サッカーを始めたばかりのお子さんをお持ちの保護者の中には、ボールを購入しようとしている人もいるでしょう。サッカーには様々なボールのサイズがあります。この記事では、サッカーボールのサイズについて解説します。小学生はどのサイズが適切なのか、ボールを選ぶときにはどういった点に注意すべきなのか、などについて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。ボールのサイズは年齢によって異なるサッカーボールには、1号球から5号球まで5種類のサイズがあります。しかし、1号と2号はサインボールやリフティングボールとして利用するのが一般的であり、試合で使用するのは3号球以上となります。そして、年齢に応じて使用するボールのサイズが異なるため、ボールを購入する際はお子さんの年齢を考慮する必要があるでしょう。引き続き、ボールのサイズと年齢の関係について解説します。3号球3号球は、主に幼稚園児~小学校低学年が使用するボールです。競技用のボールとして最も小さいサイズで、非常に軽いため、小さい子どもでも扱いやすくなっています。なお、規格は以下の通りです。周囲:58〜60cm直径:19cm重量:300〜320g4号球4号球は主に小学生年代で使用されるボールです。普段の練習や公式戦などでもこのサイズが使用されています。これからサッカーを始める小学生のお子さんがいる場合は4号球を購入するといいでしょう。なお、将来的には5号球を使うことになりますが、小さいうちから5号球を使用すると怪我に繋がる恐れもあるため、4号球を購入するようにしてください。なお、規格は以下の通りです。周囲:63.5〜66cm直径:20.5cm重量:350〜390g5号球5号球は、中学生以降で使用するボールです。高校や大学、社会人、プロもこの5号球を使用するため、一般的なサイズのサッカーボールというと5号球のことを指していると考えてください。なお、規格は以下の通りです。周囲:68〜70cm直径:22cm重量:410〜450gサッカーボールの選び方ここからは、サッカーボールを選ぶときのポイントについて解説します。スポーツショップに行くとたくさんのサッカーボールが置いてあります。どれも同じように見えるかもしれませんが使用目的によって違いがあるため、参考にしてみてください。使用するグラウンドを考慮サッカーボールには、大きく分けて土用と芝用があります。このボールはそれぞれ土での使用、芝での使用を想定して作られているもので、土用を芝のグラウンドで、芝用を土のグラウンドで使用すると、ボールが跳ねすぎたり逆に跳ねなかったりするので注意が必要です。なお、土用のボールは衝撃に強い素材を使用しており、固いグラウンドで使用しても傷みにくくなっています。一方の芝用は伸縮性のある素材を使用しており、跳ねやすく作られています。検定球かどうかサッカーボールの場合、サッカー協会やサッカー連盟が規定している規格を満たしているボールには「検定マーク」がつけられています。JFA検定球はJFA(日本サッカー協会)の規格を満たしているボールで、FIFA検定球はFIFA(国際サッカー連盟)の規格を満たしているボールです。JFA検定球でもFIFA検定球でも検定マークがついていれば、ボールの品質が信頼できる証拠になります。そのため、練習や試合などでも安心して利用できるでしょう。公式試合では検定球を使用することが求められているので、購入の際に検定球であることを確認しましょう。今回は、サッカーボールのサイズの概要とボールを選ぶときのポイントについて解説しました。小学生の使用するサイズは4号球です。年齢に応じてボールのサイズが定められているため、5号球を小学生のうちから使用するのは避けるようにしてください。また、ボール選びの際は、使用するグラウンドを考慮し、検定マークの入っているものを選ぶようにしましょう。
2021年01月29日職場でU‐8以下の子どもたちを指導することになったけど、自分自身はサッカー経験なし。初めてサッカーをする子たちばかりだけど、楽しんで基本が身に付くような練習はある?とお悩みのコーチよりご相談いただきました。長くサッカーを続けるためにも、サッカーに出会う時期の楽しさは大事ですよね。現在低学年や未就学児に指導されている方も池上さんのアドバイスを参考にしてください。これまでジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、この年代への指導で大事なことをお伝えします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<何をやっても楽しそうじゃない子のテンションを上げる練習を教えて<お父さんコーチからの質問>こんにちは。職場の幼稚園、小学校低学年でボランティアコーチをしています。自身はプレーの経験は無く、元2級審判員です。今は3級で現役です。これまでも何回も聞かれているかもしれませんが、サッカーが初めてのこの年代に楽しみながら基本を教えるには、どうすれば良いでしょうか?<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。メールに「サッカーが初めてのこの年代に楽しみながら基本を教えるには、どうすれば良いか?」とありますね。ご相談者様がおっしゃる「基本」とは、ボールを蹴る、運ぶ、止めるといった主には個人スキルを想像されていると想像します。しかしながら、サッカーは自分以外の仲間がいますね。その仲間とパスをつなぎながら、相手にボールを取られずシュートまでもっていく。そしてゴールを狙う。それがサッカーです。たとえ幼児だろうと、指導はそこから入ってほしいと思います。ところが、未就学児や小学校の低学年にミニゲームをしてもらうと、団子になります。特定の子どもだけがドリブルをし、他の子が追いかけて行くような場面が多く、ボールを扱う子どもが限られてしまいます。そのため、ボールを扱えるように、止める、蹴るを体験できる対面パスやコーンドリブルの時間が増えていく。そんな傾向があります。■「まだ団子サッカーで仕方がない」ではダメ先日、千葉県柏市サッカー協会からの依頼で、セミナーを開きました。その際に町のクラブの方から、団子サッカーをどう解消したらいいか?といった質問がありました。多くの方が「まだ幼稚園だから団子で仕方がない」と考えているようです。しかし、そのままにしておかないでください。そこからどうサッカーにつなげるか。指導者の方に対策を立ててほしいのです。仲間とつないでいくのが当たり前のこと。それがサッカーだという認識を持てるよう子どもを育てる必要があります。団子サッカーを卒業させようと考えた場合、子どもたちに「団子にならないようにしよう」とか「団子にならないで広がって」と指示することが少なくありません。ところが、言っても、言っても、団子になってしまう。指導者は途方に暮れます。■団子サッカー解消のためにどうすればいいかでは、どうするか。まずは、子どもたちに、自分たちがどんな状況になっているかを理解してもらいます。「いま、どんなふうになってる?」問いかけると、子どもなりの意見が出てきます。「○○君は僕の味方なのに、僕のボールを取りに来る」「人がいっぱいいるから前に行けない」2、3人だけでなく、みんなに尋ねてみてください。そういうことを認識させることが大事です。そのあとで、「なるほど。みんなそんなことを感じているんだね。じゃあ、どうしたらいいかな?」とまた問いかけます。そして、それぞれが「みんな広がってみる」とか「空いてる人にパスする」と、対策が出てきたら、「じゃあ、そこに気をつけてやってみよう」とまたミニゲームをやらせます。子どもですから、もちろんすぐに「自分で気をつける」ことはできません。が、やりながら、コーチからも、考える材料になる問いかけをします。「味方の近くにいるのと、遠くにいるのとでは、どっちが相手からボールを取られないかな?」そんなふうに話し合いながら練習を進めてください。そのとき、決して答えを言わないでほしいと思います。■手取り足取り教えることが指導ではない以前、私が日本人コーチの佐伯夕利子さんが所属するスペインのビジャレアルの5歳児たちのミニゲームの動画を見せた時のことです。幼児でもパスをつなげることを見せて、「ここまでに育てるのに2~3年かかるそうです」と話したら、参加していた方がこうおっしゃいました。「私はそんなに我慢できません」日本の指導者は、どうも早く結果がほしいようです。コーチが我慢する、しないの問題ではないことを理解してほしいものです。子どもたちにサッカーがどんなスポーツかを教えるには、前述したようにやり取りしながら理解を深めていく「時間」が必要不可欠だということをわかってもらえないでしょうか。「コーチがこんなに言ってるのに、どうして君たちはやらないの?」「やらないから上手くならないよね」そんなふうに責めたり、手取り足取りして教えることが指導だと思っていませんか?子どもたちを「一日も早くうまくしなければ」と思っていないでしょうか?何かができたら、次はこれというふうに、進み具合を大人のほうで決めて、そこに当てはめようとしてしまう。そこに追い付けない子どものことを心の中で否定したり、成長をあきらめていないでしょうか?指導に決まったマニュアルはありません。いま、目の前の子どもは上手くできないかもしれません。ただ、大人の目には見えないけれど、前述したように考えさせる指導をしていけば、子どもは日々何かを獲得するはずです。ビジャレアルの子どもたちも、そのようにしてサッカーの認知度を上げたのだと考えます。■サッカー経験がなくてもできる、子どもたちが自分で考えるようになる「問いかけ」また、「上手くなってもらうには、どんな声がけをしたらいいですか?」という質問をよく受けます。すでにお伝えしたように決まったマニュアルはないので、こう声をかければ上達する、という魔法の法則はありません。あるとすれば、いまのどう?うまくいった?というような問いかけです。子どもが自分で考え始めるきっかけになる問いかけは、別にベテランでなくても、サッカー経験者でなくても、誰でも聞けます。考え方を理解してもらえれば簡単なことです。ただし、この問いかけを続けるには、そういうことが必要であることを大人のほうがきちんと理解していなくてはいけません。ミスパスを「それはミスだね」とだれにでも言えますが、それは指導ではありません。そういったことを理解してもらわなくてはなりません。■問いかけと対話を重ねて子どもたちの視野を広げてあげるミスパスがあれば、「いま、誰にパスしようと思ったの?」と聞くことができるコーチになってください。「だってあそこに味方がいたんだもん」「右に味方がいたから」と答えれば、「じゃあ、左にいたのは見えた?」と尋ねる。そうすれば、「じゃあ、右も左も見られるといいね」となります。その次に「両方見ました」と言ってくる日が来ます。そのときは、じゃあ、その選択はどうだった?となります。対話だけをみても、その子どもが進化しているのがわかるかと思います。選ぶのはその子の権利。コーチの役目は、視野を広げてあげることなのです。池上正さんの指導を動画で見る>>■「こっちでしょ」コーチが答えを教えると、ほかの可能性を見逃す(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)「こっちでしょ」と一つの答えだけをコーチが教えてしまうと、見逃すものがいっぱい出てきます。サッカーをより楽しくするためには、どこがいいかな?と子どもがワクワクしながら考えられること。それができる環境を指導者が保証してあげることが重要です。そうすると、よりサッカーを楽しむためには、視野を広げるんだ、という結論になります。より楽しくなるよね、という考え方をもって子どもに接してください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年01月22日ルチアーノ・パヴァロッティとプラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスの3人のオペラ歌手の活動に迫ったドキュメンタリー映画『甦る三大テノール 永遠の歌声』より、本編冒頭映像が公開された。親友でもありながら最大のライバルである3人が集い“三大テノール”としての活動を始めて30年の節目となった2020年。本作『甦る三大テノール 永遠の歌声』は、17年間の軌跡、初めて明かされる世紀の競演のバックステージ秘蔵映像や、彼らを愛する人々の豪華インタビュー等で紡がれた作品となっている。リリースされた冒頭映像はパヴァロッティが自身の十八番であるプッチーニ作『誰も寝てはならぬ』を歌い上げるシーンから始まる。舞台は、三大テノールが初めて結集した1990年イタリア・カラカラ劇場で行われたサッカーワールドカップの前夜祭の特別ステージ。ホセ・カレーラスが「競演のきっかけはサッカーだった」と語るように、もともとはこのイベントのためだけに結成された“三大テノール”だったが、“パヴァロッティ、ドミンゴ 、カレーラス”というそれぞれ異なる声質と歌声を持った稀代のテノール歌手3人が声をあわせて熱唱するという姿が圧倒的な感動を呼び「数百万の新しいファンがオペラの世界に触れた」と言われるのほどのメモリアルなイベントとなる。オフショットのトレードマークでもある、スカーフを肩にかけてリラックスするパヴァロッティや、コンサート会場に集まった観客たちが最後、感動に極まりスタンディングオベーションする姿も。「圧倒的な体験だった」「あんな現象はもう2度と起こらないわ」と当時の関係者が後日その思い出を語るように、クラシック界の歴史を塗り替え、そしてオペラ人気に火をつけたと未だ語り継がれる“三大テノール”の様々な瞬間を切り取った冒頭シーンをぜひチェックしてほしい。『甦る三大テノール永遠の歌声』公開中
2021年01月15日ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスのバックステージ秘蔵映像やインタビューなどから30年前の伝説のコンサートを紡ぐドキュメンタリー映画『甦る三大テノール 永遠の歌声』。この度、“三大テノール”にとって、大いなる誤算(?)ともいえる音楽ビジネスの駆け引きを赤裸々に明かした本編映像がシネマカフェに到着した。映像は三大テノールの1人であるホセ・カレーラスが「大きなコンサートは何度も開いてきた。高視聴率のテレビ放映はあったが8億人は初めてだ」と、“三大テノール初演”後の反響ついてふり返る様子から始まる。ライバル同士でありながら、当時のサッカーワールドカップ・イタリア大会の決勝戦前夜祭としてコンサートを開催することになったのは、3人のサッカー愛、そして1987年に白血病と診断されたカレーラスが闘病の末、復活したことを歓迎するためだった。しかし、当日のコンサートの模様をイタリア放送協会(RAI)が手掛けて世界8億人が視聴、結果としてその奇跡の歌声は世界中に感動を呼び、“三大テノールコンサート”のレコードは3日間で50万枚、1か月後には300万枚、そしてクラシック界最大の1,600万枚のベストセラーとなり、その後“三大テノール”の大躍進がはじまることになる…。三大テノールの発案者であり初演舞台のプロデューサーであったマリオ・ドラティは、「数社は『歌詞が古臭い』『誰も聴かないから契約しない』」との声があったものの、「幸いにも(イギリスのレコード会社)デッカの社長がその場にいて、こう言った『全権利を今すぐ買い取ろう』」と、最初は誰もが飛び付く企画ではなかったことを打ち明ける。そして、当時のデッカの担当者も「彼らを説得した。『出演料は低く抑えて、高い印税を払う形にしたい。結果的にあなた方も儲かる』」と申し出たが、すでに著名だった“三大テノール”たちは実はその申し出に難色を示していたという。「2人は反対、とくにプラシドはかたくなで、高額契約を主張した。あそこまで成功するとは思わなかったからだ」。プラシド・ドミンゴ自身も「正直なところ大成功はまるで期待してなかった。たった1回のコンサートだ。特別な企画とはいえ まさか あそこまでとは」と彼自身予想もしなかった空前の大成功に苦笑い。「彼(ドミンゴ)が地球規模の成功に気付いたのは公演が終わる頃だ。歓声に手応えを感じてようやく分かったらしい。『印税契約にすべきだった』『あの契約書にサインしたのは愚かだった』」と、舞台裏で行われていた音楽ビジネスの駆け引きが明らかにされている。『甦る三大テノール 永遠の歌声』はBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:甦る三大テノール 永遠の歌声 2021年1月8日よりBunkamura ル・シネマほか全国にて公開
2021年01月09日ターゲットは決まった。12月14日・パリで、『ラグビーワールドカップ2023フランス大会』の組み合わせ抽選会が行われ、日本は前回準優勝のイングランド、最高位3位のアルゼンチン、オセアニア代表、アメリカ大陸第2代表と上位2枚の決勝トーナメントのキップを争うことになった。ドローイングを見届けたイングランド代表・エディー・ジョーンズヘッドコーチ、アルゼンチン代表マリオ・レデスマHCは紳士のスポーツらしく外交辞令のコメントに終始した。エディーHCが「アルゼンチンと日本は今最も成長しているチーム。おそらくここにトンガが入って来る。エキサイティングでタフなグループだ。日本と対戦すればタフな試合になる。相当な準備をしてくる相手なので、こちらも違うやり方をしなければならない。アルゼンチンはフィジカルなチーム。マリオは素晴らしい若手を育てている」と評価すれば、マリオHCも「プールDはイーブンな戦いが多くなるだろう。(同組になる可能性が高い)トンガ、アメリカかカナダのような国が『RWC』ではサプライズを起こしている。日本もそういう存在だったが、今では日本が勝っても誰も驚かない」とリスペクトの念を表した。ラグビーワールドカップ2023フランス大会の組み分け一方、『RWC2019』で時計が止まっているジェイミー・ジョセフ日本代表HCは相手どうこうよりもまず自分たちにフォーカスしたいと語った。「今年は試合ができなかった。プレーできることが大きな挑戦。ニュージーランドに勝った2チームが揃うタフなグループになった。ただまずは我々のチームをラグビーに戻すことが先決だ」世界ランキングを見るとイングランドが2位、アルゼンチンが8位、日本が10位である。ランキングが一番下の日本が今年テストマッチを開催できなかったのに対し、イングランドは『シックスネーション』3年ぶり37度目の優勝を果たすとともに、『オータムネーションズカップ』でも全勝Vをマーク。アルゼンチンも1か月前に30回目の挑戦で初めてオールブラックスに勝利する快挙を成し遂げた。地力で勝る2強がいいスタートを切ったのだ。エディーHC、マリオHCはともに自信を覗かせた。「今年の結果については非常に満足している。9勝した。我々のベストを見せられた。『シックスネーションズ』はタフな大会。挑み挑まれ、これ以上の大会はない。次の『シックスネーションズ』が楽しみだ」(エディーHC)「(ニュージーランドに1勝1敗、オーストラリアに2分の2位で)『トライネーションズ』を終えて、ハッピーだ。我々には新たな結果が出てきた」(マリオHC)(左上から時計回りで)イングランド代表エディー・ジョーンズHC、日本代表ジェイミー・ジョセフHC、アルゼンチン代表マリオ・レデスマHCドローイングから一夜明けた15日、ラグビー日本代表ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは再びオンライン会見に登場し、「まずはプール戦突破が目標。決勝トーナメントに勝ち上がってから次の目標へ移行していく。イングランド、アルゼンチンに勝てるチームを作っていかなければならない」とキッパリ。2大会連続のベスト8進出を誓った。コロナ禍での出遅れは気にしない。ジョセフHCは前だけを向いた。「2020年はラグビーのない状態。選手は十分すぎるほど休めた。我々のコントロールできないことに執着しても仕方ない。6月のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦から2023年を見据えていきたい」改めて、イングランド、アルゼンチンの分析について質問が飛ぶと、指揮官はこう答えた。「相手はセットピースが強く、体が大きく、フィジカルが強い。3年間準備する時間がある。スクラム、ラインアウトを強化していかないといけないし、ディフェンスももっともっとやっていかないといけない。相手は我々のスキを突こうとしてくる」もちろん格上相手にも気後れはない。ジョセフHCは「我々のラグビースタイルはフリーフローでスピーディでスキルフル。相手とは全く違うスタイル。向こうからしても、やりにくい相手だろう」と自信をチラリ。(写真左より)藤井雄一郎ナショナルチームディレクター、ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチ3年後を睨みつつ、まずはコロナ前の状況に戻すことが大事だと力説する。「今大事なのは選手をラグビーに戻すこと。1月には『トップリーグ』が始まる。6月にはライオンズ戦がある。すべてが『RWC』につながっているが、最初にやるべきことは元のフォームに戻すこと」HCは新戦力の台頭に期待する。「コロナでリセットした。新たな選手も入って来るだろう。『トップリーグ』でアピールしてきた選手を私たちはしっかり評価する。2016年に帝京大時代の姫野(和樹)を見たが、今も記憶に残っている。今の大学生たちが2023年のフランスのピッチに立っていても何ら不思議ではない」若手だけではない。ジョセフHCは経験値の高い主力たちに全幅の信頼を寄せる。「我々には堀江(翔太)、リーチ(マイケル)、姫野という経験がある選手がいる。松島(幸太朗)もフランス(クレルモン)で大活躍している。松島の活躍でほかの選手たちが海外でやれるという自信を持ってくれる。非常にポジティブなことだ」福岡堅樹と並びフェラーリと称された松島幸太朗(C)スエイシナオヨシ福岡堅樹が代表引退を表明したウィング(WTB)は人材発掘が急務である。「福岡は素晴らしい選手。本人の決断は尊重するが、残念。代表にとっては大きな損失だ。次の選手を見つけなければならない。ただ過去には大畑大介がいた。日本には定期的にトライゲッターが出てきている。次の大畑、次の福岡を探すことが自分の仕事だと思っている」WTBだけではない。大きく屈強なロック(LO)も探している。「セカンドロウのポジションも厚くしたい。昨年の『RWC』で思ったことはいくら準備万全でもケガ人は出て来る。日本の次の課題は選手層の厚み。テストマッチを戦える選手をどれだけ揃えられるか。ケガ人が出ても、ローテーションで戦えるだけの厚みを2023年までにつけていかなければならない」『RWC2023』の組み合わせ抽選の結果は以下の通り。【プールA】ニュージーランド(3位)、フランス(4位)、イタリア(14位)、アメリカ大陸第1代表、アフリカ第1代表【プールB】南アフリカ(1位)、アイルランド(5位)、スコットランド(7位)、アジア・パシフィックプレーオフ勝者、ヨーロッパ第1代表【プールC】ウェールズ(9位)、オーストラリア(6位)、フィジー(11位)、ヨーロッパ第2代表、最終予選勝者【プールD】イングランド(2位)、日本(10位)、アルゼンチン(8位)、オセアニア代表、アメリカ第2代表※カッコ内の数字は12月7日現在の世界ランキング。『RWC2023』は2023年9月8日に開幕し、10月21日の決勝まで全48試合が行われる。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2020年12月16日「気になる男性とLINEをして仲良くなりたい!」「でもどんな内容を送ったらいいかわからない」「頑張ってLINEを送ってみたけれどなかなか返事がこなかった」……こんな経験はありませんか?今回は男性に、気軽に返信しやすいLINEの内容やフレーズを聞いてみました。■ 「YES」「NO」で即答しやすいLINE「お悩み相談のLINEをもらったときに、『じっくりと考えてから返信しよう』と後回しにして、そのまま忘れてしまったことがあります。YES、NOをその場で返せる内容はすぐに返信するのですが……」(27歳/公務員)「職場の同僚女性からLINEでランチのお誘いが。複数人で行くということで、参加しました。それ以来、美味しいランチのお店の情報交換をしています」(26歳/マーケティング)YES、NOで答えられる単純な内容や、ストレートなお誘いLINEは返信しやすいようです。初めてお誘いLINEをするときは、仲の良い友人や同僚を加えて、複数人でセッティングするのがコツ!まずは気軽に連絡を取れる仲になることを目標にしてみましょう。■ 自分の好きな分野のLINE「サッカーワールドカップの時期に、後輩女性とLINEで勝敗予測をして、楽しかったです。意外と詳しいのだな、趣味が合うなと感じました」(29歳/医師)男性が「話しやすい」「聞いてもらって心地よい」と感じる話題は、ズバリ自分の好きな分野や得意な分野。女性側も自分の得意分野の話をしたいところですが、グッとこらえて、男性の仕事や趣味の話で話題を広げるのがおすすめ!事前に男性の得意分野をリサーチしておくと会話のラリーが続きやすくなります。■ キュートな返信おねだりLINE「LINEの最後に『手が空いたときに返事くれたら嬉しいな』という感じのフレーズがついていると、可愛くてすぐに返信してしまう」(27歳/自営業)返事がほしいとき、しつこく連絡を繰り返すと相手を不快にしてしまうこともあります。「忙しくないときでOKなので返事がほしい」と伝えておき、あとは待ちに徹すると相手への気遣いも感じられて◎!ちなみに、文章はシンプルでも文末にハートをつけたり、キュートなスタンプを一緒に送信したりすると女性らしさを演出できます。可愛らしさかつ思いやりのある文面にテンションが上がる男性も少なくないようです。■ ちょっとの意識で返信しやすいLINEに!白黒はっきりしない質問は、最初のLINEの内容としては返信率が低いようです。まずはシンプルな質問や、男性が得意な分野の話を振ってみましょう。忙しい相手への気遣いも忘れずに!返信を可愛くお願いするのもポイントです。あまりよく知らない女性からでも、LINEをもらえたら嬉しい、という男性が多いようですよ。可愛らしいスタンプや絵文字も積極的に使ってみて♡(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年12月15日サカイクで開発した「サッカーノート」。早速、お使い頂いた子どもたちやコーチ、保護者から「ノートをたくさん書くようになった」「ノートをもとに、考えてプレーするようになった」と、うれしい感想が届いています。宮城県仙台市で活動する「ラセルバロイFC」も、サカイクサッカーノートを使ってくれているチームです。小学校低学年の子どもたちは、サカイクサッカーノートを使うことで、どのようにプレーが変わってきたのでしょうか?小学1、2、3年生を担当する、岡田尚コーチにうかがいました。(取材・文:鈴木智之)<<サッカーノートの書き方が分からない子、初心者もスラスラ書けるサカイクサッカーノートの使い方■低学年でも書く量が増えたラセルバロイの低学年は、今年からサカイクサッカーノートを使い始めたそうで、岡田コーチは「質問形式になっているので、書きやすくなっていますよね。そのおかげで、書く量も増えました」と笑顔を見せます。なかでも「自分で自分を評価するところを始め、質問に対して考えながら書くところや、コーチや保護者がコメントを書く欄があるのがいい」と感じているようです。「このノートを使うようになってから、子どもたちが『コーチ、コメント書いて』って感じで、毎回提出するようになりました。コメントはコーチだけでなく、保護者も書けるようになっているので、すごく熱心に書いてくれるお母さんもいます」岡田コーチはそう言って、小学2年生の子が書いたノートを見せてくれました。そこには「前回の学びや発見は何がありましたか?」という質問に対し「パスを出すときは、なるべく走らせる」。「試合や練習が終わったとき、どうなっていたら最高ですか?」という質問には「みんなで、これは良かったよ。これはもう少し頑張ろうと言い合えていたら最高」といった答えが書かれていました。ノート誌面※画像をクリックして拡大できます「質問があるので、子どもは考えやすいですし、それによって書く量も増えています。保護者の方も、お子さんが書いた内容から『今日はこんな練習したんだな』『こんなことを考えてプレーしたんだな』と知ることができるので、評判はいいですね」■わが子の考えを知ることができ、親子コミュニケーションに役立つ今年はコロナの影響で、保護者は送迎のみとなり、練習や試合の見学はできませんでした。ですが、サッカーノートがあるおかげで、練習や試合の内容がわかるようになり、コミュニケーションツールとしても役に立ったようです。「保護者の方も、熱心にコメントを書いてくれるんです。このお母さんはすごいですよ。お子さんが書いたことに対して『今日のくやしかった気持ちを忘れないで、これからも一生懸命練習しよう』『サッカーは一人で攻めても、守ってもうまくいかないことを学びましたね。うまくゲームができないとき、自分にはどんなことができるかを考えてプレーしてみよう』など、すごく前向きなコメントを書いてくれています」親御さんのコメント(許可をいただいて掲載しています)※画像をクリックして拡大できますコーチや保護者からコメントを書いてもらうことで、子ども自身も書くモチベーションにもなっているようです。岡田コーチは、ノートを読んでコメントを書くときには「思考やイメージを掘り下げられるように書くことを心がけています」と言います。「たとえば『うまくいかなかったことはなんですか?』という欄に、子どもが『ドリブルシュート』と書いたときは、『どうすればドリブルとシュートがうまくいくかな?』など、より深く考えるためのコメントを書くようにしています」■書くことでコーチのアドバイスが頭に残るまた、「練習中に言ったことを、ノートに書いておこうね」とアドバイスもしているそうです。「ノートに書くことで頭に残りますし、見返したときに『こういうこと言われたな』と思い出すことができます。練習で何を言われたかを覚えていないときは『恥ずかしがらずに聞くんだよ』と言っています。実際に『なんでしたっけ?』と聞きに来る子もいるので、そこでまたコミュニケーションがとれますし、復習にもなるのでいいかなと思っています」サカイクサッカーノートを使うことで「書く量がすごく増えた」と話す岡田コーチ。子どもたちは練習前に「始まる前に書こう」のページにある「試合や練習が終わったときに、どうなっていたら最高ですか?」「そのためにどんな工夫をしますか?」を書き、練習や試合後に、自分でどれぐらいできたか、点数をつけるそうです。「練習や試合の後に、自分で自分のプレーを振り返って、これができた、できなかったと自己評価するのはすごくいいと思います。ほかにも『どんなプレーが記憶に残っていますか?』という欄にイラストを描いている子がいたので『イラストと一緒に文章を入れると、後で見返したときにわかるよ』と言ったら、文章も書いてくれるようになりました」■サッカーノートを書くようになって、考えてサッカーするようになった岡田コーチは「サッカーノートを書くことで、考えてサッカーをするようになった」と成果を口にします。「練習前にノートに書いたことを、練習中に意識して取り組み、練習後にどうだったかを振り返るという流れができました。それによって、考えて取り組むようになったと思います」多くの質問や書くための工夫が施されている、サカイクサッカーノート。ラセルバロイFCは小学1年生から使用し、幼稚園年長の子も「コーチ、書いたから見て」と言って見せにくるそうです。低年齢時からサッカーを言語化し、考えてプレーすることを習慣化することで、プレーにも変化が現れることでしょう。「サッカーは楽しいもの。大人になってもやり続けてほしい」と話す岡田コーチ。考えてプレーする土台を作るためにも、サッカーノートは欠かすことのできないアイテムになりそうです。【詳細】子どもたちが自ら進んで書き出す、たくさん書けるようになるサカイクサッカーノートの表紙デザインなど
2020年12月10日子どもたちの「考える力」をサポートし、サッカーがうまくなるためにサカイクが制作した「サッカーノート」。質問に答えて書き進めていくことで、自分の考えを言葉にできたり、プレーのアイデアが湧いてくるのでおすすめです。そこで今回は、サカイクサッカーノートを熟知している、サカイクキャンプのコーチ陣に「このように活用すれば効果的」という使い方を教えてもらいました。ぜひ参考にしてみてください。(取材・文:鈴木智之)<<サカイクサッカーノートに込められた思い、たくさんかける工夫など制作秘話■書くことが苦手な子もスラスラ書けるサッカーノート菊池コーチはサカイクサッカーノートを「質問に答えることで、書くことがスラスラ出てくるノート」と表現します。「各ページに質問があるので、それに沿って自分で書き進められるノートです。自分の思ったことを素直に書くのが、一番いいと思います」サッカーノートを書き慣れていない場合、「何を書けばいいかわからない」という声を耳にします。そんなお子さんに対し、柏瀬コーチは次のようにアドバイスを送ります。「コーチやお父さん、お母さんにノートを見られることを前提に書くのではなく、自分はどう思ったかを、正直に書いていくといいと思います。ノートの中にある質問も、答えやすく、書きやすいものなので、できるところから始めてみましょう」菊池コーチは「サッカーノートはテストではないので、良い、悪いはありません」と話し、次のように続けます。「思ったことを素直に書く中で、1日、2日と書き進めると、内容が少しずつ具体的になり、変化が現れます。それが、考える力が高まっている証です。サカイクキャンプでも、初日と3日目のノートを比べると、見違えるようにたくさん書けるようになった子もいます」サカイクサッカーノートには、書き方の説明も記してあるので、何を書けばいいかわからなくなった場合、前のページに戻って「こう書けばいいんだ」と参考にすることができます。白紙のノートだと、何を書けばいいかわからず、戸惑ってしまうケースも見られますが、質問つきのサカイクサッカーノートは、その心配もありません。記入例※画像をクリックして拡大できます【詳細】子どもたちが自ら進んで書き出す、たくさん書けるようになるサカイクサッカーノートの表紙デザインなど■失敗の反省でなく、改善点などポジティブなことを書こうまた、サカイクサッカーノートは、開発者のひとり「しつもんメンタルトレーニング」の藤代圭一さんの「ポジティブな気持ちで、前向きに、サッカーも私生活もがんばってほしい」という想いが込められています。それも踏まえて菊池コーチは子どもたちには、「良かったことをたくさん書こう」と言っているそうです。「人間って、良かったことより、悪かったことの方が記憶に残りやすいですよね。『なんであの場面でシュートを外してしまったんだろう』とか、『自分のパスミスが失点につながった』とか。ネガティブなことを書き続けると、気持ちも下向きになってしまいます。なので、まずはできたことやコーチに褒められたことを書いてみる。その次に『こうすればできそうだぞ』など、改善点を書くといいと思います」サカイクサッカーノートには、イラストでプレーを振り返る箇所があります。サカイクキャンプのコーチ陣が「自由に書いてみよう」と言うと、「ドリブルでカットインしてシュートを打てた」「サイドでスルーパスを受けて、チャンスになった」など、子どもたちが楽しんでイラストを描いていくそうです。絵で描くことは、イメージトレーニングにもなるのでおすすめです。子どもたちが、楽しんで書き進めることができるサカイクサッカーノート。コーチや保護者の学びにも役立つようです。菊池コーチは「子どもたちが書いたノートを読むことで、自分が伝えたことが、どの程度浸透しているのか、理解しているのかという目安にもなります」と話します。「指導者としては、『自分が言ったことが、これぐらい伝わっているんだな』と確認の作業にも使うことができます。サカイクキャンプで『チャレンジ&カバー』を練習をしたのですが、子どもたちが書いたノートを見ながら『ここは伝わっているな』『ここは理解が不足しているな。使え方を変えてみよう』など自分の指導を振り返り、トレーニングメニューや伝え方を変更したこともありました」■サッカーノートを通じて会話だけじゃ伝わらない子どもの考えが分かる柏瀬コーチは「ノートを通じて、親子間でのコミュニケーションが円滑になるのも良いですよね」と笑顔を見せます。「試合中や試合後に、自分の子に対して厳しく言ってしまうこともあると思います。そこで、試合直後は厳しく言ってしまったけど、ノートには前向きな言葉を書いてあげたりすると、お子さんも親御さんの気持ちをわかってくれるのではないかと思います」柏瀬コーチの話を聞きながら、菊池コーチは「親子間のコミュニケーションに、ノートはすごく役立っています」と実体験を語ります。「ノートを見ることで、子どもがどんな一日を過ごしたのかを知ることができます。『今日のサッカー、どうだった?』と訊いても『普通』とか『勝ったよ』とか、素っ気ないことも多いのですが(笑)、ノートを見ると、どんなことがあって、どんなことを考えていたのかもわかるので、読むのが楽しみです」サカイクサッカーノートは改良を重ね、ひと足先にサカイクキャンプで導入しました。質問形式にすることで考えやすくなり、書く量も増えました。また、書き続けることで「思考力がついた」「文章の組み立てができるようになってきた」という声も聞こえてきます。「今まで、サッカーノートに何を書いていいかわからなかった子には、すごく書きやすいノートだと思います」(菊池コーチ)「ノートを書いていたけど止めてしまった子も、改めて『こうやって書けばよかったんだ!』とわかりますし、書こうという気になるノートだと思います」(柏瀬コーチ)何を書けばいいかわからなかった子達が書けるようになり、思考力アップの後押しをしてくれるサカイクサッカーノート。たくさんの子どもや保護者、コーチから好評のノートを、ぜひ試してみてください!【詳細】子どもたちが自ら進んで書き出す、たくさん書けるようになるサカイクサッカーノートの表紙デザインなど
2020年11月11日秋や冬、春先など寒さを感じる季節のサッカーには防寒ウェアが欠かせません。この記事では、防寒ウェアの1つである「ピステ」についてその概要からメリット・デメリット、選ぶ時のポイントなどについて解説します。サッカーを始めたばかりでどのような用具を買えばいいのかわからない、というお子さんやその保護者の方はぜひ参考にしてみてください。ピステとはピステとは、サッカーの練習時に着用するウェアの1つです。主に使用されるのは長袖タイプのピステで、冬場などの防寒対策として活躍しています。多少の雨や風なら寒さをしのぐことができるので、身体を冷やすことなくプレーすることができるでしょう。裏地にメッシュや起毛が使われており、保温性の高いものや薄手の生地のものなど、バリエーションも豊富です。ピステは前面にファスナーがなく頭からすっぽり被るプルオーバータイプの防寒着のことウィンドブレーカーやジャージとの違いサッカーの防寒着というとウィンドブレーカーやジャージを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。これらのウェアも防寒対策として活用はできますが、ピステとの大きな違いがあります。それは、ウィンドブレーカーやジャージにはチャックがついていることです。サッカーの場合、胸でボールをトラップすることもあるため、チャックがあると胸トラップの際に金具にボールが当たり痛い思いをする可能性があります。一方で、ピステはチャックがなく頭からすっぽりとかぶるタイプのウェアなので、トラップ時に痛みを感じることもありません。ピステのメリットピステを着用すると様々なメリットが得られます。ここでは、ピステのメリットについて解説します。動きやすいウィンドブレーカーやジャージの場合、チャックがついていることもあり、着用時に重たさを感じることがあります。重いと動きにくくなってしまうため、いくら防寒対策になっても練習中の着用には向いていないケースもあるでしょう。一方で、ピステであれば、チャックがなく、非常に軽いため動きにくさを感じることはありません。選手のプレーの妨げにもならない点はピステの大きなメリットです。コンパクトになる薄手の生地のピステであれば、コンパクトな状態に畳むことができます。サッカーの練習に行く場合、ボールやシューズ、飲み物など荷物が多くなりがちなので、コンパクトになるピステは非常に便利でしょう。撥水性・速乾性に優れているものもピステの素材によっては、撥水性・速乾性に優れているものもあります。そのため、多少の雨や雪の中での練習であれば、特に濡れていることを気にすることもないでしょう。また、洗濯後はすぐに乾くので、練習が続く場合や練習の翌日に試合がある場合など、2日連続での使用にも向いています。洗濯をする親にとっても重宝するはずです。デメリットメリットの多いピステですが、デメリットも少なからず存在します。それは、薄手のピステの場合、生地が破れやすいことです。例えばプレーの最中にスライディングをしたり、転んだりすると破けてしまうケースもあるので注意してください。ピステの選び方ここでは、ピステを選ぶ際のポイントについて解説します。購入時は着用時のシチュエーションを考えて選ぶのがポイントです。サイズは少しゆったりしたものピステは、基本的に中にユニフォームや練習着を着た状態で着用します。そのため、サイズは少し大きめのものを選ぶようにしましょう。ユニフォームや練習着と同じサイズを選ぶとピステ着用時にパツパツになってしまうので注意してください。安いものを購入するのも◎デメリットとして紹介したように、ピステは破れやすいという特徴を持ちます。高価なものを買ってすぐに破けてしまう、となると後悔するかもしれません。そのため、破けて買い換えることを想定して、安いものを購入するのも1つの選択肢となります。まとめ今回は、ピステの概要とメリット・デメリット、さらには選び方などについて解説しました。寒い季節の練習には防寒対策が欠かせません。チャックがなくトラップ時に痛みを感じず、動きやすいピステは練習時におすすめです。バリエーションも豊富なので、お子さんに合ったピステもきっと見つかるでしょう。
2020年10月20日サッカーをする子どもたちや保護者にとって、興味の対象である「トレセン」について、日本サッカー協会(JFA)ユース育成ダイレクターの池内豊さんに話をうがかいました。インタビュー後編では、トレセンの意義やオフ・ザ・ピッチでの取り組みなどをお伝えします。(取材・文:鈴木智之)日本独自の制度「トレセン」の意義とは(写真は少年サッカーのイメージ)<<前編:トレセンは日本代表への切符?どんなスキルを重視しているの?日本サッカー協会に聞いた最新トレセン事情■トレセンは日本独自の活動なぜ海外にはトレセンがないのか池内さんはトレセンの意義について、まずはこう話します。「トレセン活動の意義として、拮抗したレベルで練習や試合ができることがあります。子どもたちに『お山の大将』で満足しないように刺激を与え、勝ちか負けかどちらに転ぶかわからない相手と試合をする中で、『どうすれば、相手を上回ることができるか?』を考えるようになります。その環境を用意するのが、トレセン活動の意義のひとつです」上達のためには、レベルの拮抗した相手と試合やトレーニングをすることが必要です。その環境があれば、子どもたちは自ら考え、成長するための努力に視線を向けていきます。「ヨーロッパには、シーズンを通したリーグ戦があり1部、2部、3部とカテゴリーに分かれていることで選手のレベルに応じたリーグに参加できる環境が整っています。そして、一番上のカテゴリーである1部のクラブに、質の高い選手がいます。日本も育成年代にリーグ戦を導入し始めましたが、クラブのカテゴリー分けも含めて、整備している途中です。そのため、色々なチームに良い選手がいます。そこでトレセンを活用し、選手の発掘や刺激を与える場としています」池内さんは「ドイツには、日本のトレセンを参考にした活動がありますが、それ以外の国には存在しないと思います」と話し、その理由を「育成はクラブでするものという考えがあるからではないでしょうか」と言います。日本のジュニア年代では、リーグ戦を最優先ととらえないクラブも多く、ヨーロッパのように、リーグ戦を中心シーズンが進んでいく文化が浸透していないのが現状です。シーズンを通して、レベルが拮抗した相手との試合ができれば、一番の強化になるのですが、トーナメント形式をベースとした大会が多く、リーグ戦がカレンダーの中心になっていない以上、トレセンという日本独自の活動が広まってきたことも合点がいきます。■トレセンで実力を存分に発揮するための準備日本サッカー協会としても、トレセンをさらに有効活用できるように、リーグ戦の導入と平行して、トレセンの整備にも取り組んでいるようです。「これまで、トレセンの指導はボランティアの方々に支えられてきました。その環境を少しでも良くするために、47FA(都道府県サッカー協会)に技術の専任者を置いて、地域のトレセンのリーダーになってほしいと思っています。そこにJFAが補助金を出す形で進めていて、47FAのうち20ほどの地域で実施しています」静岡県では、すでにその制度が導入されていて、JFAのサポートを受けた専任者が指導しています。池内さんは「指導の質が上がり、選手のレベルも上がってきました。その成果が、(2019年の)国体(U‐16)での優勝にもつながっていると思います」と手応えを口にします。トレセンやセレクションなどの「選ばれる舞台」でプレーするのは緊張するもの。なかでも、経験の少ない子どもたちは、緊張して普段の力が出せないといったこともあるでしょう。そんな子どもたちに対し、池内さんは「前日や当日に何かをしたとしても、大きく変わることはありません。だからこそ、そこまでに何ができたか、いい準備ができたかが大切になります」とエールを送ります。「トレセンやセレクションで力が発揮できなかった、メンバーに入れなかったとしても『自分はこれだけやってきたのだから、後悔はない』という心理状態になれるかどうかです。プレー会場で不安を感じるのは、やり残したことがあるということ。次はそうならないように、頑張るしかありません。12歳のときにトレセンに選ばれなくても、コツコツやってきた子が追い越していく例は、たくさんあります。次のチャンスは絶対にあるし、それが報われる環境が日本サッカーにはあります」■サッカーがうまくなるために必要なことは日常生活にも関わっているトレセンではオン・ザ・ピッチのプレーに加えて、日常生活での取り組みや姿勢も大切にしているそうです。JFAのトレセン活動では、「トレセンの選手として」と題し、生活習慣の5か条を制定しています。それが、次の5つです。1:自分の物の管理に責任を持とう2:ルールを守ろう3:あいさつをしよう4:サッカー選手として、何をすべきかをいつも考えよう5:何事も積極的に!前向きに!池内さんは「自分で判断して実行することなど、サッカーがうまくなるためにすることは、実際の生活にも関わってきます」と言います。「ただし、大人が『あいさつしろ』『片付けしろ』『準備しろ』と言って、子ども自身に理解させず、形だけやらせても意味がありません。指導者に言われたから、チームのルールだからカバンをきれいに並べるのではなく、なぜカバンを並べたほうがいいのかを考え、そのために行動することが大切なのです。それができたら、ピッチの中で自分で判断して、実行したことが力になり、サッカー自体も伸びていくと思います」ピッチ内外で自分で判断し、行動すること。レベルの高い仲間と切磋琢磨すること。そのような日々の積み重ねこそが、サッカー選手としての成長につながります。トレセンはその一助になりますが、12歳の時点で選ばれなかったといって、悲観する必要はありません。子どもも保護者もそれを念頭に入れて、一喜一憂せず、自らの課題に向き合って、地道にトレーニングしていくことこそが、成長のためにもっとも大切なことではないでしょうか。池内豊(いけうち・ゆたか)現役時代はフジタ工業クラブサッカー部などに所属、1981年には日本サッカーリーグ1部で新人王を獲得。日本代表としてワールドカップ予選にも出場。引退後は名古屋グランパスエイトユースで指導者の道に進む。2007年にU-15日本代表監督に就任、2009年のFIFA U-17ワールドカップでも指揮を執った。現在はJFAユース育成ダイレクターを務める。
2020年10月12日大好きな人からの励ましや応援は大きな力になるものです。それは時に奇跡を起こすほどのパワーになることがあります。イタリアのサッカー1部リーグ『セリエA』の『ラツィオ』に所属する19歳のイレニア・マティッリさんは、2019年12月に交通事故に遭いました。同乗していた友人は命を落とし、イレニアさんは助かったものの昏睡状態に陥ってしまったのです。トッティからの激励を聞いた女性に奇跡が起きる昏睡状態が続くイレニアさんが目覚めることを祈る家族は、ある人物に彼女へ激励メッセージを送ってもらえないかと頼むことにします。その人物とは、『ASローマ』で活躍し、イタリア史上もっとも偉大なサッカー選手の1人といわれるフランチェスコ・トッティ。海外メディア『CNN』によると、トッティはこの依頼を快諾。イレニアさんに向けて「頑張れ。あきらめるな」と呼びかけるビデオメッセージを撮って家族に送ったのです。そしてそのビデオをイレニアさんの前で再生したところ、彼女に回復の兆候が見られたのだそう。ローマの病院はトッティのビデオが「イレニアさんが目覚める『カギとなる役割』を果たした」とコメントしています。数か月後、意識を取り戻したイレニアさんは筆談で「トッティに直接会いたい」というメッセージをつづりました。すると本当にトッティ本人がお見舞いにやってきたのです。 Roma fan Ilenia Matilli was left in a coma in December by a car accident in which her friend sadly died❤️ @ASRomaEN legend @Totti recorded an encouraging video message for her months ago & on Monday he was there as she emerged We are all with you, Ilenia pic.twitter.com/ffkszY0CFf — FIFA.com (@FIFAcom) September 28, 2020 トッティとイレニアさんは1時間ほど一緒に時間を過ごしたのだとか。トッティは彼女に「早く退院して、元の生活に戻れるといいね」と伝えたということです。この心温まる出来事を紹介したFIFAの公式Twitterの投稿には、イレニアさんの回復を祈る声や、代表引退後もファンを大切にするトッティへの称賛コメントが寄せられています。イレニアさんは退院したらトッティと一緒にディナーを食べることを楽しみにしているのだそう。憧れのスターとの約束は、間違いなく彼女の回復を助けるパワーになることでしょう。イレニアさんが1日も早く全快して、トッティとの再会が実現するといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月07日アメリカの女子サッカープロリーグ「ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ」(以下「NWSL」)は、ナタリー・ポートマンらセレブが新しい女子サッカーチームを設立することを発表した。チーム名はまだ決定していない。ナタリーは「NWSL」を通して声明を発表。「今日、私たちはワクワクするような一歩を踏み出しました」「素晴らしい方々とパートナーシップを結び、ロサンゼルスにプロの女子サッカーチームを設立する機会に恵まれ、とてもうれしく思います」と語った。オーナーはナタリーのほかにエヴァ・ロンゴリア、ジェニファー・ガーナー、ジェシカ・チャステイン、アメリカ・フェレーラ、テニスプレイヤーのセリーナ・ウィリアムズら女性セレブが大半で、なんと、セリーナの2歳の娘アレクシス・オリンピアちゃんまでもが名を連ねており、男性メンバーにはセリーナの夫アレクシス・オハニアンがいる。オハニアンは出資者となった理由を「女性のためのスポーツの機会を作り出すことは、私と妻にとって非常に大切なこと。娘のためにも、よりよい未来を作る一部になりたいのです」と語っている。オーナーメンバーの多くは、昨年女子サッカーのアメリカ対ベルギーの試合を観戦し、「Time’s Up」と連動して選手たちの性別による賃金格差の解消を訴えていたメンバーでもある。(Hiromi Kaku)
2020年07月22日トップアスリートがゲームで真剣勝負する“eスポーツ”に日本サッカー協会(JFA)が本格参戦!日本代表プレイヤーも誕生したということで、JFAのeスポーツ担当・森田恭平さんに詳しくお話を伺いました。現役サッカー選手とコラボで早くも話題に!4月、日本サッカー協会(JFA)は、新たな日本代表のカテゴリー「サッカーe日本代表」に2名を選出した。2人は自粛期間中にオンラインで開催されたJFA主催や協力の大会やイベントに参戦し、元日本代表の岡崎慎司選手とタッグを組んだり、なでしこジャパンの岩渕真奈選手と対戦したりして、多くの視聴者にその華麗なテクニックを印象づけた。「彼らは本来なら5月に開催予定だった国際サッカー連盟(FIFA)主催の国別対抗eスポーツ大会『FIFA eNations Cup』に出場するために選ばれました。2人とも世界に通用する実績を持つ凄腕。ランクでいうなら日本サッカーと同じくらいの位置にいると思います。コロナ禍において大会は中止となりましたが、今回のオンラインイベントで素晴らしい活躍をしてくれました」と、JFAのeスポーツ担当・森田恭平さん。有名選手と一緒に出場したことも収穫だったという。「昨年の同大会を視察したのですが、eスポーツの強豪であり先進国のフランスでは、サッカーe代表がエムバペ選手など世界的なスター選手と対戦し、それをSNSで発信してe代表をアピールしていました。いずれe日本代表も広く知ってもらえたらと考えていたので、ちょうどいい機会になったと思います。今後も代表選手×サッカーe日本代表でできることを模索していきたいですね。また、オンラインの国際試合や、いずれはオフラインの全国大会開催も考えています。そして、リアルのサッカー代表戦の前座のような立ち位置で、試合前に同カードのゲーム対戦をやるのも面白いかなと。サッカーe日本代表の新しいイメージを作っていきたいですね」FIFA eNations Cup 2019(ロンドン)森田さんが視察した、FIFAによる初の国別対抗eスポーツ大会。20か国が招待された。©Getty Images森田恭平さんJFAマーケティング部所属。「eスポーツの魅力は性別や年齢、障害のあるなしに関係なく楽しめること。女性でも仮にサッカーで彼氏に勝てなくても、eスポーツなら勝てます!」※『anan』2020年7月15日号より。取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2020年07月16日サッカーでは、試合中に攻守が目まぐるしく変わり、予想外の事の連続です。そんなとき、いちいちピッチ外の監督やコーチの指導を仰ぐことはできません。だからこそ、自分で判断し動くことができる選手になることが大事になります。自分で考える力はサッカーだけでなく社会においても必要なスキルです。今回は、「幼少期から常に自分で考えることを意識していた」というU‐23世代の注目選手、三好康児選手(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)にお話を伺いました。(取材・文:松尾祐希写真提供:UDN SPORTS)自分のプレーを掘り下げて「どうして」を追求していたという三好選手のサッカーノートの書き方は、上達するためにも必要な思考力をつける書き方なので参考にしてください■小学生時からスパイクは自分で管理現在はベルギーのアントワープでプレーする三好康児選手。U‐23日本代表でも主軸を担っており、来年開催予定の東京五輪でも活躍が期待されるプレーヤーです。そんな三好選手がサッカーと出会ったのは今から小学校1年生の時でした。三好選手はお兄さんの影響を受けて地元・川崎の中野島FCでサッカーを始め、小学校5年生の時に川崎フロンターレU‐12に入団をしました。当時から自分で何でもこなす性格だったそうで、3人兄姉の末っ子でご両親やご家族に頼れる環境があっても過度に甘えることはなかったと振り返ります。「小さい頃は兄と姉がおり、親も含めて色々と身の回りの面倒を見てくれていました。ただ、常に『自分のことは自分でやるように』と言われていましたし、特に川崎フロンターレのアカデミーに入ってからはその意識が強くなりました。クラブの方からも『人間として自立しないと選手として上に行けないぞ』と常に言われていたんです」中でも三好選手が小学校時代から気を遣っていたのが、スパイクの管理です。練習後は汚れを落とし、常に自分で手入れをしていたそうです。なぜ、三好選手が道具の管理を徹底したかというと、私生活とプレーがリンクしていると考えていたからでした。「自分が使う道具なのでスパイクを大事にしていました。スタッフからも、そうした細かい気配りが『プレーの最後に出るんだぞ』と教わっていましたし、『サッカーの部分だけではなく、私生活の取り組みがピッチに出る』と言われ続けていたんです。そこから自分で様々なことを考えるようになりました。たとえば、『ゴミ拾いをすることでその行いが良いプレーに繋がるかもしれない』。そういう考えを自ら持って、やっていたのを今でも覚えています」■「なぜそのプレーをしたのか」サッカーノートで自分のプレーを掘り下げていた"勝負の神様は細部に宿る"。そうした想いでサッカーに取り組むのと同時に、三好選手が重視していたスタンスがありました。"常に考える"ことです。そう思うようになったのは川崎フロンターレに入団してからだったそうで、サッカーノートを付けながら自身と向き合っていたと言います。「川崎フロンターレに入ってからは毎日サッカーノートを付けていました。おこったことや自分の感想を書き連ねる日記みたいに書くのではなく、どういうことが起こって、どうしてそういうプレーをしたのか、なぜそう考えたのか。一つの行動に対して掘り下げていく。そんな風にサッカー面以外も含めて、どういう思いでアクションを起こしたのかを整理していました。それまでは気持ちよくプレーしているだけだったのですが、プロのサッカーチームのアカデミーに入ったことで一気に意識が変わりましたね」小学校の時から自立に向かって歩き始めていた三好選手。中学では早くから頭角を表し、中学校2年次には飛び級で川崎フロンターレU‐18に昇格しました。周りの仲間たちよりも一足早く高校生の舞台に足を踏み入れる環境はサッカー面で大きな意味を持ちましたが、ピッチ外での経験も自身の自立をより促したと言います。「中学生と高校生の間にある数年は大きな差を持っています。その中で高校に進学するといろんな誘惑があるのを目の当たりにし、サッカーをやる上で何が大事かを確認できました。中学から高校に進級すると、大人に近づくのでいろんな誘惑が絶対に生まれます。その中でどれだけ流されないでいられるか、自分自身を持って何が必要なのかを常に考えるようになりました。僕自身はサッカーに夢中だったし、プロになりたいと思っていたので遊びたい欲求やほかの様々な誘惑をそんなに感じていませんでしたし、僕は惑わされることはなかったです。中学2年生からU‐18チームでプレーしていて、早くトップチームのカテゴリーに昇格したいと思っていたので遊びたい欲はあまりなかったですね」■私生活で人を手伝う、助けるなどのスタンスはピッチでも出るまた、中学時代に海外遠征へ行った経験も三好選手を子どもから大人に成長させる大きな要因になりました。特に世代別日本代表でプロを目指す仲間と切磋琢磨できた環境や、異国の地で味わった様々な体験は小学校時代から培ってきた考え方をさらに深めるきっかけになったと言います。「世代別代表ではA代表のように何から何まで揃っているわけではありません。ウェアなどは揃っている部分はありましたが、シューズの手入れも含めて色んなことを自分でやらないといけなかったんです。荷物の管理なども選手の仕事。だからこそ、よりチームのために何が必要なのかを考えて行くようになりました」徐々に自立していく三好選手ですが、すべてが順調にいったわけではありません。失敗を重ねながら成長をしてきました。特に今でも覚えているのが、代表合宿中の出来事です。「U‐16かU‐17の代表合宿中に怒られた経験があります。練習前にグラウンドへ荷物を運ぶ分担をみんなで決め、僕は水を運ぶ係りに決まったんです。行きは水を持って行ったのですが、帰りは水を消費したので何も持たずに宿舎へ戻りました。すると、スタッフの方から『どうして何も持たずに帰っているの?』と聞かれたんです。そこで、『水がなくなって持つものがありません』と答えると、『そういうことではないだろ』と怒られました。その時はただ自分の分担していたものがなくなったから持たなくて良いと思ったんです。当時は中学生だったので、指摘されてムッとした部分もあったのですが、よくよく考えてみたら、チームを思えば、できる行動はあったんですよね。他の誰かを手伝ったり、重い物を持っている人を手伝うとか。そういうスタンスはピッチで出ます。プレーでも人を助けることで自分を助けてもらえるかもしれません。サッカーは助け合いのスポーツですから。そういうチームスポーツの大切さを私生活の部分から学びましたね。上に行けば、行くほど細かいことを言ってくれる人は少なくなりますし、サッカーの面でも周りから言ってもらえるのは、期待をされている証拠でもあります。何も思っていなければ言ってもらえないので、自分は本当に恵まれていました」■活躍するために重要なのは自分自身を理解すること三好選手は高校進学後、川崎フロンターレU‐18でプレーし、2014年の8月に翌シーズンのトップチーム昇格を勝ち取りました。誰もが幼少期を経て多感な思春期を歩みます。その中でいかに大人になっていくのか。自立をする上で、 "常に考える"ことが大きな役割を果たしました。その結果、三好選手は"自分を理解する"ことに繋がったと言います。「一番は自分自身を理解することです。現在のチームメイトは全員プロなので、試合へ出るために競争があります。その中で自分が試合に出て、結果を残すことを考えていかないといけません。そういう意味では、幼い頃からプロになるために何をすべきかを考えてきたので、その習慣がプロになってより生きたと思います。中には何も考えずに能力だけでプロになれる人もいるかもしれませんが、プロになった時に周りはいろんな特徴を持った選手がいます。自分よりも強力な武器を持っていたり、身体の強さを持っていたり。そういう選手に対し、どう戦っていくかを考えなければいけません。自分がどうすべきか、監督にどうやったら認めてもらえるか。でも、周りみんなライバルで、誰もが自分を使ってほしい、自分が一番だと思っているわけで、僕が何をしたらいいかなんてほとんど言ってくれません。だからこそ、小中高で自分で考える力を身に付けることが大事だと思います後編では海外でプレーするために必要な力と語学の重要性について迫ります。
2020年06月18日スマホやパソコンなどに搭載されたカメラと音声機能を使い、離れた相手とも連絡がとれるようになるサービス『Zoom』。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響により、飲み会から仕事の会議まで、さまざまな場面で活用されるようになりました。そしてついに、スポーツ観戦でも『Zoom』が活躍するように…!「圧迫感やばい」「選手は、これでいいのか?」とネット上がザワついた、デンマークのサッカーリーグの試合風景がこちらです。フィールドの周囲に設置された画面上には、サポーターらしき人たちの姿が!それぞれ自宅で観戦している姿が映し出され、その光景は異様でもあり、新鮮でもあります。【ネットの声】・こういう観戦スタイルがあったらいいな~と、まさに思っていました。・これぞ本当に『ホーム感』。・新しくてワクワクしますね!コロナウイルスの影響により、無観客試合が強いられているスポーツ業界。その逆境をばねに新たな観戦スタイルを模索する姿勢は「素晴らしい」のひと言です!今後、この観戦スタイルが継続されるのかは分かりませんが、新たなスタンダードになる可能性も考えられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月01日サッカーのプレーでよく聞く「判断力」。最近のサッカーではとくに重視されるものですが、サッカー経験のない保護者には「判断力」と言われてもよくわからないもの。そこで今回は三菱養和サッカースクールU‐12の田中大蔵コーチ、U‐11の冨田将司コーチに、判断力とはなにか?そして判断力を高めるためにどうすればいいのかをうかがいました。(取材・文:鈴木智之写真:新井賢一)自分がいま何をすべきか考えて行動できる選手は、中学以降にグッと伸びることもあると田中監督は言います<<前編:育成の名門、三菱養和サッカークラブに聞いたサッカー上達につながる「判断力」の身につけさせ方■サッカーだけがうまくても良い選手にはなれない――判断力のある選手とは、どのような選手でしょうか?田中:判断力がある=賢い、状況にあったプレーを選択ができる選手だととらえています。そのためには当然ですが、技術も必要になります。チームとして狙っているサッカーがあり、それを「プレーモデル」というのですが、コーチが「こういうプレーをしてみよう」「このスペースを使うことを意識してみよう」と提示する中で、状況に応じて一番良いプレーを選ぶことのできる選手が、賢い選手だと思います。冨田:U‐11もU‐12と同じ考えのもとに指導しているので、私も田中コーチと同じ意見です。三菱養和のジュニアでは、小学5年生が選手育成コースのスタートになります。サッカーでは、基本的な技術や判断を大切にするのですが、サッカー外のところも大事にしていてます。子ども達はサッカーをする一面と、小学生という一面を持っているので、サッカーだけがうまくて、学校生活がダメな子はゆくゆくはいい選手になれないと思っています。たとえば、試合に行くときに、公共の場で他の人に迷惑をかけるような行動をしてはいけないですよね。サッカー面以外の日常生活で、しっかりとした行動ができるのも、判断力だと思います。――日常生活とサッカー面での判断力は、どの程度、関係していると思いますか?田中:2019年度の『全日本U‐12 サッカー選手権大会 東京都中央大会』で準優勝したのですが、大会の優秀選手に選ばれた選手は、日常生活でもしっかりとした行動ができる子たちでした。我々指導者が、合宿でその振る舞いを見て「各部屋のリーダーだな」と納得した子たちが、ピッチの中でも良いプレーをしています。やはり、自分がいま何をすべきかを常に考えて行動ができる子は、試合中も自分で考えて判断して、プレーしていると思います。そのような人としてのベースがあれば、小学生時代に結果を残せなくても、中学生になってグッと伸びることもあります。冨田:日常生活がサッカーに通じることは、たくさんあります。たとえば、練習が終わったあとに、用具をどこに片付ければいいかを考えて実行できる選手は、試合中もよく考えて動いています。私は養和のOBなので、「考えて行動する」という部分を大切にしてきた歴史を肌で感じてきました。いまはコーチの立場として、選手になにか伝言をするときにも「この選手に頼めば、自分の意図が他の選手たちにしっかり伝わるだろう」といったことも考えています。■コーチが言ったプレーがベストとは限らない。選手自身が判断することが大事――サッカー面で判断力を高めるために、どのようなアプローチをしていますか?田中:まずはコーチがチームとしての方向性を整えますが、最終的には「ボールを持って判断して、実行するのはキミだよ」という形です。 そこでいいプレーをすると褒めますし、「いまはのタイミングだと、少し遅かったぞ」「背後のスペースに走ってもいい状況だったよね」といった会話を積み重ねていきます。練習の前には、トレーニング状況の説明と目的を話します。小学生にどこまで理解できるかは未知数ですが、それを積み重ねることで理解が深まっていくのだと思っています。冨田:判断を良くするためには、判断をする材料を持っている必要があります。三つある判断材料の中で、一番良い判断をするという風にすれば、小学生にも伝わりやすいのかなと思っています。ボールを持った選手が、前に行くのか、斜めなのか、横なのか。サッカーはゴールを奪い、ゴールを守るスポーツなので、優先順位はゴールです。ゴールを目指したいけど、前にいる相手にボールを取られたくない。その中で、良い判断をすることが大切で、プレーを成功させるためには技術も必要になります。右足しか使えない選手は両足を使える選手と比べて、選択肢が減ってしまいますよね。そのために、右足も、左足も使えるように練習に取り組んでいます。コーチが言ったプレーとは違う選択をしても、選手自身の決断を削がないようにあえて何も言わないこともあるという冨田コーチ――判断力を高めるために、指導をする上で気をつけていることはなんでしょうか?田中:コーチの言うことが、すべて正解と受け取られないように、気をつけています。サッカーは相手の逆をとると、チャンスになります。難しい局面でも、自分が行けると思えば、ドリブルを仕掛けてもいいわけです。そこで「こうしなさい」と命令はしません。チームが狙っている形をコーチが示して、「だから、このコースを狙っていこう」「状況が変わったら、このスペースも使えるよね」と選択肢を持てるようにしてあげて、そこから選手がベストの選択ができるように働きかけていきます。すべて自由にプレーさせると収拾がつかなくなってしまうので、チームとしてのプレーのイメージ、目指す方向性の中で、選手がよい判断ができるようにアドバイスを送っていきます。冨田:コーチが「こうプレーしよう」と言うと、選手たちはそればかりをしようとするんですね。でも、サッカーは相手があり、状況が変わるスポーツなので、すべての局面でコーチが言ったプレーがベストとは限りません。たとえばパスのことを言い過ぎると、前のスペースが空いていた状態でも、ドリブルではなく、パスをしてしまう。そこには選手自身の判断がありません。プレーを外から見ていて、アドバイスをしたくなることもありますが、あえてなにも言わないこともあります。選手が自分で判断して、決断することを削がないように気をつけています。「目的は何か」を常に考えながら練習に取り組むことで理解力、判断力もついてくるのです田中:いまの話で言うと、試合中、みんながボールを受けに行こうとしすぎてしまうことがあります。でも「ボールを受ける目的は何ですか?」と考えると、ボールを受けて、ゴールに向かっていくことですよね。ボール保持者がフリーであれば、相手のディフェンスラインの裏を狙えばいいわけです。最初はまず、選手たちにやらせてみて、プレーの中で「サッカーの目的は何?」と聞きながら、気づかせていきます。そうすると、相手の背後でボールを受けるようなプレーが増えていくので「ナイスプレー」と褒めて、そこを狙っていこうと伝えます。チームとして、今いる選手の特徴、やりたいサッカーに合わせて、良い判断や選択肢も変わってくると思うので、そこは指導者として常に意識しています。いかがでしょうか。判断力を高めるためにはサッカーのどんな練習をすればいいのか、と思いがちですが、実は学校や家での過ごし方も大事なのです。まずは自分の事を自分で決断する習慣を身につけること、コーチが言ったことをそのままプレーするのではなく、その選択がベストなのかを常に考えながらトレーニングに臨むことで、判断力がついていくということです。ついつい親が色々先導してしまいたくなることもあるかと思いますが、自分で考えて動ける選手になってほしいのであれば、まずは家でも自分で決断させることから始めてみてください。<<前編:育成の名門、三菱養和サッカークラブに聞いたサッカー上達につながる「判断力」の身につけさせ方三菱養和サッカースクールヨーロッパ諸国のクラブをモデルとして創立した日本サッカーのパイオニア的サッカースクール。一貫指導システムによる、発育・発達に応じた練習内容で、段階的な育成を行っている。U‐18年代は日本クラブユースサッカー選手権で優勝3回、準優勝7回、高円宮杯全日本ユース(U‐18)サッカー選手権大会(現高円宮杯 JFA U‐18サッカーリーグ)では3位が2回など輝かしい成績を残している。U‐18年代は高円宮杯 JFA U‐18サッカープリンスリーグでプレーしており、2019シーズンは関東4位。巣鴨と調布でサッカースクールを運営。小中学生年代でも多くの実績路残している。育成クラブとしての成績もさることながら、永井雄一郎、田中順也、加藤大、小川佳純、相馬勇紀、中村敬斗ら多くのJリーガーを輩出している。三菱養和サッカースクールのクラス内容、カレンダーはこちら>>田中大蔵(たなか・だいぞう)三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニア監督武南高等学校サッカー部キャプテンとして、全国高校サッカー選手権大会に出場。東京経済大学に進学し、2004年から三菱養和サッカースクールで指導を始める。巣鴨ジュニアコーチ、巣鴨ジュニアユースコーチを経て、2019年より巣鴨ジュニア監督を務める。日本サッカー協会公認B級ライセンス冨田・将司(とみた・まさし)三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニアコーチ三菱養和SC巣鴨ジュニアユース、ユースチーム出身。ユース時代にはキャプテンとして高円宮杯U‐18プレミアリーグを戦った。その後専修大学に進学し、3度の関東リーグ優勝を経験。大学を卒業とともに現役を引退し指導者の道へ進む。三菱養和SCのスクールコーチ、サポートコーチを歴任し2018年より巣鴨ジュニアU‐11コーチに就任。日本サッカー協会公認C級ライセンス
2020年02月10日「気になる男性とLINEをして仲良くなりたい!」「でもどんな内容を送ったらいいかわからない」「頑張ってLINEを送ってみたけれどなかなか返事がこなかった」……こんな経験はありませんか?今回は男性陣に、気軽に返信しやすいLINEの内容やフレーズを聞いてみました。■ 簡単な質問やお誘いLINEは返信率高し!「お悩み相談のLINEをもらったときに、『じっくりと考えてから返信しよう』と後回しにして、そのまま忘れてしまったことがあります。YES、NOをその場で返せる内容はすぐに返信するのですが……」(30歳/公務員)「職場の同僚女性からLINEでランチのお誘いが。複数人で行くということで、気軽に参加しました。それ以来、美味しいランチのお店の情報交換をしています」(32歳/会社員)YES、NOで答えられる単純な内容や、ストレートなお誘いLINEは返信しやすいといいます。初めてお誘いLINEをするときは、仲の良い友人や同僚を加えて、複数人でセッティングするのがコツ!まずは気軽に連絡を取れる仲になることを目標にしてみましょう。■ 相手の得意分野の話題を心がける「サッカーワールドカップの時期に、後輩女性とLINEで勝敗予測をして、楽しかったです。意外と詳しいのだな、趣味が合うなと感じました」(36歳/医師)男性が「話しやすい」「聞いてもらって心地よい」と感じる話題は、ズバリ自分の好きな分野や得意な分野。女性側も自分の得意分野の話をしたいところですが、グッとこらえて、男性の仕事や趣味、好きなスポーツの話などで話題を広げるのがおすすめ!事前に男性の得意分野をリサーチしておくと会話のラリーが続きやすくなります。■ 返事が欲しいと伝えるときは気遣いを忘れずに♡「LINEの最後に『お時間あるときにお返事くださいな♡』という感じのフレーズがついていると、可愛くてすぐに返信してしまう」(27歳/自営業)返事がほしいとき、しつこく連絡を繰り返すと相手を不快にしてしまうこともあります。「忙しくないときでOKなので返事がほしい」と伝えておき、あとは待ちに徹すると相手への気遣いも感じられて◎!ちなみに、文章はシンプルでも文末にハートをつけたり、キュートなスタンプを一緒に送信したりすると女性らしさを演出できます。可愛らしさかつ思いやりのある文面にテンションが上がる男性も少なくないようです。■ 勇気を出してLINEしてみて白黒はっきりしない質問は、最初のLINEの内容としては返信率が低いようです。まずはシンプルな質問や、男性の得意分野の話を振ってみましょう。忙しい相手への気遣いも忘れずに!返信を可愛くお願いするのがポイントです。あまりよく知らない女性からでも、LINEをもらえたら嬉しい、という男性が多いようですよ。女性らしいスタンプや絵文字も積極的に使ってみて♡(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年01月28日ネイマール風刈上げショートバルセロナ、リオデジャネイロオリンピックで活躍する、ブラジル代表サッカー選手のネイマールをイメージしてカットしていきました。刈上げは少しだけかどをつくりナチュラル感もプラスしていきました。ネイマール風刈上げショートを見るオリヴィエ・ジルー風ベリーショート外国人風のベリーショートです。ユーロ2016に出場している、サッカーフランス代表のジルー選手をイメージしてカットしていきました。サイドバックをグラデーションに刈り上げてトップを少しのこしていきました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。オリヴィエ・ジルー風ベリーショートを見るマルキージオ風ショートユーロ2016に出場している、イタリア代表クラウディオ・マルキージオ選手をイメージして切っていきました。サイドバックは適度に短くして、バランスをとっていきます。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。マルキージオ風ショートを見るグリーズマン風ベリーショートアトレティコマドリードで活躍するフランス代表のアントワーヌ・グリーズマンを意識してカットしていきました。周りはしっかりと刈り上げる事でメリハリをだしています。グリーズマン風ベリーショートを見るスティーヴン・ジェラード風ショートリヴァプール、イングランド代表で活躍したスティーヴン・ジェラードをイメージしてカットしていきました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。スティーヴン・ジェラード風ショートを見るデニス・スアレス風七三ショートリーガエスパニョーラのFCバルセロナ所属するデニス・スアレス・フェルナンデス選手の髪型をイメージしてカットしていきました。あまり刈上げ過ぎずにソフトに残した刈上げはナチュラルを求める方にはとてもおススメです。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。デニス・スアレス風七三ショートを見るアーロン・ラムジー風ショートアーセナルに所属するアーロン・ラムジー選手を意識してカットしていきました。周りは刈り上げてハチ上を長めに残していきました。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。アーロン・ラムジー風ショートを見るジェラール・ピケ風ショート☆サッカー選手のジェラール・ピケをイメージしたベリーショートです☆サッカー好きの方に特にオススメです!ジェラール・ピケ風ショート☆を見るサミ・ケディラ風刈上げツーブロックユヴェントスに所属するサミ・ケディラ選手の髪型をイメージしました。サイドバックをグラデーションで刈り上げてトップを残したスタイルです。サミ・ケディラ風刈上げツーブロックを見るマルコ・アセンシオ風ベリーショートレアル・マドリードに所属しているマルコ・アセンシオをイメージしたベリーショートです。サイドバックはグラデーションで刈り上げて、トップを長く残したスタイルです。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。マルコ・アセンシオ風ベリーショートを見るクリロナ風クセ毛ショートレアルマドリードに所属するポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手のラインをいれる前のベリーショートをイメージして切っていきました。高めのツーブロックで周りスッキリです。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。クリロナ風クセ毛ショートを見るリオネル・メッシ風ツーブロックショートアルゼンチン代表でFCバルセロナに所属するメッシの髪型をイメージしてカットしました。刈上げのツーブロックスタイルです。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。リオネル・メッシ風ツーブロックショートを見る海外サッカー選手ベリーショート特集いかがでしたでしょうか?最後はクリロナ&メッシで決まり! この投稿をInstagramで見る 中村 典嵩 (@jiji_tsukasa)がシェアした投稿 - 2020年 2月月28日午前4時57分PST
2019年12月10日サッカーは自分で考えて判断するスポーツ。しかし、長年に渡り日本サッカーの育成年代に携わり、現在はFC市川GUNNERS(ガナーズ)の代表を務める幸野健一さんは「自分で考えられない子どもが増えている」と警笛を鳴らします。少子化に加え、社会の利便性がますます高くなる中、"過保護"な環境下で育ってきた現代の子どもたち。幸野さんは「従来のようにサッカークラブは"サッカーを教えるだけ"ではダメ。クラブの哲学や指導方針について親とコミュニケーションをとり、一体となって子どもが自主・自立できる環境を作っていかなければならない」と話します。そこで今回は、他のチームも参考にしていただきたい、FC市川GUNNERSが取り組む保護者とのコミュニケーション改革についてご紹介します。■サッカーは自立していないと上手くならないスポーツ千葉県市川市にある広大な人工芝グラウンド「北市川フットボールフィールド」をホームとする「FC市川GUNNERS」。スクールをはじめ、U-12、U-15、U-18、レディースのチームを運営し、400名近くの子どもたちがプレーしています。代表の幸野さんは、サッカーというスポーツにおける「自主性・自立性」の重要さを噛みしめるように説きます。「電車はいつも時間通りに動き、タクシーに乗り降りするときには自動ドアが開け閉めしてくれます。喉が乾けばすぐに自動販売機で飲み物を買うこともできる。現代の日本は便利さや快適さを追求するあまり、"適切な競争原理"が排除されつつあるんです」幸野さんは、「考えないこと」が当たり前になってきている日本の現代社会に警鐘を鳴らしつつ、親の子どもに対する関わり方が選手の育成において重要であると話します。「海外の人からよく指摘されるのは、日本では上司や親や先生の言うことを、"分かりました"と素直に聞く子=良い子という文化が昔から定着しているということです。でもサッカーというスポーツは、監督にサインを仰ぐことなく、ピッチに立てば最初から最後まで基本的に自分で判断してプレーしなければいけない。そもそも自立していないと上手くならないスポーツです」「そして戦後70年以上が経過した現代、学歴社会や年功序列の考え方は変わりつつあり、今の子どもたちに求められるものは一人一人の"付加価値"です。"自分にしかできないこと"、"自分にしかない価値"を子どもたちは身につけていかなければいけません。そういう意味では、僕らが子どもだった頃よりはるかに生きていくのが難しい時代になってきました」■クラブと保護者の関係を大きく変えていく必要がある加えて少子化が進む中、日本ではどうしても子どもを大事に大事に育てる傾向が年々強くなってきていると幸野さんは話します。「それはもちろん素晴らしいことですが、それだと子どもたちの自主性や自立性は育まれません。親御さんは、子どもと適切な距離を図りつつ、手を出しすぎず、成長するのを見守っていかなければいけません。だから、うちのクラブでは"ただサッカーを教えます"ではなく、保護者としっかり連携して子どもの自立心を育む環境をつくっていかなければならないと考えています」そのためには、クラブと保護者がお互いの考えを理解し信頼を深めていく必要があります。市川GUNNERSでは、定期的に、保護者向けの説明会や面談を実施し、クラブの哲学や指導方針を保護者に伝える機会を設けているそうです。しかし、市川GUNNERSの選手数は400名近く。現実的には、全員に考えをきちんと伝えるのが難しい部分もあったと言います。「正確な情報とクラブの価値共有を通じて、誤解を減らし、お互いの信頼を築くことで、クラブの考えを理解し、親御さんが安心して子どもを預けられると感じてくれれば、親の過干渉も減らすことができるかもしれません。そうすれば、コーチも安心して子どもの指導に集中でき、子どもたちも自ら成長できる環境を得られる。そういった観点からクラブと保護者のコミュニケーションの方法を大きく変えていく必要があると感じていました」■コミュニケーションを改善する新しいツールの導入では、具体的に市川GUNNERSでは、どのような改革を行ったのでしょう?幸野さんに聞いてみました。「以前は、保護者との情報共有やコミュニケーションはメールやLINEを使っていました。しかし、メールは届いたのか開封されたのか分かりませんし、LINEは情報がどんどん流れていってしまい、後から確認することが大変でコミュニケーションに大きなストレスを感じていました。また、ファイルや画像も保存期限が切れると削除されるので、過去のデータを蓄積することがほとんどできません。そのため、途中から入団してくる選手の親御さんには同じことを共有しなければなりませんでした。そこでよりよい方法を探していたところ紹介されたのが『BAND』でした」市川GUNNERSが導入したのは「BAND」という無料のグループコミュニケーションアプリです。しかし、チームのツールを変えることはとても大変な作業。コーチや保護者の抵抗はなかったのでしょうか?「常により良い、最新のツールを使いながら選手の育成に取り組んできた僕らからすれば、BANDの導入は自然な流れでした。これまではLINEのグループを各チームで作り、連絡を取り合ってきましたが、LINEからの切り替えも親御さんへのアナウンス一回だけで完了できスムーズでした。使い方もLINEに似たようなところがあり、移行には苦労しませんでしたね。無料で使えるという点もメリットでした」■わずか3ヶ月で大きな手ごたえを実感BANDを使い始めてから3ヶ月という市川GUNNERSでは、すでに様々な面での変化を実感しているそうです。「基本的な使い方はBANDもLINEとあまり変わらないのですが、BANDには掲示板機能があり、シェアしたい情報を投稿していくことができます。そこで、クラブが取材された記事を投稿したり、親御さんに読んでほしい情報などをシェアしています。プッシュ通知も届くし、Facebookのタイムラインのようにインターフェイスも見やすいので、親御さんに読んでいただける確率は以前より高くなったと思いますね。加えてBANDの場合だと閲覧の有無を全て把握できるので、普段から誰が読んでくれているかも分かるようになりました(笑)うちのクラブでは全ての試合映像をBANDで共有しているのですが、どの家庭が見ているか、見ていないかも分かるので、サッカーへの取り組み方が既読を通して把握できるようになり、個別にフォローできるようになりました。また、BANDは動画のアルバムも作成できますし、写真や動画を半永久的に残すことができるため、親御さんからも非常に好評です。クラブとして持っている過去のデータをBANDで蓄積していくことができるので、アーカイブとしても今後役立つと思います」さらに、コミュニケーションの改善だけでなく、保護者とやりとりするコーチにとっても大きなメリットだったと幸野さんは話します。「これまでコーチと親御さんのコミュニケーションで最も時間がかかっていたのが、出欠管理でした。バスの送迎有無など個別にLINEで届くメッセージをとりまとめ、集計するだけでも骨の折れる作業でした。しかし、BANDでは、掲示板以外にもカレンダーの共有や出欠確認のツールなどあらゆる機能が揃っているので、コミュニケーションの効率化を図ることができ、本来コーチが時間を割くべきところに力をかけられるようになりました」まだ導入して間もないので、改革はまだまだこれから!と話す幸野さんですが、選手、コーチ、そして保護者が『三位一体』となった育成に力を注げるよう、いろいろな機能を試しながら今後もコミュニケーションの質を高めていきたい! と、力強く語ってくれました。★あなたもクラブ運営の達人に!【BANDを導入すべき理由4選】①掲示板に投稿するだけでメンバーに伝えたい情報が漏れなく届く②情報のやりとりが簡単になり、メンバーとのコミュニケーションロスも解消③クラブの様々なデータ、写真や動画が容量制限・期限切れなく保存できる④カレンダー、出欠確認機能でコーチの負担を減らし、効率的な運営を実現BANDのアプリダウンロードはこちら>BANDの詳しい説明や導入事例を知りたい方はこちら>
2019年11月28日ロンドン発のスケートブランド「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」とアディダス(adidas)が、イタリアのサッカーチーム「ユベントス」のユニフォームとアパレルコレクションを製作。2019年11月9日(土)より、パレス スケートボード トウキョウ、パレス スケートボードオンラインストア、アディダスオンラインストアにて発売される。ユベントスは、世界最高峰のサッカーリーグ「セリエA」に所属する名門チーム。現在、同クラブには、世界で最も有名なサッカー選手の1人として知られるクリスティアーノ・ロナウドが在籍している。今回、そんな伝統あるフットボールクラブのユニフォームを、パレス スケートボードとアディダスがタッグを組み製作。スケートボードブランドがプロチーム向けの公式ユニフォームを手掛けるのは初の快挙だ。「ユベントス」伝統の白と黒の縦縞ユニフォームは、アディダスやユベントスのロゴ、胸のスポンサーロゴなどにグリーンのネオンカラーを配色。また、パレス スケートボードのロゴには、ピンクのネオンカラーを採用し、モノクロカラーにネオンが映えるユニークなデザインに仕上げた。セットアップで展開するトラックスーツは、2000年代初頭のアディダスから着想したモノクロでまとめた。胸には、グリーンネオンのパレス スケートボードのロゴをワンポイントとして加えている。その他、長袖トレーニングジャージ、Tシャツなどのウェアや、キャップ、バックパック、ゴールキーパーグローブ、サッカーボールといった小物類にも、モノクロをベースに鮮やかなネオンカラーを採用している。【詳細】ユベントス×パレス スケートボード×アディダス発売日:2019年11月9日(土) 11:00販売店舗:パレス スケートボード トウキョウ、パレス スケートボードオンラインストア、アディダスオンラインストア※価格は発売日まで非公開。【問い合わせ先】パレス スケートボード トウキョウTEL:03-6427-2587
2019年11月08日次男がやりたいと言って始めたサッカー。幼稚園児だけ通わせると小2の長男が暇になるからお友達も誘って長男も始めたのに、年中の次男が泣いて嫌がるようになりサッカーを辞めた。長男の学年は上手い子が多く、本人も運動は得意でなく、やる気も見えない。下の子を連れて観に行く親の方が疲れてしまっているけど、長男自身は辞めるとは言わない。こんな時、本人の意志を尊重した方がいいの?とお悩みのサッカーママからご相談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、ご自身の体験と数々の取材活動で得た知見をもとに、アドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<試合で起用されなくなって泣く息子をどう受け止めたらいいの問題<サッカーママからのご相談>未就園児、幼稚園、小学2年の男の子3人兄弟です。最初は次男がサッカーをやりたいと言ったことが、サッカーと関わったきっかけです。長男は全く興味が無かったのですが、幼稚園の子だけ通わせると暇になってしまうので、学校のお友達も誘ってやってみないかと話をしたところ、行ってみたいとなったので、5か月前からサッカーを始めました。しかし、1か月過ぎたころから次男が泣いてサッカーを嫌がるようになり、1か月間泣いてチーム練習に行け無くなってしまいました。まだ年中ですし、泣いてる子を無理やり行かせる自分にも疲れてしまってサッカーを始めて2か月で辞めることにしました。長男の方は、次男が辞めても「僕も辞める」とは言わないので通い続けていますが、その教室の2年生はとてもレベルが高く、長男とスクールの子たちの差は凄いものがあります。長男はもともと運動が得意ではない上に、家で練習をしようとも、練習と試合の時に一生懸命ボールを追いかけようともしません。生徒が20数人いてコーチは1人なので、初心者の長男に手取り足取り教えて貰えるわけもなく、親としても上手くなりたいと思っているようには見えません。まだ始めて5か月目ですが、下の子2人連れて練習と試合に行くのも負担になってきたのもあって、私が「どうしたものかな」と思っています。でも、本人に何度聞いても辞めないと言います。こういった場合は本人の意思を尊重した方が良いのでしょうか?<島沢さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。お母さんのとるべき道はシンプルで、二つにひとつですね。① 長男君が続けたいと言う限り、続けさせる。② お母さんから「ママはすごく大変だから送り迎えが難しい。今月限りでサッカーはやめてもらいたい」とお願いする。この二択です。■親がサポートを続けられることも大事だけど......子どもは親の庇護のもとで育っています。自身の意向で何かをしたいといっても、親の経済的、肉体的、物理的な条件がそろわなくては何もできない弱い存在です。例えば、200キロ離れたところにすごく良いサッカースクールがあって、そこに行きたいと言っても親はできませんね。そのようないくつもの条件のなかで私たち親は、自分たちのできる限りのことをして、彼らの成長を支える。それが親の役目でもあります。お母さんは「下の子2人連れて練習と試合に行くのも負担になってきた」とあります。が、頻度やスクールとご自宅の距離などは、最初からわかっていた条件ですよね。そのうえ、次男を入れるために、長男を学校のお友達を誘ってやってみないかとまで言って引き込んでいます。もし、私がご長男君であれば、お母さんからもし「送り迎えがしんどいからやめてほしい」と言われたら、「お母さん、そりゃ、ねえだろ」と食ってかかりますね。すでに何度も「弟はやめたのに、君はサッカーやめないの?」と尋ねています。長男君にすれば、こころのなかで「はあっ!?」ですよね。私なら抗議します。「誘ったのはお母さんじゃん。俺はやめたくないって言ってるのになんでそんなにしつこく言うの?そりゃ勝手すぎるだろ」と。もしそうされたら、お母さんはどうしますか?今のお気持ちを小学2年生に訴えますか?「だって、あなたはもともと運動が得意ではないうえに、家で練習をしようとも、練習と試合のときに一生懸命ボールを追いかけようともしないじゃない。生徒が20数人いてコーチは1人だから、初心者の君が手取り足取り教えて貰えるわけもなく、お母さんとしては上手くなりたいと思っているようには見えないのよ」いかがですか? ちと残酷だと思いませんか。長男君はまだ7歳や8歳です。まだサッカーというスポーツを観察しながらやっているような時期でしょう。■まだ7歳「温かい放牧」で見守ればグッと変わることも私が知っている低学年の子は1年間スクールに行っても、寝転がったり、どこかに走って行ったりしてなかなか練習に溶け込めませんでした。でも、ボールを蹴るときは楽しそうにしていて、辞めるとは言わない。コーチは叱ったりせず「おいでね~」と声掛けし、温かく見守ってくれました。したがってお母さんも、ピッチで寝転がる子を黙って1年間見守り続けることができました。結果、次の年は寝転がることも逃げることもなくなりました。彼はサッカーに目覚めたのです。その後仲間と一緒にサッカーを楽しく続けました。このように、子どもには大人から温かく見守られなくてはいけません。私はそれを「温かい放牧」と呼んでいます。結果を求めない。出来栄えで判断しない。子どもがやりたいと言うことを、親の経済的、肉体的、物理的な条件がそろえばやらせてあげてほしいと思います。ああ、島沢さんはイジワルだ。相談しなきゃよかった、と思われているかもしれません。でも、この連載をもし読んでいただいたうえでご投稿されたのならば、私が「子どもファースト」だとわかっていただけると思います。■今は頑張っているように見えなくてもこれから少しずつ変わっていく。親が信じてあげよう(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)それに、お母さんのお気持ちは痛いほどわかります。目の前で頑張っているように「見えない」息子に苛立ちますよね。私の息子も走るのが苦手なサッカー少年でした。みんなが動き始めているのに、ひとりだけ集中力が切れるのか地面を見ています。ボールから目を離しっぱなしなので、味方のキーパーからのパスが息子の後頭部に当たることなど日常茶飯事でした。ああ、いやだ。みっともない。やめてほしい。なんとかしてよ。恥ずかしい。そう思いますよね。 でも、その子を産んで育てているのは私なんです。ダメなところがあれば、成長できるよう見守らなくちゃ。中学年、高学年になると少しずつ変わっていきます。親が信じてあげましょう。せっかく、お母さんのおかげでサッカーという成長できる場所を手にしたのです。お母さん、がんばれ。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2019年09月11日ラグビーボールをイメージしたハンバーガー「ラグビーワールドカップ ミニバーガー」が、東京・虎ノ門のアンダーズ 東京 1階にあるカジュアルダイニング ビブ(BeBu)に登場。2019年9月1日(日)から11月2日(土)まで販売される。「ラグビーワールドカップ ミニバーガー」は、9月20日(金)より開催されるラグビーワールドカップ2019日本大会に合わせて発売。アジア初開催となる大会を盛り上げるべく、日本と前回大会の優勝国ニュージーランド、準優勝国オーストラリアをイメージしたミニバーガー3種類を用意する。「ジャパン」は日本代表チームの勝利を祈願してカツを挟んだハンバーガー。ポークカツレツに赤キャベツのピクルス、トマトソース、紅生姜マヨネーズを合わせた。「ニュージーランド」バーガーには、ニュージーランドで定番のフィッシュアンドチップスをイメージし、フィッシュフリッター、ハーブタルタルソース、アボカドクリームチーズなどをサンド。「オーストラリア」バーガーには、オーストラリアではポピュラーなラム肉をスパイシーに味付けしたライトスパイシーラムショルダー、ヨーグルトガーリックソース、マスタードマヨネーズなどを挟んだ。【詳細】カジュアルダイニング ビブ「ラグビーワールドカップ ミニバーガー」販売期間:2019年9月1日(日)~11月2日(土)価格:各950円+税、3個セット 2,700円+税■店舗情報「ビブ(BeBu)」住所:東京都港区虎ノ門1-23-4 アンダーズ 東京 1階TEL:03-6830-7739(受付時間 月~金 9:00~21:00、土・日・祝日 9:00~19:00)営業時間:BeBuカフェ&バー11:00~23:00、土・日・祝日11:00~22:00BeBuラウンジ11:00~21:00※ラストオーダーは30分前。
2019年07月22日セクシーな腹筋が見逃せないサッカー選手。専門家が、色気を感じるあれこれをピックアップして、その魅力を語ります。世界一周の旅をしながら、数々のイケメンたちをストリートスナップする“世界イケメンハンター”として、バラエティ番組『マツコの知らない世界』に出演もした窪咲子さん。もとはアイドル芸能雑誌の編集者で、日本トップクラスのアイドルや若手俳優を見てきた、いわばイケメンのプロ!そんな彼女が熱く語るテーマは、“男らしさが詰まっている”という、サッカー選手の腹筋と顔の関係性。「いちばん美しく感じられるシチュエーションは、プレー中、汗をぬぐう時にチラッと見えた腹筋。無防備な状態で見える腹筋がたまりません。真剣にプレーしているのに、つい腹筋に視線がいってしまう…。見てはいけないものを見ているような罪悪感めいた感情が刺激的。さらに、顔立ちと腹筋を見比べると、イメージ通りだったり、意外なギャップがあったりして、腹筋単体で愛でるよりも色気をより強く感じるんです」そもそもはサッカー好きの父親の影響で競技に興味を持っていた窪さん。‘02年日韓W杯で大ブームを巻き起こしたベッカムが人生を変えた。「思春期真っ只中の中学生の頃、お小遣いで買った写真集に上半身裸のカットがあって。王子様系の顔と見事な腹筋に、心を撃ち抜かれましたね。生徒手帳に切り抜いた写真を入れてました。実は、イケメンハンターとして世界一周旅行したゴールで、彼に会えたんですよ。汗だくのカラダから発せられる体臭さえいい匂いでした!」そんな彼女が紹介するのは、実力も兼ね備えたイケメン選手。窪さんの初恋相手でサッカー界の元祖スター・ベッカムと、現役の第一線で活躍中のトーレス、グリーズマン、期待の新星ディバラ。萌えポイントを解説します!元祖プリンス選手、殿堂入りの肉体美。デビッド・ベッカムイギリス代表として来日した‘02年の日韓W杯で、大旋風を巻き起こす。‘16年、H&M の広告では衰えぬ腹筋を見せ、世界的な話題に。「腹筋萌えの芽生えとなった人。鍛え抜かれた筋肉の神々しさに言葉を失いました。腹筋も王子様系の顔もふくめて、存在自体が尊いです!イケメン遺伝子を引き継いだ次男のロメオ君にも注目中」写真・ロイター/アフロ下がり眉がキュートな子犬系イケメン。アントワーヌ・グリーズマンフランス出身のフォワード。サッカー選手として小柄ながら抜群の得点感覚を持ち、‘18年W杯では、自国の優勝に貢献。「私が愛してやまないベッカムに憧れていた選手。愛されキャラで、ちょっぴり下がった眉が印象的。顔立ちも子犬を思わせるかわいらしさ。そこまで割れていない、あっさり系の腹筋とバランスがとれています」写真・AP/アフロメッシを超える!?やんちゃな“原石”。パウロ・ディバラスーパースター、メッシを超えるといわれる逸材で、“宝石”の愛称で親しまれる。ユヴェントス所属。「日本ではまだそこまでメジャーではないですが、育ち盛りの選手。気の強そうなやんちゃ系の顔も日本人ウケしそう。個性的な髪型がメディアでたびたび注目されます。腹筋は見事なシックスパック!まるで芸術作品のような美しさ」写真・ロイター/アフロ優しげな微笑みと腹筋のギャップにきゅん。フェルナンド・トーレススペイン出身。欧州の強豪チームを経て、昨年、サガン鳥栖に電撃移籍。「日本で生で観られる貴重な存在!王子様系の顔は私のドストライク。腹筋はバキバキですが、写真によってはぽっこりな時もあり和みます。8 歳で出会った女性と結婚し、しかも初キスの記念日を意味するタトゥーを入れてるエピソードも素敵」写真・ロイター/アフロ窪 咲子さん旅行ライター、イケメンハンター。70か国を訪れた。著書に『「世界イケメンハンター」窪咲子のGIRL’S TRAVEL』(ダイヤモンド社)。※『anan』2019年4月3日号より。取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年03月28日入学や進学で環境が変わるこの時期。「新しい環境になじめるかな?」「勉強についていけるかな?」と心配事を抱えて不安でいっぱいになっていませんか?親の不安な気持ちは、子どもにも伝わるもの。親御さんご自身が余裕をもって新しい環境を迎えるためには、どうしたら良いのでしょうか。まずは自宅でできることとして、少しずつ知育アイテムを取り入れることから始めてみましょう。次第に子どもは好奇心が刺激されて、不安な気持ちが小さくなっていくはずです。新しい環境や勉強に対する不安より、「はやくたくさんのことを知りたい!」という期待のほうが大きくなれば、新生活への心配事も吹き飛ぶのではないでしょうか。今回は、子どもの勉強意欲や知的好奇心を自然と高めてくれるアイテムを家庭の中に取り入れるコツをお教えします。子どもの能力を伸ばすとっておきのアイテムとは?賢い子の家にあるものと聞いて何を思い浮かべますか?よく言われているのは、『図鑑』『地図』『地球儀』ですね。なぜ、それらが家にあると、子どもの能力を伸ばすことができるのでしょう。図鑑、地図、地球儀は、どれも子どもの頭に浮かんだ「?」を解決するのを手助けするアイテムです。しかし現代では、「知りたいことを知るため」「情報収集のため」だけであれば、インターネットで充分ですよね。では、今あえてこれらのアイテムを家に置いておく意味とは一体何なのでしょう。なぜ図鑑や辞書や地図がいいかといえば、編集者が情報をきちんと整理して、必要なものを目立たせてくれているからです。(中略)想定される読者とその背景を理解して、どう届くかということを編集者が考えてまとめてくれたものが辞書、図鑑、地図。気づきを生みやすい情報を集合させて、わかりやすいかたちで整理してくれている本の力は、インターネットでは置きかえられません。(引用元:WEDGE Infinity|頭がいい子の家のリビングに辞書・地図・図鑑があるのはなぜ?)そう述べるのは、『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』(すばる舎)の著者・小川大介氏です。つまり、あらかじめ図鑑や辞書などの紙で得た知識があるからこそ、インターネットという玉石混交の情報の渦の中に飛び込んでも、情報を取捨選択することができる、というわけです。また、30年以上にわたり難関中学・高校受験指導を行ってきた家庭教師の西村則康先生は、たくさんの家庭にお邪魔するうちに気づいたことがあるそうです。それは、「できる子の家庭は、意外と散らかっている場合が多い」ということ。「お母さんが一生懸命片付けても、子どもの好奇心が勝ってリビングにモノが転がり出てしまっているんです。たとえば、リビングの中心に地球儀が出してあって、それがほこりをかぶっていなければ、「この家の子は地理に興味があって、しょっちゅう眺めているのだろう」と判断できます」と西村先生が言う通り、せっかく買った図鑑も地球儀も、実際に使わなければ何の意味もありません。「ただ置いてあるだけ」ではなく、日常の生活の一部として家庭に馴染ませることが大切なんですね。図鑑・地図・地球儀は小学校の授業で必ず役に立つ!次に、それぞれのアイテムがもたらすメリットについて、より具体的にご紹介します。「本当にいつか役に立つのかな?」と半信半疑の親御さんも、きっと安心できるはずですよ。■図鑑16万人の脳画像を見てきた脳医学者・瀧靖之先生は、著書『「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社)の中で、「成績が伸びていった子は幼い頃から図鑑が大好きで、よく見ていた」と述べています。そして、伸びる子の親は、図鑑を使って子どもの好奇心を上手に刺激していることがわかっていて、それは脳科学の観点からも理にかなっていると説きます。本を読むときは、脳の中でも、「言語野」と呼ばれる「側頭葉」や「前頭葉」などの部分が活性化します。それに加え、図鑑は必ず画像(写真やイラスト)をともないますから、図形認識や空間認知を担う領域など、言語野以外の複数の脳の領域も同時に活性化できます。脳の刺激という面だけで考えても、「図鑑は子どもの脳にいい」ということがわかるでしょう。(瀧 靖之(2016年),『「賢い子」に育てる究極のコツ』,文響社.)また、図鑑の題材の多くは自然科学なので、理系の能力を伸ばすアイテムとしても最適です。たとえば、就学前に魚の図鑑を眺めていて「エラ呼吸」という言葉が目に入ったとします。その時点ではよく意味がわからなくても、小学校6年生の理科で呼吸について習ったとき、「あ!図鑑に出てきた!」という気づきにつながります。このように、「自分はこれを知っている」という自信は、確実に子どもの学習意欲を高めるでしょう。■地図今、子どもの行動力や空間認識力が低下傾向にあることが問題視されています。大人である私たちも、スマートフォンや車のナビゲーションシステムの発達により、音声案内のおかげで地図を読まずに目的地までたどり着くことが可能になりました。しかし、どんなに時代が変わっても「地図が読めること」は、生きていくうえで必要不可欠な能力であり、もちろん学校教育でもしっかりとカリキュラムが組まれています。小学校1・2年生は、生活科の授業において地図を読むための基礎的な力を養います。学校探検や通学路探検、学区内探検を通じて簡単な絵地図などを書かせることで、身近な場所について認識します。小学校3年生からは、本格的に社会科の授業が始まります。地域における社会的事象や地形といった深い知識を学ぶために、地図の見方や記号などを認識し、具体的に活用しながら学習に活かします。また、地図を作成することで空間認識力を養います。生活科の授業に比べて、学ぶ範囲は身近な地域→市区町村→都道府県→世界へと広がります。■地球儀「百ます計算」に代表される陰山メソッドで有名な教育者・陰山英男先生が「子どもの知的好奇心を刺激し、満たすのに地球儀は最適」と太鼓判を押すほど、地球儀は子どもの学びの可能性を広げてくれるアイテムです。一言で地球儀と言っても、基本的なものから付属のタッチペンで音声情報を聞くことができるものまで、今はさまざまな種類が展開されています。お子さんの興味をそそるものを一緒に選んであげましょう。小学校の授業に地球儀が登場するのは5年生から。それまでに、地球儀を身近な遊び道具として生活の中に取り入れることで、小学校高学年からの学習にもスムーズに入っていけるはずです。親が家庭でできること最後に、これらのアイテムを上手に活用するために親ができることについて考えていきましょう。■はじめての図鑑にはワクワク感を!前出の瀧靖之教授は「3~5歳頃に訪れる『なぜなぜ期』には、ぜひ図鑑を活用して子どもの好奇心を思考力に結びつけましょう」と述べています。初めて図鑑に触れさせるときに重要なのが、「図鑑には知らないことがたくさん詰まっていて、ページをめくれば世界が広がって楽しい!」と実感することであり、それを親と共有することです。■図鑑から実体験へとつなげる子どもが図鑑を見て目を輝かせていたら、その内容に関する体験をさせてあげるといいでしょう。恐竜なら博物館、魚なら水族館……図鑑と現実が結びつくと、知識はより強固になります。■地図を貼るならリビングに子どもの目線に合う位置に地図を貼ることで、リビングでリラックスして過ごしているときにも、無意識に目に入ってきます。すると、地図が生活の一部となり、いずれ学校で勉強する地図学習においても抵抗なく受け入れることができるでしょう。■手づくりの地図が宝物になる就学前のお子さんなら、少しずつ地図に慣れさせましょう。いつもは自転車で通り過ぎる近所の道も、あえて地図を片手に徒歩で探索してみると意外な発見があるかもしれません。手づくりの地図を用意して「きれいなお花が咲いている場所」や「猫ちゃんが集まっている公園」に、花や猫のシールを貼って印をつけるのもいいですね。■子どもが自然に手に取る工夫を隂山英男先生は、テレビの近くに図鑑や地球儀を置くことをすすめています。理由は、ニュースやクイズ番組を見て気になったことをすぐに調べられるからです。子どもの行動パターンや生活動線を考えて、「この場所にこれがあったら、学習意欲の向上につなげられるかも」と想像して、さりげなく置いてあげるのがポイントです。■ニュースの話題に国名が出てきたらチャンス!スポーツを題材にすれば低学年の子どもでも世界の国に興味を持つことができます。「サッカーワールドカップが開催されたロシアってどこ?」「テニスの国際大会が開かれるウィンブルドンってどこにあるの?」ニュースから流れてくる話題に耳を傾けていると、自然と世界の国々に興味がわいてきます。■一歩進んだ地球儀の活用法「どうして夏は暑いの?」「どうして夜になると暗くなるの?」こういった疑問に答えるときも地球儀が役立ちます。たとえば懐中電灯を太陽に見立てて地球儀に当て、「日本に太陽が当たっているとき、裏側のブラジルは真っ黒だよね。だから日本が昼ならブラジルは夜だね」と説明しましょう。さらに深い理解につながります。***重要なのは、知育に役立つアイテムを置いておくことではありません。それらをいかに活用し、お子さんの学びにつなげることができるか、そのことを忘れないようにしましょう。(参考)WEDGE Infinity|頭がいい子の家のリビングに辞書・地図・図鑑があるのはなぜ?日経BPムック(2017),『日経DUAL Special!』,日経BPムック.瀧 靖之(2016年),『「賢い子」に育てる究極のコツ』,文響社.洋泉社MOOK(2017),『子どもの脳を伸ばす最高の勉強法』,洋泉社.Study Hacker こどもまなび☆ラボ|もっと地図を楽しもう!「地図が読める」だけじゃない、子どもが地図に親しむメリットStudy Hacker こどもまなび☆ラボ|地球儀で子どもの興味関心をグローバルに!遊びながら学べる、地球儀の上手な活用法。
2019年03月11日映画を超えた史上空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ」の歴史に1つの幕を下ろす最終章『スター・ウォーズ/エピソード9』(仮題)。これを記念し、毎年2月に開催される第70回さっぽろ雪まつりの目玉として、「白いスター・ウォーズ2019」の巨大雪像が登場することが発表された。毎年200万人以上が訪れる、日本の冬の一大イベント「さっぽろ雪まつり」。2015年は「雪のスター・ウォーズ」、2017年は「白いスター・ウォーズ」と、全てルーカスフィルムの公認・監修により制作され、その大きさや迫力、精巧に表現されたキャラクターと圧倒的な世界観が大きな話題となってきた。そして今回、最終章『スター・ウォーズ/エピソード9』(仮題)の公開を記念し、集大成として制作されることになった「白いスター・ウォーズ2019」には、シリーズ全作品に登場する人気ドロイドC-3PO、R2-D2を始め、『フォースの覚醒』への登場以降、人気を一身に集めているドロイドBB-8、「最後のジェダイ」で一躍人気キャラクターの仲間入りをしたポーグが初登場!さらに「スター・ウォーズ雪像」史上初めて「白いスター・ウォーズ2019」が“体感型大雪像”として制作されることに。約3,000tもの雪を使用し制作されるこの巨大雪像では、なんとレジスタンスの若きリーダー、ポー・ダメロンが愛用する戦闘機Xウイング(画像左下)の“BB-8の位置”に実際に乗船可能となるという。シリーズ1作目の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米公開された1977年から42年。銀河を舞台にした壮大なストーリー、魅力的なキャラクターやドロイドたちの活躍、スピード感と迫力あふれる斬新な映像、そして作品の根底に流れる“家族の愛と喪失”のテーマが全世界の人々を熱狂させてきたが、本作ではついに1作目から連なるスカイウォーカー・サーガの終わりが描かれることに。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が全米興行収入ランキング歴代No.1、日本でも社会現象となる大ヒットを記録したJ.J.エイブラムスが、40年以上ものシリーズを締めくくるため、脚本・監督として「スター・ウォーズ」の表舞台へ帰還する本作。エンターテイメント界だけにとどまらず、世界を変えてきた「スター・ウォーズ」はすでに“映画”という枠を越え、オリンピックやサッカーワールドカップと並ぶ世界最大のイベントとして大きな注目を集めている。世界を熱狂させる“最後のスター・ウォーズ”が2019年、いよいよ幕を開ける。『スター・ウォーズ/エピソード9』(仮題)は2019年冬、全国にて公開。「第70回さっぽろ雪まつり」は2019年2月4日(月)~11日(月・祝)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2018年12月14日いよいよきょう12月3日に、年末の風物詩の1つである「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンと年間大賞が発表される。芸能、文化、スポーツ、政治、社会といったさまざまなジャンルから30語がノミネートされ、本番は有識者の審査員が選出するが、一般の人たちはどれが「流行した」と実感しているのか。マイナビニュース会員4,554人へのアンケート調査では、「そだねー」が1位に選ばれた。マイナビニュース会員に聞いた「最も流行語大賞に近いと思う言葉」「そだねー」は、平昌五輪のカーリング女子日本代表が競技中に発していた言葉で、2位にダブルスコアを付ける1,134票を獲得。自由記述で理由を聞くと、「日常会話で使いやすいので親しみやすいと思うから」(54歳女性)、「当時は毎日言ってしまっていました。今でもたまに言ってます」(52歳女性)という実用性の高さのほか、「マイナスのものよりあたたかくやわらかい前向きな言葉がいい」(43歳男性)、「せめてほっこりする言葉が大賞だといいなと思ったので」(42歳女性)と、明るい言葉を選んでほしいという願望も相次いだ。2位の「(大迫)半端ないって」は、サッカーワールドカップで活躍した大迫勇也選手に対し、かつて高校サッカー選手権で対戦相手選手が発していたのが発掘された言葉。こちらにも、「1番あらゆるところで聞いたし、使用している人も多かった」(40歳女性)、「国民を喜ばせた、ポジティブな意味をもっているから」(49歳女性)と、実用性・肯定的言葉による支持理由が集中した。「そだねー」に投票にした人が、選択理由に「子供たちを含め流行が半端なかった」(65歳男性)と思わず使ってしまうことからも、いかに浸透しているかが伺える。得票率を2ケタの乗せたのは、この2語まで。3位は、NHK『チコちゃんに叱られる!』のキャラクター・チコちゃん(木村祐一)の決めセリフ「ボーっと生きてんじゃねーよ!」が入り、「自分も生活の中で使っていて、嫌みがなくてチコちゃんがかわいいから」(51歳女性)といった意見が続出。4位も、カー娘たちによる「もぐもぐタイム」が選ばれ、5位には痛ましい事故から広まった「あおり運転」がランクインした。なお、11月29日に発表された「Yahoo!検索大賞2018」の流行語部門賞は「大迫半端ないって」が受賞。「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンと年間大賞は、12月3日17時に発表される。●アンケート調査概要・調査期間: 2018年11月8日~29日・有効回答数: 4,554人(マイナビニュース会員)・調査方法: インターネットログイン式アンケート
2018年12月03日ふたりで飲食店を経営しているSさん夫妻は、自分たちの好きな空間に住みたい、とリノベーション前提で中古マンションを探していました。お店に徒歩で通えるエリアに希望通りの広さのマンションを見つけ、1,000万台前半で購入。施工例が好みだったというアンメゾンワールドにリノベーションを依頼し、工事費460万円(税別・設計料込み。施主支給分は含まず)で温もりを感じるラフな空間を作り上げました。■ 業務用キッチンが主役のダイニングキッチン家の主役はなんといっても業務用キッチン!施主支給したタニコーの業務用キッチンは「野菜をジャブジャブ洗いたい」という希望のもとダブルシンクを採用。「キッチン」というよりは「厨房」という言葉がしっくりくる空間です。そしてキッチンを通り抜けた先はLDK、左手の扉の向こうには寝室があります。床にはナラ無垢材を採用し、オイルでコクのある色みに。ダイニングテーブルは置いておらず、食事は奥行きを広めに確保したカウンターで取ることがほとんどだそう。その分LDKを広々と使うことができています。ベランダ側の床はタイル貼りにして、サンルーム的なスペースにしました。インテリアの好みがぴったりだという夫妻が空間づくりの参考にしたのは、夫妻ともに大好きだというご近所のカフェ「studio D」。ざっくりとしたラフな雰囲気でありながら、ぬくもり感もある空間に、グリーンや雑貨をセンスよく飾りつけています。夫が座っているスツールはクラッシュゲートのもの。■ 室内窓で風と光の通り道をシーリングファン、ラダーラック、バスロールサインなど、好きなものをちりばめたリラックスできるリビング。隣接する寝室との間仕切り壁にすべり出し窓を取り付けることで、通風と採光を確保しています。その寝室の扉の横には、お互いの気配を感じられるようにと室内窓が。アイアンフレームの室内窓は夫妻がぜひ取り付けたかったアイテムとのこと。珪藻土で仕上げたラフな質感の壁ともよくマッチしています。寝室は既存の収納を撤去してスペースを広げたため、ベッドとデスクを置いてもゆとりの広さ。窓が多いので明るい空間です。■ 水回りは既存利用でコストを抑えてLDK入り口のドアは杉足場板を使ったオリジナル。大きなガラス入りなのでLDKからの光を廊下、玄関まで届けてくれます。両サイドの建具は新たに交換してあり、右手に水回り、左手には個室があります。オレンジの壁とシックなグリーンのドアのコントラストが印象的な洗面室。このカラーリングは、「ちょうど打ち合わせの頃、サッカーワールドカップが盛り上がっている時期で、オランダカラーにしたくて」という夫の希望だったそう。既存の洗面コーナーを撤去し、シンプルな洗面ボウルとオープン棚、木製フレームのミラー等をうまく組み合わせて使いやすくしました。トイレも既存を利用。壁のタイルも既存ですが、タイルの上部はブラウンに塗装しました。そして既存のドアも塗装し、サインを取り付けてイメージを一新。浴室もクリーニングして既存のまま使用しています。ピンクの可愛らしいタイルが、ちょっとレトロな雰囲気を演出しています。トイレと浴室を既存利用したこともあって、床はナラの無垢材、壁は珪藻土、トイレ以外の建具はオリジナルに交換、という贅沢なリノベーションも予算500万円以内に収めることができました。「リノベーションはプロセスも含めて楽しかったです。好みの空間に住めるってこんなに快適なんだ、と実感しています」と夫妻は話してくれました。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ「リライフプラスvol.18」も参考にしてみてくださいね。※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです設計・施工アンメゾンワールド撮影山田耕司
2018年09月07日パリ中が歓喜の渦に巻かれた2日間! 優勝が決まった7月15日は日曜日ということもあって、たくさんの人々が皆と一緒に試合を観戦しようとパリ市内へ繰り出しました。 私もエッフェル塔近くのChamp de Mars公園に設置された巨大スクリーンで、サポーターの皆と一緒に応援したいと出向いたのですが、出だしが遅かったために既に入口が閉鎖されており、敢え無く近くのカフェにて観戦。しかし、どこのカフェも人が道路まであぶれて、車が通れなくなるほどの混雑ぶり! 優勝が決まると、カラースモークや花火、爆竹があちこちで焚かれ、車に乗っている人は何故か見知らぬサポーター達にとり囲まれて一時停止をくらい(でも仲良く盛り上がっていた)、メトロでは、ステーションにつくたびに人々が応援歌を歌いながら乱舞して車両が上下に大きく揺れ、奇声をあげた人々がホームを猛ダッシュするなど、人々の歓喜繚乱ぶりを目の当たりにすることができました。 日本のサッカーがW杯で勝利を挙げると、渋谷の街が騒々しくなりますが(筆者2002年の記憶との対比)、真っこと比較にならないほどの熱狂ぶりを体感しました。 …悲しくもこの歓喜を悪用した犯罪が多発して、あちこちでお店が襲撃され、路駐の車が燃やされたり破壊されたり、怪我人も続出したり。でもそういったことを除いては、どんなに滅茶苦茶でも、喜び騒ぎに対してはフランス人って寛容だなっていう印象を受けました。 だってこんな嬉しいこと、素晴らしいことないじゃない!って。 それから、こうして皆と一体になって喜びを分かち合うって、良いなーと心底実感しました。外を歩いているだけで、サポーターに限らず(というか全市民サポーターな気もしますが)見知らぬ人たち同士が喜びを交わし合い、家の中で祝杯をあげている人たちまでもが、わざわざ外を歩いている私たちと挨拶を交わす為だけにベランダに出てくること度々。そういった経験したことのない、見たことのない光景を、今回たくさん目にすることができました。 熱気の渦に巻かれた翌日、シャンゼリゼで優勝パレードが行われると知り、今度こそ!と17時予定のパレードを見るために13時から場所取りを。お陰で最前列を確保できたものも、30℃を超す炎天下の中、日よけもなく、水もほとんど飲めず、途中からぎゅうぎゅうと人が押し寄せ、待つこと6時間半。。。当初の予定より2時間半の遅刻で、やっとフランス代表の乗ったバスが登場したのです! もう、暑さと水不足でフラフラだったけれど、選手の乗ったバスが現れた途端、怒号のような歓声が沸き起こり、熱狂の波に飲まれながらも必死で収めた写真。 しかし!バスの通過がめちゃくちゃ早くて、本当に一瞬の出来事でした!泣。意識が朦朧としながらも何とか持ちこたえたあの苦しい待ち時間は一体何だったのかと行き場のない感情も覚えましたが、でも、こんなこと後にも先にもそうそう経験しないな思うと、生涯忘れることのない良い思い出ができたと思えばいいか、で、気分はふわりと着地。 パレードが終わった後も、人々の興奮は冷めやまず、前日同様、朝方まで熱狂に駆られた人々の騒ぎが続いたのでした。 そして、帰り道ふと思ったこと。こういう瞬間をこれからもたくさん目撃していきたいと思いました。ニュースでもインスタでもなく、自分の目で見ていくこと。そういったことを、今回パリで体験できたし、何よりフランスが勝って本当に嬉しかったです!
2018年08月13日日本代表として先日のワールドカップ・ロシア大会に出場した槙野智章が、4日に放送されるニッポン放送『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(毎週土曜 11:00~)に出演する。今回が初対面となる2人。日本代表内でムードメーカー的な存在の槙野は、実は本田圭佑こそ「一番のムードメーカー」であり、本田から掛けられた"あるひと言"がなければ自分がムードメーカーに徹することが出来なかったと明かす。これには和田も感動を隠し切れない様子だった。また、物議を呼んだ予選グループ第3戦「日本対ポーランド戦」のエピソードとして、槙野が「今日のために温めていました」と、西野朗監督の衝撃エピソードを明かす。これには和田も緊迫の舞台裏とのギャップに思わず大爆笑していた。そして「日本代表に天才肌の選手はいない。全員が凄まじいトレーニングをして代表になった選手ばかり」という槙野の言葉に、和田も「サッカーって素晴らしいね!」と心から感激した様子だった。また収録前には、槙野は「初めて和田さんにお会いするのでドキドキしています」と話し、「今日は、楽しく出来れば、と思います」と述べていた。
2018年08月04日展覧会「国立トレチャコフ美術館所蔵ロマンティック・ロシア」が、2018年11月23日(金・祝)から2019年1月27日(日)まで、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて開催される。ロシア美術の殿堂、国立トレチャコフ美術館所蔵のコレクションが来日本展は、“ロシア美術の殿堂”と評されるモスクワの国立トレチャコフ美術館が所蔵する豊富なコレクションより、19世紀後半から20世紀初頭のロシアを代表する作家の風景画、風俗画、人物画、静物画を、自然や人物像に内在するロシア的なロマンをテーマに紹介するもの。帝国崩壊にロシア革命、激動の時代に描かれた“ロシア的なロマン”ロシア帝国崩壊の足音が聞こえ始め、やがてロシア革命を迎える激動の時代であった19世紀後半。この時代に多くの画家たちが大いなるロマンを見出し、絵画の題材としたのが、白樺や樫の木の深い森、雪に覆われた大平原、樹木や草花が芽吹く春といったロシアの大自然だ。それは人々に芽生え始めた郷土愛からなのか、これらの美しい自然とともに、当時の複雑な社会やその厳しい時代を生き抜いた人々、男性たちの目を釘付けにする女性像もまた題材となっている。例えばクラムスコイの《忘れえぬ女(ひと)》は、過去にも何度か来日を果たしている名作であり、本展で最も注目すべき作品の一つ。トルストイの小説「アンナ・カレーニナ」の主人公をモチーフにしたとも指摘されており、後述する19世紀後半のロシア文化の発展、そして“ロシア的なロマン”を象徴する作品と言えるかもしれない。激動の時代で隆盛を見たロシア美術界この時代のロシア文化について、チャイコフスキーやムソルグスキーといった作曲家、トルストイ、ドストエフスキーに代表される文豪は日本でもよく知られているが、美術の分野でも多くの才能を排出している。制約の多い官製アカデミズムに反旗を翻す形で、クラムスコイら若手画家たちが、ありのままの現実を正面から描くことを目指した「移動派」を組織した一方で、モスクワ郊外・アブラムツェヴォのマーモントフ邸に集まったクズネツォフ、レヴィタン、コローヴィンらは、懐古的なロマンティシズムに満ちた作品を多く残す。注目すべきは、いずれのバックグラウンドにも、“祖国に対する愛”という共通点があることだろう。今注目を集めるロシア的なカルチャー最も近い話題では、サッカーワールドカップの開催地として注目を集めているロシアだが、近年のファッション・カルチャー界ではコム・デ・ギャルソン(COMME des GARÇONS)の川久保玲に見出されたゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)が大いに活躍しているほか、ロシア革命と共に発展したロシア・アヴァンギャルドのデザインの世界が注目を集めるなど、その文化的な側面が再評価されつつある。そんな今、“ロシア的なロマン”に思いを馳せながら、ロシア美術の殿堂と評される、国立トレチャコフ美術館所蔵の名作の数々を鑑賞してみてはいかがだろう。開催概要展覧会「国立トレチャコフ美術館所蔵ロマンティック・ロシア」開催期間:2018年11月23日(金・祝)〜2019年1月27日(日)※2018年11月27(火)、12月18日(火)、2019年1月1日(火・祝)のみ休館。開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)※毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)会場:Bunkamura ザ・ミュージアム入館料:一般 1,500円(1,300円)、大学・高校生 1,000円(800円)、中学・小学生700円(500円)※( )内は前売・団体料金。※学生券購入の際は、学生証の提示が必要。※障害者手帳の提示で割引料金あり。詳細は窓口にて。チケット販売期間:<前売券>2018年9月15日(土)~2018年11月22日(木) 予定<当日券>2018年11月23日(金・祝)~2019年1月27日(日)チケット取扱:<前売券>チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケット、e+(イープラス)、他主要プレイガイド
2018年07月20日