毎年、花粉症に悩まされているみなさんに驚きの新事実です。最近の研究で、花粉症患者が極度のうつ病になる割合が、ふつうの人の4倍、自殺率は30%も高いということがわかったのです。辛くて嫌な花粉症が、うつ病や自殺のリスクにまで関係しているとは驚きです。「たかが花粉症……」と侮らずに、きちんと治療をしたほうがいいかもしれませんよ。■くしゃみも長期に渡れば精神病に発展する可能性が花粉に対するアレルギー反応は、体じゅうの血管や組織に炎症反応を引き起こします。これが長い期間続くと、脳にまで悪影響を及ぼすと考えられています。たとえば、よくある「炎症」のひとつである「くしゃみ」は。花粉のようなアレルギーの原因を、体が追い出そうとして起こるものです。たかがくしゃみ、と思われるかもしれませんが、このような低レベルの炎症でも、花粉症のように数ヶ月単位の長期間続く場合は、中年以降に深刻な精神病になる可能性が高まるというデータがあるのです。■花粉症患者はふつうの人の4倍も躁鬱病になりやすい台湾の国立陽明大学の科学者たちは、花粉症を患う約1万人のティーンエイジャーと、花粉症を発症していない約3万人のティーンエイジャーを比較しました。2つのグループを10年近く観察し、躁病期(興奮しすぎて集中力を欠き、不眠に陥っているような時期)を特徴とする躁鬱病と診断された人が何人いるかを記録したのです。「心身症研究誌」に掲載された結果によると、花粉症を患っている青年期の人々は、そうでない人の4倍も躁鬱病と診断されることが多いことがわかったのです。花粉の時期に気分が落ち込むのは、気のせいではなかったのかもしれません。■自殺のリスクもうつ病じゃない人より30%高くなるまた、2010年のデンマークの研究によると、花粉症患者は自殺率も高くなるのだとか。オーフス大学の研究者たちが、自殺した人たちの中で、アレルギー患者とアレルギーの無い人の割合を比べたところ、花粉症のようなアレルギーを持った人は、アレルギーの無い人より、30パーセントも自殺のリスクがあることがわかりました。花粉症の影響、侮れませんね。■長期の炎症による幸せホルモンの低下がうつ病に関連くしゃみや鼻水のような「炎症」が、なぜ精神病と結びつくのでしょうか。明確な答えはまだ出ていませんが、アレルギー反応が出ている間につくられる「炎症性サイトカイン」と呼ばれる物質が関係していると考えられています。サイトカインは、花粉のような外部からの侵入者を追い出す役割をしていますが、脳の中にある幸せホルモン、セロトニンのレベルを下げる可能性もあるというのです。花粉症のように炎症が長期にわたると、どんどんサイトカインが分泌され、セロトニンは減り続けてしまいます。このことが、アレルギーによってうつ状態が引き起こされる原因なのではないか、というのが、いまのところもっとも有力な説だといわれています。現在、研究者たちはイブプロフェンのような炎症を抑える薬が、うつ病の治療に役立つ可能性について調査中。抗うつ薬が効かなかったうつ病の患者たちに、抗炎症薬を投与することでセロトニンのレベルを上げ、病状を改善できるのではないかと考えているのです。つまり、アレルギー症状を抑えたら、うつ病が改善するかもしれないということ。イブプロフェン配合の薬は薬局でも購入できるので、花粉症で気が滅入ってしまう人は試してみてもよいかもしれません。*花粉症や慢性鼻炎で精神病になるなんて、これまでまったく考えられてこなかったことですね。たとえ精神病に結びつかなかったとしても、花粉症や鼻炎で幸せホルモンが減ってしまうことは大問題。「この時期だけだから……」と我慢せずにきちんと花粉症治療をして、快適に過ごせるようにしたいですね。(文/スケルトンワークス)【参考】※Could a runny nose make you depressed? Hay fever sufferers may be four times more likely to develop the mental illness-Daily Mail Online
2015年11月30日ウェザーニューズはこのほど、2016年の花粉シーズンにおける全国の「スギ・ヒノキ花粉の傾向」を発表した。同発表によれば、花粉は2月初めから関東や九州を中心に飛散が始まる見込みとなっている。2016年のスギ・ヒノキ花粉の飛散開始時期は、全国的に平年並みのところが多くなる見込み。一方で、東海や四国、九州では平年よりやや早めとなるところもありそうだとしている。早ければ2月初めには九州や関東で飛散が始まるところがあり、2月中旬には東海や西日本の広範囲、2月下旬には北陸や東北でも飛散が始まる予想となっている。飛散ピーク時期については、スギ花粉が九州や四国で2月末~3月初め、中国地方や近畿、関東、東海で3月上旬~中旬、北陸で3月中旬~下旬、東北で3月下旬~4月上旬の見込み。スギ花粉のピークが過ぎたあとは、桜の花が咲く頃にヒノキ花粉の飛散が増え、九州や四国では3月中旬~下旬、中国地方や近畿、関東、東海では4月上旬~中旬に飛散量がピークとなる予想となっている。2016年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、ほぼ全国的に平年(2008~2015年平均)より少なくなる予想で、平年比が90%以上となる山形県や岩手県でも平年を上回る量の花粉が飛ぶことはないと見込まれている。東京都ではスギ・ヒノキ花粉の飛散開始時期を2月上旬とし、飛散量を2015年シーズンの81%と見込んでいる。同社は2016年シーズンの花粉飛散量について、「全国的に平年より少なめの予想ではありますが、西日本では2015年の約1.5~2倍となるため油断はできません」と指摘。その上で、「花粉症には早めの対策が効果的なので、飛散開始の2週間前までを目安に準備しておくことをおすすめします」とコメントしている。
2015年11月27日エーザイはこのほど、「先輩受験生ママの風邪・感染症等の対策」に関する意識調査の結果を発表した。調査は10月9~16日にインターネット上で行われ、2014年度に中学受験・高校受験をした子どもを持つ女性500名から回答を得た。はじめに、子どもが受験生だったとき、風邪・感染症対策にいつも以上に気をつかったかどうか尋ねると86%が「いつも以上に気をつかっていた」と回答。受験生本人の対策を本格的に開始した時期については、「2014年10月頃から」(20%)と「2014年11月頃から」(20%)が多く、同社は「寒さが本格化する同タイミングから意識し始めていたようです」と分析している。次に、受験生本人の対策として取り入れていたものを調査した。結果は「手洗い・うがいの励行」(84%)、「マスクをする」(68%)、「予防接種を受ける」(57%)が上位にランクイン。さらに89%の人が「2つ以上の対策を取り入れていた」と回答した。加えて受験生本人の対策として費用をかけたアイテムを調べたところ、「マスク」(67%)が最も多く1位となった。また、比較的高額である「加湿器」を購入した人も21%いた。アイテムの購入費用としては、受験生本人の対策費用が平均7,239円、母親については平均4,275円、父親では4,278円と受験生本人と比べて約3,000円の差があった。最後に、「子どもが受験生だったときの風邪・感染症などの対策について、不安を感じた事はありますか」と質問した結果、58%が「ある」と回答。具体的な不安や悩みとしては、69%の人が「対策をしても十分なのかどうか判断がつかない」をあげた。次いで、「どの対策が有効なのか、優先度がわからなくなる」(32%)、「情報が多すぎて正確なものが見極められない(見極めるのが難しい)」(23%)が続いた。杉並堀ノ内クリニックで小児科院長を務める粂川好男医師は、風邪・感染症対策として「『手洗い』『うがい』『マスク』の"3点セット"が一番重要です」とコメント。このうちマスクを使う際の注意点として、「マスクの内側は外気や手指などに触れる可能性が高い」と指摘した上で、「流行のシーズンはつけはずしをできるだけ少なくすることが理想的」とアドバイスしている。
2015年11月20日ファイザーはこのほど、「長寿社会ニッポンにおける感染症の潜在リスクと最新対策」と題したセミナーを東京都内で開催。慶応義塾大学医学部 感染症学教室の岩田敏教授が登壇し、ワクチンによる感染症対策などについて講演した。○2025年の医療費は50兆円以上?医学雑誌「Lancet」にて最近発表された研究によると、日本人の健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されずに生活できる期間)は73.4歳(2013年時点)で世界でもトップだという。定年後の人生を積極的に楽しむアクティブシニアが増えてきていることが伺える一方で、超高齢社会に伴う医療費も問題になっている。厚生労働省の試算などによると、2008年時点で34.8兆円だった国民医療費は2025年には52.3兆円まで膨らむと見込まれており、そのうち老人医療費は24.1兆円を占めるとされている。そのため、岩田教授は「超高齢社会における医療費の問題や健康寿命を鑑みると、感染症予防と予防接種の果たす役割が大きいのではないか」と提唱する。感染症を予防する手段の代表例としては、ワクチン接種があげられる。VPD(Vaccine Preventable Diseases: ワクチンで予防できる疾患)は、成人では「インフルエンザ」「肺炎球菌による感染症」「破傷風」などが、小児ではこれらに加え、「結核」「ポリオ」「水痘」「ロタウイルス」などがある。岩田教授は「ワクチンというと『子供が中心』と考えがち。もちろん子供に対してワクチンを打つのはとても大事ですが、大人にも必要なワクチンがあるんです」と力を込めるが、実際は成人の予防接種への意識は高くない現状が伺える。○成人のワクチン接種率は4割同社が7月28日から8月7日にかけて、各都道府県に住む60歳以上の男女150人(合計7,050人)を対象に行った調査によると、成人してからワクチンを接種した経験がある人は2,998人と全体の4割ほどにとどまっていた。そのうち、最も多かったのはインフルエンザワクチン(2,302人)で、その次に多かったのが肺炎球菌感染症(肺炎)ワクチン(1,501人)だった。最多となるインフルエンザワクチンですら、全体の32%ほどしか接種していないこととなり、予防接種への関心率の低さが浮き彫りとなっている。ワクチン接種率の低さの原因として「感染を100%防げない」をあげる人も少なくないだろう。ただ、重症化を防いだり、死亡リスクを低減させたりするなど、一定の臨床効果は示されている。例えば、インフルエンザワクチン接種率と学級閉鎖日数の相関を見ると、ワクチン接種率が高いほど学級閉鎖日数が少ないなどの結果も得られており、「一定の接種率を確保すると、学校などでの集団生活の中でインフルエンザが流行するというのは、ある程度抑えられます」。ただ、今年は従来よりも対応ウイルスの種類を増やしたワクチンに切り替えられている。これまではA型2種とB型1種だったが、新たにB型をもう1種増やして4種類に対応するように変更。そのため、ワクチン接種費用が高くなる傾向が見られている。岩田教授はワクチン接種に係る料金値上がりに伴う接種率の低下も懸念しつつも、「接種が重要」との見解を示した。○インフル流行時は肺炎球菌のワクチンもインフルエンザ以上に接種率が低い肺炎球菌に関しても、岩田教授はその重要性を指摘している。免疫機能が未発達の5歳未満や機能が低下してくる高齢者(65歳以上)が肺炎球菌による感染症になりやすい。日常生活で発症する肺炎である「市中肺炎」に罹患(りかん)すると死亡リスクが上昇するなど、日常生活に多大な影響を及ぼすことがわかっている。市中肺炎の入院患者の原因微生物を見ると、肺炎球菌が全体の4分の1を占めたという報告があるほか、インフルエンザ流行時に検出された肺炎の原因となった細菌は肺炎球菌が多いというデータもある。「インフルエンザが流行したときは肺炎球菌を起こしやすくなるので、インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンを一緒に受けておいたほうが予防としてはいいということになります」。肺炎球菌ワクチンの定期接種は2014年10月から開始されており、2018年度までは該当する年度に65歳、70歳、75歳などのように「5歳の倍数となる高齢者」などが対象となっている。また、乳幼児や高齢者だけではなく、喫煙者や糖尿病、心疾患、呼吸器疾患などを患っている人も肺炎球菌感染症のリスクが高くなる。来る11月12日は「世界肺炎デー」。これを機に、肺炎球菌について詳しく知ろうとしてみるのもいいだろう。○医療従事者と患者間で予防接種の会話増を最後に岩田教授はワクチンが導入・普及されて日本では確実に病気の数が減ってきているとしたうえで、その接種率を高く保ち続けることが大切になってくると指摘。そのために、「医療関係者と患者さんの間で予防接種に関する会話が多くなることが重要」だとした。これからインフルエンザが本格的に流行する時期になる。岩田教授によると、健康な成人におけるインフルエンザワクチンの有効性は約7割だという。1回あたりの接種金額が500円~1,000円ほど値上がりしている病院もあるようだが、ワクチンを接種して自分の体を賢く守るよう、努めるに越したことはないと言えそうだ。
2015年11月02日ウェザーニューズは10月8日、来年の花粉シーズンにおける全国の「スギ・ヒノキ花粉の傾向」を発表した。同発表によれば、ほぼ全国的に飛散量は平年(2008~2015年平均)より少なくなる見込みとなっている。2016年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの予想飛散量は、東日本を中心に平年の70%未満となる地域が目立ち、東京都にいたっては平年の43%となっている。平年比が90%を超える山形県や岩手県でも、平年を上回る量の花粉が飛ぶことはない見込み。また前年と比較すると、花粉飛散量が少なかった西日本を中心に前年比100%以上の地域が多くあるが、量としては平年並み~少なめと予想されている。同社によれば、一般的に前年の夏に十分な日照があり、夏らしい暑さであるほどスギ・ヒノキ花粉の発生源となる雄花生産量は多くなる傾向がある。しかし、今年は8月上旬に猛暑日が集中したものの、8月下旬の気温は平年を大幅に下回ったため、東~西日本を中心に雄花の生育に適した天候ではなかったという。一方で、同社は「風が強い日や雨の降った翌日などには一時的に花粉の飛散が増えるため油断はできません」と指摘。「例年、2月以降に花粉の飛散量が次第に増えていきますが、本格的な花粉シーズンを迎える前から対策しておくとよさそうです」としている。
2015年10月09日日本気象協会は10月7日、今夏の気象条件などをもとに「2016年春の花粉飛散予測(第1報)」(スギ・ヒノキ花粉、北海道はシラカバ)を発表した。同発表では、2016年の花粉飛散数は前シーズンと同程度か、上回る地域が多くなると予想されている。花粉の飛散数は、前年の夏の天候が大きく影響する。前年の夏の天候に、「気温が高い」「日照時間が長い」「雨が少ない」といった気象条件がそろうと、花芽が多く形成されるため、翌年の花粉の飛散数が多くなると言われている。これらの諸条件を踏まえた結果、2016年春の花粉飛散予測は、四国地方と九州地方では前シーズン比で約1.5倍の飛散数になるという。また東海地方、近畿地方でも前シーズンより花粉がやや多く飛ぶ予測となっている。関東地方や中国地方ではほぼ前シーズン並みで、北海道や東北地方、北陸地方ではやや少ないと予想されている。例年と比較すると、夏の気象条件がそろった東北地方を除き、全国的に例年並みか少ない地域が多くなると見込まれている。その他の地域では夏の気象条件がそろわなかったため、例年より少なく、非常に少ない地域もあるという。なお、東京は前シーズン並みで、前シーズン少なかった大阪はおよそ2倍近くになると予想されている。
2015年10月07日アシストは9月17日、標的型攻撃への対策を支援するために内部対策を重視した各種の施策を「標的型攻撃対策ソリューション」として体系化し、提供開始した。具体的には、マルウェアの侵入の予兆や状況の把握のため定期的なモニタリングを実施する「BlackDomainSensor」、内部対策として、特権IDを奪取されたとしてもデータを持ち出させず持ち出されても意味が無いようにするための多重対策として「マルウェア遮断ソリューション」「ダブルブラウザソリューション」「特権ID管理ソリューション」「ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューション」の全5ソリューションを展開する。このうち、「マルウェア遮断ソリューション」は2015年10月に新設予定であり、「ダブルブラウザソリューション」は同月に機能強化版を提供開始する予定だ。BlackDomainSensorはセキュリティ・ログ分析エンジンを使い、インターネットのアクセス・ログとC&Cサーバのリストを突合せた結果と、Active Directoryに特権IDを模したトラップ・アカウントを仕掛け、おとりに引っ掛かったマルウェアの認証失敗ログを抽出したレポートを出力する。マルウェアによるC&Cサーバへ通信している端末の発見や、マルウェアによる特権ID奪取の挙動の発見に有効という。マルウェア遮断ソリューションは2015年10月に新設予定であり、マルウェアが侵入している可能性のある端末をネットワークから遮断する。遮断は管理者がリモートから実施可能。該当端末のC&Cサーバへの不正な通信のブロックや、データの不正な持ち出し・侵害拡大の防止に有効としている。ダブルブラウザソリューションは、インターネット・アクセス用のブラウザを仮想環境で提供し、業務用端末から外部へのインターネット・アクセス(HTTP通信)を禁止させ、業務用端末のインターネット・アクセスを分離する。なお、2015年10月に機能強化版のリリースを予定している。同ソリューションにより、マルウェアが侵入したとしても、標的型攻撃の出口となるC&Cサーバとのインターネット・アクセスを禁止することで攻撃を無効化できるとのこと。特権IDはワークフローにて申請を行い、承認を受けた場合のみ利用できるように制御する。また、重要サーバへはワークフロー経由の自動ログインのみを許可し、自動ログイン以外のローカル・ログインなどは全て禁止する。同ソリューションにより、ワークフローを経由しない重要サーバへのログインを一切禁止することで、万が一標的型攻撃によって特権IDを奪取された場合でも、不正なアクセスを防止できるという。ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューションは、ファイル・サーバのデータを暗号化し、Windowsのアクセス権限とは別に独自のアクセス権を設定。また、ファイル・サーバに対してアクセスできるのは、専用クライアントを導入している端末のみに限定する。同ソリューションでは、独自のアクセス権限設定により専用端末以外からのデータ持ち出しを防止すると共に、Windowsの特権IDを奪取された際もデータの持ち出しリスクを軽減できるという。また標的型攻撃によりデータが直接持ち出された際も、データは暗号化された状態を維持するとのこと。
2015年09月18日暑い時期では、全国で1万人以上が救急搬送される熱中症。8月末からは比較的過ごしやすい気温が続いているが、総務省消防庁によると、8月31日から9月6日の期間中は全国で528人が熱中症が原因で救急搬送されている。まだ油断は禁物だ。大人はもちろんだが、それ以上に気をつけないといけないのが子供と高齢者だ。それぞれの注意点をまとめた。■子供編総務省消防庁は、「身長が低いため、地面の照り返しによって高温にさらされやすい」「汗腺などが未熟」などの理由から、子供は熱中症にかかりやすいとしている。そこで、以下の4点に注意するようにしよう。■子供の様子を十分に観察する■遊びの最中に水分補給を行い、休憩を入れる■外出時の服装に気をつけ、帽子も忘れないようにする■日ごろから栄養バランスのとれた食事や運動、遊びを通して暑さに負けない体づくりを実践する■高齢者編高齢者は「汗をかきにくい」「暑さを感じにくい」などの身体的特徴がある。そのため、体温を下げるための反応が弱くなっており、自覚症状がないまま熱中症になる危険性があるとされている。そこで、総務省消防庁は高齢者が熱中症にならないよう、次の3点に注意してほしいとしている。■室温をこまめにチェックし、エアコンや扇風機などを活用■のどが渇かなくても水分補給をする■調子が悪いと感じたら、家族や近くの人にそばにいてもらう特に高齢者の場合、水分補給が肝心だと日本医療栄養センターの井上正子所長は指摘する。「高齢者の方はあまりご自分から『水がほしい』ということをおっしゃらないのが問題です」。井上所長によると、一般的に人間は排尿(1.4リットル)や汗(0.5リットル)などで、一日に2.5リットルもの水分を排出しているという。その一方で、摂取している水分量は、食事から1リットル、体内での合成(代謝水)で0.3リットルとなっている。そのため、不足分の1.2リットルにあたる水分を飲料から補給する必要があると話す。量に換算すると、500ミリリットルのペットボトル2・5本分だ。飲料から補給すべき水分量を具体的に把握しておけば、脱水症状などで熱中症になる可能性も低減できる。9月に入ってもまだ汗ばむ日はある。熱中症は最悪の場合、死に至るケースもあるので、身近な子供や高齢者を守るためにも、きちんとした対策を行うようにしよう。写真と本文は関係ありません
2015年09月11日暑さのピークは8月と思われがちですが、実際には、9月になっても厳しい残暑は続きます。8月には熱中症にならないようきちんと対策をしている方も、9月になるとつい怠りがちになってしまうかもしれません。残暑が続く季節も気を抜かずに、しっかり熱中症対策を継続していきましょう。残暑が原因? 9月に熱中症になる人も多いって本当?熱中症といえば、7~8月頃に起こるものだと認識している方も多いでしょう。しかし、実は9月になってから熱中症で倒れる方も少なくありません。総務省が公開しているデータによると、平成26年9月に熱中症で搬送された人は、全国で1,824人にものぼります。一番多い大阪府では、1カ月で実に148人もの人が熱中症で救急搬送されているのです。これは救急車で運ばれた人数だけですから、実際に症状が出た人はこの人数よりもずっと多いということです。また、暑さの厳しかった平成25年のデータでは、3,133人とさらに多くの人が救急搬送されています。9月になったからといって、安心はできないということですね。熱中症になりやすい人って?テレビなどでニュースを見ていると、子どもやお年寄りが熱中症で倒れたという情報を目にすることが多いのではないでしょうか。実際、熱中症になりやすい人の特徴は、抵抗力が低く、体が弱っている人などです。もちろん、子どもやお年寄りでなくても、抵抗力が弱まっていれば熱中症になってしまう可能性もあります。熱中症対策として一般的知識として知られているのは、適度な冷房器具の利用や水分摂取など。しかし、より抵抗力を高めるためにはこうしたことに加えて、良質な睡眠と健康的な食事、適度な運動も大切です。熱中症予防のためにしっかり睡眠をとろう暑い時期は疲れやすいので、普段よりもしっかり睡眠時間を確保する必要があります。また、睡眠時に冷房器具を利用することも効果的です。睡眠時の冷房器具は、喉が渇くから嫌だという人もいるかもしれません。しかし、実は、眠っている間に熱中症になってしまうということもあるのです。そうならないためにも、寝室の温度にも気を配るのが大切。冷房器具をつけっぱなしにして寝ることに抵抗がある方は、タイマーや温度設定を高めにして利用するのがおすすめです。8月のうだるような暑さから解放されたからといって油断せず、9月もしっかりと睡眠をとるなどして、熱中症予防を心がけましょう。photo by photoAC
2015年08月28日連続猛暑日が最長記録を更新するなど、暑い夏が続いています。連日のように熱中症への注意が呼びかけられていますが、社員の健康管理もまた、人事の大切な役割の一つです。皆が活力に満ちて仕事に取り組めるように、健康管理の基礎について見ていきましょう。○仕事の充実は健康から病気やけがをせずに心身ともに健やかな状態であり続けることは、仕事を充実させるだけでなく、豊かな人生を送る上での大前提です。また、従業員の健康状態の良し悪しは労働生産性に直結しますので、企業としても、加齢や生活習慣による体調悪化を予防し、健康を維持・増進することが求められます。そのためには、従業員の健康状態や生活習慣を把握し、その結果に伴って適切な保健指導を実施することが必要です。○法定健康診断のポイント労働安全衛生法は「快適な職場環境の実現と労働条件の改善を通じて職場における労働者の安全と健康を確保するようにしなければならない」と定めており、社員に対する健康診断を義務付けています。契約社員やアルバイトであっても、1年以上雇用する場合や、正社員の1週間における所定労働時間数の4分の3以上働いている場合には、正社員と同様に健康診断を行う必要があります。定期健康診断に関する業務の流れは下記の通りです。委託する医療機関や健保組合とよく確認しながら進めていきましょう。(1)計画の策定(日時や場所の決定、対象者の確認)(2)社員への告知(3)実施(4)結果通知診断の結果、異常があったと本人から申し出があった場合は、医師の意見を聞いた上で、再検査や配置転換、就業時間の短縮などを実施しましょう。健康診断の受診結果は、従業員ごとに「健康診断個人票」を作成し、5年間保存しなければなりません。また、50人以上の従業員がいる事業所の場合は、健康診断の結果を「定期健康診断結果報告書」として労働基準監督署に届け出る義務があります。なお、健康診断の必須受診項目は2008年に改正されており、下記のようになっています。既往歴および業務歴の調査体重、視力、聴力測定自覚症状および他覚症状の有無の検査血圧測定胸部エックス線検査尿検査(尿中の糖および蛋白の有無の検査)※雇い入れ時の健康診断はこの他に必須項目があります○従業員の熱中症を防ぐために厚生労働省の調査によれば、熱中症による死者は1993年以前には年平均"67人"でしたが、ここ20年間の年平均は"492人"と激増しています。この数字からも、熱中症を防ぐことが夏の安全・健康配慮の重要課題であることが分かるでしょう。熱中症は、高温多湿で汗が蒸発しにくく、体温調整が難しい場合に起こりやすくなります。屋外作業時に多く発生しており、業種別に見ると建設業が4割、製造業が2割を占めています。不十分な空調下での室内作業や、営業の外回り中にも起きますので注意が必要です。熱中症を防ぐ上で最も重要なことの一つは、水分と塩分の定期的な補給です。「のどの渇き」という脱水のサインが出る前に、補給を習慣づけるような周知徹底が必要です。熱中症は下記の通りⅠ度~Ⅲ度に分類されます。数字が大きいほど重症です。Ⅰ度:めまい、立ちくらみ、筋肉痛、異常に汗をかくⅡ度:頭痛、吐き気、身体がだるいⅢ度:意識がない、身体がひきつけを起こす、真っすぐ歩けない、高い体温であるこうした症状が出た場合の対処としては、まず、涼しい場所に連れて行き、脇や首を冷やします。水分を摂れる場合は、そのまま安静にさせてください。症状が重い場合は、至急、医療機関へ連れて行きましょう。糖尿病や高血圧、腎不全といった病気は脱水状態・塩分不足に陥りやすいため、熱中症が重篤になる恐れがあります。事業者は、定期健康診断によってこうした持病がある従業員を事前に把握し、作業内容や作業場所をよく検討しておきましょう。
2015年08月14日関西福祉大学の勝田吉彰研究室はこのほど、感染症とメンタルヘルスについてまとめた「パンデミック症候群~国境を越える処方箋~」(著者: 勝田 吉彰)を出版した。同書の著者は、外務省医務官として24か国で海外医療の世界を経験した渡航医学の専門家。著者は2003年のSARS流行渦中の北京で大使館医務官として対応にあたり、社会のパニック状態への対処を経験してきた。同書ではその経験から、今後日本に「耳慣れない感染症」が入ってきたときに何を伝え、何を知ってもらう必要があるのかを的確に記している。また、医学系の書籍は著者の専門により、分野別に分かれているのが一般的だが、同書は「感染症」「メンタルヘルス」「海外医療事情」を1冊で網羅した。致死率の高いエボラ出血熱や、蚊によって媒介されるデング熱など、これから日本に入り脅威となる病気や、海外進出にあたって注意が必要な感染症とメンタルヘルスに加えて、途上国の医療事情やアンテナの張り方まで1冊にまとめている。海外に行く際に気をつけたい情報についても記載。今後、国境を越える人に向け、海外旅行や出張の際に備えておきたい病気の知識、海外勤務で自分の身を守るための情報も掲載した。価格は972円(税込)。
2015年08月07日赤ちゃんにとって初めてのハワイ。海へ、プールへ、ショッピングへとたくさんおでかけしたいけれど、暑さで赤ちゃんが体調を崩してしまわないか心配ですよね。そこで今回は、赤ちゃんの暑さ対策についてご紹介します。ハワイで着たい、赤ちゃんの服のポイント赤ちゃんはとにかく汗っかき。風通しがよく、汗をよく吸収する服を選びましょう。ただし、厚手の綿素材の服は、汗を吸収したまま冷たくなってしまうことがあるので気をつけて。薄手の綿素材を選ぶ、速乾タイプの下着を着る、背中にタオルやガーゼを入れるなどして、汗で体が冷えないようにしてください。また、建物の外は暑いけれど、レストランや施設によっては冷房が効いて寒いということも。カーディガンやロングソックスなどを持ち歩き、こまめに脱ぎ着させてあげるといいですよ。ベビーカーでお出かけする時の暑さ対策ベビーカーは地面からの照り返し(輻射熱)を受けるため、実際の気温よりも暑くなりがちです。大人の顔の高さの気温が30度のとき、ベビーカーに乗った赤ちゃんの顔の高さの気温は33~38度以上になることがあるそう。大人は暑さを感じない時でも、赤ちゃんは暑くてぐったりという場合があるので、下記のグッズを利用するなどしてしっかり対策してください。<ベビーカーの暑さ対策グッズ>●照り返し防止シートベビーカーの下から背中側までを覆い、地面からの輻射熱を防ぎます。●日よけ(サンシェイド)元々付いている幌が小さい場合は、後付けできる大きいサンシェイドで直射日光をガードしましょう。●冷却シート赤ちゃんの後頭部や背中を冷やしてくれます。水で塗らすだけで冷たさが数時間持続するタイプもあります。●汗を吸い取るシートベビーカーに敷くだけで、赤ちゃんの背中の汗を吸い取ってムレを防ぎます。●ポータブル扇風機ベビーカーのフレームに挟めるクリップ式。赤ちゃんが指を挟まないよう、扇風機カバーの目が細かいものを選んでください。抱っこ紐でお出かけする時の暑さ対策抱っこ紐は、抱いているママも、抱かれている赤ちゃんも暑くて大変。通気性のいい、メッシュ素材の抱っこ紐がおすすめです。抱っこ紐に入れる冷却ジェルや、熱を遮断してくれるケープもありますから、チェックしてみてください。頭はとくに熱くなりやすいので、赤ちゃんに帽子をかぶせた上で、ママが日傘をさしてあげるといいですよ。脱水症状・熱中症に気をつけて夢中になって遊ぶうちに、つい忘れがちなのが水分補給。赤ちゃんは体温調節が未熟なうえ体力がないため、脱水症状や熱中症になると命にかかわります。水筒やベビーマグを持ち歩き、こまめに水分を与えてください。欲しがる時は欲しがるだけ、欲しがらない時でも20~30分おきにあげましょう。少しずつでもいいので、回数を多くあげることがポイントです。十分な暑さ対策と水分補給を心がけて、ハワイ旅行を楽しんでくださいね。
2015年07月09日どんどん気温が上がり、今のうちから気をつけておきたいのが熱中症対策。家の中でも脱水症状を起こすこともあるといわれ、こまめに水分補給をしたい季節です。1日に1~2リットルの飲み物を摂っている人が多いと思いますが、皆さん何を飲んでいますか?せっかくなら水分補給プラスαの効果があったら嬉しいですよね。そこで今日は、目的別で選べる、お茶の効能をご紹介します。■ダイエット目的なら「烏龍茶」と「プーアル茶」コンビニにも必ずある烏龍茶ですが、よく見ると2種類あるのをご存知ですか?どちらもダイエットに効果的ですが、少し違うのでご紹介しますね。凍頂烏龍茶には茶カテキン、カフェイン、アミノ酸が高バランスで含まれ坑アレルギー作用が。熱々を飲むと成分も引き出され、内臓脂肪もスムーズに燃焼されます。常用して痩せ体質をめざすのにお薦めです。鉄観音烏龍茶は脂肪を分解する力が烏龍茶の中で一番!アルコールによる肝臓病の予防にも強い味方です。お酒を飲む前に濃いめの鉄観音を飲むと二日酔い防止にも。プーアル茶は食事でとった脂肪分をカラダが吸収する前に排出する働きがあります。コレステロール値を下げたり、消化を促進したりするほか、整腸作用や成人病の予防、肥満抑制効能があります。■むくみには「とうもろこしのひげ茶」韓国の伝統的なお茶である「とうもろこし茶」は、体の中の余分な水分を排泄する「利水(りすい)」という効果を持っています。中でも、とうもろこしのひげに強い効果があるので、選ぶならひげ入りのものを。とうもろこしを茹でる時にひげを残して茹でてもむくみ取りになりますよ。■美肌には「緑茶」ミランダ・カーも愛飲している緑茶は、悪玉コレステロールの酸化を防止して、酸化によるトラブルを抑制します。中性脂肪対策にはもちろん、肌の老化防止にも。殺菌作用があるので虫歯予防や口臭予防にも使えます。 ■ストレス&不眠には「ジャスミン茶」香りが豊かでストレス緩和や集中力アップにも。安眠効果もあるので寝つきの悪い時にもお薦めです。 ペットボトルを買う機会も多いと思いますが、どうなりたいかを叶えてくれるお茶を選んで、熱中症対策プラスαの効果を得てくださいね。
2015年07月08日水の安全性や選び方などをあらためて考え直すことを目的とする「水を考えるプロジェクト」はこのほど、20代~70代の全国の男女600名を対象に実施した「熱中症に関する意識実態調査」の結果を明らかにした。調査期間は5月27日~28日。まず「熱中症になったことはありますか」と尋ねたところ、23.0%が「ある」と回答した。次に熱中症の症状で、暑い時期に自覚したことがある症状について聞いた。現場での応急処置で対応できる軽症の熱中症である「めまい、失神、立ちくらみ」は52.2%が、「手足のしびれ・気分の不快」は13.7%が、「筋肉痛・筋肉の硬直」は6.2%が自覚した経験があると回答。半数以上の回答者が、軽度の熱中症の諸症状を経験していることが明らかとなった。熱中症の自覚症状があるのは約4人に1人に対し、実際に軽度の熱中症の症状を経験がある人は2人に1人となっていることから、自覚していない"隠れ熱中症患者"が多いことがわかる。熱中症対策として、1日どの程度の水分を摂取しているか尋ねところ、最も多い回答は「501ml~1,000ml」(42.0%)だった。環境省は「1日に飲料として摂取すべき水分量の目安は1.2リットル」としているが(※)、それに該当する「1,200ml以上」と回答した割合は19.0%で2割にも満たなかった。熱中症対策として、1日にどの程度の水分を摂取する必要があると思うか聞くと、環境省が目安として挙げている「1.2リットル以上」を選択した人は27.0%だった。そのほかの7割以上は、熱中症対策の水分補給に関して正しく理解していないことがわかった。今回の調査では、2人に1人が「隠れ熱中症」であることが明らかになったが、医学博士で管理栄養士でもある井上正子先生によると、「隠れ熱中症」は、自分で気づいたときには、重症化していることが多いという。「自覚がなくても、呼気や皮膚から水分は失われています。喉が渇いたと感じたら、すでに脱水気味になっていることが多いので、喉が渇く前から水分補給をした方が良いでしょう」と、熱中症予防には、こまめな水分補給が有効であるとアドバイスしている。※環境省の「熱中症環境保健マニュアル III熱中症を防ぐためには」より
2015年06月22日キリンビバレッジは6月16日、「キリン 生茶」ブランドから「しお生茶」(税別140円)を発売した。同社の調べでは、熱中症対策飲料について、「太りそう」「ぬるいとおいしくない」といった不満を一部の消費者が持っていることが判明。そこで、無糖茶では日本初となる、「熱中症対策ができる緑茶」をコンセプトにした同商品を開発したとのこと。同商品は、かぶせ茶をブレンドした厳選茶葉を高温で抽出したものに、沖縄海塩と北海道昆布エキスを加えているため、ほんのりとした塩味が特徴だという。100mlあたりから補給できるナトリウム量は44mgで、厚生労働省が推奨する40mg~80mgの値に当てはまる。パッケージデザインは、和紙をモチーフにした。口当たりのやさしさを表現するために、ひらがな表記で「しお」と記載したとのこと。
2015年06月17日暑い季節、赤ちゃんにとって帽子は必須アイテムです。紫外線対策や熱中症予防のためにも、外出時は帽子を被らせること徹底しておきましょう。そのためには、赤ちゃんにピッタリな帽子を選ぶことが大切です。今回は赤ちゃんの帽子選びのポイントを紹介します。■赤ちゃんの帽子、サイズの選び方は? まず、帽子のサイズですが、目安としては次の表を確認してみてください。<月齢と帽子のサイズ(cm)>・0ヵ月 42~44・3ヵ月 44~46・6ヵ月 46~48・12ヵ月 48・24ヵ月 50しかし、この表はあくまで目安。帽子のデザインやメーカーによっては、サイズ表記よりも大きくなったり小さくなったりすることがあるので、当然のことですが、実際に手に取って、試着して選びましょう。■適正な赤ちゃんの帽子選びは、正確なサイズ測定から頭のサイズを測る時は、耳の付け根から指2本分上の位置を測定します。おでこのもっとも出っ張っている部分にメジャーがくるように、ぐるりと1周させて測定してください。頭の大きさは人それぞれです。月齢だけで帽子のサイズを決めず、自分の子どもに合ったサイズを買うように気をつけましょう。■赤ちゃん用の帽子で、押さえておくべきデザインは? 赤ちゃん用の帽子は、以下のポイントを押さえたものを選ぶのがベストです。・紫外線対策に、適度な大きさのつばがついている・軽くて丈夫かつ、通気性が良く、洗濯可能な素材で作られている・落とさないように、あご紐(ゴム)がついているこれらのポイントを押さえた上で、好みのデザインの帽子を選びましょう。たとえデザインがかわいくても実用性に欠けては、せっかくの帽子の意味が半減してしまいます。また、紫外線対策を重視しすぎるあまり、つば広タイプのものを選ぶのも要注意。赤ちゃんの視界を遮ってしまい、かえって危険なことがあります。■ベビーカーに乗る時に向いた帽子とは? 赤ちゃんは、まだ歩くことができなかったり、足取りがしっかりしていなかったりするので、ベビーカーでのお出かけが多くなります。ベビーカーに乗せる場合、後ろにもたれて座るので、全体につばが付いたデザインの帽子ではつばが邪魔になり、赤ちゃんがぐずってしまう可能性もあります。ベビーカーに乗る時に向いているのは、キャスケットやキャップのような、後頭部にはつばがないタイプの帽子。これなら、後ろにもたれかかっても帽子が浮く心配がなく、赤ちゃんも快適に被ってくれるはずです。用途に合わせて、異なるデザインの帽子をいくつか用意しておくのが、赤ちゃんの帽子選びのポイント。ぜひ、ママも赤ちゃんもお気に入りで笑顔になる帽子を見つけてあげてください。
2015年06月15日これから夏本番。この時期絶対に欠かせないのが熱中症対策ですよね。熱中症対策の基本である水分補給は徹底しておきたいところですが、お茶や水だと「飲みたい」と思わなくなり、結果的に水分が足りなくなってしまうことに。熱中症対策を続けるためには「おいしさ」がとても重要。おいしいものなら無理なく続けることができます。「熱中症対策をしないといけない」という義務的な気持ちもなくなり、気軽に熱中症対策に取り組めるはずです。■旬の果物でおいしく無理なく熱中症対策できる熱中症対策に不可欠なのは、水分と塩分。これに旬の果物をプラスすることで、自然においしい熱中症対策ができるのです。タイには「ローイゲーオ」という、塩と砂糖で下味をつけた果物に、シロップを掛けて氷を加えて食べるスイーツがあります。タイの年間平均気温は29度。暑い日は40度以上にもなるため、年間を通して熱中症対策が必要な地域と言えます。■素材本来の甘みを出す塩の量は、フルーツによって異なるローイゲーオがタイで愛されているのは、果物本来の甘み、そしてお母さんの知恵と愛情がいっぱい詰まっているから。水分や塩分、使用する果物などはそれぞれの家庭によって分量が異なるので、各家庭で味がちがうのもローイゲーオの魅力です。「タイ版おふくろの味」というわけですね。タイのお母さんは、使うフルーツによって塩をまぶして寝かせる時間を変えているそう。旬のフルーツを選ぶ彼女たちは、フルーツによって引き出されるおいしさが違うことを知っているのです。■日本人に“塩×フルーツ”のおいしさを伝えるために日本人の熱中症対策には、リニューアル発売された『 キリン 世界のKitchenから ソルティライチ 』がピッタリ。“塩×フルーツ”おいしさの秘密は、つぶしたライチに塩をまぶし、今まで以上に時間をかけて寝かせるということ。甘みと香りがさらに引き出された飲料なので、ライチが苦手な人もおいしく摂取できるはず。手摘みの旬のライチやミネラルを含む沖縄海塩を使用するなどのこだわりもあり、後味すっきりな爽やかな味になっています。めまいや顔のほてり、筋肉のけいれんなどの熱中症の症状が出る前に、小まめに水分補給をすることが大切。この夏の熱中症対策は、おいしく楽しく乗り切りましょう。
2015年05月01日熱中症対策に利用できる、凍らせても美味な「バヤリース フローズンオレンジ」!アサヒ飲料株式会社は「バヤリース フローズンオレンジ」を全国で5月5日から新発売する。もうすぐやって来る、暑い夏に役立つ“熱中症対策ドリンク”として利用できる。同社は利用者がより飲みやすい果汁だと感じる製品作りを目標としており、製品をヒンヤリと冷やした時も果実の味を際だたせることによって、飲みやすいドリンクにリニューアルした。またさわやかなオレンジ味で、さらに「ナトリウム」もブレンドされているので熱中症の対策に適している。製品パッケージのデザイン&特徴は?製品パッケージはみずみずしいオレンジのプリントとともに、涼しいイメージのあるブルー系を使用。さらにパッケージの上下には、凍らせてもおいしい製品の特徴を表現した“氷と凍ったしぶき”のデザインが施されている。そのうえ消費者が理解しやすいようにパッケージの側面には、おいしく飲むための方法が説明されており、全体的にフレッシュ感とさわやかな印象を与えるデザインに仕上げられている。また製品には【ナトリウム】が100ml当たり「43mg」調合されており熱中症に役立ち、さらにオレンジ果汁20%入りのさわやかな味わいを楽しめる。飲み方は製品を冷たく凍らせた後、半分くらい溶けてきたら製品をよく振る。さらに少し飲んだ後、製品をもっと振ってからシャリッとした味を楽しむのが、おいしい飲み方だ。オレンジが好きな人や、夏シーズンに外出が多い人は、熱中症対策で利用してみては。(画像はニュースリリースより)【参考】・アサヒ飲料株式会社 ニュースリリース
2015年04月30日風邪のときや花粉症の人の必需品といえばマスク。多くの人が使い捨てマスクを使用し、マスクをしていれば風邪や花粉予防の対策は十分だと思っていませんか?しかし実は、マスクは何を使ってもいいわけではないという衝撃の事実が判明しました。生活用品の商品を比較し、より安心安全な方はどちらなのかを検証する本『使うなら、どっち!?』(渡辺雄二著、サンクチュアリ出版)では、立体型マスクと比べて、プリーツ型マスクを使うのは「無意味に近い」と報じています。その理由は、長方形の不織布にゴムひもがついたプリーツ型マスクでは、顔とマスクの間に大きな隙間ができ、そこからウイルスや花粉が入ってきてしまうからだそう。しかし、店頭に並ぶ市販のプリーツ型マスクには、“飛沫99%カットフィルタ採用”や“花粉カット率99%フィルタ使用”という文字が表示されていますよね?きちんと試験をしていないと、こんな表示はできないはず。そう考え始めると、何を信じたらいいのか迷ってしまいますよね………。そこで、『使うのは、どっち!?』の作者である、科学ジャーナリストの渡辺雄二さんにプリーツ型マスクが本当にウイルスや花粉を99%カットしてくれるのかくれないのか、お聞きしました。■マスクは隙間から飛沫や花粉が侵入するまず、渡辺さんは、「“99%カット”という表示は、フィルタについて試験を行いそのような結果になっているので、本当なのだろうと思います。もしウソなら景品表示法違反(優良誤認)で、処罰の対象になりますから。しかし問題なのは、表示が事実であっても、花粉やウイルスなどが口や鼻から侵入するのを防ぐことができないということなのです」と回答してくれました。ということはつまり、フィルタがどんなに優れていてもウイルスや花粉が入ってきてしまうということでしょうか?「はい、マスクと顔の間に隙間ができてしまい、そこから空気が漏れて飛沫や花粉が入ってきてしまうのです。隙間が大きく、漏れる空気の量が大きいほど、漏れ率が高く、漏れ率の高い製品ほど、飛沫や花粉の侵入する量も多いということになります」なるほど。完全に防ぐことは難しいんですね!■プリーツ型マスクを避けた方がいい理由漏れ率の高いマスクが、プリーツ型に多いということでしょうか?「プリーツ型の場合、どうしても顔とマスクの間に大きな隙間ができてしまうので、漏れ率が高くなります。国民生活センターのテストでは、プリーツ型の場合、すべての漏れ率が65%を超えていて、90%を超える製品もありました。これでは、マスクをしていないのとそれほど変わりません。立体型にしても、漏れ率が60%を超えるものが多かったので、飛沫や花粉の侵入を防ぐのは難しいと考えられます」渡辺さん、この事実を教えてくれてありがとうございます!ほとんどの人が表示を信じて疑わずにマスクを購入するでしょうから、どうしても生まれる隙間についてまで考えたことはなかったのではないでしょうか?しかし、鼻水がダラダラと垂れる状態で人前には出られず、マスクを手放すわけにはいかない人も多いでしょうから、もしマスクを使用する場合はせめて立体型を選んだ方が良さそうです。ちなみに、渡辺さんの書いた『使うなら、どっち!?』には、マスク以外にも、シャンプーや洗剤、薬やサプリメント、消臭剤など、家庭で使う約200もの日用品が体にどんな影響を与えるかの調査と比較がされています。衝撃的な事実が満載なので、本当に体に優しいものを使いたい女性には、必読の一冊ですよ。(文/中田蜜柑)【参考】※渡辺雄二(2014)『使うなら、どっち!?』サンクチュアリ出版※ウイルス対策をうたったマスク-表示はどこまであてになるの?--独立行政法人国民生活センター【取材協力】※渡辺雄二・・・1954年生まれ。栃木県出身。千葉大学工学部合成化学化卒業。消費生活問題紙の記者をへて、1982年にフリーの科学ジャーナリストとなる。食品・環境・医療・バイオテクノロジーなどの諸問題を消費者の視点で提起し続け、雑誌や新聞に精力的に執筆し、現在にいたる。
2015年04月29日花粉が飛ぶ季節になると、辛い症状をもたらして多くの人を悩ませる花粉症。外出するときの対策はもちろん大事ですが、家の中に花粉が入ってしまうと、寝ている間も花粉症に悩まされることがあります。睡眠環境を快適なものにするためには、寝室に持ち込まないための工夫が必要です。3人に1人が悩まされている花粉症花粉が体内に侵入すると、人の身体は受け入れるか排除するかを判断します。排除する場合、その物質に反応する、抗体をつくります。そして、再び花粉が体内に入ったとき、花粉を体の外に出そうという反応が起こり、くしゃみや鼻水などの症状が現れるそうです。多くの人が発症しているイメージの強い花粉症。事実、平成20年に行われた『鼻アレルギー全国疫学調査』によると、花粉症に悩む人は29.8%もいるという結果が出ました。3人に1人が悩まされている大きな問題だといえます。室内に花粉を持ち込まない!外出時にマスクやメガネをするなど、花粉症対策をしている人は多いはず。しかし、家の中に花粉を持ち込まないような注意をしている人は少ないのでは? そこで、家の中、特に寝室内に花粉を持ち込まない工夫についてご紹介します。まず、ふとんはできるだけ部屋干しするようにしてください。どうしても外で干したいという方は、取り込んだあと、掃除機を使って花粉を吸い取るようにしましょう。寝室内の換気は、「窓を開ける時間を短めにする」「花粉が少ない時間帯を選ぶ」といった対策が必要です。窓を開ける時はカーテンをしておくと良いでしょう。できる限り空気清浄機を使うのがGOOD!こまめに掃除機を掛け、ソファやカーテンなどの布製品はキレイにしましょう。寝室の花粉の量を減らして快適な眠りを!寝室はある程度湿度を保っていたほうが良いようです。花粉が湿気を吸い、重量が増して下に落ちやすくなります。快適な部屋の湿度は50~60%と言われます。加湿ができる空気清浄機を使用して調節すると良いですね。ぐっすり眠るためには、今回ご紹介したように、寝室内に花粉を持ち込まないことがポイント。アレルギーの原因である花粉がなければ、症状もいくぶん緩和されるはずです。寝室は身体を休める場所ですから、きちんと花粉症対策を行い、快眠できる環境を作りましょう!Photo by Peter Gerdes
2015年04月15日デング熱をはじめとした蚊媒介感染症についての情報を発信するため、このほど「みんなで防ごう! デング熱プロジェクト」が発足した。ウェブサイトもオープンし、対策法や最新情報について情報を公開している。2014年8月、約70年ぶりに日本国内でデング熱感染者が確認された。デング熱は蚊が媒介するウイルス感染症で、感染すると潜伏期間を経た後に発熱や激しい頭痛、関節痛などの症状が出る。日本では2014年10月31日時点で感染者数は160人と報告されていたが、世界的に見ても、最近の数十年間でデング熱にかかる患者数が増加している。同プロジェクトは、デング熱をはじめとした蚊媒介感染症および害虫リスクへの予防意識を高め、虫よけ活動をサポートすることなどを目的に立ち上げたもの。ウェブサイトでは、デング熱など蚊媒介感染症に関する正しい知識や対策、最新情報を掲載している。4月中旬からは、蚊や害虫専門家の嘉糠洋陸教授(東京慈恵医科大学)や、皮膚科医の馬場直子先生などによるデング熱対策や、虫よけの必要性に関するコラムも掲載予定とのこと。早期からの対策の重要性や具体的な対策法について啓発を行っていく。そのほか、マダニなど蚊以外の害虫リスクも掲載する。
2015年04月14日ウェザーニューズはこのほど、今シーズンの花粉の中間まとめと今後の飛散傾向について明らかにした。同社によると、今年の花粉は、全国的に昨シーズンより約1週間も早く飛散が終わる短期集中型の飛散となる見込みだという。4月後半は平年より暖かい日が多くなると予想しており、平年(2008年~2014年の平均)よりやや早くスギ・ヒノキ花粉のシーズンは終わると見ている。現在、スギ花粉の飛散は次第に減少しており、ヒノキ花粉も4月末~5月はじめをめどに終了すると予想している。これまでの飛散量を考慮して算出した最新のシーズン全体の花粉飛散量は、関東~東海を中心に昨シーズンの1.5~2.5倍と多く、西日本を中心に昨シーズンより少ない見込み。四国や九州の飛散量は当初の予想よりさらに少なく、昨シーズンの4割の飛散量となるという。各地の予想を見ていくと、「東北北部」は、4月中頃までが飛散ピークで、晴れて気温が高い日や、風が強い日を中心に非常に多い花粉が飛ぶ恐れがあるという。飛散量は昨年よりやや多めだが、花粉シーズンは昨年より1週間早く終了する見込み。「関東」では現在、スギ花粉の飛散量は次第に少なくなっているが、ヒノキ花粉はピークを迎えている。花粉シーズンは昨シーズンより1週間早く終了すると予想している。飛散量は昨年の2倍前後で、飛散期間は1カ月弱も短くなるとのこと。「東海・甲信南部」の飛散量は昨シーズンの1.2~2.3倍と予想している。4月中旬まではヒノキ花粉のピークとなるが、花粉シーズンは昨シーズンより1週間早く終了すると見ている。「近畿」では、ヒノキ花粉は4月中旬までがピークとなる。今シーズン通してのスギ・ヒノキ花粉の総飛散量は、近畿南部を中心に昨シーズンの8割前後のところもあるが、大阪府では1.4倍、兵庫県では1.9倍となる見通し。花粉シーズンは1週間早く終了すると予想している。「九州南部」では、花粉の飛散量が昨年の半分で、スギ・ヒノキ花粉の総飛散量は県別に見ると鹿児島県では平年の4割、宮崎県では平年の8割となる見通し。昨シーズンより飛散量が少なくなることもあり、ヒノキ花粉のシーズン終了は昨シーズンよりやや早く4月末となるという。
2015年04月10日花粉症シーズンまっただ中。花粉症は体質だからとあきらめがちですが、アレルギーが起きる原因や予防の最新情報はぜひ知っておきたいですよね。4月5日21時から放送されるNHKスペシャル「新アレルギー治療~鍵を握る免疫細胞~」では、最新の花粉症のメカニズムが紹介されます。花粉症をはじめアレルギーに悩まされている人は必見です。実はアレルギーの予防や治療法の発見には、研究の最前線でも苦戦を強いられてきたのだそう。その難しい発見に挑戦し、最近注目されているのが、日本人研究者が発見した「Tレグ」と呼ばれる免疫細胞。体内の「Tレグ」がアレルギーを抑え込むことがわかってきたそうなのです。けれども、現代日本のような衛生的で細菌の少ない環境では、「Tレグ」が増えないということも判明。最近ではアレルギーが急増していますが、その理由と、治療の鍵として研究が進む「Tレグ」について、ぜひ詳しい解説を聞いてみたいですね。また、命の危険の可能性もある食物アレルギーについても、これまでの常識を覆すような結果が発表されます。これまで子どものアレルギーを予防するために、妊娠期の女性や幼児はアレルゲンとなる食品を避けることが常識とされてきました。しかし、これを覆す実験の結果が発表されるのです。一方、皮膚からのアレルゲン侵入に関しては、アレルギーを抑え込む免疫細胞「Tレグ」ではなく、逆に攻撃する免疫細胞が作られ、アレルギー発症の大きな原因になることがわかっているというから、ややこしいですね。花粉症も、皮膚や気道の粘膜からの侵入が原因になっているそうです。番組では分かりやすく説明されているので、要チェックです。最新情報ということで、耳慣れない「Tレグ」といった免疫細胞の名前などが出てきますが、スタジオゲストとして、自身や子どもがアレルギー持ちという、加藤浩次さんと松嶋尚美さんが登場するので、アレルギーに苦しむ視聴者と同じ目線で番組を進めてくれそうです。専門家を交えたアレルギー座談会では、当事者だからこその率直な悩みや疑問をぶつけられ、これまで病院に行っても、なかなか聞くことができなかった悩みが解決できるかもしれません。アレルギーは治らないからとあきらめるのではなく、こういった番組で最新情報を入手して、少しでも快適な毎日が過ごせるようにしたいものです。アレルギーに悩んでいる人はもちろん、身近にアレルギーに苦しんでいる人がいるなら、ぜひチェックしたい番組です。・NHKスペシャル「新アレルギー治療~鍵を握る免疫細胞~」放送日時:2015年4月5日(日) 21:00~21:49(N H K総合) 公式サイト
2015年04月03日Uber Japanは4月1日、ドローンが指定した場所に数分でコラーゲン入りの花粉症対策マスクを届けてくれるオンデマンドサービス「『Uberマスク』オンデマンド」を開始すると発表した。同サービスを利用する際は、Uberアプリを開いて、車種選択画面で「マスク」を選択し、ドローンが配達する場所を指定すればよい。数分で、タカラトミーのドローン「水陸空RC」が指定した場所に花粉症対策「Uberマスク」を届けてくれる。1リクエストにつき、花粉症対策マスク1枚を配達する。マスクは、コラーゲンが入っているため保湿効果が高く、付けるだけで、まるでエステサロンに行った後のようなたまご肌になれるという。ドローンは水陸空の移動に対応しているため、最短距離で届けることができる。ただ、道中で水に入った場合は、マスクが濡れてしまう可能性もある。「『Uberマスク』オンデマンド」の配達の様子は、動画で確認することができる。ちなみに、このニュースはエイプリルフール企画の紹介記事です。花粉症でなくても、突然、咳が止まらなくなって、マスクが欲しい時がありますよね。そんな時、このサービスがあったら便利かも!?エイプリルフール関連記事今年もやります! エイプリルフール 2015まとめ - 続々更新!!楽天がエイプリルフールから撤退という噂を広報部に聞いてみたヤフー、動物と出会えるように進化した「Yahoo!パートナー」サイボウズ、イクメン向けグループウェア「サイボウズ Office 192(育児)」手を使わずに文字入力可能な「Google 日本語入力ピロピロバージョン」登場
2015年04月01日「肌荒れと花粉症」に関連する調査結果は?ガルデルマ株式会社の運営するセタフィル(R)スキンケアは「肌荒れと花粉症」に関連するアンケート調査を行った。対象者は20歳代~60歳代までの女性で有効回答者数は101名。調査結果とともに、同社の医学専門家によるアドバイスなどもあり、春の花粉症に悩まされている女性や気になる人は参考にしてみては。最初に「自分は花粉症であるか?」の質問では【はい】と答えた人は7割以上いた。次に「花粉症による肌荒れを春に感じたことはあるか?」について、【感じたことがある】と回答した人は8割を超えている。さらに肌荒れを春に感じたことがある人を対象として「どのような症状があらわれるか?」とたずねたところ、【乾燥】がトップで、以下【かゆみ】【化粧のノリが悪くなる】という声が聞かれた。肌が荒れているときは、どうしている?さらに肌荒れを春シーズンに感じたことがある人を対象として「肌荒れ時の対処方法は?」について、一番多いのは【保温】で、次いで【洗いすぎないように気をつける】だった。一方【よく洗う】人もいることが分かった。同社の医学専門家によると、【肌荒れ】初期症状の中で一番多いのが乾燥肌で、乾燥した肌は保温作用のある成分減少や、皮膚構造の破壊により、皮膚に含まれている水分が外側に逃げやすくなっているという。また花粉が空中に飛び広がる時期に、顔やボディを洗いすぎるのは皮膚のバリアをこわすことになり良くない。皮膚に花粉を付着させない程度に洗い、その後の保温をしっかりとして皮膚のバリアをキープすることが大事であるなど、役立つアドバイスしている。(画像はプレスリリースより)【参考】・ガルデルマ株式会社 プレスリリース(アットプレスニュース)・ガルデルマ株式会社
2015年03月30日柏楽はこのほど、独自の立体成形技術を生かした、花粉症のランナーにも最適なスポーツマスク「AEROAD(エアロード)」を発売した。同商品は、真空(シート)成形分野を得意としている同社が、プラスチック成形の技術を生かして製造した使い捨てスポーツ用マスク。独自の立体成形技術により、呼吸がスムーズに行えるため、花粉症でもアクティブなスポーツがしやすい。スポーツだけではなくアウトドアシーンにも適しているとのこと。花粉捕集効率は88%(カケンセンター検査済み)。後頭部を通るバンドの採用により、激しい運動でもマスクがずれにくい。マジックテープ採用で、頭の大きさを問わずに使用できる。カラーはブラック、レッド、ブルーの3種類を用意した。価格は3枚1セットで、1,058円(税込)。全国の東急ハンズ、B&D(一部店舗除く)、「AEROAD(エアロード)」サイトで販売している。
2015年03月27日寒い時期も終わりを告げ、希望に満ちた春がやってきた。新入生に新社会人、お花見に歓迎会――春は楽しいイベントが目白押しである。楽しい……そう、楽しいはずの春なのだが……。ぜんぜん楽しくない!!! なぜなら花粉症だからだ。仕方なく、メガネとマスクで過ごしているのだが、この二つ、実はあまり相性がよくない。メガネ常用者ならわかると思うが、マスクをした状態でメガネをかけるとレンズがくもるのだ。これがもう非常に鬱陶しくて、メガネの角度を変えてみたり、マスクを「くもりにくい」タイプにしてみたりするのだが、一向に効果がなく、もはやあきらめ気味だった。そんな折、救世主が登場した!メガネのくもり止め「ピュア500」である。これ、何なのかというと、スプレータイプのくもり止めなのだ。これまで何をやってもなくならなかったメガネのくもりが、本当にこれで解決するのだろうか……?○半信半疑のまま、とりあえず使ってみた検証するためにメガネを二つ用意した。紫のフレームの方にピュア500を使い、銀フレームの方は何もせず使用してみることにする。使い方は説明するまでもないくらい簡単で、メガネの両面にプシュッと吹き付けるだけ。このとき、まっすぐ出るというよりは少し広がるようにして噴射されるので、ある程度レンズに近づけてプッシュするといいだろう。裏面にも同じように噴射。あとはティッシュなどで軽くのばしてやり、乾いたら再度ティッシュなどで拭き取る。これで準備はOK。めちゃくちゃお手軽だ。噴射した後のメガネを見ても特に変わった様子はなく、本当にこれでくもりが防げるのか一抹の不安がよぎる。○あれこれ考えていても仕方ないので、試してみようまずはピュア500を使っていない方から。冒頭の写真でもお察しの通り、見事にくもる。前が見えないというほどではないが、かなり不愉快だ。かといって鼻部分だけを外に出したら意味ないし。さて、ピュア500を使った方のメガネはどうだろう。WOW! ぜんぜんくもらないよ!思わず海外の通販番組みたいなリアクションをとってしまったが、本当にそれくらいテンションが上がった。これはすごい。どれだけ鼻息を荒らげても、まったくメガネがくもらないのだ。写真がくもっていないのは、別にくもっていないタイミングを見計らって撮ったとかではなく、本当にずっとこのままなのである。何これ、何で今までこんな便利なもの知らなかったの……。○やはり21世紀ともなると、技術の進歩がすごい軽く衝撃を受けたところで、「それじゃあもっとくもりやすいシチュエーションだとどうなるのか」という意地悪な気持ちがむくむくとわいてきた。今までメガネをくもらせまくって生活してきた積年の恨みをピュア500にぶつけるのはどう考えてもお門違いなのだが、許してほしい。マスク以外にくもりやすい状況というと……冬場なら満員電車に入った直後などが考えられるが、3月も後半になると残念ながら(?)暖かいので再現が難しい。あとは、そうだ! ラーメンだ!熱々の麺類を食べるときは、どうしても顔を丼に近づける必要があるため、メガネがくもりやすい。マスクよりもむしろ確実にくもるシチュエーションだ。○ということで、さっそく試してみよう顔を丼に近づけると、あっさりとくもるメガネ(ピュア500なし)。まぁ、そうだよね。特に何の不思議もないラーメンあるあるだ。じゃあピュア500を使った方はどうか。すごい、これはけっこう衝撃だ。普通なら絶対にくもるはずの場面だが、ピュア500を使った方はまったくくもらないのだ。ラーメンでもくもらないなら、もう何したってくもらないんじゃないか。逆にくもらせたいとき困るんじゃ……と思ったりもしたが、そんなシチュエーションは特に考えつかなかったので問題ない。○専門家の意見を聞いてみたということで、ピュア500の威力を身を持って思い知ったわけだが、「くもり止め対策」についてベストメガネコンタクト新宿本店の小暮さんに聞いてみた。――オススメのメガネのくもり止め対策はありますか?「現在使用中のメガネに使用できる対策としては、くもり止めスプレーを使うのが簡単かつ一般的な方法です」――やはりそうなんですね!使う際の注意点などはありますか?「スプレータイプもジェルタイプも、レンズ両面に適量を吹きつけ(塗りつけ)てのばし、液が完全に乾いてからティッシュなどで塗りこむように拭きあげるのが正しい使い方となります。効果は一日程度もつので、一日に一度、もしくは効果がなくなったと思ったら塗りなおしてください」――ちなみにメガネのレンズ自体にくもり止め加工などを施すことは可能ですか?「現在のレンズにくもり止め加工を追加することはできないので、くもり止め効果のあるレンズに交換するか、新しくくもり止めレンズを使用したメガネをご購入いただくことになります」――その場合、どれくらいの日数がかかるのでしょう。「くもり止めコートつきレンズは、ほとんどのメーカーで注文を受けてから一枚ずつ製作されるので、仕上がりまで約1週間かかります。また、東海光学の『MFC(メンテナンスフリーノンフォグコート)』以外の曇り止めコート付きレンズは、定期的に専用クリーナーを塗る必要があります。クリーナーを塗布しないと効果が出ません」――メガネレンズのくもり止めコートはどれくらいもつのでしょうか。「メガネレンズのコートは年数と共に劣化はありますので、MFCも含め曇り止めの効果は2~3年程度となります」――ありがとうございました!メガネのくもりを防ぐには、メガネのレンズ自体にくもり止めコートを使ったものを選ぶか、もしくはピュア500のようなスプレータイプのものを使うのがよさそう。しょっちゅうメガネがくもる環境にいるという人はレンズ自体、くもりにくいものを選び、そうでもない人はスプレータイプのくもり止めを使うことで手軽に防ぐのがよさそうだ。text,photo=Yuki Yamadai○花粉対策に有効な手法とは?●これって花粉症? それとも風邪? アナタにオススメの花粉対策●間違っている!? あなたの花粉症対策は大丈夫?●花粉症の人必見!? 寝不足解消のコツとは?
2015年03月25日春の足音が近づいてくると飛散しだす花粉に悩まされている人は多い。ただ、花粉症の症状を診察してもらうか否かの選択は、個々によって異なる。毎年必ず受診する人もいれば、「市販薬で十分」などと、医療機関へ足を運ばない人もいる。それでは一体、どれぐらいの花粉症患者が受診しているのだろうか。花粉症に悩むマイナビニュース会員300人に「花粉症に関する受診歴の有無」とその理由を聞いてみたので、今回はその中から受診歴がある人の意見を紹介しよう。Q.花粉症の症状を診てもらおうと、これまでに受診した経験はありますかはい(41.0%)いいえ(59.0%)Q.「はい」と回答した人にお聞きします。なぜ、医師に診察してもらおうと思ったのか教えてください1位 市販薬よりも医師の診察の方が安心できるので(56.1%)2位 市販薬の効き目を実感できなかったので(21.9%)3位 保険が適用されるので(18.7%)4位 症状があまりにもひどく、不安になったので(17.1%)5位 市販薬はどれがいいかわからず、医師に診察してもらった方が早いと感じたので(13.8%)■市販薬よりも医師の診察の方が安心できるので・「自己判断よりも、医師の指示にしたがった方が良いと思った」(31歳女性/食品・飲料/事務系専門職)・「薬を飲んで効き目や副作用(眠気)をみながら医師に相談し、合う薬が見つかるまで変えてもらえるから」(42歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「家族も花粉症で受診しているので」(28歳女性/機械・精密機器/技術職)・「原因をはっきりさせて対処したいと考えたため」(28歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「会社の診療所だけど、きちんと花粉症と診断されて薬を処方されたので、きちんと自覚できた」(44歳男性/情報・IT/技術職)■市販薬の効き目を実感できなかったので・「別件で処方してもらった点鼻薬がよく効いたので、あらためて処方してもらおうと思い受診しました」(35歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「市販の薬では効かなくなり、病院で点鼻薬とアレロック錠を処方してもらったらすぐに治りました」(32歳女性/医療・福祉/専門職)・「医者の処方箋の方が効果てきめんでした。市販薬より効きがいいです」(45歳女性/その他/販売職・サービス系)■保険が適用されるので・「病院の薬の方が費用も安くすむと聞いたので」(26歳女性/医療・福祉/専門職)・「症状をすべて話して、それが改善される薬を処方してもらった方が安心できるし、保険適用の方が効果の強い薬が安価に手に入ると思ったので」(26歳女性/食品・飲料/技術職)・「市販薬を買うよりも、コストパフォーマンスが高い」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)■症状があまりにもひどく、不安になったので・「ひどくなると手に負えなくなるので、医者に行くしかないと思った」(50歳以上男性/医薬品・化粧品/技術職)・「ちょうど受験の年に症状がひどくなったので、受験に集中するために病院に行きました」(22歳女性/その他/その他)■市販薬はどれがいいかわからず、医師に診察してもらった方が早いと感じたので・「最初使っていた薬は眠くなるし、鼻水は止まるが強い鼻づまりになり、それで中耳炎になるなど相性がよくなかったので、よい薬を紹介してほしかった」(50歳以上男性/電機/技術職)・「どういう成分が効果的なのかを専門の人から聞いた方が手っ取り早いから」(23歳男性/その他/その他)■総評花粉症での受診歴がある人は約4割にとどまることが、今回のアンケートによって明らかになった。また、受診した人の理由として最も多かったのは「市販薬よりも医師の診察の方が安心できるので」で、2位を30ポイント以上も離すダントツぶりだった。回答者の声を総合すると、「自分で市販の薬を購入するよりも、自らの症状に見合った処方薬を出してもらった方が効率よく、なおかつ安心で信頼できる」というものだった。2位は「市販薬の効き目を実感できなかったので」がランクイン。既製品を試しても効き目が感じられず、医師に相談して以来、通院しているケースが少なくなかった。3位は「保険が適用されるので」。花粉症対策費にあまりお金をかけたくないということもあり、医療機関と市販薬のどちらがコストパフォーマンスがよいかを判断しているという意見も見られた。近年は免疫療法による治療も進歩してきているので、薬による対症療法以外の選択肢や自分でできる簡単な予防方法などについて、医師と相談するのもよいだろう。写真と本文は関係ありません調査時期: 2015年1月23日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性117名 女性183名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年03月24日こんにちは!ネイリストでスキンケアカウンセラーの川上愛子です。花粉症の人には辛い季節がやってきましたね。ティッシュ片手に何度も鼻をかんだりするせいか、真っ赤になる鼻。カサカサ度合いが増してくる鼻回り。こんな肌じゃ誰にも会いたくない・・・朝からブルーになってしまいますよね。でも、ちょっとしたコツで鼻回りのカサカサを防げる洗顔方法があるのです。■カサカサ肌にいつもの洗顔方法はご用心カサついた肌に、ピーリング効果の強い洗顔フォームや洗浄力の高いメイク落としは、刺激になってしまう場合や、必要な油分を取り過ぎてしまう場合があります。普段使いの洗顔フォームであっても、炎症を起こしている肌に使用することは控えましょう。ヒリヒリやカサカサがひどい時期は「洗いすぎない」が何よりも大切です。■保湿しながら洗うこととはいえ、洗顔しないわけにはいきません。大切なことは「潤いを与えて汚れを落とす」こと。汚れを落とすだけでは、肌の角質層がどんどん乾いていってしまいます。普段は、洗った後からきちんと保湿をすれば間に合いますが、乾燥で敏感になった肌やめくれあがった角質層を滑らかにするには、「潤いを与えながら洗う」ことが一番必要なのです。与えながらメイクを落としたり、与えながら洗顔したり、そんな方法あるの?という方におすすめなのが「乳液洗顔」です。■100円均一大活用!乳液洗顔のやり方乳液洗顔は、乳液が多めに必要となります。高価な乳液だとちょっともったいない。そんな時は、庶民の味方!100円均一の乳液がとっても便利。某女優さんも「100円の乳液を1日1本使って顔を洗う」と言っていたほど。100均の乳液は優秀な洗顔ができます。■乳液洗顔の方法夜編方法は簡単。まず、大判のコットンに乳液をたっぷり出します。肌とコットンが触れ合わないくらいたっぷり出すのがポイントです。そのまま、力を入れずに乳液で顔全体を拭き取ります。乳液に含まれる油分がメイクを溶かして、ウォータープルーフのアイラインもすっきり落としてくれます。くるくると円を描くように拭き取っていくと、ピカピカの“潤いたっぷり肌”に変身!コットンが肌に触れないように、時々は乳液を追加して拭いてくださいね。コットンは汚れをしっかり受け止めてくれるので、コットンが汚れたらすぐに新しいコットンに交換して拭きましょう。おでこから顎、顎の裏までしっかり拭き取って乳液洗顔してください。コットンに化粧品が付いてこなくなったら、乳液洗顔終了です。■あとは化粧水を付けるだけコットンに化粧品が付いてこないことを確認したら、あとは化粧水でたっぷり保湿をしてください。「何となく洗いたい」と感じる場合は、ぬるま湯で少しだけすすいでから化粧水を付けてもOK。化粧水のあとは、いつもの美容液や乳液でお手入れしてくださいね。■朝もやってみよう乳液洗顔は朝行っても効果大!ぬるま湯で軽く顔をすすいだら、あとはたっぷりの乳液でくるくるするだけ。夜の間に出た皮脂や汚れも拭き取りつつ、潤いもしっかり与えてくれるので、めくれた角質層も落ち着いてカサカサも激減します。■おわりに「洗いすぎは注意」ということは知っていても、どこまでが洗いすぎなのかいまいちわからないのが洗顔の難しいところ。肌のカサつきを感じた時や、皮膚全体が突っ張った日には「洗うこと」をちょっと休みしましょう。乳液洗顔が大きな効果を発揮してくれますので、ぜひ試してみてくださいね。(川上愛子/ハウコレ)
2015年03月21日スギやヒノキ花粉で悩んでいる人は多くいます。年々花粉症を患う患者数は増えていると言われていて、「この時期がおっくうでたまらない」という人もいるでしょう。花粉症の人が最も苦痛なこの時期、どうやって乗り切ればいいでしょうか? 実際に花粉症で悩んでいる人達の対策法を知ると、取り入れてみたいと思える方法が見つかるかもしれません。今回はウーマンエキサイトの女子のホンネ投票で集まった、花粉症にまつわる辛いエピソードや対処法などを紹介していきましょう。Q.あなたは花粉症ですか? 2014年2月20日から2014年3月31日まで、18歳~45歳までの女性272人の人に調査したところ、なんと9割以上の人が花粉症だということがわかりました。日本では、特にスギ花粉で悩まされている人が多いようで、これまで発症していなかったのに、突然花粉症の症状が出てきてしまうというケースも少なくありません。花粉症の女性は、美容面でもさまざまな悩みを感じているようです。Q.花粉症の時期、外見で困ることは? 花粉症で最も困るのは鼻水が止まらずに鼻をかむため、鼻の周りが乾燥してしまって、ファンデーションののりが悪いという点。どれだけ保湿をしても乾燥が改善されず、まるでファンデがひび割れたようになってしまうという人も多いはずです。また、目がかゆくなったり、涙が出たりする症状があると、せっかくのアイメイクが台無し。メイクして外出しても、帰宅する頃にはほとんどアイメイクが落ちていることもあると思います。憧れの彼とデート! というときも、思うようにメイクができず気分が沈んでしまう…といった経験がある人もいるでしょう。Q.花粉症になるとお肌はどうなってしまう? 花粉症といっても、ひとりひとり肌トラブルの症状は異なるようです。最も多かったのが乾燥し、カサカサ肌になるタイプ。次いで敏感肌になり、今まで使っていた化粧品が合わなくなることもあるようです。アンケート結果では少数ではありますが、顔がパンパンに腫れて、「人に会うことすら嫌だ」という状態に陥ってしまう人もいるので、花粉症対策は徹底しておきたいところ。では、どのようにして対策をしたり、美容に対する努力をしているのでしょうか? Q.花粉症のとき、より力を入れる美容・ファッション対策は? 花粉症で悩む人の約8割が、マスクを着用して少しでも花粉をシャットアウトできるように工夫しています。目がかゆくなったり腫れたりする人は、コンタクトから眼鏡に替えて目への負担を掛けないようにしているようです。基礎化粧品を見直したり、保湿力の高いアイテムを使ったりと、肌を労わる努力をしています。また、その他の方法として、免疫を高めるためヨーグルトを食べたり、甜茶や凍頂烏龍茶を飲む、静電気の付きにくい衣料を着たり、スプレーを使うという方法も挙げられていました。ヨーグルトに含まれる乳酸菌の働きによって、免疫力が向上すると言われていますが、即効性がある訳ではないようです。日頃からヨーグルトを摂取して、体質を改善していくことで花粉症対策の効果を発揮してくれるはずです。他にも、鼻から花粉を吸いこむのを防ぐために、鼻の穴の内側にワセリンを塗るという人や、専用ののど飴や目薬を使用するという人もいました。マスクが苦手な人は、これらの方法で花粉症対策を行いましょう。■みんなの辛かった花粉症エピソード花粉症で悩む女性の悲しく辛いエピソードをいくつか紹介しましょう。・鼻に優しいティッシュが手元になくて、普通のティッシュで鼻をかんだら、3回目で鼻の皮が剥けた。・妊婦の花粉症はやばかった。薬飲めないのに鼻水ズルズル。マスク内で鼻栓! 女捨ててる! ・目が真っ赤な時に無理してアイメイクしたらまぶたまで腫れました。・目が真っ赤に腫れてしまい、ゴーグルをつけてスーパーに買い物に出かけたことがあります。ゴーグルはすぐ曇り、ルックスも恥ずかしくて失敗でした。・髪がロングなので下ろして外出したら、髪に花粉が付いてくしゃみが止まらなくなったことがありました。・帽子にマスク、メガネ、マスク、コート、手袋をしていたら職質されました。・家に着いて鏡を見たら目の下真っ黒! 新しくウォータープルーフのマスカラを買って「涙くらいじゃ落ちない」と効果を過信しすぎました。・鼻に塗って花粉の侵入を防ぐ薬を塗ったら、鼻周りが垂れた液でてっかてかになって外を歩けないぐらいに。どれも花粉症あるあるですね。この時期をうまく乗り越えるためにも、みんなの経験談を参考にしてしっかりと対策をとっておきましょう!
2015年03月21日