ダイビング中に深海で檻に閉じ込められた姉妹が決死の脱出に挑む姿を描き、全世界で大ヒットを記録した海洋パニックスリラー『海底47m』からスケール、アクション、ロケーション、そしてスリルと恐怖が進化と深化を遂げた『海底47m 古代マヤの死の迷宮』が7月23日(木・祝)の「海の日」に公開。本作では、シルベスター・スタローンとジェイミー・フォックスの娘たちが映画デビューを果たしている。今回解禁となる本編映像は、4人の女子高生が秘密のダイビングスポットへ向かい、夏休みを満喫する姿を映した、若さ溢れるフレッシュな1シーン。アレクサ(ブリアンヌ・チュー)に連れられ、観光客も知らないという秘密のスポットにやってきた4人。ニコール(システィーン・スタローン)はすぐさま崖から飛び込む一方、ミア(ソフィー・ネリッセ)は小道から安全に降りようとサーシャ(コリーヌ・フォックス)に提案する。異母姉妹である2人は日常でも互いに距離感を感じていたが、サーシャがミアに「飛ぼう」と誘ったことがきっかけで一緒に海に飛び込む。お互いの心が開いている様子も垣間見れる、夏らしい爽快感あふれる映像となっている。本作でスクリーンデビューを果たしたサーシャ役のコリーン・フォックスと、ニコール役のシスティーン・スタローン。彼女たちの父親は、言わずと知れたハリウッドスターの名優たち。この2人について、ヨハネス・ロバーツ監督は「コリーヌ・フォックスはキャリアをスタートさせたばかりだ。ジェイミー・フォックスの娘で、すごいカリスマ性がある。彼女はただただ素晴らしく、とても美しく才能のある女優だ。上手いよ」と絶賛!また、システィーンについても、「(これまで)彼女は演じたことがなかった。シルベスター・スタローンの娘で、信じられないほどのエネルギーに満ちている。彼女が登場するとワクワクするよ」と評価し、父親譲りのエネルギッシュな魅力について明かしている。父親であるシルベスターとジェイミーの2人は、昨年8月に行われたプレミアイベントにも参加。女優デビューとなる愛娘の晴れ姿を見に来る様子は、まるで授業参観に来た父親の姿のよう(!?)で、少し照れくさそうに親心を見せる表情にも注目だ。『海底47m 古代マヤの死の迷宮』は7月23日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海底47m 古代マヤの死の迷宮 2020年7月23日 新宿ピカデリーほか全国公開©THE FYZZ FACILITY FILM 11 LTD
2020年07月01日シルベスター・スタローンの世界的代表作シリーズの最新作にして最終章『ランボーラスト・ブラッド』。この度、愛する“娘”を拉致した人身売買カルテルとの決戦のために、静かに怒りを滾らせるランボーが戦闘準備を進める本編映像が到着した。今回到着した映像は、ランボーvsカルテルの全面戦争がいよいよ最終局面を迎えようとする緊迫のシーン。この戦いは、アメリカに帰還したランボーにとって家族同然の存在である古い友人マリアの孫娘ガブリエラが、メキシコの人身売買カルテルに拉致されたことをきっかけに勃発した。武装した構成員を総動員し徹底的に叩きのめす構えのカルテルに対し、自身の暮らす農場で敵を迎え撃たんとするランボーは、“娘”への仕打ちに静かに怒りを滾らせながら着々と準備を進めていく。愛用する弓の弦の張りを確かめ、サバイバルナイフを研ぐその表情には、孤独に生きてきた男にようやくできた家族の前で見せる穏やかさは消え、かつての伝説の戦闘マシンの鋭い眼差しが戻っていた…。この戦闘準備、そして後に続く決戦のシーンについて、エイドリアン・グランバーグ監督は「我々は、ランボーがもの凄い罠を準備するのを見ることになる。そしてその後で敵が倒されていくのを見たとき、準備の場面を思い出すんだ」と明かす。「ランボーがそれぞれの罠で何をするか観客は想像して、思いを巡らせることになるよ。観客にとって、ワクワクと固唾をのむ経験になればうれしいね。仕掛けた罠にどんどんはまっていくから、見ていてとても愉快なはずだ」と、ランボーが罠を仕掛けて敵を追い込んでいくシリーズ1作目を彷彿とさせる、知略を駆使した戦闘シーンが最後に待ち構えていることを予告している。『ランボーラスト・ブラッド』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ランボーラスト・ブラッド 2020年6月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
2020年06月26日シルベスター・スタローンの世界的代表作である「ランボー」シリーズ最新作にして最終章となる映画『ランボーラスト・ブラッド』が、26日より全国で公開される。映画の公開を記念し、公開初日に動画サービス「niconico」の「ニコニコ生放送」で、『映画「ランボー 最後の戦場」を郡道美玲とみよう』と題した特番が配信されることが決定した。この特番では、YouTube登録者数24万人強というSっ気あふれる男子校の女性教師、「にじさんじ」所属VTuberの郡道美玲と、これまで殺めてきた悪人の数はカウント不可能という元グリーンベレーの最強戦士で、サバイバルナイフとやっと手に入れた新たな家族を愛しているランボーの異色のコラボが実現。郡道美玲が「ランボー」シリーズ第4作『ランボー 最後の戦場』の本編を同時視聴する。たった一人で孤独と戦いながら生きてきたランボーが、ついに家族のために命を張って戦い挑む姿が描かれていくシリーズ最終章の予習にもなる『郡道美玲と映画「ランボー 最後の戦場」をみようニコ生会場』は、6月26日(20:00~22:15)に配信される。(C)2007 EQUITY PICTURES MEDIENFONDS GMBH & CO.KG IV (『ランボー 最後の戦場』)(C)2017 Ichikara Inc.(郡道美玲)
2020年06月19日6月19日(金)本日のテレビ東京「午後のロードショー」では、シルベスター・スタローン主演のパニック・アクション大作『デイライト』を放送する。80年代『ロッキー』『ランボー』シリーズのヒットでアクション俳優として世界的に名をはせたスタローンは、90年代に入ると新しい可能性を追求すべく多彩な作品に出演するように。山岳アクションの代表作となった『クリフハンガー』をはじめ、健全すぎる未来に現れた現代の刑事を演じた『デモリションマン』。引退を目前にしたスナイパーを演じた『暗殺者』など、幅広いスタイルの作品を世に送り出し続けた90年代のスタローン。本作もまたその一連の作品群の1つである。マンハッタン島とニュージャージーを結ぶ巨大な海底トンネルで1台の暴走車による大事故が発生。火災は瞬く間にトンネル内の車に飛び火し、やがて危険な産業廃棄物を積んだトラックを巻き込んで大爆発を起こす。地上への出口はふさがれ、何万台もの車が行き来するトンネル内に閉じ込められた人々が、爆発の炎と有毒ガス、なだれ込んできた水によって次々と命を落としていく。この事態にEMS(緊急医療班)が出動するが、事態を全く打開できず、トンネル内部の酸素もあと3時間しか保たない…取り残された人々の救出はもはや絶望的かと思われたその時、偶然現場に居合わせたタクシー運転手キット(シルベスター・スタローン)が単身トンネル内部に突入。彼は元EMSのチーフで、かつて自分の判断ミスで同僚3人を死なせてしまった過去を持ち、自責の念に捕らわれて隊を辞めた男だった。売れない女性脚本家のマデリーン(エイミー・ブレネマン)や、まさに今夜プロポーズをしようとしていた交通局の警備員ジョージ(スタン・ショウ)、少年院に移送される途中のビンセント(セイジ・スタローン)ら、トンネル内には数人が生存、死の恐怖に怯えながら救出を待っていた。崩壊を続けるトンネル内でキットの決死の救出が始まる…という物語。本作にはスタローンの実の息子であるセイジが救出を待つ少年、ビンセント役で出演。『ロッキー5/最後のドラマ』でスタローン演じるロッキーの息子役で共演、本作で2度目となる“親子共演”にも注目だ。常に挑戦を繰り返しながら現在に至るまでアクションスターとして一線を張り続けてきたスタローン。その最新作となる『ランボーラスト・ブラッド』は6月26日(金)より全国公開。午後のロードショー『デイライト』は6月19日(金)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年06月19日6月12日(金)のテレビ東京「午後のロードショー」は、シルベスター・スタローン、アントニオ・バンデラス、ジュリアン・ムーアら出演、暗殺者同士の死闘を描いたハードボイルドアクション作『暗殺者』を放送する。自身が書き上げた脚本でアカデミー賞に輝いた『ロッキー』とそのシリーズ作品を筆頭に、80年代には孤独なベトナム帰還兵を主人公にした『ランボー』シリーズもヒットさせ、2つのシリーズで世界的スターの地位を確立。2010年代に突入すると『エクスペンダブルズ』『大脱出』と新たなシリーズを生み出し、さらには『ランボー』最新作の公開を控えるなど、70歳を超えていまだアクション俳優として一線に立ち続けるシルベスター・スタローン。『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『デスペラード』などのヒットで注目され、ファミリーで楽しめるコミカルな『スパイキッズ』シリーズや『シュレック』シリーズの声優などで活躍するアントニオ・バンデラス。『ブギーナイツ』でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞の助演女優賞にノミネート。『エデンより彼方に』ではヴェネチア国際映画祭女優賞を受賞、『アリスのままで』でアカデミー主演女優賞に輝き、最近では『ハンガー・ゲーム』シリーズも話題を呼んだジュリアン・ムーア。それぞれに圧倒的な存在感を放つ3人が集結した本作。スタローン演じる殺し屋のロバート・ラスは闇の世界でナンバーワンと言われていたが、そろそろ引退を考えていた。ラスが最後の仕事に選んだのは正体不明の雇い主“ザ・コントラクター”からの依頼だった。しかしラスを殺し屋ナンバーワンの座から引きずり降ろそうと野心を抱く若き殺し屋、ミゲル・ベイン(アントニオ・バンデラス)がターゲットを先に殺害。次にザ・コントラクターから届いた指令はヘロインの調合方式を掴み売り渡そうとするハッカーと、その相手のバイヤーを殺し、方式を収めたディスクを奪うというものだった。実はそのバイヤーはインターポールのおとり捜査官で、しかもまたしてもベインに先を越される。ベインはもう1つのターゲットである女性ハッカーのエレクトラ(ジュリアン・ムーア)を殺そうとするもラスは彼女を助け、2人は手を組みディスクを組織に買い取るよう交渉するのだが…という物語。午後のロードショー『暗殺者』は6月12日(金)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年06月12日新発見に沸く古代マヤ文明。その海底に沈んだ遺跡が未体験の恐怖の舞台となる海洋パニックスリラー『海底47m 古代マヤの死の迷宮』が、7月23日(木・祝)の「海の日」に公開が決定、予告編も到着した。本作は、ダイビング中に海底に落下、深海で檻に閉じ込められた姉妹が決死の脱出に挑む姿を描き、全世界で大ヒットを記録した『海底47m』のシリーズ第2弾。あれから3年、スケール、アクション、ロケーション、そして何よりもスリルと恐怖が進化と深化を遂げて帰ってきた。今作では前作のコンセプトをしっかりと受け継ぎつつ、ダイビングの中で最も危険が伴うとされている「洞窟ダイビング」という要素を新たに追加。作品の目玉となる水中の撮影には、イギリスのバジルドンにあるプールと、『スター・ウォーズ』や『007』シリーズの撮影でも知られるパインウッド・スタジオの2か所にセットが組まれた。メインとなるマヤ文明の都市、迷路のようなトンネル、高くそびえる柱、らせん状の石の階段、堂々たる彫像、そして目玉の「祭壇」と、かつてマヤ族が生贄を捧げた壮大な洞窟が完全再現され、500年前の海底遺跡で決死の撮影の末に作品が完成した。また、キャストにはジェイミー・フォックスの娘であるコリーヌ・フォックス、シルベスター・スタローンの娘のシスティーン・スタローンと、名優たちの子どもが本作で映画デビュー。『やさしい本泥棒』のソフィー・ネリッセ、米Huluのティーンホラー「Light as a Feather」(原題)のブリアンヌ・チューと海底へ向かう。太陽の日差しが降り注ぐ夏のメキシコ。4人の女子高生たちは、メキシコの<海底に沈むマヤ文明の遺跡>を探検しようと危険な洞窟ダイビングに挑戦する。しかし、突如大きな衝撃が走り神殿は崩落。そこに現れたのは、巨大な人食いホオジロザメだった!必死で逃げる4人だが、命綱は切断され、助けを呼ぼうにも無線は通じない。ようやく見つけた逃げ道は激しく渦巻く潮流で塞がれており、残りの酸素もごくわずか...脱出確率0%の迷宮を4人は突破できるのか――。未体験のパニックに、緊張と興奮、そして悲鳴が無限ループする、緊張感あふれる予告編に仕上がっている。『海底47m 古代マヤの死の迷宮』は7月23日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE LIVEライブ・ビューイング海底47m 2017年8月12日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開© 47 DOWN LTD 2016, ALL RIGHTS RESERVED
2020年06月04日シルベスター・スタローンの代表作となった人気シリーズ第3作『ランボー3/怒りのアフガン』が、5月29日(金)テレビ東京「午後のロードショー」で放送。ベトナム帰還兵の苦悩を描いた原作をシルベスター・スタローン主演で映画化した第1作のヒットを受け、オリジナル展開で製作された2作目の『ランボー/怒りの脱出』では、捕虜の存在を偵察するため再びベトナムに赴くことになったランボー。捕虜となっていた米兵を救ったものの、それによって母国からの救援隊は引き返し、再びランボーは孤独な戦いを繰り広げることになった。そして3作目となる本作でランボーはバンコクの寺院に隠遁、戦いと距離を置き静かに暮らしていた。しかしそこに唯一の理解者であり元上官のトラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)が再びやってくる。今度の要請はアフガニスタンでの極秘任務だった。「自らの戦争は終わった」と要請を断ったランボーだが、数日後、トラウトマンがソ連軍の奇襲を受けて捕らわれたという知らせが入り、ランボーはトラウトマンを救うためアフガニスタンに向かうことを決意する。アフガニスタンに向かう途中立ち寄った村でソ連軍の攻撃から村を守りぬき、その村の少年ハミド(ドウデイ・ショウ)に慕われる。村人から残虐なザイセン大佐(マーク・ド・ジョング)が率いるソ連の難攻不落の要塞の存在を教えられ、そこにトラウトマンが捕らえられているらしいという話を聞いたランボーはトラウトマンを救出するため要塞への侵入を試みる…というストーリー。見どころは前作以上に“超人化”したランボーの戦いぶり。アクションスターとして脂が乗り切ったスタローンの活躍を堪能しながら、その後のアフガニスタンの歴史にも想いを馳せたいところだ。故郷アリゾナに帰還、養子縁組した“娘”・ガブリエラ(イヴェット・モンレアル)という“家族”とともに安らぎを得たかに見えたランボーが、再び壮絶な戦いに巻きこまれていくことになる最新作『ランボーラスト・ブラッド』は6月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。こちらもお楽しみに。午後のロードショー『ランボー3/怒りのアフガン』は5月29日(金)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年05月29日シルベスター・スタローンの代表作『ランボー』シリーズの最終章『ランボーラスト・ブラッド』が、日本語吹き替え版も同時公開することが決定。ささきいさお、花澤香菜という豪華声優に加え、武田真治とケンドーコバヤシも参加する。スタローン演じる主人公ジョン・ランボー役は、これまでのシリーズ同様、ささきさんが務める。「『ランボー』も初めはナイーブな青年だった。作品を重ねるごとに派手なアクションが売りになり、この『ラスト・ブラッド』でも悪は徹底的にやっつける。こちらは声の演技だけだが、スタローンは70歳を過ぎても、逞しい体と激しいアクションを見せてくれる。見事と言うしかない」と過去作をふり返りながらコメントしている。また、ランボーと死闘を繰り広げる最大の敵、人身売買カルテルのボスであるマルティネス兄弟の兄ウーゴ・マルティネス役を武田さん、弟ビクトル・マルティネス役は『プロメア』『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』などでも声の出演経験があるケンドーコバヤシさん。本シリーズは「映画に夢中になるきっかけになった作品の一つ」と明かす武田さんは、「初挑戦の洋画の吹替えはとても難しく、これまでの役者の経験とはまた違った技術や集中力が必要でしたが、ささきいさおさんやケンドーコバヤシさんの声に刺激を貰いながらなんとか録り終えることができました」と収録した感想を語る。ケンドーコバヤシさんも「まさかランボーシリーズのオファーがくるとは!普段からランボーには憧れていて、『ケガをしたらウイスキーぶっ掛けて自分で縫って治したい』と思っているので嬉しかったです」と参加を喜んでいる。そして、天涯孤独だったランボーに出来た初めての家族であり、育ての親として守ってきた最愛の娘ガブリエラ役は、「STEINS;GATE」椎名まゆり役、「3月のライオン」川本ひなた役、『言の葉の庭』ユキノ役などの声を務める人気声優の花澤さんが担当。花澤さんは、今回声をあてたキャラクターについて「私はガブリエラという、とても綺麗で心の優しい女の子の声を担当させていただきました」と話し、「息をのむような激しい戦いが待っていますが、ランボーと彼女の微笑ましい関係性も今作の魅力の一つだと思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです!」と呼びかけている。『ランボーラスト・ブラッド』は6月26日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ランボーラスト・ブラッド 2020年6月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
2020年05月28日テレビ東京で平日午後に放送中の「午後のロードショー」ではシルベスター・スタローンの『ランボー』シリーズを2週連続で放送。5月22日(金)はシリーズ2作目となる『ランボー/怒りの脱出』を放送する。下積み時代に見たボクシングの試合に感銘を受け、自ら書き上げた脚本を売り込み自身主演で映画化。大ヒットとなりアカデミー賞にも輝いた『ロッキー』と同作に連なるシリーズで世界的スターとなったシルベスター・スタローン。彼にとって『ロッキー』シリーズと並ぶもう1つの代表作となったのが『ランボー』シリーズだ。多くの犠牲を出しアメリカを疲弊させたベトナム戦争。その帰還兵の苦悩を通して当時のアメリカの“影”を描き出す社会派の側面を持ちながら、アクション映画としても一級のクオリティに仕上がった同作はスタローンのアクションスターとしての地位を確固たるものとした。本作『ランボー/怒りの脱出』は主人公ランボーのベトナム帰還兵としてのバックボーンは引き継ぎつつも、アクション映画としての面をより強く打ち出している。また本作では監督として『ターミネーター』シリーズや『タイタニック』『アバター』を世に送り出し、『アリータ:バトル・エンジェル』などのプロデューサーとしても知られるジェームズ・キャメロンがスタローンとともに脚本を担当しているのも注目したいところ。前作で警官隊と戦い逮捕され服役中のランボーは、元上官のトラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)から釈放と引き換えに、ベトナムで行方不明になったアメリカ兵たちが捕虜として捕らえられていないかを調べる、特殊任務に就くことを要請される。だが目的地にパラシュート降下する際、アクシデントに見舞われたランボーはナイフと弓矢以外の装備を失う。なんとか現地の連絡員コー・バオ(ジュリア・ニクソン)と落ち合い、捕虜収容所への潜入を試みるランボーだが、囚われたアメリカ兵たちが拷問を受ける姿を目の当たりにし、指令を無視して捕虜を救出する。逃げ延びることに成功したランボーたちだったが、ランボーが捕虜を連れていることを知った司令官は作戦の中止を指示、救出ヘリは命令に従って基地に引き返してしまう。母国に裏切られ敵が迫るなか、ランボーの孤独な戦いが再び始まる…という物語。なお、やっと平穏な生活を取り戻したランボーがメキシコの人身売買カルテルと最後の戦いを繰り広げる最新作『ランボーラスト・ブラッド』は6月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。午後のロードショー『ランボー/怒りの脱出』は5月22日(金)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年05月22日平日の昼下がりを名画で彩るテレビ東京「午後のロードショー」枠。4月14日(火)本日はシルベスター・スタローン主演、ドナルド・サザーランド共演でおくるアクション大作『ロックアップ』をオンエアする。自ら脚本も手掛け、第49回アカデミー賞作品賞、監督賞、編集賞を受賞し、物語だけでなく作品自体がアメリカンドリームを体現した『ロッキー』シリーズで世界的な俳優となると、第二次世界大戦での史実をベースにした『勝利への脱出』、悲しき運命に翻弄されるベトナム帰還兵を演じ『ロッキー』と並ぶ代表作となった『ランボー』シリーズ、壮大なスケールで描く山岳アクション『クリフハンガー』など数々のアクション映画で名を馳せたシルベスター・スタローン。近年ではアクションスターたちを集めた『エクスペンダブルズ』シリーズや『大脱出』シリーズ。また『ランボー』シリーズの復活と、年齢を重ねても精力的に出演を続けている彼が、アクション俳優として絶頂期にあった80年代末に製作されたのが本作。フランク(シルベスター・スタローン)は刑期が残り6か月の模範囚。仮出所のわずかな日々を恋人と共に過ごしていた彼は、仮出所期間を終え刑務所に戻った晩、男たちに襲われ護送車に乗せられる。連れてこられた先は凶悪犯がひしめくゲートウェイ刑務所だった。模範囚の彼がゲートウェイ刑務所に運ばれたのは所長のドラムグール(ドナルド・サザーランド)の企みだった。以前フランクが服役していた刑務所の所長をしていたドラムグールは、父が危篤となり仮出所を懇願したフランクの願いを冷酷にはねつけ、やむなくフランクが脱獄を企てるという出来事があり、この事件が社会問題に発展、ドラムグールの人間性はマスコミで大々的に批判されたのだ。この事件で脱獄という手段を選んだフランクは当然追加の受刑期間が言い渡されたが、ドラムグールも米国で最悪の刑務所であるゲートウェイ刑務所に左遷。フランクによって将来を台無しにされたことを恨んでいたドラムグールは、自らが所長であるゲートウェイ刑務所にフランクを連れ込み、復讐を開始する…という物語。スタローン演じるフランクの“宿敵”ドラムグールには『ハンガー・ゲーム』シリーズや『アド・アストラ』などで知られ、息子のキーファー・サザーランドも「24 -TWENTY FOUR-」シリーズなどで俳優として名声を得ているドナルド・サザーランドを迎える。午後のロードショー『ロックアップ』は4月14日(火)13時35分~テレビ東京系でオンエア。(笠緒)
2020年04月14日ブラジル最大の放送局Globoが制作する刑務所ドラマ「JAILERS/ジェイラーズ」を、Huluが4月2日(木)より独占配信。どことなくシルベスター・スタローンにも似ているブラジルの国民的人気俳優ロドリゴ・ロンバルディが主演を務める本作から、予告編がシネマカフェに到着した。犯罪率の高さから、囚人にとっても看守にとっても非常に劣悪な環境といわれているブラジルの男子刑務所。本ドラマでは、町で最も危険といわれる刑務所で看守を務める主人公アドリアーノが、暴動、麻薬、脱走、殺人、汚職など、刑務所内で巻き起こる様々な問題だけでなく、塀の外で自身の家族にまで及ぶ危機に立ち向かう姿が描かれていく。実際に刑務所で働いていた看守たちの証言をもとに作られた本作は、日本では考えられない衝撃的な出来事の連続。この度解禁された予告編でも、看守が囚人たちに捕らわれたり、暴動がおこり刑務所内が無法地帯と化す様子などを目撃でき、犯罪大国ブラジルの刑務所の危険さがひしひしと伝わってくる。主人公アドリアーノ役には、ブラジルの国民的人気俳優と呼ばれるロドリゴ・ロンバルディ。彼の骨太な演技にも注目だ。1話あたり約25分の中に、善と悪、生と死、そして看守と囚人、全ては紙一重であるという刑務所のリアルを詰め込んだ、危険度MAXの社会派アクションドラマが上陸する。Huluプレミア「JAILERS/ジェイラーズ」シーズン1(全16話)は4月2日(木)より独占配信スタート、以降毎週木曜日に1話ずつ追加予定(字・吹)。(text:cinemacafe.net)
2020年03月31日シルベスター・スタローンが演じるランボーが愛する家族を奪われ、最後にして史上最強の頭脳戦を繰り広げていく『ランボーラスト・ブラッド』。この度、平穏と緊迫の瞬間が交錯する場面写真が一挙に解禁された。今回新たに解禁となった場面写真には、これまでも幾多の戦場を生き抜いてきた元グリーンベレー(米陸軍特殊部隊)のジョン・ランボーの戦闘には欠かせないコンパウンドボウという弓矢を構える姿が。『ランボー』シリーズでファンたちに鮮烈な記憶を植えつけた、矢に爆弾を括りつけヘリコプターを撃墜させたこともあるお馴染みのアイテムを持ち、並々ならぬ覚悟を覗かせるランボーの姿が切り取られている。また、養子縁組した“娘”・ガブリエラ(イヴェット・モンレアル)と故郷アリゾナで営む牧場で愛馬に乗り、仲睦まじく笑顔を見せているカットからは、これから壮絶な戦いが巻き起こることなど感じさせないほど、穏やかな日常と遂に手に入れた“家族との幸せ”を噛みしめている様子が窺える。一方で、幼いころに捨てられた実の父親を探すため単身メキシコへ渡るも、人身売買カルテルのメンバーに拉致され、捕らわれの身となってしまったガブリエラ。その恐怖に駆られた表情からは、ただならぬ事態に陥っている様子も。果たして、彼女に突きつけられたカードが意味するものとは…?そしてガブリエラを拉致した、人身売買カルテルのボス・ヒューゴ(セルヒオ・ペリス=メンチェータ)とその弟のヴィト(オスカル・ハエナダ)がサバイバルナイフを持ち、不遜な笑みを浮かべている場面や、ランボーが娘の写真を見せ、事件に関わったであろう男の喉元をナイフで押さえつけながら尋問している場面からは、娘の命の危機が刻一刻と迫っている緊迫した状況が漂っている。また、ヒューゴの軍団を迎え撃つため、辺り一面にトラップが仕掛けられた牧場のカットでは、仕込んだダイナマイトが大爆発!燃え盛る炎と黒煙が蔓延し、安息の地であったはずの場所で、地獄の死闘が繰り広げられている様子を確認することができる。天涯孤独だったランボーが初めて手にした“家族”。ようやくつかんだ幸せも束の間、愛する“娘”を奪われた男の怒りは頂点へと達し、復讐を誓い、元グリーンベレーのスキルを総動員し挑む、ランボー史上最高の頭脳戦が幕を開ける。スタローンは、「必ずや観客にシリーズ初の驚きを与える」と自信を見せている。『ランボーラスト・ブラッド』は6月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ランボーラスト・ブラッド 2020年6月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
2020年03月27日シルベスター・スタローンの世界的代表作『ランボー』(原題:FIRST BLOOD)から約40年、原点回帰にして最終章となる『ランボーラスト・ブラッド』。この度、愛する家族を奪われたランボーの怒りが頂点に達する、最新映像満載の本予告編と迫力の本ポスターが到着した。今回解禁となった本予告編では、40年間様々な死闘を繰り広げてきた元グリーンベレーのジョン・ランボーの姿から始まる。安息の地として、古くからの友人とその孫娘と“家族”として幸せに暮らすランボーは、“娘”を守ることを生きる糧とし生活を送っていた。そんな中、メキシコに実の父親がいると知った“娘”は、祖母の制止を振り切り単身メキシコへ。人身売買の巨大組織カルテルに囚われる。「あの子が戻ってこない」とすがる祖母に「探しに行く」と告げるランボー。組織から“娘”を連れ戻すため、1人で闘いに挑むランボーの壮絶な映像が重なる。「愛する家族を奪われた男の怒りは頂点へ」と響くナレーション、「俺の怒りを、憎しみを、思い知れ!」と放たれた怒りとともに、カルテルとの壮絶な死闘を繰り広げるランボー。地獄の戦場と化してしまった安息の地で、様々なトラップを仕掛け、過去シリーズでも見せてきた頭脳戦も見せる。ランボーの代名詞でもあるボーガンアクションとともに、どんな“最後の血戦”(ラスト・ブラッド)を見せてくれるのか?シリーズ史上最大の戦いを期待させる映像となっている。また、同じく解禁された本ポスターは、怒りとも悲しみともとれる強いまなざしのランボーのアップと、鋭く光るサバイバルナイフで構成されたビジュアルに。“家族”への愛を貫くための最後の戦いとランボーの強い意志が全面に出されている。なお、先日の一報から公開日が変更となり、『ランボーラスト・ブラッド』は6月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ランボーラスト・ブラッド 2020年6月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
2020年03月19日映画『ランボー ラスト・ブラッド』が2020年6月26日(金)より全国で公開される。アクションシリーズ『ランボー』1982年より始動した映画『ランボー』は、ベトナム戦争の帰還兵“ジョン・ランボー”を主人公にしたアクションシリーズ。戦争の後遺症を持ちながらも孤独に戦い続けるヒーローをアクション満載で描いてきた。見どころは元グリーンベレーのスキルを駆使したトラップや爆破、そして、シリーズのシグネチャーともいえるボーガンアクションだ。アメリカを舞台に、帰還兵とアメリカ社会とのすれ違いから起こる闘争、戦いを描いた第1作。その後は舞台を世界に映し、ベトナムやアフガンなどで戦いを繰り広げてきた。『ランボー ラスト・ブラッド』は、そんなシリーズの最終章にあたる。主人公ジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)いまだベトナム戦争の悪夢にさいなまれる元グリーンベレー。40年間さまざまな死闘を繰り広げてきたが、孤独な戦いを経て、最新作では祖国アメリカへと帰還。故郷アリゾナの牧場で、古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラ穏やかな生活を始める。愛する“家族”を取り戻す、ランボー最後の決戦!孤独な戦いは終わりを告げ、ようやくランボーに訪れた、“家族”と過ごす幸せな時間。 しかしメキシコに実の父親がいると知った、娘・ガブリエラは祖母の制止を振り切り単身メキシコへ。そこで人身売買の巨大組織カルテルに囚われてしまうー。愛する“娘”を救出するため、元グリーンベレーのスキルを総動員し、想像を絶する戦闘準備を始めるランボー。「俺の怒りを、憎しみを、思い知れ!」と爆発する怒りとともに、ランボー史上最高の頭脳戦が今、はじまるー!日本語吹き替え版も同時公開!同時公開される日本語吹き替え版には、個性豊かなキャストが勢ぞろい。主人公のランボー役は、これまでのシリーズ同様、ささきいさおが続役するほか、本作の最大の敵となる、極悪兄弟の兄ウーゴ・マルティネス役に武田真治、弟ビクトル・マルティネス役にケンドーコバヤシが抜擢。また天涯孤独だったランボーに出来た初めての“家族”であり、育ての親として守ってきた最愛の娘ガブリエラ役は、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」常守朱役の花澤香菜が務める。作品詳細映画『ランボー ラスト・ブラッド』公開日:2020年6月26日(金)原題:RAMBO:LAST BLOOD監督:エイドリアン・グランバーグ脚本:マット・サーアルニック、シルベスター・スタローンストーリー:ダン・ゴードン、シルベスター・スタローンキャラクター原案:ディヴィッド・マレル出演:シルベスター・スタローン、パス・ベガ、セルヒオ・ペリス=メンチェータ、アドリアナ・バラーサ、マリア・ベルトラン、イヴェット・モンレアル、オスカル・ハエナダ提供:ギャガ、ポニーキャニオン配給:ギャガ
2020年02月22日シルベスター・スタローンの世界的ヒットシリーズの最新作にして最終章となる『RAMBO:LAST BLOOD』(原題)が『ランボーラスト・ブラッド』として6月12日(金)より全国公開されることが決定。ポスタービジュアル第1弾と予告編ショートが解禁となった。解禁となったポスタービジュアル第1弾は、燃え上がる大地の炎の中、弓矢を弾くランボーのシルエットが浮かび上がるもの。「元グリーンベレーの真骨頂史上最強の頭脳線が今、はじまる―」という力強いコピーは、圧倒的アクションで数々のピンチをくり抜けてきたランボーが元グリーンベレーのエリート兵士であることを改めて思い起こさせる。前作『ランボー最後の戦場』から約10年を経て、果たしてランボーはどんな“最後の血戦”(ラスト・ブラッド)を見せてくれるのか?また、予告編ショートでは、よりストーリーが明確に。孤独な戦いを終え、ようやくつかんだ“家族”との幸せな時間が“娘”の悲鳴と共に破られる。全身傷つきながらも敵であるメキシコ人身売買カルテルから“娘”を連れ戻すことを決意するランボーの凄まじい形相から今作のハードなミッションが想像できる。元グリーンベレーのスキルを総動員したトラップや爆破、そしてランボーの代名詞であるボーガンアクションは、過去のシリーズ映像とオーバーラップ。シリーズ最終章にしてランボー史上最大の戦いを期待させる映像となっている。あらすじいまだベトナム戦争の悪夢にさいなまれる元グリーンベレー、ジョン・ランボー。孤独な戦いを経て、祖国アメリカへと戻ったランボーは、故郷アリゾナの牧場で、古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラと共に、“家族”として穏やかな生活を送っていた。しかしガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致され、事態は急転する。愛する“娘”を救出するため、ランボーは元グリーンベレーのスキルを総動員し、想像を絶する戦闘準備を始める。そして、ランボー史上最高の頭脳戦がいま、はじまる――。『ランボーラスト・ブラッド』は6月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年02月19日『Godzilla vs. Kong』(原題)の全米公開日が2020年3月13日から2020年11月20日に延期されたことが明らかになった。「Variety」誌などが報じた。同作は2014年の『GODZILLA ゴジラ』と2015年『キングコング:髑髏島の巨神』、2019年の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に続く、レジェンダリー・ピクチャーズと日本の東宝が提携して製作する「モンスターバース」の4作目。『Death Note/デス・ノート』のアダム・ウィンガード監督がメガホンを取り、前作に出演したミリー・ボビー・ブラウン、カイル・チャンドラーにアレクサンダー・スカルスガルド、レベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリーが加わる。日本からは小栗旬も参加。『Godzilla vs. Kong』の新たな公開日付近でライバルとなりそうな大きな作品には、11月6日公開予定のマーベル映画『The Eternals』(原題)がある。人気絵本「おおきいあかい クリフォード」の実写版映画も11月13日と近い。『Godzilla vs. Kong』と同じ週に公開される映画はクリステン・スチュワート主演のロマコメ『Happiest Season』(原題)とシルベスター・スタローン主演のスリラー『Samaritan』(原題)など。(Hiromi Kaku)
2019年11月26日シルベスター・スタローンが、『Samaritan』に主演することになった。オリジナルのアイデアに基づくスリラーで、監督は『オーヴァーロード』のジュリアス・エイヴァリー。本作は、20年前にミステリアスな形で姿を消したヒーローがまだ生きているのかどうかを見つけ出そうとする少年を主人公にした物語だという。撮影は来年はじめにスタートの予定だ。スタローンの最新作は、先週末北米公開された『Rambo: Last Blood』。これはランボーシリーズ5作目で、スタローンは主演と脚本家を兼任している。監督はエイドリアン・グランバーグ。アメリカでは『ダウントン・アビー』『アド・アストラ』に続いて3位のデビューとなった。文=猿渡由紀
2019年09月24日『ロッキー』『ランボー』『エクスペンダブルズ』に続く、シルヴェスター・スタローン主演の新たなシリーズ代表作『大脱出』の最新作『大脱出3』。この度、本作からシルヴェスターらキャストたちが語るインタビュー映像が到着した。シリーズ第1作目では、大海原に浮かぶ監獄要塞“墓場”を攻略し、第2作目ではコンピューター制御の最強セキュリティの監獄“ハデス”に囚われた仲間を救った。そして今回の最新作第3作目では、秘密監獄“悪魔砦”に囚われた仲間の救出がミッション!本作でもシルヴェスターの相棒デローサをデイヴ・バウティスタが演じるほか、香港映画界を代表するアクションスターのマックス・チャン、前作から引き続きカーティス・“50セント”・ジャクソン、ジェイミー・キングが続投する。今回到着したインタビュー映像では、まず3度目の挑戦となるレイ・ブレスリン役に挑戦したシルヴェスターが、「3作目となるとレイをより魅力的にし、物語も一層ドラマチックにしなければならない」とこれまでにないレイを表現する意気込みを伝える。また、傭兵デローサ役デイヴは「スタローンと仕事をするのは楽しいよ」とシルヴェスターと共演した感想を明かし、今回初登場となったミステリアスな中国人シェン役のマックス・チャンは「スタローン出演作は全部おもしろい」と熱く語る映像も収録されている。『大脱出3』は9月27日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:大脱出3 2019年9月27日新宿バルト9ほか全国にて公開© 2018 GEORGIA FILM FUND 63, LLC All rights reserved.
2019年09月21日『ロッキー』『ランボー』『エクスペンダブルズ』に続く、シルヴェスター・スタローン主演のシリーズ代表作『大脱出』。その最新作『大脱出3』から、ポスタービジュアルと予告映像が解禁となった。今回解禁された予告映像は、ミステリアスな中華系の男性がシルヴェスター・スタローン演じるレイ・ブレスリンのもとを訪れる場面から始まる。マックス・チャン演じるシェン・ローと名乗る男は、レイに誘拐された社長令嬢を救うべく「力を貸してほしい」と依頼。レイはデイヴ・バウティスタ演じるデローサから情報を収集し、令嬢が秘密監獄“悪魔砦(あくまとりで)”に収監されていることを突き止める。シェンと共に行動を開始するレイだったが、それは1作目で父を殺された恨みを抱くレスター・クラーク・Jrによって仕組まれた罠だった。ジェイミー・キング演じる公私ともにパートナーのアビゲイルの身にも危険がおよび、レイの怒りは爆発。銃の連射や素手での格闘シーンなど、鬼気迫るアクション満載の映像に仕上がっている。予告映像と同時に解禁となったポスタービジュアルには、赤外線の間を背中合わせに配置されたスタローンとバウティスタの姿が。炎に包まれる中、銃を構える2人に「卑劣な悪党に怒りの鉄拳を叩き込め!」のキャッチコピーが添えられ、ブチギレ全開のレイが垣間見えるビジュアルとなっている。『大脱出3』は9月27日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大脱出3 2019年秋より全国にて公開© 2018 GEORGIA FILM FUND 63, LLC All rights reserved.
2019年07月30日シルヴェスター・スタローン主演で贈る『大脱出』シリーズの最新作『大脱出3』の公開が決定。前作に引き続きデイヴ・バウティスタが出演するほか、新キャストとしてマックス・チャンが参戦することが明らかとなった。『ロッキー』『ランボー』『エクスペンダブルズ』に続く、シルヴェスター・スタローン主演で贈る新たなシリーズ代表作となった『大脱出』シリーズ。本作は、アーノルド・シュワルツェネッガーとのW主演が話題となり大ヒットを記録した『大脱出』、現在絶賛公開中の『大脱出2』に続く3作目となる。スタローンが演じるのは脱獄のプロ・ブレスリン。1作目では大海原に浮かぶ監獄要塞“墓場”を攻略、2作目ではコンピューター制御の最強セキュリティの監獄“ハデス”に囚われた仲間を救った。そんな彼が本作で挑むミッションは、テロリストに囚われた社長令嬢の救出。シリーズ最高のタフな状況に置かれた彼が、知力と体力、そしてカリスマ性をフル稼働させて挑む。前作に続き、本作でもスタローンの相棒を務めるのは、世界最大の米プロレス団体“WWE”出身のアクションスター、デイヴ・バウティスタ。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ブレードランナー 2049』にも出演する彼が、知力・体力ともにブレスリンに肩を並べる傭兵・デローサ役を務める。さらに、『ドラゴン×マッハ!』『イップ・マン外伝 マスターZ』などで強烈な印象を残し、『パシフィック・リム:アップライジング』でハリウッド進出も果たした香港映画界を代表するアクションスター、マックス・チャンが新キャストとして参戦。三大肉体派俳優の息の合った演技は見応えがありそうだ。そのほか、前作に引き続きカーティス・“50セント”・ジャクソン、ジェイミー・キングが続投するほか、ビヨンセやジェニファー・ロペスのバックダンサーを務めるだけでなく、大ヒットミュージカルドラマ「Glee/グリー」のマイク・チャン役で知られるハリー・シャム・Jrも出演する。過去2作品では脱獄不可能とされていた監獄から、見事脱出に成功したブレスリン。果たして今回も逃げることができるのか…?シリーズ最高スケールで贈る、手に汗握る脱出劇をお見逃しなく!『大脱出3』は2019年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月12日ワイルドで筋骨隆々、193cmという長身を武器に、DCを象徴するヒーローのひとり“アクアマン”に大抜擢され、いま人気沸騰中のジェイソン・モモア。2018年末には「TC Candler」による「世界で最もハンサムな顔100人」第1位に選出。単独主演超大作『アクアマン』は、先に公開された中国や全米など世界各国で大ヒット中で、世界興収は10億ドルを突破。『ワンダーウーマン』や『ダークナイト』を超え、これまでDC映画の世界興収1位だった『ダークナイト ライジング』も抜いてトップに立っている。すでに続編の企画も進められているとの報道も出た。大海原はもちろん、荒野や雪山がよく似合い、タフ、孤高、無頼といった言葉が似合うモモア。だが、SNSや舞台裏で見せる満面の笑顔や、そのルックスとは裏腹な言動には「かわいすぎかよ」「ちゃん付けしたい」「元気をもらえる」といった声が続出。『アクアマン』が公開されれば日本でも大ブレイク間違いなし、“ネクスト”アクション俳優に迫った。今年40歳に!遅咲きの“モモアマン”ができるまで1979年8月1日、米ハワイ州ホノルル生まれ。母の故郷アイオワ州ノーウォークで育つが、高校卒業後にハワイへ。ハワイ先住民族である画家の父を持ち、フォトグラファーの母はアメリカ先住民族とドイツの血を引く。ロッククラミングやボルダリング、スノーボードなどが趣味で、体を動かすことが根っから好きらしい。最初はモデルとして活動していたが、人気TVドラマシリーズ「ベイウォッチ」のハワイを舞台にしたシーズン「ベイウォッチ・ハワイ」(99~00)の主人公役に1,300人の中からオーディションで選ばれる。当時は現在のような長髪やひげ姿ではなく、短髪で爽やかな青年風。とはいえ、全くの新人であり、その後はエージェントと契約するまで5年を要したという。モモアがまず注目されたのは、シーズン2~5まで出演した「スターゲイト:アトランティス」(05~09)。『アクアマン』の舞台としても“アトランティス帝国”が登場するが、同作ではアトランティスは銀河系に存在する“空飛ぶ都市”だった、という設定。モモアは野性的な孤高の戦士ロノン・デックス役をドレッドヘアで演じていた。そしてエミー賞最多受賞の「ゲーム・オブ・スローンズ」(11~12)でドスラク人の王カール・ドロゴを演じてブレイク!さらにアーノルド・シュワルツェネッガーを世に知らしめたアドベンチャーアクションのリメイク『コナン・ザ・バーバリアン』(11)でも主演に起用される。2016年、ザック・スナイダー監督の『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』で初めてアクアマン/アーサー・カリーを演じたモモアは、実はバットマン/ブルース・ウェイン役でオーディションを受けていたそう。だが、スナイダーは彼をアクアマンとして起用、続く『ジャスティス・リーグ』でも同役を演じると、“モモアマン”と呼ばれて多くのファンを魅了する。このほか『バレット』(13)ではシルベスター・スタローン、『バッド・ウェイヴ』(17)ではブルース・ウィリスと共演。サンダンス・チャンネルのドラマ「The Red Road」(原題/14~15)にも出演し、『ビースト・ストーリー選ばれし勇者』では狼男を演じたことも。狼といえば、初監督と共同脚本、共同製作も手掛けたサスペンスロードムービー『Road to Paloma』(原題)ではネイティブアメリカンのウルフ役で主演。自身で立ち上げた製作会社「Pride of Gypsies」は960万人のフォロアー数を誇るインスタグラムのアカウント名にもなっているが、俳優業以外にも着実に活躍を広げつつある。女優の年上妻とラブラブすぎ!義理の娘はあのセレブ妻は2017年に正式に結婚した「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」などで知られる女優のリサ・ボネット。2007年生まれの娘ローラ、2009年生まれの息子ナコア・ウルフと2児の父で、夫婦のラブラブぶりやファミリーの仲の良さはSNSにも度々アップされている。リサはレニー・クラヴィッツの元妻であり、その娘といえば『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』『マッドマックス 怒りのデスロード』のゾーイ・クラヴィッツ。昨年のサンディエゴ・コミコンでは、ゾーイと(さらに“弟分”のフラッシュことエズラとも)キュートすぎる2ショットを披露していた。全米人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」のホストを務めた際には、レニーも同番組に出演、モモアは骸骨のリングをプレゼントしたことをSNSで報告している。普通だったら気まずい関係になりそうな妻の元夫に対しても、この大きなラブ。大人の男としての度量も、規格外なのかも!?なお、2018年11月からは公式YouTubeチャンネルも開設。『アクアマン』の各国プレミアの様子やアイオワの祖母を訪問した様子、最近ではNetflixシリーズ「フロンティア」の壮絶なメイキング映像も公開。「ハリコン」(ハリウッド・コレクターズ・コンベンション)で来日した際には、東京・荻窪でボルダリングのイベントにも参加していたらしい。性格もオープン、とにかく家族思いで、ファン思い。その温かさと実直さが全方位から伝わってくるモモア。また、そのマッチョなボディは年々スケールアップしており、『アクアマン』ではさらに大きくなった彼の肉体美も目にできるはずだ。「ゲーム・オブ・スローンズ」いまなお人気絶大!騎馬族の王『アクアマン』のUSプレミアでも話題を呼んだ、ニュージーランドの民族舞踊「ハカ」。モモアは、世界的ブレイクのきっかけとなった「ゲーム・オブ・スローンズ」のオーディションでも披露してみせたという。4月には最終シーズンとなる第八章が全世界同時放送される本作。彼が演じた騎馬族ドスラク人の王カール・ドロゴは「第一章:七国王戦記」のみの登場だったが、政略結婚させられたデナーリス(エミリア・クラーク)とやがて愛し合うようになり、彼女が“ドラゴンの母”“カリーシ(ドスラクの女王)”として成長する糧にもなった男性として高い人気を誇っている。“完全大人向け”の本作だけに、荒々しいセックスシーンにも挑んでいた。『コナン・ザ・バーバリアン』シュワちゃんの出世作をリメイクシュワルツェネッガーの出世作のひとつ『コナン・ザ・グレート』の原作「英雄コナン」を元にした2011年の『コナン・ザ・バーバリアン』。まだ荒々しさよりも若々しさが勝る部分もありながら、全てを失った孤高の戦士を熱演。現在よりも引き締まった身体でアクションを披露し、スタントの多くを自身でこなしている。また、2008年にウエストハリウッドのバーで、割れたビールグラスで大けがを負い、140針も縫ったというモモア。いまも左眉にある傷はその時のものだが、この傷に合わせたメイクも施されており、戦士としてのリアリティと迫力が増し増し。製作も兼ねた渾身作「フロンティア」ディスカバリーカナダの製作で、カナダ以外ではNetflixで配信中のアドベンチャーシリーズ「フロンティア」(16~)は、18世紀後半の開拓時代、毛皮交易の利権をめぐる物語。自身もネイティブ・アメリカンの血を引くモモアは製作総指揮を兼ねて主演する。演じるのは、交易を取り仕切る英国のHBC(ハドソン湾株式会社)に妻子を殺され、反旗を翻していく毛皮商デクラン・ハープ。ネイティブアメリカンの母とアイルランド人の父を持つキャラクターだ。回を重ねるごとに謎に包まれていたハープの過去や人間関係が明らかになっていき、HBCから送り込まれた少年マイケル・スミスもハープと過ごすうちにそのカリスマ性に魅せられていく。モモアは血の滴る荒々しいアクションを披露したかと思えば、女性の前で涙を見せるなど、様々な表情を覗かせる。『ワイルド・ブレイブ』読み聞かせから斧投げまで!?1月にリリースされたばかりの2018年公開作『ワイルド・ブレイブ』でも、製作と主演を務めるモモア。演じたのは、妻と娘、認知症の父と暮らす材木店店主ジョー・ブレイブン。あるきっかけから、武装したドラッグの密売人たちと山小屋を舞台に大バトルが勃発。共に戦う父親役は『ドント・ブリーズ』の最強おじいちゃんを演じたスティーヴン・ラング。愛娘とじゃれるモモア、絵本の読み聞かせをするモモアが、売人たちとのバトルでは一転、最強親父に!断崖からの大ジャンプや炎に包まれた斧を投げるシーンなどもあり、「フロンティア」のハープの姿を彷彿とさせる。『アクアマン』2つの世界を背景に持つ者がハマる「いままで家族向けの映画に出る機会があまりなかったから、子どもを連れて、この作品を観に行けるのはすごく嬉しい」「この映画に参加できて良かった。夢がすべてかなった」と、『アクアマン』について語っているモモア。いまや名実ともにDCヒーローを代表する存在となったアクアマン/アーサー・カリーは、海底アトランティス帝国の女王(ニコール・キッドマン)を母に、灯台守である人間の父(テムエラ・モリソン)の血を引き、海の生物全てと意思疎通ができる。海中を舞台にした“スター・ウォーズ”との声も上がっている本作で、モモア史上最も成長したボディを駆使して海中バトルを繰り広げていく。かと思えば、アトランティス帝国を初めて目にしたときには少年のように瞳をキラキラ。しかも、どんなピンチに陥っても、ユーモアは忘れない。だが、心の中では義理の弟にあたる若き王(パトリック・ウィルソン)と争うことに葛藤があり、何より自分のせいで母が国を追われたこと、海でも陸でも“はみ出し者”であることに苦悩を抱えている。2つの種族を背景に持ち、少々ぶっきらぼうなところはあるものの、ハートは熱く、ときに繊細。そんなアクアマン/アーサーは、野性味やカリスマ性と、ニコニコ笑顔が「かわいい」お茶目なキャラクターというギャップの魅力に溢れるモモアが演じるからこそ、最高にカッコよく、人間味に溢れたヒーローとなる。異なる2つの社会の狭間に立つ孤高のヒーローは、モモア自身とも重なり、これまでに彼が演じてきた役柄の集大成ともいえるのだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:アクアマン 2019年2月8日より全国にて公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年01月30日グーグルが、前年に比べて2018年に急上昇した検索ワードランキングを発表した。全ての地域(世界)において、“人物部門”では今年5月にヘンリー王子と結婚し、女優から英王室メンバーへと華麗なる転身を果たしたメーガン妃がトップに。10月に妊娠を発表し、ますます注目を浴びる存在となった。2位は7月に薬物の過剰摂取で危篤状態に陥るも、一命をとりとめリハビリ施設に入所したデミ・ロヴァート。現在はクリーンな状態をサポートしてくれている男性と交際中のもようで、元気を取り戻しているようだ。デミは“ミュージシャン部門”では首位に立っている。3位は2月に「死亡した」というデマがネット上に出回ったシルベスター・スタローン。スタローンは“俳優部門”で堂々の1位に。4位は青木ヶ原樹海で自殺者を撮影した動画が批判の的となった、お騒がせユーチューバーのローガン・ポール。5位はカーダシアン姉妹の末っ子、クロエ・カーダシアン。4月に念願の第1子を出産したが、出産直前にパートナーの浮気が発覚する不運に見舞われた。そのほかの主なランキングは以下の通り。【映画部門】1位『ブラックパンサー』2位『デッドプール2』3位『ヴェノム』4位『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』5位『ボヘミアン・ラプソディ』【俳優部門】1位シルベスター・スタローン2位ローガン・ポール3位ピート・デヴィッドソン4位ビル・コスビー5位ノア・センティネオ【ミュージシャン&バンド部門】1位デミ・ロヴァート2位カーディ・B3位ダニエル・キューブルベック4位トラヴィス・スコット5位リック・ロス(Hiromi Kaku)
2018年12月13日『ロッキー』シリーズの新章として公開された『クリード チャンプを継ぐ男』の続編『CREEDII』(原題)の邦題が、このほど『クリード 炎の宿敵』に決定。日本版予告編とポスタービジュアルが到着した。■ストーリーロッキーの指導の下世界チャンピオンに上り詰めたアドニスのもとに、かつて父アポロをリングで殺したイワン・ドラゴの息子ヴィクターとの対戦話が舞い込む。父に復讐を誓ったアドニスは、ロッキーの反対を押し切り因縁の一戦に臨むことにする。試合はヴィクターの反則行為により勝利したものの、納得のいく勝利を飾れなかったアドニスは、心身ともに調子を崩してしまう。同時に、婚約者のビアンカの出産も控え、父親になることへの不安も抱えていた。アドニスの母親から頼まれたロッキーは、父親がいない環境で育ったアドニスに父親という存在の大切さをアドバイスする。父親となったアドニスはしばらく一線から遠のいていたが、「ボクシングが自分そのものだ」と気づき、ついにヴィクターとの再戦を決意。父の復讐のため、師匠ロッキーのため、愛する家族のため、そして、偉大な父を超えるため――アドニスがリングに上がる本当の意味に気づいたとき、リングの先で見つけた人生の答えとは…。■ロッキーのテーマ曲で幕開ける予告編公開!到着した日本版オリジナル本予告編は、アポロ・クリード(カール・ウェザース)がイワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)から致命傷を受け、血を流して横たわる『ロッキー4/炎の友情』の劇的シーンが、ロッキーのテーマ曲「Gonna Fly Now」と共に幕をあける。そして時は流れ、宿命の戦いはついに息子たちの戦いへ。ロッキー(シルベスター・スタローン)はドラゴに大切な友を奪われた過去から、「戦うな。お前には守るべきものがある」「危険だ」と、アポロの息子でありロッキーの愛弟子でもあるアドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)に悟す場面や、試合に向けてジムや砂漠での過酷なトレーニングに挑むシーンなどが映し出される。また宿命との一戦に臨む場面では、それぞれ「クリード」「ドラゴ」という名前を背負って登場。さらにアドニスとビアンカ(テッサ・トンプソン)が涙を流すシーンも捉えられており、一筋縄ではいかない戦いであることは間違いないようだ。■二世代にわたる因縁…日本版ポスター解禁同時に到着した日本版ポスタービジュアルでは、「戦わなければならない奴がいる。」というコピーとともに、二世代にわたる因縁を抱えた4人が対峙。また新たなドラマが生まれることを予感させる仕上がりになっている。『クリード 炎の宿敵』は2019年1月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:クリード 炎の宿敵 2019年1月11日より全国にて公開©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2018年11月02日昨年12月、ある女性(氏名非公表)が1987年と1990年にレイプされたとしてシルベスター・スタローンを訴えた件で、ロサンゼルス郡検事局はスタローンに対し不起訴処分とした。「TMZ.com」が報じた。検察は、女性側の証人たちの話を聞いたものの、女性の話と矛盾しており、訴えを裏付ける証拠がなかったと語ったという。女性がサンタモニカ警察に事件を報告した昨年、すでに10年の時効が成立していたが、当局は捜査に乗り出した。スタローンはレイプ疑惑を完全否定したが、その女性のことは知っており、1987年に映画の撮影で訪れていたイスラエルで3日間一緒に過ごしたことを認めていた。当時は『ランボー3/怒りのアフガン』の撮影中だったようだ。不起訴が決定するまでの間に、スタローンの弁護士は「女性がサンタモニカ警察に行く前に、ゴシップサイトにこの話を売ろうとしていたことを突き止めた」といい、「警察に虚偽の報告をしているとして、こちらも法的措置を考えている」と語っていた。(Hiromi Kaku)
2018年10月31日50年以上に渡る俳優人生を送ってきたバート・レイノルズが、木曜日(現地時間)に亡くなった。享年82。バートの姪は「Us Weekly」誌に、「おじは健康上の問題は抱えていましたがこれは全く予想していなかったことでした」とバートの死は突然であったことを明かしている。関係者によれば、バートは木曜日に心臓発作で倒れ、病院に搬送されたが、そのまま亡くなったという。訃報を知ったセレブたちは、SNSに追悼メッセージを寄せた。バートの代表作の1つ、『ブギーナイツ』で共演したマーク・ウォールバーグは、「伝説の人であり、友人であるバート・レイノルズ。安らかに眠ってください」とツイート。アーノルド・シュワルツェネッガーはバートを「私のヒーローの1人」であり、「アスリートから俳優に転身するお手本を見せてくれた」と称えた。バートは、若い頃アメフトの選手として活躍した。また、シルベスター・スタローンは、過去にバートから『ランボー』のトラウトマン大佐にキャスティングするよう頼まれたことがあるとふり返った。「無理だよ。あなたのギャラは高すぎるし、有名すぎる。それに、ランボーよりもタフでしょう?」と断り、バートに笑われたという思い出だ。バートの姪によると、バートはクエンティン・タランティーノ監督の最新作『Once Upon a Time in Hollywood』(原題)への出演が決まっていたが、2日間を予定していた撮影はまだ行われておらず、残念ながら出演は叶わなかった。(Hiromi Kaku)
2018年09月07日不死身、不屈、不滅…。そんな言葉が似合う、スクリーンで最も超人的な活躍を見せる俳優はいったい誰なのか?シネマカフェでは7月18日(水)~20日(金)、「【不滅の男たち決定戦】あなたがイチオシする“超人”は?」と題した読者アンケートを実施。最新作公開を間近に控える“極限”エージェントを抑え、第1位には今年3作ものアクション大作が公開される、あのスキンヘッドの“マッチョ”俳優が選ばれた。■ダニエル・クレイグら、スーツの似合う渋メン俳優3人が互角の闘い!まず、同率で3位となったのは、ダニエル・クレイグ(50歳)、ジェイソン・ステイサム(51歳)、リーアム・ニーソン(66歳)という紳士な渋メン俳優3人。2019年公開予定の最新作『Bond 25』(原題)でジェームズ・ボンドを続投するダニエル・クレイグには、「ダニエル・クレイグの007はダントツNo.1。歴代007の中でも文句なく最高」、「He is cooool! and 揺るぎない信念が最高!」といった声が寄せられた。次期ボンドとしてイドリス・エルバやトム・ハーディ、トム・ヒドルストンらの名前が候補に挙がる中、『007』シリーズの記念すべき25作目でダニエルのボンドが見納めとなるのは嬉しいような、寂しいような…。「できるだけ長く続けてほしい」がファンの本音かも。詳細が判明するまで、昨年公開された『オーシャンズ』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督作『ローガン・ラッキー』での弾けた役柄にも、ぜひ注目してみて。7月26日に51歳になったばかりのジェイソン・ステイサムには、「サメと闘う」、「スーツ着て戦っている」から“すごい”という声が!確かに、彼がシルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーといったベテランアクションスターとひと味違うのは、『トランスポーター』シリーズに代表されるように、スーツを着こなしながら、至極クールに超絶アクションをこなせる肉体派英国紳士であること。絶滅したはずの巨大サメ“MEG”(メガロドン)と闘う『MEG ザ・モンスター』(9月7日公開)では、“ウエットスーツ”に着替えた深海レスキューのステイサムに期待大。現在、Huluでは「ジェイソン・ステイサム特集」として、スーツ姿を堪能できる『SAFE/セイフ』ほか、『エクスペンダブルズ』『メカニック』『キラー・エリート』などを配信中だ。御年66歳と、今回の超人俳優候補の中で最年長のリーアム・ニーソン。『バットマン・ビギンズ』に登場した、バットマンの師匠でありながら宿敵、テロリスト集団「影の同盟」のリーダーである「ラーズ・アル・グールだから」という声や、『96時間』シリーズのイメージそのままに「アイリッシュとしても父としても最強」といった声が寄せられた。冴えないリストラ親父が通勤電車を舞台に見えざる敵と戦う最新作『トレイン・ミッション』(9月5日リリース)は、『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』などを手がけたジャウム・コレット=セラ監督との4度目のタッグであり、このコンビは最強ともいわれる。つい先日は、『ワイルド・スピード ICE BREAK』のF・ゲイリー・グレイ監督がメガホンをとる『メン・イン・ブラック』スピンオフのクランクインが伝えられたばかり。クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソン、エマ・トンプソンと共演する。■第2位は“全治9か月”なのに6週間で復帰!? 心も体も強靱なトム・クルーズ最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を引っさげて来日、猛暑の中、“神対応”のファンサービスを行ったトム・クルーズ(56歳)。来日記者会見では例のビルジャンプの撮影時、「壁に激突した瞬間、『あっ、折れたな』って直感した。でも、カメラは回っているから、そのまま立ち上がり、走り続けた」と語り、わずか6週間で現場復帰し、撮影を続行したと打ち明けていた。そんなトムについては、「『トップガン』からずっとかっこよくて、スタントを使わず自分でやる。さいきょうです」、「スタント(マン)も腰が引けるアクションを自分でこなすとは、さすがです!」、「『M:I』シリーズをイッキ見して確信しました!」と、シリーズの代名詞となった命がけのアクションへの挑戦に熱い声が。トム自身が「集大成であり、一つの到達点」と謳う最新作『フォールアウト』は、全米はじめ世界30か国で初登場No.1を獲得、シリーズ史上最高の大ヒットスタートを切っている。日本では8月3日(金)より全国公開。Huluでは「トム・クルーズ特集」も組まれ、『ミッション:インポッシブル』シリーズや『トップガン』『宇宙戦争』などを配信中。■第1位は、若い世代の支持を得た“ロック様”ことドウェイン・ジョンソン!『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(8月3日リリース、デジタル先行配信中)で、外見はムキムキの博士、中身は気弱なオタク高校生を演じたドウェイン・ジョンソン(46歳)。同作は全世界興行収入9.5億ドル超えの大ヒットを記録し、来年12月全米公開で続編の製作が決定している。世界で最も稼ぐ俳優として知られ、名実ともにハリウッド屈指のアクションスターとなったドウェインが、普段とは真逆のナヨナヨ演技を披露する姿は爆笑必至。さらに、80年代のアーケードゲームをもとにしたパニックアクション『ランペイジ 巨獣大乱闘』(9月19日リリース)では、元特殊部隊員で動物学者という主人公を演じ、巨大化&凶暴化したゴリラ、オオカミ、ワニと壮絶な激闘を繰り広げた。最新作は、愛する家族を救うため、高さ1,000m(1km)の超高層ビルから大ジャンプを見せるハラハラドキドキの救出劇『スカイスクレイパー』(9月21日公開)。今作では、義足の元・FBI人質救出チームの隊長を演じており、今年はタイプの異なる主演3作品が相次いで日本に上陸することに。そんな“ロック様”には特に20代、30代女性から支持されており、「ムキムキの筋肉で守ってくれそう」、「マッチョだから」といった頼りがいあるボディへの声のほか、「力技で助けてくれそう。パパとしても魅力的」と、インスタグラムなどから伺える父親としての素顔に惹かれるという声も寄せられ、“最強の男”の座を手にした。つい先日、人気アトラクションを映画化する『ジャングルクルーズ』(原題)の撮影開始をエミリー・ブラントと紹介する動画が、ディズニーからアップされたばかり。早速、「ジャングル俳優」と呼ばれつつ、注目を集めているところだ。(text:cinemacafe.net)
2018年08月03日映画『ロッキー』シリーズの最新作『クリード 炎の宿敵』が、2019年1月11日(金)より日本公開される。『ロッキー』最新作はアドニス&ロッキーの物語続編『クリード 炎の宿敵』は、『ロッキー』シリーズの新章として2015年に公開された『クリード チャンプを継ぐ男』の続編。前作では、かつてのロッキーのライバルであり、親友だった亡きアポロの息子アドニスと、師匠ロッキーの世界一への挑戦を描いた。2人の間で生まれる世代を超えた友情やダイナミックなファイトシーンは、多くのロッキーファンの心を惹きつけ、批評家・観客からも“シリーズ最高”と絶賛された。その続編となる本作『クリード 炎の宿敵』では、主人公アドニスとその師匠ロッキーの前に新たな最強の宿敵が登場。その相手とは、1985年に公開された『ロッキー4/炎の友情』でアドリスの父アポロの命を奪ったイワン・ドラゴの息子ヴィクターであった。偉大な父を超えるため、そして父の屈辱を果たすために、アドニスとロッキーは新たな挑戦に挑む。マイケル・B・ジョーダン&シルベスター・スタローンが出演主人公アドニスを務めるのは、映画『ブラックパンサー』で話題のマイケル・B・ジョーダン。そして、ロッキーは、引き続きシルベスター・スタローンが演じる。そして、対戦相手のヴィクターにはルーマニア人のボクサー、フロリアン・ムンテアヌが起用された。スタローンは『クリード 炎の宿敵』で“ロッキー”引退また、1976年に『ロッキー』が公開されて以来、42年間ロッキー・バルボアを演じ続けてきたシルベスター・スタローンは、『クリード 炎の宿敵』を最後にロッキー役から引退することを自身のインスタグラムで発表。「“ロッキー”という素晴らしいキャラクターを生み出し、それを演じられたことはこの上ない名誉だったよ。胸が張り裂けそうな気持ちになるけれど、すべてのことに終わりはある。広い心で受け入れてくれたファンが大好きだし、何よりも素晴らしいのは、“ロッキー”は永遠に不滅で、ファンの心の中で生き続けることなんだ……」というファンへの感謝のメッセージとともに、引退を宣言した。『クリード 炎の宿敵』ストーリー『ロッキー4 / 炎の友情』でロッキー最大のライバルにして親友のアポロは、ロシアの王者イワン・ドラゴと対戦。壮絶なファイトを繰り広げた末に倒され、そのまま帰らぬ人となった。あれから歳月が流れ、ついにその息子同士がリングに上がる。シリーズに新風を吹き込んだ傑作と全世界から大絶賛を受けた『クリード チャンプを継ぐ男』でロッキーのサポートを受け、一人前のボクサーへと成長した亡きアポロの息子、アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)。対する相手はドラゴの息子、ヴィクター。ウクライナの過酷な環境から勝ち上がってきた最強の挑戦者だ。アドニスにとっては、父を殺した男の血を引く宿敵となる。アポロ VS.ドラゴから、アドニス VS.ヴィクターへ。時代を超えて魂のバトンが手渡される因縁の対決。絶対に見逃すわけにはいかない。世紀のタイトルマッチのゴングが、いま鳴り響く!詳細『クリード 炎の宿敵』公開日:2019年1月11日(金) 全国ロードショー出演:シルベスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダン監督:スティーブン・ケイプル・Jr.配給:ワーナー・ブラザース映画原題:CREEDⅡ
2018年06月25日全世界興収1億7,356万ドルを記録し、『ロッキー』シリーズNo.1ヒットとなった『クリード チャンプを継ぐ男』の続編『クリード2』が、来年1月11日(金)より日本公開されることが決定。特報映像が解禁された。2015年に公開された『クリード チャンプを継ぐ男』は、『ロッキー』シリーズの最新作。アドニスとロッキーの世代を超えた友情、リアルでダイナミックなファイトシーン、ひたむきに夢を追い求める姿が共感を呼び大ヒット。また、シルベスター・スタローンは本作でゴールデン・グローブ賞 助演男優賞に輝いた。その続編となる『クリード2』は、主人公アドニスとその師匠ロッキーの前に新たな最強の宿敵が登場!挑戦状を突きつけるのは、33年前に公開された『ロッキー4/炎の友情』で、父アポロの命を奪ったイワン・ドラゴの息子ヴィクトル。同作で、ソ連から送り込まれたドラゴとのエキシビジョンマッチに挑み、猛烈なパンチを浴び続け、ついには帰らぬ人となってしまうアポロ・クリード。自分に代わって挑戦を受けたアポロを失ったロッキーは、無謀な戦いを止められなかったことを悔やみ続ける。そして、親友アポロの雪辱を果たすために戦うことを決意したロッキーは、ファイトマネーはゼロ、アウェイでの非公式試合という最悪の条件でファイトを受け入れ、モスクワの過酷な雪原で厳しいトレーニングを続け、殺人的なパワーを持つドラゴとの15ラウンドの死闘の果てに、ロッキーがアポロの雪辱を果たしたのだが…。到着した特報映像では、カウンターパンチを食らったアドニスがリングに倒れ込む、衝撃的なシーンから始まり、続いて病室でのシーンに変わる。呼吸器をつけてベッドに横たわるアドニスを、「あなたが勝ったのよ、分かる?」と妻・ビアンカが見守る姿が映し出されている。また、今回の試合に脅威を感じるロッキーが「お前と違って“あの男”は捨て身で来る」と警告するが、「やると決めた」と一歩も引かないアドニス。家族の様々な想いが映し出される中、遂に運命の試合を迎えたアドニスの前に現れた最強の挑戦者は、“ドラゴ”の名を背負うヴィクトル。アポロが友に代わって命を奪われた『ロッキー4/炎の友情』から33年、いま、偉大な父アポロを超えるために、そして愛する家族のために、アドニスとロッキーの新たな戦いのゴングが鳴リ響く…。前作から同様、主人公アドニスをマイケル・B・ジョーダン、ロッキー役をシルベスター・スタローンが務めるほか、宿敵イワン・ドラゴをドルフ・ラングレン、その息子にして今作の対戦相手ヴィクトル・ドラゴをフローリアン・ムンテアヌ。さらに、ビアンカ役のテッサ・トンプソン、養母役のフェリシア・アシャッドも続投。監督はライアン・クーグラーから、今作は次世代の若き才能に託すべきだと考えたシルベスターによって大抜擢された新鋭、スティーブン・ケープル・Jr.が務める。『クリード2』は2019年1月11日(金)より全国にて公開。『クリード チャンプを継ぐ男』ブルーレイ&DVDは発売・レンタル・デジタル配信中。(cinemacafe.net)
2018年06月22日前作『ランボー/最後の戦場』(2008)の時点で既に還暦を超えていたが……(写真:Everett Collection/アフロ) 『ランボー』にシルヴェスター・スタローン(71)が帰ってくるかもしれない。最新作となる『Rambo 5(原題)』にスタローンが主演する公算が高いとDeadlineが報じている。 2016年、スタローンはジョン・ランボー役からの引退を表明。『Variety』誌のインタビューで「心はやる気満々さ。でも、身体が『おとなしくしてろ!』と言っているんだよ」と、肉体の衰えを示唆していた。制作会社も、5作目以降は『007』シリーズのジェームズ・ボンドのように、異なる俳優がランボー役を受け継いでいく計画であることを明かにしていた。しかし、水面下で事態は大きく動いていたようだ。 『ランボー/最後の戦場』や『エクスペンダブルズ』シリーズの制作総指揮を務めた映画プロデューサーのアヴィ・ラーナーは、8日に開幕するカンヌ国際映画祭に『Rambo 5』を出品。撮影開始日は今年の9月に仮置きされている。脚本はスタローンが手がけているとされ、今回の敵はメキシコの大規模麻薬カルテルだという。誘拐された友人の娘を救出するため、牧場でのんびりと働いていたランボーが再び戦場に赴く。 スタローンの正式な役どころについては公式発表を待たなければならないが、過去の『ランボー』シリーズでは全て主演と脚本の両方を担っていることから、再びスタローンが演じるジョン・ランボーを観られる可能性は高い。
2018年05月07日『クリード チャンプを継ぐ男』で「ロッキー」シリーズの歴代新記録を打ち立て、ロッキーことシルベスター・スタローンにゴールデングローブ賞助演男優賞をもたらした監督、ライアン・クーグラー。彼が「この作品こそ自分が監督するべき作品だった」と熱を込めて手がけた最新作が、マーベル・スタジオ最新作『ブラックパンサー』だ。公開前には「やはりナーバスな部分もあるんです。みんなが気に入ってくれるかな?って心配で…でもそれ以上に、早く見て欲しくてワクワクしている気持ちもあります。すごい興奮していますよ!」と期待と不安を口にしていたが…その心配はいらなかったようだ。2月16日に全米公開が始まると、いままでの超ヒット作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、『ジェラシック・ワールド』、『アベンジャーズ』についで週末の興行成績歴代5位という驚異的なオープニング記録を樹立した本作。国王とヒーロー、2つの顔を持つ“ブラックパンサー”が、祖国である超文明国家ワカンダの秘密──“ヴィブラニウム”を守るという己の使命・責任と葛藤しながら、国内外の敵たちと戦う、新ヒーロー誕生の全てを描く。「今回、一番大きな軸とした部分は、文化的アイデンティティだったわけなんですね。ワカンダというのは架空の国ですが、本当に現実に限りなく近い<アフリカ文化>というものを尊重しながら、そういった要素を盛り込んでいきたいと思ったんです。ワカンダは、地球上最も歴史ある国、という設定でもあるので、長年受け継がれてきた歴史観や時代の流れが感じられるものを全編に散りばめたい、と」。「とはいえ、アフリカが舞台とはいえども、日本をはじめ世界中の観客が自分たちの歴史と重ね合わせて楽しむことができる、そういった普遍的な部分も必要です。自分の国の歴史や文化、ご先祖様との繋がりなどを大事に守っていく――そういう点はみんなが共感できると思います。アフリカ文化と普遍性、この両方を組み合わせてうまくバランスをとりながら、一つ一つのディティールに力を入れました」。ワカンダ王国の風景はもちろん、登場人物が着ている民族衣装、奏でる音楽、使う言葉や文字まで…架空の国でありながら描かれるもの全てがリアルに感じられ、その世界観をすっと受け入れることができた。それは、ライアン監督が細部に至るまでこだわり抜いて作り込んだがゆえに生まれた説得力が成せる技だろう。オリジナル要素の中でも筆者が気になったのが「ワカンダ フォーエバー」という掛け声とともに腕をクロスさせる独自のポーズだ。初めて目にしたはずなのに、既視感さえ感じるほどにリアルで、あれ一つでワカンダの国民性や育んできた文化・歴史を感じさせる“ワカンダ・ポーズ”。一体どうやって生まれたのか?誕生秘話に迫った。「ワカンダという国は、基本的に全員が子どもの頃から戦士として育てられる、いわば軍隊の国でもあるわけなんです。ですので、あれはワカンダ式の“敬礼”のつもりだったんですよ。僕は、ホワイトハウスでオバマ前大統領がズラリと並んだ兵隊に敬礼をした姿を見て、『かっこいいな』と思ったんです。そこで僕もワカンダ式のかっこいい敬礼を考えました」。「それに、あのポーズは“愛”も表現しているんですよ。胸元、つまりハート(心)に目の前の貴方を包み抱く…大切に護るよという“LOVE”の意味です。古代エジプトのミイラも全てこのポーズですよね?それは自分の歴史やルーツをいつも心に留めて、大事にし、それと共に再び生まれますように、というシンボルでもある。それらを合わせたポーズなんです」。目の前の貴方に敬意と愛を伝える――あのポーズにリアリティがあり、独自の世界観を表現できている理由は、国や時代を超えて人類が共感し得る“愛”が根底に込められていたからだったのか。鑑賞後にはきっと一緒にポージングしたくなること請け合いだ。ライアン監督は子どものころからマーベル作品が大好きだったという。同じように、映画『ブラックパンサー』を観たことをきっかけにマーベル作品を好きになったり、さらにはアフリカ文化、ひいては自国の文化に興味や関心を抱く子どもたちが生まれることだろう。そういった子どもたちへ向けて、監督は熱いメッセージを送った。「アフリカ系アメリカ人とか、黒人とかに限らずに、自分の文化的・歴史的ルーツを大事にする心を、みんなに感じてほしいですね。僕は30歳ですが、子どもの頃からもっとご先祖様とか自分自身のルーツを大事にする気持ちがあったら良かったな、と思うんです」。「若い世代の人は、おじいちゃんの世代のものを『時代遅れでかっこ悪い』と、自分のルーツを恥じてしまう部分があると思うんですが、“恥じないで誇りに思おうよ!”というメッセージを受け取ってほしいですし、自分がどこから来たのか?というルーツにも興味を持って、色々調べ始めたりしてほしいです」。「またヒーローという意味では、ティ・チャラはいまどき珍しいほどに善人のヒーローだと思うんですね。常に正しいことをやろうとする。そして、自分が正しい判断を下すためには、どんな意見にでも耳を貸す。自分がアドバイスを求めたり相談すること自体を恥ずかしがったりはしない。だからみんなも、人にいろんな助けを求めることは全然恥ずかしいことではないから、もっといろんな人の力を借りて、より良い人間になっていてほしいなって思います」。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpanther
2018年03月04日