京町家をリノベーションした京都の宿泊施設「京の温所(おんどころ)」は2019年10月1日(火)、京都・西陣エリアに「京の温所 西陣別邸」をオープンする。皆川明ディレクション、京町家をリノベーションした宿泊施設ワコール(WACOAL)が運営する「京の温所」は、京町家をベースに、“住まいとしての心地よさ”を追求した空間デザインを特徴とする一棟貸しの宿泊施設。5軒目の“温所”となる「京の温所西陣別邸」は、2軒目の「京の温所 釜座二条」と同様に、ミナペルホネン デザイナーの皆川明と建築家の中村好文がディレクションを手がけている。西陣織の商家が建てた築約95年の町家をベースに施設のベースとなっていのは、元々は西陣織を生業とする商家がゲストをもてなすために建てた、築約95年の京町家だ。普通自動車2台が停められる専用ガレージ付きの2階建てで、部屋は和室2室とベッドルーム2室の計4室に最大8名が宿泊できる。まるで“暮らす"ように生活することで、京都滞在に新たな喜びを現代生活に寄り添ったリノベーションが施された空間には、まるでそこに暮らすように生活することで、京都に滞在する喜びに繋がるような、様々なアイデアが盛り込まれている。吹き抜けのキッチンや中庭を臨むヒノキ風呂例えば、1階には、ワインセラーを備えた使い勝手のよいキッチンと町家の構造を活かした吹き抜けの広々としたダイニングを設置。これには、現地で京の食材を選び、自ら料理し、食べるという、「京の温所」ならではの体験をして欲しいという思いが込められているという。そのほか、中庭を臨むヒノキ風呂や太陽光が降り注ぐシャワールーム、暮らしを豊かに彩る皆川明セレクトによるアートピース、ミナペルホネンのファブリックを活かしたベッドルームなど、各所にディレクションを手がけた2人のこだわりが詰め込まれている。また、他の「京の温所」と同様に、スーツケースなどの荷物の預かり、運搬サービスといった一般的なホテルサービスに加え、季節ごとの京都での過ごし方を提案する「暮らしの提案帖」の提供、京都の味が楽しめる調味料セット付プランなど、本施設ならではの付帯サービスも用意されている。施設情報「京の温所(おんどころ)西陣別邸」オープン日:2019年10月1日(火)予約開始日:9月2日(月) ※一部先行予約サイトあり住所:京都府京都市上京区浄福寺通今出川下る堅亀屋町265-1アクセス:京都市営地下鉄「今出川」駅 徒歩19分/京都市バス停「今出川浄福寺」 徒歩1分延床面積:196平米間取り:・普通自動車2台が停められる専用ガレージ・1階 キッチン&ダイニング、カフェスペース、和室2室、中庭、お風呂、洗面、トイレ、庭・2階 ベッドルーム2室、ライブラリールーム、シャワーブース、洗面、トイレ料金:一泊 150,000円+税定員:最大8名チェックイン:16:00〜(ワコール新京都ビルでのフロント受付は10:00~17:00)チェックアウト:11:00【問い合わせ先】ワコールお客様センターフリーダイヤル;0120-307-056(平日 9:30~17:00)
2019年08月29日映画の話になると、会話が止まらなくなる役者家族。家族の危機を救うのも映画だった。柄本明さん(70)がロケで家を空けることが多かった時期、長男の佑さん(32)が中学2年生で反抗期になり、妻の故・角替和枝さん(享年64)が手を焼いた。しかし、オーディションに受かって初主演した佑はロケの厳しさで“更生”して帰ってきたのだ。その後、次男の時生(29)も後を追って俳優に。年間500本の映画を見る長女は映画製作スタッフに。「子どもには興味ない」といいながら、父は映画の力を信じて子どもを育ててきた――。ドキュメンタリー映画『柄本家のゴドー』(4月20日、東京・渋谷ユーロスペースにて公開)。カメラは’17年1月、下北沢・ザ・スズナリで上演された舞台『ゴドーを待ちながら』の稽古初日から上演直前までを淡々と追う。演じるのは柄本明さんの長男・佑さんと次男・時生さんの兄弟で組むユニットET×2。明さんが演出を務める。『ゴドーを待ちながら』は、アイルランド出身の劇作家、サミュエル・ベケットによる有名な戯曲だ。2人の老人(佑さん演じるウラジミール、時生さん演じるエストラゴン)が、ゴドーという人物をひたすら待ちながら、とりとめのない会話を繰り返す。「退屈」「難解だ」などといわれる一方で、不条理演劇の傑作として演劇史にその名を残すこの作品は、多くの劇作家、俳優たちに強い影響を与えてきた。初演は’53年、パリ。日本では’60年に文学座で初上演され、明さんも’00年、石橋蓮司さんと組んで、エストラゴンを演じている。その舞台を当時13歳の佑さんが見ていた。ET×2でこの作品を初めて演じたのは、兄弟そろって人気俳優に成長した’14年のことだ。父に演出を依頼した理由を、佑さんは映画のなかで、こう話していた。「初めて2人で演じたとき、一生、時生と2人で付き合っていける戯曲と出合ったなという手応えを感じていて。だからこそ、早いうちに親父の演出でやってみたいなっていうのがあった」明さんは、家族のことを話すのが照れくさい。《世間的にみっともないよね。僕の演出で彼らが演じるってことだけでも》(映画『柄本家のゴドー』より)そんな明さんに代わって、『柄本家のゴドー』を監督・撮影した山崎裕さんが補足する。「映画の撮影中も、よく、下北沢の喫茶店で、家族でお茶を飲んでいました。もちろん角替さんも一緒です。そんなときは仲のいい親子です。ところが、いざ芝居となると、柄本さんは一線を引く。“芝居の鬼”になるんです」“芝居の鬼”の厳しさは、東京乾電池の女優でもあった角替さんにも向けられた。昨年2月、「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」でのインタビューで、佑さんは、こんなエピソードを披露している。「(乾電池の公演後)親父の顔が、目が、怖くなっているんです。母ちゃんは『怒られるぅ』って、顔が青くなっているし。それで、俺は、(自宅に)親父と2人だけの密室を作らないように、母ちゃんから人質に取られたんです。『一緒にいて』って(笑)」時生さんの思い出話も面白い。「幼いころは、学校から僕が悪いことをしたという内容の文章を受け取ると、親父が読み上げるんです。そして、それを急に渡されたと思ったら、2~3時間、声に出して読まされた。陰湿なんです」叱るというより、まるでセリフの練習ではないか。日常生活のなかで、兄弟は知らず知らずのうちに芝居の稽古をしていたようだ。明さんとて無意識だったことだろう。とはいえ、明さんは放任ではなく、むしろ繊細に、息子たちの成長を見守っている。「佑も時生も学芸会に積極的に出るタイプではないね。でも、下のガキは、一度、ジャンケンか何かで演出になっちゃって。学芸会に行って、見ましたね。パソコンのトラブルか何かで、たしか原稿がおかしくなった。それで手伝わなきゃいけなくなった」原稿直しだけで終わらず、舞台を見に行くところが、明さんだ。息子2人が俳優になったことについてはこう語る。「長男が中学のときに、事務所マネージャーがオーディションに出したいということで、出したら通っちゃった。下のガキもそんなことです。『お父さん、俳優になりたいんだけど……』なんてあらたまった話はなかったです、うちはね。ダラダラ、ダラダラと」それでも、子育てをするなかで、映画の仕事をしていてよかったという思いもある。佑さんがオーディションに通ったときのことだった。「佑は中2で、反抗期だったんです。俺も長期ロケで、家を空けることが多く、カミさんが手を焼いていた時期でした。で、夏休みの2カ月間、『美しい夏キリシマ』(’03年)の主役の少年役で、映画の現場に放り込んだんです。映画の世界は縦社会。周りは大人ばっかりでしょ。寂しくて、ひとりの部屋で泣いて電話をかけてきたりした」明さんは心配になって、撮影現場まで様子を見に行っている。「みっともない親でね。監督に迷惑かけましたけどね。(故・原田)芳雄さん、石橋蓮司さん、僕が尊敬する先輩がいるなかで『佑、佑』と呼ばれて、もまれてね。すっかりいい子になって戻ってきました」他人のなかに入る。社会人の枠のなかで生きていく。映画の現場での経験が、佑さんを大きく成長させ、“家族の危機”を救った。「その流れで、時生にもオーディションを受けさせて。うちは皆、姉ちゃんもそうだけど、映画というもの、映画館、撮影現場、それら映画に関する何かに触れて、学んでいって、反抗期を免れたって感じかなぁ。なんですかね、その『映画の力』というものは」
2019年04月22日ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー皆川明とイタリアの老舗陶磁器ブランド「リチャード ジノリ(RICHARD GINORI)」がコラボレーションしたテーブルウェア「フロレンティア(FLORENTIA)」が、2019年5月15日(水)より発売される。“花の都”フィレンツェが着想源新作テーブルウェア「フロレンティア」は“花の都”イタリア・フィレンツェが着想源。280年もの長き歴史を刻むリチャード ジノリの設立地となった、縁ある場所に思いを馳せ、舞うように咲く柔らかな花々を皆川明が描き出した。料理を考えて配置された「碧の花々」中心から外側に向かい開いていくようにあしらわれた、フラワーモチーフは、料理が盛られた時の景色を想定して、一つ一つ配置場所を変えた。長方形皿、サラダボール、パスタプレートなど、料理を盛り付ける位置を配慮して、皆川明が花のモチーフを位置を決めている。カラーは、リチャード ジノリのアーカイブを想起させる、爽やかなブルーを起用。リチャード ジノリの熟練技が光る皆川がデザインしたモチーフは、リチャード ジノリのマスターペインターたちの技術によって、陶磁器に落とし込まれる。薄紙に花々を写し取り、ニードルで小さな穴をあけ、白磁タイル板の上にそれを敷き木炭でこする。浮かび上がってきた点線にあわせ、丹念に碧の顔料をのせた。筆先から生まれた、濃淡の繊細さが温もりを感じさせてくれる。「フロレンティア」コレクションからは、マグカップ、ティーカップ&ソーサー。プレート、ケーキトレイなど、バリエーション豊富なアイテムが揃うので、デイリー使いはもちろん、友人を招いたホームパーティーなど、様々なシーンで活躍してくれそうだ。【詳細】新作テーブルウェア「フロレンティア」発売日:2019年5月15日(水)取扱店舗:全国主要百貨店<アイテム例>・マグカップ 350cc 8,100円・ティーカップ&ソーサー 10,800円・プレート 22cm 6,480円・パスタプレート 24cm 7,020円・サラダボウル ラウンド 16,200円・ケーキトレイ 31cm 16,200円※価格はすべて税込み。【問い合わせ先】リチャード ジノリ・アジアパシフィック株式会社TEL:03-3222-1735
2019年03月21日およそ280年の歴史を持つイタリアの老舗磁器ブランド、リチャード ジノリ(Richard Ginori)は、皆川 明デザインによる新コレクション「フロレンティア(FLORENTIA)」を5月15日より発売する。Photo_Norio Kidera Styling_Fumiko Sakuhara「フロレンティア」は、2017年に発表した「スぺランツァ(SPERANZA)」、2018年の「ガイア(GAIA)」に続く、皆川 明デザインによるグローバルコレクション。フィレンツェの語源にもなった“花の女神の都”の意味を持ち、リチャード ジノリを代表するベッキオシェイプに、新しいジノリブルーで皆川が描いた枝と小花の可憐なデザインが施されている。中心から外側に向かい開いていく空間は、料理が盛られた時の景色を想定して描かれ、筆先から生まれた濃淡の繊細さが温もりを感じさせてくれる。Photo_Norio Kidera Styling_Fumiko Sakuhara皆川氏は、「今回のテーマ『Florentia』ではまさにリチャード ジノリのある街フィレンツェをイメージして、花がお皿の中に泉となって湧き出るような世界を創りました。お皿ごとに料理を盛り付ける位置を想像しながら、食の空間をやわらかな躍動感や爽やかな風を感じさせるように絵柄を配置していきました」とコメント。主なアイテムの価格は、マグカップ 350cc(税込8,100円)、フタ付きコーヒーカップ&ソーサ―(税込1万2,960円)、ティーカップ&ソーサ―(税込1万800円)、ティーポット 600cc(税込2万4,840円)、シュガーポット 120cc(税込1万9,440円)、クリーマー 110cc(税込1万4,040円)、プレート 22cm(税込6,480円)、フルーツソーサー 15cm(税込4,320円)、サラダボール ラウンド(税込1万6,200円)。エレガンスの中に爽やかな風を感じさせる新たなコレクションで、食卓を彩ってみては。
2019年03月21日2017年から開催され、毎回中身の濃いプログラムで多くの参加者を集め大きな反響を呼んだ「スクール・ナーランダ」。仏教を軸に、科学者、エンジニア、芸術家など多様な分野の講師が出会い、毎回予想を超えた化学反応が起きているのだそうです。 西本願寺・御影堂 とはいっても、参加するにはちょっとハードル高そう。。 でも、プログラムを見たらイメージ変わるかも! 4回目となる今回のテーマは、「十人十色の価値観が表現できる社会を真剣に想像してみる。」 「minä perhonen」を主宰するファッションデザイナー皆川明、日本を代表するコンテンポラリー・ ダンサーの一人である島地保武、進化論や科学技術と社会のあり方を研究する佐倉統、Twitterの恋愛妄想ツイートが話題となっているフリーライターの夏生さえり、そして、浄土真宗本願寺派の僧侶という、今回も多様な講師陣の授業と鼎談に加え、通常非公開の世界遺産で国宝の西本願寺を見学するツアー、仏教にゆかりのあるお香や念珠づくりが体験できるワークショップなど、プログラムも盛りだくさんです。 皆川 明(minä perhonen代表、デザイナー) Photo:takashi okano 島地 保武(ダンサー、振付家) Photo:ryu endo 夏生 さえり(フリーライター) お昼は、西本願寺の「お斎(おとき)」として出される精進料理が食べられます。 西本願寺の「お斎(おとき)」 そして、参加者と同年代の若者が「チーム・ナーランダ」として、企画運営に参画しているのも大きな特長です。 参加者同士のディスカッションも毎回白熱(2017年京都・ 西本願寺でのスクール・ナーランダの様子) 教室となるのは、国の重要文化財、伊東忠太がデザインした「伝道院」 多様な価値観の中で、自分の「ものさし」を作るのが難しい時代。でも、そのヒントになる智恵や人との出会いの場になるはずです。こころの「軸」を一緒に探してみませんか? 「スクール・ナーランダ vol.4」日 時:2019年2月9日(土)・10日(日) 9:30~17:00 会 場:西本願寺、伝道院(京都市下京区堀川通花屋町下る)アクセス:講 師:〈2/ 9〉皆川 明(デザイナー)、島地保武(ダンサー/振付家)、藤丸 智雄 (浄土真宗本願寺派僧侶)〈2/10〉佐倉 統(科学論研究者)、夏生さえり(フリーライター)、武田正文(浄土真宗本願寺派僧侶/臨床心理士)定 員:60名/日対 象:10~20代参加費:一般 1日3,000円、2日通し券5,000円(いずれも昼食付き)※学生 1日2,000円、2日通し券3,000円(受付にて学生証を提示)●申込み方法:申込みフォーム(、もしくは「浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室」宛に、メール(goen@hongwanji.or.jp)かFAX(075-351-1211)にて。●申込み締め切り:2019年1月30日(水)※先着順。定員になり次第、締め切り 詳しくは、facebookでチェック!◎スクール・ナーランダFacebookページ 年12月に開催の「スクール・ナーランダ特別編」の記事はこちら→ 主催&お問合せ:浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室URL:
2019年01月12日展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が、2019年11月16日(土)から2020年2月16日(日)まで、清澄白河の東京都現代美術館にて開催される。「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」では、ファッション・テキスタイルブランド、ミナ ペルホネン(minä perhonen)と、そのデザイナーである皆川明を特集する。長年着用でき、創造的で普遍的な価値を持つ「特別な日常服」を提案するミナ ペルホネン。生地産地と深いコミュニケーションを重ねながらものづくりを行い、作り手と使い手の双方に価値を生み出すデザインを発信している。本展では、皆川明とミナ ペルホネンの思想・活動を紐解きながら、現代におけるものづくりの意味とデザインの社会的役割を考察していく。【詳細】展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」会期:2019年11月16日(土)~2020年2月16日(日)場所:東京都現代美術館住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)TEL:03-5245-4111(代表)※平日 9:30~18:00ハローダイヤル:03-5777-8600 ※年中無休 8:00~22:00
2019年01月11日2019年は日本とフィンランドが外交関係を樹立してから100周年。記念事業についてのメディア向け発表会の様子と、2019年4月よりスタートする「ムーミン展THE ART AND THE STORY」をご紹介します。日本フィンランド外交関係樹立100周年2019年の記念事業をメディアに発表!2019年は日本とフィンランドが外交樹立してから100周年の記念の年です。2018年12月12日(水)、駐日フィンランド大使館にて2019年催される記念事業についてメディア向けに発表会がありました。親善大使「親善大使」を務める6名もこの日初めて発表されました。照明デザイナーの石井幹子さん、スキージャンプ選手として知られる葛西紀明さん、女優の小林聡美さん、ピアニストの舘野泉さん、アイドルの藤咲彩音さん、デザイナーの皆川明さんです。メディア向け発表会では、年齢や職業などが異なる6名がフィンランドとの関係や今後に期待することなど語り、日本とフィンランドの友好関係をさらに深めましたよ。「ムーミン展THE ART AND THE STORY」を開催!「ムーミン」シリーズフィンランドといえば、「ムーミン」シリーズを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。フィンランドを代表する芸術家「トーベ・ヤンソン(1914年~2001年)」氏が生み出した「ムーミン」とその仲間たちは世界中で愛されています。日本でもファンは根強く、小説・絵本・新聞連載コミック・アニメ・グッズなどで親しまれています。約500点が集結!「ムーミン展」外交樹立100周年を記念して、2019年は日本全国を「ムーミン展THE ART AND THE STORY」が巡回する“ムーミンイヤー”になります。全国巡回のスタートは、東京・六本木の「森アーツセンターギャラリー」です。2019年4月9日(火)~6月16日(日)まで開催。「ムーミン」に関わる約500点もの作品が展示されます。「ムーミン」ファンでなくとも、その圧巻の展示に感動するはず。おすすめの見どころ「ムーミン美術館」からの厳選コレクションフィンランド・タンペレにある世界で唯一の「ムーミン美術館」。約2,000点所蔵しているなかから、厳選された作品が来日するのでお楽しみにしてくださいね。「トーベ・ヤンソン」氏が「ムーミン」シリーズを描く前に描いていた、スウェーデン語系の政治風刺雑誌「GARM」の挿絵なども公開されます。絵本のシーンを貴重な原画やスケッチで紹介!「ムーミン」シリーズの絵本は全部で9つありますが、「ムーミン展THE ART AND THE STORY」では、全ての小説と絵本「ムーミン谷へのふしぎな旅」の原画やスケッチを紹介します。「ムーミン」ファンの方はぜひ小説と絵本を読んでから訪れてみてくださいね。より楽しめることでしょう。・9つの小説「小さなトロールと大きな洪水」/「ムーミン谷の彗星」/「たのしいムーミン一家」/「ムーミンパパの思い出」/「ムーミン谷の夏まつり」/「ムーミン谷の冬」/「ムーミン谷の仲間たち」/「ムーミンパパ海へいく」/「ムーミン谷の十一月」ムーミンキャラクターズ社保有のコレクションが登場!「トーベ・ヤンソン」氏が最後まで自分の手元に残していた作品や、“幻のムーミン人形”と言われる「アトリエ・ファウニ」のムーミンフィギュア、イースターカード、アドベントカレンダーの原画、銀行や新聞の広告なども展示されます。これらはムーミンキャラクターズ社保有の貴重なコレクションの数々です。日本の「ムーミン」ファンのために、今回特別に展示されます。小説や絵本で見たことのない「ムーミン」とその仲間たちに出会ってくださいね。日本とフィンランドの記念コーナー外交関係樹立100周年を記念して、「トーベ・ヤンソン」氏も来日した日本の姿を写真資料やスケッチで紹介する記念コーナー。浮世絵と「ムーミン」を並べて展示している会場もありますよ。※浮世絵は保存上の理由から会期・会場によって、復刻版浮世絵などを展示する場合があります。2019年2月より発売!「前売券・オリジナルグッズセット券」前売り券は2019年2月より販売が開始されます。オリジナルグッズがセットになっている券も販売されるので、気になる方は忘れないようにスケジュール帳にチェックしてくださいね。2019年4月9日(火)から始まる「ムーミン展THE ART AND THE STORY」にお出かけして、外交関係樹立100周年をお祝いしましょう。イベント情報イベント名:ムーミン展THE ART AND THE STORY催行期間:2019年04月09日 〜 2019年06月16日住所:東京都港区六本木6-10-1 森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)電話番号:03-5777-8600(8:00~22:00)
2018年12月26日知られざるフィンランドを代表するセラミック・アーティスト、ルート・ブリュック(Rut Bryk)を紹介するビジュアルブック『はじめまして、ルート・ブリュック』が発売され、出版記念の「はじめまして、ルート・ブリュック」展が乃木坂のBooks and Modern + Blue Sheep Galleryにて、12月21日から2019年1月19日まで開催される。ルート・ブリュックは、1942年からアラビア製陶所の美術部門に所属。愛らしい陶板から公共建築の大型壁画まで、約50年にわたり多彩な作品を生み出した。来年4月、東京ステーションギャラリーで、日本初の大規模展が巡回をスタートするのに先駆けて刊行される『はじめまして、ルート・ブリュック』(ブルーシープ刊)は、ブリュックの代表作やフィンランドのラップランド地方を撮りおろした写真をふんだんに収めたビジュアルブック。本書は、蝶、鳥、夢、色、形、空間など、ブリュックを読み解く9つのエッセンスで章立てを構成。知られざるアーティストの多層的で豊かな魅力を、日本を代表するクリエイターたちの言葉から紡ぎ、美しい色と詩情をたたえた作品世界へと誘う。ムーミンやマリメッコのカラフルでかわいらしい世界とは一味違うフィンランドに触れる1冊となっている。ブリュックについて「たとえるなら、詩を、建築的に、絵画にした人」と語るミナ ペルホネン(minä perhonen)デザイナーの皆川明、「その色は、たぐいまれなる品格を現している」と語る染色家・志村ふくみなど、日本を代表するクリエイターの言葉を手掛かりに、美しい色と詩情をたたえた作品世界へ誘う一冊。東京・乃木坂のBooks and Modern + Blue Sheep Galleryにて行われる、12月21日から2019年1月19日まで開催する出版記念「はじめまして、ルート・ブリュック」展は、アートディレクター・写真家の前田景がフィンランドで撮り下ろしたブリュックの作品やラップランドの風景写真を展示。ブリュックのセラミック作品も4点特別展示する。またはがきやポスター、文具などルート・ブリュック関連製品も販売。2019年4月からは、巡回展「ルート・ブリュック展 蝶の軌跡」が開催。アート、デザイン、空間をまたぐ越境的な仕事を日本で初めて紹介する展覧会となる本展では、代表作約180点を通じて、日本ではまだ知られざる巨匠によるクリエイティブの越境性とピュアなものづくりのありようを展観する。2019年4月27日から6月16日まで東京ステーションギャラリー、2019年9月7日から10月20日まで伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター、2020年4月25日から7月5日まで岐阜県現代陶芸美術館ほか、全国計5会場での開催を予定している。【書籍情報】『はじめまして、ルート・ブリュック』出版社:ブルーシープ208ページ/A5判変型/コデックス装ブックデザイン:前田景発刊:12月14日価格:2,000円【展覧会情報】出版記念「はじめまして、ルート・ブリュック」展会期:12月21日〜2019年1月19日会場:Books and Modern + Blue Sheep Gallery住所:東京都港区赤坂9-5-26 パレ乃木坂201時間:12:00〜19:00休館日:日曜・月曜、年末年始(12月28日〜2019年1月7日)
2018年12月18日広瀬アリス、柳楽優弥らがゲスト声優を務めることでも話題の『映画ドラえもんのび太の月面探査記』。この度、新たに声優・皆川純子の出演が決定。併せて、最新予告映像とポスタービジュアルが公開された。月面探査機が捉えた白い影が大ニュースに。のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張するが、みんなから笑われてしまう…。そこでドラえもんのひみつ道具<異説クラブメンバーズバッジ>を使って月の裏側にウサギ王国を作ることに。そんなある日、不思議な少年・ルカが転校してきて、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことに。そこでのび太は偶然エスパルという不思議な力を持った子どもたちと出会う。すっかり仲良くなったドラえもんたちとエスパルの前に謎の宇宙船が現れる。エスパルはみんな捕えられ、ドラえもんたちを助けるためにルカも捕まってしまい――。『映画ドラえもん』シリーズ39作目となる本作は、直木賞作家の辻村深月が映画の脚本に初挑戦。太古から人類を魅了して止まない神秘的でロマン溢れる“月”を舞台にした、「ドラえもん」史上最大のSF冒険ファンタジーとなっている。今回到着した予告編では、ひみつ道具の<異説クラブメンバーズバッジ>が登場。楽しそうな夢のウサギ王国や、今作のカギを握る謎の転校生・ルカの姿も映し出されている。このルカを演じるのは、「テニスの王子様」の越前リョーマ役、「魔法先生ネギま!」雪広あやか役、「暁のヨナ」ユン役などでお馴染みの皆川さん。実力派声優がより本作を盛り上げる。さらに映像では、広瀬さんが担当する月の裏側に住んでいる謎の美少女・ルナや、のび太たちの前に立ちはだかる侵略者・ディアボロ(吉田鋼太郎)、その部下・ゴダート(柳楽さん)のキャラクターボイスも解禁された。予告編と同時に解禁されたポスタービジュアルでは、のび太たちのほかにも、不適な笑みを浮かべるディアボロや部下のゴダート、ルカとルナといった登場キャラが勢揃いしている。『映画ドラえもんのび太の月面探査記』は2019年3月1日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2018年12月14日ミナ ペルホネン(minä perhonen)と湘南T-SITEがコラボレーション。クリスマスイベント「ホワイト ピクニック(White Picnic)」が、2018年11月30日(金)から12月25日(火)まで神奈川・湘南T-SITEで開催される。湘南T-SITEがミナ ペルホネンと共にクリスマスイベントを企画。“寒い季節にもピクニックができればいい”と願いを込めて「ホワイト ピクニック」と名付けられたイベントでは、冬に楽しむピクニックを提案。湘南 蔦屋書店のマガジンストリートには、まるで雪景色のような白い紙風船が飾られ、1号館1階のギャラリーには、温かみのあるビジュアル「one day」をデコレーションした。1号館2階の湘南ラウンジには、ミナ ペルホネンのオーナメントをあしらった3メートルを超える大きなモミの木が設けられ、来場者を出迎える。さらに、2号館1階ではミナ ペルホネンのアイテムを販売。2018-19年秋冬コレクションの柄「one day」を描いたサーモマグを直営店に先駆けて発売する。期間中、湘南 蔦屋書店で本を購入または限定ショップでグッズを購入すると、オリジナルしおりをプレゼント。ミナ ペルホネンのタンバリンや、クリスマスツリー、ロウソクのモチーフを配した愛らしいデザインだ。【詳細】minä perhonen×SHONAN T-SITE「White Picnic」開催期間:2018年11月30日(金)~12月25日(火)8:00~22:00※1号館2階湘南ラウンジは10:00~22:00場所:湘南T-SITE住所:神奈川県藤沢市辻堂元町6-20-1<先行発売アイテム例>・thermo mug Umbrella Bottle "one day"3,200円+税・thermo mug Tank "one day"4,000円+税・さかなの形のペンケース4,500円+税・布貼りボックス10,000円+税・ワインバッグ7,200円+税・カードケース2,500円+税■Xmasオーナメント作りのワークショップ開催期間:11月30日(金)~12月25日(火)10:00~18:00場所:1号館2階湘南ラウンジ参加費:ひとつ800円+税■デザイナー皆川明のトークイベント開催日時:12月8日(土)14:30~15:30場所:1号館2階湘南ラウンジ参加費:1,500円+税※オーナメントワークショップの参加券付き申し込み方法:湘南 蔦屋書店オンラインショップにて申し込み【問い合わせ先】湘南 T-SITETEL:0466-31-1515(代表)※受付時間 10:00~19:00
2018年11月19日俳優の中尾明慶が、「イクメン オブ ザイヤー2018」の俳優部門を受賞し18日、都内で行われた授賞式に登場。「こういった賞をいただいてしまうと、今日から、明日からより頑張らなきゃいけなくなりましたね、今まで以上に。プレッシャーの方がありますよ」と語った。2013年4月に女優の仲里依紗と結婚し、同年10月4日に第1子となる長男が誕生した中尾。今月4日に長男が5歳の誕生日を迎え、夫婦そろってインスタグラムで親子3ショットを公開したことが話題となっていた。中尾は、つい先日、保育園に通っている息子が友達とケンカして手が出てしまう出来事があったことを明かし、「5歳になると息子自身の気持ちや本人のちょっとしたトラブルの機会もあって、父親としてどう接するのがこの先の彼にとって一番いいのか考えたときに非常に難しかったけど、そのときは男2人で話をして…」と息子と2人で話し合ったという。そして、「男の子だから負けたくない、ママにはわからないかもしれないこともあるのかなと思っていて、僕が男で似たようなこともしてきたので」と続け、「この先もいろんなことがあると思いますが、そういうときにお互いに腹を割って話せる関係でいたいなと。僕が間違えたと思ったら息子でも素直に謝ろうと思っていて、そういう関係性でいたい。とことん真正面から向き合っていこうと思います」と語った。また、息子と公園でサッカーをしている写真を公開し、「ワールドカップを見ていた頃にサッカー選手になりたいと言っていて、小学校に入ったらやろうかって(話している)」と説明。5歳になってから将来の夢を改めて聞いたら今度は「保育士」と答えたそうで、「僕の中ではうれしい出来事というか、それだけ保育園の先生が真摯に息子と向き合ってくれた結果」と喜んだ。そして、「今は夢が変わる時期ですが、そういうのも一つ一つ応援していけたら」と中尾。さらに、「今はドラマの撮影で大阪に行ったりしているんですが、1週間会わないだけで言葉を覚えていたり、ひらがなを覚えていたり、日々成長しているなと感じます」と息子の成長をしみじみと語った。2011年より実施している「イクメン オブ ザイヤー」は、毎年10月19日を“10(トウサン)19(イクジ)の日=イクメンの日”として、一番育児を楽しみ頑張ったパパ=イクメンを表彰するもの。8回目となる今年は、芸能部門はりゅうちぇる、芸人部門は古坂大魔王、俳優部門は中尾明慶、キャラクター部門はMr.インクレディブル、そして新たに新設された一般選出部門は杉浦太陽が受賞した。
2018年10月18日無印良品を展開する良品計画は、日本初となる「MUJI HOTEL GINZA」、および飲食業態「MUJI Diner」を併設した世界旗艦店「無印良品 銀座」を、2019年4月4日(木)に開業。なお、同施設は「読売並木通りビル」内に位置する。“食”にフォーカスした世界旗艦店「無印良品 銀座」人と社会、人と自然をつなぐ存在でありたいと、これまで私たちの生活に寄りそうモノとサービスを提供してきた無印良品。そんな想いを最大限に表現する場が、新たにオープンする「無印良品 銀座」だ。ここでは、衣食住の中でも、人が生活するうえで、密接にかかわる“食”に関する商品・サービスをこれまで以上に拡大して、食べ物と人との関係を再度見つめなおすきっかけとなることを目指す。旬の青果の美味しさをまるごと味わえる1階1階には、関東近県の農家を中心とした全国から仕入れた、有機栽培や減農薬の野菜や果物などを常時30~50品揃える。ギフト向けアイテムや「溶けにくいアイス」などの先行販売アイテム、銀座限定の日替わり弁当も店頭に並ぶ。また、季節の旬なフルーツや野菜を注文ごとにジュースにして販売する「ジューススタンド」、季節の食材を挟んだサンドイッチや毎朝店内で焼き上げた焼きたてパンを提供する「ベーカリー」、“リフレッシュ”“リラックス”など気分やシーンによってジャンル分けされた32種類のブレンドティーを量り売りで販売する「ブレンドティー工房」も導入される。「ベーカリー」では朝の時間帯のみ、インターネットでの予約注文でスムーズに商品を受け取ることのできるモーニングコーヒーサービスを実施する。“素の食”がテーマのレストラン「MUJI Diner」が地下1階に地下1階では、“素の食”をテーマとするレストラン「MUJI Diner」を展開する。朝食時には、 作りたての豆乳がゆ、おにぎりとみそ汁、焼きたてのパンと目玉焼きなどの朝食セットを提供。「美味しい定食」をテーマとした昼食時には、毎朝小田原の漁港から届く鮮魚の日替わり定食を。そして夕食時は、小田原漁港から直送された魚介類や、産地まで足を運んで選んだ肉や野菜など、素材や鮮度にこだわった食事を用意する。店内には「豆腐工房」が設置されており、「湯豆腐セット」では、できたての豆腐を楽しむことができる。産地から届く野菜を味わえるサラダバーは、時間にかかわらず全時間帯注文可能。旬野菜などを使用した一品料理を味わえるくつろぎの空間は、オフィスワーカーが1人で訪れる際にも、 家族や仲間とのグループで楽しむ際にも最適だ。充実のファッション、インド「カディ」の限定ウエアもメンズ・ウィメンズファッションの2階、MUJI Laboも2階には、紳士・婦人のウエアと、「MUJI Labo」のアイテムを販売。限定アイテムとして、インドの伝統的な手紬手織りの「カディ」で仕立てた風合い豊かなイージーテーパードパンツや、染色・着色を施さず素材のナチュラルな色味を残した「疲れにくい撥水スニーカー」を展開する。その他、浴衣や阿波しじら織の甚兵衛など涼感のあるウエアや、「MUJI Labo」の綿オックスフォードカーディガン、シャツなど、無印良品ならではのミニマルなデザインのアイテムを揃える。豊富な品揃えと、麻などこだわりの素材にフィーチャーしたユニークなディスプレイに注目したい。“感じのよい”くらしへ導くライフスタイル3階 スケルトンタイプの限定キャリーケース3階にはインナーウエア、スキンケア、メイクアップ、ステーショナリー、自転車など生活に寄り添う雑貨類を幅広く取り揃える。旅行用品を取り扱う「MUJI to GO」では、銀座限定アイテムのスケルトンデザインのキャリーケースを販売。中身の構造がシースルーになっているが、中に入れた荷物は見えない仕様になっている。ファッションと同様、コスメ類やステーショナリーも圧巻の品揃えとなっている。4階に本の仕立てサービスを導入4階には、「MUJI BOOKS」で本を買って読める他、カスタマイズを加えることで自分だけの1冊を作ることのできる「本の仕立てサービス」を、「デザイン工房」にて実施。インターネットで事前に注文することで、オリジナルの写真集を作ることができたり、子供の書いた絵などを店頭に持ち込み、その場で本に仕立てたりすることができる。その他「デザイン工房」では、26色の刺繍糸を用意。当日購入した商品に刺繍を施してもらうことも可能だ。また、キッチングッズやリビング用品、子供服、「Found MUJI」も4階に登場。世界の日用品を紹介する「Found MUJI」ではエストニア・リトアニア・スペインからインスパイアされたかごを販売。多様な素材・フォルムのかごが集結している。同フロアのイデー(IDÉE)では、オリジナル家具や雑貨、世界各地のテキスタイル、フォークアートなどを販売。銀座店オープンを記念して、二階堂明弘の陶磁器の限定販売や山口一郎のアートポスターの先行販売を行う。5階 くらしをサポートする相談サービスベッドルーム関連の商品や、収納家具、掃除用品、照明を取り扱う5階に設置されるのは「MUJI SUPPORT」。専門スタッフが在中し、くらしの中の困りごとに対応する。受け付ける相談内容は、睡眠に関する相談からオーダー家具/施工まで幅広い。また、ホーム関連の他、コーディネートや似合う色など、ファッションに関する相談は2・3階にて受け付けている。6階 デザイン文化を発信「ATELIER MUJI GINZA」6階では、複合的なデザイン文化の発信基地となる「ATELIER MUJI GINZA」をオープン。なかには、ものづくりやデザインにまつわる様々なテーマから展示を企画する2つの「Gallery」、おいしいコーヒーやお酒を飲みながら人が語らい集う「Salon」、デザイン・アート関連の書籍を閲覧できる「Library」、トークイベントやワークショップを開催する「Lounge」といった5つのコーナーが設けられる。「Salon」のみ、朝10:00から深夜26:00まで営業。ホテルの宿泊者以外も利用が可能で、「Library」の本を手に取りながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。「Gallery」では、「『変える。エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト”』展 ―永井敬二コレクションより―」を4月4日(木)から7月21日(日)まで、「言葉からはじまるデザイン 栗の木プロジェクト展」を4月4日(木)から6月23日(日)まで開催する。「言葉からはじまるデザイン 栗の木プロジェクト展」では、多彩な地域、世代、職業の人が、短い言葉でデザインを表現した「デザインは( )。」のカードが、栗の木の苗のように群生している。中には、ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー・皆川明や、デザイナーの原研哉、プロダクトデザイナーの深澤直人などの言葉も。デザインに対する様々な考え方が展示されており、「デザインとは何か」と自分自身で思い巡らせながら眺めてみると面白い。日本初・無印良品のホテル「MUJI HOTEL GINZA」日本初となる無印良品のホテル「MUJI HOTEL GINZA」が6階の一部〜10階フロアにオープン。「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに、“ちょうど良い価格”で体と心を整える空間と宿泊客と土地をつなげるサービスの提供を目指す。内装は木・石・土といった自然素材を中心に、50年前に東京を走っていた路面電車の敷石や、船の廃材なども素材として取り入れたくつろぎの空間。全79室の客室は、様々なタイプを用意。畳を入れた部屋や2段ベッドの部屋、3名や4名で宿泊できる部屋など、多彩なシーンに対応した宿泊スペースを展開する。また、6階のフロント横にはレストラン「WA」も併設される。施設概要■無印良品 銀座開業日:2019年4月4日(木)住所:東京都中央区銀座3-3-5・フロア構成:地下1階~地上6階・レストラン:MUJI Diner 118席■MUJI HOTEL GINZA開業日:2019年4月4日(木)住所:東京都中央区銀座3-3-5宿泊予約:2019年3月20日(水)~MUJI HOTEL公式ウェブサイトで予約受付。客室構成:全79室、13.62平方メートル~51.62平方メートルフロア構成:6階の一部~10階価格:14,900円~55,900円(税、サービス料込み)※部屋タイプによって異なる。レストラン:レストラン「WA」51席(6階)営業時間:朝食 7:00~10:00(9:30 LO)、昼食 11:30~15:30(15:00 LO)/ 夕食 17:30~22:30(22:00 LO)<メニュー例>※大分県の料理は6月末までの提供予定。朝食:和食と洋食お好きなものをお好きなだけ1,800円ランチ:お魚またはお肉のおぜん1,600円、大分のおぜん1,200円、ごまだしうどんセット1,000円、WAの鮨おぜん2,000円などディナー:とり天1,050円、季節の煮魚1,320円、和牛すきやき2,420円、飛騨高山コシヒカリの釜炊き(一合)880円など※価格はすべて税込み。■MUJI Diner(地下1階)営業時間:朝食 7:30 ~11:00(10:30 LO) / 昼食 11:00~15:00(14:30 LO) / 夕食 17:00~22:00(21:30 LO)席数:118席<メニュー例>朝食:おにぎりセット500円、トーストセット500円、湯豆腐セット1,000円など昼食:焼き魚定食800円、から揚げ定食800円、サラダバー500円夕食:自家製寄せ豆腐400円、早川漁港の魚の煮付け1,400円、宮崎ハーブ牛のサーロインステーキ2,500円※価格はすべて税込み。
2018年10月06日8月11日、土曜日。東京生まれ、無農薬育ちの有機野菜を作る「Ome Farm(以下、青梅ファーム)」と、ほかにないデザインでファッション業界の一角に位置する「minä perhonen(以下、ミナ ペルホネン)」が共同で、親子向けに野菜をテーマにしたワークショップを開催した。イベントの会場になった、ミナ ペルホネンが提案する心地よい暮らしのアイテムを揃えた「call(コール)」のテラスに、ミナ ペルホネンを愛用する親御さんに連れられた子どもたちが、「一体ここで何が始まるんだっけ?」という面持ちで現れては席に着いていく。そんな子どもたちの前に立ったのが、青梅ファームの代表である太田太(おおた ふとし)さんと、同じく青梅ファームの種のスペシャリストである島田雅也(しまだ まさや)さん。島田雅也さん太田太さんワークショップは、種のスペシャリストである島田さんが、いつも目にする野菜はどのようにして育っているのか、米粒のような小さな種にどれほどの生命力が凝縮されているのかなど、学校では学べない特別授業を開講し、その後太田さんが、青梅ファームの野菜を使ってのサラダ作りを子どもたちにレクチャーするという流れで行われた。ちなみにこの日会場には、ミナ ペルホネンの創業者でありデザイナーを務める皆川明(みながわ あきら)さんも駆けつけた。皆川明さんさて、ファッションの分野に身を置くミナ ペルホネンが、なぜ農家である青梅ファームとタッグを組んでこのイベントを開いたのか。そのあたりの思うところも皆川さんに聞きつつ、駆け足気味ではあるが、イベントのレポートを掲載する。消えゆく自家採種と種の話青梅ファームと自身の自己紹介を終え、農業に欠かせないミツバチの働きや、野菜の種の基本要素を説明し、授業がひと段落した段階で島田さんが言った言葉に、子どもたちが「それってやったことないかも」という顔をした問いがある。それが、「皆さんは野菜の種を採取したことがありますか?」というものだ。そんな自家採種を「ぜひやってみてください!」と呼びかける島田さん。それには、絶滅の危機に瀕している固定種野菜の存続を願う気持ちと、子どもたちの未来に種の多様性を確保したいと願う一人の親としての思いが合わさっていた。「固定種がいいもので、F1種が悪いものなんて僕はまったく思いません。ただただ、子どもたちの未来に種の選択肢を残してあげたいだけなんです」。子どもたちは太田さんが教える手順を真似て、手で野菜をちぎり、水を切る特大の野菜スピナーを懸命に回し、オリーブオイルとワインビネガーで味付け、と順次工程をこなしていく。実際に食べる段になると、「酸っぱい!」や「おいしい!」など、いろんな声が聞こえてきて、机の上は賑やかなムードに包まれた。そんな明るい喧噪の隣で、ミナ ペルホネンの皆川さんに、今回のワークショップを開いた経緯と、ファッションブランドが食に携わる理由を聞いた。「生活は切り離せないし、そもそも切り離すべきではありません」今回ミナ ペルホネンが「call」で、青梅ファームとともに、野菜をテーマにワークショップを行ったのはなぜか。創業から数年とまだ間もない頃に、独自の家具のデザインや、ファッションブランドでありながらインテリアファブリックの販売を始めた。また、オリジナルファブリックから始まる服づくりの背景を伝える個展『粒子ーーparticle of minä perhonen』を開いたこともあるミナ ペルホネン。その歴史から鑑みても、分野を横断する試みの数々は、皆川さんにとっては自然な思考の先にある、自然な選択だったのだろう。周囲の皆様からは、確固たるスタイルがミナ ペルホネンにはあるとおっしゃっていただけることもありますが、まだまだ改善点があると僕たちは感じています。トライアルの隙間はいつもあるんです。だから僕たちは、こんな食材や、こんな服や、こんな素材があるよということを、分野を問わず発信していく。それをお客様にご判断いただき、選んでいただければいいかなと思っています。“100年続くブランド”を標榜するミナ ペルホネンと、“本当に安心できるものを都心近郊でつくる”ことを目標に掲げる青梅ファーム。どちらのブランドも、ものを作るという共通点があるのだが、それ以上に、「自分たちが作りたいものを作っている」というある種のプライドが見受けられる。「作り手が楽しんでいなければ、どんなに『サステイナビリティ』という言葉が世の中に普及しても、本当の循環が生まれることはないんじゃないかなあと考えています」という皆川さんの言葉は示唆に富む。分野を問わず、ものを作り提案するあらゆるブランドは、ときに自分たち本位で物作りを考えるという、一種のわがままさを持っていてもいいのかもしれない。Akira Minagawa(皆川 明)1967年東京生まれ。1995年に自身のファッションブランド「minä(2003年よりminä perhonen)」を設立。時の経過により色あせることのないデザインを目指し、想像を込めたオリジナルデザインの生地による服作りを進めながら、インテリアファブリックや家具、陶磁器など暮らしに寄り添うデザインへと活動を広げている。また、デンマークKvadrat、スウェーデンKLIPPANなどのテキスタイルブランドへのデザイン提供や、新聞や雑誌の挿画なども手掛ける。call(コール)Website|Instagram聞こえますか?今は世界のどこかに在るものたち海の向こうから日々の手の中から遠い記憶の中からたった今の想いから生まれてきたものたちを呼びよせてそこに息づく物語に耳を澄ませて暮らしの中で寄り添ってみる「callより」
2018年09月06日京町家をリノベーションした宿泊施設「京の温所釜座二条」が、2018年8月1日(水)に京都・二条城東エリアにオープンする。ミナペルホネン皆川明が手がける京宿市内観光の起点として便利な二条城近くに位置する「京の温所釜座二条」は、推定築150年の京町家を、現代生活に寄り添う住空間としてリノベーションした宿泊施設。ミナペルホネン(minä perhonen)のデザイナーである皆川明がディレクションを手がけ、建築家の中村好文が設計を担当している。“住まいとしての心地よさ”を追求宿泊施設でありながら、「住まいとしての心地よさ」を追求した空間デザインが本施設最大の魅力だ。現地の食材を自分で調理して楽しむことができるキッチン、高野槇の心地よい香りが漂う浴室、中庭に面した約200冊の蔵書を収めたライブラリーなど、まるでこの場所に暮らすように時間を過ごすことで、京都に滞在する喜びに繋がる様々なアイデアが盛り込まれている。間取り一棟貸しとなる本施設は2階構成。1階にはキッチン&ダイニング、トランクルーム、浴室、トイレ、庭、ライブラリー、2階にはベッドルーム、6畳の和室が設けられている。各所に設置されている写真や立体作品などのアートピースは皆川明によりセレクトされたもので、日々の暮らしを豊かにしてくれる、アートの住空間への取り入れ方も合わせて提案している。そのほか、スーツケースなどの荷物の預かり、運搬サービスといった一般的なサービスに加え、季節ごとの京都での過ごし方を提案する「暮らしの提案帖」の提供、京都の味が楽しめる調味料セット付プラン、施設を運営するワコールのパジャマ付プランなど、本施設ならではの付帯サービスが用意されているのも魅力の1つとなっている。施設情報「京(きょう)の温所(おんどころ)釜座二条(かまんざにじょう)」オープン日:2018年8月1日(水)※7月7日(土)より公式サイトにて宿泊予約受付中住所:京都市中京区釜座通二条下ル上松屋町690-2アクセス:地下鉄 烏丸御池駅より徒歩7分料金:一棟60,000円~100,000円+税(人数と時期により変動)間取り:・1階 キッチン&ダイニング、トランクルーム、お風呂、トイレ、庭、ライブラリー・2階 ベッドルーム、和室(6畳)定員>最大4名チェックイン:16:00〜(ワコール新京都ビルでのフロント受付は10:00~17:00)チェックアウト:〜10:00【問い合わせ先】株式会社ワコール お客様センター フリーダイヤルTEL:0120-307-056(平日:9:30~17:00)
2018年07月13日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)が、デザイン イノベーション ファーム・タクラム(Takram)とコラボレーション。限定マカロン ボックスやガトーを発売するイベント「マカロンデー」を2018年5月30日(水)から6月26日(火)まで開催する。ピエール・エルメ・パリは、過去にリカちゃんやハローキティ、ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー皆川明などを招き「マカロンデー」を行ってきた。今回はイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)のギフトプロジェクトなどを手掛ける、東京・ロンドンを拠点に活動するデザイン イノベーション ファーム・タクラムとコラボレーションする。テーマは、ピエール・エルメ・パリのマカロンが奏でる幸せな体験への招待状を意味する「マカロン・インビテーション(MACARON INVITATION)」だ。コンセプトプロダクトの一つ「マカロン メッセージ」には、こだわりのマカロン3個に、オリジナルのタグをセット。メッセージが書かれたタグと自分でメッセージが書き込めるタグ2種類が付属する。ボックスはイエローとパープルの2色で、いずれも優しい仕上がりとなっている。マカロンとプティ ガトーがセットになった「マカロン ピクニック」も発売。2段重ねになった特別なボックスの中には、6種類のマカロン、2種類のパティスリー、2種類の紅茶が一つに。これ一つ購入すれば楽しいピクニックが体験可能に。また、「マカロンデー」にあわせてマカロン生地を使ったキュートな見た目のガトーも登場。「デペイゼ」は、グリーンのマカロン生地で抹茶風味のホワイトチョコレートガナッシュとアズキのコンポートを挟んだ、和の素材使ったスイーツ。「メデリス」は、鮮やかなイエローマカロンに、レモン風味のクリームとプラリネフィユテをサンドしている。ライチとフランボワーズ、ローズが香る「イスパハン」も限定デコレーションで展開される。また、20種類のマカロンフレーバーの中からおすすめ12種が詰まった限定ボックスや、カラフルなマカロン20種類を円形ボックスに収めた「イニシヤシヨン(Initiation)」なども揃う。さらに、期間中の6月21日(木)には、ピエール・エルメ・パリ 青山でスペシャル・パーティー「マカロンナイト」を開催。「マカロンデー」にちなんだ色とりどりのマカロン20種類やプティ ガトーが試食可能だ。本格的なマカロンを味わい、誰かと気持ちを共有することで、豊かな体験をしてみてはいかがだろうか。【詳細】マカロンデー2018期間:2018年5月30日(水)~6月26日(火) ※予定■『マカロンデー』限定アイテム・マカロン3個詰合わせ「マカロン メッセージ」2個セット 3,132円(税込)・マカロン20個詰め合わせ「イニシヤシヨン」 9,072円(税込)・プティ ガトー 756~864円(税込)・マカロン&プティ ガトー詰合わせ「マカロン ピクニック」8,100円(税込)<マカロンナイト 2018>開催日時:6月21日(木) 17:30~19:30<定員70名>開催場所:ピエール・エルメ・パリ 青山1、2F※『マカロンデー』当日の6月21日のみ全ブティックでマカロンの無料サービスを実施。
2018年06月04日ミナ ペルホネン(minä perhonen)は、5月25日から27日、長野・松本の六九通りで工芸への眼差しを表現する「六九クラフトストリート」を開催。会期中、ミリメートル(mm)では「日用美品」をテーマとした展示を行う。初日の25日には、展示メンバーによるトークイベントも実施。長野県松本市は、この季節を「工芸の五月」とうたい、様々な作品や人々が集う賑やかなひと月となる。選者の眼を通した工芸が並ぶ場を、との思いからはじまった本イベントは、今年で6回目。ミナ ペルホネン松本店や、木工デザイナー・三谷龍二の10cmがある六九通りに、ギャラリーが集結する。参加ギャラリーは、「Roundabout/OUTBOUND」、「森岡書店」、「gallery yamahon」、「さる山」、「工芸青花」、「10cm」、「minä perhonen+mm」。25日にミナ ペルホネンが運営するmmで開催される、展示メンバーによるトークリレーには、デザイナーや店主と共に、ミナ ペルホネンデザイナーの皆川 明も参加。“日々の暮らしを美しく重ねていくもの”、“暮らしの美とは素から生まれたもの”、“その美は所作を生み人を創るもの”という「日用美品」をテーマに、組み合わせを変えて11時から18時の間に全5回の連続トークを実施する。1回目は11時から、10cmの店主である三谷龍二と、Roundabout&OUTBOUND店主の小林和人、彫金作家の竹俣勇壱が、2回目は12時半から、小林和人、小西亜希子、森岡書店店主の森岡督行が、3回目は14時から、森岡督行、編集者の井出幸亮、デザイナーでさる山主宰の猿山修が、4回目は15時から猿山修、ギャラリーやまほん主宰で建築家の山本忠臣、皆川 明が、5回目は17時から山本忠臣、三谷龍二、井出幸亮 、皆川 明が登壇する。聞き手は、『工芸青花』編集長の菅野康晴が務める。予約はウェブサイト()にて。【イベント情報】六九クラフトストリート会期:5月25日~27日会場:六九通り住所:長野県松本市大手2丁目時間:11:00~18:00(最終日は17:00まで)連続トーク日時:5月25日会場:mm(ミリメートル)住所:長野県松本市大手2丁目2-5時間:11:00〜18:00(全5回)定員:各回70名(入替制)料金:通し券 税込3,500円、各回券 税込1,000円
2018年05月23日フィンランドのインテリアブランド・アルテック(Artek)とミナ ペルホネン(minä perhonen)によるスツール「スツール 60 ミナ ペルホネン シリーズ(Stool 60 minä perhonen series)」の2シーズン目が登場。2018年6月15日(金)よりアルテック取り扱い店舗及びミナ ペルホネン一部直営店にて発売される。アルテックの「スツール 60」は、20世紀を代表するフィンランドの建築家アルヴァ・アアルトがデザインしたプロダクト。誕生から80年以上経った現在でもなお当時と変わらぬ手法が用いられ、フィンランドのアルテックの工場で生産されている。そんな「スツール 60」をベースにしたのが、今回登場する「スツール 60 ミナ ペルホネン シリーズ 2」。"タンバリン(tambourine)"や"チョウチョ(choucho)"と名付けられた柄が刺繍された、座面に使用される生地"dop"はミナ ペルホネンが開発したもの。長年使い込む過程で表面が擦れ、裏側の色が新たな表情として現れることで経年変化を楽しむことが出来る。本シリーズを制作するにあたり「路に咲く、さり気ない花のように暮らしの和みになるような色を選んだ」と、ミナ ペルホネンのデザイナー・皆川明が語るように、スツールの座面の生地と脚のカラーは様々なインテリアと調和が取れるような相性の良い組み合わせ。実用性とデザイン性を兼ね備えた、日々の暮らしに彩りを与える美しい一脚に仕上がっている。【詳細】スツール 60 ミナ ペルホネン シリーズ 2発売日:2018年6月15日(金)販売店舗:アルテック取り扱い店舗及びミナ ペルホネン一部直営店価格:37,000円+税【問い合わせ先】アルテックTEL:03-6447-4981
2018年05月12日ファッション&テキスタイルブランド、ミナ ペルホネンが開発した経年変化を楽しめる生地「dop」を用いた「スツール60」のシリーズ「Stool 60 minä perhonen series」の2シーズン目が6月15日より登場。最も影響力を持った20世紀の建築家の一人、アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)が開発した「スツール60」は、80年以上の時を経た今もなお、当時と変わらぬ手法を使い、フィンランドのアルテックの工場で生産されている。アルヴァ・アアルトは、特別な誰かのためのデザインではなく、機能性と実用性を兼ね備えた優れたデザインを大衆に広く普及させたいというモダニズムの思想を持ち続けると同時に家具デザインの多様性と自由さを大切に考えていた人物。フィンランドの木材を用いた高い品質と、アルヴァ・アアルトの技術と哲学を受け継ぐ「スツール60」は、国や文化を越え世界中で親しまれている。「Stool 60 minä perhonen series」は、長い年月使い込む過程で表面が擦れ、裏側の色が新たな表情として現れることで、経年変化を楽しむことができるテキスタイル「dop」を用い、テーマやカラーを変えて継続。“偶然の調和”をコンセプトとした「Stool 60 minä perhonen series 1」に続く「Stool 60 minä perhonen series 2」のコンセプトは“暮らしの呼吸”。ミナ ペルホネン、デザイナーの皆川明は、座面の生地と脚のカラーの組み合わせについて「日々の暮らしは、大切な物のしつらえから所作をつくり、心を調え活力をもらいます。今回のStool 60 minä perhonen series 2は、路に咲く、さり気ない花のように暮らしの和みになるような色を選んでいます」と語る。アルテックとミナ ペルホネンとの親交は、2008年のアルテックの展覧会から。皆川明はアルテックの展覧会のためにユニークピースとしてアルヴァ・アアルトの「スツール60」をデザインし、さらに同年の横浜トリエンナーレでも、ミナ ペルホネンのアーカイブの生地が張られたスツールを展示。また2016年には、イルマリ・タピオヴァーラの「ドムス チェア」の70周年を記念したポスターを手掛け、ヘルシンキとベルリンのアルテックストアでは、ミナ ペルホネンのポップアップストアを行うなど、これまで途切れることなく、両ブランドの親交は続いている。フィンランドでは、デザインは決して限られた人のためのラグジュアリーではなく、日常の暮らしの一部として捉えられているもの。アルヴァ・アアルトの家具デザインもまた、機能性と実用性、シンプルな美しさを兼ね備え、全ての人の生活をより良くするものとして生み出されたそうだ。「Stool 60 minä perhonen series」は、6月15日よりアルテック取り扱い店舗とミナ ペルホネン一部直営店、およびオンラインショップにて発売。「本当の豊かさ」を日本にももたらし、私たちの日々の暮らしをさらに美しく彩ってくれるだろう。
2018年05月10日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(46)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ インスタでも大人気!な半練りタイプの…先日は名古屋にて、アネストワンさん物件の取材がありました。どこもかしこもキレイで、レンジフードなどもピカピカなので、カメラマンさんが「どうやって掃除してるんですか」と尋ねたところ、奥様が見せてくれたのがこちら。運が良ければドラックストアとかでも買えるそうです。中は半練りで、いかにも頼りになりそうって感じでした。さっそく近所で探してみたいと思います。そのお宅の廊下の壁にアクセント的に貼られていたタイルがとっても可愛い、と思ったら、ミナペルホネンのタイルだそうです。そういえばこの柄、椅子の張り地でも見たことあります。タイルもあるんですね。わたしも皆川明さんの本なら何冊か持ってます!■ これから家づくり武者修行?していただく予定です!リライフプラスでずっと連載していただいている収納王子コジマジックさんですが、6/14発売の号からは、コジマジックさんが将来理想の家を建てるために、様々な場所に武者修行?に行く、という内容に生まれ変わります。この日は記念すべき初回の撮影。フィールドガレージ代表の原さんのご自邸にお邪魔してきました!元押し入れだった場所を活用したソファで記念撮影。めちゃめちゃ楽しいページになりそうですので、お楽しみに〜
2018年04月28日マジンガーZにサンバルカン、ギャバン……。アニメ・特撮音楽の巨匠、渡辺宙明(わたなべ・ちゅうめい)が生み出した“宙明サウンド”を、水木一郎、堀江美都子、串田アキラの三大アニソン歌手の歌声と、壮大なオーケストラで存分に堪能する贅沢なコンサート「渡辺宙明特集ヒーローオーケストラ~昭和の子どもたちへ~」が4月21日(土)に文京シビックホール大ホールで開催される。開催に先立って、17日に東京・浜離宮朝日ホールにてリハーサルが行われた。【チケット情報はこちら】総勢31名によるオーケストラ・トリプティークによって、『野球狂の詩』『あかるいサザエさん』『ローラーヒーロー・ムテキング』『時空戦士スピルバン』『マジンガーZ』と、昭和の子供たちを育てた数々の名曲が現代に蘇っていく。指揮を務める齊藤一郎は、的確な指揮で情熱的でノリの良い音楽を作っていた。その横で譜面を手にした渡辺宙明は、「とても良いメンバーが集まって嬉しいですね」と笑顔で優しく語りかけていた。『宇宙刑事シャリバン』の主題歌で現在もカラオケ人気の高いロックナンバー『強さは愛だ』では渡辺が「ここでドラムのフィルを入れてください」と指示を出し、『宇宙刑事ギャバン』では、シンセによって再現される琵琶のヴォリュームを調整。“宙明サウンド”といえば“マイナーペンタトニックスケール”が代名詞であることは間違いないが、『おれはグレートマジンガー』のイントロのティンパニや『太陽戦隊サンバルカン』のコンガなど、ビートの組み立てや打楽器のポジションなどにも細心の注意が払われていることがわかるリハーサルだった。何より驚かされたのは、92歳になる渡辺が全てのリハーサルに参加していることだ。リハーサルでは渡辺が自ら指揮をとり指導をする場面もあった。アニメ『ふたりはプリキュア』のヴォーカルアルバムにも参加するなど、今なお、現役の作・編曲家として現場で活躍している。そんな渡辺は、リハーサルを終えて、「40年前の曲だけど、自分で聞いてもちゃんとやってるなと感じましたね。僕はやっつけ仕事はやらないから、BGMもちゃんとしてますよね」と笑顔で語り、本番に向けて、「今日、オケではやってない掛け声とかは、黙っていても聴衆がやってくれると期待しています。お客さんも演奏に参加してもらえたら嬉しいですね。そして、盛り上がった最後に、皆さんで歌えたらいいなと思っています。そうなったら僕が指揮を振ろうかな」と、サプライズでの登壇も匂わせた。チケットは発売中。取材・文:永堀アツオ■渡辺宙明特集ヒーローオーケストラ~昭和の子どもたちへ~日時:4月21日(土)開演15時会場:文京シビックホール大ホール(東京都)出演者:渡辺宙明 / 水木一郎 / 堀江美都子 / 串田アキラ指揮:齊藤一郎演奏:オーケストラ・トリプティーク司会:西耕一
2018年04月19日⾹川県・豊島に、ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー皆川明がディレクション、SIMPLICITY代表の緒⽅慎⼀郎が設計を手がけた宿泊施設「ウミトタ」が、4月14日に開業した。ウミトタは、宿泊者それぞれのリズムやスタイルで、豊島の素朴な⾃然を感じながら滞在できる⼀棟貸しの宿泊施設。南側の棚⽥、北側の瀬⼾内海とを結ぶテラス、海を眺めるロフトや浴室、暖炉を備えたライブラリーなど、訪れた季節や天候、⽬的に合わせて、⼀つの⺠家の中に様々な⼼地よい場所を⾒つけることができる。また、時期に応じて⽥植えや稲刈り、野菜の収穫などを体験したり、広く機能的なキッチンで調理を楽しんだり、よりアクティブな滞在も可能。宿の外壁に彩りをあたえる螺鈿細⼯は、皆川と豊島住民や関係者が、ワークショップとして1万枚にもなる貝殻のピースを壁面に散りばめたもの。宿の内装は、ミナ ペルホネン(minä perhonen)のファブリックが施されるなど、選び抜かれた品々が特別な滞在を演出する。ウミトタのロゴデザインも皆川が手がけた。ウェブサイト()にて、宿泊予約を受け付けている。【施設情報】ウミトタ住所:⾹川県⼩⾖郡⼟庄町豊島家浦423-2開業:4月14日 ※3月9日から宿泊予約受付客室数:1室(⼀棟貸し)定員:1〜6名料金:8万6,400円〜(2名利用の合計/1泊夕朝食付き)
2018年04月14日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)とミナ ペルホネン(minä perhonen)によるコラボレーションコレクション「オレイユ ド ボヌール」が、2018年3月28日(水)から4月2日(月)まで伊勢丹新宿店にて開催される期間限定イベント「Dear Friend, Department」と、ピエール・エルメ・パリ直営ブティックにて販売される。コラボレーションコレクション「オレイユ ド ボヌール」は、ピエール・エルメ・パリのイースターコレクションより登場。ミナ ペルホネンのデザイナー・皆川明によるスケッチを元にピエール・エルメのパティシエが形にした、イースターがテーマのスイーツが展開される。小さなうさぎをあしらった卵型ショコライースターらしい限定商品には、小さなうさぎの形のチョコレートを全面にあしらった卵型ショコラ「ウフ ド パック シェ ミナ ペルホネン」が登場。まろやかな甘味のショコラの中には、魚や貝、小さな卵などのショコラが詰められている。表面のうさぎは、皆川明がコレクションのために描き下ろしたもの。まるでミナ ペルホネンのテキスタイルのような、温もりあふれる仕上がりとなっている。伊勢丹新宿店開催のイベント「Dear Friend, Department」」にて、限定10個の提供となっている。うさぎの耳のスケッチを焼き菓子に"うさぎの耳"をイメージした皆川明のスケッチを型にした「オレイユ ド ラパン」は、軽い食感のビスキュイ生地を、ショコラノワールでコーティングした可愛らしい焼き菓子だ。また、フルーツのコンフィをショコラでコーティングした定番菓子「フリュイ アンロベ」は、ショウガのコンフィを用いて、今にもうさぎが飛び出してきそうな緑の草むらのイメージに生まれ変わっている。ミニエッグを詰め合わせたボックスミニエッグを詰め合わせたの定番パック「プティ ウフ」は、皆川明が描き下ろした限定デザインのボックスで登場。ジャンドゥやパフ、プラリネなど、食感の異なる3種類の卵型ショコラ10個が詰め合わされている。伊勢丹新宿店でミナ ペルホネンの限定イベントを開催なお、本コレクションは、伊勢丹新宿店で3月28日(水)から4月2日(月)まで開催の限定イベント「Dear Friend, Department」で本格的に展開される。会場では、ミナ ペルホネンの小さなデパートをテーマに、ファッションから家具、フードまでが取り揃えられる予定だ。また、本コレクションの一部の商品は、はピエール・エルメ・パリ 直営ブティックでも販売される。詳細ピエール・エルメ・パリ×ミナ ペルホネン「オレイユ ド ボヌール」展開時期:2018年3月28日(水)~4月2日(月)展開場所:伊勢丹新宿店本館7階=催物場 ※一部の商品はピエール・エルメ・パリ 直営ブティックでも販売。住所:東京都新宿区新宿3-14-1価格例:・ウフ ド パック シェ ミナ ペルホネン (約14cm) 8,640円 ※10個限定予定。※伊勢丹新宿店 催事場 限定販売・オレイユ ド ラパン(5枚入り) 1,728円※伊勢丹新宿店 催事場 限定販売・シャン ピール 972円 ※伊勢丹新宿店 催事場 限定販売・プティ ウフ シェ ミナ ペルホネン(ミニエッグ 3種計10個入り) 2,052円【問い合わせ先】ピエール・エルメ・パリ 青山TEL:03-5485-7766
2018年03月22日2年前に上演され、大好評だったあの舞台が帰ってきた!皆川猿時さんと荒川良々さんという芸達者2人組が、次々とあぶない目に遭う、くだらなくもおもしろいこの舞台「さらば!あぶない刑事にヨロシク」。二人があぶない目に多々遭うので、それをゲラゲラ笑ってください。演出を手がける細川徹さんは、題材は本当にバカバカしいが、この二人との仕事は戦いに等しいと語ります。「二人は本当に芝居が上手い。例えば“あぶない”と一口に言っても、“ドーベルマンが迫ってくるあぶない”と、“銃口を向けられるそれ”は、異なる“あぶない”ですよね。そのニュアンスの違いを、コントにせずに、セリフの中にこまやかな感情を落として、芝居として出せるんですよ。そんな実力派の二人だからこそ僕も緊張感がありまして。稽古初日に台本を全部書き上げて持っていったんですが、演じてもらったら役者のおもしろさに負けてまして…。すぐに全部書き直しました(笑)」前回と比べ、あぶなさはより一層強くなっているそう。「この二人って、すごく強い人に見えるじゃないですか。肉体的に強そうだから、少々のあぶない目に遭ってもかわいそうに見えないんですよね。舞台上では、ひどい目に遭えば遭うほどおもしろくなる。だから『あぶない刑事にヨロシク』の世界観は、この二人じゃないと成立しないんです。本家の舘ひろしさんと柴田恭兵さんがスズメバチに2回も刺されたら、かわいそうじゃないですか……って、いや、意外とイケますね、カッコよくあぶない目に遭ってくれる気がしてきた(笑)。でもたぶん、村杉蝉之介さんは刺されたら死ぬと思うし、池津祥子さんは、刺されないように立ち回るタイプだと思います。皆川さんと荒川くんが、あぶない目に遭っても大丈夫に見えるのは、スターだからだってことにしておきましょう(笑)」今回も、前回好評だった、観客全員がクラッカーを鳴らして皆川さんを殺す、というような、観客参加型のタイミングも何回かあるそう。どんな“あぶない”が出てくるのか、お楽しみに~!3月16日(金)~4月1日(日)下北沢・本多劇場作・演出/細川徹出演/皆川猿時、荒川良々、池津祥子、村杉蝉之介、近藤公園、上川周作、早出明弘、本田ひでゆき(本田兄妹)、河原雅彦全席指定5800円(税込み)大人計画TEL:03・3327・4312(月~金曜11:00~19:00)ほそかわ・とおる脚本家、演出家、映画監督。1971年生まれ、東京都出身。‘16年には映画『オケ老人!』を監督。映画、アニメ、ドラマ、ラジオなど、幅広く活躍中。※『anan』2018年3月21日号より。写真・土佐麻理子(by anan編集部)
2018年03月14日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)では、4月1日の“PÂQUES(パック=復活祭)”にちなんだショコラ「PÂQUES2018」を、3月19日から4月17日までピエール・エルメ・パリ直営ブティックおよびオンラインブティックにて販売する。「プティ ウフ」(1箱 税込1,944円) フランス語で「パック」、英語では「イースター」と呼ばれる復活祭は、キリスト教の最大のお祭りとも言われ、イエス・キリストが十字架に架けられた後に復活したことを祝う記念日。今回販売されるのは、生命の源であり、復活祭を象徴するモチーフ、“卵(イースターエッグ)”のショコラ。「ウフ マンディヤン」ブロン(Mサイズ・約20cm 税込7,560円)、ノワール(Mサイズ・約20cm 税込6,480円)、レ(Sサイズ・約14cm 税込4,320円)卵型のショコラの周りにドライフルーツやナッツをちりばめた「ウフ マンディヤン」(ブロン Mサイズ・約20cm 税込7,560円、ノワール Mサイズ・約20cm 税込6,480円、レ Sサイズ・約14cm 税込4,320円)や、繊細なレースをかたどった「ウフ ダンテル」(レ Mサイズ・約20cm 税込4,320円、ノワール Sサイズ・約14cm 税込3,456円)の他、ミニエッグの詰め合わせ「プティ ウフ」(1箱 税込1,944円)は今年の限定ボックスで用意。「ラパン ア ラ オット」レ(約22cm 税込4,320円)復活祭のもう1つのシンボル、跳ね回る様子が生命の躍動を表していると言われるウサギのショコラ「ラパン ア ラ オット」(ノワール 約22cm 税込4,320円、レ 約22cm 税込4,320円)、「グラン ラパン」(レ 約27cm 税込6,480円)、「ラパン ア ラ ブルーエット」(15cm 税込3,024円)、「ラパン リュール」(約12cm 税込1,944円)も展開される。3月28日から4月2日までは、ミナ ペルホネン(minä perhonen)の特別企画「Dear Friend, Department」が伊勢丹新宿店本館7階=催物場にて開催。ピエール・エルメ・パリとミナ ペルホネンがコラボレーションしたパック特別コレクション「オレイユ ド ボヌール」が登場し、皆川明が自らデザインスケッチを描き下ろした卵型のチョコレート(Œufs de Pâques)や、限定パッケージの「プティ ウフ」、その他サブレやショコラなど4商品を販売予定。同コレクションは、会場だけでなくピエール・エルメ・パリ直営ブティックでも一部販売される予定。ピエール・エルメ・パリ×原美術館「Événement de Pâques」さらに、ピエール・エルメ・パリと原美術館による毎春の伝統行事「Événement de Pâques」を、同館の庭にて今年も4月1日に開催。参加者はバスケットを手に、庭に隠されたイースターエッグを探すゲーム「エッグハント」を楽しめる他、ホールでは復活祭の歴史や、それにちなんだショコラの説明と展示、ピエール・エルメ・パリのフランス人パティシエによるショコラのデモンストレーションを観賞することができる。開催時間、参加費、申し込み方法など、詳細はホームページ(www.pierreherme.co.jp)にて。
2018年03月07日ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)とミナ ペルホネン(minä perhonen)のコラボレーションラインから2018年春夏コレクションが登場。キャンプグッズとウェアが2018年3月16日(金)から発売される。"自然の植物や動物を愛する心を持ち、それを楽しもう"という両ブランド共通の想いから生まれた本コラボレーション。今シーズンは「キャンプ」をテーマに、快適に自然と共存できる機能性と、ミナ ペルホネン独自のテキスタイルパターンとザ・ノース・フェイスの高いデザイン性を兼ね備えたアイテムがラインナップした。ザ・ノース・フェイス定番の防水ウェアに加え、キャンプに欠かせないテントやキャンプチェア、アウトドアアイテムやキッチンツールを収納できるギアコンテナなど、ウィメンズ・キッズ・ユニセックスで全10種類のアイテムが展開される。使用されるテキスタイルパターンは、花咲く野原の息吹きをイメージし、春の訪れを感じられるような"フラッシュフラワー"、森の木立ちを駆け抜ける風を表現した涼やかな"ツリーアンドウィンド"、陽の光でできた散歩道をイメージした温もりのある"レインボーレール"の全3種類。どれもミナ ペルホネンらしい自然への詩情溢れたデザインとなっている。なお、発売日前日の2018年3月15日(木)には、ミナ ペルホネン デザイナー皆川明によるトークイベントをTHE NORTH FACE 3(march)にて開催。同日には、トークイベント参加者限定の先行発売会も実施する。【詳細】ザ・ノース・フェイス×ミナ ペルホネン 2018年春夏コレクション発売日:2018年3月16日(金)アイテム例:■ウィメンズ アルパイン トレース ジャケット価格:35,000円+税カラー:フラッシュフラワー/ツリーアンドウィンドサイズ:S/M/L/XL■マウンテン トレース キャンプ チェア価格:25,000円+税カラー:フラッシュフラワー/ツリーアンドウィンドサイズ:<外形寸法>60cm×63cm×83cm<座面シート前>高さ41cm<収納時>14cm×58cm×73cm■マウンテン トレース ホームステッド シェルター価格:55,000円+税カラー:フラッシュフラワーサイズ:<フロア面積>342cm×342cm<フロア高さ>206cm■マウンテン トレース ギア コンテナ価格:22,000円+税カラー:フラッシュフラワー/ツリーアンドウィンドサイズ:33cm×70cm×40cm<容量>80L展開店舗:THE NORTH FACE+札幌ファクトリー/THE NORTH FACE札幌池内/THE NORTH FACE 3(march)/THE NORTH FACE KIDS 原宿/THE NORTH FACE/HELLY HANSEN鎌倉/THE NORTH FACEみなとみらい/THE NORTH FACE STANDARD二子玉川/THE NORTH FACE 昭島/THE NORTH FACE+名古屋ラシック/THE NORTH FACE+グランフロント大阪/THE NORTH FACE堀江/THE NORTH FACE藤井大丸/THE NORTH FACE KIDS藤井大丸/THE NORTH FACE福岡/THE NORTH FACE+キャナルシティ博多/THE NORTH FACE 高松/ミナ ペルホネン一部店舗(代官山店/金沢店/松本店/piece,京都/koti/call/オンラインストアmetsä)※2018年3月15日(木) THE NORTH FACE 3(march)にて一部先行発売予定(トークイベント参加者限定)■皆川明 トークイベント開催日時:2018年3月15日(木) 19:00~場所:THE NORTH FACE 3(march)住所:東京都渋谷区神宮前6-10-8 NAビル1F申し込み方法:WEBサイトより応募(2018年3月1日サイト公開予定)定員:30名応募期間:2018年3月1日(木)~3月7日(水)【問い合わせ先】株式会社ゴールドウイン カスタマーサービスセンターTEL:0120-307-560
2018年02月26日布施明が毎年行っている、恒例の秋春ツアー。年をまたいで継続中である、この『AKIRA FUSE LIVE 2017-2018ROUTE 70 -来し方行く末‐』の終盤戦を飾る東京公演が、来る3月10日(土)、Bunkamuraオーチャードホールにて開催される。すでに10年以上も毎年行っているという、この恒例の秋春ツアーの意味について、彼はこんなふうに語っている。【チケット情報はこちら】「やっぱり、自分にとっては、ライブがメインなんですよね。テレビとか音源とかいろいろ活動はあるけど、もともとジャズ喫茶と言われた場所から出てきた男なので(笑)。お客さんを前にして歌うっていうのが、やっぱり好きなんです。あと、ライブっていうのは、本当に“生き物”なんですよね。同じ曲を歌っていても、その年、その月で、どんどん変わっていく。そこが自分で歌っていても、すごく面白いところなんです」“ROUTE 70 -来し方行く末-”とサブタイトルのつけられた今回のツアー。そこには、彼のどんな思いが込められているのだろうか。「実は、このツアーの最中に70歳になりまして。で、そういうのをうたったほうがいいって、スタッフは言うんだけど、自分の年齢なんて声高に言いたくないじゃないですか(笑)。なので、“ROUTE 70”……“国道70線”みたいな言い方にさせてもらって。で、“来し方行く末”っていうのは、まさに今まで来た道と、これから行く先みたいなものです。今まで来た道は、もう変えることはできないけれど、それを全部認めた上で真似しないことが大事というか。やっぱり、僕ら団塊の世代の人間は、1ミリでもいいから前に行きたいみたいな思いが、すごく強いんですよね」2015年に、デビュー50周年を迎えた布施。その伸びやかで圧倒的な歌声は、今も健在だ。『君は薔薇より美しい』、『霧の摩周湖』、『シクラメンのかほり』、『My Way』など、ヒット曲や人気曲を披露することが、あらかじめ告知されているこのライブ。しかしそれは、50周年のときのような、いわゆる集大成然としたライブとは、少々趣が異なるようだ。「50周年のコンサートで、ひとつ集大成みたいなものをやったから、今回もそういうことをちょっとは意識しようと思ったんだけど……結局そうはならなかったね(笑)。僕自身、やっぱり歩み続けているわけだから。今年は、新しいアルバムを出せるよう、今いろいろと準備をしているので、今回のライブでは、そのあたりの変化を見てもらえたら嬉しいです。あと、今回のツアーは、去年の8月の終わりから同じメンバーでずっとやっているので、この春のライブは間違いなくいいものになると思います」チケットは発売中。取材・文:麦倉正樹
2018年02月14日人間国宝・志村ふくみと長女の志村洋子が手掛ける紬織(つむぎおり)ブランドアトリエシムラ(atelier shimura)と、ミナ ペルホネン(minä perhonen)による帯の展示販売「シムラの着物ミナの帯」が開催される。場所は、南青山のTOBICHI2で、期間は2017年12月8日(金)から17日(日)まで。前回に続き、第2回目となるコラボレーションイベントは、アトリエシムラの新作を含む着物約10反と、オリジナルの帯5点を中心に展示販売される。帯のうち2点は、ミナ ペルホネンのデザイナー皆川明が特別にデザインを手がけた。帯は、アトリエシムラの植物で染めた糸をアクセントに、ミナ ペルホネンが得意とする繊細で立体的な刺繍が施される。2つのブランドの世界が混ざりあうことで、やわらかな色合いと上品な仕上がりが実現した。すべて1点ものとなる作品は、日本の伝統美を新しい形で表現した逸品だ。また、トークショーなどのイベントも用意。「ほぼ日刊イトイ新聞」の糸井重里、ミナ ペルホネンのデザイナー皆川明、アトリエシムラの代表志村昌司ら豪華ゲストが登壇し、それぞれのブランドの魅力や日本のものづくりについて語る。【詳細】「シムラの着物ミナの帯」会期:2017年12月8日(金)〜17日(日)日時:・12月8日(金) 11:00〜17:30・12月9日(土)、10日(日) 11:00〜18:00・12月11日(月)〜15日(金) 11:00〜19:00・12月16日(土) 11:00〜17:00・12月17日(日) 11:00〜19:00場所:TOBICHI2住所:東京都港区南青山 4-28-26価格帯:着物は60万円+税~、帯は10万円~※すべて一点もののため、購入者が決まり次第終了。展示終了後に引渡し。■関連情報・トークショー「手仕事、物づくりのこれから」糸井重里氏(ほぼ日)×皆川明氏(ミナ ペルホネン)×志村昌司氏(アトリエシムラ)日時:12月8日(金) 19:00〜・ギャラリートーク「シムラの着物ミナの帯を纏う人たち」日時:12月16日(土) 18:00〜※参加方法は、いずれも各イベント当日に11:00から整理券を配布。会場はいずれもTOBICHI2にて開催。
2017年12月11日アトリエシムラによる着物と、ミナ ペルホネン(minä perhonen)の帯の組み合わせを多彩に楽しめるイベント「シムラの着物ミナの帯」が、12月8日から17日まで南青山のTOBICHI2にて開催される。TOBICHI2は、ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)が運営する催しもの場所。今回のふたつのブランドのコラボレーションは、約2年前の11月にほぼ日のTOBICHIで実現されていて、今回も“「あたらしい」と、あう。”というテーマは変わらず、より深いコラボレーションを展開する。アトリエシムラは、新作を含む着物約10反を展示、販売を行い、そのなかから3点くらいずつ、変化をつけながら順番に展示。ミナ ペルホネンの皆川明は、本イベントのためにデザインした新作「風の種 カゼノタネ」と「rosette」の2種類を含む、5柄の帯(10万円より)を展示、受注販売を行う。前回のイベントで好評だった、「forest dot」と「grapes」も糸や色を変えてふたたび登場。今回の帯はすべてオリジナルで、帯の緯糸(よこいと)にアトリエシムラが草木で染めた糸がアクセントとして入っている。そして、会場では常時、アトリエシムラのスタッフが着物と帯の説明を始め、組み合わせなどを一緒に考える「お見立て」も実施。お見立ては、事前に申し込みが必要で当選者のみ受けられる。申込受付期間は11月29日から12月5日の午前11時まで。日時や申込方法など詳細は、イベントページ()にて。さらに、イベント開催初日の12月8日には、これからの「物づくり」をテーマに皆川明、アトリエシムラ代表の志村昌司、糸井重里による、約1時間のトークショーを19時より実施する。参加希望者は、当日の午前11時から発行される整理券が必要。他にも、16日の18時より着物トークイベント「シムラの着物ミナの帯をまとう人たち。」や、「ミナの帯」と同じ柄でつくった数寄屋袋、名刺入れをはじめ、アトリエシムラのストール、小裂(こぎれ)の額装などを取り扱う「ショップ in TOBICHI」も開催される。「いつか自分の着物がほしい」と考えている人も、「着物には縁がないなぁ」と思っている人も、新しい価値・新しい自分とあえる会場に、ぜひ足を運んでみては。【イベント情報】シムラの着物ミナの帯会期:12月8日〜12月17日会場:TOBICHI2住所:東京都港区南青山4-28-26時間:12月8日/11:00〜17:30、9日〜10日/〜18:00、11日〜15日/〜19:00、16日/〜17:00、17日/〜19:00入場無料
2017年12月04日ワコール(WACOAL)の新宿泊施設「京の温所(おんどころ)」が、2018年4月末京都・岡崎エリアにオープン予定だ。下着メーカーのワコールは、アンダーウェアだけでなく、2018年より宿泊事業を展開する。京町家をリノベーションした新しい宿泊施設「京の温所」のコンセプトは、"ひとつの旅が暮らしの深呼吸のように感じられるひととき"。ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー皆川明が、ネーミング、コンセプト、ロゴデザインの監修を手掛けた。宿泊施設としての機能だけでなく、京都に息づく様々な文化やコミュニティと繋がる場を提供することで、日常の安堵感と旅の開放感や特別な体験ができる宿作りを目指す。「京の温所」オープンに先駆け、11月30日(木)には東京・スパイラルで皆川明と建築家・中村好文によるトークイベントを開催する。中村好文は、2018年夏以降にオープン予定の2、3軒目の宿泊施設に関するディレクションと設計を担当している。【詳細】「京の温所(おんどころ)」オープン時期:2018年4月末エリア:京都・岡崎エリア■トークイベント開催日時:2017年11月30日(木) 13:00〜15:00会場:ラウンジアンクルハット(スパイラル8F)住所:東京都港区南青山5-6-23※一般参加者は事前申し込みが必要。申込URL:【問い合わせ先】株式会社ワコール お客様センター TEL:0120-307-056(平日:9:30~17:00)
2017年11月10日ワコール(WACOAL)は、京町家をリノベーションした宿泊施設「京の温所(おんどころ)」を2018年4月末、京都・岡崎エリアにオープンする。施設のコンセプトは「ひとつの旅が暮らしの深呼吸のように感じられるひととき」。京都という文化や環境、コミュニティと繋がる場を提供することで、日常の安堵感と旅の開放感、特別な体験ができる宿。滞在する人たちの「もう一つの日常」となることを目指す。また、京都の都市景観を特徴づける建築物である京町家の価値や特性を活かしながら、現代生活が共存する住空間としてリノベーションされた宿泊施設は、京都に息づく様々な文化やコミュニティと繋がる場を創出し、より印象深い滞在体験として提供する。同施設のネーミングやコンセプトの設定、町家のリノベーションプランを始めとする、全体のディレクションはファッションブランド・ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー・皆川明と、住宅設計や家具デザイナーとしても活動する建築家・中村好文が担当。ロゴマークの制作やコミュニケーションデザインには、アーティストの望月通陽とデザイナーの山口信博を迎えた。オープンに先駆け、11月30日にはディレクションを担当する皆川明と中村好文によるトークイベントを、東京・表参道の「ラウンジアンクルハット」で開催。宿泊事業の概要や皆川明と中村好文の対談、質疑応答など、「京の温所」が考える、五感をほぐす、京都滞在のあたらしい形について、現在進行中のプランなども交えたトークを展開する。なお、トークイベントの参加は20名限定、応募が多数の場合は抽選制となる。詳しい参加方法はこちら()をチェック。【イベント情報】『京の温所(おんどころ)』──京都で体験するあたらしいもうひとつの日常。(仮称)会期:11月30日時間:13:00〜15:00場所:ラウンジアンクルハット スパイラル8階住所:東京都港区南青山5-6-23
2017年11月09日