9月27日に放送されたテレビ朝日系「徹子の部屋」に俳優の岡田准一と西島秀俊がゲスト出演。番組では司会の黒柳徹子の“ムチャぶり”にあ然とする場面など、普段見られない2人の姿が続出し、視聴者からは「神回」などの声が殺到している。番組冒頭から「2人とも筋肉がいい」と岡田さんと西島さんの“筋肉”に興味津々な様子の徹子さん。岡田さんのフリで西島さんが筋肉を触らせ、続いて岡田さんも触らせると徹子さんは「すごい」と大喜び。このやり取りを見ていた視聴者からは「徹子さんいきなり筋肉触るとか(笑)」「徹子さんのテンションアゲアゲの気持ちが分かるわぁ」と共感の声が寄せられる。続いて話題は岡田さんが出演している大阪の遊園地「ひらかたパーク」のCMの話題に。岡田さんが「徹子さんが好きなのがあって…」とCMの「岡田でおま」というセリフを実演すると、徹子さんは大爆笑。さらに岡田さんから“ムチャぶり”された西島さんは「やめて!」と抵抗を見せながらも「西島でおま」と笑顔でパフォーマンス。これにも徹子さんは「かわいい」と大喜び。「岡田くんがひらパー兄さんやってくれてるwww」「西島さんまでやらされてて草」「色んな芸人がだだスベりする中爆笑とる岡田くん」と視聴者もこのやり取りに大盛り上がり。これまで数々の芸人らが鉄板ネタをスルーされてきた本番組で徹子さんから爆笑を取る岡田さんと西島さんを賞賛していた。さらに2人が共演した映画『散り椿』の話題になると「ちょっとここで殺陣やれます?」とまたも徹子さんの“ムチャぶり”が炸裂。「え!?」と一瞬固まり戸惑いの表情を浮かべ「今!?」と聞きかえす岡田さんに、徹子さんは「NOW!」と英語で要求。このやり取りに「徹子のムチャぶり」「徹子さんの無茶ぶりが面白すぎる」などの反応が殺到。「まじで今日の徹子の部屋は永久保存版」「もう神回すぎる」などのツイートが現在もタイムラインに溢れかえっている。(笠緒)
2018年09月27日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける「行列のできる法律相談所」の9月23日(日)今夜の放送回に、映画『散り椿』に出演する俳優の岡田准一と西島秀俊が登場。また、『グレイテスト・ショーマン』に出演した日本人俳優・小森悠冊もゲスト出演する。今夜は「芸能界のスゴい奇跡SP」と題し、ゲストが体験した数々の“奇跡”を紹介。「SP 警視庁警備部警護課第四係」シリーズや『天地明察』『図書館戦争』などで本格派俳優としての地位を固め、『海賊とよばれた男』『関ヶ原』で2年連続日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞、いまや日本を代表する名優としてその名を轟かせる岡田さん。大河ドラマ「八重の桜」などの作品で認知度を上げていくと、「ダブルフェイス」『MOZU』シリーズなどでみせるハードなイメージから、朝ドラ「とと姉ちゃん」やパナソニックのCMなどでの優しげな“パパ像”まで幅広く演じる演技派として知られるようになった西島さん。『散り椿』で共演する2人が今夜「行列」のスタジオに登場。岡田さんは「監督の一言で天気が変わる」など“名監督K”の都市伝説の数々を紹介するほか、チョコ好きだという西島さんは水を使わない奇跡のスイーツ“チョコかき氷”を堪能する。またヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤら豪華キャストによるダンス&シング・パフォーマンスで世界中を感動の渦に包んだ『グレイテスト・ショーマン』に出演した小森さんは、昨年“バブリーダンス”で日本を沸かせた登美丘高校ダンス部と初コラボする。岡田さんと西島さんが共演する『散り椿』は長野、富山、彦根で全編オールロケを敢行、侍として生きる男の闘いと惹かれ合い想い合い、労り合っていく男女のラブストーリーを丁寧かつ叙情豊かに描く作品。妻・篠の最期の願いを胸に藩の不正や権力に立ち向かっていく瓜生新兵衛を岡田さんが、新兵衛と共に藩主の側用人として頭角を現す人物・榊原采女を西島さんがそれぞれ演じ、篠の弟・坂下藤吾に池松壮亮、篠の妹・坂下里美に黒木華、そのほか麻生久美子、緒形直人、新井浩文、柳楽優弥、芳根京子らが出演。『散り椿』は9月28日(金)より全国東宝系にて公開。「行列のできる法律相談所」は9月23日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:散り椿 2018年9月28日より全国東宝系にて公開Ⓒ2018「散り椿」製作委員会
2018年09月23日東野圭吾のベストセラー小説を、篠原涼子と西島秀俊が夫婦役を演じて映画化する『人魚の眠る家』。この度、本作の主題歌が絢香書き下ろしの新曲「あいことば」に決定、音源の一部が流れる最新予告映像と本ビジュアルが解禁となった。堤幸彦監督が『天空の蜂』に続いて挑んだ、東野作品の実写映画化となる本作。すでに公開となっている特報映像では、主演・篠原さんのこれまでに見せたことのない狂気の表情と、「娘を殺したのは、私でしょうか。」との衝撃のキャッチコピーが話題を呼んでいる。そして今回の最新予告映像では、篠原さん演じる薫子と西島さん演じる和昌の夫婦が、意識のない娘・瑞穂が“いつか目覚めるのではないか”という奇跡を信じて下した決断と、その禁断の最先端技術の内容が垣間見えるなど、さらに一歩踏み込んだ内容となっている。夫婦の娘・瑞穂を演じるのは、「この世界の片隅に」の晴美役も記憶に新しい注目子役の稲垣来泉だ。母親、父親、祖父、祖母、技術者とその恋人…それぞれが眠り続ける瑞穂の回復を願う中、娘に向かって包丁を振り上げる薫子の姿が!そんな衝撃的な映像に、絢香さん書き下ろしの新曲「あいことば」が重なり、壮大なメロディと本作の内容にリンクした歌詞が優しく包み込んでいく。先の読めない展開と、想像を絶するクライマックスを経て、薫子たちが得た答えとは?この愛の結末に心奪われる映像となっている。主題歌に絢香さんを起用した理由について、プロデューサーの新垣弘隆は「大切なわが子を守り抜こうとする母の愛を描いた本作の世界観を、絢香さんなら最も美しく表現できるという確信がありました。そして母親でもある絢香さんに今、どうしても歌って欲しいと思いました」と語る。さらに、「あいことば」に込めた思いについて語る絢香さんとともに、薫子役の篠原さん、堤監督からもコメントが到着した。絢香「キャリアの中で、特別に誇れる1曲」不思議なことが。原作と台本を読んでいると、言葉とメロディが私の中で止めどなく溢れてきて、読み終える頃に「あいことば」は形を成していました。映画に携わる方々の熱意を感じながら仕上げていくことで、より研ぎ澄ませながら世界観を創り込めた気がします。曲をお渡ししてしばらくした後に試写を初めて観て、何度も涙しました。本当に素晴らしい作品の一部となれたこと、この楽曲を生み出すキッカケをくださったことに感謝しています。「あいことば」は私の作曲家としてのキャリアの中で、特別に誇れる1曲となりました。主演・篠原涼子「作品に寄り添ってくれる歌」初めて聴いた時に、ここまで作品に寄り添ってくれる歌があるのか、と震えました。物語の結末を優しく見守り、送り出してくれるような「あいことば」。映画をご覧になる方は本編で泣いて、最後にこの曲でもう1回泣けると思います。監督:堤幸彦「これ以上ないエンディング」見事な曲です!この映画のテーマとメッセージを深くご理解いただき、これ以上ないエンディングとなりました。本当にありがたい!感動です。併せて、篠原さん自身が「こんな自分もいたのかと驚きを感じた」というクライマックスシーンの薫子が強い視線を放つ本ビジュアルも解禁。西島さん演じる和昌の溢れ出る想いを抑えきれない、未だ見たことのない表情もあり、両者の<涙>が印象的だ。『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年09月21日映画『散り椿』(9月28日公開)のシニア夫婦限定試写会が19日に都内で行われ、岡田准一(V6)、西島秀俊、木村大作監督が登場した。同作は葉室麟による同名小説を映画化。カメラマンとして数々のキャリアを持ち、映画監督としても『劔岳 点の記』(2009)で第33回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞している木村大作がメガホンを取る。藩の不正を訴え出たために追放された男・瓜生新兵衛(岡田)が、死を迎える妻・篠(麻生久美子)に頼まれ、かつての親友・榊原采女(西島)と対峙する。観客から「木村監督はどのような存在ですか」と質問された岡田は、「親みたいな感じ」と告白。「師であり先生であり親であり」と表しつつ、「戦えたらいいなと思いながら、エネルギーに飲み込まれるのではなくて、コミュニケーションを取れるようにしたかった」と振り返った。また作中で木村監督が役者として斬られるシーンを、岡田が撮影していたことが明かされると、会場も驚きに包まれる。岡田は「僕に『俺が死ぬとこを撮れ』と言うんですよ」と苦笑し、「その日休みだったけど呼び出されて、わざわざ彦根の方まで行って撮ってますから。そういうロマンチックなことをいってくれる。年は離れてますけど、心の友になれたらいいなと思っている」と心境を吐露した。木村監督はさらに「その時の西島さんのアップも、岡田さんが回してます」と明かす。「西島さんのアップは、豪雨でほとんど表情は見えないし、血糊がかかってるんですが、それも映ってません。『何も見えません』と岡田さんが叫んだんで、『心の目で見ろ!』と言った」と撮影を振り替えた。それを受けた岡田は、「大作さん名物の大雨で、『降らせ降らせ』と言って倒れているカットを撮っていたら、大作さんが溺れてました」と思い出し笑い。岡田は「自分でフレームがわかっているから、フレームから手を出して『カット!』 と言ったんですよ」と木村監督の様子を再現すると、監督は「口の中に水が入ってきて、うわわわわって言って、横向きで死を迎えたました」と苦笑した。一方西島は、「とにかく撮影所に憧れて、潜り込みたくてこの世界に入ったので、撮影所システムが崩壊していてショックを受けた」としみじみ。「大作さんと会って、『きっと、撮影所にこういう人達が沢山いたんだな』と。映画がそのまま人の形になったみたい。純粋な思い、エネルギーを毎日受けて、少しでも継承していきたいと思って、現場にいました」と監督への思いを表した。第42回モントリオール国際映画祭で、審査員特別賞を受賞した同作だが、木村監督は「腹の中では、どうせ取るなら金にしたかったですよね」とニヤリ。「僕も喜ばないといけないと思ってますが、次は金を狙いたいと思っています」と意欲にあふれる様子に、会場からも拍手が起こっていた。
2018年09月19日徳井義実、後藤輝基、指原莉乃の司会による日本テレビ系「今夜くらべてみました」。その9月12日(水)今夜のオンエアは、「V6」岡田准一と共演の西島秀俊、池松壮亮の3人がゲスト出演。「岡田准一徹底解剖SP」と題してお届けする。1995年に「V6」としてCDデビュー、音楽活動とともに俳優としても活動を開始。2002年放送のドラマ「木更津キャッツアイ」に主演、同作はその後映画化までされる大ヒットシリーズとなったほか、鍛え上げられた肉体を駆使したアクションが大きな話題を呼んだ「SP 警視庁警備部警護課第四係」も大ヒット。最近では『海賊とよばれた男』『関ヶ原』で2年連続日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど演技派俳優としての地位を固めた岡田さん。若手時代には「あすなろ白書」などに出演、その後『ニンゲン合格』で映画初主演、『帰郷』では数々の映画賞を受賞、連続テレビ小説「純情きらり」などで注目され、映画化もされた『MOZU』シリーズや「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」『クリーピー 偽りの隣人』など数々の人気作を世に送り出している西島さん。ハリウッド大作『ラスト サムライ』で映画初出演を飾ると映画『鉄人28号』で主人公・金田正太郎を演じ映画初主演。数々の映画賞に輝いた『愛の渦』『ぼくたちの家族』『紙の月』や、最近では『セトウツミ』『デスノート Light up the NEW world』『万引き家族』など幅広い作品で活躍する池松さん。今回は「今くら」のファンという岡田さんを“いじりまくる”「徹底解剖SP」ということで、思わず西島さんも断ったという岡田さんがプライベートで行く「謎の○○体験」に、ご飯を食べずに角砂糖をかじる…など“こじらせ行動”の数々まで岡田さんを徹底解剖。岡田さんの新たな一面が垣間見えるかも!?さらに西島さんが「今くら」女子相手に本気で大はしゃぎ。池松さんの幼少期(秘)映像やすぐ脱ぎまくる(!?)衝撃の姿まで“演技派イケメン”3人の知られざる素顔が続々明らかになっていく。今夜のゲスト、岡田さん、西島さん、池松さんが出演する『散り椿』は9月28日(金)より全国東宝系にて公開。藩を追放され妻・篠の最期の願いを胸に藩の不正や権力に立ち向かっていく主人公・瓜生新兵衛役に岡田さん。新兵衛と共に持ち前の頭脳明晰さで藩主の側用人として頭角を現す人物・榊原采女を西島さんが、篠の弟・坂下藤吾を池松さんがそれぞれ演じるほか、黒木華、麻生久美子、緒形直人、新井浩文、柳楽優弥、芳根京子らも共演する。「今夜くらべてみました」は9月12日(水)21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)■関連作品:散り椿 2018年9月28日より全国東宝系にて公開Ⓒ2018「散り椿」製作委員会
2018年09月12日東野圭吾の作家デビュー30周年を記念して書かれた小説を、篠原涼子と西島秀俊が映画初共演で夫婦役に挑み映画化した『人魚の眠る家』。この度、本作の雰囲気感じられる場面写真と、東野氏のコメント入り幕間映像が到着した。まず今回到着した場面写真では、篠原さん演じる薫子が、我が子を抱きしめる姿や、離婚間近の仮面夫婦、薫子と和昌(西島さん)の微妙な距離…。また、眠りつづける娘の治療として、坂口健太郎演じる星野が研究する最新技術を取り入れる提案をされた薫子が、希望を見出すシーンなど5点の写真が公開。そして場面写真と併せて到着した映像では、いち早く本作を観賞した東野氏が、「間違いなく一級品の娯楽作品」と大絶賛するコメント文と共に、家族の楽しそうな姿や篠原さんらが涙するシーンも登場。また、物語が進んでいく中、懸命に涙を堪えたという東野氏たが、「皆さんは遠慮なく泣いてくださって結構です」とコメントしており、本作に太鼓判を押している。■原作者・東野圭吾コメント全文自分の愛する存在が、健やかに眠っているようにしか見えないのに、もう命はありませんと宣告されたらどう感じるか。そしてどうするか。単純そうで複雑なこの問題に向き合うことから、私の執筆作業は始まりました。自分は受け入れられるだろうか、自分が受け入れられたとしても、受け入れられないという者たちがいたらどうすればいいのか。物語を進めれば進めるほどに次々と難問が立ちはだかります。今回は、あらすじを立てて肉付けしていく、という書き方はできませんでした。壁に当たるたびに立ち止まり、苦悶しました。書き上げた今も、何らかの答えに到達できたという自信はありません。ただし、エンタテイメント作家としての役割だけは果たせたのではないかと自負しておりました。この物語を映画化したいという話を聞き、驚きました。拙作が映像化されることは多いのですが、この重たいテーマだけは敬遠されるだろうと予想していたからです。映画を観て、自分の認識が間違っていたのだと気づきました。やはり映像のプロは違いました。プロの役者は違いました。描かれているテーマは重く、ドラマは深く、派手なアクションシーンはありません。しかし間違いなく一級品の娯楽作品になっていました。私が密かに自負していた原作の「売り」を、見事に再現してもらっていました。原作者が泣いたらかっこ悪いという思いから懸命に涙は堪えましたが、皆さんは遠慮なく泣いてくださって結構です。『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年09月03日秘密を抱えた公安捜査官や謎多き天才ドクターなど、知的でクールなイメージが根強い一方、TVCMで披露する爽やかな笑顔も印象的、現在公開中の『ペンギン・ハイウェイ』や2013年の宮崎駿監督作品『風立ちぬ』で披露した“イケボ”にも定評がある西島秀俊。しかし、今秋に連続公開される出演映画では、役回りがこれまでとは少々違っているようだ。9月28日(金)公開の『散り椿』では岡田准一演じる主人公の“親友”にしてかつての恋敵、11月16日(金)公開『人魚の眠る家』では篠原涼子の“夫”役で東野圭吾のミステリーに挑む。さらに、10月26日(金)公開『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』では主演・波瑠に“笑顔の魔法”を伝授する人物に扮するという。そんな西島さんの魅力に改めて注目してみた。「あすなろ白書」の後、活動の場は映画へ!1971年3月29日生まれ、今年47歳となった西島さん。横浜国立大学在学中(後に中退)に東京アクターズスタジオ第1期生となり、「はぐれ刑事純情派V」で俳優デビュー。1993年、石田ひかりや筒井道隆、木村拓哉、鈴木杏樹らが出演した月9ドラマ「あすなろ白書」でゲイの青年を繊細に演じて人気を博した。1994年、『居酒屋ゆうれい』で映画初出演。以降は、諏訪敦彦監督のもと台本なしの撮影に挑戦した『2/デュオ』(’97)や、黒沢清監督による初主演作『ニンゲン合格』(’99)など、気鋭監督の独立系映画で徐々に注目を集めるようになる。西島さんは後のインタビューで、「この2人の監督と出会ったことが大きい」と自身の俳優人生をふり返っており、「『映画ってこんなにもとてつもないものなんだ』と見方が変わってきた」と明かしていた(2015年『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』公開時)。さらに、2002年の北野武監督『Dolls/ドールズ』では菅野美穂と赤い糸でつながり、当てもなく彷徨い続ける恋人同士を演じた。憧れでもあった北野監督ことビートたけしとは、その後もドラマ「菊次郎とさき」で“たけし”の担任教師役を務める縁があり、『劇場版MOZU』(’15)では役者として初共演(しかも宿敵役!)、香港出身の名匠ウェイン・ワン監督『女が眠る時』(’16)でも共演が実現した。当時のインタビューではこの豪華タッグに、「現場でももちろん勉強になりましたけど、完成した映画を見て『一からやり直そう』って思いました」と激白、「こういうアート映画に北野さんがいらっしゃるともう全然、勝負になりません」「心を入れ替えてやり方を探していかないとっていう思いで、いろんな意味でインパクトを受けた作品でした」と、“衝撃”の共演について語る姿が印象的だった。テレビに映画、エンタメ大作からアート系まで縦横無尽に活躍その後は、2004年に北海道のコンビニを舞台にした『銀のエンゼル』、井口奈己監督の『犬猫』、紀里谷和明監督の『CASSHERN』にも出演。死刑囚を演じた2008年の主演作『休暇』も高く評価されたほか、ラブストーリー『さよならみどりちゃん』、柴咲コウの上司を演じた『メゾン・ド・ヒミコ』、加瀬亮と共演した『東南角部屋二階の女』、SABU監督による小林多喜二原作『蟹工船』、松本清張の原作を犬童一心監督が映画化した『ゼロの焦点』、阿部寛と共演したフランス・カナダ合作『メモリーズ・コーナー』といった多彩な作品と巡りあっていく。そして、2000年代はじめにテレビに戻ってきた西島さん。仲間由紀恵主演の「大奥~第一章~」(’04)では徳川家光を演じ、2006年の映画『大奥』にも別の役柄で参加。連続ドラマ「アンフェア」では、雪平(篠原涼子)と関係を持ちながら、「アンフェアなのは誰か」と書かれたしおりを事件現場に残すキーパーソンに扮した。2010年には、「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」で救命救急センター部長・速水晃一役を得る。「ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)」の異名を持つクールで天才的な救命医で、ときにその手腕は強引さが過ぎるほど。しかも、棒付きキャンディーを常に持ち歩いているという、どこか謎めいたキャラクターはハマリ役の1つとなった。その後、「チーム・バチスタSP2011~さらばジェネラル!天才救命医は愛する人を救えるか」でもメインキャストを務め、2014年の「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」と映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』でも同役を演じている。NHKの連続テレビ小説では、宮崎あおいがヒロインを務めた「純情きらり」(’06)に出演、10年ぶりとなった「とと姉ちゃん」では高畑充希ら三姉妹の心の支えとなる父親役を演じ、出演回はわずかながら最後まで強い印象を残した。また、大河ドラマでは「毛利元就」以来16年ぶりに出演した「八重の桜」(’13)が代表作に。演じたのは主人公・八重(綾瀬はるか)の兄・山本覚馬役だが、過去の作品でもたびたび披露してきた“脱いだらスゴイ”筋肉がさらにたくましく仕上がっており、大きな話題を呼んだ。2015年には直木賞作家・重松清のベストセラー小説を原作にした「流星ワゴン」と、「チーム・バチスタ」シリーズの伊藤淳史とコンビを組み、“神の診察眼”を持つ天才医師を演じた「無痛~診える眼~」といった主演ドラマが続き、1930年代の満洲国で理想に燃える天皇の料理番を演じた『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』が昨年公開されるなど、大ブレイク以降も躍進。そんな中、2014年11月には悲鳴に近いファンの声を背に、16才年下の一般女性との結婚を発表、現在は1児の父となっている。「ストロベリーナイト」菊田役で多くのファンを虜に西島さんの人気を決定づけた作品といえば、2010年のスペシャルドラマから連続ドラマとなり、2013年、劇場版で完結した竹内結子主演の警察ミステリー「ストロベリーナイト」だろう。演じた菊田和男は、姫川(竹内さん)への絶対的な信頼と敬愛(以上のもの?)を胸に秘めながら、実は甘党だったり、ガチパンチのツッコミを入れたりする多面的なキャラクターが幅広い世代の女性を夢中にさせた。さらに、TBS×WOWOWの「ダブルフェイス」チームと再び組んだ重厚なサスペンスアクション「MOZU」シリーズにおいても、公安のエースといわれるほど有能でありながら、娘も妻(石田ゆり子)も失い、悲しみと混乱を抱えて真相に挑む主人公・倉木が当たり役に。ドラマは「ギャラクシー賞」2014年7月度月間賞や「東京ドラマアウォード2014」などを受賞し、国際エミー賞にもノミネートされた。記憶に新しいところでは、初共演の小栗旬とバディを組んだ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(’17)の田丸も、ストイックな男っぽさがハマった。小栗さんとの息の合ったキレキレアクションやテレビドラマの枠を超えたスケールは回を重ねるごとに話題となり、その幕引きは「映画化や続編がありそう」と物議を醸すことに。「ストロベリーナイト」や「MOZU」と同様、今作をスクリーンで目にしてみたいファンは多いはずだ。ちなみに小栗さんは、西島さんについて「かなりナチュラルな方で、現場でほとんど笑っているんです」と暴露、「すごくチャーミングなので、野武士みたいなイメージは覆されました」と明かしていた。また、共演回数の多い石田さんに至っては「笑った顔が子犬のように可愛くて…なんだかもうズルいですよね、ズルい!(笑)」とコメント。やはりその素顔は、ドラマでのハードボイルドな姿とはまるで違うらしい!?これまでの出演作の中から、意外な表情にハッとする作品をピックアップしてみた。必死に生きる姿がいじらしい『ニンゲン合格』“姫”竹内さんが妻、“盟友”香川照之が奇妙な隣人を演じた『クリーピー 偽りの隣人』をはじめ、4度もタッグ組んでいる黒沢清作品の記念すべき1作目『ニンゲン合格』。事故で昏睡状態となり、10年ぶりに目覚めたら家族がバラバラになっていた青年・吉井豊を好演した。見た目は24歳でも(貴重なロン毛)、中身は14歳のまま。それでも前向きに生きていこうとする、その必死さがときに愛らしく、思わず頬が緩む。父親の友人役で役所広司、事故に関わった男で大杉漣、妹役で麻生久美子、その彼氏役で哀川翔らが出演。突然“父性”に目覚める!?『帰郷』母の再婚を機に帰郷し、元カノと“再会”したら、彼女が1人娘を置いて行方不明に。ひょっとして、この子は僕の子…?女の子の母親探しに翻弄される『帰郷』(’05)の主人公・晴男は、優しくて真面目ゆえにちょっとトボケて見える姿が新鮮。そんな若き日の西島さんからは、「ソフラン」のCMのような“パパの顔”が時折、覗いている。『サヨナライツカ』女性を落とす罪な笑顔婚約者(石田さん)がいながら、出張先のタイで奔放な女性・沓子(中山美穂)に惹かれ、2人の間で揺れ動く「好青年」とは名ばかりの罪な男・豊を演じた『サヨナライツカ』(’10)。当時の初日舞台挨拶では、そんな男の性に「しょうがない」を連発していたが、沓子との異国デートはかなりデレデレで楽しんでいたような…。シャワー上がりの濡れ肌に白シャツ+バスタオルという斬新な格好も披露。『CUT』唯一の“笑顔”を見逃さないでイランの名匠アミール・ナデリ監督との渾身のタッグ作『CUT』(’11)では、亡くなった兄の借金を“殴られ屋”で返済しようとする映画監督の秀二役に。血まみれになりながら秀二が訴えるのは、シネコンで上映する商業娯楽映画が主流となり、アート系映画の“居場所”がなくなっている映画業界の現状。やがて、彼の“返済”は壮絶な展開を迎えるものの、秀二が行うシネフィル上映会では、映画を楽しむ観客の笑顔に思わず笑みがこぼれる姿が!また、撮影時にはギリギリまで体脂肪を落としたそうで、本格的に鍛える以前の細マッチョな西島さんも必見。“風見鶏”なコミカル演技『脳内ポイズンベリー』年下のアート系男子(古川雄輝)に恋した主人公(真木よう子)の脳内で行われる会議が、現実に騒動を巻き起こしていく『脳内ポイズンベリー』(’15)。冷静沈着で知性に溢れた西島さんが、脳内会議の議長で“理性”の吉田を演じるのは納得。とはいえ、ポジティブ(神木隆之介)、ネガティブ(吉田羊)、衝動(桜田ひより)、記憶(浅野和之)をまとめきれずに混乱するあまり、メガネにピキッとヒビが入るところなどは爆笑必至。ドラマ「奥様は、取り扱い注意」優しい旦那の裏の顔は!?「CRISIS」の金城一紀が原案・脚本を手がけた綾瀬はるか主演ドラマ「奥様は、取り扱い注意」(’17)では、菜美が合コンで知り合った“旦那さん”を演じた西島さん。「アフラック」のCMにも近い、絵に描いたように温和で妻の背中をそっと押してくれる夫かと思いきや、実は裏の顔が…!笑顔の西島さんが「今日は何してた?」と食卓で訊いてくれるのなら、許せる!?『オズランド』“こんな明るい役は何年ぶりかな”このところ、ハードボイルドな役が多かった西島さんは、今作では主人公の新入社員・波平久瑠美(波瑠)をはじめ、遊園地・グリーンランドで働く仲間を見守る笑顔がすてきな優しい上司・小塚慶彦を演じている。小塚は病気のブタに添い寝したり、社員にドッキリを仕掛けたりするちょっぴり天然な三枚目キャラ。それでいて、“魔法使い”と呼ばれるほど、数々の企画を見事成功させてきたカリスマ社員。ただし、お酒は少々弱いらしい。原作者の小森陽一氏は、「僕の印象にあるストイックな西島さんとは違って、遊園地の中にいる西島さんは終始穏やかでにこやか。お芝居をしている時も、待ち時間も、ずっと笑顔を絶やさない優しいオーラの人でした」と語り、「あんな笑顔を見たら、男でも女でもみんな好きになってしまいます。これぞまさに魔法使いの真骨頂だと思います」と、西島さんの笑顔にすっかり魅了された様子。プロデューサーによれば、「西島さん自身も『こんな明るい役が来たのは何年ぶりかな』とおっしゃっていましたが、同時に『こういった役柄が好きなんですよね』」との言葉も。波瑠さん演じる波平との凸凹なやりとりには萌えポイントが多々あり、しかも、波平の彼氏役である“今年の男”、中村倫也との間には火花が散る予感?西島さんの、これほどまでに弾けた明るいキャラクターは久々となるだけに要注目だ。一転、木村大作監督の『散り椿』で演じるのは、頭脳明晰で藩の中でも頭角を現す榊原采女という人物。岡田さん演じる主人公・新兵衛にとって、かつての親友であり、同じ女性を想った恋敵であり、新兵衛が藩を追われた理由にも関わっている。予告編映像では、2人が刀を交える緊迫したシーンもあり、彼らの因縁が気にならずにはいられない。一方、堤幸彦監督による『人魚の眠る家』は、西島さん“らしい”役柄といえるかもしれない。最先端の医療テクノロジーを取り扱う企業に身を置くことから、脳死状態の我が子にかつてない延命措置をとるも、やがて離婚寸前だった妻・薫子(篠原さん)の常軌を逸した行動に深く苦悩していくことに。これら3作ではいずれも、西島さんは“二番手”だ。主演作も多数ある西島さんだが、例えば「ストロベリーナイト」の“菊田”や「CRISIS」の“田丸”のように、主人公の葛藤する姿や成長を傍らで見守り、ときに手を差し伸べながら、自分自身が抱える問題にも改めて立ち向かっていく“二番手”という立ち位置で、さらなる新境地を見せてくれることだろう。(text:Reiko Uehara)■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.CUT 2011年12月17日、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© CUT LLC2011ストロベリーナイト 2013年1月26日より全国東宝系にて公開© 2013フジテレビジョンS・D・P東宝共同テレビジョンFNS27社光文社脳内ポイズンベリー 2015年5月9日より全国東宝系にて公開© 水城せとな/集英社 © 2015フジテレビジョン 集英社 東宝劇場版 MOZU 2015年11月7日より全国東宝系にて公開© 2015劇場版「MOZU」製作委員会 © 逢坂剛/集英社オズランド 笑顔の魔法おしえます。 2018年10月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開予定Ⓒ小森陽一/集英社Ⓒ2018 映画「オズランド」製作委員会散り椿 2018年9月28日より全国東宝系にて公開Ⓒ2018「散り椿」製作委員会人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年08月29日9月28日公開の映画『散り椿』の完成報告会見が27日、都内で行われ、岡田准一、西島秀俊、黒木華、池松壮亮、麻生久美子、木村大作監督が出席した。数々の名作にカメラマンとして日本映画に携わってきた木村大作監督の最新作となる本作は、直木賞受賞作家・葉室麟の同名小説を映画化。木村監督にとって初めてとなる本格時代劇で、藩を追放されるも妻の願いを胸に藩の不正や権力に立ち向かう瓜生新兵衛(岡田准一)の姿を描く。木村監督とは昨年公開された映画『追憶』(木村は撮影を担当)以来となる岡田。「大作さんは監督の時、鬼らしいというのは映画界で有名な話。『追憶』と時はカメラマンでご一緒したので(今回は)鬼の部分が出るんだろうな、と思っていましたが、今回は鬼にならず楽しそうに現場で撮影されていたのが印象的でした」と明かし、木村組初参加となる西島も「ピリピリした現場だと思ったんですが、実際に入ると緊張感はありましたけど、理不尽な厳しさは全くなかったので、素晴らしい現場でしたね」と好印象だった。西島と同じく、木村監督とは初めての仕事となる黒木と麻生。黒木が「撮影中もご自身がムードメーカーで楽しそうに見えました。本当にいやすい現場でしたね」と語れば、麻生も「私は現場で色々と言われたら心が折れるタイプなのでどうしようとドキドキしながら入りましたが、そういうこともなく良い緊張感で良い現場でしたね」と安堵した様子だった。本格的な時代劇ということで、殺陣が見どころの本作。木村監督は「殺陣は岡田さんがつけてくれました。スピードに関しては三船敏郎、高倉健、仲代達矢、勝新太郎を上回るスピードだね」と岡田の殺陣を絶賛するも、岡田の殺陣を受けた西島は「一番ひどかったのは、一騎打ちのところで練習してきた殺陣を当日に変えてきたんです。前日に言ってくれてもよかったのに」と思わず本音も。西島の不満を苦笑いで聞いていた岡田は「大作さんは空気を撮りたい方なので、予定調和にならない方がいいのかと」と西島に詫ながら「西島さんだからできることだったし、本当に先輩として受け止めてくださいました。本当に気持ちよくお仕事をされる方で、見習わせていただいています。こういう風になりたいと思いながら現場にいましたね」と西島に感謝していた。映画『散り椿』は、9月28日より全国公開。
2018年08月27日『聖☆おにいさん』『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』『君の名は。』『君の膵臓をたべたい』など、近年人気俳優・タレントをボイスキャストに起用するケースが自然になってきたアニメ映画。主人公から脇役まで様々だが、中でも注目なのが、一部に熱狂的なファンを持つ“タレント声優によるお父さんキャラ”の存在。たとえば、『となりのトトロ』でサツキとメイの父を演じた糸井重里、『崖の上のポニョ』でポニョの父を演じた所ジョージ。そんな“素朴なお父さん演技”はかつてはスタジオジブリ作品によって数多く生み出されてきた。今回は公開中、そして近日公開されるアニメ映画から、プロ声優ではなく、有名俳優が演じる3人の“素朴なお父さん”をピックアップ!◆星野源が演じる不器用なお父さん/『未来のミライ』俳優、アーティスト、文筆家…と多彩な才能を持つ星野源。先日第2弾の放送が決定した「おげんさんといっしょ」では“お母さん”のような装いで登場しているが、そんな星野さんが演じる“素朴なお父さん”は、現在公開中の細田守監督最新作『未来のミライ』に登場している。本作は、甘えん坊の男の子・くんちゃん(上白石萌歌)を中心に、未来からやってきた成長した妹・ミライちゃん(黒木華)との時空を超えた不思議な出会いや体験を通して、成長していく姿を描いた物語。星野さんが演じるのは、くんちゃんのおとうさん。スタジオジブリ作品の“素朴なお父さん”の系譜ともいえる、黒髪メガネで地味ながらも女性ウケ必至のビジュアルが特徴。フリーの建築家で、自宅で仕事と育児の両立を目指すも、いつも失敗続き…という不器用ながらも子ども思いなお父さんを好演している。ファンからは、「優しい声に癒された!」「見た目も源ちゃんそっくりで実写化もできそう!」と反響も。そんな好評の“お父さん”星野さんを、まずはこちらからチェックしてみて。◆西島秀俊、「イメージ通り」なお父さん/『ペンギン・ハイウェイ』「チーム・バチスタ」シリーズ、「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」、『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』など、様々なTVドラマや映画に出演する西島秀俊。ハードな役柄の熱演でも話題になる西島さんだが、もうすぐ公開の森見登美彦原作映画『ペンギン・ハイウェイ』では、もさっとしたヘアスタイルと白シャツでどこか“素朴なお父さん”をにおわせる、アオヤマ君のお父さんを好演。本作は、「夜は短し歩けよ乙女」で知られる作家・森見氏による日本SF大賞を受賞した同名小説のアニメ映画化。利口な小学4年生のアオヤマ君(北香那)が暮らす住宅街に、ある日突然ペンギンが現れたことからはじまる青春ファンタジー。西島さんが演じるアオヤマ君のお父さんは、アオヤマ君が毎日学んだことを記録するノートを授け、息子の研究を見守るアドバイザー的な立場でもある。公開中の予告編では、温かみのある西島さんの“お父さん”を覗くことができ、早くもSNSでは「イメージ通り」「予告だけでイケボ」と期待が高まっている。◆薬丸裕英のおっとりお父さん、物語の重要な役どころ!?/『若おかみは小学生!』累計発行部数300万部超えの児童小説を原作に、現在TVアニメも放送中の「若おかみは小学生!」の映画化作品に登場する“お父さん”は、薬丸裕英が声をあてるおっこのお父さん。本作は事故で両親を亡くし、祖母が営む温泉旅館を訪れた小学6年生の女の子・おっこ(関織子/小林星蘭)が、若おかみとして修業する姿を描いた作品だ。優しい祖母や旅館に住み着くユーレイ、ワケありな宿泊客たちとの出会いを通して成長していくおっこを、思わず涙してしまう感動エピソードと共に映し出していく。薬丸さん演じるおっこのお父さんは、夫婦そろって事故で命を落とすも、劇中で度々おっこの心の支えとして登場する重要な役どころ。スタジオジブリでの作画監督も担当してきた高坂希太郎が監督を務めており、黒髪メガネのおっとりした性格のおっこのお父さんは、正しく“素朴なお父さん”の正当な系譜?声優業は実に18年ぶりという薬丸さん。「少々、緊張しました(笑)」と語る薬丸さんの“お父さん”は、ぜひこちらの予告編から。今回ピックアップした星野さん、西島さん、薬丸さんが出演する3作品は、主人公をはじめ多くキャラクターの声をプロの声優でなく俳優が務めているのも注目どころ。3人が演じる独特の味わいがクセになる“素朴なお父さん”にも注目しながら、ぜひスクリーンで楽しんでみて欲しい。(cinemacafe.net)■関連作品:未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図ペンギン・ハイウェイ 2018年8月17日より全国にて公開© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
2018年08月11日「anan」2114号8/8水曜日発売「愛とSEX」特集、今回の表紙、西島隆弘さんの撮影の様子を紹介します。anan編集部そのパーフェクトな表現力に圧倒! 天性の艶を放つ、西島さんの官能シーン。西島隆弘さんのご出演が決定してから数ヶ月間、担当者全員、「どんな物語を演じてもらいたいか」ばかりを考えてきました。相思相愛のカップル? 想いが届かない、何か障害のある二人? 友達以上恋人未満…? さまざまな愛の形と、感情の想いがあるけれど、チャーミングで優しくて、でも芯の強い男性…である西島さんに演じて頂きたいのは、「理想の日常の中の幸福」。何気ない日々の中でふと感じる愛情、ちゃんと心が繋がっている関係性、そんなあたたかい世界がいいなぁという結論になりました。そしてそして! 誠に勝手ながら、西島さんのイメージは、映画『リアリティ・バイツ』や『ベティ・ブルー』のような!? 都会的でいて洒落た暮らしの中で、日々の物語がある…、そんな中の、気持ちや感情が、キメすぎず、自然体なのにカッコイイ…そんな世界を思い浮かべていました。当日。とろみのあるシャツを着て登場した西島さんは、まだ脱いでいないのにそれだけで洒脱で艶っぽい!お相手のモデルさんに「大丈夫?」とやさしくエスコートしながら、撮影がスタート。このような撮影の時は、スタッフは別室でモニターを確認しながら進めるのですが、モニター前の女性の歓声のすごいこと…。一枚一枚映し出されるたびに、「わー素敵!」「この視線!」「この手の感じ!分かってらっしゃる…!」と大興奮。とにかく西島さんの表現力が素晴らしく、第三の目でもついているの?と思えるくらい、表情や仕草、体の動き、女性のリードの仕方が完璧。そっと手で頬をなでたり、おでこにフワッとキスしたり、腰をぐっと抱き寄せたり…女性が胸を撃ち抜かれる所作やしぐさが、彼の中で、実にナチュラル。休憩中に、「映画を見ているようでした」とお伝えしたら、「え、本当? それ一番うれしいです」とにっこり。あたたかい日常から、ドラマティックに展開するベッド&シャワーシーンまでの流れが、一つの物語を見ている気分になると思います。その麗しいグラビア、実に18ページの大ボリュームで皆さまにお届け。優しさと艶と男らしさが同居する、西島さんならではの官能の世界にご注目ください。(S)
2018年08月07日8月8日(水)発売のanan2114号は毎年話題を呼んでいる「SEX」特集。西島隆弘さん(Nissy)が表紙と巻頭グラビアを飾ります。anan編集部艶のある美しさに溜め息!愛に溢れる優しい官能。音楽活動にとどまらず、俳優としても活躍。優しい佇まいでありながら、色っぽさと男らしさが同居している西島さん。そんな西島さんをイメージし、今回は、“日常の中にある愛”がコンセプト。二人の楽しそうな会話シーンから、徐々に熱を帯びて求め合う男女の思いやりに溢れるSEXまで、時間の流れを丁寧に追っていく映画のようなドラマティックなグラビアとなっています。彼女の髪をかきあげ、おでこにキスをしたかと思えば、グッと抱き寄せたり、熱い眼差しで彼女を見つめる…優しさと男らしさ、冷静さと情熱を同時に感じ取れる、西島さんならではの官能の瞬間。「こんな彼との満たされた日常があれば幸せ!」という想像を掻き立てる、優しくも情熱的な愛を感じるフォトストーリーグラビアに仕上がりました。ぜひ、ご注目ください。表紙では、「思い合う優しさを表現したい」と、耳にそっと優しく触れる“耳キス”にチャレンジ。西島さんのぽってりとした魅力的な唇で、印象的に表現しています。撮影時、スタッフ全員がとにかく感動したのは、西島さんの表現の完璧さ。表情やカラダの動き、女性のリードの仕方まで、すべてが美しく、色っぽくパーフェクト! カメラマンがシャッターを切るすべての写真に物語が感じられ、映画をフィルムで見ているような気持ちに。今回のテーマである“仲のいいカップルの愛に溢れた日常”を丁寧に演じてくださり、心を鷲掴みにされました。また、お相手をしたモデルさんにも優しく声をかけ、シーンが進むごとに「大丈夫?」と気遣ってくださる姿がとても印象的で、その紳士的なパーソナリティにも魅力を感じました。【西島隆弘さんコメント】「SEXは男女に限らず、人間にとって普遍的なテーマだと思いますし、作品に参加させてもらう意味は大きかったです」「男女の関係では、互いのタイミングや気持ちを確認ができる、駆け引きできる関係性が理想です」「相手の弱い部分や無防備な状態を見ると、愛しさを感じます」【西島隆弘さんプロフィール】にしじま・たかひろ/Nissy 1986年9月30日生まれ。’05年にAAAとしてデビュー。役者としても月9ドラマに出演するなど活躍中。’09年映画「愛のむきだし」主演(園子温監督)。第64回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞、第83回キネマ旬報ベスト・テン 新人男優賞をダブル受賞。’13年よりNissyとしてソロアーティスト活動を開始。’16年に初のソロライブにしてアリーナ規模でのライブを開催。’17年にはシングル『OK?』に収録されたミュージックショートフィルムで監督に初挑戦し、同年12月に2ndアルバム『HOCUS POCUS 2』発売。’18年2月~3月に全国7都市で2ndツアー開催、24万人を動員。4月に追加公演として行った東京ドームファイナルは2日間で約10万人を動員した。【anan SEX特集】1989年より、年に1度発行。カルチャーの視点から、恋愛の視点からSEXを取り上げ、女性目線の特集として支持を得ている。年間49本特集あるなかの最大部数を誇る特集。●掲載誌 anan 2114号●出版社:株式会社マガジンハウス●特集名:『愛しい人と触れ合う、優しい時――。愛とSEX」●西島さん ご登場ページタイトル『溢れる愛、その先に。』●発売日:8月8日(水)特別価格650円(税込)information#占い 記事、#エッチな 記事も読んでみる。
2018年08月03日「V6」岡田准一が主演し、西島秀俊、黒木華、池松壮亮ら豪華俳優陣が集結し、“美しい時代劇”を描く『散り椿』。この度、木村大作監督の映画への“情熱”と“こだわり“が凝縮された予告編と、新ビジュアルが公開された。今回到着した最新予告では、美しい日本の四季折々と武士たちの凛とした生き様が映し出されている。岡田さん演じる瓜生新兵衛のアクションシーンや、新兵衛と妻・篠(麻生久美子)が魅せる儚くも切ない夫婦の愛…。そして、新兵衛のかつての親友であり、一人の同じ女性を想いあう恋敵でもある、西島さん演じる榊原采女との刀を交えるシーンは、短いながらも緊張感溢れる映像に仕上がっている。また同時に公開された新ビジュアルには、予告編にもある「ただ、愛のために――」というコピーと共に、岡田さんや西島さん、麻生久美子、そして映像では涙を見せた篠の妹役の黒木華、その弟役の池松壮亮、それぞれのカットが配置されている。『散り椿』は9月28日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:散り椿 2018年9月28日より全国東宝系にて公開Ⓒ2018「散り椿」製作委員会
2018年07月25日稀代のベストセラー作家・東野圭吾の作家デビュー30周年を記念して書かれた話題作を、「TRICK」シリーズや『天空の蜂』を手がけた堤幸彦監督によって実写化する『人魚の眠る家』。この度、篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈らの熱演が見られる特報映像が解禁された。■あらすじ2人の子どもを持つ播磨薫子と会社を経営する夫・和昌。すでに別居状態の夫婦は、娘の小学校受験が終わったら、離婚することになっていた。そんなある日、2人のもとに悲報が届く。娘の瑞穂がプールで溺れ、意識不明になったというのだ。医師からは「脳死」という宣告が下され、回復の見込みはないという。脳死を受け入れ臓器提供を希望するか、心臓死をただ待つのか…究極の選択を迫られた2人は、話し合いの末に臓器提供を決断する。ところが別れの瞬間、娘の手が一瞬動いたのを見た薫子は、娘が死んでいるという現実を受け入れられず、一転して臓器提供を拒否。そんな娘と妻のためにと、和昌は自らが経営する会社の最先端技術を使い、前例のない延命治療を決意する。その甲斐あってか、娘はただ眠っているかのように美しく、肌つやも良くなり、体も徐々に成長してゆく。しかし、その決断はやがて薫子の狂気を呼び覚ましてゆく。そんな妻の姿を目の当たりにした和昌は、果たして自分の選択が正しかったのか、本当に娘は生きているのか、深く苦悩していく。それは果たして愛なのか、それともただの欲望なのか。過酷な運命を背負うことになった2人の先には、衝撃の結末が待ち受けていた――。この度公開された特報は、昏睡状態の娘を前に「この子は…生きています!」と懇願するように叫ぶ母・薫子(篠原さん)の姿から始まる。極限の状況下で医師(田中哲司)は、脳死状態の娘を生かすのか、そのまま死を受け入れるのか究極の選択を迫る。この状況で夫・和昌(西島さん)は、最先端技術を使った前例のない延命措置を使って、娘が再び目を覚ます可能性にかける。しかし、奇跡を信じた夫婦の決断は、やがて家族(田中泯、松坂慶子)だけでなく、技術研究者(坂口さん)とその恋人(川栄さん)さえも巻き込んでいく。特報には、絶望から希望を見出す夫婦の姿、豪華キャスト陣の鬼気迫る演技合戦が、緊張感あふれる映像とともに収められている。そして篠原さんが、これまで出演した作品にも見ることのない狂気の表情で「答えてください。娘を殺したのは、私でしょうか」と語る、その衝撃的な問いかけは何を意味するのか。愛する人へ捧げたその無償の行為は、善か、悪か、愛か、欲望か?原作者の東野氏も「どれほど不気味で悲しく、美しい映像になるのか、そしてどんな愛と狂気が見られるのか、いまからとても楽しみです」と期待をあらわにしている。『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年07月20日アニメーション映画『ペンギン・ハイウェイ』の完成披露舞台挨拶が先日行われ、蒼井優や西島秀俊らキャストが登壇。イベントには、“ゲスト”として本物のペンギンも登場し、会場を沸かせていた。■観客へ初のお披露目! 「背中を押される作品」本作は、森見登美彦の小説をアニメーション映画化したもの。少年アオヤマ君役で声優初挑戦を果たした北香那は、「こうして皆様にお披露目できる日を楽しみにしていたのでとても嬉しいです!」と述べ、お姉さん役の蒼井さんは「『ペンギン・ハイウェイ』の船出を皆さんと一緒に楽しめたらと思います!」と挨拶。観客へ初のお披露目となるこの日。北さんは「感動、冒険、憧れだったり、全てが詰まった作品です。皆さんもきっと暖かくなって帰っていただけるのではないかと思います」と話し、「10歳の男の子の声のトーンや仕草がわからなかったので、同年代の妹の授業参観に行って学び、アフレコに挑みました」と役作りを明かした。また蒼井さんも「見終わった後に、過去に置いてきたモノクロの時間に、色が戻った気持ちになる。そんな背中を押される作品」と本作について明かし、役柄についても「今回、とても難しいなと感じていたのですが、しっかりした、自分を持っているお姉さんの役をいただくことが少ないと気づきました。私は誰かに寄生している役が多いので(笑)」と語ると、会場から大きな笑いが。■蒼井優&西島秀俊らの“小学生”は…一方、本作の主人公は小学4年生の男の子ということで、それぞれ“どんな小学生だったか”と、キャスト陣に問う場面も。やんちゃだったという北さんからは、「夏休みの前日に鍵を空けておいて、休みの間に入ったり(笑)」といったエピソードが飛び出し、蒼井さんは「『魔女の宅急便』が好きだったんですけど、家に赤いカチューシャと黒いワンピースがあるのに気づいて、自分がキキかもしれないと信じ込んで、家に1人のときにベランダでデッキブラシにまたがって『……飛べ!』って(笑)。本気で信じていたんです。そんな子どもらしい子どもでした」と可愛らしい思い出を披露。劇中でアオヤマ君のお父さんを演じた西島さんは、「僕は3月末生まれなので、小さくて色んなことができない子どもでしたが、1度夜にこっそり家を抜け出して、走りまわったりしました」と話すと、アオヤマ君の同級生・ハマモトさんのお父さん役を演じた竹中直人から「たいしたことないね(笑)」とツッコミ!そんな竹中さんは、老人のモノマネで会場を沸かせつつ、「私は漫画家になりたいと思っていました。運動会とかでも走るのが速かったんですが、ただ1番になるのが恥ずかしくて逆走してしまうような屈折した子どもでした(笑)」とふり返った。■かわいいゲスト登場にほっこりそしてこの日は、“素敵なゲスト”が登場。MCからの呼び込みで登場したのは、ペンギンのぬいぐるみとコーラ缶の入ったボックス。会場からどよめきが起こる中、キャストが一斉にボックスにCO2を吹きかけると…なんと本物のペンギン3羽が登場!「腕組んでる、かわいー!」(蒼井さん)、「かわいい!かわいい!」(北さん)とキャストたちも大喜び。“普通の住宅街に突如ペンギンが出現する”という劇中の不思議な現象が、ここ映画館で再現された。また、本作の主題歌「Good Night」を担当した宇多田ヒカルから「謎の魅力。大人のズルさ。そんなことを感じながら原作を読ませていただきました。映画の公開を楽しみにしています」と本作へエールを贈るコメントも発表されていた。『ペンギン・ハイウェイ』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ペンギン・ハイウェイ 2018年8月17日より全国にて公開© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
2018年07月04日「沈黙の艦隊」「ジパング」のかわぐちかいじによるベストセラーコミック「空母いぶき」を、主演に西島秀俊、共演に佐々木蔵之介を迎えて映画化することが決定。併せて、本作から緊張感伝わる場面写真が初解禁された。■それぞれの方法で目指す平和を描く武骨な作品が完成!架空の航空機搭載型護衛艦「いぶき」と、その乗組員を中心に、国籍不明の軍事勢力から襲撃を受けた非常事態下の日本において、それぞれのやり方で平和を守ろうとする人々の熱い闘いを描いた本作。この度解禁された場面写真には、CICと呼ばれる「いぶき」の戦闘指揮所が写っている。タッチパネル式の大型ディスプレイが鎮座し、それを取り囲むようにして海上のレーダーを映し出すモニターがずらりと並ぶ様子は圧巻だ。「いぶき」は最新のシステムを搭載した護衛艦という設定だけに、青いバックライトを基調とした照明が近未来的なムードも醸し出している。■西島さんと佐々木さん、それぞれ真逆の正義がぶつかり合う…!CIC内では中央のタッチパネル式ディスプレイを囲んで、秋津を演じる西島さんと、新波演じる佐々木さんが対峙。秋津は航空自衛隊の出身でありながらその能力を買われて「いぶき」の初代艦長に抜擢されたという異色の経歴の持ち主という背景があり、一方の新波は生え抜きの海上自衛隊所属であるが、ここでは秋津に艦長の座を譲っているという状況も、本作の人間関係を武骨に描いてくれそうだ。さらにこの2人は防衛大学校時代の同期でもある関係。平和のためには武力の行使も辞さないというスタンスの秋津と、あくまで防衛に徹することを信念とする新波の正反対とも言える正義のぶつかり合いを、切迫した空気の中でギリギリの攻防を繰り広げる、骨太な人間ドラマを紡ぎだす。■主演の2人が、それぞれのキャラクターを独自分析!西島さんは「秋津は常人にははかり知れない部分を持った人物。一つのことが起きたときの周りとのリアクションの違いというものが、かなり大きく出ていると思います。ただ、誰にも見えていない未来を予測して、その瞬間ごとに次の行動を決めていくという役は、演じていて思った以上に自由で楽しい」と秋津役についてコメント。一方、佐々木さんは「人命救助を第一に考えれば、今の秋津と新波にとって艦長と副長という立場の違いはあまり問題ではないと思うんです。命を助けたいという思いは同じであるはずなので。観終わって映画館の外に出たとき、平和であることの意味を感じてもらえたらいいなと思っています」と本作のメッセージ性について語った。命と平和が脅かされたとき、人はどう考え、行動するか。そして手にした力をいかに使うべきか。ひとりひとりのその決断を重厚に見せてくれる作品となりそうだ。『空母いぶき』は2019年より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年07月02日俳優の西島秀俊主演の映画『空母いぶき』(2019年公開)の場面写真が2日、公開された。同作は第63回小学館漫画賞一般向け部門を受賞した、漫画家・かわぐちかいじによるベストセラーコミックを実写化。世界が再び「空母の時代」へと突入した20XX年を舞台に、日本の領土である波留間群島の一部が占領された中、戦後初の航空機搭載護衛艦「いぶき」を中心とする護衛群艦隊を現場に向かわせる。映画版では、これらの出来事が“24時間の物語”として構築される。今回公開されたのは、CICと呼ばれる「いぶき」の戦闘指揮所での場面写真。タッチパネル式の大型ディスプレイが鎮座し、それを取り囲むようにして海上のレーダーを映し出すモニターがずらりと並んでいる。「いぶき」は最新のシステムを搭載した護衛艦という設定だけに、青いバックライトを基調とした照明が近未来的なムードを醸し出す。CIC内では中央のタッチパネル式ディスプレイを囲んで、秋津(西島)と新波(佐々木蔵之介)が対峙する。秋津は航空自衛隊の出身でありながらその能力を買われて「いぶき」の初代艦長に抜擢されたという異色の経歴の持ち主。一方の新波は生え抜きの海上自衛隊所属であるが、ここでは秋津に艦長の座を譲っているという状況であり、さらにこの2人は防衛大学校時代の同期でもある。平和のためには武力の行使も辞さないというスタンスの秋津と、あくまで防衛に徹することを信念とする新波が、骨太な人間ドラマを紡ぐ。○西島秀俊 現場コメント秋津は常人にははかり知れない部分を持った人物なので、1つのことが起きたときの周りとのリアクションの違いというものが、かなり大きく出ていると思います。ただ、誰にも見えていない未来を予測して、その瞬間ごとに次の行動を決めていくという役は、演じていて思った以上に自由で楽しくて。そんな秋津に対して、新波を演じる蔵之介さんが人間の気持ちの根っこにあるものを一手に引き受けてくださっているからこそ、僕も安心して羽ばたくことができる。そんな2人の人間ドラマを通して、あらためて戦争のない未来を考えるきっかけになるような作品になったら素晴らしいと思います。○佐々木蔵之介 現場コメント何よりも【命】というものを念頭に置いて演じています。人命救助を第一に考えれば、今の秋津と新波にとって艦長と副長という立場の違いはあまり問題ではないと思うんです。防大でお互いに切磋琢磨しながら高め合った過去があってこそ現在の2人がいるわけですし、命を助けたいという思いは同じであるはずなので。西島君は常に先を見ていて物事に動じないところが秋津らしいと思いますね。秋津はあまり言葉を発しない分、新波とともにその目を見ながらいろいろ想像する楽しみがある。各人の言動に思いを馳せながら、観終わって映画館の外に出たとき、平和であることの意味を感じてもらえたらいいなと思っています。
2018年07月02日「夜は短し歩けよ乙女」「有頂天家族」など、数々のベストセラー作品を持つ森見登美彦の同名小説をアニメ化した『ペンギン・ハイウェイ』。この度、追加キャストとして西島秀俊、竹中直人らが新たに発表され、併せて期待感の高まる最新ビジュアルと予告映像が公開された。この度、追加キャストとして発表されたのは、本作で『風立ちぬ』以来5年ぶりに声優に挑戦する西島さん。主人公・アオヤマ君(北 香那)にノートを与え、学び方を指南したお父さん役を演じている。息子の研究を程よい距離感で見守り、いつも的確なアドバイスを与える重要なキャラクターだ。一方、これまでにも多くのキャラクターの声を演じ、ベテラン声優と言っても過言ではない経歴を持つ竹中さんは、アオヤマ君の同級生の女の子、ハマモトさんのお父さん役を担当している。大学の研究所で働いており、街で起きた奇妙な現象について、調査隊を率いて詳しく調べていく。さらに、熱中すると甘いものばかり食べてしまうというチャーミングな一面を持つ、竹中さんにぴったりの役柄だ。この2人の参加に石田祐康監督は「お2人に演じてもらえたことへの驚きと、そのハマり方へのこれまた驚きと喜び!ありがたかったです」と歓喜のコメント。そのほかにも、クラスメイトのウチダ君役に釘宮理恵、ハマモトさん役に潘めぐみといった豪華人気声優陣も参戦している。■缶のコーラがペンギンに!?ペンギンたちとのひと夏の不思議な物語さらに今回の追加キャスト発表に合わせ、これまで以上に期待感を抱かせる最新のキービジュアルと最新予告が公開。予告編では、主人公アオヤマ君(北 香那)と不思議な“お姉さん(蒼井優)とともに、たくさんのペンギンたちが街に登場、気になる西島さんと竹中さんが担当する声の出演も確認することができる。宇多田ヒカルが書き下ろした主題歌「Good Night」も併せて聴くことができ、壮大で魅力的な映像に仕上がっている。『ペンギン・ハイウェイ』は8月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会ペンギン・ハイウェイ 2018年8月17日より全国にて公開© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
2018年06月27日俳優の西島秀俊、安田顕、高良健吾がそれぞれ主演を務めるミステリースペシャル「満願」が、NHKにて8月14日(火)から3夜連続で放送されることが決定した。原作は、2014年のミステリー界で史上初めて「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリー・ベスト10」「ミステリーが読みたい」のそれぞれで1位、3冠に輝いた米澤穂信によるベストセラーミステリー短編「満願」。今回は、この中から短編3作品「万灯」「夜警」「満願」をドラマ化する。■第1夜/西島秀俊主演「万灯」(8月14日放送)西島さんが主演する「万灯」は、業の闇に飲み込まれていくやり手商社マンの物語。東南アジアでガス油田開発に携わる商社マン・伊丹(西島さん)は、土地の買収が地元民の反対で頓挫し、窮地に追い込まれていた。そんな伊丹のもとに地元民から手紙が来る。地元民の中でも意見が分かれていて、長老たちは金が欲しかったのだ。長老たちは伊丹とそのライバル会社の森下の2人に、反対派のリーダーを殺すことを要求する…。■第2夜/安田顕主演「夜警」(8月15日放送)安田さんが主演する「夜警」は、若い巡査の殉職の謎に迫るストーリー。柳岡(安田さん)の若い部下・川藤が、刃傷沙汰になった夫婦ゲンカに巻き込まれ殉職。夫から身を呈して妻を守った川藤の行動は世間から賞賛されたが、柳岡は違和感を覚えていた。そういえば、事件当日、交番近くの工事現場で不審な事故があったことを思い出す…。■最終夜/高良健吾主演「満願」(8月16日放送)そして最後を飾るのは、高良さん主演の「満願」。鵜川妙子が、殺人事件の裁判の控訴を取り下げる。弁護士の藤井(高良さん)は控訴を主張していたのに。妙子は、藤井が学生時代に世話になった下宿の女将で、苦学生であった藤井が弁護士になれたのは、優しい妙子の支えがあったからだ。しかし、夫の借金のため家計は苦しく、ある日妙子は、返済を強要する金貸しを殺害した。いったい、なぜ――?緻密な謎解きはもちろんのこと、岐路に立たされた人間の葛藤、業などを精細に描きだすミステリードラマ。脚本は『無限の住人』『去年の冬、きみと別れ』の大石哲也。それぞれ萩生田宏治、榊英雄、熊切和嘉が演出を手掛け、6月~7月、ラオスや関東近郊で撮影が予定されている。ミステリースペシャル「満願」は8月14日(火)、15日(水)、16日(木)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2018年06月12日アイドルグループ・V6の岡田准一が主演を務める映画『散り椿』(9月28日公開)の特報、およびポスタービジュアルが14日、公開された。同作は葉室麟による同名小説を映画化。カメラマンとして数々のキャリアを持ち、映画監督としても『劔岳 点の記』(2009)で第33回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞している木村大作がメガホンを取る。藩の不正を訴え出たために追放された男・瓜生新兵衛(岡田)が、死を迎える妻・篠(麻生久美子)に頼まれ、かつての親友・榊原采女(西島秀俊)と対峙する。撮影は、富山、彦根、長野にて行われ、時代劇としては前代未聞の全編オールロケに。“美しい自然”と木村カメラマンによる“美しい画”、木村監督の演出と岡田・西島秀俊ら豪華俳優陣による“美しい佇まいと生き様”が描かれ、特報とポスタービジュアルではその本編の美しさを切り取った形となった。特報は18日より全国の東宝系映画館で上映される。
2018年05月14日黒澤明監督に従事し、映画監督としても名高い巨匠・木村大作監督が岡田准一&西島秀俊の共演で描く初の時代劇『散り椿』から、待望の本編映像とポスタービジュアルが到着した。享保15年。藩の不正を訴え出たために、時の権力に負け藩を追放された男、瓜生新兵衛(岡田准一)。追放後、連れ添い続けた妻の篠(麻生久美子)が病に倒れ、死を迎えようとした折、最期の願いを新兵衛に託す。「藩に戻りて、榊原采女様(西島秀俊)を助けてほしい」というものだった。新兵衛にとって采女は、かつては良き友であり良きライバルであり、また篠を巡る恋敵でもあった。そして新兵衛の藩追放に関わる、大きな因縁を持つ二人であった――。藩を追放されるも、妻の最期の願いを胸に藩の不正や権力に立ち向かっていく新兵衛を岡田さんが演じ、新兵衛と共に持ち前の頭脳明晰さで藩主の側用人として頭角を現す人物・榊原采女を西島さんが演じ、因縁を抱えた二人がどのように劇中で関わりあってくるのか、すでにファンの間でも注目の集まる作品だ。この度公開された本編映像は、富山、彦根、長野にてオールロケで撮影された美しい自然と、木村キャメラマンにしか撮れない美しい画が、全編通してみることができる。時代劇が全編オールロケで撮影を敢行することは前代未聞で、木村監督の演出と岡田さん、西島さんら豪華俳優陣による美しい佇まいと生き様に期待が高まる特報と、日本映画界に新たな歴史を刻む予感を感じるポスタービジュアルとなっている。最愛の妻と交わした最期の約束を叶えるため、男たちが迎える運命とは?『散り椿』は9月28日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月14日ディズニーのアニメーション映画『ダンボ(Dumbo)』が、ティム・バートン監督で実写化される。全米公開と同時となる、2019年3月29日(金)より全国ロードショー。世界中で愛されてきた『ダンボ』が鬼才ティム・バートンによって実写化1941年にディズニーによって生み出された『ダンボ』は、その映画のタイトルにもある「ダンボ」が主役のアニメーション映画。あまりにも“大きな耳”を持つため、仲間外れにされてしまうダンボの成長物語が描かれる。悲しみに沈むダンボを勇気づけるネズミのティモシーとの友情や、母の愛情にささえられながら、ありのままの自分を信じて大空を舞う姿は全世界で共感を呼んだ。自分らしさを見つけること、自分らしくいることの大切さを伝えてくれる物語は、子供から大人まで、今も変わらず世界中で愛されている。そんな名作が、『アリス・イン・ワンダーランド』のファンタジックな世界を見事にスクリーンの中で表現した、鬼才ティム・バートンの手により実写化される。『ダンボ』は、ティム・バートン自身、お気に入りのディズニー映画のひとつであったという。第2回カンヌ国際映画祭でのアニメーション賞を受賞した“不朽の名作”が、ティム・バートンの手によってモダンに生まれ変わる。コリン・ファレルら豪華出演者キャストには豪華な面々が揃った。「ハリー・ポッター」新シリーズにも出演するコリン・ファレル、『スパイダーマン:ホームカミング』のマイケル・キートンらに加え、ダニー・デヴィート、エヴァ・グリーンなど、ハリウッドの常連キャストが集結。ニコ・パーカー、フィンリー・ホッビンズら子役にも注目が高まる。キャラクター紹介・ダンボ地面に着いてしまうほど“大きすぎる”耳をもつ子象。サーカスの新しい看板と期待されていたが、耳のせいで観客の笑いものにされてしまう…。・ホルト:コリン・ファレルダンボの世話係を担当する、サーカスの元看板スター。「キミの耳は素敵だよ」とダンボを励まし、ダンボと母象を救うため奔走する味方。・ヴァンデヴァー:マイケル・キートンニューヨークの巨大テーマパーク・ドリームランドを経営する大興行師。「空飛ぶ象で、大儲けしよう」というキャッチコピーを考えるなど強い野望を持つ人物。ダンボの味方ではないキャラクターだ。・メディチ:ダニー・デヴィートダンボやホルトが所属するサーカスの団長。・コレット:エヴァ・グリーンヴァンデヴァーが経営するドリームランドの看板スター。空中ブランコの女王と呼ばれる。コリン・ファレル演じるホルト、吹替え声優に西島秀俊コリン・ファレルが演じるホルトの声を、俳優・西島秀俊が務める。西島は、これまで『風立ちぬ』や『ペンギン・ハイウェイ』など日本のアニメーション作品へ声優として参加してきたが、実写のハリウッド作品での声優は本作が初挑戦となる。ストーリー戦争から戻ったサーカスの元看板スター・ホルト(コリン・ファレル)が世話をすることになった母象ジャンボの子供としてサーカス団で生まれたダンボは、他の象とは異なる大きすぎる耳を理由に笑いものにされてしまう。父ホルトの不在中に母親を病気で亡くした娘ミリー(ニコ・パーカー)と息子ジョー(フィンリー・ホビンス)は、そんなダンボを「キミの耳はステキだよ」と可愛がり、家族の一員として生活していた。ある日、ダンボと遊んでいた2人はダンボが偶然鼻から羽根を吸い込み、くしゃみをした勢いで宙に飛び上がる姿を目撃。ダンボの“空を飛ぶ”才能を発見する!そんな中、ある事件をきっかけに母象と離れ離れにされ悲しみに暮れるダンボは、自身も金儲けを企むNYのサーカス「ドリームランド」の経営者ヴァンデバー(マイケル・キートン)に目をつけられてしまう。閉じ込められた鉄格子を挟んで、少しでも触れ合おうと、ジャンボと小さなダンボが懸命に鼻を伸ばし抱擁するシーンは、見る者の涙を誘う切なさが漂う。「ママに会いたい」という強い想いを抱くダンボに、母を亡くしたミリーとジョーは深く共感。ダンボを助けたいという子供たちの純粋な心に、荒んでいたホルトも心を動かされていく。心を一つにしたサーカス団の家族は力を合わせ、ダンボとママを再会させるべく、壮大な救出作戦を計画。「一緒にママを取り戻そう。あなたならできる」というミリーの力強い言葉に背中を押され、ダンボは勇気を出して空を飛ぶ。ダンボは再びママに会うことができるのか。詳細映画『ダンボ』公開日:2019年3月29日(金)監督:ティム・バートン出演:コリン・ファレル、エヴァ・グリーン、マイケル・キートン 他■劇場限定前売ムビチケカード 一般券1,400円(税込)特典:特製ポストカード3枚セットが特典として付いてくる劇場限定前売ムビチケカード(発売日:2019年2月8日(金)※特製ポストカードの絵柄:ダンボのシルエットが描かれたティザービジュアル、日本版ポスタービジュアル、ダンボキャラクタービジュアル
2018年05月13日波瑠と西島秀俊が初共演を果たした、遊園地を舞台に描くお仕事エンターテインメント『オズランド』から、このたび新たに、物語の舞台である熊本県出身の女優、橋本愛が出演していることが明らかになった。■あらすじ夢と希望にあふれて、彼氏と同じ超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美(波瑠)に言い渡されたのは、系列会社が運営する地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令だった…!彼女の前には、広大な田園風景とそこに突如現れる遊園地。そして数々の企画を成功させ“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦(西島秀俊)と一癖も二癖もある従業員たち。都会と田舎、理想と現実のギャップに不満を抱える彼女を支えるのはサクッと仕事で成果を出して、好きな部署に異動できる「MVP社員」になるという目標!ところが、やることなすこと失敗だらけで、自分の未熟さを痛感する久瑠美。それでも小塚や仲間たちと一緒に、遊園地で巻き起こるトラブルを乗り越えていく中で少しずつ働くことの楽しさ・やりがいに気がついていく。小塚に対して、憧れとも恋ともわからない感情を抱きだしたある日、久瑠美は小塚の秘密を知ってしまう…。■橋本愛、“地元”が舞台の本作に凱旋出演!人気作家・小森陽一の「オズの世界」を原作にした本作は、熊本県に実際にある「グリーンランドリゾート」の全面協力のもと撮影された。同じく熊本県出身の橋本さんは、原作では達観したような雰囲気を持つ経験豊富な先輩社員・玉地弥生を、映画では「ぐぐっと若々しく、ぐぐっと弾けた明るさを持った」キャラクターとして演じているという。撮影現場では幼い頃から来ていた遊園地「グリーンランド」に感慨深い様子で、「時間があるときにはひたすら遊ばせていただき、遊園地ラブな気持ちを満タンにして現場に戻ることができたので有難かったです」と、肩の力を抜いて演技に挑むことができたとのこと。また、本作の台本を読んだ橋本さんは、「物語の中に起承転結が5個くらいあり、バタバタと音が聞こえるような盛り沢山ぶりで、これはわちゃわちゃ騒がしい映画にしたいなと思いました」と出演を喜んでいる。プロデューサーも、橋本さんが熊本県出身ということもあり、「地元だから出せる表現がある」と完成した作品に自信たっぷり。「橋本さんは、空き時間に遊園地をふらりと歩いていたり、花火が打ち上がるシーンではお客さんに紛れてご覧になっていたようです。撮影の合間で地元愛を充電できたことで肩の力が抜けて、今回の演技につながったのではないかと思っております」と撮影裏話を語っている。熊本県出身の橋本さんが、馴染みのある地元遊園地でどのようにスクリーンに映るのか、注目したい。『オズランド』は2018年秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月09日「嵐」二宮和也が主演する『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』のBlu-ray&DVDが5月30日(水)よりリリース。この度、本作のBlu-ray&DVD豪華版に収録される二宮さん、西島秀俊、滝田洋二郎監督によるビジュアルコメンタリーの収録が行われ、当時のエピソードなどを語った。今回、3人共ビジュアルコメンタリー収録初挑戦といいうことで、「これ、どうしたらいいんですかね?何回か(映画に)見入ってしまうと思う」(二宮さん)、「絶対途中で油断すると思う。あ、映ってたんだった!って」(西島さん)、「どうなることやら」(滝田監督)と困惑や不安を隠せない様子。そんな中スタートした今回の収録。二宮さんが2002年パートの主人公を、1930年代パートの主人公を西島さんが演じ、2つの時代を行き来しながら描く本作とあって、自身が撮影に参加してないシーンに対しては特に興味津々で、滝田監督への質問も多く飛び出した。また劇中では、技術指導の先生が実際に出演しているシーンもあるそうで、「あの後ろでお茶を入れている女性は、先生ですよ」と二宮さんが明かすと、「滝田監督らしいですね~。本物が演った方が一番上手いっておっしゃられていましたよね」と西島さん。さらに撮影初日、日本料理店のシーンでも“本物”が登場。実在するお店を借りての撮影で二宮さんは、「あいよーってセリフを何度も何度も練習している人がいて、あいよーって一言なのに、ずいぶん練習するな、と思ってよく見てみたら本物(の料理人)で驚いた」というエピソードも披露。そして“料理”が主役とも言える本作では、撮影でも多くの本物の料理を使って撮影を行ったそう。豪華な料理が多い西島さんのパートでは、西島さん扮する山形シェフがほとんどのシーンで出来上がった料理を味見しており、「いいなぁ、美味しそうだな~」と二宮さん。また、撮影が終わるとその料理はキャストとスタッフで食べたことが明かされると「(2002年パートには)こんなお肉なかった!」「チャーハン食べるシーンばっかりだった!」と嘆く一幕も。さらに、1930年代パートで山形シェフの妻を演じる宮崎あおいが、夫を諭すように少し厳しい言葉で話をするシーンがあるが、2002年パートでは音声のみの回想となっているため、「西島さんはあおいちゃんから直接(厳しい言葉を)言われるからいいけど、僕は同じセリフを演出部の人から言われるんですから」と恨み節?また最後には、「初めてでしたけど、なかなかおもしろかったですね」(滝田監督)「試写で観るときとはちがう。こうやって話しながらは見られない」(二宮さん)、「(映画の)半分は出演していないから、そうだったんだっていうことが多くて、出演者だけど(知らなかった)いい話が聞けた」(西島さん)とふり返り感想を述べた。ビジュアルコメンタリーのほかにも、豪華版にはメイキング映像や、TOHOシネマズ上野の開業と公開初日を祝い、豪華キャストと監督によるテープカットセレモニーの模様をはじめ劇場公開時に行われたイベント映像集など特典が豊富だ。『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』Blu-ray&DVDは5月30日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~ 2017年11月3日より全国東宝系にて公開©2017 映画「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」製作委員会©2014 田中経一/幻冬舎
2018年04月10日世界累計190万本以上を出荷する「二ノ国」シリーズの最新作「二ノ国II レヴァナントキングダム」完成披露会が3月22日(木)、都内で行われ、声優を務める志田未来、西島秀俊、門脇麦、木村文乃、山崎育三郎が出席した。■まるで映画!豪華キャストがゲームに集結完成まで4年以上の歳月をかけた「二ノ国II レヴァナントキングダム」には、国を追われた幼き王の主人公エバンを演じる志田さんをはじめ、ともに建国に奮闘するもう一人の主人公・ロウラン役の西島さん、空賊の娘でヒロイン・シャーティー役の門脇さん、仲間を救うため奔走する天才エンジニア・シャリア役の木村さん、冷徹な女王の側近・セシリウス役の山崎さんという豪華キャストが集結。まるで映画のような顔ぶれが揃った。■志田さん「エバンと仲間と一緒に、すてきな国を築いて」「とても完成度が高く、スケールも大きい作品。世界中のファンの皆さんが待ち望んでいる『二ノ国』に参加させていただき、光栄です」と志田さん。自身が演じるエバンについて「国を思う愛にあふれた少年。その熱い思いが届いて、みんなが仲間になってくれる。私は、誰かについていきたいタイプなので、見習うべき点もありますね」と自身と比較し、「ぜひ、エバンと仲間と一緒に、すてきな国を築いていただければ」とアピールしていた。■20代をふり返った西島さん、特製バースデーケーキに笑顔ゲームの声優に初挑戦した西島さんは、「たくさんのプレイヤーの皆さんが、ゲームの世界で一緒に過ごすキャラクターなので、いつも以上にきちんと(役を)作り上げたいと思い、アフレコでは『ビシビシお願いします』と。実際、ビシビシやっていただいた」とふり返り、20歳の青年役について聞かれると「20代の頃は、空回りでしたね。エネルギーは、あり余っているけど、状況は思うようにコントロールできないですから」と回想していた。そんな西島さんは、来週29日に誕生日を迎えるとあって、サプライズで特製のバースデーケーキが登場!「うれしいですね。ぜひ、夢と冒険の世界に飛び込んでもらえれば」と笑顔を見せていた。会見には株式会社レベルファイブ 代表取締役社長/CEO日野晃博が同席した。(text:cinemacafe.net)
2018年03月22日女優の松岡茉優が14日、都内で行われたアフラック「生きるためのがん保険 Days1」新商品発表会に、嵐の櫻井翔、俳優の西島秀俊、お笑い芸人の渡辺直美と共に出席し、バレンタインのエピソードを語った。この日がホワイトデーということで、司会進行役のフリーアナウンサー・徳光和夫が女性陣にホワイトデーのエピソードを質問。松岡は「ホワイトデーは返ってきてないんですけど」と前置きしてから、「バレンタインデーって恋心ももちろん素敵だなと思うんですけど、日頃伝えられない感謝を伝える日でもあるかなと思っていまして、今年は妹と一緒に父と母に手作りのチョコを焼きました! カップケーキとクッキーを」と家族のほんわかエピソードを披露した。すると徳光が「あっそうなんだ。差し障りのない…」とツッコみ、松岡は「すいません! いま大事な時期で、若手女優なんで!」とすぐに反応。2人のやりとりに笑いが起こった。また、徳光は「お返ししていいのかどうかわからない人からもらったんですけどね。マツコ・デラックスとミッツ・マングローブ」と自身のエピソードも話して笑いを誘った。渡辺は「なんの思い出もないなー。あげるタイプの人間じゃなかったので」と言い、「唯一、小学校のときの思い出で、同級生の男の子にチョコレートをあげて、ホワイトデーにお返しをくれたんです。開けたらふりかけが入っていて、斬新なお返しと思って。ふりかけ食べようかなと思ったら、また男の子がきて『ごめん間違えた』って言ってアメをくれたんです」と唯一のエピソードを明かした。
2018年03月14日アイドルグループ・嵐の櫻井翔(36)が14日、都内で行われたアフラック「生きるためのがん保険 Days1」新商品発表会に、俳優の西島秀俊(46)、お笑い芸人の渡辺直美(30)、女優の松岡茉優(23)と共に出席。健康年齢測定で反復横跳びに挑戦し、28歳と診断された。健康運動指導士による解説のもと、チーム赤(櫻井&松岡)VSチーム青(西島&渡辺)に分かれて対決。櫻井と渡辺は反復横跳びで勝負し、20秒間で櫻井は53回、渡辺は45回を記録し、2人とも自身の年齢の平均回数を上回る好成績となった。そして、櫻井も渡辺も健康年齢28歳と診断され大喜び。櫻井は小さなガッツポーズをして「うれしいですね」とにやりと笑い、司会進行役の徳光和夫から「嵐の中で一番できなさそうなのは?」と聞かれると、「本来僕ができない立ち位置なんですけど、目標を超えられたので、全体の底上げになったと思います」とうれしそうに語った。西島と松岡は立位体前屈で勝負し、西島は15cm、松岡は18cmと、こちらも自身の年齢の平均を上回る結果に。健康年齢は西島がまさかの22歳で、渡辺は「すごーい! 激若!」と驚き、本人も「本当ですか?」と信じられない様子だった。松岡は20歳と診断され、「成人に戻ります!」と笑顔を見せた。発表会では「生きるためのがん保険 Days1『100歳まで生きる時代』シリーズ」の新CMとして、「櫻井さん」編、「松岡さん」編、「西島さん・渡辺さん夫婦」編(各15秒)、「100歳までの計画」編(30秒)がお披露目された。
2018年03月14日俳優の西島秀俊が、映画『空母いぶき』(2019年公開)主演を務めることが6日、明らかになった。佐々木蔵之介が共演を務める。同作は第63回小学館漫画賞一般向け部門を受賞した、漫画家・かわぐちかいじによるベストセラーコミックを実写化。世界が再び「空母の時代」へと突入した20XX年を舞台に、日本の領土である波留間群島の一部が占領された中、戦後初の航空機搭載護衛艦「いぶき」を中心とする護衛群艦隊を現場に向かわせる。映画版では、これらの出来事が“24時間の物語”として構築される。主人公である空母いぶき艦長・秋津竜太を演じる西島と、空母いぶき副長・新波歳也を演じる佐々木は映画初共演。西島が扮する秋津は航空自衛隊出身、佐々木が扮する新波は海上自衛隊出身で、同期にしてライバルでもあり、対立をしながらも共に未曾有の危機へと立ち向かう。監督は『ホワイトアウト』『沈まぬ太陽』『柘榴坂の仇討』らの作品で知られる若松節朗。また、脚本は『機動警察パトレイバー』シリーズの伊藤和典と、『亡国のイージス』『聯合艦隊司令長官 山本五十六』の長谷川康夫が務めるほか、原作のかわぐちかいじが監修、『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』で知られる小説家、福井晴敏が企画として参加する。若松監督は「『未来の命に平和な世界を残しましょう』それがプロデューサーからのオファーの言葉でした」と明かし、「原作で投げかけられた問いがまさしく現実となった時、私たちはどんな選択をするのか。この映画が平和や命の重みを考えるきっかけとなるよう、頑張りたいと思います」と意気込んだ。○西島秀俊(秋津竜太役)コメント多くの熱狂的なファンが次の展開を心待ちにする、かわぐちかいじ先生の傑作『空母いぶき』の映画化のお話を頂き、興奮で震える思いです。若松節朗監督をはじめとした撮影スタッフ、本作品に協力して下さっている全ての皆さんと共に、現在、全力で準備が進んでいます。鋭い洞察で今を見つめ、圧倒的なリアリティーで描かれる近未来、その作品世界に生きる登場人物達に負けないよう、命がけで取り組みたいと思います。○佐々木蔵之介(新波歳也役)コメントかわぐちかいじ先生の「空母いぶき」の映画化に参加させて頂くことを心より光栄に思います。"必ず平和を守る”という信念を持ち、凡ゆる戦況と対峙し悩み葛藤する登場人物たち。この作品に若松節朗監督と西島秀俊さんをはじめ多くの出演者、スタッフと挑めることを嬉しく思います。原作ファンの方は勿論、たくさんの方に愛される作品をお届け出来るよう、強い覚悟を持って航海に臨みます。映画「空母いぶき」、楽しみにお待ちください。
2018年03月06日波瑠と西島秀俊の初共演映画『オズランド笑顔の魔法おしえます。』が、2018年10月26日(金)に全国の劇場で公開される。ふしぎの国(遊園地)で出会った上司は、“魔法使い”原作は、多くの作品が映画・ドラマ化されている人気作家・小森陽一の『オズの世界』。不本意ながら地方の遊園地で働くことになってしまった波平久留美を主人公に、上司で“魔法使い”と呼ばれるカリスマスタッフの小塚慶彦や、個性豊かな同僚との仕事を通じて徐々にやりがいを見つけていく彼女の奮闘を描くエンターテイメント作品だ。主演に波瑠本作の主人公で、地方の遊園地に配属となってしまった新入社員・波平久瑠美役を演じるのは、波瑠。続テレビ小説『あさが来た』、『あなたのことはそれほど』などで主演を務めた彼女が、全国拡大公開映画としては初の主演を飾る。西島秀俊が遊園地のカリスマスタッフ“魔法使い”に久瑠美の上司であり、“魔法使い”と呼ばれる伝説的企画マン・小塚慶彦には西島秀俊。「MOZU」シリーズや『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』など、硬派な作品でシリアスな役柄を演じる事が多いが、本作では、そんな印象からはかけ離れたユーモアたっぷりの役柄に挑む。主人公の彼氏役に中村倫也主人公・久瑠美と遠距離恋愛中のクールな彼氏には、『先生! 、、、好きになってもいいですか?』、『孤狼の血』の中村倫也。また、久瑠美と切磋琢磨する同期社員・吉村役を岡山天音、遊園地の広報課長・上園を深水元基、おせっかい好きな販売スタッフ・カツヨを濱田マリが演じる。その他、先輩社員として、戸田昌宏、朝倉えりか、久保酎吉、コング桑田が出演。さらに全員から慕われる園長・宮川を柄本明が務め、脇を固める。監督は、2016年末に多部未華子×高橋一生のスペシャルドラマ「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」を手がけた波多野貴文。また、映画『ヒロイン失格』の吉田恵里香が脚本を務める。主題歌はDream Amiの「Wonderland」主題歌は、Dream Amiによる「Wonderland」。Dream Amiが映画主題歌を担当するのは『ズートピア』『ひるなかの流星』に続く3度目となる。「Wonderland」は彼女自ら作詞を手がけた映画のための書き下ろし楽曲となっており、踊り出したくなるようなキャッチーな曲調と、ポジティブな歌詞が、"お仕事"エンターテインメントムービーをより一層盛り上げる。あらすじ配属先はド田舎遊園地?!夢と希望にあふれて、彼氏と同じ超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美(波瑠)に言い渡されたのは、系列会社が運営する地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令だった・・!彼女の前には、広大な田園風景とそこに突如現れる遊園地。そして数々の企画を成功させ"魔法使い"と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦(西島秀俊)と一癖も二癖もある従業員たち。都会と田舎、理想と現実のギャップに不満を抱える彼女を支えるのはサクッと仕事で成果を出して、好きな部署に異動できる「MVP社員」になるという目標!ところが、やることなすこと失敗だらけで、自分の未熟さを痛感する久瑠美。それでも小塚や仲間たちと一緒に、遊園地で巻き起こるトラブルを乗り越えていく中で少しずつ働くことの楽しさ・やりがいに気がついていく。小塚に対して、憧れとも恋ともわからない感情を抱きだしたある日、久瑠美は小塚の秘密を知ってしまう・・・作品情報映画『オズランド笑顔の魔法おしえます。』公開時期:2018年10月26日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー出演:波瑠 西島秀俊 岡山天音 深水元基 戸田昌宏 朝倉えりか 久保酎吉 コング桑田 中村倫也 濱田マリ/橋本愛/柄本明監督:波多野貴文脚本:吉田恵里香原作:小森陽一『オズの世界』(集英社文庫刊)
2018年02月16日主演に波瑠、共演に西島秀俊と初共演の2人を迎え、人気作家・小森陽一の「オズの世界」(集英社文庫刊)を原作とした映画『オズランド』が、秋に公開されることが決定した。■ふしぎの国(遊園地)で出会った上司は“魔法使い”――原作は、「海猿」「S -最後の警官-」などの作品が映画・ドラマ化されている人気作家・小森氏の「オズの世界」。遊園地の知られざる裏側と不慣れな地で奮闘する新米社員を描くお仕事小説だ。それを今回、ドラマスペシャル「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」『SP THE MOTION PICTURE』の波多野貴文監督、『ヒロイン失格』『センセイ君主』の吉田恵里香の脚本で映画化する。新入社員として、彼氏も勤める超一流ホテルチェーンに就職してきた波平久瑠美22歳。そんな会社に期待していた彼女を待っていたのは、系列会社が運営する地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令だった…。絶叫と共に、転勤する久瑠美。彼女の前に広がるのは、広大な田園風景とそこに突如現れる遊園地。そして、数々の企画を成功させ、「魔法使い」と呼ばれる天才社員・小塚慶彦と個性的過ぎる従業員の面々。小塚から、ごみ拾いやお客様の案内ばかり指示され、憂鬱な気持ちを抱えていた久瑠美だが、各支社で目覚しい成果を上げたMVP社員は、好きな部署に異動出来るということを知る。そこで久瑠美は、MVP社員になるべく仕事に邁進するのだが、やることなすこと失敗だらけで、自分が社会人として未熟であることを痛感させられる。だが、小塚の叱咤を受けながらも、様々な失敗や成功を積み重ねて行くなか、徐々に働くことの楽しさに気がついていく久瑠美。果たして、久瑠美は目標としていたMVP社員を獲得し、東京へ戻ってしまうのか?そしてある日、久瑠美は小塚の秘密を知ってしまう――。■波瑠が新入社員、西島秀俊は“魔法使い”に?主人公で不本意に地方の遊園地に配属となってしまった新入社員・波平久瑠美を演じるのは、波瑠。連続テレビ小説「あさが来た」や「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」、話題作「あなたのことはそれほど」で主演を務め、現在は「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」に出演中の波瑠さん。今作で彼女は、全国拡大公開映画としては初の主演を飾る。また、“魔法使い”と呼ばれる遊園地の伝説的企画マンで、久瑠美の上司となる小塚慶彦を西島秀俊が演じる。近年、「MOZU」シリーズや「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」など多くのハードボイルド作品でシリアスな役どころを演じ、また綾瀬はるか主演ドラマ「奥様は、取り扱い注意」での役柄も話題となった西島さん。本作では、仕事はできるが少々ナンパなキャラクターをユーモアたっぷりに演じる。■波瑠、現場での愛称は“ナミヘイ”?台本を読み、「今回は嫌な人が登場しない物語だったので、波平が挫折や困難に感じることは全部自分に原因があるということを意識していました」と話す波瑠さん。「先輩の言うことを意地悪に感じたり、自分はもっと大きな仕事ができると思い込んだり。社会人になった多くの人が通った道ではないでしょうか。環境や状況のほとんどは、自分の感じ方や向き合い方でどうにでも変わっていくのだと波平として過ごした時間の中で、私も改めて考えることができました」と役を通して感じたことを明かす。また今回初共演となる西島さんについては、「これからもご一緒したい大好きな先輩です。まっすぐで思いやりのある魔法使いは西島さん以外にはできません」とコメント。また役名が波平久瑠美(なみひらくるみ)とあって、現場ではたくさんの人にナミヘイと呼ばれたと言う波瑠さん。「波多野監督が撮影の始まった当初は僕だけでもちゃんとナミヒラと呼びますよ!と言ってくれたのですが、結局終わる頃にはナミヘイになってました(笑)でもナミヘイと呼ばれ続けた1か月がいまはとても愛しいのです」と撮影でのエピソードを披露。■西島秀俊、撮影をふり返り「夢を見て過ごしているような…」「とにかく面白い台本で、是非参加させてもらいたいと思いました」と初めて台本を読んだときの印象を明かした西島さん。「この映画の登場人物たちはとてもチャーミングですが、実際に遊園地で働いていらっしゃる方をモデルにしています。皆さん個性的かつ魅力的な方々で、実際お会いしてからより演技が楽しくなりました」とコメント。波瑠さんについては、「第一印象は『頭のいい人』です。また、素直でまっすぐな心を持った真面目な方だと思いました。撮影に入ってから色々と話していると、とにかく頭の回転が早くて面白い。また是非共演したいと思います」と語り、「毎日遊園地で撮影していたこともあって、1か月夢を見て過ごしているような素晴らしい現場でした。その空気がきっとこの作品に魔法をかけていると思います」と楽しい撮影だったとふり返っている。『オズランド』は2018年秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月13日今年放送のテレビドラマでは、“裏の顔”を持つ男性キャラクターが世の女性たちの心を鷲掴みに。最初は毒づきながら近づいてくるけれど、心の中を覗くと意外にも真っ白で…ついそのギャップにやられてしまったという方も少なくないのでは?そこで今日は、具体的に2017年のドラマ作品を例に話題の“裏表男子”――その魅力について、ふり返っていきましょう。■“裏表”の代名詞とも言えるのがこの人KEY(坂口健太郎) / 「東京タラレバ娘」「もし~だったら」「あのとき~していれば」――そんな後悔と妄想を繰り返すうちに、仕事も恋愛も完全に行き止まりになってしまったアラサー主人公・倫子(吉高由里子)。現実に打ちひしがれる彼女を前に、「そんなことを言っているから、“タラレバ女”はダメなんだ」と初対面でズバリと言い放った謎の金髪イケメン・KEYを演じたのは坂口健太郎さん。「酔って転んでも、30代は自分で立ち上がれ」など、正論ながら厳しい言葉を平然と放つKEYを前に、最初は視聴者の皆さんも倫子同様「ムムッ」と思ったことでしょう。しかしながら物語が進むにつれ、彼の言動の根幹には倫子たちの未来を心から案じる真っ直ぐな想いがあることに気づき…。そう念頭に置いてふり返ると、罵声の数々が愛の言葉に聞こえてくるから、あら不思議!(笑)要は言葉の裏に“愛情”が感じられるかどうかなんですよね!知らず知らずのうちに彼の魅力にハマってしまった方、結構多いのではないでしょうか。■物語と共に“裏表”の境目が薄れていく魅力麦野初(竹内涼真) / 「過保護のカホコ」生活の全てにおいて親任せ――21歳になるまで“超過保護”に育てられてきた主人公・カホコ(高畑充希)が大学で出会った、自分とは真逆の環境下で育った青年・麦野初を演じたのは竹内涼真さん。幼い頃に親と離れ離れになり、アルバイトを掛け持ちしながら何とかして生活費や学費を稼ぐ苦学生役を見事熱演していました。「お前みたいな過保護が日本をダメにするんだ」痛烈な批判と共にカホコの前へ登場した初。最初は自分のバイトを無勤で彼女に押し付けたり、食事をご馳走させたりと、ひねくれ者の一面を見せていた初でしたが…カホコの“純真”触れる度、彼の中に少しずつ変化が表れます。不信という殻に包まれていた彼の心が解け、人に甘えてみたいという欲が出てくるのです。人とぶつかり合うことを器用に避けて生きてきた初が、初めて自身の本音とぶつかったとき――強がっていたはずの彼の目から一筋の涙がこぼれ落ちた瞬間、思わずその背中を抱きしめたくなる愛おしさが胸に押し寄せたことでしょう。“初くんロス”という言葉が、SNS上でたくさん飛び交いました。■これぞ究極の“裏表”…!?伊佐山勇樹(西島秀俊) / 「奥様は、取り扱い注意」最後はこの人!「奥様は、取り扱い注意」の主人公・菜美(綾瀬はるか)の愛しの旦那様・伊佐山勇樹を演じた西島秀俊さんです。元特殊工作員という過去を隠し、セレブ合コンで伊佐山と出会った菜美。切った野菜が全部繋がっていようが、夕食の味が個性的だろうが関係ない!何を出しても満足そうにモグモグ――仕事で疲れている時も欠かさず「今日は何をしていたの?」と笑顔で聞いてくれる伊佐山に、「イケメンでお金持ち。その上、極上に優しいってどういうこと!?」とテレビの前で悶絶した視聴者も多いはず。ご近所トラブルで避難を浴びる菜美の盾となり、彼女を守る姿は圧巻でした。しかし、世の中そんなに甘くないというのがドラマの面白いところ。この旦那様、実は公安の人間だったんですね~(驚)。菜美を見張るために近づいたということで、先述の“裏表男子”とは逆の豹変がありました。包丁や花瓶が飛び交う、身体能力の高すぎる夫婦喧嘩に加え、まるで警察の取調室のような家族会議…。“裏の顔”という表現が似合う西島さんのニヒルな微笑みを堪能できる一作となっています。以上、いかがでしたか?2018年は一体どんな男子が流行するのか!いまからとても楽しみですね。(text:Yuki Watanabe)
2017年12月27日