おせちづくりはコウに丸投げ!?母のズボラで子は育つ(かも)Upload By 丸山さとこ昨年末のことです。スーパーで買い物中の私は、ワゴンに積まれたおせち料理の材料を「一応見ておこうかな」くらいの軽い気持ちでのぞいてみました。すると、そこには『水で煮るだけの味つけ昆布巻き』や『つくり方がパッケージに載っている田作り』など便利そうな商品がありました。これくらいなら年末の慌ただしい中でも簡単につくれそうです。私は数の子や栗きんとんなどと一緒にそれらをカゴに入れて、意気揚々と帰りました。それから一日が過ぎ、三日が過ぎ、一週間が過ぎ…気がつけばお正月が目前に迫ってしまいました。「これくらいなら簡単そう!」と思った時点の私はどこへやら。私はすっかりおせちづくりが面倒になっていました。「もう床から離れたくない。ホットカーペットの上でゴロゴロしながらゲームをしていたい…」と怠惰モードになっていた私は、ふと「もしかしたらコウにもつくれるのでは?」とひらめきました。コウは知育菓子が大好きで、パッケージの説明書を読んではせっせと水を量ったり粉を練ったりしていました。説明を読みながら作業することはできそうです。また、当時小学6年生だったコウは家庭科の授業で簡単な料理は経験していたので「炒める・煮る」だけであればできそうだなと思いました。Upload By 丸山さとこ早速コウに「おせちの材料買ってあるんだけど、説明を見ながらつくってみない?」と声をかけると、「うん!やるやる~!」とうれしそうに乗ってきました。「さて、何をやってもらおうかな」と材料を見ていくと…数の子の塩抜きや薄皮を取る処理は火が要らず簡単そうですが、生臭い水が飛び散ったら後片づけが大変そうです。煮豆は加熱調理機で放置しておけばできあがります。そんな風にして打算と安全性を重視しつつ考えた結果、田作りと昆布巻きが「炒めるだけ」「水で煮るだけ」で安全そうだと結論が出ました。コウに「この田作りと昆布巻きをお願いします」と渡すと、彼は「まかせて~」と自信ありげに受け取りました。頼もしいその反応を見ると、逆に不安が沸いてきます。自信がある作業は雑になりがちなコウのことを考えて、やはり側で様子を見守ることにしました。Upload By 丸山さとこそうして少しドキドキしながら見守っていたコウのおせちづくりは「まかせて」の言葉通りスムーズで、「田作りをフライパンから飛ばさずに乾煎りできるなんて凄いね」と感心すると、コウは「そうでしょ」とニコニコしながら味見をしてご満悦でした。(私はせっかちに小魚を乾煎りして飛ばすことがしばしばあるので、お世辞ではなく心から感心しましたし、とても助かりました)丸投げの下地づくりはコツコツとコウは小学校低学年のころから少しずつ料理のお手伝いをしています。特別なことはないごく普通のお手伝いですが、・レタスをちぎったサラダ・プチトマトのヘタをとって洗う・包丁でキュウリを切る・人参をスライサーで千切りにするというようにスキルアップが感じられる流れを心がけつつ、スモールステップで作業を増やしていきました。Upload By 丸山さとこまた、『ホットケーキをひっくり返すタイミングを知らせる係』をすることで、焼き加減の見極めだけを練習したこともありました。全体の工程に目を通しつつ料理の作業を細かく割ることで、コウが安心して取り組めるように意識しました。料理は分かりやすいスモールステップがたくさんあるなと思います。それと同時に『周囲が乾いてきたら』『透き通ってきたら』などの曖昧な表現や基準も多く、曖昧さや臨機応変な対応が苦手なコウにとってよい練習になっていると感じます。コウを見ていると、練習の仕方が多くの人と違うことや、できるようになるまでに時間がかかることはたくさんあるようです。それらの中には『大人になっても難しいこと』も少なからずあるのだろうなと思います。それでも、彼なりのペースと彼なりの方法で「できること」が増えていけば、おせちのように『初めてやる作業だけど何とかなった』が増えていくのかもしれません。そんな風にしみじみしながら、今年も田作りはコウにお願いしようと思う私でした。Upload By 丸山さとこ執筆/丸山さとこ(監修:井上先生より)スモールステップ化され具体的な操作を書いたレシピはコウさんにとって、とても分かりやすい手掛かりになったのだと思います。品目によっては、塩加減や焼き加減といった数値化しにくいステップもありますが、その部分のステップだけ取り出して何度もモデリングさせたりすることも有効に思います。調理は将来的な自立に役立つだけではなく、本人の自信につながったり、親子のコミュニケーション機会にもなると思います。買い物とセットで続けていくとより発展していくと思います。楽しみながら頑張ってください。
2022年12月21日映画『Dr.コトー診療所』(12月16日公開)の公開初日舞台挨拶が16日に都内で行われ、吉岡秀隆、柴咲コウ、大塚寧々、高橋海人(King & Prince ※高ははしごだか)、生田絵梨花、富岡涼、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、中江功監督が登場した。同作は山田貴敏による同名漫画の実写化作で、2003年よりフジテレビで連続ドラマとして放送され、第1期、第2期ともに大ヒットを記録した。東京から僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助(吉岡)と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く。16年ぶりのシリーズ最新作で、吉岡演じるDr.コトーと柴咲演じる彩佳は夫婦となっていたが、登壇の際にも階段を上る柴咲に吉岡が手を差し伸べ、エスコート。吉岡は改めて同作の公開について「もう僕の気持ちなんか、より皆さんの気持ちが大事です」と感無量の様子を見せる。吉岡はさらに「本当にもう最後なので、僕が五島健助として白衣を着ることはもうこれっきり」ときっぱり。「ちゃんとスクリーンで最後のコトー先生ということで皆さんに観ていただいて、吉岡は幸せです」と、今作で最後になるということを強調した。柴咲は同作の公開について「独り立ちして行く子供を見送る親のような気持ちで、今までにあんまりないような感覚だなと思っています。今回の作品はそういう作品です」と心境を表す。「23歳でこの『Dr.コトー診療所』に関わらせてもらって、そこから19年の月日が流れていて、自分自身もまだまだ足りない部分あるけど成長してきた部分もあって。当時の自分にはまだ理解できなかった人と人との繋がりだったり、そういう暖かさが今になって染みて来てるなあっていう感じ」と明かす。また柴咲は「やっぱり先生たちと島民の暮らしがあってほしいなと思わせる、第二の故郷なんだなという気持ちになっていますね」としみじみ。「嘘偽りではない、そこに確かに彩佳さんも存在して生きていったという感覚でやってました」と振り返った。
2022年12月16日柴咲コウの音楽活動20周年を記念して行われたライブ『KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~』のBlu-ray&DVDが本日リリースされる。2002年に発売されたデビュー作『Trust my feelings』から、『月のしずく』『かたち あるもの』など、数々のヒット曲を生み出し、俳優のみならず音楽でも確固たる存在感を放ち続けている柴咲コウ。そんな彼女にとって、この20年はどんな月日だったのだろうか。――この20年間を振り返ってみて、いかがでしたか?率直な心境を教えてください。自分自身では、過去を振り返る事をあまりしないため、新鮮でもあり、20年前ともなると少し照れ臭さもありました。改めてみると過去の自分は自分ではあるのですが別人のようで、不思議と今後の活動へのヒントとなるエッセンスを過去からもらえた気がしました。 ――20年間音楽を続けてこられた理由はなんだと思いますか?原動力になるものなどありますか?好奇心の火を絶やさないこと。その為には自分で自分をワクワクさせないといけないのですが自然と魅力的な“好奇心の種”に出会い続けている気がします。 ――音楽に対して、20年前と今で変わった事、そして変わっていない事を教えてください。変わった事は、常に変化しているのでたくさんありますが、その中でも「聴いてくださる方に届けたい」という想いの深さは大きく変わったと思います。変わらない事は、音楽が癒しとなり刺激となり自分にとって不可欠であるということです。また、今回の作品『KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~』には、今年の8月に東京のBillboard Live東京で行われた約3年ぶりの有観客ライブを収録。チケット販売日に即完売となり会場に行けなかった人も多かった公演だけに、まさにファン待望の作品化となった。――これから視聴する方に、より楽しんでもらうためのポイントなどがありましたら教えてください。デビュー曲も歌唱しましたし、20周年を記念するセットリストになっています。昔から応援してくださっている方は懐かしさを感じながら、ご自身もその時代を振り返りながらご覧いただけたら楽しいかもしれません。過去の曲を知らない方は、ここで触れてこれから聴いていっていただければ嬉しいです。私の大好きな和の趣の中で、ご自宅でゆったりと音楽に浸っていただければ。また、今回の作品にはライブ映像以外に、約2年ぶりとなる新曲「TRUST」も収録。この楽曲は12月7日に行われたFNS歌謡祭で初披露されると、SNSを中心に「美しすぎる」「心が浄化された」などのコメントが殺到。また、柴咲コウMEMBERSHIP “KO CLASS” 会員に呼びかけて、スマートフォンで合唱パートを募集する企画を敢行。1週間で約500名以上の会員が参加し、壮大なシンガロングが響く名曲に仕上がっている。まさに、一度聴いたら忘れられない、神秘的な魅力に溢れた楽曲と言える。――新曲「TRUST」。どのような楽曲なのかご紹介ください。また、初めてこの曲を聴いた時の率直な印象はいかがでしたか?初めて聴いた時から、曲の持つ、静謐な世界観が脳内をかけめぐるように入ってきました。壮大な「人の想い」を伝える曲になると確信して「歌いたい」と率直に感じました。過去をすべて抱きしめて未来に歩を進めていく。私から皆さんへの応援歌でもあります。――この楽曲では、MEMBERSHIP “KO CLASS” 会員の方々から声を集めたシンガロング作品になっていますね。この企画実施を決めた理由はなんだったのでしょうか?LIVEとはエネルギーの交換場所だと思っています。それが一番わかりやすく出来るのは表情と声だと改めて感じ、その中で、会場が一体となって歌えるシンガロングパートをご用意しました。早く皆さんと一緒に歌える日がくるのを心待ちにしています。一体感で会場が包まれたら嬉しさのあまり、自分が聴き入って歌わないみたいなことがないように注意しないとですね(笑)。――実際に完成したシンガロングを聞いていかがでしたか?素敵過ぎて鳥肌が立ちましたし、嬉しくて嬉しくて。とにかく早く皆で歌いたい気持ちでいっぱいです!そして迎える2023年。2022年の7月を起点に動き出した柴咲コウの20周年アニバーサリーイヤーは、まさにこれからが本番。来年は、音楽活動はもちろん俳優としても精力的な活動を予感させつつ、20年分の柴咲コウの音楽人生をより濃厚に味わい尽くす企画を構想中だという。――2023年の7月までアニバーサリーイヤーを駆け抜けるかと思いますが、どんな2023年にしたいですか?音楽軸としては自分の「好き」を素直に散りばめた2023年にしたいです。20周年のその先もずっと音楽は続けていくわけですが、区切りとなる年はとくにワガママに楽しさを追求できればと思っています。――では、具体的にどのような活動を予定されていますか?言える範囲で教えてください!今は詳細には言えないのですが、せっかくの20周年というプレミアムイヤーなので自分の好きをたくさん散りばめて音楽を皆さんにお届けできたらと思っております。また、来年やってみたいことは、演出でミュージックビデオを撮りたい。でも、自分は出ない作品を作ってしまうので、却下されちゃうかもですが(笑)。Documentary&Interview Trailer<リリース情報>Blu-ray&DVD『KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~』発売中【KO SHIBASAKI 20th Anniversary Premium Box盤】価格:16,500円(税込)※本作は特殊仕様パッケージとなります。※本作は完全生産限定につき、ご予約・ご購入についてはお近くのCD ショップ、および、オンラインショップ各店へお早めにお問合せください。【KO SHIBASAKI 20th Anniversary Premium Box盤】イメージ■Disc1 Blu-ray・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ at Billboard Tokyo・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ Documentary■Disc2 CD・「TRUST」■Premium Goods・KO SHIBASAKI 20th Anniversary × brokker ZERO コラボフィギュア・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ Premium BookletKO SHIBASAKI 20th Anniversary × brokker ZEROコラボフィギア 2Dイメージ画像【通常盤 Blu-ray+CD】価格:8,250円(税込)【通常盤 Blu-ray+CD】ジャケット■Disc1 Blu-ray・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ at Billboard Tokyo・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ Documentary■Disc2 CD・「TRUST」【通常盤 DVD+CD】価格:6,600円(税込)【通常盤 DVD+CD】ジャケット■Disc1 DVD・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ at Billboard Tokyo・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ Documentary■Disc2 CD・「TRUST」新曲「TRUST」の試聴はこちら:<配信情報>U-NEXT で柴咲コウ音楽活動20周年を記念して、過去のライブ映像やMVをはじめ、俳優としての出演作品を配信中。柴咲コウ作品の視聴はこちら:■音楽■出演作柴咲コウ 関連リンクオフィシャルサイトユニバーサルミュージックアーティストページ
2022年12月14日女優で歌手の柴咲コウが、音楽活動20周年を記念したオフィシャルインタビューを14日、公開した。音楽活動20周年を記念して行われたライブ「KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~」のBlu-ray&DVDを、きょう14日にリリースした柴咲。2002年に発売されたデビュー作「Trust my feelings」から、「月のしずく」や「かたち あるもの」など数々のヒット曲を生み出し、俳優のみならず音楽でも存在感を放ち続けている。■柴咲コウインタビュー――この20年間を振り返ってみて、いかがでしたか? 率直な心境を教えてください。自分自身では、過去を振り返る事をあまりしないため、新鮮でもあり、20年前ともなると少し照れ臭さもありました。改めてみると過去の自分は自分ではあるのですが別人のようで、不思議と今後の活動へのヒントとなるエッセンスを過去からもらえた気がしました。――20年間音楽を続けてこられた理由はなんだと思いますか? 原動力になるものなどありますか?好奇心の火を絶やさないこと。その為には自分で自分をワクワクさせないといけないのですが自然と魅力的な“好奇心の種”に出会い続けている気がします。――音楽に対して、20年前と今で変わった事、そして変わっていない事を教えてください。変わった事は、常に変化しているのでたくさんありますが、その中でも「聴いてくださる方に届けたい」という想いの深さは大きく変わったと思います。変わらない事は、音楽が癒しとなり刺激となり自分にとって不可欠であるということです。――これから『KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~』を視聴する方に、より楽しんでもらうためのポイントなどがありましたら教えてください。デビュー曲も歌唱しましたし、20周年を記念するセットリストになっています。昔から応援してくださっている方は懐かしさを感じながら、ご自身もその時代を振り返りながらご覧いただけたら楽しいかもしれません。過去の曲を知らない方は、ここで触れてこれから聴いていっていただければ嬉しいです。私の大好きな和の趣の中で、ご自宅でゆったりと音楽に浸っていただければ。――新曲「TRUST」。どのような楽曲なのかご紹介ください。また、初めてこの曲を聴いた時の率直な印象はいかがでしたか?初めて聴いた時から、曲の持つ、静謐な世界観が脳内をかけめぐるように入ってきました。壮大な「人の想い」を伝える曲になると確信して「歌いたい」と率直に感じました。過去をすべて抱きしめて未来に歩を進めていく。私から皆さんへの応援歌でもあります。――この楽曲では、MEMBERSHIP“KO CLASS”会員の方々から声を集めたシンガロング作品になっていますね。この企画実施を決めた理由はなんだったのでしょうか?LIVEとはエネルギーの交換場所だと思っています。それが一番わかりやすく出来るのは表情と声だと改めて感じ、その中で、会場が一体となって歌えるシンガロングパートをご用意しました。早く皆さんと一緒に歌える日がくるのを心待ちにしています。一体感で会場が包まれたら嬉しさのあまり、自分が聴き入って歌わないみたいなことがないように注意しないとですね(笑)。――実際に完成したシンガロングを聞いていかがでしたか?素敵過ぎて鳥肌が立ちましたし、嬉しくて嬉しくて。とにかく早く皆で歌いたい気持ちでいっぱいです!――2023年の7月までアニバーサリーイヤーを駆け抜けるかと思いますが、どんな2023年にしたいですか?音楽軸としては自分の「好き」を素直に散りばめた2023年にしたいです。20周年のその先もずっと音楽は続けていくわけですが、区切りとなる年はとくにワガママに楽しさを追求できればと思っています。――では、具体的にどのような活動を予定されていますか? 言える範囲で教えてください。今は詳細には言えないのですが、せっかくの20周年というプレミアムイヤーなので自分の好きをたくさん散りばめて音楽を皆さんにお届けできたらと思っております。また、来年やってみたいことは、演出でミュージックビデオを撮りたい。でも、自分は出ない作品を作ってしまうので、却下されちゃうかもですが(笑)。
2022年12月14日なぜか診察では無口になるコウですUpload By 丸山さとこコウは小学4年生から中学1年生の今までADHD治療薬を服用しています。そのため定期的に発達外来のある病院へ通っているのですが、診察中はほぼ口を開きません。先生から質問されても、「ハイ」とうなずくか「う~ん…」と首を傾げるかで反応が薄いコウです。私が「最近〇〇って言ってたね」と話題を振ってもコクコクとうなずくばかりで、先生が促しても詳細を話すことはありません。それなのに、毎回診察室を出た途端に「今日さ~」「僕は…」とペラペラ話し出すのだから不思議です。なぜ診察室では話さないのかコウに聞くと、本人にもよく分からないとのこと。緊張しているわけでもないらしく、確かに私から見ても特に緊張したり固まったりしている様子はありません。発達外来の医師は威圧感もなく話しやすい相手のように思いますし、コウも先生への印象は良いようです。全く話さないというわけではなく、時折うなずいたりして相づちを打つ姿は見られます。また、コウは「家庭以外の場や家族以外の相手に緊張する」ということは特にないと言います。Upload By 丸山さとこ実際に公開授業や運動会などの学校行事でコウの様子を見ると、クラスメイトと話したり授業中に発言したりしていることも多く、多少は気を張っているものの彼なりに楽しんで過ごしているようです。このように『診察室で医師と会話できない状態』の理由は今一つ分かりませんが、コウも5年後には成人して1人で診察を受けるようになるだろうと考えると少し気になります。いずれはコウも1人で診察を受けるのだな、と考えると…今は私が診察に同伴していますが、将来を考えたとき1人で医師の問診に答えられないのは困りそうです。先日スクールカウンセリングにて相談する機会があったため、「今すぐ困ることではないのですが…」と伺ってみました。先生は「もしかしたら、診察では『最近どうですか?』などのオープンクエスチョンが多くてコウ君にとっては難しいのかもしれませんね」と推察してくださり、私は「それは確かにあるかもしれない」と納得しました。Upload By 丸山さとこまた、コウは『頭の中にあることをサッと言葉にすること』や『自分の内面を説明すること』が苦手な傾向もあります。知識を述べることや、既にストーリーとして自分の中でまとまっている文章を話すときはスムーズな彼ですが、「どうしてですか?」「どう思いましたか?」などの質問も多い診察中の会話は、彼にとっては難易度が高い会話なのかもしれません。最近コウの生活は比較的落ち着いており、本人の自覚としては大きな問題はありません。そのため、「調子はどう?」と聞かれて「いいです」と答える大雑把な応答でも困ることはありませんが、今後再びトラブルや不調などの困りごとが起きるときもあるかもしれません。『病院の問診で聞かれやすいこと』をあらかじめ紙に書き出しておいたり、その場で答えられなくても次回までに考えておいたりするなど、彼なりの方法で診察を受けられるように練習していきたいなと思いました。Upload By 丸山さとこ執筆/丸山さとこ(監修:鈴木先生より)ASDの患者さんは抽象的な表現の理解が苦手なため具体的に聞く必要があります。「最近どう?」よりも「学校はどう?」、それよりも「学校の授業はどう?」、それよりも「学校の英語の授業はどう?」とより具体的に尋ねた方が分かりやすいのです。主治医も行間が読めるかどうかを確認するためわざと省略して尋ねることもあります。親御さんと一緒だと話しづらいという場合もあるので、私の外来では親子別々に入れて診察するようにしています。そうすることで親に気遣うことなく話せることがあります。そういう患者さんは、親と一緒のときに親の顔を確認したり気遣ったりして話しています。また、ASDの並存疾患の一つに場面緘黙があります。家では普通にしゃべっているのに、玄関を出た瞬間あるいは目的地に到着した瞬間にしゃべらなくなることがあります。相手と話す不安が多い場合にはSSRIなどの抗不安薬で対処する方法もあります。
2022年12月12日長所を伸ばすことについて、改めて考えてみると…Upload By 丸山さとこ発達の凸凹が大きい子どもを育てる上で、「短所ばかりに注目しない」「長所を伸ばすことが大事」と聞くことはしばしばあります。一見すると弱みに見えるところにも強みが隠れていることがあり、そこを活かせるようサポートすることで子どもが自信をつけられるとも聞きます。先日もそのような話を聞いたため、改めて「コウの長所ってどこだろう?」と考えてみると、「ここが!長所です!!」と明言できるポイントはよく分からないことに気付きました。彼の長所はたくさんあると思います。ですが、安定して(?)長所だと言えるところをとりあげようとすると中々定まりません。コウは声が大きく、授業中の発言や発表などでは聞き取りやすく堂々とした雰囲気で話すため、そこは長所なのかな?と思います。ですが、その『声の大きさ』はトラブルを生むこともあります。中学生になり、以前よりは調節できるようになったものの、今でも「丸山、声でけえ!」「うるさい」と言われることはあるようなので、分かっていてもコウにとって難しいところなのかもしれません。Upload By 丸山さとこそのようなとき、解決方法として『合う環境を選ぶこと』がよくあげられます。実際、コウにとって有効なことも多いようです。そんな中で、合う環境にもいろいろあるのだろうなと思うようになりました。コウの長所が発揮できる環境は『長所が活かされる環境』の場合もあれば『短所が目立たない環境』の場合もあったからです。コウの長所が発揮できる環境って、どんな環境だろう?コウの声の大きさや主張の強さは、発表の場ではよく活かされます。ただし、『発表をできる環境』には『コウ以外の人の発表』もあるため、それらの発表を聞くことも大切になってきます。普段から「人の話を聞いていない」と言われることの多いコウは、担任の先生から「人の発表も聞きましょう」と注意を受けることもしばしばありました。Upload By 丸山さとこ別のときには、個人懇談にて先生から「コウ君がほかの子の発言を『今言われた〇〇というのは間違っていて…』と否定して発言してしまうことで、萎縮してしまう生徒がいます」と聞いたこともありました。それらの話を聞いた私は、家庭にて「発表ではほかの人の話も聞くこと」「発言をするときは、ほかの人の意見を踏み台(枕)にしないこと」を話しました。その後それらの行動は出なくなったとのことでホッとしましたが、長所を活かすことの難しさを感じる出来事でした。そんなコウでしたが、いろいろな発表の場を見ていくうちに、『発表の場で緊張しないこと』がシンプルに活かされる場もあることが分かってきました。例えば、楽器演奏の発表では言葉を使わないため、『人の発言を押しのけたり踏んだりすること』は起きません。緊張せずに練習の成果をしっかり活かせるため、コウの短所は目立たずに長所が目立ちます。人の話を聞くのが苦手なコウも演奏には集中しやすいそうで、人の発表にも耳を傾けて参考にするようになりました。Upload By 丸山さとこほかにも、トラブルの原因になりがちな『自分の意見がハッキリしている』ことや『理由にこだわる』ところも、レポート作成には活かされることが分かりました。普段人に話せば「説明が長い」「言い訳ばかり」「講義か」と言われるようなことでも、レポートであれば思う存分書くことができます。堂々と発表ができることは『話す』こと以外で活かし、意見があって理由にこだわるところはレポートに活かす。コウの持っている要素を長所として活かすために「長所を細かく丁寧に見ること、いろいろな環境を試すこと」は大切なのだなと改めて思いました。短所は長所の裏返し…なのか?また、短所については「短所も裏を返せば長所になる」と言う言葉を聞くことがあります。実際、短所としてのみ注目されていた要素が『長所になる面』も持っていることも、たくさんあるだろうと思います。ですが、凸凹の目立つ子どもの場合はストレートに「短所も裏を返せば長所になる」とはいかないことも多いのではないか?とも思います。例えば、前述のようにコウは声が大きく主張もハッキリしていますが、それは『周りとの違いを怖がらないから言える』のでありません。『周りが見えないので怖がることなく言える』ため、周りが見えない結果トラブルにつながることもたくさんあります。Upload By 丸山さとこ神経発達症(発達障害)がある子どもは、「こだわりが強い」ことでトラブルが起きやすい反面「粘り強さや一途さがある」とされることも多く、これなど、まさに「短所を長所に!」にあたるのではないかと思います。ですが、子どもと接していると「こだわりは強いが粘り強くはない」というケースも結構あるのではないかと感じます。ほかにも「完璧主義だけど責任感は強くない」「マイペースにやりたがるが、特に丁寧ということもなく作業が雑」など、一般的にセットとされるはずの「短所は長所でもある」が通用しないことも多いような気がします。「裏を返せば」は、見方を変えるヒントの一つなのかも?こうして書いていくと、「短所は裏を返せば長所なのかも?」という言葉に懐疑的なように思われるかもしれませんが、私はそれも一つの良い見方なのだろうと思っています。一つの要素も、短所だと思い込んで見れば良い面が見えなくなることがあります。そんなときに、「こっちから見てみたらどうかな?」と新しい光の当て方をしてくれる方法が「裏を返せば」「見方を変えれば」という言葉になっているのではないかと考えています。ただ、『見方を変えようとして別の角度から光を当てているはずなのに、返って見えなくなることもあるのかもしれないな?』と思うことはあります。「落ち着きがない」という短所は、「好奇心旺盛で活発」などの長所でもあると聞いたことがあります。そういう子どももたくさんいるのだろうと思いますが、中には「好奇心旺盛ではなく活発でもないが落ち着きがなくなってしまう」子どももいるのだろうと思います。その子の場合は、『好奇心の向くままに活発に動けるように、じっとしなくていいように』支援するのではなく、『見通しを立てたり不安を解消したりする』ことや、『刺激を減らして落ち着けるようにする』ことが、その子にフィットした支援になるかもしれません。もちろん、「好奇心旺盛で活発なため落ち着きがない」場合は、その子が好奇心のままに自由に動ける環境や「先生に希望を伝えてから移動する」などの手続きを教えることがサポートになるのだろうと思います。Upload By 丸山さとこそうしていくと、よく言われがちな『その子にあった支援を』ということになるのだと思いますが、それが難しいのですよね。自分で書いておきながら、「それが簡単にできれば苦労せんわい!」という気持ちでいっぱいです。ある要素や出来事を『短所として見ること』だけでなく、『短所の中に長所を見出そうとすること』すら素直な目線を奪うことになりかねないのだろうと考えると、他者を見るとは何と難しいことなのだろうと思います。園や学校や医療機関や、療育園や放課後等デイサービスなどなど…いろいろな場所や人の力をお借りしながら、コウの中にあるさまざまな要素や可能性を見ていけたらいいなぁと考えています。執筆/丸山さとこ(監修:藤井先生より)息子さんの長所・短所を探すのは、息子さんの行動や特性を振り返る良い機会になったのだと思いました。さまざまな視点で行動を観察してみると、強みが見つかりやすいですね。「その子にあった支援」には、お子さんの成長によって変わってくる部分もあります。お子さんに関わっているいろいろな人と相談しながら、強み探しをしていくのが大事ですね。
2022年11月21日とっさに出た「キメ台詞」っぽいひとことUpload By 丸山さとこ子どもと過ごしている中で『疑わしいな~』『それ信じて大丈夫?』と思うことはありますか?私は毎日です。とはいえ「子どもを疑うことや、それが子どもに伝わることは良くない」「子どもを信じているという姿勢を示すことが大切」という言葉を目にすることも多いため、「あからさまに疑うのもよくないかな?」と、コウへの伝え方に迷うこともしばしばです。確かに、『自分を疑ってかかる人の言葉は素直に聞きづらい』ということは分かります。大人である私であっても、『あなたのことを疑っていますよ』というムードを感じ取れば警戒心や不信感が先に立ち、「話を理解しよう」という気持ちが削がれてしまうかもしれません。そうして『コウの言葉通りになるとは思えないが、疑っているわけではないと伝えたい』と考えた私は、「コウを疑っているんじゃない。私は自分の経験を信じているんだ」と決めゼリフっぽいことを言ってしまいました。Upload By 丸山さとこ言いながら『深いことを言ったようで何も言ってないセリフだな…?』と首を傾げる私をよそに、コウは「かっけぇ~…!」と目をキラキラさせてくれたので、結果としてはいい雰囲気になりました。「コウへの言い方」に悩まされて早10年人の発言を言葉通りに受け止めがちなコウに話すときには、意図を明確にしつつハッキリした言葉選びが重要です。また、ちょっとした言葉づかいや『聞きなれない言い方』に敏感なところもあるコウは、人の言葉の意外なところに引っかかるときがあります。以前、実家にコウを預かってもらったときのことです。母が何気なく言った言葉に「どういうこと?」「なんで?」と引っかかったコウは、そのまま行動を止めてしまうことがあったそうです。「コウ君は、普段お母さんが言わない言葉に敏感だね~」と母は笑っていました。Upload By 丸山さとこ確かに、私はコウが引っかかって止まりそうな言葉を避けるところがあります。『公園を見ると動かなくなる子ども』と登園するときに公園の前を避けるようになるのと同じ感じで、『コウが引っかかって動かなくなる言い回し』を自然と避けるようになったのかもしれません。先日母とコウが電話をしたときなど、母が「今日はできてるね」と言ったら「今日は?」と即聞き返してきたというので、「あぁ。ありそうだな」と笑ってしまいました。意図を読むことは苦手なのに比較の表現に敏感なのも、コウの『あるある』だなと感じます。Upload By 丸山さとこそのときの母と同じ状況になったとしたら、多分私は「今日できてるやん!」「あー、よかった。最近できてないの続いてたから、今日できててホッとしたわー」と、より具体的に伝えるだろうなと思います。コウにとっては『意図を明確にハッキリと言葉にして伝えてもらうこと』が重要で、発言の内容自体(最近できてなかったが「今日は」できている)を皮肉と捉え気分を害することはないようです。面白いなと思います。とはいえ、日々の生活の中でNGな言い回しを避け続けるのは無理があります。そのため、日常の隙間に『コウの気分が上がるひとこと』を入れるようにしています。コンディションが悪ければひっかかってしまう些細なひとことも、明るく安定しているときは流せるからです。Upload By 丸山さとこコウの気分が上がるひとことは、大抵たわいもないひとことです。ご飯をつくる気力がないときに、簡単などんぶり料理を「この一杯に全てを込めました」と言って出すと大変喜びます。ここに書くのも恥ずかしいくらいしょうもないひとことですが、効果はてきめんです。注意をするときも、普通に声をかければ機嫌を損ねてグダグダになりそうなときは『笑える要素』を入れることで、何となく聞き入れてくれたりします。いざというときに「真顔」を取って置きたくてこうして『コウにウケの良い言い方』を取り入れているのは、生活の中でコウに対して声かけや注意を促すことがとても多いからです。その全てを真顔で行なっていたら、私とコウの関係はギスギスし過ぎて、話を聞くどころではなくなるだろうと思います(実際、そうなりかけた時期もありました)。それらの声かけや注意の中には、「ここは特に聞き流さずに真剣に聞いてほしい」と思って言うものもあります。そういうときのために、できるだけ『真顔』をとっておきたいと考えています。そう思いつつも、目についたことがあれば「これで良いの?あれはどうなってるの?」と言いたいことでいっぱいになってしまう私です。中学生になり、親との距離をしっかり持つようになったコウが引いてくれた『ここから先の口出しはいらないよ』の一線を安易に越えないよう、気をつけていきたいところです。Upload By 丸山さとこ執筆/丸山さとこ(監修:三木先生より)キメ台詞、面白いですね(笑)。そして「意図を読むのは苦手なのに…」など、自分が気になる言葉面に引っかかるところは特性に特徴的ですね。また、メリハリをつけた関わりも大事です。普段は緩い雰囲気で子どもを上手く乗せつつ、いざというときにしっかり締める。こういう押し引きができると自分も楽になるでしょう。
2022年11月04日映画『Dr.コトー診療所』(12月16日)の製作報告会見が26日に都内で行われ、吉岡秀隆、柴咲コウ、大塚寧々、高橋海人(King & Prince ※高ははしごだか)、生田絵梨花、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、中江功監督が登場した。同作は山田貴敏による同名漫画の実写化作で、2003年よりフジテレビで連続ドラマとして放送され、第1期、第2期ともに大ヒットを記録した。東京から僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助(吉岡)と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く。16年ぶりの続編、しかも映画化ということについて、やりたい気持ちがあったのか聞かれた吉岡は「もう僕の中ではありませんでした。ただ監督が会うたびになんとなく火を消してくれなくて、『今、どうしてるだろうね』といった話をしてくるので、その火を僕に焚き付けてくれたんだなという感じ」と心境を吐露する。「頭も真っ白(白髪)になってしまって随分時間経って、もう1度戻れるんだろうかという自問自答の日々と、同じキャストや同じスタッフ、そして新しいスタッフやキャストの方達と、一緒に汗と涙を流した人たちが常にいてくれたので、そういう中でコトー先生に戻していただけた」と感謝した。また、今回彩佳役としてコトーと結婚し、妊娠もしている姿を見せた柴咲は「不思議とコトーの世界って、本当にどこかに存在していて今もずっといるんだろうなという気分で見ていたんです。話をいただいた時にも不安感は全然なくて、あるところに自分の魂がスッと入っていくんだろうなという感覚があり、クランクインしてもそういう感覚でしたし、自分自身としては久しぶりなんだけど、ずっと彩佳さんはここで生活していて、きっととても自然流れで一緒になったんだろうなというのは簡単に想起できた」と語った。今回の復活に続けての続編の構想があるのか聞かれると、中江監督は今作が「集大成で完結編だと思ってます」とキッパリ。「フジテレビの戦略的にまた連ドラやるんだろうとか思われてるかもしれませんが、やる気はないです、僕は」と明かした。
2022年10月26日「第35回東京国際映画祭」(TIFF)が24日に開幕し、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場および日比谷仲通りでレッドカーペットを開催。「ガラ・セレクション」部門で上映される映画『月の満ち欠け』に出演する大泉洋、柴咲コウ、廣木隆一監督がトップバッターとして登場した。大泉は「今日は東京国際映画祭、栄えあるトップバッターで我々『月の満ち欠け』が歩かせていただき、大変光栄に思っています」と挨拶。「コロナもだいぶ落ち着いてきて、たくさんの外国のお客様も来ているようで、とても盛り上がるのではないでしょうか。期間中、存分に映画を楽しんでいただければと思います。そして、『月の満ち欠け』をどうぞよろしくお願いいたします」と語った。佐藤正午による同名小説を実写化した本作は、愛する妻子を亡くした男性・小山内堅(大泉洋)が主人公のラブストーリー。小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃を有村架純、正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦をSnow Manの目黑蓮、小山内の妻・小山内梢を柴咲コウが演じる。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。日比谷・有楽町・銀座エリアに会場を移して2年目となる今年は、10月24日から11月2日まで開催する。今回、丸の内ピカデリーや丸の内ピカデリーなども会場として加わり、主要9部門の上映本数も昨年の86本から110本へと増加。海外ゲストの招へいも本格的に再開した。コンペティション部門は、107の国・地域から寄せられた1,695本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは『窓辺にて』(今泉力也監督/稲垣吾郎主演)、『山女』(福永壮志監督/山田杏奈)、『エゴイスト』(松永大司監督/鈴木亮平主演)が選出されている。撮影:蔦野裕
2022年10月24日周りの忠告に耳を貸さない息子の七転八倒Upload By 丸山さとこ何かと「人の話を聞かない」と言われやすい息子のコウです。実際に音声としての話を聞いていない(耳に入っていない)ことも多いのですが、そうではなく「聞き入れない」という意味での「人の話を聞かない」ところも多々あります。実際に言われた通りになると「言われていたことは本当だった…何で早く聞いておかなかったんだ…!」と後悔しますが、次にまた別のことで先生や親などの他者から何か言われたとしても、再び聞き流してしまいます。コウは、先生や親などの周りの大人が言うことそのものは信じています。「提出物は成績に影響するよ」「定期テスト前は勉強した方がいいよ」などの言葉も、言われている内容は納得できるため、話を聞いても反発することはありません。Upload By 丸山さとこですが、「そうだね」と言っても提出物は出しませんし、中間テスト前も勉強はほとんどしませんでした。小学校のころに提出物を出さなくても(コウとしては)困ったことはないし、テストも高得点が多かったため、体験としてピンとこなかったのかもしれません。中学校は甘くなかった?コウにとっては予想外の結果に…「小学校に比べて特に授業が難しいとも感じないし、小テストもできてるし問題なくない?」とノンビリ考えていたコウでしたが、小学校と中学校は違いました。まず、中間テストではコウが想定していたほど高い成績ではなかったため、かなりショックを受けていました。一般的には高いと言える成績だったため、周囲のクラスメイトから「スゲーやん!」「天才か!?」と言われたことで、かえってコウにとっては苦い経験となったようです。Upload By 丸山さとこ「本当はこんな成績取りたかったんじゃないんだよ~!って思ってたけど、それはみんなには言えないじゃん!?だから笑ってたんだけど…くやしいよ~!次は絶対勉強する…!!」と語ったコウは、期末テストでは勉強時間を増やして希望通りの成績を取りました。そうして期末テストは希望通りの成績で終わったコウでしたが、一学期の成績表はほとんど4で埋まっていました。未提出の課題があまりにも多かったためです。私と夫は普段のコウの状況から予想がついていましたが、コウは「少しくらいは5があるのではないか」と思っていたそうで再びショックを受けていました。Upload By 丸山さとこ私も夫も、「なんで提出物がこんなに出てないのに5がとれると思っていたの?」と成績よりもコウの考えにビックリしました。「ここまで(提出物の影響がある)とは思わなかった」とうなだれたコウは、「二学期は5を取れるように提出物を頑張る」と決意を固めていました。「もう少し先の見通しが立つといいな」と思うものの…何かとパニックになりやすかった小学校中学年までと異なり、近年のコウは『事実として起きたこと』自体は受け入れるので、一見大きな問題はないように見えます。ところが、彼には「事実として起きるまでは受け入れない!」というところも強くあるため、前述のエピソードのように周囲の忠告を無視しては痛い目を見ることもしばしばです。Upload By 丸山さとこコウは、心身の痛みを感じている最中は「ちゃんと忠告を聞けばよかったな…」と後悔します。ですが、時間が経つと「やってみなければ分からないんじゃない?」に戻ってしまいます。痛みが消えたときには”今は全く痛くない”というリアリティーがあるからなのかもしれません。想像や予測自体はすることもあるコウですが、想像したものに強いリアリティを感じられないために結果として「想像力がない」かのような言動をとってしまうのかな?と考えています。(リアリティを想像できないことも含めて「想像力がない」と言えるのかもしれませんが…)「やってみなければ分からない」という言葉があるように、やらずに何でも拒否していては分からないことは多いと思います。やってみた結果失敗した場合もそこから学べることは多く、親が子どもから『失敗の経験』を奪う弊害については頭に置いておこうと意識しています。一方、交通事故や高所からの落下など「やらずとも結果は分かる上に、分かったときには大惨事」ということもたくさんあります。テストの結果や学校の成績は、事故や大けがのように取り返しのつかないことではありません。ですが、毎度同じようなパターンで後悔しているコウを見ると、『もう少し先の見通しが立つといいな』と思います。Upload By 丸山さとこ以前は「今できていないこと」に対して少し取り組んだだけで「これから先もずっとできないんだ!」と速攻で絶望していたコウでしたが、今では大分「できるようになるかもしれないから頑張る」を選べるようになってきました。できるようになるかもしれないという判断も『少し先の見通しを立てる』の一つであることを考えると、望ましくない結果を避けることもまた、少しずつ身に付けていける可能性はあるだろうと思っています。それまでは、「やらずとも結果は分かる上に分かったときには大惨事」が起きないように可能な範囲でサポートしつつ、繰り返し後悔しがちなコウを見守っていきたいです。(監修:三木先生より)まさに仰る通りだと思います。僕も基本的には「体験した方が本人にしっかり残る」派ではありますが、そうは言っても「経験しない方が良い経験」や「取り返しのつかない経験」もあります。これを彼らに実感してもらうためには、とにかく「自分の想像が外れてすごく痛い目を見た経験」をたくさんしてもらうことに尽きるかなと思います。そうすることで「自分の予測に対する信頼度の低下」を実感し、「自分の予測を疑う」という『メタ認知もどき』が働くようになります。そうすれば大きな事故は避けられるのではないかなと思っています。
2022年10月03日柴咲コウが3年ぶりに開催した有観客ライブ『KO SHIBASAKI Birthday Party 2022 HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~』の模様を収録したBlu-ray&DVDが12月14日(水) にリリースされることが決定した。本作には、自身の誕生日前日である8月4日(木) に開催されたビルボード東京公演の模様を収録。バースデーライブと同時に、記念すべき20周年アニバーサリーイヤーの幕開けとなった同ステージは、自身のデビュー曲「Trust my feelings」から「月のしずく」や「かたち あるもの」など、数々のヒット曲を織り交ぜたプレミアムな公演となっている。Blu-ray&DVDにはそのほか、公演の舞台裏や20年間のライブ活動を振り返るドキュメンタリー&インタビューの特典映像も収録予定。CDには、約2年振りとなる新曲の収録が予定されており、詳細は後日発表される。完全生産限定となる【KO SHIBASAKI 20th Anniversary Premium Box盤】には、大人気フィギュアブランド「brokker」の新シリーズ『brokker ZERO』とのコラボ作品『KO SHIBASAKI 20th Anniversary × brokker ZERO コラボフフィギュア(5体セット)』が同梱。これまで積み重ねてきた、柴咲コウのライブの歴史を当時のビジュアルで再現したミニフィギュアとなっている。本パッケージは現在、全国のCDショップおよびオンラインショップ各店にて予約受付中だ。併せて、U-NEXTでは柴咲コウ音楽活動20周年を記念して、過去のライブ映像やMUSIC VIDEOをはじめ、俳優としての出演作品が配信されている。<リリース情報>Blu-ray&DVD『KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~』2022年12月14日(水) リリース【KO SHIBASAKI 20th Anniversary Premium Box盤】価格:16,500円(税込)※本作は特殊仕様パッケージとなります。※本作は完全生産限定につき、ご予約・ご購入についてはお近くのCD ショップ、および、オンラインショップ各店へお早めにお問合せください。【KO SHIBASAKI 20th Anniversary Premium Box盤】イメージ■Disc1 Blu-ray・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ at Billboard Tokyo・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ Documentary■Disc2 CD・新曲※詳細は後日発表。■Premium Goods・KO SHIBASAKI 20th Anniversary × brokker ZERO コラボフィギュア・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ Premium BookletKO SHIBASAKI 20th Anniversary × brokker ZEROコラボフィギア 2Dイメージ画像【通常盤 Blu-ray+CD】価格:8,250円(税込)【通常盤 Blu-ray+CD】ジャケット■Disc1 Blu-ray・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ at Billboard Tokyo・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ Documentary■Disc2 CD新曲※詳細は後日発表。【通常盤 DVD+CD】価格:6,600円(税込)【通常盤 DVD+CD】ジャケット■Disc1 DVD・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ at Billboard Tokyo・KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~ Documentary■Disc2 CD新曲※詳細は後日発表。※収録内容・仕様等は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。<配信情報>U-NEXT で柴咲コウ音楽活動20周年を記念して、過去のライブ映像やMVをはじめ、俳優としての出演作品を配信中。柴咲コウ作品の視聴はこちら:■音楽■出演作柴咲コウ 関連リンクオフィシャルサイトユニバーサルミュージックアーティストページ
2022年10月01日映画『沈黙のパレード』(9月16日公開)の公開初日舞台挨拶が16日に都内で行われ、福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、西谷弘監督が登場した。同作は東野圭吾による人気シリーズの実写映画第3弾。変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学(福山)の活躍を描き、2007年より連続ドラマ『ガリレオ』(第1シーズン・第2シーズン)、映画『容疑者xの献身』(興行収入49.2億円)、『真夏の方程式』(興行収入33.1億円)とヒットを続けている。内海薫役の柴咲は、大胆に背中の開いたドレスで登場。さらに胸元にはスタイリストによって付けられたというアルファベットの「UTSUMI」チャームがぶら下がっており、「周りの方のガリレオ愛がどんどん増して深くなっていってるなと感じる」と喜ぶ。14年ぶりに同シリーズに出演することになったことについては「そんなに時が経ってたんですね」としみじみ。「テレビドラマって違うエッセンスや新しい刺激が必要だから、後輩にバトンタッチしていくところもあったと思うし、変化していくことも必要なんだろうなと思っていたんですけど、今回こういう風に呼び戻してもらって」と感謝する。「いつもの3人と、たくさんの新しく出てくるキャラクターたちでバランス的にはいいのかな、安心して見てもらえる3人なのかなと思いました」と語った。また柴咲は「ドラマの時には盛り上げないとというのがあったし、声のトーンも高くて賑やかしというか、湯川先生をたきつけたり怒らせたりする役割かなともっていたけど、年月が経つと大人部門で見せられるようになった」と振り返る。「やってる方としては楽になった。落ち着いてお芝居ができるなというところはありました」と変化を明かした。
2022年09月16日福山雅治が作詞・作曲・プロデュースを手がけ、柴咲コウがボーカルを担当するユニット、KOH⁺が、9月14日に発売した最新EP『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』より「ヒトツボシ」のインスパイアムービーを公開した。「ヒトツボシ」は、本日9月16日に公開された『ガリレオ』シリーズ最新作となる映画『沈黙のパレード』の主題歌で、登場人物への鎮魂歌として福山が書き下ろした楽曲。インスパイアムービーでは、映画本編の各キャストによる印象的なシーンの数々と、アーティスト・とんだ林蘭が監督した、KOH⁺がパフォーマンスする「ヒトツボシ」Music Videoの映像が融合。楽曲の切なさがより際立ち、心揺さぶる映像となっている。またカラオケDAMでは、期間限定でこのインスパイアムービーで歌うことができる企画を実施。さらに、ガリレオ特集ページも展開されている。KOH⁺「ヒトツボシ」(映画『沈黙のパレード』Inspire Movie)■カラオケDAM ガリレオ特集ページ:<リリース情報>KOH⁺ EP『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』Now On SaleKOH⁺『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』通常盤ジャケット●映像付き限定盤【CD+DVD+ブックレット+三方背ケース】価格:4,400円(税込)【CD収録内容】1. ヒトツボシ(映画『沈黙のパレード』主題歌)2. KISSして(フジテレビ系連続ドラマ 第1シーズン『ガリレオ』主題歌)3. 最愛(映画『容疑者xの献身』主題歌)4. 恋の魔力(フジテレビ系連続ドラマ 第2シーズン『ガリレオ』主題歌)5. 99 -New Era Remix-(『ガリレオ』シリーズ劇中曲)6. ヒトツボシ Acoustic Arrange ver.【DVD収録映像】■Music Video・ヒトツボシ・KISSして・最愛・恋の魔力※新たに撮り下ろした「ヒトツボシ」のほか、「KISSして」「最愛」「恋の魔力」のデジタルリマスター映像を収録。■Live Movie・KISSして(『KANPAI JAPAN LIVE 2017』ver.)・最愛(『KANPAI JAPAN LIVE 2017』ver.)※KOH⁺としては初のライブ作品となる、『KANPAI JAPAN LIVE 2017@東京ドーム』での貴重なライブパフォーマンス映像を収録。■Making Movie・Recording Making & Interview・Art Work Making・Music Video Making※「ヒトツボシ」レコーディング時のメイキング&インタビュー映像のほか、アートワーク&ミュージックビデオのメイキング映像を収録。●フォトブック付き限定盤【CD+ブックレット+三方背ケース+フォトブック+フォトカード】価格:3,700円(税込)【CD収録内容】1. ヒトツボシ(映画『沈黙のパレード』主題歌)2. KISSして(フジテレビ系連続ドラマ 第1シーズン『ガリレオ』主題歌)3. 最愛(映画『容疑者xの献身』主題歌)4. 恋の魔力(フジテレビ系連続ドラマ 第2シーズン『ガリレオ』主題歌)5. 99 -New Era Remix-(『ガリレオ』シリーズ劇中曲)6. ヒトツボシ Acoustic Arrange ver.【特典アイテム】・フォトブック(アートワーク集:24P)・フォトカード(歌詞朗読作品「Dramatical Lyric Reading 〜ヒトツボシ〜」付き)※「ヒトツボシ」アートワークの世界が、数々の写真と共に表現された「フォトブック(アートワーク集:全24P)」「フォトカード」を付属。※フォトカード裏面に掲載されているQRコードをスマートフォンで読み込むと、福山と柴咲による歌詞朗読作品「Dramatical Lyric Reading 〜ヒトツボシ〜」が鑑賞可能。●通常盤【CD+ブックレット】価格:2,500円(税込)【CD収録内容】1. ヒトツボシ(映画『沈黙のパレード』主題歌)2. KISSして(フジテレビ系連続ドラマ 第1シーズン『ガリレオ』主題歌)3. 最愛(映画『容疑者xの献身』主題歌)4. 恋の魔力(フジテレビ系連続ドラマ 第2シーズン『ガリレオ』主題歌)5. 99 -New Era Remix-(『ガリレオ』シリーズ劇中曲)6. ヒトツボシ Acoustic Arrange ver.『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』特設サイト:
2022年09月16日今週末公開の映画『沈黙のパレード』に出演する福山雅治と柴咲コウが、昨日9月12日に福岡凱旋イベントに登場した。JR博多シティスタジオテラスでは、実に3年ぶりとなるイベント。当日朝4時に情報告知され、約7000人が駆け付けた。福山さんは「帰ってきたばい福岡!」と博多弁で挨拶し、「必ず映画を見てくれる人拍手!」「14日発売のKOH+のCD必ず買うよって人拍手!」とファンと交流を図った。柴咲さんも「久しぶりにこの熱気を肌で感じることができて本当に感激してます」と感無量の様子。最新作については、柴咲さんは「この作品に携わろうと思ったのは、いつも通り東野さんが描く人間ドラマとかミステリーが面白いなというのはもちろんですが、いま私たちがこうして生きていてさまざまな気苦労もあるし辛い思いもするしそういうのをすごく丁寧に描いてる作品。それをきちんと信頼できる監督のもとで実写化できるというところで参加させていただきました。それをようやく皆さんに見てもらえるというのは待ち遠しく思ってました」とコメント。福山さんも「1秒たりとも無駄のない絵作りになっていて、ミステリーとしても引き込まれるしその向こうにある人間ドラマにも引き込まれるし、謎解きも人間ドラマもどちらも楽しめる作品になってるので2時間飽きさせずに見てもらえる作品になってると思います」と語った。そして、本作の主題歌は、「KOH+」の「ヒトツボシ」。「KOH+」再始動について福山さんは、「ある登場人物の報われなかった魂を救済するという意味を込めて、鎮魂歌として作りました。それを大きな想いで悲しみを包み込むようなできる歌声を柴咲さんが持ってらっしゃるのでヒトツボシのイメージは、クリアにできていました」と話し、「言えないけど、最後まで席を立たずに聞いてもらえれば違った見え方がしてくると思うので、是非最後までご覧になっていただきたいです」と何やら気になる発言も。さらに、JR博多シティ内「T・ジョイ博多」にて上映前舞台挨拶も行われ、福山さんは「本当にこの映画は場面によっては苦しい気持ちになってしまうときもあるかもしれません。見終わった後に切ない気持ちになるかもしれません。でもその悲しみや苦しみを何故描くかというと、皆さんに大事なものがあるから苦しいんですよね。だから見終わった後に切なかったなと思ったら、大切なものを知ってるから切なくなるんですよね。どういうものを持ち帰ってくれるかわかりませんが、ぜひ感想を呟いてください」と呼びかけた。『沈黙のパレード』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:沈黙のパレード 2022年9月16日より全国にて公開©2022「沈黙のパレード」製作委員会
2022年09月13日福山雅治が天才物理学者・湯川学を再び演じる映画『沈黙のパレード』より、湯川と柴咲コウ演じる内海、最強バディが再会を果たす本編映像が公開された。公開された映像では、湯川との待ち合わせ場所を探す内海の姿からスタート。そして、子供たちに混じってシャボン玉と戯れているような湯川を発見し、再会する。湯川は“子供が苦手”――というのは、シリーズではお馴染みの設定。今回は、シャボン玉の特異な動きに興味を惹かれ、子供たちを気にせずシャボン玉に夢中になっているのだった。ラストには、「実は事件があって」と内海が話すのと同時に、今回の事件で殺害された並木佐織(川床明日香)の実家、菊野商店街にある定食屋「なみきや」が映し出される。2人の掛け合いがもっと見たい気持ちがより高まり、さらに今後の展開も気になる映像だ。『沈黙のパレード』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:沈黙のパレード 2022年9月16日より全国にて公開©2022「沈黙のパレード」製作委員会
2022年09月11日映画『沈黙のパレード』(9月16日公開)で『ガリレオ』が9年ぶりに復活!そこで、天才物理学者・湯川学を演じる福山雅治(53)と、警視庁捜査一課の刑事・内海薫を演じる柴咲コウ(41)の2人に話を聞きました♪ーー湯川と内海のコンビが復活すると聞いたときの率直な感想は?福山:うれしかったです。湯川学という人が好きだったことはもちろん、物理学を月9ドラマに持ち込むなど、いろいろな発明があった作品なので。柴咲:今回、ストーリーとしては、内海は42歳になった設定です。シリーズ初期のころは新人だった薫も、刑事として責任ある立場になって、どういうふうに湯川先生と対峙し、事件と向き合っていくのか。そこの部分は、昔を想起しながらやっていく感じでした。ーー久しぶりに湯川と薫として向き合ったときの心境は?柴咲:湯川先生との最初の撮影シーンで、福山さんはもう、湯川先生だったんです!全然ブレてない! って焦りました。福山:僕は、柴咲さんと久しぶりに演技を交えて感心したのは、柴咲さんって力まないんですよ。無理に何かするってことではなく、“役の心になっていればおのずとそうなる”という領域に達している。達人です。柴咲:いやいや(笑)。でも確かに、セリフも表情も、無意識に出てくるのが正解だと思っていて、それには気負わずにやるのが、いちばんいいって自分でもわかってきたんです。福山さんは、やはり繊細です。撮られるアングルとか、つながりみたいな部分もとても綿密にチェックされていて、昔と変わらないなあと思いました。ーー撮影の合間にどんな話で盛り上がりましたか?柴咲:福山さんも猫を飼われているので、猫の話をしたり、写真を見せ合ったり(笑)。福山:猫の話はしてましたね。うちは出合いが保護猫だったんですけど、一緒に暮らして5年たちます。ーー最後に新作の見どころと、福山さんにとって『ガリレオ』とはどんな作品かを聞かせてください。柴咲:冒頭3分で心をわしづかみにされます! シリーズ史上最多といわれる登場人物の心情を、よくぞ、あの短い尺で描けたものだと。過去と現代の事件が結びついていく、その引きつけ方も絶妙でした。福山:東野先生の小説を映像ならではの手法で表現できた映画になりました。『ガリレオ』という作品は、たくさんの方に認知され、かつ、自分も大好きな作品です。そういう作品と出合えたことは、俳優として非常に幸せなことだと、年齢を重ねるごとに実感しています。
2022年09月10日映画『沈黙のパレード』(9月16日公開)の)ジャパンプレミアイベントが31日に都内で行われ、福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、川床明日香、出口夏希、岡山天音、檀れい、椎名桔平、西谷弘監督が登場した。同作は東野圭吾による人気シリーズの実写映画第3弾。変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学(福山)の活躍を描き、2007年より連続ドラマ『ガリレオ』(第1シーズン・第2シーズン)、映画『容疑者xの献身』(興行収入49.2億円)、『真夏の方程式』(興行収入33.1億円)とヒットを続けている。作品のイメージカラーにちなんだ"イエローカーペット"にリムジンで駆けつけたキャスト陣。柴咲は大きく背中の開いたドレス、戸田は真っ赤なドレス、檀はシースルーでシックにまとめたドレスと、華やかに登場する。柴咲は「帰ってまいりました! みなさんと直接お会いできて本当に嬉しいです」と喜び、「出来上がった作品を観た時に、心の奥底のあたたかい部分が震えまして、人を愛すること愛されること、それが貫けないことの悲しみ憎しみ、いろんな思いが湧き起こって、いろいろな感覚を揺さぶられるような映画になっていると思います」と自信を見せる。映画の出来については、北村も「この映画、最高です」と太鼓判。「ここにいるみんなが試写を見た時にグータッチするくらい、最高の出来になっています」とアピールした。
2022年08月31日映画『沈黙のパレード』(9月16日公開)のジャパンプレミアイベントが31日に都内で行われ、福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、川床明日香、出口夏希、岡山天音、檀れい、椎名桔平、西谷弘監督が登場した。同作は東野圭吾による人気シリーズの実写映画第3弾。変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学(福山)の活躍を描き、2007年より連続ドラマ『ガリレオ』(第1シーズン・第2シーズン)、映画『容疑者xの献身』(興行収入49.2億円)、『真夏の方程式』(興行収入33.1億円)とヒットを続けている。400人の観客の前に白いリムジンで登場したキャスト陣。福山は柴咲の手を取ってエスコートし、北村がスマホでキャストや観客の姿を撮りながら、特製の"イエローカーペット"を進んでいく。福山は9年ぶりの新作が作られたことについて「原作の新作が出るという時点で、恥ずかしながら期待して読みました。『これは、僕のことだよね』と思いながら読んで」と振り返る。撮影についてはSPドラマが先だったというが、「撮影現場で戻るというよりは、その前の衣装合わせの時にオールスタッフさんが揃うので、衣装を着てヘアを作ってメガネを装着し、みなさんの前に出てった時が緊張しました。『湯川さん、帰って来たんだな』と思われたら、このプロジェクトの最初のミッションをクリアできると思ってたので」と心境を吐露した。柴咲は「撮影の序盤、けっこう掛け合いがあるシーンからスタートして、福山さんはドラマの方をお撮りになられてたのですっかり湯川先生だったんですよ」と明かす。「久しぶりの内海薫を纏った私が行くので、やっぱり緊張しました。描かれていない年月が長くあるので、その間薫さんってどうやって生きて来たんだろうな、と。クランクインする前から想像働かせて行ったんですけど、目の前に完全なる湯川先生が現れたので、『お! よし、やらねば』みたいな感じになりました」と感謝した。現場では西谷監督が涙していたという話もあったが、監督は「泣いてないんですけど」と否定する。「テストで2人がお芝居して、僕は最前線で見てるわけです。もう芝居ができてたんですよ。それをスタッフが後ろで見ていて、高揚感がどんと来ちゃって。だからときめき感にくらっときて顔を戻した時、泣いてるように思われちゃったという感じです」と弁解。福山は「実に感動的でしたね」と名台詞にかけながら語り、「泣いてた、泣いてなかったの問題ではなく、エモーショナル……エモいという状態ですね。スタッフさんのエモさを受け監督もエモくなり、それを受け我々もエモくなり、エモさの螺旋階段でしたね」と表した。
2022年08月31日吉岡秀隆が主演を務める映画『Dr.コトー診療所』が12月16日(金)に公開される。この度、柴咲コウをはじめとする総勢9名の追加キャスト、ティザービジュアルが公開された。累計発行部数1200万部を超える山田貴敏の同名漫画を原作に、2003年、2006年に放送された連続ドラマ『Dr.コトー診療所』。僻地の離島を舞台に、東京から赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと、五島健助と島の人々との関わり合いや、命の尊さを描くストーリーが感動を呼び、シーズン1の最高視聴率は22.3%、シーズン2では25.9%という大ヒットとなった。そんな国民的ドラマが、前作の放送から16年の時を経て待望の映画化。映画では、雄大な自然に囲まれた志木那(しきな)島の舞台はそのままに、あれから16年経った今も変わらず島の人々と寄り添いながら生きる“Dr.コトー・五島健助”の新たな物語を描く。主人公“Dr.コトー”を演じるのは、連続ドラマから主演を務める吉岡秀隆。山田洋次監督作『男はつらいよ』シリーズや、倉本聰が脚本を手がける『北の国から』シリーズなど、数多くの国民的人気を誇る作品に出演し、『ALWAYS 三丁目の夕日』と、その続編『ALWAYS 続・三丁目の夕日』では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、日本が誇る名優のひとりだ。監督はドラマシリーズを手がけた中江功。脚本は同じくドラマシリーズも手がけた吉田紀子が務める。さらに、撮影、照明、美術、音楽など制作スタッフも本作のために再集結した。志木那(しきな)島診療所を中心に、コトーと島民の絆やつながりを描いてきた「Dr.コトー診療所」。ドラマシリーズから16年の年月を経て新たに描かれる本作では、診療所の看護師・星野彩佳、改めコトーと結婚し姓が変わった五島彩佳役を柴咲コウ。志木那島の漁師・原剛利役に時任三郎、島民が集うスナックまりの店主・西山茉莉子役には大塚寧々、加えて泉谷しげる、筧利夫、小林薫、大森南朋、朝加真由美など、ドラマからの続投キャストが勢揃い。さらに映画化が発表された際、ファンの間では大人になった原剛利の息子・剛洋役の出演に関して注目が集まっていたが、2006年の第2シリーズ以降、芸能界を引退していた富岡涼が、この映画のためだけに役者復帰。再びコトーの世界に戻り、物語のカギを握る「剛洋」の姿に注目となる。吉岡と中江監督が映画化にあたってゆずれなかった「もう1度このメンバーで『Dr.コトー』を作りたい」という言葉の通り、ドラマ第1シリーズからコトーにとって島のかけがえのない家族を演じてきたレギュラーキャストたちが再結集となった。公開されたビジュアルは、コトーと彩佳がふたりで診療所前に佇む、優しい雰囲気がどこか懐かしさも感じさせるもの。ドラマ第2シーズンの最終回で、コトーが乳がんを患った彩佳の手術を成功させたものの、それ以降のふたりの関係については描かれていなかった。今回の映画ではそんなコトーと彩佳が結婚し、さらに彩佳は妊娠7カ月であることが明らかに。“変わらない”あの頃の志木那島の人々、そして「夫婦」という形に“変わった”コトーと彩佳。年月を経て描かれる『Dr.コトー診療所』の“今”、どんな物語が紡がれていくのか、映画の完成と公開に引き続き期待しよう。キャスト コメント<柴咲コウ・コメント>何十年も前にチームだった人が多い現場なので、あうんの呼吸のような安心感がありました。撮影しながら昔のこともどんどん思い出して、思い出話に花を咲かせながら、「今」を紡いでる「Dr.コトー診療所」を撮っていました。16年間の平穏な暮らしがどこかに感じられたらいいなと思いながら撮影に臨んだのですが、吉岡さんの姿を見たら、自然体でコトー先生の空気をまとっていて、そんな吉岡さんの前にいると、自然と自分も彩佳になることができました。ちなみに与那国島での撮影は、土地柄、虫が良く出るのですが、宿で私の苦手な虫が出た時に吉岡さんが、それをとってくれて、そういう何気ないことでも家族っぽくなるんだなぁと。こうやって助けて頂きながら島暮らしをしているのが、思い返せば、昔もそうだったなと思い出しながら撮影していました。今回の『Dr.コト-診療所』は、ドラマもそうでしたが、日常や病気によって訪れる非日常、そこから生まれる感情をすごく丁寧に描いている作品なので、医療ものというよりはヒューマンドラマだと思いますし、人の心の機微や、人との繋がりが、どれほど大切なのかを改めて感じさせてくれる作品になると思います。<時任三郎・コメント>第1シーズンで、船酔いした息子タケヒロに向かって「漁師の息子が、情けねえ」と言っていた父タケトシ。それを演じていた自分が一番船に弱かったということを思い出しました(笑)。大人になったタケヒロと久しぶりの親子再会、どんな展開になるのかご期待下さい。<大塚寧々・コメント>今回16年ぶりに撮影でしたが、与那国の空港に降り立って、あの空気を吸い込んだ瞬間に、ああ〜島に帰ってきたと思いました。診療所もそのままで、なんだかずっと島で生活していたような不思議な気持ちでした。子供達は成長して大人になっていてびっくりしました。スタッフやキャストのみなさんと会って、一瞬にして時がそのまま流れていたような感覚になったのが、とても嬉しかったです。まるで、久しぶりに親戚一同が揃った!みたいな感じでした。その雰囲気が映像にも写し出されていればと思います。<泉谷しげる・コメント>みんなもっと老けていると思ったが、いやいやぜんぜ〜ん変わってなかったから驚いたねー!今回オリジナルメンバーでやれたのが全くもって良かった。最初この話しが来た時、「早く撮らないと歳取ったのが死んでしまうから早くしないとダメだぞー」と言ったけど、前より若くなってらーっていう人もいて(笑)。シゲは、勝手に島民の世話をして勝手にリーダーシップとる人なんだが、ありがた迷惑的なキャラが好きで、生き生きしてるね!例えばだが、誰かが怪我して深刻な場面でも「あの野郎もう死んじまったかー」みたいなこと言っちまうところが大好きだね!まー観客の皆さんに喜んで貰える事が俺達の使命だから、本当に楽しんで貰う事が、何より願いだね!<筧利夫・コメント>永く役者をやっていると時々とんでもない事が起こります。私は変わりました。みんな変わりました。だって16年たってるんですもの。でも衣装着て診療所に行ったら…同じになっちゃうんですよ(笑)手術台に行ったら手伝ってるんですよ(笑)。嬉しくなっちゃいます!もうファンタジーを飛び越えた機械を通していないCGですよ。ウキウキするでしょ?これは観ないといけませんね。Dr.コトー診療所でお待ちしております。<小林薫・コメント>2年くらい前だったかな、皆さんも同じだったと思うけど、中江監督から、コトーの映画化の話があるンだけど、その時は出演してくれる?って云われて、ふたつ返事で、そりゃあもちろん出ます出ますと答えてました。なんだろうこの気分は、久しぶりに同じスタッフ、キャストの皆と一緒に仕事が出来る。島にももう一度行くことが出来るかもってのもあったかも知れないが、16年経っての作品化はコトーにそういう生命力があったってことで、改めて、そう云う作品に関わることが出来た喜びみたいなのがあったンだなあと思っています。<朝加真由美・コメント>この歳になると「ありがとう」と言う言葉が身に染みます。コトー再開の話しを頂いて思わず「ありがとう!」って空を見上げました。撮影初日与那国では「そうそうこの日差し!」「目が開けられない!」監督はじめスタッフ皆様の笑顔!「嬉しい!」現場に行けばコトー先生が居て、星野家があって、そこに行けば星野昌代として居られました。16年前には撮影がハードで早く帰りたいなんて思ったりもしたのに(笑)。なんと1日でも永く居たい場所になっていました。Dr.コトー診療所、「ありがとう!」<大森南朋・コメント>撮影前は久しぶり過ぎて、気持ちがわさわさしておりましたが、現場に入ったら一瞬で16年前に戻りました。皆様がお元気そうでなによりでした。16年ぶりに帰ってきた『Dr.コトー診療所』楽しみにしてください。<富岡涼・コメント>監督から映画化のお話と「参加しないか」と言われて、考えたこともなかったので驚いたのと、役者を辞めてから時間も経っていたので、かなり悩んだのですが、監督から声を掛けていただけたことがすごく嬉しくて「自分のできることを精一杯やってみよう」という思いで参加しました。島で吉岡さんや監督と話しながら過ごすうちに、だんだん昔、タケヒロがドラマの中で体験していたことを鮮明に思い出して気持ちがどんどん強まったので、自分の中にまだタケヒロが残ってたんだなと感じました。皆さんに久々にお会いする時はかなり緊張していたのですが、「あ!タケヒロ」みたいな感じで声かけていただいて…。本当に島のみんなの中に久しぶりに帰ってきたような、里帰りしたような感覚で、あたたかく迎え入れていただけたことが嬉しかったです。『Dr.コトー診療所』12月16日(金)公開
2022年08月26日今年7月に音楽活動20周年を迎えた柴咲コウが、8月4日(木) に東京・ビルボードライブ東京にて、ファンに向けて感謝を伝えるバースデーライブ『KO SHIBASAKI Birthday Party 2022「HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~」』を開催した。1日2公演で、1st Setはメンバーシップ「KO CLASS」会員限定となっており、2nd Stageはチケットの一般販売に加え、U-NEXTでの独占生配信も行われた。俳優、歌手、アーティストとしての活動に留まらず、近年は地球環境に配慮した衣類や化粧品のプロデュースなども行っている柴咲コウ。有観客でのワンマンライブは、2019年5月にファッションと環境をテーマに行った、歌と芝居で織り成す全国コンサートツアー『EARTH THE KO』以来(FC限定では、2019年8月にBIRTHDAY PARTY『GOURMET THE KO』をENEKO軽井沢にて開催)、実に3年ぶりで、アーティストデビュー20周年のアニバーサリーイヤーの幕開けを飾るライブということもあり、大きな注目を集めていた。オープニングを彩ったのは、ひぐらしの鳴き声と優美かつダイナミックな箏(こと)の演奏。続けて、星が瞬く夜空のような長羽織を身に纏った柴咲コウがステージに上がると、本格的にライブがスタートした。黒幕に月が浮かぶ中で、2005年12月にリリースされた2ndアルバム『ひとりあそび』の収録曲で、闇夜に満月を待ちわびる「漆黒、十五夜」を身体全体を使って表情豊かに歌い上げた彼女は、「ようこそお越しくださいました。素敵な場所で歌を唄えることをとても嬉しく思っています。みなさん、思い思いにゆっくりとお過ごしください」と穏やかな表情で挨拶した。その後も、自身が主演を務めた大河ドラマ『おんな城主 直虎』で、一人の役を1年間演じた経験を満たされた月夜である十六夜に重ねた「いざよい」、2003年に公開された映画『黄泉がえり』の主題歌で、RUI名義でリリースして大ヒットした「月のしずく」と“月”をモチーフにしたバラードを情感豊かに歌唱。MCでは、「しっとりとした月の曲が多いですし、陰と陽でいうと、陰の歌詞が多かったりするんですが」と前置きした後で、「私自身が明日、8月5日が誕生日で夏生まれ。太陽のパワーや力強さの中で生まれたというところで、皆さんが太陽のエネルギーを感じて、そこはかとなく元気になれるようなコンサートにしたいという思いで、このタイトルをつけました」と、「陽の巫女の宴」というライブタイトルについて解説。さらに、「私にとって歌詞や言葉を紡ぐこと、歌うことは“祈り”に近いものがあります。和の世界観が好きということもあり、恐れ多いのですが、祈りや願いを込めて歌うという思いで“巫女の宴”と名付けました」と明かし、「それぞれの心に届いて、豊かな気持ちになってもらえたらいいな。もしも傷があるんだったら、癒やされてほしいなという思いで歌っております」と語ると、満員の客席からは、彼女の祈りの歌が心にまっすぐに届いてることを伝えるかのような温かい拍手が湧き上がった。さらに、近年の多岐にわたる活動について振り返り、「体は1つですが、やりたいことはたくさんあって。一生は一回きり。この魂とこの身体でここにいるのは1回きりなので、後悔のないように生きたいと思って、いろいろと挑戦しています。もがきながら、楽しみながら、日々を過ごしています。できれば、そうやって蒔いた種が、点ではなく線となって、輪っかになって、みんなの心とも繋がっていけばいいなと思っています。その中に音楽活動もあって、できる限りコンサートを開いて、皆さんの目の前で歌を、思いを届けていきたいなと思っています」と音楽活動への強い意欲を示した。ここで、彼女は何も言わずに、8月5日の誕生花であるひまわりを花瓶に刺した。1stセットでは3本、2ndセットでは11本。前者の花言葉は「愛の告白」で、後者は「最愛」。1stセットでは、MuseK名義でリリースした英語詞の世界デビューシングル「Blessing」の日本語バージョンで愛を歌い上げ、観客一人一人の顔を見つめながら<ずっと育てていこうみんなで>というメッセージを届け、2002年7月にリリースされた記念すべきデビューシングル「Trust my feelings」はアグレッシヴにパフォーマンス。2ndセットでは、ドラマ『ガリレオ』の劇場版『容疑者Xの献身』の主題歌として福山雅治が作詞作曲、プロデュースを手掛けたKOH+名義の「最愛」で、ピアノとウッドベースの弦弾きによる美しく物悲しい調べにのせて、<おなじ月の下で/おなじ涙を流した>あなたへの無償の愛を切々と歌い上げて、観客の涙を誘い、竹内結子主演のドラマ『ストロベリーナイト』の主題歌「EUPHORIA」は激しく強い歌唱を見せた後、「一聴すると攻撃的ではあるんですけど、実は赦しの歌です。相手を許さなかった自分を確かめて、受け入れて、手放すこと。自分自身を解放して赦しあげることが大切なんじゃないかなって思います」と語った。20周年の目標は今をとことん楽しむことライブの後半に入ってからは、真っ白なレースのトップスと巫女のような緋袴風スカートに着替え、3rdシングル『眠レナイ夜ハ眠ラナイ夢ヲ』のカップリングで、来ぬ人を待ちながら月を眺め、やがて夜明けを迎える「浮雲」に続き、ドラマ『世界の中心で愛をさけぶ』の主題歌として多くの人に親しまれている「かたちあるもの」では、心の奥底から湧き上がってきたような美しくも力強い歌声を響かせた。そして、歳を重ねるごとに自分自身や楽曲が育ち、成熟し、さまざまな捉え方ができるようになったとしみじみと語りかけた彼女は、追憶をテーマにしたピアノバラード「My Perfect Blue」を歌唱。大きな愛で会場全体を包み込むように本編を締めくくった。大きな拍手を受けた柴咲がステージに戻ってくると、2ndステージでは黒幕がオープン。東京の夜景が広がる前で、過去を振り返りながらも、今、ここから力強く歩いて行くという意思を込めたロックナンバー「wish」を歌唱。1stセットでは、「私の性格はついつい、今よりもちょっと未来に行きがちだったりするんですが、今、生きていること、今、みんなと会えてること、今、楽しめてることを、全力で心で感じながら生きていきたい。それが、20周年の目標かな。今をとことん楽しむ1年を走っていきたい」と決意を表明。2ndセットでは、「ほんとに世界中でいろんなことが起こっていて。鬱々としがちなんですけど、だからこそ、人間にはエンターテインメントが必要だと尚更に思います。勇気づけられたり、元気付けられたり、力をもらう。そういうエネルギーの交換ができるライブは大事だし、たやしてはいけないなとつくづく思います。これからも長く音楽活動を続けていきたいなと思いますのでよろしくお願いします」と更なる音楽活動への意欲を表明した。そして、2011年3月の東日本大震災を受けて作った「また、うまれるころには」を通して、改めて歌を届けていくんだという意思を伝えた彼女は、「20周年のスタートということで、今日1日限りでなくて、1年中、何か面白いことをやっていきたいな思います」と約束し、笑顔でステージを後にした。なお、8月12日(金) にはビルボード大阪で2公演が行われ、U-NEXTで独占生配信された2nd Stageでファイナルを迎えた。大阪2nd Stageの模様はU-NEXTで8月14日(日) まで視聴する事が出来る。また、柴咲コウは、9月16日に公開される『ガリレオ』シリーズの最新作『沈黙のパレード』に出演。福山雅治とのユニットKOH+による主題歌「ヒトツボシ」を収録したEP『ヒトツボシ〜ガリレオCollection2007-2022〜』が9月14日にリリースされる。文=永堀アツオ写真=網中健太<配信情報>『KO SHIBASAKI Birthday Party 2022 HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~@ビルボードライブ大阪』2nd Stage見逃し配信:〜8月14日(日) 23:59まで視聴はこちら:<リリース情報>EP『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』2022年9月14日(水) リリース●映像付き限定盤【CD+DVD+ブックレット+三方背ケース】価格:4,400円(税込)【CD収録】※曲順未定・ヒトツボシ(映画『沈黙のパレード』主題歌)・KISSして(フジテレビ系連続ドラマ 第1シーズン『ガリレオ』主題歌)・最愛(映画『容疑者xの献身』主題歌)・恋の魔力(フジテレビ系連続ドラマ 第2シーズン『ガリレオ』主題歌)・99 -New Era Remix-(『ガリレオ』シリーズ劇中曲)・ヒトツボシ Acoustic Arrange ver.【DVD特典映像】■Music Video ※曲順未定・ヒトツボシ・KISSして・最愛・恋の魔力※新たに撮り下ろした「ヒトツボシ」のほか、「KISSして」「最愛」「恋の魔力」のデジタルリマスター映像を収録。■Live Movie・KISSして(『KANPAI JAPAN LIVE 2017』ver.)・最愛(『KANPAI JAPAN LIVE 2017』ver.)※KOH⁺としては初のライブ作品となる、『KANPAI JAPAN LIVE 2017@東京ドーム』での貴重なライブパフォーマンス映像を収録。■Making Movie・Recording Making & Interview・Art Work Making・Music Video Making※「ヒトツボシ」レコーディング時のメイキング&インタビュー映像のほか、アートワーク&ミュージックビデオのメイキング映像を収録。●フォトブック付き限定盤【CD+ブックレット+三方背ケース+フォトブック+フォトカード】価格:3,700円(税込)『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』フォトブック付き限定盤ジャケット【CD収録】※曲順未定・ヒトツボシ(映画『沈黙のパレード』主題歌)・KISSして(フジテレビ系連続ドラマ 第1シーズン『ガリレオ』主題歌)・最愛(映画『容疑者xの献身』主題歌)・恋の魔力(フジテレビ系連続ドラマ 第2シーズン『ガリレオ』主題歌)・99 -New Era Remix-(『ガリレオ』シリーズ劇中曲)・ヒトツボシ Acoustic Arrange ver.【特典アイテム】・フォトブック(24P)・フォトカード(歌詞朗読作品「Dramatical Lyric Reading 〜ヒトツボシ〜」付き)※「ヒトツボシ」アートワークの世界が、数々の写真と共に表現された「フォトブック(全24P)」「フォトカード」を付属。※フォトカード裏面に掲載されているQRコードをスマートフォンで読み込むと、福山と柴咲による歌詞朗読作品「Dramatical Lyric Reading 〜ヒトツボシ〜」が鑑賞可能。●通常盤【CD Only】価格:2,500円(税込)『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』通常盤ジャケット【CD収録】※曲順未定・ヒトツボシ(映画『沈黙のパレード』主題歌)・KISSして(フジテレビ系連続ドラマ 第1シーズン『ガリレオ』主題歌)・最愛(映画『容疑者xの献身』主題歌)・恋の魔力(フジテレビ系連続ドラマ 第2シーズン『ガリレオ』主題歌)・99 -New Era Remix-(『ガリレオ』シリーズ劇中曲)・ヒトツボシ Acoustic Arrange ver.●FUKUYAMA MASAHARU オフィシャルファンクラブ限定「BROS.」盤【CD+DVD+三方背ケース+フォトブック+フォトカード】 ※数量生産限定価格:4,400円(税込)予約受付期間:8月5日(金)18:00~8月15日(月) 23:59先行予約特典:オリジナルポストカード(5枚)※上記受付期間にご予約いただいたオフィシャルファンクラブ会員の方全員に、【早期予約特典】として「オリジナルポストカード(5枚)」が付属されます。■注意事項・本作品は福山雅治オフィシャルファンクラブ「BROS.」「BROS.+(WORLD FAN CLUB)」「福山雅治モバイル(Fモバ)」会員の方のみご購入いただけます。・ファンクラブ限定「BROS.」盤はアーティストオンラインショップ「アスマート」のみでの取り扱いとなります。・数量限定生産につき、ご予約の受付期間を設けさせていただいております。・受付締切間際はアクセスが集中する場合もございますので、お時間に余裕を持ってご予約ください。・クレジット決済のみとなります。【CD収録】※曲順未定・ヒトツボシ(映画『沈黙のパレード』主題歌)・KISSして(フジテレビ系連続ドラマ 第1シーズン『ガリレオ』主題歌)・最愛(映画『容疑者xの献身』主題歌)・恋の魔力(フジテレビ系連続ドラマ 第2シーズン『ガリレオ』主題歌)・99 -New Era Remix-(『ガリレオ』シリーズ劇中曲)・ヒトツボシ Acoustic Arrange ver.・vs. ~知覚と快楽の螺旋~(guitar×piano ver.)-Bonus Track-【DVD特典映像】■Live Movie ※曲順未定・ヒトツボシ(『お前と密会 2022』ver.)・KISSして(『WE’RE BROS. TOUR 2022 “光” -HIKARI-』ver.)・vs.2022 〜知覚と快楽の螺旋〜(『WE’RE BROS. TOUR 2021-2022 “Promise for the Future”』ver.)・最愛(『WE’RE BROS. TOUR 2021-2022 “Promise for the Future”』ver.)・恋の魔力(『WE’RE BROS. TOUR 2014 HUMAN』ver.)・覚醒モーメント(『福山☆冬の大感謝祭 其の十一』ver.)※『お前と密会 2022』で披露された「ヒトツボシ」、『WE’RE BROS. TOUR 2022 “光” -HIKARI-』で披露された「KISSして」、『WE’RE BROS. TOUR 2021-2022 “Promise for the Future”』での「vs.2022 〜知覚と快楽の螺旋〜」「最愛」の最新ライブ映像のほか、2011年以降に披露された「恋の魔力」「覚醒モーメント」のライブ映像を収録。【特典アイテム】・フォトブック(24P)・フォトカード(歌詞朗読作品「Dramatical Lyric Reading 〜最愛〜」付き)※「ヒトツボシ」アートワークの世界が、数々の写真と共に表現された「フォトブック(全24P)」「フォトカード」を付属。※フォトカード裏面に掲載されているQRコードをスマートフォンで読み込むと、福山と柴咲による歌詞朗読作品「Dramatical Lyric Reading 〜最愛〜」が鑑賞可能。【予約購入者特典】■A!SMART(アスマート)オリジナル特典:A5クリアファイル■Amazon.co.jpオリジナル特典:メガジャケ(24×24cm)■楽天ブックスオリジナル特典:コルクコースター■TSUTAYA RECORDS 全国各店/TSUTAYA オンラインショッピングオリジナル特典:A2ポスター■タワーレコード 全国各店 / タワーレコードオンラインオリジナル特典:ジャケットステッカー■UNIVERSAL MUSIC STOREおよび上記以外の店舗・オンラインショップ共通特典:ポストカード『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』特設サイト:映画『沈黙のパレード』特設サイト:関連リンク柴咲コウ オフィシャルサイト / オフィシャルファンクラブ “KO CLASS”柴咲コウ YouTube「レトロワグラースch.」
2022年08月13日女優の柴咲コウが「山の日」の前日にあたる8月10日、都内で実施されたマムート160周年記念プロジェクト「山の日特別授業~氷河のある世界のために~」の記者発表会に出席。イベントに同席した小学5~6年生のボーイスカウト23人に感心し、「私もすっかり大人ですけど、子供心を忘れずに興味あるものをずっと追いかけ続けたいです」と述べた。イベントでは、マムート 「山の日特別授業~氷河のある世界のために~」も開催。同プロジェクトのアンバサダーを務める柴咲と小学生23人が参加し、山や氷河のことを学んだ。約1700年前の北アルプス「立山」に現存する氷河の「氷塊」もお披露目された。柴咲は「皆さんはどういうきっかけでボーイスカウトになったんですか?」と小学生たちに興味津々。続けて「自分がやってみたいと思ったからやってみた、と。その気持ちがすごく素敵。自分が『楽しそうだな』『ワクワクするな』『やってみよう』となる能動的な、自ら学んでみよう、楽しんでみようという心はすごくすばらしい」と賞賛。「興味がわいたらどんどん学んでいけると思う。その心をなくさずに、ぜひ色んなことに挑戦してほしいです。私もすっかり大人ですけど、子供心を忘れずに興味あるものをずっと追いかけ続けたいです」と真剣な眼差しを送った。また柴咲は、同授業内で氷塊に急接近。氷塊から漏れる1700年前の空気がパチパチ鳴る音に耳を澄まし、「感慨深いものがありますね。1700年ぶりのこんにちは、ですね。不思議です」と太古のロマンに思いを馳せた。授業後には「自分で見て触れる体験が伴うものは忘れない。どうして重要なんだっけ? というとことも覚えていられる。色んな貴重な体験をさせてもらった」と述べた。芸能界でいち早くSDGsなど環境保全に目を向けてきた柴咲。「私も東京で生活して、お仕事をしている。非日常が自然だったり山遊び、川遊びだったりする。その非日常を保つために必要なことが、別の日常を送っていると忘れがち。今まであるものを守り続けることは大切なことで、やっていかないといけない。ある意味、守ることはクリエイティブなこと。私たちの生活に合った生活をして、(環境などを)進化させると何か弊害も出る。それをないがしろにしてしまうと、今まであったものが崩れかねない。だからそこで工夫をする、守ることはクリエイティブなこと」と熱弁した。イベント終わりには、映画『天間荘の三姉妹』(10月28日公開)で共演した大島優子の妊娠報道に関するコメントを求められ、笑顔で拍手して応じた。マムートは、1862年にスイスで誕生した総合マウンテンブランド。イベント内では、8月9日にスイス本社からリリース予定の「マムート レスポンシビリティレポート(CSR レポート)」 の内容などを公表した。
2022年08月10日9年振りの『ガリレオ』シリーズの再始動とともに、福山雅治が作詞・作曲・プロデュースを手がけ、柴咲コウがボーカルを担当するユニットKOH⁺の最新EP『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』が9月14日(水) にリリースされることが決定した。今作は、9月16日(金) 公開の映画『沈黙のパレード』主題歌である新曲「ヒトツボシ」をリード曲に、これまで15年にわたり発表してきたガリレオ楽曲に最新マスタリングを実施し収録。「KISSして」(フジテレビ系連続ドラマ第1シーズン『ガリレオ』主題歌)、「最愛」(映画『容疑者xの献身』主題歌)、「恋の魔力」(フジテレビ系連続ドラマ 第2シーズン『ガリレオ』主題歌)のほか、柴咲のコーラスパートを追加して福山の声も楽器として新たにレコーディングし、2022年の最新サウンドにリミックスされた「99 -New Era Remix-」(『ガリレオ』シリーズ劇中曲)、そして柴咲のヴォーカル、井上鑑のピアノと福山のアコースティックギター、そこに新たにレコーディングされたガットギターフレーズが郷愁を誘う「ヒトツボシ Acoustic Arrange ver.」の全6曲が収録される。EP『ヒトツボシ』は、映像付き限定盤、フォトブック付き限定盤、FUKUYAMA MASAHARU オフィシャルファンクラブ限定「BROS.」盤、通常盤の4形態でリリース。映像付き限定盤には、ミュージックビデオ集として、新たに撮り下ろした「ヒトツボシ」のほか、「KISSして」「最愛」「恋の魔力」のデジタルリマスター映像を収録。またKOH⁺としては結成以来初のライブとなる『KANPAI JAPAN LIVE 2017@東京ドーム』での「KISSして」「最愛」のライブパフォーマンス映像を初作品化。さらに、新曲「ヒトツボシ」のレコーディング時のメイキング&インタビュー映像、「ヒトツボシ」のアートワーク&MVのメイキング映像を収録する。フォトブック付き限定盤には、アーティスト・とんだ林蘭による「ヒトツボシ」アートワークの世界を数々の写真と共に表現した「フォトブック(全24P)」と「フォトカード」が付属。カードは、裏面に掲載されているQRコードをスマートフォンで読み込むと、福山と柴咲による歌詞朗読作品「Dramatical Lyric Reading 〜ヒトツボシ〜」を鑑賞することができる。FUKUYAMA MASAHARU オフィシャルファンクラブ限定「BROS.」盤には追加楽曲として、井上鑑のピアノと小倉博和のギターによる「vs. ~知覚と快楽の螺旋~(guitar×piano ver.)」の最新リマスタリング音源をボーナストラックとして収録。映像では、福山雅治によるKOH⁺セルフカヴァーライブ映像集として、『お前と密会 2022』で披露された「ヒトツボシ」、『WE’RE BROS. TOUR 2022 “光” -HIKARI-』での「KISSして」、『WE’RE BROS. TOUR 2021-2022“Promise for the Future”』での「vs.2022 〜知覚と快楽の螺旋〜」「最愛」の最新ライブ映像のほか、『WE’RE BROS. TOUR 2014 HUMAN』での「恋の魔力」、『福山☆冬の大感謝祭 其の十一』での「覚醒モーメント」の全6曲のパフォーマンスが収められる。そのほか、各楽曲のライブ写真を集めた「フォトブック(全24P)」と歌詞朗読作品付きフォトカードが付属する。<リリース情報>EP『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』2022年9月14日(水) リリース●映像付き限定盤【CD+DVD+ブックレット+三方背ケース】価格:4,400円(税込)【CD収録】※曲順未定・ヒトツボシ(映画『沈黙のパレード』主題歌)・KISSして(フジテレビ系連続ドラマ 第1シーズン『ガリレオ』主題歌)・最愛(映画『容疑者xの献身』主題歌)・恋の魔力(フジテレビ系連続ドラマ 第2シーズン『ガリレオ』主題歌)・99 -New Era Remix-(『ガリレオ』シリーズ劇中曲)・ヒトツボシ Acoustic Arrange ver.【DVD特典映像】■Music Video ※曲順未定・ヒトツボシ・KISSして・最愛・恋の魔力※新たに撮り下ろした「ヒトツボシ」のほか、「KISSして」「最愛」「恋の魔力」のデジタルリマスター映像を収録。■Live Movie・KISSして(『KANPAI JAPAN LIVE 2017』ver.)・最愛(『KANPAI JAPAN LIVE 2017』ver.)※KOH⁺としては初のライブ作品となる、『KANPAI JAPAN LIVE 2017@東京ドーム』での貴重なライブパフォーマンス映像を収録。■Making Movie・Recording Making & Interview・Art Work Making・Music Video Making※「ヒトツボシ」レコーディング時のメイキング&インタビュー映像のほか、アートワーク&ミュージックビデオのメイキング映像を収録。●フォトブック付き限定盤【CD+ブックレット+三方背ケース+フォトブック+フォトカード】価格:3,700円(税込)『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』フォトブック付き限定盤ジャケット【CD収録】※曲順未定・ヒトツボシ(映画『沈黙のパレード』主題歌)・KISSして(フジテレビ系連続ドラマ 第1シーズン『ガリレオ』主題歌)・最愛(映画『容疑者xの献身』主題歌)・恋の魔力(フジテレビ系連続ドラマ 第2シーズン『ガリレオ』主題歌)・99 -New Era Remix-(『ガリレオ』シリーズ劇中曲)・ヒトツボシ Acoustic Arrange ver.【特典アイテム】・フォトブック(24P)・フォトカード(歌詞朗読作品「Dramatical Lyric Reading 〜ヒトツボシ〜」付き)※「ヒトツボシ」アートワークの世界が、数々の写真と共に表現された「フォトブック(全24P)」「フォトカード」を付属。※フォトカード裏面に掲載されているQRコードをスマートフォンで読み込むと、福山と柴咲による歌詞朗読作品「Dramatical Lyric Reading 〜ヒトツボシ〜」が鑑賞可能。●通常盤【CD Only】価格:2,500円(税込)『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』通常盤ジャケット【CD収録】※曲順未定・ヒトツボシ(映画『沈黙のパレード』主題歌)・KISSして(フジテレビ系連続ドラマ 第1シーズン『ガリレオ』主題歌)・最愛(映画『容疑者xの献身』主題歌)・恋の魔力(フジテレビ系連続ドラマ 第2シーズン『ガリレオ』主題歌)・99 -New Era Remix-(『ガリレオ』シリーズ劇中曲)・ヒトツボシ Acoustic Arrange ver.●FUKUYAMA MASAHARU オフィシャルファンクラブ限定「BROS.」盤【CD+DVD+三方背ケース+フォトブック+フォトカード】 ※数量生産限定価格:4,400円(税込)予約受付期間:8月5日(金)18:00~8月15日(月) 23:59先行予約特典:オリジナルポストカード(5枚)※上記受付期間にご予約いただいたオフィシャルファンクラブ会員の方全員に、【早期予約特典】として「オリジナルポストカード(5枚)」が付属されます。■注意事項・本作品は福山雅治オフィシャルファンクラブ「BROS.」「BROS.+(WORLD FAN CLUB)」「福山雅治モバイル(Fモバ)」会員の方のみご購入いただけます。・ファンクラブ限定「BROS.」盤はアーティストオンラインショップ「アスマート」のみでの取り扱いとなります。・数量限定生産につき、ご予約の受付期間を設けさせていただいております。・受付締切間際はアクセスが集中する場合もございますので、お時間に余裕を持ってご予約ください。・クレジット決済のみとなります。【CD収録】※曲順未定・ヒトツボシ(映画『沈黙のパレード』主題歌)・KISSして(フジテレビ系連続ドラマ 第1シーズン『ガリレオ』主題歌)・最愛(映画『容疑者xの献身』主題歌)・恋の魔力(フジテレビ系連続ドラマ 第2シーズン『ガリレオ』主題歌)・99 -New Era Remix-(『ガリレオ』シリーズ劇中曲)・ヒトツボシ Acoustic Arrange ver.・vs. ~知覚と快楽の螺旋~(guitar×piano ver.)-Bonus Track-【DVD特典映像】■Live Movie ※曲順未定・ヒトツボシ(『お前と密会 2022』ver.)・KISSして(『WE’RE BROS. TOUR 2022 “光” -HIKARI-』ver.)・vs.2022 〜知覚と快楽の螺旋〜(『WE’RE BROS. TOUR 2021-2022 “Promise for the Future”』ver.)・最愛(『WE’RE BROS. TOUR 2021-2022 “Promise for the Future”』ver.)・恋の魔力(『WE’RE BROS. TOUR 2014 HUMAN』ver.)・覚醒モーメント(『福山☆冬の大感謝祭 其の十一』ver.)※『お前と密会 2022』で披露された「ヒトツボシ」、『WE’RE BROS. TOUR 2022 “光” -HIKARI-』で披露された「KISSして」、『WE’RE BROS. TOUR 2021-2022 “Promise for the Future”』での「vs.2022 〜知覚と快楽の螺旋〜」「最愛」の最新ライブ映像のほか、2011年以降に披露された「恋の魔力」「覚醒モーメント」のライブ映像を収録。【特典アイテム】・フォトブック(24P)・フォトカード(歌詞朗読作品「Dramatical Lyric Reading 〜最愛〜」付き)※「ヒトツボシ」アートワークの世界が、数々の写真と共に表現された「フォトブック(全24P)」「フォトカード」を付属。※フォトカード裏面に掲載されているQRコードをスマートフォンで読み込むと、福山と柴咲による歌詞朗読作品「Dramatical Lyric Reading 〜最愛〜」が鑑賞可能。【予約購入者特典】■A!SMART(アスマート)オリジナル特典:A5クリアファイル■Amazon.co.jpオリジナル特典:メガジャケ(24×24cm)■楽天ブックスオリジナル特典:コルクコースター■TSUTAYA RECORDS 全国各店/TSUTAYA オンラインショッピングオリジナル特典:A2ポスター■タワーレコード 全国各店 / タワーレコードオンラインオリジナル特典:ジャケットステッカー■UNIVERSAL MUSIC STOREおよび上記以外の店舗・オンラインショップ共通特典:ポストカード『ヒトツボシ ~ガリレオ Collection 2007-2022~』特設サイト:
2022年08月06日サスティナブルコスメって何?出典:byBirth最近「サスティナブル」というワードを聞くことが増えました。それは、美容の世界でも注目されており、アイテム選びにおいて重要な要素の一つとなっています。自分が綺麗になるだけの時代は終わって、「環境も美しく」が当たり前となりつつあるのです。美容業界でのサスティナブルな取り組みには、そもそもどのようなものがあるのでしょうか?「サスティナブル」とは、「持続可能な」という意味があり、SDGsから注目が高まり各種企業がそのテーマに沿った取り組みをしています。具体的には、プラスチックの利用を減らした容器や再生紙を使ったパッケージ、使い終わった容器の回収、さらには資源を守るための寄付をしている会社もあります。サスティナブルで注目!『HAFURI-ME(ハフリメ)』とは?この投稿をInstagramで見る HAFURI-ME(ハフリメ)(@hafuri_me_official)がシェアした投稿 『ハフリメ』とは、女優の柴咲コウさんがプロデュースしているブランドです。デビューしたのは2021年11月。持続可能な美しさを叶えていくには健康的であることを重視し、未来の美しさを願い行動することを掲げています。この美しさの中には自分自身だけでなく、動物や環境への配慮も含まれており、天然由来の成分と国内原料にこだわった製品作りを行っています。現在は3つのアイテムを販売しています。この3つは単品でも組み合わせても使え、さらには顔だけでなく、身体や髪など全身に使えるマルチユースのアイテムになっています。HAFURI-MEのアイテムの詳細をチェック出典:byBirthそれぞれのアイテムを詳しく見ていきましょう。1本でエイジングケア(※)まで!「バランシング イノセンスオイル」出典:byBirth2層式のオイル美容液で、水分油分補給にぴったりです。日本由来の酒粕エキスやウメ果実水、温泉水など日本をイメージするような保湿成分が配合されています。さらには、リンゴ果実培養細胞エキス(保湿成分)も配合されており、エイジングケア(※)がこれ1本で完了するアイテムです。ハリ不足だなと感じている人や、乾燥によるくすみが気になる人におすすめです。※年齢に応じたスキンケアアイテム詳細INORI バランシング イノセンスオイル30ml8,250円(税込)スティック状が便利!「リッチ スキン アミュレット」出典:byBirthスティック状の美容液でバームタイプなので、保湿力は高め。持ち運ぶことを考えたスティック型で、ポーチや鞄で場所をとらないのも魅力。スティックタイプだからこそ、乾燥が気になる部分にピンポントに使えるというメリットがあり、ハイライト代わりにも使えるアイテムになっています。アイテム詳細INORI リッチ スキン アミュレット4.5g6,380円(税込)全身だけでなく空間にも!「モイスト メディテーション ミスト」出典:byBirthオイルインのミストは、化粧水としての役割だけでなく、フィックスミストとしても使えます。さらに、ボディや髪など顔以外にも使えて、香りを楽しむために空間に散布するのもOK。100%精油のみで作ったオリジナルの香りは、柔らかく心地よい気分にさせてくれます。アイテム詳細INORI モイスト メディテーション ミスト30ml7,700円(税込)HAFURI-MEのアイテムを使ってみた正直レビューどのアイテムも持ち運びにぴったりなサイズ感。手のひらにすっぽり収まるので、旅行などの持ち運びがあるシーンで活躍しそうです。バランシング イノセンスオイル出典:byBirthオイルは2層になっていて見た目が美しく、パッケージもシンプルでおしゃれなので、置いてあるだけでインテリアにもなります。2層が混ざり合うようにしっかりと振ってから使います。出典:byBirth混ぜ合わせた後も色が綺麗です。出典:byBirthオイルのわりにはさらっとしたテクスチャーなので、オイルの保湿力は欲しいけれどべたつきが苦手な人に合うアイテムです。さらっとしているからこそ、べたつきがちな夏も乾燥しがちな冬も季節問わず使えるオイルです。私は乾燥肌ですが、オイルのべたつきが苦手。そんな私でも使い心地がいいなと思ったアイテムです。リッチ スキン アミュレット出典:byBirthスティックバームなので、乾燥が気になった時にササッと塗れるのがよいです。とくに、年齢を重ねると目元や口元は乾燥しやすくなるので、メイク直しの際にバームで保湿することで潤いをプラスできるのは便利!体温でバームが溶けて伸び広がるので、するすると塗りやすいです。オイルよりもバームの方がしっとりとする使用感。出典:byBirth薄い膜をはったようなツヤっぽさがあるので、たしかにハイライト代わりに使えそうです。ナチュラルなツヤ感をちょっと足したいというシーンで活躍するアイテムです。モイスト メディテーション ミスト出典:byBirthスプレーの威力が強めなので肌に直接散布するよりは、手のひらに出してなじませる方が肌にやさしい印象のミスト。30代後半乾燥肌の筆者の肌だと、ミストだけでは少し物足りなさがありました。こちらはあくまでプレ化粧水の位置づけと捉えた方がよさそうです。お風呂上がりにささっと保湿して子供のお世話をするようなママさんに役立つアイテムだなという印象でした。日中の保湿や仕事後のメイク直し前のような補助的役割がぴったりな化粧水です。HAFURI-MEでサスティナブルコスメデビューしませんか?出典:byBirth自分が美しくあるだけでなく、環境へも配慮する方向へと変化しつつあります。サスティナブルな取り組みをしている会社やサスティナブルなコスメを選ぶことは、その第一歩。HAFURI-MEはそのスタートにピッタリなブランドです。末永く心地よいライフを送れるように、できることから取り組んでいきましょう。
2022年07月26日コウと療育園の思い出あれこれUpload By 丸山さとこコウは3歳のときに1年間療育園へ通っていました。きっかけは3歳児健診で「※発達障害がある可能性が高い」と告げられ、療育園へ通うようすすめられたことでした。当時住んでいた市の療育園は1ヶ所だったため、入園を希望しても空くのを待っている間に利用年齢を越えてしまうこともあると聞いていました。幸いそのときは、週1回であればすぐに春から入園できるとのことだったので、1ヶ月後に入園予定だった保育園とあわせて通うことになりました。あとから振り返ると、コウにとっても結果的に丁度よかったのではないかな?と思います。というのも、コウにとっては「のびのびできる保育園」と「少々スパルタな療育園」だったので、週5で療育園に通っていると親子で参ってしまっていたかもしれなかったのです。※現在では神経発達症と呼ばれることも増えていますが、当時の発言に沿って発達障害と表現しております。療育園でのアスレチックの時間は涙と共に…当時のコウはコミュニケーションの必要性をあまり感じていなさそうな『他者への無関心さ』があり、会話は少々できるがオウム返しも多い状態でした。運動面でも凹が目立ち、滑り台や梯子のある大型遊具はほぼ完全拒否な状態でした。「怖がりなんだな」と微笑ましく見たり勇気づけたりできるようなレベルではない全力の拒否に「これでは保育園入園後も苦労するかもしれないな」と考えていました。自宅に室内遊具を置いて少し練習したりしていたのですが、そんな状況のコウにも容赦なく降りかかるのが療育園でのアスレチックの時間!Upload By 丸山さとこ泣いても叫んでも脇を抱えられお尻を支えられてのサポートありで進んでいくアスレチックのループに、「これは…中々手ごわそうだぜ…(療育園もコウも)」と思った覚えがあります。ときには「ギャン泣きを越えてパニック入っているのでは…?」と思うほどのコウの反応にハラハラしながらも、繰り返している内に慣れるのだろうかと考え見守っていた私でしたが、さにあらず。全く慣れる気配のないコウの毎回の大騒ぎに、「このままでは大型遊具で遊ぶことができなくなるどころか、公園に入れなくなる可能性が高い」と思った私は、いろいろな公園を利用してスモールステップで遊具に慣れさせることにしました。Upload By 丸山さとこ大変だけどメリットもあり?療育園での実りある活動たち『遊具を見て固まったりギャン泣きしたりするコウを小脇に抱える日々。しまいには、パニックを避けるために公園が目に入らないよう遠回りで迂回したり、遊具施設のあるスーパーや児童館を避けたりするようにもなるのであった…』という未来予想図が見えてきた私の必死な(しかしコウにはそれを隠してジワジワ進めた)”遊具で遊ぼうトレーニング”の甲斐あってか、それとも療育園でのスパルタ修行のおかげか、あるいはその両方が効いたのか…コウは次第に遊具で遊べるようになり、卒園するころには笑顔で楽しめるまでになりました。と、ここまでのエピソードを聞くと「療育園に行くメリットはあまりなかったのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はメリットもたくさんあった1年間だったと思います。まず、コウと一緒に遊びに参加したり、集団の中で過ごす彼を見たりしたことで、保育園での参観日や発表会では見られない、よりリアルなコウの課題や変化が見られました。それにより、「目を合わせる」「人とのコミュニケーションを介して要求を叶える」「集団と同じ行動をする」「スケジュール通りに活動する(切り替えする)」などの、「コウが自然には行わず興味を示さない行動の数々」に対して促していく必要性を知りました。予告されたスケジュールに従い進行していく集団行動や、指先を使った微細運動、全身を使った粗大運動など、療育園で行われるさまざまな活動は当時のコウにとって必要なものだったと思います。Upload By 丸山さとこまた、療育園で取り組んだことは、保育園での活動の予行演習にもなっていました。初めてのことが苦手なコウにとって、保護者や支援者のサポートを受けながら時間をかけて工作やお遊戯に取り組めたことは助けになっただろうと思います。「コウ君、すごく上手にできてましたよ!」と先生が伝えてくださった工作やお遊戯のエピソードは、先に療育園で体験したことのあるものがほとんどでした。きっと、コウにとって安心や自信につながっただろうと思います。あのとき「こうだったらな」と思うことがあるとすれば…今振り返ると、コウが通っていた療育園の先生(支援者)の方々は、コウにとっては強引さが目立つ指導も多かった気がします。そのように接し方については一部疑問が残る一方、取り組んでいる内容自体は理にかなっており、コウにとって必要なものがたくさんあったと思います。熱心で根気強い接し方などから「本当に子どもたちのことを思って頑張ってくださっているのだな」と感じることもたくさんありました。コウのことを『変わった子ども』として扱わない支援者や保護者の中で過ごす時間によって癒されたこともありました。そんな先生方だったのだから、私が『コウへの支援方法や接し方』についてお願いしていたら、先生方も耳を傾けてくださったのではないかと思います。Upload By 丸山さとこ少なくとも、『なぜ強引にでも進める必要があるのか』を説明したり話し合いに応じたりはしてくださったのではないかと思うと、私にも、先生方とコミュニケーションをとる気持ち・主体的に動く姿勢があったらよかったのかもしれないな…と思います。「療育園で働く支援者の方々で、相手はプロなのだから。私は知識もなく、コウが3歳になるまで療育の必要にも気付かなかった保護者なのだから」という、どこか一歩引いた受け身な姿勢が私の中にあったのだろうな…と思えるのは、コウが中学生になった今だからなのだろうな~!とも思います。Upload By 丸山さとこそんな「プロである支援者の方々に敬意を払いつつ、もっと疑問や要望を丁寧に伝えようとすればよかったな」という思いが、コミュニケーションが苦手な私に『学校の先生と面談する勇気』を与えてくれたのかも…?と思うと、それこそが療育園に通ったことの1番のメリットだったのかもしれないな~と感じたりもする、療育園での活動の振り返りでした。執筆/丸山さとこ(監修:藤井先生より)療育園に通い続けたことで、保育園での活動の予行演習になり、できたという経験につながりましたね。地域に通園タイプの療育園がないところもありますが、通園タイプですと身辺自立の相談もしやすいと思います。支援者の方とは、互いにお子さんのサポーターとして協力していくと、家や保育園、学校での環境の整え方、接し方などを考えることができます。『先生と面談する勇気』をこれからも大切にしていってくださいね。
2022年07月21日アニメーション映画『この世界の片隅に』の製作スタッフが贈る魂の物語『天間荘の三姉妹』よりポスタービジュアルが到着。さらに、豪華追加キャストが解禁となった。現在ハリウッドを拠点に活躍する、『あずみ』『ルパン三世』、そしてジャン・レノ主演『ドアマン』の北村龍平監督が、その作風と世界観で熱狂的なフォロワーを持つ高橋ツトムの代表作「スカイハイ」のスピンオフ作品「天間荘の三姉妹」を映画化した本作。原作の高橋氏は「『スカイハイ』シリーズは死を扱うストーリーですが、描いていることは常に与えられた人生を精一杯生きるということ」と語っており、その物語の軸となる三姉妹をのん、門脇麦、大島優子が演じている。そして、今回追加キャストとして発表されたのは、映画・ドラマ界で活躍する人気、実力を兼ね備えた豪華俳優陣10名。舞台となる三ツ瀬で漁師と鮮魚店を営む魚堂家の跡取り息子・魚堂一馬役を高良健吾。天間荘の宿泊客で気難しい性格の財前玲子役に三田佳子。三姉妹の父親・小川清志役は永瀬正敏が演じる。さらに、天間荘の大女将・天間恵子に寺島しのぶ。臨死状態の魂を天間荘にいざなう天界の門番・イズコには柴咲コウを起用。そのほか、天間荘に新しい宿泊客として訪れる芦沢優那に山谷花純、三ツ瀬水族館で働くイルカのトレーナー・早乙女海斗に萩原利久、三ツ瀬水族館館長・早乙女勝造に平山浩行、一馬の父親役・魚堂源一に柳葉敏郎、天間荘の総料理長・宝来武に中村雅俊が名を連ねる。併せて解禁となったポスターは、「ひとは生きていく、いのちよりも長く。」というキャッチコピーと共にのん、門脇さん、大島優さん演じる三姉妹の姿が写し出されている。いのち、ひとの生と死、家族や近しい人たちとのつながりなど誰にとっても他人事ではないテーマを、観る者の心に問いかけるビジュアルが完成した。『天間荘の三姉妹』は10月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天間荘の三姉妹 2022年10月28日より全国にて公開©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会
2022年07月14日『ガリレオ』映画化第3弾として、9月16日(金)より公開される『沈黙のパレード』。この度、福山雅治、柴咲コウ、北村一輝らが写し出されたポスタービジュアルが公開となった。2007年、フジテレビ月9枠で放送された連続ドラマ『ガリレオ』(第1シーズン)。変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学を演じた福山雅治の見事なまでの好演が大反響を呼び、平均視聴率21.9%という異例の高視聴率を獲得。さらに、映画でもその勢いはとどまるところを知らず、映画『容疑者xの献身』は興行収入49.2億円、第2弾『真夏の方程式』は興行収入33.1億円と大ヒット。『ガリレオ』は書籍だけでなく、映像でも多くの人に愛されるシリーズ作品となり、2022年、映画化第3弾となる『沈黙のパレード』が公開される。不可思議な事件を科学的な検証と推理で見事解決していく天才物理学者・湯川学を演じるのは、先日アーティストとしてデビュー30周年のツアーを完走し、俳優としても第一線で活躍し続ける福山雅治。共演には、理論よりも直感で行動する正義感溢れる警視庁捜査一課の刑事・内海薫を柴咲コウが、湯川の大学時代の同期で内海の先輩でもある警視庁捜査一課の刑事・草薙俊平を北村一輝が演じ、9年ぶりに3人が再集結した。さらに今回事件にまつわる登場人物として、椎名桔平、檀れい、吉田羊、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、酒向芳、村上淳、岡山天音、川床明日香、出口夏希など新星からベテランまで幅広い豪華キャスト陣が『ガリレオ』の世界を彩る。公開されたポスタービジュアルには、羅列された難解な数式を背景に正面を見据える白衣姿の湯川、真っ直ぐで正義感を感じさせる眼差しの内海、神妙な面持ちの草薙の姿が。凛とした表情の中にそれぞれの想いが写し出され、彼らが揃うとたちまち『ガリレオ』の世界へと引き込まれる。さらに、「沈黙は、連鎖する―それは罪か、愛か。」というコピーと共に、物語の鍵を握る重要な人物たちの姿も。全員の思惑が複雑に絡み合い、全員が沈黙を貫く状況下で、果たして湯川は真実へたどり着くことができるのか。また、映画館には早くも湯川の白衣姿の等身大スタンディと、湯川×内海×草薙の特大バナーが登場する。等身大スタンディは疾走感溢れる『ガリレオ』に欠かせないテーマ曲「vs. 〜知覚と快楽の螺旋〜2022」と共に、湯川おなじみの「実に面白い」「さっぱり分からない」の2種類の台詞を湯川の声で聞くことができる。そして、特大バナーは、湯川・内海・草薙の顔が大きく表され、湯川には「帰還」、内海には「再会」、草薙には「真実」の文字が刻まれている。ポスター、チラシ、湯川先生等身大スタンディは7月15日(金)より、特大バナーは7月22日(金)より、全国の映画館にお目見えする予定だ。なお、ムビチケオンライン、メイジャー通販(ムビチケカード)など各種前売券は7月22日(金)14:00より発売となる。『沈黙のパレード』9月16日(金)より公開
2022年07月11日福山雅治と柴咲コウによるユニット・KOH+が9年ぶりに再始動。新曲「ヒトツボシ」が、9月16日に公開される「ガリレオ」シリーズ最新作『沈黙のパレード』の主題歌に決定した。元々「ガリレオ」連続ドラマの主題歌を制作するために結成されたKOH+。ドラマ第1シーズンの主題歌「KISSして」をはじめ、映画『容疑者xの献身』では「最愛」、連続ドラマ第2シーズンでは「恋の魔力」と、物語に寄り添った楽曲を提供し続けてきた。今回「ガリレオ」シリーズの新作で、湯川学×内海薫のコンビ復活にあたり「主題歌もまたKOH+しかない!」と映画プロデューサーから福山と柴咲に改めて提案したところ、両者ともそれを快諾。今回も同映画のために福山がプロデュースと作詞作曲、柴咲がボーカルを担当した。先日行われたレコーディングでは、曲に手を加えて調整しディレクションする福山と、情感を込めて歌い出す柴咲の姿があり、柴咲の歌声と表現をイメージして作ったという同曲に彼女の歌声が入ると、とても良かったと満足そうに福山は笑っていたという。そんな2人の共同作業によって生まれた「ヒトツボシ」は、シンプルなサウンドの中で柴咲の切なくも優しい歌声が際立つ、深く心に響くバラード曲となっている。また、主題歌の一部を使用した最新予告映像が公開された。疾走感溢れる「ガリレオ」シリーズのテーマ曲「vs. 〜知覚と快楽の螺旋〜」に合わせて、ガリレオの帰還を感じさせる湯川×内海の軽妙な掛け合いから始まり、そこから過去に完全黙秘を続けて罪を逃れた男・蓮沼寛一と、新たに起こった事件に人生を狂わされた人々の不穏なやり取りが展開される。そして「実に面白い」という湯川おなじみセリフから、主題歌が流れると雰囲気が一変。柴咲の切なく壮大な歌声に合わせて、友人であるはずの湯川と草薙俊平の衝突、そして激昂し涙する心揺さぶる豪華キャスト陣の表情が描かれている。■福山雅治 コメント映画『沈黙のパレード』場面写真 (C)2022「沈黙のパレード」製作委員会楽曲『ヒトツボシ』はシンガー柴咲さんに当て書した一曲です。歌入れを行ってみて柴咲さんの表現が吹き込まれると、楽曲に血が流れ柴咲さんしか表現できない歌世界が現れました。劇場版ガリレオ第一弾、『容疑者xの献身』の主題歌『最愛』。その時もKOH+で担当させていただきました。その際の楽曲のテーマは、登場人物である石神の「決して報われることのない願い、その魂の鎮魂歌になれば」という思いで楽曲製作しました。今回も同様に登場人物の鎮魂歌として描きました。「いつか いつの日にか 君がわたしのこと 泣かずに思い出せるように 君の物語の邪魔しないように」「君が 誰か愛し 愛されますように本当は少し寂しいけれど…」一見すると矛盾ある感情をひとつのサビの中に共存させました。一方向の感情だけではなく相反する感情が同居して初めて本当の感情になる。KOH+の作品づくりにおいては歌詞表現はその辺りをポイントに制作しています。今回、シンガーである柴咲さんの歌声と表現力が、人間が持つ苦しみや哀しみ、どうしようもない矛盾を、深く包み込んでくれています。楽曲『ヒトツボシ』、映画をご覧になってくださる皆様の心の深いところまで届くことを願っています。■柴咲コウ コメント映画『沈黙のパレード』場面写真 (C)2022「沈黙のパレード」製作委員会KOH+はガリレオシリーズから生まれたユニット。今回新たなレコーディングの際、訪れたプロデューサーが涙し聴いてくれた。彼らはガリレオシリーズをずっと愛し制作している人たち。『沈黙のパレード』の物語と呼応するようなこの曲が、同じくこのシリーズを愛してくださってる方々の心に深く届くと良いなと思う。映画『沈黙のパレード』最新予告映像<作品情報>映画『沈黙のパレード』9月16日(金) 公開出演:福山雅治 / 柴咲コウ / 北村一輝 / 飯尾和樹 / 戸田菜穂 / 田口浩正 / 酒向芳 / 岡山天音 / 川床明日香 / 出口夏希 / 村上淳 / 吉田羊 / 檀れい / 椎名桔平関連リンク映画公式サイト:映画公式Twitter:映画公式Instagram:
2022年06月16日中学校の担任の先生と面談をしましたUpload By 丸山さとこコウが中学校に入学して1ヶ月が経ちました。早速物を忘れる・なくす・壊す…のオンパレードですが、毎日楽しく通っているようです。今のところ目立ったトラブルはありませんが、卒業した小学校の先生からのすすめもあり、先日担任の先生と二者面談をしてきました。面談にあたり、私は診断書とWISCの検査報告書をコピーして持っていきました。小学校入学時の面談の際はサポートブックを作成し持参しましたが、5年生でWISCを実施したときにいただいた検査報告書に・全体的な知的発達水準・指標得点の特徴・支援方法などの項目がA4一枚に分かりやすくまとめられていたため、今回はそちらをサポートブックの替わりとしました。いよいよ担任の先生との面談!今回の面談では、『神経発達症(発達障害)の話』ではなく『神経発達症(発達障害)がある息子コウの話』をするように心がけました。現段階で先生が神経発達症についてどのようにご理解されているのかも分かりませんし、今後の理解や対応のためには「息子は今までこうでした。最近はこのような感じです」と伝えることが必要だろうと考えたからです。Upload By 丸山さとこまた、神経発達症についての知識が深まることでコウに対する理解が深まる場合もあれば、先入観が育ってしまうこともあるだろうと考えました。WISCの結果や支援方法を見ると、コウは『今後予想される出来事のパターンとその対処法』がとても分かりやすいように見えます。「伝えるときは短く端的に」「行う作業は一つずつ」「予告をする」「環境や体調・気分の影響を受けやすい」などの項目やそれぞれの具体的な解説を読むと、『なるほど!そういうときはそうすればいいのか!』とスッキリ納得できそうです。Upload By 丸山さとこですが、『伝えるときは短く端的に』『抽象的なことよりも具体的なことのほうが分かりやすいです』とあるので「じゃあ、短く端的に、具体的に伝えよう!」とすれば上手くいくかというと、「説明が簡潔過ぎて分からない」「具体的に伝えられたけど、なぜそうするのか理解できない」と混乱することがあるのがコウなのです。Upload By 丸山さとこそのため、先生には『基本的な傾向や対処法』があることを伝えるのと同時に、『コンディションによって左右される要素も大きく、例外のパターンもあるということをお話しました。新しい学校生活の最初に面談をすることの意義このようにきっぱりと言い切れることが少ないため、先生に「結局この保護者は何を言いに来たんだろう…?」思われないだろうかと不安な気持ちがありました。ですが、先生は「あぁ、分かります」「あー、そういうことか…、ありますね」と相槌を打ちながら聞いてくださり、学校内でのコウの様子についてもいろいろと教えてくださいました。また、コウは集団生活において「掃除など役割分担のある作業を忘れる」「人の気持ちを考えずに話す」「自分のことだけに熱中して人を手助けしない」など、『道徳心が低い』とみなされる行動をとることがあります。そのため、小学校では周囲の子どもと揉めたり、大人から「道徳心を身につけましょう」と指導を受けたりすることがありました。コウとしては悪気がないため、悪意や道徳心のなさを理由として指摘され続けると、次第に自信をなくしたり周囲の人間に不信感を持ったりしていきます。小学校でも一時期周囲との軋轢や不信が目立ちましたが、先生方が「性格や悪意の有無を絡めず、ただ事実のみを指摘する」と意識してくださったおかげで、反発心や不信感を強めることなく注意や指摘を受け入れられるようになっていきました。このような、やる気や道徳心の問題と思われがちなコウの言動に関しても「今は部活動などでも、やる気や根性でどうにかしようとすることはないです」「いやー、それは…道徳の問題じゃないですね」と言っていただき、今回面談の機会をいただいて本当によかったなとホッとしました。Upload By 丸山さとこ私は、話をすることが苦手です。その中でも『意見を伝えたり、お互いの認識を理解し調整したりする会話』はかなり不得意で、今回のような面談の場ではいつも冷や汗をかきながら話をしています。ですが、卒業した小学校の担任の先生に中学校に入学したばかりの段階での面談をすすめられ、今回の二者面談をお願いすることにしました。小学1年生のときの担任の先生は「最初に(まだトラブルが起きていないときから)コウ君について教えていただいたおかげで、その後の対応をする際にとても助かりました。中学でも中学校生活の最初にお話いただいた方が、その後の対応がスムーズになりやすいと思います」と言ってくださいました。それが本当なのであれば、つたない曖昧な話であっても、学校生活の初期に面談を行うことには意義があるのだろうと思います。Upload By 丸山さとこ「6年の間に彼がとても成長した事実をお伝えください」と話してくださった小学校の先生や、具体的な事例を出しつつ丁寧にまとめた検査報告書をくださったカウンセラーの先生など、”家庭外の関り”の中でいただいた多くのものに支えられて今があることを改めて感じた、中学校初めての面談でした。執筆/丸山さとこ(監修:井上先生より)学年や学校が変わるたびに担任の先生にお子さんのことを説明するのは、大変なご苦労だと思います。丸山さんのように分かりやすい資料をつくって、見せながら説明していただくのはとてもよいと思います。支援方法はあくまで原則なので例外もあるということを伝えるのは難しいですが、お子さんのいろいろな姿を共通理解していくには大切な機会かと思います。
2022年06月06日人への指摘が目立っていた小学校低学年のコウUpload By 丸山さとこ小学校低学年ごろのコウは、クラスメイトへの指摘が多くトラブルになることがしばしばありました。ASDの特性ゆえの「相手の気持ちや空気の読めなさ」によるものなのか、ADHDの特性ゆえの「思ったことを衝動的に口にしてしまう」ことからなのか、コウが何気なく繰り出す言葉の数々は相手の心を傷つけることも多く、その度に周りからひんしゅくを買っていたようです。行き過ぎた指摘を減らせないかな?と試行錯誤していたあのころコウと話をしていると、『人の嫌がることはやめよう』というのは分かっていても、指摘することの何がいけないのかよく分からないようでした。コウが指摘したことで相手の子と口論になり、ヒートアップして喧嘩になってしまった場合、それ自体は「よくなかったな」と思うコウです。けれども、きっかけとなった自分が相手にした“指摘”そのものの問題は見えないようで、「みんなも同じように言っているのに?」と基準点の見えなさに困っているようでした。Upload By 丸山さとこ実際、学校や公園などで子どもたちの様子を見ていると、指摘することそのものは多くの子どもがやっていることのようです。盛んに指摘し合い、ときに行き過ぎて揉めたりする中で徐々に加減を覚えていくのだろうと思います。そんな風に『コミュニケーションの練習』を重ねていく子どもたちの姿を見ながら、「その『加減』の習得が難しいのがコウなんだよな~…!」と私は頭を抱えました。コウが指摘でひんしゅくを買うときは、相手に対する指摘の遠慮なさだけではなく「そういう自分はできてるのか!」という突っ込みも原因の一つになっているようだったので、そこも踏まえてコウに話すことにしました。「人の世話は、自分のことができていて余力のある人がすること。まず自分の世話を終えてからだよ。自分の口元がケチャップでベタベタな人に『口ベタベタだよ』と言われても、『いや、まず自分が拭きなよ』ってなるじゃん?」…と私が言うと、「あ~、『頭の上のハエを追え』ってことだね?」と彼はうなずきました。Upload By 丸山さとこ『頭の上のハエを追え』とは、『人の頭上のハエをとやかく言う前に、自分の頭上を飛んでいるハエを始末しなさい』という言葉を通じて『人のことをとやかく言う前に自分のことを何とかしなさい』と表していることわざです。私はコウに「自分の頭の上にハエがいるかどうか自覚が難しいなら、基本的にはやたらと人に口出ししない方がいいと思うよ」と言いました。するとコウは「それはそうだね。僕そういうの気づかないとこあるからね」とアッサリ納得してくれました。そうして、『頭の上のハエを追え』ということわざを通じて状況を理解したコウのクラスメイトへの指摘は、少しずつ減っていきました。相手への行き過ぎた指摘が始まったときも「頭の上のハエはどうなってる?」とコウに聞くと「ブンブン飛び回ってるね~」と笑って気持ちを切り替えられるようになりました。そして、癇癪を起こすことなく自分のことに専念できるようになっていきました。Upload By 丸山さとこ毒をもって毒を制す!?トラブルの種同士がぶつかって…当時(小学校低学年ごろ)のコウは辞書を読むのにはまっており、故事成語やことわざを気に入って日常の会話でもよく使っていました。『今の状況にピッタリだな』『この話はあの言葉と同じだな』という故事成語やことわざが思い浮かぶと、「これって○○だよね」「それは□□だね」などと言うのがコウのお決まりでした。そのために「またコウが難しいこと言ってる」「自分のこと頭いいって思ってない?」とクラスメイトからひんしゅくを買うこともしばしばでした。Upload By 丸山さとこそんな風にトラブルの種になることもしばしばであった故事成語やことわざが、別のトラブルの種である指摘癖を抑えることになるとは、何がどう作用するのか分からないものです。「これは『毒をもって毒を制す』っていうヤツかな?」と、思わずコウのようなことを考えてしまう私でした。執筆/丸山さとこ(監修:鈴木先生より)自閉スペクトラム症のあるお子さんは、耳よりも目からの情報が多いことが知られています。従ってお子さんに物事を伝えるには口頭だけでなく、視覚的にも訴えると伝わりやすくなります。絵を描いたり、写真を見せたりして説明すれば理解が早く進むことが多いです。今回コウくんはことわざを通して理解をしましたが、同じように理解するのは難しいというお子さんには絵カードを用いたり、図示して説明したりするとよいでしょう。
2022年05月24日険しい顔つきで、陸橋の手すりに駆け寄り、足をかけてよじ登ろうとする女性ーー。金髪のショートカットが映える彼女は、柴咲コウ(40)。放送中のドラマ『インビジブル』(TBS系)の撮影だった。「『インビジブル』は犯罪エンタテインメント。主人公は高橋一生さん(41)演じる刑事で、彼とタッグを組むミステリアスな“犯罪コーディネーター”を柴咲さんが演じています」(テレビ誌ライター)本誌が目撃したのは4月下旬。東京が夏日を記録した汗ばむ気候のなか、革ジャン姿で冒頭のアクションを何度も行っていた。スタンバイ中も会話や笑顔は一切なし。ストイックに演技に集中しているようだ。最近の柴咲は、女優業が活発。「4月に主演映画『ホリック xxxHOLiC』が封切られたばかり。9月公開の映画『沈黙のパレード』は、『ガリレオ』シリーズの映画第3弾で、同シリーズに柴咲さんが14年ぶりに復帰することでも話題です。大泉洋さん、有村架純さんと共演する映画『月の満ち欠け』も今冬公開です」(スポーツ紙記者)一方で、柴咲には社長の顔もある。’16年にアパレル事業などを展開する会社「レトロワグラース」を設立。’20年4月には、20年以上所属した芸能事務所から独立し、自らのマネージメントも自社で担当するように。「アパレル事業では、環境に配慮したサステナブル(持続可能)な製品を展開。また今年に入ってからは、柴咲さん以外のタレントも所属するなど、事業の幅を広げています」(前出・スポーツ紙記者)しかし、会社の業績はあまり芳しくないようで……。「’21年末の決算では1億6,718万円の赤字。この5年を見ても毎年赤字で、累積赤字は4億円強です」(前出・スポーツ紙記者)ただこの業績を、税理士法人・響の佐々木丈彦税理士に分析してもらうと、「必ずしも危険な状態とは言えない」という見立て。「今後、新たな資金調達ができなければ経営は厳しいと言えるでしょうが、柴咲さんの会社の場合、出資をしてくれている企業がありますから、その出資者がどう考えているかではないでしょうか。エンタメ事業は業績の変動が大きくもあり、4億という大金も想定内の“先行投資”だという可能性はあると思います。柴咲さんのネームバリューを生かして、将来的に大きな利益が出ることを見据えている可能性は大いにあります」“柴咲ブランド”を生かすためにも、女優業での活躍は重要だろう。現在、40歳。そんな二足のわらじ生活を支えるのは……。「美容、健康面では、“菌活”に取り組んでいます」(芸能関係者)菌活とは、発酵食品やきのこ類など、体にいい働きをする菌を食事に積極的に取り入れること。「昔から納豆などの発酵食品が好きでしたが、ここ数年、さらにこだわりが強くなり、キムチや味噌は手作りしているほどですよ」(前出・芸能関係者)『インビジブル』の視聴率は、1ケタ台とやや苦戦中。菌食パワーで社長業も女優業も浮上なるか。
2022年05月18日