10代で爆発的な人気を獲得し、確かな演技力で芸能生活34年を数える今もなお求められ続ける女優・薬師丸ひろ子。過去に数度舞台を経験したことがあるものの、主に映像作品を中心に活動してきた彼女が『すうねるところ』で14年ぶりに舞台に立つ。ドラマ『すいか』で向田邦子賞を受賞し、寡作ながらファンの多い脚本家・木皿泉が初めて舞台の脚本に挑戦する作品だ。稽古中の薬師丸に話を訊いた。『すうねるところ』チケット情報「舞台であるかどうかは、正直二の次でした。とにかく木皿泉さんの作品を自分が表現できる機会があるのならば、それを逃してはいけないという思いでこのお話を受けたんです」と力強く語る薬師丸は、これまで『Q10(キュート)』(2010年放送のテレビドラマ)で木皿作品に参加したほか、昨年NHKで放送された『しあわせのカタチ~脚本家・木皿泉創作の“世界”~』で木皿自身を演じたこともある。「木皿さんの作品では、出番の多い少ないに関わらず、どんな役にも心臓をぎゅっと掴まれるようなセリフが用意されている。キラキラしたセリフが集まって、その作品に命が吹き込まれていく作品だと思います」とその魅力を表現した。『すうねるところ』は、吸血鬼(ヴァンパイア)が人間の子どもを拾い、育てる物語。「不死身の存在であるヴァンパイアたちにとって、人間という存在が登場することで今を生きている実感や終わりがあることを感じ取れるようになるんです」と内容について話す薬師丸。今は意見を交わし合いながら家族の関係性など細かい部分を詰めているところだという。人間の子どもを演じる村井良大については「一番難しい役に懸命に取り組んでいます。どうしたらこんないい子に育つんだろう?と役の気持ちにシンクロしています」と笑った。薬師丸は木皿からの脚本を待つ間、よくオリンピックを見ていたのだという。「待っている間、セリフを期日迄に覚えられるかとか不安に思いながら、でも絶対に面白いものがあがってくるということだけを信じていました。脚本をいただけたら、この錆びた脳に鞭打ってやり遂げるんだ、とオリンピック選手の皆さんの活躍を見ながら自分を激励していました(笑)」。久しぶりに立つ舞台については「ドキドキの連続。でもいかに余計な不安を取り払って、演技者であることだけに集中できるかチャレンジします」というその姿を、劇場で確かめたい。演出は内藤裕敬が担当する。出演は他に篠井英介、萩原聖人。公演は8月27日(月)から9月9日(日)まで東京・シアタートラムで上演。その後、石川、兵庫、愛知、新潟、福岡と各地を回り、9月24日(月)に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで千秋楽を迎える。チケットは一部を除き発売中。取材・文:釣木文恵
2012年08月20日嵐・二宮とは12年ぶりの共演女優として幅広く活躍する上戸彩。CMなどでの知名度も高く、近年では出演する作品での演技の幅も拡大している。そんな彼女が、日本テレビ系「24時間テレビ35愛は地球を救う」におけるスペシャルドラマ「車イスで僕は空を飛ぶ」のヒロインとして登場することが22日、分かった。このドラマは、8月25日、26日にかけて放送される同番組内コンテンツとしてオンエアされるもので、メインパーソナリティの嵐から二宮和也が主演する。上戸は二宮との共演は2000年放送の「涙をふいて」(フジテレビ系)以来といい、実に12年ぶりとなるそうだ。大きく成長した2人のドラマが注目される。他のキャスティングも豪華!作品は、長谷川泰三氏のノンフィクション作品「命のカウンセリング」を原作としてモノ。下半身不随のハンデを負った主人公が、絶望から抜け出してカウンセラーとして歩み始める姿を描いたヒューマンドラマとなっている。上戸は、主人公が入院中に出会う売店員の女性役。天真爛漫にふるまうが、過去の深い悲しみを心に抱えているという難役だ。他のキャスティングには、人気子役の鈴木福や、薬師丸ひろ子などが決定しており、豪華な布陣となっている。同じ女性として共感できる部分も多いという上戸。役柄にはおおいな意欲を見せている。悲しみを抱えながらも希望を描き、体現してゆくその輝きを期待したい。元の記事を読む
2012年06月24日女優・薬師丸ひろ子が14年ぶりに舞台に出演することが発表された。薬師丸は1998年の『シュガー』以来の舞台となる。『すうねるところ』チケット情報作品は「すいか」「野ぶた。をプロデュース」「Q10」など、伝説的ドラマを生み出した関西在住の夫婦脚本家・木皿泉が、舞台の脚本に初めて挑戦する『すうねるところ』。演出は、関西を拠点に活動する南河内万歳一座の内藤裕敬が担当する。物語はヴァンパイアと人間の子供の4人がヴァンパイアというフィルターを通して、なにげない日常生活や隣人とのふれあいから、普段は見過ごしているちょっとした出来事や大切な気持ちに気づかされていくというもの。ファンタジーのようでファンタジーでは終わらない、独特な木皿ワールドになりそうだ。木皿が脚本を手がけたTVドラマ「Q10」に出演したことが縁で舞台出演を決めたという薬師丸。「木皿泉さんの作品は、私にとってキラキラしたかけがえの無い存在です。その世界感を映像で表現するという幸せに私は恵まれました。今回、木皿泉さんの初戯曲への出演依頼に、一度封印していた舞台への気持ちが揺れました。その戯曲を演出される内藤裕敬さんとの出会いや素敵な共演者のお力を借りることで背中を押して頂いたよう感じ、勇気を振り絞って出演を決めました。出演を決めた以上は、作品性を大切に大切に表現し、お客様に伝えきりたいと思います。ご期待下さい」とコメントを寄せた。公演は8月27日(月)から9月9日(日)まで東京・シアタートラム、9月13日(木)・14日(金)に兵庫県立文化芸術センターにて上演される。共演は萩原聖人、篠井英介、村井良大ら。
2012年05月18日8kg減量の秘密も!ママとしてもしっかり家事、育児をこなしながら、変わらぬ美貌で人気モデルとして、幅広く活躍を続けている畑野ひろ子。彼女が自身初のライフスタイル本となる「HIROKO HATANO Lady Days」を発売した。出版を記念して、15日には都内で握手会も開催され、自身がこの本の見どころや、普段の家庭生活などを語るインタビューも催された。夫であるJリーガーの鈴木啓太選手や愛娘も、本の中には各所で登場している。また、自身が過去に成功した8kgの減量の秘密なども公開されているという。今の自分のすべてをさらけ出し、つめこんだ一冊8kgという大胆減量はモデルを始めて間もないころに行ったのだとか。夜6時以降は食べないということを基本にした方法で、約1年強で達成したという。ただ、この方法は学生だからできたとも語り、今となっての同世代におススメするなら、夕食を軽めにする、炭水化物は控えめにするといったダイエット法や、家事の合間に脚上げをするなどといった、ちょっとしたスキマ時間を使ってのエクササイズを実行するといいという。本人も、こうした方法でスタイルキープを心掛けているそうだ。ランニングもいいといい、実際にはじめてみると代謝アップにつながって、肌の乾燥も気にならなくなるなど、シェイプアップ以外の効果も感じられたそうだ。ライフスタイル本として、このほか彼女のファッション、ヘアースタイル、料理、子育てのスタイルに、夫婦円満の秘訣、インテリアの工夫など、まさに今の彼女のすべてが詰まってるといえる一冊に仕上がっている。記念握手会には、約300人のファンが殺到。今も輝く彼女の魅力は変わらず、多くの人を惹きつけている。元の記事を読む
2012年04月17日映画『ALWAYS 三丁目の夕日 ’64』が1月21日(土)に公開を迎え、吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子、堀北真希、森山未來、三浦友和、須賀健太、山崎貴監督が舞台挨拶に登壇。また、1月5日に第一子となる男児を出産した小雪からは手紙が届けられた。西岸良平のロングセラーコミックを映画化したシリーズの第3弾。東京オリンピックの年を迎え活気づく日本、そして変わらぬ温かさを持ち続ける三丁目の人々の暮らしを描き出す。吉岡さんは本作への特別な思いを「客観視して、お客さんと一緒に観られる映画。『バカだな』と思いながら自分を見ることができるのは初めて」と語る。堤さんも本作を「自分にとってホームグラウンドのようなもの」と感慨深げに語る。2人は初めて完成した本作を観た日、山崎監督と3人で飲みに行ったそうだが、堤さんは「あまりに幸せすぎて飲み過ぎました」と告白。吉岡さんが「堤さんは13万円も使っちゃったんですよ!」と暴露すると、会場は驚きに包まれた。堤さんは「ボラれましたよね…幸せじゃねーじゃん!」と苦笑を浮かべていた。劇中で吉岡さんとの間に第一子を授かる小雪さんは、手紙の中で舞台挨拶を欠席することを詫びると共に「我が家にも新たな家族が加わり、忙しくも楽しい毎日を送っています」と報告。文面から伝わる幸せムードに登壇陣からも笑みがこぼれた。シリーズを通して出演している三浦さんは「僕は(映画で描かれる)昭和30年代を体験している人間」と胸を張るものの、ほかの出演者と比べて出演シーンが短いことが不満のようで「毎回、もうちょっと出たかったって思うんです」と2度にわたって語り、会場の笑いを誘っていた。須賀さんはシリーズを通じて「身長が40センチも伸びました」と報告。「『大きくなったんだな』と自分でも思います。僕は昭和を体験していないので、(本シリーズは)タイムマシンのようなもの」と思いを明かしてくれた。堀北さんも本シリーズと共に成長してきたことを感じているようで「(演じた)六ちゃんは青森から上京しますが、私も15歳で家を離れて仕事を始めたので重なる部分が多く、大切に演じました。今回ばかりはお嫁に行くということで経験したことのないことでしたが、みなさんと過ごした時間を大切に演じました」と“巣立ち”に込めた思いを語った。その堀北さんのお相手となる医師役で本作からシリーズに参加した森山さんは「パッと出てきてパッと六ちゃんと結婚するということで幸せです」とニンマリ。会場は笑いに包まれた。本作を撮影中には東日本大震災が発生。山崎監督は「『(撮影を)続けるべきなのか?』と悩みましたが、みなさんにこうして届けることができて感無量です」と語り、客席からは拍手がわき起こった。『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:吉岡秀隆「なでしこもいいけど、魔女も最高」本物の金メダルに大興奮!東京タワー上空に「333」東京五輪開幕式再現に吉岡秀隆、堀北真希ら感動!小出恵介「僕を恨まないで」“朝ドラ”ヒロイン堀北真希に平謝り妊娠9か月の小雪、深紅のドレスで登場!母になる実感「ひしひしと感じる」NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら
2012年01月23日俳優の吉岡秀隆が1月17日(火)、都内で開催された『ALWAYS三丁目の夕日‘64』のプレミア試写会に、共演する薬師丸ひろ子、三浦友和、須賀健太、山崎貴監督とともに出席した。東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)を舞台にした、待望のシリーズ最新作。この日は同大会の女子バレーボールで優勝し“東洋の魔女”の異名をとった磯部サダさん(現姓・丸山)、篠崎洋子さん(現姓・田村)、佐々木節子さん、藤本佑子さん(現姓・内田)が登場し、吉岡さんらに本物の金メダルをお披露目。「なでしこ(ジャパン)もいいけど、魔女も最高ですね」(吉岡さん)と大興奮だった。映画の中には三丁目の面々がテレビを囲んで、魔女たちの熱戦を応援するシーンも。64年当時、中学1年生だったという三浦さんは「去年のなでしこもすごかったが、あのときの感動は10倍、いや20倍はあったんじゃないでしょうか。まさに“国をあげての応援”という言葉がぴったりだった」としみじみ。穏やかな表情を浮かべる魔女たちに「最強チームで怖いというイメージもあったが、こうしてお会いするとみなさん、優しいお母さん方ですね」としみじみ語っていた。また、薬師丸さんと山崎監督は奇しくも同じ64年生まれで「みなさんいい笑顔で、素敵な方々ですね。それにみなさんの身長で世界と戦ったのは、本当に誇るべきこと」(薬師丸さん)、「当時、僕はまだ“バブ~”って感じでしたが、大きくなってから、両親に何度もみなさんの話を聞かされたもの。今日はこうしてお会いできたので、早速自慢したい」(山崎監督)とこちらも感激を隠せない様子。須賀さんは中学時代にバレーボール部員だったそうで、栄光の名選手たちと対面し、少し緊張していた。日本中が東京オリンピックに沸き立つ中、変わらぬ暮らしを続ける夕日三丁目の人々の悲喜こもごもを軸に、三丁目で成長した六子(堀北真希)や淳之介(須賀さん)の巣立ちがシリーズ初となる3Dで描かれる。会場には、60歳以上のシニア層が約250人招待され「日本が一番元気だった64年を描いたこの映画が、復興元年の2012年に公開されるのは運命だと思う。僕らは“親孝行映画”と呼んでいるので、今日はみなさんに観ていただけて本当に嬉しい」(吉岡さん)、「私の父は宮城県石巻市の出身。昨年の震災はニュースの出来事ではなく、まさに家族に起こったことでした。この作品を通して、誰かの役に立つことが日々の喜びだとつくづく思います」(薬師丸さん)と思いを込めてアピールしていた。『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は1月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:東京タワー上空に「333」東京五輪開幕式再現に吉岡秀隆、堀北真希ら感動!小出恵介「僕を恨まないで」“朝ドラ”ヒロイン堀北真希に平謝り妊娠9か月の小雪、深紅のドレスで登場!母になる実感「ひしひしと感じる」NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら
2012年01月17日大ヒット・シリーズを初の3Dで描いた最新作『ALWAYS 三丁目の夕日’64』の公開を記念して、12日に東京都港区にある芝公園で飛行機3機を飛ばす大規模なイベントが開催され、主演の吉岡秀隆、堀北真希、薬師丸ひろ子、須賀健太ら出演者と山崎貴監督が登場した。その他の写真『ALWAYS 三丁目の夕日…』は、オリンピックが開催された昭和39年(1964年)の東京下町を舞台に、そこで暮らす人々の姿を描いたシリーズ第3弾。劇中に登場する高さ333mの東京タワーの下で、3丁目の夕日、3作目、3D公開の“3”にちなみ空に飛行機3機のスモークで“333”を描く“スカイ・ライティング”を行なった。茨城の空港からやってきた3機が見事に青空に“333”を描くと、歓声と拍手が起こり「僕らのためにやってくれているなんて胸がいっぱいです。良い年になりそう」(吉岡)、「感動しました」(堀北)、「空に文字を描くなんてロマンチック」(薬師丸)、と感激。山崎監督は「僕はCGで作ったんですけど、本物には勝てない」と感慨深そうに空を見上げ、「無謀な企画だと思ったけれど、全部上手く行くとは思わなかった。この作品はやっぱりなにか持っていますね。昭和33年から物語が始まりますし、“3”に縁のある作品なんです」と笑顔を見せた。吉岡は「この作品のために、1作目と続編があったのかもしれない、というくらい誇らしい作品になった」と胸を張り「パワー・スポットに行くのもいいですが、ぜひ映画館でパワーをたくわえて「1年乗り切っていくぞ」という気持ちになっていただければ」とPRした。『ALWAYS 三丁目の夕日’64』1月21日(土)全国東宝系ロードショー
2012年01月12日映画『ALWAYS三丁目の夕日‘64』の劇中にも登場する、1964年の東京オリンピックの開会式で行われた飛行機雲で模様を描く“スカイ・ライティング”を再現したイベントが1月12日(木)に開催され、主演の吉岡秀隆を始め、堀北真希、薬師丸ひろ子、須賀健太、山崎貴監督が出席。3機のプロペラ機が東京タワーの後ろに広がる青空に「333」の文字を描いた。人気シリーズの第3弾で、東京オリンピックに沸きつつも、変わらぬ暮らしを続ける夕日三丁目の人々の悲喜こもごも、三丁目で成長した六子(堀北さん)や淳之介(須賀さん)の巣立ちが描かれる。’64年の東京五輪の開会式では、航空自衛隊のチーム「ブルーインパルス」が華麗なアクロバティック飛行を披露し、飛行機雲で空に五輪のマークを鮮やかに描き出したが、劇中ではCGでこの様子を再現している。今回、公開を前にスカイ・スポーツ活動を行なっている「チームディープブルース」の3人のパイロットが参加し、「三丁目」、「シリーズ3作目」、「3D」にちなんで東京タワーを背景に「333」の文字を描くことにチャレンジした。この日は午前中から空は厚い雲に覆われていたが、イベントが始まる頃には青空に。これには山崎監督らも「さすが“持っている”作品です」と笑顔を見せた。茨城県の基地から飛び立った3機の飛行機はまず、東京タワー上空でデモンストレーションとして上空に飛行機雲で花を咲かせる“空中開花”を披露。続いて上空2,000メートルの高さに大きな「333」の文字を浮かび上がらせた。寒空の下でのイベントということで、震えながら「早く来てほしい」と語っていた登壇陣も見事に描き出された「333」の文字に大興奮!吉岡さんは「僕らのためにやってくれているというのが本当に嬉しい。胸がいっぱいになりました」と感動しきり。堀北さんは「(飛行機が)近づいてくる感じがワクワクしますね」と満面の笑みを浮かべた。東京五輪の年に生まれ、競技場の近くに家があったという薬師丸さんは「両親はTVに釘づけで空を見るのを忘れていたそうです。こういう形で見られて嬉しい」とニッコリ。須賀さんは「オリンピックのときもこういう感覚だったのかな」としみじみと喜びを語った。劇中でブルーインパルスを再現した山崎監督も「本物はすごい!CGで作ったけど、これは勝てないなぁ」と感動をあらわにしていた。さらにイベントの最後には三丁目の“夕日”を再現すべく、オレンジ色の風船約2,000個が空へ。吉岡さんは間もなく公開となる本作を「この3作目を作るために1作目と続編があったと思えるくらいです」と自信をうかがわせる。堀北さんは「1作目のとき、私は16歳で私もちょっとずつ大人になりながら六ちゃんを演じてきました」と寂しさものぞかせた。『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は1月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:小出恵介「僕を恨まないで」“朝ドラ”ヒロイン堀北真希に平謝り妊娠9か月の小雪、深紅のドレスで登場!母になる実感「ひしひしと感じる」NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら
2012年01月12日前作から5年ぶりとなるシリーズ最新作『ALWAYS 三丁目の夕日’64』の完成披露舞台あいさつが8日にTOHOシネマズ六本木で行なわれ、主演の吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、薬師丸ひろ子、須賀健太、小清水一揮ら出演者と、脚本&VFXも手がけた山崎貴監督が登壇した。その他の写真『ALWAYS 三丁目の夕日…』は、昭和39年(1964年)、オリンピック開催を目前に控えた東京を舞台に、下町で暮らす人々の人間模様を描いたシリーズ第3弾。前2作では、昭和30年代の風景をVFX技術を用いて再現したが、今作ではさらに3D化を試みている。吉岡は「大変長らくお待たせしました。“ALWAYS”史上最高の作品がようやく出来上がりました。多くは語りません。三丁目に行って元気を出しましょう」とあいさつ。小学生だった前作から高校生として登場する須賀が「作品と一緒に成長してきたような気持ちです」と話すと、吉岡と堤は「本当に大きくなって、しっかりとあいさつできるようになって、頼もしい」と成長を喜んでいた。「最初から最後まで臨月というなかなかない役だった」という小雪は、実際に現在妊娠9ヶ月を迎える。「作品を通して、腰痛など疑似体験ができた。想像でしかわからなかた部分を今、ヒシヒシとリアルに感じています」とニッコリ。「出産予定日も公開日のあたりなんだよね」と山崎監督が明かすと、場内からは拍手が起こった。劇中でウエディング姿を披露しているという堀北は「実際に着たときは、みんなの目が『もう行っちゃうの?』という雰囲気で、たくさんのお父さんに“ありがとう”を言うような感じでした」とコメント。堤は「8年前から六ちゃん(掘北)を見てきたわけですから、彼女の横にいる男を見ているだけでムカムカした」と語り、笑わせていた。「撮影の終わりかけに震災があって、続けていいのかと悩みました」と山崎監督は明かし、「おこがましいかもしれませんが、この時期を選んで生まれてきたような作品。“本当の幸せって何だろう?”と、もう一度考え直すきっかけにしてほしい」と語った。『ALWAYS 三丁目の夕日’64』2012年1月21日(土)全国東宝系ロードショー
2011年12月08日人気シリーズの5年ぶりの新作にして完結編となる『ALWAYS三丁目の夕日‘64』の完成披露試写会が12月8日(木)、都内で開催され吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、薬師丸ひろ子、須賀健太、小清水一揮、山崎貴監督が舞台挨拶に登壇。現在妊娠9か月で来月出産予定の小雪さんにとっては、これが出産前に公の場に登場する最後の機会となったが、元気な様子を見せた。西岸良平の人気漫画を原作に、2005年に公開されてロングランヒットを記録した『ALWAYS三丁目の夕日』、その2年後に公開され前作を上回るヒットとなった『ALWAYS続・三丁目の夕日』に続く第3弾。東京オリンピック開催の昭和39年を舞台に、高度成長の真っ只中でも以前と変わらず人情味あふれる夕日三丁目の人々の喜怒哀楽を情感たっぷりに描き出す。小雪さんは夫役の吉岡さんに手を引かれて深紅のドレスで登場。腰痛のせいか壁に手をつきながらゆっくりと歩く姿が見られたが、客席の歓声に笑顔で応えるなど元気な様子を見せた。劇中では出産を体験しており「疑似体験でいい経験をさせてもらいました」とニッコリ。「自分以外のものを守ろうとする気持ちが自然に芽生えてきました。神様が決めた10か月という月日は、母になるための準備の時間なんだな思います。(撮影中に)想像でしかなかったのが、いまはリアルにひしひしと感じています」と改めて母親になる心境を明かした。予定日は映画の公開初日から2日しか離れていないこともあり、監督が「1月21日(土)に産んでほしい」と語ると「(客席の)拍手の音に反応しています」とお腹に手をやり微笑んだ。一方、「鈴木オート」ではついに今回、堀北さん演じる六子がお嫁に行くことに…。堤さんは「(第1作の)8年前から見てるわけで、その中での思いがあって…脚本読んだ時点でダメでした(苦笑)。現場では僕だけでなく、スタッフのおじさんたちも同じ気持ちだったと思う。(結婚シーンで六子の)隣にいる男を見るだけでフツフツと怒りがわいてきて、演技している気がしなかった」と“父”の思いを吐露した。堤さんの妻を演じた薬師丸さんも、娘同然の六子の結婚に「『えー?もういっちゃうの?』という感じで喜ぶというよりも悲しみをこらえて送り出す感じでした」と寂しそうに明かした。堀北さんは「次のステップに進むときに希望を持って行かなくちゃいけないけど、いままでの場所に置いていかなくちゃいけないものがたくさんありました。みなさんの目が『いっちゃうの?』という感じで(笑)、たくさんのお父さんたちに『いままでありがとうございました」と言う気持ちでした」とふり返った。本作ではビッグイベントとして東京オリンピックが描かれるが、もたいさんは「出演者の中で実体験で経験したのはおそらく私と三浦(友和)さんだけ。私は代々木でブルーインパルス(※五輪でアクロバティック飛行を披露した航空チーム)を見まして、本当に見事で感動しました。映画でもう一度みなさんに見てもらえるのは嬉しい」としみじみと語った。また、この日は前作に続き主題歌「グッドラック」を担当した「BUMP OF CHICKEN」の姿も見られた。『ALWAYS三丁目の夕日‘64』は2012年1月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら
2011年12月08日青森県鰺ヶ沢に住む長毛種秋田犬の“わさお”主演の映画『わさお』が3月5日(土)に初日を迎え、薬師丸ひろ子、甲本雅裕、鈴木砂羽、伊澤柾樹、吉永淳、嶋大輔、大沢樹生、平田満、そして錦織良成監督が東京・銀座の丸の内TOEI1での舞台挨拶に登壇し、公開を迎えた喜びを語った。“ブサかわ”な風貌でいまや全国区の人気犬となった秋田犬の“わさお”。青森県鯵ヶ沢町で生活するわさおの自然な姿を、そのままフィルムに焼き付けた。愛犬家で知られる薬師丸さんは、自身が飼っていたラブラドールレトリーバーとの思い出を語った。「近所で犬がケンカをしていると走って止めに行くので『仲裁犬』として知られていました。14歳になる5日前に亡くなったのですが、もう自分の足で立ち上がれなかったのに、父が庭でちょっと大きな声を出したらスクッと立ち上がって、心配そうに覗いていました。たかが犬じゃないんです。犬には人の気持ちが分かる。わさおもそうでした。日を追うごとに気持ちを読み取ってくれました。犬は物言わぬ動物ですが、一緒にいればいるほど家族のことを思ってくれます」と感無量の様子で語った。嶋さんもゴールデンレトリバーを飼っていたことがあること明かし、「撮影現場では犬談義で薬師丸さんと意気投合した」とひとりで強調していた。甲本さんは、「薬師丸さんと鈴木さんに挟まれて、とっても嬉しい。この映画に出て本当に良かった!」と満面の笑み。獣医役で出演した大沢さんは、「わさおは、僕にまったく懐いてくれなかった。お母さん(飼い主の菊谷節子さん)は懐いてくれましたが…」と明かし、会場の笑いを誘っていた。キャストたちはそれぞれにわさおとの思い出を楽しそうに語ったが、苦労も多かったようで、わさおの自然な姿を切り取るため、わさおが動かないときは何時間も待ち続けたという。「わさおを通じ、犬と人間の気持ちが通じるということを自身で体感した」という錦織監督。アジア6か国(香港、台湾、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、インドネシア)での公開を知り、「わさおの癒しがアジアのみなさんを巻き込むと思うと、素直に嬉しい」と、わさおの魅力が世界に通じたことで、喜びもひとしおの様子だった。最後に薬師丸さんは、「わさおは私たちの気持ちを汲み取り、日を追うごとに一緒にいてくれました。お母さんがそばにいて、いつもわさおのストレスをひとりで受け止めていてくれたおかげです」と、わさおとお母さんへの感謝の気持ちをしみじみと延べ、「この映画を観て、勇気や元気を貰ってくだされば…」とメッセージを残した。劇中、わさおは、訓練犬ではないので、簡単にしっぽも振らないし、人間にも媚びない。“孤高の犬”という印象で、圧倒的な存在感を放っている。『わさお』は全国にて公開中。■関連作品:わさお 2011年3月5日より全国にて公開© 2011 映画『わさお』製作委員会■関連記事:犬映画のセオリーを無視『わさお』錦織良成監督インタビュー国民的人気のブサかわ犬に逢いたい!『わさお』ワンちゃん募集企画実施中“ブサかわ”秋田犬・わさお主演!『わさお』パンフレットを5名様にプレゼント“ブサかわ犬”わさおが青森から上京!東京観光を満喫薬師丸ひろ子、22年ぶりに映画主題歌を歌う!「もう一度新しい挑戦を」
2011年03月07日一見“犬離れ”したライオンのような出で立ちと、“ブサかわ”な風貌で全国区の人気を集める秋田犬“わさお”。青森県鯵ヶ沢町に実在するわさおの自然な姿を、そのままフィルムに焼き付けた映画『わさお』が誕生した。「いままでの犬映画とは違う」方法で、メガホンを取ったのは『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で、第二の人生に賭ける男と家族の絆を映し出した、錦織良成監督。初めての犬映画という挑戦に込めた思いを語ってもらった。わさおは“三船敏郎以上の存在感”実は、映画化のオファーを受けるまで「わさおのわの字も知らなかった」と明かす監督だが、監督を引き受ける決意は、わさおに会って確信に変わったよう。「元々この企画は、わさおの顔を見て『三船敏郎以上の存在感』と認めたプロデューサーの伊藤(満)さんが持ち込んだものだったのですが、実際に初めてわさおに会ったときは、“孤高の犬”という印象を受けました。訓練犬ではないので、簡単にしっぽも振らないし、人間に媚びないというのがかっこよかったですね」。訓練犬でもタレント犬でもない、わさお“本人”の大抜擢は、並大抵の挑戦ではなかったはずだが、そこには大の犬愛好家としても知られる主演の薬師丸ひろ子さんの並々ならぬ思いによる支えがあった。「薬師丸さんと初めてお会いしたときに、『わさおは僕たちの言葉も気持ちも汲み取るから、本当に優しい気持ちで撮らなければならない』と約束したんです。わさおの前では、わさおの演技ができてないとか言わない、そう思わないこと。形としてとりあえず動いてもらうのではなく、心からわさおにいい演技をしてもらいたいと思いながら現場で動く、というかなりアナログな体制をとりました。そこには、ペットとして、動くぬいぐるみのように可愛がる人たちに対しての、柔らかい戒めも入っているのですが、人間と犬の対峙、わさおも犬としてそこに存在しているというのを尊重したうえで人間が見てあげるという。もし、わさおの姿がすごく自然体に感じられたら、それは一同がわさおを信じて撮ったおかげかなと思います」。そこで監督が打ち立てたスローガンは「わさおのNGカットはなし」!多い時には一日5、6時間わさおのためにカメラを回し、全く動かない時は2、3時間待ち続ける。わさおの撮影シーンだけで55時間にも及んだ。「お手もお座りも無理なので、我々がわさおに何かをやらせるというのは到底無理で。わさおが寝るシーンでは全部待ってますから。だから、思っていた画が撮れなくても『仕方ないな、明日撮るか』という雰囲気で現場を後にしていたので、苦労したかと言えば本当は苦労だと思わなきゃいけないんだけど、現場でそう思わないようになっていたので、気がついたら一か月で撮れきっていて。動物だからテレパシーみたいなものが伝わるんじゃないでしょうかね、最後の一週間は『台本を読んでたんじゃないの!?』と思わせるくらい、ミラクルショットの連続で、3、4割のシーンは最後の一週間で撮れてるんですよ。諦めずにカメラを回した、無欲の勝利ですね」。犬と人間でも「気持ちは通じる」この“自然体”へのこだわりは、わさおだけでなく、鯵ヶ沢町で暮らす人々を演じる周囲のキャストにも伝播していった。わさおの飼い主、菊谷節子さんを演じた薬師丸さんもそのひとり。スクリーンに映る薬師丸さんの目には、本物の“愛”がこもっている。「実際の節子さんは、多くを語らないけどみんなを見守っている“日本のお母さん”のような方なんです。一日に2時間のわさおの散歩を3回もするのですが、一切不平不満を言わない。わさおがいることで自分も元気になるし、みんなを繋ぐから、そのためにもわさおが元気でいなくてはいけないという姿勢に頭が下がるばかりで。現場で薬師丸さんとも話して、節子さんの思いのところで嘘をついてはいけないと。薬師丸さんには、演技を超えた愛の伝わる演技をしていただけたので、何も言うことはなかったですね」。わさおを撮ることで、「気持ちが通じる」ということを自身で体感したという錦織監督。スクリーンに映る、わさおからはその“気持ち”がきっと伝わってくるはず。特集「『わさお』犬好き女子が証言!“ココが違う”わさおが大好き!」■関連作品:わさお 2011年3月5日より全国にて公開© 2011 映画『わさお』製作委員会■関連記事:国民的人気のブサかわ犬に逢いたい!『わさお』ワンちゃん募集企画実施中“ブサかわ”秋田犬・わさお主演!『わさお』パンフレットを5名様にプレゼント“ブサかわ犬”わさおが青森から上京!東京観光を満喫薬師丸ひろ子、22年ぶりに映画主題歌を歌う!「もう一度新しい挑戦を」
2011年03月04日ライオンのような野性味あふれる風貌と、愛嬌のあるたたずまいで全国区の人気者となった秋田犬“わさお”と人間の交流を描いた感動作『わさお』が3月5日(土)よりいよいよ公開となる。本作の公開を記念して、このほどわさおくんのガールフレンド候補を募る、ワンちゃん大募集企画が実施されている。わさおのホームタウンである青森県鯵ヶ沢町を舞台に、わさおのあるがままの自然な魅力がふんだんに映し出されている本作。大好きな飼い主に捨てられて心に傷を負った孤独な“わさお”が、町の人々との交流を通して、かけがえのない存在になっていく姿が描かれている。先日、青森から上京した際にもその堂々としたマイペースぶりで注目を集めたわさお。今回、そのガールフレンドに立候補してくれた勇気あるワンちゃんたちには、3月5日(土)の公開初日に主演の薬師丸ひろ子たちと一緒に写真撮影ができるチャンスと、本作の全国鑑賞券プレゼントがもらえる特典も。応募条件は、銀座で行われる初日イベントに参加できる、メスのワンちゃん。果たしてわさおのハートを射止める乙女は出現するのか?『わさお』は3月5日(土)より全国にて公開。「わさおのガールフレンド立候補!」応募要項■イベント内容日時:3月5日(土)10:45集合、11:30から写真撮影集合場所:東映本社前(東京都中央区銀座3-2-17)■応募資格上記日時に銀座の東映本社前に来られるメスのワンちゃん※当選の発表はメールでの当選通知となります。■応募ページ■『わさお』公式サイト特集「『わさお』犬好き女子が証言!“ココが違う”わさおが大好き!」■関連作品:わさお 2011年3月5日より全国にて公開© 2011 映画『わさお』製作委員会■関連記事:“ブサかわ”秋田犬・わさお主演!『わさお』パンフレットを5名様にプレゼント“ブサかわ犬”わさおが青森から上京!東京観光を満喫薬師丸ひろ子、22年ぶりに映画主題歌を歌う!「もう一度新しい挑戦を」
2011年02月25日ブログで紹介されたことをきっかけに、国民的人気を博した“ブサカワ犬”わさおと飼い主の交流を描いたハートウォーミングストーリー『わさお』の完成披露試写会が2月13日(日)、都内で行われ、主演の薬師丸ひろ子ら主要キャストと錦織良成監督が舞台挨拶に登壇した。そして本作で映画デビューを飾ったわさお本人(本犬?)が青森からはるばる上京し、ファンの前に登場!客席からは「かわいい」の歓声が上がったが、当のわさおは東京の暖かさに少々バテ気味…。それでも相変わらずのマイペースぶりで、劇場全体をすっかり癒していた。わさおが暮らす青森県鯵ヶ沢でオールロケが行われ、『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の錦織監督が感動のストーリーを紡ぎ出す本作。実在の飼い主・菊谷節子さんをモデルとした主人公・セツ子を演じる薬師丸さんは、「わさおはお母さん(菊谷さん)の言うことをよーく聞いて、期待に応えようと頑張っていた。きっと褒めてもらいたかったのかも。学習能力も高いし、本当にいい子です」と“主演”わさおをベタ褒め。錦織監督も「最初は1日1カットも撮れない日があったが、薬師丸さんから『犬は人間の気持ちが分かる』とアドバイスを受けて、スタッフもなるべく和やかな雰囲気でいようと務めた。終盤ではすっかりお利口になって(笑)、撮影も順調だった。ブサかわいいと言われますが、結構カッコいいと思いますよ」とこちらも、わさおの熱演に太鼓判だ。そんなわさおが、社団法人日本ユネスコ協会連盟から世界遺産活動の特別大使“犬”(ワンバサダー)に任命され、授与式が行われた。同協会連盟の野口昇理事長は「巧まざる名演技をしたわさおくんに拍手を贈りたい。子どもたちや若い世代に世界遺産活動の大切さを伝えて欲しい」。菊谷さんがわさおに代わって任命状を受け取ると、それまでバテ気味だったわさおがすっと立ち上がる場面も!薬師丸さんも「こんな大役に任命されるのも、飼い主の菊谷さんがわさおくんに溢れんばかりの愛情を注いだからこそですね」と大喜びだった。わさおは2月10日(木)に上京し、翌11日(金・祝)には各局の情報番組に生出演(ハードスケジュールの合間を縫って、皇居での散歩も楽しんだ)。そして、都内が雪に見舞われた12日(土)は浅草の雷門、渋谷、芝公園、東京タワーなど名所を駆け足で訪れ、東京観光を満喫したのだとか。わさおが行く先々でたくさんの人に取り囲まれ、大人気だったことは言うまでもない。『わさお』は3月5日(土)より全国にて公開。■関連作品:わさお 2011年3月5日より全国にて公開© 2011 映画『わさお』製作委員会■関連記事:薬師丸ひろ子、22年ぶりに映画主題歌を歌う!「もう一度新しい挑戦を」
2011年02月14日女優の薬師丸ひろ子が主演映画『わさお』の主題歌を歌うことになり12月13日(月)、都内のスタジオで公開レコーディングを行った。薬師丸さんが自身の主演作で主題歌を歌うのは、『レディ!レディ READY! LADY』(’89)以来なんと22年ぶり。今回、人気デュオ「Kiroro」の玉城千春が作詞を手がけた「僕の宝物」がエンディングを感動的に演出する。とあるブログで紹介されたことをきっかけに、全国的な人気を獲得した“ブサカワ犬”わさおと、飼い主の菊谷節子さんの交流を描いた本作。なんとわさお本人(本犬?)が堂々の主演で映画デビューを飾り、薬師丸さんが飼い主・セツ子を演じている。わさおが暮らす青森県鯵ヶ沢でオールロケが行われ、『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の錦織良成監督が感動のストーリーを紡ぎ出す。かつて「セーラー服と機関銃」や「探偵物語」「紳士同盟」など数々の映画主題歌をヒットさせた薬師丸さんだが、ある時期を境に主題歌を断るようになったのだとか。「ふとふり返って、自分の歌が(映画に)乗ることが果たして良いことなのかと思うようになって…」。しかし今回は「もう一回、人の意見を聞いて新しいことに挑戦をする気持ちになった」そうで、主題歌のオファーを快諾。スクリーンに往年の歌声が帰ってくることになった。「仮歌を入れたときは、もう落ち込むだけ落ち込んだ。優しいメロディに、優しい言葉を乗せることは想像以上に難しかったですね」と薬師丸さん。言葉を喋れないわさおに代わって「わさおの気持ちを誰かが代弁できたらとても素敵なこと。その役目をいただいて緊張したが、映画の温かさが曲からも伝わるはず」と満足そうな表情を見せてくれた。薬師丸さんはプライベートでも犬を飼っている犬好き。今回初体験となった犬との“共演”に「守らなければいけないルールもたくさんあって、気を遣った」。とはいえ、相手はすでに多くのメディアで取り上げられている“スター”とあって、「とにかく頭がすごくいいですね。人が自分に何を求めているかちゃんと理解していたし、台本にはない奇跡的なことを何度もやってくれた」と薬師丸さんも舌を巻くほど。また、わさおにストレスを与えまいと、常に面倒を見ていた菊谷さんに敬意を払うことも忘れなかった。『わさお』は2011年3月5日(土)より全国にて公開。■関連作品:わさお 2011年3月11日より全国にて公開© 2011 映画『わさお』製作委員会
2010年12月14日映画『ハナミズキ』(土井裕泰監督)の完成披露試写会が7月8日(木)、東京国際フォーラムで行われ、主演の新垣結衣に生田斗真、向井理らが出席した。歌手、一青窈の同名代表曲をモチーフに、ある男女が10年にわたって愛を育み、成長する姿を描く純愛ストーリー。新垣さんは、海外で働くことを夢見て故郷の北海道から東京の大学に進学し、夢を実現させてニューヨークで働くことになるヒロイン・紗枝を熱演。ニューヨークロケ、英語に初挑戦した撮影をふり返り「英語に触れる機会がなかったので、ゼロからのスタートで、撮影前から練習しました」とちょっぴりシビアな表情。紗枝と遠距離恋愛しながら北海道の漁師として生きる康平役の生田さんは「父親役の松重豊さんと漁師仲間の役の方々と漁の練習をしましたが、深夜3時に出て朝7時に戻り、夜の7時に寝るという生活をしたのが一番大変でしたね」と爽やかな笑顔で語った。向井さんは、東京で紗枝が知り合う大学の先輩・北見役で「新垣さんとのシーンばかりで全然、(ほかの)人と会わなかった。でも、ニューヨークロケで(共演の)薬師丸ひろ子さんと行き帰りの飛行機が同じで、食事に連れて行ってもらったのが楽しかった」と寂しげな笑顔。会場の笑いを誘った。一方、同曲の歌詞のワンフレーズにちなみ、MCが好きな人と100年続くためには?と質問。新垣さんは「2人にとって、人生の大切な時期を一緒に過ごすことで、お互いの存在が特別なものになっていくのでは?そういう出会いってあるだろうな、と思います」。生田さんは「いまの恋愛の形って、毎日電話したりメールしたりして繋がっている。『ハナミズキ』のように、離れていても相手を想う気持ちで繋がっているっていうことが大切なのでは?」と“優等生”発言。向井さんは「1つの言葉が持つ意味はいろいろあると思うので、抽象的な気持ちを理解する能力があったら素敵だな、と思います」と話していた。映画『ハナミズキ』は8月21日(土)より全国東宝系にて公開(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:ガッキー絵本デビュー主演作『ハナミズキ』で使用の英語版自筆絵本を出版ガッキー主演『ハナミズキ』 釧路での開始から延べ5か月…カナダでクランクアップ向井理、携帯ドラマで内山理名と夫婦に!残された妻子に5年越しの“手紙”送るガッキー in ニューヨーク!『ハナミズキ』撮影でマンハッタンを颯爽と歩く!ガッキー&生田斗真、北海道漁港で炊き出し“返礼”斗真「鮭漁はマスター!」
2010年07月08日第19回日本映画批評家大賞の授賞式が5月7日(木)、東京・青山スパイラルホールで行われ、新人監督賞受賞の板尾創路、主演女優賞受賞の薬師丸ひろ子、新人賞受賞の岡田将生らが出席した。『板尾創路の脱獄王』で受賞した板尾さんは、「驚きと喜びが混在している。映画批評家のおじさん、おばさんにすごく怒られる映画を作ろう、と思ったら褒められた…それが戸惑い。でもやっぱり嬉しい。まあ矛盾しているんですけど。この後、このままずっと撮らないでいたら、もっと怒られるんでしょうねぇ」と思案顔。監督第2作について「『板尾創路の遠山の金さん』ですかね」とおトボけも。一方、3日(月)に大沢たかお似というトランペット教室の講師と入籍した吉本の後輩、山田花子について「すごく女らしく人間として可愛らしいから、いつかは(結婚する)と」と祝福。結婚を機に芸風が変わる?との問いに「加速するかどうなのか…でも持って生まれたコメディエンヌだから」とミセス花子の活躍に期待を込めた。『今度は愛妻家』で受賞した薬師丸さんは、愛する妻を失った夫の喪失感を描いた本作に「私の周りにもパートナーを失ってつらい思いをしている友人がいて、『観て』と勧めたら何回も観てくれたそうで。どこかで見守ってくれる存在がいる、と感じてほしい」とメッセージ。自身について「デビューから約33年経って、演じる機会を与えられることは奇跡。これからもがんばります」と笑顔を弾けさせた。新人賞は『ホノカアボーイ』で受賞した岡田さんのほか、『愛のむきだし』の満島ひかり、『ちゃんと伝える』のAKIRA(EXILE)の3人。映画での活躍が著しい岡田さんは「映画が好きなのでこれからもずっと映画に携わりたい」とはにかみ笑い。全編237分の『愛のむきだし』で熱演を繰り広げた満島さんは「470シーンを6週間で撮るハードな撮影を満身創痍でがんばりました。まだうずらの卵みたいなものですが、新人賞のようにキラキラ輝く新鮮な、針で突き刺すような役者になっていきたい」と、それぞれ精進を誓っていた。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:今度は愛妻家 2010年1月16日より全国にて公開©2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会板尾創路の脱獄王 2010年1月16日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開©2009「板尾創路の脱獄王」製作委員会愛のむきだし 2009年1月31日より渋谷ユーロスペースほかにて公開© 愛のむきだしフィルムパートナーズホノカアボーイ 2009年3月14日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン/電通/ROBOTちゃんと伝える 2009年8月22日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 「ちゃんと伝える」製作委員会■関連記事:映画館大賞『グラン・トリノ』に栄冠!中谷美紀が選ぶ1本は『アンヴィル!』薬師丸ひろ子バレンタインのチョコは「50、100と用意するのはタ・イ・ヘ・ン」井上真央、新CMでのトヨエツのお姫さま抱っこにウットリ薬師丸ひろ子&豊川悦司、水川あさみ&石橋蓮司が“漫才”トーク『今度は愛妻家』板尾、新成人に「いい男見つけて!変な男いっぱいいるから」と大人の警告
2010年05月07日新垣結衣と生田斗真の共演作として注目を集める映画『ハナミズキ』が、4月23日にカナダ・ノバスコシア州のルーネンバーグにてクランクアップを迎えた。海外で働くことを夢見て北海道から東京の大学へ進学する紗枝(新垣さん)と、高校時代に彼女と恋に落ちるも北海道に残ることを決意する康平(生田さん)の純愛を描いた本作。別々の道を歩みつつも互いを変わらず大切に想う2人の10年に及ぶ愛の軌跡が綴られる。昨年の9月下旬に北海道の釧路でクランクイン。その後、東京、ニューヨークと撮影は続いてきた。生田さんは釧路で、紗枝の大学の先輩を演じる向井理と紗枝の母親役の薬師丸ひろ子の両名はニューヨークにてそれぞれ撮影を終えていたが、新垣さんはその後、単身カナダに渡り、紗枝にとって重要な意味を持つこの国でオールアップを迎えた。新垣さんは「かなり遠方でのロケや、(新垣さん以外のキャストは)海に出ての撮影もありましたが、大きな事故などなく、無事に終えることができてホッとしています」と5か月の長きにおよぶ撮影を終えたばかりにもかかわらず、まず周囲、チームへの気遣いのコメント。さらに「役者としても人としても、色んな景色を見せてもらえたし経験をさせていただきました。出来上がりを私自身も楽しみにしています。観てくださった方が穏やかな気持ちになってもらえるような作品になればいいなと思っています」と語った。土井裕泰監督は「3か国にまたがる長い期間の撮影を無事に終えることができて、いまは、ただただホッとしています。長い旅につきあってくれた全てのキャスト、スタッフに感謝しています」と感謝の言葉を述べた。那須田淳プロデューサーは、最終ロケ地となったカナダ・ルーネンバーグについて「この地は、紗枝が初めて訪れた自分の生まれ故郷。父、母、そして恋人、愛するそして愛してくれた大切な人たちの想いと願いに導かれやってきた日本から遠いこの場所に、ハナミズキに彩られた奇跡が彼女を待っています」と明かし、新垣さんの演技についても「クライマックスを迎えるこの場所で、新垣さんの演技は、カナダの美しい大自然を背景に見事にマッチした最高のお芝居で、それこそ奇跡としか言えないような素晴らしいシーンを生み出してくれました。やはり、彼女はここ一番、持ってる女優さんだなあと思いました」と絶賛。そして「一青窈さんの『ハナミズキ』をモチーフに製作してきたこの映画ですが、この曲の歌詞の一言一言が全ての人の心にしみるように、全てのシーンが全ての人の心に響く映画になると思います。心の深いところに届く作品です。公開日を楽しみにお待ちください」と完成に向けて力強いコメントを発した。映画『ハナミズキ』、完成は6月下旬を予定。公開は8月21日(土)より全国東宝系にて。■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:向井理、携帯ドラマで内山理名と夫婦に!残された妻子に5年越しの“手紙”送るガッキー in ニューヨーク!『ハナミズキ』撮影でマンハッタンを颯爽と歩く!ガッキー&生田斗真、北海道漁港で炊き出し“返礼”斗真「鮭漁はマスター!」制服姿見納め?ガッキーと生田斗真が一青窈の「ハナミズキ」を基にした映画で共演!
2010年04月27日カラオケの十八番としても人気の一青窈(ひととよう)の代表曲「ハナミズキ」をモチーフに、新垣結衣、生田斗真を迎えて贈る純愛映画『ハナミズキ』。昨年9月より行われてきた本作の撮影が、3月25日(木)、しんしんと雪の降る北海道釧路にて日本編のクランクアップを迎え、翌26日(金)には主演の2人からの返礼として、お世話になった地元の漁港の人々のために炊き出しを行った。本作で描かれるのは、東京への大学受験を控え、大きな夢にひたむきに走る紗枝(新垣さん)と家業の漁師を継ぐため水産高校に通う康平(生田さん)、純粋な心を持つ2人の男女の出会いから初恋、遠距離恋愛、別れ、成長、挫折…という、10年間に及ぶ軌跡。若くして死んだ父が海辺の家の庭に植えたハナミズキの木に導かれるように2人に訪れる奇跡とは――。人々が自身の人生や想いを重ね口ずさむような「ハナミズキ」の歌詞と音楽がモチーフとなっており、共演陣には、蓮佛美沙子、ARATA、木村祐一、松重豊、向井理、薬師丸ひろ子など多彩な顔ぶれが揃った。昨年の9月にクランクインし、北海道、東京などでロケが行われてきた本作。釧路で日本編のクランクアップを迎えた新垣さんは「こんなにキラキラしたキレイな雪の中で終われて幸せです」と笑顔を見せると、この日で全ての撮影が終了となった生田さんは「北海道は寒かったけど、温かい現場で毎日撮影が楽しみでした」と名残惜しそうにふり返った。本作のタイトルにもなっている、ハナミズキの花言葉は「返礼」。クランクアップ翌日には、2人と映画スタッフは地元の人々に感謝の気持ちを込めて炊き出しを敢行!新垣さんが感謝を述べながら真鱈の味噌汁を配り、生田さんは北海道ならではのちゃんちゃん焼きを振舞うという和やかな打上げとなった。今回、漁師という役で実際に漁にも参加した生田さんだが、「漁師のみなさんは温かくて仕事に誇りを持っていて、役作りとしても人生経験としても貴重な体験。鮭漁はマスターしたので力になれると思います(笑)」と頼もしいコメント。すると、今度は漁港の人々から映画の大ヒットを祈願した大漁旗が生田さんに贈呈され、このサプライズ演出に本人は驚きながらも「すげぇ、やったぁ!」と感激した様子。一方、新垣さんに贈られたのは北海道名物の、木彫りの熊。これには思わず笑みがこぼれた。そして、新垣さんは「生田さんにいろんな面で助けてもらいました。楽しい現場を作ってくれたり、お芝居してるときもナチュラルでいられるなって。ホントにいい時間を過ごさせてもらいました」と感謝。来月からはニューヨーク・カナダの海外ロケが始まるが、「海外でのお仕事は経験が少ないので緊張していますが、何より楽しみたいと思います」と決意を述べた。そんな新垣さんに生田さんは「英語のセリフとか大変だと思うけど、体に気をつけて頑張ってほしい」とエール!映画は6月下旬完成予定。『ハナミズキ』は8月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会■関連記事:制服姿見納め?ガッキーと生田斗真が一青窈の「ハナミズキ」を基にした映画で共演!
2010年03月30日女優の薬師丸ひろ子、俳優の豊川悦司が2月14日(日)、東京・シネスイッチ銀座でW主演映画『今度は愛妻家』のロングランヒット御礼舞台挨拶を行い、バレンタインデーについて語り合った。薬師丸さんは「この仕事を13歳からしていて、華やかにウキウキすることを逃して大きくなってしまった。バレンタインの日が仕事や撮影ですと、一応女の子なのでみなさんに渡すチョコを50とか100とか用意するので大変で」と苦笑い。「なるべくそのとき、仕事をしていないといいな」と本音をポロリ。司会者から、今日は豊川さんと(同席した)行定勲監督の分を?と聞かれ、「用意してきました!(渡すのは)これからです。朝、やっぱり…」と準備に奔走した様子。豊川さんから「多分、今日がバレンタインデーだとご存じなかったんじゃないですか?」と突っ込まれ、「あの、あの…最高級チョコレートをご用意させていただきました」と何とか切り返した。一方で同日、バンクーバー五輪のフリースタイルスキー・女子モーグルで五輪自己最高の4位に入った上村愛子選手の話題に、薬師丸さんは「年を重ねてレベルを上げていくなんてすごい。スケートの方とかもそうだと思いますが、(周囲の声に対して)じゃ自分が滑ってみたら?って言いたくなると思う」と敬意を表した。豊川さんは「こういう仕事をしているので表情に見入っちゃいますが、(選手の)みなさん、神々しい顔をしていらして勇気をもらえる」。行定監督も「世界で4位なんてすごい」と感銘を受けていた。同作は、先月16日(土)から全国約250館で公開されて今月12日(金)で4週間のファーストランを終了。ヒットを受けて同13日(土)から同館など約30館で約4週間、ムーブオーバーされる予定。行定監督は「この映画館で僕の映画がかかるのは初めて。助監督をやっていた頃、豊川さんとご一緒した『Love Letter』という映画がここから広がってロングランした。感慨深い劇場です」としみじみ。豊川さんも「すごく縁のある劇場。『Love Letter』もそうですし、その前に薬師丸さんと夫婦役をやらせていただいた『きらきらひかる』もこの映画館から観客に大きく届いていった」と懐かしそうにふり返り「この映画もみなさんの心の中でどんどん育っていくタイプの映画だと思う」と手応えを語っていた。『今度は愛妻家』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:今度は愛妻家 2010年1月16日より全国にて公開©2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会■関連記事:井上真央、新CMでのトヨエツのお姫さま抱っこにウットリ薬師丸ひろ子&豊川悦司、水川あさみ&石橋蓮司が“漫才”トーク『今度は愛妻家』相手に愛を伝えるとっておきの方法は?『今度は愛妻家』観客アンケート大発表!薬師丸ひろ子の透明ボイス&「カ・イ・カ・ン」再来20年ぶりコンサート水川あさみ、大ベテランを相手に“女優”対決?薬師丸ひろ子は美肌を強調
2010年02月15日NTT西日本「フレッツ光」の新CM発表会が1月28日(木)に都内で開かれ、2月1日(月)より放送される一連のCMに出演する豊川悦司、井上真央、石井正則(アリtoキリギリス)が出席した。3人はCMの決めゼリフ「いいんです!」を会見中も連発。さらに豊川さんからは“ダチョウ倶楽部超え”宣言も飛び出した。今回、豊川さんを委員長、井上さんを副委員長、そして石井さんを副委員長代理とする「光にして委員会」が発足し、フレッツ光を普及すべく各家庭や電気量販店を3人が巡る、というこちらの新CM。3人はお揃いの白いシャツに青いネクタイという姿でコミカルに奮闘している。この日も、CMの衣裳で登場した3人。豊川さんは「僕は子供の頃から学級委員とかの“委員”とは縁がなかったので、この歳になって委員長という肩書きがもらえて嬉しい(笑)。(井上さん、石井さんとは)初対面でしたが、撮影の初日から不思議と息が合っていた。ダチョウ倶楽部を超えられるんじゃないでしょうか」とご機嫌。CM中、豊川さんが井上さんを“お姫さま抱っこ”するシーンもあるが、感想を尋ねられた井上さんはCMの決めゼリフを引用し「いいんです!」とニッコリ。設定では3人の中で一番のしっかり者ということになっているが「(普段の井上さんも)しっかり者と見られがちですが、自分でそう感じたことはないです。お2人のやり取りに思わず笑いそうになりながらも、我慢して鋭いツッコミを入れるように頑張りました」とふり返った。石井さんはほとんどの質問に対し「いいんです!」を連発。これに悪ノリするかのように豊川さんは「ダチョウ倶楽部を超えられたと思います」と繰り返していた。会見中、女性司会者が委員長の豊川さんを誤って「審査員」と呼びそうになると、豊川さんは怪訝な顔で「審査員?」と2度聞き返すも「いいんです!」とニッコリ。これには石井さんから「それもいいんですか?おおらかですねぇ」と突っ込まれていた。こちらのCMはすでに3篇の放送が決まっており、「登場」篇は2月1日(月)より、また「引越し」篇と「量販」篇も西日本地区72局にて順次オンエアされる。■関連作品:今度は愛妻家 2010年1月16日より全国にて公開©2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会ダーリンは外国人 2010年4月10日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 映画「ダーリンは外国人」フィルムパートナーズ■関連記事:薬師丸ひろ子&豊川悦司、水川あさみ&石橋蓮司が“漫才”トーク『今度は愛妻家』相手に愛を伝えるとっておきの方法は?『今度は愛妻家』観客アンケート大発表!薬師丸ひろ子の透明ボイス&「カ・イ・カ・ン」再来20年ぶりコンサート水川あさみ、大ベテランを相手に“女優”対決?薬師丸ひろ子は美肌を強調大切なものに気づく『今度は愛妻家』カップル限定特別試写会に25組50名様ご招待
2010年01月28日薬師丸ひろ子と豊川悦司が1月16日(土)、東京・丸の内TOEI1でW主演映画『今度は愛妻家』の初日舞台挨拶を行い、“夫婦漫才”を披露した。同作は、女性に甘く気ままに生きるダメな夫・北見俊介(豊川さん)とおおらかで優しい妻・さくら(薬師丸さん)が、結婚10年目を迎え関係を見つめ直す姿を描くラブファンタジー。薬師丸さんの17年ぶりの映画主演で、豊川さんと映画『きらきらひかる』以来、2度目の夫婦役を演じている。公開を記念し薬師丸さんは自身約20年ぶりのコンサートを、東京、大阪で行ってきたが、“観客”で参加した豊川さんは、「お前もコンサートをやれ、と言われたらどうしようかな、と思いました。多分やったと思います」と冗舌。挨拶の締めで司会者から主演2人にメッセージを求められた際にも、薬師丸さんは「一緒に、一緒に」と豊川さん任せな素振り。豊川さんは「おれに?あなたの声が聞きたい方(観客)がたくさんいらっしゃるんじゃないですか。歌いますか?」とフリ。薬師丸さんは笑いをこらえながら「いえ、豊川さんこそ。ずっと聴いてばかりでしたから、歌いたいんじゃないですか?」と切り返し。息の合った掛け合いで、観客の笑いを誘った。一方、北見家に出入りするオカマを演じた石橋蓮司は「役者は時として意識していない自分を発見することがありますが、今回、絶対にない要素を引きずり出していただき、驚きと恐怖を感じました」とニコニコ。“女優”として同じ共演の水川あさみに対し「化粧時間では私が20〜30分で水川さんは1〜2時間。演技的には勝てた。いいライバル同士になれて、これから役を競合すると思います」と競争心を吐露(?)。水川さんも「芝居の時間以外の合間の時間もライバル視していただき、とても光栄に思っています」と応戦。こちらも観客を笑わせていた。この日は上映後の舞台挨拶。満場の観客からの拍手に行定勲監督は「最近の映画は観客と離れてきた気がしています。今回、200媒体以上の取材を受けましたが、インタビューする人たちが熱かった。多分、自分の人生、生活に重ね合わせてくれたんだと思う。この映画は、僕の、私のことだと思ってもらえたら育っていく作品」と手応えを語りつつ「この映画が当たらなかったら、この後どうするのか」とちょっぴり心配も口にしていた。『今度は愛妻家』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:今度は愛妻家 2010年1月16日より全国にて公開©2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会■関連記事:相手に愛を伝えるとっておきの方法は?『今度は愛妻家』観客アンケート大発表!薬師丸ひろ子の透明ボイス&「カ・イ・カ・ン」再来20年ぶりコンサート水川あさみ、大ベテランを相手に“女優”対決?薬師丸ひろ子は美肌を強調大切なものに気づく『今度は愛妻家』カップル限定特別試写会に25組50名様ご招待“いい夫婦の日”にトヨエツ&薬師丸夫婦、妻をべた褒め、夫に“愛妻”を呼びかける
2010年01月16日女優の薬師丸ひろ子が1月7日(木)、東京・グランドプリンスホテル赤坂で17年ぶりの主演映画『今度は愛妻家』公開記念イベントと銘打った約20年ぶりのコンサート「SONGS2010」を行い、大ヒット曲「探偵物語」など10曲以上を披露した。これまでの主演映画の主題歌など11曲と、カバー曲「時代」などのメドレーで構成。オープニングでは主演映画のフィルモグラフィが流され、「顔はぶたないで。私、女優なんだから」「カ・イ・カ・ン」などの大流行した名台詞が次々と会場に響いた。薬師丸さんは自身御用達の世界的人気一流ブランド、フォクシーの真っ白なドレスで登場すると、まず「メインテーマ」、「すこしだけやさしく」、「紳士同盟」を、20年前以上に澄み切ったクリスタルボイスを響かせて歌い上げ、冒頭から観客約1,150人をウットリ聴き入らせた。MCでは「みなさんに素敵な素敵なことがたくさん起こりますよう、健康で過ごせますようという思いをこめて歌います」とはにかみながらメッセージ。コンサート開催のきっかけについて、『今度は愛妻家』の撮影後の打ち上げで自曲を歌ったことと、昨年8月に主演ドラマ「戦場のメロディ」で、歌を通じてフィリピンのキリノ大統領の心を動かし戦犯死刑囚108人の元日本兵の命を救った歌手、渡辺はま子役を演じ、「なんて歌の力は偉大なんだろうと思って、歌に近くなった気がしたから」と話した。中盤には、『今度は愛妻家』でW主演した豊川悦司と行定勲監督と共にミニトークショーも。豊川さんは「素晴らしいです。薬師丸ひろ子世代といいますか、自分の青春時代と薬師丸さんの歌がオーバーラップしているとしみじみ感じました」と絶賛する一方、「探偵物語」の松田優作とのキスシーンに触れ、「素晴らしいキスシーンをされていましたが、そういえば(『今度は愛妻家』で)俺はなかったな…と。なくて残念でした」と悔しがり、会場の笑いを誘った。アンコールでは唱歌「ふるさと」と再び「メインテーマ」を熱唱。約2時間のコンサートの締めくくりに「30年以上を経て今があるのは奇跡と思っています」と観客と関係者に語りかけ、瞳をうるませていた。同コンサートは1月12日(火)にウェスティンホテル大阪でも開催。映画『今度は愛妻家』は1月16日(土)より全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:今度は愛妻家 2010年1月16日より全国にて公開©2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会■関連記事:水川あさみ、大ベテランを相手に“女優”対決?薬師丸ひろ子は美肌を強調大切なものに気づく『今度は愛妻家』カップル限定特別試写会に25組50名様ご招待“いい夫婦の日”にトヨエツ&薬師丸夫婦、妻をべた褒め、夫に“愛妻”を呼びかける来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!薬師丸ひろ子、20年ぶりライヴ決定8,940円(ヤクシマル)でカ・イ・カ・ン!
2010年01月08日数々の話題作を手がけてきた行定勲監督が、主演に豊川悦司と薬師丸ひろ子を迎えて描いた、夫婦のドラマ『今度は愛妻家』。公開に先駆けて12月7日(月)、行定監督始め、豊川さんと薬師丸さん、水川あさみ、濱田岳、石橋蓮司らキャスト陣を迎えてのトークセッションが和やかに行われた。本作は、中谷まゆみによる大ヒット舞台を原作に、行定監督が“ずっと作り続けてきた青春映画の延長上にある映画”として、夫婦を主人公にした恋愛ドラマ。薬師丸さんは、「台本を読んだときに心を震わせたものが映像になり、素敵な映画に出演できて良かったとつくづく思いました」と充実した笑顔を見せた。映画の前半では、豊川さんとの“夫婦善哉”のようなやり取りが見どころだが、「何の変哲もない、普通の会話が大きな伏線になっていてよくできています」と話した。一方、豊川さんは記者から「夫婦がラブラブでいられる秘訣はなんですか?」と半ば身の上相談のような質問を持ちかけられると、「恋人同士は恋愛をするけど、結婚したら恋愛を意図的に作っていくというのが夫婦なのかなと思います。そうすることで夫婦でいることが楽しくなると思います」と実感のこもったアドバイスを披露した。ベテランの先輩俳優を横にして、濱田さんはぎこちない様子で「素敵な先輩方に囲まれて、何とか見放されないように頑張りました」とコメント。水川さんも「ワンシーン、ワンシーンがすごく長くて、台詞も多く、足を引っ張らないようにしました」と撮影をふり返った。大ベテランの石橋さんは今回、オカマの役で強烈なインパクトを残しているが、「自分の美しさや共演する女優さんとの問題に頭がいっちゃって、とにかく自分が成功すればいいなと、それだけを考えていました」と告白し会場を沸かせた。曰く「薬師丸さんは非常に優しく受け入れてくださったんですが、この隣の女性がライバル視してきて…」と水川さんをちらり。水川さんは大爆笑し「勝手に意識されていました」とかわした。しかし、この“女優”対決で一番の自信を誇るのは、実は薬師丸さん?変わらぬ愛嬌たっぷりの笑顔で、「冒頭でトマトを顔にくっつけられるシーンがあるんですが、私のほっぺたにだけピッとよくくっついたので、まだまだ瑞々しいなと」と明かした。また、「オカマの役は嫌いなので今回は女優としてデビューしました」と話す石橋さんを傍目にもう一人、実はこの美の競演に羨望のまなざしを向けていたのが豊川さん。「僕もすごい女装したいなと。石橋さんを見て『この人、解き放たれてる』と思った」と本音をもらし笑いを誘っていた。『今度は愛妻家』は1月16日(土)より全国にて公開。■関連作品:今度は愛妻家 2010年1月16日より全国にて公開©2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会■関連記事:大切なものに気づく『今度は愛妻家』カップル限定特別試写会に25組50名様ご招待“いい夫婦の日”にトヨエツ&薬師丸夫婦、妻をべた褒め、夫に“愛妻”を呼びかける来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!薬師丸ひろ子、20年ぶりライヴ決定8,940円(ヤクシマル)でカ・イ・カ・ン!トヨエツ&薬師丸がダメダメ夫婦に!行定勲最新作『今度は愛妻家』順調撮影中
2009年12月08日豊川悦司&薬師丸ひろ子が夫婦を演じる『今度は愛妻家』が来年公開されることを受けて、11月22日(日)の“いい夫婦の日”に豊川さんと薬師丸さんが出席してのイベントが開催された。アラフォー世代の夫婦の愛をユーモアたっぷりに描いた本作に因んで、日本生花商協会とのコラボレーションで実現した今回のイベント。11月22日(日)の“いい夫婦の日”から来年の1月31日(日)すなわち“I(愛) 31(妻)の日”まで、「愛する人へ“感謝の言葉”と共に全国生花店が毎月お薦めするお花を贈ろう」と称してキャンペーンが行われる。豊川さんと薬師丸さんの2人によるトークイベントでは、豊川さんは自身が演じた“ダメ夫”俊介について「本当に反省してもらいたいですね」と即ダメ出し。逆に、妻のさくらについては「ホントに素晴らしい女性で、(俊介が)羨ましいです」と語り、「本日、ここに集まっていただいている男性のみなさんも、ご夫婦やカップルの方は帰りにフラワーショップでお花を買って奥様や恋人にプレゼントしてほしいです」と呼びかけた。一方の薬師丸さんは、ダメ夫の俊介に寄り添う妻のさくらについて「自分で演じていて言うのもなんですが、非常に可愛い女性だと思います。俊介はダメな旦那さんなんですけど、2人はケンカしても仲が良いというか、さくらにはずっと10年間、一つ屋根の下で一緒に過ごしてきた忍耐力もあり、なんだかんだ言っても、(俊介は)さくらに守られてるという安心感もあり、どこにでもいそうなんだけど、素晴らしい女性だと思います」と笑顔で語った。2人は、来場した観客からバラの花束が手渡されニッコリ。寒空の中、終始和やかなムードのままイベントは進み、2人は揃ってリムジンに乗って退場した。『今度は愛妻家』は2010年1月16日(土)より全国にて公開。■関連作品:今度は愛妻家 2010年1月16日より全国にて公開©)2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会■関連記事:来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!薬師丸ひろ子、20年ぶりライヴ決定8,940円(ヤクシマル)でカ・イ・カ・ン!トヨエツ&薬師丸がダメダメ夫婦に!行定勲最新作『今度は愛妻家』順調撮影中
2009年11月24日来年1月に公開を迎える『今度は愛妻家』に主演する薬師丸ひろ子が、本作のイベントで実に20年ぶりにファンの前で往年のヒット曲を披露することが決定した。日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞した『ALWAYS 三丁目の夕日』を始めとして近年、女優として比類なき存在感を発揮している薬師丸さん。本作では、豊川悦司と共に、ホロリと泣ける中年夫婦を演じているが、本作のキャンペーン活動のクライマックスに当たる1月の公開直前の記念イベントでその歌声の封印を解く!1990年に、全国で17回にわたって催された「NTTサウンドコンサート・ハートデリバリー薬師丸ひろ子‘90」以来、薬師丸さんがライヴに出演するのは20年ぶり。彼女が歌い上げてきた数々のヒット曲の普遍性は“色あせない記憶”であり、この映画が持つ普遍的な感動と同じだというスタッフ陣の熱意に押されて20年を経てライヴのステージに立つことを決意したという。こちらのライヴの料金は“ヤクシマル”と掛けて8,940円!シングルデビュー曲であり、86.5万枚を売り上げた大ヒット曲「セーラー服と機関銃」はもちろん、往年のファンの期待に応えるべく現在、薬師丸さん自身で選曲中であり、最終的に10曲ほどに絞り込むという。ライヴでは、トークと共に当時の映像をも盛り込む、ファンにとってはたまらない構成になっている。今回の決定に際し、薬師丸さんは「周囲の方たちに時々、コンサートや歌手活動はしないのでしょうか?と聞かれることがありました。今回、映画『今度は愛妻家』公開に合わせてのイベントで、かつての映画の主題歌などをみなさまの前で歌える機会に恵まれたことに対し、勇気を持って臨みたいと思います。また、素晴らしい作家のみなさまに提供していただいた楽曲は、どれも時を経たいまもなお、輝き続けていると思います。みなさまの思い出と共に包まれた歌を、直接お届けできることを私自身楽しみにしております」とのコメントを発表している。また、映画が公開を迎える来年1月には、東映チャンネルにて「女優・薬師丸ひろ子特集」として主演作11作品がオンエアされることも決定。2010年は薬師丸ひろ子で明ける!ライヴイベント「薬師丸ひろ子 songs 2010」は1月7日(木)に東京、1月12日(火)に大阪にて開催。チケットは12月12日(土)発売開始予定。『今度は愛妻家』は2010年1月16日(土)より全国にて公開。薬師丸ひろ子 songs 2010<東京>1月7日(木)18:00開場/19:00開演グランドプリンスホテル赤坂クリスタルパレス<大阪>1月12日(火)18:00開場/19:00開演ウエスティンホテル大阪ローズルーム価格:8,940円(税込)※ウェルカムドリンク付きお問い合わせ東京:フリップサイド(03-3466-1100)大阪:サウンドクリエイター(06-6357-4400)12月12日(土)チケット発売開始■関連作品:今度は愛妻家 2010年1月16日より全国にて公開©)2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会■関連記事:トヨエツ&薬師丸がダメダメ夫婦に!行定勲最新作『今度は愛妻家』順調撮影中
2009年11月16日新垣結衣と生田斗真が、一青窈の大ヒットナンバー「ハナミズキ」をモチーフに製作される映画作品『ハナミズキ』で共演することが分かった。「ハナミズキ」は2004年のリリース以来、多くの人に支持され、常にカラオケランキングのベスト10に入り続けている名曲。映画では、東京の大学への受験を控え、夢に向かってひたむきに走る紗枝(さえ)と稼業の漁業を継ぐために水産高校に通う康平の出会いと初恋、遠距離恋愛に別れ、新たな出会いや挫折といった巡り来る様々な運命が、10代後半から20代後半にかけての10年にわたって描かれる。彼らの運命を優しく見守るかのように映し出される、庭に埋められたハナミズキの木が印象的な役割を果たす。女子高生、そして外国で働くキャリアウーマンと10年に及ぶ紗枝という女性を演じ、女優としての新境地を切り開く新垣さん。大人のラブストーリーへの挑戦という点も楽しみだが、もしかしたらこれが最後の女子高生役になるかも?撮影は北海道や都内でのロケに加え、ニューヨークやカナダなど海外ロケも実施されるという。新垣さんは「本作のテーマである人を想うこと、想われることの気持ちの強さ、大きさ、温かさを素直に感じてもらえるよう頑張りたいです。生田さんはすごく誠実で心が広く常にオープンでいてくれる方です。2人のラブストーリーを主に描いている作品なので、お互いにコミュニケーションをとることをとても大切にしています。学生時代から10年間、相手を想い続ける純愛を演じることは初めての経験です。心境の変化、実際の年齢による見え方など“時間の流れ”を実際にこの映画をご覧になるみなさんに見せていければと思います。実は海外で仕事をする女性の設定なので英語も勉強しているんですよ!北海道は寒いですが、景色が良くて流れ星も虹も見たし、夕日も素敵です。1か月以上、こんなに長い間の地方での撮影は初めてですが、楽しく過ごしています」と意気込みと撮影の様子について語っている。生田さんからは「『ハナミズキ』の歌詞は、人によってそれぞれの受け取り方があり、この映画の答えもこの歌詞のくみ取り方の一つになっていると思います。今回、僕は相手を想う気持ちや10年間続く“我慢”を常に大切にして演じています。いままで純粋なラブストーリーを経験したことがなかったので、色んなことが初めてで、刺激的な毎日をすごく楽しんでいます。新垣さんの印象は、すごく感受性の豊かな方だと思います。この作品を見て、恋っていいなとか、人をこんなに想えることって素敵だなとか、そんな風に思ってもらえるような映画にしたいです。完成を楽しみにしていてください」と頼もしいコメントが。一青さんも「二人の想いはきれいに咲くのでしょうか。楽しみです」と映画に期待を寄せている。2人のほかにも、紗枝が東京で出逢う大学の先輩・運命の人となる北見純一役に人気急上昇中の向井理、紗枝の母・良子役に薬師丸ひろ子、さらに若くしてなくなった父親役をARATAが演じるほか、蓮佛美沙子、木村祐一、松重豊など豪華キャストが顔を揃える。「返礼」を花言葉に持つハナミズキ。いま、最も輝いている2人が10年の歳月を生きる姿、思い続けた気持ちを通じて、心の中にある普遍的で温かい部分=“無償の愛”を体現する。『ハナミズキ』は2010年夏、全国東宝系にて公開。■関連作品:ハナミズキ 2010年夏、全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会
2009年11月08日