細田守監督が贈る『時をかける少女』が、来月7月15日で公開から10年を迎えることを記念して、角川シネマ新宿にて期間限定でのリバイバル上映されることが決定。また今回の上映は、 DCPフォーマットを使用してのデジタル上映となり、細田監督自身が手掛けたデジタルニューマスター版の上映は本作品初となる。高校2年生の紺野真琴は、理科実験室に落ちていたクルミをうっかり割ってしまったことがきっかけとなり、時間を飛び越えて過去に戻る力「タイムリープ」を手に入れる。彼女はさっそく「タイムリープ」の力を試すべく、妹が食べてしまったプリンを食べにいく。自分が“飛べる”ことを確信した真琴は、男友達の間宮千昭や津田功介とカラオケでノドが枯れるまで歌ったり、3人で何度も野球をして好プレイを連発してみたり…。何気ない日常を思う存分満喫するのだった。何があっても大丈夫、また戻ればいい、何回でもリセットができる。そんな楽しい毎日が続くはずだった。千昭が真琴に「俺と付き合えば?」と告げるまでは。Time waits for no one.(時間は誰も待ってくれない)。「タイムリープ」を繰り返し、残り回数が底をついたとき、真琴は自分にとって1番大事なかけがえのない時間がそこにあったことに気づくのだった――。本作は、1965年に小説家・筒井康隆によって執筆されたジュブナイル小説の7度目の映像化。原作から数十年後を舞台に、原作の主人公・芳山和子の姪である紺野真琴を主人公とし描かれている。公開当初は公開館数も全国で7館と小規模であったものの、8か月を超えるロングランを記録、最終的に上映館数は延べ100館を超えた。また「第30回日本アカデミー賞」最優秀アニメーション作品賞、「第31回アヌシー国際アニメーション映画祭 」長編部門特別賞など、国内外で数々の賞を受賞しその名を轟かせた。本上映企画は、この夏、細田守監督最新作『バケモノの子』がテレビ初放送されるのを記念して行われる“スタジオ地図2016 in Summer”と連動した企画であり、ほかにも本作公開10年を祝した企画として、渋谷パルコにて「時をかける少女 カフェ」や、東京国立博物館にて「時をかける少女 野外シネマ&スペシャル・ギャラリー」が開催されることもすでに発表。今回のリバイバル上映決定で、本企画の盛り上がりはさらに増しそうだ。また、先着入場者特典として、公開日より「公開10周年記念!特製ポートレート」が配布。先着&数量限定となっているので、ゲットしたい方はお早めに。『時をかける少女』は7月18日(月・祝)~29日(金)、角川シネマ新宿にて期間限定公開。(cinemacafe.net)
2016年06月17日熊本地震の支援を目的とする、映画『うつくしいひと』チャリティ上映会が6月18日(土)名古屋ピカデリーで開催される。映画『うつくしいひと』は、熊本出身の行定勲監督がメガホンを執り、被災前の熊本を舞台に製作した作品。高良健吾や橋本愛といった熊本にゆかりのある俳優、そして行政が連携し、「熊本の素晴らしさを実感できる映画を製作する」という想いを元に立ち上がったプロジェクトだ。先日の熊本地震の発生を受け、全国で復興支援のための上映会を行う中、名古屋でも映画関係者が有志で集まり実施の運びとなった。当日は行定勲監督が登壇の上映後トークショーも行われる。前売券は既に僅少とのことなので、お早目の確保を。なお上映会終了後は、7月9日(土)より名古屋シネマテークにてチャリティ上映も予定されている。■イベント詳細●日時2016年6月18日(土)【第一部】17:45 開場 / 18:00 上映開始(本編40分)上映後トークショー(19:20 終了予定)【第二部】19:45 開場 / 20:00 上映開始(本編40分)上映後トークショー(21:20 終了予定)●ゲスト行定勲監督、憲俊(第二部のみ登壇)●会場ピカデリー(名古屋市中村区名駅四丁目9番8号センチュリー豊田ビル 2F)●鑑賞料金1000 円(税込)※別途、募金箱も設置いたします。※鑑賞料金、募金は「くまもと映画製作実行委員会」を通じて、被災された方々へ届けさせていただきます。※第一部、第二部、各回限定 220 名 (前売りで定員に達した場合は、当日券の販売はありません)●チケットのお求め・お問合せピカデリー [TEL]052(551)5461■チャリティ上映名古屋シネマテーク7月9日(土)~15日(金)11:00~※ゲストの登壇はありません。※ゲストは当日のご都合により変更となる場合がございます。
2016年06月16日米サンディエゴのインディーミュージック&アートシーンを舞台に、悲劇に直面してもなお、クリエイティブであろうとするアーティストの姿を描いたヒューマンドラマ『ヒップスター』。このほど、「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」にてプレミア公開される本作の予告編映像が、シネマカフェにて解禁となった。地元でファンを増やしつつある、1人の若きシンガーソングライター、ブルック・ハイド(ドミニク・ボガート)。無気力な日々を送る彼のもとへ、ある日、父親が3人の妹を連れてやってくる。それは、母の遺灰を海に撒くためだった。この再会をきっかけに、若者はオハイオに置き忘れてきた過去の自分を思い出し、別人のようになったいまの自分と向き合っていく…。本作は、じんわりと心温まるストーリーで、日本でも口コミからスマッシュヒットとなったブリー・ラーソン主演作『ショート・ターム』の新鋭デスティン・D・クレットン監督のデビュー作品。ロバート・レッドフォードが主催するインディペンデント映画祭の最高峰、サンダンス映画祭に正式出品され、話題を呼んだ。予告編は、アメリカ・サンディエゴの西海岸の街並みを美しく描きながら、主人公である人気シンガー、ブルックのノスタルジックな歌声が印象的な映像に仕上がっている。「なぜ歌うのか?」その答えを探し、アーティストとしての葛藤にもがくブルック。彼を誇りに思う親友や、母の遺灰を撒くために再会した家族との心の触れ合いを通じて、いまの自分自身と向き合い、前を向いて生きることを模索し始める。『ショート・ターム』で人気を博した、ジョエル・P・ウェストのオリジナル曲の演奏シーンも聴きどころだ。悲劇に直面したとき、すぐには前に進めない人間の悲しみが、だれかの優しさに触れて氷解していくヒューマン音楽ドラマに注目だ。『ヒップスター』は7月30日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日7月15日(金)、16日(土)に開催される、細田守監督作『時をかける少女』を東京国立博物館にて野外上映する「『時をかける少女』10th Anniversary『博物館で野外シネマ』」。このほど、2日目のスペシャルゲストとして奥華子の登壇が決定した。“今年もまたあの夏がやってくる”をキャッチコピーに、細田監督作『バケモノの子』のテレビ初放送を記念した“スタジオ地図2016 in Summer”の一環として行われる本企画。東京国立博物館とのコラボレーションとして、『時をかける少女』の劇場公開から10年を記念した野外上映が行われる。このほど各日程のゲスト登壇者が決定。初日は、東京国立博物館の松嶋雅人平常展調整室長と細田監督自身が登壇し、二日目に奥さんが登壇する。奥さんは、『時をかける少女』の主題歌「ガーネット」を手掛けており、今夏にデビュー10周年を迎えるシンガーソングライター。“10万人が足を止めた魔法の声”と称され、1年間で2万枚の自主制作CDを手売りするなど、驚異的な集客力の路上ライブが話題となり、2005年にメジャーデビューを果たした。また同イベントは、当日の東京国立博物館入館料のみで観覧できるが、野外シネマ限定デザインのクリアフォルダが付いてくる優先席付きチケットが各日350席分発売される。なお、こちらのチケット持参者は屋外での上映ができない場合、場所を振替え、東京国立博物館平成館でのトークイベントおよび館内上映に参加できるという。チケットは、6月15日(水)午前10時より販売中。「『時をかける少女』10th Anniversary『博物館で野外シネマ』」は、7月15日(金)、16日(土)東京国立博物館にて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年06月15日昨年公開『マッドマックス 怒りのデス・ロード』での、白塗りの“ウォーボーイ”ニュークスとしての活躍が記憶に新しいニコラス・ホルト。2016年は、そんな彼の出演作が続々と公開される。ヒュー・グラントと共演した『アバウト・ア・ボーイ』の名子役から14年、『マッドマックス』の追撃を受け、その確固たる立ち位置を確立したハリウッドきってのイケメン若手実力派俳優に注目した。1989年12月7日生まれ、現在26歳の英国人俳優ニコラス・ホルト。そのキャリアは長く、7歳の時に『インティメイト・リレーションズ』(原題)で映画デビューを飾る。『アバウト・ア・ボーイ』で名子役として注目を浴び、その後も俳優としてのキャリアを積み重ねていくニコラス。『マネーモンスター』のジャック・オコンネル、『メイズ・ランナー』のカヤ・スコデラリオ、『スラムドッグ$ミリオネア』のデーヴ・パテルら、ブレイク俳優を次々生み出した英国ドラマ「スキンズ」でも注目を集め、コリン・ファースの相手役を演じた『シングルマン』の超絶美青年ぶりも話題に!そして、演技力に定評のあった彼は『X-MEN』シリーズ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』とハリウッド大作に立て続けに出演し、一躍、若手人気俳優のトップに踊り出た。6月10日より公開中の『アウトバーン』では、愛する恋人の命を救うために速度無制限の高速道路“アウトバーン”を大激走する主人公・ケイシーに大抜擢。天性のドライビングテクニック、大胆不敵で冷静沈着な精神、研ぎ澄まされた頭脳をフル動員して、裏社会の大物たち(ベン・キングズレーとアンソニー・ホプキンス!)を相手に、危険な取引に応じるクレバーでタブな青年を快演する。ニュークスと同じく、相変わらず車をぶっ飛ばしているカーアクションシーンはもちろん、フェリシティ・ジョーンズとの美しいラブシーンも見どころだ。続いて、6月24日からはシャーリーズ・セロン主演作『ダーク・プレイス』が公開。主人公・リビーとともに、過去の一家殺人事件を解いていく「殺人クラブ」のメンバー・ライルを好演し、シャーリーズとの『マッドマックス』コンビの再演でも話題を呼んでいる。そして、8月11日にはビースト役を演じる大人気シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』が公開に。先日、全米公開された本作は大ヒットスタートを記録。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』に続く3部作の完結編となるだけに注目度も高い。白塗りだけではない、超イケメンな素顔で活躍する今年のニコラス・ホルトは、女性たちのハートをますます鷲掴みにするに違いない。『アウトバーン』はTOHOシネマズ 六本木ヒルズ、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月12日『スター・トレック』シリーズ、『ミッション:インポッシブル』シリーズなど、ハリウッドでも大活躍を見せるサイモン・ペッグ。彼が主演&製作総指揮を務め、業界人が選ぶ未映画化の優秀脚本「ブラックリスト2011」に選定された脚本を映画化した『マン・アップ!60億分の1のサイテーな恋のはじまり』が、7月、新宿シネマカリテにて開催される「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」にて公開されることになった。34歳のナンシーは、長年彼氏もできず家族に心配かけてばかり。年を重ねるにつれて、理屈っぽくなり、可愛げがなくなっているのは自分でも分かっていた。そんな中、彼女は両親の結婚40周年パーティーに向かう途中で、ジャックというバツイチ男に声を掛けられる。待ち合わせの目印となる本を偶然持っていたことから、“ブラインドデート”の相手に間違われてしまったのだ。これも出会いのチャンスと思った彼女は、24歳の女子に成りすましデートをすることになるが、それは2人の運命を左右するクレイジーな1日の始まりだった…。アカデミー賞受賞の『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』や、『スター・ウォーズ』のチューバッカ主演映画『Chewie』などとともに、ハリウッド優秀脚本「ブラックリスト」に挙げられた本作を、サイモンをはじめとする『宇宙人ポール』『ショーン・オブ・ザ・デッド』のスタッフが映画化した本作。本国イギリスでは初登場7位のスマッシュヒットとなり、以後も各国の映画祭で大爆笑&感動の嵐を巻き起こしている。サイモンが主人公の40歳バツイチ男を演じるほか、こじらせアラサーヒロインをリアルかつキュートに好演するのは、『ミリオンダラー・アーム』『ベガスの恋に勝つルール』のレイク・ベル。さらに、『カムバック!』や『007』シリーズのタナー役で知られる英国俳優ロリー・キニア、『ホビット』シリーズのバーリンことケン・ストットら豪華キャストが集結。彼氏いない歴4年、下ネタ大好きのこじらせ女子34歳と、元妻に未練タラタラ、夢を語るバツイチ男40歳。そんなイタイ2人のブラインドデートが巻き起こす大騒動の1日を、楽しみにしていて。『マン・アップ!60億分の1のサイテーな恋のはじまり』は7月16日(土)より新宿シネマカリテにて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月12日無人島を舞台にしたDIY野外シネマキャンプフェス「MUJINTO cinema CAMP2016」が、9月3日(土)・4日(日)の2日間開催されることがこのほど決定した。西伊豆にあるボートでしか辿り着けない陸の孤島を舞台にしたプライベートキャンプ場「AQUA village」を会場に開催される同イベント。圧倒的な自然の中、野外で映画鑑賞を行いながらキャンプする「シネマキャンプフェス」のほか、日没まではBBQやカヤック、キャンドル作りなどのワークショップといった様々なコンテンツを満喫することができる。なお、“フェス2.0”として開催される同イベントは、初開催の2015年より約2年間かけて、「提供する側」と「提供される側」という概念を少しでもなくし、参加者も含めた全員でイベントを作るという新しい考え方のもと開催され、2017年には「第1回 MUJINTO cinema CAMP」の本格開催が予定されている。上映作品や詳細などは今後発表されるとのこと。特別な映画体験ができるイベントとして是非チェックを。(text:cinemacafe.net)
2016年06月12日映画『コロニア』が2016年9月17日(土)に公開される。エマ・ワトソン主演最新作となる本作は、クーデターで囚われた恋人を救うため、女性がひとり“脱出不可能”と言われる恐怖組織へ潜入する物語。南米チリのピノチェト独裁政権下、ナチスの残党と結びつき拷問施設となった「コロニア・ディグニダ」を舞台した脱出スリラーだ。ポル・ポトと並ぶ世界でもっとも凶悪な歴史のひとつでありながら、日本ではあまり知られていない史実が背景にある。メガホンを取ったのは、ドイツ出身のフロリアン・ガレンベルガー。ひるむことなく、困難を乗り越えていくしなやかでタフなヒロイン・レナを演じるのは、エマ・ワトソン。囚われた恋人・ダニエルを『ラッシュ/プライドと友情』のダニエル・ブリュール。そして、恋人たちを精神的に肉体的に追い詰める“教皇”パウル・シェーファーを『ドラゴンタトゥーの女』など「ミレニアム」シリーズで知られるミカエル・ニクヴィストが怪演している。今回解禁された予告編では、コロニア内部を統率する”教皇”パウル・シェーファーの静かで圧力的な声がふりかかる中、レナが直面するコロニア内部での恐るべき出来事の数々が登場。無事脱出することができるのか、スリリングな映像になっている。 ■ストーリー1973年9月11日。フライトでチリを訪れたドイツのキャビンアテンダント・レナは、恋人でジャーナリストのダニエルとつかの間の逢瀬を楽しんでいた。しかし、突如チリ軍部によるクーデターが発生。ダニエルは反体制勢力として捕らわれてしまう。レナは、彼が慈善団体施設”コロニア・ディグニダ”に送られたことをつきとめるが、そこは”教皇”と呼ばれる元ナチス党員パウル・シェーファーが独裁政権と結びつき、神の名の下に暴力で住人を支配する”脱出不可能”な場所だった。誰の助けも得ることができない...レナはダニエルを助け出すため、ひとりコロニアに潜入することを決める。果たして、彼女は恋人とともにここから脱出することができるのか。【作品情報】『コロニア』公開日:2016年9月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー出演:エマ・ワトソン、ダニエル・ブリュール、ミカエル・ニクヴィストほか監督:フロリアン・ガレンベルガー配給:REGENTS、日活©2015 MAJESTIC FILMPRODUKTION GMBH/IRIS PRODUCTIONS S.A./RAT PACK FILMPRODUKTION GMBH/REZO PRODUCTIONS S.A.R.L./FRED FILMS COLONIA LTD.
2016年06月12日ケンゾー(KENZO)は、2016年プレフォールコレクションの展開を記念して、日本昔話にインスピレーションを得たショートフィルム「Sun to Sun(太陽から太陽まで)」を発表。コレクションテーマの「日本」からヒントを得て、日本のサブカルチャーに着目した、アートディレクターのパーテル・オリヴァ。作り上げたショートフィルムは、現代写真家・ホンマタカシの奥深いドキュメンタリー風の写真と、大友克洋による漫画『AKIRA』で描かれるネオ東京の世界観にオマージュを捧げた、桃太郎ならぬ‟桃子”を主人公としたスケバン・シネマだ。複雑で曖昧な世で成長する桃子は、強さと弱さ、現実的な部分と非現実的な部分をもっている。作品は浜辺で独り佇む現実からスタートし、次第にアニメの世界へと溶け込み、不良達とバイクにまたがる夜の世界を捉えていく。麻呂眉を墨で描き、魅する風貌で人々の心を惑わす桃子が表現するものとは。 撮影は、鎌倉近郊の海岸から始まった。藤沢から東京へと向かうモデルの中には、原宿でキャスティングされた者もいるという。音楽は、映画『AKIRA』の音楽などでも知られる「芸能山城組」が担当した。イヌ・サル・キジと出会い仲間となり、力を合わせて鬼ヶ島へと鬼退治に向かう日本の昔話・桃太郎。決意と意志の強さの象徴であるこの伝説的なストーリーに、いま新しい解釈が加えられている。
2016年06月10日フランス映画祭2016が6月24日から27日まで東京・有楽町の有楽町朝日ホール及びTOHOシネマズ 日劇で開催される。有楽町朝日ホールでは、オープニング作品として6月24日に、親の愛を知らず人生に迷う少年と心優しい判事が出会い、新たな道を見つけるまでの感動の物語を描いた『太陽のめざめ』を上映。6月25日には、92歳で自殺を決意したマデリーンと家族のあたたかく優しい終活『The Final Lesson』と、離婚した夫婦の再会から物語が始まる『愛の死の谷』、10年間に渡る男と女の激しい愛の物語を描いた『モン・ロワ』がラインアップされた。6月26日には、差別を受けながらも喝采を浴びた黒人パフォーマーの感動の実話をもとにした『ショコラ!』の他、『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲』、『めぐりあう日』を、6月27日にはパリの高校で起こった感動の実話をもとにした『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』の他、『エヴォリューション』、『パリはわれらのもの』が上映される。TOHOシネマズ 日劇では6月24日、母の死の真相を突き止めようとする中で息子がそれまで知らなかった母のもうひとつの顔を知っていく『ミモザの鳥に消えた母』を上映。6月25日には郊外の団地で6人の独特な人物たちがおりなす3つの出会いと奇跡を描いた『アスファルト』が、6月26日にはムンバイ同時多発テロ勃発で少女を襲った悲劇の実話をもとにした『パレス・ダウン』が公開される。会期中には豪華ゲストによる特別講義や対談も多数開催。映画づくりのエピソードをじっくり聞ける貴重な機会となっている。また、ウィリアム・クライン作品の音楽を集めた世界初オリジナル・サウンド・トラック発売を記念して、パリのファッションシーンを描いた名作『ポリー・マグーお前は誰だ』の特別上映とDJ Partyも6月25日にアンスティチュ・フランセ東京で開催される。その他、ルミネ有楽町では5月24日から6月19日まで、「ルミネ有楽町文化部 presents フランス映画祭ご招待キャンペーン」を実施。映画祭オフィシャルレストランであるルミネ1の8階にあるレストラン、Barbara Le mieuxでは毎年好評の特別限定メニューも提供される予定だ。WOWOWでも6月13日から24日まで、ゲストとして10年振りに来日するイザベル・ユペール主演の『間奏曲はパリで』、昨年のフランス映画祭で話題の『ボウァリー婦人とパン屋』など18本のフランス映画を公開。BS10スターチャンネルでも新旧のフランス映画がオンエアされる予定だ。なお、チケットはセブンチケットにて発売中。価格は前売券が一般1,500円、学生1,000円、当日券が一般1,700円、学生1,200円となっている。なお、前売券の販売期間は有楽町朝日ホールが上映前日まで、TOHOシネマズ 日劇が6月22日まで。また、同映画祭の「観客賞」が新たに「エールフランス観客賞」として生まれ変わり、観客賞受賞作品の投票者の中から抽選で1名に東京-パリ間の往復ペア航空券がプレゼントされる。0123
2016年06月10日7月に地上波初放送されることが大きな話題となった映画『バケモノの子』の監督・細田守が手掛けた『時をかける少女』。今年で公開から10年を迎えるアニバーサリー企画として、物語の舞台となる東京国立博物館にて「時をかける少女×東京国立博物館」特別企画と題した3つのイベントが実施されることが決定した。あるきっかけから「いま」から過去に遡ってやり直せる力、タイムリープ能力を持ってしまった紺野真琴は、ひとたびその使い方を覚えると、何の躊躇も無く日常の些細な不満や欲望に費やす。大好きなものはいくらでも食べられるし、いやなトラブルも即解決!ばら色の日々のはずだったのだが…。原作は、1965年発表以来、幾度となくドラマ化、映画化、舞台化されてきた筒井康隆による大ロングセラー小説。細田監督は、舞台を2006年に移し、さらに主人公の紺野真琴は、原作の主人公・芳山和子の姪という設定に変更。女優の仲里依紗が主人公の声を務め、「時をかける少女」初のアニメーション版として初夏の町並みを、真琴が文字通り駆け抜けていく爽快な青春映画に仕上げ、「スタジオ地図」代表作としていまなお高い人気を誇る。この度、劇場公開10周年を記念して、物語の舞台となる「東京国立博物館」にて特別企画の開催が決定。1つ目は、「『時をかける少女』10th Anniversary 博物館で野外シネマ」と題し、本作の野外上映「博物館で野外シネマ」を開催。野外シネマの開催日は、2006年の劇場公開初日と同じ7月15日(金)とその翌日16日(土)の2日間。15日には上映前に細田監督と、東京国立博物館の松嶋雅人平常展調整室長によるトークイベントを実施。また16日にも本作には欠かすことのできないスペシャルゲストによる特別イベントが予定されている。当日は22時まで本館及び東洋館を開館予定とのことなので、映画鑑賞後に実際に映画の舞台を体験することもできそうだ。2つ目は、「スペシャル・ギャラリー『時をかける少女』と東京国立博物館」と題し、劇中内で描かれた「アノニマス-逸名の名画-」展を企画監修した松嶋雅人平常展調整室長キュレーションによるスペシャル展示を、 7月12日(火)~7月31日(日)まで行う。鉛筆と絵筆で描かれた原画や背景美術を通して、東京国立博物館が果たした役割や、「アノニマス-逸名の名画-」展が持つ意味などを解説。松嶋さんは「登場人物のひとりが博物館の研究員であったり、劇中では企画展示が開催されていて、たいへん重要な場面で東京国立博物館が登場します。ぜひ野外シネマを御覧いただいて、実際の東京国立博物館と比べてみてください」と、見どころをコメント。絵画芸術から見た細田監督『時をかける少女』にも注目だ。そして、3つ目として、東京国立博物館前の正門プラザにて本作のオフィシャルグッズや、東京国立博物館限定デザインのオリジナルグッズを販売する物販SHOPをオープン。野外シネマ開催日には、野外シネマ限定デザインのグッズや、飲食の販売を行う予定もあり、ファン必携のアイテムとなりそうだ。本企画は、細田守監督作品『バケモノの子』テレビ初放送を記念して行われる“スタジオ地図 2016 in Summer”の一環として開催。さらにスタジオ地図では、“今年もまたあの夏がやってくる”をキャッチコピーに、今後もさまざまなイベントを企画するようなので、期待して待ちたい。「『時をかける少女』10th Anniversary 博物館で野外シネマ」は7月15日(金)、16日(土)19時~東京国立博物館 本館前にて開催。スペシャル・ギャラリー「『時をかける少女』と東京国立博物館」&物販SHOPは、7月12日(火)~7月31日(日)9時30分~17時で開催。(ただし、水、金は20時、土、日、祝日は18時、7月15日(金)、16日(土)は22時まで。入場は閉館の30 分前まで)7月19日(火)、25日(月)は休館。(text:cinemacafe.net)
2016年06月09日1996年に公開されたブロックバスター映画『インデペンデンス・デイ』の新章『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のアフレコイベントが6月9日(木)、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、主人公のジェイク・モリソン役の日本語版吹き替え声優を務める藤原竜也が登場した。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は人類がエイリアンとの壮絶な死闘に勝利を収めてから20年後を舞台に、驚異的な進化を遂げ巨大化した彼らが、再び地球にやってきて人類を滅亡の危機に陥れるさまを描く。監督は前作より続投し、ローランド・エメリッヒが務めた。実は宇宙やSFが大好きだという藤原さん、「変なやつだなと言われたりするんですけど、昔から好きなんです。小さい頃から人より多く空を見たり、いまも星を眺めてUFO見れないかなとか思って過ごしています」と宇宙愛を語りながらも、ふと我に返り、報道陣に向かって「こんな話で大丈夫なのかな?」と照れ臭そうに笑みを浮かべた。しかし、宇宙へ行きたいかと問えば、「自分が行くとなったら、結構現実的な人間で(笑)、しっかりと整って準備ができてから行ってみたいと思います。こんだけ話しておいてあれですけど、行かないですね(笑)」と、かなり消極的。想像するほうが得意な様子で、もし宇宙人に会ったら「影から『何もしない?』と宇宙人に聞きます。反応がなければ、影からずっと見てる。もう1回言って何もしないリアクションなら出て行きますね」と、やや腰が引けた妄想を話した。これまでも何度か声の出演をやってきた藤原さんは、公開アフレコでその技術を披露。改めて声優という仕事について、「すごく難しくやりがいのある仕事だと思いました。監督に間の撮り方とか音程、スピードとか、細かくダメ出してもらいました」と苦労を口にした。アフレコの後は初めて4Dを体験し、ガタガタ揺れる椅子には「ポップコーンとか食えないね!」と叫び、さらには「えっ、水が飛んできたよ!」と最新型の映画の楽しみ方に大きくリアクションしていた。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は7月9日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)
2016年06月09日野外シネマキャンプフェス「MUJINTO cinema CAMP」が、2018年10月7日(日)・8日(月・祝)に和歌山県有田市にある無人島・地ノ島で、2018年10月27日(土)・28日(日)に長崎県大村湾に位置する無人島・田島で開催される。「MUJINTO cinema CAMP」は、ボートでしか辿り着けない無人島を舞台に、圧倒的な自然のなかで映画鑑賞を楽しめる新感覚の野外シネマフェスだ。上映作品は、ハロウィンシーズンにちなんだ『モンスター・ホテル』、小さな島で繰り広げられる少年少女の恋物語『ムーンライズ・キングダム』の2作品が決定している。また、映画の上映以外にも、BBQ、音楽ライブ、自然を活かしたアクティビティー、キャンドル作りのワークショップなどを実施。“無人島”という非日常的な空間の中で、参加者全員が主体となって豊かな大自然を満喫出来る様々なコンテンツが用意されている。【開催概要】■「MUJINTO cinema CAMP KANSAI 2018 autumn」開催日:2018年10月7日(日)・8日(月・祝)開催場所:無人島 地ノ島(和歌山県有田市/JR初島駅より徒歩7分、港よりボートで10分)■「MUJINTO cinema CAMP NAGASAKI」開催日:2018年10月27日(土)・28日(日)開催場所:無人島 田島(長崎県大村湾/長崎駅から車で60分、 ハウステンボスから車で30分、 長崎空港から車で1時間30分)<チケット>発売日:2018年9月3日(月) 12:00〜販売URL:
2016年06月09日先日解禁された主演作『美女と野獣』(『Beauty and the Beast』)の初映像が『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を上回る再生回数を記録したエマ・ワトソン。彼女の主演最新作で、トロント国際映画祭ほか多くの映画祭で話題を呼んだ『コロニア』が、9月、日本公開されることが決まった。舞台は、1973年のチリ。9月11日、フライトでチリを訪れたキャビンアテンダントのレナは、恋人のダニエルとつかの間の逢瀬を楽しんでいた。しかし、突如、チリ軍部によるクーデターが発生。ジャーナリストのダニエルは反体制勢力として囚われてしまう。レナは、彼が慈善団体施設「コロニア・ディグニダ」に送られたことをつきとめるが、そこは”教皇”と呼ばれる元ナチス党員パウル・シェーファーが独裁政権と結びつき、神の名の下に暴力で住人を支配する”脱出不可能”な場所だった――。本作は、クーデターで囚われた恋人を救うため、女性がたった1人で “脱出不可能”といわれる結びつき恐怖組織へと潜入する姿を描く“脱出”スリラー。南米チリの独裁政権下、ドイツを追われたナチスの残党からなるその組織は、「コロニア・ディグニダ」と呼ばれる拷問施設だった!カンボジアのポル・ポトと並ぶ、世界でもっとも凶悪な独裁政権の歴史のひとつでありながら、日本ではあまり知られていない史実を背景に描く本作で、ヒロイン・レナを演じるのは、『ハリー・ポッター』のハーマイオニーから華やかな成長を遂げたエマ・ワトソン。現在、女優業を1年間休止し、国連の新しいフェミニズム活動「He For She」の広報を担うなどひとりの女性としても輝きを増す彼女が、ひるむことなく困難を乗り越えていく、しなやかでタフな女性を演じ切る。また、囚われた恋人・ダニエルを演じるのは、ブラッドリー・クーパー主演『二ツ星の料理人』、クリス・ヘムズワース共演の『ラッシュ/プライドと友情』など、数々の作品で名演を見せるダニエル・ブリュール。さらに、恋人たちを精神的に肉体的に追い詰める“教皇”パウル・シェーファーを、『ミレニアム』シリーズで知られるミカエル・ニクヴィストが怪演する。男女平等とジェンダー・ステレオタイプからの脱却を訴えた、国連での演説も話題を呼んだエマは、本作について「愛のためにどこまでできるか。女性は囚われる側を演じることが多いですが、この映画では女性が男性を救いに行く。その設定に惹かれました」と、出演への思いを明かす。また、メガホンをとったフロリアン・ガレンベルガー監督も、「強いだけの女性ではだめ、勇敢さと弱さを併せ持っていないと。光を持った女性を暗闇に送り込みたかった。そんな女優はエマしかいない。彼女はいつも眩しい光を発している」とエマの存在感に絶賛を贈っている。ダニエル演じる恋人との微笑ましいシーンから、「コロニア」内で信用を得るために服を脱ぐシーン、折檻や極限での脱出シーンなども体当たりで演じたエマ。大人の女優に脱皮した彼女の渾身作に、引き続き注目していて。『コロニア』は9月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月09日TOKIO・長瀬智也、神木隆之介出演の映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(6月25日公開)が東京・立川シネマシティにて、極上音響上映されることが8日、わかった。映画は宮藤官九郎監督の完全オリジナル作品で、舞台に選ばれたのは地獄。地獄専属バンド・地獄図(ヘルズ)のフロントマンで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK(長瀬)と、17歳の若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイト・ひろ美(森川葵)に会いたい一心で生き返りを目指す、関大助(神木隆之介)の地獄めぐりの様子を描く。このたび立川シネマシティにて、極上音響上映されることが決まったが、これは通常の映画上映音響とは異なり、音楽ライブ用の音響セッティングを用いて上映するもの。作中の地獄専属ロックバンド"地獄図"では、長瀬演じるキラーKがボーカル&ギターを担当し、神木演じる大助がギター、ほか邪子(清野菜名/ベース)、COZY(桐谷健太/ドラム)というメンバーで活躍するため、ライブシーンも生に近い状態で体感できる。宮藤官九郎監督は「爆音上映会発祥の地、吉祥寺バウスシアターが健在だった頃は、いろんな映画を爆音で観ました。ブルースブラザーズ、ファントムオブパラダイス、キャリー、暴走パニック大激突など、中には大林宣彦監督『HOUSE』のように、これ爆音で観るべきか? というのも見ました」と、爆音上映会の思い出を語る。更に宮藤は、「撮ってる最中から『これは爆音で観たいなあ』と思っていたのが今回の『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』です。まさに両思い。立川での極音上映興奮しています。よろしくお願いします」と期待を寄せた。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月08日『ローマの休日』をはじめ『スパルタカス』『ジョニーは戦場へ行った』『パピヨン』など、名作を次々世に送り出した脚本家ダルトン・トランボの生涯を描く、ブライアン・クランストン主演『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』。このほど、本作でヘレン・ミレンが演じる、ポップな帽子が強烈な印象を残すゴシップコラムニスト、ヘッダ・ホッパーの劇中画像がシネマカフェに一挙到着した。第二次世界大戦後、“赤狩り”が猛威をふるうハリウッド。議会での証言を拒んだという理由で、売れっ子脚本家トランボは投獄されてしまう。やがて出所し、最愛の家族のもとに戻るトランボだったが、ハリウッドでのキャリアを絶たれ、彼にはもはや仕事がなかった。だが、ひそかに書き上げ、友人に託した『ローマの休日』に続き、偽名で書いた別の作品でもアカデミー賞に輝いたトランボは、再起への道を力強く歩み出す――。TVシリーズ「ブレイキング・バッド」で絶賛を博したブライアン・クランストンが、理不尽な弾圧にも負けずに信念を貫き通したひとりの男の生き様を力強く演じきり、本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた本作。今回到着したのは、トランボにも何かとつきまとう実在のコラムニスト、ヘッダ・ホッパーの50年代のクラシカルファッションに注目した劇中画像。1930年代~50年代にかけて、ハリウッドスターが最も恐れていた人物といわれ、全米一の新聞にコラムを書き、アメリカ人のほとんどが彼女の記事を読んでいたというほど、その影響力は大きかったという彼女。同じく50年代のハリウッドを描いたコーエン兄弟監督作『ヘイル、シーザー!』にも彼女をモデルにした人物が登場するが(ティルダ・スウィントンが一人二役)、当時のハリウッドのあらゆるゴシップを嗅ぎまわり、容赦ない記事を書くことで有名だったとか!本作ではそんなヘッダを、オスカー女優ヘレン・ミレンがエネルギッシュに演じ、ゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門)助演女優賞にノミネート。ヘッダのトレードマークといえる花や羽飾りをつけたド派手な帽子も見事に着こなし、唯一無二の貫禄を見せている。実際のヘッダは、年間150もの帽子を新調するほど、帽子には強いこだわりを持っていたそうで、本作にも数多くの帽子が用意され、彼女のシーンに登場するのは全て別の物、同じ帽子が2度出てくることはないほど。ヘレンは、そんな彼女の衣装について「素晴らしいコスチュームばかり!彼女はどこにいても、“あそこにヘッダがいる”とすぐに分からせるために、派手な帽子を被っていたの。ラッキーなことに、私は帽子が似合う顔立ちだったから良かったわ!」と、とても気に入っていた様子だ。本作では、ハリウッドの反共産主義勢力を結集させ、後にトランボの最大の敵となるヘッダ。彼女の意志の強さを現したような堂々としたオリジナルのファッションは、ひとりの女性の姿として、とても魅力的。また、当時のハリウッドの裏側を描いた本作で唯一、“表舞台”の華やかさを象徴しているのが彼女の衣装となっている。トランボの真摯な生き方に負けず劣らずの、ヘッダの個性を貫くかっこいい衣装にも、ぜひ注目してみて。『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』は7月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月06日デニスの植野行雄が、綾野剛主演映画『日本で一番悪い奴ら』をPRするため、5日に警官姿で都内の映画館を巡回した。その他の写真本作は、“日本警察史上、最大の不祥事”といわれる実際の事件を題材に、ひとりの刑事の歪んだ正義が暴走するエンターテインメント作品。綾野演じる北海道警察の刑事・諸星要一が、おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を汚していく様を描く。植野は、劇中でパキスタン人の盗難車バイヤーを演じているが、キャンペーンでは警官姿で、新宿バルト9、109シネマズ二子玉川、渋谷TOEI、シネマサンシャイン池袋を巡回。各劇場では集まったファンと気軽に記念撮影に応じ、相棒のキャラクター“ニチワルくくん”と映画をPR。「ぎりぎりアウトでしょ!完全にピー○くんですよね!? ただ、子供がニチワルくんの方ばかり行くので寂しい思いをした」とボヤくも、俳優業については「片言の外人役って需要無いでしょ(笑)ドラマ『相棒』でCIAからきた外人役とか!? いいですね。水谷豊さんの“相棒”になってみたい!」と語り、集まった人々を笑わせた。植野は、先月28日から、警官姿で都内劇場を中心に巡回しており、植野を撮影した写真を共通ハッシュタグ(#日悪を追え)付きでツイートすると、抽選でプレゼントが当たるキャンペーンも行われている。『日本で一番悪い奴ら』6月25日(土) 全国ロードショー
2016年06月06日トム・ハーディが一人二役で主演を務め、イギリスはじめ各国で絶賛された『レジェンド 狂気の美学』。このほど、彼が実在の双子ギャング、クレイ兄弟を熱演した本作から、劇中で使用された“マグショット”(逮捕写真)がシネマカフェにて解禁。兄弟の恋人&愛人をそれぞれ演じたエミリー・ブラウニングとタロン・エガートンからコメントが到着した。60年代ロンドンの裏社会で暗躍した、“伝説”と呼ばれた双子のギャングスターを、トム・ハーディが一人二役で演じた本作。今回解禁されたのは、劇中で使用されたハーディ演じるクレイ兄弟のマグショット。双子の兄レジナルド(レジー)と弟ロナルド(ロン)を、演技のみならず、見た目から別人のように体現したことが、このマグショットからも一目瞭然だ。女性がうっとりするようなハンサムな兄レジナルドは、ふだんのハーディそのものだが、兄より恰幅がよく陰うつとした弟ロナルドを作ることは、実はかなり労力のいる作業だったという。撮影では特殊メイクをふんだんに使う時間はなかったため、歯科技工士がハーディの歯形を取って詰め物を作成し、顎のラインを変え、ロナルドの顔をレジナルドよりも四角い印象にすることに成功した。さらに、上顎のラインに手を加えることで鼻を広くし、その上で顔周りにシャドウなどを足して仕上げ、あとはウィッグを付けることでロナルドを作り上げたという。ハンサムで魅力的なレジナルドの恋人フランシス・シェイを演じたエミリー・ブラウニングは、彼の一人二役の演技について、「トムはレジナルドになりきってやって来て、私はその彼と撮影をこなす。そして1時間後にはロンになって戻って来るの。その変わり様といったら信じられないほどよ。レジナルドとのシーンを演じていたとき、私はとても幸せな気分だったわ。そしてロナルド役の彼が現場にやってくると、カメラが回っていない間もちょっと嫌な気持ちだった。撮影の間ずっとこう思っていたわ。『ロンは好きになれない』って。でも、それでよかったの。だって、それが物語の中で描かれている関係そのものだったから」とコメント。まるで別人のようだったハーディのなり切りぶりに驚嘆しつつも、そのギャップが演技の上でも大いに役立ったことを明かす。また、同性愛者だったロナルドの部下で、愛人のマッド・テディー・スミスを演じたのは、『キングスマン』で大きな注目を集めたタロン・エガートン。「トムによって2つの登場人物に息が吹き込まれていく様子を目の当たりにして、本当に信じられない気分だった」と、その“変身”ぶりに感嘆の声を上げる。「トムがいかにして一人で双子の兄弟の関係を築き上げていくのかを見てもそうだ。例えば画面の片側にレジーを映して、今度はメイクを変えて入れ代わって、反対側の画面に映ってロンとして撮影をする。その際、レジーのセリフをイヤーモニターで流す。これは、トムが膨大な時間を準備に費やさなければ実現できない。脚本の裏の裏まで理解していたからこそ、彼は自分のセリフに反応したり、遮ったり、細かいリアクションまで取ることができたんだ。演技というのは相手とのやり取りなのに、彼はたった1人でやりきった。とても驚異的だし、見ていて本当にワクワクしたよ」と、ハーディの役者魂に大いに魅了されたことを明かしている。『レジェンド 狂気の美学』は6月18日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月05日トム・ハーディが一人二役で、20世紀の英国犯罪史上、もっとも有名な犯罪者と言われる双子のクレイ兄弟を見事に演じ分けた『レジェンド 狂気の美学』。このほど、各国で絶賛を受けたハーディの演技力やクレイ兄弟の実像について、ブライアン・ヘルゲランド監督やキャスト陣が語る特別映像が解禁となった。60年代、“スウィンギン・ロンドン”の裏社会で“伝説”と呼ばれた双子のギャングスター、クレイ兄弟。その実話を基に描かれる本作は、『マットマックス 怒りのデス・ロード』以降も出演作が次々と公開され、『レヴェナント:蘇えりし者』ではアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされたトム・ハーディが一人二役で熱演。また、『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』のエミリー・ブラウニング、『キングスマン』のタロン・エガートンら注目の若手ほか、デヴィッド・シューリスやポール・べタニー、クリストファー・エクルストンなど英国の実力派俳優が脇を固めている。今回解禁となったのは、クレイ兄弟についての特別映像だ。英国では「ギャングと言えばクレイ兄弟」と言われるほど誰もが知る存在という彼らは、「モンティ・パイソン」もスケッチのネタにし、関連書籍はこれまでに数十冊出版。TV シリーズ「ホワイトチャペル」シーズン2の題材になり、映画やドキュメンタリーなどの映像化も数知れず。いまでも露店やネットショップでは、彼らの顔写真をプリントアウトしたTシャツやグッズが売られており、ロンドンではクレイ兄弟ゆかりの地を巡るツアーも毎週3回実施されている。「クレイ兄弟ファンクラブ」もあるそうで、彼らは犯罪者、実在の人物という枠を超え、カルチャーアイコンとして定着している。本映像では、クレイ兄弟を一人二役で演じたハーディの撮影中の様子も垣間見ることができるほか、兄レジナルドの恋人フランシスを演じたブラウニング、2人を執念深く追うニッパー・リード刑事を演じたエクルストン、そしてヘルゲランド監督ほかスタッフらが、それぞれクレイ兄弟を語っている。兄レジナルドと弟ロナルドのキャラクターの違いや、ギャングスターとして成功した理由と時代背景など“クレイ兄弟入門編”と言えるような話から、本国でもほとんど認知されていないレジナルドの恋人フランシスの存在まで、まさに映画本編が気になる作り。特に、兄弟の関係者らにもインタビューしたという監督と製作スタッフが、兄レジナルドと後に結婚したフランシスが、本作で語り部の役割も果たしていることに言及。ギャングを題材にした映画ではかなり珍しい、女性の視点から物語が語られる理由を知ることができる。『レジェンド 狂気の美学』は6月18日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日20年前、世界を震撼させた『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督が、前作をさらに壮大に展開させる『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』。このほど、7月9日(土)の公開を前に、エメリッヒ監督とジェフ・ゴールドブラム、リアム・ヘムズワース、そして注目女優マイカ・モンローの来日が決定した。エメリッヒ監督にとって、キャリア集大成となる渾身のブロックバスター超大作となる本作。今回、エイリアンの新たな宇宙船はアメリカ合衆国全土を覆うサイズへと巨大化し、女性大統領が誕生したアメリカをはじめ、世界の主要都市を破壊し尽くしていく。わずか3日間という人類滅亡のカウントダウンが刻まれるなか、エイリアンの真の目的が明らかになるが…。前作で主演を務めたジェフ・ゴールドブラムとビル・プルマンが、それぞれESD(地球防衛軍)部長デイビッド、ホワイトハウスを去った“闘う大統領”ホイットモアに扮して再登場し、若き熱血パイロット、ジェイク役のリアム・ヘムズワース、ホイットモア大統領の愛娘で現大統領のもとで働いているパトリシア役マイカ・モンローら新キャストと共演する。エメリッヒ監督は、「『インデペンデンス・デイ』の世界をいっそう拡大した。ストーリーも、エイリアンが地球へやって来て破壊するだけでなく、理由も描いたんだ。みんなに早く体験して欲しくてウズウズしている」と本作に自信を見せている。監督の自信の根源は、スケールの大きさだけでなく、“最強のドリームチーム”と語るキャストの顔合わせだ。第1作のオリジナルキャストを再集結し、新メンバーを加えてチームを再結成した。「あれは間違いなく前回より大きい」とゴールドブラム演じるデイビッドが本作で呟くこの言葉は、本作における映像のとてつもないスケールの大きさを象徴しているが、スケールだけでなく「映画の楽しみと驚き、喜びも前作よりもずっと大きくなっている」と明かす。そして、本作に新たに加わったヘムズワースは、前作が公開されたとき6歳だったとはいえ、お気に入りの映画だったといい「圧倒的に高等な攻撃力を持つエイリアンと戦って、まさに夢が叶ったようだった」と喜びを隠せない様子。日本で初お披露目となる特別試写会で、彼らが何を語るのかにも注目が集まる。また、情報が出るたびに、ファンからの「早く観たい!」「遂に人類滅亡か?気になりすぎる」という熱いコメントがSNS上に多数アップされる本作は、そんなファンたちの期待に応える形で7月8日(金)前夜祭上映(一部劇場を除く)も決定。今月30日(木)には、来日した監督&キャストたちが、六本木ヒルズ・アリーナおよびTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われる本作のスペシャルイベント&特別試写会に登壇する予定だ。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は7月9日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔と俳優・窪田正孝のW主演映画『MARS~ただ、君を愛してる~』。公開目前となった本作だが、1日(水)、大阪・TOHOシネマズ梅田にて舞台挨拶付先行上映会を実施。W主演の2人と耶雲哉治監督が登壇した。海で奇跡的に出逢った零(藤ヶ谷太輔)とキラ(飯豊まりえ)。過去に心の傷を抱えながら孤独に生きてきた2人は惹かれあい、恋に落ちる。そこに、零の死んだ弟・聖(前田公輝)の親友、牧生(窪田正孝)が現れる。零とキラの良き理解者であるように見えた牧生は、実は零の持つ秘めた一面「怒りに火がつくと抑えられない激しい凶暴性」に強い憧れを抱いていた。しかし、キラと一緒にいることで「大切な人を守る真の強さ」に気付きはじめた零。牧生は、そんな変わっていく零を許せず、キラの忌まわしい過去を突き止め、2人を引き裂こうとする。零は心の葛藤に苦しみながらもキラを想うが、キラは深く傷つき零に触れることさえできなくなる。しかし、零とキラの親友、晴美や達也の支えもあり、2人は互いに「たったひとりの存在」であることを感じる。そんな中、牧生の行き過ぎた零への想いは、純粋すぎるがゆえに残酷な愛へと変わり、零とキラ、そして牧生の運命に衝撃的な結末を引き寄せようとしていた――。90年代絶大な人気を博した惣領冬実が描く不朽の名作「MARS(マース)」。連載当初から衝撃的かつディープなストーリーと世界観が話題を独占し、少女漫画の枠をこえた“究極のラブストーリー”として圧倒的な人気を獲得。映画のキャストには、光と影の二面性を持つ高校生・樫野零役を藤ヶ谷さん、零の中学の同級生で、死んだ零の弟・聖の親友だった桐島牧生役に窪田さん、ヒロイン・キラ役に飯豊まりえが好演している。この日行われた舞台挨拶では、冒頭から観客の勢いに圧倒され、窪田さんが自分の役名を間違えて、藤ヶ谷さんが“噛みすぎだろ”とツッコミ。しかし窪田さんは、「ご覧のとおりオーラを纏いまくりですよ、すさまじいですよ、この会場すべて藤ヶ谷太輔くんのものになっていますからね。空間の支配の仕方がハンパないですよ」と煽り、藤ヶ谷さんは「ちょっとだけコメント適当なんだよね~」と2人は漫才のようなやりとりをし会場を沸かせた。そんな2人は、共演は3回目のお互い気心知れた間柄。「お互い人見知り同士だけど、フィーリングがあうとすごく喋るんだよね」と藤ヶ谷さんが話すと、「撮影の合間に時間があったので、太輔くんと江ノ島の高台に登りに行きました。そしたら、たまたまキャンドルが何百個もあって」(窪田さん)「一見2人ともクールそうなんですけど、うわぁカワイイ! キレイ! ってね(笑)」(藤ヶ谷さん)「ワー。写真撮りましょうよ! って(笑)」(窪田さん)。と仲の良いエピソードを披露していた。また、監督へ映像化するにあたってこだわった部分について聞かれると、「90年代の漫画で究極のラブストーリーと言われているので、映像化するにあたりプレッシャーもあったんですが、どうせやるのであれば最高に美しい映像を撮ろうと。最高に美しいキャストが揃っているんでたやすいものでした(笑)」と答えると、それを受けて「美しくてすいませーん、僕ら」と、そんな2人の発言に会場は笑いに包まれた。そして、サブタイトルを関西弁で言うとどうなるのか観客に聞くと、客席から「ただ、あんた、愛してんで!」と帰ってきて大爆笑。さらに観客が客席から話しかけてくる大阪の雰囲気に藤ヶ谷さんは「おれ、誰に話しかけられてるの?」と、戸惑う場面も。最後に作品の見どころについて「男の子っていいな、女の子っていいなと思わせてくれる映画だと思います」(窪田さん)「高校生の恋愛ですが、人を想う気持ちや愛する気持ちは、年齢も性別も関係ないと感じました。この映画にはそれがたくさんつまっています」(藤ヶ谷さん)とアピールし終了した。『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』は6月18日(土)よりTOHOシネマズ 梅田ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月02日『アメリカン・スナイパー』では18kgも体重を増量させ、肉体改造を行ったことも話題を呼んだブラッドリー・クーパーが、今度は一転、過去にワケありの天才シェフを演じる『二ツ星の料理人』。このほど、2011年に“世界一セクシーな男性”に輝いたこともあるブラッドリーが、本作でちらりと見せる上半身裸の映像&写真がシネマカフェに到着した。美食の街パリを追い出されたワケありの二ツ星シェフが、今度はロンドンのフレンチレストランを舞台に、新しい仲間たちと世界一のレストランを目指して奮闘する本作。今回入手した映像と写真は、かつて散々迷惑をかけたトニー(ダニエル・ブリュール)のもとに再びやってきたアダムのシャワー直後のシーン!「俺は復活した、三ツ星を狙う」そう言って、3年ぶりに戻ってきたアダム。かつて、パリの一流フレンチレストランでミシュランの二ツ星を獲得したが、私生活で問題ばかり起こした末に突然姿を消し、死んだともうわさされていた。当時、給仕長を務めていたオーナーの息子トニーは店を閉め、いまではロンドンで父が所有するホテルのレストランを切り盛りしている身。そんな彼のもとにアダムは悪びれもせず顔を見せ、彼の店でシェフをやらせろと迫るのだ。諸悪の根源の酒も女も断ち、世界一のレストランを作って「三ツ星をとる」と宣言するアダムに心を決めるトニーは、アダムとパリ時代の同僚で三ツ星に輝いたシェフ、リース(マシュー・リス)のオープニングパーティの招待状を届ける。そこで、シャワーから出た上半身裸のアダムの姿を見て、息を飲むトニー。彼はアダムに恋心を抱いていた。その気持ちに応えられないアダムは、朝食を作ろうかと提案するが…。ブラッドリーが本作で共演した、スペイン生まれのドイツ人俳優ダニエル・ブリュールといえば、『グッバイ、レーニン!』で脚光を浴びて以降も話題作に次々と出演、マーベル最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では悪役を務めていることでも注目を集めている。そんな彼についてブラッドリーは、「ダニエル・ブリュールとの思い出はもちろんあるよ。彼は『ラッシュ/プライドと友情』で観て、『イングロリアス・バスターズ』で観て、ファンになったんだよね」と言う。本作では「思い出に残っているのは、彼がいかに面白い人だったのかということ。撮影最初の日からもう面白い人だったんだ。それにすごく気さくな人だったしね。だから、共演するのがすごく楽しかったんだ」と、素顔も魅力的なダニエルとの共演をふり返っている。『二ツ星の料理人』は6月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月30日体感型上映システム・4DX専用に製作されたホラー映画『雨女』の完成披露試写会が5月26日(木)、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、主演の清野菜名とメガホンをとった清水崇監督(『呪怨』シリーズ)が出席した。清野は来場者と一緒に映画を鑑賞し、4DXを初体験。水が降り注ぐエフェクトでびしょ濡れになり、「雨が降りまくりですね」とご機嫌だった。『雨女』/その他の画像雨の日になると、「大雨の中、踏切で電車が過ぎるのを待つ幼い少女の目の前で、女の子を抱いた黒服の女が電車に轢かれる」という悪夢に悩まされる主人公の理佳。実生活では、恋人の浮気に悩まされる彼女は、母親の命日に帰省するが…。清野は「ストーリーに沿って、座席が動いたり、背中に衝撃が来たりして、映画の世界にすっかり入り込ました」と4DXの効果を堪能。撮影は今年2月に行われ、「めちゃくちゃ寒かったです。特にプールのなかで一日中撮影することがあって、あまりの辛さに『監督もやってみてよ』と思った」と恨み節も。清水監督は「相当がんばってくれました」と清野の奮闘をたたえた。「生粋のアナログ人間だから、最初は乗り気じゃなかった」という清水監督だが、「スマホで映像が簡単に見られる時代に、映画館でしか味わえない経験をしてもらえるのが面白いと思った。劇場に足を運んでもらうきっかけになれば」と4DXの意義をアピール。それでも「4DXは疲れて、慣れてしまうこともある」と指摘し、「使用するエフェクトはかなり吟味した」とこだわりを語っていた。取材・文・写真:内田 涼『雨女』6月4日(土)全国のユナイテッド・シネマ他にて4DX限定公開
2016年05月26日ファレル・ウィリアムスがプロデュース&楽曲提供のコメディ映画『DOPE/ドープ!!』が、2016年7月30日(土)、渋谷HUMAXシネマ他で全国順次公開される。リック・ファムイーワ監督が、青春時代を過ごしたL.A.犯罪多発地域イングルウッドを舞台にした映画『DOPE/ドープ!!』。ファレルのほか、アカデミー賞俳優フォレスト・ウィテカーやショーン・コムズという錚々たるビッグネームが名を連ね、90年代の陽気で過激なブラックムービーが完成した。物語の主人公は、L.Aのスラム街出身の高校生マルコム。彼は、名門大への進学を夢見ながら、自身のバンドと90年代ヒップホップをこよなく愛するオタクだ。友人であるディギーとジブと共に、恋心を抱くナキアを追いかけて、ドラッグディーラー、ドムの誕生日パーティーに参加したことから彼らを取り巻く状況は一変。パーティーの裏で行われていた取引に警察が突入し、その場がパニックとなる中、ドムは「モリー」と呼ばれるドラッグをマルコムのリュックに隠してしまう。窮地に陥ったマルコムたちは、天才ハッカーのウィルに助けを求め、闇サイトで「モリー」を販売し始める。約束の期限が迫る中、大学への出願期限、銃を持ったギャング、抜き打ち検査の警察犬、ドラッグ中毒のリリーや兄のジャイールなどトラブルは果てしなく続く…。ふとしたことから始まった一連の騒動から、マルコムが学んだのは、名門大では教えてもらえない何か。その大切な”何か”を探しに、映画館に足を運んでみてはいかがだろう。【映画情報】『DOPE/ドープ!!』 原題: DOPE公開日:2016年7月30日(土)渋谷HUMAXシネマ、シネマート心斎橋ほか全国順次公開監督/脚本:リック・ファムイーワ製作総指揮:ファレル・ウィリアムズ、マイケル・Y・チョウ、リック・ファムイーワ、デヴィッド・ロンナー プロデューサー:フォレスト・ウィテカー、ニーナ・ヤン・ボンジョヴィ、PGA共同製作総指揮:ショーン・コムズキャスト:シャメイク・ムーア、トニー・レヴォロリ、カーシー・クレモンズ、ゾーイ・クラヴィッツ、フォレスト・ウィテカー(ナレーション)2015年/アメリカ/103分 (c) 2015 That's Dope, LLC. All Rights Reserved.
2016年05月26日ブラッドリー・クーパー主演最新作にして、シエナ・ミラー、オマール・シー、ダニエル・ブリュール、アリシア・ヴィキャンデルら豪華キャスト競演で贈る美食エンタテインメント『二ツ星の料理人』。このほど、ブラッドリーが“世界一セクシーで危険なシェフ”の役作りの秘密を語るインタビューを交えた特別映像が、シネマカフェに到着した。本作で彼が演じるのは、美食の街パリを追い出されたワケありの二ツ星シェフ、アダム・ジョーンズ。今度はロンドンを舞台に、シエナ演じる女性シェフ、エレーヌや、オマール演じるパリ時代の同僚ミシェルとともに、ダニエル演じるトニーのフレンチレストランを世界一のレストランにするべく奮闘するのだが…。そんな本作に監修として参加しているのは、実際にロンドンでミシュラン星付きレストランを仕切るスターシェフ、マーカス・ウェアリング。クーパーが演技のモデルにしたという、毒舌の伝説シェフ、ゴードン・ラムゼイの右腕も務めたほどの腕前を持つ。キャスト陣への調理指導のみならず、「彼なくしてはこの映画が完成しなかった」とブラッドリーが語るほどに、マーカスの存在は絶大だった様子。実際にアダムの「セリフの3割はマーカスのアイディア」だったそうで、「俺がやったように料理を提供しろ!」「このレベルを守れ!」「指紋は残すな!」といった迫力あるリアルなセリフはどれもマーカスが言っていたもの、「僕はただそのまま繰り返しただけなんだ」とブラッドリーは明かしている。そのマーカスが用意した絵画のように美しい最先端の料理と、渾身のひと皿ができるまでのバトルのような激しい舞台裏を、本作では存分に堪能することができる。「正しいことをやろうとするんだけれども、何でもひとりでやろうとするから間違いを犯してしまう」とブラッドリー自身も語る、過去にワケあり、性格に問題あり(?)の天才シェフぶりと見事な美しい料理の競演にも注目だ。『二ツ星の料理人』は6月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日ファレル・ウィリアムスがプロデューサーとして名を連ね、楽曲提供もしている青春音楽コメディ映画『DOPE/ドープ!!』。このほど、ロスの超犯罪多発地帯を抜け出すべく奮闘する、可笑しくも真剣な若者たちの青春が垣間見える予告編映像が解禁となった。スラム街出身のマルコムは、自身のバンドと90’s HIP HOPをこよなく愛する音楽オタクの高校生。名門大への進学を夢見ていた。だが、友人のディギーとジブと共に、恋心を抱くナキアを追いかけて、ドラッグディーラーのドムの誕生日パーティーに参加したことから、ドラッグをめぐるトラブルに巻き込まれてしまう。天才ハッカーのウィルに助けを求め、闇サイトでドラッグを販売し始めるマルコムたち。大学への出願期限も間近に迫る中、彼らのトラブルは果てしなく続き…。メガホンをとったリック・ファムイーワ監督が青春時代を過ごした、L.A.犯罪多発地域イングルウッドを舞台にした本作。90’sを反映した楽曲提供も行ったファレルをはじめ、アカデミー賞俳優フォレスト・ウィテカーや、パフ・ダディことショーン・コムズという錚々たるビッグネームが名を連ねる新たなブラックムービーは、2015年のサンダンス映画祭、カンヌ国際映画祭でも絶賛を受けた。解禁となった予告編映像は、ウォークマンを聴きながら通学する主人公マルコムの姿から始まる。90’s のサウンドに彩られながら、否応なしに巻き込まれていくドラッグの闇とともに、“白人趣味”とからかわれながら大学進学を目指すマルコムたち3人の少年たちを映し出していく。マルコムを演じたのは、本作で注目を集め、70年代後半のブロンクスを舞台にしたNetflixオリジナルドラマ「The Get Down」(原題)にも出演する新鋭シャメイク・ムーア。友人役には、『グランド・ブダペスト・ホテル』で超豪華キャストに交じって好演を見せたトニー・レヴォロリ、「エクスタント」「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」などTVシリーズで活躍するカーシー・クレモンズ。さらに、『マットマックス 怒りのデス・ロード』のゾーイ・クラヴィッツがマルコム憧れのいけてる女子ナキアをキュートに演じている。『DOPE/ドープ!!』は7月30日(土)より渋谷HUMAXシネマ、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日『アベンジャーズ』シリーズでは最強の雷神ながら、その超マジメな言動をアイアンマンたちにイジられることも多かった“ソー”こと、クリス・ヘムズワース。このほど、彼がもう1つの当たり役“ハンター”を演じる最新作『スノーホワイト/氷の王国』から、愛する人との密着にデレデレする、クリスのチャーミングな表情が堪能できる本編シーンがシネマカフェに到着した。グリム童話の名作「白雪姫」に大胆なアレンジを加えた『スノーホワイト』の続編として、前作の過去と未来が描かれる本作。前作に引き続き、圧倒的な美と邪悪さを見せつけるラヴェンナ女王をシャーリーズ・セロン、その妹の氷の女王フレイヤをエミリー・ブラント、そして、ハンター・エリックの想い人ともなる戦士サラをジェシカ・チャステインと、人気と実力を兼ね備えた女優たちの競演も話題を呼んでいる。劇中では、奪われた魔法の鏡の捜索を依頼されたハンターのエリック(クリス・ヘムズワース)は、ドワーフの騎士ニオン(ニック・フロスト)とグリフ(ロブ・ブライドン)と、そして予期せぬ再会を果たしたサラ(ジェシカ・チャステイン)と共に、その行方を探す旅に出る。今回公開された本編映像は、その旅の道中でドワーフの女が仕掛けた罠にかかり、網で吊るし上げられてしまうシーンだ。身動きの取れない状況で一同大ピンチかと思いきや、久しく離れていた愛する人との思いがけない密着に、1人だけ嬉しそうな表情を見せるエリック。「お粗末な追跡ね」と呆れ気味に言い放つサラに対し、「美女が気になってね」と甘い言葉を返してキスをしようと顔を近づけるも、冷静にエリックの顔を押しのけるサラのほうが一枚上手。普段は男らしく頼りがいのあるエリックも、連れない恋人には成す術がないといった表情を見せている。しかし、彼らを捕らえたドワーフのミセス・ブロムウィン(シェリダン・スミス)がカチンときて、彼らにボウガンを向けると、「ケンカを売る気はない。撃たないでくれ、何が望みだ?」と、とっておきのハンサムスマイルで相手をなだめ、無事その場を乗り切ることに成功(?)する…。知られざる2人の邪悪な女王の物語と並行して、前作でも触れられたエリックとサラとの関係も深く描かれている本作。クリスは「今回はジェシカと共演するシーンがほとんどだった。彼女のユーモアのセンスは最高で、2人でよく冗談を言い合ったよ。まるで姉弟みたいに、お互い緊張感を与えたり一緒に楽しんだりした」と、撮影をふり返る。また、ジェシカはサラというキャラクターにすぐに引きつけられたそうで、「サラという人物の原点、そして彼女が迎える結末がいいわね。それに、秘密を抱えている点も気に入っている。いままでに演じたことがないタイプのキャラクターよ。身体能力を使う作品は好きだし、いままでダークで重い役を演じてきたから、楽しめる役を演じたかったの。サラはこれまで演じた中で一番楽しい役だったと思うわ」と、新たな役柄に自信を覗かせている。劇中、シリアスなストーリー展開の中で、ところどころクスッと笑わせてくれる2人の息の合ったやりとり。エリックとサラの愛の行方もやがて物語の主軸と重なっていくというから、ぜひ注目していて。『スノーホワイト/氷の王国』は5月27日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日ロックバンド・ブラー(blur)のドキュメンタリー映画『ニュー・ワールド・タワーズ』が、2016年6月4日(土)より東京・新宿ピカデリー、大阪・なんばパークスシネマほか全国で順次公開される。本作は、16年ぶりに結成時のメンバーで制作され、2015年2月に発表されたアルバム『ザ・マジック・ウィップ』(全英初登場1位)の制作過程から、2015年7月に8万人を集めて行われたロンドンのハイドパークでの野外コンサートまでの活動を、ライヴ映像をふんだんに盛り込みながら迫ったドキュメンタリーだ。1990年の結成時から日本でも高い人気を呼び、1996年には日本武道館公演の模様を収めた『ライヴ・アット・ザ・武道館』が日本のみで発売されるなど、日本のファンに対して特別な思いを持っていることでも知られるブラー。2014年に行われた3回目となる日本武道館公演も即日ソールドアウトで、最新作『ザ・マジック・ウィップ』を携えての来日公演がまだ行われていないため、特にこの映画での最新ライヴ・シーンはファン必見のものとなりそうだ。【作品情報】『ブラー:ニュー・ワールド・タワーズ』公開日:2016年6月4日(土)より東京・新宿ピカデリー、大阪・なんばパークスシネマ、愛知・ミッドランドスクエアシネマ、広島・広島バルト11ほか順次全国で公開※新宿ピカデリー、なんばパークスシネマは2週間限定上映、その他の上映劇場は1週間限定上映を予定。出演:デーモン・アルバーン/グレアム・コクソン/アレックス・ジェームス/デイヴ・ロウントゥリー監督:サム・レンチ撮影:ブレット・ターンブル、バド・ガリモア編集:ハミッシュ・リヨン/ベン・ウェイン ライト-ピアース/レグ・レンチ製作:ニーヴ・バーン/レジーヌ・モイレット/ビル・ロード2015年/イギリス/カラー/93分/原題:BLUR: NEW WORLD TOWERS© Blink TV 2015
2016年05月23日角川映画誕生40年記念企画「角川映画祭」が、新宿ほか全国にて順次開催。期間は2016年7月30日(土)から9月2日(金)まで。角川映画祭は、「角川シネマコレクション」を劇場上映する特別企画。大映・角川映画・日本ヘラルド映画の豊富な“昭和の名作”を取り揃えている。ラインナップは、巨匠・市川崑監督の『犬神家の一族』に始まり、1983年の実写映画『時をかける少女』、宮沢りえの映画デビュー作『ぼくらの七日間戦争』まで、パワー溢れる48作品。昭和を生きた世代は当時を懐かしみ、今の若い世代は当時の息吹を感じながら、大スクリーンで名作を堪能してみて。【概要】角川映画誕生40年記念企画「角川映画祭」期間:2016年7月30日(土)~9月2日(金)場所:角川シネマ新宿ほか全国・5回券前売りチケット復刻版のチラシセット・5枚≪『犬神家の一族』『セーラー服と機関銃』『時をかける少女』『人間の証明』『蘇える金狼』≫が特典としてついてくる。【ラインナップ】1,犬神家の一族2,人間の証明3,野性の証明4,金田一耕助の冒険5,蘇える金狼6,戦国自衛隊7,復活の日8,野獣死すべし9,刑事珍道中10,スローなブギにしてくれ11,ねらわれた学園12,悪霊島13,蔵の中14,セーラー服と機関銃15,化石の荒野16,汚れた英雄17,伊賀忍法帖18,幻魔大戦19,探偵物語20,時をかける少女21,里見八犬伝22,少年ケニヤ23,晴れ、ときどき殺人24,湯殿山麓呪い村25,メイン・テーマ26,愛情物語27,麻雀放浪記28,いつか誰かが殺される29,Wの悲劇30,天国にいちばん近い島31,カムイの剣32,友よ、静かに瞑れ33,結婚案内ミステリー34,早春物語35,二代目はクリスチャン36,キャバレー37,彼のオートバイ、彼女の島38,オイディプスの刃39,時空の旅人40,火の鳥 鳳凰編41,黒いドレスの女42,恋人たちの時刻43,迷宮物語44,花のあすか組!45,ぼくらの七日間戦争他社46,悪魔が来りて笛を吹く47,魔界転生48,蒲田行進曲©KADOKAWA
2016年05月20日女優イングリッド・バーグマンの生誕100周年を記念したドキュメンタリー映画『イングリッド・バーグマン〜愛に生きた女優〜』が、2016年8月27日(土)より、Bunkamuraル・シネマほか全国の劇場で公開される。アカデミー賞に7度ノミネート、うち3度の受賞歴を持つ女優イングリッド・バーグマン。ハリウッド黄金期の中でも特に才能光る女優の一人であり、「聖女」のイメージで人々を魅了していた彼女だが、そのイメージから一転、不倫騒動や3度の結婚などスキャンダルも多く、プライべートは波乱万丈そのもの。それゆえ当時は「悪女」というレッテルを貼られ、一時期アメリカ映画界から追放されるなど、そのキャリアは何度も危機に陥っていた。それにも関わらず、死後30年を経ても色褪せない彼女の魅力に迫る本作。その中でも印象的に描かれるのは、女優としての艶やかな姿とは別に、家族を愛し真っ直ぐに生きる一人の女性としての姿だ。スウェーデンからやってきた少女がいかに世界的な大女優となったのか。これまで表に出ることのなかった、プライベートな映像や日記、手紙、彼女の子どもたちとのインタビュー、そして彼女が肌身離さず持ち歩いていたカメラに収められた貴重な写真など通して、彼女の知られざる生活が明かされる。聖女から悪女、そして伝説へ。『カサブランカ』『ガス燈』『誰が為に鐘は鳴る』『白い恐怖』などで知られる伝説の女優の真実に迫る、愛に溢れたドキュメンタリー。また、映画の公開を記念して、イングリッド・バーグマン写真展がBunkamura Galleryで2016年8月27日(土)から9月5日(月)まで開催される。往年のバーグマンのポートレートや、出演作品の貴重なポスターなどが出展予定だ。【作品情報】映画『イングリッド・バーグマン〜愛に生きた女優〜』公開日:2016年8月27日(土) Bunkamuraル・シネマほか全国の劇場で公開監督:スティーグ・ビョークマンプロデューサー:スティナ・ガーデル撮影:マリン・コルケアサーロボイスオーバー:アリシア・ヴィキャンデル音楽:マイケル・ナイマン出演:イザベラ・ロッセリーニ、イングリッド・ロッセリーニ、ロベルト・ロッセリーニ、ピア・リンドストローム、フィオレラ・マリアーニ、リブ・ウルマン、シガニー・ウィーバー、ジャニーン・ベシンガー原題:Ingrid Bergman - In Her Own Words英語、イタリア語、フランス語、スウェーデン語/114 分/スウェーデン/2015/カラー、モノクロ【概要】映画『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』公開記念 イングリッド・バーグマン写真展 開催期間:2016年8月27日(土)~9月5日(月)会場:Bunkamura Gallery Bunkamura1F メインロビーフロア 住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1営業時間:10:00~19:00 会期中無休入場料:無料問い合わせ先:03-3477-9174©Mantaray Film AB. All rights reserved.
2016年05月19日