受診メモとは?皆さんは診察室で医師と話をしているとき、緊張して言いたいことを伝えられなかったり、診察室から出たあとに「あ!あれ言い忘れた!」と思い出したりすることはありませんか。これは私自身にもあることで、医師を目の前にすると緊張してうまくしゃべれなくなることは同業の医師でもありえることなのです。医師でない場合はなおさらでしょう。そこで役立つのが「受診メモ」です。たとえばこんなものです。(事例は仮想のものです。赤文字は記載するときのポイントです。)時間を追って情報を整理することで、どういう状態なのか、何に困ってるのかが伝わりやすくなります。受診メモの詳しい書き方については、後ほど解説します。受診メモがあると診察・診断がスムーズに自分で症状を説明できない子どもにとっては、保護者からの情報が診察のカギを握っています。情報が整理されているとスムーズな診断につながりますよ。診察がスムーズになると、たくさんの患者さんが来る病院では待ち時間の軽減にもつながり、各方面に良い影響をおよぼします。先ほどの受診メモのサンプルはかなりまとまったものになっていますが、実際にはここまでまとまっていなくても大丈夫です。おおまかなことがわかれば、医師は質問をしながら情報をおぎなっていきます。また、受診メモを書くことで客観的に病状を把握することもできます。過去の記事で、子どもがしばしば入院することを書きました。メモを使うと、入院が必要となるほどの状態なのかも把握しやすくなります。受診メモの書き方子どもが体調を崩したら、まずは発熱や咳、下痢などのメモの素材となる情報を書き留めていってください。何度か書くうちにだんだんと整理できるようになっていきますので、まずは書き始めてみましょう。メモのコツは以下の通りです。症状以外にも普段と違う変化がある場合は、忘れずに記載しましょう。受診メモのコツ・時間を追って、時系列に書くことを基本とする・母乳・ミルクを飲んでいる場合は、いつもに比べて飲めているかが重要・水分がとれているか、尿が出ているかが脱水の判断に重要・発熱の経過は変化があったときに記載すれば良い。(1日数回程度で十分です。)細かく記載しなくてOK。・下痢や嘔吐があれば1日のおよその回数を記載する・他の病院を受診した場合は、検査の結果やそこでの診断、お薬の情報を記載する。・保育園や幼稚園で流行している病気があれば、記載する。・質問したいことや注意点(お薬のアレルギーなど)を記載しておく受診メモはメモ帳でも良いですし、スマホの受診メモ専用アプリを利用しても構いません。小児科で配られることがある受診ノートなどでも良いでしょう。体調不良があれば、病院を受診する・しないにかかわらず、簡単にメモを残す習慣をつけていくと良いですね。受診メモをつける際は、LINEを使う方法もあります。グループLINEを作って、熱や症状を記録していくのです。自動的に日付や時間が記録されますし、スマホで撮影した発疹や便の状態を記録するのにも便利です。受診メモは夫婦間の共有にも役立つ受診メモは、夫婦間や祖父母との共有にも役立ちます。一般的に子どもの状態を一番把握しているのはママというケースが多いですが、いつでもママが小児科に連れていけるわけではありません。小児科医からみると、ママ以外の人が付き添いの場合、情報量が少なくて困ることがあります。これらの受診メモをパパや祖父母と共有して皆が子どもの病状を把握すると、より良いホームケア、病院での診断治療につながると思います。また、救急受診した場合など複数の医師にみてもらうこともあると思います。他の医師がどのような診療をして今に至ったのか、それを共有することも診断治療にとても重要です。書いたメモは診察室で直接医師にわたすよりは、可能であれば受付の段階で先に渡しておくほうが良いでしょう。複数の人が見ることで情報の共有漏れも予防できますし、緊急に処置が必要な状態や、隔離が必要な状態などを把握してもらいやすくなります。受診メモを活用して診察に備えよう子どもを病院に連れて行くまではあんなに聞きたいことがあったのに、医師に伝えたいことを伝えることができず、モヤモヤとしたまま診察を終えることがあるかと思います。せっかく受診しているのですから、ぜひ受診メモを活用して、スッキリと疑問を解消して帰ってくださいね。パパ小児科医(ぱぱしょー)先生の過去のコラム著者:加納友環(ぱぱしょー)二児(2歳、4歳)の父で小児科専門医。TwitterやInstagramを中心に子育て当事者の立場から、また医療者の立場から子育てに役立つ情報を発信しています。ぱぱしょー先生の出演する動画はこちらYouTubeのままのてチャンネルでは、専門家の先生による育児に関するお役立ち情報を配信しています。ぱぱしょー先生の動画も好評配信中!チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
2019年09月04日子どもが成長するに従い、子どもたちだけの社会が形成されていきます。そういったなかで、残念ながら時としていじめが起きてしまうことも。わが子には被害者にも加害者にもなってほしくないいじめ問題。今回はパパやママたちの体験談をもとに、親にできることを考えてみます。■3割以上が「いじめの被害者になったことがある」アンケートで、子どもがいじめに巻き込まれたことがあるかどうか聞いたところ、「被害者になったことがある」と答えた人が3割を超えて、もっとも多い結果となりました。また、「両方ある」、「傍観者または加害者になったことがある」とあわせると47.5%となり、約半数の親が子どもの何らかのいじめを経験したことがあるようです。Q.子どもがいじめに巻き込まれたことある?いじめの被害者になったことがある 32.8%ない 29.8%わからない 20.6%両方ある 7.2%傍観者になったことがある 4.1%いじめの加害者になったことがある 3.4%その他 2.2%■幼稚園や学校で…いじめの実態全体の3割以上が「いじめの被害を受けたことがある」と回答したアンケートには、具体的ないじめのエピソードがたくさん集まっていました。まずは、どのようないじめが起きているのか見ていきます。「小さい頃から仲良く遊んでいたお友だちが、幼稚園に入った途端にグループでうちの子をたたいているのを見たときは凍りつきました。その後幼稚園に行きたくないと言うようになり、夫が相手の家に話をしに行ったら、『いじめられる方が悪い』とピシャリ」(滋賀県 40代女性)「2年生のときに6年生にいじめられていました。学校に相談に行き、なるべく先生や支援員さんがいてくれる環境で対処してくれました。今年になって、息子は1年生をいじめています。やめるように言ってもなかなかやめません。今はどうしたら止められるのか試行錯誤しているところです」(静岡県 30代女性)「4月に小学校に入学したばかりですが、さっそくいじめのターゲットにされてしまいました。最初は様子見していましたが、階段で押されたり足を後ろから踏まれたり危険を伴ってきたので、担任に話していまは解決済みです。低学年でもいじめがあるという現実に驚がくしました」(三重県 40代女性)「娘が高校1年の時、部活でいじめにあいました。先輩や同級生から暴言、目配せして笑われる、仲間外れにされる。先生に相談しても『弱いおまえが悪いんや』って怒鳴られた。ようやく退部できて落ち着いたが、我が子がいじめにあうなど考えてもいなかったし、私が進めてしまった高校だったので責任を感じた」(埼玉県 40代女性)そのほかにも、「小学2年でいじめを受けた息子は精神的にダメージを受け、中学生になったいまでも通院治療中。心の傷は長期の戦い」とか、「子どもが『悪口ノート』を作られた」など、つらいいじめの告白が集まっていました。幼稚園や小学校低学年でもいじめがあるとは聞いていましたが、現実的にそこまでいじめの低年齢化が進んでいるのかと驚きです。また、いじめの連鎖やいじめの後も続く心のケアについて訴える声もあり、いじめの深刻さがより身近に伝わってきます。■いじめと遊びの境目とはいじめ問題の難しいところは、何をもって「いじめ」とするかというところ。コメントでも、その難しさについての悩みの声が寄せられていました。「いじめといじりは紙一重。長男はすごく体が小さかったので、担いで女子トイレや更衣室に投げ込まれたりして、先生からは『いじられキャラです』と説明されました。しかし家では、『つらい』と泣いてました」(大阪府 40代女性)「小3の息子が、よく消しゴムを粉々にされたり、鉛筆を折られたり、ノートや筆箱に落書きされたりして帰ってきます。相手はふざけてやっているのか、いじめや嫌がらせの分類なのか、難しいところ」(福島県 30代女性)「いじめまで発展してはいませんが、小3の息子がちょくちょく同じ子からちょっかいをかけられているみたいです」(岩手県 30代女性)「いじられキャラ」や「嫌がらせ」、「ちょっかい」などというキーワードからは、「いじめ」との明確な違いを見つけることの難しさを実感させられます。また、している方とされている方との間に、意識の違いが生じている場合もありそうで、「いじめ」の判定が簡単ではないことがよくわかります。■勇気ある行動に出る子どもたち親たちから寄せられたエピソードのなかには、いじめをみずから解決したり、仲裁したりという子どもたちの勇気ある行動がいくつも集まっていました。「中2の息子は平和主義で、いわゆる『いじめ』を嫌います。性格的にも、男女を問わず嫌がらせを受けている友人を無視することができず、『やめとけ!』と言えるような子です。親としては、『ターゲットが息子に向けられるのでは?』と心配もしましたが、『放っておけばいいから! オレは大丈夫!』と、強く逞しい内心を聞き安堵(あんど)しました」(広島県 40代女性)「いじめられている子、いじめている子、分け隔てなく仲良くしていたら 『あいつと仲良くするんだったら仲間はずれにする』と言われた。無視されたりしながら、それでも『どんな子でも差別したくない』と、どちらとも変わらず接することをやめなかった」(北海道 30代女性)「小学生のときに、『1つ解決しても、また違う子からいじめにあう』と言ってきたことがありました。その場で相手に、『なんでそんなことするのか聞いてみなさい』と言ったら、娘はそのとおりに加害者の子に直接聞いてこれまで解決してきました。いまでは、誰かがいじめていたら『そんなことはしちゃいけない!』と言える子になりました」(茨城県 30代女性)大人でもなかなかできないような勇気ある行動の数々に、子どもたちの持つ力の大きさを感じます。ただいじめの仲裁に入ることでみずからが標的になってしまうこともあるため、親としてはどのように伝えればいいのか、本当に実行して大丈夫なのか悩みどころではあります。でも子どもたちが勇気を持ってみずから起こした勇気ある行動には称賛を送ってあげたいですよね。■加害者がわずか「3.4%」に疑問の声もアンケートによると、「いじめの加害者になったことがある」のはわずか3.4%。いじめは1対多数となることが多いことが考えられ、本来は被害者の数よりも多くなるはず。この結果からはどのようなことが読み解けるのでしょうか。「被害者率が高いが、加害者側はただ知らないだけなんじゃないかって思うほど、子どもの世界を親は知らないものです」(滋賀県 30代女性)「加害者が少ないことにビックリ。わが子が学校でどうなのか、親子での話し合いをしてる家庭が少ないのかなって感じました」(茨城県 40代女性)「加害者にも被害者にもなってもらいたくないし、いままでもいじめはないとは思う。でも本当に『ない』とは言いきれない。他人がさ細なことだと感じるようなことでも当事者が『いじめ』だと受け止めれば、それは『いじめ』。『ない』と自信を持って答えている方々、大丈夫ですか?」(神奈川県 40代女性)たしかに、被害者だけではなく、子どもが「いじめの加害者になっている」ことにも、親としては気づきにくい現状があるかもしれません。アンケートでも「わからない」と答えた人が2割以上いることから、子どもたちのなかで、どのようなやり取りがあったのか、どんな関係性なのか、すべてを把握するのは至難の業です。筆者の小学1年生の長男も、最近友だちと帰宅中にもう一人の友だちを走って置き去りにしてきたことがありました。本人が帰宅後、「逃げてきた!」とうれしそうに言ってきたことで発覚。親同士も仲が良かったのですぐに謝罪して事なきを得ましたが、悪気のなかった長男の態度に驚き、反省させられました。その後、あらためて「なぜしてはいけないのか」「されたらどんな気持ちになるか」について、親子で話し合い、長男自身も涙目になって反省しましたが、「いじめの加害者」と相手には映った可能性もあった出来事でした。こうしたことは日常で頻繁に起こっているのかもしれません。そうだとすると、だれもがいじめの被害者にも加害者にもなりえるといえそうです。ではそんなとき、親としてはどのようなことができるのでしょうか。■子どもが加害者にならないためにいじめの加害者にどうしてなってしまうのでしょうか?「家では良い子の親こそ、学校ではおとなしい下級生に対して弱い者いじめをしているのに、『わが子は優等生だ』と思っている気がする。圧力を親からかけられてる子どもは外で弱い者に圧力をかけるのでは? ある意味子どもも犠牲者」(三重県 40代女性)「いじめをしてしまう子は、家庭で精神的な問題があるのだと思う。発見した場合は、いじめる側の子の心の問題も見つけてあげないと、ずっと変わらないのではないかと思います」(三重県 30代女性)たとえば家庭や習い事、そして学校などで、別の問題を抱え、そのストレスによっていじめを始めてしまう…、コメントにもあるように、こういったストレスなどがいじめる側が抱えている可能性はあるかもしれません。でもだからと言って、いじめはけっして許される行為ではありません。ただ家庭の対応が無力だとも思いたくない。もし家庭でそのストレスを少しでも受け止められれば、いじめの加害者が一人でも減らせるのではないか? そう信じたいものです。それでは、そのとき親は子どもにどのようなメッセージを伝えればいいのでしょうか。「『やられたらやり返せ』という教育はダメだと思う。人にやられて嫌だったことは誰かに対してもやっちゃいけないと教えるべき。我慢できないストレスを受けたら、やり返す以外の対処法を教えるべき」(千葉県 30代女性)「相手が嫌だと思ったらその相手にはそれをしないことを心がけることだと思います。言葉や行動で誰しも相手を陥れることがあることを、大人も子どももしっかり認識すべきだと思います」(神奈川県 30代女性)「どんな場合でも、大勢対一人は卑怯(ひきょう)。大勢で一人をいじめるのは絶対あってはならないことだと、親は厳しく教えていかなきゃいけないと思います」(佐賀県 40代女性)たしかに、「相手が嫌がること」を想像できたなら、「相手が嫌がることをしない」と子どもたちが立ち止まって考えられるかもしれません。さらに、あたり前のことではありますが、「大勢対一人」という構図は絶対にダメだということを伝え続けることも重要なポイントになりそうです。■子どもをいじめの被害者にさせない最後に、子どもがいじめの被害者にならないためにすべきこと、また、いじめの被害者になってしまったら親としてどう対処すればいいか、考えてみたいと思います。●子どもの出すSOSを見逃さない「いじめの被害者になったとき、子どもの目に覇気を感じなかったので問いかけました。自分から言えない子どもが多いので、『わが子は大丈夫』じゃなく、基本的に信じるべきですが、疑うべきでもあります」(徳島県 40代男性)「何でも話しやすいように小言はぐっと我慢して、子どもの学校の話を聞いてます。子どもも自分からいじめの話をしたくないんですよね。ふさぎ込んでたり、変なテンションだったりしないか、いつも気にかけます」(東京都 40代女性)●子どもに寄り添い守ってあげる「いじめまでとは言わないけれど、仲良くしていた子とギクシャクしていた。大切にしていたお友だちだったので、メンタルが心配でしたが、できるだけ寄り添って話を聞いてあげました」(岩手県 40代女性)「息子が幼稚園の頃、毎日のように意地悪されていた。幼稚園も学校も、先生がいるとは言え、大人の目が届きにくい子どもたちだけの社会。自分の子どもの声を拾い、子どもを守るのは自分しかいないのだと親は認識すべきでしょうね」(東京都 50代女性)●子どもを見守る「息子が一度いじめられてると話してきました。びっくりしましたが、本人は『自分で解決する!』と勇気ある一言。息子には『どうしてもうまくいかないときは相談してね』と伝えました。今では人の気持ちをくみとれる優しい息子になっています」(石川県 40代女性)●相手や学校に相談して連携する「深刻なからかいではなくふざけ合いの延長みたいな感じでしたが、どうしても許せないことは、話を聞いた上で相手の子に話をしました。学校の先生には恵まれたので、よく相談もして、学校、家庭、本人の連携で問題は乗り切っていたと思います」(山梨県 50代女性)●学校をやめることも視野に入れる「いじめられている友だちを助けて娘が標的に。下駄箱の上履きに画びょう、クラスに机がない、物がなくなるなど散々でした…。その後、学校を転校しました」(千葉県 50代女性)ここまで、子どものいじめについて、加害者、被害者どちらにもならないための方法について考えてきました。最後にこのようなコメントも紹介したいと思います。「いじめに関わらない人間なんていないと思うんです。見て見ぬふりもいじめだと思います。いじめられてつらい思いをしても、今度はいじめる側。大人になってもいじめはなくなりません。もっと相手を思いやる気持ちを持たないといけないですよね」(福島県 40代女性)「いじめがニュースになる度に、子どもに『あなたはどう?』といじめについての話し合いをして『傍観者になるな』って言っています」(茨城県 40代女性)もしかしたら、「傍観者になる」人たちが一番多いのかもしれませんね。いじめられるのが怖くて、見て見ぬふりをしてしまうということは、親の私たちにも身に覚えがある人は多いでしょう。いじめていた子が、次の日にはいじめられる側になるかもしれない。どんなときにも、「相手を思いやる気持ち」が必要だと感じます。「あなたは大切な存在」と親が子どもに伝え、子ども自身もそう思えたら、自分のことも相手のことも大切にしていこうという気持ちが芽生えるのかもしれません。そのことだけは、できる限り親から子どもに、言葉だけではなく行動でも示していきたいなと思います。「大人になってもいじめはある」というコメントも多く目にしました。実際に、いじめ問題は子どものものだけでなく、大人間でも問題となることがたびたびあります。親である自分たちが、お手本となれるように、相手に思いやりを持ち、普段から「いじめは絶対にしてはいけないことだ」と行動で示していきたいものですね。Q.子どもがいじめに巻き込まれたことある?アンケート回答数:5222件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年09月01日こんにちは!甥&姪大好きおばバカ平八です!今回は、甥っ子が「時間差熱中症」になってしまった時のお話です。■寝付きの悪い甥っ子が昼寝、なにか様子がおかしい…去年の夏の始め、甥っ子が2歳の時のことです。それまで元気だった甥が、昼食を取った後に急に気だるそうな様子になりました。 その日、甥っ子は家から200mほど離れたお店まで徒歩で往復していました。前日には日陰で30分程水遊びもしています。普段の甥の体力でいえば問題ない運動量ですが、外は厳しい日差し。きっといつもより体力を消耗したのだろうと見ていたら…。 静かに寝息を立てて寝ているではありませんか!この当時の甥はとにかく寝つきの悪い子で、自然に寝るなんて滅多にないことでした。様子がおかしいと甥に触れてみると、体が熱い!これはまずいと病院に連れて行くことにしました。■診断の結果は… この時まで、私の熱中症についての認識は「炎天下にいる最中・直後に具合が悪くなるもの」で、「外出時の対策」をしていれば良いと思っていました。しかし、数時間〜1日程遅れて症状が出るという「時間差熱中症」のことは全く知らなかったのです。まさかクーラーの中で熱中症になるなんて…!■真夏の外出・外遊びで心がけるようになったことこの出来事をきっかけに熱中症への認識を改め、・外遊びは土の上で短時間・長時間遊んだ日の翌日は室内でゆっくりする・甥が飲みやすく塩分も取れるジュースなどを用意し、こまめに水分を取れるようにする・アスファルトやコンクリートの上を移動する時、できるだけ抱っこするなどの熱中症対策を心がけるようになりました。 今年は9月も厳しい残暑が続くと聞きます。皆さまも熱中症にはくれぐれもお気をつけてお過ごし下さいね!
2019年08月27日最近、時間は短いながらも子育てへの参加意欲がめざましいわが夫。おかげで5歳の息子と1歳の娘をパパに預けて、昼間の美容院や、深夜映画などでひとり時間をかみしめることもできるようになりました。ただ、預けるにもそれなりに準備が必要です。今回は、気になる隣の子育て事情をリサーチ。まわりの友達に「パパに子どもを預けるときの準備や工夫」を聞いてみました。ひとり時間の過ごし方周囲のママの「ひとり時間の過ごし方」でダントツだったのが、2~3時間で美容院。次は3~4時間で友達とランチや買い物。その他は半日ぐらいで仕事だったり、夕方以降からの飲み会だったり。2日程度の旅行という人も。あとは、育児疲れか体調を崩してしまって、どうにも動けなくなってしまったというものまで、ママの事情はさまざまでした。パパへの預るときの準備や工夫は?パパに預けるときに、準備することや工夫していることを、【食事】【家事】【子ども】に分けて聞きました。【食事編】・料理がまったくできないので、夫のものと子どものものとそれぞれ作っておく(長女1歳)・そもそも食事時間にかぶらないようにでかける(長男0歳)・夫の実家に子どもを連れて遊びに行ってもらい、義母に作ってもらう(長男9歳、長女5歳)【家事編】・基本、子どもを見ることでキャパシティがいっぱいになってしまうので、ほかの家事はお願いしない(長女0歳)・食器を洗ったり、掃除や洗濯をしてくれるが、やり方が気になる…。でも決して文句を言わないようにしている(長男5歳、長女1歳)【子ども編】・今、何が好きでどんなオモチャでよく遊ぶのかや、気をつけることを事前に伝える(長女1歳)・着換え、オヤツ、飲み物などのお出かけセットは一式バッグに入れて玄関にスタンバイしておく(長女10歳、長男5歳)・小さいのでどれくらい理解できているかは分からないけれど、事前にママがお出かけすることを子ども自身に言い聞かせている(長男0歳)ママが頭を抱えたくなることも…ママが事前に準備をしていても、自分が食べたいラーメン屋さんに子どもが食べられるものがあるかを気にせず、「どうにかなるから大丈夫!」と行ってしまうパパや、まだ子どもと2人だけでの外食自体したことがないママの知らない間に、子どもと2人だけの外食に挑戦して洋食屋に入ってみて、ハチャメチャになって帰ってきたガッツのあるパパもいたり。食洗器に入れてはいけないお気に入り食器を洗われてしまい、思わず声を上げてしまったり、乾いてシワシワの洗濯物を見て、文句のひとつも出そうになってしまったり…とママはさまざまな想いを飲み込んでいる様子。事前に細かく準備をしたにもかかわらず、薄着で出かけて風邪をひかせてしまったり、日焼けを気にして、こまかく日焼け止めを塗っていたのに、パパはノーガードでお出かけをし、帰ってきたときには二人ともこんがり…など楽しい時間と引き換えにママのため息も聞こえてきます。パパに預けるのはヒヤヒヤの連続だけどわが家の場合も、事前準備が大変なので、もし預けられるのなら義母や実母に預けたほうが格段にラク。ですが、やっぱり気兼ねなく預けられるのは夫なのです。ひとり時間のリフレッシュと引き換えに、家を出るまではヒヤヒヤの連続なので、出かけない方がいいのではとも思いますが、無理やりでも育児参加させたい気持ちもあるのでお願いするようにしています。夫の甘やかし攻撃で、私が帰った時に子どもがいつもよりわがままになったりすることもあるけど、楽しく過ごしてた証拠と思って、怒らないように気をつけています。まわりのママ達に預けることの大変さや気持ちを聞いてみると、一つひとつのエピソードにわかる!と共感の嵐でした。子どもたちが大きくなり、どんどん自分ひとりで世界を広げていって、気づけばひとり時間の方が多いとなる日が今はまだ想像できませんが、そんな日がきたら夫と優雅にランチでもしながら、今のこの大変さを一緒に分かち合いたいなと思っています。<文・写真:ライター水玉445>
2019年08月26日【徹底解説】上手な寝かしつけ方はあるの?入眠の儀式って?SNSで大人気のぱぱしょー先生(加納友環先生)に、「子どもの睡眠」についてお話を伺いしました。睡眠時間が足りないとどうなる…?心と身体の成長に影響が出ることがあります。子どもにスムーズに寝てもらうには…?入眠儀式があると寝に入りやすいかもしれませんね。寝る前の環境づくりで大人ができることは…?刺激を与えない、ブルーライトをみせないようにする。ほかにも、3歳と5歳のパパである先生が実際に行っている寝かしつけ方などについてもインタビューしています。詳しくは動画をチェックしてみてくださいね。動画目次0:49 子どもの睡眠はどうして必要なの?1:55 子どもの年齢で寝るべき時間は変わる?3:07 ぱぱしょー先生が実際に行う「寝かしつける工夫」4:19 子どもの睡眠のためにママができること5:18 睡眠環境についてのアドバイス字幕付きのため、音声なしでもお楽しみいただけます♪次回のぱぱしょー先生の動画は「トイレトレーニング編」を公開予定です。(毎週月曜日更新)お楽しみに…!子育てに役立つ動画が盛りだくさん!子育てに役立つ情報が盛りだくさん!ままのてのYouTubeチャンネルでは、ママ・プレママの素朴な疑問やリアルな悩みを解決します。運動が知能の育成に効果あり?!子どもの叱り方のコツは?家計簿をつけている人は何%?!話題のキャッシュレス決済ってどうなの?FPおすすめのクレカは?貯金ができる人ってどんな人?頭の良い子どもの育て方動画は絶賛更新中!ぜひチャンネル登録してみてくださいね。著者:加納友環(ぱぱしょー)二児(3歳、5歳)の父で小児科専門医。TwitterやInstagramを中心に子育て当事者の立場から、また医療者の立場から子育てに役立つ情報を発信しています。ぱぱしょー先生のコラム子どもの睡眠に関する記事
2019年08月26日高校時代からの大親友、菅田将暉さん&仲野太賀さんが、映画『タロウのバカ』で共演。演じた役のように、焦燥感に駆り立てられた10代の頃や、二人だから知る素顔を伺いました。――大親友で知られる二人です。菅田:昨日も邦画を一緒に観に行きましたよ。仲野:その後は、将暉の家でガールズトーク(笑)。菅田:お茶会ね(笑)。――共演した映画『タロウのバカ』は、主演のYOSHIさんが16歳の新人ということで、二人はどう接しましたか?菅田:二人で決めたわけではないですけど、現場で相手をするのが太賀で、プライベートは僕って感じでしたね。仲野:僕は何もしてないです。2日目からYOSHIにNG出したんで(笑)。いや、彼はめちゃくちゃ人懐っこくて、こっちの領域にぐいぐい入ってくるんですよ。僕も自分のことでいっぱいいっぱいだったんで、「将暉、任せた!」と(笑)。もちろん、四六時中NGなわけじゃないですよ。僕が疲れてる時は将暉が、将暉が疲れてる時は僕が彼と遊んでました。菅田:一緒に走るとか。仲野:叫ぶとか。菅田:大森(立嗣)監督の作品を観たことないって言うから『光』を3人で観たり。YOSHIと同じくらいの子が出ているから、自分がスクリーンに出るってこういうことなんだって認識してくれたいい時間だった。仲野:2時間後には「日本映画楽しい!」って興奮してた。菅田:僕と太賀が、本番前にかかる「よーい!」の声で、スイッチ入れてギア上げるために、咳払いしたり軽くジャンプしたりするでしょ。ある日、YOSHIが肩回しながら「ゴホゴホッ」って始めたのが面白かった。仲野:YOSHIの中で“作為”が始まったよね。菅田:演じようという“作為”。仲野:YOSHIが入ったことによって、僕ら二人の結束も強まった気がする。菅田:次世代への責任感で結束したよね。あえて広げた話をすると、まともな大人にははみ出して見えるけど、自分の生き様を持ったYOSHIをどう受け入れるかが、日本エンタメ界の未来に直結している気がした。仲野:はみ出してる部分をまとめちゃうのが大人のやるべきことなのか、もっと行っちゃえと背中を押すべきなのか。いっぱい話したよね。菅田:そう。作品で描かれてる、何に対して焦ってるかもわからない感覚って、今でも少なからず残ってるんだけど、YOSHIを見てたら、僕は慣れちゃったとこがあるって痛烈に感じた。仲野:確かに、視界に映るものすべてに対して「ウ~ッ…」ってなるあの感じはどんどん薄まってる。でも、今思えば、あの頃に抱えていたやり場のない気持ちだったり、将暉への嫉妬なりが、自分の表現に繋がってるのかなとは思う。満たされていたら、役者として何かを体現したいとはならなかっただろうし。――仲野さんから見て、菅田さん演ずる柔道の道で挫折し自暴自棄になるエージと菅田さんご本人に共通点を感じましたか?仲野:基本的には別人だと思いますが、エージの“狂気”は温厚な将暉から出てきた、確かな感情だと思います。そういう一面を隠し持っているのかも(笑)。菅田:めちゃくちゃトンガってるヤツじゃん!恥ずかしい!――援助交際中の女の子への想いに苦しむスギオと、演じた仲野さんの共通点は?菅田:悩むと深いところまで潜っていくところ。太賀は、ぐるぐる試行錯誤するとこがある。仲野:さすが。よく見てる。菅田:なんか上からだな(笑)。僕は何も考えないから、太賀とはちょうどいいバランス。仲野:僕と将暉には、半径1メートルの世界があって、周りが思っている以上の友達関係。将暉の変遷を10年見てきたけど、外に向かって多くの人に将暉の歌が届いて、みんなと共有できることが喜びなんだよね。手放しに嬉しくて、気づいたら、「さよならエレジー」や「まちがいさがし」を鼻歌で歌ってる。菅田:音楽を教えてくれたのも太賀だし、ずっと一番近くで見てきてくれたからね。仲野:この気持ち、読者の方々に上手く伝わるかなあ…。『タロウのバカ』戸籍のない主人公タロウと仲間の高校生、エージとスギオ。それぞれに悩みを抱える3人は、偶然ピストルを手に入れたことから、過酷な現実に向き合うことになる。大森立嗣監督作。9/6よりテアトル新宿ほか全国公開。すだ・まさき(1枚目写真上)1993年2月21日生まれ、大阪府出身。11月、舞台『カリギュラ』に主演。アルバム『LOVE』の初回限定短編DVDで初監督、主演に仲野太賀を起用。ブルゾン¥58,000(オールド パーク/HEMT PR TEL:03・6721・0882)パンツ¥29,000(ダイリク/シック TEL:03・5464・9321)その他はスタイリスト私物なかの・たいが(1枚目写真下)1993年2月7日生まれ、東京都出身。雑誌『CUT』で菅田将暉との連載を継続中。来年の公開待機作に『静かな雨』『僕の好きな女の子』など。ジャケット¥42,000パンツ¥32,000(共にフィグベル/プロッド TEL:03・6427・8345)ベスト¥93,000(ナマチェコ/エムエイティティINFO@THE‐MATT.COM)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年8月28日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・伊藤省吾(菅田さん)石井 大(仲野さん)ヘア&メイク・AZUMA(M‐rep by MONDO‐artist/菅田さん)高橋将氣(仲野さん)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年08月24日ふだんは、子どものお世話に家事に大忙しのママ。お休みの日くらいはパパに子どもを見てもらって、ママはひとり時間を堪能したいですよね。でも、「パパ、いや〜! ママがいいのー!」と子どもに泣かれたら、どうしようもありません。「そっか、ママの方がいいか…(しょんぼり)」とパパはどんどん育児に消極的になってしまうし、ママはいつまでたってもラクはできないでしょう。そこで、子どもが「パパ、いや〜!」になってしまった原因と、好かれパパに変身させる対処法についてご紹介しましょう。■どうして子どもは「パパ、いや〜!」になったのか? 3つの原因子どもに好かれずに悩んでいる相談者や、周囲の男性を観察してみると、ある共通点がありました。1つは、「子どもの安心欲求を満たす場にパパが不在だった」という点です。人間の欲求にはいろいろな種類がありますが、赤ちゃんや子どもなら「食事」「睡眠」「排泄」の3つが主な基本的欲求となるでしょう(O.クラインバーグの欲求分類より)。これらがスムーズに行われると子どもは安心し、逆に満たされないと不安を感じるのです。そのため、三大欲求を満たしてくれる相手を子どもは一番信頼し、安心を感じ、「好き」という感情を抱きます。しかし、子どもが人を認識し始める0歳から、それが誰かはっきりと理解し人見知りを始める2歳くらいまでの間に、「子どもにごはんを食べさせた」「寝かしつけをした」「おむつを替えた」といった育児参加が極端に少ないパパは、子どもに好かれるのはなかなか難しいようです。2つ目は、「自分中心にマイペースな育児参加」をしてきたタイプ。特に、2〜3歳のイヤイヤ期くらいまでに、子どもが遊んで欲しいときには一緒に遊ばず、眠そうにしているときにかまって起こしたりといった、自分ペースで育児に関わってきたパパに、子どもはなつきません。そして3つ目は、「パパと子どもを2人きりにして大丈夫かな」「抱っこをさせたら落とすんじゃないかな」と口には出さないもののママが不安に思っている場合。子どもは、ママのそんな些細な不安も敏感にキャッチします。ほかにも、赤ちゃんがママの実母に抱っこされても泣かないのに、義母だと途端にぐずったりすることがありますよね。これもママの不安な気持ちなどを感じているからという場合もあります。以上の3つが、子どもに嫌われるパパの共通点ではないかと感じています。■「子どもをパパ好きにしたい!」ママはどうすれば?子どもが「パパっ子」になってくれたら、育児も手伝ってもらえ、ママもワンオペ育児から解放されますよね。では、どうすれば、子どもがパパ好きに育つのでしょうか? 答えは、簡単! 前述の「子どもに『いや〜!』と言われるパパの共通点」の逆をすればいいのです。まずは、子どもが小さいうちは、食事、睡眠、排泄の三大欲求を満たす育児をなるべくパパに手伝ってもらいましょう。育児は苦手でも、子どもに嫌われたいパパはいません。嘘も方便で「将来一緒に子どもと飲みに行きたいなら、赤ちゃんのうちから仲良くなっていないと無理みたいだよ」と夫に吹き込んではいかがでしょうか。ただし、パパが自分勝手な育児をしないよう、あくまで子どもの求める三大欲求に沿う育児を手伝ってもらうのが肝心です。そして、一番難しいけれど大切なのが、ママがパパを信頼していると言葉や態度で子どもに示すこと。パパが子どものお世話をしているとき、そばにいるママは子どもが不安になるような声がけや態度はせず、「この人は怖くないよ、大丈夫だよ」と信頼している雰囲気をつくることが肝心です。もし、パパの子育てが自分と違っていたからといっても、注意したり文句を言ったりしてはいけません。家事を手伝って欲しいのに、夫のやり方が気に入らなくて、結局はママひとりが背負いこむことって多いですよね。子育ても同じ。夫婦であっても、子育ての仕方が違うのは当たり前で、違いを認めることから始めましょう。そこで話し合ってすり合わせをしていけばいいのです。家事も育児も、結果オーライなのです。これらを実行するのは、子どもが小さければ小さい時期ほどおすすめです。子どもは、言葉自体は理解できなくても、肌で感じる、本能で感じるもの。それがのちのち、子どもの「パパ、大好き!」につながるのではないでしょうか。■「子どもが苦手」「育児に無関心」というパパは?中には「子どもが苦手」「育児に無関心」というパパも少なくありません。そういったパパに、育児を担当してもらい、子どもをパパっ子に育て上げるのは至難の技ですよね。子どもや育児に消極的なパパの場合、いっそのこと「子どもと同じように扱う」というのはどうでしょうか?よく、手のかかる夫のことを「うちには大きな子どもがもう一人いるから」と表現する妻がいますが、それも良しとするのです。すると、無理に子どもの世話をしたり、父親ぶらなくてすむので、パパは子どもと自然体で接したり遊んだりできるようになるでしょう。パパと子どもでも、遊び相手として関わりを持つことで、きょうだいのような絆で結ばれます。三大欲求の食事、睡眠、排泄も、父としてお世話するというより、きょうだいとして一緒に体験するというのでも良いのです。一緒に食べる、一緒に寝る、一緒に排泄…はさすがに難しいですが(笑)、同じ目線で体験していくことでも、パパへの安心感、好きだという気持ちは子どもに生まれるでしょう。大なり小なり、ママは子どもにとって自分が一番でありたいと願いますよね。そのため、ついつい育児をすべて自分ひとりで背負いこんでしまいがちです。でも、その独占欲や執着を手放し、子どもが小さいうちから夫とうまく育児を分担することで、パパ好きの子どもに育つとしたら?ママの育児がずっとラクになる「パパっ子」に我が子が成長するよう、ママも全面的に協力しましょう。
2019年08月23日わが家では、育児はパパが「お手伝いする」のではなく、パパとママ2人で「協力してやる」という考え方です。しかし2人目が生まれたときはまだまだ私(パパ)の育児スキルはママには及ばないことが多く、ママの負担は大きい状況でした。 今回はそんなときにママに少しでも休息を取ってもらうために、私が寝かしつけできるようになった体験をご紹介します。 パパが寝かしつけて、ママに休息を私が前職に就いているとき、わが家のママは1日のほとんどの時間を子どもと過ごしていました。特に子どもがまだ0〜1歳のときは、夜もゆっくり休めません。そこで、少しでもママが休息を取れるように私が寝かしつけをできるようにしました。 授乳中はどうしてもママがおっぱいをあげる必要が出てきますが、断乳後は寝かしつけから朝まで私が子どもを見ることも可能です。子どもに寄り添い「パパがいるから安心して寝ていいんだよ」という気持ちを伝えながら、根気強く寝かしつけをマスターしたことでママの睡眠時間も格段に多くなりました。 秘訣は普段からのスキンシップ何と言っても子どもには「安心感」の必要性を感じました。そのためわが家では私が寝かしつけに挑戦する以前から、子どもと過ごす時間を少し工夫しました。 お昼寝前から私と2人で楽しく遊び、疲れてきたらそのまま抱っこして子どもの好きな歌を歌い続けゆらゆらしました。そしてその流れでお昼寝も一緒にします。布団に下ろすと泣いてしまうようであればずっと抱っこで寝かせます。これを何日か続けると、驚くほど寝かしつけがラクになりました。 一朝一夕で安心感を与えることはできませんでしたが、普段からたくさん触れ合うことが、結果として1番の近道になったようです。 とにかく根気が必要なパパの寝かしつけわが家のママが100%の確率で寝かしつけができるのは、「子どもが眠るまで1時間でも2時間でも諦めないから」だと感じていました。子どもとしても、生まれてから1番長く一緒にいるママだと安心感も大きいのか、結果として、はじめのうちは私が寝かしつけをすると時間がかかるという状況でした。私が寝かしつけると決めた日は、「何時間かかっても眠るまでパパに任せる」という夫婦共通の覚悟と根気が必要でした。 これを何度か繰り返すうちに、わが家では徐々に私の寝かしつけも時間短縮できるようになりました。そして日に日に子どもとの信頼関係が積み上がってきたと実感できるようになり、以前よりも楽しく育児ができるようになりました。 パパが育児の戦力となれるところはたくさんありますが、やはり子どもが小さいうちはまだまだママに負担がかかりがちです。そんな状況でのパパの育児スキルUPは、ママの負担を減らすだけでなく、楽しく夫婦で育児をする雰囲気も与えてくれました。 著者:浦野崇朗2人の子を持つ父。前職の公務員退職をきっかけに、家庭では家事・育児をしながら、在宅で育児関連のライターとして執筆中。その他フリーランスとしてWEB制作などを行う。
2019年08月13日こんにちは! 甥&姪大好きおばバカ平八です!本日は甥の積み木作品に関して我が家で「新しく作ったルール」についてご紹介致します。最近、甥っ子は積み木や立体パズルで「作品」を作るようになりました。■作品づくりに熱心な甥っ子、しかしひとつ問題が… 積み木を投げて遊んでいた頃を思い出すと成長ぶりに感動してしまいますね…。甥は一生懸命作った作品を家族皆に見てもらいたいようで、 と周りに注意し、すぐに作品を壊さずしばらく置いています。自分の作品を大切にし、きちんと周りにそのことを主張できること自体は喜ばしいのですが…ひとつ問題がありました。その問題とは甥が作品を作る場所なのですが、なんとその場所は… こここ、壊すなって!? 無理!!!!1歳の姪ちまきはもちろんお兄ちゃんが作った作品に興味津々です。 このままでは兄弟仲に影響が出てしまう…!!■兄弟仲を保ちつつ、作品づくりを楽しめる方法を考案!焦った私は2人のストレスを解消する方法を考えました。トラブルは予防が大事…! ということで、 姪の手の届かないところに制作&展示スペースを作りました。ローテーブルを設置しただけの簡単なものですが、「作品を壊さない」「姪の目に入れない」という目的を果たすためには十分機能してくれます。またこの時に「作品は写真を撮り、夜になったら解体」というルールも作り、「大人が作品の片付け時が分からず困る」という事態も回避できるようになりました。 子どもがのびのびと好きなことに取り組めるよう、ルールや環境作りは大事ですね!
2019年08月13日子どもたちから何気なくかけられた言葉に、思わず胸がキュンとした経験はありませんか。忙しい日々の中で、そうした言葉はパパやママたちの大きな励みになりますよね。今回は、アンケートに寄せられた子どもたちの胸キュンな言葉とエピソードをご紹介したいと思います。■子どもの発言に胸キュンする親が8割超えアンケートで、胸キュンした子どもの名言があるかどうか聞いたところ、8割以上が「ある」と答え、多くの人たちが子どもたちの発言に心を動かされたことがあることがわかりました。Q. 胸キュンした子どもの名言ある?ある 83.5%ない 13.9%その他 2.6%■胸キュン1、「大好きなママの笑顔が見たいから」子どもたちから親に向けて、気持ちを率直に伝えてくれることに胸がキュンとしたというコメントから見ていきましょう。「息子から小学校の謝恩会で渡された手紙に 『どんなことがあっても、お母さんは俺のこと理解して受けとめてくれて、いつでも味方でいてくれたね』って。感激しすぎて涙が止まらなくなりました」(岩手県 40代女性)「家族の俳句を作る宿題で、小3の息子が『大好きなママの笑顔がみたいから』と書いていた。ホロリと涙が出ました」(茨城県 40代女性)「1年生のわが子。『給食おいしかった!』と笑顔で帰宅。その後、『でもね、ママのご飯が1番だった!』ですって。その日は張り切ってハンバーグを作ってあげました」(愛知県 30代女性)「大好き」の言葉にキュンとしているというコメントが多数! 忙しい日々のなか、心が少しすさんでしまったときに「大好き」と言われたら、じーんとしてしまう気持ちには共感しかないですよね。筆者の1年生の息子も、ママ宛てに「だいすき」というお手紙を書くのにハマっていた時期があり、すべて大事にとってあります。少し気は早いですが、将来反抗期が来たらその手紙を見て癒やされる予定です。■胸キュン2、「愛してくれてありがとう」さらに、パパやママたちの大きな力になっているのは子どもたちからの感謝の言葉。さまざまな種類の「ありがとう」に胸キュンしたエピソードが寄せられていました。「5歳の息子がふと、『ママ、産んでくれてありがとう』と言ってくれた時に、キュンとしました」(広島県 40代女性)「『いただきます、ママありがとう』。2歳の息子が、ご飯を食べる前に必ず言ってくれます。この言葉で幸せになれます」(広島県 20代女性)「小学校卒業時にもらった娘の手紙のなかの一言。『愛してくれてありがとう』。1人の人間として人を愛する大切さと喜びを、愛されるよりも愛することの偉大さを、娘から教えてもらいました」(新潟県 40代女性)ほかにも、パパから「『僕たちのために仕事がんばってくれてありがとう』って言われて泣きそうになった」というコメントも寄せられていました。どのエピソードを読んでも、それぞれの家庭で記憶に残るステキな思い出になっていることがわかりますね。親としては、子どもから「ありがとう」と言われると、「いやいや、こちらこそありがとうだよ!」と思ってしまうことも。つくづく「ありがとう」の持つ力は強大だなと実感させられます。■胸キュン3、「パパに心がチュウになった」なかには、「もしかして詩人なの?」と思ってしまうような想像力豊かな発言も寄せられていました。「朝目覚めた時に、私の方にコロコロ転がってきて『お届け物で~す!』」(神奈川県 40代女性)「4才の娘に『パパに心がチュウになった』と言われ、チュウされた」(茨城県 30代男性)「娘が保育園児の頃、強風の日に洗濯物を見て『ケンカしちゃダメよー!』と言っていた。取り込む時に『仲直りしたんだ、良かったね』とニコニコ」(滋賀県 40代女性)「夜高速道路を走っていたときに、年中さんだった息子が星空を見て一言『ほら、星さんたちのささやきが聞こえるよ』」(神奈川県 50代男性)どのコメントを読んでも、子どもたちの想像力の豊かさには驚かされますよね。大人では到底思いつかないようなこうした言葉は、もしかするとその時だけしか聞くことのできない貴重なものなのかもしれません。■胸キュン4、「お母さんはがんばっている」また、子どもからの褒め言葉にグッと来たというコメントも寄せられていました。「『ママかわいい~』。 もういい歳なので夫さえも言ってくれなくなりましたが、年少さんの息子だけは言ってくれます」(千葉県 30代女性)「仕事と家事と育児が忙しくて、つい娘に八つ当たりしてしまった日。娘に『お母さんがあんなに怒っても、お母さんのこと嫌いにならない?』と聞くと、『うん、だってお母さんがんばってるから』と。ちゃんと見てくれてるんだなぁとうれしくて、ボロボロ泣きながら娘を抱きしめました」(兵庫県 40代女性)「娘が高校生の時に、『一番尊敬するのはお母さん。お母さんのような看護師になりたい』と言ってくれました。今では看護大学生、私よりうんとステキな看護師になってほしいなぁ」(宮崎県 40代女性)疲れて、つい子どもにイライラをぶつけてしまったとき、そんなときでも子どもが優しく受け止めてくれることがあります。よく親の子どもへの愛は無償の愛と言われますが、子どもが寄せてくれる親への愛こそが本当に純粋で泣けてきますよね。子どもたちからもらえる褒め言葉は、親を認めてくれる言葉でもあるから、うれしいだけではなく、喜びにもつながりそうです。■胸キュン5、「俺が稼ぐから無理しないで」さらに、子どもの成長の印とも言えるでしょうか、頼りがいのある言葉や励ましの言葉にキュンとしたというコメントもありました。胸に迫るエピソードがたくさん寄せられていましたよ。「子どもたちが寝静まった頃、仕事から帰宅してラップした夜ご飯の上にメモ用紙。『お疲れさま。ゆっくり食べてね』。娘からのラブレターに泣きそうになりました」(宮崎県 30代男性)「高校生になった息子。毎日くたくたで帰宅する私を見て『お袋、自分の体壊してまで仕事しなくてもよくない? 仕事を変えてもいいんだよ』と。大人になったなぁと思いました」(東京都 40代女性)「私の年齢は57歳、息子は7歳です。高血圧や不整脈になり、毎日薬の力を借りてがんばっています。息子が『大きくなったら、立派な医者になってパパの病気を治してあげるからね! だからたくさん勉強がんばるよ!』と言っていて、感激して涙が出てきました」(北海道 50代男性)そのほかにも「パパがお仕事でいない時は僕が家族を守るからね」とか、「大きくなったら、たくさん稼いでラクさせてあげるから長生きしてね」など、子どもたちの優しさが伝わってくるコメントも。さらに、親自身がつらいときに力になったという子どもたちの言葉もたくさん寄せられていました。「三人目を流産してふさぎ込んでいた時に、娘が『私は遠くには絶対に行かないから大丈夫だよ』と言って抱きついて来てくれたことに、このままじゃダメだ、前向きにならなきゃと思い起こさせてくれました」(鳥取県 30代女性)「私の母が亡くなったとき、泣けずにいた私に向かって『ママ、泣きたいときには泣いていいんだよ』と言ってくれた」(神奈川県 50代女性)「持病があり体調が悪くて仕事を休んで 寝ていたとき、次男が『俺が働けるようになったらお母さんは仕事しないでいいよ、俺が稼ぐから』って言われた時はすごくうれしくて泣いてしまいました」(千葉県 40代女性)子どもには、「いつの間にそんなに大きくなったんだろう」と思わせられることがたびたびありますよね。親自身が体調を崩したり、つらい出来事に直面したとき、そんな姿を見て子どもたちはきっと「しっかりしなくちゃ」と思うのかもしれません。そうしたときにかけてくれた言葉は、きっと親にとっても忘れられない大切な宝物になるのでしょう。■子どもたちの胸キュンな言葉を活力にでは、子どもたちからのたくさんの言葉に対して、親は何を返せるのでしょうか。「娘が幼稚園の頃、何回言っても聞かずイライラして、怒った後に『お母さんの絵を描いた』と持ってきてくれて、怒った顔だろうと思っていたら、にっこり笑ってイヤリングをつけた顔が描いてあり、こんなに怒る私でも好きでいてくれてありがとうとキュンとしました。いまでもその絵は大事な宝物です」(宮崎県 40代女性)「『お母さん、私を産んでくれてありがとう』と言ってくれたとき。私も『産まれてきてくれてありがとう』と言って返しています」(宮崎県 40代女性)「幼稚園でのお弁当最後の日、息子と手をつないでの帰り道。『ママ、いままでお弁当を作ってくれてありがとう』、『こちらこそ、いつも残さず食べてくれて、ありがとう』。二人で顔を見合わせて笑いました。とても幸せな思い出です」(神奈川県 50代女性)子どもたちからの温かい言葉の数々。親としては、そんな言葉に耳を傾け、胸にとめて、応えてあげることが大切なのかもしれませんね。筆者も子どもの発言を振り返ろうとしましたが、意外に忘れてしまっている言葉も…。コメントでは、「その時々で胸キュン発言を日記やメモに残しておく」という意見もあり、参考にしたいなと思いました。もしかしたら子どもたちの言葉を心にしたためていくことで、親子関係がつらいときや悩んだときに、自分を奮い立たせてくれるかもしれませんね。子どもたちからの言葉は、親にとって大切な宝物になります。純粋な子どもたちだからこそ、ふとした瞬間に親の胸をキュンとする、心にグッとくるような言葉をかけてくれるのでしょう。子どもからの胸キュンの言葉は、親にとってのエネルギー。毎日たくさんくれる子どもからの胸キュンセリフを活力に変えつつ、子どもたちにも返していきたいですね。Q. 胸キュンした子どもの名言ある?アンケート回答数:4593件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月11日わが家には3人の子どもがいますが、1人目を出産したとき、夫は22歳でした。夫の友人もまだまだ家庭を持つ人が少なく、自由に遊んでいた時期だったこともあり、妊娠をしていた私は本当に夫がパパとしてやっていけるのか不安に思っていたころの話です。 喧嘩になったきっかけは車選び夫と私は、いわゆる“できちゃった婚”でした。私の妊娠がわかったときに同居を始めましたが、夫も若く、ちょうど車を購入しようとしていた時期だったのですが、そのときに喧嘩になった原因が、車種選びでした。 夫はまだ収入も少ないのにワンボックスカーを購入したがっていましたが、独り身で購入するならまだしも、これから赤ちゃんが生まれるのに車のローンにそんなに費やせない、と私が主張したことが喧嘩の始まりでした。 妊娠中は喧嘩が多かった車選びが原因の喧嘩で、一度夫は家を飛び出しました。しかし、周りの親族にも自分の収入を考えて今は我慢したほうがいい、と説得をされて戻ってきました。 それからも私が妊娠中、不安なことを夫にぶつけるたびに喧嘩や言い合いが多くなりました。そのたび夫は家を出ることもありましたが、なんとか戻ってきてくれて、お互いに自分の意見を喧嘩腰ではなく、ちゃんと話し合うようになっていきました。 夫がパパになったのは22歳6月生まれの夫が22歳になった翌月に、赤ちゃんが生まれました。夫は結婚前から、夜に友人と会ったり、仕事から帰宅した後の自由時間に趣味のネットゲームをしていたのですが、赤ちゃんが生まれたあとも同じような生活を続けていました。 休日の前夜は朝までネットゲームをし、翌日は夕方近くまで起きないことが多く、赤ちゃんの面倒をなかなか見てくれませんでした。 幸い私の実家が隣の市にあり、車で30分程で行ける距離だったので、何かあると私は赤ちゃんを連れて実家に帰っていました。しかし私のこの行動を見て、夫はようやく赤ちゃんとも私ともあまり触れあう時間がないことに気付いたようで、それ以来少しずつ変わり始めたのです。 「俺がやるよ」と言うようになった最初はあまりしなかった育児も、子どもが生後10カ月になったころには、率先してやるようになり、夜泣きがひどかった赤ちゃんを交代で見てくれるようになったり、お風呂にも入れてくれるようになりました。泣いたらすぐに抱っこしてくれ、気付いたときには、夫の抱っこで赤ちゃんがスヤスヤと眠るまでに成長しました。 家事の面では、肌が弱い私を労わってくれるようになり、お皿洗いやお風呂掃除、洗濯物をたたむのを夫が自らしてくれます。そして、休日前夜のネットゲームも時間を決めて短めに楽しみ、休みの日は家族で出かけられるように朝8時に起きるようになりました。 最初は独身だったころと同じ感覚だった夫。若くして結婚をしたので仕方がないのかな、と思っていましたが、お互いの気持ちを冷静になって、落ち着きながら話し合ったり、私の行動を見てパパらしくなってくれました。今ではこの人と結婚してよかったと思いますし、家族5人でとても幸せに暮らしています。 夫婦としてちゃんと話し合ったりお互いに頼って力を合わせることで、乗り越えられることがたくさんあるんだなと感じました。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年08月11日私には3人の子どもがいます。長女が2歳のとき、双子を出産しました。双子出産前、妊娠35週から管理入院になりました。近くに頼れる人もおらず、入院の間は長女の世話と家のことは一手に夫が引き受けてくれました。そのときの体験談を紹介します。 しばらくの間、妊娠経過は順調双子妊娠ということで、妊娠判明時に医師から早産などのリスク説明がありました。そのため、管理入院ということもあり得ると考え、入院準備を早めに整えました。 通常、双胎妊娠の場合は妊娠26週から産前休暇が認められていますが、少し早めに妊娠23週から仕事を休むなど対策をとっていました。妊娠30週ごろまでは母子共に経過は順調でしたが、それから徐々におなかの張りが頻繁になり、子宮頸管が短くなってきました。そして妊娠35週に入ったところで管理入院となりました。 管理入院中の一番の気がかり管理入院中の一番の心配は、当時2歳だった長女のことです。私がいない間、長女が寂しがらないかという思いはもちろんありました。加えて、日頃から夫婦二人三脚で育児をこなしていましたが、管理入院と産後の入院も含め約3週間という長さもあり、 夫への負担が気がかりでした。 というのも、夫は仕事と学業をかけもちしている状態で、それにひとりで長女の世話となるときついだろうと心配でした。 管理入院中の長女と夫の様子管理入院中、夫は長女の保育園への送り迎えや子どもの食事の準備などを完璧にこなしてくれました。仕事はしばらくセーブできるよう調整もしてくれました。 長女はママがいないと泣くのではと心配でしたが、入院前から入院することを説明し、入院中は電話でコミュニケーションをとるなどしていたので、特に寂しがる様子を見せずに過ごしました。 しかし、やはりまだ2歳の女の子。後々話を聞くと「ママがいなくて寂しかった」と言っていたので、小さいなりに一生懸命頑張っていたとわかりました。 自分と赤ちゃんのことに集中できた入院入院中、夫は毎晩、長女の様子を写真とメールで報告してくれました。保育園での様子や、帰宅してからどんなことをしたのか、夕食は何だったかなどです。その内容からは楽しく過ごしている様子が伝わってきて、安心できました。 退院後、夫に感謝の気持ちを伝えると、夫は「自分ができることをしただけ」と言っていました。そのサポートが私にどれほどの安心感を与えたのか、出産後1年以上経った今でも感謝の気持ちでいっぱいです。 夫は管理入院中だけではなく、妊娠初期から多くのサポートをしてくれました。双子の妊娠が判明してすぐは、自分や赤ちゃんのことばかりに目がいっていましたが、出産を終えた今、頑張ったのは私だけじゃないと思いました。夫と長女、家族全員で乗り切った出産でした。家族の頑張りに感謝です。 著者:松裏幸恵二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月08日乳幼児突然死症候群(SIDS)とは?病気や事故など、子どもの命を脅かすものはいくつもあります。そのなかのひとつ、乳幼児突然死症候群(通称SIDS:sudden infant death syndrome)は、先天奇形・周産期トラブル、不慮の事故に次いで0歳の死因で4番目に多く、すべての親が不安を感じるものでしょう。SIDSはこれまで元気に過ごしていた赤ちゃんが、突然前触れもなく亡くなってしまうものです。生後1週間~6ヶ月のあいだに起こることが多く、年間約70人の赤ちゃんがSIDSによって亡くなっています(※1)突然赤ちゃんの死が訪れ、人々を不幸のどん底へと突き落とします。しかし、はっきりとした原因はいまだ明らかになっていません。乳幼児突然死症候群の対策方法!7つポイントSIDSの原因は明らかになっていませんが、打つ手なしというわけではありません。SIDSになる可能性を減らす対策がいくつかあります。1.禁煙をする妊娠中の母親の喫煙はもちろん、生まれてからの母親や周囲の人の喫煙により、SIDSのリスクが上昇します。2.うつぶせ寝を避けるうつぶせ寝がSIDSのリスクとなるため、仰向け寝キャンペーンがなされたところ、SIDSが大幅に減少しました。しかし、仰向けにしても、どうしても寝返りしてうつ伏せになってしまう子もいます。その場合は、深く寝ているのを見計らって仰向けにしてあげると良いでしょう。また、寝返り返りをして自力で仰向けに戻れる子は、様子をみてもよいと個人的には考えています。ちなみに寝返り防止クッションは窒息のリスクがあるためおすすめしません。3.母乳育児をするミルク育児と比較して、母乳を飲んでいる赤ちゃんのほうがSIDSを発症しにくいというデータがあるため、可能な範囲で、赤ちゃんには母乳を飲ませると良いでしょう。(※2)ただし、ミルクの成分自体がSIDSの原因というわけではありませんので、必要に応じてミルクを使用してかまいません(※3)母乳とミルクの混合栄養でも、SIDSの予防効果はあります。4.あたためすぎない厚着をすることでSIDSのリスクが上昇します。子どもは身体に熱がこもりやすいので、大人が少し涼しいと感じるくらいがちょうど良いと考えてください。5.やわらかいマットレスは避ける深く沈みこむようなやわらかいマットレスは窒息のおそれがあるので、かためのものを選びましょう。6.親と同じ部屋で、添い寝を避けて寝る親と添い寝をしているときの発生率が高いことから、添い寝はSIDSのリスクを上昇させるという調査結果があります。枕や布団など大人の寝具が赤ちゃんの窒息の原因になったり、大人の身体が赤ちゃんかぶさってしまったりといったリスクが考えられます。添い寝を避け、赤ちゃんは親と同じ部屋のベビーベッドに寝かせることをおすすめします。同じ部屋に寝ていれば、たとえば赤ちゃんがベッド柵に足をとられるなどしんどそうな場合に早く気づいてあげることができます。布団に寝かせる場合も、できるだけ同じ布団で添い寝をするのは避け、赤ちゃんの布団はわけたほうが良いでしょう。赤ちゃんが添い乳をしないと寝ない場合もあるかもしれませんが、添い乳をせずに寝られるようになることが、SIDSの予防の点からもより良い睡眠の点からも理想です。7.寝る場所に何も置かない赤ちゃんの寝る場所には、極力何も置かないようにしましょう。ぬいぐるみやおもちゃだけでなく、赤ちゃんの鼻や口にかかってしまうことがあるため、枕・毛布・タオルケットも置かないほうが安全です。赤ちゃんは、周囲に何も置かない、ガランとしたマットレスに寝かせると良いでしょう。おくるみなど身体をくるむものは使用せず、冷暖房器具とスリーパーで体温調節してください。乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因は解明されていないSIDSの直接的な原因は不明なため、これらのリスクの仕組みについてはまだはっきりはしていません。タオルが赤ちゃんの顔にかかったり、やわらかいマットに顔をうずめてしまったりなどで、呼吸に負担がかかる状況は影響があるのではないかと個人的には思います。うつぶせ寝と乳幼児突然死症候群の関係ひとつ注意が必要な点は、うつぶせ寝はSIDSのリスクを高めはしますが、直接の原因ではないということです。うつぶせ寝をしていてもSIDSが起こらないことのほうが多く、「うつぶせ寝をさせていたからSIDSが起こったのだ」とは言えません。リスクは減らしたほうが良いですが、住環境や家庭の事情などで現実的にはすべての対策ができないこともあります。無理のない範囲で、できる限りの対策を家庭でしていきましょう。少しでも不安を減らすためにSIDSの対策をしよう私には2人の子どもがいます。SIDSを起こしやすい年齢は過ぎ、少し安堵してる今日このごろです。まだ赤ちゃんが生まれて間もないころ、寝ているときにちゃんと息をしているか何度も確認してしまう経験をした人はいるかもしれません。私もそのひとりです。ある夜中ふっと目が覚めたとき、暗い部屋の中ですやすやと寝息をたてる赤ちゃんを見ながら「もしSIDSを起こしてしまったら……」と頭の中でつい考えてしまい、想像した瞬間になんともいえない寒気と不安感を覚えた記憶があります。泣きそうになりながら、そっと赤ちゃんの手を握りながら再び眠りにつき、朝起きたらちゃんと息をしている赤ちゃんが隣にいて、「ああ生きててくれてなんて素晴らしいんだろう」そんなことを感じることもありました。親であることは不安の連続です。子どもたちが生きて、元気でいてくれることはどれほどありがたいことでしょうか。私は、親御さんたちの抱くSIDSの不安や大きな悲しみを減らすため・なくすために、できることをしたいと考えています。ご家庭内のできる範囲で、今回ご紹介したSIDSを減らすための対策を実践してみてください。パパ小児科医(ぱぱしょー)先生の過去のコラム著者:加納友環(ぱぱしょー)二児(2歳、4歳)の父で小児科専門医。TwitterやInstagramを中心に子育て当事者の立場から、また医療者の立場から子育てに役立つ情報を発信しています。
2019年08月06日子どもが1歳になる少し前、さて寝ようかというタイミングで、突然原因不明の大泣き……。体をよく見ると、指先が赤く腫れあがっていて背中やおなかも赤くなっていました。とりあえず救急相談センターに問い合わせて、パパの車で夜間救急へ行くことに。子どもの緊急事態には、私だけでなくパパにもスムーズに対応できるように心がけておくことが大切だと思ったお話をお伝えします。 子どもが急病のときパパは対応できる?パパから「子どもに何かあったとき、俺は何をしていいかわからない」とよく言われていました。子どもの急な体調不良で救急相談センターへ問い合わせたことは3回ほどありましたが、思えばすべて私が電話をしていました。夜間救急へかかるべきか、自宅で様子を見て大丈夫なのかなど、私が指示をもらって対応していたのです。夜間救急へ向かう際は、パパが車を出してくれていたのでそれだけでありがたいと思っていましたが、もしも仕事でパパがいなくても恐らく私はひとりで相談センターへ電話し、子どもを抱えてタクシーで病院へ行くことは可能です。では、逆の場合は? パパひとりだとしたら、まずどこへ問い合わせたらいいのかわからないのでは? と気づいたのです。 ママ友も共感! 意外と知らないパパが多いママ友数人にその話をしたら、「うちは今のところ夜間救急にかかったことはないけれど、もしかしたらパパは知らないかも」「うちも私が病院に電話して、パパには車を出してもらっただけだよ」などの声があり、緊急時にどこに問い合わせるかを知っているパパは少ないことが判明しました。わが家は育児に対して比較的協力的なパパなのですが、そういった緊急時に関しては、わが家も含めてどこのご家庭でも、パパは運転手という認識が圧倒的に多かったのです。 もしもに備えて出産前に夫婦で知る大切さ私が住んでいる地域では、自治体で配られる「子育てガイドブック」というものがあり、小児科や児童館、子育てひろばや教育施設など、子育てのことがすべて掲載されていました。私は必要な情報に色付けしたり、折り目を付けたりして愛読書のように出産前からずっと読んでいたのです。もちろんパパにも「暇なときに読んでおいてね」と声がけはしていましたが、きっと読んでいなかったのだと思います。時間のある出産前にせめて産婦人科だけではなく救急相談センターの電話番号も共有しておくべきだったなと反省しました。 以前は「ママが指示することで動きやすい」とパパから言われましたが、実際は子どもに何かあるたびに心の中では不安でいっぱいでした。この話をきっかけにその不安をパパに話したら理解してくれたのでよかったです。その後、パパは救急相談センターだけでなく、かかりつけの小児科の番号を登録し、いざというときにも頼れるパパへと成長してくれました。 著者:高杉 沙雪現在2歳の娘を育てている、東京都在住のパート事務兼フリーライター。芸能メディアや生活家電・美容家電の記事を執筆中。ジュエリーコーディネーター、秘書検定の資格有。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月05日「目に入れても痛くない」と表現されることもあるわが子。ただ、悲しいことに子どもの成長にともなって時に親に対してきつい言葉を投げかけてくることもありますよね。今回は、そうした言葉に傷ついたパパやママたちの思いに迫ってみたいと思います。■7割以上が子どもの言葉に傷ついた経験あり!?アンケートでは、子どもに言われてショックだった言葉があるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が7割を超え、多くのパパやママたちが子どもたちの言葉に傷ついた経験があることがわかりました。Q.子どもに言われてショックだった言葉、ある?ある 75.4%ない 17.2%わからない 7.4%■ショックな言葉1、「お母さん、トドの生まれ変わり?」7割の親たちは、果たしてどのような言葉にショックを受けているのでしょうか。いくつかの種類に分けながら、アンケート結果をみていきましょう。まずは、体形について子どもから指摘されたという声です。「参観日に『ママが一番太ってる!』ですね。それからは参観日近くなると、こっそりダイエットしています」(愛媛県 40代女性)「『お母さん、トドの生まれ変わり? 違います!あなたと同じ人間ですけどー!」(千葉県 50代女性)ほかにも「『おなかに子供がいるの?』と言われた」などというコメントも。自分があまり触れてほしくない部分にも、無邪気で素直な子どもならではでのキツイ一言があるようです。さらに、容姿や年齢についての言葉にショックを受けた人も多くいるようです。「高齢出産ということもあり、周りのお母様たちとは、かなり歳の差があるのはわかっていましたが。娘がある日『お母さんがもうちょっと若かったらな~』と…。ガーン!」(鹿児島県 40代女性)「娘は『お母さんはスッピンだとブサイク! 眉毛がない!』と言います」(神奈川県 40代女性)母になり、なかなか自分の容姿に構うひまもないという人も多いでしょうが、子どもたちの声から、ハッとさせられそうですね。■ショックな言葉2、「ママが死んじゃっても忘れない」また、親への思いを伝える言葉にショックを受けたという声も寄せられています。「1年生の娘が『ママのこと大好きだから、ママが死んじゃってもずっと忘れないよ』と。まだ死にたくない」(千葉県 40代女性)「息子が体の不調で救急外来が続いた時期、私のうつ病が再発し泣いてばかりいたとき『ママは悪くない。ボクがこんな体だからいけないんだ』と抱きしめられた。強くならなくちゃと反省しました」(神奈川県 30代女性)■ショックな言葉3、「ママの子じゃなかったら良かった」また、反抗期の子どもたちからは、パパとママに大きなショックを与えうるような攻撃的な言葉がかけられることもあるようです。「反抗期の娘に『ママの子じゃなかったら良かった、死んで』って言われて久々に泣けてしまった。後日LINEで『本当は思ってないし、感謝してる』と連絡がきて、またまた泣けた」(北海道 40代女性)「反抗期まっただなかの娘は、『なんで産んだの?』、『うざい、ババア』など、かなりきつい言葉をたくさん言います。自分の子どもだから、落ち着くまで待つしかないのもわかっているけど、さすがに頭にくることも多々」(神奈川県 40代女性)何を言っても素直に受け止めてはくれない時期、親の注意や呼びかけに対して、想像をはるかに超えるようなきつい言葉を返してくることがあるようですね。さらに、親自身の対応や人間性、能力などを批判されてつらかったという体験談も集まりました。「『ママには私の気持ちわからないよ!』 と言われた。小3になり、友達といろいろある年ごろ。だんだん親から離れ、自分の世界を持つようになったからこその発言だと思いますが、やはり寂しい…。複雑な親心です」(神奈川県 30代女性)「家族が私の不器用な話で盛り上がっているのを聞いて、『ママは何ならできるの?』って。下手なりに家事もお裁縫もがんばっていたので、かなりショックでした」(静岡県 40代女性)親と子どもも人と人、一般的な人間関係でも起こるようなトラブルが起きていることがわかります。さらに、子どもから親への言葉はオブラートに包むことが少ないため、遠慮のない否定の言葉に傷ついている親がたくさんいるようです。筆者自身も、息子から「ママはパパより頭よくないもんね」と言われ、ショックを受けたことがあります。ただ思い返すと、息子の質問を「ママ算数できないからパパに聞いて~」と夫に投げていたことがよくありました。そうした自分自身の言葉をもとに、息子なりにそうした結論に至ったのだなと、納得しましたが、心は少し傷つきました…。■ショックな言葉4、「俺なんて死んだ方がいいんだ…」コメントを読んでいて、親にとっておそらく最大級のショックを与えうるだろうと感じたのが、自らが生まれてきたこと自体を否定するような子どもたちの言葉です。読むだけでつらいと感じられるような体験談が寄せられていました。「自己肯定感の低い息子が、『俺なんて死んだ方がいいんだ』とか『死にたい』とか言っているのを聞くと、深いため息が出ます」(神奈川県 30代女性)「片付けをしない子どもを怒ったとき、『死にたい』と言われたことがとてつもなくショックでした。一瞬にして頭が真っ白になり、がく然としました。時間がたつと共に情けなくなり、無気力になりました」(鳥取県 40代女性)「『私のこと産まなきゃ良かったじゃん』って…。小学2年生の長女に言われた。いままでで1番つらかった」(福島県 40代女性)みずからの「生」を否定する言葉や「死」をほのめかすような言葉に対してショックを受けている親は一定数以上いるようで、コメントも複数寄せられていました。■ショックな言葉5、「ロボットになってほしいの」子どもの言葉に隠された親自身の問題もありそうです。「さ細な内容で叱ることが続いたときに、娘に『せっかくやさしいママだと思って生まれてきたのに』と言われてしまい。5才の子どもにこんなことを言わせてしまい落ち込みました。もう少し余裕を持って向き合わなきゃと反省」(神奈川県 40代女性)「長男に、『お母さんのロボットになってほしいの?』と言われたことがありました。最初の子育てに必死の余りに、いつの間にか長男を苦しめていたのかと反省。ショックでしたが、目を冷まさせてもらいました」(埼玉県 50代女性)「子どもが2歳の頃、『僕はまだ小さいから良いことと悪いことがわからないから、何が悪いか教えてから怒って』と号泣しながら言われました。一番愛してるはずの息子なのに、そういう思いをさせていたのかとショックで、泣きながら抱きしめてとにかく反省しました」(佐賀県 40代女性)ショックな言葉は、ときにはパパやママ自身の学びにもつながることがあるようです。親だって人間ですから、いつもいつも正しいとは限らず、間違ってしまうこともあるでしょう。もし子どもの発言が的を射ていて正しければ、時には自分自身をあらためる必要もあるかもしれません。言われたときはつらくても、そうした気付きを与えてくれる大事なチャンスにもなりえそうですさらに親の懐の大きさを問われるコメントも。「現在、反抗期真っ盛りですから、ショックな言葉は山ほどあるし、それに対して怒ったことも山ほどある。それも自立のための大切なプロセスと思えば、ほどほどに付き合わないとですね~」(三重県 30代女性)子どもがきつい言葉を言ってくるのは、精神的に親から自立し、親を客観的に見はじめたということの表れとも考えられます。それまでは自分の親という絶対的な存在だったものが、自らの成長に伴い、同じ人同士という視点を得たと言えるかもしれません。なかには「子どもは正直だから思った事をストレートに言ってしまうだけ」とか、「かわいい子どもの発言だから、ショックを受けてもすぐに忘れちゃう」という声も寄せられました。最後に、こんなコメントも紹介したいと思います。「救われたことならあります。私が難病で寝たきりになってしまい…大黒柱だった私はどん底。そんなとき 真っすぐ前を向いて『そう…育ててくれたでしょ!』と長男からの言葉。感謝しきれないくらい私の胸に今でも勇気をくれています」(千葉県 40代女性)つくづく、子どもの言葉の持つ力の強さを実感します。自分自身の発言を振り返ってみると、子どものことを傷つけてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。親子関係では、時に傷つけ傷つけられ、そうしたやり取りをとおして、より強い関係性を築いていけるという側面もあるかもしれません。また、たとえば子どもに「ママなんていつも家にいて楽だよね」なんて言われたら、夫に「ママはいつもおいしいご飯を作ってくれてすごいね」と返してもらえれば、心の傷も少しは癒えそうです。そんな夫婦での会話もときには子どもの言葉遣いにも影響を与えることもあるのではないでしょうか。家族でも、最低限の思いやりや遠慮はきちんと持っておきたいもの。あらためて話すことさえ気恥ずかしく感じがちな親子関係ですが、やはりお互いに思いを伝えあい、愛情を持つことが大切だと言えるかもしれません。世のお父さん、お母さんたち、子どもに言われてショックな言葉をパワーに変えて、明日もがんばりましょう!Q.子どもに言われてショックだった言葉、ある?アンケート回答数:6641件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月04日実家や義実家への帰省でいただくお土産や、子どもをとおしたお付き合いなどで手土産を渡したり、いただいたりする機会は多くあります。今回は、パパやママたちに行ったアンケートから、手土産にまつわるさまざまな思いに触れ、手土産のルールについて考えてみたいと思います。■もらって迷惑な手土産を経験している割合は?アンケートでは、もらって迷惑な手土産の経験があるか聞きました。その結果、6割を超える人が迷惑な手土産をもらったことがあることがわかりました。一方で約3割の方は、手土産に満足している、または迷惑だと思ったことがないと答えています。それぞれの思いは、一体どのような体験によるものなのでしょうか。Q.もらって迷惑な手土産の経験ある?ある 63.5%ない 34.3%その他 2.2%■迷惑な手土産1、好みの合わない食品アンケートに寄せられたコメントによると、迷惑な手土産に「食品」をあげた人が多くいました。どのような食品の手土産に迷惑と感じているのでしょうか?「『妊娠中に酸っぱいのが欲しくなるでしょ?』と梅干しをいただきましたが、私は自家製の酸っぱいものが好きだけど、いただいのは蜂蜜漬けの甘くて防腐剤が入っているもの。私のことを考えていただいたのでお気持ちはすごくうれしかったのですが…」(神奈川県 30代女性)「お酒を飲めない主人が、仕事関係の方々からお酒をもらって帰ってくると本当に困る。私自身もあまり飲めないから、何とかしてほしい」(神奈川県 40代女性)「好みが合わない」というと、ただ好き嫌いをしていると取られる場合もありますが、コメントの内容は切実です。ほかにも、「果物は食べないからもらっても困る」、「野菜ジュースは飲まないので余らせてしまう」という好みの違いに悩む声が寄せられました。■迷惑な手土産2、生鮮食品食べ物については、好み以外にも生ものを中心に迷惑な経験を訴えるコメントが寄せられました。「義実家にいただいた調理前のハモ。私にどうしろと…?」(神奈川県 50代女性)「義父が作る野菜。味が悪くてアクが強い、小さな虫が多くて、じゃがいももゴルフボールのように小さくて使いにくい。『ありがたく受け取れ!』とくれるけど、お金払ってでもおいしい野菜を買う方がストレスなくていいです」(徳島県 40代女性)「義母から大量の干物。小さい子どもには塩がきつくて食べさせられないし、冷凍庫がいっぱいになってしまい離乳食を冷凍する場所がなくなる。時期を考えてほしかった」(茨城県 40代女性)趣味で作っている野菜や魚などは、農薬の問題が少なかったり、新鮮だったりで、喜ぶ人も多いでしょう。ただ普段使い慣れていない食材や食べなれていないものは、調理以前に気持ちがなえてしまうことも理解できます。ほかにも、「正月前にカニをもらったが、食べた後のゴミ捨てができず困った」、「くさやをもらったが、しばらく家の中が臭くなり大変だった」、「釣り好きの父が、食べられないほど魚を持ってきて困る」など、生もの特有のにおい、調理の面倒さといったものがあるようです。■迷惑な手土産3、手作り、賞味期限切れの食品食べ物の場合、好みなどもありますが、衛生面も気になるところ。またその価値観は、人それぞれの部分もあり、だれもが同じように喜ぶとは限らない面もあります。「手作りの食べ物は、どんな環境で作っているのか、衛生面が不安。昔ポテトサラダをいただいて、髪の毛が入っていたことがありました。入れている容器のパッキンのところには黒カビが…」(山口県 30代女性)「ママ友からいただいたパウンドケーキ。『味が染みるから何日か置いてから食べてね』と言われた、すぐ次の日にその家族全員がノロに。食べなくて本当に良かったけど、その容器はうちにあったので除菌スプレーかけまくりながら袋に入れて破棄しました」(千葉県 40代女性)「主人の実家からしょっちゅう賞味期限がとっくに切れた冷凍された物をもらう。『冷凍してあるから大丈夫よ~!』と言って残飯処理させるのは本当にやめてほしい。冷凍していれば半永久的に食べられると思っているんだろうなあ」(神奈川県 40代女性)手作りの惣菜やお菓子というものを、そもそも苦手とする人もいます。また衛生観念もとても気になる人と、ほとんど気にならない人もいて、どうしても気になってしまう人の場合には手土産はとても困る代物になってしまうことは想像にかたくありません。「賞味期限が半年以上切れてるおせんべいやクッキーをママ友が手土産で持ってきた」という声も寄せられて、期限切れの食品に関する認識も各家庭で異なるようです。■迷惑な手土産4、サイズの合わない衣類次に、衣服や身に付けるものに対して困った経験をした人たちの声を聞いてみましょう。「革靴をいただいたのですが、サイズが少し小さく細身の靴だったため、履かずに保管していました。ある日その革靴をくれた方から『うちに遊びにこないか?』と誘いがあり、その靴を履いて行ったのですが、足が痛くて大変な思いをしました」(千葉県 50代男性)「まだ子どもが生まれる前、義母に『大阪のおばちゃんか!』っていうぐらいど派手なヒョウ柄の服をもらいました。本当にこんなの売っているんだって驚かされました」(千葉県 30代女性)「裁縫、手芸が趣味だった義母が作った服。『私、こんなに痩せていないんですが!』ってくらい小さいサイズな仕上がり。苦笑しかできなかった」(東京都 40代女性)「ベビー服! 定員さんに聞いて買ってきてくれたみたいなんですが、うちの子は普通の子より大きめで着れなかった。服は好みもあるし、その子によってサイズも違う」(茨城県 30代女性)そのほかにも、「義母のお下がりをもらうが、世代も趣味も違うのでタンスの肥やしになって困る」という意見はいくつも寄せられていました。衣服は、年齢、体形、趣味などあらゆる観点から選んで購入している人が多く、いただいても身に着けられない場合が多いのかもしれませんね。■迷惑な手土産5、趣味が合わない置物さらに、家に飾る置物などの装飾品について、迷惑な体験をしたという人もいるようです。「お隣のおばあちゃんから木箱に入った花瓶をいただきましたが、箱をあけるとヒビが入ってました。お年寄りなので見えなかったのかもしれません」(沖縄県 30代女性)「ペットボトルで作ったオブジェ。私にその芸術はわかりませんでした。結構高かったらしく、何年もうちの玄関に飾っておきましたが、最後は捨てました」(広島県 30代女性)「木彫りの熊! 送り主が旦那の親戚だったので処分するにも躊躇(ちゅうちょ)して、結局、旦那の両親やその他親戚が来る時だけ玄関に置いています。急に来る時もあるからしまう場所はシューズクローゼット。正直ちょっと邪魔」(神奈川県 30代女性)そのほかにも、観光地名が入った置物やコケシ、大きな天使の置物など…。食品や身に付けるものとは違い、消耗できないし、捨てるのは失礼な気がするものは、その後がつらいところですよね。■「もらえるものは何でもありがたい」派も…一方で、「もらえるものなら何でもありがたい」という手土産に不満を感じたことがないという声もご紹介します。「とくに困ったものはありません。手土産を用意するためにお手間をかけていただいてるのですからありがたくいただきます」(兵庫県 50代女性)「どんなものでも、気持ちよくいただきます。 相手の気持ち考えて迷惑などと思わないようにしています。迷惑などと感じたことはないに等しい!」(栃木県 40代男性)たしかに、手土産を持ってくる手間や、何を持っていくか考えてくれたということだけでも、うれしいものです。ただ、自分の場合に振り返って考えると、持って行った手土産を「迷惑だな」と思われていたらどうしようと心配になってしまう時もあります。せっかくあげるなら、できるだけ喜んでもらいたいですよね。気持ちよい手土産のやりとりに必要なことは?それでは、あげる方ともらう方、それぞれがどのようなことに気をつければ気持ちよい手土産のやりとりができるのでしょうか。コメントからそれぞれの心得について、まとめてみます。▼手土産をあげる側●事前に確認しておく「あらかじめ相手に好きなものを聞いて和菓子、洋菓子など持って行きます。自分がもらって困るものは持って行かないように気を付けています」(奈良県 30代女性)●もらう側の気持ちを考える「受け取る側の気持ちになって選ぶのがマナーだと思います。自分もそうでありたいと思います」(千葉県 40代女性)●詳しくないものは贈らない「『お酒が好きだから』とよくいただくのですが、飲まないようなものだと困ります。高そうでも好みじゃなかったり。だからウチから持っていくときは、相手の好きなジャンルにし、自分が詳しくないものは贈らないよう気を付けるようになりました」(千葉県 50代女性)●あえてあげない選択肢も持つ「働いていたときに 私からしてみれば土産物くばりの数合わせみたいな品物をもらいました。相手への気持ちのないものは、買わない、渡さないのが一番!!」(大阪府 60代男性)もし相手の趣味や家族構成などを知っている場合には、そこまで考えられるといいのかもしれません。ただ受け取る側の気持ちを考えているつもりでも、ついつい自分本位で選んでしまうこともありますよね。土産物は、買うのが好きな人がいる一方で、いただくのが苦手な人もいます。どちらの立場だとしても、相手を傷つけずに伝えられる、相手の行動を尊重できると、うまくお付き合いができるのかも…。▼手土産をもらう側●いらないものははっきりと断る「主人の実家は農家で、たくさん野菜やお歳暮を分けてくださるのですが、多すぎて冷蔵庫にそもそも入らない。一生懸命消費しようと思っても無理で、捨てることになるので、結婚3年目くらいからは、もらっても食べないものはハッキリと断るようにしました。もらっても捨てるのは心苦しいので」(福岡県 30代女性)●欲しい物をリクエストする「『なにか欲しいものある?』と 聞かれるので、リクエストしています」(埼玉県 20代女性)●いらないものはあげたり売ったりする「冠婚葬祭の引き出物が消えものや選べるタイプではなく見るからに趣味ではないものだったら、人に譲ったりバザーに出したりリサイクルショップに売ったりしてしまいます。物であふれた生活は嫌なのでそういう手段で片付けています」(神奈川県 40代女性)●こだわりなく受け入れる姿勢をもつ「自分では買わないものだったら、『こういうものもありかな』とポジティブに考えます」(千葉県 40代女性)手土産をもらう側にも、モヤモヤする気持ちを抱かないようにするための対処法がたくさんあるようです。それぞれの相手との関係性、お付き合いの深さ、いただく手土産の心理的重さなどによって、対応は異なると思います。迷惑だと思いつつも、お礼を伝え、無難に対処するという方も多いことでしょう。それでも頻度や心理的圧迫の度合い、親しさによっては、自分の思いを伝えることで、手土産の「こんなはずじゃなかった」は少なくなるかもしれません。もちろん「こだわりなく受け入れる姿勢をもつ」ができ、「自分が普段買わないものを手にできた」といった柔軟な姿勢も自分の幅を広げる良い機会となる場合もあります。またストレートに好みを言ったり、ときには「いらない」ということも、今後の付き合いをする上で、プラスに働く場合もあるでしょう。筆者自身は、「手土産は何がいい?」と聞いてもらったときは、「その場でみんなで食べられるものがありがたい!」と伝えています。そうすることで会話のネタにもなりますし、感想をその場で直接伝えることができます。反対に手土産持っていく際には、好き嫌いやアレルギーを聞いて、その場で食べられそうな食品を選ぶようにしています。手土産は、人との付き合いにおいて潤滑油となってくれる大事なアイテム。でもそれが原因で相手がつらい思いをしたり、嫌な気持ちを持ったりするのは避けたいもの。「手土産どうしようかな?」と思ったとき、「手土産どうぞ」と言われたとき、少しだけ相手へ思いを馳せることができれば、今後のお付き合いにおいては、うまく作用するのではないでしょうか。きっとそれぞれに、どんな手土産のやり取りをしたいか、希望は違うと思います。また、どちらか一方の思いだけでは成り立たないのが手土産の難しいところでもあり、面白いところ。心得を少し頭の片隅に置きつつ、手土産のやり取りを楽しめるといいですね。Q.もらって迷惑な手土産の経験ある?アンケート回答数:4473件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月01日私には子どもが3人います。1人目は初めての子どもで、しかも女の子だったこともあり、パパは毎日帰宅するとずっと抱っこしてとてもかわいがっていました。その後、長女は少しずつ知恵がつき、やさしいパパにならずっと甘えられると思ったようです。パパにべったりな姉を見て、下の子は私に甘えるようになっていったお話をお伝えします。 パパなら抱っこしてくれる徐々に成長してくると、ママにずっと抱っこしてもらっていると疲れておろされてしまうことに気付いた長女。しかしパパならずっと抱っこしてくれるので「パパ、抱っこして」というのが口癖に……。長女が2歳になったとき、私は2人目を妊娠し出産しました。特に妊婦中は抱っこができなかったこともあり、パパのほうが甘えやすくなったのかなと今では思います。 子どもの観察力のすごさ長女はもともとパパにべったりだったので、2人目の息子はずっと私と一緒にいました。息子は、長女がパパといるのを見ると、私のところへ来る印象でした。小さいながらも息子は、パパのところにいっても、長女が先にいるので自分はダメだと感じていたようです。案の定、息子の口癖は「ママ、抱っこして」になり、あまりパパには近付かない子になりました。 パパは娘を叱りづらい夫に直接聞いてみると、娘には嫌われるのが怖くてなかなか叱りづらいとのことでした。息子には最終的には男同士だからわかり合えると思っていたのか、悪いことをしたら普通に叱ることができていました。それも息子がママっ子になった理由の1つのようで、私にべったり甘える男の子になりました。子どもたちはパパとママのことをしっかり観察しているんだなと感じたと同時に、賢いなぁとも思いました。 赤ちゃんでもしっかりと人を見ている?生まれて数カ月でもしっかりパパとママを判断していた息子。パパっ子の長女を見て、ママを選ぶ姿は赤ちゃんとは思えませんでした。 長女がいないときにはパパにも甘えるようになりましたが、2歳になった今でもやはりママっ子です。何かあると「ママがいい」という姿を見てパパもがっかりしていることがあります。 パパからすれば2人ともかわいいので、今では子どもたちをできるだけ均等に甘えさせたり、悪いことをしたら叱ってくれるようになりました。子育てを通して夫もいろいろと学び、成長したのだと感じます。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年07月31日今回の「やさしいママのヒミツ」は番外編です。沖縄に移住したセソコマサユキさん一家が愛用するのは、人と地球にやさしいサラヤの洗剤「ヤシノミシリーズ」。毎日使う洗剤の売上の1%が原材料の産地ボルネオの環境保全に使われていると知り興味津々。二児のパパでもあるセソコさんによる「ボルネオの旅」レポートです。しっかりと冷房の効いたコタキナバル空港の扉を開けると、湿気をたっぷりと含んだ暑い外気が体を包んだ。同行者たちからは「暑いー、、、」と言うため息にも似た声が漏れたが、僕は少しホッとした。なんだか、沖縄の空気に似ているような気がしたからだ。僕の住む沖縄の家からは、ほんの少しだけ海が見える。その海へは、車を走らせれば15分もかからずにたどり着くことができる。夕方少し早めに仕事を切り上げて子どもたちと海で遊び、夕日を眺めながらビーチで家族そろって晩ご飯にするのが、僕のささやかな楽しみでもある。自然を身近に感じることのできる沖縄の暮らし。でも、僕たちは本当の意味で、地球と繋がる暮らしをできているだろうか。自然を思い、自然とともに暮らすことって、どういうことだろう。我が家でも愛用している人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」。サラヤが展開する環境保全活動の視察ツアーに参加させてもらい、その原材料に使われているパーム油の産地であるボルネオへ、旅をする機会を得た。1億年以上前の熱帯雨林が現存するという、その雄大な自然を感じる旅へ。パーム油の産地、ボルネオ島へ成田空港からマレーシアの首都クアラルンプールの空港を経由し、サバ州の州都、ボルネオ島北部に位置するコタキナバルへ。インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島は、日本の国土の約1.9倍、世界で3番目に大きい島だ。熱帯雨林が発達していて、ボルネオゾウやオランウータン、テングザルなどの動物たちが暮らしている。氷河期の影響を受けなかったため、およそ1億年も昔にできた自然が残っているのだそう。そのボルネオで近年、パーム油を採取するために、熱帯雨林を切り開いてアブラヤシのプランテーション(農園)が作られているため、自然破壊が懸念されているのだそうだ。自然が失われるということは、そこに暮らす動物たちの「暮らしの場」も無くしてしまうということ。さて、そのパーム油とはなんだろう。耳慣れないその油は、僕たちの暮らしに必要なものなんだろうか? 実はポテトチップスやカップラーメンなどの食品から、化粧品や洗剤、プラスチック加工品まで、その原材料として記載されている「植物油(油脂)」の多くが「パーム油」のこと。近くにある食品や日用品を手にとってみて欲しい。思った以上に身近な存在であることがわかるはず。これがアブラヤシの実。この果肉から「パーム油」が採れる。日本へ輸入されているパーム油の85%は食品に、残りの15%が洗剤などに利用されている。日本は年間65万トンものパーム油をマレーシアから輸入している。つまりそれは僕たちの暮らしが、マレーシアの熱帯雨林と、そして地球が1億年の昔から培ってきた自然と繋がっているということ。圧倒的なスケールの自然を前に沖縄を出発して成田空港へ。そこからクアラルンプールを経由してコタキナバル、そしてマレーシア・サバ州のサンダカン空港へと向かう長い旅路。最初にたどり着いたのはテングザルの保護地区「ラボックベイ」。キナバタンガン川の下流域には、オランウータンやテングザルほか10種の霊長類、ゾウやサイなど絶滅の危機に瀕した動物をはじめ、多種多様な野生生物が生息しているのだそう。テングザルは名前の通りの大きな鼻が特徴の猿。最近息子が気に入っている『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)にも登場していて、一緒に読んだことを思い出した。大きな鼻が邪魔になり、時に手で鼻をよけたりしながらご飯を食べる、なんてことが書いてあったっけ。間近に見るテングザルは、やっぱりどこかユーモラス。大きな体をしたオスがゆったりと過ごすその周りにちいさな群れをつくり、子どもたちがキャッキャと遊びまるその様子は「家族」そのもの。その微笑ましい様子に、沖縄の家族を少し、思い出す。テングザルはボルネオ島にしかいない固有種。一般的には水辺にあるマングローブ林などに群れなして生活をする森林伐採により生息地を失った動物たち絶滅が危惧される何種もの動物たち。そのひとつがオランウータン。続いてやってきたのは「セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンター」。43平方kmもの広大な天然原生林につくられた保護施設「セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンター」。世界でも有数のリハビリテーションセンターで、世界中から多くの人々が訪れる。ここは、動物種保全条例が制定される前にペットとして飼育されていたり、森林伐採の際に生息地を失ったオランウータンを保護し、再び森での生活に戻れるようリハビリをする施設。入り口で手の消毒。サラヤが日本でも販売している消毒液が設置され、こんなところでも日本との繋がり、貢献を感じることができたのは嬉しい。給餌の時間になると森の奥からオランウータンがバナナやミルクをもらいにやってくる。途中、見学客用の歩道にオランウータンがヒョイっと降りてきた。遠巻きに写真を撮る人々。沖縄を含め、日々の暮らしの中ではなかなか接することのない大きさなので、近くに来るとちょっと怖い。でも、森とは本来彼らが暮らす場所。ぼくらがお邪魔しているんだ。次に向かったのは、絶滅が危惧されるボルネオゾウを保護する施設、「ボルネオ・エレファント・サンクチュアリ」。ここで出会い、餌やりを体験させてもらったゾウの「ガンバロン」。推定10~14歳くらいだというガンバロン。バナナを持って手をあげると、その動きに合わせるようにスッと鼻を伸ばして口を開ける。口に入れてあげるともしゃもしゃと。鼻をなでればざらりとしたその皮膚から、安らいだ心が伝わってくるようだった。サラヤや旭山動物園、ボルネオ保全トラストジャパンの強力なサポートによって完成した「ボルネオ・エレファントサンクチュアリ」では、捕獲されたり傷を負ったゾウたちを一時的に保護・治療をし、他のゾウの群れと重ならない地域を探して森に還している。幼いころ、自宅の近所にはちいさな「林」がいくつもあった。住宅街ではあったけれど、家々の間にはそうやって自然が残っていて、「あっちの林にクワガタがいるぞ」なんて友だちと話しながら、虫捕りに出かけたものだ。歳を重ね、林へ遊びに行く回数が減るのと時を同じくして、そこは次々に住宅へと姿を変えていった。それは僕たちにとって遊び場でしかなかったけれど、やっぱり寂しさを感じたものだった。森に暮らす彼らは、いま何を思うんだろう。リバークルーズ、ナイトハイクで出会ったものその後もキナバタンガン川をクルーズしたり、ナイトハイクを通して、自然や動植物と触れ合った。「虫」たちがびっくりするような大きさだったり、見たことのない花や生き物がいたり、沖縄と似ているようで、やっぱり違う。キナバタンガン川をクルーズ中、シルバーリーフモンキーやサイチョウ、ワニなどとも出会う。ここでみた夕景は美しかった。ナイトハイクで夜のぬかるんだ森を40~50分歩いて出会ったのが、1年でたった一夜だけ咲き、夜明けとともに散ってしまう1輪の「サガリバナ」。その美しさにちょっとホッとしたのは僕だけだっただろうか。そう、サガリバナは梅雨明け頃から夏にかけての沖縄の風物詩でもある。写真左:一夜だけ咲くという「サガリバナ」。写真右:ナイトハイクでは素晴らしいボルネオの星空を堪能。広大なプランテーション、動物たちとの共存へヤシノミ洗剤の原材料として「パーム油」を使うサラヤは、プランテーションによって失われた熱帯雨林の森を買い戻し、分断された森と森をつなぐ「緑の回廊」プロジェクトや、「命の吊り橋」プロジェクト、オランウータンやゾウなど「野生動物の救出」プロジェクトなどを行なっている。僕らが使っているヤシノミ洗剤の売上の1%は、マレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」(BCT)を通じて、こういった野生動植物の保護と生息域の確保に使われているという。熱帯雨林だった土地を買い戻し、分断された緑(保護地)をつなぐことで「緑の回廊」を回復させるプロジェクトも今年で11年目を迎える。アブラヤシ農園の拡大によって森は小さく分断されてしまう。オランウータンを絶滅の危機から救うべく、分断された森と森をつなぐ「命の吊り橋」プロジェクトがスタート。吊り橋は、サラヤ本社のある大阪・東住吉区の消防署から提供された「廃棄消防ホース」を再利用して作られている。実際に訪れたアブラヤシのプランテーションは広大で、ヘリコプターに乗り上空から眺めても、途方もない広さだということがわかる。川沿いに、少しばかりのジャングルを残して。規則正しく並ぶ広大なアブラヤシ農園と残されたジャングル。上空から見る眺めに複雑な思いがよぎる。その地に降り立ってみるとアブラヤシの大きさがわかる。長い鍬のような道具を使って、器用に20mにもなる樹上の果実のついた房を落とす。どさっと40~50kgにもなるという房が落ちてきて、そこから果実をとって油を精製するのだ。遠くマレーシアで手にしたこのアブラヤシが、沖縄にいる僕たちの暮らしにつながっているというのは、なんだか不思議な感覚。これまでプランテーションのなかにはゾウなどの動物が立ち入ることはできなかったのだが、今回の旅では、ゾウのために畑の一部を開放するという新しい取り組みをしているプランテーションを訪れた。熱帯雨林と同じようにはいかないだろうが、プランテーションが動物たちの暮らしの場の一部になって、人と動物たちがより良い環境で共存できる日が、いつか訪れるのだろうか。人の営みと、動物の営み。繋がり、自然を守ること今回の旅では、沖縄とは違う自然の力を感じ、日頃出会うことのない動物たちの営みを見た。暮らしと環境、そして地球はつながっている。そんなことを強く感じた旅だった。未来を生きる子どもたちのために、動物たちの営みのために、僕たちにできることはなんだろう。ちいさな台所から始まった旅は、地球に思いを馳せる壮大な旅になった。野生動物と自然を満喫できるボルネオだが、コタキナバルの街には海辺のリゾートや子連れで楽しめる施設もあり、世界中から観光客が訪れている。飛行機や電車を乗り継いで帰宅して、ただいま、と玄関を開ける。しばらくぶりに会う子どもたちが「おかえりー」と駆け寄ってくる。抱きしめて、コーディネーターさんからもらったぬいぐるみをお土産に渡すと「テングザルだ!」と言って、大喜びしていた。あれ、なんで名前を知っているんだろう? そうだ、こないだ一緒に本で読んだんだね。子どもたちの未来のために“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活をヤシノミシリーズはヤシノミ由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。また、サラヤの製品は、違法労働や違法伐採によって作られた植物油を使用せず、環境と人権に配慮して生産されたRSPO認証植物油が使われています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズを見る ★ヤシノミシリーズは ロハコ や amazon でお買い求めいただけます。 「やさしいママのヒミツ」ほかのインタビューも見る 沖縄に移住したセソコさん 子育てインタビュー写真:竹谷健太朗、柏倉陽介(サガリバナのみ)写真・取材:セソコマサユキ[PR] サラヤ株式会社
2019年07月30日最近は、「イクメン」という言葉が世間で浸透しています。妊娠した際は、パパに育児休暇を取ってもらおうと考えるママも少なくないのではないでしょうか? 私は、妻が第2子を出産したときに、社内の男性で初めて育児休暇を取得しました。今回は実際に育児休暇を取得して感じた3つの大変だったことについて紹介したいと思います。 上司に良い印象を持たれなかった1つ目は、育児休暇を取得するということに対して上司の理解がなかなか得られず、良い印象を持たれなかったことです。私の会社の上司(40〜50代)の場合、「男は働き、女は家庭を守る」と考える方が多かったのです。 これまで、男性が育児休暇を申請したことがない会社だったので、上司に育児休暇を取りたい、と伝えたときは「奥さんに任せればいいよ」と言われ、なかなか理解してもらえませんでした。 同僚の負担増加について理解が得られなかった2つ目は、同僚の負担が増えてしまうことについて、理解が得られなかったことです。若い世代は比較的育児に協力的でしたが、男性側が育児休暇を取ってもいい、という制度があることさえ知らない人もいました。 育児休暇を取ると、スタッフが1人減り、その状況の中で業務をこなしていかなければなりません。当然他のスタッフの業務負担が増えてしまいます。負担が増えることを望むスタッフはおらず、私の会社では理解してもらうことが難しかったです。 収入が減ってしまった3つ目は収入が減ってしまったことです。育児休暇を取るということは仕事を休むことなので収入がなくなります。ただ、国の制度を活用すると収入が減ることはあってもゼロになることはありません。最初の6カ月は基本給の67%、後の6カ月は50%が支給されます。 それでも、子どもが生まれるとおむつ代やミルク代、洋服代などいろいろと出費が増えてしまいます。一部でも支給されるだけありがたいのかもしれませんが、出費が増えるときに収入が減るのは非常に困りました。 パパが育児休暇を取得すると、ママの負担が減ったり、パパと子どもの関係性が作りやすいというメリットがあります。しかしその反面、会社の上司に理解してもらえない、収入が減ってしまうなどのデメリットもあるように感じました。夫婦の考え方や置かれている状況で選択は異なりますが、それでも私たち夫婦は、話し合って一番良い方法を選んだと思っています。 著者:西川しょた普段は看護師として勤務する3歳と1歳、2男の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年07月29日初めての出産、慣れない育児。さらにパパは夜勤のある仕事。ひとりで不安いっぱいだったママが、パパの言動で孤独やストレスを感じず育児をできるようになった体験談です。 アプリで育児記録を共有育児を長時間ひとりでするという孤独感を解消するのに役立ったのが、育児記録を共有できるアプリです。 夫は休憩中に、アプリで育児記録を確認。「昨夜はあまり寝られなかったんだね。今日帰ったら娘と散歩するから、その間ママはお昼寝して休んでね」「今日はうんちが多くて、おむつ替えが大変だったね」など、私に対する気づかいや、娘の様子をうかがう連絡をくれるようになりました。 夫は家にはいないけれど、私はひとりじゃないのだと思い、孤独感が解消されました。 休日は夫とともに育児休みの日は夫が積極的に育児をして娘と関わっています。はじめはうんちのおむつ替えが苦手だったり、何をするにも私に聞いてきたり、私ひとりで育児をするほうが要領よくできると思うこともありました。 しかし、今では夫は授乳以外の育児はすべてできると言っても過言ではありません。夫と娘だけで児童館へ出かけたり、夫婦で離乳食を作ったりもしています。夜勤の日の私の育児負担は大きいですが、休みの日に積極的に育児をしてくれるので負担が軽減されています。 実家に頼ることをすすめてくれた私は産後里帰りをせず、産後1カ月間、実母が夫の夜勤の日だけ泊まりで手伝いに来てくれていました。その期間が終わろうとしていたころ、夫が「今後もたまには僕が夜勤の日に実家に頼らせてもらえたらいいなぁ」と言ってきました。 いつまでも実家に頼っていてはいけない、私の実家ばかり頼ることを夫は快く思わないのではと思っていた私にとってうれしい言葉でした。この夫の言葉で、産後1カ月以降も育児でしんどい日は実家に帰省したり実母に助けに来てもらったり、実家に甘えやすくなり、ストレスなく育児を乗り切っています。 夫が夜勤のある仕事で、初めての育児。不安、孤独で押しつぶされそうなときもありました。しかし夫の気づかいや実家の助けもあり、「私はひとりじゃない」……そう思えたことで、夜勤中の育児も乗り切ることができました。 著者:谷 まゆみ京都府在住、0歳の娘の母。妊娠を機に退職し、現在は専業主婦。妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。 イラストレーター/まっふ
2019年07月28日あるママがお出かけの準備について、パパに感じたことや伝えていたことを紹介しています。最近ではほとんどなくなったそうですが、産後はとてもイライラしていたそうです。 天気がよく仕事のない日には、家族で外に出かけることの多いわが家。今でこそお出かけ前に私がイライラすることはほとんどなくなりましたが、娘が生まれてからしばらくはお出かけ前のたびにイライラしたものです。今回は、私がお出かけ準備のときにパパに感じたことや伝えていたことを紹介します。 「まだ準備できないの?」は禁句私がお出かけ前によくイライラしていた原因の1つが、夫の「俺はもう行けるよ! まだ準備できないの?」という発言です。自分の準備だけをすっかり整えた夫に対し、「子どもの準備もしなければ出かけられないでしょ!」と強い口調で言い放ったことが何度あったことか……。父親になりたてのときは「まだ? と言う前に他に何か準備ある?と聞いて!」とパパに伝えていました。 持って行く荷物はたくさん!子どもの年齢にもよりますが、子どもとお出かけするときに必要な荷物はたくさん。育児用ミルクを飲む場合は粉ミルクや哺乳瓶、作るための水分が必要になりますし、離乳食を食べる時期であれば離乳食や食器、おやつも必要です。おむつやゴミ袋、汚れたときの着替え数着分、抱っこひもなど、細かいけれど忘れると出先で困る物も欠かせません。季節によっては帽子などの日除け対策や虫除け対策なども必要です。 車での移動が主でしたが、場所によってはベビーカーやお気に入りのおもちゃなどが必要になることもありました。パパにはこれだけ必要な物があること、そして外出時にはその準備が必要なことをわかってほしかったので、慣れないうちは用意してほしい物をその都度伝えて一緒に準備してもらいました。 ママにも準備をさせてパパと子どもの準備が終わったら、今度はママの準備! 子どもとママだけの外出では、なかなか準備に時間をかけることができません。着ていく洋服に悩んだりお化粧したりと時間がかかっても、急かすのではなく大目に見てもらえるとうれしいです。さらに欲を言えば、出かける前に子どもがうんちやおしっこをしていないかおむつの確認をしてもらえると助かるので、私はお出かけ前のおむつチェックをパパにお願いしていました。 わが家では娘が小さいころからパパに言い続けたところ、今では娘が外で遊ぶおもちゃやお出かけ前のトイレ確認など率先してしてくれるようになりました。おかげで家族でのお出かけは、楽しい気持ちで出発することができています。 イラストレーター/Michika 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月26日甥&姪大好きおばバカ平八です!今回は、先日1歳になった控えめな性格の姪っ子のお話です。■姪が出した控えめな「好奇心」のサイン… 甥と姪は兄妹でも性格は正反対、甥は意思表示がしっかりしていて、赤ちゃんの頃からよく泣き「やりたいことは絶対にやる」タイプです。一方、姪は自己主張が控えめなタイプで、あまり泣くこともありません。大人としては、この性質は大変助かるのですが…。先日姪とお散歩をしていた時のこと。姪が電信柱の方へ手を伸ばしました。すぐに「電信柱が触りたいのだな」と気づいたのですが… 面倒くさがりの虫が囁きかけてきました。「外のものは汚いし、赤ちゃんにはあまり触って欲しくないなぁ」と、そのまま電信柱を通り過ぎようとしたところで 「過保護にしてんじゃないわよ!!」と姪のためを想う気持ちが勝利!!電信柱へ戻りました。■電信柱を触らせてみると… 早速、電信柱を触った姪は とびきり良い笑顔!!嬉しそうにしばらく電信柱をペチペチと叩いていました。正直、こんなに喜ぶとは予想していませんでした。足を止めて良かった!姪はもし電信柱に触れなくても、きっと泣くこともなく表面上はいつもと変わらなかったでしょう。でも変化が目に見えないだけで、実は姪の好奇心を潰していたかもしれない…。しっかり自己主張する子と違い、控えめな子は大人側が配慮しなければ、興味や関心を深める機会を失ってしまいやすいのだと感じました。特別用事がない時は積極的に「姪のやりたいこと」を優先しようと誓った瞬間でした。
2019年07月24日パパがいないときのお出かけのお話前回、家族で外出する時の困りごとについて書きましたが…今回は、パパ抜きの外出のお話をしたいと思います。家族そろって外出するのは基本的に日曜だけの我が家。パパが日曜日に仕事になることもあるので、母1人、子ども2人というパターンの方が多いです。Upload By SAKURA飛び出し注意!キーマンはやはり…。家族でのお出かけ同様、キーマンは息子。Upload By SAKURA特に駐車場では、息子が飛び出さないようにいつもより注意を払わなければなりません。パパがいないからこそ!そんなとき、頼りになるのが娘。Upload By SAKURA家族全員の外出時は周りのことを想像しにくい娘ですが、パパ抜きの外出は別人のようにしっかりとします。頼りになります、あーさん姉さん娘は、3人での外出中、わがままひとつ言いません。Upload By SAKURA私が迷った時は、相談にものってくれます。パパがいないとき、娘はあまりに頼りになるので、感覚的には、大人2人、子ども1人な気がしています。その理由をあーさん自身に聞いてみたなぜ、こんなにも娘は頼もしいのか?気になったので本人に聞いてみると…。Upload By SAKURA優しく、ありがたい言葉に感動すると同時に、あぁ…私は子どもに伝わってしまうほど、いっぱいいっぱいなのか…と反省。娘に謝ると、娘は…。Upload By SAKURAその言葉を聞いて分かりました。娘は、私の他にも大人がいるときには、子どものグループに…大人が私1人の時は、自分を大人のグループに入れているんだと。Upload By SAKURA娘は、そのときに誰がいるかによって、自分の役割を切り替えていたのです。いつもほわんほわんしている娘ですが、ちゃんと周りを見て自分なりの判断をしていました。その成長が嬉しく、難しいことも一つひとつ自分なりにがんばりながら、ステップアップしていく娘を誇りに思いました。だからこそ、いつもおりこうじゃなくていい思い返せば、親戚の集まりなどで大人がたくさんいるとき、娘はいつも言わないようなわがままを言ったりします。そう考えると、「いつもおりこう(大人グループ)でいてほしい」とは思わず、あぁ…今は子どもらしくしていたいんだなぁと思えるのでした(笑)
2019年07月24日子どもが生まれると、パパもママも育児1年生。でも、ママとパパではどうしても認識にギャップがあることも多いですよね。頑張っているからこその「惜しい!」わが家のパパのエピソードをもとに、新米パパ必読な子育ての注意すべきポイントをご紹介します。 ベビーマッサージが全然ベビー向けじゃない…日ごろから夫の前でもベビーマッサージをしていた私。寝る前もベビーマッサージをするといいよと周りの人に聞いて実践していました。 ある日、ねんねの前にグズってしまった赤ちゃんに「ベビーマッサージでスキンシップしてあげてみようかな?」と言ったところ、「自分がやる!」と言い出した夫。夫は、凝ったところをもみほぐすように、赤ちゃんをギュッギュモミモミとマッサージします。 赤ちゃんは筋肉も少ないうえに、大人と違って皮膚を押すようなマッサージは必要ありません。「なでるだけ!」「さするだけ!」と私が慌てて修正したのでした。 ねんね前のスキンシップがダイナミックすぎ!赤ちゃんがねんねする際には、スキンシップをして寝かしつけよう! と夫婦で決めていました。その日その日で、できるほうが寝かしつけをしていたのですが、パパの寝かしつけでは赤ちゃんは寝てくれなくて、結局添い乳で寝かせる日も。 どんなスキンシップをしているのかと真相を確かめてみると、夫は赤ちゃんと体をダイナミックに使った遊びをしていたため、興奮して逆に眠れなくなっていたのでした……。 たしかに、パパはねんねの前くらいしか触れ合える機会がなくて、遊びたかったのかもしれません。でも、ねんねの前は前述したベビーマッサージや絵本を読むなど、のんびりした過ごし方にすると寝てくれることを夫に伝えました。 完母だけどミルクで授乳を頑張ってくれて…わが家は赤ちゃんを完全母乳で育てていて、私が病気でダウンしてしまったことがありました。その際に、夜中も育児用ミルクで授乳をするなど、パパがとても頑張ってくれました。 育児用ミルクをパパが授乳してくれたため、飲まれなくなったおっぱい。ところが完全母乳ゆえに、ママの母乳は病気だろうが体の中でどんどん作られてしまい、乳腺炎に……! 病気が治ったと思った直後に、39度近い高熱が出て再びダウンしてしまいました。パパに子どもを連れてきてもらって母乳を与えていたら……と後から思いましたが、お互いにそこまで考えが及びませんでした。 母乳に関しては私もダウンしていたため、頭が回らなかった部分もありますが、頑張ってくれているからこそ、「惜しい!」パパ。育児一年生の夫婦として、赤ちゃん共々一緒に成長できればいいなと思っています。 イラスト:sawawa著者:半田あきら一児の母で専業主婦。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年07月21日赤ちゃんを産んだ後、しばらくは授乳や夜泣きでなかなか眠れず、大変な毎日が続くママもいると思います。私も産後は授乳や夜泣きで眠れない夜が続き、夫にも起きて助けてほしいと思いましたが理想通りにはいかず……。 産後も一緒にいたけれど…赤ちゃんを産んで病院を退院した後は、2カ月くらい私の実家に里帰りをしていました。そのとき通勤先が近くなるということもあり、夫も私の里帰りについて来たのです。 退院後から赤ちゃんと私、夫の3人で寝ていましたが、パパが夜泣きで起きたことは一度もありません。1月生まれだったため、夜寒いなかで起きて授乳したりおむつを替えたりバタバタしていても、パパだけは熟睡しているようでした。それでも、里帰り中は私の家族の協力もあり、初めての子育てでもなんとか乗り越えていた気がします。 産後3カ月で知らない土地へ引越し里帰りから自宅に戻ってすぐに転勤で他県へ引っ越すことが決まり、産後3カ月には知らない土地での子育てが始まりました。夫も慣れない職場で大変だったり疲れていたりしたとは思いますが、夜泣きで起きないのは相変わらず。 私の場合は娘の1カ月健診のころから完全母乳だったため、まだ夜泣きの対応はラクな方だったかもしれません。ミルクを作ったり哺乳瓶を消毒したりが続いた場合は、無理矢理に起こして協力してもらわないと大変だっただろうなと思います。 電話の音では目が覚めるのに…夫に対して不思議で仕方がないのは、娘の泣き声ではまったく起きないのに、電話の音では目が覚めるということでした。たまに「本当は起きているのに寝たふりをしているのではないか?」と思うこともありましたが、枕元で娘が大泣きしていてもいびきをかいて寝ているので、本当に聞こえないのだと思います。私の友人のなかには「夜泣きの対応はパパがする」という人もいますが、人それぞれなんだなと思うばかりです。 産後、私は赤ちゃんの声に敏感になってわが子の小さな声でも気づくようになりましたが、夫は寝てしまうと気づきませんでした。夜泣き対応の協力をしてもらうことはできなかったけれど、その代わりに起きているときはたくさん娘のお世話をしてもらい、助けてもらっています。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月20日親であれば子どもの可能性を広げるため、できることは早めにやってあげたいですよね。 「アンパンマン くみたてDIYシリーズ」 のアンバサダーに就任したNON STYLE・石田明さんも、そう願う一人。今年2歳になる双子の女の子の育児に奮闘中のパパです。今回の就任をきっかけに、知育玩具についてより詳しく知りたいと感じた石田さん。専門家の元へお話を聞きに向かうことに! その様子を取材させてもらいました。■「知育玩具」について、NON STYLE石田さんが直撃! 向かったのは、脳研究者であり、教育に関する書籍も多く出されている池谷裕二先生の研究室。ご自身も3歳と6歳の娘さんを持つ先輩パパでもあります。早速、“後輩パパ”石田さんが真剣な眼差しで質問をスタート!■子どもの知能は6歳までにほぼ決まってしまう!?石田さん「本日はよろしくお願いします! まず、6歳以下の子どもの脳というのは、どういった特徴があるんでしょうか?」池谷先生「“シナプスを刈り込んでいる時期”でしょうね」石田さん「シナプス……? いきなり難しい話ですね!」池谷先生「人間の神経細胞って、生まれた時が一番多いんです。そこからなんと、3歳までに約7割減少してしまうと言われています」石田さん「ええ! じゃあ今1歳10カ月のうちの娘なんか、すごい勢いで減らしているところなんですね」池谷先生「そうです。毎日いらないものを削っているんです。そして3歳以降は、神経細胞から突起のようなものを伸ばしていき、どんどん回路をつくっていきます。これがシナプスの刈り込みです。一通り落ち着いて、知能の基礎ができるのがだいたい小学校に入るまでの年齢ですね」石田さん「つまり……6歳までで子どもの幅は、ほぼ決まってしまうということでしょうか!?」池谷先生「決まってしまうという言い方が適切かはわかりませんが……。成長において重要な時期であることは間違いないですね」■知育玩具を選ぶポイント石田さん「いま、知育玩具っていろんなものが出ていますよね。どんなポイントで選べばいいんでしょう?」 ▼立体で遊べるもの池谷先生「まずは、“立体”であるものだと思います。メンタルローテーションってご存じですか?絵や図形を頭の中で回転させる能力なんですが、これが大人への大きな第一歩なんです。立場や視点を変えて物事を捉える力へ応用され、大人になった時の問題解決力や、人の心の機微を読む力にも繋がっていくんですね」▼手触りや指を駆使できるもの池谷先生「加えて、“手触り”や、“指を駆使するもの”というのも大事でしょうね。乳児の頃はただ“つかむ”ことしかできませんが、成長すると“つまむ”ということができるようになります。1本1本の指をこれだけ自由に動かすことは他の動物にはできませんから、人間特有の能力といえます。子どもの頃は、とにかく五感で体験することが大切ですよ」 石田さん「うちの子も、最近ピースができるようになったんです。僕が街でファンの方に声を掛けられた時にいつもやるので、それをマネしているみたいですね」池谷先生「おお! やっぱり見ているんですね~。子どもは親の行動をよーく観察して、学習していきますから」石田さん「最初はちゃんとできなくて、何なのかわからなかったんですけどね。徐々にできるようになって、『あ、これピースか!』 と。かわいいですよ~(笑)」▼応用性があるもの池谷先生「3つ目として、ひとつのおもちゃで“応用性がある”というのも大事ですね。特に5~6歳からは抽象的な思考がだいぶ発達しはじめて、“あーしたらこうなる”という連鎖を考えられるようになっていきます。完成形や使い方がひとつに限定されていない、いろんな遊び方ができるものだといいのではないでしょうか」▼達成感が得られるもの池谷先生「そしてもうひとつ、“達成感”があるものですね。遊びの中にちょっと困難があって、やった感がある。これは他のおもちゃにはない、知育玩具ならではのメリットです」 石田さん「ああー、わかります! うちの娘も“見て見て!”とドヤ顔してきます。で、親としては知育玩具ということでなんだか子どもにいい気がするじゃないですか。そこで親もダブルでドヤ顔、みたいな(笑)」■知育玩具は、親子の大切なコミュニケーションツール石田さん「僕、知育玩具って好きなんですよね~。大人も楽しいものが多いじゃないですか。子どもの頃にあまりおもちゃを買ってもらえなかった反動か、自分がすごく欲しくなってしまって (笑)。一緒に夢中になって遊びますね」池谷先生「いいですね。“大人が楽しむ”、これはすごく大事なこと。僕は知育玩具の良さをいろんなところで発信していますが、正直なところ、“知育玩具だから子どもの可能性が広がる”というわけではなく、あくまでコミュニケーションツールのひとつだと思っています。子どもは遊びを通して親の愛情を受け取りますからね。自分も子どもになったつもりで遊ぶのがいいですよ」 石田さん「その点、僕は常に全力で遊んでます! 子どもと同じくらい汗だくで踊りますから。ただ見てほしいだけですけどね(笑)。でも、バカになって一緒に遊んだ方が楽しいですよね!」“イクメン”と呼ばれることの多いお二人ですが、「そんな言葉があること自体が不自然だと思う」といった意見も。「子どもといると毎日がネタの宝庫! 父親だって育児に参加しないと、もったいない!」と盛り上がり、終始お二人の子育てライフの充実っぷりがダダもれの時間となりました。池谷 裕二(いけがや ゆうじ)脳研究者。東京大学薬学部教授。薬学博士。著書に、『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』『脳には妙なクセがある』『パパは脳研究者』『メンタルローテーション』など。■2~6歳までの創造力を育む「アンパンマンくみたてDIYシリーズ」今回の池谷先生のお話では、知育玩具の選び方で下記の4つのポイントがあがりました。【1】立体で遊べるもの【2】手触りや指を駆使できるもの【3】応用性があるもの【4】達成感を得られるもの石田さんがアンバサダーを務める 「アンパンマンくみたてDIYシリーズ」 も、その特徴をしっかり兼ね備えています。オリジナルのアンパンマンごうを、電動ドライバーとねじを使ってDIYできる、新しい体験型知育玩具です。組み立て遊びを楽しみながら、創造力や集中力、問題解決力を育むことができます。2歳~3歳の幼児期でも、4~6歳の知能発達が進んだ年齢にも十分に対応しており、長く使えるおもちゃです。石田さんも自宅で娘さんと使われているそうですが、本格的なDIY感に親子で夢中になっているとのこと。池谷先生が話されていたように、知育玩具だけでなく、コミュニケーションツールとして活躍しているようですね。■親も子も嬉しい知育玩具で、愛情も育てよう小学校に通うまでの期間は、創造力や集中力の土台が作られると同時に、人格形成においても大切な時期。様々な知育玩具が登場していますが、“親子で一緒に遊べる”というのは重要なポイントになりそうです。おもちゃをひとつのきっかけに、ぜひお子さんの中にある知能と愛情の種を育んであげてくださいね。 アンパンマン くみたてDIYシリーズ (文:ソーシャルトレンドニュース編集部)©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV■提供セガトイズ
2019年07月16日この記事では、イライラして子どもを叩いてしまうことについてパパと話し合った体験談をママが紹介しています。ママやパパが子どもを叩いていたことで、次第に子どもも暴力的に。夫と話し合い、叱るときは冷静になることで子どもの暴力的な行為がなくなっていったそうです。 子どもがひとりで立てるようになり、少なからず自分の意思が出てきて、できることが増えてくる1歳ごろ。お手伝いなどもしてくれるようになる一方で、いたずらや言うことを聞いてくれないことも増えました。このころは子どもへの伝え方、叱り方、夫との子どもへの接し方の違いに悩んだ時期でもありました。 手をあげると子どもも同じように…ついカッとなって手が出そうになってしまったり、実際に手を出してしまったり……。私は子どもをどうやって叱ればいいのかわかりませんでした。また当時、次男を妊娠していたこともあって精神的にも不安定で、ちょっとしたことでイライラしやすくなっていました。 しかし、手をあげることが多くなると、次第に子どもも同じように怒りを暴力で表現するようになってしまいました。ほかの子を叩くことはありませんでしたが、怒っているときに私や夫を叩くようになっていきました。 夫との話し合いこのままではダメだと思い、子どもを叱るときにはまずは冷静になるように意識して接するようにしました。しかし、夫も子どもを叱るとき、つい手が出てしまうタイプ。最近、子どもが私に対して暴力的になってきてしまっていることなど、子どもの日ごろの様子を夫に話し、子どもへの接し方について夫婦できちんと話し合うことにしました。 だんだんと変わっていった私も夫も、子どもへの接し方を意識して変えていくうちに、子どもが怒ったときも物や人を叩くことが少しずつなくなっていきました。子どもは親の接し方でこんなにも変わるのだと実感しました。 もし万が一、子どもに間違ったことを覚えさせてしまっても、あきらめなければ自分次第で軌道修正することは可能なのだと思います。 私も夫も親として至らないところばかりですが、これからも子どもに教えてもらいながら、一緒に成長しつつ育児に向き合っていきたいと思います。 イラスト:imasaku著者:小鳥遊美代二児の母。2歳年上の夫と2歳差兄弟、インコ2羽と暮らしている。好きなものは麻雀と読書、子どもを産んでからは育児本を読むのが楽しみのひとつ!妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年07月12日新人のYOSHIと、菅田将暉、仲野太賀が出演する『日日是好日』『セトウツミ』などの大森立嗣監督による最新作『タロウのバカ』。本作のメインビジュアルと本予告が解禁され、社会からはじき出された3人の少年たちの純粋で過激な問題作がお披露目された。この度解禁された本予告は、YOSHIさん、菅田さん、仲野さんがそれぞれ演じる、タロウ、エージ、スギオが10代という一瞬にも永遠にも感じる特殊な時間を、生と死の狭間でもがきながら疾走する姿が映し出されている。生まれてから一度も学校に通ったことがないタロウ(YOSHI)。母親の恵子(豊田エリー)は滅多に自宅マンションに帰らず、いつもひとりぼっちのタロウは都心と郊外の中間にぽっかりと空いたような川沿いの町を、野生動物のようにうろついている。そんなタロウに高校生のエージ(菅田将暉)とスギオ(仲野太賀)という仲間ができて、タロウの人生が動き始める。エージは柔道のスポーツ推薦で高校に進学したが、膝を壊して周囲の期待を裏切り、柔道部の顧問の教師から「社会のすみっこで生きてけ!」と罵られている。将来のことがどうでもよくなり自暴自棄になっていくエージ。ごく普通の中流家庭で育ったスギオは、同級生の洋子(植田紗々)に一方的に想いを寄せている。ただ、彼女から相手にされず、自身のふがいなさにも苛立ち、もがいている。ネットで出会った男たちに体を売っている洋子に対して「売りなんか やめろよ!」と怒声を浴びせるが…。そんな、社会からはじきだされた3人の少年の日常は、偶然にも1丁の拳銃を手に入れたことをきっかけに激変する。本予告映像の終盤、「生と死の狭間を駆け抜ける純粋で過激な問題作」のテロップとともに、3人が暴走していく衝撃的なカットが連なる。タロウは女性に拳銃を掴ませ「撃てよ!撃てよ!」とわめきちらし、エージは金属棒で何者かを思い切り、殴りつけている。『ディストラクション・ベイビーズ』を思わせる菅田さんの狂気にも目を奪われる。また、本予告中に流れるインドの弦楽器シタールで演奏された音楽家・大友良英による劇伴は、観る者の心をいっそうザワつかせるパワフルで異様な楽曲。そしてメインビジュアルには、第1弾ティザービジュアルの覆面を外した3人の姿が写し出されている。タロウの手にはピストル、エージは金属棒を振り上げ、ただならぬ緊張感と何かが起こりそうな空気感をまとうビジュアル。本予告のラストにも提示された「3人が世界のすべてだった。」がキャッチコピーとなっている。『タロウのバカ』は9月6日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:タロウのバカ 2019年秋、テアトル新宿ほかにて公開予定Ⓒ2019 映画「タロウのバカ」製作委員会
2019年07月12日映画『架空OL日記』が、2020年2月28日(金)に公開。脚本・主演はバカリズム。バカリズムが再び“OL”に - 「架空OL日記」映画化バカリズムが原作・脚本・主演を務め話題となった連続ドラマ「架空OL日記」が、再びバカリズムを脚本・主演に迎え、映画化する。原作は、バカリズムは2006年から3年の月日をかけ、“銀行勤めのOL”のフリをしてネット上にこっそり綴っていたブログを書籍化した「架空OL日記」。OL達のリアルな日常生活を描き出したバカリズムの優れた観察力により、ブログの読者の多くがこれを書いている人は「本物のOL」だとだまされていた。書籍の発売と同時に、「女心が分かりすぎている」「いや、頭おかしい」と、多くの話題を呼んだことは言うまでもない。リアルなOL達の日常を描いた物語2017年に連続ドラマ化された際はバカリズム本人が主演を務めた。「仕事して、飲んで、恋して、悪口言って…」といったOL達による物語は、放送が開始されるとすぐに多くの女性の支持を獲得。夏帆や臼田あさ美など豪華女優勢が演じるOLと共に、バカリズム本人がそのままの姿でOLに扮していることでも注目を集めた。連続ドラマ「架空OL日記」は、「第55回ギャラクシー賞」奨励賞を受賞し、脚本も担当したバカリズムは、「第36回向田邦子賞」を受賞している。出演キャストドラマ版キャストが再集結!映画化にあたり、ドラマ版キャストも再集結。主演のバカリズムを取り巻くOLには、前述した夏帆や臼田あさ美をはじめ、佐藤玲、山田真歩、三浦透子らが再タッグを組む。新キャストもまた志田未来や石橋菜津美、坂井真紀、シム・ウンギョらが、新キャストとして本作より出演。人気女優たちが“バカリズムワールド”に初参戦することで、どのような化学反応を起こしてくれるのか要注目だ。劇場版ストーリーは?気になる劇場版のストーリーだが、バカリズム本人は「劇場版だからといって引き続き何もおこりません。引き続き地味なOLの日常で、僕が演じている事だけが引き続き狂気です。」と話す通り、公開された3本の特別映像<OLの朝編>・<更衣室編>・<化粧室編>には、ドラマ版同様、OLとして“普通”に過ごすバカリズムの姿が映し出されている。ドラマ版に引き続き監督を務めた住田崇は、「架空OL日記」という作品について「バカリズム脚本史上、一番クレージーな作品かと。そのクレイジーさを丁寧に紡ぎたいです。」とコメントを残している。<ストーリー>憂鬱な月曜日の朝。銀行員OLの“私”(バカリズム)の1週間が始まった。携帯のアラームを6時にセットするも、実際に起きるのは6時半。眠気に 耐えながらもきっちりメイクして家を出る。ストレスフルな満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で合流するのは社内で一番仲良しの同期=マキ(夏帆)。 私と価値観の近いマキとの会話は、時に激しく不毛ながらも不思議に盛り上がる。会社の更衣室で後輩のサエ(佐藤玲)と入社8年目の小峰(臼田 あさ美)、10年目の酒木(山田真歩)が加わり、いつものように就業前のおしゃべりに華が咲く…。音楽は、TVドラマ版お馴染みの主題歌なお映画主題歌には、吉澤嘉代子が手掛けたドラマ版主題歌「月曜日戦争」を再び起用。“憂鬱な月曜日”と戦う等身大のOLの姿を歌い上げた楽曲は、まさに本作の世界観とぴったりな一曲で、主演を務めるバカリズムも「『架空OL日記』になくてはならない曲」とコメント。吉澤嘉代子がアコースティカルに仕上げたアレンジ版が流れるという。作品詳細【詳細】『架空OL日記』公開時期:2020年2月28日(金)脚本:バカリズムキャスト:バカリズム、夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子、シム・ウンギョン、石橋菜津美、志田未来、坂井真紀監督:住田崇
2019年07月11日こんにちは!甥&姪大好きおばバカ平八です!今回は、誰もが知っている「あのおまじない」についてのお話です。■転んで泣く甥にあの「おまじない」を唱えてみたら…子どもが泣いた時にするお馴染みのおまじないといえば…「いたいのいたいのとんでいけ」。皆さんは実際に試されたことはあるでしょうか?私は甥っ子ができて初めてこのおまじないを唱えました。 転んで泣く甥を目の前にして、とにかく泣き止ませなくてはとダメ元でやってみたのですが…。 呆気にとられ泣き止みました。意外に効果がある…!!?このおまじないで子どもが泣き止む光景はなんとなく作り話だけだと思っていたのですが、現実に効果があるとわかり少し驚きました。甥の場合、転んで泣くのは「痛いから」ではなく「転んだことに驚いたから」という理由が大半のように思えます。そのため気をそらすことができれば泣き止ませられるようです。■あまり効果がないときは、アレンジバージョン!とはいえ甥っ子も状況によっては簡単に泣き止まず、ただの「いたいのいたいのとんでいけ」ではあまり効果がない時もあります。そんな時、周りに他の家族がいる時は…周りの人に飛ばすことで、さらに痛みから気をそらす効果UP&泣き止ませ効果UP!ただ、泣き止んだ後も甥が面白がって「いたいのいたいの家族に飛んでけ」をするので、家中ニセ負傷者だらけになることも…。 大人が大きなリアクションをするのが面白いのか甥っ子ウケはバッチリ、大体転んだことも忘れて大笑いして終わります。怪我の時に限らず、子どもが泣いた時には普通に慰めたり叱るより「気をそらす」方が有効かもしれません。
2019年07月11日