洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」で、19日(21:00~23:30)に放送される映画『アウトロー』で、主演トム・クルーズの吹き替えを担当した、声優の森川智之がこのほど、報道陣の取材に応じ、トムへの熱い思いを語った。2012年の米映画『アウトロー』は、トムが孤高のヒーローを演じ、自らカースタントや肉弾戦を熱演した作品。森川は、トムについて『ミッション:インポッシブル』のイメージが強いことから、「等身大のヒーローが現れたなという感じがして、ものすごくリアルに感じました」と、新境地と言われた同作の印象を語る。その上で、「展開が早い映画ではなく、間を見せながらどんどん進行していくような作品」と捉え、「間で芝居をする」という点を意識して吹き替えを行ったという。森川が初めてトムの吹き替えを担当したのは、スタンリー・キューブリック監督の『アイズ・ワイド・シャット』。この収録には、キューブリックの右腕と言われた助監督のレオン・ヴィタリ氏も同席し、監督の演出やトムの役づくりなどを知ることができたため、森川は「『吹き替えの演技』に対する物の見方を開眼できるきっかけになりました」と振り返る。レオン氏の情熱はすさまじく、徹底的にリアルを追求。森川は、何十テイクの録り直しはもちろん、ベッドシーンの際にソファーベッドで寝ながら収録したり、実際にトムが使ったマイクを使用したといったエピソードを披露した。収録期間は1週間にもおよび、終了したのは深夜3時になっていたという。完成した作品は、レオン氏も太鼓判で「日本語吹き替え版が一番良かった」と、手紙で絶賛されたという。森川はこれ以降、トムの吹き替えを担当する際は「セリフや、見えを切ったり、格好良く言うとかではなくて、"呼吸"を見て役を作っています」と話す。『アウトロー』が公開された際、森川は東京でのレッドカーペットでトムと対面し、彼の作品に対する思い入れを強く感じたと振り返る。その上で、「これほど痛みというものや、トムの演技を肌で感じる作品っていうと、やっぱり『アウトロー』が抜群」と、作品の見どころを語っている。ザ・シネマでは、19日21時からの『アウトロー』を皮切りに、翌20日21時までの24時間にわたり、新旧アクション映画11タイトルを吹き替えで一挙放送。『アウトロー』は、18日(21:00~23:30)に字幕版も放送し、森川は、今回の『アウトロー』の放送を盛り上げるため、番宣などのナレーションも担当している。
2015年07月10日アイアンドシー・クルーズとSquareは7月9日、アイアンドシー・クルーズが運営するサービスの加盟企業を中心とした全国約1000社の工務店に対して、モバイル決済「Square」の導入を、共同で働きかけると発表した。アイアンドシー・クルーズは、リフォーム導入支援サイト「リショップナビ」、太陽光発電導入支援サイト「グリーンエネルギーナビ」を運営し、全国約1000社の工務店が加盟している。一方、Squareは、スマートフォンやタブレット端末にクレジットカードリーダー「Squareリーダー」を取り付け、無料アプリ「Squareレジ」とセットで利用するだけで、クレジットカード決済を受け付けることのできるサービスなどを提供している。リフォーム市場においてはカード決済に対応している工務店がまだ少なく、アイアンドシー・クルーズ加盟店に「Square」の導入を働きかける。加盟店は決済ごとに発生する3.25%の手数料だけで(カード情報を直接手入力して決済する場合は3.75%)クレジットカード決済を受け付けることができ、売上も最短で翌営業日に入金されるため、安定したキャッシュ・フローを実現できるという。
2015年07月10日トム・クルーズが主演を務める人気シリーズの第5弾『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』とギタリストのMIYAVIがコラボしたテーマ曲のミュージック・ビデオが完成し、MIYAVIが語る特別映像が公開になった。『ミッション:インポッシブル』特別映像今回の映像は、おなじみの『ミッション…』のテーマをMIYAVIが新たにアレンジした楽曲にのせて、彼自身が楽曲やコラボレーションについて語っているもの。「トム・クルーズの作品に対する創造性や熱意には本当に尊敬します。僕自身も音楽家として、聴衆にいつもどれだけ刺激的なこと、興奮させられることができるかということに挑戦していますが、フィールドは違っていてもその点で共感します」というMIYAVIは「この楽曲は過去にもいろいろな方がアレンジしてますが、僕もロック、ダンス、ブルース、そしてファンクをミックスしながらもMIYAVIの音楽として創り上げる上で大きなテーマを掲げました。それは“踊れる楽曲”です。世界中で“ビート”は世界共有言語なのでそういう意味で大切にしながら、『MI』シリーズの歴史をベースに僕も含めた世代が踊れる“ビート”を表現したかった。僕自身、オーケストラと共演するなど、インポッシブルなミッションに挑戦しました。音楽と映画、合わせてぜひ楽しんでほしいです」と語っている。MIYAVIがアレンジした楽曲は、日本版予告編に使用されており、現在、全世界で配信中だ。『ミッション:インポッシブル』シリーズは、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作戦遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが毎作、それぞれの得意分野を活かしながら“不可能”としか思えない難題に挑む超人気シリーズ。最新作ではイーサンらが所属するIMFの解体危機が迫る中、彼らがチームを組んで、訓練されたならずもの組織(ローグ・ネイション)“シンジケート”の壊滅というミッションに挑む。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』8月7日(金)公開
2015年07月10日ギタリストのMIYAVIが手掛けるトム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(8月7日公開)のテーマ曲「Mission:Impossible Theme」のPV映像と、MIYAVIのコメントと合わせた本映像が10日、公開された。世界を舞台に活躍する"サムライ・ギタリスト"のMIYAVI"がテーマ曲をアレンジし手がけた「Mission:Impossible Theme」は、日本だけに特別に許可された日本版レギュラー予告編に使用。現在、全世界で配信中されている。そしてこのたび、PV映像と、MIYAVIのコメント入り本映像が公開された。MIYAVIは、主演のトム・クルーズについて「作品に対する創造性や熱意には本当に尊敬します」といい、「僕自身も音楽家として、聴衆にいつもどれだけ刺激的なこと、興奮させられることができるかということに挑戦していますが、フィールドは違っていてもその点で共感しますね」とコメント。「トム・クルーズのライフワークにもなっている大作に関われて本当に光栄」と今回のコラボを喜んだ。そして、「ロック、ダンス、ブルース、そしてファンクをミックスしながらもMIYAVIの音楽として創り上げる上で大きなテーマを掲げました。それは“踊れる楽曲”です」と説明。「世界中で“ビート”は共有言語。そういう意味で大切にしながら、『MI』シリーズの歴史をベースに僕も含めた世代が踊れる“ビート”を表現したかった」と思いを伝え、「僕自身、オーケストラと共演するなど、インポッシブルなミッションに挑戦しました。音楽と映画、合わせてぜひ楽しんでほしい」と呼びかけている。本作は、全世界で累計約22億ドル(約2,640億円)を超える人気シリーズ最新作。地上約1,524m、時速400kmの軍用飛行機でのアクションや、6分以上を息を止めて挑んだ潜水アクションなど、トム自身による壮絶なアクションが繰り広げられる。(c) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年07月10日ロックバンド「ニルヴァーナ」のカート・コバーンや、「レディオヘッド」のトム・ヨーク、俳優のジェームス・ディーン、作家のアーネスト・ヘミングウエイなど名だたるアーティストを魅了した、「コンバース(CONVERSE)」のブランドを代表するシューズ「ジャックパーセル(JACK PURCELL)」。その生誕80周年を記念したメモリアルイベントが、7月11日と12日に東京・青山のスパイラルガーデン1階で開催されることが発表された。「コンバース」のスタンダードモデル「ジャックパーセル」は、1935年当時に14年連続でワールドチャンピオンとなった伝説のバドミントンプレイヤー、ジャック・パーセルが製作に参加し、当時の最高水準のパフォーマンス性を備えたコートシューズとして誕生したもの。そのシンプルで洗練されたフォルムは、今なお多くのアーティストたちを魅了している。そんな「ジャックパーセル」の80年を記念して、劇作家・野田秀樹の舞台衣装や宇多田ヒカルのPV衣装などを手がけてきた、コスチュームアーティスト・ひびのこづえが“新作ジャックパーセル”をモチーフにしたセレモニーウェアを製作。メモリアルイベントでは同衣装が展示される。また、モチーフとなったシューズとともに新作の「タイムライン(TimeLine)」シリーズの「JACK PURCELL 80」も展示され、「ジャックパーセル」の世界観に浸れるメモリアルな空間が演出されるとのこと。セルフショットが可能なフォトブースの設置やオリジナルポストカードの配布なども行われる予定だ。【イベント情報】「80th Anniversary EVENT」会場:スパイラルガーデン1階住所:東京都港区南青山5-6-23会期:7月11日~12日時間:11:00~20:00
2015年07月08日全米で高視聴率を記録し、いま最も話題の最新犯罪捜査ミステリー「SCORPION/スコーピオン」。海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」にて独占日本放送されている本作では日本語吹き替えに人気声優の杉田智和、小林沙苗らが起用されいてることでも大きな反響を呼んでいるが、この度、第8話にゲスト声優として草尾毅、中村悠一、森川智之ら超豪華声優陣が登場することが分かった。本作は、2014年秋より米CBS局にて放送がスタート。IQ700の天才集団「チーム・スコーピオン」が数々の国家犯罪レベルの難事件に挑み活躍する姿を描いており、軽快なテンポで展開するストーリーやスリリングなアクション・シーンなどで好評を博している。全米のみならず、日本でも放送開始直後から爆発的な人気を獲得しており、主人公ウォルター役の吹き替えを担当する杉田さんや、ペイジ役の小林さんを始めハイレベルな声優陣の演技にも注目が集まっている。そんな本作の第8話「リスキービジネス」に、ゲスト声優として日本語吹き替え版に草尾さん、森川さん、中村さんら豪華声優陣が出演。主人公・ウォルターが淡い恋心を抱く「チーム・スコーピオン」のサポート役・ペイジの元夫で、第7話より初登場するドリュー役の声を担当するのは、草尾さん。草尾さんは、「SLAM DUNK」の桜木花道役や「ドラゴンボール」シリーズのトランクス役で知られ、さらに『タイタニック』『ロミオとジュリエット』などでレオナルド・デカプリオの吹き替えを担当する実力派声優だ。そして第8話のストーリーのカギを握る重要人物、音楽の天才ペイトン・テンプル役を、数々のアニメ作品で主演を演じ、『ハンガー・ゲーム』シリーズのリアム・ヘムズワースの吹き替えや、キャプテン・アメリカ役の吹き替えを担当する中村さんが務める。また、大物アーティストのマネジメントをしているラッキー・ザ・キング役の声を、キアヌ・リーブスやトム・クルーズ、ユアン・マクレガーなど名だたるハリウッド俳優たちの吹き替えを多数演じる森川さんが担当。それぞれ個性的でクセのあるキャラクターを、3人の実力派声優たちが魅力たっぷりに演じる注目の第8話は、7月10日(金)22時より放送予定。さらに、これまでに放送した10話分をイッキ見できる、一挙放送企画「まだ間に合う!SCORPION/スコーピオン」が、7月25日(土)12時より放送予定。まだ見たことない人でも最新エピソードに追い付くことができるので、ぜひチェックしてほしい。「SCORPION/スコーピオン」は海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」にて毎週金曜日22時より放送中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月06日自身も壮絶な半生を送ってきたオスカー女優のシャーリーズ・セロンが、女戦士フュリオサ役で熱演を見せている『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。先日、婚約までしていたショーン・ペンとの破局が報じられたばかりのシャーリーズだが、気高く美しく、自身の信念を貫き、自由と尊厳を求めてマックス(トム・ハーディ)と激走を繰り広げるフュリオサは、彼女にしかできないハマり役と、同作の大ヒットを後押しする一因となっている。超大作シリーズの最新作がひしめく2015年の夏は、彼女を筆頭に、闘うべき理由のために身を挺し、生き抜こうとする“強きヒロイン”たちが勢ぞろいする。まずは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で、スカーレット・ヨハンソンが演じるナターシャ・ロマノフことブラック・ウィドウ。クールビューティーという言葉がぴったりくる、“魔性の女スパイ”だ。前作『アベンジャーズ』や『キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー』でのスマートかつセクシーな戦闘ぶりは、男性のみならず女性のハートも鷲掴み。怒りで“我を忘れた”ハルクことブルース・バナー(マーク・ラファロ)を普通の姿に戻す術を、唯一、知るのも彼女だ。さらに本作では、これまで謎に包まれていた彼女の壮絶な背景が明らかにされる。ブラック・ウィドウが封印していた少女期の記憶を、再びその脳裏に蘇らせるのは、幻覚を見せる力を持つエリザベス・オルセン演じるスカーレット・ウィッチ。彼女はある理由からアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)を強く憎んでおり、今回、弟のクイック・シルバー(アーロン・テイラー=ジョンソン)とともにアベンジャーズの一員となるまでには紆余曲折が待ち受けている。彼女も悲しい過去を背負い、人体実験によってその能力を手に入れた女戦士。この2人が闘う姿は、クセ者ぞろいのアベンジャーズたちの中でも、ひと際輝きを放っている。また、7月10日(金)公開の『ターミネーター:新起動/ジェニシス』では、12年ぶりにシリーズ復帰するアーノルド・シュワルツェネッガー以外は新キャストが集結し、リセットされ再構築された物語を盛り上げる。中でも、『ターミネーター』(’84)では、シュワ演じるターミネーターからただ逃げ惑うだけだったサラ・コナーが、本作では人工知能ジェニシスが引き起こす人類滅亡の“審判の日”を阻止するため、旧型のT-800ターミネーターと共闘する。そんな強い決意と明確な意志を持つサラ・コナーを演じるのは、英国女優のエミリア・クラーク。「世界で最も理想的な女性」第1位と「世界で最も美しい顔ベスト100」第1位に輝く彼女は、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の“ドラゴンの母”デナーリス・ターガリエンとして、オールヌードも辞さない体当たり演技でブレイク。本作では、少女時代にT-800ターミネーターと出会っている設定となっているが、人類の運命は、彼女の肩にかかっているも同然。未来から過去に送り込まれた兵士カイル・リース、未来で人類反乱軍を率いる息子ジョン・コナーとどうかかわっていくことになるのか、注目だ。そして、8月7日(金)からは、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めるシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』がついに“開園”する。1日の入場者が2万人を超える夢のようなテーマパークの総責任者クレアを演じるのは、ブライス・ダラス・ハワード。『ターミネーター4』や『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』などで好演を見せてきた彼女が醸し出す“気の強さ”は、本作にも顕在。きっちりボブ&ハイヒール姿で、地球最大規模のパークを円滑に運営するべく秒刻みのスケジュールをこなしていく。だが、パークの新たな目玉として、遺伝子操作で生み出された新種恐竜「インドミナス・レックス」は、パーク内の人間に次々と襲いかかり…。映画監督ロン・ハワードを父に持つ芸能一家で育った彼女は、プロデューサーとしても加瀬亮出演のガス・ヴァン・サント監督作『永遠の僕たち』を手がけた、劇中さながらの“デキる”女。いまなお多くのファンを惹きつける人気シリーズの新たな1ページに、小気味よい活躍を見せる彼女も、“足跡”を残している。なお、8月7日(金)には、トム・クルーズ主演の人気スパイアクション第5弾『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』も公開。超スゴ腕スパイのイーサン・ハントの今度の敵は、無国籍スパイ集団「シンジケート」。さらに、イーサンや彼のチームが所属するIMFは壊滅の危機に陥ってしまう。本作に登場するのは、北欧・スウェーデン出身の女優レベッカ・ファーガソン演じる謎の美女イルサ。先日公開された予告編でも、美しいイエローのドレスをまとった彼女はウィーン・オペラハウスで最強のアクションを見せていた。いま、『悪党に粛清を』のマッツ・ミケルセン(デンマーク)や『チャイルド44森に消えた子供たち』のジョエル・キナマン(スウェーデン)ら、ハリウッドを席巻する北欧男優たちには“負けられない”とばかりに、レベッカもこの夏、話題を提供してくれそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月10日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年7月4日より全国にて公開(C) Marvel 2015ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年07月06日大ヒットスパイ映画シリーズの最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』主演のトム・クルーズが7月3日(金)の今日、53歳の誕生日を迎える。トムの誕生日を記念して、このたび本作の場面写真が公開となった。超敏腕スパイ:イーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMFは無国籍スパイ「シンジケート」の暗躍により、またしても解体の窮地に追い込まれてしまう。イーサンはこの最強の敵にどう立ち向かうのか?誰が敵か味方かわからない中、究極の諜報バトルが繰り広げられる。史上最難関のミッションをコンプリートできるのか!?イーサンの究極の「作戦」とは?19歳の俳優デビューからこれまで、次々とヒット作品に出演し、アクション大作からヒューマンドラマ、社会派作品から作家性の強いアート系作品と幅広い作品に出演してきたトム。そんなトムの世界的人気を不動のものとしたのが『ミッション:インポッシブル』シリーズだ。過去4作のシリーズ作品で全世界興収が約21億ドルを超える空前の大ヒットを記録したトムの代名詞的な本シリーズで、トム扮するイーサン・ハントは、作品ごとに命知らずのアクションで数々の絶対不可能なミッションを成し遂げてきた。そしてこのほど、トムの誕生日を祝し、最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』より場面写真が公開!トム演じるイーサン・ハントと女優レベッカ・ファーガソン演じる謎の美女イルサの緊張感溢れる表情の2ショットや、背景に炎が燃え上がる中バイクで疾走するトムの姿が映し出されている。前作の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』では、世界一高いビル、ブルジュ・ハリファでのアクションで観るものの度肝を抜いたトムだが、最新作ではモロッコでのバイクチェイスやキューバ市街での壮絶なカーアクションに加えて、本作では6分以上にも及ぶ息止め水中アクション、さらに地上約1524メートルの高さを時速400キロ以上で飛ぶ軍用機のドア外部に実際にぶら下がるなど、53歳とは思えない超人的アクションを連発している。今作のメガホンをとったクリストファー・マッカリー監督はトムについて「彼は生活のためだけにこういうことをやっているんじゃないんだ。彼は映画を作ること、人を楽しませることが好きでたまらないし、映画を作る過程が大好きなんだ」と語っている。歳を重ねるごとに、さらなる進化を見せ続けるトム・クルーズ。彼の53歳の誕生日を祝いながら、本作の公開を期待して待ちたい。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 2015年8月7日(金)より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年07月03日エマ・ワトソンとトム・ハンクスが、『The Circle』で共演することになった。ハンクスはプロデューサーも兼任する。原作は、デイブ・エガーズによるスリラー小説。ワトソンが演じるのは、個人情報やソーシャルメディア、銀行口座などをすべてひとつに集めたインターネットのオペレーションシステムを管理する会社に勤務する女性。ハンクスは、彼女が出会うミステリアスな年上の男性を演じる。監督は『The Spectacular Now』のジェームズ・ポンソールド。撮影はこの秋、カリフォルニアで始まる。ワトソンは現在『美女と野獣』、ハンクスはロン・ハワード監督の『インフェルノ』を撮影中。『インフェルノ』はダン・ブラウンが書いたロバート・ラングドンシリーズの最新作。共演はフェリシティ・ジョーンズ。文:猿渡由紀
2015年06月26日トム・クルーズ主演の人気スパイシリーズの最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。このほど、日本公開に先駆けた7月13日(月)が「イーサン・ハントの日」として制定されたことが明らかになった。超敏腕スパイ:イーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMFは無国籍スパイ「シンジケート」の暗躍により、またしても解体の窮地に追い込まれてしまう。イーサンはこの最強の敵にどう立ち向かうのか?誰が敵か味方かわからない中、究極の諜報バトルが繰り広げられる。史上最難関のミッションをコンプリートできるのか!? イーサンの究極の「作戦」とは?『ミッション:インポッシブル』は、過去4作品までパラマウント映画で製作され、全世界興収が約22億ドルを超える空前の大ヒットを記録した超人気シリーズ。このほど「イーサン・ハントの日」として制定された7月13日は、1996年、第1作目『ミッション:インポッシブル』の公開日であり、日本記念日協会から正式に認定された。さらに、歴代シリーズのアクション映像満載の特別映像が公開!伝説のスパイ=イーサン・ハントがこれまで披露した大迫力のアクションシーンの数々が映し出されている。映像の最後には、イーサン・ハント=トム・クルーズが登場!「日本の君たちに重要なミッションを発令する。IMFの一員となって、予測不可能なミッションに挑んでほしい。」と、日本のファンに向けて特別ミッションを発令!詳細は7月13日の「イーサン・ハントの日」に公開されるとのことで、いったいどんな“不可能なミッション”が発令されるのか、大きな注目が集まりそうだ。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 2015年8月7日(金)より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月26日キューバの米海軍基地で起こった殺人事件をきっかけに、軍隊の正義と悪がむき出しになる法廷劇、『ア・フュー・グッドメン』。アーロン・ソーキンが脚本を手がけ、ブロードウェイでロングランを果たした今作は、トム・クルーズ主演の映画によってより広く知られるようになった。この作品が再び舞台に戻ってくる。しかも今回は、たった7人の出演者によって演じられることに。鈴木勝秀が演出を手がけ、ドラマ『ファーストクラス』や『昼顔平日午後3時の恋人たち』などで最近頭角を現している淵上泰史が初舞台にして初主演を飾る。舞台『ア・フュー・グッドメン』チケット情報公開ゲネプロの前に行われた取材で、「何の心配もない」と余裕の表情を見せる鈴木とは対照的に、「とにかく緊張しています」と淵上。淵上演じるキャフィ中尉とともに被告の弁護を務めるギャロウェイ少佐役の瀬奈じゅんは、「法廷シーンでは高揚感があります」と笑顔。事件の秘密を握るジェセップ大佐を演じる田口トモロヲは「ここまで大きな権力を持った役は初めて。『俺もとうとう(映画でこの役を演じた)ジャック・ニコルソンまできたか』と思いました」と報道陣を笑わせた。ゲネプロが始まると、ステージの空間は鉄条網が張られた高いフェンスによって囲まれ、他には小さな台がふたつ置かれているだけ。この究極にまで削ぎ落とされたセットが、ときにはキューバ基地の内側に、そしてときにはワシントンの法廷になる。鈴木が「想像をかきたてることこそ演劇の醍醐味」と語っていたとおり、セットが全く変わらないのに、キャストの振る舞いによって場面の変化がきちんと伝わってくる面白さがある。淵上演じるキャフィ中尉の、軽くてちょっと適当な感じが口のきき方や佇まいから伝わってくる。ところが彼は様々な真実を知るうち、初めて本気で正義のために戦う決意をする……。時間が経つほどに真剣な面持ちになってゆくキャフィだが、圧巻はやはりクライマックスの、法廷でジェセップ大佐と対決するシーンだ。音楽も入らず、照明も変わらず、これまで以上にストイックな空間のなか、ふたりが対峙する。若く必死なキャフィに、落ち着き払った大佐。ところが途中から、キャフィの言動に序盤の軽みが戻って来る。そこからの数分間は役の上での対峙にベテランの田口に若さで食らいつく淵上という構図が重なり、観る側も緊張と興奮がぐんぐん高まっていく。「若さ、体力、鮮度どれをとっても淵上くんにはかなわない。そのぶん、芝居でコテンパンにできたら」と冗談まじりの田口に、「思いっきりぶつかりたい」と淵上。ふたりの対決をぜひ目に焼き付けてほしい。公演は6月19日(金)から28日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。取材・文/釣木文恵
2015年06月19日トム・クルーズが主演する超人気シリーズの最新作『ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション』から、日本だけに特別許可された最新予告映像が解禁!地上約1,500m、上昇する飛行機での前人未踏アクションが話題を呼んだばかりのトムが、今度は驚愕の潜水アクションシーンに挑戦。さらに、<サムライ・ギタリスト>のMIYAVIによるテーマソングもお披露目されていることが分かった。『ミッション:インポッシブル』は、これまで製作された過去4作品の全世界興収が約22億ドル(約2,640億円)を超える、空前の大ヒットシリーズ。その最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は、トム主演の『アウトロー』(監督・脚本)、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(脚本)でタッグを組んできたクリストファー・マッカリーがメガホンを取る。本作では、地上約1,524m、時速400kmの軍用飛行機にしがみつき空中で繰り広げられる前人未到のアクションが早くも話題を呼んでいるが、今回新たに分かったのは、トム自身による驚愕の潜水アクション。この潜水シーンは、トム演じるイーサン・ハント率いるIMFの敵で、謎の無国籍スパイ組織「シンジケート」を潰すための重要な作戦の1つ。トムは撮影のために数週間もかけ、プロの水中パフォーマンストレーナーから呼吸トレーニングを学んだという。それだけあって、本シーンについては、「ずいぶん前から、クリストファー・マッカリー監督とともにスリル満点の潜水シーンをノーカットで撮影したいと考えていたから、とても面白かったよ。6分から6分半の間、息を止めてトレーニングをしたけど、とてもハードだった」とふり返っている。映像ではそのほかにも、トム自身による軍用飛行機での超絶アクションはもちろん、モロッコでの迫力あるバイクチェイス、壮絶なカーアクションなどが次々と発生。ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)、ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)らお馴染みのメンバーも登場し、IMF解体を叫ぶCIA長官(アレック・ボールドウィン)の姿も。また、美しいイエローのドレスをまとった謎の美女イルサ(レベッカ・ファーガソン)のウィーン・オペラハウスでのアクションも、見せ場の1つとなっている。さらに注目すべきは、この最新予告編はトムが日本だけに特別に許可したものであること。世界を舞台に活躍し、アンジェリーナ・ジョリー監督作『UNBROKEN』(原題)でも話題を呼んだ<サムライ・ギタリスト>MIYAVIが手がける「Mission: Impossible Theme」が使用されている。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日俳優のトム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(8月7日公開)の日本オリジナル予告が18日、公開された。先日公開された映像では、地上約1,524m、時速400kmの軍用飛行機にトム・クルーズ本人がしがみつき、空中で繰り広げられるアクションシーンが明らかになったが、今回は、トム自身による潜水アクションシーンが公開された。この潜水シーンは、トム演じるイーサン・ハント率いるスパイ組織・IMFの最強の敵、謎の無国籍スパイ組織・シンジケートをつぶすための重要な作戦の一つ。トムは撮影のために、数週間もかけプロの水中パフォーマンストレーナーから呼吸トレーニングを学んだ。トムは「随分前から、クリストファー・マッカリー監督とともにスリル満点の潜水シーンをノーカットで撮影したいと考えていたからとても面白かったよ」と大満足。「6分から6分半の間、息を止めてトレーニングをしたけど、とてもハードだった」と振り返った。予告編では、そのほかにもトム自身による軍用飛行機でのアクションや、モロッコでのバイクチェイス、壮絶なカーアクションなどが次々と起こり、イエロードレスをまとった謎の美女イルサ(レベッカ・ファーガソン)のウィーンのオペラハウスでのアクションも収められている。この予告編は、トム・クルーズが日本だけに特別に許可したもの。世界を舞台に活躍する"サムライ・ギタリスト"のMIYAVIがテーマ曲をアレンジした「Mission: Impossible Theme」が使用されている。(c) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月18日●アニメーション出身監督ならではの"擬人化"の意識ウォルト・ディズニーが遺した最大のプロジェクトといわれる、すべてが可能になる理想の世界"トゥモローランド"が、ウォルトの死から約50年の時を経て、ついに形となった。ウォルト・ディズニー社の保管庫に眠っていた数々の資料をもとに、フィルムメーカーたちがウォルトの夢を引き継ぎ、ディズニー映画『トゥモローランド』(公開中)の中で描き出したのだ。このミステリー・アドベンチャーに挑戦したのは、『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』で2度のアカデミーション長編アニメーション賞に輝き、トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』でも成功を収めたブラッド・バード。彼が監督・製作・脚本を務め、テレビシリーズ『LOST』のクリエイターとして脚光を浴びたデイモン・リンデロフを共同脚本家に迎えた最強コンビで、壮大なプロジェクトに挑んだ。ブラッド・バードとデイモン・リンデロフの2人だからこそ生まれたと言える、ディズニー映画であり、ミステリー・アドベンチャー大作。彼らはウォルトが夢見た未来都市"トゥモローランド"をどのように描いたのか、また、主演のジョージ・クルーニーにまつわるエピソードなど、ブラッド・バード監督に製作秘話を聞いた。――ディズニー作品らしいメッセージが根底にあり、アクションやミステリーなど、さまざまな要素の詰まった映画でした。製作において、"ディズニー映画"であるということをどれくらい意識していたのでしょうか。もちろんとても意識していましたし、それに関して興奮を抑えることはできませんでした。なぜなら、ディズニーは私が子供のころに多大な影響を受けた人物でしたから。特に、私自身が信じている未来というのは、ウォルト・ディズニーが語っていたものと共通するものでした。「未来というのは、起こるものではなく作るもの」。私もそう思いますし、楽しく、努力していくものだと。そして、恐れるものではない、受け入れていかないといけないものだと思います。――CGやセット、そして実在の都市でも撮影し、"トゥモローランド"を作り上げたそうですが、この理想の未来都市を描くにあたってこだわったことを教えてください。とにかくリアルに感じてもらいたい、鮮明な夢になるようなものにしたいという思いがありました。また、都市であってもキャラクターの一つであるようにとの思いもありました。いろいろ姿を変えていくものでしたので。――都市をキャラクターとして考えられていたんですね。初期の"トゥモローランド"は約束に満ちた、約束の場所というような雰囲気が出ているのですが、ケイシーが訪れる"トゥモローランド"は80年代っぽさがあり、80年代バージョンの未来というものになっています。その後の"トゥモローランド"は、閉ざされ始めているような情景になり、未来というのは常に変わり続けているというのを伝えているんです。未来は日々変わっていくものなので、ちゃんとお世話をして、明日というものに対して食事を与えないとうまく育っていかない。生き物と同じですね! ちゃんと食事もきちんと与えて世話をしていればよく育っていくんですが、飢えさせてしまうと悪いものになってしまう。私たちは長らく飢えさせているところがあるので、ちゃんと世話をしてあげないといけないと思います。――なるほど。ちゃんと食事を与えないといけないですね。この"都市をキャラクターとして描く"というのは、アニメーション出身のブラッド・バード監督ならではのように感じます。そうですね。アニメーションの経験から、すべてを視覚化する、どう物が動くのかをわかっていないといけないというのがあります。そして、何でも動きに対して個性、性格のようなものを与えないといけないというのは、私が幼い頃にディズニーで学んだことでもあるので、今回の街・都市に対するアプローチも性格を与えるというものでした。――きっかけはディズニー作品だったんですね!子供の頃にディズニー作品を見た時に、砂糖の入れ物自体が命を持っていたんです。そういう考えは頭になかったので、すばらしいことだなと思った経験があります。(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.●南の島でのジョージ・クルーニーとの撮影秘話――"トゥモローランド"の謎を知る男・フランク役のジョージ・クルーニーさんが、複雑な感情を見事に演じられています。彼を起用した理由を教えてください。質問の中にある通りで、複雑な感情を持っている役を、とても説得力のある素晴らしい、そしてみなさんが共感してくれる形で演じてくれました。今まで彼はこのような役を演じたことがないと思いますが、彼は優れた役者ですので、そういう役であっても容易に演じているように見えるようにやってくれましたね。彼と一緒に仕事ができて最高でしたし、興奮でした。――作品の中で変化していく感情が見事に描かれていました。ジョージ演じるフランクは、昔は未来を信じていたんですが、未来に裏切られたという思いと、未来に対する恐れを抱いてしまい、彼の住む家はまるで未来に対して自分を防御するような家になってしまいました。彼はそれを見事に演じてくれていましたね。その後、結果的に、昔抱いていた思いにまた導かれていくというところも。――今回の撮影で印象深いエピソードを教えてください。映画の中で、パラダイス(楽園)のようなものを撮影する必要がありました。すでにフロリダでほかの撮影が進行していたため、最初はフロリダのビーチで撮ることになったのですが、そのビーチにはパラダイスに見えるものがなかった。そこで、バハマに行きたいと言ったんです。近いし必要だと。ところがプロデューサーの1人が、そこまですべての機材や人を動かすのはお金ががかかりすぎると言い、だったら少人数で手早く撮るのはどうかって提案したんです。そして、少人数でバハマに行って撮影したんですが、その撮影は印象深いものになりました。とてつもなく巨大な映画を撮っている時に、インディーズ映画を撮っている感じでしたね。――パラダイスの撮影に、そんな裏話があったんですね。本当に少人数で行ったので、1人が複数の作業をしなければいけないという状況でした。ジョージ・クルーニーと、(デイヴィッド・ニックス役の)ヒュー・ローリーも、機材を動かしてくれるなどして、撮影を敢行しました。さらに、ヒュー・ローリーが小さなバーでピアノの演奏もしてくれたんです! 南国の小さな島で撮ったんですが、これ以上にない経験でした。(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年06月12日個性派俳優サイモン・ペッグが、人生に“幸せ”を感じられなくなってしまった主人公ヘクターを演じる主演作『しあわせはどこにある』。先日、異例ともいえる日本発「サイモン・ペッグだけど質問ある?」と題したQ&A企画をTwitter上で実施したところ、日本中のファンから9日間で200以上もの質問が集結。その中から選ばれた質問に対する、ペッグ本人からの回答が“証拠写真”とともに到着し、ファンだからこその自由で屈託のない質問にペッグ自身が熱く語る様子が明らかになった。本作は、盟友エドガー・ライト監督の作品から8月公開『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、2016年公開『スター・トレック』最新作の脚本&出演まで、多方面で活躍するペッグが、中国やチベット、アフリカ、アメリカを回り、“幸せ探し”をする精神科医へクターを演じる物語。彼の恋人クララを、『ゴーン・ガール』で本年度アカデミー賞「主演女優賞」にノミネートされたロザムンド・パイクが演じている。今回、Twitterから寄せられた質問を集計の上、数の多かったものや特にユニークなものを厳選した11の質問を、本作権利元を通じてペッグ本人にメールで投げかけたところ、なんと多忙の身でありながら、わずか7時間後に回答が到着!本作にちなんだ“幸せ”に関する数々のエピソードや、大好きな日本について、“幸せ”味のポップコーン、さらに友人である超大物俳優へのコメントなど、日本の映画ファンの熱い想いを感じとったペッグから“熱量いっぱい”の回答が続々。また、ロンドンの自身のオフィスで撮影した“証拠写真”も送ってくれた。<サイモン・ペッグQ&A抜粋>Q.最近、幸せを感じたエピソードは何ですか?A.娘のティリーといるときにしあわせを感じるね。すごく笑わせてくれるし、ぼくを喜びで満たしてくれて、この世界で本当に大切なものとは何かを思い出させてくれるんだ。Q.撮影中に幸せだと感じたエピソードがあったら教えてください!A.『しあわせはどこにある』はとても幸せな撮影現場だったよ。僕は監督のピーター・チェルソムが大好きで、彼と一緒に素晴らしい時間を過ごしたんだ。いつも楽しんで、何でもエンジョイした。南アフリカで難しいシーンを撮っているときでさえね。この仕事をすることができて、とてもラッキーに感じているよ。幸福こそ、本当の成功のものさしだね。Q.ヘクター先生は幸せ探しで世界各国を旅行しますが、ペグさんが幸せ探しをするならここに行ってみたいというところはありますか?A.ケファロニアというギリシャの島があって、毎年そこに行くようにしているよ。そこには最高の友人たちがいて、一緒にいるとすごくリラックスできるし、幸せを感じるんだ。それから僕はスノーボードも好きで、毎冬アルプスに行くのが大好きだね。僕が熱望していることのひとつに、富士山でスノーボードをすることがある。富士山の雪はすばらしいと聞いているよ。Q.『ワールズ・エンド』で共演されていましたロザムンド・パイクさんと今回は恋人同士の役柄。お二人の共演を再び見ることができて嬉しいです。ペグさんにとってロザムンド・パイクさんはどんな女優さんですか?A.すばらしい女優で、素敵な人だと思う。彼女と一緒に仕事をするのは楽しいし、また共演したいと強く願っているよ。彼女はサイコー!Q.『しあわせはどこにある』を劇場で観る時に、どのフレーバーのポップコーンを食べるとしあわせになれますか?存在しないフレーバーでもいいのでお勧めを教えてください。A.しょっぱくて甘い味だね。本当の幸せとは、人生における甘さと苦さを理解することだから。人生が甘すぎると、退屈で不健康だし、苦すぎると不幸になってしまう。2つをミックスすると、多様性や奥行きがもたらされて、あらゆることに感謝できると思うよ。Q.もしトム・クルーズがペグさんの元に精神分析の診察を受けにきたとしたら、どんな診断を下しますか?A.ハハハ。トムはそんなんじゃないよ。彼はとても尊敬できる人だし、ぼくに診察なんて頼んでこないよ。トムとぼくは良い友だちだけど、みんなも神話の裏側にいる本当の彼に会えば、彼が自分の道で成功しようと努力する普通の人間だと気づくはずだよ。たまたま彼が選んだ「道」が、国際的な映画スターになることだっただけさ。Q.落ち込んでいる人、弱っている人に少しでもhappyになってもらえるような言葉があれば教えてペグさん!A.「エルボー(‘Elbow’)」だね。英語で腕の真ん中にある関節を表す言葉だよ。英語としてとても美しくて大好きなんだ。実はぼくは日本語の響きも本当に好きなんだ。日本映画を観るときは、英語吹き替え版ではなく、必ず字幕版で観る。『AKIRA』とか『千と千尋の神隠し』『崖の上のポニョ』なんかの映画はオリジナルの日本の声優バージョンの方がずっといいね。いずれも、映画さながら“幸せ”を分けてもらったような気持ちになれる答えばかり。なお、ここに挙げた質問以外にも、ペッグに投げかけた全ての質問と回答の全文は、本作公式サイトと公式SNSにて随時発表されていくという。『しあわせはどこにある』は6月13日(土)よりシネマライズ、新宿シネマカリテ、品川プリンスシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月11日単なるゾンビホラーとも、爆笑コメディとも言い切れない、独特の世界観でカルト的な支持を得た『ショーン・オブ・ザ・デッド』(’04)以来、エドガー・ライト監督、親友ニック・フロストとともに人気者となった、英国の個性派サイモン・ペッグ。J・J・エイブラムスにもめっぽう気に入られて、今夏にはシリーズ参戦3作目となるトム・クルーズ主演超大作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』が公開、撮影中といわれる『スター・トレック』最新作では共同脚本を執筆するなど、いまやハリウッドでも多才ぶりを発揮している。そのペッグが盟友たちと離れ、主演を務めたのが、『マイ・フレンド・メモリー』や『セレンディピティ』『Shall We Dance?』など、ハートウォーミングでユーモアあふれる感動作を手掛けてきた、ピーター・チェルソム監督の最新作『しあわせはどこにある』だ。フランス人精神科医の小説「幸福はどこにあるー精神科医ヘクトールの旅」を元に映画化された本作の、テーマはズバリ、“幸せ探し”。見るからに“幸せ”そうで柔和な印象を与えつつも、どこか破天荒だったり、間の抜けている役柄を数多く演じてきたペッグは、本作では、どうやらいつもとは違う姿を見せている。ペッグといえば、ドラマ「SPACED ~俺たちルームシェアリング~」で『スター・ウォーズ』オタクを演じて注目を集め、同ドラマで出会ったライト監督と脚本を担当し、フロストと出演した『ショーン・オブ・ザ・デッド』が大ヒットに。『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』に続き、彼らと三たび組んだ『ワールズ・エンド酔っぱらいが世界を救う』でも、弾けっぷりは相変わらずだった。ほかにも、コミコンにやってきた英国人を演じた『宇宙人ポール』や、スティーヴン・スピールバーグ監督『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』で声の出演を果たすなど、大活躍。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも出演かと言われているが、先日は、ダニエル・クレイグがストーム・トルーパーとして同作にカメオ出演すると、うっかり口を滑らせてしまったばかりだ。そんな“ナイスキャラ”のペッグが、最新作『しあわせはどこにある』で演じるのは、まじめで、やや四角四面なところがある、精神科医へクター。身の回りのことはほとんど、恋人のクララ(ロザムンド・パイク)に任せきり。自分では幸せだと思っていたものの、一向に幸せにならない自身の患者たちを診ているうちに、「幸せってなんだろう?」「そもそも、自分はいま幸せなのだろうか?」「人はどうしたら、幸せになれるのだろうか?」と考え始め、一念発起して“幸せ探し”の旅に出る。それはさながら、どこか子どものような無邪気さと無防備さ、頑なさを抱えながら大人になった、ヘクターの“ミドル・クライシス”(中年の危機)とも言うべきか。やがて、英国を飛び出して向かった中国、チベット、アフリカ、そしてアメリカを巡る旅の道中で出会った人たち(ステラン・スカルスガルドやジャン・レノなど!)から、凝り固まった価値観をほぐされ、さまざまな幸せについての“ヒント”を授かっていく。素朴で繊細、何より、スクリーンから人の良さが自然とにじみ出る希有な俳優といえるペッグは、このヘクター役がとてもハマる。いつものペッグなら、ここでこうするかもな…というファンの淡い期待をも、いい意味で裏切りつつ、チャーミングな瞬間を幾度となく披露する。そんな彼が演じたヘクターが旅の終わりに“見つけたもの”と向き合うシーンでは、思わず感涙。ペッグの新たな一面が、それこそ見る者を幸せな気分にしてくれる。『しあわせはどこにある』は6月13日(土)よりシネマライズ、新宿シネマカリテ、品川プリンスシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月10日俳優として、ラジオナビゲーターとして活躍する別所哲也さんのライフワークのひとつに「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」がある。17年目を迎える今年のテーマは「シネマチック モーメント(映画的な瞬間)」。映画は映像作家たちの人生の“一瞬”を切り取ったもの。映画を観ることは彼らの一瞬を共有すること。だから心が動いていく。長編映画よりもグッと短いショートフィルムはその一瞬がより凝縮され「短い時間のなかにキラッと光るダイヤの原石がある、エスプレッソコーヒーのようにギュッと旨味が詰まっている」と別所さん。彼がショートフィルムに魅了されるきっかけ、またショートフィルムが教えてくれたという人生について、ファッションについて──。──17年目を迎えた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」。どんなきっかけで主宰することになったのでしょうか。23歳のときにアメリカ映画『クライシス2050』でスクリーンデビューしたのがきっかけで、アメリカと日本を行き来するようになったんです。アメリカにいると「ショートフィルムのスクリーニングがあるからこないか?」って誘われることが多かったんですね。でも、当時の僕は「ショートフィルムは実験的、短くて学生映画のようなもの」という先入観があって、誘われてもずっと断り続けていたんです。それから10年ほど経った頃、アメリカに住む友人が映像作家としてショートフィルムを作って「ハリウッドのメジャースタジオで上映会をやるから観に来てくれ」と言われて。友だちとして渋々、観に行ったんです。10本のショートフィルムが上映されたんですが、どれもものすごく面白くて。コペルニクス的転回といいますか、天動説と地動説ほど自分のなかの映画の概念が変わった瞬間でした。映画って長くなくていいんだ、短くてもこんなに表現できるんだとか、ジョージ・ルーカスやクエンティン・タランティーノなどの監督も、トム・クルーズを始めとする有名俳優たちもショートフィルムからキャリアをスタートしていることを知って、驚くことばかりでした。それが僕にとってのショートフィルムとの出会いです。1997年の出来事ですね。──その2年後の1999年に日本発の国際短篇映画祭「アメリカン・ショートショートフィルムフェスティバル」を主宰することになったというわけですね。その後もいくつかの偶然が重なりまして──友人がサンダンス映画祭に長編映画を出したことを機に映画祭に行ったとき、そこでもショートフィルムの素晴らしさを目の当たりにしたんです。当時はまだ無名だったベン・アフレックや少し有名だったクリスティーナ・リッチ、前線で活躍していたスパイク・リー(監督)らがいて、彼らはごく普通に短編映画について語っていました。そして、1998年の米アカデミー賞では“日本の『シンドラーのリスト』”と言われるショートフィルム、クリス・タシマさんの『ビザと美徳』が賞を取ったんですが、その年は現地からアカデミー賞を伝える番組の司会を担当していたこともあって……そんな3つの出会いが重なったことで「日本でショートフィルム映画祭をやりたい!」と勝手に運命を感じてしまったんです(笑)。──心を動かされたんですね。今ではすっかり定着した映画祭ですが、今年は100の国と地域から集まった5,000作品の中から選ばれた200作品を上映。どんなふうに映画を選んで観たらいいのでしょうか。ショートフィルムの尺は25分までと決まっていますが、短いものだと2、3分の作品もあります。200作品はいろいろなプログラムとして上映されるので、興味のあるプログラムを選んで観るのもいいですし、特に観て欲しいのはオフィシャルコンペティション。米アカデミー賞につながる、今は無名だけれどこれから有名になる映画の原石をみなさんで発見してほしいんです。あとは、ポーランド、ブラジル、スウェーデン、フィリピンなど世界各国の映画を観る機会はそう滅多にないので、こういう国でこういう映画が作られているんだと、映画を通じて旅をしてほしいですね。最新のアカデミー賞受賞作やノミネート作品をまとめて上映するプログラム、ファッションとショートフィルムがコラボしたプログラムなど、たくさんのメニュー(プログラム)があるので、レストランでメニューを選ぶように映画を選ぶことを楽しんでほしいです。──今年からのプログラム「ファッションショートプログラム」も楽しみです。また、多くの中から自分にとっての選りすぐりのものを選ぶことは、洋服選びにも通じると思います。洋服を選ぶとき、別所さんが大切にしていることやこだわりはありますか。今日は“スマート・カジュアル”がテーマということでしたので、ブルーを差し色にコーディネイトしてみました。映画祭のような公式の場はわりとダークでベーシックなものが多くなってしまうので、タイ、チーフ、カフスで変化をつけたり、あとは足もと、靴にもこだわっています。洋服選びは楽しいですね。そう思うきっかけもやはり映画でした。ハリウッド映画に出たときに言われたことなんですが、その人がどんな人かを想像するとき、その時に着ている洋服やファションがその人の人となりを表す情報になると言われたことがあって。それから気にするようになりました。また、洋服を選ぶときは自分の価値観と向きあう時間でもある。デザインだったり、肌触りだったり、着心地だったり……自分が何に惹かれているのかを知ることはとても大事だと思うんです。そうやって惹かれるものがあって選んだ洋服のなかには、何年経っても着続けているものもあります。20歳のときに買った「Schott(ショット)」のライダーズの革ジャンはいまだに着ています。かれこれもう30年も着ていますね(笑)。時代時代の流行りを取り込むのも楽しいですけど、繕いながら経年変化を楽しむ、洋服に想い出を刻んでいくのもいいですよね。──そう思います。洋服に想い出が刻まれるように、映画館で観た映画の“一瞬”も誰とどんな状況で観たのかなど想い出として刻まれますよね。そうですね。今はインターネットでも映画を観ることのできる時代で、それはそれでアリだし、そうやってショートフィルムをどんどん観てほしいんです。ただ、映画祭にはそれとは違う感動がある。映画って、暗闇の中で大きなスクリーンに光の絵の具で作られたものが映し出される魔法みたいなもの、映像作家のその時の想いが真空パックされたようなもので、昔はフィルム、今はデータなのでハードディスクですが、それらに光があたることで物語が動き出す。すごくロマンチックな時間なんです。そんな不思議な魔法を映画祭で体験してほしいんです。──最後に、映画祭の主宰者であり、俳優としての活動もあり、ラジオナビゲーターとしても毎日活躍している別所さんのその活力は一体どこから湧いてくるのでしょうか。僕は、人間は生きている間はずっと「オン」の状態で「オフ」になる感覚はないと思っているんです。というのは、旅をしたり家族と過ごしたりする時間は仕事を基準にすると確かに「オフ」ですが、プライベートな時間としては「オン」なんです。そして、ずっと「オン」でいることによって泣いたり笑ったり驚いたり……いろんな感情が動く。本当に素晴らしいことです。それを日々感じることが活力に繋がっているのかもしれないですね。
2015年06月08日大人気海外ドラマをリメイクした「THE LAST COP/ラストコップ」の19日(金)放送・配信に先駆け、2日(火)完成披露試写会が開催された。「主人公が30年間昏睡していた」というドラマの設定と連動し、唐沢寿明、窪田正孝、佐々木希が 80年代の衣装でファッションショー風に登場!佐々木さん、窪田さんへの黄色い歓声からは一変、唐沢さんがスクリーンに写し出されると会場は笑いで包まれた。この日司会を務めた、ますだおかだの岡田圭右さんから80年代のファッションのポイントを尋ねられた唐沢さんは、「和製トム・クルーズとしては、トップガンでしょ!」とトム・クルーズのモノマネをしたかと思ったら、急に田中邦衛さんのモノマネを始め、岡田さんから「他局やから!」と突っ込まれる始末。窪田さんが挨拶をしようとマイクを持つと、会場からは「かわいいー」との歓声があがった。「吉川晃司さんをイメージした衣装」という窪田さんのファッションだが、「彼が着ると現代風だよね!」と窪田さんの着こなしぶりに唐沢さんも絶賛した。とはいえ、黄色い歓声にヤキモチをやいたのか、焼肉にいったときのエピソードを暴露。「彼はものすごい筋肉質なんだけど、焼肉にいったときに、腕まくりをするんだよ。こうして斜に構えて焼肉を食べるんだよ。とにかくでき上がっているんだよね!」と窪田さんをいじる一場面も。佐々木さんが「80年代のファッションはボディラインがはっきり見えるものが多いので、その時代の方は体系に気を遣っていたんだなと思います。」と話すと「あなたみたいな綺麗な人ばっかりじゃないから!今でいったら、ほぼゆるキャラみたいな人たちが六本木で歩いていたんだから!」と唐沢さんはここでも笑いを誘った。「ちょっと出演者の方たちからのメッセージをとってきます」と窪田さん、佐々木さんが席を外すと、会場からはハッピーバースデーの歌が流れ始め、翌3日に誕生日を迎える唐沢さんに、サプライズでケーキと出演者からのメッセージが贈られた。急に照れ始めた唐沢さんだったが、窪田さん、佐々木さんにイチゴを食べさせてあげるなど、チームワークの良さが垣間みられた。6月19日(金)に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にてプレミア放送後、Huluにてエピソード2が配信される。(text:cinemacafe.net)
2015年06月02日昨年9月、全世界で興行収入7億ドルを超えた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を抑え、全米初登場1位を記録した大ヒットサスペンス・スリラー『善き人に悪魔は訪れる』(原題:No Good Deed)。本作で主演を務めるのが、アメリカの情報サイト「TC candler」が発表した“世界で最もハンサムな顔”2014で、ブラッド・ピットやジョージ・クルーニー、トム・クルーズ、ライアン・ゴスリングらを抑え、第6位にランクインしたイドリス・エルバだ。本作が全米No.1を記録したのは、女性客が彼目当てに劇場に殺到したためだとか!?そんなイドリス・エルバの魅力に迫った。アトランタ郊外の一軒家で、弁護士の夫と2人の幼い子どもと暮らすテリー(タラジ・P・ヘンソン)。ある嵐の夜、電話を貸してほしいと見知らぬ男性が訪ねてくる。車の事故で顔に傷を負う彼の困った様子を見かねたテリーは、夫が留守中の家に男を招き入れてしまうが…。本作でイドリスが演じるのは、凶悪な脱走犯コリン。そんな彼を家に迎えてしまう母親役には、『ベンジャミン・バトン数奇な人生』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされた実力派タラジ・P・ヘンソンが扮し、殺人鬼と母親の壮絶なサバイバル・バトルが展開されていく。イドリスといえば、『リービング』(’07)、『28週後…』(’07)、『アメリカン・ギャングスター』(’07)、『テイカーズ』(’10)、『プロメテウス』(’12)など、話題作に出演してきた英国俳優。『マイティ・ソー』シリーズでの門番ヘイムダル役や、『パシフィック・リム』(’13)の芦田愛菜&菊地凛子の“育ての親”スタッカー・ペントコスト司令官役、そして『マンデラ 自由への長い道』(’14)で南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラ役を演じ、日本でも知られるようになった。海外ドラマファンには、本作でもタッグを組んだサム・ミラー監督の大人気TVシリーズ「刑事ジョン・ルーサー」としてもお馴染みだろう。いまや、次期ジェームズ・ボンド役の候補に名前が挙がったり、人気シリーズ『スター・トレック3』(原題)の悪役の候補となったり、ジャガーの新作のドキュメンタリーに起用されるなど、ハリウッドでは引っ張りだこ。7月4日公開の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にもヘイムダル役で出演、さらに『スプリング・ブレイカーズ』がヒットしたハーモニー・コリンの新作『The Trap』(原題)では主役を務めることも決定している。いま最もHOTなカリスマ性あふれる黒人スター、イドリスが悪に染まるサスペンス・スリラーを、スクリーンでも確かめてみて。『善き人に悪魔は訪れる』は5月31日(日)より新宿シネマカリテにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月26日1992年公開の同名映画で知られる『ア・フュー・グッドメン』が、鈴木勝秀演出により日本オリジナル版で上演される。米海兵隊基地で起きた殺人事件をめぐるサスペンス法廷劇。演出の鈴木は「改めて観ると、今の時代に非常にマッチした題材。キューバとの国交正常化が動いていたり、米軍内の他の問題や、今後の日本の話含め、よりリアルに感じられるのでは」と語る。舞台『ア・フュー・グッドメン』チケット情報キャストには注目の俳優たちが顔を揃えた。映画版ではトム・クルーズが演じた主役のキャフィ中佐は、今作が初主演舞台となる淵上泰史。「最初お話をいただいて鈴木さんとお話するまで、どの役をするか聞いてなかったんです。鈴木さんのお話を聞く中で、『あれ?トム・クルーズの役……って事は・・・・・・?』と。とりあえず、一度部屋の窓から外を見ました、落ち着くために(笑)」(淵上)。思わぬ大役に動揺したものの、「断る理由は何ひとつないですし俳優として勝負しなければ、という気持ち」から快諾。鈴木はそんな淵上に「僕が演劇において重要視しているのが声。お会いして声を聞いて、大丈夫だと直感した」と太鼓判を押す。キャフィと対峙することになるジェセップ大佐役は、鈴木が全幅の信頼を寄せる田口トモロヲ。映画版ではジャック・ニコルソンが演じた役だ。「映画を昔観た時、ジャック・ニコルソンがやりたい放題やっていて突出していた印象が強かった。役者として勝負、じゃないですけど(笑)あんなに印象的な先代がいるのに、なおかつこれをどう料理するか……それは大変なことで。でもスズカツだったらなにか勝算というか面白さを見出して僕をチョイスしてくれたんだろうなと。ジェセップは権力の象徴とも言える役なので、今だからこそできるものを演じたい」(田口)鈴木が感じるこの作品の魅力は、時代との親和性だけではない。「人間の歴史の中で常に存在する対立概念、正義と悪、戦争と平和。でもそれは結局、人間の存在そのものが、その矛盾する概念を内包している、ということなんですよね。だから、普遍的なテーマとしてあらゆる作家が取り上げる。今回の作品を観た人にどういう回答を出して欲しいか、というのは少なくとも僕にはない。でもこういう出来事があり、これを演劇や映画にした人が居る。その事実は面白いと思うんです。人間の矛盾した部分を観るのは嫌なことでもあるけど、同時に面白さでもある。そこを感じていただけたら」(鈴木)公演は6月19日(金)から28日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。取材・文:川口有紀
2015年05月22日エドワード・ズウィックが、トム・クルーズ主演作『アウトロー』続編を監督することになりそうだ。実現すれば『ラスト・サムライ』の以後初めて、クルーズとズウィックが再びコンビを組むことになる。『アウトロー』は、2012年にクルーズ主演のアクション映画としては比較的低い予算の5700万ドルで製作され、2億1800万ドルの世界興行収入を上げた。続編の話もすぐに浮上したが、ようやく実現に向けて本格的に動き出す形だ。リー・チャイルドが書いた原作シリーズのうち、今回の続編は、2013年に出版された『Never Go Back』にもとづくものになるという。クルーズの次回公開作は、7月北米公開予定の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。ズウィックの次回公開作は、9月北米公開予定のトビー・マグワイアが主演する『Pawn Sacrifice』。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』8月7日(金)公開文:猿渡由紀
2015年05月20日トム・フォードの次回監督作に、ジェイク・ギレンホールとエイミー・アダムスが主演することがわかった。タイトルは『Nocturnal Animals』。原作はオースティン・ライトが書いた小説『Tony and Susan』。アートギャラリーのオーナーが、元夫の書いた小説の原稿を読み、復讐を恐れるというスリラーだ。脚色もフォードが手がける。ファッションデザイナーのフォードは2009年の『シングルマン』で監督デビューを果たした。同作品でコリン・ファースはオスカー主演男優部門にノミネートされている。ギレンホールの次回作は7月北米公開予定のボクシングドラマ『Southpaw』。9月には実話にもとづく『Everest』が控える。アダムスの次回作は、来年公開予定の『バットマン v スーパーマン:ドーン・オブ・ジャスティス(原題)』。文:猿渡由紀
2015年05月19日アーロン・ソーキンによる傑作法廷サスペンス『ア・フュー・グッドメン』が6月、天王洲・銀河劇場で上演される。トム・クルーズの同名映画でも知られるこの作品だが、今回上演されるのは、演出の鈴木勝秀により20人に及ぶ登場人物を7人に絞り込んだ日本オリジナル版となる。舞台『ア・フュー・グッドメン』チケット情報弁護士・ギャロウェイ少佐役には「ミュージカルでは勉強できないような、しっかりと軸のあるストレートプレイの役柄をやってみたかった。お話を頂いた時、自分が変われるチャンスだと思いました」という瀬奈じゅん。検察官ロス大尉には「自分はミュージカル作品の出演が多いのですが、会話劇でありながらエンターテイメントでもあるスズカツ(鈴木勝秀)さんの作品が大好きだったので、お話を頂いて即快諾でした」という小西遼生。ミュージカル界で活躍するふたりがストレートプレイで顔を揃えたというのも興味深い。意外にも?今回初共演のふたり。しかしインタビューの中ではさまざまな共通点が見えてくる。まずはふたりとも「“法廷もの”が大好き!」「法定劇の魅力は、人の言葉から発するすごいエネルギー。また感情とセリフが全然違うことを言っていたりするんですよね」(小西)「そう、それが面白い。喜怒哀楽を表現するのって楽しいんですけど、喜怒哀楽を隠しながら表現することの楽しさも法廷劇の魅力ですよね。単純じゃない取引というか」(瀬奈)「あとは自分をコントロールできずに、ウワーってなってしまった状態での言葉のやりとりとか。この作品にはそういう魅力が詰まってる」(小西)「緻密に積み上げていくから、アドリブが効かない怖さはありますけどね(苦笑)」(瀬奈)作品中で裁かれるのは、米海兵隊基地で起きた殺人事件。弁護にあたった法務総監の若きメンバーたちは、事件の背後に軍隊内の“しごき”のための暗黙の制裁があったことを知り、「正義とは?」という問いに苛まれてゆくこととなる。作品のテーマについて語り合っていた際、瀬奈が例えに出したのが「SEKAI NO OWARI」の大ヒット曲『Dragon Night』。「あの歌詞じゃないけど、いじめた方にもいじめられた方にも正義があって、理解ができないながらも理解しようとする働きというか……見方によってはなにが正義かわからないことってありますよね」(瀬奈)「相反する別のものの真理が似ている、ということもよくあるわけで。あの歌が大ヒットしてるということは、そういうことをみんな感じてるんじゃないかなと。まさにこの作品に通じる主題ですよね」(小西)シンプルに答えが出る問題ではないけれど、観た人が色々なことを感じ取ってもらえたら-その想いはふたりとも共通。息詰まる攻防の中に、熱い情熱が息づく作品となりそうだ。公演は6月19日(金)から28日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。チケットは発売中。取材・文:川口有紀
2015年05月13日ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)が、ミラノ万博の開幕を前に4月30日(現地時間)、ブランド設立40周年を記念したスペシャル・イベントをイタリア・ミラノにて開催した。デザイナーのジョルジオ・アルマーニは、5月1日から始まったミラノ万博でアンバサダーも務めており、現代のイタリアを代表するブランドであり、キーパーソン的な存在となっている。30日のイベントでは、40周年を記念して一般公開する文化複合施設「アルマーニ シーロス(Armani / Silos)」のオープン・イベント、さらに10周年迎えたオートクチュールライン「アルマーニ プリヴェ(ARMANI PRIVE)」のファッションショーを開催。ジョルジオ・アルマーニを祝福するため、会場にはレオナルド・ディカプリオを始め、トム・クルーズ、ジャネット・ジャクソン、ピアース・ブロスナン、ケイト・ブランシェット、チャン・ツィイーら俳優やアーティスト、さらにはイタリアの首相マッティオ・レンツィら各界から豪華ゲスト500人が駆けつけ、華やかな一夜となった。
2015年05月11日4月22日から46の国と地域で公開がスタートし、いずれも初登場NO.1を獲得する大ヒットスタートを切った『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で、お馴染みの“マイティ・ソー”を演じ、5月8日より日本公開の巨匠マイケル・マン監督最新作『ブラックハット』では主演するクリス・ヘムズワース。同じくアベンジャーズの一員、キャプテン・アメリカことクリス・エヴァンス。また、マーベルの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に大抜擢され、『ジュラシック・ワールド』でも主演を務めるクリス・プラット。そして、ディズニー・ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』でのチャーミング王子役も記憶に新しいクリス・パイン。トム・クルーズやブラッド・ピットなど、第一線のスター俳優が軒並み50オーバーを迎え、ハリウッドでは世代交代の波が押し寄せているいま、この4人の“クリス”が次々に大役を射止め、ハリウッドを席巻している。活躍著しい4人の“クリス”たちに注目した。まず、クリス・プラットは、それまでコメディ俳優として脇役をメインに活躍していたが、続編も製作されることになったマーベル・スタジオ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で主人公ピーター・クイル役に大抜擢!人気・知名度ともに急上昇し、8月7日(金)に日本公開を迎えるシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』で主演を務めることでも話題を呼んでいる。すでに『荒野の七人』リメイク版への出演が決定、ハリソン・フォードの代名詞『インディ・ジョーンズ』のリブート版でも、主役候補にその名が挙がっている。また、同じくアメコミ・ヒーローの『ファンタスティック・フォー』を経て、『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』で主演のキャプテン・アメリカという大役を射止め、その名を世に知らしめたのはクリス・エヴァンス。続く『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』ではキャラクターと物語に深みを与えたと世界中から絶賛を浴びた。日本では7月4日(土)公開の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にも、もちろんキャプテン・アメリカとして参加している。海外ドラマを中心に活動していたクリス・パインもまた、『スター・トレック』最新作で新たなジェームズ・T・カーク役に選ばれ、大ブレイクを果たした。その後も『Black & White/ブラック&ホワイト』、『エージェント:ライアン』など、話題作に続々出演。『イントゥ・ザ・ウッズ』では、シンデレラのチャーミングな王子役で甘い歌声も披露し、劇場を沸かせた。そして、クリス・ヘムズワースも『マイティ・ソー』でタイトルロールを演じ、一気にブレイク!続編の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』も大ヒットし、マーベルの最新作『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にも “ソー”役で参加する。さらに、主演最新作『ブラックハット』では、これまでのイメージを一新。かつて“ブラックハット”(コンピューターやネットワークへ攻撃を仕掛けるハッカー)として知られていた天才プログラマーであり、現在は囚人の身となった主人公ハサウェイを好演する。ヘムズワースは、『ヒート』『コラテラル』など、独特のスタイリッシュな映像美学で“闘う男”を描き続けるマイケル・マン監督による本作で、4ヶ国70ヶ所、60日間以上におよぶ撮影を敢行。「とことん疲れたけど、夢のようだったね。休みは週に1日だけ。テイクもたくさん撮って、あんなムチャクチャな仕事、初めてだった。でも、あのプロセスとペースこそが、こういう物語を作る上で、ものすごく役に立ったんだ」とふり返って語る。そして、「この映画はアクションとスリラーが合体している上に、ロマンスと人間ドラマの要素も絡んでる。主題は極めてタイムリーだし、それをこれほどまでに詳しく描いた映画は初めてだと思うよ」と、本作への自信を見せた。世界中で多発するネットワーク不法侵入による凶悪事件の解決に向け、要求も声明もない“追跡不能”の犯人に迫る極上のサスペンス・エンターテインメントで、新たな顔を見せるヘムズワース。さらにプラット、エヴァンス、パインと、次々に新たな挑戦を続ける4人のクリスたちから目が離せない。『ブラックハット』は5月8日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月05日「このミステリーがすごい!」で第1位を獲得した、トム・ロブ・スミス原作のミステリー小説をトム・ハーディ主演で映画化する『チャイルド44森に消えた子供たち』の予告編映像が、このほど解禁となった。1953年、スターリン政権下のソ連で、子どもたちの変死体が次々と発見される。年齢は9歳から14歳、現場は山間の線路沿い、全裸で胃は摘出され、死因は溺死。だが、殺人は“国家が掲げる思想に反する”ため、すべて事故として処理されることに。秘密警察の捜査官レオ(トム・ハーディ)は、親友の息子の死をきっかけに事件解明に乗り出すが、捜査が進むにつれ、元同僚の秘密警察に追われ、さらに愛する妻ライーサ(ノオミ・ラパス)にも不当な容疑がかけられてしまう…。08年英国にて刊行され、同年英国推理作家協会であるCWAのイアン・フレミング・スティール・ダガー賞を受賞しその年の最も優れたスパイ・冒険・スリラー小説に認定されたトム・ロブ・スミスの小説「チャイルド44」。日本でも09年に「このミステリーがすごい!」海外編第一位を獲得した話題の本作を、名匠リドリー・スコットが製作を務め映像化した本作。今年の夏、最注目のミステリー作品だ。今回公開となった予告編冒頭で描かれるのは、線路で一人遊ぶ少年に近づく黒いロングコートの男の影、そして少年の死。家族は殺人と主張するが、スターリン政権下のソ連では殺人はタブーとされているため、事故として処理されてしまう。やがて真実を追い求めていく主人公だが、次第に国家権力の魔の手が家族にも及び、苦悩する姿が描かれている。主人公を演じるトム・ハーディが助けを求める人物である警察署長のネテロフ将軍を演じるのは、『裏切りのサーカス』でもハーディと共演した名優ゲイリー・オールドマン。予告編中盤では、制服に身を包んだオールドマンの姿が登場し、並々ならぬ存在感を発揮している。真犯人を探すミステリーとしてはもちろん、50年代ソ連を舞台にしたクラシカルな衣装や本格的なビジュアルにも注目したい本作。『マッドマックス怒りのデス・ロード』の公開を控え、いま最も勢いのある俳優のひとりであるトム・ハーディから目が離せない。まずは予告編から、緊迫した彼の演技をのぞいてみて。『チャイルド44森に消えた子供たち』は、7月3日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャイルド44森に消えた子供たち 2015年7月、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2015年05月01日アメリカ・ラスベガスで21日(日本時間22日)、映画業界最大のトレードショー「第5回シネマコン」が開催され、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月11日公開)の主演アーノルド・シュワルツェネッガーと、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(8月7日公開)の主演トム・クルーズ、レベッカ・ファーガソン、サイモン・ペッグが登場した。全米および世界中の興行者や映画製作者が一堂に会し、今後の注目作が発表される「シネマコン」。パラマウントピクチャーズのプレゼンテーションのトップバッターとして登場したアーノルド・シュワルツェネッガーは、黒のレザージャケットに黒のTシャツ、サングラスという"ターミネーター"の姿で登場、開口一番「アイルビーバックって言っただろ!」と名ゼリフを用いて復帰を宣言し、フッテージ映像を紹介した。シュワルツェネッガーは「自分も納得のいく正しい方向性の作品だと確信できたからなんだ」と新たな3部作の第1作目となる本作への出演を決めた理由も明かし、「この作品はカッコ良く、素晴らしくできあがると思う」と自信。去り際にも「アスタ・ラ・ビスタ!」(地獄で会おうぜ!)と同シリーズのおなじみのセリフで締めくくった。そして、プレゼンのラストでトム・クルーズがサプライズ登場すると、会場は熱狂の嵐に。紹介されたフッテージ映像では、トム自身がアクションを行ったカーチェイスシーンなどが上映された。トムは予告編にある地上1,500mでの軍用機のアクションシーンについて「撮影はおもしろかった」と振り返り、「僕はパイロットでもあるから、この撮影を成功させるにはさまざまな難関がある事は理解できていた。まず滑走路での飛行機のスピードと風速。そして次に問題だったのは滑走路を速いスピードで走る時は、どんな小さなものでも高速で飛んでくるから本当に危険なんだ」と監督からオファーを受けた時に議論したことを告白した。続けて、「撮影中には本当に小さい石くずのようなものが飛んできて、僕の身体に当たった時は胸の骨が折れたかと思ったぐらい激痛が走ったよ」と明かし、「どうして僕はここまでやるのか、それは映画を楽しみにしてくれる観客のためだ」と熱くコメント。「身体にはハーネスを着けて飛行機につるされていたが、身体の動きが自然に見えるようにゆるくつるされていたため、僕の身体は何度も機体に叩き付けられる。離陸するともう足はどこにも着かないから完全に宙に浮いた状態だ。死ぬ程怖かったよ」と振り返った。(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.(C)ABImages
2015年04月23日アメリカ・ラスベガスにて、日本時間4月22日(水)、今後の注目作が発表される映画業界最大のトレードショー「第5回シネマコン」が開催され、アーノルド・シュワルツェネッガーとトム・クルーズがサプライズ登場し、夢の2ショットが実現した。2大スターの2ショットが実現したのは、全米および世界中の興行者や映画製作者が一同に介する「第5回シネマコン」での、パラマウントピクチャーズのプレゼンテーションにて。トップバッターとして、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』から主演のアーノルド・シュワルツェネッガーが登場!黒のレザージャケットに黒のTシャツ、サングラスという“ターミネーター”ルックそのままで登場し、会場は大きな興奮に包まれた。開口一番に飛び出したのは、「アイルビーバックって言っただろ!」の一言。最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』にいたるまで、『ターミネーター』シリーズの劇中で自らが放ってきた映画史に残る伝説の名台詞と共に、シリーズ12年ぶりの復帰を華々しく宣言した。上映されたフッテージ映像は、サラ・コナーが、未来から過去へ送られた抵抗軍の戦士カイル・リースに「過去が変わることができるなら、未来も変わることができるわ」と意味深な言葉を発するシーンなど、本作が多くの謎が含まれるこれまで観たことのない『ターミネーター』作品となることが示唆される内容。シュワルツネッガーは「今回出演を決めたのは、自分も納得のいく正しい方向性の作品だと確信できたからなんだ。この作品はカッコ良く、素晴らしくできあがると思う」と、本作における自信を力強く語った。ステージの去り際には「アスタ・ラ・ビスタ!<地獄で会おうぜ!(ベイビー)>」と、これまたシリーズでのお馴染みの台詞でプレゼンを締めくくった。次に登場したのは、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』からトム・クルーズ、レベッカ・ファーガソン、サイモン・ペッグ。黒のスーツに身をまとったトムの登場に会場は嵐のように熱狂的な拍手が巻き起こり、方々の観客からは「I love you Tom!」の歓声が!ここで、ハリウッドを代表するビッグスター、シュワルツェネッガーとトムによる夢の2ショットが実現し、この2大作品がこの夏世界を席巻することへの大きな自信をうかがわせた。紹介されたフッテージ映像では、トム自身がアクションを行ったモロッコの狭い路地をハイスピードで走り抜け、謎の女イルサ(レベッカ・ファーガソン)を追う、手に汗握る迫力のカーチェイスシーンと、イーサン・ハント(トム・クルーズ)が拘束される中、華麗な体当たりアクションでイーサンを救出するイルサの2シーンなどが上映された。映画撮影で初めてアクションを演じたイルサ役のレベッカは「私にとって、トムが長年に渡って磨いてきた演技の集大成を間近で学べたのは本当にいい機会だったわ。動きのひとつひとつ、セットの中を歩く姿、周囲を包み込む様な振る舞いは とても勉強になった」とコメント。一方、サイモンは「僕自信も、今回はそこそこアクションがあった。ファイトシーンも実際にこなして大興奮だったよ。とはいっても僕はトムが運転する車に座っていただけだけどね」と会場に笑いを誘った。最後にトムは、「撮影は面白かったよ。まず監督のクリストファー・マッカリーからこのスタント・シーンの相談があって、最初はどうやろうか議論したんだ。僕はパイロットでもあるから、この撮影を成功させるには様々な難関がある事は理解できていた。撮影中には本当に小さい石くずのようなものが飛んできて、僕の身体に当たった時は胸の骨が折れたかと思ったぐらい激痛が走ったよ。どうして僕はここまでやるのかといったら、それは映画を楽しみにしてくれる観客のためだよ」と、トム自身最も危険だったと語るアクションシーンの裏側について明かした。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月11日(土)より全国にて公開。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月11日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年04月23日舞台『ア・フュー・グッドメン』が6月19日(金)より東京・天王洲 銀河劇場で上演される。舞台『ア・フュー・グッドメン』チケット情報同舞台は映画『ソーシャルネットワーク』『マネーボール』などを手がけた人気脚本家アーロン・ソーキンによる法廷サスペンス劇。トム・クルーズら豪華キャストによる映画化でも知られる作品だ。米軍海兵隊基地内で起こった殺人事件。被疑者の弁護人を務めるダニエルとジョアンは、事件が軍隊内の暴力的制裁「コードR」に関係していることを知る……。映画でトム・クルーズが演じたダニエル役にはTVドラマ『昼顔』で注目を集めた淵上泰史。淵上は今作が初舞台にして初主演。映画でデミ・ムーアが演じたジョアン役には瀬奈じゅん、ジャック・ニコルソンが演じたネイサン大佐役には田口トモロヲ。ほかに小西遼生、菅原永二、阿部丈二、平埜生成が出演する。上演台本・演出を手がけるのは鈴木勝秀。公演は6月19日(金)から28日(日)まで。チケットの一般発売は4月18日(土)午前10時より。チケットぴあでは一般発売に先がけてインターネット先行抽選を実施中、4月5日(日)午前11時まで受付。
2015年04月01日先日、全世界待望の最新映像が公開され、主演のトム・クルーズによる超絶アクションが話題を呼んだばかりの、映画史上最高のスパイシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。このほど新たに、軍用機の翼をスーツ姿で駆けるトム演じるイーサン・ハントと、スウェーデン出身の新進気鋭の女優レベッカ・ファーガソン演じる謎の美女イルサとイーサンの2ショット写真が解禁となり、映像の撮影秘話が到着した。『ミッション:インポッシブル』といえば、過去4作品で全世界興収が約22億ドル(約2,640億円)を超える、空前の大ヒットスパイシリーズとしてお馴染み。4作目の前作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(‘11)は全世界で6億9400万ドル(約832.8億円)の興収を記録し、トム自身最大のヒット作となっている。先日、明らかになった最新映像は、トムが地上約1,524m(5,000フィート)の高さを時速400キロ以上で飛ぶ軍用飛行機のドア外部に張りつき、侵入を試みるという体当たりアクションシーン。滑走路を助走し始める軍用機(A400)の翼から走って機体へと飛び移り、さらに加速して上空に離陸する機体の扉にしがみつく、という超絶スタントをトム本人が披露した。トムにかかるG(重力加速度)とリアルな撮影だからこその緊迫感が、映像からゾクゾクするほど伝わり、観る者の心拍数をも急上昇させる最新映像。実は、その撮影の裏側も驚異的だったものようだ。◆なぜ地上1,500mで“飛行機スタント”!?前作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』では、ドバイにある世界一高いビル、ブルジュ・ハリファ(828m)での“超高層”アクションが話題となったが、さらにそれを超えるハードなスタントとして、「この飛行機の離陸時に機外にいるというのはどうだろう?」とクリストファー・マッカリー監督がトムに提案。ほんの冗談のつもりが、トムは「飛行機に乗りながら翼の上に出たり、機体の外に行ってみたいと思っていた」ことから、「それなら出来るよ」と快諾。今回の地上1,500mでのスタントを実行することになった。撮影はイギリスで2日間かけて撮影されたという。◆肉体の限界に挑戦、撮影に伴う危険とは!?滑走路上で飛行機が何らかの物体や鳥にぶつかることは大けがにつながるため、何日もかけて滑走路が清掃された。あの状態で目を開けて撮影できるかも、何度もテストが行われた。また、翼の上に立っているときにはエンジンから噴き出る燃料が直接トムの体にかかったり、徐行しているときでさえ噴煙(ガス)を吸い込んで目に入ったりしたので眼球全体をカバーできるレンズを着装し、瞳孔や網膜を守っていたという。さらに、衣装はスーツ姿だったが、地上1,000フィート(約304.8m)毎に気温が下がるため、相当な寒さも予想された。監督いわく、「これほど緊張感のあふれる撮影現場は初めてだったよ。トムは『僕が(スタント中)、本当に辛そうに見えてもそれは演技の一部だから、カメラを止めないでといったんだ。本当にもうダメだというサインを出すまでね』と言っていたんだ。リアルなスタントを追求するトムならではの姿勢だけど、実際撮影を楽しんでもいたと思うよ」と撮影をふり返る。◆理想のショットのため、8回も撮影!?トムは飛行機のエンジンがまわり始めてから、上昇、地上走行、滑走路での走行、離陸、飛行、引換して着陸、そしてエンジン停止まで機体の側面にずっと張り付き、理想のショットを撮影するため、なんと8回も同じことを繰り返したという。トムの身体は離陸中、何度も機体の壁にたたきつけられていた。「僕が挑戦したスタントの中で最も危険なものだったよ」とトム。“不可能を可能にする”男は、またもや新たな伝説を生み出すことになりそうだ。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月25日