ジェイソン・ブラム製作のタイムリープホラー映画『ハッピー・デス・デイ』が、2019年6月28日(金)に公開される。また、続編『ハッピー・デス・デイ 2U』も、同じく2019年7月12日(金)に連続で公開される。“ゲット・アウト”のジェイソン・ブラム製作のタイムリープホラー映画『ハッピー・デス・デイ』は、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ、『ゲット・アウト』『スプリット』『ハロウィン』などの話題作を手掛けたプロデューサー、ジェイソン・ブラムによる新作ホラー。2017年に全米で公開されると、無名のキャスト&監督にもかかわらず初登場ナンバー1を獲得。世界興収も2019年2月時点で135億円を超える大ヒットを記録した。毎朝“恐怖の誕生日”に逆戻り主人公は、毎晩飲んだくれ、その度に男を変え、既婚者の教授とも関係を持ってしまうような自己チューの超絶ビッチな女子大生ツリー。そんなツリーが誕生日にマスクを被った謎の殺人犯に殺されてしまうが、目が覚めるとなぜか同じ誕生日の朝に戻ってしまい、何度も殺される誕生日を繰り返す―。ホラーにタイムリープの要素が加わった、全く新しい形のホラー映画となっている。主演・ジェシカ・ロース、監督・クリストファー・ランドン主人公・女子学生ツリーを演じるのは『ラ・ラ・ランド』や『500ページの夢の約束』に出演する若手女優のジェシカ・ ロース。『ハッピー・デス・デイ』では、迫りくる恐怖に顔を歪める熱演を見せている。そしてツリーにタイムリープの秘密を打ち明けられ協力するカーター役は、2013年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映されたソフィア・コッポラ監督『ブリングリング』での演技で、高く評価されたイズラエル・ブルサードが演じる。監督・脚本は『パラノーマル・アクティビティ 呪いの印』のクリストファー・ランドンが務める。ストーリー女子大生のツリーは誕生日の朝、昨晩を共にしたのであろう男子学生カーターのベッドでぼんやりと目を覚ますが、彼女はすぐに今日は何かがいつもと違うことに気付く。いつものごとく普通に過ごしているのに何もかもがすでに経験しているように感じるツリー。こんな奇妙な誕生日が終わろうとするとき、彼女はマスクをかぶった見知らぬ者に惨殺されてしまう・・・・ところが、再び誕生日の朝カーター部屋でまた目を覚ますのであった。詳細映画『ハッピー・デス・デイ』公開日:2019年6月28日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー※続編『ハッピー・デス・デイ 2』と連続公開監督:クリストファー・ランドン製作:ジェイソン・ブラム出演:ジェシカ・ロース、イズラエル・ブルサード ほか配給:東宝東和
2019年03月02日『パラノーマル・アクティビティ』シリーズや『ゲット・アウト』のジェイソン・ブラムが製作を務めた大ヒット“タイムリープホラー”映画『Happy Death Day』(原題)と、その続編『Happy Death Day 2U』(原題)が、今夏、連続公開されることが決定した。本作は、毎晩飲んだくれ、その度に男を変えるビッチ女子大生ツリーが、誕生日にマスクを被った謎の殺人犯に殺されてしまうが、目が覚めるとなぜか同じ誕生日の朝に戻ってしまい、何度も殺される誕生日を繰り返す物語。ホラーにタイムリープの要素が加わった、新しい形のホラー映画だ。シリーズの主人公・ツリーを演じるのは、『ラ・ラ・ランド』『500ページの夢の束』に出演した若手女優ジェシカ・ロース。また、ツリーにタイムリープの秘密を打ち明けられ協力するカーター役は、『ブリングリング』(ソフィア・コッポラ監督)での演技で高く評価されたイズラエル・ブルサード。監督・脚本は『パラノーマル・アクティビティ呪いの印』のクリストファー・ランドンが務めた。2017年に全米で公開された本作は、無名のキャスト&監督にもかかわらず、『Happy Death Day』が『ブレードランナー 2049』を押さえ、まさかの初登場No.1を獲得し、世界興収も135億円を突破という大ヒット!そんな話題の本作とあって、「なんで未だにHappy Death Dayが日本上陸しないんだ」「いつになったらHappy death day日本で公開されるの」「Happy Death Day 2Uがすごく面白そうなのに日本には前作すらない悲しさ」などと、SNSでは多くの映画ファンが本作のリリースや公開を待ち望んでいた。なお、続編『Happy death Day 2U』は、2月13日より全米で公開され、公開6日間の累計興収は約16.2億円を突破している。『Happy Death Day』ストーリー女子大生のツリーは誕生日の朝、昨晩を共にしたのであろう男子学生カーターのベッドでぼんやりと目を覚ますが、彼女はすぐに今日は何かがいつもと違うことに気づく。いつものごとく普通に過ごしているのに、何もかもがすでに経験しているように感じる。こんな奇妙な誕生日が終わろうとするとき、彼女はマスクをかぶった見知らぬ者に惨殺されてしまうが、再び誕生日の朝カーター部屋でまた目を覚ます…。『Happy Death Day 2U』ストーリーやっとタイムリープから抜け出したと思ったツリーに、更なる恐怖が訪れる。それは、何度も殺されることの方が全然楽だったと思えるような恐怖だった――。『Happy Death Day』(原題)、『Happy Death Day 2U』(原題)は夏、連続公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:Happy Death Day(原題) 2019年夏、公開© Universal PicturesHappy Death Day 2U(原題) 2019年夏、公開© Universal Pictures
2019年02月21日東京ディズニーランドホテルに、4月7日(日)~7月8日(月)までの期間限定で、キッズに大人気のテレビシリーズ「ちいさなプリンセス ソフィア」をテーマにしたスペシャルルームが登場する。一泊54,600円からだ。素敵なプリンセスを目指して、仲良しの動物たちやディズニープリンセスたちに見守られながら成長していくソフィアを描く同シリーズ。ソフィアのお城での楽しい暮らしを描いたデコレーションを施した客室で、キッズはプリンセスとなり、大好きなソフィアと一緒に過ごしたような気分に。また、東京ディズニーランドホテルの、オリジナルのグッズを用意。森でお花摘みをしているソフィアたちをデザインした“レッスンバッグ”と“タオルケット”、物語に出てくるソフィアのプリンセスのテストをイメージした“ちいさなプリンセスのためのマナーレッスンブック”の3種類が手に入る。“マナーレッスンブック”は、親子一緒に客室で楽しめるほか、キッズのプリンセス気分がますます高まるソフィアのペンダントや、ドレスをモチーフにしたスペシャルルーム限定のコースメニューもルームサービスで提供する。詳細は公式サイト上にて。予開始日時は、2月5日(火)14:00~(text:cinemacafe.net)
2019年01月23日「ゴーン氏の逮捕で、フランスにも衝撃が走りました。一面で“皇帝の転落”といった見出しを打った新聞もあります。その関心はゴーン氏の東京拘置所での生活にも及んでおり、“朝昼晩と米を食べているようだ”といった記事も報じられました」と語るのは、パリ在住の日本人ジャーナリスト。日産自動車会長とフランスの自動車会社・ルノーのCEO(最高経営責任者)を兼務していたカルロス・ゴーン容疑者(64)の逮捕の波紋は世界中に広がっている。だが一連の報道に首をかしげるのは、東京都目黒区在住の主婦だ。「来日当初、ゴーンさんは目黒区内のマンションに住んでいて、ときどき見かけました。目黒川のあたりを子供たちと散策していることもありましたね。100円均一ショップにも来ていました。子供たちが品物を選んで、会計はゴーンさんでしたが、“日産の社長さんなのに、ずいぶん慎ましやかだなぁ”と驚いたのを覚えています」国籍を持つレバノンにはゴーン容疑者と前妻のリタさん(53)がかつて住んでいた一軒家も残っているというが、そこで目撃されていた生活も質素だった。「毎日新聞が地元住民のコメントを掲載していますが、リタさんは使用済みのペットボトルを花瓶として再利用していたそうです」(全国紙の経済部記者)ゴーン容疑者自身はインタビューで、夫婦関係や金銭感覚について次のように語っている。《いまでも妻からいろいろな不満を言われます。そんなとき、私は彼女に“ギブアップ”と言うしかないですけどね。(中略)私はブランドには興味がない。安もののバッグでも、使いやすければいいと私は思っていますから》(『プレジデントFamily』’07年10月号)“妻に頭が上がらず、ブランドにも興味がない男”は、いつ変貌していたのだろうか?日産自動車の関係者は言う。「ある程度は手綱を締めてくれていた前夫人のリタさんと離婚し、不倫相手だったキャロル夫人と再婚したことも大きな影響があったのではないでしょうか」リタさんは週刊文春に離婚の顛末について告白している。その証言によれば、’10年1月に夫のパソコンから現夫人のキャロルさんとの不倫メールのやりとりを発見したのだという。’10年といえば、ゴーン容疑者が“報酬の過少記載”を指示したとされるころだ。結局、容疑者は30年連れ添ったリタさんとは15年に離婚。16年に美貌の持ち主であるアメリカ人のキャロルさんと再婚。10月の彼女の50歳の誕生日に合わせて開催されたという結婚披露パーティは、フランスでは大々的に報じられた。「ゴーン氏はベルサイユ宮殿の離宮・大トリアノン宮殿を借り切ったのです。ソフィア・コッポラ監督の映画『マリー・アントワネット』にインスピレーションを得たそうで、俳優を雇って18世紀風のコスチュームを着せるなど、豪華絢爛なものでした。アンティークの銀器や陶器をふんだんに使用。もちろんシャンパンやケータリングされた食事も超一流で、120人の招待客を驚かせたのです」(前出・パリ在住ジャーナリスト)皇帝・ゴーンの心を奪い、“日産の女帝”となったキャロル夫人に捧げられたベルサイユ挙式。宮殿貸し切り料などを含め、費用は総額80億円とも報じられているが、まさかそれも日産の負担だったのか。キャロル夫人との生活について経済ジャーナリストの河村靖史さんは言う。「関係者のSNSには、ゴーン容疑者とキャロル夫人がフランスで競馬をたしなむ姿も投稿されています。フランスでは競馬は“お金持ちの遊び”、夫妻の高級志向が垣間見えますね」映画『マリー・アントワネット』に感激したというゴーン容疑者とキャロル夫人。一時は豪奢な生活を送ったマリー・アントワネットだが、その“悲劇的な末路”と、自分たちの行く末を重ね合わせることはしなかったのだろうか。
2018年11月29日全米No.1のヒットスタートを切った最新作『死霊館のシスター』。9月21日(金)より日本に上陸する本作で主演を務めるのは、数々のミステリーやホラー作品に出演してきた透明感が話題の若手女優、タイッサ・ファーミガ!実は彼女は、これまでの『死霊館』シリーズに出演してきたヴェラ・ファーミガの年の離れた妹だ。2013年に実際にあった心霊現象を映画化した『死霊館』は、全世界で360億円以上の興行収入を上げる大ヒット。以降、『死霊館 エンフィールド事件』『アナベル 死霊館の人形』『アナベル 死霊人形の誕生』と、累計1,350億円を超える大ヒットホラーシリーズとなっている。その最新作となる本作で、ヒロインのシスター、アイリーンを演じるのがタイッサ・ファーミガ。彼女の21歳年上の姉ヴェラは『死霊館』と『死霊館 エンフィールド事件』でウォーレン夫人を演じており、姉妹そろって同じシリーズの映画に主演することになった。■『ブリングリング』『記憶探偵と鍵のかかった少女』で注目されるタイッサといえば、エマ・ワトソン×ソフィア・コッポラ監督の『ブリングリング』にも出演しており、その透明感のある美しさと妖艶で才能のある演技で注目を集めている存在。賞レース常連の人気シリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」の第1シーズン「呪いの館」、さらに第3シーズン「魔女団」や、ミステリー映画などに出演。2014年に公開された『記憶探偵と鍵のかかった少女』では主演を務め、日本でもその美貌と才能が知られるようになった。本作では見習いのシスターとして、バーク神父と共に不可解な事件の謎に立ち向かい、『死霊館』シリーズで最も恐れられている「悪魔のシスター」と対峙する重要な役を担っている。アイリーン役をオーディションでつかみ取ったタイッサは、「私はこの脚本が大好き。キャラクターが大好き。ただ行って、飛び込んで、自分がやるべきことをやる」と気持ちを固め、オーディションに挑んだという。タイッサの姉であるヴェラが過去『死霊館』シリーズに出演していることから、出演依頼が来たときは驚いたそうだ。「(姉妹でシリーズに出演できることが)あまりに話がうますぎるからよ。最終的に最善の結果になったのよ」とふり返っている。そんなタイッサはすっかり役に入り込み、撮影中はたびたび悪夢にうなされることもあったとか。コリン・ハーディ監督は「タイッサは非常に演技力のある女優です。シスター・アイリーンが恐怖に怯えるシーンでは、おぞましい霊視映像を何度も見せられ、激しいスタントをこなさなくてはいけなかった。タイッサのリアクションを見れば、恐怖のほどが伝わってきます」と語っており、その演技力を絶賛!今後はクリント・イーストウッドが監督・出演する『The Mule』(原題)への出演も決定しており、今後もその活躍を見逃せない女優の1人となっている。『死霊館のシスター』は9月21日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死霊館のシスター 2018年9月21日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2018年09月16日1880年開場のイタリアの名門ローマ歌劇場の4年ぶり4度目の来日公演開幕を目前に控え、指揮者・演出家と主要キャストによる開幕記者会見が開かれた(9月5日・東京文化会館)。今回最もファンの注目を集めているのはふたりの女性演出家の起用、ともに著名な芸術家を父に持つアーティストだ。ヴェルディ《椿姫》は、映画監督フランシス・フォード・コッポラの娘ソフィア・コッポラの演出作品。映画監督として、『マリー・アントワネット』や『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』等、次々にヒット作を生んでいる彼女だが、2016年にこのプロダクションでオペラ演出家デビューを飾った(映画『ソフィア・コッポラの椿姫』として公開された)。大きな話題は主役ヴィオレッタの衣裳を巨匠ヴァレンティノ・ガラヴァーニがデザインしていること。実は演出にコッポラを指名したのも彼。つまりヴァレンティノありきの製作陣とも言える。実際コッポラは、衣裳を軸に演出プランを練ったと述べており、豪奢なドレスはまるでドラマ全体を象徴するかのような強烈な存在感を放つ。ローマ初演時の指揮者でもあるヤデル・ビニャミーニは会見で、「伝統的だが、フレッシュな新しい感覚のプロダクション。素晴らしい作品を日本で再現できるのはうれしい」と語った。主役ふたりもフレッシュな売り出し中の若手。ヴィオレッタ役のフランチェスカ・ドットは初来日。アントニオ・ポーリのアルフレード役で日本でもおなじみだ。彼らふたりもローマ初演時のキャスト。一方、プッチーニ《マノン・レスコー》はキアラ・ムーティ演出。父親は現代の大指揮者リッカルド・ムーティだ。2012年に演出デビューした彼女だが、女優として数々の受賞歴を持つ。幼い頃から劇場で父親の仕事を見て育ったことが彼女の大きなバック・グラウンドになっていることは言うまでもないだろう。今回の《マノン・レスコー》のプロダクションは2014年にローマで初演。指揮は父ムーティだった。彼女は演出コンセプトについて次のように語った。「プッチーニはマノンが最初から自分の宿命を予見しているかのように描いている。私も終幕の砂漠の荒野をモチーフとして、マノンの世界をその砂漠の上に作り上げました」マノンを演じるのは、ヴィヴィッドなピンクのスーツでひときわ華やかに会見に現れたプリマ・ドンナ、クリスティーネ・オポライス。彼女も初来日だ。「現代最高のプッチーニ歌手」と称される彼女だが、キアラ・ムーティが「演技をつけながら私が感動してしまうほど素晴らしい」と激賞する、その演技力にも大いに期待しよう。ローマ歌劇場日本公演は、《椿姫》が9月9(日)・12(水)・15(土)・17日(月・祝)、《マノン・レスコー》が9月16(日)・20(木)・22日(土)に上演(16日(日)のみ神奈川県民ホール、ほかはすべて東京文化会館)。取材・文:宮本明
2018年09月07日アンディフィーテッド(UNDEFEATED)は、渋谷区神宮前に2フロアからなる新店舗「アンディフィーテッド シブヤ(UNDEFEATED SHIBUYA)」を6月16日にオープンする。エントランスを入ると、迫力に満ちたスニーカーウォールが来訪者を出迎える。ウッドを基調にすることで、既存店とは異なるアメリカのテイストを全面に打ち出した。1Fはスニーカー、2Fはアパレル及び小物を中心とした構成に。開放感のあるレイアウトにより一点一点の商品が見やすく、買い物が楽しめるディスプレイを展開。内装は同ブランドの本国デザイナーが手掛けている。「ジェフ・マクフェトリッジデザイン 渋谷限定Tシャツ」ブラック(6,000円)オープン当日は、LAを拠点に活躍するグラフィックデザイナー、ジェフ・マクフェトリッジがデザインした限定Tシャツ(6,000円)を発売。90年代よりビースティーボーイズが監修・発行した『GRAND ROYAL』のアートディレクターを務め、ソフィア・コッポラ監督映画のアニメーションタイトルを制作することで頭角を表したジェフは、スパイク・ジョーンズ監督映画のグラフィックなども担当、ナイキ エスビー(NIKE SB)のスニーカーデザインを手掛けるなど、その活躍は世界中に知れ渡っている。アディダス バイ アンディフィーテッド「ULTRABOOST」(2万6,000円)また、アディダス バイ アンディフィーテッド(adidas by UNDEFEATED)による最新ランニングシューズ「ULTRABOOST」(2万6,000円)や、過去のデザインを復刻したアパレル「Re:up コレクション」などオープン記念に相応しい魅力的なアイテムが並ぶ。これまで以上にハイプなカルチャーを発信する、国内最大級となる店舗面積とラインアップを誇る新店舗で、アンディフィーテッドの世界観を楽しんで。【店舗情報】アンディフィーテッド シブヤ(UNDEFEATED SHIBUYA)オープン日:6月16日住所:東京都渋谷区神宮前5-29-8 神宮前Sビル 1F&2F営業時間:11:00〜20:00定休日:無休
2018年06月06日第71回カンヌ国際映画祭にて開催中の「監督週間」に、細田守監督の最新作『未来のミライ』が選出され、世界初上映された。会場には、細田監督と主人公・くんちゃんの声を担当した上白石萌歌が招待を受け、上映終了後には舞台挨拶も行われた。『サマーウォーズ』や『おおかみこども雨と雪』などで知られる細田守監督の最新作『未来のミライ』は、時空を超えた“きょうだい”の物語。声のキャストには、上白石萌歌、黒木華、星野源、さらに福山雅治など、豪華俳優陣が名を連ねている。■「監督週間」アニメ作品は本作のみ選出も、細田監督「まだ全然実感がない」今回が初のカンヌとなる細田監督は、「まだ全然実感がないですが、初上映がカンヌで、カンヌの人たちと一緒に作品を観られることがとても楽しみです」とコメント。また上白石さんは国際映画祭自体が初参加ということで、緊張をにじませながらも期待に目を輝かせた。開催50周年を迎える「監督週間」は、過去にソフィア・コッポラや大島渚、北野武が選出されるなど、映画監督の登竜門的な部門でもある。映画際から独立した並行部門として特に監督の作家性が重要視され、近年では、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』が選出されたことでも記憶に新しい。今回は、1,600本以上もの応募作品の中から20本の長編作品が選ばれ、アニメーション作品では細田監督の『未来のミライ』だけが選出され、正式招待される運びとなった。■上白石萌歌、流暢なフランス語で挨拶公式上映会場となったのは、「監督週間」部門のメイン会場「シアタークロワゼット」。8時45分から行われた上映は、開場前から長蛇の列ができ、10代からシニア層までの劇場を埋め尽くす850人もの観客が来場。場内満席の大盛況の中、細田監督、上白石さんが場内に入場すると大きな歓声と拍手が!上映中には、上白石さんが演じるくんちゃんの4歳ならではの天真爛漫なしぐさ、その愛くるしい表情に何度も笑いが起き、家族それぞれの想いに感嘆の声が漏れ聞こえていた。観客からの大きな拍手を受けながら、上映後の舞台挨拶に登壇した上白石さんは、「こんにちは! 上白石萌歌です」と緊張気味ながらも流暢なフランス語を披露。また、細田監督は4歳の男の子を主人公にする本作のチャレンジに、「どこにでもある1つの家族を通して、何百年、何千年と続く人生のループみたいなものを描きたいと思って作りました」とコメント。さらにアニメーション映画について「アニメーションという表現で作る映画はまだまだやっていないことが多い。(高畑勲監督や宮崎駿監督といった方々が)これまでたくさんの作品を生み出されており、そのバトンを受け継ぐように、様々なことにチャレンジをし、表現していかなければいけないと思います」と想いを語った。なお、本作は世界最大規模のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭2018」の長編部門コンペティションにも選出が決まっており、今夏には細田監督がアジア数か国を巡る舞台挨拶ツアーも決定。さらに世界中で期待が高まっている。上映会終了後のコメント細田守監督日本よりも先に、世界の方々に観てもらうことが大変なプレッシャーを感じていました。初めての上映はいつも緊張しますが、上映が終わった後、たくさんの拍手を頂けて今はとてもホッとしています。映画が出来上がり、お客さんが観終わって初めて映画が完成します。子どもが生まれる瞬間と同じ気持ちで、カンヌのお客さんに、映画の誕生の瞬間に立ち会っていただき、祝福されながら無事に映画が生まれました。上映中には何度も笑い声が聞こえ、お客さんの反応を直接感じることが出来て嬉しかったです。次は日本で、夏休みの時期に公開なので家族みんなで楽しんでもらいたいです。上白石萌歌監督の隣で初めて作品を観させていただくこととフランス語での挨拶がとても緊張しましたが、しっかりと想いが伝わって良かったです。カンヌで映画が生まれた瞬間に立ち会うことが出来てとても幸せで、夢のような時間でした。映像の美しさ、音楽の壮大さを4歳のくんちゃんの目で冒険出来るという作品の素晴らしさを日本でも自信を持って伝えていきたいです。『未来のミライ』は7月20日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:かぐや姫の物語 2013年11月23日より全国にて公開© 2013 畑事務所・GNDHDDTKリズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2018年05月17日シアーシャ・ローナンが主演を務める『レディー・バード』。この度、単独監督デビュー&オリジナル脚本も手掛けたグレタ・ガーウィグのおしゃれでキュートな演出姿をとらえたメイキング写真がシネマカフェに到着した。“ネクスト”ソフィア・コッポラとの呼び声も高い次世代クリエイターであるグレタ・ガーウィグ。インディペンデント映画シーンのミューズとして活躍後、単独監督デビュー作にも関わらず、脚本賞を含む本年度アカデミー賞ダブル・ノミネートを果たし、賞レースを盛り上げていた。そして今回、グレタ・ガーウィグの演出姿をとらえた『レディ・バード』のメイキング写真が到着。ダンス・パーティの撮影をする際にはキャストと同じようにかわいいドレスを着用し、ふだんも仲の良い友達のように話す姿が印象的。グレタ・ガーウィグは今後も映画監督としての活動を続けていく予定と宣言。個性派女優としてはもちろん、次世代クリエイターとしても是非注目したい。『レディ・バード』は6月1日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レディ・バード 2018年6月、全国にて公開© Universal Pictures
2018年04月29日資生堂の企業文化誌『花椿』夏号が4月15日に刊行された。資生堂関連施設および全国の書店計43ヶ所(4月1日現在)にて無料配布中。今号の特集テーマは「WILD(野生、野性)」。“INTO THE WILD”と題して、一人の女性が自分の中に眠る“野性”を見つける旅に出る物語を、美しい写真とともに展開する。ストーリーを撮り下ろしたのは映像作家の山田智和。雄大な自然が広がる沖縄の西表島を舞台に、ファッション誌やハイブランドのショーなどで活躍する若手モデルのタカハシララを撮影した。また本誌と連動した映像作品も公開されている。その他、五感の中で最も野性的な感覚といわれる“嗅覚”に着目し、匂いと人との関係性や香りの楽しみ方などを資生堂香料開発グループの研究員が解説するコラムを始め、国内外から注目を集める若手写真家の水谷吉法によるジュエリーのフォトストーリー「Wild Jewelry, Wild Night」など、さまざまな視点から「WILD(野生、野性)」にフォーカスする。また、人気の連載「サロン・ド・バー 花椿」では、ミュージシャンのCharaと木村カエラによる対談、「ESSENCE OF ELEGANCE」では、映画監督のソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)を特集。さらに、音楽家・蓮沼執太のインタビューや第22回中原中也賞を受賞した作家・野崎有以によるポエム、旬のファッションを紹介する「TOKYO STORY」など、読み応えのある充実した内容を掲載。別冊付録の「花椿文庫」には、登山家で作家の服部文祥による“都会でサバイブするヒント”が詰まった女性向けのアーバンサバイバル入門書『URBAN SURVIVAL BOOK For women』を収録している。―高度な文明社会に生きる私たち。でもときおり、ネットワークにしばられる不自由さを感じたり、何者かにならなければならないことに不安になったり……。自分らしく生きることがよくわからなくなったときには、静かに、自分の中の野生の声に耳を傾けてみませんか。(本誌より抜粋)【書籍情報】『花椿』 夏号仕様:A4変型/本誌60ページ刊行:資生堂 企業文化部刊行日:4月15日無料ウェブ版:
2018年04月16日渋谷・Bunkamura ル・シネマにて、4月27日より話題作『君の名前で僕を呼んで』が公開となる。本作公開を記念し、若者たちの愛のゆくえを描く名作映画を集めた特集上映企画「すべて恋しき若者たち」を、4月7日から26日までの3週間限定で開催決定。近年スクリーンで上映されなかった名作や、貴重な35mmフィルム上映作品を含む全9作品を上映する。『君の名前で僕を呼んで』公開記念特別上映企画「すべて恋しき若者たち」©1999 by Paramount Classics, a division of Paramount Pictures, All Rights Reserved / ©1993 DORSET SQUARE FILM PRODUCTION AND DISTRIBUTION KFT. / ©LFP-Kes Films Pelleas, Razor Film, ARTEFrance Cinema, Rhone-Alpes Cinema Jouror Productions 2011 / ©1983 GAUM / ©Les Films du Losange / ©Film Four Limited 2004. All Rights Reserved. / ©WILD BUNCH - QUAT’S SOUS FILMS - FRANCE 2 CINÉMA - SCOPE PICTURES - RTBF - VERTIGO 『君の名前で僕を呼んで』は、17歳と24歳の青年の、初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描く。公開前から既に“普遍的な愛を描いた真の傑作”として期待が高まっている。今回上映となるのは、同作に影響を与えた、もしくは共鳴する世界観を持つ名作全9作品。モーリス・ピアラ監督、エリック・ロメール監督のクラシック2本は、『君の名前で僕を呼んで』の監督ルカ・グァダニーノが同作における直接的な影響を語った名匠たちの傑作。ピアラ、ロメールの遺伝子を受け継いだミア・ハンセン=ラブ監督の『グッバイ・ファーストラブ』、同じく思春期のピュアな心の痛みを優しく見守るようなまなざしで切り取ったソフィア・コッポラ監督『ヴァージン・スーサイズ』は35mmフィルムでの上映。いつまでも色褪せないその世界観と邂逅する貴重な機会となる。『永遠の僕たち』加瀬亮の出演も話題となったガス・ヴァン・サント監督『永遠の僕たち』では、『君の名前で僕を呼んで』で本年度アカデミー賞歌曲賞にノミネートされ、授賞式でのパフォーマンスも話題となったスフィアン・スティーヴンスの名曲が、忘れがたい恋の日々を祝福する。また、アカデミー賞主演男優賞をゲイリー・オールドマンと最後まで争った『君の名前で僕を呼んで』の弱冠22歳ティモシー・シャラメは、「レオナルド・ディカプリオの再来」と評されており、少年時代のレオナルド・ディカプリオとジョニー・デップの共演が鮮烈な『ギルバート・グレイプ』もこのタイミングでぜひチェックしておきたい不朽の名作。『アデル、ブルーは熱い色』©WILD BUNCH - QUAT’S SOUS FILMS - FRANCE 2 CINÉMA - SCOPE PICTURES - RTBF - VERTIGOさらに、レア・セドゥとアデル・エグザルコプロスの輝きが眩しい、近年を代表する愛の傑作『アデル、ブルーは熱い色』の上映に加え、同作の監督アブデラティフ・ケシシュの初期作にして、これまで日本での上映機会が限られていた『身をかわして』も回数限定で特別に上映される他、『愛の記念に』、『海辺のポーリーヌ』、『モーターサイクル・ダイアリーズ』も上映される。必ずしも良いことばかりとは限らない10代の日々やあの頃。それでも心に痛みや悲しみがあるからこそ、きっといつか喜びを感じる時も来る──そんなことを教えてくれる映画『君の名前で僕を呼んで』。公開を迎えるに相応しい名作が揃う、必見の特集上映企画となる。なお、上映スケジュールなど詳細は公式サイト()にて。【イベント情報】『君の名前で僕を呼んで』公開記念特集上映企画「すべて恋しき若者たち」会期:4月7日~4月26日会場:Bunkamura ル・シネマ住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 6F入場料:1,300円均一(税込)※リピーター、学生は1,000円(税込)
2018年03月23日こんばんは、古山エリーです。冬は寒さから身を守るために身体は脂肪をためる=太るのは仕方のないこと、とかなんとか理由をつけて、最近は体重計から目を背けております。でも、数字を見なくたって増量しているのは分かります。だって下っ腹あたりの肉の付き方が明らかに違う、以前は存在しなかったお肉がそこにいるんです。「コレ、いらない…」と、ため息まじりで見つめていると「ここに居ますけど、なにか~」とでも言いたいような、下っ腹のお肉がぐでたまみたいに見えてくるじゃないですか。そして、独り言を通り越して──「なんでココにいるの…」、「そんなこと言っても消えないよ」、「邪魔なんですけど…」、「だったらダイエットしろよッ」と、自分の肉体と会話しちゃってる危険区域突入の四十路です。そんな今宵もたわごとお付き合いくださいませ。このままじゃマズいぞ、という自分なりのボーダーラインを越えたので、ダイエットしよう! と決意だけはしています。いままで色々なダイエットに挑戦しましたが、リバウンドなく体型を維持できるのって、やっぱり歩くことと食事制限なんですよね。歩くことは、電車ひと駅分を歩いたり、地下鉄の移動時にエスカレーターは極力使わず階段にするとか日常生活に取り入れているので、見直すべきは“食事”です。少し前までは、炭水化物抜きダイエットまではいかないですが、お米は一日小さなお茶碗一杯だけにしていたのに、気づいたらしっかり食べてました。まあ、大量に買ってしまった(バレンタインの)チョコレートとか甘い物も追加されているので、仕方ないですね。でも、四十路ともなると代謝も下がり痩せにくくなる。どうしよう…。というわけで、今回はパレオダイエットです。ハリウッドスターやオリンピック選手も実践しているダイエットで、けっこう前から話題にはなっていました。パレオとは旧石器時代を意味するパレオリシック(Palaeolithic)のことで、もの凄くざっくり言うと、原始時代の人たちが食べていたものを食べましょうというダイエットです。その時点で、加工食品がアウトになるので、それだけでも意識は変わります。私は「一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書」という本を読んだのですが、分かりやすくてオススメです。食欲にめざめるんじゃなくて、恋愛や結婚にめざめなくちゃいけなーと思いながら見た映画は、めざめる繋がりで『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』。ソフィア・コッポラが2017年カンヌ国際映画祭の監督賞を受賞したスリラーです。どんな映画なのかというと──物語の舞台は1864年のバージニア州、南北戦争から隔離された女子寄宿学園。そこには先生と生徒、7人の女性が暮らしているんですが、ある日、負傷した敵の兵士を助けてかくまうことになり、その兵士が色男だったこともあって(演じているのは、フェロモン男のコリン・ファレルです)、女の園に異変が起きてしまう、タイトルにもある欲望がめざめちゃうわけです。“Beguiled”とは、欺くとか騙すという意味なので、それを頭に置いて観るわけですが、彼らのなかに本当はどんな感情があったのか明確にしない手法をとっているので、7人の女性と1人の男の言動の真意を探るほど、深みにハマっていく、すごく面白い映画でした。女が欲望にめざめて行き着くこの物語の結末、なかなか衝撃的です。ニコール・キッドマンの演じる園長のマーサが、コリン・ファレルの身体を拭くシーンがこれまたエロチックで生々しく美しい。久々の男の肉体を前に彼女の欲望がめざめるんですね。そのシーンで気になったのは、コリン・ファレルのギャランドゥ辺りの下っ腹。あまりに引き締まっていたのもので…。あのお腹を目指してパレオダイエット続けるぞと、思わぬところで気が引き締まりました。また、ニコール・キッドマン、キルスティン・ダンスト、エル・ファニングの魅惑的なボディからも刺激をもらいました。今宵はここまで、また次回。(Elie Furuyama)(Elie Furuyama)
2018年02月23日ニコール・キッドマンとコリン・ファレル、ハリウッドを代表する俳優の2人が共演する『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』と、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』が続けて公開!■ソフィア・コッポラ作品史上最も豪華なキャストが集結!『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』アメリカ南部の世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人。ある日、負傷した北部の敵兵に遭遇し屋敷へと運び手当をする。女性に対し紳士的でかつ美しい男性と触れ合う中で、誰もが彼に心を奪われていく。しかし、次第に彼女たちは情欲と危険な嫉妬に支配されてしまう。秩序を守るか、欲望を取るか、彼女たちが最後に下した決断とは――。本作は、トーマス・カリナンの小説「The Beguiled」を女性目線で実写化したソフィア・コッポラ監督初のスリラー作品。南北戦争時代の女子寄宿学園を舞台に、学園に住む7人の女性と匿われた負傷兵との愛憎劇を描いた。またキャストには、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング、ニコール、コリンらが出演している。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2月23日(金)公開■ニコール×コリンが夫婦役! 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』心臓外科医スティーブンは、美しい妻と健康な2人の子どもに恵まれ郊外の豪邸に暮らしていた。しかし、彼らの特権的な生活は、ある少年を家に招き入れたときから奇妙なことが起こり始める。子どもたちは突然歩けなくなり、目から赤い血を流す。そしてスティーブンはついに容赦ない選択を迫られることになる…。本作は、『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督最新作。『ロブスター』では結婚できずメタボで冴えない中年男を演じたコリンが、本作ではあることをきっかけに少年に追い詰められる心臓外科医スティーブン役で出演。また彼の美しい妻役にニコール、謎の少年役を、『ダンケルク』で注目を集めた期待の新星バリー・コーガンが演じている。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は3月3日(土)公開コリン、立て続け共演に「ニコールと僕しか俳優のいない小規模劇団みたいなもの」『The Beguiled』『聖なる鹿殺し』両作品共に、2017年カンヌ国際映画祭でそれぞれ監督賞、脚本賞を受賞した力作だが、コッポラ監督がコリンに『The Beguiled』への出演の打診をしたとき、彼は『聖なる鹿殺し』でニコールとの共演を終えたばかりだったそうで、コリンは「ニコールと僕しか俳優のいない小規模劇団みたいなもの」と皮肉ったのだとか。『The Beguiled』では、女学園の園長とそこに現れる負傷兵を演じる2人。ベッドで寝ているコリン演じる兵士の身体を、ニコール演じる園長が濡れた布巾で拭っていくシーンをはじめ、魅力的な兵士を前に男子禁制の園に生きる園長は次第に兵士に魅了されていくのだが…。ニコールは「女性たちが集まって、コリン・ファレルを窮地に追い込むっていうのは面白いわねって思ったの」とオファーを受けた当時から楽しみにしていたようだ。一方、コリンはニコールとの共演について「ニコールとの共演は喜びだよ。彼女がセットに現れると俳優から電気技師までみんなちょっとずつ良くなるのさ!」とコメント。この2作品の公開はもちろん、今後の再びの共演も期待したい。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2月23日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は3月3日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月21日世の中において際限ないものといえば、人間の欲望。誰もがそんな思いを感じたことがあると思いますが、今回ご紹介する作品は、間もなく公開を迎える話題作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』。美しい7人の女性が、1人の男性を巡って繰り広げるスリラーです。そこで、本作を手掛けたこちらの方に、お話を聞いてきました。それは……。女性から高い支持を得ているソフィア・コッポラ監督!【映画、ときどき私】 vol. 144今回、この作品でカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞した監督は、女性としては史上2人目、しかも56年ぶりとなる快挙を成し遂げたことでも注目されています。そんななか、本作に込めた思いや見どころを語ってもらいました。物語の舞台となるのは、アメリカ南部に隔絶された女子寄宿学園。そこに暮らしていた世代の異なる女性たちの秩序が、負傷した美しい男性を受け入れたことで徐々に乱れていくさまが描かれています。まずは、この物語に惹かれた理由は何ですか?監督第一印象として、私は7人の世代の違う女性たちが一緒に暮らしている状況がとてもおもしろいと思ったのよ。あとは、南北戦争という時代にも興味を持っていたわ。というのも、どうしても戦争で戦っている男性が描かれがちなんだけど、私は男性たちを見送ったあとに取り残された女性というものを描きたいと思ったの。洗練された衣装やヘアメイクが印象的ですが、こだわった点は?監督いろいろと調べていくなかで、衣装も髪型も当時のものを参考にするようにしたわ。ただ、なかにはとても奇抜なものもあったわね。だから、いまの私たちの目から見て、キレイで魅力的だなと思えるものを歴史のなかから選んで、今回使うことにしたのよ。女性として性の自覚が芽生えるのに年齢は関係ないと思いますか?監督女性というのは年代によっても、個人個人でも、性の目覚めや男性に対する性的な欲求というのは違うと思っているの。だから、今回私は欲望に関しては、決して恥じるものではなく、自然なものなんだというふうに描きたかったのよ。特に大人の女性3人は、そういう気持ちを持っていて当たり前の年代にも関わらず、かなり抑圧されていて、男の人も周りにいない状況。だからこそ、より強い気持ちを持っても不思議ではないわよね。7人のキャラクターすべてを合わせて1人の女性像を表現しているようにも感じますが、意識したことは?監督正直言ってそういうふうには考えたことはないけど、同感だわ。やっぱり女性というのは複雑だし、彼女たちひとりひとりが女性の違う面を象徴しているということなのかもしれないわね。今回は女性の視点を大切されたようですが、ご自分の経験なども投影していますか?監督脚本を書いているときに自分の知っている女性のことを思い浮かべたり、女性の集団においてのコミュニケーションの取り方だったり、そして自分に起きたことや見聞きしたことは反映したわ。なぜなら、自分自身の経験というのは、いつも自分の脚本のなかに入れているからなのよ。女性を描くことを得意とされていますが、その際に心がけていることは?監督特に何というわけではないけれど、私は自分自身も共感できる女性を描きたいと思ってるだけなのよ。決して一面的ではなく、他の女性にも共感してもらえて、さらにちゃんとリスペクトを持ってもらえる女性を描きたいということは言えるわね。ただ、女性というのは、自分自身でも分析できないミステリスな存在。だから、あとから自分の作品を観返したときに、こういうところに共通点があったのかとか、ここに惹かれていたのかなと気が付くこともあるのよ。監督は女性クリエイターたちの憧れの存在ですが、女性に向けてアドバイスはありますか?監督映画監督とか、映画業界ということにこだわらず、どんな目的を持った女性にも言えることだと思うのだけど、とにかく自分の信じた道を突き進むこと。そして、諦めずに、何を言われてもへこまない忍耐力を持つということね。だから、意志の強さも必要だと思うわ。とにかく、どんなことを言われてもどんどん前に進む力というのを持って欲しいわね。映画界では成功している女性監督のひとりですが、これまでハンデを感じたことは?監督正直言って、女性であることがプラスになったことはあまりなかったから、チャレンジすべきことはたくさんあったわ。だけど、そればっかりに囚われていても意味がないので、そういうことはあまり気にせずに、自分の仕事や自分の作りたい映画を作ることだけを考えるようにしているのよ。今回はスリラーへ初めての挑戦となりましたが、難しさを感じた部分はありましたか?監督まず、スリラーには緊迫感が不可欠なんだけど、そういうテンションをどういうふうに出すかということがひとつの大きな課題だったの。実際に脚本を書いている最中も、このジャンルのなかで、ソフィア・コッポラらしさをどう出せばいいかということをすごく入念に考えていたわ。これまで監督は限られたスペースを舞台にすることが多いですが、この作品でもそこは意識していましたか?監督理由は自分でもわからないんだけど、私がよくやることよね。今回の場合は、本当に外に出られないから極端ではあるけれど、それがおもしろいと思ったの。出たくても出られないから、それぞれと相対するしか選択肢がないわけで、お互いを無視することもできない。そういう状況というのは、私にとっては魅力的だったわ。映画だけでなく、写真やファッションなどともコラボをしていますが、その原動力は?監督こういうクリエイティビティというのは、すべて共通してつながっているものだと思っているの。つまり、私はどんなものを作るにあたっても、たとえばバッグなら自分が欲しいものや使いたいもの。映画なら自分が観たいもの。そういうものを基準に作っているのよ。そう言うと自己中みたいに聞こえてしまうかもしれないけれど、決してそうではなくて、あくまでも自分が好きというのがひとつの基準であり、必ず他の方にも気に入ってもらえるだろうという謙虚な気持ちも持っているわ。今後どのような作品を撮りたいか最後に教えてください。監督次が何かというのは、まだ全然決まっていないのよ。でも、しいて言うなら「自分の限界を広げてくれる作品」ということね。それはつねに私が好きな部分なのよ。閉ざされた空間で巻き起こる愛憎劇!欲望と嫉妬に支配された女性たちが繰り広げる極上のスリラー。最後に彼女たちが下す驚きの決断と、息を飲む展開には誰もが心をかき乱されてしまうはず。あなたの内に秘めた本能も覚醒させられてしまうかも!?ストーリー1864年、アメリカ南部にある男子禁制の学園には、生徒と教師を含む7人の女性が暮らしていた。ところがある日、負傷した敵兵が現れ、回復するまで面倒を見ることになる。美しく紳士的な男性と触れ合うなかで、女性たちは誰もが心を奪われてしまうのだった。しかし、次第に情欲と嫉妬に駆られていく彼女たち。いつしか秩序を保ってきた集団の歯車も狂いはじめることに。そして、ある出来事によって事態は思いもよらない方向へ進むのだった……。刺激的な予告編はこちら!作品情報『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』2月23日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開配給:アスミック・エース、STAR CHANNEL MOVIES©2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.写真・ホンマタカシ(ソフィア・コッポラ)
2018年02月19日パスザバトン(PASS THE BATON)表参道店ではソフィア・コッポラ監督の新作映画『The Beguiled / ビガイルド 欲望のめざめ』とコラボレートしたイベントを、京都祇園店では京都造形大学 空間演出デザイン学科/ファッションデザインコース3回生によるエキシビション『セイ!ヤング』を開催する。『The Beguiled / ビガイルド 欲望のめざめ』ソフィア・コッポラ監督の最新作『The Beguiled / ビガイルド 欲望のめざめ』とコラボレーションイベントでは、映画『The Beguiled / ビガイルド 欲望のめざめ』の世界観を表現し、LITTLE PAVILION内でアンティークやヴィンテージ商品を展示販売する他、対象商品購入者に先着で『The Beguiled / ビガイルド 欲望のめざめ』プレスシート(非売品)、特製ソフィア・コッポラ タブロイドなどをプレゼント。開催期間は2月23日から3月11日。京都造形大学空間演出デザイン学科ファッションデザインコース3回生によるエキシビション「セイ! ヤング」では、80年代を知らない世代が、映画や写真といった“フィルター”を通して見て感じてきた「80年代」と、パスザバトンのコンセプト「NEW RECYCLE」を通じて制作したものを展示販売する。開催期間は2月24日から3月2日。京都祇園店で開催する「セイ! ヤング」【イベント情報】The Beguiled / ビガイルド 欲望のめざめ × PASS THE BATON スペシャル企画会期:2月23日〜3月11日会場:PASS THE BATON OMOTESANDO住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F時間:11:00〜21:00(日祝 11:00〜20:00)セイ ! ヤング会期:2月24日〜3月2日会場:PASS THE BATON KYOTO GION住所:京都府京都市東山区末吉町77-6時間:11:00〜20:00(日祝 11:00〜19:00)
2018年02月19日ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)2018年春夏コレクションのビジュアル「リフレクションズ」が公開された。過去に荒木経惟も参加したビジュアルシリーズボッテガ・ヴェネタのビジュアルは<アート・オブ・コラボレーション>と呼ばれ、世界的に有名なビジュアルアーティストとのコラボレーションにより毎シーズン作られている。プロジェクトにはこれまで、荒木経惟やナン・ゴールディン、フィリップ・ロルカ・ディ・コルシアなどが参加してきている。今回は、世界的なクリエイティブ・ディレクターのファビアン・バロンが率いるクリエイティブエージェンシー・バロン&バロンとタッグを組んだ。6つの映像作品が組み合わさった、“映画予告編”風の特別ムービービジュアルは、「ミステリー」「洗練」「建築」「センシュアリティ」「シュールレアリスム」といったブランドビジョンをテーマに、映画の予告編を彷彿させるムービー作品6つが組み合わされている。各ストーリーには、ヒロインやヒーローが登場し、それぞれボッテガ・ヴェネタの新作ウェアを繕った。第1章の「ミラッジオ(Mirragio)」では、ギンガムチェックのセットアップや、ランウェイにも登場したハトメ付きのパープルジャケットが映し出されている。また第2章の「196.6MHz」では、インパクトのあるパイソンのスカートやバッグ、側面にアイコンの“イントレチャート”の編み込みが施された新作バッグなどがフィーチャーされた。なお、映像を手掛けたのは、ソフィア・コッポラ監督作、映画『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』も手掛けたフィリップ・ル・スールだ。【クレジット】ディレクション:ファビアン・バロン撮影監督:フィリップ・ル・スールモデル:ヴィットリア・チェレッティ、ソラ・チョイなど舞台セット:ステファン・ベックマン【問い合わせ先】ボッテガ・ヴェネタ ジャパンTEL:0120-60-1966photo credit: Courtesy of Bottega Veneta
2018年02月05日◼︎新たなる人生を歩き出す人へ贈る、ある家族の愛と希望の物語DRESS読者のみなさん、こんにちは!本日ご紹介する作品は『アバウト・レイ16歳の決断』です。『リトル・ミス・サンシャイン』で黄色いバスに乗った落ちこぼれ家族を、『サンシャイン・クリーニング』で事件現場の清掃を行う崖っぷち姉妹を描いてきた製作チームが再び集結した本作。女の子の身体と男の子の心を持った16歳のレイと、その母親で恋多きマギー、レズビアンの祖母ドリーの3世代を、ユーモアたっぷりに描く家族の物語です。■『アバウト・レイ16歳の決断』ストーリー女の子の身体を持って生まれたが、中身は男の子のレイ(エル・ファニング)は、シングルマザーのマギー(ナオミ・ワッツ)、レズビアンの祖母ドリー(スーザン・サランドン)、ドリーのパートナーのフラリーと4人で暮らしていた。「男の子として生きたいーー」たったひとつの願いを叶えるため、16歳になったレイはホルモン治療を希望する。治療に成功したら、誰も女の子だった頃の自分を知らない学校に転校して、人生をやり直したい、それがレイの唯一の希望だった。レズビアンの祖母・ドリーは、レズビアンの自分と、トランスジェンダーのレイの何が違うのかが、理解できない。「レズビアンじゃだめなの?」と質問するドリーに、レイの母親のマギーは「彼女は男の子なのよ」と言い返すのだった。自分はレイの一番の味方、そう思っている母親のマギーだったが、いざホルモン治療の同意書を渡されると心が揺れ、なかなか書類にサインができないのだった。さらに困ったことに、もう何年も会っていない元夫でレイの父親であるクレイグのサインも必要だと言われ、尻込みしてしまう。そんなある日、とある事件をきっかけに、ついに書類にサインをする決心を固めたマギーは、役所から聞き出した元夫・クレイグの家に向かうのだが……。■エル・ファニングがトランスジェンダーのレイを熱演!16歳のレイを演じるのは、『マレフィセント』でオーロラ姫役を演じ、ソフィア・コッポラ最新作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』の公開も待ち遠しいエル・ファニングです。『ネオン・デーモン』『20センチュリー・ウーマン』『パーティで女の子に話しかけるには』と、これまでもたびたび紹介してきたエル・ファニングですが、本作ではその可憐さを封印し、髪を短く切り、身体を鍛え、トランスジェンダーのレイを熱演しました。■レイ、マギー、ドリー。親子3世代の演技合戦に注目!エル・ファニング演じるレイと、レイの母親マギー、祖母ドリーの演技合戦にも注目です。レイの母親マギーを演じるのは、デヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』(01)で主役に抜擢され、『21グラム』(03)、『インポッシブル』(12)でアカデミー主演女優賞にノミネートされたナオミ・ワッツ。恋多きひとりの女性でありながら、母親として、レイがトランスジェンダーであることを頭では理解しながらも、心が追いつかずに揺れるマギーを見事に演じ切ります。また、祖母ドリーを演じるのは、『デッドマン・ウォーキング』でアカデミー主演女優賞を受賞した名優、スーザン・サランドンです。自身もレズビアンで、パートナーの女性フラニーと暮らしながらも、孫のレイがトランスジェンダーであることはイマイチ理解できず、娘であるマギーと衝突してしまう「少しやっかいな母親」役はピッタリ!貫禄ある演技をみせてくれます。何年も会っていない別れた夫・クレイグに、マギーが会いに行ったことから、まさかの"秘密”が明らかになってしまう本作。果たしてレイは無事にホルモン治療を受け、新たな一歩を踏み出せるのか。寒い季節にぴったりな心温まる物語をぜひチェックしてみてくださいね。◼︎『アバウト・レイ16歳の決断』公開情報『アバウト・レイ16歳の決断』2月3日(土)より、新宿ピカデリー他全国公開監督・脚本・製作:ゲイビー・デラル出演:ナオミ・ワッツ『マルホランド・ドライブ』『ヤング・アダルト・ニューヨーク』、エル・ファニング『ネオン・デーモン』『20センチュリー・ウーマン』、スーザン・サランドン『依頼人』『デッドマン・ウォーキング』配給:ファントム・フィルム上映時間:92分公式サイト:©2015 Big Beach,LLC.All Rights Reserved.
2018年02月05日トーマス・カリナンの小説「TheBeguiled」を、ソフィア・コッポラ監督が女性目線で実写化したスリラー作品『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』。この度、エル・ファニングがコリン・ファレルを誘惑する場面写真が到着した。ニコール・キッドマン、キルスティン・ダンスト、エル、コリンら、コッポラ監督史上最も豪華なキャストが集結したことでも話題の本作。中でも『SOMEWHERE』以来2度目の出演作となったエルは、本作でまた新たな魅力を発揮!エルが今作で演じているのは、女子寄宿学園に暮らす少女アリシア。性への興味から、学園に運ばれたコリン演じる負傷兵マクバニーに対して、グイグイと挑発的な態度をとっていく、まさに小悪魔な一面を見せている。今回は、そんなエルの可愛らしさの中にも何か企みがあるような目でこちらを見つめる姿、そしてコリンとの2ショットのシーンを切り取った写真が公開された。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2月23日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月01日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)は、2018年スプリングコレクションの新作バッグ「ソフィア・ レインボー」を発売。2009年に誕生した「ソフィア」の最新バージョンとなる「ソフィア・ レインボー」は、ブランドの象徴的な要素をしっかりと表現しつつ、モダンでフェミンなアティチュードも完璧に兼ね備えたデザイン。コンパクトで幾何学的なデザインのバッグは、ペールトーンのピンクの「ボンボン」や鮮やかな印象の「ベゴニア」、トレンドの「ライラック」や「ピスタチオ」など春夏らしいカラーがラインアップ。バッグ内側の2つのサイドジップを開くと、それぞれのマチ付きポケットのコンパートメントが異なる色で構成されている仕様は、1938年にサルヴァトーレ・フェラガモがジュディ・ガーランドのために製作した伝説のレインボーサンダルへのオマージュ。ブランドを象徴するクリエイティブな色使いとして今もなお引き継がれており、その複雑な構造ゆえにイタリアの職人技が生み出した真の傑作といえる。2サイズ展開で価格は24万円と27万5,000円、取り扱いはサルヴァトーレ フェラガモの店舗、オンライン(www.ferragamo.com)にて。
2018年01月29日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)の2018年春コレクションから、新作バッグ「ソフィア・レインボー」が登場。「ソフィア・レインボー」は、2009年に誕生したサルヴァトーレ フェラガモのアイコンバッグ「ソフィア」をアップデートしたもの。ブランドを代表するモチーフ“ガンチーニ”など象徴的なデザインは残しつつ、よりモダンでフェミンな佇まいを演出した。このコンパクトなカーフスキンバッグは、ペールトーンのピンク色の「ボンボン」や鮮やかなピンクの「ベゴニア」、薄紫の「ライラック」や「ピスタチオ」など、春らしいカラーで展開される。バッグを開けると、マチ付きポケットの1つずつが異なる色で彩られている。このカラーリングは、1938年にサルヴァトーレ・フェラガモが女優ジュディ・ガーランドに捧げたレインボーサンダルへのオマージュであり、2017年発売の「ヴァラ・レインボー」などにも見られるブランドアイコンの1つだ。バッグの輪郭を描くエッジにはエンボス加工が施され、職人によるエッジペイントで仕上げられている。【詳細】サルヴァトーレ フェラガモ 2018年春コレクション 新作バッグ「ソフィア・レインボー」※発売中(2018年1月現在)取扱店舗:全国のフェラガモストア、公式オンラインストア価格:・H20xW25xD13.5cm 240,000円+税・H25xW33xD17.5cm 275,000円+税【問い合わせ先】フェラガモ・ジャパンTEL:0120-202-170
2018年01月28日ソフィア・コッポラ監督が来日を果たし、1月17日(水)に都内で行われた最新作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』のプレミア上映会に出席した。映画のPR来日は前作『ブリングリング』以来、4年3か月ぶり。「日本は大好きな場所の1つ」と笑みを浮かべた。「子どもの頃から日本には何度も来ていますし、伝統や文化にも興味があります」と語るコッポラ監督といえば、アカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞した『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年)を日本で撮影したことで知られており、「次回作のプランは未定だけど、いつか大好きな日本にまた長く滞在したい」と日本ロケにも意欲を見せていた。■女性監督の活躍に喜び「女性視点の映画がたくさん生まれている」そんなコッポラ監督の長編6作目となる本作は、過去作品のイメージを大きく覆す愛憎スリラー。ニコール・キッドマン、エル・ファニング、キルスティン・ダンスト、コリン・ファレルらキャリア史上最も豪華なキャスティングが実現し、昨年、第70回カンヌ国際映画祭の監督賞を、女性として56年ぶりに受賞した。「現在は数多くの女性監督が活躍している。女性視点の映画がたくさん生まれているし、それはとてもすばらしいこと」と喜びを語るコッポラ監督。本作も「スタッフもキャストもほぼ女性。男性のメインキャストは、コリンだけだった」といい、「珍しいことではあるけれど、そうした環境があるのは望ましいこと」と語った。■常に意識するのは「誰もが共感できる人間性」映画は南北戦争期のアメリカ南部を舞台に、世間から隔絶された女子寄宿学園で暮らす7人の女性たちと、彼女たちの前に現れた北軍の男性負傷兵が繰り広げる“情欲と嫉妬”のスリリングな密室群像劇。「当時の時代背景や女性たちの価値観に興味があったし、より普遍的な意味で、いまも続く男女間の愛憎に満ちたパワーゲームを描いてみたかった。私は常に登場人物の目線になり、何を感じ、何を考えているのかと想像する。観客の皆さんにも同じ体験をしてもらうため、誰もが共感できる人間性を意識している」(コッポラ監督)。■女優・草刈民代が語るソフィア・コッポラの魅力とは?プレミア上映会には女優の草刈民代が駆けつけ、コッポラ監督に花束のプレゼント。本作について「時代や場所を問わず、男女の関係におけるシビアな面がテーマになっていると思う」と話し、「いつも登場人物がリアル。言葉による説明ではなく、シーンの積み重ねによって、ストーリーがものすごく伝わるのがコッポラ監督の個性だし、映像表現に対する強いこだわりも感じます」とその魅力を熱弁していた。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2月23日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月17日ニコール・キッドマン、エル・ファニング、キルスティン・ダンスト、コリン・ファレルらが豪華競演することでも話題の愛憎スリラー『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』。その公開を記念し、監督のソフィア・コッポラが約4年ぶりに来日することが決定。来日と監督20周年記念メモリアルフォトブック発売を記念した写真展も同時開催されることになった。本作で2017年・第70回カンヌ国際映画祭の監督賞を、女性として56年ぶりに受賞したソフィア・コッポラ。映画のPRの来日としては、『ブリングリング』が上映された2013年10月の第26回東京国際映画祭以来、4年3か月ぶり。日本滞在中は主にメディア取材やトークイベントへの登壇などのスケジュールをこなすという。また、監督の来日に合わせ、1月16日(火)より4日間限定で写真展の開催も決定。監督20周年を記念し、同日より先行発売されるメモリアルフォトブック「SET PICTURES Behind the Scenes with Sofia Coppola」より抜粋された写真をいち早く観覧することができる、世界初の企画となっている。いずれも、ソフィア・コッポラ監督をデビューから陰で支えてきたプロデューサーで、写真家としても活躍しているアンドリュー・ダーハムの手で撮影された未公開の写真ばかり。『マリー・アントワネット』など過去作品のオフショットや、プライベート写真などが展示される予定。『The Beguiled/ビガイルド欲望のめざめ』は2月23日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。「Andrew Durham Set Pictures Behind the Scenes with Sofia Coppola」発売記念写真展は1月16日(火)~1月19日(金)11時~21時まで、LUMINE 0スタジオ(東京・新宿)にて開催(入場無料)。ソフィア・コッポラ監督20周年記念メモリアル・フォトブック「Set Pictures Behind the Scenes with Sofia Coppola」は1月16日(火)~BOOKMARC、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIにて先行発売、2月9日(金)~全国書店にて発売。(text:cinemacafe.net)
2018年01月09日『Andrew Durham SET PICTURES Behind the Scenes with Sofia Coppola』Andrew Durham映画監督、ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)が日本のファンだけに贈るメモリアル・フォトブック『Andrew Durham SET PICTURES Behind the Scenes with Sofia Coppola』(2,500円)を2018年2月9日に発売する。本書はソフィアの監督デビュー20周年及び、最新作映画『ビガイルド 欲望のめざめ(The Beguiled)』が、2017年カンヌ国際映画祭で女性としては史上2人目の監督賞を56年ぶりに受賞したことを記念し、2,000部限定で緊急出版。映画の舞台裏でくつろぐ豪華キャストたちの写真も掲載され、ソフィア映画を振り返る写真集となっている。なお、同作品は2月23日より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国で公開。また、本書はフォトグラファーとしてソフィア×ルイ・ヴィトン、カルティエなどのコラボレーション・ヴィジュアルを手掛けるアンドリュー・ダーハム(Andrew Durham)が参加。その他、デザインは『Vogue Paris』などのADを経て数々のアートブックを手掛けるジョセフ・ローガン(Joseph Logan)、編集には90年代に『花椿』の編集を担当し、著書『拡張するファッション』では多くの反響を呼んだ林央子(はやしなかこ)らが携わる。【書籍情報】『Andrew Durham SET PICTURES Behind the Scenes with Sofia Coppola』序文:Sofia Coppola写真:Andrew Durhamデザイン:Joseph Logan編集:林 央子出版社:DU BOOKS言語:日本語ハードカバー/96ページ/B5変形発刊:2018年価格:2,500円
2017年12月26日◼︎「〈マノロ〉の靴はセックスよりも良い」あのマドンナをして「セックスよりも良い」と言わしめたシューズブランド〈マノロブラニク〉。DRESS読者のみなさんなら、知っている方も多いかと思います。マノロの靴が一躍有名になったのは、ご存知大人気TVドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』。サラ・ジェシカ・パーカー演じる靴フェチの主人公のキャリー・ブラッドショーが、この靴の大ファンという設定から、世界中でセンセーションを巻き起こしました。キャリーが強盗にあった際に「これ(マノロ)だけは盗らないで」と懇願したシーンや、恋人のミスタービックにマノロの「ハンギシ(宮廷を意識したデザインの靴)」を履かせてもらってのプロポーズなどのシーンは特に有名です。本作はそんな〈マノロブラニク〉の生みの親である、マノロ・ブラニク本人に迫ったドキュメンタリー。美しいシューズ作りの裏側を覗くことのできる必見の一本です。◼︎『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』ストーリー”世界で唯一走れるピンヒール”といわれるパーフェクト・シューズ「マノロ・ブラニク」。同ブランドを立ち上げ、世界でもっとも偉大なシューズデザイナーとして知られるマノロ・ブラニクは、自然豊かなスペインの孤島・カナリア諸島のサンタクルスで、チョコレートの包み紙を使って、トカゲに靴を作って遊ぶ少年時代を過ごしていた。やがて、モードの世界へ強い憧れを抱くようになったマノロは、独学で靴作りを学び、1971年にパリからロンドンへ渡る。シューズブランド〈マノロブラニク〉の初コレクションを披露するチャンスを得たマノロだったが、靴のヒールに銅板を入れ忘れたことで、モデルたちが満足にランウェイを歩くことができず、あわやキャリア終了の危機を迎えてしまう。だが、その靴のデザインの美しさから、彼の初コレクションは話題を呼び、翌72年にはロンドンのチェルシーにショップをオープン。以来、彼が生み出す靴たちは世界各国で話題を集めるようになった。90年代に入り、TVドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の大ヒットにより、サラ・ジェシカ・パーかー演じる主人公のキャリー・ブラッドショーが大の〈マノロブラニク〉ファンという設定から、世界的なブームが到来する。だが、そんなセンセーションや、華やかな交流関係とは裏腹に、マノロ本人の人生の唯一の楽しみは、靴の工房で静かな時間を過ごすことで……。◼︎マノロ・ブラニクを徹底解剖!1942年、スペインのカナリア諸島ラ・パルマ島サンタクルスで、マノロ・ブラニクはスペイン人の母と、オーストラリア・ハンガリー人の父の間に生まれました。スイスのジュネーブで教育を受けたマノロは、65年にフランスに渡ります。モードの街パリでジュエリー・デザイナーのパロマ・ピカソと出会ったマノロは華やかな交友関係を広げていくのでした。そんなマノロに転機が訪れたのは、68年にNYを訪れたときのこと。当時、米版「VOGUE(ヴォーグ)」の編集長だったダイアナ・ヴリーランドから、靴にフォーカスを当てるようにアドバイスを受けたマノロは、独学で靴作りを学びます。71年、ロンドンに移ったマノロは初のコレクションを発表、翌72年にはロンドンのチェルシーに初のお店をオープンしました。80年代には本格的にアメリカに進出し、98年に放送開始したTVドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』で人気を決定づけ、世界中にマノロブームを巻き起こします。06年にはソフィア・コッポラ監督映画『マリー・アントワネット』で衣装用の靴をデザイン。現在は世界33カ国に290の販売拠点、13の独立店舗を持ち、eコマース「manoloblanik.com」も立ち上げています。◼︎華やかな交流関係は必見本作に登場する、マノロの靴を愛用する、さまざまなセレブたち……、その中の何人かのコメントをご紹介します。まずは”プラダを着た悪魔”こと米版「VOGUE(ヴォーグ)」の名物編集長アナ・ウィンターです。「もう他の人の靴は履かない。見もしないわ。彼は義務だと思ってる。靴を履いた女性を美しく見せることを。それは、すごく感動的だわ」次に、シンガーソングライターであり、女優としても活躍するリアーナ。16年に〈マノロブラニク〉との初コラボレーションも発表した彼女は、マノロの靴をこう語っています。「女性にとっては夢の靴だわ!」そして最後は、同じくシューズデザイナーとしても知られる、シャーロット・オリンピアです。猫をモチーフにしたシューズで多くのセレブたちを虜にしてきた彼女は、マノロ・ブラニクをこう呼んでいます。「彼は靴の帝王よ、永遠にね」このほかにも、ピカソの娘パロマ・ピカソや、ソフィア・コッポラ、ジョン・ガリアーノなど、彼と交流のあるセレブリティたちがマノロの素顔を語ります。夢の靴が生み出されるアトリエから、故郷カナリア諸島の私邸、イギリス・バースの自宅、そしてそこに保存された30000点に及ぶアイテムにまでカメラが迫り、マノロ・ブラニクの思考プロセスや、同ブランドの魅力の全貌に迫る本作。スタイリッシュでため息がでるほど美しいスケッチの数々は圧巻です!『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』を観て、ホリデー気分に浸ってみませんか? きっと、あなたもマノロが欲しくなってしまうかも……⁉◼︎『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』公開情報『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』12月23日(土・祝)新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー!監督・脚本:マイケル・ロバーツ出演:マノロ・ブラニク、アンナ・ウィンター、リアーナ、パロマ・ピカソ、シャーロット・オリンピア、イマン、アンジェリカ・ヒューストン、ジョン・ガリアーノ、ソフィア・コッポラ、ルパート・エヴェレット配給:コムストック・グループ配給協力:キノフィルムズ上映時間:89分公式サイト:(C)HEELS ON FIRE LTD 2017
2017年12月23日ソフィア・コッポラの監督デビュー20周年を記念したメモリアル・フォトブック『Andrew Durham SET PICTURES Behind the Scenes with Sofia Coppola』が登場。2018年2月2日(金)から、2,000部限定で発売される。プロデューサー、脚本家、女優、ファッションデザイナーと複数の顔を持つソフィア・コッポラ。映画監督としては、日本を舞台にした『ロスト・イン・トランスレーション』でアカデミー脚本賞、『SOMEWHERE』で第67回ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を受賞している。2018年2月23日(金)からは、女性で史上2人目となる2017年カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した最新作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』が公開される。今回誕生するのは、ソフィア・コッポラの映画監督としての姿を1冊にまとめた、日本のファンだけに贈るメモリアル・フォトブック。序文は本人が書き上げる他、彼女とカルティエ(Cartier)のコラボレーション・ヴィジュアルを手掛けた写真家アンドリュー・ダーハム(Andrew Durham)が制作に参加した。舞台裏でくつろぐ豪華キャストたちを撮影した写真などを交えながら、ソフィア映画の歴史を振り返る写真集だ。また、フォトブックの発売を記念して1月16日(火)から4日間限定で、東京・新宿のルミネ 0 スタジオにて写真展を開催。いち早く貴重な写真の数々を見ることができる。【詳細】『Andrew Durham SET PICTURES Behind the Scenes with Sofia Coppola ソフィア・コッポラ監督20 周年記念メモリアル・フォトブック』<2,000部限定>発売日:2018年2月2日(金)取扱店舗:BOOKMARC(東京都渋谷区神宮前4-26-14)、ツタヤ トウキョウ ロッポンギ(東京都港区六本木6-11-1 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り)、ほか全国の書店(予定)※、BOOKMARC、ツタヤ トウキョウ ロッポンギでは1月16日(火)より先行販売。価格:2,500円+税ソフィア・コッポラ 序文/アンドリュー・ダーハム 写真/ジョセフ・ローガン デザイン/林 央子 編集B5 変型/上製(糸かがり・クロス装)/オールカラー96頁■関連イベント「Andrew Durham Set Pictures Behind the Scenes with Sofia Coppola」発売記念写真展期間:2018年1月16日(火)~1月19日(金) 11:00~21:00場所:ルミネ 0 スタジオ(新宿ニュウマン 5F)住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55料金:無料問い合わせTEL:㈱東北新社 版権営業部 劇場配給・宣伝チーム 03-5414-0441
2017年12月18日人気女優エル・ファニングとNetflix『心のカルテ』のアレックス・シャープが、遠い星から来た美少女とパンク好きなのに内気な少年を演じ、二度とない恋に落ちる『パーティで女の子に話しかけるには』。本作で、“親友”ジョン・キャメロン・ミッチェル監督のために参加し、いまだかつてない強烈な役どころを演じているニコール・キッドマンのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。映画が製作されたイギリス・アメリカに先駆け、日本で世界初公開となる本作。1977年のロンドン郊外を舞台にした物語で、ニコールが演じるのは、この界隈のパンクシーンのボス的存在であるボディシーア。かつては「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」に勤めていたが、服の色でモメてクビになり、パンクロックバンド「セックス・ピストルズ」のジョニー・ロットンや「ラモーンズ」のディー・ディー・ラモーンらとも親交があったという役どころだ。映像では、舞台出演のためにロンドンに滞在していたところを親友でもあるミッチェル監督から出演のオファーを受けたと語るニコール。「もちろん!あなたのためなら何だってやるわ!」と出演を即決したことを明かす。これまであらゆる役どころを演じてきたニコールだが、ここまで本人のイメージとかけ離れたブッ飛んだキャラクターを演じるのは稀。ニコール自身、自分であれば、ほかの女優に当たっているであろうと語り、「ジョンの大胆なところが大好き」と監督の魅力を語る。また、アカデミー賞3度受賞を誇るサンディ・パウエルが衣装デザインをした、こだわりの70年代イギリスのパンク・ファッションも本作の見どころの1つだが、パウエルから衣装とヘアスタイルを提示され「どうしよう、これはすごい!って」と興奮したことを改めてふり返っている。そしてインタビューに続いて登場するのは、インパクト大の本編映像。ボディシーアがパンク小僧相手に“お下品”ワード連発、ものすごい剣幕で怒鳴り散らし、ビンタまで繰り出している。インタビューに答えるニコールの姿からはとても想像つかない強烈さだが、その女優魂には脱帽のひとこと!この場面のみならず、ニコールがこの役を心から楽しんで演じていることがスクリーンから伝わってくるかのよう。さらに、ニコールは主演のエルについて、「とてつもない才能の持ち主。10年後、20年後に女優としてどうなってるのか、見届けるのが待ちきれないわ」とべた褒め。2人は、2月公開のソフィア・コッポラ監督作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』でも共演しているが、初共演となった本作では、ボディシーアが遠い星からやってきた少女ザン(エル)のよき理解者として、“パンク”という生き方を教えていく重要なシーンでの共演もあるので、ぜひ注目してみて。公開初日には本作の全ての上映劇場で、先着で<オリジナルステッカー>をプレゼント(数量限定/なくなり次第終了)。劇中のエルの熱唱シーンをモチーフに、「セックス・ピストルズ」のシンボルカラーであるイエロー&ピンクの賑やかなデザインに、ザンが恋に落ちるパンク好きの少年エンに投げかける「DO MORE PUNK TO ME(もっとパンクして)」という出会いの言葉がプリントされた“パンク”なものとなっている。『パーティで女の子に話しかけるには』は12月1日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月30日ソフィア・コッポラがこれまでのイメージを大きく覆す新境地で“スリラー”に挑んだ監督最新作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』。このほど、世界で日本だけという監督自らがデザインしたポスタービジュアルが完成、合わせて、官能的で緊張感にあふれた特報映像が公開された。ソフィア・コッポラ監督の長編6作目となる本作は、過去作品のイメージを大きく覆す新境地に挑んだ渾身作。1966年に米の女流作家トーマス・カリナンが書いた小説「The Beguiled」を映画化。本作を彩るキャスト陣には、ニコール・キッドマン、エル・ファニング、キルスティン・ダンスト、コリン・ファレルら、ソフィア映画史上最も豪華ともいえる面々が集まり、企画当初から話題を呼んだ本作は、第70回カンヌ国際映画祭にて女性監督としては56年ぶり2人目の快挙となる監督賞を受賞した。このたび解禁されたポスタービジュアルは、女子寄宿学園の門の外から7人の女性たちを写したもの。白いドレスを身にまとい、どこか遠くを見ているような7人の表情が、ソフィアの過去作品を彷彿とさせつつも、スリラーという新たなジャンルに挑んだ監督が求めた美しくも冷ややかな世界観を醸し出している。実はこのポスターデザインは、もともとソフィア自身が監修したもの。北米および他の国の公開時に使われたビジュアルとは違うデザインで、監督自身が、作品にマッチし、かつ最も気に入っているというデザインを、今回日本版のポスターでのみ採用することになった。また、あわせて到着した初映像となる30秒の特報では、学園に住む7人の女性たちによって助けられたコリン・ファレル演じる兵士が、「あなたは招かれざる客」と言われながらも学園の女性たちによって介抱されていく姿が映し出される。だが、顔の火照りを冷やすニコール、なまめかしい視線を投げかけるキルスティン、そしてエルの姿や、兵士と交わる女性の姿も映し出され、次第に眠っていた欲望が目覚めていく様子が描かれる。閉ざされた学園に住まう美しい女性たちの視線が交差し、やがて長らく守られていた秩序が崩壊していくなか、シャンデリアが落ち、松葉づえを使い必死に走る兵士に待つ運命はどのようなものなのか…。血の付いたドレスで立ち尽くすニコール、そしてコリンの「俺に何をした!」と叫ぶ声が耳に残る、スリリングで衝撃的な特報に仕上がっている。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2018年2月23日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月24日映画『パーティで女の子に話しかけるには』が、2017年12月1日(金)、日本で公開される。名作『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェルが監督を担当。製作されたイギリスとアメリカでは2018年の公開が予定されており、日本が世界初公開となる。舞台はセックス・ピストルズが活躍した70年代ロンドン舞台はセックス・ピストルズ、ストラングラーズ、クラッシュなどが活躍し、パンクが爆発的な盛り上がりを見せていた77年のロンドン郊外。音楽、そしてファッションと”セディショナリーズ”と呼ばれる伝説的なショップを中心に、ヴィヴィアン・ウエストウッドやマルコム・マクラーレンが活躍していた時代だ。そんな中、パンクだが内気なエンは、遠い惑星からやってきた美しい少女ザンと出会う。エンはパンクやそのファッションに共感してくれるザンに魅かれていく。リミット48時間の恋を音楽やこだわりぬいたファッションなどとともに描いていく。『パーティで女の子に話しかけるには』キャスト少女ザンをエル・ファニング少女ザンを演じるのはエル・ファニング。最近では『20センチュリー・ウーマン』や『ネオン・デーモン』に出演。またソフィア・コッポラやウディ・アレンの新作も控える若手人気女優だ。少女ザンにとって初めて見る地球、初めて聞くパンクやそのファッション。エルは、パンクの知識がなく今のヴィヴィアン・ウエストウッドのファッションが当時のパンクだと思っていたそうだが、その勘違いが演技に役立ったと語っている。なぜならザンはパンクを全く知らないのだから…パンクにハマるエンをアレックス・シャープパンク高校生エンは、舞台「夜中に犬に起こった奇妙な事件」で2015年に史上最年少でトニー賞主演男優賞を受賞した実力派俳優アレックス・シャープが演じる。『パーティで女の子に話しかけるには』では、傷つきやすくも時に生意気な少年を美しく演じた。以前ヴィヴィヴァンの服を売っていたボディシーア役にニコール・キッドマンニコール・キッドマンが演じるボディシーアは、元ヴィヴィアン・ウエストウッドの元で働いていたという地元のパンク・クラブの風変わりなオーナー。若きパンクロッカーたちを仕切るボス的存在だ。衣装デザインはサンディ・パウエルもちろんファッションも注目ポイント。過去3作品で、アカデミー衣裳デザイン賞を受賞、最近では『シンデレラ』 、『キャロル』を手掛けたサンディ・パウエルが担当している。サンディは、意外にも当時ロンドン・パンク界に身を置いていたそうで、当時を再現するようにリアルな衣装を心掛けたという。コラボレーションアイテムが登場映画の公開に併せたコラボレーション企画がアパレルショップを中心に行われる。セレクトショップアメリカンラグシー(AMERICAN RAG CIE)では、映画とのコラボレーションアイテムを発売。映画オリジナルのTシャツ、トートバック、ジャケットなどが店頭へ並ぶ。いずれも劇中でエンが描くキャラクターやアニメーションをプリントしたポップなデザインだ。さらに、映画の世界観をイメージして、トータルビューティーサロンukaではオリジナルネイルが登場、カフェ&クリエイティブ「サナギ」新宿店では、オリジナルドリンクが発売される。劇中に衣装を提供したヴィヴィアン・ウエストウッドは、ジョン・キャメロン・ミッチェル監督の来日PR時にもトータルコーディネートを行った。『パーティで女の子に話しかけるには』あらすじパンクなのに内気な少年エンは、偶然もぐりこんだパーティで、反抗的な瞳が美しい少女ザンと出会う。大好きなセックス・ピストルズやパンク・ファッションの話に共感してくれるザンと、たちまち恋におちるエン。だが、ふたりに許された自由時間は48時間。彼女は遠い惑星へと帰らなければならないのだ。大人たちが決めたルールに反発したふたりは、危険で大胆な逃避行に出るのだが…。作品情報『パーティで女の子に話しかけるには』監督・脚本:ジョン・キャメロン・ミッチェル原作:ニール・ゲイマン「パーティで女の子に話しかけるには」衣装:サンディ・パウエル『キャロル』、『ベルベット・ゴールドマイン』出演:エル・ファニング、アレックス・シャープ、ニコール・キッドマン公開日:12月1日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次ロードショー(c)COLONY FILMS LIMITED 2016■コラボレーション商品情報・アメリカンラグ シー オリジナルグッズ販売販売店舗:アメリカンラグ シー店舗(新宿、ルクア大阪、名古屋、京都BAL、札幌ステラプレイス、オフィシャルオンライショップ)販売日:2017年12月1日(金)Tシャツ 3,500円+税 (色:ブラック、ホワイト/サイズ:S、M、L )※ユニセックストートバッグ 3,500円+税 (色:ホワイト、レオパード、ピンク)ヴィンテージリメイクMA-1ジャケット 80,000円 (色:カーキ/サイズ:M、L)※新宿フラッグス店では、映画をイメージしたディスプレイ展開。大阪、名古屋、京都、札幌店でも商品をコーナー展開。・トータルビューティーサロン「Cu by uka」映画をイメージしたオリジナルネイルデザイン2種類を展開。抽選で劇場鑑賞券を5組10名にプレゼント(施術した人または商品を購入した人限定)映画の半券提示で、先着15名に映画オリジナルグッズ&ukaシャンプー&ヘアートリートメントのサンプルをセットでプレゼント実施期間:2017年11月18日(土)~12月17日(日)実施店舗:Cu by uka二子玉川店Cu、 by uka梅田店、S.COEURCu×枚方T-SITE店・「サナギ」新宿店映画をイメージしたオリジナルドリンクを作成。販売期間:2017年12月1日(金)~12月29日(金)※販売期間は予告なく変更になる場合あり※11月25日(土)より、店内にて予告映像も上映。
2017年11月13日© 2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.ソフィア・コッポラ監督による最新作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』が、2018年2月23日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国で公開決定。映画界はもちろん、ファッション界を含め世界中の女性たちのアイコンとして君臨し続けるソフィア・コッポラ監督の長編6作目。5月に開催された「第70回カンヌ国際映画祭」にて、女性監督としては56年ぶり、史上2人目の監督賞に輝くという快挙を成し遂げた話題作だ。南北朝時代の閉ざされた女子学園に一人の負傷兵が転がり込んで来ることで巻き起こる女たちのスリリングな愛憎劇であり、ソフィア・コッポラの最高にポップで可愛い世界観を大きく覆す”新境地”。原作は1971年にクリント・イーストウッド主演『白い肌の異常な夜』で既に映画化されているが、本作はリメイクではなく「原作をもし女性視点で描いてみたら」という新たな視点によるもの。さらに、本作を彩るキャスト陣は、ソフィア・コッポラ映画史上最も豪華ともいえる面々が集まった。秩序を守る女学院の園長役にはニコール・キッドマン、小悪魔な生徒役にエル・ファニング、恋に恋する純粋な教師役をキルスティン・ダンスト、負傷兵役をコリン・ファレルが演じている。アメリカ南部の世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人。ある日、負傷した北部の敵兵に遭遇し屋敷へと運び手当をする。女性に対し紳士的でかつ美しい男性と触れ合う中で、誰もが彼に心を奪われていく。しかし、次第に彼女たちは情欲と危険な嫉妬に支配されてしまう。秩序を守るか、欲望を取るか、彼女たちが最後に下した決断とは―。閉ざされた女の園に、招かれざる男がひとり。心かき乱され、本能が露わになる純白の聖女たちの愛憎劇に注目だ。
2017年11月01日ガーリーカルチャーのアイコン、ソフィア・コッポラが新境地に挑み、カンヌ国際映画祭で話題をさらった最新作の邦題が『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』に決定。ニコール・キッドマンら豪華キャストが集結した本作が、2018年2月23日(金)より日本で公開される。ポップで可愛いガーリーカルチャー全開の世界観の造り手として、不動の人気を誇るソフィアが今回挑むのは、南北戦争期、閉ざされた女子学園に1人の負傷兵が転がり込んでくることで巻き起こる女たちの愛憎劇。1971年にクリント・イーストウッド主演『白い肌の異常な夜』として映画化もされているが、ソフィアは本作のメガホンを取るにあたり、「あくまでリメイク作品ではなく、原作を”もし女性視点で描いてみたら…” という発想で本作を制作した」と述べている。キャスト陣には、ソフィア映画史上最も豪華ともいえる面々が集結!秩序を守る女学院の園長役にはニコール・キッドマン、小悪魔な生徒役にエル・ファニング、恋に恋する純粋な教師役をキルスティン・ダンスト、負傷兵役をコリン・ファレルが演じるほか、『スパイダーマン:ホームカミング』『ナイスガイズ!』のアンガーリー・ライス、『サウスポー』『ピートと秘密の友達』のオオーナ・ローレンスなど、美少女たちも極上のミステリーに彩りをそえる。今年5月に世界に先駆け初披露された第70回カンヌ国際映画祭では、ソフィアは女性監督としては実に56年ぶり2人目の快挙となる監督賞を受賞。6月の北米公開を皮切りに、世界中のメディアや評論家を唸らせていることからも、期待は高まるばかり。世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人は、秩序と欲望、どちらを取るのか。彼女たちが最後に下した決断とは――。ソフィア・コッポラが満を持して新境地のスリラーに挑む意欲作から目が離せない。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2018年2月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月01日