●「目を背けられない」という覚悟薬丸岳の小説を、俳優・生田斗真と瑛太のW主演で映画化した『友罪』が、5月25日から公開される。過去を背負った主人公が新たな環境で得た友達は、もしかしたら世間を揺るがせた事件の殺人犯だったのかもしれない……2人の関係を軸に、犯罪に関わる様々な人たちの物語が描かれる。難役にも多く挑戦する生田だが、今作では「この映画を作っても良かったのかな」「しんどいシーンが多い」と葛藤したという。一方で、エンタテインメントに関わる人間としての「使命感」もあったという生田に、同作についてインタビューした。○賛否両論はあると思った――もともと原作も読まれていたそうですが、どういうところに刺激を受けて、映画に出ようと思われたんですか?原作が発表された時に読んでいて、どういった形であれ、映像作品として残すべきものだなと思っていたところに、今回お声がけいただいて、参加させてもらうことになりました。原作の方は、神戸の事件がさらに色濃く描かれていますが、僕らの世代にとっては当時すごく衝撃的だったし、学校に行くのが怖かったなとか、いろいろなことを思い出しました。日本という国において、目を背けられなかった事件だと思うんです。何かの形でリアルにいろんな感情を受け取ったからこそ、僕らがエンタテインメントの仕事に関わってる以上、映画として残すべき、という使命感はありました。賛否両論は、あると思います。加害者をかばってることになるんじゃないかとか、いろんな意見が起きると思う。でも事件が起きてしまったという事実はあり、被害を受けた人、加害した人の人生は続いているわけで。目を背けられないという覚悟は、現場に広がっていたと思います。――生田さんは、いろいろな難しい作品に出られていると思いますが、この作品の難しいところはどのような点でしたか?やっぱり、観てくださるお客様にも、どうしても実際の神戸の事件がよぎっていくということでしょうか。とはいえ僕らが作っているのはドキュメンタリーではないし、「人間には光の部分も闇の部分もいろいろな面があるけど、こうあってほしい」という願いのようなものが込められてる映画になったのかな。――役としても、受け身な演技をすることが多いのかなと思ったのですが、演じる上での難しさはありましたか?よく「受け身の役は難しい」という話になるんですけど、瑛太は自然にこちらの感情を呼び起こしてくれる相手だったので、難しさはそんなに感じなかったです。彼の言葉や一挙手一投足にきちんと目を向けていればいい。やっぱりすごいなと思いました。いつ会っても刺激を与えてくれる、同志だと思います。●瑛太に対して「なんだあいつは」と思っていた○常に瑛太のことを思う役作り――瑛太さんとは、いつ頃から「同志」という感覚になっていたんですか?初めて会ったのは20代前半で、瑛太が初めて月9『ヴォイス~命なき者の声~』の主役をやる時でした。もちろんその前から彼の存在は知っていて、ギラギラして現状に満足していないオーラが出ていて、「なんだあいつは」と思っていました(笑)。初めて『ヴォイス』で一緒になった時に、月9の主役でいなきゃいけないという責任感と、役者・瑛太として自由に振る舞いたいという面を行ったり来たりしているように見えて。ちょっとでも支えてあげたいなと思ったし、いろんな現場をくぐり抜けてきている同年代の役者として、すごく魅力的に感じました。大人になって立場が変わってくるとは思うけど、根本の部分は変わってなくて、そういうところが魅力です。――特にここの瑛太さんに刺激された、という場面を教えてください。たくさんあるんですけど、公園で鈴木が自分の過去を告白するシーンは、特に、かな。瑛太が見たことのないような表情をしていたので、あまりないシーンになったと思います。思いついたことを、頭で考えるより先にポンとやれちゃう人なんですよね。画面からはみ出ちゃう、というのか。役者としては、一つのアングルの中で何かを表現しようとしがちなんですけど、瑛太は自由に表現する。かといって、奇をてらったことをやりたいというわけじゃなくて、役にそった形で表現していく人だと思います。――生田さんご自身は、演じた益田という人間を理解するために、心がけたことはありますか?常に瑛太のことを思う。その1点に絞られました。益田というキャラクターの視点を通してお客さんも映画に入ってきてくれると思うんですけど、そういう意味で、自分が鈴木のことをどう見ているかがすごく重要でした。○現場でも葛藤はあった――演じていて、しんどかったシーンなどは。ずっとしんどかったですね。軽いシーンはカラオケのシーンで、あの時だけは気が晴れる感じがしました。それも後で「ああ~……」ってなっちゃうんですけど(笑)。――生田さんと瑛太さんが逆の役でも観てみたいなと思ったのですが、鈴木役はいかがですか?監督も「この2人なら逆でも行けたんじゃないか」とおっしゃっていました。それは役者冥利に尽きる、ありがたいことなんですけど、鈴木というキャラクターは瑛太がやった方が絶対いいと思います。こっちがベストです!――かなり難しい作品でしたが、現場はやりやすい空気だったのでしょうか?オンオフのスイッチがあるとするなら、半押し状態が続いているような現場でした。キャストにもスタッフにも色々な感情が渦巻いていて、中には「この映画を作ってもよかったのかな」というものもあったと思います。自問自答しながらの撮影だったという記憶があります。辛かったですね。終わってからも達成感や、やりがいみたいなものは感じられなくて「良かったのかなあ」と話しました。あまりにもリアルだと思うし、悩みながらの撮影でした、いろんな覚悟とかが詰まった作品で、いつもとはまた違う使命感でした。――作中にはいろいろな立場が出てきて、人を殺めた人やその家族、被害者、そういう方達を俯瞰で見て生田さんが感じたことを教えてください。フィクションだけど、世界のいろんなところで起きてることだと思うんです。ニュースで事件を知ることはできるけど、その後関わった人がどういう思いで暮らしているのかはわからない。たまたま僕の周りに殺人事件に関わった人間がいないというだけで、これからも起こり得ることだと、すごく思いました。映画の中の世界の話ではなくて、自分にもそういう局面が出てくる可能性があると思うので、観た人の対話のきっかけにもなってほしいと思います。きっと、目を背けたいことばかりだと思うんですよ。血が出るとかの視覚的なことじゃなくて、「じゃあお前はどうするんだ」と常に聞かれてる感覚、「これはフェイクだけど、リアルだからね」と言われてる感覚というか。でもそれが僕らの役割だと思うんですよね。もちろん楽しくて、ハッピーな作品は僕も好きだけど、こういう作品を作る事も映画の役割なんじゃないかな? と思っています。■生田斗真1984年10月7日生まれ・北海道出身。96年~98年『天才てれびくん』に出演。以降舞台、映画、ドラマと幅広く活躍。2007年ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』に出演し、一躍注目される。10年公開の映画『人間失格』で映画初出演にして初主演を務め、高い評価を受ける。主な出演作に映画『シーサイドモーテル』『ハナミズキ』(共に10)、『源氏物語 千年の謎』(11)、『僕らがいた 前篇/後篇』(12)、『脳男』(13)、『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(共に14)、『予告犯』『グラスホッパー』(共に15)、『秘密 THE TOP SECRET』『土竜の唄 香港狂騒曲』(共に16)、『彼らが本気で編むときは。』『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(共に17)などがある。
2018年05月25日2019年放送の大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」に出演する俳優・生田斗真が、5月15日(火)に三重県桑名市にてクランクインを迎え、役所広司らと共演したことが分かった。大河ドラマ第58作目となる本作は、宮藤官九郎オリジナル脚本で“知られざるオリンピックの歴史”を描いていく痛快&壮大なドラマ。中村勘九郎と阿部サダヲの2人がリレー形式で主演を務めるほか、綾瀬はるか、大竹しのぶ、生田斗真、役所広司、竹野内豊、杉本哲太、杉咲花、永山絢斗、さらにビートたけし、森山未來、神木隆之介、川栄李奈ら錚々たるキャストが集結。この度、クランクインしたばかりの生田さんが演じるのは、勘九郎さん扮する金栗四三とともに日本最初のオリンピック選手に選ばれる彼の盟友・三島弥彦役。そして役所さんは、金栗の進学した東京高等師範学校の校長で金栗の恩師となる嘉納治五郎役だ。■クランクイン初日は生田&役所が出会うシーン今回は第1回で放送予定となる、嘉納と三島が初めて出会うシーンを撮影。三島家の要人を招いたパーティーに出席した嘉納は、大隈重信(平泉成)や銀行家の三島弥太郎(小澤征悦)にオリンピックの意義について熱く語る。そこに野球ボールを追って三島弥彦が乱入。さらに弥彦が所属するスポーツの同好会「天狗倶楽部」のメンバーが続々と現れ、会場は騒然となる…というあらすじだ。この日がクランクインとなった生田さんは、「初日から弥彦、そして『天狗倶楽部』の登場のシーンから入れたので、気持ちいいスタートが切れたかな、と思います。初日はいつも緊張してナーバスになるんですけれど、天狗倶楽部のみんなと顔を合わせた瞬間に、そういうものが全部バーンと吹っ飛び、エネルギッシュなシーンが撮れたんじゃないかなと思っています」と初日の手ごたえは上々の様子。一方、熊本で1日撮影済みだが、セリフ有りのお芝居はこの日が初めてとなった役所さんは、「最初は嘉納さんとしてどんな風にしゃべればいいのか、『どんな雰囲気なのか』『これでいいのかな』と探りながらの撮影でした。まだまだ始まったばかりなので、言葉と体がしっくりくるのにはまだ時間がかかるかも知れませんが、頑張ります」と役に関して模索中のようだ。■生田斗真=三島弥彦、ビジュアルそっくり!?また、お互いの印象については、「生田くんは『ジャニーズの俳優部』というか、映画をよくやっている印象があります。すごく楽しみにしていました」(役所さん)、「ご一緒したいな、と思っていてもなかなか今日までできなかったので。ワクワクしますし、ゾクゾクします。すごく嬉しいです」(生田さん)とお互い共演が待ち遠しかったとコメント。さらに役所さんは「きょう遠目で見て、『ひげが似合うなあ』と。(三島弥彦さんの)写真となんとなく遠目で似ている感じがして、『ああ、似てる』と思いました」と絶賛していた。■「ワクワクするようなドラマがつくれたら」そして、クランクインに向けて“短距離選手”という役柄ゆえ、走りのトレーニングと体作りをの準備を行ってきたという生田さん。「とにかくワクワクするようなドラマがつくれたらいいなと思います。このドラマと一緒に2020年のオリンピックが盛り上がっていくような一つの歯車にというか、何かお手伝いができたらなと」と思いを明かしていた。大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」は2019年1月よりNHKにて放送予定(全47回)。(cinemacafe.net)
2018年05月24日近日公開となる『友罪』で主演を務めた生田斗真と瑛太、そして瀬々敬久監督が5月14日(月)、明治大学にて特別授業を行った。■生田斗真&瑛太、特別授業にサプライズ登場!かつて世間を震撼させた事件を起こした少年Aの“その後”と、周囲の人々の葛藤を描いた本作。今回3人は、文学部文学科文芸メディア専攻、伊藤氏貴准教授による特別授業に集まった「少年犯罪」を学ぶ大学生約100名らと共に、罪を犯した友や家族との向き合い方、友情についてなど、本作が投げかける問いに対して、ディスカッションを行った。実は今回、特別授業としか聞かされていなかった学生たち。3人は颯爽と登場すると、学生たちは一同唖然。生田さんは「不慣れなところがあると思いますが、少しでも皆さんと楽しい話ができたら」と挨拶し、続けて瑛太さんも「皆さんに映画を観てもらえたことは嬉しい。ちなみに、今日、斗真と衣装の色が被っちゃったのは、特に狙いはないですからね(笑)」と会場を和ませていた。■映画化&役への思い…つらい過去を抱えながら、鈴木との友情関係に葛藤する元週刊誌のジャーナリスト・益田という役を演じるにあたり、生田さんはかなりの覚悟を感じたそう。「僕自身も映画化決定前から原作は拝読していて、どういった形であれ映像作品として残すべき題材だと感じていました。お話をいただいたときは、『ついにやるのか!』という気持ちがあった」と話す。一方で“元少年A”として世間を震撼させた鈴木を演じた瑛太さんは、「映画を通して、観てくれた方に“何を与えたいのか”についてはすごく疑問があった」「実際の少年Aの手記も読んで、色々と感じる中でどこか事件の背景を全否定できない自分がいました、どんな人間でもそうした想像を超えた衝動があるのでは、と。演じる上では、どんな役でも愛して演じていきたいので、鈴木に自分の想いを重ねていきました」とコメント。■友達が重大な犯罪を犯していたと知ったら…学生と“友情”について討論また質疑応答の場では、「もしも友達が重大な犯罪を犯していたと知ったら、友達を続けるか」という質問に、半数以上の学生が「友達関係を続ける」と回答する中、一方で「正直どう接したらいいか分からない」「友達を辞める」という声も。これに対し、主演の2人は「一度2人の間で友情が芽生えたのであれば、関係を続けていきたいというのが本音だと思うけど、少し綺麗ごとのような気もするし、すごく難しいですよね」(生田さん)、「向き合うことはするかもしれないけど、警戒心が生まれてしまうのも確か」(瑛太さん)と意見を述べた。■明らかになるラストシーンの誕生秘話映画の後半シーンでの益田の咆哮シーンに胸打たれたという女子生徒から質問が及ぶと、生田さんは、「台本では、『泣き叫ぶ』というト書きは無かった。現場で監督が『獣のような、慟哭をするのはどうか』と仰って、あのシーンが生まれました。友達を助けられなかった益田の後悔と無念があの叫びになったと思います」と映画史に残るラストシーンの誕生秘話が明かされた。■“俳優”生田斗真&瑛太へ質問も…俳優で行こうと決めたきっかけについて質問が飛ぶと、「SMAPが好きな母親が履歴書を事務所に送ったのがきっかけ」と明かした生田さんは、高校生のときにこの仕事を続けていくかの岐路に立ったそうで、「本当に自分がやりたい仕事である確信が欲しかったときに、演劇に出会った。そこで楽しそうに作品を作り、人を感動させている先輩の方々を目にして、感銘を受けた」と告白。瑛太さんも、「俳優という仕事はすごく中毒性があり、休日もなぜか現場にいないと落ち着かない」「学生のとき、アルバイトしながら趣味で映画を観ていましたが、一番現実逃避ができたのが、スクリーンの中の世界だった」と語っている。さらに、キャスト陣から学生に向けた質問会も開催。瑛太さんが「斗真と瑛太、どっちが好きですか?」と質問すると会場は爆笑。学生からは「瑛太さんの方がエロいと思うので好き」「瑛太さんのメンヘラっぽいことが好き」と会場は若干“瑛太派”が多い状態。そんな状況に瑛太さんは「斗真、ごめんな(笑)」と笑顔を見せると、「生田派の意見も聞きたい!」と生田さん。すると、「『脳男』を見て、演技の振れ幅がすごいなと感じた。あと、やっぱり顔がカッコいいです!」と女子生徒が答えると、「これからもよろしくお願いします!」と照れ笑いを浮かべる場面もあった。『友罪』は5月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:友罪 2018年5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2017映画「友罪」製作委員会 ⓒ 薬丸岳/集英社
2018年05月15日愛知県・名古屋のビール園「浩養園」にて、ビヤガーデンがオープン。会期は、2018年4月27日(金)から9月末までの予定だ。生い茂る木立の中で、涼し気な風を運んでくれる滝の音。そんな都会の喧騒から離れた「浩養園」で開催されるビヤガーデンは、例年オフィスワーカーから家族連れまで、多くの人に親しまれている。2018年の「浩養園 ビヤガーデン」では、特殊味付けラムのジンギスカンに加え、牛肉、豚肉、鶏肉、そして珍味の"ラムタン"も食べ放題メニューに含んだ、ボリューム満点のコース「スペシャルバーベキュー 120分食べ飲み放題」を用意。もちろんアルコールも飲み放題となっている。また4月29日(日)には、「浩養園」のリニューアル20周年を記念した「ビヤガーデン 開放デー」を開催。終日サッポロ生ビール黒ラベルを200円で提供するほか、子供用縁日など企画も用意しているので、ファミリーにも最適だ。【詳細】浩養園 ビヤガーデン会期:2018年4月27日(金)~9月末予定営業時間:17:00~22:00 ※気象状況などにより営業時間の変更または休業する場合有り。※ラストオーダーは閉店30分前。食べ放題コースの最終受付は閉店2時間前。住所:愛知県名古屋市千種区千種2-24-10 浩養園内電話:052-741-0211(浩養園全館共通)座席数:約500席メニュー例:スペシャルバーベキュー 120分食べ飲み放題 1人 5,000円■「ビヤガーデン 開放デー」開催日:4月29日(日)※当日はキャッシュオン形式。※生ビールはプラコップでの販売。【問い合わせ】お客様相談センターTEL:0120-848-136
2018年04月29日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)が展開するグラウンド ワイ(Ground Y)から、写真家・井上浩輝(いのうえひろき)とのコラボレーション「Ground Y ☓ Hiroki INOUE Collection」が登場。2018年3月9日(金)より、グラウンド ワイストアにて販売する。グラウンド ワイの2018年春夏コレクションは、「inconfort - 違和感」がテーマだ。普段と違う非日常的な事柄を意図的に設けることにより生ずる“ズレ”や“ギャップ”、そして“不完全さ”表現したシーズンである。そして、同コレクションの一部として発表される、井上浩輝とのコラボレーション。彼は、2016年に日本人で初めて「National Geographic Travel Photographer of the Year」コンテストのネイチャー部門1位を受賞した、今後の世界的な活躍が期待されている写真家の1人だ。作品に映し出される一瞬は、まるで1枚の名画の様な色彩の美しさをもち、伝えたい情報を明確かつシンプルに表現する。そんな彼の作品を、今回はカットソーというキャンバスに落とし込んだ。雄大な風景や動物たちが、鮮やかなプリントとなって表れる。なお、同コラボレーションは2018年春夏シーズンの第2弾。すでに第1弾コラボレーションは発表されており、その相手はコペンハーゲン生まれのフラワーアーティスト、ニコライ バーグマン(Nicolai Bergmann)であった。【詳細】「Ground Y ☓ Hiroki INOUE Collection」発売日:2018年3月9日(金)取り扱い:Ground Yストア展開アイテム:ビッグカットソー 動物画・風景画(6種類) 22,000円+税
2018年03月03日今田耕司とモデルで女優の中条あやみがMCを務める「アナザースカイ」の11月17日(金)の放送に、俳優の鈴木浩介がゲストで出演。今回鈴木さんは“カレー”のスパイスの聖地である南インドで究極のカレーを堪能。カレー愛を熱く語ってくれる。『ALWAYS 三丁目の夕日』『それでもボクはやってない』などの作品に出演し、ドラマ、映画と展開した「LIAR GAME」シリーズで注目を集めると、その後は長寿シリーズとなった「ドクターX」や「刑事7人」「緊急取調室」などの人気シリーズから上戸彩と斎藤工が共演し大きな話題を呼んだ「昼顔」など様々なドラマに出演。この春には「緊急取調室」最新シーズンと「人は見た目が100パーセント」に同時出演し、夏シーズンには「愛してたって、秘密はある。」への出演と各所で引っ張りだこの鈴木さん。そんな鈴木さんが芝居同様にハマっているものが「カレー」だという。今回鈴木さんはカレーの味を生み出すスパイスの聖地である「インド」のケララ州を訪問。カレーの師匠が大絶賛するほど美味しいというフィッシュカレーからリゾートホテルの超高級カレー、街場のミールスまで、魅惑のスパイスに感動。現地のスパイス市場で幻のスパイスを探す。鈴木さんが大森南朋、桐谷健太と豪華トリプル主演して、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突を描く『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。幼い頃に失踪した長男・一郎。市議会議員の次男・二郎。デリヘル業雇われ店長の三男・三郎。別々の道、世界を生きてきた三兄弟。父親の死をきっかけに、失踪していた一郎が、30年ぶりに突然帰ってくる。再会した3兄弟の運命は再び交錯し、欲望、野心、プライドがぶつかり合い、事態は凄惨な方向へ向かっていく――。『SR サイタマノラッパー』や「みんな!エスパーだよ!」で頭角を現し『ジョーカー・ゲーム』『22年目の告白 -私が殺人犯です-』などのヒット作を送り出した入江悠監督のオリジナル最新作となり、3人のほか篠田麻里子、嶋田久作、間宮夕貴、吉村界人、菅田俊らも共演する。「アナザースカイ」は11月17日(金)23時から日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年11月17日絵になるなあ……!生田斗真の出ている作品を観るたび、やや日本人離れした立体的な顔立ちに感嘆する。だが、この場合の“絵になる”は、その顔立ちによってひとりだけ際立っているということよりも、作品世界にものすごく馴染んで溶け込んでいるということだ。例えば、心地よさそうな部屋のなかで編み物をする『彼らが本気で編むときは、』(17年)、殺風景な部屋で精神鑑定を受けている『脳男』(13年)、大正末期から昭和初期くらいの日本の風景にたたずむ『人間失格』(10年)等々……彼の出ている映画やドラマのどこを切り取っても、フェルメールやレンブラントの写実画のような、一枚の絵画として成立しそうだ。○自意識を出さずに存在できる生田斗真広瀬すず演じる女子高生・響と、生田斗真演じる高校教師・伊藤の恋を描いた『先生! 、、、好きになってもいいですか?』における生田も、高校の体育館、教員室、屋上……とどこでも露出オーバー気味な画面のなかに、ともすればその光に溶けてしまいそうなほど正しい地味さで収まっていた。地味は褒め言葉である。伊藤先生は、決してイケメン先生ではなく、生徒から変わり者と目され、わりと敬遠されている設定だからだ。にもかかわらず、響は彼に恋してしまう。立場上、最初は距離をとっていた先生だったが、響の一途さに次第にほだされていく。先生は、あくまでもヒロインの想いの丈を受け止める役割であって、彼からことさら何かを発する必要性がなく、よけいな自意識をいっさい出さずにそこに存在することは、何かするよりも技巧的。それこそが、スターやアイドルではなく俳優の仕事である。アイドル事務所というイメージが強いジャニーズだが、アイドル活動をしている者たち以外に俳優活動を主としている者たちもいて、生田斗真はジャニーズ俳優部の代表格である。俳優部というとほかに、風間俊介、男闘呼組というバンド活動から俳優にシフトした岡本健一などがいる。ジャニーズ事務所に入った男子は、まずジャニーズJr.を経たのち、アイドルグループを組んでデビューしていくことがスタンダードななか、生田はグループに所属したこともあるものの、すぐにひとりになって俳優業をやるようになる異端児だった。俳優デビューは、朝ドラ『あぐり』(97年)で、注目されるようになったのは、その10年後の『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス』(07年)。意外と時間がかかったがそれ以降は順調に映画や舞台などで活躍し、2019年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(脚本:宮藤官九郎)に、日本初のオリンピック選手として選ばれたひとり三島弥彦役で出演が決定している。○幅の広さが光る前述したような、文学的な作品や少女漫画原作の作品などに多く出る一方で、宮藤官九郎が脚本を手がける少年ギャグ漫画的な作品や、劇団☆新感線の派手な音楽劇などでも力を発揮する幅の広さをもっている生田。現在は、トニー賞(『コースト・オブ・ユートピア』)やアカデミー賞最優秀脚本賞(『恋におちたシェイクスピア』)などを受賞しているトム・ストッパードの『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(小川絵梨子演出 以下ロズギル)に出演中だ(11月26日まで)。これまた、シェイクスピアの『ハムレット』やベケットの『ゴドーを待ちながら』などを下敷きにした文学的な演劇で、生田の役は、ハムレットの友人のひとりローゼンクランツ。相方がいて、つねに二人組として行動し、名前と見た目を混同されてしまう影の薄いキャラだ。相方ギルデンスターンは菅田将暉が演じている。『ハムレット』では彼らの出番はほんのすこしだが、『ロズギル』は彼らが主役。とはいえ、決して活躍することのないまま死んでしまうことになる不条理な作品だ。様子のおかしいハムレット王子のことを探るという大仕事を任されるのだが、彼らはただ状況に巻き込まれているだけ……。実力と人気を兼ね備えた俳優として、引く手あまたの生田と菅田。ふたりとも、シェイクスピア劇で主役を演じたこともある(生田は『ヴェローナの二紳士』、菅田は『ロミオとジュリエット』)ふたりが、地味な脇役役というのが、この舞台のおもしろさのひとつでもある。意外とこの作品に彼らが合っているんじゃないかと思うのは、生田も菅田も、作品に溶け込み、その人物にしか見えないくらいになるタイプだから。以前マイナビニュースで、“漫画と実写の誤差を見極める正確な物差しを持っている”と、菅田将暉の優れた描写力について書いたことがあるが、描写力では生田も負けてない。トランスジェンダーを演じた『彼らが本気で編むときは、』や、女性役を演じた舞台『ミシマダブル「サド侯爵夫人」』での女性の仕草などもかなり完ぺきだった。数値で正確に製図するような菅田に対して、生田は、例えるなら、お手本を見ながらろくろを回しながら器を作っていくと、かなり同じものができていた! みたいな印象がある。今回の役も、どっちがロズでどっちがギルか、間違えられがちなロズとギルだが、それなりに個性はあって、いろいろ考えるほうがギルで、ロズは深く考えないほう。これは菅田と生田の個性に合っているような気がしないでもない。顔立ちは鋭利なのに、なんだか柔らかそうな身振り、手つきで、役にアプローチする生田斗真。そして、また、一服の絵画が生まれる。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年11月13日『僕等がいた』以来5年ぶりとなる“恋愛映画”への出演を果たす生田斗真と、映画界にひっぱりだこの女優・広瀬すずが初共演を果たした『先生! 、、、好きになってもいいですか?』。このたび、本作の大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、原作者の河原和音から生田さん、広瀬さんに向けた手紙も到着した。舞台挨拶には女子中高生をはじめ、女性客を中心に多くの人が詰めかけ、会場は満席に。生田さん、広瀬さん、そして三木孝浩監督らが登壇すると、会場は黄色い歓声と盛大な拍手に包まれた。■広瀬すず「みんな伊藤先生に恋していた」無愛想だけれど生徒想いの優しい教師・伊藤を生田さんが、そんな伊藤に生まれて初めての恋をする高校二年生の響を広瀬さんが演じる本作は、恋をする喜びや切なさがいっぱいにつまったラブストーリー。「まっすぐな想いが切なくて何度も泣いた」「胸キュンと涙がとまらない」と、伊藤と響の純粋な恋に映画館で涙する人が続出中とか。生田さんは「僕の友人もたくさん観てくれたのですが、男でもグッとくるところがあるみたいで。本当に泣けたという声が多くて嬉しいですね、頑張って良かったなと思います」としみじみ。広瀬さんも「私の友達も観てくれた子が多かったのですが、みんな伊藤先生に恋していました。『あんな先生いたらいいね』って。クールなところにみんな惹かれていましたね」とコメントし、笑顔を見せた。さらに三木監督も「公開して2日目に、お客さんとして劇場へ観に行った」と明かし、「会場明るくなった瞬間、女性客の方の吐息が漏れていて。余韻に浸ってくれていたことがお客さんの反応から伝わったので、嬉しかったですね」とふり返った。■注目ポイントは生田斗真の「“前腕筋”」!? シャツのまくり方にもこだわりまた、MCから本作の注目ポイントについて問われると、生田さんは「僕の“前腕筋”ですね!」と即答!「撮影中も女性スタッフの方たちが、シャツの袖のまくり方とかをすごくこだわっていて。女性は好きな方が多いみたいなので、筋肉が注目ポイントですね…って何話してるんだろうね(笑)」と、生田さんも苦笑しながらコメント。予想外な“注目ポイント”に会場も沸いた。一方、広瀬さんは「私は響と藤岡君(健太郎)が2人きりで弓道場で話すシーンがすごく好きで。藤岡君の優しい人柄や誠実さが伝わる切ないシーンがあるので、そこにも注目して観ていただけたら」と語る。さらに、三木監督は「響の『へっ?』っていう表情をしている顔ですね。唐突に何かされたりしている時の顔なのですが、お客さんからは『その時の顔がめちゃくちゃ可愛くて好きです!』っていう感想が結構多くて」と語りつつ、「伊藤先生に関しては、目線を合わせる場面と、合わせない場面があるところに注目して欲しいですね。伊藤の目線から、感情を言葉にできない部分や、伊藤の心情が読み取れるかなと思います」と、監督ならではの細かいポイントについて熱弁を振るった。■「生田さんで本当に良かった!」原作・河原先生が太鼓判この日は、原作者の河原先生から生田さんと広瀬さんに手紙が届けられた。生田さんに対しては、「全シーン全カット、とにかくかっこよかったです!」と絶賛を贈り、スーツの感じとか、寝ているところとか、とてもよかったです。かっこよさを意識していない風なのもよかったです」「伊藤先生を演じたのが生田さんで本当に良かった!」と大感激の様子。広瀬さんに対しては、「普通の女の子なので演じるのが難しかったのではないかと思います」と語り、「でも、響の気持ちを泣きながら伝えてくれたので、私も泣きました」と、感涙の報告と感謝の言葉が。その手紙を、三木監督が代読すると、生田さんは「この作品の一番のお客さんは河原先生だと思います。その河原先生に喜んでもらえたというのは一番嬉しいですね」としみじみ、そして広瀬さんも「河原先生にこんな風に言っていただけて、なんだか救われました。響を演じられて幸せです」と語ると、会場からは温かい拍手が沸き起こった。■「天使だね!」生田さんが広瀬さんに花冠のプレゼントさらに、本作の公開を迎え、二人三脚で頑張った生田さんと広瀬さんが、互いに感謝の気持ちを込め、プレゼント交換が行われる場面も。生田さんが広瀬さんの頭に優しく花冠を乗せ、広瀬さんは生田さんの胸ポケットにブートニアを刺すと、会場からは黄色い歓声が!その広瀬さんの可愛らしい姿に、「すごく似合ってる!天使だね!(笑)」と生田さんが思わず笑みをこぼす場面も見られた。「僕自身、久しぶりのラブストーリーだった」とふり返る生田さんは、「それが久しぶりの三木監督との作品で。さらにすずちゃんにとっては初めてのラブストーリーということで、僕にとっても良い経験をさせていただけた気がしています。一生懸命愛情込めて作った作品なので、この映画をずっと好きになり続けて欲しいなと思います」と観客に向けてコメント。広瀬さんも「本当にこの作品に出会えてすごく嬉しいです。そして多くの方に、恋する喜びや苦しさなど、色々な感情に出会って、何か背中を押してもらえる作品になってくれたらいいなと思います」とメッセージを贈った。さらにイベントの最後では、来場者全員に生田さん、広瀬さんが感謝の気持ちを込めて、ガーベラを手渡しでプレゼントするというサプライズも!そんな2人に会場では大歓声が巻き起こっていた。『先生! 、、、好きになってもいいですか?』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年11月09日俳優の生田斗真と広瀬すずが8日、都内で行われた映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』の大ヒット御礼イベントに、三木孝浩監督とともに登場した。同作は1996年から2003年まで、『別冊マーガレット』(集英社)で連載していた、河原和音原作の人気コミック『先生!』の実写化。生田演じる世界史教師・伊藤貢作と、広瀬演じる女子高生・島田響の純愛を描く。『僕等がいた』『ホットロード』『青空エール』などを手がける三木孝浩監督がメガホンをとる。広瀬は「学校の高校時代の友達とかは全員、生田さん演じる伊藤先生に恋をしていました」と告白。「グループトークでみんな、『あんな先生いたらいいよね』みたいな感じで。無愛想だけど、クールさに惹かれてました」と明かすと、生田は「いい気分しかしないです。ずっと聴いてられる」と満足げな様子を見せた。また、見どころを聞かれた生田が「生田の前腕筋ですね。ここ!」と袖をまくって見せると、客席からは「フウ~!」と歓声が上がる。生田は「ここに注目せよ! 女性陣はね、好きなんだってさ。シャツのまくり方も、女性スタッフが『もう一巻き、もう一巻きお願いします!』ってこだわってて、それに従ってたんですけど、注目ポイント」とアピールしつつ、「何言ってんだろうね?」と自分でつっこんでいた。イベントでは、三木監督によって原作者の河原和音からの手紙も代読された。河原は生田について「全シーン、全カットかっこよかったです」と絶賛。「たくさんの人がとてもかっこいい生田さんの先生を見てくれたらいいと思います」と希望を乗せた。広瀬に対しては「広瀬さんが響の気持ちを泣きながら表現してくれたので、私も泣きました」と印象を語り、「響が広瀬さんで本当に良かったです」と感謝した。この手紙に2人も喜び、広瀬は「救われました」としみじみする。さらに2人は互いに感謝の気持ちを込めて、生田から花冠、広瀬からブートニアのプレゼント交換をした。恭しく頭に冠をかぶせられた広瀬は「いえ~い」と反応。「保育園以来かも」という広瀬の花冠姿に、生田&三木監督は「完全なる天使!!」と絶賛し、広瀬は「だからか! (服装)白って言われたんですよ!」と納得していた。広瀬が生田の胸ポケットにブートニアを差しこむと、生田は「嬉しいです、はい」と照れた後、「心の声漏れてるよあいつみたいな笑い、やめてもらっていいですか!」と観客に抗議。さらにイベントの最後には生田から会場にガーベラの花がプレゼントされることになり、3人は観客に花を手渡しながら退場した。
2017年11月08日女優の広瀬すず(19)が5日、自身のブログを更新。俳優の生田斗真(33)と初共演した映画『先生!好きになってもいいですか?』について振り返った。「先生!のはなし」と題して更新されたブログでは、「最近はずっとSUNNYの撮影していて 割とハードな毎日なので 曜日感覚なんぞ全くない」と映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(2018年公開予定)の撮影状況をつづり、「今日、最終日、?先生!だね 先生!観に行くしかないんだね そうかそうか」と映画『先生!好きになってもいいですか?』について切り出した。ヒロイン・島田響を演じた広瀬は「わたし、ラブストーリーだけは やった事なくて 四月は君の嘘も少し恋心描かれてるけれど 君嘘は少年漫画で音楽映画でもあったり」と打ち明け、「少女漫画の直球の王道ラブストーリーは 密かに憧れていたりしてきっと今しかできない 作品、役だと思うし、10代最初で最後の ラブストーリーになりそうですし」と憧れていた思いを告白。「その作品が念願の三木孝浩監督と そして、生田斗真さんと 先生!という作品と出会えて わたしは凄く嬉しいんです」とつづった。恋愛についても「恋とか人を好きになる想いって なんか身近なものだと思っていたけど 普通の感覚にあるからこそこんなにも大きいものなんだって思って 恋愛は1番人を狂わせるものだからねっていうお話を聞いたことあって なるほどな、と」と打ち明け、「先生を好きになって、痛かった」というセリフについて、「わたしがすごく響として生きたことを1番実感した言葉声にこの台詞を出したとき 胸がぎゅううううってなったの」と振り返った。また、響に密かに想いを寄せる藤岡勇輔を演じた俳優の健太郎(20)とのツーショットも公開し、3回目の共演となった健太郎について「3作品目にして初めて2人のシーンがあって 個人的に彼のお芝居が好きで だから、嬉しかったんだ~よね~笑」とコメント。「藤岡くんと響の弓道場でのシーン 上位に入るくらい実はとっても好きなの」と明かした。さらに、「時間あったら夜行こっと、先生!あ、だから会っても声かけないでね なんか恥ずかしいから今日はやめてね、笑 写真とか撮ってSNSとかもダメだよ もっと恥ずかしいやつだから 自分のラブストーリーの映画を ひとりで観に行くとか 経験なさすぎて、焦る~でも生の反応みたいの~ ああ~はは~」とファンへのお茶目な注意を添えて"一人映画"を予告した。
2017年11月06日大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太と豪華トリプル主演で、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突を描いた入江悠監督オリジナル最新作『ビジランテ』。この度、本作の予告映像が公開された。今回到着した予告映像では、別々の世界で生きてきた兄弟3人が父親の死をきっかけに再開する場面からスタート。大森さん演じる長男・一郎が、鈴木さん演じる次男・二郎に「誰だお前」と言い放つシーンや、二郎の妻演じる篠田麻里子の姿、一郎と桐谷さん演じる三郎が殴り合うシーンなどが収められている。閉鎖的な地方都市で、土地や家族という逃れられない悪循環の中窮地に追い込まれていき、狂気に満ちた愛憎をぶつけ合う彼ら。そして、事態は凄惨な方向へ向かっていく――。『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月10日生田斗真と広瀬すずの初共演映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』完成披露イベントが9月26日(火)、都内にて行われ、生田さんが広瀬さんの手を取り、レッドカーペットならぬピンクカーペットを歩いた。初めて本格的な王道恋愛映画に出演した広瀬さんについて、生田さんは「広瀬すず史上、最強にかわいい映画ができました。これはおそらく数年更新されることはないでしょう。日本男子諸君、覚悟して映画館に来るように!」と断言し、場内を期待で煽っていた。「広瀬すず史上、最強にかわいい」と生田さんに評された広瀬さんは、「本当に伊藤先生が格好いいです!いてくださったから、響を真っすぐに生きられたなと思います」と、こちらもべた褒め。照れくさそうに、生田さんは「身内で褒め合っていこうって言った(笑)」と広瀬さんと微笑み合った。570万部を突破した少女コミックの名作「先生!」が映画化された『先生! 、、、好きになってもいいですか?』は、教師と生徒の純粋な恋を描いた物語。まだ恋を知らない高校2年生の響(広瀬さん)は、初めて世界史の伊藤先生(生田さん)を好きになる。「好きになってもいい?」と尋ねる響に「俺はやめとけ」と返す伊藤。加速する響の想いが、少しずつ伊藤の心を溶かしていくのだが…。広瀬さんと同級生役の竜星涼と森川葵、さらには先生役の中村倫也、比嘉愛未というチームはとてもいい雰囲気。ひとり他校の弓道部エース役だという健太郎は、「俺、他校なんで…自分が知らないところで、皆さんがクリスマスパーティーをやったり、ラーメンに行ったりしてたのを知らなくて、寂しいなって」と何とも切ない胸中を告白。生田さんらは「クリスマスが近かったから『やれたらいいね』って話で…」と説明するも、健太郎さんは「パーティーの記事がネットニュースにあがっていて、家でひとりで『楽しそうだな』と思いながら…いいっすね、仲良くて(笑)!」と、かわいく拗ねていた。ちなみに、その会には中村さんも参加していなかったそうだが、中村さんは、「これ(着用しているタキシード)を斗真くんがプレゼントしてくれたんです。クリスマス、僕の誕生日だから。健太郎くんは落ち込んでいましたけど、俺、もらった!」と、さらに健太郎さんをどん底に落としていた。そのほか、完成披露イベントには、三木孝浩監督が登壇した。『先生! 、、、好きになってもいいですか?』は10月28日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年09月26日俳優の生田斗真とタレントのSHELLYが30日、都内で行われたP&G「ジェルボール3D」発売記念イベントに登場した。2013年からアリエールのCMキャラクターを務める生田は、新商品である「アリエール ジェルボール3D」「ボールド ジェルボール3D」の工場長として登場。助手のSHELLYと共に、実際に黄ばんだ布を洗濯槽に入れて効果を試す実験を行った。助手のSHELLYが積極的に実験を進めていくと、生田は「いい部下を持ちましたよ。ぜんぶやってくれますから」と笑顔に。「基本的にはいるだけ」と謙遜しつつ、掛け声を任されると「掛け声とか、そういうの得意です!」と張り切って声をあげていた。新商品で洗ったものを色彩測定器にかけたところ、新品同様の結果となり、生田も誇らしげな様子。自身は「けっこう白いTシャツが好きで、15枚くらい同じTシャツをストックしてシーズンが終わるごとに買い変えて着続けてるんですけど、ジェルボールを使い始めてから持ちすぎちゃって、なかなかダメにならない」と明かした。また、第一子を2016年1月に出産、7月に第二子の妊娠を発表したばかりのSHELLYは、増えた洗濯量について「うそでしょってくらい。こんなのが出てきただけで、洗濯物の量が」と、赤ちゃんの大きさを示しながら驚きを表す。「まあ着替えるんですよね赤ちゃんって。もう1人増えるので末恐ろしいです」と苦笑した。プライベートでの洗濯事情について聞かれると、生田は「もちろん僕も、誰もやってくれないので、やってます」ときっぱり。「僕はお風呂に入る前に洗濯機を回して、お風呂から上がって、いろんなことをしながらを仕上がりを待つというのが日課ですかね」と生活について明かした。
2017年08月30日俳優の生田斗真と瑛太が、映画『友罪』(2018年5月公開)に出演することが31日、わかった。同作は薬丸岳による同名小説を実写映画化し、『64-ロクヨンー前編/後編』の瀬々敬久監督がメガホンを取る。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働く益田(生田)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太)。2人は心を通わせていくが、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。少年犯罪の”その後”、そして極限の友情を描く物語となる。瀬々監督は「忘れてはいけない事件というものがある気がします。今回はそこから派生する問題を様々な群像に託し、答えを探し続ける映画だと思っています」と同作について語る。そして「2人のしなやかな心と肉体、そして果敢に挑戦する心が、この映画を生々しくも光り輝かせる原動力になってくれることと思っています」と生田&瑛太に期待を寄せた。すでに撮影はスタートしており、瑛太との共演も3度目となる生田は「20代のころから何度も一緒に仕事をしていて、しょっちゅう会っていたりするわけではないけれど、久々に今回一緒に芝居をしていると、やっぱりゾクゾクさせてくれる俳優」と語る。「僕と瑛太にしかだせない空気感」があると言い、「友人関係でもあるので、そこをうまく映画に反映させたいですね」と意気込んだ。原作については、発売時から周囲で話題で読破し「演じる側としてチャレンジしたいなと思ったりするほど」だったという生田。「自分の周りに過ちを犯した人間がいるということは、世界中どこでも起こりうる可能性がある事で、その立場に自分をおいたときに何を感じるかということを大事にしながら挑みたいと思っています」と語った。『64』に続いて瀬々監督とタッグを組む瑛太は「どこかで監督の『お前、何かやってみろよ』という暗黙のメッセージというか、演出がある」と語る。生田とは「今回の役は『はい、やります』と簡単には言えない役なので、『またやるかもしれないけど、俺断るかもしれないからね』という話はしたりしました」とオファー時に話をしていたことも明かした。○生田斗真コメント映画「友罪」で益田純一を演じさせて頂く事になりました。 薬丸岳さんの小説が好きで、この友罪も数年前に読んでいた作品です。 一生をかけて背負うべき過去の傷を持ちながら、それでも必死に生きようとする益田という人物を通して、多くの方に様々な事を感じ、思案していただきたいと思っております。 瀬々監督とは初めてご一緒させて頂きますが、監督の描く生々しい人間模様をしっかりと演じていければと思います。 瑛太さんとは今回で3度目の共演になります。瑛太さんが放つ獣のような鋭さと、ふとはにかんだ時の柔らかさに愛を持って対峙し、切磋琢磨しながら素晴らしい作品作りに励みます。 どうぞご期待下さい。 映画館の椅子から立てなくなるような作品になる予定です。○瑛太コメントこの時代にこのような題材を映画化する事にまだ惑う自分もいます。とても大変な役を引き受けてしまった。でも、瀬々監督、生田斗真、スタッフを信じて最後まで演じ切りたい。
2017年07月31日俳優の生田斗真と菅田将暉が、舞台『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』に出演することが16日、わかった。同作はイギリスの巨匠トム・ストッパードの代表作で、1966年より全世界の演劇ファンに『ロズ・ギル』の愛称で呼ばれて親しまれている名作。シェイクスピア『ハムレット』の最後の最後で「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ……」と一言だけで片付けられてしまった2人組を主人公にした、いわば「ハムレットのスピンオフ戯曲」となる。翻訳・演出は、歴代最年少の30代で次期新国立劇場演劇部門の芸術監督に任命された、小川絵梨子が務める。物語は『ハムレット』の裏側で展開する。正気を失ったデンマークの王子・ハムレットについて調べるため、ハムレットの義父である国王・クローディアスに呼び寄せられたハムレットの学友・ローゼンクランツ(生田斗真)とギルデンスターン(菅田将暉)が呼び寄せられた。ただオタオタする二人は、旅の目的を果たす方法がわからないまま、死が待つ終末に向かって運ばれていく。同作ではハムレット役に林遣都、クローディアスに小野武彦を迎える。他、半海一晃(座長役)、安西慎太郎(オフィーリア/ホレーシオ役)、田川隼嗣(アルフレッド役)、松澤一之(ポローニアス役)、立石涼子(ガートルード役)、林田航平、本多遼、章平、長友郁真が出演する。上演は世田谷パブリックシアターにて10月30日~11月26日。9月16日より一般前売開始。○生田斗真コメントチェーホフ「かもめ」以来、久々の翻訳劇です。翻訳劇って、最初はどうしても、「難しそう……」 というイメージがあるかもしれませんが、そのハードルの高さを少しでも取っ払って、「演劇って面白い!」「舞台ってこんなに夢がある!」、そう皆さんにお伝えする事が、自分たちの使命だと思っています。これまで多くの素敵な先輩たちが取り組んでこられた面白い作品です。肩の力を抜いてご覧頂けるような楽しい舞台にしたいと思っています。菅田くんとの共演は初めてです。役柄上、2人で一緒にいる時間が圧倒的に多いのですが、一緒にやれると決まったときから、「気持ちよくやれそう!」という予感があり、ずっと楽しみにしてきました。菅田くんと一緒に、まずは自分たちも楽しく演じることを大事にしたいと思います。演出の小川絵梨子さんとも初めてご一緒します。とにかく小川さんが手がける舞台は、十発十中、面白い! 僕らで、その期待にも沿えるよう頑張ります!○菅田将暉コメント舞台は、毎回とても高い経験値がもらえます。今回は、蜷川幸雄さん演出の『ロミオとジュリエット』以来3年ぶりの舞台ですが、久々のライブでの芝居や演出の小川絵梨子さんから得る新たな刺激を楽しみにしています。小川さんの演出を受けたことがある役者仲間は皆、「大変だった……」と口では言うんです。でも、皆、とてもいい顔つきになっているんですよね。だから、僕も、小川さんには 鍛えていただきたい、と思っています。生田斗真さんの舞台は、もちろん何度も拝見していますが、ステージからの圧倒的な迫力が強烈に記憶に残っています。あの迫力に負けないように頑張らないと……ですね。そして、生田さんとは、演技中もずっと2人一緒に動いているのですが、実は、芝居以外で楽しみにしていることがあります。僕、鼻フェチというか……(笑)、生田さんの鼻スジや横顔って本当にキレイですよね。一緒に芝居をして、一番間近でキレイな横顔を見られて、しかも独り占め! それが楽しみです。
2017年06月16日直木賞作家・荻原浩の小説「神様からひと言」が、「神様からひと言 ~なにわ お客様相談室物語~」として6月10日(土)よりNHK総合にてドラマ化されることが決定。また主演には小出恵介を迎えることも分かった。主人公・佐倉凉平(33)は、曲がったことが嫌いな熱血漢だが、ときどき正義感が溢れすぎて上司と衝突してしまうことも。それが原因で大手広告会社からここ「珠山食品」に転職してきたばかりだが、着任早々の大きな会議の席、また上司とケンカをしてしまう。失敗続きの彼が新たに配属されたのは、「お客様相談室」。昨今話題のモンスタークレーマーたちに対応する社内では最前線の部署だ。はじめはふてくされていた涼平だったが、「相談室」には癖はあるけれど面白おかしい面々が。遅刻魔でだらしない先輩が、実はクレーム処理の達人だったとか…。「自分は会社組織には合わないのではないか」と感じていた凉平は、やがて、「相談室」で個性豊かな面々に囲まれ「クレーム処理」のスキルや精神を身につけ、人間的にも成長していくのであった…。原作は、「海の見える理髪店」で第155回直木賞を受賞した荻原氏の「神様からひと言」。本作は、食品メーカーの「お客様相談室」に望まず配属された会社員が、個性あふれる仲間たちとクレーム処理に奮闘する中で、自分の人生を見直していく姿を描いていく。今回は、ネット炎上対応など現代的要素を織り交ぜ、連続テレビ小説「マッサン」の羽原大介が脚本化。2006年には伊藤淳史や陣内孝則出演でWOWOWにてドラマ化もされたが、今回、7月配信開始のNetflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」で、明石家さんま役を演じることでも話題の小出さん主演でドラマ化となった。小出さんのほかにも、岸井ゆきの、三宅弘城、吉沢悠、小泉孝太郎、市毛良枝、草笛光子、段田安則らが出演する。土曜ドラマ「神様からひと言 ~なにわ お客様相談室物語~」は6月10日(土)より毎週土曜日20時15分~NHK総合にて放送(全6回)。※翌週土曜0時55分~再放送(cinemacafe.net)
2017年04月25日有川浩の小説を実写化した映画『旅猫リポート』が2018年10月26日(金)に全国公開。有川浩のベストセラー小説「旅猫リポート」実写映画化「図書館戦争」や「植物図鑑」など、著作が続々と映画化されている人気作家・有川浩のベストセラー小説「旅猫リポート」。主人公の青年・悟(サトル)が、とある事情から飼えなくなってしまった愛猫のナナと一緒に、新しい飼い主を探して日本各地を訪ねる旅を描いた心温まる感動ストーリーだ。悟はこれまでに出会ってきた様々な人を訪ねる中で、本当の絆や、伝えられなかった気持ちを見つめなおし、自らの人生を振り返ることになる。有川浩が過去のインタビューで「一生に一本しか書けない物語」と話すほど思い入れの深い作品であり、映画化に当たっては自ら脚本開発にも参加した。主演・福士蒼汰、相棒ナナの声は高畑充希主人公の悟役を務めるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』や『ちょっと今から仕事やめてくる』、『曇天に笑う』など主演作品が続く俳優の福士蒼汰。ほぼ全編が猫との共演という、動物相手の難しい役どころに初挑戦する。特報映像では、心優しき青年とツンデレ猫の凸凹コンビの掛け合いが公開されている。また、相棒の猫・ナナの声は高畑充希。近年では『ひるね姫』での声優出演も記憶に新しい。今回は、猫としての作品参加とのこともあり、高畑自身も戸惑いがあったようだ。とはいうものの、高畑は本作のアフレコを終えて「俳優猫ちゃんの可愛げのない可愛らしさに夢中になっているうちに、気づいたら終わっていました。声を担当させていただいてはいるのですが、見所はズバリ、喋らない時の猫ちゃんの顔!大きな目に映る様々なものに、想像力を掻き立てられてしまいました。」と語っている。高畑の声はもちろん、彼女のハートも射止めた猫の演技、そして何より福士との掛け合いは1番の見どころとなりそうだ。その他に、悟の高校時代の同級生に広瀬アリス、大野拓朗、悟の幼少期からの旧友には山本涼介、悟の叔母に竹内結子と、実力派の俳優陣が集結。加えて、橋本じゅん、木村多江、田中壮太郎、笛木優子、中村靖日、戸田菜穂らも出演する。物語の中心であり高度な演技が求められる猫は、撮影の最大の関門とされている。本作では、動物プロダクションとの入念な準備によって、猫のリアルな仕草や表情をたっぷりと撮影。“猫映画の決定版”を目指すという。監督は、有川浩が原作の映画『植物図鑑』も手掛けた三木康一郎監督。本作で再びのタッグが実現する。ストーリー元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい猫好きの青年・悟に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探す旅に出る。「さあ行こう。これは僕らの最後の旅だ。」悟とナナは、悟の小学校時代の親友、高校時代の初恋の人など悟がこれまでの人生で出会った大切な人たちを、順に訪ねていく。それは図らずも悟の人生をふりかえる旅となる。強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしく、切なく、あたたかい物語。旅の終わりに明かされる、悟の「秘密」とは――。作品詳細『旅猫リポート』公開日: 2018年10月26日(金)全国公開原作:有川浩 『旅猫リポート』(講談社文庫)出演:福士蒼汰、高畑充希(声の出演)、ナナ、広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、前野朋哉、田口翔大、二宮慶多、中村靖日/戸田菜穂、橋本じゅん、木村多江、田中壮太郎、笛木優子、竹内結子監督:三木康一郎 脚本:有川浩、平松恵美子音楽:コトリンゴ企画・配給:松竹
2017年03月11日福士蒼汰が、『図書館戦争』シリーズの有川浩によるベストセラー小説「旅猫リポート」の実写映画化で主演を務めることが決定した。元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい青年・悟(サトル)に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。しかし、とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探すため、ナナと一緒に日本各地を巡る旅に出る。幼いころの親友や初恋の相手など、悟がこれまでの人生で出会ってきたさまざまな人たちを訪ね歩く中で、伝えられなかった気持ちや本当の絆、そして悟の知られざる過去や秘密が明らかとなり…。「図書館戦争」「植物図鑑」「阪急電車」など、著作が次々と映像化され、いずれも大ヒット、“最強のストーリーテラー”との呼び声が高い有川氏のシリーズ累計40万部突破のベストセラー小説を映画化する本作。心優しい青年・悟と愛猫・ナナ、強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしくも切なく、あたたかい物語は、2012年の発売以来「号泣必至!」と大反響を呼び、瞬く間に大人気に。数々の文学賞候補に選ばれ、有川ファンや小説ファンの間でも高く評価されている。また、有川氏自身も、過去のインタビューで「一生に一本しか書けない物語」と表現するほど思い入れは強く、今回の映画化に当たり、自ら脚本開発に参加している。主人公の悟役を務めるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』をはじめ、『ちょっと今から仕事やめてくる』『曇天に笑う』『BLEACH』と主演作品が相次ぎ、木村拓哉主演『無限の住人』では初の悪役に挑戦するなど、いまや若手俳優を代表する人気と実力を併せ持つ存在となった福士さん。2013年、2015年に映画化された『図書館戦争』シリーズに続いての有川作品への出演となり、ある秘密を抱えながら猫と旅する青年という難しい役どころに挑む。また、小説の高い評価を受け、これまで絵本化、舞台化、ラジオドラマ化、朗読劇化などさまざまなメディアミックス展開が行われ、映像化へのオファーも殺到していた本作は、全編にわたって猫の高度な演技が求められることから、映像化は不可能とも言われてきた。 今回、満を持してその実写映画化を手掛けるのは、『植物図鑑運命の恋、ひろいました』を興行収入23億円を超える大ヒットに導いた三木康一郎監督。撮影にあたり、最大の難関ポイントとされてきた猫のお芝居については、動物プロダクションとの入念な準備のもと、猫のリアルでかわいい表情やしぐさを収め、いままで誰も見たことがない「猫映画の決定版」を目指すという。福士さんも、猫とがっちり“共演”するのは初めて。人間と猫の絆をどう演じてくれるのかには要注目。2月末にクランクインし、目下、主人公・悟と猫・ナナが旅をする日本各地でロケーションを敢行中という。以下、有川氏をはじめ、福士さん、監督らからコメントが届いた。■原作/脚本有川浩これは、一人と一匹の最後の旅の物語です。でも、きっと悲しさではなく幸せを感じていただけると思います。今回は、これまでにご縁があり、その力を心から信頼できる方々に映画化していただけることになりました。こちらからお願いしたのは、とにかく猫さまの都合を第一に!ということ。猫のしたくないことはいっさいさせない。必要であれば脚本はいくらでも書き換えます、と。けっして言うことをきいてくれない猫さまを一緒に愛してくださるみなさま、サトルとナナのふたりの旅を見守ってあげてください。■主演福士蒼汰原作を読み、やわらかいものに丸く包まれているようなやさしい物語だと思いました。けれど、その中に隠された秘密や過去にドキッとする瞬間が何度かありました。そのドキッとしたときの気持ちと作品全体を包むやわらかい空気の両方を大事にして、悟を演じたいと思います。大切な人たちや猫への思いを、自然体で届けられたらいいなと思います。お芝居で猫と共演するのは初めてなので、最初は猫との距離感に少しドキドキ、猫見知り(?)しました。でも、相棒のナナは、クルクルとした毛がチャーミングな、ちょっとやんちゃでかわいい猫なので、日々楽しく撮影しています。■監督三木康一郎脚本を読み、涙しました。自分には何ができるのか?考えさせられましたし、愛することの尊さを感じました。映画を見てくださる方々にも、愛することの尊さが少しでも伝わるような作品にしたいと思います。有川先生の作品は2作目ですが、いつも登場するキャラクターの聡明さに心打たれます。今回も全ての登場人物が生き生きして、やさしい。どう表現するか、とても楽しみです。福士蒼汰さんは悟のイメージにぴったりで、やさしくておおらかで、強く、福士さんが悟なんじゃないかと思うほどです。彼の雰囲気を壊さないように、さらに、いまの彼の魅力を十分引き出したいと思っています。皆さんの心の奥のやわらかい部分をギュッと掴むようなものにしたいと思っています。『旅猫リポート』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月08日アイドルグループ・乃木坂46の生田絵梨花が28日、東京・帝国劇場で行われたミュージカル『レ・ミゼラブル』の製作発表記者会見に出席した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から公演数は3,006回を数える。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。日本初演30周年の記念公演に、コゼット役として初参加する生田は「コゼットとして30周年を盛り上げていけたら」と意気込む。歌唱も初披露となるが、「今日初めて帝国劇場に立たせていただくので、その幸せをかみしめながら臨めたらと思います」と謙虚に語り、「プリュメ街」、「心は愛にあふれて」(生田&内藤大希&唯月ふうか)を披露した。マダム・テナルディエ役の森公美子は、「生田さんがすごいきれいな声をしてて」と歌声に感じ入った様子。生田は「すごく緊張していたんですけど、『不思議ね 私の人生が始まった そんな感じ』と歌っているときに、いよいよ始まるんだなと、いい意味で無心で歌うことができた」と振り返った。また「オーディションに受かったときも、今も、いつもそのフレーズが頭の中を回っている」と明かした。生田が「客席にいたときは、すごくステージが遠く感じたんですね。でもここから見ると(客席が)すごく近い」と言うと、森が「ここ、オケピ(オーケストラピット)だから!」とツッコミ。他の先輩陣も実際の舞台はもっと後ろだと指摘すると、生田は「そうか! だから近いのか!! すみません間違えたみたいです!」と慌てた様子で謝っていた。森は、改めて生田について「堂々としてさすがですよね。歌いながら踊ってるのをいつもやってらっしゃるから、本当にミュージカルに向いているんですよ」と称賛。「音大出てらっしゃるからすごくいいピッチで音程がよく、きっと性格もいいんでらっしゃるから。本当にすばらしいと思いました」と感想を述べた。特別ゲストの島田歌穂も「(生田は)ミュージカルをやるために生まれてきた」と絶賛し、「なんて素敵な方が出てこられたんだろう」と喜ぶと、生田は恐縮した姿を見せた。さらに森が「乃木坂の活動をしながら稽古も?」と記者のように問いかけると、生田は「基本的には『レ・ミゼ』を優先しながら、行けるときに乃木坂の活動も」と回答した。森は「行けるときに一緒にいってもいいですか?」「一度見たいんです」と頼み込み、生田も「ぜひ! 皆でお待ちしています」と頭を下げあっていた。東京公演は帝国劇場にて2017年5月25日~7月17日。8月に福岡公演(博多座)、9月に大阪公演(フェスティバルホール)、9~10月に名古屋公演(中日劇場)を予定している。
2017年02月28日俳優・生田斗真の演技の幅広さに驚かされる。『彼らが本気で編むときは、』で彼が演じるのは、トランスジェンダーの女性リンコ。見た目はどこからどう見ても格好いい生田さんだが、女性らしい美しさとなるとハードルは上がる。荻上直子監督からは「リンコをきちんと女性として見せたい」と言われ、生田さんは外見も中身も美しいリンコとなり、この映画のなかで生きた。「リンコ役の話をもらったときは、うわぁ大変な役がきたなって思いましたけど、同時にどうやって演じようか考えていて…だから僕のなかで“やらない”という選択肢はなかった。たじろぎはしたけれど迷いはなかった。それに大変だなぁと思う作品こそ火事場の馬鹿力が出るものなんですよね」。役作りとしては“知る”ことから始まった。LGBTといっても人それぞれ。テレビで活躍するオネエ系の人たちもいれば、容姿や声はそのままの人もいる、性別適合手術をして全身変えている人もいる。そういった(何人かの)人たちに話を聞きながら生田さんがリンコを演じるために取り入れたのは、髪型や衣装のこだわりはもちろん、女性としての仕草や居方。声のトーンも「こんなに声を研究したのは初めてですね」というほど、悩んで、試して、あのリンコの声にたどり着いた。「仕草や居方については日本的なことも参考にしました。舞踊とか歌舞伎の女形にヒントがたくさんあって、どこか古風な女性を目指したというか…。編み物をすることも大きかったです。ただ僕は本当に無器用だし編み物をやったことはなかったので、早い段階から先生に教えてもらったんです。最初、あまりにもできなくて愕然としましたね。手はつるし、できないから楽しくないし(苦笑)、毎日家で練習しました。荻上監督はワンカットで撮影することが多いというのを耳にしていたので、セリフを言いながら、演じながら、手元を見ずに自然と編める──そのくらいできるようにならなきゃいけないと思って。最終的にはとても速く編めるようになりました(笑)」。リンコが編んでいるのはある形をしたもので、それを彼女は「アタシの煩悩」だと言う。悔しいことがあるたびに煩悩を編み、ある数に達したときに叶えたいことがあった。リンコはそんなふうに悔しさや怒りを編み物に込めているが、生田さんは?「僕も日々のなかで溜息をつきたいときはありますよ。でも、プライベートで怒りを感じることはあまりないですね。あったとしても持ち越さない。お酒を飲んでやり過ごします(笑)」。また「生田斗真とリンコのスイッチのオンオフは急には無理だ…」と、この映画の撮影中はなるべくスカートを履くようにしたり、ほかの仕事が入らない限りネイルもしたままで生活していたと明かす。そうすることで新たな発見もあった。「理にかなっていると思いました。ネイルの色が剥がれないように気をつけていると手の動きが丁寧になるんです。たとえばコップの持ち方とか。リンコを演じるにはこういうことを日常化していかなければならないんだなと。最初はどうしたら女性に見えるか身体の動きばかりを気にしていたけれど、ある日、荻上監督から“現場に入るときからリンコちゃんでいてください”って。スタッフが“この女性を綺麗に撮りたい!と思わせたいので、絶対に生田斗真で入ってこないでください”と。そこからは、現場に入るときからリンコでいるようにしたというか、静か(おしとやか)にしていました(笑)。あと、トモの前では男が出ないように、男を感じさせないようにしていましたね」トモはリンコの恋人マキオ(桐谷健太)の姪。母親が家出してしまったため、叔父であるマキオの家で暮らすことになる。最初はリンコがトランスジェンダーの女性であることに戸惑いつつも徐々に仲良くなり、まるで母と娘のような関係になっていく。そのなかで生田さん自身もリンコを通して自分のなかの母性を感じた。「自分のなかの母性と出会う瞬間が…あったんですよね。トモとマキオとリンコの3人が川の字になるシーンで、トモが寂しくてリンコの布団に入ってきて(リンコの)おっぱいをもみもみして、リンコはトモを抱きしめる。何とも言えない不思議な気持ちになりました。なんだ、この感情は…と。愛おしくて胸が苦しくて、これが母性なのか…と。ほかにもトモの同級生カイの母親(小池栄子)とスーパーでばったり会って、差別的なことを言われるんですが、その帰り道にトモの方から手を握ってくれるシーンは涙が出てくるほど嬉しかった。トモにとってリンコは叔父さんの家にいる変わった人だったのに、どんどん心を開いてくれて頼ってくれるようになる。嬉しかったですね」。何をもって家族というのか、家族の定義を考えさせてくれる映画でもある。そんな荻上監督作は「ワンカットで撮ることが多い」と生田さんが言うように、クライマックスに印象的な長回しシーンがある。荻上監督が好きだという橋口亮輔監督作『ハッシュ!』のラストシーンへのオマージュとも言える描き方だ。「長回しで、しかも引きで撮るというのは、僕としては久々。その緊張感がドキドキしていいなぁと。荻上監督はカメラの横で演技を見てくれる監督で、そういうタイプの監督と仕事をするのは『人間失格』の荒戸源次郎監督以来。荻上監督は俳優の演技を生で見ないと芝居の善し悪しが分からないからカメラの横にいるのだと言っていましたけど、それが長回しとなると役者としてはより緊張感が増します。クライマックスのそのシーンは積み上げてきた積木を崩す瞬間でもあって──引きで撮る、全体の画で見せる、なんて格好いいんだろう!男前だなって。僕だったら全員の寄りの画が欲しくなると思うのに(笑)。ものすごく映画らしい現場でした」。(text:Rie Shintani)■関連作品:彼らが本気で編むときは、 2017年2月25日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会
2017年02月23日●子役の前では、"男の自分"を出さないように努力した俳優として新たな可能性を開き、様々な作品に挑戦しつづけている生田斗真。2016年には映画『秘密 THE TOP SECRET』『土竜の唄 香港狂騒曲』、舞台「SHINKANSEN☆RX『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』」と、どれも全くキャラクターの違う主役像を世に送り出した。最新映画『彼らが本気で編むときは、』(2月25日公開)で生田が新たに演じるのは、トランスジェンダーの女性・リンコ。近年、ビジネスや人材活用という面でもLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)という言葉が注目され、ダイバーシティの重要性が指摘されているが、大上段に振りかぶることなく、等身大の女性を演じた。恋人・マキオ(桐谷健太)、マキオの姪・トモ(柿原りんか)と家族をつくりあげていくこの作品をどう捉えているのか、また女性役を演じるにあたっての気持ちについてなど、生田に話を聞いた。■生田斗真1984年生まれ、北海道出身。主なドラマの出演作に『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(07・フジテレビ系)、『ハチミツとクローバー』(08・フジテレビ系)、『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(15・TBS系)など。映画では、初出演にして初主演を果たした『人間失格』(10年)、さらに同年に公開された『ハナミズキ』(10年)で第84回キネマ旬報ベスト・テン新人賞、第53回ブルーリボン賞新人賞を受賞。その他映画主演作として、『脳男』(13)、『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(14)、『グラスホッパー』(15)など。○ものすごく挑戦だった――今回、トランスジェンダーという役どころですが、オファーを受けた時の気持ちや、やろうと思った時の心境を教えてください。今まで演じたことのない、トランスジェンダーの役をいただいたというのは、ものすごく挑戦になるなと思いましたし、ある種いろいろなものを失う覚悟で挑んだという感じもあります。本当に、いっこ「時代が変わったな」と思う瞬間だったんですよ。こういった映画が日本で作られるということも、僕にやって欲しいと言ってくれた荻上監督の思いも嬉しかったです。すごく変な話かもしれませんが、ジャニーズ事務所が「こういう映画に出て欲しい」と言ってくれるんだ、という思いもありました。本当に、10~20年前では考えられなかったものづくりが動き出そうとしているんだなという気がして。――リンコを演じるにあたって、監督からの要求はどのようなものでしたか?いわゆるバラエティ番組などで活躍されている、"オネエキャラ"のような方とは、ちょっと違うという点はありました。世に出て行ける方たちは、どこかふっ切れて自分をあえて作っていたりとか、人前で見せる強さもある。だけど実際のトランスジェンダーの方たちには、例えばカミングアウトできない方もいて。「誇張されていないリンコさんでいて欲しい」という要望はありました。僕自身はいつも「自分のお芝居はうまくできてるのかな?」とか、不安な気持ちで見ちゃうんですけど、出来上がった作品を観るとそこを気にする余裕がないくらい、映画の世界観がすごく好きでした。「めちゃくちゃいいじゃないか!!」と思いました(笑)。○トモの前では女性でいる――今回は、トモに対する愛情がキーになっていたかと思いますが、トモ役の柿原りんかさんとは撮影時にどのようなことを話されましたか?すごく難しくて。彼女の中の"リンコさん像"を崩したくなかったから、あまり話しかけなかったです。普段だったら「一緒にご飯食べようよ」とか話しかけていたと思うんですけど、そこで一気に、男の自分が出てきちゃうなと思って(笑)。彼女には、僕のことをリンコさんとして見てほしいし、彼女の前ではリンコさんでいてあげたいなと思いました。お芝居の経験もあまりないし、できる限りのことはしてあげたいなと。一緒に遊びたい気持ちはありましたけど、話しかけなかったですね。――生田さん自身も小学生の頃からお仕事をされていますが、例えばご自身の経験とかもあってそういった接し方になったということもあるんでしょうか?それもあったのかもしれないですね。たぶん自分が小さい頃も、大人たちが見せなくていいものを隠してくれていたんですよ。お芝居の世界にうまく入れるように、道筋を整えてくれてたんだと、今になって気づくことですけど。そういうことは、必要なのかなと思います。ここ最近、「お芝居を初めてやります」という男の子や女の子との共演も多くて、自然とそう振る舞っていました。●下着、メイク、所作…女性の大変さを知った○俳優は面白い人生――女性を演じてみて、女性の人生とか生き方について印象が変わったりすることはありましたか?女性は本当に大変だなと思います。着る服も下着も、メイクも髪の毛も「こんなに大変なんだ」と思いました。口紅も、塗ってから水を飲むと紙コップにつくじゃないですか。で、鏡を見たらやっぱり禿げてるし、「また塗らなきゃ」って(笑)。そうやって努力してるのは素敵だなと思うし、逆に楽しいことも多いですよね。洋服の種類も化粧品の種類も多くて、別の生き物なんだなって思いました。――本当に作品に映るリンコさんが美しいなと思ったんですが、完成した作品を見て「我ながらきれいだな」と思ったところなどはありましたか?もちろん所作の練習もしたんですけど、カメラ位置との関係で肩幅が大きく見えたり、がに股に見えたり、足が太く見えたりしてしまうから、スタッフの皆さんが本当に努力してくださったんです。女性スタッフが多い現場だったんですけど、お姉様方が「リンコさん肩を下げてください! 足をもうちょっと閉じてください! そこ!! それで!」って感じでした(笑)。その結果、美しいと言っていただけて、ありがたいです。自分ではなかなかわからないですけどね。――変な質問かもしれませんが、おっぱいはどうなっていたのかな? と気になりました。おっぱいも、リアルなものを作っていただいたんですよ。トモがリンコの胸元を偶然覗き見てしまうシーンがあったので、その時は特殊メイクでリアルなおっぱいをつけました。それ以外のシーンでは、ブラジャーの下にパフというか、わりとプニプニしたものを入れて、演じていました。ブラジャーをつけていると、動きにも制限がかかるじゃないですか。例えば伸びをしたら上がってくるし、上がってきたら直さなきゃいけない、ということも初めて知りました(笑)。女性の日々の暮らしの大変さを感じて、無駄な動きをしないのは理にかなってるんだなとも思ったりしました。――女性役を演じて、撮影終わってからもリンコさんが出て行かないということはありませんでしたか?この作品が終わってすぐに『土竜の唄』の撮影だったので、一気にポーンといきましたね(笑)。その振り幅はもう、自分の中でもおかしくて、「なんて面白い人生なんだろう」と思いました。○蜷川幸雄より強い、荻上監督――改めて、生田さんはリンコさんをどのような人物だと捉えていたんですか?そうですね、母親になりたい、人の親になりたいという思いはずっとあると思うんですよね。考えるたびに「できないことなんだ」と自分に言い聞かせて、だけどまた思いが盛り上がってきてしまって……。その繰り返しで思いに蓋をし続けてきた人だと思うし、彼女の葛藤や寂しさを大事にしたいなと思いました。荻上さんが今回書くにあたってモデルにした方々も、僕の友人たちも、話を聞くと全員口にするのが「親がどう受け止めてくれるかが、すごく大事」ということでした。身内が味方になって「そうだね、大丈夫だよ」と言ってくれるのか、「気持ち悪い」と蓋をしていくかがすごく大きいんです。リンコさんは、お母さんや友達が受け止めてくれて、桐谷健太くんの演じてくれた彼氏のマキオも「何でも受け止めますよ」と言ってくれているのが、すごく大事だなと思いました。僕自身も撮影中、桐谷くんの「大丈夫や」という言葉に支えてもらっていたし、(母親役の)田中美佐子さんに甘えてた部分もかなりありました。――今回の作品を見て、やはり荻上さんの作品は日本独自のものとは違う目線があるなと感じました。日本のトランスジェンダーの方たちの受け入れ方はどうしても閉鎖的で、海外に行くと男性同士で手をつないで歩いていたり、女性同士がキスしていたり、普通にある光景ですよね。海外で暮らしていた荻上監督がこういう映画を作りたいと思ったのは自然なことだと思います。この映画で、閉鎖的な雰囲気がなくなればいいのに、とまではいかないんですが、みんなが喜んでくれればいいな、とは思います。言いたくても言えない人は無数にいて、その人たちが優しい気持ちになって、喜んでもらえたら嬉しいです。――生田さんから見て、荻上監督はどのようなタイプでしたか?今まで出会った中で一番厳しい監督でした。女性の監督とご一緒するのは初めてだったんでが、絞られましたね。久しぶりに追い込まれました。久しぶりに。蜷川幸雄さんより強かったですね(笑)。本当に、この映画を作るということに命がけだったし「私はあなたと心中する覚悟でやってます」といったことをバッと言ってくれて。女性監督というのもやっぱり、ある種生きづらいところはあると思うんです。映画は男の現場だろ、みたいな空気もあると思うんですよね。そこで戦ってきた荻上さんなりの存在の仕方みたいなのがしっかりされていて、一緒にいて面白かったです。映画『彼らが本気で編むときは、』小学5年製のトモ(柿原りんか)は、荒れ放題の部屋で母ヒロミ(ミムラ)と二人暮らし。ある日、ヒロミが男を追って姿を消す。ひとりきりになったトモは、叔父であるマキオ(桐谷健太)の家に向かう。母の家出は初めてではない。ただ以前と違うのは、マキオはリンコ(生田斗真)という美しい恋人と一緒に暮らしていた。それはトモが初めて出会う、トランスジェンダーの女性だった。
2017年02月20日俳優の生田斗真が1月18日(水)、都内で行われた主演作『彼らが本気で編むときは、』の完成披露試写会に出席。体の性と心の性が一致しないトランスジェンダーを題材にした本作で女性を演じ「自分の中から、母性があふれ出た」と手応えを示した。元男性の介護士リンコ(生田さん)と、その恋人マキオのもとに、実母に育児放棄されたマキオの姪っ子トモが転がり込み、新しい“家族”に自分の居場所と本当の幸せを見つけ出すが…。完成披露試写会には生田さんをはじめ、マキオ役の桐谷健太、柿原りんか、ミムラ、門脇麦、田中美佐子、荻上直子監督(『かもめ食堂』『めがね』)が出席した。まさに新境地といえる役柄に、生田さんは「いつか父親役をやりたいと思っていたが、先にママ役を演じることになり、驚いた(笑)。2度とないという思いでオファーを受けたが、発声や仕草など難しさは想像以上で、俳優人生で最も苦労した役だった」と悪戦苦闘したのだとか。それでも、トモを演じる柿原さんをギュッと抱きしめるシーンでは、「自分が守ってあげなくちゃ、という気持ちになり、自分の中で母性があふれ出るのを感じた」としみじみ。恋人役で共演した桐谷さんは、「斗真と俺にしか出せない空気感が出せたらと…。実際、出ちゃった(笑)」とこちらも手応えは十分。「自信が持てずにいた僕のそばで励ましてくれた」(生田さん)、「斗真を美しく見せるお手伝いができれば。普段なら自分が一番目立ってやろうと思っているんですけど」(桐谷さん)と“相思相愛ぶり”を披露した。また、本作が2月9日~19日に独ベルリンで開催される第67回ベルリン国際映画祭の「パノラマ部門」正式出品、さらにティーンエージャーに見せたい作品として「ジェネレーション部門」での特別上映決定が発表され、生田さん、桐谷さん、柿原さん、 荻上監督の現地入りも明らかに。生田さんは、「ハッキリ言って傑作です。荻上監督と僕らの本気を受け取ってほしい。それに海外の皆さんには、日本の文化の形をどうご覧になってもらえるか興味がありますね」と国際舞台での躍進に、期待を寄せていた。『彼らが本気で編むときは、』は2月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月18日アイドルグループ・乃木坂46の生田絵梨花が15日、東京・赤坂ACTシアターで行われたミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のプレスコールに登場した。同作はシェイクスピアによる名作を2001年にパリでミュージカル化。全世界でのCD・DVD売上が700万枚にわたるヒットを記録し、日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を行った。その後、2011年に日本オリジナルバージョンを上演、2013年に再演を行い、今回が4年ぶりの公演となる。ジュリエット役を務めた生田は14日に通し稽古を行ったが、演出家の小池修一郎は「生田絵梨花のジュリエットに、新しい日本のミュージカル女優の誕生を見ました」と絶賛。乃木坂46としての活動も行なっているため「ミュージカルの舞台どこまでやっていけるのかはわからないけど、そこに向かった時には日本のミュージカルをリードしていく女優さんになる」と断言した。小池は生田について「清純というか、今時いないような感じ」と印象を述べ、「失礼ながら、作ってらっしゃるものかなと思っていたけど、実際舞台で日々をきちっとした生き方をしている」と姿勢をたたえた。そして「一つ一つのことをクリアしていこうとするし、2人の心許ない相手役の男性たちのリードに対して、動じないでやっていくところの度胸、集中力、素晴らしいと思います」と惜しみなく言葉を贈った。褒められた生田は「この後、力んじゃってできないかもしれない」と恐縮しながらも「すごく嬉しいですし、常に満足せず高みを目指していきたいと思います」とストイックな様子。芯の強いジュリエットを演じるうちに、乃木坂メンバーからも「強くなったねと言われるようになりました」と明かし、「『逞しい』とか言われます」と苦笑した。また生田は公演中の22日に20歳の誕生日を迎えるが、「大きな境目」と語る。「今まではある程度自分のイメージが決まってた感じはあるんですけど、これからはどんどん広げていきたいですし、皆さんが驚いてくれるくらい、枠をはみ出していきたい」と抱負を述べた。東京公演は赤坂ACTシアターで1月15日~2月14日、大阪公演は梅田芸術劇場で2月22日~3月5日。会見にはロミオ役の古川雄大&大野拓朗、ジュリエット役の木下晴香、ベンヴォーリオ役の馬場徹&矢崎広、マーキューシオ役の平間壮一&小野賢章、ティボルト役の渡辺大輔&広瀬友祐も出席した。
2017年01月15日生田斗真主演のアクションコメディの続編『土竜の唄 香港狂騒曲』の公開記念舞台挨拶が12月24日(土)にシネマメディアージュで開催され、生田さんが「病院に相談した」と過酷な撮影中に、体の異変を感じたことを告白した。犯罪組織に潜入してターゲットを挙げる潜入捜査官・菊川玲二が、前作以上に絶対にインポッシブルな任務に挑む姿を描く本作。この日は、生田さんをはじめ、本田翼、古田新太、菜々緒、上地雄輔、仲里依紗、堤真一、三池崇史監督が登壇した。劇中で、おバカでスケベだが、正義感あふれる破天荒な玲二を熱演している生田さん。危険&お色気シーン満載で、撮影も過酷を極めた様子。「寝ても全然、疲れがとれなくなった」と体の異変を感じたそうで、「ヤバいなと思って、病院に相談しに行った」と告白した。しかし、診断結果は「『アドレナリンが出すぎています』と言われた」という、意外なもの。熱量の高い玲二とすっかり一心同体となっていたようで、生田さんは「ちょっとうれしくなっちゃって。みんなに自慢しました。『俺、アドレナリンが出まくっているらしい』って」と笑顔で話していた。クリスマスイブの舞台挨拶となったこの日。「クリスマスイブの朝から、『土竜の唄』を観て。恋人いないんですか?大丈夫ですか?」と穏やかな口調ながら、楽しそうに会場にツッコミを入れた生田さん。「こんな大切な日にみなさんと過ごせて、すごくうれしいです」と感謝の気持ちを述べていた。最後には、観客から登壇者陣に、サプライズでクリスマスプレゼントを贈ることに!会場が一斉にサイリウムを点灯し、ピンクやブルー、イエローなど、まるでクリスマスイルミネーションのようにきらびやかな灯りが会場を照らし出した。これには生田さんも「おお!すごい!」とびっくり。「今年見た景色の中で一番きれい。ももクロになった気分」とご機嫌な笑顔を見せ、会場を沸かせていた。『土竜の唄 香港狂騒曲』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:土竜の唄 香港狂騒曲 2016年12月23日より全国東宝系にて公開(C) 2016「土竜の唄 香港狂騒曲」 製作委員会(C) 高橋のぼる・小学館
2016年12月24日生田斗真が主演する『土竜の唄 香港狂騒曲』の完成披露試写会が12月5日(月)、都内で行われ、生田さんと瑛太が出席。以前、2人はドラマで共演しており、瑛太さんは「6~7年ぶりの共演で、楽しませていただいた。改めて斗真は完ぺき」とベタ褒めした。さらに瑛太さんは「お芝居がうまいし、顔もかわいいし、いつもいい匂いがしている。本当にダメなところが見つからない」と称賛を惜しまず。一方、生田さんも「今回、瑛太の凄まじさを再確認しました」と称え、同世代俳優の絆を披露していた。高橋のぼる氏の人気漫画を映画化し、興収20億円突破のヒットを記録した『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』の続編。原作で絶大な人気を誇る「チャイニーズマフィア編」を実写化し、香港を舞台に、潜入捜査官・菊川玲二(生田さん)が“インポッシブル”な任務に挑む。玲二といえば、ド派手なスーツに、金髪オールバックがトレードマークの潜入捜査官。前作で見事、童貞卒業も果たし「ぜひ男になった菊川玲二を見届けてもらえれば」とアピール。「どこまでも行ける無敵さは、もう天井知らずです」と意気揚揚だった。また、前作同様、全裸シーンも多々あるそうで「衣装ラックに、何もないことも。前貼りだけはありましたけど」と笑いを誘った。片や、瑛太さんは暴力団と警察の癒着撲滅を訴える清廉潔白なエリート刑事を演じており、「大人数の前で演説するシーンは、グリーンバックだった」とメガホンをとる三池崇史監督の独特な撮影技法に驚いていた。舞台挨拶には共演する本田翼、古田新太、菜々緒、上地雄輔、仲里依紗、岩城滉一、堤真一が同席した。『土竜の唄 香港狂騒曲』は12月23日(金・祝)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:土竜の唄 香港狂騒曲 2016年12月23日より全国東宝系にて公開(C) 2016「土竜の唄 香港狂騒曲」 製作委員会(C) 高橋のぼる・小学館
2016年12月05日生田斗真、桐谷健太らが出演する映画『彼らが本気で編むときは、』の予告編映像が公開になった。本作は、母親に家出されてしまった少女が、叔父と叔父が同棲しているトランスジェンダーの恋人と暮らす日々を描いた作品だ。公開された予告動画本作は、小学5年生のトモの母親が男を追って家を出てしまったことから、トモは叔父のマキオのもとに向かう。そこにはトランスジェンダーの恋人リンコがおり、3人は家族のような関係を築いていく。このほど公開になった予告編で、キャストの出演シーンが初めて公開になった。リンコ役の生田、マキオ役の桐谷の出演シーンのほか、りりィ、ミムラ、小池栄子、門脇麦らの出演シーン、タイトルにもなっている“編み物”の場面も登場。シンディ・ローパーの名曲『True Colors』をゴスペラーズがカバーしたトラックがイメージソングとして使用されている。『彼らが本気で編むときは、』2017年2月25日(土) 新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2016年11月29日アイドルグループ・乃木坂46の生田絵梨花が25日、都内で行われたミュージカル『レ・ミゼラブル』新キャストお披露目会見に登場。会見には小南満佑子(コゼット役)、内藤大希(マリウス役)、橋本じゅん(テナルディエ役)、鈴木ほのか(マダム・テナルディエ役)、唯月ふうか(エポニーヌ役)、松原凛子(エポニーヌ役)、相葉裕樹(アンジョルラス役)、二宮愛(ファンテーヌ役)も出席した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から公演数は3,006回を数える。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。ミュージカルへの憧れが芸能界入りのきっかけで、「気付いたらアイドルになっていた」と語る生田は、今回演じるコゼット役について「いつかあの役を演じたいと声楽を初めて、夢から目標になった」と、思い入れたっぷり。オーディションでは「『あなたは本当に楽しそうに歌うんだね』と言っていただいたのを、すごく覚えています」と振り返った。制作サイドは、生田起用の理由を「スタッフ側から見ると、とにかく面白いオーディションだった」と語る。最初は動きが固かったが、オーディションの中で指導を受けるうちにどんどん良くなり、「劇中の、少女からだんだん変わっていくコゼットに重なった」と理由を明かした。生田は「初めて聞いた」と目を丸くして驚き、「自分がどう見えてるかは全くわからないんですけど、とにかく今できるのは、一生懸命エネルギーを注ぎ込むこと」と意気込む。2017年は「『レ・ミゼラブルに集中してエネルギーを注ぎたいと思っているんですけど、ファンの方との交流も忘れずにしていけたら」と抱負を述べた。また、エポニーヌ役に決定した松原はコゼット役でオーディションを受け、ファンテーヌ役に決まった二宮はエポニーヌ役でオーディションを受けたことを明かすと、会場に集まったファンも驚いた様子に。二宮は「病弱なファンテーヌです。私、でかい病気一回もしたことないんですけど」と不安を見せつつも「新たな一面を見せるのと同時に、皆様が描いているファンテーヌも裏切らないようにしたい」と力強く語った。内藤は、オーディションで松原と組んでデュエットを歌う機会があったが、演出家から「逆にしてみよう」という提案を受けたエピソードを明かす。相手の役を理解するためコゼット役に挑もうとした内藤は、演出家から「冗談だよ」と言われたことを説明し、「こういう冗談もあるんだというのが印象的でした」と、周囲の笑いを誘っていた。東京公演は帝国劇場にて2017年5月25日~7月17日。8月に福岡公演(博多座)、9月に大阪公演(フェスティバルホール)、9~10月に名古屋公演(中日劇場)を予定している。
2016年11月25日フジテレビの生田竜聖アナウンサーが、17日に放送された同局系バラエティ番組『VS嵐』(毎週木曜19:00~19:57)に出演し、兄で俳優の生田斗真に運動神経を「持っていかれた」と話した。今回、同局朝の情報番組『めざましテレビ』に出演する三宅正治アナ、永島優美アナ、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧らがゲストとして参戦。対する嵐チームには、プラスワンゲストとして俳優の松山ケンイチが加わった。生田アナは、巨大な壁を登るゲーム「クリフクライム」に挑戦する際に、運動が得意か聞かれると、「あまり得意ではないです」と告白。櫻井翔が「兄貴(生田)は動けるというか、スポーツのイメージが強いけど、(運動神経)ないんだ?」と言うと、生田アナは「持っていかれました」と笑った。また松山が、『チャギントン サンデー』で生田アナが披露していたダンスが好きだと明かすと、生田アナは「ありがとうとうございます」と恐縮。松山は「(子供と)一緒に見ていて、ちょっとだけぎこちない感じがいい」と話した。そして、生田アナがその場でダンスを披露すると「かわいい」という声があがったが、松山は「ちょっとうまくなっていて…」と言い、笑いが起こった。
2016年11月18日2016年11月15日発売の『週刊FLASH』によって、フジテレビアナウンサーの生田竜聖さん(28)との別居が報道された同局アナウンサーの秋元優里さん(33)。記事の中では、秋元さんが長女を連れて実家で暮らしていることや結婚指輪をしていないことなどの具体的な事例を挙げて別居について報道していますが、さらに別居の理由について“不倫”があったのではないかと報じています。不倫相手はフジテレビのプロデューサーとされており、それが生田さんにバレたことから別居状態につながったのではないかと推測されています。この報道を受け、ネット上では生田さんの兄である生田斗真さん(32)のファンをも巻き込んだ大バッシングが起こっています。●不倫疑惑の秋元アナに、生田斗真ファンも激怒!?『社内恋愛で結婚してるのに、社内のプロデューサーと不倫とか頭おかしいんじゃないの』『自分に何の取り柄もないから“生田斗真”の弟と結婚した印象しかない。しかもそのあげく不倫って……』『斗真くんと仲良くなるために弟に近づいたって噂が昔あったけど、今考えたら本当だったかもね』『斗真くんとあわよければ不倫……みたいなことも考えてたんだろうか。恐ろしい』『なんなのこの人。生田家を不幸にするようなマネは許せない』『前々から性格悪そうな女だと思ってた。今回の件でそれが証明されたね』『震災のときに「笑えてきた」って言って炎上した人だよね?なんか予想通り』『クズすぎてなんか笑えてきたw』『入社したてで右も左も分からないような状態の生田アナを誘惑しておいて、プロデューサーと不倫ってえげつない』『さて、長女は本当に生田竜聖の子どもなのだろうか』などなど、ネット上では生田斗真さんのファンも巻き込んで批判の声が多く上がっています。まだ憶測の段階ではありますが、これが事実だとしたら大スキャンダルです。今後の続報に注目したいですね。【画像出典元リンク】・フジテレビアナウンサー公式サイト/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年11月17日主演の生田斗真が、トランスジェンダーの元男性役を務める映画『彼らが本気で編むときは、 』。この度、本作のイメージソングを「ゴスペラーズ」が担当することが明らかになった。小学5年生のトモ(柿原りんか)は、母のヒロミ(ミムラ)と二人暮らし。ある日、ヒロミが男を追って姿を消す。ひとりきりになったトモは、叔父であるマキオ(桐谷健太)の家に向かう。母の家出は初めてではない。ただ以前と違うのは、マキオはリンコ(生田斗真)という美しい恋人と一緒に暮らしていた。食卓を彩るリンコの美味しい手料理に、安らぎを感じる団らんのひととき。母は決して与えてくれなかった家庭の温もりや、母よりも自分に愛情を注いでくれるリンコに、戸惑いながらも信頼を寄せていくトモ。本当の家族ではないけれど、3人で過ごす特別な日々は人生のかけがえのないもの、本当の幸せとは何かを教えてくれる至福の時間になっていく。それぞれの気持ちを編み物に託して、3人が本気で編んだ先にあるものは…。本作は、『かもめ食堂』などで知られる荻上直子監督の5年ぶりの最新作。優しさに満ちたトランスジェンダーの女性リンコと、彼女の心の美しさに惹かれすべてを受け入れる恋人のマキオ、愛を知らない孤独な少女トモの3人が、それぞれの幸せを見つけるまでの心温まる60日を描いた作品。今回、本作を彩るイメージソングが決定!歌唱アーティストは「ゴスペラーズ」。楽曲は、1986年にシンディ・ローパーがセカンドアルバム「トゥルー・カラーズ」からのファーストシングルとして発表した、同名の曲「トゥルー・カラーズ」。ビルボード・ホット100で2週間1位を記録したほか、世界中で大ヒットとなった名曲だ。「トゥルー・カラーズ」は、その歌詞の内容からセクシュアル・マイノリティを始めとする多くの人たちの心を打ち、世界中の様々なアーティストたちがカバー。いまや「世界的なセクシュアル・マイノリティの応援歌」の定番にもなった楽曲で、LGBTパレードやイベントなどで歌われ、シンディ自身も積極的にLGBT系のイベントに出演し、会場中で大合唱となるなど、彼女自身もアライとしてセクシュアル・マイノリティの人たちを勇気づける活動を行い続けている。そんな楽曲が、本作の主人公であるトランスジェンダーのリンコの心情を表し、本作を観た観客の心に寄り添う曲として相応しいことから、今回の起用が決定した。「ゴスペラーズ」のリーダー・村上てつやは「いままで一体どれぐらいの人がこの曲にそっと背中を押してもらったのでしょうか?世の中に名曲数あれど、その究極のひとつである『True Colors』を唄わせて頂く機会に恵まれ本当に嬉しいです」と喜びのコメントを寄せている。『彼らが本気で編むときは、』は2017年2月25日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月04日