チームラボキッズ代表松本明耐さんチームラボの教育プロジェクト「学ぶ!未来の遊園地」の運営会社として2013年に設立されたチームラボキッズ株式会社の代表。プライベートでは3児(9歳、7歳、1歳)の父。世界各国で常設展や企画展を行っているチームラボ。1万㎡もの広大なスペースに約500台のプロジェクターとコンピューターが稼働し60を超える作品が展示されている「チームラボボーダレス」は、これまでにない新しいミュージアムとも評され見どころもたくさん。そこでチームラボとして子どもたちに伝えたいメッセージを、チームラボキッズ株式会社の代表であり自身も3人の子育て真っ最中でもある松本さんに聞いてきました。大切なのは世界を身体的にとらえ、共同で創造的な体験をすること子どもたちにとって「チームラボ ボーダーレス」はどういった場所なのか。企画に携わった松本さんから教えていただけますか?松本:これまでチームラボは「共同で創造的な体験をする場所として、学ぶ!未来の遊園地という教育プロジェクトを行って来ました。これは、「一人でやるよりも、他者とともに何かを創ることは素晴らしいよ」と子供に感じてもらうことを一つの目的にしています。そしてそれは、チームラボそのものでもあります。というのも、これまでチームラボの作品は様々な職種のプロフェッショナルが集まり、共同で創造的な作業をしていく中で生まれてきました。作品を1つ完成させるにあたっても、エンジニアや建築士、センサーエンジニア、デザイナーなど多くのメンバーの力を集結して作っているんです。今回の「チームラボボーダーレス」は、それらの作品群を擁する巨大なミュージアムです。「自分1人ではなく他者がいるからできること」の重要性を伝えたい、ということなんですね。松本:はい。でもそれは「チームラボだから」という特別なことではないと思います。誰しもが社会に出たら基本はチームで仕事をすることがほとんどで、どんな職種であっても1人で何かを解決するというシーンは少ないと思っています。チームの中で他者と互いに影響を与えあってプロジェクトを遂行し、そうして仕事を進めていく。かたや学校の教育現場で考えると、宿題や試験など個人でやることがものすごく多く、チームでやることは文化祭の出し物や部活など限られている。チームでものづくりをするという経験は社会に出た時に必ず力になるし役立つのに、かたや教育現場ではその体験が非常に少ない。そこに対する疑問だったり、チームラボの根幹にある「みんなで一緒に何かを作るのは楽しいし、素晴らしい」という考え方を、社会に対して提案できたらいいなと思っています。“共創の体験” が観るだけ、ではなく身体を使ったものという点も斬新でした。松本:「身体性」は重要なキーワードです。今の子どもたちってスマホが大好きですよね。でも、小さな子が1人で時間を忘れてスマホに没頭し続けている状況ってどうなんだろう?指と脳だけじゃなくて身体的に世界を感じていく機会が、もっとあったらいいと思いました。そうした背景があって、これまで以上に身体を通じた体験ができる空間を意識されているんですね。松本:「未来の遊園地」を4年ほどやり、新たなプロジェクトとして、「チームラボアスレチックス 運動の森(以下、運動の森)」を始めました。ここでは子どもたちに脳だけではなく “身体を通じて世界に触れ、理解してほしい” というテーマを掲げています。例えば現代の都市は圧倒的に平たい空間で作られていますよね。地面も平らで坂道など多少の凸凹はあっても大予想がつく範囲内です。知らない街に行ったとしても「次の角を曲がったらコンビニがありそうだ」と大体は想像がつくし、スマホを見ながらでも歩くこともできます。しかし、山や森など自然に足を踏み入れると地面は整備されていないし、丘の向こうには何があるかわからない。当然スマホを見ながら歩くなんて不可能です。でも実は、そうした複雑な環境に身を置いた方が脳と身体を使って処理しなければならない情報が増え、より高次元でものごとを捉えられるようになります。この “立体的に物事を考える能力” が、人間を強くしていくんだと僕らは考えています。確かにボーダレスは2mもの高低差があるエリアや、そもそも道順がないなど、「この先はどうなっているんだろう?」という好奇心を刺激されました。また、1つの作品が複数の部屋にまたがって存在しているという構成も斬新でした。松本:今回は、館全体が1つの作品という構成になっています。デジタル技術で壁に映し出された蝶やカラスは部屋をまたがって移動していくので、たとえ同じ部屋にずっと居たとしても、時間により目の前に現れる作品は異なります。なので、一つの部屋にとどまって色々な作品を見ても良いし、移動する生き物について行き色々な部屋に行っても良い。そして作品はその空間にいる私たちからも影響を受け変化していくので、二度と同じ世界は有りません。“鑑賞者の存在によって作品が変化していく” というのが面白いですね。松本:ボーダレスでの体験がきっかけで、他者の存在をポジティブに考えられたらと思っています。例えば、美術館で作品を鑑賞する時、混雑していると他人に対して「作品が見えないし邪魔だな」と思うのが普通だと思います。でも、僕らの場合は “他者がいる” と作品が豊かになる。例えば「花の部屋」では人が多ければ多いほどが花が咲き、あるいは散っていく。水の流れは割れ、書は世界を創っていく。そうやって、他者を肯定していく体験を通じて、実際の社会でも、他者をもっと理解し肯定していくきっかけになるのではないかと思っているんです。子育て中の親の希望として「子どもをアートに触れさせたい」と考える親も多いですが、何かアドバイスはありますか?松本:文化的教養に触れさせようとする親は多いと思いますが、子どもにとってみたら「それがアートかどうか」というのは関係ないとおもいます。純粋に面白い形や美しいものを見せたり、新しい体験をさせたり。だから頭でっかちに「アート!」と考えなくていいんじゃないかなと思います。「未来の社会では答えのないものを解決する力が重要」とよく言われています。そうした時代に生きる子供たちに、ボーダレスで体験したことで何かヒントが得られればいいなと思います。何を美しいと思うかはバラバラでいい。ボーダレスを体験して「正解は1つじゃなくていいんだな」と肯定されているように感じました。あらかじめ決められた正解が1つしかなかったり、勝ち負けの価値観しかない社会は少し息苦しいのかな、と思うので。松本:社会に出たら正解は一つじゃない。例えばひとくちに「書店」といっても、インターネットで本を売るのも正解だし、かっこいいカフェ付きのこだわりの本屋だって正解。チームワークでなにかをするといっても「何を美しいと思うか」はバラバラでいい。だってそれが他者を肯定的に捉えることに繋がっていきますから。松本さん個人のお話として、実際にパパになったことで仕事に生かされていると感じることはありますか?松本:めちゃめちゃ影響ありますよ。そもそもチームラボが「お絵かき水族館」のような教育事業をはじめたのは、メンバーに子を持つ親が増えたことも大きいですね。自分の子供の教育環境を見たりするなかで、身体性や創造性がある体験をさせたいと思う事が増えていった。また、かたやぼくらは世界中で展覧会を行っていて、海外で子供たちが美術館で走り回る姿を目撃して衝撃を受けたりした。そうした複合的な要素があわさって今に至っています。3人のお子さんたちへの教育として何か体験させていることはありますか?松本:まずは「子どもに何を体験させるか」ではなく「自分が子どもとどう向き合うか」が絶対先にくるべきですよね。意識として、子ども扱いせずに基本的には1人の人間として接するようにしています。だから、僕は子どもに対して仕事の話や自分の話もたくさんします。子どもが内容を100%理解していなくても根気よく話します。それも単に仕事の業務内容ではなく、「お父さんは何を考えて仕事をしているのか」「お父さんはこう思っている」と、自分の仕事を通じて自分の思想を伝えていく。仕事場に連れて行くことも多いです。僕が働く現場を見せることで、、どういった姿勢で問題に向き合っているのか、伝わることもあるはずですから。とはいっても僕は特殊な例で、親が働く現場を見せることが難しい場合がほとんどですよね。だからこそ、“自分が1番好きなことをやりつづけること、そしてその姿を子どもに見せること” が1番の教育なんじゃないかなと思っています。パパが楽しく働いている姿を見せることで、子にとっては社会に出ることが楽しみになるんじゃないかと。要は親の背中を見せる、ということですね。松本:幸いなことに、だんだんと自分が好きなことをやり続けることはそんなに難しい話ゃない時代になってきていますよね。例えば最初は本業じゃなかったとしても、自分だけの視点で100ているSNSが世界中の人に支持されればそれでご飯が食べられるようになるかもしれない。ある統計で目にしたのですが、勉強が好きな子どもの割合が高い親の職業は医者だそうです。所得が高い人の中でも、特に医者の子供は勉強が好きな割合が多い。なぜ医者かと言うと、親の所得ではなく、お父さんが常に勉強している姿を子どもに見せられるから、いう説があります。基本的に医者は新しいことを学ぶこと多く、学会や論文雑誌などで新しい医学情報が出るとそれを勉強する機会が多い。仕事場以外でも、家で論文を執筆したり机に向かって勉強しているという姿勢を子に見せることが、“知識をつけたり、何かを学ぶのは楽しい“ という子どもの知的好奇心へと繋がっていく。親はつい子どもに対して口うるさく「勉強しなさい」と注意してしまいがちですが、それよりも親が何かを学ぼうとしている姿勢を見せることの方が子に伝わる。それは先程の話にも通じることで、誰かに説明してもらうことではなく、自分で発見し想像していくことが何より大切だと信じています。Photo:Nanako HidakaText&Composition:Shiho Kodama▼体験するアート「チームラボ ボーダレス」
2018年09月06日1万人以上のアーティストが参加!全てを見るならベストは両日の参加インターナショナルアートイベント”真夏のデザインフェスタ”ブースエリアをピックアップオリジナル作品であれば誰でもアーティストとして参加できるのが魅力のデザフェス。ただしブース数があまりに多いので、全てのブースを見逃したくないなら土日ペア券がおすすめ。今回は数あるブースの中からピックアップしてご紹介します。【陶芸・焼き物】ピックアップブース陶芸工房 ラ・プエルタスペインへ陶芸留学経験がある作家さん。スペインの焼き物は京焼きに似ていて、よく間違われるそう。彼岸花やコスモスなど焼き物には珍しい日本の野の花をモチーフにしているので、デザインは他の誰ともかぶりません。留学経験を活かしたマジョリカ焼きのタイルも作っています。HP::www.instagram.com/zuimonjp/a16ny(アイロニー)制作者は多摩美術大学の陶芸学科に通う4年生。食パン型のお皿など、この日は焼き物とアクセサリーを出品していました。普段の作風を伺うと「花をモチーフとした具象や勢いのあるものを作っている」と、なんとも美大生らしい答えが。ふんわりとした掴み所のないキャラクターも彼女の個性。ぜひ多摩美祭で会いに行ってほしい作家さんです。Instagram:@a16ry【アクセサリー】ピックアップブースzoomie(ズーミー)「品のあるかわいい大人」をテーマに石塑粘土という素材で動物や植物をモチーフにしたアクセサリーを制作。会社に勤めながら作品づくりをしているため、週末はマルシェ、平日は出勤と二足のわらじで頑張るアーティスト。粘土に一つひとつ顔を描いていくため、同じ種類の動物でも表情が少しずつ違います。世界にたった一つのオリジナル。Instagram:zoomie_mzhSURREAL(サーリアル)こちらのオシャレな作家さんが作る作品は、暗いところで光る目玉焼きのアクセサリーにフェルトでできたファンキーなブローチ。カラフルでインパクトがあるのに、オトナ女子でも使えるアイテムが並びます。自然と顔がほころぶ可愛さに、ついつい手が伸びて買ってしまうことでしょう。存在感があるのでどこにつけても個性的なアクセントに。Instagram:anamoto_aya【洋服】ピックアップブースKMT NUMBER新規ブランドの「KMT NUMBER」。絞りのある袖が個性的でドレッシーな印象のオフホワイトのオーバーシャツは、デザフェス来場者のなかでも感度の高いお客さんが購入していました。この日は残念ながらデザイナーは来ていませんでしたが、洗練されたブースには(写真左から)ブランド代表・広報・イメージモデルの3名がPR。maring(マリング) 折り紙の「奴さん」から着想を得てデザインされたトップスや風車のモチーフがついたパンツなど、見て楽しい、身につけて楽しい洋服や服飾雑貨を販売しているmaring。プリント柄の洋服や雑貨はテーマがとっても可愛くて「お誕生日会のおやつにつられてアリがやって来たところ」を表現しているそう。Instagram:www.instagram.com/m_aring【動物モチーフ】ピックアップブースにゃんことみーこ気になって近づいてしまったにゃんことみーこ®️。年齢5さいの”にゃんこ”と2さいの”みーこ”がほのぼのと愛らしい。スタッフ用のワッペンもにゃんことみーこ®️というこだわり。スタッフさんがつけているおにぎりピアスも可愛くてつい見てしまいます。作り手のファッションにも注目したいのがデザフェス!HP:www.nyanco-mico.comInstagram:aico0109ほもさぴえんす(飯田晴夏) 「昔から好きだった」という無類の類人猿好き。猿やゴリラをはじめ、猿人系の生き物をモチーフに制作活動を行なっている九州の作家さん。同じく九州で活動している友人と一緒にブース出店。(ちなみに友人は七宝焼きのアクセサリーを作っているアーティストで作風は全く違います。)8月20日から福岡市で作品展「ひとでなし」を開催。 Twitter:@sarunobori飯田晴夏作品展「ひとでなし」【雑貨】ピックアップブース豆本ドールハウスこんな小さい本はじめて見ました、というくらい小さいです。小さすぎて感動します。「何か作りたくて趣味ではじめた」という豆本制作。今は豆本作家としてものづくりを行う日々。どんなに小さくても細かいところまでしっかりと世界観が表現されているので、小さい可愛いものが好きな人にはたまらない作品。自分で作れるキットもあります。AROMA POT雪だるまみたいなこの子たちは”シロケム”と言います。とってもコンパクトなディフューザーです。ヒノキから作られる丸いフォルムは木目がぞれぞれ違うだけでなく、顔も一つひとつ手書きしているのでどの子を連れて帰ろうか迷ってしまうでしょう。アロマ瓶の大きさで作られた麦わら帽子は、アロマポット使用中には小瓶に、ポットを使っていないときはシロケムに。HP:www.shirokemu.comInstagram:shirokemu【注目!】ピックアップブースYu-shan 手作金工台湾から参加のアーティスト・呂浴珊(Lu Yu Shan)さん。真鍮で作ったブローチやオブジェなど、上品な雰囲気の作品を出品していました。日本には1週間ほど滞在予定で、そのうちの2日間でデザフェスに参加。今回友人アーティストの作品も一緒に出品していましたが、来日は一人で。「さみしい!」と言っていましたが会場では友人も出来たそう。Instagram:yushan_metalartやいたひろし じっと見つめずにはいられない見事なリーゼント。自分自身を”モチーフ”として作品制作を行うやいた ひろしさん。ゾンビもリーゼント、骸骨もリーゼント。1回300円というリーゼント価格のおみくじで運試しをしたところ、「吉(よし)」を引き当てA賞が当たりました。リーゼントキーホルダーゲットです。3Dプリンターで自分の顔を取り込んでいるので、なかなかのリアル感。遊び心いっぱいの作家さんです。(※デザフェスにはペインター2人と参加)Instagram:@yaitahiroshiまだまだブースは見きれない!ゆるさがクセになる。脱力系アーティストの「岩山 肌夫」ディフューザーで使用する木の枝を使ってモビール作品を制作する「HIROIN i LAND」本物そっくりのミニチュアサンプルをキーホルダーにした「音波屋(おとなみや)」1日中遊ぶとお腹も減る!フェスグルメも堪能したいデザフェス限定のフードコート&カフェフェスと言えば限定グルメも楽しみの一つ。広い会場内を歩いて疲れたら、フードコート&カフェで一休み。がっつり系からスイーツまで、同じ会場内でいろいろ食べ比べができるのもフェスならでは。ムンバイエクスプレス九段下に本店がある「ムンバイエクスプレス」。デザフェス限定メニューのマンゴーカレーをパラタでいただきます。カレーのベースにスパイスがしっかり使われているからこそ、マンゴーのまろやかさと甘さが際立つ味わい。南国感のある夏らしいカレーです。パラタはいわば「インド風のクロワッサン」。全粒粉の記事にバターを練りこんでミルフィーユのように重ねて焼いたもの。ナンよりも薄くもっちりとした食感ですが、全粒粉の風味にバターのコクが合わさって、甘いカレーによく合います。かき氷を注文する人多数!夏と言えばかき氷。会場内でもかき氷を持って歩く来場者があちこちに。キッチンカーを見て回ると、人気があるのは”マンゴー味”のようです。たっぷりのシロップにホイップクリームがのったスイーツ風。今年の「真夏のデザフェス」はマンゴー限定商品が多数ラインアップ。Randy-zizi 愛知県の手作りシフォンケーキ専門店「Randy-zizi」。なんとこちらでもデザフェス限定味はマンゴー!これはもうマンゴー祭です。シフォンケーキは冷蔵庫で3日ほどは日持ちしますが、風船のように軽くてふわふわの食感を楽しんで欲しいから、買ったその日に食べるのがおすすめ。限定マンゴー味は、ドライマンゴーではなく生のマンゴーが混ざっているので、果肉が柔らかくフルーツ感を味わうことができます。軽い食感のなかにまろやかに溶け込むマンゴーがちょうど良いアクセントになって本当に美味しい!デザフェスは2日間とも行きたい!どのアーティストの作品も可愛くて、際限なく買ってしまいそうな気持ちをぐっと堪え「a16ny(アイロニー)」のブースへ引き返します。実は「Butter Toast」というチームでシナリオを担当しているので、パン型のデザインが気になる今日この頃。トーストが一枚、ぴったり入る大きさ。バターをのせるとこんなかんじです。なんだか嬉しくなって、朝から一人でニヤニヤしてしまいそう。HPでは出店アーティストが一部事前に発表されるので、お目当のブースをチェックしてから参加すると効率よく回ることができます。また、当日気になったお店で「後でもう一回来よう」と思ったブースがあれば、必ず床に貼ってあるブースナンバーを控えておきましょう。さっきのブースに戻りたかったのに「場所がわからなくなってしまった!」ということがなくなります。ブースナンバーが書かれた会場マップがもらえるので、引き返すときには参考にしてみてください。次回開催は秋。開催日程:2018年11月10日(土)・11日(日)東京ビックサイト 西ホール全館 11:00〜19:00夏より大規模で開催される秋のデザフェス、参戦必至です!informationインターナショナルイベント 真夏のデザインフェスタ 2018日時:2018年8月4日(土)~8月5日(日) 11:00~19:00場所:東京ビックサイト 東4・5・6ホールHP: www.designfesta.comチケット:(1日券)前売り券 800円/当日券 1,000円(土日ペア券)前売り券 1,500円/当日券 1,800円
2018年09月03日アーティストのためのビックフェスインターナショナルアートイベント”真夏のデザインフェスタ”『デザインフェスタ』、通称”デザフェス”は、プロ・アマチュアを問わず「自由に表現できる場」を提供するアートイベント。年齢や国籍、ジャンル・スタイルも問わず「オリジナル作品であれば誰でもアーティストとして参加できるイベント」として1万人以上のアーティストの作品や雑貨、パフォーマンスに出会うことができます。アーティストと来場者をつなぎ、「表現したい!」という気持ちを応援してくれる”全てのアーティスト”のための祭典です。 「全ての表現している人」のために開かれた場所を提供1994年に始まり、春と秋の開催がメインでしたが、2年前より夏の開催がスタート。年に3度、アーティストのためのビックイベントとして東京ビックサイトにて行われています。ジャンルやスタイルを問わないので、イラスト・絵画・書籍・映像・マルチメディア・インスタレーション・パフォーマンス・雑貨・アクセサリー・ファッション・工芸・インテリア・フィギュア・人形・ワークショップ・ライブペイント・ショーステージと、その表現方法は千差万別。全国より1万人以上のアーティスト、30組以上のライブパフォーマンス、60以上のライブペイントブースが登場する本イベント。夏の開催は近年開始されたということもあり、実は春・秋に比べるとこれでも規模は小さめ。春と秋の開催は東京ビックサイトの西館でさらに大規模イベントとして開催されます。数々のアーティストのブースや圧巻のパフォーマンスは、見ているだけでも楽しい! デザフェス名物!巨大キャンパスに描くリアルタイムのライブペイントデザフェスで注目したいのが「ライブペイント」。会場内に立てられた巨大な壁に、会期中を通してリアルタイムで絵を描いていくパフォーマンスです。イラストから似顔絵、抽象画までそのスタイルは様々。白い壁が少しずつ彩り豊かに仕上がっていくのを見るのも醍醐味のひとつ。壁一面には来場者の似顔絵。マジックで描いた上からパステルやクレヨンで色付け中。「子供がよく使う画材を選んで描くんです!」と元気いっぱいの作家さん。絵に人柄が表れています。 こちらの作家さんは、実は現役の塗装屋さん。「ペンキをもっと使ってもらうためにはどうしたらいいか?」と考え、写真を撮っているゴルフ仲間からアドバイスを受けて参加したそうです。絵は元々好きで描いていたとのことですが、クオリティ高すぎです。壁に石膏を塗って凹凸を出すことで立体感が生まれ、不思議な空間に。LIVE BRUSHING ARTHP:: #ペインターshige, #paintershige どこか懐かしい、だけど抜群にかわいいイラストを描いていたのはアーティストのkikkiさん。これまで静岡県を中心に活動していましたが、今年からフリーとして東京でも活動を開始。イラストは独学で学んだとのことですが、物販前には手書きとは思えない緻密で鮮やかなイラストが。色鉛筆を使って描くのが好きで、カラー作品によく使用するのだそう。 いろいろなモチーフを組み合わせて繋げていく細密画を得意としているkikkiさんに、せっかくなので一つリクエストをさせていただきました。「ヒーロー・ヒロインをモチーフに描いてください!」とお願いすると、少し悩んでから筆がさらさらと動き、あっという間に完成。さすがです。 マントを翻して飛んでいくヒーロー。彼はどの星に帰るのでしょうか。絵が出来上がっていく過程を見ているだけでも面白いですが、”アーティストと来場者をつなぐ出会いの場”らしく、モデルになったりリクエストしてみたり、アーティストと一緒に作品を作り上げながら楽しむのがおすすめです。 可愛すぎるイラストに惚れて、絵葉書を購入。なんと袋にシールまでイラストが…これはもうおまけのレベルじゃない!ekaki no kikki(キッキ)HP::ekakinokikki デザフェスは2~3人のグループで出店することが多いです。交代で休憩できて、出店しながらも、自分も会場を回って他のアーティストと交流することができます。ペイントブースでも、ペインターとものづくり作家が一緒に出店している姿をよく見かけました。 インスタレーション・パフォーマンスも充実会場中央のショーステージではバンド・ダンス・ファッションショーなど、様々なパフォーマンスが1日に15ステージ以上繰り広げられています。座ってゆっくり鑑賞するのもいいですね。 コンテンポラリーダンス集団「幻想プラネタリウム」のパフォーマンスが始まりました。HP: 展示ブースを出展していた武蔵野美術大学在学のつばきはら たかまささん。現在2年生で陶芸サークルに所属。展示作品として置いていた手作りの絵本は、可愛くてどこか切ないロボットの物語。ファンタジックで見る人の心に残る色使いや繊細で不器用な筆使いに惹かれる将来の楽しみなアーティスト。つばきはら たかまさInstagram:rahakibatsu パフォーマンスとして手品ブースもあります。この2人、友人同士かと思いきやなんとプロマジシャンと弟子(?)ということです。渋谷で偶然出会ってから一緒に活動を始めるようになったという不思議な関係。 表現が自由だからこそ奇抜なパフォーマンスも。TOKYO ZENTAI CLUB(トウキョウ ゼンタイ クラブ)は全身タイツを身にまといイベントに参加するパフォーマンス集団。デザフェスでは、アートの祭典らしく真っ白い全身タイツをキャンバスとして、来場者に絵を描いてもらうパフォーマンス。ボディペイントならぬタイツペイント。学園祭みたいで楽しい!TOKYO ZENTAI CLUB(トウキョウ ゼンタイ クラブ)HP:www.zentai.tokyo これ以外にも、真夏のデザインフェスタにしかない”Myスポット”というエリアも。アコースティックの演奏やパフォーマンス、空間自体を表現することができるエリアが用意されています。パフォーマンスだけでも見所が盛りだくさん!ブースエリアでコスプレをしているアーティストやオシャレな作家さんもたくさんいて、会場内を見て回るだけも楽しい。美術館とは違う”リアルなアート”を存分に体感することができるアーティストの祭典。まずはパフォーマンス編をお届けしました。後編では、出店アーティストのブースをご紹介します!informationインターナショナルイベント 真夏のデザインフェスタ 2018日時:2018年8月4日(土)~8月5日(日) 11:00~19:00場所:東京ビックサイト 東4・5・6ホールHP: www.designfesta.comチケット(1日券)前売り券 800円/当日券 1,000円(土日ペア券)前売り券 1,500円/当日券 1,800円
2018年09月02日日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「クリーマ(Creema)」が手掛ける実店舗「暮らしとクリーマ」が、2018年9月14日(金)に東京・二子玉川ライズ・ショッピングセンターにオープンする。クリエイターによる様々なハンドメイド作品を販売している「クリーマ」初のライフスタイル特化型セレクトショップとして誕生する本店。店頭には、「物語と暮らす、世界にひとつのおうち時間」をコンセプトに、器や生活雑貨、インテリア、フードなど、作り手が一つひとつ思いを込めて丁寧に作った商品の数々が並ぶ。オープン時は、カラフルで海を感じるアートな陶芸作品を販売する「のぐちみか」、動物の剥製を模した壁掛けオブジェを制作している「Fabric trophy.」、シンプルながら個性的な家具で知られる「SULK」のセカンドライン「SULK GRUNGE LABEL」などが出展予定だ。また、店舗では随時ワークショップを開催。ハーバリウムや真鍮プレートのブックマーカー&キーホルダー作り、似顔絵カードオーダー会など、人気クリエイターによる様々な「ものづくり体験」が用意されている。【店舗情報】「暮らしとクリーマ」オープン日:2018年9月14日(金)住所:東京都世田谷区玉川2丁目21−1 二子玉川ライズ・ショッピングセンター・タウンフロント 1FTEL:03-6805-6217(9/14日以降開通)営業時間:10:00〜21:00
2018年09月01日奈良の老舗・中川政七商店が、日本各地の工芸メーカーによる合同展示会「大日本市」を、8月29日から31日の3日間、東京・天王洲アイルの寺田倉庫 B&C HALLにて開催中。「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、全国に51店舗の直営店を展開し、コンサルティングや流通サポートなど事業を拡大してきた中川政七商店。同展は、全国の工芸メーカーに小売店バイヤーとの商談の場を提供することにより、販路を大きく拡げ、産地をけん引するブランドへ成長することを目指してスタートした。今年2月に合同展示会として規模を拡大し、前回開催時には約2,000名が来場。コンセプトは、「出でよ産地の一番星。作り手たちの登竜門」。第2回目を迎える今回は、北は岩手から南は宮崎まで、“工芸の衣・食・住”にまつわる全46ブランドが一堂に会す。「Bocchi」工芸の“衣”として、宮城県加美町の自社工場で熟練の職人が編む、手しごとならではの柔らかく優しい肌触りが特徴の「白田のカシミヤ」や、遊びの“センス”を加えた“扇子”を中心に、古くから伝わる技術を現代の暮らしに合わせた商品を提案する、滋賀県の近江八幡で400年続く老舗「西川庄六商店」などが出展。工芸の“食”では、大工道具の製造を通じて培った精緻な技術と理念を活かして作られたキッチンツールブランド「DYK」の他、千葉県房総半島で丹精込めて育てた落花生で作る、なめらかな舌触りのピーナッツペースト「Bocchi」など、工芸産地を盛り上げる食品メーカーが10ブランド登場する。薫玉堂工芸の“住”には、土づくりから始め、有機肥料で栽培し、国産カモミールにこだわって肌と自然に優しい製法を守り続ける長野県のスキンケアブランド「華密恋」、安土桃山時代の文禄三年に京都西本願寺前に創業した日本最古の御香調進所であり、石鹸やポプリなど、現代の生活に寄り添った香りを提案する「薫玉堂」などが出展。作り手による実演や各産地の郷土菓子でのおもてなしなども行われる同展で、全国の産地をめぐるように日本のものづくりとの出会いを体験してみては。【イベント情報】第2回 合同展示会「大日本市」会期:8月29日〜8月31日会場:寺田倉庫 B&C HALL住所:東京都品川区東品川2-1-3時間:10:00〜16:00(30日は18:00まで)
2018年08月29日「ファミリア神戸本店」がオープン!株式会社ファミリア(所在地:兵庫県神戸市中央区、代表取締役社長:岡崎忠彦)は、神戸市・旧居留地に、2018年9月8日(土)、子どもと家族の可能性が広がる新しい空間「ファミリア神戸本店」をオープン。ショップ内で展開するコンテンツが決定しました。「ファミリア神戸本店」のストアコンセプトは「COLORFUL 子どもの個性を豊かにはぐくむ。」。当社初となる、見て・触って・選べるスタイルのレストラン「color of time(カラーオブタイム)」、お子様や妊娠中の方も安心して利用できるカフェ「WHITE BEAR CAFE(ホワイトベアーカフェ)」、産前産後に特化したリラクゼーションサロン「PEONY(ピオニー)」、子どもも大人も楽しむ創造の空間「atelier(アトリエ)」を開設。お子様の成長と家族の思いに寄り添う小児科・皮膚科クリニック「ファミリアメディカル神戸クリニック」を併設し、衣料だけにとどまらず、多角的方面からお子様の成長をサポートします。【店舗情報】店 舗 名:ファミリア神戸本店オープン日:2018年9月8日(土)施 設 名:デビスビルディング所 在 地:兵庫県神戸市中央区西町33-2延床面積:646坪営業時間:11:00~19:00 ※一部コンテンツを除く電話番号:078-321-2468FAX 番号:078-321-2816ストアコンセプトCOLORFUL子どもの個性を豊かにはぐくむ。まだ何色にも染まっていない子どもたち。ファミリアはその無限の可能性と向き合い、一人ひとりの個性を大切に育んでいきます。何に出会い、何に触れ、何を感じるかで、見えてくる世界はきっと変わってきます。神戸本店は子どもと大人が一緒になって、良質なモノやコトとの出会いを重ねる空間です。ここで自然と生まれてくる会話や、体感から得る驚きや発見、感動のすべてが、豊かな個性になっていきます。ショップ内コンテンツcolor of timeファミリアが考える「食育」は、お子様とのふれあいやコミュニケーションのひとつ。食に興味を持ち、食べることが好きになってほしいという思いから、レストラン「color of time」を展開します。旬の食材を薪窯で調理し、素材本来の味をご堪能いただける料理をご提供。見て、触れて、選び、親子で料理の仕上げに参加できる演出もお楽しみいただけます。家族で食事をしながら笑顔がこぼれる、会話がはずむ、そんなひとときを提供します。オープンキッチンに並んだ料理をお客様のタイミングで自由にお楽しみいただけます。離乳食メニューとして、有機米をつかったおかゆもご用意。ご家族でお楽しみいただけます。◆Lunch time大人:2,700円/小学生:1,620円/幼児:540円◆Dinner time大人:5,400円/小学生:2,700円/幼児:1,080円※価格はすべて税込ですWHITE BEAR CAFEお子様や妊娠中の方も安心してご利用いただける、素材にこだわったカフェ「WHITE BEAR CAFE」。オリジナルブレンドコーヒーをはじめ、妊娠中の方も気兼ねなくご利用いただけるよう、ノンカフェインのコーヒーや紅茶をご用意します。カフェで提供するカップのデザインはテキスタイルデザイナー鈴木マサル氏とのコラボレーション。店名にちなんだ白クマが描かれた「WHITE BEAR CAFE」限定のオリジナルグッズも販売します。有機米のおかゆに旬の野菜ペーストのトッピングを2種類お選びいただけます。Small:324円(税込)/Regular:540円(税込)旬の野菜をミックスする「vegeful(ベジフル)」。季節ごとに変わるメニューをお楽しみに。648円(税込)PEONY妊娠中でも安全に施術が受けられるリラクゼーションサロン「PEONY」。天然由来のエッセンシャルオイルは、その日の気分や状態によってお好きな香りをブレンドします。アロマの香りに包まれながら、癒やしの時間をお過ごしください。妊娠0週からご利用いただけるフェイシャルやフットトリートメントをはじめ、妊娠16週からのボディトリートメントコースをご用意。豊富な知識と経験をもつスタッフが施術しますので、妊娠中も安心してご利用いただけます。妊娠中はもちろんのこと、産後のメンテナンスや、子育ての疲れを癒やすリラクゼーションとしても、ぜひご利用ください。atelier「atelier」は、洋服が出来上がるまでのストーリーを見て触れて、ものづくりを体感できる空間です。デザイナーとパタンナーの作業風景を間近で見学できるオープンスタジオや、常設でご参加いただけるワークショップをご用意します。 アートウォールをみんなでつくるイベントや、デザイナーと一緒にものづくりを楽しむイベントも開催。「atelier」での体験を通して、ものづくりの過程を楽しく学び、自分で創造することの喜びを発見していただけます。葉っぱを描いて、貼って、みんなでアートウォールをつくろう!本物の葉っぱや、葉っぱに見立てた生地やフェルトを壁に重ね、森の木を表現したアートウォールをつくりあげるワークショップ。期間中、子どもから大人までどなたでもご参加いただけます。【開催概要】日 程:2018年9月8日(日)~9月30日(日)時 間:11:00~19:00常時受付参加費:無料予 約:不要リーフクラウンをつくろうフェルトの冠をベースにリーフクラウンをつくるワークショップ。生地やフェルトを葉っぱに見立てて冠を飾り付けていきます。完成したあとは、アートウォールの前で写真を撮りましょう。【開催概要】日 程:2018年9月22日(土)・9月23日(日・祝)時 間:11:30~12:30/12:30~13:30/13:30~14:30/14:30~15:30/15:30~16:30/16:30~17:30/17:30~18:30参加費:1,620円定員:各回5名予 約:8月9日(木)11:00よりファミリア公式HPにて受付開始LABO育児をより楽しんでほしい、一人ひとりの個性を輝かせてほしいという思いから、マタニティから3歳までのお子様に向けたマナビの場をご用意しました。店内には1Fと2Fにスタジオを設置し、「familiar KIDS LABO(ファミリアキッズラボ)」のカリキュラムと、妊娠してから2歳になるまでの1000日間をサポートする1000daysプログラムを実施します。1000daysプログラムについて妊娠してから出産までの約270daysと、あかちゃんが生まれてから、2歳のお誕生日を迎えるまでの730daysを合わせた1000days。この期間に、どんなものに触れ、どんな経験をするかが、あかちゃんにとって重要になるといわれています。 あかちゃんと過ごす大切な“最初の1000days”がよりよいものになるよう、「ファミリア神戸本店」だからこそできる1000daysプログラムを実施いたします。妊娠中から知っておきたい予防接種の知識あかちゃんの健康を守るために欠かせない予防接種。生後2か月からスタートするので、妊娠中にワクチンについて学び、大まかなスケジュールをイメージしておくとさらに安心です。小児科のドクターから詳しく教えていただき、スムーズに予防接種デビューを迎えましょう。育児中の方やご家族の方のご参加も大歓迎です。【開催概要】日 時:2018年9月20日(木)13:00~14:00/9月30日(日)14:00~15:00対 象:妊娠35週までの方とそのご家族1名様まで料 金:3,240円 (税込)講 師:ファミリアメディカル院長 田中医師予 約:8月9日(木)11:00よりファミリア公式HPにて受付開始離乳食レッスン ~初期~あかちゃんの人生初めての食事は「離乳食」。いつ始めるのがいいの? 何から食べるといいの? どんな調理方法? そんなママの疑問を一緒に解決します。離乳食初期の離乳食の進め方、基本のつくり方など実習を交えてお伝えします。【開催概要】日 時: 2018年9月15日(土)11:30~13:00対 象:1歳未満のお子様がいらっしゃる方料 金:5,400円 (税込)講 師:一般社団法人 離乳食インストラクター協会/保育士中田馨予 約:8月9日(木)11:00よりファミリア公式HPにて受付開始親子で楽しむ絵本の世界Ⅰ季節やテーマにそった絵本から、日々の生活の中の遊びやアートへどんどん世界を広げて、お子様の創造力を育みませんか? 絵本の読み聞かせや選び方を、プロによる読み聞かせを通して、お子様と一緒に楽しく学べるプログラムです。ファミリアの絵本をプレゼントいたします。【開催概要】日 時: 2018年9月12日(水)13:00~14:00対 象:1歳未満のお子様がいらっしゃる方料 金:5,400円 (税込)講 師:NPO法人アトリエPetata 石橋 幸子予 約:8月9日(木)11:00よりファミリア公式HPにて受付開始ファミリアメディカル神戸クリニック医療の面からお子様の健やかな成長をサポートするため、「ファミリアメディカル神戸クリニック」を併設。時間をかけた健診や育児相談、予防接種を通して、お子様の成長とご家族の想いに寄り添います。小児科予防接種や健診といった乳幼児期特有の診療を中心に、育児に関する内容から小児疾患に対する不安までご相談いただけます。皮膚科乳幼児期から問題となるお子様の皮膚トラブルや、妊娠中から産後の女性のお肌に関するお悩みに対応します。小さなお子様から大人の方までさまざまな世代の患者様に親しまれる雰囲気づくりを心がけ、それぞれのライフスタイルに合った治療を提案します。スポット情報スポット名:ファミリア神戸本店住所:兵庫県神戸市中央区西町33-2電話番号:0120-078-345(10:00~17:00土日祝・年末年始を除く)
2018年08月28日ファッションとデザインの合同展示会「ルームス エクスペリエンス 37(rooms EXPERIENCE)」が五反田 TOCにて開催。期間は2018年9月5日(水)から7日(金)まで。国内最大級のデザインの祭典、ついに一般開放国内最大級のデザインの祭典として知られる「ルームス エクスペリエンス」。これまで一部の業界人のみ来場可能だったが、37回目の会期を迎える今回ついに全フロアが一般開放される。著名人や全国各地のクリエイションが集結参加する著名人は、デザイナーとしても活躍するタレントの篠原ともえ、モデルのマリエ、スタイリストでありモデルの清水文太、お笑い芸人のネゴシックスなど、バラエティ豊かで豪華な面々が集結。また、ものづくりのためのプラットフォーム・DMM.makeが持つ最新技術と伝統工芸のコラボレーションや、特定の街にフォーカスした物販イベントのほか、ここでしか見ることの出来ないクリエイションが勢揃いする。普段体験できないコンテンツが盛りだくさん会場では普段出会うことの出来ないテクノロジーやアーティストによる「ルームス エクスペリエンス」だけのコンテンツを多数用意。箔沌房澤野井の伝統技術とDMM.make最新技術を融合し、3Dプリンターで作られた「シン・ゴジラ」に金箔を施した“黄金のゴジラ”のほか、篠原ともえとアートディレクター・池澤樹が作り上げたスペシャルなアートワークなど最先端の“クリエイティブ”を肌で感じることが出来る。人気店の「おはぎ」や一風変わった「国語辞典」など、物販もユニークさらに物販では、初遠征となる人気おはぎ専門店「タケノとおはぎ」のおはぎや、コピーライター・野沢幸司の初書籍「妄想国語辞典」の先行発売など、ユニークなラインナップ。お店では買うことの出来ない希少なアーティストの作品の販売も必見だ。【詳細】ルームス エクスペリエンス37開催期間:2018年9月5日(水)~9月7日(金)開催時間:5日(水)・6日(木) 10:00~19:00、7日(金) 10:00~18:00会場:五反田TOCビル 13階住所:東京都品川区西五反田7-22-17入場料:当日券 2,000円、前売り 1,500円
2018年08月27日ジョリーリザード(Mサイズ)¥41,000(税抜き) クラシカル×モダンの調和が織りなす唯一無二のデザイン 坂井一成氏がデザイナーを務める2004年創業のバッグブランド。ブランド名は「TOFF(=洒落物)&LOADSTONE(=人を惹き付けるもの)」を意味し、真鍮金具というクラシカルな要素と、デザインから醸し出されるモダンな表情という、相反する要素の絶妙な調和をコンセプトに展開しています。 “ 金具や素材ひとつでバッグが変わるバッグひとつで品格が変わる ”をモットーに、上質な素材や仕立て、佇まいに宿るエレガンスを大切にし、時を超えて受け継がれるデザインをまとわせたバッグを提案しています。 定番のレヴューシリーズとミニボストンバッグが、シーズナルな新柄をまとってお目見え。19世紀のインテリアファブリックからインスパイアされたクラシカルな柄を、肉厚で柔らかいキャンバス生地にプリント。 左レヴューベルトバッグ・19¥23,000(税抜き)、右ハイエンド19・ボストン¥33,000(税抜き)クラシカルな柄生地を贅沢に使用した、大人の女性のためのバックパック。肩ストラップや背面には光沢があり上品な印象の高密度ナイロンを、底面などの付属には肉厚でシンプルな牛革を採用。カジュアルになりすぎないデザインと機能性を兼備。 バックパック19¥29,000(税抜き)セレクトショップのバイヤーから絶大な支持を得ている定番アイテムがエナメル素材で登場。大ぶりのタッセルがポイントで、オリジナルの真鍮金具と艶感のあるエナメル革がエレガントなムード。長財布が収納できる小ぶりなサイズ感と、ショルダーが着脱可能という機能性も魅力。 レヴューエナメル¥28,000(税抜き)不動の定番・レヴューシリーズに、旬なベルトバッグが仲間入り。モードにウエストマークするのはもちろん、ショルダーバッグとしてクロスボディするアレンジもおすすめ。ベルトを取り外せばクラッチとしても使用可能。 レヴューベルトバッグ・リザード¥23,000(税抜き) MADE IN JAPAN&ハンドメイドで丹念に作られる価値あるバッグ TOFF&LOADSTONEのバッグは、革の製造から裁断、縫製、仕上げにいたるまで、どこまでもハンドメイドにこだわっています。高みを目指して試行錯誤した結果、妥協のないものづくりを実現できたのがメイド・イン・ジャパンであり、さらに美しさを追求していった結果、ハンドメイドという手法に行き着きました。 ブランドアイコンとなっているオリジナルデザインの真鍮鋳物の金具は、まるでアンティークのような風合いと色気を放ちます。数少ない真鍮職人が砂型で丁寧に製作しているため、金型で大量生産された金具にはない重厚なオ―ラを醸し出しています。 TOFF&LOADSTONEは、鋳造による真鍮づくりにデザイン性を持ち込んだ先駆者。熟練の職人による伝統的な製法と、バッグデザイナーによる洗練のデザインが出会うことで、新たな価値を創造しています。 クラシックなヘルメットバッグをモチーフにしたビッグトートバッグ。毛足の長いエコファーを贅沢に使用したボリュームのあるシルエットが特徴的で、モード感とリラックス感が共存。とても軽くて柔らかく、荷物に寄り添って生まれる自然なたわみも魅力。 フェイクフォックス¥25,000(税抜き)ミンクの毛並みのような型押しを施したメタリックレザーの新素材に、スコットランドの民族衣装「キルト」に由来したフリンジ(砂除け)ディテールがポイント。口元はグレージュのフェイクスエード地の巾着タイプ。ハンドル、ショルダーともに着脱可能な2way仕様。 キルティ・メタリックミンク¥33,000(税抜き)メンズで人気のブリーフバッグをレディースにアレンジした定番シリーズのキャンバスバージョン。真鍮パーツや縫製、素材の良さが際立つミニマルなデザインと、使い勝手を損なわない絶妙なコンパクト感が魅力。着脱可能なロングショルダー付き。 ミニヨン・ハイエンドキャンバス¥38,000(税抜き)上質なレッキス(うさぎの一種)のリアルファーを贅沢に使用したスマートフォンポシェット。機種に合わせてクリアケースを用意すれば、どのスマホでも装着可能なスライド式ケース。しかも4枚分のカード収納付きで、真鍮製スネークチェーンのショルダーは着脱可能。 スマートフォンポシェット・レッキスファー¥19,000(税抜き) バッグ=物を入れる道具ではなく、“ファッションの一部”としてのプロダクトを提案し続けるTOFF&LOADSTONE。持つ者の品格さえ高めてくれるエレガンス薫るバッグの背景には、ものづくりにこだわった確固たる信念と作り手の高い技術が詰まっています。 【お問い合わせ先】ティーアンドエル03-6455-5520TOFF&LOADSTONE text : Yu Konisho
2018年08月27日日々、忙しく過ごしていると身も心も疲れちゃいますよね。「もうしんどい」「何もしたくない」そんな女性のみなさんに最高の癒しのご褒美=イケメンのインタビューをお届けします。しかも、そんじょそこらの、やわなイケメンではありません。登場するのは酸いも甘いも噛み分けた「大人のイケメン」ばかり!毎週木曜日は、ココロニプロロ編集部が厳選したイケメンたちの人生や仕事・恋愛にまつわるお話に耳を傾けてみましょう。そこにはあなたの恋や仕事に活かせるヒントが隠れているかもしれません。■別れも結婚も、全てはタイミング第6弾はコンサルタント、ストリートダンサーの三宅正さん。アクティブ系イケメンの登場です。たしか、身近にいい感じのイケメンがいたな~と思いを巡らせた編集部スタッフの頭に、いっしょにお仕事をしたことのあるアラフォー男子の顔が、ぽわわわーんと浮かんできまして。連絡すると「今、日本にいるから、いいよ~」とのこと。バイタリティ溢れる中にも大人の雰囲気漂うイケメン、三宅正(FOOMIN’)さんに、いろいろとお話を聞かせていただきました。Q.20 初恋の思い出を教えてください幼稚園の頃かな?好きな子のお誕生会に行って、ビーズで作ったネックレスをプレゼントしました。その頃からものづくりとかサプライズが好きだったのかもしれませんね。Q.21 好きになるのはどんな女性ですか?頑張ってる人が好きですね。その内容は何でもいいんです。ダイエットに打ち込んでるでも、ネイルにこだわってるでも、歴史が好きでいっぱい本を読んでるでもOK。自分をより良くしたいと思って、何かに一生懸命取り組んでる、「自分を持ってる女性」が好きです。◎笑顔がコンプレックスだった見た目の話で言うと、自然な笑顔が出る人は魅力的だなと感じます。僕がクラブ好きなのも、踊ってる人はみんないい笑顔をしてるから。実は昔、自分のコンプレックスだったんです。笑うとクシャッとなるのがイヤで、昔の写真を見ると、だいたいかしこまった顔をしてます。だけど、仕事で接客・接遇の講座をする機会があったんですね。接客って何より笑顔が大事だと思うんですよ。講師の立場になったときに、自分が笑顔じゃなかったら何も教えられないと感じ、そこからコンプレックスじゃなくなりました。今でもカメラを向けられると、やっぱり構えちゃいますけどね(笑)。Q.22 理想のデートを教えてください二人でどこか同じ場所に行くんだけど、ずっとベッタリくっついてるわけではなく、別々のことも楽しめるようなデートがいいな。例えば一緒に海辺のカフェに行って、僕はサーフィンで海に入って、彼女は本を読んでて、二人ともお腹が空いたねって感じたら一緒に食事をするとか。それってお互いを尊重してなかったらできないと思うんですね。そういうふうに相手を大切に思いつつ、干渉しない時間を過ごせるのが理想です。Q.23 犬派?猫派?僕自身は犬派で、好きになる女性は猫派の人が多いですね。なので、同棲や結婚をしたら、両方飼うといい気がします。僕は外に出るのが好きだから、犬の散歩に行きたいです。でも、帰ってきて猫が「にゃ~」ってすり寄ってきたらそれもかわいいし。なので犬派と猫派、両方かも(笑)。Q.24 忘れられない恋愛のエピソードを教えて好きな子に「つまんな~い」って言われたこと!男子校時代の話で、よくありました。学生時代から僕の仲いい奴には、めちゃくちゃ“しゃべり”が上手い人間が多かったんですね。それを見て、こっちも面白い人になりたいと思うわけですよ。なので、テレビでお笑い番組を見てメモを取ったり、面白い友達を観察して、仕草や間の取り方をメモしたりして、家で一人で練習してました(笑)。大人になり「人として面白ければいい」ってわかってからは、笑わせることだけが大事なんじゃない、と思えるようになりましたけどね。Q.25 恋愛と結婚は別もの?同じもの?恋愛って盲目的になると思うのですが、そのまま突っ走って結婚して、お互いにぶつかるところはぶつかって、譲歩できるところは譲歩しながら、一緒に生きていけたらいいんじゃないかな、と。そういう意味では同じものですね。Q.26 結婚願望はありますか?昔からずっとありますよ。周りからは「結婚願望がないと思ってた」「仕事好きでしょ」って言われるんですけど。前に好奇心からマッチングアプリを試したのですが、「仕事が好き」と言った瞬間、女性がサーッと引いていくのを感じたことがあります。「仕事が好き=家庭を大事にしてくれない」と考える方もいるんですよね。でも、そうではないんです。仕事が好きで、情熱を持って頑張ってれば、結果的に「家族の幸せのために時間をつくろう」って努力できるんじゃないかと考えてて。それに自分で生活リズムを作れる働き方をしてるから、幼稚園の送り迎えとか家事とか、いくらでもできるのに、と思うんですけどね(笑)。Q.27 お付き合いすると結婚を意識しますか?重視するポイントは?意識しますね。20代の頃は仕事もダンスも駆け出しだったから、当時は恋愛よりもそっちに集中してましたが、30代からはお付き合いが始まると常に結婚を考えてました。付き合ってた人と向き合って真剣に話をし、「僕たちは結婚には向かないかもしれないね」という結論になって別れたこともあります。落ち込んだ時は「今はお互いタイミングが違ったんだ」と自分に言い聞かせてましたね。◎違うジャンルでセッションできるか?これまで、自分とはタイプの違う人とお付き合いすることが多かったんです。刺激にもなるので、価値観やキャラクターの違いを受け入れ、お互いにその空気感を楽しめる相手だといいなと感じます。異なるジャンルでセッションできるか。そこでフローが生まれるか…。調和することもあれば、不協和音になることもあると思います。そこはお互い、感応し合うことが大事ですね。Q.28 ダンサーと付き合う女性が気をつけたほうがいいことは?あくまで一般論ですが、ダンサーも大枠では芸事なのと、ダンスを習ってる人は女性比率が高かったり、人付き合いも多かったりするから、引っ込み思案な女性だと少し苦労するかもしれません。もちろん、いいこともありますよ。ダンスをしてるから何かしらクリエイティブだったり、人と違う感覚を持ってたり。人付き合いが多い分、引き出しがたくさんあって話題も豊富です。そういう部分が刺激になるし、一緒にいれば世界が広がると思います。あと、体の仕組みに詳しいので、肩こりがひどかったら姿勢を見てくれたり、エクササイズを教えてくれたりするんじゃないかな。ダンサーも人間だから普段はエネルギー全開ですごく気を張ってる分、OFFのときはゆっくりしたいとかいうこともあります。その両面を好きになれるのが理想的ですね。ダンサー側もそこをわかってくれる女性に出会えたら、めっちゃトキメくはずですよ。Q.29 ココロニプロロの読者へのメッセージをお願いします迷ったときに背中を押し、勇気を与えてくれる存在って誰にとっても絶対に必要なもの。それは友達や恋人でもいいし、占いでもいい。本や映画などでもいいと思います。生きてると、迷ったり焦ったりすることってたくさんあるじゃないですか。そういうときに、何もかも「私が悪いんだ」って捉えると、すごく疲れちゃいますよね?でも、そこで他の人の意見を聞くと「そういう考え方もあるのか」と別の視点で見られようになります。或いは上司にネチネチ言われて悩んでるとき、上司の運勢を占って「イライラしがち」と出てたら「だからか、仕方ない」って割り切れるかもしれません。◎合言葉は「パワースポットはつくれる」そういうふうに自分なりの解決法を見つけるのって大事だと思うんです。何かしら独自のパワースポットをつくり、上手に活用するのもいいですね。そうすれば人生がちょっと変わるはず。それはたぶん、かなり面白いし幸せなことですよ。僕の場合の“ミラーボールの下”じゃないけど、一番好きな場所をパワースポットにして、そこでの時間を楽しめば、自分自身も自分を取り巻く環境も変わっていきます。変化に気づけるっていうのも素晴らしいことですよね。とりあえず合言葉は「パワースポットは自分でつくれる!」です(笑)。三宅さんのインタビューもついに最終回。みなさんも、自分でパワースポットをつくってみませんか?そこから人生が少しずつ好転していくかもしれません。次回は、イケメン・インタビュー第7弾がスタート。大人イケメンの次は20代のかわいい系イケメンが登場します。お楽しみに!プロフィール三宅正(Tadashi FOOMIN’ Miyake)コンサルタント/ストリートダンサー。アパレル販売員、コールセンター勤務などを経てマーケティング職に。様々な業界経験と働き方を通じたノウハウを強みに、近年はマーケティング+クリエイティブの手法を用いたコンサルタント(ビジネスデザイナー)としてイノベーション創出支援、セミナー講師などを行っている。その一方、20代後半で入門レッスンの門を叩いて以降、プライベートの時間の全てを注ぎ込むほどにストリートダンスに没頭。激務だった会社勤めの傍ら各種のショウや舞台経験などを経て、30代半ばという業界では珍しい(遅い)年齢で大手ダンススタジオ所属のインストラクターに。他にも企業のPR映像企画&出演・アーティストPV出演ほか、現在世界で最も新しいストリートダンスの一つ「New Style Hustle(ニュースタイルハッスル)」のローカルコミュニティ「New Style Hustle TYO」運営Crewの一員としても活動している。
2018年08月23日東京・渋谷ヒカリエにある47都道府県をテーマにしたミュージアム「d47 MUSEUM」では、日本の今のものづくりに触れるマーケット型展覧会「47 あつらえ展~47都道府県のセミオーダーマーケット~」を10月8日まで開催中。買い物とは、ただ“もの”を手に入れるだけではなく、商品の背景を知り、つくり手の想いを実際に感じるといった“体験”も大きな楽しみである。「d47 MUSEUM」の第22回企画展となる同展では、その土地らしさが感じられ、環境への配慮や産業の活性化など、ものづくりへの思いのある出展者の中から、暮らしの道具や衣服を、自分らしく仕立てることができる“つくり手”を47都道府県から1つずつ選出する。カスタマイズ志向や社会的消費への関心が高まる中、つくり手と交流しながら自分仕様にしたり、長く親しめる自分らしいものを選んだり、商品を待つ喜びなどを通じて、改めて買い物の基準を見直すきっかけとなる。福井県「ろくろ舎」※会場の様子会場では、神奈川県「マルカ(Marca)」の名入れができるハンカチや、福井県「ろくろ舎」の形やサイズを自分に合わせて選べる漆器、石川県「わじま手ばしや 小山箸店」の箸、滋賀県「清原織物」の好みの色を合わせてつくる名刺入れ、新潟県「ジー.エフ.ジー.エス(G.F.G.S)」のカットソーなど、その取り組みを展示し紹介するとともに、日本各地のセミオーダーができる。会期中には、出展者による受注相談会やトークイベントも開催。出展者一覧などの情報は公式サイト()にて。また関連企画として、渋谷ヒカリエ8階クリエイティブスペース「8/(ハチ)」では、8月16日から30日まで「SHIBUYA WANDERING CRAFT 2018 ORDER MADE オーダーメイド展」も開催する。【イベント情報】47あつらえ展〜47都道府県のセミオーダーマーケット〜会期:8月16日〜10月8日会場:d47 MUSEUM住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階時間:11:00~20:00(入場は閉館30分前まで)料金:入場無料休館日:9月12日、13日
2018年08月20日蒸し暑い夏を涼しく過ごしたい日本は雨の多い国。そして湿度も高い。日本の湿度平均はおよそ60%~70%。特に夏になると、湿度が75%を超えることも珍しくありません。蒸し暑い不快日は年間で30日近くあり、体温を下げるためにかく汗が蒸発せず肌に残ってベタつくこともしばしば。そんな蒸し暑い夏を乗り切るため、『モンベル』から清涼感のあるウエアが登場しました。それがKAMICO(カミコ)シリーズです。アイボリーに近いホワイトでやさしい風合いの「KAMICO ラウンドネック Tシャツ Women’s(¥4,700+税)」。通気性抜群なのでジャストサイズで着ても肌離れが良く、爽やかな着心地。ゆったりめのシルエットだから、リラックスしたいときに。旅にも持って行きたい一枚。 日本の伝統服から着想”KAMIKO”は、日本古来の「紙衣(かみこ)」という衣服から着想。その昔歌舞伎衣装として着用された紙衣。厚手の和紙を揉み縮め、コンニャク糊や柿渋を塗って仕立てた紙の着物は、吸湿性に優れ軽い着心地で、湿度の高い日本の気候にも適した衣服として親しまれていました。さらさらとした着心地の「KAMICO ワンピース(¥7,100 +税)」。足元をソールのあるサンダルやヒールにすればリゾート風、スニーカーにすればスポーティーに。履くものでコーディネートを演じ分けられます。シンプルデザインだからサングラスなどの小物で遊んでも楽しい。メッシュ編みのカゴバックなど夏のクールなアイテムと一緒に。 環境にやさしいものは肌にもやさしい当時の紙衣は材料に厚手の和紙を使用していましたが、現代の”KAMIKO”はマニラ麻を原料とした紙を使っています。このマニラ麻、育成に農薬や化学肥料を一切使用しません。だから自然環境で生分解されて、最後はまた土に還ります。素材を作る製法は、2~3年で収穫できるマニラ麻より取り出した繊維をパルプ化し、紙の状態にしたものを細長くスリットして糸状にしていきます。「原料が麻というと、チクチクするのでは?」と思うかもしれませんが、紙に加工してからスリットされた糸は麻の強さを保ちながらも毛羽立ちがありません。さらにその糸に撚りをかけると、糸の表面に凸凹が生まれて肌に触れる面積が少なくなり、チクチクよりもむしろサラサラとした清涼感のある着心地になるのです。環境への負荷も少ないオーガニック素材は、次世代を担う繊維として注目されています。 紙糸でつくるアイテムは洋服だけではありません。帽子やソックスなど、夏を涼しく過ごすための小物もラインアップ。「KAMICO ベレー(¥3,300 +税)」は、暑い季節もかぶり心地が快適なベレー帽。型くずれしにくいだけでなく、内側のベルクロでサイズ調節も簡単。夏場は蒸れやすいソックスも「KAMICO トラベルソックス(¥1,300 +税)」なら汗をかいても爽やかな履き心地が持続します。通勤や通学などに最適で贈り物としても喜ばれます。 エコ、だけどおしゃれに私らしく。暑い季節でも清涼感のある快適な着心地を実現した”KAMICO”。肌離れのよさと、優れた通気性・吸放湿性・軽量性という日本の夏に最適なポイントばかり。「紙糸」と聞いて心配されるのはその丈夫さですが、水にも強く自宅で気軽に洗濯することもでき、早く乾きます。近年はペットボトルの再生服やバナナの廃材を使ったクラフト用品など、資源を再生してものづくりを行うブランドやデザインも多くなってきました。エコを意識しすぎることなく、ファッションを楽しみながら環境に寄りそう。やさしくてどこか懐かしい「紙」のウエアから”エコロジカルなわたしらしさ”を体感してみませんか。mont-bell(モンベル)【商品一覧】○KAMICO ラウンドネック Tシャツ Women’s○KAMICO ワンピース○KAMICO ベレー○KAMICO トラベルソックス<お客様お問い合わせ>**********************************************モンベル・カスタマー・サービス〒550-0013 大阪市西区新町2-2-2TEL:06-6536-5740フリーコール:0088-22-0031(携帯電話使用不可)
2018年08月17日おうちワインのぴったり!二重食感チーズおつまみ「Cheezest(チーゼスト)」ワインに合うおつまみと言えば、やっぱり定番のチーズはかかせないもの。おうちでリラックスしながら、ゆっくりと美味しいワインとチーズを楽しむ時間もいいものです。そんな贅沢な時間を演出してくれるのが、ワインと相性ぴったりのご褒美チーズおつまみ「Cheezest(チーゼスト)」。 一日の仕事のストレスを発散したい!疲れを癒す贅沢な時間を過ごしたい!そんな欲求を同時に満たすため、手軽に食べられるチーズおつまみ「Cheezest」が開発されました。その強い熱意を商品名に込めて、Cheese(チーズ) × Zest(熱意)⇒「Cheezest」と命名されたとのこと。 カリッとチェダーとなめらかカマンベールのマリアージュ森永製菓の独自の特許技術『ベイクド技術』をチーズに利用し、外はカリッと焼いたチェダー味、中はなめらかなカマンベール味の二重食感が実現しました。ベイクド技術は、独自の配合と焼成方法により、最表面を効率よく加熱し、内側の軟らかさをキープする技術。この特徴を活かし、異なる食感で2種のチーズの味わいを同時に楽しめるチーズおつまみがCheezest(チーゼスト)です。 手を汚さず気軽に食べられて、ワインやビール等と相性が良いため、おうちでの晩酌はもちろん、おしゃれなホームパーティーにもぴったり!大人かわいいパッケージのデザインにも注目。一つずつ小分けになっていて、常温で長期保存が可能なので、気軽に食べたいときに食べたいだけ食べられるのが嬉しい!常備おつまみとしてやアウトドアにもおすすめです。 【商品概要】商品名:「 Cheezest」(チーゼスト)内容量:30g(10粒分)価 格:1個 420円(税別) / 5個セット 2,000円(税別) / 10個セット 3,800円(税別) オープンなものづくりコミュニティ『TRINUS』(トリナス)のウェブサイト上にて2018年8月8日(水)より限定先行発売中です。今回は、1万個のみの数量限定販売。お客様のご要望が多ければ、将来的に森永製菓が全国販売を行う可能性があるとのこと。ぜひこの機会をお見逃しなく! 「Cheezest」の予約販売はトリナスのWEBでチェック!
2018年08月14日夏のジメジメした暑さを爽快に吹き飛ばすような、クールでさわやかなミントの新製品をご紹介です。これさえあれば、お口の中も気分もリフレッシュできてお仕事もはかどることでしょう。 【森永製菓 × TRINUS】商品開発プロジェクトから誕生!ラテン語で「三位一体」を意味する「TRINUS(トリナス)」は、日本の技術、デザイナー、エンドユーザーの3つを取り成すオープンなものづくりコミュニティです。2014年12月のサービスリリース以降、日本全国からユニークな技術シーズを発掘し、ものづくりコミュニティの力で革新的なプロダクトを多数生み出しています。 そのTRINUSが、森永製菓との共同開発製品であるミントチップ(割って食べる新感覚のハードキャンディ)「TiMES(タイムス)」をトリナスのウェブサイトにて2018年7月31日(火)より数量限定で発売中です! 1粒で40分!小さくても爽快感が長持ちする「TiMES」 森永独自の特許技術『溶けにくい食品素材 LSA(エルサ)』 から生まれた「TiMES(タイムス)」は、1粒で40分溶けずにメントールの爽快感を体感できる、全く新しいミントチップです。厚さ2.7㎜と薄いので、口に入れたままでも会話することが可能。ゴミが出ないので、いつでもどこでもスマートに食べて、ミントの清涼感を継続して楽しむことができます。 持ち運びに便利な新しいデザイン「TiMES(タイムス)」は薄くて割って食べるチョコのようなデザインを採用。持ち歩いてもタブレットのようにカシャカシャと音がしません。薄くスタイリッシュなため、ポケットに入れて持ち運ぶのにも便利です。 ご利用シーン「TiMES(タイムス)」は取り出すときに音も出ず、薄くて小さいので舐めていても目立ちません。なので、リフレッシュして集中したい会議中、口臭が気になるデート中、眠気を防止したい運転中など、様々なシーンでご利用いただけます。 でも、本当に長時間溶けないのか?それは、実証実験動画配信中!ぜひこちらもチェックしてみてください。※40分ノーカットで撮影しています。 今回は、4,000個のみのウェブ限定販売となっていますが、お客様のご要望が多ければ、将来的に森永製菓が全国販売を行う可能性があるとのこと。ぜひご支援ください。 【商品概要】商 品 名:「TiMES」(タイムス)フレーバー:ペパーミント商品サイズ:幅 18mm×長さ100mm× 厚み 2.7mm内 容 量:10粒分(1シート)価 格:1本 350円(税別) + 送料300円10本セット3,000円(税込) + 送料300円 ※但し、支援金額 5,000円(税別)以上は送料無料 「TiMES(タイムス)」はトリナスのWEBサイトにて限定販売中!
2018年08月14日「2018 ムーミンの日の集い」が8月9日、東京・練馬の練馬区立練馬文化センターで開催された。「ムーミンの日」は、『ムーミン』が最初に出版されてから60年を迎えた2005年に制定され、原作者トーベ・ヤンソン(Tove Jansson)の誕生日である8月9日に毎年ムーミンファンを迎え、様々な催しを行っている。14回目を迎えた今回。原作者の姪であるソフィア・ヤンソン(Sophia Jansson)さんから届いたメッセージ動画が放映され、フィンテック グローバルとムーミン物語が埼玉・飯能市で開発中の、ムーミンの物語を主題とした施設「ムーミンバレーパーク」の開業日が来年2019年3月16日に決定したことなどが、世界に先駆けて発表された。また、施設内の展示施設「コケムス(KOKEMUS)」「おさびし山」「ムーミン谷」の最新情報なども公開された。フィンテック グローバルとムーミン物語は、飯能市の宮沢湖を中心としたエリアに、北欧のライフスタイルを体験できる施設「メッツァビレッジ」と「ムーミンバレーパーク」から構成される複合施設「メッツア」を開発しており、「メッツァビレッジ」は11月9日にオープン。「ムーミンバレーパーク」のオープンはムーミンたちが冬眠から目覚める春の時期であるということから来年3月16日に決まった。「ムーミンバレーパーク」は、ムーミンの世界観や作者トーベ・ヤンソンのことを深く知ることができる展示施設「コケムス(KOKEMUS)」、ムーミンの物語を体験できる「ムーミン谷」、身体を使って挑戦や冒険に出かける「おさびし山」など、4つのエリアに分かれている。地上3階建ての展示施設「コケムス(KOKEMUS)」は、フィンランド語で体験を意味しており、トーベ・ヤンソンの人生とムーミン作品を織り交ぜて、来場者が追体験しながら、ムーミンの物語を更に知ることができる施設。インタラクティブな体感展示スペースを通り、常設展と企画展を楽しんだ後は、北欧の輸入ムーミン雑貨を集めたムーミンのギフトショップとカフェで余韻を楽しんだり、ワークショップでものづくりを体験したりすることができる。また、世界最大級の品ぞろえのメインショップやムーミンたちの夜の森のパーティーをイメージしたレストランもある。「おさびし山」エリアは、冒険と施策の山で、小説「ムーミン谷の仲間たち」より「しずかなのが好きなヘムレンさん」のストーリーをモチーフにした遊園地が誕生。遊園地で働いていたヘムレンさんが、遊園地が閉園したことをきっかけに手作りで遊園地を作ったというエピソードに登場するツリーハウスやつり橋、メリーゴーランドなどを用意する。また、おさびし山の頂上からスタートするジップラインのアトラクション「飛行おにのジップラインアドベンチャー」では、森の中に張ったワイヤーを滑車で滑り降りていき、絶景を楽しみ、スリルも味わえるジップラインが往復約400メートルの宮沢湖湖面を滑空。小説「たのしいムーミン一家」に登場する“飛行おに”というキャラクターのように、森の中や湖の上を風を感じながら楽しむことができる。「ムーミン谷」のエリアでは、ムーミン谷にある写真館で、ムーミンたちも訪れるという設定の写真スタジオ「ムイックフォト」があり、プロのカメラマンにキャラクターコスチュームのキャラクターたちとの記念写真を撮影してもらうことができる。メッセージ動画の中で、ソフィア・ヤンソンさんは「トーベは日本の芸術や芸術家からもインスピレーションや影響を受けているので、トーベの作品やムーミン谷の世界は日本の人たちにとっても親しみやすく、受け入れやすいものになっていると思いますし、(日本に)ムーミンパークが誕生するのはとても自然ですばらしいことだと思っています。日本のファンの皆さんに喜んでもらえるように、原作の世界そのものを作れるように努力します」などと挨拶。ムーミン物語の西山祐介副社長は「やっと発表でき、嬉しい気持ちでいっぱい」と話した。当日は、ムーミンファミリーのムーミン、ムーミンパパ、ムーミンママ、ミイも登場。抽選で選ばれたムーミンファンとキャラクターとの撮影会も行われた。また、絵手紙コンテストの表彰式、朗読とピアノ演奏やトークなど、一般向けイベントも開かれた。
2018年08月13日“使い心地”と“佇まい”の調和を大切にすること。『KINTO(キントー)』のものづくりのベースには、この考え方があると言います。使い心地の良さを追求して生み出される道具は、五感になじむように響かせ、手にする時間には愛着を見出してくれるもの。毎日の暮らしを彩りながらそっと寄り添う生活道具を提案しています。そんな『KINTO』のラインナップは、素材や質感にもこだわっているのも特徴。ガラスや磁器、ステンレス、木など、異なる素材を組み合わせて独特の風合い生み出し、花器やコーヒーウェアなども展開。そのインスピレーションと源となるのは、食の体験、空間やファッションなど。様々なカルチャーやライフスタイルに目を向け、使い心地と佇まいが調和する、現代の暮らしに合ったプロダクトを考え企画開発を行なっているのだそう。 今回ご紹介するタンブラーは、普段使いはもちろん、夏の旅の友にもぴったり!あらゆる世代にマッチしそうな、シックで落ち着いたカラーバリエーションも魅力です。 永く使ってほしい、という思いを形に 耐久性に優れた18-8ステンレス。カラータイプには、傷を防ぐパウダーコーティング。それでいて、まるでグラスやマグを使う時かのような、自然な飲み心地をめざし、360度どこからでも飲めるようにしたという「トラベルタンブラー」。豊かな香りと、使う人それぞれに馴染む温度に考慮されているのが特長。アウトドアシーンでもいつもの美味しさに触れる喜びを与えてくれるアイテムは、常に清潔に保てるようにデザインされ、汚れが付きにくいようにされているそう。ボトルはステンレスの真空二重構造を採用。シングルオリジンのコーヒーやティー、ミネラルウォーターなど、飲み物本来の風味を長く楽しんでほしいという思いから。 “日々の暮らしをより心地よく豊かにしたい”との想いが息衝く『KINTO』の「トラベルタンブラー」は、きっとこの夏の記憶を鮮やかなものにしてくれるはず。 トラベルタンブラー 各500ml ¥2,800、各350ml ¥2,600KINTO0120-34-7830(キントー カスタマーセンター):Hiroshi Nakamurastyling:Saori Ikedatext : Akira Watanabe
2018年08月12日Nintendo Laboの「おうち」で可愛い生き物と一緒に遊ぼう。プリンセスラボPrincess Labo ☆おうち編☆今年4月に発売されるや、たちまち子どもたちに大人気となったNintendo Labo。同じく任天堂のWiiなど、身体を動かして遊ぶゲーム機はこれまでにもあったものの、Laboがさらに画期的なのは、コントローラーを自分で作るという “ものづくりの楽しさ” まで体験できるところ。また段ボール素材なので、自分の好きな色や柄にカスタムできるのも魅力です。Nintendo Laboを実際に作り、その様子を体験レポートする今企画。前回の「ピアノ編」に続いて今回は「おうち編」を公開。さらに、女の子がきっと喜ぶ、可愛くておしゃれなカスタム法もご紹介します!▼ピアノ編はこちらくるくるブロック、ネジネジブロック、ぷすぷすブロック。3つのブロックの組み合わせで、可愛い生き物と遊ぼう!今回作るのは『バラエティ キット』の中の「おうち」Toy-Con。ゲームを起動するとこのToy-Conが、リスのようなネズミのような、ナゾだけど可愛らしい “ある生き物” のおうちに変身します。例えば、Toy-Conを傾けると生き物がよろめいたり、ネジのブロックを差し込むとそのおうちの中に大きな蛇口が現れて、ネジをまわすと蛇口から水が出ておうちの中に溜まっていく、といったように。またボウリングや縄跳びなど、生き物が “プレーヤー” となって遊べるミニゲームも。餌や水をあげて育てるペット育成ゲームはよくありますが、とくにこのLaboは、中の生き物と “一緒に遊ぶ” という側面が強いので、よりお子さん向きかも知れません。オリジナル動画今回、編集部がカスタムしたNintendo laboはこちら。シンプルなNintendo Laboがどんどんポップにアレンジされていき最後は世界にひとつだけのプリンセスラボが完成。実際のピアノのカスタムを動画でおさらい!【 組み立て法 】おうちToy-Conもピアノと同様、Switchにカートリッジを差し込み、始まる動画に沿って組み立てていけばOK。とくにこのおうちは、箱状の本体+付属パーツ4つと、『バラエティキット』に入っている5種類の中でも比較的シンプルな構造なので、初めて&お子さん主導で作る場合にもおすすめです。完成までの所要時間は2時間〜3時間ほど。各ブロックの組み立てと輪ゴムの取り付けがやや複雑なので、お子さん主導で作る場合は、ここだけ大人の方が手伝ってあげるといいでしょう。1.おうちの本体と附属のパーツを切り取るおうちでは段ボール、反射材シートのほか、ヒモ(ブルー)と輪ゴムを使います。ヒモと輪ゴムは他のToy-Conの部品と一緒に入っているので、使う分だけ取り分けておくと◎。2.おうちの本体をセットするおうちの本体部分から組み立てていきます。左右対称のパーツにはツメと差し込み口の部分に「L」「R」の印があるので、これもしっかり確認を。3.Joy-Conの差し込み部分を作ります煙突部分の取り付けも向きを間違えないように。遊ぶ時はここにJoy-Conを差し込みます。壁部分を取り付けると、一気におうちっぽくなってきた!4.いよいよおうちの本体が完成Switchの画面を置くための外枠、屋根を取り付けたら、おうちの本体部分が完成!作業量は、ここまでで全体の半分くらい。5.ここで細かなパーツに着手します各ブロックの組み立てはパーツの向きを間違えやすいので、手順ごとに確認を。小さなパーツほど丁寧に折りグセをつけておくと、組み立てやすく仕上がりもキレイです。6.いよいよ完成。ブロックを回してその感触を楽しんで完成したら動作確認をしてみましょう。ブロックを回すとカチカチと音がしたり、押すとバネで戻ってきたり、段ボールが立派な道具になっていることに驚くはず!Toy-Conをセットしたあとは3種のブロックを差し込むことで、Toy-Conの中にいる可愛生き物とゲームをしたりと色々遊べるように。今回のカスタムも、アクセサリー作家の鷲巣萌さんにお願いしました。イメージは前回のピアノ同様、ポップでキュートな “アメリカのティーンの女の子”。ただし今回は、コラージュの部分をシールでのデコレーションに。そして今回も“子どもっぽくしすぎない”のが、おしゃれに仕上げる重要なポイントのようです!「メインになる猫のシールは、あえて大人っぽいものをチョイスしました。シールをたくさん貼るとどうしても子どもっぽくなりがちですし、いかにも子ども向けのデザインだと “子どもがただ好きなシールを貼っただけ” のように見えてしまうので(笑)。なので選ぶ際は、“ちょっとおしゃれすぎるかな……” と思うくらいがちょうどいいと思います。前回のピアノでは黒い部分をピンクに塗り変えましたが、おうちはもともとの白が可愛いので、チェック&ドット柄で地の色を生かしたデザインに」今回使った材料がこちら。アクリル絵の具は同じパステルトーンのものを2色用意。シールは、デザインのメインになるもの、サブになるものと大小で揃えると◎。1.屋根にチェック柄を描いてみよう屋根は一度取り外し、平らな状態にしたほうが柄を描きやすい。チェック柄は描きたい線よりも細めの筆を使うと、線がよれてしまった時も修正が簡単に。2.次はドット柄に挑戦ドット柄のピンクはうすい色で。一方の色みはあえて控えめにするのが、2つの柄が仲良く同居させるポイント!柄を描く幅のない細いパーツは塗りつぶせば、ピンクがしっかり際立ちます。3.色を塗った部分にシールでさらにデコる面が広い部分や、色を塗った部分にシールを貼っていきます。それぞれの面で主役となるシールを決めておくと、たくさん貼っても散らかった印象にならず、バランスよく仕上がります。4.シールのバランスを見て完成とびきりおしゃれなおうちが完成!画面を入れてゲームを起動させるとこんな感じに。これなら、遊ばない時はそのまま飾っておいても可愛いですよね。自分だけのカスタムで、より愛着を持ってもらえそうです♡DESIGNER’S PROFILE鷲巣萌さん「Tiny Twee Accessory joy!」のブランド名で、プラバンを使ったアクセサリーを中心に制作。2歳の女の子のママ。大人にも似合うポップ&ガーリーな世界観は、ぜひカスタムの参考に。instagrm : moe_miilaお問い合わせNintendoLaboは任天堂HP、またはamazon、百貨店のおもちゃ売り場などで購入可能です。ほかにも公式のデコセットや、ロボットキットなども販売中。Video director:Kengo YagawaText:Megumi YamazakiPropStyling:Moe WashizuComposition:Shiho Kodama
2018年08月10日10月放送スタートの阿部寛主演ドラマ「下町ロケット」。この度、前作から引き続き、土屋太鳳、竹内涼真、真矢ミキらが続投することが明らかになった。本作は、2015年10月期に放送された池井戸潤原作のドラマ「下町ロケット」の新シリーズ。今回は、先月発売されたばかりのシリーズ第3弾「下町ロケットゴースト」を映像化。宇宙から大地へ、佃製作所の新たな戦いが始まる。すでに、放送決定と同時に主人公・佃航平役の阿部寛をはじめ、立川談春、安田顕、和田聰宏、今野浩喜、中本賢、谷田歩の出演が決定していたが、今回また新たに前作から引き続き出演するキャスト陣が発表された。■土屋太鳳/佃の娘・利菜役阿部さん演じる佃の娘で、両親に憧れ現在は帝国重工でロケット開発をしている利菜役に、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『春待つ僕ら』など映画への出演が絶えず続き、現在ドラマ「チア☆ダン」に出演中の土屋太鳳。今回再びの参加について土屋さんは、「あたたかな佃家で育ち、反抗し、悩み、決断した利菜が、今回はどこで何を思い、何に挑戦していくのか、ワクワクさせていただく機会にもう一度出会えていることが本当にうれしく、光栄です」と喜びながらも、「台本の冒頭に並ぶ錚々たる方々のお名前の中に自分の名前を見つけ、あらためて緊張もしております」と現在の心境を明かしている。■竹内涼真/立花洋介役佃製作所技術開発部の若手エースとして活躍する立花洋介役を演じるのは、連続テレビ小説「ひよっこ」、「陸王」、「ブラックペアン」の好演も記憶に新しい竹内涼真。「撮影現場は日々緊張の連続でした」と前回の撮影をふり返った竹内さんは、「今回は堂々とカメラの前に立ち、役柄同様成長した姿をお見せしたいと思っています」と意気込み。「観ている方々にものづくりの素晴らしさ、中小企業の底力を感じていただき、また明日から頑張ろうと思える作品になるよう、佃社長を信じて撮影を頑張っていきます」とコメントしている。■朝倉あき/加納アキ役佃製作所で数少ない女性エンジニア、加納アキ役を『かぐや姫の物語』『ハロウィンナイトメア』の朝倉あき。「決して諦めない佃社長とその心強いメンバーと共に、また新たな夢を追い掛けられるのが楽しみでなりません」と撮影が待ち遠しいと話す朝倉さんは、「若い彼女が、自分の仕事が沢山の人の未来に繋がることを信じ、さらに成長していく姿を今回も一生懸命演じていきたいと思います」と意気込んでいる。■真矢ミキ/佃の元妻・和泉沙耶役佃の元妻で、かつて佃が在籍していた宇宙科学開発機構の研究員・和泉沙耶役を演じるのは、女優だけでなく、番組の司会なども務め幅広く活躍する真矢ミキ。「一度演じた役ではありますが、私も思い新たに役を生きたいです」とコメントしている。■木下ほうか/水原重治役帝国重工の宇宙航空部本部長・水原重治役には、「痛快TV スカッとジャパン」でもお馴染みの木下ほうか。出演を喜ぶとともに「更なるクオリティーの向上をはからねば意味がありません」と熱く語る木下さんは、「劇中の工業製品の新開発のように、進化する私に是非ともご注目くださいませ!」と見どころを語っている。■ほかにも強力な俳優陣が続投!そのほか、佃製作所の命運を一身に背負って闘う敏腕弁護士・神谷修一役の恵俊彰、ライバル企業のイヤミな顧問弁護士・中川京一役の池畑慎之介。さらには、経営者だった夫を長年支え続け、いまは息子の佃と孫娘・利菜の3人で暮らしている佃和枝役の倍賞美津子も引き続き出演し、新シリーズを盛り上げる。恵さんは「ぜひ原作を読んでドラマを見てください!」とおすすめし、池畑さんは「前作放送中には新幹線の中で、知らないサラリーマンの方々から『あのイヤな弁護士』と指さされました。今回もよりイヤミな弁護士を目指したいと思っております」とコメント。いまから楽しみだと話す倍賞さんは「団欒している雰囲気が伝わればと思います」と語っている。なお、今作で大きな鍵を握る殿村の実家、米農家の撮影は新潟県燕市で大規模ロケを敢行することが決定。ドラマにあわせて田植えや稲刈りを実施するなど、ロケと連動したイベントも予定されている。日曜劇場「下町ロケット」は10月より毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年08月10日夏の風物詩の風鈴、涼し気で優しい音に癒やされますよね。今年の夏は風鈴を飾ってみるのはいかがでしょうか?今回訪れた〔篠原まるよし風鈴〕は、古くから愛される《江戸風鈴》を作る老舗の風鈴屋です。今では家庭で風鈴を飾ることはあまりありませんが、一歩足を踏み入れると、ものづくりへの想いがたしかに息づいていました。また、〔篠原まるよし風鈴〕では《江戸風鈴》の製作体験も行っています。今回はそんな〔篠原まるよし風鈴〕でのオリジナル風鈴の製作体験を通して、《江戸風鈴》の魅力をお伝えします!夏を彩る〔篠原まるよし風鈴〕の《江戸風鈴》緑の大きなのれんが特徴的な入り口新御徒町駅から徒歩1分程度、昔ながらの商店が並ぶ「佐竹商店街」を歩いていると、懐かしさのある風鈴の音が聞こえはじめ、すぐに緑色の大きなのれんが見えてきます。のれんには「江戸風鈴」の文字。そこが、今回取材させていただいた〔篠原まるよし風鈴〕です。〔篠原まるよし風鈴〕は、1990年から《江戸風鈴》を作り続ける老舗です。また、風鈴の製作体験もでき、ものづくりの楽しみを味わうことができるお店でもあります。《江戸風鈴》って何?風鈴の音が商店街の夏を彩る《江戸風鈴》とは、その道の第一人者・篠原儀治さんが昭和40年頃に命名したガラスの風鈴のことです。ガラスの風鈴自体は、江戸時代末期から庶民の間で知られていたそうですが、これを《江戸風鈴》と名付けたのは、篠原儀治さんと言われています。《江戸風鈴》の特徴は、型を使わずにガラスを膨らます「宙吹き(ちゅうぶき)」と呼ばれる製法にあります。型を使わずに一つ一つ作るため、同じ形や柄でも異なる音色がするのです。今回は、その《江戸風鈴》の製作体験を通して、江戸時代から続くものづくりを体感しました!《江戸風鈴》作りを体験!〔篠原まるよし風鈴〕では、《江戸風鈴》の製作体験ができます。すでに形作られているガラスに絵をつける「絵付け」のみのコースもありますが、今回は自分でガラスを膨らませる「ガラス吹き」と「絵付け」を体験してきました!およそ1,300度でガラスを熔かす《江戸風鈴》は、原料であるガラスを炉で溶かしながら、一つ一つ丁寧に膨らませて作られます。しかも型を使わない「宙吹き(ちゅうぶき)」という方法で作られるため、同じものは二つとありません。並べられる《江戸風鈴》の原型ガラス吹き体験では、職人さんの助けを借りながら、このような形を目指してガラスを膨らませていきます。まずは職人さんの技を見学!熱いうちにガラスを膨らましていくガラスを溶かし、熱いうちに息を吹き込み膨らませていきます。あっという間に美しい風鈴の原型ができあがる〔篠原まるよし風鈴〕の職人さんは、47年間《江戸風鈴》を作り続けているので、あっという間に美しく丸みを帯びた風鈴の原型ができあがります。ガラス吹きに挑戦!職人さんのガラス吹きの様子を見学をしたところで、私もガラス吹きに挑戦しました!見よう見まねで膨らませていきますが……。形が崩れてしまったガラスガラスが潰れてしまい、大失敗してしまいました……。ガラスを膨らませる時の、力加減がものすごく難しいです。それもそのはず、職人さんいわく「一人前になるまでには10年かかる」とのこと!二回目は職人さんの助けを借りながらガラスを膨らませていきました。ガラス吹き体験で作った風鈴の原型こちらができあがった風鈴の原型です!これを20分ほどかけて冷ましたあと、絵をつけていきます。風鈴の縁を削る作業ガラスが冷めたあとは、余分な部分を取り除き、縁をザラザラに削ってもらいます。風鈴が風鈴たる音を奏でるには、この作業が欠かせないそうです!かわいい《江戸風鈴》を鑑賞!ガラスを冷ましている間に、お店に置いてある《江戸風鈴》を見てみましょう!取材に伺った日はたまたま商品があまり置いていない日でしたが、どれも欲しくなるようなかわいい風鈴がたくさんありました!三匹金魚一番上にあるのは、金魚が描かれた風鈴です。金魚や海藻なども、繊細に描かれています!また、《三匹金魚》の下にある風鈴にはくじらが描かれていてかわいい!戌年に合わせて作られた風鈴こちらは戌年に合わせて、全体に犬が描かれた風鈴です。置物としてもほしいくらい愛嬌のある顔ですね♪江戸切子で描かれた金魚の風鈴この《江戸風鈴》には、東京都の伝統工芸である江戸切子による金魚があしらわれています。福招き猫(スキ)さらには縁起の良い招き猫の風鈴もあります!涼し気な風鈴の音に加えて、福を呼ぶ招き猫が描かれており、快適な夏を過ごせること間違いなしですね♪それでは絵付けに挑戦!準備が整ったので、次は《江戸風鈴》の「絵付け」に挑戦です!絵付けに必要な道具こちらが絵付けの道具一式です。台紙に広げた絵の具と筆水彩絵の具を台紙に取り、お好みの色を、風鈴の内側に塗っていきます。今回は、同じく夏の風物詩である「花火」を描いていきたいと思います!絵付けが終わりました!手元にある見本を参考にしながら描いてみました!風鈴の内側に描いていくため、なかなか難しかったですが、なんとか上手くいったのではないでしょうか……。絵付けを体験してみて、〔篠原まるよし風鈴〕に置いてあった風鈴が、どれだけ高い技量を必要としているが分かったような気がします……!お店の人に仕上げをしてもらい完成!絵付けが終わると、お店の人に「振り管(ふりかん)」または「舌(ぜつ)」と呼ばれるガラスの重りや、短冊をつけてもらい完成です!一つ飾れば夏らしく!お部屋に飾ったオリジナルの《江戸風鈴》できあがった《江戸風鈴》を早速お部屋に飾ってみました!風が吹くと、カラカラと高く乾いた音が鳴り安らぎます。ガラス吹きから絵付けまで自分で作った風鈴ですから愛着がわいてきますね♪一つ飾るだけで夏らしい装飾になります!《江戸風鈴》で今年の夏に彩りを!今では家庭で飾られている様子はあまり見なくなった風鈴。しかし、風鈴のあの音は、やはり涼し気で心地よいですよね。〔篠原まるよし風鈴〕では自分だけの《江戸風鈴》を作り、そして自分だけの音を奏でることができます。《江戸風鈴》で今年の夏を彩りませんか?【篠原まるよし風鈴店舗詳細】●住所東京都台東区台東4-25-10●TEL03-3832-0227●アクセス都営地下鉄大江戸線新御徒町駅から徒歩1分●営業時間日によって変動(公式ウェブサイトをご確認ください)〔篠原まるよし風鈴〕公式ウェブサイト
2018年08月08日スケーターでファッションが好きな青年が、ファッション業界やものづくりを行う工場、職人に対する思いが込められた「生きているTシャツ」プロジェクトを始めた。クラウドファンディングでの同プロジェクトの支援率は、開始後一ヶ月経たずして、すでに80%を越えている。今回Be inspired!は、ニューヨークでファッションマーケティングを学ぶ準備のため、現地で英語を勉強している彼にメールでインタビューを行った。社会に対する思いを込めたブランドを始動させた背景には、何があったのだろうか。Photo by Saya Nomura「遊びも勉強も振り切れていなくてダサい」彼の名は佐藤徹駿(さとう てっしゅん)、23歳。基本的にどこへでも持ち歩き、移動手段として使用しているスケボーを始めたのは高校生のときだった。現在の音楽や洋服の趣味もすべて、スケートカルチャーに影響を受けているといっても過言ではないという。そんなスケーターマインドを持つ彼だが、大学3年生までは正直なところ、あまり真面目な学生ではなくのんびり遊んでばかりだったと振り返る。このままだと俺やばいって危機感とまわりのイケてる友達やかっこいい大人たちと自分を比べて、劣等感をめちゃくちゃ感じていました。遊びも勉強も振り切れてなくてダサいなって自覚がありました。そんな温度・湿度の調整機能を持つTシャツがどこで作られているかというと、彼の父親が4代目として営む工場だ。徹駿氏の実家は100年近い歴史を持つニット工場で、「生きているTシャツ」は、そこで培われた職人の長年の経験と技術を生かした製法で編まれる。セーターを作るには、原料から糸にする行程をはじめ、染色や成型、編み機の調整とプログラミング、寸法通りに形を整えるまでの一定の工程が必要で、彼の実家の工場はそのすべてを行っているという。しかし、日本全国で紡績や染色を行っている工場は、ほんのわずかしか残っていないのが現状なのだ。23歳の自分にできる、最大の反抗自身のブランドにつけた名前は「rebel-23」*1。現在23歳の彼が、今のファッション業界やものづくりを行う工場、職人たちを取り巻く環境に対して訴えることができる最大限の思いを込めたという意味合いだ。日本のニット工場を取り巻く現状についていえば、効率よく利益を得ることを追求してきたために、人件費の安い国へ生産拠点を移し続けられた。その影響を受け、30年前には国内マーケットで販売されているセーターのうち50%以上が日本で作られていたところが、現在ではわずか0.5%しか生産されなくなっている。その事実を目の当たりにして感じた「このまま合理性ばかり求めていくと国内から技術が消えてしまう」という危機感について徹駿氏は、クラウドファンディングページにこう綴っている。10年後、20年後、私たち若い世代が「自分たちが作りたいもの」を作り続けるために、今の日本のものづくりを守り続けないといけない。(*1)rebelには反抗という意味があるパトロンとなった際に得られるリターンは「生きているTシャツ」や「工場見学ツアー参加券」だけではなく、「徹駿と一緒にスケートボードをする権利」や「徹駿と飲みに行く権利」といったユニークなものも選べる。もしかすると、どこからとなく感じられる彼のユーモアが支援する人を惹きつけているのかもしれない。それらをリターンに入れた理由について、インタビューでは以下のように答えている。強いて言えば、他のプロジェクトのリターンなどで「講演会に呼ぶ権利」みたいなやつをよく見かけるのですが、自分はそんなことができるほど、ためになるいい話は何もできないし、人前で話すのとかは苦手で、でももし何かできることがあるとしたら、新しく何かを始めたいと思っている人や私の話をききたいなっていう人に対して、自分が一番熱くなれて、楽しくなれて、そして仲良くもなりやすい環境でお話ができるリターンを作ろうと思ったのが狙いです。あと、クスってなってくれればいいかなって感じです。Tesshun Sato(佐藤徹駿)Twitter|Instagram▶︎オススメ記事・#9:「マス受けは望まない」。消費者と環境と“ワタシ”のために服を作る英国ファッションブランド|Bi編集部セレクト『GOOD WARDROBE』・アンチファストファッション。「泥」を尊敬し、「土」に還る服を作る男。All photos via Tesshun Sato unless otherwise stated. Text by Shiori KirigayaーBe inspired!
2018年08月03日2011年から始まった「モノマチ」は、古くから製造/卸の集積地としての歴史を持つ台東区南部・徒蔵(カチクラ)エリア(御徒町~蔵前~浅草橋にかけての2km四方の地域)を歩きながら、”街”と”ものづくり”の魅力に触れる3日間。下町ならではのショップやワークショップを通して、クリエイターのこだわりを肌で感じることができるイベントです。また、期間中にしかオープンしない限定ショップや、メニューなども豊富。今回、ペルルでは「モノマチ」で気になったショップ、飲食店の取材の他、キュートなクラフト女子のファッションスナップも敢行! この機会に、特別なお店を探しに”モノマチエリア”を訪れてみては? ピックアップ①「Small Axe」 手作りハンバーガーの移動販売をしている「Small Axe」は、モノマチの常連(今回で4回目)。農家から取り寄せたフスマから作ったこだわりのバンズを使ったハンバーガーが大人気! 無添加の食材を使っているので、大人も子どもも安心して食べられるのが嬉しい。甘酸っぱいレモンの果汁がカラダに染み渡る、無農薬のレモンジュースも夏にぴったりの一杯です。 小笠原諸島母島の無農薬無肥料のレモンジュース! 暑い夏の日にぴったりのレモンジュース.。 ピックアップ②「SOL’S COFFEE(ソルズコーヒー)」 「SOL’S COFFEE」は、台東区に3店舗を構える地域に根ざしたカフェ。こだわりの焙煎法によって生み出されるコーヒーは、"毎日飲んでもカラダにやさしい"がコンセプト。「モノマチ」6回目の常連らしくイベント当日は、限定の「アフォガード」を販売。まるで友達の家に遊びにきたかのように、わきあいあいと会話を楽しむ人達に、下町ならではの温かさを感じました。 エスプレッソの苦味とアイスの甘味が絶妙にマッチ! アフォガードのアイスは、お店のラテに使用している牛乳と同じものを使用しているから、エスプレッソとの相性も抜群!「モノマチ」だけの限定商品は、3店舗それぞれ異なるというこだわりっぷり。 ピックアップ③「〼kuramae(マスクラマエ)」 普段は居酒屋という「〼kuramae」。イベントの日はかき氷や蚊取り線香など、夏の風物詩をかたどった”練り切り”を手作りするワークショップを開催。和菓子を手作りというと難しく感じる人も多いと思いますが、ここでは成形と色付けだけなので、初心者はもちろん子どもでも簡単にできるのが嬉しいところ。また、英語が堪能な女将の漆畑博子さんが丁寧に教えてくれるので、外国の方にも人気です。イベント以外でも月に一度、練り切りのワークショップを開催しているそうなので、気になる人はぜひ足を運んでみては? 夏を感じさせるキュートな練り切りを手作り! 練り切りワークショップ1名¥1500(お茶付き)※モノマチ期間中お問い合わせ先:ピックアップ④「ariai」 土のもの・木のもの・布のもの・ガラスのもの・雑貨のセレクトショップ「ariai」。併設のカフェでは、お店で販売している作家の器を実際に使っているので、使い心地をじっくり確かめられます。ハンドドリップで一杯一杯丁寧に淹れる深煎りのコーヒーや、イベント限定の「モノマチガレット」に定評あり。個展や企画展なども随時開催しているそうなので、気になる人はぜひチェックしてみて! こだわりの手織りバッグを展示イベント当日は、バッグやファッション雑貨のブランド『LLO(ロー)』の個展を開催。トートバッグ¥11800 女性に大人気の「モノマチガレット」そば粉のガレットに、ソーセージ、目玉焼き、サラダを添えたモノマチガレット¥1200 モノマチで見かけた素敵なClipガール!¥【コーディネートのポイント】『ユニクロ』のイエローのパンツに、古着のパープルのTシャツを合わせたカラーブロックの妙が光るToriさんのコーディネート。仕上げにclipのカゴバッグで夏らしさを添えて。「友達に会うために訪れた日本を満喫中。練り切りのワークショップが最高でした!」Toriさん(オーストラリア) ベージュと白のやわらかな色使いで全身をガーリーにまとめた翠さん。モノマチめぐりでゲットした腕時計と、clipのカゴバッグが程よいアクセントに。「お香を調合するワークショップが楽しかったです!」翠さん(OL) 紅白の上下で日本らしさをイメージしたという本日のコーディネート。京都で購入した『ホールラブキョウト』の鼻緒シューズも個性的! clipの黒ベレー帽でコーディネートを引き締めて。「zaziquoの服が好きで、モノマチに遊びに来ました。お目当ての展示が可愛かったので満足です」栗原詩乃さん(大学生) 【information】第10回モノマチ会期:2018年5月25日(金)~5月27日(日)会場:台東区南部地域一体(浅草通り、隅田川、神田川、中央通りに囲まれた地域)参加者店:175組(店舗、メーカー、問屋、職人工房等)アクセス:JR「御徒町駅」「浅草橋駅」、東京メトロ 日比谷線「仲御徒町駅」「銀座線上野広小路駅」、都営浅草線「蔵前駅」「浅草橋駅」、都営大江戸線「上野御徒町駅」「新御徒町駅」「蔵前駅」、つくばエクスプレス「新御徒町駅」※上記の駅が、いずれも会場エリアに含まれます。主催:台東モノづくりのマチづくり協会(地元有志による自主運営組織)web: monomachi.comfacebook : : @monomachiStudio・Clip お問い合わせ先[.st]
2018年08月02日真夏のおすすめバッグ①やっぱりデイバッグが好き!水にも強い『Aeta(アエタ)』は街でも旅でも大活躍!大中小の3サイズに、渋めの4色のカラーバリエーションをラインナップしているのも魅力。どんなスタイルにも好相性、様々なシーンで使い分けるのも楽しい。 軽くて、使いやすくて、水に強い。しかもどんな服装にもしっくりくるデイバッグなら、毎日の友はもちろん、旅にだって持って行きたくなる。ブランド名の『Aeta(アエタ)』は、日本語の“逢えた”に由来する。ひとつひとつの出会いを大切にしながら型にはまらない自由な発想で丁寧なものづくりをしたい、と言う思いを込めてこの名前に付したそうだ。 今回、PeLuLuが注目したのは、そんな『アエタ』のデイバッグ。シンプルかつミニマムなデザインが特長です。180度の開閉が可能なジップなど機能面に優れているのはもちろん、荷物を取り出す時に便利な設計なので、旅はもちろんデイリーにも活躍してくれるはず。ぜひチェックしてみては? いつものデイバッグで出かけよう。水にも強い『Aeta(アエタ)』は旅でも大活躍! 真夏のおすすめバッグ②夏の大本命トレンド「透け感」は『TEMBEA(テンベア)』のバッグと一緒に。右からGAME POUCH PVC(透明) ¥9,500・BAGUETTE TOTE PVC(BROWN) ¥14,000・DELIVERY TOTE PVC(BLACK) ¥14,500/TEMBEA 今季のトレンド「透明」なPVCとキャンバス地のシックな化学反応を楽しみたい。トップスもスカートもドキッとさせるようなシースルーを楽しむスタイルですが、いざ着ようと思うとコーディネートが悩ましいアイテムでもあります。トレンドを気軽に取り入れるなら、小物からはじめるのが賢い選択。シューズやバッグなど一点投入するだけでサマーファッションを今らしくブラッシュアップしてくれます。 しっかりした厚みのあるPVCを使用し、ブラウンやブラックなど大人っぽいカラーも揃いポップになりすぎず男性にも持ちやすい。ハンドル部分にはレザーを合わせ、ビニール素材の軽やかさにほどよい落ち着きをプラスしています。PVCとキャンバス地のシックな化学反応。夏の本命トレンドは『TEMBEA』のバッグと一緒に。 真夏のおすすめバッグ③遊び心ある『ビューティフル ピープル』の花柄ロゴバッグとメッシュバッグでハッピーな夏スタイルを演出 右・カトレアタグトート¥9,000、左・メッシュバッグ¥20,000/ビューティフルピープル 青山店 既成概念にとらわれない服作りに定評がある『beautiful people(ビューティフルピープル)』。シンプルながらもインパクトのあるロゴバッグに、大人に似合うカラーTシャツが届きました。まずご紹介するのは、大人っぽいカトレアの花を全面にプリントしたロゴトートバッグ。ブランドタグをワッペンのように縫い付けたデザインにも注目してもらいたいアイテムです。こちらは直営店でしか買えない限定品で、写真のオリーブの他に、ブラック、マスタード、ブルーの4色を展開。マチもたっぷりあるので、たくさん荷物を入れることができます。いつもシンプルなコーディネートになってしまう人も、インパクトのある花柄小物をプラスすることで、普段とは違った表情になるはず。 『beautiful people』のロゴバッグとTシャツで、スタイルに遊び心をプラス 真夏のおすすめバッグ④軽くて丈夫!大人のカジュアルファッションにぴったりの雨にも強い『kha:ki(カーキ)』のポリエチレンシートを使ったバッグ カジュアルなシーンに活躍する、ポリエチレン素材のバッグ 真夏の夕立やスコールのような突然の豪雨と雨の心配が年々増えている気がします。音楽フェスやキャンプを楽しむ森や山ではとくに雨も多く、夏のレジャーと“濡れる”ことはもはやセット。ならば準備も楽しんで、このシーズンをアクティブに過ごさなくてはもったいない!雨の日だって、濡れてもOKなおしゃれな相棒を連れて街やレジャーへ出かけましょう。 ショッパーバッグに使用されることの多いポリエチレン素材。その理由は丈夫であることや水に耐性があるから、ということは言わずもがな。機能性の高い素材ながら、生活感というハードルを超えらなかった素材がファッショナブルに昇華して、『kha:ki(カーキ)』から今シーズン発売になりました。工業資材などで使用される日本製の高密度ポリエチレンシートを採用し、カラーはブランンドのシグネチャーであるカーキとクリーンな印象のホワイトを用意。インダストリアルな雰囲気の良さを生かしたシンプルなデザインは男女ともに好まれそうです。上部はミニサイズがファスナー、ミディアム&ラージサイズがどっとボタンで開閉できるようになっています。どのサイズにも内側にポケットが付いているのですっきりと収納ができ、お出かけには嬉しいですね。マチもあるのでも、必要な持ち物をちゃんと入れられます。軽くて小さくたためるのでバッグインバッグとして携帯するのもオススメ。降っても晴れても!梅雨から夏の相棒に、『kha:ki(カーキ)』のポリエチレンシートを使ったバッグ 真夏のおすすめバッグ⑤上質で上品なデザインが魅力的!優秀アイテム本格派レザー「ミニショルダーバッグ」 真夏でもきちんと感のあるスタイルをしなければならない日もありますよね。ここで紹介するのはは、どんな大人女性にもぴったりの王道のブラックレザーを使った、小さめショルダーバック。スタンダードなかたちでこの夏はもちろん、使い続けられる普遍的なデザインが印象的なこちらは、そのサイズ感と本格レザーが、女性の魅力を引き立てます。デイリーユースからちょっとトクベツなおでかけまで大活躍の、最高の一点を見つけて。 便利でお上品!優秀アイテム本格派レザー「ミニショルダーバッグ」
2018年07月31日こんにちは!EVERY DENIMの山脇です。EVERY DENIMは僕と実の弟2人で立ち上げたデニムブランドで、2年半店舗を持たず全国各地でイベント販売を重ねてきました。 2018年4月からは同じく「Be inspired!」で連載を持つ赤澤 えるさんとともに、毎月キャンピングカーで日本中を旅しながらデニムを届け、衣食住にまつわるたくさんの生産者さんに出会い、仕事や生き方に対する想いを聞いています。本連載ではそんな旅の中で出会う「心を満たす生産や消費のあり方」を地域で実践している人々を紹介していきます。思い立ったら即行動が信条の二上さん、さっそく帰省し工房を見学させてもらうことに。そこで見たのは、糸から生地まですべて人間の手によって丁寧に作り上げられていく工程。伝統的に受け継がれてきた手紡ぎ、手織り、染めを目の当たりにし興奮が冷めやらなかった。長い経験の中で削ぎ落とされた、シンプルな所作を美しいと感じた。こんなにも人がなめらかな動きをすること、その風景を人から人へ継承しずっと残してきたこと。その事実にただ心を打たれたという。そんな工房を主宰する秋山氏とも対面。彼が見せてくれた数々の染物作品。その表現の豊かさはやはり圧倒的だった。ただそれ以上に、二上さんは秋山氏のユーモア溢れる素敵な人柄に心を奪われたという。初めて会った時僕は緊張でガチガチだったんですが、秋山さんはとにかく気さくで面白く、素人の僕に対しても丁寧に接してくださいました。ものづくりのクオリティもさることながら、彼の人柄に惹かれてしまって。そのとき直感的に「この人についてったら面白そう!」と思ったんです。大学卒業後、どのように生きていくか。モヤモヤしていたところから、一気に道が拓けた気がしました。現場の工程を一通り経験し、現在は糸や生地の藍染めを主な担当とする4年目。とにかく若手が少ないと言われるものづくりの職人世界において貴重な人材でもある彼は、業界に入ったという決断を「自然な選択」だと語った。「東京から宮崎に戻って工房で働く」と周囲に話した時は、とても驚かれましたし止められました。突発的すぎるだろうと。なんでそんな道を選ぶんだと。でも自分にとっては、何よりこれが一番自然な選択だった。秋山さんも当時72歳。彼から技術を継承するには急がなければという気持ちもありました。自分の心に問いかけ、納得する道に踏み出すこと。きっとうまくやっていけると自信を持つこと。すべて根拠のないことかもしれませんが、大きな決断をする上では大切な考えだと思っています。二上さんが働く「綾の手紬染織工房」のように、手紡ぎ、手織り、手染めなど、手仕事を生業とする工房は、生産効率だけを追求すれば機械に頼るのが正解であるいまの業界において、これからどうしていくべきなのか。どこの工房も「自分たちの基準」を設けることが必要だと考えています。特に僕たちが関わるこの和装業界では、昔からずっと人から人へと受け継がれてきた技術や技能がある。その中で、何を大切に思い、どこを残していくのか。逆に何を残さなくていいのか、それをしっかりと考えないといけない。考えるためにはいま、僕たちの何が価値として世の中に提供できているのかをもう一度見つめ直す必要がある。「人の手でつくられている」というのは、その手段でしか到達し得ないクオリティのモノを届けているからなのか、はたまた、希少性にこそ価値があるのか。二上さんは僕と同じ1992年生まれ。同世代の人間がこれほどまでに国内の手仕事と向き合い、哲学を深めていっていることに、とても大きな刺激をもらいました。大きな変化を生まなければ生き残っていけない業界の中で、それでも変わらない良さを探そうとしている。持ち前の好奇心を目いっぱい使って、自らの心のうちに、美しさとは何かを問いかけながら。「僕が秋山さんと出会い、一緒に働きたいと思ったように、僕と出会ったことで、ともに働きたいと思ってもらえる人間になりたい」。インタビューの最後でポロっとこぼした二上さんの夢。彼の願いはそう遠くない未来に叶えられるだろうと確信しています。二上 拓真Twitter|Instagram1992年生まれ。東京の大学在学中に藍染め師・秋山眞和との出会ったことから地元宮崎県の染織工房へと就職を決意する。本藍染めを軸に、養蚕から染織まで絹織物産業の担い手、伝え手として活動している。キャンピングカーで巡る47都道府県の旅のスケジュール第5回:2018年8月14日(火)〜8月21日(火)行き先:8月14日(火)徳島8月15日(水)徳島8月16日(木)高知8月17日(金)香川8月18日(土)香川8月19日(日)高知8月20日(月)愛媛8月21日(火)愛媛現地でのイベント情報は随時更新していきます!詳しくはTwitterをご覧ください。▶︎これまでのEVERY DENIM山脇の「心を満たす47都道府県の旅」・#003 「暮らしの延長に存在する仕事」を生み出す。“グルテンフリーの麺”で地域に貢献する29歳の男の思想・#002 「次世代に温泉を残すため」。1000ヶ所以上の温泉を巡った28歳の若女将が、“業界の問題”と闘う理由・#001 大阪生まれ、ヒップホップ育ち。ジモコロ編集長が「自分のため」に“誰かの地元”を愛情持って全国に届ける理由▶︎オススメ記事・30代で東京の商社を辞めて、和紙職人になった女性の「急がば回れな人生」・目的は「他のプレイヤーよりも強く生きる」。ある若者が“絶対的な勝利条件がないボードゲーム”を作った理由All photos by Eru AkazawaText by Yohei YamawakiーBe inspired!
2018年07月31日ストーリー性のあるデザインとハンドメイドのような風合いの刺繍が魅力の『CORAL&TUSK』は、テキスタイルデザイナーのステファニー・ハウズリーが2007年にニューヨーク・ブルックリンで立ち上げたインテリア・プロダクトブランド。 ブランド名のCoralはサンゴ、Tuskはイッカクのこと。どちらも海と陸に生息する幸福のシンボルで、この2つに見合う、美しいものを表現し、ものづくりがしたいという思いから『CORAL&TUSK』というブランド名が誕生。 デザイナーのステファニー・ハウズリーが世界各地の旅先で出会った経験や動物たち、自然の美しさなどから得たインスピレーションが毎シーズンコレクションに込められています。 2018年春夏のテーマは、“ジャングル”。大平原が広がり、美しい大自然に恵まれ、野生動物が生息するワイオミング州を現在拠点とするデザイナーのステファニー・ハウズリー。19世紀〜20世紀フランスの素朴派の画家、アンリ・ルソーの作品などからもインスピレーションを得た、空想のジャングルを描いています。 スケッチから始まる『CORAL&TUSK』の物語と世界観想像力を膨らませながら描いたスケッチと刺繍糸。制作のプロセスはいつもデザイナーのステファニー・ハウズリーのスケッチから始まります。 繊細な刺繍の元となるスケッチ。丁寧に描かれた動物たちは、スケッチの時点で『CORAL&TUSK』の世界観が表現されています。このスケッチをスキャンした後は、刺繍用のソフトを使い、刺繍糸の色を決め、ステッチを一つ一つ手作業で描きあげます。これらの作業すべてをデザイナーのステファニー・ハウズリーが行うことで、手刺繍のような美しい仕上がりになります。 デザイン豊富なクッションで、愛らしいリラックス空間を演出クッションカバー[30×30cm] 各¥10,500(税抜)※中材別売り 幸運の象徴として世界的に愛されている白いゾウや、バナナが大好きなおさる、パイナップルの木の下にいるトラなど、愛嬌たっぷりな動物たちが描かれたクッション。バリエーション豊富なクッションは、ストーリーを決めて絵柄を組み合わせて楽しむのもオススメ。 ユニークで遊び心たっぷりなポケット付きのクッション左上&右下:ポケット付きクッションカバー[30×30cm] 各¥13,500(税抜)※中材別売り 右上&左下:ポケット付きクッションカバー[30×40cm] 各¥15,500(税抜)※中材別売り 人形がクッションのポケットに入っている『CORAL&TUSK』ならではのデザインが人気。トラに憧れて、ヤシの葉でトラ柄をつくり変身しているヒョウや、素敵な家に住むナマケモノ、いつか海に出るのを夢見て船で暮らす、魚になりたかったオオハシ、植物でできたお家からちらりと顔を覗かせる子象など、ジャングルでのんびりと暮らす動物たち。ポケット付きのデザインで、よりユーモアのある物語と世界観を表現しています。 食卓を彩ってくれるジャングルの動物たちテーブルランナー[45×195cm] ¥36,000(税抜)、プレート上のカクテルナプキン(柄違い4枚セット)[14×14cm] ¥12,000(税抜)、プレートの隣に置いたティータオル[45×62.5cm] 各¥6,500(税抜) ヒョウにライオン、サルにクジャク、ワニなど、デザイナーのステファニー・ハウズリーが描くジャングルには、さまざまな動物たちが生息しています。そんなジャングルの動物たちのティータオルやナプキンは、並べるだけで食卓に彩りを添えてくれ、食卓に笑顔をもたらしてくれます。 うっとりするほど美しい刺繍で描かれる『CORAL&TUSK』の物語。『CORAL&TUSK』のアイテムを通して、ちょっぴりシュールながらも、あたたかみを感じる独特の世界観を堪能して。 【お問い合わせ先】H.P.DECO東京都渋谷区神宮前5-2-11TEL 03-3406-0313www.hpdeco.com 【取り扱い店舗】H.P.DECO東京都渋谷区神宮前5-2-11TEL 03-3406-0313H.P.DECO丸の内東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング3FTEL 03-3287-1227※H.P.DECO好奇心の小部屋(二子玉川、横浜、福岡、難波)でも販売中。 【公式オンラインショップ】:Mina Ota
2018年07月29日シンプルな中に機能美があふれた『THE NORTH FACE』の速乾TシャツTECH LOUNGE SHORT SLEEVE TEE 各¥5,400 『THE NORTH FACE』(ザ・ノース・フェイス)の「TECH LOUNGE」コレクション。「FLASHDRY™Microfiber Towel(ポリエステル100%)を使用し、今までの衣服にはなかった独特のやわらかな触り心地でとてつもなく気持ちよく、シワになりにくい。しかも、吸水速乾性にも優れているから夏のアウトドアや音楽フェスにぴったり。さまざまなシーンを想定して、素材ひとつにこれだけの心配りが施されているというのは、さすがはアウトドアブランド。このTシャツは、シルエットの美しさもたまらない。ゆとりのあるシルエットや肩から袖に流れるラインは、綿のTシャツとはひと味ちがう上質さを演出してくれる。身体と布の間のほどよい空間が気持ちがいい、そんなTシャツだ。 『THE NORTH FACE』のTシャツの記事はこちらから 音楽フェスやアウトドアには迷わずコレ!アクセスポンチョ2 ¥15,000/THE NORTH FACE(ゴールドウィンカスタマーサービスセンター) 突然の雨でも素早く羽織れるポンチョは、これからの時期はフェスやキャンプに大活躍間違いなし。こちらは2.5層構造のハイベント®生地を使用することで、防水性と透湿性の両方を実現しています。防水アイテムはムレるから苦手という人も、不快な思いをすることなく長時間着用できるはず。また、フロントの両脇には両手を出すことができるアクセスジッパーがあり、雨の中でも動きやすい工夫が施されています。すっぽりと体を覆ってくれるポンチョは、リュックなどの荷物も守ってくれるので、アウトドア好きなら1枚は持っておきたいアイテムです。 『THE NORTH FACE』のポンチョの記事はこちらから どんな天候でもアクティブに楽しむ『K-WAY』のポンチョポンチョ¥12,960/K-WAY(ワイエスインターナショナル) 目が覚めるような美しいブルーのポンチョ。注目して欲しいのはこのカタチ。一般的なポンチョは長方形なのに対し、『K-WAY』はかわいらしいラウンド型で作られています。その理由はデザイン性だけにあらず!無駄な生地がないので、強い風が吹く日だってバタバタとめくれ上がる心配はありません。もちろん、防水性はお墨付き。軽さを追求した新素材が使われているので、身にまとっていても、ゴワゴワと窮屈な思いをすることもなし。また、コンパクトに折り畳むとなんとポーチサイズに!これからの時期は、フェスやキャンプの荷物の必需品になるはず。 『K-WAY』のレインポンチョの記事はこちらから 大人の外遊びにぴったりのカラフルポンチョ レインポンチョ各¥4,300レインポンチョは、本気のアウトドア仕様のものだと、機能面では素晴らしいけれどデザインは限られがち。「もっと明るいカラーがほしいのに」、「携帯するにはちょっと重いんだよな」と、あとちょっとのワガママが叶わない…と探すことすら諦めかけたときにやっと出合えたのが『KiU』(キウ)のレインポンチョ。驚くほどの軽さ、これまでにないデザイン性で雨だって楽しみに変わる。収納袋にはカラビナが付き、リュックに引っ掛けて持ち運べるので野外フェスやキャンプ地の不安定な天気にもすぐに対応。雨の日も全力で楽しめるアウトドアスタイルを手に入れよう!『KiU』のレインポンチョの記事はこちらから大人気「カンケンバッグ」に撥水モデルが。これさえあれば、夏フェスのオシャレにも抜かりなし! Kanken No.2 各¥18,000/FJALLRAVEN(ワイエスインターナショナル)今ではたくさんのモデルが登場しているカンケンバッグ。今回ご紹介する「Kanken No.2」は、50年以上愛されるブランドの伝統素材「G-1000」を使って作られているバッグです。この「G-1000」とは、ポリエステル65%と綿35%でできた生地のことで、撥水性と耐久性に優れているのが大きな特徴。多少の雨なら水を弾いてくれるので、夏フェスにもうってつけ。バッグは16ℓ入る大容量ながら、なんと550グラムという軽さ! ハンドルとロゴには本革を使用しているので、時間が経過するごとに味わいが増していくのもこのバッグの魅力です。また、この独特の四角いフォルムは、製造工程で無駄が出ないようにという配慮からなのだそう。この自然環境にも優しいものづくりのこだわりも、『FJALLRAVEN』が愛される理由なのです。 『FJALLRAVEN』のカンケンバッグの記事はこちらから
2018年07月28日Nintendo Laboのバラエティキッドの中にある「ピアノ」がおすすめプリンセスラボPrincess Labo ☆ピアノ編☆今年4月に発売されるや、たちまち子どもたちに大人気となったNintendo Labo。同じく任天堂のWiiなど、身体を動かして遊ぶゲーム機はこれまでにもあったものの、Laboがさらに画期的なのは、コントローラーを自分で作るという “ものづくりの楽しさ” まで体験できるところ。また段ボール素材なので、自分の好きな色や柄にカスタムできるのも魅力です。ただ親としては、組み立てはどれくらいの難易度なのか、本当に子どもでも作れるの?というのは気になりますよね。そこで今回はNintendo Laboを実際に作り、その様子を体験レポート。さらに、女の子がきっと喜ぶ、可愛くておしゃれなカスタム法もご紹介します!Nintendo Laboってなに?[動画]は『バラエティ キット』と『ロボット キット』の2つがあり、今回紹介する『バラエティ キット』(6980円+税)には「つり」「リモコンカー」「ピアノ」など5種類の工作キットが入っています。段ボールシートのほかには「反射材シート」などの細かい部材と「専用ゲームカード(ゲームソフト)」、これだけ。各パーツは手で簡単に取り外せるようカット線が入っており、また切れ込みにツメを差しこんで固定するようになっているので、のりやハサミも不要です。よくある “子ども向け雑誌の付録” を想像してもらえるとわかりやすいかも。またLaboの画期的な点がもうひとつ。組み立ての説明は紙ではなく動画なんです。ゲームソフトをNintendoSwitch本体にセットすると、説明用の動画がスタート。回転・ズームもできるし、分かりにくいなと思ったら一時停止もできる。これならお子さんでも作れるはず!Laboの構造についても説明を。Laboで作るのは「Toy-Con(トイコン)」と呼ばれる、いわゆるコントローラー。これにSwitch本体と「Joy-Con(ジョイコン)」をはめ込むことで、身体の動きと連動するインタラクティブなゲームができます。でもこれだけ聞くと「ただの段ボールがなぜコントローラーに??」と思いますよね。この仕組みのキモとなるのが、組み立てる過程で各パーツに貼る「反射材シート」。操作によるシールの動きを「Joy Con」に内蔵の「モーションIRカメラ」が感知し、それをゲームに反映させるというわけ。カメラがモノの形を認識することで、精密な操作性を可能にしているんです。そしてLaboが今までのゲームと決定的に違うのは、本物に触れているのと同じような “手ごたえ” を感じられるところ。例えばピアノなら、鍵盤の “重み” まで再現しているので、“押している” という実感があるんです。ほかのToy-Conでも、つり竿のリールは巻くうちに少しずつ重くなり、ツマミを回せばカチカチッという感触が伝わってくる。こういった手ごたえは、Toy-Conという「物体」があるからこその特徴なんです。ピアノのカスタムを始めよう!いよいよ作っていきましょう!ツマミやカードを入れ替えることでさまざまな音色を楽しめ、モニター画面の音に合わせた動きも楽しいピアノのToy-Conです。リヴァーヴ(残響音)などを調節すると音色は無限に作れるうえ、自分の演奏を録音&再生もできたりと、ちょっとしたシンセサイザーのような完成度の高さと自由度が魅力です。完成までの所要時間は約2〜3時間。子どもが一人で作るにはやや手強い作業量ですが、大人と一緒に楽しむならむしろぴったりかもしれませんね!ピアノ・カスタム編今回、編集部がカスタムしたNintendo laboはこちら。シンプルなNintendo Laboがどんどんポップにアレンジされていき最後は世界にひとつだけのプリンセスラボが完成。実際のピアノのカスタムを動画でおさらい!今回紹介する作り方は簡略化したものなので、詳しくは↑の動画を参考にしてくださいね。1. 必要な材料を出し、パーツごとに組み立てる前述の通り、バラエティ キット(6980円+税)にはピアノだけでなく5種類のパーツがすべて入っているので、まずは今回使うピアノの分のシートを取り出します。写真2枚目はパーツごとに組み立てたところ。1.外枠、2.鍵盤の土台部分、3.鍵盤、という構造は本物のピアノとほぼ同じ。作りながら、ピアノの基本構造も理解できます。2. ピアノの要部分、鍵盤をセット段ボールシートは表裏が分かりやすいよう、片側にのみ色がついています。部分的な塗り分けによって「半音の鍵盤はここ」といった目印の役割も。構造のキモとなる反射材シートは、曲がったりしないよう貼る時は慎重に。どの形のシールをどこに貼るかも、全て動画で指示してくれます。手順ごとにその時使う分だけ、シートからパーツを取り外します。似た形のものが多いので、最初に全部取り外してしまうと判別できなくなるので注意!鍵盤のパーツに先程の反射材シートを貼り付けていきます。鍵盤パーツは一見全部同じようですが、どの鍵盤をどこに置くか、置く順番まで決まっています。というとややこしそうですが、動画の指示通りにすれば大丈夫。3. Joy Conを合体して音を出そう鍵盤パーツをすべてはめたら今度はJoy Conをセットする台をセットします。音色を変えるためのツマミを組み立て、Joy Conを差し込んで、完成!組み立ての動画が終わるとゲームが起動し、すぐに遊び始められます。鍵盤の操作にリンクして画面が変化するのも楽しい!ティーンエイジャーのアイドル、アリアナ・グランデは新曲をNintendo Laboで演奏♡ Laboの波は世界にも!アメリカをはじめ世界中のティーンエイジャーに絶大な人気を誇るアリアナ・グランデが、世界89の国と地域のiTunesで1位を獲得した約2年ぶりの新曲『ノー・ティアーズ・レフト・トゥ・クライ』(2018年春発売)の最新パフォーマンス映像でNintendo Laboとコラボ。この動画は、アリアナがアメリカの人気テレビ番組『ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン』に出演した際に披露したもの。司会者のジミー・ファロンや番組のハウス・バンドであるザ・ルーツが段ボール製の楽器で演奏し、ブルーのワークウエアを着たアリアナがノリノリで歌う。メンバーの楽器はすべてNintendo Laboを使用したもの。カラフルにペイントされたNintendo Laboはカスタムの参考にもなりそう。Let’s TRT!カスタムしてみよう!今回のカスタムに使った材料がこちら。色紙、水性の絵の具、英字フォントを印刷したもの、ラインストーンなど。すべて100円ショップや文房具店で販売しているものです。たくさんの色が入ると散らかった印象になるので、色数は少なめに絞るのもポイントだそう。ハサミやのりは家にあるものでOK。おしゃれで可愛いカスタムのコツを探るため、今回はアクセサリー作家の鷲巣萌さんにカスタムを教えてもらいました。イメージは、ポップ&キュートな“アメリカのティーンの女の子”!「大人の思う“可愛い”を子どもも可愛いと思ってくれるはずなので、おもちゃだからとわざわざ子どもっぽくする必要は実はありません。キャラものは避けて、全体をパステルカラーでまとめると今っぽくおしゃれに仕上がりますよ。雑誌の切り抜きをコラージュしたり、お気に入りのマスキングテープなどを使っても可愛いですね!」パステルカラーで “ほどよくガーリー” に黒い部分を、不透明のアクリル絵の具でピンクに。太めの色ペンでもOK?と思いがちですが、広い面積を塗る時は平筆が塗りやすく、仕上がりも◎。絵の具なら色みの調整も自在です。キラキラのパーツで鍵盤をデコレーション。これらのパーツは、ハンドメイド材料の専門店のほか100円ショップなどでも購入可能。ギザギザハサミがあれば、色紙を切るだけで可愛いパーツが完成。線の曲がりやゆがみも普通のハサミより目立たないので、一つあると大活躍するアイテム。好きな言葉を英語でロゴに。そのロゴをプリントアウトして切り抜き、コラージュ。言葉とフォント選びがセンスの見せどころですね!光沢のある市販のコピー紙ではなく少しざらつきのある紙を使うとおしゃれな雰囲気に。ピンクのアクリル絵の具で塗ったピアノの側面は、イニシャルロゴやリップなど好きな型に切った色紙をスティックのりで貼り付けていきます。こうすることで黒の面積が少なくなり、一気にポップな雰囲気に!色を塗るときは全部を塗りつぶさず、段ボールの風合いをしっかり残すのがポイント。反射材シートは塗らないでキレイに残してくださいね。キュートなピアノが完成!「どこにどんなデコレーションをするかあらかじめ決めておくと、全体のバランスを取りやすく、失敗も少ないですよ」出来上がったピアノで、きこちゃんとそのママに実際に遊んでもらいました!「これ欲しい!ピアノも楽しかったし、今度はデコるところからもやりたい。私だったらうすむらさきかな」と、大満足の様子でした♡DESIGNER’S PROFILE鷲巣萌さん「Tiny Twee Accessory joy!」のブランド名で、プラバンを使ったアクセサリーを中心に制作。2歳の女の子のママ。大人にも似合うポップ&ガーリーな世界観は、ぜひカスタムの参考に。instagrm : moe_miilaお問い合わせNintendoLaboは任天堂HP、またはamazon、百貨店のおもちゃ売り場などで購入可能です。ほかにも公式のデコセットや、ロボットキットなども販売中。Video director:Kengo YagawaText:Megumi YamazakiPropStyling:Moe WashizuComposition:Shiho Kodama
2018年07月26日●池松壮亮の言葉に「救われた」漫画や小説をもとに実写化される「原作モノ」が全盛の中、「絶対に観客の心をつかむ」という揺るぎのない気概でオリジナル映画に挑む人々を取材する連載「オリジナル映画の担い手たち」。第4回は、監督として9作目となる映画『君が君で君だ』(公開中)を手がけた松居大悟監督の、オリジナル映画への熱き情熱に迫る。同作では、池松壮亮が尾崎豊に、満島真之介がブラッド・ピットに、大倉孝二が坂本龍馬になりきった男を演じ、自分の名前すら捨てた3人の生き様を超純愛エンターテイメントとして描く。彼らは一人の女性に心を寄せ、密かに写真を撮ったり、彼女と同じ時間に同じものを食べたり、狭いアパートの一室から彼女の様子を見守っていた。しかし、そんなある日、彼女への借金の取り立てが突如彼らの前に現れ、3人の歯車が狂い出す。松居監督が長年温め続けてきたという本作。完全オリジナルラブストーリーとして1つの答えを導き出したが、「集大成」と語る本作を撮り終えた今、映画監督としては新たなステップを踏もうとしていた。○業界内で敬遠されがちなオリジナル脚本――本作は完全オリジナル脚本です。やはり、映画化までの道のりは大変でしたか?オリジナル作品は、自分のヤル気でグイグイ進めようとしても、できないことが多いです。この企画を考えたのは7年ほど前。東映ビデオさんと電通さんが英断してくださったおかげでギリギリ成立しましたが、それまでは何社も断られました。制作会社さんに呼ばれる時に、「何かありますか?」と言われたら真っ先にこれを出していたんですけど、「オリジナルなんですね」と興味を持ってくれない人ばかりでした。『君が君で君だ』は、本当にずっとやりたかった作品です。監督作としては9作目。局側の意向などでオリジナルを担当することはありましたが、持ち込んで映画化できた作品はこれが初めてになります。2011年に舞台をやって、そこで観に来た方が数年後に映画に携わっていたこともあって勧めてくれて。「仲間が一人いる」というのはすごく心強くて、踏み切れました。――やっぱり、「オリジナル」というだけで敬遠されるものなんですか?そうですね。あとは共感性が求められますし、内容よりもキャストイメージの方が重視されます。でも、映画で共感は重要ではないと思っています。共感を求めるなら、テレビドラマを観てほしい。ドラマで主人公と同じような感情になったり、SNSで盛り上がったり。視聴者間で共有するのは良いことだと思うんですけど、映画館でみんなが同じ感情になる必要は僕はないと思います。今回に限らず、映画においては常に考えていることです。――確かに、今作の試写では賛否いろいろな意見があったと聞いています。批判は落ち込みますけどね。すべての声を忘れないようにしてるんですが……。――池松壮亮さんが完成披露の舞台あいさつでおっしゃっていましたが、上海映画祭で「こんな映画公開できない!」と言われたのは本当なんですか?はい、役人の方から。僕らにというより、上海映画祭のプログラマーに向けた言葉です。でも一人だと落ち込むんですけど、『君だ』チームってそれを面白がってくれるんですよね。池松君が舞台挨拶でそういうことを言ってくれたおかげで、僕もちょっとだけ救われました(笑)。○日本映画で描かれてきた「恋愛」への違和感――映画で描かれる「恋愛」と比べると異色ですが、これも1つの恋愛観だと感じました。日本映画における恋愛や愛情の描き方は腑に落ちないところがあって。思いを伝えて、両想いになるということがもちろん正しいんですが、それが「すばらしいこと」の方に行けば行くほど、「思いを伝えられない人」を無視しているような……映画として光を当ててないのがすごくイヤだなと。描くものが価値があって、描かないものが価値がない。そういう流れが、僕はあまり好きじゃない。だから、批判があっても作りたいと思ったし、少しでも興味を持ってくれた人の心に残り続けたらいいなと。「こんなものダメだ!」と言った人はそのあと考えなくなるだろうから、そんな方々を相手にしている場合じゃないなと思います。――作品における「恋愛」の描き方、恋愛観は学生時代にもヒントがあると思いますが、どのような青春だったんですか?中高男子校の進学校に通っていたのですが、当時は周りの学校からナメられていました。カツアゲもされまくるし(笑)。女子高生にも「キモイ」と言われることがあって、存在否定されているような中高時代でした。大学で上京しますが、そこは逆に華やかすぎて馴染めず、演劇サークルはみんな声小さくて猫背だったので、居心地いいなと思ってそこに入りました。大学時代はすごく楽しかったですよ。●「ストーカー映画だ!」と批判する人に伝えたいこと――舞台をはじめ作品づくりの柱、根底にあるのはやはり恋や恋愛なんですか?20代前半ぐらいは自己愛が半端じゃなかった。誰のことも信じられないし、自分のコンプレックスとか苦しいことをいかに掘り下げて描くことばかりやっていて、他が見えてなかった。それの究極の形が今回の映画なんですけど、20代後半からは割とどうでもよくなってきて、最近ではみんなで作ることの方がいいなと思いはじめています。――それは年齢的な変化なんですかね。20代の頃には見えていなかった景色が見えてきて、人と作るってこういうことなんだと思ったときにすごく有機的になりました。「作ることは楽しい。だから作りたい」という原点を思い出したんですよね。なぜ、苦しむことが正しいと思ってたんだろう……。きっと「何者か」になりたすぎて、耳をふさぎ続けていた。そして、自分に自信がないから、追い込むことで自分を保つしかなかった。今ではそう思います。――何よりも劇中での池松壮亮さん、満島真之介さん、大倉孝二さんのやりとりがすごく熱量があって楽しそうでした。現場は熱くてつらかったですけど(笑)。殺伐としていましたが、生産的ではありました。これを思いついて脚本を書いていた当時と、撮っていた去年で違う。去年撮っていた時と、公開を迎えた今もメンタルがだいぶ違っています。――現時点のメンタルで、今作はどのような位置づけですか?自分にとってのすごくマイノリティな部分とか、光の当たらない人たちをとにかく真剣に見つけて、描こうとしているという意味で、「なんか優しいな」と思います。今の僕にはできない。今は……こんなニッチなことをせずに、普通にみんなが共感できるような作品を作りたいとも思います(笑)。――映画づくりのスタンスはそうやって変化していくものなんですね!たぶん、自分にとって集大成だったからだと思います。これで自分を貫いて、その後に『バイプレイヤーズ』をやって、それですごく肩の力が抜けました。あのドラマで、考え方が180度変わった。たくさんの人に愛される作品はすばらしいことだと今は思います。○ブログで伝えたかった「心無い人の言葉」「大切な言葉」――2018年7月3日に投稿されたブログには、「作ることは覚悟のいることで、いつまでたっても、心無い人の言葉によって、大切な言葉を忘れそうになってしまいます」とつづられていました。「心無い人の言葉」とは、具体的にどのような事柄ですか?「レッテルを貼る人」です。1800円払ってくれていたら別にいいんですよ。僕がそっちに支配されてしまうのが損だなと思います。僕は、こういう作品がないと生きていけない人がいると信じている。少なくとも自分がそうだったので。そういう人がいるなかで、「こんなのストーカー映画だ!」と頭ごなしに否定して、「思いが伝えられない苦しみ」を感じたことがないような人、デリカシーのない人に邪魔されるのがすごく……邪魔ですね。でも、1800円払ってくれているんだったら、全然いいです。試写とかで言われると腹立つんですよ(笑)。――なるほど(笑)。一方で、「大切な言葉」というのは?高校生が、「わからないですけど、3回泣きました」と伝えてくれたことがあって。きっとその子にとっては、何かが変わったんだと思います。僕は言葉にできない感情、言語化されてない感情を作品にしたい。まだ発明されてない言葉は人間的で、そういった感情は生きていてすごくすばらしいと思います。たぶん、高校生や中学生はまだいろんな言葉を持ってないから、よりそういう状態になりがちで。そういう人と出会うと、福岡にいた頃に演劇だったりとか、ミニシアター系を見ていた時の感情を思い出すんです。明日もがんばろう。そうやって前向きな気持ちになるから。でも、そういう方々のお言葉を本当に忘れそうになるんですよね。――そういう意味でも、本作は「集大成」だと。ものづくりの第一期みたいな位置づけです。次は……まだ分からないです。自分の中で何か生まれたら、またいろいろな人に相談してみたいと思います。問い合わせいただくこともあるんですけど、基本的には今は……どうすればいいのか分かんなくなっちゃって。一生やめちゃいけないとは思ってます。でも、この作品までずっと何かをやって走り続けてきたので、ちょっと一回落ち着こうと。だから、次の作品はすごく大きな意味を持っていると思います。■プロフィール松居大悟1985年11月2日生まれ。福岡県出身。慶應義塾大学在学中に劇団ゴジゲンを結成。2009年の『ふたつのスピカ』(NHK)でドラマ脚本家デビュー。最近では、大ヒットシリーズ『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系・17~18)を手がけた。2012年に映画監督デビュー作となる『アフロ田中』が公開された。以降は、『男子高校生の日常』(13)、『自分の事ばかりで情けなくなるよ』(13)、『スイートプールサイド』(14)、『ワンダフルワールドエンド』(15)、『私たちのハァハァ』(15)、『アズミ・ハルコは行方不明』(16)、『アイスと雨音』(18)。放送中のフジテレビ系『グッド・ドクター』(毎週木曜22:00~)では俳優として出演、J-WAVE「JUMP OVER」(毎週日曜23:00~)ではナビゲーターを務めている。(C)2018「君が君で君だ」製作委員会
2018年07月26日クリエイティビティを刺激される、おしゃれな店内原宿のキャットストリート沿いにある、白いレンガのお店「BOX CHARM Industry(ボックスチャームインダストリー)」。アンティーク調の入り口をくぐると、店内はウッディで落ち着いた雰囲気に包まれています。世界中から集められた約2,000種類にもおよぶパーツが、カップや、星型のトレー、アンティークの本と共に飾られており、お店そのものが展示品のような空間です。パーツだけでなく、完成品のアクセサリーが用意されているのも嬉しいポイント。ハンドメイド初心者でも、気軽に立ち寄ることができます。人気のスタイルに新たな価値観をプラスした新店舗お店の前身である「ブルックリンチャーム」が、新たな商品を持った新ブランドとして2017年に誕生したのがお店の始まり。種類豊富なパーツの中から、自分で選んで作る人気のスタイルはそのまま受け継ぎ、新たにカスタマイズできるパッケージサービスも開始しました。出来上がったアクセサリーを入れた箱に、スタンプで名前を入れたり、薬瓶をパッケージにすることも可能。パーツを選んでアイテムを作れるだけでなく、包むところまで楽しめるのが新たな魅力です。カップルや男性も入りやすい雰囲気ピアスやネックレスなど、女性に人気のアイテムはもちろん、ユニセックスで楽しめるような魅力がいっぱいの店内。コンバースとのコラボで、靴紐にチャームを取り付けることができる「ホワイトアトリエBYコンバース」は、カップルや男性も楽しめるハンドメイドアイテムとして人気です。販売スタッフのユニフォームをエンジニアコートにすることで、クラフト感を演出。女性のみならず、男性も利用しやすい雰囲気のお店です。「BOX CHARM Industry」は、東京メトロ千代田線の明治神宮前駅から徒歩で5分ほど、キャットストリート沿いにあります。女性だけでなく、男性やカップルでも楽しめる空間で、ものづくりの楽しさに触れてみませんか?スポット情報スポット名:BOX CHARM Industry 原宿本店住所:東京都渋谷区神宮前4-25-10電話番号:03-3408-3511
2018年07月23日ペットは大切な家族の一員です。子どもがいれば、子育ての環境や住み心地を重視しながら家づくりの計画を立てるように、猫や犬たちが快適に暮らせるように計画することも大事ですよね。今回は、ペットも人も快適に暮らすための工夫を取り入れた実例を5つピックアップ!ペットの特性を考慮した工夫が満載の「人とペットが快適で幸せに暮らせる家づくり」を5本まとめてご紹介します。■ マンションなのに5匹の猫がのびのび暮らせる「猫が主役の家」愛猫5匹のために、マンションをリノベーションしたWさん。1983年築、約67平米のワンルームですが、階段付きのメゾネットタイプで高低差が好きな猫にはぴったりの環境です。滑り止め防止も兼ねて階段にはコルクを貼り、猫の脚に負担がかからないように配慮しています。多頭飼いだと、猫トイレも複数設置しなければなりません。そこで、高めのキッチンカウンターを新しく作り、その中に猫グッズやトイレを収納することに。これなら、キッチンカウンターがちょうどよい目隠しになり、リビングは広々すっきり、快適な空間となっています。「猫の家にふたりが住んでいる」という猫が主役の家づくり。猫がストレスを感じずに暮らせる工夫が満載です!5匹の猫が主役の家実例記事はこちら■ 子猫の遊び心を満足させるキャットウォークアメリカンショートヘアの子猫を飼うUさん夫婦は、4LDKの中古マンションを1LDKにリノベーション。そして、好みのインテリアと猫が楽しく暮らせる工夫を両立し、人も猫も軽快に暮らせる住まいに仕上がりました。子猫は好奇心旺盛で、いたずら盛り。あちこち自由に動き回れる空間が必要です。壁をなくし、1LDKの繋がりある広い空間を作ったことで、猫が自由に移動できるスペースが広がりました。リビングの壁一面には、キャットウォークを設置し、その導線の途中に子猫の冒険心をくすぐる仕掛けも施しました。その仕掛けとは一体!?子猫の冒険心をくすぐる、人も猫も軽快に暮らせる実例記事はこちら■ 猫もお気に入り!マンションに取り入れたインナーテラスが大正解Oさん夫婦は、1986年築、広さ66.89平米のマンションをリノベーション。共働きのため室内干しをよくすること、趣味のキャンプ道具の収納場所が欲しいこと、そして何より猫が暮らしやすい工夫が条件でした。だから、バルコニーからみなとみらいが見える眺望を生かし、インナーテラスをプラス。室内なのに、外にいるような感覚になれるインナーテラスは、猫のお気に入りのスペース。室内干しはもちろんのこと、猫の遊び場や日向ぼっこにと役立っています。その他に、インテリアの一部のように見えるキャットウォークなど、参考にしたいテクニックが盛りだくさん!自由度の高いリノベーションで、人も猫も大満足の住まいを実現したようです。インナーテラスを設置して大満足実例記事はこちら■ 床面積を3倍に大改造!マンションなのに犬が自由に走り回れる家2匹のマルチーズを飼うTさん夫婦のお宅は、もともとは1DKの部屋だったそう。その後、空室となった隣の部屋2戸と空間をつなげるために壁を撤去。3戸を1戸にする大改造を経て、現在の形になりました。床面積が3倍にアップしたことで、人もぺットものびのび過ごせるようになったそう。壁には犬専用の通路も設け、犬が自由に部屋を行き来できるようになっています。その他にも、トイレを除くすべての床に床暖房を仕込み、ペットも夫妻も、冷え知らずに。急な来客があっても大丈夫な工夫など、マンションでも自由に快適に過ごせる工夫は、ぜひ参考にしたいですね。マンションで自由に愛犬が走れる実例記事はこちら■ ペット用シンクがリビングにある家クサガメと桜文鳥を飼うNさん一家は、1975年築、89平米の3LDKのマンションにお住まいです。開放的なLDKの一角に、クサガメのカメッチ(11歳)と桜文鳥のぴつ子さん(4歳)が同居しています。水槽や鳥かごなど、こまめな掃除が必要なペットのために、リビングにシンクを設置。自由な発想で必要なものを必要な場所に取り入れた結果、世話する大変さや苦労が減り、楽しい時間が増えたそう。リビングのすぐ横はベランダで、日当たりが良く心地よい風が通り抜けます。ペットも幸せに過ごせるN邸は、マンションなのにすぐそばに自然を感じられる空間づくりにありました。クサガメと桜文鳥が同居する実例記事はこちら
2018年07月22日「Albâge」というブランド名は、フランス語に由来する。石膏のように美しい白ときめ細やかな肌の質感を表す「Albatre(アルバトレ)」と、遺伝子を表す「Gène(ジェン)」を組み合わせた造語。そんなコンセプトで生まれたランジェリーは、日本人女性の肌を一番美しく見せてくれる。目を引くのは、すこし大胆なデザインが多いこと。浅いカップを覆うレースに、大きくカットされたフロント部分。全面レースのショーツは、もちろんすべてをあらわにする。画像提供/Albâge(@albage_lingerie)「そういうショーツを履くときって、アンダーヘアを処理しないといけないでしょう。そうやって、身につけた人に何かしらの行動を誘発できたらいいな、と思っているんです。飾りのリボンも普通は結びきりだけれど、あえて本当にほどけるものを使っていたりします。ショーツのリボンをほどいたり、結んだりする動きって、セクシーだから」そこには、高崎さんが下着に込めた思いが垣間見える。「些細なことでも行動が変われば、人は変わっていくと思うんです。『Albâge』の下着を身につけることで、女性として独り立ちできる精神力を持ってもらえたら、すごくうれしい。うまく自分や周りと付き合いながら人生を楽しみたい――これを身につけるとそんな気持ちになれる、という下着をつくりたいと考えています」「Albâge」のブランドディレクターを務める高崎聖渚(たかさき・せいな)さん■自分が素敵だと思うランジェリーを手に取ってもらうために、カルチャーをつくる――高崎さんがランジェリーに興味を持ったのは、いつですか。大人っぽい女性に憧れはじめた、13歳くらいのころです。当時思い描いていた“大人の女性の象徴”といえば、ハイヒールと口紅、そしてセクシーなランジェリー。すこし背伸びしたデザインのランジェリーをつけると、気持ちが高揚したのを覚えています。そこから、自分で下着をつくりはじめるまでは、とても自然な流れでした。母がアパレルの仕事をしていた影響で、もともと自分で洋服をつくったりしていたんですよね。――中高生のころからご自身でランジェリーをつくっていたなんて、本当に興味があったんですね。高校に進んでからも“ものづくり”に興味があり、はじめの一歩を踏み出すには何がいいかと考えるうちに、下着が思い浮かびました。まずは、大好きなランジェリーのデザイナーとして、一人前になる。そしていつか、ファッションから他のさまざまなクリエイティブに手を伸ばしたカール・ラガーフェルド(※)みたいになりたい、と思ったんです。高校卒業後は、ファッション専門学校「エスモード」パリ校にある、ランジェリー科に進学しました。2年間学んだあと、日本でのランジェリーブランド立ち上げに声をかけていただき、帰国したのが24歳のとき。それが、自身の初ブランドでした。これは「Albâge」の前にたずさわった企画です。――パリから日本へ戻り、新ブランドの立ち上げ。どんなことに苦労されましたか。日本とフランスでは、ランジェリーに対する視線が全然違うんです。たとえばパリでは、水着でもパットのないものが主流。バストトップが透けていても、誰も気にしません。それに、スーパーの片隅で売られているような安い下着のなかにも、洒落たデザインがたくさんあるんです。その一方で、日本の下着に一番求められているのは、実用性ですよね。アクセサリー感覚でランジェリーを楽しむというカルチャーは、まだほとんどない。だからこそ、自分が素敵だと思う下着を日本で売るためには、カルチャーからつくっていかなければならないと感じました。自分らしい世界観を失わず、だけどビジネスとしても成功するランジェリーをつくって、カルチャーを醸成していく。初めて立ち上げたブランドでも奮闘しましたが、未熟な私にはそのバランスが難しくて……一度は夢を諦めて、ランジェリーの現場から離れたんです。およそ1年半後にいまの「Albâge」を立ち上げるまで、まったく関係のないブティックで働いたりしていました。■脆くて濃密な感情を乗りこなし、強く美しくなるための武器――ふたたびランジェリーの世界に戻ってきたのは、何がきっかけだったんでしょうか。やっぱり、自分の持っている武器は、大好きなランジェリーしかなかったんですよね。以前の携わっていたブランドを離れたとき、信頼できる友人が「きっとふたりは合うと思う」と紹介してくれたのが、いま「Albâge」を一緒にやっている織田愛美でした。20代半ばで経験もない私たちが、どうすれば世の中と渡り合っていけるか――そのためには私たちのことを伝えてくれるブランドが必要だと感じて、もう一度ランジェリーで闘っていこうと決めたんです。下着ってすごくセクシャルだし、色っぽいけれど、本当は衣類ですよね。でも、私は衣類じゃなくて、アートとして下着を見ている。最初のブランドのときは自覚もしていなかったけれど……きちんとそこに共感してくれたのが、織田だったんですよ。――よき理解者を得て、「Albâge」が動きはじめたわけですね。ブランドとして、「Albâge」が大切にしていることは何ですか。まず、手ざわりはとても気にしています。吸いつくようになめらかで、着心地が軽いのが最高。蛇や石膏のように、しっとり冷たい湿度を持った質感が好きですね。色遣いにルールはないけれど、生命力や毒っ気の強いカラーが多いです。だから、黒や赤が定番で、ときどきホワイト。東京の暑い夏をイメージしてつくったシリーズには、モンステラの葉っぱみたいにさわやかなグリーンを使いました。――デザインのインスピレーションは、どんなものから得ているのでしょう。気に入った映画や絵画などをクリッピングするんですが、ほとんどは日本画ですね。とくに、悲劇の女性を描いた美人画が好き。悲恋のすえに心中するとか、好きな男にふられて狂って江戸中を燃やすとか、美人画に出てくる女性って全然強くないんですよ。でも、大切なもののためなら破滅してもいいという脆さが、とても官能的。ネガティブで濃密な感情から生まれる美しさはそのままに、その強い気持ちを乗りこなして、凜とした女性になれたらいいな、と思っているのかもしれません。画家・池田蕉園の「夢の跡」――その世界観を伝えていくために、工夫していることはありますか。押しつけがましくなく、寄り添いながら広めていくこと……でしょうか。あまりランジェリーのカルチャーが発達していないこの街で、どうやったらこういうモノに触れてもらえるかを、第一に考えています。たとえば、デザインには欧米らしいテイストを残しながらも、日本人が手に取りやすい工夫をしています。パットのないブラでは、ダーツの縫製がトップに重なるよう調整して、さりげなく乳首を隠す仕様にする。エッジの効いたデザインでありつつも、日常使いできるスタンダードなアイテムを増やして、世界観と使い勝手が共存するように心がけているんです。■「男/女」ではなくて「私/他者」の境界線を、やさしく越えていく――「Albâge」はこれから、どんなランジェリーを生み出していくのでしょうか。男女の性差を越えて、人生を引き立てるアイテムがつくりたいと思っています。たとえば、女性のランジェリーを男性がつけてもいいし、姉妹ブランド「Algesso(アルジェッソ)」のメンズ下着を、女性が履いてもいい。男性性や女性性が強いことにも魅力はあるし、製品ではあえて明確に表現しているけれど、本当はそこに垣根がないんです。しいて言うなら「男性/女性」ではなくて「私/他者」という境界線があるだけ。私自身、バイセクシャルの経験があったり、LGBTの友人が多かったりしたから、そう思うのかもしれません。もちろん、女性用のランジェリーを男性がつけるためには、制作に工夫が必要なんですけど……そこは、これからの課題ですね。リサーチしていたら、当事者の男性に「こういうものが履きたいんじゃない」と言われちゃったりもして、試行錯誤しているところです。――では最後に、「Albâge」の下着に託した役割について、教えてください。下着は、誰かと誰かをつなぐものだと思うんです。その対象は「私と社会」だったり「パートナー同士」だったり「自分ともうひとりの自分」だったりもする。お客様から寄せていただく感想も、そういう声が多いんですよね。「美しい下着を身につけることで、夫婦のセックスレスが解消された」「産後静まっていたセックスへの気持ちが高まった」っていう声をいただけるのが本当にうれしくて。これからもそんなふうに、さまざまなコミュニケーションを誘発するアイテムを、つくり続けていきたいと思っています。※カール・ラガーフェルド:1938年ドイツ生まれ。若くしてさまざまなファッションブランドを渡り歩くが、64年ごろにアートを学ぶためにイタリアへ。約3年後にファッション業界へと戻り、1983年に「CHANEL(シャネル)」のデザイナーに就任。取材・Text/菅原さくら編集・Photo/小林航平取材協力/Albâge公式ホームページはこちらInstagramのアカウントはこちら@albage_lingerie
2018年07月20日日本最大級のクリエイターの祭典「ハンドメイドインジャパンフェス2108(以下 HMJ)」が7/7~7/8の2日間に渡り開催され、大盛況のなか閉幕しました!HMJは、全国各地で創作活動に取り組むクリエイターが一堂に会し、 オリジナル作品を展示・販売する「クリエイターエリア」や、ものづくり体験ができる「ワークショップ」も会場内で開催。ほかにも、パンや焼き菓子などの手づくりフードを楽しめるカフェスペース、新進気鋭のアーティストやフェスなどで活躍する人気バンドが出演するライブステージもあり、1日中たっぷり楽しめます。 そんな大盛況の会場内でPeLuLu取材班が出展ブースの取材のほか、おしゃれな方々にお声掛けさせていただき、着こなしスナップをしました。たくさんの素敵な人・ものとの出会いを10回の連載でお届けします! 東京ビックサイトに大行列が! 会場は、東京ビックサイトの東7・8ホール。11時のオープン前には、すでに入場待ちの大行列が!ゆりかもめの「国際展示場正門駅」側から入ると、東京ビックサイト内でいちばん奥にあたる東7・8ホールですが、手前にある西ホール近くまで入場待ちの列が続いておりました…。すごい、盛況ぶりです。 オープン直後から、会場内は人・人・人! お目当ての作家さんのブースへ直行する方、ひとつひとつのブースをじっくり見ながらお買い物をする方、ワークショップへ参加する方、etc...。来場者が思い思いの楽しみ方をしているのが、印象的。出店者側も来場者も、ともにこの空間を楽しんでいるのが、ひしひしと伝わり、取材しているこちらもハッピーな気分に。 早速、会場内をリポート! 素敵な笑顔の接客に、思わず声をかけてしまいました。 多くのブースの中から、まずは『sukashuri (スカシュリ)』をご紹介!樹脂を用いたハンドメイドアクセサリーを展開。日本Salon Life協会UVレジン認定講師の資格を取得しているクリエイターが、一つ一つ丁寧に制作した1点もののアクセサリーです。 『 飾らない人を、飾る。“ 自然体で飾らない自分でいてほしい ” という願いを込めて、誰にも真似できないその人だけの 「 素の表情 」を飾っていく』。コンセプトも素敵ですね。 吉澤沙由美さん/168㎝/sukashuri デザイナー “niko and...”のシャツワンピースに、ご自身のブランドロゴが入ったサコッシュをアクセントにしたスタイル。さり気なく被るベレー帽がおしゃれ上級者の雰囲気です。 左右で異なるデザインのイヤリングは、『sukashuri』のもの。モノトーンコーデとマッチしています。気になる方は、こちらの公式HPをチェックしてみて! →sukashuri 来場者の素敵な方をスナップ!山口美恵子さん/152㎝ ネイビーのグラデーションでまとめた、上品なナチュラルスタイル。たすき掛けしたバッグも着こなしのアクセントになっています。レギンスと白いスニーカーのバランスも素敵。かごバッグは、HMJに出展している“籐かご工房 YOKKO”のもの。 ターコイズとゴールドのブレスレットを2連に重ねずけ。これだけで、ぐっと夏気分が漂います。 HMJの会場リポート&スナップ、いかがでしたでしょうか? Vol.2からは、ブースリポート&おしゃれスナップを更新していくので、どうぞお楽しみに! photographs:Atsushi Ojimatext:Mikiko Akiyama(marmelo)assistant:Yuna Haga
2018年07月20日