2022年10月に79歳で亡くなったアントニオ猪木さんの「最も信頼した弟子」として知られるプロレスラーの藤原喜明。猪木さんの死以降、口を閉ざし続けてきた藤原の独白をまとめた『猪木のためなら死ねる! 最も信頼された弟子が告白するアントニオ猪木の真実』(宝島社)には、猪木さんとの秘話と愛憎のすべてがまとめられている。新日プロ草創期、異種格闘技戦、UWFと新日への出戻り、引退、そして死に秘められた真実までをつづった同書から、佐山聡との対談シーンを一部抜粋して紹介する。アントニオ猪木は生前、藤原喜明を「一番弟子」と語り、佐山聡のことは晩年「後継者を誰にするか考えたことはなかったが、唯一、タイガーマスクだけはそういう存在になってくれると期待した」と語っている。ともに付き人時代は「猪木のためなら死ねる」という気持ちを持っていたという2人に、あらためて若手時代の新日本プロレスの思い出と、師である猪木への想いを語ってもらった。■“猪木の目”を意識したタイガーマスクの動き【藤原】覚えてるか?お前がタイガーマスクになった最初の蔵前国技館。俺が通路を歩いてたら、変なマスクを被ったお前が後ろからポンポンと俺のケツを叩いてきてさ。【佐山】ああ、なんとなく覚えてますね。【藤原】俺がパッと振り返ったら、マスクを被ってるけど佐山だとわかって、「お前、なんだそんなもん被って」って言ったんだよ。そしたらお前が、「日本に帰ってました」って言ってな。【佐山】僕が帰国してタイガーマスクになるっていうのは、他の選手にも知らされてなかったんだけど、藤原さんにだけは帰ってきたことを知っててほしかったんだろうね。【藤原】そうなんだな。今考えれば、ひどいマスクを被ってたけど、試合は素晴らしかったよ。知ってる人が見れば、「あっ、これは佐山だ!」って、すぐわかる動きだったけどな。そりゃそうだよ。あんな動きは佐山にしかできねえから。──佐山さんは「タイガーマスクというのは、新日本道場で培われた、猪木イズムの結晶」だと、以前から言われてましたよね。【佐山】そうですね。猪木イズムがなかったら、あのタイガーマスクは生まれていない。単なるルチャリブレのマスクマンみたいになってましたよ。【藤原】佐山のタイガーマスクは最高だよ。──タイガーマスクの闘いは、猪木さんも高く評価されてましたよね。「彼の試合は、誰が見ても面白い」って。【佐山】猪木さんは、控室のドアを少し開けて見ていたらしいですね。でも、タイガーマスクをやりながらも、猪木さんと山本(小鉄)さんの目が怖かったですよ。若手の頃から、変な試合をしたら怒られるというのがあったので。空中殺法とか派手な技をやる時は、ビクビクしながら試合をしていました。【藤原】お前、ビクビクしてたの?【佐山】変なことをやっちゃいけないと思ってましたから。【藤原】でも、一回転したりずっと変なことしてたじゃん(笑)。【佐山】理にかなってないことはやってないから。「ここまでは大丈夫だ」っていう技しかやってない。だから、新しい技はいくらでもできたけど、少しでも理にかなってない技はやらなかった。──これまで見たことがない技を次々と出して「四次元殺法」と呼ばれてましたけど、それでも佐山さんはご自分を縛っていたわけですね。【佐山】縛ってましたね。これ以上やっちゃいけないって。猪木さんの目があったから。【藤原】つまり猪木さんのプロレスというのは、本物からちょっとぐらいはズレるのはいいけど、離れたことはするな、ということだよな。それが要するに「プロレスとは闘いである」ということ。それを忘れちまうと、猪木さんが考えるプロレスじゃねえってことだ。──そういう思想があったからこそ、日本独自のプロレスがずっと繋がっていたのかもしれないですね。【佐山】僕らのちょっとあとぐらいまでは繋がっていた。今は繋がりが切れちゃってるけどね(笑)。【藤原】俺は「今の若いヤツらは」みたいなことを言いたくないけれど、忘れちゃいけないことはあるんだよ。──その後、新日本内部のゴタゴタもあって佐山さんは83年8月に新日本を退団されますけど、辞めたあと猪木さんと個人的にお話をされてるんですよね?【佐山】してますね。あの時に起こったクーデター事件が僕のせいにされちゃって。その誤解だけは解いておきたくて、猪木さんに会いに行ったんです。【藤原】佐山がクーデターを起こした張本人にされたの?【佐山】名前は出さないけど、誰かのリークで『週刊ポスト』に僕がやったって書かれてて、それで怒ったの。【藤原】佐山は加わってなかったんだよな。【佐山】誘われたけど断ったんですよ。「僕は猪木さんの付き人だったから、そこには参加しない」って。そしたらある先輩に「このことは絶対に言わないでくれ」って言われたんで、クーデターの動きは知っていたけど黙ってたの。そしたら新日本を辞めたあと、僕のせいにされてて。【藤原】そういうことだったのか。【佐山】だから猪木さんと直接会って本当のことを話したんです。それで猪木さんからは引き止められましたが、「僕は格闘技をやりたいです」と言って、それで出させてもらったんです。■藤原喜明(ふじわら・よしあき) プロフィール1949年、岩手県生まれ。72年に新日本プロレスに入門。新人時代からカール・ゴッチに師事し、のちに“関節技の鬼”と呼ばれる。84年に“テロリスト”としてブレイク。同年7月に第一次UWFに移籍し、スーパー・タイガー(佐山聡)や前田日明らとUWFスタイルのプロレスをつくり上げる。その後、新生UWFを経て、91年に藤原組を設立。藤原組解散後はフリーランスとして新日本を中心に多団体に参戦。2007年に胃がんの手術をして、今も現役レスラーとして活躍中。
2024年04月23日2022年10月に79歳で亡くなったアントニオ猪木さんの「最も信頼した弟子」として知られるプロレスラーの藤原喜明。猪木さんの死以降、口を閉ざし続けてきた藤原の独白をまとめた『猪木のためなら死ねる! 最も信頼された弟子が告白するアントニオ猪木の真実』(宝島社)には、猪木さんとの秘話と愛憎のすべてがまとめられている。新日プロ草創期、異種格闘技戦、UWFと新日への出戻り、引退、そして死に秘められた真実までをつづった同書から、佐山聡との対談シーンを一部抜粋して紹介する。アントニオ猪木は生前、藤原喜明を「一番弟子」と語り、佐山聡のことは晩年「後継者を誰にするか考えたことはなかったが、唯一、タイガーマスクだけはそういう存在になってくれると期待した」と語っている。ともに付き人時代は「猪木のためなら死ねる」という気持ちを持っていたという2人に、あらためて若手時代の新日本プロレスの思い出と、師である猪木への想いを語ってもらった。■「友達のようにしゃべってくれた猪木さん」【藤原】佐山、久しぶりだな~!【佐山】おとうさん、久しぶり。(ガッチリと握手を交わして抱擁)【藤原】体調よさそうで安心したよ。【佐山】昨日はあまりよくなくて目が回ってたんで、今日でよかった。【藤原】プロレスラーは試合とか取材とかな、人前に出るとシャキッとするもんなんだよ。今日は久しぶりに佐山と話ができてうれしいから、ビール飲みながらしゃべるぞ。【佐山】そうだ。お酒飲んじゃうんだ。危ないぞ~、今日は(笑)。【藤原】危なくねえよ。さっき、佐山が来るのを待ってる間にウィスキーをちょっと飲んだだけだから(笑)。【佐山】もう飲んでるの?危ないな~。昔からそうだから。──新日本の合宿所とか、巡業先の旅館でもガンガン飲んでましたか(笑)。【佐山】どこでもですよ。【藤原】でも、俺らの時代は、たとえ酒の席でも先輩後輩で理不尽な命令とかなかったよな?【佐山】理不尽なのはなかったね。道場で山本(小鉄)さんの練習で理不尽なのはあっても。【藤原】要するに、俺らの時代は練習は厳しかったけど、先輩が後輩をイジメるようなことはなかったんだよ。俺らよりずっと下の世代は、そういうのがあったらしいけどな。──藤原さんたちがUWFで抜けて以降とか、90年代なんかはそういう話を聞きますけどね。やはり先輩が理不尽に威張ったりしないというのは、猪木さんの考えが反映されていたんですかね。【藤原】そうかもしれないな。猪木さん自身、威張ることはなかったし、変な命令もしなかった。【佐山】しっかり練習して、いい試合をしていれば何も言われなかったよね。猪木さんに怒られた記憶もあまりないから。【藤原】コイツなんか、俺が「失礼します!」って猪木さんの部屋に入った時、寝そべりながら「だからさあ」とか、猪木さんと親しそうに話をしてるんだよ。あの時は「コイツ、猪木さんにこんな態度で……」って思ったけどな。【佐山】ウソウソ。「だからさあ」なんて言うわけないじゃん(笑)。【藤原】まあ、ちょっと大げさかもしれねえけど(笑)。付き人のくせに友達同士みたいな態度だなって思った記憶はあるよ。── 佐山さんも以前、「猪木さんが自分の位置まで降りてきて、友達のようにしゃべってくれた」とおっしゃってましたよね。【佐山】それぐらい、かわいがってもらいましたね。ありがたいです。【藤原】やっぱり力道山先生に毎日殴られたりしてたのが反面教師になってるんだろうな。俺から見て、猪木さんからいちばんかわいがられてたのは、佐山と荒川さんだな。【佐山】その代わりキッチリやってたからね。練習も靴磨きも掃除も洗濯も。いい青春時代でしたよ。■藤原喜明(ふじわら・よしあき) プロフィール1949年、岩手県生まれ。72年に新日本プロレスに入門。新人時代からカール・ゴッチに師事し、のちに“関節技の鬼”と呼ばれる。84年に“テロリスト”としてブレイク。同年7月に第一次UWFに移籍し、スーパー・タイガー(佐山聡)や前田日明らとUWFスタイルのプロレスをつくり上げる。その後、新生UWFを経て、91年に藤原組を設立。藤原組解散後はフリーランスとして新日本を中心に多団体に参戦。2007年に胃がんの手術をして、今も現役レスラーとして活躍中。
2024年04月16日2022年10月に79歳で亡くなったアントニオ猪木さんの「最も信頼した弟子」として知られるプロレスラーの藤原喜明。猪木さんの死以降、口を閉ざし続けてきた藤原の独白をまとめた『猪木のためなら死ねる! 最も信頼された弟子が告白するアントニオ猪木の真実』(宝島社)には、猪木さんとの秘話と愛憎のすべてがまとめられている。新日プロ草創期、異種格闘技戦、UWFと新日への出戻り、引退、そして死に秘められた真実までをつづった同書から、「道場破り」にまつわるエピソードを、一部抜粋して紹介する。■「道場破りが来たら半殺しにするもの」当時の新日本は、まあサル山の縄張り争いも大変だったけど、猪木さんが異種格闘技戦をやっていた時代だから、外から挑戦される。道場破りみたいなのがずいぶん来てたよ。面白半分で来たヤツもいたけどな。まあ、正直、この話はあまりしたくはない。楽しい話じゃないから。結局、そういう時は俺が相手をしなきゃいけなかった。それはしょうがないもん。みんな急に「風邪(かぜ)ひいた」とか言っていなくなるんだから。道場破りが来るたびに、風邪が流行(はや)ってた(笑)。俺だって新日本に入ってまだ4年くらいだよ。でも俺しかいないから、やるしかないんだよ。いい勉強にはなったよ。道場破りは、そりゃケンカだからルールも何もない。不思議なもんで、ああいう時にレフェリーがいて、「はい、こっち勝ち!」って言ったところで、負けたほうは1週間くらいすれば、「いや、ホントは俺のほうが勝ってたんじゃねえか?」って思ったりするんだよ。それでもって半年もすれば「勝ってたな」、1年もすれば「圧倒的に俺が勝ってた」って、そういうふうになるもんなんだよ。なぜか記憶が塗り替えられていく。それで周囲に「新日本の藤原に勝った」なんて言われたら、たまったもんじゃないだろ。だから相手に何か残しておかないとな。永久に肘が痛いとかな。俺はそういう覚悟でやってたよ。これはゴッチさんも同じ考え方なんだよ。グレイシー一族はチョークスリーパーで落とすのが得意だけど、ゴッチさんはチョークが嫌いで、基本的にやらないんだ。なぜなら、相手に「ギブアップ」と言わせないと気が済まないから。チョークで落とされた相手はギブアップしてないから、しばらく経つと「いや、俺は負けてなかった」なんて思うもんなんだよ。だからゴッチさんは、必ず相手の口から「参った」と言わせて、負けを認めさせるんだ。ちょっと話がそれたけど、道場破りっていうものも、今の総合格闘技のスパーリングみたいにタップさせて勝ちましたっていうわけじゃない。タップもへったくれもない。だってレフェリーがいないんだから。金的を蹴ろうが目潰しをやろうが、相手が「参った」って言うまでやるんだから。「参った」って言ってもやってたかもな(笑)。ファンやマスコミが、安易に「シュート」だなんだって言ったりするけど、シュートって本来そういうこと。だってシュートってうつことだから。つまり殺すか、半殺しにするかだもんね。今のヤツは何も知らないもん。あの頃の新日本の道場の中は、虐待だとか殺人未遂だとか、そんなところだったよ。ある意味、娑婆(しゃば)じゃないというか、世の中のルールから逸脱した世界だった。練習だって、道場は夏でも窓を閉め切って、そこでスクワット1000回やっても「水を飲むな!」だからな。今、「パワハラ」って言葉がよく使われるけど、パワハラの3乗、4乗くらいなものだったよ。小鉄さんなんか捕まって死刑だよ。当時は「小鉄の野郎、いつか殺してやる!」と思ってたわけだからな。夜(よ)な夜(よ)な包丁を持ち出したりして(笑)。「アイツ、何をするかわかんねえぞ」って思わせておくのも抑止力だから。練習が終わって夜になると出刃(でば)包丁で、道場の裏にあった白樺(しらかば)の木を「小鉄の野郎、殺してやる!」って言いながら、ブスッと刺すんだよ。そしたら白樺が半年くらいで枯れちゃってな。抑止力のためだったけど、白樺には申し訳ないことしたな(笑)。練習でもそうだよ。たとえばスクワットを1000回やるだろ。そりゃ苦しいけど、苦しいのを我慢して、みんなより5回多くやったりしてな。そういうのを積み重ねていって、サル山の4番になり、3番になるっていうね。ホントそういう世界だったよ。今では考えられないだろうね。だからこそ面白かったんだろうな。当時、新日本には1年に100人ぐらい入門してきたけど、俺のあとは3〜4年誰も残らなかったからな。1人もだぞ(笑)。ずいぶん離れて佐山か。俺と佐山の間は1人もいねえんだよ。すごい世界だったよ。みんな、「俺こそ!」っていうヤツばっかり来るんだよ。俺がいちばん下だった期間は4年くらいあったから、やっぱり抑止力を高めていかないと、俺だって生きていけなかったよ。でも、そこで生存能力とか生命力が鍛えられたんだろうな。俺もよくこの歳まで生き抜いてきたと思うよ。みんなよく言うじゃん。「若い時に戻りたい」って。俺は嫌だもん。今がいちばん幸せだもん。ホントだよ。20代に戻りたいってみんな言うけど冗談じゃないよ。あの時代の新日本道場での日々をもう1回やれって言われても嫌(笑)。あんなのもう1回やるなら、死んだほうがマシ!ホント、戻りたくないよ。何度も言わせてもらうけど(笑)、今がいちばん幸せなんだよ。少なくともさ、「今日殺されるかもしれない」って思わなくて済むもんね。やっぱり死ぬとしたら布団の上で死にたいもんな。銃で撃たれたり、棍棒でぶん殴られて死にたくはないよ。ホントに。まあでも、あの頃の新日本の道場が、抜群に面白かったことは確かだよな(笑)。■藤原喜明(ふじわら・よしあき) プロフィール1949年、岩手県生まれ。72年に新日本プロレスに入門。新人時代からカール・ゴッチに師事し、のちに“関節技の鬼”と呼ばれる。84年に“テロリスト”としてブレイク。同年7月に第一次UWFに移籍し、スーパー・タイガー(佐山聡)や前田日明らとUWFスタイルのプロレスをつくり上げる。その後、新生UWFを経て、91年に藤原組を設立。藤原組解散後はフリーランスとして新日本を中心に多団体に参戦。2007年に胃がんの手術をして、今も現役レスラーとして活躍中。
2024年04月09日2022年10月に79歳で亡くなったアントニオ猪木さんの「最も信頼した弟子」として知られるプロレスラーの藤原喜明。猪木さんの死以降、口を閉ざし続けてきた藤原の独白をまとめた『猪木のためなら死ねる! 最も信頼された弟子が告白するアントニオ猪木の真実』(宝島社)には、猪木さんとの秘話と愛憎のすべてがまとめられている。新日プロ草創期、異種格闘技戦、UWFと新日への出戻り、引退、そして死に秘められた真実までをつづった同書から、猪木さんの訃報を受けた当時の心境について語った内容を、一部抜粋して紹介する。■「事実を受け止めるだけでいっぱいいっぱい」藤原喜明は、1970年代、全盛期のアントニオ猪木の付き人として常にピッタリと脇につき、危険を伴うような海外遠征に帯同。スパーリングパートナーも務め、晩年はプライベートでも親交を深め、最後の最後まで猪木の最も近くにいたプロレスラーだった。猪木が亡くなった2022年10月1日以降、藤原の初めての試合は同年10月10日に後楽園ホールで行われた「日本プロレス殿堂会」の主催興業『LEGACY II』だった。多くの関係者が追悼コメントを出すなか、この大会で藤原は猪木の死についてノーコメントを通した。そのため、プロレスファンや業界内で「藤原はコメントも出せないほど落ち込んでいる」と心配する声が広まった。(以下、藤原喜明の独白)10月10日の後楽園ホールの大会には、俺は試合をしに行ってるわけだから、わざとらしく猪木さんのことをしゃべりたくねえよって。しゃべってた人もいるけど、俺は心で思っていれば、べつに人に言うことじゃねえって考えだから。10月1日に亡くなって、ショックは受けていたけど、わざわざ「マスコミに向けてコメント出さなきゃ」なんて考えない。猪木さんが亡くなったのは土曜日だったから、週が明けたあと、事務所の人間に言われて、「残念です。たくさんのいい思い出をありがとうございました」って、ホームページで載せた。あんまりペラペラしゃべりたくなかった。言葉に出すと軽くなってしまうというか、こっちも事実を受け止めるだけでいっぱいいっぱいだったからな。訃報を知ったのは、朝8時ちょっとすぎに電話をもらってね。「亡くなりました」って。あー、来るべきものが来たなと思った。猪木さんは闘病生活を公開していたこともあって、心の準備みたいなものはある程度できていたけど、いざその日を迎えるとな。うーん……でも、考えようによっちゃあ、ラクになったというかな。病床でかなりつらそうだった姿も知っていたから、亡くなる前の1~2年間は、電話がチリンチリンって鳴るたびに、その報(しら)せじゃないかとドキッとはしてたけどな。病に冒されてる箇所が心臓だからな。今から3年ぐらい前かな。猪木さんから「俺はアミロイドーシスっていう難病なんだよ」って聞かされて。これは人に言っちゃまずいんだろうなって思って黙ってた。そしたら、わりと早い段階で公表してたから、言ってもいいのかと。当時、猪木さんは77歳だったんだけど、「身内で77歳以上生きたのは一人もいねえんだよ」って言われて。でも、猪木さんは79歳まで生きたから、身内では一番の長生きだった。「難病だから身内はみんな(自分がアミロイドーシスに罹かかっていると)気づかないうちに逝ってたのかなあ?」みたいなことを猪木さんは言ってた。結局、死因は「アミロイドーシス」じゃなくて、どこかの臓器不全ってことなんだけど、アミロイドーシスってなんだろうと思って調べたんだ。そしたらタンパク質がいろんな臓器に付いて機能障害を起こす病気で、猪木さんは心臓に付いてたんだな。最後は心臓の機能が20%ぐらいしか働いてなかったという報道もあったよな。■藤原喜明(ふじわら・よしあき) プロフィール1949年、岩手県生まれ。72年に新日本プロレスに入門。新人時代からカール・ゴッチに師事し、のちに“関節技の鬼”と呼ばれる。84年に“テロリスト”としてブレイク。同年7月に第一次UWFに移籍し、スーパー・タイガー(佐山聡)や前田日明らとUWFスタイルのプロレスをつくり上げる。その後、新生UWFを経て、91年に藤原組を設立。藤原組解散後はフリーランスとして新日本を中心に多団体に参戦。2007年に胃がんの手術をして、今も現役レスラーとして活躍中。
2024年04月02日お笑いタレント・アントニオ小猪木が11日に自身のアメブロを更新。本当に言葉にならない訃報についてつづった。この日、小猪木は「まさかの訃報が入り込んできた!」と切り出し「西口プロレスのメンバーのよしえつねおの弟であり、プロレスラーの吉江豊選手が急死してしまった」と10日に亡くなったプロレスラーの吉江豊さんの訃報に言及。「プロレスの大会に出場していたらしく、試合後に倒れられたとか」とつづった。続けて「吉江豊選手は西口プロレスの大会にも出場してもらったこともあった」と振り返り「色んな現場で同じ大会に出場した時もとてもよくしてもらった!東北沖地震の時の岩手の大船渡へのボランティア活動も一緒に行ったこともあった」と回想。「思い出は少なくない」と明かした。また、吉江さんについて「西口プロレスの仲間のつねおの弟ということで限りなく身内に近い存在の選手」とコメントし「ホント言葉にならない」と心境を吐露。最後に「ご冥福をお祈り申し上げます」と追悼し「吉江豊選手ありがとう」と吉江さんへ感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月12日お笑いタレント・アントニオ小猪木が2日に自身のアメブロを更新。12月29日に老衰のため大阪市内で亡くなった「アホの坂田」の愛称で親しまれたお笑いタレントの坂田利夫さんとの思い出を回想した。この日、小猪木は「2023年12月31日のニュースで坂田利夫さんが亡くなられ」と坂田さんの訃報について言及し「ショッキングなニュース」と心境をコメント。坂田さんについて「2006年の西口プロレスZepp大阪大会のメインイベント、アントニオ小猪木対長州小力の『坂田利夫アホアホ杯争奪戦』の立会人としてゲスト登場してくれた」と明かした。続けて「西口プロレスのかっとび社長が元々、坂田利夫師匠の付き人を務めていたご縁でのゲスト登場」だったといい「これにはビッグサプライズで会場も沸いた」とコメント。「西口プロレスも箔が付いた大会となった」と大会を振り返った。最後に「笑顔の坂田利夫さんと思い出のツーショット写真」と坂田さんとの2ショットを公開し「ご冥福をお祈りします」と追悼し、ブログを締めくくった。
2024年01月04日建築不動産を行う株式会社サラブレッド(所在地:千葉県船橋市、代表取締役:馬上 裕司)は、尊敬する故・アントニオ猪木氏を偲び、数々の名言を胸に初心を忘れず事業を発展させていくため、この度2023年12月1日(金)付で、イメージキャラクターに『アントニオ小猪木』氏(西口エンタテインメント所属)を登用いたしましたことをご報告いたします。代表の馬上とアントニオ小猪木氏■笑いあり、建築あり!アントニオ小猪木とサラブレッドの夢のコラボ*建築不動産企業、株式会社サラブレッドが新たなプロジェクトにおいて、お笑い・プロレスの世界から一風変わったイメージキャラクターを迎え入れました。なんと、アントニオ小猪木氏がその顔に!お笑い・プロレスのリトルヒーローが、建築の世界に笑いと感動をもたらすことになります。直接お会いして、真面目で真摯な姿は笑いの中にも志や信念を感じることができ、建築の世界に通ずるものを感じました。まさにイメージキャラクターにふさわしい人物アントニオ小猪木氏とタッグを組んでまいります!*就任するまでの経緯・目的アントニオ小猪木氏は、アントニオ猪木をユニークにモノマネし、お笑い界とお笑いプロレスのリングで独自の世界を築いてきました。彼の笑いとパフォーマンスが、サラブレッドの建築プロジェクトにどんな新しい風をもたらすのか、今から楽しみでなりません!*就任された後の活動予定などサラブレッド代表取締役、馬上 裕司は「アントニオ小猪木氏の笑いが、建築プロジェクトに新たなエネルギーを注入してくれることでしょう。笑顔と感動が広がる建築の舞台を一緒に作り上げていくことを楽しみにしています!」とコメント。笑いあり、建築ありの夢のコラボが、ますます注目を集めそうです。一日体験社員のアントニオ小猪木氏コピーに挑戦するアントニオ小猪木氏■笑いあり、感動あり!建築とお笑い・モノマネ・プロレスの奇跡の融合建築とお笑いの世界が融合することで、プロジェクトに新しいエネルギーと創造性を生み出す化学反応を起こしてまいります。サラブレッドの建築プロジェクトが、小猪木氏のパワフルなパフォーマンスと共に、まるで建築の試合のような熱狂が生まれることでしょう。この夢のようなコラボに期待が高まるなか、サラブレッドは今後も建築とエンターテインメントの領域を拡げ、未来を創造し続ける覚悟です。建築とお笑いの異色コンビが贈る笑いあり、感動ありのプロジェクトに、どうぞご期待ください!気合で建築不動産業界をけん引しようとするアントニオ小猪木氏■就任日2023年12月1日(金)■アントニオ小猪木アントニオ猪木氏のキャラクターをユニークに再現し、お笑い要素を取り入れてプロレス興行などで活躍しています。彼のスタイルは一風変わっており、プロレスのリングでのパフォーマンスやバラエティ番組での活動など、エンターテインメントの幅広い分野でファンを楽しませています。今後の活躍にもこうご期待ください!!■会社概要商号 : 株式会社サラブレッド代表者 : 代表取締役 馬上 裕司所在地 : 〒273-0865 千葉県船橋市夏見3-32-19設立 : 2015年1月事業内容: 建築不動産資本金 : 3,000万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社サラブレッド お客様相談窓口TEL : 047-402-2181MAIL: info@tb-one.net 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月19日『パディントン』シリーズ第3弾『Paddington in Peru(原題)』に、アントニオ・バンデラス、オリヴィア・コールマン、レイチェル・ゼグラーが出演することが分かった。『パディントン』の公式ツイッターが発表した。アントニオはブラウン一家のペルーでの冒険を手助けする、勇ましく恐れを知らない川船の船長、レイチェルはその娘を演じる。オリヴィアは「クマ向けの老人ホーム」を運営する修道女役だという。また、前2作でサリー・ホーキンスが演じたメアリー・ブラウン役を、エミリー・モーティマー(『メリー・ポピンズ リターンズ』)が演じることも明らかになった。サリーは「私にとって、この役を他の方にお任せする時期だと感じていました。そして、エミリー・モーティマーは本当に素晴らしい特別な人で、彼女の右に出る者はいないのです。彼女はメアリー・ブラウンの本質を体現しつつ、完全に自分のものにしてくれるでしょう。これからも私はパディントンの世界を愛し続けます」とコメントしている。前作より引き続き出演するキャストは、ベン・ウィショー(パディントンの声)、ヒュー・ボネヴィル(ヘンリー・ブラウン)、ジュリー・ウォルターズ(バード夫人)、ジム・ブロードベント(サミュエル・グルーバー)、マデリン・ハリス(ジュディ・ブラウン)、サミュエル・ジョスリン(ジョナサン・ブラウン)。(賀来比呂美)
2023年06月26日インペリアル・エンタープライズ株式会社(代表取締役社長:原 良郎、所在地:東京都荒川区)は、アントニオ猪木の生誕80周年を記念した金貨、<アントニオ猪木生誕80周年記念公式カラー金貨>を、PREMICOオンラインショップで販売開始いたします。このたび、不屈の精神で時代と格闘した希代のプロレスラー、アントニオ猪木の生誕80周年を記念して、クック諸島から異例の記念金貨が限定版にて発行される運びとなりました。猪木が燃やした闘魂を純金の輝きにのせて未来へと語り継ぐ、貴重な記念コインのご案内です。商品名:アントニオ猪木 生誕80周年記念公式カラー金貨<燃える闘魂>商品特設ページ: それは、プロレスの黄金時代を築いた天才レスラーの栄光を、後世へと語り継ぐ記念貨幣という名の歴史モニュメント。最高品位.9999の純金に最新のカラー鋳造技術を駆使して、猪木のファイティングポーズと「闘魂」の2文字が、精緻な浮き彫りとともに刻まれています。■生誕80周年の記念銘と金の品位を表す.9999の刻印は、世界のINOKIに捧げる賛辞の証金貨の堂々たる存在感を引き立てる、会津塗の豪華展示屏風猪木がこよなく愛した「道」の詩が、ガウンをまとった後ろ姿とともに金彩蒔絵で施されたスペシャル仕様。猪木の熱い闘魂人生を金貨とともに浮き彫りにするメモリアルアイテムがここに誕生しました。クック諸島政府発行、アントニオ猪木 生誕80周年記念公式カラー金貨<燃える闘魂>は、独占輸入元のI・E・I社から特別提供されます。なお、金貨の発行数は「1、2、3、ダー!」の掛け声にちなみ、法定貨幣としては異例のわずか123点のみとなります。■商品概要商品名:アントニオ猪木 生誕80周年記念公式カラー金貨<燃える闘魂>価格:499,800円(税込549,780円)商品特設ページ: ■商品仕様<金貨>額面:$100(クックアイランド・ドル)品位:.9999金重さ:1/2オンス(約15.5グラム)直径:約50ミリ発行:クック諸島政府鋳造:マイヤーズ造幣所(ドイツ)発行数:限定123 点※紛れもない法定貨幣の証であるコインの発行証明書が付属します。※金貨はエリザベス2 世の肖像がおもてに刻まれています。透明カプセルに封入されておりますので、お手に取って両面をご覧いただけます。<展示屏風>●材質:カシュー塗りMDFに金彩蒔絵●サイズ(約):閉じた状態で縦15×横21×厚さ2.5cm●収納展示両用二曲屏風仕立て●日本製■アントニオ猪木本名・猪木寛至(いのき かんじ)1943年2月20日、横浜市生まれ。1957年、家族とともにブラジルに移住。1960年、力道山にスカウトされて帰国、日本プロレスに入団する。その後、東京プロレス、新日本プロレスを旗揚げし、プロレスの黄金時代を牽引。プロボクシング王者モハメド・アリ、格闘技の英雄アクラム・ペールワンらと「格闘技世界一決定戦」を行ない、世界に勇名を轟かせる。1989年、参議院選挙に初当選。プロレスラー初の国会議員として湾岸戦争前夜のイラクと交渉し、日本人人質解放に貢献するなど、国際的な知名度を生かした独自外交を展開する。1998年、現役引退。2013年、参院選で再当選。2019年、政界引退。2022年10月1日逝去。「従四位」「旭日中綬章」受章。■クック諸島ニュージーランドと自由連合関係にある英連邦の独立主権国家。南太平洋にある15の島から成り、総面積は約240平方キロメートル。1770年代にこの島々を発見した英国の探検家、キャプテン・ジェームズ・クックの名にちなみ、クック諸島と名づけられた。■プルーフコインとは国賓やVIPに贈る記念品として、各国が特殊な技法を駆使して発行する貨幣。模様を鮮明にするため、極印(型)を2回以上打ちつけるなどして入念に製造される。発行数が少ないため、収集家の希求の的。■PREMICO(プレミコ)についてPREMICOは、“プレミアムな価値を持つ限定版コレクターズアイテム”をコンセプトに誕生したブランドです。アニメキャラクターやスポーツ選手などの公式アイテムを通じ、夢や感動といった目に見えない大切な宝物をお届け。ここでしか手に入らない商品を販売しています。PREMICO オンラインショップ: ■会社概要会社名:インペリアル・エンタープライズ株式会社所在地:東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル代表者:代表取締役社長 原 良郎設 立:昭和57年(1982年)9月1日資本金:100,000千円URL: 事業内容:通信販売■お問い合わせ先<商品内容等> フリーダイヤル:0120-989-808(9:30~17:00/土日祝休)<ご注文専用番号> フリーコール:0120-247-417(6:00~21:00/無休)※本リリースに記載しております内容は、発表日現在の内容となります。予告なしに内容が変更される場合もございますので、予めご了承ください。※製品の仕様は、改良のため一部予告なく変更される場合がございます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月08日ペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラスが共演した『コンペティション』より本編映像が解禁。ペネロペよりコメントも到着した。天才監督と人気俳優2人の、超一流映画人たちのエゴとプライドがぶつかり合う三つ巴の戦いを描く本作。この度解禁されたのは、ペネロペ・クルス演じる鬼才監督とアントニオ・バンデラス演じる人気俳優が怪しげな行動を見せる本編映像。リハーサルが白熱し、共演者のイバン(オスカル・マルティネス)のある行動により顔に傷を負ったフェリックス(アントニオ・バンデラス)。小さなかすり傷を大げさに消毒していると、心配したローラ(ペネロペ・クルス)がやって来る。馬が合わないイバンに対し不満を募らせていたフェリックスは「あいつひどくないか。顔は商売道具だぜ」などと愚痴をこぼす。そんな彼を黙らせるためなのか超至近距離で手当てを始めるローラ。異様な出来事に戸惑いつつも、ローラの顔色を伺いながら首にキスをしてみるフェリックス。ローラはフェリックスの行動を予期していたかのように怪しい笑みを浮かべ…。監督と主演俳優という関係の2人が、このあとどのような展開を迎えるのか、気になる映像となっている。これまで同じ画面上に2分以上一緒に映ったことがなく、意外にも本作が初めての本格的な共演となるペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラス。どちらもスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督作品の常連であることで知られているが、『アイム・ソー・エキサイテッド!』(13)では共にカメオ出演、『ペイン・アンド・グローリー』(19)ではそれぞれのキャラクターが異なった時代に存在していたため、同じシーンに出演することがなかった。ペネロペはアントニオとの初共演について、「最初にアントニオに出会ったのは、30年くらい前。ちゃんとした共演はこれまでなかったけれど私たちはお互いをよく知っていたから、とてもスムーズにコミュニケーションをとることができて、気持ちが楽でした。撮影中に一番苦労したことは、俳優もスタッフも全員、笑いを必死にこらえていたこと。笑いを抑えられなくて何度も取り直しました」と仲睦まじい撮影の裏側を明かす。また「ペドロ(・アルモドバル)がたまに最新作の構想を私たちに話してくれるのですが、先日は私とアントニオにカップル役で出演してほしいと言っていましたが、どこまで本気か分かりませんけど(笑)。私たちはぜひやりたいと言っているのに!」と次の共演の可能性も示唆している。スペイン映画界はもちろん、ハリウッドでも共に大きな功績を残してきたペネロペとアントニオ。スペイン二大スターが共演する本作で、息の合ったコミカルな演技を楽しめそうだ。『コンペティション』は3月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コンペティション 2023年3月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほかにて全国公開©2021 Mediaproduccion S.L.U, Prom TV S.A.U.
2023年03月14日2022年10月に79歳で亡くなった、元プロレスラーのアントニオ猪木さん。プロレスラーとしての活躍だけでなく、いつもパワフルに決めゼリフを発する姿は、プロレスファン以外からも親しまれていました。また、引退後はタレントや参院議員としても活躍。2021年頃からは闘病生活を送りながらも、YouTubeの動画を通して世間に『元気』を届けてきました。故・アントニオ猪木さんに『旭日中綬章』が授与そんな猪木さんが亡くなってからおよそ3か月が経過した2023年1月16日、猪木さんに関する情報を株式会社猪木元気工場が発表。この日、猪木さんの生前の活躍を称え、叙位と叙勲が授与されることが決定したといいます。同社によると、猪木さんに授与されるのは、顕著な功績を挙げた人に与えられる『旭日中綬章(きょくじつちゅうじゅしょう)』。同時に、従四位(じゅしい)の位階が授与されました。日本のプロレスラーとして初の快挙である、猪木さんの授与。今回の話題を受け、猪木さんの生前の活躍を称える声が上がっています。・できれば生前に授与してほしかったけど、本当によかった!・さすがは猪木さん!雲の上までこの話題が届きますように。・プロレスファンとして、とても嬉しい。本当におめでとうございます!叙位と叙勲は、猪木さんの生前最後の日にさかのぼって授与されるとのこと。拝受は、遺族を代表して実弟である猪木啓介さんが同月23日に行い、遺族が会見を行う予定だといいます。この世から旅立ってもなお、多くの人に笑顔と元気を与え続ける猪木さん。たくさんの祝福の声が、雲の上にいるご本人に届くことを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2023年01月16日2022年も多くのスターが、たくさんの思い出をわれわれに残して天国へと旅立ちました。心からの追悼と感謝の意を込めて、いつまでも色あせることのない在りし日の“笑顔”を本誌秘蔵写真で振り返ります。■石原慎太郎さん(享年89・作家、政治家・2月1日没)芥川賞受賞作の『太陽の季節』をはじめ作家として活躍したのち政治家に転身。運輸大臣や東京都知事を歴任した。■西郷輝彦さん(享年75・俳優・2月20日没)橋幸夫、舟木一夫とともに“御三家”として愛され、数多くの時代劇で主演。日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』も記憶に新しい。■渡辺裕之さん(享年66・俳優・5月3日没)’82年から出演した「リポビタンD」のCMで一躍ブレーク。スポーツ万能でゴルフの腕前は芸能界イチといわれるほどだった。■上島竜兵さん(享年61・お笑いタレント・5月11日没)体を張った芸とお約束のギャグで一時代を築く。志村けんさんにかわいがられ、有吉弘行に慕われるなど、芸人から愛された芸人。■島田陽子さん(享年69・女優・7月25日没)’80年の米テレビドラマ『将軍 SHOGUN』に出演するなど、国際派女優として国内外で活躍。ヘアヌード写真集も話題になった。■古谷一行さん(享年78・俳優・8月23日没)長年演じた名探偵・金田一耕助は当たり役。’97年のドラマ『失楽園』では川島なお美さんと激しいぬれ場を披露し大ヒット。■エリザベス女王(享年96・9月8日没)イギリスの女王として歴代最長となる70年にわたって在位。一貫して国に尽くす一方、人間味あふれるチャーミングさもあった。■三遊亭円楽さん(享年72・落語家・9月30日没)’77年に『笑点』に加入し、今年1月に脳梗塞で倒れるまで出演を続けた。メンバーとの“腹黒い”掛け合いがもう見られないなんて。■アントニオ猪木さん(享年79・プロレスラー・10月1日没)プロレス界の大スター、“燃える闘魂”。モハメド・アリとの異種格闘技戦は伝説となり、引退後も「元気ですか!」と人々を鼓舞。■松原千明さん(享年64・女優・10月8日没)「カネボウレディ’80」に選ばれデビュー。’88年、石田純一との結婚を機に芸能活動を縮小。離婚後は娘とハワイに移住した。■仲本工事さん(享年81・コメディアン・10月19日没)ザ・ドリフターズのメンバーとして、キレキレの「体操コント」やいかりや長介さんとの「ばか兄弟」でお茶の間に笑いを届けた。■水木一郎さん(享年74・歌手・12月6日没)言わずと知れた“アニソンの帝王”。『マジンガーZ』や『コン・バトラーV』をはじめ、歌ったアニソンは1200曲におよぶといわれる。“あの笑顔”は、いつまでも心の中にーー。みなさまの安らかなるご冥福を心よりお祈りいたします。
2022年12月28日「(ガーシーへの)懲罰処分するなら、やるならやってみろよ、と。やり返してやるだけだと」12月9日、定例会見でこう語ったのはNHK党の立花孝志党首(55)だ。7月の参議院選挙で当選して以来、一度も国会に登院せず、アラブ首長国連邦に滞在しているNHK党の参議院議員のガーシーこと東谷義和氏(51)。今国会でも、旧統一教会の被害者救済法案や物価高対策などが話し合われるなか、カタールでW杯日本代表の試合を観戦したり、解説に来ていた本田圭佑と会食したりと、一向に国会に出席しようとしなかった。こうした状況を受け、12月8日、参議院議院運営委員会の理事会は、欠席の理由や今後の対応について本人に文書で質問することを決定。海外渡航届の帰国日などが具体的に記入できない場合、理由の記入を義務づけることも決めた。さらに、立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長は「議長の招集状が出されても出席しないなら、懲罰委員会の検討などを含めた段階に進んでいくだろう」と、ガーシー氏に対する懲罰の可能性について言及。冒頭の立花党首の発言はこれに反発してのものだ。■“国会議員をクビ”になったのは戦後2人だけ国会法では「議員が正当な理由がなくて召集日から七日以内に召集に応じない」場合、議長が特別な招状(招集状)を発し、それを受け取つてから七日以内になお理由なく出席しなければ、議長がその議員を懲罰委員会に付することができると定められている。当選後、ガーシー氏は海外渡航届を提出したが、帰国予定日がないことなどから、国会で認められなかった。確かに、議長が招状を発し、ガーシー氏が国会に出席しなければ懲罰委員会にかけることができそうだが……。「本人にとって痛手となるような懲罰を下すのは困難だ」と指摘するのは、大手紙の政治部記者だ。「国会法で懲罰は『公開議場における戒告』『公開議場における陳謝』『一定期間の登院停止』『除名』の4つが定められています。戒告や陳謝などに決定したところで、ドバイにいるガーシー氏にはダメージはないでしょうし、そもそも登院していない人間を登院停止にしたところで意味はない。残るは国会議員を“クビ”にする除名ですが、そのためには国会で出席議員の3分の2以上の賛成が必要と、非常にハードルが高くなっています」戦後の国会で「除名」になったのは2名だけ。しかも、いずれも70年以上前のGHQ統治下の話だ。ガーシー氏は戦後3例目の“除名”になる可能性はあるのか。「与党自民党としては、今後の国会運営を考えると、NHK党と対立したくはないでしょう。これまで様々な暴露を繰り返してきたガーシー氏を刺激したくもないでしょうから、このまま招状を出さずにうやむやにするか、懲罰委員会にかけたところで『戒告』などでお茶を濁すのではないでしょうか」(前出・政治部記者)直近で懲罰が下った例は、参議院議員だった故・アントニオ猪木さんが、国会開会中に無断で北朝鮮を訪問したとして「30日間の登院停止」を受けた2013年11月にまでさかのぼる。国会議員にとって非常に不名誉な懲罰だが、きわめてハードルが高い「除名」以外であれば、ガーシー氏は“ノーダメージ”に終わる可能性が高いようだ。12月9日、インスタグラムで参議院議院運営委員会の理事らの写真とともに、ガーシー氏はこうコメントしている。《お前らが決めたわけや、出席簿の提出ふーんで、帰ってくる日きめて、何したいねん?1人づつ電話したろか?それで説得してくれやwもちろんライブ配信しながらなw投票してくれた人たちにも聞く権利あるやろ?コソコソ裏で手回しして、セコいことせんと、正々堂々話しよーやお互い国民に選ばれとんねんからな?》強気になれるのは理由があるのかも――。
2022年12月10日10月1日に心不全で死去したアントニオ猪木さん(享年79)。難病を患い、闘病生活を動画サイトで公開するなど、最後まで難病と闘う生きざまを発信し続けた。しかし、晩年には金銭トラブルも報じられていた。「5年前に大阪の浄水器製造販売会社の会長が貸していた2千万円の返却を求めて告訴。最高裁が昨年遅延損害金も含め約3千500万円の支払いを命じました。一部報道によると、療養中の猪木さんに支払い能力がなく、代わりに3億円ほどの価値のある商標権が狙われ、猪木さんの会社の株式が差し押さえられたというのです」(スポーツ紙記者)《元気ですか!》など名言まで奪われたら悲痛だが、猪木さんは実は8月にマネジメント事務所「猪木元気工場」を設立していた。髙橋仁志社長は「和解済みです」と話す。「裁判を起こした会長と猪木さんは40年来の古い付き合いで、裁判も金銭問題そのものが本質だったのかすら、今となっては当人同士にしかわからないです。結局、話し合いで解決して、猪木さんの会社も商標権も本人の手に残りました。その会長は、告別式にも出席しています」8月には『24時間テレビ』に車いすで出演していた猪木さん。「格好悪いかもしれないけど、『ありのままを見せたい』と、最後まで《元気ですか!》を実践していたんです。一時は体重が7キロ戻り、年末には格闘技イベント、来年2月の80歳誕生日にも大きな企画を進めていたのに、思いもよらぬ早い別れでしたーー」(髙橋社長)
2022年11月21日ジュウイッテンイチナナ、代々木!一夜限りの豪華フェス!1972年3月6日にアントニオ猪木さんが旗揚げをした新日本プロレス。それから50年たった2022年11月17日(木)、「新日本プロレス50周年記念 シンニチイズム ミュージックフェス」が東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される。オープニングは『ワールドプロレスリング』の歴代テーマ曲から始まり、新日本プロレス50年の歴史を彩ってきた名選手の入場テーマ曲を豪華ミュージシャンが生演奏。スクリーンにはその名場面の数々を映し出していく。アントニオ猪木さんとともに戦ってきた藤波辰爾、長州力、武藤敬司、蝶野正洋、藤原喜明、山崎一夫といったレジェンドたち、さらに“燃える闘魂”を受け継ぐ現役選手たちが入場曲の生演奏とともに登場!そして、新日本プロレスに参戦しアントニオ猪木さんと数々の名勝負を戦ってきた外国人選手たちの勇姿も、入場曲の生演奏とともにスクリーンでよみがえる。そんな豪華フェスのラストの曲は、10月1日に亡くなった新日本プロレス創設者・アントニオ猪木さんの『炎のファイター~INOKI BOM-BA-YE~』。レジェンド、現役選手、アーティストが揃って“燃える闘魂”を心に刻む。◆タイムスケジュール発表今回、フェスのタイムスケジュールが発表になった!18時30分からの“オープニングブロック”では、『ワールドプロレスリング』歴代テーマ曲から始まり、プロレス入場曲の中でも有名な歌入りの曲といえる2曲、タイガーマスクの入場曲『おまえは虎になれ』を松崎しげるが熱唱!獣神サンダー・ライガーの入場曲『怒りの獣神』は、“アニソン界の最強ユニット”angelaが担当する。続いての18時50分ごろからの“レジェンドブロック”には、藤波辰爾、長州力、武藤敬司、蝶野正洋が入場曲の生演奏で登場!4人によるスペシャルトークが行われる。新日本プロレスの超人気ユニット、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也&SANADA&鷹木信悟&BUSHI&高橋ヒロムは19時30分ごろ登場!5人によるスペシャルトークは必見!そしてそのあと、19時50分ごろからは、日本が世界に誇る豪華アーティストによる“ゲストアーティストブロック”は二度と観ることが出来ない贅沢な時間。印象的なギターのフレーズから始まる現役人気選手エル・デスペラードの入場曲『Aguja De Abeja』は、ジャズギター界を牽引し80年代には坂本龍一らと“カクトウギ・セッション”を展開した渡辺香津美が生演奏。鈴木みのるの入場曲『風になれ』を中村あゆみ本人が歌い、鈴木みのると2人でのスペシャルトーク。天龍源一郎の入場曲『THUNDER STORM』の作曲者・高中正義本人が生演奏!さらに、スタン・ハンセンの入場曲『SUNRISE』は、スペクトラムの西慎嗣本人が。ザ・ファンクスの入場曲『スピニング・トー・ホールド』は、日本のロック草創期の伝説的ロックバンドのクリエイションのギタリスト竹田和夫本人が実演。さらに、ザ・ロード・ウォリアーズの入場曲ブラック・サバスの『IRON MAN』を筋肉少女帯の大槻ケンヂ。そして、世界の舞台で活躍した伝説的ハードロックバンドVOW WOWのギタリスト山本恭司も参戦!ブルーザー・ブロディ/真壁刀義の入場曲『移民の歌 IMMIGRANT SONG』などを生演奏!そして、世界的スーパーギタリストであるマーティ・フリードマンが棚橋弘至の入場曲『HIGH ENERGY』『LOVE&ENERGY』の2曲を生演奏!棚橋弘至と真壁刀義のスペシャルトークは、21時すぎ。そして!フィナーレ曲は、アントニオ猪木さんの『炎のファイター~INOKI BOM-BA-YE~』。ギターで再び渡辺香津美が生演奏!この日のためのスペシャルバンドには、バンマスを務める元VOW WOWの厚見玲衣(キーボード)をはじめ、永井敏己(ベース)、大菊勉(ドラム)、日下部“BURNY”正則(ギター)。全40曲を奏でる!日本を代表するアーティスト、伝説的ギタリスト、豪華レスラーが集結する奇跡の夜!◆大型スクリーンでテレビ朝日が誇る新日本プロレス50年の名場面ステージの生演奏に合わせて大型スクリーンで流れる名場面も必見!テレビ朝日が誇る新日本プロレス50年の伝説の名勝負、名場面の数々、新日本プロレスに参戦し時代を彩ってきた数々の外国人選手の名場面も含めて。入場曲と共に名シーンを振り返る!・1998年4月4日東京ドームアントニオ猪木vsドン・フライ引退試合・1983年6月2日蔵前国技館ハルク・ホーガンvsアントニオ猪木IWGP優勝戦・1988年8月8日横浜文化体育館藤波辰巳vsアントニオ猪木・1983年4月3日蔵前国技館長州力vs藤波辰巳・1981年9月23日田園コロシアムスタン・ハンセンvsアンドレ・ザ・ジャイアント・1990年2月10日東京ドームビッグバン・ベイダーvsスタン・ハンセン・1985年10月4日札幌中島体育センターブルーザー・ブロディvsアントニオ猪木など多数の名場面を公開予定。【公演概要】公演名:新日本プロレス50周年記念 シンニチイズム ミュージックフェス日時:2022年11月17日(木)17:00開場/18:30開演会場:東京・国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区神南2丁目1-1)*選手入場ゲート、花道、特設リングを設置予定■出演予定プロレスラーレジェンド:藤波辰爾、長州力、武藤敬司、蝶野正洋藤原喜明、山崎一夫、獣神サンダー・ライガー現役選手:棚橋弘至、真壁刀義、天山広吉、小島聡、永田裕志、タイガーマスク、鈴木みのる、エル・デスペラードLOS INGOBERNABLES de JAPON(内藤哲也・SANADA・鷹木信悟・BUSHI・高橋ヒロム)リングアナウンサー:田中ケロ■出演予定アーティスト(演奏者)*五十音順・angela、大槻ケンヂ(筋肉少女帯/特撮/オケミス)、KAZSIN、鈴木修、高中正義、竹田和夫(クリエイション)、中村あゆみ、西慎嗣(ex-スペクトラム)、松崎しげる、マーティ・フリードマン、山本恭司(ex-VOW WOW)、渡辺香津美・NJPWスペシャルバンドバンマス:厚見玲衣(カルメン・マキ&OZ/ex-VOW WOW) Keyboards, Arrange日下部 ”BURNY” 正則(Guitar)/永井敏己(Bass)/大菊勉(Drums)村田陽一(Trombone)/具志堅創(Trumpet)/二井田ひとみ(Trumpet)※チケットは公式HPにて絶賛発売中!<チケット料金(税込)>※3歳以上有料アリーナ席(記念Tシャツ付):12,000円アリーナ席:10,000円スタンドA席(1F、2F):8,800円スタンドB席(2F):5,000円※アリーナ席(記念Tシャツ付)チケットの記念Tシャツは公演日当日会場でのお渡しとなります。■演奏予定曲・『ワールドプロレスリング』歴代テーマ曲・『炎のファイター~INOKI BOM-BA-YE~』(アントニオ猪木)・『ドラゴン・スープレックス』(藤波辰爾)・『パワー・ホール』(長州力)・『HOLD OUT』(武藤敬司)・『FANTASTIC CITY』(蝶野正洋)・『爆勝宣言』(橋本真也)・『THUNDER STORM』(天龍源一郎)・『ワルキューレの騎行』(藤原喜明)・『U.W.Fプロレス・メインテーマ』(山崎一夫)・『怒りの獣神』(獣神サンダー・ライガー)・『テンザン~時空~』(天山広吉)・『RUSH!!』(小島聡)・『MISSION BLOW』(永田裕志)・『おまえは虎になれ』(タイガーマスク初代、3代、4代)・『スピニング・トー・ホールド』(ザ・ファンクス)・『SUNRISE』(スタン・ハンセン)・『IRON MAN』(ザ・ロード・ウォリアーズ)・『移民の歌 IMMIGRANT SONG』(ブルーザー・ブロディ/真壁刀義)・『TIME BOMB』(高橋ヒロム)・『BUSHI-DO』(BUSHI)・『RISING DRAGON』(鷹木信悟)・『Cold Skeleton』(SANADA)・『STARDUST』(内藤哲也)・『覇道』(後藤洋央紀)・『RAINMAKER』(オカダ・カズチカ)・『風になれ』(鈴木みのる)・『Aguja De Abeja』(エル・デスペラード)・『HIGH ENERGY』(棚橋弘至)・『LOVE&ENERGY』(棚橋弘至)ほか、全40曲(予定)■主催:テレビ朝日/BS朝日/TOKYOFM/NACK5/東京サウンド・プロダクション/オン・ザ・ライン■後援(五十音順):サンケイスポーツ/スポーツニッポン新聞社/デイリースポーツ/東京スポーツ/東京中日スポーツ/日刊スポーツ新聞社/報知新聞社■協力:新日本プロレスリング■公式ホームページ:shinnichi-izm-musicfes.com■チケットに関するお問い合わせ]キョードー東京 0570-550-799(平日11:00~18:00・土日祝 10:00~18:00)※開催に際しては、万全なコロナ対策を実施したうえで、全席を有料・指定とすることにより入退場時の混乱を最小限に抑え、安心安全な運営を行います。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月15日ペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラス共演のスペイン映画『Official Competition』が、『コンペティション』の邦題で2023年春に全国公開されることが決定した。大富豪の起業家は、自身のイメージアップのために一流の映画監督と俳優を起用した伝説に残る映画を作ろうと思い立つ。変わり者だが、あらゆる映画賞を総ナメにする天才女性監督、人気と実力を兼ね備えた世界的大スター、そして老練な一流舞台俳優の3人が集結し、ベストセラー小説の映画化に挑む。しかしエゴが強すぎる3人はまったく気が合わず、リハーサルは予想外の展開を迎えることに。果たして映画祭のコンペティションを勝ち抜けるような傑作は完成するのか…?スペインを代表する俳優、ペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラスが、母国の映画で共演を果たし、誰もが憧れる華やかな映画業界の裏側で本当に繰り広げられているかもしれない、天才監督と人気俳優2人の三つ巴の戦いを描き、現代映画界を爽やかに皮肉る業界風刺ブラック・エンターテインメント。『ル・コルビュジエの家』『笑う故郷』『4×4 殺人四駆』など個性的な作品で映画界に新しい風を吹き込む、スペインの映像作家ガストン・ドゥプラットとマリアノ・コーンのふたりが監督を務め、知られざる映画製作の過程を臨場感あふれる手法で描く。ペネロペ・クルスは個性的でわがままな女性監督を、アントニオ・バンデラスがうぬぼれたスター俳優を演じる。また、老練な舞台俳優役として、アルゼンチンの大御所俳優オスカル・マルティネス(『笑う故郷』)を迎えた。洗練された衣装、美術、ロケ地も作品に面白味を加え、かつてないほどスタイリッシュなブラック・エンターテインメントとなっている。『コンペティション』は2023年春、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コンペティション 2023年春、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開©2021 Mediaproduccion S.L.U, Prom TV S.A.U.
2022年11月02日最後のインタビュー独占掲載、特大ポスター付き!1部600円(税込み)。10月17日からコンビニエンスストア、Amazonなどで順次発売スポーツニッポン新聞社は、10月1日に死去したアントニオ猪木さんの追悼特集号を17日から順次発売します。藤波辰爾、前田日明が師・猪木さんへの思いを語った特別インタビューや、今年7月の猪木さん最後の独占インタビュー、連載「我が道」の復刻版などで、激動の人生を振り返ります。新聞2ページ分の特大ポスターも折り込みました。他にも、猪木さんを半世紀にわたって撮影してきた本紙OBでフリーカメラマン、原悦生氏の秘蔵写真をふんだんに使った永久保存版の内容です。【商品概要】「アントニオ猪木さん追悼特集号」●判型:タブロイド判●頁数:32ページ●価格:600円(本体価格545円)●発行日:2022年10月17日(月)●発売:株式会社スポーツニッポン新聞社●発売場所:コンビニエンスストア(一部地区除く)、Amazon、ヤフーショッピングなど【URL】Amazon ヤフーショッピング(スポニチ東京) ヤフーショッピング(スポニチ大阪) 【お問い合わせ】株式会社スポーツニッポン新聞社販売局Tel: 0120-4612-10(東京)0120-14-1356(大阪)。Mail: customer@sponichi.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月15日新日本プロレス旗揚げ50周年を記念して行われる一夜限りの入場曲生演奏フェス、ラストを飾る曲は、1日に亡くなった新日本プロレス創設者・アントニオ猪木さんの『炎のファイター~INOKI BOM-BA-YE~』に決定!“燃える闘魂”を胸に刻もう!そして天龍源一郎入場曲の作曲者・高中正義、さらに現役人気選手エル・デスペラードの曲に渡辺香津美と、日本が誇るスーパーギタリストの参戦が決定!さらに!タイガーマスクの入場曲を松崎しげるが熱唱!獣神サンダー・ライガーの曲には “アニソン界の最強ユニット”angelaが! これは、レスラー×ミュージシャンの異種格闘技セッションだ!テレビ朝日が誇る新日本プロレス50年の伝説の名場面! アントニオ猪木さんの名勝負の数々を入場曲の生演奏と共にたっぷりと!1972 年 3 月 6 日アントニオ猪木さんが旗揚げをした新日本プロレス。それから 50 年、今年 11 月 17 日(木)東京・国立代々木競技場第一体育館で「新日本プロレス 50 周年記念 シンニチイズム ミュージ ックフェス」が開催される。オープニングはテレビ朝日『ワールドプロレスリング』の歴代テーマ曲から 始まり、新日本プロレス 50 年の歴史を彩ってきた名選手の入場テーマ曲を豪華ミュージシャンが生演奏 し、スクリーンにはその名場面の数々を映し出していく!アントニオ猪木さんと共に戦ってきた藤波辰 爾、⻑州力、武藤敬司、蝶野正洋、藤原喜明、山崎一夫のレジェンドたち、そして“燃える闘魂”を受け継 ぐ現役選手たちが入場曲の生演奏と共に登場!そして、新日本プロレスに参戦しアントニオ猪木さんと 数々の名勝負を戦ってきた外国人選手たちの勇姿も入場曲の生演奏と共にスクリーンでよみがえる!そんな豪華フェスのラストの曲は、1日に亡くなった新日本プロレス創設者・アントニオ猪木さんの 『炎のファイター〜INOKI BOM-BA-YE〜』!レジェンド、現役選手、アーティストが揃って“燃える闘 魂”を心に刻む!レスラー×ミュージシャンの異種格闘技セッションだ!天龍源一郎×高中正義エル・デスペラード×渡辺香津美タイガーマスク×松崎しげる獣神サンダー・ライガー×angelaほか既に発表されている豪華出演者に加えて、今回、天龍源一郎の入場曲「THUNDER STORM」の作曲者・高中正義本人の生演奏が決定!さらに、印象的なギターのフレーズから始まる現役人気選手エル・デスペラードの入場曲「AgujaDeAbeja」はジャズギター界を牽引し80年代には坂本龍一らと“カクトウギ・セッション”を展開した渡辺香津美が生演奏する!豪華すぎる日本のスーパーギタリストたちの参戦!そして、プロレス入場曲の中でも有名な歌入りの曲と言えばこの2曲!タイガーマスクの入場曲「おまえは虎になれ」を松崎しげるが熱唱!獣神サンダー・ライガーの入場曲「怒りの獣神」は “アニソン界の最強ユニット”angelaが担当することが決定した!このほかにも、スタン・ハンセンの入場曲『SUNRISE』は、スペクトラムの西慎嗣本人が、ザ・ファンクスの入場曲『スピニング・トー・ホールド』は、日本のロック草創期の伝説的ロックバンドのクリエイションのギタリスト竹田和夫本人が実演!ザ・ロード・ウォーリアーズの入場曲ブラック・サバスの「IRON MAN」を筋肉少女帯の大槻ケンヂ!鈴木みのるの入場曲「風になれ」を中村あゆみ本人が歌うという豪華フェス!日本を代表するアーティスト、伝説的ギタリストが集結する奇跡の夜が実現する!豪華スペシャルバンド!豪華トークコーナーでも猪木さんへの想いをこの日のためのスペシャルバンドには、バンマスを務める元VOW WOWの厚見玲衣(キーボード)をはじめ、永井敏己(ベース)、大菊勉(ドラム)、日下部 ”BURNY” 正則(ギター)に加えて、ゲストミュージシャンとして、元VOW WOWの山本恭司、世界的メタルバンドのギタリスト・マーティ・フリードマンなど豪華メンバー。そして、藤波辰爾、長州力、武藤敬司、蝶野正洋、棚橋弘至、真壁刀義、鈴木みのる、 LOS INGOBERNABLES de JAPON(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)の内藤哲也、SANADA、鷹木信悟、BUSHI、高橋ヒロムが出演!レジェンドや現役選手たちによるこのイベントだけのスペシャルトークも満載!入場曲への想い、入場へのこだわり、あの名場面の裏側、そしてアントニオ猪木さんとの思い出なども語る。アントニオ猪木さん旗揚げから50年の“一夜限り”のメモリアルイベント!11月17日、代々木で、“燃える闘魂”を胸に刻もう!チケットは公式HP(shinnichi-izm-musicfes.com)にて絶賛発売中!<公演概要>公演名:新日本プロレス50周年記念 シンニチイズム ミュージックフェス日時:2022年11月17日(木)17:00開場/18:30開演会場:東京・国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区神南2丁目1-1)*選手入場ゲート、花道、特設リングを設置予定■出演予定プロレスラーレジェンド:藤波辰爾、長州力、武藤敬司、蝶野正洋藤原喜明、山崎一夫、獣神サンダー・ライガー現役選手:棚橋弘至、真壁刀義、天山広吉、小島聡、永田裕志、タイガーマスク鈴木みのる、エル・デスペラードLOS INGOBERNABLES de JAPON(内藤哲也・SANADA・鷹木信悟・BUSHI・高橋ヒロム)リングアナウンサー:田中ケロ■出演予定アーティスト(演奏者)*五十音順・angela、大槻ケンヂ(筋肉少女帯/特撮/オケミス)、KAZSIN、鈴木修、高中正義、竹田和夫(クリエイション)、中村あゆみ、西慎嗣(ex-スペクトラム)、松崎しげる、マーティ・フリードマン、山本恭司(ex-VOW WOW)、渡辺香津美・NJPWスペシャルバンドバンマス:厚見玲衣(カルメン・マキ&OZ/ex-VOW WOW) Keyboards日下部 ”BURNY” 正則(Guitar)/永井敏己(Bass)/大菊勉(Drums)■演奏予定曲・「ワールドプロレスリング」歴代テーマ曲・炎のファイター~INOKI BOM-BA-YE~(アントニオ猪木)・ドラゴン・スープレックス(藤波辰爾)・パワー・ホール(長州力)・HOLDOUT(武藤敬司)・FANTASTICCITY(蝶野正洋)・THUNDERSTORM(天龍源一郎)・ワルキューレの騎行(藤原喜明)・U.W.Fプロレス・メインテーマ(山崎一夫)・怒りの獣神(獣神サンダー・ライガー)・テンザン ~時空~(天山広吉)・RUSH!!(小島聡)・MISSIONBLOW(永田裕志)・おまえは虎になれ(タイガーマスク初代、3代、4代)・スピニング・トー・ホールド(ザ・ファンクス)・SUNRISE(スタン・ハンセン)・IRONMAN(ザ・ロード・ウォーリアーズ)・移民の歌IMMIGRANT SONG(ブルーザー・ブロディ/真壁刀義)・TIMEBOMB(高橋ヒロム)・BUSHI-DO(BUSHI)・RISINGDRAGON(鷹木信悟)・ColdSkeleton(SANADA)・STARDUST(内藤哲也)・覇道(後藤洋央紀)・RAINMAKER(オカダ・カズチカ)・風になれ(鈴木みのる)・AgujaDeAbeja(エル・デスペラード)・LOVE&ENERGY(棚橋弘至)and more全30数曲ほどを予定■チケット絶賛発売中!<チケット料金(税込)>※3歳以上有料アリーナ席(記念Tシャツ付):12,000円アリーナ席:10,000円スタンドA席(1F、2F):8,800円スタンドB席(2F):5,000円※アリーナ席(記念Tシャツ付)チケットの記念Tシャツは公演日当日会場でのお渡しとなります。■主催:テレビ朝日/BS朝日/TOKYOFM/NACK5/東京サウンド・プロダクション/オン・ザ・ライン■後援(五十音順):サンケイスポーツ/スポーツニッポン新聞社/デイリースポーツ/東京スポーツ/東京中日スポーツ/日刊スポーツ新聞社/報知新聞社■協力:新日本プロレスリング■公式ホームページ:shinnichi-izm-musicfes.com■チケットに関するお問い合わせ]キョードー東京 0570-550-799(平日11:00~18:00・土日祝 10:00~18:00)※開催に際しては、万全なコロナ対策を実施したうえで、全席を有料・指定とすることにより入退場時の混乱を最小限に抑え、安心安全な運営を行います。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月07日元プロレスラーのアントニオ猪木さんの訃報が日本中を駆け巡った、2022年10月1日。プロレス界のスーパースターであり、多くの功績を残した猪木さんの訃報は、プロレスファンだけでなく、各方面に影響を与えています。そんな中、漫画家の板垣恵介さんが描く漫画『グラップラー刃牙外伝』が、猪木さんの追悼企画として、秋田書店が運営する漫画配信サイト『マンガクロス』にて、全200ページ分が無料配信されることに。アントニオ猪木追悼企画「 #グラップラー刃牙外伝 」マンガクロスに緊急掲載!!プロレス界の夢であるマウント斗羽vsアントニオ猪狩を描いた全9話がマンガクロスにて無料公開ッッ!!詳しくはこちらから…ッ↓ pic.twitter.com/yaAMX1hBW0 — 刃牙30周年プロジェクト【公式】 (@teambaki) October 6, 2022 『グラップラー刃牙外伝』はジャイアント馬場さんと猪木さんをモデルにして描かれたストーリーであり、今回の無料配信にともない、板垣さんは「予兆があったとはいえ、やはり急すぎる訃報だった」と思いをつづっています。また、『刃牙』を掲載している雑誌『週刊少年チャンピオン』の編集部も、猪木さんへの追悼のコメントを発表しました。日本の格闘技マンガはアントニオ猪木さんからとてつもなく大きな贈り物をいただいてまいりました。作品に描かれた戦う者の豊かな物語は、そのほとんどを猪木さんに源流を持っております。アントニオ猪木さん、本当にありがとうございました。感謝の心をこめて、板垣恵介先生がプロレスの夢を渾身の力で描かれた「グラップラー刃牙外伝猪狩vs斗羽」を今あらためて読者に届けたいと思います。ご冥福をお祈りします。マンガクロスーより引用今回の発表に「板垣先生と秋田書店の英断に感謝」「ありがとうございます!」とのコメントも。編集部の「猪木さんに源流を持っております」というコメントからも分かる通り、改めて、猪木さんが与えた影響の大きさを実感します。[文・構成/grape編集部]
2022年10月06日10月1日、心不全のため、79歳で亡くなった元プロレスラーで元参議院議員のアントニオ猪木さん。“燃える闘魂”の愛称で親しまれ、数々の名勝負で昭和、平成のプロレスファンを熱くさせてきた彼をかつて支えていたのが、元妻で女優の倍賞美津子(75)だ。猪木さんは、’72年1月に理想とするプロレス団体『新日本プロレス』を旗揚げしたが、その前年11月に倍賞と結婚している。「先輩レスラーの豊登道春さんの紹介で猪木さんと倍賞さんは知り合い、交際に発展。東京・京王プラザホテルで開かれた2人の披露宴では高さ5mのウエディングケーキが用意され、“1億円挙式”とも報じられました。3年後には一人娘の寛子さんを授かり、お互いを“アントン”“ミッコ”と呼び合うなど、プロレスファンからも好感度の高いお似合いの夫婦でした」(古参のプロレス記者)’88年、結婚17年目にして離婚するが、2人の絆はその後も続いていた。倍賞は’03年5月に行われた『新日30周年記念東京ドーム大会』にサプライズゲストとして登場。猪木さんとともに「1、2、3、ダー!」を披露したのだ。《(初めて倍賞と会って)向こうからしたら僕なんか田舎の小僧って感じだったでしょうけど、凄く優しくしてくれましたよ。美津子さんは、いろいろなところに連れて行ってくれて。ジーンズを一緒に買いに行ったり、撮影所にも連れて行ってくれたり》5月に発刊されたプロレス専門誌『Gスピリッツ』の中で、猪木さんの実弟・啓介さんが倍賞への感謝をこう語っている。(カッコ内は編集部注)《彼女は本当にいろんな形で協力してくれましたよ。(プロレスの巡業でまわる)宣伝カーの吹き込みを全部やってくれたんですから。家族で一生懸命、協力してくれました。(中略)これまで4人の女性と結婚していますけど、自分から口説いた人はいないはずですよ。そんな兄貴に一番合っていたのは、やっぱり倍賞美津子さんだったと思いますね》巡業先では、試合の宣伝をするための車がまわっていたが、なんと倍賞自らが“ウグイス嬢”代わりとなって宣伝文句をテープに吹き込んでいたというのだ。報道によれば、家族葬は米国に住む寛子さんの帰国を待って行われるという(4日現在)。“同志”だった猪木さんを失った倍賞はどんな心境なのだろうか。倍賞の所属事務所に問い合わせてみると、担当者はこう答えた。「(家族葬への)参列の有無や心境などは、本人の意思により差し控えております。いまはそっと静かに見守っていただければと思っております」猪木さんもきっと天国で元妻に感謝していることだろう――。
2022年10月04日10月1日、元プロレスラーで元参議院議員のアントニオ猪木さんが亡くなった。79歳だった。猪木さんは20年7月に難病「心アミロイドーシス」を患っていることを公表し、闘病を続けていた。各スポーツ紙によると2、3日前から低血糖で体調を崩し、同日に都内の自宅で心不全のため息を引き取ったという。昨年3月にはYouTube動画で、「最強の敵と闘っています」と病床でリハビリに励む姿を公開し話題を呼んだ猪木さん。その後も、TwitterやYouTubeを通じた発信や、メディア出演など活動を続けてきた。そんな猪木さんが最後にテレビ出演したのは、8月28日に放送された『24時間テレビ 45』(日本テレビ系)。メインパーソナリティーの二宮和也(39)に車いすを押されながら両国国技館のステージに登場し、「元気ですかー!?元気があれば何でもできる!」と呼びかけていた。猪木さんの訃報に、プロレス界からは別れを惜しむ声が相次いでいる。猪木さんの付き人を務めたこともある藤波辰爾(68)はTwitterを更新し、《16歳で出会い68歳になった今でもあなたは私のヒーローです。生まれ変わってもまた、あなたの側に。あなたの記憶を胸に今日もリングに上がってきます。心からの感謝と愛と哀悼の意を捧げます。本当にご苦労様でした。どうかどうか安らかにお休みください。ありがとうございました》と綴った。猪木さんを師匠として慕った長州力(70)も、《やっと解放されましまね。リングを降りても貴方は闘魂アントニオ猪木でしたまさに闘魂そのものでした。猪木さんどうか安らかにお休みになって下さい。私の中での昭和のプロレス時代はこれで終わりたいと思いますが、まだ藤波辰爾選手が頑張ってます最後まで見届けます》とTwitterで偲んだ。■「どうせ死ぬなら、私らしく『闘って死にたい』」多くの人々から愛された猪木さん。いっぽうで、その人生は波瀾万丈の連続だった。「猪木さんは5歳になる直前に父が急死。13歳で家族とブラジルに渡り、コーヒー農園や青果市場で働いていました。現地の陸上競技大会の円盤投げで優勝した際、同国に遠征中だった力道山さん(享年39)にスカウトされプロレスの道へと進むことに。76年6月にはモハメド・アリ(享年74)との『異種格闘技戦』が日本武道館で実現し、世界中に猪木さんの名が知れ渡ったのです。以後、猪木さんが立ち上げた新日本プロレスは人気を博しましたが、その陰では個人事業の失敗で数十億ともいわれる負債を抱えたことも。さらに全盛期だった39歳のときに重度の糖尿病と診断され、88年には当時の妻だった倍賞美津子さん(75)とも離婚しました」(スポーツ紙記者)猪木さんは本誌20年10月27日号に登場した際、様々な苦労が重なった80年代の一時期を振り返り「自殺しよう、死ねばいいと思うほど追い詰められていた」と語っていた。しかし、持ち前の不屈の精神で立ち上がったのだった。「人生、一度や二度は『死にたい』『死のう』と誰でも思うのではないか。現実の苦しみに疲れ果てていた私は、借金や人間関係などの煩わしいことから逃げたかった。しかし、死ぬエネルギーがあるのなら、まだ生きられる。どうせ死ぬなら、私らしく『闘って死にたい』と思い至ったんです」(猪木さん)また、自らの最期についても、「お迎えが来たら、潔く旅立とうとは思っているんですが……年を取ろうが、体が弱くなろうが、チャレンジし続けることこそ人生。それが“燃える闘魂”なんです」と前向きな姿勢を見せていた。猪木さんが残した“燃える闘魂”は、これからも多くの人々に受け継がれることだろう。
2022年10月02日2022年10月1日、元プロレスラーのアントニオ猪木さんが79歳で亡くなったことが明らかになりました。闘病によって身体がやせ細りながらも、持ち前の明るい性格と力強さによって、多くの人を元気付けてきた猪木さん。太陽のような猪木さんの旅立ちに、ネットでは衝撃を受ける人が続出しています。長州力、アントニオ猪木に別れのメッセージ猪木さんの逝去が報じられた数時間後、元プロレスラーであり、タレントとして活躍している長州力(ちょうしゅう・りき)さんがTwitterを更新。プロレス界の先輩である猪木さんに向けて、以前撮影したツーショットとともに別れのメッセージを贈りました。やっと解放されましまね。リングを降りても貴方は闘魂アントニオ猪木でしたまさに闘魂そのものでした。猪木さんどうか安らかにお休みになって下さい。私の中での昭和のプロレス時代はこれで終わりたいと思いますが、まだ藤波辰爾選手が頑張ってます最後まで見届けます。合掌長州力 pic.twitter.com/BuID1o1cpf — 長州力 (@rikichannel1203) October 1, 2022 「やっと解放されましたね」という第一声は、リングを降りても闘志を持ち続け、病気と闘ってきた猪木さんを称えるものなのかもしれません。長州さんの優しいメッセージからは、プロレスラーとして、そして人間としての先輩である、猪木さんへの敬意が伝わってきます。また、猪木さんの弟子であり、現役プロレスラーの藤波辰爾(ふじなみ・たつみ)さんへの言及は、「猪木さんが安心して雲の上へ行けるように」という想いからでしょう。人と人の心のつながりを感じる長洲さんのメッセージは、多くの人の心を打ちました。・読んでいて涙が出た。長洲さんのメッセージは深いなあ。・この2人を見ると、輝かしい昭和プロレスを思い出す。本当にお疲れ様でした。・「解放された」という言葉の重みがすごい。猪木さん、安らかに眠ってください。これまで、「元気ですかー!」という掛け声でたくさんの人に元気を与えてくれた猪木さん。彼の燃えるような闘魂は、現役のプロレスラーにも受け継がれていくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年10月01日2022年10月1日、元プロレスラーのアントニオ猪木さんが亡くなったことが明らかになりました。79歳でした。2021年1月に腸の病気で入院し、YouTubeで公開された動画に対し、やせ細った姿に多くの人から驚く声が上がった、猪木さん。自身が闘病に励みながらも、コロナ禍で不安が広がる世の中に元気を与えようと、動画を通して人々を励ましてきました。猪木さんはプロレスラーとしてだけでなく、タレントや参院議員としても活躍。元気でいつも笑顔のイメージが強いこともあり、訃報に「信じられない」「いつも元気をありがとうございました」という声が上がっています。猪木さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年10月01日1998年4月4日、東京ドームでアントニオ猪木が引退記念イベント「ザ・ファイナル・イノキ・トーナメント」を行い、グラウンド・コブラツイストでドン・フライに勝利し引退した。猪木はブラジルに移住していた1960年4月、力道山にスカウトされ日本に帰国、日本プロレスデビューを果たした。その後プロレス界だけでなく、異種格闘技への挑戦、政界進出など多方面で活躍した。現在闘病中である猪木にエールを送るとともに、偉大な足跡を振り返る。定価210円(税込)タブロイド判24ページお買い上げご希望の場合は以下の方法でお願いいたします。①郵便振替、切手②お近くの毎日新聞販売店にお問い合わせ特集号・バックナンバー購入 - スポーツニッポン新聞社 : 【スポニチアーカイブスに関するお問い合わせ】株式会社スポーツニッポン新聞社東京本社販売局TEL:03-3212-1181 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月31日イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)は、2022年春夏コレクションにてアイコンバッグ「ピーカブー(Peekaboo)」と「バゲット(Baguette)」に大胆な遊び心を加えました。空想的な作風で知られる伝説のファッションイラストレーター、アントニオ・ロペス(Antonio Lopez)の作品と、彼の先進的な精神を蘇らせるとともに、メゾンが誇る優れたサヴォアフェールとクリエイティビティを表現しています。「ピーカブー アイシーユー ミディアム」76万4,500円(税込予定価格、3月中旬発売予定)カラー、レイヤー、素材、そして巧みな技をパワフルにミックスしたアイコンバッグは、インレー、刺しゅう、魅惑的な プリントによってグラフィックなアートワークへと昇華しました。メゾンのラグジュアリーを最大限に具現化した、まさにコレクターズアイテムとなったのです。「バゲット」38万5,000円(税込価格、発売中)「エステート・アンド・アーカイブ・オブ・アントニオ・ロペス・アンド・ファン・ラモス(The Estate and Archive of Antonio Lopez and Juan Ramos)」とのコラボレーションにより、女性らしさ、多様性、インクルーシビティ、美に対するロペスの斬新で革新的なビジョンにフォーカスしたドローイングがセレクトされ、創造の自由とパワフルで 大胆な女性たちを称えます。キャンバスと化したアイコンバッグに、フェンディならではの手法で再現されたグラマラスでカラフル、かつ抽象的なドローイングに命が吹き込まれ、無地のレザーやコーティングされた「FF」ロゴに重ねてプリントされることで立体的なインレーがレリーフのような質感を与えています。精緻なクラフツマンシップにより「ピーカブー アイシーユー(Peekaboo I Seeu)」にはレザー、メタルレザー、スエードで作られたマルチカラーのインレーが施されました。丁寧にすべてのピースを裁断し、縫い合わせ、このバッグをアート作品に仕立てているのです。ロペスのイラストレーションを基にした虹と日光のディテールは、拡大され、マルチカラーのダイアゴナルストライプにアレンジされました。活気溢れる70年代のディスコ全盛期からインスピレーションを受けたジョイフルなアティチュードや奔放さを表現しています。コレクションのエネルギッシュな色使いに倣い、同モチーフは「ピーカブー アイシーユー」のライニングに意表を突くエフェクトとして、またシグネチャーでもある「FF」ロゴが型押しされたレザー製の「バゲット チェーン(Baguette Chain)」にもプリントされています。2022年春夏コレクションの「ピーカブー」と「バゲット」は、世界のフェンディ直営店、および公式オンラインストアfendi.comにて販売中です。(一部3月中旬発売予定)#FendiSS22企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年02月24日この度、株式会社ニッポン放送プロジェクトは、プロレス界のレジェンド・アントニオ猪木リングデビュー60周年を記念し、“純プラチナ製”フィギュアを完全受注生産・数量限定で予約受付を開始します。2021年2月20日(土)アントニオ猪木氏78歳の誕生日、本人初となる「純金製」のフィギュアが1体60万円・60体限定で販売され、アントニオ猪木氏“最初で最後の”純金フィギュアとして、話題を呼びました。今回はレアメタルと呼ばれる希少金属のひとつ、プラチナを99.9%使用したアントニオ猪木のフィギュアが20体限定・1/48スケールで登場!プラチナは、その安定した性質から結婚指輪や婚約指輪にもよく使用され、金と比べても採掘量が年間20分の1程度と希少性が高く、白い輝きが美しい金属です。ご自身へのご褒美としてはもちろん、一つの時代を生きた証として、お子さんやお孫さん記念日を迎える方への贈り物として、代々受け継がれる宝物になるはずです。商品詳細・中空ではなく無垢で製作・重量は約25gと高級感のある本格的な造り・本商品の大きさ(高さ)は高さ約40mm、猪木氏1/48スケール・製作は日本国内で行い、職人がひとつひとつ丁寧に磨いています・数量限定生産の証として足の裏にシリアルナンバーを刻印・特別仕様の展示ケースが付属・インテリアとして飾ってお楽しみいただくことも可能です販売サイトはこちら・SHOP!ニッポン放送プロジェクト(Yahooショッピングページ) ★巣鴨プロレスショップ「闘道館」では、レプリカの展示および店頭予約も受け付けます!(東京都豊島区巣鴨2-5-12 ガーベラ巣鴨ビル1F&2F)商品概要名称:デビュー60周年記念アントニオ猪木 1/48 純プラチナフィギュア素材:本体/純プラチナ(PT999)価格:¥390,000(税込・送料無料)サイズ:直径(高さ)約40mm×巾約17mm重量:約25g陳列ケース:素材/アクリル・合皮サイズ/高さ約115mm×巾約75mm×約75mm外箱サイズ:高さ約118mm×巾約85mm×約85mmその他仕様:商品説明書 /限定20体 /シリアルナンバー入り(受注生産)開発及び製造協力:コーラルゼット(株)/(株)ニッポン放送プロジェクト / (株)バンビ発売日2021年9月27日(月)純金フィギュアも好評販売中!・SHOP!ニッポン放送プロジェクト(Yahooショッピングページ) ・アントニオ猪木公式Youtubeチャンネル「最後の闘魂」でも商品紹介中!アントニオ猪木プロフィール本名・猪木寛至。1943年2月20日、横浜市鶴見区生まれ。14歳で家族とともにブラジルに移住。1960年、力道山にサンパウロでスカウトされて帰国し、日本プロレスに入団する。1964年からアメリカで武者修行をし、1966年、東京プロレスを旗揚げ。翌年、日本プロレスに復帰も、1972年に再度、新日本プロレスを旗揚げする。「ストロングスタイル」を掲げ、異種格闘技戦に挑戦。1976年にはボクシングヘビー級王者のモハメド・アリとの「格闘技世界一決定戦」を行う。1989年にスポーツ平和党を結成。参議院議員選挙に出馬し、プロレスラー初の国会議員になる。1998年4月、現役引退。2013年より2期目の参議院議員を務め、2019年6月に政界引退。2020年2月に喜寿を迎えた。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月27日2021年2月20日(土)アントニオ猪木氏78歳の誕生日、本人初となる「純金製」のフィギュアが1体60万円・60体限定で販売され、アントニオ猪木氏“最初で最後の”純金フィギュアとして、話題を呼びました。そんなプレミアムな猪木フィギュアの第2弾を現在製作中です。「アントニオ猪木デビュー60周年記念企画」の最後にふさわしい”〇〇〇〇猪木”の続報は、9月下旬をお楽しみに。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月17日「元気ですかー!」という力強い掛け声で現役時代から親しまれてきた、元プロレスラーのアントニオ猪木さん。きっとほとんどの人が、猪木さんの名前を聞くと健康的な身体つきや、パワフルな声を思い浮かべるでしょう。2021年の猪木さんの姿に、多くの人から驚く声が上がっています。アントニオ猪木の、闘病中と現在の姿に驚く声2020年2月にYouTubeチャンネル『最後の闘魂』を立ち上げ、動画を投稿している猪木さん。動画で過去の試合について振り返ったり、コロナ禍で落ち込んでいる人にエールを送ったりと、視聴者に元気を届けています。『元気』という言葉を体現したような猪木さんですが、2021年1月に腸の病気で入院することに。YouTubeチャンネルでは、半年以上にわたって闘病する姿を動画で公開していました。闘病中の動画では、猪木さんはやせ細り、顔色も悪くなっています。現役時代を知る人は、同一人物だと信じられないでしょう。時には病院のベッドで横になりながら、猪木さんは「本当はもっと大きな声で『元気ですかー!』といいたいんですけどね」といっていました。身体が弱った状態でも、たくさんの人に元気を届けるべく、動画で前向きな姿を発信してきた猪木さん。同年8月28日、猪木さんは退院したことを発表しました。そこには、およそ半年前とは別人に見えるほど、すっかり元通りになった猪木さんの姿が!「私も1歩前進、2歩前進ということでね、徐々にリハビリをやり元気になってきています」と思いを明かし、笑顔で「1、2、3、ダーッ!」とお決まりの掛け声を出しました。持ち前の力強さで見違えるほど回復した猪木さんの姿はネットで拡散され、多くの人から祝福する声や、驚く声が上がっています。・『元気』の象徴のような猪木さんが復活して嬉しい!生命力がすごい。・数か月前の姿と比べると、本当に別人のようだ。まさに『燃える闘魂』だわ。・声の張りも闘病中と全然違う。あの状態から復活できるなんて、さすが。同年3月、猪木さんはリハビリをしながら「今、最大の敵である自分と戦っている」といっていました。いつも前向きに努力し、諦めずに戦い続けたからこそ、元気を取り戻すことができたのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年08月29日現在撮影中の『インディ・ジョーンズ』5作目に、アントニオ・バンデラスが出演することが分かった。ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、マッツ・ミケルセンらキャストに加わる。「Deadline」が報じた。『インディ・ジョーンズ5』の撮影は6月からロンドン近くのパインウッド・スタジオで始まっているが、主演のハリソンが肩を負傷し撮影から離脱。現在はハリソンを除くメンバーがスコットランドのグラスゴーで撮影中。衣装を身に着けたフィービーや、ハリソンのボディダブルが目撃されている。アントニオがいつから撮影に入るかは不明。役柄などの詳細も明らかになっていない。「3か月ほどの療養が必要」と報じられたハリソンだが、3日前の火曜日(ハリソンの79歳誕生日)、ロンドンでファンに声をかけられて写真撮影に応じた際は、少し前までつけていたアームホルダーをつけていなかった。順調に回復しているようだ。アカデミー賞で初ノミネート(『ペイン・アンド・グローリー』)の栄誉を受け、絶好調のアントニオ。『ヒットマンズ・ボディガード』の続編、トム・ホランド&マーク・ウォールバーグ共演の『Uncharted』(原題)、長編アニメ『長ぐつをはいたネコ』の続編など多数の公開待機作を控えている。アントニオの『インディ・ジョーンズ』への参戦に、ファンは「すごいメンバーがそろった!」「最高」「ゾロとインディ対決!」(アントニオは過去に『マスク・オブ・ゾロ』に出演)と喜んでいる模様。(Hiromi Kaku)
2021年07月16日《元気ですかー!早く私も元気を取り戻して 皆さんの前で大声で 1・2・3・ダァーッ!を早く出来るようにします。もっと元気になって 猪木を発信してきますんで よろしく!》3月7日、Twitterにこうつづったのは元プロレスラーのアントニオ猪木(78)だ。同時に「元気になっていきますから」と話す病床からのメッセージ動画もアップした猪木。いま、100万人に数人と呼ばれる難病「心アミロイドーシス」と闘っている。「この病はアミロイドという物質が心臓の心筋細胞間質に溜まることで、心機能が落ちて十分な血液を全身に送ることが難しくなってしまうというもの。重症化すれば呼吸困難を引き起こすだけでなく、発症10年ほどで死に至ることも少なくないのだそうです」(スポーツ紙記者)今月1日、YouTubeチャンネル『アントニオ猪木「最後の闘魂」』に動画をアップした猪木。動画は、リハビリの様子を収めたもの。ファンからは容体を心配する声も上がっていた。■「己を燃えさせて生きる、そんな“生き様”を届けたいと思うんです」そんななか、7日にTwitterを更新した猪木。周囲の不安を吹き飛ばす内容だったため、“もっと元気になる”と意気込んだツイートは投稿から20時間ほどで3.5万もの“いいね”が。さらにメッセージ動画は、85.3万もの再生回数を記録するなど大きな反響を呼んでいる。そして、ネットでは猪木へのエールが相次いでいる。《声が聞けて嬉しいです私たちファンはどんなに時間がかかっても待ってます!!復活のダーをみんなでやりたいですね》《猪木さんの姿を見て自分も、まだまだ負けられないと思いました猪木さんありがとうございます!》《猪木さん、頑張ってください!!ファン皆んなで元気を送ります!!》昨年10月、本誌の取材に対し「年を取ろうが、体が弱くなろうが、己を燃えさせて生きる、そんな“生き様”を届けたいと思うんです」と語っていた猪木。その生き様を、まだまだ見せつけてくれそうだ。
2021年03月08日