コンテンポラリーデュオ主催による『コンテンポラリー・デュオ 村田厚生&中村和枝 vol.7』が2021年12月17日 (金)に杉並公会堂小ホール(東京都杉並区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティでチケット発売中 公式ホームページ <プログラム>・クリスチャン・ヴォルフ / RUTH~トロンボーンとピアノのための (1992)Christian Wolff / RUTH for trombone and piano・桑原ゆう / クロノス―カイロス~トロンボーンとピアノのための (2021委嘱初演)Yu Kuwabara / Chronos-Kairos for trombone and piano・山本哲也 / 新作~トロンボーンとピアノのための (2021委嘱初演)Testuya Yamamoto / The Layers of Time V for Trombone and Piano・成本理香 / イルミネイティッド・ウィンドウズ lll~トロンボーンとピアノのための (2019)Rica Narimoto / Illuminated Windows III for trombone and pianoプロフィール村田 厚生(むらたこうせい):トロンボーン桐朋学園大学音楽学部卒業。ドイツ学術交流会(DAAD)給費留学生としてベルリン芸術大学卒業。内外の主要な現代音楽祭に出演。ソリストとして新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と邦人作品を初演。「トロンボーンの新事実」、「過去にある現在」等シリーズリサイタルの他、2017年にはドイツ、スイスの5都市で、ユニット「コンテンポラリー・デュオ 村田厚生&中村和枝」の演奏会を行った。古今東西の歌曲を収録した「Just Sing」、自作を含む前衛作品を収録した「Slide Paranoia」をリリース中。桐朋学園芸術短期大学 非常勤講師。www.sonata.jp中村和枝(なかむらかずえ):ピアノ三重県出身。武蔵野音楽大学卒業後、JML入野義朗音楽研究所にて研鑚を積む。平尾はるな、C.エルフェの各氏に師事。1989年第3回日本現代音楽ピアノコンクール優勝後、国内の多くの現代音楽演奏会にソリストとして出演。ヨーロッパにおいても、ワルシャワの秋、ISCM世界音楽の日々、ダルムシュタット夏期国際講習会、ルクセンブルク国際現代音楽週間等の音楽祭で演奏、録音を行っている。93年、スペイン・シッチェス20世紀音楽コンクールで審査員全員一致の推挙により優勝。カタロニア作曲家協会の主催によりバルセロナ、サラマンカの現代音楽週間にてリサイタルを行う。92、94、96年に東京にてリサイタルを開催。97年にはソウル・パンミュージックフェスティバルにて日韓の現代作品によるリサイタルを行う。同時代の作曲家の新作初演、再演を数多く手掛けると共に、オーケストラとの共演、CD録音等意欲的な活動を展開している。ALMレコードよりソロCD『to you from…』をリリース。尚美学園講師。ピアノのアトリエ主宰。公演概要『コンテンポラリー・デュオ 村田厚生&中村和枝 vol.7』開催日時:2021年12月17日 (金)19:00開演/18:30開場※上演時間:約2時間会場:杉並公会堂小ホール(東京都杉並区上荻1-23-15)■出演者村田厚生(トロンボーン) / 中村和枝(ピアノ)主催: コンテンポラリーデュオ制作協力: ナヤ・コレクティブ■チケット料金一般:3,000円大学生・専門学校生:2,000円(全席自由・税込)※高校生以下無料(問い合わせ先へメールして予約のこと) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月03日映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(12月3日公開)の日本語吹替版主題歌に、DISH//の書き下ろし新曲「Shout it out」が決定した。DISH//がハリウッド映画の主題歌を担当するのは初となる。スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪“ダークヒーロー”として誕生、2018年に劇場公開され全世界興行収入940億円を超える大ヒットを記録したトム・ハーディ主演『ヴェノム』の続編となる本作。全米公開でコロナ禍での最大のオープニング記録を樹立し、前作を上回る興行収入で初登場NO.1、すでに全世界興行収入は約484億円(Box Office Mojo調べ)を突破している。マーベル史上最も残虐な悪として知られるヴェノムだが、本作では、マーベルコミック上でスパイダーマンとヴェノムが共闘して戦いを挑むレベルの強さを誇るヴィラン、カーネイジが登場。連続殺人鬼クレタスの狂気を取り込んで覚醒したカーネイジの残虐性は計り知れない。世界を混乱に陥れ、その狂気がヴェノムに襲い掛かる。このハードでクールな映画の世界観にぴったりの楽曲を今回書き下ろしたDISH//。作詞を北村匠海&橘柊生が手掛け、北村匠海&橘柊生&泉大智がパートごとに作曲を行い、「Shout it out」が作り上げられた。コメント映像では、小学校の頃からスパイダーマンのゲームやアニメでヴェノムを知り好きだったという北村が「マーベル作品の主題歌ってすごいよね!」と話し始めると、全員が「すごいよね!」、矢部は「友達とも『ヴェノム2』公開されるの、めっちゃ楽しみって話してたんだよね!」、橘は「僕、めちゃくちゃ好きな作品だったんですよ『ヴェノム』が。そんな中で『2』が出るっていうタイミングで俺らが主題歌って聞いて、かなり感動したよなぁ」と、今回のコラボレーション決定にはメンバー全員が興奮。曲づくりの前にメンバー全員で一緒に映画を鑑賞。泉は「すごい強い敵と強い同士で戦うってめっちゃ好きだから。バイク・アクションとかもあるし。そういうのがワクワクするよね!」、橘「集中ポイントなのに、ユーモア入れてくるあたりがまた好き」、矢部「ヴェノムのキャラクターがね!」、北村「愛される(キャラ)!」と、それぞれ映画を大いに楽しんだ様子だ。今回の楽曲に込められた想いを北村は「(ヴェノムの敵である)カーネイジの方に感情移入しちゃって。だからこそ、『叫び』がキー。悪という見方もいっぱいあって、そうなるに値する過去の出来事だったりとか、何気ない一言、何気ない行動がその人にとってはすごい裏切りだったりもして。そういうところでしたね、今回メッセージに込めたのは。そんな『悲痛な叫び』を僕らが歌う」と語る。また北村は「ヴェノムもやっぱりふたりで一つみたいな所があるじゃないですか。僕らも各々がつくる曲もあるけど、みんなが集まってみんなのエッセンスを入り混じらせてつくる曲も結構多かったりするし。映画の中でもヴェノム同士がお互いを引っ張り合うというか、時にはぶつかって離れたりもするし。そっからまた合わさるとものすごい団結力が生まれたり、本当に来てほしいとこに助けに来てくれたりっていう関係性じゃないですか。DISH//もそういうところがあるなぁって、この曲を作って思いました」と、曲づくりの中でヴェノムと DISH//に共通点を感じたことも話した。さらに、コメント映像のラストでは、北村がサビのワンフレーズを即興で披露する場面も。矢部、橘、泉の3人もコーラスで参加し、その場を盛り上げた。ヴェノム好きなDISH//の4人が映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の日本語吹替版主題歌を手掛けたことを記念して、メンバーひとりひとりがヴェノムに変身する映像も公開。この映像は、日本で撮影されたメンバー映像が本場ハリウッドのスタジオに送られてCG制作された。(C)2021 CTMG. (C) & 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2021年11月10日マーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)の“もしもの物語”をアニメーションシリーズで描く「ホワット・イフ…?」が8月11日(水)より配信。その吹替版予告編が公開され、アイアンマン/トニー・スタークの声は森川智之が務めていることが分かった。本作は、マーベル・スタジオ映画の製作スタッフ陣が集結し、実際に映画作品中で起こった出来事をベースに、「もしもあの時、ヒーローたちに別の運命が待っていたとしたら…?」というテーマで、MCUの登場人物たちの“ありえたかもしれない”様々な“もしもの物語”を描くシリーズ。“もしも” ペギー・カーターに超人血清が投与され、痩せこけたスティーブ・ロジャースがハワード・スタークのアーマースーツを着て戦いに加わっていたら…?という物語や、テロ組織の襲撃により致命傷を負うはずのトニー・スタークがキルモンガーによって助けられたり、N.Y.に集結するはずの最強のチーム“アベンジャーズ”が、なぜか東京でスター・ロードやガモーラ、ブラックパンサーになって集結していたり、ブラックパンサーことティ・チャラがヨンドゥ率いるラヴェジャーズになっていたり、と驚きの展開が待ち受けることで話題となっている。吹き替え声優には、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役に中村悠一、ソー役に三宅健太、ドクター・ストレンジ/スティーヴン・ストレンジ役に三上哲、キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース役に水樹奈々、ブラックパンサー/ティ・チャラ役に田村真、キルモンガー役に津田健次郎、ヨンドゥ役に立木文彦、ペギー・カーター役に園崎未恵ら、おなじみの超豪華声優陣が再び“アッセンブル”。また、新たにブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ役で樋口あかり、“ウォッチャー”役で井上和彦らが参加、さらに、10年以上にわたり藤原啓治が担当してきたアイアンマン/トニー・スタークの声は森川さんが務めることになった。森川さんは「アイアンマンが好きで、ずっと観てきた中で、次に『ホワット・イフ...?』でアイアンマンの話が出るとなったときに、どなたが演じるのかなというのをファンのみなさん同様、僕自身もとても注目してみていたので、演じることが決まった時は驚きと共に、とても光栄なお話ですし、しっかりと演じていきたいなという想いで収録に挑みました」とコメント。「現場でも暖かく迎えていただき、藤原啓治さんの継承というのを意識していた」と言い、「藤原さんが『お前はお前でやれよ』と言ってくれたような気がして、色んな想いがあるのですが、僕は僕なりのトニーを演じようと思いました」と語っている。ファンからは「豪華」「楽しみ」といった声はもちろん、「森川さんで良かった」「森川さんが跡を継ぐことが最善だと思っていたからうれしい」「悲しい、ようで嬉しいような」といったコメントが寄せられている。「ホワット・イフ…?」は8月11日(水)16時よりディズニープラスにて日米同時配信開始。(text:Reiko Uehara)
2021年08月10日エル・ファニング主演の宮廷ドラマ「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」日本語吹替版で、エル演じる主人公で女帝エカチェリーナを早見沙織、ニコラス・ホルト演じるロシア皇帝ピョートルを関智一が演じることが決定、日本語吹替版トレーラーも初公開された。本作は、国外から嫁いだエカチェリーナがロシア帝国の黄金時代を築き上げると同時に、女性としてはロシア史上最長在位を記録した、その生涯を描く。アカデミー賞にノミネートされた『女王陛下のお気に入り』の脚本家トニー・マクナマラが手掛け、歴史的史実をベースに、架空の物語などを盛り込み史実とフィクションが絶妙にマッチングしたストーリーが展開する。透明感のある声が特徴で、神秘的なキャラクターを演じる機会が多い早見沙織は、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』(2018)、『ガルヴェストン』(2019)でもエルの吹き替えを担当しており、今回が3回目。「とにかく面白くてずっと見入ってしまいました。コミカルとシリアスが混ざり合って、次々に展開していくのが楽しい」と早見さん。「エカチェリーナは気高く賢い人ですが、シーンとしてコメディテイストの台詞まわしもたくさん出てくるので、演じる際にはそのギャップをつけられたら良いなと思っています」と語る。「味方だった人が敵になったり、こちら側だと思っていた存在が遠くなったりするのですが、その変化がとても自然かつくるりと反転していく」点や「ピョートルとエカチェリーナの距離感の揺れ」が見どころという。一方、今回初めてニコラスの吹き替えを担当するのは、アニメ「ドラえもん」のスネ夫役をはじめ、「鬼滅の刃」不死川実弥役、「呪術廻戦」パンダ役などで知られ、映画やドラマの吹き替えも経験豊富な関智一。関さんも「まず素直に物語として面白いと感じました。美しくもキュートでユーモラスな魅力満載の登場人物たちが皆愛しい」と語り、「私が演じる“ピョートル3世”は、ピュアで素直な人物と捉えて演じています。ピュアだからこその優しさ、子供っぽさ、残酷さを表現したいと思っています」と日本語吹替版トレーラーでも描かれるロシア皇帝の傍若無人ぶりを解説。さらに「ニコラス・ホルトさんの呼吸を捉えて演じられるように意識しています。ドラマを通して時代背景、風俗にも触れることができると思いますし、絢爛豪華な装飾、衣装も目が楽しいです。ワクワク、ドキドキ、ハラハラしながらご覧ください」と期待を込めてアピールした。「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」は2月15日(月)22時~スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。【2か国語版】毎週月曜日22時ほか【字幕版】毎週月曜日24時ほか(text:cinemacafe.net)
2021年01月15日コロナ禍以降、初の洋画超大作として封切られ大ヒットとなったクリストファー・ノーラン監督最新作『TENET テネット』。この度、田村真、櫻井孝宏を起用した日本語吹替版を初収録したブルーレイ&DVDが1月にリリースされることになった。観客動員数100万人突破、4週連続週末興行収入ランキングNo.1の大ヒット、全世界興行収入も300億円を突破し、全米でも5週連続No.1を記録した本作(※全て BOX OFFICE MOJO 調べ)。ノーラン監督が、7か国を舞台にIMAX(R)カメラを使い、時間が逆行する世界をリアルに描き出し、驚異のスケールで放つ極限のタイムサスペンス超大作として話題に。主人公”名もなき男”のミッションは、人類が信じ続けてきた“時間のルール”から脱出すること。時間に隠された衝撃の秘密を解き明かし、第3次世界大戦を防ごうとする。ノーラン監督作品では史上最高額となる約2億ドル以上の制作費をかけられ、逆再生を駆使しシームレスで繰り広げられる映像は、新感覚のエンターテイメント。数々の謎が随所に散りばめられ、何度も観ることでより深い理解を得らえる中毒性もありリピーターが続出。今回のブルーレイ&DVD、デジタル配信では日本語吹替版を初収録。ジョン・デイビッド・ワシントン演じる名もなき男の声を田村真、ロバート・パティンソン演じるニールの声を櫻井孝宏、ケネス・ブラナー演じるセイターの声を内田直哉が務める。名もなき男役/田村真劇場では残念ながら、日本語吹替版が上映されなかったので、ようやく世に出るかという喜びでいっぱいです。吹替版は原音を忠実に再現することを目指しました。声優たちの技術を集めて作りあげたものなので、ぜひそこに注目して、吹替版も字幕版も交互に観ていただきたいですね。ニール役/櫻井孝宏字幕版をご覧になられた方も、ぜひ吹替版を観ていただきたいなと思います。この作品は2回目の鑑賞が1回目となるような作品です。1回観ただけでは分からない部分もありますし、エンディングを見てスタートラインに立てるようなところがあるので、ぜひ皆さんのライブラリーにも加えていただき、繰り返し映画を楽しんでほしいです。さらにブルーレイ&DVDには、約84分にも及ぶ映像特典が収録されたボーナス・ディスクが付属。ノーラン監督やキャスト、スタッフが様々な角度から舞台裏を語る貴重な映像は必見となっている。『TENET テネット』は12月16日(水)よりダウンロード先行販売開始、2021年1月8日(金)ブルーレイ&DVD 発売・レンタル開始/デジタルレンタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TENET テネット 2020年9月18日より全国にて公開© 2020 W arner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved
2020年11月27日「棺はいちばん安いものでいい。その代わり、孫とかみんなで(棺桶に)落書きをして見送ってほしい。あと、できたらミラーボールを会場につるしてロックをガンガンかけてみんなで踊ってほしい!」10月23日に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で自らの理想の葬儀についてそう語ったのは、安藤サクラ(34)の母・安藤和津(72)。逝く前の希望についても、「私が行きたいって言ったら、車いすでも、そういう音楽ガンガン鳴ってるディスコみたいなとこに連れていってほしい。痛み止めは山ほど打ってほしい。食べたいものは“これ食べたら体に悪い”ってものでも、ガンガン食べさせてほしいって、いっぱいわがままを書き記しています」すでに“遺言”として、家族にも伝えているという。安藤家の知人はこう語る。「《死化粧の際には付けマツゲを》《高い服は棺桶に入れずにメルカリで売ること》など、彼女の希望を長女の桃子さん、次女のサクラさんに託しているそうです。親しい人たちには、『お葬式は人生最大のイベント。湿っぽいのはイヤだから、みんなで盛り上がって見送ってほしい』と話しています。和津さんがそんな“楽しめる”最期を望むようになった背景には、40代後半から彼女の実母・昌子さんを12年間介護した実体験が影響しているんです」昌子さんは認知症と老人性うつ病、脳腫瘍を同時に患い、攻撃的な性格に変わってしまったという。58歳で実母を看取った安藤は心から“自分らしい最期を迎えたい”と思うようになったという。「長年の介護生活は和津さん自身も“介護うつ”になるほど壮絶なものでした。お母様が亡くなったあとも“介護後うつ”になり、3年ほど前に“うつ抜け”するまで長年悩まされ続けてきたんです。サクラさんはそんな和津さんをずっと間近で見てきました。だからこそ、参列者も楽しめる“自分らしい最期を”と願う和津さんの気持ちが理解できるのでしょう。和津さんの終活プランに戸惑いながらも、『お母さんが望むことは、できる限り応えたい』と姉の桃子さんと相談しているそうです」(前出・安藤家の知人)“困惑”しながらも、母の希望をかなえてあげたいと願うサクラ。しかし、実際に葬儀でミラーボールや棺桶に寄せ書きなどは実現可能なのだろうか。終活カウンセラー協会の代表理事・武藤頼胡氏はこう語る。「個性的なお葬式は、お寺などの宗教的な場所では難しいかもしれませんが、ロックでダンスなどなら、今は葬儀会館でならできるところはかなりあります。ミラーボールはさすがに見たことはないですが、昔よりも個性的なお葬式を抵抗なく考える人が増え、葬儀社もいろいろやってくれるようになりました。準備する側は大変ですが、それでもある程度の希望はかなえられると思います」最近では“その人らしさ”がにじみ出るお葬式を検討するシニアが増えているという。「昔と比べて、個性的なお葬式を『不謹慎だ!』などと毛嫌いしない風潮になってきました。その人が生きてきた証しとなるようなお葬式は、『そうそう、こういう人だったよね……』と、残された側にとっても力になります。少しでもいいお葬式にして、ご家族が『最後にこれをしてあげられた』と思えることにも価値があると思います」母・和津は昨年、雑誌のインタビューで“今は孫の顔を見ることが生きがいのひとつ”と明かしながら、笑顔でこう言い切っている。《うつ抜けした今、やりたいことは山ほどあるのよ。(略)子育ても介護もいつかは終わるのだから、『誰々のママ』や『誰々の娘』という役割だけで終わらないで、自分を持ち続けないと。私は介護のためにいったん自分を捨ててしまったけど、今はすっかり取り戻したので、これからはわがまま一杯に好きなことをやってやろうと思います(笑)》(『からだにいいこと』’19年2月号)“最後のわがまま”を反映した、彼女らしい終活プランだ。「当初、サクラさんは長女出産後、女優業を続けることに消極的でした。そこへ舞い込んだ朝ドラ『まんぷく』のオファー。悩んだ彼女が和津さんに相談したら『子どもとは一日中一緒にいなくても、濃い時間を過ごせば大丈夫。あなたは一人の女性として女優を続けるべき。私も仕事で定期的に大阪に行くから』とサポートを約束され決断したそうです」(前出・安藤家の知人)今年9月、資生堂の「ベネフィーク(BENEFIQUE)」の新ミューズに選ばれたサクラ。そのHP上のインタビューで彼女はこう語っている。《子育てが始まってからが特に大きく変化したように思います。子どもを見ていると今までの自分が正される機会が多くてたくさんのことを学びますね。視点が一八〇度変わったので、過去を振り返る機会も増えました。私はその度に今までの自分を恥じてしまうことが多いのですが、それも節目を越えてきたからこそ、と思うようにしています》自らママとなって気づいた、母・和津の確固たる信念――。2年前、サクラの夫・柄本佑(33)の母・角替和枝さんが、原発不明がんで64歳の若さで亡くなった。『まんぷく』への出演を後押ししたのは、義母も同じだった。「角替さんは女優の同志として、『これをやらないなら一生仕事辞めな!』と発破をかけた。それが決定打となり、彼女は朝ドラ初の“主演ママ女優”になったんです。角替さんはがん発覚後も、家族全員に『私の病気のことでスケジュールを変えることは許さない!』と役者の仕事を優先させました。サクラさんはその“遺言”をしっかりと守り、角替さんが亡くなった際も気丈に朝ドラの撮影に臨みました。逝去から約60時間後に対面を果たしたそうです」(NHK関係者)義母の“最後の教え”を守り通したサクラ。実母の“驚きの遺言”もできる限り尊重することだろう。「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月03日感動のドラマとスペクタクルな戦いのシーンが繰り広げられるディズニーのファンタジー・アドベンチャー『ムーラン』。この度、本作の日本語吹き替えキャストが決定、吹き替え予告編も到着した。本作の主人公で、愛する父の身代わりに男性と偽って兵士となり、“本当の自分”と“偽りの自分”の間で葛藤するディズニー史上最強のヒロイン、ムーランの吹き替えを担当することが決定したのは、元宝塚男役トップスターの明日海りお。また、実写版オリジナルキャラクターの“魔女”シェンニャンを、ディズニー作品初の吹き替え挑戦となる女優・小池栄子に決定。そして今回の発表に併せて、2人が吹き替えている予告編も到着。昨年11月の宝塚歌劇団退団後、初めての仕事となったこのムーランの吹き替え。元々ディズニー好きだという明日海さんは「『もしディズニーの吹替のオーディションがあれば是非エントリーしたいです!』と事務所の人に伝えようと思っていた時にちょうど『ムーラン』のオーディションの連絡が来て、鳥肌が立ちました」と運命的なタイミングだったという。また、実際にアフレコしてみて「女の子としてムーランが生活しているときに、不自然さが漂ってしまって、男に扮しているときの声がすごく馴染むというか、リラックスしてしまう時があるんです。ムーランが一生懸命男の人に混じって、男として振舞うことの健気さとか初々しさがなくなってしまい、ムーランと逆転してしまうような現象が起きてしまいましたね」と明日海さんならではの苦労を明かした。一方、魔法を持つ者がゆえに人々から疎んじられ、孤独を感じ、自分の居場所を求めて敵に加担するシェンニャンは、ムーランが変わっていくきっかけとなる重要なキャラクター。そんなシェンニャンについて小池さんは「過去に国を追い出され、孤独な魔女として生きている中で、ムーランと出会うのですが、『本当の自分はこんな風ではなかった』と葛藤しながら、時には姉の様に、 時には母の様にムーランを導くんですよ。シェンニャンって、実はとっても優しくて愛情深い人だったんだろうなぁと思いました。私も声をあてながら、ウルウルッと泣きそうになってしまいました」とその魅力を語っている。『ムーラン』は5月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ムーラン(2020) 2020年5月22日より全国にて公開© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年03月20日ゴールデングローブ賞やエミー賞に輝き、世界200以上の国と地域で大ヒットした傑作ドラマの映画版『ダウントン・アビー』の日本語吹替版上映が決定。併せて、吹替版製作スタッフとキャストからのコメント、キャラクターポスターが解禁となった。20世紀初頭を舞台に大邸宅“ダウントン・アビー”で暮らす貴族クローリー家とその使用人たちの生活を描いた、英国傑作ドラマを映画化した本作。この度、字幕版上映に加え、日本語吹替版の上映が決定。吹替版製作スタッフ・キャストはテレビシリーズより続投している。映画版キャラクターポスターも一挙公開。黒を基調としたポスターには、世界中を虜にしたダウントンの愛すべきキャラクターが一堂に会し、高級感溢れる優美でシックな1枚に仕上がっている。また、11月22日(金)にはムビチケ前売券(カード)が発売された。全国の上映劇場限定の前売特典には、クリスマスプレゼントや御年賀などにもぴったりなラグジュアリーなA5サイズのミニクリアファイル(数量限定)が付いてくる。■吹替版製作スタッフ&キャストコメント伊達康将(「ダウントン・アビー」日本語吹替版・演出)初めてご覧になる方も十分に楽しめます。テレビシリーズからずっとご覧になっていた方は数倍楽しめると思います。イギリスに興味のなかった方も、貴族の生活に興味のなかった方も、人間ドラマとして感動することをお約束できると思います。一城みゆ希(ヴァイオレット・クローリー役)大ヒットテレビシリーズ『ダウントン・アビー』、びっくりするようなストーリーの展開!懐かしいシーンが新しい形で登場して、思わず涙が…。是非、日本語吹き替え版で私たちに逢いに来て下さい!劇場で皆様をお待ちして居ります!!『ダウントン・アビー』は2020年1月10日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月22日前作を上回るスケールと予想外の展開が待ち受ける完結作『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』。今回『IT/イット』シリーズ初の「日本語吹替版」が上映決定、豪華声優陣が吹き替える予告編も到着した。今回本作の吹き替えを担当するのは、多くの人気アニメ作品や海外作品の吹き替えを担当、さらには歌手やナレーターとして幅広く活躍する超豪華な声優陣。前作で自らを“ルーザーズ(負け犬)”と呼んでいた、落ちこぼれの子どもたち7人“ルーザーズ・クラブ”のメンバーたちは、今回すっかり立派な大人へと成長し登場。そんなルーザーズのメンバー、ビルを「ちはやふる」「黒子のバスケ」の細谷佳正。ベバリーを「デュラララ!!」の高垣彩陽。ベンを「黒執事」「ジョジョの奇妙な冒険」の小野大輔。エディを「夏目友人帳」「進撃の巨人」の神谷浩史。リッチーを「うたの☆プリンスさまっ♪」「ユーリ!!! on ICE」の諏訪部順一。マイクをクリス・ヘムズワースの吹き替えを多く担当する三宅健太、スタンリーをオーランド・ブルームやトム・ヒドルストンの声でお馴染み、平川大輔が吹き替える。そして忘れてはならない、IT=“それ”(ペニーワイズ)役は、多田野曜平が前作から続投することも決定した。また、「会いたかった…」とペニーワイズも登場する、そんな豪華声優陣が吹き替える予告編も到着。声優たちがオファーの心境や本作について語るコメントも公開された。なお、10月25日(金)には監督のアンディ・ムスキエティと、監督の姉であり製作のバルバラ・ムスキエティの来日が決定。丸の内ピカデリー DOLBY CINEMAにて、ティーチイン付きファンミーティング試写会に登壇する予定だ。以下、吹き替え声優コメント細谷佳正(ビル役)本作のオファーを頂いた時は、外国映画の吹き替えが出来るのだなと、単純に嬉しかったです。その時は…あんなに大変な事になるとは思ってもみませんでした(笑)。アフレコが終了して思うのは、この作品を吹き替える上で一番大変なのは、間違いなくジェームズ・マカヴォイ氏にアフレコした自分だろうという事です(笑)。アフレコ中は、大変過ぎて、彼に対して「そんなに完璧な演技じゃなくて大丈夫だ」と思っていました(笑)。ジェームズ氏の役は、社会的なポジションや、役割から形作られた「大人としてのキャラクター」から、物語が終わりに近づくに連れて、まだ何者でもなかった「少年としての自分」へ逆行していく様に感じられます。本作を楽しんでご覧頂けたら、嬉しく思います。高垣彩陽(ベバリー役)「IT!ITってあの怖い!?ピエロの?!」と、パニックになったのですが、役柄を知って更に驚きました。ベバリーという大役、そしてジェシカ・チャステインさんを吹替させていただくなんて夢にも思っておらず、光栄な気持ちと同時に怖さもあって、台本のページを開くのに色々な意味で勇気がいりました(笑)。実はプライベートで、9月末に開催された『IT』の応援上映に参加したんです。妹と2人で黄色いレインコートを着てルーザーズを応援したんですが(笑)、ファンの皆様の熱量や『THE END』への期待感を直に感じることができました!完結編は、どんな恐怖が待ち受けているのかと…手に汗握る怖さもありますが、あの夏の出来事や、それぞれが子供時代から抱えていたトラウマと対峙するシーンも印象的で、前作同様に人間ドラマとしての見応えもあります。大人になったルーザーズの面々の変わらない部分や成長した姿にもぜひ注目してください。小野大輔(ベン役)正直に言いますと、ホラー映画がとても苦手です。そんな僕でも、あの『IT/イット』の続編!? と思いました。それほどに、この作品は衝撃的でした。オファーをいただいた時はプレッシャーと怖さで震えましたが、それは武者震いでもあったように感じています。完結編は怖かったです。ホラー映画の王道でした。でもその中には、優しさと温かさもありました。そしてホラー映画に必ずある、ある種の理不尽さが苦手な自分も、最後のシーンで全て納得できたように思います。ホラーが苦手という方にも、ぜひ観ていただきたいなと思います。神谷浩史(エディ役)一映画ファンとして、第一章は普通に楽しみました。あの恐怖の経験を経た子供たちの大人の声を任されるのは責任重大ですが、『スタンド・バイ・ミー』がフェイバリットで共通の経験で得た特別な絆に強い憧れがある僕にとっては、震える程のやりがいを感じました!そして完結編は、無力な子供の頃は恐怖でしかなかったペニーワイズに、大人になったルーザーズがどう立ち向かうのか……とにかくいろんな意味で、文字通り「面白かった」です!諏訪部順一(リッチー役)『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』を映画館で観ておりました。一観客として後編を楽しみにしていたところ、まさか吹替出演することになるとは……。身も心もフワフワ浮かぶ思いでした。完結編の率直な感想は「面白かった!」です。スリラー的要素はもちろん、ヒューマンドラマとしても非常に面白く、エンタテインメント性の高い作品だと思いました。三宅健太(マイク役)オファーを頂いた時は「いや~、果たして私に務まるかどうか…正直、普通に作品自体が怖い!!!」というのが最初の印象でした。何せ三宅健太自身、実はホラー映画がとても苦手で…。ある意味、ペニーワイズの恐怖に怯えるルーザーズの面々と同じ心持ちでした(笑)完結編はもちろんペニーワイズの執拗な「嫌がらせ」はかなりの恐怖でしたが…。不思議と、物語の根底に見え隠れする「過去に怯える者達の冒険譚」を感じる事が出来て…。気がついたら夢中で鑑賞してました!ぶっちゃけ、超面白い!!平川大輔(スタンリー役)たまたまテレビの映画情報番組で、この作品をピックアップしているのを見て、その時からとても興味を持っていたので、不思議なご縁を感じつつ、携われることに感謝しました。月日が経ち、大人になったルーザーズのメンバー達の変わってしまったところ、変わらないところ、変えたところ、変えられなかったところ。完結編では、それらがストーリーに複雑に絡んでいて目が離せませんでした。観終わった後に感じた何とも形容しがたい感覚が、今でも忘れられません。多田野曜平(IT=“それ”/ペニーワイズ役)劇場版と聞いて、ワタシなど役を降ろされるんじゃないかと心配していましたが……でも続投と聞いて大喜び!もともと一作目でペニーワイズの役を頂いた時は、自分で言うのはなんですが、顔がソックリだったのでスタジオへ行くのがちょっと恥ずかしかったんです。でも今回は自信はありましたよ、だって顔は似てるんだから(笑)。完結編は、とても面白かったです!パワーアップしていて、見せ場も満載!吹き替えるのが、楽しみで楽しみで(笑)『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は11月1日(金)より全国にてIMAX(R)/4D/吹替版同時公開。(cinemacafe.net)■関連作品:IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 2019年11月1日より全国にて公開©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年10月14日俳優・柄本佑が、8月3日放送の土曜朝のトーク番組「サワコの朝」に出演。番組では、父、母、弟、そして妻と、“俳優一家”の長男として生まれ育った柄本さんが家族や仕事について、熱い思いを語る。柄本さんは、2003年公開の『美しい夏キリシマ』で俳優デビューし、第77回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞などを受賞。その後も「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」や大河ドラマ「風林火山」、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」「あさが来た」に出演するなど、様々な作品で異彩を放つ個性派俳優。現在放送中の連続テレビ小説「なつぞら」と大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」にも出演し、待機作としては、瀧内公美とW主演を務め、身体の言い分に身を委ねる男と女の不確実な愛を描いた『火口のふたり』がある。そんな柄本さんは、父は柄本明、母は角替和枝、弟は柄本時生という超俳優一家の長男。また、妻は女優の安藤サクラで、昨年のキネマ旬報ベスト・テンで主演賞を夫婦W受賞したことも大きな話題に。安藤さんの受賞を知った瞬間について「ヤバッ!恥ずー!えっ!?うちの妻も?と思った」と率直な感想を述べた柄本さんだが、実は身内や自分の出演作を観ることが苦手だそう。番組では、「普通の話が出来ない」という父・明さんとのエピソードをはじめ、俳優一家に生まれた柄本さんならではの深い悩みも披露。さらに、元々映画監督を目指していた柄本さんが、短編映画『帰郷プレスリー』で監督デビューを果たした際のこと、母・角替さんから学んだ俳優としての心得、そして、弟・時生さんと共に結成した演劇ユニット「ET×2」の結成理由も告白する。「サワコの朝」は毎週土曜日7時30分~MBS/TBS系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月02日名作アニメーションの同名実写版映画『ライオン・キング』ジャパンプレミアイベントが7月22日(月)、都内にて行われ、来日したジョン・ファヴロー監督とプレミアム吹替版を務める賀来賢人らが登壇した。『ライオン・キング』は、命あふれるサバンナの王国プライドランドが舞台。偉大なライオンの王ムファサの息子として生まれたシンバは、王座を狙う叔父スカーの策略によって父を失い、王国を追放されてしまう。新たな土地で仲間と出会ったシンバは、自分が生まれた意味、使命を見出していく。ジョン監督、メッセージについて語る誕生から25年たち、2019年の今、人々に届けたいと思っているメッセージやテーマについて聞かれたジョン監督。質問を受けて、「我々は小さい頃、いかに自然の一部なのかをだんだんと知っていく、年を取ると世代から世代へと受け継がれていくものがある。ひとつの世代から次の世代へと受け渡さないといけないものがあると思っている」と真摯に思いを込めながら、「2019年のいま、世界はどんどん狭いところになっているので、みんながいかにつながっているか感じていただきたい、そんな意味も込めています」と観客へ語り掛けていた。賀来さん、映像美に大興奮!「見たことがない!」本作において、シンバの声を吹き込んだ賀来さんは、実写もアニメーションも超えた映像の“超実写版”について「いやあ、もう…!スタートからとんでもない映像美と壮大なスケールで、圧倒されました!」と感嘆の声をあげる。そして、「今まで本当に見たことがないエンターテインメントになっていると思います!」とジョン監督や観客に伝える。賀来さんや日本版キャスト陣の声が入った作品を観たというジョン監督は、「最初はちょっと奇妙な感じだったんです。アメリカのオリジナルキャストの声を3年聞いていたので」と前置きをしつつも、「拝見して、とてもうれしく思いました。キャラクターのスピリットを声で表現してくれていたからです!」と大絶賛。これには賀来さんらもうれしそうに笑顔で応えていた。そのほか、ジャパンプレミアイベントには、江口洋介、門山葉子、RIRIが登壇した。『ライオン・キング』は8月9日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年07月22日映画の話になると、会話が止まらなくなる役者家族。家族の危機を救うのも映画だった。柄本明さん(70)がロケで家を空けることが多かった時期、長男の佑さん(32)が中学2年生で反抗期になり、妻の故・角替和枝さん(享年64)が手を焼いた。しかし、オーディションに受かって初主演した佑はロケの厳しさで“更生”して帰ってきたのだ。その後、次男の時生(29)も後を追って俳優に。年間500本の映画を見る長女は映画製作スタッフに。「子どもには興味ない」といいながら、父は映画の力を信じて子どもを育ててきた――。ドキュメンタリー映画『柄本家のゴドー』(4月20日、東京・渋谷ユーロスペースにて公開)。カメラは’17年1月、下北沢・ザ・スズナリで上演された舞台『ゴドーを待ちながら』の稽古初日から上演直前までを淡々と追う。演じるのは柄本明さんの長男・佑さんと次男・時生さんの兄弟で組むユニットET×2。明さんが演出を務める。『ゴドーを待ちながら』は、アイルランド出身の劇作家、サミュエル・ベケットによる有名な戯曲だ。2人の老人(佑さん演じるウラジミール、時生さん演じるエストラゴン)が、ゴドーという人物をひたすら待ちながら、とりとめのない会話を繰り返す。「退屈」「難解だ」などといわれる一方で、不条理演劇の傑作として演劇史にその名を残すこの作品は、多くの劇作家、俳優たちに強い影響を与えてきた。初演は’53年、パリ。日本では’60年に文学座で初上演され、明さんも’00年、石橋蓮司さんと組んで、エストラゴンを演じている。その舞台を当時13歳の佑さんが見ていた。ET×2でこの作品を初めて演じたのは、兄弟そろって人気俳優に成長した’14年のことだ。父に演出を依頼した理由を、佑さんは映画のなかで、こう話していた。「初めて2人で演じたとき、一生、時生と2人で付き合っていける戯曲と出合ったなという手応えを感じていて。だからこそ、早いうちに親父の演出でやってみたいなっていうのがあった」明さんは、家族のことを話すのが照れくさい。《世間的にみっともないよね。僕の演出で彼らが演じるってことだけでも》(映画『柄本家のゴドー』より)そんな明さんに代わって、『柄本家のゴドー』を監督・撮影した山崎裕さんが補足する。「映画の撮影中も、よく、下北沢の喫茶店で、家族でお茶を飲んでいました。もちろん角替さんも一緒です。そんなときは仲のいい親子です。ところが、いざ芝居となると、柄本さんは一線を引く。“芝居の鬼”になるんです」“芝居の鬼”の厳しさは、東京乾電池の女優でもあった角替さんにも向けられた。昨年2月、「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」でのインタビューで、佑さんは、こんなエピソードを披露している。「(乾電池の公演後)親父の顔が、目が、怖くなっているんです。母ちゃんは『怒られるぅ』って、顔が青くなっているし。それで、俺は、(自宅に)親父と2人だけの密室を作らないように、母ちゃんから人質に取られたんです。『一緒にいて』って(笑)」時生さんの思い出話も面白い。「幼いころは、学校から僕が悪いことをしたという内容の文章を受け取ると、親父が読み上げるんです。そして、それを急に渡されたと思ったら、2~3時間、声に出して読まされた。陰湿なんです」叱るというより、まるでセリフの練習ではないか。日常生活のなかで、兄弟は知らず知らずのうちに芝居の稽古をしていたようだ。明さんとて無意識だったことだろう。とはいえ、明さんは放任ではなく、むしろ繊細に、息子たちの成長を見守っている。「佑も時生も学芸会に積極的に出るタイプではないね。でも、下のガキは、一度、ジャンケンか何かで演出になっちゃって。学芸会に行って、見ましたね。パソコンのトラブルか何かで、たしか原稿がおかしくなった。それで手伝わなきゃいけなくなった」原稿直しだけで終わらず、舞台を見に行くところが、明さんだ。息子2人が俳優になったことについてはこう語る。「長男が中学のときに、事務所マネージャーがオーディションに出したいということで、出したら通っちゃった。下のガキもそんなことです。『お父さん、俳優になりたいんだけど……』なんてあらたまった話はなかったです、うちはね。ダラダラ、ダラダラと」それでも、子育てをするなかで、映画の仕事をしていてよかったという思いもある。佑さんがオーディションに通ったときのことだった。「佑は中2で、反抗期だったんです。俺も長期ロケで、家を空けることが多く、カミさんが手を焼いていた時期でした。で、夏休みの2カ月間、『美しい夏キリシマ』(’03年)の主役の少年役で、映画の現場に放り込んだんです。映画の世界は縦社会。周りは大人ばっかりでしょ。寂しくて、ひとりの部屋で泣いて電話をかけてきたりした」明さんは心配になって、撮影現場まで様子を見に行っている。「みっともない親でね。監督に迷惑かけましたけどね。(故・原田)芳雄さん、石橋蓮司さん、僕が尊敬する先輩がいるなかで『佑、佑』と呼ばれて、もまれてね。すっかりいい子になって戻ってきました」他人のなかに入る。社会人の枠のなかで生きていく。映画の現場での経験が、佑さんを大きく成長させ、“家族の危機”を救った。「その流れで、時生にもオーディションを受けさせて。うちは皆、姉ちゃんもそうだけど、映画というもの、映画館、撮影現場、それら映画に関する何かに触れて、学んでいって、反抗期を免れたって感じかなぁ。なんですかね、その『映画の力』というものは」
2019年04月22日「今度、神戸でドラマの撮影をやるんだ。10日間くらい取られるかな。今日から、忙しくなるよ」2月13日、都内の喫茶店に姿を見せた柄本明(70)は同席した劇団関係者らしき女性にそう語った。台本を手に持ちながら、これからについてゆっくりと話し始める。その顔には、すっかり笑みが戻っていた――。昨年10月27日、最愛の妻・角替和枝さん(享年64)が原発不明がんのために亡くなった。近所の喫茶店で談笑するのが、夫婦の日課だったという柄本。1月30日の「お別れの会」ではラブレターを読むかのように、妻との思い出を涙ながらに語っていた。「いっしょに行った喫茶店はまだ行けない。思い出しちゃって……」だが亡くなってから3カ月。妻とすごした場所ではないものの、喫茶店通いを再開したようだ。そんな“妻ロス”から回復できたのは、あのニュースも大きく影響したことだろう。息子の柄本佑(33)とその妻の安藤サクラ(33)が、「第92回キネマ旬報ベスト・テン」で主演男優賞と主演女優賞をダブル受賞したのだ。夫婦での受賞は史上初。2月10日の授賞式で佑は、「(母は)きっと会場のどこかにいると思います……」とスピーチ。安藤も亡き義母を思い、涙を流していた。そこで本誌は喜びの声を聞くべく、都内の自宅を訪れた。すると、近所の喫茶店に出かける柄本の姿を目撃したのだ。2時間後、店を出てきた柄本に記者は声をかけた。――佑さんご夫妻のダブル受賞、おめでとうございます。「いやいや、まあよかったですよ」穏やかな口調で語る柄本。受賞について聞くと照れくさいのか、人ごとのように語る。「そりゃあ、うれしいんじゃないですか」――ご夫婦そろって主演賞を受賞するのは、史上初の快挙だということですね。「なんか初めてみたいですね」――奥さまへのご報告はされたのでしょうか?「いや、まあ別にね。仏前に手を合わせて……だいたいそんなところです」安藤が角替さんを思い号泣していたことについて触れると、「ああ、そうなんだ……」と驚いたように声を上げる。そして安藤が出演中の朝ドラ『まんぷく』は、角替さんが出演を後押しした作品だ。「ご覧になっていますか?」と聞くと、「ええ、ええ」とうれしそうに答える。記者が「今回のW受賞の報せは、奥さまからのプレゼントかもしれないですね」と聞くと、柄本はこう答えた。「そうですね……」最後は恥ずかしそうに笑うと、記者に会釈をして家の中へと入っていった。徐々に明るさを取り戻しつつある柄本家。その様子を、天国の角替さんもきっと“萬福の”笑顔で見守ってくれていることだろう――。
2019年02月21日「先月、安藤さんの義母・角替和枝さん(享年64)が亡くなり、現場で安藤さんが気落ちしている様子も見られました。そんななか、安藤さんの気持ちを察しながらも率先して明るく接しているのが、桐谷さんでした」(番組関係者)スタート以来、20%超えの高視聴率を続けているNHK連続テレビ小説『まんぷく』。放送前からヒロイン・福子を演じる安藤サクラ(32)の“子連れ単身赴任”が話題となっていたが、ここにきて注目されているのが世良勝夫役の桐谷健太(38)だ。11月12日放送回では、福子と夫・萬平(長谷川博己)が世良に大金を騙し取られる衝撃の展開で、ツイッターでは《世良さん》がトレンドワード1位に。SNSでも《世良さん許せない!》《クズすぎる》といった声が殺到した。しかし、そんな“嫌われ者”を演じている桐谷が、安藤を誰よりも元気づけていた――。「私生活で2児の父でもある桐谷さんは、安藤さんの子育ての大変さがよくわかるのでしょう。安藤さんと2人のときは“育児トーク”で盛り上がっているそうです」と、番組関係者。そのため桐谷は収録現場では“ムードメーカー”の役割を果たしているそうだ。「大阪出身の桐谷さんは、休憩中はもっぱら関西弁で共演者やスタッフ相手に冗談を言って、笑わせています。桐谷さん自身、『滑舌が良くない』というので、休憩中はマシンガントークで頬の筋肉をほぐして、滑らかにしゃべれるようにしているそうです(笑)」撮影終了後、安藤は母親業で直帰するため、オフに共演者と過ごす時間はほとんど取れないそう。「そこで桐谷さんを中心に、男優陣による“男子会”がしばしば開かれ、絆を強めています。初回が放送された10月1日は大谷亮平さんの誕生日でした。そのため桐谷さんが地元・大阪の街を案内して、長谷川博己さんとともに焼肉をご馳走したそうです。それ以来、桐谷さん、大谷さん、長谷川さんの3人で飲みに行くようになったとか。ヒロインの安藤さんを『みんなで盛り立てよう!』と話し合っているそうです」桐谷といえば、浦島太郎を演じる『au』のCMでもお馴染みだ。「『まんぷく』のロケ先では、桐谷さんは見学に来た人たちから『浦ちゃん!』と声を掛けられることが多いんです。そのときは『浦ちゃんやない!世良ちゃんや!』と手を振りながら笑顔で応じています。いまやロケ先を盛り上げる“お約束ギャグ”になっています」(番組関係者)スタジオでも、安藤と桐谷の“掛け合い”は定番に――。「桐谷さんの冗談に、安藤さんがツッコミをいれることが多いです。2人で海苔を歯に付けて、お歯黒のマネをして笑い転げています(笑)」(前出・番組関係者)桐谷のユーモアに救われた安藤はこれからも毎朝、日本中に元気を届けてくれるはずだ。
2018年11月29日「10月29日には、予定通り大阪の撮影現場で『まんぷく』のリハーサルが行われました。義母の角替さんが亡くなったばかりなのに、安藤さんも満面の“福ちゃんスマイル”を見せてくれていました。でも休憩時間になるといつものように共演者たちと談笑はせず、1人で物思いにふけっていたのです」(NHK関係者)10月27日早朝、女優・角替和枝さん(享年64)が原発不明がんで亡くなった。当日、角替さんを看取ったのは夫・柄本明(70)と長男・柄本佑(31)ら。嫁の安藤サクラは(32)『まんぷく』の収録のため大阪におり、次男・柄本時生(29)もハワイで仕事中だった。「安藤が柄本家を訪れたのは29日の夜だと聞いています。昼間に大阪でリハーサルを終えた後に帰京しました」(所属事務所関係者)逝去から約60時間後のようやくの対面……。実はサクラが頑ななまでに大阪の現場で熱演を続けていたのは、義母の“遺命”のためだったという。角替さんを知る舞台関係者は言う。「がん発覚後、角替さんは家族たちに誓約をさせました。それは、《私の病気のことで仕事を休んだり、スケジュールの変更をしてもらったりすることは許さない》というもの。サクラさんは“看取りよりも収録”という誓約を守ったのです」『40、50は鼻たれ小僧』が口癖で生涯“演じること”を追求し続けた角替さんは、舞台にだけは妥協を許さなかった。角替さん自身はインタビューで次のように語っている。《たとえ(子供の)ピアノの発表会でも、チャランポランにやって欲しくないの。人様の前で、一段高いところに立ったらもう、ステージなのね、私たちにとって。とにかく稽古しろって、1カ月くらい前は鬼になりましたね。(中略)後でお父さんとも話したんだけど、私たちにとって舞台っていうのは、神聖なものなんだねって。『板』の上にのるってことはうちの家族には、神聖なことなんです」(『ラ・セーヌ』93年7月号)サクラは角替さん逝去の1カ月ほど前から週末は必ず帰京し、長女を連れてお見舞いに通っていた。「角替さんは、サクラさんがコミカルに歩く『まんぷく』のオープニングがお気に入りでした。最後にサクラさんが海岸で両手両足を広げるのですが、あれも彼女のアドリブで、その話を聞いた角替さんが笑ってほめてくれたそうです。『あんた、女優を選んで正解だったね』って」(前出・舞台関係者)“女優を選んで正解”。義母が遺してくれたその言葉は、安藤サクラの女優人生を照らし続けることだろう。
2018年11月08日「2週目で福ちゃんは『私、楽天家なんです』と言うんですけど、自分がハッピーになれるよう自然に脳内で変換する女性で、福ちゃんを演じることで、名前のとおり、福に近づいていく時間を共有している感じです」そう語るのは、初週平均視聴率21.9%と過去5年の朝ドラで最高のすべり出しを見せた『まんぷく』でヒロイン・福子を演じる安藤サクラ(32)。取材中も福子を彷彿とさせる明るさが印象的だ。育児をしながらの撮影、子連れの初ヒロイン……と話題になったが、オファーがあった当初、安藤自身も「出産したら母親は育児に専念しないといけないと思っていた」そうで、「このタイミングでできるわけがないと思っていたから、お話がきたときはすごく悔しかった」と話す。しかし、出演を決めたのは家族からの言葉だったそう。「印象的な言葉は家族全員からそれぞれありました。義理の母(角替和枝)からは「これをやらないんだったら、事務所も仕事も辞めちゃいな」と。柄本のお父ちゃん(柄本明)とうちのお父ちゃん(奥田瑛二)からの『なんでそんな一大事みたいな顔しているの?やればいいじゃん』という言葉も心強かったです」(安藤・以下同)夫の柄本佑(31)に相談したときには、「できると思って、前向きに考えてみたら?」と言葉を掛けてもらったそう。まさに家族に後押しされながらの出演となった。「毎週台本が来るのが楽しみです。この間、萬平さん(長谷川博己)と一緒にいたら、台本を読みながら『おもしろくて、やばい』って爆笑していて、なんて幸せな作品なんだろうって思いました」物語は戦争という時代背景が大きく関係してくるが、天真らんまんな福子が戦争をどう乗り越えていくかが見どころになりそう!
2018年10月22日DAIGO(40)が5月14日、トム・クルーズ(55)主演の人気シリーズ最新作「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」の日本語吹替版声優を務めると判明。しかし、ネット上で物議を醸している。 同映画の公式サイトによると、トム演じるイーサン・ハントのライバルであるオーガスト・ウォーカー役を務めるというDAIGO。Twitterでは「DAIGO」がトレンド入りするほどの盛り上がりを見せた。 この盛り上がりは、必ずしも祝福だけを意味するものではないようだ。DAIGOは08年公開の映画「ウォンテッド」で、ジェームズ・マカヴォイ(39)演じる主人公の日本語吹替版声優に挑戦。しかし14年に同作がテレビ放送された際、ネット上ではDAIGOの声質や声優仕事に不慣れな様子から多くの反響が。DAIGO自身もTwitterで「とりあえずちょっと旅にでるので、ぼくを探さないでください……」と申し訳なさそうに投稿していた。 DAIGOは「ミッション:インポッシブル」シリーズへの起用を受け、こうコメントしている。 「ファンの方もたくさん多い作品で洋画のアフレコは本当に難しいのでとにかく映画の邪魔だけはしないよう、しっかり役に入り込んで取り組みたいと思います!」 「ウォンテッド」の件もあり、ネットでは戸惑いを隠せない作品ファンからの声が上がっている。 《DAIGOはウォンテッドでマカヴォイの吹き替えをしたけど見事にDAIGOまんまだったからな》《そもそも吹き替え経験がない人にオファーしたって、上手くないのは当たり前だよ》《自身も下手だと認めて自虐ネタにしてるやん……》 いっぽうで、《DAIGOは悪くない、来たお仕事は一生懸命やるだろう》《どういう考え方をしたら、ヒゲ面のヘンリー・カヴィルにDAIGOの吹き替えが思い浮かぶんだろう》といった擁護する声も。 配給を手がける東和ピクチャーズ担当者は、「持ち前の前向きさと明るさから来る国民的な好感度で、トムの好敵手として素晴らしい化学反応を見せてくれる」とDAIGOの起用理由について明かしている。
2018年05月14日2018年10月1日(月)よりスタートするNHK連続テレビ小説「まんぷく」の記者会見がNHK大阪放送局で行われ、主人公・福子役を安藤サクラが務めることが発表された。「まんぷく」は、チキンラーメン、カップヌードルを開発した実業家・安藤百福とその妻・仁子の半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で生きる夫婦の苦労と成功を描いていく。タイトルは物語のヒロイン“福子”と、彼女の夫で実業家の“萬平”の名前を合わせたもの。物語は事業のためには生活を顧みない夫の背中を押し、家族を引っ張っていく福子の奮闘と成長を軸に描かれる。番組制作統括の真鍋斎チーフ・プロデューサーからの紹介で会見場に現れた安藤さん。一言挨拶を求められると「いま、ちょっと感極まりそうになりました」と少し緊張した面持ちで率直な感想を吐露。続けて「このお話をいただいてからすごくすごくたくさんのことを考えて…たくさんの時間を…」と言葉を詰まらせながら話す彼女の目からは一筋の涙が。「かなり覚悟を決めてきたんですが、笑顔の絶えない撮影現場にしていきたいと心に決めています」と意気込みを告白した。2017年6月に第一子を出産した安藤さん。今回はオーディションではなく制作側からのオファーでヒロインに抜擢されたとのこと。ヒロイン役のオファーから役を引き受けるまでの経緯について安藤さんは「昨年の10月初めくらいにお話をいただいて。その瞬間はまずものすごく悔しかったんです。まさか自分にできるはずもないという気持ちでお話を聞いたので、ビックリしたのはもちろん、できないというのがものすごく悔しくて。でもどこかで嬉しさはあって、オファーの話だけでも夫には伝えようと思いました」と当時の葛藤を口にした。そして「夫に話したら、1日も経たないうちに彼が“やったら?”と言ってくれて。私自身は出産をしたら、お仕事はほとんどしないつもりでいたんです。でも夫からはやってほしいという言葉をもらって。私の両親と夫の両親にも相談しましたが、みんな本当に背中を押してくれました」と、出演を決意した裏にあった家族の支えについて語った。さらに義母で女優の角替和枝からは“この役を引き受けないなら俳優を辞めな”と檄を飛ばされ、父で俳優・映画監督の奥田瑛二からは“これは挑戦ではなく冒険だぞ。冒険に出てこい!”と励まされたことも明かすと「みんな“これから大変だ”とか“難しい”という空気を1ミリも出さずに、むしろ“なんでやらないの?”っていう空気で私の背中を押してくれたんです。それを考えたら私がここに立っているのはなんてありがたいことなんだろうと思いました」と会見冒頭で見せた涙のワケを言葉にした。また本作のヒロイン・福子役を務めることについては「福子ちゃんとしても私自身としても、まっすぐ正直でありたいと思っています。この作品に関わっている間は、私自身もいつも笑っていたいですね」と笑顔で語った。平成30年度後期・NHK連続テレビ小説「まんぷく」は、2018年10月1日(月)より放送予定。(text:cinemacafe.net)
2018年01月31日世界中で大ヒット中のパニック・サバイバル・ドラマ「ウォーキング・デッド」。この度、本作の吹替版の「Hulu」独占配信を記念して、「ウォーキング・デッド(吹替版)」シーズン1第1話の地上波初放送が決定。日本テレビの番組「Hulu 傑作シアター」にて、5月21日(日)に放送される。「ウォーキング・デッド」は、アメリカンコミックが原作のパニックサバイバルドラマ。“ウォーカー”と言われるゾンビがはびこるアメリカを舞台に、元保安官のリックが率いる生存者たちが、安住の地を求めて様々な恐怖や困難に立ち向かう物語。今回放送されるのは、「US特別版」の映像。US特別版は、アメリカでの初回放送時に番組枠を拡大して放送され、現在配信している第1話と比べて約20分の追加映像を含んだ作品だ。今回はこのUS特別版を、地上波放送用に編集して放送する。また放送では、主人公リックの吹き替えを担当した声優・土田大、「平成ノブシコブシ」の吉村崇、徳井健太によるコメンタリーが、副音声で楽しめる企画も。「ウォーキング・デッド」ファンも知らない、日本語版制作の裏話や、新しいドラマの楽しみ方が飛び出すかも?「平成ノブシコブシ」の2人は、「このドラマは『どうする?どうする?』という究極の選択を突きつけてくるんです。ですから、ドラマを見た後に、家族や友人と話をするとより面白くなりますよ」と本作をアピールし、「ドラマを見ている人がどんなシーンで反応するのかを観察するのも面白いですね。悲鳴には反応しなくて、フッと無音になったときに画面をふり返る、とか(笑)」と独自の楽しみ方も明かしている。なお、Hulu傑作シアターの放送は関東地区のみとなっているが、コメンタリー付きの第1話は、放送直後より「Hulu」で見逃し配信される。また、「Hulu」では「ウォーキング・デッド(吹替版)」のシーズン1からシーズン5までを、5月17日(水)から全話一挙配信される。Hulu 傑作シアター「ウォーキング・デッド」シーズン1第1話US特別版は5月21日(日)1時30分~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:ウォーキング・デッド [海外TVドラマ](C) 2010 American Movie Classic Company,LLC. All Rights Reserved.
2017年05月17日女優の安藤サクラが11月8日(土)、姉・安藤桃子監督と初タッグを組んだ主演映画『0.5ミリ』の初日舞台挨拶に、安藤監督と共演の津川雅彦とともに登壇。エグゼクティブプロデューサーに父・奥田瑛二、フードスタイリストに母・安藤和津、共演に義父母の柄本明&角替和枝と、家族一丸となって取り組んだ渾身作の公開に感激し、こらえきれず涙を流した。「超カッコ悪い。やだー(笑)!」と照れ笑いを浮かべたサクラさんは、「まさかこんなにたくさんの人が来てくださるなんて思いもせず、緊張の糸がブツンと切れた。泣いているブサイクな写真じゃなくて、可愛いの使ってください!」と報道陣に懇願した。本作は、安藤監督が自身の介護経験から着想を得て書き下ろした小説の映画化。ワケありの老人を見つけては介護を買って出る“おしかけヘルパー”サワ(サクラさん)の旅路を描いたロードムービーだ。先日、結婚と妊娠が明らかになったばかりの安藤監督は、「今マラソンを走り切ったような清々しい気持ち。この映画の生命力が光となって東京を飛び出していってくれたら嬉しい」と感慨深げ。司会を務めた奥田さんは、「結婚、妊娠とおめでたい。お父さまにもよろしくお伝えください」と冗談交じりにツッコミ、会場の笑いを誘っていた。津川さんは、初共演のサクラさんを大絶賛。「これまでになかった良い味が出てる。すごい女優だなってつくづく思った。この子の感性、生き様が素敵!」と褒めちぎり、「一人は結婚、妊娠。もう一人は緊張のあまり泣く。青春ですよ」と微笑ましげに姉妹を見守った。本作で新たな魅力を開花させたサクラさんは、「サワちゃんという役は、おじいちゃま方のところにズカズカと入っていかないといけない。緊張したけれど津川さんのことも“ジジイ”と思って接した(笑)。イチ女優としても、イチ生物としても贅沢で貴重な時間を過ごしました」と手応えを語った。『0.5ミリ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2014年11月09日チャンミン(東方神起)が初めて主演を務めたドラマ『パラダイス牧場』のDVD-BOXで、自身の役の日本語吹替に初挑戦した。その他の写真本ドラマは、周囲の反対を押し切り若くして結婚するも、半年で離婚した元夫婦が6年後に再会し、同居を始めるという恋愛模様を描いたラブ・コメディ。11月からはフジテレビの韓国ドラマ枠“韓流α”で放送されることが決定している。11月2日(水)に発売される本作DVD-BOXでチャンミンは、自身が演じたドンジュ(チャンミン)と元妻イ・ダジ(イ・ヨニ)が、離婚後初めて再会する物語のキーになる場面や、ふたりの初々しい新婚時代などを描いたシーンの日本語吹替に挑戦。自身が演じた役の日本語吹替を、自ら担当する異例の試みは韓国ドラマ史上でも初めて。チャンミンは「かなり難しい挑戦ですが、やるしかないので頑張ります!」と話している。DVD-BOXI&II合わせて約40分の特典映像には、日本語吹替に初挑戦するチャンミンの素顔を収めたメイキング映像や、チャンミン撮りおろし企画やNG集、インタビューなど、DVDでしか見れない特典映像が約3時間が収録される予定。『パラダイス牧場』DVD-BOXI&II11月2日(水)発売各16800円(税込)(C)S.M. ENTERTAINMENT&SAMHWA NETWORKS 2011 All Rights Reserved
2011年10月25日チャンミン(東方神起)が、11月2日(水)に発売される初主演ドラマ『パラダイス牧場』のDVD-BOX Ⅰ&IIで、日本語吹替に挑戦する。声を担当するのは、自身がドラマで演じた主人公のハン・ドンジュ。自身が演じた役柄の日本語吹替を本人が担当するのは異例なことだ。東方神起の公演チケット情報美しい済州島を舞台とした同作は、離婚した若い夫婦が6年後に再会して同居を始めるというロマンティック・ラブ・コメディ。チャンミンは、典型的なおぼっちゃまの財閥三世を演じ、主人公の妻で、失敗だらけの獣医ダジ役をイ・ヨニが好演している。チャンミンは、初々しい新婚時代や、物語のキーとなる離婚後にふたりが初めて再会する場面などで吹替えに挑戦している。DVD-BOXでは、このシーンの撮影などの様子が合計40分にわたって収録されている。チャンミンは「かなり難しい挑戦ですが、やるしかないので、頑張ります!」とコメントしている。他にも、撮りおろし企画『徹底検証!チャンミンのパラダイス牧場愛』やメイキング、インタビューなど約3時間の特典映像が収録される予定。BOX I&II、DVD5枚組スペシャルフォトブック付きで16,800円(税込)。
2011年10月25日11月11日(金)に世界同時公開されるギリシャ神話を題材にしたアクション・スペクタクル超大作『インモータルズ -神々の戦い-』の日本語吹替版収録が4日都内のスタジオで行われ、タレントの優木まおみがアフレコ収録を行った。その他の写真映画『インモータルズ -神々の戦い-』は、『300〈スリーハンドレッド〉』の製作スタッフが人類の存亡をかけ“光の神(オリンポスの神々)”と“闇の神(タイタン族)”の戦いを描いた、全く新しい解釈のギリシャ神話の物語。タイトルの“インモータルズ”とは、“不死の存在”=ギリシャ神話に登場する神々のこと。優木は、劇中に登場するオリンポス十二神のひとりで、才色兼備の美しい女神、アテナ役の日本語吹替えを担当する。『名探偵コナン 天空の難破船〈ロスト・シップ〉』以来の声優出演で、ハリウッド実写映画は初挑戦となる優木は、「アテナは人間ではなく神なので、彼女の持つ知的で勇敢な女性像を、神の世界観を壊さないように神々しく演じたい。期待に応える仕事ができたか直接、劇場に行ってお客さんの反応も観てみたい。自分の幅を広げる新しいチャレンジなのでがんばります」と意気込みを語った。『インモータルズ -神々の戦い-』11月11日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2011年10月04日