ハリウッド俳優のロバート・ダウニーJr.(Robert Downey Jr.)が結婚10周年を迎え、インスタグラムで妻でプロデューサーのスーザン(Susan)と歩んだ時間を祝った。ロバートはInstagramに、スーザンと2人で撮ったプライベート・ショットをアップし、「パーフェクトな10年。結婚記念日おめでとう、ダウニー夫人(A Perfect 10, Happy Anniversary, Mrs. Downey.)」とコメントした。ロバートとスーザンは、彼女がプロデュースし、ロバートが出演した映画『ゴシカ』が縁で知り合い、05年8月27日に結婚。12年2月に息子、昨年11月に娘が誕生している。2人が出会った当初は、ロバートが若い頃から抱えていた薬物依存で何度も逮捕された挙げ句、ようやくクリーンになったばかりの頃。スーザンは妻として、またプロデューサーとしてもロバートの再起をサポートし続けた存在だ。2人は10年に製作会社「チーム・ダウニー」を設立、第1作の『ジャッジ裁かれる判事』は第87回アカデミー賞でロバート・デュヴァル(Robert Duvall)が助演男優賞候補となった。
2015年08月31日芸人の有吉弘行が、前作に引き続き、見た目は愛くるしいテディベア、でも中身は下品な中年オヤジという主人公・テッドの日本語吹き替え版声優を務めることで話題の『テッド2』。この度、テッドに負けない個性豊かなキャラクターの吹き替えに、立木文彦、大塚芳忠、石塚運昇、銀河万丈、咲野俊介、羽佐間道夫、落合弘治ら豪華声優陣の参加が決定した。主人公テッドの斬新な設定が人気を集め、前作は日本でも40億円を超える大ヒットを記録した本シリーズ。“奇跡の”R指定テディベアと、お馴染みのダメな親友ジョン(マーク・ウォールバーグ)がこの夏スクリーンに再び登場。新キャストも迎え、更なる騒動を巻き起こす。そんな本作の日本語吹き替え版声優には、個性豊かすぎるキャラクターたちにぴったりの豪華面々が集結。前作と同様にテッドのダメな親友ジョン役を演じるのは、ベン・アフレックの吹き替え作品を多く担当する咲野さん。テッドの嫁となったタミ・リン役に、アマンダ・セイフライドやクリスティーナ・リッチの吹き替えを務める小島幸子。テッドとジョンが敬愛するフラッシュ・ゴードンことサム・J・ジョーンズ役に、「ロッキー」シリーズを始めシルベスター・スタローンの吹き替えなどを務める羽佐間さん。ジョンの超失礼な同僚であり、ゲイである事をカミングアウトしたガイ役に、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」碇ゲンドウ役の立木さん。テッドのストーカーである最強に気持ち悪い親子のパパ、ドニー役を、アニメ「遊☆戯☆王 ファイブディーズ」牛尾哲役の落合さんが続投する。さらに、新キャラクター役として、ヒロインのサマンサ役を、『ナルニア国物語』スーザン役や、『ホビット』シリーズ・シグリッド役の清水理沙。ガイの新恋人リック役を、「機動戦士ガンダム」ギレン・ザビ役の銀河さん。テッドの人権獲得に断固反対する弁護士ワイルド役を、「フルハウス」ダニー・タナー役を始め、ケビン・コスナーの声も多く担当する大塚さん。どんなキャラクターかは観てからのお楽しみの渋男役を、アニメ「ポケットモンスター」オーキド博士役/アニメ「ドラゴンボール超」ミスター・サタン役で知られる石塚さんが演じ、テッドの新たな物語をさらに盛り上げる。ジョン・ベネット役の咲野さんは本作について「僕は大爆笑よりも失笑や苦笑というジワジワ来る様な笑いが好きです。今回も各所に散りばめられた、そんなちいさな笑いをお楽しみ下さい」とコメント。さらに、羽佐間さんからは「諸君!突き抜けている映画とは、この事よ!仰天映画の最高峰!結婚式!何せ熊と人間がマジで結ばれるのだ。それも当たり前に!『Ted3』では、“手足短く、つぶらな瞳”これが人間界の憧れのバディとなっていくのでありました。な~んちゃって♪」とお茶目なコメントが寄せられた。立木さんも「この煮え切らない世の中を観るだけで楽しくしてくれる映画TED2、いつの間にかシリーズになっていることでしょう(笑)映画の内容と同様によろしく無責任ですが(笑)」と明かし、演者からも早速続編を望む声が上がった。『テッド2』は8月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月10日アメリカ演劇界最高の栄誉であるトニー賞を、これまでに史上最多の21度受賞している、ブロードウェイを代表する巨匠ハロルド・プリンス。その彼の新作『プリンス・オブ・ブロードウェイ』が、日本で初演の幕を開ける。6月17日、都内で製作発表会見が開かれ、ハロルドほか、出演する柚希礼音らが登壇した。『プリンス・オブ・ブロードウェイ』チケット情報プロデューサーとしては『ウエスト・サイド・ストーリー』等々、演出家としては『オペラ座の怪人』等々を手がけ、“ミスター・ブロードウェイ”と呼ばれるハロルド。『プリンス・オブ・ブロードウェイ』は、彼が生み出した数々の名曲・名場面とともに、彼自身の人生を綴るミュージカル・ショーだ。この日ハロルドは「日本も好きだし、日本で仕事をするのも好き」と始終笑顔。作品については「ミュージカルは古き良き時代のものから、ポピュラー音楽が加わり、ロックなどの音楽が使われるようになり、音楽の形態も少しずつ変わってきています。そんな、あるひとつの芸術形態に60年の長い期間かけて起こった変化を描きたい」と構想を語った。キャストも豪華で、ブロードウェイのトップクラスの俳優たちが集結する。そんな中、日本から唯一参戦するのは、星組トップスターとしてカリスマ的人気を誇り、5月に宝塚を退団したばかりの柚希礼音。「夢のようなお話を頂き幸せ。まさか本当に現実になるとは思いませんでしたが、今日製作発表をやっているので本当のことかもしれない(笑)」と会場を笑わせつつ、「挑戦が過ぎるお仕事ではと思いましたし、宝塚時代より高い壁だと思いますが、思い切り挑戦したい」と意気込みを語った。ハロルドとともに共同演出、そして振付を手がけるスーザン・ストローマンも、これまで5度トニー賞を受賞したビッグネーム。振付作『クレイジー・フォー・ユー』、演出・振付作『コンタクト』は日本でもたびたび上演されている。そのスーザンからは柚希に対し「彼女はとてもパワフルなパフォーマー。舞台に立った時の存在感も、技術の確かさもある。彼女のために新しく振付けすることを楽しみにしています」という絶賛と期待の言葉が飛び出していた。さらにこの日は、声の出演としてハロルド・プリンス役を市村正親が務めることも発表に。市村は「ハロルドとは『オペラ座の怪人』からの付き合い。彼の演出作には10本くらい出ている」と話し、「彼の声として、彼の才能を劇場で皆さんに伝えることができたら」と意気込みを語った。会見ではほかにシュラー・ヘンズリー、ケイリー・アン・ヴォーヒーズも出席。シュラーの「プリンスとスーザン、このふたりと仕事をするというのは、アメリカの俳優として夢。どちらかひとりと仕事をするということでも素晴らしいのに、ふたり一緒の現場に入れる。こんな最高のことはない」という言葉からも、この作品の規模の大きさが伝わってきた。公演は10月23日(金)から11月22日(日)まで、東京・東急シアターオーブ、11月28日(土)から12月10日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットは7月25日(土)に一般発売を開始する。
2015年06月19日マドンナ、ホイットニー・ヒューストン、シンディ・ローパー、シェール、「ワム!」、「デュラン・デュラン」など、超大物アーティストたちの80年代のメガヒット曲を、フレッシュなキャストが歌いあげるミュージカル映画『踊るアイラブユー♪』。このほど、登場人物たちが「ライク・ア・バージン」のマドンナや、ホイットニー、ティナ・ターナーなどのコスプレで女子会に興じる場面写真が解禁となった。本作は、イタリアのリゾート地を舞台に、80’sの世界的メガヒット曲に乗せ、姉と同じ人を好きになってしまった妹とその彼との“王道”三角関係を描き出すラブ・ミュージカル。イタリア版『マンマ・ミーア!』とも評され、グラミー賞ノミネートの英国の人気シンガー、レオナ・ルイスも映画初出演を果たしている。届いた場面写真は、主人公テイラーの元彼ラフと姉マディの結婚前夜、独身最後の女子会にあたる、いわゆる“バチェロレッテ・パーティー”の様子だ。写真中央には、マディ役のアナベラ・スコーリーが、全世界で2,100万枚を売り上げ、マドンナをスターダムに押し上げた名曲「ライク・ア・バージン」のコスプレを披露。金髪&レースたっぷりの過激なミニウェディング風ドレスは、当時の女性たちに衝撃と憧れを与えた。そんなマドンナ率いる女子会には、ホイットニー、マイケル・ジャクソンらをコスプレした登場人物が大集合!中央左側にいるのは、メガヒット曲「ラ・イスラ・ボニータ」のころのマドンナを思わせる妹テイラー役のハンナ・アータートン。金髪カールに黒のポーラーハットと黒のビスチェはマニッシュ&セクシーで、まさに気分はマドンナ。中央右奥には、映画『マドンナのスーザンを探して』をイメージしたような親友役のコメディエンヌ、ケイティ・ブランドもチラリ。さらにその左には、ロックの女王、ティナ・ターナー風の金髪ロックヘアに80年代大流行したGジャンでコスプレ。右から2番目にいるレオナ・ルイスは永遠の歌姫ホイットニーをイメージしたコスプレで、まさに80年代の超ビックアーティストたちが夢の共演を果たす1シーンとなっている。さらに、この豪華コスプレシーンでは、シンディ・ローパーのスーパーヒット・デビュー曲「ハイスクールはダンステリア(Girls Just Want To Have Fun)」まで流れてしまうという心憎い徹底ぶり。監督を始めとする製作陣の80’s音楽へのリスペクトと愛情に浸れる名シーンを、スクリーンでも楽しみにしていて。『踊るアイラブユー♪』は7月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:踊るアイラブユー♪ 2015年7月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) WOS DISTRIBUTION(IRELAND)LTD,2014
2015年06月17日日本では昨今、子どもの“活字離れ”が問題になっています。文化庁の調査によると、16~19歳のうち「まったく読書をしない」がほぼ半数の47.2%(2014年調査)。さらに、「読書時間が以前よりも減った」との回答は65.1%にのぼります。しかし、海外では状況が違うようです!たとえば、『ナルニア国物語』『不思議の国のアリス』『ハリー・ポッター』シリーズなどを擁する“児童文学王国”イギリスでは、子どもが本に親しむ環境が育まれていました。子どもがものの考え方を身につけ、感受性の発達を促すのに大きな役割を果たすのが読書。今回は、英語圏の情報サイト『TES』を参考に、イギリスの子どもたちの最新読書事情を見ていきしょう。■4割以上の子供が「読書大好き」まず、子どもの読書習慣の定着に取り組むイギリスの慈善団体ナショナル・リテラシー・トラストが行っている調査をみてみましょう。2014年調査では、8~18歳の子ども・生徒のうち「授業以外でも日常的に読書をしている」との回答は41%。前年比9ポイント増で、「まったく読書をしない」と答えた子どもの5倍にのぼりました。さらに、イギリスで14~16歳を対象とした別の調査では、「本を読むことはたのしい」と答えた子どもが43%(2014年調査)。やはり前年比で6ポイント増加しています。「何を読んでいるか」という問いには、「教科書」が73%でトップ。以下、「ウェブサイト」60%、「小説」47%、「新聞」31%。いずれも、2010年時の調査より増えています。唯一、読まれなくなっているのが雑誌です。雑誌を読んでいると答えた子どもは49%で、2010年の58%から9ポイント減っていました。ウェブサイトがトップに来ている点が現代らしいといえますが、この調査結果からイギリスでは子どもが読書をたのしむ習慣がしっかりと根づいていることがうかがえます。■子供が「読書大好き」になる環境子どもたちが好んで読書する背景について、ナショナル・リテラシー・トラストの代表ジョナサン・ダグラス氏は、(1)ティーン向け小説の新たな潮流と(2)子どもの読書習慣を促す活動の2点を挙げています。イギリスで児童文学といえば、『ハリー・ポッター』シリーズ(J・K・ローリング著。日本では松岡佑子訳で静山社より刊行)の大ヒットが記憶に新しいところ。これまでも、すばらしい児童文学が生まれてきましたし、良質な児童文学作品に贈られる『カーネギー賞』や『ガーディアン賞』が、子どもたちの本選びに役立っています。そんなイギリスの子どもたちの間で、近年新たな流行が生まれています。アメリカの作品、『トワイライト』シリーズ(ステファニー・メイヤー著。日本では小原亜美訳でヴィレッジブックスより刊行)や、『ハンガー・ゲーム』シリーズ(スーザン・コリンズ著。日本では河井直子訳でメディアファクトリーより刊行)がベストセラーになっているのです。海外の作品のブレイクで選択肢が増え、さらに読書をたのしむ子どもが増える、というよい循環が生まれています。また、子どもの読書習慣を促す活動には『ブックスタート』や『サマー・リーディング・チャレンジ』、『ヤング・リーダーズ・プログラム』が挙げられます。『ブックスタート』は、赤ちゃんを持つママに絵本やおすすめの絵本リストを配り、絵本の大切さを伝える活動。日本でもいくつかの自治体が0歳児健診の場で導入していますから、聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか。『サマー・リーディング・チャレンジ』と『ヤング・リーダーズ・プログラム』は学童期の子どもたちの読書をサポートする活動。『ブックスタート』も含め、これらは3つともイギリス発祥です。イギリスでは、児童文学作品が読まれる土壌、プラス行政や慈善団体による継続的な活動が、子どもたちに読書のたのしさを浸透させる原動力になっているんですね。日本にも良質な子どものための読み物は数多くありますし、『ブックスタート』など、日本で始められている活動もあります。さらに親や学校など周囲がよりよいサポートをしていくことで、子どもたちの活字離れに歯止めをかけていきたいものです。(文/よりみちこ)【参考】※Rise in number of children reading for pleasure―TES※国語に関する世論調査の結果について―文化庁
2015年05月30日『レ・ミゼラブル』の世界初演で主人公ジャン・バルジャンを務めた“伝説の男”コルム・ウィルキンソンが日本で初のコンサートを開催する。現在このコンサートのために来日中の彼が4月16日、東京・帝国劇場でプレビュー公演中の日本版『レ・ミゼラブル』を観劇し、出演者たちと交流した。Colm Wilkinson Broadway and Beyond Japan チケット情報映画版のヒットも記憶に新しい『レ・ミゼラブル』だが、日本でも28年のあいだ愛され続けており、2013年からは“新演出版”が好評を博している。この日もキャストたちの熱演が客席の涙を誘っていたが、コルムも「皆さん情感豊かで素晴らしかったです。最高でした。本当にこの場に呼んでくださって光栄に思います」と賞賛の言葉を贈っていた。コルムのコンサートに出演するアール・カーペンター、スーザン・ギルモアもともに観劇。“世界一のジャベール”と称されるアールはロンドン・ブロードウェイ等でジャベールを演じ、スーザンもファンテーヌを演じていた経験がある。ふたりも「ファンタスティック!素晴らしいステージで、皆さんを観ることが出来て嬉しい体験でした」(アール)、「本当に皆さんが素晴らしくて、今日は涙が止まらなかった」(スーザン)と日本版を絶賛。その後笑顔でハグを交わすなど、出演者たちとなごやかに交流していた。『Colm Wilkinson Broadway and Beyond Japan ~コルム・ウィルキンソン 日本スペシャルコンサート~』は4月18日(土)から22日(水)まで東京・東急シアターオーブ、4月25日(土)・26日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールで上演。チケットは発売中。『レ・ミゼラブル』東京公演はプレビュー公演を経て、本日4月17日(金)に初日を迎え、6月1日(月)まで帝国劇場で上演。その後、愛知、福岡、大阪、富山、静岡でも上演される。
2015年04月17日4月4日(現地時間)、50歳の誕生日を迎えたロバート・ダウニー・Jr.がロサンゼルスで盛大なパーティを開いた。パーティは誕生日当日の4日、サンタモニカ空港内の「Barker Hangar」で行なわれ、『アイアンマン』シリーズで共演しているグウィネス・パルトロウ、エドワード・ノートンジェニファー・アニストンと婚約者のジャスティン・セロー、リース・ウィザースプーン夫妻、ケイティ・ホームズ、オーランド・ブルームらが出席した。「People.com」では関係者が「スターが大勢集まった最高のパーティでしたが、とてもアット・ホームな雰囲気でした」と語っている。250人ほどが招待された会場には『アベンジャーズ』シリーズで共演のジェレミー・レナーとサミュエル・L・ジャクソン、ダスティン・ホフマン、トビー・マグワイア夫妻の姿もあったという。ケイティはつい最近ジェイミー・フォックスと交際中と報道されたが、この日は1人で現われた。一方、グウィネスは交際のうわさがあったTVシリーズ「glee/グリー」のプロデューサー、グラッド・ファルチャックと一緒だったことから、ついにカップルとして公の場にデビューを果たしたようだ。午後6時30分過ぎにロバートが妻でプロデューサーのスーザンと一緒にスモークの炊かれたトンネルから登場し、パーティはスタート。スティーリー・ダンやデュラン・デュランのライブ演奏もあり、お開きの前には招待客たちが「ハッピー・バースデー」を合唱してロバートを祝った。バースデー・ボーイのロバートはパーティ翌日、Twitterに「母なる自然へ。50年間の愛に満ちた寛容をありがとう」とつぶやいている。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月08日1998年の青春映画『The Last Days of Disco(原題)』で共演したケイト・ベッキンセールとクロエ・セヴィニーが、『The Last Days~』のホイット・スティルマンが監督する『Love&Friendship(原題)』で再び組むことになった。原作は、ジェーン・オースティンの死後に出版された小説『レディ・スーザン』。舞台は1790年。親戚の家を訪れた未亡人のスーザン・バーノン(ベッキンセール)は、あまり良くない自分の噂が流れていることを知る。それでも彼女は、自分のために新しい夫を見つけようと決意する。セヴィニーは、スーザンの友人アリシアを演じる。ベッキンセールの次回作は、SFコメディ『Absolutely Anything(原題)』で、故ロビン・ウィリアムスが声の出演をする。現在は、D・J・カルーソ監督のスリラー映画『The Disappointment Room(原題)』を撮影中。セヴィニーの最新作は、アマゾン・スタジオがオンライン配信するテレビシリーズ『The Cosmopolitans(原題)』。文:猿渡由紀
2015年02月03日いよいよ今週末17日(土)より劇場公開されるロバート・ダウニー・Jr主演作『ジャッジ裁かれる判事』。日本時間1月15日夜、第87回アカデミー賞「助演男優賞」にノミネートが発表された“父親”役ロバート・デュバルとの共演について、ダウニー・Jrが語るコメントがシネマカフェに到着した。本作は、“金で動くやり手弁護士”として名を馳せる息子ハンク・パーマー(ダウニー・Jr)と、法廷で正義を貫き続けた判事である父ジョセフ・パーマー(デュバル)が織りなす、法廷サスペンス・ドラマ。ダウニー・Jrと妻スーザンが設立したプロダクション「チーム・ダウニー」の記念すべき第1作目となる。本作で、初共演にして“犬猿”の父子役を演じたふたりだが、「Make-believe!(なりきったよ!)」というデュバルに対し、ダウニー・Jrも「パーフェクトなキャスティングだった」と言う。「パーマー判事はまるで山のような、ハンクが乗り越えなければいけないような存在でなければならなかったからね」と語り、俳優として大先輩であるデュバルを語った。しかし、実際の親子だったら?の問いには、「きっと偉大な父親の影で、ひっそり生きていたことになると思う。だから僕の父親じゃなくて、本当にありがとう(笑)」と、茶目っ気たっぷりに答えるダウニー・Jr。また、デュバルも「もし君が僕の息子だったら、僕が君の偉大な影でひっそりと生きることになるよ。そういう意味では互角だよ。私もその分頑張らないといけないからね」と語り、劇中さながらに(?)けん制し合った。撮影現場では、時に緊迫した父子関係を演じていたふたり。「彼(デュバル)には時々、ものすごく驚かされることもあったし、僕が彼のリードについて行く場合もあれば、ごくたまに僕がリードすることもあった」と、ダウニー・Jr.はふり返る。そんなデュバルは、いまのダウニー・Jr.の年齢と同じころ、フランシス・フォード・コッポラ監督の名作『地獄の黙示録』(’79)に出演した。彼のような長いキャリアを続けるために、現在のダウニー・Jr.に何かアドバイスすることは?と尋ねてみると、「現在はいままで以上に素晴らしい役者がたくさんいる。彼らはきっと我々から学んだんだ。でも、同時に我々も彼ら若い役者たちから学んでいる」と、伝説のキャリアを持つ俳優でありながら、謙虚に応じるデュバル。そしてダウニー・ Jr.も、「自分の仕事は自然と、自分が好きで一緒に居る人との延長線にあるものだと思うんだ。だから1作目からロバート・デュバルを作品の共演者にできたなんて、なかなかクールなことだよね」と、84歳、史上最年長でのアカデミー賞受賞が期待される“レジェンド“ともいえる“父”を称えた。法廷を舞台にしたサスペンスでありながら、家族ドラマとしても評価されている本作。父と子のリアルな“戦い”は見どころだ。『ジャッジ裁かれる判事』は1月17日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャッジ裁かれる判事 2015年1月17日より新宿ピカデリーほかにて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED,WARNERBROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年01月16日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍をご紹介します。■「Weingart:The Man and the Machine」スーザン・クナップ(Susan Knapp)スイスのバーゼルを拠点に国際的に活躍したタイポグラファー、ウォルフガング・ワインガルト。彼は、1968年にバーゼル造形学校の設立に関わったタイポグラファー、エミール・ルーダーの後任として同校の教師に就任。2004年に定年を迎えるまで、延べ400名以上の学生を指導した。本書では、ワインガルトから教育を受けた学生77名によって語られる彼の強烈な個性や、学校での痛烈な批評や酒場での冗談など、これまであまり伝えられてこなかった知られざるエピソードを多数収録。また、タイポグラファーとしての経験に裏打ちされた基礎課題のプログラムなど、約30年間のタイポグラフィー教育の記録もまとめられている。ルーダー亡き後、バーゼルのタイポグラフィー教育の姿がどのように変化していったのかを検証するための貴重な資料である。【書籍情報】「Weingart:The Man and the Machine」出版社:karografik著者:スーザン・クナップ言語:英語ハードカバー/95ページ/250×280mm発刊:2014年価格:4,970円
2014年12月19日一見すると “普通の冴えないおばさん”のスーザン・ボイルがオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」にて素晴らしい歌声を披露したのは2009年のことだ。そのときの動画がYoutubeなどで驚異的な再生回数を記録して話題になったのは記憶に新しい。彼女は凄腕プロデューサー・サイモン・コーウェルのオーディション番組出身者の中でも、「ワン・ダイレクション」などと並び最も成功している歌手であるといえる。サイモン・コーウェルのオーディション番組にはエンターテイナー総合のオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」と、歌手発掘を目的とした「Xファクター」があるが、なんとスーザンは「ブリテンズ・ゴット・タレント」の前に「Xファクター」のオーディションも受けようとしていたのだと「Mirror」が報じた。「『Xファクター』に行ったの。それについて聞いたから、トライしてみようと思ったのよ」「着いたら列がすごく長くて、チャンスなんか得られないんじゃないかと思ったの。そしたらスタッフが『ブリテンズ・ゴット・タレント』もあると言ったから、待つよりはまた戻ってこようと思ったわけ」と、「Xファクター」で一度オーディションを諦めていた経験を明らかにした。またスーザンは「彼は時々電話をくれて、私がどうしてるか聞くの」「きっと私がやっていること(歌手としての仕事)を喜んでくれていると思うけど、彼は忙しいと分かっているわ」と、“恩人”サイモンについて語っている。「Xファクター」でオーディションを諦めたままであったら、彼女の現在の成功は無かったというわけだ。オーディション番組をものにしてスターダムに上り詰めたスーザンの姿勢は、チャンスを掴みにいくことの大切さを教えてくれる。スーザン・ボイルは自身の六枚目のアルバム「Hope」(原題)を本国にて今月20日(現地時)に発表したばかりだ。(text:cinemacafe.net)
2014年10月23日ロバート・ダウニーJr.と妻で映画プロデューサーのスーザン・レヴィンの間に第2子が、交際中のライアン・ゴズリングとエヴァ・メンデスの間に第1子がもうすぐ誕生することが分かった。ロバートは9日(現地時間)、自身の公式Twitterアカウントで「Yo.スーザン。僕。ベビー。女の子。11月。さそり座?」とつぶやき、Facebookの公式ページに「この世が男のものかどうかは分からないけど、世を動かしているのは女性だと確信している。そんなわけで、スーザンと僕に赤ちゃんが生まれます。女の子。11月」と書き込んだ。2人は2005年に結婚し、2012年2月に第1子の息子・エクストンが誕生している。もう1組、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』の共演をきっかけに2011年から交際しているライアンとエヴァの吉報は「Us Weekly」誌が報じたもの。同士によるとエヴァは現在妊娠7か月だという。33歳のライアン、40歳のエヴァにとっての第1子は、その性別もまだふせられたまま。エヴァは今年3月にイベントへ出席して以来、公の場に姿を見せていない。私生活を大っぴらに語らないカップルだけに、赤ちゃん誕生までは静かに過ごそうとしているのだろう。(text:Yuki Tominaga)
2014年07月11日2015年3月7日から5月10日に掛けて開催されるアートイベント「パラソフィア(PARASOPHIA): 京都国際現代芸術祭2015」の参加作家第1弾が発表された。国内外の約40名による先鋭的な作品や芸術表現を紹介する同イベント。今回発表された作家は、北京オリンピック開会式の花火の演出や火薬で描く「火薬絵画」などのダイナミックな作品制作や奇抜なプロジェクトで世界的に知られるツァイ・グオチャン(蔡國強)、ベルリンを拠点に活動し、都市環境下の建築と居住の問題を過激なユーモアを盛り込んだ美術的手法で表現するユニット・ヘフナー/ザックス(Hoefner/Sachs)、映画監督のみならず美術、音楽、映像が融合するグループ「キュピキュピ」を主宰し、作品制作やパフォーマンスも行う石橋義正、家具や日用品などを取り込む大型のビデオインスタレーションを多く手がけるピピロッティ・リスト(Pipilotti Rist)、“動くドローイング”とも呼ばれる素描をコマ撮りした手描きアニメーション・フィルムで世界的に知られる美術家ウィリアム・ケントリッジ(William Kentridge)、サウンドインスタレーションを多く手掛けるスーザン・フィリップス(Susan Philipsz)、イメージとフィクションの関係を様々なメディアを使ってパフォーマンスや映像作品を制作するドミニク・ゴンザレス=フォルステル(Dominique Gonzalez-Foerster)、制服姿のエレベーターガールの写真シリーズなど現代社会に生きる女性を扱った作品で知られるやなぎみわら8人。ピピロッティ・リストとスーザン・フィリップスについては、4月に行われるオープンリサーチプログラムにも参加。オープンリサーチプログラムとは、芸術祭に向けて行う調査研究の公開のことで、制作の準備と調査のために来日する作家から直接構想や活動について話を聞くことができる。
2014年04月10日日本でも『砂漠でサーモン・フィッシング』や『LOOPER/ルーパー』などの公開待機作が控えるエミリー・ブラントが、『The Avengers 2』(原題)の出演者候補に名前が挙がっているようだ。エミリーが候補に挙がっているのは、同作に登場するとうわさされているミズ・マーベル役で、エミリーはルース・ウィルソンと同役を巡って争っているという。ミズ・マーベルは当初、マーベルのスーパーヒーロー・シリーズで米空軍兵士のキャロル・スーザン・ジェーン・ダンヴァースとして登場し、キャプテン・マーベルとの出会いの後、クリー星人による爆破事件に巻き込まれ重症を負ったことで、超自然的な能力を獲得してシリーズ中で活躍することになる役柄だ。先日には、『The Avengers 2』と『Guardians of the Galaxy』(原題)のマーベル・スタジオズ2作品にサノスがヴィランとして登場することも公表されている。ジョス・ウェドン監督が続投する『The Avengers 2』は2015年5月の公開を目指して、来年からクランクイン予定だ。■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.砂漠でサーモン・フィッシング 2012年12月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Yemen Distributions Ltd., BBC and The British Film Institute.All Rights Reserved.LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年10月09日開場15周年を迎えた新国立劇場2012/2013シーズンオープニング公演のオペラ「ピーター・グライムズ」の公開舞台稽古が、9月29日に同劇場オペラパレスにて行われた。新国立劇場オペラ「ピーター・グライムズ」の公演情報「ピーター・グライムズ」は、2013年に生誕100周年を迎えるイギリスの国民的作曲家ベンジャミン・ブリテンの代表作。新国立劇場オペラ部門芸術監督の尾高忠明が「20世紀オペラの傑作」と絶賛し、今回の新シーズンのオープニング演目に据えるほど、情熱を注いでいる作品だ。イギリス東海岸の漁村を舞台に、孤独な漁師ピーター・グライムズが、大漁を当てるも、嵐の中で徒弟の少年を死なせてしまうところから物語は始まる。少年の死は事故であると主張するピーターだが、日頃より気性が激しいがゆえに周囲から疎まれていた彼は、村人たちから少年殺害の疑惑をかけられ、次第に追い詰められていく。閉鎖された社会環境を舞台に、集団と個の対立、貧困や児童虐待という現代にも通じるテーマを織り込んだ作品だ。尾高芸術監督は「ピーター・グライムズではなく、彼を取り巻く村民の在り方が問題なのです」と語る。イングランド東海岸のオールドバラに居を構えるも、パートナーのテノール歌手ピーター・ピアーズとの同性愛のために周囲から冷たい視線に晒されていた作曲者ブリテン自身の境遇に重ね合わせることができるのだという。今回のウィリアム・デッカーによる演出は、1994年にベルギーの王立モネ劇場で初演され、2004年の英国ロイヤル・オペラの上演でローレンス・オリヴィエ賞(イギリス版のトニー賞と言われる)にノミネートされたほど、演劇的要素も色濃い。ピーター・グライムズ=悪役という紋切り型では決してなく、閉鎖された社会での集団心理が生む狂気と個の対立を鋭くえぐる手法で、現代社会の闇を浮き掘りにしている。公開舞台稽古では、ブリテンの本場英国も羨む充実のキャストたちが登場。激しい気性と繊細な心根をもち、不器用すぎるが故に集団に溶け込めない不幸なピーター・グライムズを演じたスチュアート・スケルトン、ピーターを献身的に支える女教師で未亡人のエレン・オーフォードを演じるスーザン・グリットンらがいずれも好演。イギリス・オペラ界の重鎮リチャード・アームストロング指揮のもと、言葉を重視した人物の心情描写、冷たく荒くれた海をはじめとするスケール感のある情景を描いたブリテンの音楽を、巧みに表現してみせた。新国立劇場オペラ「ピーター・グライムズ」は、10月2日(火)から14日(日)まで全5公演を開催。チケットは発売中。
2012年10月02日『RENT』の作者、ジョナサン・ラーソンが自身を主人公に書き上げたミュージカル『チック、チック...ブーン!』が、9月13日、東京・あうるすぽっとにて初日の幕を開けた。開幕前には、キャストの山本耕史、すみれ、ジェロの3人が会見を行い、本番を直前に控えた胸の内を明かした。舞台は1990年のニューヨーク。30歳の誕生日を前に、ジョナサンは作曲家としての自分に焦りを感じていた。親友のマイケルは早々に役者の道を諦め、ビジネスマンに転身。豪華マンションを手に入れ、充実した日々を送っている。ガールフレンドのスーザンはダンサー。ジョナサンとの未来を考え、ニューヨークを離れたがっている。夢と現実の間で思い悩むジョナサン。彼の頭の中では、今日も時計の音と爆発音が繰り返し鳴り響いている。山本を主演に、2003年、2006年にも上演された『チック、チック~』。今回は山本自らが演出に加え、翻訳・訳詞・振付も手がけている。「自分が感じたいもの、観たいものをふたりの共演者に投影して作り上げました」という山本の言葉通り、その舞台はこれまでとは一味違う、よりエッジの効いた仕上がりを見せた。主人公にして、ストーリーテラーでもある山本演じるジョナサン。作品を熟知した山本だけに、彼の苦悩はもちろん、たっぷりの皮肉とユーモアを散りばめ、物語のメッセージ性、エンターテインメント性をより際立たせる。それは訳詞を手がけたナンバーにも表れており、ジョナサン・ラーソンの楽曲にしっかりと寄り添いつつも、日本語のおもしろさ、美しさを強く印象づける。荒削りながら、キュートで切ない女性像を丁寧に演じ切ったのは、スーザン役のすみれ。中でもソロナンバーで披露した高い歌唱力には、今後の飛躍を大いに期待させる。マイケル役のジェロは、これが2度目のミュージカル出演。楽曲はロックだが、彼の根底に流れる演歌の血が、その歌に深みと独特の哀愁を与えていた。「すごく心が強くて、安心出来るおふたり。緊張はしていますが、本番でも稽古同様、みんなとhave funしたいですね」とすみれが、「毎日稽古場に行くのが楽しくてしょうがなかったです。リスペクト出来る山本さんの指導のもと、勉強出来ることもたくさんありました」とジェロが語るように、非常に充実した稽古の日々を送ってきたふたり。そんな共演者について山本は、「俳優としての経験は決して豊富ではありませんが、その吸収力がすごい。僕自身、とても刺激される毎日でした」と明かす。かつて旧来のミュージカル界に、新たなくさびを打ち込んだジョナサン・ラーソン。その意志は、未知なる共演者ふたりを得て、山本の中へと確実に受け継がれているようだ。公演は9月30日(日)まで東京・あうるすぽっとにて、10月11日(木)に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2012年09月14日山本耕史が演出、翻訳、訳詞と主演を務めるミュージカル『チック、チック...ブーン!』の制作発表が8月21日都内で行われ、山本と共演のジェロ、すみれが登壇した。「チック、チック...ブーン!」 チケット情報本作は、社会現象とまでいわれた大ヒットミュージカル『RENT』の作者、ジョナサン・ラーソンが35歳の若さでこの世を去る前に遺したもうひとつのミュージカル。ニューヨークで貧乏暮らしをしていた30歳目前のジョナサン自身を主人公に、アーティストとしての葛藤や挫折を描き、ポップで躍動感あふれるロックと美しいバラードで構成される作品。今年35歳になった山本がジョナサン役を務め、演歌歌手として活躍しているジェロが彼の親友マイケルを、ミュージカル初出演のすみれがジョナサンの恋人・スーザンを演じる。2003年と2006年にもジョナサン役を演じている山本は「35歳でこの作品に携れるのは運命的なものを感じます」と話し、「心情的には30歳の時にやった時のリアリティには勝てないかもしれませんが、当時の自分はとても満たされていたと思う。この作品に出会って、葛藤というより喜びや期待が大きかった。今回は(4役を担当するので)背負うものも多く、『チック、チック...ブーン! 』の中のジョナサンには今のほうが近いと思っています。素晴らしいふたりに力を借りて、自分の見たい、見せたいものを具現化したいと思います」と抱負を語った。すみれは「才能のあるふたりと一緒に出させてもらって(私で)大丈夫かと思いますが、耕史さんは(演出するときも)俳優としての自分の気持ちも理解してくれて、安心して臨めます。日本に帰ってきて1年しか経っていないので日本語が難しいところもありますけど、ふたりに助けてもらって日本語のせりふも歌も頑張りたい」と意気込んだ。日本でのミュージカル出演は2回目となるジェロは「またミュージカルに挑戦したいと思っていたら嬉しいことに声をかけてもらいました。5歳から演歌を歌ってきて、ロックミュージカルはさっぱりわからへんジャンルなんですけれど、精一杯がんばっていきたい」とコメントした。山本はジョナサンの曲の魅力を「押し付けがましくないところ」と語り、「聴いていると、荒削りだけれどエネルギーと情熱が溢れていて共感できる。この作品の魅力はシンプルだからこそ見えるものが明確なんだと思う。正直、ミュージカルは苦手な意識があるが、自分がやるからには何か残るものを作りたい」と意欲をみせた。公演は9月13日(木)から30日(日)まで、東京・あうるすぽっとにて、10月11日(木)に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。チケットは発売中。
2012年08月21日ヒュー・グラントと共演した『フォー・ウェディング』などで知られる女優のアンディ・マクダウェルが、娘のレイニー・クアリーと共に新作『Mother’s Day』(原題)への出演契約を交わした。12組の母と娘の関係と感情の機微を描く同作には、アンディ&レイニー母娘のほか、『デッドマン・ウォーキング』のスーザン・ サランドンが、イタリア人監督フランコ・アムリとの間にもうけた娘のエヴァ・アムリと出演予定である。アンディが娘のレイニーと一緒に映画に出演するのは今回が初めてではなく、先日アメリカで公開となった、ブルックリンからニューオーリンズへと引っ越してきた家族の姿を描いた『Mighty Fine』(原題)でも共演を果たしている。本作で脚本と監督を兼任するのはイギリス出身のポール・ダドリッジ。アンディ母娘とスーザン母娘のほかにクリスティーナ・リッチの出演も決定している。
2012年07月04日ヴィクトル・ユゴーによる傑作小説を原作に、1985年の初演以来、世界43か国、21か国語で上演され、世界最長のロングラン記録を誇るミュージカルの金字塔が鮮やかに映画化!ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイら豪華キャストで贈る注目作『レ・ミゼラブル』が12月28日(金)より公開されることが決定。これに先立ち、涙必至の日本版特報映像がこのほど解禁となった。舞台は19世紀フランス。元囚人のジャン・バルジャンは、度々の脱走から情け容赦ない警官・ジャベールに何十年にもわたり執拗に追われる身となる。そんなバルジャンは、不遇の女工、ファンテーヌに彼女の幼い娘・コゼットの面倒を見ると約束する。その約束が、彼らを取り巻く運命を大きく変えていく――。理不尽にも破れ去った夢、叶わぬ恋…情熱と自己犠牲、そして再生といったテーマを盛り込みながら、悲惨な環境の中でも決してくじけることのない人間の魂、そして愛の物語を壮大なスケールで描くのは、『英国王のスピーチ』で昨年アカデミー賞監督賞を獲得したトム・フーパー監督。主人公ジャン・バルジャンにはブロードウェイでも活躍するセクシー俳優、ヒュー・ジャックマン(『リアル・スティール』)、悲劇のヒロイン・ファンテーヌにはアン・ハサウェイが扮する。彼女が涙を流しながら歌う「夢やぶれて」(I Dreamed a Dream)は、かのスーザン・ボイルをスターダムへと押し上げたことでその素晴らしさが改めて世界中に知られることとなった、名曲中の名曲。アンが披露する切なくも美しい歌声にも注目してほしい。このほかにも「彼を帰して」(Bring Him Home)、「ワン・デイ・モア」(One Day More)など数々の名曲が世紀のミュージカル映画を彩る。さらに、法の下にバルジャンを執拗に追う警官・ジャベール役にラッセル・クロウ、美しく成長したファンテーヌの娘・コゼットにアマンダ・セイフライド(『TIME/タイム』)、彼女と恋に落ちるマリウス役には『マリリン7日間の恋』で一躍脚光を浴びたエディ・レッドメインなど、豪華な顔ぶれが集結。その壮大なスケールは、この一片を見ただけでも十分に感じ取ることができるはず。『レ・ミゼラブル』は12月28日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開
2012年06月19日22日(現地時間)、ニューヨークで開催中のトライベッカ映画祭で行われたQ&Aセッションにマイケル・ムーア監督と一緒に出席した女優スーザン・サランドンは「私たちは監視下に置かれています。私の電話は盗聴されたのよ」と話し始めた。監視については、情報公開請求の権利を行使して調べた結果、確信したという。過去30年以上にわたって人権問題を始め様々な政治問題に関わってきたスーザンは、リベラル派として、アメリカ大統領選のたびに支持政党の候補者に対する熱烈な支援活動でも知られている。2003年以降、何度もイラク侵攻反対デモに参加、最近はアメリカ経済界に対する抗議運動“ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)”にも参加している。歯に衣着せぬ発言も多く、昨年10月にはローマ教皇のベネディクト16世を「ナチス」呼ばわりし、後に謝罪するなど、物議を醸すことも少なくない。ホワイトハウス訪問を計画した際には、「セキュリティ上問題あり」として許可されなかったという。ムーア監督は、「誰かがどこかで監視しているとしても、驚きはしないね」とスーザンの発言に同意を表明した。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO
2012年04月25日しみができる肌を救う美容液!資生堂は、美白コスメ「HAKU」の新しいCMを2012年2月21日から霧島れいかさん出演で全国に放映する。「HAKU」は2005年にしみ予防を目的として作られた美白美容液。「HAKU」は昨年の2月21日に4代目の「HAKUメラノフォーカスW」を発売している。6年連続美白美容液売上げ第1位に輝いている美白美容液でもある。新しく選ばれたモデルは霧島れいかさん。新しいCMに使われている曲は「face up」でスーザン・ボイルさんが歌う。霧島れいかさんの「自信」や「前向きな姿勢」が「HAKU」のイメージを表現し、女性の共感を得られると期待されている。「HAKU」のブランドサイトでは、2月17日から「スペシャルインタビュー」が配信されている。「HAKUメラノフォーカスW」45gは、 10,500円(税込)、45g(レフィル)は10,185円(税込)、20gは5,250円(税込)で販売されている。元の記事を読む
2012年02月18日もしもある日、人間に備わった感覚が全て失われてしまったら…。映画『パーフェクト・センス』は、極限下の世界で恋に落ちる2人の男女の姿を通して「真の愛とは何か?」を問いかける。「僕はラブストーリーを語るのが大好きなんだ」。イギリスが生んだマルチ俳優ユアン・マクレガーが語る、本作における“愛”とは?「監督から送られてきたこの映画の脚本を読んでみて、とても気に入ったんだ。キャラクターも素晴らしいし、過酷なラブストーリーというアイディアも、より良き判断に反して恋に落ちるふたりの物語も素晴らしかった」と語るユアンにとって、本作で描かれるラブストーリーは格別なものだった。「ここしばらく、ロマンティックな物語を語ることにちょっとした気恥ずかしさがあって、例えばコメディなどで描くのが一般的になっている。気恥ずかしさなんて気にしない、人間らしさを何かで覆い隠そうとはしない、そんなロマンティックな映画に僕は興味を持っているし、この映画には何か詩的なものがあると思った。ここで描かれる世界は文字通りバラバラになって、感覚を失いつつある。でも恋に落ちるとき、僕たちは感覚を失い、バラバラになる。食べることもできず、眠ることもできず、恋に支配されるんだ。そして、2人は最後に近づき合い、互いに愛し合っていることを知る。エンディングは陽気ではないが、そこには希望がある。僕は脚本を読んでいるときから映像が浮かんできて、泣きそうになったんだ。とても美しいエンディングだよ!」ユアンが今回演じるのは、シェフのマイケル。嗅覚・味覚といった感覚を道具とするカリスマシェフを演じるにあたっての役づくりは?「僕自身はコックじゃないから、切り方だって分からない…そこでグラスゴーにいる何人かの優れたシェフのところに行って、昼も夜も厨房に張り付いたんだ。それと、僕が育ったクリーフにマレーパークというホテルがあるんだけど、14歳からそこで僕は働いてたんだ。2年くらいそこで皿洗いをしてたから厨房の様子は少し分かっていたよ。今回の体験の全ては細かい部分を習得するためで、とても楽しかったよ。でも、それ以来調理はしてないよ。この映画のおかげで、僕は偉大なコックになれないことが分かったからね(笑)」。謎のウイルス“SOS”によって感覚を一つずつ蝕まれたマイケルは、貪るようにしてスーザン(エヴァ・グリーン)の愛を求めていく。感覚が失われていく設定で演じるラブストーリーとはどんなものだったのだろうか?「一番難しかったのは聴覚だった。聴覚を失った設定のシーンでは、音に反応できないからね。エヴァとお互いに『それは聞こえないはずだから反応しちゃダメだよ』と注意しあっていた。自分で音を立てることは出来るのに、相手が立てる音は聞こえないというギャップを演じるのが難しかったね」。時に激しく、そして時に穏やかさを帯びた恋愛模様を共に演じたエヴァについては「リハーサルが始まったときから僕たちならうまくやっていけると直感した」というユアン。自身の故郷であるスコットランドでの撮影も満足のいくものとなったようだ。「彼女のことはまず一人の人間として好きだ。とてもドライで機知に富んでいるし、すごく変わったユーモアの持ち主で、そこが好きだ。エヴァに今回、スコットランドやグラスゴーを紹介できて嬉しかったよ。いい週末も過ごせたし、仲良くなれて最高だった」。そんなユアンにとって本作は、ある夢を叶えた特別な作品となった。自身の叔父であり、俳優を目指すきっかけとなったデニス・ローソンとの初共演である。「叔父とは俳優としていつも共演したいと思っていたんだ。以前に舞台と、叔父が作った短編映画で演出してもらったことはあったけど、共演したことはなくて、何か特別な作品に出会えるのを待っていたんだ。デニスはこの役にとって完璧だったし、この映画でのマイケルと(デニス扮する)レストランのオーナーの関係は親しさが感じられるから、僕たちはそれを大いに利用することができた。デニスとの共演シーンは本当に楽しかったよ」。『トレインスポッティング』で大ブレイクをしてから早16年。40代に突入し、円熟味を感じさせる演技を見せるユアンだが、その活躍の場は映画に舞台にと休むことを知らない。一体何が、彼を演技へと突き進めるのだろうか?「僕は自分が気に入った物語に惹きつけられるんだ。本流の映画かインディペンデント映画かは考えない。脚本も気に入って、デヴィッド(・マッケンジー監督)のような優れた監督と仕事ができるなら、大きさも予算も関係ない。本当に尊敬する監督と一緒に愛の物語を作りたくない俳優がいるだろうか?高予算じゃないからといって、そんなチャンスを逃すなんて馬鹿げているよ」。そんな俳優としてのモットーを聞いたついでに、最後に一問。あなたが「セクシーでいられる秘訣」とは?「セクシーでいるのは簡単じゃないよ。多くの人がセクシーさは生まれ持つものだと思っているようだが、努力が必要なんだ。だけど、演技の授業では『セクシーに見えるためには、努力しているように見せてはいけない』と習った。白鳥のように、水の上ではセクシーで優雅に見えても、水中では必死に水を掻いているんだ。ただ、僕はセクシーさについて語るべきじゃないよ。普段『俺ってセクシーだな』と思いながら歩き回っているわけじゃないからね」。■関連作品:パーフェクト・センス 2012年1月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Sigma Films Limited/Zentropa Entertainments5 ApS/Subotica Ltd/BBC 2010■関連記事:一癖アリな恋愛から戦士まで…2012年楽しみたい、ユアン・マクレガーの七変化ユアン・マクレガーの熱演光る『パーフェクト・センス』試写会に10組20名様をご招待ユアン・マクレガーが“愛”の大切さを伝える注目作が続々公開!
2012年01月08日『スター・ウォーズ』などのハリウッド大作からインディペンデント映画まで幅広い役柄をこなし、その親しみやすい風貌と存在感が日本でも多くの女性の心を掴んでいる、ユアン・マクレガー。時に繊細であり、時に荒々しく野生的な、彼の円熟した魅力が楽しめる映画が今年は目白押しである。まもなく公開となる『パーフェクト・センス』でユアンが演じるのは、料理の腕に自信をもつシェフ・マイケル。人間の五感を蝕む“SOS”と名づけられた原因不明の感染症が拡散した世界で、シェフにとって致命的な味覚・臭覚はもとより、あらゆる感覚を一つずつ失っていくという難しい役どころで、この世の末のパニックに絶望し、破滅的な行動に出る彼の姿はこれまでに見たことのないほどの狂気を帯びている。そんな悲劇と隣り合わせの状況で、彼が出会い衝動的な恋に落ちるのが、愛に傷つき心を閉ざしたクール・ビューティ、スーザン(エヴァ・グリーン)。“終末”が刻一刻と切迫する中、2人が見せる繊細な心の変化と激情的になっていく愛のドラマは見ごたえ十分。そして最後に、彼らがたどり着く“真実の愛”の姿は、ある種の平穏をもたらしてくれる。ワイルドな男の色気を漂わせるマイケルとは対照的に、『人生はビギナーズ』でユアン扮する主人公・オリヴァーは、38歳にして自分の殻に閉じこもりがちで人生の路頭に迷い中。同じ独身男と言えど、マイケルと違って人と距離を置いて生きてきたオリヴァーは当然、恋愛も長続きしたことがない。そんなある日、がんを患った父親からゲイであることをカミングアウトされた彼は、新たな人生を謳歌する父親の姿に感化され、いままで通り過ぎてきた自分自身の“愛”と正面から向き合っていく。そんな彼にそっと寄り添い優しく包み込むのが、自由奔放で風変わりな女性、アナ。演じるフランス出身の女優、メラニー・ロランと自然に溶け合っていく男女の、初恋に似た恋愛感情を魅せる一方で、どこか放っておけない独身男子ぶりが母性本能をくすぐる。対照的な魅力をもつ2つのラブストーリーとは別に、こちらの作品では壮大な戦いに身を投じる戦士役に挑戦。その作品とは、『X−MEN』シリーズで知られるヒットメイカー、ブライアン・シンガー監督による3Dアクション・アドベンチャー『ジャック・ザ・ジャイアント・キラー』(原題)。童話「ジャックと豆の木」を原作に、古代に繰り広げられた人間と巨人たちの壮大な戦いを描いている。不本意にも両者の戦いが勃発するきっかけを作ってしまった若き農夫・ジャック(ニコラス・ホルト)と共に、王国と国民を守るべく立ち向かう、王国のエリート戦士・エルモントをユアンが演じている。どちらかといえばアクション作品のイメージは薄いユアンだが、本人はバイクで世界一周するほどのスポーツマンだから、アクションもお手の物?そんな彼の華麗なアクションが拝める作品がもう一つ。不動の人気を誇るSFシリーズ『スター・ウォーズ』の序章を3D化した『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D』が今年3月16日(金)より劇場公開される。当たり役となったジェダイの騎士であり、主人公アナキン・スカイウォーカーの師匠オビ=ワン・ケノービの勇姿を、ぜひ3Dにより迫力の増した大スクリーンで楽しんでみたいもの。ラブストーリーにアクション作品と、今年も親しみのある男らしさで乙女心をくすぐるユアン。あなたはどのユアンを観てみたい?『パーフェクト・センス』は1月7日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて、『人生はビギナーズ』は2月4日(土)より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほかにて公開。続いて『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D』が3月16日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて、『ジャック・ザ・ジャイアント・キラー』(原題)は今夏、全国にて公開。■関連作品:STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D 2012年3月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開ジャック・ザ・ジャイアント・キラー (原題) 2012年夏、全国にて公開パーフェクト・センス 2012年1月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Sigma Films Limited/Zentropa Entertainments5 ApS/Subotica Ltd/BBC 2010人生はビギナーズ 2012年2月4日より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2010 Beginners Movie, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ユアン・マクレガー主演、“初心者”の物語『人生はビギナーズ』試写会に15組30名様をご招待ユアン・マクレガーの熱演光る『パーフェクト・センス』試写会に10組20名様をご招待『スター・ウォーズ』3D化決定!最新ポスター画像解禁ジョージ・クルーニーが一歩リード?オスカー前哨戦の火蓋が落とされる!ユアン・マクレガーが“愛”の大切さを伝える注目作が続々公開!
2012年01月04日スーザン・サランドンの娘で『ダイアナの選択』やTVシリーズ「カリフォルニケーション」に出演しているエヴァ・アムーリが29日にサウスカロライナ州チャールストンで挙式した。26歳のエヴァのお相手は、サッカーの元アメリカ代表選手で現在はTVで解説者を務めるカイル・マルティーノ(30歳)。結婚式はエヴァの母であるスーザンがオスカー主演女優賞に輝いた『デッドマン・ウォーキング』(’95)で演じたシスター・ヘレン・プレジャンが執り行った。同作では当時9歳だったエヴァが少女時代のヘレンを演じている。ウエディングパーティはスーザンと彼女と一昨年までパートナーだったティム・ロビンス(『デッドマン・ウォーキング』の監督・脚本)がホストを務めた。ちなみにエヴァの父親はイタリア人の映画監督、フランコ・アムーリだが、エヴァにとっては3歳の頃から一緒に暮らしてきたティムこそが父親と呼べる存在なのだろう。エヴァとカイルは昨年12月に婚約。カイルの両親が住んでいるという理由でチャールストンで挙式したという。末長くお幸せに!(text:Yuki Tominaga)©ロイター/AFLO
2011年10月31日サンダンス映画祭で話題を呼んだユアン・マクレガー主演の『パーフェクト・センス』の公開が来年1月7日(土)に決定。近年、役柄の大小に関わらず年に複数本の出演作が公開され、多彩な活躍を見せるユアンだが、本作では壊れゆく世界の中で愛を求める男を演じている。『007/カジノ・ロワイヤル』のエヴァ・グリーンとの共演となった本作。人間の五感を徐々に奪い去っていくという原因不明の奇病が蔓延し、人類は存亡の危機に陥っていく。そんな極限状態のさなか、シェフのマイケル(ユアン)と科学者のスーザン(エヴァ)は巡り会い、奇病に侵されたその瞬間に恋に落ちる。ひとつ、またひとつと感覚を失い、世界が終わりに近づいていく中で2人は何を求め、感じるのか?今回、解禁となったポスターでも、世界が終末を迎えようとする中で寄り添い合う2人の表情は、憂いと共に互いへの愛を感じさせる。2人の間に見える一筋の光は、この愛がもたらした儚い希望か――?『トレインスポッティング』以来、日本でも多くのファンを抱えるユアンは今年の春、“不惑”の40歳を迎えた。近年、ロンドンやブロードウェイでの舞台と並行して毎年、複数本の映画に出演。日本でも昨年から『ブローン・アパート』、『ヤギと男と男と壁と』、『アメリア永遠の翼』、『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』、『ゴーストライター』と作品や役柄の大小を問わず全くタイプの違う役どころを演じ、円熟味を感じさせる。『パーフェクト・センス』に続いて、さらに来年の2月にはクリストファー・プラマー、メラニー・ロランとの共演作となる『人生はビギナーズ』が日本で公開を迎える。極限の世界での希望の光としての愛を体現した『パーフェクト・センス』とはまたタイプの異なる本作だが、ガンを患った父親から突然、ゲイであることをカミングアウトされる38歳のサエない独身男・オリヴァーを演じているユアン。残りの人生を謳歌する父の姿に触発され、誰かと共に人生を歩んでいくことの大切さに気づき、38歳にしてようやくオリヴァーは人生の一歩を踏み出していく。全く毛色は違う2作品で、人生において誰かを愛することの大切さ、愛がもたらすかけがえのない希望を伝えるユアン。あなたはどっちのユアンがタイプ?『パーフェクト・センス』は2012年1月7日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて、『人生はビギナーズ』は2月4日(土)より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほかにて公開。■関連作品:パーフェクト・センス 2012年1月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Sigma Films Limited/Zentropa Entertainments5 ApS/Subotica Ltd/BBC 2010人生はビギナーズ 2012年2月4日より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2010 Beginners Movie, LLC. All Rights Reserved.
2011年10月07日“天使の歌声”と称賛され、いま全米で話題の天才少女ジャッキー・エヴァンコが今秋日本デビュー! 「デイヴィッド・フォスター&フレンズ ジャパン・ツアー2011」にゲスト出演することが決定した。「デイヴィッド・フォスター&フレンズ」公演情報ジャッキー・エヴァンコは、2010年にアメリカの人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」第5シーズンに出場。“天使の歌声”と絶賛される美声を披露し、センセーショナルを巻き起こした天才少女だ。同年のクリスマス・シーズンにアメリカとカナダ限定でミニ・アルバム『O Holly Night』をリリース。ビルボード・チャート初登場第2位、累計セールス100万枚を突破し、この年最高の売り上げを記録した新人アーティストにしてサウンドスキャン史上最年少デビュー(当時10歳)を飾った女性ソロ・アーティストとなった。その才能は、スーパー・プロデューサー、デイヴィッド・フォスターも認めるほどで、2011年6月にリリースされた待望のフル・アルバム『ドリーム・ウィズ・ミー』は、そのフォスターがプロデュース。バーブラ・ストライサンドやスーザン・ボイルとのデュエット曲も収録した意欲作となり、こちらもビルボード初登場第2位、イギリスでも初登場第4位と大ブレークを成し遂げたばかり。10月には日本盤をリリースし、「デイヴィッド・フォスター&フレンズ ジャパン・ツアー2011」への出演で待望の日本デビューを果たす。話題の天才少女歌姫ジャッキー・エヴァンコも参加する「デイヴィッド・フォスター&フレンズ ジャパン・ツアー2011」は、10月19日(水)・20日(木)に、東京国際フォーラム ホールAにて開催。チケットは発売中。
2011年09月30日母の日を終え、父の日を控える5月、6月は、海外ドラマ界の“何だか気になる母子、父子”を大特集。第2回は、“何だか気になる母と娘”をご紹介していきたいと思います。“母と娘”と言って真っ先に思い出されるのは、7シーズン続いた人気ドラマ「ギルモア・ガールズ」のローレライ&ローリー母娘(上写真)。若くしてローリーを産んだローレライは、まだまだ女盛りのシングルマザー。「ギルモア・ガールズ」では、そんなローレライ自身の人生&恋愛模様、仲良しの娘ローリーとの母娘ならではの絆、そして一流のジャーナリストを目指して有名進学校から名門大学へと進み、女性としても人間としても成長していくローリーの青春模様が物語の軸にあります。前回のコラムで取り上げたのは“パワフル母とお年頃息子”ですが、海外ドラマの世界で描かれる母と娘に関しても、“パワフル母とお年頃娘”の図がひとつのパターンとして挙げられそう。働く女性として日々奮闘するパワフル母のローレライと、良い子に育った優等生ではあるものの、時には青春の渦の中でもがき悩まなくてはならないローリー。さらには自分の身に起きた出来事を包み隠さず語り合うローレライ&ローリーの関係には、母娘ドラマの素敵ポイントが詰まっているとも言えます。また、似た形の母娘として挙げられるのは、「しあわせの処方箋」のクリスティーナ&カミール母娘や「デスパレートな妻たち」のスーザン&ジュリー母娘(右上写真)。ローレライ&ローリー同様、どの母娘も美人親子ですが、まさに“パワフル母とお年頃娘”なのが共通点。夫亡き後、病院の看護師長として働くクリスティーナと年頃娘のカミール、前夫の浮気→離婚を機に長く母子家庭として奮闘してきたスーザン&ジュリー。共にモテる母、良い子の娘でもありますが、とは言え良い娘の思わぬ問題に直面するのが母の仕事。それぞれの日本放送最新シーズンでは、ボーイフレンドとカミールがイチャイチャする現場を目撃してしまったクリスティーナ、謎の不倫相手との間に問題を抱えるジュリーにやきもきさせられるスーザンの姿が描かれています。そのほか、「ナース・ジャッキー」の看護師ジャッキー、「ミディアム霊能者アリソン・デュボア」の霊能者・アリソンら(左写真)も娘を持つパワフル母ですが、ジャッキーはまだ幼いながらも精神分析医のカウンセリングが必要なほど繊細な長女に心を痛め、アリソンも年頃に突入しつつある長女の青春に翻弄されている様子。しかも、アリソンに関しては、自分と同じ霊能力を3人の娘たちが受け継いでいるという問題も…。物語が続く限り、パワフル母たちの悩みは尽きなさそうです。次回は“何だか気になる父と娘”をピックアップしていきます。(text:Hikaru Watanabe)「ギルモア・ガールズ <セカンド・シーズン>」DVD価格:15,750円(税込)発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ発売中© 2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.「デスパレートな妻たちシーズン5」DVD COMPLETE BOX価格:21,000円(税込)発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン発売中© ABC Studios.「ミディアム 〜霊能捜査官アリソン・デュボア〜 シーズン4 DVD-BOX」価格:12,600円(税込)発売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン発売中© 2009 CBS Studios Inc. CBS and related marks are trademarks of CBS Studios Inc. All Rights Reserved. TM, (R) & Copyright © by Paramount Pictures. All Rights Reserved.■関連作品:デスパレートな妻たち [海外TVドラマ]ギルモア・ガールズ [海外TVドラマ]© Warner Bros. Entertainment Incミディアム霊能者アリソン・デュボア [海外TVドラマ]■関連記事:5年経っても波乱続き!「デスパレートな妻たち」シーズン5の特別映像が到着いきなり5年後!彼女たちに何が…?「デスパレートな妻たち」シーズン5予告編到着シネマカフェ的海外ドラマvol.149見逃すべからず!男たちのLOVE事情最終回「デスパレートな妻たちシーズン4」DVDリリース記念スプーン&お箸セットを3名様プレゼント連休は海外ドラマをイッキミ?「デスパレートな妻たち」過激&セクシー映像到着!
2011年05月19日あれから5年…ウィステリア街の崖っぷちな女たちが帰ってきた!一見、閑静で平穏に見える住宅街に暮らす人々の“デスパレート(=崖っぷち)”な日々を描き、絶大なる人気を誇った海外ドラマ「デスパレートな妻たち」。その最新シーズン5のDVDリリースが決定し、最新の予告編映像が到着した。まず、注目すべきは驚きの設定。なんと、このシーズン5で舞台はいきなり前シリーズから5年後へ――。5年経てば人々の暮らしには大きな変化があるもの…と思いきや、変わらないのはウィステリア街の“女王たち”とそのドタバタぶり?念願かなってマイクと結婚した童話作家のスーザンはあえなく離婚し、彼との間に生まれた息子と2人暮らしだが、すでに新恋人の影も?リネットは、思春期を迎えた双子の素行に思い悩む日々…。ガブリエルも元モデルの面影はどこへやら、子育てに奮闘する日々を送る。ブリーとキャサリンは共同経営で始めたケータリング事業で大成功を収めるが、注目を独占するブリーにキャサリンの不満はくすぶり…。そして!前シーズンで住人に絶交され、街を追い出されたイーディが新たな夫を連れて舞い戻り…。波乱の気配があちこちに!すでに崖っぷちの彼女たちはさらに追い詰められることに?ちなみに全米ではひと足早くシーズン6が放送されたばかりだが、まだまだ人気沸騰中だとか。エミー賞にゴールデン・グローブ賞などのべ137部門ノミネート、34部門受賞の実力を、まずは予告編からお楽しみあれ!「デスパレートな妻たち」シーズン5DVDは9月3日(金)より順次レンタル開始。12月22日(水)よりDVD COMPLETE BOX発売開始。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「デスパレートな妻たちシーズン5」DVD COMPLETE BOX発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン価格:15,750円(税込)発売日:12月22日(水)※9月3日(金)より順次レンタルスタート公式サイト:© ABC Studios.■関連作品:デスパレートな妻たち [海外TVドラマ]■関連記事:「デスパレートな妻たちシーズン4」DVDリリース記念スプーン&お箸セットを3名様プレゼント連休は海外ドラマをイッキミ?「デスパレートな妻たち」過激&セクシー映像到着!シーズン3も覗き見!「デスパレートな妻たち」ワインオープナーを2名様にプレゼントCS初放送!「デスパレートな妻たち」オリジナルトランプを5名様にプレゼント「デスパレートな妻たち」に共感?RIKACO「ポジティブな“崖っぷち”で勝負!」
2010年05月13日6月4日(金)から、TSUTAYAで独占先行レンタルがスタートする海外ドラマ『ハーパーズ・アイランド』のダイジェスト映像をぴあ映画生活で先行公開した。今年2月、WOWOWで先行放送され、海外ドラマファンの間でも話題になったミニTVシリーズの本作は、一組のカップルが結婚式を挙げるため、家族や友人とともにワシントン州シアトル沖にあるハーパーズ・アイランドを訪れ、連続殺人鬼による惨殺に巻き込まれていくサバイバル・サスペンス。出演陣も、ドラマ『アグリー・ベティ』シリーズでベティの恋人役を務め、ブレイクしたクリストファー・ゴーラム、『デスパレートな妻たち』で主人公スーザンの元夫役を演じたリチャード・バージ、『アザーズ』のエレイン・キャシディと多彩な顔ぶれがそろう。本作のダイジェスト映像では容疑者25人が登場し、誰が殺人鬼なのか気になる展開がいち早くチェックできる。『ハーパーズ・アイランド』vol.1-66月4日(金)より、TSUTAYA独占先行レンタル開始その他流通ルートは、11月26日(金)より、セル・レンタル同時リリース
2010年05月11日レッドカーペットの主役はもちろんゴージャスなドレスに身を包んだ女優たち。とはいえ男性たちもタキシードで、いつもとは違うフォーマルスタイルでレディをエスコート。ファッションチェック番外編では、レッドカーペットカップルをチェック!まずはどんなイベントでも注目の的のファッションニスタ、サラ・ジェシカ・パーカー。今年彼女が選んだのはシャネルのイエローのドレス。光沢感のある生地が裾まで真っ直ぐ流れ落ちるシンプルなラインは、ボリューミーなドレスが多い中、逆にインパクト大。首元のチョーカーは実は肩のストラップにつながっていて、前からの露出はミニマムだが、後ろは背中が大きく開いた個性的なデザイン。連れ添った夫のマシュー・ブロデリックはトム・フォードのタキシードで。トム・フォード自身、今年は映画『シングルマン』の監督としても授賞式に参加。サラ・ジェシカと共に、衣裳デザイン賞のプレゼンターを務めた。『マイレージ、マイライフ』で主演男優賞にノミネートされたジョージ・クルーニーはお決まりのアルマーニを、彼ほどタキシードが似合うスターはいないのでは?と思っていまうほど余裕の着こなし。惜しくも受賞は逃したが、授賞式中も司会者から幾度と呼びかけられたり、ハリウッドでの彼の人気の高さがうかがえた。当日連れ添ったのは、交際がうわさされているエリザベッタ・カナリス。彼女は真っ赤なロバート・キャヴァリのドレスで登場。この日、男優の中で最も目立っていたのは『シャーロック・ホームズ』が日本でまもなく公開を迎えるロバート・ダウニー・Jr.。ブルーグリーンの蝶ネクタイに、ブルーのサングラスという独創的なスタイル。奥様のスーザンも裾まで広がるボーダーのマーメイドラインドレスで、2人揃ってレッドカーペットを賑わせた。特集:2010アカデミー賞 Petit / © A.M.P.A.S.■関連作品:第82回アカデミー賞 [アワード]© Omelette/AMPASマイレージ、マイライフ 2010年3月20日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開© 2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved.シャーロック・ホームズ 2010年3月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDシングルマン 2010年秋、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009 Fade to Black Productions, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】アカデミー賞の裏ドラマ!S・ペンは前妻めぐり退席?本命は誰?女優にモテモテの『ハート・ロッカー』主演男優アカデミー賞授賞式今年の“ベストプレゼンター”部門受賞者はベン・スティラー?アカデミー賞総括!時代を切り拓く女たちの美しき勝利オスカー授賞式後はアフター・パーティ。お疲れモードでもセレブはパーティをはしご
2010年03月10日