結婚して半年。私はフルタイムの仕事を辞め、パート社員として働いています。夫は専業主婦を望んでいましたが、私自身は外に出たかったのでパートで働くことにしました。結婚してからわかりましたが、夫の求める家事レベルは不可能に近いほど高く……。こんなに細かい人だとは、思いもしませんでした。食事は時間が決まっており、シーツのしわも嫌だと言います。 夫のためにと頑張っていますが、そろそろ疲れてきてしまい……。 人のことを見下す夫「パートの仕事をやめたら?」と家事を完璧にできない私に、ネチネチと言ってくる夫。私なりにしっかり家事をしているつもりですが、仕事のせいでおろそかになっていると夫は話します。 そのくせ自分には甘く、私が言われた通りに食事を作っても連絡なしに飲み会へ行ったりするのです。少しでも愚痴を言おうものなら、エリートで高給取りの自分がお前なんかを嫁にもらってやったのだから、もっと感謝して生活しろと言うのです。お互いに惹かれあっての結婚だと思っていたので、驚いてしまいました。 これなら家事のうまい別の女と結婚すれば良かったと言われたときには、私もこの結婚を後悔。気持ちも限界でした。 限界に達した私は…ある日のこと。私は残業したので、夕食の支度が間に合いませんでした。夫はいらだち、仕事をしている私に連絡をしてきました。「お前はしょせんパート主婦だろ?」「せめてエリートの俺をしっかり支えろよ」「できないなら離婚だ」 脅しのつもりなのでしょうが、今の私には通用しません。何しろこの数カ月、私は夫に頼って生活する人生はやめようと準備してきたのですから。離婚すると言ってくれて、ちょうど良かったです。 雇用関係のような私たち夫婦。私は夫の解雇通知をちらつかせました。「じゃああんたは解雇ね」 じつは、夫との生活を危惧した私は転職を決意。以前勤めていた会社に再就職したのでした。正社員雇用ですが、定時に上がってなんとか夫にバレないよう今までやってきました。 夫のあることが発覚して…私の勤め先は夫の会社と取引があり、夫婦共通の知人がいます。私が水面下で離婚の準備を進めていたとき、知人から久しぶりに連絡がありました。 知人の話では、夫は10年以上にわたって経費の不正請求をしており、それが最近になって会社にバレたとのこと。たしかに、夫は給与に見合わない高級品を持っていました。横領しているなんて思ってもみないので、不思議に思いませんでしたが……。 その後ーー。夫は会社を辞めることになり、今は別の仕事をしながら横領したお金を返済しているようです。本当は、私の独身時代の貯蓄を返済に当てたかったようで……。そのためか離婚を渋られ、調停をしてやっと別れられました。 心身ともに身軽になった私。しばらくは今の会社でバリバリ働き、人生を楽しみたいと思います! ◇ ◇ ◇ 夫婦は対等であることが当たり前で、上下関係や主従関係があってはうまくいきませんよね。末長く一緒にいるためにも思いやりを大切に、協力しながら暮らしたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月29日彼との結婚が決まり、私は結婚式を挙げることになりました。友人たちに招待状を送り、ほとんどの友人たちからは「参加」の返事が。しかし結婚式当日、友人のほとんどが入場の時間になっても姿を現しませんでした。何かあったのかと思い、ある友人に連絡をすると……。 結婚式に行けない?どうして?挙式の直前、私が招待した友人たちの多くがまだ会場にきていないことがわかりました。私は急いで友人たちに連絡。すると、ひとりの友人と連絡がつきました。「今どこ? 何かあったの? そろそろ挙式が始まる時間なんだけど、大丈夫?」と聞くと、彼女から「ごめん……今日、結婚式行けないや」という返事が。 もしかして、何か事故や家族にご不幸があったのかも――。そう思っていると彼女から返ってきたのは予想外の言葉でした。 「実は彼氏にフラれたの。だからお祝いの気分じゃない。ご祝儀も出す予定はないから。欠席でよろしくね」。 彼女の言葉に私は呆然。たしかに失恋のショックはつらいと思います。けれど、こちらは参加すると聞いていて席も、食事も用意をしていました。そして何より、私は結婚式で友人たちと会うことを楽しみにしていました。そのため、「失恋は悲しいことだと思うけど、結婚式にドタキャンはつらいよ……」と伝えると、彼女は反論するように言います。 「私だけを責めないでよ。だいたい、私以外のみんなも欠席するんだし」と。 え……? みんなが欠席……? 友人がついていたとんでもないウソ会場にきていない友人たちには連絡をしていましたが、みんな返事をくれず変だと思っていました。一体、どういうことなのでしょう。彼女がみんなに「失恋したから行かないことにした」と伝えたくらいで、みんなが揃ってドタキャンするはずはありません。彼女が何かしたに違いない……そう思った私は彼女を問いただしました。 「もしかして、何か…ウソをついたの?」。 実は彼女、昔から平気でウソをつくところがありました。責められるのを嫌い、自分を守るためにウソにウソを重ねてしまう……。友人として注意し続けてきましたが、改善する気配はありませんでした。そんな彼女だからこそ、「またウソをついたのではないか」と思ってしまったのです。すると、彼女からは……。 「すっごーい、よくわかったね。そうなの。『あんたの婚約者は私の元カレで、略奪婚なんだよ』って言ったらみんな欠席するって言いだしてw」 ……は!? 信じられません。でっちあげもいいところです。 「だって、それくらい言わないとみんな欠席してくれないでしょ。今回は仕方なかったのw」 彼女の言葉からは、「悪い」と思っている様子はまったく感じられませんでした。なんでこんなことをするのだろう。どうしてこんな人と今日まで友人でいたのだろう。小さなウソをつかれ続けていた時点で縁を切っておけばよかった。私の中で怒りや悲しみが渦巻いて……。気づけば彼女に何も言い返せなくなってしまいました。 彼女がドタキャンした本当の理由その後、放心状態となった私は、彼女との連絡を区切りました。そして「私が彼女の彼氏を略奪した」と聞いた友人たちは何をしているのだろう……と何気なくSNSを眺めると、衝撃の投稿を目にしてしまったのです。それは、先ほどやりとりした彼女がウエディングドレスを着て笑顔で写る写真でした。 私は急いで彼女にメッセージを送りました。「結婚式を欠席した、本当の理由をちゃんと教えて」と。彼女からは「何のこと?」ととぼけるような連絡が返ってきましたが、私はまたウソをつかれたんだと怒りの気持ちでいっぱいで……。 「今日、あなたも結婚式なのね。友人たちを招待したかったから、私の結婚式に行かないようにみんなにウソを吹き込んだんでしょ」。そう伝えると、彼女があきらかにうろたえていることがわかりました。私はSNSを見たこと、彼女の投稿は『親しい人の限定公開』になっていましたが、私を抜かすのを忘れていたためか、バッチリ見ることができてしまったことを伝えました。 すると彼女はまた開き直ったように……「何よ、友だちなら許してくれたっていいでしょ。私は友だちが少ないし、共通の友だちくらい私に譲ってくれたっていいじゃない」と言い放ったのです。 もう、彼女には何を言っても無駄だと思いました。私も今回の件はさすがに怒りが収まりません。自分の結婚式をおこなうことになったから私の結婚式をドタキャンし、共通の友人たちには「私に略奪婚をされた」とウソを吹き込み、私の結婚式でなく自分の結婚式にくるように仕向けた……。彼女と縁を切るには充分な要素です。 そして「私は今日の結婚式を乗り越えるから、もう連絡してこないで。あなたは友人をひとり失った。そのことを覚えておいて」と伝え、彼女とのやりとりを終わらせたのです。 その後…その後、気持ちを落ち着けてなんとか自分の結婚式に臨みました。私の友人たちがこぞってこなかったことで、夫を始め、周囲の方には心配をかけてしまいましたが「急用ができたようで……」となんとか笑顔で乗り切りました。 そして、私の結婚式から数日後。「略奪婚だ」と吹き込まれた友人たちから次々と連絡が。どうやら、彼女が言ったことがウソだとわかったようで謝罪の連絡でした。そして彼女たちはご祝儀を送金してくれました。相場よりも高い金額で……。彼女たちはウソを吹き込まれたとはいえ最悪なことをしてしまったと反省していたようでした。 また、しばらく経ったあと、なんとウソを吹き込んだ彼女が夫と一緒に私たちのところへ謝罪にやってきたのです。彼女の夫は、土下座をする勢いで頭を下げ、彼女は隣で大号泣。「こんなやつでも妻なので」と彼女の夫からは何度も頭を下げられました。彼女のしたことは、今後も決して許すことはできないでしょう。ただ、今回のことを一緒に謝ってくれるすてきな人に出会えたのだから、これからは心を入れ替え、もうウソをついて誰かを傷つけることがないようにと、願ってしまいます。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月29日先日生まれたばかりの愛娘は、とてもよく泣きます。実家の両親からは肺活量があってたくましいと感心されましたが、私たち夫婦にはそれが悩みで……。里帰り出産を終え、自宅に戻ってきました。夫は最初こそ喜びましたが、しばらくすると私たち母子を追い出そうとし始めました。 その理由は、娘の夜泣きにあります。私は娘の夜泣きがそんなにひどいとは思わないのですが、夫は眠れない、頭が痛くなると文句たらたら。仕方がないので寝室を別にしようと提案すると、夫はそれすら拒否。夜泣きをしたら、外に行ってほしいと言ってきたのです。 寝不足を主張する夫泣くたびに外に出て娘が風邪でもひいたら大変だと言ったのですが、夫は自分の意見を譲りません。このままだと体調を崩す、すでに寝不足で仕事中にミスを連発していると訴えるので、仕方なく受け入れることにしました。 こんな要求だけでも心が折れそうなのに、こんなに泣くなんてどこかおかしいのではないか? 病院に行ったほうがいいのでは?と私を責め立てます。 私はというと、出産してから3時間以上続けて眠れたことはありません。そう言ったところで夫は納得せず……。ずっと家にいるのだから、それで十分だろうなんて言うのです。 母親は休んじゃだめなの?娘がやっと昼寝をしたので、私も横でうたた寝をしていたとき。「子育てもまともにできないくせに、昼寝なんてするなよ!」 と夫が怒鳴ってきました。 なんだかんだ言いながら、夫は最低6時間はしっかり布団で休めています。一方、私はゆっくり眠るのが難しい状態。少しくらい仮眠を取らないと、やっていられません。それなのに、うたた寝なんてしてムカつく? 子どもが寝たなら、その間に家事をやれ? 夫は自分ばかり辛い思いをしているという口ぶりで、これなら私たちが自宅に帰ってこなければ良かったとまで言ってきました。そしてひとりのほうが気楽でいいと吐き捨て、夫は外出。泣き出した娘を見ることもなく……。 これにはさすがの私も、完全にキレました。夫の願いを叶えてあげようと思います。 「ガキは静かになったか?」「まだ泣いてるなら今日は帰らないからな」夫から連絡がありました。「もう帰ってきていいよ」「娘は二度と泣かないから」私が実家に戻ったと聞いて、慌てふためく夫。言葉のあやを真に受けるなよ、らしいです。 親の責任から逃げた夫は…子どもを泣きやませればいいだけのに、実家に助けを求めるなんて逃げている。そう夫は言いますが、逃げているのは夫のほうで……。赤ちゃんは泣くことでこちらに訴えており、わが子とはいえ自分の思い通りになるものでもありません。夫はそのあたりをまったく理解していないようです。 自分は父親で母親ではないからと意味不明な理由を並べますが、子どもの親であることに違いはありません。夫は意地を張り、心から反省しなければ家には入れないと言ってきました。望むところです。 数日後、私は実母に離婚届を託しました。夫は親としての覚悟が足りなかったようです。夫とはこの先やっていけそうになく……離婚が妥当だと考えました。 離婚する旨を両家に報告したとき、夫の両親も夫がおかしいと言ってくれました。義父母いわく、夫の夜泣きはもっとひどかったと……。事情を知った両家の両親は離婚に賛成し、復縁を願っていた夫と別れることができまいた。これからは周囲の力を借りつつ、愛情いっぱいに育てようと思います。 ◇ ◇ ◇ 2人の子どもである以上、協力して育てるのは当たり前のことですよね。妻の状況や悩みを理解しようともしない夫は、離婚されても仕方ないかもしれません。生まれてきた子は周りの愛情をいっぱい受けて、元気に育ってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月28日はやりのものは選ばず、ファッションに保守的な私。そのため、いつも同じようなコーディネートになってしまいます。そんな私のファッションの悩みに関する体験談です。着回し可&目を引かないものをセレクト私は服を選ぶときには、まず第一に奇抜ではないことを重視しています。前もってファッション雑誌などを見て、着回しができそうなもの、かつ変に目を引かないようなデザインや色のものを選んでいます。今年だけのはやりで、おそらく来年は着られないであろうというものは選びません。モノトーンやベージュ系ばかりに無難なものばかり選んでしまうので、気付くとクローゼットの中のものがモノトーンやベージュ系の色であふれてしまっています。モノトーンやベージュだと色みがなく暗いコーディネートになってしまうので、差し色で多少の明るさは出しようにはしています。ですが、どうしても毎回似たようなコーディネートになりがちです。周りの人からは、私がいつも「同じ服」を着ていると思われるのではないかと、心配になることがあります。マネキン全身コーデを買うことも私はファッションセンスもなく、コーディネートに変化を出すこともなかなかできません。でも、いつも同じ服を着ていると思われないようにはしたいもの。そのため、おしゃれ対策として時折アパレルのお店でマネキンの全身コーディネートをそのまま買うこともあります。まとめ私はファッションの冒険ができないため、いつも似たり寄ったりなコーディネートになりがちです。あまりに見た目に変化がないので、マネキンの全身コーデの購入に加えて、今はたとえ一過性の流行のものでも価格の安い服を選んで頑張っておしゃれをしてみようと思っています。(40代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月23日私は夫からの猛アタックで結婚しました。結婚当初は、見た目も仕事を頑張っている姿も好きと言ってくれたのに、近ごろはとても冷たくて……。毎日帰りが遅く、最近はほとんど家に帰ってこなくなった夫。そしてある日突然、離婚を告げられました。一方的に結婚生活を終わらせようとすることに、私は納得がいかず……。面と向かって話し合うことにしました。 離婚したい理由を調べると…離婚の原因を尋ねると、私にも責任があると言われました。自分は社会的立場が上になって人として成長したけれど、結婚前から何も変わらない私を見ているとウンザリするそうです。それに加えて、見た目の衰えも指摘されました。 なんだか腑に落ちず……。私は不倫相手の素性を知りたいと思い、探偵を雇うことに。すると衝撃の事実を知ることになり、私は進んで離婚届を書こうという気持ちになったのです。 後日、私が不倫の事実を突きつけると夫はあっさりと認めました。若くて美人な、社長令嬢との再婚を考えているようです。これから彼女の両親と同居する予定で、ずっと豪邸に住める、自分の将来は安泰だと浮かれています。 不倫相手は夫が既婚者だと知った上で、どうしても付き合いと迫ってきたそうで。どっちも最低なんだとわかり、余計に諦めがつきました。ですが、不貞を知ったからには慰謝料を双方に請求したいと思います。夫に伝えると、いくらでも払ってやると大口をたたいていました。 私は早急に離婚届を提出。夫の荷物をすべてまとめ、不倫相手との新居に送りました。なんでも私ともう会わないよう不倫相手に言われているようです……。 心から祝福「再婚おめでとう!」「社長令嬢と再婚して逆玉確定~」「お前と別れてよかったわ」離婚してから1週間後、夫は再婚。上級国民の仲間入りだと大喜びしています。わざわざそんなことで連絡なんてくれなくて良かったのに……。でも、おかげで心からの祝福を伝えられました。「本当におめでとう!」「借金返済頑張ってね!」 元夫は、何も知らなかったのです。再婚相手となった彼女の父親が経営していた会社は半年前に倒産。そのころに出会ったと言っていたので、まんまとだまされたのでしょう。夫を必死になって奪ったのも、お金が目当てだったのかもしれません。当時は私の収入もあって潤っていたので、きっと彼自身が高収入だと勘違いしたようです。 彼女の家族が抱える借金は、数千万円にのぼると聞きます。元夫にも借金を支払わせようとしているようで、向こうの家族は彼を監視するつもりで同居するのだと思っています。 いろいろなことが見えてきた元夫は、私に泣きついてきました。自分はだまされた、やっぱり妻にすべきは私しかいない、やり直したいと……。本当に都合が良すぎてあきれました。 不倫相手と離婚しようとした夫元夫は離婚しようと試みたようですが、抵抗むなしく、新しい妻とその家族の思い通りにことは進んだようです。元夫の裏切りは簡単には許せませんが、彼の置かれた状況を見て少しスッキリしたのも事実。 連絡先を変えたので、元夫が今どうしているかは不明です。過去のことはリセットし、新しい人生を楽しもうと思います! ◇ ◇ ◇ 不倫相手のうわべだけを見て再婚に走った結果、元夫自身が大変なことになり……。浮ついているときは真実が見えていないので、しっかりと地に足をつけて生活したいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月21日5年前、社長の息子である夫と離婚した私。離婚の原因は夫の浮気でした。離婚からしばらく経って、私は今の夫と再婚。元夫を略奪した女性は、私の現在の夫が建設会社勤務であることを知るとマウントを取ってきて……?離婚から5年経ったある日、元夫を略奪した女性から私のもとに連絡が。「私たちのその後を心配してるかと思いまして!」と言って、幸せ自慢をしたいだけの彼女。記念日にお祝いされただとか、元夫が順調に出世して年収も上がっているだとか……。「幸せすぎて怖いくらいです」と語る彼女に、「私もそれなりに幸せですのでお気になさらず」と言うと、なぜか驚いて……? それなりの幸せ「もしかして再婚とかしたんですか~?」と聞いてきた彼女。別にマウントを取り返すつもりはないので、「職場の方と素敵なご縁がありまして、昨年再婚させていただきました」とだけ答えました。 すると、「えっ……でも職場って普通の会社員でしたよね?彼から安月給の会社だって聞いてますよ~」とあからさまに見下した態度をとってきた彼女。「私なら絶対無理ー、ありえなーい」と言ってあざ笑ったのです。 いきなり連絡してきて、自慢話だけならまだしも、私の夫を馬鹿にするなんて……!どういう神経をしているのだろうと私は耳を疑いました……。 数時間後――。 今度は元義母から連絡が来ました。どうやら彼女から私が再婚したことを聞いたそう。 「うちの馬鹿息子たちのせいであなたにはたくさんのご迷惑をおかけして……」「娘みたいな存在のあなたが再婚しただなんてうれしくて、どうか結婚祝いを贈らせてほしくて連絡したの」と義母。 「お気持ちだけで十分ですよ!」と言いながらも、相変わらずやさしく接してくれる元義母の言葉になんだかじーんとしてきてしまいました。離婚するときも元義母は私の味方になってくれましたし、本当に頭が上がりません。 一通り話を終えた後、元義母は「実はね……」と声をひそめて話し始めました。「私なりに努力したけど、新しいお嫁さんはどうやっても娘のように思えないのよ」と元義母。 結婚を機に同居をはじめた元義両親と元夫たち。あの女性は家のことは一切何もせず、元夫のお金で浪費ばかりしていると元義母はこぼしました。ただでさえ外聞の悪い結婚だというのに、元夫の仕事にガンガン口を挟み、取引先のパーティーでも自分が一番目立たないと拗ねてしまうそうで、周囲からの評判も悪いと言います。 ちなみに、元義父はいまだに海外を飛び回っているそう。厳しい元義父の目がないことをいいことに、元夫は私と別れ、例の女性と再婚したのです。 「でもね、今月末には帰ってくるの」「きっと馬鹿息子たちにガツンと言ってくれるはずよ」と心なしかうれしそうな声の義母。 「そういえば、お祝いなんだけど……久々に会いたいし、私たち夫婦とおいしい食事に行かない?」と誘ってくれた義母に、私は二つ返事でうなずいたのでした。 一瞬で砕け散った夢物語数週間後――。 あれからたびたび私に自慢話をするためだけに連絡をしてきた例の女性。今日もまた電話がかかってきました……。 「ついに、彼のお父さんが帰ってきたの!」「帰国は社長引退の目途が立ったからだって言われてるから……ついに彼がまたまた出世しちゃうんだよね~!」「まだ社長就任には早いから、役員に昇進かな?って。年収は3,000万ぐらいになるのよー!」と自慢話が止まらない彼女。 「年収3,000万の旦那ゴチでーすw」「これで社長夫人の夢にまた一歩近づいたわ!」「あんたの旦那無職だけどね」「え?」 浮かれすぎていてもう見ていられません。私は真実を彼女に告げることに決めました。 実は、元義父の帰国直後に、元義両親に会いに行っていた私。晩御飯を食べながら、義父は「離婚のときは守れなくて申し訳なかった」と私に謝り、「あの馬鹿息子の解雇を告げるために帰ってきたんだ」と話していたのです。 社長である元義父は、海外視察に全力を注いでいる間は他の役員に、息子、つまり元夫の処分を任せていたそう。しかし、帰国した暁には即解雇する、と周囲にも宣言していたようです。 帰国の目途が経ったのも、海外視察中に次期社長にふさわしい人材を見つけたから。その人を副社長に据えて、これから育成していくそうです。今度、大々的に副社長就任式も行うそう。 「息子だからって理由で社長になれるほど経営は甘くないぞ」という元義父の言葉を伝えると、彼女は「嘘でしょ!じゃあ私の社長夫人の夢はどうなるのよ!」と悲鳴を上げたのでした。 懲りない略奪女その後、元義父は本当に実の息子である元夫に解雇を告げたそう。それを知った例の女性は、「孫が産まれても会わせませんよ!」と元義両親を脅したそうです。もちろん、元義両親はそんな脅しに屈するわけはないのですが……。 愚痴る相手が私しかいないのか、彼女はまた私に連絡を取ってくるように。「今は無職でもあんたたち負け組夫婦よりはいい生活してるもん」「あんたの旦那なんててせいぜい年収200万程度でしょ、すぐに追い越してやるわ」と、マウントを取って自分を保とうとしている彼女に、さすがの私も辟易。 「いや、私の夫は年収1,000万以上もらってるけど」 私と夫が働く会社は社員の資格取得を積極的に支援。夫は努力家で、仕事で疲れているのに猛勉強して、資格を多数取得しました。たしかに全体的に給与が低めの会社ではありますが、夫は会社の中でも一目置かれる存在なのです。 社長息子という肩書にあぐらをかいていた、どこかの元夫とは全然違うのです。 その後――。 元夫は転職し、例の女性も生活のためにパートを始めたそうですが、それでも年収は以前の半分以下。相当苦労しているようです。 一方、元義両親は時々私たち夫婦を食事に誘ってくれるようになりました。夫にとっても元義父の話がいい刺激になっているようで、さらなる資格取得に向けて猛勉強を続けています。元義母が元義父を支えてきたように、私も夫を支えられる、そんな存在になりたいです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月21日婚約者の彼は面食いで、美人に目がありませんでした。私はとびきりの美人ではないけれど、彼はちゃんと内面を見てくれ、その結果結婚を決断してくれたと思っていたのですが……。そろそろ式場を決めないといけないのに、婚約者の彼は見学に行こうとすらしませんでした。私はこのころから、彼の様子に違和感を覚えていたのです。 彼の様子がおかしくなったのは、顔合わせの日から。私の姉も同席していたのですが、彼は鼻の下を伸ばしてデレデレしていました……。たしかに姉はとても美人なのですが、いろいろと難あり。近々義理のきょうだいになるとはいえ、彼にはあまり親しくしてほしくなかったのですが、なんと2人は連絡先の交換までしていました。毒牙にかかったお粗末な彼その2週間後、彼から婚約破棄の連絡が。結婚式も控えているのに、私とは終わりにしたいと言ってきたのです。しかも、その理由が私の姉。連絡を取り合ううちにいい感じになって、相性も良かったと思ったとのこと……。運命の出会いだと有頂天になっていた彼に、私は怒るというよりあきれてしまいました。 彼は姉からいろいろとウソを吹き込まれているようで、私が何を言っても信じてくれず、逆に私が嫉妬から姉に意地悪をしていると信じ込んでいました。 その3日後には、ノロケの連絡が。「お前の姉と入籍した! 幸せになります!」姉を早く自分のものにしておかないと不安だったようです。私だったら、入籍後のほうが不安ですが……。「借金返済と子どもの養育費で大変だろうけど頑張ってね」「は……?」 どうやら姉は入籍まで持ち込むために、彼にはいろいろなことを隠したままだったようでした。しかし、彼はまだ姉のことを信じているようで……。ついに姉の本性が現れて…私たち家族は、昔から相当姉に手を焼いていました。姉は息を吐くようにウソをつくので、過去に結婚詐欺まがいのことをして訴えられそうになったことがあったり、姉に夢中になった結果、破滅したりする男性もいました。でもそんな姉の毒牙に自分の婚約者がかかるなど、思ってもみませんでしたが……。 1カ月後、彼から連絡が。私が言った通り、姉は子持ちで借金持ち。都合の悪いことはすべて隠されていて、教えられていた経歴はまったくのウソだったとのこと。仕事も花形の受付嬢ではなくただの事務職で、その仕事も結婚とともに辞めてしまったそうです。 彼の念願の美人な奥さんとの新婚生活は、あっけなく限界を迎えました。ウソのオンパレードだけでもつらいのに、稼いでも稼いでもその上を行く姉の金遣いの荒さにはお手上げだそう。それにお金の話になると姉はヒステリックになり、口論になり、つかみ合いのケンカになるそうです。慎重な行動に努めようここまでされたら別れればいいものを、なぜ続けているのか。私は不思議に思いました。話を聞くと、彼の両親が関係しているのだとか。私と婚約を破棄したことで周囲に迷惑をかけたこと、今回の結婚で離婚したら縁を切るとまで言われたそうで、彼は絶対できないと力なく語っていました。 私の両親も、姉が奔放すぎてついていけない、縁を切ると言っていました。妹の婚約者を奪うなどありえないですし、妹から姉に乗り換えるというのもありえないですから。誰もこのグズ夫婦を助ける人はいないわけです。 現在は、彼はストレスで体を壊した彼は会社にも通えなくなり、退職。精神的苦痛から姉に慰謝料を求め、お金もないのに、2人はいつまでも泥仕合を続けているそうです。 私は今はひとりの時間を楽しんでいます。ただ、次にいい人が現れたときは、念の為先に姉の話をしておこうと心に誓いました。 大切な人を裏切り、見た目だけで結婚を決めた彼。信じていた人に結婚直前で婚約破棄をされたのはとてもつらいことですが、結婚した後でなかったのが唯一の救いではないでしょうか。世の中彼のような人ではありません。今度は心の底から愛してくれる人に出会えるといいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月19日私たち夫婦は子どもが好きなのですが、何年たっても子宝に恵まれることはありませんでした。不妊治療に関して意見が分かれる中……。夫は自然妊娠を望んでおり、不妊かどうかを調べる検査に関しても消極的でした。話し合った結果、まずは私が検査に行くことに。様子次第で、夫も検査に行くと約束してくれました。 ただ夫は仕事が忙しく、余裕がないとなかなか検査に行ってくれない状況が続きました……。とんでもなく身勝手な夫後日、私は街角で夫の同僚と出くわしました。世間話をして最近夫の残業が多いことに触れると、同僚は不思議そうな顔をしたのです。繁忙期が終わり、近ごろは残業する人もいないそう……。夫も定時で上がっていると言います。不審に思った私は、帰宅後夫を問い詰めました。 夫は「ひとり飲みにハマって……」と言っていましたが、帰宅後にお酒のにおいがしたことはありませんでした。もともとお酒に弱いなの人で、進んで飲まないはずです。 そもそも私は、同僚と話す前から夫の行動を怪しんでいました。夫の上着のポケットに、高級ブランド店やおしゃれなスイーツのお店のレシートが何度か入っているのを見ていたからです。夫からプレゼントをもらえるのかと思って知らないふりをしていたのですが、どうやらそういうことではなかったよう。 その話を私が遠回しに話していると、夫はいら立ち始めました。そして自分が不倫をしていることを堂々と告げ、開き直り、ふてぶてしい態度で「俺にどうしてほしいのか言ってみろ」と言い出しました。 夫いわく、素敵な女性によそ見はしたものの、離婚したいとか不倫相手と再婚したいとかいう希望はないとのこと。主婦をする私に不満はないし、離婚したら周りに説明するのが面倒なので、現状維持を求めていると言ってきました。なんだか暗に不倫を黙認しろと言われているようで、カチンと来た私。続けて、不倫される私にも落ち度があると言われ、驚きのあまり、一瞬何を言われているのかわかりませんでした。あまりにひどい仕打ちに…数週間後。夫から突然連絡が。「不倫相手に子ども出来たから離婚な」夫は不妊の理由が自分になく、相手を代えたら案の定妊娠したのでそれが証明できたと鼻高々でした。「その子私がもらうことになったから」「え……?」私は夫の不倫を知ってから、いろいろ調べていたのです。相手を見つけ出し、不倫の内情を知りました。なんと夫は独身だと偽って、女性と付き合っていたのです。どうにかして、夫を苦しめたいと思った私は不倫相手と手を組んで、不倫相手に妊娠をしたことにしてもらいました。そして、私の言動で不倫相手に危機が迫っていると夫に感じるように仕向けていたのです。 私の作戦はうまくいき、仕返しされると思った夫は、何でも言うことを聞くから不倫相手と子どもには手を出さないでほしいと懇願してきました。おかげで慰謝料も財産分与も、私に有利なものとなりました。いよいよタネ明かし数日後、夫は血相を変えていました。不倫相手がこつ然と消えてしまったそうなのです。しかも子どもができたというのもウソだと知って、泡を食っていました。 実はこれも、私と不倫相手の作戦だったのです。私と夫との縁を切った後、不倫相手も姿を消し、彼女も夫と縁をきれいサッパリ切るという作戦。彼女の引っ越し代は私がもらった慰謝料から支払う手はずにし、彼女にも損がないようにしました。 何もかも失った夫は激怒し、私をののしりました。そこで私は先日受けた不妊治療の検査の出来事を、夫に教えてあげました。私の不妊検査の結果は良く、医師からは夫に原因がある可能性があると報告を受けたと告げました。すると夫は相当な落ち込みを見せ、意気消沈。一瞬かわいそうに思いましたが、私はそれを機に夫の連絡先をブロック。 これからは心機一転。新しい道を進み、幸せになれたらと思います。 妻に嘘をつき、不倫相手にも嘘をついていた夫。嘘というのはいつかばれるもの。その楽観的な考えが、夫がすべてを失った1つの理由ではないでしょうか。夫婦というのは、一緒に乗り越えなくてはいけない壁が出てくることもあります。そんなとき自分主体ではなく、パートナーと足並みをそろえて壁を乗り越えていきたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月18日一卵性双生児で生まれた私と妹。私が結婚して1年も経たないうちに、妹が私の夫を略奪。しかし、専業主婦希望の妹が思っていたような結婚生活は送れなかったようで……?かわいげがないと言われる私に対し、妹はいつも女子力全開。その愛嬌を使って、昔から妹は私の彼氏を奪ってきました。「同じ見た目だったら、男は私を選ぶに決まっているよね」という妹。しかし、夫を奪われた今回ばかりは許せません……。 妹の言い分「あんた1人だけが幸せそうな顔してるのって腹立つんだよねー」「私より良い大学行って、私より良いとこ就職して、私より先に結婚とか……マジ何様?」と妹。 妹は高卒で彼氏の家を転々としているだけで、安定とは無縁の生活。だからって、何も私の相手を奪わなくても……。 「実は、結婚式前からの関係なんだよね」と、またも衝撃的な発言をした妹。妹によると、両家顔合わせで会った時から私の夫を狙っていたとのこと。私の格好を真似て夫の会社の前で待ち伏せしたそう。妹を私だと勘違いした夫は、そのまま妹とごはんへ。そこで妹がネタばらしをして、そこからずるずると関係を続けていたそうです。 「あんたが出張でいない日とか、あんたたちの家に遊びに行ってたし」「これであんたは彼と離婚して、私は念願の安定した専業主婦!」とうれしそうに語る妹。「後悔しても知らないからね」という私の言葉を負け惜しみと取ったのか、「後悔してんのはそっちでしょ。早く離婚届出しに行ってね♡」とまで言われました。 数時間後――。 帰宅した夫を問いただすと、やはり真っ黒。私の「本当のことを教えてくれたら、浮気されてたことに対しての慰謝料はあなたには請求しない」という言葉を聞いて、「ラッキー!新車買ってローンもあったし、金なくなるの困るって思ってたんだわ」とようやく話してくれたのです。私に情があったから離婚しなかったわけではなく、お金の問題で躊躇してただけだったとは、呆れるばかりです……。 「お前、かわいげないじゃん」「妹の方が本命だし、どっちかっていうとお前と一緒にいることの方が浮気、みたいな?」と語る夫に、妹と再婚するのか、結婚前から付き合っているのか、私の不在時に妹を家に招いていたのか、と尋ねました。答えは「YES」でした。 再構築は無理だと判断した私は、その日のうちに離婚届にサイン。そして自分のものをひとつ残らず持ってその家を後にしました。 思ってたのと違う3ヵ月後――。 結局、あの2人はすぐに入籍。さぞかし幸せに暮らしているんだろうな、と思っていた矢先、妹から「離婚しようと思って!」ととんでもない連絡が! 念のため「まだ離婚はしてないのよね?」と聞くと、「うん、まだしてないけど、なんか違うなーって思っちゃったから離婚しようと思ってるんだよね」と妹。 思ったよりも元夫の稼ぎがないことに驚いたらしい妹。家事は全部丸投げされ、お小遣いは月1万円といわれて、妹は離婚の決心を固めたそうです。 続けて、「私、実家に帰ろうと思ってる!」とまたもとんでも発言。 「パパもママもカンカンなのはわかってる!でも、娘はやっぱりかわいいもんじゃん?」「お金ないし?住むとこないし?仕事もしてないし?衣食住そろってるのが実家だから実家に帰るの!」 働いて一人暮らしをしようという発想は、妹にはないようです……。それに、妹は私が実家に戻ったと勘違いしているようですが……。 「あんたの夫と略奪婚したのに3ヵ月で離婚だけどw」「実家に出戻って水に流してあげるから許してね!w」「は?実家なんてもうないよ」「え?」 実は、再開発の関係で、先月実家のある土地を売ってしまった両親。なかなかな値段で持ちかけられたらしく、2人ともほくほくしていました。そのお金をもとに、両親は新しいマンションを買い、そこを終の棲家にするとのことでした。 「なんで教えてくれなかったのよ!」「マンションはどこなの!?私も行く!」と息巻く妹。しかし、私は両親の居場所を教えるつもりもありませんし、両親自身も妹に言うつもりはないでしょう。 修羅場は続くさらに、妹は元夫の車のローンを知らなかったそう。元夫は車が唯一の趣味で、大学生の時に買ったスポーツカーのローンをやっと払い終えたばかり。離婚する時に新車を買ったと言っていましたから、車を停める車庫代も含めると毎月の支出はかなりの額になっているのでしょう。妹が月1万円しかもらえないのも、無理はありません。 「あ、そうそう。そろそろあなたには浮気の慰謝料を請求するから」「覚悟決めて働きに出たら?」と言うと、妹は悲鳴を上げて電話をガチャ切りしたのでした。 その後――。 妹が元夫のスポーツカーの場所を突き止めて売ろうとしたり、元夫がまた別の女の子に手を出したことが発覚したり……妹夫婦の生活は荒れに荒れている様子。似た者同士で、お似合いの夫婦です。 私は自分の稼ぎで一人暮らしを続けています。しばらく恋愛はいいかな……と考えていましたが、最近気になる人ができたので、頑張ってアプローチしていこうと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月16日お互い仕事を中心に忙しい毎日を送ってきた私たち夫婦。最近になって子どものことを夫婦で話し合い、妊活を始めました。タイミング法をしようと決めた私たちですが、何カ月たっても夫の協力が得られません。予定を忘れてしまうようで、残業や飲み会を入れてしまうのです。 子どもがほしいと最初に言ってきたのは夫でした。しかも、この前2人で話し合ったばかりなのに……、夫の行動が理解できません。「焦るのは良くない」と言ってきたときには、人の気持ちも知らないくせにと思ってしまいました。 妊活が予想外の展開に…それから数カ月、私たちの妊活は進みませんでした。ついに夫は本音を吐露。仕事が楽しくなり、もっとスキルアップしたいので妊活は一旦やめようと言ってきたのです。 私にも仕事はありますし、キャリア計画もあります。妊娠には年齢の壁もありますから、妊活を辞めることに対して後ろ髪を引かれる思いもあります。 私の考えを夫に伝えると、自分は迷惑をかけていて、私の人生の邪魔になるだけではないかと嘆き……。いっそのこと、別れたほうが私が幸せなのではないかと言い出したのです。あまりに話が飛躍しすぎて、理解が追いつきません。話し合いたいと伝えましたが、時間がほしいと拒否されてしまいました。 私に離婚を勧める夫。その裏では…それから1週間後、朝起きるとテーブルの上には離婚届が。そして「すぐに家を出ていって」というメッセージが入っていました。再度話し合おうとメッセージを送ったところ、返事をしてきたのは謎の女性。「明日から私がそこに住みます」「旦那さんの子どもを産むの♡」「ババァは用済みだから家から出て行ってね」「旦那さん? 誰それ」彼女は私がすでに離婚届を出したと思い、喜んでいるようです。そして調子に乗り、若い自分がいかに夫に愛されているかを語ってくれました。謎の女性はどうやら夫の不倫相手のようです。 そして、夫と不倫相手は私を家から追い出そうとしていることがわかりました。しかし、そう上手くはいきません。なにしろこの家は、私が独身時代に買ったものなので。夫の稼ぎは私より少なく、貯蓄もありません。子どもができたそうですが、ちゃんと養っていけるのか不安になります。 その後、夫から謝罪の連絡がありました。同僚がふざけて、架空の女性をでっち上げて返事をしたと言うのですが、つまらない言い訳をするものです。その上で、離婚したいと財産分与の話を持ち出し、自分に家を譲ってほしいと言ってきました。 だんだんと夫の魂胆が読めたので、私の秘密を教えてあげることに。夫の行動をを怪しんだ私は、探偵を使って不倫の事実を調べていたのです。不倫相手の家に通っていることなど証拠を並べあげると、最終的に不倫を認めました。 夫の不倫相手は同じ会社で働く契約社員。妊娠させてしまったため、責任を取ろうと今回の一件を仕組んだようです。 財産分与を当てにしていた夫は…じつは、不倫の調査はウソ。夫に不倫を認めさせるための罠(わな)でしたが、これで慰謝料もバッチリ請求できます。 夫はやけになり、財産分与からいくらでも慰謝料を支払ってやると息巻きました。ですが、大して長くない結婚生活ですから、2人の共有財産なんてほとんどありません。どうやら夫は、私の結婚前の預貯金や不動産を当てにしていたようです。 独身時代のものは財産分与に含まれないことを告げると、夫は真っ青。そして、まだ離婚届が手元にあると思っていた夫に提出して受理されたことを伝えると、今度は顔面蒼白に……。 そこから急に復縁を懇願してきましたが、今さら復縁なんてありえません。その後、私は元夫と不倫相手に2人に慰謝料を要求。引っ越しをして、職場も変えました。しばらくはのんびりと、ひとり暮らしを楽しみたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 不倫で浮かれているときは、現実が見えていなかったりするようですが……。元夫はしっかり反省し、これからは地に足をつけて生活してほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月16日夫からは「旦那様を敬え!」と言われ、姑からは「嫁としての自覚がない」と怒られ続けていた私。家事も育児も、そして仕事もがんばっているのに……。さらに、夫は「不出来な嫁をいつでも捨てられるように」と離婚届をもらってきて私にサインさせました。「毎日これを見て気を引き締めろ」と、記入済みの離婚届は冷蔵庫に貼られたのです。離婚を脅しに使う夫に、疲れ果てていた私。しかも、急に訪れた義母に、その離婚届を見られてしまったのです……。 姑は夫の味方「強気でちゃんと嫁を躾けていこうとするなんて、私の息子は立派だわ~!」と夫を褒めちぎる義母。そして、「いいこと思いついちゃった♪」ととんでもないことを言い出したのです。 「この離婚届、私が預かってあげるわ!」「息子が『出してこい』って言うまでちゃーんと保管しておくからね?」「あ、でも最近歳のせいか、うっかりミスも多くて……。間違って出しちゃったらごめんなさいね~」 私が止める間もなく、義母は冷蔵庫から離婚届を引っぺがし、自分のカバンの中に入れてしまいました。ぽかんとする私に、義母はいつまでもニヤニヤ笑いかけてくるのでした。 数時間後――。 保育園から「子どもが熱を出した」と連絡があり、迎えに行ったその足で病院へ連れて行った私。今は点滴が終わるのを待っているところです。 「おい、旦那様のお帰りだぞ」「メシはないのか」と夫からの連絡。病院へ行くと連絡したときに、冷蔵庫の中に作り置きのおかずがあるとあわせて伝えたはずなのですが……。 「今日はラーメンの気分なんだ」「こってり味噌味がいいな、早く帰って来てメシを作れ!」と夫。ワガママ三昧の夫に呆れるばかりです……。 「家事も子育ても仕事も両立させている母親はこの世にごまんといるってのに、お前は本当に嫁として使えないな」と、相変わらず私を見下している夫。虫の居所が悪いのか、私が何を言っても「出来損ないの嫁は黙ってろ!」と聞く耳を持ちません。 挙句の果てに、「あーあ、また母さんに『早く離婚したい』って愚痴ってくるかな」と言い出したのです。またも離婚を脅しに使ってくる夫に、私は本当に呆れ果てて言葉が出ませんでした。 離婚ならとっくにしてますが?1年後――。 仕事で新規プロジェクトのリーダーに抜擢された私。残業が続くことがわかっていたので、あらかじめ子どもは延長保育を頼み、冷蔵庫には作り置きのおかずを用意して、なんとか回していました。 しかし、それに納得がいかないのが夫。「旦那様に作り置きなんて、手抜きのおかずを食べさせるのか」「私は仕事できますアピールでもしたいんだろうけど、たかが嫁のくせに調子に乗るなよ」と対面でもメッセージでもぐちぐち言ってきます。 「早く帰って俺のメシを作れ!」「俺の言うことがきけないなら、このまま離婚したっていいんだぞ!」と声を荒げて私を思い通りに動かそうとする夫。 「いっそもう離婚してやるか」「最近調子に乗ってる嫁にはお灸が必要だもんな!」 そんなふうに八つ当たりされても、私だって仕事が残っていますし、すぐには帰れません。それに、なんだか的外れなことを言っているように思いました……。 「よし決めた、お前の立場を分からせるために離婚してやるからな」「離婚したらお前は住む家がなくなるなw」「いや、1年前に離婚したでしょ」「え?」 そう、最近ずっと感じていた違和感はこれ。すでに離婚しているのに、なんで夫が偉そうに「離婚だ離婚だ」なんて言っているのか、私には理解できなかったのです。 1年前、子どもが体調を崩したあの日、夫は宣言通りに義母に私のことを愚痴ったそう。「本当に使えない嫁だ」「早く離婚したい」という夫の言葉を真に受けて、義母はその翌日に離婚届を提出に行ったのです。 離婚届を提出した直後に、義母から「昨日も息子が離婚したいって言ってたから、気を利かせて出してやった、ざまーみろ」という連絡を受けていた私。てっきり夫にも同じような連絡をしているものだと思っていたのですが……、どうやら夫は知らなかったようです。でも、夫が「離婚したい」と言っていたのは事実ですし、私も同意していたのです。 不出来な嫁なので……その日、私は家に帰りませんでした。保育園に子どもを迎えに行き、そのままホテルに宿泊。そもそも、この1年の間、元夫と暮らし続けていたのは今後の生活基盤をつくるため。プロジェクトのリーダーに決まり、年収も順調に上がっていたので、そろそろ家を出ようとかと算段を付け始めたところだったのです。 元夫からは「女のお前の安月給じゃ、子ども1人ろくに育てられないだろ」「今なら特別に復縁してやるって言ってるんだ」と連絡が来ましたが、「月給70万円って安月給なの?」と今の私の収入を教えてあげると素っ頓狂な声を上げていました。まさか見下していた嫁が、自分の倍以上の収入をもらっているなんて、元夫は夢に思わなかったのでしょう。 元夫が泣きついたのか、元義母からも「こんなに優秀なお嫁さんだなんて思わなかったのよ」「今なら育児にも協力するから戻っていらっしゃい」と連絡がありました。「大好きな息子ちゃんに代わって、説得しに来たんですか?」「今更すり寄ってきても無駄ですよ」と言うと、黙りこくってしまいました。不出来だと思っていた嫁から、こんなに言い返されると思わなかったのでしょうね。 その後――。 私は新しい家に引っ越し、子どもと2人で楽しく暮らしています。相変わらず元夫や元義母からは復縁要請の連絡が来ますが、すべて無視。子どもにとっても元夫や義母の態度はけして教育にいいとは言えなかったので、今こうして子どもと2人で穏やかに暮らせることに幸せを感じています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月15日「先輩、先輩」と懐いていた後輩。私もかわいがっていました。「彼氏がほしい」と言った彼女に私の幼なじみを紹介し、交際も順調な様子。しかしある日、彼女は「彼氏以外の人を好きになってしまったんです……」と相談してきました。幼なじみには申し訳ないですが、こればっかりはどうにもならないもの。「自分に嘘をついて彼と付き合い続けるよりも、自分の気持ちに正直になった方がいいんじゃないかな」と答えました。 後輩の不倫相手は…「好きな人を追いかけるなら、今の恋人とは別れてからにしなさい」「同時進行なんて最低なことはしちゃだめよ」と念のため釘を刺すと、「じゃあ今すぐLINEで別れてきます!」と晴れ晴れとした表情でスマホを取り出した後輩。 「あと……」と、私をまっすぐに見据えた後輩。そして、次の瞬間、とんでもないことを言い出したのです。 「先輩も、旦那さんと離婚してください」 おそるおそる話を聞いてみると、後輩が「運命の人」だと感じたのは私の夫。しかも、半年くらい前から良い感じで、夫もどうやら後輩にのめり込んでいる様子。 会社の忘年会に出席した私を迎えに来た夫を見て、後輩は一目惚れしたらしいです。「やさしいし、顔もそこそこ整ってるし」「大企業の中でも若き部長として活躍してるところも素敵ですよね!」とにこにこしながら語る後輩を見て、私はなんだかくらくらしてきました……。 はらわたが煮えくり返る思いいったん気持ちを落ち着けてから幼なじみに連絡すると、「フラれちゃった……」と一言だけ返ってきました。「安っぽいプレゼントばっかり」「高級ディナーにも連れてってくれない」など、後輩からダメ出しが100個くらい送られてきたそうで、かなりダメージを負っていました。 私は後輩と自分の夫ができていたことを説明。幼なじみは何も知らなかったようで、「えぇっ!?」と驚いていました。別れる原因は後輩の方にあるというのに、幼なじみのせいにして別れるなんて……。 夫も奪われ、幼なじみも傷つけられて、私ははらわたが煮えくり返る思いでした。 略奪女の末路その日、帰ってきた夫を問いただすと「若い女と付き合って何が悪い」と開き直りました。こりゃ無理だ、とその場で私は離婚を決意。そのままお互い離婚届にサインして、離婚は成立しました。 それから3日後――。 「先輩、離婚してくれて本当にありがとうございました!」「おかげさまで今日彼と無事に入籍することができました!」と後輩から連絡が。さらに、「私、彼との子どもを妊娠してるんで、会社も今月末で辞めますね!」とのこと。どこまで私に迷惑をかければ気が済むのでしょうか……。 念のために「退職するのはいいけど、払うものは払ってよね」と言うと、「昨日振り込んだのでもう反映されてると思いますけど?」「先輩を捨てて私を選んでくれたので、彼の分も私が払っておきました」と後輩。 そういえば、彼女の実家はかなり裕福だと聞いたことがあります。まとまった額をポンと払ってくれるのはありがたいのですが……。 「彼と結婚できるなら慰謝料なんて安いもんよw」「私たちの幸せのために離婚ありがとうございます♡」「復讐はこれからだけど」「は?」 そう、慰謝料だけでは腹の虫がおさまらないと踏んでいた私は、すでにいくつかの計画を実行に移していたのです……! 翌日、慌てた様子の後輩から電話がかかってきました。「彼が、突然転勤になったんですけど!」「先輩の仕業ですか!?」と。 離婚する際、元夫に「離婚届をすぐに書いて出してあげる代わりに、浮気の証拠を見せて」とお願いしていた私。すると、嬉々として元夫は浮気の証拠やデートの日時などを事細かに教えてくれたのです。 私はそれを全部まとめて、元夫の会社に提出。業務中のやりとりもあったため、職務怠慢と見なされることを踏んだうえで出したのです。本当は降格などもっと追い込まれてほしかったのですが、後輩は十分こたえている様子。 「出産も控えてるのにこんな仕打ちをするなんて!」「パパだけ単身赴任なんて、子どもがかわいそうじゃないですか!」と怒る後輩。「あなたがついていけばいいだけでしょうが」と言うと、「東京生まれ東京育ちの私には地方暮らしは無理です!」と後輩。何がしたいのやら、呆れてしまいました……。 さらに2時間後。今度はヒステリックに叫びながら電話をかけてきた後輩。 「里帰り出産するって連絡しようと思ったのに、両親が私からの連絡を無視するんですけど!」「先輩の仕業でしょ!」 後輩の予想通り、こちらも私の仕業です。後輩のご両親は、都内にいくつかマンションを持っている、いわゆる大家さん。一人娘に甘いらしく、略奪婚はしぶしぶ認めたそう。しかし、所有マンションに娘が勝手に入り込み、元夫と遊んでいたのは許せなかったようです。 私は元夫から手に入れた浮気証拠を提示して、「こちらの部屋を貸し出すなら、念入りにハウスクリーニングを入れた方がいいですよ」と助言しただけなのですが。 その後、後輩は幼なじみや元夫と同時進行で他の男性とも遊んでいたことが発覚。元夫が愛想をつかして私に泣きついてきました。生まれた子どもも元夫の子どもではなかったようです。後輩の両親はとにかく甘いようなので、ほとぼりがさめれば後輩を許し、生まれてきた孫をかわいがるのではないでしょうか。子どもに罪はないので、本当の父親と後輩と幸せに暮らせることを願うばかりです。 私はというと、後輩から受け取った慰謝料で幼なじみと海外旅行を計画。せっかくなので一生に一度しかできない豪華な旅行にして楽しんでこようと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月15日私は娘を幼稚園に預けながら、週5でパートをしていました。夫は出張が多く、家事も育児も戦力外。しかし娘を甘やかすのだけは得意で……。わが家では不思議なことが起こっていました。物や食べ物がなくなったり、変な音が聞こえたり。夜中娘がトイレに行ったときには、髪の長い女性の霊を見たようで……。とても怖がっていました。 しかし、夫はなくなったものがあれば私の物忘れを疑い、変な音がすれば風のせいにし、幽霊が出れば夢でも見たのではないかと言ってくる始末でした。屋根裏に何かいる?ある日、また変な音が聞こえたため、出張中の夫に連絡。夫からは「屋根裏にねずみでもいるのではないか」と言われました。私は業者でも呼ぼうと思ったのですが、どういう風の吹き回しか夫が帰宅後見てくれると言うのです。ペットショップのハムスターも怖がる人なので、すこし違和感を覚えましたが、ありがたくその申し出を受けることにしました。 その後、娘をプールにでも入れようと思い、屋根裏から出そうとしたのですが、その話をすると必死に止める夫。「あんなデカいものを私ひとりで運び出すのは危険だ」と。そして、自分が帰るまで待てと言ってきました。 夫はどうしても私を屋根裏に入らせたくないようで、とても不思議でしたが、今まで家事育児を放棄してきた罪滅ぼしでもあるのかと思い、夫の言う通りにしました。不思議な出来事が起きた理由それから1週間たったある日。聞き間違えとは思えない声に、私と娘は悩まされることになりました。その日も夫は出張中。恐怖に打ち勝てず、夫に再度相談しました。私が警察に連絡しようか、自分で様子を見てこようか迷っていると、夫はひたすら止めてきて……。 夫は私に何か隠しているのではないかと、このとき強く感じました。「頼む屋根裏に行かないでくれ」「お願いお願いお願いお願い」 必死に頼む夫を無視し、私は屋根裏部屋に上がりました。「あの女誰?」私はあまりの驚きと動揺に、倒れるかと思いました。なんとそこにはしまってあった客用布団が敷かれ、ひとりの女性が寝ていたのです。 夫を問い詰めたところ不倫を白状し、不倫相手を屋根裏に1カ月もの間住まわせていたというのです。まさかの事実に、私はがく然としました。つけが回った無責任男私はすぐさま娘とともに家を出ました。私たちが家を出ると知ると、必死になって止めてきた夫。「自分は変わる、だから別れないでくれ」と言いますが、到底受け入れ難く、きちんとお断りしました。 半年後、変わるからと言っていた元夫は、全然変わっていませんでした。養育費の支払いが遅れ始めたのです。どうやら不倫相手ともうまくいかず、若い男と一緒に駆け落ちされたそう。夫はなくなく持ち家の売却し、養育費を捻出できたようです。彼の住む家はなくなってしまいましたけれど。持ち家を持っている友人に、屋根裏部屋でも借りたらどうでしょう。 私は今実家にお世話になりながら、パート仕事に励んでいます。元夫とやり直すつもりも、彼を娘に会わせるつもりもありません。これからは、娘をひとりでしっかり育てていこうと思っています。 屋根裏に不倫相手を住まわせていた夫。妻と娘に何かあったらどうするつもりだったのでしょうか。夫の非常識さには呆れてしまいますが、2人とも無事でよかったですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月15日ここ半年、夫はとても忙しい様子。毎日のように残業があり、家に帰ってこない日もしばしば。出張や休日出勤も多くなりました。娘は最近、パパはいつ帰ってくるのかと聞いてくるようになりました。これではいけないと思った私は、夫にもう少し家庭を顧みてほしいと伝えました。 しかし夫は私たちを養うために働いているのだから、仕事に対してごちゃごちゃ言うなと話します。そして私に対して、家事も育児もサボっているようにしか見えない、と言ってきたのです。 夫にとって大切なのは誰なのか…私が家族でゆっくり食事をしたり、娘と遊ぶ時間を作ったりしてほしいと話すと、夫は甘えすぎていると言います。加えて、部屋が散らかりすぎだなどと責められましたが、ひとりで家事と育児をしているので手が行き届かない日もあります。 夫は、子どもひとりに手を焼くはずがないと決めつけており、私をサボり認定するのです。夫の態度は、私たち母娘がピンチのときも変わりませんでした。ある日2人とも高熱が出て、自分たちでは病院に行けない状況だったのですが、夫は助けてくれませんでした。 出張に行くため空港へ向かっている最中だったのですが、家に引き返すことはなかったです。じつは夫、その同行者の女性上司と不倫中で……。私は不倫の事実を知っている、私たちより不倫相手が大切なのかと言っても、動揺をみせなかった夫。 夫にとって私と娘はどうでもいい存在なのか、としつこく確認しました。いら立った夫は、このままなら離婚も考えると言い出し……。病院は自分でなんとかしろ、出張から帰ってくるまで連絡するなとくぎを刺してきたのです。 出張という名の旅行から帰ってきた夫夫が自宅へ帰ってくると、そこはもぬけの殻。「なんだよ、この汚い部屋は」「遊びに行く元気があるなら掃除しろカス!」ひどいメッセージを私のもとへ送ってきました。「娘と孫はもういませんよ」返事をしたのは、私の母。自分の娘がこんなことを言われ、どんな気持ちだったでしょう。慌てた夫はいろいろ取り繕ったようですが、母は何も話すことはないとピシャリ。「今葬儀中だし、失礼するわね」 この母の返事に夫は凍りついたそうです。 夫が旅行に出た後、私はしんどいながら娘の看病をしていました。翌日になり、娘を病院へ連れていこうと外へ出てときに倒れてしまい……。近所の人が駆けつけ、私たちは救急で病院へ。母が迎えにきてくれて、実家でゆっくり静養させてもらえました。すっかり体調も良くなり、今はもう元気いっぱいです。 体調が良くなったので夫に連絡してみると、ものすごく驚かれ、反対にこちらがびっくりしたくらいです。近所のお葬式に参加していた母の言葉から、私たちが死んでしまったと勘違いしたらしく……。夫は私たちが無事で良かったと言いましたが、あの態度の後でそんなことを言われても、正直しらけてしまいます。 この一件で気持ちを固めた私。離婚を切り出すと、夫はしらを切り始めました。不倫調査を進めていたので証拠はあり、それを突きつけると、夫はしぶしぶ不倫を認めました。夫はこの一件で反省し、不倫関係も解消したと言います。しかし、今の私には関係ありません。離婚はもう私の中で決定事項です。 社内不倫を会社に報告するかいなか…この半年間、仕事が忙しいと言ってウソをつき、不倫相手の家に入り浸っていた夫。家事育児は私に押し付け、私が何か言えば逆ギレし、私にとっては本当に最低な日々でした。 この際なので、夫の罪はきちんと会社に報告することにしました。私の調べによると、彼らは不適切な関係だけでなく、カラ出張も2人で繰り返していたことがわかっています。そんな人間が復縁と口止めを懇願してくるなんて……。 夫と不倫相手の上司は退職しましたが、私は何とか慰謝料と養育費を2人から勝ち取りました。おかげで、しばらくはお金に困ることはなさそうです。その間に娘との生活基盤を整えていきたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 人生いろんなことがありますが、今回の場合はママと子どもが笑顔でいられる場所で暮らすことが一番ですよね。元夫は不倫をして浮ついていたのかもしれませんが、家族と仕事を失った今、これまでの言動を省みてほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月14日転職してからというもの、会社に泊まり込む日々が続いていた夫。ようやく帰宅できると言っていた週末も、社員旅行で結局家には帰ってきませんでした。社員旅行の最中、急用があって夫に連絡しても出ず。かけ直してきたのは同僚を名乗る女性で……!?夫が転職してから数カ月。会社の繁忙期らしく、夫はずっと泊まり込みで働いているようでした。繁忙期が終わった週末、ようやく家族で過ごせると思っていたら、「今週末は繁忙期終わりの社員旅行に出かけてくるから!」「今日仕事終わりにみんなと朝まで飲んで、翌朝そのまま出発するんだ」と連絡が。子どもたちの顔だって何カ月も見ていないというのに……。 家族<<<会社「帰宅する間もなく社員旅行だなんて、あなたの会社はおかしいんじゃないの?」とたまりかねた私が言っても、「今年転職したばっかりだし、誰よりも仕事をこなしてアピールしていかないといけないんだ」「中途採用が不参加なんてありえないだろ、他の部署の人たちとも交流できるせっかくの機会なんだし」と意思を曲げない夫。 「家のことも子どもたちのことも、全部お前1人に任せてごめんな……」という謝罪はあったものの、私の腹の虫はおさまりませんでした。「社員旅行から帰ったら家に帰れるから、もう少しだけ辛抱してくれよ!」との言葉を残し、結局夫はそのまま飲みに行ってしまったのです。 夫の同僚の女性数時間後――。 見知らぬ番号から私のスマホに着信が。普段なら出ないのですが、なんとなくその時は出てしまいました。 「どうもはじめまして!」と電話口からは明るく元気な女性の声。一瞬セールスかと思ったのですが、相手は夫の同僚の女性でした。 一通りの挨拶を済ませると、同僚の女性は「お宅の旦那さん、『奥さんが仕事を理解してくれなくて参ってる』って落ち込んでいて……」「奥さんとして旦那さんを心配するのはわかりますけど、彼はご家族のために仕事をがんばっているだけなんです。わかってあげてください」と話し始めました。 転職早々、数カ月も家に帰れず、会社や会社近くの寮に泊まり込んでいる夫。それを心配して何が悪いんでしょうか? 「会社に寝泊まりなんて会社員なら普通のことですよ」という彼女に、「あなたも夫のように数カ月の間、会社に泊まり込んでいたんですか?」と尋ねてみました。すると、彼女は若干まごつきながら「まぁ……人によりけりですけど、私だってたまには寝泊まりすることもありますよ」と答えました。 なんか怪しいなぁと感じた私は、さらに彼女に質問をぶつけることに。「今回の社員旅行の目的は?」と聞くと、「もちろん、寝食を共にして社内交流を活発にするためですよ」と彼女。すでに何カ月も会社に寝泊まりして、会社の皆さんと寝食を共にしているというのに、参加する必要があるのでしょうか……? 「うちには父親の帰りを待つ子どもたちがいるんです」「うちの夫は社員旅行不参加でお願いします。今日の飲み会が終わったら帰宅させてください」と言うと、相手の女性の声のトーンが変わりました。 「家族のために社員旅行不参加って」「奥さんのくせに、出しゃばりすぎじゃないですか?」 あざけ笑うような口調に、思わず「……はい?」と聞き返してしまった私。「っていうか、子どもを理由に使わないでくださいよ。奥さんの焼きもちでしょ?」「旦那さんが帰宅せずに、社員旅行を楽しむのが嫌なんですよね?」と女性は斜め上の理論を展開。 「旦那さんから聞いてますよ。『子育てを理由に外で働こうともしない最悪な嫁』だって!」「家でグータラ専業主婦をやってるだけの奥様には、仕事のことなんて到底理解できないでしょうけどね!」とまで言われて、開いた口が塞がりませんでした。 そもそも、結婚を機に家庭に入ってほしいと言ったのは夫の方だったのに……。それにしても、なんだかきな臭い……。 高くついた嘘の代償翌日――。 とあるところから連絡を受けた私は、慌てて夫に電話。何度かけても出てくれません。ようやくかけ直してきてくれたと思ったら……例の同僚の女性から電話がかかってきたのです。 「もういい加減にしてください!さっきから何度も何度も電話かけてきてうるさいんですけど!」とヒステリックに怒鳴る彼女に、「急用があるので、夫に代わってもらえますか?」と冷静にお願いしました。しかし、「旦那さんなら疲れたのか、寝てますよ」と彼女。 「急用なんです、今すぐ旦那を起こしてください」と何度お願いしても、「グータラ主婦の急用より、社員旅行を楽しむ方が優先です」「私は彼を起こしません。二度と電話をかけてこないでください」の一点張り。 「奥さんは旦那さんを束縛しすぎです!」「今は楽しい社員旅行中なんですから邪魔しないでください」「社員総出で謝罪会見中だけど」「え?」 私が慌てて夫に電話をかけた理由は、夫の会社から「あなたの旦那さんの社内PCから顧客情報が流出した」「旦那さんと連絡がつかない」と連絡を受けたから。社長や役員たちは総出で記者会見に。社員たちも総出で原因調査や被害調査を行っているとのことでした。 そう、社員旅行なんてしている場合ではないのです。もっとも、社員旅行も嘘でしょうが……。 「ほ、本当だ!彼のスマホ、会社やいろんな人から電話が来てる……」「全部奥さんからの連絡だと思って無視してたのに……」と彼女も大慌てでした。 結局、情報流出の原因となった夫のPCは隅から隅まで調べられ……仕事をサボってネットサーフィンしていたことや、検索履歴から何から何まで白日のもとに晒されることとなったのでした。例の同僚の女性との浮気社員や日頃のやり取りも残っていたそうで、社員の方が丁寧にすべてまとめて送ってくれたのでした。 他の社員の方によると、繁忙期はとっくに終わっていたそう。しかも、会社の規定で会社での寝泊まりは厳禁。さらに、夫は毎日定時で帰っていたというのです。 夫は例の同僚の家に毎日帰っていたそうです。「家族のためを思って転職した」なんて、よく言えたものだと呆れてしまいます……。当然、夫も同僚女性も責任を問われ、会社をクビになりました。 私は会社の方からいただいた浮気の証拠写真をもとに、夫と離婚。浮気相手の同僚女性には慰謝料を、夫には慰謝料と養育費を請求しました。これからは子どもたちを1人で育てていかなければならないので、そのお金の一部を使って資格のための勉強をしています。早く手に職をつけて、子どもたちが幸せに暮らせるようにがんばっていきたいと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月12日気弱なタイプの私は、夫にもなかなか自分の意見が言えませんでした。そんな私に、強い態度で接する夫は、わがままな要求を次々してきて……。あるとき、私は夫から「俺の好きなお菓子を探してこい」と命令されました。人気の商品でどこも売り切れ状態にもかかわらず、猛暑の中十軒以上もお店を回り、休憩する時間すら与えてもらえませんでした。夫が仕事を早退して探そうとするので、たまたま休みだった私が代わりに動いたのですが、それに対する感謝の言葉はなく、なかなか見つからないと「使えない」 「何の役にも立たない」 とののしられるばかり。お菓子を見つけるまで、家にも帰してもらえませんでした。 文句のひとつも言えない私が悪いのかもしれませんが、あまりにもひどい夫の態度にいつも悲しくなっていました。私は都合のいい女先日「体の調子が悪い」と夫に伝えると「自分に風邪をうつすな」と大騒ぎ。なぜなら次の日に有給をとって友人とキャンプに行く予定なのだとか。私はそのとき夫の予定を初めて知りました。そして、夫は「寝室も食事をする場所も別にしろ、俺に近づくな」と自分の心配ばかり。私のことは、驚くくらいすこしも気遣ってくれませんでした。 「私の心配はしてくれないのか」と思わず聞いたところ、不満があるならはっきり言えと怒鳴られる始末。自己管理ができないなんて社会人失格とまで言われ、体調が悪い上にさらに精神的ダメージを受けました。 ついにブチ切れちゃいました!!その翌日、私は倒れて緊急入院することに。キャンプに行く気満々だった夫は、私のせいで行けなくなったと機嫌を損ねてもう大変でした。処置が遅れていたら危険だったと医師に告げられても、夫は心配するのは自分のことだけ。「人の休みに倒れやがって」「旦那さまの休みを潰して申し訳ないと思わないの?」「ほら、いつもみたいに謝罪!」私をバカ嫁呼ばわりして、自分の迷惑をかけたことに対して誠心誠意謝れと……。矢継ぎ早に夫に責め立てられ、私ついにプツンと切れちゃいました。「いい加減にしろよ、カス」 わざと倒れたわけでもなく、しかも大切な命が助かったというのに、それはどうでもいい? バカ嫁だとか迷惑だとか、それって具合の悪い妻にかける言葉でしょうか。そもそも人の命と遊びの予定をてんびんにかけること自体、おかしい話……。私は夫にさらに反論しつづけました。 さよなら、クズ夫との人生!すると、夫は「自分は一家の大黒柱」「誰のおかげで生活できているんだ」と大威張り。もちろん私だって働いていますし、正直夫がいなくても、その点では生きていけるのです。 私は結婚こそしましたが、理不尽な扱いを受け入れたわけではありません。性格上夫に意見を言いにくかったところはありますが、言い返して面倒くさいことになるのが嫌で黙っていただけ。人が変わったように話す私に、夫はたじろいていました。もう彼のわがままな態度を我慢するのは限界だったのです。 この一件で何もかもどうでも良くなった私は、行動に出ました。まず始めに、夫の会社へ不倫の報告。実は夫は部下と不倫をしていたのです。クビや左遷、減給など何らかの処分が、2人に科されることでしょう。 そして、夫には離婚を宣言。これは決定事項で決して覆さないと伝えましたが、夫は回避したい様子でしたが、私に言い返されるようになって、夫は途端に口数が少なくなりました。この人は気弱な人間にしか強気になれないひきょう者だったのです。そんなクズ夫との生活も、もうおしまい。慰謝料を夫と不倫相手から受け取って、私は人生をやり直すのです。 ひとりになって、冷静に今までのことを振り返ると、夫にすこしでもやさしさや思いやりがあったのならばこんなことにはなっていなかったと思います。新しい人生では自分を大切にし、互いに思いやれるやさしいパートナーが現れたら最高です。 夫婦とは対等な関係。相手がしてくれることは当たり前ではありません。いつも感謝の気持ちを持って相手に接していきたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月12日共働き家庭のわが家ですが、家事はすべて私がやっていました。それなのに、夫は自分の身の回りのことまで指示をしてきて……。夫は朝、自分では起きることができず、私が出掛けに声をかけるのですが二度寝をし、遅刻の常習者になっていました。ゆえに社内での風当たりは強く、夫はそれを私のせいにしてくるのです。 このように夫は日々の生活でうまくいかないことがあると、すべて私のせいにしていました。常に私を頼り、悪いことがあれば私に怒鳴り散らす。その繰り返しなのです。俺をもっと支えろ?毎晩遅くまでゲームをしている夫。そのため朝起きられないのは当たり前です。大人なので自己管理をしっかりしてほしいのですが、それは自分でどうにかなる問題ではないと言い放たれておしまい。 夫は私に対して、自分をもっと気遣えと言ってくるのですが、私は外で仕事もし家事も全部請け負い、夫のこともかなり気遣っているはずなのに、これ以上一体どうすればいいのだろうと悩む日々でした。 こういう話になると、夫はいつも義母を引き合いに出し、妻は夫を支えるものだと強く主張。専業主婦の義母と共働きの私では状況が違うので、一緒にされても困るのですが、夫はその辺りをまったく理解してくれませんでした。 その上、私が夫の貧乏神になっているとまで言ってきたのです。前の会社を辞めたのは、私のせい。今の会社に就職することになったのも、私のせい。毎日仕事でうまくいかないのも、私のせいなんだそうです。 痺れを切らした私は「これからはもう何も言わない、しないと」宣言。すると「そういうことじゃない、もっと俺を支えるんだ!」 と怒り始める夫。そのとき初めて、私はこの人を支えることは無理だと強く感じ、離婚を意識したのです。支えきれない夫の素行に…ついに…そんなある日。また夫から連絡が……。「遅刻するのも出世できないのも全部お前のせいだ!」「ちゃんと夫を支えろよ!!」その日、夫は大寝坊したらしく「こんな時間になってしまった、どうしてくれるんだ」とわざわざ仕事をしている私に夫が連絡をしてきました。「クビになるのも私のせい?」「え、クビ……?」 実は私には、夫の働く会社に知り合いがいました。そもそも夫が再就職できたのも、私の紹介のおかげ。先日その知り合いから、私宛に「力及ばず申し訳ない」と連絡がきていたのです。 知り合い曰く、夫は遅刻ばかりしてやる気が感じられないだけでなく、仕事中も頻繁にサボり、適当な仕事をして取引先の人を怒らせたこともあったそう。その結果会社として損害を出すことになり、何度注意しても直らないため、いよいよクビにするしかなくなったようなのです。 ついに私は離婚を切り出しました。義母のように毎日出社まで面倒を見てあげることはできませんし、やる気のない人を出世させる自信もありません。大人と結婚しはずなのに、中身はまるで子ども。もう面倒は見きれませんでした。 夫はバカにされたとカッカし、離婚を喜んで受け入れてくれました。これで運気も上がる、すぐに出世するかもしれないと……。人生、後には戻れない数日後、やはり夫はクビを宣告されました。離婚してしまったので、ひとりでどうしていいかわからなくなった夫は、義母に泣きついたそうです。しかし、クビや離婚のことを含めこれまでの私たちの話を聞いた義母は、助けるどころか夫をしかり、連絡してくるなと言ったそう。 もう住む場所も次の就職先も、何もかも自分でどうにかするしかなくなったとき、夫はやっと私に謝る気になったようで、何でも自分でするようにするからと連絡がきました。すでに他人になり、これまで散々責任を押し付けられ、理不尽な文句を言われてきた私にとっては、これ以上の関わりは持ちたくありませんでした。 ただの甘えだったのか、彼がどうしても人に頼らざるを得ない性質なのか、今となってはわかりません。腹立たしさは隠せませんが、タイミング良く離婚を受け入れてくれて本当に良かった、縁が切れて良かったと、思うことにしています。そして次は自立した素敵な男性とめぐり会えたら、幸いです。 自分に起こったことはすべて「妻のせい」。そんな人には、仕事も人生も預ける気持ちや信頼は無くなってしまいますよね。多くの人から見放されてしまった今、夫には自分自身の行動を反省をしてもらいたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月11日私たち夫婦は共働きで、私は在宅ワークで仕事に励んでいました。タワマンに引っ越したのですが、それからというもの義母が毎日やってきて……。朝から晩までわが家に居座り、食事も三食ばっちり食べる義母。料理の味からおやつ、暇つぶしの雑誌に至るまで、私にとやかく言っては仕事を言いつけるため、私は在宅ワークに集中できず、困り果てていました。 義母に「訪問は夫のいる週末だけにしてほしい」と頼みましたが、聞く耳持たず。憧れのタワマンに息子が越したのに、その生活を体験すらさせてくれないのかと、まるで私が意地悪をしているかのような口ぶりをしてくる始末。 しかも在宅ワークを完全に見下しており……。私がしているのは小遣い稼ぎで、家賃から何から支払っているのは息子である夫だと信じて疑いません。夫に不自由ない生活をさせてもらっているのだから、その恩を自分に返すべきだと義母は主張していました。義母と夫に追い詰められる私義母の毎日訪問は、1カ月たっても収まりませんでした。それどころか、義母の要求は日に日にエスカレート。事前に家を空ける日を教えても関係なくやってきて、今すぐ帰ってこいと命令してくるのです。 夫にもお願いして、義母と話をつけてもらう約束でしたが、何も伝えていないようでした。それどころか、私にはほとんど稼ぎがないとうそを伝えているようで、義母は「ほぼニートの分際で偉そうに自分に指図をするな」とますます勢いを強めていきました。さらに「大黒柱の息子が家に来ていいと言っているんだから、あなたはそれに従いなさい……」とまで。夫は義母に「家に来るな」 ではなく、「家に来て」 と言っていたのでしょうか。 多分夫は母親に逆らえないがためにそう言っていたのでしょうが、私にはとてもショックでした。一応義母には、夫の言っていることは「事実ではない」と伝えましたが、息子は自分にうそはつかないと案の定信じてはもらえませんでした。そしてその数週間後には、私は家を追い出されることになるのです。我慢の限界!事実を突きつけた結果…義母から家を追い出された私は、ホテルで暮らしていました。心配するふりをして連絡をしてくる義母。我慢の限界になった私は、家を出る時点で離婚を決意しており、その後義母に事実を突きつけることにしました。 「寄生虫の嫁がいなくなってすっきり!」「これからは息子のお金で悠々自適に暮らすわ♡」のんきに喜んでいる義母へ尋ねてやりました。「夫の預金残高、見ました?」そもそもどうして、夫に金銭的余裕があると思っているのでしょう。タワマンに引っ越したのも、義母への誕生日プレゼントが豪華になったのも、すべて私と結婚してからです。私とただ結婚したからって、急に稼ぎが良くなるはずはありません。それなのに、どうして疑問に思わなかったのでしょう。 そこで私は、夫の稼ぎが同年代の会社員より下であること、通帳にはほとんど残高がなく、タワマンの家賃も私が出していたことを暴露しました。しかしいつもどおりスルーする義母。このとき離婚も勧めてきましたから、素直に同意しました。言われなくても、するつもりでいましたけれど。 ところがこの後、事態が急変。私が家を出ることになり、離婚にも同意していると聞いた夫が、義母に激怒したのです。それはそうでしょう。生活のほとんどをまかなっていたのは、私の稼ぎなのですから。私を失うことは、生きていけなくなるのと同じなのです。夫からようやく真実を聞き、私に家に戻るよう言ってくる義母ですが、今さら手のひらを返されたってもう遅かったのです。悠々自適に暮らすとは…?しつこく家に戻るよう連絡してくる義母でしたが、私にはまったくその気がありませんでした。今回の一件で、夫にもすっかり愛想をつかすことになりましたから。実母に注意もできなければ、パートナーである私の味方にもなってくれない。そんな夫に幻滅しました。 義母は、私が戻らなかったら一生恨むと夫に言われたそうです。義父に先立たれ、ひとり息子にそっぽを向かれたら生きていくことができない、助けてほしいと泣きついてきた義母ですが、私は彼女を許すことはできませんでした。 弁護士を立て離婚が成立した後も、なんだかんだ連絡をしてきた義母ですが、私は連絡先をブロック。夫の今の生活も、よく知りません。タワマンから実家へ越し、自分を不幸にした母親を恨み、こき使っているという話は風の便りに聞きました。私は二度と関わるつもりがありませんから、彼らのことをもうそれ以上知ろうとすることはないでしょう。 今は自分の新しい生活を満喫すべく、好きなことを楽しみ、ゆっくり新しい幸せを探していこうと思います。 義父を亡くし、息子だけが頼りという義母の気持ちもわからなくはないですが、結婚した2人の夫婦の家に連日訪れるのは、妻にとってはかなり負担のあることのはず。しかも家で仕事をしているワケですから、1日中ずっと気が抜けませんよね。それに夫が味方になってくれなかったのはとてもつらかったでしょう。見栄を張っても嘘はバレるもの。夫には嘘や見栄を張ったことで、自分にとって大切なものを逃したのだと気づいてもらい、反省してもらいたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月10日髪のうねりに悩んでいる私。うねりを伸ばすためにヘアアイロンを使っています。ですが、時間がたつとうねってしまう、そんな私の体験談です。ヘアアイロンを通すたびにうねる髪毎朝、ヘアアイロンなどを使って一生懸命にセットするのですが、時間がたつと必ずうねってしまいます。ヘアアイロンで髪をストレートに伸ばしているはずなのに、私が不器用なせいもあるのか、なぜかアイロンを通すたびに髪がうねっていくのです。特に後頭部の髪が扱いにくく、うまくいきません。美容師のアドバイスどおりに実践できず美容院に行くたびに髪のうねり対策についてスタイリストさんに相談しています。そのときは美容師さんのアドバイスに「なるほど」と納得。でも、いざ自分でおこなおうとすると、なかなか美容師さんの言うとおりにはできずにいます。いろいろトリートメントを試してみるも…そもそも髪に潤いが足りないのかな?といろいろなトリートメントを試してみるものの、どうやっても髪がまとまりません。ずっと、きれいにまとまる髪に憧れを抱いています。まとめストレートアイロンなら簡単に髪をストレートにできるはず!と思って購入しましたが、くるくるドライヤーのように使えるタイプのアイロンのほうが扱いやすかったかなと思っています。それでもうねりのない髪を目指して、ストレートアイロンをうまく使えるように練習していきたいと思います。(30代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月09日投資を始めてからというもの、夫の金遣いは荒くなり、態度も横柄に。年中二日酔いで出社したり、会社員を辞めようとしたりしていました……。勝っているときは気が大きくなり、マイナスが続くと私に当たり散らす夫。もっと勝って豪遊させてやると言いますが、私は夫婦2人でつつましく、小さな幸せを楽しめる時間さえあればそれでよかったのです。 最近は外食続きで、毎晩飲酒。先日の健康診断であまり良くない結果が出ていたので、たまには家でゆっくりご飯を食べてほしいと思っていました。崩壊への序曲ついに恐れていたことが起こりました。夫が生活費に手を出し始めたのです。それは絶対にやらないと約束していたはずなのに、夫は投資に一喜一憂、左右され、冷静な判断が取れるとは思えない状況でした。 夫の場合もう投資ではなく、ギャンブルになってしまっていたのです。稼ぎのない専業主婦の私にはお金のことをあれこれ言われたくないらしく、二度と口を出すな、指図するなと怒鳴り散らされる始末。 そもそも専業主婦になるよう私に求めたのは、夫。それなのに、今になって稼ぎがないことを指摘されるとは、とても心外でした。挙げ句、専業主婦は旦那さまに尽くして当然、黙って家事をして感謝して生きろと言われ、許すことができず、私は心を決めました。ついに切られた火蓋ある日、夫からメッセージが届きました。帰るコールのつもりらしいですが、まるで命令。「おかずは5品以上、風呂掃除もやっとけよ」「それがお前の役目だからな」「あんた、誰に物言ってんの?」「は? なんだお前」 返事をしたのは、私の隣にいる義母。実はすこし前から離婚の相談をしていたのです。今日も義実家でその話をしていたのですが、タイミング良く夫から連絡が来まして……。 私たち夫婦のメッセージ履歴を、義母にはすでにくまなくチェックしてもらっており、そのためもう黙ってはいられないと思ったのでしょう。それに夫は、私の手術代と言って義父母から借金までしていたのです。うそをついて借りたお金を投資につぎ込んだと知った義母は、カンカンでした。 その義母は離婚に賛成しており、息子である夫には今までの行動を反省してほしい、妻の私をどれだけ傷つけてきたか考えてほしいと、夫にしっかり叱ってくれました。「主婦は家政婦じゃないのよ、家事だけしてもらいたかったら本職の人を頼みなさい」 そう言ってくれたときには、本当に胸がすっとしました。やや後味の悪いフィナーレですが…夫との話し合いは、難航を極めました。なにせ投資の勝ち負けに合わせ、その都度発言が変わるのです。勝っていれば離婚にはあっさり同意するのですが、これは自分の金だと財産分与をしぶり……。負けが続けば借金がかさむので、返済金目当てで復縁を迫ってきたのです。 私は夫とやり直すつもりがなく、このまま離婚届にサインがもらえないなら離婚調停の準備をしようと思っていました。しかし義母が介入してくれたおかげで、なんとかその前に離婚が成立。 元夫は結局自己破産し、両親には今まで買い求めてきた金目の品々を取り上げられました。それらを換金することで、義父母はだまされて渡したお金を無事取り戻せたと言います。それを聞いて、私もほっとしました。 自己破産後私は元夫から謝罪を受けましたが、その際また復縁を迫られ……。まだ人を頼ろうとしているのが見え見えでしたから。夫の本性を知った今は、離婚できて本当に良かったと心から思います。 義母の紹介で仕事を再開した私は、充実した毎日を過ごしています。それに投資を学ぶスクールにも通い始めました。投資は、やる人を選ぶ資産の増やし方だと思います。私たち家族は投資に振り回されましたが、決して投資自体が悪いわけではありません。夫には合わない方法でしたが、私はしっかり勉強して、身の丈に合った投資をマイペースにやっていこうと思います。 投資は資産を増やす一つの方法でもありますよね。ただ、それで資産を溶かしてしまっては本末転倒。夫はお金も家族も失ってしまいました。身近な幸せに感謝できるように生きていきたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月08日元夫の浮気が原因で離婚して早数年。私は再婚して、今の夫との子どもを出産するための準備を進めていました。そんなある日、出産を控えた私のもとに、元夫を略奪した女性から「もういい加減にしてよ!」「彼はもう私の旦那なの!復縁しようなんて思わないことね!」と怒りの電話が。離婚したっきり、元夫とは連絡を取っていないというのに……。 元夫の現妻によると、毎日私から手紙が届いているとのこと。しかも、郵便切手は貼られておらず、直接ポストに入れに来ているそう。それだけでなく、インターホンを1時間以上鳴らされたりと、彼女はだいぶ参っている様子でした。 身に覚えのない手紙しかし、私にはまったく身に覚えがありません。手紙なんてここ数年書いたこともありませんし、そもそも浮気男との復縁なんてしたくもないです。それに、元夫たちの住んでいるところも知りませんし……。 そう説明しても、頭に血がのぼった彼女は聞く耳を持ってくれません。防犯カメラの設置をすすめてみたものの、「なんで犯人があんただってわかってるのに、わざわざ高い金を出してそんなもの設置しないといけないのよ!」「未練たらしく復縁なんて求めてんじゃないわよ!このブス!負け組女!!」と言いたい放題。 さらには、「彼のことはもう金輪際諦めてちょうだい!」「次手紙なんて入れたら、あんたの家に殴り込みに行くからね!」と言ってブチっと電話を切ってしまったのです。 心配性の夫元夫の現妻との電話でモヤモヤしていた私は、帰宅した夫に先ほどの話をすべて打ち明けることに。 すると、「実は……」と切り出した夫。「ここ最近、君の元旦那からの電話がしつこいんだ……」と話し始めました。 夫によると、元夫は私が再婚しているのを知らなかったようで、とても驚いていたそう。にもかかわらず、「直接会って話がしたい。俺はあいつともう一度やり直したいんだ」と何度も電話をかけてくるのだそうです。 妊娠中の私を心配した夫は、電話をすべて自分に転送するように設定。さらに、元夫が家に来ることも考え、玄関に防犯カメラを設置していたのです。 夫の気遣いに胸が熱くなった私。そこからは話題を切り替え、2人で入院準備を進めたのでした。 略奪婚の末路翌日――。 またも元夫の現妻から私のもとに電話が。いやいやながら出ると、「もう本当にいい加減にして!何度嫌がらせをしても無駄なんだからね!」といきなりヒステリックに叫ばれました。 彼女によると、今朝またも変な手紙とインターホン攻撃にあったそうです。犯人が私だと決めつけて、責め立ててくる元夫の現妻。何度も冤罪だと言っているのに……。 「次家に来たら本当に警察に通報するからね!」「彼がブスの元嫁に戻るわけないでしょう!」「私、入院中ですけど」「え?」 呆気に取られた様子の彼女に、私が再婚して子どもを妊娠していることを告げました。もちろん、今朝無事出産したこと、その動画があることも。 続けて、元夫から私の夫のもとに何度も「復縁したい」と連絡が入っていることも話しました。言葉を発さなくなってしまった彼女に、「犯人は私じゃないってことはわかったわよね?」「手紙の内容から考えるに、女関係のトラブルだろうからまずはあなたの旦那とよく話し合いなさい」と言って、私は電話を切りました。 これはあとから聞いた話なのですが、その頃夫は元夫と対峙していたそう。夫の読み通り、元夫は私たちの家に来たのです。 夫によると、元夫は私と別れて現妻と結婚してからも女遊びをやめていなかったそう。しかも、その浮気相手のうちの1人がなかなか重い女性だったようで、どうしようもなくなって私にすがろうとしていたとのことでした。夫はこの様子を録画。音声も入っているので元夫の浮気の自白証拠がとれているのです。 「元嫁だから助けてくれるはずだ」「頼むから会わせてくれ」と泣き落とし作戦に出た元夫でしたが、夫が「防犯カメラの映像と音声を全部今の奥さんに見せますよ?」と言ったら、慌てて逃げだしたそうです。 その後――。 現妻の方は「離婚する!あんなろくでもない男を私に押し付けた責任を取って、お前が私に慰謝料を払え!」と斜め上の発言をしてきたりしましたが、私はまったくの無関係。どうやら元夫の家に浮気相手の1人が包丁を持って乗り込んでくるなど、元夫と現妻は散々な目に遭った様子。 「あなたの旦那さん、その子以外にも複数人浮気相手がいるわよ?」「証拠を持ってるけど、そんなこと言われるなら無料であげるのやーめた☆」と言って連絡を遮断。その後、元夫と現妻と連絡を取り合うのは夫のみとし、私は生まれたわが子のお世話に専念しました。 しかし、うちの夫が防犯カメラの映像をちらつかせたところ、現妻は言い値で買い取ってくれました。その証拠映像をもとに、現妻は元夫と離婚して、夫は現妻に慰謝料をたっぷり請求されることでしょう。自業自得です。私は2人のことは忘れて、いつも私を気にかけてくれるやさしい夫と一緒に、わが子に愛情をたっぷり注いで穏やかに暮らそうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月07日元夫の浮気が原因で離婚して1年。穏やかに過ごしていた私のもとに、突然元夫から「この浮気女が!俺と復縁する約束だっただろ!」と怒りの電話がかかってきたのです……。「俺という存在がありながら、見知らぬ男と仲良さそうに食事をしていただろ!?」「あれは立派な浮気だぞ!復縁予定の俺がいるっていうのに……」と元夫から言われ、私はあ然。恋人もいませんし、そもそも元夫と復縁の約束なんてしていないのです……。 復縁予定なんてありませんが!?「俺から慰謝料を受け取っただろ?慰謝料を受け取ったってことは、すべて許して俺と再婚するってことだ」「俺、離婚して初めてお前の大切さがわかったんだ……浮気して傷つけたことをすごく後悔したから、お前の言い値で慰謝料も払ったし、この1年間浮気相手と別れるためにがんばってきたんだ」 「なのに、お前ときたら、他の男と再婚なんかしやがって!」と息巻く元夫。いやいや……そもそも元夫の浮気で別れましたし、元夫はなんだかものすごく自分に都合の良いように考えている気がするのですが……。 「この浮気女が!」「俺を裏切ったこと、後悔させてやるからな!」「は?私、独身だけど」「え?」 そもそも恋人すらいないのですから、浮気も何もありません。直近で一緒にごはんを食べた男性というと……弟でしょうか。海外赴任が長く、元夫とは顔を合わせたことがないので、勘違いするのも無理はないかもしれません。 「え……弟くん?浮気相手とか再婚相手とかじゃなくて?」と拍子抜けした様子の元夫。 「あんたとの離婚に懲りて、男を作る気力すらわかないわよ」「もちろんそんなあんたとの復縁も絶対にありえないからね」と言って、私は電話を切り上げました。 浮気相手からの連絡翌日――。 昨日は厄日だったのかなぁ……と思っていた私のところに、今度は元夫の浮気相手からの電話がかかってきました。 「こんなのってひどいです!せっかくあなたから彼を奪ったのに、なんで私から奪おうとするんですか!」とこれまたお怒りの様子。はぁ、頭が痛くなってきました……。 昨日の元夫との電話同様、「私は復縁なんてしない」「そもそも浮気が原因で別れた男とヨリなんて戻すつもりはない」と説明。 「でも、彼があなたとヨリを戻すからって……別れを切り出されて……」「私のおなかには赤ちゃんだっているのに……」と言いながら、泣き出してしまった彼女。なだめながら事情を聞くと、彼女は2カ月後には出産予定だそう。元夫も最初は妊娠を喜んでくれていたものの、彼女の実家に連れて行ってからは冷たくなり、「やっぱり別れる」と言い出したのだとか。 彼女の実家は田舎の農家さんで、略奪婚や妊娠のことをこころよく思っていないそう。それでも彼女の父親は「うちの婿になるなら結婚を認めてもいい」と言ってくれたのだそうです。 しかし、元夫は「実家がこんな田舎だなんて聞いてない」「俺は農業なんてしたくない」と嫌がったと言います。私とヨリを戻すと言えば彼女が諦めると思ったのでしょう。 「略奪なんて馬鹿なことをしたって自分でもわかっています」「でも子どもができて、これからはこの子に恥じないように生きていこうって覚悟を決めたところだったのに……」としゃくりあげながら話す彼女。思うところはありますが、妊娠中の彼女を捨てた元夫に腹が立って仕方がありません。そこで、私と彼女は一計を案じることにしたのです。 元夫の引き渡し数時間後――。 またも元夫から電話がかかってきました。「今度2人でごはんでも食べに行こうぜ!」「ヨリを戻す前にまず仲直りしないとな!」とまたも自分勝手な発言を繰り返しています。 「ヨリも戻さないし、仲直りもしないわよ」と言っても、「またまた~、独身なのも俺を待つためだからだろ?」と自分に都合の良い解釈ばっかり。もはや嫌悪感すら覚えます……。 私の声のトーンが低くなったのを感じ取ったのか、焦ったように「お願いだ、たった1回でいい、10分でいいから直接会って話がしたい」と言い出した元夫。そこで、私は「これで私に連絡をするのが最後って言うなら会ってあげてもいいわよ」「明日駅前のカフェで、朝10時に。1分でも遅刻したら許さないわよ」とだけ告げて電話を切りました。 翌日――。 喜び勇んで朝の10時前に指定のカフェにたどりついた元夫を待ち構えていたのは……浮気相手とそのご両親。私は浮気相手の方に協力して、元夫をおびき出したのです。 その後、元夫は「責任を取って結婚するか、毎月子どもの養育費として20万円払うか選べ」と言われ、しぶしぶ結婚を決めたそう。婿になった元夫は朝から晩まで農業とはなんたるかを叩き込まれているそうです。 一方、浮気相手は無事に元気な赤ちゃんを出産。元夫同様、肩身の狭い思いをしているようですが、それでもひたむきに前を向いてがんばっているそうです。元夫については連絡先はブロックして、彼女と赤ちゃんのことはひっそりと応援していこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月07日持病を抱える母の面倒を見ると言って、実家に戻った妹。実家は古めですが部屋数のある大きな家で、妹は母の面倒だけでなく、実家の掃除などもするという条件付きで、仕事を辞めて戻ってきました。私たち姉妹は独身。私は会社員をしながら、ひとり暮らしをしていました。 妹は数年前に退職し、無職の身。行き場を失って、実家で母の手伝いをしながら、家の掃除などに励む予定だったのですが、結局のんべんだらりと勝手わがままに暮らし、母の手伝いはせず、反対に面倒を見てもらっているありさまでした。寄生虫のような妹自分ではほとんど働かず、人に依存して生活する妹には、母も私もほとほと困り果てていました。母が骨折して体が不自由になったときも、なんら妹の態度には変わりなく……。 母の介護をする約束で実家に帰ったにもかかわらず、現状は私が助けないとどうにもならないという状況でした。私は仕事があるので、平日はあまり手伝いができませんが、母がリハビリに行くためのタクシーを手配をし、週末には実家に泊まり込んで、排泄の介助などのお世話もしています。 これまで母には散々世話になってきたので、私は手伝いや介護ができてうれしいのですが、妹にはそういう気持ちがないよう。そればかりか妹は自分がラクをすることばかり考え、食費まで母に請求。私は妹から再就職のための支援金を頼まれ、数十万円貸していました。恩知らずな態度の数々に…いくら言っても、妹の態度は変わらず、外泊して母をひとりにすることも多かったよう。妹が数日帰っていないと母から聞いた私は「ちょっと説教してやろう」と思い連絡をしました。すると「もう家には帰らない」と言い出して……。なんと交際1カ月の相手と、結婚するというのです。「御曹司と結婚するからボロ実家はあげるー!」「お母さんの介護もよろしく」私は耳を疑いましたが、妹は本気で言っているよう。母親も実家も、後から望んでも手に入るものではないのに……。「絶対後で返さないよ?」私が確認すると、妹はとんでもない発言で返してきたのです。「いらないよ、そんなゴミ」 妹の言っている男性はかなり怪しい雰囲気を感じていました。「だまされているのではないか」と心配し、尋ねると、妹からは「先に結婚し、玉のこしに乗る自分をねたんでいるのだろう」と言われてしまいました。とんだ言いがかりをつけられ、あきれた私は、今後何があっても妹のことは助けないと宣言したのでした。家族のゴミを掃除せよ結局、妹はあっという間に戻ってきました。あれだけ大口をたたいたのにもかかわらず、やっぱり詐欺師に引っかかっていたという……。これからは心を入れ替えると言っていますが、まったくもって信じられません。 実家は母ひとりになったので売りに出し、すでに買い手もついていました。妹の自由にできる家はもうありません。母は介護サポート付きのマンションに引っ越したと伝えると、私の家に押しかけようとしてきました。そもそも私の現在の住所を妹は知りませんから、現実には押しかけてこれなかったのですが……。 妹はしっかり借金まで背負わされていて、その返済に困っているようでした。家を売って得たお金を狙ってきましたが、これは母の今後の生活費。私は、病気やけがで弱っている母のことをゴミ扱いした妹を決して許せないので、当たり前ですがお金を貸すこともありませんでした。 あんな妹でもずっと心配し気にかけていた母ですが、今はさすがに妹をブロックして連絡が来ないようにしています。その後、何度もアタックしてきた妹ですが、私がしばらく無視をしているとパタリと連絡が途絶えました。とうとう携帯電話の料金すら支払えなくなったようです。もう今はどこで何をしているかわかりませんが、少しだけでも心から反省してくれていたらいいなと思っています。 母はまだどこか妹を心配しているようですが、すこしずつけがも回復してきているようですし、これからは親子2人でのんびり楽しく過ごしたいと思っています。 何度チャンスを与えられても、自分から捨ててしまえば信用を失うのは当たり前。あったばかりの男性を信じ、家族を捨てるとも取れる発言を残した妹には、家族から愛想をつかされてもしょうがないですよね。お母さまのケガも順調に治ってきているようですし、これからは親子で穏やかに過ごしてほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月07日デザイナーである私の夫を見下している妹夫婦。私たちの結婚式当日にドタキャンの連絡をしてきたのです――。結婚式を控えた私のもとに、妹から「お姉ちゃんの旦那って年収100万円以下って本当?」とメッセージが。 夫を馬鹿にする妹「よくそんな無職みたいな底辺男と結婚したね」「うちの旦那は飲食店経営してて、まだ25歳なのに年収1000万円もあるのに」とマウントを取ってきた妹。人の旦那を馬鹿にしてあざけり笑うなんて……。 「お姉ちゃんもせっかく結婚できたのに苦労するね~」と言ってきた妹に怒りを通り越して呆れた私は、勝手に言わせておくことにしたのでした。 それからしばらく経ち――。 打ち合わせから帰宅した夫が「もしかして僕って義妹ちゃん夫婦に嫌われてるのかな……」とポツリとこぼしました。肩を落としている夫に事情を聞くと、焼肉屋で仕事の打ち合わせをしていた時に、妹夫婦に会ったのだそう。そして、夫の仕事の関係者がお手洗いに立った時に、夫は妹からひどい言葉をかけられていたのです……。 「収入が少ないのにこんなところでごはん食べていいんですか?」「ここは無職のような人が来ていいような価格の店じゃないですよ?」「あっ、もしかしてたった1皿だけ頼んだんですか?」 妹の夫も妹同様、私の夫を見下していたそう。夫はすごく恥ずかしくなり、肩身の狭い思いで帰って来たそうです。 「あなたは立派なデザイナーよ!あなたは何も悪くないからね!」と言って、私は事情を説明。デザイナーとして駆け出しだった頃、たしかに夫の年収は100万程度でした。しかし、今では大きな広告のデザインを担当するほどの売れっ子デザイナー。そうとも知らず、妹夫婦は夫の年収がいまだに変わっていないと思い込んでいるのです。私の話を聞いて、夫はほっとしたような顔をしていました。 「ところで、いつもの打ち合わせならカフェなのに、なんで今日は焼肉屋だったの?」と聞くと、夫の顔がぱぁっと輝きました。 「よくぞ聞いてくれました!実はね、大きなショーのデザインを僕が手掛けることになってさ!そのお祝いも兼ねて焼肉屋で打ち合わせだったんだよ!」 それを聞いて私は飛び上がって大喜び!家でも盛大にお祝いするべく、その日の夕食は腕を奮いました。 妹夫婦、ドタキャンそして、待ちに待った結婚式当日――。 もうすぐ式が始まると言うのに、妹の姿が見えません。妹に電話をかけてみると、「あ、ごめーん!私たちは今日の結婚式に行かないから」とドタキャン宣言。 「無職みたいな人との結婚がうまくいくわけないし、すぐに離婚することになるでしょ?」「なのに数万円もご祝儀包むなんてもったいないじゃない」 妹の罵詈雑言は止まりません。 「お姉ちゃんには悪いけど、お祝いする価値のない結婚式なんだよねw」「ご祝儀の無駄だから欠席でよろしくw」「わかった、絶対来ないでね」「だから行かねぇよw」 「底辺無職との結婚式なんて、招待客誰も来ないんじゃない?」「他にもドタキャンする人多そ~」と妹。そこで、私は真実を教えてあげることにしました。 「逆にたくさんの人が来すぎて大変よ?」「招待状を送ってもいないのに『せめてショーのデザインをしてくれる先生にご祝儀だけでも』ってやってきてね」「電報の数もすごいし、こんなことになるなんて思わなかったわ……」 「え?ちょっと待って?先生って何!?ショーって何!?」と慌て出した妹。 ショーの説明をすると、ショー自体は妹も知っていたようで、「嘘……そのデザインを担当するの……!?」と非常に驚いた様子。呆気に取られている妹に、「もうそろそろ式が始まるから、あなたたちの席はスタッフさんに頼んですぐに撤去してもらうわね」と言って、私は電話を切りました。 人を馬鹿にした妹夫婦の末路1時間後――。 式を終えた私のスマホには、妹から何件も不在着信やメッセージが入っていました。 「ちゃんとご祝儀も持ってきたから中に入れて!」「うちの旦那も連れてお祝いしに来たのに!」 私の夫が人気デザイナーであることを知って、手のひらをくるっと返してきた妹夫婦。しかし、さんざん私の夫のことを「底辺」と馬鹿にしてきたことを忘れられるはずがありません。 「中に入れてくれないなら、ネットで『人気デザイナーとその嫁はとっても冷たい人だ』って書き込んでやる!」とついには脅しに出てきた妹。 しかし、実はネットで炎上しているのは妹たちの方なのです。ショーを担当することになって受けたインタビューで、夫はこの間の焼肉屋での一件を自虐ネタとして話し、その記事がネットで拡散。「最低な義妹さん夫婦ですね」と叩かれまくっているのでした。 1時間後――。 妹の旦那と妹は式場前で激しく口論。ネットで自分たちが叩かれていることを知り、互いのせいにして夫婦喧嘩に発展したよう。 あまりに騒々しいので、私が「これ以上式場前で騒ぐなら警察を呼ぶからね!」と脅すと、2人してすごすごと帰っていきました。 その後、妹夫婦は険悪な仲に。今では離婚に向けて話し合いを続けているようです。 一方、私と夫は相変わらずのんびり暮らしています。人のことをあざ笑っていると自分に返ってくるのだなと今回の出来事を通して思いました。妹を反面教師にして、私は人の良いところを見つけられる人間になりたいと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月06日突然私のもとに「旦那さんと1年前から付き合っています♡」と謎の女性からメッセージが。私の夫は3年前に亡くなっているはずなのですが……。 「彼、仕事って嘘をついてずっとうちにいるの♡」「略奪って奥さんにバレるかバレないかがスリル満点でおもしろいのに、あんた鈍すぎて全然気づかないから教えてあげたわ♡」と、浮気しているにもかかわらず、なぜか勝ち誇った様子の彼女。 相手をお間違えではないでしょうか?しかし、うちの夫は3年前に不慮の事故で亡くなっていて、私はひとり娘と2人暮らし。きっと人違いでメッセージを送って来たのだろうと思いながらも、老婆心で「人から奪うことで満たされるなんて、心が疲れているんじゃないかしら?」と尋ねてみました。 すると、彼女は「思ってた反応と違うんだけど!?」「怒ったり泣いたりしなさいよ!!」と激怒してしまったのです。 義弟のたかり1週間後――。 あれから、夫の浮気相手を名乗る女性からの連絡はありませんでした。穏やかな生活に戻ったと一安心したのも束の間、今度は義弟から電話が。 「お義姉さん!お願いがあるんだけど!!」 この義弟は、私の頭痛のタネ。何かにつけて、夫の遺産をよこせと言ってくるのです。 「兄貴が亡くなってから3年も経つのに、お義姉さん働かないだろ?それだけの遺産が手元にあるってことだよね?」「うちって子どもが3人もいるじゃん?なのにこの不況で俺も嫁も給料が減っちゃって……助けてくれない?」 義弟のところの3人兄弟は、みんな夫と私に懐いていました。私にとっては甥っ子たちは実の子ども同然。 「甥っ子ちゃんたちのためなら……」と言った私に、食い気味に「じゃあこれから月30万よろしくね!」と返してきた義弟。私は要求された金額の多さに、思わずあ然としてしまいました。 夫の遺産は残っているものの、そんなにたくさんはありません。それに、夫が残してくれた大切なものですから、私は大切に切り崩しながら使っているのです。義弟は働いていないと思い込んでいたようですが、私は在宅ワークの仕事をしています。 それを説明すると、義弟は「マジかよ……てっきり数千万くらい持ってると思ってたのに……」とあからさまにがっかり。しかし、次の瞬間、またも耳を疑うようなことを言ってきたのです。 「お義姉さん働いてるなら、いっそのこと遺産いらなくない?全部俺にちょうだいよ!」「お義姉さん若いんだし、次の男をとっとと見つけるべき!そのためにも兄貴を思い出すような遺産は俺が使ってあげる」 あまりの言いように、さすがの私もカチンと来ました。「ふざけないで!私は再婚するつもりなんてない!」「悪いけど、夫の遺産はあてにしないで。代わりに私の友だちに優秀なファイナンシャルプランナーさんがいるから、資産管理とか家計の相談に乗ってもらえるように取り計らうから」と言うと、義弟は「下手に出てお願いしてやってるのに……」と怒って電話をブチッときりました。 浅はかな浮気女と義弟の末路3日後――。 またも謎の女性から私のもとにメッセージが。今度はご丁寧に浮気の証拠となるような写真付きで送られてきました。 「今回のは応えたでしょう?」と文字からもニヤニヤしているのが伝わってきます。私の泣き顔を見たいがために、慰謝料覚悟で写真を送りつけるなんて……呆れるしかありません。それに、私はその写真を見てあることに気付いてしまったのです。 「旦那の浮気相手に舐められてるのにどうして怒らないの!」「少しは泣いたり悔しがったりしなさいよ!」「夫は3年前に亡くなったので」「え?」 「でも…彼のスマホの電話帳にあんたの名前があったし……後ろに(嫁)ってつけてたし……」と勢いを失った彼女に、私は真実を明かすことに。 「私、彼の義理の姉なの。つまり彼の兄の嫁なのよね」 彼女が送ってきた写真に写っていたのは、義弟でした。義弟が浮気していたなんて……というか、義理とはいえ身内の浮気写真を見るのはなかなかキツイものがありますね……。 「う、嘘!私ったらなんて勘違いを……!」と慌てる彼女に対し、私は「大丈夫、気にしないで!」と明るく返しました。 「あなたたちの浮気のことはちゃんと私から奥さんに伝えておくから!」「なかなか彼の奥さんに気付いてもらえないって嘆いてたもんね、ちゃんと浮気写真も全部まとめて送っておくし、弁護士さんも紹介しておくから!」 義弟はともかく、義弟の奥さんはとてもやさしくて良い人なのです。私が夫が亡くした時もずっと寄り添ってくれていました。だから、今度は私が助ける番! その後――。 私から義弟の浮気を聞いた奥さんは、すぐさま弁護士を立てて離婚。義弟からは生活が厳しいと聞いていましたが、奥さんの年収は1,000万円超。義弟は自分の給料をほとんど浮気相手に貢いでいたそうで、貯金0。義弟からは「お前のせいで離婚する羽目になった!お前が代わりに慰謝料と養育費を払え!」と逆ギレされましたが、無視しました。 羽振りの良い義弟をお金持ちだと思い込んでいた浮気相手からも、「思ってたのと違う!!」と連絡が来ましたが、自業自得でしょう。浮気相手のご両親も事情を知って激怒し、浮気相手と義弟を無理やり入籍させて監視下に。毎日罵り合っているそうですが、私は似た者同士でお似合いカップルだと思っています。 前々から義両親と仲の良かった義弟の元奥さんは、甥っ子ちゃんたちを連れて義実家へ。義両親のサポートを受けつつ、仕事に励んでいるそう。私も時折娘と義実家に顔を出し、甥っ子たちと遊んでいます。夫の面影を感じられる甥っ子たちと遊ぶ時間は私にとって癒しです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月06日結婚してから、何一つ自分でやってこなかった夫。子育ても義母の介護も、すべて私任せでした。暴言に耐えた20年。義母も亡くなり、次女も大学に入学することになり……。夫は、外で働いている自分が1番偉いと思っており、家族は自分の施しで生活できているんだと大口をたたいていました。世間体を気にして、私が働きに出ることを拒否しただけなのに……。 実は、私たち家族は夫の知らないところで、義母から援助を受けていました。私が体調の悪いとき子どもたちの面倒を見てくれ、これまでいろいろと私のことを気遣ってくれた義母も、昨年他界。先日一周忌を終えたのですが、夫は法事に出席せず。親戚からは、苦言の嵐でした。私は夫に「法事には参加したほうがよいのではないか」と指摘したところ、夫は「厄介者がいい気になるな」と激怒する始末。 私は、夫婦は対等だと思っていました。一緒になってもう20年、そろそろ自分の気持ちをはっきり伝えても良いのではないかと思い、思い切って話したのですが、夫には何も伝わらなかったようです。ついにXデーがやってきた!自分に正直になろうと努め始めた私は、前より夫と衝突することが増えました。夫は、専業主婦である私がいつでも何でも夫の思い通りに動けると思っており、私の都合を考えません。その上、私の洋服を1枚買っただけで無駄使いだとののしります。化粧品も、私が使っても無意味だと言って捨ててしまいました。そのくせ私の身なりに文句をつけ、人に紹介できるほどの嫁じゃないと会社の人たちにすら紹介してくれませんでした。 その後夫の暴言は、今まで以上にエスカレートしていき、「結婚したのは間違いだった」「子どもは女ばかりでがっかりだったし、すぐに老けてババアになって、今じゃ口答えしかしない」と……。どれだけ俺の人生を邪魔したら気が済むんだよと言われたので、今後はできるだけ関わらないようにすると言ってやりました。そして、本当に夫に対しては何もしないようになり……。 ある日、会社の人が来るからと食事の用意をするよう命令されましたが、当然無視。すると、恥をかかされたとまた怒る夫。その腹いせに、私の留守中、私物を一切合切捨てられてしまいました。 「20年も俺の家に居座りやがって」「子どもも大きくなったしもう出てっていいぞ」事実上の離婚宣告ということでしょう。夫としては、私が泣いてすがるとでも思っていたのでしょうが、そんな気持ちは一切ありませんでした。何しろ、そろそろ離婚しようと思って私も準備していたのですから。夫の誤算「そこはお前の家じゃねーよ」私が思わず言った言葉は、夫にはピンときていなかったようですが、1カ月後、元夫が怒りの連絡をしてきました。自宅から退去する手紙が来た、家の名義が私になっているのはどういうことだと言うのです。 家が私の名義になっている理由は、今までの夫の行動を見た義母が、私を気の毒に思っていろいろとしてくれたのです。家の名義変更もその1つでした。夫が最終的に私を追い出すこともわかっていたようで、そうなった場合には家を売って自由になりなさいと遺言に残しておいてくれたのです。息子よりも嫁である私をかわいがり、大事にしてくれたこと、感謝してもしきれません。 夫は家を戻してもらえないとわかると、今度は金銭を要求してきました。引越し代と言いますが、何百万円もの大金を要求。そもそも貯蓄がないのは夫が飲み歩き、散財するのがいけないのですが。夫がこれほどまでに、お金をほしがるのには「娘から聞いた話」が関係しているのかもしれないと思うようになりました。幸せあふれる関係作りを…娘の友人が勤めるキャバクラに元夫が通い詰めていると聞いたのは、この件より前のこと。夫はとあるキャバ嬢に入れ込んでいて、夫からは「今までのことは謝るから金を貸してくれ」と言われました。 今まで義母に援助してもらって何とかなっていたわが家ですし、平然とそんな状況を作り続けていた元夫ですから、当然のことお金など貸せるわけがありません。義母の遺産が少ないと文句を言っていましたが、散々援助してもらった挙げ句の遺産ですから、当たり前のこと。 若いころはいつか変わってくれると信じてたけれど、長年一緒にいてそれは無理なことだと理解しました。私の人生にとって邪魔者だったのは元夫だったと、今ならはっきり言えます。 結局元夫は、親戚にも借金を頼み込んだようですが、法事の一件もあり、皆から断られたと聞きました。案の定ひとりで生活することすらままならず、私のもとに助けを求める連絡が来ますが、すべて無視しています。私のありがたみがようやく身にしみているようですが、さすがに気づくのが遅すぎです。 本来もうすこし早く離婚する予定でしたが、義母と最後まで一緒に過ごして良かったと思っています。思い出作りもできました。義母の介護中に取ったヘルパーの資格は、今の生活の糧になっています。大変な仕事ですがやりがいもありますし、充実した毎日を送れている今がとても幸せです。 自分の親の一周忌にも参加しない夫には、信用はなくなっていきますよね。それを見越して、義母は妻に家の名義を変更したのではないでしょうか。またお金を貸してほしいと妻にせがんだ夫ですが、今までの自分勝手な言動から相手に信用されず、見放されてしまうのもしょうがないですよね。妻には、義母との思い出を胸に新しい人生を歩んでいってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月06日上司にいびられ会社を辞めた私は、夫と結婚後、専業主婦に。そんな私を夫は社会不適合者と罵っていました。私は、夫にこき使われる日々を送っていました。親戚が来ると言って、訪問前夜に料理の支度や部屋、庭の掃除を言いつけ、徹夜してでもしろと命令してくる夫……。 揚げ物をしているときに、やけどをしたので病院に行くと、「大したことがないのに行ったのか」「医療費がもったいない」と言われる始末で、夫からは診察なんかより忘れ物を会社に届けろと言われました。チャンス到来!結婚が前の職場を辞める1つの口実にもなり、また養ってもらっている手前、私は抵抗できずにいましたが、徐々に限界を感じていました。 ある日、私は、夫からスーツのクリーニングを頼まれました。大切な取引先と会うのだそうです。「スーツはクリーニングな」「忘れずに出せよ!」でも、その日はいつもとすこし違いました。朝スーツを投げつけられたとき、私は面白いものを見つけたのです。なぜかポケットに、記入済みの離婚届が……。始めは頭をトンカチで殴られたようなショックがありましたが、その後何かつき物が落ちたような感覚も覚えました。今がチャンスだと、神さまが言っている! 私はすぐに行動しました。 「出しましたよ、離婚届も一緒に」「は?」夫の命令は絶対ですから。離婚を願う私宛の手紙も一緒に入っていたため、署名し、役所へ提出してきました。それを聞いた夫は大慌て。私に渡す気はなかったと、訳のわからないことを言い、回収しに行けとまで言われましたが、私たちはもう他人同士。命令される筋合いはありませんでした。あきれた夫の行動に…家を出た私は、親戚の農園に雇われ住み込みで働くことに。夫は何度も連絡してきて、復縁を迫りまってきましたが、私はもう以前の生活に戻りたくありませんでした。生活が安定していなくても良い。自由がほしいかったのです。 それに私を引き止めたいのならば、夫にはまず説明しなければならないことがあります。一体あの手紙と離婚届は何だったのか。夫からは「事情を話したら戻るか」と問われましたが、そんなつもりは毛頭ありません。しかし話を聞いてみないことにはわからないので、一応聞いてみることに。すると驚きの事実が判明したのです。 なんと夫は不倫をしていて、相手から結婚を迫られていたとのこと。あまりにしつこいので離婚する予定だとパフォーマンスしたつもりが、うっかりミスで現実のものとなってしまったと……。 不倫相手は会社の後輩だそうで。自分がわざわざ評価を上げてやらないとダメなくらい仕事ができないんだとブツブツ言っていました。挙げ句、不倫相手は自分の再婚相手に値しないと言って、再度私に復縁を迫ってきました。散々馬鹿にされ、傷つけられた上に、不倫していた男と再婚だなんて……。当然、私に再婚の選択肢はありませんでした。一歩踏み出す勇気を!元夫はその後不倫相手と無理やり別れたようで、社内に悪いうわさを立てられ、現在は窮地に陥っている様子。その上私から精神的苦痛と不倫に対する慰謝料を請求されることになり、泣き面に蜂状態のようです。私はやさしい、懐の広い女だったと泣きついてきましたが、それは自分が力で押さえつけ、都合の良い女に仕立て上げていただけのこと。最終的に裁判で離婚と慰謝料を勝ち取った私は、生活を立て直すこともでき、今は新しい人生を楽しんでいます。 会社をやめ、養ってもらっているという負い目があり、夫の言う通りに行動してきた妻。夫が持っていた離婚届を見て、そういう選択肢もあるのだと目が覚めたのかもしれませんね。一歩踏み出す勇気は簡単に持てるものではないかもしれませんが、行動を起こすことの大切さを忘れないでいたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月05日在宅ワークの私を見下し、仕事中だろうと会議中だろうと乱入して家事をさせる傍若無人な夫。毎度イライラさせられながらも、夫に対する情が残っている私は離婚に踏み切れませんでした。しかし、夫は勝手に離婚届を出してきて――!?在宅ワーク中の私を邪魔して、家事を押し付ける夫。その日も、オンライン会議中に「晩飯ができていないとは何事だ!?」と乱入してきたのです。 自分勝手な夫「お前の会議よりも旦那様の晩御飯の方が大事だろ!」「俺は今無性にコロッケが食べたい、今すぐ作れ!」といつものようにわがままを言い出した夫。挙句の果てには「3分間だけ待ってやる、それまでに晩飯を作り始めなかったから覚悟しておけ」と私を脅すようなことまで言い始めたのです。 30分後――。 あろうことか、「早く晩飯を作れ、じゃないと離婚だぞ」と離婚届を持ってオンライン会議に乱入してきた夫。もちろん上司も部下もドン引き、私はただただ平謝り。結局会議も途中で切り上げることになってしまいました。 一方の夫は「これでお前の無駄なオンライン会議を減らせるだろうから感謝しろ」「これからは『旦那に離婚される』って言えば余計な仕事も回ってこないぞ」とにやにや。 呆れ果てた私の様子を見て、「なんだその態度は」と言いながらも相変わらずにやついた顔を隠そうともしない夫。「乱入した時に持っていた離婚届はサイン済みだし、こっちは本当に離婚してもいいんだぞ」と離婚をちらつかせてきたのです。 親友の存在1時間後――。 夕飯を終えた私のもとに、親友からメッセージが。この親友、実は東大卒で会社経営をしている社長なのです。うちの夫は「東大卒だからってイキがってる生意気な女」と嫌っているようですが……。 親友の会社は私の在宅ワークの発注元。親友は先ほどのオンライン会議にも参加しており、突然の夫の乱入に驚いて個人的に私に連絡をくれたようです。 「離婚で脅してくるなんてありえない!」と憤慨する親友。もちろん、離婚を考えたことは二度や三度ではありません。 夫はそこそこの企業に勤めていましたが、大量リストラでクビになり、今は下請けの工場で働きながらいろいろな資格を取っています。完全未経験でもともとの給料が低いうえに、資格取得費用が給料から天引きされるため、月収は10万円に届きません。 こんな状態の夫が私に八つ当たりするのも無理はない、と思ってしまうのは、まだ情が残っているからなのでしょうか……。 私の話を黙って聞いてくれた親友は、「心変わりした時は教えてね」「週明けは久しぶりの職場出勤よね?会えるの楽しみにしてる!」と明るく私を励ましてくれたのでした。 会社にバラしたのは…1カ月後――。 またもオンライン会議中に「帰ってきた旦那様に晩飯を用意していないとはどういうことだ!?」と乱入してきた夫。リビングに「晩飯は冷蔵庫に入っています」というメモを残しておいたのに……。 「帰ってきた旦那様には手作りが常識だ」「さぁ早く俺に出来立てのカレーを出すんだ、もちろん福神漬けもな」とにやにやしながら言いつけてくる夫。オンライン会議が終わるまで待つように言うと、「なんだその態度は!」「こっちは慣れない仕事でも毎日がんばっているっていうのに、呑気に在宅仕事をしておいて家事も手抜きなんて許されないぞ!」と激昂。 「たいした金も稼いでいないてめえなんかが一丁前に共働きを気取るんじゃない!」「こっちは寄生虫を養うために毎日汗水流して働いてるっていうのに、ほんと嫌になるぜ」 寄生虫呼ばわりされた私はあ然。「今回も3分だけ待ってやる」と言い残して立ち去った夫に、ふつふつと怒りが湧いてきました。 30分後――。 私は夫の要求を無視してオンライン会議に出席。すると、また夫が後ろから現れてとんでもないことを言ってきたのです。 「旦那様の言葉を無視して会議中のお前に報告だ、たった今俺はお前との離婚届を出してきたぞ」 再び私はあ然。「何のために……?」と思わず問いかけると、「お前を教育するために決まってるだろ」と夫。そんな理由で勝手に離婚届を出すなんて……。 「旦那様を大切に扱っていれば離婚なんてされずに済んだのになw」「嫁でもない寄生虫の低収入OLは今すぐ出て行け!」「助かるわ、ありがとう!」「え?」 夫は、自分がいないと私が生きていけないとでも思いこんでいたのでしょうか。どうやら私は自分から離婚に踏み切ることが不安だったようです。現に、今夫から「離婚届を出した」と聞いて、私の気持ちは晴れ晴れとしています。離婚届の提出には本来双方の同意が必要なはずですが、結果的には問題ないでしょう。 私の喜びように、夫はぽかん。「お前は俺と離婚できてうれしいのか……?」と尋ねてきたので、「これからは自分の年収1,000万円を好きなように使えるんだもの」と返すと、夫は開いた口が塞がらなくなってしまったようでした。 夫がリストラにあった時に、私は前々から声をかけてくれていた親友の会社に引き抜かれる形で転職していたのでした。親友からの期待に応えようとがんばった結果、コネや贔屓なしで私は年収1,000万円を達成したのです。 「い、いやいや、おかしいだろ、ありえないだろ」「俺なんて前の職場でも500万くらいだったんだぞ」と急に焦り始めた夫。職場や年収も知らなかったようで、私にいかに興味がなかったがありありとわかりました。 私は夫を支えようとがんばってきたのですが、夫から三行半を突き付けられては仕方ありません。オンライン会議も無事終わったので、荷物をまとめて出て行くことにしましょう。 その後――。 私の離婚を聞いた親友が、タワマンでのルームシェアを提案してくれました。家事の苦手な彼女の代わりに家事をするという条件で、家賃は免除。 一方、元夫は12万円の家賃が払えず、私のところに泣きついてきました。給与明細もしっかり確認していなかったようで、資格取得費用も全額実費で天引きされていたことを知らなかった様子。 いまだに元夫からは復縁したいと連絡が来ますが、もう私に情は残っていません。これからは親友とのルームシェアを思いっきり楽しもうと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月05日私は実家暮らしの会社員です。結婚の予定は現状なく……。先日、疎遠にしていた弟から急に連絡があり、結婚の報告を受けました。先日、弟の婚約者が実家にやってきました。とてもかわらしい女性で、料理を作ってもてなすと「おいしい!料理上手!」と褒めてくれました。 とても良い子で、両親も私も彼女が家族になることをとても喜び、歓迎しています。私はずっと妹がほしかったので、これから仲良くしていきたいと思っていたのですが……。 突然ぬれぎぬを着せられて…義理の妹になる彼女も、私たち家族の事を気に入ってくれたようです。古くて大きいだけがとりえの実家も気に入ってくれた模様。私の趣味で最新家電をそろえているのですが、それにも興味津々。彼女と趣味が合ったようでした。 良かったらまた遊びにおいでねと言ったところ、彼女はひとりでもちょこちょこわが家へ遊びに来るように。その数カ月後、突然弟から連絡が入りました。そのころには2人は結婚していて、婚約者だった彼女は義理の妹になっていました。 激怒する弟の話を聞いたところ、私が義妹に暴力をふるったと言うのです。両親も知っており、みんな私にブチギレていると……。まったく身に覚えのない話で、やっていないと言っても信じてもらえませんでした。 弟は私のせいで、義妹から離婚して欲しいと言われているようです。両親も私とは縁を切り、弟夫婦に面倒を見てもらいたいと話しているそうで……。どうやら弟夫婦が実家に同居する話になっていると思われます。 いくら説明しても信じず、一方的に家から追い出そうとする家族なんて、こちらから願い下げです。 人当たりのいい義妹の正体は…私はこのところ、義妹のことをあまり良く思っていませんでした。最後に会ったとき、もう家に来ないでほしいと頼んだのも事実です。どうして私がそんなことを言ったのか。それは義妹の本性を知ったからなのです。 じつは彼女、うちに来るたびに私の私物を持って帰ろうとするのです。すこし前には私の部屋に黙って入り込み……。ネックレスを盗もうとしたところを間一髪取り押さえたのでした。そのときのことを暴力だとみんなに言っているようです。 遊びに来ても自分はゴロゴロするだけ。なんだかんだ義妹にはこき使われて……。そういう積み重ねに正直うんざりしていたので、こうなって良かったのかもしれません。 先日、義妹は嫌みたらしく連絡してきました。「お義姉さんすみませーん」「実家は私たち夫婦が住まわせてもらいますね」義妹はとんだ勘違いをしているようです。義妹にも本性があるように、わが家にも人に知られざる側面があるのです。「何も知らずに馬鹿ね」「私が家を出たら後悔するよ」 わが家の大きな屋敷には秘密が…義妹の目には、うちがとても良く見えていたようです。屋敷は大きくて、稼ぎの良い義父がいて……やさしい家族の集まりとでも思ったのでしょう。 じつは実家は借家で、大家の方のご厚意で貸してもらっているものなのです。両親は数年前、ご近所に住む大家さんと些細なことでトラブルになり、本来なら退去すべきところを私が頭を下げて貸してもらっているのです。 今回の一件を親戚に話したところ、激怒してくれて……。両親と弟は今、親戚宅で説教されています。 この話を義妹にすると、自分の予定と違ったと逆ギレ。どうやら、義実家でちやほやされながら優雅に専業主婦をするつもりだったようです。そのために邪魔な義姉を追い出したつもりだったのでしょう。うまくいかなくて残念でした! 家を追い出され、行き場を失った両親と弟夫婦は現在行方知れず。こうなってしまったのは残念ですが、今後は自らの生活を充実させていこうと思います。 ◇ ◇ ◇ 一方の意見だけしか聞かず、加害者と決めつけられても困りますよね。片方が嘘をついている可能性もあるので、両方の話を聞いて冷静に判断したいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月04日夫の希望もあり、結婚後は家庭に入りました。今はパートで働きながら、家事に勤しむ毎日です。しかし、当の夫は主婦を見下してきて……。男性はもちろん、女性の生き方も多様化する現代。社会で活躍している女性も大勢いますが、夫はそれに関しては見ないふり。私のことを下に見ており、意見されるのもイヤなようです。 時代錯誤な両親に育てられた夫ある日のこと。私は体調不良で寝込んでいて、家事がまったくできませんでした。夕飯に何か買って帰ってほしいと夫に頼むと、それを拒否。食事を作るよう私に言うのです。そして、自分の母親は体調の悪いときでも三食しっかり作っていたと話し出し……。 私の実家では、父が台所に立つこともありました。夫の両親は昔かたぎの人たちなので、うなづける話ではありますが……。 家族が助け合うのは普通のことではないかと私が言葉を投げかけると、夫の怒りがヒートアップ。体調の悪い私に向かって、さらなる暴言を放ったのです。「俺がいないと生きていけないゴミが意見を言うな」 と……。そして、捨てられたくなかったら食事を作れ、女なんて腐るほどいるんだから違う女と生活してもいいんだと、脅してきたのです。 このとき、私の中で何かが変わりました。 夫の心ない発言に私は…それからしばらく、私はいろいろ考えました。そして結論に至ったのです。私はこれ以上この人と暮らせない、と。 私は夫に宣言しました。奴隷になるために結婚したわけではない、もう好きなようにやらせてもらう。そう私が告げると、夫はまた私を見下したのです。「誰のお陰で楽に生きていると思っているんだ?」「男に寄生しているゴミ女が生意気言うなよ」 それ! これまでも何度か夫の口から発せられるゴミ発言! 私はこれについてもよく考えたのです。「は? なめんなよカス」私がいないと何もできない夫こそ、私に寄生しています。何でも私に任せっきりで、自分ひとりで生活するなんて到底無理な話です。結婚前は実家で義母に手厚く世話されていたはずですし……。 でもこれからは、何でも自分でやってほしいですね。私は家を出ていくのですから。 一度できた溝は埋まらない離婚話をもちかけると、夫はこれを拒否。義父母を味方につけ、私を義実家に呼びつけて説得しようとしてきましたが、私は弁護士の立ち会いなしに夫には会いませんでした。 結婚生活の何が不満なんだと漏らす夫にあきれるばかり。原因が全く思い当たらないようなので、これからも夫の態度は変わらないでしょう。帰ってきてほしいと言ってきますが、戻ることはありません。 結局、離婚できたのは家出してから3カ月後でした。私は元夫からの連絡をすべて絶ち、新しい人生をスタート。就職もして、今は慌ただしい日々です。仕事は大変ですが、前よりずっと穏やかな毎日で気に入っています。 ◇ ◇ ◇ 夫婦は対等なもの。どちらも気持ちよく生活できるよう、お互いをリスペクトし、思いやりをもって生活したいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月03日