原作および映画ともに大ヒットを記録した「告白」の湊かなえの同名小説をWOWOWで連続ドラマ化した「贖罪」が来年1月より放送開始となる。これに先駆けて12月1日(木)、主演の小泉今日子に蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴、そして監督・脚本を務めた黒沢清が都内で行われた記者会見に出席した。とある田舎町で起きた美少女殺人事件。被害者の母親は事件当時、娘と一緒に遊んでいた4人の少女たちに「犯人を見つけるか、さもなければ私が納得する償いをしなさい」と迫る。その言葉へのショックを抱えて成長した4人は15年後、それぞれの“償い”を母親に提示するのだが…。娘を失った母親役を「やりがいがあった」とふり返る小泉さん。「自分自身、母になった経験もなく、命よりも大切なものを誰かに傷つけられた経験もないですが、彼女がどんな気持ちだったのか?どんな時間が彼女に流れているのか?と考えながら演じました」と明かした。黒沢監督とは映画『トウキョウソナタ』に続いての仕事となったが、「大ファンなんです」とニッコリ。黒沢監督も「僕も小泉さんのファンなのでファン同士で仕事ができて、こんな幸せなことはないですね」と笑いつつ「走って、転んで、押さえ込まれて…元アイドルにこんなことさせていいのか?と思いながらやってました」と申し訳なさそうな表情を見せた。第1話の「フランス人形」に出演する蒼井さんは「100人が見たら100人とも博多人形に見えるでしょうが…(苦笑)」と自虐コメント。「でも、黒沢監督作品で小泉さんと共演できるということでやってみたい気持ちを抑えられなかった」と出演の決め手を明かした。また小泉さんから劇中、蒼井さんの生着替えシーンがあることも明かされ「ステキでした。背中がとてもきれいでしたよ」と褒められると、ちょっぴり恥ずかしそうな笑みを浮かべていた。小池さんは元々、原作の大ファンで刊行当時からインタビューで「映画化されたら出演したい」と語っていたそう。今回、初めて剣道にも挑戦しており「頑張りました!」と胸を張る。監督は「小池さんは前に出てくる役で3Dで撮りたいくらいだった」と独特の表現で称賛した。安藤さんは「監督からは現場で『理由はないけど、こうして』と言われました」と撮影の様子を述懐。黒沢監督は「安藤さんの役は一番難しい役で僕自身もよく分からず、『理由はないけど』と言ってました。(安藤さんのシーンの)最後の瞬間を脇で見ながら、初めて涙ぐんでしまいました」とその迫真の演技に最大限の称賛を送った。池脇さんは小泉さんと“対決”する重要な役を演じたが「償いをしてるんじゃなくて、復讐をしているような気持ちになりました。人が傷つく顔を見て楽しんでましたし、その悲しい顔を美しいとも思いました」と演じながら湧き上がってきたサディスティックな感情を告白した。4人それぞれがどのような償いを示すのか?それに小泉さんはどう答えるのか?黒沢監督は「自分のキャリアの中でも新たなステップを踏み出せた」と自信をのぞかせる。この日、出席した5人のほかに森山未來、加瀬亮、田中哲司に伊藤歩ら共演陣にも豪華な面々が名を連ねる本作。小泉さんは「さらにサプライズもあります」と期待を煽った。「贖罪」はWOWOW連続ドラマWにて1月8日(日)より放送開始。■関連作品:トウキョウソナタ 2008年9月27日より恵比寿ガーデンシネマ、シネカノン有楽町ほか全国にて公開© 2008 Fortissimo Films/「TOKYO SONATA」製作委員会■関連記事:小泉今日子がドーナツを「アーン」香川照之「まいうー!」『トウキョウソナタ』香川照之×小泉今日子 「セットに入った瞬間に夫婦になってた」“強き母”小泉今日子、アンジャッシュ児嶋の現場での芸のなさをバッサリ!ファッション小噺vol.92“80年代のアイコン”が演じる漫画家と母カンヌ国際映画祭受賞作品『トウキョウソナタ』試写会に25組50名様ご招待
2011年12月01日蒼井優主演の映画『たまたま』が10月15日(土)に公開を迎え、蒼井さんと小松真弓監督が都内劇場で舞台挨拶を行った。アイルランドでオールロケが行われた本作。美しい自然を背景に、“たまたま”の出会いに身を任せて道をたどっていく蒼井さんの姿がカメラに収められる。夜9時半という遅い時間の舞台挨拶にもかかわらず、多くの熱心なファンが劇場に足を運んだ。客席のあちこちからあがった「優ちゃん」コールに蒼井さんは笑顔を見せた。蒼井さんと小松監督の出会いはキリンビバレッジの「午後の紅茶」のCMの撮影。「衣裳合わせで初めてお会いしたんですが、すごくシャイな方で、間が苦手ですごくしゃべって圧倒されてました」と蒼井さんはふり返る。小松監督は「(蒼井さんは)いや、まあかわいいね…というのが第一印象。それから(性格が)似てるなと思って、これはいいコだぞと」と初対面からかなり波長が合っていたようだ。今回、映画を作ることになった経緯について小松監督は「CMをやってて『楽しいね』ってなって、なんか長いのを作りたくなっちゃった(笑)。『作ろうか』と話してたら本当になりました」と明かす。本作ではアイスランド出身のバンド「シガー・ロス」が初めて邦画の主題歌を担当している。現場で蒼井さんと監督は「シガー・ロスが合うよね」と話していたそうだが、当初は誰もが依頼するのは無理だと考えていた。小松監督によると「最初に『気に入ったら連絡して』と脚本を送りつけたらデモテープが送られてきた」という。また本作には蒼井さんの共演者として舞踊家の森山開次が出演しているが、彼の出演についても不思議な巡りあわせが…。蒼井さんは「元々、舞踊家として素敵な方だなと思っていて、脚本を読んだときから森山さんにやっていただきたいと思ってたんです。ただ、それは監督が決めることなので言ったことはなかったんです。だから森山さんに決まったと聞いてすごく嬉しかったし、(現場で)即興で踊られるのを間近で見られた」と感激した面持ちで語った。蒼井さんは「誇りを持って、胸を張ってみなさんにお届けできる作品です」と晴れ晴れとした表情。監督はそんな蒼井さんを見つつ「最高だよ、蒼井優!」と豪快に笑って作品を送り出した。『たまたま』は渋谷シネクイント、梅田ガーデンシネマ、センチュリーシネマほかにて公開中。■関連作品:たまたま 2011年10月15日より渋谷シネクイント、梅田ガーデンシネマ、センチュリーシネマにて公開© 2011イトーカンパニー/ポニーキャニオン■関連記事:蒼井優の魅力が全開!全編アイルランドロケによる新作『たまたま』公開
2011年10月17日合コンしたいのは色んなタイプの子がいるあのアイドル!秋も深まり人恋しくなる季節ですね。そんな季節になると合コンに繰り出したくなるという方もいるかもしれません。今回はそんな合コンの相手についてアンケート。実現は難しいかもしれないけれど、合コンしてみたい芸能系の職業について20代男性285名にお聞きしました!実際に合コンしたい有名人も併せて教えてもらいました。>>女性編も見るQ.合コンしてみたい芸能系の職業を教えてください(複数回答)1位アイドル29.5%2位アナウンサー21.8%3位俳優・女優21.1%4位モデル15.8%5位声優13.3%※以下、敬称略■アイドル……・「実際に会うとどんな人たちなのか興味があるので。松嶋初音とぐでんぐでんになるまで飲んでみたい」(27歳/そのほか/事務系専門職)・「AKB48のメンバーと本気の合コンをしたい」(29歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)・「アイドルを目の前で見たいので。AKB48と合コンしてみたい」(27歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「AKB48全員と合コン。考えるだけでそわそわする」(24歳/金融・証券/専門職)・「アイドルの裏事情とか聞きたい」(29歳/不動産/専門職)■アナウンサー……・「フジテレビ系のアナウンサー。テレビとは違う魅力を自分が引きだしたい」(28歳/医薬品・化粧品/技術職)・「見た目がかわいいから。キー局の美人さんと一度合コンしてみたい」(27歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)・「中田有紀や馬場典子さんと大人の合コンをしてみたい」(27歳/そのほか)■俳優・女優……・「美人が多いから。小西真奈美と合コンをしたいです」(24歳/機械・精密機器/技術職)・「きれいな女性と一度は合コンをしてみたい。蒼井優さんのような人とか」(29歳/小売店/販売職・サービス系)・「自分には別世界なので、いろいろな話が聞けそう」(28歳/学校・教育関連/専門職)■モデル……・「大手雑誌系のモデルさんはあこがれる」(22歳/不動産/営業職)・「スタイルがよい美人と知り合ってみたい」(28歳/生保・損保/事務系専門職)・「あこがれがあるので。トリンドル玲奈」(24歳/マスコミ・広告/営業職)■声優……・「最近かわいい子が多いから。花澤香菜とゆっくり話をしてみたい」(28歳/情報・IT/技術職)・「アニメのウラ話とか聞いてみたい川澄綾子さんとか」(25歳/電機/事務系専門職)・「声がきれいな人が好きだから」(29歳/マスコミ・広告/事務系専門職)総評1位は「アイドル」でした。中でも多くの男性が合コンしたいと答えてくれたのがAKB48のみなさんです。「AKB48全員と合コン」したいなんて男性もいました。彼女たちの一人でも、仲良くなれたら……と夢見る男性は多いようです。カラオケで合コンしたら盛り上がって、楽しそうですね!2位は大人の魅力が漂う職業、「アナウンサー」でした。各テレビ局で容姿端麗なアナウンサーが活躍していますよね。合コンできたら、友達に自慢できそうです。5位は「声優」さんがランクイン。アニメの吹き替え以外にも、アイドル並みの容姿と抜群の歌唱力で歌手として活躍していたり、グラビアにも挑戦し写真集を発売していたりする方もいるので、人気が高いのもうなずけます。また、声優さんはなかなか私生活が語られないので、その当たりを聞いてみたいという方もいました。どの合コンも実現させるのは難しそうですが、妄想するだけでも楽しいかも。(文・ペンダコ)調査時期:2011年7月14日~7月25日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性285名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】合コンで好感度を上げるために心がけていること【ランキング男性編】に連れて行くと盛り上げてくれそうな『M-1グランプリ』の決勝戦に出演していた芸人【ランキング男性編】合コンをしたい業種a hrefa hrefa hrefa href完全版(画像などあり)を見る
2011年10月09日和月伸宏の大人気コミックを佐藤健主演で実写映画化する『るろうに剣心』の新キャストが決まり、吉川晃司、江口洋介、香川照之が主人公・剣心のライバルを演じることが発表された。その他の写真『るろうに剣心』は1994年から5年に渡って週刊少年ジャンプに連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた大人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見いだして行く姿を描く。佐藤のほかにも、武井咲、蒼井優、青木崇高らが出演し、ドラマ『龍馬伝』を手がけた大友啓史監督が手がける本作。このほど新キャストとして発表された吉川が演じるのは、己の欲望を満たすために金で人斬りを請け負っていた浮浪人斬り・鵜堂刃衛。吉川は「敵味方の分別を忘れただひたすらに斬りまくるは、己に相応しい死に場所を得る為か。そのまとう寂しさに“ゾクッ”とさせられながら演じられる幸せ。奇々怪々です!」とコメント。剣心と対峙する旧幕府軍・新撰組三番隊組長、斉藤一を演じる江口は「今まで経験したことのない大友監督の撮影方法に新たな可能性を感じ、僕自身どう仕上がるのかが今から楽しみでいます。きっと今までにないエンターテイメントをご披露できるのではないかと思います」と意気込みを語り、『龍馬伝』で大友監督作に参加し、本作では新政府にとって代わって自分の帝国を作ろうとする男・武田観柳を演じる香川は「監督からは“新しい悪、ただの悪ではないもの”を目指すと言われて、役作りと同時に、色々な小道具だったり、メイクだったり、髪の毛だったり、衣裳だったり、外見の造作には非常にこだわっています。観柳は自由勝手に生きた人なので、僕も作品の中で自由に振る舞えればいいなと思っています」とコメントを寄せている。三名ともが主演クラスの演技力と存在感、そしてキャリアをもつ名優だけに、佐藤演じる剣心とスクリーンでどのようなかたちで対峙するのか気になるところだ。撮影は現在、関西を中心に行われており、11月に撮了予定、来夏に全国公開される。『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』2012年夏公開
2011年10月04日3月11日に発生した東日本大震災により甚大な被害を受けた福島県いわき市。地震と津波による被害に加え、原発事故により様々な制限を強いられているこの地で、長い間親しまれてきた大型レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」が被災者を勇気づけるべく、46年ぶりの全国キャラバン「フラガール 全国きずなキャラバン」を復活させた。その道のりを4か月にわたり追い続けたドキュメンタリー『がんばっぺ フラガール!〜フクシマに生きる。彼女たちのいま〜』の予告編がシネマカフェ先行で到着した。2006年に公開された映画『フラガール』では、炭鉱閉山に伴う新たなビジネスとして設立された常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)の創設時の様子が描かれ、多くの感動をもたらした。スパリゾートハワイアンズは今回の震災を受け、非難住民に一部施設を提供しながら営業再開に向けて動き出したが、この状況は奇しくも映画で描かれた危機的な状況と重なるものでもある。今回、彼らの姿を4か月間にわたり追い続けたのは、数多くのドキュメンタリーや映画に携わってきた小林正樹。音楽では、『フラガール』に引き続き、祖母が福島県出身で自身も積極的な支援活動を行っているジェイク・シマブクロが担当しているほか、仙台出身のアーティスト・Rakeが主題歌「100万回の『I love you』」で本作を応援。さらに、『フラガール』でお世話になった方々のために役に立ちたいという思いのもと、蒼井優がナレーションとして参加している。自身や家族が被災しながらも踊り続けることを決意し、全国キャラバンへと向かうフラガールたちを始め、ハワイアンズの人々や被災者のひたむきに生きる姿は、きっと観る者に勇気を与えてくれるはず。『がんばっぺ フラガール!〜フクシマに生きる。彼女たちのいま〜』は10月29日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:がんばっぺ フラガール!〜フクシマに生きる。彼女たちのいま〜 2011年10月29日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 「がんばっぺ フラガール!」製作委員会(ジェイ・シネカノン、Yahoo! JAPAN他)
2011年09月28日日韓女性の「美と食の実態」と「美に対する意識」調査マーケティング・リサーチ会社の株式会社クロス・マーケティングは9月16日、「日韓女性の美と食に関する調査」を発表した。韓国の美容や食に注目が集まるなかで、日韓女性の「美と食の実態」、また「美に対する意識」を調査したもの。【調査概要】調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティングアンケートモニター使用)調査対象:日本と韓国の20代~40代の女性日韓各150人-既婚(日韓各)20代:25人、30代:25人、40代:25人-未婚(日韓各)20代:25人、30代:25人、40代:25人調査期間:日本女性への調査:2011年8月15日~18日にて実施。韓国女性への調査:2011年8月19日~22日にて実施。有効回答数:300サンプル*画像はニュースリリースよりキレイな日本の女性有名人日本女性は「小雪」韓国女性は「安室奈美恵」調査によると、韓国女性が美容に費やす時間や費用は、日本女性の約2倍。日本女性の約半数が「便秘」に悩んでおり、その数は韓国女性の約2倍。「自国に昔からある発酵食品で美容に良いと思う食べ物」では、日本は「納豆」、韓国は「キムチ」がトップ。約9割の韓国女性がキムチを毎日食べており、84%の韓国女性が「発酵食品は自分の美を支えている」と回答、日本の59%と比べかなり意識が高い。「日本女性が思うキレイな女性有名人」では、日本人では「小雪」「天海祐希」「吉永小百合」、韓国人では「チェ・ジウ」「ユン・ソナ」「イ・ヨンエ」の順で、一方、「韓国女性が思うキレイな女性有名人」は、日本人では「安室奈美恵」「蒼井優」「広末涼子」、韓国人では「キム・テヒ」「ハン・ガイン」「キム・ヒソン」と続く。元の記事を読む
2011年09月18日90年代を代表する不動の人気漫画を、佐藤健と武井咲の共演で実写映画化することが話題を集めている『るろうに剣心』。主演とヒロインのキャスト発表に引き続き、このほど新たなキャストが解禁!蒼井優、青木崇高、田中偉登が参戦することが明らかになった。原作は、1994年から1999年にかけて「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載された和月伸宏による大人気コミック。TVアニメ化されると人気を不動のものとし、当時主題歌を担当したアーティストは軒並みヒットするなどの社会現象を巻き起こした。今回の映画化の監督を務めるのは、大河ドラマ「龍馬伝」の演出を手がけた大友啓史。主人公・剣心役に佐藤健、ヒロイン・薫役に武井咲を擁し、明治維新後の激動の時代を描く。今回発表されたのは、剣心たちとドラマを交わす3人の重要キャラクター、高荷恵・相楽左之助・明神弥彦のキャスト陣。蒼井さんが演じるのは、生きるために仕方なく悪に手を染める名医の娘で、剣心たちに出会い誇りを取り戻していく高荷恵。「龍馬伝」に続く大友組への参加となるが、「監督はじめ『龍馬伝』チームが多いので安心して現場に入っています。先日、剣心の殺陣のシーンを少し見させていただいたんですが、とても素晴らしかったので、その勢いを私たちも失うことなく最後まで乗り切れたらと思っています」と意気込みを見せている。妖艶な和装も注目だ。また、剣心と出会い、のちに行動を共にする喧嘩屋・相楽左之助に扮するのは、「龍馬伝」で貫禄ある演技をみせた青木崇高。「さらし姿に悪の文字。のがれられぬ世の運命(さだめ)。すすむは己のこの拳(こぶし)。けんかの道を独りゆく」と、こちらは役に自らを投じたコメント。原作で人気の斬馬刀を豪快に振り回すアクションシーンをいかに演じてみせるのか?そして、恵とともに剣心を慕う神谷道場の門下生・明神弥彦役に抜擢されたのは、弱冠11歳の田中偉登。これが映画初出演となるが、「弥彦という重要な役をやらせてもらえて本当に嬉しいです。芝居もアクションも覚えることがいっぱいで大変だけど、みなさんと最高の作品が作れるように一生懸命頑張るので、応援よろしくお願いします」と元気いっぱいのコメントを寄せている。大友監督が絶大の信頼を寄せる新キャストを得て、ますます完成に期待がかかる、映画『るろうに剣心』は2012年夏、公開。© 和月伸宏/集英社© 秋倉康介■関連作品:るろうに剣心 2012年、公開■関連記事:三浦春馬と佐藤健、今度は熱帯雨林のジャングルへ!オランウータンの飼育にも挑戦実写版『るろうに剣心』ヒロイン・薫役に武井咲!監督「彼女以外考えられない」佐藤健で「るろうに剣心」実写化!「龍馬伝」監督と再タッグ
2011年09月04日自然で飾らない魅力で、映画・TV界で唯一無二の存在感を放つ人気女優、蒼井優。このほど、彼女自身が熱望し、アイルランドでオールロケを敢行した新感覚ムービー『たまたま』が10月15日(土)より劇場公開されることが決定した。『リリィ・シュシュのすべて』で鮮烈な映画デビューを果たしてから今年で10年。『フラガール』や『ハチミツとクローバー』など、常に瑞々しい演技で支持を集めてきた蒼井さんだが、本作では美しいアイルランドの風景をバックにして、様々な“たまたま”から生まれる出会いと物語に身を任せるように、道をたどっていく姿が描かれる。本作で、オリジナル脚本を自ら監督したのは、蒼井優が全幅の信頼を寄せる、気鋭の女性映像クリエイター・小松真弓。これまで300本以上のCMを手がけており、「KIRIN/午後の紅茶」のCMで蒼井さんとタッグを組んでいる小松監督は、本作が長編デビュー作となる期待の映画監督のひとり。小松監督との初の映画での競演について、「小松真弓さんは素晴らしいクリエイターとして尊敬していますし、それ以上に人として好き。人柄と作るものの間に濁りがないんです。そんな小松さんと作品を作れたらいいね、というのがこの『たまたま』がスタートしたきっかけでした」と語る蒼井さん。「アイルランドは雨が多くて撮影は大変でしたが、虹がよく出て、きれいなダブルレインボーも見ました。すごく寒かったけど、町の人たちがみんなとても温かかったのがうれしかったです。小松さんならではの素敵なファンタジーになっていると思います」と作品の出来に自信をうかがわせる。そんな蒼井さんに対して、小松監督も絶大の信頼を寄せる。「(CMの仕事以来)ちょっとずつそばにいて、福岡で夜通し真剣に語り合ったり、わざわざ早朝から集合して朝ごはんを食べてみたり、お家を探しに行ったり。私たちはたまたま出会ったけれど、たまたまで終わりたくない何かがあるみたいだ。一緒にいると、なんか面白いことが起きそうな予感が常にある。そして、新しいことに挑戦してみようとする勇気が湧いてくる。“たまたま”はつながっていって、様々なミラクルを起こしはじめる。だから今回、蒼井優さんと“たまたま”をテーマにして創ろうと思った。『たまたま』は私たちの挑戦だった。たまたま出会えた場所。たまたま通りかかった人がたまたま共演者になる。そして、この『たまたま』に、たまたま出会う人がいる。そして、そこから何かがまた始まっていくのかな?」。このふたりの“たまたま”の出会いから生まれた、“たまたま”の物語。「想いを伝える」蒼井さんの旅を通して、あらゆる出会いや人と人とのつながりの大切さが心に響く、優しい作品に仕上がっている。『たまたま』は10月15日(土)より渋谷シネクイント、梅田ガーデンシネマ、センチュリーシネマにて公開。■関連作品:たまたま 2011年10月15日より渋谷シネクイント、梅田ガーデンシネマ、センチュリーシネマにて公開© 2011イトーカンパニー/ポニーキャニオン
2011年08月26日映画『行け!男子高校演劇部』の完成披露試写会が6月19日(日)に開催され、中村蒼、池松壮亮、冨田佳輔、川原一馬、金子直史、稲葉友、新川優愛ら主要キャスト陣と英勉監督の総勢8名が舞台挨拶を行った。タイトルそのまま男子高校の演劇部の悲喜こもごもをつづった本作。他校の演劇部部員に一目ぼれした主人公が、演劇祭に向け奮闘する姿が描かれる。中村さんらが登場すると、まずその衣裳に対しどよめきが!映画の中に登場する演劇用の衣裳なのだが、中村さんは「ロミオとジュリエット」のロミオの姿で下半身はタイツ。池松さんは葉っぱの着ぐるみで、ほかのメンバーも「桃太郎」の犬、猿、キジ、鬼の全身タイツで一様に少し…いや、かなり恥ずかしそう。中村さんは「自分の殻を破らなくてはできない役だった」とふり返る。池松さんは「現場の僕らはやってて楽しくて仕方なかったけど、お金を取っていいのか…」と苦笑い。存在感のない男子生徒を演じた冨田さんは「カツラと高めの声で、印象に残る役を存在感のない感じで演じました」と苦労を語り、ヤンキー役の川原さんは「映画やドラマを参考に、ちょっとお茶目なヤンキーになるように役作りしました」とニッコリ。映画初出演の稲葉さんは「初めてで、こんな好き勝手にやっていいのかと思った」、部員の中で最年長の金子さんも「年齢差を感じさせないくらい、みんながイジってくれました」と和気あいあいとした現場の様子を明かしてくれた。英監督も「(男性キャスト)6人が好き放題で、僕は大監督ではないので『ゆるい担任が来た』くらいの勢いでした」と“男子校”を楽しんだよう。この日は、映画にちなんでその男性キャストに「このセリフを言うとモテる」と思う言葉を発表してもらうコーナーも。中村さんが考えるモテゼリフは「この店、カード使える?」。次々と発表される男たちの“モテゼリフ”に、紅一点の新川さんは「そうですね…うーん。かっこいいと思います。ごめんなさい…いろいろごめんなさい」と微妙な反応で会場は笑いに包まれた。中村さんは「このコーナーのことは忘れて、まっさらな気持ちで映画に向き合ってください!」と苦笑交じりにアピールしていた。『行け!男子高校演劇部』は8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。■関連作品:行け!男子高校演劇部 2011年8月6日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2011「行け!男子高校演劇部」製作委員会■関連記事:中村蒼が前田敦子の憧れの王子様に!「イケパラ」イケメン男子キャスト陣決定中村蒼ほかキャスト登壇『行け!男子高校演劇部』完成披露試写会に20組40名様ご招待
2011年06月20日CS放送の日本映画専門チャンネルが送る「日曜邦画劇場」が5月1日(日)の放送で500回目を迎えるのを記念して、4月17日(日)に公開収録が都内で行われた。5月8日(日)501回目で放送される『リリイ・シュシュのすべて』の上映が行われ、同番組の“支配人”を務めるフジテレビの軽部真一アナウンサーが司会を務め、岩井俊二監督と本作で映画デビューを果たした蒼井優がトークショーを行った。蒼井さんは岩井監督の最新作『ヴァンパイア』にも出演しており、カナダで行われた撮影のエピソードなども明かしてくれた。『リリイ・シュシュのすべて』は、同番組のスタートしたのと同じ2001年に公開。地方都市を舞台に中学生たちの“いま”を切り取っており、蒼井さん同様に市原隼人も本作で映画デビューを果たしているほか、忍成修吾、勝地涼ら当時、無名の若手俳優陣が数多く出演している。久々に本作を鑑賞したという岩井監督は「(スタッフ、キャスト合わせて)ものすごくたくさんの人が関わっていたということを実感しました」とコメント。蒼井さんは本作に出演することになった経緯について「ひょんなことから事務所に所属することになり、いくつものオーディションに行くんですが、毎回落ちてて、また落ちるだろうと思ってたら受かって『本当によく分からない世界だな』と思ってました」と当時をふり返る。監督は、蒼井さんと伊藤歩が演じた2人の女子中学生がたどる“運命”に関して、映画では、自身が発表した原作小説から変更を施している。これは、2人をオーディションで観察しつつ、変えていったそうで、当時の蒼井さんを見て「正体が知れない、言ってることがよく分からない子で、先が読めなかった。こういう子の方が突発的に何かしそう」と感じて、変更したことを明かした。当時、監督から、目指す女優像を尋ねられた蒼井さんは「(この映画への参加は)ちょっとした思い出作りですよ」と満面の笑みで答えたとか…。大物ぶりをうかがわせるエピソードだが、この作品への出演を機に、女優としての道が開けたとふり返り、本作を「いい思い出であり、誇り。(その後、女優として)グレーゾーンでせめぎ合いながら仕事をしていく中で、あの現場でみんなでこの作品を作ったことから始まったと思うと心強くなる」と女優としての“原点”であると告白した。2人からは撮影時の様々なエピソードも明かされ、蒼井さんと市原さんのあるシーンが64テイクも重ねた挙句に本編ではカットされたことや、伊藤さん演じる女子中学生が、丸坊主で教室に入ってくる衝撃のシーンでは、カット後にその場にいたキャストがショックで素で号泣したこと、さらにその場でもらい泣きしている蒼井さんを監督はすかさずカメラに捉え本編でも使用したことなど、様々なエピソードに観客は驚きつつ、耳を傾けた。また、今年のサンダンス映画祭、ベルリン国際映画祭で上映された監督の最新作『ヴァンパイア』では、蒼井さんは唯一の日本人キャストとして、バンクーバーで行われた撮影に参加。自称“吸血鬼”の男と自殺願望を持つ女たちを描いた物語で、蒼井さんは自分の居場所を探す日本人留学生を演じている。英語での演技ということでかなり練習を重ねて臨んだそうだが、逆に現地のスタッフに「留学生に見えない」とダメ出しを食らったとか…。日本での公開のスケジュールについてはいまだ未定だが、『リリイ・シュシュのすべて』、『花とアリス』に続く岩井監督作品への出演とあって期待が高まる。ちなみに岩井監督に蒼井さんの魅力を尋ねると「巡りあわせに近くて『あ、この役は優にやらせたら面白そう』という感じ。不器用だけど、いろんな個性を持っていて一色じゃないので括りにくいんですよね」との答えが返ってきた。『ヴァンパイア』しかり、その前の『ニューヨーク,アイ ラブ ユー』しかり、海外での活動が目立つ岩井監督だが、日本を舞台にした日本人キャストによる作品の構想も持っているようで「日本で撮りたいという気持ちは強いです」と意欲満々。特に、東日本大震災で青春時代を過ごした仙台が被災したこともその思いに拍車をかけたよう。「自分が青春を過ごした街であり、若い子たちはまた同じ場所で青春を過ごすんだろうな、と考えさせられた」と語り、さらに「(震災時に)Twitterで(人を探すための)情報交換をしていましたが、そこに『片思いの男の子を探してるので居場所を教えてほしい。でも自分の名前は明かせない』という書き込みがあったんです。あのさなかに、そういうことがあるのか、と思い、最初はものづくりどころじゃなかったけど、作らなきゃと強く感じた」と創作に向けた思いを明かしてくれた。『リリイ・シュシュのすべて』は日本映画専門チャンネル「日曜邦画劇場」にて5月8日(日)21:00より放送。日曜邦画劇場500回記念スペシャル:岩井俊二映画祭:■関連作品:ニューヨーク,アイ ラブ ユー 2010年2月27日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© NY5,LLC-All Rights Reserved. ヴァンパイア 2011年公開予定■関連記事:岩井俊二『ヴァンパイア』ベルリン映画祭出品が決定!蒼井優を起用したワケとは?ミランダ・カー、自身のブログでオーランド・ブルームとの第一子をお披露目オーランド・ブルーム&ミランダ・カー夫妻に第一子の男児誕生!謎の沈黙から1年…世界最小の映画祭「岩井俊二映画祭」がついに開幕婚約解消から3か月、ヘイデン・クリステンセンとレイチェル・ビルソンが仲直り?
2011年04月18日子供のころ、本屋の写真集コーナーの前を通過するときに緊張していたことをよく覚えています。漫画を買うのとは違い、なかなか気軽に買うものでもない写真集。今の20代30代の皆さんは、そもそも写真集って持っているんでしょうか?持っているとすれば誰の写真集なの?そんな大人の写真集事情を調査してみました。調査期間:2011/1/27~2011/1/31アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数 702件(ウェブログイン式)まずは、皆さんにこんなことを聞いてみました。■あなたは写真集と呼ばれるものを買ったことがありますか?はい(22%)いいえ(78%)およそ2割の方しか写真集を購入した経験がないそうです。やはり、写真集を買うことのハードルは低くはなさそうです。では、その2割の方が「買った写真集」と「それを買った理由」は何だったのでしょうか。まずは、同率で三つが並んだ第4位からご紹介します!(以下、敬称略)■第4位 広末涼子「高校時代にめちゃめちゃ好きだったから」(31歳/男性)■第4位 オードリー・ヘプバーン「オードリーのようにかわいい人にあこがれていたから」(25歳/女性)■第4位 浅尾美和「当時好きだったから」(29歳/男性)当時、アイドルの代名詞だった広末涼子さん、時代を越えて国を越えて愛され続けるオードリー・ヘプバーンさん、美女アスリートの代表格である浅尾美和さんなど、いずれも女性有名人がランクインしました。10年後、20年後に読み返してもトキメキそうですね。では、ここからは同率で4つが並んだ第3位!■第3位 男子バレーボール選手「好きな選手がいたから」(29歳/女性)男子バレーボール選手の写真集を持っていると答えたのは、皆さん女性の方でした。背が高く甘いマスクの多い男子バレーボール選手の躍動する様は、写真映えしそうですね。■第3位 GLAY「当時からすごく好き」(25歳/女性)90年代のビジュアル系バンドのブーム。解散するバンドも多い中で、セールスも含め頭一つ抜きんでていたGLAYは、今でも根強いファンがライブに詰め掛けるそうです。写真集を持っている人も多そう。■第3位 蒼井優「同性から見ても可愛いので」(27歳/女性)同性にも人気のある女優・蒼井優さん。"森ガール"チックな雰囲気にあこがれる女性にとって、彼女の写真集は女性にとって教科書にもなりうるのかも。■第3位 SPEED「大ファンだったから」(23歳/女性)AKB48やモーニング娘よりも前に、歌って踊れるアイドルグループの先駆け的な存在だったSPEEDの4人。アイドルグループの写真集は、メンバー同士のオフショットのような写真も入っていて、ファンにはたまらないですよね。続いて、第2位!■第2位 嵐「雑誌などよりもきれいで上質な写真が見られるから」(26歳/女性)もはや説明不要の大人気グループ嵐の写真集が第2位でした。大好きなアイドルであれば、上質な写真で手元に置いておきたいという気持ちも生まれますよね。そして、そんな嵐を抑えての第1位とは!?■第1位 猫「表紙の写真があまりにも可愛かったから」(24歳/女性)「猫が好きだけど飼えないので」(26歳/女性)第1位は、アイドルでもスポーツ選手でもなく、猫の写真集でした。確かに動物のかわいさは普遍的。猫好きの人へのプレゼントとしても良いかもしれませんね。写真集を買うのはなかなか始めの一歩が踏み出しにくいもの。しかし、それを手にした瞬間から被写体は自分だけのものとなり、あらためてそこに写真集の本当の価値が生まれるのです。僕も、つらいときは、広末涼子さんの写真集『NO MAKE』を心のよりどころにさせていただいております。(フルタジュン/劇団フルタ丸×プレスラボ)【関連リンク】【コラム】プロに聞く!知ってると得する写真のうまい撮り方は?【コラム】自動証明写真機で美人に写るコツ、教えてください!【コラム】人物写真をキレイに撮るコツは「ウィスキー」!?
2011年03月10日江口洋介&蒼井優を主演に迎え、人気パティスリーを舞台に、そこに集う人々の物語を珠玉のスイーツたちと共に描き出した『洋菓子店コアンドル』。本作の美術を担当――つまり劇中の“パティスリー・コアンドル”を生み出した張本人(!)である岩城南海子が、本作の美術について語ってくれた。さらに、岩城さんが丹精込めてデザインしたパティスリー・コアンドルで鹿児島弁丸出しで演技する蒼井さんの様子を捉えた貴重なメイキングの映像も到着!セットを見るだけで甘い匂いが漂ってきそうで…ウットリ。都内の人気パティスリーという設定の“コアンドル”。スタジオのセットではなく、中目黒にある一軒家を改装して、この甘いスイーツが生み出される夢の空間は作られた。建物全体もそうだが、よく見ると室内の細かい装飾や内装など非常に凝っており、セレクトのセンスの良さが光る。「もともと、和テイストの強い一軒家(※閉店した店)でしたが、改装するにあたり、その古さや味わいを生かしたかったので、テーマを“アンティーク”として、装飾の松田さんに家具や飾りを揃えていただきました。あと、コアンドルのマークには鳥をデザインしましたが、小物にもたくさん鳥が飾られています。壁紙にも鳥がいますし、中庭には野鳥用の餌台や、鳥の巣箱も飾ったんです。『コアンドルは、自然の木々や生き物とも、幸せを分かち合うパティスリー』という私の隠れた裏設定で作ってみました。初めはホコリまみれでのボロボロな一軒家でしたが、壁を抜いたり足したり、ガラスやステンドグラスをはめたり。飾ってもらった小物は全てお気に入りでしたが、あまりに気に入ってしまったアンティークのお皿(※焼き菓子コーナーで使用)は、撮影終了後にお願いして譲っていただきました(笑)」。深川栄洋監督からのリクエストは「かわいく、おしゃれでフランス映画のよう」なビジュアル。深川作品での仕事は、全くテイストの異なる『白夜行』に続いてとなるが、深川監督の印象は…。「怖い人(笑)。全てを見透かされていると感じるときがあります。そこに感じるプレッシャーに押しつぶされそうになることが多々ありました。だからこそ負けられない!と何度も向き直って精神的に戦っていました(笑)」。「現実にこんなパティスリーがあったら行きたい!と思ってもらえるようなお店にできたら」とこのコアンドルのデザインに込めた思いを語る岩城さん。今回、到着したメイキング映像からは、本編とは違った角度から店の様子が映し出される。蒼井さん演じるなつめが初めてコアンドルを訪れるシーンでは鹿児島弁でしゃべる蒼井さんも見ることができる。さらに、撮影の合間においしそうにお菓子をほおばる姿や「(鹿児島弁は)いままでやってきた方言の中で一番難しい」と語る姿も!撮影中とは少し違う蒼井さんの表情とコアンドルの内装にも注目。『洋菓子店コアンドル』は新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:蒼井優、カレシ役・尾上寛之に「若いコがいいのかぁ…」と恨み節!江口洋介×蒼井優インタビュー甘い幸福を生み出す職種“パティシエ”を演じてみて自分チョコは低調ぎみ?『洋菓子店コアンドル』バレンタインアンケート発表蒼井優主演!『洋菓子店コアンドル』コースター&プレスセットを5名様にプレゼント洋菓子店オーナーを演じた戸田恵子、プロのパティシエも「働きたい」と太鼓判
2011年02月15日映画『洋菓子店コアンドル』が2月11日(金・祝)に公開を迎え、都内劇場にて舞台挨拶が行われ、主演の江口洋介、蒼井優をはじめ、江口のりこ、尾上寛之、戸田恵子、深川栄洋監督が登壇した。ケーキ作りをやめた元天才パティシエと恋人を追って上京したケーキ屋の娘が都内の人気パティスリーで出会い、それぞれが再生していく姿を描いたハートフルな物語が展開する本作。舞台挨拶当日、朝からの雪にもかかわらず多くの観客が劇場に足を運んだ。劇中、苦労したシーンや思い入れのあるシーンは?という問いに江口さんは「ケーキを作るのは結構楽しくて、道具を買って家でも練習しました。そのかいあって、映画の中でも“伝説のパティシエ”に見えているな、と自画自賛してます。実際、ケーキを作るシーンがどんなふうに見えるか気になって仕方ないんです」と笑顔で語った。一方の蒼井さんは「(演じた)なつめは感情の起伏が激しいので、十村(江口さん)や、(江口のりこさんを指しながら)こっちの江口さんの家に押しかけたりするんですが、どちらの家に押しかけるのも午前中の撮影で…。朝6時に鹿児島弁で一気に話すのは難しかったです」と苦笑交じりにふり返った。江口のりこさんも撮影のためにケーキ作りの練習に励んだそうだが「映画を観たら、机をふくシーンばかりだったので…残念です」とポツリ。戸田さんは店のオーナー役とあって「自分の店ということで、かわいく、愛おしかった」と愛情たっぷりの様子。そして、なつめの恋人役を演じた尾上さんは「優ちゃんと喧嘩し、言い合いになるところは鹿児島弁だったから大変でしたが、楽しかったです」と笑顔でふり返った。これに蒼井さんは「(尾上さんが演じた)海の新しい彼女を演じたコは事務所の後輩なんですが、『やっぱり若いコがいいのかぁ』って思いました」と満面の笑みを浮かべて恨み節?これには客席から笑いがわき起こった。そして、バレンタインデー間近ということで登壇陣それぞれにバレンタインの思い出は?という質問がなされたが、6人とも全くと言っていいほど良い思い出はないようで…。代わりに、とばかりこの日は女性陣3人から男性陣にケーキのプレゼントが渡された。蒼井さんからケーキを受け取った江口さんは「嬉しいものですね」とニンマリ。最後に蒼井さんは「小さなお話、小さな世界の物語ですが、注げるだけの愛情は注いだと自負しています!」と静かに、力強く語り、温かい拍手がわき起こった。『洋菓子店コアンドル』は新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開中。■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:江口洋介×蒼井優インタビュー甘い幸福を生み出す職種“パティシエ”を演じてみて自分チョコは低調ぎみ?『洋菓子店コアンドル』バレンタインアンケート発表蒼井優主演!『洋菓子店コアンドル』コースター&プレスセットを5名様にプレゼント洋菓子店オーナーを演じた戸田恵子、プロのパティシエも「働きたい」と太鼓判スイーツ作りが似合う男No.1は藤木直人!向井理、岡田将生ら甘〜いマスクが上位に
2011年02月14日江口洋介と蒼井優。それぞれの世代を代表する2人がついに初共演を果たした。気になる関係はというと、これが何とも説明のしにくい間柄…さてさて、何と言うべきか?かつては“伝説のパティシエ”と呼ばれながらも、ある悲しい過去を背負いケーキ作りをやめた男と恋人を追って鹿児島から上京したケーキ屋の娘。2人は都内の人気洋菓子店で出会うのだが…。甘く、そしてちょっぴりビターな――まさに女の子が大好きなスイーツと同じ味わいを見せる映画『洋菓子店コアンドル』。江口さん、蒼井さんがそれぞれスイーツに対する思いや共演の感想を明かしてくれた。医者に刑事に教師…などなど様々な職業を役柄で経験済みの江口さんだがパティシエは初体験。ドラマ「ランチの女王」(フジテレビ)ではコック姿がお似合いだったが、パティシエとなるとまた違った経験だったようだ。江口:最初はパティシエという職種の具体的なイメージが浮かばなかったんですが、実際にお店に行ったり話をうかがう中で、ある種の職人なんだということが分かりました。デザインから何から新しいものを作っていかないと時代に遅れてしまうし、ヘッドハンティングまである厳しい世界。(自身が演じた十村は)ニューヨークに修行に行ったり、思っていたよりずっとタフな世界でしたね。そういうところから入って十村を演じたら面白いな、と思いました。撮影前にはお菓子ケーキ作りの特訓もあったが、練習を通じて技術的な部分はもちろん、気持ちの部分で感じることも多かったという。江口:料理は嫌いではないのですが、ケーキ作りは初めてで、専門学校で丁寧に教えてもらいました。学校での撮影もありましたが、たくさんの女の子が実習している姿を見て憧れの職業なんだということをより強く感じましたね。十村の“伝説のパティシエ”という設定に関して、少し大げさなのではと思ってたんですが、この世界にはお菓子に対する愛情やセンスでレジェンドになる人が生まれるんだろうな、と感じました。調理器具を貸していただいて家でも練習しましたよ。ショートケーキがきれいにできると達成感があるし、食べてもらって『おいしい』と言われると、またより強い達成感がある。フルーツの置き方ひとつにしても自由で、デコレーションするのも面白い。パティシエの方たちは味はもちろん、色のセンスなどいつも自分で磨いているんでしょうね。とにかく人を幸福にする職種だな、と思いました。一方の蒼井さんが演じたのは、東京で何とか自分の居場所を見つけようともがき、奮闘する臼場なつめ。蒼井さんは彼女のキャラクターを「小学校低学年の男の子がそのまま大人になっちゃったような子」と表現する。蒼井:テンションが高いので、早朝からそのテンションに持っていくのは大変ではあったのですが、とてもまっすぐな女の子だったので、何だかんだいっても楽しみながら演じましたね。そして、本作で蒼井さんの前に立ちはだかったのは…鹿児島弁!蒼井:大変でした…。方言を喋る役はこれまでも割と多くて抵抗はないですし、福岡出身なので鹿児島弁はやりやすいかもと思ったんです。でもいままでやらせていただいた中でもダントツで難しかったです。法則がないので、この言葉のときはここが上がる、とかではなく、その後に続く言葉によって同じ単語でもイントネーションが変わっていくんです。それを覚えるしかないので、毎日苦労しました。劇中で「メロディアスだね」と言われるシーンがあるんですが、本当にメロディのような特殊な言葉でした。ちなみに、蒼井さん自身も現場に手作りのキャロットケーキを差し入れたとか。少し照れくさそうにそのときのエピソードを明かしてくれた。蒼井:チーズケーキとキャロットケーキはよく作るんですが、現場に手作りのお菓子を差し入れるということがすごく恥ずかしくて…(笑)。おいしくできなかったらちょっと嫌だし、友達のお母さんが作ってくれたことにして持って行ったんですが、あるスタッフさんに「優ちゃんが作ったんでしょ?」と言われてこっそり認めたらバレてしまいました(笑)。みなさん、優しいからおいしいと食べてくださったんですが、気を遣わせてしまったな、と反省してます…(苦笑)。では、気になる互いの印象や共演の感想について。まずは江口さんから!江口:(蒼井さんは)イメージ通りでしたね。すごく自然で、素直で素朴というか。なつめというキャラクターも、彼女がやっているから怒っていてもどこか四苦八苦していてすごくかわいい。鹿児島弁には苦労したみたいですが、その方言のニュアンスもとてもかわいかったですね。なつめという役の素朴さ、彼女が食べたときのニコッとした顔は、この映画を物語っていると思います。蒼井さん自身は子供っぽいところと冷静なところが両方あって、共演してて面白かったですよ。すごく練習熱心で、チョコレートで文字を書くシーンでもすごくたくさん書いてました。すごい集中力とあの笑顔とのギャップが彼女の魅力だと思います。一方、蒼井さんから見た江口さんはというと…。蒼井:すごく男らしい方で、ずっと主演を張られていた方だからか、元々なのか、すごく器の大きな方だと思いました。現場に江口さんがいらっしゃると心強いんです。ちょっとやそっとじゃビクともしないという感じで、ドンと立っていてくださって、本当に主演の方だな、と思いました。でもそれだけではなくて、面白い話をしてくださったり、でも、掴みどころのないところもあったり…見ていて飽きない方でした(笑)」。そして、劇中の十村となつめの関係性を2人はこんな言葉で表現してくれた。蒼井:2人の性格は違うけど、ところどころ共通点があるせいか、お互いが互いをほっとけない。世代を超えてそういう関係になっていて、2人の間では男とか女とかではない感じが、すごくいいコンビだなと思いました。江口:(十村は)上京して失恋したなつめと出会い、先輩後輩のような仲でありながら、ちょっと親のような目線もあって…。パティシエとして彼女の腕を磨いてやりたいと思い始める。なつめと出会うことによって、もう一度人生がスタートしていくんですね。恋愛でもないし兄妹でもない――でも、お互いのエネルギーがぶつかり合うっていう、面白い関係です。話を聞いてみると、江口さん、蒼井さん共に甘党!特に江口さんからは意外なほど(?)スイーツについてのエピソードが…。江口:自分でも好きで食べるし、人にあげることも多いです。忙しくて甘いものがほしくなったときは自分で買いに行くこともあります。おいしいと言われるケーキ屋さんはチェックしてますね。好きなのはミルクレープ。層が細かければ細かいほど何とも言えない感じで、切ったときの弾力と口に入ったときの裏切らない感じがいいんですよね(笑)。いまは、バームクーヘンでもロールケーキでも何でもお取り寄せできますが、先日いただいた何でもない谷中の寒天がおいしかった。豆とか求肥とかが、江戸前のスイーツというか庶民的な感じでしたね。和菓子も好きでやっぱり食べると幸福になりますよね。蒼井さんもスイーツを「絶対にプラスにしか働かないもの」といい、その効用を力説!蒼井:元気がないときにちょっとホッとさせてくれたり、少し気分を高めてくれたり。楽しいときは余計食べたくなるし、より楽しい時間をサポートしてくれるものだと思います。ではいま、ハマってるスイーツは?蒼井:かき氷が大好きで、ずっとブームが続いてます(笑)。(photo:Tadayuki Minamoto)<Yosuke Eguchi>Hairmake:Yumi Katsuhiko(THYMON)Stylist:Kouichiro Yamamoto<Yu Aoi>Hairmake:Eri Akamatsu(esper.)Stylist:Mana Yamamoto■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:自分チョコは低調ぎみ?『洋菓子店コアンドル』バレンタインアンケート発表蒼井優主演!『洋菓子店コアンドル』コースター&プレスセットを5名様にプレゼント洋菓子店オーナーを演じた戸田恵子、プロのパティシエも「働きたい」と太鼓判スイーツ作りが似合う男No.1は藤木直人!向井理、岡田将生ら甘〜いマスクが上位に福岡在住の新人アーティストが東京初ライブ、博多華丸「絶対売れるんです!」と太鼓判
2011年02月09日気づけばバレンタインデーまで、あと一週間。この機会に、気になるアノ人に思いのたけをぶつけようと考えている人も少なくないはず。そんな恋愛合戦の日に先駆けて、シネマカフェの映画体験型サイト「シネマライブ!」と女性ファッション誌「Sweet」の合同企画として、ビター&スイートな感動ストーリー『洋菓子店コアンドル』の女性限定試写会を開催!本作で描かれる“甘い”スイーツとちょっぴり“ほろ苦い”物語にちなんで、女性来場者にバレンタインにまつわる本音とエピソードを聞いてみた。この日集まったのは、20代〜50代の女性およそ100名。まずは“過去”のバレンタインデーについて、「ビター(苦い)とスイート(甘い)の思い出、どちらが多い?」と訊ねると、「スイート」と答えた人が約50名、「ビター」が約40名と、ほぼ半数に分かれた。「ビター」と答えた人には、手作りチョコにまつわる失敗エピソードや「恥ずかしくて渡せなかった」というほろ苦い青春の思い出をふり返る女性が多い中、「2年間好きだった人にチョコを作ったけど、恥ずかしくて当日渡せなくて家で悔しくて泣いて、次の日がんばって渡したら、それがきっかけで数か月後に付き合うことができた!」(21歳・大学生)という、ビターから一転し“スイート”な思い出になった人も。最後まで諦めてはいけませんね…。さて、気になるのは今年の2月14日(月)、みんながどう過ごすか?ですが、「スイーツを贈る予定は?」との問いには、7割の人が「はい」とのこと。その贈り相手はというと…、約4割が「夫・恋人」、次に「家族(親・兄弟・子供)」に票が多く集まったが、不況のせいなのか、傾向のせいなのか、「同僚」と答えた人はわずか2票のみ。また、意外にも(?)「自分チョコ」を予定している人も2票にとどまった。一方で、「元彼」と答える人も。そんな中、映画『洋菓子店コアンドル』を観て「スイーツを作りたくなったか?」と訊ねてみると、約8割の女性が「はい」と回答!蒼井優扮する主人公・なつめのパティシエンヌ姿に、「おいしいケーキを作ってみんなを幸せにしたいと思っているところに感動」(27歳・会社員)、「誰かに『美味しい』ともらえたときのなつめの涙に心打たれた。その一言で料理は何倍も楽しくなれる」(22歳・大学生)と心動かされた人も多い様子。その他の部分に関しても、大多数の女性が「なつめに共感できた」とのこと。その共感ポイントとしては、「逃げないで前向きに頑張るところ」、「ストレートでわがままだけど、人との付き合いを通して成長していくところ」などの声が多数集まった。そして最後に、バレンタインデーの必須アイテム、チョコレートになぞらえて本作の“お味”を5段階で答えてもらうことに。結果は…4割以上の人が「モカ(ほのかに苦い)」、「ビターチョコ(ほろ苦い)」が約3割と“ビター”な印象を受けた人が多い模様。続いて「ミルク(甘い)」が15%、「カカオ100%チョコ(とても苦い)」、「苺チョコ(とても甘い)」は少数にとどまった。あなたは本作を観て、どう感じる?本作を観ると、大切な人にスイーツを贈りたくなるかも?『洋菓子店コアンドル』は、2月11日(金・祝)より全国にて公開。映画体験型サイト「シネマライブ!」『洋菓子店コアンドル』“ビター&スイート”バレンタインレポート■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:蒼井優主演!『洋菓子店コアンドル』コースター&プレスセットを5名様にプレゼント洋菓子店オーナーを演じた戸田恵子、プロのパティシエも「働きたい」と太鼓判スイーツ作りが似合う男No.1は藤木直人!向井理、岡田将生ら甘〜いマスクが上位に福岡在住の新人アーティストが東京初ライブ、博多華丸「絶対売れるんです!」と太鼓判ビター&スイートな感動作『洋菓子店コアンドル』試写会に20組40名様をご招待
2011年02月07日先月開催されたサンダンス映画祭でも上映された、岩井俊二監督の全編英語による最新作『ヴァンパイア』が、2月10日(現地時間)より開催される第61回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に正式出品されることが決定し、岩井俊二監督からコメントが到着!唯一の日本人キャストととなる蒼井優の起用の理由や役どころについても語ってくれた。俗に言うところの“ヴァンパイア映画”とは趣が異なるとも言われる本作。主人公は、仕事熱心で認知症の母を介護する高校の生物教師・サイモン。一見、真面目そうな外見とは裏腹に、彼は若い女性の血を飲みたいという欲求を抑えられずにいる。血を求めて自殺サイトを徘徊し、自殺志願者の娘たちを言葉巧みに誘い出していくのだが…。“ヴァンパイア”と呼ばれた男と彼に血を提供した女たちの物語が展開する。岩井監督にとってベルリン国際映画祭への参加は『undo』、『PiCNiC』、『リリイ・シュシュのすべて』に続き4回目。岩井監督も現地入りし、舞台挨拶とティーチインに参加するとのこと。「観て、何かを感じてもらえると嬉しいです」と静かに意気込みを語った。作品については「この物語を最初に書き始めたのは、もう10年以上前でもあり、内容もヴァンパイアの映画ではないので、最近のブームとはあまり関係ない映画です。改めてふり返ると、命とは、という予想外に大きなテーマを描こうとしていたんだなと感じます」とやはり、現在、ハリウッドを中心に次々と製作、公開されている“ヴァンパイア映画”とは異なるということを強調。本作でハリウッド長編デビューを果たす蒼井さんの起用理由に関しては「彼女にやってほしい役があったからです」と説明。気になるその役どころはというと、「交換留学生の役です。高校生なので実年齢的には無理がありましたが、カナダの本物の高校生の中に入ると、むしろまだ幼く感じるぐらいでした。カナダの高校生は貫禄あり過ぎです」と明かしてくれた。今回、到着した画像では凛々しい顔が印象的の蒼井さんのほか、サイモンや彼に誘い出されたと思しき女性たちの姿が。いくつかの画像では真っ白い風船のようなものが写っているが、これは何を意味するのか?謎は深まるばかりだ。『花とアリス』から7年、『市川崑物語』から5年。岩井監督は果たして何を見せてくれるのか?『ヴァンパイア』の日本公開は2011年を予定。■関連作品:ヴァンパイア 2011年公開予定■関連記事:謎の沈黙から1年…世界最小の映画祭「岩井俊二映画祭」がついに開幕
2011年02月07日女優の戸田恵子が1月31日(月)、都内で行われた出演作『洋菓子店コアンドル』の特別試写会に登場し、本作に特別協力する辻調グループ校エコール辻東京の講師・大川満氏、プロデュースを手掛けた前田浩子氏と共に舞台挨拶に立った。会場には同校の学生が招待され、大川氏と共同で製作した“大ヒット祈願スイーツ”をお披露目した。伝説のパティシエと呼ばれながら、8年前にスイーツ作りを突如としてやめてしまった十村遼太郎(江口洋介)と恋人を追って鹿児島から東京に出てきた臼場なつめ(蒼井優)。都内で評判の洋菓子店「パティスリー・コアンドル」で出会った2人が、人生を見つめ直す姿を目にも鮮やかなスイーツと共に描く。戸田さんは洋菓子店のオーナーを演じている。「映像がきれいだし、誰もが観終わった後はケーキが食べたくなるはず。撮影中は温度調節をしつつ、みんながケーキを愛した時間だった。いまも特別な愛着があるし、苦労を知ったので心して食べている」と戸田さん。撮影前に同校でケーキ作りを学んだそうだが、「オーナー役だから、お店のそろばん勘定ばかりで、さほど学んだことが活かされなかった」と笑いを誘った。そんな戸田さんに対し、大川氏は「僕も戸田さんのお店で働きたくなりました」とオーナーぶりに太鼓判を押した。この日は主演の江口さんから「撮影中はお世話になりました。学校に伺って、お菓子作りの楽しさを知り、みなさんの真剣な姿に心を打たれました。とにかくパティシエは、人を幸福にする職種だと思います。これからもたくさんの“笑顔”のために、夢を叶えられるように頑張ってください」と心のこもったメッセージが到着。戸田さんはメッセージが読み上げられる間、ポスターの江口さんにマイクを向けて“擬似インタビュー”を披露した。未来のパティシエに向けて、戸田さんは「この道を進むと決めたからには、厳しいこともあると思いますが、へこたれずに頑張ってください。いつかみんなが作ったスイーツをいただけると日が来るのを楽しみにしています」とエールを贈り、「登場人物全員が少しだけ成長できるストーリー。この映画をきっかけに、パティシエになりたいと思う人が増えればうれしい」とアピールしていた。『洋菓子店コアンドル』は2月11日(金)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:スイーツ作りが似合う男No.1は藤木直人!向井理、岡田将生ら甘〜いマスクが上位に福岡在住の新人アーティストが東京初ライブ、博多華丸「絶対売れるんです!」と太鼓判ビター&スイートな感動作『洋菓子店コアンドル』試写会に20組40名様をご招待蒼井優が“とっておき”を紹介するスイーツ本…その名も「蒼井洋菓子店」発売決定!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第10回) スイーツを作るのが似合う俳優は?
2011年01月31日福岡県在住の新進シンガーソングライター、ももちひろこが1月21日(金)、都内で行われた『洋菓子店コアンドル』の特別試写会に出席し、東京での初ライブを敢行した。この日は同じ福岡出身のお笑いコンビ、博多華丸・大吉が応援に駆けつけ、「(川平慈英のモノマネで)絶対に売れるんです!」(華丸さん)、「僕らとからむと、みんな売れるんですよ」(大吉さん)と地元が生んだスター候補に太鼓判を押した。伝説のパティシエと呼ばれながら、8年前にケーキ作りを突如としてやめてしまった十村遼太郎(江口洋介)と恋人を追って鹿児島から東京に出てきた臼場なつめ(蒼井優)。都内で評判の洋菓子店「パティスリー・コアンドル」で出会った2人が、人生を見つめ直す姿を目にも鮮やかなスイーツと共に描く。2月9日(水)発売の本作の主題歌「明日、キミと手をつなぐよ」でメジャーデビューするももちさんは、福岡を中心に積極的にライブ活動する22歳のシンガーソングライター。19歳のときに、ユニバーサルミュージック×新星堂新人発掘オーディション“CHANCE!09”で最優秀賞を獲得した。これまでHIROCO名義で活動してきたが、「自分の居場所は福岡だと目に見える形で残しておきたかった」(ももちさん)という理由で、出身地である福岡県・百道(ももち)に由来する「ももちひろこ」として、晴れてメジャーデビューすることになった。初めての東京ライブに「不安と嬉しい気持ちが半分半分です」とももちさん。この日披露した主題歌について、「江口さん演じる、過去のせいで前に進めないパティシエに自分を重ね合わせた。私もオーディションに落ち続けた経験があるので」と思いを語った。そんな初々しい姿に、華丸さんは「上京当時を思い出す。ももちさんは(福岡出身の)松田聖子以来の衝撃」、大吉さんは「そんな時代もありますね。僕はいま、芸能界一、歌が下手な芸人なので、同じ福岡でなぜこんなに違うのかと…」。2人は地元のファンによる寄せ書きを手に、ライブ中もももちさんの応援に余念がなかった。ちなみに「僕らとからむと、みんな売れるんですよ」という大吉さんの発言には、確固たる根拠が。本作の主演である蒼井さんは福岡出身で、東京進出する前に、地元テレビ局の番組にて華丸・大吉とドラマで共演。また、人気演歌歌手の氷川きよしもブレイク前に、地元福岡で華丸・大吉のレギュラー番組に出演していたのだとか。そんな華丸・大吉を踏み台に(?)、ももちさんが今年の音楽シーンで活躍することは間違いなさそうだ。『洋菓子店コアンドル』は2月11日(金)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:ビター&スイートな感動作『洋菓子店コアンドル』試写会に20組40名様をご招待蒼井優が“とっておき”を紹介するスイーツ本…その名も「蒼井洋菓子店」発売決定!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第10回) スイーツを作るのが似合う俳優は?ケーキが子供たちを救う!『洋菓子店コアンドル』がラブケーキプロジェクトとタッグ煌くスイーツにキュン『洋菓子店コアンドル』女性限定試写会に25組50名様ご招待
2011年01月21日映画『洋菓子店コアンドル』に主演し、パティシエ役に挑戦した女優の蒼井優が、自らこれまでに蓄積したスイーツ情報を厳選し、紹介する書籍「蒼井洋菓子店〜大好きスイーツ・ベスト88〜」がマガジンハウスより発売されることになった。映画は、東京の街角にある洋菓子店「パティスリー・コアンドル」に集う人々の物語が描く。江口洋介が、かつて伝説的なパティシエとして腕を奮いつつも、あることがきっかけでスイーツの世界から身を引いた十村を演じ、蒼井さんは江口さんとW主演で、恋人を追って鹿児島から上京し、コアンドルで働く娘・なつめを演じている。劇中の画像でも見られるように、パティシエのコックコートがお似合いの蒼井さんだが、自他ともに認めるお菓子好き。今回発売されるスイーツ情報本、その名も「蒼井洋菓子店」では、そんな彼女がこれまでに実際に足を運んだり、取り寄せたりして蓄積した様々なスイーツの情報、大好きなパティスリーやとっておきの味を惜しみなく紹介する!“蒼井優とスイーツ”と称して蒼井さんのお母さんの手作りバナナケーキのことや、映画でのパティシエ体験について語るほか、“幸せスイーツテイスティング”では、行列ができるスイーツやお取り寄せスイーツを彼女が本気で試食!“エレガントなスイーツマナー”の章では、崩れやすいミルフィーユを美しく食べるコツなどを紹介する。インタビューに加え、オフショットも満載。スイーツを前に幸せそうな蒼井さんの笑顔にドキッ!「蒼井洋菓子店〜大好きスイーツ・ベスト88〜」は1月27日(木)発売。『洋菓子店コアンドル』は2月11日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。「蒼井洋菓子店〜大好きスイーツ・ベスト88〜」(マガジンハウス刊)著者:蒼井優価格:1,400円(税込)発売日:1月27日(木)■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第10回) スイーツを作るのが似合う俳優は?ケーキが子供たちを救う!『洋菓子店コアンドル』がラブケーキプロジェクトとタッグ煌くスイーツにキュン『洋菓子店コアンドル』女性限定試写会に25組50名様ご招待『洋菓子店コアンドル』の見どころは“女版・寅さん”蒼井優と“マドンナ”江口洋介?ほぼ全員が鑑賞後「スイーツ食べたくなる」『洋菓子店コアンドル』が女心をガシッ
2011年01月15日映画監督としてはもちろん、最近では赤西仁主演の『BANDAGEバンデイジ』のプロデュースや「AKB48」の2010年の活動に密着したドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』の製作総指揮も手掛ける岩井俊二が1月1日(土)、「岩井俊二映画祭」の開幕を宣言した。2010年元日の“告知”から1年の沈黙――。これまで謎に満ちていた映画祭の全貌がついに明らかになった。“世界最小映画祭”をスローガンに掲げ、個人映画祭というまったく新しい映画祭のあり方を提案する「岩井俊二映画祭」。その目玉プログラムが「NOVIE=読む映画」と名付けられた電子書籍配信だ。現在、同映画祭サイト(iwaiff.com)では最新書き下ろし小説「ヴァンパイア 序章/第1章」と「リリイ・シュシュのすべて<完全版>第1章」の配信がスタートしており、今後は自伝エッセイ「カメラ」のシリーズ配信、未公開の幻の作品も公開される予定だという。日本語をはじめ、英語、韓国語、中国語にも完全対応している。「最初はオフィシャルサイトをリニューアルするつもりだったが、いろいろいじっている間にこんな形になってしまった。世に言う映画祭とは様子が違うと思いますが、作品をお客さんと一緒に楽しめるライブハウス的な場所を作りたかった。その夢がようやく実現した」と岩井監督。いわば小説でも映画でもない、岩井ワールドの新たな発信源となるのが「岩井俊二映画祭」なのだ。そんな岩井監督の最新映画『ヴァンパイア』が、今月20日(現地時間)から行われるサンダンス映画祭に正式出品されることが決定した。オーランド・ブルーム、クリスティーナ・リッチが出演したアンサンブルムービー『ニューヨーク,アイラブユー』に続き、英語劇にチャレンジした本作は、レイチェル・リー・クック、アマンダ・プラマー、ケイシャ・キャッスル=ヒューズ、そして日本からは蒼井優らが出演。見た目は平凡な青年が、“理想の女性”を求めて夜な夜なネットをさまよう…というホラーテイストの作品だが、その内容はベールに包まれており、現時点で唯一の手掛かりは小説「ヴァンパイア 序章/第1章」だけだ。「開かれたアトリエという感じでしょうか。遊びに来てください。いろいろお見せしますよ」(岩井監督)。早速、いままでに例を見ない画期的な“映画祭”を体験してみては?『ヴァンパイア』は2011年公開予定。岩井俊二映画祭:価格:1,200円※定期購読の場合、毎号900円■関連作品:ヴァンパイア 2011年公開予定BANDAGEバンデイジ 2010年1月16日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010「BANDAGE」製作委員会DOCUMENTARY of AKB48 to be continued10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう? 2011年1月22日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会ニューヨーク,アイ ラブ ユー 2010年2月27日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© NY5,LLC-All Rights Reserved.■関連記事:AKB48ドキュメンタリー映画の総指揮に岩井俊二その全貌が徐々に明らかに!婚約解消から3か月、ヘイデン・クリステンセンとレイチェル・ビルソンが仲直り?マツコプレゼンター役にゴキゲン斜め?AKB、渡部陽一ら今年ブレイクの面々が一堂にAKB48の初のドキュメンタリー映画公開決定素顔に密着!収録テープは千本超ヘイデン・クリステンセンとレイチェル・ビルソンが婚約解消 長すぎた春に終止符
2011年01月07日江口洋介&蒼井優のW主演で贈る映画『洋菓子店コアンドル』。街角のケーキ屋を舞台に物語が展開し、劇中に宝石のようなスイーツの数々が登場するが、これにちなんでこのたび本作が、1ピース足りないホールケーキを販売し、その売り上げで発展途上国の子供たちの食糧支援を行う「ラブケーキプロジェクト」をサポートすることが発表された。“伝説のパティシエ”と呼ばれながら、あることが原因でケーキ作りから足を洗った十村(江口さん)と恋人を追って田舎から上京してきたなつめ(蒼井さん)。都会のケーキ屋で出会った彼らの甘く、ほろ苦い物語が展開する。劇中に登場する様々なスイーツは人々を幸せに包む、本作のもうひとつの主役ともいえる珠玉の存在!映画にちなんでカフェや、ファッションブランドとのコラボレーションが次々と決定しているが、今回発表された「ラブケーキプロジェクト」との企画もそのひとつ。「ケーキを囲むときの幸せな気持ち。その幸せを、途上国の子供たちとも分かちあうことができたら」という思いから行われているこの「ラブケーキプロジェクト」。参加するパティシエが、1ピース分を切り取ったホールケーキ“ラブケーキ”を通常のホールケーキと同じ価格で販売。1ピース分の金額が発展途上国の子供たちのための食料支援プロジェクトに寄付される。先述のプロジェクトの趣旨が、映画のメッセージとも重なるということで今回のコラボレーションが実現。映画公式モバイルサイトからダウンロードされた壁紙1枚につき1円の寄付がプロジェクトに対して行われることになった。「ラブケーキプロジェクト」が映画と組むのは今回が初めてとなる。観たら幸せな気分になり、おいしいスイーツが食べたくなること請け合いの本作。プロジェクトに参加して壁紙1枚分、ケーキ1ピース分の幸せをおすそ分けしてみては?鑑賞後に食べるケーキがさらに幸せな味になること必至!『洋菓子店コアンドル』は2011年2月11日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:煌くスイーツにキュン『洋菓子店コアンドル』女性限定試写会に25組50名様ご招待『洋菓子店コアンドル』の見どころは“女版・寅さん”蒼井優と“マドンナ”江口洋介?ほぼ全員が鑑賞後「スイーツ食べたくなる」『洋菓子店コアンドル』が女心をガシッ蒼井優江口洋介は「見ていて飽きない」江口洋介、蒼井優来場!『洋菓子店コアンドル』完成披露試写会に25組50名様ご招待
2010年12月27日11月29日(月)、大阪市内で来年公開の映画『洋菓子店コアンドル』の記者会見が開催され、主演の江口洋介と蒼井優、深川栄洋監督が出席した。江口さんが、かつて伝説のパティシエと呼ばれた男・十村を、蒼井さんが恋人を追って鹿児島から上京したなつめを演じ、都会の洋菓子店を舞台に、甘くほろ苦いドラマが展開する。互いの印象を尋ねられ、江口さんは「イメージ通りでした。スクリーンやブラウン管で見ていた印象と、会った印象があまり変わらなく、とても自然でした。お芝居していても差がないという感じでした。今回のなつめという役は、ヒステリックな要素があるのですが、彼女が鹿児島弁で喋ると、それがとてもかわいかったんです。彼女のムードが映画全体のムードを作っていて、とてもほんわかした感じでした」と語った。すると蒼井さんも「江口さんと同じで、スクリーンやブラウン管で拝見させていただいている感じと、実際にお会いした印象が全く変わらなかったです」とニッコリ。さらに、現場での江口さんについて「とてもドッシリされていて、現場にいるだけで、共演者・スタッフさんが喜んでいました。現場では江口さんが、私たちのいる集団の後ろで、洩れがないかを見守ってくださるような(笑)、そんな感じでした」と信頼を感じさせるコメント。また、ケーキ作りについて、江口さんは「“伝説のパティシエ”役だったので、手元にしっかりとリアリティがなくてはならないなと思い、専門学校で授業を受けました。そこでは何千人という人が勉強をしていて、(パティシエは)こんなに憧れの職業なんだと思って、意識が変わりました。実際に道具を手にしたら、時間との戦いでとても難しかったです。料理するのは嫌いじゃないんですけど、さすがにケーキは作ったことがなくて…でも意外とハマリ症なので、(家で)ブルーベリーでかわいらしくデコレーションしたりして(笑)、デジカメで撮るっていうのをやってました。映画のためです(笑)!」と楽しい(?)役作りを明かしてくれた。蒼井さんは、ケーキ作りに加えて鹿児島弁という難関があったが、ケーキ作りと鹿児島弁のどちらが難しかったか?という問いに「普段からケーキを作ったりするのが好きなんです。今回習得しなきゃいけない技術…クリームのしぼりやチョコレートで文字を書いたりは、最初は慣れなかったのですが、徐々に体が覚えていくので、途中からは心配はありませんでした。ただ、鹿児島弁は全く独立した方言なので、外国語を覚えるような感覚ですべてゼロから覚えなきゃいけなかったんです。同じ日本語なのでところどころ、(『フラガール』で使った)福島弁だったり、(両親の故郷である)大阪弁だったりと似ているニュアンスがあるのですが、セリフを話しているうちに全部福島弁になってしまうこともありました(笑)。音にとらわれてはいけないと思いながらも、一言一言のセリフに緊張していました。方言の方が大変でしたね」とふり返った。深川監督は2人のキャスティングについて尋ねられると「いままでにない江口さん、蒼井優ちゃん」とそのポイントを挙げ、さらに本作を『女の子版・寅さん』という独特の表現で説明。「彼女(=蒼井さん)が出演している映画を観ていて、違う面があるのではないかと思ったんです。陰と陽なら“陽”の部分を見てみたいなと思いました。竜巻のように風を起こす人がやって来て、そこから、竜巻を起こされた側の大人の顔をしていた人たちが彼女に問題を突き付けられて、動かされ、怒り、泣き、彼女のために集まって、知恵をもって行動する、というような、人に影響を与える人間の作品を作り上げてみたいと思いました。それで、モデルがあるとしたら、『寅さん』なんじゃないかなと思ったんです。最近、恋愛を扱う映画やTVが多いんですよね。男女の中で愛や恋で響き合う作品が多いと思うんですが、“マドンナ”の十村さんは、恋愛線ではなく、職人同士の師弟関係というところで、どのように響き合うか?好きや嫌いではなく、人間と人間同士の影響の仕方で物語を見せていけないものかと思いまして、作ってみました」と熱い思いを語った。色とりどりのおいしそうなケーキに囲まれた『寅さん』の仕上がりやいかに?『洋菓子店コアンドル』は2011年2月11日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:ほぼ全員が鑑賞後「スイーツ食べたくなる」『洋菓子店コアンドル』が女心をガシッ蒼井優江口洋介は「見ていて飽きない」江口洋介、蒼井優来場!『洋菓子店コアンドル』完成披露試写会に25組50名様ご招待江口洋介&蒼井優主演映画の主題歌に福岡の路上から駆け上がった新人歌姫を大抜擢!ケーキにウットリ江口×蒼井共演作『洋菓子店コアンドル』ポスター画像解禁
2010年11月30日蒼井優、江口洋介主演で来年2月に公開される『洋菓子店コアンドル』。11月初旬、公開よりも3か月も前という、一般向けとしてはどこよりも早いタイミングで、シネマカフェの読者を招待した試写会が開催されたが、観客を対象にした鑑賞後のアンケートで、女性とスイーツの“幸福なつながり”が改めて浮き彫りに…。伝説のパティシエと呼ばれながら、8年前にケーキ作りから身を引いた十村(江口さん)と恋人を追って田舎から上京してきたなつみ(蒼井さん)。そんな2人が都会で人気の洋菓子店で出会い、そこからキュートでほろ苦い物語が展開するが、写真を見ても分かるように劇中、随所で思わずスクリーンに向かって手を伸ばしたくなるようなおいしそうな“スイーツ”が登場し、映画のもうひとつの主役ともいえる存在感を放っている。アンケートの結果、なんとほぼ100%の観客が「映画を観てスイーツを食べたくなった?」という質問に「はい」と回答。「とにかくおいしそうで、観ているだけで幸せになれる」(20代・女性)、「ケーキがキラキラ輝いて見えました。映画を観て優しい気持ちになれました。明日ケーキ屋さんに行ってみます。優しい気持ちの人に逢えそうだから!」(女性)などなど、ケーキがスクリーンに登場しただけで、幸せな気分になったという観客が多数!ルナール、ガレット、カシスフロマージュ…など、それぞれ劇中に登場し、食べたくなったケーキも挙げてくれたが、名前を見るだけでもよだれが出そう…。また、アンケートではスイーツもさることながら、劇中の洋菓子店の雰囲気や江口さん、蒼井さんらのやり取りを見どころとして推す声も目立った。多くの人にとってスイーツは、単に「食べておいしい」というだけの存在ではなく、素敵なお店に行って好みのものや旬のスイーツを選んだり、店のひとと話したり、ということも含めて“幸せ”を感じさせてくれるものと言えるのかもしれない。不況や消費の落ち込みなどが叫ばれる一方で、スイーツブームの勢いはとどまるところを知らない。生ドーナツに半熟カステラ、多種多様なロールケーキなど次々と新たなスイーツが誕生し、女性の心をガッチリと掴んでいる。人気店では数時間の行列や午前中での完売は当たり前、最近ではお取り寄せのできる商品も増加しており、さらには、甘いものを好む男性――“スイーツ男子”なる新人種(?)も増殖中!人々もメディアも常に「次に流行るスイーツは?」と待ち構えている、まさに“スイーツ戦国時代”なのである。そんな世に、ビター&スウィートな物語と共に、色とりどりのスイーツが次々と登場する映画が作られれば、女性の心をわしづかみにするのも納得?いや、ブームなど関係なしに、おいしいスイーツとほっこりと心を温かくしてくれる映画はいつでも女性の“味方”と言えるのかも。自分へのご褒美に、明日への活力に、ホッとひと息つくために…と理由は人それぞれだが、映画館に足を運んで映画とスイーツで二重の幸せを堪能してみては?映画公開中、劇場近くの洋菓子店の売り上げが急激にアップ…なんてことも?『洋菓子店コアンドル』は2011年2月11日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:蒼井優江口洋介は「見ていて飽きない」江口洋介、蒼井優来場!『洋菓子店コアンドル』完成披露試写会に25組50名様ご招待江口洋介&蒼井優主演映画の主題歌に福岡の路上から駆け上がった新人歌姫を大抜擢!ケーキにウットリ江口×蒼井共演作『洋菓子店コアンドル』ポスター画像解禁蒼井優、江口洋介とのW主演作で鹿児島弁のパティシエ役に挑戦!
2010年11月24日映画『洋菓子店コアンドル』の完成披露試写会が11月11日(木)、東京・新宿の明治安田生命ホールで行われ、W主演の江口洋介、蒼井優、深川栄洋監督が出席した。街角の洋菓子店を舞台に、心に傷を抱えた元天才パティシエの十村(江口さん)と鹿児島から上京したケーキ屋の娘・なつめ(蒼井さん)が人生を懸命に生きようとする姿と心の再生を描くオリジナルドラマ。見どころについて江口さんは「宝石のようなケーキが出てくると思えば、それを作っている人間たちの過去やドラマがあって、まさにビターな部分とスウィートな部分があります」と上手い言い回し。すかさず隣の蒼井さんが「さっきも取材を受けていたんですけど、カンペに書いてあった言葉なんです」と吹き出し笑いで暴露。「それを江口洋介さんが言っていると思うと耐えられない」とツボにはまった様子。江口さんは恥ずかしそうに頭を掻いた。また本作で2人は初共演。お互いの印象を江口さんは「イメージ通りナチュラルで素朴。で、また意外な一面があって…」。司会者から意外な面とは?と突っ込んで聞かれると、「お酒を飲む…お酒が好きなんです。これ以上言わない」と含み笑い。一方の蒼井さんは「いままで見たTVや映画、雑誌でイメージする江口さんってすごく男らしかったんですけど、お会いしたらそのまま。器が大きい」と絶賛…と思いきや、「ホントに人の話を聞かない方。例えば監督に質問をして、監督が答えているときに、もうほかの人に話しかけている。そういうことが多々あるんです」とまた暴露。江口さんは「すごい観察されていました。すごい観察力です」とコトの真偽をぼかしかけたが、蒼井さんは「現場で江口さん以外のみんな、気付いていました。ホント、見ていて飽きない」と笑いをこらえきれない様子。仲のいいところ(?)をうかがわせていた。『洋菓子店コアンドル』は2011年2月11日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:江口洋介、蒼井優来場!『洋菓子店コアンドル』完成披露試写会に25組50名様ご招待江口洋介&蒼井優主演映画の主題歌に福岡の路上から駆け上がった新人歌姫を大抜擢!ケーキにウットリ江口×蒼井共演作『洋菓子店コアンドル』ポスター画像解禁蒼井優、江口洋介とのW主演作で鹿児島弁のパティシエ役に挑戦!
2010年11月11日蒼井優が10月22日(金)、東京・有楽町のTOHOシネマズスカラ座で行われた主演映画『雷桜』の初日舞台挨拶にW主演の岡田将生、廣木隆一監督と出席し、感極まって号泣した。涙を見せたのは最後の場面。それまで岡田さんと朗らかに掛け合いなどを見せ、笑顔だったが、司会者から締めのメッセージを求められたところで「いま、急に『雷桜』が公開されるんだな、と実感してきました」と言い、表情を一変させ、涙をポロポロ。手で頬を拭いながら「あたしたちが一点も曇りなく作った作品です」と思いをかみしめた。「気に入ったらたくさんの人にそう言ってください。気に入らなかったら…」と言葉に詰まると、岡田さんから「大丈夫、大丈夫だから」に声をかけられ、頷きつつ「そうならないことを祈っています」とニッコリ。「あたしたちが大事に育ててきた娘なのか息子なの…か子供なので、どうぞよろしくお願いします」と深々、頭を下げた。本作は、徳川家に生まれた清水家当主の斉道(岡田さん)と、山で育てられた雷(らい/蒼井さん)の身分違いの恋を描く恋愛時代劇。劇中のテーマにちなみ、司会者から「好きな人のために全てを捨てられるか?」と聞かれ、岡田さんは「うーん、できないかな?」。ニヤリと笑った蒼井さん、廣木監督の様子に「斉道の役でできたから、僕、できますね。岡田将生、ガツンと行きます!」と威勢よく訂正した。蒼井さんは「この作品を観終わったときはいける、と思ったんですが、いま聞かれるとどうかな…と」と冷静。廣木監督は「僕は捨てましょう」と即答した。ほかに、女性歌手の舞花が来場し、同作の主題歌「心」を生披露。しっとり聴かせた。『雷桜』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:雷桜 2010年10月22日より全国東宝系にて公開© 2010「雷桜」製作委員会■関連記事:『雷桜』廣木隆一監督インタビュー 岡田将生と蒼井優が作り上げた“幸せな空間”蒼井優の韓国での人気ぶりに岡田将生もタジタジ!岡田将生、タキシードでピース!蒼井優と共に釜山レッドカーペットに登場ちょんまげが似合う俳優ランキングは大混戦!大沢たかおが錦戸亮を抑え1位岡田将生×蒼井優で贈る感動のラブストーリー『雷桜』試写会に30組60名様ご招待
2010年10月22日『ヴァイブレータ』 、『余命1ヶ月の花嫁』 の廣木隆一監督が、岡田将生と蒼井優を主演に迎えてラブストーリーを撮る。しかも時代は江戸時代!宇江佐真理の同名小説を原作に、美しくも切ない愛の物語『雷桜』が誕生した。数々の作品を世に送り出してきた廣木監督だが、意外にも時代劇は本作が初挑戦。日本版「ロミオとジュリエット」とも称されるこの物語、監督はどのような思いで映画化したのか?岡田さん、蒼井さんとの仕事の感想も含めたっぷりと語ってくれた。「時代劇でない時代劇を撮る」監督にとって初めての時代劇で描かれるのは、将軍の息子で清水家の当主でありながら、心を病んだ青年・斉道(なりみち/岡田さん)と、山で育った遊(ゆう/蒼井さん)の悲恋の物語。「時代劇ではない時代劇を撮ろうと思った」と監督はふり返る。「これまでにも数多くの時代劇の名作が撮られてきたけど、いま、時代劇を撮る意味って何か?いまだからこそ撮れる時代劇とは何か?と考えたとき、何より“いま”を反映させるような作品にしたいって思った。過去の名作だって撮影された当時はその時代を反映させていたんだと思う。今回の原作はすごい悲恋の物語だけど、この悲恋を描くことで、現代を生きている人に伝えるものがある、と」。原作を映像化する上で、監督が最も大切にしたことは?その問いに「時代劇の中でのリアリティ」という言葉を用いてこう説明する。「挑戦だな、と思ったのはある種のファンタジーをそのまま描くのではなく、時代劇の中で見せるということ。山育ちの女と殿様が出会って…って普通に考えたらファンタジーですよ。それをどう時代劇の中でリアルに感じさせるか?そこで時代劇のストレートな強さを感じられて面白かった。というのは、これが現代劇なら思い悩まなきゃいけない(笑)。『電話して聞いてみりゃいいじゃん』、『メールすれば?』っていうぐらい悩むけど、ここではそんなに悩まず、行動がストレート。これは時代劇だからこそのもので、それはいまの時代にあって、すごく面白いことだなと思った」。常に自分のイメージを壊していく勇気を持っている岡田将生と蒼井優このリアリティを支えているのは何よりキャスト陣の確かな演技。「岡田将生と蒼井優だったからこそ引き受けた」と監督に言わしめた2人。改めてこの2人の魅力を尋ねた。「2人とも、俳優としての自分のイメージを常に壊していく勇気を持っている。これまでに作られた“岡田将生”、“蒼井優”というイメージを引き継いで演じるのではなく、あくまでも斉道と遊になろうとする。それは勇気のいることだけど、そのチャレンジ精神は本当に素晴らしい」。そんな2人が織りなすシーンの中で、監督が忘れられない、というシーンが…。「雷桜の下での2人のシーンで、斉道が遊に櫛(くし)を渡すシーンがあるんだけど、本当に見ていて驚いた。表情や動作を含めて2人の芝居がその空間を幸せにしてくれているのが感じられるんだ。見ている人間をそういう気持ちにさせてくれるこの芝居の空間がすごい!って思いましたね」。もちろん、それは監督の演出があってこそなのでは…、という言葉が終わらぬうちから監督はかぶりを振る。「というか僕は現場で自分がどんな演出したのか覚えていない(笑)。ある作品で、女優に撮影のずっと後になって、『監督にあのとき、“できなかったら殺すぞ”と脅されましたよ』って言われたことあるけど、『え?俺、本当にそんなこと言ったのか?』って(笑)」。それにしても50歳を過ぎて、親子ほども年の離れた俳優陣を迎えてこれだけ瑞々しいラブストーリーを撮るというのは…。むしろ、作品ごとに監督の感性はだんだん若返っているような印象すら受けるが…。「秘密?秘訣?俺にも分かんないな、それは。子供いるわけでもないのにね。50歳って昔は当然のようにすごい大人だと思ってたけど、実際になってみるとこんなガキだったのかって思うよ。だからそのガキの部分だけ使って作ってるのかも。俺も自分と同じ年代の人物の映画を作りたいんだけど、なかなか企画が通らないんだよ(苦笑)!」。■関連作品:雷桜 2010年10月22日より全国東宝系にて公開© 2010「雷桜」製作委員会 余命1ヶ月の花嫁 2009年5月9日より全国東宝系にて公開©“April Bride”Project■関連記事:蒼井優号泣!『雷桜』初日「あたしたちの子供をどうかよろしく」蒼井優の韓国での人気ぶりに岡田将生もタジタジ!岡田将生、タキシードでピース!蒼井優と共に釜山レッドカーペットに登場ちょんまげが似合う俳優ランキングは大混戦!大沢たかおが錦戸亮を抑え1位岡田将生×蒼井優で贈る感動のラブストーリー『雷桜』試写会に30組60名様ご招待
2010年10月22日8日(金)午後、第15回釜山国際映画祭(PIFF)に『雷桜』で参加している、岡田将生、蒼井優が、海雲台ビーチのPIFFステージでの、ファンとの交流イベントに登場。平日昼間にもかかわらず、制服姿の女子高生を中心にした500人以上のファンから、熱い声援を浴びていた。女子高生たちは手に手にプレゼントを抱えているのだが、蒼井さんに対して「かわいい!大好きです!」と渡す女の子が多く、これには岡田さんもタジタジ。さらに司会者からは「岡田さんは日本でどれくらい人気があるんですか」とストレートに聞かれてしまい苦笑い。実は蒼井さんは、韓国では圧倒的人気の岩井俊二監督の『花とアリス』の主演女優として釜山を訪れたこともあり、女子高生にとっては憧れの存在なのだ。しかし生の岡田さんを間近で見て、彼女たちも「素敵です!」とすっかりファンになったようだった。その夜、屋外劇場で行われた上映は、大雨に見舞われたにもかかわらず、3,000人もの観客がカッパ姿で最後まで鑑賞。岡田さんは仕事のため一足先に帰国したが、こちらでの舞台挨拶に立った蒼井さん、廣木隆一監督は韓国の映画ファンの熱意に打たれ、感激しきりだった。『雷桜』は10月22日より全国東宝系にて公開。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:雷桜 2010年10月22日より全国東宝系にて公開© 2010「雷桜」製作委員会■関連記事:岡田将生、タキシードでピース!蒼井優と共に釜山レッドカーペットに登場ちょんまげが似合う俳優ランキングは大混戦!大沢たかおが錦戸亮を抑え1位岡田将生×蒼井優で贈る感動のラブストーリー『雷桜』試写会に30組60名様ご招待岡ちゃん“サムライシネマ”応援団長就任「まさかこんな風になっちゃうとは」蒼井優“許されない恋”の理由は「好きな人に聞きます」
2010年10月09日第15回釜山国際映画祭が7日(木)夜、華やかに開幕!「オープンシネマ」部門の正式招待作品として7日(木)、8日(金)の2日間にわたって上映される『雷桜』に出演している岡田将生と蒼井優がオープニングのレッドカーペットを歩き、現地のファンの歓声を浴びた。徳川将軍・家斉の息子であり、清水家の当主・斉道(岡田さん)と山で育てられた娘・遊(蒼井さん)の身分を越えた儚い恋を描いた時代劇版“ロミオとジュリエット”と言われる本作を携え2人は訪韓。蒼井さんにとっては、『花とアリス』、『フラガール』に続いて3度目の本映画祭参加となり、イベントの前から「レッドカーペットは『花とアリス』のとき以来なので、一般の人と一緒に映画祭を喜べるのがとても楽しみです。韓国の映画には憧れに近いものを持っています。でも日本映画には日本映画にしかできないものがある。それをお互いに知ることができればいいなと思います」と喜びを語っていたが、その期待を裏切らないおよそ5,000人ものファンの熱烈な歓迎に笑顔で応えていた。一方、海外の映画祭初参加の岡田さんはタキシード姿で登場!すでにTVドラマなどで韓国でもその名が広く知られており、女性ファンの歓声を一身に浴びていた。レッドカーペットを歩き終えた岡田さんは「すごく楽しめました。自分が役者としてこういう舞台に立てるなんて想像できませんでした。5,000人ってすごいですね。こんなにたくさんの人と一緒に映画を観るってすごいことですよね」と興奮気味に語り、蒼井さんも「6年前を思い出しました。映画って、こうしてみんなを高揚させてくれるんだなって感動しました。自分たちが歩いた後をいろんなスターの方が歩いたのを見て、私たち“おのぼりさん”状態でした」とニッコリ。本日8日(金)は舞台挨拶も行われる予定。『雷桜』は10月22日(金)より全国東宝系にて公開。■関連作品:雷桜 2010年10月22日より全国東宝系にて公開© 2010「雷桜」製作委員会■関連記事:ちょんまげが似合う俳優ランキングは大混戦!大沢たかおが錦戸亮を抑え1位岡田将生×蒼井優で贈る感動のラブストーリー『雷桜』試写会に30組60名様ご招待岡ちゃん“サムライシネマ”応援団長就任「まさかこんな風になっちゃうとは」蒼井優“許されない恋”の理由は「好きな人に聞きます」シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第6回)ちょんまげが似合う“まげメン”俳優といえば?
2010年10月08日映画『洋菓子店コアンドル』の主題歌が、21歳の新人シンガーソングライター、ももちひろこのデビューシングル「明日、キミと手をつなぐよ」に決定!ももちさん、深川栄洋監督、そして主演の蒼井優のコメントが到着した。蒼井さんと江口洋介のW主演による本作。かつて“天才”と謳われたパティシエ・十村(江口さん)と、恋人を追って鹿児島から上京して来たなつめ(蒼井さん)が出会ったのは街角の洋菓子店。十村が常連客として訪れ、ひょんなことからなつめが働くことになったこの評判の洋菓子店「パティスリー・コアンドル」で、宝石のような“スイーツ”をスパイスに、人生の挫折と再生がキュートに、そして切なく描き出される。デビュー曲でいきなり映画主題歌という大抜擢を受けたももちさんは、偶然にも蒼井さんと同じ福岡出身。現在も福岡に在住し、路上やカフェ、ライヴハウスで精力的に活動している。昨年開催された新人オーディション「CHANCE!09」で応募総数およそ1,000組の中からグランプリに選ばれる実力の持ち主で、その歌声が本作のプロデューサーの耳に止まり、このたびの主題歌タイアップが決定した。映画の公開と同時期にリリース予定のこの主題歌「明日、キミと手をつなぐよ」について、蒼井さんは「わたしたちが作ってきた二時間のストーリーをやさしく包み込んでくれる。そんな歌です」と感想を寄せてくれた。メガホンを取る深川栄洋監督も「あるフレーズが僕のササクレタ心に引っ掛かりました。『繰り返す毎日の中で、見失いそうになる』という言葉。それは何を指すんだろう?前に前に進もうとする若い“エネルギー”と、『その先に何があるの?』と、先に進むことを拒みたくなる現代っ子の自分。映画が終わると流れてくる主題歌は、好きではありません。夢の中で生きていたのに、目を覚ましなさいと号令がなる装置。でも、この曲は違う。もう、外の世界に出ておいで…と優しい気持ちで迎えられました」と独特の表現で絶賛する。ももちさん自身は、この楽曲について「映画の中の身近な存在のおかげで少しずつ前を向いていく十村さん(江口さん)に自分を重ねながら作りました」と語っており「この曲を聞いて地元・福岡のみなさんや、たくさんの方に大切な人とのつながりをもう一度、再確認してもらえたらしあわせです」とのメッセージを寄せてくれた。見ているだけで幸せな気分にさせてくれるスイーツ。十村、なつめ、そして周囲の人々が織りなす物語に21歳のシンデレラガールが優しい歌声を降り注ぐ!「明日、キミと手をつなぐよ」は2011年2月9日(水)リリース。『洋菓子店コアンドル』は2月11日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:ケーキにウットリ江口×蒼井共演作『洋菓子店コアンドル』ポスター画像解禁蒼井優、江口洋介とのW主演作で鹿児島弁のパティシエ役に挑戦!
2010年10月07日SMAPの木村拓哉が主人公の声を務めるアニメーション映画『REDLINE』のプレミア試写会が10月6日(水)、東京・新宿区の新宿バルト9で行われ、日米同時公開が決定したことが発表された。宣伝会社によると、アメリカではサンフランシスコ1館で8日(金)から14日(木)まで1週間にわたって特別上映され、年明けからスクリーン数(正確な数字は未定)を増やして公開される予定。試写会には木村さん、監督を務めた小池健、原作、脚本、音楽を担当した石井克人が出席し、“朗報”に木村さんは「いま、ここで初めて聞いたので『えっ?』って思いましたが、すごく嬉しい限りです」と驚きと喜びと入りまじった声をあげた。本作は、初恋の女性レーサー、ソノシーを振り向かせるために走り続ける純情男・JP(木村さん)が、5年に1度開催される命知らずのレーサーが集うルール無用のカーレースの祭典“REDLINE”に挑む姿を描く。MADHOUSE制作で、CG全盛のこの時代にあえて手描きアニメーションとして製作期間7年、作画枚数10万枚が費やされた。木村さんは「ポップアートが一瞬たりとも止まらず、ずっと動いていて、その中に表情や感情がある」と大絶賛し「このCG全盛のご時世に手作業で人間が作ったと知った状態で観ていただければ、あんぐり状態で世界観に圧倒されると思う」と熱く語った。声優陣はほかに、ソノシーを蒼井優、JPの幼なじみで天才メカニックのフリスビーを浅野忠信が演じる豪華布陣。木村さんは「蒼井優さん、ホントに魅力的なパワーを吹きこんでいる。蒼井さんのソノシーはヤバイです。浅野さん、蒼井さんお2人とも魅力的に声を吹きこんで、JPが引っ張られました」とこちらも絶賛。木村さんのJPについて小池監督は「アニメの中ではJPは優しいキャラなので、弱くなるかな?と思っていましたが、木村さんの声が入ったら、男っぽいさがあり色っぽさがあり、もちろん優しさも入っている。シビれました」と話していた。『REDLINE』は10月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:REDLINE 2010年10月9日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会■関連記事:ゲスト調整中!舞台挨拶付き『REDLINE』プレミア試写会に30組60名さまご招待浅野忠信、木村拓哉らが声優参加!『REDLINE』試写会に25組50名様ご招待疾走感全開!木村拓哉、蒼井優らが声優務める『REDLINE』予告編が到着木村拓哉、革ジャン&リーゼントで疾走?蒼井優、浅野忠信とボイスキャストで共演
2010年10月06日