大人気マンガシリーズ、今回はのりママ(@gibo_episode)さんの投稿をご紹介! 「冷凍食品とか無理だから」第24話です。義父に叱られていた夫の鞄から、キャバ嬢の名刺が出てきました。そんな中、妻には気がかりなことがあって…?キャバクラはいいけど…出典:instagramキャバクラ代は!?出典:instagram明らかに動揺する夫出典:instagram義父が財布を探すと…?出典:instagram会場中の非難が集まり…出典:instagramこれで言い訳できない!出典:instagramここで妻が…?出典:instagramそのまま誕生日会はお開きに出典:instagram家計をキャバクラに使い込んでいた夫。寝る間も惜しんで家事をしていた妻に対して、失礼すぎますね…!!次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@gibo_episode)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年03月23日大人気嫁姑シリーズ、今回はのりママ(@gibo_episode)さんの投稿をご紹介!「子どもの性別の不満をぶつける夫と義母」第3話です。娘と話しているときは別人のようにニコニコしている義母。娘がいなくなると女はどうせ出ていくから学力なんてどうだっていいから早めに働かせろと捨て台詞をはいて台所から消えていきました…。夫からのメッセージ出典:instagram明日休みよね??出典:instagram当たり前出典:instagramマザコン夫出典:instagram夫からのメッセージは帰りが遅くなるという連絡でした。次の日授業参観だと伝えると夫は忘れていて休みなのに行けないと…。次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@gibo_episode)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年03月21日もうすぐ復職。子どもの登園の準備だけでなくお母さんの心の準備も必要子どもの保育園や幼稚園の入園が決まった家庭では、春からの登園に向けての準備とお母さんの復職に向けての心の準備をしている時期ではないでしょうか。子どものペースに合わせてあげられる今の生活から一変!決められた時間に出かけ、仕事を終わってからホッとする暇もなくバタバタと過ごすことが多くなります。「家事育児の両立ができるかな?」「愛情不足にならないかな?」と心配するお母さん。まずは今までどおりを手放し、時間に余裕を持てる工夫をしましょう。復職後の生活が心配!家事や育児をがんばっている責任感の強いお母さん3歳と1歳の子育てをがんばるHさんは現在育休中。春から仕事復帰の予定です。第一子を出産する前に産休に入ってから、育児中心の生活をしていました。子育てしながら仕事をするのは今回が初めてです。時間に余裕がある今は子どものワガママやぐずりも受け止めてあげることができます。しかし時間に追われるとイライラしてしまわないか、子どもが愛情不足にならないか心配です。それだけでなく忙しい毎日に家事がしっかりこなせるのか不安も抱いていました。便利なものは取り入れよう。惣菜や家電に頼る家事は手抜きではない復職すると必然的に家事や育児の時間が減ってしまいます。今までのように料理や掃除をしたり子どもと接したりする時間も少なくなってしまうもの。まずは今までのルールやルーティンを見直してみましょう。惣菜を買う、宅配の食材を頼む、時短できる家電を使うなどで家事を手放し、時間に余裕を持てる工夫をしましょう。時間に余裕があれば心にも余裕が生まれるものです。すると子どもと接する時間が生まれ、マイペースな子どもの行動も許せるようになるでしょう。過ごす時間の長さより質の高い時間!短時間でもしっかり向き合えばOK今までは1日中子どもと過ごしてきたお母さん。長時間子どもと一緒にいるときにはイライラすることもありますが、子どもの成長を間近に感じうれしいこともたくさんあったはず。ところが復職すると子どもとの時間は朝夕の数時間だけになり、愛情不足を心配する方も多くいます。そんなときは1日10分間、子どもと遊んだり会話したりする時間を設けましょう。それだけで子どもの心は満たされ、同時にお母さんの心も満たされ明日への活力になっていきますよ。今日の1日1成長時間の余裕がカギ!家事の時短技で心に余裕を持てる工夫をしよう子どもの適応力も1成長、お母さんの適応力も1成長。吉田あき(文)わたなべみゆき(編集)日本キッズコーチング協会(監修)あわせて読みたい🌈「泣かないの!」では泣き止まない。共感すれば涙がピタリ
2022年03月21日皆様はこだわっている家事ってありますか??毎日のルーティーンである家事。正直苦手なんですが、なぜか洗濯の干し方にだけはこだわりがありまして… 多分、乾いて畳むときにカテゴリ分けされてる方が畳みやすいからだと思うのですが、長年干すときはいつもそれぞれの種類ごとにまとめています。たまに夫が干してくれるのですが、夫は特にそういうこだわりがないので、いつもドギマギしちゃいます。(子どものお手伝いと一緒で、つい口を出したくなっちゃうのですが、善意でやってくれているので口出しせずありがたく見守っています) お茶に関しては、長年ずっと季節に関係なく煮出していたんですが、今は水出しに変更。朝、子ども達のお茶を用意するのに慌てなくて済むようになったし、かなりの時短になりました。お米に関しても長年の土鍋ご飯を一旦やめて、炊飯器を購入。子ども達もお手伝いできるようになり、時短だけでなく子どものスキルアップにもなりました。 今までやってきた家事のやり方を変えるのって、私にとっては結構勇気のいることでもありました。でも、変えてみると意外にも以前よりいい結果になったりすることが多く、上の子達も大きくなってきたので、私が全部やってしまうのではなく、子ども達にも少しずつ任せるようにしてスキルを磨いていってほしいと思います。
2022年03月09日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは。ちょっ子です。私が家事全般においてポンコツであることはたびたびお話ししてきた通りなので「やってない家事」や「夫に任せている家事」はたくさんあるのですが、今回は「やっていたけどやめてみた家事」についてお話ししたいと思います。以前はやっていたのにやめてしまった家事、それは「家計簿をつけること」です。(これを家事と呼ぶのかわからないけど…)結婚してから、生活費のやりくりは私の仕事。毎年家計簿を買い、きちんと家計を記録して節約に励むぞ!と燃えていました。しかしズボラで何でも三日坊主になりがちな私のこと。燃えているのは毎年最初だけで…それに毎月末、出費の集計を出してみたところで、「へ〜、じゃ来月はもうちょっと抑えられたらいいな…」と思いはするものの、特に節約のための具体的な行動を起こすこともなく、とってもグダグダな感じで続けていたのです。そしてその後家計簿アプリを導入。計算は自動だし前月・前年との比較も一目で見られるのでこれなら節約にも身が入りそう!と思っていたのですが…これも何年か使ってみましたが、だんだん入力さえも面倒になり結局何日ぶんも未入力の支出が溜まってしまったり、また入力忘れで実際の残額と合わなくなってしまったり…。集計、比較をアプリが出してくれてもやっぱり「ふ〜ん」で終わり。そう、紙の家計簿であろうがアプリであろうが、結果は全く同じだったのです…。そしていい加減悟りました。私のような者には、無意味…。そもそも以前から大きな無駄となるような出費はしてこなかったし、貯蓄も別に確保しているのに、その上さらに何円単位で記録して節約するメリットって微々たるものでは?とも思い至り…(支出を抑えたいなら食費などを節約するより固定費を見直した方がいいというのもよく言われていますよね)そこで思い切って家計簿をつけるのをやめてしまいました。毎月、固定費、光熱費やカード払いの引き落とし予定分、貯蓄分などを差っ引いた額から、食費や生活用品、その他雑費としてやりくりするというのはこれまで通りですが現在はそのやりくり分を1週間分ずつ5等分にして、1週間の出費がこの額に収まりさえすればそれでOK、何にいくら使ったなどの記録も集計もしない、という超絶ゆるい管理法に落ち着きました。予定外の出費に備えては、別袋に予備費も少し確保しておきます。現在のところこの方法で何の問題もなく生活できているし、家計簿をつけていた頃より出費が増えたということもありません。以前のような、家計簿をつけなければというストレスからも解放されました。やはり節約しなければというボンヤリとした強迫観念のようなものがあったこと、今後に役立てる見通しもない家計簿をつけていたことこそが、むしろ私にとっては無駄だったのではないかと思っています。(今は電子マネーがどんどんメジャーになってきたので、よく使うご家庭では電子マネーと連携のある家計簿アプリで管理するのが一番便利かもしれませんね!)
2022年03月04日■連夜睡眠不足な夫を気遣いうまく頼れずモヤモヤする日々…私が仕事を詰め込みすぎるのもいけないのですが、フリーランスで仕事をする中で、コロナ禍のスケジュール管理がとても難しくなっています。夫も休日は家事をしてくれているし…と、このときは思えていたのですが、私はあることに気がついてしまいます!■もう限界!!平日が辛い! タスクが!多い!!小言を言うのが苦手なので、ぶつかるのを極力避けてきたのも良くなかったなと反省しています。言い合いにならず改善できたのは元々は優しい性格の夫のおかげです。我慢しないでその都度言っていくこと、「手伝わせてしまっている」と思わないようにすることを実践してみています。
2022年03月02日最近、仕事の関係で夜勤務が続いている夫。毎日家族のために仕事を頑張ってくれているのは十分理解しています。しんどくて疲れているのはわかるけど……家事、育児は母親だけの仕事!? 私だって休みたいし、疲れています。そんなある日、私は夫に不満を爆発させてしまったのです……。 家のことはすべて私?わが家は小学2年生、年長、年少、生後7カ月児の4人の子どもがいます。家族のために毎日一生懸命夫は仕事を頑張ってくれています。最近は仕事の都合で夜の時間帯の勤務が増え、私や子どもたちとは生活リズムが反対になっています。 そのため子どもたちの学校への送迎やごはんの準備、身の回りのお世話やお風呂などすべて私がしていました。夫が夜勤務になったはじめのころはそれも仕方ないなと思っていましたが、ある日、分担できることもあるのでは?と思うことがいくつか出てきました。 分担できると気付いた日夫の夜勤務。生活リズムが私たちとは反対と言っても、完全に逆転しているわけではありません。私や子どもたちが起床する時間には帰宅し、リビングでくつろいでいる状態です。「おはよう!」と毎日朝のあいさつはかわします。当たり前のように私が朝ごはんを作り、子どもたちの学校の用意やゴミの日には捨てに行き、子どもたちの送迎バスを見送ります。 ある日のこと。「これ、私ひとりで忙しくしているけど、夫も1つくらい手伝ってくれても良いのでは?」と気付き、夫に「もうすぐ子どもたちの送迎バスがくるけど私が見送るの?」「しないといけないことがたくさんあって時間がない」と遠回しに伝えてみました。 遠まわしに言ってみたところ…夫の返事は「うん」、または無言でした。私は夫のように会社勤めはしていませんが、自宅で仕事をしています。夫と比べると融通がきくところも多々ありますが、私も忙しい。半分とは言わないまでも少しは手伝ってくれても良いのでは!?と思い、私の怒りも蓄積されていました。 その後も夫は平日は子どもの送迎などの時間には寝室で寝て、子どもたちが帰宅してひと息ついたころに起床する。週末休みの日には昼過ぎになっても起きてこない日もありました。 私が爆発した日子どもたちが夫を起こそうとしたところ、「休みの日しかゆっくり寝れないから寝かせて」と言ったのを聞き、私は夫に怒りをぶつけてしまいました。「疲れているのはわかる。でも私も疲れるときがある! 私だって思いっきり寝たいときに寝たいし、休めるときに休みたい! なぜ私がすべて何もかもしないといけないの?」と。私の溜まっていた不満を夫が聞き、しばらく気まずい時間が……。 しかし夫は反省したようでそれからはゴミが多いときは手伝ってくれたり、たまに子どもの送迎に行ってくれたり、子どもたちの面倒や家のことを進んでしてくれるようになりました。 ずっと我慢していて言うことができませんでしたが、いつか夫は気付いてくれるだろうと期待をしたり、遠まわしに話をしても、私のストレスが溜まるだけでした。私はこう思っている、とはっきりと気持ちを伝えるのは大切だなと思いました。 監修/助産師 松田玲子著者:中村 望8歳、6歳、3歳、0歳の4人育児中のママ。長年、事務員として勤務していたが出産を機に退職。1人目の育児が少し落ち着いたときに趣味として始めた習い事で、現在では指導者として教室を運営。ママ目線での執筆活動もおこなう。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2022年02月17日子どもをお風呂に入れているから、ゴミ出ししているからってドヤ顔しているパパ、いませんか。パパの「やってるつもり」な家事・育児に、ママたちも慣れてしまっているかも? パパの「やってる」とママの「全然やってない」の気持ちのズレは認識の違いはどこから生まれるのでしょうか。パパの潜在能力を引き出すにはどうすれば? 父親の育児参加について詳しい大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に伺いました。「パパの”やってるつもり”育児あるある」を全2回シリーズでお届けします。 何も分からない新米パパ…ママのハードル高くない?元保育士の小崎先生は、男の子3人の子育てを経験した先輩パパ。それぞれに育児休暇を取り、積極的に参加してきました。新米パパだった当時を思い出し、パパを代表してこう弁明します。「パパがつらいのは、パパもどうやったらいいか分からないということです。僕は保育士だったけど、自分の子の育児となると、最初はよく分かりませんでした。パパだけが悪いのではない。ママのハードルが高いんです(笑)上手にできないとイライラするでしょ?」 確かに露骨にイライラしてしまっているかもしれません……。 「だけどママの気持ちも分かるんです。今まで自分のやり方でやってきたので、いちいちパパに教えるのはめんどくさい。だから自分がやった方が早い。だけどもっと寛容になることが必要です」 小崎先生はプレパパママセミナーで、ママたちに対して「子どもを育てるように、パパも育てて欲しい」と呼びかけるそうです。 「だって家事育児が苦手という男性は、一気にできないんです。初めての育児の時、ママもよく分からないわからないうちに“ママ”になっていったと思うんです。出産まで赤ちゃんのおむつを替えたことがなかった人も多いですよね。やってるうちになんとなくできるようになる。子育てのゴールはまだまだ先。先は長いですから、パパを巻き込んでいくことは大事です」 一方で、パパにも苦言を呈します。「パパもママはなんでも分かってる! と勘違いしたらダメです。ママもゼロからのスタートです。生まれる時点から主体的にパパには関わってほしいですね。子育ては大変だけど楽しいことでもありますから」 そこで、パパの”やってるつもり”育児あるあるについて、小崎先生に検証してもらいました。 パパやりがちNG1! ゴミは出すが、まとめるのはママ朝ゴミを出してくれるのは助かるけど、ただゴミを出すだけ。あとは知らん顔というパパにイラっとしちゃいます。 小崎先生:「洗濯という家事は、干して終わるわけではない。適当に干したら乾かないし、洗って干して乾かして畳むところまでやって初めて“洗濯”は終わる。ゴミ出しも同じです。ママが朝、玄関にまとめたゴミを出しただけでは“ゴミ出し”とは言わない。“ゴミ移動”ですよね(笑)収集日を理解して、分別して、たまったゴミ袋をまとめて、ゴミ箱に新しいゴミ袋を掛ける。これがゴミ出しです。そうなるとゴミ袋の厚さまで気にするようになる。洗濯もゴミも他人事ではなくて、自分の仕事として考えないとだめなんですね」 パパやりがちNG2! お風呂は入れるが、着替えはさせないお風呂には入れてくれるけど、お風呂の準備や着替え担当は当然のようにママ。でも子どものお風呂って実は前後の方が負担ありますよね?小崎先生:「パパが先にお風呂に入っていて、『ママー!連れてきて〜』ってパターンですね。そのあとは『もう上がるよ〜』ってママに子どもを引き渡す。他人事ですよね。『パパ! 一人でお風呂入れてみぃ』って思いますよね(笑)ママが一人で入れる時はどれだけ大変か。風邪引かさないようにってママ一人で奮闘するんですよ。新生児だったらおへその処置もしないといけない。それをパパに知ってもらうべきですね。でもきっとパパが一人でやっているのを見ると、手際の悪さにママはまたイライラするかもしれませんね(笑)」 パパやりがちNG3! 遊び相手はするが、うんちがでたらママを呼ぶいつもは遊んでくれるしおむつ替えもしてくれるのに、うんちになった途端「ママ! うんち出た」と言ってくるパパ。うんち=ママの仕事をなんとかしたい! 小崎先生:「うんちのおむつ替えになった途端『ママを呼んでいるよ〜』とか言って子どもを渡してくる(笑)これもあるあるですよね。これは最初が肝心なんです。初めて子どもがうんちしたら誰が替えますか?パパに『パパ替えて!』と言ったらいいんです。『やったことないからママやって!』と言われたら『私もやったことない!』と言い返せる。ママ自身、ママの仕事と思い込まない方がいいですね。二人で話し合うことが大事です。 夫婦の価値観のメモリを合わせてパパの「やってるつもり」とママの「やってくれない」は価値観の差に原因があるそうです。「ママとパパの価値観の物差しの目盛りが違うんですね。パパの「1やったつもり」は1センチです。ママの「1」は1メートル。これでは生活の中で大きなズレができても当然です。“やった”の目盛りが違う。その目盛りの幅を両方が合わせていく意識が必要ですね。パパはもちろん当事者意識をもって、普段ママがやっていることは全部やってみる。そして分からないことはママに聞いてみるべきですし、ママもパパの経験不足などを理解し、ハードルを下げてあげてパパに教えてあげてほしい。両者歩み寄って家事・育児について見直してみたらどうでしょうか」 「ビジネススキルを育児に生かすといい」と小崎先生は言います。ビジネスマンパパが育児で大活躍するスイッチとは!? 詳しくは次回の「パパの”やってるつもり”育児あるあるパート2」でお届けします。 取材・文/大楽眞衣子 監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年01月29日育休も後半に差し掛かり、いよいよ息子の保活をしようと決めたころのことです。共働きをするからには、夫の協力も必要と思い、育児と家事の役割分担をしようと夫に相談をしました。しかし夫から返ってきた言葉から大喧嘩に! その喧嘩によって大きく変わった生活についてお話しします。 育休明けに向けて息子の出産に伴い、勤めていた会社で産休・育休を取ることにした私は、遅くても1歳半までには息子を保育園に預ける予定でした。夫も私が仕事をすることに対しては賛成で、冬生まれの息子の1歳の誕生日に合わせて復帰をすべく、夏ごろから保活を開始。保育園見学や市の保活のイベントに参加をしては、夫にも相談をしていました。 そしてその保活のイベントで、「家事の見える化」について学んだ私は、復帰するからには夫にも家事育児をやってもらわなければ!と考え、家事・育児の分担リストを作成。夫に相談を持ち掛けることにしました。 リストを見た夫の反応それまでの夫との家事分担は、9割は私が家事をする生活でした。もともと家事が好きだった私にとってはあまり負担には感じていなかったものの、子育ても……となると協力なしには仕事はできないと考え、夫にリストを渡しました。「どれなら協力できそうかな?」と相談すると、目の前にはあぜんとした顔の夫。「何これ?」とリストに目を通すこともなく呆れた顔をしていました。 それでも夫に理解をしてもらいたかった私は、リストがどういうものなのかを説明しました。しかし夫の反応は、「俺は仕事に責任をもってやっているんだから、約束として家事や育児の分担を課されても困る!」と否定的。その言葉に、私の怒りが頂点に達しました。 大喧嘩の末、私が決めたこと確かに当時の夫は、仕事で多忙な日々を過ごしていました。しかし、「子育ては夫婦でやることじゃないの?」「私だって仕事を始めたら、家族を頼らなければいけない日があるのに……」と不満が爆発。夫に声を荒らげていました。ただ夫も仕事が優先な考え方を変えることはできず、折り合いのつかない状況から「私が仕事を辞める」という選択肢も含めて話し合いをしました。 そして私は、今は「子育てを最優先にしたい」と仕事を辞め、専業主婦になることを決意。子育てが落ち着いたら社会復帰をするという結論になりました。私にとって大きな決断ではありましたが、家族が円満でいられるかたちだと考えたのです。 子育てと仕事の両立は、どれだけ大変かということを考えされられる夫婦喧嘩でした。長年勤めていた会社を退職したことに寂しさを感じることもあります。息子が3歳を過ぎ、子育ての時間、そして在宅での仕事と家事を無理なく続けられる現状が思い描いていたワークライフバランスであり、喧嘩をしながらもしっかりと話し合った結果だと思っています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ムチコ著者:伊藤 美里3歳の男児の母。多忙な夫との3人家族で、ほぼワンオペ育児を楽しんでいる。料理と子どもが好きで、食に関する情報や自身の子育て経験を中心に執筆活動中。
2022年01月16日■前回のあらすじ大好きだったはずの料理なのに…もう作りたくない。何かがプツンと切れ、心が壊れていくように感じたのでした。大好きだった料理を嫌いだと思うようになってからというもの、体が重くて何をするにもやる気が起きない。不思議と育児の時だけは体は動いたけれど、家事は本当に最低限。ギリギリ…? アウト? な状態まで落ちてしまいました。動かない体と責めるような夫の目がつらかった…。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年01月12日ワンオペ育児、いわゆる「孤育て状態」で毎日が疲労困憊。家事は手抜きしたくないと何もかも自分でおこなっていましたが、次女が生まれてからついに心身ともに限界を感じるように。そこで負担を軽減するために家事をある方法に変えてみたら劇的にラクになって、育児を楽しめるようになりました。 ワンオペ育児と家事に疲労困憊の日々私はもともと家事は手抜きをしたくないタイプ。何もかも自分でおこなっていました。しかし、第二子である次女が生まれると、それまでのワンオペ育児でのあふれる家事に疲労困憊になり、限界を感じるように……。そこで、自分の家事、育児の方法を見直すことにしたのです。まずおこなったのは、家事のやる・やらないを分けること、「家事の断捨離」です。 掃除に洗濯、食事に関する家事全般など、毎日やるべき家事にあふれています。今まで、毎日すべての部屋に掃除機をかけていましたが、家事の断捨離後は、リビングダイニング、洗面所、キッチンのみに。普段利用していない子ども部屋や、寝室、玄関掃除は頻度を減らしました。 また、毎日洗濯物の種類によって2~3回洗濯機を回していましたが、1日1回のまとめ洗いに変更。食器洗いは手洗いをやめ、少量でも食洗機を利用すると、忙しい朝の時間帯に余裕が生まれるようになりました。 さらに、家事の時間帯を変えると…!?次におこなったことは、家事の効率化です。具体的には、1日の家事の流れを簡単に書き出し、朝に集中していた家事を夜にシフトしてみました。 それまで朝は、料理・洗濯・掃除をおこないながら子どもたちから頻繁に呼ばれては家事を中断。なかなか進まない家事にイライラしていることも多くありました。そこで、洗濯機を回す、洗濯物を干す、トイレ掃除、簡単な朝食の下ごしらえなどは、子どもたちが夜寝たあとにおこなうことにしたのです。すると、子どもたちに中断させられることがないのでスムーズになり、家事が進まずイライラすることが劇的に減るといううれしい変化が! そして朝、子どもたちとテレビを見たり、お絵かきをしたり、ゆっくりと触れ合いながら家事・育児をこなせるようになったのです。 「大変な家事」が「大切な時間」に!最後に、時間に余裕が生まれたことで長女と一緒に家事をおこなう楽しみもできました。洗濯物をたたむ、食器を片付ける、食事の配膳などできる範囲から徐々にお手伝いのバリエーションを増やしました。すると、私も助かるだけでなく、長女も一緒にできる喜びを感じて張り切ってお手伝いをするようになりました。大変だった家事が、少しづつ子どもと時間を共有する大切な時間に変わりつつあります。 家事の内容や手順を一度すべて見直し、断捨離・効率化をおこなったことで、毎日の家事が劇的にラクになり、省エネ育児へとつながりました。また、家事はイライラの原因でしたが、長女とおこなうことで改めて家事の大切さや丁寧に心がけることでとても気持ちがよいものだということに気付かされました。これからも子どもの成長に合わせて家事を見直し、省エネ育児をグレードアップしていきます。 イラストレーター/さくら監修/助産師 松田玲子 著者:渡辺あや4歳と1歳の女の子ママ。元幼稚園教諭の経験をもとに、幼児教育や英語学習関連の記事を執筆中。
2021年12月31日『実録!ワーママワンオペ奮闘記〜魚田家の育児今昔物語〜』第4話。家事や育児に協力する以前に、そもそも考え方が違った夫。涙ながらに訴え、喧嘩を重ねてきた結果……。ブログとInstagramにて家族の日常や育児を描いたマンガを公開しているこっさんさんの過去の実体験エピソードを短期連載にて紹介していきます。 実録!ワーママワンオペ奮闘記〜魚田家の育児今昔物語〜4話「ここまでくるの長かったなぁ……」あれから数年が経ち、なんとかワンオペ状態から抜け出すことに成功。夫の意識を変えることは本当に大変で……。 今はすっかり夫の意識も変わり、家事や育児を積極的に手伝ってくれる。これにてハッピーエンド、と言いたいところだけど……? 次回、これまでの怒涛の数年を振り返り!実はお互いの両親を巻き込むほどの大事件が勃発していた……!?著者:イラストレーター こっさん
2021年11月26日『実録!ワーママワンオペ奮闘記〜魚田家の育児今昔物語〜』第1話。パート、在宅、家事、育児……週5で分刻みのスケジュールをこなすワーキングマザー。体力は限界、心もどんどん壊れていき……。ブログとInstagramにて家族の日常や育児を描いたマンガを公開しているこっさん(@33kossan33)さんの過去の実体験エピソードを短期連載にて紹介していきます。 実録!ワーママワンオペ奮闘記〜魚田家の育児今昔物語〜1話2歳と3歳の子どもを保育園に預け、週5でパート。加えて在宅ワーク。仕事で疲れている中子どもの機嫌は悪く、家事もどんどん溜まっていって……。 「はぁ〜〜〜しんど」頼みの綱の夫は、毎日残業でまったく機能してくれない。(しかも残業代は出ない)これをこの先何年も、ずっと続けていくの……? 次回、“母親”の概念崩壊!?ついに限界に到達したワーママの決意とは著者:イラストレーター こっさん
2021年11月11日初めての育児と家事の両立に悩んでいたママ。そんなある日、パパに言われたのは「息子をサボる言い訳にしたらダメだよ」という心ない言葉でした。そのときの気持ちやその後の夫婦関係の変化など、体験談を紹介しています。息子が生後6カ月のころの話です。当時、私は育休中。息子の育児、家事をすべてひとりでおこなっていました。夫の帰りが遅いため、入浴も私ひとりで。「夜中に目が覚めると翌日の仕事がきつい」と言う夫と寝室を分けていたので、夜泣きの対応も私がしていました。 当時息子は私が視界からいなくなると泣き出すので、トイレも落ち着いて入れない状態で、今振り返ると許容量を超えたストレスを抱えていたように思います。 思わず悔し涙が… 私が涙ながらに話したことを、夫は黙って聞いていました。そして、しばらく沈黙のあと「知らなかった、ごめん」と頭を下げてくれたのです。 夫は私が日中のことを何も伝えてこないことで、何も問題はないと判断していたのだと言いました。そして、何も問題がないのに家事が片付いていないのはサボっているからと思い込んでいたのだとも。だからあえて、傷つく物言いで指摘したのだそうです。 たしかに私はこれまでのことを伝えてきていませんでしたが、状況の確認もせず、息子を言い訳にして家事をサボっていると一方的に言われたことが、私は悲しくて悔しくて仕方ありませんでした。 「知らなかったからではなく、知ろうとしなかったからでは?」⋯⋯私は夫に尋ねました。夫は何も返事をしませんでした。結局、この日はそのまま会話がなくなってしまい、約1週間、私と夫は最低限の会話しか交わしませんでした。 金曜日の夜。夫が1枚の紙を私に渡してきました。 「土日に家のことや息子の面倒をみるから、流れを書き出してほしい」とのこと。そして「1週間考えてみた。お前の言うとおり、知ろうとしてなかったんだと思う。ごめん」と、再び頭を下げてくれたのです。 私としては夫のその姿勢がうれしいと感じた反面、本当にやれるのかな?と不安でもありましたが、まずは流れを書き出し、実際はこの通りには進まないことがあると説明をしました。そして夫は、実際に私の書き出した流れを参考に育児と家事に挑戦した結果、私のこれまでの状況を身をもって理解したのでした。 「息子をサボる言い訳にする」という言葉は今でも忘れられません。それほど私にとっては悔しかったのです。 しかし、それを言わせたのは自分でもあります。きちんと夫と普段の状況を話して、無理に我慢せず手伝ってほしいと言えていたら、夫もこの言葉を言うことはなかったと思います。 この一件以来、私はこまめに状況を伝えるようになり、夫も私に「手伝えることはある?」と聞いてくれるようになりました。おかげで、今はストレスを溜めすぎることもなく、穏やかに日々を過ごせています。 著者:山田甜子夫と1歳の息子と3人暮らし。元アロマセラピスト。介護福祉士として福祉関連職でフルタイム勤務をしている。自身の経験や知識、体験を元にした記事を執筆している。
2021年11月04日長女を出産したころ、夫は仕事で帰りが遅く、私はいつもひとりで家事・育児をこなす日々を過ごしていました。ワンオペ育児に不満がたまる中、長女が生後10カ月のときに職場復帰。家事・育児にフルタイム勤務が加わり、私はストレスがたまる一方で…… ワンオペ育児に不満がたまる日々ワンオペ育児に不満がたまる中、私は夕飯づくりに時間がかかりイライラ。その横でのんびりしながら「何をそんなにイライラしてるの?」と言う夫の言葉に更にイライラが増し、「代わりに食事くらい作ってよ! 私は家政婦じゃないし!」と言い残し、家を飛び出してしまいました。 人生最初で最後のプチ家出衝動的にバッグだけ持って家を飛び出し、行くあてもなく車に乗ってドライブ。何となく近所の高台にある公園に行き、自動販売機で買ったコーヒーを飲みながら夜風にあたって冷静さを取り戻しました。不満がたまっていたとはいえ、当たってしまったことや、いくら夫がいても子どもを置いてきてしまったことなどを反省……。 家を出てから2時間くらいたったので家に帰りました。これが私にとって、人生最初で最後になるであろうプチ家出です。家に帰ってみると作りかけの食事はそのままでしたが、夫は長女には離乳食のストックをあげてお風呂に入れてくれていました。 話し合いで家事・育児を分担長女を寝かしつけたあと、きちんと夫婦で話し合いをしました。仕事から帰ってひとりで長女の相手をしながら食事を作って食べさせ、お風呂に入れて寝かしつけ。食事の片づけに洗濯物にと、ワンオペ育児に疲れていたこと、それが当たり前だと思っている夫にイライラが募っていたことなど伝えました。 夫は、「短時間でもひとりで家事・育児をしてみて大変だった。いつもひとりで全部させて申し訳ない」と言ってくれました。とはいえ、仕事が終わって帰る時間が遅いことは変わらないので、食事の片づけや洗濯物たたみなど急いでしなくてもいい家事を分担することに。これが夫がイクメンになる1つのきっかけとなった1日でした。 その後は、家事や育児を一緒にしてくれるイクメンになった夫。料理だけは苦手で滅多にしてくれませんが、アイロンがけや掃除機をかけてくれるなど頼もしい存在です。不満をためて爆発してしまうより、夫婦で話し合って協力体制を作ることが大切だと実感しました。 イラストレーター/さくら監修/助産師REIKO著者:小林更紗中1・小4・2歳の三姉妹の母。通関士資格保有。長女が小学生になるタイミングで、勤めていた通関業者を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2021年10月18日私は綾香。2歳になる娘と、夫と暮らしています。大学卒業後、広告などを扱うデザイン会社にディレクターとして入社しましたが、出産を期に退職。今は在宅・時短勤務の契約社員として、家電や食品など様々な商品を扱うECサイトの編集の仕事をしています。夫は広告代理店勤務の営業マン。仕事柄多忙でいつも深夜帰宅という生活を送っており、以前から家のことは私に丸投げ状態でした。けれど最近は夫の会社もリモートワークの日が増え、日中も家の中で一緒に過ごすことに。となれば、家事や育児にも多少は協力的になってくれるのかな?と密かに期待していたのですが…。ついカッとなり、もう夫には極力頼みごとはしないと啖呵を切ってしまった私。当初思い描いていた、夫婦で家事育児を分担してニコニコと暮らすイメージは早々に打ち砕かれてしまいました…。次回に続く(全3話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・池守りぜね/イラスト・ マスハタ
2021年10月15日■前回のあらすじ結婚してから10kgも体重が増えていることが判明…。ショックを受けた私は、ついにダイエットを始めることに! >>1話目を見る そして夫はというと…。私はすっかりダイエット生活が板についてきました。そして数ヶ月後…。次回に続く(全4話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 青春脚本 /イラスト・ 綾井シアル(監修:アトリエPP合同会社)
2021年10月10日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。最高のモテ期が到来!編集後記大好きなママの取り合いは、きょうだいがいる家庭ではよくある光景かもしれません。つぶみさんのお家でも、第一子・ほにゅくんと、第二子・ねむちゃんがママのお膝の上を取り合うことがあるようです。ふたりからモテモテのつぶみさんは「モテ期最高!」と癒やされた様子。ママ冥利につきます。最後のコマのようにきょうだいゲンカに発展してしまうと仲裁が大変かもしれませんが、ママのことが大好きな証拠です。それぞれを大事にしている気持ちを言葉やスキンシップで伝えると良いかもしれませんね。今しかない子どもたちとの貴重な時間を大切にしていきたいと、改めて感じさせてもらえるエピソードをありがとうございました!ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2021年09月29日この漫画は書籍『主婦の給料、5兆円ほしーー!!!』(鳥谷 丁子)の内容から一部を掲載しています(全17話)。 育児も家事も甘くない! そんな実態をお届けします。どうぞお楽しみください!次回に続く(全17話)「主婦の給料、5兆円ほしーー!!!」連載は7時更新! 『主婦の給料、5兆円ほしーー!!!』 鳥谷 丁子(KADOKAWA) \1,210(税込) \ この後どうなる!? /書籍「主婦の給料、5兆円ほしーー!!!」はこちら 公園で遊ぶ、買い物するだけ、お風呂にいれるだけ、家にいるだけなのに…家事育児ってこんな大変なのになんで無給なの!?私は主婦の給料5億円…いや…5兆円ほしいです!主婦の奮闘、その中にある幸せをユーモア満載でお届けする注目漫画!
2021年09月19日育児は24時間年中無休。そんな毎日のなかで、育児と家事を頑張りすぎて何が1番大切か忘れてしまうほどでした。私の場合、実家が遠く夫は自営業で多忙なので、常にワンオペ状態でとてもつらかったです。今回はそんな状況下での育児体験で気付いたことや私の気持ちの変化をご紹介します。 ワンオペ育児に追われ、気づけばボロボロに毎日の育児や家事であっという間に時間が過ぎていて、気づけばもう夕飯の支度をしなきゃいけない時間……。朝から元気でパワフルな子どもを相手にしていると、自分に使える時間はほとんどないし休める時間もなかなかありません。 そんな毎日のせいか、ちょっとしたことでイライラすることが増えていきました。私の場合、実家や夫に頼ることができない環境なので、子どもが熱を出したとき、入院したとき、どんな状況であってもひとりで全部乗り越えてきました。 イライラが頂点に! ついに爆発!全部をひとりでこなすことは本当に大変で、仕事を頑張ってくれている夫にさえ感謝できないくらい気持ちに余裕がありませんでした。いつしか「なんで私ばっかりこんなに大変なの。逃げ出したい」。そう思うようになっていき、私はついに爆発してしまいました。 まだ2歳にもなっていないわが子に怒鳴ってしまったのです。息子はびっくりしたようで号泣してしまい、そんな息子を見て自己嫌悪になり、気づけば私も泣いていました。どうしたら良いのかわからず息子を抱きしめ、そのときはただ泣いて「ごめんね」ということしかできませんでした。 反省、そして思ったこと少し時間が経って冷静になり、そこで初めて「こんなにストレスが溜まって爆発して息子を悲しませるくらいなら、いっそ頑張らなければ良いんだ!」「もっと休んでラクして二度と戻ってこないこの時期を楽しもう!」と思うようになりました。子どもは笑顔のママが一番大好き! ママが笑顔になることがとても大切! まずはママである私が笑顔になれる環境作りをすることが大切なんだと感じました。 その経験から、イライラしそうになったら家事や育児は手を抜いて、ママと子どもが笑顔でいられるようにしようと思いました。少し部屋が散らかっていてもすぐには片付けず寝る前にまとめて片付けたり、食事を1食だけレトルト食品にして家事の負担を減らしただけでだいぶ体力的にもラクになり、イライラする頻度も減りました。 そして、本当に大変なときやつらいときは夫に助けを求めることも必要だと思うようになりました。とにかくひとりで抱え込まないようにしよう! と思います。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:八木あかね一男一女の母。二人目出産を機に保険代理店を退職。夫が忙しい為、ワンオペになりがち。1年間専業主婦に徹するも、現在は自身の出産や育児の経験を活かしライターとして活動中。
2021年09月15日働く女性が増え、産前産後休業や育児休業をとる女性も多くいます。私もその1人でしたが、育児と仕事の両立には家事や育児を手伝ってくれる存在が必要なのだと心底思いました。そんな私の体験談を紹介します。復職して大変だった時期1人目の妊娠・出産を経て育児休業をとっていた私は、子どもが1歳3カ月のときに保育所へ預けて職場復帰しました。子どもの体調不良で急に休むことを想定して、専任の事務から引き継ぎのいらない現場作業へ部署を替えてもらい、働く時間も短縮しての復帰。当然ながら給料も半人前です。一番大変だったのは、家事をこなすことでした。仕事で疲れていても大急ぎで子どもをお迎えに行き、家につけば息つく間もなく夕食づくりです。 家事も育児も全部ひとり保育所に行けば、砂場遊びやお絵かきで汚れた洗濯物が毎日何着も出ます。帰り時間や天気を考えて室内に洗濯を干す作業も、乾いた洗濯物をたたむ作業も夜遅くになりました。 私の要領が悪いせいもありますが、お皿洗いや保育園の持ち物準備、連絡帳の記入なども子どもを寝かしつけたあとにやらなければならず、毎日が寝不足で目がまわるような状態。ようやく家事が終わったころにはホッとして、自然と涙が出てくることがよくありました。 私は離職の道を選んだ家の近くに住む両親に頼ることができる、パパの帰りが早くて家事や育児の分担ができるなど無理なく働けるならよかったのですが、わが家はそうでなかったうえに、2人目ができたときを想像すると「こんな生活では無理がありすぎる……」と感じました。そして、復職から2年で離職し、保育園をやめて幼稚園に変更しました。ただ、保育園での集団生活は子どもの成長にもつながり、何より本人が楽しそうだったので保育園に通わせたこと自体は今も後悔していません。 復職する前は、周りの友人たちがやっていることだから自分にもできるものだと漠然と思っていました。家庭の状況によっては働くことが難しい場合もある、それぞれの家庭にあった選択をすることが大切だと感じました。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2021年09月01日本作品は 「ウーマンエキサイトコミック大賞」 ストーリー部門で特別賞に選ばれたせりママさんの作品「育休明けの家事分担はお早めに」をコミック化したものです。■前回のあらすじワンオペ2人育児の限界で倒れてしまった春香に代わって初めて家事・育児をした夫。看病で疲れた夫は、「妻が健康でいることは家族にとっても重要」とようやく理解して…。ワンオペ育児に限界がきていることを夫に伝えた私。夫も私が倒れたことで、ようやく問題を認識してくれたようで、ふたりで話し合いをすることに…。全部自分でやろうとして倒れてしまった私。その後、思い切って料理という家事を夫に全部任せるというやり方は、我が家にはあっていたようです。「夫に任せたら細かいことに口出ししない」と心に決めて、夫への感謝を口にすることを徹底したことが功を奏したようで、夫はノリノリで料理を担当してくれるようになりました。冷凍のお惣菜など、私では思いつかなかった工夫を取り入れてくれた夫に感謝しています! イラスト・ ユキミ
2021年08月15日【ママ戦記】第6話結婚前に「仕事を続けたいから、家事や育児を一緒にできる人としか結婚するつもりないの」と旦那さんに伝えた、ものうさん。 しかし、産後間もない妻をよそに、家事をせずゲームをする夫……。そしてついに、家事育児分担をかけて、戦うことに……!? 今の日本で、仕事をしながら、妊娠・出産・子育てをすることは、とても大変なことだと覚悟していたものの、想像以上に厳しい現実が待っていました。 特に産後は、血と糞尿と母乳にまみれ、ホルモンバランスの影響も相まって、戦場にいるような気分でした。そして、子どもが2歳になった今もその大変さは続いています。 毎日が戦いです。女の人が経済的に自立しながら子どもを産み育てることは、どうしてこんなに過酷なのでしょうか。 なぜそうなったのか、どうしたら変わるのか。この問題を考えるために、まず私個人が感じたことを、記録しようと思いました。このマンガが、同じような立場で日々奮闘していらっしゃるみなさんの息抜きになれたらうれしいです。 ものうはなこさんは、家事育児の分担ポイント表を制作して、見える化し、夫に提示することで、ようやく分担をしてもらえるようになりました。 妊娠中はひどいつわりと戦い、産後は不安定なメンタルに振り回され、理解のない夫に憤り、毎日育児と家事に追われる……。そんな働くママの現実が浮き彫りになる、ものうはなこさんのマンガをご紹介しました。「私も同じだ……」というママも多いのではないでしょうか。 まずは身近な夫や家族、そして職場や社会など、もっともっとママたちへの理解が広まっていくことを願いたいです。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター ものうはなこ2歳男子と夫との3人暮らし。 フルタイムで働くワーママ。 妊娠・出産・共働き育児をテーマに、 日々を記録する漫画を描いております。
2021年07月27日私は奈々子。中堅のデザイン会社でデザイナー兼ディレクターをしています。家族は夫と、子どもが2人います。夫の隆は老舗家具メーカーの事務関係。結婚を機に今の職場に転職してもうすぐ8年になりますが、最近は毎日定時で帰ってきます。私は職業柄どうしても帰りが遅くなることが多く、家事や育児の多くは率先してやってくれる夫に頼っています。さらに最近の私は大きなプロジェクトを兼任するなど忙しくなり、平日担当しているのはお皿洗いとゴミ出しだけというレベルになっていたのです…!実は、夫は今の職場に勤めて5年目ぐらいから「仕事がしんどい」とこぼすようになり、最近では必要最低限のパワーしか割きたくないとまで言うようになっているのです。夫の給与が年々微妙に下がっていることもあり、家のローンや、先々の子どもたちの学費のことなど考えると私はつい不安になってしまいます。そのことを本人に伝えようもなくもやもやしていたある日、学生時代からの友人と会うことになり、思い切って相談してみることにしました。そこで繰り広げられた、思いがけない考察とは…!?次回に続く(全5話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ 鈴木し乃
2021年07月17日■前回のあらすじ未央さんは20代前半で最初の子を出産。次第にノイローゼ気味になり、夫婦喧嘩も絶えなかったのだとか… >>3話目を見る 産後の混乱期が落ち着かないうちに、第二子を妊娠。さらに夫の無職宣言。夫婦にとって修羅場の連続だったこの時期が、今思えば大きな転換期だったという未央さん夫婦。「俺会社辞めちゃった」と言われたとき、未央さんは“離婚”の二文字をぐっと飲み込んで「夫の抱えるつらさに寄り添わなければ」と初めて思い至ったそうです。自分が出産以来ずっとそうしてほしかったように…。「親なんだから、我慢するのもさせるのも当たり前」「誰にも後ろ指さされないように、完璧な親でいなければ」若くして第一子を授かったプレッシャーからか、そんな風に思いすぎ、互いの気持ちに寄り添ったり気遣ったりする余裕をなくしていたという未央さん夫婦。その後は話し合いを重ね、働き方を変えた未央さんの旦那さんが主に料理と洗濯を、未央さんが子どものお世話とその他の家事を担当する今のスタイルを確立していったのだそうです。まさか、あんなにも完璧に見える未央さん夫婦にそんな過去があったなんて…。思いがけないエピソードの数々に驚きつつ、「今の私たち夫婦はどうなんだろう…」とそれぞれの思いを抱えた帰り道。すると、さっそく夫の態度に思いがけない変化が…!?次回に続く(全5話)毎日17時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ ちゃんこ
2021年07月02日息子が生後9カ月になるころの私は、初めての育児で疲れ果てていました。夫は多忙なため24時間ワンオペ状態となり、日ごろの家事もままなりません。完璧主義の私にとって、家事に手が回らない状況も相当なストレスでした。しかしギリギリの精神状態がきっかけで、すべてをこなそうとする考え方が変わり、心の余裕と笑顔が戻ったのです。今回は、家事に対する価値観を変えたことで、ワンオペ育児の負担を軽減させた方法をお伝えします。 やらないことを決める当時の私は、家事が追いつかないことで自分自身を責めていましたが、どうしても育児に費やす時間は削れません。それならば「家事よりも育児が優先では?」「生活の中でやらなくても良いことがあるのでは?」と、考えるようになりました。 「洗った食器を拭く」「掃除機を毎日かける」「洗濯物をたたむ」など省いても支障がない家事を思い切ってやらないと決断し、実行したのです。すると想像以上に気持ちがラクになり、肩の荷が下りた感覚でした。 夫の夕飯は作らない私は料理がとても苦手ですが、ワンオペ育児のなかでも夫の食事は頑張って毎食準備していました。しかし夜中0時過ぎに帰宅する夫は、疲れて夕飯を食べない日が多かったのです。また、息子の離乳食も加わり、私にとって料理が相当重荷だったことは間違いありません。 この負担を夫に伝えて2人で話し合い、夕飯はしばらく各自で済ませることにしました。夫の理解もあり、家事のなかで一番苦手な料理を減らす決断によって、ワンオペ育児でもゆとりある対応ができたのです。 自分の固定観念を捨ててラクになった「すべての家事をやらなくてはならない」という私の凝り固まった考えは、自分で自分を追い込んでいました。しかしこの考え方が固定観念だったという気づきは家事に対する視点の変化でもあり、以後の生活においても大きなメリットだったと言えます。 実際、ある程度の家事を省いても誰も困らず、息子は変わらず元気に過ごしました。家事の一つひとつと育児をすべて同等に捉えるのではなく、優先順位によって、やらなくても良いことの把握が大切だと感じました。 出産後はワンオペ育児の疲労で心にまったく余裕がなかったものの、現在は家族に対して常に笑顔でいることができています。いくつかの家事を思い切ってやらないと決めることで自由な時間も生まれ、やるべきことの質も上がるとわかりました。To Doリストを挙げればキリがない家事と育児ですが、息子が5歳になった今でも定期的に家事の見直しが大事だと実感しています。 監修/助産師REIKO著者:井上 佑佳36歳で男児の母となる。現在は家事代行スタッフ。介護福祉士、整理収納アドバイザー2級認定資格あり。整理整頓や断捨離、水回り掃除が得意。両実家遠方・夫は激務のため、出産直後からのワンオペ育児体験談などを執筆している。
2021年05月12日ウーマンエキサイトのみなさまこんにちは。ぐっちぃです。今回は「夫婦の家事分担」ということで、わが家の分担歴史をざっくりと描き起こしてみました。■ 家事は家にいるほうがやるのが当たり前? あきらめモードの頃わが家は、夫が会社員、わたしが家でイラストの仕事をしています。同じ「仕事をしている」といえども、やっぱい家にいるほうが家事をする負担が大きいなと感じていました。その分担割合がこちら。家事負担のバランスがおかしいと思いながらも、「まあ今までやってきたし」「夫に相談する気力がない」と、半ばあきらめモードで続けていました。■ しかし、あることがキッカケで夫が家事をするようにこれは 以前にも描いた んだけど、ある日たまたま聴いていたラジオがキッカケで、少しずつ家事をしてくれるようになりました。本当にラジオがきっかけだったかどうかは本人に聞いてないんだけど、「夫婦で分担を決めよう」と話し合うだけじゃなくて、第三者からの言葉で意識が変わるっていうこともあるんだなと勉強になりました。もちろん、忙しい日は手の空いてるほうがやるスタイルではあるけど、休日の家事負担はだいぶ減ってきたことはよかったです。■ その後、休日の家事がほぼ夫の担当になった出来事 そこから、休日の家事がほぼ夫担当になった出来事がありました。それがこれ。習い事今は週5でバレーボールを習っているんだけど、休日は丸1日練習なんて日もあって、わたしは送迎&手伝いで手いっぱい。これによって変わった、夫婦の家分担事はこちら。結局はわたしのズボラさが原因ではあったけど、子どもの成長とともに、夫婦の家事分担が自然と変化していくこの流れはよかったなと思っています。なんでもかんでも全部自分でやろうとせず、夫に「全部任せる」っていうのもアリだなと思いました。むしろ夫も、わたしが見ていないほうが自分のペースで家事できるからよかったみたいです。あえて家を空けるっていうのも手ですね!
2021年04月30日家事も育児もほぼ1人でこなさなければならない『ワンオペ育児』。実家や義実家といった頼る場所が近くになく、夫婦2人で家事育児仕事をする場合、パートナーのどちらかに育児と家事の負担がかかり過ぎてしまいます。また離婚や死別、単身赴任などさまざまな理由から1人で子どもを育てている人も、すべての負担や責任が自分にのしかかってしまいます。そんなワンオペ育児のしんどさに対するTwitter上の呟きが、共感を得ています。つ ひ つ 育ら と ら 児い り い をん で ん すだ 育 じ るよ 児 ゃ のな を な があ す く る て の が— Yuri (Egga)®︎/ 4歳息子の父⛅ (@yetweet0116) March 19, 2021 「育児をするのがつらいんじゃなくてひとりで育児をするのがつらいんだよなぁ」この言葉、ワンオペ育児経験者の方なら誰もが共感できるのではないでしょうか。これはYuri (Egga)®︎/ 4歳息子の父(@yetweet0116)さんのひと言。Yuri (Egga)®︎さんは、4歳のひとり息子のパパで、仕事復帰している妻との3人暮らしです。普段から息子くんとの日々をTwitterでアップしており、特に週末はYuri (Egga)®︎さんが息子くんの面倒を見ているとのこと。この呟きは、Yuri (Egga)®︎さんが週末に息子くんと買い物に出かけた際に思った言葉だそう。ちょっぴり疲れているんだろうな。今日はふたりで約束していた買い物に行ったけど、家族揃って買い物に来ている人たちが楽しそうでキラキラして見えてしまって、そそくさと帰ってきてしまった。でも息子のためには笑顔でいなきゃー。— Yuri (Egga)®︎/ 4歳息子の父⛅ (@yetweet0116) March 20, 2021 買い物は息子くんと約束していたものですが、「家族揃って買い物に来ている人たちが楽しそうでキラキラして見えてしまって、そそくさと帰ってきてしまった」といいます。子どもと一緒の買い物って本当に大変です。たくさんの荷物を1人で持ち、駆けまわる我が子を追いかけ、ほかの人とぶつからないように配慮。お菓子やおもちゃ売り場ではぐずられ、目的の買い物を終えた頃にはぐったりしてしまいます。「自分1人ではなく、この場に妻(夫)がいれば。もっとほかに人手があれば……」そう思ったことがあるパパさん、ママさんは多いのではないでしょうか。きっとYuri (Egga)®︎さんも買い物に来ている家族連れを見て、ひとり育児の状況に気持ちが参ってしまったのかもしれません。このつぶやきには、共感の声が続々と寄せられています。・それはありますね……。人とやれば解決策も出てきたり選択肢も増えたりしますし。・今全く同じことを思っていたので、通りすがりに勝手にフォローさせていただきコメントまでしてしまいました。同じ境遇の方がいるって少し救われる……。土日はいつもそれを思うので憂鬱になっちゃいます。・気持ちが分かりすぎて、コメントします!「ひとりで育児する」って過酷ですよね。子育ての環境は家庭によってさまざまですが、誰か1人だけに負担が集中するのではなく、一緒に支え合いながら育児ができるといいですね。命を育てる子育ては、個人の頑張りだけでは乗り越えていけない壁があります。だからこそ働き方や預け先など、子育て世代を取り巻く労働環境や社会環境がもっと改善されることが望まれています。[文・構成/grape編集部]
2021年04月09日家事や育児の分担に、育児方針の違いなど、さまざまな理由で起きてしまう夫婦喧嘩。前回は、夫婦喧嘩の原因について、アンケートを元にみてきました。今回は、喧嘩しない夫婦の実情や、夫婦喧嘩の必要性について考えてみたいと思います。■喧嘩をしない夫婦もいる?寄せられたアンケートには、「夫婦喧嘩をしない」というコメントもみられました。「最近喧嘩してない! 7年位前に、私が八つ当たりしたのですが、見事スルーされ喧嘩にならず。平和ですみません!」「喧嘩はしません。いろいろなことを諦めています」「喧嘩にはなりません。夫は言いたいことを遠慮なく言ってきます。 言い返すとさらにひどく言われてしまうので、黙っています。言い返したこともあるのですが、よけいに 逆上するのでやはり黙っているのがベストみたいです」喧嘩しないのも、仲がいいからという理由と、我慢しているからという理由の2種類があるようです。夫婦仲が円満で、喧嘩にならないという夫婦は理想的に思えます。ただ、どちらかが諦めの気持ちから我慢している場合は、果たして喧嘩をしなければいいのかと、疑問を感じずにはいられません。■喧嘩の解決のために大切なのは「話し合い」喧嘩をなくしたり、減らしたりするために、多くの人から寄せられたのは「話し合いや情報共有をして解決している」という声でした「子ども4人にも恵まれ、仕事も忙しく、お互いを思いやれない時期がありストレスをぶつけ合うせいで毎日大喧嘩。離婚寸前までいきました。お互いに冷静になってどこがダメだったか、直さないといけないかを正直に話し、離婚を乗り切りました。そして、今までよりも2人きりで出掛ける時間を増やしました。それ以来、距離が縮まり、より一層仲が深まった気がします」「旦那の稼ぎが悪い時期があり、努力もしなかったので喧嘩した 。家事育児は私担当なのに、私よりも稼ぎが少なかった。きちんと話し合ったら家事育児もやるようになり、年収もあがった」「話し合いって大切だなと思います。 職場恋愛で、オープンに話ができ、相手の事をよく分かって結婚したつもりでした。 結婚すると、お金や健康、仕事のバランス、子どもの事。細かいなって思う様な事から、難しいテーマを深く掘り下げて話し合わなくてはならない事も増えていきますね。言いたくない事でも言わなくては伝わらない」「カレンダーにみんなの予定を書かないといけないルールがあるんだけど、予定を入れると子どもをみてくれるから助かった。お互いのスケジュールがわかったほうがストレスなく、暮らしやすいです」おそらく、多くの夫婦喧嘩は、コミュニケーション不足から起きているのではないかと思います。長く一緒にいると、つい「言わなくてもわかるのではないか」と思ってしまいますが、伝えることをやめたら、自分の気持ちはなかなか相手には伝わりませんよね。またスケジュール管理についても、きちんと共有することで、行き違いを防ぐことができるというコメントも寄せられていました。実際に筆者も数年前からアプリの共有カレンダーを使用していますが、使用前に比べて予定の共有がスムーズで、スケジュールの把握についてのストレスがなくなりました。話し合ったり直接コミュニケーションをとる時間が取れない場合には、便利なツールを用いることで解決できるかもしれません。■夫婦とは? なぜ夫婦喧嘩をしてしまうのか?そもそも夫婦喧嘩をしてしまうのは、何が原因なのでしょうか。ここからは、 「長引く夫婦喧嘩に疲れた…原因は何? 心理療法を活用して早く仲直りする方法とは」 から抜粋をして、夫婦喧嘩の理由と対処法について考えてみたいと思います。夫婦喧嘩の理由はさまざまですが、共通しているのは「どうしてわかってくれないの?」という夫婦なのに理解してもらえない怒りです。出典: 長引く夫婦喧嘩に疲れた…原因は何? 心理療法を活用して早く仲直りする方法とは 「理解されない」という怒りの感情が、夫婦喧嘩の元になっているそうです。近い存在である夫婦だからこそ、その思いがこみ上げてしまいますよね。そして喧嘩がヒートアップすると、相手を納得させる、言い負かすことに焦点が移り、何に対して怒っていたのかブレ始めるのだそう。そうなると、そもそも怒っていた原因を忘れ、さらなる大喧嘩へと発展してしまうことも…。喧嘩になるプロセスを冷静にみてみると、怒りが脱線していることも多いと実感します。ただ、夫婦喧嘩は悪いことではないのだそう。喧嘩は、夫婦が本音を言い合える絶好の場で、お互いの気持ちや考えを知る機会でもあります。出典: 長引く夫婦喧嘩に疲れた…原因は何? 心理療法を活用して早く仲直りする方法とは たしかにお互いの気持ちを言うことは大切ですが、言いすぎて離婚にまで発展してしまうのはできれば避けたいところです。夫婦喧嘩はしてもいいけど、早く収めることが大切だといいます。それでは、早く収めるにはどうすればいいのでしょうか。怒っている時はお互いの心が激しく動いてるときなので、相手の言葉に乗って売り言葉に買い言葉と感情的になってしまうと、喧嘩はいつまでたっても収まりません。出典: 長引く夫婦喧嘩に疲れた…原因は何? 心理療法を活用して早く仲直りする方法とは 具体的には『あなたはこう思ったんだね』『そういうことがあったんだね』と事実だけを話すようにします。事実だけを冷静に言葉にするだけで、相手に共感する必要はありません。人間は、Aの心で接されると、自分もAの心で返すようになる習性があります。出典: 長引く夫婦喧嘩に疲れた…原因は何? 心理療法を活用して早く仲直りする方法とは 大切なのは、感情的にならずに冷静に事実だけを話すこと。もし、感情が高ぶっていて、冷静に話せないという時には、どちらかがその場を離れるブレイクタイムを設けるといいそうです。これは「タイムアウト」と呼ばれる方法で、カッとなって子どもを怒ってしまうときにも使える方法です。短時間でもその場を離れることで、脳が切り替わり、感情のクールダウンが促されるといいます。まずはその場を離れて、自分の感情を落ち着かせると、冷静に話し合いができるようになるのだそうです。ここまで、夫婦喧嘩について考えてきました。最後に、結婚や夫婦について、考えさせられるようなコメントもご紹介します。「結婚は、お互いの努力と忍耐が必要だと思います。チームワークです。1人だけ頑張ってもダメ」「子育て中、自分だけが頑張っている、夫はなにもしてくれないし、やってくれたとしてもできていないし足りない、と思ってました。子どもや夫へのいら立ちが解消されないことから友人に相談したりしていく中で、自分の思いやりが欠けていたことに気づきました。『家族は家族だから何を言っても大丈夫』『気を使う必要はない』という思い込みが私にもありました。大事な家族だからこそ気を使い、思いやりを持って接する必要があると学びました」長年一緒にいても、夫婦はしょせん他人同士で、深く話し合わないと理解しあえないことも多いと思います。理解しあうためには、チームワークが必要ですし、相手への思いやりが不可欠だと、コメントからもよくわかります。お互い腹を割って話し合うこと、感情ではなく事実を冷静に伝えることを意識して、少しずつ理解や絆を深めていけたらいいですね。前編はこちら
2021年04月08日私には3人の子どもがいます。以前はフルタイムで働いていましたが、3人目の出産を機に退職しました。専業主婦になり、少しは自由な時間が持てるかと思いきや大間違い! 気がついたら、1日中家事をしている自分がいたのです。終わりのない家事にヘトヘトになりましたが、ある工夫をすることでとてもラクになりました。家事の時間を減らすために実践してよかった3つのことをお伝えします。 食器を洗うのは1日2回!なぜ1日中家事をしているんだろうと疑問に思った私は、時間の過ごし方を振り返ってみました。すると、1日のなかで何度も食器を洗っていることに気がついたのです。3食後はもちろん、おやつのお皿やコップを使うたびに洗っていました。 そこで、食器を洗うのは夕食を作る前と夕食後の1日2回に限定することに! 最初はシンクに食器が溜まっているのが気になりましたが、次第に気にならなくなり、食器洗いの回数が減ったことでグッとラクになりました。 おもちゃを片づける頻度を減らす!以前の私は、散らかったおもちゃをその都度片づけていました。子どもたちにも片づけを促しますが、あまりの散らかりっぷりに少しずつおもちゃを片づける私がいました。ある日夫に子どもを任せて出かけたのですが、帰ってみてビックリ! 部屋がおもちゃだらけになっていました。 ところが夫が子どもたちに片づけを促すと、あっという間に片づいたのです。そのとき一気に片づけたほうがラクだと気づき、実践することに。まとめて片づけることで私も一緒に遊ぶ時間が増え、ラクになりました。子どもたちも片づけがじょうずになったと思います。 21時過ぎたら家事はしない!子どもたちを21時には寝かしつけるようにしていますが、そのあとに洗いものや洗濯、他の部屋の掃除をすることがよくありました。家事を終えたら疲れて自分の時間を取れずに眠ってしまうこともしばしば……。 そこで、思いきって21時過ぎたら家事はしないことに! 夜に予定が入ることもあり毎日というわけにはいきませんが、21時以降に家事をしないことで自分の時間を持つことができるようになりました。趣味を楽しめるようになり、心にも余裕ができたと思います。 以前の私はだらだらと目の前の家事をこなし、時間も心の余裕もなくしていました。しかし家事の時間をまとめてメリハリをつけることで、子どもとの時間や自分の時間を持つことができました。精神的にもラクになったと思います。現在は在宅勤務をしていますが、タスクをまとめてメリハリをつけることは仕事でも役に立っています。 監修/助産師REIKO著者:河津明香2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。
2021年04月07日