イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第84話。いよいよ退院間近の和田さんを悩ませた、あることとは……?24時間マラソンのようにお世話していたら、あっという間に退院日が近づいてきました。夫に来てもらい、退院手続きをして、実家に里帰りするだけの予定だったのですが……。 「ママならぬ日々」第84話 なぜかみんな来ると言い出して、一大イベントのような様相になってきてしまったんです!院内に集合するわけではなく、外の駐車場で待っていてくれるとのこと。ただただ退院するだけなのに、なんでこんなことに〜??という感じでした。 とりあえず最初に「ど、どうしよう」と思ったのは赤ちゃんに着せる服!母からは手編みの白いニットドレス、義母からも手編みのカラフルなニットワンピースとおくるみ、義祖母からはレース地のベビードレスのセットを、それぞれ出産前にいただいていました。どれも、いかにも特別な日に着せる感じのドレスだったので、退院の日にぴったりでありがたかったんですが、まさか3着も集まってしまうとは……(涙)!「いったいどれを着せれば全員に角が立たないんだ……!?」と悩みました。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月26日こちらが一生懸命話しているのに、彼氏の反応がいまいち。こうなると会話を楽しむことができませんし、彼氏が一体何を考えているのか気になりますよね。彼氏が会話に集中できていない理由とは一体何でしょうか?大切なイベントを控えている彼氏のスケジュールの中に大切なイベントがある場合、そのことばかりが気になって会話に集中できなくなります。例えば、仕事の重要な会議でプレゼンを任されていたり、資格試験などを控えている時です。あらかじめプレゼンの予習や試験勉強をしたいと考えるため、会話が入ってこないのです。決して嫌われているのではないので安心してくださいね。ただし、彼氏の事情を知らずに話し続けたり、事情を知っていても「私との時間を優先してほしい!」なんて人は要注意です。そういった自分勝手な行動は、彼氏だけではなく家族や友達などからも嫌われてしまいますよ。自分が同じ立場になった時のことを考えてみてください。大切なイベントを控えていてそちらに集中したいのに、周囲の人からしつこく話し掛けられたらどうでしょう。大抵の人は鬱陶しく感じます。こうならないためにも、彼氏が大切なイベントを控えている時はできるだけそっとしておきましょう。身近に気が散っている原因がある話している環境の中で、彼氏の気が散るものはありませんか?例えば女性の部屋で話している場合、可愛らしい装飾やおしゃれな小物など、男性の部屋にはなかなか置かない家具などが目に入って気になるのです。彼氏の部屋でも、ギターやフィギュアなど趣味のものに触りたくなってうずうずしてしまうでしょう。お互いの部屋ではなく外出していても、人混みならば他人の会話が耳に入ってきたり、風景に気を取られるなどして会話に集中できなくなります。対処法として、彼氏の気になっているものに焦点を当てて話してみましょう。女性の部屋ならば「男性の部屋と雰囲気が違うよね」とか、彼氏の部屋ならば「趣味のものを見せて!」など、話を合わせるのです。外出している時は人混みをなるべく避けてみたり、一緒に風景を楽しんでみるなど、状況に合わせた行動をしましょう。別れたいと思っている彼氏が別れたいと考えている場合、会話に集中できないというよりも、話を聞きたくない気持ちが強くなります。そのため、会話もそっけなくなってしまうのです。この時、無理に話す必要はありません。彼氏の気持ちに気付かないまま他愛のない会話を続けられても、彼氏は鬱陶しく感じる一方です。しかし、彼氏の気持ちに気付いているのならば、真剣に話し合ってみましょう。彼氏を取り巻く環境を把握しておくことが大事会話は内容だけではなく、相手の気持ちや環境を理解することも大切です。彼氏の気持ちを無視して一方的に話してしまえば、嫌われてしまう原因にもなりかねません。お互いが会話を楽しむためには、バランスを考えましょう。一方が話しすぎて、もう一方は聞いてばかりではいけませんよ。
2020年09月25日義父母と同居して約10年が経ちます。正直同居がいいと思ったことは一度もありませんが、あまり干渉しないタイプの義父母なので、自由にさせてもらってありがたいなとも思っていましたし、慣れもあり同居が不快とそこまで感じてはいませんでした。家のリフォームの予定がありますが、完全に分けていいものかと迷うくらい、私自身義父母に心を開きかけてはいたのです。ある時期までは……。義母が定年退職して状況が変化夫が単身赴任になっても、時には助けてくれる義父母への感謝とともに夫がいなくてもできると、自分に自信もついてきたころのことでした。4人きょうだいの育児を経験している義母が、フルタイムで働いていた職を定年退職して家にいるようになったのです。 義母は今までしてこなかった家の掃除や片付けをし始めました。家がきれいになるのはよかったのですが、だんだんと私や子どもたちが散らかすのも気になるようになったのか、今まで指摘されなかったことまで義母はあれこれ干渉してくるようになりました。 子どものしつけにまで干渉してくるように父親不在なので、父親代わりになるべきだと勝手に思ったらしい義父が、子どもに説教することは以前から気になることではありましたが、今度は義母までもが参戦してきたのです。 義母は子どもに説教をし、そして私にも「育て方が甘い」など、事あるごとに「昔のお父さんはもっと厳しかった」などと言うように。反論できない私は黙りこむしかありませんでした。 子どもへの影響と自信喪失もちろん、義父母がいることでいろいろな価値観が学べていいとは思います。しかしながら今の義父母を見ていると、上からの押しつけにすぎない気がします。私はもっとのびのびと安心して子どもに育ってほしいのに、私が義父母の顔色をうかがっているせいか長男も少しビクビクしていることがあり、少し心配になります。 私は思うように育児ができず、やっぱりここは自分の家ではないと思う気持ちが強くなったり、そんなことを考えてしまう自分に嫌悪感を抱いたりしてしまいました。 義父母とは適度な距離感が大切だと改めて感じた体験でした。だからといって今すぐ別に住むこともできません。甘えすぎないように気をつけながら、なるべく家の中でも距離を保つ工夫をしていきたいと思います。また、子どもにとっては大事な祖父母だということは忘れないようにしなければと、自分に言い聞かせています。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:岡本花自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月24日私の待望の第一子は男の子でした。同居する義父母にとっては初孫です。とにかくかわいくて仕方がない様子でした。息子をかわいがってくれるのはうれしいのですが、ふと義母から出る言葉が気になってしまうこともありました。今回は義母に言われてモヤモヤした体験談をお伝えします。 目に入れても痛くない“初孫”義父母にとっての初孫は、目に入れても痛くないほどの存在。度々息子を抱っこして、かわいがってくれました。積極的にお世話もしてくれて、義父母の協力にはとても感謝しています。 その一方で、義母が息子を見て放つひと言が気になってしまうこともありました。その気持ちを消化することができず、よくひとりでモヤモヤしていました。 自分の息子と孫を比べて…義母の言葉で一番気になったのは、“自分の息子(私の夫)と孫を比べること”でした。たとえば性格について。息子は活発で、とにかくじっとすることが苦手なタイプでした。そんな息子を見て義母は、「うちの息子はもっと落ち着きのある性格だった。誰に似たのだろうね……」と言うのです。 義母に悪気はないことはわかっています。しかし遠回しに、息子が私の性格に似てしまったことへの残念さ、そして落ち着きがないことへの注意に感じてしまい、とても嫌だったのです。 「こんなに落ち着きのない子は初めて」生後11カ月ごろ、ますます息子の活発さが増しました。部屋中を歩き回り、そこらじゅうの物を触ったり落としたり……。とにかくせわしないのです。 そんな姿を見るたびに義母は、「こんなに落ち着きのない子は初めて」と言います。これは、私が言われて一番嫌な言葉でした。活発なのは息子のいいところでもあります。それを息子の欠点とばかり口にする義母が気になって仕方がありませんでした。 7年が経過した現在も、義母は「息子は〇〇だったのに……」などと言っています。これはもう仕方のないことで、自分の息子のことが本当にかわいかったのだと思います。いつからか義母の言葉は聞き慣れてしまい、「また言っているな~」程度のものになりました。 イラスト/(c)chicchimama著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2020年09月12日■前回のあらすじ赤ちゃんの体重は増えず黄疸も良くならないまま退院。不安な気持ちを抱えたまま、義両親と1ヶ月間の同居生活がスタートしました。■何もしない義父にモヤモヤしてしまうご飯の用意から片付けまで、とても良くしてくれる義母。しかし少々気遣いに欠ける義父の言動に少しずつモヤモヤし始めてしまいます…。■義父の配慮のない行動が気になって仕方ない悪気があるわけではないとわかっていても気になってしまう義父の行動。授乳のため、ただでさえ睡眠時間が短くなっているのに…。次回に続きます。8月29日公開予定! 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年08月28日■前回のあらすじ母乳が出ないことで赤ちゃんの体重が増えず、さらには黄疸になってしまいました。自分を「母親失格」と責め続け、涙が止まりませんでした…。■不安な気持ちのまま迎えた退院の日結局退院日まで母乳はほとんど出ないまま。黄疸も良くならないし、お世話の仕方も不安が残る…。夫は新しい家族を迎えて家に帰ることをとても喜んでいましたが、私はただただ不安でした。■義両親との同居生活がスタート実は出産前にこんな話があり…、手伝ってくれるのは嬉しいのですが、気が休まらなそう…。不安を抱えながら、産後1ヶ月間義両親と同居することになりました。退院当日…義母はとても親切に気遣ってくれましたが、義父に「出産は病気じゃない」と言われ、少しモヤっとしてしまいました…。次回に続きます。8月28日公開予定! 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年08月23日初めての出産を終えて4カ月。夫の仕事の都合もあり、義母がひとり暮らしをしている夫の実家で同居を始めました。私は妊娠するまで高齢の方たちと一緒に仕事をすることも多く、年配者との付き合いには不安はありませんでした。そのため、初めての同居も「大丈夫だろう」と義母対策の準備は何もしないで新生活を始めたのです。しかし、職場と生活の場はまったく別物で、トラブルが多発。私もストレスを抱えるようになってしまいました。 話し出したら周りが見えなくなる義母おしゃべり好きな義母。しばらくひとり暮らしの期間があり、しゃべり相手に飢えていたのか、しゃべり出したら止まりません。見たもの、聞いたものはすべてしゃべらなければ気が済まないとばかりにしゃべり続けます。 特に子どもの食事の世話をしているときや、帰宅直後に玄関で話し始められるのがつらい! 子どもの世話や片付けが進まないのも困りますが、私の状況を一切考えずにしゃべり続ける義母の態度は、私をないがしろにしているように感じさせました。 話を遮ってみたら…私の心を安定させるため、今後も義母と良好な関係を築くために我慢するのをやめよう! と決めました。もちろん、時間や気持ちに余裕があるときは、義母のおしゃべりの相手になります。 けれどそうではないときは、「子どもの食事の世話をしているからあとでもいい?」などと理由を添えながら話を遮ることにしたのです。もちろん、あとで義母のおしゃべりに付き合う時間をつくり、「さっきはごめんね、それでどうなったの?」と声をかけるようにしました。 今のところは順調!しゃべるタイミングが悪かったと気付き、はじめは気まずそうにしていた義母。けれど次第に「話したいことがあるのだけれど、あとで話をするね」と義母から言ってくれることも出てきました。 そうなると義母が私を尊重してくれているように感じることができ、悲しくなったりイライラしたりすることが激減。私も言葉の選び方を気をつけるようにしたら、義母に対して気を配れるようになり、やさしく接することができるようになっていきました。 義母は年長者であり、しかも私は新参者。職場のように私が遠慮をして義母を立てれば良いと考えていました。けれど子育てをしながらとなると、うまくいきません。この件以来、「私もこの家族の一員なのだ。家庭運営を積極的にしよう」と腹が据わりました。 著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2020年08月22日私は24歳で結婚し、同年に男の子を出産しました。赤ちゃんが生後5カ月になったころ、夫から義母家族との同居の相談を受けました。私たちは4LDKの賃貸の戸建てに住んでいて、使っていない部屋もあるので同居することに同意。義母家族と同居してから、義母が巻き起こすトラブルに巻き込まれた体験談をお話ししていきます。 義母家族との同居で一気に大家族へと義母家族は義母・夫の弟(18歳)・妹(17歳)・妹の子ども(2歳) の4人で、私たち家族を含めて7人の大家族になりました。同居の理由は、義母が勤める会社の倒産や義妹の元交際相手がストーカー行為をすることなどが重なり、義弟の高校卒業を期に同居してお互いの生活費をラクにしようという考えからです。 大家族で育った私は、正直なところ人数は気にはならず、長男と遊べる従姉がそばにきてうれしく思いました。 日に日に現れる義母の本性同居のはじめは、義母家族の楽しい笑い声がドアごしに聞こえていました。しかし、日が経つにつれて義母は義妹の子どもを怒鳴りつけ、義妹にも「しつけはダメなものはダメと厳しく怒らないと」と言って喧嘩するようになり、怒鳴り声と子どもの泣き声が増えていきました。 義妹は逃げるように夜中に家を抜け出し、朝帰りをする生活に。義母は怒ると怖く、人間関係のトラブルはあるほうだと夫から聞いてはいましたが、義妹やお孫さんに対して怒るときの怒鳴り声は私でも威圧感を感じ、怒らせてはいけない相手だと察知できるほどでした。 義母はついに隣人とトラブルを!私が住んでいる地域は雪の多い地域ですので、朝晩の雪はねが必要になります。義母と同居した最初の冬、義母は深夜帯のパートに勤めていたこともあり、早朝の雪はねをしてくれていました。 雪を捨てる場所は限られるため、隣家との境界線もマナーとして必要です。でも、マナーを守らない方もいて、隣人と口論し義母は警察に通報……。 その隣人だけじゃなく、違う隣人とも時折り雪を巡って口論するように。義母だけが悪いわけではないのですが、罵声を聞くたびに事件が起きる気がして怖かったです。 義母の愚痴を聞くようになって…義母から隣人の揉めごとの愚痴を聞くようにり、段々と義妹についても話してくれることが増えました。義母の言い分も正論に聞こえるため、共感する返答をしていましたが、このままでは義母と義妹の親子関係が悪化すると感じた私。 部屋から出てこなくて、あまり話せていなかった義妹とも少しずつ話すように。義妹は「義母に子どものしつけに関して怒られる」「子どもを叱りつけられたりしてつらい」「義母に母子手当金を当てにされすぎて家を出ようにも出られない」という問題を抱えていました。 どちらに対しても聞くことしかできない私はなすすべがなく、その後義妹は養ってくれる人を見つけ、子どもを連れて出て行ってしまったのです。 夫から義母は怒らせないほうがいいとは聞いていましたが、揉めごとに巻き込まれるとは思っていませんでした。しかし、義母は家族のために誰よりも先に炊事や雪はねなどに動いてくれます。義母も義妹を心配するあまり、介入しすぎてしまっているのでしょう。義妹と離れて暮らしてから親子関係は修復し、今は平穏に暮らせています。 作画/やましたともこ著者:古谷きょうこ2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用し、ライターとして活動中。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルを執筆している。
2020年08月18日姑が意地悪で旦那の実家と距離をおきたい…という話はよく聞きます。うちのお義母さんは、そんなことはないのですが…。良い人なのですが…ちょっとお節介なところがあって困っています…なんとか出産の立ち会いは回避できましたが、娘が産まれてから、お義母さんはお手伝いということでかなり頻繁にうちに来るようになり…私や孫のため!というのがわかるので断ることもできず、本当はやって欲しくないのに、そんなことももちろん言えず…モヤッとした気持ちは募るばかりでした。次回(8/16UP!)に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年08月15日長男が小学生で学校があるため、第3子の娘を出産したあとは自宅に帰ってきました。自宅の別棟には義両親が住んでいます。自身も3人の子どもを育て上げた義母は「大丈夫。私が全部してあげるからね」と言ってくれていたので、私は心強い、ありがたいと思っていました。しかし、退院してからは出産前と変わらない生活が待っていたのです。 出産後も家事負担は今まで通り第3子の娘を出産しての退院後、翌日からの炊事、洗濯は出産前と変わらず今までどおり私の仕事でした。義母は出産前に「私がやるから大丈夫」と言ってくれたのに、手助けにきてくれる様子がありません。別棟の私たち家族の台所には顔も出してくれず、声もかけてくれませんでした。 夫も、私の体が万全でなくても、娘が泣きわめいていても気にかけてくれず、朝も起きてくれないため、子どもの支度も私がすべてしていました。 義母につらいと伝えたけれど届かなかったそれでも、「何かあったら言ってね」と言ってくれたので、朝食の支度だけでもお願いしようと「夜中の授乳も頻回ですし、炊事も洗濯も今は全部がつらいです」と、勇気を出して伝えてみました。しかし「朝は子どもの顔を見て朝食を食べてあげなきゃだめ」との返答で一蹴。せめて片付けだけでもお願いできないかと言いましたが、無視されました。 夫にも相談しましたが、「したことない俺ができると思う? お母さんも忙しいんだよ」などと義母の肩を持つ発言しか聞けず、思わず泣いてしました。 こうなったら意地だ! でもその結果…義母にも都合があり、忙しいのは私もわかっていました。しかし、出産後の体は思い通りに動かないし、生まれたばかりの娘から離れることもできません。もちろん、小学生と3歳の息子たちの生活をおろそかにもできません。 義母の「私に任せて」という言葉を鵜呑みにして期待していた私が悪いんだ、あてにしすぎたんだと思うようにして、自分の体の調子をみながら子どもたちのために今までどおりに家事をすることに決めました。 結果、1カ月健診まで悪露が長引いてしまい、産婦人科の先生には動きすぎたんじゃないかと注意をされました。先生は、一緒に健診にきた夫にどれだけ出産が大変で産後の体が大事なのか説明し、叱ってくれました。帰宅後、夫は義母に先生に言われたことと私の状態を伝えたようですが、義母からは特に何もありませんでした。その後は、義母には頻繁に頼み事をしない、手伝いをしない、近すぎず遠すぎずの距離を保っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama著者:長谷川モリジ8歳、4歳男子、1歳女子の3人子育て真っ最中。調剤薬局事務、秘書、ビジネス文書検定保有。夫の両親、祖父と8人暮らし。今は地元にコワーキングスペースを作る活動している。
2020年07月15日私は夫の両親・祖母と完全同居をしています。妊娠中から出産、子育てとわからないことだらけで困っているときに、義両親との関わり方、育児の考え方の違いでずいぶん戸惑いました。 同居のデメリットは?私の場合、近くにいる分、家事も育児も目に入ってしまうので、どうしてもお互いのやり方の違いに不満やイライラが出てきてしまいました。 料理の仕方・味付け、食器の片付け、掃除のやり方などもそうですが、子どもへの接し方、話しかけ方、どこまで甘やかすかなどの違いも目につきます。また、自分と子どものタイミングだけで日常生活が進まず、家族の予定で振り回されることもありました。 同居のメリットは?私の場合は完全同居のため、家賃・水道光熱費・食費など、アパートで生活していたときの半分の出費で抑えられるようになりました。また、困ったことや不安なこと、わからないことをすぐに相談でき、ひとりで悩みすぎて落ち込む心配が少ないように思います。 生活も子育ても、日々わからないことだらけ。ひとりでネットや本を見ていても解決しないことも、実際に義両親に話したりすると、思ってもいなかった角度からの意見をもらえて、ハッとさせられることがありました。 同居してみてわかることがある!同居生活は、「夫の帰りが遅くて、ひとりで育児している」という切ない気持ちを軽くしてくれました。私は話すことでリフレッシュできるタイプだったので、「みんなで子育てしている」という安心感が得られました。 義両親に思っていること・悩んでいることを話すとアドバイスをくれますが、毎回アドバイス通りにすると疲れてしまうので「やれたらやってみますね~」と笑顔で流しています。 完全同居はお互いに気をつかう部分がたくさんあり、自分のタイミングだけでは生活が進まないことが多いですが、うまく義両親と付き合えるような関係が築ければ、困ったときの救世主になってくれます。みなさんも適度な距離を保ちつつ、うまく甘えてみてくださいね。 イラスト:sawawa著者:河合愛絵一男の母。第二子を妊娠中。化学薬品品質管理の経験から、化学系の資格を取得。地方で子どもと夫、夫の両親と完全同居。地方での子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年07月10日私が出産した産院は、母乳育児を推進しているところ。そこでは、赤ちゃんに湯冷ましを飲ませる必要はないと教わりました。ところが同居する義母は真逆のことを言います。今回は、この体験を通じて感じた、湯冷ましの必要性についてお伝えします。 世代で育児方針が異なることをわかって!入浴後や汗ばむ季節など、離乳食が始まるまではおっぱいだけでいい。そう産院で教わり、自宅へ帰った私に、同居する義母は「のどが渇いているんじゃない? 湯冷ましをあげたら?」と言います。 私はおっぱいしかあげたことがないことを伝えたのですが、「飲ませてみたらいいのよ」と義母。育児に口出しをしてくる義母に正直イライラしてしまったことを覚えています。世代で育児方針が異なることをわかってほしい。そういった気持ちでした。 義母が湯冷ましをあげていた!ある日、わが子を義母に預けて外出していた日がありました。お風呂の時間には帰宅する予定だったのですが、帰ってみると入浴を済ませてくれていたんです。とても助かったのですが、私の目に飛び込んできたのが「哺乳瓶に入った湯冷まし」です。 「えっ……勝手に飲ませてるの?」とびっくりしすぎて声になりませんでした。義母からしたら、入浴後の湯冷ましは当たり前のことなのでしょう。しかし、おっぱいしか口にしたことのないわが子は嫌がって飲まなかったようでした。 母乳外来で聞いた水分補給の話そんな義母とのやりとりもあって、私は改めて母乳外来で湯冷ましの必要性について相談してみました。すると、母乳育児の場合は離乳食が始まるころまで、おっぱいだけでもOKとのこと。ミルク育児の場合は、湯冷ましを与えても飲ませ過ぎない程度であればOKだと聞きました。 入浴後であれば水分補給に1回30~50ml程度。1歳6カ月ごろでも1回に100mlまでにし、飲ませても1日に200~300mlが目安だと教わりました。 義母の言うことが100%間違っているとは言えません。でも、自分の育児方針を否定されると嫌な気持ちになってしまいます。今は一旦義母の話を聞いておいて、取り入れるかどうかは自分で決めるなど、ある程度割り切って義母と付き合うようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト:sawawa著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2020年06月11日みなさま、本日も足を運んでくださりありがとうございます。いつも“足を運んでくださりありがとうございます”って書いてるんですけど、足じゃなくてどっちかっていうと指じゃない? ってちょっと思ったmochiko.です。おかえげさまで連載10回目です! みなさま本当にいつもありがとうございます。本日は私とお義母さんについて少し書こうと思います。■友人はお義母さんとバトルしてほしかったのか!?結婚してからときどき友人に「お義母さんと仲っていいの?」と聞かれることがありました。しかし、そのときは数か月に1度、義母宅に行き、数日宿泊してから帰る、というのを繰り返していて、仲がいいとか悪いとか、そういう判断になる材料が非常に少なく、「正直なんともいえない…」と答えることが多かったんです。そう答えると、友人から「漫画みたいに嫁姑の壮絶なバトル! みたいなのないの?」と聞かれました。その友人は私にお義母さんとバトルしてほしかったんだろうか? 現在もバトルするようなことはありません。お義母さんといえば思い出すのは…■息子を出産して不安だったとき、お義母さんがきてくれた息子を出産した際、お義母さんはわざわざ遠方から私の地元まできてくれました。実は産院時代の息子、一度スイッチが入るともうとにかく泣き止まない男で、泣くことにすべての体力を使い果たしてしまって、授乳の時間に起きられず、母乳もミルクも眠くて飲めない…というのがずっと続いておりました。おかげさまで吸われぬ私の乳はだんだん張りも少なくなり、私は泣き叫ぶ息子の相手ですでに睡眠不足に。毎日、助産師さんに母乳の出や、息子の体重の増え具合をチェックしてもらうのですが、「このままだとどちらもよくない」とはっきり言われました。産後のメンタルというのは不思議なもので、「このまま泣きすぎて息子がどうにかなってしまったら…」とか「母乳もミルクも飲めないまま息子が干からびてしまったら…」とかそういうことばかり考えてしまい、誰が見ても私はボロボロ状態でした。 ■マジ最高なお義母さんの励ましに勇気づけられたそんな時に「1から10まで真正面から全部受け止める必要はない」というお義母さんの励ましに勇気づけられました。「泣いたらおっぱいあげとけば大丈夫! とにかくおむつかえておっぱいあげておけばいいの。おっぱいつらかったらミルクあげたって何も悪いことじゃない! お母さんに元気がなくなるのが一番問題なのよ」と言われ、自分も息子もお互いに気を張っていたんだなぁ、と確信。ちなみにその様子を見ていた助産師さんに「お義母さん最高すぎます…!」って言われてたお義母さん…マジ最高です!!いまでは、帰省した際に私がつい娘にかかりきりになると、私と同じくらいの勢いで息子をかわいがってくれます。こんなステキなお義母さんと、これからも仲良くしていきたいです。
2020年05月26日「夫の母親が毎日のように家にやってきて迷惑」「子どもの育て方に口を出してくる」と、義母の“関わりすぎ”で不満を抱えるママたちも多いことでしょう。ところが筆者は、それがうらやましいほど義母の“関わらなさすぎ”が不満だった時期がありました。 お祝いの言葉が欲しい!夫と結婚する前から義母とはつかず離れずのいい関係で、あっさりした人だなとは思っていました。遠方に住んでいるため、メールや電話のやり取りも必要なときだけ。 そこが気安くて好きなところではあるのですが、お宮参りのときに会ったのを最後に、節目の行事にも特になにもなし……。初孫なのに、特別に思ってくれないのかなと、やや物足りなさを感じていました。 近くに来るなら連絡して!飛行機に乗らないとわが家には来られない遠方に住んでいるため、めったに会えない義母。孫の成長を見せたいけれど、写真を送っても特に返答もなく、空しい……。 そう考えていた矢先、義母から夫に電話が。「近くにいるんだけど、今から会える?」。詳しく聞いてみると、わが家近くの温泉に来ているとのこと。旅行なら何週間も前に予定が決まっていたはず……。早く言ってよ~! 今日はもう無理~! 孫に会いたくないの~!?と、悲しい思いをしました。 贈り物もとにかくあっさり節目の連絡はない義母ですが、やはり孫の百日祝いや誕生日は気にしてくれている様子。勤め先にゆかりある品物や地域色の濃い食品を時々送ってくれるついでに、「いつも何にもしなくてごめんネ」と一筆書き添えて、まとめて現金を送ってくれます。 フルタイムで働いていて、いつも忙しい義母の、精いっぱいのおばあちゃん心かなあと思います。愛情の示し方は人それぞれ。わかってはいても、ついつい周りの状況と比べてしまっていたようです。 今は実家で大家族暮らしですが、上の子が生まれたばかりのときは日中子どもと2人きりで寂しかったことも、“関わらなさすぎ”が不満だった要因かもしれません。相変わらずの義母ですが、慣れた今はちょうどいい距離感だと思っています。 イラスト:imasaku著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年01月17日「好きな人と会話が弾まない」「彼って私の話、聞いてないなあ」と感じる女子は少なくないよう。でも、男性が女性の話を聞き流しているとは限らないそうです。「話を聞いてないから気持ちが冷めた?」「話してるのは私ばかり」と思っていたとしても、男性の心の中の動きを知ると、そんなイメージが変わるかもしれませんよ。■ 「この話のオチは?」「彼女の話にオチが見えなくて、この話はどこに着地するの?ってときは聞き流しちゃうこともあるかも。集中して聞いてられない時がある」(26歳・男性)一部の男性は、女性の話は道筋や結論がわかりにくく感じ、会話に集中するのが難しく感じるときもあるそうです。女性同士では話題の共有だけでも楽しく時間を過ごせるものですが、苦手とする男性もいます。そうはいっても、毎回オチを意識して話すのも難しい。「相談なんだけど」「話を聞いてくれるだけでいいんだけど」「笑えることがあったの」というように、どんな姿勢で聞けばいいのか前置きをしてあげるだけで、男性も話に集中できるようになるようですよ。■ 「今、何をしてるかわからないのかな」「運転中や読書中など、僕が何かに集中しているときに限って彼女が話しかけてきます。無視する気はないけど、ほかのことをしてるのわかるでしょ。『なんで返事くらいできないの?』って言われても……ねえ」(30歳・男性)電話しながらメモを取る、車を運転しながら彼女の話に相づちを打つ、そんな「ながら作業」が苦手な男性は多いようです。これらを楽にでき、器用な女性にしてみれば「なんで返事くらいできないの?」と思ってしまいがち。彼が空返事の時は「そういう性質なんだ」という割り切りが必要です。いきなり話し始めず「ねえ」と声をかけたり、軽く触れたりしてから話しかけるだけで、男性も話を聞く体制になれますよ。■ 「それ、前も言ってたよね?」「彼女が『前髪作ろうかな』と言うので『前も切ってすぐ、失敗した!早く伸びて!ってずっと言ってたじゃん』と返したら険悪なムードに。余計なこと言わなきゃよかったよ」(24歳・男性)「オチがなく、答えが出ない」トークが得意な男性は少数派。解決策を示すことがコミュニケーションと思っており、それがダメなら「もうどうしていいかわからない」と思うことも。とはいえ、「うんうん、って私の話を聞いてくれるくらいできないの?」と彼のコメントに目くじらを立てると会話自体がなくなることに。「前も言ったけどまた思ったの」と受け流すと「そっか、でも俺は長いほうが好きかも」と、急に会話が成立するかも?■ 「聞き役に回るか……」「彼女は海外ドラマが大好き。僕にも『見て!!』っておすすめポイントを説明してくれるけど、正直、まだ見てないのでよくわからない。一緒に見よう!って誘ってくれるなら見るけど、推しポイントをしゃべってる彼女を見るだけでも十分楽しいので……。聞き役に回ってます」(31歳・男性)女性が一人でガーッと話している状態だと、相づちを打つだけになってしまう男性も多いもの。つまらないのではなく「楽しそうに話してる彼女を見てるだけでいいや」という状態になっている人も。聞き流しているのではなく、彼なりに楽しんでいることもあるようです。とはいえ、相手の理解が追い付いているか、確認しながら話すのは大事なこと。彼からの意見はちゃんと受け止めてあげるのも楽しく会話するポイントですよ。■ おわりに男性は、女性とアクションが違うことも多いでしょう。すぐに返事がなく、反応が薄い男性を「私の話を聞いてない」と決めつけるのは早いかも。女子とコミュニケーションのスタイルが違うだけで、楽しく過ごしたい気持ちは同じはず。思い通りの反応じゃなくても、イライラせず気長に接してみてくださいね。(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年01月12日ママ友トークの中で、義母についてどのような話が上がるのでしょうか?今回は、困った義母についてアラサー女子にアンケートを行いました!文・オリ子【アンアン総研リサーチ】ママ友トークで、義母の話題になることはありますか?はい 40%いいえ 60%ママ友との会話で、約半数が義母の話題になることがあるという回答に。みなさん、義母にまつわる何らかの悩みを持っているようですね。詳しくみていきましょう!ママ友トークの餌食になる義母の問題行動って何!?干渉しすぎ! 連絡頻度が多い義母「『孫の画像を送ってー』からの連絡の頻度がきつすぎる。無視もできないからアカウントを飛ばした」 (36歳・会社員)「遠くに住んでいるけど、週に2〜3回くらい、長文のメールが来る。義母がコーラスをやったり、奉仕活動をしたりしている話を長々としてきたり、こっちの様子を聞かれたり。干渉されすぎて負担。メル友じゃないんだし疲れます。たまに、それが理由で離婚を考えることも」(33歳・その他)相手の都合を考えず押しつけてくる義母「義父の退職祝いをするから来いと言われたレストランが自宅から片道1時間半のところだった。まだ子どもが6か月で遠いところは負担だし、授乳室もないし、子連れだとゆっくり食べられなくてコース料理はもったいないから、夫だけ行く旨を電話したら、お父さんを祝う気持ちがあるなら普通は来るわよ!!! と、いきなりブチギレられました。結局行きましたが、孫を見たいだけのようなので、今後はとりあえず会いたそうなら会わせる。ハイハイと言うことを聞くと決めました。本当は縁を切ろうか悩みましたがやめました(笑)」(30歳・主婦)「健康オタクの義母が、あやしげな商品をオススメしてくるとママ友が言っていました。悪気はなく、良いから使ってみてー! というていなのがまた厄介らしい」(35歳・主婦)「義母に、私好みではない子ども服をプレゼントされたこと。着させた子どもの姿を撮って、LINEでお礼とともに送信。義母に会う時だけ着せています。サイズアウトするをひたすら待っています」(27歳・会社員)自分の趣味や意見を押しつけてくるタイプの義母は、ママ友トークでの話題に上がりやすようです。義母の子ども服の趣味については、多くのママが苦労していることかもしれませんね。非常識!? 問題行動しがちな義母「私への小言を私の母にメールしてきた。びっくりし過ぎて何もできませんでした」(33歳・会社員)「子守りを義母にお願いし了承してくれたので外出したところ、義母も子どもを置いて出かけていることがわかり、常識のなさに驚いたとママ友が言っていました」(38歳・会社員)義母と価値観が合うなんてレアなケースだと思いますが、ママから見て問題行動を起こす義母もママ友トークのネタになっています。子どもを預けたのに外出する義母がいるとは! ママからしたら子どものことが何より心配だし、「預けてる意味ないじゃん!」って突っ込みたくなっちゃう!直接言いづらい義母の困りごと。ママ友トークで発散は大事!慣れない子育て、手伝わない夫への苛立ち、自分の時間が持てない辛さ。ママは日々ストレスをためがちですが、そのうえ義母の問題まで抱えているとは。義母もそのあたりを汲んでほしいものですが、価値観や人間性はなかなか変わらないものです。アラサー世代は自分で抱え込まずできるだけ共感してくれる相手に発散するようにしましょう。©Stígur Már Karlsson /Heimsmyndir/Gettyimages©JGI/Jamie Grill/Gettyimages
2020年01月08日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。結婚を機に義家族と同居を始めた私ですが、来年で同居も10年目になります。同居したばかりの頃といまでは、いろいろな変化がありましたが、今回は、うれしい変化について書きたいと思います。■同居したばかりの頃は…夫と結婚し、夫の祖母、叔母、両親との同居生活が始まりました。家族はみんな、顔を合わせれば挨拶をするけれど、外出するときも、何も言わずに出て行くし、帰宅したときも、すぐに自室へ入ってしまいます。特に義両親と夫、夫の祖母と叔母は、同じ家に住んでいるものの、ほとんど交流がありませんでした。家に人がいるのに、シーンとしている…それが私には、何とも気持ちが悪かったです。■必ず家族が「おかえり」を言ってくれた結婚する前、私は実家暮らしでした。仕事から帰ってくると、必ず家族が「おかえり」を言ってくれました。そしてお茶を飲みながら、いろいろな話をして笑いました。いま考えるとホームシックのようなものだったのかもしれません。実家の家族に会いたいな…と思ってばかりでした。実家はとても近く、気軽に遊びに行ける距離でした。しかし、同居しているのに実家に行くということが「いけないこと」のような気がしていました。同居して数年。少し寂しいと思いつつも、この家に慣れた頃…。夫の祖母が認知症と診断され、家にひとりではいられなくなりました。その後、私は成り行きで、夫の祖母のお世話をしていたのですが…■夫の祖母は大きな声で「ただいま」を言うようになった夫の祖母はデイサービスから帰ってくると、大きな声で「ただいま」を言うようになりました。さらに、義母が休みの日や、仕事から帰ってきている時は「おかえり」と言って、玄関まできてくれるようになりました。その挨拶に温かさを感じて、私はとても心地良かったです。それから数年後、夫の祖母が亡くなり、叔母も他県で過ごしている、いま… ■やっぱり、挨拶っていいな…今度は息子が「いってきます」や「ただいま」を言ってくれます。「いつか、こういう日がきたらいいな」と、結婚当初から思っていたような毎日になりました。家に大人だけになると、挨拶はしなくなるものなのかもしれませんが「やっぱり、挨拶っていいな」と思います。それから…同居してもうすぐ10年。とても居心地の良い家になりました!
2019年11月26日こんにちは、なきりエーコ改め、エェコです。風邪やインフルエンザが流行するシーズンになってきましたね。我が家も戦々恐々としながら冬を迎えます。今日はそんな体調不良のときに感動したエピソードをおおくりします。■子どもの風邪がうつるとつらい…こういうご家庭、多いと思います。子どもの風邪ってなぜか強くないですか!? そして大抵うつってしまう私…。大人だけだったら寝てればいいですが、子育て中はそうもいかないのが悲しいところ…。そして悲劇が起きます。なんと旦那以外、全員が倒れる。■旦那も休めず、買い物も行けない小学生の息子が元気だったら、心苦しいながらもコンビニなどでお弁当買ってきてもらうところですが、このときはほぼ全滅。旦那は帰りが遅く、私も高熱に浮かされて身動きが取れない状態に。もうどうしようもなく…連絡をとりました。義母さんはふたつ返事で承諾してくれました。そして…バッグやキャリーケースに、はみ出さんばかりの食材が入ってました。もうこれ見ただけで感謝の涙がこぼれそうでした。■弱った体にありがたさがしみる!こんな義母さん、ありがたすぎる!! もう涙しかなかった…。義母さんは息子3人をシングルマザーで育てた大先輩。母親業の苦労をとてもよくわかっていて、毎回会う度に「大変じゃない? 大丈夫?」と心配してくれます。子どもたちも定期的におひとりで連れ出してくれて「エェコさん、たまにはひとりでゆっくりして!」とお休みをくれたりします。そんな義母さんだから出てお言葉なのかなと思ってます。私も将来、子どもたちが結婚したらそんな義母さんになりたいなぁ。
2019年11月17日私の義母は、とってもいい人です。でも、たま~に「え?!」というようなひどいことを無意識で言うことがあります。無意識だからこそ傷付きます。しかし、何度も経験し、うまく対処できる方法を学びました。今回は、当時は泣きそうになってしまった義母のひと言と、そんな義母にどのように対処していたかを紹介します。 事件は産後間もないころに……第一子出産後、まだ間もないころのことです。昼夜関係ないうえに、初めての子どものお世話ということもあり、心身ともに疲弊しきっていた私。気が付けば一日中、授乳しているということもよくありました。 産後1カ月は義実家でお世話になっていたのですが、義父母に対し、産前のように気づかいある振る舞いができないほど、疲弊しきっていました。 「ママ……乳牛みたいだね」その状況にプラスして、胸が張ってしまい、ブラジャーをつけるのもつらい状況に。そんな私を見て、義母が「ママ、まるで乳牛みたいだね」とひと言。近くにいた義父も吹き出したくらいでした。今なら私もそのひと言に一緒に笑ってしまうでしょう。 でも、寝不足に体の痛みなど、極限状態だった私はムスっとすることしかできなかったのです。「なんてデリカシーのない人なんだ!」とひとり憤慨して、しばらくの間、根に持っていました。 後日、義母に直訴してみると……その後、「そういえばお義母さん、前に、私のことを乳牛って言いましたよね。あれ、傷付きました」と直訴する機会がありました。ところが、義母は「え? そんなこと言ったっけ? 私ったらひど~い」と笑うばかり。 そうです。やはり覚えていなかったのです。さらに、当時はホルモンバランスも不安定なうえに、疲労も重なっていたころ。私も過敏な状態だったので、「あまり深刻に受け止めてはいけないな」ということを学びました。 ちょっとカチンときたときは、カッとなっているその場で言い返すのではなく、ワンクッション置いて冷静になってから言ってみるというのもアリ、ということを学びました。これからも義母とじょうずに付き合っていきたいと思っています。 イラスト:imasaku著者:東慶子三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児経験に生かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。
2019年11月02日子育てと家事で忙しいのに偉そうな態度でちっとも手伝ってくれない、仕事ばかりして家庭を顧みない、義母の肩ばかりもってわたしの立場に立ってくれない……など、夫に対する不満が我慢の限界にきている方もいるでしょう。 「離婚」の二文字が毎日のように頭をよぎっては、「まだ子どもも小さいし……」と自分を抑え、でもストレスが溜まる毎日。そんな状況を脱するために、一度、真剣に離婚について考えてみるのも決して無駄ではありません。実際、離婚した場合、離婚せずに我慢して同居する場合、離婚せずに別居する場合とでは、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。実際の例をあげて考えてみましょう。 離婚を選ぶ場合【Aさんの例】夫との価値観の違いから離婚を決意。離婚訴訟を行い夫と離婚。現在2人の子どもをもつシングルマザー。離婚までの過程は大変だったが、離婚してよかったと思っている。 離婚を選択する場合、子どもをどちらが引き取るか、養育費をどうするかなど決定することがたくさんあり、訴訟を起こすとなると、またその手続に時間がとられ、心身ともに疲弊してしまうことがあります。けれど、最も次に進みやすくなるのもこの選択。あとがなくなるからこそ、離婚後は前を見ることに集中ができ、「すっきりした!」という声が多くあるのもこの選択です。 [メリット]・新しい未来を築きやすい[デメリット]・決断をするまでに覚悟がいる・決断をした後にも、手続きや決定しなければいけないことが多々ある 離婚せず我慢して同居する場合【Bさんの例】夫の浮気が止まず何度も離婚を考えるが、子どもが夫になついているため離婚に踏み切れず、また離婚はいつでもできるという思いから、離婚せず今の状況を受け入れることを選択。数年経ち、夫の浮気が落ち着いたこと、また再度浮気をしたところで自分がもう夫への恋心がないので、どうでもよくなってきたこともあり離婚しなくてよかったかなと思っている。 事態が好転、または自分の考え方が変わり、離婚しなくてよかったと思えることも多々あります。しかしながら、事態や自分の考え方が変わるかどうかはわかりません。状況を受け入れることができるまでは、つらい日々を送る可能性が高いのがこの選択です。 [メリット]・家庭の形を壊したくないという気持ちが強い場合、体裁を保つことができる・事態が好転した場合、家族として続けることができる[デメリット]・事態が好転するまで、つらい日々を我慢して過ごすことになる 離婚せず別居する場合【Cさんの例】「もうしない」と言っては浮気をする夫に嫌気がさし、最後通告のつもりで別居を提案。別居したてのころは、反省の色も見せていたが、結局浮気をやめないので、離婚しようと思っている。 男性に限らずのことではありますが、多くの男性は、とりあえず目の前の台風が去ってしまうことを待ち、去ってしまえば何事もなかったかのようにまた同じことをする可能性が高いです。妻がいつも「離婚する、離婚する」と言っている家庭では、夫は「この小言を聞き過ごしていれば、またいつもの状態に戻るだろう」と高をくくっている場合があります。そのため、妻から別居を切り出されて初めて「本気だったのか!」と慌てる夫は多くいます。離婚を覚悟で夫の本音を引き出すには有効な手段ともなりえます。ここで考えを改めてくれ、状況が好転することもありますが、一度は反省するものの、残念ながら変わらない男性がいることも事実です。一緒に過ごすのはもう無理だが、離婚せずに食費や養育費だけ入れてもらえればそれで良いと思っている人にとっては、良い選択となるでしょう。 [メリット]・夫の本音を引き出すには有効な手段ともなりえる・離婚をしない状況で、離婚と同じような状況をつくれる[デメリット]・事態が好転するまで、つらい日々を我慢して過ごすことになる場合がある 今の状況を受け入れるのも決断、離婚をするのも決断。どんな決断にもメリット・デメリットがあり、また、どんな決断も不正解ではありません。離婚をしてもしなくても自分でも思っていなかったような未来が開けることは多々あります。つらいときに離婚について考えることは、さらにつらいことではありますが、明るい未来を信じてあなたなりの決断をしてください。 著者:ライター カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2019年10月28日いつの時代も存在する嫁姑問題。義父母と離れているがゆえの礼儀やあいさつ、同居しているがゆえの距離感や価値観の相違など、多くの問題があります。今回は、義父母と同居している私の体験から、適度な距離感で付き合うために私が心がけていることを紹介します。 1.「初めまして」から義母に遠慮しない!長い付き合いをしていくためには、少しの遠慮と適度な主張が必要だと思います。はじめから義母に合わせすぎると、同居してからつらくなることも。私の場合、結婚のあいさつのときには同居が決まっていたので、自分の考え方を事前に話しておきました。 同じ女同士なので理解できるところもありますが、合わないところはとことん合いません。そのため、無理に合わせるのではなく、共感するところは共感し、理解できないところは気にしないようにしています。 2.譲れないことは妥協しない!義母とぶつかったときにジャッジを求められるのは、わが家では夫と子どもです。私が義母とよくぶつかっていたのは、子育てについて。孫に甘い義母をどう止めるか、本当に苦労しました。何度かぶつかり合い、子育てについて義母は口出しをしないと家族会議をして決めました。 妻として、そして母親として譲れないものは、きちんとルールを決めることで干渉するラインを明確にすることができました。 3.生活リズムにメリハリをつける!義父母と自分たちの生活リズムのすべてを一緒にすると、どこまでも窮屈になります。はじめは、リビングにいる時間や食事の時間などを合わせて常に一緒にいる状態でしたが、一緒におこなうものと別におこなうものをつくりメリハリをつけることで、同居生活がラクになりました。 しかし、自分のことだけを考えてしまうと、義母にも立場や気持ちがあるので、お互いが無理のないように融通を利かせて毎日を過ごしています。 義母との関係を築くには、主張することも大切です。しかし、自分のことだけを考えていると、義母のプライドを傷付けることになります。程よい距離感を保つためには、時間と話し合いが必要でした。周りの協力と思いやりも含めて、よりよい関係にしたいですね。著者:手塚みく三兄弟の母。義父母と同居し、異母兄弟の母として毎日奮闘中。妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆をおこなう。
2019年10月11日子どもを産んでから約2年間。子育てに口を出してくる義母が嫌でたまりませんでした。あれから6年。今では冷たく接したことを後悔しています。謝りたい、感謝したい。そんな機会がやってきたのが「義母の還暦祝い」でした。 子どもが生まれ、義母との関係がギクシャク私は夫の家族と同居しています。子どもを産むまでは良好な関係を築いていたはずが、子どもが生まれてからは何だかギクシャク。「ミルクを足したら?」など、私の子育てに干渉してくる義母の存在がストレスでした。 日に日に義母に対しての接し方が冷たくなる自分。このままではいけないとわかっていても、当時は自分の気持ちを抑えることができませんでした。そんな私の態度を義母は恐れ、必要以上に干渉してこなくなりました。 私のことを一番助けてくれたのは義母義母が子育てに干渉してこない代わりに、いざ助けを得たいときにお願いしづらくなりました。当然、冷たい態度を取った自分が悪いのですが、産後特有の気持ちも理解してもらいたかった……。 でも結局のところ、私のことを一番助けてくれたのは義母でした。わが子が重度の病気にかかったときに救急車を呼んでくれたのも義母、私が仕事に行くために病気のわが子のお世話をしてくれたのも義母でした。 還暦祝いの場を借りて「お義母さん、ごめんなさい」あれから6年、私は当時のことを謝れないままでいました。そこで義母の還暦祝いに気持ちを伝えようと決心! お店を予約し、家族全員で食事をしました。義母は終始にこやかでした。 ドキドキしながら「謝りたいことがあるんです」と切り出し、当時冷たい態度を取ったことを謝りました。そして言葉に表せないくらい感謝の気持ちでいっぱいだということも。義母を見ると涙が頬を伝っていました。 義母は「こちらこそ干渉し過ぎて悪かった」と言ってくれました。今まで胸につかえていた気持ちが軽くなった気がしました。食事の最後に撮った家族写真には、泣いて目を腫らした義母と私が。これもいい記念になったのかなと思っています。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年08月22日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは。渋谷です。前回に引き続き、今回は「子どもに言われてうれしかったこと」についてです。で、どんなことを言われてうれしかったっけな~と考えてみた所…■思い出そうとしてみたけれど…「これといってとくになかった」でした。しかし、「こう言われてうれしかった」という特定の言葉はなかったものの、「今日幼稚園どうだった?」「なにしたの?」というたわいもないコールに対するわが子のレスポンスが、「わが子の成長を感じる」という点で何よりもうれしい言葉なのかもしれません。
2019年06月26日んぎまむさん、無痛分娩で点滴・陣痛促進剤、硬膜外麻酔をおこない、いよいよ出産かと思いきや、子宮口9cmのところでまさかの緊急帝王切開で出産! 改めて入院生活をすることになった部屋は、最初に割り当てられた部屋と違う。 全自動ベッドで、同室の人たちは帝王切開や産後の体調がよろしくない患者たちだ。 産後、経腟分娩でも、点滴スタンドを杖にして歩く人が多いようで、マッマも部屋到着時にすすめられたものの、あったほうが逆に姿勢がうまくいかず、一見スタスタ歩いていたのだ。 初回の移動は散々だったものの「痛くない角度」を見つけ、支えなしでトイレに行き、赤ちゃんステーションまで歩いていると「えっ!? もう歩けるの!?」と逆に驚かれた。 監修/助産師REIKO※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年06月17日親の高齢に伴い、同居の話が出てくることがあります。なかには「親と同居したくない」と思う家族もいるでしょう。同居は、経済的な援助や親と子どもを同時に見守ることができるため、メリットがないわけではありません。メリットを活かしつつ、デメリットとなる部分を回避できるように同居前に話し合いを持つことが必要不可欠です。■ 同居を始めた2家族の体験談体験談1Aさん(当時34歳)宅は、夫(当時39歳)と子ども4人の6人家族です。家を建てたことで、ご主人が両親と同居したいと言ってきました。建てた家は二世帯ではないため、Aさんは嫌でしたが、ご主人の強い希望もあり、高齢の義両親と同居することになりました。生活習慣全般が違うため、相当苦労したそうです。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)Aさんは、「話し合いの場を夫とも義両親とも持てば良かった。救いは子ども達が手伝ってくれることと、義両親が子ども達をかわいがってくれることですね」しかし、その2年後介護が必要となりダブルケアをすることになったそうです。体験談2これは筆者宅の話です。筆者は、結婚前から義両親と同居したいと夫から言われていました。Aさんのことを聞いていましたので、最初は夫と、その後で義両親を交えて話し合いをしました。生活習慣の違いがあることはわかっていましたので、生活のこと・家事分担・生活費の負担について主に話し合ったのを覚えています。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)特に介護のことは「お世話ができないので、介護が必要になったら、専門の人にお願いしたいと考えています」と伝えました。義母からは、「お互いの生活がありますから、干渉のし過ぎには注意します。でも、困ったことがあったら協力してほしい。介護のこともわかりました」と言われました。それから15年、大きないざこざもなく生活できています。■ 話し合いは「夫婦のみ」「両親を交えて」の最低2回はするべき!私の経験上、「夫婦のみ」「両親を交えて」の2回は最低でも必要です。夫婦である程度、同居する際の決まり事などを最初に話し合います。shimi / PIXTA(ピクスタ)なるべく、同居を希望する側が、お願いする側と条件を一致させておくようにしましょう。両親を交えて話し合いをする際もお互いの条件をしっかり言い合うことが大切です。Taka / PIXTA(ピクスタ)そうしないと、どちらかが後になって「聞いてない」なんてことになり、揉め事に発展する可能性が出てきます。特に、生活し始めたときに共用となる部分についての利用状況は、良く話し合うようにした方がいいです。■ 同居前に話し合っておく大切なポイント夫婦間では本音で話し合いますが、次のポイントは必ず話題に出して答えを出すようにします。金銭面の負担両親の生活パターン介護になった際のこと(主に女性側にのしかかってくるものですので必須です)これらをメインに話し合いましょう。Rina / PIXTA(ピクスタ)両親を交えての話し合いの際は、以下のことを話題に出しましょう。金銭面のどこを負担し合うか(家屋の保険・水道光熱費・食費など)家事分担(夕食の準備を頼めるか、洗濯物は別で洗うかなど)介護関係(妻側がお世話をできるか、ディサービスなどを利用したいのかなど)お互いのやり方に口を出さないことなどです。bino / PIXTA(ピクスタ)介護は今すぐに必要になるものではありません。そのため、「今そんなことを言わなくても……」と言われることもあります。しかし、同居するとほとんどの場合、負担は家族にのしかかってきます。前述で紹介しました体験談のAさんの例もありますから、最初に話をしておくことは大切です。そして、一緒に住み出すと、家事育児に口出し(干渉)をすることがほとんどです。これが原因でいざこざが起こります。そうならないためにも最初に言っておくことは大切です。maroke / PIXTA(ピクスタ)いかがでしたか。同居を始めると、価値観の違いや食生活など、さまざまな違いが出てきます。話し合ったとしても、小さいことは生活を始めないとわからないこともあります。そこから少しずつすり合わせていくものですが、基本的な部分だけはしっかり話し合っておきましょう。
2018年09月27日3時間弾丸トークにゲッソリ、同居匂わせにヒヤヒヤ…嫁姑バトル勃発!? お義母さまとの同居にまつまわるエピソード!結婚すると大なり小なり嫁に付きまとうのが同居問題ですよね。結婚当初から同居が決まっていた人、今まさに迫られている人、最初からしないと決めている人…などなどそのシチュエーションは十人十色。今回は、同居してよかった、すったもんだの末同居を解消した、コレで同居を阻止したなど、みなさんから寄せられた「お義母さまとの同居にまつまわる赤裸々エピソード」を紹介します。2018年7月18日~8月20日、あんふぁんWebでアンケートを実施。回答数:159件イラスト:春吉86%匂わせにヒヤヒヤ… 同居したくない!夫が転勤族だが、義母に「ここらへんなら土地はたくさんあるわよ〜」と遠回しに家を建てるなら義実家の近くと言われる。同調せず聞こえてないふりをした(笑)(もも)事あるごとに自分の友人の同居の話をする義母。さらっと受け流しているけど…(まいこ)結婚が決まった時、義父母が二世帯住宅はどうかとほのめかしてきた。口でうまく伝える自信がなかったので、夫に絶対に無理という趣旨の手紙を書いて渡した。今のところ同居はない(あちゃぴん)離れて暮らしているので同居とは無縁だと思っていたが、先日、年取ったしそっちにいこうかしらと言われビクビクした! 愛想笑いで話を流した…(ありちん)セーフ! 同居しなくてよかった〜家を買う前、義父母との同居も考えたが、義姉や義弟もいたので、私達家族のみで買う事にした。今思うと同居しなくて大正解かと。夫の両親にはあまり不満はないが、義姉がまだ結婚もせず家におり、手伝い等をされない姿を見てると腹が立つので…(ラスタ。)夫が長男なのでいずれは同居をすることが結婚の条件だった。でも、結婚してから話し合い、同居ではなく車で5分ほどの距離に家を建てた。会おうと思えばすぐに行けるし普段は干渉されないので、お互いに気を遣わずいい関係でいられる(ぴっころりん)義実家の横の母屋を潰して新居をと言われたが同居は嫌だったので、早急に土地を購入し結果的に大成功!(ちきちきちきん)先手必勝!! コレで同居を阻止しました婚約中、新居の話になると義実家が住んでいる築浅分譲マンションを勧められ、空いているモデルルームの見学予約まで入れられて、強引に内覧に行かされた。見学の際、担当者に「同一マンション内での別居は全く考えていませんので」とキッパリ断り、通勤の便と予算が合わないことを理由に、とっとと別の家を契約した(スープが冷める距離子)絶対に同居したくないので、同居するなら私の両親も同居すると夫を脅している(ありちん)亡き母が生前よく「お姑さんと同居するのは絶対にダメ! これ私の遺言ね(笑)」と冗談っぽく、でも本気で言っていた。そんなこともあり、結婚前夫に「どんなことがあっても絶対に同居しないから!」と宣言。ふたを開けてみれば義母が同居嫁で苦労したため“絶対にお嫁さんとは同居しない”主義だったので、同居の心配はゼロだった。お義母さまありがとう!!(おかごえ)涙なしには語れない…!? 同居嫁の苦労同居して早5年目。価値観や育った環境も異なるので生活しにくい部分がある。義母はお掃除や片付けが苦手なので、片付けは私が担当せざるを得ない。が、義父母の物は自分達で管理してほしい。お風呂もキッチンも別がよかったなぁと思う。(んぷ)買い物が大好きな義母。家にあるものでも、安いとついつい買い増ししてしまい、野菜などは使わないまま傷んで捨てることが多々ある。さらに先日、むいてもむいても緑色のじゃがいもをもったいなからと使っていた(後で調べたらそれは毒とのこと)。授乳中などは母乳を通して赤ちゃんに行くと思うと怖い…(えるちゃん)自分の家だという認識が根底にあるので、子どもが壁を傷つけたりするとすごく怒るし、何か壊れたり汚れたりしているとすぐ大騒ぎになる。キッチンも基本自分の場所だからほかの人が料理していてもぐいぐい入ってきて自分のことをしようとする。それでほかの人を邪魔呼ばわり!(それでも感謝)4年前に結婚し、夫が長男のため実家で同居をスタート(義母、夫、私の3人暮らし)。初対面の時から、お話し好きなんだなぁと思っていたが、とにかく話し出したら止まらない。こちらが席を立つか、話を遮らない限り平気で3時間は話す。しかも、話の内容はいつも全く一緒…。だんだん聞いているふりが得意になってきたがストレス!(みなみ)貴重なケース!? うちは円満同居です!夫の両親と水回りは別、玄関は共同の二世帯住宅に住んでいます。義父母は特に干渉をしてこないし、仕事で多忙の時や急病の時に子どものことを見てくれるので、とても助かっている(とら)義祖父母+義父母+私達(子ども含めた4人家族)の三世代同居。完全な三世帯住宅というわけではないが、キッチンやトイレ、お風呂はそれぞれ別に作ってあるので気を遣わなくていい。また、平日の朝食は作ってもらえるので、義父母と私達家族が一緒に食べている。他にも子どもの面倒をみてもらえるなどいろいろ助かる面も。実母とは仲が悪いこともあり、義母には本当の母のように甘えている(さくらんぼ)外国人である義母とは文化や生活スタイルが違うためぶつかることもあるが、一生懸命に互いの文化を勉強して受け入れたり、お互いの母国語ではない英語で伝える毎日。泣きそうになる時もあるが、必ず最後はハグしてくれるので円満に終わる(Maria)同居を拒否されるパターンもうちの場合、義母が一人暮らしなので同居をこちらが切り出すと、共働きしている私達から家事を押し付けられると思ったようで、同居を遠慮された(苦笑)(ちぃ)同居について話題に出た時、義母から「同居はごめんだわ」と言われ安心した。私もあなたとの同居は「ごめんだわ」なんで!(はやまる)もう無理!! 同居解消しました家政婦さん?と思うくらい、休憩しようと部屋に戻るとまた呼ばれて掃除、また休憩しようかなと思ったら買い物に行かされ、休憩する間もなく夜になっていた。2年間我慢した結果、近くに別居することになった(pan)結婚と同時に同居の予定だったが、引っ越す1週間前になぜか「しばらくは2人でどうぞ」と急変。子どもが生まれてから義母の希望通り同居したが、1日中泣く赤ちゃんに苛立ち、新生児に怒鳴り付ける始末。義母の気まぐれに振り回され、夫とも険悪になったため、開始から5日で同居を解消した。無駄な出費をさせられ、経済的にも辛かった(りんねこ)デキ婚で双子妊娠中、経済的にも精神的にも不安だったので義母と同居した。義母はかなりマイペースで双子出産後のサポートもあまりなく、気を遣うばかりでストレスがかなり溜まり、夫婦喧嘩も増加。同居は1年で解消し、別々に暮らすことに。今は年に1、2回しか会わないので特にストレスなく、いい関係を保っている(双子ママ)
2018年09月19日これまで2,000頭を超える動物を保護し、新しい家族とのマッチングをしてきた動物保護団体ランコントレ・ミグノン主宰の友森玲子さん。前編記事では、ご自身が幼少時にどう動物と過ごしてきたかを中心に伺いました。後編は、家庭のなかで子どもと動物がうまく共存していくための心構えや注意すべき点について。“動物が先”か“動物が後”か、動物を迎え入れる時期によって、親として考えておくべきことに違いがありそうです。友森玲子(とももり・りょうこ)さん1977年、東京生まれ。東京都動物愛護推進員、トリマー、動物看護士、ペット栄養管理士、サプリメント管理士、リンパケアマスター。動物病院に勤務後、2002年にペットサロンを開業。07年、動物愛護団体『ランコントレ・ミグノン』を立ち上げ動物の受け入れと譲渡を開始、600人に及ぶボランティアとのネットワークを築く。14年、ペットサロン、クリニック、保護施設が一体となった『ミグノンプラン』をオープン。年間何頭の動物を保護できたかを報告する異例の株主総会が話題に。動物の保護活動に楽しく真摯に取り組んでいる。HP: Facebook: rencontrermignon2 Instagram: @petmignon ■動物のいる家庭に赤ちゃんが加わる“動物が先” の場合ママが出産直後は、突然あらわれた赤ちゃんの存在で動物にストレスがかかるといわれているものの、その期間さえ上手に乗り越えれば、基本的にさほど心配はいらないようです。「環境にすでに動物がいると、それが当たり前すぎて、子どもは動物に対して過剰な興味をもたないんです。心配する親御さんもけっこういらっしゃいますが、私がこれまでいろいろな動物を保護してきて感じるのは、精神が安定していればどんな動物も幼い個体に対して優しいということ。守るべき対象だと本能で理解しているようです。だから、子どもとの関係は意外にうまくいくケースが多いですね」ただし、動物と赤ちゃんをいきなり引き合わせるのはNG。まずは赤ちゃんの鳴き声を隣の部屋で聞かせて、動物が興味をもって自分で見にくるまで放っておくのがいいようです。無理やり引き合わせたり、並べて一緒に写真を撮ろうとしたりするのは論外! 犬でも猫でも、一発で子どもが苦手になってしまう可能性大です。その動物なりに新しい家族を受け入れるタイミングがあるので、辛抱強く委ねましょう。■子どものいる家庭に動物を迎える“動物が後” の場合一方、こちらは注意が必要。子どもが動物に干渉しすぎてストレスをかけてしまうことが多々あります。動物を迎え入れる際には、子どもが自制できるかの見極めが重要です。たとえば、譲渡会に訪れて多数の犬猫を前にしたとき、触りたい気持ちを抑えられるかどうか。人間と同じで、犬や猫だって知らない人に突然触られるのは怖いもの。また動物は、一時預かりボランティア宅など普段はそれぞれ別の場所で暮らしているので、触ることで感染症をばらまいてしまう事態にもなりかねません。「そういう理由で、譲渡会ではやたらに動物に触らないようにとお願いしているんですが、それを聞いて納得して我慢できる子もいれば、自分の気持ちが勝って、親の目を盗んで触ってしまう子もいます。でも見ているかぎり、親子関係がうまくいっている人は、子どもに対する説明も往往にして上手ですね。すると子どもはちゃんと納得して、むやみやたらに触ったりはしないんです」まずは動物を前にしての親子でのやりとりが、実際に動物を迎え入れられるかどうかの判断基準になりそうです。そして、動物の寿命が尽きるまで続く彼らとの生活についても事前にイメージしておかなければなりません。いざ動物を迎えたら、子ども天下ではなくなります。ときには動物優先になる場面だって出てくるはず。そんなとき、子どもがきちんと我慢できるかどうか。それによって不満を溜め込むのではなく、動物のためになって良かったなと思えるかどうか。これは言い換えれば、動物と暮らすと、自制心やストレス耐性を養うことにもなる、ということでしょう。■家族みんなが幸せになるために。必要なのは「親自身の理解」愛情も、社会性も、死生観も。動物とともに暮らすことで学べることは限りなくあります。「相手の立場になって、理解する。共感や想像の力がつくので、子どもが動物と暮らすのはとてもいいと思います」と友森さんも言います。ただ、親に理解がないと、子どもが動物にストレスを与える行動をしてしまい、それに動物が反撃して咬んだり引っ掻いたりして、子どものほうも動物を嫌いになって……という悪循環に陥ってしまい兼ねません。だからこそ、なんでも無邪気に欲しがる子どもに対して、親が教えることにしっかり責任をもち、時間をかけられるかどうか。子どもに対してというよりも、親としての自身への忍耐と覚悟が必要なのかもしれません。加えて「子どもは、親のやっていることをしっかり観察しているんですよね。親が動物の世話をていねいにしていても、なおざりにしていても、子どもは見て、真似をします。自分たちが子どもにいいお手本を示す時間的、体力的余裕があるかが大事です」。■最期まで向き合うまた、子どもが小学校に上がったタイミングで、犬や猫を飼おうと考える人も多いのでは? そんなときには、子どもの成長と動物の寿命を照らし合わせて人生設計をしたほうがいい、と友森さん。たとえば犬の寿命が15年ほどだとすると、子どもがちょうど大学受験の頃に、犬が病気になったり介護が必要になったりする齢になります。家庭内で大変なことが同時期に重なってしまう。中年の犬猫を飼うことがおすすめなのは、そうした理由もあるのです。「そうすると、子どもが中高生の思春期に犬猫は寿命を迎える。その頃ならば子どもはまだ実家にいて、最期のときに立ち会うことになりますよね。どうやって動物の病気や介護と向き合うか、どう看取るか。そこまで体験することで初めて、動物を飼ったことによるすべてを学べると思うんです」中年の動物を迎える良さは他にもあります。子犬を飼った経験のある人には自明ですが、いたずらはするわ、粗相はするわ、そのエネルギーの高さといったら想像以上! 投げ出したくなるほど世話が大変なのですから。「ただでさえ子育てで手一杯なのに、子どもも動物も大騒ぎではものすごーく大変(笑)! せめて動物のほうだけでも落ち着いていてもらえれば、ずいぶん楽だと思いますよ」■選択肢があるということ動物を飼いたいと思ったとき、保護動物を迎えるという方法があることを知っていますか? ランコントレ・ミグノンをはじめ動物保護団体は全国にあり、ホームページで保護動物の情報を発信したり、譲渡会を開催したりしています。保護動物には、飼育放棄や迷子だけでなく、被災した子たちもたくさん。あなたが新しい飼い主になることで、行き場を失ったそんな彼らに道が開かれます。 「小学校に出張授業の“いのちの教室”をしにいくことがあるのですが、そこで子どもたちと話すと、病気や老齢の動物に対して理解があって、抵抗なく受け入れてくれるものだなと実感します。子どもが初めて飼う動物だから子犬・子猫がいいに違いないって親は勝手なストーリーを描きがちなんですけど、実際、子どものほうはこだわっていないと思いますよ」我が家の雰囲気と波長が合う子や、ライフスタイルと合う子。個性豊かな動物たちのなかから、あなたのおうちにぴったりな1頭との出会いがきっとあります。そうすれば、あなたも動物も、家族丸ごと、もっとハッピーになるに違いありません。いぬねこなかまフェス2018~動物愛護週間に集まろう~友森さんが代表を務めるミグノンプラン主催による、動物愛護について広く知ってもらうためのイベント。各界の動物好きが集まり、講演やライヴなどが披露されます。チケットの売上利益はランコントレ・ミグノンで保護している動物たちの医療費やシェルターの家賃、ドックトレーナーの人件費、フード代に使用されます。日時:2018年9月9日(日)場所:昭和女子大学人見記念講堂出演者:akiko、石田ゆり子、糸井重里、スティーヴ エトウ、坂本美雨、清水ミチコ、鈴木杏、椿鬼奴、富樫春生、畠山美由紀、町田康、水越美奈、矢崎潤、渡辺眞子、友森玲子問い合わせ:ディスクガレージ 050-5533-0888(平日12:00-19:00)※2018年度イベントは終了しました→ ※2021年度の「いぬねこなかまフェス」チケット情報 >> 『ミグノンプラン』について動物病院、保護シェルター、ペットサロンを備えたミグノンプランは、東京メトロ北参道駅からすぐ。犬、猫、うさぎの譲渡会は第2日曜日、第4土曜日に開催しています。現在、トリマーとボランティアを募集中!住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-5譲渡会などの詳細は HP をご確認ください。
2018年08月31日綾瀬はるか主演、竹野内豊、佐藤健らの共演で義母と娘の10年にわたる愛と成長を描くTBS火曜ドラマ「義母と娘のブルース」の第5話が8月7日に放送された。前回のラストで娘・みゆきの前で倒れた良一…試練を迎えた宮本家の姿が描かれ、今回もSNS上に感動の声が溢れている。何事も“仕事の基準”で解決しようとするバリバリのキャリアウーマン・岩木亜希子は、数年前に妻と死別、娘・みゆきとともに生きてきたライバル企業の社員・宮本良一と結婚。実はこの結婚には“ある理由”があった。実は良一もスキルス胃ガンに侵されており、娘を託せる存在として良一は亜希子に結婚を願い出たのだった。亜希子は部長の地位を捨て“母”になる決意をする。最初は亜希子を拒んでいたみゆきも徐々に心を開いてきた矢先、良一が倒れてしまう…というのがこれまでのあらすじ。亜希子を綾瀬さんが、良一を竹野内さんが演じるほか、毎話様々な職業に転職して夫婦の前に現れる青年・麦田章を佐藤さんが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。物語もいよいよ中盤戦。7日放送の5話では良一が放射線治療のため入院することに。みゆきに心配させないため骨折ということにし、なるべくお見舞いもさせないようにする亜希子だが、入院してる良一の体を拭くことを恥ずかしがるなど妻としての役割を果たせていない自分に気づき激しく猛省。さらに検査結果が芳しくない良一が、亜希子に辛く当たったことで落ち込んでしまう。そんな折、亜希子は良一の会社から、代役としてかつてのライバル企業での“職場復帰”を求められてしまう。治療は成功し、帰宅した良一と亜希子にみゆきは「3人で一緒に寝よう」と提案。亜希子が本当の意味で宮本家の“家族”となるまでが描かれた。今回も“泣かせまくる”展開となった本作。SNS上には「毎回泣けるかよ超激名作ドラマ」「こんなにいい話になると思っていなくてわんわん泣いてる」などの反応が多数。より家族の一体感が生まれていく展開に「ステキな夫婦、ステキな家族になってきた」「癌と戦う家族になってから涙が止まらない」といった声もたくさん寄せられている。さらには「今日最終回にしよ!!!幸せのまま終われ!」と竹野内さん演じる良一が無事なままハッピーエンドを迎えて欲しいというツイートも数多くタイムラインに上がっている。次回の第6話からは「後半戦」。現代を舞台に高校3年生に成長したみゆきと亜希子の物語が描かれる模様。8歳から18歳へ。この家族がどんな10年を過ごしてきたのか。来週も見逃せない「義母と娘のブルース」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2018年08月07日桜沢鈴による義母と娘の愛と成長を描いた名作4コマ漫画を綾瀬はるか主演、竹野内豊らの共演でドラマ化した「義母と娘のブルース」の第4話が7月31日オンエア。綾瀬さん演じるバリバリのキャリアウーマンだった岩木亜希子が“ある理由”から、ライバル企業の平凡な社員で、3年前に妻と死別、1人娘・みゆきとともに生きてきた男性・宮本良一からプロポーズされ結婚。畑違いの家事や育児に一生懸命に奔走しながら、家族と過ごした10年間を描く。良一役を竹野内さんが演じるほか、毎話違う職業につくフリーターの麦田章役で佐藤健。良一の娘・みゆき役で横溝菜帆、亡くなった良一の元妻・愛役で奥山佳恵、そのほか浅利陽介、麻生祐未、村本大輔らが出演している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第4話ではついに亜希子と良一がなぜ結婚したのか、その理由が明かされた。4話の冒頭は良一が病院で医師から検査結果を聞くシーンでスタート。治療を勧める医師に対し良一が「母親の時のような辛い思いを娘にさせたくない」と拒む様子から、良一が命に関わる病を患っていることがうかがえる。その後学校から帰ってきたみゆきから偽装結婚を疑われた亜希子と良一は、「林間学校明けに馴れ初めを話す」となんとかその場をしのぐのだが、ママ友たちからも関係を疑われる始末。2人は“初デート”でみゆきに対し、結婚までの経緯についてどう話すか考えることに…というのが4話の展開。その過程で明かされた結婚の真相、それは良一がスキルス胃ガンで余命いくばくもなく、亜希子になら娘を託せると考え結婚を申し込んだというものだった。今回は竹野内さん演じる良一の優しさとその裏側にある愛の深さがにじみ出たストーリーになっており、「竹野内豊がイイ男すぎてつれぇ~」「穏やかで柔らかい空気に包まれた笑顔が素敵」「ここへきてこんなに竹野内豊がすてきだとは。と思っている」「この竹野内豊はずるい」など、竹野内さん演じる良一を絶賛する声がネットに溢れかえる事態に。2人はみゆきにはまだ“真相”を隠すつもりのようだったが、ラストでみゆきの自転車の練習中についに良一が倒れてしまう。次回予告では病院の空のベッドを前に座り込む亜希子の姿も…次回が気になる「義母と娘のブルース」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2018年07月31日7月10日、『義母と娘のブルース』(TBS系)がスタートした。第1話で描かれたのは、綾瀬はるか演じるキャリアウーマンの岩木亜希子が、竹野内豊演じる子持ちのサラリーマン・宮本良一との結婚を決め、一人娘のみゆきと打ち解けようと奮闘する物語。仕事はできるが、子どもの扱いに不慣れな亜希子は、みゆきに対してクライアントを接待するかのようにアプローチ。実直かつ論理的にみゆきに受け入れてもらおうと努力する亜希子の姿に、私たちが気づかされたこととは?■キャリアウーマンが義母になるためには「はじめまして。わたくし、このようなものでございます」と頭を下げて名刺を差し出す。よくあるビジネスシーンだが、相手が8歳の少女だから普通じゃない。『義母と娘のブルース』は桜沢鈴の同名4コマ漫画を連続ドラマ化した作品で、物語は娘のみゆきが回想するかたちで進んでいく。舞台は2009年4月。仕事ができるバリバリのキャリアウーマン・亜希子(綾瀬)が子持ちのサラリーマン・良一(竹野内)と結婚することとなり、初対面のみゆき(横溝菜帆)にとったのが、この名刺を差し出すという行為である。視聴者からすると「ププッ」と吹き出してしまうシーンだが、小学3年生の少女が、突然「新しいママになる人だよ」と紹介されても「はい、そうですか」と受け入れられるはずもない。それは、ビジネスライクでかしこまった亜希子だからというわけはなく、どんな相手であれ、自分のテリトリーにそうやすやすと受け入れることは難しい。それが新しい家族になる人、とりわけ義母という立場であればなおさらである。■仕事で百戦錬磨でも子ども心をつかむのは厳しいドラマの見どころは、なんといっても仕事では百戦錬磨の亜希子が、子どもの心をつかむために試行錯誤する姿。相手の懐に入るためには、まずは相手を知らなければいけないと、子ども向けの雑誌や“子どもの心理学”といったネット情報を読み漁る。そして、彼女が導き出したのは“つり橋効果”に期待してアスレチックに出かけるという天下分け目の戦い。危険な状況からみゆきを救うことができれば、少しは打ち解けることができるかもと画策したことだったが、あえなく惨敗してしまう。だがその後、みゆきがいじめにあっているという情報を入手し、「相手を攻略するにはリサーチを行うべし」「ボスと交渉するのが一番早い。十分に交渉の余地がある」と、解決策を的確にアドバイスしたことで状況は一転。みゆきは、亜希子が書いた宮本家への入社意欲を示す「履歴書」への返事として、良一の指導を受けながら「採用通知」を発送するのだった。■親と子のメリット・デメリット亜希子が考えた、みゆきに受け入れてもらうために必要なのは「メリット」を感じてもらうこと。ドラマでは「ブリオッシュが食べたい」という娘に「わがままだなぁ」と母が折れるシーンが映し出されていたが、意識していないとはいえ、少なからず幼い子どもは親と一緒に過ごすことに「メリット」を感じているはずだ。一方の親は、子どもがいることによって自分の自由を奪われたり、お金もかかったりと、意外にもデメリットを感じることも多い。では、どうして親は子どもを受け入れられるのかと考えてみると、「愛する子どもがここにいる」それこそが最大かつ唯一のメリットなのかもしれないと思えてくる。亜希子の思う「結婚のメリット」が一体何なのかはまだ明かされていない。だが、ビジネスとは違い「一緒にいることそのものがメリット」と言えるのが家族であり、これから宮本家も少しずつそのカタチへと近づいていくのだろう。『義母と娘のブルース』では、亜希子が母親になるために一生懸命に娘を愛する10年間を描いていく。お互い“異物”であった存在が、メリット・デメリットに囚われない関係になっていくまでの道程は、義母と娘という関係だけでなく、多種多様な人間関係の中で生きる私たちにとって、新たなバイブルとなりそうだ。■竹野内豊、綾瀬はるか、佐藤健の関係性は謎だらけ!?気になるのは、良一と亜希子の関係性。二人きりで話しているときも結婚するほど気心の知れたパートナーには見えず、さらに良一は結婚について「亜希子さんにとって大してメリットのある話じゃない」と話し、一方の亜希子は「私なりの大きなメリットを感じてこの結婚に取り組んでいるんです」と答えるなど、損得を考慮して動いている時点で何らかのヒミツがあることは間違いない。さらに、忘れてはいけないのが佐藤健演じる麦田章の存在。仕事をコロコロと変えるフーテンのダメ男が、宮本家とどう絡んでいくか。どうやら「麦田ベーカリー」の息子のようだが、まだまだ展開が読めないだけに期待は膨らむばかりだ。第1話のラストでは、亜希子が空気を読まずに“お礼”の腹芸を披露したせいで、みゆきが「こんな人、知りません」とそっぽを向き、結局振り出しに戻ってしまった二人の仲。だが、次回はいよいよ義母と父、そして娘の同居生活がスタートする。母親になるために必死で努力する亜希子の姿は、みゆきの心を動かすことができるのか。『義母と娘のブルース』第2話は、7月17日夜10時から放送。TBSテレビ 火曜ドラマ『義母と娘のブルース』火曜よる10時から
2018年07月16日