ショパン・コンクール入賞から30年のピアニスト横山幸雄。ショパンの全曲演奏でギネス記録(24時間でもっとも多い曲数を演奏したアーティスト)を持つ彼が、またも驚きの企画を発表した。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲を、2日間で一気に弾き切るという連続演奏会を敢行する[12月5日(土)、6日(日)・東京文化会館大ホール]。【チケット情報はこちら】「僕自身、ベートーヴェン全曲を1日や2日で弾くなんて、絶対やるものじゃない!と言ってきたんです。ショパンは文学でいえば詩のような感じですが、ベートーヴェンは非常にメッセージ性が強くて、いわば演説。それを一日中弾くなんて、普段だったらありえない」それが一転。一大決心に至ったのは、音楽界の現状への憂慮からだった。ベートーヴェン生誕250年の今年、予定されていた関連コンサートが次々に延期・中止。横山自身、7年かけて進めてきた「ベートーヴェン・プラス」の最終回を来年以降に延期した。「このままいくと、本来なら《第九》一色になるはずの12月もどうなるか。ベートーヴェンは12月生まれなので、本当の生誕250年は12月なんですね。このまま2020年を終わらせてしまっては、あまりにもベートーヴェンに失礼じゃないか。海外アーティストの入国規制でホールに空きも出て、やるべき企画さえあれば今からでもできる。そう考えていたら、この演奏会が誕生してしまいました(笑)」全32曲を番号順(作曲順)に弾く。2日間という短時間で向き合うことで、ベートーヴェンの人生と作風の変遷を、より凝縮して俯瞰できるはずだという。「そもそもソナタ第1番は、作品2として、26歳の年に出版されました。モーツァルトだったらすでに相当の数の曲を書いていた年齢です。フランス革命後の混沌とした時代。作曲家デビューしたくてもできなかったという事情もあったのではないでしょうか。音楽家がなかなか音楽をできない現在の状況に、どこか似ている。その後も、ようやくデビューして順風満帆かと思ったら、今度耳が聞こえなくなったりと、いろんな苦難に立ち向かい、それを全部克服していった。やっぱり、いまの状況とすごく重なる部分があるような気がするんです」それを聞くと、ベートーヴェンを象徴する「苦悩を突き抜けて歓喜へ」というモットーが思い浮かぶ。「その性格は、作品のなかにも、そしてベートーヴェン自身のキャラクターや人生にもあると思います。でも聴き手がそこから何をどう受け取るかは、まったく自由です。誰もやったことがない企画だと思いますので、それを聴いたことがある人もいない(笑)。どんな感じで聴くことになるのかを体験するのも面白いと思いますよ」全2日間11部構成・14時間半(休憩含む)というマラソン・コンサート。聴くほうも万全の体調で出かけないと。残念ながら直接足を運べないという方には、オンライン配信(有料)も検討中との事。取材・文宮本明
2020年09月14日女優の市川由衣(いちかわ・ゆい)さんが、2020年7月6日にインスタグラムを更新。3歳になる長男について語っています。市川由衣の現在は?明かした戸次重幸との結婚生活に「憧れる!」市川由衣、息子の成長に「誰に似たのか…」市川由衣さんは友人が出版した本『東大脳を育てる3歳までの週間』を紹介するとともに、今年で3歳になる長男の「おしゃべりが止まらない」と明かしています。 この投稿をInstagramで見る 市川 由衣(@yui_ick)がシェアした投稿 - 2020年 7月月6日午前4時07分PDT市川由衣さんは2015年に俳優の戸次重幸(とつぎ・しげゆき)さんと結婚。2016年に第1子となる男の子を出産しています。最近は寝る直前までしゃべっているという愛息子について「誰に似たのか…」と、含みを持たせてコメントしている市川由衣さん。するとファンからは「きっと旦那さん似ですよ!」「間違いなく戸次さんですね…」と、父親似であることを断言する声が続々と寄せられています。・子供の成長は早いですよね。そしておしゃべりグセはきっとシゲさんに似てしまったんだ!・パパに似てしまったか…。親子のコミュニケーションを楽しんでくださいね!!・それは確実に旦那さまでしょう!夫婦そろって大好きです!家族でおしゃべりを楽しむ、市川由衣さんと戸次重幸さんの姿を想像するだけで、ほっこり癒されますね。2人のこれからに注目です![文・構成/grape編集部]
2020年07月08日歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、2020年6月7日にInstagramを更新。娘である麗禾(れいか)ちゃんの顔写真を、SNSで公開しない理由を明かしました。市川海老蔵「麻央との約束を守っている」海老蔵さんには、妻である故・小林麻央さんとの間に生まれた子供が2人います。小林麻央のブログ『KOKORO.』から闘病生活を振り返る姉・小林麻耶が語った想いとはブログなどを通して、長男・勸玄(かんげん)くんの顔写真は積極的に公開していますが、麗禾ちゃんのほうは顔の部分にスタンプを付けたり、後ろ姿をアップしたりなど、顔を見せない配慮をしていました。海老蔵さんは、その理由について、次のようにつづっています。麗禾の事。なんでお顔隠すのですかー?という質問あります。本人は出してもいいよーと、テレビとかはどうしても出ますよね。でも麻央がSNSの時はなるべく隠してあげて、と言ってました。ただそれを守ってます。ebizoichikawa.ebizoichikawaーより引用 この投稿をInstagramで見る Ebizo Ichikawa 十一代目 市川海老蔵(@ebizoichikawa.ebizoichikawa)がシェアした投稿 - 2020年 6月月7日午前4時17分PDT海老蔵さんは、麗禾ちゃんについて「どうして顔を隠すのか?」という質問があったことについて言及。生前の麻央さんに「SNSではなるべく顔を隠してあげて」といわれ、それを守っているそうです。麗禾ちゃん本人は「顔を出しても構わない」といっていることと、テレビ番組では顔を出した状態で出演していることから、ブログではごくたまになら顔写真を載せているとのこと。海老蔵さんの考えについて、ネット上ではさまざまな反応が寄せられました。・賛成です。予期せぬ形で悪用されたらたまりませんし。・麻央さんとの約束を守っている海老蔵さんが素敵です。・母として娘を守る麻央さんの、深い愛情が伝わってくるエピソードですね。・自分も娘を持つ母親です。麻央さんの気持ちがとても分かります。麻央さんは生前、1人の母親として娘の将来を考えて、海老蔵さんにお願いしていたのでしょう。その思慮深さと我が子を想う愛情は、確かに海老蔵さんに受け継がれています。[文・構成/grape編集部]
2020年06月08日歌舞伎俳優の市川海老蔵(いちかわ・えびぞう)さんが、2020年6月3日に公式YouTubeチャンネル『EBIZO TV 市川團十郎 白猿』を開設。初回は息子の勸玄(かんげん)くんによる質問コーナーが行われ、ファンを喜ばせています。市川海老蔵、息子からの質問に「素晴らしいね!」動画では早速、長男の勸玄くんが登場。『パパに質問コーナー』と題し、自分で考えてきた質問を父親に次々とぶつけていきます。市川海老蔵ついにYouTube始めます!「毎日ジムに行きますか?」「何を食べたら強くなれるの?」など、さまざまなことを質問する勸玄くん。そんな息子の一生懸命な姿に、市川海老蔵さんは時折「素晴らしいね」と感心し、一つひとつ丁寧に質問に答えていきます。親子の微笑ましい様子を見たファンは「癒されました」「YouTube開設、嬉しいです」と大歓喜。「これからも見ます!」「チャンネル登録しました」といった声も寄せられています。・カンカン(勸玄くん)の質問、すごいですね!初回からクオリティが高い。・すぐさま登録させていただきました!これからも頑張ってくださいね。・親子のやりとりにほっこりしました。気付いたら、自分の顔がニヤけてた。市川海老蔵さんは同チャンネルの今後について、子供たちからのインタビューや歌舞伎、トレーニング、食生活などの情報を発信したいと話しています。これからの投稿にも期待ですね!市川海老蔵が『小林麻耶と再婚』というウワサは嘘!?息子と娘がインスタに登場小林麻央のブログ『KOKORO.』から闘病生活を振り返る姉・小林麻耶が語った想いとは[文・構成/grape編集部]
2020年06月05日CS放送局「衛星劇場」にて5月17日(日)に故・蜷川幸雄が手掛けた彩の国シェイクスピア・シリーズ第24弾「アントニーとクレオパトラ」をテレビ初放送することが分かった。2011年10月に上演された本作は、カリスマ的なローマの武将アントニーが、巨大な権力と地位を犠牲にしてまでエジプトの女王クレオパトラに愛をささげる物語。多くの海外公演を手掛けてきた蜷川さんが、初の韓国公演に挑んだ本作。アントニー役には、彩の国シェイクスピア・シリーズ2代目芸術監督の吉田鋼太郎。クレオパトラ役には、元宝塚歌劇団トップスターの安蘭けいが抜擢され、初めての蜷川作品、そして初めてのシェイクスピアに挑戦。ほかにも、池内博之、橋本じゅん、中川安奈、熊谷真実らが出演している。さらに、吉田さん、松坂桃李らが出演、蜷川さん演出による2013年の彩の国シェイクスピア・シリーズ第27弾「ヘンリー四世」も放送される。「アントニーとクレオパトラ」は5月17日(日)17時15分~CS衛星劇場にて放送。「ヘンリー四世」は5月23日(土)23時~CS衛星劇場にて放送。(cinemacafe.net)
2020年04月21日今年5月に市川團十郎白猿の襲名を控えた市川海老蔵が、1月31日(金)から3月1日(日)まで各地巡業で特別公演を行う。演目は『羽衣』と『勧進帳』。『勧進帳』は、七世市川團十郎が市川宗家(成田屋)のお家芸として選定した18演目「歌舞伎十八番」の内の一つで、天保11(1840)年3月に江戸河原崎座で初演。これを九世團十郎が洗練し、今日では歌舞伎屈指の人気演目となっている。物語は平安末期、壇ノ浦で平家を滅ぼすのに寄与した源義経だったが、その後生じた兄頼朝との不和を修復できぬまま、弁慶ら家来とともに都を落ち延びるところから始まる。山伏姿に身をやつして奥州を目指す途中、安宅(あたか)の関に差しかかるが、既に義経一行が山伏姿で逃げているとの情報があり、関守の富樫左衛門が通行を許さない。「東大寺再建の勧進(寄付金集め)のため」と目的を偽ると、「それならば、勧進帳(寄付募集の趣意や必要な金品・材料が書いてあるもの)があるはず」と迫られる。そこで弁慶が白紙の巻物を勧進帳として読み上げるシーンが有名だ。その後も富樫は弁慶に対し、仏法の心得がある真の山伏か確かめようと質問攻めにする。この「山伏問答」や、弁慶が豪快に花道を駆け抜ける「飛び六方」など、みどころ満載で最初から最後まで飽きることがない。能の『安宅』を基につくられているため、舞台は能楽堂を模し、背景は鏡板さながら松の大樹。「松羽目物(まつばめもの)」と呼ばれる様式美にも注目だ。囃子方がひな壇に揃って演奏する音楽も格調高く、心地よい。弁慶を演じる海老蔵は、これが海老蔵として最後の『勧進帳』となる。富樫は市川右團次。義経は中村児太郎が初役で勤める。その児太郎が天女の役の『羽衣』も能の同名作を舞踊化した作品で、駿河の国(今の静岡県)三保の松原に残る羽衣伝説が題材だ。浜辺の松に掛けられた美しい羽衣を見つけた猟師がこれを家宝に持ち帰ろうとすると、持主である天女が姿を現し返してほしいと願う。返してもらった羽衣を身にまとって優雅に舞う天女の幻想的な美しさ、能につながる幽玄な世界を、成長目覚ましい若手女方の児太郎がどこまで表現できるか楽しみだ。巡業先は、1月31日(金)から2月2日(日)まで名古屋・御園座、2月8日(土)・9日(日)に石川県こまつ芸術劇場 うらら 大ホール、2月10日(月)に石川・金沢歌劇座、2月14日(金)から23日(日・祝)まで京都・南座、2月26日(水)から3月1日(日)まで福岡・博多座の計5か所。いずれも上記2演目と、演者による「挨拶」がある。文:仲野マリ
2020年01月30日帝国ホテル 東京は、シェフ ショコラティエの市川幸雄による「魅惑の“チョコレート タイム(Chocolate Time)”」を2020年1月6日(月)から2月29日(土)まで館内のレストラン、バー&ラウンジ4店舗で開催する。帝国ホテル 東京初の開催となる「魅惑の“チョコレート タイム」の期間中、シェフ ショコラティエの市川幸雄によるチョコレートデザートを、館内のレストランおよびバーラウンジ(インペリアルラウンジ アクア、ランデブーラウンジ・バー、パークサイドダイナー、嘉門)で提供。チョコレートの奥深い世界を堪能できるメニューをそれぞれ考案した。ショコラ尽くしのアフタヌーンティー本館17階のインペリアルラウンジ アクアでは、「ショコラ アフタヌーンティー」を提供。香り高い英国産「チョコレート ティー」のウエルカムティーから始まり、3段のティースタンド、グラスデザート、スコーンを展開する。3段のティースタンド最上段は、市川が考案した「カカオショコラ」の期間限定フレーバーとして好評だった「カカオショコラ ルビー」をはじめ、「マカロン オ ショコラ」や「ボンボン ショコラ アマンド」など5種のデザートを揃えた。そして2段目と3段目には、サンドイッチなどのセイボリーをセット。締めくくりに、グラスデザートでは“シェフ ショコラティエ 市川幸雄のスペシャリテ”「軽い食感のチョコレートムース フレッシュオレンジとコーヒークリーム」を用意する。雪をイメージした新作ペストリーメインロビーにある「ランデブーラウンジ・バー」では、ホワイトチョコレートとルビーチョコレートを組み合わせ、雪をイメージした、ローズの香り漂う新作ペストリー「ルビー ローズ フレーズ」を販売。また、夜はピアノの生演奏が流れる落ち着いた雰囲気の中、ウイスキーとのベアリングにもぴったりなバータイム限定ボンボン ショコラを1日5食限定で展開する。人気のクレープ&サンデー、フルーツ×チョコレートのベストマッチ「パークサイドダイナー」では、帝国ホテル 東京で人気を博すクレープの新作「ベリーベリーチョコレートクレープ」が登場。ココアをベースにしたそば粉入りクレープ生地に、カスタードクリームを重ねて、あまおうやラズベリー、アーモンド、ピスタチオなどを散りばた。用意されたキャラメルソース、チョコレートアイスクリーム、ホイップクリームのトッピングを用いて、好きなスタイルで味わうことができる。また、「パークサイドダイナー」で人気のサンデーもこの季節限定のフレーバーに。りんごのコンポートとチョコレートのスポンジケーキの上に、チョコレートのアイスクリームとシュークリームを合わせ、スライスしたりんごとベリー類をあしらった。旬を迎えたりんごの甘く爽やかな味わいが、濃厚チョコレートにマッチする。名誉唎酒師とコラボした日本酒×ホワイトチョコレートのマリアージュ鉄板焼「嘉門」では、ソムリエであり「名誉唎酒師」でもある松本隆とのコラボレーションによるグラスデザートを食後の選べるデザートのひとつとして提供する。岩手県産「南部美人」の貴醸酒(芳醇な甘みととろみのある日本酒)「ルキオラ(Luciola)」にホワイトチョコレートをあわせた、鉄板焼のお口直しに最適な大人の逸品となっている。【詳細】帝国ホテル 東京「魅惑の“チョコレート タイム”」期間:2020年1月6日(月)~2月29日(土)住所:東京都千代田区内幸町1-1-1■インペリアルラウンジ アクア(本館17階)・ショコラ アフタヌーンティー時間:11:30~18:00(ラストオーダー)料金:4,950円(税込) ※サービス料別■ランデブーラウンジ・バー(本館1階 ロビー)・ルビー ローズ フレーズ時間:11:00~22:30(ラストオーダー)料金:2,500円(税込) ※サービス料別 ※コーヒーまたは紅茶付き・4種のボンボン ショコラ時間:18:00~25:00(ラストオーダー)料金:1,500円(税込) ※サービス料別、1日5食限定■パークサイドダイナー(本館1階)・チョコレートアップルサンデー時間:14:00~23:00(ラストオーダー)料金:1,300円(税込) ※サービス料別・ベリーベリーチョコレートクレープ時間:14:00~23:00(ラストオーダー)料金:1,900円(税込) ※サービス料別■鉄板焼「嘉門」(本館17階)・貴醸酒のグラニテ~ホワイトチョコレートとカカオパルプのマリアージュ~時間:ディナー 17:30~21:30(ラストオーダー)料金:ディナー料金に含まれる
2019年12月23日蜷川幸雄がこの世を去って早3年。2016年には、マームとジプシーの藤田貴大が蜷川の半生を描いた戯曲を、蜷川、藤田両者が演出する公演『蜷の綿 -Nina’s Cotton-』が予定されていた。蜷川の体調不良によって延期されたこの作品が、本日10月13日より彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにてリーディングという形で披露される。その舞台に立つのは、さいたまゴールドシアターとさいたまネクストシアターの面々。主宰の蜷川と共に長い年月を過ごしてきたふたつの団体から総勢44人が彼の半生を紡ぐ。演出は、こちらも長く蜷川の片腕として演出助手を務めてきた井上尊晶が担当する。蜷川はその最晩年、50歳年下の藤田に新作戯曲を依頼した。藤田はその要請を受け、蜷川自身を描くことに決めた。彼の少年時代から俳優をやっていた頃、アングラ時代、そして誰もが認める日本トップの演出家として活躍する姿……。彼の死によって一度は途切れたそのバトンを受け取り、蜷川に対する並々ならぬ思いをもったメンバーが、彼のベースであった彩の国さいたま芸術劇場で上演をする。ここはかつて、蜷川のライフワークとも言えるシェイクスピアシリーズをはじめとして、彼の演出作が数え切れないほど生まれた場所だ。わずか3日間の公演だが、改めて蜷川幸雄という演出家の遺したもの、失った存在の大きさに気づく作品になることだろう。同時期にこの公演の関連企画として、藤田自らが演出を手がける『まなざし』も上演される。こちらは蜷川が演出家として見つめ続けてきたもの、その「まなざし」を藤田が探る作品となりそうだ。出演者にはマームとジプシーの俳優である成田亜佑美、吉田聡子のふたりがクレジットされている。その名もNINAGAWA STUDIOと名付けられた大稽古場で上演されるこの作品で、藤田から見た演出家・蜷川の姿が垣間見えるだろう。文:釣木文恵
2019年10月13日7月19日、急性咽頭炎のために歌舞伎座「七月大歌舞伎」の舞台を休演していた市川海老蔵(41)が復帰した。18日に松竹株式会社の公式サイトが、「市川海老蔵が復帰し、昼の部、夜の部ともに、通常通りの配役にて上演いたします」と発表した。本舞台は長男の堀越勸玄くん(6)との共演舞台。海老蔵が休演中も、勸玄くんは一人で舞台に立った。誰もが心配していた海老蔵の復帰に、歓喜の声があがった。《舞台復帰おめでとうございます 皆で素晴らしいお舞台 えいえいおー》《ひさしぶりに白塗りのお顔見れた 嬉しいです》《海老蔵さんお帰りなさい。適度な緊張感に包まれて楽しんでください》15日に海老蔵は、声が出なくなったことを理由に舞台を急遽休演した。その後、急性咽頭炎と病名が判明。18日に昼の部から復帰する予定だったが、病状が回復せず延期になった。17日のブログでは、《誠に申し訳ございませんが、あと一日。あと一日。お休みさせていただきます。誠に申し訳ありません。私自身の心は焦りと悔しさと行き場のない気持ちが交錯しています。が、お医者さんの意見に添いそれを理解しそうさせて頂くことにしました》とつづった。このように海老蔵は、ファンや関係者の気持ちを慮って体調の経過をこまやかにブログで報告している。19日に更新したブログでは《よろしくお願いします。みんなからはもっと休んで良いのだよと優しい言葉もらいます。有難い》と感謝の気持ちとともに、復帰の意欲をみせた。いっぽうで、依然として海老蔵を心配する声もあがっている。《無理してませんか、きっと申し訳ないという気持ちが高く少し頑張って出てませんか》《もっとゆっくり休んでいただきたい。でも、舞台の成功を心から祈っております》《もっと休んでいいんだよー 海老蔵さん責任感半端ないって》さらに歌舞伎役者の片岡孝太郎(51)も、19日に更新したブログで海老蔵を心配する気持ちをつづった。《早くないかなぁ、彼は人一倍身体や食事に気を使うにんげんですが今回の配役、本当に大変です。勿論ご自身で決めた事ですが、せめて明日から数日は夜の部だけにして頂けたらと勝手に心配しています》本公演は28日の千穐楽まで続く。一日も早く全快になることを祈るばかりだ。
2019年07月19日村上春樹の長編小説が原作の脚本を蜷川幸雄が演出するという、世界が認める日本の才能の“コラボレーション”によって2012年に初演され、以来世界各地で上演が重ねられてきた『海辺のカフカ』。今年2月のパリ公演も好評のうちに幕を閉じた作品の、およそ5年ぶりとなる東京公演が明日5月21日(火)、TBS赤坂ACTシアターにて開幕する。「世界で最もタフな15歳になる」と心に誓って東京の家を飛び出し、分身ともいえるカラス(柿澤勇人)に導かれて旅を始めた「僕」。田村カフカ(古畑新之)と名乗ることにした「僕」は、四国・高松の甲村記念図書館で、司書を務める大島(岡本健一)と管理をしている佐伯(寺島しのぶ)と巡り合う。一方、猫と会話ができる不思議な老人ナカタさん(木場勝己)もまた、何かに導かれるように東京から四国へ。カフカが長距離バスの中で出会う美容師さくら(木南晴夏)、ナカタさんと道中をともにするトラック運転手の星野(高橋努)、星野と高松で出会うポン引きのカーネル・サンダーズ(鳥山昌克)。重なるはずのない時間、出合うはずのない人々は、いつしかひとつの点を結びつつあった――。独特の春樹ワールドを、度肝を抜く視覚的な仕掛けと繊細な演技で描き出す舞台は、今回が“ラストステージ”とのこと。心して目に焼き付けたい。文:町田麻子
2019年05月20日世界的なピアニスト・横山幸雄とデザイナー・コシノヒロコの「平成」から「令和」をまたぐ、歴史的なコラボレーションがスタートした。アマゾンファッションウィーク東京(AFWT)の公式スケジュールとして3月22日に行われたヒロココシノの2019-20年秋冬コレクションは、会場となった恵比寿ガーデンホールの中央にスタインウェイのピアノ1台が置かれ、横山幸雄のソロピアノの生演奏でショーが進行。ランウェイはフロアへのプロジェクションマッピングとシンクロして、演奏する横山を中心にモデルがウォーキング。フィナーレにはコシノと横山が大きな拍手に包まれた。「時代が変わろうとするなかでの新しい挑戦。ショーを見るのと同じ次元で音を聴く。その場で得た即興的インスピレーションによる生演奏」とコシノヒロコは説明しており、最近のモードのトレンド“アートとのコラボレーション”をリアルな形で演出した。これは今シーズンのコンセプト「3D→2D→3D」とリンクしており、今回のコレクションの制作工程が演出にもディレクションされたもの。リブ、プリーツ、ダーツ、シャーリングなど最先端の技術で立体感を描きつつ、デザインはミニマム。ドット、アートプリント、タペストリーなどモチーフを2Dと3Dにシンクロさせ、クチュールテクニックをスニーカーで軽やかに表現した。ピアノの生音とラバーソールの静寂のなか、デジタルカメラの無遠慮な連続シャッター音が“時代が変わろうとする”ショーを感じさせた。世界的なシャパニストとして知られる横山幸雄と普段からプライベートでも交流する縁で実現した今回のコラボは、元号が新しくなるゴールデンウィークに第2章が用意されている。5月3、4、5日に東京オペラシティで行われるショパン全作品を演奏する「横山幸雄 “入魂のショパン”」で、横山が着るすべての衣装を、コシノヒロコが新たにデザインすることが発表された。同公演のために約20体のデザインが用意される予定だ。2010年にショパンの166曲を演奏し、同公演はギネス世界記録が認定された同氏は、第10回目となる今回の記念公演はピアノソロだけではなく、オーケストラを含め室内楽、歌曲、ピアノデュオなどショパンが39年に書き残した全240曲を一気に演奏。世界でも初めてといわれる企画に本人も、「僕にとっても初めての企画で、おそらくもう二度とやることはないのではと思う」とコメントしている。コシノヒロコの創作活動はこれにとどまらない。4月末に自身も演奏する歌舞伎座で開催される長唄杵勝会全国大会「抄曲集」に使用される舞台背景画を担当。4月2日より銀座のKHギャラリーでは、その原画となる墨絵の展覧会「コシノヒロコ展 伝統芸能の新たなる創造」がスタートした。同展では自身が直筆で絵付けした着物、漆器なども出展されている。「デザイナー、アーティストとしてわたしはずっと文化の底上げに貢献したいという強い願いと情熱をエンジンに走り続けてきた」というコシノ自身の言葉通り、今年82歳を迎えたそのエネルギーは昭和から平成を超えて、令和の時代を迎えるにあたって勢いを増している。Text by Tatsuya Noda【イベント情報】全240曲・3日間にわたるショパンの全作品演奏会~10周年記念特別公演「ショパン全作品演奏会」3日連続公演横山幸雄“入魂のショパン”会期:8月9日~9月1日会場:東京オペラシティ コンサートホール住所:東京都新宿区西新宿3-20-2時間:5月3日 14:305月4日 13:00、15:30、18:005月5日 9:00、13:00、18:00料金:3日間通し券2万4,000円(5月3日はS席)5月3日S席:1万円 / A席:7,500円 / B席:4,000円5月4、5日の1日通し券1万円、各部券4,000円【展覧会情報】コシノヒロコ展 伝統芸能の新たなる創造~長唄杵勝会第十二回全国大会歌舞伎座公演「抄曲集」舞台背景画制作記念会期:4月2日~6月8日会場:KHギャラリー銀座住所:東京都中央区銀座4-3-13 和光並木通ビルB1F時間:10:30~19:00(4月27日は13:00~)休廊日:日曜日、5月1日料金:無料
2019年04月05日ピアニストの横山幸雄が、3月12日(火)東京・サントリーホールで「東芝グランドコンサート2019」に出演。ファビオ・ルイージ指揮デンマーク国立交響楽団との初共演で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番《皇帝》を弾く。【チケット情報はこちら】ピアノ協奏曲第5番はナポレオンがウィーンを占領した1809年に完成、1811年にドレスデンで初演された、ベートーヴェンの最後のピアノ協奏曲。「ベートーヴェンのピアノ協奏曲といえば《皇帝》でしょ?というぐらいの代表作。若い頃から書き始めて、ついにここに到達したと言える作品だと思います。ベートーヴェンが自分でこれを最後にしようと思っていたかどうかはわからないですけれども、ひとつの到達点として意識して書いたのではないかという感覚は、僕の中にはあります」私たちの持つ「ピアノ協奏曲」のイメージを決定づけたのがこの作品だという。「バロックの時代に、チェンバロとアンサンブルというところから始まって、ベートーヴェンの時代にピアノが飛躍的に発達したことで、ピアノという楽器がソロ楽器として前面に出てくるようになった。ベートーヴェンのピアノ協奏曲の中でも、特にこの第5番で、楽器としてのピアノの扱いがかなりスケールアップしています。この曲によって、ピアノ協奏曲のあり方、スタイルが確立したと言えるのです」ソナタ全曲演奏や、ピアノ協奏曲全5曲の一挙上演など、ベートーヴェンへのリスペクトをエネルギッシュに解放する横山が、ベートーヴェンと最初に出会ったのは、まだ物心がついたばかりの子供時代だったという。「家にレコードがあって、よく聴いていたのがベートーヴェンでした。だから僕の、音楽との最初の意識的な出会いというのはベートーヴェンが非常に大きかったんですよ。ピアノ協奏曲はブレンデル。ソナタはバックハウス、ときどきリヒテルという感じで。朝起きて、寝る前に、食事のとき……。1日に何度も聴いていました」。まさに「三つ子の魂百まで」!趣味の域を超えたワイン通としても知られる横山。《皇帝》をワインにたとえると?「それは変なことは言えませんね(笑)。どんな演奏かによっても違ってくるかもしれませんし。でもお遊びとしてオーバーラップさせるならば、輝かしさと力強さがあって、わかりやすい。だからといって飽きることもない。でも第2楽章の天国的な美しさがあるので、単純に“力強い”“わかりやすい”だけでもない。いろんな素晴らしさを持ち合わせているということで……。うーん。やっぱり非の打ちどころがない、ロマネ・コンティでしょうか。でも、《皇帝》は演奏される機会も多いから、その意味では、なかなか口にできる機会がないロマネ・コンティとは違うかもしれませんけれども(笑)」軽く100万円を超える最高峰ワインにはなかなか縁がない私たちも、横山幸雄の《皇帝》は聴きに行ける。力強く、高貴なベートーヴェンの最高峰を味わいに出かけよう。取材・文:宮本明
2019年02月18日薬味や調味料、発酵食材など、素材使いが進化し続けるボンボンショコラに、世界のブランドやショコラティエからも注目が集まっています。“日本のいいもの”と出合ったショコラの数々とは?イタリア×日本が生んだ新境地の味わいを。ブルガリ イル・チョコラート「チョコレート ジェムズ サン・ヴァレンティーノ2019」4個入り¥4,800(税込み)素材:トマト、くるみメートルショコラティエ・齋藤香南子氏の大胆で繊細な新作。マルケ州産サフランと長野のくるみ使用の「ルイ」、シチリア産エキストラバージンオリーブオイルと北海道トマト使用の「オリーブオイルとトマト」はバレンタイン限定。東京都中央区銀座2‐7‐12ブルガリ銀座タワー10FTEL:03・6362・051011:30~20:00(日・祝日~18:00)無休探究心溢れるフレーバーにパリのマニアも太鼓判。ドゥブルベ・ボレロ「ボンボンショコラ」4個入り¥1,250、6個入り¥1,800など素材:ほうじ茶、日本酒、山椒ごまパリのショコラアワードC.C.C.で4年連続金賞。高知の柚子×滋賀の生酒、京都のほうじ茶、朝倉山椒などを駆使した店主・渡邊雄二氏の作品には驚きがたくさん。「酒ゆず」「ほうじ茶ラベンダー」「グアテマラ山椒」「プラリネ・セザムドール」などの8種。滋賀県守山市播磨田町48‐4TEL:077・581・396611:00~20:00火曜休(月1回連休あり)カカオと日本の発酵食のマリアージュ。ル ショコラ ドゥ アッシュ「C.C.C. ショコラ 陰翳礼讃」4粒入り¥1,901(税込み)素材:糀、日本酒、味醂、味噌辻口博啓氏のショコラトリーが日本古来の美意識“陰翳礼讃”を表現したショコラを発表。マルコメの糀や味噌といった発酵食品を、同じく発酵により生まれたカカオに寄り添わせて奥行きのある旨味を生み出した。C.C.C.金賞受賞。東京都中央区銀座6‐7‐6‐1FTEL:03・6264・683811:00~20:00(日曜と連休最終日の祝日~19:00)月曜休こしあんや梅干しを使った、これぞニッポンなショコラ。帝国ホテル 東京「ボンボン ショコラ ジパング」5種8個入り¥2,700素材:梅干し、小豆、ごま、黒糖、米酢シェフ ショコラティエ・市川幸雄氏の斬新な発想と緻密な技により2017年フルリニューアル。こしあんや梅干し、米酢など和の素材を使ったショコラの詰め合わせは矢絣など和柄も魅力的だ。ホテルショップ『ガルガンチュワ』で取り扱い。取り寄せ可。東京都千代田区内幸町1‐1‐1帝国ホテル 東京本館1FTEL:03・3539・80868:00~20:00無休※『anan』2019年1月23日号より。写真・永禮 賢石渡 朋谷 尚樹スタイリスト・中根美和子文・日高むつみ岡井美絹子佐々木ケイ(by anan編集部)
2019年01月16日1月14日、歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)が、東京・歌舞伎座で会見を行った。そこで、’20年に「市川團十郎」を十三代目として襲名することを発表した。また長男の堀越勸玄くん(5)が、八代目「市川新之助」を襲名することを発表。”親子W襲名”を知らせる会見を終え、海老蔵がブログで心境を告白した。会見では、「歌舞伎界におきまして大きな名跡でございます。この上は己の命の限り、懸命に歌舞伎に生きてまいりたい所存でございます」と語った。また、勸玄君は「このたび、父も名乗っておりました市川新之助の名跡を八代目として相続いたします。どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつした。海老蔵は会見終了後、『なんとか』と題したブログを更新。「発表、なんとか、無事に終わりました」と発表を終えたことを報告。続いて「皆様ありがとう御座います。そしてよろしくお願い致します」と呼びかけた。また、朝の情報番組では生放送で会見を放送され、海老蔵は各番組の会見画像をキャプチャーし、ブログに投稿していた。これには1万5千を超えるいいね!と700を近いコメントが寄せられた。ファンは「襲名発表おめでとうございます」「麻央さんも喜んでるでしょう」という祝福のコメントや、「カンカンて呼べないくらい素敵なご挨拶でした」「かんかんとても凛々しく堂々としていて涙が出てきてしまいました」と勸玄くんへの称賛の声もみられた。
2019年01月14日帝国ホテル 東京から、バレンタインにもぴったりの「スヌーピーのハートフルチョコレートデザート」が登場。 2019年1月7日(月)から2月28日(木)まで、帝国ホテル 東京 本館1階 オールデイダイニング「パークサイドダイナー」にて提供される。「スヌーピーのハートフルチョコレートデザート」は、スヌーピーとその仲間たちがハート型のチョコレートを交換し合うイメージを、スイーツで表現した期間限定のデザートプレート。スヌーピーとチョコレートデザートを一度に楽しむことが出来る贅沢な一品だ。マロン入りチョコレートがけワッフルコーンにはチョコレートクリームを絞り、赤いハート型チョコレートがアクセントに。ハート型のチョコレートムースは、周りをチョコレートでコーティングして苺ジャムの上にのせた。また、スヌーピーとハートを描いたチョコレート付きのチョコレートアイスクリームは、砕いたクッキー生地が下に敷かれており、サクサクした食感も楽しめる。洋菓子の世界大会での優勝経験を持つシェフ ショコラティエ市川幸雄が届けるピーナッツ(PEANUTS)のハートフルな世界観を味わってみては。【詳細】「スヌーピーのハートフルチョコレートデザート」期間:2019年1月7日(月)~2月28日(木)提供時間:14:00~23:00(ラストオーダー) ※1日20食限定場所:帝国ホテル 東京 本館1階 オールデイダイニング「パークサイドダイナー」住所:東京都千代田区内幸町1-1-1価格:1,650円(税込・サービス料別)【問い合わせ先】TEL:03-3539-8046(直通)
2018年12月23日女優の市川紗椰(31)が、ロックバンド“BST”を絶賛したことでなぜか炎上している。マニアックに趣味を突き詰めることで知られる市川。『週刊プレイボーイ』では「ライクの森」と題したコラムを連載中だ。11月26日号のコラムでは“BST”というロックバンドの魅力を熱弁。『市川紗椰が語る“BST”の魅力「韓流アイドルグループの陰に隠れている不運なバンドです」』というタイトルでヤフーニュースにも配信された。すると、コメント欄が荒れ模様となってしまったのだ。《被爆者を嘲笑する原爆Tシャツ。日本人として絶対に許せません。ファンの若い人達は少しは歴史を学んでみたら如何かと思います》《原爆を肯定する様なTシャツを、平気で意図的に着ていた事が問題である。日本人としては到底容認出来る行為ではない》コメント欄には韓国のアイドルグループ“BTS”への非難が並んだが、市川が絶賛したのは‘60~70年代に活躍したアメリカのロックバンド“Blood,Sweat&Tears”。略して“BST”だ。コラムでも市川自身が「防弾少年団という韓流アイドルグループの曲で同名のタイトルのものがある」「しかも、防弾少年団の略称が『BTS』だったりもするので、かなりややこしい」と、BSTとBTSが紛らわしいことも説明している。コメント欄では《かわいそうなくらいみんな勘違いしている…こっぱずかしい…》《記事を読まないでコメントしてる人多すぎ》と苦言を呈する声も上がっていた。
2018年11月24日現在公開中のシネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』の公開記念「父の日」舞台あいさつが17日、東京・東銀座の東劇で行われ、市川染五郎、市川團子が出席した。シネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』の公開記念「父の日」舞台あいさつに出席した市川團子、市川染五郎(左から)歌舞伎の舞台を撮影し、映画館で楽しむ"シネマ歌舞伎"の最新作となる本作は、染五郎は父の市川染五郎(現・松本幸四郎)と、團子は父・市川中車(香川照之)とそれぞれの親子が共演を果たした話題作で、歌舞伎座で大事件に巻き込まれた弥次郎兵衛(市川染五郎※現・松本幸四郎)と喜多八(市川猿之助)のコンビが奇想天外な謎に挑む、というストーリーだ。舞台あいさつには松本幸四郎の息子・市川染五郎と香川照之の息子である市川團子が登壇。父の日ということで、父のことを「変」という一言で表現した市川染五郎は「変な人ですよ。ポテトチップスを野菜のように食べて。もう数え切れませんね」と苦笑いを浮かべれば、香川照之について「昆虫の心を理解している」とフリップに書き記した市川團子は「家に入って手を洗うじゃないですか。洗面所に昆虫の本が置いてあるんです。リビングにも昆虫のものが置いてあったり台所にもあって、ずっと昆虫ばっかり見ていてお父さんのことが思い浮かびません」と明かして会場の笑いを誘った。そんな彼らはそれぞれの父と同舞台で共演している。市川染五郎が「父は挑戦という言葉が似合う役者。代々挑戦している家なので、それを引き継いですごいなと思いました」と語り、同舞台で父・香川照之と初共演を果たした市川團子も「その時の芝居を見て、すごいと思いました。それに最近は『ゆれる』という映画を見て、感情を露わにしてすごい演技をしているなと思いました」と香川の演技を絶賛した。夏芝居の風物詩として好評を博してきている『東海道中膝栗毛』。同シリーズの最新作が今年の夏も上演されるが、今年は歌舞伎座で松本幸四郎、市川染五郎、市川中車、市川團子の4人が同時に歌舞伎座史上初めての宙乗りにチャレンジする。市川染五郎は「去年父がしているところを見て、2人(市川團子と)で近い内にしたいねと話していたので、すごくうれしいです」と笑顔を見せれば、宙乗り自体初めてとなる市川團子も「宙乗りは憧れだったので、それを早い歳でやらせてもらってありがたく思っています」と夏の公演が待ち遠しい様子だった。
2018年06月18日歌舞伎俳優の市川海老蔵(40)がブログを更新。シンガー・ソングライターのさだまさし(65)からバレンタインに贈り物が届いたことを報告し話題となっている。 海老蔵は2月11日にブログを更新。昨年6月に亡くなった妻・麻央さんが2017年2月13日に投稿したブログについて触れた。麻央さんが綴っていたのは、さだからバラの花束をもらったという思い出。海老蔵はブログで、バレンタインデーに男性から花束を渡すことについて「わたしが麻央にしてあげられなかった事です」とさだに対して感謝の気持ちを述べた。 15日に「さださん」と題した記事では、「私の家にバレンタインに花束が届いた最初は何方からかは分かりませんでした」とし、ピンクのバラの花束の写真を投稿。その後、「さだまさしさんからでした」と贈り主を明かした。 「麻央と同じ花だ…」と涙ながらに花束に顔をうずめている写真をアップし、「あーーーありがとうございます。ありがとうございます涙」と感謝の気持ちを伝えた。 これに対し「さだまさしさん……言葉になりません。凄いなみだしました。海老蔵さん素敵ですよね」「さださん素敵過ぎます 昨年は麻央さんを励まし、今年は海老蔵さんを励まし、なんて素敵な方なのでしょう」とさだへの称賛の声のコメントが寄せられている。
2018年02月16日「蜷川(幸雄)さんには容赦ない厳しさの中にも人の温かさがありました。蜷川さんが呼吸器をつけてまで車いすで稽古場に来てくださるありがたみも胸に迫りましたし。『ムサシ』の初日閉幕後、『溝端で正解だったな』という言葉のうれしかったこと!あの経験は宝物です」 こう語るのは、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞したのをきっかけに、デビューして12年目の俳優・溝端淳平(28)。現在は、故・井上ひさし原作、’16年に亡くなった蜷川幸雄演出の舞台『ムサシ』(2月11~25日/Bunkamuraシアターコクーン、3月3~11日/彩の国さいたま芸術劇場大ホール、3月16~21日/梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、3月29~4月1日/上海文化広場)の稽古に余念がない。 本作は宮本武蔵(藤原竜也)と佐々木小次郎(溝端)の「巌流島の対決」の後日談。生き延びた小次郎が武蔵に果たし状を突き付け、再対決に挑む姿を描く。溝端は本作に’13年の再々演時から参加し、今回は2度目の出演。最初にオファーが来た5年前を思い返す。 「初の侍役でしたし、厳しいと聞いていた蜷川さんの演出だけに、不安でした。武蔵役の藤原竜也さんをはじめ、達者な先輩たちの中に飛び込むんですから。でも、プレッシャーに潰されず、集中あるのみでした」(溝端・以下同) とはいえ、先の見えない長いトンネルから抜け出せない時期もあったようだ。その後の蜷川シェイクスピアでは……。 「蜷川さんに『ヘタクソ、おまえなんかやめちまえ』とボロカスに言われ、自信をなくしました。俺、何やってるんだろ、と落ち込んで。千本ノックで鍛えられながら心が折れそうに。でも、いつも諸先輩の支えで乗り越えてきました。吉田鋼太郎さんは、ご自宅で稽古をつけてくださって」 加減や限界を知らずに懸命に声を張り上げ、喉にポリープを作り病院に通いながらも、がむしゃらに立ち向かった溝端。味わった挫折感は確実に武器になっている。 「板の上では先輩も後輩もない。今回も竜也くんを本気でぶっ倒す気で挑みます(笑)」
2018年01月22日帝国ホテル 東京は、2018年のバレンタインデーに向けてバラエティー豊かなチョコレート関連商品を、本館1階にあるホテルショップのガルガンチュワにて販売する。2017年11月よりシェフ ショコラティエ・市川幸雄の下、ひとつずつ丁寧に手作りしている「ボンボン ショコラ」。今年のバレンタインはビター、キャラメル、カフェなどオーソドックスな「クラシック」(8個入り 税込2,700円)、帝国ホテルのコンソメを使ったフレーバーをベースに、スイートコーン、トマトなど野菜風味の「フレンチ」(8個入り 税込2,808円)、ローズやポワールミントなど、香りとフルーツの味わいの組み合わせを楽しめる「アロマ」(8個入り 税込2,808円)、梅干、小豆、黒糖などの素材を用いて和柄のデザインをあしらった「ジパング」(8個入り 税込2,916円)といった、それぞれ5種のショコラを詰め合わせたボックスが登場。1月15日から2月14日までの期間限定ケーキ「ハートフル“バレンタイン”」(2名向け 税込2,160円)も、リニューアルして登場。フランボワーズといちじくに赤ワインで香りを付けたコンフィチュールをダークチョコレートのムースで包み、トンカ豆の香りをつけたハート型のムースをのせたケーキは、大切な人への贈り物にはもちろん、二人で過ごす大切な時間にも相応しい一品。1月1日から2月28日まで販売している期間限定パンは、チョコレートチップとドライクランベリー、ローストしたアーモンドをパネトーネの生地に織りまぜた「パン ドルチェ」(税込2,430円)、ブリオッシュ生地にチョコレートクリームとチョコレートチップを織り交ぜ、香ばしくローストしたヘーゼルナッツとビターチョコレートをトッピングした「チョコレートとヘーゼルナッツのブリオッシュ」(税込1,836円)、スコーンにチョコレートチップを織り交ぜて焼き上げた「チョコレートスコーン」(4個入 税込648円)の3種がランアップ。なお、「パン ドルチェ」は配送も可能。ガルガンチュワでの販売の他、オンラインショップや通信販売カタログでもバレンタインにおすすめのギフト向きチョコレートを展開。1月12日には、温州みかんやパイナップル、チャイなど5種類の新フレーバーを含む9種類のマーブルチョコレートをオリジナル缶に詰め合わせた新商品「マーブルアソート」(税込1,512円)、カカオ分の異なるチョコレートの食べ比べを楽しめる詰め合わせ「ビターアソート」(5種20個入り 税込1,404円)・(3種9個入り 税込756円)、2段のシックなパッケージに人気のプレート型とスティック型のチョコレートをバラエティー豊かに詰め合わせた「バラエティーアソート」(スティック2種8個、プレート7種25個入り 税込2,700円)がそれぞれ数量限定で登場。さらに1月23日は、3段重ねのパッケージが華やかな一口サイズのチョコレート詰め合わせ「ショコラバリエ」(8種28個入 税込3,240円、15種35個入 税込5,400円、10種68個入 税込10,800円)が数量限定で登場する。毎年好評の限定商品をお見逃しなく。【店舗情報】帝国ホテル 東京 ホテルショップ「ガルガンチュワ」住所:東京都千代田区内幸町1-1-1 本館1階営業時間:8:00~20:00
2018年01月15日昨年逝去した蜷川幸雄さんが率いていた高齢者劇団、さいたまゴールド・シアター。巨星を失った劇団の新たなスタートとなる次回作さいたまゴールド・シアター第7回公演『薄い桃色のかたまり』は、過去に2作の戯曲を書き下ろした岩松了さんが作・演出を手がける。「台詞をスラスラ言うのだけが演劇の面白さじゃないと思う」「蜷川さんという人は、演劇のなかで、人がどの立場に立っているかという“場”を重視していた方だと思います。僕はこれまで家庭の中のいびつな世界を描いてきましたが、蜷川さんに託す戯曲に関しては、あえて社会的な問題を意識して書いてきました。そこでなら、お互いが繋がれるような気がしていたんです」その蜷川さんと話していた次回作のモチーフが福島だったという。「いま避難指示解除地域では、家の中にイノシシが入り込んでいるっていう状況があるんですよね。福島が抱える一番の問題は放射能だと思うのですが、放射能を直接的に描くのではなく、イノシシの問題に置き換えて物語にできたらと思ってます」福島を舞台に、住民と、東京から恋人を捜しに来た女、事故を起こした会社側の人間…さまざまな立場から震災後の様子が描かれていく。「今回は、被害者を中心とした話ではありません。被害者側から書けば、どうしたって善悪の話になりますが、それは演劇の役目じゃない。あくまで演劇として、被害者、加害者双方を等価に書くことで、渦中で軋轢を感じている人たちの間に起きているドラマを表したいんです」取材前、稽古を見学させてもらった。言葉の一文字一文字に含まれた微妙なニュアンスが対話に緊張感をもたらしていく岩松戯曲は、台詞を覚えるのもままならないゴールドのメンバーにとってかなり手ごわい。それでも何度も根気強く丁寧に演出をつける姿が強く印象に残った。「確かに台詞を覚え切れないことにジレンマは感じますが、スラスラ言えれば面白いかといったら、そうじゃないですよね。いろんな要素が絡み合って、ある空気が醸し出される。それが演劇だと思っています」いわまつ・りょう劇作家、演出家、俳優。今年5月に上演した舞台『少女ミウ』でも福島をモチーフに。「ひとつの世界をふたつに分けて書いたつもりです」’06年創設時の平均年齢は66.7歳。フランス、香港でも公演し、高い注目を集めた。現在平均年齢78.0歳。『船上のピクニック』(’07年)、『ルート99』(’11年)。共に岩松さんの脚本。さいたまゴールド・シアター第7回公演『薄い桃色のかたまり』9月21日(木)~10月1日(日)与野本町・彩の国さいたま芸術劇場 インサイド・シアター(大ホール内)作・演出/岩松了全席自由4000円(税込み)SAFチケットセンターTEL:0570・064・939※『anan』2017年9月27日号より。写真・土佐麻理子(岩松さん)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年09月26日松本幸四郎、中村吉右衛門、片岡仁左衛門、市川左團次、片岡秀太郎、中村歌六、中村雀右衛門、中村又五郎、尾上松緑、市川猿之助、尾上松也らが出演する歌舞伎座「六月大歌舞伎」。昼の部は『名月八幡祭(めいげつはちまんまつり)』『浮世風呂(うきよぶろ)』『御所桜堀川夜討(ごしょざくらほりかわようち)弁慶上使』、夜の部は『鎌倉三代記(かまくらさんだいき)』『曽我綉侠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)御所五郎蔵』『一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)』が上演される。歌舞伎座六月大歌舞伎 チケット情報今回、『名月八幡祭』の船頭三次、『浮世風呂』の三助政吉、『一本刀土俵入』のお蔦を演じる猿之助に話を聞いた。四代目市川猿之助の襲名披露公演「松竹大歌舞伎」(2014年)以来、お蔦を演じる猿之助。「(お蔦は)好きな役なので、『一本刀土俵入』ができることが嬉しい」と語り、今回「高麗屋のおじさん(幸四郎)とできるってことが嬉しい。もうすぐお名前変わられちゃうから」(幸四郎は2018年に二代目松本白鸚を襲名)と感慨深げに話す。大阪公演(2001年)での七世芝翫のお蔦を見ていた猿之助に芝翫のお蔦の魅力を尋ねると「薄情なところがいいでしょ。親切だけど情があっちゃダメな役だから。それがだんだん時代が変わって、わが身の不幸さと茂兵衛を重ね合わせちゃってそこに情が移って…っていうのは現代的な解釈。片方は全く覚えてないのに、片方はそれを一生覚えてて恩返しするっていうのが大事なとこ」と改めて解説した。『名月八幡祭』は初役となるが「(縮屋新助を演じるのが)松緑さんだから、ぜひ出たいと思って」と笑顔。初役に対して「この前、(三次を演じた事がある)竹三郎さんが、四世菊次郎さんから言われた小道具の扱いとかそういうポイントを教えてくれた」と明かす。歌舞伎座では約16年ぶりとなる『浮世風呂』は「この時期のものだからね。ちょっと季節感を出そうと思って」と猿之助の提案だったそう。なめくじ役をかつては自身も演じており「なめくじはいい役ですよ。本当は僕はなめくじのほうがいいんだけど、やっぱり主役の三助をやらなきゃいけない」と笑う。取材後、「あっという間に6月ですよ!」と猿之助。5月には大阪松竹座公演で宙乗り通算1000回を達成し、10、11月にはスーパー歌舞伎II『ワンピース』と続く。「六月大歌舞伎」ではどのような姿をみせてくれるのか期待が高まる。公演は、6月2日(金)から26日(月)まで東京・歌舞伎座にて。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2017年05月16日東京・品川の「原美術館」では、5月10日(水)~5月19日(金)まで、蜷川実花の個展「蜷川実花 うつくしい日々」を開催する。本展は、蜷川実花が、父・幸雄の死に向き合う日々を撮影した写真約60点で構成されている。「うつくしい日々」が撮影されたのは昨年の春。本展は同じ季節に開催される10日間という絶好のタイミングでの展示となる。原美術館では、2015年に蜷川実花の個展「Self-image」展を開催した。あれから1年の間に写された蜷川幸雄と蜷川実花の“うつくしい日々”は、作家本人が「どうしてこんな写真が撮れたのかわからない」また「逝く人の目で撮った写真」と表現するように、彼女のこれまでの作品とは一線を画すものとなった。人の生死、喜びと悲しみが共存する個人宅であった原美術館が、作品世界とリンクし、その公開に相応しいという思いから、スケジュール上、たった10日間の展示となるが、開催することが急きょ決定された。ぜひこの機会をお見逃しなく。開館時間は、11時~17時。水曜は20時まで。入館は閉館時刻の30分前まで。関連イベントとして、5月14日(日)11時半~13時に「対談 蜷川実花×飯沢耕太郎」を開催。会期中無休。(text:cinemacafe.net)
2017年05月08日歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が15日、ブログを更新し、妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)にフットマッサージャーをプレゼントしたことを明かした。また、前日の14日には麻央へホワイトデーとして胡蝶蘭を贈っており、ファンの間で感動を呼んでいる。 15日付けのブログで海老蔵は「まおへ頼んでおいたんですが、ようやく」とフットマッサージャーが届いたことを報告。「ベイマックス似のマッサージ機気に入ってもらえたら嬉しいのですが」と麻央の反応に期待を寄せた。 一方、麻央も前日の14日にブログを更新。「こんなに綺麗な胡蝶蘭を主人が飾ってくれました。贅沢すぎるホワイトデーです」と胡蝶蘭の写真を公開し、「3月は、ひなまつり結婚記念日息子の誕生日とお祝いづくしですが、ホワイトデーも、うれしい今日でした」と喜びを綴っている。 ふたりのブログには読者から「素敵な贈り物に感動」「優しい旦那様」「愛がこもってますね」とコメントが寄せられている。
2017年03月15日歌舞伎役者の市川海老蔵(39)が7日、自身のブログを更新。妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)と一緒に朝食を食べたことを報告し「嬉しいです」と幸せを噛みしめた。 『いいじかん』というタイトルで更新された記事では「まおと話しながらストレッチ。(中略)まおの今日みた夢が爆笑でした」と夫婦でゆったりとした時間を過ごした様子。 つづけて、いっぱいの小鉢料理と鍋の写真を公開し、「今日は並んで朝ごはん。嬉しいです。ありがとうございます」と喜びを綴った。 ブログの読者からは「麻央さんの体調が良さそうで安心した」「素敵な時間ですね!」とコメントが寄せられている。
2017年03月07日帝国ホテル 東京が、バレンタインデーに向けたバラエティー豊かなチョコレート商品と特別メニューを期間限定で提供する。本館1階のガルガンチュワでは、大人のための上質なチョコレートを用意。一粒ずつ丁寧に手作業で仕上げる「ボンボンショコラ」シリーズの新商品として、「クール」(9個入り 2,500円)が登場。刻んだ小梅、イチゴのピューレ、赤紫蘇を加えた南高梅のジャムにハチミツ入りのホワイトチョコレートガナッシュを重ね、赤く色づけしたホワイトチョコレートでコーティングをした「ウメボシ」と、ドライフルーツが入ったイチゴ風味のガナッシュをシリアルとホワイトチョコレートでコーティングした「グラノーラ」の新作2種に、「アールグレイ」、「シトロン ヴェール」を加えた計4種のショコラを、ハートのホログラムをあしらったバレンタイン限定ボックスにセット。さらに、ケーキのフレーバーをチョコレートで表現した新感覚のボンボンショコラとして人気の「ガトー」(6個入り 2,400円)がリニューアル。ショートケーキやモンブランなど、お馴染みのフレーバーに加え、開店当初から人気のブルーベリーパイをイメージした新フレーバーを詰め合わせた。その他、「マーブルアソート」(9本入り 1,400円)や「ビターアソート」(20枚入り 1,300円)などの新商品も数量限定で登場する。ケーキの限定商品には、甘酸っぱいベリーのジュレとブラウニーをチョコレートムースで包んだ見た目にも華やかな「ハートフル バレンタイン」(2,200円)と、コクのあるヘーゼルナッツのプラリネをのせたパイ生地で2種類のチョコクリームをサンドした「ザ・スイーツ ドゥーブル ショコラ」(1,500円)を用意。また、期間限定ブレッドとして、チョコレートチップ、クランベリー、ローストしたアーモンドをパネトーネの生地に織り混ぜたドーム型の「パン ドルチェ」(2,250円)を、2月28日まで販売する。本館17階のインペリアルラウンジ アクアでは、「バレンタイン女子会プラン」(7,000円※税・サ込)と題した特別コースを、2月1日から2月14日まで提供。ホテル最上階の夜景を望むラウンジで、紅茶やマスカットのリキュールを使用したバレンタインカクテルを含むフリードリンクと共に、チョコレートやオードブルを楽しむことができる。本館1階のランデブーラウンジ・バーでは、ショコラティエの市川幸雄氏が手掛けるボンボンショコラとカフェがセットになった「バレンタインショコラセット」(2,580円※税込・サ別)を用意。また、チョコレートのリキュールを使用した期間限定のオリジナルカクテル(1,680円~※税込・サ別)を、2月1日から2月14日まで提供する。
2017年01月25日歌舞伎俳優の市川海老蔵が、9日に放送された日本テレビ系特番『市川海老蔵に、ござりまする。』の密着取材を受け、妻・小林麻央の病状について「今だから言えるけど、今年の夏は本当に無理だと思っていた」と覚悟していたことを、昨年10月に明かしていた。現在乳がんで闘病中の麻央は、この時、局所コントロールのための手術を実施。当時、取材を受けた海老蔵は「言っちゃえば絶対に治らないレベルの病気だった。早かったら今年(2016年)の3・4・5月でたぶんダメだった。なんとか綱もないようなところを渡ってきて、まさか手術できるとは思わなかった」と、奇跡の回復で手術を受けることができたと強調した。ただ、「ここから普通のガン(患者)の人としての戦いが始まるという感じ」と、長い戦いへの心構えも持ち合わせていた。同番組では、昨年6月に麻央の乳がん公表した海老蔵が、記者会見場に向かう車の中にも密着し、「(麻央に)『ごめんね』って言われたけど、関係ないよね」と語る場面も。会見場の控室では「麻央と子供のことが心配だよね。そこなんだよね…」と、公表することへの懸念を漏らしていた。それでも、2週間後に長野・志賀高原へ子供たちと訪れた際には「あの会見を開いて、私自身が変わったかな。麻央も集中できるし、私自身も堂々としていられる」と前向きに捉える姿があった。一方で、長女の麗禾(れいか)ちゃんは状況を理解しており、「清算できない悲しさ」があるという海老蔵。「何もないときに『ママはいつ帰ってくるの?』って泣いてたりするんで、抱きしめて『ごめんね』って言うしかないですよね。そしてずっと抱っこしていると、彼女の方が僕よりも大人なんで、パパが気を使っちゃってるなって理解して、落ち着くわけですね」と、苦しい胸の内を紛らわせるかのように、笑顔で語っていた。
2017年01月10日全編独占の貴重な密着映像で市川海老蔵一家の家族の絆と夫婦の愛を描くドキュメンタリー「市川海老蔵に、ござりまする」が1月9日(月)今夜日本テレビ系でオンエアされる。元「NEWS ZERO」キャスターで現在は海老蔵さんの妻となった麻央夫人との出会い以来、海老蔵一家を追ってきた日本テレビの海老蔵取材班によるドキュメンタリー第4弾となる今回は、昨年6月の麻央さんのがん報道と記者会見、その後の試練の中でひたむきに家族を守り続ける海老蔵さん、そして家族の姿にフォーカスする。結婚以来、海老蔵さんを追い続けている密着取材班にも病を隠し続けた海老蔵さん。そのとき家族に何が起こっていたのかを新たに明らかになった事実をもとに検証。記者会見に向かう車内で「ずっと誰にも言ってなかったからね」と初めて取材班に向けて語った真実。激動の「記者会見の日」の裏側がいま明かされる。さらにこれまでカメラの前では多くを語ってこなかった海老蔵さんが、妻・麻央さんへの思いや夫婦の「絆」、家族を守るための「決意」などを番組だけに語ったロングインタビューも。そして昨年夏、子どもたちと過ごす時間を大切にしたいと願い、舞台の上とは全く違う“育メン”として親子で散歩や食事、お出かけの日々を過ごした、襲名以来初の1か月に及ぶ長期休暇の様子や、その一方で2月のUAE(アラブ首長国連邦)、3月のニューヨーク・カーネギーホールでの自主公演など、歌舞伎を文化として根付かせようと奮闘する海老蔵さんの異国の地での新たな挑戦など、海老蔵さんの2016年を多角的に取材した映像は必見。また麻央さんががん闘病を公にしてから初めてカメラの前で海老蔵さんへの思いを語る。このインタビューは麻央さん自らの提案で、1月4日、麻央さんが入院する病室で行われたもの。また番組では海老蔵さんが入院中の麻央さんをサポートする様子など夫婦の現在の日常も紹介するという。「市川海老蔵に、ござりまする」は1月9日(月)22時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2017年01月09日歌舞伎俳優の市川海老蔵が9日、自身のブログを更新。米大統領選でドナルド・トランプ氏の勝利が確実になったタイミングで、「アンビリバボー」と驚きの示した。この日、「ただいま。トランプさん優勢」「大統領選挙はトランプさんになりそうですね」などとブログで大統領選に関心を示していた海老蔵。その後、トランプ氏の勝利が確実と報じられると、テレビのニュース画面をアップし、「まじか?!トランプ大統領か!アンビリバボー」と率直な感想をつづった。そして、「とりあえずおめでとうございます」と祝福。「かしら、日本はどうなる?の方が日本人はきになるね」と続け、「もう期待するしかないですね」と今後に期待した。
2016年11月09日小栗旬や藤原竜也をはじめ、現在第一線で活躍する俳優・女優たちを厳しくも愛を持って育ててきた故・蜷川幸雄。多種多様なキャスティングと独創的で強烈な演出で“世界のニナガワ”としてその名を轟かせた蜷川さんの傑作舞台「彩の国シェイクスピア」シリーズ全22作品が、映像配信サービス「dTV」にて独占配信中だ。去る5月12日、惜しまれつつも80歳でこの世を去った世界的な演出家、蜷川さん。“演劇界の革命児”とも呼ばれ、国際的にも高く評価された舞台演出家として文化勲章も受賞するなど、数々の功績を残してきた。現在、dTVの「シアターチャンネル」では、そんな巨匠による傑作舞台「ロミオとジュリエット」をはじめとした名作を配信中。さらに、映像配信サービスでは初めてとなる「彩の国シェイクスピア」シリーズ全22作品を独占配信がスタートしている。現在は夫婦となった市村正親と篠原涼子が初共演した名作悲劇「ハムレット」をはじめ、小栗さんが主演を演じ、男性俳優のみが集結した“オールメール・シリーズ”の名作「お気に召すまま」や「間違いの喜劇」、阿部寛、藤原さんらが出演し、シェイクスピア作品の中でも特に人気が高いローマ悲劇「ジュリアス・シーザー」、唐沢寿明、田中裕子、長谷川博己などによる「冬物語」など、数々の名作を名優たちの演技と共にもう一度楽しむことができる。<配信タイトル>(全22作品)「十二夜」「リチャード三世」「ハムレット」「ペリクリーズ」「タイタス・アンドロニカス」「間違いの喜劇」「マクベス」「お気に召すまま」「コリオレイナス」「恋の骨折り損」「オセロー」「リア王」「から騒ぎ」「冬物語」「ヘンリー六世」「じゃじゃ馬馴らし」「アントニーとクレオパトラ」「シンベリン」「トロイラスとクレシダ」「ヘンリー四世」「ヴェニスの商人」「ジュリアス・シーザー」蜷川幸雄「彩の国シェイクスピア」シリーズはdTVにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日