お笑いコンビ・はんにゃ.の川島ofレジェンド(川島章良)の妻・川島菜月さんが16日に自身のアメブロを更新。感受性が豊かな息子・吉平くんが“ブチギレ”た理由を明かした。この日、菜月さんは「ぜひ将来に活かして欲しい」というタイトルでブログを更新。吉平くんについて「幼稚園で作った自作の塗り絵おしばいを披露してくれた」と報告。吉平くんが作ったという「塗り絵おしばい」の内容について「プリンセスたちが喧嘩したけど最後はみんな王子様と踊って楽しくなるという物語」と説明し「うまいことできてるじゃん 映画ヲタクなだけある!!」とつづった。続けて、吉平くんについて「感受性がだいぶ豊か」と明かしつつ「将来の仕事に活かすことができるのか!」とコメント。一方で「今日は帰り道に転んでブチギレてたよ トホホ…」と吉平くんの写真とともにつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月18日サッカー元日本代表で、J1リーグ「ジュビロ磐田」所属のゴールキーパー・川島永嗣選手(41)が10日、自身のインスタグラムを更新。「夜桜デート」とつづり、妻“顔出し”のラブラブ夫婦2ショットを公開した。先週末に花見をしたときの自撮りショットで、しっかりと桜が写るように2人は“密着”。夫婦の仲むつまじさがあふれ出た1枚となっている。この投稿に対し、ファンからは「可愛い」「美男美女」「美しすぎます」「わぁ~夜桜デート素敵 ラブラブですね~」「ステキご夫婦」など、さまざまな反応が寄せられている。川島選手は2014年9月に結婚。15年12月に第1子となる長男、20年5月に第2子となる長女、21年11月に第3子となる次女が誕生した。
2024年04月11日今回、ご紹介するのは、TVアニメ『夜桜さんちの大作戦』。愛と笑いのスパイ家族コメディです。朝野太陽役の川島零士(かわしま・れいじ)さんと、夜桜六美役の本渡楓(ほんど・かえで)さんにお話をうかがいました。「いろんな要素が詰め込まれている作品です」左から川島零士さん、本渡楓さん【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 178TVアニメ『夜桜さんちの大作戦』は、「週刊少年ジャンプ」で好評連載中の同名コミックをアニメ化したものです。主人公は、家族を事故で亡くし、心を閉ざすようになった高校生・朝野太陽。クラスメイトからの印象は「超・人見知り」。 唯一、話せるのは幼なじみの夜桜六美、ただひとりでしたが、彼女はあるヒミツを抱えてました。彼女の正体は、代々続くスパイ一家の当主。しかも、様々な敵から命を狙われていました。さらに、彼女の兄・凶一郎は最凶のスパイで、異常なほど六美を溺愛。そんな兄・凶一郎から、命を狙われる太陽が唯一生き残る道は、六美と結婚して夜桜家に婿入りすること!?個性豊かなキャラクターたちが織りなす、愛と笑いのスパイ家族コメディです。ーー原作のどのようなところに魅力を感じましたか?本渡さん子どもの頃から、ジャンプを読んで、夢をもらっていました。なかでも、ひとりひとりが持っている特技を生かして戦うジャンルがとても好きで。そういうジャンルをやりたいなと思っているうちに声優という職業に就いていたほどです。その意味でも、『夜桜さんちの大作戦』はドンピシャな作品でしたので、原作を読んだときに「携わりたいな」と思っていました。六美は当主なので、特技を生かして戦うというものとは少し違いますが(笑)。兄妹やスパイなど、周りの人々がかっこいい戦闘シーンで六美を守ってくれるので、アフレコ中も気持ちが高ぶることがありました。川島さんジャンプは、僕らの脳の一部分を占めています。本渡さんそうですね。川島さん『夜桜さんちの大作戦』には、夜桜が用いるスパイ道具やワクワクする要素など、僕らが子どもの頃に読んでいた、ジャンプ王道の魅力を感じました。原作の楽しさをアニメを通して、今のキッズたちに伝えたいと思いました。川島零士さんーーちなみに、おふたりが子どもの頃にハマったジャンプ作品は?本渡さん私は本当に『NARUTO-ナルト-』が大好きで、なかでも我愛羅(ガアラ)が好きなんです。『NARUTO-ナルト-』だと暁(あかつき)のメンバーたちも好きです。闇を抱えたキャラクターが好きなのかもしれません。子どもの頃は、『NARUTO-ナルト-』の世界に行けると信じていました。ーー川島さんはいかがでしょう。『マッシュル-MASHLE-』(※川島さんがフィン役でレギュラー出演中の人気アニメ)以外で(笑)。川島さん子どもの頃ですからね(笑)。僕はどれにしようかな……やはり『アイシールド21』ですね。中学生の頃、友だちの間でも流行っていて、堤防でアメフトボールを使って、ごっこ遊びをしていました。ガチで遊び過ぎて、修学旅行寸前に鎖骨を骨折したことがあります。『アイシールド21』の影響もあって、水泳部からアメフト部に転部したこともありました。本渡さん転部されたんですか?私も忍者部があれば、入りたかったです。川島さん忍者部?気になる~。僕はデビルバットゴースト(『アイシールド21』に登場するテクニックのひとつ)を出したくて、何度も練習しましたが、できませんでした。あれは本当にできるのかな。本渡さん私も砂を動かせると思って、試したことがあるんですが、動かなくて。それから念力の仕方について調べました。まゆげの間に1円玉を5枚重ねて、前を向いて落ちなかったら一段階クリアなんですが、当時は、それができたんです!本渡楓さんーージャンプ愛にあふれたコメント、ありがとうございます!『夜桜さんちの大作戦』にお話を戻します。太陽をどのようなキャラクターだととらえていらっしゃるのか、教えてください。川島さん太陽は自分が家族を失くしているからこそ、ほかの誰かに大切な人を失う気持ちを味あわせたくないと思っています。周りの人を守るために強くなろうとする、優しい男です。本渡さん太陽は、最初は人と接することを怖がりますが、大切な人を失いたくないという気持ちから、いろんなことを乗り越えていきます。まっすぐで熱い、素敵な人だと思っています。ーー六美に関しては、いかがでしょう。川島さんほかの兄妹たちが、特殊能力で戦うなか、六美は覚悟で戦っていると思います。本渡さんそうですね。彼女は、守られるだけの人ではない。すべてを俯瞰して、太陽を支えようとする、心が強い人です。今回は、お芝居をするときにのめり込み過ぎず、冷静さを保って周りを見ながら、彼女の当主としての使命感を表現する、新しい挑戦を行っています。川島さん太陽は六美の支えを得て立ち直り、彼女を守ろうとします。そこは意識して演じています。ーー最後に、本作の見どころをお願いいたします。川島さん夕方に放送すると聞いた後、演じるマインドが少し変わりました。良い意味で重過ぎず、キャッチーさを意識して、家族や仕事終わりのかたなど、いろんな状況で楽しむかたに刺さる作品をお届けできたらと思っております。本渡さんいろんな要素が詰め込まれている作品です。あの家族って良いな、好きだなと思っていただけるアニメーションになっていると思いますし、誰もが安心して観ていただけると思うので、楽しんでいただきたいです。インタビューのこぼれ話劇中、夫婦役を演じているおふたりは、なんと、川島さんが用意したおそろいの衣装で取材現場にご登場!その場にいたスタッフ陣、取材陣から思わず「かわいい~!」の声が次々と挙がっていました。「取材の現場でおそろいの衣装を着たことがないので、とっても恥ずかしいです」(本渡さん)。「(本渡さんが)すごく恥ずかしがっているなと思いました(笑)。こういう感じに楽しく、仲良く演じさせてただいています」(川島さん)。InformationTVアニメ『夜桜さんちの大作戦』2024年4月7日から、毎週日曜午後5時~MBS/TBS系全国28局ネットにて放送開始!BS日テレ4月8日から毎週月曜夜10時30分~AT-X4月9日から毎週火曜夜10時~※リピート放送毎週木曜午前10時~、毎週月曜午後4時~配信情報:Prime Video/Netflixにて、毎週日曜午後5時30分~見放題最速配信月額見放題サービス:4月10日(水)より毎週水曜日17:30以降、順次配信開始予定ABEMA、アニメタイムズ、アニメ放題、auスマートパスプレミアム、バンダイチャンネル、dアニメストア、DMM TV、FOD、Hulu、Lemino、MBS動画イズム、milplus、TELASA、Tver、U-NEXT個別課金サービス:バンダイチャンネル、FOD、HAPPY!動画、J:COM STREAM、MBS動画イズム、milplus、ニコニコチャンネル、Prime Video、TELASA出演:川島零士、本渡楓、小西克幸、鬼頭明里、興津和幸、悠木碧、松岡禎丞、内山夕実原作:権平ひつじ『夜桜さんちの大作戦』(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)監督/シリーズ構成:湊未來キャラクターデザイン/総作画監督:髙橋瑞紀美術監督:中原英統色彩設計:山口真奈美撮影監督:佐藤敦(スタジオシャムロック)3D 監督:遠藤誠(トライスラッシュ)編集:近藤勇二(REAL-T)音響監督:鐘江徹音楽:藤本コウジ(Sus4 Inc.)/ササキオサムアニメーション制作:SILVER LINK.製作:夜桜さんちの大作戦製作委員会©権平ひつじ/集英社・夜桜さんちの大作戦製作委員会・MBS写真・園山友基文・田嶋真理写真・園山友基 文・田嶋真理
2024年04月07日テレビ東京『開運! なんでも鑑定団』(毎週火曜20:54~)の囲み取材が都内で行われ、MCを務める今田耕司、福澤朗、菅井友香が登壇した。○■『開運! なんでも鑑定団』囲み取材にMC陣が登場テレビ東京 片渕茜アナウンサーからバトンを引き継ぎ、新MCに就任した菅井は「生まれる前から放送しており、小さいことから観させていただいている番組で、そんな愛されている長寿番組にまさかMCとして関わらせていただけるなんて……最初は夢かな? と思いましたが、収録に参加させていただいて夢じゃなかったと改めて実感しております」と喜びを語った。囲み取材の前に行われた収録で初めてMCとして出演した菅井は、「今回の収録から前任の片渕さんがいらっしゃらない収録だったんですが、観覧にいらっしゃるお客様が盛り上がってくださるのが、とても嬉しくて。ご観覧の皆さまの力を感じて、ありがたいなと思いました」と振り返る。続けて「依頼人の方の人生ドラマなどもこの番組の魅力なんだなということも実感しましたので、自分らしく盛り上げていけるようにもっとがんばっていきたいと思います」と意気込んだ。そんな新MCに就任した菅井の印象について聞かれると、福澤は「うちの息子はこれまでほとんど『鑑定団』には興味を示さなかったんですが、菅井さんがMCに加わると聞くと『おぉ!』と食いつきまして。うちの息子は菅井さん所属されていた欅坂46・櫻坂46の大ファンで何度もライブに行っていて、タオルもいっぱいある。息子が食いつくということは、相当ティーン世代や若い子たちに影響を及ぼしているんだなと思います。これを機に日本の古き良きものに興味を持つ若者が増えてほしいと思います」と身近な反響を明かしつつ、期待を寄せた。一方の今田も「爽やかな笑顔が良い持ち味。思ったことを素直に表現したらいいと思う。見た感じの清涼感でたいていのコメントは浄化されていくので、それは才能だなと思います。人によっては嫌味になることがそう聞こえないというのは、片渕さんにも通じるものがあって、持って生まれたものや色んなものが加味されて出る雰囲気ですから、どんどんのびのびと番組で出してもらいたい! とにかく爽やか」と絶賛していた。また、アイドル時代からお嬢さんとして知られていた菅井に「家にある鑑定してみたいものは?」という質問が。菅井は「家にお宝と思うものがなかなかない……(笑) 引っ越しとかもしていて、そのたびに断捨離してしまっているので親戚とかにあたってみたいと思います(笑)」といいつつ、「母が古いテディベアを集めていて、すごくたくさん家にあります。自分が生まれる前のものもあるので、(母に)聞いてみようと思います」と答えていた。(C)テレビ東京
2024年04月02日俳優の佐藤二朗が、25日に都内で行われた映画『変な家』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶に間宮祥太朗とともに登壇した。同作は、白い仮面をかぶった謎のクリエイター・雨穴による書籍の実写化作。売れないオカルト専門の動画クリエイターの雨宮(間宮祥太朗)は、マネージャーから購入予定の家の間取りについて不可解な点があると相談を受ける。雨宮は、自身のオカルトネタの提供者である、ミステリー愛好家の変人設計士・栗原(佐藤二朗)にこの間取りについて意見を聞いてみることに。すると、奇妙な“違和感”が次々と浮かび上がり、栗原はある恐ろしい仮説を導き出す。○■佐藤二朗、自身の名前書かれたうちわの漢字間違いを発見間宮とともに登壇した佐藤は、壇上に上がりながら会場に目を向けると自身の名前の書かれたうちわの多さに「珍しく俺のファンがいる!」と驚きの表情。間宮から「前の舞台挨拶で催促したから!」と言われると、「催促した甲斐があるなぁ……! 二朗。二朗。二朗! ありがとうございます」と照れた様子で喜びを語った。しかし、会場にあるうちわで気になるものがあったようで、「そこのあなた。後ろの方にも見せてあげて? あのね……『ろう』の字が違うの。祥太朗と一緒なの」と指摘し、笑いを誘う。間宮も「ろうは朗らかの方です」とフォローし、最後に佐藤は「それだけ覚えて帰ってね」と優しく語りかけていた。
2024年03月25日映画『変な家』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が25日に都内で行われ、間宮祥太朗、佐藤二朗が登壇した。同作は、白い仮面をかぶった謎のクリエイター・雨穴による書籍の実写化作。売れないオカルト専門の動画クリエイターの雨宮(間宮祥太朗)は、マネージャーから購入予定の家の間取りについて不可解な点があると相談を受ける。雨宮は、自身のオカルトネタの提供者である、ミステリー愛好家の変人設計士・栗原(佐藤二朗)にこの間取りについて意見を聞いてみることに。すると、奇妙な“違和感”が次々と浮かび上がり、栗原はある恐ろしい仮説を導き出す。○■間宮祥太朗、映画『変な家』大ヒット御礼舞台挨拶に登場今回のイベントでは、作中でバディを演じた間宮と佐藤が、バディ度を試す3つのチャレンジに挑戦。1つ目のチャレンジ「2択クイズ」で見事なバディ感を見せた2人は、続いて箱の中身当てチャレンジに挑むことに。壇上に、劇中に登場する仮面が入った箱が運び込まれると、佐藤は「これ触るやつですか? なら帰ります……これ世の中でいちばん苦手なやつです! 見るだけで汗が出ます……生き物だけは本当にダメだからね!!」と怯えた様子で話す。挑戦を前に佐藤は前列に座る観客に「生き物だったら首を縦に、生き物じゃなかったら横に振りなさい……」とヒントをもらおうとするも、観客は微動だにせず、ノーヒントで挑むことに。いざ手を入れることになると、間宮は佐藤の手を掴むなどイタズラを仕掛け、佐藤の大きいリアクションに爆笑。ほとんど箱の中身に触れていなかった佐藤だったが、最終的には見事に正解を導き出し、間宮と回答を一致させていた。
2024年03月25日大のマンガ好きとして知られる麒麟・川島明さん。彼が惹かれるマンガの主人公とは?『寄生獣』泉 新一高校生の等身大の主人公を通していろいろ考えさせられる作品です。泉新一は、マンガ界において数多くいる“普通の少年”といわれる主人公の中でも、本当に一番なんでもない人物ではないでしょうか。だって、ほんまにただ寝ていただけの、できるだけ何もしたくない高校生が、寄生生物であるミギーに寄生されるところから物語がスタートしますから。でも、戦う使命が生まれたことやミギーの影響もあり、どんどんワイルドになり、周りの人から雰囲気が変わったと言われるくらい、すごい男になっていきます。本作には無駄な描写が一切なく、また、えげつないシーンもたくさん出てきます。“なぜ動物は食べるのに人間は食べないのか”という問いを寄生獣が投げかけてくるなど、世界や人が抱える問題を泉新一という等身大のキャラクターの目を通じて描いた、考えさせられる作品でもあります。メッセージ性は強いのに難しくなく読めるというバランスも、すごくいいんですよね。『新装版 寄生獣』岩明 均突如、宇宙から地球に飛来した、人間の脳を乗っ取り他の人間を食い殺す寄生生物たち。その一つであるミギーと共存関係になった新一は、寄生生物と激しい戦闘を繰り広げることに。アフタヌーンKCDX全10巻各770円/講談社©岩明均/講談社『ジョジョの奇妙な冒険 PART4 ダイヤモンドは砕けない』東方仗助(ひがしかた じょうすけ)虹村億泰(にじむら おくやす)ヤンキーで未熟な二人ですけど、「ジョジョ」で一番好きなキャラ!「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズはどれも大好きなんですが、主役という意味ではPART4の東方仗助が一番ですね。『ビー・バップ・ハイスクール』のようなヤンキー漫画も読んでましたが、それを“ジョジョ風”に味付けすると、仗助や(虹村)億泰みたいになるんだろうなと。メルヘンチックでSF的な架空の街で巻き起こるスタンド使いの話に、非常に昭和なリーゼントと短ラン姿のやつがいる(!)というのは面白いですよね。それに、リーゼントをけなされるとキレたり、妙な罠に簡単に引っかかってしまう仗助と億泰は、すごくかわいいんです。ダメで未熟な二人やからこそ力を合わせたらすごいというところも魅力的やし、僕は二人ともが主役やと思っています。亡くなったと思われた億泰が、空間を削り取るという強いスタンドである“ザ・ハンド”と共に登場するシーンなんて、しびれますから。登場人物が全員いい!「PART4の登場人物たちはみんな、個性豊かで魅力的。全員がいいんですよね」と川島さん。PART3の主人公であり、仗助に迫る危機を伝えるため杜王町にやってきた空条承太郎、真面目な広瀬康一と彼に想いを寄せる狂気的な山岸由花子などが登場。また、スピンオフが作られるほど人気を博すキャラクターである漫画家の岸辺露伴や、仗助とラストバトルを繰り広げることになる殺人鬼の吉良吉影など、クセの強い人物が揃っている。『ジョジョの奇妙な冒険 PART4 ダイヤモンドは砕けない』荒木飛呂彦ジョースター一族の運命を綴る、壮大なスケールの物語。PART4は、スタンド使いが集まる杜王町と、そこに暮らす温厚な高校生である東方仗助に迫る危機を描くサスペンス。ジャンプコミックスDIGITAL全12巻各792円/集英社©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社『機動警察パトレイバー』泉 野明(のあ)運命のライバルと1対1で戦う主人公を応援したくなります。小学生の頃、兄貴がハマっていたのをきっかけに途中まで読んでいたのですが、40歳になってようやく全巻読み終えました。主人公の泉野明は、“レイバー(汎用人間型作業機械)”による犯罪を取り締まるために開発された“パトレイバー”の新人操縦士。仕事の面ではあまり優秀ではないけど、勝ち気で強い女の子です。彼女にはバドという敵というかライバルがいて、最後まで読むとわかるんですけど、本作を簡単に言うと二人の喧嘩の話なんですよね(笑)。ずーっと決着がつかない状態が根底にあるなかで、いろいろな出来事が起こるんですけど、最後は、野明vsバドの戦い、いわゆる武蔵と小次郎みたいな展開に。やっぱり、この戦いをやらなければいけなかったんやな…としびれます。最後までこの二人で走りきる勇気もすごいと思うし、ストーリー的には単純なんですけど、野明を応援したい気持ちになります。ここが鳥肌シーン!川島さんがめちゃくちゃ心を掴まれたという、野明と最強のライバルであるバドとのラストバトルがこちら。「特に最後の2巻は、すべてを取っ払った二人だけの戦いになるので必見です。しかも、取っ組み合いで終わるというところも、すごくいいんですよね」『機動警察パトレイバー』ゆうきまさみレイバーが普及した近未来の東京。新たな社会的脅威となったレイバーの犯罪に対処するため、警視庁は特殊車輌二課を創設。そこの第2小隊に配属された警察官たちの活躍の物語。少年サンデーコミックス全22巻各528円/小学館©ゆうきまさみ/小学館『ひらやすみ』生田ヒロトマイペースにゆったりと過ごすヒロトくんを見て癒されています。最近の作品ですごく好きなのが『ひらやすみ』です。周りに慌ただしくしている人が多いなかヒロトくんだけマイペースに過ごしているんです。ボーッと釣り堀で働いていたり、ちょっと気になる子ができたりと、ゆったりと日常を送る姿を見ているだけでホッとするし、癒されてます。また、真造圭伍先生だからこそ描ける、コマをぜいたくに使った画を見ていると、呼吸が整うというか、深呼吸ができるというか。それでもたまに、キュッと胸を締め付けてくるような表現や展開もあったりして。それも先生らしいなぁと思います。このシーンが好き!マイペースに過ごすヒロトだが、過去に何かがあったことを匂わせるような描写も登場する。「芸能界にいて、とんでもないショックを受けたことがあるようです。これから明らかになるんでしょうけど気になります」このコマ割りが好き!読んでいて気持ちがいい構図やコマ割りにも癒されているという川島さん。「ヒロトくんが働く釣り堀のワンシーンを見開きで描くなど、ページをゆったりと使った、真造先生にしか描けない画が本当に素晴らしいです」『ひらやすみ』真造圭伍人柄の良さだけで、近所に住むおばあちゃん・和田はなえから家を譲ってもらったヒロト。お気楽に暮らす彼と、その周りに集まってくる、生きづらさを抱えた人たちの物語。ビッグ コミックス1~6巻各715円/小学館©真造圭伍/小学館かわしま・あきら1979年2月3日生まれ、京都府出身。『ラヴィット!』『ベスコングルメ』(共にTBS系)、『川島・山内のマンガ沼』(読売テレビ系)などレギュラー番組多数。※『anan』2024年3月20日号より。写真・土佐麻理子取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2024年03月20日大のマンガ好き芸人として有名な、麒麟・川島明さん。好きな作品は「今でも読み返しますね」と言う川島さんに、今も魅了され続けるバイブル的な名作の主人公を教えていただきました!大のマンガ好きとして知られる麒麟・川島明さん。今や朝の顔にもなり多くの人を魅了している彼が惹かれるマンガの主人公とは?「『あしたのジョー』の矢吹丈や『ピンポン』のペコなど、どんなにすごい人間でもスランプやエアポケットがあり、それを乗り越えて初めてヒーローになれると教えてもらえる主人公が好きです。圧倒的に強すぎる人もいいんですけど、絶対的エースじゃないからこそ応援したくなるし、欠点やコンプレックスなどの人間味が、ファンが魅了される部分になると思うんです。僕自身、そうした主役の“欠片(かけら)”を持ちながら、日々、頑張っている感じがしています」『あしたのジョー』矢吹 丈背中を押してくれるジョーはずっと一番好きな主人公です。小学生の時に出合った矢吹丈が、原点というか、いまだに一番好きですね。ジョーは特殊能力で悪を懲らしめるような絶対的主人公ではなく、人道に反する少年で未熟なところから始まるけれど、強くなりたいというピュアな思いがあり、また、力石徹やカーロス・リベラなどとの出会いを通じて負けられない理由もできる。そんな成長物語を読むのが初めてで、こんな主人公もいるんだと衝撃を受けました。力石と戦い、彼が亡くなって生きる目標を失い、長いスランプ期間に陥りますが、その長さや行動の描写はめちゃくちゃリアル。一度どん底まで落ちたことで、カーロス・リベラと戦って野性を取り戻すというその後の展開がよりドラマティックになるし、深みも増すんですよね。本作がなければ芸人になっていなかったかもしれないと思うくらい背中を押してくれた作品で、自分がブレていると思った時に読み返します。『あしたのジョー』原作/高森朝雄漫画/ちばてつや矢吹丈が、力石徹やホセ・メンドーサなどの強敵と戦い、葛藤しながらも成長する様を描く。魅力あふれる登場人物、名台詞や名場面がめじろ押しの、ボクシング漫画の金字塔。講談社コミックス全20巻各385円/講談社©高森朝雄・ちばてつや/講談社『ピンポン』ペコとスマイル復活をとげたペコと幼馴染みのスマイルの決勝戦に胸打たれます。主人公のペコは天才でありながら、次第に、どんどん潰れていきます。彼がいなくても卓球界は当たり前に回り続けるけれど、彼を意識しているドラゴンやアクマなどの選手たちみんなが、ヒーローの戻りを待望し続け、復活するというストーリーがすごくいい。そして最後に、幼馴染みのスマイルとやり合うという展開も胸を打つ。単純にスポーツ漫画とはいえない素晴らしい作品です。卓球って、描くには結構スピード感が求められる展開が続くんですけど、一枚一枚の絵が素晴らしくて画集のようだし、躍動感もある。NSC時代に出合い、マンガの概念を覆されました。当時、自分たちでネタを作って先生に見せていましたが、発表前日の夜に本作を読んだせいで“もっとちゃんと深く描かないとダメだと”思い、作ったネタを一回捨てたことも(笑)。あれだけクオリティの高い作品を読むと、背筋が伸びますよね。このキャラも好き!川島さんが「お気に入りのキャラです」と名前を挙げたのが、ペコとスマイルの前に立ちはだかる強豪校の主将であり、卓球に人生を捧げてきたドラゴン(風間竜一)。最後の大会でスランプを克服したペコと戦うことに。この表紙が好き!川島さんが所有するビッグ コミックス版の表紙は、1巻はスマイルで、5巻にペコが登場する。「最終巻にようやくヒーローであるペコが出るところも、物語と同じ“おまたせ”感があって好きです。松本先生が計算していそうです」『ピンポン』松本大洋卓球に絶対的な自信と愛を持つペコ(星野裕)と、暇つぶしだというスマイル(月本誠)はじめ、卓球に打ち込む5人の高校生を描いた青春ドラマ。ビッグ コミックス全5巻 961円~、小学館文庫全3巻各734円/小学館©松本大洋/小学館『BLUE GIANT SUPREME』宮本 大(だい)夢に向かってピュアに走る大は、令和の時代にこそ必要な人です。本当に真っすぐな意味で大好きなのが「BLUE GIANT」シリーズ。今は第4部が連載中ですけど、どれも最高でしかないです。主人公の宮本大は“久しぶりに昭和のど真ん中の気持ちいいやつが出てきたな”と思いました。勢いと努力だけで夢に向かって突き進んでいく彼は、何かを諦めていた周りの人をも引っ張っていく。根拠のない“大丈夫”という言葉がなかなか言いづらくなった令和の時代に、すごく必要な人なんだろうなと思わされました。とにかくピュアに走り続ける姿も“これぞ主役”という感じだし、ある種、『ドラゴンボール』の孫悟空みたいともいえる存在です。そして、大を見て心が熱くならないなんて嘘やろ!と思うくらい、見ているだけで何かを始めたくなるカンフル剤みたいな人物でもあって。僕自身、初めて読んだ時は思わず走り出しましたし、なんならサックスも始めましたから(笑)。このキャラも好き!大が単身で乗り込んだドイツで出会った、ウッドベーシストのハンナが好きだと川島さん。「女がジャズをやるな、体が小さいから向いてないなどいろいろ言われながらも、努力を重ねる姿に感銘を受けます。ぶつかり合うけど最終的に大と組んだバンドがうまくいってよかった」『BLUE GIANT SUPREME』石塚真一ジャズに魅了されサックスプレイヤーになった宮本大の挑戦の物語。川島さんが特に好きという第2部にあたる本作は、ドイツはじめヨーロッパが舞台となっている。ビッグ コミックス スペシャル全11巻各770円/小学館©石塚真一・NUMBER 8/小学館かわしま・あきら1979年2月3日生まれ、京都府出身。『ラヴィット!』『ベスコングルメ』(共にTBS系)、『川島・山内のマンガ沼』(読売テレビ系)などレギュラー番組多数。※『anan』2024年3月20日号より。写真・土佐麻理子取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2024年03月20日俳優の佐藤二朗が、15日に都内で行われた映画『変な家』(公開中)の初日舞台挨拶に間宮祥太朗、川栄李奈、瀧本美織、斉藤由貴、石川淳一監督とともに登壇した。同作は、白い仮面をかぶった謎のクリエイター・雨穴による書籍の実写化作。売れないオカルト専門の動画クリエイターの雨宮(間宮祥太朗)は、マネージャーから購入予定の家の間取りについて不可解な点があると相談を受ける。雨宮は、自身のオカルトネタの提供者である、ミステリー愛好家の変人設計士・栗原(佐藤二朗)にこの間取りについて意見を聞いてみることに。すると、奇妙な“違和感”が次々と浮かび上がり、栗原はある恐ろしい仮説を導き出す。○■佐藤二朗、瀧本美織の暴露にタジタジ「なんで……」今作で間宮とともにW主演を務めた佐藤は「いまパッと見て、(観客が持っているボードやうちわが)間宮、間宮、間宮……一個も二朗がない! 一個もない!!」と不満げに話す。しかし客席には、別作品のクリアファイルを取り出してアピールする佐藤のファンもおり、これを見つけた佐藤は「作品が違う!!(笑) でもありがとう、ありがとう! 嬉しいよ」と感謝を伝えていた。また、イベントでは、作品にちなみ登壇者のなかでいちばん変な人「Most Valuable HEN(MVH)」を決める企画を実施。瀧本から「一緒に番宣でバラエティ番組に出たときに、収録中に急に立ち上がってブゥっとおならしたんです!」と暴露されると、佐藤は「瀧本くん……なんでO.A.でカットされていたものをここで暴露するの……」とタジタジに。さらに間宮と川栄からも「またやったんだ……どこでもやってんすね?」と常習犯であることが明かされると、「僕はもう人前でおならはしないと心に決めました」と宣言し、笑いを誘った。
2024年03月15日お笑いコンビ・麒麟の川島明、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が26日、都内で行われたデリバリーサービス「menu」新CM発表会に出席した。デリバリーサービスを運営するmenuは、麒麟・川島明と森川葵が出演し、佐久間宣行氏がプロデュースを手掛けた新CM「取り調べ」編、「訓練兵」編、「恋愛ドラマ」編が3月1日より関東・関西エリアで放映スタート。セリフは「デリバリーはmenu!」のみだが、どれも映画のワンシーンを思わせるような内容ながらも笑えるCMとなっている。イベントには森川葵が欠席したものの、川島と佐久間氏が登場。報道陣と同じようにこの日初めてCMを見たという川島は「撮影している時も攻めたCMだなと思ったんですが、上手いこと編集してくれると思ったら中々のインパクトがありますよ。佐久間さんにやっていたいだいたので、印象深いCMになっているんじゃないですかね」と振り返り、「結構佐久間さんと一緒に仕事している芸人さんが多い中、選んでいただいたのはすごくうれしいです」と喜んだ。初めてCMをプロデュースした佐久間氏は「『デリバリーはmenu!』という言葉を色んな声で聞きたいと思った時に川島さんが一番最初に浮かびました」と川島を起用した理由を説明し、「狙い通り面白いCMになったんじゃないかと思います。僕が想像していた以上に川島さんは何倍も演技力がありました。その演技力を活かしたCMになっていますね」と自信を見せた。menuのようなデリバリーサービスをよく利用しているという川島と佐久間氏。コロナ禍からよく利用するようになったという川島は「子どもが6歳と3歳なので、なかなかお店に行きづらいんですが、子どもや妻と共有できるのでめちゃくちゃ頼んでます」と家族で楽しんでいるといい、「3歳の子どもは誰が運んでくれているのか分からないみたい。スマホを触って30分で来るので、めちゃくちゃ疑問に思っていますよ。パパはすごい権力を持っていると思われています(笑)」と子煩悩な一面を覗かせた。今年は4年に一度の閏年ということで、MCから「4年後の目標は?」と問われた川島は「もう1本帯番組」と回答。その理由として「ありがたいことに朝(TBS系の『ラヴィット!』)をやっています。昼か夜か分かりませんが、もう1本やって"たすき芸人"と呼ばれるように頑張りたいです」と意欲を見せ、「『ぽかぽか』(フジテレビ系)の準レギュラーとかもやってみたいですね」と具体的な番組名も飛び出した。川島は帯番組『ラヴィット!』のMCを務めていることもあって寝る暇もないと思いきや、「僕は佐久間さんと対照的。めっちゃ寝るんですよ。夜の9時には布団に入り10時に寝て、6時には起きてます。それをここ3年。人生で一番定期的に寝ています。健康が一番ですよ」と明かしていた。
2024年02月26日お笑いコンビ・はんにゃの川島ofレジェンド(川島章良)の妻・川島菜月さんが15日に自身のアメブロを更新。並ぶ気が起きなかった凄い行列だった店の様子をつづった。この日、菜月さんは「お昼ごはんはせっかく新宿まで出たのでウロウロしてみた」と述べつつ「すごい行列!!」と店の様子を写真とともに説明。「しかし並ぶ気が起きない」といい「私は孤独のグルメを勝手にやってるのでどうしても美味しいものが食べたい この値段でこれ みたいなハズレを引きたくない」とコメントした。続けて「その思いでたどり着いたのが『かのや』」と訪れた店を紹介し「添加物、化学調味料使ってないってとこが勝負してる感あって吸い込まれていったよ」と説明。「天丼セット」と注文した品を公開し「美味しい 蕎麦自体も美味しいしつゆはちょっと濃いけどこれはこれでいい」と満足した様子でつづった。また「サラリーマン風のおじさんたちの間で無心で食べ続けた」と食事中の自身の様子を明かし「隣の男性はリアルに3分くらいで完食して出て行った」と説明。「昼どきの激混み状態のときは子供と入ることが許されそうにないお店」と述べつつ「蕎麦と向き合う幸せを噛み締めました」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「美味しそう」「今度行ってみます」「めっちゃ悩みますよね」などのコメントが寄せられている。
2024年02月16日お笑いコンビ・麒麟の川島明が10日、福岡PayPayドームで開催されたお笑いイベント「博多華丸・大吉 presents 華大どんたく supportedバイ 洋服の青山」に出演した。「華大どんたく」は、コンビ結成33周年を迎えた博多華丸・大吉が、地元・福岡と、芸能生活を支えてくれたすべての人々への愛を込め、33年間で培った人脈をフルに生かした、“愛と人脈の総力戦”となる大型イベント。PayPayドーム初のお笑いイベントで、中川家、ナインティナイン、フットボールアワー、千鳥、かまいたちら、50人以上のお笑い芸人が出演する。川島は、相方・田村裕とともにネタを披露したほか、「ほぼ同期チーム vs 若手チームどんたく大運動会」と「大喜利ステージ」にも参加した。大喜利ステージ後に笑い飯・西田幸治、ロバート・秋山竜次とともに取材に応じた川島は「運動会の解説もやらせてもらったり、漫才出番があったり、そして大喜利ステージ、ここまでやらされると聞いてなかったので、ちゃんと3回分のギャラがもらえるのか、1発で入ってくるのか、今大吉先生に確認しているところ」と話して笑いを誘った。大運動会の二人三脚では、昨年アキレス腱を断裂したナインティナイン・岡村隆史を、華丸がおんぶして走った。川島は「華丸さんが岡村さんをおんぶしてドームの中を走り回っていたんですけど、あれが吉本の山笠だなと。ええもん見たなと。おんぶしながら大吉先生に華丸さんが『大ちゃん見て!』と言っていて、いつまで経ってもかわいらしいお二人だなと思いました」としみじみ。「華大さんじゃないとここまでのメンバー集まらないと思うので、呼んでもらってうれしいです」と語った。
2024年02月10日お笑いコンビ・はんにゃの川島ofレジェンド(川島章良)の妻・川島菜月さんが6日に自身のアメブロを更新。“絶体絶命”で婦人科を受診したことを報告した。この日、菜月さんは「数日前からカウントダウンされ…残り1日だったピル…」と写真とともに説明し「絶体絶命だったので婦人科へ行ってきた」と婦人科を訪れたことを報告。「PMSは特に変化ないけど」と述べ「ピル飲んでると定期的にちゃんと生理がくるから安心感がある」とつづった。続けて「前は半年こないとかあったから」と告白し「聞きたいこと聞いてトリキュラーを5枚処方してもらったよ」と報告。「近々検査もしに行かなきゃな!」と述べつつ「子宮がんとか婦人科系の検査は年1だっけ?」とつづった。最後に「駅までの道のりでてんやを発見するも時間の都合で入れなかった」と明かし「くそお、てんや…」と残念そうにコメント。「スタバへ!」とコーヒーチェーン店『スターバックスコーヒー』を訪れたことを報告し「カモミールラテ(シロップ半分、豆乳に変更)初めて飲んだけどめちゃくちゃ美味しかった」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月08日2024年2月6日、俳優の佐藤二朗さんがX(Twitter)を更新。内容に、驚きと心配の声が上がっています。佐藤二朗が『強迫性障害』を告白ことの発端は、同月5日に投稿された内容。「病。キツイ。マジでキツイ」という書き出しとともに、佐藤さんはこうつづりました。病。キツイ。マジでキツイ。そのメンタルの病に、世の中で一番大事な「家族」と、世の中で一番大事な「芝居」を、絶対に、絶対に、侵食されぬよう、僕は生きるか死ぬかで、全身全霊で生きる。恐らくは、それしか僕の生きる道はないから。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) February 5, 2024 突如『メンタルの病』を抱えていることを公表した、佐藤さん。病状が芳しくないことを思わせる言葉を連ねながら、「家族や芝居に侵食されないよう、全身全霊で生きる」と決意を表明していました。私生活や仕事に支障が出かねない病気であることを示唆する内容に、ファンからは続々と心配と不安の声が寄せられたのです。佐藤さんが抱える病とは、一体なんなのか…翌6日、佐藤さんは自身の病気について、次のようにつづっています。「強迫性障害」。小学生時に発症。あまりにキツく「memo」という映画をつくる。根治を諦め、共生を決める。が、昨夜酔い、書いたら少しは楽になると思い呟いてしまった。侵食されていい。病含め僕。病ゆえの「力」を信じよう。いつか病に礼を言えるよう。ご心配かけすみませんでした。感謝。本当に。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) February 6, 2024 佐藤さんは、自身が『強迫性障害』を患っていることを告白したのです。強迫性障害とは、自分の意志とは反して特定の考えが繰り返し浮かび、強い不安感や恐怖心が何度も襲ってくることで、同じ行動を繰り返してしまう病気のこと。日常生活に支障をきたす場合もあるそうです。小学生の時に発症した佐藤さんは、根治を諦めて共生することを決めたのだとか。同月5日の投稿は、「書いたら少しは楽になるかも」と思っての行動だったといいます。「病含め僕。病ゆえの『力』を信じよう。いつか病に礼をいえるように」と、病と向き合い、自らの力に変えようとする佐藤さんの強い姿勢に、多くの人が心打たれました。・大丈夫!みんな佐藤さんのことが大好きですから。・私も佐藤さんと同じ病気を患っています。勇気ある発信に、感謝です。・小学生の時からだったのですね…。気を病まず、佐藤さんらしくいてください。・病を才能に変えようとする発想が素晴らしい。応援しています。佐藤さんのように、一見普通に見えても、病に苦しめられている人は一定数いるもの。中には、根治しにくい病気を抱えている場合もあるでしょう。病との向き合い方は、人それぞれ。佐藤さんのように、病気と向き合い努力する人たちを、温かく支える社会を築いていきたいと、改めて思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月07日お笑いコンビ・はんにゃの川島ofレジェンド(川島章良)の妻・川島菜月さんが6日に自身のアメブロを更新。癌封じの寺に行くも既に末期だった父親についてつづった。この日、菜月さんは「チェックアウトして今日は電車に乗り移動」と駅の写真とともに説明し「前にも行った癌封じの無量寺へ」と愛知県蒲郡市にある無量寺を訪れたことを報告。「父の癌は封じられることはなかったけど(行った時すでに末期だった)」と明かし「気持ち的にすごい元気になってその後も旅行に行ったりできたしご利益があったよ」とつづった。続けて「もうすぐ癌手術する友達に渡すお守りもゲット」と写真とともに報告。「今日もたくさんの人がガン封じ祈祷に来ていた」と寺の様子を明かしつつ「年齢とか関係なく誰がいつなるかわからないからみんなも健診に行ってね」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年01月07日女優の川島海荷が21日、インスタグラムを通じ、所属事務所・レプロエンタテインメントとのマネージメント契約が終了したことを報告した。今後も芸能活動は続けていくという。川島は、「いつも応援してくださっている皆様、支えてくれている関係者の皆様」に向けて、「私、川島海荷はこの度レプロエンタテインメントとのマネジメント契約が終了したことをご報告させていただきます」と発表。「いままで沢山のことに挑戦させていただき、気がつくと19年目になっていました」と振り返り、「これからも私がやっていきたいことは変わらず女優業ですが、まだまだ今の自分には満足できていません。挑戦したいことがたくさんあります。このタイミングで18年いた環境を変えることは怖くもあり不安だらけですが、まずは私が私のことを信じてあげてそして周りの方に私を信じていただきまた新たな環境で頑張っていきたい思います」と決意を新たに。「ずっとお世話になってきたレプロにはとても感謝しています。わたしが大好きなエンタメの世界に引き入れてくれ、わがままな小娘を育ててもらい、、あのとき事務所に入っていなければ今の私はいないと思います」と支えられた事務所への感謝の気持ちを記しながら、「急なご報告、申し訳ありません。年の瀬が押し寄せる中、いろんなイベントや行事でみなさんお忙しいと思いますが、くれぐれも体調には気をつけてください」と結んでいる。2006年にTBS系ドラマ『誰よりもママを愛す』で子役としてデビューし、2007年に『Life 天国で君に逢えたら』で映画初出演。以降、TBS系ドラマ『ブラッディ・マンデイ』(08)やNHK大河ドラマ『天地人』(09)、『花燃ゆ』(15)、『いだてん~東京オリムピック噺~』(19)など、数々の話題作に起用された。近年の主な出演作に、映画『ヤウンペを探せ!』(20)、ドラマ『僕らは恋がヘタすぎる』(20/ABC)、『liar』(MBS・TBS/2022)、舞台『きっとこれもリハーサル』(22)、『キングダム』(23)など。
2023年12月21日間宮祥太朗と佐藤二朗がW主演を務める、映画『変な家』(2024年3月15日公開)のポスタービジュアルが18日、公開された。○■間宮祥太朗&佐藤二朗W主演『変な家』、ポスタービジュアル解禁売れないオカルト専門の動画クリエイターの雨宮(間宮)が、マネージャーから、購入予定の家の間取りについて不可解な点があると相談を受けるところから始まる同作。今回公開されたのは、「あなたには、この間取りの異常さがわかりますか?」というコピーが書かれたポスタービジュアル“何かをのぞき込む”様子の雨宮と、ミステリー愛好家の変人設計士・栗原(佐藤二朗)の、まるでパンドラの箱を開けてしまったかのような驚きの表情が写し出されており、その隙間には怪しげな雰囲気のヒロイン・柚希(川栄李奈)の姿と変な家の間取り図が描かれている。また、SNSで“変な間取り”を大募集する「変な間取り募集」キャンペーンの実施も決定。映画公式X(旧Twitter)をフォローのうえ、空想のものや実在するなにかが変な間取りをハッシュタグ「#変な間取り募集キャンペーン」をつけて投稿すると、『変な家』オリジナルグッズが当たる。同キャンペーンの審査員には、間宮、佐藤、川栄も参加する。キャンペーンは18日から2024年1月31日まで。詳細は特設サイトに記載されている。【編集部MEMO】映画『変な家』は、白い仮面をかぶった謎のクリエイター・雨穴による書籍の実写化作。売れないオカルト専門の動画クリエイターの雨宮(間宮祥太朗)は、マネージャーから購入予定の家の間取りについて不可解な点があると相談を受ける。雨宮は、自身のオカルトネタの提供者である、ミステリー愛好家の変人設計士・栗原(佐藤二朗)にこの間取りについて意見を聞いてみることに。すると、奇妙な“違和感”が次々と浮かび上がり、栗原はある恐ろしい仮説を導き出す。(C)2024「変な家」製作委員会
2023年12月18日橋本環奈主演「トクメイ!」4話が11月7日放送。佐藤二朗演じる須賀の“意外な一面”にSNSでは「佐藤二朗がくせなしまともな役のわけないもんな…」「ただの良いおじちゃん上司なわけなかったんだ」などの声が続出している。本作は警視庁のお荷物所轄に経費削減という“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣されてきた特別会計係の警察官と、ひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たちが時にぶつかり合い、時に協力し、次々と起こる事件を解決へと導く、新しい警察エンターテインメント。キャストは経費削減のために派遣されてきたが、その裏で万町署に隠しカメラを配し、刑事たちの行動を監視していた一円(はじめ・まどか)を橋本さんが演じるほか、円とはソリが合わない刑事課一筋の古き良き刑事・湯川哲郎に沢村一樹。バツイチシングルマザーの武闘派刑事、藤堂さゆりに松本まりか。イヤミや皮肉が多い頭脳派刑事・大竹浩介にJP。ピュアな性格の新人刑事・月村久に前田拳太郎。アイドル好きな一面を持つ中西翔に徳重聡。警察学校時代は全ての分野を首席で卒業した万町署警務課長・須賀安吾に佐藤二朗といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。湯川は円が万町署内に配した隠しカメラの存在に気づく。湯川は署をあげて経費削減を推し進めているにも関わらず、署内の監視カメラの数が増えていることに違和感を覚え、それに円が関与していると考えていた。円は脅迫者Xの調査のために監視カメラを設置していたことを明かす。そんななか管内で募金強盗事件が発生。手がかりとなるのは被疑者の足跡に付着していた植物片だったが、微量なため科捜研での分析が難しく専門家による同定調査が必要に。しかし調査を手がける西万町大学の宇佐美教授は湯川のことを激しく嫌っていた。一方、円は中西から“満面破顔茶”という幸運を呼び込むお茶を購入するが、それがマルチ集団が売っているものだと知る。中西の交際相手がマルチの会員で、マルチ集団は貧しい大学生を騙してお茶を販売させていた…というのが今回のストーリー。宇佐美が目をかけていた学生がマルチの会員で、彼女を逃がす代わりに宇佐美に納期を早めることや今後の費用について便宜を図らせるなど“違法捜査”を平気で行う須賀。そんな須賀の一面に視聴者からは「外面柔らか平和主義優しい光×狡猾気まぐれ闇上司タイプだ!」「やっぱりただの良いおじちゃん上司なわけなかったんだ、佐藤二朗」「佐藤二朗がくせなしまともな役のわけないもんな…」などの声が続出。一方、本作のOPについて俳優の戸田恵梨香がインスタのストーリーで「トクメイ!ってドラマのオープニングに私おった??????」と言及。OPでは湯川と須賀による「あぶない刑事」のパロディカットに続いて、腕に三角巾を巻いた円が大竹に敬礼するカットと、書類をまき散らすカットが続いて映し出されるのだが、これが戸田さん主演のドラマ「SPEC」のパロディとなっており、視聴者も「恵梨香ちゃん居るよねえ。当麻いるよねえ。SPEC思い出すぅぅぅうう」「さっきチェックしたらまんまSPECで笑い死にました」「トクメイ観ながら戸田さんのストーリー観て興奮してました~!!」などの反応が上がっている。【第5話あらすじ】万町署が統廃合される話が浮上するなか身代金5億円の人質事件が発生。人質となったのはハッキングによって抜き取られた万町署の機密データ。タイムリミットは今夜0時…。現場となった万町署には捜査本部が設置され捜査の指揮をとるため、警視庁から日下部管理官(浅利陽介)がやって来る。日下部を警戒する円の姿を見た湯川たち刑事課のメンバーは、2人の関係が気になる…。「トクメイ! 警視庁特別会計係」は毎週月曜22時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2023年11月07日世田谷美術館では、2023年11月18日(土)より、『倉俣史朗のデザイン-記憶のなかの小宇宙』が開催される。造花の薔薇をアクリルに閉じ込めた《ミス・ブランチ》や、建築素材であるエキスパンド・メタルによる《ハウ・ハイ・ザ・ムーン》といった椅子のデザインで知られる倉俣史朗(1934-1991)は、アクリルやガラス、建築用のアルミなどそれまでの家具やインテリアデザインの世界では用いられなかった素材を使い、儚く軽やかな、独自の詩情ある作品を世に送り出して世界的な評価を得た。しかしバブルの絶頂期、1991年に、56歳という若さで急逝。その早すぎる死のために、倉俣の業績を検証する展覧会は、これまであまり開催されてこなかったが、没後30年を超えた同展では、満を持して、倉俣史朗という人と作品を紹介する。独立前、三愛宣伝課に籍を置いていた頃から、独立後、飲食店や服飾店の内装などでセンセーショナルな話題をさらった時代、そしてデザイナーのエットレ・ソットサスが中心となったイタリアのデザイン運動「メンフィス」に参加した1980年以降など、倉俣史朗の初期から晩年までの仕事を紹介。さらにデザインという形にならずに断片的に書き留められたままのスケッチや、今まであまり公開されてこなかった夢日記、倉俣自身の言葉を多数紹介することで、創作の源泉と秘密にも迫る。彼が愛蔵していた書籍やレコードを紹介する「倉俣史朗の私空間」もまた、伝説のヴェールに包まれた倉俣史朗の生身の姿を垣間見る機会を与えてくれることだろう。また倉俣は、生前から現在にいたるまで、日本より海外での評価が高いデザイナーであった。同展では倉俣史朗の美の本質を物語る、彼の国際的な評価についても、あらためて確認できるに違いない。<開催情報>『倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙』会期:2023年11月18日(土)〜2024年1月28日(日)会場:世田谷美術館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(1月8日は開館)、12月29日(金)~2024年1月3日(水)、9日(火)料金:一般1,200円、65歳以上1,000円、大高800円、中小500円公式サイト:
2023年10月31日映画『OUT』(11月17日公開)に出演する醍醐虎汰朗の場面写真が18日、公開された。○■『ドロップ』の後日談が描かれる『OUT』同作は、品川ヒロシの自伝を小説化した『ドロップ』の後日談で、累計600万部超えの人気コミック『OUT』(秋田書店)の実写化作。少年院から出所した17歳の井口達也(倉悠貴)は、西千葉で焼肉店を営む親戚に引き取られることとなったが、出所初日に暴走族・斬人副総長の安倍要(水上恒司)とタイマンで喧嘩をしてしまう。喧嘩には勝ったものの、少年院に戻りたくない達也と、負けたことを知られたくない要は、この喧嘩を秘密にすることで合意。2人は交流を深め、達也の壮絶な更生生活が始まっていく。○■“最強にして最凶”総長・丹沢敦司役の醍醐虎汰朗この度公開されたのは、醍醐演じる“あっちゃん”こと丹沢敦司の場面写真。敦司は主人公の井口が出会う千葉の暴走族「斬人(キリヒト)」で、最強にして最凶の総長を張っている。金髪ロン毛で小柄な体格、少し甘えたような口調で、劇中での初登場シーンでも飴を片手にしており、普段はその恐ろしさを微塵も感じさせないカワイイ系の男子だが、内に秘めた冷酷さと、副総長ですら「次元が違う。何回生まれ変わっても勝てる気がしねえ」と慄くほどの圧倒的な強さを誇る絶対的な総長だ。○■『天気の子』『舞いあがれ!』で話題に演じる醍醐は、新海誠監督『天気の子』(声/19)で大注目を浴び、その後も活躍。NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』(22年後期)で演じたヒロインの同期生も話題を呼んだほか、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』(19~21)の主人公・日向翔陽役ではマンガからそのまま飛び出したようなスパイク技も。品川ヒロシ監督が「直感的に“何でもできる”と確信し、いろいろムチャをさせました」と言うほどの身体能力を持ち、本作のアクション練習中にも、最初は出来なかったバク転を30分ほどで会得してしまったという。○■品川ヒロシ監督「卓越した身体能力とあの目力」と絶賛品川監督は「副総長の要以外の『斬人』のメンバーは全員いいヤツではないという、(作画の)みずた先生のこだわりが実はあって。“あっちゃん”も達也との友情が芽生えていくし、仲間に対してアツいけれど、すごく冷酷なところがある。それを醍醐は目の切り替えだけで見事に表現した。身体が小さいから普通だったら弱く見えちゃうんだけど、彼は卓越した身体能力とあの目力でちゃんと強い“あっちゃん”にしてくれましたね」と称賛。場面写真では、まるで子供のように無邪気な顔でご飯をかきこむ様子も見せつつ、一方で命をも賭すような覚悟が見える鋭い視線や冷たい表情、同じ志を持つ仲間たちを背中で束ねる立ち姿などが写し出された。(C)2023『OUT』製作委員会
2023年10月18日講談社は11月29日、醍醐虎汰朗1st写真集を発売します。醍醐虎汰朗さんの23歳の誕生日である2023年9月1日には、同書の予約販売の受付を開始しました。■モード系のメイク・衣装にも初挑戦! インタビューも収録醍醐虎汰朗さんは、2021年アニメーション映画『天気の子』で主人公の森嶋帆高役に抜擢。第14回『声優アワード』では、新人男優賞を受賞し、NHK連続テレビ小説 『舞いあがれ!』で朝ドラデビューしました。その後、『野球部に花束を』で実写映画初主演、『シガテラ』で連続ドラマ初主演。舞台『千と千尋の神隠し』ではハク役として話題を集め、役柄でイメージが変わる若手随一の演技派俳優としての地位を確立しています。撮影の舞台となったのは、醍醐さんの出身地・東京。くったくのない笑顔に親近感を感じる醍醐さんを被写体にした同書のテーマは「気づけばいつも隣にいる男友だち」。ゲームセンターで遊んだり、商店街をブラブラしたり、夜にスケボーをしたり、町中華でお昼を食べたりといった気の置けない男友だちを思わせるショットを掲載しました。ドキッとさせるショットもたっぷり収録。BARでのシックなスタイルと大人びた表情、朝シャンからの身支度中に垣間見せる男の色気は、ゲームセンターや町中華でくったくのない笑顔の醍醐さんと異なり、そのギャップにどっきりさせられるはず。醍醐さんの「せっかくの写真集だから、好きなことをやりたい」というアイデアから訪れた趣味のサウナで披露された、普段のあどけなさが残る表情からは想像できないような、ボクシングで鍛えられたしなやかな肉体美は必見です。さらに今回は、モード撮影にも初めて挑みました。繊細な表情の美しさ、ダイナミックな身体の使い方、一着一着の世界観を完璧に表現する姿が切り取られています。”素の自分を出すのは恥ずかしい”という醍醐さんを丸裸にしようとしたら、「さらにいろいろな一面を発見して翻弄されてしまった」そんな声が聞こえてきそうな永久保存版の写真集です。写真だけでなく、醍醐さんのロングインタビューも収録しました。幼少期の可愛らしい写真とともに、自身を作ってきた原体験や、分岐点となった作品を振り返りながら、俳優としての軌跡と志を語っています。醍醐さんの誕生日である9月1日には、『醍醐虎汰朗1st写真集』の公式X(Twitter)アカウント(@daigokotaro_1st)を開設。オフショットやオリジナルコンテンツをはじめ、写真集に関する情報などを発信しています。醍醐さんは、今回の写真集について「美味しいご飯を食べたり、サウナやスケボーを楽しんだり、普段休みの日にしていることができたので撮影をしている感覚があまりなく、好きなものに触れている時の自然体な僕が見られると思います。その一方で、初チャレンジしたモード系のメイク・衣装での撮影は、今まで見た事のないような表現もしています」とコメント。醍醐さんが、個人的に最も印象に残っているカットは、フレンチブルドックのnicoとご飯を食べながら撮った写真とのこと。普段の作品では見られない色々なシチュエーションの醍醐さんに出会える写真集です。■書誌概要タイトル:醍醐虎汰朗1st写真集『タイトル未定』発売予定日:2023年11月29日予約開始日:2023年9月1日判型:B5版ソフトカバー帯付き/118P定価:3,080円(税込)※通常版のほか、電子版限定表紙(電子版限定カット付き)、【楽天ブックス限定特典】スマホに入るサイズのオリジナルカード付きが発売予定(フォルサ)
2023年09月14日橋本環奈主演ドラマ「トクメイ! 警視庁特別会計係」に、沢村一樹、佐藤二朗が出演することが決定した。警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で、捜査費などにメスを入れる経費削減テストを行うことが決定。そんな経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣されたのは、特別会計係の警察官・一円(橋本さん)。しかし、そこで待ち受けていたのは、ひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たち。本作は、彼らと時にぶつかり合い、時に協力し、次々と起こる事件を解決へと導く、新しい警察エンターテインメントだ。橋本さんとは初共演となる沢村さんが演じるのは、万町署刑事課強行犯係係長・湯川哲郎。刑事課一筋で、被害者に寄り添い、湯川班のひと癖もふた癖もある刑事たちを束ね、事件解決のためにまい進する古き良き刑事。手段を選ばず、強引・理不尽な捜査も必要悪として突き進むタイプゆえ、無駄な器物破損、いかがわしい情報屋との交流、むやみな車両費など、捜査のためなら多額の出費もいとわない。円に目の敵にされ、経費の使い方の是正を求められることになり、最初は円と常にぶつかり合うが、次第に互いを認め合い、事件解決の最高のバディとなっていく。「橋本環奈さんとの初共演がとにかく楽しみ」と話す沢村さんは、「台本を読みながら橋本さんと一緒にこれらのシーンを作っていくのかと思うと楽しみで仕方ないです。共演の佐藤二朗さんら現場の全員で息を合わせ、最高の刑事ドラマを皆さんにお届けしたいです」と意気込む。また、佐藤さんが演じるのは、万町署警務課長・須賀安吾。万町署の金庫番で、会計・人事・総務を担当し、備品の交換・修理など署内の“なんでも屋”としてみんなから頼られている。湯川とは長い付き合いで親友関係。警察学校時代は全ての分野を首席で卒業し、射撃の腕前でも右に出るものがおらず、湯川も一目を置いている。円にとっては師匠であり、父親のような存在で、警察を変えようとする円に共感し、優しい目で指導し見守っている人物。佐藤さんは「ヤケに橋本環奈との共演が多い俺だが、これ単なる偶然であって、決して俺は橋本のストーカーではないのだよ諸君。実はその橋本と同様に共演回数が多い沢村一樹さん、さらに今回初めてご一緒する共演者の方々、スタッフたちとともに、どんな船旅になるのか、今から楽しみで仕方ない」とコメントも寄せている。「トクメイ! 警視庁特別会計係」は10月、毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月31日連続テレビ小説「舞いあがれ!」のスピンオフドラマ、FMシアター「歌をなくした夏」が、八木莉可子と川島潤哉を迎え、放送することが決定した。歌人の卵・秋月史子(八木莉可子)は、コンビニと喫茶店のバイトをしながら、第一歌集の出版を目指している。最近、歌が作れなくて悩む史子の前に、妙な少女(毎田暖乃)が現れ、何かとからんでくる。編集者のリュー北條(川島潤哉)は、史子が新しい歌を作れるように、楽しい記憶を聞き出そうとするが、史子が思い出すのは父との悲しい記憶。しかし、そこには史子が気づいていなかった父の思いがあった――。登場するのは、短歌賞の佳作を受賞した歌人の卵・秋月史子と、くせ者編集者・リュー北條。ある少女との出会いが、孤独からしか短歌は生まれないと思っていた史子に変化をもたらす。そこにリュー北條も関わってくるという、テンポのよい掛け合い、史子の新しい短歌が楽しめる。「再び演じることになってとてもうれしいです」と今回の出演を喜んだ八木さんは、「注目してほしいところはたくさんあるのですが、(脚本の)桑原さんがすごくすてきな短歌を作ってくださいましたので、ぜひ最後まで聞いていただけたらなと思います」とアピール。川島さんも「今回は秋月さんを中心に魅力的なキャラクターがそろっていて、いい意味で別の話です。楽しみにしていてください」とコメント。「舞いあがれ!」のヒロイン・岩倉舞を演じた福原遥は、今回の放送に関して「秋月さんにまた会えること、そして、優しさであふれている桑原さんの世界観にまた戻れることが、今からとても楽しみで仕方ありません」と語り、歌人・梅津貴司を演じた赤楚衛二は「本編でも彼女はこれからどんな人生を歩んだのか気になっていました。秋月さんのいろいろな想いを紡いだ短歌をまた聞けると思うと楽しみです」と放送に期待を寄せている。なお、FMシアターへの福原さん、赤楚さん2人の出演予定はない。連続テレビ小説「舞いあがれ!」スピンオフドラマFMシアター「歌をなくした夏」は8月26日(土)22時~FM・全国放送。※放送後1週間NHK「らじる★らじる」で聞き逃し配信(シネマカフェ編集部)
2023年07月07日パティシエの鎧塚俊彦さんが2023年7月3日に、自身のInstagramを更新。2015年9月に亡くなった、妻で俳優の川島なお美さんが名付けた『NAOMIの日』を、日本記念日協会に申請することを報告しました。鎧塚俊彦「『NAOMIの日』を日本記念日協会に申請いたします」『7月3日』の語呂合わせにちなんで名付けられた『NAOMIの日』。川島さんが亡くなった後も、鎧塚さんは毎年7月3日になると「今日はNAOMIの日」といい続けていました。投稿の中で、鎧塚さんは『NAOMIの日』を日本記念日協会に申請する理由について、次のようにコメントしています。女房が発案したNAOMIの日が世の中の老若男女全てのNAOMIさんにとって公式な記念日になり祝って頂ける様になれば何て素敵な事でしょうか\(^o^)/。toshiyoroizukaーより引用 この投稿をInstagramで見る Toshihiko Yoroizuka(@toshiyoroizuka)がシェアした投稿 鎧塚さんによると、日本記念日協会への申請書はすでに書き終え、後はポストに投函するだけとのこと。またファンに「すべての申請が認可される訳ではありませんので、ぜひ皆様も認定されますように、応援よろしくお願いいたします」と呼びかけています。鎧塚さんの投稿には、さまざまな応援コメントが寄せられていました。・本当に素晴らしいご夫婦ですね。・朝からホロッとしました。・胸が熱くなります。川島さんもきっと、鎧塚さんの行動をとても喜んでいるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年07月03日美里町(埼玉県児玉郡美里町、町長 原田 信次、以下 美里町)、川島町(埼玉県比企郡川島町、町長 飯島 和夫、以下 川島町)は、2023年4月、「こども家庭庁」の開設に伴い、こどものデータを活用する連携プラットフォームを使用した実証事業(以下 当事業)を2023年6月より開始いたしました。株式会社両備システムズ(岡山県岡山市、代表取締役社長 松田 敏之、以下 両備システムズ)は、自治体内の関係部署、医療機関、子育て関連施設などの情報を連携し、潜在的に支援が必要な家庭やこどもを早期発見し、自治体など関係機関よるプッシュ型の支援へつなげる仕組みとして「こどもに関する連携プラットフォーム『こどもの杜』」を開発しました。実証事業を通して支援すべき対象の抽出、見える化するための情報連携ツールとして使用します。市町村への導入実績約700団体の健康管理システムで蓄積した知見を活かし、今回の実証事業では、「虐待」の他、「産後うつ」「発達障がい」等の支援が必要なこどもや家庭の早期発見につながる情報を可視化します。当事業は、地方自治体がこどもに関するデータ連携に取り組むためのガイドライン作りを目的としており、こども家庭庁が実施する令和5年度「こどもデータ連携実証事業」(※1)9件の一つとして実施されるものです。令和4年度実証事業と合わせ、自治体クラウド(※2)の利用形態である共同利用で行う事業は初となります。両備システムズのこどものデータを活用する連携プラットフォームが、 埼玉県美里町と川島町の実証事業に採用 潜在的に支援が必要なこどもや家庭を早期に発見●背景2022年6月に成立した改正児童福祉法で、地方自治体では、虐待対策など児童福祉を目的として設置されている「子ども家庭総合支援拠点」、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を提供する目的として設置されている「子育て世代包括支援センター」の役割を維持したうえで、組織を見直し、全ての妊産婦、子育て世代、こどもへ一体的に相談支援を行う機能を有する機関として、2024年度以降「こども家庭センター」の設置を各市町村に設置する事が努力義務として定められました。美里町では、2020年9月11日に0歳3か月の女児が亡くなるという重大事件が発生しました。虐待のリスクについて、客観的事実に基づいた判断がなされるよう関係機関と協力し、転入前の情報収集や介入の判断、情報共有など、二度と起こらないよう再発防止に徹底して取り組んでおり、美里町要保護児童対策地域協議会が中心となり、関係者における情報共有システムの構築に取り組んでいます。また、美里町・川島町は、埼玉県内20町村で構成する「埼玉県町村情報システム共同化推進協議会」に参加しており、平成24(2012)年度より積極的に自治体クラウド導入に取り組んできました。2022年10月にはデジタル庁「ガバメントクラウド先行事業」で、ガバメントクラウド上に共同で基幹業務システムを稼働しています。●データ連携による早期発見の仕組み支援を必要とするこども、家庭を抽出するために連携し、情報分析を行うことが必要と想定しているデータは以下になります。管理する部門がそれぞれ異なっているデータを連携し、組み合わせを変えて分析することで潜在的なリスクを可視化、支援を必要としているこどもや家庭を早期に発見できる仕組みを構築します。実証事業で連携するデータ【事業概要】●実施期間2023年6月~2024年3月●目的・システム面(1) スケールメリットによるシステム調達・運用費用の削減(2) クラウド技術・環境の導入による災害対策等の充実(3) システム費用削減及び広域連携強化を通じた住民サービスの向上(4) 情報システム担当等の職員の負担軽減と情報システムに関する知見の向上・業務面(1) こども、家庭の自治体をまたいだ異動におけるデータの引き継ぎ、連携の検証(2) データ分析の対象母数を拡大することによる、幅広いリスクの洗い出し(3) 自治体ごとのデータ管理方法の差異を検証し、最適な入力方法の検討例)学校職員による児童観察結果の入力ルールの統一例)学校職員から教育委員会への特別支援児童への対応状況報告頻度(4) 目的が同じ自治体において、同じシステムで実証する事による「虐待」「産後うつ」「発達障がい」に関するリスク条件のキーワード等に対する把握タイミングや客観的なリスク抽出手法の確立を行い、集約した情報の重要度・抽出タイミングの検証を実施●実施体制・統括管理主体、データ保有・管理主体、活用主体…美里町、川島町・支援組織(地方公共団体以外)…群馬大学・データ分析主体…両備システムズ【今後の展開】複数自治体での実証結果をもとに、将来的に「埼玉県町村情報システム共同化推進協議会」(美里町及び川島町含め21町村)に参画している自治体への展開を見据え、データの他町村への引継ぎ、アクセス権の設定については、改めて課題を整理し、対応策の検討を行います。【事業への町長の想い】●埼玉県美里町 町長 原田 信次 様令和2年に美里町内で児童虐待の死亡事案がありました。この件は要保護児童対策協議会の対象案件でしたが防ぐことができませんでした。その検証をする中で、警察に連携していたにもかかわらず、亡くなってしまったということについて、美里町としては、児童相談所が動かなくても役場は躊躇なく介入するという判断を独自にするしかないと結論を出しました。そのために、行政が持つ相談記録などの情報をもとに、必要な時には迅速に介入の判断を支えるシステムがあればと思っていました。今回のこどもデータ連携実証事業には新たな可能性を感じています。また、発達障がいで支援を必要とするケースが増えています。今回、両備システムズの提案をいただいて、母親の妊娠期、出生後から一生を通じたデータを管理・分析することで、新たな気づきを得ることができることを知り、またその気づきを専門職につなぐことで、早期発見、適時に適切な支援につなげられるのではと期待しています。●埼玉県川島町 町長 飯島 和夫 様川島町の子育て応援プランとして、「子どもの未来を地域で支えるまちづくり」を基本理念としてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で生活困窮世帯が増加し、子育て支援が子どもの日々の食事や、学校給食の議論まで波及するような事態が起きました。これからは、保育園や幼稚園、役場の福祉部門、教育部門、それぞれが単独で支援するのではなく、何とかまとめて総合的に支援をしなければならないのですが、様々な情報は縦割りで管理されています。もっと横軸が必要ということで、今年度から子ども未来推進室を立ち上げ、総合的に横糸を束ねる中核を作って取組を始めようとしています。その中で両備システムズのデータ連携プラットフォーム「こどもの杜」のアイディアをお聞きし、まさにそのとおりだと思いました。いち早く、一人ひとりの子どもの状況を把握して、早期対応をすることが重要と考え、原田町長とも話してぜひ参画しようとなりました。この実証事業をたたき台にして、意見交換しながら良いものを作り上げていきたい、そして早く現場で対応したいという思いでいます。●こどもの杜について公共部門、医療部門、教育部門など、両備システムズにおける子育て関連のノウハウを集約させた、子育て関連データ連携プラットフォームです。自治体、医療機関、保育園・幼稚園、学校、児童相談所、その他子育て関連施設より必要な情報を集約させ、フォローが必要な家庭・こどもを早期発見し、プッシュ型の支援を実施できるようなサービスを実現します。こどもの杜イメージ図「こどもの杜」製品ページ< >(※1)こども家庭庁「こどもデータ連携実証事業」本事業は、デジタル庁実証事業等を踏まえ、地方公共団体がデータ連携に取り組むためのガイドライン策定に向け、「(1) 困難の類型(虐待・貧困・不登校・いじめ・ヤングケアラー等)に応じて、潜在的に支援が必要なこどもや家庭を早期に発見するために連携が必要なデータ項目を整理し、困難の類型との関連性及び連携方法を明らかする」等、計5点について、検証することを目的としています。引用元:こども家庭庁 こどもデータ連携実証団体(令和5年度実証開始団体)公募要領< >令和4年度実施団体(デジタル庁実証事業からの継続)・埼玉県戸田市・東京都昭島市・兵庫県尼崎市・広島県・府中町・福岡県福岡市令和5年度実施団体・福島県会津美里町・埼玉県美里町・川島町・千葉県印西市・神奈川県横須賀市・神奈川県開成町・新潟県佐渡市・岐阜県山県市・大阪府和泉市・宮崎県延岡市引用元:こども家庭庁 こどもデータ連携 実証事業採択団体< >(※2)自治体クラウドにおける共同利用についてクラウドを電子自治体の基盤に利用して、2団体以上の自治体が共同でシステム運用をしている状態を自治体クラウドと言い、共同利用は、自治体クラウドの利用形態を言います。令和3(2021)年3月時点で713団体(市町村数全体1,724団体のうち)が共同利用による自治体クラウドを導入しています。引用元:総務省「クラウド導入状況(令和3年4月現在)」< >【美里町と川島町の人口・面積】美里町人口:10,849人 令和5年6月1日現在面積:33.41km2川島町人口:19,052人 令和5年6月1日現在面積:41.63km2【株式会社両備システムズ 会社概要】社名 : 株式会社両備システムズ本社所在地 : 岡山県岡山市北区下石井二丁目10-12杜の街グレースオフィススクエア4階代表者 : 代表取締役社長 松田 敏之設立 : 1969年12月資本金 : 3億円事業内容 : 公共、医療、社会保障分野および民間企業向け情報サービスの提供(システム構築、アウトソーシング事業)、ソフトウェア開発、データセンター事業、ネットワーク構築サービス、セキュリティ事業、ハードウェア販売および保守サービス、AI・IoTなど先端技術研究開発コーポレートサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月16日●家族との喧嘩に懐かしさ「一緒に住んでいたときは…」近年、映像作品のみならず舞台でも活躍している女優・川島海荷。6月1日~11日には主演舞台『君しか見えないよ』が東京・浅草九劇で上演される。本作は、演劇作品を上演し、その物語が後にテレビドラマとしても放送される「演劇で、テレビドラマで、」シリーズの第1弾。ドラマは7月9日(21:00~23:00)にBS松竹東急(BS260ch/全国無料放送)にて放送される。新たなプロジェクトに挑む川島に、同舞台の魅力を聞いた。本作は、喜怒哀楽がたっぷり詰まった笑いと愛が溢れる家族の物語。脚本は、『バナナの花は食べられる』で第66回岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・演出家の山本卓卓氏、演出は、劇団かもめんたるの主宰として数々の舞台を手掛けている岩崎う大(かもめんたる)が務める。川島が演じるのは、熊野家の長女・熊村亜寿。そして、亜寿の父・丸慈役を岩谷健司、母・美都役を郡山冬果、美都の父で亜寿の祖父・憲役をベンガル、ピン芸人・タランチュラ米櫃役を浜名一聖、テレビディレクター役を岩崎う大が演じる。物語は8年前と今を行き来しながら進んでいくが、川島は「時間って儚いな」と稽古をしている中で感じたという。「8年前の出来事を演じているのですが、その瞬間は戻ってこない。今と過去のギャップを感じ、時間が過ぎていくのは儚いなという気持ちになりました」そして、時間の儚さを感じたことで「日々を大切にしよう」と改めて感じるとともに、「家族に会いたくなりました」と話す。「見た方も家族に会いたくなると思います。家族のお話ですし、家族関係も描かれ、過去では言えなかった家族に対する思いなどがどんどん演劇の中で吐露されていくところがあります」亜寿はなかなか思っていることを言えないキャラクター。「1人で抱え込んで、しっかり物事を考えて、家族に対しても、言っていいのかブレーキをかけながら生きている」と捉えている。川島自身は、亜寿とは異なり「思ったときに言っている」とのことで、川島だけでなく家族みんな思ったことを言えるタイプだという。「作品の中でぶつかり合うシーンがあるのですが、私の家ではしょっちゅうそういうことが起こります。みんな思ったことを言う家族なので、日常茶飯事だなと。もう一緒に住んでいないので最近はあまりないですが、一緒に住んでいたときはしょっちゅう喧嘩していて、それすらも懐かしいと思いました」そして、本作で描かれる家族の喧嘩シーンに共感。「脚本がリアルで、私もこういう言い合いスタイルというか、売り言葉に買い言葉ってやっちゃうなと思います。ここまでは言いたくなかったけど、挑発されているわけではないのに相手が何もさせてくれないからどんどん言ってしまう。傷つくことを言いたくないのに言ってしまうというのは、家族のリアルな会話だと思うので、自分に当てはめながら演じられるのかなと思っています」家族以外の人にもはっきり言えるタイプなのか尋ねると、「どちらかというと……どちらかというとでもなく、言うタイプです(笑)。感情が全部100伝わるタイプなので」と回答。「今回の役は自分とは違うタイプの人なので、自分に当てはめながらも彼女の気持ちもちゃんとつかめるようになりたいです」と話した。●役に引っ張られ「最近少しおとなしくなりました(笑)」亜寿の魅力については「すごく優しくて、優しさにあふれているなと感じています」と語る。「演出家のう大さんに『ここは家族に対してそんなに強く当たらなくていい』と言われたときにそう思いました。私の普段が出てしまって、ちょっと強めにセリフを言ってしまうときがあって(笑)。私は言葉を強く言いがちですが、亜寿はそうではないんだなと思いました」川島は役に引っ張られることが多いそうで、亜寿の影響を受けて「最近少しおとなしくなりました(笑)」と明かす。「作品によって変わることがあり、活発な役を演じると普段も動きたくなるのですが、今回はごく静かに生活できている気がします。セリフに追われているからというのもあるのですが」また、本作について「世界観が2つか3つぐらいある」と言う。「演劇がテーマになっているのですが、演じる人自身の本心が見えてくるというか、登場人物たちの表の姿と、裏で感じていることや思っていることの両面が見える作品になっていると思います。また、ファンタジーな部分、現実の部分、演劇チックな部分というように、この物語の中に何個か世界観があるので、その切り替えがすごく難しくて。自分の中でも整理し、今自分はどこにいるんだろうと確認しながらやっています」舞台のあとに、ドラマも放送される本作。演劇の模様を放送するだけでなく、ドラマのために撮影した新たな映像もプラスされるそうだ。川島は、舞台を見たことがない人にもこのプロジェクトをきっかけに興味を持ってもらいたいと期待している。「舞台は一度見るとすごくハマっていく沼のようなエンターテインメントだと思いますが、見たことがないという方が多いと思います。そういう方たちにも今回のドラマで舞台の生感が伝わったらいいなと。そして、舞台に興味を持ってもらえたら、それが一番理想ですしうれしいです」■川島海荷1994年3月3日生まれ、埼玉県出身。2006年にTBS『誰よりもママを愛す』で子役としてデビュー。2007年に『Life 天国で君に逢えたら』で映画初出演。以降、TBS系ドラマ『ブラッディ・マンデイ』やNHK『天地人』など話題のドラマに出演。近年の主な出演作に、映画『ヤウンペを探せ!』(20)、ドラマ『僕らは恋がヘタすぎる』(20/ABC)、『liar』(MBS・TBS/2022)、舞台『きっとこれもリハーサル』(22)、『キングダム』(23)など。6月1日~11日に主演舞台『君しか見えないよ』が上演(7月9日にBS松竹東急でドラマとしても放送)。8月7日に開幕するPARCO劇場開場50周年記念シリーズ『桜の園』にも出演。撮影協力:COFFEE BAR 桟敷
2023年05月31日女優の川島鈴遥(かわしま・りりか / 21)が、芸能プロダクション・レプロエンタテインメントとマネジメント契約したことが30日、事務所公式ツイッターと川島の公式インスタグラムを通じて発表された。2002年3月17日生まれの栃木県出身で、幼い頃から女優として活動してきた川島。2019年に公開された映画『ある船頭の話』でヒロインを演じ、「第34回高崎映画祭」最優秀新人女優賞を受賞した。近年では、オダギリジョーが脚本・演出・編集を務めたドラマ『オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ』(NHK)や、2022年に公開された映画『ぜんぶ、ボクのせい』でヒロインを務めるなど、話題作にも数多く出演している。川島は今年4月30日、約11年にわたって所属していたスウィートパワーとの専属契約が終了。これまでの活動を支えた同事務所とファンへの感謝の言葉とともに、「もっともっと自分自身が成長し大きくなれるよう、これから新たな気持ちで頑張ってまいります」と意気込みを公式サイトなどでつづっていた。レプロエンタテインメントには、羽田美智子、池内博之、真木よう子、中村蒼、内田理央、川島海荷、宮沢氷魚、藤間爽子、久間田琳加、南沙良といった第一線で活躍中の俳優が多数所属しており、川島のさらなる活躍が期待される。
2023年05月30日6月1日(木) より浅草九劇にて『君しか見えないよ』が上演される。脚本に山本卓卓、演出に劇団かもめんたるの岩崎う大を迎え、川島海荷、ベンガルらが出演するこの作品は、株式会社レプロエンタテインメントが運営する浅草九劇と、BS松竹東急のタッグによる「演劇で、テレビドラマで、」シリーズ第一弾。演劇作品を制作・上演し、その物語が後にテレビドラマとしても放送されるというもの。この新しいプロジェクトに挑む岩崎う大、川島海荷に話を聞いた。「久しぶりに切羽詰まっています(笑)」――『君しか見えないよ』は演劇として公演が行われたあと、そのドラマ版が放送されるというなかなかない試みですが、おふたりは最初にこのお話を聞いたとき、どう思われましたか?川島すごくいい挑戦だなと思いました。舞台作品はどうしても、映画やドラマに比べると限られた人しか見られないエンタメだと思うんです。それがテレビで見られると、舞台に親近感を持ってもらうきっかけになる。しかも舞台をそのまま流すのではなく、ドラマにすることで新しい魅力を持った作品になり得るんじゃないかな、と思います。岩崎僕は最初、何度聞いてもよくわからなくて(笑)。いまも、舞台とドラマが融合したものがテレビ画面を通して届けられたとき、どんな感覚をもたらしてくれるのか想像がつかないままです。もちろん、楽しみではあるんですけど。ただ、自分がやれることは舞台の演出なので、僕はあまり他に意識を向けず、ただ舞台のことだけを考えるつもりです。きっとそのほうが面白い融合になると思うんですよ。だから、僕は理解しきれていないままでいいのかなと。――現在(5月中旬取材時)は舞台の稽古がスタートしたばかりだそうですね。岩崎今回は稽古期間が短めなので、助走もなく一気に稽古が始まった感じです。このままの勢いで本番を迎えるのか、一度転ぶのか……。大人なチームなので、経験でバランスをとって進み切るかもしれないし、転んだとしても「雨降って地固まる」になるかもしれないし。川島久しぶりに切羽詰まっています(笑)。でも、だからこそ生まれるもの、鍛えられる部分があるのかなと思いながら取り組んでいます。岩崎山本卓卓さんが書かれた脚本が、なかなか難しいんですよ。全体を作ったところから見えてくるものとあるかもしれないと思って、まずはこの作品世界を体験しているところです。川島う大さんがおっしゃるように脚本が難解で、自分がいまどこにいるのかわからなくなるような作品なんです。でも、稽古を進めていくほどにこの作品の魅力に気付くので、このまま何度も繰り返して理解を深めたいなと思います。岩崎最初に読んだ時の印象よりも、やっぱり何回か読むにつれてこの本の意図してることがわかってきました。稽古場で「これ、こういうことだったのか!」と発見することも多いです。もちろん観客のみなさんはふつう一度しか見ないわけで、そこでちゃんと楽しめるように作るので安心していただきたいですけど(笑)。川島やる側はたいへんかもしれないけど、見る側はかなり面白いはずです!頼りがいのある川島海荷――岩崎さんはこれまで、ご自分の戯曲を演出することがほとんどだったと思いますが。岩崎ここまでちゃんと他の人が書いたものを演出するのは初めてかもしれないですね。――難しい部分はありますか?岩崎普段からコントでいろんなキャラクターを作って、自分からは出てこない言葉も取り入れるようにしているので、他の人が書いたセリフだから難しい、ということはあまりないです。ただちょっとメタファーを使った展開なんかは自分では書かないものなので、新鮮に面白く挑戦させてもらっています。ーーおふたりは今回初めての顔合わせですが、お互いの印象は?川島一言一言、細やかに演出してくださるので心強いです。この前やっていた舞台がとても大きな劇場で、かなり大きく動いて演技をしていたんです。でも今回は見て下さる方に生々しいお芝居が届く距離なので、全然違って。緊張もしますし、「どんな感覚だったっけ?」と膜がかかったような感覚になったりもするんです。でもそこで、う大さんがきっちり方向性を示してくださるので、助かります。ただ、一気にいろいろ言われて「ちょ、ちょっと待ってください!」となることもありますけど(笑)。そんなことも楽しみながら。岩崎それは全然違うだろうね。僕は一緒にやらせてもらって、話が通じやすいなと思います。演出の言葉に対する理解が早い。川島さんは本当に大変な役なんですよ。主人公の亜寿(あず)という女の子は、本当にいろんな側面がどんどん出てくる人で。それが川島さんの超絶テクニックで七変化のように見えると、この作品のエンタメ要素を一気に担えるなと思っているので、一緒に頑張って辿り着けたらいいなと。……芸歴何年ですか?川島17年です。岩崎ありがたい。やっぱり、この若さでこれだけの芸歴を持っている人ならではの頼りがいがあるんですよ。川島そんなことないです、ずっと誰かに頼っていたいです。岩崎いや、かなり助けられてますよ。川島この浅草九劇に立つのは3回目なんですが(編注:2017年の同劇場こけら落とし公演『あたらしいエクスプロージョン』、2020年『PINT』に出演)、以前より「いけるかもしれない」という気持ちになる瞬間もあるんです。自分が少しは成長したのかな、と思ったりして。でも稽古で実際に立ってみると、客席との近さに恐怖を感じることもあるんです。芸歴を重ねても新しいことは出てくるな、楽しい挑戦をさせてもらっているなと思います。「ジェットコースターのような」演劇――岩崎さん、この作品の見どころを教えてください。岩崎今回の芝居は家族というとても日常的なところがテーマではあるんだけれども、その中に非日常があって、その非日常にリアルな人間が放り込まれているのが面白さかなと思っているんですよ。だからこれまで「難しい」と言ってきましたけど、人同士のやりとりが本当に行われている、そのことを頼りにお話に入っていくという楽しみ方を提供できたらと思いますね。――川島さんは、舞台のあとに今作のドラマも控えていますが。川島う大さんの演出が映像寄りというか、いまおっしゃったように生々しい感情やリアルな会話を舞台上で繰り広げるものなんですね。だから、案外舞台とドラマのギャップはないのかなと。描かれている先や裏にあるものへの想像がかきたてられるような作品にできたらなと思います。岩崎僕らもわからないことがたくさんあるから、お客さんも難しく考えすぎず、目の前で起こることを楽しんでもらえたらと思います。川島たしかに、フラットに楽しんでほしいですね。岩崎「ジェットコースター演劇」というと次から次へといろんなことが起こるものと捉えられちゃうけど、体を委ねて躍動を感じる、という意味でジェットコースターのような感覚で見てほしいですね。取材・文=釣木文恵撮影=藤田亜弓撮影協力:COFFEE BAR 桟敷川島海荷さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!応募方法など詳細はぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) してご確認ください。<公演情報>舞台『君しか見えないよ』2023年6月1日(木)~6月11日(日)会場:東京・浅草九劇チケットはこちら:
2023年05月29日千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が出演する、ロッテ「チューインガム」の新CM「グリーンガム 今日は誰に会いに行く?」編が6月1日より放送される。新CMでは、トレーニングを終えて練習場をあとにする佐々木が登場。「グリーンガム」を口に入れ、リラックスした表情でゆっくりと歩きながら周囲の選手やスタッフに「お疲れ様です!」と礼儀正しく挨拶する。野球界では「令和の怪物」と呼ばれている彼だが、マウンドを離れれば、目についたゴミを拾って清掃スタッフに手渡したり、受付デスク上で倒れていた球団マスコットキャラクター「マーくん」 のぬいぐるみをもとの位置に戻してあげるなど、普段は物腰の柔らかい優しい青年なのだ。そんな佐々木がガムを噛みながらウキウキと向かうのは、楽しみにしている友人たちとの食事会。練習場から出て駐車場に着くと、視線の先には車の前で待ってくれている友人たちが。ガムを出し、くるっと包み、右腕を掲げて「おーい!」 と、試合では見せない無邪気な笑顔で友人たちのもとへ駆け寄る。皆で車に乗り込み、いざ食事会へ向かうそのとき、車窓からカメラに向かって「今日は誰に会いに行く?」と一言。止まらぬおしゃべりを楽しみながら友人たちとワイワイ、車は爽やかに走り去るのだった。なお、同日より放送される「ACUO 今日は誰に会いに行く?」編には、女優の浜辺美波が出演している。○■佐々木朗希 インタビュー――CM撮影の感想を教えてください。結構恥ずかしいシーンとかあったんですけど、すごく楽しく終えることができました。――自然体な演技を今回求められたと思いますが、どのあたりが恥ずかしかったですか?友人と合流するシーンが、恥ずかしかったです(笑)。――CMは、「ガムをウキウキわくわく噛んで、心とお口を整えて、そのあとの楽しみな予定に出かける」という姿が描かれています。佐々木選手が最もウキウキわくわくしていることは何でしょうか?シーズン中なので、やっぱり野球の試合が一番わくわくします。――「今日は誰に会いに行く?」というセリフがありました。久々に会いに行きたい人はいますか?実家で犬を飼ってるんですけど、その犬に会ってドッグランで一緒に走りたいなと思ってます。――どれくらい会っていないですか?半年いかないくらいですね。――先日のWBCでもご活躍されました。WBCにおける経験を通して学んだことを教えてください。大会を通して、野球の楽しさや全員で一丸となってプレーする楽しさを、国際大会を通して学びました。――浜辺美波さんから佐々木選手へ質問が届いています!浜辺:ご無沙汰しています。浜辺美波です。今季のご活躍も陰ながら応援しております! 私から佐々木選手に一つご質問があります。長いシーズンの中で、オンオフはどうやって切り替えていますでしょうか。ぜひお聞かせください。佐々木: (オフからオンは)試合に向けてスイッチが勝手に入ってしまうので、いつも大事にしてるのは、(オンから)オフです。 車で家に帰るとき、自分が投げた日とかは運転しながら振り返っていくと、だんだん消化されて試合のことを忘れていきますね。――(佐々木選手は)車の運転がお好きなんですか?はい、音楽を聴きながら、楽しく運転しています!
2023年05月29日●自分の強みは何だろうと思いながら日々活動近年、映像作品のみならず舞台にも精力的に出演している女優・川島海荷。6月1日~11日には主演舞台『君しか見えないよ』が東京・浅草九劇で上演される。本作は、演劇とドラマの両方を展開する「演劇で、テレビドラマで、」シリーズの第1弾。新たなプロジェクトに挑む川島に、同舞台の魅力や女優業への思い、今後の目標など話を聞いた。今年は2月~5月に舞台『キングダム』でヒロイン・河了貂役を演じ、6月はこの『君しか見えないよ』で主演。8月にはPARCO劇場開場50周年記念シリーズ『桜の園』が控えている。観客の生の反応が感じられる舞台のやりがいも感じている川島だが、映像と舞台の比重は特に考えておらず、どちらにも意欲的だ。「もともとお芝居を見ることが好きでこの仕事をやらせてもらっていて、いろんな場所でお芝居できているのが幸せで楽しいなと感じているので、お芝居ができるのであればジャンルは問わず頑張りたいと思っています」2005年、小学6年生のときにスカウトされ現在の事務所に入り、2006年にTBS系ドラマ『誰よりもママを愛す』で子役としてデビュー。そこから17年、音楽活動や日本テレビ系情報番組『ZIP!』の総合司会などさまざまな活動も経験しながら成長を遂げているが、女優業に対する思いはどのように変わってきたのだろうか。「演技に関しては等身大でやるしかないと思うようになりました。役が等身大かどうかは別として、自分の強みを生かせたらいいなと。そのために、自分の強みって何だろうと思いながら日々活動していて、今はそれを見つける旅をしている感じです」今の時点で感じている強みは「幼く見えること」。ずっとコンプレックスに感じていた童顔を受け入れられるようになり、自分の強みだと感じるようになってきたという。「いまさらですが、ラッキーと思うようにしようって。子供の役をやらせてもらうこともありますが、幼く見えないとそういった役はできませんし、体が小さいことも舞台映えするのかなと不安でしたが、それも長所として生かせたらいいのかなと。ちゃんと自分に自信を持てるようにしていきたいです」今年の3月3日で29歳になった川島だが、舞台『ぼくの名前はズッキーニ』(2021)では5歳児、舞台『ブライトン・ビーチ回顧録』(2021)では16歳の少女というように、実年齢よりもかなり若い役を続けて演じたことで、強みとして感じられるように。「ほぼ若い役しか来ない。今回は21歳と29歳なので等身大ですが、これまで5歳や16歳、12歳……10代から抜け出せなくて(笑)」『ブライトン・ビーチ回顧録』はオーディションの際に「22歳まで」という年齢制限があったものの、受けたら合格したという。「そのとき27歳でしたがオーディションに参加させていただきました。オーディション参加者は若い方ばかりでしたが、選んでいただきうれしかったです。この年になったからこそわかる16歳のときのこともありますし、人生経験も生きたのかなと思います」若い見た目ながら、経験を重ね磨きがかかった演技力も兼ね備えている。これからも若い役のオファーはまだまだありそうだ。「舞台は特に自分の力量によって年齢は変えられるのかなと、ほかの役者さんを見ていて感じます。若い方で上の年齢の役を演じられている方もいますし、逆も然りで、それは舞台で試されることの一つでもあると思うので、自分も強みを生かしていろいろな年齢を演じられたらと思います」●浅草九劇での舞台がターニングポイントに『君しか見えないよ』は、演劇作品を上演し、その後、テレビドラマとしても放送される「演劇で、テレビドラマで、」シリーズの第1弾。演劇は6月1日~11日に浅草九劇にて上演、ドラマは7月9日21:00~23:00にBS松竹東急(BS260ch/全国無料放送)にて放送される。喜怒哀楽がたっぷり詰まった笑いと愛が溢れる家族の物語で、川島は熊野家の長女・熊村亜寿を演じる。舞台『キングダム』の東京公演が行われた帝国劇場は約1900席。一方、浅草九劇は約100席で、小劇場ならではの緊張感があると川島は語る。「九劇は役者の表情がすごく見えて、お芝居を生で感じることができる劇場だなと感じています。気持ちが途切れたらお客さんに伝わってしまいますし、どれだけお客さんを巻き込めるかによって劇場の空気感が変わるので、その真ん中に立たせてもらうというのは緊張感があります」また、九劇での舞台は「自分のターニングポイントになることが多い」と語る。「一番最初は九劇のこけら落とし公演に参加させていただいたのですが、それまでは舞台はほとんどやっていなくて、その公演をきっかけに舞台もいろいろ挑戦していきたいと思うようになりました。また、コロナ禍で出演舞台が中止になってしまったときに、自分が企画した舞台をやらせてもらったのも九劇で、自分がステップアップするタイミングなのかなと勝手に思っています」だからこそ、今回も自身のステップアップに期待している。「最初脚本を読んだときは、1回では読み解けないような難解な脚本だったので緊張感が走りました。ファンタジーな部分もあって、理解を深めていけばいくほどすごく面白いなと思っているのですが、自分の想像力が追い付かない瞬間もあって、稽古していく中でしっかり深めていけたらと。久しぶりに切羽詰まっています(笑)」ドラマは、演劇の模様を放送するだけでなく、ドラマのために撮影した映像も楽しめるようで、「コロナになってから演劇を配信で見ることも増えましたが、ロケをしてドラマ用に撮影したものを舞台の映像に加えるというのは新しいなと思います」と紹介そして、舞台を見たことがない人もこのプロジェクトをきっかけに興味を持ってもらえたらと期待している。「舞台は一度見るとハマっていく沼のようなエンターテインメントだと思いますが、見たことがないという方が多いと思います。今回のドラマで舞台の生感を感じていただき、舞台に興味を持ってもらえたら、それが一番理想ですしうれしいです」●最近になって年齢を気にしなくなってきた今後についても話を聞いた。実年齢より若い役を演じることが多い川島だが、今後も若い役を含め、いろんな役に挑戦していきたいと考えている。「求めていただけるのであれば若い役ももちろん、いろんなお芝居に挑戦していけたら。そして、自分にプラスになるような作品に参加できたらいいなと思っています」自分にプラスになるような作品とは?「『君しか見えないよ』だと、劇場の規模も小さく、日常会話ぐらいのお芝居になると思うので、すごく生々しいお芝居を試させるなと思っています。この次にやらせていただく『桜の園』では、初めてチェーホフの戯曲をやらせてもらいます。チェーホフも難解で、セリフが難しかったり哲学っぽかったりするので、それもまた新しい挑戦だなと感じています」続けて、「今29歳ですが、今30歳になっても何も後悔はないくらい、やり残したことはないかもしれません」と笑顔で語った川島。さらに、最近になってあまり年齢は気にしなくなったと明かす。「年齢を気にしているのは自分だけで、周りは誰も気にしてないなって最近気づきました。『アラサーか……』と頭を抱えていたのですが、30歳になったからといってできなくなることもないし、むしろできることが増えるのではないかなと。役の幅が広がっていくことが楽しみです」年齢が関係ないというのは川島が言うとより説得力があるが、若さをキープする秘訣を尋ねると「ストレスをためないこと。言いたいことを言ったり、ストレス発散の場を作ったり、自分の機嫌の取り方を自分でわかってあげることかなと思います」と回答。最近のストレス発散方法は「おいしものを食べること」だそうで、「浅草はおいしいものが多いので、最近は浅草名物にハマっています。フルーツパーラーがおいしいお店もあるので、今はそれを狙っています」と声を弾ませた。浅草名物を味わってリフレッシュしつつ、『君しか見えないよ』の主演として走り切ってほしい。■川島海荷1994年3月3日生まれ、埼玉県出身。2006年にTBS『誰よりもママを愛す』で子役としてデビュー。2007年に『Life 天国で君に逢えたら』で映画初出演。以降、TBS系ドラマ『ブラッディ・マンデイ』やNHK『天地人』など話題のドラマに出演。近年の主な出演作に、映画『ヤウンペを探せ!』(20)、ドラマ『僕らは恋がヘタすぎる』(20/ABC)、『liar』(MBS・TBS/2022)、舞台『きっとこれもリハーサル』(22)、『キングダム』(23)など。6月1日~11日に主演舞台『君しか見えないよ』が上演(7月9日にBS松竹東急でドラマとしても放送)。8月7日に開幕するPARCO劇場開場50周年記念シリーズ『桜の園』にも出演。
2023年05月28日