アイドルグループ・ふぉ~ゆ~の福田悠太が、舞台『悪魔の毒毒モンスター』主演を務めることが5日、明らかになった。同作は日本でもカルト・ムービーとして広く知られる映画『悪魔の毒々モンスター』(84年)を、2010年のトニー賞で作品賞を受賞した『メンフィス』の脚本家ジョー・ディピエトロと、音楽を担当したデヴィッド・ブライアンのコンビが、渾身のロック・ミュージカルとして2009年にオフ・ブロードウェイで舞台化した作品。アメリカ・ニュージャージーを舞台に、街のいじめられっこだったオタク青年メルビン(福田)が産業廃棄物で汚染された街を救うため立ちあがったが、汚染の黒幕である市長の命令で放射性廃棄物のドラム缶に放り込まれてしまう。突然変異で緑色のモンスターになってしまったメルビンは、復讐を誓う。醜いモンスターになってしまったメルビンに唯一親しく接してくれるのは、盲目の美女・図書館の司書サラ(中別府葵)だけだった。2人はいいムードになるが、市長は自らの野望を阻むモンスターの命を狙う。基本的には勧善懲悪のスプラッターコメディで、醜悪なモンスターと化した主人公がモップを片手に悪人たちを退治していく物語となっている同作。全米ツアー、ヨーロッパと各地で上演され、あらゆるところで観客を爆笑の渦に巻き込み、話題沸騰の作品がいよいよ日本で上演される。昨年のミュージカル『DAY ZERO』で初めて座長の大役を務めた他、グループでも数々の舞台やバラエティで活躍する、ふぉ~ゆ~の福田悠太が、本作の主人公でいじめられっ子のオタクで後にヘドロまみれのモンスターに変身してしまうメルビン役を演じる。さらにヒロインを演じる中別府葵、ミュージカル俳優としてのキャリアを積み上げているジャニーズJr.の林翔太、圧倒的な歌唱力を武器に数々のミュージカルでも活躍する宮原浩暢(LE VELVETS)、元宝塚トップの霧矢大夢が出演し、複数のキャラクターを演じ分ける。演出は池田テツヒロ、音楽監督は岡崎司、翻訳は可児理華が務める。東京公演はよみうり大手町ホールにて2020年3月13日~3月22日、大阪公演は松下IMPホールにて4月3日~4月5日。○福田悠太コメントどうも、いつもお世話になってます。ふぉ〜ゆ〜の福田悠太です。いつもお世話になっていない方はこれからお世話になろうと思っております。出来れば福ちゃんって呼んでやって下さい。よろしくおなしゃす。この度『悪魔の毒毒モンスター』に出させて頂ける事になりまして、率直に思った事は、なんてタイトルなんだと思いました。語呂が良すぎます。もうすでに面白いです。これは観に来たらもっと面白い事間違いなしです。コメディーです。ミュージカルです。日々のストレスで悩んでる皆さんに激オススメ物件です。よろしくおなしゃす。○中別府葵 コメント今回ヒロインのサラを演じさせて頂くことになり、とても幸せに思っております。本作のオーディションを受ける前に海外での映像を拝見し、1度聴いただけで口ずさんでしまうような素敵な楽曲と、登場するキャラクター全員の濃さとそのエネルギーに圧倒されました。演出の池田さんは俳優としても大変尊敬していますし、演出作品も多く観ていて、池田さんがこの作品を日本の皆様に向けてどのように作っていかれるのかとても楽しみですし、その演出に前のめりに!ついていこうと思っています。主演の福田悠太さんをはじめとする素晴らしいキャストの皆さんと共演させて頂くことも大変楽しみにしております。人生2度目のミュージカルなので、先輩の皆さんに色々と教えて頂きながら、ヒロインのサラをパワフルに可愛く演じられたらと思います。
2019年11月05日お笑いコンビ・チュートリアルの福田充徳が25日、都内で行われたハロウィンイベント「ヴーヴ・クリコ イエローウィン」オープニングセレモニーに登場。相方の徳井義実が7年間で合計約1億2000万円の申告漏れを東京国税局から指摘された問題について謝罪した。去り際に報道陣から声をかけられ、「このたびは相方の徳井が、みなさまに大変ご迷惑、そして不快な思いをさせてしまい本当にすみませんでした」と謝罪。徳井と電話で話したことを明かし、「本人はすごく反省もしていまして、すごく落ち込んでいて、『自分がやった過ちなので言い逃れできない』とすごく反省していました」と様子を語った。徳井は、2009年に設立した個人事務所「チューリップ」を通じて出演料などを受け取っていたが、2016~18年の3年間、所得を一切申告しておらず、申告漏れを指摘された。さらに、2012~15年に旅行代などを会社の経費として計上していたが、経費と認められず、所得隠しと判断された。23日深夜に行われた会見で徳井は謝罪し、「想像を絶するだらしなさ。僕のルーズなところ。作業をどんどん先延ばしに」などと釈明していた。「ヴーヴ・クリコ イエローウィン」は、シャンパーニュブランド「ヴーヴ・グリコ」が開催するハロウィンイベント。オープニングセレモニーには、福田のほか、モデルのマギー、2012年ロンドン・パラリンピックの閉会式でパフォーマンスしたヴィクトリア モデスタ氏が登場した。
2019年10月25日ふぉ~ゆ~が主演するエンターテイメントショー『ENTA!2 4U. Zeppin de SHOW』の製作発表が行われ、メンバーの福田悠太・辰巳雄大・越岡裕貴・松崎祐介が登壇した。【チケット情報はこちら】MCに呼び込まれた4人は、2018年12月に上演された前回の『ENTA!』で披露された初のオリジナル曲「Everything 4 You」を歌いながら登場。堂島孝平が手がけたアップテンポなナンバーに合わせる激しいダンスで、会見場の空気をヒートアップさせた。昨年に引き続く第2弾となる本作では、歌唱パフォーマンスをはじめ、コントやゲストを迎えてのトークが繰り広げられる。前回同様、カメラがステージ上・舞台裏を問わず常に彼らを追ってその様子をハイビジョン中継する“生カメラ”の趣向も健在。辰巳は「僕たちが今できることを全て詰め込む、ふぉ~ゆ~の“取扱説明書”みたいな作品をお届けします!」と宣言すれば、越岡も「2019年の集大成、そして2020年によいスタートを切れるようファンの皆さんと盛り上がっていけたら」と続いた。『ENTA!2』の具体的な内容を問われると、福田は「新曲を2曲、発表しますよー!」と予告。全員で「おぉ~!」「イェーイ!」と喜びを爆発させ、振付を福田、うち1曲の作詞を辰巳、ラップ部分を松崎、衣装を越岡が手がけることが明かされた。辰巳が「去年、新曲をお披露目した時にファンの方が泣いてくださって」「待っていてくれたんだ……と思ったら一緒に感動しちゃって、歌い出せなかった」と振り返る一方で、福田が「今回も泣く準備してほしいよね」とつぶやくと、記者から大きな笑い声が上がる。毎回異なるゲストが訪れ、初対面のふぉ~ゆ~とコラボレーションした昨年同様、今回の『ENTA!2』も爆笑問題(東京)、小川菜摘(大阪)、島田秀平(名古屋)といった多彩な15人がステージに華を添える。スクリーンに次々と映し出されるラインナップのうち、松崎のボルテージが一段と上がったのは、壇蜜の名が挙がった瞬間。「男性を魅了するフェロモンの秘密を聞けば、男子高校生みたいな僕たちにも色気が醸せるかも」とボケをかまし、会見場の笑いを誘った。公演は12月11日(水)から15日(日)まで、東京・Zepp DiverCity TOKYOにて。その後、21日(土)・22日(日)に大阪・Zepp Namba、28日(土)・29日(日)に愛知・Zepp Nagoyaと巡演する。チケットは、ぴあ特別サイトにて発売中。取材・文:岡山朋代
2019年10月23日グラビアアイドルの福田琴美が、最新イメージDVD『Heartstrings』(4,104円税込 発売元:スパイスビジュアル)をリリースした。2016年に女優としてデビューし、ドラマや映画、バラエティーに活躍中の福田琴美。インスタグラムにプライベートの水着姿の写真をアップするとアクセスが集中して話題にとなり、今年5月に待望の1stDVD『ことみっくす』をリリースした。上からB88・W56・H82という圧倒的なスタイルと豊満のFカップバストを披露。その圧倒的な豊満さに"次世代下乳クイーン"と呼ばれてグラドルファンから熱い注目を集めている。そんな彼女が早くも2ndDVDを発売。1stDVD『ことみっくす』では初めてのグラビア作品にも関わらずセクシーなシーンを見せてファンの視線を釘付けにしたが、今回は前回以上に大人びた姿を披露している。水着は黒のビキニや白のY字形超ハイレグ水着、さらには三角ビキニと、露出度の高いものが多い。車のシーンやベッド、バスルームでのシーンが見どころで、特にベッドのシーンは、前作以上にセクシーな福田が見られる。なお、同DVDの発売を記念したイベントが9月29日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館7F(15:00~)で開催される。
2019年09月24日数々のエンタテインメント作品を世に送り出し、大ヒットを打ってきた矢口史靖監督初のミュージカルコメディ『ダンスウィズミー』が本日より公開。“音楽が流れると、歌わずに、踊らずにいられない”という、“ミュージカルスターの催眠術”をかけられてしまった女性の奮闘をコミカルに描いた作品だ。『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』でみずみずしい青春を、そして『ハッピーフライト』では航空会社で働く人々をコミカルに描いてきた矢口監督。そんな監督が今作に選んだのは、なんと初挑戦となるミュージカル。これまで監督は、どちらかというとミュージカルに抵抗感があったというが、アカデミー賞監督賞をはじめ、6部門での受賞を果たした『ラ・ラ・ランド』を観て触発され、自身も作ってみたいという気持ちになったようだ。近年洋画では、『ラ・ラ・ランド』だけでなく、『グレイテスト・ショーマン』など大ヒットを記録するミュージカル映画がたびたび公開されているが、矢口監督自らが脚本を手がけた本作は、毎年500本以上も公開される邦画の中でも珍しい“邦画のミュージカルコメディ”となっている。矢口監督は“映画が面白くなること”を第一に考え、有名無名にこだわらず基本的にオ ーディションで主演俳優を決めるスタイルを取っている。これは、その作品ごとにベストな人材を探すためだ。『ウォーターボーイズ』では妻夫木聡、『スウィングガールズ』では上野樹里、『ハッピーフライト』では綾瀬はるかがそれぞれオーディションを勝ち抜き主役の座を獲得してきた。そして今作で主役に抜擢されたのは、三吉彩花。Seventeen誌のトップモデルとして絶大な人気を誇り、“女子高生のカリスマ”とも呼ばれた存在だ。すでに同誌を卒業し、映画『いぬやしき』への出演など、このところ女優としてアクティブな活躍をみせている。三吉は特技のダンスを生かし、“歌って踊れる”約500人の応募者の中からオーディションを勝ち抜き、主役の座を獲得。一流商社で働きながら、ある日“ミュージカルスターの催眠術”をかけられてしまった主人公・鈴木静香に扮する。矢口監督は、シンクロナイズドスイミングやジャズバンドなど、役者自身に厳しい特訓を課すスタイルを取ってきた。今作でも同様に、三吉はミュージカルシーンすべての歌とダンスを長い手足を武器に、吹替えなしで挑んでいるのだ。そんな三吉を支えるのは、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明といった、多彩にして多才な面々。彼らが彩る、一大ミュージカルショーを、ぜひとも劇場で体験していただきたい。そこには夏の暑さを吹き飛ばす、気分爽快な時間が待っているはずだ。『ダンスウィズミー』本日より公開
2019年08月16日グラビアアイドルの福田琴美が16日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『ことみっくす』(発売中 4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。今年2月にグラビアデビューを飾った福田琴美は、上からB88・W56・H82という抜群のプロポーションに加え、形の良いFカップバストで次世代の下乳クイーンと呼ばれている逸材。初リリースとなる同DVDは、今年2月に沖縄・宮古島で撮影された。「2月にグラビアを始めたばかりで身体の使い方や見せ方が分かっていませんでしたが、初々しさ満点だと思いますよ」とそんするも、随所で下乳と"パーフェクトボディー"を披露している。福田は「内容は田舎のお姉ちゃんが東京に出てきて、また田舎に戻ってきたような、元ヤンキーみたいなお姉さんという設定です。私自身もちょっとやんちゃはしていました(笑)」と明かし、「シャワーのシーンは泡まみれになりました。それに真ん中がパックリと開いた競泳水着や変形ビキニも初めて着用したんですけど、新鮮で楽しかったです」と撮影を振り返った。24歳のグラビアデビューということで、初めてのDVDとは思えない大胆なシーンも収録されている。「セクシーなのは夜のベッドで着たランジェリー姿です。大胆なポーズを取っているところはセクシーだと思います。今回のDVDの中では一番大胆な衣装です」とアピールした。これまでドラマや舞台などに出演し、女優として活躍していた福田は、昨年インスタに載せた水着姿の下乳画像が大きな話題を呼び、グラビア界からのオファーを受けてグラビアデビューを果たしたという珍しい経歴の持ち主。「以前からやってみたいという気持ちはあったんです。女優のお仕事につながると思ってグラビアをやることになりました」と明かしつつ、「グラビアではありませんが、真木よう子さんに憧れています」とコメント。今後のグラビアの目標としては「雑誌に乗ってみたいですね。表紙を飾りたいです」と意欲的で、「次のDVDではもう少し大胆に攻めていけたらとは思っています」と意欲を見せていた。
2019年06月22日大泉洋と福田雄一が初タッグを組み、福田氏のオリジナル脚本による『新解釈・三國志』の映画化が決定!2人の仲の良さも伺える爆笑のコメントムービーも到着した。誰もが一度は目や耳にしたことがある「三國志」とは、およそ1800年前、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏、呉、蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた書物。「三國志」の中には、魏の曹操、呉の孫権、蜀の劉備玄徳をはじめ、中華統一を目指す、ひと癖もふた癖もある個性豊かな武将が登場し戦うことから、日本でも小説や漫画、そしてゲームなど多くのコンテンツが作られ、親しまれている。香港の巨匠ジョン・ウー監督により映画化された『レッドクリフ』も大ヒットした。ただ、「三國志」で語られる逸話の中には、現実味にかける話や解き明かされていない謎も数多く存在し、読み手によってこれまで様々な解釈がされてきたが、そんな超有名歴史エンターテインメントを、「今日から俺は!!」や「勇者ヨシヒコ」シリーズ、映画『銀魂』シリーズなどのコメディ界屈指のヒットメーカーとして知られる福田雄一監督が “新解釈”で実写映画化。全貌がまだ明かされていない本作の見どころは、“いままで誰も想像し得なかった新たな解釈で三國志が描かれる”こと。果たして歴史に名を残した英雄たちは、本当はどんな人物像だったのか?史実として有名な「桃園の誓い」や「三顧の礼」、そして「赤壁の戦い」は、そこに至るまでにどのようなドラマがあったのか?同じく中国を舞台とした歴史超大作であり、大ヒット上映中の映画『キン●ダム』のような壮大なスケールで描かれるのか?福田監督完全オリジナルの脚本で、“新しい三國志の世界”がお目見えする。そして、福田流・新解釈で主人公となるのは、「桃園の誓い」で関羽・張飛の2人と義兄弟の契りを結び、仁徳と義を重んじる蜀の武将・劉備玄徳。演じるは、『駈込み女と駆出し男』で第58回ブルーリボン賞「主演男優賞」を受賞、『探偵はBARにいる』シリーズや『アイアムアヒーロー』、『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』など数々のドラマ・映画に出演し、シリアスからコメディまで、その演技力で圧倒的な存在感を残す大泉洋。アニメーションの声優、作家、歌手などマルチに活躍し、その軽妙なトークでも幅広い年代から愛される大泉さんが、本作では群雄割拠の覇権争い渦巻く中、蜀の武将・劉備玄徳に。意外にも本作が福田監督映画へ初参加となる。大泉さんは「福田組は、本当に芝居の上手い人達ばかり集めて、その人達が永遠とふざける訳だから、そりゃ面白いわな!と思いました。ただあまりに好き勝手にふざけてますから、三国志ファンや、本国が怒るんじゃないかと心配で、、、」とコメントし、「同じ中国が舞台で、配給もプロデューサーも一緒なら僕は『キングダム』に出たかったです!(笑)」と恨み節も?「こっちは今まで見たことのない、ボヤキ続ける劉備とか、めちゃくちゃ軽い諸葛孔明とかばっか出てきますからね(笑)新解釈とかいう問題じゃないんじゃないかと、私はとにかくそれが心配です(笑)」と期待を込めて(!?)語る。福田監督も「本作は、『水曜どうでしょう』のノリの大泉洋さんが、劉備玄徳をやるっていうのが僕の今回の一番のコンセプト」と語っており、まさしく“新解釈”の「三國志」となるらしい。さらに、クランクアップを迎えた大泉さんと福田監督からスペシャルコメント映像が到着。本作の世界観と2人の信頼関係が伝わる超貴重な映像もチェックしてみて。『新解釈・三國志』は2020年より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年06月05日俳優の賀来賢人と福田雄一監督が5日、都内で行われた日本テレビ系ドラマ『今日から俺は!!』の全10話イッキ見上映の舞台あいさつに登場し、同作の映画化が決定したことを発表した。このイベントは、24日に同ドラマのBlue-ray&DVDが発売されるのを記念して行われているもの。舞台あいさつの最後に締めのコメントを求められた福田監督が「映画化が決まりました!」と発表すると、会場は大きな歓声に包まれた。福田監督は続けて、「皆さんの応援があってのおかげですよ。どんだけやりたいって言ってもできないですから。皆さんがいろんなところで応援してくれたおかげで、大人たちが『これ映画化したほうがいいんじゃないか?』ってなったんですよ」といい、賀来は「今日のイベントも決め手になったんじゃないでしょうか?」と推測。そして、福田監督は「頑張ります。絶対面白くしますので!」と決意を示し、賀来は「楽しみにしてください!」と集まったファンに呼びかけていた。映画版は、福田監督がメガホンを取り、賀来が主演することは決まっているが、公開時期やその他キャスト等は現時点で未定となっている。
2019年04月05日ブロードウェイで話題のコメディミュージカルを、福田雄一の上演台本と演出、ミュージカル&音楽界の実力派キャストで贈る『サムシング・ロッテン!』。タイトルは「何かが腐ってる!」という意味だ。物語は1595年のイギリス。売れない劇作家ニック(中川晃教)は、スター劇作家のシェイクスピア(西川貴教)に対抗心を持ちつつ、弟のナイジェル(平方元基)と劇団を運営している。が、運営に行き詰まり、妻(瀬奈じゅん)の目を盗んで予言者ノストラダムスを訪ね、お告げ通りに歌あり踊りありの「ミュージカル」を書こうとする…。ノストラダムス役で出演する橋本さとしが来阪、作品のおもしろさを語った。ミュージカル「サムシング・ロッテン!」チケット情報「ノストラダムスと名乗ってますけど、設定としてはノストラダムスの甥です。その時点で、うさん臭さがある(笑)」。怪しげなキャラクターを楽しんでいる様子の橋本さとし。「架空の話だけど夢のある話。何もないところから何かを生み出す時の、人の必死さや純粋さを滑稽に描いているのが、この作品の面白いところじゃないかな。いろいろ演劇的な“おもしろ”を入れて、シニカルに描いたコメディだと思います」。シェイクスピア作品をはじめ、『アニー』や『レ・ミゼラブル』など人気ミュージカルを思わせる数々のシーンも見どころだ。「曲はすごく素晴らしい。これぞミュージカルというナンバーの中に、他のミュージカルの傑作ナンバーが部分的に散りばめられていたり。ミュージカルファンの方は、“お!”という驚きとお得感みたいなものもあるでしょう。ミュージカルを知らない方でも楽しめる楽曲と物語です」。多彩なミュージカルのパロディが入ったコメディとくれば、もうこれは福田雄一の真骨頂。橋本は福田との舞台は初めてだが、コント番組で経験済み。「現場で一番笑ってるのは福田さん。お客さんに笑っていただく前に、まず福田さんにどれだけウケるか。福田さんをバロメーターに、福田さんが笑えば必ずお客さんに伝わると信じてやろうと思っています」。演じるのはミュージカル界、音楽界の主役級たち「信頼できる、鉄壁のメンバーです」。その中で、シェイクスピア作品とミュージカルの両方で経験豊富なのが橋本だ。「シェイクスピアの深みも大事にしたいですけど、この作品はほとんどパロディなので、ちょっとアメリカンなシェイクスピアでいこうかなと(笑)。もう、僕の持ってるもの全部出しちゃえみたいな感じ。そうでないと、僕がキャスティングされた意味がないでしょ(笑)」。公演は12月17日(月)から30日(日)まで東京国際フォーラム・ホールC、1月11日(金)から14日(月・祝)まで大阪・オリックス劇場にて開催。チケットは発売中。取材・文:高橋晴代
2018年11月21日序盤から高視聴率を記録しつ続けている、朝の連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合)。松坂慶子(66)演じる個性的な母や福田靖氏の描く暖かくもユーモラスな脚本などで人気の本作。その中でもネットを中心に注目されているのがヒロインの夫・萬平を演じる長谷川博己(41)だ。「#おいで砲」なるハッシュタグまで生まれるなど、連日“萬平フィーバー”が巻き起こっている。そして、現場でも安藤やスタッフを虜にする長谷川の魅力。そこには、驚くほどの“気遣いぶり”があるという。「安藤さんは昨年出産したばかりで、朝ドラ初の“子育てヒロイン”。撮影のため大阪で娘と2人暮らしをしています。そんな彼女に負担をかけないよう、通常よりも撮影開始時間を早めて『基本的に19時までには終えるように』とのお達しが出ています。そのルールを守るべくチーム一丸となっていますが、誰よりも率先して協力しているのが長谷川さんなんです。というのも時短のためにいちばん「有効なのはNGを出さないことです。そこで長谷川さんは意を決し、『福ちゃんのためにも、NGゼロにする!』と宣言していました」(前出・NHK関係者)しかし、朝ドラといえば台本の台詞が多いことで知られている。その量、なんと民放ドラマの4倍以上とも。NGゼロを有言実行するのは、難しそうだが……。「そんななかで長谷川さんは、5月にクランクインしてから一度もNGを出していないのです。これは、かなり異例のこと。その集中力には、スタッフも共演者も驚きを隠せませんでした。そんな彼につられて、現場の集中力も高まっています。そのため本番でカメラが止まることはほとんどなくなっています」(前出・NHK関係者)さらに長谷川は、育児と撮影の両立で疲れた安藤にこんな“サービス”も!「安藤さんは現場に1歳になったお子さんを連れてくることがあります。その際に長谷川さんは『僕は子供をあやすのが下手なんですよ』と言いながらも、そっと赤ちゃんを抱きよせていました。まさに“リアルおいで砲”です(笑)。彼の細やかな心配りが、現場の和やかな空気を作り出しています。安藤さんも『こんなハッピーな時間はない!って思うくらい楽しい現場です』と語っていました」(前出・NHK関係者)放映前には「皆さんを幸せにできるような作品に」と語っていた長谷川。すっかり長谷川に魅了されてしまった今、早くも“萬平さんロス”が怖いかも!?
2018年11月01日モデル・女優の三吉彩花が、矢口史靖監督の最新作『ダンスウィズミー』(2019年公開)に主演することが25日、わかった。同作は『ウォーターボーイズ』(01)、『スウィングガールズ』(04)、『ハッピーフライト』(08)とヒット作を生み出してきた矢口監督のオリジナル新作。一流商社で働く鈴木静香(三吉)は、ある日催眠術師に「曲が流れると、歌わずに、踊らずにいられない」という“ミュージカルスターの催眠術”を掛けられてしまう。街中で流れるどんな音楽でも歌って踊ってしまう体になってしまった静香は元の体に戻る方法を探す。『ウォーターボーイズ』では妻夫木聡、『スウィングガールズ』では上野樹里、『ハッピーフライト』では綾瀬はるかがオーディションで主役の座を獲得したため、矢口作品は“若手俳優の登竜門”とも言われている。今回主役に抜擢された三吉は、Seventeen誌のトップモデルとして絶大な人気を誇り、“女子高生のカリスマ”とも呼ばれていた。昨年同誌を卒業し、『25ans』『ELLE Japon』誌でモデルを務めるほか、女優として数々のテレビドラマ、映画へ出演。また「マイナビ2019」などTVCMにも数多く出演している。特技のダンスを生かし、歌って踊れる約500人の応募者の中からオーディションを勝ち抜き、主役の座を獲得した。矢口監督は「歌ってよし、踊ってよし、演技もできる。そして主人公のキャラクターにピタリとはまる女優。そんな人を探して果てしないオーディションを繰り返しました。『もしかしたら日本にはいないんじゃないか』と諦めかけた時、三吉さんに会えた。宝物を発見したような感覚でした」と振り返る。そして同作について「ミュージカルが好きな人はもちろんですが、苦手な人にこそ観てもらいたい映画です。観終わって映画館を出る時、リズムに体が揺れ、自然と鼻歌を歌ってしまう。そんなスーパー・エンタテインメント作品にしたいと思っています」と意気込んだ。○三吉彩花コメント矢口監督の作品に参加させていただけると決まった時は正直信じられない気持ちでした。オーディションで出し切った自分の力に自信が無かったので、私を選んでいただいたと聞いてすごく不思議な気持ちでした。脚本を読ませていただき、歌って踊りながら進んでいくストーリーを頭の中で想像しながら読むのがとても楽しかったです。静香の性格や仕草がどこか自分自身に似ているところもあり、物語にどんどん引き込まれました。今はこの作品に向けて毎日沢山の準備をしています。色々な不安はありますが、まずは自分が楽しむ! そして周りを巻き込む! というのを心掛けてスタッフの皆様、キャストの皆様と最高にハッピーな作品になるように頑張っていきますので楽しみにしていただけたら嬉しいです。
2018年07月25日賀来賢人主演、福田雄一が脚本&監督を務める10月スタートのドラマ「今日から俺は!!」。この度、本作に福田組常連のムロツヨシと佐藤二朗、さらに若月佑美(「乃木坂46」)、柾木玲弥が出演することが分かった。本作は、西森博之による累計発行部数4,000万部超えの伝説のヤンキー×ギャグ漫画のドラマ化。主人公・三橋役を賀来さんが、三橋の相棒・伊藤役を健太郎が演じるほか、太賀、矢本悠馬、鈴木伸之、磯村勇斗、清野菜名、橋本環奈ら若手俳優が決定している。■ムロツヨシ、オリジナルキャラで「邪魔して!見守りたい!」そして今回、また新たに本作に参加するキャストが決定。ムロさんが演じるのは、生徒の前や職員室で調子よく、どこにもいい顔して世渡りする憎めない教員・椋木先生。『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』「勇者ヨシヒコ」シリーズなど福田組常連のムロさんは、「賀来賢人が主演と福田さんから聞きまして、邪魔したいとお伝えしたところ、快諾頂きました」と今回の出演経緯を明かし、「この場を借りて宣言したいと思います。今日から俺は!!しっかりと!賀来を!若い役者さん達を!支えず!邪魔して!見守りたい!ムロツヨシです!!」とコメントしている。■佐藤二朗、清野菜名を守る父に!また、赤坂道場の師範で清野さん演じる理子の父役には、同じく福田組常連の佐藤さんが決定。理子がなぜ三橋に惚れているのかわからない父は、娘を守るため、三橋の排除に奔走する!「よく考えるとヤンキードラマにはあまり出演経験がない」と話す佐藤さんは、「今回は、血気盛んで前のめりな若い俳優たちと、思い切りハジけたい。で、ひとり、筋肉痛に苦しみたい。数日経って訪れる筋肉痛を楽しみたい。夜露死苦(←古)」と意気込みを語っている。■乃木坂・若月、橋本環奈にツッコミ!?「偶然にも原作を読んでいた」と言う若月さんが演じるのは、橋本さん演じる京子を慕うスケバン・川崎明美。空気を読まず、伊藤の前で清純な京子にツッコむという役柄だ。アイドルだけでなく、「あさひなぐ」「嫌われ松子の一生」など舞台でも活躍する若月さんは、「福田監督には、ほかのお仕事で何度かお世話になりましたが、ドラマでの福田組への参加は初めてなので、一生懸命しがみついていきたいと思います!」と気合十分。■柾木玲弥、一応不良な賀来&健太郎のクラスメイトに三橋と伊藤のクラスメイトで一応不良ではあるが、明るい性格で喧嘩は弱く、自分より強い相手には下手に出る佐川直也役には、「みんな!エスパーだよ!」「ラブホの上野さん」の柾木さん。「ガツガツツッパっていきたい」と話す柾木さんは、「台本を読ませていただいて、この本が形になるのかと思うと、楽しみで楽しみで仕方ありません。その一員になれたことが嬉しくもあり、そしてより頑張ろうと思いました。よろしくお願いします!」と語っている。日曜ドラマ「今日から俺は!!」は10月、日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年04月26日「綺麗だ 綺麗だ 綺麗だ 綺麗だ 目を見て言うよ 綺麗だ 好きになりそうだ 目を見て言うよ」 これは、疑惑の渦中にいる福田淳一元事務次官(58)による“セクハラ発言”だ。女性記者が“森友問題”について取材したところ、元事務次官は上記のセリフで口説いたという。4月12日に週刊新潮が掲載し、騒動に発展。それが、思わぬ反響を呼んでいる。 《これもう半分RADWIMPSだろ》 Twitterで18日にこう投稿されると、共感が共感を呼び5万8千ものリツイート!「前前前世」を筆頭に、同じ言葉を繰り返す点と素直なメッセージが“RADWIMPSの歌詞みたいだ”とみられているようだ。 《なんだよ、事務次官アカペラでRAD歌ってただけかよ》《作詞の才能があったとは恐れ入った》《RADWIMPSへのあつい風評被害》 さらにネット上では、実際にRADWIMPSっぽく歌うツワモノたちも。投稿された動画には《セカオワ感》《より早口で歌えばKANA-BOON》《意外と米津玄師っぽさある》などの声も上がっている。 また「綺麗だ」を繰り返すことから、アニマル浜口(70)を連想するひとたちも。 《「気合だ!気合だ!気合だ!」のアニマル浜口と言われたほうがしっくりくる》《前半だけ見るとアニマル浜口やな》 意外なところでムーブメントになっている発言。当の福田元事務次官はいま、どんな思いでいるのだろうか。
2018年04月20日ブロードウェイ・ミュージカル「サムシング・ロッテン!」が、「勇者ヨシヒコ」シリーズや『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』で知られる福田雄一の演出・上演台本で12月17日(月)より上演されることが決定。メインキャストには、中川晃教、西川貴教ら日本のミュージカル界を牽引する実力派が顔を揃えた。■福田雄一「出来上がりも幸せなことになる」本作は、トニー賞で2015年に9部門ノミネート、1部門受賞という快挙を成した作品の日本語版。タイトルの「Something Rotten!=サムシング・ロッテン!」は、直訳すると「何かが、腐っている!」。ハムレットの一節「something is rotten in the state of Denmark.(デンマークの國では、何かが腐っている)」を思わせるタイトルで、複数の戯曲、ミュージカル作品へのオマージュが随所に登場するコメディミュージカル。物語は1595年、ニックとナイジェルのボトム兄弟が、絶大な人気を誇るウィリアム・シェイクスピアと競いながら舞台芸術業界で成功を目指す内容だ。演出・上演台本を手掛ける福田氏は、周囲から「ロッテンは福田さんがやるべき!」と言われたことがきっかけで観たそうで、「『福田さんがやるべき!』の意味が分かりました。本当にミュージカルが好きな人たちがその愛を溢れんばかりに表現したコメディです。ということで、ミュージカル界で大活躍する役者さんたちが集まって頂けたことは、とても幸せなことですし、出来上がりも幸せなことになることでしょう」とコメントしている。■中川晃教VS西川貴教の文芸バトル主人公でスランプ中の劇作家ニック役を、ミュージカル「モーツァルト!」の主役に抜擢され、音楽活動と並行し俳優としても活動する中川晃教。そのライバルでありルネサンス時代のスーパースター劇作家シェイクスピア役を、T.M.Revolutionとして音楽活動するほか俳優などマルチに活動を展開し、4月からは地球ゴージャスの舞台「ZEROTOPIA」への出演も控える西川貴教が決定。中川さんは、「僕は面白いことはできません。たぶん。でも、『サムシング・ロッテン!』は、役者としてもどれだけ弾けられるかどうかが鍵の作品!最高かつ夢のあるキャスト!そしてクルーと!本作の持つエンターテイメント性をジュウニブンにお届けできるよう精進していきます!」と意気込み、西川さんは「演ると決めたからには福田雄一演出を存分に堪能したいと思っています。以前シェイクスピア作品を演じたことはありましたが、まさか自分がシェイクスピアを演じることになろうとは、思ってもみませんでした」とコメントしている。■瀬奈じゅん&橋本さとしらもまた、ニックを献身的に支える頼もしい妻ビー役に瀬奈じゅん、ニックの作品に大きな影響を与える預言者ノストラダムスには橋本さとし、ニックのピュアな弟ナイジェル役を平方元基、清教徒の娘ポーシャ役を清水くるみが演じる。瀬奈さんが「福田さんの演出…何をやらされるのか、いまからドキドキ…いや、ワクワクしています!」と現在の心境を明かしたほか、「福田さんの舞台に出させていただくのは初めてで、いまからワクワクしています」(平方さん)、「福田さん演出で『サムシング・ロッテン!』日本版、こんな豪華な作品に出演させて頂くこと、とても幸せです。絶対に面白い。私も客席から観たい(笑)」(清水さん)、「福田雄一さんとの仕事も楽しみです。お客さんを楽しませて笑顔にする娯楽エンターテインメントに徹底した演出に、アドリブが苦手な自分がどう色をつけれるか、本能と直感で臨みたいと思います」(橋本さん)とそれぞれ上演が楽しみだと話している。なお、本公演のチケット一般発売は9月を予定している。あらすじルネサンス時代のイギリス。売れない劇作家であるニック(中川晃教)は弟のナイジェル(平方元基)と共に自身の劇団を運営していた。時代の寵児であり、スーパースターの劇作家シェイクスピア(西川貴教)にニックは対抗心をむき出しにするが、劇団運営に行き詰まり、妻ビー(瀬奈じゅん)の目を盗んで予言者ノストラダムス(橋本さとし)のもとを訪ねる。そして、彼のお告げに従い、世界初の歌って踊る「ミュージカル」を書こうと決意するのだった。その後もノストラダムスのもとへ通うが、出てくるのは頼りない予言ばかり…ヒット確実な作品タイトルは「オムレット」(実は「ハムレット」の間違い)だと言われ、ニックはミュージカル「オムレット」を生み出すために悪戦苦闘する。作家の才能を秘めている弟のナイジェルは、兄の言うことを聞きつつも「卵の物語なんか書きたくない!」と思い悩む。そんななか、出会った美しい清教徒の娘ポーシャ(清水くるみ)と恋に落ち、新たなインスピレーションが生まれていた。一方、「ロミオとジュリエットに続く大ヒット作を書かねば」と人知れず思い悩んでいたシェイクスピアは、以前からナイジェルの才能に目をつけていて、彼からなんとか次作のアイデアを得ようと画策する。「トービーベルチ」と名乗る役者に化け、ニックの劇団に潜入し、後の大ヒット作となる「ハムレット」の土台となるアイデアをどんどん盗んでいくが…。ミュージカル「サムシング・ロッテン!」は12月17日(月)~30日(日)東京東京国際フォーラムホールC(東京)にて上演(全19公演)、2019年1月大阪オリックス劇場(大阪)にて上演予定。(cinemacafe.net)
2018年03月14日アイドルグループ・ふぉ〜ゆ〜の福田悠太が、オリジナル・ミュージカル『DAY ZERO』に主演することが23日、明らかになった。同作は2007年にアメリカで公開された社会派映画『DAY ZERO』をミュージカル化。予期せぬ召集令状を受け取った30代の3人の男たちの葛藤と苦悩と決断を描く。舞台単独初主演となる福田は、弁護士のジョージ・リフキンを演じる。さらにタクシー運転手ジェームス・ディクソンを上口耕平、小説家アーロン・フェラーを内藤大希が演じ、元AKB48の梅田彩佳、 元劇団四季の谷口あかり、若手の実力派俳優西川大貴が脇を固める。2016年、2017年に東野圭吾原作『手紙』をミュージカル化し高い評価を得た高橋知伽江×深沢桂子が、上演台本と音楽を担当する。演出は、劇団『響人』を持つ吉原光夫が、外部商業公演での初演出を手掛ける。プレビュー公演は水戸芸術館 ACM劇場で5月25日〜27日。東京公演はDDD 青山クロスシアターにて5月31日〜6月24日、愛知公演は刈谷市総合文化センター アイリスにて6月26日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて6月28日〜29日。○福田悠太コメント福田悠太初単独主演舞台。自分でもなにそれ? という気持ちとゾッとする気持ちと嬉しさと楽しみな気持ちで胸がいっぱいです。やれる限り精一杯やりますので、精 一杯の人間を見たい方は是非遊びに来て下さい。○演出:吉原光夫コメント映画の「DAY ZERO」を見た時に、これは自分達にもいつかは起こる事では?と感 じてしまいました。今の「フランス徴兵制復活」のニュースもそうですが、「その危機」が自 分達のすぐ側にも近づいてる。そのなかで、素晴らしいお二人、脚本高橋知伽江さん、音楽 深沢桂子さんでこの作品を、この時期に、そしてまた、素晴らしいキャストで挑戦できるのはとても意味を感じます。その「意味」に向けて精進します。吉原光夫
2018年01月23日思い出が汚れていく。 「福田明日香」という名前を聞いて、真っ先に顔を思い浮かべられる人は何人いるでしょうか。知らない方に説明すると、福田明日香さん(33)はモーニング娘。(以下モー娘。)の初期メンバー。主要ボーカルを14歳の若さで務める、才能豊かなアイドルでした。しかしメジャーデビューからわずか1年で、グループを去ってしまいました。 そんな彼女が今年に入ってから積極的にテレビへ出演。モー娘。在籍時のことや現在のシングルマザー生活について語っているのです。 福田さんと同世代の筆者は正直、大変そうな今を見ると心が苦しくなります。そして彼女の復帰を成功させるには、いくつか克服すべきポイントがあると思います。 1つは、昔の実績や知名度に頼って活動をしているという危うさの克服です。 復帰芸能人の多くはタイミングや元の活躍ぶりがしっかりしていないと、「あの人誰だっけ?」と言われかねません。最近のテレビ番組では「あのときの因縁を今だから話します」的な特集で久々にテレビ出演を果たす芸能人を見かけます。ただそのほとんどがタイミングを外しており、視聴者とのギャップを生んでいるように思います。 こういった視点から、福田さんの復帰タイミングを見てみましょう。初期メンバーが「ドリームモーニング娘。」を結成し、見る側の懐かしさを消費。その後の本格復帰です。これでは、少し遅すぎる気もするのです。 また2つ目のポイントは、復帰後の懐かしいキャラの克服です。 テレビ出演時にはどうしても“当時の本音”を求められるわけですが、相当インパクトがないと需要を保ちつづけるのはキツイもの。福田さんもそのあたりを理解しているのか、現在は「シングルマザーで極貧」というキャラを押し出しています。ただ、これも難しいと思います。なぜなら貧乏自慢は「よりビンボーで強烈なエピソードを持ってる人」に軍配が上がってしまうからです。 たとえば彼女は出演した際に「食費は月1万円」「重曹水で髪を洗った」などのエピソードを披露していました。これらは大変そうではあるものの、インパクトとしては弱い。「雑草や虫を捕って食べた」とか「ホームレスになった」とかがないと、極貧キャラはキツイのです。 どういう目的でテレビ出演をしているのかはわかりませんが、彼女がテレビに出続けるなら立ち位置を変えたほうがいいでしょう。ズバリおすすめは“節約ドケチキャラ”。ご本人も「趣味は節約」と言っていましたから、ちょうどいいかもしれません。 そして実は今、30代で節約を語れるタレントさんがいないのです。過去には松居一代さん(60)や松本明子さん(51)などがいましたが、それでも世代は上。ある意味チャンスといえるでしょう。 節約をウリにするには、さまざまな節約術も披露する必要があります。しかし節約術と貧乏エピソードがセットになれば鬼に金棒!いや、モー娘。に朝コーヒーです!卒業してパッとしないメンバーもいるモー娘。、ダークホースとしてガッツリ売れて当時を見返してやれ!
2017年12月19日お笑いコンビ・チュートリアルの福田充徳(42)に第1子となる男児が誕生したことが6日、わかった。相方・徳井義実(42)のツイッターで報告した。チュートリアルの福田充徳徳井は「福田からのお知らせです」と福田のメッセージを掲載。福田は「私事ですが先日父親になりました 3096グラムの元気な男の子です 母子ともに健康です 出産にも立ち合う事が出来我が子の誕生の瞬間に号泣してしまいました 」と報告し、「これからは奥さん息子そしてバイク9台のために頑張っていきますチュートリアル福田」と決意を新たにした。福田は昨年6月に同い年の一般女性と結婚した。
2017年12月06日12月1日(金)放送のTBS系「A-Studio」は俳優の賀来賢人をゲストに迎えてオンエア。福田雄一監督の“撮影秘話”に小栗旬との“友情エピソード”、さらに妻・榮倉奈々へのプロポーズにまつわる秘話なども語られ、ネットでもその人柄を評価する数多くの声が投稿されていた。本番組は笑福亭鶴瓶と「ViVi」モデル・emmaがMCを担当し、ゲストの友人や関係者への徹底取材からその素顔に迫っていくバラエティー。『銀魂』などを手がける福田監督作品にも数多く参加し現在では“福田組”として知られる賀来さんだが、一時は福田監督の作品になかなか呼ばれなかった時期もあったという。ここで福田監督をふり向かせなかったら「終わる」と思った賀来さんは、昨年のWEBドラマ「宇宙の仕事」の際「共演者を皆殺しにしてやるって思いながら演じた」と当時をふり返る。そこで演技の幅を広げ今年放送の「スーパーサラリーマン左江内氏」の撮影に臨んだ賀来さんだったが、同作がゴールデンタイム放送ということで最初は遠慮気味に演じていたところ、「監督から結構怖めのトーンで“深夜だと思って演じろ”と言われた」のだとか。そこでふり切った賀来さんは「アドリブで20分押す」ほど熱演。さらに高橋克実からも「あいつは何者だ?」と言われるほど共演者から評価されるようになったという。その甲斐あってか同作での演技がネットニュースで「奇行」と書かれるまでになった賀来さん。福田さんに救い上げられて「やりたいことが明解に見えてきた」と監督に感謝の言葉を贈っていた。鶴瓶さんは小栗旬が『銀魂』の打ち上げで「賀来賢人はスゴイ。来年Aクラスの役者になる」とコメントしていたことを明かし、「作品に出演してないのに言われるのは凄いこと」と賀来さんの成長をほめたたえた。また妻・榮倉奈々にプロポーズした際「緊張しすぎて心臓の音が聞こえていた」という、その場にいた友人の証言が紹介。榮倉さんからは「これ事務所に言っていいやつ?」って聞かれ「言ってください」と答えたことなど、貴重な“結婚秘話”も飛び出していた。表情豊かに芝居や家族のことまで飾らず話すその姿にネット上では「一気に気になる人になった」「これからも期待してるし、頑張ってほしい」「賀来賢人って絶対いいヤツだと思う」など、好反応が続々投稿されていた。スタッフや俳優仲間との信頼、友情によって成長を遂げた“強さ”が生み出す独特の魅力。俳優として飛躍を遂げた賀来さんの今後の活躍が楽しみになった30分だった。(笠緒)
2017年12月02日現在、葵わかながヒロインを務め放送中の連続テレビ小説「わろてんか」。次回作は永野芽郁がヒロインを務め、北川悦吏子が脚本を担当する「半分、青い。」が撮影スタートし、放送を控えているが、このほど、続く99作目となる平成30年度後期の連続テレビ小説が「まんぷく」に決定したことが分かった。■あらすじ舞台は戦前の大阪。3人姉妹の末っ子で、貧しいながらも愛情をいっぱい受けておおらかに育ったヒロイン・福子。ある日、“父親代わり”となって母子家庭を支えた長姉が、病気で亡くなってしまう。次姉も結婚で家を出ていたため、「わたしがしっかりしなければ!」と、人生で初めての岐路に立たされ、健気にがんばろうと決意する福子。そんなときに出会った運命の人は──バイタリティーあふれる青年実業家・萬平だった。やがて2人は恋に落ち、結婚することになる。しかし、萬平はメリヤス、航空機エンジン、製塩、食品加工、金融など、次から次へと事業を手がけ、大成功したかと思えば大失敗、敗者復活戦の繰り返し。まさかこんな浮き沈みの激しい生活が待っていようとは…!「日本一の商売人」を目指して前に進み続け、穏やかな生活など考えもしない夫。武家の末えいで、“商売” に理解が乏しく、娘の結婚生活に口を挟まずにはいられない母。その間に立たされて、子どもを育てる福子に必要なのは、究極のマネジメント能力。初めは夫に振り回され、耐えるだけだった福子は、やがて夫を支え、背中を押し、引っ張っていく強い女になっていく。そして、全てを失ったどん底からの最後の敗者復活戦、ついに夫婦は「インスタントラーメン」を創り出す。それは世界の食文化に革命を起こす大発明だった――!連続テレビ小説第99作目となる本作は、いまや世界中で年間1,000億食近くも人々の口に入るインスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福氏とその妻・仁子氏の半生をモデルにした物語。■脚本は福田靖「身が引き締まる思い」脚本を担当するのは、テレビドラマ「HERO」や「海猿」「ガリレオ」シリーズ、NHK大河ドラマ「龍馬伝」など人気作を手掛ける福田靖。福田氏は、「誰もが元気になれる楽しい “朝ドラ” にしなければ意味がありません。『毎朝15分の美味しいエンターテインメント!』をお届けします!」とコメント。さらに、11月14日に行われた制作発表会見では、「脚本家になって22年ですが、とうとう“朝ドラ”の脚本を書く日が来てしまいました。いままで、大概のことは経験してきたつもりで、正直言って仕事に飽きちゃったなぁ、なんて思うこともあったんですが、“朝ドラ”を書くとなったら話は別です。身が引き締まる思いになっています」と心境を吐露。プロデューサーの真鍋斎氏から最初に「“朝ドラ”はマラソンじゃありませんよ。151本の100メートルダッシュです」という言われたそうで、「これは大変だと。体力、気力をあらん限り振り絞って書かなければならないと覚悟しました。とはいえ、毎朝、全国の皆さんに幸せな時間を届けるのが“朝ドラ”だと思っていますので、僕自身が楽しんで、遊び心を忘れずにおもしろいエンターテインメントを届けたいと思っています」と決意を語った。なお、タイトルの“まんぷく”は、物語のヒロイン・「福子」と、実業家の夫・「萬平」の夫婦の名前を合わせたもの。食と幸せのシンボル「満腹」という意味と、日本の朝に「福=幸せ」がたくさんあふれますように、という願いも込められているという。平成30年度後期連続テレビ小説「まんぷく」は平成30年10月1日(月)~平成31年3月30日(土)NHKにて放送予定(全151回)。(cinemacafe.net)
2017年11月14日福田雄一監督率いる“福田組”には多数の常連俳優がいる。「福田組の風神・雷神」と自他ともに認めるムロツヨシ&佐藤二朗は代表的存在だが、俳優・賀来賢人も、舞台・ドラマ・映画と幅広いジャンルの福田監督作品に出演し、強い個性を発揮している一人だ。特に最新作『斉木楠雄のΨ難』で演じた、硬派なヤンキーながらその事実をひた隠しにしている高校生・窪谷須亜蓮は劇中、強烈な爪痕を残すほどのインパクトを与えた。スマートで端正なマスクを備えたイケメン俳優が果敢に挑む「コメディ」という表現──そこには彼の熱い思いがあるようだ。■思い描いていたものと全然違った俳優人生俳優業をはじめてから約10年の歳月が流れたが「最初に思い描いていた現実とは、全然違いますね。いまごろは土地4個ぐらい持っているつもりでしたから(笑)」と爽やかな表情で語った賀来さん。それでも「良い出会いに恵まれて地道にやってきた印象はあります。そのなかでコメディというやりたいジャンルも明確になってきたし、苦手分野も減ってきて、ちょっとずついろいろな筋肉がついてきた実感はあります」と現在の状況を冷静に分析する。賀来さんが“やりたい”と感じたコメディ。笑いがあるからこそ、そのほかのヒューマンな感情が生きる。理想はアダム・サンドラーやジム・キャリーのようにコメディを演じつつも、感情に訴える演技に深みがある俳優だという。その意味では、福田監督作品への出演は、賀来さんにとって非常に大きな出来事だった。「コメディにこだわりを持たれている方ですし、福田監督は『もっともっと』という欲が強いので、どうにかして現場では監督を笑わせようという気持ちが強くなります。監督が笑ってくれれば合格という思いで臨むのですが、ご一緒する回数を重ねるごとにハードルは上がるので、恐怖心は増します」と常に向上心を持って臨まなければいけない現場が、賀来さんのコメディ俳優としての筋肉を増大させているという。■最初からバケモノばかりの現場こうした恐怖心は最初の出会いからあったようだ。「初めてご一緒したのが『スマートモテリーマン講座』という舞台だったのですが、いきなりヤスケン(安田顕)さんとの共演で、そのあとの『モンティ・パイソンのスパマロット』でも、ユースケ(・サンタマリア)さんや、池田成志さん、皆川猿時さんら“演劇モンスター”の方々との芝居だったんです。そんなバケモノたちと一緒にやるにも関わらず、自分のなかでは胸を借りるのではなく、同列でやるんだという意気込みもあったので、恐怖心とプレッシャーはすごかったんです」。厳しいプレッシャーのなか場数を踏むことにより、賀来さんのコメディ適性は開花し、数々の作品で印象に残る演技を披露していく。ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」で演じた池杉、通称“ウィケ杉”は、視聴者に強烈なインパクトを与えた。「これまでもコメディをずっとやって来たのですが、舞台だけではなく、映像でもしっかり表現できたのは自分のなかでも大きかったです」と“賀来=コメディができる俳優”という認識を多くの人に広めた。■負けたくない――貪欲に笑いを追求する姿勢そんななか、前述したように映画『斉木楠雄のΨ難』では、賀来さん演じる窪谷須亜蓮は、圧倒的な存在感を示す。「福田監督からは『ヤンキーと普通の人とのギャップをうまく作りたい』という話をされていたので、最初に怒っているときの顔をやってみたんです。そうしたら採用してくださったので、そこをベースに誇張していきました」とキャラクター造形について語った賀来さん。また、強烈なキャラクターを作り出した背景には、共演者たちの存在も大きかったという。「基本的に共演者はみんな仲間ですが、モチベーション的には“誰よりも自分がおもしろくやってやる!”という気持ちで作品に臨んでいるので負けたくないですね」と貪欲に笑いを追求する姿勢をみせつつも、初の福田組となる主演の山崎賢人に対しては「すごく朴訥とした俳優さんです。良い意味で癖がなく、真面目で作品に対して熱い思いがある。彼のこと嫌いな人はいないだろうなと思うぐらい、好青年でみんな好きになっちゃいますよね」と絶賛するなど、ほかの俳優へのリスペクトは忘れない。■橋本環奈はずっと見続けたい女優さんさらに、福田組2度目の参戦となった橋本環奈については「実は福田監督から『橋本環奈というとんでもなくヤバい逸材を見つけたらから、賢人も見てくれ』と言われていたんです。監督は普段そういうことをあまり言わない人なので、すごく楽しみだったのですが、出来上がった作品を観て『あそこまでしっかりコメディを成立させられるのはすごいな』と思いました。今後も福田作品で見続けたい女優さんですね」と刺激になったことを明かす。「ノンストップで笑いが起きて、しかもそれを90分にまとめ1本の話に成立させているという、他に類をみない作品が出来上がりました」と賀来さんは本作の見どころを語ると「コメディって映像で表現すると監督によっておもしろさの種類がまったく変わってくると思うのですが、その意味で僕は福田監督には絶対的な信頼があるので、これからもご一緒させてもらえるようにしっかり頑張っていきたいです」と気を引き締めていた。(text: Masakazu Isobe/photo:You Ishii)
2017年10月23日『「ポセイドンの牙」Version蛤』が10月13日(金)に開幕する。本作に出演する岡田達也と愛原実花、脚本・演出を手掛ける伊藤靖朗に話を聞いた。舞台『「ポセイドンの牙」Version蛤』チケット情報本作は、昨年6月に初演された「ポセイドンの牙」の2017年版。海と魚介類と女子が大好きな男子高校生5人組・スイサンズが、財政難に陥った高校を男子校にしないために伝説の“黄金の釣り針”を探しに海に行き……という物語で、エンターテインメント作品でありながら現代社会への痛烈な寓話劇となっている。初参加の岡田は本作について「表面的には笑いが散りばめられてるのですが、根底には、人間が生んだ文明に対する人間の冒涜だったり、人は生まれる時代も選べないし場所も選べないというテーマを僕は感じて。それを決して重くなく、楽しいシーンを交えながらも、じっと考えさせられる脚本です」と語る。少年たちの冒険譚と共に今の社会問題を深く描く本作。1年4か月ぶりという短めのスパンでの再演となるが、2017年版での変化について伊藤は「戦争と人間の業みたいなものを、2016年から2017年、そしてこの夏は殊更に強く感じるようになって。それに僕自身も打ちのめされるのですが、その一方で、負けてる場合じゃないよとも思うわけで。そういったことを男子たちの駆け抜ける姿に乗せたいですし、この作品をこのキャストでつくるというこの行為そのものにも気合いを込めたいです。より一層物事が迫ってきていることを体感できる作品になればと思っています」。そんな今作の稽古を愛原は「再演ってどうしても『初演のときは……』となると思うんですけど、伊藤さんはそうならず、全く新しい作品をつくろうとされているのを感じます。だからなのか、続投キャストと新キャストが両方いる稽古場でも最初から溶け込みやすかった。稽古がすごく楽しいです」。ポセイドン役の岡田と、英語教師役の愛原。岡田は「(ポセイドンは)トリックスター的な存在ですし破天荒な役なので、スイサンズに多大な迷惑と影響を与えられるといいなと今は思っています」、愛原も「スイサンズの子たちの成長に自分がどういう風に関われるか。役柄としても、彼らを俯瞰で見る立ち位置なので。そこを大事に、冷静にやっていきたいです」と、若手とは違う視点で本作に臨んでおり、伊藤も「立ちはだかるおふたりに若者たちがぶつかる、そのダイナミズムをお客様に味わっていただきたい」と語る。「この先を生きていく元気と活力を味わって持って帰っていただけたら」(伊藤)という本作は10月13日(金)から21日(土)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。取材・文:中川實穗
2017年10月10日舞台芸術集団 地下空港を主宰する伊藤靖朗の脚本・演出で、2016年6月に発表された『ポセイドンの牙』。今秋、タイトル末尾に「Version蛤」と冠された新バージョンが上演されるにあたり、キャストの小早川俊輔、小松準弥、森田桐矢、および伊藤の4人が作品について語った。【チケット情報はこちら】本作は、中津県乙亀市の水産高校に通う男子高校生グループ・スイサンズの面々が、海底に眠る“黄金の釣針”をめぐって海の神々や深海の生物と戦う冒険譚。スイサンズのリーダー格・須永宇宙期(前田航基)、信仰とエロの間で煩悶するクリスチャン・道井磨多井(原嶋元久)、貝殻オタクの葛先賢人(小早川)、エロで頭がいっぱいの生方英(小松)、母親が外国人で視点がユニークな萩原安打尊(森田)の5人は、通学する高校が防衛人材育成の男子校に変わるのを全力で阻止しようとするが……。衣装の制服姿で撮影に臨んだ3人は、いずれも再演からの参加。自身の演じるキャラクターについて紹介を求めると、貝殻オタクを演じる小早川は「とにかく貝と触れ合って役をつかみます!」と抱負を述べた。小松もエロで頭がいっぱいな役どころを目の当たりにして「思春期の自分に戻って、とにかく“エロ”に生きます!」と勢いよく続き、森田は「“おバカ筆頭”キャラということで、現場を盛り上げられるようなムードメーカー的な存在になれたら」とほほ笑んだ。初演では男子高校生の軽妙な会話をバックに、戦争や環境問題に対する痛烈なメッセージが浮き彫りになった。再演の狙いを尋ねると、伊藤は「2016年の内容を、より鮮烈に世間にぶつける必要性があると感じた」とひと言。根底にあるのは、戦争へのステップを踏み、先鋭化する日本や世界情勢を嘆く思い。「劇中では、戦争をもう一度やり直そうとする者たちにスイサンズの少年たちが立ち向かう。打ち勝つためには彼らの若いパワー、止められない勢いが必要なんです」とキャラクターに込めた思いを打ち明け、3人に期待を寄せた。伊藤の話を聞いていた3人は、揃って「気が引き締まりました!」と背筋を伸ばす。貝オタクの役を担う小早川は「貝について、『美味しい』以外の特別な感情を持ったことがないのですが、貝を愛していきつつ、殻に閉じこもることなく、皆さんとたくさんコミュニケーションをとっていきたい」、小松は「スイサンズの5人はさまざまな葛藤を抱えながらも、とにかくエネルギッシュ。男子高校生ならではのエネルギーや仲間を思う気持ちを、みんなで心をひとつにして演じていきたい」とそれぞれ意気込み、森田は「作品の背景となる部分をもっと考えていきたいと思いました。何も知らないで演じるより深い演技ができそうです」と頼もしい一面を覗かせた。公演は、10月13日(金)から21日(土)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2017年09月13日元モーニング娘。で歌手の福田明日香(32)が6日放送のフジテレビ系『良かれと思って!』に出演し、初代リーダーだった中澤裕子(44)との不仲説について語った。 6月29日の放送に出演した際には「普通に原宿でクレープ食べたり、電車に乗ったりすることができなくなって将来が不安になった。地方から来ているメンバーとの本気度の違いを感じた」と脱退の真相を明かし、一番ギクシャクしたメンバーを聞かれると「中澤さんですかね。すごく歩み寄ってくれたんですけど、私が子供だったので」と語っていた。 6日の放送では「人間関係で辞めたとかではなくって」と改めて強調し、「不思議なんですけど」と中澤との関係を語りだした。 12歳の年齢差があった中澤が、当時、福田と打ち解けようと福田の好物であるクロワッサンを買ってきたという。しかし、そのときに限って福田が遅刻してしまい、急いでいたことから中澤に対し「すみません!いりません!」と断ってしまったとか。中澤は「やっぱりこの子は私のことが嫌いなんだ」というような空気になり、このエピソードをネタとして話すようになったという。 当時のファンの間では、ネタとして理解されていたそうで、福田は「本当に仲が悪かったら、話せないですよね、テレビで」と不仲説を否定した。
2017年09月07日人気漫画を原作に窪田正孝主演でドラマ化した「僕たちがやりました」。この度、8月1日(火)放送の第3話にお笑いコンビ「とろサーモン」のボケ担当・久保田和靖が出演することが決定した。本ドラマは、人生“そこそこ”で生きていければいいと思っている主人公・トビオ(窪田正孝)たちが、向かいにある高校の不良に仲間をボコボコにされ、ちょっとしたイタズラ心で仕掛けた不良たちへの復讐が、謎の爆発事件に発展!イマドキの若者たちが、事件をきっかけに初めて生きることに必死になり、右往左往しながらも成長していく様を、ハラハラドキドキの展開で描いた青春逃亡サスペンス。今回久保田さんが演じるのは、逃亡生活を始めた窪田さん演じるトビオと葉山奨之演じるマルが、「死ぬまでにやりたいこと」を実現させるために出かけたキャバクラに勤めているボーイ。女の子の体を執拗に触るマルを、店から追い出し「二度と来るなよ!」と威嚇する役だ。下積み時代にセクシーキャバクラで働き、その圧倒的なマイクパフォーマンスで店長まで上り詰めたという経験を持つ久保田さん。ドラマの中ではその腕前も披露しているという。また久保田さんが参加したシーンは、元々原作マンガでも描かれており、そこに登場する男性店員のモデルは久保田さん本人だと言われている。久保田さんは、「以前ポルノ映画に出たことがあり、ドラマもエロイ役なのかと思いましたが、芸人の中でも“原作がおもろい”と評判のドラマに出れると聞いたので嬉しかったですね」と喜び、共演した窪田さんについては、「同じ“くぼた”なのに、こうも顔や目の色肌の色が違うかと思いました。同じく“くぼた”として繁栄していきたいなと思いました」とコメントしている。第3話では、罪の発覚を恐れてパイセン(今野浩喜)とマルと共に海外逃亡を図ろうとするも、目の前でパイセンが警察に逮捕され、空港から逃げ出したトビオだが、自分も捕まるのではないかとおびえ、学校にも行けず家にも帰れないでいた。しばらくして空港に現れなかったマルからトビオに電話が。最初から2人との約束をすっぽかすつもりだったと、許しを請うマルを呼び出したトビオは、一緒に逃げようと提案。さらに、どうせ捕まるのなら、“死ぬまでにやりたいこと”をすべて書き出し、パイセンにもらった金で実現しようと持ちかける。同じ頃、パイセンは警察で取り調べを受け、病院では爆発で重傷を負った市橋(新田真剣佑)がリハビリに励んでいた。犯人とにらむトビオらへの復讐を誓う市橋は「あいつらを、早く見つけてこい」と仲間に命じて…。一方、「やりたいこと」の一つ目を実行するため、夜の歓楽街に繰り出すトビオとマル。2人は、初めての世界に大興奮!しかし翌朝、トビオをがく然とさせるまさかの事態が起こり…。その夜、トビオはある目的で凡下高に忍び込むが、担任の菜摘(水川あさみ)に見つかってしまう。蓮子(永野芽郁)がトビオのことを心配している、と聞かされて動揺するトビオ。そんな中、菜摘が「爆破事件と関係しているのかも…」と、事件前夜の熊野の不審な行動を話し始め――。さらに追い詰められていくトビオの逃亡生活を描いていく第3話。逮捕されることへの恐怖心から自暴自棄になり、欲求を爆発させていくトビオたちが、転落していくきっかけとなるキャバクラシーンは必見。今回も見逃せない展開となりそう。「僕たちがやりました」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年07月31日演出家・映画監督の福田雄一が6日、舞台『デストラップ』の稽古開始に対し、コメントを寄せた。同作はアイラ・レヴィンによる戯曲で、今回は翻訳・演出を福田が務める。かつては多くの作品をヒットさせたが、今は4作連続失敗しているブロードウェイの劇作家シドニー・ブリュール(片岡愛之助)が、教え子のクリフォード・アンダーソン(A.B.C-Z 橋本良亮)から届いた脚本「デストラップ」の質の高さに驚き、クリフォードを殺害し作品を奪おうと企てる。愛之助、橋本のほか、シドニーの妻・マイラ役の高岡早紀、弁護士・ポーター役の坂田聡、霊能力者・ヘルガ役の佐藤仁美が出演する。5名のキャストが初集合を果たし、福田による本格指導がスタート。早くも意気投合する姿を見せた。福田は「僕は根っからのおバカな作品より、 そういった匂いのしない作品に笑いを生み出していく方が好きなんです」と語り、「基本的にサスペンス好きでもあり、『デストラップ』を題材に選んだのは間違いではなかったと、 稽古初日の読み合わせで確信しました」と自信を見せた。愛之助について、福田は「あまり自分の中の激情を吐き出すタイプではない」と分析。「今回はストレートプレイゆえのお芝居の揺らぎ、メリハリを見せて欲しいなと。そうすることでシリアスにも、笑いにも振ることが出来ますから」と注文を寄せた。また福田は「ベタな笑いに関しては、坂田さん、佐藤さんにお任せしようと思っています」と目論みつつ、橋本について「お芝居が思いのほかピュアで、相当遊べそうな感じ」と目をつけた様子。そして「高岡さん演じるマイラで遊んでみたいとも考えていましたが、少し方向転換が必要かなと。愛之助さんが相手ならいかようにも受け止めてくださるでしょうし、まず僕は、橋本くんのいじり方をひたすら探っていこうと思います(笑)」と、稽古開始による考えの変化を語った。東京公演は東京芸術劇場プレイハウスにて7月7日23日。静岡公演は静岡市民文化会館中ホールにて7月26日、名古屋公演は刈谷市総合文化センターにて8月1日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて8月3日に上演される。
2017年06月06日今年、映画『ナラタージュ』や『ミックス。』、さらに舞台「関数ドミノ」も控えている瀬戸康史が、櫻井翔主演の10月スタートの新土曜ドラマ「先に生まれただけの僕」に出演。ネイティブ並に英語が堪能な私立高校教師を演じることになった。とある民間企業が経営する「不採算部門」とされた私立高校・京明館高校。偏差値は中の下、スポーツが優れているわけでもない。第一、第二志望校に落ちた生徒が入る“定員割れギリギリ”校だ。この学校の経営を立て直すため、校長として送り込まれたのは、大手総合商社・樫松物産で働くエリート商社マン・鳴海涼介(櫻井翔)、35歳。教育現場をまったく知らない彼は、突然の「校長」という立場と、これまでのビジネスの常識とはかけ離れた「学校」という現場の実態に困惑する。一方、彼を校長として迎えることとなった現職の教師たちは、「この若造に何ができる!」と反発。かといって、彼らも熱い教育理念を持ち続けているわけではなく、挫折と諦観を抱えて教育現場に立っていた。果たして、京明館高校を立て直すことはできるのか。そして鳴海と、教師たちの運命は…!?本作は、エリート商社マンだった男がひょんなことから校長に任命されてしまったある私立高校が舞台。瀬戸さんが演じるのは、この高校の英語科教師で2年2組担任、島津智一。英国に留学経験を持ち、ネイティブ並の発音で流暢な英語を話せるが、学校では人とあまり目を合わさず、見るからに人見知りする性格で、教員たちにとっても、生徒にとっても存在感が薄い。自分の意見も持っているが、ほとんどその意見が周囲に伝わることはない。外部から来た校長・鳴海に対する態度はあいまいで、鳴海も島津を「頼りない教師」だと直感で判断してしまっていた。しかし、物語が進み(第3話)、学校を変えようと鳴海が行ったのが、教育界では新しい授業スタイルといわれているアクティブラーニング。教師が一方的に教えるのではなく、授業の主導権を生徒たちに与え、生徒たち自身に考えさせる授業だ。実は島津は、アクティブラーニングのエキスパートだった。島津が実践したアクティブラーニングの授業に鳴海は興奮し、学校改革の第1弾となる「生徒の学習意欲を喚起させる授業への変更」が実施されていく。それによって当然カリキュラムも変わり、学校の理念さえも変わっていくことに。自分の理想とする授業をやらせてもらったことで、島津は存在感を放ち始める。また、かねてから、特進クラス2年3組の担任である、現代社会教師・真柴ちひろ(蒼井優)に好意を持っていたが、この成功で付いた自分への自信が吉と出るのか、凶と出るのか…。島津のもたらした学校改革のきっかけは、京明館高校を救うことができるのか!?島津役を演じるため、実際にアクティブラーニングを取り入れた授業を見学してきたという瀬戸さん。「生徒の皆さんがとても積極的に自ら授業に参加していて、自分が学生のころにこんな授業が存在していたら、もっと“やらされている”感覚でなく勉強ができたのかな、と考えたりしました」と言う。また、「櫻井さん演じる鳴海校長と僕ら教師たちが、学校を変えようと奮闘するストーリー」であることから、「台本を読んで感じたのは、これは普通の学園ドラマじゃない新しい作品だということです。生徒が主役だったり、先生と生徒の話はいままでもありましたが、今回は先生たちが軸となって話が進んでいくので新感覚でした」と、新しいタイプの学園ドラマであることにも言及。「何かに挑戦したり、何かを変えたりすることは、不安や恐怖がつきもので、上手くいかないことを周りのせいにしがちですが、やってみたら意外とうまくいったり、いままで自分の知らない世界が見えてくると思います。そんなふうに勇気を出して、背中を押してくれる作品になるはずです」と、期待を込めてコメントを寄せている。また、「ゆとりですがなにか」などヒット作を手がけてきた演出の水田伸生監督は、「脚本家の福田靖さんとは、若年層の貧困を描きたいという話をずっとしていました。今回のドラマで描かれる若年は貧困とは言わないけれど、自分たちの将来に対するビジョンが貧困であることは間違いないという状況が、日本のみならず世界中にある。そんな中で人々が何を持って幸せを目指すか、感じ取れるかということをベースに、教科書や受験対策だけでない教育が学校に必要なのではないかということを描けたらいいなと」と、本作に込めた思いを語る。教育現場でいま注目を集めているアクティブラーニングという授業が、ドラマで描かれるのはあまりなかったこと。「そういう見慣れない画においては、説得力と誠実さが重要です」と語る水田監督は、「それを瀬戸さんに背負っていただきたい。誰から見ても愛らしいと思われる瀬戸さんが、人の目をそらさずにじっと見て語ることで生まれる誠実さ、それが重要なんです」と明かし、加えて職員室の中で「それまであまり自我を主張してこなかった若き先生が、ある授業をきっかけに生まれ変わるというのは、まさに瀬戸さんにうってつけだと感じています」と語っており、瀬戸さんは重要なキーパーソンとなる様子だ。新土曜ドラマ「先に生まれただけの僕」は10月より毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月21日「嵐」の櫻井翔が、10月期放送の新土曜ドラマ「先に生まれただけの僕」で主演を務めることが決定。本作は、私立高校を舞台に繰り広げられる、社会派エンターテインメントドラマ。櫻井さんは、エリート商社マンから校長へとまさかの辞令を受けた主人公を、共演には蒼井優、多部未華子といった豪華キャストが決定している。とある民間企業が経営する、「不採算部門」とされた私立高校があった。偏差値は中の下、スポーツが優れているわけでもない。 第一、第二志望校に落ちた生徒が入る、“定員割れギリギリ”校だ。この学校の経営を立て直すため、校長として送り込まれた一人の男、大手総合商社・樫松物産で働くエリート商社マン・鳴海涼介35歳。教育現場を全く知らない彼は、突然の「校長」という立場と、これまでのビジネスの常識とはかけ離れた「学校」という現場の実態に困惑する。一方、彼を校長として迎えることとなった現職の教師たちは、「この若造に何ができる!」と当然反発。かといって、彼らとて熱い教育理念で信念を通し続けているわけでもない。挫折と諦観でいまの教育現場に冷え切っている輩ばかり。果たして、この学校を立て直すことはできるのか?そして、鳴海の運命は…?主演の櫻井さんが演じるのは、総合商社・樫松物産の営業として活躍し、出世を目前にしたある日、会社が経営する京明館高校に「校長」として出向を命じられる主人公・鳴海涼介。突然の辞令に戸惑い、困惑するも、「学校を黒字化するにはまずコスト削減。そして受験生をたくさん集めること。そのためには在校生の レベルを上げなければならない。ということは、教師たちの意識を変えなくてはならない」と結論を出す。しかし、現職の教師たちは誰も鳴海の言葉に耳を傾けてくれず、ストレスは溜まるばかり…といった役どころ。今回、連続ドラマ主演は4年半ぶり、日本テレビでは実に8年半ぶりとなる櫻井さんは、「久々の連続ドラマ。 商社マンであり校長先生という未だかつてない役柄と共に、自分自身も成長出来たらと思います」と意気込み、「対上司。対教員。対生徒。様々な組織や人間関係とどう向き合い、どう改革していくのか。スーパーマンではない主人公、鳴海がもがく姿をご覧頂きたいと思います」とコメント。そして、本作のヒロインであり京明館高校で特進クラス2年3組を担任する、現代社会教師・真柴ちひろ役に蒼井さん、鳴海の恋人で自身も樫松物産社員である松原聡子役に多部さんが決定。さらに、脚本は「HERO」「海猿」「ガリレオ」の福田靖、監督は「Mother」「ゆとりですがなにか」の水田伸生と制作陣も豪華な顔ぶれが集結した。蒼井さん演じるちひろは、鳴海の言動に最初は誰よりも反発するも、やがて鳴海なりの学校改革や鳴海が生徒たちに語る言葉に、自分も変わらなければと思い始めるという役どころ。蒼井さんは、「校長と先生たち、先生同士、教職員と生徒たち、学校と企業など様々な対立から生まれるエネルギーが物語を推し進めて行くので、色々な温度のエネルギーを大切に楽しめたら」とコメント。また、結婚も考えていたが、次第に価値観の違いを感じていく鳴海の恋人・聡子役を演じる多部さんは、「いままでに演じたことのない、結婚適齢期の女性らしい女性なので頑張りたい」と意気込みを見せた。主演の櫻井さんについては、「以前映画でご一緒しましたが、尊敬する主演の方のお一人です。穏やかでいて、クレバーな櫻井さんが真ん中にいてくださると思うだけで、頼もしいです」(蒼井さん)、「10年ぶりに一緒にお芝居させていただきます。関係性も以前とは違いますし、2人でどんなシーンを作れるのかいまから楽しみです」(多部さん)とそれぞれ印象を語る。そして、今回初共演となる蒼井さんと多部さんも、「2005年に映画館でHINOKIOのチラシで心を奪われて以来、 念願の初共演です。とても楽しみです」(蒼井さん)、「とても尊敬している先輩ですので、今回ご一緒できること、とても嬉しいです」(多部さん)と共演を楽しみにしていると話している。「先に生まれただけの僕」は10月より毎週土曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年04月24日映画『銀魂』から「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「スーパーサラリーマン左江内氏」など、映画やドラマ、舞台とジャンルを問わず破竹の勢いで活躍する福田雄一と、今年は大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出演する“ミュージカル界のプリンス”井上芳雄が再びタッグを組むWOWOWのミュージカルコメディドラマが、4月よりスタートすることになった。2016年、福田監督と井上さん、浦井健治、山崎育三郎によるユニット「StarS」が組み、好評を博したWOWOWのオリジナルミュージカルコメディ番組「トライベッカ」。日本を代表するミュージカル界のプリンスたちが体を張って挑戦したコメディは、大きな話題を呼んだ。そして今回は、同じく福田監督の書き下ろし脚本・演出で贈る第2弾。 物語の舞台は、ミュージカルを上演している劇場の楽屋。そこで巻き起こるミュージカル界ならではの出来事を描く、福田ワールド全開のミュージカルコメディドラマ。出演するのは、「モーツァルト!」や「エリザベート」などに多数出演、「glee/グリー」のマシュー・モリソンらと日本初のトニー賞公認ミュージカル・コンサートにも参加する井上さん。「トライベッカ」に引き続いてのレギュラー出演となり、さらに毎回、ミュージカル界のオールスター俳優たちがゲストとして続々登場するという。また、井上さんの司会によるゲストとのトークコーナーや、ミュージカルナンバーが堪能できるミュージックショーなど見どころが満載。ミュージカル好きはもちろんのこと、ミュージカルにそれほど詳しくないという人も、見れば、その奥深さの虜になること必至。さらに進化を遂げる井上さんも、かつてない姿を見せてくれそうだ。WOWOWオリジナルミュージカルコメディ「グリーン&ブラックス」は 4月29日(土・祝)深夜0時~WOWOWプライムにて放送(全12回/月1回放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年03月06日現在公開中の『サバイバルファミリー』や『ウォーターボーイズ』『スイングガールズ』などを手掛ける矢口史靖監督と、『私は猫ストーカー』『ゲゲゲの女房』の鈴木卓爾監督が1994年からライフワークとして撮影している超低予算・超省力映画制作技術「ONE PIECE」。今回、そのDVD発売を記念して、渋谷ロフトプラス9にて監督2人によるトークショーが行われた。「ONE PIECE」は、ビデオカメラ固定で、編集もアフレコも行わない置いたままのカメラが撮えた一片“ワンピース”の四角い世界をワンシーンワンカット、1話完結ドラマとして描いた超短編映画集。そんな22年間で撮影されたDVD全63作品が現在発売中となっている。この日のトークショーでは、矢口監督はどのようにしてこの撮影方法を思いついたかについて「『裸足のピクニック』を撮影した後に時間はあるけどお金が無くて映画を撮影できない時期があって、そんなときたまたまニュースで下着泥棒を捕まえるためにベランダにカメラを仕掛けて犯人を捕まえたっていう映像を見て、固定カメラの中にリアリティーがあってこれだと思って、録画していたVHSを鈴木さんに見せたのが最初です」と説明。鈴木監督は「ワンシーンなんだけど、結構打ち合わせやセッティングに時間がかかってしまい、朝集まっても撮影するのが夜になっちゃって、僕の作品は夜が多いのはそのためです」と明かした。そして、「ONE PIECE」に20本以上出演している田中要次と唯野未歩子がゲストとして登場。唯野さんは「『女友達』が人生初めての演技で、現場に行ったら台本も無くて、しかも悪口ばっかり言う役だったから本当にトラウマです」と告白し、田中さんは「鈴木監督にナンパされてワンピースに出演するようになりました。僕はどこの劇団出身なんですかって聞かれたりするときに、どこの劇団にも所属していないので困るんですけど、よく考えたらワンピース出身なんだよね」とコメント。矢口監督は「BOBA(田中要次)さんはワンピースの常連になったんですけど、実は機材オタクで、その機材を貸して欲しくて呼んでいた部分もありました(笑)」と告白!その後、鈴木監督が選ぶ唯野未歩子出演作品と矢口監督が選ぶ田中要次出演作品を上映し、「ケーキを食べたのは誰?」と「遺言」を見た田中さん、そして唯野さんは大号泣。さらに、ワンピースの1編『五郎丸』から派生してオムニバス映画集「歌謡曲だよ人生は」に収録されている矢口監督作品『逢いたくて逢いたくて』を作った話などで盛り上がり、最後に両監督から今年はワンピースを2本ぐらい撮影しますという宣言をしてイベントは幕を閉じた。「超短編映画集ONE PIECE矢口史靖×鈴木卓爾監督作品」は発売中。(cinemacafe.net)
2017年02月20日ディズニーのアニメーション映画『ズートピア』のMovieNEX発売を記念し8月24日、はるな愛とチュートリアル・福田充徳がトークイベントに出席した。その他の写真全世界で興行収入1千億円超、日本でも今年の邦画・洋画No.1の76億円を稼ぎ出したヒット作が、DVD、ブルーレイ及び、デジタル配信でも楽しめるMovieNEXで登場。動物たちの理想の都市・ズートピアで、体の小さなウサギであるハンディをものともせずに警察官になる夢をかなえたジュディとキツネのニックのコンビが未解決の事件の解決のために奮闘する。ふたりは共に猫とキツネの付け耳で登場! はるなはジュディの警察官の制服だが「メンズサイズです(苦笑)。着こなすよねー!」と語り、そのままの勢いで、6月に結婚したばかりの福田を「ハッピーオーラが出てる! ピンクのオーラが!」とイジるが、福田は改めて「実は結婚いたしまして(笑)」と報告し「テレくさい! 申し訳ない」と大テレ! それでも、映画の感想を問われると「独身で見るのと、結婚して見るのでは違いますね」と余裕の表情を見せ「奥さんと見たんですが、うちの奥さんは(劇中の)カワウソの奥さんの『カーディガン、本物みたいだね』と(笑)。食いつくところが違うんです。そんなところに気づくんだぁって(笑)」とノロケっぱなしだった。一方、はるなは、逆境でも夢をあきらめないジュディに自らを重ねたよう。「私も、小さい時につらい思いもしたし、見る人それぞれにハマるシーンがあると思う」と語り、ウサギが警察官になることを心配する両親の懸念を振り切り、ジュディが夢に突き進むさまについて「父親との関わりという部分で、親の思い描いてた人生とは違うかもしれないけど、(ジュディは)自分で生きる道を探していき、最終的には親も認めてくれる。自分と重なりました。親って心配するものですから」としみじみと語った。さらに、これからの夢を問われると、はるなはニューヨークへのレッスンに毎月、通っていることを話し「海外にチャレンジしたいという思いがある。(本名の)大西賢示くんはもう44歳だけど、いくつになってもチャレンジしていたら夢は開けるはず!」とジュディそのままの姿勢でオーディションやレッスンに臨んでいることを明かした。『ズートピア』デジタル先行配信中MovieNEX発売中 4000円+税
2016年08月24日