ソフィア・コッポラ監督最新作の映画『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』が、2018年2月23日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開となる。ソフィア・コッポラの新境地、ダークな女性像を描くソフィア・コッポラ監督の長編劇映画第6作目となる『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は、1966年にトーマス・P・カリナンが発表した同名小説「The Beguiled」を原作にしている。物語の舞台は、南北戦争期アメリカの男子禁制の女学園。負傷した北軍兵士を女学園にかくまったことから、性へ過敏になった女性たちに競争心が芽生え、学園内の均衡が崩れていくというスリラーが描かれている。1971年にドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演の『白い肌の異常な夜』として映画化されているが、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』ではシーゲル監督の作品とは異なり、“女性の登場人物の視点から描いた作品”だとしている。また、これまでのソフィアの作品に見られた、女性のポップでガーリーな魅力とは一転して、女性のダークな一面を垣間見ることができるという。ニコール・キッドマンら豪華キャストキャスト陣にはソフィア映画史上最も豪華ともいえる面々が集まった。女学院の園長役にニコール・キッドマン、恋に恋する純粋な教師役にキルスティン・ダンストを起用。そして、負傷兵役をコリン・ファレルが演じる。なお、2017年5月に開催された第70回カンヌ国際映画祭では、ソフィア・コッポラが監督賞を受賞。また、女学園の校長を演じたニコール・キッドマンが第70回記念名誉賞に輝いている。エル・ファニングの魅せる妖艶な演技中でも注目したいのは、ソフィア・コッポラの作品に『SOME WHERE』以来2度目の出演となるエル・ファニング。当時は子役として演技を光らせていた彼女が、本作では女子寄宿学園に暮らす早熟な少女・アリシアを熱演する。学園に運ばれてきた負傷兵マクバニーを挑発的に誘惑していくが、果たして彼の心を掴むことはできるのか……近年『パーティで女の子に話しかけるには』など、新作への出演が絶えないエル・ファニングの新たな魅力に期待したい。ストーリーアメリカ南部の世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人。ある日、負傷した北部の敵兵に遭遇し屋敷へと運び手当をする。女性に対し紳士的でかつ美しい男性と触れ合う中で、誰もが彼に心を奪われていく。しかし、次第に彼女たちは情欲と危険な嫉妬に支配されてしまう。秩序を守るか、欲望を取るか、彼女たちが最後に下した決断とは―作品詳細『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』公開日:2018年2月23日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開監督:ソフィア・コッポラキャスト:コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング2017/アメリカ/93分/英語/ヨーロッパビスタ/ドルビーデジタル/原題:The Beguiled提供:東北新社配給:アスミック・エース STAR CHANNEL MOVIESPG-12©2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.■写真展概要「Andrew Durham Set Pictures Behind the Scenes with Sofia Coppola」発売記念写真展期間:2018年1月16日(火)~1月19日(金) 11:00~21:00場所:ルミネ 0 スタジオ(新宿ニュウマン 5F)住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55料金:無料※メモリアル・フォトブックは、1月16日(火)より、BOOKMARC、ツタヤ トウキョウ ロッポンギにて先行発売され、2月2日(金)より全国書店にて発売。問い合わせTEL:㈱東北新社 版権営業部 劇場配給・宣伝チーム 03-5414-0441
2017年06月01日第70回の記念大会の幕を閉じた、カンヌ国際映画祭。12日間の華やかな、ときに悲しいニュースもあった世界一の映画の祭典をふり返ってみよう。韓国のホン・サンス監督はコンペティション部門に『The Day After』(原題)、特別上映に昨年のカンヌ期間中に撮影されたイザベル・ユペール主演『KEUL-LE-EO-UI KA-ME-LA』(原題)の2本が入り、注目を集めた。というのも、どちらの作品にも出演している女優キム・ミニとホン・サンス監督の不倫が昨年発覚し、大きなスキャンダルに発展した経緯があるからだ。『The Day After』は夏目漱石の小説から題名を借りた、不倫を題材にしたコメディ・ドラマ。公式記者会見でホン・サンス監督は、キム・ミニに対し「彼女は素晴らしい女優ですし、私は彼女を愛しています」と、愛情をストレートに表現。レッドカーペットにも、堂々と手をつないで登場した。56歳の大物監督と、『お嬢さん』などの35歳の人気女優の熱愛ぶりは、華やかなカンヌらしい光景ともいえる。男優賞を受賞したホアキン・フェニックスは、授賞式に恋人ルーニー・マーラと参加。公の席に二人で姿を見せたのは初めて。受賞会見でも「カンヌにくる前、ガールフレンドに『カンヌは良い経験になるはずだ。きっとぼろくそに叩かれるだろうから』と話していたんだよ。それなのにまさか受賞してしまうなんて驚きだった」とルーニーの名前こそ出さなかったが、ご機嫌に語った。ちなみにルーニーは、2年前に『キャロル』で女優賞を受賞している。映画祭中盤の23日には、70回記念ソワレ(夜会)が開かれ、歴代の受賞者、審査員らが100名以上大集合。イザベル・ユペールの司会のもと、カトリーヌ・ドヌーヴ、ニコール・キッドマン、シャーリーズ・セロン、ウィル・スミス、ベネチオ・デル・トロ、マッツ・ミケルセン、ケン・ローチ、クロード・ルルーシュ、ジャン=ピエール・レオら錚々たる面々が顔を揃え、ハッピー・バースデーを合唱した。ソワレ前には前夜に起きたマンチェスター・テロ事件の被害者を悼み、1分間の黙祷が捧げられ、映画祭は公式に「文化イベントへの攻撃は許さない」と抗議声明を発表。カンヌ映画祭でも今年は空港と同じような金属探知機が設置されるなど警備は物々しかった。それでも20日にクリント・イーストウッドが登壇した『許されざる者』25周年記念上映終了直後には、危険物が発見される騒ぎがあった。また映画祭2日目には、カンヌを訪れていた釜山国際映画祭のキム・ジソク副委員長が心臓発作で客死という、不幸な出来事もあった。まだ57歳だった。71回目のカンヌには悲しい事件がないことを祈りたい。(photo / text:Ayako Ishizu)(photo / text:Ayako Ishizu)
2017年05月31日第70回カンヌ国際映画祭授賞式が28日夜(フランス現地時間)に行われ、栄えある最高賞パルムドールには、スウェーデンのリューベン・オストルンド監督の『THE SQUARE』 が選ばれた。『フレンチアルプスで起きたこと』などで知られる監督は、初のコンペティション入りでいきなりパルムドールを獲る大金星。映画は現代アートの世界に生きる人々を風刺たっぷりに描いている。コメディがパルムドールいうのは近年珍しく、審査委員長のペドロ・アルモドヴァルは「政治的な正しさというものを風刺していて、とてもおかしく、イマジネーションに溢れている」と語った。現地の下馬評で一番人気だったロバン・カンピヨ監督(フランス)の、エイズ啓発グループをめぐるドラマ『BPM(Beats Per Minute)』は次点に当たるグランプリとなったが、これもアルモドバルは涙を浮かべながら絶賛。「審査員はみんなお互いを尊重した」と言いつつ、僅差だったことをうかがわせた。また、ウィル・スミスは自分が推した作品が無冠だったことについて「(審査における)民主主義は最低だよ!」と笑わせた。男優賞は『YOU WERE NEVER REALLY ME』 で、トラウマを抱える殺し屋を演じたホアキン・フェニックス。女優賞は『IN THE FADE』でネオナチに家族を殺される女性を演じたダイアン・クルーガーに贈られた。授賞式で名前を呼ばれたホアキンはしばらく固まってしまうほど驚き、登壇後もオロオロしてからようやく「まさか受賞すると思わなかったから、スニーカーで来ちゃったよ」と語って、会場をドッと沸かせた。受賞者会見で「あの驚きも演技ではないのか」と問われたホアキンは、「まったく演技じゃないよ。本当に予想もしていなかったんだ。僕は映画賞なんて縁がないからね」と笑顔で答えたが、ゴールデン・グローブ賞やヴェネチア映画祭での受賞は忘れてしまったのか、と司会者に突っ込まれる一幕も。実は監督のリン・ラムジーが脚本賞で先に名前を呼ばれており、カンヌでは受賞は1作品につき1つという原則があるため、余計に戸惑ったのかもしれない。女優賞のダイアン・クルーガーは今回の大本命で「これは家族の、そして母親の物語だと思って演じた。本当にエモーショナルな役だった」と語った。クルーガーはドイツ出身ながら初めてのドイツ映画出演でもあり、監督であるファティ・アキンに感謝を捧げた。監督賞は『THE BEGUILED』のソフィア・コッポラ。女性監督の同賞受賞は1961年のユリア・ソーンツェワ(『戦場』)以来の快挙となった。また同作と、『THE KILLING OF A SACRD DEER』に主演し、さらにコンペ外作品も含めるとなんと4本もの主演作がカンヌで上映されたニコール・キッドマンには、70回記念賞が贈られた。すでに帰国していたため代理でウィル・スミスがニコールになりきって受賞し、相変わらずの茶目っ気を見せた。昨年はプレスから大絶賛された『ありがとう、トニ・エルドマン』が無冠に終わるなど大きな番狂わせがあったが、今年は比較的順当な結果となった。主な受賞結果は以下の通り。パルムドール『THE SQUARE』 リューベン・オストルンド70回記念賞 ニコール・キッドマングランプリ『BPM(Beats Per Minute)』ロバン・カンピヨ監督賞『THE BEGUILED』ソフィア・コッポラ男優賞『YOU WERE NEVER REALLY HERE』ホアキン・フェニックス女優賞『IN THE FADE』ダイアン・クルーガー審査員賞『LOVELESS』アンドレイ・ズビャギンツェフ脚本賞『YOU WERE NEVER REALLY HERE』リン・ラムジー、『THE KILLING OF A SACRED DEER』ヨルゴス・ランティモス(photo / text:Ayako Ishizu)(photo / text:Ayako Ishizu)
2017年05月29日ソフィア・コッポラが“ガーリー”を卒業し、自身の集大成として手がけた最新作『The Beguiled』(原題)が、第70回カンヌ国際映画祭にて見事、監督賞を受賞。さらに第70回記念名誉賞を、本作はじめ2作品がコンペ部門に出品されたニコール・キッドマンが受賞した。本作は、1966年にトーマス・P・カリナンが発表した同名小説を基に映像化。1971年に一度、クリント・イーストウッド主演、ドン・シーゲル監督で邦題『白い肌の異常な夜』として映画化されている。舞台は南北戦争期、ヴァージニアの男子禁制の女子学園。負傷した北軍兵士が治療をすべく学園に匿われたことから、女性たちは性に過敏になり、競争心が生まれ、驚くべき事態へと展開していく、という極上のミステリー。ニコールに、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング、さらに兵士役に『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ロブスター』のコリン・ファレルという豪華キャストが、ソフィア・コッポラ監督のもとに集結。『ヴァージン・スーサイズ』(’99)で監督デビューし、『SOMEWHERE』や『ブリングリング』など注目作を発表し続けてきた彼女の新作が、『マリー・アントワネット』(’06)以来11年ぶりにカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、公式上映には豪華キャスト陣も華やかに集結した。そして、現地時間5月28日(日)午後7時15分から「LUMIERE」で行われた授賞式。コンペティション部門には、アメリカからトッド・ヘインズ、ノア・バームバック、アジアからは『光』の河瀬直美ほかホン・サンスとポン・ジュノ、フランス勢としてミシェル・アザナビシウスに加えジャック・ドワイヨン、フランソワ・オゾン、ロバン・カンピロの4名、さらにミヒャエル・ハネケ、ヨルゴス・ランティモス、ファティ・アキンら、18人の監督の作品が出品されていた。この強豪たちを見事に制し、ソフィア・コッポラが監督賞を受賞!『マリー・アントワネット』でコンペに出品し、無冠で敗れて以来、11年の時を経て屈辱を晴らした形となった。また、第70回記念名誉賞には、本作で女子学園の校長を演じたニコールが選ばれた。これまでのソフィア・コッポラ作品といえば、『マリー・アントワネット』などに見られる“女性の可愛さ”が象徴的に描かれていたが、本作では一転して“女性のダークな部分”を見ることができる作風に。特に女性キャスト陣は、ニコールやキルスティン、エルと過去にソフィアの監督作に出演してきた“ファミリー”ともいえる面々が揃い、集大成的な作品ともいえそう。カンヌ映画祭会期中のインタビューでソフィアは、「本作はシーゲル監督の作品と同じ物語を下敷きにしているけど、新たな解釈であって、リメイクではないの。女性の登場人物の視点から描いた作品よ」と、本作のオリジナリティを説いていた。また、ニコールは「本作を監督するのは女性でなければならないと思うわ。女性の本質から作り出される物語なの」と、象徴的な言葉で語っている。『The Beguiled』(原題)は今冬、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年05月29日最後のウルヴァリン作品『LOGAN/ローガン』を引っさげ来日中のヒュー・ジャックマンが5月25日(木)、ジェームズ・マンゴールド監督とともに都内で会見を行った。ミュータントの大半が死滅した2029年の近未来を舞台に、不死身の治癒能力が衰え始めたローガンは、ミュータントの最後の希望である少女・ローラを守るため、迫りくる“最後”の死闘に身を投じる。ヒューを一躍ハリウッドスターに押し上げた当たり役、ウルヴァリンを演じるのは本作が最後となる。「コンニチワ、ニホンニキテ、スゴク、ウレシイデス!」と日本語で挨拶したヒュー。大の親日家と知られ、「何度来たかわからないほど大好きな国。僕の人生でも、最も訪れた回数が多いよ」と早速、日本愛を爆発させた。また、日本が本作を公開する最後の国となったことに「このプロモーションツアー、そして17年間演じ続けたウルヴァリンの旅。その終着点が、ここ日本であることに感謝したい」と感無量の面持ちだった。『ウルヴァリン:SAMURAI』の完成直後から、マンゴールド監督とともに本作の構想を練り始めたといい、「ウルヴァリンにとって、最もふさわしい結末は何か?監督と一緒に模索しながら、結果的には新鮮かつ深遠な、何より最高な作品に仕上がった。これぞウルヴァリン映画の決定版だよ」と強い手応え。「そもそも、こんなに長く演じることになるとは思っていなかった。楽しいパーティを退席する気分だけど、いまは安どと感謝の気持ちでいっぱいだよ。こんな最高の贈り物をもらったんだから」と作品の完成度に胸を張った。『ニューヨークの恋人』『ウルヴァリン:SAMURAI』に続き、ヒューと3度目のタッグを組んだマンゴールド監督も、「何よりもウルヴァリンというキャラクターを称える作品にしたかった」と思い入れは格別。本作は「X-MEN」シリーズ全体でも、最も硬派でハードボイルドな“大人向け”の作品として、世界中で絶賛されており、「ありがちなヒーロー映画にしたくなかった。最近の大作は、まるでキャンディのように、口に含んだ瞬間に溶けてなくなってしまう。だから、今回は社会的なテーマも盛り込みながら、大胆かつ挑戦的なアプローチをとったんだ」と話していた。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年05月25日70年代のニューヨーク・サウスブロンクスを舞台に、バズ・ラーマン監督がヒップホップ黎明期を描くNetflixオリジナルドラマ「ゲットダウン」。このほど、本作でプロダクションデザインと衣装デザインを担当し、エグゼクティブ・プロデューサーも兼任したキャサリン・マーティンの当時の衣装に対する分析とともに、超貴重な彼女のスケッチが到着した。ビビッドな色彩とスピード感のあるカメラワークで知られるラーマン監督が描くのは、70年代のニューヨークカルチャー。本作は、アカデミー賞作品コンビ、ラーマン監督×マーティンによる初のドラマシリーズで、昨年8月に配信となった前編Part1に続く待望の後編となり、全11話のストーリーがついに完結する。マーティンは、『ロミオ&ジュリエット』(’96)でアカデミー美術賞に初ノミネートされ、『ムーラン・ルージュ』(’01)では見事、アカデミー美術賞と衣装デザイン賞を受賞。『華麗なるギャツビー』(’14)でも同じく2冠に輝いた。映画以外にも、ニコール・キッドマンが出演したシャネルの香水「No.5」の短編映像でもデザイン全般を担当するなど、誰しも一度は彼女の仕事を目にしたことがあるだろう。マーティンは「70年代の人々のファッションを見ると、いまよりも上品ぶった気取りがないことに気付くと思います」と語る。「実際、肌の露出度やショートパンツの丈が非常に短いことなどが、すごく印象に残りました。いわばセクシーの時代ですね。付け加えるなら、グラマラスでエキゾチックで、それは、70年代のすべてのファッションにしみ込んでいます」と、当時を分析する。その言葉を象徴するように、今回シネマカフェに到着した彼女のスケッチでは、華やかなディスコシーンに憧れを抱く歌姫マイリーンが、第7話でスターへの一歩を踏み出す重要なシーンで着用している衣装が描かれている。彼女にとっては勝負の一夜。胸元も開き、シースルーの生地が使用された、セクシーな衣装を身につけていることがわかる。また、ディスコシーンはもちろんだが、本作に関するリサーチは、2年もの歳月を費やし、ヒップホップに関連するありとあらゆる事柄を調べ上げたという。「リサーチに加えて、ヒップホップの音楽面における創始者と呼ばれるDJクール・ハーク、アフリカ・バンバータ、グランドマスター・フラッシュが、現在も存命で本作にコンサルタントとして関わってもらっているので、彼らに実際に当時の状況を教えてもらうことができたの」と語り、当時をリアルに表現しつつも、現代に受け入れられるようにアレンジされたこだわりの音楽についても触れる。続けて、「さらに女性グラフィティアーティストの先駆けであるレディー・ピンク、彼女の名前を出さないわけにはいきません。彼女にもコンサルタントを務めていただきました。アートワークも提供してもらいましたが、ディジー(ジェイデン・スミス)のジャケットの背に描かれたトップハット姿のエイリアンは彼女の傑作です。いくつかのエピソードで見ることができますよ」と明かし、女性の活躍と本作のファッション面での楽しみ方についても明かした。後編のストーリーでは、貧しく波乱に満ちたサウスブロンクスから生まれたヒップホップチーム“ゲット・ダウン・ブラザーズ”による新たなムーブメントはもちろん、主人公エゼキエル“ブックス”(ジャスティス・スミス)とヒロインのマイリーン(ヘライゼン・グアルディオラ)のラブロマンスにも大きなドラマが巻き起こる。その中で、マーティンの担当した衣装や美術が果たす役割にも注目してみて。「ゲットダウン」Part2(第7~11話/全11話)はNetflixにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年05月12日ニコール・キッドマンとリース・ウィザースプーンというオスカー女優の2人が、主演と製作総指揮を務める最新海外ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~」が、スターチャンネルにて日本独占初放送されることになった。高級住宅地モントレーにあるエレメンタリースクール(小学校)で、学校行事の最中に発生した殺人事件。始まりは、6か月前の入学オリエンテーションに遡る――。海辺の豪邸、センスの良いインテリアと、手入れの行き届いた広々キッチン。シャンパン片手のお喋り、盛大なホームパーティー。スタイル抜群で、ヘアもメイクもファッションも完璧な“キラキラ”ママたち。リッチな夫に、自慢の美貌と才覚。まさに現代を生きる女性の理想ともいえる「全てを手に入れた」セレブママたちの、 “他人に知られてはいけない”裏の顔とは…!?本作は、予告編がFacebookで3,100万回も再生されるなど、全米で一大センセーションを巻き起こしたミステリードラマ。主演女優ニコールとリースが、リアーン・モリアーティ原作の同名ベストセラー小説に惚れ込み、自ら映像化権を獲得して製作総指揮に名を連ねる渾身作。彼女たちの若きママ友を『ダイバージェント』シリーズのシャイリーン・ウッドリーが演じるほか、『わたしに会うまでの1600キロ』でリースの母親を演じたローラ・ダーン、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のゾーイ・クラヴィツ、『ターザン:REBORN』のアレクサンダー・スカルスガルドと、彼女たちを取り囲むキャスト陣も豪華。さらに、「アリー my Love」のデイビッド・E・ケリーが製作総指揮と全7話の脚本を手掛け、『わたしに会うまでの1600キロ』『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレが監督を務めるなど、ハリウッドを代表するスタッフが集結。「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ゲーム・オブ・スローンズ」をはじめ、ハイクオリティのドラマを続々生み出す米ケーブル局「HBO」の製作とあって、日本でも大きな注目を集めそうだ。「ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~」は5月28日(日)23時~【STAR1 プレミアム】にて第1話“先行”無料放送。レギュラー放送は【STAR2 プレミアム】は6月2日(金)より毎週金曜23時~、【STAR3 吹替専門】6月6日(火)より毎週火曜23時30分~日本初放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月09日リキッドファンデーション派のほとんどの方がスポンジを合わせて使っているのではないでしょうか?スポンジがあることで、しっかりとファンデーションを馴染ませることが出来てとても便利ですよね。でも、どのスポンジも同じと思って”なんとなく・・・”で選んでいたりしませんか?スポンジにこだわるだけで、メイクの仕上がりがよくなったり、カバー力が変わったりするんです。そこで今回は、数々のスポンジを試してきた筆者がお勧めのメイクスポンジを5つご紹介します。最後に番外編でクリームチークにお勧めのものを選びましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。1.エレガンス/メイクアップスポンジ出典:@cosmeより非常にキメが細かく、ファンデーションの塗りムラを整えながら均一に塗ることが出来ます。一般的なスポンジと比べると厚みがあるため、手にしっかりとフィットしてくれて持ちやすさも抜群。頬の気になる毛穴を隠したいときは、このスポンジでファンデーションを叩いて重ね塗りするとしっかりカバーが出来ます。2.シュウウエムラ/五角スポンジ出典:@cosmeよりたて幅が親指くらいの小さなサイズのスポンジが4つセットになっています。五角形の角の部分を使えば、目の際や小鼻、口周りなどの細かい部分にもしっかりとファンデーションをのせることが出来ます。肌触りがソフトで、顔全体に下地や乳液を塗り広げるにも使えます。3.ロージーローザ/バリュースポンジ 6P ダイヤ出典:@cosmeよりマシュマロのようなふわふわとした肌触りのスポンジが6つセットになっています。水を含ませてからでも、乾いたままでも使える2wayタイプです。スポンジに水を含ませてからファンデーションを伸ばすことで、みずみずしい仕上がりになります。ワンコインで買えてしまうのに、数回洗ったくらいではヘタることはなくコスパも抜群です。4.エスティローダー/スーパープロフェッショナルメークアップスポンジ出典:@cosmeより角があるひし形のスポンジが4つセットになっています。ファンデーションを吸収しすぎず、しっかりと均等に伸ばすことが出来ます。ムラになりやすいおでこの生え際あたりも、このスポンジであれば隅々まで綺麗に馴染ませることが出来ます。また、クリームタイプのハイライトやローライトを伸ばしたいときは、このスポンジの角を使えばコントロールが効きやすいのでオススメです。5.ディオール/バックステージブレンディング スポンジ出典:@cosmeより弾力があり、お肌のようにキメが細かい卵形のスポンジです。丸い面ではクリームチークをぼかしたり、ファンデーションを伸ばすのに使えて、斜めにカットされたフラットな部分ではファンデーションのムラを整えることができます。手にフィットして持ちやすさも◎番外編クリームチークにお勧めのスポンジ2つクリームチークは指でのせるのが一般的ですが、スポンジを使うことで、ふんわりと仕上げることができます。外出先でのお直しにも、指を汚さずチークを付け足せるのでオススメ。石原商店/SBRPUFF出典:@cosmeより約1ヶ月分が入った大容量の使い捨てタイプのスポンジです。スポンジの面がツルツルしていているので、ファンデーションを剥がすことなくチークを綺麗にひろげることができます。もちろん、ファンデーションを馴染ませる時にも使えます。チャスティ/チークスポンジ出典:@cosmeより指先に引っ掛けてチークをそのままのせられる画期的なスポンジ。ちょうど頬の中心くらいのサイズです。ポンッとスタンプのようにチークをのせたら、そのまま周りをぼかすだけの簡単アイテムです。 いかがでしたか?今回は優秀なファンデーションスポンジをご紹介しました。メイクの仕上がりは、ツール次第でグンっと良くなります。ぜひ、スポンジにもこだわって選んでみてくださいね。
2017年04月23日デヴ・パテル、ルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華俳優陣と、『英国王のスピーチ』の製作陣が描き出した映画『LION/ライオン~25年目のただいま~』。その驚愕の実話に心打たれる人が続出している中、デヴ演じる主人公サルーとニコール演じる養母スーが、“なぜ、養子を迎えたのか”について対話する本編映像がシネマカフェに到着した。迷った距離1万キロ。探した時間25年。道案内はGoogle Earth――。インドで5歳のときに迷子になったサルーは、養子に出されたオーストラリアで成長するが、あるとき幼い記憶が呼び起こされ、生家を探し始めることに。手がかりはおぼろげな記憶と、Google Earth。1歩近づくごとに少しずつ蘇る記憶のカケラは、彼の人生のスキマを埋め、次第にこれまで見えなかった真実を浮かび上がらせていくが…。届いた映像は、インドから2人の養子を迎えた母スー(ニコール・キッドマン)が、その秘密を告白するシーン。サルー(デヴ・パテル)は本当の家族を探し出そうと必死になっていたが、なかなか成果を出せず、苛立ちを隠せないまま恋人ルーシー(ルーニー・マーラ)や家族とも距離を置き始める。そんな状況の中、自暴自棄な生活をする弟マントッシュを心配するあまり、スーが体調を崩したとの知らせを受け、彼女の元を訪れるサルー。家族の心が離れ離れになっていることを心配するスーに、サルーは「ママに本当の子が居れば…」と漏らし、“過去を背負った”自分たちを養子に引き取ったことを嘆くが、スーは「子は持てたのよ」と切り出す。困惑するサルーを前に、「でも産まずに、2人の養子をもらおうと夫婦で決めたの、あなたたち2人を家族にして生きていこうと」と涙を見せながら、息子にいままで隠していた真実を優しく語りかける。実子を持つという選択をせず、「恵まれない子たちを助けることには意義がある」と告げるスーに、驚きを隠せないサルー。しかし、スーは「私の生きる道はこれしかなかった」と愛する子どもたちを最優先する姿を見せるのだ。実生活でも2人の養子を迎えているニコール。このサルーとの対話の場面は、演技を越えた説得力のある告白が胸を打つ感涙必至のシーン。4度目のオスカーノミネートを果たしたニコールの、深い母の愛を感じさせる1シーンとなっている。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』はTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年04月18日好きな人に嫌われたくない気持ちが強すぎて、イエスマンになっていませんか?思い当たる節がある方は要注意。イエスマンは一見モテそうなイメージがありますが、度がすぎると自分にとっても相手にとっても悪影響が生じてしまいますので、一度自分の行動を見直してみると良いでしょう。イエスマンを良しとする男性自体に問題あり本当に素敵な男性なら、女性が心から喜ぶことをしてあげたいと思うはずです。そして、そこには男性側の我慢が必要なことも理解しています。しかし、ただのわがままな男性は自分が良ければそれで全てが解決!ですので、自分の思う通りになってくれる女性を好みます。イエスマンでいることは、こういった男性が近寄ってくる危険性をはらんでいます。また、元々は自立していた男性をいわゆるダメ男にしてしまう可能性もありますので、相手とはイーブンな関係を保てるように気をつけてください。イエスマンだと、本当の信頼は勝ち取れない男女の仲といえども、根本にあるのは一対一の信頼関係です。なんでも許可してくれる女性は一見理想的かもしれませんが、男性側からすると、実際の気持ちを知りたいと思うはずです。適度なわがままは別に悪いことではありませんし、本音を話すことで二人の距離が近づくこともあります。普段から主張するのが苦手という方は、自分がそういう人間だということを正直に伝えるのも良いでしょう。そこで理解してくれて短所をフォローしてくれる男性ならば、あなたとの相性も抜群なはずです。好きな男性に自分の考えをさらけ出すのは、正直難しいところかもしれません。しかし、もし結婚を視野に入れているのならば、お互いのことを深く理解することが絶対条件として求められます。自分がイエスマンだと自覚のある方は、少しずつで良いので自分の意見を主張するように意識してみてくださいね。
2017年04月07日迷った距離1万キロ、探した時間25年。手がかりは、おぼろげな記憶とGoogle Earth――。5歳のときインドで迷子になり、オーストラリアに養子に出された男性の驚愕の実話を描く『LION/ライオン~25年目のただいま~』。第89回アカデミー賞では『ラ・ラ・ランド』や『ムーンライト』といった“強敵”がひしめく中、作品賞をはじめ6部門にノミネートされ、大きな注目を集めた。その本作で、主人公サルーの養母を演じて通算4度目の同賞ノミネート(助演では初)を果たしたのが、ニコール・キッドマン。本作に貫かれた、“母の愛”と“故郷への思い”について語ってくれた。サルーが体験した信じがたい実話を、「脚本を読むまでは知らなかった」とニコール。「脚本を読んで、その後にこれが実話だと聞かされて、すごく驚いたのよ。初めて知ったのは、オーストラリアのエージェントのアン・チャーチル・ブラウンから聞いたときだと思うわ。彼女から電話がきて、『あなたが気に入りそうなすばらしい脚本があるのよ』と言ってきたの」。一方、本作で長編監督デビューを果たしたオーストラリア出身の新鋭ガース・デイヴィスは、「早い段階でスー役にはニコール・キッドマンが適役だとひらめいた。そしたら、ニコールが偶然にも脚本を読んで僕と話したがっていると聞いて驚いたんだ!」とふり返っている。ニコールもまた、「ガースのことは知っていたの。『トップ・オブ・ザ・レイク ~消えた少女~』のいくつかのエピソードを監督していたし、私の親しい友人でもある(同ドラマの製作総指揮)ジェーン・カンピオンが彼の才能をほめたたえていたから」と語る。その「トップ・オブ・ザ・レイク ~消えた少女~」といえば、『ピアノ・レッスン』で知られるカンピオン監督と、本作と同じ『英国王のスピーチ』の製作チームが手がけたミステリードラマで、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞を席巻した傑作。ちなみにニコール自身も、シドニーを舞台にした今年スタートのシーズン2に参加している。ニコールは、本作『LION/ライオン』について「まず、台本の力強さに惹かれたわ。そして、タスマニアで撮影するというアイディアにも大賛成だった」と語り、デイヴィス監督をはじめとするスタッフに絶大な信頼を寄せていたこと、そしてオーストラリア・タスマニアでの撮影に心惹かれたことを明かす。彼女が演じたスーは、インド東部の大都市コルカタ(かつてのカルカッタ)でようやく保護されたサルーを、夫のジョン(演:デヴィッド・ウェンハム)とともに養子として迎えるタスマニア在住の女性。その人物像は、自身も2人の養子を迎えているニコールとも重なって映るが、「(スーは)とても強い母性を持っていると思う。それが、私たちをつなげるベースの部分になったんじゃないかしら」と共通点をあげる。「私たちは2人とも、よき母親になりたい、心が温かくて思いやりがあって、無条件に愛を捧げたいという強い願望を抱えているの」。とはいえ、「いままで、養子をとる母親、それも無条件に愛を捧げる強いパワーを持った母親というのは演じたことがなかったわ」と彼女は言う。「養子のサルーがスーに『自分の子どもを持つべきだ』と言ったときに、彼女はすぐに息子の言葉を止めたの。彼女は、欲しかったのは彼なんだって確認する。とてもシンプルなことなのよ。子どもに捧げる母の愛は常に存在する。とても力強くて大切で、重要なメッセージが示されているのよ」。そんなスーの役作りは、特殊メイクをして英国人作家ヴァージニア・ウルフになりきり、オスカーを獲得した『めぐりあう時間たち』のときとは、まったく逆のアプローチともいえるかもしれない。「自然を受け入れて、楽しむこと、それが大切なの。どの役も“自分が演じるべき役”だと思って取り組むから、自ずと結果もそうなる。私は常にそう思って、この長い俳優人生でいくつもの役を演じてきたわ」とニコールは語る。さらに本作では、“子どもたち”もすばらしい演技で彼女に応えている。「いままで何度も子役たちと共演してきているけど、サニー・パワールは英語をいっさい話せなかったの。そこが違っていた。でも、心を開いてもらうためのトリックなんて、ないわね。信頼を寄せてもらえるように努力するだけよ。それに、これは楽しいな、と感じてもらえるようにすることね」と話し、すっかり人気者となったサニーくんとの共演をふり返った。また、成長した青年サルー役のデヴ・パテルには、「この映画ですごく変わったわ。いっぱい食べて体重を増やして、オーストラリア人っぽくなった(笑)」と太鼓判。「この間、ある人が、デヴのアクセントはすごく上手だって言ってたわ。実を言うと私も、彼の発音が上手すぎて、オーストラリア人ではないって気づかなかったのよ。オーストラリア人である私が聞いても、自然なの。デヴは役作りに多大な時間を費やしてた。彼の演技はすごく深みがあるけど、シンプルなのが分かると思うわ」と語り、オスカー初ノミネートを果たしたデヴを温かい目で称えている。最後に、劇中、サルーがインドでの記憶を呼び起こすきっかけとなった“揚げ菓子”のように、自身のルーツを思い起こさせるものについて聞くと…「ベジマイト(オーストラリアのペースト状の発酵食品)のトーストのせね。オーストラリア人ならみんな分かるわ」と気さくに答えてくれたニコール。自らのルーツを背景に、母としての思いを体現したスーは、やはり、彼女にしか演じることのできなかった役なのだろう。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年04月04日5歳から25年間迷子だった男が、Google Earthを駆使して生まれ故郷を見つける『LION/ライオン~25年目のただいま~』。このほど、本作にインスパイアされ、主題歌を書き下ろしたオーストラリア出身の“顔なきポップスター”、シーアの主題歌入り特別予告編が解禁となった。インドのスラム街で暮らす5歳のサルー。あるとき、兄とはぐれてしまった彼は遥か遠くの地に列車で運ばれ、そのまま迷子に。25年後、養子に出されたオーストラリアで成長したサルーは、人生のスキマを埋めるため、そして未だ言えずにいる「ただいま」を伝えるために、生家を探し始める。手がかりはおぼろげな記憶と、Google Earth。1歩近づくごとに少しずつ蘇る記憶のカケラは、次第にこれまで見えなかった真実まで浮かび上がらせていく。大いなる「探し物」の果てに、彼が見つけたものとは――。まるで現代のおとぎ話のような実話を、『英国王のスピーチ』の製作陣と初の長編作品となる新鋭ガース・デイヴィス監督のもと、デヴ・パテル、ルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華俳優陣で描いた本作。第89回アカデミー賞にて作品賞、助演男優賞、助演女優賞、作曲賞ほか計6部門にノミネートされ、その驚くべき実話の内容とラストに待ち受ける圧倒的な感動が早くも話題を呼んでいる。そして今回、4月7日(金)の日本公開を前に、圧倒的歌唱力とミステリアスなパフォーマンスで話題を呼ぶ人気シンガーソングライター、シーアによる完全書き下ろしの主題歌「NEVER GIVE UP」の歌詞字幕を付けた特別予告が解禁。シーアは本作を観てストーリーに恋に落ち、グラミー賞受賞の音楽プロデューサーのグレッグ・カースティンと本楽曲を手掛けた。彼女がオーストラリア生まれのアーティストであり、映画もオーストラリアとインドで撮影されたという由縁もあって主題歌を担当することが決定したという。映画のラストシーンからエンドロールにわたって使用され、感動を後押しする力強い楽曲となっている。劇中で主人公サルーは、わずか5歳でインドで迷子になり、25年後Google Earthを駆使し生まれ故郷を探すという途方もない“捜索の旅”に出ることになる。何度くじけそうになってもあきらめないサルーの情熱と、ずっと払拭できずにいた故郷への思い、不安や葛藤が歌詞に投影され、インドのオリエンタルなサウンドをベースにシンプルだが直接的な言葉が胸を打つ。どんな不可能も可能に変える力強い歌詞のメッセージとともに、アップテンポの楽曲に合わせた初解禁となるシーンもところどころに散りばめられている。ちなみに、サルーの幼少期を演じ、本年度アカデミー賞でもあまりの可愛さに話題を集めたサニー・パワールも、撮影中、この曲に合わせて踊るのが好きだったとか。キャスト陣からもお墨付きの本楽曲が入ったサウンドトラックは、4月5日(水)よりソニー・ミュージックレーベルズからの発売も決定している。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年04月03日昨年12月、実写版『バービー』(原題)の主演を演じるとして最終的な交渉に入ったとされていたエイミー・シューマーが、「悲しいことにスケジュールの都合で出られなくなってしまったの」と明かした。「Variety」誌によると、エイミーは「この映画は間違いなく成功すると思うし、ソニーと(バービーの発売元/販売元の)マテルも私にとって素晴らしいパートナーだったわ。出演はできなくなってしまったけど、大きなスクリーンで『バービー』を観るのを楽しみにしている!」との声明を発表。『バービー』の製作は6月23日(現地時間)から開始されるが、エイミーはゴールディ・ホーンと主演を務めたコメディ映画『Snatched』(原題)の公開を5月に控えているためプロモーション活動に忙しく、また、スティーヴ・カレルやニコール・キッドマンとの共演作『She Came To Me』(原題)の製作にも入っており、スケジュールに余裕がないことは確かだ。『バービー』を製作するソニーは「私たちはエイミーの決断を尊重し、支持します」とし、「なるべく早くキャスティングやフィルムメーカーに関する情報のアップデートをみなさんにお知らせできればと思います」と表明している。12月にバービーをエイミーが演じると報じられた際、残念ながらツイッターではバービーファンから「ありえない!」の声が多数上がっていた。ファンが納得するバービーを誰が射止めるのか、続報に期待が募る。(Hiromi Kaku)
2017年03月24日『英国王のスピーチ』の製作陣とデヴ・パテル、ルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華俳優陣で描く実話の映画化『LION/ライオン~25年目のただいま~』。このほど、5歳のときにインドで迷子になった青年サルーを演じたデヴと、その恋人ルーシーを演じたルーニーがオーストラリア・タスマニア島の大自然に包まれ、仲睦まじいひとときを過ごす本編映像がシネマカフェに到着した。インドで5歳のときに迷子になった男が、Google Earthを駆使して生まれ故郷を探した、という驚愕の実話を描く本作。25年後、養子に出されたオーストラリアで立派に成長し、おぼろげな記憶とGoogle Earthを頼りに生まれ故郷を探す青年期のサルーを演じるのは、デヴ・パテル。『スラムドッグ$ミリオネア』『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』で注目を集め、本作の演技でアカデミー賞にノミネート、英国アカデミー賞では見事、助演男優賞を獲得した。また、その恋人ルーシーを繊細に演じるのは、『キャロル』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したルーニー・マーラ。若手実力派の2人は、本作が初共演となる。届いた映像では、恋人同士の2人が壮大な景観の山麓をランニングする姿をとらえている。先を走るのはルーシーだ。サルーは「待って、足がつった!」と言いながらかがみこみ、ルーシーを呼び止める。彼女が「大丈夫?」と言いながら心配そうに近づくと、サルーはルーシーを置いて一目散に走り出し、無邪気な笑顔を見せる。ルーシーはキュートな笑顔を見せながら、「だましたのね!」とサルーの大きな胸板に飛び込んでいく…。このシーンだけでも、仲むつまじい2人の姿が伝わってくる微笑ましい映像。サルーとルーシーは、オーストラリア・メルボルンにあるホテル経営の学校のクラスメイトとして出会い、互いに惹かれあい恋人同士に。当初は、自分の半生を周囲には伝えていなかったサルーだが、クラスメイトが開いたホームパーティで思いがけず過去を打ち明けることになり、サルーは次第に故郷探しにのめり込んでいく。記憶をたどっていくうちに募っていく故郷にいる母や、はぐれてしまった兄への思い、あの日、言えなかった「ただいま」を家族に届けたいという思いが強まるサルー。と同時に、自分だけが幸せになっていくことに罪悪感と葛藤が生まれていき、彼を心配するルーシーとも次第にすれ違ってしまう。本映像はそんな切ないシーンの前の、幸せなひとときを映し出している。この後の2人の恋の行方にも注目してみて。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年03月14日25年間迷子だった男が故郷に辿りつくまでの奇跡の実話を描く『LION/ライオン~25年目のただいま~』。第89回アカデミー賞にて作品賞、助演男優賞(デヴ・パテル)、助演女優賞(ニコール・キッドマン)、撮影賞など計6部門にノミネートされた本作で、授賞式でも大きな注目を集めたのが、“迷子になった男の子”を演じたインド・ムンバイ出身のサニー・パワール。このほど、彼の熱演が垣間見えるシーンの本編映像が解禁となった。インドのスラム街。停車中の電車で眠り込んでしまった5歳のサルーは、遥か遠くの地に列車で運ばれ、そのまま迷子に。その後、養子に出されたオーストラリアで成長したサルーは、人生のスキマを埋めるため、Google Earthによって記憶のカケラを呼び起こしていく。大いなる“探し物”の果てに、彼が見つけたものとは――?その驚くべき実話とラストに待ち受ける圧倒的な感動が、早くも話題を呼んでいる本作。主人公は、5歳で迷子になって以来、25年間戻ることができなかったインドの家を、オーストラリアからGoogle Earthを駆使して探すサルー(デヴ・パテル)。今回解禁された映像には、5歳のサルーが迷子になった、まさにその瞬間の様子が映し出されている。駅に停車中の電車で眠ってしまい、全速力で走行する車両の中で目覚めるサルー。いつも一緒の兄の姿はなく、乗客もいない列車内で、状況が分からずキョトン。扉を開けようとしても、外側から鍵がかかっていてビクともしない。だんだんと焦り始めたサルーは車両の中を走り回り、「お兄ちゃん!」「ここから出して!」と叫び続ける…。わずか1分ほどの本編映像だが、全米撮影監督協会賞を受賞したグレッグ・フレイザーによる美しい映像と、大人顔負けの演技に胸が締めつけられる。この少年時代のサルーを演じたのは、数千人もの中からオーディションで選ばれたサニー・パワール。製作チームはインド各地に出向き、数千人もの子どもたちをスクリーンテストし、ムンバイの貧しい地域に住んでいたサニー・パワールを見つけた。本作のガース・デイヴィス監督は彼について、「サニーは自然体でいるだけで80%の演技になり、過ごしてきた時間や美しい素養など、目の奥に秘めたものを持っていた。部屋に座る彼にカメラを向けるだけで、観る者は彼の物語と表情の虜になるんだ」と、その魅力を語る。また、「撮影が始まってから1週間ほど経ったころ、明らかに彼は自分のしていることを理解して、演技をコントロールする完全なプロへと変身した」とも明かす。「想像を超えた理解力で、私たちが指示した以上のものを演技にもたらしたんだ。自分で感情を組み立て、物事を感じ、泣き、叫び、持てる限りの力を発揮してくれた」と驚異の事実を語り、未来のスター誕生を予感させるコメントを寄せている。さらに、数々の映画祭や映画賞に見せた愛くるしい姿も、サニーの人気を決定づけることになった。今年1月に開催されたゴールデン・グローブ賞では、青年期を演じたデヴ・パテルに抱えられながら登場して会場を沸かせ、先日開催されたアカデミー賞授賞式では、映画タイトルの“LION”にかけて司会者のジミー・キンメルがサニーを高々と持ち上げ、ディズニーアニメ『ライオン・キング』の名シーンをパロディしてみせた。俳優のサミュエル・L・ジャクソンやアンドリュー・ガーフィールドとの2ショット写真もSNSにアップされており、注目度はさらにアップ。今後は、デミ・ムーア主演『Love Sonia』(9月全米公開)の出演も控えており、これからの活躍が期待される天才子役となりそうだ。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年03月11日スターバックス コーヒー(Starbucks Coffee)より、新作「サンシャイン マンダリン マンゴー ティー フラペチーノ」&「サンシャイン マンダリン マンゴー ティー」が登場。2017年3月15日(水)より全国のスターバックス店舗で発売される。マンダリンとマンゴーの華やかな香りと、アクセントに加えたココナッツミルクのハーモニーを味わう季節限定のティーベースドリンク「サンシャイン マンダリン マンゴー ティー」シリーズ。春到来にワクワクする気分を、さらに後押ししてくれるティーベースのドリンクだ。「サンシャイン マンダリン マンゴー ティー」は、華やかで甘い香りが特長の「ユースベリー」 のティーをドリンクのベースに選び、それと相性の良いフルーツとしてマンダリンとマンゴーを加え、フルーティーなホットドリンクに仕上げた一品。酸味が弱く濃厚な甘みを持つマンダリ、そして特有の香りと濃厚な味わいを持つマンゴーの2つのフルーツは、暖かな陽気を思わせ、さらにココナッツミルクをアクセントとして加えることで、軽やかでマイルドな後味となっている。「サンシャイン マンダリン マンゴー ティー フラペチーノ」は、味わいと歯ざわりの両方で気持ちがワクワクと明るくなるドリンク。「ブラックティー」とミルク、そしてマンダリンとマンゴー、ココナッツで作ったベースを合わせ、軽快な食感が特徴のローストココナッツが加えられている。【詳細】「サンシャイン マンダリン マンゴー ティー」Short 430円+税、Tall 470円+税、Grande 510円+税。Venti 550円+税「サンシャイン マンダリン マンゴー ティー フラペチーノ」Tall 570円+税販売期間:2017年3月15日(水)〜2017年4月12日(水)取扱店舗:全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)※なくなり次第終了【問い合わせ先】スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社TEL:03-5745-5890
2017年03月10日先日ハンブルクで開催されたドイツの「第52回ゴールデンカメラ賞」授賞式。その年の国内外の映画やテレビ、音楽などの優れた人物や作品を表彰する式であり、今年はインターナショナル部門で最優秀女優賞を受賞したニコール・キッドマン、最優秀男優賞のコリン・ファレルなどが出席していた。最優秀作品賞には『ラ・ラ・ランド』が選ばれ、プレゼンターが「本日、監督が来ることができなかったため、ある人が代理で受け取ることを快諾してくれました。彼をここに迎えられてうれしいです。だって、この映画の成功は彼のおかげでもありますからね」と受け取り手について説明。こうやって聞いてみれば、もちろん主演のあの人が来ているのだと期待するだろう。さらに「ハリウッドで最もホット、世界に一人しかいないライアン・ゴズリングです!」という紹介の声で会場は大いに盛り上がり、ライアンが登場したのだが…。それはニセモノのライアンであった。顔つきはほんの少し似ているかもしれない。しかし、ライアンより身体がぽっちゃり目だ。ドイツ語なまりの英語で受賞スピーチを読み上げる中、ニコールはクスクス笑っていたものの、コリンはムッツリ顔を見せていた。「People」誌によると、さっさと切り上げて帰って行ったライアンもどきは実はミュンヘンのシェフ。ドイツの有名コメディアンが企画した悪ふざけだったが、授賞式側はライアンもどきが舞台に登場するまで本物のライアンが来ているものだと信じ切っていたという。(Hiromi Kaku)
2017年03月09日5歳から25年間迷子だった男が、Google Earthを駆使して生まれ故郷を見つけた――。この驚愕の実話を描き、第89回アカデミー賞にて作品賞ほか6部門にノミネートされた『LION/ライオン~25年目のただいま~』。本作で主人公の育ての母を熱演し、同助演女優賞にノミネートされたニコール・キッドマンの、徹底した役作りがよく分かる場面写真がシネマカフェに到着した。インドのスラム街。兄とはぐれてしまった5歳のサルーは、遥か遠くの地まで列車で運ばれ、そのまま迷子に。25年後、養子に出されたオーストラリア・タスマニアで成長したサルーは、自分自身のため、そして待ち続けているであろう家族に「ただいま」を伝えるために生家を探し始める。手がかりはおぼろげな記憶とGoogle Earth。1歩近づくごとに少しずつ蘇る記憶のカケラは、彼の人生のスキマを埋め、これまで見えなかった真実を浮かび上がらせていく――。『英国王のスピーチ』の製作陣のもと、デヴ・パテル、ルーニー・マーラ、デヴィッド・ウェンハムらの豪華俳優陣で、迷った距離1万キロ、探した時間25年という壮大すぎる“迷子”の旅路を描く本作。主人公サルーの育ての親・スーを演じたのは、オスカー女優のニコール・キッドマン。家族と離ればなれになり傷ついたサルーを養子として迎え、愛情いっぱいに育てる養母を熱演する。ニコールのキャスティングについて、監督のガース・デイヴィスは「早い段階でスー役にはニコール・キッドマンが適役だとひらめいた。そしたら、ニコールが偶然にも脚本を読んで僕と話したがっていると聞いて驚いたんだ!ニューヨークでニコールと会い、私たちはひたすら話して泣いて話して泣いたよ。彼女は僕に負けないくらいスーについて知っていたんだ」と裏話を語る。また、撮影現場での彼女は、フェンス越しに見学する近所の人たちに話しかけるなど、とてもフレンドリーで、すべての人たちから愛されていたようだ。そして、ニコール自身も、この役柄に相当強い思い入れがあったようで、役作りについてこう語る。「私が演じるのはサルーの育ての親スーよ。(実際の)彼女は素直で愛にあふれていて、強い母性を持っていると思う。それが、私たちをつなげるベースの部分になったんじゃないかしら」。さらに「私は演じる前に実際にスーと会って、長い時間語り合ったの」と明かす。「私たちは2人とも、よき母親になりたい、心が温かくて思いやりがあって、無条件に愛を捧げたいという強い願望を抱えているの。そして役作りの中で1番大変だったのは、見た目をがらっと変えて、彼女がどういう人物かを探ることだったわ。スーという人物を演じるにあたってどんな見た目であるべきか、どう動いてどう振る舞うべきかガース・デイヴィス監督と細かく話し合ったわ。歩き方も変える必要があったの」と、並々ならぬ決意のもと役に向き合ったことを語っている。そんなニコールの徹底した役作りが垣間見える場面写真と、実際のサルー少年とスーの貴重な写真が解禁された。まずは、初めてオーストラリアの空港に降り立った幼いサルーを優しく出迎え、コアラの人形を渡すシーンのひとコマ。そして、オーストラリアでも、インドでも盛んなクリケットに興じるシーン。ニコールは体形や歩き方も実際のスーに近づける努力をしたという。どちらがニコールか見間違いそうになるそっくりぶりを、見比べてみて。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年03月05日授賞式最後の作品賞発表で、まさかの封筒渡し間違いという前代未聞の事態が起きて騒然となった第89回アカデミー賞授賞式。歴史に残る授賞式を彩った女優たちの装いをふり返ってみよう。主演女優賞を受賞したエマ・ストーン(『ラ・ラ・ランド』)は「ジバンシイ(GIVENCHY)」のオートクチュール。トップはビーズの刺繍、裾はフリンジのレイヤーというゴージャスなゴールドのドレスは、オスカー像を思わせるシルエットだった。きれいなダウンスタイルの髪に、「ティファニー(TIFFANY)」のダイアモンドのイヤリングというシックなスタイルだ。プレゼンターを務めたダコタ・ジョンソンも、クラシックな女優を思わせる「グッチ(GUCCI)」のゴールドのドレス。ハイネックに「カルティエ(Cartier)」のヴィンテージのネックレスを合わせた。今年のトレンドの1つはハイネックにロングスリーブのドレス。主演女優賞候補のイザベル・ユペール(『Elle』原題)の「アルマーニ・プリヴェ(ARMANI PRIVR)」、同賞候補のルース・ネッガ(『ラビング愛という名前のふたり』)の「ヴァレンティノ(Valentino)」などがこのスタイル。今年の賞シーズン中、レッドカーペット・ファッションでも注目されたルースはレースをあしらった鮮やかなレッドのドレスの胸元に青いリボンをつけていたが、これは「アメリカ自由人権協会(ACLU)」支援を表明するもの。長いケープが印象的な「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」の白のドレスを着たスーパーモデルのカーリー・クロス、作品賞や脚色賞を受賞した『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督をはじめ、リボンをつけた出席者の姿があった。デコルテを見せないのと対照的に、ストラップレスやオフショルダーのスタイルも。主演男優賞のプレゼンターを務めたブリー・ラーソンは「オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar de la Renta)」の黒のストラップレス。ベルベットでVカットの胸元と大きなひだを作った裾が印象的。同じく黒のストラップレスのキルステン・ダンストは「ディオール(Dior)」のオートクチュール。『ムーンライト』で助演女優賞候補だったナオミ・ハリスは、ラフ・シモンズがデザインする「カルバンクライン by アポイントメント(Calvin Klein By Appointment)」。白のストラップレスでアンダーバスト下を少しだけ肌を見せるデザイン。前面は膝丈だが、後ろは長めのトレーンという斬新なデザイン。アリシア・ヴィキャンデルは、広告キャンペーンに出演している「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のドレス。総レースでコルセットにティアードスカートというゴシック・スタイルの黒のドレスがブロンズ色の肌に映えていた。トップがプランジネックの黒、スカート部分はゴールドというメリハリの効いたスタイルのミシェル・ウィリアムズも「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のカスタムメイド。スカーレット・ヨハンソンは「アライア(ALAIA)」のピンクのプリントドレスをベルトでウエストマークした。一方、50歳にして裾がフリンジの「ヴェルサーチ(VERSACE)」のワンショルダーを着こなしたのはハル・ベリー。ダイナミックなヘアスタイルも大迫力。ドレスの裾にスリットの入ったデザインも人気で、シャーリーズ・セロンは「ディオール(Dior)」のメタリック調のドレス。Vネックの深いえり、スリットからきれいな長い脚がのぞいていた。タラジ・P・ヘンソンは「アルベルタ・フェレッティ(Alberta Ferretti)」のカスタム。ベルベットのオフショルダーに、ゴージャスな「ニラヴ・モディ(NIRAV MODI)」のダイヤモンドのネックレスを合わせた。大人世代の女優たちに人気だったのが「アルマーニ プリヴェ(ARMANI PRIVE)」。助演女優賞を受賞したヴィオラ・デイヴィス(『フェンス』)とニコール・キッドマンは共にホルターネックをチョイス。ヴィオラの赤いドレスはオフショルダーのスリーブとトレーンがアクセント。ニコールはヌードカラーに繊細な刺繍をほどこした豪華な一着だった。(text:Yuki Tominaga)
2017年02月27日第89回アカデミー賞の授賞式が27日(現地時間26日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『フェンス』のヴィオラ・デイヴィスが助演女優賞を受賞した。デンゼル・ワシントンが監督・主演を務め、作家オーガスト・ウィルソンの戯曲を映画化した同作で主人公の妻を演じたヴィオラ・デイヴィスは、「私はアーティストになりました。神に感謝しています。私たちだけが人生を生きること、祝うことができる職業だからです」と熱いスピーチで魅了。「この映画は人を描いた物語です。そして、言葉、人生、許しを描いたものです」と作品を紹介し、オーガストやデンゼル・ワシントンをはじめとする作品に関わった人たちや、両親や兄弟などへの感謝を述べた。助演女優賞には、ヴィオラ・デイヴィスのほか、『ムーンライト』のナオミ・ハリス、『LION/ライオン ~25年目のただいま~』のニコール・キッドマン、『ヒドゥン・フィギュアズ(原題)』のオクタヴィア・スペンサー、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のミシェル・ウィリアムズがノミネートされていた。WOWOWプライムでは、2月27日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月5日18時からダイジェスト版も放送する。
2017年02月27日高須クリニック・高須克弥院長(72)と交際中の漫画家・西原理恵子(52)。彼女の著書『ダーリンは70歳』(小学館)シリーズの内容が、SNS上で話題になっている。 高須院長は09年に西原との熱愛が発覚。20歳も年の差がありながら、おしどりカップルとしても有名だ。そんな2人の交際の様子を描いた同著では、たびたび西原が高須院長に「整形したい」とお願いする場面がーー。 《自分の身体で美容整形したいとこはたるんだお腹》 《絶対ダメ》 《本当に昔っから直したい一番はこの顔の真ん中に居座ってるどでかい南方あぐら鼻。ニコール・キッドマンみたいな小鼻にして!このお願いはもう何百回もしてるけど》 《できるけど絶対しない》 このように西原が必死に(ときには泣きながら)懇願をしても、高須院長は絶対に彼女にメスを入れないのだ。 高須院長ほどの腕を持つ整形外科医なら、愛する女性をより美しくしてあげることは簡単なはず。しかも高須院長は自身に手術を施し美容整形を試しているのは、有名な話だ。なのになぜ、ここまで頑なに西原の整形だけを嫌がるのか?その理由について、こう語ったという。 《いいですかりえこさん、人は欠損に恋をするんです。黄金率でないもの、弱いもの、足りてないもの、人はそれを見た時、本能で補ってあげようとする。その弱さや未熟さを自分だけが理解していると思う。欠損の理解者になるのです》 高須院長の言葉に、SNS上では《毎日整形したいと本気で思っていたけど考え直す気になった》など共感の声が。総額1000万円かけて美容整形をした20代女性はこう語る。 「整形してたしかに以前よりモテるようにはなりました。でも整形前から付き合っていた彼氏とは整形が完成形に近づいたあたりから上手くいかなくなって別れてしまいました。整形前の私はだれが見てもブサイクでしたが、彼だけは『可愛い』って言ってくれたことをよく思い出します。今から思えば、彼が私の唯一の理解者だったのかもしれません」 美容整形が当たり前になりつつある日本。そんななか、高須院長の言葉は深い意味を持ちそうだ。
2017年02月26日シュウ ウエムラ(shu uemura)から、新作リキッドファンデーション「ペタルスキン フルイド ファンデーション」が登場。2017年2月24日(金)より発売される。「ペタルスキン フルイド ファンデーション」は、柔らかな花びらにインスパイアされ、「素肌美」を追及したリキッドファンデーション。毛穴やキメの乱れを整えながらも、光感を備えた素肌のような肌を実現してくれる。キメの整った肌を作る秘密は、カバー効果がありながら透明感も演出する”ペタルスキンテクノロジー”だ。毛穴などをソフトフォーカスする球体のピグメントが肌表面に均一に整列し、凸凹をなめらかに。海洋深層水が肌の隅々まで浸透し、みずみずしく透明感のある自然な肌を演出する。さらに、ホワイトリリーやホワイトジャスミンなどの希少な花から抽出した成分や、オリーブスクワランなどの植物由来オイルが肌をなめらかに保湿し、素肌にはたらきかける。カラーは、あらゆる肌色に合う全11色が揃う。また、本ファンデーションの仕上がりを最大限に引き出すファンデーションブラシ「ペタル 55 ファンデーション ブラシ」も新登場。密度の濃い毛量と独特な形状が特徴のブラシは、建築家・乾久美子の協力を得て完成したもの。様々な顔のパーツにフィットするように設計され、効率的に色ムラのない肌を完成させてくれる。自立するので、洗った後乾かしやすい実用的な点も魅力だ。さらに、本アイテムのスペシャルサイトでは、前回「ルージュ アンリミテッド シュプリーム マット」でも共演した果たしたモデル、福士リナをフィーチャーしたスペシャルムービーを公開。数々の世界的ハイブランドのランウェイを歩き、今最も注目される女性の1人である福士リナ。飾らずナチュラルな美しさを持ちながらも、圧倒的な個性を放つ彼女の魅力と、シュウ ウエムラが実現する「素肌美」が共鳴し、画面を通してもその透明感が感じられる。【アイテム詳細】「ペタルスキン フルイド ファンデーション」発売日:2017年2月24日(金)・ペタルスキン フルイド ファンデーション SPF20 PA++ 全11色 各5,000円+税・ペタル 55 ファンデーション ブラシ 6,000円+税【問い合わせ先】シュウ ウエムラTEL:03-6911-8560
2017年02月25日HBO局製作、ニコール・キッドマンとリース・ウィザスプーン主演のドラマ「Big Little Lies」が、まもなくアメリカで放送開始になる。同ドラマは、めったにテレビドラマに出演しないオスカー女優の2人が主演と製作総指揮を務めることで話題になっており、ローラ・ダーン、アレクサンダー・スカルスガルド、シェイリーン・ウッドリーなど豪華なキャストも注目を集めている。このドラマについてオンラインマガジン「The Edit」のインタビューに応じたニコールが、驚きの過去を明かした。キャストの中には、ニコールが2003年にわずかな期間交際していたレニー・クラヴィッツの娘ゾーイ・クラヴィッツがおり、ゾーイについて聞かれたニコールは「もちろん、ゾーイのことは知っていたわ。だって、彼女の父親とは婚約してたから」とあっけらかんと語った。「家族ぐるみ(の交際)だったのよ。レニーのことが大好き、とても良い人だもの」とレニーを褒め、ゾーイとの良好な関係も伺わせた。ニコールはレニーとは結婚に至らず、2006年にカントリー歌手のキース・アーバンと結婚。2人は結婚から10年経っても深く愛し合っており、ハリウッドでは珍しいおしどり夫婦として知られる。ドラマでは非常に暴力的なシーンの撮影もあり、精神的にツラかったこともあったと話すニコール。「家に帰ってキースに抱きしめてもらったの。落ち着かせてもらうためにね」とノロケ話も披露した。(Hiromi Kaku)
2017年02月17日2013年のCMTミュージック・アワードで、元婚約者&現夫と3ショットを披露(写真:AP/アフロ) ニコール・キッドマン(49)が、オンラインマガジン「The Edit」のインタビューで、過去にミュージシャンのレニー・クラヴィッツ(52)と婚約していたことを明かした。 インタビューでは、HBOの新TVシリーズ『Big Little Lies』で、クラヴィッツの一人娘ゾーイ・クラヴィッツと共演することに触れ、「ゾーイのことはよく知っているわ。だって、彼女のお父さんと婚約していたから」とあっさり告白している。 二人が交際していたのは、キッドマンが前夫トム・クルーズと離婚した2年後の2003年頃。さらにその2年後にあたる2005年にキース・アーバンと出会い、翌年に再婚した。2007年に『Vanity Fair』誌でキッドマンは、再婚前に“ある人物”と婚約したことを公表したが、相手の名前については言明を避けていた。今回、その謎の婚約者の正体がクラヴィッツであったことがわかり、驚きが広がっている。
2017年02月17日5歳から25年間迷子だった男が、Google Earthを駆使して生まれ故郷を探す…という驚愕の実話を映画化した『LION/ライオン~25年目のただいま~』。本日2月14日のバレンタインに、劇中で恋人同士を演じたデヴ・パテルとルーニー・マーラのラブラブなオフショット写真がシネマカフェに到着した。インドのとある田舎町。停車中の電車で眠り込んでしまった5歳のサルーは、兄グドゥと離ればなれになり、遥か遠くの地まで列車で運ばれてしまう。25年後、養子に出されたオーストラリア・タスマニアで立派に成長したサルー。彼は、失った人生の一部を埋めるため、そして、いまだ言えずにいる「ただいま」を伝えるために、生家を探し始める。手がかりはおぼろげな記憶と、Google Earth。1歩近づくごとに少しずつ蘇る記憶のカケラは、彼の人生の空白を埋め、次第にこれまで見えなかった真実を浮かび上がらせていく。大いなる“探し物”の果てに、彼が見つけたものとは――。日本時間2月27日に発表される第89回アカデミー賞にて、作品賞をはじめ計6部門にノミネートされている本作。5歳で迷子になって以来、戻ることができなかったインドの家を、25年後にオーストラリアから探そうとする主人公サルーを演じるのは、『スラムドッグ$ミリオネア』で鮮烈な映画デビューを果たして以降、着実にキャリアを積んでいるデヴ・パテル。本作での演技で、アカデミー賞助演男優賞に初ノミネートされている。また、その恋人役ルーシーには、『キャロル』で第88回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたルーニー・マーラ。2人は、おぼろげな記憶の中にある故郷探しで苦悩するサルーと、そんな彼を懸命に支えるルーシーという、ぶつかり合いながらも愛を深めていく恋人同士を自然体で演じてみせている。今回、バレンタインデーに解禁されたオフショット写真は、サルーが養父母(ニコール・キッドマン&デヴィッド・ウェンハム)にルーシーを紹介するためタスマニア島を訪れた際、絶景の海と空を背にもの思いにふけるサルーをルーシーが心配するというシーンのもの。ルーニーがギュッと近づくと、嬉しそうに照れるデヴの笑顔が収められ、2人の仲の良さが伺える1枚となっている。2人は本作が初共演。デヴはルーニーとの共演について、「素晴らしかった、彼女を演技者としてものすごく尊敬している。ルーニーはスクリーンに映し出されることをちゃんと考慮するだけの、静かだけど確固たる意志を持っていて、驚くような人なんだ」と語る。一方、ルーニーは「ストーリー全体をどうサポートするかを常に考えていたわ、私の役割はサルーと(彼を演じる)デヴを献身的な愛で支えることなの」と、役柄について “1歩引いた”立ち位置であることを明かしている。初共演とは思えぬ2人の息の合った演技と、劇中の愛の行方にもぜひ注目していて。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年02月14日2016年カンヌ国際映画祭を席巻し、韓国では成人映画(R19指定)のオープニング記録を更新するなど大ヒットとなったパク・チャヌク監督の最新作『お嬢さん』。パク監督といえば、約3年8か月ぶりの来日で日本を代表する女優・真木よう子とも対面を果たしていたが、“復讐”や“狂気”、“残酷なバイオレンス”“究極のエロス”などで知られる、世界中の映画人が嫉妬する異才にして鬼才。その魅力を、徹底解剖してみた。本作『お嬢さん』は、「このミステリーがすごい!」第1位のサラ・ウォーターズによる長編小説「荊の城」を原作に、舞台を1939年の日本統治下の朝鮮半島に移して映画化。複数の登場人物の視点で描かれる騙し合いと過激なエロスが、息を飲むような美しい映像で綴られ、韓国のみならずフランスやアメリカなどでも大ヒット。外国映画として全米で映画賞を次々と受賞している。アジアの枠をも軽々と飛び越える映画監督パク・チャヌク。その魅力とは何だろうか?■いま、アジアで最も評価される映画監督2000年に製作されたイ・ビョンホン&ソン・ガンホ共演『JSA』が国内の賞を総なめにし、当時のソウルでの動員記録を塗り替え、国内全域では583万人を突破、社会現象を巻き起こした。その年の第51回ベルリン国際映画祭コンペティション部門にも出品され、パク・チャヌクの名を一躍世界に知らしめた。日本の漫画を映画化した『オールド・ボーイ』(’03)が第57回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され、審査員特別グランプリを受賞。授賞式の際、審査委員長のクエンティン・タランティーノから「できればパルム・ドール(最高賞)を授与したかった」と激賞されたほど。6年後に発表されたヴァンパイア映画『渇き』(’09)でも、第62回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞し、カンヌ常連の地位を確立。さらにはミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマンらを迎えた『イノセント・ガーデン』(’13)で、ハリウッドへの進出を果たし、現在もアジア映画界のトップを走り続けている。■同じテーマで三部作をつくるのがお好き!?パク監督の“復讐三部作”として知られるのが、『復讐者に憐れみを』(’02)、『オールド・ボーイ』、『親切なクムジャさん』(’05)だ。徹底的なまでに“復讐”をテーマに製作を続け、“復讐三部作のパク・チャヌク”として国内外から高い評価を受けている。続けて『サイボーグでも大丈夫』(’06)、『渇き』、『イノセント・ガーデン』と“人間ではない存在の何か三部作”を製作し、ついつい(?)3本くくりでエキセントリックな映画を撮りがちな監督で知られている。■「虐殺器官」の実写化監督に決定!デビューからわずか2年で早逝した伊藤計劃の処女作「虐殺器官」は“ゼロ年代最高のフィクション”と称えられ、発売から10年近く経つ現在も、多くのSFファンから人気の高い1作。日本では満を持してのアニメ映画が現在公開中だ。かねてより実写化を切望されていた本作は、パク監督の起用が決まった情報が解禁されるや、「日本映画にはできない過激な表現に期待が高まる」「パク監督の『虐殺器官』、いまこそプロジェクトに止まらず突撃してほしい、本当に頼む、本当に頼みます」とSNS上でファンから歓喜の声が!世界中を魅了してきたその映像表現を、多くのファンが待ち望んでいる。■正直カメラなんて関係ないね!全編iPhoneで映画を制作2001年に公開された『ナイト・フィッシング/Night Fishing』(英題)は制作費わずか約1,105万円で撮影されたが、驚くべきはその撮影方法。なんと全編、iPhone4で撮影されたのだ。当時の取材で監督は「制限はいっぱいあったけど、映画の新しいスタイルへのアプローチになったと思うよ」とこの試みについて語っており、次世代の監督たちに良い影響を与えられればと、今後も同様の製作を続けるつもりだという。■伊の高級スーツブランドとコラボし、ローマ国際映画祭に挑戦!2014年に世界的に有名なイタリアのスーツブランド「エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)」とコラボし、『A Rose Reborn』という題名のショートフィルムを製作した。香港のスター俳優ダニエル・ウーと、リメイク版『ベン・ハー』に抜擢された英国人俳優ジャック・ヒューストンが出演し、脚本をパク監督と日本人女優の藤谷文子が務めた本作は、上海国際ファッションウィークのクロージングイベントを始め、釜山国際映画祭とローマ国際映画祭でも上映された。■“復讐”にはまずハサミ!?見ているだけで痛いパク・チャヌク映画パク監督の代表作『オールド・ボーイ』といえば、チェ・ミンシクが金づちを構えるビジュアルが印象的だが、実は監督の作品の中で“ハサミ”が登場するシーンがやたらと多い。“復讐三部作”に続き、『渇き』『イノセント・ガーデン』でもハサミを使った演出が多く登場し、監督作品の中でもキーアイテムとなっている!『お嬢さん』では、果たしてどんなものが登場するのか…。■興味ないから大ヒットホラー映画のリメイク権も蹴っちゃう!アメリカのスプラッター映画の金字塔『死霊のはらわた』が、2013年にリメイクされた。メガホンをとったのは、『ドント・ブリーズ』をスマッシュヒットさせたフェデ・アルバレス監督だ。実は同作は当初、パク・チャヌクにオファーが来ていたという。前作の監督で、リメイク版ではプロデューサーを務めたサム・ライミによると、確かにパク・チャヌクにオファーをかけたとのことだが、当時監督は多忙を極めており、また“作品に気持ちが向かなかった”とか…。やたらとハサミを使いたがるが、電動チェーンソーには興味が湧かなかったのかもしれない!?『お嬢さん』は3月3日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:お嬢さん 2017年3月3日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 CJ E&M CORPORATION, MOHO FILM, YONG FILM ALL RIGHTS RESERVED
2017年02月12日5歳から25年間迷子だった男が、Google Earthを駆使して生まれ故郷を探す。この現代のおとぎ話のような驚愕の実話を、『英国王のスピーチ』の製作陣とデヴ・パテル、ルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華俳優陣で描く『LION/ライオン~25年目のただいま~』。このたび、その本予告映像が解禁となった。インドのとある田舎町。停車中の電車で眠り込んでしまった5歳のサルーは、兄グドゥと離ればなれになり、遥か遠くの地まで列車で運ばれてしまう。25年後、養子に出されたオーストラリア・タスマニアで立派に成長したサルー。彼は、失った人生の一部を埋めるため、そしていまだ言えずにいる「ただいま」を伝えるために、生家を探し始める。手がかりはおぼろげな記憶と、Google Earth。1歩近づくごとに少しずつ蘇る記憶のカケラは、彼の人生の穴を埋め、次第にこれまで見えなかった真実を浮かび上がらせていく。大いなる“探し物”の果てに、彼が見つけたものとは――。第89回アカデミー賞にて作品賞および、助演男優賞(デヴ・パテル)、助演女優賞(ニコール・キッドマン)、撮影賞、脚色賞、作曲賞の計6部門にてノミネートされている本作。このたび解禁された本予告では、オーストラリアとインドという2つの国を舞台に、25年間迷子だった男が、過去と未来を行き来しながら自分の故郷を探す驚愕の人生の旅路が描かれている。主人公サルー(デヴ・パテル)はオーストラリアで養父母(ニコール・キッドマン&デヴィッド・ウェンハム)と幸せに暮らしていた。仲間たちとの食事の席で、彼は25年前にインドで迷子になり、以来離ればなれになった実の兄と母をずっと忘れられずにいたことを打ち明ける。「Google Earthなら世界中どこでも探せる、列車の距離が分かれば、距離が割り出せて故郷を探せるかもしれない」。わずかな記憶とGoogle Earthを頼りに生まれ故郷を探しはじめるサルー。幼いサルーがインドのスラム街で懸命に生き抜こうとする姿と、大人になりオーストラリアの地で自分のルーツを必死に求め続ける姿が次第に重なり…。デヴ・パテルやニコール・キッドマンの演技はもちろんのこと、撮影賞にもノミネートされた躍動感と臨場感にあふれた映像、作曲賞ノミネートのダスティン・オハローラン、ハウシュカの楽曲も強い印象を残す本予告。迷った距離1万キロ、探した時間25年を埋めていくサルーの“人生探し”の旅を、ここから確かめてみて。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年02月07日米BOX OFFICE MOJOは2月3日~2月5日の全米週末興業成績を発表した。M・ナイト・シャマラン監督の最新作サイコスリラー『スプリット』が3週連続トップ。公開3週間での累計興行収入は9,870万950ドルと1億ドルの大台を目前に控える。2位には初登場の『Rings(原題)』がランクイン。鈴木光司の同名小説『リング』を原作に中田秀夫監督が映画化した1998年の日本のホラー映画『リング』をメイクしたハリウッド版『ザ・リング』、『ザ・リング2』に次ぐ3作目で、スペインの新鋭・F・ハビエル・グティエレスが監督する。『ザ・リング』の13年後を舞台に、メールに添付された動画を見ると7日後に死ぬ、ハリウッド版の貞子こと"サマラ"の呪いの恐怖を描く。前週2位の『A Dog’s Purpose(原題)』は3位にランクダウン。同じく4位の『Hidden Figures(原題)』も3位から順位を下げた。以下のラインナップでは、8位の『LION/ライオン ~25年目のただいま~』が前週14位から2016年11月25日の初公開以来11週目で初のトップ10入り。5歳の時にインドで迷子になったことをきっかけに、オーストラリアに住む夫婦の養子として育った実在の青年を描く。25年ぶりに生まれ故郷へと戻り、家族と再会を果たす奇跡のノンフィクションを、オーストラリアのCM・映画監督ガース・デイビスが映画化した。2017年のアカデミー賞では作品賞をはじめ、助演男優賞にデヴ・パテール、助演女優賞にニコール・キッドマン、脚色賞、撮影賞、作曲賞の6部門にノミネートされている注目作だ。その他9位の『The Space Between Us(原題)』も今週初登場。火星の植民地化プロジェクトに参加した宇宙飛行士の母親のもとに生まれ、ずっと火星で育ってきた少年ガードナーは、ネットで知り合った地球に住む少女タルサと友情を育んできた。16歳になったガードナーは地球に行くチャンスを与えられるが、彼の体は地球の重力に耐えられないとわかり……。『ヒューゴの不思議な発明』のエイサ・バターフィールドがガードナーを、『トゥモローランド』のブリット・ロバートソンがタルサを演じている。
2017年02月06日2012年の日本初上陸以降、アーティスティックなチョコレートを発信し続けるロサンゼルス発の高級チョコレートブランド「COMPARTES(コンパーテス)」が2017年1月15日(日)、場所を新たに移転して青山店をリニューアルオープンしました。大人シックな店内の様子をさっそくご紹介します!あの大物セレブも愛用するCOMPARTESのチョココンパーテスは1950年に創業し、“Chocolate is Art”をコンセプトに西海岸のカルチャーやトレンドを取り入れながら、独創的かつファッショナブルなチョコレートを提供するプレミアムなグルメチョコレートのブランドです。厳選したフルーツやスパイス、さらにはワッフルコーンなどペイストリーをふんだんにチョコレートにあわせた斬新なフレーバーと、それを包むデザイン性の高いパッケージで、アンジェリーナ・ジョリーやニコール・キッドマンといった数多くのハリウッドセレブをはじめ世界中のファンから支持を集めてきました。シックで大人なサロンのデザインにも注目今回オープンする「コンパーテス 青山店」は、16年冬にリニューアルされたシックで洗練されたブランドロゴに合わせ、「オルタナティブ デザイン」をコンセプトとした店舗デザインになっています。白とグレーを基調とした落ち着いた雰囲気に、LAのテイストを大切にしつつ日本ならではの新しいテイストを盛り込み、表参道に溶け込むスタイリッシュな店内は大人のデートにもぴったり。開放的な空気が漂うテラス席も素敵ですよ。日本限定のスイーツも登場!商品ラインナップが気になる!商品ラインナップは、「ブラウニーサンド」や「クリーミーチョコレート」など日本限定のスイーツや、斬新なパッケージデザインと個性豊かなフレーバーで、LAのみならず日本でも大好評の「チョコレートバー」を始めとする人気のショコラに加え、日本初のオリジナルカフェメニューを取り揃えています。カフェメニューは2月15日以降の提供となる予定なので、これはぜひチェックしたいですね!店舗詳細店舗名:コンパーテス 青山店住所:東京都港区南青山5-6-6 メーゾンブランシュI 1F営業時間:10:00~21:00定休日:不定休電話番号:03-6450-5878オープン日:2017年1月15日(日)席数:24席
2017年01月21日『LION/ライオン ~25年目のただいま~』の演技で賞レースを席巻中のニコール・キッドマンが、上流階級の生活を捨てアラビアの各地を旅した女性を演じる『アラビアの女王 愛と宿命の日々』。1月21日(土)に公開が迫った本作から、主演ニコールと2人のイケメン俳優、ジェームズ・フランコとダミアン・ルイスとのラブラブ画像がシネマカフェに到着した。20世紀初頭、ひとりの女性が英国を旅立ち、アラビアの地へ向かおうとしていた。彼女の名はガートルート・ベル。やがて彼女はイラク建国の立役者として尽力、イラクとヨルダン両国の国境線を引くことにも携わる。砂漠に魅せられ、その土地に根づき、研究に情熱を注いだ彼女を、アラビアの人々は尊敬の意を込めて“砂漠の女王”と呼んだ――。知られざるガートルード・ベルの半生を、ドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク監督のもと、オスカー女優ニコール主演で描き出す本作。知性とたくましさを兼ね添え、どこかミステリアスな魅力を秘めたガートルード・ベルの姿は、まさにいま世界を牽引する女性リーダーたちの先駆者として映る。砂漠地帯で4Kカメラを駆使して行われた撮影は、昼夜問わず常に過酷なものだったというが、本作でもニコールの美しさは健在。今回は、そんなニコール演じるガートルードと、ジェームズ演じる英国大使館書記官の若き青年ヘンリー、ダミアン演じるトルコ英国領事館の副領事官であるリチャードとの、報われぬ恋をとらえた貴重なショットが解禁となった。まず、2枚はジェームズとの広大な砂漠をバックにしたロマンチックなシーン。英国上流階級の鼻持ちならない男性たちとは違い、ベルの好奇心を受け入れ、彼女を支えていくヘンリーに、ベルは夢中になりプロポーズも受けるが、身分の違いにより2人の恋はなかなか実らず…。彼女の手記を忠実に再現し、砂漠をバックに情熱的に見つめ合う2人には思わずうっとりするほど。また、3枚目はダミアン演じる既婚者リチャードと抱き合うカット。不倫関係にあり許されざる恋に落ちてしまったベルの運命は果たして…。砂漠を旅する強く美しいガートルードと、2人のイケメンとの実らぬ恋にも注目してみて。『アラビアの女王 愛と宿命の日々』は1月21日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月18日