「関ジャニ∞」の錦戸亮が日本テレビ系連続ドラマ初主演を果たす、7月期放送の新ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」。この度、本作のヒロインを松岡茉優が演じることが決定。主演の錦戸さんとは、夫婦役で登場する。見た目よし、学歴よし、収入よし!ウチの夫は理想の夫…のはずが、ある日、妻が知ってしまった夫の秘密。実は、夫は職場で足引っ張りまくりのお荷物社員だったのだ。一方、夫・小林司は悩んでいた。「できる夫」と信じ込んでいる妻に、お荷物社員ぶりを知られてはならない。それでも、繰り返す仕事のミス、屈辱、部下から向けられる軽蔑の視線に、「会社辞めたい」。もう限界と思ったとき、妻の妊娠が発覚!一家の大黒柱として、会社を辞めるわけにはいかない。子どもを産む妻を不安にさせてはいけない。仕事ができるようになりたいと、夫婦二人三脚の社会サバイバルがスタートする――!本作は、ちょっと残念な「仕事ができない夫」が、奥さんと手に手を取って頑張る、笑って泣ける新感覚なお仕事ホームドラマ。本作で、見た目、学歴、収入は申し分ないものの、職場で足引っ張りまくりのお荷物社員、小林司を夫に持つ妻・沙也加役を演じるのは、『ちはやふる』『映画 聲の形』、現在放送中の「やすらぎの郷」などの映画やドラマはもちろん、バラエティ番組でも活躍する若手女優の松岡さん。松岡さんは、「若くして結婚した新妻役です。“理想のパートナー”だと思っていた夫が、実は”仕事ができない人”だと知って戸惑う…そんな奥さんを演じます。新妻でダメな所も多いんですけれど、一生懸命、旦那さんを支えていきます。支えあえる関係性がある方々に、ビビッと届く様な、たくさんの心があったかくなる様なドラマを作っていけたら良いなと思います。ぜひ、ご覧下さい!」と役どころと意気込みを語った。また脚本は、連続テレビ小説「べっぴんさん」や「ファーストクラス」などを手掛けた渡辺千穂がオリジナルで書き下ろす。渡辺さんは、元日本テレビアナウンサーの羽鳥慎一と結婚し、最近出産したばかり。新婚ならではの夫を思いやる気持ちや妊婦エピソードは、リアリティーたっぷり。渡辺さんは、「愛らしくて初々しい夫と妻の2人にワクワクしています。理想と現実の間で、泣いたり笑ったりしながらも幸せに向かい、どんな日々を過ごしてどんな夫婦になってゆくのか。私もとても楽しみです」とコメントしている。「ウチの夫は仕事ができない」は7月より毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年05月02日“黒い”渡辺麻友ד悪い”えなりかずきという、前代未聞の設定で話題の新ドラマ「サヨナラ、えなりくん」。この度、本作の主題歌が渡辺さんのソロ6thシングル「守ってあげたくなる」(発売未定)になることが決定した。「AKB48」渡辺さんが主演を務める本作。桐山さおり(渡辺麻友)は、過去にはさまざまな恋愛遍歴があったものの、現在は“純愛”を求めて奔走する25歳。理想の相手を求めて婚活に精を出すが、彼女の前に現れるのはオドロキの本性を持つメンズばかり。その彼らにひどい仕打ちを受けた瞬間、さおりは表情を一変。特殊な能力を発揮し…というストーリー。渡辺さんが清純派アイドルのイメージと異なる“恋多き女”を演じ、共演のえなりさんもまた、自身とは正反対の印象の“悪キャラ”で物語のカギを握る重要な悪キャラ=“えなりくん”として登場。異色の純愛コメディーを繰り広げるという。そして、そんなドラマを盛り上げるのが、今回発表された渡辺さんの新曲「守ってあげたくなる」。秋元康が作詞を担当する本楽曲は、不器用で子どもっぽい彼にちょっぴりあきれながらも、支えてあげたくなってしまう…そんな切ない女心を歌い上げたミディアムバラードだ。渡辺さんは、「いままでの私の楽曲にはなかったような、大人っぽい曲で歌っていてもすごく新鮮でした」と楽曲の印象を語り、「ドラマの主人公・桐山さおりは純愛を夢見てさまよう女性、歌詞の中の女性は純粋に相手を想いそっと見守る母性溢れる人、私もそんな女性をイメージしながら聞いている皆様にも共感していただけるよう心を込めて歌わせて頂きました。楽しみにしていてください」とコメントを寄せている。「サヨナラ、えなりくん」は4月30日(日)より毎週日曜日深夜0時40分~テレビ朝日にて放送。放送終了後よりビデオパスとテレ朝動画にて配信開始。スピンオフドラマ「残念くんに効くレシピ」はビデオパス会員限定、地上波ドラマ放送終了後より毎週1話ずつ配信。※ドラマ本編は第1話のみビデオパスとテレ朝動画にて期間限定無料配信、スピンオフドラマは第1話のみビデオパス、テレ朝動画、YouTubeにて期間限定無料配信。(cinemacafe.net)
2017年04月29日『週刊文春』にニューヨークでの不倫現場をキャッチされたのは、日本を代表するハリウッドスター・渡辺謙(57)。 2月中旬、渡辺が元ホステスのA子さん(36)を連れ込んだのは、ニューヨークの高級アパート。だがこの部屋は、妻の南果歩(53)がつい前日まで泊まり込んでいた部屋だった。 南は、異国の地で奮闘し続ける夫のために、日本から持っていった食材で甲斐甲斐しく和食を用意していたのだ。 「こんな報道が出ると、あの2人は“仮面夫婦”だったのかと思う人もいるでしょう。でも、それは違います。いまも2人は夫婦でいっしょに行動することも多く、実際、仲の良さは端から見ても伝わってきます」(2人を知る関係者) 今年1月には、こんな光景も見られた。 「渡辺さんの所属事務所の新年会が、代官山のレストランを借り切って行われたのですが、渡辺さんと南さんは2人で手をつないで参加されてました。冷え切った夫婦には無理な芸当と思いました」(プロダクション関係者) だがその裏で、渡辺は元ホステスとの不倫に溺れて……。いったい南とA子さんとの“二重生活”を、渡辺はどう決着させるのか。所属事務所ケイダッシュの川村龍夫会長は、本誌の取材にこう話した。 「離婚の可能性はゼロですよ。彼は事態をきちんと収拾できるはずです。彼は前の離婚の渦中にうちに移籍してきて、私は彼の苦悩や憔悴ぶりをつぶさに見ています。あんな苦労を再び背負うわけがない。助言?まず果歩さんに謝ることでしょうね。すべてはそれからです」 渡辺はいまの自分があるのが誰のおかげか、もう一度よく噛みしめるべきだろう。
2017年04月04日4月1日放送の『胸いっぱいサミット』(関西テレビ)で、はるな愛(44)が渡辺謙(57)の不倫報道に言及した。 『週刊文春』は、渡辺とジュエリーデザイナーの女性(36)との3年にわたる交際の様子をスクープ。女性は田中みな実(30)似の美人で、北新地の元ナンバーワンホステスだったという。だが同誌に掲載されている2人の写真がごくごくプライベートなものだったこともあり、「女性側から情報が漏れたのでは」との憶測を呼んでいた。 そうしたなか、はるなも「(写真がどこから流出したかは)まだ分からないけど」としながらも「相手のホステスの女性が写真を見せたりしてたんでしょ~」と推測。「昔、水商売してるときにお客さんに芸能人が来たら2ショットの写真を撮って。『今日こんな人が来てくれた』とか見せたくなるんですよ~」と共感。さらに「でも、女の子同士ってありません?彼を自慢したいって」と“女心”を分析。スタジオの女性陣からは共感の声があがっていた。 北新地のホステス女性(20)はこう語る。 「お相手の女性のことは北新地でもかなり噂になっていますよ。もちろん不倫は良くないですが、彼女の気持ちは理解できます。もし謙さんほどのハリウッド俳優と付き合ったら、私は自慢しますし。ホステス同士って見栄の張り合い。マウンティングっていうんでしょうか。お客さんにどんなすごい方がいらっしゃったか。どれだけ貢いでもらったか。バーキンをいくつ持ってるか。そういう世界ですから。その分、やっかまれると怖いですけどね……」
2017年04月03日「人生にはいろいろなことがあったり、起きたりして自分独りでは生きていけないんですね。ですから、周りの人たちとのかかわりや、何より本音を言える友達、心から信頼できる大事な家族−−こうした人たちと一緒に生きながら、自分にとって大事なこと、自分がやりたいと思うことを大切にして生きていく。それがすみれであり、『キアリス』のメンバーですが、紆余曲折はあっても彼女たちのような人生を貫ければすごく幸せだ、と。これが、いちばん伝えたかったことです」 こう語るのは、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』の作者で、脚本を担当する渡辺千穂さん(45)。渡辺さんは’72年10月生まれで、東京都出身。両親と弟2人の5人家族で育った。ドラマ、映画……映像の世界が好きな少女だったが、将来映像の世界に身を置こうという気持ちはまったくなく、大学卒業後は「普通の会社」に就職。そんな渡辺さんに転機が訪れたのは、世紀が切り替わる’00年だった。 「(もともと)親から『本を読みなさい』と言われて、子どものころからよく読んでいました。お誕生日も、クリスマスもプレゼントは本でしたし。そのうち自然に、自分も小説を書いてみたい、と。でも、小説家を目指そうという感じではなく、漠然と書いてみたいという感じでした。ただ、『書きたい』という思いはずっとあって’00年を迎えた。そこで、ミレニアムの年に何かやろう。『そうだ、小説を書こう』と思ったんです」(渡辺さん・以下同) 一念発起して、「小説を書くための本」を探しに行った東京・新宿の紀伊國屋書店で、目に留まったのが脚本家・山田太一さんの、テレビドラマ『ふぞろいの林檎たち』シリーズの脚本集だった。 「そのころの私は小説と脚本の区別もつかなくて。『これ、昔好きで見ていたドラマだ』と思って買って、家に帰ってよく見たら、小説ではなく脚本だとわかって『これはなんだろう……』って(笑)。でも、『脚本ってこういうふうに書くんだ……』と思いながら読んでいるうちに、自分には、小説よりこっちのほうが向いているんじゃないかと思って、シナリオ学校の通信教育を受けることにしたのですが……結局一度も作品を送ることなく’00年が過ぎてしまいました」 翌年、脚本ではなく、ドラマの企画書をテレビ局のドラマ担当者に読んでもらう機会があった。書き方などもよくわからなかったが、自分なりに書いたその1本が、プロデューサーの目に留まった。 「企画書を送ったら、すぐに連絡をいただいて、都心のホテルのラウンジでお会いしました。その方たちが、私が脚本家としてデビューしたドラマのプロデューサーチームで」 プロデューサーが求めていたのは若者たちの群像劇。渡辺さんが送った企画書は10人近い人物が登場する群集劇。ぴったりだった。これを機に、渡辺さんは会社を辞めることにした。企画書を送ってからわずか1年たらずの、’02年夏。当時29歳の渡辺さんは、連続テレビドラマ『天体観測』(フジテレビ系)でプロの脚本家としてデビューした。 まさに“トントン拍子”で始まった脚本家生活。渡辺さんも「本当にラッキーでした」と笑うが、当時を振り返ると彼女からはこんな言葉が出てきた。 「シナリオの学校に通ったり、きちんと書き方を学んだことはありませんでしたけれど、自分が好きだったドラマをレンタルビデオ店から借りてきて。それを見ながらワンシーン、ワンシーン一時停止して、台詞やト書き(俳優の動きや出入り、演出など)をすべて書き起こしました。これは、かなり大変な作業でしたけれど、とても勉強になりました」 デビュー後、彼女は、職場における「女性同士のイジメ」を描いた『泣かないと決めた日』(フジテレビ系)や、職場での「女性同士のマウンティング」がテーマの『ファースト・クラス』(フジテレビ系)など話題作の脚本を担当。脚本家としての地位を揺るぎないものにした。 そんな、渡辺さんが作・脚本を担当する『べっぴんさん』は、’16年10月3日の放送開始以来、20%近い週平均視聴率を維持。放送回も残すところ10回あまりとなった。 「よく閉塞感という言葉が使われていますが、今はいろいろなことが難しくなってきているような気がします。たとえば、自由に、自分のやりたいことを貫くことが。それに、もう安定とか、誰かに頼るとか、何かに守ってもらえる時代ではないですよね。会社だって守ってはくれないし。でも、そういう時代でも、一生懸命がんばっていれば必ず見てくれている人がいる。すみれたちが大手百貨店の『大急』に出店できたように。私は、がんばっていることは絶対にマイナスにならないし、がんばれば必ず報われると思っています。これも、ドラマを通して、すごく伝えたかったことです」
2017年03月24日「朝ドラ執筆、そして、妊娠、出産という人生の一大事が、同時期にやってきたことに驚きましたが、出産と(ドラマの)クランクインまでに時間があったんですね。そこで、チーフプロデューサーや監督ともお話しをして、出産の前までに最終回までの流れをすべて考えることにして、あとは元気な子を産もう、と。元気な子を産めたら『私は40代の希望の星になれるかも』とも思いました(笑)。それに、主人をはじめ家族のみんなが『全力で応援するから』と言ってくれましたので。これは本当に心強かったですね」 こう語るのは、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』の作者で、脚本を担当する渡辺千穂さん(45)。彼女は作品の生みの母であると同時に、自身も新しい命を授かり、’16年の1月に女児の母になった。妊娠、子育てと並行した脚本執筆−−。渡辺さんと『べっぴんさん』とは、まさに「運命的な出会い」だった。 渡辺さんは’14年8月、フリーアナウンサーの羽鳥慎一さん(45)と2年間の交際を経て結婚。それから間もなく、NHK大阪放送局から連続テレビ小説の脚本執筆の依頼があった。ところが、番組の関係者たちと物語のテーマや展開、登場人物などについて話し合いをしている過程で、渡辺さんのおなかには新しい命が……。胎動を感じながら執筆した日々を、渡辺さんはこう振り返る。 「将来、子どもには『あなたがおなかにいたとき、ママはこういうお仕事をしていたの』という話をするでしょうから。子どもに何度も繰り返し見てもらえるような作品にしたい、と思って書いていました」(渡辺さん・以下同) そして、昨年の1月下旬に女児を出産。約1カ月の産休をはさんで仕事に復帰した。出産を経験する前と後では、人間として、作家=脚本家として、ものの見方や考え方に大きな変化が生じた。 「男性の心理は女性の私にはわかりませんので、想像したり取材をして書いていました。でも、出産を経験してからは、男女の心理を問わず『ああ、こういうことか』と思ったことは多々ありました」 その最たるものが、わが子への母の思い。母親になった瞬間「もうこの子のいない人生は考えられない」と思ったという渡辺さんは、復帰後、脚本のある部分を書き直すことにした。 「書き直したのは菅野美穂さん=『はな』のナレーションです。出産前に2週目まで書いていましたけど、すべて書き直しました。出産前のナレーションも母親目線でしたけれど、私の主観というか、頭で考えたことで。出産後に読み直してみると『そうなんだけど、でも、ちょっと違う』と思うところがかなりあって書き直すことにしました」 すみれとさくらをはじめ劇中に登場する「母」と「子」には、母親としての渡辺さんの思いが色濃く反映されていることは想像に難くない。劇中では、すみれをはじめ「仕事」と「子育て」と両立に悩む母親たちの姿が描かれている。新生児を抱えた渡辺さんもまた、執筆と育児を両立させたひとり。連続テレビ小説の1週分は90分ドラマに相当し、締切りが近づくと徹夜をすることもあったという。 「そのときは一晩両親に預けました。今は仕事をしているお母さんにとって、子育てがとてもしづらい時代ですけど、私の場合、両親が近くにいてがんばってくれていますのでとても助かっています」 すみれと同じように、夫をはじめ家族に支えられて仕事をする渡辺さん。 「家族は、もうなくてはならないものですね。両親にはいつまでも元気で長生きしてほしいと思いますけど、いつかはいなくなってしまうし、娘もいつかは結婚して、子どもを産んだりするかもしれない。そして、いつかは、娘の母である私もいなくなる……。このように形は変わっていきますけれど、そこには『普遍的な幸せ』があると思います」 最後に渡辺さんは、クライマックスを迎えた『べっぴんさん』の見どころを明かしてくれた。 「第二の人生の進め方です。『第二の人生』というと、今はリタイアという感じですけど、私は、第一の人生をまっとうしたからこそ次の道へ進むことができる。新しい道が待っているとポジティブに考えています。すみれたちがどんな第二の人生を選んで、進んでいくのかに注目して見ていただけたらうれしいです」
2017年03月24日常に強いインパクトを残す名女優として、またバラエティ番組のコメンテーターなども務め、テレビの世界でも広く知られる渡辺えり。だが彼女の本質は、日本では非常に数少ない、作・演出・出演の全てをこなす“女性舞台人”というところにあるだろう。オフィス3○○『鯨よ!私の手に乗れ』チケット情報そんな渡辺の作劇の拠点・オフィス3○○(さんじゅうまる)の新作『鯨よ!私の手に乗れ』は、老人向けシェアハウスが舞台。そこに暮らす、かつて地方劇団の仲間だった老女たちが、劇団主宰者の失踪により上演されなかった幻の芝居「鯨よ!私の手に乗れ」を上演しようと試みる。介護士らも巻き込んでのドタバタが巻き起こり、加えて70代の“元女優”たちには、当然ながら老いの兆候が。やや切なくもユーモラスな試練を乗り越え、作品は無事上演されるのか!?歌あり、ダンスあり、劇中ミュージカルあり、ハープ演奏(!)あり。ダンスの振付は渡辺自身が手掛け、また新たな肩書きが加わることになる。劇中で象徴的に使われるモチーフで、タイトルにもある“鯨”。渡辺はそこに、様々な思いを託す。「やはり3.11以降の東北に対してですね。東北はもともとクジラ漁が盛んだったところが多かったんですけど、世の中の流れで今は採れなくなってしまいました。山形が故郷の私も鯨を食べて育った人間で、鯨と出会うのが子供の頃の夢でもあったし、何かすごいもの、理想の象徴というか。この作品では“演劇”を表しているともいえると思います」そして個性的な登場人物に息を吹き込むのは。渡辺はもちろん、NHKの朝ドラ「あまちゃん」でも息の合ったところを見せた渡辺の盟友・木野花、日本を代表するミュージカル女優のひとり・久野綾希子、渡辺が期待を寄せる若手で劇団「KAKUTA」主宰の桑原裕子、東京乾電池出身の個性派・広岡由里子、経験豊富で“名バイプレイヤー”の名がふさわしい鷲尾真知子、そして急遽参戦が決まった銀粉蝶ら。舞台を主戦場としてきた気高き女性たちが大半のカンパニーだ。「劇団出身の人ばかりになったのは偶然。でも相変わらず男性社会の日本の演劇界で、今も芝居を続けている人を集めたのは確かです。1言えば10返って来るメンバーなので(笑)楽しくなると思いますし、笑いの絶えない舞台にするつもり。でもお客さんはどうしても今の日本の現実と重ね合わせて、いろいろ感じざるを得ないんじゃないでしょうか」だが、その明るくない現実の先に希望を見出すことができるものこそが“演劇”だと、永遠の演劇少女・渡辺えりは信じている。公演は1月18日(水)から2月5日(日)まで東京・シアタートラムにて。取材・文武田吏都
2017年01月17日芸歴10年の今年、自身初となるワールドツアーを敢行した渡辺直美。今回、そのツアーに完全密着をした特別番組「渡辺直美 世界のポップアイコンへ-おこがましくてゴメンナサイ-」が12月24日(土)のクリスマス・イブに放送される。海外トップアーティスト・ビヨンセのものまねで、お笑い芸人としてその地位を確立した渡辺さん。これまで数多くのTV番組に出演、インスタグラムのフォロワー数は550万人を超え日本一に。また、東京ガールズコレクションや「DREAMS COME TRUE」のフェスに出演するなど、彼女のアイコニックなキャラクターは様々なジャンルの一流アーティストからの支持も高い。そんな渡辺さんは、今回4年ぶりの単独ライブ、初ワールドツアーとなる「Naomi Watanabe WORLD TOUR」を開催。2014年に留学していたニューヨークを始め、エンターテインメントの聖地ロサンゼルス、そして第2の故郷・台湾の3か所で上演。いずれも彼女のパフォーマンスは爆笑の渦を巻き起こし、大成功を収めていた。この度の放送では、本ワールドツアーに完全密着し、彼女の公演にかける思いにも余すところなく迫る。また、ファッションブランドのプロデューサーでもある彼女のファッションの仕事現場にも密着。世界でも有数のファッション都市イタリア・ミラノでの仕事にも同行した。スタジオには小籔千豊、友近、大悟(「千鳥」)をゲストに迎え、VTRを見ながらトークを展開していく。そこでは途中、渡辺さんと近しい先輩だからこそ言える秘話も…!?一体どんなトークが繰り出されるのか楽しみだ。「渡辺直美 世界のポップアイコンへ-おこがましくてゴメンナサイ-」は12月24日(土)23時25分~NHK・総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月19日俳優の渡辺謙が主演を務める山田太一脚本のドラマスペシャル『五年目のひとり』(テレビ朝日系、11月19日21:00~23:06)に市原悦子が出演し、渡辺と初共演を果たすことが19日、明らかになった。このドラマは、東日本大震災から5年が経過した東京のとある町を舞台に、渡辺演じる孤独な中年男・木崎秀次と、中学生・松永亜美の不思議な交流を通じて、震災のその後と再生を描くもの。今回、山田の強い希望を受けて出演する市原は、秀次と同郷で長い知り合いという花宮京子役を演じる。市原は、初共演の渡辺について「渡辺謙さんはよく気のついてくださる、やさしい方。俳優としてさまざまな"場"を知っている分、視野が広くて、それがとても頼りになりました」と印象を語る。一方の渡辺は、市原を「まさに"怪物"のような方ですね!」と表現。「こちらの予想をいとも軽々と超えてくるような、すばらしいお芝居をされるんです」とその理由を語り、「山田太一先生から託された際どいセリフも嫌味なく乗り越え、人間として強く投げかけてくださるところに、懐の深さを感じました」と絶賛している。秀次と交流する中学生役を演じるのは、蒔田彩珠。蒔田は渡辺について「もう存在が大きすぎますし、セリフを間違えたりしたら怒られてしまうのではないかとなんて、勝手に思っていたんです」というが、「実際は、私がミスしたら、ギャグのアドリブで返してくださるような面白い方」と、現場のムードをつくる座長ぶりを実感したそうだ。このほか、高橋克実、柳葉敏郎、木村多江、板谷由夏、山田優、関西ジャニーズJr.の西畑大吾らの出演も決定。秀次をアルバイトに迎え入れるパン屋の店主役を演じる高橋は、山田太一ドラマ初出演で「自分が山田作品に出演できるとは思ってもいなかったので感激しました!」と喜びを語っている。
2016年10月19日渡辺謙、ジュリアン・ムーア、デミアン・ビチルが、南米を舞台にした『El Canto』で共演することになった。その他の情報原作は、同名のベストセラー本。ムーアが演じるのは、金持ちの日本人(渡辺謙)の誕生日パーティで歌うために南米に呼ばれるアメリカ人オペラ歌手。ビチルが演じるのは、その日本人の家で反乱を起こすリーダーということだ。監督は『アバウト・ア・ボーイ』『ライラの冒険黄金の羅針盤』のポール・ワイツ。ムーアの最新作は、『ハンガー・ゲームFINAL /レボリューション。』現在は『キングスマン』の続編を撮影している。渡辺のハリウッド最新作は、現在撮影中の『トランスフォーマー』最新作。ビチルは最近、リドリー・スコット監督の『Alien: Covenant』を撮り終えた。ワイツは、アマゾンで配信中のテレビシリーズ『モーツアルト・イン・ザ・ジャングル』を監督している、文:猿渡由紀
2016年09月08日お笑い芸人の渡辺直美が30日、東京・原宿のラフォーレ原宿で行われた「渡辺直美展 Naomi’sParty」の内覧会に登場した。7月30日から8月6日まで東京・原宿のラフォーレ原宿で開催される同展示は、渡辺直美の世界を様々な形で楽しめる体験型展示イベント。インスタグラムにアップした写真のほか、過去の特注衣装などが展示されている。オープン初日となったこの日は、報道陣向けの内覧会が行われ、渡辺は「たくさん来ていただけるのか不安がありましたが、朝からいろんなお客さんが並んでくれたみたいで本当にありがたいです」とファンに感謝しながら「体験もできるブースもあるので、来た方々に楽しんでもらえるような『直美展』になると思います」とアピール。過去の特注衣装を展示しているブースでは、ベッドの上に渡辺の等身大の抱き枕もあるが、「この展示のために作りました。受注で販売しようということになっています。1個売れたら十分ですよ。35,000円とクソ高いですから(笑)。男性に買って欲しいですね。ボロボロになるまで使ってほしいです!」と語り、「エロでいえば、のぞき穴もありますよ。そこに私の秘密が隠されています。男性はのぞき見が好きだと思うので(笑)」と期待を持たせた。ラフォーレ原宿では、過去にきゃりーぱみゅぱみゅが展示を行ったが、「きゃりーちゃんはカリスマ性もあって可愛いし、本当にみんなから愛されています。3万人はすごい数ですけど、私は5万人が目標。絶対無理とか言わないで、頑張ってそこは超えていきたいですね」と"打倒きゃりーぱみゅぱみゅ"に意欲。そんな彼女に最近の色恋事情の質問を投げ掛けると「好きな人がいれば見て欲しいんですけど、今はいないんです。タイミングが悪いと思います」と寂しそうだった。
2016年07月30日映画『追憶の森』のプレミア試写会が4月26日(火)に開催され、渡辺謙が舞台挨拶に登壇した。渡辺さんはブロードウェイミュージカル「王様と私」の公演を終えてすぐの帰国で、久々に日本のファンの前に姿を見せた。映画はガス・ヴァン・サントがメガホンを取ったミステリーで、富士の裾野に広がる青木ヶ原の樹海で出会ったアメリカ人の男(マシュー・マコノヒー)と日本人の男(渡辺さん)が織りなすミステリー。渡辺さんは、本作への出演の経緯について説明。「実は、最初に脚本があって『こういう役をやりませんか?』とプロデューサーから話をもらったの東日本大震災の後でした。死を前にしてどう生きるか?というシリアスなテーマで、当時の僕の心理として背負いきる余裕がなくて『ペンディング(保留)してほしい』と伝えたんです。その後、ガスがこれをやりたいと手を挙げてくれて、シリアスで苦しい題材を彼ならメルヘンチックでセンチメンタルな映画にしてくれるという予感がありました。さらに白人の男性の役にマシューが決まり、もろ手を挙げてやりましょうとなりました」と明かす。この日は、来日がかなわなかったマシュー・マコノヒーからビデオメッセージが到着!事前に収録されたビデオにもかかわらず、マシューの言動に渡辺さんがいちいち、ツッコミを入れるなど、まるで、その場で会話をしているかのようなユーモラスなやり取りが展開する。「王様と私」を終えたばかりの渡辺さんに、マシューが「みんなの前で何か歌って!」とムチャぶりをしたり、「次はミュージカル映画で共演を!」と語るなどノリノリ!渡辺さんは「映画の中で歌ってますので!」と苦笑交じりにムチャぶりをかわしていた。渡辺さんはマシューについて「似ているタイプの俳優だと感じました」と述懐。「準備はしてくるけど、カメラの前に立つと、そこで感じたもの、生まれたものを信じ、的確に返していくんです。ナイターの撮影が多かったんですが、夜中の3時とか4時にずぶ濡れで終わって、懐中電灯を手に2人で3~4キロ(山道を)歩いて帰ってましたね」とふり返った。日本での撮影時には渡辺さんはマシュー夫妻を食事に招待したそう。「彼はテキサスなので、肉を食わせようと焼肉に連れて行きました」と明かす。また誕生日プレゼントにはお香をプレゼントしたという。さらにマシューは、渡辺さんの娘の杏さんが双子を妊娠中ということも知っており、ビデオを通じて改めて祝福を送っていた。最後に渡辺さんは、熊本地震、さらに東日本大震災や、世界での難民やテロといった問題について触れ「どこに安住の地があり、どこで静かに暮らせるのか?穏やかな暮らしはいつまで続くのか?そんなことを悩み続ける時代に差し掛かっています。どうやって“死”を受け止め、大事な人の存在を生かし続けることができるのか?ガス・ヴァン・サントが優しく描いてくれました。よく『これを観ると元気になる』とか『泣ける』映画はありますが、これは観て“立ち止まってもらえる”映画だと思います。留まって、いまいる場所を確認し、また歩みを進める――森の中で一緒に佇んでいただける映画だと思います」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『追憶の森』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月26日渡辺えりと戸田恵子が出演するミュージカル『わがまま』東京公演が4月20日(水)より東京・世田谷パブリックシアターで上演。開幕に先駆けて渡辺と戸田が囲み取材に出席した。【チケット情報はこちら】同公演は渡辺えり率いる「オフィス3○○(さんじゅうまる)」の最新作。作・演出を渡辺えりが務めるふたり芝居。渡辺はミュージカル初挑戦、また、戸田との共演も今回が初めてとなる。舞台はとある劇場の本番中の楽屋。渡辺と戸田演じる中年のミュージカル女優ふたりが、自分の人生を本音で愚痴り合ううちに、なぜ演劇をやりたいと思ったのか、今は一体なんのために続けているのかなどの疑問にぶち当たるが…。会見に舞台でも着用する派手な紫のスパンコールの衣装で出席した渡辺と戸田。渡辺は衣装について「今回は衣装のプランも私が考えたんですが、このスパンコールの衣装は見つけた時にこれだ!と思いました。戸田さんはそのまま使えたんですが、私は2着分の素材を使わないといけなくて(笑)。それでも、稽古、公演で少し痩せました(笑)」と話した。また戸田は「この衣装ばかりが独り歩きしているみたいですが、ずっとこの衣装でいるわけではありません(笑)。この衣装で出ている時はお互いの感情が一番爆発しているシーン。私の役は母親を介護している、えりさんの役は親しい友人が亡くなって、その友人が飼っていた犬の面倒をみなければいけないという、それぞれの境遇があって、それでも舞台に立たないといけない。それはどんな時でも舞台に立たなければいけない、普段の我々にも通ずるところですね」と語った。また、見どころについて戸田は「えりさんがやられている所は全て見どころですね。舞台上で化粧も落としますし、気ぐるみも着る、男装もする。そのほかにも見どころはたくさんありますが、普通、ミュージカルではアンサンブルといって、今回演じている役のような、何役もやられる方がいらっしゃって、その方々がいないとお芝居は成立しないんですね。なので、そういう方々の“私たちがいないとやっていけないんだよ”という心の声を代弁している所は見どころです」と話した。ミュージカル『わがまま』は東京・世田谷パブリックシアターで4月25日(月)まで上演。その後、兵庫、福岡、鹿児島、北海道、福井を周る。チケットは発売中。
2016年04月20日お笑いタレントの友近、渡辺直美、椿鬼奴、山崎静代が6日、都内で行われた映画『ゴーストバスターズ』のPRイベントに出席した。イベントでは、8月19日に公開される映画『ゴーストバスターズ』のヒットをサポートすることを目的にした架空会社を設立すると発表され、吉本興業所属の4人の女芸人が登場した。会社の代表取締役を務める友近は「『ゴーストバスターズ』のヒットのため、多岐にわたる事業をしてまいりたいと思います。広報、財務、営業という3本の事業を柱に、様々なテクノロジーやコンテンツ、サービス、GLOBALなネットワークを背景とし、あらゆるメディアやチャンネルを通じて『ゴーストバスターズ』の魅力を皆さまに知っていただきたいと思います」とカンペを読みながら会社概要を説明。広報担当の渡辺が「インスタ日本一になりましたので、広報担当としては本物の幽霊を捕まえてインスタにあげたいと思います!」と意気込み、財務担当の椿も「扶養というか、主人(佐藤大)がお金が入用ですから、家は火の車ですけどこういうデカい玉の仕事ができたと2人で喜んでいました。会社設立とともに主人と頑張っていきたいと思います」と息巻いた。最後に友近から会社の目標が発表され、「マニフェストとして興行収入100億円を目指します! これはなかなかの数字でございますが、それぐらい自信を持っていける作品に仕上がっています」と目標達成に自信。続けて「もう一つありまして、100億円が達成したら株式会社を設立します。いまは幽霊会社なので」と話して会場の笑いを誘った。映画『ゴーストバスターズ』は、8月19日より全国公開。
2016年04月07日俳優の渡辺謙が、自身の主演するミュージカルを観劇した女優のメリル・ストリープから賛辞を受けたことを明かした。渡辺さんは9日(日本時間)から米ニューヨークでミュージカル「王様と私」に出演中。2015年に王様(シャム王)役で初主演を務め、トニー賞ミュージカル部門で主演男優賞に日本人として初めてノミネートされた。その再演となる主演舞台を、過去に3度オスカー像を手にしている名女優のメリルが観劇に来場したことを渡辺さんは27日にTwitterで報告。楽屋で撮影したツーショット写真を公開した。普段は滅多に出演者の楽屋を訪ねることはないというメリルだけに、訪問を受けた渡辺さんは「相当楽しんで頂けた様です!!」と感激。「『最後は本当泣けたわ!』と。嬉しい言葉を貰いました」と名女優からの言葉を喜ぶとともに、「バックステージも大騒ぎになってましたよ」と状況を明かした。(花)
2016年03月28日EXILE兼三代目J Soul Brothersの岩田剛典と女優の高畑充希にとって映画初主演となる『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(6月4日公開)の予告映像が26日、公開された。本作は、『図書館戦争』シリーズ、『レインツリーの国』(2015年)など多くの作品が映像化されている作家・有川浩氏による累計80万部記録の恋愛小説が原作。『トリハダ』シリーズの三木康一郎監督がメガホンを取り、脚本をフジテレビ系連続ドラマ『ファースト・クラス』第1期(14年)の渡辺千穂氏が務める。ごく普通のOL・さやか(高畑)が、ある夜帰宅すると、マンションの前で行き倒れていた青年・樹(岩田)を発見してしまい、そこからの不思議なルームシェアでの生活と恋模様を描く。公開された予告映像は、「神様は不公平だ。幸せな人とそうじゃない人、当然私はそうじゃない人で…」というモノローグから始まる。そんなさやかの前に突然、樹が登場。驚いて転げるさやかに対して、まぶしい笑顔を見せる。同居生活が始まると、腕まくりをしたエプロン姿で、拾ってきた野草を使ってさやかに料理をふるまう樹も映される。主題歌となったFlowerによるJUJUのカバー「やさしさで溢れるように」が流れると、そんな生活の片隅で育っていく、さやかの樹への恋心も描かれるが、すぐに樹のバイト先の女性(今井華)が登場。「だって私、樹くんのこと好きだもん」とさやかに宣言する。落ち込んで帰るさやかに苛立ったのか、樹は少し怒ったように、「引き金引いといて忘れるとか、都合良いこと言うなよ!」と口にして、特別映像同様のキス寸前のシーンに続く。それだけでなく本映像のラストでは、姿を消していた樹が河原沿いに現れ、キスを迫っている。(C)2016「植物図鑑」製作委員会
2016年02月26日現在、主演の波留をはじめ玉木宏、宮崎あおいら豪華キャスト陣で放送中の連続テレビ小説「あさが来た」。次回作には高畑充希を主演に迎えて贈る「とと姉ちゃん」の放送が控えているが、この度、さらに次回作となる平成28年度後期連続テレビ小説「べっぴんさん」の制作発表が行われた。戦後、焼け跡の神戸。財産を没収され、家も焼かれ、出征から戻らぬ夫を待ちながら途方に暮れるお嬢様育ちのヒロイン・すみれは、幼い娘のため生き抜く手段として「子ども服専門店」を起業。しかし戦地から復員した夫は、当初、妻たちが働くことに猛反対。儲けよりも「子どものため、ママのためによりよいモノを作りたい」という子ども本位の「モノづくり」も理解してはくれなかった…。だが、やがて彼女たちの意気込みに触れ、共に“男社会”の衣料品ビジネスの世界に風穴を開け、ついには宮内庁御用達と認められるまでに!後年、すみれは、大人になった娘たちとともに、念願だった「子どものモノなら何でもそろう」日本初の総合子ども用品店をオープンさせることになるのだった。連続テレビ小説95作目にして大阪放送局制作で40作目となる本作は、子ども服専門店を創業した実在の人物・坂野惇子をモデルにした物語。戦前から戦後の混乱期、そして高度経済成長期の神戸・大阪を舞台に、娘のため、女性のために、子ども服作りにまい進し、日本中を元気にかけぬけるヒロインとその家族、そして、彼女の仲間たちが夢へと向かう姿が描かれる。脚本を務めるのは、2002年連続ドラマ「天体観測」で脚本家デビューを果たし、以降「名前をなくした女神」「サキ」「ファースト・クラス」などのドラマや、『レインツリーの国』『植物図鑑』など映画作で、家族、青春、恋愛、悪女ものなど幅広いジャンルを執筆する脚本家・渡辺千穂。子どものために明るく、逞しく生きる母親がヒロインの本作を執筆するにあたり、なんと渡辺さん自身も現在、妊娠中だという。「いま、私は臨月なんですけども、出産の準備をしておりまして、いまでも役に立つものが、昔の資料に載っているのを見ると、本当に感慨深い思いになります。そういった自分も重ねて書いていきたいと思っております」と思いを語った。本作のチーフ・プロデューサー、三鬼一希は「朝ドラの伝統である“朝を元気にする”ということを今回のテーマに、新しいドラマを作って、10月から放送していきたいと思いますので、皆様、よろしくお願いいたします」と意気込みをコメントした。「あさが来た」「とと姉ちゃん」などに負けず劣らずの豪華キャスト陣や主題歌アーティストなど、今後の続報を期待して待ちたい。(text:cinemacafe.net)
2016年01月14日人間の暗部をえぐり出す作風で定評がある作家・真梨幸子の小説を、松雪泰子、ミムラ、西田尚美、麻生祐未、小池栄子ら豪華キャストを迎えドラマ化する「5人のジュンコ」。この度、主演の松雪さんのコメントと共に本作の場面写真が解禁となった。5人の男が殺害されたとされる連続不審死事件は、世間を沸かせた。ジャーナリストの田辺絢子(松雪さん)は、事件の真相を探るため容疑者 佐竹純子(小池栄子)について取材を開始する。田辺は佐竹の中学時代の同級生から篠田淳子(ミムラ)という女性が親友だったという情報を入手し会社を訪ねる。そんな中、テレビ番組で田辺を見た昔の職場の同僚で、専業主婦の福留順子(西田尚美)が田辺を訪ねてきた。田辺は取材協力の情報提供かと思ったが、福留の口から出てくるのは社宅のヒエラルキーへの悩みと雑談ばかり。だがある時、佐竹の事件に関わる被害者のひとりではないかと思われる人物が浮上してくる。その人物はすでに亡くなっている守川諄子(麻生祐未)という女の息子だった…。原作は、人間の暗部をえぐり出す作風で定評がある作家・真梨さんの同名小説で、今回が真梨作品初のテレビドラマ化となる。人間の欲望を描いた「連続ドラマW悪貨」の監督・権野元と脚本・渡辺千穂のコンビが再登板し、各話毎にメインになる“ジュンコ”を中心に人間の深淵を描く衝撃ミステリーとなっている。同じ“ジュンコ”という名前のもとに翻弄され、やがて悪意の渦へと巻込まれていく女たちを描く本作。その5人のジュンコたちの中で、主人公のジャーナリスト・田辺絢子を『at Home』、「Mother」などテレビや映画、CMなど幅広く活躍する女優である松雪さんが演じている。松雪さんは「すごく斬新な脚本展開で、約5時間という時間の中でどのように凝縮して撮影するのか楽しみでした。そして、初めて脚本を読ませていただいた時に、これは大変な撮影になるなと思いました」と台本を受け取った時の感想を語り、自信との共通点を聞かれると「“究極の自己犠牲”でしょうか。私が演じた田辺絢子は自己を犠牲にしてしまう極端な部分がある人物です。自己犠牲は一見エゴではないように思う反面、究極的なエゴでもあって…だからこそ恐ろしいなと思います。自己犠牲をしてしまう感覚が自分の中にも少しあるので、共通点ではないですが理解はできますね」と役どころを分析した。また、印象に残っているシーンについて問われると「ラストの方のシーンになるのですが、久保田芽依とシーンですね。私は脚本に書かれていた表現とは違うイメージをなんとなく考えていて、そのとき監督も同じイメージを考えていて、そこで脚本とは違う方向でやってみようということになりました。20年以上ぶりの共演で、真起ちゃんと演じるシーンは特別な感じがしました。ワンカットで撮影したのですが、その時のその空間に漂うお互いの熱量と息遣いと全てのエネルギーが高い撮影が出来たように感じます」と自信をみせた。松雪さんいわく、「女性特有の習性が非常に立体的に描かれ、リアリティがあり、だからこそ怖い」という本作。5人のジュンコがそれぞれどのようにストーリーに関わっていくのか、放送を楽しみに待ちたい。連続ドラマW「5人のジュンコ」は11月21日(土)よりWOWOWプライムにて22時~放送。(cinemacafe.net)
2015年11月13日宮崎県西臼杵郡高千穂町、ここには「高千穂峡」として有名な峡谷がある。この峡谷は、阿蘇カルデラの火山活動によって出来上がったもので、7kmにも連なる美しい柱状節理が見所の観光地となっている。峡谷には「真名井の滝」など複数の観光スポットが存在し、高千穂峡の入口となる場所から高千穂神社まで遊歩道が整備されている。この遊歩道をちょっとしたピクニック気分で歩くのも良いのだが、この高千穂峡にはもう1つ、人気の楽しみ方が存在する。それが、貸しボートだ。高千穂峡周辺では、運転手が高千穂峡に関するさまざまな逸話(日本神話で天孫降臨の地とされているなど)を話してくれる観光タクシーが存在するが、その運転手の話によると、かつては遊歩道の利用が非常に多かったという。しかし近年、貸しボートの人気がうなぎ登りとなり、今では早朝に車で駆けつけ、貸しボートの受付が始まる前から長蛇の列ができることも珍しくないようだ。インターネット上の評判、「早く行かないとボートに乗れない」といった口コミが「人が人を呼ぶ」形でつながり、ボートに乗るまで5時間待ち、6時間待ちという状況を生んでいる。高千穂町としては、観光客が押しかける状況は嬉しいに越したことはないだろう。しかし、長時間待ち続けた観光客が疲弊して帰ってしまう状況では、「あらためて訪れたい観光地」とはなりにくい。そこで高千穂町はこの10月から「Airウェイト」の試験導入を始めた。○手作業→iPadアプリで業務を効率化Airウェイトは、待ち時間解消サービスとして、飲食店の行列解消を目的に開発されたものだ。行列ができるような店舗のお客さんが待ち時間を有効に使えるように、整理券の発券やQRコード読み込みによるメール通知など、その場にいなくても入店の順番待ちが可能になっている。もともとは飲食店向けのサービスだったが、ロボット「Pepper」との組み合わせでアミューズメント施設の受付、大規模ショッピングモール、世界遺産の受付など、「どうしても順番待ちが出来てしまう環境で、お客さんの満足度を少しでも上げたい」というニーズがあるような場所であれば、業種を問わず導入が進んでいる。この高千穂峡の貸しボートについても、早朝から数十名単位の行列ができ、筆者が現地に到着した12時過ぎには90組以上の待機者がいた(その後、13時30分頃にはその日の受付を終了)。実はこの貸しボート、これまではすべて手作業で待機者を管理していた。「今までは紙で待ち人数を管理されていました。貸しボートの受付と、実際に乗り込むボート場が離れているため、受付人数とボート乗船者を消化できた"消しこみ"はトランシーバーでやり取りをされていたんです」(リクルートライフスタイル ネットビジネス本部 クライアントソリューションユニット リアルマーケティング開発1グループ Airウェイトプロデューサー 渡瀬 丈弘氏)貸しボートは長年やってきたことから、「用意している20隻が周遊30分でだいたいどれくらい戻ってくるか、次の待機組を呼ぶまでに何分かかるか」は経験則で表にまとめられている。しかし、どれだけの待機組がいるかという総数がパッとわかりづらかったほか、待っている利用者側も「いつ頃に自分たちがボートに乗れるのか」がわかりにくく、高千穂峡入口の集落で数時間待つケースもあった。Airウェイトはその辺りが概ね自動化されており、ボート場の係員がボートに乗った待機組の消し込みを行えば、上の受付にも待機組の変動がすぐに通知されるし、時間の目安も合わせて変わる。観光客にも、ボート場からの呼び出しが電話の自動音声で通知されるほか、Webサイトで「あと何分で乗れる」という現況がわかるメリットがある。一挙両得のソリューションといってよいだろう。とはいえ、こうしたスマートデバイスのアプリ・サービスは「リリースして終わり」ではなく、日々改修に改修を重ねて使い勝手が改善していくもの。現場で実際に利用していた担当者に話を聞くと、「今日から使い出したばかりで、入力に慣れていない。受付時に発行される管理番号とボートの番号が一致しないのでわかりづらいこともある」というちょっとした不満を抱えていた。ただ、前出の渡瀬氏によると「受付番号と待ち受けカウンターの番号という2種類の番号を使われているお客様がいます。ボートの番号を受付番号に見立ててみれば、ほぼ同じ悩みですし、すぐに対応できる」という。その2種類の番号のすり合わせ機能は開発中であり、直近に実装予定とのことで、高千穂峡の悩みの解決はそう遠くなさそうだ。もちろん、彼らがこぼした不満はそれくらいで「手計算で待ち時間を計算していた手間がアプリで解決しましたし、これまでは待っているお客さまの呼び出しにマイクを使っていたのですが、タブレットを操作するだけで勝手に通知してくれるので、それをやらなくて良くなったのは便利ですね」(担当者)と、好意的にとらえていた。○待ち時間解消だけが導入目的ではない観光地の課題は、行列だけではない。「その他すべての課題もAirウェイトさえあれば全部解決」とまでは言わない、言えないが、単なる待ち時間解消サービスに見えて「多言語対応」や「現地の回遊」にも役立つ。多言語対応は、Airウェイトがすでに英語に対応したUIを組み込んでおり、外国人観光客が来た場合に英語メニューを表示するだけであとはお客さんにタブレットを操作してもらうことができる。"その程度"と思われるかもしれないが、これまでタブレットが用意されていなかった現場からすれば、マルチランゲージを操れる人員が現場にいなくても、ほかの翻訳アプリなどと合わせれたば対応がかなり楽になる。すでに中国語や韓国語などの対応も検討中のため、いわゆる「2020年に向けて」の課題解決の一助になることだろう。一方の「現地の回遊」では、これまでの待ち時間の間に遠方へ流出していたお客さんをつなぎ止める効果がある施策を打てる。原始的と言えば原始的だが、待機組の整理券を発券する際、同時にクーポンも発行してお客さんを現地に留めるという仕組みだ。高千穂峡はその場所柄、近隣の都市まで最低でも1時間以上の移動時間がかかる。一方で人気のボートに乗るためには待ち時間が4時間、5時間とかかるため、「熊本まで戻って市内観光、その後高千穂峡に戻る」といった移動もそれほど珍しくないようだ。せっかくの観光スポットがあっても、地元に還元されなければ自治体として気分は良くない。今回、テストで発券されたクーポンでは「高千穂峡ソフト」というソフトクリームが350円から100円引きの250円で売られていた。「クーポン」は一般的に反応がなかなか出にくいものだが、「山の中だから朝は寒くて売れ行きが鈍いんだけど、今日は朝からクーポンを使うお客さんがいて結構調子が良いと思う。数十個売れている」(販売員)となかなか好調だったようだ。また、近くにある別のソフトクリーム販売店には「クーポンを使いたい」と、取り扱っていないにもかかわらずクーポン利用者が押しかけていたようで、その店舗の担当者が「うちもクーポン利用対象店になりたい」と観光協会に問い合わせてきたそうだ。もちろん、ソフトクリームのクーポンだけで地元の回遊につながるとは誰も思っていないだろう。しかし、クーポンの対象が増えれば、一緒に売っているお土産のお菓子や雑貨を買うという購買の連鎖をもたらす可能性は十分にあるし、それだけ地元にいる時間が増えれば、よそに行ってしまうよりも地元の飲食店や「高千穂の夜神楽」と呼ばれる地元の民俗芸能などに興味を持ってもらえる可能性がある。待ち時間解消を目的としたアプリ・サービスがこれだけの観光活性の可能性を秘めているというのは意外だが、世の中にはまだまだ知られていない、こうしたアプリが眠っているかもしれない。
2015年10月15日渡辺美里が7月12日に、全国ツアー「渡辺美里 日本全国ツアー 30th Revolution」の神奈川・CLUB CITTA’公演を開催。デビュー30周年を記念して行われる同ツアーは、ファイナルの12月23日(水・祝)大阪・フェスティバルホールまで、全国47都道府県を周る。【チケット情報はこちら】ここ数日、雨模様が続いていたがこの日はまさに真夏日。ライブ冒頭、「とっても久しぶりのような、そしてどこか懐かしささえ感じられるCLUB CITTA’ですが、ライブを迎えるに相応しい素晴らしい夏日になりました!」と語り始めた美里は、暑さとスタンディング・ライブという環境でファンの年齢や体調を気遣う。続けて「今日の日を想いながら選曲しました」と語るとおり、このツアーでは、30年のキャリアでお馴染みの名曲と、最新アルバム『オーディナリー・ライフ』収録の新曲を見事に織り交ぜ、会場によって異なるセットリストを披露している。この日のバンドメンバーは、バンマスのスパム春日井(perc)、設楽博臣(g)、澤田浩史(b)、真藤敬利(key)、松永俊弥(ds)という30周年ツアー不動の顔ぶれと、サックスは竹野昌邦に代わり庵原良司が務めた。そしてこの日は美里の誕生日という貴重なステージ。ライブのクライマックスで「ちょうど昨年のこの日に出来た歌を聴いてください」と前置きして、タイトル曲『オーディナリー・ライフ』を情感込めて披露。「ありふれた日々があまりにも愛おしい」というメッセージがファンひとりひとりの心に染み入るようだった。アンコールが数曲演奏され、名残惜しそうな美里はあと1曲できるかどうか悩んでいる様子だったが、バンマスのスパムはなにやらステージの袖に引っ込んだり、真藤と話したり、と慌しい。すると不意にハッピーバースデイのフレーズが流れて、バースデイケーキが登場。サプライズで美里の誕生日を祝う演出で、場内も一体となって盛り上がった。ツアーを終えた年明け1月9日(土)には「2016年渡辺美里30thアニバーサリー オーディナリー・ライフ祭り」を神奈川・横浜アリーナで開催する。取材・文:浅野保志
2015年07月14日EXILE兼三代目J Soul Brothersの岩田剛典と女優の高畑充希が、作家・有川浩原作の映画『植物図鑑』(2016年公開予定)でW主演を務めることが8日、明らかになった。2人にとって本作は初共演で、映画初主演作となる。本作は、『図書館戦争』、『フリーター、家を買う。』などで知られる作家・有川浩の同名小説が原作で、読者と書店員が選ぶ「みんなの幻冬舎文庫」第1位、第1回ブクログ大賞小説部門大賞に輝いた。仕事もプライベートもうまくいかないOL・河野さやか(高畑)と、なぜか彼女の家に居つくことになった謎の男・樹(岩田)が織りなすラブストーリー。不思議な同居生活の中で次第に樹に惹かれていったさやかは意を決して告白するも、ある秘密を抱えていた樹は姿を消してしまう。映画は6月13日にクランクインし、7月のクランクアップを予定している。「この度、このようなすてきな作品で初主演を務めさせていただけることをこの上なく光栄に思います」と喜びを語る岩田は、「自分が演じる樹は、純粋さとミステリアスなところを併せ持つキャラクターなので、原作に失礼のないように丁寧に演じたいと思います」と気合十分。共演の高畑についても、「さやかのイメージそのままで、気さくで自然体な方なので、初日からリラックスして撮影に入ることが出来ました」とコンビネーションもバッチリの模様で、「監督、スタッフの皆さんと力を合わせて、心ひとつに最高の作品にしたいと思っています」と意気込んだ。対する高畑は、「もしもお家の前にすてきな男の子が落ちていたら…どうしよう、どうする? などと女性スタッフさん達とキャッキャ妄想しながら、日々撮影に励んでいます」と撮影を楽しんでいる様子。「野草のように、あおくて爽やかでちょっぴり苦い、キラキラした恋愛映画になればと思います」と期待を寄せ、「この作品で、樹にキュン死にする女性が多発することをお約束します」と自信をのぞかせた。企画・プロデューサーの井上竜太氏は、「映画化を進めていた時、三代目J Soul Brothersのライブで大型ビジョンに映し出された岩田剛典さんの笑顔を見て、『主人公の樹がいた!』と興奮しオファーしました」と偶然の出会いがあったことを明かし、さやか役についても「女性が見ても、かわいく思う人物にしたかったので、高畑さんしかいないと思いオファーしました」と起用理由を語った。メガホンをとるのは、『トリハダ-劇場版-』(2012年)の三木康一郎監督。脚本は、フジテレビ系連続ドラマ『ファースト・クラス』で知られる渡辺千穂氏が務める。原作者の有川浩氏は、「大きな事件が起きない道草の物語を、大きな映画にしていただけることになりました。実現してくださったキャストさんスタッフさん、本当にありがとうございます」と感謝のコメントを寄せている。
2015年07月09日累計80万部を超える有川浩のベストセラー小説『植物図鑑』が、EXILE/三代目J Soul Brothersの岩田剛典と高畑充希の主演で映画化されることが決定した。岩田が料理上手で草花に詳しい“王子様”に、高畑が仕事もプライベートも上手くいかないOLに扮し、ピュアな恋を繰り広げる。その他の情報本作は、ひとり暮らしのOL・さやか(高畑)が、マンションの前で行き倒れていた謎の男・樹(岩田)と出会い、同居生活を始めることになり、“野草”を通して少しずつ心を通わせていく様を描いたラブ・ストーリー。さやかは名前しか知らない“王子様”に戸惑いながらも、恋をし、前向きに一歩を踏み出していく。しかし樹が抱えていたある秘密が、ふたりの運命を大きく変えていく。突然現れ、家に居座り、秘密を抱えている、という謎の男を演じる岩田は、「自分が演じる樹は、純粋さとミステリアスなところを併せ持つキャラクターなので、原作に失礼の無いように丁寧に演じたいと思います」と意気込みを語り、初共演となる高畑については「高畑さんはさやかのイメージそのままで、気さくで自然体な方なので初日からリラックスして撮影に入ることが出来ました」とコメント。落ちているはずのない“王子様”を拾うさやかを演じる高畑は「もしもお家の前に素敵な男の子が落ちていたら…どうしよう、どうする?などと女性スタッフさん達とキャッキャ妄想しながら、日々撮影に励んでいます。野草のように、あおくて爽やかでちょっぴり苦い、キラキラした恋愛映画になればと思います。この作品で、樹にキュン死にする女性が多発することをお約束します」と作品をアピールした。原作は、読者と書店員が選ぶ“みんなの幻冬舎文庫”で第1位、第1回ブクログ大賞小説部門では大賞を受賞するなど話題となった作品。原作者の有川は「大きな事件が起きない道草の物語を、大きな映画にしていただけることになりました。実現してくださったキャストさんスタッフさん、本当にありがとうございます。先日撮影現場にお邪魔した際、作中にも登場するネジバナを見かけました。さやかとイツキが料って食べたイヌビユも。都会の片隅にも、宝物のような“道草”はたくさん生えています。この作品によって、たくさんの方が道草の楽しさに出会ってくださったら嬉しいです」とコメントを寄せている。監督は『トリハダ -劇場版-』の三木康一郎、脚本は『赤い糸』『レインツリーの国』などの渡辺千穂が務める。フレッシュな主演ふたりによるとびきりピュアな恋を描いた本作は、すでにクランクインしており、今月クランクアップ予定。松竹配給で2016年に公開される。『植物図鑑』2016年公開
2015年07月09日渡辺美里のデビュー30周年を記念して、ぴあMOOK本「30thAnniversary Special Issue~渡辺美里ぴあ~」の発刊が決定した。【チケット情報はこちら】発売日は、今年行われる全国ツアー「春の美里祭り 30th Revolution」の初日で、彼女のデビュー記念日でもある5月2日(土)。同誌にはデビュー翌年から20年連続で開催された「西武球場ライブ」や「美里祭り」など彼女の軌跡や、最新インタビューを掲載。そのほか4月1日(水)にリリースされるオリジナルアルバム『オーディナリー・ライフ』や、8か月に渡って47都道府県を巡る全国ツアーの情報も満載。彼女の「これまで」「今」そして「これから」が堪能できる内容だ。また、同誌発売決定に伴い、ファンから渡辺美里の思い出やメッセージ、お宝自慢などを募集。寄せられたメッセージは編集部による選考のうえ、同誌に掲載予定。特設ページ()で3月31日(火)まで受け付けるので、気になる方はご確認を。
2015年03月20日渡辺知夏子は「美容と健康マニア」女性雑誌「Oggi」や「美的」で人気のモデル渡辺知夏子。オシャレに決して手を抜かず、健康・美容に気を配る姿勢は有名で、彼女のオフィシャルブログ「Chikako HOTEL」は美容情報の宝庫だ。自身を「美容と健康マニア」と呼ぶ彼女は、同ブログ2月21日付けの記事でグルテンフリーについて述べている。春は花粉症などアレルギーに悩まされる時期。グルテンフリーは免疫力がアップするといわれており、アレルギー体質改善に効果があるという。ヘルシーメニューを紹介また、ヘルシーメニューの紹介も必見だ。同ブログの3月11日付けの記事では、取り寄せた相模屋の豆腐でつくった豆乳鍋を披露した。材料は豆腐の他、豚肉や豆苗、きのこ、ネギ、そして決め手はごま油だ。モデルのブログでよく見かける「発酵玄米ご飯」についてもコメントしており、同ブログの3月2日付けの記事において「暖かいものから酵素が取れるから、最高!」と絶賛している。「美的.com」ブログ連載開始!彼女の高い美容意識が買われ、WEBサイト「美的.com」でブログ連載が開始!同ブログの3月11日付け記事で報告した。ビューティーやライフスタイルの事を発信していきたいと意気込みを語っており、こちらも見逃せない。【参考】・渡辺知夏子オフィシャルブログ「Chikako HOTEL」
2015年03月14日この春、渡辺麻友(AKB48)と稲森いずみをW主演に迎え、関西テレビ・フジテレビ系にて連続ドラマ「戦う!書店ガール」が放送されることが決定した。本作は、20代(渡辺さん)と40代(稲森さん)の働く女性が、世代間ギャップや境遇の違いから互いにぶつかり合いながらも、仕事や恋の困難に果敢に挑み乗り越えていくことで、互いに成長していく姿を描いたウーマンライフドラマ。碧野圭の人気小説が原作となる本作の舞台は、老舗書店「ペガサス書房」。本に救われた経験をもつ2人の女性、書店員の北村亜紀と副店長の西岡理子が主人公だ。「結婚より仕事や夢!」と気が強く自由奔放な亜紀と、仕事にプライドを持って働いてきたものの気づけば婚期を逃してしまった独女の理子。2人の間にあるのは、17歳差という世代間ギャップ、“コネ入社のお嬢様”と“たたき上げの苦労人”という境遇の違い、そして性格や経験の違いからくる、仕事や恋に対するアプローチの違いだ。あらゆる点で相容れない水と油のような2人が、仕事、恋愛、人生と果敢に“戦う”姿を痛快に描きだす。亜紀役に抜擢された渡辺さんは、本作でゴールデン・プライム帯(※19時~23時)ドラマ初主演であり、本格的な女優業のスタートとなる。もうひとりの主人公・理子を演じる稲森さんとは初共演となる。渡辺さんの“大先輩”稲森さんとのマッシュアップに注目が集まりそうだが、自身も相当の気合が入っているようで「『AKB48』のメンバーには、実はまだ誰にもドラマに主演することを伝えていませんが、秋元先生には『がんばりなさい』という応援の言葉をいただきました。私は将来、幅広い役を演じられる女優になりたいので、夢への大きな第一歩。アイドル“まゆゆ”ではなく、女優・渡辺麻友に期待してください!」と気合を感じさせる。一方の稲森さんは、「初共演の渡辺さんは、少女マンガから飛び出てきたような可愛らしい方で、お会いしたら何となく波長が似ている感じがして、自然と会話をしていました。しっかりした印象を持ちましたので、ドラマの現場では、ちょこちょこ頼っちゃうかもしれません(笑)」とコメントを寄せている。さらに、この2人を取りまく役者たちも個性豊かな面々が。亜紀に一目惚れするコミック編集者には大東駿介、女子2人の奮闘を見つめる謎の男には田辺誠一、2人が働くペガサス書房の書店員には鈴木ちなみと伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)、店長には木下ほうか、理子の父親には井上順の出演も決定している。脚本は「名前をなくした女神」や「ファースト・クラス(第1期)」などで女性の赤裸々な素顔を描いてきた渡辺千穂が務め、今回は“働き女子”のホンネを描くとのことだ。ドラマ「戦う!書店ガール」は4月期(スタート日未定)、毎週火曜夜22時~関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年02月21日おニャン子渡辺美奈代、DVD発売おニャン子クラブ世代の憧れのアイドルといえば渡辺美奈代だろう。正統派アイドルとして人気を博していた彼女が、懐かしいヒットナンバーがつまったDVDを発売した。彼女のオフィシャルブログ「Minayo Land」の1月13日付け記事によると、同DVDは2014年のBirthdayライブで歌われた全26曲が収録されており、80年代の魅力が堪能できる1枚に仕上がっているという。イベントでは品良く黒コーデ同日別記事では、同DVD発売イベントで全身黒でキメた彼女の写真もアップされた。トップにボリュームをもたせた華やかなヘアスタイルに、軽やかなミニスカート。胸元のネックレスが品格をそえている。上品なスタイルには定評があるようで、同ブログ読者からも彼女のファッションについて質問が寄せられている。1月9日付け記事では、質問があったセットアップについて紹介。ダブスタのセットアップをセールで購入したと告白した。ぱっちり目の秘密は?彼女のチャームポイントであるぱっちりした目についても秘密を公開。同日別記事をのぞくと、表参道にあるまつエク店「MAHR」へ朝一番に訪れる様子が掲載された。ますます美しさに磨きがかかる渡辺美奈代。今後も彼女の活躍に注目したい。【参考】・渡辺美奈代オフィシャルブログ「Minayo Land」
2015年01月17日ビヨンセのものまね芸で人気の渡辺直美が初主演を飾った映画『SPOTLIGHT』が、現在開催中の第4回沖縄国際映画祭・地域発信型プロジェクト部門にて上映され、渡辺をはじめ浜崎綾監督、小林星蘭、木村祐一が舞台あいさつを行った。舞台あいさつの模様地域発信型プロジェクトは、昨年から始まった新プログラムで、全国各地で映画を撮影し、その土地の良さや魅力を世界へ発信しようというもの。浜崎監督が選んだ地域は“東京都”。昭和12年に開業した歴史あるキャバレーでダンサーになることを夢見る女性が、挫折しながら自分の夢に立ち向かっていく姿を描く人間ドラマ。浜崎監督は「歌手になりたいとかサッカー選手になりたいとか夢を持っていても、実際には難しく、いまひとつ頑張れない弱さを誰もが持っているもの。この映画では、夢が叶ったか叶わなかったかではなく、寄り道すること、自分の弱さに向き合うこと、そうやって成長していくことを説教くさくなく伝えたかった」と、映画に込めた想いを語った。浜崎監督は、フジテレビの『新堂本兄弟』『ミュージックフェア』などの音楽番組を担当、2010年に『ピカルの定理』の立ち上げに加わるなど、人気番組で経験を積んできた有望株だ。ヒロインに大抜擢された渡辺は、「まさか自分が映画の主演を務めるとは思わなかった。不安の方が大きかったけれど、浜崎監督とは仕事をしたことがあるので仲のいいスタッフさんも多く、楽しい現場でした。初のお披露目は緊張しますね」と、芸人としてではなく“女優”として淑やかにあいさつし、「渡辺直美のいろいろな顔が詰まっています。ダンスも注目してほしい」とアピール。そんな渡辺の女優っぷりを共演の木村は、「彼女は主演顔ですよ、だって脇にいたら邪魔ですからね(笑)。ビーチの大きなスクリーンでも耐えられると思います」と、冗談をまじえながらも絶賛し「映画は芸術なので、好きか嫌いかでいいと思うんです。僕はこの映画好きです!」と監督を称えた。また、同映画祭の第1回目からすべて参加している木村は、「毎回、僕ら(芸人)が来て笑いを届けていると言われていますが、実際はその逆。声援をもらって、握手を求めてもらって、沖縄で映画祭が開催されることを心から喜んでもらって、僕らの方が感動と元気をもらっています」と、感謝を伝えた。第4回沖縄国際映画祭3月31日(土)まで開催取材・文・写真:新谷里映
2012年03月29日渡辺謙、ジョン・キューザック、チョウ・ユンファらが出演する米中合作映画『シャンハイ』の特別試写会が16日に丸の内ピカデリーで行なわれ、渡辺、菊地凛子とミカエル・ハフストローム監督が舞台あいさつに立った。その他の写真映画『シャンハイ』は、太平洋戦争前夜にあたる1941年の上海を舞台に、親友の死の真相を探るべく上海を訪れた米国諜報員の男(キューザック)が、中国・アメリカ・日本を巡る巨大な陰謀に巻き込まれながら、運命の愛に出会い、激動の時代を生き抜いていく姿を描いたサスペンス・ドラマ。渡辺は「日本映画と違って歴史的な作品をハリウッドで作ると、世界中に配信されるので、その国が持っているバックグラウンドにどういうふうにマッチしていくかということがあきらかに違う。本作は中国や韓国では既に公開されているんですが、自分の役は果たしてどう受け入れられるのだろうかというある種の怖さと興味がある」と言い、渡辺と初共演の菊地は「謙さんのいろんな方向からいろいろなアイディアを持って挑戦する姿勢は勉強になったし、後の作品に活かされている」とコメント。ハフストローム監督は「1941年の上海という歴史的な背景はあるが、ストーリーには人間同士の普遍性があり、登場人物が抱える野心や想いはどの人にも伝わるものがある」とPRした。最後に渡辺は「70年前の太平洋戦争の直前の歴史的な背景もありますが、ここで描かれているのは男と女が必死で愛を紡ぎ、困難な状況でも命を繋いでいこうとしたドラマだと思っています。今年は非常に日本全体が揺らいでいて、社会情勢や価値観など、いろいろな変化を余儀なくされているときですが、困難なときに何かを乗り越え、生きていこうとするときにつながる映画だと思います」と力強く語りかけた。『シャンハイ』8月20日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2011年08月17日