染谷将太と前田敦子が共演する映画『さよなら歌舞伎町』の予告編映像とポスタービジュアルが解禁された。ラブホテルに集う男女のある1日を描いた作品で、トロント映画祭や釜山映画祭に出品されるなど、公開前から大きな注目を集めている。『さよなら歌舞伎町』予告編映像映画は、新宿・歌舞伎町のラブホテルにやってきた年齢も職業もばらばらな訳アリな男女の1日を描いた群像劇。『ヴァイブレータ』『やわらかい生活』の廣木隆一監督と脚本家の荒井晴彦が3度目のタッグを組むほか、南果歩、松重豊、大森南朋、村上淳、忍成修吾、田口トモロヲ、イ・ウンウらが出演する。ポスタービジュアルは、ラブホテルを被写体にした作品を撮り続けているフォトグラファー、TAKAMURADAISUKEが新宿の街で撮り下ろしたもので、染谷は本作で一流ホテルマンだと彼女に嘘をついているラブホテルの店長・徹を演じる。予告編映像は、前田演じる、徹とマンネリな同棲生活を続けている沙耶の「ねぇ、しよ」というひと言からはじまり、秘密を抱えた男女がラブホテルという人間の性があらわになる場所で、交錯していくさまが映し出されている。なお、11月8日(土)よりテアトル新宿ほかで、本作の特典付き前売券の発売が開始され、劇場窓口で購入すると先着で“歌舞伎町ポストカードセット”がプレゼントされる。『さよなら歌舞伎町』2015年1月24日(土)テアトル新宿ほか全国順次公開
2014年11月07日忘れられない本があります。人生の節目ごとに開きたくなり、軽く読み返するつもりがふと気づくと、またもやそのおもしろさの深淵にはまり込んでしまう…そんな本たちが。須賀敦子は、1990年、61歳の時に「ミラノ 霧の風景」というエッセイ集で遅いデビューを飾ると同時にブレークし、1998年に亡くなってしまった随筆家・イタリア文学者です。生前出版されたエッセイ集はわずか数冊ながら、後年、全集が編まれるなど、珠玉の文章の魅力は褪せることがありません。そんな彼女のワンダーランドを覗いてみませんか?須賀敦子全集と須賀敦子の周辺で描かれた本たち芦屋の恵まれた家庭に生まれ、読書大好き少女だった彼女は、宝塚の小林聖心に入学。8歳で東京に引っ越してからも白金の聖心で学びます。そして、パリ留学後、さらにローマに留学。ローマからミラノに移り、イタリアの改革運動の拠点で文化発信サロンでもあったミラノのコルシア書店で、そこの中心人物ジュゼッペ(ベッピーノ)・リッカと出会い、32歳で結婚。夫の勧めもあり、谷崎潤一郎をはじめ、様々な日本文学のイタリア語訳を出版しますが、数年でペッピーノが病没。42歳の時に帰国してからは、大学で講師を務めたり、翻訳の仕事をしたりという生活へ。常に文章と対峙しつつも、ずっと「ものを書く人になる」と熱望していた須賀さん。磨き上げ洗練された文章の美しさ、みずみずしさ、お茶目さの中にもにじみ出る格調と品格は、そんな長い胎動の時をへているからなのかもしれません。少女時代、イタリアの風土や人々、読書や旅の記憶は、須賀敦子全集8巻(河出文庫)に満ちあふれ、熱い息吹きを伝えます。「生きることほど、人生の疲れを癒してくれるものはない」という、第6巻の帯に記された彼女の言葉には、ハッとさせれられます。生前の須賀さんと親交の厚かった、写真家・文筆家である大竹昭子さんの「須賀敦子のミラノ」(河出書房新社)も須賀敦子の軌跡を、写真とエッセイでたどる名著。大竹さんが撮影した臨場感ある写真と文章に酔いしれることができます。しかし、作家 松山巌さんが最近上梓した「須賀敦子の方へ」(新潮社)を読まなければ、須賀敦子を再読しなかったかもしれません。須賀さんの晩年をよく知る一人である彼が、彼女とゆかりのある場所を歩きます。それは、彼女との対話だそう…。名文に心が躍ります。これらの本たちで、須賀敦子と彼女の人となりに触れてみてはいかがでしょう? 生きていくことの辛さも喜びもすべて包み込む、須賀さんの懐の深さ、誠実さ、研ぎ澄まされた美意識、潤いに満ちた香りは、私たちに生涯寄り添って光を指し示してくれると思います。神奈川近代文学館で開催中の「須賀敦子の世界展」間近に海を臨む港の見える丘公園に佇む、お洒落な神奈川近代文学館へ「須賀敦子の世界展」を見に行ってきました。深呼吸したくなるような緑の多いロケーション。創立30周年を記念するこの企画は、彼女の生涯と文学を総合的に紹介する初めての展覧会です。親しい友人たちからは、須賀を逆さまにしてガスちゃんと呼ばれ、誰からも愛された聖心時代の愛くるしい笑顔、夫ペッピーノとの仲睦まじい2ショット、晩年の原宿のマンションの本棚…などの写真に見入り、ダンテの「神曲」の下訳、彼女が翻訳したナタリア・ギンズブルグの付箋がいっぱい貼られた原書に息を飲み、「ママ…」から始まる家族への手紙、愛用の着物、真珠のブローチなどの展示に見とれていると、須賀さんの穏やかで明るい肉声が響いてくるようでした。こちらへも、ぜひ訪れてみてはいかがですか?・ 須賀敦子全集 ・ 大竹昭子「須賀敦子のミラノ」 ・ 松山巌「須賀敦子の方へ」 ・ 「須賀敦子の世界展」
2014年10月30日女優の北川景子が、松山ケンイチ主演の映画『の・ようなもののようなもの』(仮題)でヒロインを務めることが17日、明らかになった。同映画は、森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』(1981年)の続編で、2011年12月に急逝した森田監督を慕う旧知のスタッフとキャストが結集して練り上げた企画。東京の下町を舞台に落語家のようなもの、二つ目(真打になる前のタマゴ)の青春を綴った『の・ようなもの』のその後を描いている。まだ二つ目にもなれていない落語家"の・ようなもの"である出船亭志ん田(松山ケンイチ)は、師匠・出船亭志ん米(尾藤イサオ)の自宅に寄宿して、日々修行に精進。ある日志ん田は、師匠の志ん米に頼まれ、以前この一門に在籍したいた志ん魚(伊藤克信)を探し出す羽目になる。『の・ようなもの』で助監督、『僕達急行A列車で行こう』などで監督補を務めた杉山泰一氏がメガホンを取り、森田監督の遺作となった『僕達急行A列車で行こう』(2012年)でも主役を演じた松山ケンイチが主演を務める。一方の北川が演じるのは、志ん米の一人娘・夕美。北川は『間宮兄妹』(2006年)でスクリーンデビューを飾って以降、森田作品への参加を熱望し続けてきた。松山と共に『サウスバウンド』(2007年)に出演。"チョイ役"でも出たいと『わたし出すわ』(2009年)に特別出演するなど、本作には渾身の思いで挑んだ。映画はすでにクランクアップし、年内の完成を予定。撮影を終え、北川は「杉山組だけど、森田組そのものというか、"また戻ってきた"という感じがしました」と振り返り、「映画のデビューの時に、森田監督の現場を体感できたことは、すごく大きかったと思います」と語る。「『間宮兄弟』のクランクアップの時に、森田さんが『女優をやめないでくださいね』って言ってくださったことがあって、これまでやめようかなと思った時もあったんですけど、その一言が最後の勇気になって、辞めずに続けられているので、その言葉がすごく胸に残っています。映像にこだわってやってこれたのは森田さんのおかげだと思っています」と恩師にメッセージ。「亡くなった時は、前触れもなかったですし、ショックというか、ビックリしました、嘘かなと最初思いました」と当時の心境を明かした。そして、「このチームと出会えたのは(「間宮兄弟」の時の)夕美という役がきっかけだったので、みんなが、『あ、夕美が帰ってきたな』って楽しくなれるような、面影を沢山残した役にしたいなと思っていました」と役柄への思いを語り、「森田さんはいつも、口を片方だけあげて笑ってくれていたんですが、だからそうやって笑ってもらえるようにしたいなというのが、一番強い思いかもしれません。(森田監督が)亡くなった時は心が折れそうになったんですけど、悲しんでいるだけではよくないですから、なるべく森田さんのやってた事を継承できるように、松山さんも含めてですけど、我々で頑張っていきたいと思っています」と意気込みを見せた。杉山監督は企画がスタートした時を振り返り、「相手役のヒロインには、下町育ちで言いたいことをズバッと言う師匠の娘には、『間宮兄弟』の夕美がピッタリだと北川景子さんをイメージして脚本作りをお願いしました」とコメント。「初日からまさしく、ちょっと大人になった、あの時のやんちゃな夕美を全力でかましてくれました。普段の彼女は一見クールでおとなしい印象ですが、一旦芝居に入ると、わき目も振らず猪突猛進でぶつかってくる情熱家で、むしろ現場では抑える芝居をお願いしていた事が多かった気がします」と撮影の様子を語った。
2014年10月17日多くの映画人、映画ファンに惜しまれながら2011年12月に急逝した森田芳光監督。そんな森田監督の死からもうすぐ3年が経とうとしている。そんな中、先日発表された1本の映画が、ファンの間で話題を呼んでいる。彼を慕う旧知のスタッフ・キャストが再集結し、主演に松山ケンイチを迎え、森田監督デビュー作『の・ようなもの』(’81)のその後を描くオリジナル作品『の・ようなもののようなもの』(仮題)。このほど本作のヒロイン役で、森田監督を恩師と慕う女優・北川景子が出演していることが発表され、北川さんからおよそ1000文字にもおよぶ長文コメントが到着した。本作の舞台は、現代の東京の下町。落語家一門の出船亭に入門した志ん田(しんでん/演:松山ケンイチ)は、師匠の志ん米(しんこめ/演:尾藤イサオ)に頼まれ、以前この一門に在籍していた志ん魚(しんとと/伊藤克信)を探し出す羽目になる。実はこの一門を財政的に支えてきたスポンサーの女会長は、クリクリした目玉が大好きという理由で志ん魚を贔屓にしており、志ん米師匠は彼女のご機嫌を取るため、志ん魚をもう一度高座に引っ張りだそうという考えだ。志ん魚を探し回る志ん田。師匠の弟弟子の志ん水(しんすい/演:でんでん)や、昔の門下生たちを訪ね、手がかりを集めようとするが、まったく上手くいかず――。森田監督作『間宮兄弟』(’06)でスクリーンデビューを飾って以降、松山ケンイチと共に出演した『サウスバウンド』(’07)、チョイ役でも出たいと『わたし出すわ』(’09)に特別出演と、森田監督に熱く尊敬の念を抱いていた北川さん。森田監督が亡くなった際、葬儀ならびに告別式の場で人目をはばからず号泣し、各メディアが大きく報じていたことも記憶に残っている人も多いだろう。そんな北川さんは本作では、志ん米師匠のひとり娘・夕美役を演じることとなる。今回の出演には並々ならぬ想いがあったようで、渾身の想いで撮影に臨んだとのこと。今回届いた長文コメントは、その片鱗を感じさせるものとなっている。<北川景子/コメント全文>「『間宮兄弟』という映画でスクリーンデビューさせて頂いていて、その時からほとんどのスタッフの皆さんが変わっていなくて、杉山組(※本作の監督・杉山泰一)だけど、森田組そのものというか、“また戻ってきた”という感じがしました。『間宮兄弟』の合格をもらった時に、『の・ようなもの』のビデオテープを渡されて、何度も見ていたので、そのオリジナルの作品のキャストの皆さんが集結する現場を見た時は、感動して鳥肌が立ちました。映画のデビューの時に、森田監督の現場を体感できたことは、すごく大きかったと思います。『間宮兄弟』のクランクアップの時に、森田さんが『女優をやめないでくださいね』って言ってくださったことがあって、これまでやめようかなと思った時もあったんですけど、その一言が最後の勇気になって、辞めずに続けられているので、その言葉がすごく胸に残っています。映像にこだわってやってこれたのは、森田さんのおかげだと思っています。亡くなった時は、前触れもなかったですし、ショックというか、ビックリしました、嘘かなと最初思いました。今回、声をかけて頂いたことはすごく嬉しいし光栄でした。錚々たる面々の女優さんが森田さんとご一緒されている中で、今回松山さんの相手役にと言って頂けたのは、ラッキーでしかないというか、自分で良かったのかなというのはちょっと思いますけど、でも嬉しかったです。このチームと出会えたのは(『間宮兄弟』の時の)夕美という役がきっかけだったので、みんなが、『あ、夕美が帰ってきたな』って楽しくなれるような、面影を沢山残した役にしたいなと思っていました。すごく純真で、天真爛漫で、明るくてパワフルっていうのが夕美のいいところだと思うので、そういうところは年をとっても変わらないところかなと思ったので、『間宮兄弟』の時のまま、きちんと残しつつ演じようとしました。夕美という役はすごく自分にとっても思い入れの強い役でもあるんです。森田さんはいつも、口を片方だけあげて笑ってくれていたんですが、だからそうやって笑ってもらえるようにしたいなというのが、一番強い思いかもしれません。亡くなった時は心が折れそうになったんですけど、悲しんでるだけではよくないですから、なるべく森田さんのやってた事を継承できるように、松山さんも含めてですけど、我々で頑張っていきたいと思ってます」。「私」ではなく、最後の「我々」という言葉は、まさに森田組の一員であることの証だろう。その決意と共に、どんな役を演じてみせるのか?続報に注目があつまりそうだ。『の・ようなもののようなもの』(仮題)は2015年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月17日大ヒット小説『イニシエーション・ラブ』が俳優・松田翔太主演でヒロインに女優・前田敦子を迎え、2015年公開に向けて実写映画化されることが15日、明らかになった。『イニシエーション・ラブ』は、2014年10月現在で112万部を突破した乾くるみ原作の小説。一見純粋なラブストーリーが最後の2行で驚愕のミステリーに変貌する独創性が話題を呼び、著名人を巻き込んで社会現象化した。物語は、1980年代後半の静岡と東京を舞台に、就職活動中の奥手な大学生・鈴木と歯科助手・マユのぎこちない恋愛模様を描いた静岡編(Side-A)と、就職して状況した鈴木が静岡に残ったマユと遠距離恋愛を始め、その関係が徐々に崩壊してしまう東京編(Side-B)の2編で展開。小説では最後の2行だったが、映画ではラスト5分で甘く切ないラブストーリーがミステリーに変貌することになる。監督を担当するのは、『20世紀少年』3部作、『TRICK』『SPEC』シリーズを生んだ堤幸彦。トリックの特性ゆえに「映像化不可能」と言われた原作を、原作者協力のもと、新たな映像的ギミックを盛り込みながら実写化に挑む。主演は松田翔太、ヒロインは前田敦子、東京編での三角関係に登場する美弥子役には木村文乃を迎えた。松田は「台本と原作を読ませていただき、80年代ならではの男女の交際や、原作の持つ世界観がとても面白いと思いました。ファッション的にも当時のものにこだわり、皆さんにこの世界に浸っていただき、シュールなミステリーを味わって頂きたいと思います」とコメント。前田は「原作もとても人気がある作品なので堤組の皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思います」と意気込みを見せ、木村は「いつかご一緒できたらと願っていた堤監督との初仕事なので今からとても楽しみです」と期待を示した。堤監督は「最高のキャストと我がチームの持てる力をフル動員して、この一筋縄ではいかない『イニシエーション・ラブ』に挑みたい」とコメント。原作者の乾は、原作にはない混浴露天風呂や観光地でグルメを食べ歩きするシーンについて、「そういう要素を無理やりねじ混んだ映画版を見てみたい気持ちも少しだけありますが、何卒お手柔らかにお願いします」とメッセージを寄せた。
2014年10月15日前田敦子が、「どうしても来たかった」と釜山へ。10月5日(現地時間)、開催中の第19回釜山国際映画祭での『さよなら歌舞伎町』公式上映で、前田敦子、イ・ウヌ、廣木隆一監督が観客からの質問に答えた。昨年も主演作『もらとりあむタマ子』で釜山国際映画祭に参加した前田さんは、「今年も釜山映画祭に来られて嬉しいです。去年とは全然内容の違う映画なので、そこを味わってください」と挨拶。映画は、歌舞伎町のラブホテルを舞台に、ホテルの店長(染谷将太)と同棲相手で歌手デビューを目指す少女(前田敦子)、韓国人デリヘル嬢(イ・ウヌ)とその恋人、時効寸前の男女(南果歩、松重豊)らの人生が交錯する24時間を描いた群像劇だ。前田さんは「どうしても来たかったんです」と多忙と台風で飛行機が飛ぶか危ぶまれる中、舞台挨拶に駆けつけた。昨年の映画祭ではキュートなAラインのドレスが印象的だったが、今年は私服だというミニスカート姿で、大人っぽい印象。上映後の観客とのQ&Aで前田さんは、「廣木監督とはずっと前から一緒に仕事をしたいと思っていたので、内容以前に『廣木さんとお仕事をしたい!』という私の強い願望でやらせていただきました」と出演の動機を明かした。この1年で女優としてどう変化したか、との質問には「『もらとりあむタマ子』はグループ卒業後すぐの撮影で駆け出し状態でしたが、そこからぺースを掴めたんじゃないかなと思います。その後、黒沢清監督や廣木監督と仕事をさせいただいて、感謝していますし、自分のやりたい道を歩けている今の状態に満足しています」と笑顔で語った。。廣木監督は、理想的とは言えないカップルばかり登場することについて「僕は人生がうまくいっている人より、うまくいっていない人を描く方が好きなんだと思います」と語った。感激して泣きながら監督へ質問する観客もおり、廣木監督が作品にこめた想いは伝わったようだ。イベント後、前田さんは多くのファンに囲まれつつ「観客の皆さんがものすごく盛り上がってくれて、とても嬉しかったです。釜山ならではですね」と感激の笑顔を見せていた。主演の染谷さんは体調不良で急遽欠席したが、染谷さんの両親が日本から上映に駆けつけていることを廣木監督が紹介すると、観客から温かい拍手が沸き起こった。第19回釜山国際映画祭は10月11日(現地時間)まで開催。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年10月09日「ルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)」はデザイナーの森田恭通によるコラボレート作品を発表した。13年に公開のクリスタル花瓶に続くコラボ作品として発表されたのは、クリスタルガラス製の切子グラス。ルシアン ペラフィネのアイコンであるスカル柄があしらわれており、価格は5万5,000円。発売は10月下旬を予定している。
2014年10月03日(画像はプレスリリースより)前田敦子 女優に歌手にもはや「元AKB48」と呼ばなくても、その存在感は確かなものになってきました。前田敦子さんはAKB48を卒業後、時代劇や映画に出演し女優としての才能を開花させています。また、今月18日には3rdシングル「タイムマシンなんていらない」をリリースし、歌手としての実力も評価されています。そんなノリにのっている彼女の新CMが放映されます。2013年9月20日、花王株式会社は、「ロリエエフしあわせ素肌」の新キャラクターに前田敦子さんを起用し、同日(9月20日)より彼女が出演する新CMを放映すると発表しました。「ロリエエフしあわせ素肌」リニューアル肌にやさしい生理用品として評判の高い「ロリエエフ」。更なる改良を重ねて通気性をアップさせ、「ロリエエフしあわせ素肌」としてリニューアルされました。CMでは彼女のさわやかな笑顔が、商品の快適さをさりげなくアピールしています。あっちゃんファンでなくても、清楚な彼女の魅力にとらわれてしまいそうです。憂鬱な日も、CMの彼女のように可憐に過ごしたいもの。あえて白いワンピースを選んで着てみましょう。「ロリエエフしあわせ素肌」なら心配なく「白」を楽しめそうです。【参考】▼花王株式会社プレスリリースくっさ~い●●に、彼は萎えてる!まだまだ蒸すこの季節にケアが必須な部位とは?(9月23日)9月中なら「月額2,980円」であなたも今日からスベスベ芸能人ボディになれます!(9月16日)30代女性に向けたブログメディア、「ANGIE」が登場。仕事や恋愛で悩みが多いこの世代に、楽しく生きるためのヒントを提案。(7月29日)元の記事を読む
2013年09月26日嵐電(らんでん)の名称で親しまれている京都の京福電気鉄道・嵐山駅が、13日のリニューアルに先駆けてプレスに公開された。デザインは伊勢丹新宿店のリモデルなどを手がけた森田恭通。2002年に同氏が行った第1期の駅舎改修から11年が経過し、駅周辺への集客計画が順調に推移、今回は駅のコンコース自体に創造性を持たせ、“エキナカ”効果を狙ったデザインとなっている。今回のリニューアルでは駅構内と周辺エリアの一体化を実施。街と駅を仕切っていた改札口を撤去し、ホームと線路の周囲を“広場”として、ベンチなどを設置し、誰でも自由に回遊・滞在できる「電停のある小さな街」を実現した。2002年に改装した駅正面(西口)が「はんなりゾーン」として3,000本の竹と京都の銘店街で構成したのに対し、今回改装を実施したコンコース側は「ほっこりゾーン」として新たに駅東口を新設。「キモノフォレスト」と呼ばれる友禅をLEDで透過させたアクリルポールを約600本林立させ、日没以降には、入舎する車窓からも幻想的な風景が広がるエンターテイメント性を持たせた。また、コンコース内に嵐山温泉の足湯、駅前の天龍寺にちなんだ「龍の愛宕池」にはカスタムペインターの倉科昌高作の龍を設置、震災復興を願う「福島三春町の滝桜」も植栽された。北側コンコースに新た導入されたテナントには宇治茶の産地の和束町と京福電鉄のジョンイントベンチャーの日本茶カフェ&バーも出店されるなど「従来、あまり訴求できていなかった日没以降の嵐山エリアの魅力を打ち出せれば」と京福電鉄の鈴木浩幸・事業推進部部長。「日本の駅のパブリックゾーンの白い光の空間が僕自身苦手で、今回のリニューアルでも自分自身の得意とする“光”をデザインのテーマに置いた。外国の観光客が訪れて、京都らしいと感じる駅の必要性を以前から感じており、“ザ・キョウト”の嵯峨嵐山でのランドマークになれば」と森田恭通氏は話す。
2013年07月12日前田敦子が11日に都内のスタジオで行われた『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速(しんそく)のゲノセクト ミュウツー覚醒』の公開アフレコに参加。同時上映される短編『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』で初のナレーションを務めることになり、「初めての経験なのですごく難しい」と緊張した面持ちでマイクに向かった。その他の画像短編には人気のポケモン“イーブイ”とピカチュウ、ニャースらが登場し「映画を見る小さなお子さんに、ポケモンたちが『かわいいな』『楽しいな』と思ってもらえるように頑張りました」と前田。ディレクターからは「目の前にいるたくさんの子どもたちに語りかけるように」という指示があったそうで、「実際には誰もいないブースの中なので、気持ちを込めるのが大変でした」と苦労を明かした。そんな前田に対し、イーブイの進化系であるニンフィアを演じる中川翔子は「優しく語りかける姿はまるで聖母、いや女神!」と絶賛。中川自身は7年連続の劇場版ポケモン出演で、「ポケモンは地球が平和な証。3年前に“エア出産”した長男も喜んでいる」としょこたん節を存分に発揮した。また、シリーズ全16作に出演する人気声優の山寺宏一は、「今年も呼んでいただき、一安心。これでお声がかからなかったら『何かあったな』と思われてしまう(笑)」。毎回、異なるキャラクターを演じており、今回は本編でプラズマ団に改造された3億年前のポケモン・ゲノセクト役に挑んでいる。映画ではゲノセクトと、同じく人間の手によって生まれたミュウツーの激しいバトルが描かれている。公開アフレコには、ミュウツーを演じる高島礼子、ポケモンヒルズに暮らす案内役・エリックとイシツブテ役を演じるお笑いコンビ“平成ノブシコブシ”の吉村崇と徳井健太、メガホンを執る湯山邦彦監督が出席した。『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速(しんそく)のゲノセクト ミュウツー覚醒』『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』7月13日(土)から全国ロードショー
2013年06月11日女優の前田敦子が17日、東京・伊勢丹新宿店本館で行われたファッションブランド『Chloe(クロエ)』60周年記念オープニングセレモニーに、スパンコールをあしらった総額70万円以上のフェミニンなチュールドレス姿で登場し、美脚で魅了した。【写真】ハサミは苦手!?あっちゃんのテープカット前田は、リラックス法を聞かれると「私は“作品”というものを観るのがすごい好き。クラシック映画を観るのが、(女優として)励みになるし、癒しになる。幸せな時間です」とニッコリ。映画のなかでも特に「モノクロ映画が一番好きです。モノクロなのにカラーに観えるくらい女優さんがすごくキラキラしてる。目の保養になりますね」と語っていた。同セレモニーには同ブランドのクリエイティブディレクター、クレア・ワイト・ケラー氏も同席。「きょうは『Chloe』のドレスをお召になっていただいてますけど、本当にプリティー。かわいいですね」と絶賛されると、前田は「ありがとうございます」とはにかみ喜んでいた。また、テープカットの大役を務めた前田は、関係者の掛け声とともにテープにハサミを入れたものの、なかなか切れずに四苦八苦し、会場を和ませていた。同ブランド60周年記念イベントは『60year’s of Chloe』と題し、過去のアーカイブ作品の展示のほか、4月17日から23日まで同所にてアーカイブより厳選されたアイテム16点の先行限定発売を行う。
2013年04月17日昨年末に急逝した、森田芳光監督をトリビュートしたMOOK本「ぴあ 森田芳光祭 ~全員集合! モリタ監督トリビュート~」の出版を記念し、12月9日(日)、特集上映イベントが銀座シネパトスで行われ、森田監督作『間宮兄弟』で主演を務めた佐々木蔵之介と塚地武雅(ドランクドラゴン)がトークショーを行った。この日の特集イベントでは、『の・ようなもの』(’81年)、『家族ゲーム』(’83年)、『それから』(’85年)、『間宮兄弟』(’06年)の4作品の上映と併せて、『間宮兄弟』で兄弟役を演じた佐々木さんと塚地さんが撮影当時に着用していたパジャマ姿で登場。登壇前のトークでは、「兄弟として再会するのは6年半ぶりだけど、何の違和感もないね」と笑顔を見せ、「6年半ぶりに『間宮兄弟』の舞台あいさつをするとは思ってもみなかった。こういう機会を作っていただいて、僕たちも会場のみなさんも、そして監督も喜んでいると思います」(佐々木さん)、「僕は森田監督によって確実に人生を変えられ、お芝居の道を切り開いてもらった。今日は感謝の気持ちを込めて登壇したいと思います」(塚地さん)と、それぞれに再会した胸の内を語った。この日の会場には、京都や愛知など全国から森田監督を偲ぶファンが詰めかけた。そんなファンたちの熱い質問にも6年半ぶりとは思えない、息の合った掛け合いを見せた2人。本作で本格的な映画デビューを果たした塚地さんは、「森田監督のおかげで演技の仕事が増えました。僕は監督の“秘蔵っ子”だと思ってます(笑)」と宣言。また、「うわさで、監督が松田優作さんと殴り合いのケンカをしたと聞いて、めっちゃ怖い人だと思っていたけど、実際にお会いしたらすごくシャイな方だった」、「撮影中の思いつきがとても多くて、いきなり着ぐるみやタライが出てきて驚いた」などなど、森田監督との思い出を明かした。さらに、森田組の撮影現場で「この作品のテーマでもある“おもてなしの心”を教わった」とふり返る2人。「森田組は、僕たちキャストがやりやすいような現場を作ってくれて、いつも“おもてなし”があった。監督からも『今後生きて行く中でも、“おもてなし”はとても大事なこと』と言われ、僕の中でその言葉は常にある」と佐々木さんは感謝を口にし、会場は温かい拍手に包まれた。MOOK本「ぴあ 森田芳光祭 ~全員集合! モリタ監督トリビュート~」は全国書店にて発売中。「ぴあ 森田芳光祭 ~全員集合! モリタ監督トリビュート~」発売中価格:1,470円(税込)発刊元:ぴあ株式会社■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2012『僕達急行』製作委員会
2012年12月10日昨年12月に死去した森田芳光監督のトリビュート本『ぴあ 森田芳光祭 ~全員集合! モリタ監督トリビュート~』が8日に発売されたのを記念し、9日に銀座シネパトスで行われた森田監督の特集上映イベントに、映画『間宮兄弟』で兄弟役を演じた佐々木蔵之介と塚地武雅(ドランクドラゴン)が登壇した。また、トークイベントの模様とあわせて、登壇直前、直後のふたりによるトークがニコ生で中継され、撮影当時のエピソードや森田監督への想いを語る模様が公開された。その他の写真この日佐々木と塚地は、撮影当時に着用していたパジャマ姿で登場。登壇前のトークでは、「兄弟として再会するのは6年半ぶりだけど、何の違和感もないね」と笑顔を見せ、「6年半ぶりに『間宮兄弟』の舞台あいさつをするとは思ってもみなかった。こういう機会を作っていただいて、僕たちも会場のみなさんも、そして監督も喜んでいると思います」(佐々木)、「僕は森田監督によって確実に人生を変えられ、お芝居の道を切り開いてもらった。今日は感謝の気持ちを込めて登壇したいと思います」(塚地)と、それぞれの想いを語った。会場は全国から集まった多くのファンで埋めつくされ、歓声とともに大きな拍手で迎えられた佐々木と塚地。本作で本格的な映画デビューを果たした塚地は、「森田監督のおかげで演技の仕事が増えた。僕は監督の秘蔵っ子だと思ってます(笑)」と会場の笑いを誘い、「噂で、監督が松田優作さんと殴り合いのケンカをしたと聞いてめっちゃ怖い人だと思っていたけど、実際にお会いしたらすごくシャイな方だった」など森田監督とのエピソードを明かすも、「森田監督からこの作品のテーマでもある“おもてなしの心”を教わった」と口を揃えるふたり。「森田組は、僕たちキャストがやりやすいような現場を作ってくれて、いつも“おもてなし”があった。監督からも『今後生きて行く中でも、“おもてなし”はとても大事なこと』と言われ、僕の中でその言葉は常にある」(佐々木)、「“おもてなし”の精神を忘れず、今も現場に行ってます」(塚地)と、それぞれ感謝の気持ちを述べた。イベント後のトークでは改めて互いの存在を、「久しぶりに会っても絆がある、本当の兄弟のよう」とコメント。そして、「これから先も、“間宮兄弟”のドキュメンタリーがあるものだと信じてるし、今後も何かしらの形で続くよう願っています」(佐々木)、「『間宮兄弟』は何年後に観ても色あせないような映画なので、今後ともみなさんに観てほしいです」(塚地)と視聴者にメッセージをおくった。MOOK『ぴあ 森田芳光祭 ~全員集合! モリタ監督トリビュート~』発売中1470円(税込)限定特典:特製クリアファイル(ぴあBOOKSHOP限定)■特典1:小冊子・脚本「森田組で行こう ~森田組・関係者200人の思い出~」■特典2:CD「森田の音・映画脚本朗読&インタビュー」(伊藤克信、宮川一朗太、塚地武雅、貫地谷しほり、石田純一、由紀さおり、桃井かおり)取材・文・写真:滝島千尋
2012年12月10日昨年12月に亡くなり、一周忌を迎える森田芳光監督のトリビュート本『ぴあ 森田芳光祭 ~全員集合! モリタ監督トリビュート~』が8日(土)に発売される。翌日9日(日)には、銀座シネパトスで森田作品を一挙上映する出版記念イベントが開催され、佐々木蔵之介と塚地武雅によるトークショーの模様がぴあ映画生活チャンネルで生中継されることが決定した。『家族ゲーム』『それから』『失楽園』『間宮兄弟』『僕達急行 A列車で行こう』など、日本の映画史に残る様々な作品を残した森田監督。このたび発売されるMOOK本は、織田裕二、北川景子ら今をときめく俳優陣の撮りおろしインタビューや、30年以上のキャリアの中での貴重な写真、嵐の松本潤と三沢和子プロデューサーの対談など、豪華な企画が満載。亡くなってもなお、多くの人々に愛され、魅了し続ける森田監督の魅力に迫った1冊に仕上がっている。また、本誌の発売を記念した特別上映会イベントが9日(日)に銀座シネパトスで開催。チケット発売と同時に即完売となったが、当日券も発売される予定だ。特別上映会では、『の・ようなもの』『それから』『間宮兄弟』『家族ゲーム』の4作品を上映し、『間宮兄弟』の上映終了後には、“兄・明信”を演じた佐々木蔵之介、“弟・徹信”を演じたドランクドラゴン塚地武雅のトークショーが行なわれ、本イベントに足を運べないファンのためにこの模様をぴあ映画生活チャンネルが生中継する。MOOK『ぴあ 森田芳光祭 ~全員集合! モリタ監督トリビュート~』12月8日(土)に、全国書店、ぴあBOOKSHOPほかにて発売1470円(税込)予定限定特典:特製クリアファイル(ぴあBOOKSHOP限定)■特典1:小冊子・脚本「森田組で行こう ~森田組・関係者200人の思い出~」■特典2:CD「森田の音・映画脚本朗読&インタビュー」(伊藤克信、宮川一朗太、塚地武雅、貫地谷しほり、石田純一、由紀さおり、桃井かおり)出版記念イベント12月9日(日) 11時開映会場:銀座シネパトス上映作品:『の・ようなもの』『それから』『間宮兄弟』『家族ゲーム』料金:当日券3500円(自由席)劇場窓口にて販売予定※『間宮兄弟』上映後のトークショー生中継開場:16:57 開演:17:00(ぴあ映画生活チャンネルにて)登壇者:佐々木蔵之介、塚地武雅文:滝島千尋
2012年12月03日8月にアイドルグループのAKB48を卒業した前田敦子が20日に都内で行われた第25回東京国際映画祭(10月20日~28日開催)のラインナップ発表会見に出席し、映画祭の“顔”ともいえるTIFFアンバサダーの就任を発表した。その他の画像卒業後は目標だった女優の道を歩み出し、先日も黒沢清監督の最新作『一九〇五』でトニー・レオンと共演することが明らかになったばかり。今回、TIFFアンバサダーとして一足早い国際舞台でのデビューを飾り「25回おめでとうございます。素敵なお役目をいただき、本当に嬉しいです。緊張もしていますが、私自身も映画が大好きなので、たくさんの人と交流できるのを楽しみにしている」と抱負のコメント。今後の女優業について「素敵なスタートラインに立たせていただいた。どんな役にも挑戦し、求められる女優さんになりたい。頑張ります!」と決意を新たにした。コンペティション部門には松江哲明監督の『フラッシュバックメモリーズ 3D』(日本)をはじめ、『イエロー』(ニック・カサヴェテス監督/アメリカ)、『もうひとりの息子』(ロレーヌ・レヴィ監督/フランス)、『シージャック』(トビアス・リンホルム監督/デンマーク)、『未熟な犯罪者』(カン・イグァン監督/韓国)、『黒い四角』(奥原浩志監督/日本)など15作品を予定している。今年のコンペティション部門の審査委員長は、“インディペンデント映画の神”として名高いプロデューサーのロジャー・コーマンが就任。昨年、映画界に多大な功績を残した半生を検証するドキュメンタリー『コーマン帝国』が特別招待作品として上映された鬼才が、1年ぶりに“凱旋”し新たな才能に光を当てる。また、オープニング作品は『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』(アンドリュー・アダムソン監督)、クロージング作品にはクリント・イーストウッドが俳優復帰を果たした感動作『人生の特等席』(ロバート・ロレンツ監督)が上映される。また、特別オープニング作品として『JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]』の上映も決定。同作はリドリー・スコット監督による「3.11から1年後の“あの日”を、あなたはどう過ごしましたか?」という問いに対し、YOU TUBEを通して投稿された映像の数々を紡いだソーシャル・ネットワーク・ムービーだ。映画祭期間中は、昨年の“TIFF ARIGATO プロジェクト”に引き続き、募金などを通して震災復興への取り組みを継続することになっている。チェアマン就任5年目を迎えた依田巽氏は「今年のスローガンは“今こそ、映画の力”。今回、世界中からコンペティション部門に応募いただいたのは1332本。5年前の数字から倍増している」と国際的な注目の高まりをアピール。「多くの映画人による“国境”のない交流を通して、さらなるリンケージ(提携)が広がれば」と国際映画祭としてのさらなる飛躍を誓った。
2012年09月20日森田芳光監督の遺作『僕達急行 A列車で行こう』のブルーレイとDVDが14日(金)に発売されるのを前に、森田監督の代表作3作を上映するオールナイトイベントが7日に開催され、森田監督と縁の深いゲストによるトークショーも実施。35mmのプリントで上映する貴重な機会とあって、多くのファンが参加した。その他の写真上映された作品は、『僕達急行』『の・ようなもの』『ときめきに死す』の3作品。上映前に行なわれたトークショーには、『の・ようなもの』で主演の伊藤克信のほか、三沢和子プロデューサー、編集の川島章正氏(『の・ようなもの』『ときめきに死す』『僕達急行』)、助監督の杉山泰一氏(『の・ようなもの』『僕達急行』)が出席。森田監督についてや映画の裏話が語られた。上映作品の『の・ようなもの』は、青年落語家の姿を描いた作品。伊藤は「『全日本学生落語名人決定戦』という番組で(僕が)敢闘賞をもらったのを監督がたまたま観てたんですよね」と、『の・ようなもの』で俳優デビューを果たしたきっかけを明かした。本作は、森田監督にとってもデビュー作。助監督の杉山氏は「新人とは思えない振る舞いで、的確に演出されてました」と裏話を披露した。また、「毎回、(監督から)いろんなテクニックを見せてもらってびっくりする」という編集の川島氏は、「『ときめきに死す』のエンディングで、駅へ向かう3人のシーンを、車の上にカメラを置いて360度回して撮りました。当時初めて見たテクニック」とコメント。さらに、「森田監督はロケ地を決めるとき、空気感と四季温度を大事にしていた」と三沢プロデューサーが話すと、杉山氏が『僕達急行』に触れ、「舞台となる九州へ製作部と先に乗り込み、青春18切符で九州の列車を乗りつぶしました。各駅停車だから眠れなくて、ずっと車窓の風景を眺めながら、撮影ポイントを探してましたね」と徹底したロケ地探しについて語った。イベント終了後に行なわれたアンケートでは、「伊藤克信さんの話が聞けて満足!」[コメディやサスペンスの描き方が好き」「『の・ようなもの』『ときめきに死す』は観たことがなかったので、スクリーンで観れて本当にうれしかった」と、満足度の高いコメントが寄せられるなど、盛り上がりを見せたイベントとなったようだ。『僕達急行 A列車で行こう』9月14日(金)、ブルーレイ&DVD発売、DVDレンタル開始●ブルーレイ豪華版(初回限定生産)7350円(税込)通常版5040円(税込)●DVD豪華版(初回限定生産)6300円(税込)通常版3990円(税込)発売・販売元:バンダイビジュアル
2012年09月12日『回路』や『アカルイミライ』『贖罪』の黒沢清監督が、トニー・レオン、松田翔太、前田敦子をキャストに迎えた新作映画『一九〇五』を手がけ、来年秋に公開されることが発表された。本作は、1905年の横浜を舞台にした作品。詳細な物語や設定はまだ発表されていないが、日本と台湾で大規模なロケーション撮影を行い、1905年に製造された世界初の45口径の自動拳銃“コルトM1905”が、重要な役割を果たすアクション映画になるという。2009年の3月に香港で開催された「アジア映画賞(Asian Film Award 亞洲電影大奨)」で『トウキョウソナタ』が大賞を受賞した際に、総合イベントの大使を務めていたレオンと黒沢監督が出会ったことがきっかけで、本プロジェクトが誕生したそうで、黒沢監督は「百年前の横浜は驚くほど国際的な街だったようで、そこに流れ着いた人々の思惑が国籍を超えて激突するさまを物語の軸に据えてみました。彼らが経験する絶望と希望とは、私たちが今現在、そして未来に向けて抱えている様々な問題とずばり直結しており、今これを撮る意義もそこにあるのだと思っています。そしてこの映画のために、夢のようなキャスティングが実現しました。私自身まだ信じられないくらいです。恐ろしく魅惑的な三人の俳優たちが言葉、年齢、性別を超えて魂と魂をぶつけ合うことになるでしょう。そのお膳立てができるなんて、監督冥利につきると言うものです」と言い、レオンは「黒沢清監督の作品をずっと敬愛していました。その監督と一緒に仕事ができる機会を得て、とても興奮しています。あらゆる瞬間に至るまで、この貴重な体験を楽しみたいと思っています」と意気込みを語っている。松田は劇中、全編に渡って中国語のセリフでレオンとタッグを組む役で「脚本をいただいた時にゾクゾクとしました。この映画のスケールの大きさや、キャストの凄さにも驚きましたが、この脚本で黒沢監督に会えると思うと嬉しくて仕方がありません」と述べ、物語に登場する唯一の若い女性で、レオン演じる主人公に大きな影響を与える宮子を演じる前田は「世界を舞台に活躍されている黒沢清監督の作品に参加できることに、とてもワクワクしています。そして、トニー・レオンさん、松田翔太さんとご一緒できることも、すごく嬉しく思います。女性のあらゆる魅力を持っている宮子を、全力で演じたいと思います。女優としての素晴らしい経験になるように、頑張ります」とコメントを寄せている。撮影は今年11月から開始され、来年1月にクランクアップ。仕上げ作業を経て来年の秋に松竹とプレノンアッシュの配給で全国公開される。『一九〇五』2013年秋 全国ロードショー
2012年09月10日森田芳光監督の遺作となった映画『僕達急行 A列車で行こう』のブルーレイとDVDの発売を記念して、森田監督作品をオールナイトで上映する“森田芳光 オールナイトで行こう!”が7日(金)に新宿バルト9で開催されるにあたり、森田監督作の『黒い家』で助監督を務めた西川美和監督のコメントが届いた。その他の写真『ゆれる』『ディア・ドクター』でメガホンを執り、最新作『夢売るふたり』の公開が8日(土)に控えている西川監督は、撮影現場での森田監督について「次から次へと湧き出てくる(森田監督の)突拍子もないアイデアに、現場はいつも理解が追いつかず、謎めいた空気に包まれていました。でも、森田監督はそんな空気に流されず、『何で出来ないんだよ!』と、子どもが駄々をこねるごとく、猪突猛進で、無我夢中なんです」と明かすも、「プロデューサーの三沢さんも当時助監督だった杉山さんも、森田組の人たちは、全員がじいややばあやのように骨身を削って監督のために働いてましたね。アイデアが思い通りに行ったときの森田監督は、これ以上ないほど興奮されていて、その喜びようを見ていると、誰もがたまらないと思うんです。だからみんな、中毒になるんです。これぐらい強烈に愛される人こそが、映画監督たるのだろうな、とそのとき強く私は思いました」と振り返る。また、今回のオールナイトで上映される『の・ようなもの』『ときめきに死す』を「心臓を貫かれるような思い出の作品」と話す西川監督は、「常に新しいことを試みたい、と切望されていた(森田)監督の情熱が、どの作品にもあふれています。遺作となった『僕達急行』に流れているおぼつかなさや温かい童心は、デビュー作の『の・ようなもの』にとてもよく似ている。これで終止符を打つつもりだったのかなあ。いや、そんなことはないはずでしょう。監督に、もう一度戻ってきてもらいたいです」とコメントを寄せている。オールナイト当日は、『の・ようなもの』で主演を務め、森田監督映画の“常連”としても知られる伊藤克信をはじめ、プロデューサーの三沢和子氏、編集の川島章正氏、助監督の杉山泰一氏によるトークショーが予定されているほか、入場者特典として『僕達急行』のプレスシート(非売品)がプレゼントされるという。『僕達急行 A列車で行こう』Blu-ray&DVD発売記念 森田芳光 オールナイトで行こう!上映作品:『僕達急行A列車で行こう』『の・ようなもの』『ときめきに死す』日時:9月7日(金) 22時40分開場/23時開映/翌5時45分終了予定会場:新宿バルト9料金:3000円(前売りは9/6まで)※当日券あり※上映前にトークショーあり
2012年09月04日森田芳光監督の遺作となった映画『僕達急行 A列車で行こう』のブルーレイとDVDの発売を記念して、9月7日(金)に新宿バルト9で、森田監督作品をオールナイトで上映する“森田芳光 オールナイトで行こう!”が開催される。その他の写真今回のイベントは、大画面で観たい森田監督作を3本上映し、監督ゆかりの人々のトークショーも行う日本映画ファン必見の内容。上映作品は、1981年の商業映画デビュー作『の・ようなもの』をはじめ、1984年に沢田研二を主演に迎えて製作され、現在も熱狂的なファンを多くもつ傑作『ときめきに死す』、そして森田監督が完成させながらも公開初日を迎えることが叶わなかった遺作『僕達急行…』の3作品。いずれもソフト化されているタイトルだが、当日はすべてを35ミリプリントで上映。森田監督の意図した通りの映像を、新宿バルト9の大画面で堪能できる貴重な機会となる。当日は、『の・ようなもの』で主演を務め、森田映画の“常連”としても知られる伊藤克信ら、監督とゆかりのあるゲストによるトークショーが行なわれるほか、入場者特典として『僕達急行…』のプレスシート(非売品)がプレゼントされる予定。『僕達急行 A列車で行こう』Blu-ray&DVD発売記念 森田芳光 オールナイトで行こう!上映作品:『僕達急行A列車で行こう』『の・ようなもの』『ときめきに死す』日時:9月7日(金) 22時40分開場/23時開映/翌5時45分終了予定会場:新宿バルト9料金:3000円※上映前にトークショーあり/登壇者:伊藤克信ほか(予定)プレリザーブあり/プレリザーブ期間:発売開始~8月17日(金)まで受付8月18日(土)より一般発売
2012年08月08日芥川賞を受賞した西村賢太の同名小説を映画化した『苦役列車』が完成。6月14日(木)、完成披露試写会でのお披露目を前に主演の森山未來、高良健吾、前田敦子(AKB48) と山下敦弘監督が記者会見に臨んだ。19歳にしてその日暮らしの肉体労働者として三畳一間に暮らし、稼いだそばから酒と風俗に金を遣い、読書が唯一の趣味という北町貫多。現場で親しくなった同世代の正二や思いを寄せる大学生の康子らとの青春を飾り気なしに描き出す。森山さんは本作を「花粉症対策映画」というキャッチフレーズでアピール。その心はというと「抗菌、滅菌のものにしか触らずにいるから花粉症になる。本当に汚いもの、菌に触れば免疫ができます。この映画は免疫を高めてくれる映画」とのこと。「ぜひ触ってほしい」と呼びかけた。高良さんはインタビューなどで常々、一緒に仕事をしたい監督として山下監督の名を挙げていたそう。「現場では緊張して病気じゃないかってくらい汗が出ました。映画を観て『山下作品に自分がいるんだ!』と感じました」と感激を口にする。前田さんも「口癖で『ああ幸せ』とよく言うんですが、6日間の撮影で、毎日『幸せ』と言えていました。決して爽やかな映画ではないんですが、私が出ているところは『これって青春!』と言える爽やかさがあるので、ホッとしてほしいです」と自らの出演シーンの見どころを明かした。森山さんは役になりきるために実際に三畳のアパートで生活し、風呂にもろくに入らない生活を送ったそう。「三畳の閉塞感を実際に感じたかったんです。役にかこつけてゴールデン街にも行けました」とニッコリ。共演シーンの多かった高良さんは、髪の毛から日々、汚れていく森山さんの変化を感じていたとか。森山さんは飲み明かした状態で現場に来ることもあったそうだが「(むくみで)顔をパンパンにして、森山さんが遅刻してくるとみんなが『すごいぞ!』って褒めて、『早く撮ろう』となるいい現場でした(笑)」と明かした。山下監督も「『痩せてくれ』と言われてそうする役者はいるでしょうが、太るのは…。撮影が終わるころにはミニ西村賢太になってました」と絶賛していた。前田さんは、森山さん扮する貫多と高良さん演じる正二のどちらが好みかを問われると「貫多といるときの正二は完璧なキラキラ男子。貫多は最初、ひどい男だと思いましたが見るにつれてかわいくてしょうがなくなってくる。本当にかわいいです!だからどちらが気になるかと言われれば貫多」と告白。森山さんは喜びつつも「気になる部分はあっても触れたいかは別だと思いますよ」と、一筋縄ではいかない主人公を知り尽くした様子で苦笑を浮かべていた。『苦役列車』は7月14日(土)より全国にて公開。■関連作品:苦役列車 2012年7月14日より全国にて公開© 2012「苦役列車」製作委員会
2012年06月14日前田敦子にそっくり過ぎ!Twitterでも大反響のサッカー選手AKB48を卒業する前田敦子に似ていると言うよりも、ほぼ一緒と大評判のサッカー選手がチェコに存在している。今回Twitterで、一番似ていると言われるショットが公開され「そっくり!」というツイートが殺到している。あっちゃん似のチェコのサッカー選手はトマーシュ・ロシツキー選手。本人曰く、自分の顔は日本人顔だと言っているらしいが、二人がツーショットで並ぶと兄、妹として紹介しても納得できるようなソックリぶりだ。あっちゃんは浜田雅功にも似ている?以前からあっちゃんはお笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功に似ていると言われていたが、そのつながりで行くと、トマーシュ・ロシツキー選手と浜ちゃんが似ていると言うことになるが、いかがだろうか?似ている顔ネタだけでも大ブレイクする人気者の前田敦子のAKB48卒業は8月27日AKB48劇場で予定されている。元の記事を読む
2012年06月11日前田敦子の卒業式が秋葉原、AKB48劇場公演に決まる!AKB48の悲願、東京ドーム公演が8月24・25・26日の3日間開催される。取りざたされていた前田敦子の卒業式も8月27日(月)にAKB48の原点でもある東京・秋葉原のAKB48劇場公演に決定した。AKB48の2005年の結成以来の悲願だった東京ドーム公演の発表は、東京ドームシティホールで行われたリバイバル公演『見逃した君たちへ2』最終日24日のステージで発表。同時に、2ヶ月前にAKB卒業を電撃発表した前田の卒業式も発表された。「本当にジャパニーズドリームだ」 “井上公造 語録”25日、テレビ朝日「おはよう朝日です」に出演していた芸能レポーターの井上公造は、前田の卒業式決定に「前田をはじめAKB48が、初めてのステージで秋葉原のAKB48劇場に立ったときは観客が7人だった。本当にジャパニーズドリームだ!」と、コメントした。前田敦子のコメント卒業式が決定した前田は、ドーム公演に向けて「これからも皆さんの前で、たくさんパフォーマンスをお見せすると思いますので、皆さんの胸に焼きつけてくれたら嬉しいです」と伝えた。(オリコンスタイルより)元の記事を読む
2012年05月25日自身の壮絶な過去を綴り、第144回芥川賞を受賞した西村賢太氏の私小説を、『マイ・バック・ページ』の山下敦弘監督が映画化した『苦役列車』から、森山未來と前田敦子の共演シーン画像が初公開された。その他の写真本作は、日雇い労働にすがる19歳の主人公・北町貫多役に森山を迎え、貫多の職場の新入りで専門学校生の日下部正二役を高良健吾、映画オリジナルのヒロイン・桜井康子役を前田が演じる。今回公開された画像は、古本屋で店番をする康子に一目惚れした貫多が、日下部の協力を得て読書好きを理由に彼女と友達になり、家を訪れた場面。中学卒業後、他人を避け、ひとりぼっちで過ごしてきた貫多だけに、公開された画像からも、康子とどう接したら良いのか戸惑う貫多の不器用さが伝わってくる。6月2日(土)より特典付き劇場前売鑑賞券が全国の劇場で発売。前売特典は、貫多が日雇い労働でもらう給料袋をイメージした“貫多の給料袋”。中には、貫多と日下部、康子の写真が入ったデザインのお札メモが入っている。『苦役列車』7月14日(土)全国ロードショー
2012年05月25日グループを卒業し、女優業に注力アイドルグループ、アイドリング!!!のメンバーである森田涼花が、今月末の5月30日に行われる、Zeppダイバーシティ東京公演をもってグループを卒業することが分かった。2008年4月より2期生として加入し、アイドリング!!!11号として活動を続けてきた人気の彼女。これからはひとり、森田涼花として活躍することを目指していくこととなる。放送内で電撃発表この卒業は、3日深夜に放送されたバラエティ番組「フジテレビからの!」(木曜深夜1:55)のなかで電撃発表され、公表されたもの。放送後には、本人もオフィシャルブログを通じて報告をおこない、思いをつづっている。ここでは、これまで支えてきてくれたたくさんの人たちへの感謝を述べ、今後は女優業に注力し、前へと進んでいきたいと、これからについても熱く語られている。現在放送中の日中韓合同で制作されたWOWOWドラマ「ストレンジャーズ6」にも出演するなど、すでに女優としての力量を発揮しつつある彼女。今後の活躍も楽しみだ。元の記事を読む
2012年05月05日いよいよカウントダウン開始人気アイドルグループAKB48の前田敦子がグループを卒業することを発表し、話題を集めているが、依然卒業時期の詳細については未定。だが、ここにきていよいよカウントダウンが始まっていることを感じさせる動きが出てきている。6日、福岡の福岡サンパレスホテル&ホールで全国ツアー「野中美郷、動く。~47都道府県で会いましょう~」をスタートさせたAKB48。前田敦子も卒業発表以来、初めてステージでファンの前に立った。秋元氏も東京ドームかと胸中語る卒業発表後初のステージということで、「辞めないで」といったファンの絶叫も飛ぶ中だったが、ステージは盛況のまま終了。この日は彼女の祖父母も会場に来ていたという。家族への感謝もこめ、いよいよグループ活動のゴールへと走り始めたようだ。同日、総合プロデューサーの秋元康氏もGoogle+で前田の卒業時期について初めて言及。「やっぱり東京ドームかなあ」とその胸中を明かしている。本人と相談してとのことだが、このようにコメントが公表されるところをみても、今夏に予定されている東京ドーム公演は大きな節目となりそうだ。卒業後の活動にも注目が集まるなか、いよいよその卒業の時は近づいてきている。ファッション界、芸能界、各界が注目する一大アイドルの転機。今後も動向に注目だ。元の記事を読む
2012年04月07日前田敦子の卒業AKB48の中心メンバーであった前田敦子が25日、さいたま市で開かれたコンサートで、「卒業」を発表した。(画像:AKB48公式サイトより)事前リークがあったといった情報も飛び交い、「突然」の卒業発表ではなかったことが噂されている。(AKB48前田敦子、卒業の真相は……)しかし、噂は噂。いまだに「卒業の時期」「卒業の方法」などは決まっていない。卒業商法が行われるのか?AKB絶頂期といえども、人気が出てからもう数年。近年の不況でなかなか売り上げが伸ばせなくなって来ていたのも事実。(AKB48前田敦子ヌード5000万円)「おにゃんこ」や「モーニング娘。」の時にも、「卒業」発表後に別れを惜しむファンで一時的に売り上げを上げ、また新たなメンバーを加えるという「卒業商法」が行われた。2010年の雑誌インタビューで、秋元氏は「モーニング娘。」を失敗例としたうえで、「AKBは卒業→加入システムは取りません。身近に失敗例があるから 」と語っていた。しかし、その秋元氏も「卒業商法」に頼らざるを得なくなったというのが現状なのだろうか?最後は劇場で!の声ファンからは「最後は劇場で」という声が多くあがっているという。ドン・キホーテ秋葉原8FにあるAKB48劇場を最後の舞台にすれば、周囲の交通事情などで大混乱が予想される。(画像:AKB48公式サイトより)しかし、サプライズを仕掛ける才能に長けている秋元氏だけに、なんとか「劇場での卒業ライブ」を実現させ、新たな伝説が作られるのではないか?と、期待が高まっている。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年03月28日前田敦子卒業を発表AKB48の中心メンバーであった前田敦子が25日、さいたま市で開かれたコンサートで、「卒業」を発表した。(画像:AKB48公式サイト、メンバー情報より)まだ詳細は未定ということだが、卒業の時期は次回総選挙の後ではないかなど、憶測が飛び交っている。前田はステージで、「私、前田敦子はAKB48を卒業します。」「私なりに頑張ってきた6年半でした。14歳のころからみんなで見てきた夢がかなったと、とても感動した。20歳の夢に向かって歩き出さなきゃいけない。」と挨拶し、卒業の理由については、「不安でいっぱいですが、後輩のためにも私が卒業して歩き出さなければいけないと思いました」と涙ながらに話した。卒業の真相は……実は、前田の卒業についてはこんな噂がささやかれている。「前田がSKEとNMBメンバーからのAKB入りを快く思っていなかったことから卒業にいたった」というものだ。(動画:いっしょにコレイチ!前田敦子)この前日、同じくさいたま市で開かれていたコンサートの最後に、SKE48の松井珠理奈とNMB48の渡辺美優紀が期間限定でAKB48入りすることが発表されていた。ここでは、松井珠理奈が、大島優子や板野友美らが属する「チームK」に、渡辺美優紀が、柏木由紀や渡辺麻友らが属する「チームB」に入ることが発表され、場内を騒然とさせた。この件について、今年1月4日に2ちゃんねるでこのようなリークが書き込みされていたのだ。「テレビ局に出入りしている制作会社の話だけど,今年は姉妹グループ込みでシャッフルするらしい。前田と高橋が反対してるらしく、前田はそうすると卒業すると言ってるらしいよ!多分その話じゃないかな。」(画像: )また、別のリークによると以前からこの夏にメンバーを卒業させることになっていたらしく、卒業のリストには選抜メンバーも数名含まれていたという。こうした事前リークがいくつかあったにせよ、人気絶頂かつ主要メンバーであった前田の卒業に、ファンはショックを隠せないようだ。編集部 鈴木真美【関連記事】AKB48前田敦子ヌード5000万円元の記事を読む
2012年03月26日衝撃の卒業発表に騒然人気アイドルグループAKB48の不動のトップともいえる存在、前田敦子がグループを卒業することが決定した。さいたまスーパーアリーナ3Days公演の最終日である25日の全演目終了後に本人から発表された。突然の卒業発表に会場も騒然。2万5000人のファンらからは絶叫にも近い声が上がったという。卒業の具体的時期は現時点では不明だが、前田は「私なりに頑張った6年半でした」とこれまでを振り返り、決断を伝えた。一歌手、一女優として活動かメンバーらも泣き崩れるなど、衝撃の発表となったが、長くともに歩んできた高橋みなみも涙ながらに、AKBにいることがゴール地点ではないことを伝えたほか、彼女をあたたかく見送ってほしいと語ったという。昨年6月にはソロデビューを果たし、映画「もしドラ」にも初主演。歌手としても、女優としても活躍の場を広げていた彼女。美容界をはじめ数々の受賞も手にした。今後はグループのなかの前田敦子ではなく、一歌手、一女優として活動していくこととなるのだろう。トップアイドルの真価が問われる。これからどんな輝きを見せてくれるのか、注目が集まるところだ。元の記事を読む
2012年03月26日昨年12月に急遽した、森田芳光監督の最新作『僕達急行 A列車で行こう』のメイキング映像がこのほど公開された。メイキング映像本作は、森田監督が10数年前から温め続けてきたオリジナル作品。東京と九州を舞台に、鉄道の趣味を通じて出会った小町(松山ケンイチ)と小玉(瑛太)が、恋や仕事に奮闘する姿を描く。メイキング映像では、小町の転勤先である九州を舞台に、福岡市地下鉄での通勤風景や、あずさ(貫地谷しほり)とのデートシーン、後半では物語の重要な部分とも言える、無人駅でふたりが抱き合う場面が映し出されている。また、森田監督自らが演技をして、松山と貫地谷に指導する様子や、時にコミカルな動きで出演者やスタッフを笑わせる監督の姿も確認でき、現場の和やかな雰囲気が伝わってくる。そんな森田監督に対し松山は、「森田監督が一番面白かった。(監督は)演出しながら笑っていたりするんです。監督から感じた面白さをちゃんと表現できるようにと思いながら演技しました」とコメント。さらに「(映画の中で)すごく速い目で今の社会を切り取っている。これまで僕が考えもしなかったことを見ていて、ハッとさせられた」と振り返った。公開を前に、ここでしか見られない森田監督の貴重な演出姿をチェックしてみてはいかがだろうか。『僕達急行 A列車で行こう』2012年3月24日(土)、全国ロードショー
2012年03月22日森田芳光監督がスクリーンに映し出すキャラクターたちは、とても人間味がある。そして監督はいつもちょっとだけ時代の先を歩き、観客に道しるべを作ってくれている気がしてならない。1981年に『の・ようなもの』で映画監督としてデビューを飾り、『家族ゲーム』、『それから』、『(ハル)』、『失楽園』、『模倣犯』、『阿修羅のごとく』、『間宮兄弟』、『椿三十郎』、『武士の家計簿』など、数多くの名作を送り出し、映画と人を愛した。そんな監督が「この1作目がヒットしたら、シリーズものにしたいんだよね」と、ぽつりとつぶやいていた最新作が『僕達急行 A列車で行こう』だった。森田監督が最後に遺してくれた道しるべは、趣味というごく普通に日常にあるものが、実は宝物であると気づかせてくれる、そんなハートフル・コメディ。本作は2009年の『わたし出すわ』に続く、森田監督自身によるオリジナル脚本。「これからは趣味の時代になる」と、十数年前から温めてきた企画だ。「鉄道ファンとして、僕はまだ末端の立場だけれど、鉄道好きの中に参加できたことが何だか嬉しくて。今このタイミングでこの映画を作ったのは、テレビ放送の多チャンネル化の影響もありますね。というのは、僕はいつも有線放送を聴いたり、CSの番組を見たりしていて、あるとき鉄道の番組ってものすごく多いことに気づいた。これを映画にしたらファン層も広がっていくんじゃないかなって。鉄道という趣味をテーマに、ひとつの時代性として、趣味に生きる2人の物語をやってみよう、そう思ったんです」。趣味と鉄道を切り口に森田監督のイマジネーションは大きく膨らみ、松山ケンイチと瑛太という日本映画界を引っぱる若手実力派の2人が主人公に選ばれた。松山さんは『椿三十郎』、『サウスバウンド』に続く3度目の森田作品の参加となるが、どんな現場かを知っていても「毎回、びっくりさせられる」と撮影の日々をふり返る。「この役ってこうなっていくんだ!こういうふうな動きをするんだ!と、いつも驚かされるんです。ああいう演出方法は森田監督だけ、森田監督に似ている監督なんていないですね。僕は監督の作品に出るのはこれが3作目で、その間にもほかの作品をやらせてもらって(経験を積んで)いますが、森田監督の現場ではそれがまったく通用しないんです(笑)。瑛太さんと2人で本読みをしているときも──『違うんだよ、セリフは言い方も重要でね。ちょっと言ってみるからね…』って、監督自らセリフを言ってくれる。それが僕らの何十倍も何百倍も面白いんですよ。だから、森田監督の演じてくれたものに追いつこうと必死でした」。悔しそうに、でも嬉しそうに語る松山さんの話を、隣ではにかみながら聞いている森田監督は、続けて俳優・松山ケンイチだからこそ任せた主人公の小町像をこう説明する。「僕が目指している笑いのツボって、瞬間芸的なものではなく、映画のストーリーに沿った人間的な笑いなんです。人間の正直さって、真面目にやればやるほど可笑しいわけで、それを松山くんならやってくれるだろうと思った。一流会社に勤めているけれど素朴で、かつ趣味を大切にしていて、名誉とかのために働いているふうでもなく、そういう現代のエリートですね、小町は」。「俳優といっても自分の人格にないものは演じきれない」という森田監督の言葉は、キャスティングも重要であると伝えている。ちなみに、松山ケンイチ&瑛太の組合せは、脚本の段階から思い浮かべていたそう。「どっちがサラリーマンでどっちが労働者かっていうのは難しいところではあったんですど、悩んだのはそれぐらいかな。コンビものとしては、これまでに『間宮兄弟』を作っていますけど、今回はああいうテイストの面白さではなく、2人がピュアゆえの面白さ、少し違った面白さを目指したんです。面白いコンビではなく、心が温まるコンビっていうか、そのコンビがふと笑いを誘うというかね。コメディと言いながらも違った作戦なんです」。人間臭さを深く探り、観察し、繊細に映し出していく。森田監督のコメディセンスが唯一無二と言われるのは、そこにある。コメディを描くうえで、森田監督が一番にこだわっているのはニュアンスだ。「愛しているとか好きだとか、おはよう、おやすみといった日常会話にしても、人によってニュアンスって違いますよね。僕は昔からニュアンスのことばかり考えているんですよ。大切なのは、言葉そのものが持つ意味ではなく、ニュアンスだと思うから。事実、台本上に書かれているしゃべり(セリフ)自体はそんなに面白いものではないんです。役者さんがニュアンスをもってしゃべっている、そうすると同じセリフでも意味が違ってくる、それが面白さにつながるんです」。話を聞けば聞くほど、森田監督の緻密さが浮き上がってくる。松山さんの「監督に追いつこうと必死だった」という言葉も納得だ。また、十数年温めてきた企画を主演・松山ケンイチに託したことにも、もちろん理由がある。取材前の雑談で「彼とはもう3回目になりますからね、彼のことはすべて知ってますよ、すべてね(笑)」と冗談っぽく話していた言葉が、実は核心だったりする。何度もタッグを組んだ相手だからこそ、託したものとは──。「電車が遅れて、近くの駅を知っているからって女の子をナンパする、それって考えてみたらものすごく変な話じゃないですか。すごく軽くてバカみたいな男でしょう(笑)。おまけに、『ココまで来たら世界のどこへだって行けるよ』っていうセリフをしれっと言えちゃう、それが小町なんです。松山くんをよく知っているからこそ、この小町という役を頼めたんですよね」。照れくさそうに頭をかきながら、松山さんも言葉を足す。「そう、大きいこと言っているけれど、けっこうスケール小さいんですよ、小町って(笑)。そういう面白さが小町にはたくさんあって演じていても楽しかったですね。あと、僕が好きなのは、写真を撮っているそばでスプーン曲げをしている人がいたり、会議をしている最中にブナの話をしたりするナンセンスなシーンが好きなんです。映画のテーマとは全然関係ないんだけど(笑)」。そんな松山さんのコメントに「嬉しいなぁ」と喜びを噛みしめる森田監督。「そう、映画と全然関係ないんだけどね、僕もナンセンスは大好きですね。部屋探しのマンションで不動産屋さんに『跳んでみてください』って言うシーンとか、あれはけっこう自信あるんですよね(笑)。松山くん、やっぱりいいとこ見てるなぁ」。たとえば、恋人選びの項目に「笑いのセンスが一緒の人」を挙げる人が多いように、笑い、ニュアンス、空気…言葉にすると曖昧なものこそが、価値観と言えるのかもしれない。ということは、森田監督と松山ケンイチは、もちろん相思相愛!最後にもうひとつ、森田監督は『僕達急行 A列車で行こう』の観客のために、ある招待状を添えた。それは誰もが映画の主人公になれるという、監督らしいアイディア。「この映画のテーマは、ひとつの趣味を持つことで、その趣味をきっかけに会話につながって、友達もできるという基本的なことなんです。今回は電車だったけれど、飛行機でもガーデニングでも同じように映画が作れると思う。それから、多くの映画の場合は、主人公になりたくてもなれない、できないことの方が多いじゃないですか。けれど、この映画の主人公たちには誰もがなれるんです。電車に乗って、景色を眺めながら『RIP SLYME』の曲を聴けば、誰でも松山ケンイチ=小町になれるんですよ(笑)」。2011年7月某日(photo:Toru Hiraiwa/text:Rie Shintani)特集:私も発見、仕事と恋と、好きなコト。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2012『僕達急行』製作委員会■関連記事:いよいよ発進!『僕達急行 A列車で行こう』モバイルポーチを5名様にプレゼント松ケン&瑛太がキュートなイラストに!『僕達急行』映画史上初の試みの前売り鑑賞券松ケン&瑛太も大喜び “僕達急行ラッピング電車”が京急線で運行中!恋と仕事と好きなコト『僕達急行A列車で行こう』女性限定試写会に25組50名様ご招待松ケン&瑛太が再共演の誓い 森田監督の遺作『僕達急行』が発進
2012年03月22日