元乃木坂46・伊藤万理華の展覧会を渋谷パルコで開催、原美術館で現代美術家・森村泰昌の凱旋展、表参道ヒルズに“北海道地チーズ”を使った限定メニューが登場etc...週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け!FASHION◆元乃木坂46・伊藤万理華の展覧会が渋谷パルコで開催、クリエイターやブランドとのコラボ作品を披露(〜2/11)乃⽊坂46の卒業⽣にしてカルチャーアイコンと⾔われる伊藤万理華の展覧会「伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”」が、渋⾕パルコ地下1階のGALLERY Xにて開催。彼⼥のクリエイター、キュレーターとしての観点から、クリエイター4⼈と3ブランドを起⽤し、コラボレーション作品を製作・展⽰する。>>詳しくはこちら©MARIKA ITO EXHIBITION”HOME SICK”ART&CULTURE◆原美術館、名画に扮したセルフポートレイトで知られる森村泰昌の凱旋展を開催(〜2/11)原美術館で、名画や映画の登場⼈物あるいは歴史上の⼈物に⾃らが扮するセルフポートレイト作品で知られる現代美術家・森村泰昌の展覧会「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020−さまよえるニッポンの私」展を開催。作家自身によるレクチャーパフォーマンス「エゴオブスクラ 東京2020バージョン」も実施される。>>詳しくはこちら「ポートレイト(女優)/駒場のマリリン」1995‒2008 ©Yasumasa Morimura◆シャネル・ネクサス・ホールで、人体に楽譜を描く現代音楽家の写真展が開催(〜2/16)シャネル・ネクサス・ホール(CHANEL NEXUS HALL)にて、現代音楽家・ヤコポ バボーニ スキリンジ(Jacopo Baboni Schilingi)の写真展を開催中。30点の写真作品が展示され、中には鑑賞者が作品の前に立つと、音楽が流れる仕掛けも。あらゆる感覚を使ってバボーニスキリンジの作品を感じることができる。>>詳しくはこちらEmilie Fleury - close up hands (Igitur), 2017 / ©Jacopo Baboni SchilingiBEAUTY◆アンプリチュードの春コスメはヨーロッパの宮殿からインスパイア、“大人ヌーディ”なシャドウやチーク(発売中)アンプリチュード(Amplitude)から、2020年春のコレクション「ヌーディ スプリング カラーズ」が登場。ヨーロッパの宮殿からインスパイアされた、“大人ヌーディ”なアイシャドウやマスカラ、マットリップなど6アイテムが登場する。>>詳しくはこちら◆ジルスチュアート ビューティのバレンタインコスメ、8色パレットやハート型リップバーム(発売中)ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)が、女性だけで過ごすバレンタイン“ギャレンタイン”をテーマに限定コレクションを展開。キラキラとハッピー感あふれるアイシャドウパレットやリップバーム、ハンドクリームといったアイテムが並ぶ。>>詳しくはこちらGOURMET◆“北海道地チーズ”を使ったとろとろ白子グラタンやピザ。表参道ヒルズの期間限定メニュー(〜2/16)表参道ヒルズのレストラン7店舗にて、クラフト感溢れる味わいが特徴の“北海道地チーズ”を使った期間限定メニューが楽しめる。チーズと白子の“とろとろ”食感が堪らない「白子のグラタン」や、7種類の異なる北海道地チーズを合計350gも使用した「北海道産 7種チーズのドイツピザ」など、寒い冬にぴったりの一品が並ぶ。>>詳しくはこちら
2020年01月24日展覧会「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」が、東京・品川の原美術館にて、会期を延長して2020年7月12日(日)まで開催される。なお、同館は臨時休館していたが、6月9日(火)より日時予約制で再開。現代日本における「私」とは──絵画や映画に現れる人物、あるいは歴史上の人物に扮したセルフポートレート作品で知られるアーティスト、森村泰昌。巧みなメイクや衣装により、時代や人種、さらには性別をも飛び越えた“自分”を演出してきた森村は、原作や背景に独自の解釈を加えるとともに、「私」とは何かという問いに一貫して取り組んできた。「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」で森村は日本近現代史と文化史にも目を向ける。第二次世界大戦後の日本では、戦前の考え方が否定され、西洋の価値観がその空白を埋めていった。そうしたなかで生まれ育った経験から「真理や価値、思想は、衣服のように自由に着替えられるもの」と思い至った森村が、約20点の作品を通して、現代日本における「私」とは何かという問いを投げかける。映像作品&レクチャーパフォーマンス会場では、2018年にニューヨークにて発表した映像作品《エゴオブスクラ》の再編集版を展示するとともに、この映像を用いた作家自身による“レクチャーパフォーマンス”を開催。長きにわたり⻄洋美術史を参照し、人種や性別を超えて他者に扮してきた背景や思いが、森村自身の言葉で語られる。マネ《オランピア》を参照した2作品を展示また、平面的な描法により、近代絵画史の転換をもたらしたエドゥアール・マネ《オランピア》を原作とする初期作と新作もあわせて紹介する。《オランピア》に描かれるのは、白人娼婦と黒人召使。彼女らは、初期の代表作《肖像(双子)》においては⻩色人種であり男性である森村に演じられることになる。そして新作《モデルヌ・オランピア》ではさらに、芸者と⻄洋男性の姿へと移しかえられる。また、同じくマネの作品を参照した《フォリーベルジェールのバー》も展示。“オランピア”2作と合わせてぜひ鑑賞してみて。詳細展覧会「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」会期:2020年1月25日(土)〜7月12日(日)〈日時予約制〉※2020年2月29日(土)〜3月17日(火)、および3月28日(土)〜6月8日(月)は臨時休館、6月9日(火)より再開※会期は延長※公式サイトより要事前予約会場:原美術館住所:東京都品川区北品川4-7-25開館時間:平日 11:00〜16:00 / 土日祝 11:00〜17:00※当面のあいだ、平日は開館時間を短縮し、水曜日の夜間開館は休止休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)入館料:一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円、70歳以上 550円、原美術館メンバー 無料※当面の間、10名以上の団体での来館は遠慮のこと※学期中の土曜日は、小中高生の入館無料※映像作品の上映は⼊替制※毎週日曜日のギャラリーガイドは当面の間、休止※来館に際しての注意事項など、詳細は公式サイトを確認のこと【問い合わせ先】原美術館TEL:03-3445-0651
2019年12月14日篠井英介と陰山泰が、琵琶と雅楽の楽器を使った「琵琶絵巻 朗読楽『天守物語』」を来年2月、東京・府中の森芸術劇場で上演する。過去3度の公演を行なってきたが、そもそもなぜ琵琶? なぜ『天守物語』なのか。40年来の“盟友”である篠井と陰山に話を聞いた。【チケット情報はこちら】陰山が自ら演出も務める本作だが、企画の始まりは琵琶奏者・友吉鶴心(ともよし・かくしん)との出会い。ふたりを引き合わせた友人の葬儀で、陰山が読む弔辞に合わせて友吉が琵琶を演奏するという「めったにない不思議な経験」(陰山)をした。そこで意気投合し、機会があれば一緒に何か出来ないかという話から行き着いたのが、篠井を加えての『天守物語』の朗読劇だった。琵琶と古来からの楽器を使う雅楽に、100年前に書かれた泉鏡花の戯曲という組み合わせは、一見、堅苦しく格式ばったものにも感じるが、陰山は「クラシックな楽器ですが、実は奏者の感性がすごく出るんです。僕らの感性と交わって“ライヴ”になっている」と語る。その言葉を受け篠井も「(共演する)雅楽の稲葉明徳さんも非常に多芸多才な方で、笙や篳篥(ひちりき)といった古典楽器から太鼓にパーカッションまでこなされて、音の世界に尋常じゃない広がりがあるんです」と力を込め、この公演を「朗読と音楽のセッション」と表現。「毎回、同じことをしてくれと言ってもできないし、センスと息で合わせながらやっています。非常にジャジーですね。『あぁ、今日はここでベベンっと入れてきたか。じゃあこっちはこうしてやろう!』という感じでこちらも楽しんでます」と笑顔で語る。『天守物語』は、白鷺城(姫路城)の最上階で“異界”の者たちを統べる富姫と人間の図書之助の恋を描いた物語。陰山は「非常によくできたSF」と本作を評す。「彫師の桃六という男が“馬鹿な奴らども、勝手に戦争してろ!”と言うんですけど、そこに泉鏡花の表現者としての魂を感じます。琵琶や雅楽の音と言葉によって想像をかき立てる、非常に朗読劇に合う作品だなと思います」篠井は以前富姫を演じた経験から「富姫というのは女形にふさわしい役で、僕らが若い頃は玉三郎さんの専売特許でしたからね。それをやらせていただけるというのは巡り合わせなのかなと、その時は一世一代の覚悟で臨みましたが、またこういう形でやらせてもらえるのが嬉しいし、どれだけやっても飽きることのないお役ですね」と語る。2人は共に80年代の小劇場ブームを体験した盟友でもある。共演は決して多くないが「あの熱狂の時代、苦楽を共にした同志」と陰山が言えば、篠井も「安心感が違います。感覚を共有しているからこそ、のびのびやらせてもらえる」と全幅の信頼を寄せる。若き注目株の小川ゲンを加え、3人の朗読と琵琶と雅楽の魅惑的な音色が混じり合い、どのような“和”のSFファンタジーが浮かび上がるのか?公演は2月24日(月・祝)、東京・府中の森芸術劇場にて上演。取材・文:黒豆直樹
2019年12月11日原美術館では、現代美術家・森村泰昌の展覧会「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020−さまよえるニッポンの私」展を、2020年1月25⽇から4⽉12⽇まで開催する。映像作品「エゴオブクスクラ」より2020(参考写真)撮影:福永一夫 ©Yasumasa Morimura名画や映画の登場⼈物あるいは歴史上の⼈物に⾃らが扮するセルフポートレイト作品で知られる森村泰昌。巧みなメイクや⾐装で、時代や⼈種、性別を超えて様々な⼈物に⾃らが成り代わり、制作を通して原作やその背景に独⾃の解釈を加えてきた。1985年に「肖像(ゴッホ)」で鮮烈のデビューを果たし、以降、⼀貫して「私」とは 何かという問いに取り組む森村は、さらに⾃らが脚本を⼿がけ⾃演する映像作品や、ライブパフォーマンスへと表現の領域を広げている。2018年には、ニューヨークのジャパンソサエティーで展覧会「Yasumasa Morimura: Ego Obscura」を開催。その凱旋展と位置づけられる、東京2020展⽤に再編集された映像作品「エゴオブスクラ」と、この映像を⽤いて会期中開催される作家⾃⾝によるレクチャーパフォーマンスを通じて、日本近現代史、文化史に言及する。「ポートレイト(女優)/駒場のマリリン」1995‒2008 ©Yasumasa Morimura映像作品「エゴオブスクラ」 には、⽇本⼈の記憶に深く刻まれている昭和天皇とダグラス マッカーサー、あるいはマリリン モンローや三島由紀夫らに扮した森村が登場。1951年、大阪に生まれた森村は、戦前の教えが否定され、日本人に広がった「空虚」が、西洋の価値観で埋められていった時代の日本で教育を受けた。その個人的経験から、やがて「真理や価値や思想というものは(中略)いくらでも自由に着替えることができるのだ。」(映像作品「エゴオブスクラ」より)という発想を導く。「モデルヌ・オランピア2018」2018 ©Yasumasa Morimura30年に渡り⻄洋美術史に侵⼊しながら、森村は何を考えて⼈種や性別を超えてきたのだろうか。⾃らの⾔葉で⾃作が⽣まれた背景、そして、そこに込められた思いを語る「エゴオブスクラ」は、ニューヨークでも⼤きな反響を得た。森村は「エゴオブスクラ(Ego Obscura)」という耳慣れない言葉に「闇に包まれた曖昧な自我」という意味を込め、愛情のみでは⽚付けられない⺟国への複雑な感情をにじませながら、セルフポートレイトという形で、「さまよえるニッポンの私」とは何かという命題に挑む。会期中、作家自身によるレクチャーパフォーマンス「エゴオブスクラ 東京2020バージョン」を実施。スケジュールは、1月25日、26日、2月22日、23日、3月20日、21日、4月11日、12日のいずれも16時から17時まで。事前申し込み制となり、詳細はウェブサイト()にて確認を。戦後⽇本の復興を印象付けた先の東京オリンピックから55年を経た2020年、再び東京でオリンピックが開かれる年に、森村泰昌は「私」とは何かを我々にも問いける。【展覧会情報】森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020−さまよえるニッポンの私会期:2020年1⽉25⽇〜4⽉12日会場:原美術館住所:東京都品川区北品川4-7-25時間:11:00〜17:00(⽔曜は20:00まで、⼊館は閉館時刻の30分前まで)休館⽇:⽉曜⽇(祝⽇の場合は翌平⽇)料金:⼀般1,100円、⼤⾼⽣700円、⼩中⽣500円、70歳以上550円※原美術館メンバーは無料
2019年12月06日本日から東京・池袋の新文芸坐で特集上映「映画監督・加藤泰 情念の横溢」が開催される。時代劇や任侠映画など数多くの傑作を残した巨匠監督の作品を厳選して上映。名画座の定番にして、映画ファンなら絶対にハズすことができない超人気プログラムだ。加藤泰(かとうたい)は1916年に生まれ、叔父の映画監督・山中貞雄を頼って上京し、1937年に東宝に入社。いくつかの映画会社を転々とした後に伊藤大輔や黒澤明の下で助監督を務め、1951年に監督デビュー。映画黄金期に次々と公開される時代劇や任侠ものを数多く手がけヒット作を連発。その一方で実験精神あふれる作品や異色作、リアリズムを追求した時代劇も発表し、映画ファンを熱狂させた。今回の特集では膨大なフィルモグラフィの中から10作品を上映。ミュージカル風の演出や強烈なキャラクターが魅力の異色作『真田風雲録』、鶴田浩二主演の傑作『明治侠客伝 三代目襲名』、大ヒットシリーズ『緋牡丹博徒 花札勝負』と、その後日譚『緋牡丹博徒 お竜参上』など見逃せない作品が揃った。デジタルリマスターされた遺作『ざ・鬼太鼓座』以外はすべて35ミリで上映される。加藤泰作品はこれまでも繰り返し特集が組まれ、名画座ファンにはおなじみのプログラムになっているが、多くの作品でスクリーンを埋め尽くさんばかりの激情、哀しみ、今回の特集タイトルにもなっている“情念”が描かれる。俳優たちの鬼気迫る演技、観客を圧倒するクローズアップ、観る者の予想を裏切るカメラ位置……映画ファンを魅了し続ける加藤泰の美学を新文芸坐の大スクリーンで堪能できる必見の特集になっている。映画監督・加藤泰 情念の横溢新文芸坐11月25日(月)・26日(火)『明治侠客伝 三代目襲名』『骨までしやぶる』27日(水)・28日(木)『瞼の母』『沓掛時次郎 遊侠一匹』29日(金)・30日(土)『緋牡丹博徒 花札勝負』『緋牡丹博徒 お竜参上』12/1日(日)・2日(月)『炎のごとく』『ざ・鬼太鼓座 デジタルリマスター』3日(火)・4日(水)『阿片台地・地獄舞台突撃せよ』『真田風雲録』
2019年11月25日女性アイドルグループ・TEAM SHACHIの秋本帆華が2日、都内でTEAM SHACHIアートブックコレクションVol.1『うたかたの夢 秋本帆華』(発売中 960円税別 発売元:小学館)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。同写真集は、ガールズグループアイドルのメンバー個人にフォーカスして、その個人がやりたいことを具現化するアートブックシリーズで、「TEAM SHACHI」編のトップバッターを飾ったのはセンターの秋本。「水」をテーマに、おとぎ話の"人魚姫"に憧れていたという彼女が、さまざまなシチュエーションで「水」と戯れるシズル感満載のAQUA写真集となっている。そんな写真集の見どころについて秋本は「なんと言っても私の小さい頃からの夢だった人魚姫になれたことです」と目を輝かせ、「物心ついたときから人魚姫の絵本を読んでいて、水が大好きだったんですね。そこから水泳を13年間やりまして、それでも人魚になれなかったので、スキューバダイビングをして海に行って人魚の気持ちになっていたんですけど、やっぱり機材とかで人魚っぽくなくて、今回『どうしても人魚になりたい』とお願いしたら、なんとならせてくれるということで、私の20年の夢が叶った瞬間がこの1冊に詰まっております!」と満足げな表情を見せた。また、撮影エピソードを尋ねられると「人魚姫になるというストーリー性になっていて、写真が1冊を通して繋がっているんですけど、最初に撮影したのがこの(いま着用している)衣装で、AQUA感満載で撮っていこうということで、最初の撮影から水浸しになりました」と打ち明け、「1発目なので、あとのことを考えてちょっと濡らす程度なのかなと思ったんですけど、ホースで水をぶちまけて、思いっきり水の中をくぐりました。ビショビショでした」と回顧した。さらに、写真集に自己採点を求められると「120点です。もう自信作なんです!!」と胸を張り、「カメラマンさんともウマが合いまして、私の自然なところやいい感じのところを切り取ってくださったので自信作になっています」とニッコリ。加えて「人魚姫の衣装を作ってくださった方が、渡辺直美さんが人魚になるボートレースのCMの衣装を作った方で、人魚のプロフェッショナルなんです。素晴らしい方に作っていただいて嬉しく思います」と笑顔を見せ、撮影後にその人魚姫の衣装をもらったそうで「尾びれがフィンになっていて泳げるように作られていて、素材も水着素材なので、いつかプライベートで泳ぎに行こうと思います」と声を弾ませた。人魚姫のどんなところに魅力を感じるか質問されると「ストーリーは儚いんですけど、お魚とおしゃべりかできるところが、私の小さいときからの憧れで、気分はずっと人魚姫で生きてきたので、スキューバダイビングをしたときも耳を澄まして、貝たちがコツコツ言ってるって思いながら泳いでいるんです(笑)。いつかは本当に魚の声が聞こえるように頑張りたいと思います」と答え、魚と喋ることが目標なのか追求されると「目標って言うとちょっと面白いことになるんですけど(笑)、魚と喋れるような人になれたらいいなと思います」と語った。
2019年11月03日グラドルの華彩ななが、最新イメージDVD『支配人なな~癒しのホテルへようこそ~』(4,180円税込 発売元:Storaw)をリリースした。2002年にデビューし、2005年には『週刊ヤングジャンプ』の「ぷるるんMAX」でグランプリを獲得して人気を獲得した華彩なな。2016年にブログで結婚と妊娠を発表して活動を休止していたが、2018年には産後初めてのDVD『昼顔~ガラス越しの恋人~』をリリースし、産後とは思えない抜群のプロポーションを披露してグラドルファンを魅了した。6カ月ぶりのリリースとなる同DVDでは、ホテルの支配人となった華彩が、お客にセクシーなサービスをするというシチュエーションものとなっている。随所で華彩の凹凸ボディーが見られる今作。ビーチでは爽やかで明るい仕草を披露する一方、室内に移動すると表情も大人っぽくなり、マッサージや大浴場のシーンは人妻の妖艶さを垣間見せる。着物を着たシーンでは氷を舐めるセクシーな仕草も見ることができる。なお、同DVDの発売を記念したイベントが10月27日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館7F(15:00~)で開催される。
2019年10月26日神奈川フィルハーモニー管弦楽団の首席ソロ・コンサートマスターを務める、石田泰尚氏がプロデュースした男性奏者のみの硬派弦楽アンサンブル「石田組」。その単独公演が10月14日(月・祝)、東京・赤坂にあるサントリーホール大ホールで行われる。今回の公演の見どころや石田組について、石田泰尚氏に話を伺った。【チケット情報はこちら】石田組の公演はクラシックのみならず、幅広いジャンルを楽しめることが特徴。今回の公演でも、E.バーンスタイン(近藤和明編曲)「荒野の七人」といった映画音楽や、クイーン(松岡あさひ編曲)「ボーン・トゥ・ラブ・ユー」のようなロックの名曲を演奏予定だ。特に聴いてほしい曲は、松岡あさひ氏が編曲したプログラム後半の4曲で、それらはすべて初披露となるもの。石田氏が太鼓判を押すだけあって、その仕上がりに期待したい。「チラシを見ただけではどんな集団なのか分からないと思う。実際に見に来ていただいてギャップをお伝えしたい」と、耳だけでなく目で見て楽しめることも、石田組の見どころのひとつだ。総勢13名の弦楽合奏団である石田組。そのコンセプトを尋ねると、「メンバーが思い切り演奏を楽しめる場にしたい」と語る石田氏。オーケストラ奏者が100人近いオーケストラで演奏する際は、時には周りに気を遣って気疲れすることもあるという。「自分たちが演奏を楽しむことで、お客さんにも楽しんでいただきたい」というのが石田氏の想いだ。石田組としての今後の目標は、長く活動を続け、まだ訪れていない地域を含め日本全国で公演を行うこと。そのためにはメンバーが離れないように、自分自身も練習を積み成長することを大事しているという。最後に観客へ向けてのメッセージを聞くと、「石田組はひとりひとりが主役。素晴らしいメンバーが揃っているので、全員のことを見てほしい」と語った。現在、前売り券がチケットぴあにて発売中。取材・文:松崎 優美子
2019年09月12日神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めるヴァイオリニスト石田泰尚の近年の活躍がめざましい。その特異なルックスは、クラシックのヴァイオリニストのイメージとは一線を画し、コンサート会場で目にする動作も極めて独特。まさに、自らの世界観を作った男の存在感を、人は「カリスマ」と呼んでいる。その石田泰尚のソロ・コンサートが開催されるとなればこれは気になる。プログラムには、フランクの「ヴァイオリン・ソナタ」を中心としたクラシックの王道からピアソラのタンゴまで、現在の石田の実力を知る“試金石”とでも言えそうな名曲がずらりと並ぶ(9月2日:横浜みなとみらいホール&9月14日:ミューザ川崎シンフォニーホール)。現代のカリスマとはいかなるものか。それを確かめるチャンス到来だ!◆公演概要「石田泰尚ヴァイオリン・リサイタル」9月2日(月)横浜みなとみらいホール大ホール9月14日(土)ミューザ川崎シンフォニーホール●石田泰尚(ヴァイオリン)Yasunao Isida,Violin(C)井村重人神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て2001年神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。幅広いレパートリーを誇り神奈川フィル他各地のオーケストラと協奏曲の演奏やリサイタルを行いソリストとしての顔も持つ。2014年 自身がプロデュースした男性奏者のみの弦楽アンサンブル“石田組”を結成。録音も多く2016年発売の“石田泰尚/LIVE”、2017年発売の“ALL BRAHMS LIVE”は共にレコード芸術誌上で準特選、さらに石田組デビューアルバム“THE石田組”は特選盤の評価を得た。2018 年には石田組がNHK-FM「ベストオブクラシック」およびBSプレミアム「クラシック倶楽部」 で放送されその熱いステージの模様は大きな反響を呼んだ。使用楽器は 1690 年製 G.Tononi、1726 年製 M.Goffriller。●中島剛(ピアノ)Go Nakajima,Piano東邦音楽大学ピアノ科首席卒業。ハンガリーリスト音楽院留学。ウィーンでのリサイタルなどを経て、CHANEL Pygmalion Days(2005年)、坂本龍一プロデュース「ロハスクラシック・コンサート2006」参加。国内に活動拠点を移し、ジョン・健・ヌッツオ氏、森山良子氏、東儀秀樹氏らなどと次々と共演。現在、東邦音楽大学講師。
2019年08月28日JALの新制服をエズミ(EZUMi)のデザイナー・江角泰俊が担当。2020年4月より導入される。テーマは“ハイブリッド モダンビューティー”航空運送事業に関わる全部門の制服を新たなデザインに一新するJAL。エズミのデザイナー 江角泰俊は、“ハイブリッド モダンビューティー”をテーマに、客室乗務員や地上接客部門の制服デザインを担当。異素材を組み合わせてオリジナリティを加えながらも、着心地の良さや動きやすさも重視した新制服を完成させた。客室乗務員客室乗務員の制服には、ワンピースとパンツスタイルの全2種類を用意。ワンピースは、航空会社の制服では珍しいバルーンスリーブを採用。またJALのロゴマークにちなんで、“鶴”の流線型を表す立体的なシルエットに仕立てている。地上接客部門地上接客部門には、通常のジャケット×スカートに加え、ワンピースが新登場。またラウンジスタッフの制服には、柔らかなピンクベージュに彩られたノーカラーのダブルジャケットが導入される。“手書き”で描いた満開のスカーフ地上接客部門の制服には、大判を整形したロングタイプのスカーフをセット。スカーフは、江角泰俊の手書きによる満開の花々をあしらったデザインで、約20色を使用した華やかな仕上がりとなっている。“レッド”をアクセントになお制服は、ダークカラーを基調に、JALのコーポレートカラーであるレッドをアクセントに採用。制服の袖口や胸元のポケットといったディテールをはじめ、ベルトやスカーフアクセサリーに差し込まれている。
2019年07月26日令和へと持ち越された、眞子さまと小室圭さんのご結婚延期問題。明治天皇の玄孫で作家の竹田恒泰さんは、お二人の結婚に「反対」だという。その理由とは?■小室さんには早く諦めてほしいと思っています。眞子さまとの結婚には、完全に反対です。いくら個人の意思が尊重される時代とはいえ、皇族方はご存在そのものが公的なのです。上皇陛下がどれだけ公のためにお尽くしになったか、眞子内親王殿下もよくご存じだと思います。そのため秋篠宮殿下がおっしゃったように《多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況》が大切になってくるのです。小室さんが1月22日に公表した文書は、彼を応援していた人まで絶望させたのではないでしょうか。金銭トラブルの発覚から1年以上も問題を放置し、秋篠宮殿下に《それ相応の対応をするべき》と求められた末に、あの回答。一方的に「解決済み」と説明したあの文書で、少しでも状況が進展すると思ったのでしょうか?当初は金銭トラブルが解消するのかどうかが焦点でしたが、もはや多くの国民が、小室さんの人間性や対処能力、誠実さに疑問を抱くようになりました。もし、あの時点で和解を成立させてトラブルを解消していれば「なかなかやるな」と多くの人が評価したかもしれません。それなのに小室さんは、ピンチをチャンスに変えることができず、オウンゴールしてしまいました。あの文書を公表してしまうような世間との感覚のズレは、内親王殿下を口説いてしまう常識のなさに通じているように思えてなりません。小室さんはロースクール留学にあたって、奨学金を得るために「眞子さまのフィアンセ」という肩書きを利用したという疑惑まであります。小室さんが本当に眞子内親王殿下のことを幸せにしたいと思っているのであれば、今の秋篠宮家の状況をどう考えているのでしょうか。小室さんとのご結婚問題で秋篠宮家の親子関係には大きな溝が生まれたといわれています。そのような状況になっても結婚を辞退しない小室さんは、自分たちさえ結婚できれば、相手の家族がどうなってもかまわないと考えているように見えてしまうのです。愛する人が大切にしている人たちを含めて幸せにするというのが、本当の愛ではないでしょうか?眞子内親王殿下や秋篠宮皇嗣同妃両殿下の心の痛みや苦しみを想像できていないように見えます。小室さんには、眞子内親王殿下を幸せにしたいという気持ちよりも、ただ眞子内親王殿下が欲しいという自分中心の気持ちしか感じられないのです。国民にとっても、それが大きな違和感になっているのだと思います。
2019年05月03日お笑いコンビ博多華丸・大吉の博多大吉が、24日に放送されたTBSラジオの番組『赤江珠緒たまむすび』(毎週月曜~木曜 13:00~)に出演し、相方の博多華丸から怒られたことを明かした。番組パーソナリティを務めるフリーアナウンサーの赤江珠緒と大吉は、19日発売の写真週刊誌『FRIDAY』で、2人が芝生に寝転がって花見を楽しんでいる姿が「白昼デートをスクープ撮」「芝生のベッドで寄り添う」の見出しと共に掲載されて以来、初の共演となった。大吉は赤江から「もう番組をやる気力がない」という趣旨の相談をされており、“芝生デート”報道についても、番組のことについて話し合っていただけと説明した。そんな大吉は「華丸さんから怒られたんですよ」と明かし、華丸からは「赤江さんとの仲は全然疑っていないけど、やっぱり迂闊(うかつ)やし、なにより写真見て一番思ったのは、花粉症でもないのにマスクするな。マスクして『芸能人です』みたいな顔でウロウロするから、こういうことになる」と言われたという。これに対して、赤江も「そこか。なるほど、そこを怒られるとは思いませんでした」と漏らしていた。先日床屋にいったという大吉だが、華丸からの言葉もあり、なんとなくサングラスをかけたという。しかし、「あれ以降、正直追われているんですよ」とのことで、「人生で2回目か、3回目かくらい。街中でサングラスをして。どうやら、その写真が今度出ます。次はサングラス姿の…。そっちの方がめちゃくちゃ恥ずかしいの。『ザ・芸能人』やん」と嘆いていた。
2019年04月25日国内外の主要な美術館にコレクションされ、世界的に活躍する陶芸家・黒田泰蔵の美術館では初となる個展「黒田泰蔵 白磁」が、2019年1月12日から4月9日まで、静岡のヴァンジ彫刻庭園美術館にて開催される。《白磁 梅瓶》2018年© Taizo KurodaPhoto: Tadayuki Minamoto空間に溶け込むように静謐でありながら、緊張感あふれる力強さをもつ陶芸家・黒田泰蔵の白磁。1966年、20歳の若さでパリに渡り、のちの人間国宝となる陶芸家の島岡達三と運命的な出会いを果たした黒田は、カナダで陶芸を始めた。日本に帰国した後も、黒田はさまざまな技法で精力的に作陶に携わっていくが、45歳の時、「轆轤成形、うつわ、単色」という3つの条件を自身に定め、白磁のみの制作に傾注する。本展は、アメリカ・オハイオのクリーブランド美術館やニューヨークのブルックリン美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、国内外の主要な美術館にその作品がコレクションされ世界的に知られる、黒田の美術館で初となる個展。轆轤に初めて触れてから約半世紀の後に辿り着いた白磁の現在を、黒田の代名詞といえる円筒を始め、梅瓶や花入、台皿などさまざまな白磁の最新作で展観する。磁土との対話の中、個を極限まで消していくことで純化された白磁がみせる抽象の世界。轆轤の回転が生み出す柔らかで張りのあるフォルム、釉薬を用いず、焼締めの後に磨かれた表面の艶やかな陰影、宙空へと薄く挽き上げられた口縁など、その美しさの特質には枚挙にいとまがない。《白磁 花入》2018年© Taizo KurodaPhoto: Tadayuki Minamoto会期中の2月下旬頃には、展覧会カタログが刊行。美術館の展示風景や出品作品の図版だけでなく、40年近く伊豆に窯を構え制作してきた作家の貴重なアトリエ風景が収録される。また、毎週土曜日の14時15分からは、会場にて担当学芸員が展覧会概要と作品の解説を行うギャラリートークが開催。申込不要で、当日の観覧券を持って直接会場へ行けば参加できる。クレマチスの丘にあるケヤキの緑に囲まれた和食の店、日本料理テッセンの1階にある「うつわ茶房 KEYAKI」でも、「͏黒田泰蔵展」が同時開催。2019年1月12日から4月9日の会期中、ヴァンジ彫刻庭園美術館で展示される作品とは別の白磁作品が展示される。静岡の地でうつわの可能性を追求し続けてきた黒田の、究極の白磁を堪能してみては。【展覧会情報】黒田泰蔵 白磁会期:2019年1月12日〜4月9日会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘 347-1時間:1月10:00〜16:30、2・3月10:00〜17:00、4月10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)料金:1〜3月 大人1,000円(900円)、高・大学生500円(400円)、中学生以下無料4月 大人1,200 円(1,100円)、高・大学生800円(700円)、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体割引休館日:水曜日
2018年11月27日お笑いコンビの博多華丸・大吉が、ニッポン放送『オールナイトニッポン』のパーソナリティを初めて担当することが決定した。30日深夜に『博多華丸・大吉のオールナイトニッポン』(25:00~)が放送される。博多大吉が飲み会の席で「オールナイトニッポンやることが夢」と語ったことが、ニッポン放送のスタッフに伝わり実現した。今年4月からNHK『あさイチ』(NHK)の2代目キャスターに就任し、「日本の朝の顔」になった博多華丸・大吉。翌日も『あさイチ』の生放送があるが、「オールナイトニッポンやれるなら生放送でやりたい」という本人たちの希望で、生放送される。博多華丸は「次週の星野(源)さんにしっかりバトンを渡せるように頑張ります」とコメント。大吉は「居酒屋での戯言がまさか現実になるなんて思いもしませんでした」と話し、「当日はぼくも牛丼食べて頑張ります!」と抱負を語った。
2018年10月24日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰がパーソナリティを務めるニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)が、10月で放送10年目に突入する。この連載では、番組に携わる構成作家のチェ・ひろし、奥田泰、藤井青銅、ディレクターの石井玄、そしてパーソナリティのオードリーにインタビューをする他、番組密着やイベントレポートも行う。第2回は、構成作家の奥田泰にインタビューを実施した。○オードリーとの出会い――奥田さんがオードリーさんの番組につかれたきっかけをお聞かせください。芳樹さん(宗岡芳樹)がディレクターの頃に、ネタコーナーを強くしたいとなって、声をかけてもらいました。――確かに奥田さんはナイナイさんのオールナイトニッポンで常連のハガキ職人でしたよね。芳樹さんとは元々接点があったのですか。芳樹さんが営業から制作に異動になって、『チュートリアルのオールナイトニッポンR』で最初に仕事をしました。その後、ナイナイさんの番組本の制作で一緒にじっくりやらせてもらって、という感じです。――オードリーさんの番組につかれた時期はいつですか。13年の1月です。サンドウィッチマンさんがゲストに来られたスペシャルウィーク(12年12月12日放送)の後の、切りが良いタイミングでしたね。前任の長永(拓也)さんと入れ替わりでした。――オードリーさんとはその以前から接点があったのですか。お2人は覚えていないと思うんですけど、『ヤンピース』(ニッポン放送/06年~08年)という番組に作家として入っていたんですが、若手芸人だけがゲストで来る1週間があって来ていただきました。――以前からご存じだったんですね。オードリーさんへの印象は、ラジオに携わる前と後で変わりましたか。こういう印象だと最初から決めつけていたわけではないので、あまりないですね。ただ、春日さんがあんなに人見知りだとは思いませんでしたけど(笑)。無言でずっといられる方ですしね。○ブース内で"基本しゃべらない"理由――奥田さんは放送中、オードリーさんと一緒にブースに入られています。放送ではよく奥田さんの笑い声が聞こえてきますが、例えば「オチ前で笑わないように」など、意識していることはありますか。それは思うんですよ。春日さんのツッコミの前に笑わない方がいいなとか。我慢することもありますが、素直に面白いと笑っちゃいますね(笑)。若林さんは、僕らにしか分からないことをたまに言ったりするんですよ。さっきの楽屋の話が前提だったり、あとは同世代だからこそ分かることだったりとか。――奥田さんとオードリーさんの2人は同年代ですよね。若林さんも春日さんも微妙なラインをついてくるんですよ(笑)。『キン肉マン』の話でも「ヘル・ミッショネルズ」とかは俺らの世代でもパッと出てこないワードなんです。「ネプチューンマン」や「ビッグ・ザ・武道」とかはすぐ出てくるんですが。そこがちょっと面白いというか、聞いたら絵が出てくるんで、思わず笑っちゃいますね。――他の番組ではブースの作家さんが補足的にしゃべることもあったりしますが、奥田さんはほとんどしゃべられないですよね。そこは意識されているのですか。そうですね。そっちの方がいいと思ってますし、基本しゃべらないですね。ただ、言った方がいいときは、オンエアで聞こえる声じゃなく言ったり、書いたりはしています。例えば、「ここからはありでここからはなし」と名前を挙げていくトークをたまにするじゃないですか。そういったときは、2人が後から見ながらしゃべれるように、言ったことを僕がパーッと書き留めますね。○放送前、春日俊彰が必ず行う"仕事"――フリートークの内容について、お2人から事前に相談されたりするんですか。いや、トークには一切かかわらないです。ただ、若林さんとは本番前にしゃべっていますけどね。だからトークは生放送で全部初めて聴くんですよ。――若林さんとはどんなお話をされているんですか。ここでは言えない話が多いですね(笑)。――春日さんとは話されないんですか。「しんやめ」(コーナー「死んでもやめんじゃねーぞ」)を持っていて、「お願いします」だけです(笑)。春日さんだけ会議室が別なんですが、春日さんの仕事として、お菓子の袋を全部開けるという作業があるので、それは今でもやってもらっています。だから1回はこっちの会議室に必ず来られますね。――そんなルールがあるんですね(笑)。どういう経緯でそうなったんですか。分からないです。昔からそうなんですって。春日さんが全部袋をガンガンガンって開けていきます。だからお菓子を食べたくても、春日さんのところに行って、「すみません、開けてもらっていいですか」と言いにいきますね(笑)。○採用されやすいネタメールとは――話は戻りまして、ブースに入られる以外に、作家としてどんなお仕事をされているか、お聞かせください。主なところではネタメールの最初の粗選びですね。やはり一定レベルに達したものでないと、放送にはのせられないので。そこまで絞ったものを若林さん、春日さんにお見せします。後は本人たちがに好きなように選んでもらえばいいと思っているので。――どんなメールを省くのか、基準があればお聞かせください。まず、放送に適してない表現のあるものですね。後はお2人に合ってない内容のものです。例えば下ネタは読む人によって使えるワードが変わるので、「しんやめ」で春日さんが言って大丈夫かどうか、判断します。おぎやはぎさんなら言ってもいいけど、他の芸人さんだとキツイことがあるじゃないですか。――確かに、おぎやはぎさんの2人が言うから、許されていることもありますよね(笑)。それと芸能人ネタであれば、他のラジオやテレビのバラエティでよくネタにされる人は、新しい触れ方であればはじかないですね。例えばクロちゃんなどをネタにしても、どうしても後追いになってしまうので。後は、言い回しが長すぎてキレが悪すぎるものやオチが先にきちゃってるものでなければ、基本的にははじかないです。――となると、あまり作家側では省かないんですね。こっちの趣味、僕が好みかどうかでははじかないです。だから客観的に見て成立さえしていれば、お2人に持っていきます。――オードリーさんは放送前、ご自分たちでかなり選ばれているんですね。そうですね、2人とも選んでいますよ。芸人さんのラジオのよくある光景だとは思いますね。――それでは最後に、『オードリーのオールナイトニッポン』は10周年イヤーに突入しましたが、奥田さんの中でこの番組はどういう位置づけですか。ブースで好きなように笑って、1週間をリセットする感覚ですね。だから日曜日は仕事がないとうれしいです(笑)。
2018年10月19日お笑いコンビの博多華丸・大吉の博多華丸が14日、京都市内を中心に開催中の「京都国際映画祭2018」(11~14日)内で行われた映画『劇場版 めんたいぴりり』(2019年1月11日福岡県先行公開、1月18日全国公開)の舞台挨拶に、江口カン監督と共に登壇した。“めんたいこ”を日本で広めた辛子明太子メーカー「ふくや」の創業者・川原俊夫をモデルとして描いたテレビ西日本のドラマ『めんたいぴりり』が、舞台化に続いて映画化。主人公の海野俊之が“博多の街を幸福にしたい”という思いを胸に奔走する。主演の博多華丸は「やっと完成してみなさんの目に触れた。撮影のときは絶対終わらないと思っていたので、こんな日が来るとは…。本当に公開されるのかと、さすがに信じてきましたが、まだ1月11日まではちょっとだけ疑ってます」と、公開を疑うほど慌ただしい撮影だった様子。監督も「僕も終わるんだろうかと思っていた。試写が終わった直後に華丸さんから『信じてよかった』と言われました」と明かした。華丸は、この日の試写会の観客の様子を見ていたそうで、「初見のみなさんの声。こんなところで笑うんだとか、ここあんまりウケなかったとか、いい勉強をさせていただきました。生の意見だなと」と話した。撮影は3月に行われ、そのためにコンビでMCを務めるNHK朝の情報番組『あさイチ』の最初の出演時は坊主に。華丸は「謎の坊主で始まるっていう、NHKさんにしては…。これのせいなんですけど、あんまり言えないし。なんであいつは坊主なんだって」と振り返り、司会者から「とちられたのかなと」と言われると、「そう思われていた人もたくさんいらっしゃると思う」と笑った。また、『あさイチ』のMC就任当初の心境について「プレッシャーのある番組だったんですけど、あまりにもこの映画が大変すぎて、4月からのNHKさんのほうは割と気楽にやりました。ギリギリまで撮影で、プレッシャーを感じる暇がなかったので」と打ち明けた。同映画祭は、「京都映画祭」の伝統と志を引き継ぎ、2014年より開催。映画からアート、伝統工芸、新しいメディアへ「つながり、ふれあう」映画祭として展開してきた。5回目となる今年は、「日本映画発祥の地・京都」で行う映画祭であることを再認識し、「ちゃんばら」「伝統工芸」などを通じて京都・日本の心を伝える。
2018年10月14日Good Tea Catalog いいお茶カタログ いいお茶ってどんなお茶? 生産地も味もパッケージも茶葉も千差万別だけど、自分のくらしにぴったり合ってその時の気分にしっくりくるお茶が、自分にとってのいいお茶なのかもしれない。ときには自分好みのパッケージから選んでみるのもアリかも。 Tea Package - おいしくお茶を飲むには、ときには見た目も大事かも。 Tea Leaf - 中身の茶葉はこんな感じ。いろんな葉っぱがあるんですね。 How to make a good tea - 美味しくお茶を淹れたい 01 French Tea - メゾン ド テで飲めるような本格ティーを自宅でも淹れてみる美味しい紅茶を淹れる最大のポイントは抽出時間を計ること。面倒かもしれないけれど、ここで美味しさの明暗が分かれる。家でも手軽にできる本格紅茶の淹れ方をフランス流紅茶専門店《マリアージュ フレール 銀座本店》で教わりました。 《マリアージュ フレール》を代表する“マルコ ポーロ”は中国茶をベースにしたフルーティーなフレーバード ティー。甘い花とフルーツの香りで飲みやすい。座数128席の銀座本店内のティーサロンでも人気。 紅茶(マルコ ポーロ)¥2500、ロゴ カップ&ソーサー¥6900、シルバーの茶さじ¥1000、エンヴェロップ フィルタ(30枚入り)¥300、ティーポット( バロック サクラ 銀)¥30000/ 以上すべてMARIAGE FRÈRES(マリアージュ フレール 銀座本店) SHOP DATA:マリアージュ フレール 銀座本店東京都中央区銀座5-6-6 すずらん通りtel:03-3572-1854open:11:00~20:00/不定休 02 Japanese Tea - 日本茶ソムリエ直伝の至福の一杯を味わいたいお茶は淹れるお湯の温度が大切。日本茶に限らずどのお茶でも一緒だけど《表参道 茶茶の間》のオーナーで日本茶ソムリエ和多田喜さんが提唱するポイントは、ぐつぐつと沸騰した熱湯を使うこと。お家でもその違いを味わってみて! 日本茶の名産地静岡の逸品“秋津島”は渋みと深い甘みの絶妙なバランスが特徴の、茶所静岡が誇る銘茶。日本茶ソムリエ和多田さんが提案する“日本茶カフェ”でもその味を楽しめる。 煎茶(秋津島)¥4200(50g)※店内で飲む場合¥1500(5煎)、急須¥12000、湯のみ各¥500、ピッチャー¥2000/以上すべて表参道 茶茶の間(表参道 茶茶の間) SHOP DATA:表参道 茶茶の間東京都渋谷区神宮前5-13-14tel:03-5468-8846open:11:00~19:00(LO18:00 お食事LO14:30)/月曜定休(月曜祝日の場合は火曜休) 03 Chinese Tea - その奥深い世界を自宅で再現!香りと味を同時に楽しむ中国茶一口に中国茶と言っても様々な種類と淹れ方があるけれど、まずはスタンダードな台湾烏龍茶から始めてみましょう。渋谷にある老舗の中国茶館《華泰茶荘》で基本の淹れ方を教えてもらいました。細かい作法があるのって意外と楽しい。 本格的に中国茶を淹れるには茶盤があるといい。急須や湯のみを温めたり、お湯を捨てるなど数ある中国茶の作法はこの茶盤の上で行うことが多い。これひとつで中国茶の美味しさがぐんとバージョンアップ。 阿里山烏龍茶¥1404(25g)、茶盤¥12960、ガラスピッチャー¥1404、急須¥3780、間香杯セット¥756、茶托¥432、茶荷¥1080/以上すべて華泰茶荘(華泰茶荘) SHOP DATA:華泰茶荘東京都渋谷区道玄坂1-18-6tel:03-5728-2551open:10:30~19:30(1&2F)、11:00~17:30、11:00~18:30(土日祝)(3F)/火曜定休 onkul vol.2より
2018年10月10日こんにちは!今日は金曜日ですね!金曜日といえば“華金”?“TGIF”?いやいや、「金曜日はカレー曜日」でしょ!というわけで、本日『Currytion(カレーション)』編集部では、今月レビューを書くレトルトカレーを選ぶくじ引き大会を開催。「これ書きやすそう!」「え~!? これは難しいでしょ!」などと、かなり盛り上がりました。今回は、この“カレー曜日”にぴったりなカレーをご紹介します。 ■その名も「カレー曜日」!果たしてどんなお味なのか…?今回食べたのは、エスビー食品株式会社から発売された、その名も『ごろごろの具たっぷり カレー曜日 中辛』!!お昼に起きてきて食べるカレーは、やっぱりオーソドックスなカレーでしょ!とこちらをチョイスしたわけです。「肉や野菜がごろごろ入った、家庭で手作りされるカレーを再現したレトルトカレー」と紹介されているとおり、開けてみると大きなジャガイモやニンジン、お肉もごろごろと沢山入っています。こんなにボリュームのある具が沢山入っているレトルトカレーはあまりないかもしれません。お味は甘口で、一晩寝かせたカレーのように具の一つ一つに味が染み込んでいて美味しいです。個人的には、大きめのニンジンに抵抗があったのですが、染み込んだカレー味のおかげで難なく食べることができました。そして何度すくってもお肉がたくさん入っているので食べ応えがあります。 ■総評カレーの味★★★☆☆辛さ★☆☆☆☆コスパ★★★☆☆今回は中辛でしたが辛みはあまり感じません。ほっこり温か、まさしく“日本の家庭の味”。筆者が子どもの頃に食べた家のカレーも、こんな味だった気がしてきました。エスビー食品さんの他のカレー製品を調べてみると、馴染みのものばかり。小さいころから無意識に口にしていたようです。これで納得ですね。今回食べた“カレー曜日の味”がまさしく“家庭の味”に相違ないのは、昔からずっと食べていたからでしょう!一人暮らしの学生さんや、単身赴任でお勤めの方におすすめしたい、“お家が懐かしくなるカレー”でした。ぜひご賞味あれ! 【筆者略歴】kazueごはん
2018年08月24日「博多式辛胡麻坦々水炊き」■博多式辛胡麻坦々水炊き2,900円(お一人様/税込み) ※2名〜注文可能※ちゃんぽん麺/230円(1人前)福岡を代表する郷土料理である水炊きは、現在盛り上がりを見せる博多の夏の風物詩「博多祇園山笠」でも、男性陣のスタミナ補給に欠かせない料理となっており、暑い夏でも一般的に食されています。その水炊きを、夏でも食べたくなるように、四川風香辛料を加え、花椒の程良い痺れと唐辛子の辛さが楽しめる辛い水炊きにアレンジ。辛いものが食べたくなる夏にぴったりのメニューに仕上げました。続々と東京進出が進む博多担々麺風のスープに、華味鳥の唐揚げを入れる事で、新しい水炊きを表現しました。博多華味鳥とは華味鳥は、トリゼンフーズの自社養鶏で育てた銘柄鶏です。澄んだ空気が満ち、たっぷりと陽光が降り注ぐ開放鶏舎で、海藻・ハーブなどのエキスを米糖・大豆粕などに混ぜて長期発酵させた“華味鳥専用飼料”を与え、大切に育てた銘柄鶏です。肉の色がみずみずしく、鶏肉特有の臭みが抑えられ、はっきりとした旨味と歯ごたえが特徴です。水炊き・もつ鍋・鳥料理 博多華味鳥<店舗情報>・店名:水炊き・もつ鍋・鳥料理 博多華味鳥・住所:渋谷区宇田川町35-4 渋谷オークビレッジ2F・電話番号:03-5784-3787・営業時間:17:00〜23:30(月〜木)、17:00〜翌2:00(金土祝前日)17:00〜23:00(日・祝)・面積:60坪/90席(個室あり)SNSも拡散してね!#博多華味鳥 #水炊き #博多式辛胡麻坦々水炊き #辛いのハッシュタグをつけて、SNSでの拡散もしてみてくださいね♪スポット情報スポット名:博多華味鳥住所:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町35−4電話番号:03-5784-3787
2018年07月23日映画「めんたいぴりり」の製作発表会見が2月28日、ヨシモト∞ホールで開催。「博多華丸・大吉」の博多華丸(47)が登壇した。 同作は「ふくや」の創業者・川原俊夫さん(享年67)をモデルにした人情ドラマ。戦後の復興半ばに明太子を考案し、福岡を代表する食べ物に育てあげる姿を描いた作品だ。 主演を務める華丸は4月から「あさイチ」(NHK総合)の新司会者に抜てきされている。プレッシャーを感じているそうだが——。 「大きな番組を務めるというプレッシャー、どう作り上げていくかということを考える余裕が、この映画の撮影でなくなった。悩む余裕もないほど、スケジュールがタイト」 悩む暇もないほど、同作のことで頭がいっぱいのようだ。しかし「あさイチ」に因んで、コメントした。 「幸いなことに、明太子は博多の人間にとって“朝一(あさいち)”に食べるもの。そう言った意味でも繋がっていけばいいかなと」 いっぽう相方の大吉(46)は「朝型生活」に慣れることができるかどうかが、悩みのタネのようだ。先月17日「華丸・大吉のこんな仕事があったんだ3」(テレビ西日本・フジテレビ系)の収録後、取材に応じて明かしている。 「今まで夜中見ていたHuluとかNetflixとかAmazon(プライム・ビデオ)とか、ああいうのの解約から始めようかなと思ってます。スカパーのアンテナも、とりあえず外そうかな」 また大吉は、大の酒好きとしても知られている。周囲からも「夜のお酒はどうするの?」とよく訊かれることを先月28日、「たまむすび」(TBSラジオ)に出演した際に明かしている。大吉は「あさイチ」のために、最低6時に起きる必要があるそうだ。 「私も華丸もシンデレラのように、12時とともにお暇するような生活になるかもしれないですね。(「あさイチ」が始まるまで)残り少ない独身生活みたいなものですよ」 3月1日、NHKの上田良一会長(68)は「あさイチ」の新しいパーソナリティたちに向けて、「それぞれの個性を生かして、新しい番組を生み出して、視聴者の皆様に喜んでいただけたらと思います」と期待を寄せるコメントをした。悩みをバネに、楽しい時間を提供してほしい。
2018年03月01日2015年の登場以来、一時はお店の棚からなくなるほどの人気となった「華もち」シリーズ。そんな大人気シリーズから《栗あずき》《桜あん》が2月27日に新登場♪《華もち》をさらに進化させた和スイーツ仕立ての高級感あふれる味わいをいち早く味わってみてください!和スイーツ×アイスの最強タッグ!発売するやいなや、瞬く間に人気となった〔ハーゲンダッツ〕の「華もち」シリーズ。そんな「華もち」シリーズから、2018年2月27日(火)より期間限定で新商品が発売されるんです!今回も、和スイーツ×アイスの最強の組み合わせで話題になること間違いなし。さっそくチェックしてみましょう♪濃厚な栗の風味がたまらない♡《栗あずき》こちらは栗の濃厚な甘さがクセになる《栗あずき》。艶やかなつぶあんと、モチモチのおもち、小豆アイスの組み合わせがたまりません♡また、アイスクリームも北海道産小豆を使用し、隠し味に黒糖を加えるこだわりようで、とっても上品な甘さに仕上がっています。見た目は「栗ぜんざい」をイメージしているそうで、高級感がありますよね。春を感じる♪ 《桜あん》こちらは春らしい色合いと香りが楽しめる《桜あん》。春らしいピンク色のソースは、梅酢に漬けた桜の花を使用しており、まるで桜もちのような味わいです。また、アイスクリームはコクのあるミルクに桜の葉のパウダーを使用しており、甘じょっぱさがくせになりそう♡フタを開けると目に飛び込んでくるピンク色のソースと上品な桜の香りは、春にぴったりの華やかさですよね。今回はハーゲンダッツの新商品をご紹介しました。なんだかお花見がしたくなるようなラインナップでしたね。どちらも期間限定なので、お早めに♪
2018年02月27日ハーゲンダッツ ジャパンは、華もち「栗あずき」「桜あん」(税込324円)を2月27日より期間限定にて、全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、デパートで新発売します。2015年に登場した「華もち」は、ハーゲンダッツの濃厚で滑らかなアイスクリームと柔らかなもちがぜいたくなハーモニーを織り成すアイスクリームデザートです。今回、この「華もち」をさらに進化させ、和菓子や和甘味の味わいを表現した手の込んだ和スイーツに仕立てました。装いも新たに、見た目も華やかな2フレーバーが新登場します。■2商品の特徴・華もち「栗あずき」黒糖を隠し味に加えた風味豊かな小豆アイスクリームに栗ソースを加え、柔らかなもちを載せました。もちの上には、栗の粒をぜいたくに混ぜ込んだ、粒あんをたっぷりかけました。ふっくらと炊き上げた艶やかな粒あんが奏でる本格的な和の味わいが楽しめます。・華もち「桜あん」香り華やかな桜アイスクリームに塩味の利いた桜あんを混ぜ合わせ、柔らかなもちを載せました。もちの上には、淡いピンク色の桜ソースをかけ、フタを開けたときの見た目の華やかさも演出しています。甘みと塩味が絶妙なバランスで、春を感じさせる本格的な和の味わいが楽しめます。(お問い合わせ先)ハーゲンダッツ ジャパン株式会社 お客様相談室TEL 0120-190-821
2018年01月12日渋谷スペイン坂のGALLERY X BY PARCOにて、乃木坂46のメンバー・伊藤万理華の脳内に迫る「伊藤万理華の脳内博覧会」が10月15日まで開催中。本企画は、ファッション、アート、カルチャーにとどまらず鉱物や苔までをも愛し、独自の視点で世界を見つめる伊藤万理華のやりたいことをとことん追求した脳内博覧会。生駒里奈、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、新内眞衣、松村沙友理、若月佑美など乃木坂46メンバーを伊藤万理華が撮影した「犬会」や、フォトグラファー前康輔、間仲宇がが伊藤万理華をファッションシューティングした写真展示を始め、「脳内ROOM」、オリジナルショートフィルムなども公開される。さらに、会場限定グッズの販売も。【展覧会情報】乃木坂46 伊藤万理華「伊藤万理華の脳内博覧会」会期:10月5日~15日会場:GALLERY X BY PARCO住所:東京都渋谷区宇田川町13-17時間:10:00~21:00(最終日のみ18:00閉場)料金:500円(入場特典ポストカード付)
2017年10月08日グラビアアイドル・都丸紗也華(20)が、クラウドファンディングの「都丸紗也華が『僕の彼女』になる写真集プロジェクト」で、自身2作目となる写真集(タイトル未定)を来年1月25日に発売することが15日、分かった。写真集はB5判ソフトカバーの128ページ、価格は1,800円(税別)を予定。「写真集はファンのみなさんのためにあるもの。だからこそファンのみなさんの『声』を聞かせてほしい。写真集作りをファンのみなさんとのコミュニケーションの場にしたい」という都丸の思いを受け、幻冬舎と写真家・曽根将樹氏率いるクリエイティブチーム・PEACE MONKEYが、クラウドファンディングサービスを運営するMakuakeで写真集制作プロジェクトを立ち上げた。「都丸がもしも自分の彼女だったら……」というファンの妄想を写真集で再現する。目標金額は350万円で、支援プランは2980円から10万8,000円まで10コースが設けられている。プロジェクト実施期間は9月15日から12月15日まで。支援者が「制作チームの一員」となるファン参加型の写真集作りを目指す。それぞれのコースに応じて、「巻末クレジット掲載」「私物を撮影小道具に使用」「カメラマン指導のもとの撮影」などさまざまなリターンが用意されている。○都丸紗也華のコメントこんにちは。都丸紗也華です! 今回、ファンのみなさんと一緒に写真集を作りたくて、クラウドファンディングに挑戦することにしました。グラビアの撮影は私自身を表現できるものであり、みなさんに知っていただくきっかけになったものでもあるので、私にとってすごく大切な場所です。だからこそ、『写真集の出版』というのはとても特別なことで、常に目標にしていることのひとつです。そんな写真集をいつも応援してくださるみなさんと一緒に作りたい!そう思って、この場を借りて写真集を制作することにしました。みなさんの「声」をたくさん聞かせてください。この写真集作りをみなさんとのコミュニケーションの場にしたいです。最高の写真集を私と一緒に作ってください!15歳でデビューして、早いもので今年で21歳になるんです。今までの写真集と違って、少し大人っぽく成長したところを見ていただけるといいなぁと思っています。そこで考えた写真集のテーマは『都丸紗也華が、僕の彼女だったら…』(笑)。ファンのみなさんからも、いろんな“カレシとカノジョ”のラブラブなシーンやほっこりシーンなどなどこんなシーンが見たいと思うものを教えてもらいたいです。そういうシチュエーションだと、今までより自然に“素の自分”が出せそうな気もするんです。まだ見せたことのない都丸紗也華を、みなさんに引き出してもらいたいです!
2017年09月15日宮沢りえさん、段田安則さんらとともにチェーホフ劇に挑む黒木華さん。豪華なメンバーとの共演や、舞台の裏側についてインタビューで聞きました。登場するのは愚痴っぽい人々ばかり。そこで大きな事件も起きないまま、淡々と会話で綴られていく。そんな表面だけをなぞると退屈にも思えるチェーホフ劇を、丹念に戯曲を読み解き、その演出により、セリフに潜む人間の滑稽さや愛嬌、そして悲哀を舞台上に描き出し、悲喜劇にしてみせたケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんによるチェーホフシリーズ。その第3弾『ワーニャ伯父さん』が上演される。「最初に台本を読んだ時には、閉鎖された空間のなか、皆がどうしたらいいのかわからずにいる…というようなイメージを受けたんです。でもそれが、稽古が始まってみると、悲劇的ではあるのに、皆が苦しめば苦しむほど滑稽で笑ってしまうんです。これまでチェーホフに縁がなかったんですが、自分のなかで作品の印象が変わってきているんですよね」これが初のKERA作品となる黒木華さん。稽古場では、KERAさんから「声のトーンや間合い、ミザンス(立ち位置)まで」、かなり細かな演出がつけられているという。「私の演じるソーニャに対しても、『ここのセリフは大人っぽく見える感じで』とおっしゃる場面もあれば、『ここはもっと子供っぽく』と言われたり。KERAさん自身が音楽もやられているからなのか、流れやリズムを大事にされていて、私からしたら音楽のように演出をつけているようにも感じます。細かなパーツを、まだ私はひとりのキャラクターに落とし込めていない状態なんですけれど、言われた通りにやってみると、こんなふうにも読めるんだって思うことが多くて、少しチェーホフがわかったような気がしています」ワーニャ役には段田安則さん。そして黒木さん演じるソーニャの継母で若く美しいエレーナ役には宮沢りえさんと、豪華な顔ぶれが揃う。「不器用な私は、KERAさんが求めているのはあっちの階段かなこっちの階段かなって悩んで、一段一段踏んで上っていかないと気づけないことばかり。でも、りえさんはどんどん自分の思う階段を駆け上がっていかれる。そこからKERAさんの意見を聞いて1段下がってみたり、別の階段に移ってみたりを軽々とやられていて、すごく自由なんです。他の方々もうまい方ばかりで『ヤバい!』ってなってます(笑)」確かに上り方は違うかもしれない。それでも、いま黒木さんが迷いながら上り始めた一段は、堅実で確実な一歩であることは間違いない。「もちろん私が考えるゴールに近づこうとはしていますけれど、それがはたして面白いのかどうかとも考えるんです。でも、私にはこれしかできないんですよね。だからいまは一歩ずつ上がるしかないのかな、と」そんななかでも、「今回の役は、新しくて面白い」とも。「どんな役をいただいても、たいてい悩んでいるんですけれど、今回に関しては、どう作っていいのか本当にわからないと思うことが多いんです。KERAさんはすごく切ないことをやろうとしているのに、それをどうしたら面白く伝えられるかを考えている。その“面白”に自分がついていけているのか…すごく怖いけれど楽しいです」そんな黒木さんの迷いのない口調が、可憐で控えめだけど芯の強いソーニャ像とぴったりと重なった。長年、大学教授のセレブリャコーフ(山崎)を尊敬し支援してきたワーニャ(段田)だったが、退職して田舎に戻ってきた彼の尊大な態度に失望。平穏だった日々が一変し…。8月27日(日)~9月26日(火)初台・新国立劇場 小劇場作/アントン・チェーホフ上演台本、演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演/段田安則、宮沢りえ、黒木華、山崎一、横田栄司、水野あや、遠山俊也、立石涼子、小野武彦S席8500円A席7000円B席5500円*全て税込み当日券ありシス・カンパニーTEL:03・5423・5906(月~金曜11:00~19:00)くろき・はる1990年生まれ、大阪府出身。在学中から舞台で活躍し、野田秀樹作品ではオーディションでヒロイン役に選ばれるなど注目を集める。近作にドラマ『みをつくし料理帖』。出演映画『散り椿』は来年公開。※『anan』2017年8月30日号より。写真・内田紘倫ヘア&メイク・新井克英(e.a.t…)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年08月28日「Mr.Children」の「HERO」MVやNHK Eテレのプチプチ・アニメ「森のレシオ」などで知られる村田朋泰が手がける、児童文学の名作「陸にあがった人魚のはなし」のコマ撮りアニメーション(パイロット版)制作のため、本日2月21日(火)よりクラウドファンディングがスタート。山下敦弘監督ら公式アンバサダーからコメントも到着した。「陸にあがった人魚のはなし」は、米国の詩人ランダル・ジャレルが1965年に発表した童話。むかしむかし…。離れ小島に1人で暮らす狩人。ある日、海から聴こえる歌声に引かれ、人魚と出会う。人間の世界は、人魚の世界にないものばかり。好奇心旺盛な人魚は、狩人と一緒に暮らすようになる。やがて小熊、山猫、ひとりぼっちになった人間の男の子が、狩人と人魚に出会い、1つの家族となった。違う動物同士、一緒に暮らすといろいろな事件が起きたが、みんながお互いを好きで、理解して愛したいと思っていた。そうして何年も経ち、やがて人魚は、海ではわからなかった感情を知るように。見た目の違いは、問題ではない。これは、お互いの存在と違いを思いやる、ある1つの家族の物語――。今回のクラウドファンディング目標金額は、350万円(税込)。達成しなかった場合は制作をしない“ALL or NOTHING”方式となる。また、支援者へのリターンは共作性を重視。エンディングロールへの名前記載、制作日誌お便り、制作・撮影現場への招待、第1回制作会議への参加など、支援者と一緒に作品を製作する内容となっている。担当者は、現代にも通じるこの物語に「まるで私たちに深い問いを投げてくるようです」と言う。「この可愛らしくかつ斬新な表現で愛の在り方を示唆するファンタジーを、国内外から注目を集める村田朋泰氏によってコマ撮りアニメーション化したいと思います。映像化にあたり内容的にも世界観的にも村田氏のコマ撮りアニメーションほど合っているものはないでしょう」と期待を込める。「しかし、コマ撮りアニメーションは時間もコストもかかり実現が容易ではないため、今回、本プロジェクトに共感していただける皆様とクラウドファンディングを通して、まずはパイロット版を作成することにいたしました。なお、完成したパイロット版を持って本編制作の資金を募っていきますが、もし達成しなければパイロット版の制作はありません…!完成への第一歩を一緒に踏み出しませんか?応援をよろしくお願いいたします!」と語り、支援を募る。さらに、『ぼくのおじさん』『オーバー・フェンス』などで知られる山下敦弘監督や、『チェブラーシカ』『ちえりとチェリー』の中村誠監督をはじめ、応援者からの激励コメントも到着している(順不同)。■山下敦弘(映画監督)2017年、現在において人形アニメーションを作り続けている村田さんは本当の変態だと思う。自分みたいに「映像なら何でもやります!」というスタンスでドラマやCMなど何でも引き受けるチャラ男とは違い、人形を一コマ一コマ動かし、シコシコと撮影する村田さんは生粋の変態だ。“変態、変態”と連呼してるけど、ここで言う変態とは自分にとって最大の褒め言葉だ。作品作りにおいて変態ほど信用できる人間はいない。そんな村田さんが長編を作る。変態が作る長編人形アニメーション。つまらない作品になるはずがない。ただただ楽しみだ。■中村誠(映画監督)村田朋泰さんの作品は、音が少ない。登場人物たちが話さない。音楽も控えめだ。その背景美術の見事な広がりに対して、パペットの作りとアニメーションは言ってみればとてもプリミティブだ。静かで、素朴な作品群。しかし「路」シリーズや「森のレシオ」から伝わってくるこの言葉に出来ない激しい感情は何なのだろう。僕の勝手な憶測なのだが、村田さんはそれをこそ、伝えようとしているのではないだろうか。無理やり言葉にすれば、それはかつて誰もが通過したはずの「記憶」だ。心の片隅に忘れられ転がっているその記憶を村田さんの作品は揺り動かす。そして僕たちはそれが心の片隅にあったことを痛烈に思い出すのだ。静かな作品が揺り動かす激しい感情。それこそが、村田さんの作品の魅力なのだと僕は思っている。「陸にあがった人魚のはなし」で、今度はどんな記憶を揺り動かされることになるのか、僕は楽しみに待っている■秦俊子(アニメーション作家)可愛さの中に哀愁が漂う人形や、感情がうまく表現されている照明、引き画の広々とした空間と美しさなど、村田朋泰さんの人形アニメーションは画面に映るものすべてが魅力的です。また、登場キャラクターの記憶や関係の変化が、丁寧に作りこまれたモチーフを通じて展開していくところにも心を惹かれます。村田さんの作品を観ると、モチーフに込められた思いというものを表現する上で、人形アニメーションは最適な表現方法だと気付かされます。「陸にあがった人魚のはなし」の映像化に大いに期待しております。制作の実現を心から応援しています!■森和美(漫画家)地に弾ける雨粒、風に流され雪上を滑る木の枝、陽射しに揺れる水面、うつろう影、輝く樹液や粘菌、瞬く星、賑やかな森。瞳に花を閉じこめた少 女、毛むくじゃらの優しい生き物、初めて見るのに懐かしい異形のものたち。村田さんのアニメーションは画面の彼方此方に小さな命が溢れています。コマ撮りという作業を思えば、なんという積み重ねかと溜息が出るほどです。彼らはたいてい言葉を発してくれないのですが、目を凝らして彼らと出会う時、私たちは新しい友だちを得る事が出来るのです。知らない筈の世界と人をいつの間にか慕わしく思ってしまうー「陸にあがった人魚のはなし」でも、きっとそんな体験をさせて貰えるのではないでしょうか。■武田一義(漫画家)手作りの風景とキャラクターが、起こる出来事が、みんな可愛くて可笑しくて、ぽーっと見惚れて声出して笑って、ちょっと切なくなって、終わる頃には心の中に愛おしさが溢れている。村田朋泰さんが創る世界が好きです。新たな世界の誕生を心待ちにしています。「陸にあがった人魚のはなし」パイロット版(約3分間)制作のクラウドファンディングは2月21日(火)~5月8日(月)まで「Makuake」にて募集。(text:cinemacafe.net)
2017年02月21日NHKプチプチ・アニメ「森のレシオ」や、「Mr.Children」の「HERO」ミュージックビデオなどで知られる映像作家・村田朋泰氏により、米国の詩人ランダル・ジャレル原作の童話「陸にあがった人魚のはなし」の映像化を目指す、クラウドファンディングがスタートすることになった。離れ小島でひとりで暮らす狩人が、海から聞こえる歌声に引かれ、人魚と出会う。人魚が初めて知った人間の世界は、人魚の世界にはないものばかり。しかし、人魚は、たとえ不便であっても人間の世界を理解し、受け入れていく。やがて、こぐま、やまねこ、ひとりぼっちになった人間の男の子が狩人と人魚に出会い、1つの家族になる。もちろん、違う動物同士が一緒に暮らすと、いろいろな事件が巻き起こる。でも、みんながお互いを好きで、理解して、愛したいと思っている。外見が違うことは大した問題ではない。これは、お互いを思いやる気持ちにあふれた、ある“家族”の物語――。「陸にあがった人魚のはなし」(原題:The Animal Family)は、米国の詩人で文芸評論家、作家のランダル・ジャレルが1965年に発表した童話。ジャレルといえば、「かいじゅうたちのいるところ」のモーリス・センダックの絵による「詩のすきなコウモリの話」「夜、空を飛ぶ」といった作品でも知られている。そして、この物語をストップアニメ-ションで映像化するのは、現在放送中のNHKプチプチ・アニメ「森のレシオ」や、「Mr.Children」の「HERO」のMVに起用された「白の路」、「Galileo Galilei」の「サークルゲーム」MVに一部使用され、ドイツ・シュトゥットガルド国際アニメーション映画祭にノミネートされた「木ノ花ノ咲クヤ森」などで知られる気鋭の映像作家・村田氏。今回、2017年2月から4月までの予定で、クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」にて映像化プロジェクトを実施、配信やDVD化のための資金調達を目指す。支援のコースにより、エンドロールへの名前記載、完成映像のDVDプレゼント、撮影現場への招待、作品原画プレゼントなどのリターンがある。プロデューサーの東映コンテンツ事業部・内藤恵氏は、「50年前に書かれた『陸にあがった人魚のはなし』」のメッセージが、現代に通じる斬新さで愛の在り方を示唆していることに感動し、そしてその表現方法には村田氏のストップアニメーション映像が何よりもふさわしく思い、どうにか制作を実現したいと願うようになりました」と経緯を語る。「まずはパイロット版の制作を目指しますが、原作と映像のコンビネーションの素晴らしさを楽しみにしていただければと思います」と、支援を呼びかけている。「陸にあがった人魚のはなし」パイロット版(3分間)制作のクラウドファンディングは2017年2月~4月、「MAKUAKE」にて募集開始。(text:cinemacafe.net)
2016年10月17日猪熊弦一郎によってデザインされ半世紀に渡り三越のオリジナル包装紙として愛されてきた「華ひらく」。この「華ひらく」をモチーフに、今年3月に行われた「三越 『華ひらく』コレクション」がGOOD DESIGN AWARD 2016を受賞したことが29日発表された。「三越 『華ひらく』コレクション」とは、猪熊デザインの「華ひらく」をアート作品として捉え、「華ひらく」柄に新たな解釈を加えた商品展開、「華ひらく」のルーツとなった“石”や猪熊弦一郎と親交のあったホンマタカシによる写真展などの展開、四国新聞のラッピング広告や高松商店街のドームに設置した「華ひらく」の巨大モチーフ等、一連のプロモーションのこと。受賞にあたっても「半世紀以上も昔の作品を単なる包装紙柄としてではなく、アート作品として商品、展開、訴求を通じ、新たな価値に変換し、提案している」点が評価されたという。四國新聞のラッピング広告赤でも紫でもない鮮やかな色と白を基調に、円と線で構成されたこのデザインは、画家・デザイナーの猪熊弦一郎によって生み出された。戦後間もない頃、「百貨店のシンボルになるようなオリジナルの包装紙を作ろう」という話が三越で持ち上がり、猪熊弦一郎へデザインを依頼。猪熊弦一郎は千葉の犬吠埼を散策中、海岸に転がっている石を面白く思い、東京へ持ち帰ったそれらの石からデザインの着想を得たという。当時、三越宣伝部の社員だった漫画家のやなせたかしが猪熊弦一郎からのデザイン画を受け取り、筆記体で“mitsukoshi”と書き加えたという「華ひらく」包装紙の誕生にまつわるエピソードもある。「三越 『華ひらく』コレクション」のブランド開発マネージャーは「ものづくりをする際にいちばん気をつけたのは、“華ひらく”を三越の包装紙柄としてではなく、猪熊氏の作品として捉えた点。“アートとして商品に落とし込むにはどうしたらよいか”に拘り、ディレクターの岡本健氏と検討を重ねた」と振り返る。10月12日からの三越創業祭では「三越 『華ひらく』コレクション」の第2弾として、今年3月に展開した商品に新たなラインアップを加え、約70種に及ぶ「華ひらく」柄があしらわれたアイテムの展開・販売を三越各店で行う(一部会期の異なる店舗あり)。展開される「華ひらく」アイテムには、「華ひらく」柄の「張子べこ」(大3,500円、小2,700円)、だるま(大6,000円、小3,000円)、招き猫(大1万9,000円、小8,000円)などの伝統工芸を掛け合わせた商品もそろう。また、猪熊の故郷・瀬戸内に縁のあるアイテムとして、両面パイルの今治タオル(全4種600円から)や、瀬戸内の酒蔵の日本酒「世紀を超えて 大吟醸雫酒 室町」(720ml、1万円)、「讃岐名産 しょうゆ豆」(155g、300円)、「飲む酢 瀬戸内レモン」(150ml、1,200円)など、地場ならではの逸品も並ぶ。その他、「華ひらく」柄が全面にプリントされたサブバッグ(大4,500円、小4,000円)や、ワンポイントで「華ひらく」のデザインがあしらわれたボールペン(300円)、猪熊弦一郎が好んで愛用していたといわれるマスキングテープ(2種、各800円)などを用意する。三越の包装紙の柄として1950年にデビューし、半世紀を経て、新たな解釈と共に送り出された「華ひらく」コレクション。猪熊弦一郎が海岸の石ころに見た「自然の美しさと造形美」が宿るデザインを、改めて味わってほしい。【イベント情報】三越「華ひらく」コレクション会場:日本橋三越本店本館・新館各階ほか、三越各店会期:10月12日~25日(一部会期の異なる店舗あり)
2016年09月29日一人でも、誰かと一緒でも、渋谷でゆっくりとお茶を飲みたいなと思った時には、大体決まってここに向かう。道玄坂を上った先にある、中国茶・台湾茶・茶器専門店の「華泰茶荘(ファイタイチャソウ)」は、渋谷の真ん中でありながらも異国へ旅行に訪れたような、つい時が経つのも忘れてしまう程のゆったりとした雰囲気が魅力的なのだ。中国・台北で1842年創業、170年以上もの歴史を持つ老舗店という華泰茶荘。台湾茶問屋「林華泰茶行」の5代目であり、台湾で“お茶の人間国宝”と称される祖父から3代目という名門出身のオーナー・林聖泰さんが、東京に日本店を構えて約20年。全4階建のこのお店では、1階が上質な茶葉を常時約200種取り扱うという茶葉・茶器・茶道具の販売、2、3階がデザートや点心役150種類以上のお茶が楽しめる茶館、4階が個室となっている。2階にはガラス越しに茶器や茶道具がずらり。高級なものからお手頃のものまで販売も行う。3階の茶館では150種以上のお茶と、ランチ、点心、お菓子のメニューが味わえる。中国での喫茶習慣は、約5,000年前に薬用として生葉を食べることから始まったといわれている。薬用という程であるから、一枚一枚手摘みされた上質な茶葉は直接食べることもできる。実は、飲用としてお湯出ししても、抽出される茶葉の水溶性の成分は50%ほどだそう。そのため中国では、おかゆや、煮込み料理、お菓子に入れたり、油で揚げて食べる文化もあるそう。ここ華泰茶荘では、茶葉を刻んでケーキやクッキーの風味付けにも使用されているし、お茶で煮込んだヘルシーなお粥もある。茶葉を使ったお菓子。中国茶とドライフルーツのパウンドケーキ(480円)、特製中国茶クッキー盛り合わせ(480円)など。お猪口のような小さな「飲杯」とペアで使われる台湾特有の長い筒状の茶器「聞香杯」は、お茶を味わうだけでなく香りの変化も楽しむための茶器。特に香りが多彩で変化に富む台湾烏龍茶には欠かせない。温度によって変化するお茶の香りを、飲む前に一度、飲んだ後にもう一度、その途中にも楽しむことができる。一度淹れた茶葉で何杯も味わうことができるのも台湾茶の特徴。左側の器が飲杯、細長いのが聞香杯、急須の奥にあるのが茶海。桃の絵柄には、“寿”、“家庭円満”、“幸せ”の意味が込められているそう。■数ある茶葉の種類の中から、烏龍茶の一種である青茶4種を飲み比べ色んなものを試してみて自分の口に合うものを見つけたり、その日の天気や気温、体調に合わせてチョイスしたりと、お茶の選び方は様々。今回は、発酵度合いによって、多種多様な味わい、香りをみせる烏龍茶の一種・青茶(=半発酵茶)に分類されるお茶の中から4種類をご紹介いただいた。(左から)清茶、凍頂烏龍茶、鉄観音茶、東方美人茶まず、15%と低発酵度の清茶は、一番緑茶に近いお茶といわれ、蘭のような甘い香りが特徴。その繊細な味わいから“茶通のお茶”ともいわれている。色味も青っぽい茶葉で、淹れた色味も黄緑色で緑茶のよう。続いて、台湾茶の中でも人気No.1のお茶である凍頂烏龍茶は、清々しい花の香りと、まろやかな味わいが特徴。むくみとりの効果もあるそう。花や果実のような香りが特徴の鉄観音茶は、脂肪分解や二日酔い防止の効果がある。50~70%の高発酵度の東方美人茶は、蜂蜜にも似た甘くフルーティーな香りが特徴。茶葉の色味は一番濃く、淹れると美しい杏色。ヨーロッパでは「オリエンタルビューティー」と呼ばれている。■美味しいお茶の淹れ方は簡単。凍頂烏龍茶でレクチャー「美味しいお茶の淹れ方は難しくない」と林さん。「日常茶飯事という言葉がある通り、中国では食べることとお茶を飲むことは一緒。生活の一部として気軽に味わって」と話す。今回は、凍頂烏龍茶で淹れ方を教えていただいた。(左上から時計回り)1.急須を温める。2.茶葉を入れる。3.熱湯を注ぐ。4.蒸らす。1.急須に熱湯を注いで温める。2.温めた急須に底に敷き詰める程度の茶葉を入れ、熱湯(90度以上)を並々注ぐ(茶葉3~7gに対し、熱湯150cc)。3.急須の上から熱湯を注ぎ、茶葉が開きやすいように蒸らす。4.1煎目は30秒~1分、2煎目は1分30秒が目安。丸まっている茶葉が一枚の葉に開くまで約5~6回飲むことができる。(左上から時計回り)5.お茶を茶海に注ぐ。6、7.茶海から聞香杯に注ぐ。8.飲杯に移し聞香杯の残り香を楽しむ。5.抽出したお茶を茶海に注ぐ。6、7.その後一旦、温めておいた細長い聞香杯に注ぐ。8.その後、飲杯に移し、聞香杯の残り香を楽しむ。「誰かとお茶を飲むということは、時間を共有するというコミュニケーション手段のひとつ。古くから受け継がれてきたこの文化は、アジア内でとても重要だと思っています。いつか忘れられてしまうことなく、現代から未来にも受け継いでほしい」と林さんは話す。お茶を通じて知る歴史や文化の奥深さ、通いたくなる魅力がある華泰茶荘だった。オリエンタルな音楽の流れる空間。渋谷に居ることをついつい忘れる。【店舗情報】中国茶・台湾茶・茶器専門店「華泰茶荘」東京都渋谷区道玄坂1-18-603-5728-2551www.chinatea.co.jp営業時間:1階 10時30分~19時30分:2、3階茶藝館 平日11時~18時(LO 17時)、土日祝11時~18時30分(LO 18時)定休日:火曜日(祝日は営業)・年末年始
2016年03月02日博多華丸さんが全国の漁港を訪ね、“もらい酒”をいただきながら、素敵な人や食べ物と出会う番組・『博多華丸のもらい酒みなと旅』。“旅とグルメ”。まさにテレビ東京らしい番組です。30歳の若きプロデューサー、三宅優樹さんにお話を伺いました。「もともと僕が華丸さんをとても好きで、さらに華丸さんは、テレ東のファン層にとても人気がある芸人さん。なのでぜひ一緒に何かやりたいと思っていました。華丸さんはすこぶるお酒好きなので、テレ東の看板である“旅”とミックスし、日本全国の港を旅しながらお酒を飲むという企画を先輩からやってみないかと言われまして。でも実際ロケに行くと、思ったほど漁師さんって飲んでないんです(笑)」漁師さんのご自宅におじゃまする展開も。超美食は登場しないけれど、その地域だけの料理やおもてなしが垣間見られ、味わい深い30分。「僕らの世代は、旅番組を見てネットで調べ、実際行くこともできますが、いろんな事情で旅に出られない人もいっぱいいると思う。そんな人たちがこの番組を見て、旅をしている疑似体験をしてくれたら、と思っています。でも興味を持ってくれた人は、ぜひ漁港に行ってほしいですね。一般の人でも競りに参加できる漁港とかもあるんですよ。特に漁師さんって女の子に優しいから、アンアン読者が行ったらすごいおもてなしを受けるんじゃないかな(笑)」実は、もともとは旅番組ではなく、バラエティ番組志望でテレビ東京に入ったという三宅さん。「でも旅番組の制作に携わるうちに、演者さんの素の表情を撮れることや、事前にいろいろ調べていても、現場ではハプニングが起こったりなど、旅番組が持つ“想定外の面白さ”に魅了されてしまいました。ありがたいことに、この番組は僕にとっての“初プロデュース作品”なので、毎回違う展開を見せられるよう頑張ります!」◇information 出演は他に、須黒清華アナ。毎週日曜26:05~、テレビ東京系で放送中。12/29(火)の11:15~13:00に、早くも特番が放送予定。富山県に乗り込みます。人気急上昇中ですよ~。※『anan』2015年12月9日号より。
2015年12月02日