ダニエル・クレイグが6代目ジェームズ・ボンドに扮する『007』シリーズの最新作『007 スペクター』が11月27日(金)からの先行上映、12月4日(金)より全国公開中だ。今月の【映画ではじめるデートプラン】は、既に世界的に一大センセーションを巻き起こしている本作をフィーチャー。映画を楽しんだら、クリスマスムードに満ちた銀座の街へギフトショッピングにGO!クリスマス目前のきらびやかな銀座で映画とギフトショッピングデートを楽しんで。『007 スペクター』は、本国イギリスではすでに2015年最高のヒット作品となる好評ぶり。全世界での累計興行収入はすでに約663億円に到達(11月16日時点)。劇中のメキシコにローマ、オーストラリア、モロッコ、ロンドンと各国で撮影された大スケールなアクションシーンが話題になっている。もちろんカップルにもおすすめだ。作品世界ともリンクしたサム・スミスが歌う主題歌「Writing’s On The Wall」は、宿命に彩られた愛を歌い上げる究極のラブソング。ハラハラドキドキのアクションと、ボンドとミステリアスなボンドガールのロマンスの行方を、ぜひふたりで見届けて。銀座で本作を観るなら、有楽町マリオン内の「TOHOシネマズ 日劇」へ。こちらでも11月28日(土)からウィンターイルミネションが展開されるので、映画鑑賞後は作品の余韻に浸りながら、美しくライトアップされた有楽町マリオンを眺めてみて。イルミネーションの点灯は18時からスタートする。この時期、銀座はどこへ行ってもクリスマスムードに満ちている。松屋銀座本店やプランタン銀座などの大手百貨店や有名セレクトショップが集まっているので、クリスマスギフト選びをする場所には苦労しない。有楽町マリオンから目と鼻の先のプランタン銀座内の「バナナリパブリック(Banana Republic)」は、20代や30代に人気のファッションブランド。「FOR YOU&YOURS(あなたと大切な人たちへ)」をテーマに、2015年のホリデーシーズンをハッピーに盛り上げるギフトを提案している。エモーショナルなケーブルニットやカシミアセーター、今年らしいコクーンコートをはじめ、ストールやマフラー、ニット帽などを、3,000円台~2万円以内で購入できるアイテムが満載だ。プランタン銀座から通り一つ隔てたところにあるZOE銀座2Fには、イギリスを代表するブランド「バーバリー(BURBERRY)」の旗艦店「バーバリー銀座マロニエ通り」がある。店内にはトレンチコートやカシミアスカーフから、バッグ、財布などのレザーグッズまで、ギフトにぴったりのクリスマスコレクションを展開中だ。12月上旬から発売される英国らしいモチーフがチャーミングな「トーマスベア」も要チェック。「バーバリー」のトレンチコートの生地で作られたケープをまとったモデルはとってもキュート!ギフト選びの楽しい時間もふたりの思い出の一コマになるはず。また有楽町・銀座エリアでは、本作の日本公開に先駆けて『007 スペクター』関連の記念イベントを展開。銀座 ソニービル館内では11月16日(月)~12月13日(日)、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグやボンドガールのマドレーヌが着用した衣裳や劇中に登場したアイテム等が展示されるほか、本作のメイキング、インタビューなどの特別映像が迫力のある200インチのスクリーンで上映される。さらに阪急メンズ東京では、11月21日(土)~12月4日(金)の期間中、劇中にも登場し、いまや2台しか現存していない究極のボンドカー・アストンマーティンDB10(推定価格5億6,000万円)の実車展示、50年に渡る歴代ボンドのポスター展が開かれる。6Fのサーフカフェでは、本作をモチーフにした期間限定「Heineken BAR」もオープンする。ショッピングの合間に『007』の世界観に浸れるバーに立ち寄ってみてはいかが。『007 スペクター』は12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Miwa Ogata)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年12月04日ジェームズ・ボンドが活躍する人気シリーズの最新作『007 スペクター』に出演するレア・セドゥのインタビュー映像が公開になった。その他の画像/インタビュー映像公開本作は、英国のMI6に所属するスゴ腕スパイのジェームズ・ボンドが世界をまたにかけて大活躍する超人気シリーズの最新作。焼け落ちたスカイフォールに残されていた写真を手掛かりにボンドは世界各国をめぐり、謎の秘密組織“スペクター”に立ち向かう。本作でセドゥが演じるのは、ボンドのかつての敵の娘マドレーヌで、映像でセドゥは「知的で独立した女性」だと分析する。本シリーズに登場する女性キャラクターは“ボンドガール”と称され、映画に華を添えるだけの役どころの場合もあったが、マドレーヌは「典型的なボンドガールではない。すごくリアルな女性」として描かれているようだ。セドゥはフランス映画界を代表する若手女優のひとりとして活躍し、ハリウッドの大作映画にも出演しているが、ボンド役のダニエル・クレイグと共演するにあたっては「最初は怖かった」と振り返る。「彼の存在感に圧倒されたし、私自身は自分でいいのか自身をもてなかった」。そこで彼女は入念に準備を重ね、リハーサルを繰り返しながら、マドレーヌを作り上げていったという。映像では他にも新作の注目ポイントや衣裳のこだわりについてたっぷりと語っている。『007 スペクター』12月4日(金) 全国ロードショー(C)SPECTRE (C)2015 Danjaq. MGM. CPII. SPECTRE. 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks. TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年12月01日シリーズ最新作『007 スペクター』公開を機に、ファンや映画関係者の間では「7代目ボンドは誰?」という議論が再燃している。以前から、6代目ボンドのダニエル・クレイグが「続投に消極的」だと報じられており、すでに新たなボンド候補が複数浮上している状況だ。クレイグに関しては本作の撮影後に、「またボンドを演じるくらいなら、手首を切る」なんて発言がメディアを騒がせたが、その後「発言の一部を大げさに報じられた」と本人が釈明したのだとか。現時点では「もう1作出演する」「契約は満了したが、続投は本人次第」など明確な結論には至っていない模様。また、クレイグは前作『007 スカイフォール』&本作でタッグを組んだサム・メンデス監督と「ぜひ、また仕事がしたい」とも語っている。2006年公開の『007 カジノ・ロワイヤル』に始まるクレイグ版ボンドは、過去のシリーズとは異なり、ジェームズ・ボンドという人物の“成長”に照準を合わせ、『007 慰めの報酬』『007 スカイフォール』と作品を重ねることで、壮大なクロニクルを紡いだ点が大きな魅力であった。荒削りだったルーキーは、いまや熟練した風格を漂わせる。そして最新作では、自身を苦しめ続けた犯罪組織スペクターと直接対決し、人生のケリをつけようと決意する。つまり、『007 スペクター』はクレイグ版ボンドの集大成といえる完成度を誇っており、「ここでいったん、区切りをつけるのが美しい」と思わせるのだ。最高傑作の呼び声高い『007 スカイフォール』に比べると、少々テンポの悪さを感じるかもしれないが、“贅沢な時間の流れ”は長年『007』シリーズが培ったレガシーであり、本来の姿ともいえる。ボンド役を通して成長を遂げたクレイグ同様、作品自体にもいい意味で余裕があり、貫録たっぷりだ。現実問題として、本作を最後にソニー・ピクチャーズ エンタテインメンがもつ007シリーズの配給契約が期限切れを迎えるため、スパイ映画さながらの熾烈な駆け引きが展開するのは必至。今後、新たな配給契約が結ばれれば、キャストや世界観が一度リセットされる可能性は大いにある。7代目ボンド候補としては、トム・ハーディ、ヘンリー・カヴィル、トム・ヒドルストン、マイケル・ファスベンダー、イドリス・エルバらが挙がっているが…。<『007』シリーズでボンドを演じた俳優>初代ボンド:ショーン・コネリー第1作『007 ドクター・ノオ』(1962)第2作『007 ロシアより愛をこめて』(1963)第3作『007 ゴールドフィンガー』(1964)第4作『007 サンダーボール作戦』(1965)第5作『007は二度死ぬ』(1967)2代目ボンド:ジョージ・レーゼンビー第6作『女王陛下の007』(1969)初代ボンド:ショーン・コネリー第7作『007 ダイヤモンドは永遠に』(1971)3代目ボンド:ロジャー・ムーア第8作『007 死ぬのは奴らだ』(1973)第9作『007 黄金銃を持つ男』(1974)第10作『007 私を愛したスパイ』(1977)第11作『007 ムーンレイカー』(1979)第12作『007 ユア・アイズ・オンリー』(1981)第13作『007 オクトパシー』(1983)第14作『007 美しき獲物たち』(1985)4代目ボンド:ティモシー・ダルトン第15作『007 リビング・デイライツ』(1987)第16作『007 消されたライセンス』(1989)5代目ボンド:ピアース・ブロスナン第17作『007 ゴールデンアイ』(1995)第18作『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997)第19作『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)第20作『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002)6代目ボンド:ダニエル・クレイグ第21作『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)第22作『007 慰めの報酬』(2008)第23作『007 スカイフォール』(2012)第24作『007 スペクター』(2015)『007 スペクター』は12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月30日なんと今回私は、サム・スミスにインタビューする機会に恵まれました!日本からインタビューに参加したメディアはシネマカフェだけ。非常に貴重な機会です。サムといえば、ミュージックシーンで長年愛されている“ブルー・アイド・ソウル”のシンガーとして人気です。シンガーとしてノリにノッているサム。2014年5月に発売したデビューアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」では、グラミー賞やブリット・アワードなどを総なめにしました。今、最もアツいアーティストのひとりといって間違いないでしょう。ですから9月に、サムが『007』シリーズ最新作『007 スペクター』のテーマソングを歌うことが発表された時にも、誰も驚きませんでした。そしてこの曲は、“英国ヒットチャートで初めて1位になったジェームズ・ボンドのテーマソング”としてギネス記録に認定されました!私は彼に会うことを、心から楽しみにしていました。だって彼の声と音楽が大好きなんです!なので記者会見の会場に到着して、彼の喉の調子が悪いためにライブパフォーマンスが中止になったと聞き、少しガッカリしました。でもインタビューは予定通り行われるということで、はりきって向かいましたよ!彼に会ってすぐに喉の具合を聞いたところ、彼は「大丈夫。すぐによくなるよ」と言って安心させてくれました。喉が腫れて少し疲れていたので、休息を取るためにライブを休むことにしたそうです。もちろん今年の5月に受けた喉の手術のことも聞きました。彼は「手術は成功したよ。でも僕はこの数年間ノンストップで活動してきた。だからきっとすごく疲れてるんだと思う。僕自身はそれに不満はないよ。でも僕の体や喉は、時々文句を言うんだ。だから、たまには彼らの声に耳を傾けてあげないとね」と言っていました。サムとアデルって、やっぱり共通点が多い気がするんですよね。どちらもイギリス生まれで、美しい声で感傷的に歌いあげるシンガーです。2人とも、悲しく切ない曲を歌いますし、喉に問題があり手術を受けています。そしてデビューアルバムが数え切れないほどの賞を受賞し、世界中のたくさんのファンから愛されています。このことをサムにも話してみたの。そうしたら彼はこう答えてくれました。「そうだね。僕らはよく比較されるんだ。すごくうれしいよ。でも正直なところ僕は、僕たちが似てるとは思ってないんだ。僕は僕だと思ってる。サム・スミスだ。それにアデルはアデルだよ」。サムはアデルを、人としてもアーティストとしても愛していて、尊敬していると話していました。それから近いうちニューアルバムが発売されるかも聞いてみました。そうしたら「うーん。僕には少し休暇が必要なんだよね。旅をしながら、新しい曲をいくつか書いている。でも僕の場合、最高の歌詞は普段の生活から生まれる。最近、普通の生活をする時間があまりないんだ」。サムのファーストアルバムの曲には、愛していた人との悲しい別れを歌った曲がいくつかあります。彼は心の痛みを歌詞にするということも、とてもオープンに語っています。だから「最近、あなたにとって特別な人がいますか?」って質問してみたの。彼は、恥ずかしそうにうなずいて「もちろん。いるよ」と答えたわ。私は「あなたが幸せってことは、ニューアルバムはちょっと明るくてハッピーなものになるってこと?」と聞いたんです。彼は少し考えて、こう言いました。「うーん。どうかな。それはないかも。結局のところ、僕ってああゆう人間なんだよ。ふさぎがちな暗い奴なんだ。僕はハッピーでいつもポジティブな人間ではないね」。それから、ジェームズ・ボンドのテーマ曲はどんなアプローチで作り上げたかを聞いてみたわ。サムは「オファーをもらって、心からうれしかった。僕にとって、イギリス人の僕にとって、『007』シリーズのテーマ曲を歌えることは、本当に光栄なことだよ。でも僕はこれまでとまったく違う曲を作ろうとは思わなかった。上品で時代を超えて愛される曲を書こうと決めたんだ」。映画を見せてもらい、それから歌詞を思いついたそうです。ダニエル・クレイグの演技を見て、荒削りで、でも繊細で傷つきやすい雰囲気の曲にしたいと思ったと話していました。サムのこれからのことを聞いたところ、今はツアーの真っ最中だけど、ツアーが終了したら、1年間はお休みしたいみたいです。充電期間を経て、2枚目のアルバム制作に入りたいと言っていました。日本でのコンサートの話もしました。また日本に行けることをすっごく楽しみににしていましたよ。日本食が大好きで、特にお刺身が好きなんですって!日本でお刺身がおいしいレストランに行きたいとワクワクしていたわ。もちろん日本のファンに会えることも楽しみにしていましたよ。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)の3日間先行上映。12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Lisle Wilkerson)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月27日ジェームズ・ボンドが活躍する人気シリーズの最新作『007 スペクター』に出演するベン・ウィショーのインタビュー映像が公開になった。インタビュー映像本作は、英国のMI6に所属するスゴ腕スパイのジェームズ・ボンドが世界をまたにかけて大活躍する超人気シリーズの最新作。焼け落ちたスカイフォールに残されていた写真を手掛かりにボンドは世界各国をめぐり、謎の秘密組織“スペクター”に立ち向かう。本作でウィショーが演じるQは、MI6の研究開発課の課長で、ボンドに様々なスパイ道具やカスタムカーを提供するスペシャリストだ。デスモンド・リュウェリンが演じたQが最もよく知られているが、ウィショーは前作『スカイフォール』で史上最年少でQ役を演じ、これまでのQのイメージを大きく更新して観客の支持を集めた。それだけに新作では「ある程度、自信をもって本作に臨めた」というが、新作では「Qの立ち位置がちょっと違う」という。これまでのQは、ボンドに新たな武器を支給して、淡々とその用途や使用方法を説明してきたが、ウィショーは「前作の冷静沈着な彼とは少し違っている」という。新作では、MI6自体に危機が訪れており、ボンドが世界を飛び回っている間、MI6の面々も別のかたちで戦いに巻き込まれていく。ウィショーの繊細な演技は日本でも高く評価されているが、本作ではオスカー監督サム・メンデスの演出によって、役にさらなる奥行きが与えられたようだ。「サムは俳優の演技を助けるための実践的な方法を知ってる。俳優が必要としている助言が本能的にわかるんだ」。いつもクールなQが『007 スペクター』で見せる新たな一面とは? MI6に迫る危機に彼らはどのように立ち向かうのか? ボンドだけでなく、Qたちのドラマも新作の大きな見どころになりそうだ。『007 スペクター』12月4日(金) 全国ロードショー
2015年11月25日トリップアドバイザーはこのほど、トリップグラフィックスにて「旅先で挑戦できる世界のバンジージャンプ TOP21」を発表した。最も高さのあるバンジージャンプは、高さ233mを誇るマカオの「マカオタワー」。価格はMOP3088で日本円で4万6.557円(2015年9月10日のレートで換算)に相当する。次いで、映画『007』のジェームズ・ボンドも飛んだというスイスの「ヴェルザスカ・ダム」(高さ220m)、橋からできるバンジーとしては世界一である南アフリカ共和国の「ブルークランズ橋」(216m)が続いた。4位にはロシアの「AJハケット・スカイパーク・ソチ」(207m)、5位に普段は高速道路として使用している橋に設置されるオーストリアの「ヨーロッパ橋」(192m)、6位にスイスの「ニウック橋」(190m)などがランクインした。日本では、2014年3月にオープンした茨城県の「竜神大吊橋」が100mで最も高いバンジージャンプとなっている。これまでに2万人が体験しているようで、同ランキングでは21位となった。
2015年11月25日『ソウル・キッチン』で知られるドイツの若き巨匠ファティ・アキン監督の最新作『消えた声が、その名を呼ぶ』が、12月26日(土)より全国順次公開となる。本作に主演するのは、デビュー作『預言者』で “現代のアル・パチーノか!? ”と注目を集め、チャニング・テイタム主演『第九軍団のワシ』やシャルロット・ゲンズブール主演の『サンバ』など話題作に出演するタハール・ラヒム。『007』7代目ジェームズ・ボンドとのうわさもある、フランスの「最もセクシーな俳優」に迫った。本作は、20世紀初め、ヒトラーがホロコーストの手本にしたといわれる、100万人が犠牲になった悲しい史実“アルメニア人虐殺”を背景に、1人の男が深い絶望を乗り越える壮大な旅路。砂漠での強制労働の末、喉にナイフを刺され命を奪われそうになった元鍛冶職人のナザレットは、仲間が命を落とす中、奇跡的に命をとりとめるも、声を失う。もう一度、生き別れた娘たちに会いたい、そのたった一つの生きる希望を胸に、平凡だった男をトルコの灼熱の砂漠から、海を渡り、はるか遠くアメリカ・ノースダコタの雪降る荒れ地へと赴く――。世界三大映画祭を制覇し、若き巨匠と呼ばれるファティ・アキンが7年の歳月をかけて完成させた本作で主演を務めるのが、ヨーロッパで最も注目されている若手俳優タハール・ラヒムだ。1981年6月4日、フランス生まれ。大学やパリの演劇学校で学んだ後、ベアトリス・ダル主演の『屋敷女』(’07)の端役で映画デビュー。2009年には、マリオン・コティヤールの『君と歩く世界』や本年度カンヌ国際映画祭「パルムドール」受賞作『Deepan』(原題)で知られる名匠ジャック・オディアール監督の『預言者』の主演にいきなり大抜擢された。■アル・パチーノと比較されるシンデレラボーイ!映画出演経験がほぼない状態で主演に抜擢されたタハールは、まさにシンデレラボーイ。オディアール監督は、「友人が脚本を担当していたドラマの現場に遊びに行って、そこでラヒムと出会ったんだ。一目惚れのように、「彼だ!」と思った。彼は映画界での経験もほとんどなかったし、自分の直感が正しいか確かめるために、40人面接をしたけど、やっぱり彼だと思った。ラヒムを見つけていなかったらどうなっていたかと考えるだけで、怖くて汗びっしょりになってしまうよ」とふり返っている。タハールは、同作で読み書きのできない男が拘留中にドラッグ王へとのし上がっていく様を繊細に演じ、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で「主演男優賞」「有望若手男優賞」をW受賞、さらにヨーロッパ映画賞も制し、映画界に彗星のごとく登場した。その役柄からか『ゴッドファーザー』3部作での若き日のアル・パチーノに比べられるが、当の本人は「彼と比べられるなんて身に余る。そんな比較は無理だよ。映画の世界を変えた天才だもの」と語り、ジーン・ハックマン、ハーヴェイ・カイテル、ロバート・デュヴァルなどの70年代俳優にも憧れていることを明かしている。■華やかな共演陣&才能ある監督からラブコール続々!『預言者』が第62回カンヌ国際映画祭で「グランプリ」に輝き、各賞を総ナメにして一躍注目された彼は、名だたる監督や新進気鋭の監督、ベテラン俳優から注目の若手俳優と共に映画に出演。ロウ・イエ監督『パリ、ただよう花』(’13)、レア・セドゥ共演『グランド・セントラル』(’13/未)、ベレニス・ベジョ主演のアスガー・ファルハディ監督作『ある過去の行方』(’14)、『最強のふたり』の監督コンビと組んだ『サンバ』(’14)ほか、『アデル、ブルーは熱い色』で注目を集めた若手女優アデル・エグザルコプロス共演『Les Anarchistes』(’15/原題)など、枚挙にはいとまがない。■「最もセクシーな俳優」そしてファッション・アイコンとしても人気者!フランス版Glamour誌が選ぶ「最もセクシーな俳優」に、2014年、2015年と2年連続1位に選ばれている。また、カンヌ国際映画祭で見せるリラックスした装いには、ファッション業界からもおしゃれなセレブリティとして熱い視線を送られている。■7代目ジェームズ・ボンドのうわさも!? 黒沢清監督作にも主演現在は、自身が大ファンの人気海外ドラマ「ブレイキング・バッド」監督の新作ドラマ「The Last Panthers」で活躍中。サマンサ・モートン、ジョン・ハートというオスカーノミネート俳優と共演し、「ブレイキング・バッド」「ウォーキング・デッド」、マドンナやビヨンセ、ラナ・デル・レイなどのミュージック・ビデオを手がけてきたヨハン・レンクが手がけた同ドラマでは、窃盗団によって奪われた宝石の行方を追う警官役を生き生きと演じている。さらに、黒沢清監督の新作『La femme de la plaque argentique』(’16予定)に主演し、マチュー・アマルリックと共演。日本を代表する黒沢監督とフランスの人気俳優とコラボとあって、早くも注目を浴びている。また、流暢な英語を話すタハールは、ケイト・ウィンスレット、マリオン・コティヤール、ケイト・ブランシェットといった大物俳優が属する米国大手エージェントと契約しており、『007』シリーズでは、ダニエル・クレイグの後継者となる7人目のジェームズ・ボンド役として、彼の名前も度々挙がっているという。そんな彼は、『消えた声が、その名を呼ぶ』では声を失いながらも娘を探して世界を半周し、悲劇を乗り越える父親を熱演。彼の起用について、ファティ・アキン監督は「『預言者』は、この10年で公開されたヨーロッパ映画の中で最高の作品のひとつだと思います。どのシーンにもタハール・ラヒムが登場し、ほとんどセリフがなくても、映画を確実に背負って立っていました。『消えた声が、その名を呼ぶ』も同じように、ナザレットは声帯を傷つけられ、黙ったままなのです」と、タハールが『預言者』でみせた沈黙による演技の凄さを例に出す。まさに破竹の勢いで活躍するタハール・ラヒムに、いまから注目していて。『消えた声が、その名を呼ぶ』は12月26日(土)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月24日ジェームズ ダイソン財団が主催する、国際エンジニアリングアワード「ジェームズ ダイソン アワード2015」。今年度、日本からは5作品が第一次審査にあたる国内選考でノミネートされ、国際審査に進出した。11月13日、最終選考の結果報告と、国内審査における受賞作品の表彰式が都内で開催された。ジェームズ ダイソン アワードは、2002年から開催されている、次世代のデザインエンジニアの支援・育成を目的に、毎年開催されているコンペティション。テーマは"日常の問題を解決するプロダクトの提案"で、今年も大学で工業デザインやプロダクトデザイン、エンジニアリングを専攻する学生、および4年以内の卒業生を対象に、2月5日から7月2日の間に作品を募集し、世界20カ国から710の作品が集まった。今年度国際最優秀賞を受賞したのは、カナダのウォータールー大学で電子機械工学を専攻する学生チームの「Voltera V-One」。スマートフォンをはじめ、生物医学装置に至るまでさまざまな電子機器に使用されている電子部品を固定して配線するためのプリント基板(PCB)を作製する3Dプリンターで、ノートPCサイズでありながら、ソフトで設計した回路図から数分程度でPCBのプロトタイプを作製できる。「特に学生や小規模事業者にとって電子機器のプロトタイプ製作が各段に容易で手軽なものになる」(ジェームズ・ダイソン氏)というのが主な受賞の理由だ。最終審査には参加20カ国からノミネートされた各5作品、合計100作品が進出するが、そのうち上位20作品の「TOP20」に今年度日本から選出されたのは2作品。慶応義塾大学院卒の山田泰之さんの「YaCHAIKA」と、宇井吉美さんをはじめとする千葉工業大学工学部の卒業生・在校生のグループによる「Lifilm」だ。一方で、国際最終審査と国内審査の結果は異なり、日本最優秀賞は名古屋市立大学大学院芸術工学研究科の本田光太朗さんと河内貴史さんの「LIGHT STRAP」が受賞。災害時に非常灯にもなるつり革で、利便性はもちろん、大規模災害時の人々の心理的不安を解消するという課題設定と、平常時の車内構造に組み込んだ上で使用時も手間なくそれを解消するという方法や、社会的影響力などが評価された。○非常時に"使える"つり革国内最優秀賞を受賞した「LIGHT STRAP」を開発した本田さんは、「応募した当初は、まだプロトタイプの完成度が高いと言えるものではなかった。それでも受賞できたのは問題解決の定義やコンセプトを評価していただいたからだと思う。一方で、市場に投入するという点については、これまでデザインエンジニアの勉強しかしていないので、今後の課題としていきたい」と語った。○快適なハイヒールを設計国内審査2位に選ばれたのは、全世界から選ばれる「TOP20」にも選出された「YaCHAIKA」。心地よい"ハイヒール"という従来の常識を覆す作品で、ヒール部分を2枚の湾曲した板バネと衝撃性の高いゴム板にすることで衝撃を吸収し、快適で安全な歩行を可能にするというものだ。慶応義塾大学院出身の山田泰之さんは、壇上で「研究者とエンジニアを両方やっていて痛感するのは、製品にすることが本当に難しいということ。コンセプトがよくていけると思っても、製品にする時に問題が出たりしてできないこともよくある話だが、ここからは1年ぐらいの間に製品にしていきたい」と語った。「YaCHAIKA」は来年秋にも今回の受賞作を製品化する予定だという。3位は九州大学芸術工学府卒業の瀧口真一さんの「BICHIKU Faucet」が受賞。災害発生時、蛇口に装着されたレバーを手押しポンプの要領で上下に動かすと、水道管内にたまった水をくみ出して備蓄水として活用できるという仕組みを発案した。その他、もうひとつの国際TOP20選出作品である人工知能(AI)を搭載した排せつ検知シート「Lifilm」は4位。5位には、名古屋大学工学部の学生3名と愛知工業大学の学生1名のチームによる、災害時の応急処置用の水や医療器具を少量の紫外線によって短時間で除菌できる「Fillap」が選ばれている。授賞式には、国内審査委員を務めるデザインエンジニアの田川欣哉氏と、フリージャーナリスト・コンサルタントの林信行氏が出席。それぞれ次のように今年度のアワードの振り返りと講評を語った。「昨年までは介護系やハンディキャップを改善するテーマのものが多かったが、今年は受賞5作品のうち2つが災害時における問題をどうやって緩和できるかということをデザインしたものであることが特徴的。応募作の完成度は世界的にも毎年上がってきていて、今年のグランプリはそのまま起業化できるほどのレベル。どうやって社会の中に入れていくかという視点で、その先のビジネスにもぜひつなげていってほしい」(田川氏)「受賞作に関しては本当にすばらしかったが、残念ながら受賞できなかった作品の中には、これはいったいなにを解決するのだろう?とか、個人的な趣味のものに無理やり課題をくっつけてしまったと思う作品も多かったのも今年の日本の応募作の特徴だった。これからの日本の教育で"課題の発見力"が必要だということを痛感した。中学ぐらいから現場でそういう取り組みをして、日本から社会の問題を解決していくような作品がもっと出てくることを期待したい」(林氏)
2015年11月24日雑誌『ハーパーズ バザー(Harper’s BAZAAR)』と映画『007 スペクター』とのコラボレーションによるファッションショーイベント「TOKYO BONDGIRL COLLECTION」が、11月16日に六本木ヒルズアリーナで開催された。ファッションショーでは、『007』の代名詞とも言える“ボンドガール”のファッションスタイルを『ハーパーズ バザー』がプロデュース。『007』のテーマ曲、サム・スミスの歌う「Writing’s On The Wall」とともに、ボス(BOSS)やロベルト・カバリ(ROBERTO CA VALLI)などのコレクションブランドを纏ったモデルがキャットウォークを披露。スタイリストに田中雅美を起用した、本格的なファッションショーとなった。ラストルックでは、同作をこよなく愛するモデルの道端ジェシカが“ボンドガール”を演じるレア・セデゥからインスピレーションを受けたブルーのカクテルドレスを纏って登場した。同イベントの司会を務めたのは、『007 スペクター』公式アンバサダーのくりぃむしちゅーの有田鉄平。その他、会場では、推定価格約5億6,000万円のジェームズ・ボンドの愛車、アストンマーティンDB10も日本初公開された。11月20日発売の『ハーパーズ バザー』1・2月合併号では、『007 スペクター』の公開を記念して、『ハーパーズ バザー』流の“ボンドガール”のファッションスタイルを8ページに渡って特集している。
2015年11月20日12月4日(金)、最新作『007 スペクター』の公開を記念して、シリーズの前作『007 スカイフォール』が金曜ロードショーにて地上波初放送されることがこのほど決定した。1962年のシリーズ誕生から、今年で24作目の公開を控える『007』。50周年目にあたる2012年に公開された『007 スカイフォール』は、シリーズ最高の興行収入である全世界1,000億円以上を記録。同年に行われたロンドン・オリンピックでは、イギリスのエリザベス女王が、ダニエル・クレイグ扮する主演のジェームズ・ボンドと映像で共演し、スタジアム上空に現れたヘリコプターからユニオンジャックのパラシュートで登場し、『007』がイギリスの象徴であることを改めて世界に示した。『007 スカイフォール』は、シリーズ初のアカデミー賞監督となるサム・メンデス監督(『アメリカン・ビューティー』で受賞)を起用。グラミー賞6部門を独占したアデルが主題歌を担当し、第85回アカデミー賞の歌曲賞を受賞した。出演には、6代目ジェームズ・ボンド役のクレイグをはじめ、MI6(英国情報局秘密情報部)の上司M役でシリーズ7作目の出演となる『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』のジュディ・デンチ、シリーズ史上最年少のQ(武器開発担当)役に『白鯨との闘い』の公開が控えるベン・ウィショー、情報国防委員会委員長マロリー役に『グランド・ブダペスト・ホテル』のレイフ・ファインズ、そしてMI6をとことん追い詰める敵シルヴァ役を『ノーカントリー』のハビエル・バルデムが怪演。50年目の節目を迎えたボンドシリーズに新たなエネルギーを吹き込んでいる。そして、いよいよ11月27日(金)、28日(土)、 29日(日)の先行公開を経て、12月4日(金)より最新作『007 スペクター』が公開。イギリスでは映画史上最高のオープニング成績を樹立し、全米初登場No.1を記録、そして全公開国で初登場No.1を記録するなど、前作『007 スカイフォール』の記録を越す勢いを見せている。まずはこちらの本放送で、映画史上最長のシリーズ作品の最新作に備えてみては。『007 スカイフォール』は12月4日(金)21時より金曜ロードショーにて放送。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)全国にて先行公開、12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月13日女優の栗山千明、俳優の竹中直人、タレントの小堺一機がこのほど、都内で行われた、WOWOWの無料放送イベント「TOUCH!WOWOW2015」の特集「ジェームズ・ボンドに愛を込めて」の収録に参加した。「TOUCH!WOWOW2015」は、WOWOWが28日に開催する無料放送イベント。映画『007 スペクター』(12月4日公開)とコラボした同特集では、『007』シリーズ過去作品を放送するほか、キャスト&スタッフの独占インタビューなどを紹介する。番組MCを務める栗山は、ゲストで『007』シリーズファンの竹中、小堺、プロ野球・阪神の金本知憲監督との収録を終え、「緊張したけど、みなさんコアなファンなので色々教えて頂きました。車とか秘密兵器とかにも注目して見てみたい」とにっこり。ボンドの魅力については、「異性というよりも単純に格好良い。エレガントで大人の色気を感じる」と話し、「私みたいに『007』をよく知らない人でも分かりやすく楽しめる内容になりました」とアピールした。一方、初代ボンドのショーン・コネリー版からリアルタイムで見続けてきたという竹中は、「小学生の頃は、外国のスターといったらショーン・コネリー。エロいシーンは母親に目隠しされたりしてましたね」とエピソードを明かしつつ、「(現ボンドの)ダニエル・クレイグがアストン・マーティンの前に立つ姿は、本当に格好良い。『007』なりのボンドの立ち方があるんですよね。今は、ダニエル・クレイグが理想のボンドです」と熱弁。また、シリーズの魅力について、「『007』を知らない人はいない。20世紀のアクションの形を作った作品だと思う。他のアクションと違うのは、スーツで戦うところ。そこが格好良い」と語った小堺。「ボンドは、荒唐無稽な夢物語を見せてくれる憧れの存在」だと言い、「今は格好つけると格好悪いという時代だけど、ボンドは『格好良いだろ!』という仕草をやってくれる。似合わないから真似しないけど、真似したくなるくらい格好良い」と興奮気味に話していた。
2015年11月13日女優の栗山千明が11月11日(水)、都内で行われた『007 スペクター』特別試写会に出席。もしボンドガールのオファーがあったらと質問され「想像つきませんが、お話をいただけたら光栄なこと。ぜひ頑張りたい」と意欲を見せた。すでに世界的な大ヒットを記録しているシリーズ第24作『007 スペクター』。あるビデオメッセージに残された暗殺指令を目にしたボンドは、上司の制止を振り切り、単身メキシコへ。そのミッションが、自らを長年苦しめ続ける犯罪組織“スペクター”に通じる旅とも知らず、ローマ、オーストリア、モロッコと世界をまたにかけた死闘を繰り広げる。主演を務めるダニエル・クレイグについて「クールに任務をこなしながら、傷ついた女性を癒す姿がとても紳士的だし色気がある」と瞳を輝かせる栗山さん。初代ボンドであるショーン・コネリーが主演した過去の作品も見たことがあるそうで、「ダニエルさんはそれまでとは全然違うボンド像を作り上げた。アクションもすごいですよね」と魅力を語っていた。本作には二人のボンドガールが登場。殺し屋の未亡人をイタリアの“美魔女”モニカ・ベルッチが、物語のカギを握る医師を『アデル、ブルーは熱い色』『美女と野獣』などに出演したフランスの若手女優レア・セドゥが演じている。ベルッチは撮影時50歳で、史上最高齢のボンドガールとなったが「お美しいですよ。こんなにキレイな50歳はなかなかいない」と日本のクールビューティーも驚きの表情。お気に入りのボンドガールは、『007 カジノ・ロワイヤル』のエヴァ・グリーンだといい「ボンドと出会った冒頭は、女を出していないですよね。そのあたりは、女性も共感できると思います」と話していた。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)の3日間先行上映。12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月11日米BOX OFFICE MOJOは11月6日~11月8日の全米週末興業成績を発表した。"007"シリーズ24作目となる最新作『007 スペクター』がトップで初登場。前作に引き続き監督はサム・メンデスが務め、ダニエル・クレイグが4度目となるジェームズ・ボンドを演じる。モニカ・ベルッチとレア・セドゥのイタリアとフランスを代表する美人女優が新たにボンドガールとして加わり、悪の組織スペクターとボンドの死闘を描く。2位も初登場の『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』。世界中で愛されるキャラクター"スヌーピー"を、"アイス・エイジ"シリーズのブルースカイスタジオ制作で初めて3DCGにより映画化。『アイス・エイジ4 パイレーツ大冒険』を手掛けたスティーブ・マーティノ監督の他、『アナと雪の女王』の作曲家クリストフ・ベックが音楽を担当し、スヌーピーやチャーリー・ブラウンをはじめとするおなじみのキャラクターたちの大冒険を描いた作品だ。前週1位に返り咲いた『オデッセイ』は3位に転落。累計興行収入1億9,706万7,346ドルと2億ドルを目前に控える。4位『グースバンプス』、5位『リッジ・オブ・スパイ』など以下のラインナップも初登場上位2作品に押されるかたちで前週から2ランクずつダウン。9位『マイ・インターン』は前週11位から2週間ぶりにトップ10圏内に再び浮上した。
2015年11月09日この冬はとにかく洋画が熱い。なかでも絶対に見ておきたいのが、『007スペクター』。ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグを、映画ライターのよしひろまさみちさんが直撃!***最新作『007スペクター』はどんなもんじゃい、っていうと、前作から続いている物語。生家スカイフォールで焼け残った少年時代の写真を手にしたジェームズ・ボンド(JB)が、その写真に隠された謎を解くために世界をグルリ。そこには、悪の組織スペクターの存在がからんでくるってお話なの。「今回の敵がスペクターということを聞いたとき、興奮したね。というのも、これは古いJB映画でよく出てくる組織の名前だから、名前を聞いただけで“あぁ、これで今作はこれまでにないスケールで展開する話になる”ってわかったから。昔の映画にあった要素をバンバン使うことで、ファンはうれしいだろうし、新たな007ファンを獲得することもできるんじゃないかと思うんだ」ちょっとぉ~、JBに詳しくない女子、置いてけぼりは許さんぜよ!とはいってもご安心よ。ダニエルJBの魅力だけでも、ごはんおかわりできちゃうから。「JBのスーツは、トム・フォードが担当しているんだけど、あれは本当に素晴らしいんだ。僕自身は、あんなゴージャスなスーツは普段着ないけど(笑)。しかも戦ってるうちにボロボロになってしまうんだよね(笑)。でも、傷つかないJBなんて、裕福に見えすぎて、逆にスタイリッシュに見えないと思うんだ」そーそー。傷つくヒーロー像ってのが、ダニエル版JBのステキポイントなのよね。そして彼を彩るボンドガールも魅力の一つ。今回はなんと2人も!「いや~、レアとモニカのキャスティングが決まったときはうれしかったよ。だって、レアの作品は何本も観ているけど、本当に若くて素晴らしい才能だと思っていたし、モニカはパーフェクトな美人。モニカはこれまでのボンドガールと比べると少々成熟しすぎてる、なんて声もあったけど、僕は逆にそこが気に入ってるんだ」しかもですよ、彼女らとJBのからみのエロいこと。“女性ホルモン”出まくりですわよ、奥さん。そういえば、奥様からはどういうサポートを受けてるのかしら?「いやいや(笑)。正直、家族のサポートがなかったら、僕はこの映画には挑めないし、人生においても何もできないと思うよ。それに、僕はこの映画の座長だから、スタッフとその家族も大事にしてる。だって、彼らは僕らよりも長期間、家族にも会えずに作業しているんだもの。だから、僕ら同士が家族のように接していないと、彼らも満足いく仕事はできやしない。みんなファミリーなんだ」うう……主演俳優なのに、なにその思いやり!もっと自信家かと思いきや、だわよ!と思ったら、「今でもJBに対しては緊張するもんだよ」とまた謙虚な!「JBって常に余裕しゃくしゃくっていう役かもしれないけど、僕自身は余裕なし(笑)。どんな映画の仕事でも、僕自身の学びの場だからね。そりゃ緊張もするし、不安もつきものだよ。こればかりは慣れるもんじゃない。逆に少々不安でハラハラしているくらいの状態だと、演技面でもエキサイティングなことが起きるんだ」◇ダニエル・クレイグ1968年、英国生まれ。舞台でキャリアをスタートし、’92年に『パワー・オブ・ワン』で映画デビュー。’06年の『007 カジノ・ロワイヤル』で大ブレイクした。◇『007スペクター』シリーズ24作目。JBが過去に隠された謎を追ううちに、悪の組織との対峙やMI6の存在意義を問うハメに。監督/サム・メンデス出演/ダニエル・クレイグほか。12月4日より全国ロードショー。SPECTRE(C)2015 Metro-Goldwyn‐Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved※『anan』2015年11月11日号より
2015年11月04日ジェームズ・マカヴォイが、ヴィム・ヴェンダースの次回監督作『Submergence』に主演することがわかった。その他の情報原作は、2011年に出版された同名の小説。遠く離れた恋人たちが、生きるか死ぬかの状況に置かれる、ロマンチックスリラーだ。撮影は、来年3月にヨーロッパとアフリカで始まる。マカヴォイの次回公開作は、ダニエル・ラドクリフと共演する『Victor Frankenstein。』北米公開は今月25日。来年は『X-Men/ Apocalypse』が控える。ヴェンダースの最新作は、ドキュメンタリー映画『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』。現在撮影中の『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の続編では、プロデューサーを務めている。文:猿渡由紀
2015年11月04日『007』シリーズ最新作『007 スペクター』(12月4日公開)の主要キャラクタービジュアルが2日、公開された。1962年の誕生から半世紀以上にわたり愛され続けている最長寿シリーズ『007』。ダニエル・クレイグ主演4作目となる最新作『007 スペクター』は、ロイヤルプレミアの翌10月27日に、イギリスでの全日公開初日を迎え、この一日の上映で630万英ポンド(約11億5,900万円)の大ヒットを記録した。この数字は、『007』シリーズ歴代最高興行収入を記録した前作『007 スカイフォール』の公開初日(620万英ポンド)を上回る記録で、火曜日の興行収入としてはイギリス歴代最高記録となる。日本では、11月27日、28日、29日に先行公開、12月4日より全国公開となるが、それに先駆け、このたび主要キャラクターのキャラクタービジュアルが一挙公開。すでに公開されているダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドに加え、新・チームMI6のメンバーや、2人のボンドガールなど、8点がお披露目された。公開されたのは、ボンドの上司役M(レイフ・ファインズ)、ボンドを支える同僚マネーペニー(ナオミ・ハリス)、ボンドにガジェットやデータ面で協力するQ(ベン・ウィショー)の新・チームMI6メンバー。また、MI6を抹消しようと画策するMI5のマックス・デンビー(アンドリュー・スコット)や、因縁の殺し屋Mr.ホワイトの娘であるマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)、シリーズ最高齢のボンドガールでマフィアの未亡人ルチア・スキアラ(モニカ・ベルッチ)という2人のボンドガール、さらに、宿敵オーベルハウザー(クリストフ・ヴァルツ)と、その手下のヒンクス(デイヴ・バウディスタ)がそろった。公式ツイッター(007movie_JP)では、11月2日19:00よりキャンペーンを実施。投票者の中から、ジェームズ・ボンドを除くキャラクター8人のビジュアルのうち最多RT数のキャラクターの巨大ポスターを抽選で1人にプレゼントする。SPECTRE(C)2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved
2015年11月02日1962年から半世紀以上にわたり愛され続けている、史上最長寿人気シリーズの『007』。ダニエル・クレイグ主演4作目となる待望のシリーズ最新作『007 スペクター』のキャラクタービジュアルが、このたび遂に解禁となった。「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド。その写真に隠された謎に迫るべく、Mの制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラと出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビーがボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。ボンドは秘かにマネーペニーやQの協力を得つつ、スペクター解明の鍵を握る旧敵、Mr.ホワイトの娘であるマドレーヌ・スワンを追う。死闘を繰り広げながらもスペクターの核心部分へと迫るなか、物語の舞台は氷雪のアルプス、そして灼熱のモロッコへー。ボンドは追い求めてきた敵と自分自身との恐るべき関係を知ることになる――。世界最速公開を迎えたイギリスでは、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻がご臨席されたロイヤルプレミアの翌27日に公開初日を迎え、この日一日の上映で11億円超えを記録した。シリーズ歴代最高興行収入を記録した前作『007スカイフォール』の公開初日を上回る記録となり、火曜日の興行収入としては、イギリス歴代最高記録の好スタートを切った。今回解禁されたポスターは、すでに解禁されているダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドに加え、「MI6」のメンバーでボンドの上司役、M(レイフ・ファインズ)や、ボンドのミッションを陰で支える同僚のマネーペニー(ナオミ・ハリス)、ボンドにガジェットやデータ面で協力するQ(ベン・ウィショー)。そして「MI6」を抹消しようとする「MI5」のマックス・デンビー(アンドリュー・スコット)のほか、因縁の殺し屋Mr.ホワイトの娘を演じるマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)、シリーズ最高齢のボンドガールでマフィアの未亡人を演じるモニカ・ベルッチ、更に冒頭のメキシコでボンドを艶めかしく誘惑するルチア・スキアラと、ボンドの運命を大きく左右するボンドガールたちのそれぞれの強いまなざしも印象的。また最強の宿敵「スペクター」に関わる謎に包まれた男で、ボンドとの過去の因縁や恐るべき策略をたくらむオーベルハウザー(クリストフ・ヴァルツ)やその手下でボンドを執拗に追うヒンクス(デイヴ・バウディスタ)も顔を揃えた。またアカデミー主題歌賞に輝いた前作『スカイフォール』のアデルに続き、いま英国でもっとも注目を集めるグラミー賞歌手、サム・スミスの「ライティングス・オン・ザ・ウォール」が本作に盛り上がりを添える。イギリスではいち早く公開され驚異的な大ヒットを記録した本作。日本での公開が待ち遠しい。『007スペクター』は12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月02日先週末、イギリスで公開された『007 スペクター』が、6380万ドルを売り上げ、イギリスにおける史上最高オープニング記録を達成した。これまでの1位は、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』だった。アメリカでは今週金曜日に公開予定で、初公開週末の興収は8000万ドルと見込まれている。その他の画像『007 スペクター』は、シリーズ24作目。23作目の『スカイフォール』は、世界興収10億ドルを売り上げ、シリーズ最高のヒット作となった。6代目のジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグは、『スペクター』で幕を飾るという噂もある。『スペクター』は『スカイフォール』に続き、サム・メンデスが監督。レア・セドゥ、モニカ・ベルッチ、クリストフ・ヴァルツなどが新しく登場する。『007 スペクター』12月4日(金) 全国ロードショー文:猿渡由紀(C)SPECTRE (C)2015 Danjaq. MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks. TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月02日映画『007 スペクター』の公開を記念し10月28日(水)、開催中の「東京モーターショー」にて、ボンドカーとして知られるアストンマーティンの限定モデル「DB9 GT ボンド・エディション」がお披露目され、『007』ファンである細川茂樹が来場し“ボンド愛”を熱く語った。本作の中に登場するボンドカー「DB10」は非売品だが、それをモデルに市販車としたのがこの「DB9 GT ボンド・エディション」。全世界限定150台のみの生産で、価格は3千万円!細川さんは若い頃から『007』の大ファンであり、ジェームズ・ボンドこそ「憧れのヒーロー」であると語る。この日もボンドを彷彿とされるスーツでキメてきたが「フォーマルないでたち、着こなし、立ち姿などはボンドに学びました」と語る。「仮面ライダー響鬼」に出演する際は「ボンドのイメージを入れたい!」と直訴したそうで、最終的に、受け入れられなかったものの、ボンドをイメージしたスーツスタイルを提案したほど。プライベートでもオメガの高級時計やブリオーニのスーツなど、ボンドと同じスタイルを追求し続けてきて、30代の初めごろにはアストンマーティンを購入!「『V8』とよばれるもので15作目の『007 リビング・デイライツ』でティモシー・ダルトンが乗っていたものです。信号待ちしていると外国人の方に必ず写真を撮られました」と振り返った。全作のDVDを持っているという細川さんだが、歴代ボンドの魅力についても熱弁が止まらない!「ショーン・コネリーは男クサい。バスローブが一番似合うのもショーン・コネリー(笑)。軟派とは言わないけど、路線が変わったのはピアーズ・ブロスナン。ロジャー・ムーアは絵に描いたような英国紳士でした」と解説。現在のダニエル・クレイグについては「アクションが見応えがあり、非情で冷たいところも好き。(ダニエルの起用は)大きく舵を切ったし、賛否はあったけど、始まってみたら、アクションがカッコよくて」と絶賛する。最新作『スペクター』でもその得意のアクションを披露しているが、細川さんは「俳優としてうらやましい!」と羨望を口にし「日本版『007』があれば。お金はいらないから『やります!』と言いたい。まだいまならやれる…あと2~3年経つと『膝が、腰が…』って言いそうだけど(苦笑)」と意欲を口にしていた。映画の中のボンドカーについても「ダニエルのシリーズは、アクションが多いので、ドアがなくなったり、傷が付いたり、車好きからすると悲しいんですが(苦笑)、強い車に乗っているという印象を与える」とその魅力を語る。自身の望む機能を尋ねられると「ご飯が炊けたり、後ろが冷蔵庫になっていたり」と家電との組み合わせを希望し、会場は笑いに包まれた。『007 スペクター』は12月4日(金)より公開。11月27日(金)、28日(土)、29日(日)には先行上映を実施。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年10月29日俳優の細川茂樹が28日、東京・有明の東京ビッグサイトで行われた、英映画『007 スペクター』の特別トークイベントに出席した。12月4日から全国公開する本作は、ジェームズ・ボンドが活躍するスパイ映画『007』シリーズ最新作。30日から11月8日まで開催する「第44回東京モーターショー」では、ボンドの"相棒"とも言えるアストンマーティンの限定モデル「DB9 GT ボンド・エディション」を、WOWOWブースで日本初披露する。黒のタキシード姿で登場した細川は、世界限定150台生産&日本入荷10台というプレミアモデルを前に、「いつもは隣りに家電があるけど、今日は憧れのボンドカーと一緒なんて光栄中の光栄。かなりテンション上がってます!」と大興奮で、「かなり完成度が高い作品。男性はもちろん、女性も紳士的なボンドを楽しんで」とアピールした。『007』シリーズのDVDを全巻所持し、正月に必ず見直すほどの大ファンだと言う細川は、「憧れのヒーロー。ボンドがつけてるアイテムは、すべて身に付けたいと、オメガやアストンマーティンを買った。お酒はどこ行ってもマティーニを飲んでましたね」と告白。最後は、「(ボンド役は)俳優としてうらやましい……。日本版の『007』があれば、お金はいらないからやりたい」と熱い想いを吐露していた。なお、WOWOWでは、11月28日の放送イベント「TOUCH!WOWOW2015」内で、本作とコラボレーションした特集「ジェームズ・ボンドに愛をこめて」を実施する。
2015年10月29日ロンドンにてロイヤルプレミアが開催され、主演のダニエル・クレイグを含めたキャスト陣や、英国王室のウィリアム王子&キャサリン妃夫妻、ヘンリー王子らが出席し話題を呼んだシリーズ最新作『007 スペクター』。本作の公式アンバサダーに就任した「くりぃむしちゅー」有田哲平もロイヤルプレミアに参加、レッドカーペットデビュー果たしていたことが分かった。1962年の誕生から50周年目の2012年に公開された『007 スカイフォール』でシリーズ最高となる世界興収1,000億円以上を稼ぎ出し、その確固たる人気を改めて世界に見せつけた『007』シリーズ。ファン待望にして、24作目となる最新作では、シリーズ史上かつてない壮大なスケールのアクションと、シリーズ初のボンド自身の過去と、悪の組織スペクターとの謎めいた関係が描かれる。世界最速上映となるこの日は、黒いタキシードに身を包んだジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグや、ボンドガールのレア・セドゥ、モニカ・ベルッチ、さらにウィリアム王子とジェニー・パッカムの淡いブルーのドレス姿のキャサリン妃らが勢揃い。その中に、『007』公式アンバサダーに任命された有田さんが大興奮でレッドカーペットに登場した。前日は緊張と楽しみで寝られなかったという有田さん。「自分が芸能人とかアンバサダーというのを忘れてもうはしゃいじゃってます。すごいですね!」と終始興奮気味。さらに「ダニエル・クレイグさんが今回で引退するということなんで、パーティで会ったら『もしやらないんだったら僕にやらせてくれ』って交渉しようと思ってます」と思わぬ新ボンド宣言が飛び出した。ロイヤルプレミアの上映後、いち早く鑑賞した有田さんは「特にダニエル・クレイグになってからの大ファンで何度も見てるんですけど、最高傑作だと思います!いままでの『007』シリーズ作品と比べて迫力というか、スケールは一番だったですね。いままでの中で、スケールも爆破回数も、映画も一番すごかったと思います」と本作を大絶賛。さらに「とんでもない会場で、とてつもない雰囲気の中、ロイヤルファミリーと最新作を観るという経験をしちゃったんで、これは日本でどんどん伝えていかなきゃって使命感ができましたね。いままでの飲み会で出会ってあんまり連絡してない女の子にも連絡して『久しぶり!スペクター観なよ』って」と有田さんなりのアンバサダーとしての決意を語った。そして、プレミアの上映スタートと同じ10月26日(現地時間)からは英国国内でも公開が開始され、月曜夜の興行というたった一晩で約7億円を稼ぎ出し、驚異的なスタートを切った本作。日本での公開がますます楽しみだ。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)全国にて先行公開、12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年10月28日12月に日本公開を控える『007』シリーズの最新作『007 スペクター』。10月26日(現地時間)、ロンドンにてロイヤルプレミアが開催され、主演のダニエル・クレイグを含めたキャスト陣に加え、英国王室のウィリアム王子&キャサリン妃夫妻、ヘンリー王子が出席した。少年時代を過ごした「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド。その写真に隠された謎に迫るべく、Mの制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラと出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビがボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。ボンドは秘かにマネーペニーやQの協力を得つつ、スペクター解明の鍵を握る旧敵、Mr.ホワイトの娘であるマデレーン・スワンを追う。死闘を繰り広げながらもスペクターの核心部分へと迫るなか、物語の舞台は氷雪のアルプス、そして灼熱のモロッコへ。ボンドは追い求めてきた敵と自分自身との恐るべき関係を知ることになる――。世界最速上映となるこの日、最初にレッドカーペットに登場したのは黒いタキシードに身を包んだジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ。ダニエルは、4,000人の招待客のほか朝から並んでいたファンや会場外の数千人のファン、また世界30以上の国や地域から集まったマスコミに向けて「素晴らしい人々の途方もないハードワークによって、この映画は完成した。だからこそ今夜は特別なんだ。その皆が集まって、自分たちの仕事を祝うことができるんだから。これから重要なのは観客だ。大勢の人がこの映画を観てくれる。とても誇りに思っているよ」とコメント。さらにふたたびボンドを演じることについて「ボンド役を演じるのは最高に楽しいことだから、このような作品で素晴らしい人々と一緒に仕事ができて光栄だった。キャストも才能ある人々ばかりだし、撮影クルー始めスタッフ一同が(それぞれの分野で)最高だった」と感慨深げに語った。そして今回ボンドガールとして出演したレア・セドゥとモニカ・ベルッチが背中の大きく空いたゴールドのドレスと深いスリットの入った、濃緑色のベロアドレスで登場!レアは「出演者は素晴らしい人ばかりでした。そしてもちろん、監督のサム・メンデスは素晴らしかった。私は彼の大ファンなんです。全てが最高でした」と興奮気味に語り、モニカも「007がイギリスの象徴だということは知っていましたが、いままさにそれを実感しています。ダニエル・クレイグは紳士でした。ジェームズ・ボンドとしてではなく、人間としてです」とコメント。その後ダニエルと3人でのフォトセッションに応じた。最後にウィリアム王子とキャサリン妃の姿が見えると会場のボルテージはMAXに!「ジェニー・パッカム(JENNY PACKHAM )」の淡いブルーのドレス姿で登場したキャサリン妃は、ファンからの歓声に笑顔で応じ、ダニエルとも握手。キャスト陣と共に完成した最新作を楽しんだ。『007 スペクター』は12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年10月27日『007』シリーズ最新作『007 スペクター』(12月4日公開)の英国ロイヤルプレミアが現地時間26日(日本時間27日)、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われ、主演ダニエル・クレイグらキャスト陣に加え、英国王室のウィリアム王子とキャサリン妃夫妻、さらにヘンリー王子が出席した。世界最速上映となった同プレミアの会場では、レッドカーペット中央に特設ステージが設置され、アバンタイトル(オープニング)のメキシコの祝祭「死者の日」に登場するガイコツのオブジェを展示。ボンドカーのアストンマーティンDB10、ジャガーC-X75もお披露目された。そして、4,000人の招待客のほか、朝から並んでいたファンの姿や会場外にも数千人が殺到。30以上の国や地域から、スチール200以上、ムービー150ものマスコミも駆けつけた。熱気あふれる会場に一番に登場したのは、黒いタキシードに身を包んだジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ。一人ひとりにサインや写真撮影に応じると、ファンから歓声が上がった。ダニエルは「素晴らしい人々の途方もないハードワークによって、この映画は完成した。だからこそ今夜は特別なんだ。その皆が集まって、自分たちの仕事を祝うことができるんだから」と喜び、再びボンドを演じることについて「ボンド役を演じるのは最高に楽しいことだから、このような作品で素晴らしい人々と一緒に仕事ができて光栄だった」とコメント。最後に「エキサイティングな映画を作ったと感じているしとても誇りに思っているから、皆さんに見ていただけるのが待ちきれないよ」とメッセージを送った。背中が大きく開いたゴールドのドレスで登場したボンドガールのレア・セドゥは「出演者は素晴らしい人ばかりでした。そしてもちろん、監督のサム・メンデスは素晴らしかった。私は彼の大ファンなんです。全てが最高でした」とコメント。もう1人のボンドガール、モニカ・ベルッチも深いスリットの入った濃緑色のベロアドレスで登場し、「『007』がイギリスの象徴だということは知っていましたが、今まさにそれを実感しています。ダニエル・クレイグは紳士でした。ジェームズ・ボンドとしてではなく、人間としてです」と語り、ダニエル・クレイグと3人でのフォトセッションに応じた。その後、ウィリアム王子とキャサリン妃が登場。ジェニー・パッカムの淡いブルーのドレス姿で登場したキャサリン妃は、歓声に笑顔で応じた。そして、レッドカーペット上で2人を迎えたダニエルと握手し、最新作の公開を祝福した。なお、『007』シリーズは過去にもロイヤルプレミアを開催しており、『007/カジノ・ロワイヤル』ではエリザベス女王陛下、『007/慰めの報酬』ではウィリアム王子とヘンリー王子、『007/スカイフォール』ではチャールズ皇太子とカミラ夫人が出席した。SPECTRE(C)2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved
2015年10月27日24歳でこの世を去った20世紀最大のスター、ジェームズ・ディーンと「LIFE誌」の写真家との、“死の直前”の知られざる旅路を描いた『ディーン、君がいた瞬間(とき)』。現在開催中の第28回東京国際映画祭の特別招待作品となった本作の監督で、“ロック”なフォトグラファーとしても知られるアントン・コービンが7年ぶりに来日。舞台挨拶に登壇し、“ディーン”をテーマに選んだ理由や、キャストのデイン・デハーンとロバート・パティンソンの起用について語ってくれた。天才写真家デニス・ストックが映し出した、ジェームズ・ディーンが急死する直前の2週間の旅を映し出す本作。監督を務めたアントン・コービンといえば、自身の伝記映画(『アントン・コービン伝説のロック・フォトグラファーの光と影』)も製作されるほど、「U2」やデヴィッド・ボウイ、「ローリング・ストーンズ」など数々の世界的アーティストを被写体にしてきたことでも知られている。10月24日(土)、発売開始からわずか2時間でチケットが即売したプレミア上映会には、アントン監督の写真集を持参してきた観客もいるなど、7年ぶりの来日を待ちわびていたファンで埋め尽くされ、アントン監督が登場すると、会場は大きな拍手が沸き起こった。監督も、まず「東京国際映画祭で上映できることをとても嬉しく、光栄に思っています」と、その喜びをコメント。さらに、“伝説の俳優”ジェームズ・ディーンに興味を持った理由について、「元々僕は、40年以上カメラマンをやっていることもあり、デニス・ストックのほうに興味があった」という。「なので、この映画はカメラマンとその被写体との関係、その両者のバランスについての話なのです。たまたま、その被写体がジャームズ・ディーンだったということが、この作品を面白くしているのです」と、自身も“伝説”といわれるフォトグラファーらしいきっかけに触れる。「僕はジェームズ・ディーンが亡くなった年に生まれたので、彼とは会ったことがありません。10代後半になって初めて彼を見たのはポスターでした。彼の映画を見たのはもっと後で、この映画を撮ってはじめて人物としてのジェームズ・ディーンを知ることとなりました。彼は、50年代に起こった変化として、とても重要な人物でした」と、時代の象徴ともなった稀代の俳優について語った。本作では、そんな“伝説の俳優”ディーンと、彼を被写体にしたストックの間に次第に友情のようなものが生まれ、旅を通じて、それがさらに深まっていく様子が描かれている。「(被写体との間に)信頼関係があると家族の一員のようになって、ユニークな写真を撮ることができます。実際に私もそういった関係を築くことができました。例えば、『U2』、マイケル・スタイプ、デペッシュ・モードなどです。そして、そのことがこの映画には描かれています。ジェームズ・ディーンとデニス・ストックとの間には特別な友情が生まれ、デニスはディーンの故郷という特別な場所で写真を撮ることができたのです」。また、ディーン役を演じるのは、『アメイジング・スパイダーマン2』などで日本でも人気のデイン・デハーン、そして、デニス・ストック役を演じるのは『トワイライト』シリーズ以降も躍進を続けるロバート・パティンソンという、2人の若手実力派だ。その起用理由について監督は、「ジェームズ・ディーンというのは、有名なアイコンであり、デハーンにとって大好きな俳優だったので、最初はこの役をやりたがらず、僕に会おうともしませんでした。でも共通の友人である、『メタリカ』のドラマーが彼を説得してくれたんです」と明かす。「デハーンはどんな役をやってもその人が実際にいるかのように感じさせてくれる俳優だと思います。外見を似せることも重要ですが、限界がある。そのギャップを埋める才能をもつ俳優だと思います」と絶賛した。また、ロバートについては、「いま彼は役者として自分が成長できるような面白い役を多く演じています。彼から感じられるのは、役者としての実力を証明したいということです。それは、この映画でのデニスの考えにも似ています。ロバートは、直感的な俳優で、心に雲がかかったような悩みを抱えていて、この役にぴったりでした。現場では2人がいることで、すごくいいエネルギーが生まれたし、一緒に仕事をしていてとても楽しかったです」と語り、2人が起こした“化学反応”に手応えを感じていた様子だ。では、自身がコラボしてみたい日本人はというと、アラーキーこと荒木経惟や森山大道といった日本を代表する写真家をあげ、「大好きなのでお会いしてみたい。会えたら嬉しい」と語るアントン監督。「原題は『LIFE』で、このタイトルには雑誌の『LIFE』という意味も含まれますが、誰かとの出会いが自分の人生に大きく影響を及ぼすことがある、“人生”の意味もあります」と語り、「ディーンはこの映画で描かれている旅の半年後に亡くなっているのですが、“LIFE(生きる)”の反対側に“死”というものが漂っているんです。そして、カメラマンと被写体との関係を2人の俳優が素晴らしい演技でみせてくれていたので、つくるのも楽しかったですし、映画としてもそこがどころだと思います」と、日本のファンにメッセージを贈っていた。『ディーン、君がいた瞬間(とき)』は12月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月26日『007』シリーズ最新作『007 スペクター』(12月4日日本公開)が、シリーズ史上最長の上演時間になることがこのほど、明らかになった。サム・メンデス監督による同作品は約2時間半の上演時間となっており、『007 カジノ・ロワイヤル』の144分、『007 スカイフォール』の143分を上回る148分になるという。さらに、サム・スミスが歌う同作品のテーマソング『ライティングズ・オン・ザ・ウォール』は、『007』主題歌史上初の全英チャート1位に輝くという記録をすでにたたき出している。そんな中、主役ジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグは、ショートリスト誌のインタビューの中で「『007』のために持っていた僕のすべてのアイデアをすべてこの作品に注いだんだ。すべてだよ」とコメント。「だから僕のアイデアは出し尽くしてしまった状態だね。もし次の作品はどんなことをするのかと聞かれても全く分からないよ」と打ち明け、「宇宙にでもいく? そうしよう! まあもうすでにやっているけどな。もう一回やろうぜ」と話している。(C)BANG Media International
2015年10月22日1962年の誕生から半世紀以上にわたり愛され続けている、史上最長寿シリーズ『007』の24作目となる『007 スペクター』。12月の公開を控えた本作から最新のビデオ・ブログとなるラブソング編が解禁。また、ダニエル演じるジェームズ・ボンドと、レア・セドゥ、モニカ・ベルッチ演じる2人のボンドガールの場面写真が公開された。少年時代を過ごした「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド(ダニエル・クレイグ)。その写真に隠された謎に迫るべく、M(レイフ・ファインズ)の制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラ(モニカ・ベルッチ)と出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビ(アンドリュー・スコット)がボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。ボンドは秘かにマネーペニー(ナオミ・ハリス)やQ(ベン・ウィショー)の協力を得つつ、スペクター解明の鍵を握る旧敵、Mr.ホワイト(イェスパー・クリステンセン)の娘であるマデレーン・スワン(レア・セドゥ)を追う。死闘を繰り広げながらもスペクターの核心部分へと迫るなか、物語の舞台は氷雪のアルプス、そして灼熱のモロッコへ。ボンドは追い求めてきた敵と自分自身との恐るべき関係を知ることになる――。主題歌を務めるサム・スミスの深い歌声で始まる今回の映像。「アメリカにいるエージェントに世界一生意気な内容のメールを送ったんだ。『007のテーマ曲を歌わせてほしい』と」と語るサム。それからプロデューサーのバーバラと監督のサム・メンデスに会い、話を重ね合い出来上がった楽曲が“最高のラブソング”。主題歌のタイトルである「ライティングス・オン・ザ・ウォール」とは、“災いの兆し”の意。その言葉が意味する通り、劇中ではMI6の存在意義の追求や悪の組織“スペクター”との死闘など、絶体絶命的のピンチがボンドに差し迫る中、「全てを賭けたら、倒れても貴女は僕を受け止めてくれるだろうか?どう生きればいい?愛を感じたいんだ」と、サムが劇中のボンドの気持ちを代弁して歌っている。また、今回解禁されたビジュアルには、ボンドとマデレーン・スワン(レア・セドゥ)、ドレスアップした2人がボンド映画ではおなじみのマティーニで乾杯するシーンと、シャンパンを手にしたボンドとルチア・スキアラ(モニカ・ベルッチ)が同じく見つめ合う姿が。ボンドが思いを傾ける相手は一体誰なのか…。サムが作り上げた最高のラブソングと共に思いを馳せてみて。『007 スペクター』は12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年10月21日今春に第2子を授かり、現在『バイオハザード』シリーズの最終章を撮影中、最新作『サバイバー』の公開が控えるミラ・ジョヴォヴィッチ。また、同じく今春に第4子となる養女を迎えたばかりの『ミケランジェロ・プロジェクト』のケイト・ブランシェット。この秋は、女優としても第一線で活躍するママたちが、それぞれの“現場”で戦っている様子。最強の“ママ女優”2人を、それぞれの最新作の場面写真と共にシネマカフェがご紹介!■ミラ・ジョヴォヴィッチ「アクションが止まらない!」『フィフス・エレメント』でセンセーショナルなデビューを果たし、『バイオハザード』シリーズの“アリス”が代名詞となっているミラ。一転、本作でミラが演じたのは、ロンドンの米国大使館で働くエリート外交官のケイト・アボット。軍隊経験もあり、アメリカへの不正入国を狙うテロリストたちを阻止することが任務という、まさに戦う女性!対する悪役は、先代の“ジェームズ・ボンド”ことピアース・ブロスナンだ。現在39歳のミラは、夫であるポール・W・S・アンダーソン監督との間に第2子となる女児を出産したばかり。4月1日には、自身のインスタグラムで女児の写真を投稿して話題となった。出産の影響で、日本からローラが参加していることでも話題の完結編『バイオハザードVI:ザ・ファイナル』の撮影を延期したことも記憶に新しい。ミラは、「ケイトのサバイバル能力は、彼女の賢さからくるの。とても論理的な思考力の持ち主だわ。アクションが始まるともう止まらない!」と語っており、まさに、女も惚れる聡明な女戦士といったところだ。■ケイト・ブランシェット「崇高な理想に突き動かされた」現在46歳、天才肌の演技派にしてアカデミー賞女優のケイトは、今春、第4子となる養女を迎え、実に3人の息子と1人の娘という4人の子どもたちのママとなった。昨年、『ブルージャスミン』でアカデミー賞「主演女優賞」を受賞して以降、『ホビット 決戦のゆくえ』『シンデレラ』、そして本作とコンスタントに映画出演を続けている。ジョージ・クルーニーが製作・監督・脚本・主演の4役を務めた本作は、ナチス軍に奪われた美術品を取り返すため立ち上がった特殊部隊の実話を映画化。ケイトが演じたのは、略奪品の搬送先を緻密に記録し続けた、勇敢な国立美術館学芸員クレア・シモーヌ役。無数の貴重なアートが埋蔵されている場所への鍵を握る女性で、ジョージやマット・デイモンら特殊部隊の活動を大きく飛躍させた人物がモデルという。ケイトは「彼らは崇高な理想に突き動かされていた。世界中の美術館、博物館で目玉として展示されてきた素晴らしい作品の数々は、彼らが奪還したものなの。それは幾度となく不可能と思われた任務だったわ。実際彼らの行いは勇敢で、私心がなく、驚くべきことだったのよ。彼らが守ったのは歴史なのですから!」と語り、誇り高き女戦士として、穏やかでも激しい知能戦に挑んでいく。『サバイバー』は10月17日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。『ミケランジェロ・プロジェクト』は11月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミケランジェロ・プロジェクト 2015年11月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.サバイバー 2015年10月17日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2015 SURVIVOR PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年10月15日半世紀以上にわたり愛され続けている、史上最長寿シリーズ『007』の最新作『007 スペクター』。12月の公開に先駆け、先行上映の実施が決定した。少年時代を過ごした「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド。その写真に隠された謎に迫るべく、Mの制止を振り切り単独メキシコ、ローマへ。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラと出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビがボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。秘かにマネーペニーやQの協力を得つつ、スペクター解明のてがかりとなるかもしれないボンドの旧敵、Mr.ホワイトの娘マドレーヌ・スワンを追うのだが…。前作に引き続きサム・メンデスが監督を務める本作には、4回目のジェームズ・ボンド役を演じるダニエル・クレイグ、本作からボンドの上司であるM役となったレイフ・ファインズ、ボンドが使用する数々のガジェットを発明するQ役にはベン・ウィショー、Mの秘書のミス・マネーペニー役にナオミ・ハリスという前作で新メンバーとして登場したキャストが再集結。注目のボンドガールにはレア・セデゥとモニカ・ベルッチ、ボンドの宿敵にはクリストフ・ヴァルツが参戦する。今回決定した先行上映会は、11月27(金)~29(日)の3日間。一部劇場を除く全国にて上映される。また、特別なチケットは必要なく、既に発売中の全国共通前売鑑賞券で鑑賞できるとのこと。“ジェームズ・ボンド最新作”をひと足先に体感してみて。『007 スペクター』は12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年10月15日『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』のヘンリー・カビルと、『ローン・レンジャー』のアーミー・ハマーが“あり得ない”スパイコンビに扮する『コードネーム U.N.C.L.E.』。このほど、スパイ漫画「エロイカより愛をこめて」を手がける漫画家・青池保子先生と本作のコラボレーションが実現。 “おしゃれでお茶目なスパイ”への愛にあふれた、青池先生描き下ろしのスペシャルイラストとコメントが到着した。『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が、1960年代の超人気TVシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を新たな視点で描く、新たなバディムービーにしてスパイ・サスペンス・エンターテイメントとなる本作。CIA(アメリカ中央情報局)で最も有能なエージェントであり、ダンディで美しい女性には目がないナポレオン・ソロ役にヘンリー・カビル、KGB(ソビエト国家保安委員会)に史上最年少で入った生真面目エリート・エージェント、イリヤ・クリヤキン役にアーミー・ハマーと、パッと見、イケメン同士でお似合いのようにも見えるが、実は全てが正反対の凸凹コンビでも話題となっている。今回コラボが実現した青池先生といえば、「プリンセスGOLD」(秋田書店刊)にて連載中の「エロイカより愛をこめて」ほか、「アルカサルー王城ー」「修道士ファルコ」「イブの息子たち」 など、綺羅星のごとき作品群で知られ、昨年漫画家生活50周年を迎えた日本の漫画界を牽引してきた一人。現在までに単行本が39巻まで刊行されている「エロイカより愛をこめて」は、資本主義社会と社会主義社会が真っ向から対立し、その影響でドイツやアメリカとソ連(現在のロシア)は常に冷戦状態という状況下、イギリス美術窃盗団のボスであるエロイカとNATO(北大西洋条約機構)に属するエーベルバッハ少佐、KGBの“小熊のミーシャ”などが、さまざまな事件や思惑の中で複雑に絡み合う、コメディ要素もたっぷり含んだスパイ活劇。まさにそれは、東西冷戦の真っただ中に、CIAとKGBの敏腕エージェントの2人が国境も政治的背景をも超えて手を組み、一大テロ事件を阻止しようと壮大なストーリーが展開される本作とは、ストーリー設定やユーモアたっぷりの演出など共通点ばかり。さらに、青池先生が本作の土台となった「0011ナポレオン・ソロ」の大ファンであるという情報を入手したことからオファー、今回のコラボが実現することとなった。描き下ろされたイラストでは、スキンヘッドの小熊のミーシャが本作のストーリー設定が似ていると話しかけると、エーベルバッハ少佐が漫画同様の華麗なツッコミを入れ、その背後には、SIS(イギリス情報局秘密情報部)に属するジェームズ・ボンドを気取る楽天家なエージェントのチャールズ・ロレンスが、お約束のポーズでひょっこり顔を出すなど、漫画の世界観がそのままコミカルに描かれている。青池先生も「お懐かしや、ナポレオン・ソロとイリヤ・クリヤキンが21世紀のスクリーン上に華麗に登場しました。古い人も新しい人も、60年代風のおしゃれでお茶目なスパイ達の活躍を、理屈抜きで楽しめるでしょう」と、ノリノリでコメント。現代で活躍する禁断のコンビに、エールを送っている。『コードネーム U.N.C.L.E.』は11月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コードネーム U.N.C.L.E. 2015年秋、全国にて公開(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年10月14日誕生から半世紀以上にわたり愛され続けている、史上最長寿シリーズ「007」。シリーズ第24作目、ダニエル・クレイグ主演4作目となる待望のシリーズ最新作『007 スペクター』にQ役で登場するベン・ウィショーが10月14日に誕生日を迎えた。これを記念して、ベンのインタビューと共に、本作よりQの最新写真が解禁された。少年時代を過ごした「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド。その写真に隠された謎に迫るべく、Mの制止を振り切り単独メキシコ、ローマへ。そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラと出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビがボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。秘かにマネーペニーやQの協力を得つつ、スペクター解明のてがかりとなるかもしれないボンドの旧敵、Mr.ホワイトの娘マドレーヌ・スワンを追うのだが…。ベン演じるQは、ジェームズ・ボンドが所属するMI6のメンバーで、前作『007 スカイフォール』で旧M(ジュディ・デンチ)亡き後、レイフ・ファインズ演じるMが新たに率いる“新チーム・ボンド”の一員。ボンドを助ける存在として、どんな最新ガジェットを登場させるのかもこの作品ならではの楽しみの一つだ。到着したインタビューで、ベンは「今回は全員がボンドに対してかなり怒っているんだ。映画の冒頭では、彼の行動が度を過ぎてしまい、そんな彼に対する僕らの忠誠心が試されている感じなんだ。でもやがて、彼が正しかったこと、彼がすごく重要なことを突き止めたことに、みんな気づくんだ」と本作の内容を少し明かしている。また、本作でボンドとQが会うのは、地下に設けられたQの研究室。前作でMI6のビルが攻撃を受けた際に破壊された研究室とは大きく様変わりしている。「今回の研究室はかなり面白いよ。『スカイフォール』では、いろいろなものをそぎ落として簡素化された研究室を作った」とベンは語る。さらに、あちらこちらに興味をそそるハイテク機器が置いてあるQの研究室について、「すごく真実味があるんだ。アーチ状に停められた複数の車に技師たちが作業をしているなんていう、素晴らしいシーンもあるよ。前回の研究室とは違って、スケールの大きさが感じられるんだ。それがすごく楽しかったよ」と見どころも明かしてくれた。ベンの誕生日を祝いながら、『007 スペクター』でのQの活躍を楽しみに待ちたい。『007スペクター』は12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年10月14日