シルヴェスター・スタローン製作でハリウッド・リメイクも決定している韓国映画『悪人伝』。この度、本作の日本公開日が7月17日(金)に決定した。『新感染 ファイナル・エクスプレス』で話題となったマ・ドンソクが主演する本作は、凶悪なヤクザのボス、チャン・ドンスが何者かにめった刺しにされる事件が発生、“問題刑事”のチョン刑事と、奇跡的に一命をとりとめたドンスが共闘して犯人を追い詰める…というあらすじ。カンヌで上映されるやいなや、観客たちを熱狂の渦に巻き込み、本国公開では興行収入ランキング初登場No.1を記録、最終的には観客動員数300万人を超える異例の大ヒットを記録した本作。強面ヤクザを演じるマ・ドンソクは「刑事のようにデータを集め、推理を駆使して犯人を追い詰める。一般的なギャングのボスとはまるで別の1面を見せるキャラクターだ。今まで演じてきた中で最も個性的な役柄と言えるだろうね」と癖のあるキャラクターだと明かしており、到着したポスタービジュアルでは、そんな悪人感溢れるマ・ドンソクをはじめ主要キャストが集結している。『悪人伝』は7月17日(金)よりシネマート新宿ほかにて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:悪人伝 2020年7月17日シネマート新宿ほか公開予定© 2019 KIWI MEDIA GROUP. ALL RIGHTS RESERVED
2020年05月20日平日の昼下がりを名画で彩るテレビ東京「午後のロードショー」枠。4月14日(火)本日はシルベスター・スタローン主演、ドナルド・サザーランド共演でおくるアクション大作『ロックアップ』をオンエアする。自ら脚本も手掛け、第49回アカデミー賞作品賞、監督賞、編集賞を受賞し、物語だけでなく作品自体がアメリカンドリームを体現した『ロッキー』シリーズで世界的な俳優となると、第二次世界大戦での史実をベースにした『勝利への脱出』、悲しき運命に翻弄されるベトナム帰還兵を演じ『ロッキー』と並ぶ代表作となった『ランボー』シリーズ、壮大なスケールで描く山岳アクション『クリフハンガー』など数々のアクション映画で名を馳せたシルベスター・スタローン。近年ではアクションスターたちを集めた『エクスペンダブルズ』シリーズや『大脱出』シリーズ。また『ランボー』シリーズの復活と、年齢を重ねても精力的に出演を続けている彼が、アクション俳優として絶頂期にあった80年代末に製作されたのが本作。フランク(シルベスター・スタローン)は刑期が残り6か月の模範囚。仮出所のわずかな日々を恋人と共に過ごしていた彼は、仮出所期間を終え刑務所に戻った晩、男たちに襲われ護送車に乗せられる。連れてこられた先は凶悪犯がひしめくゲートウェイ刑務所だった。模範囚の彼がゲートウェイ刑務所に運ばれたのは所長のドラムグール(ドナルド・サザーランド)の企みだった。以前フランクが服役していた刑務所の所長をしていたドラムグールは、父が危篤となり仮出所を懇願したフランクの願いを冷酷にはねつけ、やむなくフランクが脱獄を企てるという出来事があり、この事件が社会問題に発展、ドラムグールの人間性はマスコミで大々的に批判されたのだ。この事件で脱獄という手段を選んだフランクは当然追加の受刑期間が言い渡されたが、ドラムグールも米国で最悪の刑務所であるゲートウェイ刑務所に左遷。フランクによって将来を台無しにされたことを恨んでいたドラムグールは、自らが所長であるゲートウェイ刑務所にフランクを連れ込み、復讐を開始する…という物語。スタローン演じるフランクの“宿敵”ドラムグールには『ハンガー・ゲーム』シリーズや『アド・アストラ』などで知られ、息子のキーファー・サザーランドも「24 -TWENTY FOUR-」シリーズなどで俳優として名声を得ているドナルド・サザーランドを迎える。午後のロードショー『ロックアップ』は4月14日(火)13時35分~テレビ東京系でオンエア。(笠緒)
2020年04月14日シルベスター・スタローンが演じるランボーが愛する家族を奪われ、最後にして史上最強の頭脳戦を繰り広げていく『ランボーラスト・ブラッド』。この度、平穏と緊迫の瞬間が交錯する場面写真が一挙に解禁された。今回新たに解禁となった場面写真には、これまでも幾多の戦場を生き抜いてきた元グリーンベレー(米陸軍特殊部隊)のジョン・ランボーの戦闘には欠かせないコンパウンドボウという弓矢を構える姿が。『ランボー』シリーズでファンたちに鮮烈な記憶を植えつけた、矢に爆弾を括りつけヘリコプターを撃墜させたこともあるお馴染みのアイテムを持ち、並々ならぬ覚悟を覗かせるランボーの姿が切り取られている。また、養子縁組した“娘”・ガブリエラ(イヴェット・モンレアル)と故郷アリゾナで営む牧場で愛馬に乗り、仲睦まじく笑顔を見せているカットからは、これから壮絶な戦いが巻き起こることなど感じさせないほど、穏やかな日常と遂に手に入れた“家族との幸せ”を噛みしめている様子が窺える。一方で、幼いころに捨てられた実の父親を探すため単身メキシコへ渡るも、人身売買カルテルのメンバーに拉致され、捕らわれの身となってしまったガブリエラ。その恐怖に駆られた表情からは、ただならぬ事態に陥っている様子も。果たして、彼女に突きつけられたカードが意味するものとは…?そしてガブリエラを拉致した、人身売買カルテルのボス・ヒューゴ(セルヒオ・ペリス=メンチェータ)とその弟のヴィト(オスカル・ハエナダ)がサバイバルナイフを持ち、不遜な笑みを浮かべている場面や、ランボーが娘の写真を見せ、事件に関わったであろう男の喉元をナイフで押さえつけながら尋問している場面からは、娘の命の危機が刻一刻と迫っている緊迫した状況が漂っている。また、ヒューゴの軍団を迎え撃つため、辺り一面にトラップが仕掛けられた牧場のカットでは、仕込んだダイナマイトが大爆発!燃え盛る炎と黒煙が蔓延し、安息の地であったはずの場所で、地獄の死闘が繰り広げられている様子を確認することができる。天涯孤独だったランボーが初めて手にした“家族”。ようやくつかんだ幸せも束の間、愛する“娘”を奪われた男の怒りは頂点へと達し、復讐を誓い、元グリーンベレーのスキルを総動員し挑む、ランボー史上最高の頭脳戦が幕を開ける。スタローンは、「必ずや観客にシリーズ初の驚きを与える」と自信を見せている。『ランボーラスト・ブラッド』は6月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ランボーラスト・ブラッド 2020年6月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
2020年03月27日シルベスター・スタローンの世界的代表作『ランボー』(原題:FIRST BLOOD)から約40年、原点回帰にして最終章となる『ランボーラスト・ブラッド』。この度、愛する家族を奪われたランボーの怒りが頂点に達する、最新映像満載の本予告編と迫力の本ポスターが到着した。今回解禁となった本予告編では、40年間様々な死闘を繰り広げてきた元グリーンベレーのジョン・ランボーの姿から始まる。安息の地として、古くからの友人とその孫娘と“家族”として幸せに暮らすランボーは、“娘”を守ることを生きる糧とし生活を送っていた。そんな中、メキシコに実の父親がいると知った“娘”は、祖母の制止を振り切り単身メキシコへ。人身売買の巨大組織カルテルに囚われる。「あの子が戻ってこない」とすがる祖母に「探しに行く」と告げるランボー。組織から“娘”を連れ戻すため、1人で闘いに挑むランボーの壮絶な映像が重なる。「愛する家族を奪われた男の怒りは頂点へ」と響くナレーション、「俺の怒りを、憎しみを、思い知れ!」と放たれた怒りとともに、カルテルとの壮絶な死闘を繰り広げるランボー。地獄の戦場と化してしまった安息の地で、様々なトラップを仕掛け、過去シリーズでも見せてきた頭脳戦も見せる。ランボーの代名詞でもあるボーガンアクションとともに、どんな“最後の血戦”(ラスト・ブラッド)を見せてくれるのか?シリーズ史上最大の戦いを期待させる映像となっている。また、同じく解禁された本ポスターは、怒りとも悲しみともとれる強いまなざしのランボーのアップと、鋭く光るサバイバルナイフで構成されたビジュアルに。“家族”への愛を貫くための最後の戦いとランボーの強い意志が全面に出されている。なお、先日の一報から公開日が変更となり、『ランボーラスト・ブラッド』は6月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ランボーラスト・ブラッド 2020年6月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
2020年03月19日シルベスター・スタローンの世界的ヒットシリーズの最新作にして最終章となる『RAMBO:LAST BLOOD』(原題)が『ランボーラスト・ブラッド』として6月12日(金)より全国公開されることが決定。ポスタービジュアル第1弾と予告編ショートが解禁となった。解禁となったポスタービジュアル第1弾は、燃え上がる大地の炎の中、弓矢を弾くランボーのシルエットが浮かび上がるもの。「元グリーンベレーの真骨頂史上最強の頭脳線が今、はじまる―」という力強いコピーは、圧倒的アクションで数々のピンチをくり抜けてきたランボーが元グリーンベレーのエリート兵士であることを改めて思い起こさせる。前作『ランボー最後の戦場』から約10年を経て、果たしてランボーはどんな“最後の血戦”(ラスト・ブラッド)を見せてくれるのか?また、予告編ショートでは、よりストーリーが明確に。孤独な戦いを終え、ようやくつかんだ“家族”との幸せな時間が“娘”の悲鳴と共に破られる。全身傷つきながらも敵であるメキシコ人身売買カルテルから“娘”を連れ戻すことを決意するランボーの凄まじい形相から今作のハードなミッションが想像できる。元グリーンベレーのスキルを総動員したトラップや爆破、そしてランボーの代名詞であるボーガンアクションは、過去のシリーズ映像とオーバーラップ。シリーズ最終章にしてランボー史上最大の戦いを期待させる映像となっている。あらすじいまだベトナム戦争の悪夢にさいなまれる元グリーンベレー、ジョン・ランボー。孤独な戦いを経て、祖国アメリカへと戻ったランボーは、故郷アリゾナの牧場で、古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラと共に、“家族”として穏やかな生活を送っていた。しかしガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致され、事態は急転する。愛する“娘”を救出するため、ランボーは元グリーンベレーのスキルを総動員し、想像を絶する戦闘準備を始める。そして、ランボー史上最高の頭脳戦がいま、はじまる――。『ランボーラスト・ブラッド』は6月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年02月19日『新感染 ファイナル・エクスプレス』で、ゾンビたちを素手でなぎ倒す愛妻家の役で大きな注目を集め、ついにはマーベル作品『エターナルズ/Eternals』(原題)でハリウッド進出を果たすマ・ドンソク。その主演作で第72回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門に正式出品された英題『The Gangster, The Cop, The Devil』が、『悪人伝』として2020年夏に公開されることが決定した。凶悪なヤクザのボス、チャン・ドンスがある夜何者かにめった刺しにされる。事件の捜査にあたるのは、署内でも問題刑事として知られるチョン刑事。奇跡的に一命をとりとめたドンスとチョン刑事は、共闘して犯人を追い詰めることに…。強面ヤクザ、チャン・ドンスを演じるのは『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『神と共に』、日本はもとより、本国でも主演作が立て続けに公開されるなど一躍トップスターの仲間入りを果たし、さらには先日発表されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ4の『エターナルズ』にも抜擢されたマ・ドンソク。本作でも圧倒的な肉体的存在感と、説得力ある人間味溢れる演技とアクションで観客を魅了する。韓国映画としては『新感染』『悪女/AKUJO』に続き、カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門の正式上映された本作は、会場を熱狂の渦に巻き込み、その勢いのまま本国では興行収入ランキング初登場NO.1を獲得。最終的には観客動員数300万人超えとなり、近年の韓国映画界にあってヴァイオレンス・アクション映画としては異例の大ヒット、さらにはシルヴェスター・スタローン製作によるハリウッド・リメイクも決定。さらに、映画ファン大注目の愛され俳優“マブリー”ことマ・ドンソクの魅力が炸裂する本作は、第32回東京国際映画祭にて行われるオールナイトイベント、「シン・ファンタ」復活!? 東京国際ファンタスティック映画祭ナイト(11月2日)でも上映が決まっている。『悪人伝』は2020年夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月10日シルベスター・スタローンが、『Samaritan』に主演することになった。オリジナルのアイデアに基づくスリラーで、監督は『オーヴァーロード』のジュリアス・エイヴァリー。本作は、20年前にミステリアスな形で姿を消したヒーローがまだ生きているのかどうかを見つけ出そうとする少年を主人公にした物語だという。撮影は来年はじめにスタートの予定だ。スタローンの最新作は、先週末北米公開された『Rambo: Last Blood』。これはランボーシリーズ5作目で、スタローンは主演と脚本家を兼任している。監督はエイドリアン・グランバーグ。アメリカでは『ダウントン・アビー』『アド・アストラ』に続いて3位のデビューとなった。文=猿渡由紀
2019年09月24日『ロッキー』『ランボー』『エクスペンダブルズ』に続く、シルヴェスター・スタローン主演の新たなシリーズ代表作『大脱出』の最新作『大脱出3』。この度、本作からシルヴェスターらキャストたちが語るインタビュー映像が到着した。シリーズ第1作目では、大海原に浮かぶ監獄要塞“墓場”を攻略し、第2作目ではコンピューター制御の最強セキュリティの監獄“ハデス”に囚われた仲間を救った。そして今回の最新作第3作目では、秘密監獄“悪魔砦”に囚われた仲間の救出がミッション!本作でもシルヴェスターの相棒デローサをデイヴ・バウティスタが演じるほか、香港映画界を代表するアクションスターのマックス・チャン、前作から引き続きカーティス・“50セント”・ジャクソン、ジェイミー・キングが続投する。今回到着したインタビュー映像では、まず3度目の挑戦となるレイ・ブレスリン役に挑戦したシルヴェスターが、「3作目となるとレイをより魅力的にし、物語も一層ドラマチックにしなければならない」とこれまでにないレイを表現する意気込みを伝える。また、傭兵デローサ役デイヴは「スタローンと仕事をするのは楽しいよ」とシルヴェスターと共演した感想を明かし、今回初登場となったミステリアスな中国人シェン役のマックス・チャンは「スタローン出演作は全部おもしろい」と熱く語る映像も収録されている。『大脱出3』は9月27日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:大脱出3 2019年9月27日新宿バルト9ほか全国にて公開© 2018 GEORGIA FILM FUND 63, LLC All rights reserved.
2019年09月21日『ロッキー』『ランボー』『エクスペンダブルズ』に続く、シルヴェスター・スタローン主演のシリーズ代表作『大脱出』。その最新作『大脱出3』から、ポスタービジュアルと予告映像が解禁となった。今回解禁された予告映像は、ミステリアスな中華系の男性がシルヴェスター・スタローン演じるレイ・ブレスリンのもとを訪れる場面から始まる。マックス・チャン演じるシェン・ローと名乗る男は、レイに誘拐された社長令嬢を救うべく「力を貸してほしい」と依頼。レイはデイヴ・バウティスタ演じるデローサから情報を収集し、令嬢が秘密監獄“悪魔砦(あくまとりで)”に収監されていることを突き止める。シェンと共に行動を開始するレイだったが、それは1作目で父を殺された恨みを抱くレスター・クラーク・Jrによって仕組まれた罠だった。ジェイミー・キング演じる公私ともにパートナーのアビゲイルの身にも危険がおよび、レイの怒りは爆発。銃の連射や素手での格闘シーンなど、鬼気迫るアクション満載の映像に仕上がっている。予告映像と同時に解禁となったポスタービジュアルには、赤外線の間を背中合わせに配置されたスタローンとバウティスタの姿が。炎に包まれる中、銃を構える2人に「卑劣な悪党に怒りの鉄拳を叩き込め!」のキャッチコピーが添えられ、ブチギレ全開のレイが垣間見えるビジュアルとなっている。『大脱出3』は9月27日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大脱出3 2019年秋より全国にて公開© 2018 GEORGIA FILM FUND 63, LLC All rights reserved.
2019年07月30日一見コワモテ、ムキムキの上腕は周径50センチ、メガトン級の張り手やパンチが必殺技。なのに、ファンが名付けたニックネームは“ラブリー”(愛らしい)をもじった「マブリー」。そんな愛され俳優マ・ドンソクがついにハリウッドへ!ノンストップ高速列車での感染パニックを描き、世界はもとより日本でも大ヒットした『新感染 ファイナル・エクスプレス』で注目を集めたが、同作を観た『ゲット・アウト』『ハッピー・デス・デイ』などのヒットメイカー、ジェイソン・ブラムが「マ・ドンソクはアジアのドウェイン・ジョンソンだ。是非彼と仕事がしたい」とラブコールを送ったとか。また、『アベンジャーズ/エンドゲーム』以後のマーベル・シネマティック・ユニバースを担う『The Eternals』(原題/2020年)への出演も予定されている。もちろん『新感染』以降の日本でも、2018年は4作品が劇場公開、今年も話題の『神と共に第二章:因と縁』などが連続公開。世知辛い時代をまるで癒やすかのように、“マブリー旋風”を巻き起こしている。好感度バツグン!韓国映画界を代表する名脇役として活躍1971年3月1日、韓国生まれ。80年代末、18歳のときに家族と共にアメリカへ移住し、コロンバス州立大学体育学科(!)を卒業。アメリカ国籍を持つ。格闘家のパーソナルトレーナーやクラブの用心棒など、さまざまな仕事を経験していたが、その間もずっと俳優になりたかったというドンソクは韓国でオーディションを受け、SF歴史アクション『天軍』(’05)の端役で映画デビュー。主な映画出演作は、『グッド・バッド・ウィアード』『生き残るための3つの取引』『ファイヤー・ブラスト 恋に落ちた消防士』『悪いやつら』『ザ・ファイブ―選ばれた復讐者—』『尚衣院-サンイウォン-』『群盗』などなど数え切れないほど。テレビドラマでは、凶悪犯3人が“減刑”を条件に捜査チームを組む「バッドガイズ-悪い奴ら-」、真面目すぎる税金徴収課の課長を演じた「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」などに出演した。日本未公開のキム・ユンジン主演『隣人―The Neighbors-』(’12)では百想芸術大賞・最優秀助演男優賞を受賞。主役を食う“シーンスティラー”と呼ばれて久しく、『ミスターGO!』『俳優は俳優だ』『ベテラン』『ザ・メイヤー 特別市民』など特別出演・友情出演も多々。アクションからコメディ、犯罪スリラーなどまで幅広いジャンルの作品で個性派バイプレイヤーとして注目を集めてきた。芸能事務所の性接待を描いた問題作『おもちゃ~虐げられる女たち~』(’13)では熱血新聞記者、キム・ギドク監督の『殺されたミンジュ』(’14)では復讐集団のリーダーとして主演をつとめたが、主演作が相次ぐようになったのは40代後半になってから。遅咲きながら、いまや抜群の好感度と安定感を誇る集客力のあるスター俳優のひとりに数えられている。『新感染』で日本でもブレイク!日本でも知名度を上げたのが『新感染 ファイナル・エクスプレス』(’16)。“走る密室”の列車の中、おびただしい数のゾンビを相手に立ち向かい、命をかけて妊娠中の妻を守ったサンファ役は、カンヌ国際映画祭でも、韓国でも、ここ日本でも拍手喝采。愛する妻のみならず、コン・ユ演じるファンドマネージャー、ソグの娘スアンのピンチも救った。盾を手にゾンビをなぎ倒してしていく様は、さながらキャプテン・アメリカ!?妻のいる車両までゾンビ集団の中を大移動する際には、おもむろにジャケットを脱ぎ、素手にタオルとダクトテープを巻いて先陣を切っていく姿にときめいた方も多いはず。クールな佇まいのエリートであっても自分のことしか考えていないソグとは対照的な“父性”として強い印象を残し、アジア・フィルム・アワードの助演男優賞などに多数ノミネートされた。それ以降は出演映画が怒涛の公開ラッシュ。2017年には『犯罪都市』『ブラザー』、2018年は『ファイティン!』や『神と共に』2部作、『ワンダフルゴースト』(2019年公開予定)に続き、『無双の鉄拳』『守護教師』とまさに無双の活躍ぶりだ。彼の魅力は、その腕っ節の強さだけではない。義理と人情の熱血漢がハマる傍ら、女性や子ども、お年寄りにはとりわけ優しく、差別主義者は絶対に許さない。それでいて、柔らかで愛らしい笑顔の持ち主であること。インスタグラムなどからも覗く素顔には「癒やされる」ファンが続出。韓国では女性化粧品や日用品、飲食関係などのCMも多いという。“ヤクザなドラマー”で存在感『フェニックス~約束の歌~』(2013)「FTISLAND」イ・ホンギの映画初主演作。不祥事を起こした俺様アイドルが、ホスピスでの社会奉仕活動を裁判所から命じられ、資金難のホスピスのために患者たちとバンドを結成する。マ・ドンソクは脳腫瘍に冒されているヤクザ者を好演、不死鳥という名のバンド「フェニックス」ではドラムを担当した。このころはまだ身体や上腕が現在ほど大きくないが、存在感は十分。『新感染』から知ったファンもぜひチェックしてほしい、ほろ苦くも後味のよい感動作。年の差国際結婚の前に…『結婚前夜~マリッジブルー~』(2013)4人のカップルが結婚1週間前にしてマリッジ・ブルーに!?テギョン(2PM)、チュ・ジフン、イ・ヨニの豪華な三角関係も気になるところだが、マ・ドンソク演じる花屋のオーナー、ゴノはウクライナ出身の年下美女ヴィカ(クジャル)との国際結婚を控えて、まさかのトラブル発生!花々や観葉植物を愛しつつ、ときにテギョンに嫉妬もしつつ、そのトラブルを解決するために焦りまくる姿が実にラブリー。NY帰りの敏腕スタイリスト『グッバイ・シングル』(2016)人気女優キム・ヘスが若手に押され気味の上、年下彼氏に浮気されたことから妊娠を偽装する元トップ女優ジュヨンに。マ・ドンソクは彼女の幼なじみで、なんとニューヨーク帰りの敏腕スタイリスト、ピョング役。おしゃれなメガネは欠かさない、どの作品よりもファッショナブルな姿を披露。また、子だくさんパパとして、ジュヨンが自宅に匿う妊娠した中学生(キム・ヒョンス)を励ます様子は、『新感染』でも見せたように包容力たっぷり。企画から携わったヒット作『犯罪都市』(2017)脚本開発などを行う創作集団「チーム・ゴリラ」を自ら運営しているマ・ドンソク。『犯罪都市』は構想5年、新人のカン・ユンソン監督とともに作り上げた、実話をもとにした骨太クライムアクション。韓国では初登場1位を獲得、R指定作品として歴代興収3位の記録を作った。演じたのは、ナイフで向かってくるヤクザにもひるまず、張り手一つでなぎ倒すコワモテ刑事のマ・ソクト。乱立するヤクザたちの仲を取り持ってきたが、情け容赦のない新興勢力が現れ、状況は悪化。愛する街とそこに暮らす人々を守るため、クライマックスで炸裂する鉄拳は痛快!目指せインディ・ジョーンズ!?『ブラザー』(2017)人気創作ミュージカルの映画化。名家に生まれながら家族とは疎遠だった、さえない兄弟が父の葬儀で再会、跡取り騒動や消えた金の仏像探しに奔走するドタバタコメディ。マ・ドンソクは塾講師をしながら、インディ・ジョーンズさながらにお宝探しに夢中になる情けない兄貴に。お金の工面に困っている様子は『神と共に』や『無双の鉄拳』でも同じ…。葬儀のために韓服で正装すれば「白熊?」と言われ、アヒルのトレーナーを着て走り回り、果てはブランコに乗ったりとマブリーらしさを発揮。家族のために上腕筋でのし上がれ!『ファイティン!』(2018)クラブの用心棒や祖国への帰還など、まるでマ・ドンソクの半生を描いたような映画。韓国では『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に次ぐ初登場第2位、100万人動員の大ヒットとなった。幼いころにアメリカに養子に出されたマークが、アームレスリングのチャンピオンとなるも、人種差別により八百長疑惑をかけられて追放され韓国に帰国。存在すら知らなかった妹(ハン・イェリ)と彼女の子どもたちのために、上腕筋を駆使して母国でもチャンピオンを目指していく、胸アツでハートフルな1本。守護者と語り部を担う『神と共に第二章:因と縁』(公開中)コワモテで口下手なのに、なぜか子どもに好かれるマ・ドンソク。日本でもヒット中の本作では、冥界の掟を破りながらも年老いた祖父とふたり暮らしの少年のために尽くす、屋敷神のソンジュ神を演じている。人を守る屋敷神ゆえに、借金取りが押しかけてきても手が出せず、投資したファンドが上がるのをひたすら待つ(?)役どころ。また、『第一章:罪と罰』で観る者を魅了した冥界の3使者(ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、キム・ヒャンギ)の因縁を知る“語り部”という重要な役割も担っている。愛する妻のため鉄拳を放つ!『無双の鉄拳』(公開中)韓国では当時、首位に君臨していた『ボヘミアン・ラプソディ』を破って初登場1位を記録。演じたのは、かつて一度怒らせたら誰も手がつけられなくなる“雄牛”と呼ばれた男ドンチョル。いまでは魚市場で働きながら妻ジス(ソン・ジヒョ)のおかげで何とか暮らしている。だが、あるとき人身売買組織にジスを誘拐されたことから“雄牛”が再び降臨、文字どおりの“無双の鉄拳”で愛する妻を救いに向かう!『新感染』『犯罪都市』のアクション監督とタッグを組み、強くて優しい、彼のパブリックイメージを体現したような1本。教え子は俺が守る!『守護教師』(8月2日公開)一転、今作では元ボクシングのチャンピオンで、筋骨逞しい体育教師ギチョル役に。活気のない田舎町の女子高に赴任してきた彼は、女子生徒の失踪事件に誰も関心を持っていないことに疑念を持ち、町自体にも不穏な空気を感じ取る。大人を信用していなかった失踪少女の親友ユジンが、ギチョルの優しさにより次第に心を開いていき、共に事件の真相を探っていく。ユジン役の『アジョシ』『私の少女』のキム・セロンとは、『隣人-The Neighbors-』以来6年ぶりの共演。スタローンとの共同プロデュース作も待機今年のカンヌ国際映画祭<ミッドナイト・スクリーニング部門>で上映され、世界174か国での公開が決まっているという『悪人伝』(英題:The Gangster, The Cop, The Devil)が、なんとハリウッドでリメイク決定。“デビル”の異名を持つシリアルキラー(キム・ソンギュ)に命を狙われるギャングのボスが、“狂犬”刑事(キム・ムヨル)と手を組み立ち向かうストーリーで、マ・ドンソクは松方弘樹も真っ青のギャングスターに。そしてハリウッドリメイク作品を手掛けるのは、あのシルヴェスター・スタローン。上記の『ファイティン!』はスタローンの『オーバー・ザ・トップ』(’87)を意識したといわれるだけに、これもただならぬ縁。ドンソクはオリジナル版と同じ役を演じ、創作集団「チーム・ゴリラ」としてプロデューサーも兼ねる。“ラブリー”さ封印の極悪キャラクターながら、インスタを見れば素顔は相変わらず(?)。続報にも期待していたい。(text:Reiko Uehara)■関連作品:新感染 ファイナル・エクスプレス 2017年9月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILM. All Rights Reserved.神と共に第一章:罪と罰 2019年5月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS All Rights Reserved.神と共に第二章:因と縁 2019年6月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS All Rights Reserved.守護教師 2019年8月2日よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国にて順次公開© 2018 CJ ENM & DAYDREAM. All Rights Reserved.
2019年07月10日映画『ランボー』シリーズの完結作『ランボー5:ラスト・ブラッド(原題)』が9月に米国で公開される。11年ぶりの新作とあってプロモーションにも力が入っているようで、これまでにない趣向を凝らしたイベントが予定されているが、その料金に耳目が集まっている。問題となっているのは、この夏イギリス3都市で計3回行われる「An Evening with Sylvester Stallone(シルヴェスター・スタローンと過ごす夕べ)」というファン参加型イベントで、スタローンのトーク、3品のディナー、20人構成のオーケストラによる演奏、サイン済みのメモラビリアのオークションなどがプログラムに含まれている。チケット販売サイトによると、最も安価なシルバー・ディナーコースは上記の内容で125ポンド(約17,000円)+予約手数料。プラチナム・ディナーコースはシルバーの内容に会場で最高の場所に座る権利、到着時にVIPエリアでのウェルカムドリンクサービス、ディナー中の飲み放題が加わり325ポンド(約44,000円)+予約手数料。スタローンのディナーショーでこの価格なら安い、と感じる人がほとんどだろう。しかし、これにはオプションが用意されているのだ。100人限定の「プロフェッショナル・フォト」オプションは、スタローンとツーショット写真を撮ることができ、高品質フレームと限定版の入場パスがプレゼントされる。価格は495ポンド(約67,400円)と、コース料金そのものよりも高い。わずか10人のみが買える最高額の「プレミアム・フォト」オプションは列の最初に並ぶことができ、撮ったツーショット写真はゴールドのペンでスタローンがサインした特別フレームに入れて渡される。また、このオプションを購入した人しか手にすることができない限定のゴールド入場パスが用意されている。価格は驚きの849ポンド(約11万5,500円)で、プラチナム・ディナーコースと組み合わせると1,174ポンド(約16万円)にもなるのだ。この強気の価格設定に、往年の『ランボー』ファンもTwitterで不満を漏らす。「スタローンを敬愛しているけど、1,000ドル払うならハンバーガーショップで1,000ドル分食べるよ。この人と写真を撮るためには出せないな」「ちょっと貪欲すぎるのでは」「もう過去の人なのにこれは高すぎ」しかし、「プレミアム・フォト」オプションは既に売り切れ。ショーの座席もほぼ埋まりつつある。
2019年06月26日シルヴェスター・スタローン主演で贈る『大脱出』シリーズの最新作『大脱出3』の公開が決定。前作に引き続きデイヴ・バウティスタが出演するほか、新キャストとしてマックス・チャンが参戦することが明らかとなった。『ロッキー』『ランボー』『エクスペンダブルズ』に続く、シルヴェスター・スタローン主演で贈る新たなシリーズ代表作となった『大脱出』シリーズ。本作は、アーノルド・シュワルツェネッガーとのW主演が話題となり大ヒットを記録した『大脱出』、現在絶賛公開中の『大脱出2』に続く3作目となる。スタローンが演じるのは脱獄のプロ・ブレスリン。1作目では大海原に浮かぶ監獄要塞“墓場”を攻略、2作目ではコンピューター制御の最強セキュリティの監獄“ハデス”に囚われた仲間を救った。そんな彼が本作で挑むミッションは、テロリストに囚われた社長令嬢の救出。シリーズ最高のタフな状況に置かれた彼が、知力と体力、そしてカリスマ性をフル稼働させて挑む。前作に続き、本作でもスタローンの相棒を務めるのは、世界最大の米プロレス団体“WWE”出身のアクションスター、デイヴ・バウティスタ。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ブレードランナー 2049』にも出演する彼が、知力・体力ともにブレスリンに肩を並べる傭兵・デローサ役を務める。さらに、『ドラゴン×マッハ!』『イップ・マン外伝 マスターZ』などで強烈な印象を残し、『パシフィック・リム:アップライジング』でハリウッド進出も果たした香港映画界を代表するアクションスター、マックス・チャンが新キャストとして参戦。三大肉体派俳優の息の合った演技は見応えがありそうだ。そのほか、前作に引き続きカーティス・“50セント”・ジャクソン、ジェイミー・キングが続投するほか、ビヨンセやジェニファー・ロペスのバックダンサーを務めるだけでなく、大ヒットミュージカルドラマ「Glee/グリー」のマイク・チャン役で知られるハリー・シャム・Jrも出演する。過去2作品では脱獄不可能とされていた監獄から、見事脱出に成功したブレスリン。果たして今回も逃げることができるのか…?シリーズ最高スケールで贈る、手に汗握る脱出劇をお見逃しなく!『大脱出3』は2019年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月12日昨年12月、ある女性(氏名非公表)が1987年と1990年にレイプされたとしてシルベスター・スタローンを訴えた件で、ロサンゼルス郡検事局はスタローンに対し不起訴処分とした。「TMZ.com」が報じた。検察は、女性側の証人たちの話を聞いたものの、女性の話と矛盾しており、訴えを裏付ける証拠がなかったと語ったという。女性がサンタモニカ警察に事件を報告した昨年、すでに10年の時効が成立していたが、当局は捜査に乗り出した。スタローンはレイプ疑惑を完全否定したが、その女性のことは知っており、1987年に映画の撮影で訪れていたイスラエルで3日間一緒に過ごしたことを認めていた。当時は『ランボー3/怒りのアフガン』の撮影中だったようだ。不起訴が決定するまでの間に、スタローンの弁護士は「女性がサンタモニカ警察に行く前に、ゴシップサイトにこの話を売ろうとしていたことを突き止めた」といい、「警察に虚偽の報告をしているとして、こちらも法的措置を考えている」と語っていた。(Hiromi Kaku)
2018年10月31日Brigitte NielsenのInstagramより 女優のブリジット・ニールセン(54)が、Instagramで第五子を妊娠していると発表した。 ニールセンは1963年、デンマークのコペンハーゲンに生まれた。10代の頃からモデルとして活躍し、20代で女優業をスタート。『ロッキー4/炎の友情』の出演をきっかけに、シルヴェスター・スタローンと1985年に結婚するも、1987年に離婚している。 これまでに5回結婚しており、4人の子どもを出産、全員が成人している。ミュージシャンのカスパー・ウィンディングとの間に誕生した長子のジュリアンは現在34歳で、作曲家として活動している。 第五子の父親は、2006年に結婚した現在の夫マッティア・デッシ(39)。2008年には「Hello!」誌のインタビューで、デッシとの間に赤ちゃんがほしい、と語っており、10年越しにその夢が叶った格好だ。 Instagramには、「家族が増えます!」というコメントと共に大きなお腹を手で押さえた写真を投稿。パパラッチにも早速妊婦姿をキャッチされている。
2018年06月01日前作『ランボー/最後の戦場』(2008)の時点で既に還暦を超えていたが……(写真:Everett Collection/アフロ) 『ランボー』にシルヴェスター・スタローン(71)が帰ってくるかもしれない。最新作となる『Rambo 5(原題)』にスタローンが主演する公算が高いとDeadlineが報じている。 2016年、スタローンはジョン・ランボー役からの引退を表明。『Variety』誌のインタビューで「心はやる気満々さ。でも、身体が『おとなしくしてろ!』と言っているんだよ」と、肉体の衰えを示唆していた。制作会社も、5作目以降は『007』シリーズのジェームズ・ボンドのように、異なる俳優がランボー役を受け継いでいく計画であることを明かにしていた。しかし、水面下で事態は大きく動いていたようだ。 『ランボー/最後の戦場』や『エクスペンダブルズ』シリーズの制作総指揮を務めた映画プロデューサーのアヴィ・ラーナーは、8日に開幕するカンヌ国際映画祭に『Rambo 5』を出品。撮影開始日は今年の9月に仮置きされている。脚本はスタローンが手がけているとされ、今回の敵はメキシコの大規模麻薬カルテルだという。誘拐された友人の娘を救出するため、牧場でのんびりと働いていたランボーが再び戦場に赴く。 スタローンの正式な役どころについては公式発表を待たなければならないが、過去の『ランボー』シリーズでは全て主演と脚本の両方を担っていることから、再びスタローンが演じるジョン・ランボーを観られる可能性は高い。
2018年05月07日「anan」2086号1/17水曜日発売「運の強化塾」特集、表紙には木村拓哉さんが登場。今回の表紙撮影の様子を紹介します。anan編集部会っただけでパワーをもらえる、力強いオーラ。撮影当日は、雲ひとつない快晴でした。冬の澄んだ空気の中、あたたかい日差しが射し込む本当に気持ちのいい天気に恵まれ、まさに「強運」という言葉にぴったりの木村さんがスタジオに登場!私が小さい頃から、すさまじい人気を誇っていた木村さん。お仕事させていただいたのは今回が初めてでしたが、彼から発せられる特別なパワーにドキドキしっぱなしでした。レザーのライダースジャケットを着た最初のカットがスタートすると、カメラのシャッターを切った瞬間、その強い眼差しに一同「おぉ〜!!」と声を上げたくらい。フィルターを覗き込む瞳がまっすぐで、目をそらせない力強さがあるんです。こちらが細かく注文をしなくても、求められているものを即座に感じ取ってくださる木村さん。ただ歩いたり、ジャケットを脱ぎ着したりするだけでも、どれもこれもハンサム&ときにチャーミング! (グレーのジャケットで表情をコロコロ変えているグラビアページは、担当Sのお気に入りのページです。特に笑顔!)この日は中と外、両方での撮影だったのですが、青空を背負って立つ木村さんは神々しいくらい素敵で、男らしさに満ちていました。ロッキーのシルヴェスター・スタローンみたいな、MIPのトム・クルーズみたいな…? 実際、スタイリストの祐真さんが「ロッキーのポーズやってー」と言えば、すぐに応えてくれちゃうやさしさも。そんな木村さんは、新ドラマ『BG〜身辺警護人〜』にて初のボディガード役に挑みます。ドラマにかける思いや、ご自身の“運”に対する考えは、ぜひインタビューにてご堪能ください。(S)
2018年01月16日人間、オーク、エルフら、異なる種族が共存する世界。となると『ロード・オブ・ザ・リング』のような情景が浮かんでくるが、『ブライト』の舞台はロサンゼルス。そこには住宅街もあれば、荒廃した地域もあり、街の治安を守る警察もある。ウィル・スミス演じる人間ウォードとジョエル・エドガートン演じるオークのジャコビーは、ロサンゼルス市警でバディを組む警官だ。ただし、2人の間には正義に対する温度差があり…。日本の地を踏むこと14回目の“来日ベテラン”、ウィルがまずは役柄をこう語る。「ウォードもかつてはジャコビーのように、警官として世の中を変えたいと思っていた。けれど、いつからか世の中の腐敗を悟ってしまったんだ。そんなウォードにとってジャコビーの純粋な正義は忌々しくもあり、その純粋さが自分の足を引っ張る気すらしている。けれども本当はジャコビーの純粋さこそが、邪悪な世界で生き延びる唯一の術なのにね」。一方、「初めての日本をすごく楽しんでいるよ」と微笑む“来日新人”、ジョエルは、物語の中でも新人の立場にある。ジャコビーはオーク史上初めて警官になったばかりだ。「ジャコビーの願いは、自分を世の中に受け入れてもらうこと。それには信頼し合うことが必要だと考えていて、だから彼は何でも信頼して素直に聞き入れてしまう。誰かが何気なく放った一言さえもね。僕ら全員が彼のようであれば、世界は変わるんじゃないかな」。そんなウォードとジャコビーが、大きな戦いの渦に巻き込まれていく。ダイナミックで壮大な展開だが、同時に身近な手触りもあるのが面白い。「現実の問題を語りながら作品世界を作り上げられるのが、SFの長所」とウィルが説明する。「普通の映画では語りがたい部分も、ファンタジーでコーティングしてね。『ブライト』の世界はエルフが頂点、オークが底辺、人間がその中間にいて、ジャコビーは警官仲間からいじめに遭っている。実はフィラデルフィアにいた17歳の頃、僕も彼みたいな思いをしたことがあった。僕が演じたのはジャコビーではないけれど、そのときの経験は作品世界を生きる上で活かされているかもしれない。現実を語る物語だからこそ、そういったアプローチもできたんだ」。「いまのウィルはいつも僕をいじめているけどね。カメラの前以外で(笑)。それも役作りになっているだろう?」と冗談を言うジョエルも、「現代のアメリカには人種差別がある」と話す表情は真剣だ。「そして、差別は悪いことだと認識され、隠されている。『ブライト』の世界ではオークがあまりにも普通に嫌われていて、嫌いだと言っていいことにすらなっているから前時代的ではあるかもしれない。でも、差別があるのは同じだよ」。エンターテインメントの中に、メッセージを込める。数多くのヒット作を放ってきたウィルも、監督や脚本家としても活躍するジョエルも、それを成してきた。「僕の役目は、人々の人生をよりよくすること」とウィルが断言する。「その考えが根幹にあるから、語る物語にもそれを求めるし、1日25~30回は自分に問い掛ける。これによって人々の人生はよりよくなるのだろうか?とね。朝を迎えてベッドから起きるときも。自分や周りの人たちの人生をよりよくするための何かを、世界に向けて発信したいんだ」。ウィルの言葉を受け、「僕はもっと身勝手だから、自分の人生をよりよくする方法を考えるだけ」と笑うジョエルだが、もちろん冗談。「4~5か月かけ、家を離れてまで作品に携わるのは、大切なことを伝えたいから、または娯楽を提供したいから。僕にとって監督すること、脚本を書くこと、演じることはすべて同じ意味を持つ。物語を伝えたいんだ。新しいものを生み出すのは聖なる行為であり、そうできる立場を真摯に受け止めて自分にプレッシャーもかけている。楽しんでやっているよ」。そして今回、2人が選んだのがNetflixで配信される映画の製作。記者会見ではプロデューサーのエリック・ニューマンが「黒澤明が大好きで全ての作品を見ているが、どれも映画館では観ていない。けれど大好きなことに変わりはない。テレビ画面で観ても映画への愛は損なわれないと思う」と持論を述べていたが、2人の意見は?「彼の話を聞いて、面白いなと思ったんだ」と、ウィルが頷く。「だって、クラシック映画を映画館で観る機会はほとんどないだろう?でも、僕は『戦場にかける橋』も『カサブランカ』も『北北西に進路を取れ』も大好きだ。映画館で観た方がいいのかもしれないけど、映画館で観たことがなくても大好きだし、大切な映画だと思っている。シェイクスピア作品だって、大画面で観ることはあまりないよね」。ジョエルが続ける。「僕の子ども時代は80年代で、アーノルド・シュワルツェネッガーもシルヴェスター・スタローンもみんな頭を蹴られたりしていた(笑)。インディ・ジョーンズもね。そんな彼らの姿を僕は映画館以外でも目にしていたし、70年代の素晴らしい映画はVHSでむさぼるように観た。それが僕の原点になっているんだ。最も大事なのはストーリー。フォーマットは一番の問題ではないと思う」。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)
2017年12月22日アカデミー賞始め世界の映画賞席巻し、驚異の83ノミネート27受賞した日本を舞台に描くストップモーションアニメ『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』。この度、本作の日本語吹き替え版のボイスキャストにピエール瀧、川栄李奈、さらに矢島晶子、田中敦子、羽佐間道夫とベテラン声優陣が集結した。ストップモーション技術最高峰・スタジオライカが手掛ける本作は、古き日本の世界がテーマとなっており、シャーリーズ・セロン(サル役)、マシュー・マコノヒー(クワガタ役)、ルーニー・マーラ(闇の姉妹役)、レイフ・ファインズ(月の帝役)、アート・パーキンソン(クボ役)と、オスカー常連俳優がボイスキャストを務めていることでも話題。そんな本作の日本語吹き替え版キャストがこのほど決定。本国ではマシューが務めた、ノリは軽いが弓の名手でたくましさも兼ね備えている“クワガタ”役を演じるのはピエールさん。主人公のクボと共に旅を共にする中で、物語の大きなカギを握る役だ。また、実力派女優ルーニーが演じた、クボを執拗に襲いにくる敵・“闇の姉妹”役には、「僕たちがやりました」『亜人』などに出演し女優として躍進する川栄さん。闇の姉妹は、恐ろしい風貌と迫力でクボたちを追ってくる、本作で一番のヒールという役どころだ。『アナと雪の女王』のオラフ役で声優に挑戦したことも記憶に新しいピエールさん。元々ストップモーションアニメーションが好きで、各国の様々な映画を観ていたそうで、「昨今では特に今回のライカ製作『コララインとボタンの魔女』が凄すぎて大好きでした。想像を超える技術を持ったライカのアニメーションはとにかく別格で、全ての映像、演出において妥協せず、最高のものを届けるためにその環境を作っているライカの懐の深さに感動を覚えますし、リスペクトしています。今回の作品に参加することによって、そのライカの一員になれたことを光栄に思っています」と喜びのコメント。一方、川栄さんは『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』以来の声優チャレンジ。普段からアニメを観るのが大好きだと言う彼女は、「オファーをもらったときには大喜びしました!声のお芝居の経験が少ないので緊張しましたが、楽しく演じさせてもらいました」と話し、「闇の姉妹という役は、映画の中で一番怖くて不気味。初めてここまで直球の悪役だったので、自分なりの“怖さ”や“恐ろしさ”を頑張りました」とふり返る。本作については、「この映画のストップモーションの技術はとにかく驚きの連続です。どのシーンも信じられないくらい綺麗」と絶賛し、「皆さんにもこの感動を是非劇場で味わっていただきたいです。あと、ヒール役の闇の姉妹にも少し注目していただけると嬉しいです!」とメッセージを寄せた。さらに、2人にほかにも豪華声優陣が参加!クボ役には「クレヨンしんちゃん」のしんのすけ役でお馴染みの矢島晶子。サル役を「攻殻機動隊」シリーズの草薙素子役や、ニコール・キッドマンなど洋画吹き替えも数多く担当する田中敦子。そして月の帝役には、シルヴェスター・スタローン、ロバート・デ・ニーロなどの吹き替えを多く担当するほか、TV番組のナレーションでもお馴染みの羽佐間道夫が決定した。『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は11月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月18日この夏のディズニー映画界隈では、大人気シリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が7月1日に日本で公開され、3週連続で週末興行成績ナンバーワンを獲得するという夏映画の王座に堂々と君臨し、東京ディズニーシーでは、ディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの世界をテーマとしたスペシャルイベント「ディズニー・パイレーツ・サマー」が7月11日にスタート。パークのハーバーではキャプテン・ジャック・スパロウとキャプテン・バルボッサが荒くれ者同士のバトルや大宴会を繰り広げるなど、パイレーツの大熱狂ブームはしばらく収まりそうにない。そして、7月15日にはディズニー/ピクサー最新作となる『カーズ/クロスロード』が公開に。全米では6月16日に全米で公開され、ディズニー/ピクサー映画として16作品目の初登場第1位という良発進。しかも、全米メディアなど観た人の中には、“大人が泣ける映画!”という評価も出ている。本作では、我らが天才レーサー、ライトニング・マックィーンがレース中に大クラッシュしてしまい、およそディズニー/ピクサー映画ではないようなシリアスリーな映像が話題に。華々しく活躍してきた天才レーサー“マックィーン”は、これからも走り続けるといつものように信じていたが、嵐のごとく現れた最新テクノロジーを追求した次世代レーサーのジャクソン・ストームとの激しいレースで大クラッシュしてしまい、“人生の岐路”(=これがクロスロードという邦題に込めたテーマ)に立ってしまう。ストームを筆頭とする新たな世代の台頭とレース人生を揺るがす衝撃的な大クラッシュで心が折れそうなマックィーンは、“夢の続きか、それとも新たな道か?”と人生の岐路で悩みまくるが、レーサーにあこがれるも夢をあきらめた過去を持っているトレーナー、クルーズ・ラミレスに支えられ、再起を賭けてレースに挑もうとするマックィーン。その展開は大人の共感を呼び、ディズニー/ピクサー史上最大の衝撃作と言う人も。このお話のスジを聞いて真っ先に思い出しそうな映画が、シルヴェスター・スタローンの『ロッキー』シリーズ。かつて栄光を得た主人公が加齢に伴う現実に直面して戸惑い、台頭する新たな世代、それに負けそうな自分自身と戦うという大展開は、我々が必ず感動するアメリカ映画の類型のワンパターンだ。すなわち、ざっくり言ってしまうと『カーズ/クロスロード』は“クルマ版『ロッキー』シリーズ”で、マックィーン、そして新たな相棒クルーズ・ラミレスの関係性に着目して観ると、感動も味わいも深まるというものだ。この点、すなわち大人が泣けるという問いについて来日していたブライアン・フィー監督は、「マックィーンというキャラクターがぶちあたる葛藤や困難、予想を超える衝撃の展開に皆さんが共感してくれるのではないかと思います。人生とは、必ず変化が起こるものです。そんなときに、自分たちは上の世代から教わることがあり、その次に下の世代へ伝えていくメッセージがある。それがこの映画の魅力です」とコメント。アンドレア・ウォーレン共同プロデューサーも「夢を追うことは怖いことかもしれない、でも困難に直面しても、夢を追い続けるインスピレーションをクルーズから感じてほしい」と説明していた。『カーズ/クロスロード』は観る人の“その時の状況”によって受け止めるリアルなメッセージがいくつもあり、あんぐりと口を開けていればいつか夢は叶うというような漠然とした肯定感が漂っていることはない。実にリアルで、実人生にリンクするテーマが満載だ。ちなみに本気の余談で本作の公開と直接的な関連性はほぼないが、舞浜にあるディズニーアンバサダーホテルの「ハイピリオン・ラウンジ」(ロビーラウンジ)では、7月31日まで、ディズニー/ピクサー最新映画『カーズ/クロスロード』の公開を記念したスペシャルケーキセット(1,700円)を数量限定で提供中。2個のタイヤの上をマックィーンが駆っているというなかなか思い切ったビジュアルの特製ケーキで、味も悪くない。シネマイクスピアリで映画を観た後、同ラウンジで映画感想トークに花を咲かせても楽しいかも!(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2017年07月25日■『ランボー』、ボリウッドでリメイク決定!スタローンも応援コメントシルベスター・スタローンの『ロッキー』に並ぶ代表作『ランボー』が、インド映画界の新星タイガー・シュロフ主演でリメイクされることになった。「The Hollywod Reporter」によると、現在27歳のタイガーは2014年『Heropanti』(原題)で映画デビューを飾り、インド国内でさまざまな映画賞を獲得した注目の若手俳優。マーシャルアーツを得意とし、子どもの頃からアクション映画の熱狂的ファンだったという。この大役への抜擢に「夢のようだ。こんなに素晴らしい機会をもらえて本当に感謝している」と大喜び。「伝説的なシルベスター・スタローンの後継者になれると信じているわけではないけど、この役のために子どもの頃から経験を積んできたのかなと、どことなく感じる」と心境を語っている。監督は、ボリウッドでトム・クルーズ主演の『ナイト&デイ』のリメイク映画『BANG BANG!』(原題)を手掛けて大ヒットに導いたシッダールト・アーナンド。「私はスタローンのようなヒーローに憧れて育ってきた。インドの映画業界にはランボーほどのアクション・キャラクターが不在なので、タイガーが演じるこの役をよみがえらせるにはベストタイミングだと思う」と意欲を明らかにした。リメイクされることや主演俳優に対し、賛否両論が上がる中、当のスタローンはインスタグラムで「若手のアーティストが夢をつかむ貴重なチャンスをつかむのは俺にとってもワクワクすることだよ」「突き進め!」とタイガーに声援を送っている。Sly Stalloneさん(@officialslystallone)がシェアした投稿 - 2017 5月 20 11:34午後 PDT『ランボー』リメイク版は2018年終わりに公開予定。(Hiromi Kaku)
2017年05月24日オンラインストリーミングサービス・Netflixで配信中のシルベスター・スタローンがプロデュースを務めるスポーツバラエティ番組『アルティメット・ビーストマスター』で、日本からMCとして参加した秋元才加。元々海外の仕事に興味があったという秋元は、英語を駆使して果敢にコミュニケーションをとっていったという。秋元に単独インタビューし、現場での撮影秘話を聞いた。世界のトップレベルのアスリートがアメリカ、ブラジル、韓国、メキシコ、ドイツ、日本の6カ国から18人ずつ計108人がエントリーし、チーム対抗で難関の障害物コースに挑む『アルティメット・ビーストマスター』。日本からは、なかやまきんに君、パルクールで話題の岡安旅人、SASUKE完全制覇者の漆原裕冶らが参戦し、日本のMCとして秋元とスポーツキャスターの近藤祐司が参加した。――まずは今回、参加された感想から聞かせてください。元々体を動かすのが好きだったので、人間の体力の限界や奇跡の瞬間を現場で見られる喜びが大きかったです。日本の『SASUKE』が海外で『Ninja Warrior』として放送されていてすごく有名らしく、みなさんの『SASUKE』へのリスペクトが大きくて驚きました。――ビーストの壮大なセットはいかがでしたか?とにかくすごいセットで圧巻でした。すべてにおいて規模が大きく、まるでワールドカップのような盛り上がりを見せていたんです。私は現場でそれを直に見ることができて感激しました。みなさんが一生懸命立ち向かっているので見ていると応援したくなるし、私も頑張らなきゃとか、自分も何か変われるんじゃないかと思ったりして、すごく勇気をもらえました。ガチな一生懸命さとか、シンプルなものがいちばん心に響くんだなとも思いました。――それぞれ挑戦者たちも個性豊かな方たちばかりでしたね。私たちホストは選手ひとりひとりのプロフィールをいただくんです。挑戦するにいたったいきさつもそれぞれで、国によっても個性があります。ブラジルやメキシコは、親や兄弟がギャングに殺されたという人もいらしたし、海外では社長などトップにいる人がすごく体を鍛えていたりして、ちょっと日本のイメージとは違いました。文化の違いも実況していて、面白かったです。――日本勢もそれぞれ健闘していましたね。漆原さんのようなレジェンドも参加してくださいました。なかやまきんに君は、日本が海外からどう見られているのかをパフォーマンスとして心得ていらっしゃるなと思いました。自分自身もホストとして、撮影の時は日本の国旗をもっていたので、日本の代表としていまできることをやらなければいけないという気持ちが芽生えました。――今回、英語でコミュニケーションを取られたんですよね?英語は全然堪能じゃないけど、現地のスタッフさんとやりとりして動いていたので、すごく勉強になりました。人間的に成長できたかなと。――そのことで、海外での仕事への興味は増しましたか?はい!増しました。このままここにいたいと思ったくらいです。もちろん私は良いところしか見てないのかもしれないけど、ハリウッドスタイルの撮影の仕方に感激したし、それぞれのセクションのスタッフさんがみんなプライドをもっているところに感銘を受けました。みなさん、自分のパートのところだけに集中できる環境はすごくありがたいし、これだけスタッフさんが頑張ってくださっているのなら、私も頑張らなきゃと素直に思えた現場でした。それにスタッフさんはみなさんジョークを交えながら楽しく仕事をされているんです。たとえば日本ではスタッフの方が大声で笑ったりすることってあまりないじゃないですか。でも、向こうではみなさんがそれぞれ「今日は調子どう?」とか言い合いながら、笑顔で仕事をしていたんです。そういう外国人のポジティブな感じが、自分には向いてるのかなと思ってしまいました。――小嶋陽菜さんが先日卒業されましたが、同期の大島優子さんやその前に卒業された前田敦子さんなど、AKB48の卒業生の方々の活躍についてはどんな思いを抱かれていますか?卒業生は同士であり、ライバルであり、それぞれの活躍を見て「カッコイイ!」と思いつつ、やっぱりどこかで「負けたくない、自分も頑張りたい」という思いもあります。すごくいいバランスでいつも刺激をくれる存在かなと思います。――今回の仕事を経て、海外で活躍したいと思いましたか?そうですね。海外の作品に対して、自分自身が敏感になりました。『沈黙 -サイレンス-』に出演された窪塚洋介さんは全く英語がしゃべれないと聞いてびっくりしました。英語が堪能じゃないとハリウッドデビューなんてできないと思っていたけど、そうではないんだと思って。ハリウッドではアジア人の女優が極端に少なくて、特に日本人は少ないと聞いています。だからいままでは「夢はハリウッドデビューです」と言っても「できるわけないじゃん」と思っていましたが、いまは何%の確率であるかもしれないと思えるようになってきました。機会があれば、オーディションなどを受けられたらいいなと思います。いずれにしても海外でコミュニケーションをとるには英語が大事だなと。向こうのプロデューサーは私にも「何がしたいの?」と聞いてくれるんです。そういう時に「私は海外の仕事がしたいです」と発信していくことが大切だなと思ったので、改めていま、英語を日々、勉強しています。シーズン2がいつあるかはわからないけど、次にプロデューサーさんに会えたら「私はこうなりました」という成長が見せられる場にしたいと思っています。自分が元々フィリピン人のハーフということもあり、海外での仕事については身近に感じていた部分があったので、そういう機会があれば積極的に関わっていきたいです。幸いAKB48在籍時にいろんなことをやらせていただいたので、これしかやらないという選択肢はなくて、来るものは拒まずです。そのなかで自分はこれが向いてるんじゃないかというものが出てくると思うので、いただいたお仕事はなるべくやっていきたいし、自分がすごく感銘や刺激を受けられる仕事を、今後も増やしていけたらいいなと思います。■プロフィール秋元才加1988年7月26日千葉県生まれ。2006年にAKB48 2期生としてチームKに加入し、13年8月に同グループを卒業。現在は女優として映画、ドラマ、舞台に出演するほか、バラエティー番組にも多数出演。マルチに活動の幅を広げている。
2017年04月27日あのシルヴェスター・スタローンがエクゼクティブ・プロデューサーを務め、世界トップレベルのアスリートが肉体の限界に挑む、Netflixオリジナルシリーズのスポーツエンタテインメント「アルティメット・ビーストマスター」。2月24日(金)より全世界同時配信される本番組の日本版司会・秋元才加のコメントとともに、選ばれし日本人挑戦者たちの画像と興奮の予告編が到着した。世界6か国から集まった108名の挑戦者が、“ザ・ビースト”と呼ばれる巨大な障害物に肉体と精神の限界を使って挑み、<アルティメット・ビーストマスター>の称号を目指すNetflixの新シリーズ。挑戦者たちは、アメリカ、ブラジル、韓国、メキシコ、ドイツ、そして日本に合わせてカスタマイズされた国別バージョンで、世界190か国に向けて配信される。Netflixがドラマ、映画、ドキュメンタリーなど以外のいわゆるバラエティ作品をオリジナルで手掛けるのは、今回が初めてとなる。気になる日本人チャレンジャーは、ワールドクラスの予選を勝ち抜いたアスリートたちが集結。お笑い芸人でもありボディビルダーでもある、なかやまきんに君をはじめ、あの「SASUKE」を2度も完全制覇した漆原裕冶や、映画『HiGH&LOW』のパルクールでも話題の岡安旅人など、我らが日本勢の活躍には期待大。日本版司会は、大ヒット特撮シリーズ「牙狼<GARO>」10周年記念のスピンオフ『媚空-ビクウ-』でも華麗なアクションを披露していた秋元さんと、スポーツキャスターの近藤祐司さんが担当。現地L.A.での撮影に臨んだ秋元さんは、「大きさも規模も見る光景が全て自分の人生の中で限界を超えていて、ああ、これがハリウッドスタイルなんだなと思いました。このスケールと挑戦を日本代表のホストとして責任持ってお届けしなきゃいけないな、ってすごく感じました!」と興奮気味にコメント。合わせて、全長約183m、高さ約25mの“ザ・ビースト”と、各国挑戦者の壮絶なチャレンジの様子をとらえた予告編もお披露目。映像には、エクゼクティブ・プロデューサーのスタローンも登場している。計6か国108名の頂点に立ち、<アルティメット・ビーストマスター>の称号を手にするのはただ1人!チャレンジャーたちの勇姿を目撃してみて。Netflix「アルティメット・ビーストマスター」は2月24日(金)より全世界同時オンラインストリーミング開始。(text:cinemacafe.net)
2017年01月29日8日(現地時間)に行われた第74回ゴールデン・グローブ賞授賞式で、シルべスター・スタローンとケイシー・アフレックが席をめぐるトラブルに巻き込まれた。今年の授賞式でスタローンは『ロッキー』シリーズの共演者、カール・ウェザースと作品賞のプレゼンターを務めたうえに、娘3人がミス・ゴールデングローブを任され、妻のジェニファー・フラヴィンと愛娘たちの晴れ姿を見るのを楽しみにしていた。会場で夫妻に用意された席は、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で映画のドラマ部門主演男優賞を受賞したケイシーや、同作のプロデューサーを務めたマット・デイモンと同じテーブルだったが、そこに向かうと椅子が1脚しか残っていなかった。だが同じテーブルの人々は誰1人、夫妻の席を用意するよう働きかけることがなかったようだ。夫妻はバックステージから授賞式を鑑賞するはめになってしまった。関係者は「椅子が足りず、混乱がありました。ですが、スタローン氏に対する悪意ではありません」と説明している。「People」によると、ケイシーは受賞後にバックステージでスタローンを見つけて謝罪しようとしたが、スタローンは受けつけなかったという。この件についてスタローンの代理人は「面白いうわさですね。うわさでしかありませんが」と応え、「シルベスター・スタローンはゴールデン・グローブ賞に参加し、プレゼンターを務め、家族や友人たちと素晴らしい夜を過ごしました」とコメントした。ケイシーの代理人はノーコメントとしている。(text:Yuki Tominaga)
2017年01月11日ネット配信サービス「Netflix」のコンテンツラインナップ発表会が12月14日(水)に都内で開催され、国内外の制作会社、スタジオとタッグを組んでのオリジナル作品の配信を、今後も増やしていく方針が改めて発表された。Hulu、dTV、ビデオパス、Amazonプライムビデオなど、同様の映像配信サービスとの競争が進む中で、先日、Netflixは「動画ダウンロード機能」の追加を発表。オフラインでのコンテンツの視聴=すなわちスマホのデータ量や、移動先のネット状況などを気にせずに、これまで以上にいつでもどこでも視聴を楽しめるようになった。この日の会見では、「2020年までに世界一を」との目標を掲げ、前年の倍以上のオリジナルコンテンツを製作・配信していくと発表した。これまで、マーベル作品の「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」、「デアデビル」などを配信してきたが、今後、「アイアンフィスト」が配信となり、さらにこの4人のヒーローが集結してニューヨークを守る「ディフェンダーズ」も配信となる。このほか、ハリウッド作品としては、ドリュー・バリモア出演の初のドラマシリーズとなる「Santa Clarita Diet」、「スタートレックス:ディスカバリー」、デヴィッド・フィンチャーによる「ハウス・オブ・カーズ」に続くサスペンスシリーズ「Mindhunter」、学歴のない女性がイカに成功を掴んでいくかを描いたコメディ「Girlboss」などが製作される。さらにフィクション作品以外の新たな試みとして、シルヴェスター・スタローンのプロデュースで、日米韓など6か国の代表者たちが肉体を駆使して障害物コースに挑むスポーツバラエティ「Ultimate Beastmaster」もスタートする。来年以降、こうしたリアリティショーも、オリジナルコンテンツで続々と製作していくことになるという。日本国内で製作されるオリジナルコンテンツとしては、今年は又吉直樹(ピース)による芥川賞受賞の大ベストセラーを原作とした「火花」を連ドラとして製作し、世界中に配信し、大きな話題を呼んだが、来年以降も続々と新作が控える。“食”をテーマにしたドラマは近年、民放でも次々と製作された買い人気を誇っており、Netflixでも「深夜食堂」をオリジナルドラマで配信したが、新たに竹中直人、玉山鉄二、鈴木保奈美という実力派を揃えて、「孤独のグルメ」の久住昌之の原作による「野武士のグルメ」を製作。また、明石家さんまが企画・プロデュースを務め、TVの黄金時代の80年代を舞台に、自身とジミー大西の実話をもとに描く「Jimmy ~アホみたいなホンマの話~」が配信となる。ジミー大西を中尾明慶が、明石家さんまを小出恵介が演じ、すでに撮影は8月から11月にかけて行われたとのこと。ジミーさんが才能を開花させ、画家としても世界へと飛び出していく過程、そしてさんまさんが国民的スターへとのぼり詰めていくさまが綴られており、話題を呼びそうだ。このほか、アニメ、映画などでもオリジナル作品の企画が着々と進んでおり、このオリジナルコンテンツ攻勢が、日本国内でのネット配信サービスのマーケットにどのような影響を与えることになるか、注目を集めそうだ。(text:cinemacafe.net)
2016年12月14日シルヴェスター・スタローンが『Godforsaken』の主演を突然にして降板した。撮影は12月5日にアトランタで開始予定だったが、主演俳優がいなくなったのを受けて、製作は一時中断されることになった。その他の情報スタローンが演じる予定だったのは、かつて悪いことに手を染め、多くの後悔を抱えて生きる年配の男。息子が死んだことを知ったことがきっかけで、彼の生き方が大きく変わるというストーリーらしい。今作は、スタローンがスタジオに持ち込み、脚本の練り直しなどに熱心に関わったと言われている。撮影開始2週間前になって、なぜ考えを変えたのかは、わかっていない。スタジオは別の俳優を立てて、このプロジェクトを続行させるつもりでいるという。スタローンは、『クリードチャンプを継ぐ男』で今年のオスカーにノミネートされた。次回作は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2(原題)』。文:猿渡由紀
2016年11月28日シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーが本格初共演、陥れられた主人公が脱出不可能と言われる監獄からの脱獄に挑むアクション大作『大脱出』が、9月24日(土)放送の「土曜プレミアム」で放送される。70年代に『ロッキー』シリーズ、80年代には『ランボー』シリーズでアクションスターとしての地位を不動のものにし、その後も『クリフハンガー』や『ドリヴン』などに出演してきたシルヴェスター・スタローン。84年『ターミネーター』で世界に衝撃を与えると昨年公開の『ターミネーター:新起動/ジェニシス』まで同シリーズに出演、後にシリーズ化された『プレデター』や『トータル・リコール』などハードなアクション大作から『キンダガートン・コップ』のようなコメディまで幅広い演技を見せるアーノルド・シュワルツェネッガー。『エクスペンダブルズ』シリーズで共演を果たした2人が、さらに本格的にタッグを組んだのが本作だ。本作でスタローンが演じるのは“犯罪者”と偽って入獄し脱獄することで構造上の弱点を指摘し依頼主から報酬を得るというセキュリティー・コンサルタント=“脱獄のプロ”であるレイ・ブレスリン。何者かの手によって拉致され、犯罪者の汚名を着せられたブレスリンは、世界中の重犯罪者たちから恐れられ、“墓場”と異名を取る一度入れば二度と出ることが出来ない巨大な監獄タンカーに投獄されてしまう。自分を罠にかけた組織の陰謀を暴くため、自ら設計に関わった絶対攻略不可能なこの監獄の脱出計画を練り始めるブレスリンだが、しかしその前に立ちはだかったのは凶暴な手下たちを率いる囚人たちのボス、シュワルツェネッガー演じるロットマイヤーだった。ロットマイヤーは敵か味方なのか…?脱獄のプロフェッショナルが、難攻不落の監獄要塞から脱獄するため、敵か味方か分からない謎の囚人と手を組み、不可能に近い脱獄計画を実行する本作。世界のアクション映画シーンをけん引してきた2大スターの本格共演とあって、ド派手なアクションはもちろん、敵か味方かわからない形で出会う2人の緊張感あふれる頭脳戦も見どころだ。土曜プレミアム『大脱出』は9月24日(土) 21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:大脱出 2014年1月10日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2016年09月24日しかしマーベルもDCも、アメコミ原作映画のスーパーヒーローたちは、ちょっと悩みすぎでさあね!ということでね、二言目には「正義! 正義!」と恩着せがましいスーパーヒーロー映画は、もう飽きましたよね?その窮屈感が支配するスーパーヒーロー映画界隈に、まったく正反対の主人公たちが登場して大暴れする映画、『スーサイド・スクワッド』(9月10日公開)が全世界で大ヒット中。ナニシロこの映画、"悪"と"邪悪"が闘う前代未聞の超絶痛快作なのだ!もともとヴィランズ(=悪役たち)ゆえに「はい、そうですか」とお利口さんに従うわけではなく、チーム結成直後はバラバラ状態。ところが、小型爆弾を首に埋め込まれているので、逃げ出せば即死亡!行っても戻っても自殺行為なら、いちるの望みを掛けて前進するしかないわけで、邪悪な悪党たちに立ち向かっていくことに。程なく、スクワッドのメンバーも、邪悪な存在が自分たちにとっても不都合な真実であることを理解。こうして強烈個性がそろった映画史上最狂の寄せ集めチームが、不慣れな共同作業に従事。まさしく毒を以て毒を制す!極めてシンプルだが、真理を突いたバトルがおっ始まるのだ!この『スーサイド・スクワッド』、クレイジーな悪党たちが世界を救う大枠のストーリー以外にも、興奮する胸熱ポイントがいくつもそろっている。ウィル・スミス演じる銃の達人で凄腕の暗殺者デッドショットや、マーゴット・ロビー演じるキュート&セクシーで、男なら彼女のバットでブン殴られたい!と必ず思うハーレイ・クインなどの個性豊かなキャラクターたちをはじめ、爽快すぎるアクション描写、とにかくアガる音楽など、いままでのシリアスで病み期到来中デス!みたいなスーパーヒーロー映画とは一線を画す。特にハーレイ・クインと悪のプリンス、ジョーカーがおりなす"いかにも報われなさそうな、悪い男と盲目的な女子の恋愛模様"は、日本中のそこかしこにありそうなリアルな恋愛模様であって、地方に強いイオンシネマのスクリーンでは涙が止まらないアベックが続出しそうな予感がしなくもない。どうみても悪い男に惹かれる女性って、なぜか多いですよね。ともあれ、筆者最大の胸熱ポイントは、クライマックス!スクワッドのメンバーたちは誰もが認める悪党で、観ているほうも容易には感情移入しないと思うが、完全に狂った悪党ではない限り、それぞれの顛末には"理由"があるということ。そして、最初は自分の命惜しさに渋々立ち上がった奴らが、後半は"何のために戦いに身を投じるのか?"という点などに注目してほしい。ここでシルヴェスター・スタローンの『エクスペンダブルズ』(10)を思い出さずにはいられなかったが、クライマックスで発生するカタルシスは、善なるスーパーヒーローが主人公の場合の、2万パーセント増しで大感動するに決まっている!まさかの号泣シナリオを用意した『スーサイド・スクワッド』、本作を観ずに2016年は終われないですぞ!(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
2016年09月10日シルヴェスター・スタローンが、『エクスペンダブルズ』の女性版スピオフ作となる『エクスペンダベルズ』の製作を進めているようだ。女性を主役とした同人気シリーズ作の製作を過去2年間に渡って計画していたスタローンだが、ついにゴーサインが出たようで、『エクスペンダブルズ』第4弾の撮影の前に取り掛かる予定だとみられている。『エクスペンダブルズ』前3作にトール・ロード役で出演している元合格闘家のランディ・クートゥアは、スタローンがスピンオフ製作のためにシリーズ第4弾の製作を遅らせるつもりだとして、「『エクスペンダベルズ』の話がここ2年間ぐらい出ているのは知っているよ。『エクスペンダブルズ4』用に使う脚本があって、今年の秋にも撮影をスタートするって聞いていたんだけど、『エクスペンダベルズ』の予定が入ったからその話が延期になるかもって言われているよ」とニューヨーク・デイリー・ニュースに話した。『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』で元海兵隊員のジョン・スマイリー役を演じたケラン・ルッツは以前、『エクスペンダベルズ』の理想の主役はアンジェリーナ・ジョリーだとBANGショービズに語っていたことがあった。「アンジェリーナ・ジョリーにやってもらいたいね。あとはケイト・ブランシェットとかキャメロン・ディアス、ジェシカ・ビールとか...いろいろな可能性があるよね」一方でスタローンは、伝説のロッキー・バルボア役を再演した2015年公開の『クリード チャンプを継ぐ男』の続編にも取り掛かっているところだとみられている。(C)BANG Media International
2016年07月13日エマーソン・レイク・アンド・パーマーの結成メンバーでキーボードのキース・エマーソンの死が、自殺によるものだとロサンゼルスの検死機関が判断した。10日にサンタモニカの自宅で亡くなっているところを発見されていたが、38口径の銃で頭部を撃って自らの命を絶ったと検案書が出された。さらに、同市の福祉保険局の広報担当は、死亡時にキースは心臓病やお酒による気分の落ち込みも患っていたと明かした。長年のパートナーであるカワグチ・マリは以前インタビューの中で、キースは右手の神経にダメージを受けたことでキーボードの演奏に影響が出ており、予定されていたツアーを前に精神的に苦しめられ続けていると話していた。「キースは悪い部分の筋肉を摘出する手術を数年前に受けました。ですが、右手の痛みと神経の問題は悪くなる一方でした。彼はファンをがっかりさせたくなかったのです。完璧主義者でしたし、その完璧に演奏しようとする考えが、彼の気分を落ち込ませ、ナーバスにさせ、不安にさせたのです」カワグチがサンタモニカの自宅マンションに帰宅した際に、キースが死亡しているところを発見。バンドで長きに渡り時を共に過ごしたカール・パーマーがキースの死を公にし、友のために追悼コンサートを開催するつもりだとも発表していた。「キースは今後も唯一無二の存在として君臨するキーボードプレイヤーとして音楽への愛、パフォーマンスへの情熱をもった優しい魂の持ち主です。パイオニアであり革新者であった彼の音楽はロック、クラシック、ジャズの世界で全ての人の心をつかみました」とカールのウェブサイトに声明が出されていた。1970年に結成されたエマーソン・レイク・アンド・パーマーは『カルカス』『恐怖の頭脳改革』などを含むアルバム9枚、ライブアルバム17枚を世に送り出している。2010年にハイ・ボルテージ・フェスティバルでバンド結成40周年を記念してバンドとして最後となるライブを行った。バンド活動をしつつも、キースはソロでも音楽を発表しており、ソロアルバムを出したり、1980年ダリオ・アルジェント監督作『インフェルノ』や1981年シルヴェスター・スタローン主演作『ナイトホークス』で映画音楽も手掛けたりしていた。生涯の伴侶となったカワグチとは、2人の息子をもうけている。(C)BANG Media International
2016年03月17日アカデミー賞「主演女優賞」を獲得した『ルーム』のブリー・ラーソンが、同作で息子役を演じたジェイコブ・トンブレイとともに、3月20日(日)に来日することが決定!先日の授賞式では熱いハグをかわして喜びを分かち合った、実生活でもとても仲良しの2人が本作のPRのために初来日を果たし、ジャパンプレミアに登壇する。突然の誘拐・監禁から7年の時が経ち、[部屋]で生まれた息子ジャックは5歳の誕生日を迎えた。ママとジャックは2人きり、体操をして、TVを見て、ケーキを焼いて、楽しい時間が過ぎていく。この[部屋]だけが、2人の世界のすべてだった。やがてママは、[部屋]しか知らない息子に本当の世界を見せるため、命を懸けた脱出作戦を決行する。だが、2人が飛び込んだ外の世界は、あまりにも大きすぎた…。アカデミー賞初ノミネートにして初受賞を果たし、いまや国内だけでなく世界中の注目を浴びているブリー。先日のオスカー・アフターパーティーではテイラー・スウィフトらセレブ女子と過ごし、インスタグラムにハンバーガーにかぶりつく姿を投稿するなど等身大の姿も伝えられ、日本でも注目度急上昇。また、受賞式では『ビースト・オブ・ノーネーション』の新星アブラハム・アッターとプレゼンターを見事に務め、その圧倒的な演技力だけでなく、愛らしさでも観る者を魅了しているジェイコブ君。ブリーが「主演女優賞」を受賞した際にも、熱いハグとグー・タッチで喜びを分かち合い、まるで本当の親子のような強い絆で結ばれている姿が伺えた。『スマーフ2 アイドル救出大作戦!』で映画デビューを飾ったジョイコブ君は、各「主演女優賞」を総ナメにしたブリーと同様、賞レースでも大きな注目の的に。全米映画俳優組合(SAG)賞受賞式で憧れのレオナルド・ディカプリオとの2ショットをゲットしたほか、レディー・ガガ、シルヴェスター・スタローン、レイチェル・マクアダムス、ジョニー・デップ、J・J・エイブラムス、スティーヴン・スピルバーグなど、名だたるトップスターや監督との写真を自身のインスタグラム()に次々とアップ。また、今回のアカデミー賞授賞式では自身が大好きな『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のヒロイン・レイことデイジー・リドリーや、BB-8らキャラクターたちに出会えて大喜びの様子も披露していた。さすが次世代スターらしく、SNSを駆使している2人。初めての日本ではどんな写真を投稿してくれるのか、注目していて。『ルーム』は4月8日(金)よりTOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月03日