ニュースなどで「あらゆる仕事が将来、AI(人工知能)に奪われる」と小耳にはさみ、内心、「私の仕事、正直AIでもできそう。マジヤバいかも」と思っていませんか?そんなあなたの不安がよりいっそう高められてしまうおもしろいサイトが登場しました。 それは、求人情報サイト「マッハバイト」による診断ページで、“自分の仕事が、将来どのくらいの確率で、どのようにその仕事が奪われるかを診断できる” というもの。さっそく、女性たちの仕事の未来を調査してみました。文・椎原茜「何コレ意味わかんな~い」と思いつつ超不安に!何にも知らずにこの「シンギュラリティ(※)駆逐度診断 」のサイトを訪れ、自分の仕事を入力してみると、大変な目にあいます。※シンギュラリティとはAI(人工知能)が人間の能力を超えること。2045年にその転換期がくるという通説があり、人間の仕事がAIに奪われると予測されている。例えば、「秘書」と入力してみると、いま話題のメディアアーティスト・落合陽一さん扮する、人工知能にとても詳しいという「落AI陽一」が、絶妙な表情やポーズで登場し、診断結果と共に次のように表示されます。いきなり「秘書はオウムにより89.3%駆逐されます」のひと言。意味不明な言葉を突き付けられ、息を飲む暇もなくスクロールしてみると「なるほど秘書ですか、気になりますよね。秘書は、オウムによって駆逐されます」と、さとすような落ち着いた口調でその理由が語られていきます。「海賊の船長はしばしば肩にオウムを乗っけていることがありますが、あれは船長のスケジュールを完璧に把握したAI秘書です。他のバリエージョンとして、頭に乗る目玉タイプの秘書もいます。というわけで、秘書は、オウムによって89.3%駆逐されます」……。まるで壊れたロボットのような回答に「何コレ意味わかんな~い!」と口をついて出そうになりつつも、胸の内に黒い不安が確かにうずを巻くのはなぜでしょうか。将来、オウム型や “目玉のおやじ” 型のAIロボットが登場し、秘書が不要になる……。そんな時代は、意外と想像に容易いのでリアルに怖いです。受付嬢の “愛嬌” は「猫」に取って代わられる!?他の女性たちの職業の未来についても不安になり、あらゆる駆逐度を調査。結果、思わぬ診断結果が次々と出てきました。「OLは接待ゴルファーロボにより89.6%駆逐されます」「受付嬢は猫により90.4%駆逐されます」「丸の内OLは企業アカウントにより90.7%駆逐されます」「キャビンアテンダントは蒸しタオルにより78.5%駆逐されます」「専業主婦は好奇心の芽生えに78.7%駆逐されます」「インスタグラマーはグラマーなお姉さんにより75.4%駆逐されます」いずれの診断結果も、相変わらず同じようなトーンと発想で展開されていましたが、ドキッとするような内容も。例えば、「受付」については、「簡単な受付業務を全て人工知能が行うようになると、受付に求められるのは愛嬌です」とのこと。愛嬌さえあればAI時代も乗り切れるのかと思いきや、「最終的には最強愛嬌生物の猫が適任、ということになるでしょう」と、愛嬌すら猫に奪われるという厳しい結末が!今の自分の仕事を診断してみると、「このままではヤバいかも?!」と良い意味で気づきが得られるかもしれません。本気で楽しんでいた落合お兄さんところで今回、「落AI陽一」としてこの診断に協力した落合陽一さんは、ただのお兄さんではありません。「現代の魔術師」と呼ばれ、今、とても注目を集めている人なのです。東京大学大学院の博士号を取得し、筑波大学学長補佐、大阪芸術大学客員教授などの数々の肩書きを持ち、さらに世界最先端の研究者に贈られる賞を受賞。AI時代の人の働き方について、さまざまな角度から予見する著書もあり、まさに「落AI陽一」にふさわしい人です。ただ、診断を行っている「落AI陽一」のコンピューターはマッハバイトがつくったとのことで、落合さんは完全無監修。とはいえ、「落AI陽一」として協力している撮影中、落合さんは本気で楽しんでいたようです。自身のTwitter公式アカウントでも、「この落AI陽一,ポーズは現場のアドリブです」とツイートしています。ちなみに「恋人」と入力すると、「恋人は落AI陽一により100%駆逐されます」と出てきます。そして「恋人というと、憎しみですよね。憎しみは、落AI陽一によって駆逐されます」と意味深な内容がつづられ、AI時代にはコミュニケーションそのものがなくなるため、憎しみそのものもなくなるという、良いのか悪いのかよくわからないものの、素晴らしい締めになっていました。想像もつかない未来の姿に唖然としつつも、自分の仕事を客観的に見直すきっかけを与えてくれるこのシンギュラリティ駆逐度診断。あまり深刻にとらえすぎない程度に楽しむのが良さそうです。Informationシンギュラリティ駆逐度診断(C)Goran13/Gettyimages
2018年01月31日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)3兄弟の母です。■理想的な子育てのカタチとは?この少子高齢化ってどうやったら改善すると思います?(突然すぎるわ!!)いや、この間ニュースを見ながら夫と話してたんです。どうすればこの少子化に歯止めをかけれるのかって(真面目か)。お金がもらえると生もうと思う人が増えますかね? 保育園がもっと増えたら? 子どもを育てながらもキャリアを積むことができるなら?私には既に3人の子どもがいるので少し違ってくるかもしれませんが、仮に「どうすれば4人目の子どもを生もうと思いますか?」と聞かれたとします。それに正直に答えるとするならばこうです。「つわりが全くなくて、未修園児の上の子を幼稚園なり保育園に預けることができて、出産が無痛で、産んだあとは24時間サポートしてくれる人がいて、保育園にも難なく入れて、仕事もできて、子どもがグズってもすみませんすみませんと肩身の少ない思いをしないで済む寛容な社会の中で、小・中・高・大まで十分育てられるだけのお金があったら生みたいと思います!!」私にはとてもじゃないけど、4人目を生む体力も気力もありません。もうおなかいっぱいです。今、若い人たちの間では子育てにたいしてあまり良いイメージがないそうです。もしかしたら…その要因は私たち現役子育て世代にあるのかもしれません…。子育て真っ最中の私たちが、子どもを育てるってこんなに素晴らしいよ! こんなに楽しいよ! と伝えるよりも、「大変」「しんどい」「忙しい」そんなイメージばかり発信してしまっているせいなのかもしれません。では、わが子の赤ちゃん時代を振り替えってみたとき、真っ先に思い浮かぶ思い出は何ですか?■ひとりで頑張るお母さんが多すぎる思い出は美化されると言いますが、私の場合、わが子が赤ちゃんだった頃を思い出してみて真っ先に思い浮かぶのは、いつもひとりで孤軍奮闘していた姿です。美化されるどころか時間が経てば経つほど美しい部分を思い出せなくなっています。泣きじゃくる三男を床に転がして次男にパジャマを着せ、裸のまま脱衣所で三男に授乳する姿。背中に三男をおんぶし、足元には泣き崩れる次男をからませながら、晩御飯を作る姿。布団に置けば起きてしまう三男を抱えながら、寝息をたてる長男次男を眺め、真っ暗な部屋でどうしようもなく座っていた姿。そしてどのシーンにも夫の姿はありません。きっと日々の生活の中にはかわい姿、楽しい思い出いっぱいあったと思うんです。でも、たった数年前のことなのに、長男、次男、三男とも思い出す記憶はどれもみなしんどかった思い出ばっかり。かわいい盛りであるはずの時期が黒い記憶で埋められていること自体が、そもそも悲しいことだと思いませんか?少し前におむつメーカーのネットCMが炎上した件がありました。(赤ちゃんのお世話に孤軍奮闘するお母さんを写し出し、「今はしんどいかもしれないけれど、いつかきっと素敵な思い出になるよ」的なメッセージを込められたCMでした)フラットな立場から見れば、「だよねだよね。いつかきっと素敵な思い出になるよね!」と違和感もなく受け入れられるものだったと思うのですが、母親がひとりで赤ちゃんのお世話に一生懸命になってる姿を見て自分の思い出と重ね合わせて辛くなったり、当時を思い出してしんどくなってしまった人もたくさんいたようです。この反応が今の子育て世代の本音を表しているように思います。ひとりで頑張るお母さんが多すぎます。当時の私がいつも望んでいたことがあります。■「こっちが泣きたいよ…」自己嫌悪の日々「家の中にもうひとり大人がいてほしい」でした。切実な願いでした。自由な時間が欲しいでもなく、ゆっくり寝たいでもありません。とにかく家の中に私以外の大人にいてほしかったんです。そりゃもちろん夫にそばにいてほしいですよ。でも仕事で家にいないんですもの。こうなったら友達でも、義理の母でも、なんなら隣のおばさんでもいい。私と子どもっきりの密室だと息が詰まるんです。自分の感情がコントロールできなくて、歯止めが効かなくなってしまうんです。やめたいと思っても止められないんです。小さな子どもに向かってヒステリーに怒鳴ってしまう自分が嫌でしょうがありませんでした。特に次男2歳~3歳、三男0歳~1歳の時なんてほんっっっと~~~に修羅の家状態で、何をするにも一筋縄に行かず、2人3人同時に泣かれた時にはこっちが泣きたくなりました。私の場合は転勤族だったので近くに頼れる両親もいませんし、夫はとにかく帰りが遅くて23時過ぎて帰ってくるなんて当たり前でした。おまけに専業主婦なので24時間365日みっちり子どもと一緒です。私は途中から働きだしましたが、はっきり言って専業主婦のほうがよっぽどきついです。子どもとずっと一緒な上に、夫にたいしては「外で働いてくれてるんだから、疲れてるんだから…」という妙な遠慮まで抱えてしまい、自らより厳しい環境で頑張ろうとしていました。子どものかわいさも、子育ての楽しさも経験してる私でさえも、真っ先に思い浮かぶのがこんなことばかりなのですから、子どもを持っていない若い人たちが、漠然と子育てにたいして不安を抱くのも無理がないという気もします。↓後編につづきます(最後のページで、ワンオペ育児についての読者アンケートを実施中!)
2017年11月02日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。「将来は専業主婦がいいな」と結婚前の夢を語る女性に「苦労したくない」という感情が見え隠れしているように、「専業主婦は楽である」という固定観念がやはり世間的には未だにはびこっている、というのは事実。しかし実際は“悠悠自適”とはほど遠いのが専業主婦という仕事。ただそうであるにも関わらず、働いている友人、ママ友、親戚等に「私は専業主婦」と言うと、「暇そう」のような目で見られてしまうことは多々あるものです。そこで専業主婦が言われた嫌な言葉をリサーチしてみました。●「一日中家に居られていいわね」と義母に言われる『近所に住む義母が毎日のようにイキナリ家に訪問してくる。そのとき、家事の合間にたまたまテレビを見ていただけであからさまに嫌な顔。「いいわねー、あなたは働かなくても食べていけて」が口癖。義母の溺愛する息子を働かせてお金を散財しているようにしか見えないのだろう。息子が毎日会社で働ける生活の基盤を作ってあげているのは誰か一度きちんと考えてほしい』(20代女性/専業主婦)『義母は新しい服を着ているとそれだけで「え?その服新しくない?」とチクリ。夫は好きなものを好きなだけ買っているのに、私は自分の好きなものなんて全く買えない。「息子さんが家事が全くできないように育っているようなので、働きたくても働けないんです」と言い返したくなるがグッと我慢。自分で働いてない、って何も自分のものは買えない(買うと反感を買う)んだな、とただただ息苦しい毎日』(30代女性/1児のママ)専業主婦と言うと、「一日中家に居られていいわね」と、テンプレートのように言われる言葉。しかもそれが他人ならまだしも、義母からのそのような言葉はダメージは何倍にも。暗に「ウチの息子は働いているのに、あなたは息子の稼いだお金で毎日楽しているんでしょ。働けば?」と言われてように聞こえてしまう、または本当にそう思っているのか……どっちにしろ「働かざるもの食うべからず」の精神に基づいての嫌味、だとは思われます。ただ声を大にして言いたいのは、「専業主婦は働いている」ということ。たとえ働かざるもの食うべからずは正解としても、専業主婦は定時に起きて夫の朝食、お弁当の準備、帰宅前までに家事をすませて、また夕飯の準備……ととにかくバタバタ。しかも“ここまですれば終わり”という明確なゴールもありません ので、完璧主義な女性は働き蜂のようにセコセコと働き続けなければいけないというワケ。また夫がどれぐらいの家事のクオリティを求めてくるかによっても仕事量は変化します。もしかしたら休憩時間がある夫よりも仕事量が多いのでは?という妻もたくさん存在するのです。「自分の子どもの働いた金を使って遊んでるんでしょ」的な義母の発言には「家事をしていればあっという間に一日が過ぎちゃうので……」と、柔らかいニュアンスで自分の忙しさを訴えるのがベター。また働いたら働いたで何かしら文句を言ってくるのが義母という生き物ではありますので、あまり気にしないようにしましょう。●専業主婦なのに子どもを預けるの?『パパは病気になれば電話一本で会社を休み一日中寝ていられるが、私は誰も助けてくれない。私と子ども2人同時でインフルになったときも病人が病人の世話をしている状態で精神的にもノイローゼ寸前に。専業主婦だから預けるにも預ける理由を周囲が認めてくれず、「専業主婦なのに子ども預けるの?」ってママ友に真顔で聞かれたときは、涙がでそうになった』(20代女性/2児のママ)子持ちの専業主婦は文字通り“年中無休”。そもそも子どもがずっと家にいるあいだはずっと子どもの面倒を見ているワケですから、土日は休む、ということはできません。幼稚園に行き始めたとしてもその時間に家事をしていればすぐにお迎えの時間。また集団生活に入れると、金銭が発生しない親の仕事や園との関わりも増えますし、しなければいけないことは右肩上がり。その上、自分が病気になっても子どもは通常営業。「ママはゆっくり寝ててね」なんて乳幼児が言ってくれるハズもなく、容赦なく「お腹すいた」「遊んで」と絡みついてきます。薬を飲んで(病院に行く時間すら与えられないこともあるのですが)、対処慮法でその場をしのぐ、という道しか残されてないのです。どんなに高熱があろうが、ゲロを床に吐き散らしてようが、子どもは子どものテンションで親に接してきて、これほど「空気読んでくれ……」と子どもに対して懇願する瞬間はないでしょう……(泣)。また病気は家族中に蔓延することもありますので、パパは寝ているのにママだけは病病介護と子どもの看病をしなくてはいけないことすらあり、まさに背水の陣。真面目なママほど自分を追い込んでしまいがち なので、「専業主婦もたまにはゆっくりしてもいい」と、一時保育を使ったり、夫や双方の親を頼ったり……とにかく周囲の目は気にせず、自分を大切にすることを優先し逃げ場を作っておくことも大事です。----------確かに家事等は自分のさじ加減で楽しようと思ったらできる部分もありますが、やはり夫が仕事から帰宅するときにはきれいな部屋で、栄養バランス満点の料理で迎えたい、と妻は思ってしまうのです。子どもが産まれれば年中無休どころか睡眠さえとれずに、不眠不休までプラスされて体はボロボロに。専業主婦は職業だ、とたまには休むことも忘れないようにしましょう。●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)●ライター/とも
2017年09月28日主婦のみなさんは、どのようにして自身の健康状態を管理していますか?義務がないからといって健康診断を怠っていては、将来に大きなリスクを残します。前編に続き、主婦の健康診断の実態を見ていきましょう。会社に属していない主婦は、自ら動かないとなかなか健康診断を受ける機会がありません。そのため、もう何年も健康診断を受けていないという方も少なくないでしょう。しかしそれはすなわち、病気を早期発見する機会を自ら断っているということでもあります。そんな主婦の健康診断の実態に迫るのが、今回のテーマ。前編では、約6割の主婦が健康診断を受けていることがわかりました。後編では、さらにその実情を見ていきます。【主婦の健康診断・前編】はこちらから■目次1.費用は5,000円以下。無料で受けられる場合もある2.地方自治体や夫の会社の健診が人気3.女性に多い病気への警戒が高まっているまとめ1. 費用は5,000円以下。無料で受けられる場合もあるまずは、やはり気になる「お金」の話。1回の健康診断、主婦のみなさんはどのくらいのお金をかけているのでしょうか。結果は、半数近くの方が「1,000〜4,999円」。1,000円未満の方も含めると、全体の6割以上が5,000円未満で健康診断を受けているという結果が得られました。【1,000円未満】■「主人の勤務先の会社がおこなっている健康診断の配偶者検診を受けたから、実質無料でした」(30代・主婦)【1,000〜4,999円】■「生活習慣病などの基本的な健診は、配偶者の企業が全額費用を負担してくれます。がん検診は含まれていません。がん検診は自治体の健診を毎年受けています」(40代・主婦)■「通常は無料で受けられるのですが、オプションで気になる項目を追加したらプラス4,000円くらいになりました」(40代・主婦)企業が配偶者向けに実施する健康診断や、自治体が条件を満たした住民向けにおこなっている健康診断ならば、無料や安価で受けられる場合が多いようです。ただし、それらは基本的な検診のみにとどまるので、より詳細な検査や部位を絞った検査が受けたければ、もう少し費用が必要になりそうです。【5,000〜9,999円】■「家族が高血圧と脳溢血でなくなったので、とくに血液検査とMRIをお願いしています。脳神経系の検査は割高になります」(40代・主婦)【10,000円台】■「年齢的に、人間ドックを世帯主の会社を通して受診すると10,000円程度かかります。40、45、50とキリのいい年は無料です。50歳以上は無料になるそうです」(40代・主婦)【30,000円台】■「通常の健診は自治体実施のもので無料。脳ドックを受けたので35,000円かかった」(40代・主婦)一般に、脳の検査や人間ドックを受ける場合は、費用も高額になりがち。しかし、お金で健康は買えません。40代、50代と年齢が上がってきたならば、多少お金をかけても詳しい検査をしたほうが安心です。2. 地方自治体や夫の会社の健診が人気健康診断にかかる費用は、健康診断を受ける「方法」にも左右されます。地方自治体や夫の会社の健診ならば比較的安価で受けられます。その実態は、以下の通り。【地方自治体の健診】■「主婦になるとなかなか個人ではお金もかかるので、健康診断はいかなくなりますね、地方自治体の健診は補助が出ますので利用します」(50代・主婦)■「夫が定年退職したので、地方自治体がおこなっている検診を受けている。それが一番安い」(50代・主婦)■「近所に検診車が来てくれるので、混んでいる病院にわざわざ出向かなくていいので、利用しています」(40代・主婦)4割以上の支持を集めた「地方自治体の健診」には、次点の「夫の会社の健診」と比べ、夫が定年退職してからでも利用できるというメリットがあります。また、検診車を利用できれば、病院まで足を運ぶ手間が省けます。【夫の会社の健診】■「夫の会社の健康診断の場合は、個人的に受けるより費用がかなり安くなるから」(40代・主婦)■「毎年、特定検診の受診券が送られてくるので、それで受けてます。足りないがん検診は自治体の補助がおりるので受けてます」(40代・主婦)夫の会社の保険が適用される場合は、その健康診断を利用する方も多いようです。ニーズに応じて自治体の健康診断と使い分けるケースも。【個人的に病院で】■「個人的に病院へ行きますが、市から配布されたクーポンを使用することが多いです。気になる症状がある時や、気が向いた時にフラッと行きたいので、集団健診は受けません。疲れそうなイメージもあるからです」(40代・主婦)やや高額になる可能性もありますが、自分が気になったタイミングで個人的に診断を受けるのもひとつの手。意見で出たように、自治体から配られたクーポンを利用できることもあります。3. 女性に多い病気への警戒が高まっている最後に、健康診断で詳しく検査で検査する部位を聞いたところ、女性が病気になりやすい部位が挙げられました。【胸(乳房など)】■「一昨年、母が乳がんで一つ乳房を切除して以来、敏感になっているので乳がん検査は積極的に受けています」(40代・主婦)■「最近、有名人の方々が乳がんなどで亡くなられているので。自分もそういう年になってきたし受けたいから」(20代・主婦)有名人や身近な人が乳がんになったことで検査を受けるようになったという声が多く聞かれました。乳がんはある程度の自己検診ができるので、わずかでも気になったら積極的に検査を受けるとよいでしょう。【子宮】■「女性特有のものであるし、年を重ねて気になる部分などもあるので定期的にチェックしておきたい」(30代・主婦)■「若い人に多い、子宮頸がんは毎年しっかり受けています。胸は2年に一度マンモを受けています」(30代・主婦)乳がんと同様、女性なら気になる子宮の病気。子宮を検査しているという方の多くが、胸も検査をしていました。また、そのほかの部位については下記の通り。現在の生活習慣から将来のリスクを考えて検査する方もいるようです。■「頭痛が頻繁にあるため、隠れ脳梗塞などを起こしていたら怖いので、脳を特に調べてもらいたいです」(30代・主婦)■「バリウム検査の効果は、重い病気しか分からないそうなので、胃腸を胃カメラで調べたいです」(30代・主婦)■「昔タバコを吸っていたので、今はどうなのか気になっています。将来的にもどうなのか」(40代・主婦)まとめ病気の早期発見は早期治療につながります。今は何も異常を感じていなくても、気づかない間に病気があなたの体をむしばんでいる可能性もゼロではありません。会社に属していない主婦でも、自治体や夫の会社など健康診断を受けられる場所はあります。できれば、年に1回は病院や健診センターに足を運んでみてくださいね。アンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦の女性の方アンケート総数:50
2017年09月21日「もしある日、自分が倒れてしまったら家族はどうなる?」そんな病気のリスクを最小限に抑えるために重要なのが、健康診断です。会社の健康診断を受けられない専業主婦のみなさんは、どのようにして健康診断を受ければいいのでしょうか?30代、40代、50代と年を重ねるにつれ気になってくるのは、自分の健康。今は大きな問題がなくとも、いつ病気が発覚するかわからないものです。自分が倒れてしまったら、家族はどうなるのだろう……。そんな不安をお持ちの方も多いでしょう。病気のリスクを減らすには、早期発見・早期治療が重要です。しかしながら、会社員ならば年1回の健康診断を受けられますが、主婦はいったいどこで自分の健康状態を知ればいいのでしょうか。20代〜50代の専業主婦50名に、主婦の健康診断の実態についてお聞きしました。■目次1.4割以上の主婦が健康診断を受けていない!2.半数以上が「がん検診」に興味ありまとめ1. 4割以上の主婦が健康診断を受けていない!まずは、そもそも主婦の方がどの程度健康診断を受けているか調査しました。すると、定期的・不定期合わせて6割の方が受けているという結果に。全体の過半数以上の方が健康を気にして自主的に受診しているようです。ただその一方で、受けていない方が4割程度いるというのも事実。それぞれの意見を見ていきましょう。【定期的に受けている】■「市から案内をもらったら必ず受ける。家族のものも含め、検診結果が私の通知表と思っていつも確認している」(40代・主婦)■「夫の会社の健康診断を1年に1度受けることができるので、それに申し込んで受けています」(30代・主婦)■「病気を早期発見して治療をしてしまいたいから。子どものためにも元気でいたいです」(40代・主婦)定期的に受けている方の多くが、自治体や夫の会社からの案内をもらっていました。自治体の検査は安価または無料で受けられますが、年齢制限や自治体の健康保険加入など、一定の条件を満たしていなければならない場合が多いようです。条件や手続きは各自治体によって異なります。自治体から来る通知や自治体のホームページを参照したり、役所の窓口に問い合わせたりしてみましょう。【定期的ではないが受ける】■「乳がん検診は受けて来ました。これからも受けるつもりです。でも、ほかの検診はあまり受けていません。病気がちで定期的に血液検査をしているので、それほど必要ないのかなと思ってしまいます」(40代・主婦)■「1年に1度時期を決めて、きちんと受けているわけではありませんが、何らかの体調不良があるときについでに病院で血液検査をしたりして健康診断としています」(40代・主婦)自治体や夫の会社の案内を受けていない人でも、健康に何かしらの異常があった際や病気への不安をきっかけとして健康診断を受けていました。自分から行動を起こさなければならないので手間ではありますが、確実に将来の健康リスクを減らしてくれるでしょう。【受けていない】■「『受けなきゃいけないなぁ』と思いながら、全く受けていません。子どもを連れて健康診断に行くのが大変だからです」(30代・主婦)■「行かなければとは思いますが行けていません。主婦のため、自分の健康より家族のために働いてくれている主人の健康の方が大事、自分より子どもの健康のほうが大事、と自分の中で優先順位をつけてしまっているからなかなか行けないのだと思います」(30代・主婦)■「会社を辞めてから受けていない。前は会社に来て受けられていたから受けていたけど、自分から動く意識がなかった」(20代・主婦)50名中19名、約4割の方が健康診断を受けていませんでしたが、その大きな理由としては、「面倒さ」が挙げられました。多くの人が「健康診断を受けなければ」と思っているものの、その優先順位は低く、日々の生活の中でついつい後回しになっているようです。2. 半数以上が「がん検診」に関心ありでは、健康診断では具体的にどのような検査を受けているのでしょうか。結果は以下の通り。半数以上の方が「がん検診」を受け、それに次いで「特定健診コース」「成年者健診」「生活習慣病予防健診」「1日人間ドック」と続いています。【がん検診】■「他の検査を受けることもありますが、忘れること無く受けているのは婦人科系のがん検診です。生活習慣にはそれほど関わりなく、比較的罹患率の高いがんだからです」(50代・主婦)■「一番怖い病気なので、きちんと検査しておくと安心と思い、検査を受けるようにしています。特に、ある年齢以上の人がなりやすいとデータが出ているものは、なるべく受けるようにしています」(40代・主婦)生命の危機に直結する可能性が高い「がん」には、多くの方が関心を示しているようです。罹患率が高いため、一定の年齢を過ぎると警戒し、健康診断を受けています。【特定健診コース】■「まず無料なので、これは必ず受けます。基本的なことを検査してくれて助かります。あとは、オプションで肺がんと乳がん、子宮がんと大腸がん検診をしてます」(40代・主婦)特定健診は生活習慣病予防のため、特にメタボリックシンドロームに重点を置いた健診です。40〜74歳の方なら、自治体や夫の勤務先で受けることができますよ。またこのほかにも、どこが悪いか自分でも把握しておらず全身を見てほしいからと「人間ドック」を選んでいる方もいました。まとめ前編では、主婦の健康診断の実態について説明していきました。後編では、健康診断にかける金額や詳しく検査したい部位など、より詳細にその実情を見ていきます。健康診断を受けていない“4割”の主婦の方は必見です。【主婦の健康診断・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦の女性の方アンケート総数:50
2017年09月21日家事をいかに効率的に行うかが大事な専業主婦。そんな主婦のお昼ごはん事情はどのようなものでしょうか。後編では主婦の方が自分一人のためにごはんを作ることをどう思っているかについてのアンケートや、簡単昼ごはんレシピもご紹介します。前編では、主婦のお昼ごはんの実情について、リアルな意見を見てきました。多くの主婦の方が、お金や手間をかけない食事で済ませていることが明らかになりました。【主婦のお昼ごはん・前編】はこちらから後編では、「自分一人のために昼ごはんを作ることをどう思うか?」と「安く簡単にできる主婦向けのレシピを教えてください」という2つの質問への回答を見ていきます。レシピなど、ぜひ参考にしてくださいね。■目次1.自分1人のためなら手抜きでも。お昼は最低限でいい2.簡単で美味しいお昼ごはんを作ろう!まとめ1. 自分1人のためなら手抜きでも。お昼は最低限でいい「自分1人のためにお昼ごはんを作るのは面倒か?」という質問に対し、8割の方が面倒に感じる、と答えました。その回答に関する意見を見ていきましょう。■「自分のためと考えるとなかなか何もできません。主人のお弁当と一緒に自分の分も作っておきます。朝食も、あえて前夜の残り物を取っておいて食べるようすることも」(40代・主婦)■「普段の家族への料理で手を抜けない分、自分だけとなると問題がないので手を抜いてしまいます」(50代・主婦)■「1人分の料理を作るのに材料を切ったり、後片付けで器具を洗ったりするのはどうしても面倒だと感じてしまいます」(30代・主婦)■「食べてくれる人がいないので張り合いがなく、なかなか作る気も起きないので、面倒に感じてしまいます」(40代・主婦)専業主婦ならばいかに家事の負担を減らすかを考えているから、自分1人のためにあまりエネルギーを消費したくない、という意見が大半を占めていました。また、もともと料理は好きではないので家族のためと思えるとき以外は作らずに済ませてしまうという人もちらほら。一方、1割程度の主婦は面倒でないと回答しています。どのような意見を持っているのでしょうか。■「料理は家事の一部だから、自分のためでも苦にはなりません。意識することなくやっています」(50代・主婦)■「自分1人のためのごはんは唯一、好きなものを自由に作れるので面倒にはならない。むしろ楽しいです」(40代・主婦)■「時間があるときだけですが、自分の食べたいものを考えて作るので面倒ではないです。時間がないときはパンとサラダなどでぱぱっと済ませます」(50代・主婦)このように、自分が好きなものを気兼ねなく作れるため、自分1人のための昼食作りは意外に苦にはならないという意見がありました。特に、子どもがある程度大きくなって時間に余裕が生まれる40〜50代の方が、面倒ではないと感じている結果となりました。2. 簡単で美味しいお昼ごはんを作ろう!これまで紹介してきた主婦のみなさんの意見を踏まえると、主婦のお昼ごはんは、安上がりで手間なくできることが重要となります。残り物や余っている食材も、上手に消費していきたいものです。「安く・簡単にできるお昼ごはん」メニューを聞いてみたところ、丼物やおじやなどが人気でした。【丼物・おじやなど】■「さんまの蒲焼き缶、長ネギの斜め切り、醤油大さじ1、缶一杯の水を煮て、卵でとじる。それをご飯に載せるだけで簡単さんま丼ができます」(50代・主婦)■「晩ごはんの残りの白米に、納豆とみじん切りしたネギ、生卵と刻み海苔をかけて食べるとボリュームもちょうど良く、体にも良く、コストも抑えられます」(40代・主婦)■「残っているお米に、前日の晩ごはんの残りのシチュー・カレー・肉じゃがなどを載せて、上からチーズをかけて、オーブンで焦げ目をつけるとドリア風ごはんが完成します。簡単かつ美味しいです」(50代・主婦)■「ヘルシーにしたいなら、豆腐となめこを白米の上にのせ、だし醤油をかけて豆腐丼を作ります」(40代・主婦)■「夏向きでシンプルな丼物で冷蔵庫の残り物で作れるものとして、オクラ・納豆・たくあんを食べやすいサイズに細かく刻んで、温泉卵(生卵なら黄身のみ)を落として、ワサビ醤油をかけるだけ。その他に、残ったお刺身とかトロロなんかがあると更に美味しいと思います」(40代・主婦)前日の残り物にプラスアルファで何かを混ぜて、それをご飯に載せて食べるといったレシピが多いようです。丼物などのメニューは、手間をかけずに美味しいのが魅力的ですよね。【麺類】■「冷蔵庫に余っている葉物野菜と肉を鍋に入れて牛乳や豆乳で煮て、コンソメ・塩コショウで味付けする。そのままでも食べられるし、味を濃いめにすることでパスタを投入してスープパスタにもできます」(30代・主婦)■「なんでものっけそうめんです。あり合わせのトマトやキュウリを刻んで入れ、鮭フレークやハム、納豆などのタンパク質系もできるだけ載せて、めんつゆをかけて食べます。うどんでもできるし、5分で作れます」(50代・主婦)■「パスタを茹でて、納豆を加えてポン酢を絡めれば簡単和風パスタができます。刻み海苔をのせるとさらに美味しいです」(30代・主婦)パスタやうどん、そうめんなど家に常備しているような麺類とあり合わせの食材でできる、麺類の簡単レシピを紹介してくださる方も多数いらっしゃいました。そのほか、炒め物や残り物をうまく活用したレシピを作る人も。■「ジャコチャーハンをよく作ります。フライパンにごま油を入れて先に卵だけ塩コショウで炒め、皿にあけます。その後ネギとジャコを炒め、また皿へ。そのフライパンにご飯だけを塩コショウ少々で炒め、パラパラになったら先ほどの卵、ネギ、ジャコを入れて最後につゆの素を少々回しかけて終わりです」(50代・主婦)■「納豆チャーハンです。納豆とたまごとご飯をパラパラになるまで炒めるだけです」(30代・主婦)■「耐熱容器にご飯を入れて、焼肉のたれ、コーンを入れてよく混ぜる。その上にピザ用チーズを乗せ、オーブントースターで焼くだけ。冷蔵庫に何もないとき、助かる超簡単レシピです。具材はいろいろアレンジできるので、そのときあるもので作ってます」(30代・主婦)フライパンや耐熱容器など、調理器具をなるべく使わずにできる料理をする人が多いようです。手早く作って食べて、後片付けまで簡単に済むのがベストですね。まとめやはり主婦の方は自分1人のためには、なかなか手の込んだ料理を作らないということがわかりました。しかし今回ご紹介したレシピは、忙しい主婦の方でも手間をかけずに時短で作れるものばかり。時間がないときでも栄養を考えた食事をとりたい方におすすめですので、ぜひ参考にしてみてください。アンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦の女性の方アンケート総数:50
2017年09月21日今回は、毎日の家事に追われる専業主婦の方のお昼ごはん事情について調査しました。自分1人用にお昼ごはんを作るのか、作る際の予算はいくらなのか。外食する場合の予算はいくらかなど、アンケートをとって調査しました。洗濯や掃除、料理などさまざまな家事を日々こなしている主婦。子どもや旦那さんがいなくなるお昼だけは一人の時間を満喫できる……という方もいるかもしれませんね。そんなお昼の時間帯、主婦の方々はどんな食事をしているのでしょうか。今回は20〜50代の専業主婦50名にアンケートをとり、気になる主婦のお昼ごはん事情に迫りました!■目次1.残り物ばかり!?主婦のお昼ごはんのリアル2.自分1人の食事には極力お金を使わない!3.たまには少し贅沢。外食の予算は“1000円ちょっと”まとめ1. 残り物ばかり…!?主婦のお昼ごはんのリアル【前日の残り物】「普段のお昼ごはんはどうしていますか?」という質問に対して、圧倒的に多かったのは「前日の残り物」という回答。経済的な面で節約にもなるし、新たに調理する手間を省くためにも前日の残り物を食べてぱぱっと済ませてしまう人が多いようです。■「前日の夕食をなるべく多く作っておいて、それをなるべく食べるようにしています。残っていないときは、納豆ご飯に味噌汁などほぼ調理しないもので済ませます」(40代・主婦)■「前日の夕食の残り物を中心に、足りない汁物などがあれば簡単に作れるものを用意します」(30代・主婦)■「基本的には晩ごはんの残り物や残っている物を食べます。もしくは賞味期限が切れそうな物から順に食べるように気をつけています」(30代・主婦)【インスタントや簡単な軽食】【お弁当の残り物】次に多かったのは、「インスタント・簡単な軽食」という回答でした。■「余り物があれば食べるが、基本的に調理なしで食べられるインスタントで済ますことが多いです」(30代・主婦)■「栄養的にはあまり良くないと思いつつ、自分1人のために作る気になれないので、ついパンなどを買って済ましてしまいます」(40代・主婦)朝に作った「お弁当の残り物」をお昼ごはんとして食べている主婦もいます。■「できるだけ簡単に、光熱費もかけたくないのでお弁当の残り物を電子レンジで温めて食べたりしています」(40代・主婦)■「1人分だけ作るのは面倒なので、朝必ず作る子供たちのお弁当のあまりを取っておいてそれを食べています」(40代・主婦)■「子どものお弁当を作るときに一緒に自分の分もお弁当箱に詰めておきます。そうすると、食べ過ぎないで済むので一石二鳥です」(40代・主婦)いずれにせよ、自分のために一から作ろうと考える人はあまりいないようです。手間や食材の消費、節約などさまざまな理由もあり、お昼の時間帯は忙しい家事を一段落させて、手間をかけずに簡単な食事をとりたいという主婦が多いのです。2. 自分1人の食事には極力お金を使わない!【お金をかけない】簡単なもので済ませてしまう主婦のお昼ごはん。予算について聞いてみると、「お金をかけない」という意見が圧倒的多数となっています。■「夕飯の残りものや冷蔵庫に余っている食材で十分です。買い置きしているものもあるのでそれで補えます」(40代・主婦)■「家にある残り物をリメイクすることが多いです。一人なら絶対にお金をかけたくありません…!」(40代・主婦)■「家にあるもので作るなり、済ませるなりが基本です。残り物というか食材を使い切る調整が主婦のお昼の役割だと思っています」(50代・主婦)ポイントは、とにかく新たにお金をかけないこと。賞味期限が近い食品を消費するなど、無駄になりそうな部分でまかなっている主婦がたくさんいることが明らかになりました。【300円未満】次に多かったのが「300円未満」という回答です。かなりロープライスですが、一体どのようなものを作るのでしょうか。■「ご飯を炊いて、野菜と卵の余り物で味噌を作る程度なのでほとんどお金はかかりません」(30代・主婦)■「極力やすく済ませるように心がけていますが、うどんなど買ったりすればまったくお金をかけることはできないので300円未満です」(40代・主婦)■「卵焼きや納豆、豆腐など300円未満でも意外としっかり栄養のあるものを作れます」(30代・主婦)なるべくお金をかけないという意図は「お金をかけない」人たちと同じですが、ある程度は栄養なども気にしつつ食事をするため、およそ「300円未満」という感覚のようです。といっても、やはりお金をかけないことを最優先にしている主婦の方々の気持ちが反映されていると言えるでしょう。【300円以上】300円以上かけてお昼ごはんを作っている人はごくわずか。いずれにせよ低予算には違いありませんが、少し予算が増えるとどうなるのでしょうか。■「ワンコインで済むようになるべく心がけてしまいますが、いつも少しオーバーしてしまいます……」(20代・主婦)■「わざわざお金と時間をかけて作るなら、ある程度はお金をかけて美味しいものを作りたいと考える。少しだけリッチにします」(30代・主婦)もしお金をかけて作るなら美味しい材料を使って美味しいものを、という理由からワンコイン以上で料理をするという意見がありました。何か頑張ったときのご褒美に、材料費を少し高めに作ることもあるようです。3. たまには少し贅沢。外食の予算は“1000円ちょっと”家でお昼ごはんを食べるならひたすら安く、という主婦のみなさんですが、外食する場合はどうでしょう。すると、一番多かった回答は「1000〜1199円」。この回答をした人たちの意見を見ていきましょう。【1000〜1199円】■「頻繁にあることではないので、1000円程度なら許容範囲内です。1500円程度になるとランチとしては抵抗があります」(30代・主婦)■「あまり頻度が高くないのでたまにの贅沢でカフェランチに行きがちなので1000円ちょっと使ってしまいます」(20代・主婦)■「本当は1000円以内に収めたいところですが、デザート付きやドリンク付きにすると1000円を超えてしまいます」(40代・主婦)そもそも外食頻度が少ないので、もし行ったときはドリンクやデザートをつけて満喫したい、という意見が多く聞かれました。なかには、1人ではなく友人と外食する場合が多いので、ゆっくり話しているとついついお金を使ってしまうというコメントも。あまり高額にならない程度の贅沢となると、“1000円ちょっと“になるようですね。【900〜999円】次に多かったのが「900〜999円」という回答です。■「ランチに1000円かけてしまうと損した気分になるので、できるだけ3桁で済ませようとしています」(40代・主婦)■「夫とランチに行くときは高額でも気にしませんが、1人や友人と行くときは1000円未満です」(30代・主婦)■「1人で行くなら1000円以内で絶対に収めます」(30代・主婦)当たり前のことながら、純粋に食べたいものと安いもの、どちらかを優先するかで出費は変わってきます。ですが、あくまでも普通の日のランチなら、予算は1000円程度というのが目安になっているようです。1000円程度のランチで人気なお店もたくさんあるので、もし外食をするなら賢くお店を見つけて、楽しく満足のいくランチをしてくださいね。たまには息抜きも大切です。まとめ前編では主婦のお昼ごはん事情について、その内容と予算に注目して主婦たちの意見を見てきました。基本的には、とにかくお金や手間をかけないよう努力している主婦がほとんど。たまに行く外食では、1000円程度を目安に友人たちとのランチタイムを楽しんでいるようです。後編では、主婦のみなさんが自分用に昼食を作ることに対する意見や、簡単な昼食レシピをご紹介します。ぜひ、後編もあわせて読んでみてください。【主婦のお昼ごはん・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦の女性の方アンケート総数:50
2017年09月20日こんにちは、佐原チハルです。プレミアムフライデー、みなさまのご家庭では楽しんでいらっしゃるでしょうか。専業ママの場合、旦那さんがプレミアムフライデーを楽しんでいたとしても「自分には関係のない話」と感じる方も多いようです。専業ママだと「一年中、休みという休みがない」とよく言われますし、“主婦休みの日”だって、年に3回じゃ足りませんよね。そんな中、自主的にプレミアムフライデーを導入し始めた専業ママたちがいます。今回は、そんな専業ママたちの声を集めてみました。●「育児も前よりも楽しめるようになった!」という声『夫の会社もプレミアムフライデーを導入することになって、羨ましいなぁと思っていたんです。それで私もまねすることにしました』(30代/4歳の子のママ)導入は毎週ではなく月に2回だそうですが、金曜日が来るのがとても楽しみになったそう。お子さんは幼稚園に通っているのですが、導入日は18時まで園の預かり保育を利用している そうです。『久しぶりにゆっくりドラマや映画を見る時間が作れて、生き返ったような気持ちです。子どものお迎えに行くときも、「お待たせ、時間をくれてありがとう」って思えるから、余裕があるというか、ますます育児頑張ろうって思える感じがします』こちらのママさんの言葉を聞いて、筆者は子どもが保育園に行き始めたときの気持ちを思い出しました。やっと自分の時間が持てる、という開放感のような気持ちがあったのです。そして、子どもと長い時間離れることへの寂しい気持ち。寂しい気持ちもあるからこそ、お迎えに行ったときの「会いたかったよ!」という感情がより強く感じられます。そしてその気持ちのおかげで、ご飯、お風呂、翌日の準備に寝かしつけ、家事……と、その後の忙しい時間を乗り越える力も湧いてきます。幼稚園のお預かりといえばお勤めをしているママが利用するもの、というイメージもありますが、専業ママももっと積極的に利用してみても良いですよね。●「専業主婦の仕事に自信を持てるようになった」という声『最初は「専業主婦のくせにプレミアムフライデーなんてダメかな」って思っていたんです』(30代/3歳と1歳の子のママ)そう話してくれたママさんは、お子さんが0歳のときに今の自治体に引っ越してきました。元は産休明けすぐからお子さんを預けてお仕事を続けてらっしゃいましたが、引っ越し先で保育園が見つからず、やむなく退職されたとのこと。“専業主婦”としてももう数年頑張っていらっしゃいますが、もともとお仕事に熱心だったこともあり、専業であることに負い目のようなものを感じてしまうこともあった そうです。『夫に話したら、「いいね!」「いつもお疲れ様、何か助けが必要だったら言ってね」って言ってくれたんです』こちらのママさんがプレミアムフライデーを楽しんでいるあいだ、3歳と1歳のお子さんは市の一時保育サービスを利用しているそう。それで足りていることもあり、今のところ特に助けてもらうことはないそうですが、旦那さんの言葉はとてもうれしかったそう。『専業主婦って、仕事に終わりもないし区切りもつけにくいし、いつも子どもが一緒でどうしても自分だけの時間って持ちにくくて。うちの夫は日頃から家事も育児もする人だから、周りのママたちよりはかなり恵まれてるとも思うんですけど、やっぱり疲れてもいたんだと思います。でも“仕事じゃない”し、お金を稼いでいるわけでもないから、疲れてるなんて言いにくくて。お疲れ様って言ってもらえて、休んでいいんだって思えたら、なんだかあらためて専業主婦の仕事も胸を張っていい仕事なんだよなぁって思えるようになりました』下のお子さんが幼稚園に入れる年齢になったら、またパートでのお仕事復帰を目指す予定だそうです。しかし専業ママであることに自信を持てるようにもなったので、お仕事復帰するまでは、よりいっそう専業ママとしての生活を楽しもう、と思えるようになったとのこと。専業ママの場合、お金を稼いでいないということがどうしても引け目になってしまう ことも多いようです。しかし仕事の価値や大変さ、重要性は、お金を稼いでいるか否かでは変わりません。パートナーである旦那さんからもらえた暖かい言葉は、とてもうれしかったことと思います。本記事を読んでいるパパさんは、どうかママさんの日頃のご苦労を労り、言葉と行動で示してさしあげてくださいね。●「夫への思いやりの気持ちが持てるようになった!」という声『うちの夫の職場、最初の1回だけプレミアムフライデーやってたんだけど、次の週からは何事もなかったかのようにいつも通りになったんだよね。自分の時間が本当に全然自由にならないんだなぁと思ったらなんだか可哀想みたいな気持ちになっちゃって、毎週金曜はちょっといいもの作ってあげようって思うようになった』(30代/4歳の子のママ)こちらのママさんは、旦那さんの会社がプレミアムフライデーを導入するのと同じタイミングでご自身もプレミアムフライデーを自主導入されました。プレミアムフライデーを実施する日は、お子さんは幼稚園のお預かり保育を利用しているそう。しかし旦那さんの会社がプレミアムフライデーを自然にやめてしまったため、現在はママさんだけが金曜の午後の時間を楽しんでいる そうです。『主婦にも休みは絶対必要だって思ってたから、夫に合わせてやめようとは思わないけど、ともかく夫が可哀想っていうか、大変だなって思う。有給休暇だって満足に取れないし。そもそも長時間働きすぎだと思うんだよね。仕事してる人も専業主婦も、もっとみんな休めるようになるといいのになって思うよ』そこでこのご夫婦は、今年は旦那さんが“有給を半分は消化する”というのを目標にしているそうです。主婦の仕事も会社などでのお仕事も、イキイキと続けていくには休日や休暇は必要不可欠です。長時間労働が問題になっている昨今だからこそ、休日・休暇は積極的に持てるようにしたいですね。----------以上、いかがでしたでしょうか。そもそもプレミアムフライデーは、実施できている仕事・会社があまり多くはないようで、筆者の周りでも「うちには関係ないかな」という感じの人が多いです。年に3日しかない主婦休みもそうですが、“休む”という行為は、なかなか定着しにくいのかもしれません。自分から「休む」と宣言し、実行するのは簡単ではないことも多いです。しかし専業ママも過労にならないよう、積極的に働きすぎを避けていきたいですね。●ライター/佐原チハル
2017年09月20日専業主婦世帯よりも共働き世帯が多い現代では、「結婚したら専業主婦になりたい」と言う人に「時代遅れ」「今どきそんなの無理」など厳しい声が向けられることが多いです。そのため、大きな声で「専業主婦になりたい!」とは言いにくい空気があります。しかし、実際のところは専業主婦になりたい人や、専業主婦になった人だってたくさんいるはず。そこで今回は、専業主婦になった人に、そのきっかけについてお話を聞いてみました。また、専業主婦になってどうだったか、後悔していないかについてもあわせて聞いてみましたので、ご紹介したいと思います。●(1)仕事がつらくて専業主婦に『子どもがいなかったので、結婚してからも5年間、正社員で働いていました。でも、もともと仕事が好きだったわけでもなく、クライアントと関わることで毎日大きなストレスを感じていました。しかも、有給休暇はないし、残業代は出ないし、ボーナスも退職金もないという環境。ずっと我慢していましたが、ストレスから体調を崩すことが多くなったため夫に相談したら、「辞めてもいいよ」と言われたので辞めました。辞めた結果、幸せです!家事のストレスなんて、仕事のストレスに比べたらないに等しいくらい。毎日部屋をきれいに掃除して、おいしい料理を作って、猫の世話をして夫の帰りを待つ生活。のんびりしていて満足 です。私が働かなくても余裕のある生活を送れるのは夫のおかげなので、本当に感謝しています』(30代女性/子どもなし・専業主婦歴1年)「仕事が嫌だから専業主婦になりたい」というのは、「そんな甘えたことを言うな」と一番叩かれやすい理由でもあります。しかし、夫婦間で話し合い、旦那さんからの了承を得ているなら他人がとやかく言う問題ではありませんよね。仕事を辞めても生活に困らない経済力があるなら、ストレスをためて毎日悶々と過ごしているよりも、一度スパッと辞めてしまったほうがいいでしょう。家庭の仕事に専念することで、心も体もリフレッシュできるかもしれません。●(2)夫に頼まれて専業主婦に『私自身には特に専業主婦願望があったわけでもないんですが、夫から「結婚後は、できたら専業主婦としてサポートしてほしい」と言われ、同意して結婚しました。結婚してからすぐ子どもも生まれ、今では2児の母です。育児はとても大変で、仕事をしながらだったら無理だったなと思います。キツいことももちろんありますが、子どもと一緒に遊んだり勉強を見たり、毎日楽しい ですよ。ずっと子どもと一緒にいるのがストレスになるという友達もいますが、私は平気です。むしろ、人に任せるほうが不安です。子どもが中学生くらいになったらパートに出るかもしれませんが、それまでは専業主婦生活を満喫したいです』(30代女性/2児の母・専業主婦歴8年)仕事に専念したいから、子どもと一緒にいてほしいからなど、「夫に頼まれて」というケースも意外と少なくないようです。ただ、帰ってきてからや休日などに育児参加してくれる旦那さんであれば問題ないでしょうが、ワンオペ育児が問題になっているように、「専業主婦なんだから家事も育児もすべて一人でやって当然」のような考えの旦那さんだと、逆につらい可能性もあります。●(3)夫の転勤のため専業主婦に『転勤族な夫と結婚したため、専業主婦になりました。引越し先でパートとして働いたこともあったんですが、けっこう短期間でまた次の転勤先へという感じだったため、申し訳ないなと思い働くのを辞めました。専業主婦になったことで自分の時間がたっぷりとれるようになり、趣味に没頭できたのは良かった です。でも、専業主婦の期間が長くなって、やはり外で働きたい、社会へ出たいと思うようになり、40代で事務のパートなどを受けましたが、転勤でいつ辞めるかわからない可能性などの話をすると雇ってもらえません。専業主婦生活に特別不満があるわけでもありませんが、働いていたほうが友達もできるし、気晴らしになります 。とはいえ、なかなか希望に合うパート先が見つからないのが現実です』(40代女性/子どもなし・専業主婦歴15年)転勤族だと正社員はおろか、パートとして働くこともままならないのですね。どこにでもある飲食のチェーン店やコンビニであれば働けるのかもしれませんが、事務などのオフィスワークとなると、仕事を覚えた途端に辞めなくてはいけなくなる可能性もあるため、難しそうです。----------専業主婦になる決断をするのに必要なことは、「夫婦の同意のもとであること」と「経済的に余裕があること」であると言えそうです。現実問題として、旦那さんから「専業主婦になってほしい」と言われても、収入の面で不安があると「わかった」とは言えないこともあるでしょう。「専業主婦になれば出費も減るからそんなに収入を気にする必要はない」と言う人もいますが、将来のために共働きで少しでも多くお金を貯めておきたい、夫が働けなくなったときのリスクを減らしたい、生活水準を下げたくないという考えから、仕事を辞めたいと思ってもなかなか専業主婦になる決断ができない人も多いものです。そういう意味では、やはりこの時代に躊躇することなく専業主婦になれる人というのは、恵まれていると言えるのかもしれませんね。●文/パピマミ編集部●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年08月17日ネット上だけに限らず、リアルの世界でも、専業主婦をやたらと忌み嫌い、叩く人っていますよね。特に女性に多い気がします。昔、私の友人の中にもいました。結婚して家庭に入り、専業主婦になった友達を陰でバカにし、「若いうちから専業主婦になるなんて、将来絶対困るし後悔すると思う」「そもそも旦那に養ってもらうとか、プライドないのかな?私ならムリ」など、言いたい放題。見かねた別の友達が「人それぞれだし、夫婦間で決めたことならいいんじゃない?」とフォローすれば、「女に働かなくていいなんて言う男、ロクなもんじゃない」と旦那さんのことまで悪く言う始末。反論すれば自分まで槍玉に挙げられてしまうため、みんなそのときはそれ以上何も言いませんでしたが、だんだんとその友達とは距離を置くようになっていきました。私も今では音信不通です。では、やたらと専業主婦バッシングをしたがる人というのは、どのような心理なのでしょうか?実際に専業主婦に対して良い印象を抱いていなかった、または専業主婦の悪口を言ったことがある、という方にお話を聞いてみました。●(1)心に余裕がないことから生まれる「妬み」『実は、私自身も「専業主婦なんて家でゴロゴロしてるだけ」とか「せっかく大学まで出たのに働かないなんておかしい」とか言っていました。そのときは、そう言いながら、心の中では「私はこんなに毎日一生懸命働いているのにずるい! 」という感情でいっぱいでした。そう、ただの妬みです。小さな子どもを抱えながら働いて、家に帰れば家事・育児に追われ……専業主婦をやっている友達が妬ましくてしょうがなかったんですね。でも、ある程度子どもに手がかからなくなり、心に余裕ができてからは、そんなこと思わなくなりました。自由に使えるお金もあるし、貯金もだいぶ貯まったし、いろいろな面でゆとりができたんですね。専業主婦叩きをしていたころは、心に余裕がなくて荒んでいて、自分と違う環境にいる人に嫉妬していた だけです』(40代女性/会社員)ほとんどの人がこの「妬み」という感情から専業主婦叩きをしているのだと思います。「自分はこんなに大変なのに、自分は働かなきゃいけないのに、なんであの人は働かなくていいの?」という一種の八つ当たりですね。「あなたも私と同じ苦しみ、大変さを味わってよ!」というような怒りも入っているでしょう。心に余裕がなくなると、どうしてもそういった負の感情が渦巻き、妬みから自分より居心地の良さそうな場所にいる人に当たってしまうのだと思います。●(2)働かなくても生活ができる夫の収入に対する「羨ましさ」や「僻み」『ぶっちゃけ、妻が働かなくてもいいくらいの収入を旦那さんが稼いでいるということが羨ましくて、羨ましいと思っている自分を認めたくなくて、専業主婦をけなしていました。羨ましいって言っちゃうと負け 、みたいな(笑)。だから、「いくら収入があったって、いつ会社が倒産するかもわからない時代に専業主婦でいるなんて、お気楽だよね〜」とか。恥ずかしいですね、反省してます』(30代女性/パート)経済的に旦那さんの一馬力でも生活はできるけれど、自分自身が仕事が好きで働きたくて働いているという人や、将来のために働けるうちは働いておこうと思っている、というような人たちは、専業主婦バッシングをしないように思います。本当は働きたくないのに夫の稼ぎが少ないせいで自分が働きに出ている、という気持ちが強い人ほど、専業主婦を羨ましいと思っている傾向が見られます。それがだんだん「どうせ私なんてお金がないから働いてるだけだし」のような僻みに変わっていってしまうこともあります。●(3)ただ単に専業主婦を誤解していた『私の母親は専業主婦だったんですけど、私が学校から帰ってくるといつもリビングでソファに横になりながらテレビを見たり昼寝したりしていたんです。その印象が強かったこともあり、私の中で「専業主婦=ヒマ、いつもだらけている、怠け者 」というイメージしかなかった。別に、母も一日中そうやっていたわけじゃないと思うんですが……たぶん(笑)。でも、自分に子どもができて、夫と話し合って3歳までは専業主婦でいようということになり、専業主婦になったんです。そしたら、母の印象と全然違う!私の要領が悪いのかもしれないけど、1日中やることが多いし、子どもとずっと一緒で頭がおかしくなりそうだし、めっちゃ大変だったんです。自分が専業主婦になってみて初めて、専業主婦を誤解してた なって思いました』(20代女性/専業主婦)これはわかります。私も自分の母が専業主婦で、子どものころは「うちのお母さん、いっつも寝てばかりいるなぁ」と思っていました。でも、一人暮らしを始めてから家事の大変さを知りました。友達から、子育ての大変さを教わりました。家事と育児を一人でこなさなければならないとなると、自分の時間なんてなかなかないのではないかなと思います。そして、私も一時期、専業主婦のような生活を送ったことがありますが、一人で家にいるのがつらかったです。子どもがいないので、一日中誰とも話さずひたすら夫の帰りを待つという生活は、外で働くよりも私にはつらいものでした。----------何かと専業主婦を叩きたがる人たちの気持ち、おわかりいただけたでしょうか?もしかしたら、心当たりがある方もいるかもしれませんね。でも、人は人、自分は自分です。比べるものではありません。それに、誤解されやすいですが、専業主婦だって立派な仕事です。家族から感謝されたり賃金をもらったりすることがなくても働いているんです。そして、なかなか理解されない苦労や孤独などを抱えている人も中にはいます。そういったことをわかったら、批判なんてできない、する意味がないということがわかるのではないでしょうか。「人それぞれいろいろな生き方があっていい」そう思えれば、心も少し軽くなるかもしれません。●文/パピマミ編集部●モデル/神山みき(れんくん)
2017年07月12日今や専業主婦は少なくなり、結婚・出産後の女性が働くことは決してめずらしくありません。家事や子育てと仕事を両立するため、パートタイムで働く女性も多いのでは?主婦の仕事や働く理由を知るため、実際に「兼業主婦」として家事・子育てをこなしながら働く女性50人にアンケートをとりました。家事・子育てを主に担当する既婚女性、つまり「主婦」が労働する場合、結婚・出産前と同じように働くのはなかなか難しいもの。そこで、家のことと仕事を両立できるようにパートタイムなどで働く人が増えます。今回は、子どもを持つ20〜50代の主婦50人を対象にアンケートを実施し、主婦のオシゴト事情を調査。働く理由や収入例、主婦が働きやすい仕事について探りました。アンケートにご協力いただいた皆さんはいわゆる「兼業主婦」。家事をこなしながら仕事も頑張る女性たちです。なお、今回のアンケート対象に正社員として働く方は含まれていません。パートの仕事を探している主婦の方や、現在は育休中でもまた働きたいと考えている方は、実際に家事・子育てをしながら仕事に励む皆さんの意見をぜひ参考にしてくださいね。※この記事内においての「主婦」とは、基本的に子どもがいる家庭で家事・子育てをしている既婚女性のことを指します。■目次1.主婦のオシゴト選びは“働きやすさ”が重要2.リアル!主婦が働く理由No.1は「家計のため」まとめまずは、「兼業主婦」として家事や子育てをしながら働く女性がどんな仕事に就いているのか見ていきましょう。1. 主婦のオシゴト選びは“働きやすさ”が重要アンケートの結果、兼業主婦として働く女性は幅広い業種・職種に就いていることがわかりました。多くの女性はパートタイムですが、なかにはフルタイムで働く人もいます。出産後に女性が働くことも一般化しているので、人それぞれ色々な職に就いていることは当然ですが、全体的に見て、家事や子育てに支障が出ないような仕事が好まれているという傾向があります。■女性に人気な「事務・オフィスワーク」今回のアンケートでもっとも多くの割合を占めたのは、そもそも女性から人気のある仕事のひとつ、「事務・オフィスワーク」でした。■「午前中だけの時短勤務のオフィスワークです。結婚前もオフィスワークだったので」(40代・主婦)オフィスワークをしている主婦の多くは、出産以前からオフィスで仕事をしていた人たち。現代は、子育てが落ち着きしだい、職場に復帰するケースも少なくありません。慣れた環境・仕事はやはり安心できるものです。■「オフィスワークは動かないため家事のための体力を温存でき、給料が高いこと」(20代・主婦)オフィスでの仕事はデスクワークが中心。体に無理がかからないというのは、女性にとっては嬉しいポイントのひとつです。また、仕事や雇用形態にもよりますが、勤務時間が相談できたり急用時にも対応しやすかったりと、時間に融通が効く会社もあることがわかりました。■シフト制で働きやすい「飲食業」「販売・接客」「事務・オフィスワーク」に次いで働く人が多かったのが、「飲食業」です。■「子供の学校などに影響を出さない時間帯だと、どうしても飲食店のランチ営業が中心の仕事になりますね」(50代・主婦)■「飲食店の接客業は特別な経験や資格が必要ない事が多いし、おばさんでも務まる仕事だから始めた」(40代・パート)飲食店の仕事は募集も多く、未経験からでも始めやすい点が魅力。昼間の時間帯は特に、パートタイムで働く主婦の労働力を頼りにしている場合もあります。出産後に始めた仕事としては、「販売・接客」の仕事をしているという人も多く見られました。■「スーパーで働いています。短い時間で募集している所が多いと思うし、働きやすいと思います」(40代・パート)スーパーやコンビニなどもパートタイムの定番。急用で休みを取りたいときも、気軽にシフトを代わってもらえる職場が特に働きやすいという声が挙がりました。このように、「飲食業」や「販売・接客」のアルバイトは“シフト制”であることがほとんど。シフト制は自分や家族の都合に合わせて働けるため、家事や子育てと仕事を両立する兼業主婦にとって大きなメリットとなります。■小さな子どもがいても安心な「在宅ワーク」■「ゆとりがある時に働けて効率がよく、何よりも自宅でできるので子育てと両立することができる」(30代・主婦)現代はPCとインターネットがあれば、色々な仕事ができるものです。実際に、「在宅ワーク」でPC入力作業やライティングの仕事をしている人もいることがわかりました。在宅の仕事はあまり稼げない場合もありますが、時間や場所に拘束されないのが何よりの利点。家にいながら隙間時間で仕事をしたり、小さな子どもの面倒を見ながら仕事をしたり、自分のペースで働けます。2. リアル!主婦が働く理由No.1は「家計のため」前項のアンケートでは、子どもを持つ主婦も様々な仕事に就いていることがわかりました。それでは次に、その主婦たちが働く理由について見ていきます。■一番の理由は「家計のため」兼業主婦が働く理由は、「家計のため」という回答がダントツで多くなりました。50人中42名が、家計を支えるという意識で働いています。■「これから子供が大きくなって教育資金が必要になることを考えると少しでも蓄えが必要だし、生活費が足りない月もあるので」(40代・主婦)■「旦那の稼ぎがもっとあったら働きません。家計の足しにする為に働いています」(40代・主婦)■「夫の収入のみではギリギリの生活なので、私も働かなければいけないと考えています」(20代・主婦)お金の問題は非常にリアル。現状として家計の収入不足を感じて働く人もいれば、子どもの養育費を懸念している人もいました。ネガティブな意見もたくさんあり、経済的な理由で働く必要がなければ、専業主婦として家事・育児や自分のために時間を使いたいと考える人も多いようです。■「収入が多い方が、旅行に行ったりできるし、念のために」(30代・主婦)■「少しでも働いて子供の将来のお金を貯めたいし、今後、引っ越しをしたり、車を買い替えたりしたいから」(20代・主婦)仕方なく働くよりも、何か目標を持って働くほうが頑張れるもの。同じく「家計のため」という意識で働いているにしても、ポジティブな気持ちで仕事に臨んでいる主婦もいました。■「自分のお金が欲しい」という本音も「自分のお金が欲しい」という理由で働いている人もいました。といっても、稼いだお金すべてを自分のために使うという直接的な考えを持つ人はほぼ皆無。■「少しでも家計の収入の足しにするため。それと、旦那の働いたお金を使うのは申し訳ないため、自分で働いて自由に使えるお金を得るため」(30代・主婦)■「専業主婦でお金を使わせてもらうことに少しだけ抵抗があるため。主婦も仕事ではあると思うけど」(30代・主婦)このように、自分も家計の担い手として収入を得ることで自分自身のお金も持てるようになる、と考えているようです。男性側がどう思うかは別としても、専業主婦という立場を“負い目”のように感じてしまう女性もいることが、今回のアンケートからもわかります。その点において、兼業主婦として働いていれば、堂々と自分のお金を持つことができるのです。まとめ女性が社会で活躍する現代も、未だに家事や子育てをメインで担うのは女性であることがほとんど。子どもを持つ女性の多くが「兼業主婦」として働いています。主婦が働く業種・職種は多岐にわたりますが、主婦業をこなしながらでも働きやすい職場が好まれています。働く理由としては、「家計のため」という意見が圧倒的多数。しかし、価値観は人それぞれであることがわかりました。後編では、主婦が働くペースや具体的な収入例、職場選びについてのアンケート結果を紹介。主婦が働きやすいオシゴトについて考察します。【主婦のパート事情・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年6月2〜3日対象:20〜50代の主婦、パート・アルバイト、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月03日「兼業主婦」が働く理由は“家計のため”。家事も仕事もがんばる女性の皆さんがどれくらいのペースで働き、いくら稼いでいるのか、ズバリ聞いてみました。主婦ならではの職場の選び方も必見。前編に引き続き、主婦が働きやすいパートについて考察します。前編では、家事・子育てをしながら働く女性たちがどんな仕事をしているか、なぜ働くかという2つのアンケート結果をもとに、「兼業主婦」の働き方について見てきました。【主婦のパート事情・前編】はこちらから後編は、主婦が働くペースや収入、職場選びについてのアンケートをもとに、主婦が働きやすい仕事とはどんなものか考察していきます。■目次1.稼ぐなら週に4〜5日。2〜3日なら余裕あり2.主婦のパートは夫の扶養内におさめるべき?3.子どもが風邪…。シフトの融通が効く職場がベスト!まとめ1. 稼ぐなら週4〜5日。2〜3日なら余裕あり子どもがいる主婦は特に、家のことで何かと忙しくなるのは普通のこと。実際のところ、兼業主婦の皆さんがどれくらいのペースで働いているのか、アンケートをとりました。結果、「週に4〜5日」働いている主婦が50人中25名となり、ちょうど半数。次いで「週に2〜3日」が4割ほどを占めました。【週に4〜5日】■「主人と休日を合わせることを考えると週に5日以下、しっかりと家事を片付ける日などを作る場合は4日くらいが妥当かと思いました」(40代・主婦)■「週休2日で働いています。勤務時間が短いので週5日は働かないと収入にならないからです。家事の負担にならない程度にがんばっています」(40代・主婦)フルタイムで働く正社員の場合、基本は週5日で1日8時間の労働。パートタイムでは1日あたりの労働時間はそれよりも少なくなりますが、日数的にはフルタイムとあまり変わらないペースで働いている人もたくさんいるのです。■「週末は子供としっかり触れ合って遊びたいので、平日にガッツリ働きます!」(40代・パート)■「旦那の扶養範囲内で働きたいと考えているため、週4がベストだから」(30代・主婦)週に4〜5日働く人たちのほとんどは、主婦業をこなしながら、夫の扶養範囲内でできるだけ収入を得るというスタンスでした。【週に2〜3日】■「子供がまだ小学生なので、週3日パートをして、残りの2日は一緒に遊んだり宿題をみたりしています」(40代・主婦)■「家事もしっかりやりたいし、少しは自分の時間もほしいから週3ぐらいがちょうどいい」(30代・主婦)対して、週に2〜3日働いている主婦の多くは、家事・子育てと仕事のバランスを意識しています。仕事を週の半分程度に止めておくことで、家事と仕事をしっかり両立し、子どもとの時間や自分の時間も確保することができているのです。このように、家計全体の収入状況や生活スタイルの違いによって、少ない人では週に2日から多い人で5日まで、働くペースにはバラつきが出ることがわかりました。2. 主婦のパートは夫の扶養内におさめるべき?働くペースについては「週に4〜5日」という主婦が多数でしたが、気になるのは、それで収入はどれくらいになるかというところ。兼業主婦の皆さんは1ヶ月にどれくらい稼いでいるのか、ズバリ聞いてみました。アンケートの結果、1ヶ月あたりの平均収入額は「6〜9万円」。次いで多いのは「3〜6万円」となり、9万円以上稼いでいる主婦はぐっと少なくなっています。【6〜9万円】■「130万円を超えないよう、社会保険に加入しない程度のお給料にセーブして働きたいから」(30代・パート)■「税金が高いため年収100万円以下に納めないといけないためです。個人的には子供に手がかからなくなったら正社員としてフルで働きたいです」(20代・パート)■「8万円程度です。フルタイムでは働かないのでこのぐらいが続いています」(30代・主婦)サラリーマン家庭の主婦が夫の扶養内で働く場合、「103万円の壁」や「130万円の壁」と言われる年収のボーダーラインに注意する必要があります。単純計算ですが、年収103万円に止めるなら1ヶ月に稼げるのは85,833円まで。税金・保険に大きな影響を与えうる130万円ギリギリまで稼ぐなら、月あたり108,333円が限界となります。事実、月収6〜9万円の主婦の多くは、夫の扶養から外れないように働き方を調整していました。働く主な理由が「家計のため」であったことを考えれば、トータルで家計の損にならない範囲内で稼ぐのが得策です。【3〜6万円】■「週3日、時給1000円で1日3〜4時間働いているので、1ヶ月で4〜5万円くらいです」(40代・主婦)■「子育てに支障の出ない時間帯と日数でパートをしているので、毎月大体4万円前後もらっています」(40代・主婦)月収3〜6万円の主婦のほとんどは、平日の昼間や夕方にパートタイムで働いている人たち。家事や子育てにもしっかり時間をとりつつ週に3日程度働くと、これくらいの収入になるようです。【9〜12万円】■「子供が保育園に行っている間に、頑張って働いてますが、時間的に限界があるのでここまでです」(40代・パート)■「時給1000円くらいで、週5回フルタイムで働き、社会保険などが引かれると10万円ちょっとになる」(30代・主婦)月に9万円以上稼ぐ主婦は少数派。アルバイトなど単価が低い仕事でそれだけ稼ぐにはフルタイム並みに働く必要があり、家庭によっては時間的に難しい場合もあります。また夫の扶養からも外れるようになるため、闇雲に収入を増やそうとするのではなく、家計の状況や先のことも考えた上で働く必要があります。3. 子どもが風邪…。シフトの融通が効く職場がベスト!家計の状況やライフスタイルに適した働き方をするのがベストですが、主婦として家事や子育てをしている以上、うまくバランスをとることは不可欠。そこで、主婦が働きやすい職場の選び方について聞いてみました。職場選びについては、家のことや子どもの世話など、臨機応変に行動しなければならない主婦ならではの考えがはっきり表れました。■「シフトの融通」が最優先!■「シフトの融通が一番の肝。これが出来ないと子供がいての仕事など到底出来ない。もっと旦那が積極的に家事育児に参加してくれたらまだマシなのだが」(40代・主婦)■「子供が急に熱を出すこともありますし、学校の行事などもあるのでシフトに融通が効くかどうかがとても大切だと思います」(40代・パート)職場選びに関して、「シフトの融通」を重視する主婦は50人中43名に上りました。そして、その理由として子どもの存在を挙げているのは37名。子どもを持つ主婦にとって、子どもの都合は自分の都合にも等しいもの。病気をしたときの世話はもちろん、保育園・学校の送り迎えや行事など、主婦は柔軟に対応しなければなりません。そのため、必要な場面で確実に休みを取れることは主婦にとって必須条件となります。シフト制の仕事でなくとも、休日や勤務時間を気軽に相談できるような職場が働きやすいと言えます。■「家からの距離」も要チェック■「家から近いと緊急時に帰ったり、また出勤したりするのが簡単にできるので、距離を重視しました」(40代・主婦)■「家事や子育てのためには、通勤時間ができるだけ短い、家に近い職場が時間の節約になり便利だから」(40代・主婦)「家からの距離」も注意すべきポイントです。電車で時間をかけて通勤するような職場では、子どもの急病時などにも対応しづらくなってしまいます。また、主婦業をこなしながら収入を得るためには、時間を効率的に使う必要があります。パートタイムの仕事は時給制であることも多く、通勤に時間をかけるよりも、そのぶん家の近くで働いたほうが稼げるかもしれません。■主婦に理解のある職場選びを■「やはり続けるには人間関係が大事だと思う。子育てに理解がある職場でないと続けられない」(30代・主婦)主婦は家族のために急遽仕事を休むこともありうる以上、それに対して理解し合えるような「人間関係」も欠かせません。働いてみなければ職場の雰囲気はなかなかわからないものですが、他に子育て中の主婦がいるかどうかなども確認してみるとよいでしょう。まとめ主婦が仕事をする場合、まずは家事・子育てもしっかりこなせるペースで働くことが大前提。同じくパートタイムの兼業主婦でも、週に何日働くかは人それぞれでしたが、多くの主婦は夫の扶養から外れない範囲で働いていることがわかりました。これからパートを始めたいと考えている主婦の方は、自分の家庭の家計状況や生活スタイルをしっかり考慮し、子どもの都合に対応しやすい仕事を選ぶことをオススメします。アンケート実施期間:2017年6月2〜3日対象:20〜50代の主婦、パート・アルバイト、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月03日専業主婦が被害者になることが多いと言われている“経済的DV”ですが、みなさんは具体的にどのようなものかご存知でしょうか?経済的DVには、配偶者に生活費を渡さない、配偶者が働くことを認めない、仕事を辞めさせる、家計の管理をどちらか一方がすべて行う、家庭の財政状況を明かさない、配偶者に無断で借金する、自分は働かずに配偶者だけに働かせる、配偶者に内緒で借金をする、などの行為が該当するそうです。これらの行為によってパートナーの経済的な自由を奪い、相手を追いつめる ことを経済的DVと言います。「もしかして、うちも……?」という心当たりのある方はいらっしゃいませんか?今回はそんな経済的DVについて、被害者の体験談と対処法をご紹介していきたいと思います。●経済的DV被害者の声●仕事を辞めた後も生活費を半分しか出してくれない『妊娠を機に仕事を辞めました。それまで、生活費として毎月お互いにそれぞれ同額で9万円ずつ(家賃分含む)を出し合っていたのですが、私が仕事を辞めてからも夫が出す金額が変わらなかった んです。「働いていないんだから、私の分も出してくれないと足りない」ということを伝え、今まで私が出していた分も出してくれるようにお願いしたのですが、夫は断固拒否。私の貯金から出せと言われました。しかも、それが嫌なら働けと……。夫の収入は30代前半で年収600万円ほどなので、毎月18万円の生活費を出すくらい苦ではないはずなんですが……。子どもが2歳くらいになったら私もまた働く予定なので、それまでは夫の収入だけで生活をと思っていたのですが、まさか私の貯金を崩しながらの生活を強いられる とは思ってもみませんでした』(20代女性/専業主婦)この方、仕事を辞めるときにはもちろん旦那さんに相談したそうです。そのとき、「妊娠中〜子どもが2歳になるまでは働かなくていい」と言われたといいます。けれど、旦那さんは「働かなくていいとは言ったけど、生活費をすべて俺が出すとは言ってない」とのこと。旦那さんは元々、奥さんが働かない期間は奥さんの貯金を切り崩して生活費を出すものと思っていたようです。しかし、専業主婦には収入がないのですから、「働かなくていい」と言われたら、普通は養ってもらえると思ってしまいますよね。●お金の使い方を細かくチェックされる『うちは共働きで、生活費は折半です。貯金額も毎月いくらと夫が決めていて、残った額がそれぞれの自由に使えるお小遣いになります。ただ、夫は私の収入や支出を細かく管理しているのに、私は夫の収入や支出を教えてもらえていません 。聞いても「教える意味がない。俺がしっかり管理してるんだから余計な心配するな」と言います。何よりストレスなのが、私のお小遣いの使い方をいちいち細かくチェックしてくる点。毎月、何にいくら使ったのか報告し、「それは必要ないよね」とか「洋服1着に1万円以上は出さないこと」「まだ使えるのにどうして新しいものを買うの?来月は洋服買うの禁止」など、ダメ出しされるんです。夫の収入で生活しているとか、貯金できていないとかなら言われてもわかりますが、私が稼いだ純粋なお小遣いに口出しされるのはつらいです。お小遣いの使い方まで夫に管理される なんて、うちだけなんじゃないかって思っちゃいます』(30代女性/会社員)この方の旦那さんは自分自身も金銭管理に厳しいそうで、いわゆる「ケチ」なんだそう。外食や旅行もほとんど行かず、貯金が趣味なのだとか……。貯金をしっかりしてくれるのはありがたいことですが、妻のお小遣いの使い道まで管理して自由を奪うのは経済的DVと言えそうです。●働きに出ることを許さない『私は結婚後、夫に「専業主婦になってほしい」と言われて仕事を辞めました。この時代に専業主婦にしてくれる男性なんて珍しいなと感心したのと、それだけの収入があるんだろうなと気楽な気持ちで家庭に入りましたが、ふたを開けてみたらびっくり。夫の年収は300万程度で、しかも私には内緒の借金があった んです。私に渡される生活費は、借金の返済額と家賃、夫の小遣いを抜いた6万円だけ。これじゃ、子どもなんて産めません。将来も不安だし、働きに出たいと言っても許してもらえず。節約して切り詰めた生活をしていますが、お金のない生活に疲れて、夫に内緒でパートに出ました。でも、すぐにバレて辞めさせられちゃいました 。職場の人たちにも迷惑がかかるので、もう怖くて働くことはできないです』(20代女性/専業主婦)妻に専業主婦になってもらいたい場合は、生活に困らないだけの生活費を渡すことは必須条件でしょう。お金がないのに働きに出ることを許さないというのは、まさに経済的DVの特徴だと言えます。また、妻に専業主婦になることを強要する男性、実は少なくないようです。理由としては、子どものそばにいてほしいから、家庭のことを任せて自分は仕事に集中したいから、というものから、働きに出ることで浮気されるかもしれないから、というものまでさまざま。「浮気されるかもしれないから」というのは、男としてどうなのかと思ってしまいますね……。●経済的DVを受けたときの対処法では、経済的DVを受けたとき、どのように対処すればいいのでしょうか。大切なのは、我慢しないことです。経済的DVを行っている本人は、実はそれが経済的DVだと気付いていないことが多いもの。まずは、生活にどれだけお金がかかるのか、貯金額や収入額がどれくらいあるのかなど、具体的な数字を出して夫婦でしっかり話し合うことが必要です。毎月、何にいくら使っていて、いくら足りないのか、赤字額はいくらなのか、このまま行くと貯金がいつ底をつくのかなど、加害者に危機意識を持たせることで現状を理解してもらうことができる場合もあります。夫婦で話し合っても解決しない場合は、親や友達、専門家に相談しましょう。第三者があいだに入ることで解決することもあります。一人で抱え込まず、早めに第三者に相談する ことがおすすめです。●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年06月06日専業主婦世帯よりも共働き世帯のほうが多くなった現在、結婚してから専業主婦になる人を「勝ち組」とする声があるようです。専業主婦みんながみんなそうとは限りませんが、「夫の稼ぎだけで十分に生活ができるため、働きに出る必要がない」と思われる傾向があることから、勝ち組と言われているようです。働くことによって受けるストレスもなく、夫の稼ぎで悠々自適に暮らし、子どもと一緒の時間をたっぷり過ごすことができる、というイメージが強いのかもしれません。しかし、おもしろいアンケート調査結果があります。それは、2014年に求人情報サービス『an』が全国の主婦200人を対象に実施した「パートに関するアンケート」。「専業主婦とパート主婦、どっちが幸せだと思う?」という質問について、6割以上が「パート主婦」と回答したという結果が出ているのです。また、私の周りで正社員として働いている既婚女性たちからも、「パート主婦が一番幸せな気がする 」という声をよく聞きます。では、なぜ多くの人が「パート主婦が幸せ」だと思うのか、実際はどうなのか、20代〜40代の既婚女性たちに話を聞いてみました。●専業主婦の声まずは、専業主婦の女性からコメントをもらいました。『うちは夫から「専業主婦になってほしい」と言われて仕事を辞めました。元々、私も仕事が好きではなかったし、キャリアを積むことにも興味がなかったのであっさり承知しましたが、ずっと家にいると不安ばかりが募ります。夫がもし職を失ったら、とか、まだ若いのに私はこのままでいいのかな?とか、存在してる意味あるのかな?とか。その点、パートをしている友達はすごく楽しそうです。自分で稼いだお金を自由に使えるのも羨ましいし、社会の役に立っている感じがして 。子どもと夫だけが自分の世界みたいになってる現状がすごく孤独で不安なんですよね……』(20代女性・専業主婦/子ども1人)彼女いわく、正社員に未練はないけれど、パートとして週何日かだけでも外へ働きに出たいとのこと。ただ、専業主婦歴が長いことから、本当に働けるのか不安もあると言います。●正社員の声次に、正社員として働く女性たちからもコメントをもらいました。『子どもがいないので、結婚してからも正社員として働き続けています。でも正直、常に辞めたいと思っています。子どもがいなくても、私の方が夫より帰りが早いため、家事は全部担当しているし、肉体的にも精神的にもストレスだらけ。専業主婦になるのは抵抗があるけど、パートなら仕事と家事をうまく両立する余裕がありそう だし、パート勤務に憧れます』(30代女性・正社員/子どもなし)『子どもを産んでからも正社員として働いていましたが、「もう無理」「いやまだイケる」みたいな波を何度も経験してます(笑)。職場のパート勤務の女性とたまにランチを一緒にしますが、彼女の話を聞いていると時間にも精神的にもゆとりがある感じ で、すごく心が揺れます。とはいえ、うちの場合子どもが2人いるので、私も正社員でガッツリ働かないと経済的に不安なんですが……』(40代女性・正社員/子ども2人)結婚しても仕事を続ける女性は多いですが、結婚後にどのようなスタイルで働くか、悩む人も少なくないでしょう。このご時世、できるなら正社員のままで働き続けるのが一番。正社員を辞めてしまうのはもったいない。……これはよく言われる言葉です。でも、結婚後も正社員として働き続けることが誰にとっても幸せとは限りません。●実際にパート主婦になった人の声『私は子どもが小学校に入学したのを機に、近所のファミレスでパートを始めました。専業主婦のときは夫の稼いだお金でママ友とランチしたり出かけたりするのがなんとなく後ろめたかったけど、今は自分の働いたお金でやりくりできるので、誰にも気兼ねしなくていい 。欲しい服も買えるし、美容院に行く回数も増やせたし、満足です』(30代女性・パート/子ども1人)『正社員として10年働いていましたが、結婚してから私には家庭と仕事の両立は無理だと思い、会社を辞めて事務のパートを始めました。16時にあがってスーパーに寄り、晩ご飯をゆっくり作る生活が幸せです。自分の時間が持てるのもありがたいですね。正社員のときはいろいろ背負っているものが多くて、家に帰ってからも気が休まらなかったけど、言い方が悪いですが、パートは「いつでも辞められる」と思えるので、精神的にもラク です』(30代女性・パート/子どもなし)ストレスを抱えている現状から脱出するため、パート主婦という働き方を選択した人たちの声です。彼女たちの場合、パート主婦になることによって心に余裕が出たと言います。もちろん、みんながみんなそううまく行くわけではありません。次のような声もありました。『専業主婦生活にも飽きたので、10年ぶりにパートとして働きに出てみました。でも、職場での人間関係の煩わしさや自分のあまりの仕事の覚えの悪さに嫌気がさして、1か月で辞めてしまいました……。やっぱり私には専業主婦が一番 かもしれません』(30代女性・専業主婦/子ども2人)『正社員を辞めてパート勤務に切り替えました。デスクワークなのですが、なんだか職場で正社員にいいように使われてる気がしてストレスです。正社員と同じようなことをやらされてるのにお給料は安いし、休みも取りづらい し。もっと気楽に働ける職場へ移りたいです』(40代女性・パート/子ども1人)パート主婦が幸せだと感じるかどうかは、当たり前ですが人によるということですね。----------専業主婦から脱したい方は、難しく考えずに勢いで働きに出てみるのもアリでしょう。しかし、正社員からパートになりたい方は、収入がグッと減ってしまう分、自分が望む生活を本当に手に入れられるかどうか、デメリットまで考慮した上で慎重に転職先を決めたほうが良さそうです。【参考リンク】・6割以上の主婦が「専業主婦」より「パート主婦」の方が幸せと回答~主婦のパート探しに関する調査~ | アルバイト採用・育成に役立つ人材市場レポート「an report」()●文/パピマミ編集部●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年05月31日みなさんは子どものころの夢を覚えていますか? 私が小さいころの人気な将来の夢は、パン屋さん、花屋さん、アイドルにお嫁さんでした。でも、夢は成長するにつれ変化するもの。小学生・中学生になったとき、どのように変わっているものなのでしょうか。このほど実施されたアンケート調査により「親が子どもに就いてほしい仕事」と「子どもが就きたい仕事」がそれぞれ明らかになりました。■親の希望は堅実的! 子どもに就いてほしい職業No.1は?アデコ株式会社が、全国の小・中学生の子を持つ父母1000人と、その子ども1000人を対象に「就いてほしい・就きたい仕事」についてアンケートをおこないました。<親(父親・母親)が「将来子ども(男女)に就いてもらいたい仕事」(n=1000)>「将来就いてもらいたい仕事」および「将来就きたい仕事」(アデコ株式会社)その結果、親が子どもに就いてほしい仕事第1位は「公務員」。第2位は「会社員(サラリーマン・OL)」、第3位は「医者」という結果となりました。去年実際レた同様アンケートと、7位までが同じ結果に。しかし、昨年8位だった「経営者」が10位にランクダウン。かわりに「自営業・個人事業主・フリーランス」が8位にランクアップしました。また昨年はランク外だった「パティシエ(お菓子職人)」が9位にランクインする結果となりました。■親と子どもの希望は一致する? 子どもの就きたい仕事No.1は?<小・中学生が「将来就きたい仕事」(n=1000)>「将来就いてもらいたい仕事」および「将来就きたい仕事」(アデコ株式会社)親の希望と子ども自身が就きたい仕事は、どのくらい一致しているものなのでしょうか。小・中学生が就きたい仕事の男子・女子総合ランキング1位は昨年同様「会社員」。2位は「医者」、3位は「パティシエ(お菓子職人)」、4位は「公務員」と続きます。男女別にわけたランキングでみると、女子はあらたに「専業主婦」が、男子は「ゲームクリエイター」がランクイン。「自営業・個人事業主・フリーランス」は男女両方でランクインする結果となっています。■今年の傾向、今後の傾向子どもが就きたい仕事は、親の希望第2位にもなっている会社員。親の希望を感じとって応えようとしているのか、「会社員が妥当だよね」とリアルに考えているのか…。ランク外だったものの今年からランクインした「自営業・個人事業主・フリーランス」は会社に雇われることなく、自由に仕事するイメージを高く評価する子どもが多いのかもしれません。男子にランクインしている「ゲームクリエイター」は、別の調査でも男子中学生がなりたい職業として上位にランクアップされています。『Pokémon GO』のようなゲームが一大ブームとなった2016年の結果が反映されているのかもしれませんが、子どもにとっては身近なゲームが将来の夢につながるのかもしれませんね。そんな独立志向、起業思考を持つ子どもがいる一方で、専業主婦(主夫)として家庭にはいりたい、と考える子どもが多いのもおもしろい結果。小学校では今後プログラミング教育が必修となってきます。そうなると「プログラマー」などのIT関連が小学生の夢に登場する日もくるかも。仕事をとおして「なりたい自分」になることが大切なのかもしれませんね。ちなみに将来の夢を私の7歳の息子に聞いてみたところ「魔王」という回答が…。「世界征服したい」という野心あふれる心意気をこれからも見守っていきたいと思います。<参考サイト>アデコ株式会社 「将来就いてもらいたい仕事」および「将来就きたい仕事」に関する調査の結果
2017年05月21日5月14日は母の日。みなさんは自分の彼、もしくは気になっている人のお母さんがどんな方か、ご存知ですか?男性の女性観は母親に大きく左右されるもの。人によって程度は異なりますが、結婚するとなると、それが意外とプレッシャーになる…という話も耳にします。特に、お母さんがバリバリの専業主婦だった場合は。■彼の母親が専業主婦だったらそこで、個人差がある、という大前提のもとではありますが、「彼のお母さんが専業主婦だった場合の傾向」を、20~40代女性の経験談と共にご紹介します。元カレのお母さんが専業主婦だった女性のアンケート結果に多かった意見は、・「当たり前に家事を押し付けそうな傾向は感じました。そしていろいろな面で、少しでも自分が何かすると“してやってる”感がありました」(20代)・「お金の管理を含め、身の回りの全ての世話を私がするのが当たり前って感じの態度だった」(30代)・「料理は絶対手作りでないとダメで、できあいものは御法度。おかずも4~5品、クリスマスとかのケーキも手作りでないとダメ。しかも母親の味と違うとまずい!と言う」(40代)とにかく「(家事などを)やってもらって当たり前だと思っている」人だった、という意見の多いこと。次いで多かったのが「特に問題なかった」「母親から愛情をたくさんもらっているせいか、性格的に落ち着いていて思いやりもあった」などのコメントだったので、一長一短といった印象です。個人的には、料理のことを言われるってプレッシャー大。お母さんと同じ味なんて出せるもんか!と開き直りたくもなります。次に、実際に専業主婦の母親を持つ男性のイメージをまとめてみました。■育ってきた環境環境やお母さんの性格にもよりますが、家庭に入って家事・育児に専念していた場合・ いつもお母さんが家にいる安心感・ 手間ひまかけた料理やお弁当が常に用意されている・ 家の手入れが行き届いている・ 育児に集中できるので、手塩にかけて育てられているといった環境で育っている可能性が高いでしょう。もちろん、兼業主婦でもお母さんが頑張っていた場合も十分に当てはまりますが。多くの男性は、家庭内での女性、すなわち主婦のロールモデルはお母さん以外にないので、主婦に求める基準値が必然的に高くなってしまうのです。■結婚観・女性観乱暴な言い方をすれば、「女は家事ができて当然」という固定概念を持っている、とも言えます。進学・就職などで早いうちに家を出て一人暮らし経験をした男性は、家事の大変さを身にしみてわかっているとはいえ、その女性観はそう簡単には変わりません。つまり、先ほどのアンケート結果にもバッチリ出ていたように、結婚を決めた女性が「お母さんと同じかそれ以上」のレベルにないと、ガッカリしてしまうのです。家庭が与える結婚観の影響は多大ですが、それを少し考察してみましょう。◎男は女を養うもの、という意識夫は外で働いて家計を支え、妻は家を守る、という環境で育ったため、自分もそうあるべきと思いこんでいる傾向が強め。そのため、自分の経済状況を考えるとなかなか自信が持てず、結婚を先延ばしにしてしまう可能性があります。◎家事と仕事を両立できると思い込む一人暮らしで家事が一通りできる人でも、「家事は主婦がやるもの」という思い込みがあるためか、結婚後はいきなり丸投げになることも。家では何もしないお父さんを見て育った人ほど、その傾向は強くなります。さらに、自分が一人暮らしをしてきた経験からか、「仕事と家事の両立くらいできるでしょ」などとほざくことも!一人分と二人分の家事量、明らかに違うんですけど。しかも、その家事のクオリティについて、自分のお母さんと同等のものを求められてゲンナリ…なんてことにもなりかねません。どういうわけか、専業主婦とは違う、ということはあまり頭にないようです。◎似非イクメンになりがち子宝に恵まれ、妻が産休・育休に入るとその傾向はさらに顕著に!「仕事してないんだからできるでしょ」とでも考えているのか、はたまた子ども返りしちゃうせいなのか、要求はさらにエスカレートします。出産経験のある女性がよく口にするのは「家事と育児は別物、両立なんてできない」「仕事のほうが楽」。この言葉からも、男性が無意識のうちに与えるプレッシャーがいかに大きいかを感じます。もちろん、大変そうな妻を見て家事を手伝ってくれる人もいます。しかし、ちょっとお皿を洗っただけで大げさに「やったよアピール」をしたり、たまに子どもをお風呂に入れたくらいでイクメン気取り、なんてことも…。まあ、そこは笑顔で「ありがとう」と言って流すしかないのですが。お母さんがどうこう、に限ったことではありませんが、実はこの「子育て」が地雷。ここで女性側が夫の期待に応えようと頑張りすぎて、家事育児をワンオペでやろうとすると、気持ちはあっさり破綻してしまいます。いわゆる「産後クライシス」は、こういったところにも原因があると思われます。■対策・彼の育て方唯一の対策は、お付き合いしている間に、その女性観・主婦観をゆっくり、じっくり書き換えていくこと。みなさんは彼のお母さんとは全く違う人間だし、彼が育った頃と現在とでは環境も社会的な風潮も大きく異なります。そのことを踏まえて彼としっかり話し合い、「お母さんと同じようにはできないんだよ」ということをきちんと植え付けることが、結婚生活をつつがなく送るために大切な準備とも言えるでしょう。その作業は、とても時間がかかります。彼のお母さんや育った環境を否定することはできません。根気とコミュニケーション能力がモノを言います。大変な作業です。でもね、その分、楽しいと思うんですよ。将来の設計図を一緒に描くっていう作業ですから。だから、お互いに結婚を意識したお付き合いなら、焦らず楽しみながら、折を見て話し合っていくといいですよ。もちろん、結婚してからOJTで無理やり慣らしていく、という手もありますけど…。これは自分にも相手にも結構な負担がかかるので(筆者経験による)、できたら婚前に準備しておくといいですね!恋愛中はついついお互いの想いばかりに目が向いてしまいますが、将来を考えるなら、ぜひともチャレンジしていただきたいと思います!ライタープロフィール石村佐和子エディター・Webディレクターを経て、結婚、出産後、フリーライターに。微妙に偏った恋愛経験を持つ、アラフォー二児の母。好きなことはモノ作り、工場見学、カフェ巡り。将来は陶芸などしながら優雅に暮らしたいと目論んでいます。
2017年05月14日女性に人気のSNSといえば、インスタグラム。他のSNSサービスとは一線を画した美しさや使いやすさから、ママたちにも圧倒的に支持されていますね。特に最近は、専業主婦たちのなかでインスタグラムにハマる人たちが続出しているようです。いったいどのような点が彼女たちの心をトリコにしたのでしょうか?今回は、インスタグラム愛好家の専業主婦たちにインタビューを敢行。その魅力を大いに語ってもらいました。●(1)現実逃避できる!『私の生活圏なんて、たかが知れてるわけですよ。毎日家にいて、掃除してごはん作って子どもと公園行って、チェーンのカフェに立ち寄ってスーパー行って帰る、みたいな。平凡だし、同じことの繰り返しですごくつまんない。でも、インスタの中には、フォトジェニックなもうひとりの自分がいる。子どものカワイイ寝顔、ふわふわのラテアート、上手に焼けたパン、ママ友との2,500円のランチ(笑)。全身全霊で撮影した究極の1枚たちが、ズラ~ッと並んでるじゃないですか。眺めてるとすごく気持ちよくて、このキラキラの世界のほうが本当なんじゃないかな って思えちゃう。現実逃避ですが、これがクセになるんですよね』(30代女性/2児のママ)たしかに、専業主婦の毎日は退屈になりがち。家事も育児も大切なことですが、そればかりでは息が詰まってしまいます。そんなとき、インスタにアップした“とびっきりの自分”を眺めるのは、いい気分転換になりそうです。気持ちよく夢を見て英気を養ったら、再び現実の世界へ。これは、専業主婦のみなさんがうまく毎日をこなしていくためのコツなのかもしれません。●(2)人とのつながりが持てる!『専業主婦ならわかると思うけど、子どもや夫としか喋らない日なんてザラでしょ?下手したら誰とも、一言も口をきかないことだってある。インスタは私にとって大切なコミュニケーションの場所 。会ったことないフォロワーさんでも、日ごろから写真を見てるから身近に感じられます』(40代女性/2児のママ)女性は本来、おしゃべり好きなもの。会話が少ないと、寂しさやイライラを抱えてしまう人もいるでしょう。特に、専業主婦の皆さんは悩みが深刻です。夫の帰りが遅かったり、子どもがまだ赤ちゃんだったりすると、それこそ会話に飢えてしまいますよね。子どもの成長や、おいしかったスイーツのこと、うまくいったネイルのこと。日常のささいなこぼれ話をして、共感しあいたい……そんな願いが、インスタでは叶えられるようです。●(3)いろんな人からホメてもらえる!『「主婦の知恵」っていうタグがあるの知ってます?ショウガを上手に保存する方法とか、ボロ布の有効活用法とか、そんな小ネタ集なんですが、最近盛り上がってるんですよね。ある日、私も自分の知ってる小ネタを投稿してみたんです。そうしたら、すごくたくさんのコメントと「いいね」がついてビックリしました。ハマったのはそれからですね。責任ある仕事を続けてきたわけでもなく、誰かに誇れるモノもなかった私だけど、こんなふうに誰かの役に立つことができて、こんなに評価してもらえる んだ!って感動しちゃって。なんか、自分の人生が救われた気がしたんです。大げさかな(笑)』(30代女性/3児のママ)専業主婦の道を選び、家庭に入ると、お礼や評価をしてもらいにくくなる……残念ですが、そういった傾向は確かにあると思います。心を尽くして家事をやっても、家族からお礼が返ってくることってそんなにないですよね。でも、誰だってホメられたいのは当たり前。「ありがとう」「スゴイね」「いいね!」の言葉をもらえれば、やっぱり嬉しいものなんです。みんなが羨むようなキラキラの日常だけでなく、主婦が持っている小さな知識やテクニックにも「いいね」や評価が集まる。それも、インスタの魅力のひとつなのでしょうね。----------今回のインタビューでは、インスタの持つ魅力を改めて知ることができました。SNSは、専業主婦にとってちょっとしたオアシスのようなもの。うまく活用することで、毎日をより明るく、心地よくすることができるんですね。もちろん、ハマりすぎにはくれぐれも注意。節度を持って楽しみましょうね。●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年05月04日「11年間、専業主婦をしていた私が、いきなり働くことになったわけですから、不安だらけでした。パソコンのスキルもなければ、資格もなくて、40歳手前で子育て中。そんな自分が働ける職場があるのかさえ、わかりませんでした」 そう語るのは、パート社員から社長になった、コンサルタント会社「クラスモア」の坂本玖実子代表取締役(62)。ごく普通の主婦として過ごしていた坂本さんが離婚したのは38歳のとき。5歳と11歳の2人の娘を抱えた彼女が、最初についた仕事は、外資系化粧品の訪問販売だった。客はお金を稼ぐために“戦う相手”と思い込んでいた坂本さん。だが、転機が訪れる。 「飛び込み営業にもかかわらず、ドアを開けてくれる人もいたのですが、それは決まって、私が“売りつけようとした人”ではなく、“何か役に立ちそうと思ってもらえた人”だと気づいたのです。それからは商品を売ろうとばかりせず、お肌の悩みなど、お客さまの声に徹底的に耳を傾けるようにしました。そう考え方を変えただけで、同期の中でナンバーワンの営業成績が取れたのです」 その後、坂本さんは「IDC大塚家具」にパート社員として転職。そこでも“主婦力”が多いに生かせたという。 「私にはインテリアのプロとしての経験はまったくありませんでしたが、専業主婦として、生活者としての経験ならありました。リビングが散らかりやすいことを知っていたから、キャビネットを提案したり、洗濯物を持ったままでも開けやすいタンスを紹介したり、と生活者の視点から、お客さまの暮らしを快適にする提案ができたのです」 そうして、1日で3,200万円という驚異的な売り上げを記録。実績が認められてパートから正社員になり、やがて人材育成部門の管理職にまで上り詰めた。53歳のときに独立し、現在は人材育成会社を経営する坂本さん。主婦が働くことの大切さを聞いてみた。 「それまでは『女性は家にいるべきだ』という風潮があったのに、人手が足りなくなると『主婦も戦力だ』なんていって、働くことを勧め始める。社会は女性に対して身勝手ですよね(笑)。たしかに仕事はキツいことばかりです。でも、自分のことだけでなく、まわりを喜ばせたり、幸せにしたりすることもできる。その経験は、人間として大きく成長させてくれると思うのです」 さらに今は、時代が“主婦力”を求めているという。 「たとえば商品を売るにしても、一人ひとりの欲求に合わせた提案が求められます。そして、そのときに必要なのは、相手のニーズを引き出す“共感力”です。だから、家事や育児、夫婦の関係など、さまざまな経験をしている主婦の“共感力”や視点は、“稼げるスキル”となります。仕事だけに集中できる男性がうらやましかったこともありますが、これからはそんな主婦こそが、社会で活躍する時代になっていくのでしょう」
2017年03月15日ひとくちに掃除といっても、そのやり方や使用する道具には、主婦のみなさんの知恵や工夫がたくさんあるようです。そこで、定番の掃除道具から、主婦のアイディアが光るとっておきの道具まで幅広くご紹介。主婦の皆さんはどんなものを使って日頃の掃除をしているのでしょうか?皆さんはどんな掃除道具を使って、普段の掃除をしていますか?最近では、雑貨屋さんやバラエティショップでもいろいろなタイプの掃除道具が売られていますよね。掃除機も種類が増え、性能も進化しています。今回は20〜50代の女性50人に、「掃除道具」をテーマにアンケートを実施しました。回答者の9割は主婦、残りの1割は正社員・派遣社員です。■目次1.主婦の本音を覗き見2.定番の掃除道具3.オススメの掃除道具1. 主婦の本音を覗き見掃除は毎日やらないといけない家事の一環。できれば簡単に済ませたいものですよね。そんな掃除に対して主婦の方はどのように思っているのでしょうか。■主婦が毎日掃除をする理由とは?「どのくらいの頻度で掃除をしていますか?」というアンケートでは、実に半数以上の方が「毎日掃除をする」という結果が得られました。しかし「毎日は厳しい」という声も多く、「少なくても週に1回以上」掃除をしている人もたくさんいらっしゃいます。「毎日掃除をする」と答えた方で、もっとも多かった回答が「小さな子どもがいるから散らかりやすい」からというもの。■「子どもがいるので、お菓子や走り回りホコリまみれになり、すぐに床が汚れてしまうため。」(30代主婦)■「まだハイハイをしている赤ちゃんがいるので、ゴミなどを食べないように。」(30代主婦)まだ小さなお子さんがいる家庭では、気づかぬうちに部屋が散らかっているなんてことは日常茶飯事。おもちゃなどが散乱しているだけならすぐに片づけられますが、お菓子のカスなどはそう簡単にはいかないもの。きれいな空間を維持するために毎日掃除機をかける人は多いようです。■意外と手強いカーペットとトイレの掃除では、毎日掃除するのは、どこでしょうか?部屋の掃除をする人が多いのは当然の結果かもしれませんが、意外と目立ったのが、「カーペット」「トイレ」「テーブルや棚の上」という回答の多さでした。【カーペット】■「床やカーペットのゴミが目につくので、掃除機をかけるようにしています。」(30代・主婦)■「猫が2匹いるので、カーペットに毛が付くので頻繁に掃除します。」(30代・主婦)カーペットって細かいゴミや髪の毛が気づかぬうちにたくさん溜まってるもの。週末にまとめて掃除をして、コロコロをかけてみると、すぐにコロコロの紙がなくなってしまうなんてこともありますよね。犬や猫などのペットを飼っていると、ペットの毛がカーペットにたくさん付いているなんてことも。カーペットにはダニなどの虫も溜まりやすいので、こまめな掃除が大事です。【トイレ】■「トイレは汚れてから掃除すると大変なので毎日少しずつ掃除しています。」(30代・主婦)■「掃除しても掃除しても毎日汚れるし、掃除しても完璧にきれいになったという気持ちは実感できない。」(50代・主婦)トイレの便器は、日頃から掃除をしておかないと汚れが落ちにくい場所のひとつです。便器をこまめに洗わずにいると、茶色い汚れが広範囲についてしまい、とても不潔な状態になってしまいます。毎日気づいたときに便器の掃除をすることを日課にするだけでも、まとめて掃除をするときのストレスも大きく軽減されるはず。トイレ掃除には、市販のトイレ用洗剤のほかにも、重曹を使ってきれいに汚れを落とすことができます。日頃からきれいに便器を洗っていても、尿が飛び散ったものが残っている場合もあるので、定期的に念入りな掃除をすることも忘れずに。■私はこんなところ掃除するのが嫌だ掃除と言っても、場所によって負担は変わってきますよね。主婦の皆さんにどこの掃除が億劫になるのかを聞いてみました。圧倒的に多かったのは、台所の換気扇、お風呂場、ガスコンロの3箇所。換気扇やガスコンロは油汚れのベタベタが気になるもの。そして風呂場は水垢やぬめりなどが気持ち悪いですよね。これらの汚れは落ちにくいことにイライラしてしまいがちです。【換気扇】■「頻繁にしているつもりでも、やはり油脂はとるのが大変。取り外すのも面倒だし洗って取り付けるのがひと苦労。」(40代・主婦)■「油汚れの掃除は、ベタつくし、時間がかかるしで、あまり好きではありません。」(20代・主婦)【風呂場】■「お風呂の排水口は髪の毛が詰まっていて触るのが気持ち悪い。」(20代・主婦)■「風呂場のカビをとるのが一番億劫になる。どうしても掃除の頻度が減ってくる。」(50代・主婦)【ガスコンロ】■「毎日掃除をしていても、吹きこぼれや油汚れが蓄積され、なかなかきれいにならないから。」(20代・主婦)■「油汚れや食材の飛び散りがきれいにならずに苦労しています。なかなか落ちません。」(40代・主婦)節約を意識するとなると、自力で解決したい問題ではありますが、換気扇、風呂場、ガスコンロの掃除は面倒さや、汚れの落としにくさから家事代行サービスを利用する人も増えてきています。毎日やらないといけない掃除でも、やっぱり不満や愚痴はたまってしまいますよね。では、主婦の方々はどのような道具を使って掃除をし、ぬめりなどの強敵と戦っているのでしょうか?2. 掃除といえばこれ!定番の掃除道具主婦50人の方に、普段使っている掃除道具についてお聞きしました(複数選択可)。主婦が使う掃除道具のナンバーワンはやはり、掃除機。2位がワイパー、そしてウエットシートとコロコロが同位です。ほうき、モップ、雑巾を使う人は少数派という結果になりました。これは、今や多くの家はフローリングで、和室が減ってきている環境の変化が大きく影響していることが考えられます。■掃除には欠かせない掃除機50人中、31人もの人が「使っている」と答えたのが掃除機でした。■「子どもが毎日外のホコリを家の中に持ち込んできて、ふわふわ浮いているのが目につく。」(40代・主婦)■「カーペットだけは掃除機がないとどうしようもない。髪の毛やほこりなどコロコロだけでは追いつかないので。」(40代・主婦)ホコリなど簡単に掃除することが難しいゴミは、ワイパーやコロコロで取るのは限界があるもの。掃除機で取ってしまうのが一番楽な方法かもしれません。一人暮らしなどで生活スペースが狭い部屋ならば、掃除機がなくてもワイパーやコロコロなどで掃除はすんでしまうかもしれません。しかし子どもが多く、毎日の掃除に使うとなれば、やはり掃除機はマストアイテムと言えるでしょう。数年前からサイクロン式やロボット型など、高性能な掃除機が急速に普及し、最近では一般家庭でも浸透し始めています。吸引力が高いもの、軽いもの、小回りがきくものなど、性能の種類も増えました。ゴミ捨てがややこしかったサイクロン式掃除機もありますが、ゴミ捨てを楽にすることに特化したモデルなども開発されています。■サクッと掃除したいときはすぐに使えるものが光る数は少ないものの、根強い人気を誇っているのがワイパーです。軽くて場所を取らないことから、気軽にサクッと使えることが主婦の方々から愛される秘訣。■「ワイパーが一番手軽で使いやすいので、フローリングにはワイパーを使います。取れたホコリが見えるので掃除した感も得られ、なんだかスッキリします。」(40代・主婦)■「一番手軽でゴミも取れやすく、リビングでも気づいたときにさっとできる手軽さがいいです。」(40代・主婦)ワイパーもさまざまな大きさや形のものが販売されています。テーブルや棚、テレビ台の上などをサクッと拭けるハンディタイプ、エアコンや照明などの高いところにあるものについてしまったホコリを取り除ける長い柄のものなど種類が豊富です。ハンディタイプのものは軽くて持ちやすい種類のものがたくさん販売されているため、小さなお子さんでも使うことができるでしょう。子どもと一緒に掃除をするときにぴったりの掃除道具です。普段使いできる床拭き用のワイパーは、リビングで収納できるボックスも発売されています。カッコよくスタイリッシュに収納することができて、少しでも時間を節約したい忙しい主婦にとっては、さっとすぐに始められるのも嬉しいポイントですね。3. おすすめの掃除道具掃除の定番はあれども、やり方は人それぞれ。面倒な掃除を少しでもやりやすくするためのとっておきの掃除道具を主婦の皆さんにお聞きしました!■メラミンスポンジって何?皆さんは「メラミンスポンジ」をご存知ですか?洗剤を使わずに、水を染み込ませてこするだけで、簡単に汚れが落ちてしまう「白いスポンジ」のことです。コンロの油汚れや蛇口の水アカなども、少し力を入れてこすれば、気づいたらきれいになっている優れものです。多くの主婦が使っている大人気の掃除道具です。■「メラミンスポンジ。こすっても落ちない汚れが、どんどん落ちるから。」(30代・主婦)■「メラミンスポンジをカットしておいて、いつでも気になるところを磨けるようにしています。」(30代・主婦)メラミンスポンジは、100円ショップでも販売されています。手軽に使えることが特徴です。小さく使いやすいサイズにあらかじめ切っておいたものをキッチンや洗面台の引き出し・戸棚にストックしておけば、いつでもすぐに使えて便利ですね。ただし一見便利そうなメラミンスポンジですが、使用する上で気をつけたい点があります。ワックスがけしてある床や、ペンキが塗られているテーブルなどは、塗料が落ちてしまう可能性があるので、注意しましょう。■そのほかの定番アイディア掃除道具■「新聞紙は、身近にあって利用価値があると思います。何か汚れを取る場合、新聞紙の上で作業すれば、そのまま廃棄できます。」(50代・主婦)■「割り箸の先にキッチンペーパーを巻きつけ輪ゴムでとめたもの。狭いところをきれいにしてそのまま捨てられるので後片づけも楽」(40代・主婦)■「一番使い勝手がいいのは、使い古したタオルや着古したシャツを手ごろなサイズに切って使い捨てにする雑巾かな。」(40代・主婦)雑巾は、掃除道具としては汎用性が高く、やはり掃除には必需品。また新聞紙は、軽めに水に浸してよく水切りしたものをちぎってゴミ掃きすることで、ホコリが集まりやすくなります。窓拭きにも新聞紙は有効で、本来の目的ではありませんが、新聞紙も優れた掃除グッズといえそうです。このほかにも、古くなったふきん、洋服、歯ブラシなども定番の掃除道具。身近にあるものを再利用して掃除するのは、“節約上手”の主婦の腕の見せ所です!■主婦のアイディアが光る掃除道具■「沸騰重曹水(お湯を沸かして重曹を入れたもの)。お風呂場などの掃除に重宝しています。」(50代・主婦)こちらの主婦の方が教えてくれた沸騰重曹水は、お湯に重曹を入れてよく混ぜることでできるお掃除アイテム。お湯1リットルにつき、50〜70gの重曹を入れます。沸騰したお湯に少しずつ重曹を入れ、重曹がよく溶けるまでかき混ぜたら沸騰重曹水の完成です。沸騰重曹水は、お風呂場だけでなく、キッチンの掃除にも使うことができます。コストも安く抑えることができるので、毎日使う洗剤としても使うことができます。保存はペットボトルよりも、瓶などのしっかりした素材のものがオススメです。■「セスキ炭酸ソーダ水、クエン酸水を常備しておくと、大体の汚れはどちらかで落ちるのでとても便利。」(30代・主婦)クエン酸水を使うことも掃除の裏技として効果的です。クエン酸は消臭・抗菌効果がある、エコで手頃な掃除アイテム。値段も300〜500円とリーズナブルで、多くの主婦の方が使用しています。クエン酸水はスプレータイプの容器に詰め替えると便利です。洗面台、台所の水場、風呂おけ、トイレの便器などの掃除に効果を発揮し、軽く吹きかけ、雑巾やスポンジでこすったり拭いたりするだけで汚れが落ちます。気軽に使えるものなので、毎日のお掃除で使いたいですね。まとめ50人の主婦の方に、掃除に関するさまざまな質問をしてきましたが、いかがだったでしょうか?ひとくちに掃除といっても、そのやり方や使用する道具には主婦のみなさんの知恵や工夫がたくさん。新聞紙、割り箸、古くなった布、重曹など、家にあるものを上手に再利用すれば、大きな節約にもなります。少しでも家計を楽にするために、主婦は日々努力をしているのです!
2017年03月03日今期の“月9”ドラマ『突然ですが、明日結婚します』。結婚して専業主婦になりたいヒロインと結婚したくない男性の恋愛物語で、異色のキャスティングも話題を呼んでいます。昨年大ブレイクした『逃げるは恥だが役に立つ』もそうですが、専業主婦という立場について考えさせられますね。◆『突然ですが、明日結婚します』とは?原作は宮園いづみさんの同名コミックで、西内まりやさんが演じるヒロインの高梨あすかは、大手銀行に勤める20代のOL。仕事熱心で職場からの評価も高いけれど、将来の夢は専業主婦という女性です。5年付き合っている彼氏とゴールインするつもりだったのに、ある日「結婚できれば誰でもいいんだろ?」と言われて振られてしまいます。傷心の中で出会ったのは、flumpoolの山村隆太さんが演じるイケメンアナウンサーの名波竜。“結婚したくない”と明言する嫌婚主義です。結婚したいあすかとは真逆の考え方、急接近しそうになったところを一度は拒否するものの、徐々に惹かれていき…2人の関係はどうなっていくのでしょうか?◆【男性編】専業主婦になりたい女性ってどう思う?共働きが当たり前と言われるご時世ですが、『突然ですが、明日結婚します』のあすかのように専業主婦を望む女性はそれなりに多いよう。昨年3月に行われたソニー生命保険の「女性の活躍に関する調査 2016」では、働く女性の3割が「本当は専業主婦になりたい」と思っている、という結果が出ています。けれど、ドラマの会話でも出てきましたが、「専業主婦になりたい」と公言すると引かれてしまいそうな雰囲気ってありますよね。そのように考える女性をどう思うか、男性へのアンケート結果をご紹介します。・「共働きのほうが明らかに金銭的に豊かだと思うのでもったいない。今は大学まで出ている人が多いし、その資本を社会に還元すべきと思う」(20代)・「できたら貴重な若い労働力として動いてくれるとありがたい。自分のお金でランチしてくれると助かる」(30代)・「現実を知らない女性が多い。少ない収入でやりくりできるなら専業主婦の選択肢もありですが、そういう人に限って旦那の収入に不満を漏らします」(30代)「相手の稼ぎだけでやっていけるならそれでいいと思う」(20代)と肯定する声もありましたが、20~30代は「できれば働いてほしい」という意見が多く聞かれました。一方、40代になると許容派の割合が増えるようです。・「いいと思います。ただ、生活は厳しいと思うので、その範囲内でやりくりしてもらえば」(40代)・「夫になる人がよいというのならば全く問題ないと思うが、ただラクをしたいだけなど前向きでない理由で望んでいるのなら再考の余地はあると感じる」(40代)先に紹介したソニー生命保険の調査で「専業主婦になりたい」理由のトップは、「仕事の人間関係で悩みたくないから」だったそうです。最後の男性のコメントにあるように、専業主婦が“逃げの選択肢”と思われてしまうと、受け入れられにくいのかもしれません。◆【女性編】専業主婦になりたい女性ってどう思う?では女性陣はどうでしょうか。ほぼ半数の人が「夫婦間の合意があるなら」「なれる環境にあるなら」という、ゆるやかな肯定派。年代別に見ると、20~30代では「共働きがいい」という女性が多く、ご自身の経験、考えに照らして、次のように理由を述べてくれました。・「私は逆に専業主婦にはなりたくありません。自分で趣味などに自由に使えるお金はちゃんと確保したいし、1人の収入でこのご時世ずっと生活していくのはちょっと不安です」(20代)・「家にこもってても楽しくないし、子どもがいれば、ずっと子どもの相手をしているより外に出たくなる。共働きで夫と対等にいられるから家事育児も分担できると思う」(30代)・「金銭的に余裕があり、夫も納得しているのであれば問題ないと思います。ただ、現在私は専業主婦ですが、出産して一段落したら働きたいとは思っています。やはり、将来のために収入は多いほうがいいと思うので」(20代)確かに金銭的な余裕は大事。結婚するときには働き続けるのか辞めるのか、別の働き方をするのか、夫となる人としっかり話し合いたいところですね。◆「専業主婦になりたい」あすかの恋の行く末は?共働き派の女性は、経済的なメリットを理由として挙げる人が多いですが、「経済的な余裕があるなら、家事を専業にする人がいるほうが家庭は上手く回っていくと思う」(50代)という、実体験に基づいた声も聞かれます。アンケート結果やドラマの感想を見ると、どちらかと言えば専業主婦否定派が多い印象ですが、今後明かされていくであろう、あすかが専業主婦になりたい理由、名波が結婚したくない理由について、自分自身はどう感じるか?結婚観を再認識することになるかもしれない『突然ですが、明日結婚します』の原作は、『プチコミック』で現在も連載中。2人は結婚するのか、あすかは専業主婦になれるのか?まだ明かされていない結末にも要注目ですね。ライタープロフィール橘いつき出版社・Web制作会社勤務を経て、現在はWebメディアで執筆・運用業務を行うフリーランス。好きなモノ・コトは、猫、お酒、読書。
2017年02月06日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。結婚・出産後に働くか専業主婦になるかということで悩んでいる女性が多くなっています。どちらの道を選択しても、現在の自分ともう片方の道を選んだ人を比べてしまい、「隣の芝生は青い」(自分と違う選択をした方が良く見える)というような状態になっていることが少なくありません。そこで今回は、専業主婦とワーママがお互いに理解している点と理解が薄いと感じている点をみていきましょう。●専業主婦がワーママに感じていること専業主婦になる道を選んだ場合、働いているママに感じている面を挙げてみました。・肉体面……仕事と育児の両立が大変・精神面……自分の時間があってうらやましい・社会離脱を感じるなど・預け先……待機児童問題とか保育園探しが大変・経済面……経済的な余裕があっていいなど24時間、家のことにかかりきりになる専業主婦をしていると、それなりに不満を持ちやすくなります。特に子どもが小さければ小さいほど手がかかるため、自分が取り残された ように感じてしまいます。働いているママがうらやましく感じたり、余計に大変さを感じたりします。●ワーママが専業主婦に対して感じていること働いているママも専業主婦に対してさまざまに感じていることがあります。・肉体面……家事と育児だけで楽そうなど・精神面……時間があってうらやましい・預け先……預けなくていいから、子どもと関わる時間が多く取れる・経済面……夫の給料だけで生活できていい働いていると、家にいることをうらやましく感じることが多いようです。子どもが熱を出したときなどに、すぐに対応できることや家事がたまってしまうことがないと思う気持ちが大きくなってしまうからでしょう。中には、専業主婦はラクと感じている人もいるようですが、「子どもに手を掛けてあげられる時間が多いこと 」が大きな理由になっているのではないでしょうか。●理解が必要な点とは?専業主婦とワーママ、どちらの道を選んだとしても、自分ができないことを相手ができていると感じたときに、うらやましさなどの気持ちが働いて亀裂が生じます。理解が必要なのは、それぞれにいいところと悪いところがあること、自分にあっている道を選べているかどうか です。肉体、精神面、預け先、経済面はそれぞれです。「○○だからどっちがいい」とは一概に言えません。自分が片方の道しか知らないので、理解できないと思い込んでいることが多いからです。どちらの道にも良い面も悪い面もあります。そこを理解して、妬みや羨みを持たないようにすることが大切です。●おわりに理解が必要だと思われるのは、「自分は自分であること」です。自分と相手を比べても仕方がありません。違いが最初からあるのですから、相手と自分を比べて「向こうはいい」「あっちは楽そう」などと躍起にならないようにしましょう。「理解していない」のはお互い様なのです。大事なのは、自分と家族にとってどっちがベストなのか ということです。専業主婦もワーママもどちらも素晴らしいですし、家事・子育てをしている仲間です。お互いを理解しようと思わずに、違う道を進んでいるけれど方向は同じだと思った方が、心が苦しくならないでしょう。自分は自分、相手は相手です!【参考文献】・『働くママ専業ママ子どものためにどっちがいいの?』三沢直子・著●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年01月18日こんにちは。専業主婦歴10年、ママライターのあしださきです。2016年下半期で最も話題を集めたドラマといえば、『逃げ恥』ですよね。筆者も恋ダンスや星野源さん人気につられて見始めてから、すっかりハマってしまいました。そして、どんどん夢中になっていく一方で、かわいらしい2人の恋の行方以上に気になって仕方がない“あること”に気がついたのです。それに気がついてから、楽しいドラマを見ていてもちょっとした“不快感”のような感情と戦わなくてはいけない事態になってしまいました。「今のモヤモヤを整理しなくては年を越せない!」との思いでこのコラムを書いた次第です。それは、私たち主婦の生活からはかけ離れたファンタジーとも言える、“家事に給与が支払われている”という設定 についてなのです。実際に家事代行業というものが存在していることは知っていますが、リアルな主婦にとっては自分一人で毎日行っている家事労働であり、当たり前の日常の作業です。誰からも「良い仕事しているね」などと褒められもせず、誰からも「お疲れさま」などと労われもせず。それでも毎日頑張ってやっているのです。以下、リサーチした主婦の声とともに、ドラマ『逃げ恥』のシチュエーションにツッコミを入れたくなる“リアルな不満”を3つご紹介します。●(1)食事に「ノーコメント」ではもうへこみません『朝は家族全員が時間に追われているので、全く会話のないまま食事しています。もちろん食事への感想なんて全くなしです。でももうそれごときではへこまない精神力が身についています。夕食は本来なら家族みんなで楽しく食べたいですが、生活リズムが違うのであまり揃って食べられない』(40代・小学生と中学生の子の母)主人公が「食事にはノーコメントだが、全部食べているからマズくはないのだろう」と言うシーンがありましたが、向かい合って食事ができることだけでも十分であろう という感想を持ちました。“食事への感想”の代わりに“お給料”を頂いているのですから!●(2)家事は汚れる! 服も臭くなるから作業着が必須『朝、家族全員の布団を干すとき、動きやすい服装でないと作業効率が上がりません。ゴミ置き場がよくカラスに荒らされるので、そのつどホウキと水の入ったバケツを持っていき掃除しています。とてもじゃないけれど“白い服”で家事はできないし、そのまま出かけられるような服とは別の作業着が必要。うっかり気に入った服を着たまま料理すると、匂いがついてしまって本当にがっかりしますね』(30代・主婦)主人公の新妻ファッションにもとても注目が集まっているそうですが、正直リアリティに欠けている というか。「あんな真っ白な服で、ナポリタンなんか絶対作らないし!」と絶叫したくなりました。●(3)家事をどう頑張ればいいのか、モチベーション維持方法がわからない『主人や子どもたちが思っている“家事”の内容と、実際の作業はとてもかけ離れている。たとえば、「“洗濯”は洗濯機がしてくれるものだから、あなたは干して畳んでしまうだけでラクな仕事だ」と言われるとカチンとくる。実際は、小さな食べこぼしのシミ、襟と袖の汚れは手洗いしなければ落ちないので毎日チェックしているし、“洗濯機の中の掃除”だって必要。朝一番で干したいから、夜のうちにこれら全てやってから寝る。すべての家事には、下準備と後片付けがついてまわり、それを丁寧にやるかやらないかで仕上がりのクオリティがまったく違うのに、周囲には気がついてもらえない。正直、頑張っても意味ないかも。モチベーションを維持していく方法、誰か知りませんか?』(30代・3児の母)そうなんです。これを考えたとき一番モヤモヤとしてしまったのだと思います。家事を頑張るモチベーションとして、労働への対価として“給与”が与えられていればハイクオリティな家事を行う、十分すぎる目標ができるのではなかろうか。しかし、主婦にはそれがない 。それでも夫と家族を愛しているから、頑張るのか?家族の笑顔はプライスレス?いいえ、そんなに甘いもんじゃないのです。結果よく見られる次の一手としては、・なにか家以外に楽しみを見つけようと趣味を探して友人を作ろうとする・達成感を得たり、誰かに感謝をされたりしたくて子どもの通う幼稚園で役員を引き受けるこうした行動が、実は家事労働が“無給”であることの結果である可能性は、今まで考えたこともありませんでした。----------いかがでしたか?筆者の全く個人的な感想とともにお送りしてしまった今回のコラムでしたが、主婦目線で見てしまうと楽しいはずのドラマで“ムズキュン”できずにこんなモヤモヤを抱えてしまうとは、残念以外の言葉が見当たりません。しかし、これがリアルな感想なのです。2012年の国際社会調査プログラム(ISSP)による調べで、「世界一夫が家事をしない国、日本」という結果が出ています。それを今こそ言い換えましょう。「世界一妻が家事を頑張る国、日本」もう少し褒めてもらってもいいのではないでしょうか?世界一なのですから。【参考リンク】・家族と性役割に関する意識調査 | 国際社会調査プログラム(ISSP)()●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/神山みき(れんくん)
2016年12月26日こんにちは、ライターの月極姫です。家事や育児を日々当たり前のようにこなし、そして旦那様の支えとしても頑張っている専業主婦には、シビアな見方をすれば「労働時間に見合ったお給料」も「ボーナス」も「有給休暇」も「昇格」も無いかもしれません。しかし、妻業も母業もビジネスではないのですから、上手に自分への“プチご褒美”を贈っていれば、長い主婦生活も円満に過ごすことができるはず。限られた予算の中から、プチご褒美上手な人はちゃっかり自分を満たしてあげています。みんな、一体どんなプチご褒美を楽しんでいるのでしょうか?●兼業主婦と専業主婦のあいだに格差あり。プチでもご褒美は必要!『プラチナ・ギルド・インターナショナル社』が20代~50代の働く女性600人を対象に行った意識調査によると、自分へのご褒美を買おうと思っている女性は過半数、しかもその平均予算は68,160円 だったそうです(2014年調べ)。この金額を高いと思うかは各ご家庭の経済状態にもよると思いますが、専業主婦の方々の中には「ちょっと贅沢じゃない?」と感じた方も多いのではないでしょうか。なにもここまでお金をかけなくても、頑張っている自分に活力を与えることは可能です。多くの専業主婦が実行していて、あなたにも手が届く“プチご褒美”を見てみましょう。●予算0円〜5,000円、明日にでもできるプチご褒美『自分への最大のご褒美は、一日すべてをサボること。私の誕生日だけは、ご馳走の用意はもちろん家事も一切何もやりません。主人と子どもたちに一日活躍してもらいます。買い物も掃除も全部。私は夜のお誕生会まで外出したりゴロゴロしたり。これ結構いいでしょ?』(30代・2児の母/北海道)なんと、予算0円でできてしまうプチご褒美です。これは旦那様やお子さんの理解と協力が必要ですが、何とも素敵。他にも、5,000円くらいまでの予算なら、プチご褒美の定番とも言える外食関係が多いのではないでしょうか。・レストラン・お寿司・ホテルランチ・高級スイーツまた、ママ友たちと出かけるちょっとしたレジャー も低予算で楽しめますね。・映画・カラオケ・ダーツ、ビリヤード・乗馬体験、アウトドア体験など●予算5,000円~1万円、ちょっとやりくりすればできるプチご褒美『疲れが溜まったら、子どもを母にお願いして1万円で2回くらい受けられるフェイシャルエステに行きます。慣れたサロンだしすごくリラックスできる。男性が数回飲みに行くより格安ですよね』(20代・1児の母/東京)『育児中なので爪は長く伸ばせないし、普段はセルフネイル。年に数回はサロンに行って気分を上げます。短い爪でもすごくかわいくしてくれるので、しばらく自慢できますよ』(30代・4児の母/長崎)諭吉さん1枚以内で済むエステのコースやマッサージなど、綺麗になれるプチご褒美 は本当に気分が上がりますね。好きな音楽や雑貨を手に入れることも、心まで老け込んでしまわないために大切です。・ネイルサロン・まつ毛エクステ・エステ・整体、マッサージ・スパ、岩盤浴・好きなアーティストのCD、DVD購入・雑貨購入●予算1万円~3万円、旦那さんに要相談? のプチご褒美『好きなアーティストのコンサート、あえて地元から少し離れた土地のツアーに行きます。家から離れたところに行かないと、どうもハジけられない(笑)。日帰りで交通費入れて、なんだかんだグッズも買って、3万円弱?』(30代・2児の母/宮城)『家族旅行は楽しいけれど、結局女が何だかんだとお世話役に回らなきゃいけないんですよ、旦那と子どもの。心底楽しむなら女同士に限る。年に1回は旦那に許可を得て、女だけの温泉旅行に行ってますよ』(40代・3児の母/北海道)なるほど、やっぱり一時的に ご家族と離れるのが一番休まる のでしょうか。ちょっと予算は張りますが、それでまたしばらく頑張れるのなら価値のあるご褒美です。また、内容によって料金は変動しますが、旦那さんに家事代行サービスをプレゼントしてもらい、1人の自由な時間を楽しむ主婦もいるようですよ。・ママ友と一泊温泉旅行・ホテルのエステプラン・好きなアーティストのコンサート・家事代行サービス●プチご褒美番外編『結婚してすぐ主人が転勤になり、実家から遠く離れた神奈川に引っ越しました。1か月ほどたったころ、さみしさで情緒不安定になっている自分に気づき、主人に3泊4日の沖縄旅行をリクエスト。夫婦2人で海辺でごろごろ過ごしたり、おいしいものやお酒を飲んだり食べたりしただけだけど、あれがなかったら実家ロスを乗り越えられなかったと思う』(20代・子どもなし/神奈川)『30代で乳がんの手術を経験し、その後は何事もなく健康に過ごせています。でも術後は喪失感がハンパなくて。ネットでパリコレを見て見つけた、胸がなくても素敵に見える高級ブランド服を買いました。飽きのこないデザインで、今でもいざというときに活躍する宝です』(40代・1児の母)いずれも5万円以上の予算になると思いますが、人生の節目を乗り越えるためのご褒美 なら惜しくはないはず。これを“プチ”とみなすかどうかは、個人の判断に委ねます。・ブランドジュエリー、バッグ購入・国内または海外旅行・ゴルフ旅行----------いかがでしたか?まだ自分へのご褒美を贈ったことがないという方は、この機会にぜひ考えてみてください。いつもご家族のこと優先で、自分を労わることってどうしても後回しになりがちですから。【参考文献】・『自分へのごほうび』住吉美紀・著●ライター/月極姫(フリーライター)●モデル/ゆみ
2016年12月01日こんにちは、ママライターのましゅままです。皆さんは、「専業主婦」と聞いてどんな印象を持たれるでしょうか。時間がたくさんある、いつも家にいる、暇そうという世間のイメージは根強いようですが、実際のところどうなのでしょう。専業主婦の友達同士でもなかなか1日のタイムスケジュールを事細かに話す機会はなかなかないので、専業主婦の皆さんも他の主婦さんたちの日常がどんな様子なのか、ちょっと気になりますよね。今回は、子どもあり、なし、それぞれの専業主婦のタイムスケジュール をご紹介します。●30代・幼稚園児2人の専業主婦タイムスケジュール5:30……起床、身支度6:00……コーヒータイム6:30……夫起床、朝食を出し、弁当を詰める7:30……夫を送り出し、子どもたち起床7:45……子どもたち朝食8:30……子どもたち通園9:00……洗濯、掃除10:30……買い出し12:00……昼食(たまにランチします)13:00……ドラマを見たりネットサーフィンをしたり14:30……子どもたちお迎え15:00……子どもたちおやつ16:00……子どもたちと遊びながら夕食づくり18:00……子どもたち夕食19:00……夫帰宅、子どもたちお風呂(入れてもらうこともあればわたしが入れることもあります)、夫夕食20:30……子どもたち寝かしつけ22:00……後片付け、お風呂、自由タイム24:00……就寝●20代・子どもなしの専業主婦タイムスケジュール7:00……夫婦で起床、朝食、メイク8:00……夫出勤、洗濯や掃除開始10:00~12:00……二度寝してしまいます12:00……昼食、友達とランチへ行くことも13:00……買い物、帰宅後ティータイムしながらドラマ鑑賞17:00……夕食づくり、テレビ鑑賞19:30……夫帰宅、夕食20:30……夫と晩酌をしたり、お風呂に入ったり、ネイルをしたり、ドラマを見たり23:00……就寝●30代・子どもなしの専業主婦タイムスケジュール6:00……起床、身支度、お弁当づくり7:00……夫起床、朝食8:00……夫出勤、洗濯干しや掃除、パンづくりなど9:00~14:00……在宅ワーク、昼食14:00……買い物15:00……お昼寝or在宅ワークorティータイム17:00……夕食づくり19:00……夫帰宅、夕食21:00……お風呂22:00~24:00……在宅ワーク、就寝●40代・子ども13歳、10歳の専業主婦タイムスケジュール6:00……起床、夫のお弁当づくり7:00……子どもたち、夫起床し朝食7:30……子どもの持ち物チェック8:00……子どもたち学校へ、夫出勤9:00……洗濯、掃除、夕飯づくり11:00……買い出し12:00……一人暮らしの母の家で昼食づくり12:30……昼食13:30……母の家の洗濯や掃除15:00……母とティータイム16:00……子どもたち帰宅、下の子を習い事まで送る17:00……上の子に軽食を出し塾まで送り、下の子の習い事のお迎え18:00……下の子の宿題を見る18:30……下の子夕食19:00……下の子お風呂、夫帰宅19:30……夫夕食、上の子お迎え20:00……上の子夕食、お風呂22:00……子どもたち就寝23:00……自分のお風呂、後片付け、就寝●子どものあるなし、子どもの年齢により専業主婦の生活スタイルは違ういかがでしょうか?専業主婦の日常は、充実したタイムスケジュールのものから、かなり余裕のあるゆっくりめスタイルまでさまざま。子どもが小さく夜泣きがあるうちは、一緒にお昼寝ができるのは専業主婦の特権ですね。お勤めしていれば、子どもが夜泣きして眠くても、自分は会社へ行かなくてはなりません 。また、子どもが幼稚園や学校に通っていれば、そのあいだはフリータイムなので、その時間をお小遣い稼ぎや習い事 に当てている主婦の方もいらっしゃいました。筆者は未就園児2人を保育しながらの専業主婦で、日中は子ども中心の生活をしながら並行して家事を行い、買い物もまともにいけないこともしばしば。しかし、最近は午前中かなりだらけてしまっていたので、調査させていただいた方の規則正しい専業主婦の生活を見習わなければいけないな、と感じました。主婦の皆さん、家族の笑顔のため、本日も自分を奮い立たせ頑張りましょう!●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/神山みき(れんくん)
2016年11月28日映画『裏切りの街』が公開。2016年11月12日(土)から11月25日(金)新宿武蔵野館にて上映され、全国でも順次上映される。今作が描くのは、平凡な専業主婦と15歳年下のフリーターによる禁断の恋愛とその果て。監督を務める三浦大輔が、自身のオリジナル脚本、演出で上演した舞台を映像化した作品だ。すでに舞台では描かれなかったその後が映像配信サービス dTVにて映像化され、多くの反響を呼んでる。今作は、それとは異なる編集が施された劇場版。見どころは、人間の本質をえぐり、暴き出すようなリアルすぎる描写だ。無気力な毎日を送るフリーターの少年と穏やかで単調な日々を送る主婦。なにも不足のない日々の中に物足りなさを感じる彼らが出会い、嘘をつき、罪を重ねていく中で、人間の残酷さやエゴ、欲深さが見事に表現されている。フリーター役を演じるのは『デスノート』で竜崎役を務める池松壮亮。そして、主婦役は『ヘルタースケルター』や『キャタピラー』などに出演した寺島しのぶが務める。これまでに数々の作品で実力を発揮してきた2人が、複雑な役柄を演じ切った迫真の演技には注目だ。また、主題歌は銀杏BOYZが担当。■ストーリー同棲する彼女に小遣いをもらいながら怠惰な生活を続けるフリーターの菅原裕一と、穏やかな夫と専業主婦として平穏な日々を送る橋本智子。なんの不満もない毎日。ただ何となく、はっきりとした目的もないまま、出会い系サイトで偶然会った二人は意味のない逢瀬を重ねる。季節が変わり、二人の関係すらも惰性になりつつあったある日、ある出来事をきっかけに日常が揺らぎはじめる。それでも「選択」することを避け、生温い日常に浸かり、流れに身を任せて生きてきた二人は中央線沿いの街の中でぐるぐると、あてどなく彷徨う…。【作品詳細】『裏切りの街』公開期間:2016年11月12日(土)~25日(金) 新宿武蔵野館にて限定公開※全国でも順次公開予定監督・脚本:三浦大輔出演:池松壮亮、寺島しのぶ、中村映里子、落合モトキ、駒木根隆介、佐藤仁美、平田満主題歌:銀杏BOYZ「ピンクローター」配給:エイベックス・デジタル
2016年10月17日みなさんのご家庭は、夫婦で共働きですか?それともどちらか一方のみの働きで家庭を支えているでしょうか?近年共働き世帯が増えてきたことから、“専業主婦になれる”ということが一種のステータスと受け取られることもあります。この専業主婦に対し、 うらやましいという気持ちからなのか嫌味を言う人もいるようで、悲しい思いをさせられる人が増えているようです。そこで今回、パピマミ読者のみなさまに「ずっと専業主婦でいる人についてどう思いますか?」 というアンケートを実施しましたので、その回答を見ていきたいと思います!●ずっと専業主婦でいる人についてどう思いますか?・1位:個人の自由だから特に意見はない……37%(198人)・2位:お金持ちなんだなと思うだけ……26%(142人)・3位:単純に羨ましい……17%(90人)・4位:リスクが高いと思う……6%(30人)・5位:働けるのに働かないなんてもったいない……4%(22人)・6位:正直、怠け者というイメージしかない……4%(21人)・7位:ヒマそうだなと思う……4%(19人)・8位:何か働けない理由があるのかなと思う……3%(18人)※有効回答者数:540人/集計期間:2016年9月21日〜2016年9月22日(パピマミ調べ)●個人の自由と受け止める人が多数『たしかに減ってきているんだろうけど、別に珍しいことじゃないし、その家庭なりに考えて選択しているはずですからね。まわりがとやかく言うことではないと思います』(20代男性/編集者)『へー、そうなんだっていう感じ。職業のひとつとしてしか見ていないですよ』(30代女性/アパレル)世帯年収や将来に向けた貯蓄など、どの家庭もさまざまな要素を考慮して家族の働き方を考えているはずです。たとえ裕福でなくとも、仕事をセーブし穏やかでのんびりとした生活を望む家庭 もあるでしょう。それをまわりの人間がとやかく言うのはお門違いとも言えそうですよね。専業主婦バッシング のような風潮もあるようですが、自らの現状に不満を持つ人の八つ当たりではないでしょうか。●金銭的な余裕をうらやましいと感じる人も『旦那さんの稼ぎが良くなければ専業主婦はできませんから。お金に余裕がある家庭なんだなとは思います』(40代女性/事務職)『めちゃくちゃうらやましい。仕事しなくていいとか憧れるけど、うちにそんな余裕はない。世界が違いすぎて普段の話とか合わないような気がする』(30代女性/飲食店)1人分の稼ぎで2人分の生活費をまかなうわけですから、たしかに旦那さんの稼ぎが多くなければ専業主婦を続けることはできません。周囲から「お金持ちの家庭だ」「裕福な生活をしている」 と見られてしまうこともあるでしょう。仕事をしたくなくても生活のために働かざるを得ない人からすると、その生活がうらやましいと感じられるはずです。しかし、それが妬みなどのネガティブな感情に発展する人は多くはないようで、あくまで他の家庭のこと と受け止めている人が多数と言えるでしょう。●ネガティブな意見を持つ人は少数にとどまる『今が良くてもこの先どうなるか分からないし、働けない理由があるわけじゃないなら2人で働いた方がいいと思います。うちも妻とは、子どもができるまではずっと共働きを続けようと話しています』(30代男性/営業)『うらやましいっていうより、昼間とか何やってんだろうって思う。家でダラダラしてるんでしょ?たまにならいいけど、ずっと主婦ってヒマそう』(20代女性/大学生)専業主婦に対して、働ける身でありながら働かないのはおかしい、怠けているだけ、といった感情を持つ人も少なからずいます。たしかに、朝から晩まで外に働きに出て大変な思いをしている人からすると、専業主婦が気楽に見えてしまうこともあるかもしれません。特に、子どもがいないにもかかわらず専業主婦をする女性 に対しては反発が大きいようで、働けるうちに働いておいたほうがいいと感じてしまう人もいる様子。とはいえ、やはりその選択もあくまで個々の家庭で決めるべきもの 。周囲があれこれと詮索して意見するものとは言えないのではないでしょうか。----------いかがでしたか?外に働きに出ることなく、家庭を守ることを仕事にする専業主婦。仕事をする夫には分からない苦しみもあるはずです。たとえ怠けた生活を送っていたとしても、それを批判する権利は誰にもありません。どうしても専業主婦になりたいというのであれば、稼ぎの良い旦那さんを探したり、節約に励んで生活費を抑えたりすることもできるはず。選んだ生き方を人から批判されるような社会 にはなってほしくないものですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜8位)】ずっと専業主婦でいる人についてどう思いますか?()●文/パピマミ編集部●モデル/倉本麻貴(和くん)
2016年09月26日玉の輿に乗って、専業主婦として優雅な生活を送ることは、多くの女性にとって憧れの姿かもしれません。しかし、景気悪化などの影響により収入を増やすことが困難な社会では、夢のまた夢ということも。いったい夫の年収がどれほどあれば、 女性は専業主婦になることができるのでしょうか。そこで、パピマミ読者のみなさまに「夫の年収がいくらあれば専業主婦になりますか?」 というアンケートを実施しましたので、その結果を見てみたいと思います!●夫の年収がいくらあれば専業主婦になりますか?・1位:いくらあっても専業主婦にはならない……30%(327人)・2位:1000万円以上……23%(254人)・3位:800万円以上……12%(131人)・4位:600万円以上……10%(105人)・5位:700万円以上……9%(94人)・6位:500万円以上……8%(84人)・7位:400万円以上……3%(36人)・8位:900万円以上……3%(34人)・9位:300万円以下でもなる……2%(18人)・10位:300万円以上……1%(9人)※有効回答者数:1,092人/集計期間:2016年9月9日〜2016年9月12日(パピマミ調べ)●夫の年収にかかわらず「専業主婦にならない」とした人は3割『今が良くても、旦那の仕事がこの先どうなるかわかりませんからね。安易に専業主婦になって、いざ働かなければいけなくなったときに仕事ができなくなるのは困ります』(30代女性/事務職)『ずっと家にいて家事をするだけなんて耐えられない!「専業主婦になってほしい」という男性とは始めから結婚しません』(20代女性/アパレル)働く女性が増え、そもそも専業主婦願望がない という人も多くなってきました。キャリアを積んでバリバリと仕事をこなすことを望む女性にとっては、夫の年収がどれだけ高くても関係ないようです。また、今は夫が高収入を得られていたとしても、リストラなどでそれがいつ無くなってしまうか分かりません。専業主婦になって自分の収入を持たなければ、いざというときに不安定な立場に立たされるのは妻の方 。離婚する夫婦も増えているいま、収入にしがみついて別れられないというような不幸な選択はしたくないでしょう。●6割近くの人が600万円以上の額を回答『一人暮らしする若い人の年収がだいたい300万円ぐらい。夫婦2人の生活を夫の稼ぎだけでまかなうためには、600万円はほしいかな。それだけあればとりあえず専業主婦ができると思う』(30代女性/パート)『私は専業主婦ですが、ぎりぎりの生活はしたくなかったので、夫の年収が800万円を超えるまでは働いていました』(40代女性/専業主婦)ひとくちに専業主婦といっても、夫婦2人だけの生活なのか、子どもはいるのかによって必要な年収は変わってきます。2人世帯の年間出費は500万円程度 という調査結果もあり、これを考えると夫に600万円以上の収入がなければ専業主婦になることは難しいと言えそうです。この他、将来のことを考え年収から一定の割合を貯蓄することも考えると、600万円では不安という人も多い様子。仕事をやめるとなると、そのぶん老後にもらえる年金額なども変わってくるため、生涯で得られる金額を総合的に考えて 決める必要があると言えるでしょう。●子どもを作らないという選択をする人も『収入も不安定で将来年金がもらえるかもわからない。何も心配なければ欲しいと思うけど、無理して働くより「子どもは作らない」と決めてしまう方が専業主婦のハードルも高くないはず』(30代女性/編集者)『ばりばり働いて裕福な暮らしをするのもいいと思うけど、身の丈に合った生活でのんびりと過ごすのも悪くないと思う。私の年収は500万円弱ですが、贅沢をしなければ2人で問題なく暮らせますよ』(40代男性/営業)子どもを産むことで、世帯出費が大きく引き上げられるということはあるでしょう。中には、専業主婦になることと子どもを持つことを比べ、子どもを諦めるという選択をする人もいるようです。また、上記で出した年間出費についても、富裕層が平均値を引き上げているという背景もあるため、贅沢をしなければ400万円ほどの収入で専業主婦になる ことも難しくはありません。生活するうえで何を大切にするのか、優先順位をはっきりとさせれば、そこまでハードルの高いことではないとも言えるでしょう。----------いかがでしたか?夫の年収が高ければ高いほど、妻が専業主婦になりやすくなるのは事実ですが、一番危険なのは計画性を持たずにいること。ある程度お金を自由に使える世帯の方が、出費が多くなって家計を破綻させやすい という傾向もあります。幸せそうに見える専業主婦にも、それなりのリスクはあるということ。夫婦で話し合い、理想的な結婚生活を送ることができるスタイルを見つけたいものですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜10位)】夫の年収がいくらあれば専業主婦になりますか?()●文/パピマミ編集部
2016年09月14日夫婦共働き世帯が急増し、いまや専業主婦家庭のほうが少ない現代 。「生活水準を上げたいから」「夫だけの収入では生活が不安だから」「キャリアを継続したいから」「仕事をしていないといざというとき不安だから」「働くことが好きだから」「経済的にも自立していたいから」など、共働きをする理由はさまざまです。経済的理由で仕方なく働いている方もいると思いますが、好きで仕事を継続している方も少なくありません。しかし、働く女性が仕事や家事・育児に追われる中でふと気になるのが、専業主婦の存在。もはや少数派となった専業主婦に対して、ワーキングママたちはどのようなイメージを持っているのでしょうか?●(1)ストレスがなさそう『仕事をしているとストレスばっかり。その点、専業主婦は職場の人間関係や仕事のストレスがない から羨ましい』(30代女/営業)『ストレスがなくて気楽そう 。「専業主婦だってストレスくらいある!」って言われそうだけど、どうせ、「働かなくていいよね」とか人に言われることがストレス、とかでしょ?外で働くストレスとは比べ物にならない』(20代女性/保険)確かに、働いていると夢の中でまで仕事をしていたり、休みの日まで仕事のことが頭から離れなかったりしますよね。上司や部下、同僚、クライアントなど、仕事上の付き合いでもさまざまなしがらみがあるでしょう。そういったものから開放されたらさぞやラクだろう、と考えるワーママさんは多いはず。●(2)怠け者『こんなこと言ったらいけないのかもしれないけど、働くのが嫌い な“怠け者”のイメージ。私の友達の専業主婦は、若いころから「早く結婚してラクになりたい」「専業主婦になったら働かずにダラダラ過ごしたい」と言っていたので、どうしてもそのイメージが強いです』(40代女性/編集)これは人によりけりという感じで、コメントしづらいですね(笑)。1日中、家事や育児に追われ、自分の時間がないという方もいるでしょうし、1日中テレビを見ながらゴロゴロ過ごす方ももちろんいるでしょう……。●(3)ヒマそう『子どもがいないのに専業主婦の人の場合は、ヒマそうなイメージ。私はずっと家にいるのとか考えられない。仕事しながら家事もするのは大変だけど、専業主婦になったらヒマすぎて死んじゃうかも(笑)。外とつながってないと不安 だし』(30代女性/販売)『とにかくヒマそう。子どもが学校に行っているあいだは話し相手もいないだろうし、旦那の稼ぎで遊び回るわけにもいかない だろうし。私だったらきっと、「外出たい!」「働きたい!」ってなっちゃうと思う』(30代女性/金融)子どもがいない場合や、子どもが大きくなって手が離れた場合、家にいて何をしているんだろう?とふと疑問に感じることはありますね。●(4)夫がいないと生きていけない『もし離婚でもしたら、仕事がなくて大変そう 。そう考えたら私は仕事を辞められないかな』(40代女性/事務)『夫がいないと生きていけないイメージ。手に職がない限り、ブランクがあるとなかなか仕事復帰もしづらいでしょうし、年齢がいってるのにキャリアがないとなかなか稼げる仕事には就けない 気がします』(30代女性/公務員)離婚なんて考えたくないですが、確かにもし離婚して一人で(または子どもを抱えて)生きて行くとなった場合、大変そうですよね。----------いかがでしたか?働くママから見た専業主婦のイメージ、偏見もあるかもしれませんが、正直これらのイメージを持っている方は少なくないと思います。ただ、みなさん、「羨ましい」「羨ましいと思うことはある」と口を揃えておっしゃっていました。また、「なれるものならなりたい」という方も多かったです。専業主婦のみなさんは、これらのイメージについてどのように思われるでしょうか?●文/パピマミ編集部
2016年07月10日日本よりも女性の社会進出が進んでいるアメリカは、働くママたちが非常に多い国です。しかし、最近は専業主婦を選択するママたちも増えてきているとか。働くママたちのライフスタイルとともに、その理由を考えてみました。 ■働くママが多いって本当?驚く人が多いのですが、アメリカは産休・育休制度が全く確立されていません。そんななか、女性が出産後も仕事を続けているケースはとても多く、産後1ヶ月ほどで仕事に復帰する女性がほとんどです。働くママが多い理由のひとつに、共働きしやすい環境が整っていることがあげられます。アメリカのワーキングスタイルは日本と比べて、とてもフレキシブル。残業の文化もあまりなく、決められた終業時間ですぐに帰宅できる環境も仕事を続けられる理由です。子どもが小さい間は、時短勤務や在宅勤務で働くママも多くいます。保育園制度がないアメリカでは、すべて私立か個人経営のデイケアやベビーシッターに頼らなければなりません。子どもをデイケアに預ける場合も、フレックス制を利用して、夫婦で出勤時間をずらしている家庭が多いです。また、経済的負担を減らすため夫婦で在宅勤務に切りかえるケースも少なくありません。■アメリカでも専業主婦が増えている理由夫婦共働きがスタンダードなアメリカでは、夫が家事や子育てを分担するのが一般的です。 そんな環境ゆえに、女性が仕事をやめて専業主婦になると周りから驚かれる風潮があります。しかし、近ごろは女性が自らキャリアを捨て、専業主婦になるケースが増えているようです。その背景にあるのは、高すぎるデイケアやベビーシッターの料金です。一生懸命働いても、給料のほとんどがデイケアやベビーシッターの支払いに消えてしまう。働き続けるのに多くのお金がかかるなら、家で子どもとの時間を過ごすことを選択しているようです。アメリカでは、今年11月に大統領選挙が行われます。初の女性大統領が誕生するかどうかも、働くママたちにとって非常に大きな話題です。しかし、最も重要とされるのは、働くママも専業主婦も安心できる社会的な保障制度の充実です。女性たちは、大統領選を生活に直結する問題としてとらえているでしょう。今後、ワーキングマザーが増えるのか減るのか、注目していきたいと思います。
2016年07月04日子どものために家にいたくても共働きしないといけない家庭が増えているいま、専業主婦はある意味、あこがれの存在に。亭主の稼ぎで悠々自適に暮らしていると思われがちですが、大変なこともあるのです。そこで、専業主婦ならではの悩みを聞いてみました。■役員決めではターゲットにPTAなどの役員決めのときには、仕事のほか、介護や持病を理由に「できないアピール」をするママは多数。子どもが幼稚園に入ったばかりのAさんは、専業主婦というだけで役員を押しつけられたそう。「幼稚園にも、共働きのママはいます。役員決めのときには『専業主婦なんだから時間があるでしょ』といわれるのですが、はじめての通園でいっぱいいっぱいです」これは小学校でも同様で、小2の子を持つMさんも「専業主婦がやれというムードができあがっている」といいます。しかし、実際にはそれほどやることがない役職も多く、Mさんは年に数回、子どもたちと一緒に給食を食べるだけの「給食委員」をやることにしたそう。幼稚園も小学校も、じつは卒業間近のほうが卒業アルバムの制作や謝恩会などの大変な仕事が残っていることも多く、早めに役員をやることは悪いことだけではないようです。また、子どもに中学受験をさせる家庭が多い学校では、内申点狙いなのか、自ら役員に立候補するママも。子どもが通う学校の役員制度を事前にチェックし、専業主婦で時間があるうちに立候補してしまうのもいいかもしれませんね。■社会復帰できるか心配前述のMさんは、独身時代はバリキャリでした。それでも夫に「子どもが中学生になるまでは家庭に入ってほしい」といわれ、専業主婦をしています。かつては大手企業で働き、簿記やTOEICなどの資格を持つMさんでも、「子どもが大きくなって働きたくなったときに復帰できるか不安」なのだとか。「スキルや資格があったとしても、ブランクがあるので採用してもらえるかわからないという悩みはあります。将来は正社員として復帰したいけれど、そのときには40歳を過ぎているわけですから、中途採用の幅が狭くなるでしょうね」残念ながら今の日本では、40歳以上の求人数が少ない状況。このような悩みをつねに抱えている専業主婦は、決してお気楽とはいえないでしょう。■家庭だけでいいのか…すでに子どもが中学生になった専業主婦のYさんは、「社会からとり残された気分になる」といいます。「ママ友の多くが働き出して、自分だけとり残された気分に。仕事と家事の両立といった話題が多くなるので、話についていけないこともあります。社会感覚を失うのがこわいので、ボランティア活動に参加するようになりました」Yさんはこのまま専業主婦を続ける予定ですが、ワーママと話すときには仕事の愚痴なども聞くようにしているそう。「姑から『母親が働くのは信じられない』、『うちの子(夫)の稼ぎが悪いといいたいの!?』なんていわれるママも多いですね。でも、そういった話を聞くと相手もストレス解消になるし、もしも自分が働くことになったら参考になるので、“聞き役”に徹するようにしています」こうすることでワーママになったママ友からやっかまれずに済み、ママ友とも良好な関係をキープできるのだとか。専業主婦は「三食昼寝付き」なんていわれた時代もありますが、実際には義実家とのつきあいやPTA活動など、やらなくてはいけないことが何かとあるものです。専業主婦というだけでねたむのは間違っているし、自らの意志で専業主婦を選択していないママもいます。立場だけで相手を見るのではなく、「人」としてママ友とつきあうようにしたいものです。
2016年06月14日