会社を経営する義兄夫妻。私たち夫婦は町工場勤めで、いつも義母や義兄夫妻から見下されていました。そんなある日、ブチギレた様子の義姉から私のもとに電話が来て――?義姉から突然「この貧乏人が!ふざけんじゃないわよ!」と電話口で怒鳴られた私。 「なんでこの社長夫人の私が子守りなんてしなきゃいけないのよ!」「今日なんてエステに出かける直前だったのに、あなたの子どもの面倒を押し付けないでよ!」とヒステリックにまくしたてられました。 少し落ち着いた義姉から事情を聞くと、義母が「膝が痛いから」などと言って子どもを義姉の家に連れてくるそうです。「うちに直接預けてなくても、お義母さんが連れてくるなら結局一緒よ!困ってると思って協力していたけど、もう限界!!」と叫ぶ義姉。 しかし、私たちは子どもを一度も姑に預けたことがないのです……。 子どもの正体「とりあえず、子どもはあんたの家の前に置いておいたから!」「あの悪ガキが外で悪さする前に早く家の中に入れなさい」と言い残して、電話を勢いよく切った義姉。 私が出先から家に戻ろうとしたところに、今度は義母から電話がかかってきました。 「いきなりごめんなさいね。子どもは私がちゃんと迎えに行ったから安心して」「この子のことは秘密にしておいて」と言われても、何がなんだかわかりません。 不審に思った私が問い詰めると、「実は……。この子は長男の隠し子なの」と衝撃の事実を打ち明けた義母。義兄はもともと子どもの母親に養育費を渡していたそうですが、その母親は「もう1人で子育ては無理」と言って育児を放り投げ、子どもを義兄に押し付けたとのこと。 そして義母は、その子どもを引き取り、義兄の奥さんである義姉に隠し子の世話をさせていたのです……。なんて残酷なことをするのでしょうか。 「元気な5歳児の面倒を見るのって、歳を取った私とお父さんにはとっても大変なのよ」と義母。呆れる私に、「この子の世話をするうちに、長男の嫁の子ども嫌いも治るかと思って!」「正式なわが家の跡取りを産んでくれれば万々歳だわ!」と、義母は信じられない発言を連発。私は思わずため息をつきました。 「このことは夫に話しておきますね。これ以上私たちを面倒ごとに巻き込まないでください」と言って、私は電話を切りました。義母は次男である夫に知られたくなかったようで、慌てふためいてわめいていていましたが、話さないわけにはいきません。 義姉に真実を告知…2週間後――。 またも義姉から「よくもまた性懲りもなく子どもを押し付けてきたわね!!」と怒りの電話が。「貧乏人は本当に図々しいんだから!」「100万もする花瓶も壊されたし、私が大事に食べていた超幻の限定チョコも食べられちゃったし!!」とヒステリックな叫び声が響き渡ります。 「あんな悪ガキいつまで私たちの高級タワマンに預けるつもり!?」「いますぐ迎えに来ないと警察に突き出すわ」「息子は私の実家にいますが」「え?」 この間の夏休みに、私の実家にしばらく帰省していた私たち一家。息子が田舎暮らしをえらく気に入ってしまい、帰りたくないと騒ぐので、しばらくの間実家に預けているのです。 「で、でも!お義母さんがあなたたち夫婦の子どもだって言ってたし!」と義姉。そこで、私は本当のことを告げることにしました。 「それはお義母さんが嘘をついていただけです」「その子どもはあなたの旦那さんの隠し子ですよ」 図々しいのはどっち?1時間後――。 義姉から連絡が行ったのでしょう。義母から「なんで全部バラしちゃったのよ!」と怒りの電話がかかってきました。 「次男にも、長男の嫁にも勝手に話すなんて!」「あんたが黙ってさえいればこんな大事にはならなかったのよ!」 東大を出て会社経営をしている長男と、そこそこの大学を出て町工場で働く次男。義母や義兄、義姉が私たちを「貧乏人」呼ばわりして見下していることにはうすうす気付いていましたが、今回のことで確信しました。 義母と義兄は私たち夫婦の名前をかたり、義兄の隠し子を奥さんである義姉に預けていたのです。そんな非常識なこと、私たちを馬鹿にしていないとできるはずがありません。 「みなさんが私たち夫婦をどう見ているのかがよくわかりました、なので金輪際縁を切らせてもらいます」と言うと、「祖父母や裕福な長男夫婦に頼れなくなってもいいの!?後悔するのはあなたたちよ!」と言い出した義母。 しかし、そもそも義両親や義兄夫婦を当てにしていない私たち。「この度、夫は昇進して工場を任されることになりましたし、収入は飛躍的に上がるので経済的に心配なことはありませんよ」と告げると、義母は焦った様子。 しどろもどろになりながらどうにか絶縁を防ごうとしていましたが、「家族3人で平和に暮らしていきたいので、二度と私たちの前に現れないでください」と言って連絡を絶ちました。 さらに1週間後――。 義母からうちの経済状況を聞いた義姉から、とんでもない連絡が。 「あなたたちがこの隠し子を引き取ればいいのよ!」 実の父親にも引き取ってもらえないなんて……。 夫ともよく話し合い、「隠し子にかかるお金はすべて出す」という誓約書を書いてもらうという条件で、私たちはその子を引き取ることに決めました。 誓約書にサインしてもらった後、「これならお義兄さんの会社がいつ倒産しても安心ですね!」と告げると、義姉はびっくりした様子でした。 義姉に隠れて女遊びを続けていた義兄。あまりの女遊びの激しさから取引先を次々と失い、義兄の会社は傾きつつあるのでした。絶縁をするはずでしたが、長男夫婦がお金を払えないときは義両親たちが負担することも一筆書いてもらっています。 その後――。 私たちは約束通り隠し子を引き取りました。今は家族4人で楽しく暮らしています。最初はいろいろ大変だったけれど、実家に連れて行くと喜んで孫2人と遊んでくれる義両親の姿や子ども2人の成長を見るとうれしくなります。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月08日昔から嫁である私や娘を見下し、横柄な態度を取り続けている夫。そんなある日、私の父親が急死。慌てて実家に戻ろうとする私に、夫は「俺の世話はどうする」「嫁の仕事を放棄するなら離婚だぞ」と言い出したのです。仕事中の私のもとに、母から父の訃報が届きました。職場に説明すると、2週間ほど休みを取っていいとのこと。私は帰路を急ぎながら、夫に父の死と実家に帰る旨を伝えたのですがーー? 父の葬儀へ「こんないきなり実家に帰るなんて非常識だ!」「俺の飯!洗濯!掃除!まさか家のことは全部放棄するつもりか!?」と怒られたのです。父親を亡くしたばかりの私に対して、これはあんまりではないでしょうか。 「私は父のお葬式に出たいし、母と一緒にちゃんと弔ってあげたいの」といくら言っても、夫は聞く耳を持ちません。それどころか、「旦那様より亡くなった人の方が大事だと言うんだな」「俺に逆らってでも帰省するなら離婚される覚悟を決めろ!お前は誰の嫁なのか冷静に考えろ!」と言い出したのです。 私は夫の嫁である前に、父の娘です。こんな理解のない夫の嫁である必要なんてない。そう思った私は「それならもう離婚でいいです」と言って、夫との会話を打ち切りました。 今はとにかく父の葬儀に出たい。母のもとに行って支えてあげたい。そう思い、娘を連れて帰省しました。 いまさら離婚?2週間後――。 父の葬儀も無事終わり、ようやく自宅へ戻って来た私。リビングのテーブルの上には、記入済みの離婚届が置かれていました。そして夫からメッセージが。 「今更泣いて謝っても、もう遅いぞ!」「俺の言葉を無視して家事サボったから離婚なw」「もう離婚してますけど」「え?」 何かあればすぐに「離婚だ」と言って、私を脅していた夫。サイン済みの離婚届を渡されたことも一度や二度ではありません。私はそれを捨てずに取って置き、実家へ戻る前に役所に出しておいたのです。双方が離婚について同意しているのですから、問題はないでしょう。 夫は「葬式に行くななんてひどいことを言って悪かった」と謝ってきました。しかし、私がもう戻らならないときっぱり告げると、「今なら特別に戻って来ても許してやると言ってるんだ!」とまたも上から目線に。ますます私はこの家で夫と二度と住むことはないと決意を固くするだけでした。 夫がダシにしてきたものは「母親が地元に帰るなんて、娘はどうするんだ!」「かわいい娘がかわいそうだろう」と、今度は娘をダシにしてきた夫。 「娘なら、ずっと前から私とおばあちゃんと暮らしたいって言ってるけど? あなたは怒ってばっかりだから離れたいみたいよ」と私が返すと、夫は言葉も出ない様子です。そして、「待て待て待て!俺一人でどうやって生きていくというんだ!?」と大慌て。 今まで私に指示ばかりして、私にすべて家のことをやらせて生きてきた夫は、「見捨てないでくれ」「お前がいないと生きていけないんだ」と追いすがってきましたが、私は「でも私はあなたがいない方が生きていけるんです」と返しました。そして荷物をまとめて、娘を連れて実家へ向かったのです。 その後――。 弁護士さんを挟み、財産分与などの手続きを終わらせた私。今は実家で母と娘と、楽しく暮らしています。娘も以前より笑顔が増えた様子。 時々夫からは謝罪の手紙が送られてきますが、すべて無視してシュレッダーにかけて捨てるのみ。夫と離れたことで時間的にも心にもゆとりができたので、これからは娘の成長を見守りつつ、自分の好きなことにも時間を取りたいと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月07日高校の同級生と同時期に結婚した私。同級生は社長と結婚して港区のタワマン住みですが、私は農家に嫁いだため、勤めていた会社を辞めて田舎に移住。そんな私を見て、同級生は「めちゃくちゃ転落人生歩んでてウケる」などと馬鹿にしていたのです――。社長夫人の同級生は、連絡を取るたびに農家に嫁いだ私を馬鹿にしていました。楽しみにしていた高校の同窓会も、なんだか行きたくありません。 夫は私の同窓会に合わせて、東京で仕事の打ち合わせを組んでいました。「嫌な子一人のために、他の同級生みんなに会える機会を逃すなんてもったいない」と言われ、私は夫と共に東京へ向かうことに。 しかし、同窓会当日――。私は例の同級生にビールをかけられ、会場から追い出されたのです……。 私が何をしたっていうの?同窓会の幹事が会費を集めていた時に、私が会費を出さなかったというだけで、私を会場から追い出した同級生。幹事も私に会費を請求しなかったので、会費を免除するよう事前に私から頼んだのだろうと思い込んでいるようです。 「会費すらはらえない奴は今すぐ帰れw」「貧乏農家はビールまみれで惨めに歩いて帰りなさい!」「旦那さんとの取引中止ね」「え?」 今まで、同級生にマウントを取られてもただ受け流していた私。同窓会の会費も事前に幹事に渡していました。会場を去ってもなお、勝手な思い込みでおとしめてくる同級生に堪忍袋の緒が切れた私は、ついに自分の正体を明かすことにしたのです。 「『××産業の社長の奥さんを怒らせてしまった』と旦那さんに電話してみたら、あなたがしでかしたことの重大さがわかるんじゃない?」と同級生に告げた私。 「来月は大口注文を入れたいって相談されてたけど、もちろんお断りしておくから」「旦那さんにはもう二度と野菜が届かなくなるから早急に代わりを探すように伝えてくださいな」と言うと、慌てふためきはじめた同級生。 「××産業って、私でも知ってる……夫の会社の大事な取引先じゃない!」 彼女の夫は飲食チェーンを多数手がける社長さんです。うちから野菜を卸していたのですが、肥料の高騰による値上げに理解がなく、ちょうど夫と取引中止を考えていたところでした。 「地方の田舎農家に嫁いで、テキトーに野菜作ってるだけの負け組じゃないの!?」とこの期に及んで私をおとしめる発言をする彼女。 「うちは農家として野菜も作ってるけど、会社で卸売もしているの」「引退された義両親から会社を継いで、夫は社長だし、私は社長夫人だからあなたと立場は変わらないよ」と告げて、私はメッセージを切り上げました。 その後すぐ、私は夫と合流。ビールまみれの私を見て、夫は大変驚いていたものの、事情を聞いて私以上に怒ってくれました。私が勝手に取引中止を宣言したことについても、笑って許してくれました。 大慌ての同級生翌日――。 例の同級生が半泣きで電話をかけてきました。どうやらうちの代わりの取引先が見つからない様子。 しかし、「昨日のことも全部謝るからもう許してよ!!」となぜか命令口調の同級生。まぁ、謝られても許すつもりはないのですが……。 せっかくの同窓会でビールをかけられて、あんなに屈辱的な思いをさせられたのです。しかも、あの同窓会の会場を手配したのも私。会場使用料が先払いだったので、私が立て替えておいたのです。だからこそ、幹事は私に会費を請求しなかったのでした。 そんな昨日の事情を知ってもなお、「いいからうちの夫の会社と契約し直してよ!」「所詮農家なんてそんなに稼げないでしょ!年商数十億の大口契約を失ってもいいのかしら」と同級生。 「うちはがんばっても2億が限界かな」と返すと、「え……野菜だけでそんなに稼げるの……!?」とうちの年商に驚いた様子でした。 続けて「でも、うちのような会社に契約を切られただけで大慌てなんて……年商の大きさってそんなに威張れるものじゃないんだね」と言うと、さすがの同級生も言い返せないようでした。 「社長夫人が社長の足を引っ張るなんて、本末転倒」「私が旦那さんの立場なら、そんな妻いらないと思っちゃうな」と言って、私は電話を切りました。最後まで同級生は電話口で何かをわめいていましたが、もう知ったことではありません。 その後――。 例の同級生は旦那さんからしこたま怒られたそう。他の同級生から聞いたところによると、「損害分は働いて返せ!」と言われて旦那さんの経営するレストランでパートとして働いているようです。それまでは豪遊生活をしていたらしいのですが、今は家事とパートで疲弊する日々のよう。 私は夫とともにおいしい野菜作りを続けています。お互い支え合いながら、義両親から受け継いだこの会社をますます盛り立てていこうと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月05日中学・高校トラブル、病院トラブル、不登校問題など2024年1月に公開した読者体験談をまとめてご紹介!『発達ナビ 読者体験談』では、みなさんからお寄せいただいたエピソードに、発達ナビの連載ライターさんなどのイラストをつけて、コミックマンガエッセイ化して連載しています。今回は、2024年1月に公開しました読者体験談をまとめてご紹介します。1月に公開された体験談のテーマは・中学・高校トラブル・両親、義両親への障害告知、障害受容・不登校・病院受診など。みなさんのリアルな声をお届けします!2024年1月に公開した読者体験談現在高校3年生のやぎ母さんの息子さんは、高校1年生のときASD(自閉スペクトラム症)と診断されました。穏やかで真面目で優しい息子さんですが、診断が遅くなってしまったため、合理的配慮のない中、つらい思いをしてきたそうです。高校生になってからの診断、精神科を受診することになったときのお子さんの様子など、エピソードを寄せていただきました。10歳でASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けた息子さんのエピソードです。小学校では通常学級に通い目立ったトラブルはなかったのですが、中学入学後トラブルが増えたのだそう。英語の勉強に、熱心な顧問の先生がいる部活……。そんな中、息子さんからお母さまにSOSが!小学校1年生のときADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)と診断を受けた息子さん。中学1年生の冬、児童養護施設に入所することになりました。そのことを義実家と実家へ伝えたときのお話です。お母さまは、お子さんたちを守るために、苦渋の決断をしました。3歳9ヶ月でDQが80で境界域と診断いわれたお子さん。ご両親はお子さんのことを考え、最善の選択だと特別支援学級への進学を決めました。ですが、いつもお子さんをかわいがってくれている祖母に「私たちには発達に遅れがあるようには見えない」、「どうして通常学級に行かせないの?」と反対されて……。現在中学3年生の息子さんがいらっしゃるお母さまのご投稿です。小学校5年生のときにコロナ禍となり、休校がきっかけで見通し不安、昼夜逆転、家庭内暴力が始まった息子さん。どうすればいいのか悩みに悩んだお母さまは、ある決断をしたのですが……。知的障害(知的発達症)を伴うASD(自閉スペクトラム症)の12歳の息子さんのお母さまからのエピソードです。高熱を出した息子さんが、往診でのインフルエンザ検査を拒否して大騒ぎになってしまったのだそう。12歳になって体が大きくなると、診察に抵抗されたときの対応が難しくなりますよね。みなさんはどう工夫されていますか?あなたのエピソードもコラムになるかも?体験談募集中!発達ナビユーザーのみなさんの「困った」エピソードを募集しています。現在の募集テーマはこちらです。・障害告知でのトラブル・パートナー(夫婦) との間でのトラブル・両親(義両親)、親族などの間でのトラブル・進学・受験関係でのトラブル・冠婚葬祭関連でのトラブル・お子さまの反抗期、思春期でのトラブル・お子さまの自傷でのトラブル・お子さまの学習関係でのトラブル・不登校、行き渋りでのトラブル・お子さまとゲームの関わりでのトラブル・子さまの不器用さでのトラブル・ママ友や、ほかの保護者の方とのトラブルでのトラブル・ご近所関係でのトラブルお寄せいただいたエピソードの中から数作品、発達ナビの連載ライターさんなどにコラムとしてコミックマンガエッセイ化していただき、発達ナビで公開いたします!あるあるのエピソードからヒヤリとしたエピソード、なかなか相談できずにいたご家族の中での悩みや保護者間のトラブルまで。いろいろな「困った」エピソードをぜひ教えてください。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年02月03日ある日、突然夫が3歳の女の子を連れて帰ってきました。その子は義姉の娘で、離婚して海外から帰国した義姉が職場復帰して落ち着くまでの間うちに預かってほしいとのことでした。しかし、1カ月経っても、2カ月経っても義姉は一向に娘を迎えに来ません。限界を感じた私が義母に相談すると、衝撃の事実が判明したのです――。 長い期間、女の子を預かることに限界を感じた私が夫に「義姉の連絡先を教えてほしい」「私が話をするから」と抗議しても、夫は相手にしてくれません。私は次第に「このままでいいのだろうか……」と思い悩むようになっていました。 衝撃の事実数週間後――。 その日は、夫が義姉のもとに娘を連れて行く予定の日でした。しかし、夫は「残業があるから送っていくのは無理」と言い出したのです。 実は、先週もそう言って義姉の娘を送迎しなかった夫。しかも、義姉も「それでいい」と言っているそう。「ママ、ママ」と言って義姉を恋しがって泣いている義姉の娘の姿を見て、私の心はものすごく痛みました。 夫は「仕方のない事情がある」「今の状況には何の問題もない」と繰り返すばかり。しかし、義姉の娘も、そして私も、流石に限界です。そこで、私はある人に助けを求めることに……。 翌日の昼ごろ――。 「お義母さん、お義姉さんの連絡先を教えて下さい」「毎日お子さんを預かるのは流石に限界です」「え?娘は子どもたちと海外に居るわよ?」 限界を感じた私が助けを求めたのは義母。義母によると、義姉は離婚しておらず、今も海外で旦那さんと子どもたちと仲睦まじく過ごしているそう。 私は正体不明の女の子を預かっていること、そして夫が頑なに義姉の連絡先を教えてくれないことを義母に話しました。夫が嘘をついているのは明らか。合点のいった義母は、すぐさま義姉の連絡先を私に教えてくれました。 さらに、「結婚した時点から、あなたのことを実の娘と同じように思っているわ」「自分の思うようにやりなさい。絶対に後悔だけはしないようにね」と義母。その言葉に勇気づけられて、私は行動を起こすことを決心したのです。 たとえ偽善でもそして、夕方――。 義姉と電話で話した結果、やはり、義姉は海外で夫と子どもたちと暮らしていることがわかりました。私の預かっている女の子についても、まったく知らないとのことでした。 すぐさま夫に連絡し、義母から連絡先を聞いて義姉に電話したことを話すと、「バレたか……」「もう潮時ってことだな」と悪びれる様子もありません。「あの子は俺の不倫相手の子どもだ」「お前に預けて不倫相手と2人で会ってた。これで良いか?」と、あっさり女の子の正体を話したのです。 「残業」と嘘の理由をついて、なかなか家に帰ってこなかった夫。さらに「今も不倫相手の家に泊ってるよ」と言うのです。不倫ではないか、とうすうす感づいてはいたものの、夫の開き直りぶりに、怒りよりも先に呆れてしまいました。 「ここまで来た以上はもう離婚よ。慰謝料も請求するわ」と私が言うと、「離婚して慰謝料とるのが目的か。払ってやるよ」と夫。「じゃあ離婚届にサインしたら娘も引き取るわ」と言った夫に対し、私は怒りを爆発させました。 「この子はあなたたちのところには帰る?」「男のために娘を蔑ろにするような女、母親じゃないわ」 私の言葉に、夫は「子どもが親元に帰るのは普通のことだろ?」「無理に止めさせるお前の方が問題だ」と反論。しかし、夫と不倫相手がしたことは、世間的に見れば育児放棄なのです。 私は児童相談所にも警察にも行くつもりでいました。大人に歯向かうことなんてできない3歳の女の子が少しでも幸せになれるよう、私が戦うのです。 その後――。 私は夫と離婚し、慰謝料を請求。私の通報により、女の子は施設に預けられることとなりました。 通報することで、再びこの子を母親と引き離してしまうことになるのかもしれないと、さんざん悩みました。ですが第三者にしっかり調べて判断してもらうことがこの子にとってもよいのだと考えて、通報に至りました。 経済的な状況からも、私には女の子の人生の全てを抱える覚悟はありません。ですが、仕事が休みの日には施設に顔を出しています。施設に会いに行くたびに笑顔で駆け寄ってきてくれる女の子。いつか元夫と不倫相手が心を改めることを願いつつ、私はできる限りこの子を支えていきたいと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月31日夫はまるで大きな子ども。時間も体調もすべて、妻である私に管理を任せてきます。私も仕事をしているので、夫のことばかり構ってはいられないのですが……。朝、何度起こしても起きなかったくせに、会社に遅刻しそうになると文句を言う夫。しかも朝の忙しいときにアレがない、コレがないと言うので、イライラしてしまいました。 私も仕事の準備があるので、自分のことはもう少し自分で管理してほしいと思っています。 いつかやると思ったけど…ついに問題発生!うちの夫は、片付けができません。人がやってくれると思うからなのかわかりませんが、私が家に帰るとドロボウが入ったような状態になっていることもしばしば。先日は出がけに財布がないと大騒ぎしました。 大事なものはどこに置いたか把握していると言いますが、財布や携帯電話を無くしたのは一度ではありません。 そのうち大変なことになるのではと思っていた矢先、その通りのことが起こりました。会社の重要な情報が入ったUSBメモリを、夫は失くしてしまったのです。慌てて仕事中の私に連絡してきましたが、心当たりがありません。 この事実がバレると相当困ることになると、夫はパニックになっていました。帰宅後にUSBメモリを探すことになり、「疲れた……」とぼやいたところ、夫は私が悪いと一喝。私の片付けが下手でこんなことになったのだから、私のせいだと責めてきたのです。 堪忍袋の尾が切れた私は…翌日になっても、USBメモリは出てこず……。夫はUSBメモリのことが気になりすぎて、仕事でミスをしたそうで。その怒りを私にぶつけようと、イライラ満載のメッセージをいくつも送ってきました。「お前のせいで仕事でミスしただろ?!」「お前の管理が甘いせいだ!」 「ミスはお前が無能なせいだろ」夫は私の携帯電話からの返信を見て、怒りをさらに増したようです。「誰が無能だこのクソ女……」そして上司にバレたらどうしてくれるんだと、また騒ぎ出しました。もう知っているんですけれど……。なにしろ、今の返信はその上司が私の携帯電話から送ったんですから。それを知った夫は、態度を急変させました。 じつは私、今日は仕事を休んでUSBメモリを探しをしていたんです。執念深く探したことが功を奏したのか、無事発見しました。なんと通勤途中の駅に、忘れ物として届けられていたのです。持ち出し禁止の品を外で発見したということは……、厳しい処分が下りそうです。 じつは今、夫の会社の会議室に夫の上司と一緒にいます。USBメモリを直接届け、この事実を上司に暴露したのでした。夫に理不尽に責め立てられ、我慢の限界に達してしまったので、このくらいしないと気が済まなかったのです。 内密にしてほしいと上司に相談すると…夫はこの件を内密にしてほしいと懇願したようですが、上司は拒否。私が探すことになった経緯から何からすべて、会社の上層部へ報告したそうです。夫に期待して重要情報の管理を任せたのですから、失望も大きかったようです。夫は上司に見放され、大きなショックを受けていました。 私はこれを機に夫との関係を見直し、離婚。別れることになって初めて、夫は私の存在の大きさ、やさしさに気づいたようです。お前がいないと何をすればいいのかわからない、ですって。その後、夫は会社から厳しい処分を受け、働く意欲がなくなって退職したと聞きました。自業自得ですね。 ◇ ◇ ◇ 相手に頼るのであれば、ギブアンドテイクで自分も相手を想って行動することが大切ですよね。一緒に生活する上で、お互いが気持ちよく過ごせる関係でありたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月31日私は今日で退職します。もうすぐ赤ちゃんが生まれるのです。仕事を辞めるのは少し寂しいけれど、子育てに専念する新しい生活も楽しみにしています。夫は最近、残業が多くて……。家には寝に帰ってくるような状態です。この1週間まともに話していませんし、夫の顔色がすぐれないので心配しています。 繁忙期はもうすぐ終わると夫は言いますが、以前は残業がこんなに続くことはなかったように思います。体調を気遣って転職まで勧めてしまいましたが、ごちゃごちゃ言わないでほしいと強く言われてしまい……。そのときの夫の様子にすこしびっくりしました。 ありえない目撃情報に…ある日突然、妹からメッセージが入りました。「お姉ちゃん出産おめでとう!」「お義兄さん、赤ちゃんにデレデレだねー」妹が何を言っているのか、私にはさっぱりわかりませんでした。「え? 私まだ出産していないよ」「じゃああれ誰の子……?」 妹は、なんと夫が産院から出てくるのを見かけたというのです。そして、笑顔で赤ちゃんを抱きかかえてタクシーに乗り込んだ夫の姿を見た、見間違いではないと断言しました。 すると、その日のうちに私は破水し、病院へ行くことに。精神的なショックが引き金になったのか、予定日よりすこし早く娘は誕生しました。それ以降、私は家に帰っていません。離婚を希望し、夫には養育費をしっかり払ってもらいます。 ありえない!夫の秘密とは…なんと夫は部下と不倫し、妊娠させていたのでした。この半年近く妊婦の私を放置し、足繁く不倫相手の家へ通っていたようです。すべてが片付いたらきちんと話そうと思っていたと言いますが……、妹が無理やり携帯電話を取り上げてメッセージアプリを確認しなかったら、白状しなかったと思います。 不倫をしている時点でアウトですが、子どもを作っておいて隠し通せると思っていたのでしょうか。被害者ぶっているのも気に食わず、本気で軽蔑します。 いくら謝られても、私のほうが好きだと言われても、こんな人と一生を共にするのは絶対に無理です。離婚を拒む夫でしたが、周りはみんな私の味方。離婚は無事成立となりました。 元夫はその後…、そして私は…離婚が成立した後、元夫は不倫相手から再婚を求められたそうですが、断ったと聞きました。それを知った不倫相手の両親が激怒し、大いにもめたそうです。会社にも不倫のうわさが広がっているとのこと。 一方の私は、元夫と不倫相手に慰謝料を請求し、娘と新しい生活を始めました。生まれたばかりの娘には申し訳ないですが、これからは実家の両親、妹に協力してもらい、愛情をたっぷり注いで一生懸命育てたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 生まれたばかりの子がいるなかで、離婚を決意するのは大変だったはず。元夫のことは忘れて心機一転、すっきりとした気持ちで子育てを楽しんでほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月31日共働きの私たち夫婦。最近夫は仕事が忙しくなり、出張にも行くようになりました。しかし、出張中の夫はほとんど連絡をよこさず、友人からは「あなたの夫なら隣町で見かけた」と言われる始末。何かがおかしいと思った私は、ひそかに調べをすすめ、衝撃の事実にたどりついたのです――。私が熱を出して寝込んでいても、迷惑そうな顔をしていた夫。結婚したのは間違いだったかな……と少し思いましたが、反省している夫を見て「次はないからね」と釘を刺す程度に留めていました。 しかし、ある日突然、夫を訪ねて妊婦さんがうちにやってきたのです――。 妊婦の訪問突然我が家にやってきた妊婦さん。妊娠中期の頃、具合が悪くて困っていたところをうちの夫が助けたとのことで、わざわざお礼を持って来てくれたのでした。 いきなりの訪問にびっくりしたものの、笑顔で感謝を述べる妊婦さんに私も思わずにっこり。妊婦さんの帰宅後、夫に報告すると「そんなことあったっけな……?」「わざわざお礼に来なくても良かったんだけど」との返事が。 私が熱を出した時に冷ややかな態度を取ったあの夫が、人助けできるようになったなんて……! その時の私は、夫の成長と妊婦さんからの手土産にただただ喜んでいたのでした。 突然の出張2週間後――。 夫から突然「ごめん、来週から2週間出張になった」との連絡が。来週には私たちの結婚記念日があるのですが、仕事なら仕方ありません。私はレストランの予約をキャンセルすることを了承し、「仕事なら仕方ないもんね」と返事をしました。 しかし、夫が出張するのはとても珍しいこと。「あれ?」とは思いましたが、夫から「イレギュラーでさ」「新しい案件もいくつか入ってバタバタしてる」と言われてしまったので、それ以上聞くことはできませんでした。 「キャリーケースを用意しておくね」と言うと、夫は「え?キャリー?なんで?」とまさかの反応。「2週間も出張するなら必要じゃない?」と言うと、「あ、ああ、そうだな、うっかりしてた」と返事が。 私はまだ、夫は忙しすぎて疲れているんだろうな…くらいにしか思っていなかったのです。 1週間後――。 予定通り出張に行った夫。忙しいのか、なかなか連絡は来ません。そんななか、友だちから「あなたの夫、今日隣町で見かけたよ」と連絡が来たのです。 他人の空似であれ、と思いながら夫に連絡してみると、やはり夫からは「出張中」との返事が。不安になった私は、夫にホテルの部屋での自撮りと、テレビ電話を要求しました。 しかし、夫は「取引先の人とこれからごはん食べに行くから……。忘れなかったら送るよ」と生半可な返事しかしてくれません。そして、テレビ電話どころか、自撮り写真も送られてくることはありませんでした。 張り込みの結果…さらに1週間後――。 覚悟を決めた私のもとに、ようやく夫から連絡が来ました。 「悪い、出張が長引きそうで…」「あと1カ月は帰れない」「出張?育休中だって会社から聞いたけど」「どこで育児してんの?」 先週、私はたまたま夫の同僚に会ったのです。そこで「おめでとうございます!」と言われてびっくり。同僚さん曰く、私が子どもを産んで夫が育休を取っているとのこと。 その後、すぐに夫の会社に電話して事実確認。同僚さんの言った通り、夫は育休中となっていました。 そこから調べを進めていくうちに、先日わが家に来た妊婦さんが不倫相手だということを知った私。手土産とともに渡された手紙に書いてあった住所は、隣町。数日前から仕事を休み、その住所の近くを張り込んでみると、夫がそこに出入りしているのが見えました。そのことを突き付けると、「ごめんなさい……」と謝る夫。 不倫相手を妊娠させて、出産と育児を手伝っていたのです。不倫相手から「出産と育児を手伝わなきゃ関係をバラす」と脅されていたんだと言いますが、夫だってやることをやっているのに不倫相手だけが悪いと言っているようで腹が立ちました。 さらに、「あと1カ月だけ育児を手伝ったら、俺を解放してくれるって言ってるし」「父親としての責任も取らなくていいって」と夫。そもそも不倫して子どもを作っているのも問題ですが、親としての責任を果たさないのもどうかと思います。 「あんたみたいな男と一緒にいるのは無理だから」「妻より優先する人がいるならその人たちと仲良くやってちょうだい」「あんたも不倫相手も私にとったらヤバイ奴だからね。きっとお似合いの夫婦になれると思うよ」と言い捨てて、一方的に私は夫との電話を切りました。 その後――。 私は夫と離婚し、元夫と不倫相手の両方に慰謝料を請求。元夫は私とよりを戻したいと思っているようですが、私は父親としての責任をきっちり果たしてほしいと思っています。 離婚後、私は単身用のマンションに引っ越し、仕事に打ち込んで元夫のことを必死で忘れようとしました。その甲斐もあってか仕事での成果が認められ、来年からは海外で働くことになっています。まだ恋愛をしようという気持ちにはなりませんが、今は自分ができることを精一杯がんばっていこうと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月31日共働き家庭のわが家は、夫も私もとても多忙。年末年始を一緒に過ごすことを楽しみに、仕事を頑張っていたのですが……。なんと今年の年末年始は夫に出張が入り、一緒に過ごせなくなってしまいました。そこで私は、実家へ帰省することに。 夫と一緒に食べに行く予定だった年越しそばを恋しく思いますが、実家での年越しも良いものです。珍しく弟たちも帰省したので、みんなでわいわい楽しんでいました。 年末年始も仕事ずくめの夫夫はお盆の時期にも出張があり……。お盆や年末年始は一緒に過ごせるとうれしいですが、仕事なので仕方ありません。 私にひたすら謝り、埋め合わせをしようと考えてくれる夫を見るのもつらいので、なるべく悲しい顔をしないようにしています。気持ちを切り替え、楽しい予定を入れようかなと。そこで今年の年末年始は、久しぶりに帰省しようと決めたのです。 テレビを見た家族全員が凍りつき…あまりにも忙しいので、あけおめのメッセージも送れないかもしれないと言っていた夫でしたが、元旦に送られてきました。でもそのメッセージが届いたころ、実家ではとんでもない事件が起こっていたのです。 「一緒に年越せなくてごめんな、来年は一緒に過ごそう」私は、夫からのメッセージを白々しく感じました。「来年はないよ」「あんたとは即離婚だから」思いもよらない返信に、夫は慌てていました。「え……なんで……?」 このすこし前、わが家では家族そろってテレビを見ていました。全国各地の寺社の年越し風景だったのですが、その初詣の人混みの中に夫の姿を見つけたのでした。なんと隣には若い女性の姿が……。ありえない映像に家族全員が言葉を失い、凍りつきました。そして、今。みんな猛烈に腹を立て、タダでは許さないと大騒ぎしています。そんな最中に、夫は連絡をしてきたのでした。 夫を問い詰めたところ…家族みんなが真実を知ったとわかると、夫はあっさり不倫を認めました。相手は会社の同僚で、案の定すべてではありませんでしたが、多くの出張がウソでした。 忙しいアピールをしていたのは、信ぴょう性を高めるためのくだらない工作だったようです。最低の行為に、同情していた自分が馬鹿らしく思えました。不倫をばらすと脅されて旅行に連れていっていたと白状した夫ですが、関係をもった夫にも非があるのはたしかなこと。 夫は離婚したくないと言い、私の実家へすっ飛んできました。私と家族の前で謝りましたが、誰ひとり彼を許す者はなく……。ずっと居座られても迷惑なので、一旦帰ってもらいました。 後日、私は出張について夫の会社へ確認の連絡をしました。結局、会社で悪い評判のたった夫と不倫相手は、別々の場所へ転勤させられたとのこと。私は離婚し、双方からの慰謝料を手にして実家へ。しばらくは家族と一緒に暮らそうと思っています。 ◇ ◇ ◇ 離婚したくないのであれば、不倫をする一歩手前で踏みとどまるべきですよね。後悔先に立たず。一時の誘惑に負けないよう、自制心をもって行動したいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月30日5年にもおよぶ闘病生活を送っている夫。私は働けない夫の代わりに昼夜問わず働き、生活費と治療費を稼いでいました。ようやく回復の兆しが見え始めてほっとしたのも束の間、夫は頻繁に外出するようになり、金遣いも荒くなっていったのです……。挙句の果てには――!?本業と副業を掛け持ちし、昼夜問わず働いていた私。本業だけでは、とても夫の治療費を稼ぐことはできなかったのです。 病み上がりの夫治療の甲斐あって、夫は次第に元気になってきました。最近では近所の中華店に出かけて、ラーメンや餃子を食べられるように。外出すると疲れて寝てしまうようですが、外に出る気力や食欲が湧いてきたのは良いことだと思っていました。 「食事が楽しい」「もっと外食したい」と言う夫に、私は「食べ過ぎには気を付けて」「あまりお金を使いすぎちゃだめよ」と言い聞かせながら追加のお小遣いをついつい渡してしまうのでした。 もうお前はいらない?2週間後――。 なおも働きづめの私。リフレッシュがてら、体調が良くなってきた夫とそろそろ遠出をしようかと、「来月一泊だけでもいいから旅行しない?」と提案してみました。 しかし、夫からは「いや、無理だな」との返事が。「調子悪いの?」と聞くと、「体調は完璧」とのこと。納得できなくて質問を続けると、「来月はもうお前はこの家にいないからな」と言われてしまいました。 「お前より稼ぐ女見つけたしそっちと再婚するわw」「だからもう家出ていけよ」「わかった。優しい嫁はやめるから覚悟しろよ」 月に何度もお小遣いをせびるようになった夫。その使い先は不倫相手だったようです。 「病気になった夫を妻が支えるのは当然」「病気が良くなったのは俺の努力」「そりゃ少しは感謝してるけど、正直副業してもあれだけしか稼げない嫁なんかいらねーわ」 病気が治ったら一生懸命働くって言ってたのに……。夫のために掛け持ちして懸命に働いてきたのに……。ふつふつと怒りが湧いてきました。 「俺は新しい嫁とこの家で暮らすから、お前はとっとと出て行ってくれよ」と夫。 絶対に許さない。私はくちびるを噛み締め、拳を握りしめました。 狼狽える夫…翌日――。 夫の外出中に私は家の鍵を取り替えました。玄関のドアの前では、帰ってきた夫が「ふざけるな!さっさと開けろ!」と騒いでいます。 「せめて俺の私物を返せ!」と喚いている夫。夫の私物はすべて私が買ってあげたもの。スマホと財布だけは持っているようですが、取り返さないだけありがたく思ってもらいたいものです。 「もういいわ、新しい嫁にもっと良い家を用意してもらうからな!」「私物も全部買い直してもらえばいいや、お前に買ってもらったものなんて全部安物だしw」と言い捨てて、夫はようやく家の前からいなくなってくれました。 3日後――。 「お前、何したんだよ!?」と夫から怒りの連絡が。 実は、夫を追い出す前にスマホをチェックして不倫相手の連絡先をゲットしていた私。弁護士さんに作ってもらった書類の画像を添付して、メッセージを送ったのです。 書類とは、私が今まで夫に費やしてきた治療費の請求書と、不倫の慰謝料。数百万の請求に驚いたのか、不倫相手は夫から逃げ出したようです。 「こんな馬鹿げた金額払えるわけないだろ!?」「このまま新しい嫁に捨てられて、お前に賠償までしたら、俺生きていけないぞ!?」 治療に専念できたのは誰のおかげだと思っているのでしょうか。正直、私はお金さえ耳を揃えて支払ってもらえれば、後は知ったことではありません。 その後――。 私は夫と正式に離婚して、元夫に今までの治療費と不貞行為による慰謝料を請求。不倫相手からも慰謝料を取れたので、本業と副業を両方辞めることに。がむしゃらに働いていた私は、転職する暇がなかっただけで、もっと給料のいいところに転職できるスキルが身についていたのです。 今は転職して、以前の2倍以上の給料をもらっています。これからは自分のためにお金と時間を使って充実した日々を送っていきたいと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月30日第二子を出産して退院した私。毎日のようにオンラインゲームをしている夫に思うところはありましたが、趣味の範囲だったのである程度は譲歩していました。出産してから数週間後、中学時代の親友が他界したという連絡を受け、私は子どもたちを夫に任せて単身で葬儀へ向かうことに。するとその晩、長女から「助けて」と連絡が入ったのです――。子どもたちの面倒を見ないわけではない、と前置きしながらも「少しくらいは……」「里帰りの方が良かったかな?」と言い出した夫。私が入院していた間はゲームをせず、長女の面倒を見てくれていたようですが……。 夫はゲーム好き長女を産んでから約9年。2人目の出産は思ったよりも大変で、なかなか体調も本調子に戻りませんでした。夫の態度でさらに不安を感じながらも、私は「ゲームをやめろとまでは言わないけど、しばらくは控えてね」と繰り返すのでした。 友人の訃報3週間後――。 その日、中学時代からの親友の訃報が届きました。お互い結婚して、遠く離れてしまいましたが、頻繁に連絡を取っている仲でした。 明日葬儀をするとのことで、私は単身で新幹線で向かうことに。葬儀後、一泊して帰ってくる予定です。 夫に事情を話すと、ちょうど休みだったこともあり、「子どもたちは任せろ」との頼もしい返事が。遠くに住む両親や義両親に頼むのは申し訳ないと思っていたので、少し安心しました。 そして、翌日――。 親友とのお別れをした私は1人ホテルに戻り、帰る準備を進めていました。時刻はもうすぐ23時。そろそろ寝ようと思ったその時、スマホの通知音が。 「ママ、助けて」「迷子になっちゃった」「夜中だよ?外に出てるの!?」「赤ちゃんが泣きやまないから、パパが外に連れてけって」 こんな夜中に小学生と新生児を外に放り出すなんて……!! 「もしかしてゲーム?」と尋ねると、少し間を空けてから「うん」との返事が。夫への怒りが爆発しそうになりましたが、まずは子どもたちの安全が第一です。 「電話するね」と送ると、「ダメ」と返信が。どうやら変な男の人に声をかけられて、走って逃げていたそう。まだ近くにいるかもしれないから、電話はしたくないとのことでした。 コンビニを探して入るように言い、その間に私は長女のスマホの位置情報を確認。無事コンビニに着いた長女が電話をしてきたので、店員さんに代わってもらって事情を説明しました。その後、警察にも連絡。私が帰るまで、子どもたちを保護してもらえることとなりました。 「ママ、早く帰ってきて」という長女の涙声を思い出し、夫への怒りがまたふつふつと湧き上がってきました。その晩は怒りのあまり、ほとんど眠れませんでした。 夫の苦しい言い分翌朝5時――。 朝一番の新幹線で帰ろうとしていた私のもとに、ようやく夫からの連絡が。 「うっかり寝ちゃってて、長女たちがいなくなってた」 この期に及んで嘘をつく夫。2時間前から探していたと言っていますが、普通子どもたちがいなくなったらまず警察に連絡するのではないでしょうか。 「ゲームしてるのバレたくなかったんでしょ?」「長女から話はすべて聞いています」と言うと、夫は「見つかったの?良かった……」と一言。子どもたちに怖い思いをさせておいて……。 「帰ってきたら子どもたちにちゃんと謝るよ」「これからの子育てもちゃんとフォローするから」と言う夫。しかし、私も子どもたちも、もう夫のもとに帰るつもりはありません。だから、「離婚しましょう」と告げました。 小3の長女に新生児のお世話をさせて、ゲームにのめり込んでいた夫。長女によると、私が出産で入院していた時も、デリバリーのごはんだけ頼んでずっとゲームをしていたそうです。 「子どもたちはコンビニで保護してもらって、その後警察のお世話になったんだよ」「どれだけの人に迷惑をかけたと思ってるの?」と言うと、夫は「警察!?俺捕まったりするのかな……」と自分の心配のみ。 やっぱり離婚を決心したのは間違いではありませんでした。「もうゲームは辞めるから、離婚だけはしないでください」と夫は平謝りでしたが、わが子よりゲームを優先した夫を私は許すことはできません。この先一生、1人で好きなだけゲームをしていればいいとさえ思いました。 その後――。 夫と私は離婚。警察から事情を聞いた両親も義両親も、離婚には賛成してくれました。離婚後、夫からは毎月謝罪と復縁したいとの連絡が来ますが、一生許すことはないでしょう。 今、私は子どもたちを連れて実家に戻り、両親のサポートを受けながら育児に励んでいます。長女の心のためにも、しばらくはケアに努めていこうと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月30日私は先日娘を出産し、今は義実家で同居中です。最近の悩みは、授乳している部屋に義父が入ってくること。孫の顔を見たいからだと言うのですが……。私が母乳派だと知った義父。そのときの様子が妙に浮かれていたので、気にはなっていたのですが……。悪い予感は的中。ある日私が寝室で授乳をしていると、探し物をしているふりをして部屋に入ってきたのです。 最近ではわざわざ授乳を見にくるようになっているような……。孫の顔を見ているだけだと言いますが、そうは思えない態度の数々に私は気持ち悪さを隠せません。 私が気にしすぎなの…!?今まで私たちの寝室には家族の荷物がいろいろと置いてあったため、義母がこの際だからといろいろ片付けてくれました。結果、私たちの部屋には夫婦の荷物しかありません。これで、義父が探しものをしに入ってくることもなくなりました。 プライベートな空間が保たれるとホッとした私ですが、義父はこれを知ると急に激怒。これでは私たち母子が部屋にこもりっきりになって良くない、子どもは家族みんなで育てるものだなどと言うのです。 そして数日後には、義父は何の理由もなく無断で寝室に入ってくるように。さすがの私も声を荒らげると、私のことを被害妄想の激しい女だ、自意識過剰すぎると失礼なことを言ってきたのです。 そして、「嫁のくせに調子に乗るな! そんなに俺がイヤだったらこの家から出ていけ!」 と私に向かって吐き捨てました。 義母に相談し、ある作戦を決行!翌日も、義父は私たち母子の姿が見えなくなると家のあちこちを探し始めました。そして携帯電話で連絡までして、場所を突き止めてきたのです。「家族なんだからコソコソするな!」「そんなに見たいなら来てもいいですよ?」「寝室にいますから」私から許可が出ると、義父は鼻の下を伸ばしながら部屋にやってきました。自分は祖父だから孫が成長しているところを見届ける権利がある、そう言って堂々とやってきましたが、その後大慌てで逃げ出すことになるとは思ってもみなかったでしょう。じつはこれ、義母と私が仕掛けたワナだったのです。 義母は私が思い悩んでいることに気づいており、心配して声をかけてくれました。そこで私が義父のことを相談したところ、ドッキリをしかけて義父をこらしめることになったのです。 これは身代わり作戦で、私のふりをした義母が授乳をしているように見せかけるというもの。予想通り、義父は義母に気づいてぎょっとし、家を飛び出していきました。本当に孫を見にきたのであれば、慌てることも逃げ出す必要もないはず。この反応を見て、義父の本心がわかりました。 この作戦のことは夫にも伝えており、私と一緒に部屋の様子をうかがっていました。夫は義父には下心などないと思っていたようですが、慌てて逃げる様子を目の当たりにして猛烈に怒りを覚えたようです。詰問するために、義父の逃亡先へ乗り込んでいきました。逃げる先はいつも近所の友だちのところと決まっているので、その友だちにも自分のした悪事がバレることに……。 逃げた先で…余罪が発覚!?義母はさっさと義父の荷物をまとめ、外に出しました。二度と帰ってくるなと、義父には伝えたそうです。そして、再び逃げた先は親戚の家。 しかし義母がすでに事情を話していたため、非難と説教の嵐だったそうです。そして、余罪まで発覚。ここぞとばかりに、親戚のお嫁さんたちが暴露し始めたそうです。義父は私にしたのと同じように授乳しているタイミングで部屋にはいるなど、あきれた行為を繰り返していたと言います。 怒りが頂点に達した義母は、離婚手続きを始めました。義父はいくら謝っても許してもらえず。行き場を失って途方に暮れているようですが、自業自得です。 私はゆっくり授乳できるようになり、ストレスのない産後を過ごしています。これまでのことは忘れるようにして、娘を大切に育てていこうと思います。 ◇ ◇ ◇ お嫁さんが気を遣っているのをいいことに、何をしても許されるというような義父の態度は許せないですね。まずは家族に話すのがいいと思いますが、難しい場合は法務局の女性の人権ホットライン(0570-070-810)に相談するなどして、落ち着いて暮らせる方法を見つけていきたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月25日私が里帰り出産で実家にいるとき、夫の様子に違和感を覚えていました……。妊娠して数カ月後、夫の態度が急に冷たくなりました。私がそのことを指摘し、話をしようとしても、夫はイライラして怒鳴ってくる始末。出産の立ち会いも、乗り気ではないようでした。必要な連絡以外してこないでほしいとまで言われ、私はショックを隠しきれませんでした。親友に支えられて…私には入社同期の親友がいます。何かあると話を聞いてもらい、気晴らしをさせてくれる大切な友だち。夫のことも相談していました。 彼女は別れることも視野に入れて話し合ったほうがいいと言うのですが、離婚までは考えられませんでした。また、彼女はもうじき引っ越す予定だそうで。新しいお家に、生まれてくる娘と一緒に遊びに行く予定でした。わが家は義父の持っているマンションに住んでいるためなかなか引っ越せず、引っ越しで気分を変えるということがかなわないので、ちょっと彼女がうらやましくなりました。 それから2週間後のこと。「新居に引っ越したの! 遊びに来て♪」「住所送るね!」彼女の送ってきた連絡先に、私は驚きました。なぜって……。「これうちの住所なんだけど……」親友だと思っていた友だちの正体実は、夫と彼女は不倫をしていたのです。私が悩みを打ち明け、別れることも視野に入れて話し合うことを提案してきたのも、私が自分から別れると言い出すようわざと仕向けていたとのこと。そして、私が帰っている間、夫は彼女とわが家で同居を始めていました。 このことを夫に直接問いただしたところ、素直に不倫を認めました。しかし、自分は被害者であるかのような話しぶりで、彼女にウソを吹き込まれていたのでした。 おなかの子どもは私が不倫した結果だと、彼女から言われた夫。証拠の写真まで見せられたそう。私も確認しましたが、どう見ても合成としか思えない代物でした。けれども夫はあっさり信用したよう。ただ、私がいくら説明しても、聞く耳を持ってくれませんでした。 もう連絡してくるなと言われた私はかなりのショック状態に陥り、その影響か突然破水、出産。数日後、再度私は夫の不倫相手に連絡し、私を妻の座から引きずり下ろせそうで気分が良かったのか、彼女は気前良くいろいろ教えてくれました。 彼女は、好きだった人をいつの間にか私に取られ、結婚までされてしまったのが相当悔しかったのだそうです。そこで結婚後すぐ夫に告白し、1度でいいからと関係を迫ったと。夫は体の相性が合う彼女と別れづらくなり、それからずっと隠れて付き合ったとのこと。 いずれ私と別れて再婚すると夫は約束していましたが、私の妊娠によりそれを撤回。逆に彼女に別れを切り出したのだそうです。誰を信じるか私が彼女とやり取りをしたとき、その場には義理の両親がいました。生まれたばかりの孫に会いに来てくれていたのですが、彼らも知るべき話だと思い、やり取りを見守ってもらうことにしたのです。 この状況に慌てた彼女は、パニック状態。義父は今すぐマンションから出ていけと、かなりのご立腹でした。 夫は私の不倫話がウソだとわかると、やり直そうと言ってきましたが私は断固として拒否。よくよく話を聞くと、義父は夫への遺産分与分はすべて孫に渡すと言っているそうで、それを回避したかっただけのようです。 その後両家両親も交えて話し合ったところ、私たちは離婚することに。私はもうあの結婚生活に未練はありませんでしたから、別れられて清々しました。慰謝料や養育費を得て、また両家両親に支えられて今は穏やかな毎日です。 もともと私は彼らと同じ会社に勤めていたので、いつの間にか彼らの悪いうわさが会社中に広がってしまい、2人は居場所を失くしました。不倫相手は退職、元夫は慰謝料や養育費のために仕事が辞められず、つらい毎日のようです。 信じていた友人や夫からの裏切り。妊娠も控えた妻の気持ちを考えるとつらいですよね。今回の出来事は、妻にとってはショックなことですが、夫の両親も味方になってくれてよかったですよね。生まれてきた子どもと妻が幸せな人生を送れることを願いたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月25日来月出産予定の私。夫も中学生の娘も、赤ちゃんの誕生を心待ちにしていました。今日から出張の夫は、娘に私のことを託してでかけていき……。夫が出張から戻ると、家は空っぽ。荷物がなくなっていることに驚いた夫は、娘に連絡。そして娘は……妻である私が死んだ、と告げました。妻が…死んだ!?夫が出張中、私は早産になり、破水。そこから帝王切開をする緊急手術と、予想もしなかった展開を迎えました。何度も夫に電話をしてくれた娘でしたが、1度も出てはくれなかったようです。いくら出張中とはいえ、折り返しすらなかったことは娘にとってとても信じられないことでした。結局何も連絡がないまま、夫は帰宅し、部屋に何もないことを知り、パニックに。 また夫が娘から私が死んだと言われても電話すらしない状況に、娘は違和感を覚えていたようです。仲良し親子だったはずなのに、大嫌い、二度と連絡をしてこないでと娘に言われ、居場所すら教えてもらえなかったことに夫はショックを受けたようでした。 その後夫は私の実家を尋ねましたが、誰も出ず。それもあり、夫は私に語りかけるように、携帯電話へメッセージを送ってきました。「娘のことは俺が必ず守る! 安心して天国にいってくれ!」初デートのことを思い出し、私への愛を叫び、ちょっとしたナルシストぶりを見せた夫。「きもちわる」「え? なんで返事?」死人が返事をしたことに、驚きを隠せない様子でした。ウソとウソ実は、私が死んだというのはウソ。しかし帝王切開になり、母子ともに危険な状態になったのは本当でした。産後夫と連絡を取りたいと思った私は、娘に頼んで会社に連絡してもらったのですが、有給中とのこと。出張なんて真っ赤なウソでした。そして、なんと隣の課の若い女子社員と、不倫旅行に出かけていたのです。 同時期に有給を取っている女子社員を聞き出し、その旦那さんに連絡を取ったところ……。やはりうちの夫と同じように出張と偽って家族に伝えていたようでした。 この話は社長の耳にも入ったようで、事実関係を詳しく調べてくださるとのこと。その話を聞いて夫は急に怒りだし、自分のキャリアに傷がついたらどうしてくれるのだとわめき散らし始めたのです。でも、それもすぐに収束。不倫相手の携帯に残ったトーク履歴や写真が、あちらのご主人によって確認されました。 夫いわく、これはあくまでも遊びで、不倫にすらならないと……。訳のわからないことを言いだす始末。そして私がしたことが倫理的にいけないことだと、夫が責めてきましたが、娘が「論点のすり替えだ」と泣いて文字が打てなくなってしまった私に代わって反論してくれました。そして、私たち夫婦が娘にとって世界一、憧れの存在だったことを告げた娘。 さすがに娘の言葉は身にしみたようで、もう1度チャンスがほしいと言ってきた夫。しかし、娘は断固拒否。さらに娘は、夫が1度も赤ちゃんのことについて触れてこなかったことも指摘し、結局家族より自分のことばかりだと、咎めました。生まれ変わったつもりで…その後、「もうお父さんなんていらない」と娘が宣言してくれたので、私は何の気兼ねもなく夫と離婚。 夫からの養育費と慰謝料、不倫相手からの慰謝料が私の懐に入ってきたので、しばらくは育児に専念しても生活できそうです。事情を知った両家両親の支えにも、とても助けられています。また元夫の勤める会社の社長も、彼をクビではなく降格にしてくださいました。私たちへの支払いが滞らないようにとのご配慮で、本当にありがたい話です。 元夫は会社で肩身の狭い思いをしており、また不倫相手とも破局し、抜け殻のような状態でただただ働く毎日だそう。現在私は、2人の娘とともに実家に身を寄せています。慌ただしくもにぎやかな、楽しい毎日を過ごしています。 夫と結婚していたころの私は、本当に死にました。娘に伝えてもらった言葉通り、死んだのです。新しく生まれ変わったつもりで、一生懸命生きていこうと思います。 妊娠中や出産のときは、不安を感じたり心細くなったりしますよね。そんな中、自分の欲求のためだけに、妻を裏切った夫。娘からの必死の連絡にも折り返さないというのは、夫だけでなく、父親失格と捉えられてもおかしくないですよね。家族の信頼を裏切ったのは、夫自身。自分のおこなった過ちに対して、反省し、償っていってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月24日私は独身の会社員で、在宅で仕事をしていました。ある日体調不良の義姉が、預かってほしいと甥っ子たちを連れてきて……。私は、具合が悪い中面倒を見るのは大変だと、3歳と4歳の甥っ子たちを泊まりで預かることにしました。義姉がすこしでも多くゆっくり休めて、早く治ってほしいという気遣いでしたが、なぜか義姉はそれからも私を託児所代わりに使うようになったのです。 たまのことならまだしも、週の半分も預けられることもありました。エスカレートする義姉の行動最近、兄は長期出張中とのこと。義姉の両親も兄や私の両親も遠方に住んでいるため、なかなか子育てを手伝ってもらえる人がいないのは大変だと思います。すこしでも力になりたいとは思いましたが、ここまでとは思っておらず……。正直なところ、だんだんと強気な態度で甥っ子たちを預けてくる義姉の様子にも腹ただしさを覚えていました。 このまま続くようであれば、母を呼んで一緒に甥っ子たちを見てもらおうと思ったのですが、義姉は兄や母にこの状況を知られるのがなぜか嫌なよう。 さらに、黙って言うことを聞かなければ甥っ子たちを迎えにこないと言うなど、脅しや圧力をかけてくるようになり、困っていました。そして、事件は起きた…ある日、私は早朝から遠方へでかけていました。前々から都合が悪いと言っていたのに、義姉は記憶に留めていなかったようです。義姉から連絡が来て「居留守はもうやめてね」と。私は何のことだかまったくわからず、家にいないことを説明すると、義姉は恐ろしいことを言い出したのです。なんと1時間も前に、私のうちの玄関前に幼い甥っ子たち2人を置いてきたとのこと。 急いで戻ってもらえるよう伝えましたが、義姉は逆に私に戻れと命令。そして予定が台無しになったと文句を言い、役立たずとののしったのです。 数時間後、義姉は大騒ぎで連絡してきました。「あんたのせいで子供が行方不明になったじゃない!」「警察に通報してやるから」人をののしりつつも、一応は子どもたちのもとへ向かったよう。しかしそこには誰もおらず。さすがの義姉も焦ったのでしょう。 そんな義姉に喝を入れたのは……。「通報されているのはあんたよ」「いい加減にしなさいバカ嫁!」この連絡を送ったのは、母でした。義姉は最初、私が告げ口をしたと思ったようですが、それは間違い。私はその日、朝から母とでかけていたのですから。母は、大切な孫を任せられないと判断し、義姉に対して子育てする資格はないとものすごい剣幕でした。無責任な行動の果てに…実を言うと、甥っ子たちはマンションの管理人さんに保護されていました。私が戻ろうと思っていたところ、管理人から連絡が来て保護したとの連絡が来ていたのです。そして、管理人さんは「幼い子どもの面倒を見ることは難しい」と、管理人さんの娘さんに助けを求めたと言います。 なんと奇遇なことに、娘さんのお子さんと甥っ子たちは同じ幼稚園でした。そこで娘さんは、即警察に通報。じつは義姉、幼稚園で問題を起こしていたのです。私と同じようにあちこちのママ友に子どもたちを預けては、飲み歩いたり、男性に会ったりしていたと……。 後日調べると、やはり義姉には不倫相手がいたそう。義姉が自分の遊びを優先するために甥っ子たちを人に預けていたと知った私は、当たり前ですがもう協力できないと思いました。 兄は義姉との離婚を望み、子どもたちの親権を持つことを要求。義姉の行動が行動だけに、兄の願いは簡単にかなえられたようです。「母親を奪うな、両親がそろっていないとかわいそうだ」と義姉は最後まで抵抗していたそう。 泣いて暴れる義姉でしたが、今では細々とアルバイトをして慰謝料と養育費を何とか支払っているそうです。 現在兄は両親と同居しており、平日の育児に協力してもらっているよう。休日は、以前と同じように子どもたちとの時間を大切に過ごしているそうです。放任されることがなくなった甥っ子たちは、いくぶん前より表情が輝いている気がします。 育児中に誰かに頼ることは悪いことではありません。ただ、そのやさしさにつけ込んだ義姉の行動は許されたことではありませんよね。今回は、管理人さんが甥っ子たちを保護をしてくれていたから事故や事件に巻き込まれなかったものの、最悪の場合が起きる可能性もあります。義姉には「自分の行動が子どもたちを危険な目に遭わせていたかもしれない」と事の重大さを知ってもらい、自分の考えの甘さも反省してほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月23日妊娠して体調不良が続いた私は、悩んだ末に仕事を辞めました。私が専業主婦になると、夫は今まで以上に何もしなくなり……。私が体調不良で横になっていても、家事を手伝ってくれない夫。先日はゴルフクラブを磨けとまで言ってきて……。すこしワガママがすぎるのではないかと思います。私もなかなか断れないのですが……。 妊婦への理解がまったくない夫臨月の私は、ちょっと動くのもひと苦労。疲れやすく、横になる回数も増えました。しかし夫は妊婦に対して理解がなく、私が休んでいると不機嫌に……。妊娠を言い訳に家事をサボっていると言ってくるので本当に困ります。 私が妊娠後すぐに退職したことも、気に食わなかったようです。体調不良が続き、悩んだ末に辞めたのですが、夫はラクしたいがために早めに専業主婦になったと勘ぐったわけです。 そもそも妊娠・出産は命がけのことで、常にリスクが伴います。夫はそのことにまったく気付いておらず、母体を大切にする気持ちが芽生えないようです。逆に、自分が稼いでラクさせてやっていると大いばりで、自分が一番偉いと思っています。 ベビーベッドの組み立てなど出産準備もなかなか協力してくれず、週末はゴルフの予定でいっぱい。すこしは協力してほしいとお願いしても、ギャーギャーうるさいと言われ……。母親の自覚が足りないと、なぜか説教されました。 予定日より前に破水…そのとき夫は!?ある朝、私は破水。出産予定日まで日があったのですが、急きょ病院へ行くことに。しかし夫は私を残し、ゴルフに出かけたのです。 数時間後。夫の携帯電話へ何度も連絡を入れましたが、応答はなし。「何度も連絡するなよ」「ゴルフの邪魔すんな!」やっとメッセージを返してきた夫に、ガツンと言いました。「妻子の命よりゴルフ?」「二度と二人には会えないと思いなさいよ」夫に返信したのは、義母でした。 母子ともに大変な状態だったことが義母から伝えられると、夫はびっくりしたようでした。破水したのがウソだと思ったと言い訳しましたが、私がウソを付く必要はなく……。同じように思った義母に、やり込められていました。 これまで私たち夫婦がやり取りしていたメッセージを義母に見せたところ、おかしいのは息子のほうだと私の味方になってくれました。 夫との関係を見直した結果…義母は、私のいる病院へ夫を近づけないでくれました。退院した今は実家に帰り、子どもの世話をしています。 今までのことを考えると、夫はこの先何も変わらないだろうと思っています。最初はパフォーマンスとして家事や育児をするとは思いますが……。離婚が一番いい選択だと思い、決断。夫には子どもの名前と離婚の話し合いだけ伝え、連絡を断ちました。 今になって夫は、子どもが生まれるのを本当に楽しみにしていたと言いました。私にしたら、どの口が言っているのだと思ってしまいますが。以前、親になる自覚がないと私に説教した夫ですが、自覚が足りなかったのはどっちだったのでしょうか。 両家の両親に責め立てられ、夫は後悔と反省の日々を送っているようです。ですが、今となってはどうにもなりません。 私は実家で暮らしながら、仕事に復帰することも考えています。初めての育児で大変なこともありますが、両親の手助けもあってなんとかやっています。周りの人への感謝の気持ちを忘れずに、生きていこうと思います。 ◇ ◇ ◇ 子どもの誕生を楽しみにしていたなら、妻のことを気遣ったり、ベビーベッドの組み立てを手伝ったりしてほしかったですね。夫婦は対等で主従の関係ではありません。お互いに思いやりをもって生活したいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月21日私は30代のシングルマザー。仕事に子育てに一生懸命な毎日を送っていました。最近、取引先の人から熱烈なアプローチを受けていて……。好意を持たれるのは悪いことではありませんが、程度の問題があります。前は昼休みに急に連絡してきて、一緒に食事をしようと誘われました。こちらの都合も考えず、一方的に自分の思いを押し付けてくる人で、仕事が終わった後や週末の娘との貴重な時間まで拘束しようとしてくることに正直困っていました。病的なしつこさに…私は、娘を育てている間は誰とも交際するつもりはありませんでした。しかし取引先の男性は、病的なしつこさで私のことを追い回すのです。「プレゼントを渡したい」と帰宅する私の後をつけたり、私と同僚が男女の仲だと勘違いして攻撃されたりしていました。 耐えかねた私は上司に相談し、その結果、会社から取引先へ厳重注意することになり、男性は会社から個人的な付き合いを控えるよう言われたはずでした……。しかし、男性は「好きだ、娘の父親になりたい」と、自分の気持ちばかりぶつけてくるのです。 挙げ句、亡くなった主人のことは早く忘れて、自分と幸せになろうとまで。私も娘も今十分に幸せですし、夫のことを忘れるつもりなどありませんでした。あなたは、誰?ある夜のこと。突然メッセージが届き、私は目を疑いました。「ママ、私です」「どうか助けてください」誰かが私を、自分のママだと勘違いしているようでした。「頭から血が止まらないの」いたずらかもしれないと思いましたが、本当だったら一大事。私は慎重に話を聞くことに。「誰? 私の娘は隣にいるけど……」 相手の言うことには、父親の携帯電話の電話帳に「妻」と記載された番号が私だというのです。そこで離れて暮らす母親だと勘違いして、連絡をしてきたとのことでした。フルネームを尋ねてみてわかったのですが、その子はあの男性の娘だったのです。 なんと、男性は娘に手を上げてケガをさせていました。しかも手当もせず、飲みに出かけたと言います。10歳だという娘さんを助けるため、私は教えてもらった住所に駆けつけました。 一方通行の不幸せ私は傷ついた娘さんを病院に連れていき、警察に通報しました。さらに衝撃を受けたのは、男性は、娘さんのお母さんである元妻を精神的に病ませました。そして離婚して親権を取り上げ、養育費を巻き上げていたと言います。そのくせ娘さんの養育をせず、傷つけてばかりいたわけですからとんでもないことです。 彼が「男ひとりでの子育ては大変なので一緒に育ててください、4人で家族になりましょう」と言っていたことを思い出し……本当にゾッとしました。 私は警察のほか、彼の会社にも報告をしました。心の安定を取り戻しつつあった元妻は、すぐ動いて娘を取り返したそう。娘さんはすっかり明るさを取り戻し、元気よく育っていると聞いています。 その後、男性は会社をクビになったそうです。仕事を失うことが恐ろしく、最後は取り乱していたようですが、罰金刑と接見禁止命令を受けて彼も大人しくなったと風の便りに聞きました。 わが家も再び安心安全な暮らしが戻ってきて、一安心。これも、家族、友人、同僚など、周りの方々がやさしく見守り、気遣ってくださるおかげです。とても感謝しています。 何事も一方的な思いでは、幸せになれません。ましてや、娘さんや元妻にひどい仕打ちをしていた人と誰も一緒にはなりたくないですよね。自分の思いを大切にすることも大事ですが、それと同じくらい相手も大切にしたいものですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月21日わが家は共働き家庭です。結婚する前は家事を分担する予定でいましたが、結局私ひとりがやっている状態で……。夫は家事を手伝うどころか、私の料理が下手でまずいと文句を言ってきます。結婚当初はこんな感じではなかったのに……。 平日は残業で帰宅が遅く、休日はひとりで出かけてしまう夫。このようになったのは本当に最近で、急速に冷たくなった夫の態度に困惑する日々です。 夫の態度が変わらないので日に日に夫の態度は悪化し、近ごろは私の作った料理を生ゴミだと言う始末。私もレシピを見て努力はしているつもりですが、夫の態度は一向に変わりません。同僚や友だちに食べてもらうと、みんなおいしいと言ってくれるのですが……。 いくら頑張って作っても夫が食べないので、私はもう料理を作らないと宣言。すると夫は私が仕事を放棄したととらえ、食べもしないのに抗議してくるのです。 話をすれば、最後には売り言葉に買い言葉。私たちの仲は、日を追うごとに冷え込んでいきました。 本当の評価を知るために…ある日私が残業をしていると、怒った夫から連絡が入りました。「おいクソ嫁、なんだあの飯!」「俺にこんな飯を食わせる気か?」「今日は私、作っていないよ」「家にお義母さんいない?」 私の返事を聞いて、夫は態度を一変させました。料理上手な義母が作った料理は見た目にもきれいなはずなのですが、それをこんなふうに言うなんて……。慌てた夫は、まだ食べていない、見た目で判断しただけだと言い訳をしました。 そして、その後すぐに料理を口にしたようで「うまい! うまい! 」 と連呼。よくよく見たら盛り付けもきれいだった、俺が求めていた料理はこれだなんて取り繕って……。本当に呆れます。 これで、夫の味覚は当てにならない、ただ私の料理に難癖つけていただけだとわかりました。そこでネタバラシ。じつは義母は盛りつけただけで、料理を作ったのは私であると伝えたのです。 私はすぐ家に帰ると連絡し、お風呂場に隠れている義母に声をかけてほしいと伝えました。そうなのです。今回のこの作戦は、私と義母の2人で考えたものなのです。 私に難癖をつけていた理由が判明あの後、義母が夫から携帯電話を奪ったところ、不倫の事実が浮上し……。この一件、じつは不倫相手と一緒になろうとした夫が、私に難癖をつけて離婚に持ち込もうとしていただけだったのです。 それが理由で暴言を吐いていたと知り、夫に対して怒りが湧きました。夫は急に謝罪してきて、離婚したくないと言いましたが……。「不倫相手ではなく私を選ぶ」と今さら言われても、気持ちはもうありません。 どうやら夫は職場の後輩である不倫相手に迷惑がかからないよう、離婚を食い止めたいだけのようです。不倫相手の親や職場の人がこれを知ったら大変なことになると心配していますが、そんなことは私に関係なく……。 私は夫と不倫相手に、慰謝料を請求。社内で彼らの不倫がうわさになり、2人は別れることになりました。そして2人とも逃げるように退職したそうです。 私は今、離婚後に迎えた愛猫と暮らしています。元夫のことを一日も早く忘れたい私は、小さな家族に癒やしてもらう日々。そしてまたいつか、恋をしたいと思っています。 ◇ ◇ ◇ 散々ひどいことを言われた後でやり直したいと言われても、気持ちは離れていますよね。今は愛猫に癒やされているとのこと。次は元夫とは真逆の思いやりのある人に出会ってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月20日共働き夫婦の私たちはそれぞれ忙しかったのですが、夫の忙しさは尋常ではありませんでした……。私はそんな夫にどこかさびしさを感じていて……。仕事だとはいえ、毎日のように遅く帰宅することに負い目を感じていたのか、夫は私の大好きな猫を家族として迎え入れることを提案してくれました。動物が苦手な夫には大変なことかもしれませんが、私のことを思って勧めてくれ、また大好きな猫と一緒に暮らせるということで、私はとてもテンションが上がっていました。私の秘策数週間後、わが家に新しい家族が増え、私はとても幸せな日々を過ごしていました。家に来てくれた猫に、私はとてもメロメロ。そんな私の姿を見て、夫はにこにこ笑っていました。 ある日私は実家に帰ることになり、夫と愛猫はお留守番に。1泊2日ですが、夫がちゃんと世話できるのか不安を感じ、私は秘策を使うことにしました。 帰省中、私は両親とドライブをしました。急ぎで自宅に連絡することになったのですが、そのとき夫は自宅で仕事をしていると言っていました。「今夜はひとりさびしく寝るよ」ひとりさびしく……。私は知っていたのです、そのとき夫が何をしていたのか……。「横の女に私のパジャマ着るなって言ってくれない?」「え……?」 私の秘策、それは見守りカメラの設置でした。愛猫の様子を帰省中も見られたらと思って、設置。声も映像もバッチリ撮れるもので、なんと私が声をかける機能もありました。その機能を使って夫をちょっと驚かそうと思っていましたが、私が画面を見ると、茶髪の女性が夫の肩にしなだれていたのです。夫が仕掛けた罠夫と不倫相手の会話は、カメラを通じて筒抜けになっていました。「最近は猫に夢中だから不倫には気付いてない」とか、「猫程度でさびしさが紛らわせれるんだから安い女」などと言っていた夫。 私が夫にそのことを連絡し、私がカメラを仕掛けていたことを知ると、夫は激昂。プライバシーの侵害であり、私のことを常識がないと言ってきました。 いよいよドライブの目的地に。実は行き先はわが家だったのです。それを知った不倫相手は逃げようとしましたが、玄関は開かないよう。なぜなら近所に住む兄に連絡し、逃げられないよう細工してもらったのです。 その後、私と夫は話し合いをしました。大切な人たちを裏切った結果…私の家族に囲まれ、夫はしぶしぶ離婚届に判を押しました。しかしその後も愛している、別れたくない、納得できないと言った夫。 夫には不倫の隠れみのだった愛猫ですが、私にとってはもう夫より大切な存在です。さびしい時間を一緒に過ごしてきた同士ですから。今の私には、この子と慰謝料があれば十分でした。 また、不倫の証拠として映像があるというのは、本当に強いもので、慰謝料を夫と不倫相手双方にしっかり請求できました。元夫の両親からも提供を求められたので、そちらにも送り、元夫は勘当されたそうです。 また社内不倫だったこともあり、立場を悪くした2人は退職、破局の一途をたどったと風の便りに聞きました。今私は、愛猫と2人、幸せな日々を送っています。出会いのきっかけは今思うと複雑ですが、この幸せは確かなものですから、大切にしていきたいと思います。 夫に裏切られたのはつらいことですが、愛猫のおかげで不倫の証拠も掴め、妻が新たな人生を踏み出せたのはよかったですよね。そして、家族にも勘当され、会社にもいられなくなった夫。自分がおこなったことは、とんでもないことだと自覚し、反省してほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月20日ベビーカレンダーで2023年に公開した約2万本の記事の中から、多く読まれた記事を抜粋してご紹介します! 今回は、体験談部門・体験談マンガ部門です。「えっ!?」近所の庭で夜まで続くBBQ。窓から覗くと緊張の事件が…!? 先輩ママの体験談。2件隣の若いご夫婦が大人数でBBQをしていたところ、普段は温厚で、ママさんの息子さんたちにもにこやかに話しかけてくれる隣の男性が大きな声で怒鳴り、説教をしていました。 コメント欄には、「(BBQをしている)本人たちは意外と気付かなかったりしますからね」「普段温厚な人を怒らせるとこわいですよね」「周りのことを思っての行動で素晴らしいと思います」などの声が寄せられ、賛同を得ていました。ギャップ萌え♡ 公園に現れたギャル男にビックリ!? その正体は… 先輩ママの体験談をマンガ化! 1歳の息子さんと公園で遊んでいるところに現れた、2人のお子さんを連れたパパの見た目はまるでギャル男! まさかのギャル男パパのギャップにとても驚いた体験談です。 2023年にベビーカレンダーが公開した記事の中からよく読まれた記事をご紹介しました。これらの記事の他にも赤ちゃんの名付け、社会的な記事など、さまざまなジャンルの記事を公開しています。2024年もみなさんが共感できたり、ためになるような記事をどんどん公開していく予定です。どうぞお楽しみに!
2024年01月20日私の懐から毎月出ていく、夫の飲み代とギャンブル好きな義母への援助金。いくら言っても聞かない親子にしびれを切らした私は、彼らの生活改善をすることにしました。週の大半、飲み歩く夫。飲みニケーションだなんて言っていますが、給料や昇進には全く反映されず……。義母はパチンコに狂っており、お金が足りなくなると私のところにやってきます。2人にはもうすこし自分たちの生活を見直してほしいのですが、聞く耳持たずで本当に困っています。 私をあてにする夫と義母最近夫は、私が独身時代にためたお金まで当てにするように。結婚してからも貯金はしていますが、あまりたまっておらず……。夫と義母が生活を見直してくれないと、本当に将来困ったことになってしまいます。 夫にいくら言っても飲み代は減らそうとせず、義母をいさめることもありませんでした。そこで、とうとう私が義母と話すことにしたのです。 追い詰めるようなことは言っていませんが、義母は私から意地悪されたと夫に泣いて電話してきたそうで……。こっちだって援助するにも限度はあるんです。 パチンコに使うお金を減らせば援助も必要なくなるのですが、この話題になるとヒートアップして話どころではなくなるのです。 私のせいでノイローゼに!?何の進展もないまま数カ月がたったころ、突然夫から三くだり半を突きつけられました。今、夫は義母と病院にいるそうです。「お前からの嫌がらせで母さんがノイローゼになった」「性悪女とは離婚する」夫は、私が裏で義母に文句を言ったり、ひどい言葉で罵倒したりしていたと言いますが、そんなことをした覚えはありません。ありえない夫の発言に思わず笑ってしまいました。「めっちゃ面白いじゃん」「は? お前どこまでクズなの?」クズはどっちなのか……。本当に困ったものです。 ノイローゼになったので義母は大好きなパチンコもできていないと、夫は言っていました。ですが、近所のパチンコ屋に入っていく義母を昨日見かけています。 私に義母へ電話をかけるよう仕向けたのも、“義母いじめ”をでっち上げるためでしょう。自分優位に離婚して、慰謝料も巻き上げようと親子で画策していたようです。夫や義母が怪しいと感じ、冷静になったら魂胆がはっきりとわかりました。 夫が離婚をたくらんだきっかけは…後から知ったことですが、義母には300万円の借金があったようです。それに気づいた夫は返済のため、私との離婚をたくらんだと白状しました。 私としては、それもウソだと思っています。私の通帳が開かれた形跡があったので、きっとその額を見て思いついたのでしょう。前々から、私にお金の使い方を注意されることにわずらわしさを感じていたでしょうし……。 私と夫は離婚。悪事がすべてバレた夫は慌てて離婚を撤回してきましたが、謝罪のみ受け入れ、関係の再構築は受け入れませんでした。こんなことをされて、許せるはずがありません。 今思うと結婚生活の間、どうしてあんなに頑張っていたのか不思議です。もちろん夫のことが好きで、家庭を守りたいと思っていましたが……。これからの人生は自分を犠牲にせず、前向きに過ごしたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 家計を圧迫するまで飲んだり、援助を要求されたりしては困りますよね。お金の価値観を合わせていくのは大変ですが、話し合って妥協点を見つけることができるといいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月19日息子には、とても仲の良いクラスのお友だちがいました。その子のママは少々面倒な性格で、いつも自慢話をしてはマウントを取ってくる人で……。ママ友の自慢は、ご主人。出世が早く、お給料も高い優秀な人と聞きました。その上顔も性格も良いので、モテて困ると心配してみせるママ友。そして最終的には、そんなご主人に選ばれた自分をみんなが褒めそやすよう仕向けるのです。 突然ママ友が冷たくなって…先日、子どもたちの学校で授業参観がありました。家族についての作文を読んだのですが、うちの息子が発表した内容を聞いたママ友は態度を急変。内容は、夫が毎日家にいて、息子と遊んでくれるという話だったのですが、それを聞いたママ友はうちの夫が無職だと勘違いしたのです。 わが家を貧乏一家だと思い、優秀な自分の家族にはそんな家族と関わらせたくないと思ったママ友。そこでママ友は息子さんに「口を利かないように」と言ったそう。無視されて帰ってきたうちの息子は、とても悲しそうでした。 親の都合で子どもたちの仲を裂くなんてことは、許されないと思った私は抗議。自分のことならまだしも、夫や息子など大切な家族のことをとやかくいわれる筋合いはなく、私はもうこちらから連絡はしない、関わりを持たないと宣言しました。 衝撃の真実数日後、ママ友はご主人から優秀な人物がいると聞いて、自分が底辺家族呼ばわりする私たち一家を思い出して連絡をしたそう。「息子の友だちに無職の貧乏一家がいたから、縁切ったわ」 彼女がその話を始めると、ご主人から返事が。 「お前今すぐ俺の会社に謝罪しに来い」「え、あなたどうしたの?」 ママ友の夫は大きなプロジェクトに参加しているようだったのですが、実はそのプロジェクトの重要メンバーがうちの夫だったのです。 なんで上から目線?その日たまたま夫がママ友のご主人の会社に出向いていたため、ママ友は慌てて会社まで駆けつけたと言います。しかし家族をバカにされたと知った夫は、私が許さない限り自分も許さないと言ったそうです。 ただ、彼女はこんな状況になってもまともに謝ってきませんでした。「私とあなたの仲だから水に流してくれ」「うちの息子と遊ぶことも許してあげる」など、上から目線な発言ばかり。挙げ句の果てには「自分のほうが年上なのに敬えないのか」「許せないのか」と言ってくる始末で、結局私は彼女のことをいまだ許していません。 夫は大人ですから、ビジネスにプライベートは持ち込まず、今もママ友のご主人とは一緒に仕事をしています。息子はママ友の息子から心からの謝罪を受け、ずっと仲良くしているそうで、親としてホッとしているところです。 とはいえ、彼女のしていたことはあまりにもひどいと思い、謝罪の件などありのままをご主人にお伝えしたところ、今までのことも鑑み別居しているそうです。 親といえども子どもたちの交友関係に亀裂をいれるような行為は許されたことではありません。そんな行動を取られては、抗議をするのは当たり前ですよね。最後まで見下す言動を続け、謝らなかったママ友ですが、夫と別居をしている今、今回のことを反省し、自分の言動を省みてほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月19日私はまもなく結婚します。男性とお付き合いしたことがなかった私が、なんと初めてできた彼とスピード結婚することになりました。両親に先立たれ、とてもさびしい思いをしていたときに彼と出会い……。あれよあれよという間に、新婚生活がスタート。笑顔あふれる結婚生活を思い描いていましたが、全然楽しくないのです。次第に私は彼に違和感を覚えていきました。 夫は残業続き…すれ違いの結婚生活先日、私たちは婚姻届を提出。日にちを決めて夫と約束していたのですが、彼は忘れてしまっていて……。用事があってどうしても行けないと言われたため、仕方なくひとりで行ってきました。最近外せない用事があるとことあるごとに言うのですが、何か隠しているようで気になっています。 わが家は共働きで、夫はいつも残業ばかり。休日も、用事があると言って夫はひとり外出してしまうので、新婚らしい生活がまったくできていません。こんなにも一緒に過ごす時間がないと、本当に愛されているのかとても不安になります。 ついに爆発した私は、夫を問い詰めました。仕事が忙しいのは仕方ないにしても、せめて大事な用事が何であるかくらい教えてほしかったのです。すると、夫が思いがけない告白をしてきました。 夫への思いを踏みにじられて…夫の大事な用事というのは、義父の看病でした。難病を患っているらしく、夫や義母が看病を手伝っているとのこと。結婚前に義両親に挨拶できなかたせいのも、このことが原因だったらしく……。義父の病気を知ったら、私が離れていくのではないかと思ったそうです。 事情を聞いてすこしでも役に立ちたいと思い、足の悪い義母の手伝いをすることにしました。それからの私は、仕事に家事にお手伝いに、大忙しの毎日です。 ただ忙しいだけなら、頑張って続けられたと思うのですが……。義母の人使いの荒さは半端なく、気に食わないと暴言を浴びせてきます。そのことに私はだんだんと耐えられなくなり、夫に愚痴をこぼしました。すると夫は、自分から言い出したことだから文句を言うなというのです。 その上、義父の手術代500万円を私の貯蓄から出せと言ってきたので、もう開いた口が塞がりません。そのために結婚したんだとまで言われ、目の前が真っ暗になりました。私は夫にすっかりだまされたようです。離婚されたくなかったら大人しく協力しろとまで言われました。 それから2週間、夫はお金をせがみ続けました。「親父の手術代の500万まだ?」「早くしないと親父の命が危ないだろ」そのころには私の夫への愛はすっかり冷めていましたし、信じられない事実も知ったので、もう彼の言うことを聞くつもりはありませんでした。「命とかどうでもいい」あきれて笑いまで漏れてしまった私に、夫は怒りをあらわにしました。「は? 何笑ってんだテメェ」 義父の難病というのは…じつは私、貯蓄の500万円を自分のために使ってしまいました。古民家を買い取ったので、これから自分でリフォームしていこうと思っています。こういうことに前から憧れていたのですが、なかなか実行に移せていませんでした。 しかし結婚生活が始まり、何かがおかしいと思うようになって事実を探るうち、私は変わりました。なにしろ私、何もかもだまされていたのですから。義父が難病というのも嘘。交通事故でけがをして、入院しているだけでした。 しつこく工面しろと言ってくるお金も、夫と義母が作った借金を返済するためのお金だったのです。義父が入院していない間に2人で豪遊したらしく、それで作った借金を義父に知られないうちに返済したかったと……。私にはまったく関係ないことなので、1円も出すことなく、さっさと別れて家を出ました。 今は働きながら、リフォームを楽しむ毎日を送っています。 ◇ ◇ ◇ お金目当てだったと知ったときは落ち込んだかもしれませんが、夫の本心が早くわかってよかったのかもしれません。辛かったことは忘れて、古民家ライフを楽しんでほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月18日生まれたばかりの娘の育児で、毎日クタクタ。夫は産前、一緒に育児をすると言ってくれていたのに……。残業ばかりで育児も家事もまったくゼロです。夫の勤める会社は育児関連商品を扱っており、子育てには理解があるほうだと思います。しかし最近の夫は仕事にかまけて、家では何もせず……。そればかりか、家事に手の回らない私のことを責めるように。食事が手抜きだ、部屋が汚いと言われますが、手が回らないのでどうにもできなくて……。 育児の大変さを理解しない夫娘を出産した今、育児の大変さを心から感じています。しかし、夫は大変さを理解できていません。お互いのことを理解し、協力してこそ、子育ては成り立つと思っているのですが……。 それにしても最近の夫は、常軌を逸しているように思います。隣の部屋でオムツ替えをしていると、臭いで食欲が失くなると言ってきたり……。泣き止まない娘を見て、私の育て方が悪いのではと疑われたりしました。 要求はエスカレートし、「自分が家にいる時間はオムツ替えを遠慮しろ」と言ってきました。そんな話、聞いたことがありません。 私が育児に専念できるのは、たしかに夫が働いているからだと思います。しかし、「だったら俺に感謝しろ、育児しろなんて言うな」 というのは、おかしな話だと思います。 ありえない夫の暴挙、そして…ある夜、夫は部長に呼び出されたそうです。「今すぐ会社に来なさい」「え? 部長、今からですか?」ゆっくりと湯船に浸かっていた夫は、そのとき相当慌てたことでしょう。「奥さんと子どもを追い出したでしょ?」「社長がブチキレているわよ」そうなのです。私たち母子は、まもなく冬が訪れるという凍える夜に、着の身着のまま家から追い出されたのでした。 その夜もいつものようにもめた私たちでしたが、この日は夫が感情的になり……。理性を失った挙げ句、このような暴挙に出たのです。携帯電話も持っていなかったので、どうしようと社宅の周りをウロウロ……。そんなとき声をかけてくれたのが、偶然にも夫の会社の社長だったのです。 後日、部長から一体どんな気持ちで仕事をしていたのかと夫は問われたようですが、私も聞いてみたいと思いました。今回の夫の行動は人としてだけでなく、会社にとってもマイナスだと捉えられたようで……。それなりの処罰が下ったそうです。 母親の大変さを理解したという夫あれから私たち夫婦は、別居することに。夫は謝罪の連絡をしてきますが、私は一向に許せないでいます。上司の命令で育児研修という新人研修に参加させられ、母親の大変さも理解したと言ってきましたが……。そんなに簡単にあの夫が変わったと思えません。 しかも後日会社の人から聞いてわかったのですが、夫の残業はウソで、家に帰るのが嫌で遊び歩いていたようです。育休も提案されていたのに断っていたそうで、それらを知ったときには本当に幻滅しました。 夫は関係の再構築を望みましたが、私は断固拒否。私を追い詰めたのは、育児でも家事でもありません。何もしてくれず文句ばかり言っていた、自分勝手な夫だったのです。すこし時間はかかりましたが、無事離婚できて今はホッとしています。 社長は私たち親子を気にかけてくれ、ミルクや服などを送ってくれました。私が日々頑張れるのも、支えてくれる人がいればこそ。両親や知人には、本当に感謝しています。 ◇ ◇ ◇ 慣れない育児に奮闘しているとき、何もしない夫からあれこれ言われたら、離婚も頭によぎりますよね。ふたりの子どもなので、夫も家にいるときは積極的に関わってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月17日ご近所トラブルに巻き込まれ、悩んだことがある方も多いのではないでしょうか。もしあなたの近所に、迷惑な親子が住んでいたら……?今回は体験談をもとに描いたライコミ(@ricomichan)さんの漫画『うちはあなたのカフェでも託児所でもない!』をご紹介します。近所の迷惑な親子に悩み……1人娘と楽しく過ごすお菓子作りが趣味の専業主婦、ライコミちゃん。しかし、ライコミちゃん親子は、2軒隣の瀬古親子との関係に悩んでいました。瀬古親子は、頻繁にライコミちゃん宅に押しかけては、身勝手は振る舞いをします。すると夫が、瀬古母に話をつけてくれることになり……。夫が話をつけることに……瀬古母の反応は……これにて解決……?まさかの結果に……!夫の言葉を変に解釈し、瀬古親子は揃って我が家に入り浸り……夫は瀬古母に話をし、それに納得したように見えましたが、今度は親子揃ってくるようになります。さらに瀬古母は、突然他の友達を連れてきたり、子どもを夜遅くまで託児所代わりにしたりと好き放題……。その後、強引にライコミちゃん宅に居座るようになった親子と警察も絡むトラブルに発展し、最後は警察からも「もう距離を置いた方がよい」と言われるのでした…!強引に我が家に入り浸る親子……あなたならどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ricomichan)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年01月16日私は夫を早くに亡くし、今はシングルマザーで小学5年生の娘を育てています。近々交際2年になる恋人と娘を会わせる予定なのですが……。彼は、私と娘のことをやさしく見守ってくれる存在です。娘も私の恋愛には好意的で、いつも背中を押してくれます。再婚が現実味を帯びてきた今が顔合わせにはちょうど良いと思い、2人を引き合わせました。 彼に対する娘の意外な反応再婚は娘の承諾が必須。そういう条件だったので、彼は娘に嫌われないようにと、顔合わせに緊張を隠せない様子でした。娘は彼に会ったことはありませんでしたが、恋愛の後押しもしてくれていたので、うまくいくと思っていたのですが……。 娘は彼の顔を見た途端、目を見開いて黙ってしまい……。その日は顔合わせもそこそこに、すぐ帰宅。自分が何かしてしまったのではないかと心配する彼に、私は風邪でもひいたみたいだとごまかしました。娘の様子から何かあるのではと思いましたが、その日は何も聞かずに休ませることに。 小さな会社ですが、私は代表を務めています。会社を軌道にのせ、娘とゆっくり過ごす時間を持ちたい。そう話すと、彼は自分が一緒に暮らしたらそういう時間がすこし持てるのではないかと言ってくれました。 家事の得意な彼が、ピカピカにした家でおいしい料理を作って私の帰りを待ってくれるんですって。彼は本当に、私にはもったいないくらいのやさしい人。それなのに、今まで独身だったのはきっと私に会うためだったとも言ってくれて……。 娘の顔合わせでの反応が気にはなっていましたが、そのことを忘れそうなくらい私は彼に首ったけでした。あのことを知るまでは……。 えっ?彼は死んでいる!?「ママあの人と結婚するの?」「どうしたの?」「彼と会って気になるところがあったかな?」顔合わせの翌日、娘が尋ねてきました。胸騒ぎを覚えたのは、やはり勘違いではなかったようです。そして思いがけない娘の言葉に、私は一瞬言葉を失いました。「ママあの人、死んでいるよ」 じつは娘、先日親友の家で亡くなったお父さんの写真を見せてもらったそうなのです。そこに写っていた人物が、彼にそっくりだと……。他人の空似とは思えないほどだと言うので、後日その写真を私も見せてもらうことに。 すこし若い感じはしましたが、目元のほくろもまったく同じでしたし、同一人物だと見るのが正しいと私も思いました。詳しく話を聞いてみると、娘の親友はお父さんの生死に関して詳しいことは何も知らされていないようです。 気になって親御さんと連絡を取ったところ、驚くべき事実が発覚。なんと父親は死んでおらず、多額の借金を残し出ていったと言うのです。 やさしい彼の正体は…!?事実を知り、私には合点が行くことがたくさんありました。今思えば、私がやさしさに感じていたすべてが彼の作戦だったのかもしれません。 ずっと独身だったというのはうそですし、調べてみたら私と同じようにお付き合いをしていた女性が複数いたことも判明しました。その中には、お金を渡していた女性もいたようです。 別れ話を切り出すと、彼は本気だったのは私だけだと主張。そして娘の親友の母親を、うそつき呼ばわりしました。彼は反省して自分は変わったと言っていますが……。私たち母娘が彼女たちの二の舞いになる恐れも、否定できません。 別れを告げた後も彼から何度か連絡がありましたが、すべて無視しました。恋愛をする際は慎重に、そして娘との時間をより大切にしたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 寂しい、心細いといった心の隙につけ込み、悪事を働く人はどこにでもいます。甘い言葉には気をつけて、子どもがいる場合はとくに慎重に事を進めたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月13日独身時代と変わらず、自分勝手な暮らしを続けている夫。今まで家事はすべて私に押し付け、娘の面倒も一切見てくれません。こんな夫の姿を見せるくらいなら、実家に帰った方がいいと思い始めた私は、夫に別居を切り出しますが――?娘と接してほしいとお願いしても、「女の子の遊びはわからない」「家族3人でスーパーに行ったりしてるじゃん!」と、どこか娘に対して素っ気ない夫。どうにかならないものかと、私はずっと頭を悩ませていました。 素っ気ない夫私が娘を連れて実家に帰ると、両親は娘にかまいきり。家では私しか遊び相手がいないので、娘も饒舌に。「パパが『女の子の遊びはつまんない』って言ってた」「悲しかった……」と、ぽつりと私の両親にこぼしたそうです。 それを聞いた私は、別居を決意。「早く帰ってくる」という約束も何度も破られてきたので、実家で娘を育てた方が良いと判断したのです。 家に帰ってから、夫に「ずっとこんな状態なら実家に帰ります」「このままずっと私が育児や家事をするんだよね?」と言うと、夫は大焦り。 「来週の休みは必ず、絶対に遊びにつれてくから!」「俺だって娘のことは大好きなんだ、ただ楽しませることができるか不安で……」「ちゃんと向き合うから、実家に帰るなんて言わないでくれ!」 あまりの必死さに、私はもう一度だけ夫を信じてみることにしました。しかし、これが間違いだったのです……。 ずぶ濡れの娘1週間後――。 「パパとのお出かけだ~!」と喜んで、夫と手をつないで遊びに行った娘。しかし、しばらく経って、大雨の中ずぶ濡れになって家に帰ってきたのです。「パパはお仕事入ったんだって……」と泣きながら言う娘を見て、私の堪忍袋の緒は切れました。 突然車を降ろされ、一人で帰れと言われた娘。もうすぐ5歳とはいえ、まだまだ幼い子どもです。夫はいったい何を考えているのでしょうか……。私は怒りに震えながら、夫に電話をかけました。 「うちまで一本道のところでこっちは降ろしてやったのに」「雨が降ってるからなんだ?こっちは仕事なんだぞ」「家には着いたんだから別にいいだろ」 とまったく悪びれない様子です。悔しさのあまり言い返すことができず、スマホを握ったまま立ち尽くしていると…… 「子どもを雨の中放っておくほど重要な仕事は任せてないが?」 私の代わりに夫に返事したのは、夫の直属の上司。大雨の中車を降ろされ、呆然と立ち尽くしていた娘をたまたま見つけ、うちまで送り届けてくれたのです。 「実は取引先から連絡がありまして……」と言い訳をしぼり出した夫。「どこの取引先だ?確認させてもらうよ」と上司に言われ、夫はしどろもどろに。さらに上司は追い打ちをかけます。 「実はな、近いうちにお前に聞こうと思っていたことがあるんだ」「新しく入った派遣社員とどのような関係なんだね?」「その派遣社員さんからさっき、私に『息子が怪我をしたから明日休ませてほしい』と連絡があったぞ」「もしかして、お前が娘を雨の中放り出したことと関係あるんじゃないか?」 蚊の鳴くような声で「そんなわけ……ないですよ……」と返事をした夫。「じゃあ今すぐ家に戻ってこい」と上司が言うと、「それは……」と言葉を濁したのです。 判明した衝撃の事実数日後――。 上司から聞いたところによると、夫は会社の派遣社員と不倫関係にあったそうです。その不倫相手はシングルマザー。不倫相手の息子が怪我をしたと聞いて、夫は血のつながった娘を雨の中放り出し、不倫相手とその息子のもとへ駆けつけたのです。 「シングルマザーでいろいろ大変だって聞いて、手伝いをしてたらこんなことになって……」「離婚したいとか、家庭に不満があったわけじゃないんだ……」と夫。実の娘の育児すら何もしていなかった人が、どうして他人の子どもをかわいがることができるのでしょうか? 不倫相手は「自分は女性だから息子と満足に遊んであげられない」と言っていたそうです。本当に夫とお似合いですね。 実の娘より他人の子を優先する父親なんて、必要ありません。何度謝られたって許すつもりもありません。何より、娘との関係改善の最後のチャンスを潰したのは夫自身です。 その後――。 それからすぐに、私たちは離婚。はじめは離婚に反対していた私の両親と義両親でしたが、夫の不倫や今までの態度を説明すると、納得してくれました。 私は実家に戻り、両親の助けを借りながら、娘を育てています。娘は私の両親に構ってもらえてうれしいのか、笑顔が増え、活発で明るくなりました。シングルマザーは大変ですが、娘にたっぷり愛情を注いで育てていきたいと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月10日夫と職場結婚し、そのまま寿退社した私。しかし、夫はとんでもないモラハラ夫だったのです……。私を見下し、召使のように扱う夫は、私が体調を崩しても、病院に行く許可すらくれません。限界を迎えた私は、この地獄のような生活に終止符を打つのでした――。スマホの通知音が鳴り響き、私はため息をつきました。 「全然返信ないけど何してる?」「スマホ見てないのか?」という夫からの連投メッセージ。私は「ごめんなさい、気付かなくて」と返すと、また怒涛の勢いで「なにやってんだよ」「5分も待ったぞ」「スマホは肌身離さず持ってろっていつも言ってるだろ」と返信が。 厳しい夫そして私はいつも通り、午前中したことを報告するのでした。 「洗濯物を干して、家の中を掃除した」「あと涼しいうちに庭の草むしりも」「ベットのシーツと枕カバーを交換して」「あとは買い物ももう済ませてきたよ」 「買い物は予算内に収まっただろうな?」と尋ねてきた夫に、「ごめんなさい、今回は100円オーバーしてる」と正直に伝えました。「事前に計算してたんだけど、最近の値上げで予算を超えちゃって……」「前回は予算を下回ったから、それでプラマイゼロにはならない?」と私が言うと、夫は「前回は関係ないし、ルールは絶対だ」「甘ったれた考え方するな」と私を叱責しました。 「俺が汗水垂らしてやっとの思いで稼いだ金なんだ」「無駄にすることは絶対に許さないからな」「お前、今日は夕飯食うなよ」 昨日はクリーニングの出し忘れで、夕飯を抜かれたっけ……。2日連続夕飯抜きは、こたえるものがあります。 私には100円の予算オーバーも許さないくせに、夫は海外のお菓子やジュースをまとめ買い。結局飽きて無駄にするのに、1回に数万円も使うのです。 こんな生活がもう3年も続いているのです……。新しい靴も服も買うことは許されていません。私はよれよれになった服と、今にも穴が開きそうな靴を見て、またため息をつくのでした。 もう、限界…1カ月後――。 その日は朝から体調が悪く、いつもの夫からの昼の連絡も返せませんでした。少し回復してからスマホを見ると、案の定夫からは怒涛の連投メッセージが。 「体調が悪くて寝てた」「ねぇ、病院に行ってきてもいい……?」と送ると、「え?病院なんか行かなくたって、家にある市販薬を飲めばいいだろ」と夫。 しかし、私の第六感が告げるのです。このままだとヤバイ、と。 「まだ耐えられるだろ」「病院に行くと金がかかるし」「主婦のくせに病院にかかるなんて図々しいんだよ、自力で治せ」「市販薬を使うことすらお前には贅沢なんだよ、病院なんてもってのほかだ」 市販薬も、病院にかかることも贅沢……?そこまで言われる筋合いはない……私はこのときそう思ったのです。 モラ夫への制裁翌日――。 「病院の領収書があるけど、お前病院行ったのか?」「俺の金を無駄に使いやがって」「覚悟しろよ」「覚悟するのはお前だよクソ夫」 このままだとヤバイと思った私は、夫に無断で病院へ。そこで判明したのは、あと少し遅かったら命を落としていたかもしれない病気でした。しかも、ストレスが増悪させる要因のひとつだったのです。 ようやく、目が覚めた私。なんでこんな夫の言いなりになっていたのか、今では不思議で仕方がありません。傷つけられた分、徹底的に戦い抜いてやります。 「無職で役立たずの主婦に何ができるって言うんだよ」と嘲る夫に、私は「あなたがしていたのはモラハラって言うの」「モラ夫と離婚する時にはね、妻は慰謝料を請求することができるんだよ」と返しました。 昔からのくせで、毎日日記をつけていた私。夫からの暴言や経済制裁も、すべて3年間分の日記に残っています。さらに、昨晩は家の中にカメラも仕掛けておきました。夫は体調の悪い私に物を投げつけて罵倒してくれたので、いい証拠になるでしょう。 その後――。 弁護士を通して、私たちは離婚。私の日記やカメラの映像を見た義両親は、私の肩を持ち、元夫を勘当しました。 私は元夫から受け取った多額の慰謝料を使って、引越ししました。独身は孤独との戦いだと聞いていましたが、今は一人暮らしが楽しくて仕方ありません。離婚して、ようやく自分らしい人生を取り戻せた気がします。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月09日私の夫はとても自分勝手。共働きなのに家事はすべて私に押し付け、自分は文句を言うばかり。いつか言い返したいと思っているのですが……。家にいる時間が短いので、家事は効率的にするようにしています。しかし夫は部屋が散らかっている、洗濯物が片付いていないなど逐一ダメ出しをしてきます。そんなに気になるのであれば自分でやってほしいと伝えましたが、自分ではまったく何もしないのです。 事あるごとにネチネチ言ってくる夫夫は、女性のほうが家事を得意とするはずなのに、それができないのはおかしいのだと言ってきて……。さらに、女性は計画的なお金の使い方が苦手なので無駄遣いが多いと、ネチネチネチネチ……。 先日は自分のお金でコートを新調したのですが、そのことについても散々言われました。私は良い物を長く使いたいタイプなのですが、夫は安い物を買って頻繁に買い換えるタイプ。価値観の違いだと思うのですが、うんざりしました。 私からすると、夫の方が金遣いが荒いと思うのですが。バイクとかお酒とか趣味にお金を使い、放っておいたら給料を全額使い果たしそうです。 ある程度お金がたまったら、夫は高級バイクに乗り換えたいようです。私は数万円のコートを買って夫にブツブツ言われたのに、夫は数百万のバイクを平気で買おうとしているのですからおかしな話です。 ある日突然、貯金が消えた!?ある日、部屋でのんびりしていると夫が怒鳴り込んできました。「結婚して3年たつのに貯金がゼロなんておかしいだろ!」そろそろ本当に新しいバイクが欲しくなったようで……。今まで気にすることのなかった貯蓄口座の残高を確認、お金がないことに気づいたようです。「俺の金を使い込んだのか?!」「お前が使った分全額返せ」偏見もいいところですが……。 とはいえ、お金を下ろしたのは私です。でも使い込んだわけではありません。「俺の金? そんなのないけど」じつは夫、独身時代から会社の後輩にお金を借りていたらしいのです。情けないことに返そうとせず、ずっと踏み倒していると聞きました。被害者である後輩に泣きつかれた私は、貯金を借金返済に充てたというわけです。 それを聞いた夫は怒り出し、返済なんて貯まったらでいいだろう、バイクを買うのが先決だと言い出して……。そして、勝手なことをしたと私をなじり、これではまるで泥棒だと侮辱するようなことまで言い出したのです。 会社での夫の様子を聞いて…夫の部下の話を聞いてびっくりしたのですが、夫は会社でも横暴な態度をとっているようで……。まさか夫がそんな人だったとは、夢にも思いませんでした。 この時点で私のなかで区切りがつき、夫との離婚を決意。貯金について夫から怒鳴られた後、別れたいと切り出しました。これまで散々、私のことをバカにしてきましたが、急に夫婦は支え合って生きていくべきだと言い出して……。 なんだか気味が悪いので、さっさと縁を切ることにしました。独身生活に戻った今は、気ままなおひとりさま生活を楽しんでいます。 ◇ ◇ ◇ 何もやらないのに文句ばかりでは妻の方も不満がたまりますよね。自分のことを棚に上げて厳しいことを言われたら、仲良くしようとは思えません。支え合って生きていくべきと言うならば、もう少し相手のことを思って行動してほしかったですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月08日育休中の私を見下し、「仕事をしてる俺が一番偉い」とふんぞり返っている夫。そんなに偉そうにできるような立場ではないはずなのに……。夫の暴言がエスカレートしてきたので、私は現実を教えてあげることにしました。私が育休を取って半年――。 「お前が復職するまで、俺がお前たちを養ってやるよ」と言って、私の休職に同意してくれたはずの夫。しかし、「主婦はいいよな、3食昼寝付きで」「専業主婦なんて無職みたいなもんなんだから、ラクに決まってんじゃん」と、次第に私に対して暴言を吐くようになってきたのです。 稼ぐ俺が偉い…?私がもう少し家事や育児を手伝ってほしいとお願いしても、「俺はお前みたいに暇じゃないんだ」「養ってもらってる分際で何を偉そうに」「俺に家のことまでさせようだなんて図々しい奴だな」と逆ギレされるだけ。 「俺の稼ぐ金がなかったらお前たちは生きていけないんだから、つまりは稼いでくる俺が一番偉いってことだ」「クズ無職は黙って俺の言うことを聞いとけ」「子どもにも早いうちに自分の立場を叩き込むつもりだから、俺にワガママなんか言えないように厳しく躾けてやる」 とんでもない夫の言葉に、私は空いた口が塞がりませんでした。このままエスカレートしたら、子どもにも悪影響が出るかもしれない……と不安に。 暮らしていけるのは誰のおかげ?1カ月後――。 子どもが熱を出したので、朝から病院へ行っていた私。ようやく帰宅すると、家の中が荒れ果てていました。たった数時間なのに……。しかも、元凶である夫は出かけている様子。「どこ行ったの?」とメッセージを送ると、「パチンコ」と返事が。毎回大負けするくせに、本当に懲りない人です。 「無職が働いてる俺に口答えすんな!」「俺の金で生きてるくせにいい気になるなよ」「あんたの金?現実見てから言えよ」 今まで黙っていましたが、夫のあの給料では、私と子どもは暮らしていけません。今は私が独身時代から貯めていた貯金を切り崩して、生活費に使っているのです。夫の収入は、夫の借りた奨学金や車のローンですべて無くなってしまいます。 「嘘つけ!適当なことを言うなよ!」と怒った夫に、私は「あなたは一人暮らししたこともないし、家のこと全部私に押し付けてるから自分で計算してないもんね」「収入も年齢を考慮すると低すぎるから」「あんた、私が働いてた時より収入低いんだからね?」と淡々と返しました。 夫はプライドを傷つけられたようで、「それならそうと言えばよかっただろ」「足りないって言ってくれたら俺だってもっとがんばって働いてたぞ!」と返してきました。私だって、夫がこんなに横暴にならなければ、黙っておくつもりだったのです。 「あんたの理屈で言うと、一番偉いのは生活費を出してる私ってことだよね?」「もう私の貯金であんたを養うのはやめる」「あんたは自分の稼ぎだけで生活してね、私は子どもを連れて実家に帰るから」 今までお金のやりくりなんてしたことがない夫。さて、どうなることやら……。 次のステップへ3カ月後――。 私が実家に戻ってから、最初のうちは「やってやらぁ!」といつもの調子でいた夫。しかし、1カ月、2カ月と時が経つと、「もう無理だ……」「帰ってきてくれ……」「もう3日間もやししか食べてないんだ……」と弱音や泣き言が目立つように。 実際、夫はかなりがんばったようです。よくあの稼ぎで3カ月持ったと思います。でも、そろそろ次のステップに進みたいと思った私。 「弁護士も用意したし、そろそろ離婚しましょうねー」と言うと、夫は「なんで離婚!?」と驚いていました。 だって、「クズ無職」と罵られたことが忘れられないんですもの。子どもを育てるだけでも大変なのに、夫の面倒までは見きれません。もうあんな男のために自分の稼ぎを使いたくありません。 「やりくりで大変なところ悪いけど、あなたの暴言で精神的苦痛を受けた分の慰謝料を払ってもらいたいの」「あと養育費もよろしくね」 その後――。 私と夫はそのまま離婚。私は実家に戻り、両親のサポートを受けながら、早めに復職しました。両親には多めに生活費を渡しているのですが、それでも元夫といた時より多く貯金できているので驚いています。どれだけ元夫が金食い虫だったのか、今さらなってわかりました。 あのまま別れなかったらきっと、家族で共倒れになっていたでしょう。子どもには夫のような考えは押し付けず、のびのび育ってほしいと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月08日