3歳を過ぎたころ、急に娘の身に起こった「熱性けいれん」。私は娘の症状を初めて目の当たりにし、顔が青ざめ言葉が出ませんでした。娘が熱性けいれんを発症し感じたことやすべきこと、やってはいけなかったこと……実際に身をもって経験したことをお伝えしたいと思います。 いつもの風邪の症状と思っていると突然に出かけた日の夕方に、鼻水と咳が出始めた3歳の娘。週末ということもあり、病院は休診。熱もなく軽い風邪症状だろうと思い、翌日に病院へ行く予定でした。 夜になると37.4度の微熱も出ましたが機嫌は悪くなく、子どもは夜に熱を出しやすいと把握していたので、気にせずそのまま就寝しました。ところが……。 1時間ほど経ったあと、私はふと目覚め、娘の様子を見て驚愕しました。娘は手足をビクビクとけいれんさせ、唇は紫色になり泡を吹いて失神していたのです。 指示を仰ぐため小児科救急へ電話娘の身に何が起きているの? 目の前にある光景は現実? 起きてすぐの私には娘の状態がまったく理解できず、頭が真っ白になってしまいました。そして我に返り、失神している娘の意識をまずはしっかりさせなくてはと思い、私は震える手で娘の体を軽く揺すったり声を掛けたりしました。 私の声に目を覚ました夫は娘を見て驚き、焦っていたと思います。夫が目を覚ましたことで少し冷静さを取り戻した私は、携帯を手に取り小児科救急相談窓口に電話を掛けました。 救急病院へ。何が必要なのかわからない小児科救急相談窓口で娘に起きている症状を看護師さんに伝えると、むやみに動かしてはいけないと指示され、そのまま救急に繋いでくれました。救急車が到着するのを待って、けいれん時の症状と時間を伝え、病院へ向かうことになりました。付き添いが必要なので、私は慌てて保険証や医療証、財布を準備し救急車を待ちました。 そこで、焦っていると忘れがちな持ち物があるとわかったのでご紹介したいと思います。 必要なものは貴重品以外にもあった!救急隊の方が寝室から娘を運び、私は娘の付き添いのため慌てて準備した貴重品等を持って救急車に乗り込もうとしました。そこで救急隊の人に呼び止められ「持ち物は貴重品以外にも必要な物がありますよ。言いますので準備してください」と言われたのです。 子どもの靴に靴下、院内での診察待ちや会計時、帰宅時に羽織る私と娘の防寒具などでした。軽装で過ごしていた自宅から救急車で病院に、しかも娘は抱えられて車に乗り込んだので靴や靴下を履いていないということにも頭が回っていなかったと気がつきました。 お医者様いわく、発症時は子どもを横に向け呼吸しやすくし、けいれんの時間を計り、どのような状態だったのかメモしておくことが大切なのだそうです。いざけいれんしているわが子を目の前にするとパニックになってしまいますが、しっかりしなくては……と感じた体験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 原案/佐藤ひより作画/やましたともこ監修/助産師 松田玲子
2024年03月11日今回は「買い物中に消えた娘の行方は…」を紹介します。主人公は、夫と娘と3人暮らし。仲良く暮らしていましたが…義母と義姉には手を焼いていました。そんなある日、買い物へ出かけた際に娘の様子が見当たらなくなり…義母からの電話にでると娘の声が。急いで義実家へ向かいます。【次回予告】警察は家族内でのことだから、と真剣にとりあってくれません。我慢の限界にきた主人公は、夫に相談をして…ある決断をします。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年03月10日私は夫と5歳の娘と3人暮らしの兼業主婦です。娘は保育園に通っているのですが、どうやら保育園の先生が夫を気に入った様子。娘のことを異様にかわいがり、私には露骨に塩対応。そして夫が送り迎えに行くと、執拗に絡んでくるのです。そんなある日、私のスマホに非通知の電話がかかってきました。電話に出てみると、「夫と別れろ……」と言うばかり。気味が悪くなった私が非通知からの着信を拒否すると、公衆電話や他の電話番号からも電話がかかってくるようになりました。 穏やかな生活が一変我慢の限界に達した私が、「警察に通報します!」と電話口で言うと、電話は切れてそれ以降かかってくることはなくなりました。娘が保育園を卒園し、あの厄介な保育園士と関わらずに済むようになりました。 穏やかな生活が続いていたのですが、数年後のある日、夫の不倫が発覚。社内不倫だったため、夫は気まずくなって自主退職。私は夫と離婚し、慰謝料と養育費を支払ってもらい、娘と実家で暮らすことにしました。 ある日、高校生の娘と一緒に食事をしていると、知らない番号から電話がかかってきました。 娘は高校生なのに、保育園から電話……?電話に出てみると、「ちょっと! いつまで子どもを放置する気!? とっくに閉園ですよ!」と急に怒鳴られたのです。相手はなんと娘が通っていた保育園のあの先生! 保育園児の子どもがいない私は「うちに保育園に通う娘はいません」と伝えても、聞き入れてくれません。 どうやらその女の子の父親は元夫で、私と離婚したあとにできた子どものよう。この先生は、私たちが離婚したことを知らず、女の子の母親が私だと思い込んで電話をかけてきたのです。 いたずら電話の犯人は!?保護者の電話番号は、卒園すると同時に削除されているはず。この先生が私の電話番号を知っていたのは、昔私に電話をかけてきていたからでしょう。私は電話口で、「昔、私にいたずら電話をかけていたのは、あなたですね!?」と問い詰めました。 うろたえる相手に私は、夫の不倫が原因で別れたこと、保育園にいる女の子は私の娘ではないことを伝えました。すると電話口の保育園の先生は、夫が再婚したことを知らなかったらしく、大騒ぎしはじめました。 不倫していた元夫の修羅場話を聞いてみると、なんとこの保育園の先生と夫は、娘が保育園に通っていたころからずっと不倫関係にあったとのこと。離婚すると夫に言われ待ち続け、10年ほどずるずると付き合っていたそうです。しかも何かにつけてお金を要求され、多額のお金を貢いできたそう。 ちょうどそのとき、電話口の向こうで夫が保育園にお迎えにきた声が聞こえてきました。ずっと嘘をつかれていたことが分かった保育園の先生が、夫に激怒する声が聞こえてきます。私はそっと電話を切りました。 その後、保育園の先生との不倫がバレた夫は、再婚した妻からまた慰謝料と養育費を請求され離婚されたとのこと。自業自得ですね。これからは、両親とともに娘の成長を見守ろうと思います。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月09日私は7歳の女の子のママです。娘が4歳、幼稚園年少のとき、私はママ友関係で悩みました。喧嘩やトラブルではないのですが、当時の私にとってはとても悲しい出来事でした。今回は私が体験した、異性の子を持つママ友との関係についてお話しします。娘の友だちは男の子ばかり娘が幼稚園に入る前、私は近所に住む3人のママたちと仲良くしていました。育児サークルで知り合い、3人とも子どもは男の子。子どもたちが2歳ぐらいのころから、お互いの家に行き来したり、一緒に公園に行ったりとたくさんの楽しい時間を4組で過ごしていました。 全員同じ幼稚園に入園することが決まったので、幼稚園が始まってからもこの関係は変わらず、みんなで降園後に遊べるものだと思っていたのですが……。入園して半年経ったころから、グループの関係性に変化が生まれてきたのです。 男の子とは遊びたくない娘幼いころの娘はその男の子たちと仲良く遊んでいましたが、年少の中盤から遊び方や好きな物に違いが出てきました。みんなは戦いごっこにハマり、技の名前を言いながら戦って遊んでいました。一方、娘は「男の子は戦ってばかりだから一緒に遊びたくない」と言うように。 みんなで集まって家で遊んでいても、娘だけ他の子たちと離れて私のひざの上でつまらなそうにしていました。「今日、〇〇くんの家に遊びに行く?」と聞いても、「行きたくない」と。そうなると私がママたちと話したいというだけの理由で遊びに行くわけにもいきません。 誘ってもらえなくて寂しい…みんなもそのことに気がついていました。なので、バス停で毎日顔をあわせるのですが、だんだんとうちだけ遊びの誘いがかからないように。正直とても寂しいし、仲間外れにされている気がしていました。今思えば当たり前の流れで、私の被害妄想だったのですが……。 娘も楽しそうではないし、と頭ではわかっていても、何で誘ってもらえないんだろう、私たち親子のことがあまり好きではないのかな……とマイナス思考に陥っていました。私もみんなと子どもたちを遊ばせながらおしゃべりを楽しみたいし、一応声はかけてほしいと感じていました。 その後、娘にはたくさんの女の子の友だちができました。当時のことを思い返すと、男の子ママたちに何の悪気もなかったことがよくわかります。そして、私は3人組の男の子ママのうちの1人とは、子どもたちが就学した現在、頻繁に2人でお茶やランチに行く仲です。子どもの手が離れ、本当に付き合いたいと思えるママ友以上の真の友人ができよかったと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:小川恵子
2024年03月07日娘の3歳のお誕生日会。奮発してレストランのデリバリーのごちそうを楽しんだあと、食後にケーキを食べようと娘に声をかけると、顔に異変が……! 予想外の症状に、私は手が震えるくらい焦ってしまいました。娘が初めて食物アレルギーになってしまった体験談です。※訂正:(誤)ビザやパスタも大好き!→(正)ピザやパスタも大好き! アナフィラキシーショックの診断病院に着くころには唇が紫色になっていて、看護師さんに見せると、「大変! すぐ先生呼ぶから」と言われました。 診断結果はアナフィラキシーショック。2時間ほどで症状は落ち着きましたが、かなりひどいアレルギーだったと医師に言われ、同じことがあったらすぐに救急車を要請するようにと指示されました。 その後の検査で、娘はくるみアレルギーだとわかりました。チーズピザの上にくるみが乗っていたのが原因です。突然発症したアレルギーに、私はとても焦ってしまいました。子どもの異変は予想外に起こるんだなと痛感しました。家族のおかげで冷静に対応できたと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/まっふ監修/助産師 松田玲子著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。
2024年03月05日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。【LINE】浮気夫の味方をして私を追い出した実の娘主人公は夫の浮気が原因で離婚しました。主人公には娘がいたのですが、娘は終始夫の味方で…。さらには「あんたなんか、もうママじゃない」と絶縁宣言。それから5年の月日が経ったときのことです。ある日突然、絶縁したはずの娘から連絡がありました。娘は弟が生まれて以来、両親から邪魔者扱いをされており…。寂しさとお小遣い欲しさに「既婚者の男性と関係を持った」と言います。その後、男性の妻にバレて、慰謝料を請求されたとのこと。主人公が社長業をしていることをどこからか聞きつけ…。娘は「社長なら早く教えてよ」と不始末の処理を依頼してきたのです。断る主人公出典:Youtube「スカッとドラマ」しかし、主人公は「お断りします」と即答。問題さあ、ここで問題です。直後、娘に対して主人公はなんと言ったでしょう?ヒント主人公は「娘との縁は切れている」と思っています。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「スカッとドラマ」正解は「二度と会いたくない」でした。主人公は娘へ「あのとき、あなたへの愛は消えました」と告げます。その発言に娘は「無理矢理でも会いにいってやる!」と激怒。すでに主人公は別の家庭を築いており、継子もいたのですが…。見かねた継子が主人公に代わって娘へ返信したのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年03月04日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。【LINE】浮気夫の味方をして私を追い出した実の娘主人公は夫の浮気によって離婚をした兼業主婦です。離婚後、娘が夫についていくと言い出したので、主人公は何度も娘に確認をしました。思春期の娘は、父親の浮気を毛嫌いすると思っていたのですが…。娘はむしろ夫の浮気相手に好感を抱いていました。その理由は、以前から主人公に秘密で、何度も夫の浮気相手に会っていたからです。さらに娘は口うるさい主人公と離れることができて、せいせいしているようで…。主人公に対し「あんたなんかもうママじゃない」と吐き捨てたのです。5年後のこと…出典:Youtube「スカッとドラマ」それから5年後のことです。主人公のもとに突然、娘から連絡がありました。「久しぶり!嬉しい?」という娘に対し「いや…赤の他人ですけど…」と返答する主人公。すると娘は「ひどーい」と言いながら話を流し、助けてほしいことがあると言い出します。話を聞くと娘は弟ができてからというもの両親に冷遇されていると言いました。「今なら一緒に暮らしてあげられる」と同居を提案。しかし、主人公は娘の提案を拒否して…。問題さあ、ここで問題です。娘から「一緒に暮らしたい」と言われた主人公。主人公が提案を断る理由とは?ヒント主人公にはすでに同居している人物がいました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「スカッとドラマ」正解は「愛しい娘と暮らしているから」でした。主人公は再婚しており、再婚相手が連れてきた子どもと暮らしていたのです。その子どもを心から愛おしいと思っていた主人公。娘に「あなたのことを愛しいと思わない」と言い放つと、娘は絶句するのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年03月01日娘が1歳ごろの話です。用事があった私は、夫に娘の子守りをお願いして出かけることに。娘に育児用ミルクを飲ませた私は、夫にそのことを伝えて「遊んでいてね」と言って出かけました。そして2時間ほどして帰宅した私。目に入ってきた光景に私はあ然としてしまいました……。 なんでそうなる!?用事から帰宅した私。ふと見るとテーブルに哺乳瓶が置いてありました。気になって、なぜ哺乳瓶が置いてあるのかを夫に尋ねると、「あまりにも激しく泣くから、おなかがすいたのかと思ってミルクを飲ませた……」とのこと。私が出かける前に娘に育児用ミルクを飲ませているのを見ているのにもかかわらず、どうして夫がそのような考えにいたるのか、私にはわかりませんでした。 きっと、娘は眠くなって泣いていたのでしょう。夫には、子どもはおなかがすいたとき以外にも、暑い・寒い、眠いなどの理由でも泣くことがあることや、離乳食や補食のおやつは時間をあけて決まった時間にあげていることなどをしっかり説明しました。 私がいない間の出来事で焦りもあったと思いますが、夫は子育てにも積極的だったので、ミルクをあげたばかりの娘にまた飲ませるとは思いもよりませんでした。夫がほかの対処方法を自分で考え出せなかったことは正直ショックでした。 けれどもこの一件以降、夫が同じ過ちを繰り返すことはなく、わからないことがあると私にすぐに質問をしてくれるようになりました。今は私も説明不足だったことを反省しています。このときは衝撃を受けたものの、こうやって失敗も経験しながら親としてお互いに成長していくのだなと思っています。 ※育児用ミルクは母乳に比べて消化に時間がかかるので、多く与え過ぎたり、間隔をあけずに与えたりすると、嘔吐や消化不良のおそれがあります。育児用ミルクを与える場合は、おおよそ3時間あけるようにしましょう。 イラスト/ぽん子監修/助産師 松田玲子著者:木下千子
2024年02月29日毎日意欲的に私のお手伝いをしてくれる3歳の娘。私はそのことがうれしく、私からも積極的にお手伝いをお願いしていました。そんなある日の朝食後、私は娘に「踏み台を使って牛乳を冷蔵庫に入れてもらえるかな?」とお手伝いを頼んだのですが……。 突然響く娘の叫び声!?お手伝いを頼まれた娘はうれしそうに「はい!」と返事をしてくれました。娘が牛乳を片付けている間、私はテーブルの上を片付けます。「ママ! できたよ!」と報告があり、私は「ありがとう。ママ助かった」と返事。すると娘は満面の笑みを浮かべて喜んでいました。 ほどなくして朝食の片付けが終わり、リビングでゆっくりしていると、台所から突然「ママー! ジャージャーだよ!」と大慌てで叫ぶ娘の声が! 一体なにごと!? と思い急いで駆け付けると、なんと冷蔵庫のドアが少し開いていて、その隙間から牛乳がたくさん流れ出ていたのです。どうやら娘は、開封済みの牛乳パックを横向きにして片付けていたそう。自分のお手伝いが失敗だったことがわかり、ショックで涙を流す娘……。私は落ち込む娘の姿を見て、「ごめんね、ママが片付け方をしっかり言ってなかったもんね」と言い、伝え方が悪かったことを反省しました。開封した牛乳は縦にして片付けるという大人にとっての当たり前は、3歳の娘にとっては当たり前ではなかったのです。今後も娘に楽しくお手伝いをしてもらうために、娘にもわかる伝え方をしないといけないなと感じた出来事でした。 作画/ひのっしー著者:こばたあかり
2024年02月29日夫と小学3年生の娘との3人暮らし。共働きのため、なかなか娘と過ごす時間が取れないのが私の悩みでした。娘がだんだん難しい年ごろになっていくため、その前に親としてしっかりコミュニケーションを取っておきたいと思っていました。しかし、自分勝手な夫は、夫と娘だけお休みという日に部屋にこもって断捨離に励み、ひとりでリサイクルショップにでかけるなど、娘との貴重な時間を無駄にしてしまうこともしばしば。 私は夫に注意をしていたのですが、遊園地の約束があるから大丈夫と言ってまったく気にしていませんでした。夏休み1番の思い出が…夫と娘が遊園地へ遊びに行く日。夏休み1番の思い出にするんだと、夫は張り切ってでかけていきました。娘は、最近買ってあげた携帯電話をしっかり持ってでかけました。娘は仕事で行けない私にたくさん写真を送るんだと、出発前に笑顔で話してくれました。 娘からの写真は、私に元気を与えてくれます。お礼の返信とともに、帰りに買ってきてほしいものをリクエスト。「帰りパパと買い物お願いね!」 その後、娘から何度も着信が入りました。仕事が忙しくて手が離せなかった私がやっと電話に出ると、思いもよらない事態が……。「ママと離れたくない。私のこと捨てないで」「え?」娘の言っていることがわからず、落ち着かせて話を聞いてみたところ、とんでもないことを言い出したのです。 お昼過ぎに遊園地を後にした夫と娘は、なぜか今どこかのおうちにいて、娘はこれからそこに住むと聞かされたようなのです。私が娘を嫌いになったから離れて暮らすことになった、この人が新しいママだよと、女性を紹介されたと娘は言いました。 しかし夫とその女性は言い争いになり、今はどこか別の場所へ出かけて話をしているよう。私は状況を何となく察し、娘にはそこから離れるよう伝え、携帯電話で連絡を取り合いながら、娘を無事保護しました。クズ夫はこちらから捨てるべし数時間後、夫から連絡が入りました。娘と遊園地ではぐれてしまい、連絡もつかないので、GPSを使って居場所を探してほしいと言うのです。私が娘と今一緒にいること、娘を保護するに至った経緯を丁寧に説明したところ、すっとぼける夫。 しかし、夫は逃げられないと思ったのか、正直に話し始めました。私よりも好きな女性ができた夫は、すこし前から離婚を考えていたそうです。自分都合の離婚なので娘は私の元へ置いていくつもりだったらしいのですが、久しぶりに娘と遊んで手放すのが惜しくなったとのこと。勢いで不倫相手の家へ娘を連れて行ったところ、相手が怒り出してしまい、なだめることに精一杯になってしまったようです。よって娘から目を離すことになってしまったと……。 断捨離に励んでいたのも、不倫相手との生活を考えてのことだったよう。リサイクルショップに行くと言って、いそいそと荷物を不倫相手宅へ運んでいたことも白状しました。 家族の心を振り回さないで!その後、私たちは即離婚。娘と穏やかな生活を始めました。しかし1カ月後、元夫がまたフラフラ現れて復縁を迫ってきたのです。不倫相手に振られたと風の便りで聞きましたが、本当だったよう。 しかも話を聞けば、養育費の支払いと不倫相手と折半するはずだった新居の家賃が夫負担になっているそうで、お金に困って私たちのところにやってきたというわけです。 私が何度も復縁を断ると、元夫は娘を連れ去ろうとまでし、警察のご厄介になりました。怖い思いをした娘は元夫との面会を拒否するようになったため、しばらく夫は大人しくしてくれることでしょう。私と娘の心落ち着く生活が続くことを願います。 自分勝手な欲望のために、娘まで巻き込むなど許されることではないですよね。娘さんにとっても、ショックな出来事だったはず。元夫には自分の行動を反省し、妻と娘の元に現れて不安にさせるのではなく、遠くから2人の幸せを願ってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月28日私は国際結婚しており、ブラジルに住んでいます。ブラジルで生まれた一人娘がいますが、娘の外見について、ある日訪ねてきた義母がショックな発言をしたのです。私と夫を悲しい気持ちにさせた義母の発言に対し、私たち夫婦がとった対応は……。 訪ねてきた義母の信じられない発言ブラジル人の夫は目が青く、肌は少し褐色で髪は茶色という、ゲルマン系とラテン系のちょうど中間のような外見をしています。一方の私は、まっすぐな黒い髪、黒い瞳という、日本人に多い外見です。そんな私たちから生まれた娘は、茶色のウェーブした髪、黒い瞳、顔立ちはゲルマン系と東アジア系の中間のような印象で、私と夫の両方から少しずつ外見的な特徴を受け継いでいます。 そんな娘に対し、私たちの家に訪ねてきた義母が「娘ちゃんはとってもかわいいわね。青い目をパパから受け継がなかったのは残念だけど、黒い目もとってもかわいいわよ」という発言をしたのです。「黒い目の美しさは、青い目の美しさに劣る」という意識からくるこの発言に耳を疑いました。 娘の黒い瞳は「残念」?日本では「色の白いは七難隠す」ということわざがありますが、それと同じようにブラジルでは青い目が美しさの象徴と感じている人が多いようです。ですが娘の黒い目に対して、「残念だけど」とは言ってほしくなかったですし、「黒い目は青い目に美しさで劣る」という意識を植えつけるような発言はすべきではないと思っています。 不幸中の幸い、義母がその発言をしたとき娘は遊びに夢中で聞こえていなかったようですが、私の心の中は怒りで震えていました。夫もショックだったようで、娘がいるその場では注意しませんでしたが、娘が寝てから義母に怒りをあらわにしました。 どんな外見でもかわいい娘娘が寝たあとのこと。夫が義母に、青い目でも黒い目でも、髪が金色でも黒色でも、体形が細くても太くても、仮にどんな外見だったとしても私たちの大切な娘であり、「残念だけど」という言葉で形容されるいわれはないことをハッキリ伝えてくれました。 また、義母の発言は一種の差別意識が根底にあることも指摘すると、義母は本当に無意識で発言したようで、ひたすら謝ってくれて、二度と言わないと約束したのでした。 今回娘に対しひどい発言をしたのは義母でしたが、きっとこれから他人のトゲのある言葉に娘が傷つくこともあると思います。そんなとき、ひどい言葉の100倍は「かわいい、すてき」と言ってあげたいと思います。娘がこれからも自信をもって生きていけるように、手助けしていきたいと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:レイトン 愛加5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も!イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2024年02月26日私は3姉妹の母です。娘の生理なんてまだまだ先のこと……そう考えていた私ですが、気づけば長女は小学4年生に。長女と同級生のママ友から「娘に生理が始まった」と聞き、生理について娘に伝えたいと思うものの、どう話したらいいのか戸惑うばかりで……。 急に焦り始める私は3姉妹の母ですが、娘の生理なんてまだまだ先のこと……そう考えていました。しかし、気づけば長女は小学4年生に。生理が始まってもおかしくない年齢になっていました。ただ、私から娘に生理について教えてあげられておらず……。ある日、たまたまつけていたテレビ番組で「性教育は早ければ早いほどいい」というような話をしており、私は急に焦り始めてしまいました。 また、それから数日後、長女と同級生の女の子を育てるママ友から「うちの子、生理が始まったのよ」という話を聞きました。すると、別のママ友が「うちもなの。ナプキンはここにあるよとか、使い方を教えてはいるけど……」と話し始めるではありませんか。 同級生のママたちの話を聞き、娘も初潮をもうすぐ迎える可能性があることを再認識して、私は焦るばかりでした。 生理のことを伝えたい理由私は、娘たちが困らないように生理のことはいつかきちんと教えてあげようと思っていました。それは、私自身が初潮を迎えた際に誰にも相談できず、つらい経験をしたからです。私の初潮は中学2年生のときでした。母親は仕事で忙しく、同居している祖父母や父親とはそんな話をするような雰囲気ではなかったので、生理が始まったこと、初めての痛みなど相談できる人がおらず……ただひとりで耐えるしかなかったのです。 当時、思春期真っ盛りの時期で、性格的にも恥ずかしがりやだったこともあり、友だちにも相談したことはありません。ナプキンの装着ミスやナプキン交換のタイミングを誤り、経血漏れも度々経験しました。そのたびにどうしようと焦りながら自分の力だけで処理をするのは、とてもつらく悲しい日々でした。 だからこそ、娘たちが困ったら気軽に相談してほしいと強く願っています。娘たちには、「生理のことは母親だけでなく先生や友だちなど誰にでも気軽に相談していいのだよ」と伝えたいと思っていました。 でも娘を前にすると…しかし、いざ娘を目の前にしてみると、どう話していいのかわからず言葉が詰まってしまって……。何も話せないまま日が過ぎていき、焦りが募るばかり。 そんなとき、私が生理になってしまいました。「ああ、痛いなあ……」。生理痛を感じ、思わず私がそうつぶやいたとき、長女が反応したのです。「ママ、どうしたの? おなか痛いん?」と。 いつもなら余計な心配をかけないように「何でもない」と返すところでしたが、「生理について教えるいい機会かも?」と感じ、「そう、生理痛なの」と言ってみました。すると「生理って痛いの?」「まあ人によるかなあ。でもママに似たらあなたも痛いかもね」と、自然と会話が続きました。 私の中で、気を張りすぎず生理について伝えられた瞬間で、このときハッとしたのです。「ちゃんと正しい情報をわかりやすく伝えなきゃ」と思っていたあまり、言葉が詰まってしまっていましたが、こうして自分の経験を素直に伝えればいいのだと。 それからは「うまく伝えよう」と考えるのはやめて、生理前はおなかがすくとか、ママが怒ってイライラするのは生理が関係しているからだとか、体調の変化について世間話をするようなトーンで話してみることに。「教える」という感じではありませんでしたが、娘なりに理解をしてくれたようです。 そして、もう1つうれしいことが。娘との会話を聞いていた夫も、生理のことを理解してくれるようになったのです。生理前や生理中の体調がよくない際は気づかってくれるように。もっと気軽に生理の話をすればよかったのかな……と、少し肩の荷が下りた思いでした。 娘たちが少しでも快適な生理ライフを送れるよう、これからも自分の失敗談や経験したつらさ、対処法をたくさん話して伝えていきたいです。そして、いつか娘の生理が始まったときも、娘の話をたくさん聞いてあげたいと思います。 著者/桃野 ゆか作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2024年02月21日わが家は夫と私、2歳の娘の3人暮らし。私は育休後に復職していましたが、平日は夫の仕事の帰りが遅いためほぼワンオペで育児と家事をしていました。ある夏の夕飯後のこと、早めにお風呂の準備ができたため娘と一緒に入ることに。お風呂でのリラックスタイムを満喫していた娘と私。しかし、ハプニングは突然起こりました……。お風呂でのリラックスタイムを一変させた出来事 平日はワンオペ育児のわが家。お風呂を嫌がる娘をなだめて急いで服を脱がせ、娘の体を全部洗ってから洗い場で遊ばせつつ、私も体を洗いながら「今日は早めにお風呂へ行けたので、早く寝てくれるかな」とゆったり考えていました。 そして、2人とも体を洗い終わって湯船へ。さっきまでお風呂のおもちゃで遊んでいた娘をふと見ると、無表情で静止しています。「どうしたの?」と聞くも返事はなく、なんだか手に力が入っているような……。はっ! と気づいたときには遅く、湯船には見事なうんちが。 実は最近、娘は少し便秘気味だったのです。このタイミングでのうんちは想定外で、「まずい!」と瞬時に思い湯船から出る私を、不思議そうにこちらを見る娘。「動かないでねー!」と言うも娘はうんちを踏みつぶし、パニックに! 私はすぐにシャワーで自分を洗い流し、うんち風呂から娘を出して体を入念に洗い直しました。その間にも、お風呂の中でプカプカと浮いたり底で崩れゆく無残なうんち。大急ぎでお風呂から上がって娘の保湿、着替え、ドライヤーを済ませ、自分の髪も乾かしながら携帯でお風呂に浮かんだうんちを取る方法を冷静に検索。 娘には映画を見ていてもらい、私はいざお風呂場へ。お湯を抜きつつ洗面器で浮いたうんちをすくいトイレへ運び、排水溝に溜まった細かいうんちは、キッチンペーパーでゴミごと回収しビニール袋に入れてゴミ箱へ。最後はお風呂を洗剤で入念に洗い、何とか夫が帰宅後に使える状態にしました。 娘はいい子に映画を見て待っていましたが、布団へ入った時間は22時過ぎ。いつもより30分以上遅いうえ、翌日も仕事であるという現実にげっそりの私。寝かしつけ後に帰宅した夫へ、お風呂中の出来事を話し、「頑張ったね」と慰めてもらいました。 それ以降、娘のうんちの気配に気を配りつつ入浴するようになり、便通を促すためにしていたおなかの「の」の字マッサージもお風呂前や入浴時はやらないようにしています。また、娘のうんちタイムが夕飯~お風呂前になることが多いとわかってきたため、できるだけ夕飯とお風呂の間を空けるように。その結果、娘のお風呂うんち事件はその後起きていません。ひとりのんびり湯船につかる夫を見て、「あの大変さを味わわせたかったな……」と密かに思い出す私なのでした。 作画/Pappayappa著者:浜村ヒロミ夫婦共働きの30歳ワーママ。2歳の娘が1人。いかに娘を早く寝かせられるかを考え、日々奮闘している。たまに行くスタバが至福の時間。
2024年02月18日1歳になった娘は、頻繁に後追いをするようになりました。そんなある日、私は仕事からの帰宅が遅くなったことと、娘になかなか後追いをやめてもらえないことで、夕飯作りにいつもより時間がかかっていました。すると、夫が嫌みのような行動に出て……。 手いっぱいな私をよそに、夫は…娘が足元で「ママ! ママ!」とかまってアピールをするので、夕飯の支度は思うように進まず。「パパ、ちょっと娘ちゃんと遊んであげて」と夫に助けを求めますが、娘は「パパはイヤ!」と夫と遊ぶことを拒否するのです。仕方なく、私は夕飯作りと娘の相手を同時にすることに。 すると、そんな状態の私を尻目に、夫はお菓子を食べ始めたのです。これにはさすがに黙っていられず「パパ! なんで今お菓子を食べてるの!? そんな暇があるなら少しは手伝ってよ!」と一喝。夫はバツが悪そうに「娘ちゃんには嫌がられるし、おなかが空いたって言うとプレッシャーになって嫌かなと思って……」と答えました。そんな夫の返答に私はあきれながらも、気遣ってくれている部分もあったんだなと少し感心。「気をつかってくれてありがとう。準備を手伝ってくれると早く食べられるよ」と言うと、夫はお菓子を片付け、すぐ夕飯の準備を手伝い始めました。 今までは仕事で疲れているだろうからと、あえて夕飯作りの手伝いを頼まなかったのですが、変に気をつかいい過ぎていたのかな? と反省。これからは我慢せず、素直にしてほしいことを伝えていこうと思いました。 作画/Pappayappa著者:小川麻里江
2024年02月17日皆さんは、親子関係で悩んだ経験はありますか? 今回は「妻の発言に傷ついた娘」にまつわる物語とその感想を紹介します。妻と連絡する娘主人公は、娘と2人で暮らしています。妻は娘を出産してから遊び歩くようになり、まったく家に帰ってこないのでした。主人公が娘を育てて15年が経ったある日…。娘は妻に連絡をしました。その後、娘は「わたしはお父さんの子じゃないの?」と主人公に聞いてきて…。妻と彼氏の子ども出典:Youtube「Lineドラマ」主人公は何があったのかわからず「なにを言っているんだ?」と困惑。すると娘は、妻が言っていたと説明したのでした。主人公は妻の発言で娘が傷ついたと思い、腹を立てます。そして、以前主人公がDNA鑑定をした結果、娘は妻と彼氏の子どもだったと娘に正直に言いました。そして予想外の事態だったものの、主人公は娘を自分の子どもだと言い、大切に思っていると伝えます。それを聞いて「よかった、安心した」と娘は言ってくれました。そして娘は、妻から本当のお父さんに会わせてやると言われたことも主人公に話します。主人公は「あいつ…」とつぶやき、再び怒りがこみあげてくるのでした。読者の感想主人公が今まで娘を育ててきたからこそ、信頼関係があるのだと思います。娘は妻から衝撃的なことを聞かされていたので、とても心配になりました。(30代/男性)出産してから遊び歩いて娘を主人公に任せ、娘が成長した後も心無い一言で傷つけるなんて最低ですね…。何十年も妻の言動に振り回される主人公たちには幸せになってほしいと思いました。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月17日皆さんは、家族の発言に驚いた経験はありますか?今回は「妻の発言にショックを受けた娘」にまつわる物語とその感想を紹介します。娘からの質問出産後に発覚した妻の浮気が原因で、離婚した主人公。そのときに娘が浮気相手との子であることも判明しましたが、主人公は娘を引き取って2人で暮らしていました。元妻と離婚してから15年たったある日のこと、娘が突然「私、お父さんの子どもじゃないの?」と聞いてきたのです。娘は母である元妻と連絡をとったようで…。元妻の発言に激怒出典:Youtube「Lineドラマ」「私、彼氏との子どもだって」と、元妻に言われたことを打ち明けてきた娘。主人公は元妻の無神経な発言に激怒して、娘に「あのな、元妻が出ていってからDNA鑑定した」と真実を話しました。そして娘との血縁関係は否定されたことを伝えたのです。娘は主人公の言葉に「そうなんだ…」とただ呟くのでした。読者の感想娘に自分が浮気していてその相手との子どもだったと勝手に話すなんて本当に無神経ですよね。元妻のせいで傷ついた娘と真剣に向き合おうとする主人公の姿に感心しました。(40代/女性)浮気相手との子だとわかりながらも娘を引き取って育てた主人公を立派に思いました。元妻の無神経すぎる発言は許せないですが、真実を話しても親子の絆で乗り越えられると信じたいです。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月16日私は妻と5歳の娘と3人暮らしの会社員です。ある日、会社の人事異動があり、大手の外資企業から管理職待遇でヘッドハンティングされたという女性部長がやってきました。厳しくもやさしい部長のもとで、一生懸命仕事に励んでいました。しかし、そんな幸せな日々は急に終わりを迎えてしまいました。なんと妻が事故で急死してしまったのです……。 妻を失い、娘のために奮闘する日々妻の死から1カ月後、私は娘のためにも仕事・家事・育児を全力でしようと奮闘していました。しかし、家事はほとんど妻に任せていたため、洗濯機の使い方もままならない状態でした。 仕事も忙しい時期のため、娘を保育園にお迎えに行くのもいつも閉園ギリギリ。娘には寂しい思いをさせてしまっていました。 特に大変なのが料理。料理本を買い込んでみたものの書いてある内容すらわからなくて失敗ばかり。焼き魚すら上手にできず、娘の食事はふりかけご飯やスーパーの総菜で済ます日々でした。 部長から、時短勤務の提案がプライベートが大変な状況だったため、仕事にも全力で取り組めずにミスが増えていきました。 すると部長に呼び出され、「奥様を亡くされてから、あなたが家事や育児を頑張ってのんでしょ? 会社は私や他の人がフォローできるんだから、あなたは娘さんを優先させるべきよ。今の生活に慣れるまで、しばらく時短勤務にしてみるのはどう?」と提案してくれました。 部長が仕事の割り振りを考え直してくれたおかげで、私は時短勤務ができるようになり、娘との時間を確保することができました。部長には感謝しかありません。 親子遠足はお弁当持参!?そんなある日、娘が保育園からのお手紙を渡してきました。読んでみると、もうすぐ親子遠足があるとのこと。そして遠足にはお弁当が要ると書かれていました。 せっかくの遠足なのに、コンビニのお弁当では娘がかわいそうだと思った私は、遠足までにお弁当作りを特訓することにしました。 翌日張り切ってお弁当作りの練習を開始しましたが、肉が黒焦げに。捨てるのはもったいないのでお弁当箱に詰めて会社に持って行ったところ、同僚に「マズそうな弁当だなー!」と笑われてしまいました。 同僚は部長にも見られてしまい、「あはは……〇日に娘の遠足があるんですけど、料理が全然ダメでして……」と苦笑いするしかありませんでした。 遠足当日、玄関の前に……そしてついに保育園の親子遠足の日。私は休暇をもらって娘と遠足に行く準備をしていました。もちろんお弁当は諦め、コンビニで買う予定でした。 すると突然部長から「今日遠足だよね? 住所教えてもらえる?」と連絡がありました。その後、お弁当を持った部長が現れたのです。 「今日は遠足でしょ? 色合いも栄養バランスもこれくらいのお弁当を作りなさい!」と手作りお弁当を持ってきてくれました。娘もおいしそうなお弁当を見て大喜び! その日、私たちは心から親子遠足を楽しむことができました。 新しい一歩を踏み出してお弁当のお礼を兼ねて、娘と部長と3人で食事をしたことがきっかけで、プライベートでも会うようになり、その後お付き合いすることに。部長も何かと娘のことを気にかけてくれ、娘も部長のことが大好きな様子です。私たちは妻の思い出を大切にしながらも、新しい生活へと踏み出そうということになりました。 妻を一生忘れることはありません。しかし、今の私や娘と一緒に歩んでくれる人がいることはありがたいこと。これからも天国の妻に安心してもらえるよう、今の幸せを大切に日々過ごしていこうと思います。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月09日「スピリチュアルな娘を受け入れるまで」第17話。ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。 ある日の夜、布団に入った娘が電球を指差して「あたち。あそこから生まれたの」と言い始めます。続けて、トンネルみたいな暗い道があって、おでこがあたって動けなくなったと言います。なんと、出産のときに助産師さんから言われたことと合致していて驚くゆる子さん。さらに、娘は空の上でママを選んだと言い早く会いたかったとゆる子さんに笑顔を向けたのでした。娘の話に興味津々のゆる子さんは、どうやってお空でママを選んだのか気になり娘に尋ねると……。娘の衝撃発言に感動 タブレットのような物を使ってママを探し出したという娘。続けて 「ママはすごく可愛くて、でも…とってもさびしそうだった。」と俯きながら言うのでした。その言葉にハッとするゆる子さん。当時、なかなか子どもを授かることができず苦しい思いをしていたことを思い出します。 空の上にいるときからゆる子さんの全てを受け入れ、大切に思ってくれていた愛情深い娘。ゆる子さんは娘に対し愛おしさが込み上げます。その一方で、なぜこんなにも不思議な記憶を持っているのか不思議に思うのでした。 ◇◇◇ 娘さんの「ママはすごく可愛くて、でも…とってもさびしそうだった。」という言葉に驚くゆる子さん。寂しそうだったママを選ぶ娘さんの優しさに胸が締め付けられますよね。みなさんのお子さんの中にも、胎内記憶を持っているということもあり得ますよね。気になるという方は、お子さまが上手に話せるようになったときに聞いてみてもいいかも知れませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2024年02月06日日々の出来事や感想などを記録する日記。日記を書いておくと、過去を振り返ることができ、自分の行動や気持ちを冷静に見つめられます。給料日のはずが…2024年から日記を書き始めた、めじ(@osoreooideath)さん。月末に書いた日記の写真をX(Twitter)に投稿したところ、多くの人がクスッとさせられたようです。この浮かれポンチがよ!なんと給料日を1日間違えていた、めじさん。日記を見て、思わず自分にツッコミを入れました。赤字の『給料日』という文字の横には、ニコニコマークまで描かれており、とても楽しみにしていたことがよく分かります。この日に合わせて、特別な予定を立てていたのかもしれませんね。この投稿には9万件を超える『いいね』の大反響。ネット上では「楽しみが先延ばしになったと思うことにしよう!」「ニコニコマークから浮かれ具合が伝わる」「楽しみすぎてフライングしちゃうよね」などの声が届いています。「明日だった」と黒字で書かれた文字から、切ない感情が伝わりますね!また、めじさんは、初めて書いた日記も紹介していました。アニメ『ポケットモンスター』に登場するマリルのぬいぐるみを洗濯することをやめたとつづられています。さり気なく描かれたイラストに「命拾いしたね」とコメントが書き込まれていて、めじさんのお茶目な性格がうかがえますね。日記を後で見返すと、その時の気持ちが伝わってくるのも面白いところ。ちょっとしたことでも日記に書いておけば、振り返った時に思い出になるでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年02月05日娘は生後6カ月ごろから人見知りが激しくなり、私と夫、顔の知れた身内以外はかなり警戒するほどでした。家に友だちが遊びに来たときも、私と少しでも離れると不機嫌に怒りだすのです。友だちと遊ぶこと自体は楽しいようですが、このままでは娘が苦労すると考えた私は、人見知り克服のためにある行動を起こします。 成長しても落ち着かない人見知り 2歳を過ぎても人見知りが激しい娘。これでは娘本人が苦労すると思い、私は幼稚園入園までに克服しようと思い立ちました。友だちと遊ぶ機会を増やしたり、人が多そうな公園を選んだり、できることからスタート。娘の機嫌が良い日には支援センターの野外活動にも参加しましたが、ずっと抱っこから降りずに見ているだけ。何も参加できずに帰宅したり、泣いて途中帰宅したりすることもあり、何度も行くのを辞めようかと思いました。 そんなとき、支援センターの先生が「ママが周りの子やお母さんたちと仲良くしていると、娘ちゃんも安心するかも」とアドバイスが。納得した私は、近くにいるママや子どもに積極的に話しかけるように。すると、回数を重ねるごとに娘は少しずつ私から離れて遊べるようになったのです。 それから3歳になり、週2回のプレ幼稚園へ通うことにしました。 初めは泣いて登園拒否をしましたが、それも数回だけ。そのうち、自ら「幼稚園に行きたい!」と言うようになったのです。いざ幼稚園に入園してからは、面談で「自分からクラスのお友だちを誘っています」と1年前には思いもしなかったことを伝えられ、とてもうれしい気持ちになりました。娘自身を無理やり変えようとせず、まずは自分から変わることが大切だと気づいた出来事です。 作画/yacco著者:大山えり
2024年02月04日娘が1歳半くらいのころ、バスで移動していた時の話です。私が静止しても娘の動きたい欲が強く、信号待ちで停車するわずかな時間もじっとできず手を焼いていたら、隣に座っていた高齢の女性が声をかけきたのです―。 グズグズの娘に焦る私座るように注意してもすぐに立ち上がりグズグズする娘。エスカレートしていくグズグズに疲弊し、周りに迷惑もかけてしまうことから、途中で降りることも頭によぎっていました。すると……。 お隣に座った高齢の女性から「かわいい時期ね」と話しかけられたのです。「騒がしくてすみません」とお礼を言いつつ謝ったところ、「もし良かったら」とバッグについてたキューピーちゃんのキーホルダーを渡してくれました……。 申し訳なくてすぐに返そうと思っていたのですが、「良かったらもらって」と言ってくださったので、娘に渡してみるとキューピーちゃんに興味津々!娘はようやく私の膝の上に座ってくれました。その後バスに乗っている15分の間、おとなしくしてくれて、とても助かり、私はお隣の女性に感謝の気持ちでいっぱいに。 今後、女性を見習って、子どもの対応に困っているママたちを見かけたら私も声をかけたり助け船を出したりと、行動できるようになりたいなと思った出来事でした。 イラスト/ふくふく著者:阿部陽菜
2024年01月28日来月出産予定の私。夫も中学生の娘も、赤ちゃんの誕生を心待ちにしていました。今日から出張の夫は、娘に私のことを託してでかけていき……。夫が出張から戻ると、家は空っぽ。荷物がなくなっていることに驚いた夫は、娘に連絡。そして娘は……妻である私が死んだ、と告げました。妻が…死んだ!?夫が出張中、私は早産になり、破水。そこから帝王切開をする緊急手術と、予想もしなかった展開を迎えました。何度も夫に電話をしてくれた娘でしたが、1度も出てはくれなかったようです。いくら出張中とはいえ、折り返しすらなかったことは娘にとってとても信じられないことでした。結局何も連絡がないまま、夫は帰宅し、部屋に何もないことを知り、パニックに。 また夫が娘から私が死んだと言われても電話すらしない状況に、娘は違和感を覚えていたようです。仲良し親子だったはずなのに、大嫌い、二度と連絡をしてこないでと娘に言われ、居場所すら教えてもらえなかったことに夫はショックを受けたようでした。 その後夫は私の実家を尋ねましたが、誰も出ず。それもあり、夫は私に語りかけるように、携帯電話へメッセージを送ってきました。「娘のことは俺が必ず守る! 安心して天国にいってくれ!」初デートのことを思い出し、私への愛を叫び、ちょっとしたナルシストぶりを見せた夫。「きもちわる」「え? なんで返事?」死人が返事をしたことに、驚きを隠せない様子でした。ウソとウソ実は、私が死んだというのはウソ。しかし帝王切開になり、母子ともに危険な状態になったのは本当でした。産後夫と連絡を取りたいと思った私は、娘に頼んで会社に連絡してもらったのですが、有給中とのこと。出張なんて真っ赤なウソでした。そして、なんと隣の課の若い女子社員と、不倫旅行に出かけていたのです。 同時期に有給を取っている女子社員を聞き出し、その旦那さんに連絡を取ったところ……。やはりうちの夫と同じように出張と偽って家族に伝えていたようでした。 この話は社長の耳にも入ったようで、事実関係を詳しく調べてくださるとのこと。その話を聞いて夫は急に怒りだし、自分のキャリアに傷がついたらどうしてくれるのだとわめき散らし始めたのです。でも、それもすぐに収束。不倫相手の携帯に残ったトーク履歴や写真が、あちらのご主人によって確認されました。 夫いわく、これはあくまでも遊びで、不倫にすらならないと……。訳のわからないことを言いだす始末。そして私がしたことが倫理的にいけないことだと、夫が責めてきましたが、娘が「論点のすり替えだ」と泣いて文字が打てなくなってしまった私に代わって反論してくれました。そして、私たち夫婦が娘にとって世界一、憧れの存在だったことを告げた娘。 さすがに娘の言葉は身にしみたようで、もう1度チャンスがほしいと言ってきた夫。しかし、娘は断固拒否。さらに娘は、夫が1度も赤ちゃんのことについて触れてこなかったことも指摘し、結局家族より自分のことばかりだと、咎めました。生まれ変わったつもりで…その後、「もうお父さんなんていらない」と娘が宣言してくれたので、私は何の気兼ねもなく夫と離婚。 夫からの養育費と慰謝料、不倫相手からの慰謝料が私の懐に入ってきたので、しばらくは育児に専念しても生活できそうです。事情を知った両家両親の支えにも、とても助けられています。また元夫の勤める会社の社長も、彼をクビではなく降格にしてくださいました。私たちへの支払いが滞らないようにとのご配慮で、本当にありがたい話です。 元夫は会社で肩身の狭い思いをしており、また不倫相手とも破局し、抜け殻のような状態でただただ働く毎日だそう。現在私は、2人の娘とともに実家に身を寄せています。慌ただしくもにぎやかな、楽しい毎日を過ごしています。 夫と結婚していたころの私は、本当に死にました。娘に伝えてもらった言葉通り、死んだのです。新しく生まれ変わったつもりで、一生懸命生きていこうと思います。 妊娠中や出産のときは、不安を感じたり心細くなったりしますよね。そんな中、自分の欲求のためだけに、妻を裏切った夫。娘からの必死の連絡にも折り返さないというのは、夫だけでなく、父親失格と捉えられてもおかしくないですよね。家族の信頼を裏切ったのは、夫自身。自分のおこなった過ちに対して、反省し、償っていってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月24日私は35歳のシングルマザー。5歳の娘と一緒に、私の父と母に協力してもらいながら実家暮らしをしています。私は現在、大学卒業してから新卒採用で入社した会社で事務員として働いています。勤務年数も長く、過去に会社が倒産しかけたときも社長と奮闘し立て直したりとても思い入れのある会社なのです。しかし、実家から会社まで遠く通勤時間がネックに。両親や娘の将来を考えると実家近くの職場に転職を考えるように……。好条件の求人が!ある日、通勤時間が短くて私の持っている資格をフルに生かせ、さらに給料アップができる好条件の会社を見つけました。娘も両親も転職に賛同してくれたので、社長にその意志を伝えることを決意。社長は「寂しいし本当に残念だけど、これからもずっと味方だぞ!」と背中を押してくれたのです。どこの会社を受けるのか決めているのかと聞かれたので、検討中の会社を伝えました。すると社長「そこなら大手だし、資格も存分に生かせる!キャリアアップになるはずだ!」と言ってくれたのです。そして、次が決まるまではうちで働いていていいといってくれたので甘えることにしました。最終面接当日に娘が……後日、私は転職試験を受けることに。一次試験二次試験ともにクリアし、いよいよ最終面接当日の朝に。起きてきた娘を見ると、真っ赤な顔で明らかに発熱しているのが分かり熱を測ると高熱が……。父と母が娘を病院に連れて行くから心配しないでと言うのですが苦しむ娘を見て居ても立っても居られず面接を辞退することにしました。 面接を辞退するため電話をかけると、人事部長で面接担当の女性が対応してくれました。私は娘が高熱を出してしまったことと、今日の最終面接を辞退させて欲しいことを伝えました。すると人事部長の女性は「随分無責任ね。」と言い放ったのです。続けて、「どのみちあなたは不合格にしようと思っていたところだったから手間が省けてよかったわ」といい電話を切られてしまいました。面接担当の対応に気持ちが晴れることはありませんが、辞退した会社なので考えないようにしていました。その後、最終面接を辞退したことを社長に話すと「決まるまでずっとうちにいてくれていいぞ!心配することはない。きっとうまくいくよ」と励ましの言葉をもらい心が温かくなりました。 メッセージの送り主が判明!数日後、私宛に最終面接を辞退した会社から一通の手紙が届きました。開けてみるとなんと「採用」の文字が!?誰かの採用通知が間違って届いたかもしれないと思い、電話をすると採用通知が間違いではないこと、可能なら会社に来て欲しいと言われました。会社に着くと、社長と上層部や役員、人事部長で面接官の女性が待ち構えていました。「突然の採用通知に驚いただろう?」と社長がひと言。そして「実はね、君に会えるのを楽しみにしてたんだ」と笑顔で言うので心当たりのない私は考え込んでしまいます。 話を聞くと、私が勤める会社の社長と旧友だと言い、私が転職試験を受けると聞き待っていたと言うのです。しかし、最終面接を自分から断ってきたと聞き人事部長に確認すると、最終面接を受ける気が無くなったという嘘の報告が。どうしても信じられず、旧友である社長に話を聞くと娘の高熱で辞退したと聞き慌てて手紙を出したというのです。そして今回の件で人事部長の女性は自分よりも仕事ができそうな人材を不採用にしていたということが発覚。人事部長の判断で試験を落とされた人材は再度試験を受けてもらうことにしてあるといい、私はその場にいた層部、役員も満場一致でこのまま採用になったのです。 面接辞退からまさかの展開に!事の発端を聞き、その上で一緒に働いてくれないかと社長直々にオファーを受けたのですが「自分のことしか考えられないような人間と同僚になるのはちょっと…」と本音がポロリと出てしまいました。すると社長が「その点は心配無用。彼女は会社を辞めることになるだろう」というのです。実は、人事部長は経費の不正利用、部下へのコンプライアンス違反など自分の立場を利用してやりたい放題していたのでした。人事部長が辞めるのであればと納得した私は、新たな職場で働くことを決意するのでした。 その後、人事部長は自分が犯した罪が明るみになり自主退職をすることに。一流企業にいたというプライドが邪魔して、転職先がなかなか決まらないと聞きました。私は、転職先で全力で仕事に打ち込んでいます。可愛い娘のため、協力してくれる両親への感謝の気持ちも忘れずに今まで以上に頑張ろうと思います。 2024年1月29日 内容の誤りを訂正著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月21日私の娘は、人見知りせず誰にでも話しかけるタイプです。4歳になって、なぜなぜ期に突入した娘は「どうして雨が降るの?」「車はどうやって走っているの?」と、なんでも興味を持って私をはじめ周囲の人に質問をします。そんなある日、娘がスーパーの店員さんに、思わず冷や汗をかくような驚きの質問をしたのです……。 子どもらしい純粋な質問だけど…親は冷や汗! ある日、4歳の娘とスーパーへ買い物に行き、レジでお金を払っているときのこと。娘が店員さんの顔をじっと見るなり、突然「ねぇ、男なの? 女なの?」と問いかけたので、私はびっくりしました。店員さんはショートカットでメイクも薄めでしたが、私から見ると明らかに女性です。それはいくらなんでも失礼だ……と思い慌てますが、どうフォローすればいいのか分からず、言葉に詰まっていました。 店員さんも一瞬表情を曇らせた気がして、私はドキッとします。しかし、店員さんはすぐ笑いながら「どっちだと思う?」と娘に質問。「うーん、髪の毛が短いけど女の子!」「正解! 私はね、女の子なの!」と会話が進みます。うまく返してくれた店員さんには、感謝と同時に申し訳ない気持ちもあり「すみません……」と伝えると、「気にしないで!」と、ニッコリ笑ってくれました。それから今度は、レジを打ちながら「ママは今日の晩ごはん何を作ってくれるのかな〜?」と娘に質問。娘は「今日のごはんはね……」と考え始め、性別のことが頭から離れたようです。 悪気はない子どもの言葉とはいえ、気分を害してもおかしくない質問への神対応に感謝の気持ちでいっぱいでした。店員さんにお礼をいい、娘にはあとで、「男の子か女の子か聞かれると嫌な気持ちになることもあるから、質問するのはやめようね」と伝えました。なぜなぜ期の娘は興味関心が先走ることで、今後も相手にデリカシーのない質問をすることがあるかもしれません。そのときには、なぜ質問をしてはいけないのかきちんと娘に教えたいと思います。 作画/Pappayappa著者:おかだあやの
2024年01月18日私は幼稚園に通う娘と夫の3人暮らしの専業主婦です。家族3人穏やかに暮らしているのですが、同じ幼稚園のママ友・A子に困り果てています。もともと私はママ友3人のグループでいることが多かったのですが、A子が急に話しかけてくるようになり、今度4人でランチを食べに行くことになりました。 A子が高級料理ばかりを注文今回ランチをする店はパスタが有名なお店。この店は、ランチの日替わりパスタは手ごろな価格ですが、他の単品メニューは高額です。私たち3人は日替わりパスタを注文しました。 しかし、A子はステーキやムニエル、ローストビーフをたいらげ、おまけに食後のデザートまで注文していたのです。 え、財布を忘れたの!?結構な値段になるので、私たちは「大丈夫? このお店、結構いい値段するよ?」と声をかけてみると、「心配しなくても大丈夫よ〜♪ うちの旦那はみんなと比べてだいぶ収入が多いから(笑)」と嫌味を言いつつ、たくさん食べ続けていました。 そして会計のタイミングでA子は、「ごめ〜ん! 私、財布忘れてきちゃったみたい! 悪いんだけど、代わりに払っておいてくれる? 私このあと予定あるから、先帰るね!」と逃げるように帰って行ったのです。 立て替えたお金を返してくれず私たちはあっけにとられながらも、3人でA子のランチ代15,000円分を立て替えました。園で会ったときに返してもらうつもりだったのですが、翌日からご両親や旦那さんが迎えにくるようになりました。 2週間ほど過ぎたある日、ようやくA子を見つけたのですが、逃げるように帰ろうとします。走って追いかけ、「この間のランチのお金、返してもらっていい?」と言うと、「ランチ代? なんのこと?」と言ったのです。 私たち3人が問い詰めると、「そんな前の話もういいじゃない。みんな意外とケチなのねぇ」とヘラヘラ笑い、この日も財布を忘れたと言って、支払わずに帰ってしまいました。 秘策を実行!怒った私たちは、次の食事会には誘わないことにしました。しかし、後日私たちがランチをするとこっそり話を聞いていたようなのです。今回はママ友のお誕生日会を兼ねていたので、高級寿司の予定でした。 お店の場所や日時を聞かれた私たちは、逆手にとってA子をギャフンと言わせる作戦を決行することに。 真実を知ったママ友が大慌てお誕生日会当日、私たちがのんびり食事を楽しんでいると、A子から電話がかかってきました。「まだ来ないの? 私もうこれ以上食べられないわ、お会計はよろしくねぇ!」と言いながら、高級寿司を一人で楽しんでいるようでした。 しかし私は「えっ、今日はうちで手巻き寿司ですよ? 予定変更になったんです」と伝えました。私たちに支払わせようとしていたA子は大慌て! 「ひ、ひどいわよ! 急に予定変更したなんて! 値段見ないでたくさん食べちゃったじゃないの! 払えないわよ、私!」と怒鳴っています。 全ての話を夫に伝えたらそこで私たちはA子の旦那さんに電話。前回のランチ代を返金してもらっていないこと、今回も財布を持たずに高級寿司を食べていて「払えない」と言っていることを伝えました。 その話を聞いた旦那さんは平謝りしてすぐに高級寿司店へ行って支払いを済ませたそう。翌日、私たちの家に夫婦で謝罪と返金に訪れたのでした。 その後、A子は夫に言われてパートを始めたと聞きました。お金を稼ぐ大変さを実感しているそうです。ママ友だからというだけで、支払いを押し付けるのは言語道断。たとえ親しい間柄であっても、金銭的な問題には注意が必要ですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月18日数年前に離婚した私は、都内で働きながら高校生の娘を1人で育てていました。仕事一筋の私ですが、娘には父親が必要だと思い……1年前、当時付き合っていた人と再婚しました。財布のお金がない再婚した夫は私にはやさしいのですが、娘とは距離があると感じていました。誰とでもすぐに仲良くなれる娘も、夫には寄りつかないのです。ある日、家の中で小さな事件が起こりました。私の財布から3万円がなくなっていたのです。私はすぐに夫に相談しました。すると夫は、娘が私の財布からお金を取るのを見たと言うのです。私は信じられず……娘にも確認できずにいました。意外な犯人とは…しかし、モヤモヤしたままではいけないと思い、思い切って娘に聞いてみることに。娘に連絡をすると、「ごめんなさい。お金が足りなかったから借りました」と返事が来ました。「小学生のころからずっと貯金していたのに、そのお金はどうしたの?」と聞いてみると、「ママの再婚相手に貯金とお小遣い取られたの」「借金返すって言ってた」「は?」その後、娘に電話をして詳細を聞いてみると、夫の指示で私の財布からお金を取ったこと。貯金をすべて夫に取られていたこと。夫には多額の借金があることがわかりました。夫にも連絡をして詳しい話を聞きました。すると、夫はクローゼットに高額な時計を隠していて、その時計を買うために借金をしたことがわかりました。私は、すぐに時計を換金して娘と私のお金を返すように言いました。しかし夫は、「その時計は命よりも大切だから、お金は返せない」と言うのです。私の怒りは頂点に達し、私は夫と離婚することを決めました。時計を調べてもらうと数日後、私と夫は正式に離婚することになり、夫が離婚届に判を押した後、私はこう言いました。「あの時計、偽物だからね」と。そのとき夫は苦笑し、私の言葉を信じていないようでした。しかし、私には鑑定士の友人がいて、家に来たときに調べてもらったのですが、その時計は本当に偽物だったのです。その後、夫がその時計をどうしたのかはわかりません。私は私にとって1番大切な娘を2度と傷つけないよう、肝に銘じて生きていこうと思います。--------------虚しくも、偽物の時計だけが残ってしまった夫……。本当に大切なものは、お金では買えないのかもしれませんね。著者/ウーマンカレンダー編集室/トーク系読者からの体験談をお届けします。
2024年01月13日私は、5歳になる娘を育てるバツイチ・シングルマザーです。最近、ちょっとおませなところがある娘は、私の恋愛事情に興味津々。お友だちのママが再婚すると聞いてから、さらに鋭く突っ込んでくるようになり、私もすこし困ってしまいます。今のところ相手もいないので、再婚するつもりはないのですが……。しかしそんな私にも転機が……! あれだけ恋愛に興味がなかった私が、中途入社してきた1歳年上の男性に、あっさり恋に落ちてしまいました。彼の猛アプローチを受けた私はーー。シングルマザーの恋ルックスも良く優秀な彼は、社内でも注目の的。バツイチ&シンママの私で良いのかと迷いましたが、彼を信じ、結婚を前提に付き合うことになりました。 彼氏ができても私の最優先は娘であることは変わりません。そんな私のスタンスも理解してくれ、良いお付き合いをしていました。 付き合って3カ月が経ったころ。彼のおばあちゃんが手術をすることになり、治療費が足りなくて困っていると打ち明けられました。普段から家族の話をよくしてくれる、家族思いの彼……。保険金が支払われるまでの間、治療費を貸すことに決めました。 しかし、家族には紹介されず、おばあちゃんのお見舞いにもいけないまま、交際からあっという間に半年が経ちました。そういえば、その後おばあちゃんがどうなったのか聞いていなかったと思って彼に聞くと、ちょうど先週退院したそう。これでひとまず安心できます。 私は、そろそろご両親やおばあちゃんにも会いたいと伝えたのですが、ご両親が私との交際をよく思っていないようで説得中だと言われてしまいます。バツイチで子どもがいることを後ろめたく思っていた私は、それ以上何も言えずにいました。 娘が塩対応をした理由彼の家族に会うことは諦め、まずは娘に会ってもらうことにした私。もちろん、娘には彼の存在について事前に話しています。きっと、娘も気に入ってくれるだろうと思ったのですが、娘は彼にまさかの塩対応! なんだか空気も気まずくなって、彼はすぐに帰ってしまいました。 彼が帰ったあと、娘は「あの人と本当に結婚するつもりなら、家に行ってみたほうがいいよ」と言いました。そういえば、彼の家がどこにあるかすら知らないと思い、私は急いで彼を尾行しました。 実家暮らしと聞いていたのに、到着したのは小さなアパート。表札には彼と女性の名前が並んでいたのでした。 娘は彼の正体を知っていた…!すぐに調査会社に依頼して彼の身辺を徹底的に調べると、結果は真っ黒! 既婚者だった上、私以外にも複数の女性と付き合い、お金を搾取していたのです。 信じられないことに、娘の友だちのママが再婚しようとしていたのも彼。娘の友だちは母親の再婚を受け入れられず、娘に相談していたようです。娘は、彼に会ってすぐに、友だちのママの再婚相手と同一人物だと気付いたのでした。 私は証拠とともに彼を問い詰め、お金を返してもらった上でお別れすることにしました。このままではもっと搾取され、とても傷ついていたかもしれません。冷静な娘に救われたのでした。 彼との出会いにすこし浮かれてしまっていた私。落ち着いて考えると、お金を貸すなんて血迷っていたような気がしています。娘との生活を維持するためにも、まだまだ私も男性を見る目を養わなければいけませんね!著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月10日独身時代と変わらず、自分勝手な暮らしを続けている夫。今まで家事はすべて私に押し付け、娘の面倒も一切見てくれません。こんな夫の姿を見せるくらいなら、実家に帰った方がいいと思い始めた私は、夫に別居を切り出しますが――?娘と接してほしいとお願いしても、「女の子の遊びはわからない」「家族3人でスーパーに行ったりしてるじゃん!」と、どこか娘に対して素っ気ない夫。どうにかならないものかと、私はずっと頭を悩ませていました。 素っ気ない夫私が娘を連れて実家に帰ると、両親は娘にかまいきり。家では私しか遊び相手がいないので、娘も饒舌に。「パパが『女の子の遊びはつまんない』って言ってた」「悲しかった……」と、ぽつりと私の両親にこぼしたそうです。 それを聞いた私は、別居を決意。「早く帰ってくる」という約束も何度も破られてきたので、実家で娘を育てた方が良いと判断したのです。 家に帰ってから、夫に「ずっとこんな状態なら実家に帰ります」「このままずっと私が育児や家事をするんだよね?」と言うと、夫は大焦り。 「来週の休みは必ず、絶対に遊びにつれてくから!」「俺だって娘のことは大好きなんだ、ただ楽しませることができるか不安で……」「ちゃんと向き合うから、実家に帰るなんて言わないでくれ!」 あまりの必死さに、私はもう一度だけ夫を信じてみることにしました。しかし、これが間違いだったのです……。 ずぶ濡れの娘1週間後――。 「パパとのお出かけだ~!」と喜んで、夫と手をつないで遊びに行った娘。しかし、しばらく経って、大雨の中ずぶ濡れになって家に帰ってきたのです。「パパはお仕事入ったんだって……」と泣きながら言う娘を見て、私の堪忍袋の緒は切れました。 突然車を降ろされ、一人で帰れと言われた娘。もうすぐ5歳とはいえ、まだまだ幼い子どもです。夫はいったい何を考えているのでしょうか……。私は怒りに震えながら、夫に電話をかけました。 「うちまで一本道のところでこっちは降ろしてやったのに」「雨が降ってるからなんだ?こっちは仕事なんだぞ」「家には着いたんだから別にいいだろ」 とまったく悪びれない様子です。悔しさのあまり言い返すことができず、スマホを握ったまま立ち尽くしていると…… 「子どもを雨の中放っておくほど重要な仕事は任せてないが?」 私の代わりに夫に返事したのは、夫の直属の上司。大雨の中車を降ろされ、呆然と立ち尽くしていた娘をたまたま見つけ、うちまで送り届けてくれたのです。 「実は取引先から連絡がありまして……」と言い訳をしぼり出した夫。「どこの取引先だ?確認させてもらうよ」と上司に言われ、夫はしどろもどろに。さらに上司は追い打ちをかけます。 「実はな、近いうちにお前に聞こうと思っていたことがあるんだ」「新しく入った派遣社員とどのような関係なんだね?」「その派遣社員さんからさっき、私に『息子が怪我をしたから明日休ませてほしい』と連絡があったぞ」「もしかして、お前が娘を雨の中放り出したことと関係あるんじゃないか?」 蚊の鳴くような声で「そんなわけ……ないですよ……」と返事をした夫。「じゃあ今すぐ家に戻ってこい」と上司が言うと、「それは……」と言葉を濁したのです。 判明した衝撃の事実数日後――。 上司から聞いたところによると、夫は会社の派遣社員と不倫関係にあったそうです。その不倫相手はシングルマザー。不倫相手の息子が怪我をしたと聞いて、夫は血のつながった娘を雨の中放り出し、不倫相手とその息子のもとへ駆けつけたのです。 「シングルマザーでいろいろ大変だって聞いて、手伝いをしてたらこんなことになって……」「離婚したいとか、家庭に不満があったわけじゃないんだ……」と夫。実の娘の育児すら何もしていなかった人が、どうして他人の子どもをかわいがることができるのでしょうか? 不倫相手は「自分は女性だから息子と満足に遊んであげられない」と言っていたそうです。本当に夫とお似合いですね。 実の娘より他人の子を優先する父親なんて、必要ありません。何度謝られたって許すつもりもありません。何より、娘との関係改善の最後のチャンスを潰したのは夫自身です。 その後――。 それからすぐに、私たちは離婚。はじめは離婚に反対していた私の両親と義両親でしたが、夫の不倫や今までの態度を説明すると、納得してくれました。 私は実家に戻り、両親の助けを借りながら、娘を育てています。娘は私の両親に構ってもらえてうれしいのか、笑顔が増え、活発で明るくなりました。シングルマザーは大変ですが、娘にたっぷり愛情を注いで育てていきたいと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月10日私は42歳。現在は夫と2人暮らしで平穏な毎日を過ごしています。実は夫にとって私は2人目の妻。前妻は私の親友で、若くして病死してしまいました。2人の間には娘がいて、再婚時には、実の娘として育てていこうと決めたのですが……。亡くなったママが大好きだった娘に、私を母親だと思ってほしいというのは酷な話だとわかっていた私。しばらく様子を見ていましたが、娘は近所に住む義母にばかり懐いていて、私たちは一向に仲良くなれませんでした。お母さんじゃなくておばさん!結婚して数年が経って、娘が中学生になっても、私との関係は変わりませんでした。夫が「今度の授業参観はお母さんと2人で行く」と言っても「このおばさんはお母さんじゃない!」とご機嫌ななめになってしまいます。さすがの私も気が滅入ってしまいましたが、そんなときは亡くなった親友が私に残した手紙を読み返していました。その手紙には、私が夫をずっと好きだったことに気付いていたこと、自分がとってしまって申し訳なく思っているということ、それでも応援してくれて嬉しかったこと、自分が亡くなったあとに夫が再婚するなら、相手は私がいいと思っていることが書かれています。 何度読み返しても涙が流れてしまうこの手紙は、いつでも読めるように仏壇に置いておきました。 家を出て行った娘ある日娘が突然大きな荷物を持ってリビングにやってきました。「他人と一緒に暮らしたくないから、おばあちゃんの家に住む!」と言って、飛び出していってしまったのです。 「他人」とはきっと私のこと。私はショックで動けなくなっていました。夫が娘を追いかけて説得を試みたのですが、娘の決心は変わらず。それ以来娘は義母の家で生活することになりました。 娘はそのまま義母の家で高校卒業までを過ごし、進学はせずに就職。ほどなくして、娘は1人暮らしを始めました。お盆や正月も顔を見せず、すっかり疎遠になってしまった娘から次に連絡があったのは、20歳になったころ。婚約をしたという知らせでした。 新婦の手紙結婚前夜、生まれ育った家から式場に向かうと言って娘が帰ってきました。実の母親に話があったのか、娘は夜遅くまで仏壇の前に座っていたようです。 親友もきっと喜んでいることでしょう。私は親友の写真を持って、式に参列しました。 結婚式は滞りなく進み、最後は新婦からの手紙が読まれます。手紙には夫と親友への感謝の言葉。私は、ほんの少し寂しさを感じていました。しかし、手紙の終わりに、娘が泣きながら私へのメッセージを読み始めたのでした。 結婚式で暴かれた真実娘が私に距離を置いていたのは義母の嘘のせいだったよう。義母は、ママが亡くなったのは、私が夫と不倫していたせいで精神を病んだからと娘に伝えていたのでした。それが誤解だと知ったのは昨夜のこと。仏壇に置いてあった親友からの手紙を読んで知ったというのです。 たくさんの謝罪と、それでも自分を大切にしてくれたことへの感謝を伝えてくれた娘。長い時間がかかりましたが、私はようやく娘と心を通わせることができたのでした。写真の中の親友も、いつもより笑っているような気がしました。 子どもを持つ人との再婚は、決して簡単なことではなかったはず。娘さんとの距離が縮まらずに心を痛めていた時期もあったと思いますが、辛抱強く最後まで愛情を注ぎ続けられたのは素敵なことですね。これからは本当の母娘として、楽しい思い出をたくさん作ってほしいものです。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月07日シングルマザーで娘と2人暮らしの私。仕事が終わって保育園に娘を迎えに行ったあとは、帰宅して急いでごはんを作って娘に食べさせていました。そして娘が食べている間に、私は家事を進めるというのがわが家のいつものパターンでした。しかし、ある日、いつものように1人で食べさせて、家事が終わってから娘のところに戻りました。すると、娘は……!帰宅後は時間との闘いこれは、現在中学2年生の娘が6歳だったときの話です。当時の私はシングルマザーで娘と2人暮らし。夕方に仕事を終えてからは急いで保育園へ娘を迎えに行き、帰宅後もまた急いで食事の支度を済ませて娘にひとりで食べてもらっていました。 私はその間に洗濯ものをたたんだり、次の日の食事の仕込みをしたり、せわしなく動いていました。私の夕食はというと、家事の合間で台所で立って食べたり、娘が寝たあと夜に済ませることが日課になっていたのです。 寝たふり?ある日、いつものように娘を保育園へ迎えに行って帰宅後、夕食を作って娘にひとりで食べてもらっていました。私は、翌日分の夕食の仕込みをしたあと寝室に行き、洗濯物をたたんで洗い終わったシーツを布団にかけ、娘のところへ戻りました。 娘は夕食もそこそこに、椅子に座ったままで上を向いて口を開け、目をつぶった状態。寝ているフリをしていると思ったので、「こらこら、寝たふりしていないで食べなよ~」と声をかけましたが、反応はなく、よく見ると寝息をたてて本当に眠ってしまっていました。 娘の姿に涙寝ている娘の姿を見て、「こんな小さい子にひとりでごはん食べさせて、しかも途中で寝ちゃって……。ただでさえ、平日は保育園と仕事でコミュニケーションの時間が少ないのに」と娘に申し訳なく思い、涙が出てきました。 そして、娘が前に「ごはん食べながらママとお話しする時間、私好きなんだぁ」と言ってくれたことを思い出しました。それからは、どんなに家事がたまっていても、必ず夕食は娘と一緒にとることに。その日あった出来事を2人で話したり、コミュニケーションをとる時間として有意義に過ごすようになりました。 家事を少しでも早く終わらせたくて、夕食は娘にひとりで食べてもらっていましたが、娘が夕食中に寝落ちしてしまった姿と過去の娘の言動から、「夕食の時間、娘に今まで寂しい思いをさせていたのかな……ごめんね」と思いました。この出来事があってからは、どんなに忙しくても一緒に食卓につき、娘との食事の時間を楽しんでいます。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2024年01月06日