしないんですよ!」「子どもの世話なんて片手間でできるのに、甘えてるんですよ!」と、まだ私のことを貶める夫。 夫がまったく育児に関わってこなかったことがわかったのでしょうか。伯父は大きくため息をついて言いました。 「そういえば、君のところの社長は元気か?大学時代の後輩なんだけど」 夫は、「いくら知り合いだからって簡単に会える人じゃないですよ!」「おじさん、無職なんでしょう?物価の安い海外にいるのは、日本じゃろくな生活ができないからだって聞いてますよ」と、伯父すらも嘲笑します。 「君の働いている会社の設立メンバーに、僕の名前があるはずだけど?」「僕ね、いくつか会社を経営してたんだけど、早期リタイアしたから今は無職で、海外の別荘でのんびり暮らしているだけだよ」「お金を持ってる自慢なんてしたら格好悪いじゃないか」「あ、今君のとこの社長から『会える』って返信が来たよ、君のことはよーく伝えておくからな」 伯父の正体を知って、「社長に俺のことは伝えないでください……!」「今回のことは謝りますから!」と半泣きで懇願する夫。しかし、伯父の怒りはおさまりません。 「家の中とはいえ、妻子を閉じ込めるなんて人間のやることじゃない」「今回のことは警察に被害届も出すつもりだ」 夫が「ごめんなさい」「許して」と涙ながらに叫んでいるのが聞こえます。娘にミルクを飲ませ終わった私に、伯父がスマホを返してきました。私の代わりに娘を抱き、げっぷさせようと背中をトントン。 「伯父さんからスマホ返してもらったよ」と電話越しに言うと、夫が「ごめん!仕事がうまくいかなくて八つ当たりしてただけなんだ!」と謝ってきました。しかし、それは私たちをこんな目にあわせていい理由にはなりません。 毎日眠れなくて、ずっと限界だった私。話し合いたいと言っても、冷たくあしらわれ、挙句の果てには「養ってる俺に逆らうな」と言われたのです。私が仕事をしておらず、両親もいないことから、逃げられないとわかっていて追い詰めてきたのでしょう。 「離婚してください」と言うと、「え?」と呆気にとられた様子の夫。「和室から勝手に出たら離婚するぞ、って言ったのはそっちでしょ?」「だからもう離婚でいいよ」と言うと、「いや、俺謝ってるんだけど……」「それに、本気で離婚したいわけじゃなくて……」ともごもご。 「脅しで言ったとしても最低だから、今すぐ離婚して」と重ねて言うと、「じゃあせめて社長に言うのと、被害届を出すのだけはやめてくれ!」とわが身かわいさを露呈した夫。どこまでも自分勝手な男です。こんな人と早々に離れられるのは、私にとっても、そして娘にとっても良かったのかもしれません。 その後――。 伯父は夫の会社の社長に事の顛末を伝え、私は警察に被害届を提出しました。話し合いの結果、被害届は取り下げたものの、会社からは自主退職を促された夫。すべてを失った夫との離婚は、案外スムーズでした。そして私は両親の遺産を使って、遠くに引っ越しました。 伯父はしばらく私たちと一緒に暮らしてくれましたが、離婚してから半年後くらいに海外へ帰ってしまいました。娘の成長を楽しみにしていて、「一緒に海外に住まないか」と最近では移住を勧めてきます。 今は慣れない育児にあっぷあっぷしているので、海外移住する余裕はないですが、もう少し娘が大きくなったらアリかなと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月18日私は、夫と5歳の娘との3人暮らしです。最近体調の悪い私のために、夫は料理を作ってくれたり、積極的に娘と遊びにでかけたりしてくれます。やさしい夫だと思っていたのですが……。娘は幼稚園が一緒の男の子と、週末よく公園で遊んでいます。夫がやきもちを焼くくらい、仲が良いんだそうです。今日も娘にせがまれて、夫は週末の公園へでかけていきました。 ある噂を耳にして心がざわつき…ここしばらく、私は体調不良で調子が良くありません。娘を公園に連れていってくれる夫に感謝していたのですが、娘が通う幼稚園のママ友からよくない噂を聞き……。 どうやら、娘が公園で仲良く遊んでいる男の子のママというのが、同じ幼稚園に通わせているパパと不倫をしているというのです。そういう人だから注意した方がいいとママ友に言われました。 夫が週末、娘を連れていく公園の裏手にはホテルが建っています。聞いたところによると、子どもたちが公園で遊んでいる間にホテルを利用して情事にふけるというのです。それが本当であれば幼い子どもを放置することになるので言語道断。許せない行為です。 うちの夫に限って不倫や放置はないと思いたいですが、男の子のママとうれしそうに話しているところを見たことがあり、心がざわつき始めました。 ついに信じられない出来事が!!「あなたどこいるの?」「え? 公園だけど?」「今泣きながらひとりで帰ってきたけど」 今週末も、夫は娘を連れて公園へでかけていきました。しかし、しばらくしてから娘がひとりで帰宅。いつも遊んでいるお友だちの男の子がケガをして、救急車を呼ぶ大騒ぎとなったようなのです。 娘は怖くなり、急いで家へ帰ってきたと話します。泣きじゃくる娘に夫のことを尋ねると、お友だちのママとどこかへ行っちゃったと言われ、がく然としました。 夫の携帯電話へ連絡すると、娘とはぐれただとか、コンビニへ飲み物を買いにいっていたとか、支離滅裂な言い訳のオンパレード。これはもう不倫確定でしょう。私は勤めて冷静に、救急車で息子さんが運ばれたことを隣りにいる人に伝えてほしいと話して電話を切りました。 別々の道を歩むことを決意して…その後、私は離婚に向けて動き出しました。夫は、家族が何よりも大事だと涙ながらに訴えてきましたが、子どもを放置してホテルに行っていた人を信用できるはずがなく……。娘も心の傷になったようで、夫を嫌うようになりました。 私は2人に慰謝料を請求。不倫相手だったママ友も離婚し、家を出たと聞きます。危険人物が去り、幼稚園のママ友たちはみなホッとしていると思います。 私は引っ越して娘と2人、穏やかに暮らしています。体調も良くなったので、公園で娘と一緒に遊べるようになりました。娘の成長をこれからも見守っていきたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 不倫だけでなく、子どもを外に放置していたとなると謝られても許せないですよね。いっときの火遊びで後悔することのないよう、行動には気をつけたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月16日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。彼氏の嘘を次々と明らかにする母親。「今ならまだ引き返せる」となだめる母親に娘はついに限界を迎え…。■前回のあらすじ探偵事務所に調べさせた彼氏の真実を次々と娘に突きつける母親。「今ならまだ引き返せるわ」となだめる母親に、娘は「うるさい」と言い放つのでした。■涙ながらに娘が訴えたことは… ■堰を切ったように不満をぶつける娘「言える訳にないよ」そう告げる娘の本心とは…!?次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年12月12日昔から馬の合わない私と姉。会うとけんかばかりでしたが、ついには私の娘にまで冷たい態度を取るように。悲しむ娘や態度の変わらない姉を見て、私は帰省がだんだんとストレスになりました……。そんなとき、夫が提案してくれた方法で悩みが解決したのです。 「もう大人なのに…」姉との不仲を改善する方法は? 姉と私は、昔から毎日けんかするほど仲の悪い姉妹です。大人になった今でもお互い理解し合うことができません。大学で県外に出た私と実家に残った姉は、しばらく別々に暮らしましたが、私の就職がきっかけでまた実家で一緒に暮らすことに。姉との関係に嫌気がさした私は、1年後にひとり暮らしを始めました。 それから私は、結婚を機に県外へ引っ越すことに。娘が生まれてからは、年2回ほど実家へ帰省していました。しかし実家に住んでいる姉は、私だけではなく私の娘にも冷たい態度をとります。そんな態度に何度か「やめてほしい」と伝えましたが、聞く耳を持ってくれませんでした。 「また嫌な思いをするから、帰るのをやめようかな……」と憂鬱になった私は、思い切ってその思いを夫へ伝えることにします。夫は「帰省をしない代わりに、ご両親をわが家に招待しよう」と提案してくれ、私の両親も賛成してくれました。そして次の年末年始には、約束通り両親をわが家に招待した結果、全員が思いっきり楽しめたのです。 それから私は、家族で実家に帰省せず、毎年両親をわが家に招待しています。帰省をやめた経験から、「親族でも無理やり関わって、お互いしんどくなるなら会わないほうがいい」と思うようになりました。これからも、家族で帰省しない選択を続ける予定です。 作画/ひのっしー著者:吉田奈々
2023年12月10日20年前に3歳年上の夫と結婚した私。当時、夫はバツイチで3歳の娘を育てるシングルファザーでした。娘は私にすぐに懐いてくれて、わが子同然に20年間大切に育ててきたのですが、中学に入ったころに戸籍を見てしまい、私と血が繋がっていないことを知りました。思春期ということもあって、私への反発も強く、「ニセモノ」と呼ぶように……。残念ながら、それ以来娘が私に心を開くことはありませんでした……。社会人になっても、娘の「ニセモノ」呼びが変わることはありませんでした。最初のうちは注意していた夫も、いつのころからか一緒に私を無下に扱うように……。もうこの家に私の居場所はないのかもしれないと思い始めていました。ニセモノ扱いされる私「お誕生日おめでとう」 誕生日の朝、まだ眠そうな娘にお祝いの言葉をかけたものの、案の定スルー。しかし、夫が同じようにお祝いの言葉をかけると、猫撫で声で返事をしています。キャッキャとはしゃぐ2人には、まるで私の姿が見えていないよう……。そのとき、娘がこんなことを言い出しました。 「今度の休みに彼を連れてこようと思うの! 私、結婚する!」夫もビックリしていて、どうやら初耳のようです。 お相手は一流の商社に勤めるエリートサラリーマンで、その肩書を聞いただけで夫も大喜びです。そんな素敵な結婚相手が来るのなら、しっかりおもてなしをしないと! と私は張り切っていました。 しかし「ニセモノはいなくていいわ」と、娘は私を拒絶し、結婚式にも呼ぶつもりはないと宣言されてしまいます。その発言を聞いた夫も、かばうどころか娘の発言に納得している様子。こんな2人の態度は許し難いものがありました。 来るなと言われたけれど…それから数カ月後ーー。いよいよ娘の結婚式がやってきました。ニセモノの母親は来ないように言われていましたが、私も式場に出向いています。もちろん、娘を祝うためではありません。他の人から招待されたので、来ないわけにはいかなかっただけです。 できるだけ身を潜めていたつもりでしたが、夫と娘にあっけなく見つかってしまいました。「なんでいるの!?」と娘は声を荒らげますが、ちゃんと招待されたとしか言いようがありません。もちろん聞き入れてもらえず、娘は私を会場から引きずり出そうと躍起になっていました。するとそこに、新郎がやってきて私に声をかけました。横で見ていた夫と娘は、事情がわからずに動揺しています。 「紹介するよ! 俺の大先輩で母親のような大切な上司なんだ! 」 実は新郎は、私が長きにわたり育てていた会社の後輩だったのです。 遅すぎる謝罪新郎は、それまでのやりとりも見ていたようで、娘に詰め寄ります。 「さっき『ニセモノ』って呼んでたのが気になったんだ。もしかして育ててくれたお母さんに向かってそう言ったの?!」 娘が答えに詰まっていると、「俺はお前がそんな女だとは思わなかったよ!」と怒ってしまいました。 娘は結婚が白紙になってしまうと焦ったのか、慌てて私に謝罪しましたが、今さら受け入れられません。 「その場しのぎの謝罪だったらいらないよ! もうかれこれ10年以上も暴言やひどい呼び名に傷付いてきたの」と私は娘に伝え、夫と離婚し、家族を辞めることを告げました。 一度は家族だったのに…結局、娘の結婚は破談に……。 新郎は私にとっても大切な後輩で、幸せになってほしいと願っていたけれど、結婚相手としてわが娘を自信を持って勧められない以上、フォローはできませんでした。また、わが子のようにかわいがっていた娘が悲しむ姿を見るのはつらいものがありましたが、ここまで私を拒否するのであれば割り切るしかありません。 しかし私も鬼ではありません。ここから先、別の人生を歩むことになりますが、陰ながら娘の幸せを願っています。 血の繋がりがないとわかっただけで、ここまで態度が変わってしまうのは悲しいものがありますね。一度は家族だった母娘……。娘が親になったときに、自分のおこないを後悔し、2人が和解できる日が来ることを願います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月08日私は35歳の専業主婦。小学1年生の娘と夫との3人暮らしです。娘が生まれたころから夫が本性をあらわし、困っていました。夫は、夜中にこっそり冷蔵庫の物を食べたり、ストックしてある缶詰やお菓子を勝手に食べて、家計に大きな負担をかけています。 しかも一口食べて好みではなかったら、すぐにごみ箱に捨ててしまうので、毎日ごみ箱には食べかけのおかずやお菓子でいっぱいです。 娘のおかずを横取りする夫自分勝手な夫は、娘のおかずにも手を出す始末。先日みんなの大好物の唐揚げを作り、それぞれのお皿に取り分けて食卓に出したのですが、唐揚げを山盛りにしていたにもかかわらず、夫はあっという間に全部食べてしまいました。 そして「食べないなら唐揚げもらうね~全部俺の!」と、娘が食べるのを楽しみにしていた唐揚げを、取り分けてあった小皿から横取りしたのです。もちろん、娘は大泣き! 食べていないおかずも捨てられた!しかも、途中でおなかがいっぱいになったようで、残った唐揚げをそのまま捨ててしまいました。「どうして捨てるの!明日のお弁当にもできたじゃない!」と問いただすと、「いらないものを捨てて何が悪い!残ったおかずは不衛生だろ!? 俺に捨てられないように、計画的に作れよな!」と言い捨てて部屋にこもってしまいました。 娘や私のおかずがなくなることなんて、一切考えていない夫に唖然。食べ物を無駄にするなんて許せない……私は怒りで爆発しそうでしたが、娘の手前なんとか我慢することにしました。しかし、数日後ある事件が起こってしまったのです。 娘の手作りプリンを……それから数日後、娘がお友達の家でプリンを作ってきました。プリンは私と娘の大好物! 夫に食べられないように、プリンを入れた箱には娘のものだと分かるよう、娘の名前と「食べないで!」とメッセージを書いておきました。 そしておやつの時間。冷蔵庫からプリンの箱を取りだすと、中身が空っぽ! 娘が涙ながらに夫に「パパがプリン食べたの?」と尋ねると、「あ、バレちゃった?」と悪びれる様子もなく、謝りもしません。 娘が、私のためにおいしくなるよう願いを込めて作ったというプリン……。もう我慢の限界です。 自分勝手な夫と離婚へ私は以前に役所から取っておいた離婚届に記入をして、夫に差し出しました。今さら焦りだした夫は「お前が娘ばかりかわいがるから、かまって欲しかっただけなんだ!」なんて言い訳してきましたが、理解不能。同情する気にもなれません。 ずっと娘と我慢してきたこと、もう愛想を尽かしたと伝え2人で家を出ました。私は働き始めて新しい家で新生活をスタートさせました。シングルマザーになったものの、食費は夫がいたときの5分の1になったので、経済的には今のほうが安定しています。 夫の娘への嫉妬が理由で、家族を困らせるのは許されることではありません。これからは、私と娘だけで穏やかな時間を過ごしていきたいと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月06日夫が急な病で40歳という若さでこの世を去ったときの話。残された中学3年生の娘は、実は夫の連れ子です。血の繋がりがなくても、私はわが子のように育ててきたのですがーー。バツイチのシングルファーザーだった夫。私と夫が出会ったころ、娘はまだ2歳でした。意気投合してすぐに結婚を前提にした付き合いを始めた私たち。娘はとても人懐こく、交際を始めてから今まで、私たちは本当の親子のように毎日を過ごしてきました。血の繋がりはないけれど…夫の葬儀や手続きがすべて終わったころ、娘は私に「私、ママと血が繋がってなかったんだね」と小さな声で言いました。私たちが結婚したころの記憶はなく、これまで本当の母親だと信じていた娘……。いつかは言わなければと思っていたものの、なかなか言い出せずにここまできてしまいました。どうやら弔問に訪れた親戚のために、押し入れにしまってあったアルバムを引っ張り出したよう。そこで産まれたばかりの自分と見知らぬ女性が写った写真を見つけたのだそう。まさか、夫がいなくなったこのタイミングで知ってしまうなんて、驚きとショックで私は言葉を失ってしまいました。 独立を決めた娘「一応戸籍上はママだけど、パパがいない以上、赤の他人になっちゃったんだよね。私、葬儀の間もずっと考えていたんだけど、この家を出るわ。だから、中学卒業まで家にいさせてください」 本当の娘ではないのだから、夫を亡くしてまで面倒をみることはないと主張する娘。でも夫がいなくなっても、私の娘への思いが変わることはありません。私は自分の思いをしっかり伝え、思いとどまるように言いました。 しかし三者面談の席で伝えられたのは『高校に行かず住み込みで働く』という娘の進路。決意は固く、あっという間に就職先を見つけ、着々と引越しの手配を進めたのでした。 卒業式に届いた1通の郵便ついに中学校の卒業式がやってきました。明日から娘も家からいなくなってしまうなんて、考えただけで悲しくなってしまい、私は複雑な気持ちでした。 式を終えて帰宅し、残った荷物を段ボールに詰めていると、郵便が届きました。開けてみると、SDカードが入っており、差出人には夫の名前がありました。娘の卒業まで生きられないことを悟った夫が入院中に動画を撮影し、病院の看護師さんに卒業に合わせて投函を頼んでいたのでした。 動画を再生すると、そこには夫の姿が……。自分の亡き後を予想していたのか、私が娘に伝えたいと思っていたことのすべてがそこにありました。 私と娘は血が繋がっていないこと。出会って一瞬で私たちが打ち解けた思い出。私がどれだけ娘を大切に育ててきたか……。最後に、ひとりになってしまった私を今度は助けてほしい、と娘に託していました。 娘の目からは涙が溢れ、その横で私も号泣。私たちは、これからも母娘で支え合って生きていこうと誓いました。娘は住み込みで働くのをやめ、今は働きながら夜間の高校に通っています。 かわいい娘を遺してくれた夫。最後の最後まで私たちの身を案じ、切れかけてしまった絆を固く結び直してくれました。 相手の負担になりたくないという気持ちは、お互いのことを本当に思い合っているからこそ。血が繋がっていなくても、心でしっかりと繋がっている、とても素敵な母娘のお話でした。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月02日私は昔から細かいことが気になる性格です。それは育児中も同じ。娘の行動についても、ついつい手や口を出してしまいます。そんな私にしびれを切らした3歳娘の放ったひと言が、思わぬ金言だったのです。 「自分で書きたい!」娘の初めてのお手紙 娘の行動についつい手や口を出しがちな私。自主性が出てきた3歳の娘は、自分のペースを守ろうと必死です。しかし、そんなマイペースな娘を見ている私はヤキモキして何かと先回りしてしまいます。 ある日、娘は友だちからの手紙に「お返事を自分で書きたい」と言い出しました。そこで、私は白い紙に薄くひらがなを書き、娘になぞってもらうことに。当たり前ですが、書き順はめちゃくちゃ……。最初は我慢したものの、どうにも気になって横から口ばかり出してしまいました。 書こうとすれば止められ、あれこれ指示されて思い通りに書けない娘。さすがにしびれを切らしたのか「ママ大丈夫よ!」と私を制止し、そして「失敗しても大丈夫なのよ」とキッパリ。その言葉に私ははっとしました。何度も繰り返せばよいものを、最初から完ぺきを求めていたのです。その後、何度も根気強く同じ文字を練習した娘は、いつの間にか正しい書き順で文字を書いていました。 なぜその言葉が娘から出てきたのか、その理由を尋ねると「保育園でハサミや折り紙を使うときに先生が言うんだよ!」とのこと。「失敗しても大丈夫」いつしかそんな気持ちが薄れて大人になっていた私。「失敗しないようにしなきゃ」と子育てしていたときに、失敗は成長につながる経験なのだと改めて娘に気づかされた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:斎藤アキ
2023年12月01日私が仕事を続けていることを気に食わないとして、義母はいつも私に嫌がらせをしてきます。その矛先が娘にも向かってしまい……。新年のあいさつに向かおうとしたところ、「来なくていい!」と義母からの先制パンチ。私は訪問を遠慮することにしました。夫と小学生の娘がごあいさつに行ったのですが、娘が泣いて帰ってきてびっくり。なんと孫のなかで娘だけお年玉がもらえなかったというのです。 私と容姿が似ているからという理由で、娘まで意地悪されるのは我慢できません。夫もこの件にはカンカンでした。こんなことが続くと娘がかわいそうなので、私は意を決して義母に抗議することにしたのですーー。 良好な関係になるのは難しい!?私がお年玉の件を問いただすと「うちに来るのはお金目当てなんだろう」と返ってきました。お年玉をもらえなかったことが問題ではなく、仲間はずれのようなことになったのを指摘したのですが……。 義母とはいい関係を築こうと努力してきたつもりですが、仕事を続ける私がイヤだと言います。どうやら、仕事をしていると家事などがおろそかになると言う理由からのようですが……。そして私に似ている娘のことも好きではないとのこと。この件をきっかけに、私たち家族は今後について考えることにしました。 “家族を辞める”という決断数カ月後、義母が慌てて連絡をしてきました。「あんた、親に二世帯住宅建てたの?!」「息子は長男よ? うちは!?」夫は長男なので、本来ならば私たち家族が義母と同居するはずではないかと言うのですが、家族と認められていない私と娘がいるのに同居なんてできません。 自分の面倒は誰が見るのかと問われたので、私は正直に答えました。「私たちは私の両親だけ面倒見ますので」 今回の同居を希望したのは夫でした。もう義母のことは、母親としても家族としても見られないと言っています。私も娘も同様の考えですから、同居も老後の世話もとんでもないというわけです。 はっきりと私に言われたことがショックだったのか、義母は猛烈に怒り、絶縁を言い渡してきました。縁が切れて清々すると言っていましたが、それはこちらも同じです。 絶縁を言ってきた後、義母から連絡が…1カ月後、なぜか縁を切ったはずの義母から連絡がありました。自分の誕生日にプレゼントが送られてこないと訳のわからない苦情を言われ、開いた口がふさがりません。縁を切る、今後一切関わらないという話をしたばかりですが……。 そして今年は例年のように義姉一家がお祝いに来てくれないことにも、腹を立てているようでした。うちが何か言ったと勘違いしているようなのです。じつは我が家のことがあってから、義母は毎日のように義姉に同居をせがんだとのこと。このせいで夫婦仲も一時期険悪になったと聞きます。 義姉は私たち家族の味方でいてくれて、義母にも注意していました。ですが、義母は聞く耳をもたず……。そして同居の話があり、義姉も義母と距離を置くことを決めたのでした。夫に先立たれひとり暮らしをする義母は、この現状に大慌て。謝罪をしてきましたが、もう手遅れです。 しばらくして二世帯住宅が完成し、娘は私の両親にもかわいがられて幸せに暮らしています。 ◇ ◇ ◇ 老後一緒に暮らしたいと思っているなら、相手にもそう思ってもらえるよう行動すべきですよね。自分を変えるのはなかなか難しいですが、後悔のないよう言動に気をつけたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月27日シングルファザーの私は、これまで一人娘を大事に厳しく育ててきました。しかし、幼い子連れで離婚&再婚したその娘が、新たな婿のことで悩んでいるようで……。娘婿が会社で問題を起こし!?ある日、私のスマホに娘からSOSのメッセージが。聞けば、婿が会社で同僚と喧嘩をしたと言うのです。もともと血の気の多いタイプに見えた彼との再婚を案じていた私ですが、前の婿との子である孫も懐いていたため、3人が幸せならと思っていた矢先にこの事件。もめた相手というのは、以前婿が泥酔した際に家まで送り届けてくれて、次はすぐ迎えに行けるようにと娘が連絡先を教えた人なのだとか……。それを、婿が不倫していると誤解して怒ったようなのです。それ以来、娘のスマホや外出先を監視しているという婿。手も早い気性のため、婿からの仕打ちが怖いと言います。私は、孫を数日預かるから2人でじっくり話し合いなさいと諭し、「困ったらすぐに連絡してくれ。できることは何でもする」と言い聞かせました。しかし実際のところ…数日後。ネットカフェにいるという娘から、切羽詰まった様子のメッセージが届きました。「夫にボコボコにされてるパパ助けて」「助けるわけないだろ?」「え…?」娘からのSOSに私は冷静に返しました。言葉少ない娘からの返信がありましたが、私は今助けては娘のためにならないと思ったのです。なぜなら……。先日の娘とのやりとりの後、私を尋ねてやって来た婿。孫を預かることを伝えると、礼を述べ、「母親からこの子を守ってください」と言ったのです。詳しく聞くと、何と娘が、孫がいる家に不倫相手を引き込んでいたと伝えられました。彼が同僚ともめたのも、その真偽を確かめようとしたからだとか。それだけではありません。小さな孫も、知らない男性が家に度々来ることを黙っているよう口止めされていたと証言。おまけに、前の離婚も、娘が同じことをしでかしていたのが原因だと発覚。孫はすべて覚えていたのです。真実を認めた後は1週間ほどが過ぎ……。ずっとネットカフェに寝泊まりしていたらしい娘が、ようやく私のところに顔を出しました。私と婿とで真実を話しに行ったため、不倫相手にも拒否され、帰るところがなくなって「実家に置いて」と泣きついてきたのです。私が拒絶するとわかると、今度は「元サヤに戻りたい」と都合の良いことばかり。妻を早くに亡くし、父子家庭だからと負い目を感じさせないよう育ててきたのですが、ただ甘やかしていただけだったと悟りました。その後、ついに観念した娘は、婿と話し合って慰謝料の支払いを受け入れ、全面的に有責を認める結果に。孫の親権は、当然ながら婿のほうが持つことになりました。彼は、血のつながりがない孫のことを大切に思い、真面目に育てると誓って、祖父である私とも時折合わせると約束してくれたのです。子どもを顧みず2人の婿を裏切った娘。今は甘えさせないよう最低限の接触に控え、ひとりで慰謝料を支払い切るよう見守っています。それが、娘のためにできることは何でもすると約束した私の責任だと思っています。--------------婿の仕打ちに怯える娘のピンチかと思いきや、実は裏切り行為をしていたのは彼女本人でした。孫のことまでないがしろにしていたとあっては黙っていられませんよね。今後、慰謝料の支払いももちろんですが、ちゃんと改心し、子どもにも母親としてしっかり向き合ってほしいですね。著者/ウーマンカレンダー編集室/トーク系読者からの体験談をお届けします。
2023年11月23日私は高校1年生の娘を持つ専業主婦。中卒で水商売をしていた私と違い娘は優秀で、有名進学校にも合格できたのですが……。これまで家庭に無関心だった夫が、親戚内で一番優秀だと自慢を始め、娘にすり寄り出しました。さらに、私に毎日つらく当たるようになり……?離婚すると言いだした夫私の料理に文句を言い、食べずに捨てるなどひどい言動をするようになった夫。娘は、私の料理が大好きなのですが……。挙句、娘に「母さんを追い出せ」と命令している様子。怒った娘が理由を聞くと、「中卒の母さんは水商売で生きてきた。皆、大卒で大企業勤めの俺の家系とは違う。こんな女とは離婚してお前の親権は俺が取る。そのほうが将来に傷がつかない」と言っているらしいのです。私が義両親からひどい扱いを受けていたのもこれが原因だったよう……。しかし娘には、いつもやさしく笑顔で接しようと努めています。娘も、私の過去を知っても学歴や昔の職業は関係ないと断言してくれます。言葉だけでなくスーツを投げつけたり小突いたりと、夫の私への嫌がらせは日々エスカレート。娘は別れて良いと言いますが、私には娘を引き取るだけの経済力がなく、彼女と離れたくないので我慢していました。すると娘が、離婚後も母娘で生活できないかと調べてみると言うのです。「お母さん、ふたりで暮らすために一緒に闘って。もう我慢しないで!」育ちの悪さが料理にも出る!?数週間後。私はついに家を出ました。娘も帰宅せず、外から夫に「お母さんを追い出した」とメッセージを送信。「最後に夕食を作って出て行った」と……。すると夫は娘に、こんな返信をしてきたのです。「お前もう食ったか?あのババアの肉じゃがw」「マズすぎて唾吐いたったわ」「それ私が作ったやつなんだけど」やっぱり料理に中卒の育ちの悪さが出ている、親もろくなヤツじゃなかったんだ……。次々続く私への誹謗中傷に、怒りを抑えて娘が返信します。「ん?」と夫。「せっかく最後に手料理を作ってあげたのに。娘の料理に唾を吐くとか、ろくな親じゃないね」夫は慌てて、私の料理だと思ったからジョークのつもりだったと言い訳をしてきました。そんな夫を娘は一刀両断にしたのです。「きっと、育ちの悪さが出たんだね。お父さんのDNAが」見限られたのは誰?娘が、「お母さんは離婚を決めた、私もついていく」と伝えると、逆ギレした夫。自分に逆らったら生活費や学費は出さない、と脅す夫に、娘は最後の切り札を出しました。「お父さん、不倫しているから急に離婚したがったんでしょ。証拠もある。財産分与も不倫の慰謝料も養育費も一括で払ってね。それが嫌ならDVの暴行罪で訴える。どちらにしろ勝つのは私たち」そう。娘は、不利にならずに私が離婚し親権を持てるよう、弁護士をお父さんに持つ友だちに相談していたのです。その後、娘と私は新生活を始め、毎日楽しく暮らしています。訴訟沙汰を嫌がった夫からは条件通り支払いも受けられました。また、私はひそかに高卒や簿記の資格を取得しており、今は会社勤めをしています。娘はと言えば、今回の件を経て、大学で法律を学ぼうと決心。学歴を誇りたいからではなく、理不尽な立場にある人を救いたいから……。私のためにも、協力してくれた友だちのような人のためにも、精いっぱい頑張ると言ってくれています。--------------学歴や職歴で妻を侮辱し、娘に母親を追い出させようとする父親。大卒だろうが企業勤めだろうが、人として残念すぎます。見限られても仕方がありません。一方で、実はちゃんと生活力もつけていた母、すごいですね。きっと母娘で仲良く着実に暮らしていけるのではないでしょうか。著者/ウーマンカレンダー編集室/トーク系読者からの体験談をお届けします。
2023年11月20日私はひとり暮らしをしているのですが、あるときから気味の悪い男性に後をつけられるようになってしまいました。怖くなった私は、弟に相談し……? 不気味な男性との遭遇私は、旅行会社に勤務している26歳OLです。都内のマンションでひとり暮らしをしています。3歳年下の弟とは小さいころから仲が良く、社会人になってもよく連絡を取り合っていました。弟は責任感が強い性格で、大人になってからはひとり暮らしをする私をよく心配してくれます。 ある日、帰宅途中に自宅近くにあるコンビニに寄ると、前日にも見かけた男性が私のことをじっと見つめています。前日にその男性と偶然同じタイミングで同じ商品に手を伸ばしてしまった、という一件があり、私は顔を覚えていたのです。 彼は商品を選ぶわけでもなくずっと私を目で追っていて、なんだか気味が悪くなり私は急いでコンビニを出て自宅へ帰りました。 恐怖の出来事が…!そして翌日。出勤するためマンションを出ると、なんと目の前に昨日の男性が! 私はまさかの出来事に驚いて固まってしまいました。彼は「おはよう。いつもこの時間に出るんだね。駅まで送るよ」と言います。 私は「やめてください!」と言い、走って逃げました。電車に乗ってからもどこかに彼がいるのではないかと思うと、怖くてたまりません。そこで弟に事情を話すことにしました。 すると弟が「姉ちゃん、危険だから今日は1人で帰らないで。俺にいい考えがある。今日は俺、仕事が休みだから会社まで迎えに行く」と言ってくれました。 正義感の強い弟が考えた作戦は?勤務を終えると、約束通り弟が迎えに来てくれて私はほっとします。大きな荷物を抱えていた弟は、最寄りの駅に着くと「ちょっと待ってて」と行ってどこかへ行ってしまいました。 それから数分後、なんと弟はウィッグとスカートをはいて登場し、まるで私と瓜二つの姿になっていたのです。私たちは昔からよく似ていると言われていたのですが、変装でここまで似るとは思いませんでした。 そして、弟から「俺が先に行くから、姉ちゃんは後からついてきて」と言われます。自宅が近づくにつれ、どこからかあの男性が来るのではないかと不安になる私。するとそのとき、例のコンビニから男性が弟をめがけて走ってきました。 「おかえり♡ずーっと待っていたんだよ、今朝はどうして逃げちゃったの? あのとき手が触れ合ってから、僕たちは運命の相手になったというのに……」と言って、弟の体にガシッと抱きついたのです。 恐怖に足が震え…私は、その光景を見て足が震えて動けなくなってしまいました。すると弟が、勢いよくウィッグをとり「お前が姉ちゃんに付きまとっていた男だな」と言って、男性の腕をガシッと掴みます。さらに近くから警察官が2人やってきて、男性は連れていかれました。 実は弟は警察官で、今回私のために“おとり”となってくれたのです。弟のおかげで、私は恐怖から解放されました。後からわかったことですが、コンビニでの一件で男性は私に対して一方的に恋愛感情を抱きマンションまで後をつけ、郵便物などを抜き取っていたことが判明。 この出来事で怖くなった私は、引越しをしてセキュリティがしっかりとしたマンションへ引っ越すことになりました。今回は弟が素早く動いてくれたおかげで助かりましたが、このようなときはすぐに警察に相談すべきだったと感じました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月16日工場勤務の夫、1歳になったばかりの子どもと3人暮らししている私。平穏な日々を過ごしていましたが、ある日突然弟から「もううちに子どもを預けないでくれ!」と連絡が来て……?怒り心頭の弟から来た「毎日うちに子どもを預けるなんて非常識だ!」というメッセージ。私は身に覚えがありません。 その子は誰?「保活失敗は同情するけどさ、結婚して半年の弟夫婦に預けるなんて考え、よく思いつくよな」「うちの嫁が専業主婦だからって、都合よく使うなよ!」とかなり腹を立てている様子の弟。 しかし、うちの子どもは保育園に預かってもらっていますし、何より義妹に預けたことは一度もありません。何か行き違いがあったのではないかと尋ねても、「嘘をつくな!」と一蹴されてしまいました。 私がいくら義妹と話し合うように言っても、耳を貸さない弟。「次また子どもをうちに預けたら許さないからな!」と捨て台詞を残し、一方的にやり取りを切り上げられてしまいました。 ――その後。 私は事情を聞くために、義妹に連絡しました。すると、「迷惑かけてごめんなさい……」と意外にもしおらしい態度の義妹。 義妹によると、保活に失敗した友だちの子どもを春から預かっているとのこと。「なんで私の子どもを預かってるって嘘をついているの?」と尋ねると、「いろいろと事情があるんですよ!察してくださいよ!」と逆ギレ。 濡れ衣を着せられて、弟に怒られた私は納得がいきません。「ちゃんと弟に事情を話して!こちらも迷惑なのよ」と言うと、「義姉さんが余計なことを言わなければいいんですよ!友だちの子どもだってことは絶対に秘密ですからね!」となぜか私が言いくるめられてしまいました。 私の子どもは女の子翌日――。またも怒り心頭の弟からメッセージが来ました。 「うちの嫁が気にいらないから今日もギャン泣きの赤ん坊を預けたのか?」「大企業で働く俺と違って、稼ぎのしょぼい夫を持つと大変だなw男として情けなさすぎw」 私を悪く言うのは勝手ですが、毎日汗水たらして働いている夫を馬鹿にするのは、いくら実の弟であっても許せません。 「弟嫁に毎日息子を預けるなんて非常識だ!」「貧乏夫婦のガキなんてもう二度と我が家では預からないからな!」「私の子は娘なんだけど」「え?」 今弟の家にいるのは男の子のようですが、私の産んだ子どもは娘なのです。まったく私の話を聞かず、勝手に勘違いしていた弟は呆気にとられたようでした。 「あ、あれ……?まさか、本当にあの子どもは姉ちゃんの子どもじゃないの……?」と急に勢いを失った弟を、「ちゃんと夫婦で話し合いなさい」と諭しました。 男の子の正体数時間後――。 「あの子ども、本当に姉ちゃんの子どもじゃなかった!!」と弟からメッセージが届きました。何をいまさら、とも思いましたが、「友だちの子どもなんだってね」と返すと、弟は「はぁ?あいつ、姉ちゃんにはそんな嘘をついてたのか……」とうなだれた様子で、事の顛末を語り始めました。 弟夫婦の家にいた男の子は、義妹が産んだ子どもだったそう。しかも父親は弟ではなく、元彼のようです。弟と婚約してからも、元彼と何度か会ってことに及んでいた義妹。その時にできた子どもが、その男の子なのでした。少し前まで単身赴任だった弟は、義妹の出産に気が付かなかったのです。 あまりの落ち込みように思わず「も、もしかしたらあなたとの子どもって可能性も……」と言うと、「絶対俺の子どもじゃない……」と返してきた弟。弟は結婚するまで義妹とそういった行為には及んでいなかったようで、どう考えても計算が合わないとのこと。 「嫁の元彼との子どもを育てるなんて無理だ!姉ちゃん助けてよ!」と弟は半泣き。しかし、濡れ衣を着せられて罵倒され、挙句の果てに夫まで蔑まれた私の怒りはおさまりません。弟としては、離婚したいけれど、半年前に同僚や上司からお祝い金をもらったばかりで、こんな理由で離婚したなんて恥ずかしくて言えないと狼狽えている様子。 「同情はするけど、ぶっちゃけもう関わりたくないのよね」「あなたたちが私たち夫婦をどんな目で見てるかわかったし、今更謝られても許す気はありません」ときっぱり告げると、弟はすごすごと引き下がりました。 翌日――。 今度は義妹から突拍子もないメッセージが届きました。 「お義姉さんがごまかすのに協力してくれなかったからバレちゃったじゃないですか!」「特別に1000万払いますから、責任取って私の子どもを育ててください!」 私に責任転嫁したうえに、子どもを引き取らせようなんて……。思わず頭を抱えました。 そして、「1000万円!?」驚いていた私に、義妹は「うふふw やっぱりお金には飛びつきましたねw 稼ぎの少ない旦那さんだと生活が大変ですもんね!」とニヤつきました。 「あなたたち夫婦は私の夫のことを貧乏だと見下しているようだけど、夫はけっこう稼いでいるのよ?工場経営を任されているし」「世帯の年収は昨年は4000万になったかしら」「そもそも自分の子どもを他人に押し付けようだなんて信じられないわ」と私が言い返すと、義妹はしどろもどろ。 「貧乏人だって聞いてたのに……!このままじゃ離婚されちゃう!」と悔しがる義妹に、「これ以上面倒ごとに巻き込まないでね、私たちには私たちの暮らしがあるから」と言って、私は義妹の連絡先をブロックしました。 その後――。 私の両親に聞いたところによると、弟と義妹は離婚。嫁に裏切られていたショックで弟のプライドはぽっきり折れて、今は引きこもりがちになってしまったようです。義妹と浮気相手の子どもは義妹が実家で両親と育てているのだそう。私は努力家の夫を支え、娘の成長を見守りながら穏やかに暮らしています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月14日私は33歳の主婦です。学習塾を経営する会社で、塾講師として毎日楽しく働いています。わが家は、結婚して7年になる夫、6歳の娘、4歳の息子の4人暮らし。義実家は農家をしているため、夫は時々手伝いをしています。私が働いている学習塾の社長夫人・エミコさんはとても社員想いのやさしい人で、社員が働きやすいように事務所の空き部屋を子どもたちに開放してくれているんです。託児スペースがあるおかげで、私は子どもたちを連れて仕事に行くこともあります。 社員想いの素晴らしい社長夫人エミコさんは常々「社員のあなたたちがいつも笑顔で子どもたちに接しているのを見て、私確信しているの。子どもが輝くと、周りの大人たちもイキイキと輝くって。私は、子どもも大人も元気になれる学びと成長となる場を作っていきたいのよ」と話していました。 しかし…… 社長が女を作って夜逃げ!?学習塾の社長は、エミコさんと違って塾の経営や子どもの成長に興味がない様子。私の子どもの相手をしてくれているエミコさんに「客でもないやつに付きっきりになって、それ金になんのかよ?」と言い、いつもお金のことばかり考えているような人です。ある日、いつものように出社すると社員が大騒ぎしていました。同僚に聞いてみると、「社長が女の人と一緒に、会社のお金を持ち逃げしたんだって!」と言うのです。 社内が騒然としている中、沈痛な面持ちでエミコさんが現れました。 社長夫人のつらい決断私たちの前に立つと、「みんな、お騒がせしてしまって本当にごめんなさい。このままだと、みんなの給料が払えないの。つらいことだけど、塾を閉鎖するほかなくて……」と涙ながらに打ち明けました。 肩を落とすエミコさんの姿に、私たちには何もかける言葉が見つからず、生徒たちに連絡をして、私は職を失うことになりました。 義実家を継ぐため、田舎へ移住家に帰って夫に話をすると、「家族みんなで俺の地元に移るのはどうだ?」と予想外の提案が。どうやら、義父からそろそろ農家を継いでほしいと言われていたようです。義実家で収穫した米と野菜の直売所を開くことになり、その協力もしてほしいとのこと。 義両親を交えて話し合った結果、私たち一家は田舎に移住し、義実家に住むことになりました。こうして私は身の振り方が決まったのですが、私はエミコさんのことがずっと気になっていました。 娘の予想外の提案に……最後の出勤日、涙ながらに最後の挨拶をするエミコさんに、娘が突然「おばさん! 一緒に田舎に住もうよ!」と誘ったのです! 私もエミコさんも最初は驚きましたが、これからオープンする直売所のスタッフを募集していたこともあり、トントン拍子で話が進みました。 会社の精算のために自宅を売却したエミコさんに義実家の空き部屋を貸し、一緒に行くことになりました。 長年の夢を叶えた夫人移住後に開いた直売所はエミコさんの手腕のおかげで、大人から子どもまで人気がある繁盛店に成長! 元気になったエミコさんは、この地で新たな学習塾を開くことを決意。移住から3年後、田舎の大自然をフル活用した、キャンプやイベントができる体験型の学び塾を作りました! 塾長はもちろんエミコさん。私も講師として塾で教鞭をとることになりました。小学生になった娘と息子も塾生になり、毎日塾でできた友だちと自然の中で仲良く学んで遊んで、本当に楽しそうです。 人生は何が起こるか本当に分からないものです。人とのつながりを大切にして、前向きに生きていれば、いつのまにか大きな幸せを手に入れているものなのかもしれません。これからもエミコさんと一緒に子どもたちの成長を見守っていきます。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月14日私は33歳のパート主婦で、会社員の夫と5歳の娘と3人家族です。最近、新しい家を購入し、よく家の近くの公園で遊んでいるのですが、苦手なママ友がいて……。 自称サバサバ系の迷惑なママ友そのママ友は娘と同じ年の子どもがいて、子ども同士が大の仲良しです。この公園に来るママのなかでも一番若く、「その服センスな~い」「今日もすごい髪型……なに目指してるの?」などと、年上のママたちに失礼な発言ばかりしてくるので苦手でした。そして「私、サバサバしてるから~ごめんねw」とまったく悪いと思っていない様子。 ママたちだけでなく、パパたちにも積極的に絡んでは「やっぱ私、男といるほうが気がラクだわ」と、とても嬉しそうなのです。私は「あんな人の言うことなんて気にしない」と心に決めているのですが、毎日嫌味を言われるといい気持ちではありません。 5歳娘の勇気ある行動とある休日、私が娘と公園で遊んでいると、ママ友親子も公園にやってきました。偶然出会えて子どもたちは大喜びですが、私は複雑な気持ち。会って早々、ママ友に「あれ? 今日の服、いつもよりさらにダサくない?」と言われました。 すると、遊んでいたはずの娘がやってきて、「あのママって、すごくむしんけいだね」と言ったのです。ママ友は絶句。娘の勇気ある行動に、今まで言われっぱなしだったママたちも声を上げ始めました。 公園での大暴露!ママたちは「会うたびにダメ出ししてきて、私たちが嫌がっていないと本気で思ってたの?」「公園にいる男目当てで来ているのが見え見え」「このまえ男と密会するのを見た!」と反撃! ママ友が「何よ! 不倫できるほど私はいい女ってことよ!」と反論したところ、ちょうどママ友の夫が公園にやってきました。 会話を聞いていたママ友の夫は、「周囲を不快にしているのにも気が付かず調子にのって……お前は男にも女にも嫌われていることをいい加減自覚しろ!」と大激怒。そして「浮気相手と仲良くな!」と離婚を宣言されてしまいました。その後、ママ友は離婚。不倫の慰謝料を請求され、大変だったとか。 迷惑なママ友がいなくなったあと迷惑なママ友がいなくなったことで、公園には平和な光景が戻ってきました。「サバサバ」とは、他人の気持ちや立場を尊重しながら、自分の意見や感情を正直に表現することです。一方的に他人を傷つける行為や、失礼な言葉を選んで相手を不快にすることではありません。 ママ友とは、お互いが相手を尊重して気持ちよく会話できるような、円滑なコミュニケーションを心がけたいと思った一件でした。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月07日妻と娘と、幸せに暮らしていた会社員の主人公。そんな主人公家族は、平穏な暮らしを求めて引っ越したばかり。主人公家族が引っ越しを余儀なくされたのは、ある事件がきっかけで…。嫌がらせに関するSNSの投稿写真を見ていた男。自分の住む町と似ていると思い、実際に歩きながら確認していました。そのとき、写真に写っていた女性と似た服装の妻とすれ違い…。≪HPはこちら≫放っておけない出典:エトラちゃんは見た!妻の周囲を調べてまわり…出典:エトラちゃんは見た!加害者だと勘違い出典:エトラちゃんは見た!娘をさらうことに出典:エトラちゃんは見た!すべて関係のないこと出典:エトラちゃんは見た!突如芽生えた正義感出典:エトラちゃんは見た!そんなことが起きるなんて出典:エトラちゃんは見た!無関係だと主張出典:エトラちゃんは見た!男は妻のことを嫌がらせの加害者だと勘違いしたのです。突如芽生えた正義感で、妻のことをひそかに探っていました。そして妻を苦しめるべく、娘をさらい…。無関係の投稿に突き動かされ、妻と娘に危害を加えた男。そんな男は、さらに無責任な主張を繰り返します…。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2023年09月23日娘は2歳9カ月のときに保育園に入りました。しかし最初のころは保育園に入ったストレスで、娘はそれまでよりもわがままに。そんな娘の気持ちを受け止めようと、私は可能な限り娘と一緒に過ごすようにしました。しかし、ある日娘が泣きそうな顔で「お母さん、笑って」と言うのです。そこで気づいたのは、無理をして子育てをすることの限界でした。保育園入園でイヤイヤが大爆発!娘は保育園に入園するまでイヤイヤすることも少なく、とても育てやすい子でした。しかし2歳9カ月で保育園に入園したらそんな娘が一変。知らない環境に放り込まれたストレスなのか、娘史上最大のイヤイヤが訪れたのです。 何につけても抱っこを要求し、それまで自分でできていたこともやらなくなり、一度火がつくとずっと泣いて手がつけられない状態に。絵に書いたようなイヤイヤ期が娘にやってきたのです。 娘の言葉に2人で号泣し、最後は笑顔娘の「お母さん笑って」の言葉に、「そうだよね、お母さん笑ってなかったね。ごめんね」と言いながら、私は情けないやら、娘に申し訳ないやらで号泣。娘もつられて泣き出しました。それでも娘は泣きながら笑顔を作って見せてくるので、それを見てまた私は号泣。 最後には2人で「泣いてるー」と言い合いながら笑っていました。泣いてスッキリしたのか、これを機に娘のイヤイヤが激減し、私にも心の余裕ができて、本当に楽しくて笑う育児ができるようになりました。 私はついつい頑張りすぎてしまう性格です。けれど頑張ることに必死になって、目の前の娘と笑い合えていなかったら、娘が悲しい思いをするのは当たり前です。これからはできるだけ、目の前にいる娘と夫と「ガハハッ」と笑い合いながら過ごしていきたいと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2023年09月19日暮らしを充実させる、暮らしを楽しむことを考える時、ペットとの暮らしを思い描く人も多いのではないでしょうか。ことコロナ禍以降、家時間にぐんと注目が集まりペット人気も上昇しているようです。今回は、昨年3代目のチワワを迎え入れたわが家に取り入れて本当によかったペットグッズをご紹介します。3COINSのペット用おもちゃ定期的に発売される3COINSのおもちゃは、それぞれが長く販売されることはないので見つけたら買うようにしています。ナチュラルな色合いで、部屋に馴染みやすいうえ愛犬自身もとても楽しいのかよく遊びます。今のお気に入りはペット用抱き枕月の形をしているこちらの抱き枕は、袋を持った時のようなカシャカシャ音がするので銜えて遊んだり、時には枕にしたりととても気に入っているようです。今現在は販売されている商品です(※2023年9月13日現在・一部店舗限定)アイリスオーヤマのペットゲージ昨年に購入したものになりますが、ホワイトの木目がナチュラルで部屋に馴染みやすくとても気に入っています。横にスライドするドアが安心で、屋根がないのでゲージの中にいる状態で世話をする時など便利です。パピーの段階から迎え入れたので、危険から守る意味でもゲージは必要。取り入れて本当によかったものの1つです。Furboドッグカメラずっと可愛いペットと家にいられたら理想ですが、仕事や外出など、どうしても家を空ける時間が出てきます。こんな時に愛犬は大丈夫か?どう過ごしているのかとても心配になるところ。その心配を一気に解消してくれるのがFurboドッグカメラです。こちらはモニターで提供いただいたものにはなりますが、あって本当によかったと心から思えるものの1つ。アプリを利用して留守中でもスマホで愛犬の様子が見えたり、こちらから声を届けられたりと毎日のように使用し、生活の必需品にもなっています。将来的には新型購入を検討中愛犬がもう少し大人になり、ゲージ無しでもお留守番ができるようになったら360度見渡せるようになった新型のドッグカメラを購入しようと考えています。「目が届く」というのは一番の安心に繋がるので、今後も使用していきたいです。マナーベルト&マナーパッドトイレを覚えてきちんとできるようになって安心していたところ、ある日突然マーキングが始まりました。あちこちに足を上げてしまう状況に疲れ果てて使い始めたのが、マナーベルトとマナーパッドです。いろいろ使い比べた結果、厚みのある大きなマナーパッドよりも適度な厚みのパッドでコンパクトなものの方が、違和感がないのか外したりせず使えています。こまめにパッドを交換することで皮膚のかぶれもなくこの夏も乗り切りました。「おしっこ出た?」と聞くとゲージの中に急いで入る仕草も見られるので、パッド交換もさほど苦にならずに済んでいます。Pateker ペットグルーミング クリーナー抜け毛がひどくどうにかならないかと思っていた時にSNSで知ったこちら。バリカンやコーム、爪切りやエチケットブラシなどのヘッドがたくさんついたペット用クリーナーです。愛犬の毛を吸い取ったり、洋服に付いた毛をさっと取り去ることができるので気に入っています。バリカンはまだ使えていませんが、カットをしながら吸い込んでくれるので後片付けも楽になりそう。こちらも買ってよかったと思っています。ペットは家族の一員2代目チワワを15歳で亡くした後もう飼わないと心に決めたはずが、ペットのいる生活に慣れ過ぎているせいか、いないことに耐えられずに迎え入れました。ペットは家族の一員。心地いい家づくりやグッズ選び同様、ペットにとっての心地よさも常に考えていたいと思っています。これからペットを迎え入れる方へ、迎え入れて間もない方へ、何かの参考にしていただければと思います。
2023年09月14日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回はまゆんさんの息子である太郎くんが書いた日記のお話。ある日、まゆんさんのお母さんが帰宅したまゆんさんに太郎くんの日記を渡します。その中身を読んだまゆんさんは……。★前の話息子に「夜勤」の説明をしたら…こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。私は看護師として働いており、夜勤などがあるので不規則な生活をしています。このとき、太郎はまだ小学3年生だったので生活リズムが合うはずもなく……。なかなか一緒に遊んだりしてあげられませんでした。太郎の日記に私が帰ってきてとてもうれしかったと書いてあるのを見たとき、胸がきゅうっとなりました。看護師でありながら母親でもある。うまく両立するって難しいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2023年08月29日大人気マンガシリーズ、進撃のミカさんの「娘よりゲームを優先する夫」第1話を紹介します。今回の主人公は夫と娘と3人暮らしをしている主婦の女性です。1年前までは幸せに暮らしてた妻ですが、夫がスマホゲームにはまってしまい、家庭がおかしくなっていきました。娘は生まれつき体が弱く、ちょっとしたことでも熱を出して寝込むことが度々あります。しかし、そんなときでも夫はスマホゲームを優先。そんなある日のこと、妻が用事で家を空けることがあり、娘の面倒を夫にお願いすることに。そして事件は起こります。家族よりスマホゲームを優先してしまう身勝手夫の末路とは…?#1病気の娘の入院費よりゲームを優先するネトゲ中毒の夫出典:進撃のミカスマホゲームに夢中の夫出典:進撃のミカ家庭はおかしくなっていった出典:進撃のミカ娘は生まれつき体が弱かった出典:進撃のミカ家族よりゲームを優先する夫出典:進撃のミカ急用で出かける妻出典:進撃のミカ娘は病み上がり出典:進撃のミカ不安に思いながらも妻は出かけた出典:進撃のミカ夫と遊びたい娘出典:進撃のミカそれでもスマホを離さない夫出典:進撃のミカ(イラスト/進撃のミカ)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。(CoordiSnap編集部)
2023年08月25日皆さんはパートナーの浮気を知ってしまったらどうしますか?今回は「日記帳で浮気がバレた夫」を紹介します!イラスト:進撃のミカ『日記帳で浮気がバレた夫』夫と小学生の娘と暮らしていた主人公。ある日、娘が学校に持っていったはずのノートが家にあり、主人公は不思議に思いました。そしてその日の夕方、娘の担任が突然家にやってきたのです。主人公が家に招き入れると、担任は「ご主人、浮気してますよ」と信じられない発言をしました。疑う主人公に、担任が手渡してきたのは…。夫の日記帳で…出典:進撃のミカ娘が自分のノートだと思って担任に提出したものは、夫の日記帳だったのです。そしてその日記帳には、夫が浮気をしている様子が赤裸々に書かれていたのでした。さらに夫の浮気相手は担任の妻のようで…。信じられない出来事に、主人公は唖然。そして同時に怒りが湧いてきて、復讐を決意したのです。主人公は担任と協力し、浮気の証拠を集めることに。その後、慰謝料を請求して離婚したのでした。妻を裏切った夫娘の勘違いで発覚した、まさかの夫の浮気。主人公は夫の裏切りが許すことができず、別れを告げたエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年08月24日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。娘の不思議な言動はそれだけではなく、ゆる子さんたちには見えない人物が見えると言ったり、誰もいないはずの階段から突き落とされたと言ったりするように。しまいには存在しない保育園の友だちのことまで話し出した娘を見て、環境を変えるため退園を決意。そのまま娘たちを連れてゆる子さんは実家に帰省します。実家でひと息ついたのも束の間、娘の不思議な能力が次々と明らかになります。娘がおなかの中にいたときに呼びかけていた胎児ネームを言い当てたり、生後間もないときの記憶を話し出したりして、ゆる子さんは驚きが隠し切れません。ある日のこと、娘を連れて公園に出かけたゆる子さん。久しぶりのお出かけでワクワクしていたのですが、恐れおののくような出来事が起こってしまいます……。娘との外出中に起こった恐怖の出来事 家の中では、娘の「いるはずのない人が見える」などといった発言はなくなり、安心していたゆる子さん。 ある日、ゆる子さんは娘と一緒に公園へ出かけることに。公園までの道のりを歩いていると……。 「ズキ」 ゆる子さんは突然、頭と肩に痛みを感じました。すると娘が……。 「その手……どうしたの!?」 「黒い手、くっついてる!」 もちろんゆる子さんに黒い手などは見えません。恐怖を感じたゆる子さんは思わずその場から走り出します。 しかし、娘の「ママ……待って……」という声でなんとか我に返ったゆる子さん。公園で遊びたいと泣き出す娘を抱き上げてなんとか帰宅しました。 家に着くと、ゆる子さんの頭と肩の痛みは自然と消えたのですが……。 ゆる子さんは、それからというもの外出が怖くなりふさぎ込んでいったのでした。 ◇◇◇ 公園へ向かう道中で、突然娘さんから肩に黒い手がついていると言われたゆる子さん。恐怖のあまりその場から逃げ出してしまいました。ママだってひとりの人間。恐怖を感じたときなどに取り乱すこともありますよね。ですが、幼いお子さんとの外出は交通事故、誘拐など危険がいっぱいなので、子どもから目を離してしまうことは避けたいもの。外出先で予想外の出来事が起こりパニックになってしまったときは、一度深呼吸をするなどして、冷静な対応を心がけていきたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年08月18日みなさんはゾッとするような体験をしたことはありますか?今回は「トイレでの出来事」を紹介します。イラスト:crono(1)『トイレでの出来事』主人公は妻と息子と娘の4人暮らし。ある日の深夜、娘に起こされて「パパ、トイレ行きたい」と言われたのですが…。なぜか全員起きている…?出典:lamire目を開けると家族全員が起きていて、トイレについていくとなぜか主人公以外の3人が一緒にトイレの中へ…。「俺、ついてくる意味あったかな?」などと考えながら待つ主人公。急に話し声がしなくなり、トイレのドアを開けるとそこにはもう誰もおらず…衝撃を受けるのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!(2)『夫の浮気』父が他界し、悲しみに暮れていた主人公。そんなときに彼氏からプロポーズをされ、結婚を決意しました。父から相続したマンションで暮らし始めた2人でしたが、その後、衝撃の出来事が起こります。夫の浮気が発覚なんと結婚半年で夫の浮気が発覚!しかも浮気相手は妊娠していて、家に押しかけてきたのです。出典:エトラちゃんは見た!出典:エトラちゃんは見た!主人公は、迷うことなく離婚を選択。夫をマンションから追い出して半年の結婚生活に終止符を打つのでした。とんでもない仕打ち浮気をした上に相手が妊娠していたなんて…。半年という短い期間で本性がわかったのは運がよかったのかもしれませんね。夫の浮気が発覚したエピソードを紹介しました。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年08月16日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。娘のお弁当作り主人公は娘と2人暮らしのシングルファザーです。毎朝、娘のためにお弁当を作っていました。娘は14歳の中学生です。ある日、主人公が帰宅すると娘がやってきて…。ここでクイズ娘に言われた言葉とは?ヒント!主人公はその一言にショックを受けてしまいました。ショック!出典:Grapps正解は…正解は「美味しくない」でした。お弁当をいつも半分以上残していた娘。主人公もなんとなく口に合わないのかと思っていたようですが…。面と向かって「美味しくない」と言われショックを受けたのでした。イラスト:yumaiko※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月15日大人気マンガシリーズ、進撃のミカさんの『母の葬式で娘が笑った理由』第8話を紹介します。社会人になればもっと稼げると期待する母親とケンカする主人公。辛い学生生活を経て社会人になった主人公でしたが、就職先で年上の恋人ができます。2人の交際は続きますが…。前回のあらすじ出典:進撃のミカ#8母の葬式で娘が笑った理由出典:進撃のミカ母親に挨拶…出典:進撃のミカ顔を合わせると…出典:進撃のミカいきなり年収の話を?出典:進撃のミカ文句を言う母親出典:進撃のミカ出直すよう言われ…出典:進撃のミカ土下座をして…出典:進撃のミカ主人公を守ることを誓う出典:進撃のミカ婚約の許しを請うが…出典:進撃のミカ勝手にしろと…出典:進撃のミカ次回予告出典:進撃のミカ恋人のプロポーズに喜ぶ主人公でしたが、結婚となれば母親に会わせないわけには行きませんでした。自宅で恋人を紹介すると、母親は収入や役職を聞いて出直せと言い放ちます。食い下がる恋人に、母親は勝手にしろと投げやりな態度を取るのでした。イラスト:進撃のミカ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年08月12日