NVIDIAは1月4日、周囲の状況認識が可能な自動車用コンピュータ「NVIDIA DRIVE」を発表した。「NVIDIA DRIVE」には、自動運転機能を開発する「NVIDIA DRIVE PX」と、最先端のデジタルコクピットを構築する「NVIDIA DRIVE CX」の2種類があり、どちらも最新のスーパーコンピュータと同じアーキテクチャが採用されている。「NVIDIA DRIVE PX」は、コンピュータビジョンと深層学習の分野における最新の開発成果が活用されており、従来にない機能を自動車用技術に提供する。具体的には、同社の最新GPUアーキテクチャ「Maxwell」を採用し、1TFLOPS以上の処理能力を有するモバイル用SoC「NVIDIA Tegra X1」を2個搭載する。これにより、最大で12台の高解像度カメラから得た入力信号に対し、最高1300万画素/秒の処理が行える。さらに、コンピュータビジョン機能を有しており、人間が操作しなくても自動車自身がスペースを見つけて駐車する全自動駐車を実現できる。一定の条件で縦列駐車を補助するシステムがすでにあるが、「NVIDIA DRIVE PX」では、自動車自身が混み合った駐車場で空いているスペースを探し出して駐車をしたり、スマートフォンからの呼び出しを受けて運転者のところまで自動で戻ることなどが可能となる。この他、深層学習機能を備えており、救急車と配送トラックの違いや、駐車中の自動車と発進しようとしている自動車を見分けるなど、さまざまな車両の見分け方を学ばせることができる。もう一方の「NVIDIA DRIVE CX」はハードウェアとソフトウェアの両方を含む包括的なソリューションとなっており、ナビゲーションやインフォテインメント、デジタル式メータパネル、運転者の監視などで使用する最先端のグラフィックスやコンピュータビジョンを実現できる。例えば、車両の周囲360度を上から見た画像をリアルタイムに提供し、死角の問題を解消してくれるサラウンドビジョンが実現可能なのに加え、デジタルスマートミラーの実現により、物理的なミラーをなくすこともできる。また、プロセッサに「Tegra X1」もしくは「Tegra K1」を搭載する他、路上試験を完了したソフトウェアを採用しており、最大1680万画素の画像処理に対応できる。これは、現在市販されている自動車で使われている画素数の10倍以上にあたるという。なお、「NVIDIA DRIVE PX/CX」ともに、NVIDIAもしくはサードパーティソリューションプロバイダが提供するさまざまなソフトウェアアプリケーションモジュールで構成されている。2015年第2四半期より出荷が開始される予定。
2015年01月06日三菱自動車は4日、軽自動車「eKワゴン」「eKカスタム」「eKスペース」に、低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM-City」および「誤発進抑制機能」と「アクティブスタビリティコントロール(ASC)」という2つの先進予防安全技術を採用した「e-Assist」搭載車を全グレードを設定して発売した。低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM-City」は、約5km/h~約30km/hの低速走行時にレーザーレーダーが前方車両を検知し、衝突の危険があるときはブザー音とメーター内の警告灯で注意喚起するとともに、自動ブレーキで衝突の回避または衝突被害の軽減を図るシステム。誤発進抑制機能は、停車時~約10㎞/h以下の走行時にレーザーレーダーが約4m以内の前方に車両や障害物を検知している状態で、アクセルペダルを素早く、強く踏み込んだ場合に、ブザー音とメーター内の警告灯で注意喚起するとともに、エンジン出力を抑制して発進をゆるやかにし、衝突被害の軽減を図る。アクティブスタビリティコントロール(ASC)は、滑りやすい路面での走行や急なハンドル操作などにより、車両の不安定な動きや車輪のスリップを感知すると、車輪にブレーキをかけるとともにエンジン出力を自動的にコントロールすることで、安定した走行をサポートする。「e-Assist」搭載車の価格は、eKワゴンが112万1,040円~141万4,800円、eKカスタムが134万6,760円~163万1,880円、eKスペースが130万320円~185万6,520円(いずれも税込)。
2014年12月04日STMicroelectronicsは、自動車規格に準拠したSiCダイオードを発表した。同製品は、限られたスペースで高い電力変換能力が要求されるプラグインハイブリッド(PHEV)車などに装備されている先進的な搭載型充電器(OBC)に最適なのに加え、GoogleならびにIEEEが主導するLittle Box Challengeコンテストへ取り組む上で重要な選択肢にもなる。具体的には、大きなスパイク電流によるデバイスの破損を防ぐことができる。従来、安全性確保のために実際の使用条件よりも高い仕様のダイオードを選択することが一般的だった。これに対し、同製品は小型かつ経済的で電流の小さいダイオードだが、定格電流の2.5倍の過電流能力を提供しつつ、信頼性の低下や効率の悪化を招くことがない。そして、自動車規格に準拠するとともに、逆耐電圧を650Vまで増やしており、OBCに使用される半導体全体によって通常時と短時間のピーク電圧の間に十分な安全余裕度を確保できるため、設計者や自動車メーカーが求める電圧ディレーティング係数を満たすことが可能である。さらに、従来のシリコン製品と比べ、より製品寸法と連動したスイッチング損失低減と定格電圧の増加を実現するワイドバンドギャップ(WBG)技術として認知されているSiCの電力効率の優位性を利用しているという。なお、パッケージは、650V耐圧10Aの「STPSC10H065DY」と、同12Aの「STPSC12H065DY」がTO-220A、「STPSC20H065CTY」がTO-220AB、「STPSC20H065CWY」がTO-247。また、「STPSC20H065CTY/CWY」は省スペースを実現し、OBCの軽量化に貢献する2素子入りダイオード(2x10A)となっている。価格は「STPSC10H065DY」が、100個購入時で約4.15ドル。すでに量産中で直近の出荷にも対応できるとしている。
2014年11月28日三菱自動車は26日、電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」の「MYアイ・ミーブ デザインラッピング」に、29日から新デザインを追加すると発表した。新しいデザインは新車購入時に選択できるほか、すでに購入済みのユーザーや中古車購入時にも利用することができる。「MYアイ・ミーブ デザインラッピング」は、スタイリッシュなi-MiEVをより個性的にするための「スペシャルデザイン・ラッピング」。今回は、レーシングカーをイメージした新作デザイン「スポーティー」を追加したほか、一番人気の「チェッカー」に赤色を加え、全11種類の車体ラッピングデザインとした。なお、同社の「MYアイ・ミーブ デザインラッピング」Webサイト上で、ボディカラーとラッピングデザインの組み合わせをシミュレーションが可能となっており、新作デザインのカラーバリエーションも確認することができる。ラッピング価格は各販売会社にて設定。
2014年11月26日日立製作所は11月14日、電気自動車の走行可能距離を従来の2倍にする電池技術を開発したと発表した。電気自動車はCO2を排出しない環境対応自動車として期待される一方、走行距離の伸長が求められている。その実現のためには燃料となるリチウムイオン電池の高エネルギー密度化と高出力化、および長寿命化の両立が課題となっていた。同社は、これらの課題を解決し、電気自動車に実際に使われる電池容量である30Ah級セルで、エネルギー密度335Wh/kg(従来比で約2.6倍)、出力密度1600W/kgの初期性能を達成し、電気自動車の走行可能距離を約2倍にする技術を開発に成功したという。具体的には、電極の厚さを従来の2倍にし、充放電できるリチウムイオン量を増加させることでエネルギーを高密度化するとともに、新たに開発した3次元電極構造可視化の技術を用いて、リチウムイオンの移動の特性を明らかにし、リチウムイオンの移動を促進する電極内の活物質の分布を最適化することで高出力化した。また、負極材として従来より用いられている炭素系材料に比べ、リチウムイオンを多く充放電できるものの、短寿命が課題だったシリコン系材料を強固に電極に密着させ、剥離を抑制することで、炭素系材料と同等の寿命を実現。さらに、正極材料においては、従来は高電圧を加えると電解液が分解し、寿命が低下していたが、酸化物を正極表面に被覆することで、長寿命化を達成したという。日立は「今後、開発した要素技術を用いたリチウムイオン電池を2020年頃に実用化することをめざし、研究開発に取り組んでいく」とコメントしている。
2014年11月17日いまや世界一の自動車メーカーとなったトヨタ自動車。そんな同社を牽引するのがエンジンとモータを組み合わせたハイブリッド車(HV)だ。自動車の開発は大きく分けて「車両開発」「車両評価」「車両生産」「販売/サービス」に分けられる。中でも車両開発・評価はいわゆる「Vプロセス」と呼ばれる設計と試作・検証の組み合わせで成り立っており、近年では仮想環境による開発/評価、すなわちモデルベース開発(MBD)が用いられるようになってきた。その一方で、自動車に多くのECU(Electronic Control Unit)やセンサなどが搭載される、いわゆるエレクトロニクス化が進んできており、そうしたさまざまな機能の性能評価や検証をスムーズに行っていくことが求められるようになってきた。そんな多様なニーズに応えることを目指した様々なソリューションを提供するのが「トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(TTDC)」だ。○モータ用HILSのFPGA実装にHDL Coder(Simulink)を適用自動車業界では、かなり以前からMATLAB/Simulinkを用いて開発を行ってきた。それは同社も例外ではなく、ECUの評価/検証を行うために用いられるシミュレータ(HILS:Hardware In the Loop Simulation)での応用を皮切りに、近年ではSILS(Software In the Loop Simulation)としてECUへの実装前に検証を行ったり、仕様検討時の車両性能予測、ECU実装前の検証、システムの性能評価などにも用いるようになってきたという。そんな同社が2014年春に提供を開始した最新のモータ用HILSが「次世代MotorBox」だ。いわゆるHVのモータの代わりに仕事をするHILSで、FPGAへHVモータのモデルを実装することにより、ECUのさまざまなテストが実モータを使用することなく実現できるシステムとなっている。ちなみに、MotorBoxシリーズとして第3世代品という位置づけになる。さまざまなモータ用HILSが存在するが、同製品の最大の特徴は高速化を実現するために用いられるFPGAへ実装するモデル開発環境にある。第2世代品までは、FPGAへ実装するモデル開発環境にFPGAベンダが提供する専用ツールボックス(ブロックライブラリ)を用いていたが、次世代MotorBoxではMATLAB/Simulink/StateflowよりダイレクトにFPGA向けHDLコードを生成することが可能な「HDL Coder」を用いることで、モデル開発が容易となり開発期間の短縮を実現したという。同社 第1計測制御開発部 シミュレーション要素開発室グループリーダーの鈴木紀康氏は、HDL Coderの採用について、「車両開発におけるMBDにおいて、次世代MotorBoxが主に担当するECUの『単体検証』という工程までの、『企画/仕様』、『設計/製作』、『実装』という一連の工程では一貫してSimulinkモデルが主流として用いられている。しかし、第2世代品まではSimulinkをベースにしていたとはいえ、FPGA専用ツールボックスでモデルを作り直す必要があり、開発工程を流れるSimulinkモデルをそのままでは活用しきれていなかった。当社は車両開発とそのプロセスを支える開発環境をパッケージ化して提供することを目的としているが、従来のままでは『検証』を行うために手作業によるモデルの変更作業が必要で、一貫したツールフローを実現することが難しかった」とし、Simulinkで作られたモデルという資産の流用度を引き上げること、ならびに前工程に次世代MotorBoxで得られたシミュレーション結果をフィードバックし、なおかつその結果が正しいものであることを担保することを目指して開発を行ったとする。○動作クロック10nsの実現で、次世代モータ制御の評価/検証が可能にカーエレクトロニクス分野の性能向上が著しいことから、将来のニーズに対応するべく、この次世代MotorBoxでは、FPGAの動作クロックも従来の100ns(10MHz)から10ns(100MHz)に引き上げることにも成功しており、モータ制御の高速化/精密化といった近年のトレンドにも対応できるようになっている。また、モータモデルは連続系の物理モデルになるので、HDL Coderとしては苦手な部類のモデルにあたる。HDL Coderの性能や使い勝手に関する課題は、マスワークスと連携しながら解決することで、10nsという超高速に動作する次世代MotorBoxでも適用できたという。「チャレンジした甲斐はあった。次世代MotorBoxの製品化で、FPGAを用いたシミュレータベンダのトップであるという自負と、今後もそうありたいという想いが強くなった」(鈴木氏)とのこと。今後もMBDのツール開発として、世の中にないものを生み出すための取り組みをマスワークスと連携して強化していきたいとするほか、さらなるシミュレータとMATLAB/Simulinkの組み合わせとして、FPGAでできる部分、汎用PCでできる部分の連携強化を図ることで、開発効率の向上を図れればとしている。マスワークスとしても、HDL CoderやEmbedded Coderなどを組み合わせることで、そうしたニーズへの対応を図って行きたいとしているほか、顧客の要求に真摯に応えていくことで、変化を続け、より良い開発環境の実現に協力できればとしている。既報のとおり、トヨタ自動車の自動車開発はSiCパワー半導体といった次世代の半導体デバイスの採用や、自動運転技術の実用化といった最先端の技術をカバーしていく必要があり、そうした先端技術を誰よりも先んじて実用化していくところに世界一たる所以があるのだろう。トヨタ自動車が世界一の自動車メーカーであり、そのHVも世界一であり続けるために、TTDCは世界一のシミュレータをMATLAB/Simulinkを活用することで今後も実現していくことだろう。
2014年11月11日山陽トランスポートは17日、自動車のハンドルや座席に取り付けて利用できる車載テーブル「EEX-SD1502」の販売を開始した。同社直販サイト「イーサプライ」での価格は1,980円。自動車のハンドルやヘッドレスト部分を利用して設置できる、折りたたみ式の車載用簡易テーブル。W355mm×D235mmのスペースを確保し、13型までのノートPCに対応する。テーブルの高さや角度は調節可能で、ノートPCの操作をはじめ、書類整理などに利用できる。また、350ml缶に対応したカップホルダーを備え、食事用のテーブルとしても使うことができる。本体サイズはW355×D235×H290mm、重量は約605g。テーブルの耐荷重は10kg。
2014年10月17日常磐自動車道開通記念サイクリング実行委員会は11月30日、常磐自動車道開通記念サイクリングを開催する。○90kmと30kmの2つのコース常磐自動車道は、起点を東京都、終点を宮城県仙台市とする高速道路(高規格幹線道路)。同イベントは、未開通区間だった浪江IC~山元ICが12月6日に開通することを記念して実施し、開通に先駆けてできたばかりの高速道路を自転車で走行する。ゲストとして、ブリヂストンANCHORの椿大志選手、寺崎武郎選手を迎える。ロングコースは新地ICをスタート後、パレード走行。山元町山寺を折り返し、~新地IC~相馬IC~南相馬ICを通り、押釜地域を折り返して新地ICに戻る約90kmのコース。ショートコースは約30kmで、新地ICをスタートし、山元町山寺を折り返して再び新地ICに戻る。参加費は、ロングコース5,000円、ショートコースは1,500円。申し込みは10月19日から、スポーツエントリーで受け付ける。イベント詳細は、常磐自動車道開通記念サイクリング公式サイトで案内している。
2014年10月16日JAFはこのたび、総務省において開催された「自動車関係税制のあり方に関する検討会」第13回会合に出席し、自動車ユーザーの声を届けるべく意見を表明した。この検討会では、(1)環境性能課税の制度設計、(2)自動車税のグリーン化特例の制度設計、(3)軽自動車税の軽課の検討に関し、関係者の意見聴取が行われた。先日、実施した自動車税制に関するアンケート結果等を踏まえ、自家用自動車ユーザーの代表としてJAFが申し入れた主なポイントは下記のとおり。○JAFが申し入れた主なポイント環境性能課税(自動車税の環境性能割)は自動車取得税の付け替えであり、断固反対である(自動車ユーザーの負担軽減がなされない)自動車税及び自動車重量税において、一定期間経過した車に一律に課される重課措置は合理性に乏しく公平性に欠けるものであり、廃止すべきグリーン税制の趣旨には賛成。 環境負荷の少ない安全安心な交通社会の実現に向け、先進環境対応車や先進安全自動車の普及促進を図るため、合理的な税制をベースにして、軽課によりインセンティブを与えるべき軽自動車税の軽課については、そもそも、その前提となる軽自動車税の引き上げが問題。特に地方の軽自動車ユーザーの負担が過度なものとなる自動車税への環境性能課税の導入や軽自動車税の軽課措置の検討は、そもそも過重で不合理な自動車税制を改善することなく、矛盾に満ちた制度の上に新たな制度を設けようとするもので、このような税制改正の進め方は到底受け入れ難い。特に日常生活において自動車に頼らざるを得ない地方の人たちにとって、過重な自動車関係諸税は大きな経済的負担を強いており、地方格差の助長や弱い者いじめであるとともに、地方創生政策に逆行しているJAFでは、2015度税制改正において自動車ユーザーの声が反映されるよう、今後も積極的な要望活動を行っていくとしている。
2014年10月15日三菱自動車は9日、電気自動車「MiEV(ミーブ)」シリーズの「i-MiEV(アイ・ミーブ)」「MINICAB-MiEV VAN(ミニキャブ・ミーブ バン)」「MINICAB-MiEV TRUCK(ミニキャブ・ミーブ トラック)」の3車種に、安全機能を装備するなどの一部改良を実施して発売した。今回の一部改良では、MiEVシリーズ3車種に、アクセルオフによる回生ブレーキで強い減速度を検知すると、ブレーキペダルを踏まなくてもストップランプが自動で点灯して後続車に注意を促す機能を標準装備。また、傾斜のある駐車場などで充電中にパーキング以外にシフトチェンジすると、車両の動き出しを防止するためにブザーを鳴らしてドライバーに警告する機能も標準装備されている。電気自動車の普及促進のために車両本体価格の引き下げも実施され、i-MiEVで最大約26万円、MINICAB-MiEV VANで最大約27万円、MINICAB-MiEV TRUCKで約25万円の値下げを実施している。新たな価格は、i-MiEVが226万1,520円~283万8,240円、MINICAB-MiEV VANが198万6,120円~239万6,520円、MINICAB-MiEV TRUCKが165万5,640円(いずれも税込)。
2014年10月09日ジャストシステムは3日、自家用車保有者を対象に実施した「自動車に関するアンケート」の結果を発表した。それによると、自動車購入時、14%の人が"普段運転しない"にもかかわらず決定権を持つことがわかった。同調査は、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用したもの。調査日は2014年9月22日、有効回答は20~60代の個人586人。自家用車を普段運転することが多い人に、自家用車購入時の決定者を聞くと、「本人」が78.5%で圧倒的に多く、以下、「配偶者」が9.2%、「親」が7.2%と続いた。また、普段乗せてもらうことが多い人に同じ質問をしたところ、「配偶者」が43.7%、「親」が28.3%となった一方、「本人」も14.0%に上った。自家用車を普段運転することが多い人で「次はハイブリッド車(以下、HV)か電気自動車(以下、EV)に買い換えたい」と思う人は24.2%。反対に乗せてもらうことが多い人でHVやEVへの買い換え意向を持つ人は7.7%にとどまり、約3倍の開きがあった。自家用車を普段運転することが多い人が、購入時に最も重視する項目は「購入価格」が34.8%で最多、次は「燃費」で11.0%。一方、普段乗せてもらうことが多い人が最も重視する項目は「購入価格」の48.5%で、「燃費」は6.8%にとどまった。自動車の新技術に対する期待については、運転する人・乗せてもらう人ともに「衝突回避を支援する機能」が1位(運転する人:47.8%、乗せてもらう人:43.7%)だった。
2014年10月03日JAFはこのほど、現状の自動車税制に対するユーザーの意識を把握するため、「自動車税制に関するアンケート調査」を実施した。回答者の98%が自動車にかかる税金を負担と感じているなど、自動車関連の税制に対する不満が大きいことがわかった。このアンケート調査は7月7日から8月31日にかけて、全国の18歳以上の自家用乗用車保有者を対象に実施された。前年の2万4,729名を大きく上回る3万598名から回答が寄せられた。おもな調査結果として、ガソリン税や自動車取得税などに本来の税率を上回る税率が「当分の間」として維持されていることには、9割以上が「反対」と回答している。また、自動車重量税は9割以上が廃止すべき、ガソリン税の「Tax on Tax」も9割以上の回答者が是正すべきとしている。自動車関連の税金では、自動車取得税が廃止予定だが、これに合わせて自動車税に環境性能課税が上乗せされることが決定している。これについて8割以上が、「自動車取得税を廃止した意味がなくなるので反対」と回答している。さらに、地方ほど大きな負担を強いる現行の自動車税制を、国や地方の財政状況が厳しいという理由で維持することについて、回答者の85%は「自動車関係諸税を軽減し、必要な財源はその趣旨に応じて別途検討すべき」と考えている。また、13年経過車に対する自動車重量税および自動車税の重課が強化されたことについても、8割以上が反対している。このような回答を総合すると、回答者の98%が自動車にかかる税金を負担と感じている。この比率はこのアンケート調査で3年連続で変わっていない。JAFでは、このような自動車ユーザーの声を来年度の税制改正に反映させるべく、自動車関係諸税の簡素化・負担軽減と公平、公正な税制の実現に向けて、さまざまな要望活動を展開するとしている。※写真は本文とは関係ありません。
2014年09月30日「新型 日産デイズ」プレゼントキャンペーンこの度、日産自動車と、美と健康を提供する企業と専門家によるコラボレーションサイトのBeauty & Co. がコラボして、日産自動車の新型軽自動車「新型 日産デイズ」が当たるスペシャルコラボキャンペーンがスタートした。このキャンペーンは、2013年8月9日(金)~9月30日(月)まで実施され、「新型 日産デイズ」をはじめとする豪華賞品が用意されている。豪華賞品プレゼントのWチャンス!「新型 日産デイズ」が1名に当たるほか、外れた人のなかから、美容乳液「資生堂 エリクシール ホワイト デーケアレボリューション(医薬部外品)」が抽選で100名にプレゼントされる。A賞に外れても、B賞に当選する可能性大で、うれしいWチャンスとなっているようだ。「新型 日産デイズ」プレゼントキャンペーン◆応募期間2013年8月9日(金)~9月30日(月)◆商品内容A賞:新型 日産デイズ(グレード:デイズX(2WD))(1名)B賞:資生堂エリクシール ホワイト デーケアレボリューション(A賞に外れた人のなかから抽選で100名)◆応募方法キャンペーンサイト内にて応募。※応募には、Beauty & Co. 会員登録と日産メルマガ会員登録が必要です。⇒日産自動車×Beauty & Co. プレゼントキャンペーンサイト(プレスリリースより)日産自動車とBeauty & Co. の「毎日を、美しく、快適に。」このキャンペーンは、「毎日を、美しく、快適に。」をコンセプトに実施されている。「新型 日産デイズ」は、快適なドライブとお財布に優しい低燃費を実現した軽自動車で、日産の人気商品となっている。そして、美容乳液「資生堂 エリクシール ホワイト デーケアレボリューション(医薬部外品)」は、資生堂が運営するBeauty & Co. で取り扱われている商品で、どこに出かけても1日中続くうるおいと透明感を提供している。両社の人気商品をプレゼントするこのキャンペーンにより、さらなる顧客との関係の深化が進むことが期待されているようだ。【参考】▼日産自動車×Beauty & Co. プレゼントキャンペーン▼新型 日産デイズ元の記事を読む
2013年08月13日JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、チャイルドシートの使用実態に関するアンケート調査結果と、学童用チャイルドシート(以下、ジュニアシート)の使用効果と必要性、ならびに適切な着用によるシートベルトの効果を検証する 衝突テスト動画 をホームページに公開した。2013年3月に小学生(6歳~12歳)を乗せて運転する機会のある自動車ユーザーを対象にJAFが行ったアンケート調査によると、現在ジュニアシートを使用していないと回答した人が75.0%を占めており、多くの小学生は、140cm前後以上を適合身長とする大人と同じシートベルトを着用していることが判った。現在、小学6年生の平均身長が約146cm※であることから、ほとんどの場合が体格に合わないシートベルトを着用している現状となっている。(※文部科学省公表の平成23年度学校保健統計調査結果による)そこで、JAFユーザーテストで衝突事故を想定したフルラップ前面衝突試験を行い、6歳児ダミー人形のジュニアシート使用有無による効果の違いと、10歳児ダミー人形の不適切な姿勢によるシートベルト着用の危険性を検証している。その結果、ジュニアシートを正しく使用していたダミー人形は、シートベルトが鎖骨や胸郭、骨盤にかかり衝撃を受け止めることができたようだが、ジュニアシートを使用せず、シートベルトを着用していたダミー人形や、座席を少し寝かせて着座していた10歳児ダミー人形は、シートベルトが首や腹部を圧迫し、大変危険な状態に陥ることが判った。このことから、JAFでは、道路交通法上チャイルドシート使用義務がなくなる6歳をすぎても、子どもの身長がおよそ140cmになるまでは、必ずジュニアシートを使用するよう呼びかけている。記事引用元: PRTIMES
2013年07月09日自動車事業、フォークリフト事業、マリーン事業を展開する日産自動車は、同社の電気自動車「リーフ」の最大30日間長期モニターキャンペーンを実施している。同キャンペーンでは、電気自動車に興味のある方に製品の良さを体感してもらうため、最大30日間の利用を可能にしたという。「リーフ」は、1回の充電で228km走行可能な電気自動車。自宅で充電できるため、ガソリンスタンドに行く必要が無く、電気代は1回満充電で300円ほど。なお、同キャンペーンでは、燃料代(電気代)は利用者が負担。モニター車の貸出期間、台数、充電設備の利用など、販売会社や店舗により異なる。また、キャンペーンへの申し込み状況により、対象者を抽選で決定する場合がある。詳細は日産自動車キャンペーンページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日軽自動車をおしゃれでスタイリッシュに乗りこなしそうな女性有名人、みなさんは誰をイメージするだろうか?マイナビニュース会員の男女500名に聞いてみた。※敬称略Q.軽自動車が似合いそうな女性有名人は?1位 宮崎あおい 3.6%2位 ベッキー 3.2%3位 矢口真里 3.0%4位 上戸彩 2.6%5位 山田花子 2.2%■宮崎あおい・「小柄なので、軽自動車が似合いそう」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「アイ・ミーブのCMが印象的だったから」(27歳男性/自動車関連/営業職)・「小さくてかわいらしいので、ライフに乗ってほしい」(37歳女性/自動車関連/技術職)■ベッキー・「小柄でおしゃれだから」(25歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「かわいらしく運転しそうで、スイフトに乗ってほしい」(26歳男性/不動産/その他)・「元気いっぱいに軽自動車でお出掛けする姿が似合いそう」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)■矢口真里・「小さくてかわいいので」(45歳女性/その他/クリエーティブ職)・「小さいのでマーチが似合いそう」(28歳男性/機械・精密機器/技術職)・「軽自動車のフロントにぬいぐるみなどを並べていそう。そしてそれが似合いそう」(28歳女性/マスコミ・広告/クリエーティブ職)■上戸彩・「スリムでかわいい」(49歳男性/機械・精密機器/技術職)・「庶民的なイメージがあるから」(24歳女性/生保・損保/営業職)・「小柄だし、そんなかな。スズキMR-ワゴンでも」(50歳以上男性/情報・IT/経営・コンサルタント系)■山田花子・「体が小さいので」(26歳女性/小売店/事務系専門職)・「しっかり者で、燃費のいい軽自動車に乗ってそう」(39歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「なんでだろう、でも合ってる気がする。イメージはマツダキャロル」(40歳男性/食品・飲料/クリエーティブ職)■番外編:6位~8位も僅差!・「新垣結衣:モコとかかわいい車が似合いそうだから」(28歳女性/印刷・紙パルプ/秘書・アシスタント職)・「多部未華子:雰囲気がゆったりしていて、ラパンが似合いそう」(29歳男性/電機/技術職)・「綾瀬はるか:でもドジそうだから、運転しないでほしい気もする……」(27歳女性/建設・土木/事務系専門職)■総評1位は「宮崎あおい」で、小柄でかわいらしいという声が多く寄せられた。実際の身長を考えると小柄ではないが、イメージが先行しているようだ。また、軽自動車のCMにも出演しており、その印象が強いという意見もあった。続いて2位は「ベッキー」で、「おしゃれ」、「小柄でかわいい」、「カラフルだから」というような意見が多かった。3位の「矢口真里」と4位の「上戸彩」もともに、「小柄で軽自動車が似合いそう」という意見が大半を占めた。「上戸彩」に関しては、実際の身長を考えると、小柄よりも華奢の方がイメージに合いそうだ。また、「意外と庶民的で、軽自動車を乗りこなしてそう」という声もあった。5位は「山田花子」。同じく小柄な点が選ばれた理由だが、その他に「しっかり者で燃費にこだわってそう」というような意見も見受けられた。軽自動車に似合う女性有名人のイメージは、車種同様に小柄でかわいくてアクティブという結果となった。その小柄という認識は、実際の身長ではなくイメージにあるように思われる。また、新婚で幸せいっぱいそうな女性有名人を推す声も多く、若いカップルやファミリーで乗りたいと考える人が多いのかもしれない。調査時期: 2012年10月22日~2012年10月24日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性279名 女性221名合計500名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日ベビー用品・乳幼児おもちゃなどの開発・製造を行うコンビは、イタリアの自動車ブランド「Alfa Romeo(アルファロメオ)」デザインのベビーカーを12月下旬より販売する。同商品には、実車のシートをイメージしたクッションが使用されており、細部にエンブレムがちりばめられている。価格は73,500円。ベースとなるベビーカーは、10月に発売した、ハイシートベビーカー「ディアクラッセ オート4キャス エッグショック」を採用。ハンドル位置の切り替えで、キャスターが自動的に対面・背面に切り替わり、進行方向に対して前方の車輪がフリーになるため、赤ちゃんの顔を見ながら押す「対面」状態でも、後ろから押す「背面」状態でも小回りがきき押しやすいという。また、シートの高さは55センチあり、赤ちゃんとの距離が近く、乗りおろしがしやすい仕様となっている。さらに、ベビーカー走行時の振動による赤ちゃんのストレスを低減する「振動レス システム」を搭載するほか、背中側の通気を調整する「エアスールーバー」など、デザインと使い勝手にこだわっているとのこと。対象月齢は生後1カ月から36カ月頃まで(体重15kg以下)。カラーはレッドとグレーの2色が用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日NEXCO中日本のグループ会社である中日本エクシスは、中央自動車道 全線開通30周年を記念して、中央自動車道と長野自動車道の各サービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)にて、ウィンターフェスタ「ふる里のなつかしい味大集合」を開催する。開催期間は11月26日から2013年2月28日。各エリアでは、「ラーメン」、「うどん・そば・ほうとう」、「カレーライス」など、全国の”ご当地の味”を取りそろえている。開催エリアは、下記の通り。・中央自動車道・石川PA(上下線)・談合坂SA(上り線)・EXPASA談合坂(下り線)・谷村PA(上下線)・初狩PA(上下線)・釈迦堂(しゃかどう)PA(上下線)・境川PA(上下線)・双葉SA(上下線)・八ヶ岳PA(上下線)・中央道原PA(上下線)・諏訪湖SA(上下線)・辰野PA(下り線)・長野自動車道梓川SA(上下線)・みどり湖PA(上下線)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日日産自動車は20日、走行中にCO2を全く排出しないゼロ・エミッション車の電気自動車「日産リーフ」をマイナーチェンジするとともに、価格を抑えた新グレード「S」を設定して発売した。価格は334万9,500円から413万3,850円。今回のマイナーチェンジでは、「本革シート」や7スピーカーシステム「BOSE Energy Efficient Series」、周囲の情報を映像で映し出す「アラウンドビューモニター」などの装備を追加したほか、大幅な軽量化や回生性能の向上、省電力暖房システムなどの採用によって満充電時の航続距離228km(JC08モード)を実現。あわせて、同車の「ライフケアビークル」(LV)シリーズもマイナーチェンジしている。また、急速充電器の設置を積極的に推進し、国内販売会社での急速充電器設置店舗数を、現在の400店舗から今年度末までに700店舗まで拡大すると発表。これにより、国内販売会社の3店舗に1店舗以上の割合で急速充電器が設置されることになる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日ハイブリッド車など、エコ自動車の勢いが止まりません。エコ自動車の究極と言えば、ガソリンをまったく使わず、走行中CO2を出さない電気自動車でしょう。電気自動車で他社をリードしているのは、マスプロモデルの電気自動車『リーフ』を出している日産です。日産自動車株式会社、マーケティング本部、マーケティングダイレクターオフィス、マーケティング・ダイレクターの須山義弘さんにお話を伺いました。■電気自動車『リーフ』のユーザーとは――他社に先駆けて電気自動車『リーフ』を発売されましたが、販売面は好調なのでしょうか?須山ダイレクターおかげさまでご好評を頂いております。リーフは2010年12月に発売開始ですので、発売後約1年半で日本国内約18,000台、グローバルで約37,000台を達成しています。――購入者のプロファイルを教えてください。須山ダイレクター平均年齢は高めです。40歳代以上で、50歳代後半の男性がメインのお客様ですね。生活面でゆとりのある世代の人で、環境面に意識の高い方が多いと思います。――リーフって写真で見ると小型車なのかと思いがちですが、実際に見ると普通の大きさなんですよね(笑)。須山ダイレクター普通車の大きさですから(笑)。普通に使えるクルマとして設計されていますので。そこは心配しないください。■不安に思うのはやはり充電に関して――リーフを購入した人にアンケートを実施されていると思いますが、買って良かったという回答で多いのはどんなものですか。須山ダイレクター静かで乗り心地がいい、加速がいいなどの評価を頂いております。一番多いのは、何といっても維持費が安いという声です。ガソリン代と比べると電気代は圧倒的に安いです。――逆に「ここはちょっと……」という回答はどんなものがありますか?須山ダイレクター大多数は、やはり「航続距離」などの充電に対する不安ですね。――確かに、以前マイナビ読者にアンケートを実施したところ「電気自動車に興味がある」と答えた人は多かったですが、その一方で「充電に対する不安」を述べた人も同様に多くありました。須山ダイレクター私たちが想定しているのは、通勤などにクルマを使用していて、帰宅したら充電、その翌日、また満タンになったクルマで出掛けるという使い方なんですね。その使い方をしている限りは充電不足といったことは起こらないです。――実際、リーフのランニングコストというのはどのくらいですか?須山ダイレクターみなさんご存じかと思いますが、夜間電力の契約をしていただければ電気代は夜間の方が安いです。夜間に充電しますと、ガソリン車の1/5程度でまとまりますね。――自宅で充電するための設備を販売しているのでしょうか?須山ダイレクターそうですね。一戸建ての住宅にお住まいの場合には、充電設備の設置をお薦めしています。――いくらぐらいで設置できるのでしょうか?須山ダイレクター大体10万円くらいです。――一戸建てだと駐車場に充電設備が置けるんですが、集合住宅、特に都市部の集合住宅では難しいのではないですか?須山ダイレクター確かに、既に建築されているマンションなどでは難しいですが、新築の物件に関しては風向きが変わってきています。例えば、江東区などは条例で、新築マンションの駐車場の10%には充電用の設備を整えることというのが決まっています。――それは知りませんでした。須山ダイレクターまた、弊社でライオンズマンションの大京さんなど、同様に新築マンションの駐車場の10%には充電設備が設置されるようになっているケースもあります。――なるほど。既存のマンションの駐車場にもコンセントぐらい付くといいのですが……。私もリーフいいと思うんですが、給電を考えると電気自動車を購入できないんですよね。須山ダイレクター誤解しないでいただきたいんですが、決して既存のマンションに充電設備を付けられないということじゃないんですよ。物理的には全然設置できます。――わかります。管理組合を納得させて、その経費を誰が支払うのか、とかそういうのが難しいんですよね(笑)。須山ダイレクターその通りです(笑)。弊社も努力はしますが、そこはお客さまに通していただかないと仕方がないんです。■全国の給電設備の現状は!?――ファミリーマートさんと一緒に充電設備を整備していくようですが。須山ダイレクターファミリーマートさんとご一緒に計画を進めていますが、そのほかにも独自に充電設備給電ポートの充実を図っています。まず弊社の販売店ですね。全国で2,200店舗ありますが、そこは既に充電設備が整っています。その中でも400店舗には30分で80%まで充電可能な「急速充電器」が整備されています。――急速充電器はではない、普通の充電器はどのようなスペックでしょうか?須山ダイレクター満充電にするのに8時間を要します。――それはちょっとかかりますね。急速充電器は現在どのくらいの数設置されていますか?須山ダイレクター日本全国で約1,200カ所です。これからも増やしていく予定です。また、充電可能場所は、リーフのナビで表示されますのでユーザーの方には安心して頂けると思います。7月にはユーザーサポート用にスマホアプリをリリースしました。――どういうものですか?須山ダイレクター現在位置、目的位置を解析して、より高精度でバッテリーの消費予測を行うサービスです。行程の標高差なども加味してデータを出しますのでかなり有力なツールになると思います。――それでもバッテリーが上がっちゃった時にための準備が欲しいところですが。須山ダイレクター環境省のプロジェクトで、JAFさんと弊社で「給電車」を実証実験で既に配備しています。首都高などで、もしバッテリーアウトしたクルマがあったらこの給電車が出動します。――給電車が出るような事態はあったのでしょうか。須山ダイレクターそんな事態はほとんどありませんが、このようなクルマがあることは大きな安心になると思いますね。*……ちなみにこの給電車はJAFの世田谷基地に配備されており、現在のところこの1台のみである。■リーフから逆に電気を取り出す――リーフから電気を取り出す仕組みも発表されていますね。須山ダイレクターはい。『LEAF to Home』(リーフ・トゥ・ホーム)という製品を出しました。これはリーフを使って家庭へ給電することができるというものです。クルマというのは止まっている時の方が多いわけです。今までのクルマは止まっている時は役に立ちませんでした。でも、例えばリーフ・トゥ・ホームを使っていただくと、リーフを電源として家で電化製品を使えます。地震など災害があって、ライフラインが途絶した時には大きな力を発揮します。――どのくらいの電気容量が使えるのでしょうか。須山ダイレクターリーフのバッテリーで、一般のご家庭の約2日分の使用電力を賄うことができます。最大出力電力は6kWです。このリーフ・トゥ・ホームから家庭の配電盤経由で電力を供給する仕組みですので、普通の電力供給時と同様にエアコンなどの家電を使っていただけます。――リーフ・トゥ・ホームを家庭に設置するといくらかかるのでしょうか?須山ダイレクター約30万円(税抜き)です。リーフへの急速充電も可能な製品なのでお得ですよ(理論上最短4時間で充電可能なスペックを持つ)。――リーフ本体ももうちょっと安価にならないものでしょうか?次世代の製品では安価になりますか?須山ダイレクターちょっと次の製品に関しては申し上げることができないので……。――リーフだけではなく、ほかにも電気自動車がラインナップされるのでしょうか?須山ダイレクターそれについてもちょっと……(笑)。いろいろな可能性があると申し上げておきましょう。――では日産の戦略的な話で(笑)。会社としてゼロ・エミッションを掲げられてますが、その姿勢は今後も変わらないのでしょうか。須山ダイレクター最も大事なコンセプトと言ってもいいと思います。弊社はこのコンセプトを推進していくつもりです。――ということは電気自動車がどんどん出そうですね(笑)。須山ダイレクターいや、それは今の段階では明言できません(笑)。電気自動車を購入した人の満足度は高く、また維持費も安価に済んでいるようです。あなたは電気自動車を欲しいと思いますか?(高橋モータース@dcp)日産ゼロ・エミッションサイト*……ゼロ・エミッションとは産業活動から出る廃棄物などもリサイクルし、活用、(廃棄物を出さない)資源循環型の社会を掲げる考え方のこと。
2012年11月17日マイナビニュース会員の男女500名に聞いた「好きな自動車メーカー」で、3位にランクインした日産自動車。その中でも好きなクルマといったら何が思い浮かぶか、マイナビニュース会員に聞いてみた。Q.日産自動車のクルマの中で好きな車種を教えてください(複数回答)1位 スカイライン 14.0%2位 日産リーフ 12.8%2位 マーチ 12.8%4位 キューブ 11.0%5位 ジューク 6.4%■スカイライン・「車好きの憧れのフォームだと思うので」(33歳男性/機械・精密機器/営業職)・「スポーツカーのイメージがかっこいいから」(29歳男性/商社・卸/事務系専門職)・「コンセプトに一貫した筋が通っているから」(28歳男性/自動車関連/技術職)■日産リーフ・「電気自動車は気になる存在だから」(35歳男性/人材派遣・人材紹介/経営・コンサルタント系)・「先進性、環境性能が高い」(21歳女性/その他/事務系専門職)・「まだ改良の余地はあると思うが、大変意欲的な製品だと思うから」(50歳以上男性/学校・教育関連/事務系専門職)■マーチ・「コロコロしていて女性向き。日産車を買うなら、マーチかキューブ、どちらかがいい」(36歳女性/生保・損保/事務系専門職)・「小回りが利くしデザインもかわいい」(30歳男性/金融・証券/専門職)・「女の子らしくてかわいいから」(30歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■キューブ・「キューブ独特のデザインは好き」(34歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「デザインに尽きる。好きなメーカーはトヨタだけど、キューブは内装に癒やされる」(23歳男性/食品・飲料/その他)・「コンパクトだから」(29歳男性/情報・IT/技術職)■ジューク・「車高の高さがいい」(28歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「他の車種やメーカーには無い独自のデザインがかっこ良い」(25歳女性/電機/技術職)・「形が好きだから」(24歳女性/その他/その他)■番外編: こちらは高級感が人気の車種・「フーガ:高級感があり、運動性能も優れているから」(34歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「シーマ:自分には合わないが高級感があるデザインが好き」(33歳男性/情報・IT/技術職)■総評1位を獲得したのは「スカイライン」。デザイン性と速さを評価する回答が多く「ライトが丸くてカッコいい」「速いし、昔からの憧れ」などの声が寄せられた。2位は同率で「日産リーフ」と「マーチ」がランクイン。「日産リーフ」は電気自動車であることを支持する意見が圧倒的に多かった。一方、かわいさで評価されたのは「マーチ」。「見た目が丸く、かわいい」「かわいらしいデザインやカラーが豊富なところがいい」などの声が寄せられた。4位は「キューブ」。こちらもデザイン性に対する評価が多く、「あの独特な形が好き」などの回答が多かった。そして5位は「ジューク」で、デザインが斬新などの意見が寄せられた。ランクインしたほとんどの車種はデザイン性で支持されたが、「日産リーフ」だけが電気自動車の燃費の良さが評価され、2位を獲得する結果に。これからは家計にやさしく、環境に配慮した車がますます人気を集めることになるのかもしれない。ちなみに、車種名に日産がつくものは2つで、「日産リーフ」と「日産GT-R」となっている。調査時期: 2012年10月22日~2012年10月24日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性279名 女性221名合計500名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月16日デザイン、性能、価格、安全性など、クルマに求めるものは人それぞれ。自動車メーカーもまた、得意分野や特徴がそれぞれ異なっている。では、好きな自動車メーカーはどこだろうか?マイナビニュース会員の男女500名に聞いてみた。Q.好きな自動車メーカーは?(複数回答)1位 トヨタ自動車 50.4%2位 ホンダ(本田技研工業) 27.4%3位 日産自動車 25.6%4位 BMW 16.4%5位 スバル(富士重工業) 15.8%■トヨタ自動車・「日本の代表的自動車メーカーだから」(25歳男性/マスコミ・広告/営業職)・「ハイブリッドに一日の長がある」(29歳男性/情報・IT/技術職)・「細かいところまで品質が高くて故障が少ない」(49歳男性/建設・土木/技術職)■ホンダ(本田技研工業)・「スポーティーなイメージがあるから」(29歳男性/団体・公益法人・官公庁/専門職)・「足回りにポリシーを持っているメーカーだから」(28歳女性/自動車関連/技術職)・「F1で技術力やヒューマンヒストリーに感動した世代だから」(35歳男性/情報・IT/技術職)■日産自動車・「スカイラインが昔から好きなので」(25歳男性/印刷・紙パルプ/クリエーティブ職)・「デザインが個性的だから」(34歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「ライトのかっこよさにほれた」(25歳男性/情報・IT/技術職)■BMW・「車の存在感が圧倒的に大きいから」(33歳男性/その他/芸術家)・「デザインが好み」(23歳女性/情報・IT/営業職)・「ミニクーパーが大好きなので!」(24歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)■スバル(富士重工業)・「足回りがしっかりしており、高速走行しても揺れにくいから」(25歳女性/電機/技術職)・「2リットルクラスでそこそこ若者向けのものがあるから」(29歳男性/情報・IT/技術職)・「ホークアイのフェイスデザインとボクサーエンジンが好きだから」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)■番外編:外国車も人気が高い!・「フォルクスワーゲン:デザインが好きで昔から憧れの車」(24歳男性/小売店/営業職)・「アウディ:トランスポーターという映画で使われていて、とてもかっこよかった」(24歳女性/自動車関連/事務系専門職)・「メルセデス・ベンツ:デザインや性能および、安全性など全てにおいて完璧」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■総評2位以下に大差を付けて1位を獲得したのは「トヨタ自動車」。日本を代表するメーカーであることや技術力の高さを評価する声が目立った。続いて2位は「ホンダ(本田技研工業)」で、「ユニークな車が多い」、「スポーツカーでいい車が多い」といった意見が多かった。また、「F1で技術力やヒューマンヒストリーに感動した世代だから」などF1での認知度も非常に高い。3位は「日産自動車」で、「スカイラインが好きだから」という声が大多数。また、個性的なデザインや、かっこ良さに引かれるという意見も見受けられた。次に4位は「BMW」で、デザインの良さと高級感に評価が集まった。最後に5位は「スバル(富士重工業)」。ボクサーエンジンや足回りの性能の良さなど、具体的な意見が寄せられたのが特徴的だった。日本が誇る自動車メーカーだけあって、トヨタ自動車が多くの支持を獲得した今回のアンケート。現実的に購入できるメーカーとして好きという意見と、憧れのメーカーとしての意見が二分しており、その両方でバランスよく支持されたのが4位のBMWだった。国産車が好きだけど一度は憧れのBMWに乗ってみたい、そんな人が多いのかもしれない。調査時期: 2012年10月22日~2012年10月24日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性279名 女性221名合計500名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月07日三菱自動車は30日、エコアイランド化を推進している沖縄県宮古島市と、電気自動車(EV)普及に向けた協定「EVアイランド宮古島プロジェクト」を締結するとともに、宮古島市に軽商用EV「MINICAB-MiEV」(ミニキャブ・ミーブ)を2台納車したと発表した。同プロジェクトは、EV普及に向けた環境の整備を促進することで、宮古島市のエコアイランド化を後押しするもの。納車された2台のMINICAB-MiEVは、島内の公用車や広報車、または災害時等の移動可能な非常電源用として活用される予定。宮古島市と同社では今回の協定締結に基づき、充電セーフティネット構築のために島民及び観光客が利用できる急速充電設備を市内に整備、充電インフラ整備後におけるEVの使用環境向上に向けた検証、EV導入及び島に適したEV普及方策の検討、同プロジェクト推進にあたっての対外的アピール方策の検討を行うとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日NEXCO中日本グループの中日本エクシスは10月20日~11月25日、中央自動車道全線開通30周年を記念して、中央自動車道と長野自動車道の各サービスエリア、パーキングエリアにて、秋の「北海道フェア」を開催している。開催エリアは、中央自動車道・石川PA(上下線)、藤野PA(下り線)、 談合坂SA(上り線)、EXPASA談合坂(下り線)、 谷村PA(上下線)、初狩PA(上下線)、釈迦堂PA(上下線)、境川PA(上下線)、双葉SA(上下線)、八ヶ岳PA(上下線)、中央道原PA(上下線)、諏訪湖SA(上下線)、辰野PA(下り線)、 長野自動車道・梓川SA(上下線)、みどり湖PA(上下線)の各エリア。取扱商品は、「花畑牧場生キャラメル5周年特別仕様」(550円)、「円山動物園白熊塩ラーメン」(180円)、「ホリ夕張メロンピュアゼリー」(525円)など。取扱商品は、店舗によって異なる。またイベントとして11月8日から11月25日まで、談合坂SA(上り線)の「臨時販売コーナー」にて、元祖 森名物「いかめし」(1折500円)が高速道路に初めて出店する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日光岡自動車は18日、電気自動車「雷駆-T3(ライクT3)」を発売する。最大積載量100kgのトラックタイプで、軽自動車と原付自動車の中間に位置する3輪タイプの車両だ。光岡自動車はこれまでに、原付四輪のマイクロカーEVシリーズ「MC-1TEV」や「コンボイ88」などを販売しており、その製造ノウハウとユーザーからのフィードバックを蓄積している。こうした知見をベースに開発したのが「雷駆-T3」だ。同社は日本で積載量60kg(原付2種)から350kg(軽自動車)の間の中間的な積載車輌がない点に着目し、「雷駆-T3」の積載量は100kgとしている。広く使いやすい荷台を持ちながら、キャビンには屋根もフロントガラスもないなど、きわめてシンプルなのが特徴だ。用途としては宅配を含むデリバリーサービスを想定しており、こうしたサービスに対して従来にはない革命的な利便性、効率性を発揮するとしている。同車の法的な位置づけは250cc以下の側車付軽2輪車、いわゆるトライクとなる。従来、トライクは乗用であり、積載は前提とされていなかったが、国土交通省の新たな判断により、定員2名、最大積載量100kgという仕様で型式認定を取得。同時に経済産業省のクリーンエネルギー自動車等導入対策費補助金の対象車輌として正式に認定されている。4種類のグレードが用意されており、航続距離は40~60km、充電時間は4~6時間。価格は129万5,000~143万5,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月21日ベン・アフレックが、今月6日(現地時間)に起こした自動車の軽事故の責任は全て自身にあるとして謝罪した。サンタモニカで6日、ベンは2人の娘、ヴァイオレットちゃんとセラフィナちゃんをマクドナルドへ連れて行った際、駐車されていた車両のサイドミラーに自身の車をぶつけてしまったという。事故後すぐに車から飛び出たベンは、その当時、車中にいなかった車の持ち主に対して謝罪のメモを書き、さらに事故に対する自身の保険についての詳細も書き記してその場に残したようだ。謝罪のメモには「ハイ。あなたのミラーにぶつけてしまったんだ!本当にごめん!全部保証させてくれ。ベン」と記されていたという。ベンは最近公私共に順調で、主演と監督を務めた新作『アルゴ』は様々な方面から賞賛を受けており、2013年のアカデミー賞の筆頭候補とも言われている。一方、妻のジェニファー・ガーナーは第3子となるサミュエルくんを出産し、母子共に順調な回復を見せているようだ。ベンは先日、「僕は仕事であんまり家に居られないんだよ。なのに妻は本当に耐えていてくれるんだ。彼女が何でもやってくれるんだよ。もし時間があれば、子どもたちともっと過ごしたいんだ。一緒にお風呂に入るとか、身体的に触れ合う時間があればいいね」と語っていた。■関連作品:アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月09日自動車に関するさまざまな業務を行っているJAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、自動車ユーザーの声を税制改正に反映させるべく、「平成25年度税制改正に関する要望書」をとりまとめた。同要望書は、7月20日から8月31日にかけて実施し、16,857名の自動車ユーザーから回答が寄せられた「自動車税制に関するアンケート調査」の結果を元にしている。「自動車にかかる税金を負担に感じますか?」と尋ねたところ、ほぼすべての回答者(98%)が自動車にかかる税金を負担と感じており、中でも「非常に負担に感じる」と回答したユーザーは62%にのぼっている。「国の財政が厳しいという理由から本来の約2倍もの税率(旧暫定税率)が『当分の間』として維持されたままのものもあります。このように、上乗せされた税率が維持されていることについてどう考えますか?」という質問では、「反対である」と回答した人が73%にのぼり、合計すると9割以上が「反対」と回答した。また、道路特定財源の一般財源化により、課税根拠を喪失した自動車取得税および自動車重量税は、9割以上が「廃止すべき」と回答している。さらに、二重課税などの不合理な税体系の是正を9割以上が要望。地方ほど大きな負担を強いる現行の自動車税制を、国の財政状況が厳しいとして維持することについて、回答者の9割は「自動車関係諸税を軽減し、必要な財源はその趣旨に応じて別途検討すべき」と考えている。なお、JAFでは今後、各政党、国会議員、関係省庁、自治体等へこの要望書を提出。自動車関係諸税の簡素化・負担軽減と公平、公正な税制の実現に向けて要望活動を展開していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月01日京都府と三菱自動車工業、京都三菱自動車販売、ニチコン、GSユアサ(以下、協力企業)は21日、京都府内で自然災害や大規模停電等が発生した場合に、京都府が応急対応や災害復興のため、協力企業に対して電気自動車及び給電装置の提供(無償貸与)協力を要請できる協定を締結したと発表した。このような災害時等において電気自動車を移動可能な非常用電源として活用する協力協定は、全国で初めての事例とのこと。同協定の締結により、京都府内での災害等発生時において、電気自動車は機動力ある非常用電源としての活用が期待される。また、災害状況に応じて、電気自動車の避難所等への分散配置や現地災害本部等へ集中配置等の効率的な運用も可能であり、災害時等における初期対応への貢献が期待されるという。提供車両及び給電装置は、協力企業が所有する三菱自動車工業製電気自動車「i-MiEV」(アイ・ミーブ)と「MINICAB-MiEV」(ミニキャブ・ミーブ)で、当面は25台を提供。また、電気自動車の駆動用バッテリーに蓄えられた電力の一部を、交流(AC)100Vで最大1,500Wまで取り出すことができるニチコン製給電装置「MiEV power BOX」(ミーブ パワーボックス)を車両と同時に提供。これにより、駆動用バッテリー16.0kWh仕様車(満充電)に接続して1,500Wで連続使用した場合、約5~6時間(一般家庭の約1日分の電力消費量)を使用することが可能という。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日コンサルティング会社のデロイト トーマツ コンサルティングは、20から69歳の男女2075名に対し、日本の消費者における「電気自動車(EV)を含む次世代自動車に関する消費者意識調査」を実施した。調査期間は3月29日から3月30日。「あなたは電気自動車(以下、EV)を知っていますか?」という質問をしたところ、2011年の調査では、「知っている」と回答した人は21%(「とても良く知っている(5%)」、「まあ知っている(16%)」の合計)だった。一方、2012年の調査では88%(「とても良く知っている(11%)」、「まあ知っている(77%)」の合計)に及び、消費者のEV認知度は着実に上昇していることがわかる。また、「あなたが自動車を買い換え/買い増し/新規購入する場合、EV購入を検討しますか?」という質問をしたところ、2011年の調査では、「あてはまる」と回答した人は18%(「非常にあてはまる(4%)」、「あてはまる(14%)」の合計)、2012年の調査では18%(「非常にあてはまる(2%)」、「あてはまる(16%)」の合計)で、購入検討意向には、大きな変化は見られなかった。「あなたは以下の次世代車を知っていますか?」という質問では、PHV(プラグイン・ハイブリッド車)の認知度が41%、FCV(燃料電池車)の認知度が19%、マイクロカーの認知度が20%となり、EVの88%、HV(ハイブリッドカー)の83%と比較すると、圧倒的に低い結果となっている。「あなたが自動車を買い換え/新規購入する場合、以下の次世代車を購入したいと思いますか?」という質問では、HVの購入検討意向が42%に及んでおり、突出して高かった。次いで、PHVが22%、EVが18%、FCVが8%、マイクロカーが5%となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月06日大同火災海上保険はこのほど、1月から6月までの間、自動車保険契約の適正化を進める観点から、自動車保険契約に係る割引適用漏れがないかなど自主調査を実施し、調査の結果、保険料の過収が確認された契約については、それぞれ該当する顧客に払い戻しをしていると発表した。保険契約の適正性確保について、同社は「保険会社の極めて基本的な責務であるにもかかわらず、多くのお客さまに対してご迷惑をおかけしましたことを衷心よりお詫び申し上げます。今後このような事態が発生することのないよう、役職員一同全力を挙げて再発防止策に取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう重ねてお願い申し上げます」としている。対象者には同社より封書を送付しているが、まだ払い戻しを受けていない人は下記まで問い合わせを。TEL : 0120-331-364受付時間 : 9:00~17:00(土日・祝日および12/31~1/3を除く)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日