5月17日(現地時間)から開催される第70回カンヌ国際映画祭。そのカンヌで昨年、大きな話題をさらったのが、ドイツ映画『ありがとう、トニ・エルドマン』だ。悪ふざけが大好きな父ヴィンフリートと、コンサルタント会社で働く娘イネスが織り成すコメディドラマの傑作として大絶賛を受け、世界の映画批評家・映画ファンたちをとりこにした本作の監督マーレン・アデに注目した。■近年のカンヌ国際映画祭で目を引く女性監督の筆頭株先日、そのラインナップが発表された第70回カンヌ国際映画祭。パルムドール2度受賞のミヒャエル・ハネケをはじめ、フランソワ・オゾン、ファティ・アキン、ポン・ジュノ、トッド・ヘインズなど豪華な顔ぶれが並ぶ中、近年の注目すべき傾向のひとつとして、女性監督の活躍が目覚ましいことが挙げられる。日本からは『光』の河瀬直美が、日本人監督としては最多となる7度目のカンヌ。また、『ブリングリング』のソフィア・コッポラ、『少年は残酷な弓を射る』のリン・ラムジーも新作を引っさげ参戦するなど、毎年、突出して光る女性監督たちの存在が話題を集める。昨年、アデ監督も監督3作目ながら『ありがとう、トニ・エルドマン』でカンヌを席巻し、スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが審査委員長を務める今年は、審査員の1人として参加する。■本年度コンペティション部門の女性監督◇河瀬直美…『光』が選出。第50回カンヌ国際映画祭に出品された『萌の朱雀』で史上最年少の27歳でカメラドール賞(新人監督賞)を受賞。第60回カンヌ国際映画祭では『殯の森』が審査員グランプリを獲得。第62回では、女性として、アジア人としてはじめて、映画祭に貢献した監督に贈られる「金の馬車賞」を受賞。昨年は短編コンペティション部門と、シネフォンダシオン部門の審査委員長も務めた。テレビ東京系列のドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ国際映画祭」にも出演し、「私と一緒ならばカンヌに行ける」と山田さんに提言。その発言を具現化したような今回の選出が話題となった。◇リン・ラムジー…『You Were Never Really Here』(原題)で参加。『モーヴァン』(’02)が第55回カンヌ国際映画祭のユース賞ほか、各国映画祭で多数の賞を受賞。日本でも多くのファンを持つ『少年は残酷な弓を射る』も、同じくコンペに出品され高く評価を受けた。◇ソフィア・コッポラ…『The Beguiled』(原題)で参加。過去作『ロスト・イン・トランスレーション』(’03)、『ブリングリング』(’13)など人気作は数多い。■過去カンヌ国際映画祭受賞の女性監督◇ジェーン・カンピオン…第46回にて史上初の女性監督のパルムドール大賞に輝いた『ピアノ・レッスン』(’94)ほか、第66回カンヌ国際映画祭では短編コンペティション部門と、シネフォンダシオン部門の審査委員長を務め、翌年には第67回カンヌ国際映画祭の審査委員長を務めた。◇ミランダ・ジュライ…自身が脚本・監督・主演を務めた『君とボクの虹色の世界』(’06)で第58回のカメラドール賞を受賞。前年のフィルムメイカー・マガジンでは「25人のインディーズ映画」の第1位に選出された。女優・監督業の他にもマルチメディアを活用した音楽やコンテンポラリーなどのパフォーマンスも行うアーティストとしても活躍。プライベートでは『20センチュリー・ウーマン』のマイク・ミルズ監督と2009年に結婚している。◇アリーチェ・ロルヴァケル…監督・脚本を務めた第67回カンヌ国際映画祭で『夏をゆく人々』(’14)が審査員グランプリを獲得。◇デニス・ガムゼ・エルギュベン…日本でもスマッシュヒットした長編デビュー作『裸足の季節』により、第68回カンヌ国際映画祭でヨーロッパ・シネマ・レーベル賞を受賞。ハル・ベリーやダニエル・クレイグ出演の『Kings』、アカデミー賞女優アン・ハサウェイ主演『The Lifeboat』の製作も発表されている。■『ラ・ラ・ランド』『ムーンライト』を抑え、有力誌が最も評価した作品に昨年のカンヌの話題をかっさらった『ありがとう、トニ・エルドマン』。現地では、挨拶も早々に「トニ・エルドマン見た?」と、誰もがその名前を口にしたという。いたずら好きな父ヴィンフリートと、海外でコンサルタント会社に勤務する生真面目な娘イネス、父と娘2人の噛み合わない性格をコミカルに描き、そこからあふれ出る親の愛情、娘の想いに誰もが涙し、笑った。プレミア上映されたカンヌの会場では、地鳴りかと間違うほどの笑いに包まれたという。結果的に国際批評家連盟賞に留まったものの、パルムドールの『わたしは、ダニエル・ブレイク』(ケン・ローチ監督)や、グランプリの『たかが世界の終わり』(グザヴィエ・ドラン監督)に引けを劣らない人気を獲得し、スクリーン・インターナショナルの歴代最高得点3.7(4.0満点)をマークしたほか、英米仏の有力誌がこぞって「2016年のベスト1」に選出したことで“観客にとってのパルムドール”と言わしめた。■才色兼備! 世界が認めたマーレン・アデ監督本作が長編3作目のアデ監督は、もともとプロデューサーとしてKomplizen Filmを設立。第62回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞とアルフレッド・バウアー賞をW受賞したミゲル・ゴメズ監督の『熱波』など数々の作品をプロデュースしてきた。監督・脚本家としては、00年と01年に1作ずつ短編を発表後、03年に発表した『Der Wald vor lauter Baumen』(原題)で長編デビューを果たす。この作品が第22回サンダンス映画祭審査員賞ワールド・シネマ部門のドラマティック賞受賞、ドイツ映画賞で最優秀映画賞にノミネートされたほか、ヨーロッパの各都市で開かれる映画祭で映画賞・主演女優賞などを受賞。続く『恋愛社会学のススメ』(’11)では、ある1組の恋人たちと、その周りの人々が織りなす現代的な人間関係を描き、長編2作目にして第59回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を2つ(審査員グランプリと女優賞)、さらにフェミナフィルム賞を受賞。世界25か国で公開され、ドイツ映画賞で3部門ノミネートも果たした。そして3作目となる本作は、自身の父親から発想を得て、脚本の執筆から、撮影、編集まで6年を費やしたという。コメディに挑戦することの難しさや、社会問題をさりげなく映し出す表現など、ごく自然に見える巧みな演出方法も高く評価を受けている。また、ブルガリアの精霊“クケリ”や、ホイットニー・ヒューストンの代表曲「GREATEST LOVE OF ALL」など、一見浮いて見えてしまいそうなキーワードも、無理なく映像の中に組み込んでいる。そんな本作は、カンヌの国際批評家連盟賞ほか、第29回ヨーロッパ映画賞作品賞、監督賞など5部門を獲得、第89回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、先月末、発表されたドイツ映画賞でも作品賞、監督賞など6部門を制した。アメリカ公開の際に、本作を観てすっかり惚れ込んだジャック・ニコルソンが、ハリウッド・リメイクを熱望。引退表明していたにも関わらず、撤回し、自ら父親役を演じるとか。アデ監督は、そのリメイク版にエグゼクティブプロデューサーとして参加する予定という。プライベートでは息子を持つ母であり、子どもの成長を見守る親の目線を、劇中の父・ヴィンフリートに投影させるなど、私生活も大切にしていることも分かるアデ監督。その一方で、映画業界で働くキャリアウーマンとしても世界で活躍し、まさに公私ともに逞しく生きる現代女性の象徴のような存在といえる。カンヌから生まれる女性監督の力は、年を重ねるごとに右上がりに上昇中。特に彼女の今後の活躍は、1秒たりとも目が離すことができなくなりそうだ。『ありがとう、トニ・エルドマン』は6月24日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ありがとう、トニ・エルドマン 2017年6月24日よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) Komplizen Film
2017年05月03日26日(現地時間)、食道がんと心臓病の合併症のため73歳で亡くなったジョナサン・デミ監督に、多くのハリウッド・スターたちが哀悼のメッセージを寄せている。デミ監督が第64回アカデミー賞で監督賞を受賞した『羊たちの沈黙』で同主演女優賞を受賞したジョディ・フォスターは「友人、そして師であり、ハリケーンでもなければ止められないほどダイナミックで比類なき人を失。心が張り裂ける思いです」「JD(ジョナサン・デミ)は心から愛され、ワイルドで、愛の人、羊たちの監督。彼のことが大好きです」と『Beloved』(原題)や『サムシング・ワイルド』などデミの監督作のタイトルをからめた追悼声明を発表した。同じく『羊たちの沈黙』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたアンソニー・ホプキンスは、ジョディと3人でオスカー像を手にしたアカデミー賞授賞式直後に撮られた写真に「友よ、安らかに」と哀悼の意をツイートした。『羊たち~』の次作『フィラデルフィア』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したトム・ハンクスは「ジョナサンは私たちに、人はどれだけ大きな心を持つことができるか、そしてそれが人としてどう生きるべきか導いてくれるかを教えてくれました。彼は最も偉大な男でした」と追悼した。また、『ムーンライト』のバリー・ジェンキンズ監督は「『ムーンライト』のキャンペーンでたくさんの人と出会ったけれど、デミは最も優しく、寛大な人だった。その魂はとても大きく、彼は愛に生きた人だった。安らかに」とツイート。デミ監督の『レイチェルの結婚』に主演したアン・ハサウェイはインスタグラムで「殻に閉じこもっていた私の心を開いてくれて、ありがとう。その心はいま張り裂けそうです」と悲しみを綴り、「私の大好きな反逆の天使、ずっとあなたのことを愛しています。また会いましょう」と結んだ。遺作となったのは昨年、ジャスティン・ティンバーレイクのツアーを追ったドキュメンタリー「The Tennessee Kids」(原題)。ジャスティンは監督と笑顔で抱き合うモノクロ画像に「どこから始めたらいいのだろう?これほどの心痛を言い表す言葉は見つからない」という書き出しで追悼メッセージを綴った。「人間らしさの達人で、ストーリーテリングの天才、寛大で温かく、特別な魂の持ち主。人生について、芸術について、自分の信念のために立ち上がることについて、あなたは多くを教えてくれました。あなたのおかげで僕の技能は磨かれました。カメラやステージから離れたところであなたと過ごした時間は、僕をより良い人間にしてくれました。本当に、あなたの代わりになる人なんていません。あなたのことを心から惜しみます、大切な友よ。またいつの日か会えますように。愛しています、JD。どうぞ安らかに。ジャスティン」。(text:Yuki Tominaga)
2017年04月28日とても1,600円には見えない(写真:Everett Collection/アフロ) 米国時間17日、アン・ハサウェイが朝のトーク番組「Good Morning America」に出演した。この時彼女が着ていたのは黒地に色とりどりの花が描かれた春らしいシフォンドレス。一体どこの高級ブランドの新作かと思いきや、驚きのお値打ち品だった。 ハサウェイはこのドレスを蚤の市で見つけたという。値段はなんと15ドル(約1,630円)。「選んだ洋服はなるべく長く着たいと思っているから、可能な限りヴィンテージものを買うようにしているの」と、番組で自身のファッション観について語った。 4月7日にはハサウェイが主演するSFコメディ『Colossal』が公開された。突如地球に現れ、街を破壊し始める謎の巨大モンスターが、なぜかハサウェイ演じる飲んだくれの売れないライター、グロリアの動きにシンクロしている……という設定。なぜ彼女と怪物の精神がリンクしてしまったのか。16日時点での国内累計興行収入は61万6,344ドルという大コケ状態だけに、日本での公開は期待できないかもしれない。
2017年04月18日モデルでタレントの中村アンが3日、都内で行われた「2017年度 サマンサタバサグループ入社式」にサプライズで登場した。若い女性向けのバッグや小物、ジュエリーなどのブランドを展開しているサマンサタバサグループの入社式に、ミューズを務める中村アンがVTRで登場。224人の新入社員がいる前で「皆さんこんにちは。今日はご入社おめでとうございます。これから社会人として不安がいっぱいあると思いますが、頑張ってください」と中村のVTRが流された後に、サプライズで会場の後方から中村が登場すると、新入社員から大きな歓声が巻き起こり、「初めてのサプライズだったので緊張しました」と笑顔を見せた。入社式では、新入社員の質問を中村が答えるというコーナーもあり、「社会人の女性としてやっておくべきことは?」という質問に「相手に思いやりをもって接すること。それとあいさつや礼儀は学生よりもちゃんと身に付けた方がいいと思います」と回答。最後に「私は大学を卒業してからこの仕事をするようになりましたが、皆さんと同じぐらい不安と期待があったと思い出しますし、皆さんの顔を見たら懐かしいなと思いました」とデビュー当時を振り返りながら「自分がどうしたいか分からないことが沢山あると思いますが、とりあえず目の前のことを頑張って、毎日楽しく元気に、そしてちょっと前のめりにチャレンジして欲しいと思います」とエールを送り、退場の際は新入社員と握手をして会場を後にした。
2017年04月03日シェイク シャック(Shake Shack)から、「ドミニクアンセルベーカリー(DOMINIQUE ANSEL BAKERY)」とコラボレーションしたデザート「バースデーケーキコンクリート」が登場。2017年4月15日(土)、16日(日)の2日間限定で、シェイク シャック アトレ恵比寿店にて販売される。シェイク シャックの人気デザート「コンクリート」は、濃厚なフローズンカスタードと厳選したトッピングを高速でミックスしたアイス。今回アトレ恵比寿店のオープン1周年を記念し、「ドミニクアンセルベーカリー」とコラボレーションしたオリジナルのトッピングを提供する。「バースデーケーキコンクリート」は、世界の店舗でも恵比寿でしか食べれないスペシャルな1品だ。「バースデーケーキコンクリート」では、ドミニクアンセルベーカリーが焼き上げたブルーベリーマフィンを特別にトッピングする。ブルーベリーが甘酸っぱいふかふかのマフィンに、冷たくてクリーミィなフローズンカスタードがトロリと絡み合う。さらに、アクセントとしてバターやレモンを合わせたリッチなスプレッド「レモンカード」を忍ばせ、春らしい爽やかな風味に仕上げた。【詳細】バースデーケーキコンクリート販売期間:2017年4月15日(土)、16日(日)販売店舗:シェイク シャック アトレ恵比寿店住所:東京都渋谷区恵比寿南 1-6-1 アトレ恵比寿西館 1F価格:スモール 480円 / レギュラー 650円【問い合わせ先】TEL:03-5475-8546
2017年04月01日N.Y.メトロポリタン美術館を舞台にアナ・ウィンターが仕掛ける、ファッション界最大のイベントの裏側を追った『メットガラドレスをまとった美術館』。このほど、本作のクライマックスとなる豪華絢爛な“メットガラ”に、招待客として参加したセレブたちの場面写真が一挙に解禁となった。2015年5月2日、N.Y.メトロポリタン美術館 (MET)。伝説のファッションイベント“メットガラ”が華やかに幕を開けた。主催は『プラダを着た悪魔』のモデルといわれるアナ・ウィンター。彼女が招待したのは、ポップスターのリアーナや、ジョージ・クルーニー、アン・ハサウェイといったアカデミー賞の常連、ファッション界の重鎮ジャン=ポール・ゴルチエほか、豪華セレブリティばかり。彼らは一流メゾンの鮮やかなオートクチュールをまとい、レッドカーペットを闊歩する――。本作は、MET服飾部門を指揮する革新的キュレーターのアンドリュー・ボルトンと、METの理事も務めるアナ・ウィンターが、伝説の展覧会と世紀の一夜のために奮闘する8か月に初めて密着した情熱のドキュメンタリー。今回到着したのは、本作のクライマックス、ようやく幕を開けた“メットガラ”に次々訪れるセレブたちをとらえた場面写真。キム・カーダシアン&カニエ・ウエスト夫妻、ジャスティン・ビーバー、アマル&ジョージ・クルーニー夫妻、ジェニファー・ローレンス、ブラッドリー・クーパー、『ズーランダー2』の扮装そのままのベン・スティラー&オーウェン・ウィルソンの姿も。このほかにも、ジョン・ガリアーノ、カール・ラガーフェルド、バズ・ラーマン、ウォン・カーウァイ、レディー・ガガ、マドンナ、サラ・ジェシカ・パーカー、ビヨンセ、ケイト・ハドソン、ジェシカ・チャステイン、クロエ・セヴィニー、ジュリアン・ムーア、シェール、ラリー・デヴィット、ジェニファー・ロペス、ビル・カニンガムらの名がクレジットされている。『メットガラドレスをまとった美術館』は4月15日(土)より Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月30日『プラダを着た悪魔』の鬼編集長のモデルといわれるアナ・ウィンター。彼女が取りしきる世界最大のファッション・イベントを追ったドキュメンタリー映画『メットガラドレスをまとった美術館』のアンドリュー・ロッシ監督が、彼女について興味深いコメントを寄せていることが分かった。2015年5月2日、NYメトロポリタン美術館(通称、MET:メット)にて行われた伝説のファッション・イベント、“メットガラ”。そのレッドカーペットを闊歩するのは、ポップスターのリアーナをはじめ、ジョージ・クルーニーやアン・ハサウェイといったアカデミー賞俳優、ファッション界の重鎮ジャン・ポール・ゴルチェほか、豪華セレブリティたち。カメラは、企画展示を担当したキュレーターのアンドリュー・ボルトンと共同主催のアナ・ウィンターに密着、ゴージャスな一夜を生み出すための8か月を初めて捉えていく。現在、御年67歳のアナ・ウィンターといえば、ファッション誌「VOGUE」の名物編集長として知られ、METの理事でもある。1970年にロンドンで「ハーバース・アンド・クイーン」誌の編集アシスタントとしてキャリアをスタートさせ、75年にNYへ。「ハーパース・バザー」「NEW YORK」などを経て、83年、US版「VOGUE」のクリエイティブ・ディレクターに。3年後にUK版「VOGUE」編集長に就任し、同誌を立て直した腕を買われると、88年 7月にはUS版の編集長に呼び戻された。以来、30年近く同誌の編集長を務めている。2009年には、アナに密着したドキュメンタリー映画『ファッションが教えてくれること』も公開。2児の母親であり、とくに娘のキャサリン、通称ビー・ シェイファーを溺愛し、ファッションショーなどに連れていくことも多い。数々の伝説とともに、そのどこまでもカッコいい威厳ある姿で知られるアナだが、本ドキュメンタリーで密着していたロッシ監督が見た、アナの素顔は意外なものだったようだ。エミー賞や数々の映画祭でノミネート経験を持つロッシ監督は、アナの指名により14年7月から密着を許され、自宅や緊張感走るミーティングの現場を淡々と記録していった。「彼女に対して、ドラゴンレディとかいう人もいるし、怖いイメージを持っている人もいると思うけど、僕は、それってジェンダーバイアスがかかっているんじゃないかと思うんだ」と監督。「男性が彼女のような効率の良い仕事をし、鋭い判断力で物事を運営している様子を見たら、誰もが『素晴らしい』という評価を下すのに、アナがタフな判断をしたときは『怖い』と言われる。撮影で一緒にいる限りは、気まぐれなことを言ったりとか、アナが上司になったらキツイなーと思ったことは一度もなかったよ」。“ファッション界のアカデミー賞”とも呼ばれる“メットガラ”を成功に導き、一夜限りのゴージャスな競演を実現させるアナ・ウィンター。本作では、彼女の知られざる姿も目にすることができそうだ。『メットガラドレスをまとった美術館』は4月15日(土)より Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月19日女優のアン・ハサウェイが、間もなく1歳を迎える息子の写真を初公開。8日の国際女性デーに国連本部でスピーチをしていたアンは、その様子をノートパソコンで見ているジョナサン・ローズ・バンクス・シュルマン君の写真をインスタグラムに投稿した。そのスピーチでアンは、女性たちは子供を持ちたいと願うことで「経済的に罰せられている」と育休制度の重要さを訴えた。アンはアメリカでは12週間の無給の育児休暇の制度しかないため、裕福でない人たちは生活に苦しんでいると指摘した。「なぜか私たちアメリカ人の親は3カ月の無給期間を経て通常業務に復帰することを期待されています」「妊娠中にはさらにもう1人分の食事が必要になることと、アメリカとはほとんどの国民がその月々の収入で生計を立てている国であることを考えてみても、どうやったら12週間の無給休暇で経済が成り立つのでしょうか? ほとんどの人にとって成り立たないというのが実情なのです」そしてアンは自身の幼少期も振り返り、母が子供のためにキャリアを捨てなければいけない必要があったために父親の仕事が唯一の収入源となり、そのために多忙な父親とは十分な時間を過ごすことができなかったと語った。「私の母はキャリアを取るか3人の子供の育児を取るかの選択を迫られました。両方を続けられる体制がなかったので主婦になるしかなかったのです」「女性が家と家族の面倒を見るという考え方と習慣は今でも根強く残っていますが、これは女性に対する偏見というだけでなく、男性の家族と社会における参加とつながりも制限しているのです」「今日ここにいる人たちのどれだけが幼少時代に十分なほど父親の姿を見ましたか?」「ここにいる子供を持つ父親の皆さんは、どれだけ子供たちに会えていますか? 成長を遂げたいのなら、私たちは互いに支え合う必要があるのです」(C)BANG Media International
2017年03月13日アン・ハサウェイが、昨年3月に生まれた長男ジョナサンくんの写真を初公開した。インスタグラムで公開された写真では、ジョナサンくんがソファーに手をかけて立ち、ソファーの上のノートパソコンを見ている様子が伺える。そのパソコンにはママのアンが映っており、アンは写真に「ママが国連でスピーチしている姿を見るJRS(ジョナサン・ローズバンクス・シュルマンの頭文字)」とキャプションを添えている。ライオン模様のパジャマで“立っち”するジョナサンくんに、コメント欄はファンからの「かわいい!」で埋め尽くされた。写真を撮影した前日は国際女性デーで、国連親善大使のアンはニューヨークの国連本部でスピーチを行った。アンは自身が出産を経験したことから、現在のアメリカの産休制度に言及。アメリカのほとんどの会社で、産休は「無給で3ヶ月」取れるようになっているとのことだが、3か月間の無給休暇は家庭にとって経済的ダメージが大きすぎると指摘した。「ETonline」によるとまもなく『オーシャンズ8』(原題)で産後復帰を果たすアンは、共演者のケイト・ブランシェット、ヘレナ・ボナム・カーター、サンドラ・ブロックら先輩ママに子育ての秘訣を教えてもらっているという。(Hiromi Kaku)
2017年03月10日NYメトロポリタン美術館を舞台に、リアル“プラダを着た悪魔”ことアナ・ウィンターが仕掛けるファッション界最大のイベントに初めて迫ったドキュメンタリー『メットガラ ドレスをまとった美術館』。リアーナ、ジョージ・クルーニー、レディー・ガガ、アン・ハサウェイらセレブが続々登場する、その予告編&メインビジュアルが解禁となった。2015年5月2日、NYメトロポリタン美術館(MET)にて行われた伝説のファッション・イベント、“メットガラ”。主催はファッション界の女王、“プラダを着た悪魔”ことアナ・ウィンター。彼女が招待したのは、ポップスターのリアーナをはじめ、ジョージ・クルーニーやアン・ハサウェイといったアカデミー賞俳優、ファッション界の重鎮ジャン・ポール・ゴルチェほか、一流メゾンの鮮やかなオートクチュールをまといレッドカーペットを闊歩する豪華セレブリティたち。企画展示を担当した革新的キュレーターのアンドリュー・ボルトンと、共同主催するアナ・ウィンターに密着した本作は、ゴージャスな一夜を生み出すための8か月を“初めて”カメラで捉えていく。このたび公開された予告編では、アナ・ウィンターが、キュレーターのアンドリュー・ボルトンと共にNYメトロポリタン美術館最大のイベント“メットガラ”を作り上げるために奔走する姿が切り取られている。一夜限りのゴージャスな祭典からお披露目される美術展は、準備が予定よりかなり遅れており、スタッフには焦りの色も。「アートと商業的才能がどちらも必要」と語るアナの厳しい声が飛び、緊迫した空気が漂っている。ファッションをアートとは認めないとする人々もいるなか、「ファッションは思考であり、生き方です」と語るのは、“メットガラ”芸術監督を務めた映画監督ウォン・カーウァイ。「ファッションがアートかは分からないが、素晴らしいものを作り上げたと感じる」(ジョン・ガリアーノ)、「シャネルはアーティストではない。ドレスメーカーだ」(カール・ラガーフェルド)など伝説のデザイナーからの名言も次々と飛び出し、ついにセレブとゴージャスな衣装が共演する狂乱の一夜が幕を開ける…。リアーナ、ジョージ・クルーニー、レディー・ガガ、アン・ハサウェイ、サラ・ジェシカ・パーカー、ジェシカ・チャスティン、ジュリアン・ムーア、ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンスなどなど、夢のようなセレブに心踊り、舞台裏のリアルかつガチなやりとりに戦々恐々とする予告編を、ここから覗いてみて。『メットガラ ドレスをまとった美術館』は4月15日(土)よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月16日映画『オーシャンズ8』が、2018年8月10日(金)に全国の劇場で上映される。あの「オーシャンズ」シリーズ再びジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンら豪華スターが共演した大ヒットシリーズ『オーシャンズ』。そのシリーズ最新作『オーシャンズ8』では、女性犯罪集団がニューヨークで開催される世界最大のファッションショーの展覧会「メットガラ」を標的とする。『オーシャンズ8』で犯罪チームのリーダーを務めるのは、サンドラ・ブロック演じるデビー・オーシャン。「オーシャンズ」シリーズでジョージ・クルーニーが演じたカリスマ大泥棒ダニー・オーシャンの妹だ。そしてケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム・カーター、そして歌姫リアーナなど、豪華で美しいスターたちが集結し、大胆不敵な犯罪計画を実行する。世界一厳しいセキュリティの中で、彼女たちが繰り広げる華麗な犯罪劇に注目だ。サンドラ・ブロック×ケイト・ブランシェット×アン・ハサウェイ×リアーナによる異色のドリームチームキャストにはアカデミー賞で主演女優賞を受賞しているケイト・ブランシェット&サンドラ・ブロックや、『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』のアン・ハサウェイのほか、なんと音楽界からはリアーナや、アジア系アメリカ人ラッパーのオークワフィナら多くの女性スター達が登場。また、ヘレナ・ボナム・カーター、アニメーション映画『シュガー・ラッシュ』や『インサイド・ヘッド』のミンディ・カリング、エミー賞主演女優賞やゴールデングローブ賞女優賞を獲得しているサラ・ポールソンなどが脇を固める。まさに女性版犯罪ドリームチーム。これまでのシリーズとの橋渡し的な存在になるのか、ライナス役としてマッド・デイモンが登場。そして、役柄は不明ながらダコタ・ファニングもキャスティングされている。映画の舞台となるニューヨーク、リンカーンセンターにオーシャンズが集結監督は「ハンガー・ゲーム」のゲイリー・ロススター女優陣をまとめる監督は、『カラー・オブ・ハート』『シービスケット』『ハンガー・ゲーム』とヒット映画を手掛けてきたゲイリー・ロス。彼はこれまで手掛けてきた作品がそうであったように脚本も担当する。なお、これまで『オーシャンズ』シリーズを監督してきたスティーブン・ソダーバーグもプロデューサーとして参加している。作品詳細『オーシャンズ8』公開時期:2018年8月10日(金) 全国公開キャスト:サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、ミンディ・カリング、サラ・ポールソン、オークワフィナ、リアーナ、ヘレナ・ボナム・カーター監督:ゲイリー・ロス© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2017年02月04日ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンら豪華スターが共演し、世界中を熱狂の渦に巻き込んだ大ヒットシリーズが、今度は女性たちが主人公となってスクリーンに帰ってくる『Ocean’s 8/オーシャンズ8』(原題)。このほど、サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイら豪華ハリウッド女優や注目のスターたちが“犯罪ドリームチーム”を結成する本作の初画像が解禁となった。スティーブン・ソダーバーグ監督のもと、ジョージ、ブラッド、マットにジュリア・ロバーツやアンディ・ガルシアなど、スター俳優たちが競演を果たした同シリーズ。2002年公開の『オーシャンズ11』は69億円、続く2005年の『オーシャンズ12』は36億円、2007年の『オーシャンズ13』は32億円と、日本でも大ヒットに。宝塚歌劇が『オーシャンズ11』を舞台化させるなど、伝説的な人気を誇っている。そしてシリーズ最新作では、今度は女性犯罪集団がニューヨークを舞台に犯罪劇を繰り広げる。キャストには、『ゼロ・グラビティ』『しあわせの隠れ場所』サンドラ・ブロックや、『ブルージャスミン』『キャロル』のケイト・ブランシェット、『プラダを着た悪魔』『マイ・インターン』のアン・ハサウェイといったオスカー女優、『英国王のスピーチ』などでアカデミー助演女優賞に2度ノミネートされ、『未来を花束にして』が公開中のヘレナ・ボナム・カーター。さらに、アニメーション映画『シュガー・ラッシュ』『インサイド・ヘッド』で声を務めたミンディ・カリング、「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」でエミー賞、ゴールデン・グローブ賞、先日のSAG(映画俳優組合賞)も獲得している実力派サラ・ポールソン、そして音楽界からはグラミー賞アーティストのリアーナ、アジア系アメリカ人ラッパーのオークワフィナら、多くの女性スターたちが集結、まさに女性版犯罪ドリームチームを結成する。メガホンをとり、彼女たちをまとめるのは、世界的大ヒットシリーズ『ハンガー・ゲーム』のゲイリー・ロス監督。『オーシャンズ』シリーズ監督のソダーバーグもプロデューサーとして参加する。今回解禁された待望の初画像は、『オーシャンズ8』の名の通り、メンバー8人がそれぞれスタイリッシュなファッションに身を包み、NYの地下鉄に勢ぞろいした場面写真。ダニー・オーシャン(ジョージー・クルーニー)の妹、デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)が各メンバーを集め、セレブが集まるチャリティーパーティー「メットガラ」で悪だくみを画策するという。メンバーは、写真左のデビーの隣から、ルー(ケイト・ブランシェット)、ナイン・ボール(リアーナ)、アミタ(ミンディ・カリング)、コンスタンツ(オークワフィナ)、ローズ(ヘレナ・ボナム・カーター)、ダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)、そしてタミー(サラ・ポールソン)。これら豪華キャストに加え、マット・デイモンも登場するほか、キム・カーダシアンやゼイン・マリクらがカメオ出演するという。クールで知的な彼女たちの華麗な犯罪劇を、楽しみにしていて。『Ocean’s 8/オーシャンズ8』(原題)は2018年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年02月01日映画『オーシャンズ』シリーズ最新作、『オーシャンズ8(原題)』(2018年公開予定)のビジュアルが1日、初お披露目された。ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンら豪華スターが共演し、世界中で大ヒットを記録した『オーシャンズ』シリーズ。最新作では、女性犯罪集団がニューヨークを舞台に犯罪劇を繰り広げる。キャストには、オスカー女優サンドラ・ブロックやケイト・ブランシェット、同じくオスカー女優で『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』で知られるアン・ハサウェイ、『英国王のスピーチ』などでアカデミー助演女優賞に2回ノミネートされているヘレナ・ボナム・カーター、さらに、ミンディ・カリング、サラ・ポールソン、そして音楽界からはグラミー賞アーティストのリアーナ、アジア系アメリカ人ラッパーのオークワフィナら女性スターたちが共演。まさに女性版犯罪ドリームチームとなる。今回公開された写真は、『オーシャンズ8」の名の通り、メンバー8人が勢ぞろいした場面写真。スタイリッシュなファッションでNYの象徴でもある地下鉄に乗っているメンバーの写真だが、デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)が各メンバーを集め、NYで行われるセレブが集まるチャリティーパーティーのメットガラで悪だくみを画策する内容となっている。なお、この多くのスター女優陣をまとめる監督は、大ヒット映画『ハンガー・ゲーム」のゲイリー・ロス監督。そして、『オーシャンズ』シリーズの監督である、スティーブン・ソダーバーグもプロデューサーとして参加している。Warner Bros. Pictures’ and Village Roadshow Pictures’ first look at "Ocean’s 8" from one of New York City’s most iconic locales: the subway. In Summer 2018, the tide will turn as (L-r) Debbie Ocean (SANDRA BULLOCK) attempts to pull off the heist of the century at New York City’s star-studded annual Met Gala. Her first stop is to assemble the perfect crew: Lou (CATE BLANCHETT); Nine Ball (RIHANNA); Amita (MINDY KALING); Constance (AWKWAFINA); Rose (HELENA BONHAM CARTER); Daphne Kluger (ANNE HATHAWAY); and Tammy (SARAH PAULSON).
2017年02月01日ミュージカル版「ライオン・キング」と「リトル・ダンサー」の作曲を手掛け、トニー賞のミュージカル作品賞やオリジナル楽曲賞などに導いたエルトン・ジョンが、「プラダを着た悪魔」のミュージカル化に挑む。2003年、作家ローレン・ワイズバーガーが発表した小説「プラダを着た悪魔」は、2006年にアン・ハサウェイ主演で映画化。メリル・ストリープ演じる悪魔のような編集長の下で、アン演じる新人編集者がこき使われながら成長していく物語で、公開から10年以上経ったいまも高い人気を誇る。「People」誌によると、エルトンは『アダムス・ファミリー2』や『ファースト・ワイフ・クラブ』の脚本家で小説家のポール・ラドニックと組んでミュージカルを製作する。エルトンはミュージカル化を手掛けることに大興奮らしく、「この作品の本も映画も、あと、ファッションの熱狂的なファンなの。製作に没頭しちゃうこと間違いなしだし、待ちきれない」とアツく語っている。プロデューサーのケヴィン・マコラムとボブ・コーエンは、「音楽やドラマの脚本、ファッション、すべてに精通するアーティストが必要でした。エルトンとポール以外にふさわしい人は考えられませんでした」と2人の適役ぶりに太鼓判を押した。キャスティングや公演日などの詳細は未定。(Hiromi Kaku)
2017年01月27日“『ドライヴ』を越える衝撃”、“レフン版『ブラック・スワン』”ともいわれる現在公開中の『ネオン・デーモン』。公開週ではミニシアターランキング1位を獲得し、全国で満席続出という大盛況ぶりの中、SNSでは賛否分かれるクチコミで騒然となっている。そんな本作で主演を務めるエル・ファニングのみならず、姉ダコタ・ファニングも美しく成長を遂げている。ハリウッドセレブの美女姉妹としては、メアリー=ケイト&アシュレイに女優のエリザベスのオルセン姉妹や、ケンダル&カイリー・ジェンナーに父親違いのカーダシアン姉妹などが知られている。その中でも、いま一番ホットなのが、このエルとダコタのファニング姉妹だろう。ソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』、J.J.エイブラムス監督の『SUPER8/スーパーエイト』などで注目を集め、ディズニー『マレフィセント』のオーロラ姫で大ブレイクしたエル。その透明感あふれる奇跡のような美しさで世界中を魅了し、本作を手掛けたニコラス・ウィンディング・レフン監督も「カメラが恋する美しさ」と絶賛を贈る。また、4つ歳の離れた姉ダコタは『I am Sam アイ・アム・サム』で世界中を感動の渦に巻き込み、その類まれなる才能は当時、数々の映画祭で高い評価を受けた。これまで映画業界を中心に活躍してきたが、近年のハリウッドの潮流にならってかTVドラマに初出演することが決定。サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、リアーナらとともに、女性版『オーシャンズ11』こと『Ocean’s Eight』(原題/18年公開)にも出演する。また、エルもベン・アフレック監督・主演『夜に生きる』、アネット・ベニング主演『20センチュリー・ウーマン』の日本公開が控えており、待機作も続々。2人でファッション誌の表紙を飾り、普段からお互いにプレゼントを贈り合うという仲の良さで知られる、美しすぎるファニング姉妹。かつては、ジブリの名作『となりのトトロ』でサツキ(ダコタ)とメイ(エル)の英語版吹き替えをつとめたこともある。世界が一番目を離せない美女姉妹そろっての活躍には、今後も注目しておきたいところだ。まずは、大ヒットスタートを果たし、早くも話題沸騰中の『ネオン・デーモン』だ。ファッション業界を舞台に、“美”に執着する悪魔のような女たちの残酷な悲劇に圧倒される人が続出する中、今回、新たな場面写真が到着。エルの“悪魔級”の美しさを堪能してみて。『ネオン・デーモン』はTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ネオン・デーモン 2017年1月13日より全国にて公開(C) 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch
2017年01月21日ドキュメンタリー映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』が、2017年4月15日(土)に日本公開する。本作は、米国VOGUE誌の編集長であるアナ・ウィンター主催のイベント「メットガラ」をドラマチックに映し出したドキュメンタリー映画。「メットガラ」とは、メトロポリタン美術館にセレブやファッション業界人が一堂に会し、毎年話題を集めるファッション界最大のイベントだ。企画展示を担当したキュレーターのアンドリュー・ボルトンと、映画『プラダを着た悪魔』のモデルともなったアナ・ウィンターに密着。ゴージャスな一夜を生み出すための8ヶ月間を初めてカメラで捉えた、野心あふれる作品となっている。舞台となった2015年のメットガラのテーマは「China: Through the Looking Glass」。展覧会では、中国の服飾や陶器はもちろん、トム・フォード(Tom Ford)やディオール(Dior)が中国のアートに刺激を受けてデザインしたドレスも展示された。さらに、一流メゾンの美しいオートクチュールに身を包んだセレブ達の場面写真が公開された。キム・ガーダシアンとカニエ・ウエストの2ショットや、ジャスティン・ビーバー、そしてジョージ・クルーニーなど豪華な顔ぶれが勢揃いしている。映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』の公開に先駆け、東急百貨店本店とコラボレーションした限定ストアが、2017年3月16日(木)から3月29日(水)までの間、東急百貨店本店にオープンする。会場には、映画の舞台であるニューヨーク生まれのアイテムや、セレブリティに愛されるブランドなど、作品の世界観からインスピレーションを受けたアイテムがラインナップ。アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)やアレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)といった人気ブランドをはじめ、海外ドラマ『SEX and the CITY』のコスチュームデザインを手掛けた、パトリシア・フィールドのトートバッグなども発売される。■ストーリー2015年5月2日、NY・メトロポリタン美術館(MET)。伝説のファッション・イベント「メットガラ」が華やかに幕を開けた。主催は“プラダを着た悪魔”こと、アナ・ウィンター。彼女が招待したのは、ポップスターのリアーナや、俳優のジョージ・クルーニー、アン・ハサウェイといったアカデミー賞の常連、さらにファッション界の重鎮ジャン・ポール・ゴルチェほか、一流メゾンの鮮やかなオートクチュールをまといレッドカーペットを闊歩する豪華セレブリティたち――。【詳細】メットガラ ドレスをまとった美術館公開日:2017年4月15日(土)よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開監督:アンドリュー・ロッシ出演:アナ・ウィンター、アンドリュー・ボルトン、ウォン・カーウァイ、ジョン・ガリアーノ、ジャン=ポール・ゴルチエ、カール・ラガーフェルド、リアーナ、ほかセレブリティ多数©2016 MB Productions, LLC■IROZA NEWYORKINSPIRATION POP-UP STORE期間:2017年3月16日(木)~3月29日(水) 10:00~20:00場所:東急百貨店本店1階特設会場(花ワゴン2台)住所:東京都渋谷区道玄坂2丁目24-1<ブランド一例>ALEXANDER McQUEEN/Alexander Wang/BBP/NIXON/A.P.J./Gumball Poodle/JOE CRUZ/Patricia Field/plantica/Quantize/NOT COMMON SENSE/HOLLYWOOD MADE/INARI EYE WEARなど
2017年01月14日ニューヨークのメトロポリタン美術館を舞台に、『プラダを着た悪魔』でメリル・ストリープが演じた“鬼編集長”のモデルとしても知られるアナ・ウィンターが仕掛けるファッション界最大のイベント、「メットガラ」。その裏側に初めて迫ったドキュメンタリー『The First Monday in May』が『メットガラドレスをまとった美術館』として4月15日(土)より公開されることが決まった。2015年5月2日、NYメトロポリタン美術館。伝説のファッション・イベント「メットガラ」が華やかに幕を開けた。主催は“プラダを着た悪魔”こと、アナ・ウィンター。彼女が招待したのは、ポップスターのリアーナや、ジョージ・クルーニー、アン・ハサウェイといったアカデミー賞俳優ら豪華セレブリティたち。彼らは一流メゾンの鮮やかなオートクチュールをまとい、レッドカーペットを闊歩する――。「メットガラ」はメトロポリタン美術館、METにて開催される、セレブやファッション業界人が一堂に会する一大イベント。本作では、企画展示を担当した革新的キュレーターのアンドリュー・ボルトンと、共同主催するアナ・ウィンターに密着。ゴージャスな一夜を生み出すための8か月を“初めて”カメラで捉え、ドラマチックに映し出す。もちろん、ジャン=ポール・ゴルチエ、ジョン・ガリアーノ、カール・ラガーフェルドら、名だたるファッション界の重鎮たちも顔を揃える。その舞台となった 2015年のテーマは 「China: Through the Looking Glass」。中国の服飾や陶器はもちろん、トム・フォードからクリスチャン・ディオールまで、欧米のデザイナーが中国のアートに刺激を受けてデザインしたドレスも展示。また、本展示のアーティスティック・ディレクターは『ブエノスアイレス』『花様年華』の映画監督ウォン・カーウァイが務めている。今回、公開決定に合わせてリアーナがまとった絢爛のドレスと、アナ・ウインター&アンドリュー・ボルトンの2ショット写真が到着。「ファッションは夢を、そしてファンジーを創り出す劇場のようなもの」と語るアナ。彼女が仕掛ける豪華セレブリティが彩るファッション界最大のイベントの裏側を楽しみにしていて。『メットガラドレスをまとった美術館』は4月15日(土)より Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月11日N.Y.に暮らす男女3人の、ちょっと”こじれた”三角関係を描いたハートフル・コメディ『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ 』。注目女優グレタ・ガーウィグが、おせっかいだけど愛すべき主人公マギーを好演する本作から、美しい真冬のニューヨークのロケーションの写真が解禁となった。文化人類学者ジョンと出会い、恋に落ちたマギー。ジョンの妻ジョーゼット(ジュリアン・ムーア)は教授として働くバリバリのキャリア。家庭を顧みない妻に疲れ果てたジョンは離婚を決意、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚する。数年後――娘も授かり、幸せに見えた2人だが、仕事も辞め小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活にマギーは不安を感じ始める。一方、忙しいジョーゼットの子どもたちの面倒も見るうち、彼女とも親しくなったマギーは、“夫を前妻に返す”ことを決め…。本作の舞台は、いままで何本もの名作が撮影されてきたニューヨーク。本作でも、ほとんどのシーンをロケで撮影しており、ニューヨークの美しい景観が話題を呼んでいる。マギー(グレタ・ガーウィグ)とジョン(イーサン・ホーク)が並んで歩くシーンは、ワシントン・スクエア・パークで撮影。メグ・ライアン主演の『恋人たちの予感』『恋におぼれて』など、ニューヨークを舞台にした恋愛映画では欠かせないロケ地であるこの公園は、美しい芝生や緑いっぱいの木々、また劇中にも登場するようにストリートパフォーマーが芸を披露している、地元の人にとっての憩いの場所。また、マギーとジョンが初めて会うシーンはニュースクール大学。数多くの芸術家を輩出している名門であり、ブラッドリー・クーパーやマーロン・ブランドなど俳優の卒業生も多く、本作の監督であるレベッカ・ミラーの母校でもある。さらに、マギーとジョンが子どもとスケートを楽しむシーンはプロスペクト・パーク。2014年公開のジョン・タトゥーロ監督&主演、ウディ・アレンも出演した『ジゴロ・イン・ニューヨーク』や、2015年公開のアン・ハサウェイ&ロバート・デ・ニーロ共演『マイ・インターン』もこの公園で撮影されており、ワシントン・スクエア・パークと並んで人気を誇るロケ地。ブルックリン区最大の公園であり、自然のままの森や草地、渓谷や湖を生かしたダイナミックな造形が魅力。毎年11月から3月ごろまでスケートを楽しめる。人々の生活が息づくニューヨークの街も、本作で楽しんでみては。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月30日サンドラ・ブロック主演、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイら大女優たちや歌姫リアーナが集結し、女性版『オーシャンズ11』こと『Ocean’s Eight』(原題)を製作中のいま、どんな雰囲気で撮影が行われているのかが気になるところ。先週、キャストの1人のミンディ・カリングがセス・マイヤーズが司会を務めるトーク番組「Late Night」に出演。「自分はよくサンドラ・ブロックのアシスタントだと間違われる」「リアーナがセットにいると、パパラッチがほかのキャストの存在を忘れるほど(彼女に夢中)」と発言し話題を呼んだ。また、月曜日(現地時間)に同番組に出演したサラ・ポールソンも「リアーナの隣に立っていると、パパラッチが写真を撮りまくるけど、私には見向きもしないの」とリアーナの存在感のすごさを認めた。女性ばかりの撮影現場だと、いざこざが起こりやすいのではと推測されるが、「これだけ多くの女性が1か所に集まって、みんながみんな仲良くできるわけがないと思ってるんでしょ?」とジョークを言うサラ。実際は「みんな、いい感じよ」とのこと。ほかにも、サラはリアーナを見るたび彼女の歌を口ずさんでしまうことや、とある通販サイトで見つけた「史上最低、悪趣味なパンツ」と思った画像をリアーナに見せたら「クール」と言われ、ついつい「私もそう思った」と嘘を言ってしまったことなどを語った。「だって、リアーナ自身が“クール”の象徴なんだもの」。(C) BANG Media International(Hiromi Kaku)
2016年12月21日ネット配信サービス「Netflix」による「“ネトフリ女子会”スペシャルトークイベント」が12月15日(木)、都内にて行われ、スペシャルゲストにRIKACO、遼河はるひ、鈴木ちなみが登壇した。年末年始の過ごし方について、遼河さんが「独身なので、年末年始が一番暇なんです(笑)。家にひとりでいても、実家にてもやることがない」と嘆くと、鈴木さんも「私も!」と同調し、RIKACOさんは「息子たちが2人いて家族がいても…暇なんですよ(笑)」となぐさめ、全員で「Netflix」を見ると誓っていた。“ネトフリ女子会”とは、ドラマや映画、アニメーション、オリジナル作品など多岐に渡ったオンラインストリーミングを展開する「Netflix」が、年末年始のホリデーシーズンを目の前に控え、女性にオススメ作品の上映を行ったイベント。この日は、「ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ」、「ザ・クラウン」、『マイ・インターン』の3作品をピックアップし、3人が見どころや女性ならではの視点でトークに花を咲かせた。シングルマザーのローレライと娘のローリーの母娘が織りなす心温まる物語「ギルモア・ガールズ」の内容にちなみ、「お母さんには負けたくない?」と聞かれたゲスト陣。鈴木さんが「母は憧れでもあるし、いつか超えたいって思います」と「YES」の札を挙げたが、RICAKOさんと遼河さんは「NO」の札を出した。RICAKOさんは、「負けたくないとか、あまり考えたことがないですね」とし、「長年一緒に住むようになって、あまりにも近い存在でした。女同士なので喧嘩もしていましたけど、負けたくないとかはなかったです」と母親への愛情をにじませていた。さらには『マイ・インターン』で、70歳のロバート・デ・ニーロ演じるベンに、若い女社長ジュールズ(アン・ハサウェイ)が相談ごとを持ちかけ、心をときほぐしていく内容に重ね合わせ、「同世代より年上のほうが相談しやすい?」という質問を投げると、RICAKOさんは迷わず「YES」の札を挙げた。RICAKOさんは、「年上の方のほうが経験豊富なので話しやすいです。最近、家が近い岩城滉一さんの奥さんに相談していて(笑)。仕事のことから家族のことまで話しに行っています」と意外な交流関係を明かしていた。(cinamacafe.net)
2016年12月15日ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)による「アンルート(EN ROUTE)」から、水洗いできるコットンタイプライターのセットアップが登場。2017年2月末に発売予定だ。コットン100%を使用。そこに張り感のある加工を施し独特なシャリ感を添えた。ジャケットは薄く軽いので、シャツのように気負わず羽織れるのがポイント。ボトムスはゆったりとしたサイズ感に整え、イージーな着心地を与えた。きれいめなシルエットながら、リラックス感のある素材を用いているので、普段使いにも最適。水洗いできるのも嬉しい点だ。【アイテム詳細】アンルート セットアップ発売時期:2017年2月末(予定)価格:・ジャケット 26,000円、パンツ 14,000円カラー:カーキ、ネイビー【問い合わせ先】アンルート 二子玉川TEL:03-5797-3184
2016年12月12日ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)6階では12月1日より、「ドーバー ストリート マーケット ホリデー スペシャル」と題した企画を実施している。会期中は、ロシアを拠点とするブランド、ゴーシャ ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)の17SSコレクションより、ドーバー ストリート マーケット限定のアイテムを用意。フィラ(FILA)やカッパ(Kappa)、セルジオ タッキーニ(Sergio Tacchini)などのイタリアのスポーツウエアブランドとのコラボレーションによるアイテムが展開される。さらに、ステューシー(STUSSY)のソーシャルマーケティングマネージャーのNeek Lurkが率いるブランド、アンタイ ソーシャル ソーシャル クラブ(ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB)のドーバー ストリート マーケット限定アイテムも登場。蛍光色を帯びたサーモンピンクのTシャツやクルーネックスウェット、フーディーなどが展開される。フロント部分には「Foreshadow」、バックには「ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB」の波打ったようなブランドロゴが施されている。その他にもグッチ(GUCCI)、ラフ・シモンズ(Raf Simons)、ヴェトモン(Vetements)などのブランドからの限定アイテムも発売予定。
2016年12月03日『あと1センチの恋』『世界一キライなあなたに』などで知られるサム・クラフリンら、英国の注目若手俳優がずらりと揃い、名門オックスフォード大学に実在する会員制クラブをモデルに描く映画『ライオット・クラブ』が、ついにブルーレイとDVDで発売。全員イケメン俳優でなければ見ていられないほど、ゲスで、クズで、胸クソ悪くなる、超エリートたちの“ダークサイド”に迫っている。英国の名門オックスフォード大学にある、数百年の歴史を持つ秘密の会員制クラブ、“ライオット・クラブ”。このクラブでは、2万人いる優秀な学生の中から選出された10人の超エリートたちが、輝かしい未来を約束される。現役会員たちに見初められ、非常識で下劣な入会儀式を突破した者だけが、晴れて会員となれるのだ。新入生のアリステアとマイルズの2人もようやく会員として認められるが、権力と金に支配されたクラブにとって、それすらもお遊びの1つに過ぎない。そして、彼らの伝統である晩餐会が幕を開けるとき、美しく腐った男たちの狂った欲望が“暴走”する――。本作は、キャメロン前・英国首相やジョンソン前・ロンドン市長をはじめ、政財界の大物たちが所属していたというオックスフォード大学に実在するクラブをモデルにした舞台「POSH」を、キャリー・マリガン主演『17歳の肖像』、アン・ハサウェイ主演『ワン・デイ23年のラブストーリー』の女流監督ロネ・シェルフィグが映画化。製作陣には、『ルーム』『キャロル』などオスカー常連のテッサ・ロスを筆頭に、英国発の良質映画を仕掛けてきたプロデューサーたちが勢揃いする。「暴走」を意味する“ライオット”・クラブの入会条件は、(1)上流階級、(2)眉目秀麗、(3)伝説になれる男…の3つだけ。とはいえ、世界有数の名門大の超エリート中のエリート、その入会儀式や晩餐会で見せるご乱行ぶりは、とにかくハンパではない。階級社会に根づく権力を持つ者の下劣さや差別意識、自己嫌悪など、ダークサイドともいえる部分が、いまの英国を代表する若手俳優たちによって鮮烈、かつスキャンダラスに描かれていく。優秀な兄にコンプレックスを持ち、同じ新入生のマイルズには敵対心をむきだしにする主人公アリステアを演じるのは、『あと1センチの恋』が日本で大ヒット、今年は『世界一キライなあなたに』でも大きな注目を集めたサム・クラフリン。ふだんの好青年のイメージはどこへやら、本作ではとことん傲慢で屈折した、猜疑心の塊のような青年に徹しているので、「どうか世界一キライにならないで」と思わずにはいられない。また、クラブにおける唯一の“良心”に見えたマイルズを演じるのは、名優ジェレミー・アイアンズの息子で、『赤ずきん』『黄金のアデーレ 名画の帰還』などハリウッドの話題作に出演しているマックス・アイアンズ。『ノア約束の舟』で注目され、今年は『高慢と偏見とゾンビ』にビングリー役で出演したダグラス・ブース、芸能一家の出身で『パレードへようこそ』などに出演、次回作にガイ・リッチー監督新作『King Arthur: Legend of the Sword』(原題)も控えるフレディ・フォックス、『レイルウェイ 運命の旅路』『ベルファスト71』などのサム・リード、『パレードへようこそ』で注目され、オリバー・ストーン監督『スノーデン』が控えるベン・シュネッツァー、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のマシュー・ビアードらが登場。さらに、今年はフジロックにも参戦したエレクトロニカバンド「Years&Years」のフロントマンとして知られ、『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』ではウブな音楽少年を好演していたオリー・アレクサンデルも、ゲスなクラブの一員としてまさかの姿を披露している。今年の夏、映画ファン注目の「カリコレ2016」で日本初公開された際には、全70作品中で動員1位を獲得(グザヴィエ・ドラン出演『神のゆらぎ』と同率)、全上映回満席を達成したことも話題となった本作。まさに“選ばれし”英国のイケメン俳優たちが贈る、美しくも、とにかく腐った超エリートたちのダークサイド。庶民からは計り知ることもできない、その一端をぜひ堪能してみて。『ライオット・クラブ』ブルーレイ&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月24日原作はNYタイムズ・ベストセラーで、21週1位を記録。50か国で累計1500万部を突破したポーラ・ホーキンズの同名ミステリー小説『ガールズ・オン・ザ・トレイン』。発売前に映画化権が売れ、オバマ大統領の今夏の読書リスト入りも果たした注目作とあって、日本より先に公開されたアメリカでは、北米映画興行収入ランキングの首位デビューを飾るヒットとなりました。物語はタイトル通り、女性が電車に乗っているシーンで幕を開けます。主人公は夫トムと離婚し、アルコールに溺れてしまったレイチェル。彼女の唯一の慰めは、通勤電車の窓から見える“理想の夫婦”メガンとスコットを眺めること。ふたりは、かつてレイチェルがトムと暮らしていた家のご近所さん。美男美女で、激しく愛を交わすメガンとスコットは、幸せだった頃のレイチェルとトムのよう。トムは現在、再婚相手アナとの間にこどもをもうけ、レイチェルと暮らした家で、新婚生活を満喫中。レイチェルは厳しい現実から目を背けるかのように、メガンとスコットの観察にのめり込んでいきます。そんなある朝、レイチェルが車窓から目撃したのは、メガンが夫以外の男性といちゃつく姿。私の“理想の夫婦”を不倫で壊すなんて許せない!激情にかられた酩酊状態のレイチェルは電車を降りて、メガンとスコットの家へ。ところがいつの間にか記憶をなくし、気が付けば、自分の部屋。しかも血だらけで、大怪我をしている。困惑しきりのレイチェルの元に、メガン殺害事件を捜査するコワモテの刑事たちが!レイチェルは自分の容疑を晴らそうと、かすかな記憶を頼りに空白の時間を埋めていこうとする。しかし、その真相は予想外のもので…。主演は、映画『プラダを着た悪魔』で、アン・ハサウェイにライバル心むき出しのアシスタントを演じてブレイクしたエミリー・ブラント。今や映画賞常連の演技派とあって、本作でも迫真の演技を披露。目は虚ろ、手は震え、アルコールなしでは夜も眠れない。心も体も傷ついたヒロインを力演しています。ちなみに、本作の撮影をしていた頃、エミリーは妊娠4か月目だったそう。安定期直前のデリケートな時期、心拍数が上がりっぱなしのミステリー作品に真っ向から取り組むとは!彼女の女優魂を示すエピソードでしょう。エミリーに負けじと、メガン役のヘイリー・ベネットはその妖艶な魅力で、フェロモンを大量放出。スコット役のルーク・エヴァンスと繰り広げる激しい濡れ場やむっちりボディを惜しげもなく晒した全裸ヌードで、体を張りまくり。物語の鍵を握る若妻(この言葉がすでにエロい)を体現しています。今後は、映画『マグニフィセント・セブン』のヒロインや巨匠テレンス・マリックの新作『Weightless(原題)』の主役に抜擢されるなど、大作が目白押し。要注目の女優です!映画化に際し、舞台をイギリスからアメリカに変更したことやレイチェルの記憶がつながっていく様に賛否はあるものの、犯人が分かった後も犯行の過程を暴いてラストまで魅せるのはさすが。個人的には、『フレンズ』のリサ・クドローが“レイチェル!”と呼ぶシーンを観た瞬間、胸アツになりました(笑)。観終わった後は、いろんな視点でガールズ・トークが弾むこと請け合いです!◇大ヒット小説を『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』のテイト・テイラー監督が映画化。出演/エミリー・ブラント、ジャスティン・セローほか11月18日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開。配給/東宝東和(C)Universal Pictures※『anan』2016年11月23日号より。文・田嶋真理
2016年11月21日王道の大人気ブランド 株式会社フィッツコーポレーションが「エビアン」から発売されている「エビアン フェイシャルスプレー」のデザイナーズモデルを2016年11月19日(土)から発売を開始する。「エビアン」はフランスのウォーターブランドで、エビアンウォーターのデザイナーコラボは10年目となり、今年は初めてフェイシャルスプレーでもコラボモデルが登場する。デザインも機能性もいい2016年のデザインはエビアンウォーターが初めてファッションの世界に踏み込んだ時に、デザイナーズボトルでコラボした、クリスチャン・ラクロワと再びコラボレートする。エビアン フェイシャルスプレーは導入化粧水という、つけた後に使う化粧品のために肌にうるおいを与えて、浸透を助けてくれるものだ。カルシウムイオンが豊富に含まれているのでうるおいをしっかり閉じ込めてくれ、ミネラルバランスの整ったスプレーで心地よく角質層まで浸透し、肌本来の美しさへと導いてくれる。「エビアン フェイシャルスプレー リミテッドエディション(クリスチャン・ラクロワ)」は内容量300gで価格は税抜1,450円、2016年11月19日(土)から全国発売される。全国のバラエティショップや小売店などで購入可能。限定発売なので早めにチェックしてみてほしい。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社フィッツコーポレーションプレスリリース(Dream News)
2016年11月16日鬼才ティム・バートンが「不思議の国のアリス」の“その後”の物語を描いた、『アリス・イン・ワンダーランド』から6年。待望の続編『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は、お馴染みマッドハッター役ジョニー・デップをはじめ、アリス役のミア・ワシコウスカ、赤の女王役のヘレナ・ボナム=カーター、白の女王役のアン・ハサウェイらが続投、新たに時間の番人“タイム”役にサシャ・バロン・コーエンを迎えた。今回、製作を務めたティム・バートンに代わってメガホンをとったのは、『ザ・マペッツ』で“マペット(操り人形)”たちと人間が共存する世界を描いたジェームズ・ボビン監督だ。そして、ボビン監督のもと、前作の世界観を引き継ぎながらも、また新しいワンダーランドの創造を任されたのは、ピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』三部作や『ホビット』三部作などに携わり、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』でアカデミー賞に輝いたプロダクション・デザイナー、ダン・ヘナ。本作では、再び不思議の国、ワンダーランドへと誘われたアリスが、親友マッドハッターの悲しみの原因を探るため“時間の旅”に向かうのだが、この新たな冒険をファンタジー世界の名手、ダン・ヘナはどのように構築したのだろうか?まさに“時を越えて”読み継がれているルイス・キャロルによる原作を、「私も子どものころに読んでワクワクしていた」と語るダン。「ですが、子どものころに感じていたことを、映画に携わるにあたって実際に視覚化するということはなかなか大変でした。本作の脚本を読んだときに、ちょっと“奇妙な感じ”が印象に残ったんですが、とにかく素晴らしいものでしたので、それを基にものづくりをするということには非常にやりがいを感じました」と、脚本に触れた際の心境を明かす。「前作の『アリス・イン・ワンダーランド』では多くのデジタル・オペレーションを使っていて、今回はそれを参考にしつつも、前作に比べてよりフィジカルな部分が多くなりましたね。自分たちの手で新たに作ったものと、デジタル・オペレーションとを組み合わせて素晴らしい作品ができたと思っています。従来的なファンタジーの世界から一歩踏み出した、ワクワクすると同時に奇妙な感じもする、この『アリス』の世界で、ものづくりができたことは本当に楽しいことでした」と、試行錯誤の末の撮影をふり返った。監督が本作のワンダーランドで目指したのは、実際に手にとることができそうな“リアルさ”だ。過去、子ども時代のマッドハッターが家族と暮らしていたハイトップ帽子店をはじめ、ウィッツエンドの街並みや、子ども時代の赤の女王や白の女王が暮らすお城、現在のマッドハッターや赤の女王の家など、今回はキャラクターたちの個性や心情とともに、彼らのリアルな日常が垣間見えるかのような世界が広がっている。ダンも「前作ではデジタル環境をより多く使用していましたが、今作では実際に人が出たり、入ったりできるセットをつくり、大道具という以上に、その中でお芝居ができる“環境”そのものをつくりました」と明かす。「それは、作品の世界をつくる上で、役者さんたちにとっても手助けになったのではと思っています。実際に手で触れられる環境でお芝居をすることで、グリーン・バックのときとは違った気持ちで違ったアプローチができたのではと思います」と、その手応えを力強く語る。一方で、アリスが時間の流れをさかのぼる旅は、現実にはあり得ない、最もファンタジックなもの。「“時間の旅”の部分は、いろいろ考えて一番工夫をこらしました」とダンは言う。「時間の流れを波と捉え、そこから海の中を突き進んでいくような見え方を作っていきました。時間の波を進んでいく際に、その波の中に過去のできごとが走馬灯のように見えるかたちにして、ある場所からある場所への二点間の移動であると同時に、時間の流れの中を旅しているんだ、ということを表現するのに非常に注力しました」と、そのコンセプトに言及。過去へとさかのぼる旅は、同時に過去への執着や後悔などもまた浮き彫りにさせることを見事に表現してみせた。また、見れば見るほど、細部まで作りこまれていることが分かるタイムの城についても、「永遠に動き続ける、という象徴的で巨大な時計を軸に、非常に大きなものとして具体的にセットに盛り込んで表現するということが大きな目標のひとつでした」と、ダンは語る。「城そのものに関しては、巨大なメカニズムになっていて、床や天井という仕切りが見えるわけではないのですが、何層にも分かれていて無限の大きさを感じられるようなものを表現しなければなりませんでした。そして、機械仕掛けの巨大な時計ですね。ねじやスプリングなどの部品という細かい部分までもデザインしました」と苦労をにじませながら、「城の中には、タイムの小さい部屋のようなものがあり、そこでは彼自身がリラックスしていられるような空間として作りました」といった“遊び心”も忘れない。「広大なスペースを感じさせ、海の真ん中にあるような雰囲気で、タイム自身が時間の波の中に存在するというような、いろいろな要素が盛り込まれた複雑さがそこにはあります。それをどう表していくのか、自分の中でも課題となっていました」と、“時間”という形のないものと、その番人タイムの城の表現に挑んだ難しさをふり返るダン。時間の波を果敢にくぐり抜けていくアリスの姿は、父親の跡を継ぎ、大海原で船を操る現実世界でのアリスにも重なっている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』MovieNEXは11月2日(水)より発売(同日、ブルーレイ・DVDレンタル開始)※10月26日(水)先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年10月25日アン・ハサウェイとメリル・ストリープの豪華共演『プラダを着た悪魔』(‘06)で、世界中の女性を夢中にさせたデヴィッド・フランケル監督の最新作『Collateral Beauty』(原題)が、『素晴らしきかな、人生』として2017年2月25日(土)より日本公開されることが決定した。舞台は、冬のニューヨーク。華やかで、時代の最先端を走る広告代理店の代表ハワード(ウィル・スミス)。だが、彼は最愛の人を失ったことで、自分の人生を見失ってしまう。そんな人生ドン底を迎えた男の前に、ある日突然現れたのは、3人の奇妙な舞台俳優たち。彼らとの出会いによって、ハワードの人生に変化が訪れ…。人生には、いつだって予想もしていなかった試練が訪れるもの。しかし、それを乗り越えるチカラを身につけたとき、あなたの目の前の風景がガラリと変わり、いままで味わったとこのない幸せが待っている。本作は、そんな大人のあなたに贈る、人生の試練の乗り越え方を描く物語。『プラダを着た悪魔』で恋に仕事に奮闘しながら、人生で一番大切なことの見つけ方を描いたフランケル監督のもとには、ウィル・スミスをはじめ、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンといった、アカデミー賞受賞&ノミネートを誇る豪華俳優が結集。さらに、『アントマン』などのマイケル・ペーニャ、『われらが背きし者』のナオミ・ハリス、『メイズ・ランナー』のジェイコブ・ラティモアら、若手からベテランまで、華やかさと演技力を兼ね備えた名優たちが競演。また、ファッションセンス抜群の監督による女優たちのスタイリングにも注目。クリスマスシーズンのニューヨークを舞台に、30代のナイトレイ、40代のウィンスレット、シニア世代のミレンが着こなすファッションは必見。「プラダ(PRADA)」「グッチ(GUCCI)」「クロエ(Chloe)」「トム・フォード(TOM FORD)」「ジル・サンダー(JIL SANDER)」「イザベル・マラン(ISABEL MARANT)」などの秋冬コレクションの新作からヴィンテージまで、ハイブランドからリアルクローズまで、トレンド感あふれるファッションがスクリーンを彩る。さらにロケ地も、新オープンしたホイットニー美術館のレストランを筆頭に、ニューヨークのトレンドエリアで敢行。音楽は、『マイ・インターン』『プラダを着た悪魔』のセオドア・シャピロが務め、冬のニューヨークの街をいっそう盛り上げている。製作は、本年度アカデミー賞作品賞、脚本賞に輝いた『スポットライト 世紀のスクープ』のマイケル・シュガー。本作も、すでにアメリカではアカデミー賞有力との呼び声も高く、大きな注目を集めている。『素晴らしきかな、人生』は2017年2月25日(土)より全国にて公開(全米公開:12月16日)。(text:cinemacafe.net)
2016年10月21日ドミニク アンセル ベーカリー(DOMINIQUE ANSEL BAKERY)が、ハロウィン気分を盛り上げるかぼちゃ尽くしの期間限定メニューを発売している。「ハロウィン ルリジューズ」(680円)は、季節毎にユニークな装いで登場するドミニク アンセル ベーカリーのシュークリームをハロウィンバージョンに仕立てたもの。かぼちゃの頭にコウモリが乗ったハロウィンらしいデザインとなっており、甘酸っぱいブラックベリークリームと爽やかな柑橘系のマンダリンジャムを合わせ、芳醇でやわらかな香り広がるスイーツに仕上げた。ハロウィンやサンクスギビングなどのアメリカのイベントに欠かせないスイーツ「パンプキンタルト」(680円)も登場。シナモンなどのスパイシーな香りと旬のかぼちゃの甘みを活かし、伝統的な本場アメリカの味を再現した、パーティーシーズンにおすすめのスイーツとなっている。パンでは、メロンパンとクリームパンを掛け合わせたようなハイブリッド系のパンとして人気の「ミスター ロボット」が、ハロウィンに合わせてジャックオーランタンになって登場。ふわふわでしっとりとしたココア生地の中に優しい味わいのパンプキンクリームがたっぷりと詰め込まれた。また、人気のアーモンドクロワッサンの中にやわらかい甘みのパンプキンクリームとチェーリージャムを詰めた「パンプキン チェリー クロワッサン」(350円)も販売される。さらに、10月28日の18時から20時までは、「パンプキンスイーツ&ジャックオーランタン作り」を開催。同店自慢のシェフ陣による丁寧な指導のもと自分だけのオリジナルランタンが作れる他、ドミニク アンセル ベーカリーオリジナルのパンプキンスイーツも楽しめる。参加費はひとり税込5,800円で受付は当日の17時30分から。
2016年10月14日レオナルド・ディカプリオやケンダル・ジェンナーを始め、セレブたちが11月8日(現地時間)に行われるアメリカ大統領選の投票を呼びかけるビデオに出演した。「What Do You Care About」と題されたビデオにはレオやケンダルのほかにロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、サミュエル・L・ジャクソン、エドワード・ノートン、ジュリア・ロバーツ、エマ・ストーン、ゼンデイヤらが出演。「気になることは(What Do You Care About)?」と問いかける。続いて彼らは銃規制、医療制度、人種や性的マイノリティへの差別、環境問題、男女平等、いじめなど様々な問題を挙げていく。次に彼らは自らの言葉で投票を呼びかける。ケンダルは「投票に行かないというのは、何もしないだけじゃなく、状況を悪化させることだと思う」と言い、サミュエルは「投票しなければ、何も言う権利はない」と続ける。また、アメリカの選挙は有権者が自ら選挙人名簿に登録しなければ投票できない仕組みであることから、名簿への登録も忘れないようにと呼びかけ、最後にケンダルが「あなたの未来を投票してください(Vote your futre)」というタグを表示したスマートフォンの画面を掲げて終わる。先月下旬にはケイティ・ペリーが全裸姿を披露し、投票を呼びかけるビデオをコメディ・サイト「Funny or Die」で公開。翌日にはマドンナが「私もケイティ・ペリーと裸で投票するわ」とインスタグラムにトップレスの画像を投稿した。投票日までいよいよあと1か月となり、セレブたちも渾身のパフォーマンスでアメリカ国民に選挙への参加を呼びかけている。(text:Yuki Tominaga)
2016年10月06日20代の女性にスポットを当てた新たなコンテスト「第1回ミス美しい20代コンテスト」が9月29日(木)、ザ・キャピトルホテル東急にて行われ、グランプリを受賞した是永瞳ら受賞者5名のほか、特別ゲストに武井咲、剛力彩芽、河北麻友子が登壇した。オスカーが主催する「第1回ミス美しい20代コンテスト」は、女性が最も美しく咲き誇る20代から、エンターテインメント業界を席巻する新たなスーパースターを発掘する趣旨のもと行われた。本年の4月20日より募集を開始するやいなや、計40,018通の応募があり、グランプリ、準グランプリ(2名)、審査員特別賞、モデル賞の5名が選出された。172センチの高身長を誇り、すらりとした長い脚と涼し気な顔立ちで堂々とウオーキングしたのは、グランプリの是永さん。現在、21歳の現役大学生で特技は小学校から続けている空手で、2段の腕前という。応募したきっかけについて、是永さんは「大学ではミスコンテストでグランプリをいただき、人に見られる仕事はこんなに素晴らしいと気付きました。これから頑張りたいです」と、緊張して頭が真っ白だと言いながらも、しっかりとコメントを寄せた。ちなみに、目標とする人は「アン・ハサウェイさん。カメレオンのようにいろいろな役柄をするので、すごく関心を持っています」と、オスカー女優の名前を挙げた。式典には、オスカーの先輩となる武井さん、剛力さん、河北さんの3名も駆けつけ、これから羽ばたく後輩を温かいまなざしで見つめる。剛力さんは、「とにかく楽しんでお仕事していただけたらと思います。うちには優しいマネージャーたちもたくさんいるので、甘えて、頼って、自分の思いを皆に届けてくれたらうれしいです」、武井さんも「10年前、美少女コンテストでデビューしましたが、本当に右も左もわからないまま今日まできました。何事にも挑戦して皆さん、個性を生かして頑張ってください」と、エールを送った。河北さんは、「(自分は)こんな感じでお仕事しているので、安心してお仕事してほしいです(笑)」と、受賞者をリラックスさせる気づかいも見せていた。■「第1回ミス美しい20代コンテスト」受賞結果一覧グランプリ:是永瞳準グランプリ:奥山かずさ、中谷モニカ審査員特別賞:宮本茉由モデル賞:西本有希(cinamacafe.net)
2016年09月29日