『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督のもと、『007』シリーズのダニエル・クレイグ、『アベンジャーズ』シリーズのクリス・エヴァンスを筆頭に、オスカー俳優クリストファー・プラマーやアナ・デ・アルマスら超豪華キャストが集う『Knives Out』が、邦題『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』として2020年1月31日(金)より公開決定、海外版予告第2弾と場面写真が到着した。9月にトロント国際映画祭で初披露されるや、米レビューサイト「ロッテントマト」で驚異の満足度99%を記録(10月29日時点)、「楽しすぎて、脳みそが、痛い。」(The Huffington Post)、「今年No.1、抜群に面白い」(Mashable)、「アガサ・クリスティーの現代版、超最高!」(Rolling Stone)、「本当にハラハラ!」(Guardian)などメディアから激賞レビューが相次いでいる本作。“キャプテン・アメリカ”がろくでなし野郎!?今回解禁された海外版予告編第2弾は、ニューヨーク郊外の大豪邸で起こった殺人事件の捜査シーンから始まる。世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)が、85歳の誕生日パーティーの翌朝、遺体で発見される。刑事と匿名の依頼を受けた名探偵ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)の登場に、「家族を疑っているんだろう」「ツイッターの有名人ね!」「自殺なのに、なせここに?」とすかさず噛みつく家族たち。そこで、「人は焦ると…“ナイフ”を突きつけてくる」と殺しの匂いを察したブランは捜査を開始する。とりわけ注目なのは、キャプテン・アメリカ役で世界的な人気を誇るクリス・エヴァンスが演じる、家族の中で“ろくでなし”扱いされている問題児。彼が発した「クソが」というひと言をきっかけに、堰を切ったかのように家族入り乱れての罵声が飛び交うことに。第一容疑者は、その日屋敷にいた秘密だらけのワケあり家族や看護師たちなのだ。ノンストップで繰り広げられる空前絶後の騙し合いを凝縮した映像から、想像を膨らませてみてほしい。『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』は2020年1月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月12日サム・メンデス監督映画『1917 命をかけた伝令』が、第92回アカデミー賞において<録音賞><撮影賞><視覚効果>を受賞。日本では2020年2月14日(金)より、全国の劇場で公開される。“究極の没入感”を追求する戦争映画第一次世界大戦を舞台にした映画『1917 命をかけた伝令』。物語の主人公となるのは、若きイギリス兵スコフィールドとブレイクの2人の兵士で、危険待ち受ける敵の陣地を抜け、進軍する仲間と兄弟が所属する1,600人の友軍兵士たちの命を救うべく、一刻も早く「作戦中止」という重要な伝令をするために立ち向かう。オスカー監督サム・メンデスが描く、“リアルタイム”の兵士の一日監督を務めるのは、サム・メンデス。アカデミー賞監督賞を受賞した『アメリカン・ビューティー』や、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる「007」において、3・4作目となる『007 スカイフォール』『007 スペクター』を手掛けた人物だ。世界の映画祭で快挙!『1917 命をかけた伝令』においては、兵士たちの一日を“リアルタイム”で映し出すことに注力。“屋外ロケでワンカット撮影”という驚きの手法で注目を集め、世界の映画祭で数々の賞を受賞している本作。第77回ゴールデングローブ賞においては、監督賞・作品賞(ドラマ部門)の主要2部門を受賞。また第92回アカデミー賞では、10部門(作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、美術賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞、視覚効果賞、メイ クアップ&ヘアスタイリング賞)にノミネートされ、そのうち録音賞、撮影賞、視覚効果賞を受賞した。“長回し”による撮影が生む没入感その驚きの撮影方法とは、カットの繋ぎ合わせで辻褄を合わせるのではなく、可能な限り“長回し”による撮影で物語を語る、といもの。これにより、例えば戦場に迫撃砲が降り注ぐ中、大量の兵士の間を縫うように走って逃げる兵士の動きや一つ一つの息遣いにリアルな緊迫感が生まれ、鑑賞者はまるで戦争を実体験しているかのような没入感が体験出来るという。撮影監督は、これまでに13度アカデミー撮影賞にノミネートされ、2017年の『ブレードランナー 2049』で初受賞を果たしたロジャー・ディーキンスが務める。サム・メンデス「撮影がいかに困難だったか、その苦労と努力が映像全てに集約されている」メンデスによれば、完璧に途切れなく物語を描くため、全てにおいて秒単位まで計算するなど緻密な調整をした上で撮影を敢行。それでも、映像に一貫性を持たせるために“天候待ち”の時間が多くあったこと、カメラを俳優のアクションにピタリと合わせるため、また長回しのために照明機材を置けないことなど、多くの苦労があったという。しかしその出来栄えについては、「撮影がいかに困難だったか、その苦労と努力が映像全てに集約されている」と自信を覗かせている。フレッシュな英国俳優に加え、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファースら出演キャストには、主人公の若きイギリス兵役にジョージ・マッケイ(『マローボーン家の掟』)や、ディーン・チャールズ=チャップマン(「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズ)などフレッシュな英国俳優を起用。そのほか、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングらイギリスを代表する実力派俳優が脇を固めている。作品情報映画『1917 命をかけた伝令』公開日:2020年2月14日(金)監督:サム・メンデス脚本:サム・メンデス、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ製作:サム・メンデス、ピッパ・ハリス出演:ジョージ・マッケイ、ディーン・チャールズ=チャップマン、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロング
2019年10月28日ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド『007 スカイフォール』『007 スペクター』を大ヒットさせたサム・メンデス監督による最新作『1917』(原題)が、2020年2月に全国公開されることが決定。併せて、驚愕の撮影手法が使われている本作のフィーチャレット映像と場面写真が解禁された。本作は、第一次世界大戦の”若きイギリス兵のある1日”を壮大なスケールと深いドラマで、リアルタイムに描き出したメンデス監督の渾身作。若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクが、危険待ち受ける敵の陣地をぐぐり抜け、進軍する仲間と兄弟が所属する1,600人の友軍兵士たちの命を救うべく、一刻も早く“作戦中止”の重要な伝令のために立ち向かっていく。解禁された映像では、兵士たちの動き、さらに息づかい1つ1つを観客に体感してもらい、究極の没入感へ導くために敢行された驚愕の撮影について、メンデス監督は「撮影にはこの辺をカットしよう、あのシーンをなくそうなどの編集という魔法の切り札があるが、本作ではできない」ため「長回しの撮影にすべきと考え」その苦労を語った。アカデミー賞受賞の名撮影監督ロジャー・ディーキンス、主演のジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマンらからは、驚くべきことに屋外で順撮りされたため、「天候によって撮影が左右される」ことや「カメラを俳優のアクションにぴたりと合わせるため、また長回しにより照明を置くことができないこと」、さらにリアルタイムで描くため「映像に一貫性を持たせる必要があり、天候待ち」をしたことなど秘話が次々と語られ、監督は「撮影がいかに困難だったか、その苦労と努力が映像全てに集約されている」とコメントしている。さらに、メンデス監督は現地時間10月3日(木)に実施されたN.Y.コミコンに登壇し、「完璧に途切れなく物語を描くために、全てにおいて秒単位まで計算されるなど緻密な調整をした」とコメント。そのため、特にリハーサルについて「今までの過去のどの作品よりも時間を費やした」「自身のキャリアにおいて、最もエキサイティングな仕事だった」と大きな自信を覗かせていた。2人の若きイギリス兵には、ヴィゴ・モーテンセンの息子役を演じた『はじまりへの旅』やJ・A・バヨナ製作総指揮の『マローボーン家の掟』などのジョージ・マッケイと、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのトメン・バラシオン役のディーン=チャールズ・チャップマンというフレッシュな英国俳優を起用。そして、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングらイギリスを代表する実力派俳優が脇を固める。『1917』(原題)は2020年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月25日ヒュー・ジャックマンが主演する『Reminiscence』に、アジア系スターのダニエル・ウーが出演することになった。近未来を舞台にしたダークな恋愛映画で、ウーが演じるのはジャックマンの敵役らしい。ほかにレベッカ・ファーガソン、タンディ・ニュートンが出演する。監督はドラマ『ウエストワールド』のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるリサ・ジョイ。公開予定日は分かっていない。ウーはアメリカ生まれで、オレゴン大学を卒業しているが、香港の映画にも数多く出演してきた。最近作に『トゥームレイダー ファースト・ミッション』『ジオストーム』などがある。ジャックマンの最新作は、先月のトロント映画祭で上映された『BadEducation』。文=猿渡由紀
2019年10月23日10月5日の「ジェームズ・ボンドの日」(Global James Bond Day)に合わせ、最新作の邦題が『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に決定、ティザーポスターが全世界で一斉解禁となった。「ジェームズ・ボンドの日」は1962年にイギリス・ロンドンで『007/ドクター・ノオ』が公開された日を記念して制定されたもの。この度解禁された最新ビジュアルには、ダニエル・クレイグがボンドの代名詞ともいえるタキシードといういで立ちで何かを見つめる姿が収められている。全世界がシリーズ最新作を熱望する本作は、ジェームズ・ボンド役をダニエルが続投。キャリー・フクナガ監督がメガホンをとり、製作陣からは「007」シリーズを牽引してきたバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソンらが参加。脚本にはフクナガ監督らとともに、先日のエミー賞を席巻した「Fleabag フリーバッグ」のフィービー・ウォーラー=ブリッジが名を連ねる。キャスト陣には、『ボヘミアン・ラプソディ』(’18)でアカデミー賞主演男優賞を受賞した実力派俳優ラミ・マレックが悪役として登場。さらに、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ビリー・マグヌッセン、アナ・デ・アルマス、ロリー・キニア、ダーヴィッド・デンシック、ダリ・ベンサーラ、ジェフリー・ライト、そしてレイフ・ファインズら、シリーズ続投の出演者に加え、フレッシュな顔ぶれを含めた豪華キャストが揃う。ダニエルがジェームズ・ボンドを演じたシリーズ『007/カジノ・ロワイヤル』(’06)、『007/慰めの報酬』(’08)、『007/スカイフォール』(’12)、『007 スペクター』(15)は全世界で累計31億ドルを収めている。本作は、『007 スペクター』から5年ぶりとなる最新作で、ご当地イギリスでは2020年4月3日(金)に公開、アメリカでは4月8日(水)より公開される。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年10月06日映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』が、2020年1月31日(金)に公開される。ライアン・ジョンソン監督&オリジナル脚本映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンが監督と脚本を手掛けた、オリジナルのエンターテイメント・ミステリー。ミステリーの女王とも称された『オリエント急行殺人事件』で名高いアガサ・クリスティーに捧ぐ最新作だ。10代の頃から根っからのアガサ・クリスティーファンだったライアン・ジョンソンは、今作品に、アガサ・クリスティーの推理小説の要素を存分に詰め込んだ。アガサの世界観の中に覗く、ライアン・ジョンソン独自のユーモアと現代社会への鋭い視点に注目だ。NYの大豪邸で起きた密室殺人事件映画の舞台は現代のアメリカ。NYの豪邸で世界的ミステリー作家の85歳の誕生日パーティーが開かれた翌朝、彼が遺体で発見される。名探偵ブノワ・ブランは、匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることに。第一容疑者となるのは、パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員だ。調査が進むうちに名探偵が家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく―。ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンズほか豪華キャスト事件の謎を解く主人公の名探偵ブノワ・ブランを演じるのは、「007」シリーズの最新作公開も控えるダニエル・クレイグ。そして、周囲を罵倒する一家の放蕩息子役で強烈なインパクトを残すのは、『アベンジャーズ』でキャプテン・アメリカ役が記憶に新しいクリス・エヴァンス、85歳の誕生日パーティーの翌朝に謎の死を遂げた世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビーを、オスカー俳優クリストファー・プラマーが演じる。さらに、名探偵を支えるエリオット警部補役には『ゲット・アウト』のキース・スタンフィールドが登場。そのほか、『IT/イット”それ”が見えたら終わり』のジェイデン・マーテルや、2018年に公開されたホラー映画『へレディタリー/継承』のトニ・コレット、『シェイプ・オブ・ウォーター』のマイケル・シャノンなど、豪華俳優陣が揃う。事件のヒントが隠された意味深なポスター一癖あるキャラクターの面々が揃うポスターには、事件解決となるヒントが…?!彼らの背後に映るのは、それぞれ全く異なるカラフルなインテリア。そして彼らは、杖やノートパソコン、バッグ、ワインなど、それぞれの個性を映し出すアイテムを手にしていたりする。事件の捜査を進めていくうちに見えてきたのは、ハーランの遺産を巡る家族たち秘密―。いったい真犯人はだれなのか?そして遺産はだれの手に?ロッテントマトで満足度100%&賞レースにも参加なお、ワールドプレミアとなった9月のトロント国際映画祭では、数ある作品の中で高評価を獲得し、その評価が注目された有名レビューサイト、ロッテントマトでは一時驚異の100%を記録した。さらに第77回ゴールデングローブ賞においては、受賞こそ逃したものの、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、主演男優賞(ダニエル・クレイグ)、主演女優賞(アナ・デ・アルマス)の主要3部門にノミネート。日本時間2月10日(月)に発表される第92回アカデミー賞においては、脚本賞にノミネートされている。【詳細】映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』公開日:2020年1月31日(金)監督・脚本:ライアン・ジョンソン出演:ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレット、ドン・ジョンソン、マイケル・シャノン、キース・スタンフィールド、キャサリン・ラングフォード、ジェイデン・マーテル、クリストファー・プラマー主題歌:フランク・シナトラ「I’m Gonna Live Till I Die」配給:ロングライド
2019年10月04日『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ライアン・ジョンソン監督がオリジナル脚本で、ミステリーの女王アガサ・クリスティーに捧げる最新作『Knives Out(ナイブズ・アウト)』(原題)の日本公開が、2020年1月に決定し、海外版予告が解禁。ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレットら超豪華キャストが集結している。全員容疑者!世界的ミステリー作家の密室殺人事件を名探偵が紐解く「10代のころからアガサ・クリスティーの根っからのファン」だというライアン・ジョンソン監督がオリジナル脚本とこれ以上ない豪華キャストを集結させて完成させた本作。N.Y.の豪邸で世界的ミステリー作家が85歳の誕生日パーティーが開かれた翌朝、遺体で発見される。名探偵ブノワ・ブランは、匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることになるが、パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員が第一容疑者に。調査が進むうちに名探偵が家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく。「アガサの推理物の要素を全部詰め込もうとした。豪華キャスト勢ぞろいで、ヒッチコックのスリラーの要素も絡めながら、設定は現代のアメリカになっている」と自信をのぞかせる監督が、正統派ミステリーに独自のユーモアと現代社会への鋭い視点を盛り込み、最後の最後まで観客を翻弄する全く新しい傑作エンターテインメント・ミステリーを完成させた。ボンドvsキャプテン・アメリカ!? オールスターキャストに映画ファン大興奮!今回解禁された日本語字幕版の海外版予告編には、豪華すぎるオールスターキャストが次々に登場。『007』シリーズの最新作『NO TIME TO DIE』(原題)も控えるダニエル・クレイグが、不敵な笑みを湛えて演じる名探偵ブノワ・ブランに。『アベンジャーズ』シリーズのキャプテン・アメリカ役でお馴染み、本作ではスーパーヒーローから一転し、周囲を罵倒し強烈なインパクトを残す一家の放蕩息子を演じるクリス・エヴァンス。さらに、『ブレードランナー2049』を経て『NO TIME TO DIE』にも出演するアナ・デ・アルマス、『ハロウィン』のジェイミー・リー・カーティス、『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレット、『ジャンゴ 繋がれざる者』のドン・ジョンソン、『シェイプ・オブ・ウォーター』のマイケル・シャノン、『ゲット・アウト』「アトランタ」のキース・スタンフィールド、「13の理由」のキャサリン・ラングフォード、『IT/イット “それ”が見えたら終わり』ビル役で知られるジェイデン・マーテル、そして『ゲティ家の身代金』のクリストファー・プラマーたちが、ひと癖もふた癖もあるキャラクターを演じている。いったい真犯人は誰なのか?そして遺産は誰の手に?フランク・シナトラの「I’m Gonna Live Till I Die」が軽快に盛り上げ、極上のミステリー誕生に期待が高まる予告編となっている。また、同時解禁された場面写真では、事件の真相と家族の秘密を暴いていくブノワ・ブランとエリオット警部補らが写し出されている。トロント国際映画祭でのワールドプレミアも大熱狂!ワールドプレミアとなった9月のトロント国際映画祭では、数ある作品の中で高評価を獲得。その評価が注目された有名レビューサイト「ロッテントマト」では一時、100%の好評価を記録した(9月10日時点)。「最初から最後までワクワクが止まらない」「間違いなく今年一番のエンタメ映画」「世界には『ナイブズ・アウト』のような映画がもっと必要だ」「ハラハラする面白さ」「アガサ・クリスティーの現代版、一級品!」と、作品の面白さを絶賛する声が続出。「キャストの才能が、すべてのシーンで輝いている」といった豪華すぎるキャストのアンサンブルに加え、注目された“キャプテン・アメリカ”と“ジェームズ・ボンド”の共演にも「エヴァンスが完璧なおべんちゃら男!」「ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)の世界なら喜んで何時間でもいたい “ボンドって誰だっけ?”」とそれぞれが演じた役柄にも大満足の評価。ツイッター上では早くもクリスを抱っこするダニエルの媒体写真が話題になるなど、すでに『007』ファン、『アベンジャーズ』ファンを巻き込み大きな盛り上がりを見せている。『Knives Out』(原題)は2020年1月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月01日『ハリー・ポッター』が終わって以来、ダニエル・ラドクリフは、死体を演じた2016年の『スイス・アーミー・マン』のように、ちょっと変わったテイストの小作品に、好んで出演してきている。トロント映画祭で世界プレミアされた『Guns Akimbo』も、その最新の例だ。ニュージーランドの監督ジェイソン・レイ・ハウデンが書き下ろしたこのSFアクション映画で、ラドクリフが演じるのは、ビデオゲームのデベロッパー、マイルズ。オフィスではパワハラを受け、恋人と別れた後、次の彼女もいないままの彼は、帰宅後もひたすらビデオゲームをプレイする毎日だ。そんなある日、彼は違法のゲームサイト“スキズム”の恨みを買うことをやらかしてしまい、無理やりそのゲームの登場人物にさせられてしまう。“スキズム”は、人々が殺し合う様子を一般人がライブで観戦できるというもの。手放すことができないよう、両手に銃をくっつけられてしまったマイルズは、その状態でなんとか生き延びようと悪戦苦闘するのだった。「これは『スイス・アーミー・マン』ほどにはクレイジーじゃないよ」と、プレミアの翌日に行われたインタビューでラドクリフは笑う。「一度ヘンテコな映画を受け入れると、そういうオファーがいっぱい来るようになるんだよね。僕には、変な映画が好きな俳優というイメージが付いたみたいだ。それは素敵」。両手に銃がついたまま、トイレに入ったり、服を着ようとしたり、物を食べようとしたりするシーンは、非常にコミカル。一方で、銃を使ったバイオレンスはかなり過激で、ダークでもある。しかしラドクリフは、「これはバイオレンスを正当化するものでも、モラルを語るものでもない」と主張。「それに、アートはもちろんパワフルであるけれども、社会がアートに影響を与えるほどには、アートは社会に影響を与えないと思うよ」。今作は、日本公開も決まっている。取材・文=猿渡由紀
2019年09月13日カルト的人気を誇ったシンガーソングライターのダニエル・ジョンストンが亡くなった。享年58。「Variety」誌によると、死因は心臓発作。元マネージャーのジェフ・タルタコフが明かしたという。トム・ウェイツ、ザ・フレーミング・リップス、ソニック・ユース、ヨ・ラ・テンゴなど、数々のアーティストにも影響を与えたダニエル。イラストレーターとしても才能を発揮し、故カート・コバーンは、ダニエルが描いたイラストのTシャツを着用した。2005年にはメンタルヘルスの問題を抱えながらもアーティストとして魅了し続けるジョンストンを追ったドキュメンタリー映画『悪魔とダニエル・ジョンストン』が製作された。この作品を監督したジェフ・フォイヤージークは、サンダンス映画祭でドキュメンタリー部門の監督賞を受賞。ダニエルの訃報を聞き、「Billboard」に「ぼくは大丈夫。たくさんのメールが届いているよ。この日がいつかくるとは思っていた。20年くらい考えていたよ。彼の状態は長い間よくなかったからね」、「すごく悲しい。でも、ずいぶん前に彼の才能が世界に伝わったからよかった」と語っている。俳優のイライジャ・ウッドは「ダニエル・ジョンストン。なんて優しく、美しく、大切な人。ぼくらのもとを去ったと聞いて悲しいよ」とツイート。監督のジャド・アパトーは「偉大なダニエル・ジョンストンが亡くなったと聞いて、ものすごく悲しい。これは、聴くたびに泣いてしまう彼の美しいパフォーマンス動画」とダニエルが歌っている動画をツイッターに投稿した。(Hiromi Kaku)
2019年09月12日ライアン・ジョンソンが監督、脚本、プロデュースを兼任する『Knives Out』が、トロント映画祭で世界プレミアされた。アガサ・クリスティを思わせる密室の犯罪スリラーで、娯楽性たっぷりの作品だ。“泣かせる”、“意義がある”、というタイプの映画ではないため、オスカーとは無縁だろうが、映画祭での受けは非常に良く、ここでの観客賞はまったく不可能ではない。少なくとも、劇場公開時にはヒットが見込めそうだ。主人公は、すご腕の私立探偵ブランク(ダニエル・クレイグ)。大富豪一家の長ハーランが85歳の誕生日に自殺を図った時、彼は、匿名の人物から捜査を依頼された。ブランクは、その日に家にいた家族のメンバーと使用人をひとりひとり取り調べする。この中の誰かが嘘をついているのか、あるいは、犯人はまったく別のところにいるのか。そもそも、どこから見ても自殺なのに、ブランクに捜査を依頼したのは、誰なのか。映画は次々に糸口を見せつつ、どんどん違う方向に展開し、見る者を引き込んで離さない。今作をジョンソンのキャリアの最高作と呼んでも、恐らく間違いはないだろう。イギリスのスマートなスパイ、ジェームズ・ボンド役で知られてきたクレイグは、今作で南部訛りに挑戦し、まったく違う味を出す。彼を囲むキャストも実力派揃いだ。自殺する大富豪を演じるのは、オスカー俳優クリストファー・プラマー。彼の子供、その配偶者、孫らを、ジェイミー・リー・カーティス、マイケル・シャノン、ドン・ジョンソン、トニー・コレット、クリス・エヴァンスら。献身的にハーランの世話をしてきた看護婦をアナ・デ・アルマスが演じている。純粋な娯楽作でありながら会話の端々に、移民問題など、今のアメリカならではの事柄が含まれているのも、映画にさらなるスパイスを与える。アメリカ公開は、アメリカ人が家族で感謝祭を祝う11月27日(水)。その後には日本公開も決まっている。取材・文=猿渡由紀
2019年09月12日トロント国際映画祭が、現地時間9月5日に開幕する。オスカー予測の上でも重要な役割を果たすこの映画祭は、今回もまた期待作が目白押し。ハリウッドスターが集まることでも有名で、今年もニコール・キッドマン、ジェニファー・ロペス、マイケル・B・ジョーダン、ダニエル・ラドクリフ、クリスチャン・ベール、マット・デイモンなどがレッドカーペットを歩く予定だ。オープニング作品は音楽ドキュメンタリー『Once Were Brothers: Robbie Robertson and The Band』。クロージング作品はロザムンド・パイク主演の『Radioactive』。この映画祭で世界プレミアを果たすのは、先に述べたオープニング、クロージング作品のほかに、タイカ・ワイティティ監督、スカーレット・ヨハンソン出演の『Jojo Rabbit』、トムハンクス主演の『A Beautiful Day in the Neighborhood』、ライアン・ジョンソン監督、ダニエル・クレイグ主演の『Knives Out』、マイケル・B・ジョーダンとジェイミー・フォックスが共演する『Just Mercy』、ブロードウェイ劇の映画化で、ケリー・ワシントンが再び主演する『American Son』などがある。ひと足先にヴェネチア、テリュライドでプレミアされた作品では、是枝裕和監督が初めてフランス語と英語で撮影した『真実』、ホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』、レネ・ゼルウェガーがジュディ・ガーランドを演じる『Judy』、エディ・レッドメインとフェリシティ・ジョーンズ共演の『Abominable』など。さらに、それより早くカンヌで受賞したボン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』、ペドロ・アルモドバル監督の『Pain and Glory』なども上映される。トロントは、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンと違い、審査員が話し合いで賞を決めるのではなく、一般観客の投票で決まるのが大きな特徴。つまりは、気取った小難しい作品よりも、ストレートに人々の心に響く作品が受賞するということ。昨年の受賞作も、『グリーンブック』だった。ご存知のとおり、この映画は、見事、オスカーも受賞している。その前にも、『スラムドッグ$ミリオネア』『英国王のスピーチ』『アメリカン・ビューティ』などがその道をたどった。今年もまたここから、次のオスカーが生まれるのだろうか?それを期待しつつ、これから映画祭レポートを書かせていただくことにする。受賞結果発表は、現地時間9月15日(日)。取材・文=猿渡由紀
2019年09月05日ダニエル・ウェリントン(Daniel Wellington)の腕時計「クラシックペティット」シリーズから、36mmサイズの文字盤を採用した新作モデル「クラシック ペティット36mm」が登場。2019年8月22日(木)に発売される。ダニエル・ウェリントンらしいミニマルな文字盤をシンプルに楽しめる定番人気のシリーズ「クラシックペティット」。今回リリースされる新作モデルでは、従来モデルの28mmあるいは32mmより大きい36mmサイズの文字盤と、メッシュタイプのストラップを採用。男女問わずに違和感なく着用出来るサイズ感で、シェア&ペアウォッチとしてもオススメの一本となっている。カラーはどんなスタイルにも馴染むシルバー、華やかな印象をプラスしてくれるローズゴールド、シックでクールなブラックの3色がラインナップ。これにホワイトとブラックから選べる2カラーの文字盤のを組み合わせた、全6パターンで展開される。また、「クラシック ペティット36mm」とは対照的に、従来モデルより“細め”に仕上げたアクセサリー「クラシックスリムブレスレット」も同日に発売。ダニエル・ウェリントンが提案するは時計との“重ね付け”で、優美なブレスレットがミニマルな腕時計の魅力をさりげなく引き立ててくれる。【商品情報】■ダニエル・ウェリントン「クラシック ペティット36mm」発売日:2019年8月22日(木)価格:22,000円+税サイズ:36mm文字盤カラー:オフホワイト/ブラック金具カラー:ローズゴールド■ダニエル・ウェリントン「クラシックスリムブレスレット サテン ホワイト」発売日:2019年8月22日(木)価格:8,800円+税サイズ:S/M金具カラー:ローズゴールド【問い合わせ先】ダニエル・ウェリントン カスタマーサービスTEL:050-3204-473
2019年08月25日『007』シリーズ25作目、『007 スペクター』から5年ぶりとなる最新作のタイトルが、『NO TIME TO DIE』(原題)に正式決定。日本では2020年4月に公開されることが分かった。先日、シリーズ第1作目『007/ドクター・ノオ』(’62)のロケ地であり、原作者イアン・フレミングの執筆の拠点、ジェームズ・ボンドの産みの地でもあるジャマイカで製作会見が開かれ、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグの続投や、悪役としてラミ・マレックが抜擢されたことが発表され大きな話題となった。そんな中、マイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリから、本日、正式タイトルが発表。最新作では、現役を退き、ジャマイカで穏やかな生活を満喫していたボンドだが、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが助けを求めてきたことでその平穏な生活は突如終わってしまう。誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なもので、やがて、それは脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕を追うことになる…というあらすじ。ダニエルがボンドを演じる5作目となる本作は、監督はキャリー・フクナガ、脚本は『007 スペクター』などのニール・パーヴィスとロバート・ウェイド、キャリー・フクナガ、スコット・z・バーンズ(『コンテイジョン』)、フィービー・ウォーラー=ブリッジ(「キリング・イヴ/Killing Eve」)が手掛け、現在製作中だという。キャストには、ダニエルとラミのほかにも、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ビリー・マグヌッセン、アナ・デ・アルマス、ロリー・キニア、ダーヴィッド・デンシック、ダリ・ベンサーラ、ジェフリー・ライト、そしてレイフ・ファインズらシリーズ続投の出演者に加え、フレッシュな顔ぶれも揃う。なお、イギリスで2020年4月3日(金)に公開されるのを皮切りに、アメリカでは4月8日(水)に公開される。『NO TIME TO DIE』(原題)は2020年4月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年08月21日『007』シリーズ25作目のタイトルが、『No Time to Die』と発表された。これはオフィシャルツイッターアカウントが明らかにしたもの。今作はダニエル・クレイグがボンドを演じる最後の映画だ。悪役は『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックが演じるが、『007 スペクター』に登場したクリストフ・ヴァルツもまた出演するらしい。ほかにラッシャーナ・リンチ、アナ・デ・アルマスなどが新しく参加する。監督は『ジェーン・エア』『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のキャリー・ジョージ・フクナガで、アメリカ公開は来年4月8日。イギリスではひと足早く4月3日に公開される予定だ。文=猿渡由紀
2019年08月21日映画配給や映画館の運営を軸とするアップリンクが、これまでに製作・配給した映画のオリジナルグッズを展開する「UPLINK Archives」をスタートさせることが分かった。「UPLINK Archives」第1弾は、画家フランシス・ベイコンの生涯を、恋人ジョージ・ダイアーとの関係を通して描くダニエル・クレイグ出演『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』(ジョン・メイブリー監督)と、ティルダ・スウィントン主演『ザ・ガーデン』(デレク・ジャーマン監督)をフィーチャーしたスペシャルアイテムを販売。なお、『ザ・ガーデン』は、セレクトブティック「Sister」とのコラボレーションアイテムとして展開する。さらに、グザヴィエ・ドラン監督の『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の『エンドレス・ポエトリー』、ルシール・アザリロヴィック監督の『エヴォリューション』をイメージしたグッズも展開する。ほかにも、パルコ地下にあるアップリンク吉祥寺限定で「UPLINK Archives」番外編も展開。『真珠のボタン』とSisterのコラボTシャツと古着を合わせて特別な1枚に仕立てたアップサイクルコレクション「Sister Remake for UPLINK吉祥寺」も販売するという。「UPLINK Archives」は8月10日(土)より、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、Sister(店舗&オンライン)にて販売開始。(cinemacafe.net)
2019年08月12日現在製作中の「007」最新作『Bond 25(仮題)』で、ラシャーナ・リンチがジェームズ・ボンドのコードネーム「007」を引き継いだスパイになるという。「Sunday Mail」紙が報じた。関係者によれば、ジェームズ・ボンドを演じているのはこれまで通りダニエル・クレイグだが、映画の冒頭で「007、お入りください」と呼びかけられて登場するのはラシャーナであるという、重要なシーンがあるそうだ。「ポップコーンを落としちゃいそうになる瞬間ですよ。ボンドはボンドのままですが、007はすばらしい女性に引き継がれるんですから」。『Bond 25』では、女性が「007」を引き継ぐ以外に、時代に合わせたこんな変化も。「ボンドガール」という呼び名が「ボンドウィメン」になった。脚本家のひとりに起用されたフィービー・ウォーラー=ブリッジが宣言していた通り、「女性をきちんと扱う」ことを重視した模様。現在31歳、イギリス出身のラシャーナは、2011年に映画『Fast Girls』(原題)でデビュー。最近では『キャプテン・マーベル』でブリー・ラーソン演じるキャロル/キャプテン・マーベルのパイロット仲間マリアを演じたことでお馴染みだ。『ブラックパンサー』、『スパイダーマン:ホームカミング』とマーベル映画のオーディションを受けたという過去がある。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年07月16日ジェームズ・ボンドをダニエル・クレイグが続投し、悪役としてラミ・マレックが出演する「007」シリーズ最新作『Bond 25(仮題)』。目下撮影中の本作から、メイキング映像が到着。さらに、イギリス王室のチャールズ皇太子がロイヤル訪問した様子の写真も解禁となった。4月25日に全世界同時で実施されたライブストリーミングでの大規模ローンチイベントでは、最新作に登場するキャスト陣が続々と発表された本作。今回到着した映像は、ジャマイカでのロケ撮影の様子を捕らえたメイキングシーンで、メガホンをとるキャリー・フクナガ監督と親しげに談笑するダニエル・クレイグの姿とともに、前作で現役を退き、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしていたはずのボンドが諜報員として復活することを連想させるような銃を手にする姿、シリーズ続投となるCIAエージェントのフェリックス・ライター役のジェフリー・ライトや、新キャストであるノミ役を演じる『キャプテン・マーベル』のラッシャーナ・リンチの姿も収められている。さらに現地時間6月20日(木)に、本作の撮影現場である英パインウッド・スタジオをチャールズ皇太子が訪問した際のカットも到着。チャールズ皇太子は、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソンとの撮影所のツアーを楽しみ、ダニエルやレイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ラッシャーナのほか、フクナガ監督に面会。ジェームズ・ボンドが乗り回す通称“ボンドカー”と呼ばれるアストンマーティンV8とDB5の前でダニエルと打ち解けた様子で談笑したり、皇太子がスタッフ陣と握手をしたりと終始和やかなムードだったという。レア・セドゥやベン・ウィショーといった続投キャストに加え、『ボヘミアン・ラプソディ』でオスカー俳優となったラミの参加と、ますます期待が高まる本作。続報にも注目だ。『BOND 25(仮題)』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年06月27日主役のダニエル・クレイグの負傷、撮影現場での爆発騒ぎと災難続きの『Bond 25』(原題)でまた事件が発生した。同作を撮影していたパインウッド・スタジオの女子トイレに、隠しカメラが取り付けられていたという。「TMZ.com」などが報じた。すでに容疑者として49歳のピーター・ハートレイという人物が、テムズバレー警察に逮捕されたとのこと。この容疑者が製作陣やスタジオとどのような関係があったのかは明らかになっていない。スタジオ側は「私たちはこの問題を非常にシリアスに受け止めています。警察に事件を通報し、調査にも協力しています」と声明を出している。つい先日は、キャリー・フクナガ監督が撮影に3時間も遅刻してスタッフたちを待たせたあげく、その遅れをカバーするために残業を命じ、現場の雰囲気が最悪と伝えられた。スタッフたちの暴動も間近との声も。遅刻の理由は監督が「PS4」のゲームに興じていたためだというが、本人はインスタグラムにて否定し、現場では一致団結していると主張した。現在のところ、全米公開日は2020年4月8日のままで変更は発表されていない。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年06月25日ケガで『007』新作の撮影を休止していたダニエル・クレイグが、今週にも現場に復帰しそうだ。クレイグは5月下旬に足首をケガして手術を受け、その間、撮影はクレイグ抜きで行われていた。クレイグの休養期間はおよそ2週間で、来年4月の北米公開予定日に変更はない。今回の監督は『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のキャリー・ジョージ・フクナガ。悪役を『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックが演じる。タイトルは決まっていない。文=猿渡由紀
2019年06月17日ベガルタ仙台が誇るイケメンゴールキーパー(GK)・シュミット ダニエル選手にお話をうかがいました。サッカーの魅力や憧れの選手などをお聞きしたほか、ご自身の性格や女性の好み、切ない(!?)スカウト話などプライベート情報を一挙大公開! 破壊力ハンパない私服姿も必見です!写真・黒川ひろみ 文・伊藤順子お願いされたら、何でも聞いちゃう性格です197㎝という規格外のボディで、ベガルタ仙台はもちろん、日本代表の頼もしい守護神であるシュミット ダニエル選手。練習後、颯爽と登場した私服姿があまりにもカッコよくて、取材陣は思わず固まってしまいました。シュミット選手 (モデルのようなスマイルで)春らしくデニムオンデニムでまとめてみました。僕がこんなに大きくなったのは、夢がなくて申し訳ないですが、遺伝です(笑)。父親が同じくらいの背格好なんですよ。ただ、牛乳は毎朝ガブガブ飲んでいましたね。ーー想像よりもはるかに大きくて……ご飯もたくさん食べそうですね。シュミット選手 子どもの頃は普通の量でしたが、スポーツをやっていない人からしたら、いまはよく食べるほうだと思います。地元の友だちと食事に行くと、「まだ食べるの!?」と驚かれますね。一応、これでも腹八分目で留めているんですよ。でも、いざ席を立つと、お腹いっぱいかも、と思い直すんです。座っているとよくわからないから(笑)、どんどん食べてしまっているのでしょうね。ーーとはいえ、アスリートだけにとってもスレンダー。端正なお顔といい、街行く人は絶対に振り向くと思うのですが、スカウトなどはされたことがありますか?シュミット選手 『アバクロンビー&フィッチ』(アバクロ)のショップ店員にならないか、と声をかけられたことはあります。面接を受けたんですけど、見事落ちました(笑)。ーー向こうから誘っておいて落とすなんて…(笑)。それでもニコニコ話してくれるシュミット選手。あまり感情を表に出さないタイプですか?シュミット選手 自分で言うのもなんですけど、優しいですね。ちょっと無謀なお願いをされても、ダメとは言わずに聞き入れてしまいます。あと、普段は無口です。こういった取材や、気の置けない仲間とは自分から話すけれど、話さなくても大丈夫な人が一緒にいて楽ですね。日本代表で一緒だった清水エスパルスの北川航也選手は、会話が心地よくてフィーリングが合います。ーー女性に求めることも同じですか?シュミット選手 女性はしっかりしている人がいいですね。予定を立てるのが下手なので、安心して任せられるような、いい意味で管理してくれる方が好みです。あと、いっぱい笑う人。笑顔が多い女性ほどかわいいと思います。バレーボール部に転部したことが人生の転機アバクロの話に戻りますが、もし店員さんになっていたら、シュミット選手はもしかしたらここにいないかもしれない。そう考えると結果オーライといえますね。このことに限らず、いわば「人生の転機」のようなことはこれまでにありましたか?シュミット選手 中学時代に一度サッカー部からバレーボール部に転部したことですね。サッカーで未経験者にボールを奪われたことがショックで、バレーに転向したのですが、それがゴールキーパー(GK)になるきっかけとなりました。ーーバレーボールがGKに、どうつながるのでしょう?シュミット選手 バレー部に入ったものの、当時背が170cmちょいだった僕より、デカくてうまいヤツがいっぱいいたんですよ。先生も厳しかったので、結局サッカー部に戻ったんです。そうしたら、お前はバレーで手を使い慣れているからGKをやれ、と言われて。そこから、ポジションはGKになりました。良い方向に転がりましたよね(笑)。やはり、サッカーに運命を感じます。ーーサッカーから離れて別のことに挑戦したおかげで、サッカーがよりいっそうかけがえのないものとなり、GKという新境地を開くことができたんですね。行き詰ったら一度離れてみる。恋愛や仕事も、もしかしたら同じことがいえるのかもしれません。では改めて、サッカーとGK、それぞれの魅力を教えてください。シュミット選手 世界で一番盛んなスポーツで、世界中の人が一緒に熱くなれることが魅力のひとつだと思います。また、チームスポーツということで、仲間と一緒に同じ目的に向かって進むことにやりがいを感じます。GKは、相手のシュートを止めたとき、蹴った人の悔しい顔を見るのが快感というか、たまらないですね(笑)。え、性格悪いですか? でも、そこを喜ぶのがこのポジションの醍醐味だと思っています。ーー観戦に行ったら、シュートを止めたシュミット選手の顔をチェックするのがポイントですね。(笑)シュミット選手 あと、スタジアムではいろいろなグルメやグッズを販売しているので、それも楽しみに来場していただきたいですね。ーーほかに、観戦ポイントはありますか?シュミット選手 初心者の方は、まずは当然ながらゴールシーンを見逃さないでいただきたいです。そして、少し慣れてきたら、応援の仕方を理解していただけたらと思います。選手には「テンションが上がる応援」というのがあるんですよ。ーーよくサポーターのみなさんが歌っているチャント(応援歌)ですか?シュミット選手 それもそうなんですけど、大事なのは選手がミスをしたときなんですよね。いまJリーグに多いのは、「あぁ~」というため息なんですよ。でも、海外の試合だと観客に経験者が多いからか、そういう反応はあまりないんです。そのミスにもよりますが、チャレンジした結果のミス、例えば頑張ってボールを追ってトラップしたけれど、それが相手に渡っちゃったとか、そういう場合は、海外ですと「いまのよかったよー!」「もっといけるよー!」と励ましてくれるような声や拍手が起こるんです。そういった部分をわかって応援してくれると、選手としてもより意識が高まりますし、観戦してても面白くなると思いますね。もちろん、単純なミスはブーイングをしてくれてもかまわないのですが。海外の第一線で活躍するGKに。そしてW杯へーーなるほどです。そんなハイレベルな応援ができるように、サッカーをより知りたくなりました。単に応援するよりも、ひとつひとつのプレーを理解しながら、声かけをするのは、その試合への思い入れも深まりますね。海外といえば、シュミット選手は日本代表に何度も選ばれています。代表への思いをお聞かせください。シュミット選手 W杯に出ることで、初めて日本代表と言えると思っているので、それまでコンスタントに召集され続けなければいけないと思っています。フランスでプレーしている川島永嗣選手に続く、海外の第一線で活躍できるGKがいま日本にはいないので、世界で戦えるようになってからW杯に出たいという将来像を描いていますね。ーーぜひ実現していただきたいです! 最後に、ライバルの選手と、惚れてしまう選手を教えてください。シュミット選手 ライバルは、サンフレッチェ広島の皆川佑介選手など、大学の同級生たちですね。みなポジションは別ですが、負けたくないです。惚れてしまうのは、イングランドにいる吉田麻也選手。生き方というか、そのキャリアが全部カッコいいです。男として惚れますね。ーー「実はけん玉が特技」というシュミット選手。小学生のときによく練習していて「何気にGKのリズム感と膝の使い方が共通している」のだそう。けん玉といい、バレーボールといい、かけ離れているようで、どちらもサッカーにつながるなんて、シュミット選手の言葉通り、彼とサッカーは運命の糸によって強く結ばれているのかもしれません。その運命を信じ、W杯出場の夢をかけて、ぜひとも世界の舞台に飛躍していただきたいですね。となると、逞しい背中を直接拝めるのはいまのうちかも! さっそくスタジアムへ足を運びましょう!
2019年06月08日『007』最新作『Bond 25』(原題)の撮影現場で再びアクシデントが起きたようだ。先月は、主演のダニエル・クレイグがジャマイカで撮影中に足首を痛め、手術を受けてしばらく療養することが発表されたが、今回はスタッフのひとりが負傷したという。ジェームズ・ボンドの公式ツイッターが「本日、パインウッド・スタジオの『Bond 25』のセットで制御爆破の撮影を行っていたところ、『007』ステージの外側が損傷しました。セットにダメージはありませんが、ステージの外にいたスタッフ1人が軽傷を負いました」と発表している。(『007』スタジオとは、パインウッド・スタジオ内にある巨大な防音スタジオ)。「The Sun」紙は、同セットで3回の爆発があり、屋根の一部や壁板の数枚が吹き飛んだと報じている。ダニエルの療養中は、ダニエルがいなくても撮れるシーンを撮影していたため、公開日に遅れは生じないもようだったが、今回の事故が撮影や公開日にどう影響するかは明らかになっていない。『Bond 25』はダニエルがジェームズ・ボンド役を演じる最後の作品であり、『ボヘミアン・ラプソディ』でオスカーを獲得したラミ・マレックが悪役として登場することも話題に。キャリー・フクナガ監督がメガホンをとっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年06月05日ジャマイカで『007』最新作『Bond 25』(原題)を撮影中のダニエル・クレイグが、足首を負傷し、手術を受けるという。ジェームズ・ボンドのツイッターアカウントが発表した。「ダニエル・クレイグが、ジャマイカで撮影中に足首をケガして簡単な手術を受けることになりました。クレイグは手術後に2週間のリハビリを受けますが、その間、製作は続行します。映画の公開日は変わらず2020年4月のままです」。「The Sun」紙によると、ダニエルは今月初め、撮影中に全速力で走っていたところ、すべって転倒。相当な痛みを訴えていたとのこと。ファンたちからは「早く治りますように。お大事に」、「トム・クルーズも『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』でケガしたよね。私たちを楽しませてくれるために、こうして全力を尽くしてくれる彼らに頭が下がる思い」などの激励コメントがクレイグに寄せられた。一方、「回復に2週間しかかからないというのは、ちょっと楽観的な見方じゃない?」と案じるファンも。治療はアメリカで行われると報じられており、手術、移動・滞在時間、リハビリと総合して考えるとやはり公開日に影響が出るのではという指摘もある。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年05月23日ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)が、ダニエル・リーの初のコレクションとなる2019年プレフォール コレクションの世界を紹介するポップアップショップをメンズコレクションは伊勢丹新宿店メンズ館にて、ウィメンズコレクションは伊勢丹新宿店にて開催している。同ポップアップショップでは伊勢丹新宿店限定のアイテムや、 日本限定カラーのアイテムを多数ラインアップする。Men’s メンズコレクション5月15日~5月28日 伊勢丹新宿店メンズ館1階 =プロモーションボッテガ・ヴェネタのメンズバッグに新しいダイナミズムをもたらしたThe Paper Touch Nylonファミリーは、画期的な作りと高機能なアウトドア用品の世界から実用的な要素を取り入れたデザインに仕上げている。メインの素材は軽量で防水性があり、しわが寄った質感が特徴的なペーパーナイロンを採用し、どのモデルも複雑な構造に合わせて9種類の個性的な素材が用いられている。リップストップナイロンは明るいコントラストカラーのライニングに、また伸縮性のあるメッシュはポケットに、そしてスピンネーカーキャンバスはトリミングとストラップに使用されている。また、トップを巻き込んだようなデザインのバックパックは、内外に搭載された豊富なポケットがポイントに。ベルトバッグは背面側が人体構造に合わせたパッド入りのメッシュ素材となっており、イントレチャート模様のステッチを施している。今回のポップアップでは、バッグのインナーおよびメッシュから透けるサイドポケットの部分が、日本限定のビアンコ(白)カラーの仕様で登場する。ザ・ペーパータッチ ナイロン バックパック 21万円H52.5 x W41 x D29.8 (cm)ウォレット 4万9,000円WOMEN’S ウィメンズコレクション5月22日~5月28日 伊勢丹新宿店=本館1階/ザ・ステージ大きく弧を描くように取り付けられたチューブ状の長いハンドルの曲線が印象的なバッグ。ライニングはなく、ハンドルや底鋲を固定する平らなリベットも含めて精密な構造がはっきりと分かるデザインとなっている。今回のポップアップでは 、日本限定のウッドカラーで登場する。ザ・アルコ 29万円H38 x W33 x D7 (cm)クリエイティブ・ディレクターのダニエル・リーがボッテガ・ヴェネタのために初めて手掛けた2つのバッグのうちの1つである、“The Pouch”ファミリー。柔らかなレザーで硬いフレームを完全に包み込み、ボリューム感のある丸みを帯びたシルエットを作り出した。バターカーフと名付けられた滑らかな肌触りのカーフレザーを採用し、バッグの中に収納できる付属のレザーストラップで、ショルダーバッグとしても使用することができる。今回のポップアップでは、日本限定のPlaster(グレイッシュホワイト)カラーで登場する。ザ・ポーチ 20 13万7,000円H13 x W22 x D5 (cm)その他、カーフレザーのベースにシューレースが印象的なスニーカーも登場。アウトソールは TPUラバー製(サーモンプラスティック・ポリウレタン)で、耐久性・強度・熱・グリップ力に優れている。インソールはポリウレタン製で、ウィメンズ・メンズのユニセックスで展開する。ポップアップでは、バッグのインナーおよびメッシュから透けるサイドポケットの部分が、日本限定のビアンコ(白)カラーのボディにブラックのシューレースの仕様で登場する。価格は10万7,000円〜。
2019年05月21日リモワ(RIMOWA)は、コンテンポラリーアーティストであるダニエル・アーシャムとのコラボレーションによる「リモワ × ダニエル・アーシャム “イローデッド スーツケース”(RIMOWA × Daniel Arsham "eroded suitcase")」を2019年5月18日(土)より世界500個限定で発売する。取り扱いは、リモワ ストア 銀座7丁目、表参道、心斎橋、オフィシャルウェブサイト。ダニエル・アーシャムは、ニューヨークを拠点に活動する現代アーティスト。生まれながらにして色盲である彼は、色のない世界を得意とし、フィクションとしての考古学に基づいた彫刻やペインティング、インスタレーションなど多岐にわたる作品を発表している。リモワとのコラボレーションで生まれた「イローデッド スーツケース」は、近年、彼が精力的に手掛けている映像作品を含む「Future Relic」シリーズとおなじく、未来のディストピア世界から発掘された日常品をイメージしている。デザインの特徴は、まるで泥や瓦礫から発掘されたかのような風化した風貌と、その見た目に反するほど汚れのない白さ。相反する要素が、本物の発掘物でないことを示し、非現実さと一種の不気味さを表現している。なお、ブランド初の取り組みとしてオークションハウスのサザビーズとのパートナーシップにより、発売に先駆けてアーシャムのサイン入りデザイン画をはじめ、彼からのレターやスペシャルエディションのコラボレーションステッカーをセットした特別版がオークションで販売されていた。【詳細】リモワ × ダニエル・アーシャム “イローデッド スーツケース”※世界500個限定。1人1個限り発売日:2019年5月18日(土)取り扱い店舗:リモワストア 銀座7丁目、表参道、心斎橋、オフィシャルウェブサイトサイズ:横46.5×縦43×高さ14cm重量:11kg価格:222,000円+税内容:アート作品取り扱い手袋、リモワ製品マニュアル、リモワ製品保証書、証明書(エディションNo.入りDaniel Arsham Studioホログラムステッカー)、限定ステッカー、ダブルネームロゴ入りダストバッグ【問い合わせ先】リモワ クライアントサービスTEL:072-994-5522
2019年05月20日映画「007」シリーズ最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、2020年4月10日(金)に公開される。映画「007」シリーズ最新作シリーズ第1作目『007/ドクター・ノオ』(63)のロケ地であるジャマイカで行われた2019年4月の製作会見と共に、『007 スペクター』に続くシリーズ最新作が始動。今回のストーリーは、現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していたボンドだが…旧友フェリックス・ライターに助けを求められたことから、平穏な生活を突如終え、やがて脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕に迫っていく、というものだ。豪華出演キャストが集結ジェームズ・ボン(ダニエル・クレイグ)ジャマイカで穏やかな生活を送るものの、最新技術で脅威をもたらす敵との戦いに巻き込まれていく。主演はダニエル・クレイグ。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では通算、5回目のジェームズ・ボンド役を務める。M(レイフ・ファインズ)MI6の局長。スカイフォールまでMだったジュディ・デンチに代わり、そのポジションは(ギャレス・マロリー)レイフ・ファインズが引き継いでいる。元陸軍で、その後、Mになる前は情報国防委員会の委員長だった。マネーペニー(ナオミ・ハリス)Mの秘書。元はMI6のフィールドエージェント。ボンドのミッションをサポート。マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)『スペクター』からの新ボンドガール。フェリックス・ライター(ジェフリー・ライト)CIA出身でボンドの旧友。”誘拐された科学者を救い出してほしい”と隠居生活を送っているボンドを訪ねる。『慰めの報酬』からのカムバック。新生ヴィラン役に、ラミ・マレックまたボンドの前に立ちはだかる<シリーズ史上一番ヤバイ敵>として、新キャストとなるラミ・マレックが抜擢。主演映画『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した彼が、一体どんな新生ヴィランを演じてくれるのか?マレックは、「MR.ボンド君。25作品目のミッションは決して簡単に乗り越えることはできないだろう...」と、不穏な物語を予期させる意味深なコメントを残している。そのほかビル・タナーをロリー・キニアが、Qをベン・ウィショーが演じる。また、新キャストには、デ・アルマス、ダリ・ベンサーラ、デヴィッド・デンシック、ラッシャーナ・リンチ、ビリー・マグヌッセンといった顔ぶれが揃う。日系アメリカ人キャリー・フクナガが監督に抜擢監督を降板したダニー・ボイルに代わってメガホンを取るのは、日系アメリカ人のキャリー・フクナガ。アフリカの内戦を題材に、悲惨な状況を生き延びる少年を描いた映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』、エマ・ストーンとジョナ・ヒルが主演を務めたNetflixのダークコメディドラマ『マニアック』などを手がけた同氏が、名だたる監督候補たちをおさえて新監督に抜擢された。物語は原点回帰か?007の聖地ジャマイカが舞台に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の製作は、これまで「007」シリーズを牽引してきたバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソンらが引き続き担当。バーバラは「ジャマイカは、原作者であるイアン・フレミングが物語の執筆の拠点とし、“ジェームズ・ボンド”を生み出した場でもあるので、007にとっては聖地と言えます。記念すべき25作品目で、ここへ戻ってくることができて私たちは特別な想いです。前作で英国諜報員を卒業したボンドは、最新作ではここジャマイカの豪華なおうちでリラックスしているの。そこから物語がスタートしていくのよ」と、最新作のストーリーのヒントを明かしている。シリーズ史上最年少、主題歌はビリー・アイリッシュ007シリーズで話題となる主題歌。最近の作品では、スカイフォールでアデル、スペクターでサム・スミスが手掛けてきた。そして『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌を担当するのはビリー・アイリッシュで、シリーズ史上最年少で提供する。彼女は、次のように話している。「過去の作品、例えば『007/ゴールドフィンガー』や『007/死ぬのは奴らだ』ほどの音楽と映画の象徴的な組み合わせはありません。 このような伝説的なシリーズ映画に関わらせていただき、とってもとっても幸運だと感じています。」メイキング映像公開ジャマイカでのロケ撮影の様子を捕らえたメイキングシーンが公開された。キャリー・フクナガと親し気に談笑するダニエル・クレイグ、CIAエージェントのフェリックス・ライター役のジェフリー・ライト、ノミ役のラッシャーナ・リンチらの姿が収められている。また、前作で現役を退きジャマイカで穏やかな日々を過ごしていたはずのボンドが、諜報員として復活することを連想させるような、銃を片手にもつ姿も映し出されている。なお、チャールズ皇太子が撮影現場を訪れた、和やかなロイヤル訪問の模様も公開されている。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』あらすじボンドは現役を退き、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしていた。しかし、それは長くは続かない。ある日、旧友でもあり、CIA エージェントのフェリックス・ライターは、誘拐された科学者を救い出してほしいとボンドのもとを訪ねる。その想像を超える過酷なミッションよって、ボンドは危険な最新技術を操る正体不明の敵へと導かれていくのであった。■ムビチケ情報作品情報販売:2019年12月20日(金)~(一部劇場を除く)価格:一般券 1,400円(税込)ムビチケ前売券(カード)<数量限定>特製ポストカード 5枚セット付 ※ムビチケ前売券(カード)1枚につきポストカードセットが 1つ付属。※特典は数量限定。なくなり次第、ムビチケ前売券(カード)のみの販売。※特典の画像はイメージ。実際の商品デザインと異なる場合あり。ムビチケ前売券(オンライン)<抽選!300 名限定>オリジナルキーチェーンプレゼント※キャンペーンの応募方法についてはムビチケのウエブサイト及び公式SNSにて好評。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 』公開時期:2020年4月10日(金)出演:ダニエル・クレイグ、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ロリー・キニア、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライト、アナ・デ・アルマス、ダリ・ベンサーラ、デヴィッド・デンシック、ラッシャーナ・リンチ、ビリー・マグヌッセン、ラミ・マレック監督:キャリー・フクナガ脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、スコット・バーンズ、キャリー・フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ製作:バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン配給:東宝東和
2019年04月29日「007」シリーズ待望の最新作『BOND 25』(仮題)のローンチイベントがジャマイカで開かれ、最新作の新情報が明らかになった。イベントの開催地ジャマイカは、記念すべきシリーズ第1作目『007/ドクター・ノオ』(’63)のロケ地。イベントには、シリーズを牽引してきた製作のバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン、本作の監督に抜擢された日系アメリカ人のキャリー・フクナガ監督が登壇した。バーバラは「記念すべき25作品目で、ここへ戻ってくることができて私たちは特別な想いです」と言い、「前作で英国諜報員を卒業したボンドは、最新作ではここジャマイカの豪華なおうちでリラックスしているの。そこから物語がスタートしていくのよ」とジャマイカから最新作の物語がスタートしていくことを明かした。さらに今回、最新作に登場するキャスト陣も発表!続投キャストとして、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ロリー・キニア、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライトが発表。注目の新キャストには、『ブレードランナー 2049』のアナ・デ・アルマス、『裏切りのサーカス』のデヴィッド・デンシック、『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック、『アラジン』のビリー・マグヌッセン、ダリ・ベンサーラ、ラッシャーナ・リンチが出演することが明かされた。今回イベントに参加できなかったラミからは、特別にメッセージ映像も到着し、「最新作のキャストとクルーたちに会えることをすごく楽しみにしているよ!そして…Mr.ボンド君。25作品目のミッションは決して簡単に乗り越えることはできないだろう…」と意味深なコメントを寄せた。そして前作から引き続きジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグをはじめ、ナオミ、レア、アナ、ラッシャーナが登壇するQ&Aトークセッションが行われ、シリーズが愛される理由を問われると、ダニエルは「原作者のフレミングによって作りこまれたキャラクターや設定、舞台、背景が、映画でもしっかりと踏襲されていることで、ボンドというキャラクターは違った役者が演じても、一貫性が保たれている。それが、ファンが長年経ってもついてきてくれる理由なんだろうね」と分析。また“お気に入りのボンドカー”について聞かれると、「アストンマーチンDB5だよ」と笑顔で答えていた。『BOND 25』(仮題)あらすじボンドは現役を退き、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしていた。しかし、それは長くは続かない。ある日、旧友でもあり、CIAエージェントのフェリックス・ライターは、誘拐された科学者を救い出してほしいとボンドのもとを訪ねる。その想像を超える過酷なミッションよって、ボンドは危険な最新技術を操る正体不明の敵へと導かれていくのであった…。『BOND 25』(仮題)は2020年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年04月26日モンクレール(MONCLER)の「モンクレール ジーニアス」より、クレイグ・グリーン(Craig Green)が手がけるコレクション「5 モンクレール クレイグ・グリーン(5 Moncler Craig Green)」の2019-20年秋冬コレクションがミラノで発表された。
2019年02月28日『ボヘミアン・ラプソディ』が今年度のアカデミー賞で、最多となる4冠を達成した。クイーンを題材にした同作は、24日にロサンゼルスのドルビーシアターで開催された同授賞式で、故フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックの主演男優賞をはじめ、編集賞、音響編集賞、録音賞を受賞した。ラミは、受賞スピーチの中で「いつか、こんなことが起きるんだと幼い頃の自分に伝えたらどんな感じだろうと考えるのですが、カーリーヘアーの小さな頭は、吹き飛んでしまうほど驚くことでしょう」と喜びを表現した。そして、「当時は、自分のアイデンティティに悩んでしました。自分が何者かに悩み、自分の声を見つけようとしている人なら誰もだと思うのですが。自分らしく人生を生き抜いた移民のゲイ男性を描いたこの映画が作られ、そして僕らがその映画とストーリーをこうして祝福しているという事実は、僕らは皆このような物語を待ち望んでいたという証拠なのです」と熱弁。「僕はエジプト移民の息子で、アメリカ人としては1世になります。そんな僕の物語の1ページがここで今つづられているのです。この瞬間を思い描いてくれた皆さんに感謝せずにいられません。これは残りの人生の宝物になることでしょう」と語った。『ボヘミアン・ラプソディ』に続いては、『ROMA/ローマ』や『ブラックパンサー』、『グリーンブック』がそれぞれ3部門を制す結果となっている。30年ぶりに司会者抜きで開催された今年度の授賞式は、アダム・ランバートとクイーンの演奏で幕を開けたほか、レディー・ガガとブラッドリー・クーパー、ベット・ミドラー、ジェニファー・ハドソンなどがパフォーマンスを披露した。また各部門のプレゼンターとして、ジュリア・ロバーツやダニエル・クレイグ、ゲイリー・オールドマン、アリソン・ジャネイ、サム・ロックウェル、フランシス・マクドーマンド、ジェニファー・ロペス、クリス・エヴァンスらが壇上に上った。(C)BANG Media International
2019年02月26日ダニエル・ラドクリフは、自身の代表作『ハリー・ポッター』シリーズが、近いうちにリブートされると信じているようだ。「IGN」のインタビューで語っている。「間違いなく、違うバージョンの『ハリー・ポッター』が作られると思うよ。ぼくが生きている間、ぼくが最後のハリーだってことはないはず。すでに、もう(違うハリーが)いるしね」。ここでいう、すでに存在している“違うハリー”とは、舞台版の「ハリー・ポッターと呪いの子」でジェイミー・パーカーやガレス・リーヴスが演じたハリーのことらしい。「『ハリー・ポッター』シリーズの映画がどのくらいの間、こういう状態であるのかっていうことに興味があるな。いまのところ、神聖化されている感があるよね。きっといつかはその輝きが少しずつ失われていくはず」と分析するダニエルは、「リブートされることになったら、おもしろいだろうね。絶対に、観たいよ」と期待を寄せている。特にダニエルはTVドラマシリーズとしてのリブート化に興味を持っているようで、「TV Guide」に「『ハリポタ』の世界からテレビドラマにできる物語は100パーセント確実にあると感じているんだ」とも語っている。(Hiromi Kaku)
2019年02月13日イスタンブール・オープンでATPツアー初優勝を果たしたダニエル太郎さんに、お話を伺いました。祝・ツアー初優勝!成長著しいテニス選手が目指すのは“最強の自分”。5月、イスタンブール・オープンでATPツアー初優勝。世界最強のジョコビッチ選手にも勝つなど、昨年大躍進したプロテニスプレーヤーのダニエル太郎さん。その原動力は、スペインから日本に拠点を移し、トレーニング法を変えたことだった。「10年間、同じパターンを繰り返してきたんですが、サーブを変えたり、ベースラインの近くでアグレッシブにプレーできるような新しい練習を取り入れるようになって、結果が出てきた感じですね。やり方を変えるってことは、失敗する可能性もすごくあります。でも、新しいことに挑戦しなければ、メンタルへの刺激もないし、上には絶対に行けないですからね。他人と比べるのではなく、“最強の自分”を目指しています」そうして勝ち取ったツアー初優勝。喜びもひとしおと思いきや、「勝った嬉しさは一瞬」といたってクール。「特別なこととは思ってなくて、ジュニアのころから、優勝の嬉しさは同じです。僕は、できるだけワイドな目線で自分を見るようにしてるんですけど、40歳まで現役でいても、あと40年も人生は続くじゃないですか。そう考えると、この優勝もそんなにデカいことじゃないんです」勝利には、趣味のドラマ&映画観賞にまつわる意外なジンクスが。「大会中、ハマっているドラマシリーズがあると結果がいいんです。試合後、部屋に戻って続きを観られる楽しみがあるからかな?『ブレイキング・バッド』や『ゲーム・オブ・スローンズ』が、大、大、大好き!イスタンブールでの大会中は、『アベンジャーズ』シリーズとか『アイアンマン』とか、マーベル映画を毎日1本ずつ観てたら優勝してました(笑)。映画はラブストーリーもファンタジー系も、社会派の作品も何でも観ます。女性と映画館デート?『面白かった』『誰々がカッコよかった』くらいの感想しか出てこなくて、作品について深く語り合えない人は無理…。だったらひとりで観たいタイプ。僕、面倒くさいんですよ(笑)。好きな女性のタイプは、ケイト・ブランシェット。フェミニストムーブメントのとき、パワフルなメッセージをアグレッシブになりすぎず、静かに話しているのがカッコよかったですね」2月から、国別対抗戦のデビスカップの予選が始まる。「今年から、試合方式が5セットから3セットに変わったので、どうなるのか楽しみですね。日本チームのひとりとして、11月のファイナルにクオリファイすることが目標です。チームメイトとは、よく一緒にごはんを食べるし仲がいいですよ。でも、僕だけゲームをやらないから、その会話になるとついていけなくて…。それだけが残念(笑)。個人としては、今年、ランキング50位以内に入りたい。あと、全英でまだ勝ったことがないので勝ちたいです」テニス観戦のポイントは、“フットワーク”だそう。「ラケットスポーツなので、どうしてもラケットとボールに目がいきますけど、フットワークを見ると『こんなに動いてるんだ』と驚くと思います。選手がボールに追いつくときのエネルギーってすごいんです」だにえる・たろう1993年1月27日、アメリカ・NY生まれ。12歳まで埼玉県で育つ。1月14日付のランキングは82位。好きな日本食はしょうゆや塩のあっさり系ラーメン。会ってみたい芸能人は「キムタク」。デビスカップ 日本対中国(予選)は、2/1、2/2にWOWOWで放送。トップス¥3,300パンツ¥4,900(共にオークリー/ルックスオティカジャパン〈オークリー〉TEL:0120・009・146)スニーカー¥29,000(diadora/ディーエムアールTEL:03・5770・3040)※『anan』2019年2月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・中原正登(FOURTEEN)ヘア&メイク・高松由佳インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年02月02日