ミュージカル『マリー・アントワネット』の製作発表が3日、都内で行われ、花總まり、笹本玲奈、ソニン、昆夏美、田代万里生、古川雄大、吉原光夫、シルヴェスター・リーヴァイが登場した。同作は『エリザベート』『モーツァルト!』など数々の傑作を生み出したミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイが手がけるミュージカル。2006年に日本で初演を迎えて以来世界で上演され、今回12年ぶり・新演出版で日本上演される。フランス革命で散った王妃マリー・アントワネット(花總・笹本)と、庶民の娘マルグリット・アルノー(ソニン・昆)、2人の“MA”の運命が交錯する。初演の際にもキャスト候補として名前が挙がったものの、当時は宝塚歌劇団に所属していた花總。「新演出版でも私に役を与えてくださったことに光栄ですし、身の引き締まる思いです」と感謝し、「マリー・アントワネットは、1人の女性として、1人の母親として、フランス王妃として、ものすごく成長を遂げていく。彼女がどんどん変わっていく生き様をぜひ自分なりに追求して、皆様にいろんなことを感じていただけたらいいなと思います」と意気込んだ。初演時はマルグリット・アルノーを演じ、今回出産を経て王妃を演じることとなった笹本は「 体型も戻りましたし、しっかりとドレスを着てマリー・アントワネットとして最後まで立つことができるように頑張りたいと思います」と語る。マリー・アントワネットが当時の王族には珍しく、母乳で子供を育てていた点に注目し「芯の強さを感じましたし、最後まで誇りを持っていた姿を演じたい」と役への思いを明かした。演出家から「フランス革命は、世界で一番最悪な革命だったと言われている」と聞いたというソニンは、「こないだまで(『1789 -バスティーユの恋人たち-』で)革命を信じて戦ってたのに……と思っていたんですけど、人々が革命というのに酔いしれて、自分を見失うような狂気じみた行動が出てくる。全然切り取り方が違うフランス革命を体現していて、深い」と、フランス革命の物語の魅力を分析。昆は「12年前にこの作品に出会ってから大ファンでして、『いつ、また上演されるのかな』とずっと思っていたので、自分が出演させていただけるという驚きと、日々感謝を感じている」と喜びを表した。またマリー・アントワネットの愛人となる、フェルセン公爵を演じる田代と古川の2人は「貴公子」感が大事だという紹介に笑みを浮かべる。田代は「初演を演じた井上芳雄さんが先日稽古場にいらして。お帰りになる時に『どうでした?』と聞くと、(井上は)『ほとんど知らない曲だった』と。それくらい新鮮に見てくださったようです」と、新演出版の違いを明かした。一方古川は「光夫さんから『君だけ、(『花より男子』の)道明寺みたいだね』言われて。僕も万里生さんの衣装を見てちょっとびっくりしたんですけど、 この衣装のように違いのあるフェルゼンを演じられるように頑張っていきたいです」と語り、周囲の笑いを誘っていた。オルレアン公役の吉原は、マリー・アントワネットについて「この世の中で初めてメディアに中傷された人、嘘偽りで殺されていった人」と分析。「地面がゆるい世の中じゃないですか。なんでもメディアがそう言えばこっちに行ったり」と現代の風潮に苦笑しつつ、「そういう時代の中ですが、自分は何なのかということを、作中の誰もが持っている」と、同作の魅力を表した。キャスト陣は400人のオーディエンスの前で、6曲の歌唱も披露。「100万のキャンドル」(昆夏美+アンサンブル)、新曲の「遠い稲妻」(田代万里生)、「私こそがふさわしい」(吉原光夫)と、歌い上げていく。さらに製作発表に駆けつけたリーヴァイがピアノ伴奏を務めた新曲の「孤独のドレス」(笹本玲奈)、「もう許さない」(ソニン+アンサンブル)、「あなたへ続く道」(花總まり+古川雄大)と続き、会場からも拍手が沸き起こっていた。
2018年09月02日スヌーピーミュージアムが、2019年秋~冬に開業予定の東京・町田市「南町田グランベリーパーク」にオープンする。移転で約2倍の規模に!より充実する「スヌーピーミュージアム」2018年9月、惜しまれながらも幕を閉じた東京・六本木のスヌーピーミュージアム。再オープンするスヌーピーミュージアムは、六本木の約2倍の規模に拡大される。館内では、これまでと同じく米カリフォルニア州のシュルツ美術館の公式サテライトとして、 「ピーナッツ」やスヌーピーの魅力を、充実した常設展示と日本初公開の原画を含む企画展示で紹介。六本木でも人気を博していた、自分だけのスヌーピーがつくれるワークショップも再び実施する。さらに、この場所でしか手に入れることのできないオリジナルグッズを販売する「ミュージアムショップ」、隣接するアネックスには「ピーナッツカフェ」も併設する。また、公園に面した緑溢れる立地を生かしたアクティビティも設置予定だ。位置するのは「南町田グランベリーパーク」スヌーピーミュージアムが位置するのは、東京・町田市「南町田グランベリーパーク」の「パークライフ・サイト」エリア。鶴間公園と商業施設の中間に位置し、スヌーピーミュージアムのほかにも、本を媒介に人と人とのコミュニケーションを図る「まちライブラリー」や子どもクラブ(児童館)、カフェなどを併設する。子供から大人までが、1つの空間で新たな時間の楽しみ方や発見ができる場所となることを目指している。なお「南町田グランベリーパーク」の最寄り駅・田園都市線「南町田駅」の名もオープンに合わせて改称。2019年度中に「南町田グランベリーパーク」として、新たに生まれ変わる。改称後は、平日も急行列車が停車する予定だ。スヌーピーミュージアム展が大阪で開催六本木のスヌーピーミュージアムで開催した5回の企画展を凝縮した展覧会を、大阪と名古屋にて開催。オープンするまでの期間、グランフロント大阪北館では2019年4月13日(土)から6月16日(日)まで、名古屋市博物館では6月22日(土)から9月1日(日)まで開催される。【詳細】スヌーピーミュージアム開館オープン時期:2019年秋~冬場所:南町田グランベリーパーク「パークライフ・サイト」エリア■南町田グランベリーパーク開業時期:2019年秋住所:東京都町田市鶴間三丁目3-1、4-1他交通:田園都市線南町田駅直結/東名高速道路横浜町田ICから約1分敷地面積:約83,000m2/延床面積 約151,000m2店舗面積:約53,000m2/店舗数 約200店駐車場:約2,100台
2018年08月19日2019年秋に控える「南町田グランベリーパーク」のまちびらきに合わせて、2018年9月24日に閉館することが決まっている東京・六本木のスヌーピーミュージアムが、南町田グランベリーパークに移転し、オープンすることが決定した。新しくなる「南町田グランベリーパーク駅」イメージ南町田グランベリーパークは、南町田駅周辺に位置する鶴間公園と、2017年2月に閉館したグランベリーモール跡地を中心に、官民が連携して、都市基盤、都市公園、商業施設、駅などを一体的に再整備し、「新しい暮らしの拠点」を創り出していくプロジェクトで新たに生まれる街。スヌーピーミュージアムが開館する「パークライフ・サイト」エリアは、鶴間公園と商業施設の中間に位置し、ミュージアムのほか、本を媒体に人と人との交流を生み出す「まちライブラリー」、ワークショップスペースなどを備えている。これらの施設と、隣接する公園などが互いに連携することで、まち全体を一体的に活用し、幅広い世代の人たちが、それぞれに新たな時間の楽しみ方を発見できる場所となることを目指す。「チャールズ M. シュルツ美術館」(米カリフォルニア州)の世界で唯一のサテライトミュージアムとなる、スヌーピーミュージアムは、世界中の新聞に掲載されたコミック『ピーナッツ』やスヌーピーの魅力を貴重な原画や資料を楽しむことが出来る。また、この場所でしか手に入れることのできないオリジナルグッズを販売し、隣接するアネックスにはカフェが併設される。六本木 スヌーピーミュージアム六本木の約2倍の規模となる館内は、魅力的なコンテンツが充実し、緑あふれる環境を活かした多彩なエンタテインメントやアウトドア・プログラムが提供される。さらに、 町田市が取り組む「えいごのまちだ事業」と連携し、子どもたちが楽しみながら英語を学べるオリジナル企画にも取り組む。 まちびらきに合わせ、南町田の駅名も南町田グランベリーパークに改称される。生まれ変わる街に、スヌーピーに会いに足を運んでみては。
2018年08月17日ー 女性ならではの繊細な感性で、様々な美しいプロダクトを生み出す女性クリエイターたち。連載【Creation by Ladies】では、そんな彼女たちの作品...そしてその作品に込められた想いや背景を紹介していきます。 ——————————————— 第二回目は、イラストレーターの岡崎マリーさん。 柔らかなタッチと優しいカラーリングで描かれる、花や空、そして女の子のイラスト。どこか懐かしさを感じる、イラストレーター 岡崎マリーさんの作品たち。 現在ルミネエストのキャンペーン広告のデザインや個展の開催、オリジナルのプロダクトの製作など、活躍の場を広げる彼女。そんな彼女はこう語る。 — 「子どもの頃から描き続けてきた『女の子』が土台になっています。4歳の頃の手作り絵本、小学校の頃に友達と作っていた『りぼん』的な雑誌や付録、中高の頃の友達との手紙交換の絵やひたすらお互いの妄想を描く交換絵日記など。その時々にやりたいことを夢中でやっていましたが、思えばほとんどのモチーフは『女の子』でした。今自分に起きている事を表現するのが私の中で一番自然な方法なので、絵のほとんどは実体験から生まれるものが多いです。」 ー 「『窓を拭くように、空を拭いてみる。そうすると自分の見たいものが見られる。』そんなイメージがふっと浮かんできました。いつも、どちらかというとネガディヴなところから脱出するというか、そこから自分で変えていくことが「生きてるな」と感じます。意味もなく憂鬱になったり、ちょっとしたことで一喜一憂したり、コロコロ気分が変わったり、自分をコントロールするのは本当に大変だな、と日々思っていて、でもこれは女の人特有なものなのかな?と思ったときに、それに対して何か特別な魅力を感じました。」 『True Colors』ー 「これを描いていた頃、もう何年も前になりますが、恋愛で、もう本当に髪の毛からも気持ちが溢れちゃうようなイメージがあって…笑。一度イメージが浮かぶと、そのイメージを次の日も保っていられるかが不安で、その日のうちに『描き留める』感覚で描いています。絵を描いて客観的に自分は今こうなんだな、と見ることもあります。」 ー 「2014年に友人が制作したZINE用に描きおろした挿絵です。シェアハウスで自由に暮らす女の子たちがテーマのZINEだったので、人と人とが交差する感じとかじんわり溶け合う感じを意識して描いていた記憶があります。この頃からラメを使いだし、スキャンで出来る光り具合とか印刷したときの変化などを楽しんでいました。」 『Tough swimmer』 ー 「2017年の秋に描いた作品で、その時、本当は出来るのに、何縮こまってるの?という自分へのある思いがあり、水面ギリギリのところで出ようとしている女の子を描きました。いつも思う事ですが、『私はこうだから、きっと無理かな』と自分の範囲を勝手に決めてしまって、実際やってみたら出来たりして、『あれ?なんだ出来るじゃん』みたいなことがあります。自分の知らない自分はたくさんいて、何か挑戦する事でそれが発見出来るから、飛び出そう、という気持ちを込めた作品です。」 『WARM BIG COAT』 ー 「先にイメージがあったわけではなく、ちょっとしたラクガキ感覚で描きました。ふとしたときに描いた絵に、新たな発見があったりします。出来上がってから『なんかコートみたいだなぁ』というゆるい感じで、こういうのが制作の合間の気持ちのリセットになったりします。」 『Drama』 ー 「“モノクロにチラっと色”が昔から好きで、これは2014年の冬の作品ですが、今もモノクロシリーズは続けています。この絵は珍しく文字を入れたくなり、少しストーリー仕立てです。観る人がそれぞれのストーリーを想像してくれたらなと思います。」 『with my favori.』 ー 「ハンドメイドアクセサリーブランドのイベントのキービジュアルを制作したときの作品です。(noodさん、sAnさん)イベントのテーマは『Parfum et Fleur(香りとお花)』ブランドのイメージから、可愛くなりすぎず、でも大人すぎず、というところを目指しました。依頼されて描く事は、何を気に入って頼んでくださったのかということを考えるので、自分の特性を再認識することでもあります。依頼してくださった方の要素と、自分の個性とのバランスは本当にいつも難しく、葛藤するポイントですが、仕上がってみると、一人では描けなかったものに仕上がる。それがいつも面白いです。」 『cherish each day』 ー 「これは2016年の春に熊本地震があったときに描いた作品です。何かが起こったときにSNSでこういった発信をすることはあまりなかったのですが、インスタグラムのフォロワーが増えてきて、たまにコメント等で『絵を見ると元気になる』とか『いつも楽しみにしています』というコメントをいただくようになって、この小さな部屋で籠って描いてる絵で、どこかで誰かがそんなふうに思ってくれてることがなんてすごいことなんだろうと思いました。微力でも、もしかしたら誰かが少し元気になってくれるかも、という思いで描いてすぐにアップしました。私が好きなアーティストの作品を見てパワーがみなぎるように、やっぱりアートってこういう時のためにあるのかな?と思ったりもします。」 『KIMAGURE GIRL』 ー 「今年1月の個展のメインに選んだ作品です。描きながら色を考える絵もありますが、この作品は色からイメージして描いていきました。他の作品にも言える事ですが、表情がつかめない子を描いていることが多いです。そうすることでいろいろな見え方になって面白いかな?と思います。観る人のその時の気分によって見え方が変わるかもしれないし、2回目観たらまた感じ方が変わる。そんな余白を作りたいなと思っています。」 『Summer Dreams』 ー 「ポストカードセットを制作する際、パターンを集めたポストカードセットを作りたい、と思い、描いたそのうちの一枚です。お花を描くのはあまり得意ではなく、いつも気に入ったお花が描けなくて、しっくりきていなかったのですがこれはそれが珍しくうまくいった作品です。黄色の入り方も気に入っています。」 左上から時計回りに『FRAMBOISE』『BLUE SALT』『MANGO』『PISTACHIO』 ー 「1月の個展で展示した作品です。普段の自分の顔色や気分を4種のジェラートのフレーバーに見立てています。真っ白なキャンバスや画用紙に向かうとき、どうしても変な力が入ったり、堅くなったりするので、いつもどれだけ無意識なゆるさを作れるかということを考えています。スポーツでもそうですが、最初は身体も慣れなくて筋肉も固まっているけど、時間が経つと馴染んで、考えなくても身体が動くようになる。それと同じで、最初は『うまく描こう』という気持ちがどこかにあるけど、何枚も運動のように描いているとそのうち良い意味で気の抜けた作品が出来てきます。これはそれを実感した作品です。これからもっとこういったことが出来てくるといいなと思っています。」 ガーリーな世界観のイラストの中には、想像以上に大きい、秘められた想いがあった。自分の思った事に対して、まっすぐな気持ちでキャンバスに向かうマリーさん。 「自分の創作欲を満たすように始めた今の活動ですが、作り出すもので周りの人が喜んでくれたり、刺激になったと言われたりすると、本当に心底喜びを感じます。一人で完結する作品ではなく、人との関わりで変わっていく制作をしていきたいなと思っています。」 イラストレーター:岡崎 マリー多摩美術大学の絵画科を卒業後、雑貨の企画会社に就職。その後広告関係の企画会社に転職。雑貨デザイナーをしている頃の2010年あたりから会社の仕事と平行して自身の制作を続けており、現在はルミネエストなど駅ビルのキャンペーン広告やヘアサロンのアートワークなどを手掛けるほか、オリジナルのプロダクト制作(MARY,mon raw.)でも活動中。グループ展、個展、イベント参加もしている。 HP::
2018年03月22日「アルプスの少女ハイジフェア」が、2018年2月15日(木)から23日(金)まで町田マルイで開催される。以前開催し好評だった「アルプスの少女ハイジフェア」が再びカムバック。期間中は『アルプスの少女ハイジ』の世界観を感じられる商品が大集結する。ハイジと羊のユキちゃんが描かれた真っ赤な陶器にはプリンが入っている。フレーバーはヤギミルク味、とろ生味、かぼちゃ味の3種類だ。このほか、お菓子や陶食器、ぬいぐるみ、タオル、文具、ジグソーパズル、生活雑貨などがラインナップする。また、ハイジのおじいさんであるアルムおんじが、渋さはそのままに軽いノリになった人気のキャラクター“ちゃらおんじ”のグッズも並ぶ。ファンは是非足を運んでみて。【詳細】アルプスの少女ハイジフェア期間:2018年2月15日(木)〜23日(金)場所:町田マルイ 2F JR側イベントスペース住所:東京都町田市原町田6-1-6時間:10:30〜20:30 ※最終日は19:00閉場
2018年02月16日町田市は東京都の多摩地域南部にある市なのですが、東京都に接しているのは八王子市と多摩市のみ。神奈川県とは川崎市、横浜市、相模原市、大和市と接しています。こういう立地の都合からか神奈川県域と交流が盛んなことから冗談で神奈川県町田市というネタで話題になったこともあります。さて、その町田市は繁華な駅前と、周辺ののどかな地域のギャップの大きい場所。緑豊かな住宅街や、集合住宅が広がるベッドタウンです。横浜方面、東京方面ともに30分というアクセスの良さは最大の魅力。子育て支援も豊富で、福祉のまちづくりが活かされています。今回は、子育てのしやすい町田の住みやすさをまとめました。町田市は神奈川県に突き出している東京都町田駅のバスターミナルを見ると、走っているのは神奈中バス!東京都でありながら、三方を神奈川県の市にかこまれ、両方面へのアクセスの良さが感じられる地域です。この地域は、養蚕業が盛んだったころから絹の道の要所として市が立ち栄えてきました。今も、JR横浜線と、小田急線の二つが通り、駅周辺は広範囲に商業施設が広がっています。ママ目線で住みやすい町田市の特色町田市は、福祉のまちづくりに力を入れていて、駅前の階段のスロープやエレベーターなどが充実しています。JRと小田急の乗り換え時も、ベビーカーでストレスなく通れるのはママ目線でもうれしいポイント。旧市役所の前に広がる芝生の広場「町田シバヒロ」は、保育園のこどもたちが遊びに来たり、休日にファミリーが子供を遊ばせたりできる憩いのスペースです。イベントスペースとしても活用され、フードイベントなども行われています。撮影時には、イルミネーションのイベントのために、動物の形のオブジェが並んでいました。そんな繁華な駅からも、徒歩15分ほど離れると緑が豊富。駅近くの芹が谷公園には、大きな木にかこまれたグラウンドや子供向けの遊具があります。公園内の水辺では夏に子どもたちが水遊びをする姿も。プレーパークも開かれ、自然と親しむことができます。また、公園の入り口には町田市立国際版画美術館があります。版画という特色的な分野の展示が市外からも人気です。町田市に住みたくなる子育て環境のポイント子どもマスタープランに基づいた都市づくりを行う町田市。子育て支援の拠点になるのが9か所の子どもセンターです。町田駅から一番近くにある「まあち」は、0歳から18歳までが利用できる施設です。赤ちゃん向けのプレイルームだけでなく、広い屋内のプレイスペースやダンスルームなど、成長してからも活用できます。また、待機児童問題に対して町田市では、20年間期間限定認定保育所を開いていて、新しい保育所が次々にオープンしています。幼稚園でも9件のこども園があり、幼保連携型2件幼稚園型7件と、預かり時間が長くパートママにも対応しています。町田市内には、グラウンドが多く、少年野球も盛んです。町田市少年野球連盟の主催する大会などでは市内の各チームが一生懸命な姿を見せています。日大三高や桜美林高校といった甲子園出場校も町田市内にあり、市民の期待を集めています。町田市立野津田陸上競技場は、サッカーチームFCゼルビアのホームグラウンドとなり、Jリーグの試合も行われます。野球やサッカーに打ち込む少年少女の姿も多くみられ、スポーツが盛んな地域です。赤ちゃんの時期だけでなく、子育て環境が整っていることは住みやすさのポイントになるでしょう。⇒町田市のキッズページ町田在住ママに聞いた子育て口コミ情報町田で育ち、町田に家を建てたご夫婦に聞いた子育て情報をご紹介します。ワーキングママの奥さんに、町田で子育てをしてよかった点などを聞きました。【買い物】町田駅前に行けば、大人も子どもも必要なものが何でも手に入るというように、様々な専門店が並ぶ駅前はとっても便利だそう。バス便も豊富ですが、市営の駐車場や、商業施設と提携した駐車場など車でも行きやすいのが良いところだそうです。町田市には、郊外型のスーパーも多く、車で買い物する主婦が多いそうです。駐車場も広く料金もかからないところが多く便利ということ。【子育て支援】上記の子どもセンターのほかに、駅前の109の6・7・8階が生涯学習センターになっていて、子育て支援の場「きしゃポッポ」が開かれているそうです。ママ友づくりや、情報交換ができるため、未就園児のお母さんにはうれしいサービスだそうです。また、地域の高齢者と子どもたちが交流する「ふれあいサロン」もためになったそう。幼稚園の先生が来てお遊戯してくれ、子どもが小さいうちに友達作りもできてよかったということです。他にも、「子育て広場」という子育て情報のプリントはとても役にたったそうです。住んでいる地域の保育園で子供を遊ばせられる時間がわかって、参加することができたということです。【保育園】周囲では、第一希望ではなくても、無認可を含めどこかの保育園に入れる子が多かったそうです。ただ、入った後に転園する人もいるそうです。3歳過ぎると募集が増えた印象があるという話でした。【小学校】地域の人が見守りながら、学校内で放課後を過ごせる「まちとも」という制度があり活用している人が多いそうです。塾に通う子も多く、周囲では友達同士で約束して遊ぶ子は少ないそうです。共働き世帯が多いのが理由になってるのではないかと話してくれました。この方は、通っている学童が7時まで預かってくれるそうです。【習い事】英語や公文が人気だということ。近隣にある都立の中高一貫校を目指すため、4年生以上は塾に通う子も多いそうです。まとめ駅前はビルが立ち並び、都会の街さながら、町田で何でも用事が住む便利さと、気取らない雰囲気が魅力の街です。町田市は、便利な駅前と、落ち着いた住環境のある住みやすい地域だと言えます。福祉に力を入れたまちづくりから、子育て支援も盛んで遊び場も豊富に用意されています。横浜や新宿へのアクセスの良さは通勤にも便利ですし、山に近い立地はレジャーにも向いていますね。
2018年01月09日東京急行電鉄株式会社より、田園都市線・南町田駅周辺において町田市とまちづくりに関する協定を締結し共同で推進している「南町田拠点創出まちづくりプロジェクト」に基づき、隣接する駅や鶴間公園と一体となった新たな商業施設の開発計画が発表された。商業施設計画 俯瞰イメージ これにより、駅・公園・商業施設の周遊性向上および周辺環境と調和した商業施設によるにぎわいの創出を目的に、2017年2月12日に閉館した「グランベリーモール」の敷地を再整備。施設コンセプトを「生活遊園地〜くらしの“楽しい”があふれるエンターテイメントパーク〜」として、「街歩きの楽しさを感じられる買物空間」と「食」「遊び」「ライフスタイル」等をテーマにした体感型施設「くらしのエンターテイメント空間」を備えた商業施設、アーティストやパフォーマーによるイベントの開催や、豊かな自然を感じられる広場等、異なる楽しみ方ができる7つの広場を構成する。敷地内は2層または3層を中心としたオープンモールとし、駅から商業施設や鶴間公園、周辺住宅地までの周遊性を高める歩行者ネットワークを整備。商業施設のデザインには世界的に著名なラグアルダ・ロウ・棚町建築事務所のデザイナー、パブロ・ラグアルダ(Pablo Laguarda)を起用した。改札前からの商業施設を望むイメージデザインコンセプトに「ヴィレッジ型空間」を掲げ、街や自然との調和を図ると共に、歩くたびに新しい発見や出会いが生まれる魅力ある商業施設空間を目指す。店舗数を従前の2倍の約200店に増やし、「グランベリーモール」で好評だったアウトレットを更に拡充、ライフスタイル提案型の物販や飲食店などを備える。 また、同時期に南町田駅のリニューアルも行われ、公園や商業施設と融合した開放的な駅空間にすると共に、エスカレーターやホームドアを設置し、安全性と利便性の向上を図り、地域住民や来街者の暮らしを充実。時間消費とエンターテイメントの要素を兼ね備えた、全く新しいライフスタイルセンターを実現する。
2018年01月03日「同じオーディションに合格し、デビューしてから7年。同じ作品に関われたことが本当にうれしかったです」 そう同じ思いを語るのは、俳優の町田啓太(27)と鈴木伸之(25)。2人は所属する劇団EXILEの同期。「まっすぐな性格は、17歳のころから変わらない」と鈴木について町田が語れば、「町田は特別な存在」と鈴木。 ’15年からスタートした『HiGH&LOW』シリーズでは、ヤマト(鈴木)とノボル(町田)として親友を演じてきた。ドラマ、映画、ライブ、テーマパークとのコラボと、多くのメディアで展開したこの一大プロジェクトも、映画『HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION』(11月11日全国ロードショー)で最終章を迎える。 「ノボルは一時、反社会的組織の一員だったこともあって、登場人物のなかでいちばん波瀾万丈な人生を歩んだと思います。(岩田剛典演じる)コブラやヤマトと初めてバイクで並走したときは感動しました。こんなに気持ちいいこと、みんなずっとやっていたんだ、ずるい!って(笑)」(町田) 町田が出演する映画『こいのわ婚活クルージング』も11月18日に公開。また、鈴木は現在、ドラマ『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系・日曜22時30分~)に出演中だ。 「東京ドーム公演は、俳優ではなかなかできないような貴重な経験でした。劇団としてもっと多方面に進化していきたいと強く思いました。(読者プレゼントの)写真に添え描きした“ポラくん”の絵も知名度を上げたいです!(笑)」(鈴木) 「SWORD地区」を舞台に、男たちの闘いと友情の物語『HiGH&LOW』はついにクライマックスへ。反社会的組織との激しい闘争のなか、一人姿を消したコブラや、病いに倒れたスモーキー(窪田正孝)を非情な手から救うため、SWORDメンバーたちは最後の闘いに挑む!
2017年11月13日11月22~26日に東京・グローブ座で公演される舞台『三途会~私の人生は罪ですか?~』(作・演出 鈴木おさむ)の制作発表会見が30日、都内で行われ、主演の今田耕司、ベッキーが出席した。同舞台は、今田耕司と放送作家・鈴木おさむによる人気の舞台シリーズ。同シリーズには過去、千原ジュニア(第1弾)、大久保佳代子(第5弾)らが出演している。第6弾となる今回は、主演の今田がベッキーと舞台で初共演。ほか、町田マリーや加藤啓、TKOの木下隆行ら曲者ばかりで、三途の川の手前で行われる会議のやり取りを描く。主演の今田は「鈴木さんとは6作品目で、新作は3年ぶりとなりますので、脚本が上がってくるのが楽しみです」と待ち遠しい様子で、舞台で初共演となるベッキーに「バラエティー番組でのベッキーは分かってますが、お芝居で一緒にやれるのは非常にワクワクしています。思っている以上に覚悟を持って臨むみたいですので、ベッキーに負けないようにと気合を入れないといけませんね」と好印象。そんなベッキーと「恋仲に?」という質問には「舞台が恋愛するような内容だったら、あり得るかもしれませんよ」とその気だったが、当のベッキーは「ありえるかもしれませんけど、98%今のところないです」ときっぱりと否定した。とはいえ、ある番組で2人が結婚したら何十億もの経済効果があると試算されたそうで、その話題を持ち出されたベッキーは「可能性が出てきましたよ」と前言を撤回。また、不倫報道が多い現在の芸能界の風潮について聞かれ、「私は本当に言える立場ではないので」と断りを入れるも「もうすみませんでした! の一言です」と謝罪の言葉。それを聞いた今田から「君は禊が終わってるから。なんで代表者みたいになるのよ。違うでしょ」と指摘されたベッキーだが、「代表者じゃないんですけど、この流れの初期なので」と改めて反省している素振りだった。舞台『三途会~私の人生は罪ですか?~』は、11月22~26日に東京・グローブ座で公演。
2017年08月31日フランスの王妃マリー・アントワネットの華やかで短い人生を表現するデザートフェア「マリー・アントワネットLa Finale」が、ヒルトン東京の「マーブルラウンジ」にて開催される。期間は、2017年10月1日(日)から10月31日(火)まで。7月から9月にかけて開催中のデザートフェア「マリー・アントワネットの結婚」。すでに終了日まで予約満席の人気のブッフェが、10月よりテーマを変えてスタート。前回は世界中の女性を魅了するフランスの王妃マリー・アントワネットの結婚をテーマに展開したが、「マリー・アントワネットLa Finale」では、天真爛漫な王妃マリーが、断頭台でその華やかで短い人生の幕を閉じるまでをピンクと黒のコントラストで表現。約30種類のデザートを用意する。天真爛漫な王妃時代を象徴するピンクのスイーツラウンジ入り口に設置されるバラのアーチをくぐり抜けると漂う甘い香り。そこはマリー・アントワネットとルイ16世の世紀のロイヤル・ウエディングに招かれたかのような、華やかで煌びやかな世界だ。鏡やシャンデリア、ピンク、ブルー、ゴールドのウエディングケーキのほか、マリー・アントワネットのお輿入れをイメージし、プリンセス マリーが結婚の準備をするために揃えた愛らしい靴や扇子などもデザートと共にブッフェ台に飾られる。また、パステルカラーで彩るバラやベリー、秋のフルーツをふんだんに用いた、愛らしいデコレーションのスイーツも見逃せない。バラの花びらを散りばめたムラング・シャンティ「フランスの薔薇」、ブラックベリーやブルーベリーを乗せたタルト「王妃の宝石箱」などは、天真爛漫な王妃時代を象徴する。悲劇の王妃の結末を暗示する黒のデザート対照的に、一面黒の世界で彩られるエリアには、悲劇の王妃の結末を暗示するデザート約10種類が登場。断頭台や王妃が幽閉されていた塔、黒・ゴールドのデコレーションケーキが並ぶ。ほろ苦いフォンダンショコラの中から、キルシュ香る真っ赤なフランボワーズソースが滴る「黒い玉座」、チョコレートのシューにラズベリーを乗せた「喪帽風ルリジューズ」など、シックな黒と赤のデザートがその世界観を表現する。詳細「マリー・アントワネットLa Finale」デザートフェア会場:「マーブルラウンジ」(ヒルトン東京1F)住所:東京都新宿区西新宿6-6-2期間:2017年10月1日(日)~10月31日(火) 14:30~17:30料金: 1人 3,800円(こども 2,400円)、土・日・祝日 3,920円(こども 2,450円)※消費税・サービス料別途
2017年08月25日●山王連合会に本格復帰、アクションも久々参加EXILE TRIBE総出演の総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」シリーズ。5つのチームが拮抗した勢力をもつ「SWORD」地区の中で男たちが思いをぶつけ合う姿を描き、ドラマのシリーズ1、シリーズ2、そして2016年に公開された映画『HiGH&LOW THE MOVIE』『HiGH&LOW THE RED RAIN』は様々な層から支持を受けた。今回は「山王連合会」に所属するノボルを演じた町田啓太に話を聞いた。シーズン1では彼女の復讐のために警察に逮捕され、失意の中で九龍グループ・家村会の構成員となりSWORDの前に立ちはだかったが、コブラ(岩田剛典)たちの説得で自分を取り戻した後に車に轢かれ、退院した後は頭脳派として活躍。最新映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』(8月19日公開)では怪我も完治し、アクションシーンにも参加するようになる。○今までにないノボルに――町田さんにとって、『HiGH&LOW』シリーズはどういう位置付けにある作品ですか?映画・ドラマといった枠ではなくて、総合エンタテインメントという大きなプロジェクトで進んでいるものなので、役者よりもプロジェクトの一員として参加させてもらっている感覚が強いです。自ら発信して、作品を一緒に作り上げていく感覚です。HIROさんも「自分のやりたいことやアイディアがあったら言ってね」とおっしゃっていて、本当に反映してくれます。そういうところはプロジェクトならではで、普通の作品ではなかなかできないので、新しい感覚で楽しませていだたきながら参加しています。――例えばどんなところにアイディアを出されていたんでしょうか?「ほぼ自分で決めていいよ」ということだったので、衣装なども含めて自分で色をつけて、自由にやらせていただいていました。「このシーンってどういうことなんだろう」ということもすぐ聞ける環境なので、相談して、何かあったらすぐ台本に反映してもらえるんです。――最近はドラマ『人は見た目が100パーセント』で理系男子役、『Love or Not』でも仕事ができる後輩などの役、知的な役が多いイメージがあります。ノボルもパソコンが得意ですし。本人はぜんぜんできないんですけどね(笑)。知的さとはかけ離れた体育会系で生きてきたので、逆にありがたいです。自分では普通にマイペースでいるんですけど、役柄としてそういう風に見ていただくことは、確かに多いのかもしれないですね。――『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』ではノボルが山王連合会に本格復帰という感じですが、いかがでしたか?前作でも山王に戻ってくるという展開はあったんですけど、怪我もしていたので、一緒に参加している感じが少なかったんです。今回は山王メンバーで一緒に動くシーンがあったので、うれしかったです。バイク走行シーンがあって、アクションも参加させてもらって、今までにないノボルのイメージになりました。新しい一面だと思う方もいらっしゃるかも。●轢かれるシーンのインパクトに「ありがたい」○時間が空いたアクション――アクションは大変でしたか?体が動かなかったです(笑)。シーズン1の時にちょっとだけ参加させてもらって以降、2年くらいずっとやってなかったので「ずっとこれをやってきてた岩田さんたちはすごいな」と思いました。――バイクシーンも今までなかったですよね。バイクシーンはやっぱり怖かったです。シーズン1の撮影に入る前から免許を取っていたので、アクション以上に時間が空いて……2年以上経って、今回初めてバイクシーンの撮影でした。周りのメンバーは慣れているし、でも自分も慣れている感を出したいし(笑)。「かっこよく乗りたいな」と思いました。山下健二郎さんはすごく乗り方がかっこいいんですよ。なので、健二郎さんにアドバイスをもらって撮ったのが思い出深いです。注目されるとちょっと恥ずかしいですが、新しい感じに見えていると思うので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。――ドラマのシーズン1では、ノボルが車に轢かれるシーンがすごく衝撃的で。ありがとうございます。みなさんからそう言っていただけているみたいで(笑)。映像を見た時に「こんなにエグいんだ」と笑っちゃいましたね、僕も。でもすごいインパクトのあるところだったので、そういうシーンになったのはありがたいことですね。○演技では自分をさらけ出せる――もともとダンスをされていたところから、演技に目覚めたという町田さんですが、演技の楽しさはどのようなところにありましたか?本当に終わりがなくて、体が動かなくなるまでずっとやりたいと思ったことなので、そこに魅力を感じました。もともといろいろな作品が好きで、憧れはあったんですけど、やってみたらすっごく難しい。でも演じている時や探求している時はすごく気持ちが上がるんです。自分をさらけ出せる場所がなかなかなかったので、そこが楽しいところ。エンタテインメントを追求したいと思っているので、役や作品に巡り合えたら死ぬ気で演じたいです。――こんな役がやってみたいとか。これというものはないですけど、強いて言うならば日本人なので、時代劇はいつかやりたいです。昔から見ていたので、憧れはありました。――今回はベテラン俳優の方もたくさん出演されていますが、現場で見て参考にされたりできましたか?これだけベテランの方が出ているんですが、今回は全然絡みがないので、それは心残りでした。岩田さんたちに「どうでしたか?」と様子を聞いて、ずっと「いいな、羨ましいな」と思っていました。どうなっているのか想像がつかないので、映像化された時にどうなってるのかというのは、とても楽しみにしています。――今回の映画で印象に残っているシーンはありますか? 自分でも他の方でも。関口メンディーが初出演・初芝居で、どういう感じになるんだろうと思っていました。現場でお芝居のシーンを見たんですけど、かなり気合いが入っていて、プロ根性とモチベーションがすごいなと。大好きなんです(笑)。
2017年08月17日町田慎吾主演の「戦国御伽絵巻『ヒデヨシ』」が、東京・紀伊國屋ホールで8月5日(土)から8月13日(日)まで上演される。本作は、2016年に上演された「『ソロリ』~妖刀村正の巻~」に続く「戦国御伽絵巻」シリーズ第2弾で、「人を殺したくない」という信念を持つ秀吉を主人公に、殺陣で見せるのではなく、戦乱の世を生きた人間たちの心情を深く描く。戦国御伽絵巻『ヒデヨシ』チケット情報主役でもある木下秀吉を演じる町田は、「“人を殺さず平和な世を築きたい”と考えるこの作品の秀吉は優しくて、周りを包み込むような人なんだろうなと思っています。でも、人を殺さずに天下を取るなんて実際には無理で、そこに苦悩している。その心の揺れを大切に描きたい」と語る。「台本を読んで、自分がしっかりしなければ成り立たない舞台だと、すごくプレッシャーを感じています」という言葉から伺えるまっすぐさが、自分の信念や夢に向かって進む今作の秀吉に重なるようでもある。時代モノの舞台といえば激しい殺陣が見どころになることも多いが、この「戦国御伽絵巻」シリーズは、あくまでも人間ドラマだ。「僕は劇中で刀を抜くことさえないと思います。殺陣がない、見せ場が剣じゃない、というのはなかなか挑戦的なことだと思うので、そこをしっかり見ていただきたいなと思っています。歴史好きな方はもちろん、エンターテイメント性の高い作品が好きな方にも面白いなと思っていただけるはず」。メインテーマは、「オレにはオレの戦い方がある」。歴史の表には出てこない、人々が持っていたはずのそれぞれの正義を描き、ファンタジーだからこそ伝わるメッセージを届ける。町田自身の“戦い方”を聞いてみると、「その時にできる全力を絶対に出す。例えば、もし自分がこの作品を最後に死んでしまったとしても、“これで良かった”と言えるようにそこに全部費やす。それが僕の信念。周りの人からは“早死にする”なんて言われるんですけどね(笑)」と。「僕はふわっとしてる人間なんで」と、終始柔らかい笑顔で語っていた町田だが、「本番まで、本当にこれでいいのか、もっとないのかとあがきます。“なぜこの人はこう言うんだろう”とか、合っていても合っていなくても、自分が演じる役を理解しようとすることで、その人物がスッと自分の中に入ってくるんです。そうすると、あとはもう何も考えない。今回も作品の中でちゃんと秀吉として生きられれば、それが伝わると思う」というまなざしは、覚悟の決まった頼もしい座長そのものだ。「僕が舞台を見に行って1番心に響くのは、感情が揺れている演者を見た時。この作品はそういう場面がたくさんあるはずなので、全身全霊で演じます」と意気込む町田が主演の「戦国御伽絵巻『ヒデヨシ』」は8月5日(土)から8月13日(日)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。チケットは発売中。取材・文:関亜沙美
2017年07月11日フランス王妃マリー・アントワネットの結婚をテーマにしたロマンティックなデザートブッフェが、ヒルトン東京の「マーブルラウンジ」にて期間限定で開催される。期間は2017年7月1日(土)より9月30日(土)まで。マリー・アントワネットが着想のスイーツ約30種類期間中は、マリー・アントワネットから着想を得た、ローズや甘酸っぱいフルーツなどをふんだんに用いたデザート約30種類が登場。バラの風味のメレンゲにラズベリーとローズクリームを合わせ、バラの花びらを散りばめたムラング・シャンティ「フランスの薔薇」や、桃とホワイトチョコレートのムースに、レースのように繊細なホワイトチョコレートのデコレーションを添えたピンク色の「ヌーヴェル・マリエ」のほか、花嫁の帽子風アレンジのシュークリーム「ルリジューズ」、マリー・アントワネットのヘアスタイルをイメージしたケーキ「ア・ラ・ヴェルサイユ」などがお目見え。ピンクやパステルカラーで、愛らしいデコレーションのスイーツは、つい写真を撮りたくなってしましそう。さらに会場には、2種類のチョコレートファウンテンやコールドマーブルアイスクリームも登場するほか、サンドイッチやパスタなど軽食も用意されている。マリー・アントワネットが好んだケーキも再現マリーが実際に好んだと言われるケーキを忠実に再現した「マリー・アントワネット アンティークケーキ」も注目の一品。レモンを利かせたりんごのパウンドケーキに、艶やかなピンクのシュガーコーティングをほどこした。ヴェルサイユ「王の菜園」で収穫された、希少なりんごとバラのアロマが香る華やかなニナス・マリーアントワットのフレーバーティーと一緒に味わうのがオススメ。会場はまるでロイヤル・ウエディングの雰囲気会場はバラのアーチをくぐり抜けると、マリー・アントワネットとルイ16世の世紀のロイヤル・ウエディングに招かれたかのような、華やかな世界が広がる。鏡やシャンデリア、ピンク・ブルー・ゴールドのウエディングケーキが飾られているほか、マリーが結婚の準備をするために揃えた愛らしい靴やパラソル、お輿入れの馬車などがデザートと共にブッフェ台に飾られている。「メトロポリタングリル」にてブッフェと連動した平日限定ランチコースもヒルトン東京2階にあるレストラン「メトロポリタングリル」では、マリー・アントワネットのスイーツブッフェから選んだデザート10種類を好きなだけ食べることができる平日限定のランチを、2017年7月3日(月)から9月29日(金)まで提供する。デザートは、「メトロポリタングリル」内に用意されたエレガントな個室で楽しめる。デザートルームでは、10種類の人気マリー・アントワネットデザート他、ニナス・マリー・アントワネットが所有するマリー・アントワネット直筆の手紙や、靴やドレスのレプリカ、マリーの胸像といった歴史的にも貴重な資料が展示される。ランチは、サラダ&メイン&デザートの3つ全てを楽しめるコースか、サラダ&メイン、サラダ&デザート、メイン&デザートの2チョイスを選べるコースのどちらかを選択できる。【詳細】「マリー・アントワネットの結婚」デザートフェア期間:2017年7月1日(土)〜9月30日(土)会場:「マーブルラウンジ」(ヒルトン東京1F)住所:東京都新宿区西新宿6-6-2時間:14:30〜17:30TEL:03-3344-5111料金:一人 3,800円+税 (子供 2,400円+税) / 土・日・祝日 3,920円+税(子供 2,450円+税)※サービス料別途※フェアは、創業1672年のフランス紅茶ブランドで、ヴェルサイユ「王の菜園」唯一のオフィシャル・パートナー、ニナス・マリーアントワネットとのコラボレーション企画。■メトロポリタングリル「スマートランチ」期間:7月3日(月)~9月29日(金) ※平日限定場所:ヒルトン東京2階「メトロポリタングリル 」時間:11:30~15:00TEL:03-3344-5111料金:・2チョイス(サラダ&メイン/サラダ&デザート/メイン&デザート) 3,800円+税・サービス料・3チョイス(サラダ&メイン&デザート) 4,300円+税・サービス料
2017年05月22日モデルの紗羅マリー(30)が、井浦新の主演映画『ニワトリ★スター』(2018年春公開)のヒロイン役でスクリーンデビューを果たす。本作は、場末の生活を送る雨屋草太(井浦)と同居人・星野楽人を中心に展開。大麻の密売で生計を立てる中、目標もなく中途半端に生きていた2人には予測不能な結末が待ち受けていた。紗羅が演じるのは、楽人と深い縁を持つ沖縄県出身の女性・知花月海(ちばな・つきみ)。未婚のシングルマザーとして夜の仕事をしながら生きているが、心が弱くなった時に手を出した覚せい剤の依存症に苦しみ、DVで疲弊する日々を送る難役だ。今回の出演に際し、紗羅は「私のファンでいてくださっている方々に、見たこともない私を、姿をみてもらえると思います」とアピール。本作が初監督作となるかなた狼監督は、紗羅について「演技指導に対しての反応が早く、撮影初日が1番過激なシーンであるのにも関わらず動揺も見せず、その時に紗羅に対する不安が確信へと変わりました」とコメントを寄せている。紗羅は13歳の時からモデルとして活動をはじめ、数々の女性ファッション誌やファッションショーに出演。今年7月から上演されるブロードウェイミュージカル『RENT』で舞台初出演するなど、近年は女優としても活動の幅を広げている。○紗羅マリーのコメント「何もかも、台本というものを開いた事も、自分以外の人間の名前を名乗る、ということも全てが初めての挑戦でした。私のファンでいてくださっている方々に、見たこともない私を、姿をみてもらえると思います。お話をいただき、やりたいです!と言った日から、決定もしていないのにダイエットを始めました(笑)。撮影が始まってからは、全く何が正解なのかわからず、自分との戦いでしたが、監督も、俳優さんも、スタッフのみなさんもみーーーんな一緒に戦ってくれたので輝くことが出来たと思います。愛というものは、自由自在に変化するものだと思います。なので、私は愛と言う言葉があまり得意ではありません。でも、この世の中で、変わらない愛がちゃんとあるんだという事。生を受けてから死ぬまでの中に、必ず変わらない愛をプレゼントしてくれる人がいるから、見失わないように。この映画をみて、いろんな愛を感じてください」(C)Gentle Underground Monkey
2017年05月09日“進化系ラグジュアリービアリゾート"「ルガル・ア・アモール(LUGAR HA AMOR)」が、町田モディ屋上にオープン。“ただのビアガーデンじゃつまらないでしょ?”をテーマにした「ルガル・ア・アモール」では、ラグジュアリーなビアリゾートをイメージした開放的な空間を提供。シートは、カップルソファ、ベットソファ、ローテーブルソファと3種類設けられ、どれも贅沢にくつろげる仕様だ。店内からは、綺麗な夜景が眺められカップルにも最適。映像ショーやメッセージ投影のできる巨大スクリーンも装備されるので、大切な人へのサプライズや記念日に利用するのもおすすめだ。フードは、暑い季節に相応しい南米料理を数多く提供。ナチョスやトルティーヤ、ジャンバラヤなどには、コットンキャンディーを用いたオリジナルカクテルを合わせてみて。もちろんビールも用意。生ビールだけでなく、氷点下ハイボール、樽生スパークリング、中南米をイメージしたカクテル、ソフトドリンクが飲み放題で楽しめるので、友人や家族でワイワイと夏の思い出作りをするのにもぴったりだ。【ショップ詳細】ルガル・ア・アモール(LUGAR HA AMOR)オープン期間:2017年4月29日(土)~9月30日(土)会場:町田モディ屋上住所:東京都町田市原町田6-2-6 (町田モディ屋上)TEL:042-812-2580 営業時間 :・OPEN 16:00 / CLOSE 23:00(4月、7~9月)・OPEN 17:00 / CLOSE 23:00(5月~6月 平日)・OPEN 13:00 / CLOSE 23:00(スプリングテラス:5月~6月土日祝 限定)<4種類のコースメニュー>・VIPシートコース :5,000円(星空を眺めながら寛げるソファシート、ウェルカムワインを用意)・スタンダードコース :4,500円(ルガル・ア・アモール おすすめオリジナルコース)・ミッドナイトコース :3,000円(21時からの限定コース)・ランチコース :3,000円(5.6月土日祝 限定13:00~)■巨大スクリーン毎日19:30~、21:30~の2回。応募の中から抽選で1日7組限定。
2017年05月05日ミュベール(MUVEIL)の2017-18年秋冬コレクションのミューズは、マリー・アントワネット。フランス革命に巻き込まれた王妃をイメージソースに、貴族的なロマンティックを打ち出す。浮世離れした、夢見心地なプリンセスの姿をディテールやカラーパレット、繊細な刺繍で形作った。上流階級へのイマジネーションは、デコラティブなディテールへと繋がった。肘から先に広がったベルスリーブ、ブラウスのアームを飾るリボン、ボリュームたっぷりのパフスリーブ。貴族たちのリッチなヘアースタイルは帆船モチーフに投影され、マリー・アントワネットと言えばの‟マカロン・カラー”が主役を担う。当時の職人たちが好んだ、クロスステッチの技法はニットやジャケットに咲いた、花々のモチーフで再び輝きを取り戻している。“ヴェルサイユ宮殿ではきっとこんなインテリアが飾られているはず…”そんな空想から、家具やクッションから飛び出したリスのモチーフは洋服へ。そんな宮廷の平和な風紀は、虹と戯れるハトの飛び立つ姿で象徴的に描き出されている。王宮文化を紐解きながらも、コーディネートからはデザイナーの視点が、マリー・アントワネットに憧れる庶民側にあることが見て取れる。フェミニンで華やかな装いに合わせたのは、MA-1やメンズのスラックス風パンツといった男性的なアイテム。チュールのドレスやスカートにも、カーゴパンツを重ねてファンダジーの中に現実性を響かせている。
2017年03月29日東京・浅草の新劇場「浅草九劇」のこけら落とし公演 ベッド&メイキングス第5回公演『あたらしいエクスプロージョン』が3月3日(金)に開幕。その初日公演を取材した。ベッド&メイキングス第5回公演『あたらしいエクスプロージョン』チケット情報本作は、レプロエンターテイメント創立25周年プロジェクトとして生まれた、劇場とホテルと飲食店の複合施設「浅草九倶楽部(アサクサココノクラブ)」内の劇場「浅草九劇」の?落とし公演第1弾。俳優・富岡晃一郎と脚本家・演出家の福原充則とによる劇団「ベッド&メイキングス」の第5回公演として、客演に八嶋智人、川島海荷、町田マリー、大鶴佐助、山本亨を迎え、邦画界初のキスシーンにまつわる物語(フィクション)をコミカルに描く。物語の舞台は終戦直後の日本。焼け野原から立ち上がろうと歯を食いしばる市井の人々の中に、新しい映画を撮るために奔走する映画屋がいた。彼が撮ろうとしているのは“邦画初”のキスシーン。当時は秘め事、芸者遊びの枠の中で語られてきた「口づけ」の時代。それを恋人たちの愛の証「キス」として浸透させ、この国により多くの「愛」のきっかけを作ったのは映画だったのだ。そんな映画を撮るにあたり、“邦画初”の肩書きを狙う映画屋たち、キスによってアメリカ文化を浸透させようとしたGHQ、市井の人々の思惑が絡み合っていく――。一般席数95席という小劇場ならではのギュッと詰まった空間で繰り広げられるパワフルな6人芝居。中でも舞台は2作目という川島は今までにない大胆な役で、新しい顔を見せる。また、ふたつの物語が並行して進む本作はキャストが複数役を演じているが、同じ人とは一瞬気付かないほどの鮮やかな演じ分けが楽しい。舞台上で衣裳を着たり脱いだりしながら役をスイッチする芝居は舞台ならではのもの。演出面でも、客席との距離が数十センチの小さな花道を活用したり、空間のサイズ感を利用して懐中電灯を照明にしたり、雨のシーンで八嶋が不自然な動きで客席に水を飛ばしたり…新たな劇場の魅力が伝わる場面もたっぷり。テンポよく進むストーリーは笑いも満載ながら、多くの人が亡くなった戦争の直後で「映画を撮りたい」と突き進んだ登場人物たちの想いや決意が、今まさに演劇を楽しんでいる自分たちの心に真っ直ぐに届く。新たに劇場が誕生することの幸せをかみしめる作品だと感じた。また、この日は川島の23歳の誕生日&八嶋の結婚記念日。カーテンコールでキャストや観客に祝福され、川島は「この舞台から23歳が始まります。ぶっ飛んだことをやらせてもらってありがたいです(笑)。23歳の川島はパワフルでいきます!」と挨拶。劇場初の公演は和やかに幕を閉じた。公演は3月21日(火)まで、東京・浅草九劇にて上演中。取材・文:中川實穗
2017年03月07日焼き立てキッシュ専門店「ラ キッシュ」が、東京・町田マルイに2017年2月17日(金)オープンする。「ラ キッシュ」は、2016年10月新宿に1号店を構えた焼き立てキッシュの専門店。直径7センチのパイ生地の中に、様々な料理やスイーツを流し込み様々な種類のキッシュを制作している。朝食や夕食、おつまみなど、時間を問わず食べられるのも魅力だ。新店となる町田マルイ店では、ハムチーズ、オニオングラタン、ロレーヌ、エビのオマールソースと4種類のデリキッシュを用意。さらに、甘い物好きな方にオススメなスイーツキッシュからは、キッシュプリンやキッシュいちごプリン、キッシュショコラ、キッシュオレンジアーモンドなどバリエーション豊かなメニューが揃う。【ショップ詳細】焼き立てキッシュ専門店「ラ キッシュ」町田マルイ店オープン日:2017年2月17日(金)住所:東京都町田市原町田6-1-6 町田マルイメニュー例・デリキッシュ 216円(税込)~・スイーツキッシュ 302円(税込)~
2017年02月19日マリー・アントワネットが愛したジュエラー「メレリオ・ディ・メレー」から、フランスのファッションブランド「アレクサンドル ボーティエ(Alexandre Vauthier)」とのコラボレーションジュエリーが登場。「メレリオ・ディ・メレー」は、ヴァン クリーフ&アーペル、ショーメ、ブシュロン、モーブッサンと並んで「グランサンク(5大宝飾店)」と呼ばれるほど、伝統と格式を持つ名門ジュエラーだ。その顧客リストにはマリー・アントワネットの名も刻まれており、2014年冬にはマリー・アントワネットが1780年頃に購入したブレスレットがメゾンの元へ戻ってきたことで話題となった。その歴史ある「メレリオ・ディ・メレー」とタッグを組むのは、フランス人ファッションデザイナー「アレクサンドル ボーティエ」。18世紀以来保管されている「メレリオ・ディ・メレー」の豊富な資料と今なお続くアトリエの職人の技術を学び、デザインの着想を得た。新作ジュエリーは、アール・デコモチーフのデザイン画がインスピレーション源となっている。ピンクゴールドとホワイトゴールドの2色のゴールドを使った、幾何学モチーフの新作は、アレクサンドル ボーティエのスタイルと、メゾンの職人技や精巧さが強調されている。ラインナップは、2種類のリングと同デザインのピアス。フランス語で「メレリオのためのアレクサンドル・ボーティエ コレクション」を意味する「コレクション アレクサンドル・ボーティエ プール メレリオ」と名付けられている。【アイテム詳細】コレクション アレクサンドル・ボーティエ プール メレリオ・リング 11mm 720,000円+税サイズ:日本サイズ約10~15・リング 7㎜ 540,000円+税サイズ:日本サイズ約10~15・イヤリング 540,000円+税メレリオ・ディ・メレー取扱店舗:日本橋髙島屋、新宿髙島屋、横浜高島屋、柏髙島屋、伊勢丹新宿店、大丸東京店、名古屋三越栄店【問合せ先】メレリオ・ディ・メレーTEL:03-5772-8730
2017年01月13日町田慎吾主演の方南ぐみ企画公演『伊賀の花嫁』が、2017年1月13日(金)に開幕する。“これぞ喜劇”と銘打たれた本作は、忍者の末裔の「婚活物語」を描いたオムニバス作品だ。【チケット情報はこちら】忍者の末裔・伊賀三四郎を演じる町田慎吾、同じく末裔で三四郎の幼馴染・服部すみれを演じる片山陽加に話を聞いた。「新年の最初の舞台が喜劇っていうのはすごくワクワクしますね。笑って新しい年を始めるっていう。まだ本読みに参加しただけなのですが、濃い人ばかりなんですよ。面白くなると思います」と町田。片山も「先輩方はしょっぱなからものすごく濃いキャラで(笑)、すごく勉強させていただいてます」と話すキャスト陣は、年齢もジャンルも国籍もさまざまで濃厚。初共演だが、互いに舞台で観たことがあるというふたり。その時の印象を町田は「歌も踊りもある作品だったのですが、なんでもできて。舞台上ですごく大きく見えたんですけど、実際にお会いしたら僕よりちっちゃかった(笑)。すごいなと思いましたね」。片山は「とてもパワフルな方だと思いました。いつかご一緒できたらと思っていたのですごく嬉しくて。すみれは三四郎より気の強い女の子なんじゃないかなと思っているので、負けないようにがんばりたいです」抱腹絶倒の喜劇になりそうだが、主演を務める町田は「面白い台詞も、そいつが本気で喋ってるからピントがずれてて面白い。だから今作で三四郎として物語の芯をやらせていただく自分は、まっすぐいればいいんだろうなと思っています。周りが面白い方ばかりですし」。振付の夏まゆみは、片山にとって邂逅。「AKB48でのデビューのときに夏先生に教えていただきました。そのときに言われた『目からビーム、毛穴からオーラ』という言葉が今でも忘れられなくて。来年はデビュー10周年の年で、こうしてまた夏先生とお仕事をさせていただけるのはなにかの縁だし、運命も感じています」。「楽しんでやっている雰囲気が、観に来てくださるみなさまにも伝わったらいいなと思います。劇中である方がアイドルヲタの役をされるんですけど、本当にものすごいので、ぜひアイドル好きの方にも観ていただきたいです。ここにホンモノがいたっていう(笑)。2017年の初笑いに来ていただきたいです」(片山)「幅広い年代の方が楽しんでいただける作品になると思います。個性的な方が揃っているので、絶対に面白い作品になると思っています。皆さんも仕事が始まってる頃だと思うので、観に来て笑って、今年もがんばろうと思っていただけたら」(町田)公演は2017年1月13日(金)から1月22日(日)まで、東京・博品館劇場にて。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2016年12月28日モデルの紗羅マリーが、来年7月2日(日)より上演されるブロードウェイミュージカル「RENT」で、舞台初出演することが決定した。20世紀末のNY・イーストヴィレッジ。映像作家のマークは、友人で元ロックバンドのボーカルのロジャーと古いロフトで暮らしている。夢を追う彼らに金はない。家賃(レント)を滞納し、クリスマスイヴにもかかわらず電気も暖房も止められてしまう。恋人をエイズで亡くして以来、引きこもり続けているロジャー自身もHIVに感染しており、せめて死ぬ前に1曲後世に残す曲を書きたいともがいている。ある日彼は階下に住むSMクラブのダンサー、ミミと出会うが、彼女もまたHIVポジティブだった。一方のマークは、パフォーマンス・アーティストのモーリーンにふられたばかり。彼女の新しい相手は、女性弁護士のジョアンヌだ。仲間のコリンズは暴漢に襲われたところをストリートドラマーのエンジェルに助けられ、2人は惹かれあう。季節は巡り、彼らの関係も少しずつ変わってゆく。出会い、衝突、葛藤、別れ、そして2度目のクリスマスイヴ…。「RENT」は、1996年にNYの小さな劇場で誕生し、わずか2か月後にブロードウェイに進出、トニー賞4部門、ピューリッツアー賞、オービー賞など数々を受賞。新しいミュージカルの歴史を刻んだ“伝説”のブロードウェイミュージカル。アジアやヨーロッパを始め、いまでも世界中で上演され、ファンを生み出し続けている。今回このミュージカルに出演することが決定したのは、モデルの紗羅さん。13歳からモデルとして活動を始め、「ViVi」などの女性ファッション誌を中心に活躍。現在は「SPRiNG」「NYLON」「Gina」「sweet」「VOGUE girl」など数多くのファッション誌に出演するだけでなく、東京ガールズコレクションなど数々のファッションショーにも出演し、国内だけでなく、台湾や香港、北京を始めとするアジアでのショーやイベントにも多数出演している。そんな彼女が今回演じるのは、バイセクシャルのパフォーマンス・アーティストのモーリーン役。主役のマークと別れて、ジョアンヌと付き合うなど、女性にも男性にもモテる役どころだ。紗羅さんは「初めてのミュージカル、そして初めての舞台ということもあり、とても緊張していますが、初舞台を楽しめるように、精一杯頑張りたいと思います」と意気込み、「公演は来年の7月とまだ先ですが、多くの人に観ていただけると嬉しいです」とコメントしている。そのほか、映像作家のマーク役に村井良大、マークの友人・ロジャー役に堂珍嘉邦/ユナク(超新星)、ミミ役に青野紗穂/ジェニファー、コリンズ役に光永泰一朗、エンジェル役に平間壮一/丘山晴己らが出演する。舞台「RENT」は2017年7月2日(日)~8月6日(日)の期間で日比谷シアタークリエにて上演。(cinemacafe.net)
2016年12月08日今、女性にとって最も気になるイベントといえば、六本木ヒルズで開催中の「マリー・アントワネット展」!華やかな宮廷生活にきらびやかなファッション、そしてちょっとだけ軽薄なイメージのある、フランス王妃マリー・アントワネットの真の姿を探る、今シーズン大注目の展覧会です。今回は、本展をより楽しむためのお役立ち情報をたっぷりお届け。死後200年以上を経てもなお人々を惹きつけるアイコンの魅力に迫ります!まずはマリー・アントワネットについておさらい!エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブラン《フランス王妃 マリー・アントワネット》Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)Chateau de Versailles (Dist. RMN-GP)/(C)Christophe Fouin史上最も有名なフランス王妃であるマリー・アントワネット。映画や漫画など、ポップカルチャーの題材としても頻繁に描かれ続けてきた彼女だけあって、その人生はジェットコースターのように波乱万丈!彼女の激動の生涯をちょっとおさらいしてみましょう。14歳で嫁入り、ヴェルサイユの問題児に!?フランツ・クサーヴァー・ヴァーゲンシェーン《チェンバロを弾くオーストリア皇女マリー・アントワネット》Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)Kunsthistorisches Museum, Wien若干14歳でフランスへ嫁ぎ、19歳で王妃となったマリー・アントワネット。ウィーン宮廷の末娘としてのびのびと育った彼女は、堅苦しいしきたりや“エチケット”に縛られたヴェルサイユにおいても自由奔放な振る舞いを見せ、故郷の母マリア=テレジアからは度々手紙で叱られていたよう。子どもを産み、自身の地位を確立してからは、日々の儀式を緩和・廃止することにも成功!しかしこのことで貴族の反感を買うはめに……。楽しいことやお洒落が大好き!エリザベト=ルイーズ・ ヴィジェ・ル・ブラン《ゴール・ドレスを着たマリー・アントワネット》Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)Courtesy National Gallery of Art, Washington流行を取り入れた奇抜なファッションを楽しんでいた一方で、必要なときにしか正装はせず、シンプルな服も好んで着ていたという彼女は、自分のスタイルを持った「元祖ファッションリーダー」。音楽や舞踏会、芝居などの娯楽や心許せる友人との時間を愛し、楽しいことやお洒落が大好きだったといいますが、そう聞くと現代の私達とあまり変わらないような気がしますね。そんな彼女も、子どもをもうけると子煩悩な良き母親に。軽薄なイメージを持たれがちなマリー・アントワネットですが、4人の子どもの母親としてしっかり子育てをしていたようです。王妃として毅然とした態度で断頭台へウィリアム・ハミルトン《1793年10月16日、死刑に処されるマリー・アントワネット》Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)Coll. Musee de la Revolution francaise/Domaine de Vizille取り沙汰される贅沢な暮らしぶりや、首飾り事件などのスキャンダルで民衆の怒りを買い、宮廷内では貴族をも敵に回していた王妃。フランス革命が勃発すると、実際には革命の原因に寄与する彼女の行いはほんの一部であったにも関わらず、悪しき王政のシンボルとして国民の激しい憎悪の対象となります。処刑の日、民衆の前に現れた彼女は威厳に満ちた面持ちで堂々と断頭台に向かったといいます。王妃として、母として、一人の女性として、マリー・アントワネットは波乱の37年間を生き抜いたのです。行く前に映画『マリー・アントワネット』を観ておくべし!Photo by Pinterest本展に行く前にぜひ観ておきたいのが、映画『マリー・アントワネット』(2006年)!ソフィア・コッポラ監督らしい美しい映像とセンス抜群の選曲、遊び心のある演出で王妃の人生を描いたこの映画は、伝記物とは思えないスタイリッシュさ。数多く登場する靴はマノロ・ブラニクがデザインを担当するなど(一瞬だけコンバースのオールスターも出てくるので探してみて!)、ファッション好きにもたまらない作品となっています。六本木ヒルズのTOHOシネマズでは、11月4日(金)から11月17日(木)の2週間限定で本作品を特別上映!展覧会と映画を一日で楽しむこともできちゃいますね。「マリー・アントワネット展」はここがすごい!Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)Chateau de Versailles (Dist. RMN-GP)/(C)Christophe Fouinマリー・アントワネットに関する展覧会の集大成ともいわれる今回の「マリー・アントワネット展」。なんだかすごそうだけど、どんなものが観られるの?そんな人に向けて、本展の見どころを少しだけご紹介。日本初!ヴェルサイユ宮殿の企画・監修による展覧会が実現Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)EPVフランス絶対王政を象徴する建造物であるヴェルサイユ宮殿。その豪奢な宮殿の最期の主となったのが、ルイ16世と王妃マリー・アントワネットでした。なんと今回の展覧会は、そのヴェルサイユ宮殿の企画・監修によって実現したもの!王妃が約20年もの歳月を過ごしたこの「思い出の宝石箱」に残された品を中心に、華やかな宮廷絵画や王妃がこだわりを見せた調度品、革命期に身につけていた衣服など約200点を展示。栄光と転落の人生を彩った品々から、王妃の知られざる姿が見えてくるはず。王妃のプライベート空間を大公開!Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)神戸シュン/NTV本展の大きな見どころの一つが、宮殿内に作られた王妃のプライベート空間「プチ・アパルトマン」の再現展示。広ーい宮殿の中でも、できるだけ愛娘マリー= テレーズのそばで生活したいという王妃たっての希望で確保された浴室、図書室、居室の3室からなる空間が、実際に使用されていたお気に入りの家具などと共に再現されています。現存しない図書館さえも、残された設計図などをもとにバーチャルリアリティで再現!現代に当時の姿を蘇らせました。王妃と日本の意外なつながりが明らかに王立セーヴル磁器製作所《皿「日本」》Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)(C)Chateau de Versailles/(C)Christophe Fouin芸術を愛し、家具や食器などの調度品にもこだわったことで知られるマリー・アントワネット。そんな彼女のコレクションの中でも特に興味深いのが、日本に関する品々です。母マリア=テレジアが死に際して日本の漆器50点を王妃に遺贈したのをきっかけに、彼女自身も漆器の収集を開始。70点を超えるコレクションを大切に保管していたといいます。また、王立セーヴル磁器製作所の販売会で王妃自らが購入した「日本」と名づけられた食器セットは、日本の図柄や伊万里焼風の彩色が施されたものでした。若くして異国へ嫁ぎ、常に好奇の目とバッシングにさらされてきたマリー・アントワネット。人から何をいわれようとも自分を持ち続け、無邪気に、軽やかに、そして強く人生を生きた彼女はやはり人を惹きつける魅力に溢れた女性だと感じます。次のお休みは「マリー・アントワネット展」で、彼女の知られざる一面に触れてみてはいかがでしょうか?ヴェルサイユ宮殿≪監修≫マリー・アントワネット展美術品が語るフランス王妃の真実会期:2016年10月25日(火)~2017年2月26日(日)会場:森アーツセンターギャラリー(東京・六本木ヒルズ 森タワー52階)公式HP:
2016年11月11日東京都港区のホテル、グランドハイアット東京に優雅で華やかな「マリー・アントワネット特別宿泊プラン」が登場!ネイルやシャンパンのサービス付き、ラグジュアリーなプランでお姫様気分に浸りましょう。何と1泊100万円のプランもありますよ。期間は2016年11月1日(火)~2017年2月26日(日)。プランの詳細やおすすめのポイントを紹介します。「マリー・アントワネット特別宿泊プラン」は1名40,000円からグランドルームまたはグランド エグゼクティブ スイートに宿泊するプランです。浴槽にバラの花びらを浮かべた「ローズバス」とボトルシャンパン「ルイロデレール・ブリュット」のサービス付き。さらに「Nagomi スパ アンド フィットネス」のマリー・アントワネットをイメージしたネイルサービスを受けられます。【宿泊料金(税金・サービス料・宿泊税別)】グランド ルーム:1名40,000円~84,000円、2名50,000円~94,000円グランド エグゼクティブ スイート:1名126,000円~170,000円、2名様136,000円~180,000円※1日2組限定、予約は宿泊日の3日前まで。※グランド エグゼクティブ スイートの場合は、客室にてネイルサービスを施術。別途10万円でラグジュアリーネイルに変更可能。●好きなデザインをチョイス!「マリー・アントワネット ネイルコレクション」ネイルサービスはマリー・アントワネットの歴史をネイルで表現した「マリー・アントワネット ネイルコレクション」から、好きなデザインを1つ選べます。「音楽とアートで描く優美なふるまい 生涯アートを楽しむ女性のために」「人形を愛する幼い少女の気持ちを忘れない女性の為に」「フランスの女王 心から女王である女性のために」などと題されたデザインジェルネイルの数々は、可愛らしさ、優美さ、女性らしさがテーマになっています。どのデザインにするか悩むのも楽しそう!1泊100万円!「マリー・アントワネット ラグジュアリーネイル 宿泊プラン」都内のホテルで唯一プライベートプールを備えた客室、プレジデンシャルスイートを利用する「マリー・アントワネット ラグジュアリーネイル 宿泊プラン」は、1泊100万円。1日1組限定の贅を尽くしたプランです。「ローズバス」と最高級シャンパン「ドン ペリニヨン」、客室でのラグジュアリーネイルサービスがセットになっています。ラグジュアリーネイルサービスには、ダイアモンドとパールを使用。ネイルの前後に Nagomi エステティシャンによる 60 分アロママッサージの施術も付いています。指の先まで優雅で豪華、まさにお姫様気分の特別なひとときを過ごせますよ。マリー・アントワネットの展覧会と特別メニューも要チェック●「ヴェルサイユ宮殿 監修 マリー・アントワネット展」「マリー・アントワネット特別宿泊プラン」は、森アーツセンターギャラリー 六本木ヒルズ森タワー52階で開催される「ヴェルサイユ宮殿 《監修》 マリー・アントワネット展」を記念したコラボレーションプランです。展覧会ではヴェルサイユ宮殿所蔵の絵画、愛用した食器や家具、革命期の資料などあわせて200点あまりを公開。マリー・アントワネットの生涯をたどる展示内容です。展覧会を鑑賞すれば、より中世フランスの世界観を肌で感じられるはず。会期は2016年10月25日(火)~2017年2月26日(日)です。●「フレンチ キッチン」で秘伝のレシピを再現グランドハイアット東京2階のダイニング「フレンチ キッチン」では、2017年2月28日(火)までマリー・アントワネットにちなんだ特別メニューを提供中。マリー・アントワネットが食したという秘伝のレシピをもとに、アフタヌーンティーや伝統的なフランス料理を再現します。ぜひ食べてみたいですね。「マリー・アントワネット特別宿泊プラン」に展覧会やダイニングの特別メニューを合わせ、中世フランスの世界観にどっぷり浸ってみませんか?■スポット詳細名称:グランドハイアット東京所在地:東京都港区六本木 6-10-3公式サイト:※「マリー・アントワネット特別宿泊プラン」は2016年11月1日(火)~2017年2月26日(日)
2016年11月01日現在、六本木ヒルズ森タワー52階で「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展美術品が語るフランス王妃の真実」が開催されています。フランスだけでなくウィーンの美術館からも、肖像画をはじめ貴重な美術品約200点を集め、その波乱の生涯を辿ります。いま注目の展覧会を、さっそくアソビュー編集部員が取材してきました!見どころをご紹介!はじめに、展覧会のみどころをご紹介します。1つめは、とにかく豪華なファッション。時代のファッションリーダーでもあったアントワネットの、斬新できらびやかな衣装にご注目ください。2つめは、室内空間の再現。実際に使われれた家具などで浴室や居室を再現しています。アントワネットがおくった日常生活をリアルに感じられますよ。3つめは、スウェーデン貴族 フェルセンとの暗号ラブレター。今年1月に解読されたばかりの、貴重な資料です。暗号で交わされた愛のメッセージは必見ですよ。200点の美術品でたどる、波乱の一生それではさっそく、展覧会の会場へ!会場内に入ると、高級感あふれる真紅の壁があらわれます。ぐっとマリー・アントワネットの世界に引き込まれます。●14歳で政略結婚。そして異国の王太子妃へ第一章では、オーストリア皇女からフランス王太子妃となるまでの少女時代の様子を肖像画でみていきます。こちらの絵は、教科書でも見たことのある「1755年の皇帝一家の肖像」。子沢山で知られたオーストリア大公マリア・テレジア夫妻と12人の子どもたちの様子が描かれています。真ん中のゆりかごにちょこんと座っているのが、末娘であるマリー・アントワネットです。こちらも有名な肖像画。フランスへの嫁入り直前と推測される絵です。チェンバロを弾く姿が優雅ですね。この後1770年4月、アントワネットは14歳でウィーンを離れ、フランスへ嫁ぎます。オーストリア・フランス間の和平強化のための、政略結婚でした。続く第2章では、華やかな王家の結婚を伝える美術品が登場します。この大きなテーブル飾りは、1770年5月におこなわれた結婚式の祝宴で使われたものです。トルコブルーの大理石やブロンズが光る、豪華な作りですね。若く美しいアントワネットの評判はたちまちフランス中に広がり、大勢の民衆がヴェルサイユ宮殿に押し寄せ、その結婚を祝ったと言われています。●フランス王妃 マリー・アントワネットの誕生1775年、ルイ15世が天然痘で逝去するとルイ16世が即位、アントワネットはフランス王妃となりました。写真の左が、夫でありフランス国王となった19歳のルイ16世です。右のアントワネットもこのときまだ18歳。ルイ16世の王としての初めての言葉は「神よ守り給え、このように若くして国を治める私たちを!」だったと言われています。パリの華やかなファッションに魅了されたアントワネットは、たちまちドレスや装飾品の虜となります。フランス貴族のファッションリーダーとして、ダチョウの羽をつかったアクセサリーや派手なデザインのドレス、高く結い上げた髪型など、次々とあたらしいファッションで注目を集めました。そんな王妃の散財ぶりに、国民からの不満は、じわじわと高まっていくのでした。●豪華な家具や装飾品へのこだわりが、国家財政をさらなる危機にヴェルサイユをはじめとする宮殿の装飾に執着したアントワネット。莫大なお金をつぎこみ、当時の流行にあった家具調度品を揃えていきました。当時フランスがアメリカ独立戦争に介入したことで国家財政が厳しくなっていたにもかかわらず、王妃の散財は加速するばかりだったといいます。寝台の上掛けには、国王ルイとマリー・アントワネットの頭文字であるLLMAが入っています。アントワネットがとくに好んだ花柄の壁布。これもゴージャスなデザインですね。●王妃のプチアパルトマンを再現した空間王妃の浴室と居室は、実際に使われた家具を用いて、再現されています。これは浴室。白いふわふわのドレスを着ているのがアントワネットです。お付きの方の服装もかわいい…!壁紙のデザインや、家具の配色にセンスを感じますね。浴槽の蛇口ですらブロンドで、こんなにゴージャス。すごい…。東京駅のプロジェクションマッピングなどを手がけるNAKEDによる、図書室の再現も必見です。設計図をもとに、バーチャルリアリティで再現しており、図書館のなかにいるような感覚を味わえます。窓から宮殿の庭に出ていったりする演出もあり、とってもリアルですよ。アントワネットが過ごしたとされる居室は、グリーンを貴重とした空間になっています。寝台や、ナイトテーブルなど、リアルな生活を感じることができます。写真中央、奥にある寝台の脚部には、アントワネットがこよなく愛したとされるエジプト女性の人物像が施されています。さらに奥に進むと、王妃が好んだ食器が展示されています。ズラリと並ぶセーヴル食器のなかには、日本風デザインのものも。このお皿は、伊万里焼から着想を得たものと考えられています。日本の食器を好んだ母、マリア・テレジアに贈ったものだそうです。お母さん想いなんですね。1774年に、王妃がルイ16世によって与えられた「プチ・トリアノン」の様子もうかがえます。形式ばった宮廷生活を嫌ったアントワネットは、この私的な離宮の敷地内に池や田舎風の離宮を作らせ、牧歌的な暮らしを夢みました。ふたりの子どもとともに描かれたマリーの顔は、おだやかなお母さんそのもの。派手な暮らしばかりが伝えられるアントワネットですが、実は子煩悩な母親でもあったそう。とくに息子であるルイ・シャルルのことは「愛のキャベツ」と呼んで溺愛したそうです。かたくるしい宮廷から抜け出してごく親しい友人を招き、オペラや舞踏会を開き、大胆なファッションを楽しんだようです。しかし楽しい時間もつかのま。いよいよ革命が始まります。●国民の不満が爆発。フランス革命、そして悲劇の結末へいよいよ悲劇のエンドロールへと向かいます。国民の不満爆発のきっかけとなった大スキャンダル「首飾り事件」が起こります。アントワネットは詐欺の被害者でありながら、国民の信頼を失う結果になってしまいました。この頃には、国王と王妃を批判する風刺画がよく描かれるようになりました。国王はヤギにたとえられ、アントワネットは虎の体にメドューサの顔で描かれています。双頭の怪物であり、互いに身動きがとれない状態をたとえています。ひどい食糧危機への不満が爆発し、ヴェルサイユへ向かう女性たちの絵も見られます。遊興庁の建物に招集された国民議会に、パンを要求したと言われています。そして、バスティーユ監獄が占領されます。王権の象徴であったこの建物はたちまち民衆に包囲され、監獄司令官のド・ローネの首は槍に突き刺された状態で街中を引きずり回されました。この事件が王権崩壊の引き金になったと言われています。この頃王妃がスウェーデン公フェルセンとかわした秘密の恋文が残されています。黒塗りになっている部分は、今年2016年1月になってはじめて解読され、ふたりが親密な仲にあったことが明らかになりました。女性らしいやわらかい文字で、情熱的な愛の言葉が書かれています。ヴェルサイユを追われ、チュイルリー宮殿で過ごしていた王家が襲われたのは、1792年8月10日のこと。多くの犠牲者をだしたこの事件により、いよいよ王政は終焉を迎えます。事件の3日後には、国王一家はタンプル塔に投獄されてしまいました。暗く、ずっしりとした雲が空を覆う様子が、一家の悲惨な結末を表しているようです。塔のなかでも、国王はのちのルイ17世となる王太子の教育に熱心だったといわれています。ゲームや数学、そして書き方の練習をしていた記録が残されています。王太子の習字帖には「国民に愛される、国民に愛される…」と書かれています。1792年12月以降、家族と引き離されていたルイ16世は、1793年1月21日に断頭台へのぼります。そして1793年10月16日、ついにアントワネットも死刑執行の日を迎えます。16日、死の直前となった午前4時に、義理の妹に書かれた遺書が残っています。紙にびっしりと、小さな文字で悲痛な思いがつづられています。タンプル塔で暮らしていた時の肌着が、そのまま残されています。この頃には下着の洗濯にも自由が許されず、10日に1回程度だったと言われています。死刑当日に履いていたとされる靴も展示されていました。あれほどファッションを愛し、豪華絢爛なドレスに身を包んで暮らした彼女が最期に身に付けたのは、白の質素なチュニックでした。群がる民衆たちの好奇と憎悪にみちた表情とは対照的に、さいごまで気品を失わず静かに死に向かう王妃の姿が印象的です。贅の限りをつくした華やかな宮廷生活から、時代の波にのまれ、監獄、そして断頭台へ。波乱にみちたひとりの女性の一生を、ぜひご覧ください。■イベント詳細名称ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展美術品が語るフランス王妃の真実開催期間2016年10月25日(火)~2017年2月26日(日)開催場所森アーツセンターギャラリー〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階開館時間10:00~20:00(ただし火曜日は17:00まで)※入館は閉館の30分前まで観覧料一般・・・当日1800円前売/団体1600円高校・大学生…当日1200円前売/団体1000円小・中学生…当日600円前売/団体400円※小学生未満は入館無料※団体料金は15名以上で適用。添乗員1名まで無料※障がい者手帳を持っている方と介助者(1名まで)は、当日観覧料が一般900円、高校・大学生600円、小・中学生300円お問い合わせ03-5777-8600公式HP
2016年10月30日ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)監督、映画『マリー・アントワネット』の特別上映会が11月4日から11月17日まで、TOHOシネマズ 六本木で行われる。同上映会は、六本木ヒルズ森タワー52階の森アーツセンターギャラリーで行われている「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」の開催を記念して行われるもの。同作は、フランス王妃マリー・アントワネットの“心”の軌跡を描き出した作品。14歳で嫁いでから37歳で処刑されるまでの波瀾万丈の人生を描いた映画となっている。王妃という最高の栄誉と贅を手に入れたマリーであるが、実際は24時間付き人がついて生活するほか、世界中から注目を浴び、ゴシップネタにされるなど、不自由な日々を送っていた。作中では、王室の豪華な衣装や風景が再現。アカデミー賞を2度受賞したデザイナーのミレーナ・カノネロがこの映画のために作った衣装が、宮廷の貴族達を彩る。また、高級靴ブランドとして有名なマロノ・ブラニク(Manolo Blahnik)が手掛けた靴や、老舗洋菓子メーカーのラデュレが用意したスイーツが魔法のような世界を創り出している。上映劇場はTOHOシネマズ 六本木のみ。上映期間は11月4日から11月17日で、チケットは1,100円となっている。上映時間等の詳細情報はTOHOシネマズ公式サイトにて。
2016年10月28日マリー・アントワネットの生涯に迫る「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」が、17年2月26日まで六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される。ヴェルサイユ宮殿の企画監修によるこの展覧会は、宮殿から持ち込まれた食器や家具などの愛用品をはじめ、故郷ウィーンに残る名画の数々、そして王妃が暮らした空間を原寸大で再現。200点に及ぶ美術品と資料が集められ、日本で初めての大規模な展覧会となった。オーストリア皇女として生まれ、天真爛漫な少女時代を送り、14歳でフランス国王ルイ16世と結婚。宮廷の華として栄華を極めた生活から一変、革命の波にのまれて37歳で処刑された悲劇の王妃。本展では歴史的な文脈で知る「マリー・アントワネットの生涯」から踏み込み、一人の女性として、彼女の人柄や生活の様子を生き生きと伝える構成となっている。結婚により飛び込んだ異国の宮廷のしきたりに馴染めなかったこと、世継ぎに恵まれずプレッシャーに耐えた日々。パリの華やかなファッションに魅せられておしゃれに夢中になったかと思えば、プライベート離宮のプチトリアノンで“憧れの田舎暮らし”に没頭してみたり。籠の中の鳥のような生活の中で、母として子育てに悩み、女として伯爵と恋に落ち、人生を謳歌したマリー・アントワネット。軽薄で浪費家の王妃として受けたギロチン処刑のインパクトの強さに隠れていた素顔が見て取れ、身近な存在に感じられる工夫が凝らされている。最期まで類稀なる美的センスと気品を失わなかったからこそ、後世でも幾度となく舞台や映画、漫画のモチーフに選ばれ、人々に支持されてきたのだろう。マリー・アントワネットがフランスの文化史に残した功績は大きく、香水一つをとっても、それまで一般的だったムスクの流行から、彼女の愛したバラの香りが世に広まったとも言われている。展示品が醸し出す“うっとり感”もさることながら、お土産のかわいさも見逃せない。ラデュレによる会場限定販売のマカロンボックス(税込3,575円)を始めとする「マリー・アントワネットコレクション」、あめやえいたろうのリップグロス型キャンディー「Sweet Lip」(全3種 各税込756円)など、乙女心をくすぐる可憐なグッズがそろう。【展覧会情報】「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10 六本木ヒルズ 森タワー52階会期:10月25日から17年2月26日(会期中無休)時間:10:00から20:00(火曜日、及び10月27日は17:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,800円、高校・大学生1,200円、小・中学生600円、小学生未満無料
2016年10月25日ラデュレ(Ladurée)からこの秋”マリー・アントワネット”コレクションが登場。2016年11月3日(木)より全国のラデュレ・ブティックにて発売される。以前からメゾン・ラデュレにインスピレーションを与えてきたというマリー・アントワネット。コレクションを彩るピンクと繊細なバラのつぼみのデザインは、マリー・アントワネットと彼女が愛した花々をイメージして作られた。本コレクションからは、マカロンボックスに加え、コンフィチュールや紅茶、ボンボン・ショコラが登場。さらに銀座店限定で、ルームキャンドルも発売される。バラとハチミツ、柑橘類が調和した、牧歌的で懐かしい香りとなっている。【詳細】ラデュレ 秋のコレクション”マリー・アントワネット”コレクション発売日: 2016年11月3日(木)発売場所:全国のラデュレ・ブティックアイテム:・マカロンボックス ”マリー・アントワネット”(8個入、10個入) 3,310円+税・コンフィチュール “コンフィチュール・ド・テ・マリー・アントワネット” 2,100円+税・紅茶 “テ・マリー・アントワネット”リーフ 2,700円+税・紅茶 “テ・マリー・アントワネット”サシェ 2,600円+税・ボンボンショコラ “コフレ・マリー・アントワネット” 3,200円+税・ギフトボックス “コフレ・カドー・マリー・アントワネット” 3,900円+税・ルームキャンドル “マリー・アントワネット” 価格 7,300円+税 ※銀座店のみ発売【問い合わせ先】ラデュレ カスタマーサービスTEL:03-4578-0846
2016年10月21日画家マリー・ローランサンの没後60年記念展が10月28日から11月27日まで、美術館「えき」KYOTOで開催される。20世紀前半の激動の時代を生きたフランス人女性画家、マリー・ローランサン。彼女はその変わりゆく時代の中で、常に自分自身と向き合い、新たな造形表現を探求し続けてきた。同展では、マリー・ローランサン美術館が所蔵する彼女の初期から晩年に至るまでの作品を、油彩を中心に約80点紹介する。展示は「最初期1904-1906」、「アポリネールとの出会い1907-1910年前半」、「フォン・ヴェッチェン男爵との結婚1910年後半-1920」、「成熟~晩年1921-1956」という4部構成となっており、「最初期1904-1906」ではフェルナン・アンベールの画塾に入り、本格的に絵画の勉強を始めた時期の作品を展示する。「アポリネールとの出会い1907-1910年前半」では、画塾をやめたローランサンがパブロ・ピカソらの住む「洗濯船」というアパートに集う画家たちと交流を深め、その交流を通して出会った詩人のギヨーム・アポリネールと恋に落ちた時期の作品を展示。「フォン・ヴェッチェン男爵との結婚1910年後半-1920」では、アポリネールと別れドイツ人オットー・フォン・ヴェッチェン男爵と結婚し、国外へ亡命していた時期の作品を展示する。「成熟~晩年1921-1956」では世界恐慌や第二次世界大戦を背景に、フォン・ヴェッチェン男爵と離婚し、パリで画業に励む時期の作品を展示する。同時期に淡く愛らしいパステルカラーを基調とし、輪郭線の無い蔭や濃淡によって表現された“ローランサン・スタイル”が誕生した。なお、展覧会期間中の10月28日には、マリー・ローランサン美術館から講師を招いてのギャラリー・レクチャーが、11月7日、21日にはギャラリー・トークが催される。【イベント情報】没後 60年 マリー・ローランサン展会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)会期:10月28日~11月27日時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,000円、高・大学生800円、小・中学生600円
2016年10月11日「大江戸ビール祭り2018夏」が2018年7月12日(木)から7月16日(月・祝)まで、東京・町田市の「町田シバヒロ」にて開催される。「大江戸ビール祭り」は、入場無料で200種以上のクラフトビールを300円から味わえるビールイベント。手頃な価格設定なので、普段ビールをあまり飲まない人でも気軽に楽しむことができる。「大江戸ビール祭り2018夏」では、国内から取り揃えたバリエーション豊富なビールに加え、海外の珍しい銘柄を提供。またビールの味や背景について、各店員に直接話を聞けるので、お気に入りの一杯を見つけることができそう。会場となる「町田シバヒロ」は、過去最大の面積を誇る、約6,000平方メートルの広大な芝生広場。期間中は櫓や提灯などをなどを用意して、季節感たっぷりの夏祭り会場を作り上げる。さらに櫓には、DJブースを設置。80KIDZや上鈴木兄弟(P.O.P)らが出演し、お祭りムードの会場をより一層盛り上げる。【開催概要】「大江戸ビール祭り2018夏」会期:2018年7月12日(木)~7月16日(月・祝)開催日時:7月12日(木)、13日(金)15:00~22:007月14日(土)、15日(日)、16日(月・祝)11:00~21:00会場:「町田シバヒロ」住所:東京都町田市中町1丁目20−23料金:入場無料 ※クラフトビールは300円から提供出店数:約40社予定■出演アーティスト80KIDZ、上鈴木兄弟(P.O.P)、河合桂馬、Kazuhiko Asami、OMABOON、Satoshi Miya(BRIGHTON Studio DAIKANYAMA/BROKEN SPORT)
2016年10月02日マリー・アントワネットの調香師の一族であるファージョン家が創設したオリザ ルイ ルグラン(Oriza L. Legrand)が9月1日、新作フレグランス「キュイール ドゥ エーグル ルシー オードパルファム」(100ml 1万6,500円)を伊勢丹新宿店にて先行発売する。今回発売されるのは、上流階級の人々が華やかで豪奢な日々を送っていたロシア帝国時代の黄金期にオリザ ルイ ルグランが生み出した、「キュイール ドゥ エーグル ルシー」に現代のテイストを加え再解釈したフレグランス。19世紀に人気を博した「キュイール ドゥ エーグル ルシー」は、ロシア帝国の紋章に双頭のイーグルがあしらわれていたことから「キュイール ドゥ エーグル ルシー(ロシアン イーグルのレザー)」と命名された。今回の復刻版では、ロシア皇帝が愛したその古き良きノスタルジックなアロマティックオリエンタルの香りを再現。まず始めにベルガモットやコリアンダーが香り立ち、次にカルダモンやローズドメイ、イモーテルの温かみのある絶妙なコンビネーションが、ラブダナムやベンゾインのバルサミックな香りに溶け合い、昔懐かしいサテン調のレザーを彷彿とさせる。時空を超え、ロシアの貴族が愛用した華やかな香りが蘇った。また、フレグランスはアール・ヌーヴォー調のアート作品のようなパッケージに収められている。なお、フレグランスは9月1日に伊勢丹新宿店にて先行発売された後、10月1日に全国発売される予定だ。
2016年08月31日