女優の葵わかながNHK連続テレビ小説第97作「わろてんか」のヒロインに決定し、本日9日(木)に行われた記者発表会見に出席した。本作は、明治の後半から第二次大戦直後の大阪を舞台に、ヒロイン・藤岡てんが愛と笑いをもって家族や仲間たちと懸命に生き、日本で初めて“笑いをビジネスにした女性”と言われるまでを描いた一代記。吉本興業の創業者である吉本せいがモデルになっている。同席した後藤高久チーフプロデューサーは、2,378名の応募者の中から葵さんを選んだ理由を、最終テストでの違和感のない京都弁(てんの出身地が京都)と台本を読み込んで表現する演技力、何よりも現在18歳ながら、17~50歳のてんを演じることも容易にできるんじゃないか?と感じられる伸びしろの大きさが決め手になったと説明した。朝ドラヒロインオーディション3回目で夢をつかんだ葵さん。昨日大阪で吉報を受けた葵さんは、「ヒロインという大役に決めていただけたことを受け止めきれず、まだ夢のような気がしています」と戸惑いの表情を浮かべながらも、「いたらないところもあると思うし、絶対乗り切ってみせる!ということはまだ言えないですけど、てんちゃんと一緒に少しずつ成長しながら、見てくれる人に笑顔を届けられるように精いっぱい務めていきたいと思いますので、温かく見守ってください」と初々しいコメント。役については、「てんちゃんの役はモデルになった方がいるので、その方の歴史はちゃんと勉強したいと思うし、(物語は)戦前からはじまるので、最初はお着物を着る機会があると思うので、そういう所作もきちんと見られるようにしたいと思います」と気合十分。一方で、神奈川出身のため方言に苦戦し、テストのときも京都弁特有の抑揚が多いところで「ハラハラした」と述懐するが、後藤チーフプロデューサーから「たぶん耳が良いんでしょう。なめらかな京都弁になっていました」と褒められると照れ笑いを浮かべた。今後は大阪で撮影を行うことになるが、葵さんは「ずっと一人暮らしをしたいと思っていたので、まさかこういう形で叶うなんて」と喜ぶと、「美味しいものが多いと聞くので、撮影期間中はたくさん食べたいと思います」と目を輝かせた。平成29年(2017年)度後期 連続テレビ小説 「わろてんか」は2017年10月2日(月)~2018年3月31日(土)全151回放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月09日「堀北は翌日仕事だと、友達の誘いを断わって台本を読み直し、早く寝てしまうタイプ。14歳で芸能界入りして以来、事務所に厳しく教育されてきた。 だが山本は、忙しいなかでも友達と遊ぶことで演技の幅が広がると考える役者。結婚生活は堀北にとって、カルチャーショックだった」(堀北の知人) 堀北真希(28)が2月いっぱいで所属事務所との契約を満了、引退を発表した。2012年のNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』などで知られる若手実力派女優のイメージは「優等生」。 彼女が変わったのは、2015年8月、山本耕史(40)の猛プッシュに負け結婚してからだ。 「堀北は芸能界入りしてから結婚するまで庶民的なラーメンを食べたことがなかった『箱入り娘』。山本は肉味噌から手作りしたプロ顔負けのジャージャー麺を振る舞い感激させた」(堀北の知人) しだいに堀北の気持ちは、主婦として夫を支えるほうに向き、事務所が打診する仕事を断わるように。最後のドラマとなった昨年1月期の連ドラ『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』の現場では、終始眠そうな顔を見せた。以前の彼女では考えられないことだ。 クランクアップ直後に妊娠、出産。今年2月末の契約満了を待って引退。すっかり「山本色」に染まった堀北は、つい最近、髪を生まれて初めて茶髪にした。(週刊FLASH 2017年3月21日号)
2017年03月07日有村架純を主演に迎え4月から放送される連続テレビ小説「ひよっこ」。この度、本作の主題歌を桑田佳祐が担当することに決定。NHKドラマに楽曲提供をするのは今回が初めてだという桑田さんの新曲「若い広場」が物語を彩る。連続テレビ小説「ひよっこ」は、東京オリンピックが開催された1964年から始まる、高度成長期の真っただ中で、地方から集団就職で上京した“金の卵”ヒロイン・谷田部みね子(有村さん)が、懸命に働き自らの殻を破って成長していく波乱万丈青春記。ヒロインの有村さんをはじめ、沢村一樹、木村佳乃、佐々木蔵之介など豪華な俳優陣の出演にも注目が集まっている。そんな本作の主題歌が、桑田さんの2017年活動一発目となる新曲「若い広場」に決定。待望のNHKとの初タッグとなる。現段階では、タイトル以外楽曲の詳細は発表されていないだけに、一体どんな曲が、日本の朝を彩ることになるのか、大いに期待が高まる。桑田さんは今回の主題歌起用について「身に余る光栄でございます」と話し、「『ひよっこ』は1964年を舞台に始まる物語ということで、自然と自分自身の人生をいま一度辿っていくような感覚とともに、夢と希望に溢れた日本の未来に思いを馳せながら、歌詞を綴りました。古き良き日本の情感のようなものも、合わせて感じていただけますと幸いです」と楽曲への思いを明かした。またヒロインを演じる有村さんは、本楽曲の感想について「ゆったりとした曲調が、1960年代から始まるこの物語をフワーッと想像させてくれて、暖色系の明かりが自分を包み込んでくれているような、そんな感覚になりました。どこかしら懐かしく感じるメロディーと桑田さんの歌声は、温かくてとても心地よく、聴き入ってしまいます。放送を楽しみにしていて下さい」と、期待高まるコメントを寄せた。平成29年度前期連続テレビ小説「ひよっこ」は4月3日(月)~9月30日(土)まで8時15分~ほかにて、全156回で放送予定。(text:cinemacafe.net)
2017年03月03日《契約が満了したこのタイミングで、アーティストとしての初めてのお引っ越しを決めました》 自身のオフィシャルブログで3月1日付けで所属していたレコード会社、ユニバーサルミュージックからソニー・ミュージックレーベルズへの電撃移籍を発表した宇多田ヒカル(34)。10年に「人間活動」のために音楽活動を一時休止。その後、宇多田はイタリア男性との再婚、出産を経験していた。8年間のブランクを経て昨年、久しぶりに発表したオリジナルアルバム『Fantome』が大ヒットした。 「『Fantome』は、国内のCDセールスでオリコンチャート4週連続1位を記録しました。デジタル配信とCD合わせて売り上げ100万を突破。海外でも配信ダウンロードランキング『iTunes』で全米3位と大成功を収めたんです。通常であればこのままレコード会社とも契約を延長し、次作の制作に取り掛かるところなので、驚きました」(音楽関係者) “異例の移籍”の裏で何があったのか――。そのカギを握る“3人の恩人”の存在を別の音楽関係者が明かす。 「デビュー以来ずっと宇多田を支えてきた恩人で“チーム宇多田”ともいえるクリエーターたちです。移籍先でこの3人の再結集が可能になったことが、宇多田の決断を後押ししたのです」 その一人が、プロデューサーのM氏。 「メジャーデビューする前、宇多田は、母親で歌手の藤圭子(享年62)と父親の宇多田照實氏(68)と家族バンド『U3』を結成して、英語の楽曲を歌っていたんです。当時、14歳だった彼女の才能を最初に認めたM氏が、「日本語で歌わないの?」と持ちかけ、デビューにつながったのです」(前出・別の音楽関係者) M氏は別の曲の予定だったデビュー曲を『Automatick』でいくことを強く推して、765万枚の記録的ヒットにつなげた。宇多田をスターダムに押し上げた立役者でもある。 もう一人が制作面を支えたO氏。やはりデビューから関わり、彼女のことを「アーティストとして信じる」と公言して憚らない。宇多田本人からも最も信頼されている。 そして3人目がプロモーション担当のK氏で、母・藤圭子の死をテーマにした「『花束を君に』を、NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』の主題歌に採用されるように仕掛けた人物だ。 「『花束を君に』をはじめとして、前のアルバムは母の藤圭子に捧げるものでした。ただそれを最初から前面に押し出すことは宇多田にとって本意ではなかったんです。楽曲の良さをきちんと伝えることを優先したいという彼女の意向を踏まえて、連日流れる報道番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のテーマ曲に起用させるなど、K氏は完璧なプロモーションを仕掛けました」(広告代理店関係者) この“3人”と移籍先で再び最強チームを組むことを望んだ宇多田。その思いを前出・音楽関係者が語る。 「彼女は13年8月に飛び降り自殺した母親の死後、改めて藤の曲を聴き込んで、歌手としての母の偉大さがわかったそうです。演歌からジャズまで歌いこなす歌唱力や表現力に対し、アーティストとして自分はまだそこまでいっていない。前作『Fantome』は売れ行きを含め作品として評価され、母に近づくことはできた。しかしまだ超えてはいない。次回作は母を超えるアルバムを残さなければと、強い制作意欲に掻き立てられているようです」
2017年03月03日芳根京子がヒロインを務める、現在放送中の連続テレビ小説「べっぴんさん」。この度、3月中旬からの最終章に登場する本作の新キャストとして、上地雄輔、星野真里の出演が発表。さらに本編では語られなかったアナザーストーリーをオムニバス形式で描くスピンオフドラマの放送が決定した。本作は戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子ども服作りにまい進し、日本中を元気に駆け抜けていくヒロイン・すみれとその家族、そして彼女の仲間たちが夢へと向かう物語。今月中旬からは、オイルショックの不況期を迎え、難しいかじ取りを迫られながらも、子ども服メーカー「キアリス」の未来を見据え、大切なことに気づいていくすみれたちと若手社員の成長を中心に描いていくという。その中で今回、すみれたちの「思いを込めた特別な品」に欠かせない新キャストが決定。まず、連続テレビ小説初参加となる上地さんが、アメリカ仕込みの陽気なカメラマン・亀田役を演じる。映画作りのプロフェッショナルで、現在は大阪の制作会社に身を置く。世界中を旅していた龍一(森永悠希)と知り合いになったのをきっかけに、すみれのある発案の実現化に向け全面的な支援をしていくという役どころだ。上地さんは「とてもアットホームで楽しい現場でした!自分でも少しやり過ぎたかな…と思ったくらい亀田はクセのある役で、終盤の『べっぴんさん』を引っかき回したかもしれませんが」と出演の感想を話し、「ほどよい緊張感と温かい雰囲気に包まれながら撮影した映像です。どう描かれているのか、楽しみにしていてください」とコメント。また共演の芳根さんとは、彼女がデビューする前から知り合いだったそうで、「現場で『収録が押しているよ!巻いているよ!』とすっかりなじんでいたのが不思議でならなかったんです。けれども撮影が進むにつれて、どれだけ共演者やスタッフの皆さんに愛される存在なのかがわかり、親心ではありませんが、つくづくすてきな女優さんになったんだなと、うれしく思います」を思いを明かした。さらに、幼いころから大切にしている宝物のワンピースをもうすぐ小学生になる娘・小雪の入学式に着せたいと思い、ある日「キアリス」にサイズ直しの相談で訪れる保育士・美幸役を星野さん、また、すみれの幼少期を演じた渡邉このみが、すみれの孫・藍役で再登場する。そして今回、本作のスピンオフドラマ「連続テレビ小説べっぴんさん 特別編 忘れられない忘れ物~ヨーソローの1日~」が放送されることも決定。第15週~第20週で若者たちの青春物語の舞台となったジャズ喫茶「ヨーソロー」を舞台に、本編では語られなかった「べっぴんさん」アナザーストーリーを、オムニバス形式で描くという。ラブストーリー・コメディー・感動ドラマ…バラエティーに富んだ5つの物語を、ヒロイン・すみれがストーリーテラーとなって放送する。「連続テレビ小説べっぴんさん 特別編 忘れられない忘れ物~ヨーソローの1日~」は5月6日(土)19時~BSプレミアムにて放送。連続テレビ小説「べっぴんさん」は毎週月曜日~土曜日8時~NHK・総合にて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月02日NHKで放映中の連続テレビ小説「べっぴんさん」がクランクアップを迎えた2月28日(火)、NHK大阪放送局のスタジオでヒロイン・すみれ役の芳根京子をはじめとしたキャストが出席するクランクアップセレモニーが行われた。この日は芳根さんが出演する最後のシーンを収録。芝居のモニターチェックが終了しスタッフがクランクアップを告げた瞬間、スタジオに紙吹雪が舞うというサプライズ演出で撮影がフィナーレを迎えると、驚きと感動で芳根さんは大号泣。ヒロインの夫・紀夫役を演じた永山絢斗をはじめ、ヒロインの母親を演じた菅野美穂、姉・ゆり役の蓮佛美沙子、ゆりの夫・潔を演じた高良健吾、ヒロインたちが立ち上げる子ども服メーカー「キアリス」の仲間を演じた谷村美月、百田夏菜子、土村芳が次々と登場し、約10か月に渡ってヒロインとしてドラマを引っ張ってきた芳根さんを労った。撮影が終了した芳根さんは「“あなたがヒロインです”と言われた日もすごく驚いて、こうして終わった今日もすごく驚いて、幸せだなぁと、すごく感じています。私は本当にこのチームが大好きです。今日もちょっとずつ、みんなの撮影が終わっていくのが、すごく寂しくて…。こんな未熟な私を支えて下ったキャストの皆さん、スタッフの皆さん、本当に感謝してもしきれません」と語り、撮影が終わった達成感と名残惜しさが混じった複雑な気持ちを表現。また涙で声を詰まらせながらも、セレモニーに参加したキャスト一人一人に感謝の言葉を口にした。約10か月に渡って共演した高良さんは「芳根ちゃんが現場に立っている姿はかっこよかったし、すごく立派でした。自分自身のことよりも芳根ちゃんのことを大切に思えたり、芳根ちゃんに嬉しいことがあったら自分のことのように喜べる、そう思わせてくれる主演俳優でした」とヒロインとしてドラマを引っ張った芳根さんを絶賛。またヒロインを支える良子を演じた百田さんは「撮影中にみんなで出かけることができなくて、京子ちゃんがずっと“食品サンプルを作りに行こう!”って誘ってくれていたんですけど、ずっと乗り気じゃなくって…(笑)。でも撮影が終わったので、いくらでも付き合いますので食品サンプルを作りに行きましょう!」と撮影中の裏話を交えたコメントで、セレモニーの場を和ませた。さらにヒロインの夫役を務めた永山さんは「こんなに可愛い奥さんをもらえるとは思ってなかったので、紀夫はハッピーでございます(笑)。何があっても前を向く芳根ちゃんの姿勢に勇気をもらいましたし、隣で頑張っている芳根ちゃんの姿を見て本当に励みになりました」と若いヒロインに感謝の言葉を贈った。クランクアップを迎えたこの日は、芳根さんの二十歳の誕生日ということで、セレモニーにはサプライズでバースデーケーキが登場。セレモニーに参加したキャスト、スタッフによるサプライズ演出に、またしても芳根さんが感動の涙を流す一幕もあった。(text:cinemacafe.net)
2017年02月28日NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』で主演を務めている女優の芳根京子(19)が19日、自身のブログを更新。最後のロケが終了したことを報告するとともに、徐々に終わりに向かう本作への思いをつづった。「ロケ。」と題したブログで、「昨日から神戸にいました。びゅーーん。今日でべっぴんさんのロケは最後かな?」と報告。昨年5月25日にクランクインし、同年10月3日から放送開始、今春4月1日放送に最終回を迎える本作について、「1日1日、最後だね。って言葉が増えて来て いろいろなところでもうすぐ終わるんだなーって実感」とつづった。続けて、「なんて呑気なこと言っても 最後まで容赦なく、笑スケジュールに『すみれ』の『す』の字が途切れることなくズラーっと並んでます」と、まだまだ撮影が詰まっていることを明かし、「朝ドラのヒロインってすごいな、すごいなって思ってる今日この頃です。笑」と感慨深げに記した。そして、「1日1日、必死に必死に。1日終わるごとにいろんなもの削ぎ落とされてる日々な感じですが、笑 ここで負けず、踏ん張って、這いつくばってでも、最後まで完走したいと思います。します。させます。するんです」と決意を新たにし、「ここからはどれだけ楽しめるかだと思ってます。ワクワクします。ドキドキします」と前を向いた芳根。最後は「書きたいことまた溜まって来た、、喜代さんのお話も、、また今度」と締めくくった。ファンからは「京子ちゃんが無事にクランクアップされることを願っております」「最後まで無事に完走できますように」「大変だけど…頑張って。。。」「素晴らしい作品、最後の最後まで... 全力投球で頑張って完成させてくださいね」「ゴールを笑顔で走り抜けてくださいね」「べっぴんさんもあと少しって考えると悲しいです…」「春が待ち遠しいけど べっぴんさんとの別れは 嫌」など、たくさんの応援メッセージや、早くも"べっぴんさんロス"の声が寄せられている。
2017年02月20日「来年は“50歳目前”と見られるでしょ。だから、今年が実質的な40代最後の年。負荷をかけないと、と真摯に思っています。そこで、ジャンルが違う3本の舞台に出ようと決めました。これをやり遂げられないようじゃ50代には行けないぞ、と緊張感を持って。30代で『オットーと呼ばれる日本人』という厳しい舞台に臨むとき、クリアしないと充実した40代はないという覚悟で背伸びして自分を鼓舞したように」 そう話すのは、1月に48歳になった吉田栄作。目標を定め計画的に邁進するのが、若いころからの彼の流儀だ。そんな吉田の今年最初の舞台、音楽劇『私はだれでしょう』(3月5〜26日、東京・紀伊国屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて)は、敗戦後の日本のラジオ界を生きた人たちの物語。吉田は、占領下の放送を監視する民間情報教育局のラジオ担当官、日系二世のフランク馬場を演じる。 「フランクが遠い存在に思えないんですよ。同じ神奈川県出身で、彼は僕も何年か暮らしたカリフォルニア育ちで日本名も持っている。そんな縁で思い入れが深まり、物語の奥に隠されているテーマが心を揺さぶりました」 ’95年、芸能活動を一時休止して渡米する前に、憧れのシンガー・ソングライターの浜田省吾は『真夏の路上』という楽曲を書き下ろした。 「帰国して30代になると、あえて物事を複雑に考えて、ちゃんと実現できるよう努力しました。でね、35歳のときに浜田さんから『もう少しでラクに仕事ができるようになるね』って言われたの。ご自身の体験から出た言葉なんだろうな。そんなときが僕にも来るんだと心に留めていたら、40歳、朝ドラ『だんだん』のころにラクになってきた。その流れでここまで来られたんだけど、このまま50代に行きたくなくて」 最後に吉田は、音楽劇『私はだれでしょう』の見どころをこう語る。 「平和な今の日本で、この平和が本物なのかを深く考えてみる視点も持たないとダメだと思う。演出家の栗山民也さんの狙いは、観客に“自分とは……日本人とは誰なのか?”を考えてもらうことなのでしょう」
2017年02月19日映画『種まく旅人~夢のつぎ木~』やHuluオリジナルドラマ「代償」などで活躍する女優の高梨臨が、藤原晶による人気漫画のドラマ化「恋がヘタでも生きてます」で主演を務めることが決定。共演に田中圭、土村芳、淵上泰史を迎え、高梨さんは最長2か月しか恋が続かないという不器用な“恋ヘタ女子”を演じる。本作は、小学館「プチコミック」で連載されていた藤原晶の同名漫画をドラマ化。恋がヘタな主人公たちの不器用すぎる恋愛模様を描き、恋愛へのあくなき願望はもちろん、人生設計やセックスにまつわる赤裸々なガールズトークも交え、女性の理想と本音が入り乱れた大人が楽しめるラブコメディとなっている。約4年ぶりの連ドラ主演となる高梨さんが演じるのは、新興スマホゲーム会社で働くキャリアウーマンの茅ヶ崎美沙役。会社の経営トップに立つことを目指す一方、恋は最長2か月しか続いたことがなく、「恋より仕事」と突っ張って生きている。また、「東京タラレバ娘」にも出演中の田中さんは、NY帰りの経営のプロ、雄島佳介役に。仕事も恋愛もパーフェクトに見えるが、強引な恋のアプローチのウラには実は乗り越えられない過去が…。NHK朝ドラ「べっぴんさん」の注目女子、土村さんが演じるのは、家事上手な清純派お嬢様の受付嬢、榎田千尋役。美沙のルームメイトでもある千尋は婚約するが、衝撃的な理由でなんと浮気されてしまう。「ダブルミンツ」(原作:中村明日美子)実写映画の出演でも話題の淵上さんは、美沙と同じ職場で働くライバルの橋本司役。女は体の関係だけでOKと割り切って生きている男を演じるという。第1話では、ルームシェアする美沙と千尋に人生最大の恋の転機が訪れる。ついに次期社長の座に就くことが決定的になった美沙は、朝の公園をジョギング中、雄島佳介と偶然出会い、積極的すぎるアプローチに戸惑う。一方の千尋は、交際4年の彼氏についにプロポーズされることに。お互いに喜んだのも束の間、美沙の社長就任の夢はなんと佳介によって奪われ、千尋は婚約者の浮気を目撃し、「男の本音」を知ってしまう…というストーリー。高梨さんは、“仕事ができて上昇志向の強いが、恋には不器用”という美沙役について、「彼女はとにかく、いつも必死。仕事のためにはプライベートも睡眠時間も削って働く、とってもかっこいいキャリアウーマンだと思います」と分析し、「仕事の場面ではプライドも高く、自分に自信を持っていて。恋の部分での自信は皆無で、ドギマギしてしまうようなところを少しコミカルに、美沙の不器用さを面白く演じられればと思っています」と意気込みを語る。そんな美沙との共通点について「作品に入っているときは、時間に追われて、プライベートの時間もほぼなくなりますし、必死なので、そういう面では似ている環境で仕事をしているのかなと思いました。また、仕事を終えて帰宅するや否や、ゴローンとソファーに行くあたりはそっくりです(笑)」。また、佳介役の田中さんについては、「ニューヨーク帰りのハイスペック男子の佳介を、田中さんがどう演じてくださるのか、そして、私の演じる美沙と、どのようなラブストーリーが出来上がっていくのか、いまからとても楽しみです」とコメント、淵上さんには「とても優しそうなイメージの方なので、ちょっとSっ気のある司を演じると、どのように変わるのか、とても楽しみです」とも明かしてくれた。さらに「恋でも仕事でも、頑張っている女性を応援できるようなドラマになればいいな」と語りながら、「男性の方には、こういう恋ヘタ女子のことを知ってもらって、もっと女心を知ってもらえたらいいなと…(笑)」と期待を込めている。一方、相手役の“NY帰りの天才営業マン。絵に描いたような王子様”を演じる田中さんは、「『こういうのありそう!』と『こんなん無いだろ!?』がうまいバランスで存在している」と絶賛しつつも、「17年俳優をやらせてもらっていますが、ここまで自分にないものだらけの構成をされているキャラクターもなかなかない」とコメント。「モヤモヤしたり、共感することがたくさん詰まっていると思うので、ぜひお気に入りのキャラクターや恋愛を見つけて一緒に楽しんで下さい!」とメッセージを贈る。美沙だけでなく、そろいもそろって“恋ヘタ”な登場人物に時々笑って、モヤモヤして、ツッコんで、「あ、でも自分も…」と思わず共感してしまう、そんなドラマとなりそうだ。新・プラチナイト木曜ドラマ「恋がヘタでも生きてます」は4月6日より、毎週木曜23:59~放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年02月18日幸福の科学への出家騒動で波紋を呼んでいる清水富美加(22)。実は、本誌は「清水さんが幸福の科学に“出家”するそうです。さらには団体での活動に専念するため、芸能界も完全引退するそうです」という話を受け、取材を進めてきていた。そこで幸福の科学に確認したところ、2月11日に「当教団の信者であり、出家することになりました」事実を認める回答が。その直後から本人がTwitterを開設し、取材陣が騒ぎ始めたのだった――。 清水といえば、今もっとも勢いのある女優の一人。08年に芸能界入りし、11年に本格的女優デビュー。15年にはNHK朝ドラ『まれ』でヒロイン・土屋太鳳(22)の同級生役を演じ大ブレークしている。そんな彼女が言う“出家”とは、幸福の科学の職員になって働くこと。幸福の科学に詳しいジャーナリストがこう語る。 「これまで所属事務所にも伏せていたそうですが、清水さんが幸福の科学の信者であることは幹部の間でも知られていました。ご両親ともに幸福の科学の信者で、幼いころから教えを固く信じていたそうです。そして彼女は今回、『女優よりもやりたいことが見つかった。これからは、幸福の科学のためだけに働いていきたい』と漏らしているそうです」 最近では仕事現場をドタキャンするなど、“異変”が起きていたという。 「事務所が本人の意向を無視して仕事をさせていたならまだしも、清水さんは最近も自身のTwitterで主演映画『笑う招き猫』の告知を行うなど熱心に仕事していました。彼女がどれだけ突発的に芸能界引退を申し出たのかがうかがえます。彼女のマネージャーは清水さんがブレークする前から二人三脚でやってきていました。『今まで一緒にやってきたのに、なんでこれからという時期に』と途方に暮れていることでしょうね」(テレビ局関係者) そこで本誌が幸福の科学に確認を申し込んだところ、冒頭のように出家の事実を認めるコメントが。またその経緯についてもこう補足した。 「清水富美加さんは子供のころから熱心な当会信者でした。折々に祈願や支部に参列し、仏法真理的価値観を子供のころから学ばれてきました。しかし、次第に主役級の仕事が振られる中で、必ずしも彼女の思想信条にかなっているとは言えない仕事が増えてきました」 そんな彼女は、1月に収録された『女優清水富美加の可能性守護霊インタビュー』(幸福の科学出版)をきっかけに今回の出家を決意したのだという。 「この経典をきっかけに富美加さんは、自らの天命が一人でも多くの人に光を伝え、真理を伝えて、人類救済にあたることにあると確信し、この度、出家される運びとなりました。従って、今月で事務所との契約は解除し、体調が回復しましたら、宗教家としての活動に移ってまいります」 また清水の所属事務所にも確認したところ、担当者は「仕事を休んだことは事実ですが、それ以上はお答えできません」と答えていた。15年4月の本誌インタビューで、清水は女優業についてこう語っている。 《高校時代はすごい反抗期で。母が飴で父がムチ、って感じで、もうケンカばっか。勉強したくない!高校行きたくない!って。でも、高校を卒業して、結局、いちばん困ったときに助けてくれたのはお父さんだったな、ってハッとして。この仕事は、“夢”というより、そのころ迷惑をかけちゃった人たちに、恩返しのためにやっているような感じかなぁ》
2017年02月14日「当教団の信者であり、出家することになりました」 本誌は「清水富美加さん(22)が幸福の科学に“出家”するそうです。さらには団体での活動に専念するため、芸能界も完全引退するそうです」という情報を受け、取材を進めてきた。そこで幸福の科学に取材を申し込んだところ、2月11日に冒頭の事実を認める回答が。その直後から本人がTwitterを開設し、取材陣がにわかに騒ぎ始めたのだった――。 清水といえば、もっとも勢いのある女優の一人。08年に芸能界入りした彼女は、11年に本格的女優デビュー。15年にはNHK朝ドラ『まれ』でヒロイン・土屋太鳳(22)の同級生役を演じブレークしている。だが実は最近、周囲では異変が起きていた。映画関係者が語る。 「実は彼女、1月下旬に行われる予定だった映画の撮影を“ドタキャン”しているんです。事務所の説明では『体調不良』とのことでしたが、連絡があったのは当日朝。何があったのか聞いてみても歯切れが悪く『清水さん、大丈夫?』という声が上がっていました」 その答えが、冒頭の「幸福の科学への出家」だったのだ。もちろんどんな宗教を信仰するとしても、それは個人の自由だろう。だが本人が承諾した契約をほごにし仕事放棄していたとすれば、話は別だ。清水は今抱えている仕事をすべてキャンセルするつもりだという。 「所属事務所はいきなり弁護士から連絡を受け、一方的に彼女の“出家”を告げられたそうです。しかもその日から本人とはいっさい連絡が取れず、この件で一度もきちんと話し合いができていない状態。事務所はきつねにつままれたようになっており、完全にお手上げ。契約は夏ごろまで残っているそうですが、彼女は『出家のためなら途中で仕事を投げ出すことも構わない』という気持ちのようです」 現在、清水は公開待ちや撮影中のものを含めて4本の映画に出演予定。テレビやラジオのレギュラー番組が3本、広告契約も3本など多くの契約を抱えている。それらがすべて公開や放送されなくなるとすれば、その損害は莫大な額に。 「ブレーク中の若手女優であればCM契約は1本3千万円ほど。主に違約金が生じる事項としては“宗教的思想が強い発言”なども該当します。途中で広告が出せなくなった場合、残り期間のギャラは返還。それだけでなく、かかった製作費や差し替え用の費用まですべて負担する可能性も。損害の大きさは計り知れません」(前出・広告代理店関係者) これだけでも億単位の損害になる可能性が。さらに影響が大きいのは映画だ。別の映画関係者がこう説明する。 「大規模な映画の場合、製作費や宣伝費を含めると約5億円。小規模のものでも5千万円ほどはかかっています。たとえば個人の一存で公開中止を訴えたとすれば、公開までにかかった費用と補償にかかるお金まで全額負担しなければなりません」 清水の出演する映画がすべてお蔵入りになった場合、損害賠償額は10億円以上になる可能性もあるという。
2017年02月14日荻窪、八幡山、千歳船橋、二子玉川、上野毛、田園調布…東京の環状八号線沿いにある6つの街を舞台に、6人の女性たちのリアルで切ない恋愛や人生を描くドラマ「感情8号線」。先日15日(日)に放送された第1話で、川栄李奈が久々に歌声を披露し、話題を呼んでいる。CS放送フジテレビTWO ドラマ・アニメで放送がスタートした「感情8号線」は、多くの女性から共感を得た畑野智美による連作小説をドラマ化。舞台となる環状八号線沿いの6つの街は、直線距離では近いのに電車だと乗り換えが必要で、ちょっぴり遠回りになる街。それぞれの街に暮らす、誰にも言えない想いを抱え、DV、不倫など、ままならない恋愛に揺れている女性たちを、本作ではリアルに映し出していく。毎回、主演女優が変わり、その恋愛模様と人生を描いていく本作。第1話(荻窪)では、朝ドラ「とと姉ちゃん」などで好演を見せた川栄さんが主演。その役どころは、劇団員をしながら荻窪の餃子屋で働く23歳のパートタイマー、真希。自分の恋心に気づきながらも思いを伝えられず、空まわりしてしまう恋心を繊細に演じた。近ごろ、女優としての確固たるポジションを築きつつある川栄さんらしく、オンエア後には「ちょっとした目の動きとかがいいんだよなぁ川栄」など、その演技を賞賛する声が集まったが、もう一方で彼女の“歌声”が話題に。川栄さんは、劇中とエンディングで「DREAMS COME TRUE」の神曲「何度でも」を歌い、久々となる歌声を披露。「川栄の『何度でも』の歌声、かわいかった」「歌神だわ。涙流してる」「普通に声好き 可愛かった」など、思いの込もった澄んだ歌声にも大きな反響が集まっている。次週オンエアの第2話では、八幡山を舞台に倉科カナが主演を務め、尾崎豊の「僕が僕であるために」を歌い上げる。以降、千歳船橋、二子玉川、上野毛、田園調布と環状八号線沿いの街を舞台に、それぞれ貫地谷しほり、真飛聖、小野ゆり子、堀田茜が主演。男性キャストにも、田中圭、三浦貴大、堀井新太、杉野遥亮、町田啓太、眞島秀和と各世代の注目男子が集結。ドラマは1話完結の短編シリーズだが、同じ環状八号線沿いに住む彼女たちは、今後物語のどこかでつながっていくオムニバス形式ともなっている。「感情8号線」は日曜23時30分~フジテレビTWO ドラマ・アニメにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2017年01月17日社会現象にもなった『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)に、人気シリーズの『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)など、ヒット作品が目立った秋ドラマ。新たな指標となる総合視聴率によって、より多くの視聴があったことも判明したが、この次のクールとなる冬の連続ドラマが続々とスタートする。連続モノは初回をチェックしないと継続して見ることが難しいが、視聴者は放送が始まる前の段階で、どのドラマを見たいと思っているのか。マイナビニュース会員に、冬の民放連続ドラマの中で期待する「一番見たいと思う作品」をアンケート調査したところ、草なぎ剛が主演を務める『嘘の戦争』(関西テレビ・フジテレビ系)が、見事1位に輝いた。○冬ドラマ期待度ランキング草なぎにとって、昨年末のSMAP解散から再出発となる同作品は、以前主演を務めた同局系『銭の戦争』(2015年1月期)のスタッフが再結集し、草なぎ演じる幼い頃に家族を殺された主人公が、天才的な詐欺師となって復讐(ふくしゅう)を果たそうとする姿を描くもの。今月6日に行われた制作発表会見で、草なぎは「ネガティブな話ではあるんですけど、どこか胸にジーンと来るところがあって、未来に希望が持てるような話になるんじゃないか」と作品への思いを語っていた。今回のアンケートでは、有効回答数1,982票中、得票率16.6%となる330票を獲得。これは、2位に1.5倍をつける圧倒的な期待度だ。その理由を見ると「草なぎくんの出演しているドラマが好きだから」(40歳男性)、「草なぎ剛のドラマは期待ができるから」(24歳女性)と、主演の草なぎに期待をかける声がダントツに多い。ほかにも「銭の戦争が面白かったから」(39歳男性)など、このシリーズを楽しみにしているファンの声も目立った。次いで2位に入ったのは、吉高由里子主演の『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)で、得票率10.9%と、こちらも2ケタに乗せた。同作は吉高演じる、女子会を繰り返す売れない独身脚本家・倫子が、厳しい現実にぶち当たりながら、恋に仕事に奮闘する姿を描くストーリーで、朝ドラ『花子とアン』以来3年ぶりのドラマ主演となる吉高への期待に加え、東村アキコの原作マンガのファンも多く、「マンガがかなり人気の作品だし、キャストの吉高由里子と大島優子が好きだから」(25歳女性)など、女性層からの支持が集まっている。そして3位は、草なぎと同じく、SMAP解散からの再出発となる木村拓哉主演の『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)。プライドが渦巻く病院で繰り広げられるヒューマンラブストーリーで、竹内結子、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、及川光博、浅野忠信という豪華共演陣でも話題だ。主演ドラマはどれもヒット作となる木村だけに、「キムタクのドラマは全部面白いから」(49歳女性)というファン層の投票が圧倒的。それに加え、「SMAP解散後の初主演ドラマなので注目」(35歳男性)など、"SMAP解散後初"という話題性を理由に挙げる人が多かった。これは、同じくSMAPメンバーだった草なぎ主演の『嘘の戦争』への回答では見られなかった現象だ。この他、8位に入ったTBS系火曜22時の『カルテット』には、「面白かった前シーズンの枠だから」(50歳男性)と、『逃げ恥』がヒットした"枠"へ信頼感を寄せる意見も。"枠"と言えば、昨年は全作の平均視聴率が1ケタ台に沈んだフジテレビ系の「月9」だが、今クールの『突然ですが、明日結婚します』は、今回のアンケートでも17作品中12位という厳しい状況ながら、「月9は定番だから観ないとね!」(44歳男性)などといった声が多数寄せられており、やはりそのブランドへの期待は失われていないようだ。調査期間: 2017年1月5~8日調査対象: マイナビニュース会員有効回答数: 1,982名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2017年01月10日吉田鋼太郎連ドラ初主演作として昨年放送され人気を博した「東京センチメンタル」がスペシャルドラマとして帰ってくる。SP版のタイトルは「東京センチメンタルSP~千住の恋~」。1月3日(火)今夜23時30分からテレビ東京で放送される。本作は東京・言問橋の老舗和菓子店「くるりや」の職人・久留里卓三(吉田さん)が繰り広げる日常を描いたオリジナルドラマ。職人としては素晴らしい技量を持っているが私生活では離婚歴がありバツ3。56歳になったいまも、幼いころ父に買ってもらった年代物の一眼レフカメラを持って町を散策、自由気ままな日々を送っている卓三が、谷中、根津、千駄木を示す「谷根千」など、開発が進む東京のなかでも昔から変わらない景色を残す実在する東京の下町を舞台に、ちょっぴり切なくて、ノスタルジックな気分になるような大人の物語を繰り広げる。連ドラ版に続き、昨年NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」のヒロインで大ブレイク。3月公開の『ひるね姫~知らないワタシの物語~』で主人公・森川ココネの声優も担当する高畑充希がくるりやの看板娘・須藤あかねを、この夏公開の映画『銀魂』で主人公・坂田銀時を演じる小栗旬が卓三の行きつけの蕎麦店の店主・荒木を演じるほか、卓三の昔馴染みの柴田幸吉役でラーメンズの片桐仁も引き続き続投。さらに今回はスペシャルということで卓三の息子とそのフィアンセ役で福士誠治と鈴木杏が初登場するほか、卓三の恋の相手となるゲストマドンナにはWOWOWドラマ「楽園」や1月新ドラマ「就活家族」の放送も控える黒木瞳を迎える。自由気ままな日々を送っている卓三のもとにある日、卓三の一番目の妻との息子である正弘(福士さん)が訪れる。突然の訪問にぎこちない空気が流れるなか、正弘は「近々結婚するので、相手の女性と食事をして欲しい」と卓三に言う。「くるりや」のアルバイト店員であるあかねに「父親らしい振る舞いをするんですよ」と言われ、駄々をこねながらも食事会の場所に向かう卓三。正弘の婚約者・留美(鈴木さん)は明るく聡明でとても好印象だが、留美の叔母の美奈子(黒木さん)がなかなか現れない。待つのも限界と思ったところについに美奈子が登場。その瞬間「叔母の概念を崩された…」と心の中で呟く卓三。だが食事会が進むにつれて2人は初対面なのに言い合いのケンカに発展。最悪の出会いだったが運命は2人を放っておかなかった。東京の下町を舞台に「ケンカから始まる恋」が幕を開ける…というのが今回のSPのストーリー。「東京センチメンタルSP~千住の恋~」は1月3日(火)23時30分からテレビ東京で放送。(笠緒)
2017年01月03日昨年、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で一躍脚光を浴びた女優・小芝風花(19)。2014年には初主演映画『魔女の宅急便』での演技が評価されて第57回ブルーリボン賞・新人賞を受けるなど順調に女優の道を歩み続けているように見えたが……2度目の映画主演となる『天使のいる図書館』(2月11日奈良県先行/2月18日全国公開)は悩みながらの撮影だったという。昨年12月8日、所属事務所・オスカープロモーション主催の「晴れ着撮影会」に出席した小芝に会い、胸の内と今後の展望を探った。――2016年1月1日のブログで、申年にかけて「見る! 聞く! 言う!」を目標に掲げていましたね。できた! という感じではありませんが(笑)、1年を通してちょっとずつ。このお仕事でとても大切な「見る」「聞く」からはすごく吸収できたのですが、特に今までは「言う」がなかなかできなくて。自分の意見を言うことはすごく勇気がいることですが、言わないと伝わらない。下半期ごろから、「怖がってちゃいけない!」と思うようになりました。少しずつ……です(笑)。――朝ドラ現場での「言う」は?週に1回あるリハーサルに参加させてただいていたのですが、その時は監督に相談に乗っていただいたりしました。一人の女性の人生を演じさせていただいたので、やっぱり少しずつ成長していかないといけない過程で、監督とシーンごとに細かくお話できたのはすごく貴重な経験でした。これまでは、「今を生きている」役がほとんど。一人の女性がいろいろなことを経験していって、どんどん大人になっていく過程を3カ月という短い期間で演じさせていただいたのは、やりがいがあったと同時にすごく勉強にもなりました。――朝ドラに出て、周囲の反応の変化は?祖父母のお散歩仲間の方々とお会いした時に、「観てたよ!」と言っていただいて。よく声を掛けていただけるようになりました。――2月には主演映画『天使のいる図書館』が公開されます。2カ月間、奈良に行ったそうですね。2016年は悩んだ年でもあって、ちゃんと自分に主演が務まるかすごく不安でした。めちゃくちゃ悩んだ作品です。役のイメージが固まってきたかなと思ったら、変えないといけなくなっちゃったり。話し方や動きひとつとっても変わった女の子で、今までやったことがなかったのも難しさを感じる理由だったと思います。心がホッコリする作品になっていると思いますので、ぜひたくさんの方に観に来てほしいです。地元の方が本当に親切で。朝早くからごはんを作りに来てくださったり、住んでいらっしゃるお家を貸していただいたり。奈良の魅力がたくさん詰まっている作品になっていると思います。――10月25日付けのブログでクランクアップを報告されていましたが、「これから編集作業もあると思いますが最後までどうぞよろしくお願いします」というスタッフの方々に向けたメッセージも書き込まれていました。演じる立場として私ができることは、撮影中に「目一杯その役を演じ切る」。撮影を終えてもスタッフの方々の作業はまだまだ続きます。この前、アフレコで監督にお会いしたら朝7時まで編集に追われていたと聞きました……。一般の方々にはそういう情報が届かなかったりするので、少しでも知っていただきたくてブログに書きました。――さて、そろそろお時間です。2016年は「見る! 聞く! 言う!」でしたが、2017年はどのような目標に?2017年は酉年ですよね? ……干支はちょっと置いといて(笑)。20歳になる年でもあります。今までは周りの意見に左右されてフラフラしてしまう時もあったので、1度落ち着いて自分を見つめ直して、しっかりと物事を見据えていきたいと思います。■プロフィール小芝風花(こしば・ふうか)1997年4月16日生まれ。大阪府出身。2011年にイオンとオスカープロモーションが共同で開催した「ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得。2012年にドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビューを果たした。初主演映画『魔女の宅急便』(2014年)での演技が評価され、第57回ブルーリボン賞・新人賞を受賞。2016年には、NHK連続テレビ小説『あさが来た』やフジテレビ系『早子先生、結婚するって本当ですか?』などのドラマに出演した。2017年1月クールのTBS系ドラマ『下克上受験』(毎週金曜22:00~)にレギュラー出演。
2017年01月03日『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)で、初の紅組司会を勝利で完走した女優の有村架純。リハーサルや本番では、慣れない司会業に挑む彼女を気づかう"ゆかり"のある出演者たちの姿があった。これまでグループとして5回にわたって白組司会を務めてきた嵐の相葉雅紀は、フジテレビ系月9ドラマ『ようこそ、わが家へ』(15年)で、有村の兄役を演じた関係。リハーサルでは、有村が言葉に詰まっても穏やかに待ってあげたり、段取りを忘れると肘でつついて気付かせたり、立ち位置に誘導してみせるなど、ここでも"兄"のような振る舞いでリードしていた。囲み取材で相葉は、ドラマ撮影時の有村との空気感が「またよみがえった感じ」と話し、「細かいんだけど、ご飯の時間は気をつけて(笑)」と、まるで身内のようなアドバイスを送っていたのが印象的だった。7人組グループ・AAAの西島隆弘は、有村主演の月9『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋、16年)で恋人役を演じた間柄。紅白両組の出場経験があるAAAは、今回白組に所属していたが、西島は「やっぱり架純ちゃんがいらっしゃるので、個人的には紅組が良かったなと思いますけど(笑)」と寄り添いたい気持ちを話していた。有村がかぐや姫役を演じているauのCM「三太郎シリーズ」で、浦島太郎役の桐谷健太は、同CMで披露された「海の声」で初出場。有村と面談した際、「お互い(CM撮影時の)和服じゃなかったので、変な感じやなという話をしました」とその様子を明かした。そして、本番生放送で、有村が「桃ちゃん(松田翔太)も金ちゃん(濱田岳)も鬼ちゃん(菅田将暉)も乙ちゃん(菜々緒)も、みんな応援しているからがんばって!」と送り出すと、桐谷は「ありがとう、かぐちゃん!」と応えてみせた。そして、審査員として出演したのは『いつ恋』で共演した高畑充希。主演した朝ドラ『とと姉ちゃん』主題歌「花束を君に」を披露した宇多田ヒカルとのやり取り後、有村が「充希もありがとうございました」と下の名前で呼んで感謝すると、高畑は「あと少し頑張って」と仲むつまじい様子でエールを送っていた。
2017年01月01日TBSで28日、今年のニュースやブームにまつわる"余談"を当事者や関係者が続々と発表する『余談大賞2016 激動の今年総ざらい!重大ニュース(秘)話祭り』(21:57~23:54)が放送される。お笑いタレントの東野幸治とモデルの新川優愛がMCを務める。東野は「今年もいろんなことがあったので、芸能ニュース以外でも築地市場移転の余談とか、社会問題のような余談も加わってきましたし、あとなぜか海外ロケとかマグロまるまる一本解体とか、どうやりくりしたか知らないですけど、妙に番組が派手になっていました!」とコメント。「個人的には博多駅前陥没の余談が印象的でした。あと、岡田結実ちゃんの余談もですかね」と収録を振り返った。また、「僕の今年の余談は、大阪の番組で週刊文春のベッキーさんとゲスの極み乙女。の川谷さんのLINE流出の件を、熊切あさ美さんとはしゃぎながら朗読したんですね。(大阪なので)バレてないと思っていたら、ベッキーさんが知っていて、『ワイドナショー』で『やってましたよね・・・』ってすっごい言われてしまいました」と告白。「後日、本人には届いていないと思いますけど、番組で熊切さんと二人で真剣に謝りました。『本当に申し訳ございません・・・!』と」と明かした。なお、同番組では2016年に隠された初出し裏話が満載。「メイプル超合金ブレイクの余談」「岡田結実ブレイクの余談」「文春砲の余談」「ゲスの極み乙女。活動休止前ラストライブの余談」「ピコ太郎の余談」「フリー女子アナ大躍進の余談」「真田丸フィーバーの余談」「朝ドラ大ヒットの余談」といった芸能界の話題に加え、「築地市場移転の余談」「ディズニーランドの余談」「博多駅前陥没の余談」「トランプ次期大統領の余談」なども取り上げる(予定)。(C)TBS
2016年12月27日22日に放送予定だったNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(毎週月~土曜8:00~8:15)の第44話が、福島県沖で起こった地震の影響で放送休止となった。地震を受け、テレビ各局は予定を変更して地震や津波のニュースを放送。NHKも地震発生直後から地震報道を展開し、『べっぴんさん』がスタートする8時になると、「この時間放送予定の『べっぴんさん』は、あす午前8時から放送します」とテロップで休止を発表し、NHKのホームページでも伝えている。続く『あさイチ』(毎週月~金曜8:15~)も、「あさイチの時間ですがニュースを続けます」と放送を休止し、その後も地震報道を続けている。『べっぴんさん』は、会社経営者の家に生まれた坂東すみれが、戦後の混乱の中、赤ん坊を抱えて「子ども服作り」を始め立ち直っていく姿を描く物語。女優の芳根京子がヒロインのすみれを演じている。
2016年11月22日女優の黒木瞳が、吉田羊と木村佳乃をW主演に迎え桂望実のベストセラー小説を初監督で映画化した『嫌な女』。早くも12月7日(水)よりブルーレイ&DVDがリリースされることを記念し、本作のメイキング映像の一部が初公開された。黒木監督が、原作に惚れ込み、朝ドラ「とと姉ちゃん」や「TIGER&BUNNY」シリーズなどを手がけてきた人気脚本家の西田征史と共に4年の月日をかけて映画化した本作。傷つくことを恐れて他人と深く関わりを持たないように生きてきた、吉田さん演じる真面目すぎる敏腕弁護士・石田徹子と、無邪気に人の心に入り込んで夢を見させる、木村さん演じる派手好きの天才詐欺師・小谷奈津子。この立場も境遇も違う対照的な2人の人生のケミストリーを鮮やかに描き上げ、女性の強さと友情をコミカルかつ情感豊かに映し出し、いまの自分を変えたいと思う人の背中をそっと押すような、“人生見つめ直し”エンターテインメントに仕上がった。キャストには、吉田さん、木村さんという第一線で活躍する2人の人気女優をはじめ、中村蒼、古川雄大、佐々木希、寺田農といった豪華俳優陣も集結。今回は、そんな本作のブルーレイ&DVDに収録される特典映像から、“2つの場面が同時進行するシーン”&“結婚式シーン”の撮影の裏側が到着。壁を隔てて“2つの場面が同時進行する”という難しいシーンでは、黒木監督の言葉にそれぞれ真摯に応じる木村さん、吉田さんの姿が。また、クライマックスの“結婚式シーン”でも、木村さんや“新郎”古川さんにこだわりの演出を見せる様子がとらえられている。ブルーレイ&DVDには、本メイキング映像のほか、宝塚歌劇団出身の黒木監督が吉田さんのナレーションに対して“音”で表現する独特な方法で演出指導し、吉田さんを困惑させたというエピソードが明かされた初日舞台挨拶の模様も収録。ここでは、監督自身がこの演出を実演してみせるも、独特すぎる演出に他の出演者も驚きを隠せず、ミュージカル俳優として活躍する古川さんさえ「僕にも分からない!」と応え会場を沸かせていた。このほかにも、外国特派員記者会見やプレミア舞台挨拶の映像なども収録され、特典映像も見どころ満載となっている。『嫌な女』ブルーレイ&DVDは12月7日(水)より発売、同日レンタル開始。ブルーレイ 4,743円+税/DVD 3,800円+税発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(text:cinemacafe.net)
2016年11月21日NHK連続テレビ小説、通称"朝ドラ"。1961年に放送を開始してから、現在放映中の『べっぴんさん』で95作目となる。月曜から土曜まで15分間の放送を毎朝チェックする"朝ドラファン"は多く、高い視聴率を記録するだけでなく、出演するヒロインや相手役がドラマ終了後に大きく羽ばたいていくことでも話題だ。今回は、近年の朝ドラの中でも放送時間が8時~8時15分に変更となった、2010年度前期『ゲゲゲの女房』以降の作品を対象に、マイナビニュース会員2,037名に好きな作品を聞いた。Q.2010年以降のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)で、好きな作品を教えてください1位 あまちゃん 557名2位 ゲゲゲの女房 343名3位 あさが来た 226名4位 マッサン 219名5位 とと姉ちゃん 159名○脚本とヒロインのハーモニーが話題の『あまちゃん』■あまちゃん(2013年度上半期)・「クドカン(宮藤官九郎)の脚本で毎日明るく、楽しく過ごすことができたから」(49歳女性/教育/専門サービス関連)・「主演の、のんちゃんが光る」(35歳男性/設計/メカトロ関連技術職)・「東北を元気にしてくれたドラマだったから!」(44歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「今までにないスタイルのストーリーで面白かった」(35歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「朝ドラにはまったきっかけになりました。続きが楽しみで早起きして見たのは、『あまちゃん』だけですね」(40歳男性/専門店/販売・サービス関連)・「登場人物がかわいく、かっこよかったし、クドカンの脚本も良かった。いい話なだけでなくおもしろかった」(25歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「クドカンワールド全開で、朝から楽しくて泣けて毎日楽しみだったから」(21歳女性/その他/その他・専業主婦等)■ゲゲゲの女房(2010年度上半期)・「有名な漫画家を支える奥様の様子が良かったから」(32歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「これで朝ドラにハマり、その後のシリーズも録画してまで見るようになったので。松下奈緒が控えめで芯の強い女性を好演! 朝ドラらしいヒロイン像もよかった」(42歳女性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)・「生活ドラマと幻想的な空想のシーンがよく合わさっている」(21歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「地元の調布が舞台であったため、親近感が湧いた。人間味があったし、幼い頃から見ていたゲゲゲの鬼太郎の誕生の過程を知れて、とてもワクワクした」(20歳女性/その他/その他・専業主婦等)■あさが来た(2015年度下半期)・「キャスト陣のメンツが好きだったから」(23歳女性/広告・出版・印刷/営業関連)・「あの時代に実在した女性の先駆者の生き方に感動したので」(42歳男性/広告・出版・印刷/その他・専業主婦等)・「同時の状況からすると中々女性が社会に出て仕事することが周知されてない中、あさの性格・才覚が見事発揮されていく様子に感動です」(40歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「江戸末期からドラマが始まる朝ドラは珍しかった。主人公とその姉、それぞれ対称的な女性の生き方が丁寧に描かれていて面白かった」(55歳男性/生命保険・損害保険/営業関連)■マッサン(2014年度下半期)・「ウイスキーへのマッサンの情熱に共感できる。胸が熱くなる」(43歳男性/専門店/販売・サービス関連)・「日常モノや歴史的人物では無く、実業界の人間をメインに置いていた点」(23歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「エリー役の外国人女優の演技がうまかったから。」(27歳男性/農林・水産/その他技術職)■とと姉ちゃん(2016年度上半期)・「昭和の戦前戦後の時代背景が良く分かる楽しい作品だったから」(45歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)・「ヒロインの演技がうまかった」(40歳男性/サービス/営業関連)・「新しいことにチャレンジする姉妹の生き方が好き」(56歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)■その他・カーネーション「作品全体としてのクオリティも良かったし、話がすごく楽しめたから」(30歳女性/その他/その他・専業主婦等)・カーネーション「キャラクターがみんな元気で、テンポのいい関西弁の掛け合いが見ていて気持ち良い」(35歳女性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)・ごちそうさん「食べ物の描写、ヒーローとヒロインの関係性が好きだから」(24歳女性/その他/その他・専業主婦等)・ごちそうさん「妊娠中毎朝見てました。見逃すと昼の再放送が待ち遠しくて。懐かしい」(36歳女性/その他/その他・専業主婦等)・純と愛「風間くんの演技が良かった。夏菜さんも良かった」(42歳女性/その他/その他・専業主婦等)・花子とアン「時代がわりと好きなあたりの時代で、キャストも好きな人たちだったから」(30歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)■総評アンケート参加者の4分の1から票を集め、1位になったのは2013年度上半期のあまちゃん。宮城と東京を舞台に、ヒロイン・アキ(のん)が海女を目指しながらアイドルとなる展開に視聴者が夢中となり、最高視聴率は27%を記録。アキの口グセ「じぇじぇじぇ」も流行するなど、国民的人気となった。記憶が新しいためか、最近の作品の方が票を集めるなか、2位となったのが2010年度上半期の『ゲゲゲの女房』だ。漫画家・水木しげるの妻を演じた松下奈緒がヒロインとなり、水木役の向井理とともにブレイクを果たした。初回視聴率は過去最低ながら徐々に上昇、最終回で番組最高視聴率を記録するなど、作品内容が評価されていただけに、マイナビニュース読者の記憶にも残っていたようだ。その後に続く『あさが来た』『マッサン』『とと姉ちゃん』の3作は、どれも会社経営者を題材にした作品。特に男性からの支持が厚く、特に『あさが来た』では、ヒロインのあさ(波瑠)を通して「女性の働き方」について考えを巡らせた男性が多かったようだ。多くの傑作を生み出す朝ドラ。放送中の『べっぴんさん』も登場人物の心の動きをていねいな演出で描き、反響を呼んでいる。今後も様々な内容で視聴者の朝を彩ってくれることだろう。調査時期: 2016年10月6日~2016年10月11日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 2,037名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年11月17日女優の吉高由里子が、来年1月スタートの日本テレビ系ドラマ『東京タラレバ娘』(毎週水曜22:00~23:00)で主演を務めることが7日、分かった。NHK朝ドラ『花子とアン』以来、3年ぶりのドラマ主演となる。このドラマは、東村アキコの同名マンガが原作。吉高演じる鎌田倫子は、女子会を繰り返す売れない独身脚本家で、「キレイになっ"たら"もっといい男が現れる!」「好きになれ"れば"ケッコンできる!」という話ばかりしていると、年下金髪イケメン男子に「このタラレバ女!」と言い放たれ、厳しい現実にぶち当たりながら、恋に仕事に奮闘する姿を描く。原作は累計180万部を発行した話題作で、吉高は「思わずケラケラ笑っちゃいました。リアルで心にグサッと来る痛い部分もたくさんあって、本当に共感できるすてきな作品です」と絶賛。自身は28歳になり、同級生も結婚・母親になって「あ、そんな歳になったんだなぁ」と思うこともあるそうで、「倫子と似ている部分もあるのかも」と共感しているようだ。加藤正俊プロデューサーと、脚本の松田裕子氏は、同局系『花咲舞が黙ってない』『ごくせん』シリーズを手がけたコンビ。加藤プロデューサーは、原作を読んで「その圧倒的なパワーに男の僕でも心揺さぶられ、絶対に自分の手でドラマにしたいと思いました」といい、「この原作パワーに負けない女優はこの人しかいないと直感して、吉高さんに主人公のオファーをしました」と経緯を語っている。原作の東村氏は「と、東京タラレバ娘が…私の大大大好きな吉高さん主演でド、ドドドドドドラマ化だとお~っ!? 全国のタラレバ娘のみなさん、水曜夜10時の女子会は禁止だァァ!!!」と、興奮のコメントを寄せている。
2016年09月08日女優の真野恵里菜が27日、自身のブログを更新し、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(毎週月~土曜8:00~8:15)で念願の朝ドラ出演が叶った喜びをつづった。真野が演じるのは、主人公・小橋常子(高畑充希)がタイピストとして初めて就職した商社の先輩・早乙女朱美。この日放送された47話から登場し、初出勤した常子との初対面シーンが描かれた。真野は「本日から連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演しております」と報告。演じる早乙女朱美について「彼女に出会えて私は強くなれた気がします。あの時代だからこそのあの生き方なのかもしれないけれど働く女性は凛としていてかっこいい」と記した。そして、「明日から早乙女さんの様々な顔が見れると思います」と伝え、「念願だった朝ドラ出演。夢がまたひとつ叶いました。どうか見てください」と呼びかけた。また、昨日からインスタグラムを始めたことも発表し、「きまぐれに自分のやりたいペースで更新していきます」と宣言した。
2016年05月27日4月12日にスタートするNHKの生音楽番組『うたコン』(毎週火曜19:30~20:15)では、初回の放送(19:30~20:43の拡大版)で「朝ドラ」特集を展開する。同番組は、谷原章介と橋本奈穂子アナウンサーの司会で、毎回、東京・渋谷のNHKホールから生放送。この日の放送では、AKB48が、現在放送中の『あさが来た』の主題歌「365日の紙飛行機」を歌うほか、いきものがかりが「ありがとう」(『ゲゲゲの女房』)、平原綾香が「おひさま~大切なあなたへ」(『おひさま』)を披露。さらに、4月4日にスタートする『とと姉ちゃん』の撮影スタジオと中継を結び、ヒロインの高畑充希ら主要キャストが、撮影秘話を語る。このほかにも、石井竜也、石川さゆり、市川由紀乃、丘みどり、北島三郎、クリス・ハート、坂本冬美、布施明、山内惠介が出演。中継では、イル・ディーヴォと、すみれも登場する。今後のラインナップは、4月19日が、工藤静香、純名里沙、スキマスイッチ、天童よしみ、PUFFY、氷川きよし、古内東子、水森かおり、三山ひろしほか。同26日が、五木ひろし、華原朋美、サラ・オレイン、田川寿美、中村美律子、夏川りみ、平原綾香、三浦文彰、May J.、八代亜紀ほかが出演する。なお、同番組は、原則として月1回目の放送が、20時43分までの拡大版となる。
2016年03月29日朝ドラ「あさが来た」のヒロイン・波瑠がクランクアップ後初のバラエティー番組となる「とんねるずのみなさんのおかげでした~波瑠が来たから春がきた!超豪華特大3時間半SP~」に、人気子役の寺田心らと参戦。「とんねるず」が一般人の夢をかなえるために突然訪問する企画「とんねるずは突然に」コーナーにスタジオから出演する。1988年の番組スタート以来、高い人気を博している「とんねるずのみなさんのおかげでした」の2016年最初のスペシャルは、「とんねるずは突然に」&「博士と助手細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の超豪華2本立て。昨年のクリスマスイブSPの放送で、「とんねるず」の石橋貴明と木梨憲武が一般人の夢をかなえるために突然訪問を行った「とんねるずサンタは突然に」が大好評だったため、今回のスペシャルでも「とんねるずは突然に…日本縦断スペシャル」として全国各地の一般家庭を突然訪問する。今回は全国から5万通以上の応募が殺到し、その中から選ばれたのは5軒に突撃。もちろん事前連絡などはなし、訪れるのは木曜日か金曜日という情報しかないため、2人の突然の訪問には予想外のハプニングが続出!それでも、選ばれた5軒では「とんねるず」と至福の時を過ごし夢を叶えていた。そのスタジオに、朝ドラ「あさが来た」で日本初の女子大学設立者である明治の実業家・広岡浅子を好演した波瑠さんが登場。“五代さま”ことディーン・フジオカというブレイク男子を生み、“姉”・宮崎あおいや“夫”・玉木宏、“娘”・小芝風花ら、ヒロイン・あさを見守る家族や社員たちの魅力も相まって、24週連続の視聴率20%越えと好評を博している。「とんねるず」に突然訪問された家族たちのVTRを見た波瑠さんは、「親子、家族の絆が見られて楽しかったです!」と感想を述べ、もし自宅に突然「とんねるず」がやって来たら、「力仕事を手伝ってほしい」と、超多忙な日々を終えたプライベートがしのばれる“夢”を語っていたという。さらに、もう1本は今回で22回目を迎える名物コーナー「博士と助手細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」。全国予選を勝ち上がってきたツワモノたちが、ほかでは見ることができない渾身のモノマネを披露する。審査員はおなじみ石橋さん、木梨さんに関根勤、「バナナマン」の2人。今回は、3月いっぱいで解散するコーナー常連組だった「弾丸ジャッキー」のラストステージや、史上最多のオーディションから厳選された新人勢が大活躍、シリーズ最高の大激戦となっている。「とんねるずのみなさんのおかげでした~波瑠が来たから春がきた!超豪華特大3時間半SP~」は3月24日(木)19時57分~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月24日日本初のウイスキーを造った、竹鶴政孝と妻のリタを題材にしたNHK連続テレビ小説「マッサン」が話題です。そこで、今注目を集めているウイスキー。日本酒やワインは好きだけれど、ウイスキーはちょっとハードルが高い。そんな女性のために、今回はビギナーでも楽しめる、ウイスキーをたしなむ方法を伝授します!今回、ウイスキーの基本を教えてくれたのは、錦糸町にある「BAR Feel so good」のバーテンダー、佐藤賢一さん。佐藤さんは、世界各国を巡り、ウイスキーをはじめとした様々なお酒について勉強を重ねていらっしゃいます。まずはウイスキーの基本をマスターウイスキーは蒸留酒のひとつで、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化し、これを発酵させて蒸留させたものをいいます。蒸留させる時に使うのが「ポットスチル」。独特の形をした蒸留釜で、ウイスキー作りには欠かせません。ドラマ「マッサン」でも、ウイスキー工場の場面で登場しましたよね。ちなみにこれは佐藤さんがお持ちのポットスチルを象った非売品ボトル。写真右は、竹鶴政孝がサントリー在籍時代に造った日本初のポットスチル。写真左は、竹鶴政孝がニッカウヰスキー時代に造ったポットスチル。微妙に形が違います。次に、ウイスキーの生産地で有名エリアを抜粋して3つ紹介しましょう。■ スコッチ竹鶴政孝がウイスキーの勉強に行ったのがスコットランド。スコッチウイスキーにはシングルモルトウイスキー、ブレンデッドウイスキー、カスクトレングスなど、さまざまな種類があります。大麦麦芽を使い、泥炭(ピート)で燻煙し、独自のフレーバーがするものもあります。■ アメリカン他のエリアのウイスキーではあまり使われないトウモロコシを原料としているのがアメリカンウイスキー。有名なのがケンタッキー州で造られる「ワイルドターキー」などのバーボン。ほかにも、テネシー州で造られるテネシーウイスキーは「ジャックダニエル」が代表的。■ ジャパニーズ竹鶴政孝が造った日本のウイスキー。マッサンがスコットランドから日本へ持ち込んだだけあって、技術や製法はスコッチと同じ。サントリー、ニッカウヰスキー、キリンビールなど日本でも多くのウイスキーが造られています。次はいよいよ、ビギナー向けのウイスキーの紹介です。ビギナーはスタンダードタイプがオススメまずは、ウイスキー初心者にオススメの3銘柄を紹介。どのバーにも置いてあるスタンダードなブランドを佐藤さんにセレクトしてもらいました。■ シェリー樽を使ったウイスキー『マッカラン』(スコッチ・シングルモルト)シェリー酒の貯蔵に使った樽を利用したウイスキーです。シェリー樽で貯蔵したウイスキーは赤褐色が特徴。写真の『マッカラン12年』はドライフルーツのような甘みとかすかなスパイスな味わいが魅力です。「シングルモルトは大麦麦芽のみで造るウイスキーのことをいいます。マッカランは、シェリー樽を使っているので華やかな香りが特徴。チョコレートと合わせるといいですよ。ストレートで飲むのもいいですし、ロックもオススメ」(佐藤さん)■ はちみつのような甘さの国産ウイスキー『山崎』(ジャパニーズ・シングルモルト)竹鶴政孝がサントリー在籍時代に造ったウイスキー。銘柄にもなっている山崎蒸留所は大阪府三島郡にあります。写真の『山崎12年』は、はちみつのような甘さと、花や果実を思わせる香りが特徴。「日本人が日本人の味覚に合わせて造っただけあって、どんな飲み方でも味と香りのバランスが崩れません。オススメは「トワイスアップ」という、水とウイスキーを1対1の比率で割る飲み方。香りが広がるので、ぜひ一度お試しを。はちみつのような甘さがあるので、柿の種のようなピリッとしたものを合わせるといいですよ」(佐藤さん)■ スコットランド最古の蒸留所のウイスキー『ザ・グレンリベット』(スコッチ・シングルモルト)1824年創立のスコットランド最古の蒸留所で造られたウイスキー。写真の『ザ・グレンリベット12年』はスムースな口当たりでトロピカルフルーツや花のような香りが魅力。バニラやはちみつのような甘さもあります。「シェリー樽、バーボン樽、プレーン樽の原酒を1/3ずつミックスしているので、香りも味もバランスが良いです。ロックで飲むのがオススメ。オールマイティなウイスキーなので、何と合わせても相性は合いますが、特にドライフルーツがオススメです」(佐藤さん)さて、次は中級編を紹介します。中級者はアイラ島のウイスキーにトライ!次は中級へステップアップ。佐藤さんが選んだのは、スコットランドにあるアイラ島で造られているシングルモルト2種。アイラ島は、シングルモルトの蒸留所が集中している世界でも珍しい地域で個性的な味わいが魅力のブランドが数多くあるのが特徴です。■ アイラ初心者はここから!『ボウモア』(スコッチ・シングルモルト)1779年に創設されたアイラ島最古の蒸留所で造られるウイスキー。「アイラモルトの女王」と呼ばれているほど、世界でも愛されているブランド。海の香りとかすかな甘さのバランスが良いブランドです。「味がはっきりしているので、アイラモルトを知るには最適。アイラモルトはスモーキーな味わいが特徴ですが、ボウモアはその代表格。燻製したナッツを合わせると、ボウモアのスモーキーさがよりいっそう感じられます」(佐藤さん)■ アイラモルトを敢えてハイボールで!『ラフロイグ』(スコッチ・シングルモルト)泥炭(ピート)で麦芽を燻煙するスコッチのなかでも、ピートの香りが一段と際立つ銘柄。蒸留所の目の前にある入り江から吹き寄せる風をたっぷり浴び続けるため、磯の香りが特徴。好き嫌いがはっきり分かれますが、一度好きになると病みつきになること必須。「ロックやストレートでもいいですが、ハイボールにすると飲みやすくなりますし、海の香りがいっそう際立ちます。スモーキーな香りが強い銘柄なので、ブルーチーズや生牡蠣など、ちょっとクセのある食材との相性も抜群です」(佐藤さん)最後は、上品なオーダーの仕方もマスター!初めてでも上品にオーダーする方法ウイスキーの銘柄も覚えたし、次はいよいよ実践です。女性ひとりでもバーでスマートにウイスキーをオーダーする方法を佐藤さんに教えていただきました。■ どんなウイスキーが飲みたいのかを伝えよういきなり「ウイスキーをください」というのはNG。ウイスキーといっても様々なタイプがあるので、バーテンダーも困ってしまいます。「スコッチで飲みやすいタイプのものを、日本のウイスキーをなど、具体的にどういうウイスキーが飲みたいのかを言って下さい。それをヒントに華やかな感じがいいのか、スモーキーな味わいがいいのかを探りながら、好みに合うものをお出ししますよ」(佐藤さん)■ どうやって飲むかも重要ロック、ストレート、水割りとウイスキーの飲み方もいろいろあります。迷ったら、バーテンダーに聞きましょう。知識のあるバーテンダーならオススメの飲み方を提案してくれます。「スコットランドの人はストレートではなく、トワイスアップという水とウイスキーを1対1の比率で割る飲み方が主流です。スコッチを飲む時に、トワイスアップでお願いします、とオーダーされたら、お、この人は知っているなと一目置きますね」(佐藤さん)ウイスキーに慣れてきたら、こんな上級なオーダーをしてみるのも素敵です。マッサン人気が盛り上がってきている今は、ウイスキーデビューを果たすのに絶好の時。私には無理! と思わずに、ウイスキーを飲んで大人のお酒の世界へと新たな一歩踏み出してみませんか?取材協力/「BAR Feel so good」ウイスキーはもちろん、シェリーやアブサン、フレッシュフルーツを使ったカクテルなど、こだわりのお酒が揃うバー。イタリアで買い付けたヴィネツィアグラスや、地元の錦糸町で造られているうすはりグラスなど、佐藤さんセレクトの美しい器たちも魅力です。BAR Feel so good墨田区江東橋2−10−8 1FTEL:03−5638−4328営業時間:月〜土 19:00〜4:00休日:日曜・祝日公式サイト:
2015年01月06日番組開始から10週連続21%越えの高視聴率をキープしている、NHKの朝ドラ「花子とアン」。16日(月)より、ヒロイン・はなの後の夫となる村岡英治役で、本作にいよいよ本格的に参戦するのが、いま、注目を集めている俳優・鈴木亮平だ。この夏には、園子温監督『TOKYO TRIBE』に主演、そして能年玲奈主演の『ホットロード』にも出演するなど、いま、幅広い作品に引っ張りだこの鈴木さんの魅力に迫った。「花子とアン」で鈴木さんが演じるのは、吉高由里子演じる“はな”のために高い所にある英英辞典をスッと取ってやり、まさかの「ナマケモノに似ている」発言(褒め言葉)で何とも運命的な出会いを果たした、“村岡印刷さん”こと村岡英治役。実は鈴木さんは、東京外国語大卒、英検1級、留学経験あり、高校時代にはドイツ語スピーチコンテストで優勝経験あり…と、超がつくほどのインテリ。初登場の第6週では、村岡英治が「ハリセンボン」の近藤春菜演じる女学校の白鳥に誤解され、締め上げられるという窮地を、はなの英語力が救うというシーンがあったが、実は鈴木さんこそ英語がペラペラ。物腰が柔らかで知的、はながどれほどナマケモノに似ているかを力説する、ちょっぴりKYな印刷会社の御曹司という役柄は、意外にも(?)ハマリ役だったわけだ。デビューは2006年、東レとデサントが共同開発した水着のモデルを務めた、初の“水着キャンペーン・ボーイ”である鈴木さん。その後、「花ざかりのきみたちへ~イケメン・パラダイス~」「メイちゃんの執事」などに出演。俳優で映画監督の塩屋俊が監督・プロデュースを務めた『ふたたび Swing me Again』が映画初主演作となる。そして2013年、松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽ら共演の『ガッチャマン』、さらに福田雄一監督『HK/変態仮面』への主演抜擢で大きな注目を集めた。『HK/変態仮面』では、友人である小栗旬が「彼以外には考えられない」と鈴木さんを指名し、脚本協力でも参加したほど。そのムキムキの筋肉男子ぶりと主人公の生真面目さがピタリとハマり、映画自体もヒットとなった。「花子とアン」第12週では、いよいよ自分の夢のため、再び東京に上京してきたはなと再会を果たすも、既に既婚者である英治。これから、高梨臨が演じる醍醐亜矢子との三角関係も勃発するといわれており、はなと英治の間にはますます波乱万丈の展開が待ち構えている。かと思えば、鍛え上げられた肉体を再び披露しているのが、園監督の『TOKYO TRIBE』。しかし、ひと目では鈴木さんと気づかないほど、迫力たっぷりの金髪姿で、別人のような変わり様を見せている。鈴木さんが演じるのは近未来のトーキョーに君臨するトライブ(族)のひとつ、「ブクロWU-RONZ」のボス・メラというキャラクター。もうひとりの主人公・海(YOUNG DAIS)を敵視し、彼が所属する「ムサシノSARU」と対立するという役どころだ。YOUNG DAISさんは一般オーディションから抜擢された、帰国子女のHIPHOP界の雄。どこか同じにおいも感じさせる2人の激突が、いまからも楽しみだ。さらに、紡木たく原作のベストセラー少女コミックの映画化『ホットロード』では、能年さんと「3代目J Soul Brothers」登坂広臣が演じる、和希&春山の先輩役に。原作の名シーンの数々が“伝説的”名セリフとともに登場する本作では、彼女役の太田莉菜と印象的なシーンを見せており、本格ラブストーリーも十分いけそうな雰囲気たっぷり。昨年、急逝した塩屋さんが主宰していた「アクターズクリニック」の出身で、演技をみっちりたたき込まれたという鈴木さん。先日、塩屋さんの1周忌を迎えた際には、自身のブログに「僕らが頑張ることで塩屋さんの夢が叶っていくのだと考えれば、彼がこの世界にいない悲しみにも立ち向かえる気がしています」と綴り、師匠が照らしてくれた俳優という道への邁進を改めて誓っていた。知的で、演技力も抜群、しかも脱いだらすごい肉体派。もしかしたら、そんな彼が、日本を代表する“カメレオン俳優”といわれる日も近いかもしれない。「花子とアン」はNHK総合(月)~(土)午前8:00~8:15/午後0:45~1:00(再)ほか放送中。『TOKYO TRIBE』は8月30日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。『ホットロード』は8月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年06月16日