サム・メンデス監督が、『007』シリーズから引退することが分かった。『007 スカイフォール』『007 スペクター』の監督を務めてきたメンデス監督だが、次回作のメガホンは取らないことを明らかにした。イギリスのウェールズで行われた文学祭ヘイ・フェスティバルでメンデス監督は「(『007』シリーズの経験は)素晴らしい冒険でした。すべての瞬間を楽しむことができましたからね。でも別の人に任せるときが来たのです。僕は語り手ですからね。新しいキャラクターたちと新たなストーリーを作りたいと考えているところです」と語っている。さらにメンデス監督は、次期監督が「思いもよらぬところからやってくること」を期待していると続けた。つい先日には、今までシリーズ4作品にジェームズ・ボンド役で登場しているダニエルは収益の分配や広告出演料、プロデューサーとしての役割も含まれていると思われるその巨額オファーをMGMスタジオから提案されたものの、「もうやりきった」ことを理由に受諾しなかったと報じられている。(C)BANG Media International
2016年06月01日映画『スター・トレック BEYOND』が2016年2016年10月21日(金)に全国で公開。エンタープライズ号のクルーが宇宙の最果にある未知の領域を探索し、そこで彼らや惑星連邦の存在意義の真価を問う、新たな謎の敵と遭遇するというストーリーが繰り広げられる。J.J.エイブラムスが監督による『スター・トレック』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は全世界で8億5,300万ドルを記録。シリーズ最新作となる『スター・トレック BEYOND』では、エイブラムスよりバトンを受け『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンが監督を務める。脚本は前作に引き続き、エンタープライズ号のムードメーカー・スコッティ役として劇中にも登場するサイモン・ペグが担当する。メインキャストにはおなじみの顔が揃った。クリス・パイン(カーク)、ザカリー・クイント(スポック)、ゾーイ・サルダナ(ウフーラ)、アントン・イェルチン(チェコフ)ら、主要メンバーが続投。その一方で、新キャストとして、『007』の次期ジェームズ・ボンドとして呼び声も高いイドリス・エルバ、『キングスマン』で義足の殺し屋ガゼルを演じたソフィア・ブテラらの出演も注目だ。リアーナが楽曲を提供、新作となる「スレッジハンマー(Sledgehammer)」が映画の世界観をより高めてくれそうだ。【公開情報】『スター・トレック BEYOND』公開日:2016年2016年10月21日(金)原題:STAR TREK BEYOND製作: J.J.エイブラムス監督: ジャスティン・リン脚本: サイモン・ペグ出演: クリス・パイン(カーク)、ザカリー・クイント(スポック)、ゾーイ・サルダナ(ウフーラ)、サイモン・ペグ(スコッティ)、カール・アーバン(ボーンズ)、アントン・イェルチン(チェコフ)、ジョン・チョー(スールー)、イドリス・エルバ、ソフィア・ブテラ、ジョー・タスリム(C)2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年05月29日俳優のダニエル・クレイグが、新作『ローガン・ラッキー』出演に向けて最終交渉を行っているようだ。先日にはダニエルが『007』シリーズの新たな2作品に対する6,800万ポンド(約109億円)での出演オファーを断ったのではないかと報じられていただけに、さらにジェームズ・ボンド役を引退する可能性が高まってきた。スティーヴン・ソバーバーグ監督がメガホンを取る『ローガン・ラッキー』はアメリカのモータースポーツを統括する団体NASCARをテーマにした作品。キャサリン・ハイグルも最終出演交渉に入っているという同作品はノースカロライナ州シャーロットでNASCARレースが開催されている最中、犯罪を企てる兄弟を追ったストーリーになるとデッドラインが報じている。今週から制作準備段階に入る同作品の撮影は今年秋からスタートすることが決定しており、ダニエルが同作品に出演するとするならば『007』シリーズへの出演は難しくなることは間違いなさそうだ。今までシリーズ4作品にジェームズ・ボンド役で登場しているダニエルは収益の分配や広告出演料、プロデューサーとしての役割も含まれていると思われるその巨額オファーをMGMスタジオから提案されたものの、「もうやりきった」ことを理由に受諾しなかったといわれている。ここ数カ月は次期ボンド役についての噂が飛び交っており、先週には英俳優トム・ヒドルストンがサム・メンデス監督やプロデューサーのバーバラ・ブロッコリとロンドンでミーティングをしているところが目撃されたことでトムがボンド役を務めるという噂に拍車がかかっている。(C)BANG Media International
2016年05月29日ダニエル・クレイグが、スティーブン・ソダーバーグ監督の次回作『Logan Lucky』に出演することになった。その他の情報NASCARレース最中の犯罪をたくらむ兄弟を主人公にした物語で、チャニング・テイタム、アダム・ドライバー、キャサリン・ハイグルも出演する。撮影は、この秋スタートの予定。このほかに、クレイグは、20話構成のTVミニシリーズ『Purity』への出演も決まっている。プロデューサーはスコット・ルーディン、原作はジョナサン・フランゼン。クレイグは『スペクター』でジェームズ・ボンドを卒業かと推測されているが、このふたつのプロジェクトを立て続けに入れたことで、次のボンド映画は新しい俳優で作られる可能性が、より濃厚になった。『007』のプロデューサーは、次について何の発表もしておらず、次はどこのスタジオが配給するのかの交渉も始まっていない。ソニーの配給契約は『スペクター』で終了している。文:猿渡由紀
2016年05月27日俳優のジェイミー・ベル(30)が、次期ジェームズ・ボンド役に向けて話し合いを行っている最中だという。若干13歳の時に『リトル・ダンサー』の主役として一躍有名になったジェイミーが、現在『007』シリーズでボンド役を演じているダニエル・クレイグの後任としてプロデューサー陣と非公式なミーティングをおこなっていると報じられている。ジェイミーは現在、『007』シリーズのプロデューサーでもあるバーバラ・ブロッコリが製作を手掛ける新作『フィルム・スターズ・ドント・ダイ』に出演中で、過去の出演作とそこでの仕事ぶりを見たブロッコリがボンド役としても目をつけたものとみられている。ある関係者はザ・サン紙に「バーバラは長年ジェイミーを気に入っていますし、『007』シリーズの他の役での起用を検討したこともあったくらいなんです」「誰もが『リトル・ダンサー』の少年としてジェイミーを覚えていますが、今はもっとがっちりした体でシリアスな役も演じてきていますからね」と話す。次期ボンド役に向けてはこれまでトム・ヒドルストンやエイドリアン・ターナーが有力視されてきたが、ここにきてジェイミーの可能性も一気に上がったと見られており、「トム・ヒドルストンとエイドリアン・ターナーが候補であることには変わりませんが、ジェイミーもライバルとしての存在感を間違いなく見せつけていますよ」と前述の関係者は続けた。(C)BANG Media International
2016年05月26日俳優のダニエル・クレイグが、『007』シリーズの新たな2作品に対する6,800万ポンド(約109億円)での出演オファーを断ったようだ。今までシリーズ4作品にジェームズ・ボンド役で登場しているダニエルは、利益の分配や広告出演料、プロデューサーとしての役割も含めていると思われるこの巨額をMGMスタジオから提案されたものの、「もうやりきった」ことを理由に受諾しなかったというのだ。映画関係者の1人はデイリー・メール紙に対し「ダニエルはもうやり切ったというだけの話です。『スペクター』のあとに彼はMGMの幹部らにもそう伝えていましたからね。スタジオ側は高額な出演料をダニエルに提案しましたが、ダニエルはそれに魅力を感じなかったようです」「『スペクター』撮影後に、これが最後の作品になるとダニエルは周りに話していましたからね。それでもMGMはお金の条件さえ良ければ『スペクター』の後もダニエルが出演してくれるかもしれないと思っていたようですが」と話している。ここ数カ月は次期ボンド役についての噂が飛び交っており、先週には英俳優トム・ヒドルストンがサム・メンデス監督やプロデューサーのバーバラ・ブロッコリとロンドンでミーティングをしているところが目撃されたことでトムがボンド役を務めるという噂に拍車がかかっており、目撃者の1人は「最初はバーバラとトム、そして他の見た目の良い若い男性がいました。それからサム・メンデスが23時頃に加わって、夜中1時頃まで話をしていましたよ。みんなで笑いあったりして、楽しい時間を過ごしているようでしたね」と当時の状況を明かしている。しかし噂の中心のなっているトムは今月初め、ボンド役のオファーを受けていないと話しており、その当時にはダニエルが続投の話を断ったという話はまだ知らないといった様子であった。「ポイントは僕が知っている限りではその役って別に空きポジションではないってことさ。誰もそんなことを僕には言ってきていないよ」「僕が『ザ・ナイト・マネージャー』でスパイを演じたからみんな噂し始めたんだろ」昨年にダニエルは「ボンド役を続投するくらいなら手首を切ったほうがましだ」という発言で波紋を呼んだが、その後「お金のために」再びボンド役を演じるかもしれないと発言していた。そして、ダニエルが20エピソード構成の米TVシリーズ『ピュリティ』への出演契約を結んだことから、ボンド役を続投する可能性がさらに低くなったとも言われていた。(C)BANG Media International
2016年05月20日ダニエル・クレイグが約108億円(6,800万ポンド)の出演料を提示されるも、『007』シリーズ続投を断ったようだ。ダニエルはこれまで4回『007』シリーズの主人公ジェームズ・ボンドを演じてきたが、昨年公開の『007 スペクター』のプロモーション活動中も、ボンド役からの引退をほのめかす発言をすることもあった。ロサンゼルスの映画関係者は「Daily Mail」紙に「ダニエルは単純に、もうやりきったんです。(製作会社の)MGMの上層部とも『スペクター』の後に話したそうです。会社側は巨額のギャラを提示しましたが、彼はそんなものを望んではいませんでした」と話した。関係者によると、「『スペクター』撮影後、ダニエルは多くの人に『これが最後になるだろう』と話していたが、会社側はギャラの金額次第で彼は戻ってくると踏んでいたようだ」という。だが、ダニエルは20エピソードあるTVシリーズ「Purity」(原題)への出演が決まっていることからも、ボンド続投の可能性は低そうだ。ハリウッドでは次にボンドを演じるのは誰になるのか、数か月前から様々な俳優の名前が上がっている。先週は『アベンジャーズ』シリーズのロキ役で知られるトム・ヒドルストンが、『007』シリーズの近作2本を撮ったサム・メンデス監督とプロデューサーのバーバラ・ブロッコリとロンドンで会っているのを目撃されたばかり。トム本人は今月初め、『007』シリーズへの出演オファーは来ていないと話していたが、メンデス監督たちとのミーティングは夜遅くまで続いたという。(text:Yuki Tominaga)
2016年05月20日『ハリー・ポッター』シリーズのスタッフが、アクション映画の原点ともいえる物語を新たに描く『ターザン:REBORN』。このほど、本作の日本オリジナル本予告映像が解禁、1人で2万の大軍に向かうターザンの姿や圧倒的スケールのアクションがお披露目された。ジャングルを後にし、全てを手に入れた男が、愛するものを救うため再びジャングルに戻るという、これまでとは真逆のオリジナルストーリーで描かれる本作。「世界で最もハンサムな顔100人」常連のアレクサンダー・スカルスガルドが、激しいトレーニングの末、まさに彫刻のような“圧倒的美ボディ”を手に入れ、多くのスタントを自らこなしている。また、ターザンの妻ジェーンには、完璧な美貌と気っぷのよい演技で魅了し、今年は『スーサイド・スクワッド』も控えるマーゴット・ロビー。さらに、悪人を演じさせたら右に出る者はいないオスカー俳優クリストフ・ヴァルツ、狂気と愛嬌の振り幅で惹きつけるサミュエル・L・ジャクソンら豪華キャストが集結している。このたび解禁された日本オリジナルの予告映像では、『007』シリーズのジェームズ・ボンドを彷彿とさせる、英国貴族としての気品と男の色気を兼ね備えた、これまでのイメージと常識を覆す“新ターザン”(アレクサンダー)が登場。さらに、捕らわれの身となった愛する妻・ジェーン(マーゴット)を救うため、“ジャングルの王”へと再び戻っていく姿が、疾走感あふれるスリリングな展開で映し出される。“故郷”に戻ることになったターザンに待ち受ける、巧妙に仕組まれた罠、行く手を阻む原住民との激しい戦闘の数々。2万人を超える強大な軍隊に、たった1人、身体ひとつで立ち向かうターザン。果たして彼は、この圧倒的不利な状況で奇跡を起こすことができるのか、気にならずにいられない。また、ジャングルを縦横無尽に飛び回るターザン・アトラクションはもちろん、地鳴り轟かせ押し寄せるヌーの大群、水しぶきをあげ激しく岩場を駆けるゴリラ、ジェーンを襲う獰猛なカバなど、最先端の技術による動物たちとのシークエンスが壮大なスケールで描かれていく。この夏、ターザンの雄叫びとド迫力アクションの猛ラッシュが、大いなる興奮と解放感を呼ぶことになりそうだ。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月28日実写版のシンデレラ役などで知られる英女優のリリー・ジェームズがバーバリーのフレグランス「マイ・バーバリー」の広告塔に起用された。今夏のキャンペーンに登場することになったリリーは、このコラボについて「バーバリーのチームに正式に参加することになって興奮しています。英国人であることをとても誇りに思っていますから、これは大きな意味を持っています」と話す。リリーはソーシャルメディアでも、「マイ・バーバリーの新しい顔になったことを喜んで発表するわ。2016年8月にお披露目になるキャンペーンを楽しみにしていてね!」とこのニュースを発表した。リリーのキャンペーンは、ファッション写真家のマリオ・テスティーノが手掛ける広告ヴィジュアルのほかに、映像も公開されることになるという。ケイト・モスとカーラ・デルヴィーニュがモデルを務めてきた「マイ・バーバリー」の新キャンペーンの内容についてはあまり明かす気がない様子のリリーだが、「キャンペーンの一番最初の撮影はとても特別だったわ。あまり詳細を言いたくないけど、自分のまた違う面を見せられたのはとても楽しかったわ」と撮影の感想を語った。(C)BANG Media International
2016年04月21日ジェームズ・キャメロン監督は、新作『アバター』4作品を同時に製作していく予定だという。2009年作『アバター』でメガホンを取ったキャメロン監督が『ゴッドファーザー』3部作を同時に製作するようなものと表現する新作4部作は、第2弾が2018年クリスマスまでに公開予定となっており、その後3作は2020年、2022年、2023年に順次公開予定だ。そんな期待高まる新作4本を同時に撮影していくというキャメロン監督は、「一つ一つの作品がバラバラではなくて、一つの大きな作品なんだよ。一つのミニシリーズを撮影するようなそんな感じかな。だから僕たちはすべての作品を同時に撮影していくつもりなんだ。例えば月曜日には第4弾のあるシーンを撮影して、火曜日にはほかのものから別のシーンを撮影するみたいな感じさ」と語る。『タイタニック』、『エイリアン』シリーズ、『ターミネーター』シリーズなどを手掛けてきたキャメロン監督だが、同時に4本の作品を撮影するのはこれまでのキャリアの中でも最大の挑戦であるとフェイマス・モンスターズ・オブ・フィルムランド誌のインタビューに続けた。「8時間にわたるストーリーを制作しているわけだよ。頭の中で正確に今どのストーリーの部分に取り掛かっているのか整理しながら進めていくのはとても大きな挑戦になるだろうね。僕が経験した中でも一番難しい挑戦かもしれないね」と話す。さらに、「出演陣にとっても挑戦であることは間違いないだろうね。『違う、違う。この登場人物はまだ死んでないよ。君はまだ人生のこの段階にいるんだよ』みたいな感じだよ。これは一つの大きな物語なんだ。なんだか『ゴッドファーザー』の3作品を同時に作っているような気分だよ」と語った。(C)BANG Media International
2016年04月20日北欧の長身美男子アレクサンダー・スカルスガルドが、<a href="">『ハリー・ポッター』</a>シリーズのスタッフのもと、新たなターザンを演じる最新作『ターザン:REBORN』。彼の美ボディが早くも話題を呼んでいる中、これまでのイメージを覆す、スマートな英国紳士姿のターザンの場面写真が初公開となった。アクション映画の原点にして最高峰であり、物質社会への警鐘として、高いエンターテイメント性と力強いメッセージ性で語り継がれる名作が、全く新しいアクション・エンターテインメント大作として生まれ変わる本作。今回公開された場面写真は、サミュエル・L・ジャクソン演じるアメリカ大統領の特使が、アレクサンダー演じるターザンに、ある相談を持ちかけているシーンだという。由緒正しき英国貴族として、全てを手に入れたはずのターザン。だが、優しい表情の中に遠くを見つめ、どこか不安げな様子も垣間見え、“これから起こる嵐を予感”させる1枚となっている。また、アレクサンダーが、ターザンといえばおなじみの半裸姿を封印し、英国スーツをバッチリと着こなすセクシーさを放っていることにも注目!194cmの恵まれた肢体を持ちながら、本作のためにさらなる肉体改造を敢行し、20ポンド(約10kg)も体重を増加させ、まるで彫刻のような“圧倒的美ボディ”を手に入れたアレクサンダー。その美ボディは今回封印されているものの、鍛え上げられた肉体はスーツの上からも伺え、その姿は英国発の<a href="">『007』</a>シリーズのジェームズ・ボンドを彷彿とさせる。ジャングルの王としての雄々しい力強さのみならず、英国貴族としての気品とあふれだす男の色気を兼ね備えた、まったく“新しいターザン像”を見事に作り出している。本作について、「皆が知っているターザンではない」と断言するアレクサンダーは、「僕が興奮したのは、僕自身が知っているターザン像ではないということだった。美しい妻、豪華な邸宅など、すべてのものを手に入れたかのように見えるが、ロンドンに住むようになってからも、心をジャングルに置いてきたまま。その後、ジャングルに戻るというのは、彼にとって難しい決断だったんだ」と、今回の役柄を説明。「本作では、ロンドンでの10年間、ずっと封じ込めてきた“本当の自分”と向き合わなければならないんだ」と、核心に迫るコメントを寄せる。また、全く新たなターザンを生み出したデイヴィッド・イェーツ監督は、「私に送られて来た脚本の中で、最も愉快で、興味深い、楽しいものだった。大掛かりなアクションを中心に据え、アウトサイダーであること、愛する人のために何をするか、といった普遍的なテーマも盛り込んだ、さまざまなすばらしい展開がある」と自信を覗かせ、「トレーニングに熱心で、アクションシーンも見事だが、撮影が進んで行くに連れて、どんどん彼の内に秘めたものが露わになっていく。とても興味深いと感じ、心を動かされた」と語り、アレクサンダーの演技に絶賛を贈る。類人猿に育てられた男が都会の生活に慣れていくという、これまでのストーリーとは真逆の、“全てを手に入れた男が、再びジャングルに戻る”というオリジナルストーリーで描かれる本作。美ボディを生んだ肉体改造のみならず、1つ1つの動作に、ジャングルでの生い立ちを反映させるようコレオグラファー(振付師)と入念な役作りに挑んだアレクサンダーが表現するターザンは、これまでの概念を覆すこと間違いなし。そんな彼が演じ分けた英国貴族としてのターザンと、自らを解放させジャングルへ向かうターザンに、引き続き注目していて。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月11日アカデミー賞を含む、各国の映画レースで台風の目となった<a href="">『ルーム』</a>。閉じ込められた“部屋”から一歩も外に出ずに暮らすママを演じたブリー・ラーソンと、5歳の健気なジャックを演じたジェイコブ・トレンブレイの二人は、映画界の新しいスターとして注目を集めている。日本公開を控えた3月には、二人揃って仲良く来日。撮影の思い出を語ってもらった。さっそく撮影から取材がスタート。二人で、次に一人ずつフォトグラファーの前に立ってもらうと、先に撮影を終えたブリーがジェイコブの様子を、目を細めて見つめている。その姿は、映画の中のママそのもの。とはいえ、記者会見で見せた息の合った掛け合いは、姉と弟といった風情でもある。映画では素晴らしい親子の姿をみせてくれたけれど、いまの関係は?とブリーに訊ねると、「そうね、友達かしら。撮影後も、プロモーションで良く会っているのよ。インディーズ作品だから、たくさんツアーにでて、自分たちが一生懸命PRしなくちゃいけないから(笑)」とブリー。目線の先には、フォトグラファーの求めに応じて、さまざまなポーズを決めるジェイコブ。9歳ながら、すっかり一人前の俳優といった感じだ。「リラックスした感じね。もう取材にも慣れたのかしら」と訊ねると、「そうね、このPRツアーの間でだいぶ変ったわ。成長を間近で見ている感じね」と優しくほほ笑む。そんな話をしている間に、ジェイコブが撮影を終え席に到着。取材がスタートした。ブリーが演じたジョイという女性は、同じ人物でありながら、“部屋”にいたときと、外の世界に出たときとでは、全く違った側面を見せる。演じるに当たり、気をつけたのは何だったのだろう。「この役は、準備に8か月をかけたの。このキャラクターのいろいろな側面を表現しなければなからなったから準備が必要だった。まず私が掴まなければならなかったのは、もともと彼女はどんな人間なのかということ。学生時代は?両親との関係は?将来やりたかったこととは?といったこと。つまり、“部屋”で暮らす前の彼女の生活、人間性を捉えることが大切だったの」。その後、心的外傷を受けた彼女が、どう変化したのかをリサーチしたという。「辛い経験が人にどう影響を与えるのか、様々な要因を足し引きしながら、我々が映画の中で最初に出会うジョイというキャラクターを作っていったの。心的外傷の専門家に話を聞いて、実際にどういう変化が表れるのかを学んだり、栄養学の先生に指導を受けながら、かなり厳しい食事制限をしたり、日光を浴びないようにしたり、あらゆる面から準備をしたわ。いろいろ模索したけれど、結局撮影に入ってからも、彼女が見えているかどうか自分でもはっきりとは分からなかったの。ただ、彼女を形成する核となるものの中で、大きいものは2つだと思った。性的虐待の被害者であるということ、親であるということ。どちらも、人の心理に大きな影響を与え、大きな変化をもたらすものでありながら、私自身が人生で経験していないことだったので、被害者の方々、親である方々が映画を観たときに、誠実に描写されていると感じられるだけの演技をしなければならないということは、常に心にとめていたわ」。一方、ジェイコブにとって大変だったこととは?「難しかったのは、“部屋”からの脱出のシーンだったんだ。長いシーンだったし、どういう風にリアクションをしたらいいのかわからなかったからね」。すると「アクションもあったしね」とブリー。「そうなんだ。もう、ジェームズ・ボンドの気持ちが分かるよ!」とジェイコブはちょっと誇らしげだ。経験したことのない気持ちを表現するのは難しいでしょうと訊ねると、「うーん。そうだね」。ブリーから、「そう、今回の撮影で初めて経験したことがあったでしょ」とヒントを出され、「そうなんだ。今回は、初めてカメラの前で泣いたんだ」とジェイコブ。「ママがストレッチャーで運ばれるシーンで…」。ブリーによれば「とても自然に涙がでてきたのよね。私たちにとっても素晴らしい経験で、終わったとき、よかったねと皆で盛り上がったのよ」とのこと。こうしていても、とても息の合った二人。どのようにして信頼関係を築いていったのだろう。「じゃあ、僕から話すね」とジェイコブが、「僕たちは、セットの外でもよく遊んだんだよ。レゴとかで」と打ち明けてくれる。その言葉を受けてブリーはこんな秘話を語ってくれた。「撮影前に3週間、一緒に過ごしたのよ。リハーサルではあったのだけど、とにかくジェイコブが私と仲良くならなければならないというプレッシャーを感じずに、自然に仲良くなれるようにしたの。一緒に過ごして、遊んで、一緒に食事をして、“部屋”のセットでも実際に過ごしたわ。映画の冒頭で日課が描写されるんだけれど、あれを実際に3週間行っていて、撮影がはじまってもその延長という感じだったわ」。6歳から演技をはじめ、前作<a href="">『ショート・ターム』</a>で注目を浴び、本作でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞など33の主演女優賞を席巻したブリー。現在26歳で、アカデミー賞を受賞したが、自らの今後をどう見ているのだろう。「映画作りに対して全く気持ちに変わりはないの。アカデミー賞を受賞すると皆さんのイメージは変わるかもしれないけれど、役者としての本質に変わりはないから。愛とか人のもろさについて伝えたいという気持ちは変わらない。ただ、作りたい作品のコントロールがしやすくなるということ。より懸命な選択をして、素晴らしい作品を皆さんと分かち合える機会が増えるという意味では、変化があるかもしれない」。ブリーのオスカー受賞にとても感動したというジェイコブは現在9歳。5歳から演技を始め、本作の演技でナショナル・ボード・オブ・レビューでのブレイクスルー映画賞他10の映画賞を受賞。自らも一気にスターダムにのし上がった彼の夢は?「オスカーは欲しいけれど、一番大きい夢ではないんだ」。「じゃあ、一番の夢は?ジェダイになりたいの?」とブリー。「あ、マーベル映画に出たい!それか、『スター・ウォーズ』に出たい!マーベル映画って、いま、キャラクターがひとつの映画に勢ぞろいしたりするよね。あれがカッコイイから」。(text:June Makiguchi/photo:Nahoko Suzuki)
2016年04月05日俳優のジェレミー・アイアンズは、かつて『007』シリーズでおなじみのジェームズ・ボンド役の候補に挙がっていたことがあるそうだ。先日公開がスタートした『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でアルフレッド役を演じているジェレミーは、1980年に『フランス軍中尉の女』を撮影していた際、『007』シリーズのプロデューサーをしていたアルバート・R・ブロッコリと当時ボンド役を演じていたロジャー・ムーアの後任として話し合いをしたのだという。しかし、ハンサムなスパイ役を演じることでその後に回ってくる役どころが偏ってしまうと感じたため、そのチャンスを断ったのだそうだ。ザ・デイリー・テレグラフ紙とのインタビューでジェレミーは「アルバート・ブロッコリが訪れてきてライム・レジスでミーティングをしたんだけど、僕はあまり興味がなかったんだ。間違っていたのかもしれないけど、あんなに象徴的な役を演じてしまうと、そのイメージから抜け出すのが難しくなると思ったんだよ」と当時を振り返った。自らボンド役を演じることはなかったジェレミーだが、ダニエル・クレイグの後任としては『ハイ・ライズ』で共演したトム・ヒドルストンが適任だと感じているようで、「彼はわりと典型的なジェームズ・ボンドのタイプだろ。でも彼は独自のスタイルやウィット、ルックスや体形も持ち合わせているよ」と押している。ボンド役を断ったことを大きな間違いだと捉える人もいるかもしれないが、ジェレミー自身は50年以上に渡るキャリアに満足しており、後悔は何一つないそうだ。「僕は後悔しながら生きるタイプじゃないんだ。夜にはベッドを整えてよく眠るのさ。もしかしたら違った方向に進んでいたかもしれないよ。もっと幸せだったかもしれないけど、そうでなかったかもしれないね」と語った。(C)BANG Media International
2016年03月31日<a href="">『スター・ウォーズ』</a>のJ.J.エイブラムスと<a href="">『ワイルド・スピード』</a>のジャスティン・リン監督という最強のコラボレーションで発動する<a href="">『スター・トレック』</a>シリーズ最新作が、『スター・トレック Beyond』として10月に日本公開することが決定、お馴染みのキャラクターの新場面写真も到着した。J.J.エイブラムスが『スター・ウォーズ』と並ぶ伝説的人気コンテンツを全く新しいSFアクション超大作シリーズへと塗り替え、全世界で8億5,300万ドルを稼ぎ出したシリーズの最新作となる本作。今回監督を務めるのは、常識を覆すアクションで全世界を熱狂させた『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン。2大トップフィルムメーカーの最強コラボが実現した。本作では、エンタープライズ号のクルーが宇宙の最果にある未知の領域を探索し、そこで彼らや惑星連邦の存在意義の真価を問う新たな謎の敵と遭遇する。リン監督による、いまだかつてないスピード感あふれる映像とリアルな超絶アクションは、観る者を怒涛のスペクタクルとドラマティックなストーリーに誘うはずだ。脚本は前作に引き続き、スコッティ役としてもおなじみのサイモン・ペッグと共にダグ・ユングが務め、キャストにはカーク船長役のクリス・パインほか、ザッカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、カール・アーバン、アントン・イェルチン、ジョン・チョーらが続投。さらに、本作の新キャストとして<a href="">『パシフィック・リム』<a や<a href="href="">『マイティ・ソー』</a>シリーズ、Netflix『ビースト・オブ・ノーネーション』などで縦横無尽に活躍し、次期ジェームズ・ボンドともうわさされるイドリス・エルバ、<a href="">『キングスマン』</a>で義足の殺し屋ガゼルを演じ、華麗なアクションで魅了したソフィア・ブテラ、<a href="">『ワイルド・スピード EURO MISSION』</a>でリン監督とタッグを組み、その卓越したアクションが話題のジョー・タスリムが参戦する。そんな中、今回解禁となったのは、前2作から出演し、本作でも活躍が期待されるザッカリー演じるスポック、ゾーイ演じるウフーラ、カール演じるボーンズの新場面写真。今年はスター・トレック50周年という記念すべき年を迎えるだけに、今後の続報も気になるばかりだ。『スター・トレック Beyond』は10月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月29日サム・メンデス監督は、『007 スペクター』の最後のシーンの撮影の際、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役に別れを告げている気分がしたそうだ。前2作の監督を務めたメンデスは、4作でのボンド役を経て降板がささやかれるダニエルがシリーズへ別れを告げているように感じ取り、その日が来るのも近いのではないかと思っているそうだ。メンデス監督は「最後にダニエルがボンドに別れを告げているようには確かに感じたね」「でも彼が戻ってくる可能性はいくらでもあるよ。だってボンドは死んでいないんだからね! だからダニエル次第さ」と話す。メンデス監督自身はダニエルに5度目のボンドを演じてもらいたいそうだが、もちろんダニエルがその役を演じる気になっていることが条件だとエンパイア誌に続ける。「戻って来るには100パーセントやる気がないとね。それは彼も分かっていると思うよ」「彼はまず休みを取って、他の役を演じてから、その後にどう感じるかだよ。僕だって君たちと同じくらい興味深くその様子を見守っているよ」ダニエルが降板した場合に備えてトム・ヒドルストン、イドリス・エルバ、トム・ハーディなど数々の俳優名が候補に挙がっており、先日には『風の勇士 ポルダーク』のエイダン・ターナーがプロデューサー陣と話し合いを行ったと報じられていた。当時ある関係者は「エイダンは『007』プロデューサー陣とまだ正式な形ではありませんが、話をしたようです。ロサンゼルスにいる方が、今後この役についてもっと話し合いをするチャンスが彼に与えられるかもしれません」と話していた。(C)BANG Media International
2016年03月29日人の財布の中身が気になったことはないだろうか。一体、どのくらいお金を入れているのか、お金以外に何を入れているのか…? この連載では、実際に編集部が直撃し、その場で見せてもらった財布の中身たちを紹介していく。■No.5:マルちゃんさん(23歳男性/会社員/食品関連営業)のお財布○どんな財布?財布のブランド「Brioni」「映画『007』でジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグさんが着用していたスーツのブランドが『Brioni』で、すごく格好が良くて。それがきっかけで『Brioni』のファンになり、財布を買いました。裏地までしっかり裁縫されているところと、クロコダイル柄の革の部分が気に入ってます! ちなみに元値は18万円でした」○財布の中身は?■お金「4,749円。普段は8,000円くらい入れていますね。急な飲み会のときに、二次会まで考えるとそれくらい必要なので」■カード身分証明書…健康保険証、運転免許証2枚クレジットカード…1枚キャッシュカード…1枚ポイントカード…Tポイントカード、漫画喫茶、ラーメン屋、居酒屋、飲食店、カフェ、雑貨屋など8枚電子マネー…4枚「必要な物だけ入れたいので、財布の中身は少ない方ですね。前は財布と別でカードケースも持っていたんですが、やめました。3カ月行かなかったお店のポイントカードは捨てるように心掛けてます」■その他入れているものクーポン券5枚、おみくじ3枚、領収書2枚「おみくじは神社に行くと毎回引いて、運勢が良かったものは財布に入れておくようにしてます。今年に入ってもう3枚目なので、1年間で12枚くらい集まるんじゃないかな…(笑)」
2016年03月17日『トータル・リコール』のコリン・ファレルを筆頭に、レイチェル・ワイズ、ジョン・C・ライリー、レア・セドゥら、豪華キャストが集った現在公開中の『ロブスター』。このほど、本作に出演し、『007 スペクター』から『パディントン』(声優)、『リリーのすべて』と話題作に次々出演する英国俳優ベン・ウィショーの本編シーンの一部が解禁。さらに、本人からのコメントも到着した。本作は、“独身者”は45日以内にパートナーを見つけなければ、動物に変えられてしまうという、奇想天外な形で究極の恋愛観を描き出したブラック・ユーモアたっぷりのラブストーリー。ギリシャの奇才ヨルゴス・ランティモス監督のもとに超人気俳優が集結し、第68回カンヌ国際映画祭では「審査員賞」を受賞した。そんな本作に出演するベン・ウィショーといえば、『007』シリーズのQ役で、さまざまな発明品でジェームズ・ボンドをサポートする理系メガネ男子を好演し、女子のハートをガッチリ掴んだ。また、先日の来日も話題を呼んだエディ・レッドメイン主演の『リリーのすべて』では、エディ演じる性別違和を抱えたリリーと関わる役柄に挑んでいる。これまでの出演作では “守ってあげたくなる”小動物系のイメージが強かった彼だが、本作では、パートナーを探すべく、ギラギラとした“雄”の眼差しで女性たちを物色する“足の悪い男”に。お目当てとなった“鼻血の出やすい女”の関心を引くために、わざとプールサイドに鼻をぶつけて鼻血を出し、まんまと彼女のハートをゲットするという、肉食系男子を体当たりで演じているのだ。また、パートナー探しに苦労している“足の悪い男”というキャラを体現するため、初めて目にするような角刈りに、無精ひげ、澱んで窪んだ目など“非モテ男”になりきっている。ベンは、自身の役や共演者について「主人公デヴィッド(コリン・ファレル)と“足の悪い男”との関係は、ジョン・C・ライリーが演じた“滑舌の悪い男”も含めた3人の関係だ。デヴィッドと“足の悪い男”はホテルに新しくやってくるが、すぐに“滑舌の悪い男”と友情を築くんだ。コリン・ファレルとの共演は最高だった。映画の中心に彼がいる美しさに本当に驚かされたよ。彼は完全に役になりきり、奇妙なこの世界に簡単に入り込んでいるように見えた」と語り、奇妙な世界の中で築かれた友情に言及、中年太りの主人公を好演したコリンを称賛した。今回解禁された本編の一部映像は、まさにその3人の出会いの場面。パートナーを見つけるための特別なホテルに収容された彼らは、ベン演じる“足の悪い男”が“滑舌の悪い男”と親しくなり、主人公デヴィッドも連れだって外で語り合う。見た目もパッとしない非モテおっさん3人組が、景観の綺麗な海辺で語り合う姿は実にシュールだ。ベンは本作を観る観客に対し、「この作品は解釈の幅が広い。すぐに物語の中に入り込むことができるけれど、おかしな物語だ。そして、同時に非常に奥が深い。本作は美しい詩のようであり、刺激的で、挑戦的な映画でもある。また、本質的に人間の愚かさと、僕たちが行い、切望し、必要とするおかしなことについて描いているんだ」とコメント。この“カップル優勢”の独特の世界観に、私たちを誘っている。『ロブスター』は新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月11日イドリス・エルバが、スティーヴン・キングの小説の映画化『ダーク・タワー』の主演に決まった。役は最後のガスリンガー、ローランド・デスチェイン。原作小説の中で、彼は青い目をしていると書かれているが、プロデューサーのキング、ロン・ハワード、ブライアン・グレイザー、アキヴァ・ゴールズマンらは、人種にこだわらず、最適の俳優を選ぼうと決めたようだ。その他の情報共演には、マシュー・マコノヒーが決まっている。映画はシリーズ化が予定されており、1作目は原作小説1作目『ダーク・タワーI ガスリンガー』に基づくものとなる。エルバは『ビースト・オブ・ノー・ネーション』で今年のオスカーにノミネートが期待されていながら、候補漏れしたが、映画俳優組合(SAG)賞では同作品と、テレビドラマでダブル受賞を果たした。また、ダニエル・クレイグに代わる次のジェームズ・ボンドの候補のひとりとして噂されたこともある。文:猿渡由紀
2016年03月03日俳優のダニエル・クレイグが、米新ドラマ『ピュリティ』出演のために、『007』シリーズのジェームズ・ボンド役を降板したと伝えられている。10年近くに渡ってイギリスのスパイ・007を演じてきているダニエルだが、同ドラマへの出演に向けて契約を終了する方向だと見られているという。人気作家ジョナサン・フランゼンの小説のドラマ化となる同作は複数シーズンの放送が見込まれており、ダニエルがボンド役を演じる時間はなくなる模様だとザ・サン紙は報じている。しかしダニエルは、前作『007 スペクター』が昨年公開された際には、もうボンド役を演じるのはこりごりだと発言していたため、今回の話の流れは当然と言えば当然のこととも言えそうだ。当時ダニエルは、また『007』の主役を演じたいかという質問に対して「そんなのやるくらいならこのコップを割って手首を切ったほうがマシだね。今は全くやりたくないよ。今はこりごりなんだ。もう終わったから、今はとにかく前に進みたいんだよ」と答えていた。その一方で、2012年作『007 スカイフォール』で得たとされる1,070万ドル(約12億円)のギャラでボンド史上最高額の俳優となったとされているダニエルは、シリーズ出演の契約があと1本残っていると先日明かしていたところでもある。(C)BANG Media International
2016年02月16日モンクレール グルノーブル(MONCLER GRENOBLE)の16-17AWコレクションが2月13日、ニューヨーク・リンカーンセンターの中央広場で行われた。毎年1回、秋冬コレクションのみ大掛かりな演出で楽しませる同ブランドは、今シーズン、NYの象徴的なロケーションでブランドのDNAであるスキーをベースとしたコレクションを展開。アメリカンカレッジのスポーツイベントのオープニングを思わせる集団行動が、男女80名に及ぶパフォーマンスで演出された。高機能素材と最先端テクノロジーを駆使したラグジュアリーなスキー、登山というシーンに加え、今シーズンからスノーボードウェアが登場。軽量ハイテク素材がビッグシルエットを軽快なスタイリングに見せる。バイアスカットされたラッカー素材とともに、赤、黄、青といったビビッドな色使いが新しい表情を見せ、タータンチェックやツートンの千鳥格子など、アーカイブを思わせるクラシックな柄や色使いも、新素材と立体的なキルティングでラグジュアリーなアイテムへと消化されている。メンズは1969年に公開された「女王陛下の007」のジェームズ・ボンドからインスパイアされたというクリーンでスマートなシルエット。ウィメンズはクラシックなチェックとファー使い、細密なキルティング加工などで、エレガントさを強調。機能を備えた都会的なアウトドアウェアとして最先端のアイテムを披露した。動画引用元: (モンクレールオフィシャルYouTube: 野田達哉
2016年02月15日2009年の大ヒット作『アバター』の続編の公開予定日が、2017年冬に決定した。ジェームズ・キャメロン監督が「クリスマス時期の12月17日公開を目標にしているよ。とにかく、これが今僕らがお知らせしたことだよ。まあその事実よりも僕らが3つの映画を完結させてそれを1年ごとに公開していくことの方が重要だね。僕はその3つの映画作品をメタ・ナラティブと呼ぶね。一つ一つの作品は単体なんだけど、3つで大きな一つの物語を作り上げているんだ」とモントリオール・ガゼットに明かした。さらに、キャメロン監督は撮影に向けての準備について「デザインの準備はほとんど終わったかな。これはとてつもなく大きなタスクだよ。約2年間かかるからね。登場するキャラクター、景色、パンドラの中にできた新しい世界の部分が終わったかな。脚本は現在も進行中だけど、もうほとんど終わっているね。技術的な面、ステージセットや基盤も完了。だからあと1年以内には撮影がスタートできる準備が整っているんだ」と続けた。(C)BANG Media International
2015年12月25日イーサン・ハントに“キングスマン”、“U.N.C.L.E”、そしてジェームズ・ボンドら、さまざまなエージェントが大活躍した今年。このほど、来たる2016年に新たな覚醒を見せる『エージェント・ウルトラ』から、ジェシー・アイゼンバーグが演じる不器用なダメ男マイクに思わずキュン死しそうになる本編映像が、シネマカフェに到着した。本作は、CIAが実際に行っていたとされる、スーパー・エージェント養成の極秘マインドコントロール・プログラム(MKウルトラ計画)を題材に、ダメ男のプロポーズ計画を織り交ぜたラブアクション・ムービー。『グランド・イリュージョン』『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグと『アクトレス~女たちの舞台~』『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートが最高にキュートでブッ飛んだカップルを演じ、デイン・デハーンやマイケル・B・ジョーダンが出演した話題作『クロニクル』のマックス・ランディスがオリジナル脚本を手がけている。傑作青春ラブストーリー『アドベンチャーランドへようこそ』(‘09)に続く共演となったこの2人。ジェシーが演じるのは、田舎町のコンビニバイトのダメ男マイク、そして彼を支える恋人のフィービーがクリステンだ。マイクはフィービーにプロポーズをしようと、一念発起してハワイ旅行を計画。だが、直前になってパニック発作を起こし、飛行機を逃してしまう。フィービーは、そんなマイクを責めることなく優しく見守っている。今回公開となる本編映像は、失敗に終わったハワイ旅行から戻ったカップルが暮らす家でのシーン。オムレツを焼きながら、おもむろにハワイアン・ミュージックをかけ、行けなかったハワイの雰囲気を醸し出そうとするマイク。着ることのなかったアロハシャツを、暗い表情でタンスにしまうフィービーは、そんなマイクの優しさに思わず笑みが溢れる。ゆったりとした時間が流れる良い雰囲気の中、ひとりソファーに座り、プロポーズリングを取り出して「このタイミングかも」とリングに見とれるマイクだったが…。優しいけれど不器用で情けない男マイク、そして、そんな彼でも優しく支えるフィービーの姿に思わずキュンとしてしまう本映像。思わず守りたくなる(?)ダメダメなマイクが、CIAの最強エージェントへと“覚醒”し、圧巻のバトルを魅せるギャップも楽しみだ。『エージェント・ウルトラ』は2016年1月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月24日『007』シリーズの6代目ジェームズ・ボンド役として知られるダニエル・クレイグが、18日に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にカメオ出演しているとみられている。今年に入り、ダニエルが同作品にストームトルーパー役で出演すると噂されていたものの、その噂をダニエル自身が否定していた。しかし今回、英デイリー・メール紙の映画評論家バズ・バミンボイは、ダニエルが戦闘シーンに登場していたと発言し、ディズニーの広報担当者がバズに「あなたは正解に近いところまではきているけど、何を言ったところで公式にはなりませんよ。なぜならそれらは全て否定されるからです」と言ったことを明かした。ちなみに、ダニエルが『007』シリーズ最新作『007 スペクター』の撮影でパインウッド・スタジオズにいた時期に、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムス監督も同じスタジオにいたことがわかっており、この時にカメオ出演の話が持ち上がり、ダニエルがそのアイデアに乗ったのではないかと言われている。さらに前述の関係者は「彼らは上手くカメオ出演の話をまとめましたよ。どのシーンに出演しているのかは分かりませんが、ダニエルがストームトルーパーとして登場しているのは間違いないです。彼らは常にヘルメットをかぶっていますから誰かは分かりません」と続ける。この関係者は、ダニエルがどのシーンに出演しているか詳細は明らかにしなかったものの、最初の方のシーンでストームトルーパーたちが村に出撃するシーンに出演していることをほのめかしていた。(C)BANG Media International
2015年12月22日ジェームズ・キャメロンは、『アバター』続編の脚本を仕上げているところのようだ。2017年に公開予定となっている待望の同作で監督を務めるキャメロンは、2009年公開の大ヒット作の続編に向けて脚本とデザインにおける仕上げ段階にいることを明かしており、第1弾がまぐれのヒットでなかったことを証明しようと意気込んでいる様子だ。エンターテイメント・ウィークリー誌にキャメロンは「今は3冊の脚本にまた新たな角度を取り込んでいる過程なんだ。デザインの行程と並行してね」「デザインの過程はかなり出来上がってきているよ。1年半もデザインを手がけているからね。全キャラクターや舞台、生物とか全てがほぼ出来上がっているんだ」と話した。一方で、以前にはシガニー・ウィーバーが、自身のキャラクターは前作で重傷を負っていたにも関わらず「SFの世界では絶対に誰かが死ぬことはない」として続編にも登場することをほのめかしていた。「私はとにかくすごくクールなキャラクターを演じることが分かっているから、知っている範囲内で役作りに取り掛かっているわ。まだ撮影は始まっていないけど、始まったら1年半くらい地球から姿を消すことになるんじゃないかしら」とシガニーは話していた。(C)BANG Media International
2015年12月21日演じることに身を捧げた役者であっても、誰もが知る実在の人物を演じるのは恐ろしいことだという。ましてや、それが世紀のハリウッドスター、ジェームズ・ディーンであれば尚更だ。『ディーン、君がいた瞬間』でジェームズ・ディーン役のオファーを受けたデイン・デハーンも、「あまりに怖くて、断る理由がいくつも浮かんだ」と振り返る。だが、完成した映画には、ジェームズ・ディーンがいた。外見的な特徴や話し方だけでなく、そこにあったのは彼の心。一体、デインはどのようにしてジェームズ・ディーンの魂に近づいていったのだろうか。「なるべく多くの資料を読んだんだ。でも、そのどれにも違うことが書いてあったから、何が正しくて何が間違いかを取捨選択する必要があった。ある本には『彼はマルボロの煙草しか吸わなかった』と書いてあったけど、別の本には『キャメルしか吸わなかった』とある。また別の銘柄だと書いてある本もあったしね。だから、僕は『わかったぞ。要するに彼は煙草が好きだったんだな』って(笑)。彼が何をし、それが彼のどんな面を表していたのか。自分なりに分析し、彼の考えや気持ちを見つけ出すようにしていったんだ」。物語は単にジェームズ・ディーンの人生を追うのではなく、若手写真家デニス・ストックと彼の関係に焦点を当てている。どこか鬱屈を抱えたディーンに惹かれるストックと、自分を見失ったストックを翻弄するディーン。人生にもがく青年2人の青春物語にもなっているのが興味深い。「彼らの関係はとてもユニークだと思う。2人はそれぞれ違うタイプのアーティストだけれど、アーティストであることが共通点にもなっているんだ。ある意味、同じ道を歩んでいく2人の姿を追っていく映画だとも言えるよね」。ちなみに、映画の中のディーンは写真を撮られることに居心地の悪さを感じていたが、「僕も撮られるより撮る方が好きかな。最近はもっぱらiPhoneでね。僕にあってジェームズ・ディーンにないものもiPhoneだし(笑)」。お気に入りの1枚もあるそうだ。「ハネムーンで撮った1枚だね。妻が月を背に立っているのだけど、手でハートの形を作っているんだ。そのハートの中に月が写っていて、妻の姿はシルエットになっている。自分で言うのも何だけど、なかなかいい出来だと思うよ」。また、劇中にはジミーが本来の自分に戻れる場所として故郷が登場するが、「僕にとっては、今住んでいる自宅がそれにあたるかな」とのこと。実は、このインタビューも自宅のベッドの上からスカイプで応じてくれた。「こっちは朝の8時だけど、たっぷりと睡眠をとった後だし、リラックスしながらインタビューを受けているよ(笑)。撮影中はずっと家を離れることが多いから、やっぱり早く家に帰りたいなと思ってしまう。だからこそ、オフの時はなるべく家で過ごすようにしているんだ。世界中を飛び回る俳優の仕事は本当にエキサイティングだけど、家を離れなくちゃいけないのがね。ちょっと悩ましいかな」。世界中を飛び回る背景には、「様々なタイプの作品に出たい」という思いがある。尊敬する俳優は、アル・パチーノとフィリップ・シーモア・ホフマン。「作品ごとに異なるチャレンジをし、彼らのような役者になりたい」と力強く語る。「それが、僕にとってはすごく大事なことなんだ。今はSFアドベンチャーに関わっているところなんだけど、その前はホラー映画を撮影していたし、その前は17世紀のロマンス映画に出演した。その前は『ディーン、君がいた瞬間』だしね。そうやって、なるべくいろいろな作品に出会っていければいいなと思っている」。映画は「作るだけでなく、観るのも好き」だそうだ。「ものすごくささやかな映画か、あるいはものすごくスケールの大きい映画が好き。極端なんだ(笑)。映画館に行くのも大好きで、『ジュラシック・ワールド』や『ゼロ・グラビティ』みたいに映像のすごい作品はなるべく映画館で観るようにしている。その一方、ごくごく小規模な映画で俳優たちの演技をじっくり楽しむのも好きだよ」。そんな彼の目に、『ディーン、君がいた瞬間』はどう映ったのだろうか。「すごく誇りに思える作品になった。僕はどの作品に対しても、自分の捧げられる全てを捧げる。心も魂も全て捧げて、その後は、全てを捧げた自分を責めることだけはしないようにしているんだ。そういった意味でも、心から満足しているよ」。『クロニクル』から『アメイジング・スパイダーマン2』まで、デインは順調なキャリアを築いてきた。そして、今後も続々と出演作が待機する中、自宅でのリラックスした時間を楽しみ、映画を愛しながら、彼は地に足のついた姿勢で名声と向き合っている。「ジェームズ・ディーンは俳優として名声を得ることに対し、ある種のパラノイアに陥っていたところがあると思う。その点、僕は問題ないんじゃないかな。役者の仕事が大好きだし、今のレベルで仕事ができているのも嬉しい。酷いこともたくさんある世の中だから、毎日毎日をありがたく思っているんだ。確かに、一旦恐れを感じてしまうと、際限なく恐ろしくなってしまう。だから、なるべくそうならないように自分を保つことも大事だね」。(text:Hikaru Watanabe)
2015年12月17日動員100万人、興行収入15億円を突破した『007』シリーズ最新作『007 スペクター』(公開中)で、シリーズ最大の敵を演じた俳優クリストフ・ヴァルツが"悪役"の演技論について語るインタビュー映像がこのほど、公開された。ダニエル・クレイグ主演4作目、シリーズ24作目となる『007 スペクター』は、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドと、悪の組織"スペクター"との死闘を描いた物語。ヴァルツ演じるオーベルハウザーは、ボンドの過去に密接に関係する人物としてだけでなく、悪の組織"スペクター"の首領としてボンドの前に立ちふさがるシリーズ史上最大の敵である。ヴァルツと言えば、クウェンティン・タランティーノ監督作品『イングロリアス・バスターズ』(09)で演じた極悪非道のハンス・ランダ大佐役でカンヌ国際映画祭の男優賞、アカデミー賞助演男優賞などを受賞。同じタランティーノの『ジャンゴ繋がれざる者』(12)で2度目のアカデミー賞助演男優賞を受賞するなど世界的名優と知られる一方で、チャーミングでユーモアのある人物として多くの映画ファンに愛されている。そんなヴァルツは、本作の役作りにおいて、過去のボンド映画の悪役を見返すことはしなかったようで、公開されたインタビューの中で「(見返す)作業をすると演じる前に先入観をもってしまう。それよりもストーリーと特定の場面に神経を集中させて演じた方がいい。それに人と競うのは私の性分にも合わない」と話している。また、「悪役だけがステレオタイプを引きずってはいけない。時代遅れになってしまう。ボンドが抱える問題や遂行する任務は時代を反映すべきだ」と引き締めた表情を見せ、「私が演じたオーベルハウザーはヘタをすれば陳腐でステレオタイプな悪役になる。だから特徴を見つけ細部にこだわる必要がある」と説明。最大の敵役として、ボンドにどう影響するかをまず考え、結果として「ボンドが苦しめばそれは悪役としては大成功だ」と、本作におけるオーベルハウザーというキャラクター構築のプロセスについて語っている。SPECTRE(C)2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved
2015年12月17日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の全世界公開を控え、先週、日本にも来日したJ・J・エイブラムスが『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督とのタッグで贈る最新作『スター・トレックビヨンド』(原題:STAR TREK BEYOND)。本作から待望のオリジナルトレーラーが到着し、日本公開が2016年夏に決定した。壮大なスペクタクルとドラマティックなストーリー、最旬キャストによって、全く新しいSFアクション超大作シリーズへと生まれ変わり、全世界で8億5,300万ドルを稼ぎ出す本シリーズ。製作は、前2作『スター・トレック』『スター・トレックイントゥ・ダークネス』の監督を務め、新章『スター・ウォーズ』とともに伝説的2大SFシリーズを手がけるJ・J・エイブラムス。その彼に最新作の監督を任されたのは、常識を覆すアクションで全世界を熱狂させた『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン。脚本は前作に引き続き、エンタープライズ号のムードメーカー、スコッティ役としてもおなじみサイモン・ペッグが務めている。もちろん、“カーク船長”クリス・パイン、“スポック”ザカリー・クイント、“ウフーラ”ゾーイ・サルダナ、“チェコフ”アントン・イェルチンら、エンタープライズ号のメンバーも続投。さらに、『007』の次期ジェームズ・ボンド候補にも名前が挙がり、「Netflix」初のオリジナル映画『ビースト・オブ・ノーネーション』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたイドリス・エルバ、『キングスマン』で義足の殺し屋・ガゼルを演じ、華麗なアクションで魅了したソフィア・ブテラ、『ワイルド・スピード EURO MISSION』で卓越したアクションを披露したジョー・タスリムと、魅力的な新キャストが加わっている。『スター・ウォーズ』と『ワイルド・スピード』という最強スタッフで贈る本作初の映像は、何らかのトラブルに巻き込まれ船外でバラバラになるメンバーと、かつてないスピード感あふれる映像、超絶アクションで観る者の度肝を抜く。少しずつ明らかになる来夏の話題作を、いまからチェックしておいて。『スター・トレックビヨンド』は2016年7月22日より全米公開、2016年夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月15日●シーマスター アクアテラ ジェームズ・ボンド 007 リミテッドスイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」。OMEGA(オメガ)ブースでは、映画『007』のタイアップモデルやアポロ計画でも使用されたスピードマスターの限定モデルなどを発表。スピードマスターにおいては、そのほかにも初代モデルのアップデート版やダークサイド・オブ・ザ・ムーンのニューモデルを発表するなど、「宇宙=オメガの挑戦と歴史」へのリスペクトを強く再認識させるラインナップがそろった。なお、記事中の価格はすべて予価、税別価格となる。○シーマスター アクアテラ ジェームズ・ボンド 007 リミテッド日本では2015年12月4日に公開が始まった007シリーズの24作目「スペクター」。そのアニバーサリーアイテムが「シーマスター アクアテラ ジェームズ・ボンド 007 リミテッド」だ。ブルーPVDの文字板に、ボンド家の紋章をタイリング。黄色い秒針の先端付近にも、ボンド家の紋章を配置している。また、シースルーバックからのぞくアラベスク模様が刻まれたローターは、代々の映画ジェームズ・ボンドシリーズのオープニングで印象的なライフリングと、そこから射出されようとしている弾丸を模してデザインされている。ムーブメントは自動巻。最新のオメガ マスター コーアクシャル・キャリバー8507だ。高精度な時計にのみその名が許される「クロノメーター」を冠し、007にちなんで15,007ガウス以上の磁場耐性も持つ。パワーリザーブは約60時間。ケースはSS(ステンレス・スチール)製で、外径は41.5mm。風防は、両面無反射加工の強化サファイアクリスタルガラス製ドーム型風防で、15気圧防水。SS製ブレスレットと、交換用にファブリックのストラップが付属する。生産数は15,007個世界限定で、4年保証。価格は71万円。●オメガ スピードマスター アポロ13号 スヌーピー アワード○オメガ スピードマスター アポロ13号 スヌーピー アワード1970年4月17日、3度目の月面着陸を目指したアポロ13号は、酸素タンクの爆発により有人月面着陸を中止。深刻な電力と水の不足に耐えながら、クルーたちは地球に帰還を果たした。45年前の「栄光ある失敗」に敬意を表したモデルが「オメガ スピードマスター アポロ13号 スヌーピー アワード」である。文字板とケースバックを飾る人気キャラクター「スヌーピー」は、オメガが1970年、アポロ計画全体への貢献を理由に受賞した「スヌーピー アワード」に対するリスペクトだ。ホワイトの文字板に、ブラックのニスを施したムーンウオッチ・スタイルの針を配置。ポリッシュ仕上げを施したブラックのセラミック製ベゼルとともに、クラシカルなモノクロデザインを構成する。文字板中央には、"Failure is not an option.(失敗は許されない)"という言葉が引用されている。映画「アポロ13」(1995年)で、俳優のエド・ハリス演じるアポロ13号の主席管制官、ジーン・クランツのセリフだ。0秒から14秒の間には、"What could you do in 14 seconds?(あなたなら14秒で何ができるか)"の文字が記されている。これは、アポロ13号の宇宙飛行士たちが船内の予備計時装置、つまり「オメガ スピードマスター」を使用して行った14秒間の中間軌道修正を指す。この14秒間、彼らの勇気と機転、行動力への賞賛だ。強化サファイアクリスタルガラスのケースバックには、1970年、スヌーピー アワードと同時に授与されたピンバッジをモチーフとしたシルバー925製メダルを見ることができる。スヌーピーの背景には、手作業でシルバーの粉を振りかけ、あたかもスヌーピーが宇宙に漂っているような効果を生み出している。ムーブメントは、手巻きクロノグラフ・ムーブメントであるオメガ キャリバー 1861。ケースはSS(ステンレス・スチール)製で、外径は44.25mm。風防は、両面無反射加工の強化サファイアクリスタルガラス製ドーム型風防で、5気圧防水。ブレスレットは、折りたたみクラスプ付きのナイロン製ファブリックストラップ。1,970個の限定生産品で、2年保証。価格は71万円。●スピードマスター ダークサイド・オブ・ザ・ムーン○スピードマスター ダークサイド・オブ・ザ・ムーンアポロ8号クルーの偉業からインスピレーションを得て生まれた、ブラック一色のセラミック製「スピードマスター ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」。今回、このコレクションに「ブラック ブラック」、「セドナ ブラック」、「ピッチ ブラック」、「ヴィンテージ ブラック」の4つのモデルが加わった。これら新モデルのケースバックには、いずれも初代「スピードマスター ダークサイド ・オブ・ザ・ムーン」からインスピレーションを得た共通のデザインを採用。ブラックセラミック製ケースバックリングには、窒化クロムでコーティングされた刻印が施され、"Dark Side of the Moon"の名が記されている。自動巻ムーブメントは、4モデルとも共通で、オメガ コーアクシャル・キャリバー9300が搭載される。パワーリザーブは60時間。ブラック ブラックポリッシュ仕上げとブラッシュ仕上げを施したブラックセラミック製ケースボディに、マットなブラックセラミック製ダイアルと、ブラックセラミック製クラスプを搭載。ブラックコーティングのナイロン製ファブリックストラップを合わせたモデルだ。「ブラック ブラック」の名は、ブラッシュ仕上げを施したブラックのムーンウオッチ・スタイルの針と、ブラックのアプライド インデックスを採用していることに由来する。この針とインデックスはすべて、ブラックのスーパールミノヴァ素材でコーティング。3時と9時位置のサブダイアルもマットブラックの徹底したブラックモデルだ。価格は126万円。セドナ ブラックオメガのセラミック技術と独自のローズゴールド合金を組み合わせたモデル。ケースは全面ブラッシュ仕上げのブラックセラミック製で、ベゼルリングは18Kセドナゴールド製、アプライドインデックスと針も同じく18Kセドナゴールド製。マットグレーのダイアル上の刻印には、レーザーアブレーション技術を採用。中央の時針、分針およびゴールドメッキ仕上げのクロノグラフ秒針とインデックス、そして12時位置の2つのドットは、ヴィンテージのスーパールミノヴァ素材でコーティングされている。ブレスレットは、ブラッシュ仕上げのセラミック製折りたたみクラスプを搭載した、ブラックのレザーストラップ。価格は145万円。ピッチ ブラックポリッシュ仕上げとブラッシュ仕上げを施したケースに、ブラッシュ仕上げのセラミック製ベゼルを組み合わせたモデル。ベゼルには、スーパールミノヴァ素材でコーティングされたタキメータースケールを搭載。マットなブラックセラミック製ダイアル上の多くの要素もまた、スーパールミノヴァ素材でコーティングされている。マットブラックのサブダイアルの針は、ニス仕上げ。ブレスレットは、生成り色のステッチを施し、セラミック製折りたたみクラスプを搭載した、ブラックのレザーストラップ。 価格は126万円。ヴィンテージ ブラックブラウンのインデックスと針を、ヴィンテージのスーパールミノヴァ素材でコーティングすることによって引き立てているのが特徴的なモデル。ブラッシュ仕上げのセラミック製ベゼルに配置されたタキメータースケールも、ヴィンテージのスーパールミノヴァ素材でコーティングされている。マットなセラミック製ダイアルは、このコレクションの他の新モデルと同様に、レーザー技術を使用して製造。中央の針はブラックで、3時と9時位置に配されたサブダイアル上の針には、ブラウンのニスが施されている。ブレスレットは、クラシカルなブラウンのレザーストラップ。価格は126万円。
2015年12月07日世界中のファンが待ち望んでいた「007」シリーズ24作目となる最新作がついに日本にも上陸!すでに公開された各国でも、一大センセーションを巻き起こす熱狂ぶりをみせている話題作『007 スペクター』がみせる集大成とは?ボンドが少年時代を過ごした“スカイフォール”で回収された一枚の写真。その写真に隠されたある秘密を探るため、ボンドは一人でメキシコやローマへと赴き、激しい格闘を繰り広げていた。そして、ボンドは犯罪者の美しい未亡人ルチアを誘惑し、ある組織の情報を掴むことに成功する。その組織とは、「スペクター」という恐るべき犯罪組織だった。そのころ、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップがボンドをはじめとするコードネーム「00」の機能を停止させようとボンドの上司であるMを追い詰めていた。たびたび危機に見舞われるボンドだったが、同僚のマネーペニーやQの協力を得ながら、徐々に「スペクター」の正体へと近づいていくことに。そして、解明のカギを握る因縁の旧敵Mr.ホワイトの娘と共に灼熱のモロッコへと向かい、ボンドは自分と宿敵との“恐るべき関係”を知ることに。はたして、ボンドが迎える運命の結末とは?ジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグも今回で4作目となり、初めてボンドを演じてから約10年。『007 スペクター』でダニエルが務めるボンドは最後ではないかという噂もささやかれているほど、過去3作の集大成とも言われている作品に完成しています。トム・フォードのスーツを着こなしながら、激しいアクションシーンをこなす逞しいダニエルにはどんな女性も虜になること間違いなし!そんなボンドの魅力に負けず劣らずの存在感をみせるのが、2人のボンドガール。まず1人目は、殺し屋の娘マドレーヌを演じたフランスの若手女優レア・セドゥ。若さのなかに潜む知的な美しさで魅了し、ボンドの運命を大きく左右することに。そして、2人目は成熟した大人の色気でボンドを誘う“イタリアの至宝”モニカ・ベルッチ。出演時間こそ短いものの、シリーズ最高年齢の51歳でボンドガールを務め、そのセクシーさには誰もが釘付けになるはずです。開始早々からの手に汗握る衝撃的なアクションシーンの連続と映画史上最大の爆破シーンなど、最初から最後まで心拍数上がりっぱなし!ぜひ、大きなスクリーンで思う存分「007」の世界を満喫してください。“史上最強のスパイ”にあなたの心もすっかり奪われてしまうかも!?イベントデータ:『007 スペクター』公開表記:11月27日(金)、28日(土)、29日(日)先行公開12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントSPECTRE © 2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2015年12月06日ダニエル・クレイグが6代目ジェームズ・ボンドに扮する『007』シリーズの最新作『007 スペクター』が11月27日(金)からの先行上映、12月4日(金)より全国公開中だ。今月の【映画ではじめるデートプラン】は、既に世界的に一大センセーションを巻き起こしている本作をフィーチャー。映画を楽しんだら、クリスマスムードに満ちた銀座の街へギフトショッピングにGO!クリスマス目前のきらびやかな銀座で映画とギフトショッピングデートを楽しんで。『007 スペクター』は、本国イギリスではすでに2015年最高のヒット作品となる好評ぶり。全世界での累計興行収入はすでに約663億円に到達(11月16日時点)。劇中のメキシコにローマ、オーストラリア、モロッコ、ロンドンと各国で撮影された大スケールなアクションシーンが話題になっている。もちろんカップルにもおすすめだ。作品世界ともリンクしたサム・スミスが歌う主題歌「Writing’s On The Wall」は、宿命に彩られた愛を歌い上げる究極のラブソング。ハラハラドキドキのアクションと、ボンドとミステリアスなボンドガールのロマンスの行方を、ぜひふたりで見届けて。銀座で本作を観るなら、有楽町マリオン内の「TOHOシネマズ 日劇」へ。こちらでも11月28日(土)からウィンターイルミネションが展開されるので、映画鑑賞後は作品の余韻に浸りながら、美しくライトアップされた有楽町マリオンを眺めてみて。イルミネーションの点灯は18時からスタートする。この時期、銀座はどこへ行ってもクリスマスムードに満ちている。松屋銀座本店やプランタン銀座などの大手百貨店や有名セレクトショップが集まっているので、クリスマスギフト選びをする場所には苦労しない。有楽町マリオンから目と鼻の先のプランタン銀座内の「バナナリパブリック(Banana Republic)」は、20代や30代に人気のファッションブランド。「FOR YOU&YOURS(あなたと大切な人たちへ)」をテーマに、2015年のホリデーシーズンをハッピーに盛り上げるギフトを提案している。エモーショナルなケーブルニットやカシミアセーター、今年らしいコクーンコートをはじめ、ストールやマフラー、ニット帽などを、3,000円台~2万円以内で購入できるアイテムが満載だ。プランタン銀座から通り一つ隔てたところにあるZOE銀座2Fには、イギリスを代表するブランド「バーバリー(BURBERRY)」の旗艦店「バーバリー銀座マロニエ通り」がある。店内にはトレンチコートやカシミアスカーフから、バッグ、財布などのレザーグッズまで、ギフトにぴったりのクリスマスコレクションを展開中だ。12月上旬から発売される英国らしいモチーフがチャーミングな「トーマスベア」も要チェック。「バーバリー」のトレンチコートの生地で作られたケープをまとったモデルはとってもキュート!ギフト選びの楽しい時間もふたりの思い出の一コマになるはず。また有楽町・銀座エリアでは、本作の日本公開に先駆けて『007 スペクター』関連の記念イベントを展開。銀座 ソニービル館内では11月16日(月)~12月13日(日)、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグやボンドガールのマドレーヌが着用した衣裳や劇中に登場したアイテム等が展示されるほか、本作のメイキング、インタビューなどの特別映像が迫力のある200インチのスクリーンで上映される。さらに阪急メンズ東京では、11月21日(土)~12月4日(金)の期間中、劇中にも登場し、いまや2台しか現存していない究極のボンドカー・アストンマーティンDB10(推定価格5億6,000万円)の実車展示、50年に渡る歴代ボンドのポスター展が開かれる。6Fのサーフカフェでは、本作をモチーフにした期間限定「Heineken BAR」もオープンする。ショッピングの合間に『007』の世界観に浸れるバーに立ち寄ってみてはいかが。『007 スペクター』は12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Miwa Ogata)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年12月04日