パリジェンヌはどんな服で働いてるの? そんな疑問に答えるべく、青葉が光る立夏のパリから、お仕事服スナップをご紹介。テーラードジャケットは、国籍問わずお仕事服の大定番。働くパリジェンヌのクローゼットにも、必ずと言っていいほど一着備わっているものの、その着方は個性さまざま。いかにも“キャリアウーマン”的な硬い印象を脱却するためには、パリジェンヌのように抜けを与えてバランス良く着崩すコツを参考に!1. エカテリーナ(TOM GREYHOUND PARIS バイヤー/31歳)パリの人気コンセプトストア、トム・グレイハウンド(TOM GREYHOUND)のメンズ・ウィメンズのバイヤーを務めるモードを熟知した彼女が選んだのは、メンズライクなスクエアショルダーのオーバーサイズテイラード。黒のセットアップに無地の白Tシャツと白スニーカーでカジュアルダウンさせて、潔いモノトーンのスタイリング。さらにメイクはリップのみと極力ナチュラルにすれば、全体的にクドくならない。2.アベリア(広告会社勤務/23歳)同じスーツセットアップでも、フォルムが違えばこんなに印象が変わる! エカテリーナとは対照的に、アベリアはタイトなシルエットのネイビーをチョイス。キックフレアのサブリナパンツが、女性らしい雰囲気を引き出している。2人に共通しているように、スーツセットアップには爽やかな白スニーカーを合わせて抜け感を。3.アキーナ(サンローラン ストアディレクター/33歳)全身サン ローランでモードに仕上げたアキーナ。スリーブをデフォルメした個性的なデザインのテイラードジャケットには、無地Tシャツとジーンズで引き算。身長150cmの彼女がスタイル抜群に見えるのは、アンクル丈のボトムスに足の甲が見えるゴールドのプラットフォームサンダルで、脚長効果が発揮されているからかも。4.イヴォンヌ(ジュエリーデザイナー/35歳)エディターからスタイリスト、そしてファインジュエリーのブランド、イヴォンヌ レオン(Yvonne Leon)を立ち上げた彼女。お仕事服としてテイラードジャケットは何着も所持しているそう。ジーンズにミュール、クラッチバッグで仕上げたレス・イズ・モアなコーディネートはすぐに真似できそう。【プロフィール】ELIE INOUEパリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける。主な寄稿媒体はFASHION HEADLINE、WWD Japan、ELLE Japan等。
2019年06月24日■パリジェンヌなクローゼットを目指してますクローゼットの整理をしていると、今の自分に必要なものと不要なものが明確になりますが、同時に今夏買うべきものも見えてきます。昨年「来年も着ることができるだろう」としまっておいたTシャツにシミを発見することがあれば、シンプルなアイテムだけど今年っぽくないなと思うことも。そうなると「更新」が必要になるわけです。私が目指すのはパリジェンヌなクローゼット。今シーズンも一部のアイテムを更新しておしゃれを楽しんでいます。■洋服収納はクローゼットとハンガーラックを活用部屋にある備え付けのクローゼットはとても小さいため、ハンガーラックを活用しています。そこにはそのシーズン着る服や小物、出番の多いバッグを置いています。また、クローゼットには季節外の服や頻繁に使わない小物を、引き出しタイプのボックスに入れて収納しています。洋服は基本的にシンプルなデザインでダークな色が多いですが、プリント柄のワンピースやきれいな色のカーディガンも好きです。特に鮮やかな色のカーディガンは着こなしのアクセントになるので、重宝しています。ただ羽織るだけでなく、ストールのように首に巻くなど、アレンジできるのが魅力です。ハンガーはニトリの「すべりにくい省スペースレディースハンガー」とIKEAの「BUMERANG ズボン&スカートハンガー」を使用。また、服をたくさんかけすぎないよう心がけています。捨てるのは惜しいけれど活躍していない服は、「着ないものチーム」として、一時的にスーツケースに入れて保管。収納ケースを新たに用意すると、置く場所に悩むからです。着ないものを保管することで、クローゼットに物があふれかえりませんし、服が迷子になることもありません。■私的「使える」ベーシックトップス3枚続いて、夏の「マイベーシック」を順にご紹介させていただきます。夏のトップスは普段使いしやすく、お出かけにも使えるものを選ぶことが多いです。さらに洗ってすぐに乾くことや、シワになりにくいというのも購入時の決め手となっています。ボーダーシャツボーダーシャツはマイ定番。長袖・8分袖・半袖と揃えてオールシーズン楽しんでいます。夏はやわらかなコットン素材がお気に入り。愛用しているのはフランスブランドのものが多いです。人気の配色といえば、白×ネイビー。着まわしがきくけれど、まわりとかぶる確率も大!人が集まる場所に行くときは、白×グリーンのボーダーが使えます。くったりカットソー「くったりカットソー」はテロンとしたコットン素材で、肌触りの良さが魅力。海外で見つけることが多いのですが、今年は適度にくったりしたものを「無印良品」で発見し、購入しました。落ち感があり、フロントインしやすいのもポイント。ほしいときに限って手に入らないアイテムは「見つけたときが買い!」なのです。ノースリーブブラウス少しきれいめな装いで出かけたいときに重宝しているのが、ノースリーブブラウスです。選ぶときに重視しているのは、一枚で着てもいやらしく見えないか、シワになりにくい素材かどうか、といった点。袖がないブラウスはカーディガンを羽織っても、もたつかないのが良いですね。■シルエットもグッドなプチプラパンツ2本最近のパンツは、リーズナブルでもシルエットのきれいなものが増えてきましたね。私は気に入ったものを、色違いで揃えることが多いです。無印良品とZARAのデニム一年を通してデニム率は非常に高いです。最近はリーズナブルな価格で手に入る、無印良品やZARAで買うことがほとんど。シンプルな定番ものは無印良品で、旬デザインのものはZARAでというパターン。特に流行りのデザインはプチプラのほうが取り入れやすいですよね。旬デニムを履くだけでベーシックスタイルも、ぐんと今っぽくなる気がします。ユニクロのアンクルパンツ発売されて以来、ずっと買い足し続けているのがユニクロのアンクルパンツ。センタープレス入りでシンプルなTシャツを合わせるだけできれいめに見えます。また比較的シワになりにくいので、お出かけにも最適。旅先にもよく持っていく一枚です。■シンプルコーデは「小物」で味付けする私の着こなしは365日シンプル。おまけにトップスもボトムスもダークな色が多いため「小物」で味付けするのが基本です。ストール小物の中でいちばん好きなアイテムがストールです。夏ならリネンや肌触りがやわらかなレーヨン素材が最適。薄手のものを選べば首に巻いても暑苦しい印象になりませんし、バッグに入れてもかさばりません。かごバッグ夏になるとかごバッグを使いたくなります。デザインはどれもフランス人がマルシェ(市場)へ出かけるときに持つシンプルなもの。荷物がたくさん入りますし、コーデが一気に夏らしくなります。サンダルサンダルはフラットでちょっとレディな雰囲気のものが好きです。カジュアルな服装に女性らしさをプラスしてくれるから。ベーシックカラーはもちろん、メタリックタイプも私の定番です。■組み合わせ次第で「パリっぽく」なれる私が好むベーシックアイテムは、上手に組み合わせることで「パリっぽいスタイル」が叶います。白と黒のモノトーンスタイルに、小花柄のストールとピンクのメタリックサンダルを合わせて。■パリジェンヌ的クローゼットに、夏ファッションを揃えてパリっぽさ満点の白×ブルーのボーダーには黒のパンツを。かごバッグとゴールドのサンダルをセレクトすれば、フレンチ感たっぷりに仕上がります。ベーシックアイテムは、いつもパリジェンヌスタイルの味方になってくれます。この夏、パリっぽくおしゃれを楽しみたい方は、パリジェンヌ的クローゼットの考え方を参考にしていただけたら嬉しいです。2017年7月10日公開2019年5月16日更新
2019年05月16日アザラシの合同写真展&イラスト展&物販展「あざらしラッシュ!!展」が、名古屋のTODAYS GALLERY STUDIO NAGOYAで2019年6月29日(土)から7月21日(日)まで、静岡パルコで2019年7⽉21⽇(⼟)から8⽉12⽇(⽉・祝)まで開催される。アザラシと言えば、アニメにもなって人気を博した"ゴマフアザラシ"や水族館でも見ることができる"アゴヒゲアザラシ"を思い浮かべる人も多いだろう。諸説あるが、実は全世界には18種のアザラシが存在するとも言われている。「あざらしラッシュ!!展」は、そんなアザラシにフォーカスした合同写真展&イラスト展&物販展。写真とイラストの融合展示や立体物販物、アニメーション作品などを楽しむことができる。出展する写真作家は、カナダなどでアザラシの赤ちゃんを撮り続ける動物写真家・小原玲など。会場では小原玲が過去30年間撮り溜めた作品を厳選して展示する予定だ。見るものを圧倒するほど美しく、愛らしいアザラシの姿を目にすることができる。イラストレーションは、インスタグラムでフォロワー数3万人を誇るぽんたによる“流氷からアザラシたちが昇り立つような大型作品”をはじめ、癒し系イラストが人気を博す植月えみりによる新作展示、初のアニメーション作品も公開予定。また、静岡会場では特設ブースを設置し、植⽉えみりの会場限定アニメーションやほわころくらぶのほっこり映像を公開する。約1,000種以上のグッズ販売にも注目。日本キャンドル協会認定キャンドルアーティスト作家による「流氷ごまキャンドル」、羊毛フェルトハンドメイドの「アザラシさんのパンケーキタワー」、食べ物とアザラシがコラボレーションした「あざらし寿司マスキングテープ」などが展開される。会場限定の新作グッズも並ぶのでファンは要チェックだ。【詳細】あざらしの合同写真展&イラスト展&物販展「あざらしラッシュ!!展」■名古屋開催日時:6月29日(土)~7月21日(日) 11:00~18:00休館日:月・火曜日(但し、7月15日(月)海の日は開館、17日が振替休日)会場:TODAYS GALLERY STUDIO NAGOYA(愛知県名古屋市中区新栄1-17-12-1F)入場料:600円/3歳以下は入場無料出展者:25組※来場者には先着2,000名限定で、イラストレーター・ぽんたが無数のアザラシを描いた特製オリジナルポストカード「ぎゅうぎゅうあざらし」をプレゼント。■静岡開催日時:2019年7⽉27⽇(⼟)〜8⽉12⽇(⽉・祝) 10:00〜20:00休館⽇:なし会場:静岡パルコ 3階特設会場(静岡県静岡市葵区紺屋町6-7 静岡パルコ3F)⼊場料:400円/⾼校⽣以下300円/ペア⼊場700円/3歳以下⼊場無料出展者:23組※来場者には先着1,000名限定で、⾬宮菜々⼦特製のオリジナルポストカード「ぽよざらしのポストカード」をプレゼント。グッズ例:・流氷ごまキャンドル 1,600円+税・アザラシさんのパンケーキタワー 2,500円+税・あざらし寿司マスキングテープ 580円+税・コッペパン列車マスキングテープ 580円+税<新作・会場限定>・あざらしクリームソーダトートバッグ 1,600円+税<新作・会場限定>
2019年04月27日猫クリエイターによる合同写真展&物販展「ねこ休み展」冬の本祭が、2019年1月25日(金)から2月24日(日)まで、東京・浅草橋のTODAYS GALLERY STUDIOにて開催される。これまで55万人以上を動員してきた、人気の猫クリエイターによる、ねこの合同写真展&物販展「ねこ休み展」。SNSで人気のスター猫の写真をはじめ、キャットモチーフのグッズ販売などを行っている。「ねこ休み展」冬の本祭では、過去にふーちゃん、うらちゃん、ホイちゃんなどのスター猫を描き下ろした福嶋吾然有が、無防備な寝姿で人気の猫“どんぐり”とコラボレートした作品を展示。サイン・シリアル⼊りの複製ポスター、ミラー、マウスパッドなどのグッズも限定販売される予定だ。また、北海道で過ごすスター猫「ももとみらい」も初参戦。北国の四季の移り変わりとともにのびのびと過ごす猫たちの自由な姿を映した写真を展示予定だ。開催期間中の2月22日(金)の“猫の日”には、営業時間を22時まで延長。19時よりから「ミッドニャイトパーティー&ワークショップ」として、Mai Yamamotoによるオリジナルザビエルの作り方を初公開。通常つけていない鈴やリボンなどのデコレーションも、最大2個まで施すことができる。【詳細】「ねこ休み展」冬の本祭開催期間:2019年1月25日(金)~2月24日(日)11:00〜19:00※2月22日(金)猫の日のみ、22:00まで開館。会場:TODAYS GALLERY STUDIO住所:東京都台東区浅草橋 5-27-6 5F休館日:月曜日入場料:500円※3歳以下は入場無料出展者 : 34組■ミッドニャイトパーティー&ワークショップMai Yamamoto<オリジナルザビエルの作り方>参加費:1,800円+税日時:2月22日(金) 19:00〜 先着30名
2019年01月21日ねこの合同写真展&物販展「ねこ休み展」のスピンオフ企画「まるごとホイちゃん展 in ⼤阪」が、ルクア大阪にて開催。期間は、2019年1月16日(水)から21日(月)まで。「ねこ休み展」史上初の単独展開催となる本展。記念すべく第1回目の主役に選ばれたのは、「ねこ休み展」で⼈気の⽢えん坊猫“ホイップ”こと、通称“ホイちゃん”だ。まるで「チクワ」のようなユニークな模様の毛並みを持つホイちゃんは、その愛らしい姿からSNSで25万人超えのフォロワーを持つアイドル猫でもある。今回は、そんなホイちゃんに焦点をあてた新作や未公開作品を展示。また2.5メートルを超える超巨⼤化したホイちゃんと写真が撮れるフォトスポットも設置予定など、会場全体がホイちゃん一色に彩られる。ファンにはたまないグッズコーナーには、「ねこ休み展」ゆかりの作家陣とのコラボレーションアイテムも登場。<灯さかす>とタッグを組んだステッカーや、<marucoro chan>とコラボレートした「ホイちゃんこけし」など、会場でしか手に入らない限定グッズが並ぶ。さらに期間中は、先着入場者1000名に、ホイちゃんの姿を捉えたオリジナルポストカードを配布する嬉しい特典も用意。なお1月19日(土)と20日(日)には、ホイちゃんの飼い主である“ホイ主”も在廊する予定だ。【詳細】「まるごとホイちゃん展 in ⼤阪」期間:2019年1月16日(水)~21日(月)10:00〜21:00 ※最終⽇のみ19:00閉場休館日:なし場所:ルクア大阪 9階 LUCUAホール住所:⼤阪市北区梅⽥3-1-3⼊場料:300円 ※3歳以下無料※上記は予定の為、内容が変更になる可能性有り■アイテム例<灯さかす>ステッカー 2種 各700円<0313>オリジナルトートバッグ 2,400円<marucoro chan>ホイちゃんこけし 2,500円■入場者特典先着入場者1000名に、ホイちゃんのオリジナルポストカードがプレゼント
2018年12月28日世界中の女性達が声を揃えて一度は訪れたいと願う、憧れの国といえばフランス、パリ。歴史ある中世の建物やアート作品だけではない、そこに住むパリジェンヌ達の存在もその理由の1つでしょう。彼女達はなぜ世界中の女性から憧れられるのか。彼女達の、歳をとるほど女性は美しいという思考と、彼女達のナチュラルでありのままの自分を作る秘密を参考にしてみましょう。出典:byBirthコーヒーを片手にタバコを吸い、詩のような言葉を操り、恋に恋をする国、フランス。フランス映画やフランスに住んだ事がある方なら一度は思った経験があるかもしれません、パリは厄介な街と。1つ見方を変えれば、気取っていて常に何かに文句をつけている、それはパリに住むパリジェンヌ同士でさえも思う事。では、なぜ彼女達はどの国の女性からも憧れられる存在なのでしょう。彼女達から学ぶありのままの自分とナチュラルメイクとは。シンプルとはノーメイクではない出典:byBirthシンプルとは努力をしていないというわけではありません。彼女達も他の国の女性同様、キレイになる努力はしています。ですが、少し他の国の美容法と違うのは、自分の悪い所に注目しとことん変える事より、自分のいい所を生かし伸ばす努力をしているということ。万人受けする美顔を真似するより、自分にしかないその1つのパーツを個性として受け入れ、自分の美しさの強みとして最大にアピールする事が出来ているのです。ファンデーションは被せ物出典:byBirth首と顔の色が違う肌、いかにも肌呼吸が出来なそうな肌、塗りすぎて人工的になってる肌。隠したい気持ちが強すぎて、何かおかしな事になっていませんか。せっかくなら恋人が近寄りたくなる、照れるとちゃんと赤みが出るような、心がちゃんと見える素肌を目指しましょう。スキンケアはシンプルに保湿クリームで作る小鼻、クマ、ニキビなどのポイント部分はBBクリームやコンシーラーで隠す軽いパウダーのみ使うファンデーションがどうしても使いたい時は、保湿クリームと合わせて、あくまで軽く女をあげる赤の魔法出典:byBirthパリジェンヌの真似をしてくださいと伝えると、誰しもが赤リップを手に取るかもしれません。それ程、彼女達の代名詞となっている赤リップですが、もちろん毎日使っているわけではありません。彼女達のように赤リップを使用してても、抜け感を出すには、目元は何もしないか、してもマスカラのみで、ちゃんと口元に目が行くようなメイクをします。そして目を強調したい場合は、赤リップを使用せず、目を中心にメイクを行いましょう。ポイントは顔で主張がしたいパーツを1箇所に絞り、そして顔のどこかで抜け感をわざと作るようにして下さい。赤を使う勇気がないと言う方は、オレンジを混ぜ色味を工夫してみましょう。「あなたの経験が、あなたの顔になる」出典:byBirthそう言ったのはココ・シャネル。厚すぎる唇、薄すぎる唇。高すぎる鼻、低すぎる鼻。デカすぎる胸、小さすぎる胸。一度言い出せばキリがない、人それぞれ抱えるコンプレックス。ですがコンプレックスとは、他人と自分を比べて感じたその気持ちであって、あなたの好きな人が、好きか嫌いかなんて事はわからないという事。フランスでは35歳以下の人が整形を行う事は稀で、基本的にはしません。それは親からもらったその姿に誇りを持ち、そして人工的に手に入る美を美徳として考えないからです。ですが、それでも手に入れたいのなら、自分で1箇所だけを明確にし、整形を選択する事も1つの手でしょう。そしてシワ、しみ、たるみなどのプチ整形などは年を取ってから考えたいもの。流れに逆らい人工的な若作りに時間をかけるなら、自分の顔もワインのように歳を取る程熟成し、女性の魅力が増すことを忘れず、自身の歴史が刻まれたその顔を“バージョンアップした”と捉える事が大切です。作り込まないヘアー出典:byBirthドライヤーなどはいらないというぐらい、そのままの流れで出来たような自然体なヘアーを好む彼女達。ですが、彼女達の毛質だからこそ出来る事であって、日本人の毛質ではそうはいきません。私には他にやる事がたくさんあるの、あなたとは違うのよと言わんばかりに忙しさをアピールした彼女達の無造作な髪ですが、無造作と言ってもボサボサではなく、あくまでブラッシングは行っています。彼女達は自分の髪にも髪質にも誇りを持っているのです。そして、彼女達は基本髪を染めません。染めてもワントーン上げる程度で、本来の生まれ持った髪を大切にします。なので、日本人のようにブリーチを行う人は稀でしょう。そして日本ならよくあるヘアアレンジなどもほとんどなく、髪留めなどのアイテムも使わず、ただ髪をアップする程度の人が多いでしょう。流行とシンプルが混ざった独自のスタイル出典:byBirthパリジェンヌは基本シンプルスタイルの印象かと思いますが、そこは流行の最先端の街。もちろん流行に身を包むパリジェンヌもたくさんいます。ですが流行とは必ず時代遅れになるもの。追いかければ追いかけるほど意味がないと考えられています。それでは彼女達はどうしてあんなにオシャレに見えるのでしょうか。それは、彼女達は自分のスタイルをしっかり持っているからです。そして彼女達がそんなシンプルスタイルであっても、オシャレに見える理由は、アクセサリーにあります。アクセサリーに値段の高さはどうでもいいのです。大切なのは、そのアクセサリーにストーリーがあるかどうかという事。安くても単純に可愛かった、親から受け継いだ、旅の思い出に買ったなど、古き良きストーリーのあるアクセサリーを身につける事が大切です。ですが、ジャラジャラといかにも見せびらかすようなアクセサリーのつけ方はNGでしょう。出典:byBirthパリジェンヌがどうしてこんなに世の女性から支持されているのか、それは自分をよく知り、ありのままの自分を愛しているからです。自分を愛せないと他人を愛する余裕が生まれません。恋に恋をする彼女達は、シンプルな生き方であっても、実は愛のこもったこだわりのある人達なのでしょう。日本では派手なスタイルや人と違った性格を個性と呼びますが、個性というのは、一人一人の人間が既にもう持っている物です。そんな個性を包み隠さず伸ばす、そんな考え方を持つ彼女達はきっと自分に自信があり、もしそれが無くてもそんな姿は意地でも見せないでしょう。常に自信がある人に見えるその姿は、誰から見ても一目置かれる存在なのかもしれません。見た目だけじゃない、自分をしっかり持った知性あるパリジェンヌ達を参考にしてみませんか。
2018年10月10日インスタやストリートスナップで、何気ない装いなのに目を引くパリジェンヌのファッション。たとえば自然体のヘアスタイルとメイクアップに、トップス&デニムとスニーカーあるいはバレエシューズのフレンチカジュアルなスタイルはもうずっと見てきたコーディネートですが、いつの時代も色あせることなく惹きつけられます。フォルムやカラーが素敵だなあと思ったときにアイテムの詳細をチェックしてみると、大体において昔から続く定番ブランドの名が。スタンダードなアイテムだからこそトレンドを追わず、信頼のおけるブランドを着続ける、これこそフレンチカジュアルをずっと素敵に見せ続ける真髄なのかもしれません。パリジェンヌが愛するボーダーといえば、『SAINT JAMES(セントジェームス)』。その歴史は古く、1889年にフランス北部のノルマンディー地方のセントジェームスという街で、街の名を冠して創設されました。地元の漁師や船乗りの仕事着であるマリンセーターが誕生し、それが現在のシャツの原型となっているそう。今もフランスにある工場で生産し、メイドインフランスにこだわっています。ボートネック、長袖型のシャツ「OUESSANT(ウェッソン)」はセントジェームスの定番中の定番。コットン100%の目のしっかりとした素材なのでハリがあり、清潔感のあるカジュアルスタイルを叶えてくれます。ジャストサイズで一枚でさらっと着こなすのもいいし、ワンサイズ大きいめでシャツをインするのもこれからの季節にはオススメです。無地のタイプもあり、豊富なカラーバリエーションから選ぶことができます。シンプルな分、ピアスやネックレスなどアクセリーで遊ぶと違う表情に。ベーシックなカラーとスタイリングのアクセントとなってくれそうなニュアンスカラーがあれば、デイリーはこれで着回せそう。洗濯機で気にせず洗えることも日常着には重要なポイント。着込むことで肌になじみ、こなれ感も。年齢も体型も着る人を選ばないので、一枚は持っておきたい永遠のフレンチベーシックです。カットソー各¥10,000/セントジェームス セントジェームス(セントジェームス 代官山店)photograph:Hiroshi Nakamurastyling:Saori Ikedatext : Momoko Yokomizo
2018年09月03日01レトロな雰囲気のドット柄ワンピースをカジュアルに味つけ NAME:MARION FROMYOCCUPATION:学生オンザバングに、大きなメガネがとってもキュートなMARION。今は音楽学校に通っていて、将来の夢を叶えるべく奮闘中。クラシック音楽をこよなく愛する彼女は、 装いもどこかクラシックな雰囲気。モノトーンのドット柄のワンピースは、パンプスと合わせればコンサートにも着ていける万能選手。 学校の日は、スニーカーとトートバッグでラフに仕上げるのが彼女のスタンダードなのだとか。ワンピース/UNIQLO、スニーカー/Reebok、バッグ/Spok、メガネ/Paul&Joe 02甘いドット柄スカートはモノトーンでクールにまとめるのが正解! NAME:BRIGITTE MIRAULTOCCUPATION:Majeスタッフ&スタイリストパリ生粋のファッションブランド《maje》でショップスタッフとして働くBRIGITTE。いつも高感度な彼女の着こなしは、ショップを訪れるパリジェンヌにとって憧れの的。今日の着こなしのポイントは、スカートのドットとスニーカーのソール。このほんの少しのホワイトで着こなしに軽さを出すのが、彼女のモノトーンスタイルのルール。Tシャツ/Vintage、スカート/Vintage、 スニーカー/adidas、ベルト/Maje、時計 /KATHARINE HAMNETT 03インパクト大の変形ドット柄トップスを主役に NAME:BEATRICE ALEMAGNAOCCUPATION:絵本のイラストレーター絵本のイラストレーターである彼女が描くのは、心をそっと包み込むようなやさしい絵。変形ドット柄のカットソーとデニムスカートのベーシックな組み合わせを、ビーズでできたベルトや2色重ねたブレスレットなどの小物使いで自分流に仕上げて。ギークなめがねも個性的なアクセントに!トップス/Vintage、スカート/Marc Jacobs、サンダル/arche、バッグ/Atelier、ブレスレット/Marimekko、ベルト/姉からのもらいもの 04赤いカーディガンを差し色に、ガーリーに仕立てて NAME:SELMA ROSSARDOCCUPATION:グラフィック・デザイナー彼とのデートに着ていくのは、ちょっぴりガーリーに仕上げるのが乙女心というもの。ルージュと同じくらい真っ赤なカーディガンをアクセントに、ドット柄のプリーツスカートやボートネックのトップスは、モノトーンでまとめて大人っぽく。足元はフレンチブランドの『repetto』のバレエシューズでとことんレディに。カーディガン/Leocole Des Femme、トップス/H&M、スカート/Vintage、シューズ/repetto、バッグ/New Look、アクセサリー/すべてVintage Fudge vol.158より
2018年07月13日DAY1淡いカラーでまとめたキレイ目ワークスタイルエプロンワンピースは水色シャツと白パンツで大人仕様に。仕上げに、麦わら帽子でキュートなアクセントをプラスして。ワンピース/COS、シャツ/Vintage、パンツ/Vintage、シューズ/Mini Market、帽子/Vintage DAY2デニム×ホワイトで夏の装いを爽やかに味つけカジュアルなイメージの強いオールインワンは、小物を白で揃えてクリーンな印象に仕上げるのがポイント。Tシャツ/H&M、オールインワン/ZARA、シューズ/Dr.Martens、帽子/COMME des GARÇONS DAY3ボーダー×ストライプの柄on柄スタイルもお手のものボーダーとストライプの組み合わせは、ピッチに差をつけるのがアリソンのこだわり! さらに上下ともにベースが白なら、柄ON柄でもぐんとイージーに。トップス/Vintage、スカート/ZARA、シューズ/Dr.Martens DAY4どこかに女性らしさを加えるのがアリソン流マニッシュな白シャツには、レディなキャミトップスを合わせて甘辛バランスを調整するのが◎。パリジェンヌらしいラフにまとめたシニョンも可愛い!キャミトップス/ZARA、 白シャツ/COS、ボトムス/COS、サンダル/Plasticana DAY5シャツはシルエットで遊ぶのが気分!ボリューミーなストライプの変形シャツには、Iラインのスカートをコーディネートしてメリハリを。トレンドライクなPVCバッグは、アリソンのお気に入り。シャツ/COS、スカート/Vinatge、シューズ/Riality Studio、バッグ/Marc by Marc Jacobs Alison Reid/スタイリスト・アートディレクターパリを中心に活躍するスタイリスト・アリソンのお洒落な毎日をご紹介。カジュアルな中にも上品さとほんのり女性らしさが薫る彼女の着こなしは、夏のデイリースタイルのお手本にぴったり! FUDGE vol.158より
2018年06月29日パリジェンヌにとって“セクシー”は最大の褒め言葉のひとつ。 彼女たちが年齢を重ねても女らしさを見失わず、アリュールな雰囲気を感じられるのは、ボディケアの意識が高いから。しなやかなボディラインにオイルのツヤのヴェールをまとえば、準備は完璧! シルキーなつやめきが最大のアクセサリー! (右から)フェンネルやジュニパーなど、むくみを抑える ハーブを配合。 - オーガニックファーマシー DXボディオイル 100ml¥8,500/アットスターカフェインの8倍もの脂肪分解力をもつピンクペッパーを従来品の約2倍高濃度に配合。 - ロルロゼ ブリリアント ボディオイル 100ml ¥5,000/メルヴィータジャポンさらりとした質感で全身に使えるオイルはパリジェンヌに愛されるロングセラー。香りも印象的。 - ニュクスプロディジュー オイル 100ml ¥5,100ボディケア大国フランスでは、成長期の娘にクラランスのボディオイルを贈るのが人気なのだそう。肌を引き締め、すっきりとしたボディに。 - ボディ オイル“トニック” 100ml ¥7,400 /クラランス希少なざくろ種子オイルをはじめ、植物の恵みをぎゅっと凝縮したオイル。しっとり艶めく肌に。 - ざくろオイル 100ml ¥4,500/ヴェレダ・ジャパン 早めのセルライトケアで、スタイルキープ! (右から)植物の恵みで、全身の温め・巡り・排出の機能を高め、体が本来もつ分解促進機能を底上げ。 - ダマイセルリファーム ボディクリーム 200g ¥8,800/ダマイエステ大国フランスではエステティシャンが美容アドバイザー的存在。集中スリミングクリームでサロンのトリートメントを自宅で実践! - クロノロジック マンスール 125ml ¥15,000/ギノージャパンあらゆるタイプのセルライトに働きかけ、ワンランク上のなめらかで引き締まった肌に。 - セルリ ノーヴ 200ml ¥23,000/シスレージャパン脂肪燃焼と分解を促すと同時に、血行を促進して肌をなめらかに整える、2週間の集中ケア。 - イントラダーム セル 125ml ¥7,500/マリコールヒップや太ももなど、気になるボディラインの凹凸をすっきり整えてなめらかに。 - インテンシブ G ボディ クリーム 200ml ¥9,500/エステダム photograph:Masahiro Tamura[freaks]styling:Mina Takauetext:Rie Kuroiwacooperation:AWABEES,TITLES kiitos. vol.8より
2018年06月16日フランスの発酵を知るなら、一度は食べたい!とりどりの発酵食。 ファッション、音楽、美術…文化のすべてが集まる、パリ。ここにある豊かな発酵食もまた、フランスじゅうの自然の恵みを受けて作られた、文化の結晶なのです。 フランスは、ドゴール大統領が「600種類ものチーズをもつ国を統治するのは困難だ」と嘆いたという逸話があるほど、多様なチーズ大国。ノルマンディ地方で作られた「カマンベールチーズ」は世界的にメジャーです。ほか、山岳地帯で作る「マンステル」「ロックフォールチーズ」など、伝統的な製法を守る個性的なチーズもおすすめ。また、国境地帯の文化が行き交う土地では、その文化に根ざした伝統料理にも美味しい発酵食品が見られます。 フランスの発酵食 ④ Basque Cheesecake(バスクのチーズケーキ) スペインとの国境「バスク地方」名産のチーズケーキは、まるでまっ黒焦げ!? フランスではチーズが名産であるのはvol.1で触れたとおり。しかし、バスク地方のチーズケーキは「チーズケーキ」と聞いてイメージするものとかけ離れた、ご覧のように個性的なルックス! バスクとは、スペインと国境をまたいで広がる歴史的な地方で、バスク語を話すバスク人の故国を指します。ベレー帽の元になったのも、バスク人がかぶっていた「バスク帽」だったというぐらい、他の国が真似したくなるような独自の文化とセンスが現在にも伝わる気高い人々の文化。そこにスペインとフランスのカルチャーが混じり合い、独特の進化を遂げています。 そんなバスクのチーズケーキは、その真っ黒な部分が美味しさの秘訣。バスクでは、バルでワインと一緒に つまみながら楽しむのが一般的。なぜなら、クリームチーズをベイクしてできた焦げ部分は香ばしくて酸味を感じさせ、チーズ本来の甘さや濃厚さをより引き立ててくれるコク深さの鍵になっているから。冷やしても温めても美味しく、ワインのほかコーヒーや紅茶ともよく合います。 フランスの発酵食 ⑤ Pain(パン) “街のパン屋さん”のニュートラルな仕事ぶりは、「ちゃんとした仕事」の繰り返し。 日本にフランスパンを伝えた名店「ビゴの店」で修業を重ね、その後、銀座の老舗「レカン」のブーランジュリー部門のシェフを7年にわたり担った割田健一さんが2017年11月に開店させた「BEAVER BREAD」は、その名の通りビーバーのロゴが目印です。「ブレッドの頭文字も、山型パンも、横にするとアルファベットのBだなと思って。お店にもBがつく名前を考えていたときに、『ビーバーはどう?』と知人に提案されたんです。はじめは『パン屋に動物の名前!?』と思ったのですが、ロゴを作ってみたら、なかなか良くて」と屈託なく話す、店主・割田さん。けれどフランスパンの話になると、ぐっと熱心になりさすが、専門的。「フランスのパンは、一番気を遣って発酵させているパン。代々受け継ぐ発酵種“ルヴァン”を、うちでも作って毎日使っています」と教えてくれました。お店には日本のパンと、フランスのパンがバラエティ豊かにずらり。今日も売り切れる前にいそいそと買いに出かけたい、素敵な「街のパン屋さん」です。 販売しているフランスのパンは約12種類。バゲットやカンパーニュはもちろん、明太子フランスといった日本らしいパンも揃い、幅広いお客さんに喜ばれるバリエーション。ときには、試験的に作った意欲作が並ぶこともあるとか。 SHOP INFOBEAVER BREAD東京都中央区東日本橋3丁目4-3Tel: 03-6661-7145営業時間 8:00〜18:00 月・火曜定休フランスの発酵食 ⑥ Vin(ワイン) 丁寧な手仕事のワインに魅せられた店主が語る、発酵の魅力とは 「お店にあるのはすべて自然を尊重してつくられたワインたち。ワインを身近に感じ、日常的に愉しんでもらうための“街のワイン屋”になりたいと思っています」と語る、「THE WINE STORE」オーナーの横川かおりさん。店内のセラーには国や地域、ブドウの品種では区切らず、プライスで緩やかに区切られたワインが並びます。「普通のワインでは安定した味わいにコントロールするために、様々なテクニックや添加物が使われることも。これに対しいわゆる“ヴァン・ナチュール”は、限りなくブドウそのものをワインにすることを目指します。ブドウについた野生の酵母だけでのワイン作りはリスキーでもあるけれど、ワインごと、時にはボトルごとに異なる個性のある液体。それが面白いと思って」と話す横川さんは、作り手の “正直な仕事”に魅せられた人。店内奥の扉を開けると、立ち飲みができるカウンターも!横川さんの語る、個性的な作り手のストーリーに耳を傾けながら飲むワインは、格別です。 ヴァン・ナチュールを楽しめる、 なんて贅沢な“角打ち”空間! カウンターではグラス1杯からワインを立ち飲み方式で楽しめる。セラーから選んだワインも、抜栓料500円をプラスすればその場で飲むことができる。 SHOP INFOTHE WINE STORE東京都目黒区中目黒3-5-2電話番号 03-6451-2218営業時間 平日15:00〜21:00、 土日祝13:00〜19:00 不定休:Kiyoko Eto(food),Nozomi Kato(P6),Kiyono Hattor(P5)food styling:Maiko Shindoedit&text:Kaoru Tateishiillustration:Rena Yamanaka kiitos. vol.8より
2018年06月03日自然体の美しさを大事にするパリジェンヌの味方は、チャーミングなシニヨンヘア!ボーダーカットソー¥12,800/Traditional Weatherwear(スピック&スパン 吉祥寺店)、ピアス¥15,000/Jouete(ジュエッテ) ヘアアレンジ上手なパリジェンヌの定番スタイルといえば、 ラフに結ばれたお手軽シニヨン。無造作にくるっとまとめただけなのに、なぜかおしゃれで魅力的。シンプルなファッションも、シニヨンの魔法でこなれたムードに。 Anne Laureさん (25歳/ブロガー)パリの有名ブロガーであるアンさんは耳下の高さですっきりまとめて大きめのカラフルイヤリングを際立たせて。 Meaghan McGovernさん (23歳/学生)メガンさんは、無造作にゴムでまとめたシニヨンスタイル。後れ毛を気にしないのが秘訣なのだとか。 Jeanne Glaymannさん (21歳/カフェ店員)カジュアルなスタイルが素敵なジャンヌさん。高い位置でキュッとまとめて、ボーイッシュかつフレッシュな印象に。 Flora le Sainさん (23歳/ビュリー勤務)『ビュリー』のカフェで働くフローラさん。 小さい束をたくさん作りピンで留めることでエレガントな雰囲気に。 photograph:Masahiro Tamura[freaks],Tomoko Yasudastyling:Mina Takauehair&make-up:Takuma Sugamodel:Lukatext:Rie Kuroiwa,Mami Okamotocooperation:AWABEES,TITLES kiitos. vol.8より
2018年06月02日食の都に集う、発酵食のお話。 山・川・海。それぞれが豊かなフランスは、発酵食も豊か! パンにチーズとバター、ワインにサラミを添えて...。微生物が促す発酵によってつけられた味や香りは、食材にクセになるような個性を与え、独特の風味や旨みを引き出します。食べ物を加工する上で“発酵”という工程を経るということは、人間に有害な腐敗菌を抑えて単に保存性を高めるだけでなく、結果的にそれが味や香りにも大きな変化や個性をつけることにもなるわけです。 ガストロノミー(美食)の国・フランスで、クセの塊のような世界3大ブルーチーズのひとつとされるロックフォールチーズが産まれたのも、ある種必然なのかもしれません。 フランスはその国土を地中海と北大西洋に挟まれています。その上、高い山々にも恵まれた地形はすなわち海と山、両方の恩恵を豊かに受け取れるということ。フランスのワインも、フランスの土壌と気候がブドウ栽培に適していたからこそ、国じゅうにワイナリーができるほどの盛んな産業になりました。 そんな豊かなフランスで、採れたものを保存する=発酵の技術が長じたのも自然の流れ。国民の約8割がカトリック教徒で、修道院の人々がチーズやお酒を作ってきた文化ももちろん影響しています。そんな素敵な巡り合わせから、フランスは一大発酵大国になったのです。 パリジェンヌが美味しくいただく、フラ ンスの発酵食。日本人から見るとスタイリッシュに映るけれど、それぞれはフランスのごく素朴な土地で作られる、美味しいものが集まっているというわけです。 フランスの発酵食 ① Fromage&Beurre(チーズ&バター) ふくよかな国土から生まれる、多様な乳製品料理の相棒に、お酒のおつまみに 農業・酪農大国であるフランスの発酵食と言えば欠かせないのが、チーズ、バターなどの乳製品。 特に、チーズは国民ひとりあたりの年間消費量が約20kg以上。この数は、実に日本人1人あたりの約10倍。ギリシャに次いで世界2位を誇ります。生産品種の数は堂々の世界ナンバーワンを誇るフランスはまさにチーズ大国と言って差し支えないでしょう。一説には全世界で600種あるチーズのうち、400を超える種類がフランスで作られていると言うから、かなりのもの。ちなみに、ワインなどお酒(これも発酵食品ですね)とつまんだり、お料理のメインとデザートの間にチーズをそのまま食べる時間をつくるのがフランス流です。 「高級バター」のイメージの強い発酵バター、名産地のフランスではもっと庶民的な価格で手に入ります。発酵・無発酵の違いは「発酵した原材料を使っているかどうか」。バターの風味やコクを強調したいときは発酵バター、あっさりさせたいときは無発酵バターと使い分けるのが一般的です。 フランスの発酵食 ② Anchois(アンチョビ) アンチョビの元祖・名産地は、フランス!?実は伝統的で高貴だった、魚の保存食 イタリアの食べ物というイメージの強いアンチョビ。しかし実は歴史を辿ると、古くはフランスにでカタクチイワシの保存食の一大生産地がありました。 古代ギリシア・ローマ時代ではイワシを使った魚醤「ガルム」が作られており、これは「3リットルあたり、(現在の日本円で)100万円の価値がある」と言われていたほど貴重な調味料でした。魚のタンパク質が発酵して分解され、アミノ酸に変わったガルムを入れれば、どんな料理でも美味しく変身し、風味にコクが増すため、貴族階級がこぞって楽しんでいた貴重品。 あのカエサルも好んでいたのだとか。そして、ガルムを作るときに捨てられていた発酵した魚の身を庶民が食べていたことが、アンチョビの起源と言われています。 そんなガルムは、プロヴァンスの沿岸〜スペイン、ポルトガルにかけた地中海沿岸で生産され、現在のフランス領にその一大生産地がまたがっていたと言われます。その生産地があった場所はガリア地方の南西と言われ、この土地にちなんで「ガルム」という名前がついたという訳です。 フランスの発酵食 ③ Salami(サラミ) 山岳地方で生まれた、シャルキュトリの代表的存在フランス名産のサラミ「ソシソン・セック」 イタリアに端を発する食べ物、サラミ。語源はイタリア語の「Salare(塩)」 から来ているということですが、こちらもフランスで独特の進化を遂げました。 フランスには「シャルキュトリ」という食肉加工品を総称したジャンルがあり、これは「chair(肉)+cuite(火を入れる)」が語源とされています。シャルキュトリは、乾燥や燻製、塩漬けなど保存食として作られたもの...具体的にはサラミをはじめとしたパテやハム、ソーセージ、テリーヌなどを指し、原料は主に豚肉の加工肉食品を指します。 オーヴェルニュやリヨンなど山岳地方で作られるのは「ドライソーセージ」と呼ばれる白カビのついたソーセージ。フランス語では「ソシソン・セック」と呼び、フランスとスペイン国境のピレネー山脈の麓で乾燥させたことが始まりと言われる歴史あるサラミ。白い粉は「フルール(花)」と呼ばれ、風味を良くし、このサラミ特有の気品ある見た目を作っています。 vol.2に続く… photograph:Kiyoko Eto(food),Nozomi Kato(P6),Kiyono Hattor(P5)food styling:Maiko Shindoedit&text:Kaoru Tateishiillustration:Rena Yamanaka kiitos. vol.8より
2018年05月31日パリジェンヌは、ピンクと花と洋服がお好き。 今パリで一番パリジェンヌが集まる場所、それが「アパルトマン・セザンヌ」です。誰かのおうちに遊びに来たような空間がこのブティックのコンセプト。 いつも何かしらのストアイベントをして盛り上がっているセザンヌですが、訪れたこの日はドライフラワーのコラボイベントを開催していました。エントランスからお花が目に飛び込んできます。ラブリー!! いい香りに包まれて入店。店内はドライフラワー一色。ピンクやベージュで可愛くコーディネートされており、パリジェンヌのツボをバッチリ押さえています。自分のアパルトマンにもドライフラワーを飾りたくなってきますね。こんなに花盛りなイベントは見たことがないかもしれません。うまくトレンドを作り上げていくセザンヌのコンセプトはさすがです。ちなみにブーケはもちろん販売されています。 パリの人気ブティック「セザンヌ」店内を覗き見! セザンヌでは、服だけでなく、シューズやバッグもオリジナルで作られています。服と小物、全体のスタイルが統一されているので、つい全身ルックで買ってしまいたくなります。 パリジェンヌが大好きなフラワープリントはセザンヌルックのアイコン。ママンのワードローブから引っ張ってきたようなノスタルジー溢れる素材感は、セザンヌらしい魅力の一つです。 チェーンの巾着ポシェットは人気アイテム。スエードのパッチワークを使った新作を発見!ベージュのところだけキラキラ素材になっていて、絶妙のカラー合わせですね。シックなのに使いやすそう! キャメル色にブルーを合わせるフォークロアテイストもセザンヌらしいルックのひとつです。水玉模様のカシュクールブラウスやブルーのフリルブラウスは、どちらもシルキータッチで大人っぽくて素敵。 バックもキャメル色で大人っぽくクラッシックに。カッチリなりすぎずに、ソフトな印象に仕上がるのがセザンヌの特徴です。60年代後半からヒッピースタイルに入るフレンチカジュアルは、こんなテイストでしたね、懐かしい。 こんなユニークな柄物をジャケットの下に着て、遊び心を忘れないのがパリジェンヌスタイル。パリジェンヌは子供の頃バレエを習ったことがある人が多いのです。何か自分にスライドさせてノスタルジーに想いを馳せるのでしょうか…。 フランス人は困っている人を見逃さない、意識が非常に高い民族です。セザンヌも売り上げの一部を団体に送る活動に協力をしています。この”DEMAIN(あした)”プロジェクトのアイコンは、可愛いマルチカラーのTシャツ。大人気です。ジャケットの下に着たい! このエコバックは最低価格5ユーロからで、寄付したい価格を自分で決めてお支払いするシステム。進んでいますね! ハイウエストデニムはセザンヌのオリジナルシルエットが人気です。クローゼットの中にいるようなディスプレーも魅力。あれもこれも欲しくなっちゃいます。 デニムの足元はもちろんフェミニンに。赤のプチポシェットと合わせてパリジェンヌスタイルの完成です! レアなコラボ雑貨や、インテリアも見逃せない! セザンヌが扱う雑貨やステーショナリーも見逃せません。大人気のポーチはパリの人気ショップやアーティストとコラボしています。今回は18世紀からのフランス式ハンドプリントを復元しているおしゃれトリオ、アントワネット・ポワソン。私も一緒にお仕事していますが、とってもパリジャンらしいハイセンスな感覚のメーカーです。 特別にセザンヌのためのオリジナルデザインをしています。ノートも美しい! セザンヌでは、石鹸、クッション、筆記用具などオフィスでも使えるものも陳列されています。 イニシャル好きのパリジェンヌ。自分の名前に関係なく好きなアルファベットを見つけたいですね。 インテリアをワンランクアップ! 今パリで人気の押し花アーティストの作品もドライフラワーに合わせて販売していました。 国内外からも、ファンがパリに集まる理由。 こんなおしゃれな商品をたくさん揃えているセザンヌには、「セザンヌアディクト」と呼ばれている大ファンが全国各地にいます。フランスの遠い地域に住んでいても、ネット通販でセザンヌルックを楽しめる、それがセザンヌの支持が厚いポイントなのです。いつかパリに行った時にはセザンヌに寄りたいな、と思う女性がたくさんいるのです。 お買い物に夢中のパートナー連れや、ご家族連れのために、セザンヌではシネマを放映しています。なんて優しい心遣い! しかもだいぶオシャレシネマです。私も少しここで休憩を取りましょうかね……。 【SHOP INFORMATION】 アパルトマン・セザンヌL’APPARTEMENT SÉZANE1 rue saint Fiacre, 75002, Parisセザンヌのボーイフレンドショップ(メンズショップ)・アトリエ オクトーブルL’ATELIER OCTOBRE12 rue d’Uzès, 75002 Parisセザンヌ・コンシェルジュLA CONCIERGERIE32 rue des jeuneurs, 75002, paris 文・福島 明子(パリ在住コーディネーター)インスタグラム
2018年05月02日自然体で着こなすからラフで上品なスタイルが完成する 肩の力を抜いた自然体のスタイルもパリの女の子の得意技。着心地の良いコットン素材やリネン、シルクなどの天然素材にこだわって、潔くシンプルに着こなすのが品良くまとめる秘訣。ストイックな印象になりすぎないように小物はとびっきりガーリーなストローハットやバスケットをプラスして。足し算と引き算の知的なバランスを楽しんで。 カーディガン / DRESSTERIOR中に着たTシャツ / PETIT BATEAUパンツ / GUNG HOサスペンダー/ FIL DE FERバック / ebagosソックス / RAILROAD SOCKシューズ / Dr.Martens 天然素材を選んで脱ほっこりの大人ナチュラル トップス:背中開きにアソーンでボタンがあしらわれた、バックスタイルが可愛い一枚 / ERICA CAVALLINI SEMI COUTUREロマンチックなブラウスは17歳の少女をイメージしたというブランド / Bilitis dix-sept ansハット:一番スタンダードなデザインのカンカン帽 / SEEBERGERTシャツ:胸にあのワニが刺繍されたTシャツはスポーツウェアならでは / LACOSTE 真夏は首の詰まったTシャツが気になる / FiMelange おじさんみたいなヘンリーネックシャツ / helth knit ニット:ボーダーだけじゃない、古着のようなこなれたカラーが素敵 / ORCIVALインナー:お洋服だけでなく、インナーにもこだわりを持って選びたい / GINGER ALEメガネ:かつて一大ブームを巻き起こしたイギリスの老舗ウェアブランドから オーセンティックなセルロイドメガネ / Oliver Goldsmithコート:シンプルなコートは快適さを追求したストックな佇まいが魅力 / GALLEGOバック:クラッチバックもラフィア素材で真夏らしく / rapiecage小物でレディなエッセンスをプラスしたい時はリボン付きのラフィアバック / Bilitis dix-sept ansブーツ:機能よし、見た目よし、吐きやすい一足 / Dr/Martensパンツ:リラックムードが高まる緩めのおじパン / SAN FRANCISCO カーキのパンツはキレイめの色味と生地なら、男性っぽくなりすぎてスマートに履けるはず / SMITH パリといえばやっぱり手始めはボーダートップス! マリンスタイルとして一番最初に思い浮かべるのは、白×ブルーのボーダートップスを主役にした王道のスタイル。そんな定番スタイルもいいけれど、今年は”ネオマリン”なスタイルに挑戦するのが気分。ヴィヴィッドな赤いパンツにネイビーのボーダーニットを合わせて、小物は爽やかな白のキャスケットやレースアップシューズをON。全体をトリコロールでまとめる小粋なカラーバランスがパリジェンヌらしい! ニット / BAND OF OUTSIDERSコート / mysticパンツ / Tutto Beneキャスケット / BURBBERRY BLUE LABELシューズ / Timberland 定番のイメージを払拭させるネオマリンな新提案 トップス:セーラーカラーのようなディティールがマリン気分を盛り上げる / MHL帽子:帽子もネイビーをセレクトして小物から春らしさを取り入れたい / CA4LAジャケット:眩しいほどに真っ白なノーカラージャケットで品良く決められるアイテム / ANALOG LIGHTINGシットアップ:肌になじむコットン素材のセットアップ / PETIT BATEAUジャケット:ヴィヴィットな赤色は大人の女性こそ似合う / Scyeパンツ:キレイ目のスラックスはラフなボーダーと合わせたい / FIL DE FER 白いボトムスを持っていないななら、絶対手に入れるべき!きちんと感◎ / ANALOG LIGHTINGシューズ:人気の《ミネトンカ》のシューズはモカシューズだけでなく、デッキシューズもラインナップ / MINNETONKAプリントアイテムが人気 / FLUFバック:エコバックでも黒をチョイスすることでスタイリッシュにキメラれる!/ modern farmerカットソー:スウェットのような襟元のディテール / WIN NEELS 男の子のようなトップスに/ WIN NEELSボーダーの代名詞ともいえる《オーシバル 》。厚地の記事のシャツとの相性抜群! / ORCIVALちょっぴりキチンとを感を出したい時はネイビーベースのボーダーがおすすめ / HML. FUDGE:2014 April vol.130よりphotograph:Sannomiya Motofumistyling:Kiyomiya Miohair & make-up:Onishi Akemimodel:Emmy
2018年04月17日知的さ感じるスタイルで気分はパリの学生 パリの大学生さながら、シックなプレッピースタイルを実現させるなら、洗練されたデザインのベーシックアイテムでまとめるのがポイント!ホワイトとネイビーでまとめた清潔感のあるスタイルに、華奢なアクセサリーをほんのひとさじ。そのちょっぴりフェミニンなエッセンスがパリのエスプリの真骨頂! デニムジャケットジャケット / BLUE BLUEニット、中に着たシャツ / Violet Buffalo Wallowsスカート / HMLバック/ LABOUR AND WAITブレスレット / Sabrina Dehoffソックス / FiMelangeシューズ / REGAL シンプルなスクールアイテムでフレンチ・プレッピーに挑戦!! シャツ :《アクロス ザ ヴィンテージ》の人気商品のひとつでもある定番のB.D.シャツ / ACROSS THE VINTAGE綺麗なブルーシャツで爽やかに / BAND OF OUTSIDER丸襟は重ね着した時のポイントとして大活躍 / HML.バッグ:フレッピースタイルには欠かせない、学生風のサッチェルタイプ / HAIKON WORKジャケット:フロント部分のタッグがさりげなくてお洒落 / MUVEIL WORKコート:寒暖差が激しい日々のマストアイテム / TRADITIONAL LEATHERWEARニット:外国人のように一枚でさらりと着たいシンプルさがおしゃれなニット / YAECA、HYKE、ニットキャップ:春夏もニットキャップはマストハブ! / iliann loebネックレス:ガーリーな雰囲気をプラスしてくれる正統派パール / Soffitoコーデュラナイロンディパック:今やパリの街でもディパックが人気の模様 / Herver Chapelier時計:シックで華奢な時計は大人の女性への第一歩に買いたいアイテム / INDUNAジャケット:プレッピーの代名詞ともいえる金ボタンのジャケットにはスウェットにシャツを合わせて少年のようなスタイルを楽しみたい / ANALOG LIGHTINGメガネ:洗練されたスタイルにギークな丸メガネをプラス / EnaLloidパンツ:はき心地の良い白の一本 / COMPTIOIR DES COTONNIERSシューズ:伝統とモダンが共存したバイカラーの一足 / REGAL Shoe&CO.ヴァンプが短めのレディなローファーを発見! / FRED PERRYソックス:ラインソックスは少し長めのスリークォーターを選択 / Tabioスカート:短めのプリーツが美しい / beautiful peoples、DRESSTERIOR パリジェンヌはシンプルスタイルにガーリーな印象を与えるのがお得意 定番のトレンチコートもギンガムチェックを選べばスイートな印象に早変わり。コートを主役に着こなすから他はシンプルに。パリの女の子はシックな印象のブラックが大好き!こんな風に全体をモノトーンで統一するだけで、ガーリーなのにシックなちょうどいいバランスに。足元はバレエシューズにソックスなんてバレエ学校に通うバレリーナみたい。 コート / Tutto Beneニット / MASKAスカート / ELFORBRバック/ SCYEブレスレット / Sabrina Dehoffソックス / Tabioタイツ、シューズ / スタイリスト私物 タイムレスに乙女心をくすぐるクラシックなワードローブ サングラス:時にはレトロなシネマ女優のように気取ってかけたい大きめのサングラス / EMMANUELLE KHANHチェーンバック:パーティシーンで活躍するチェーンバック女の子の荷物を入れるのは、小さくてキュートなバックで十分 / rougeloupブラウス:1920年代のモダンガールを思わせるようなエレガントなブラウス / THEATRE PRODUCTSカーディガン: ペールトーンのバイカラーとして春のニュアンスを感じさせてくれるアイテム / AKANE UTSUNOMIYAスカート:オーガンジーとギンガムチェックのレイヤードがとびっきりキュート!ガーリーな格好を楽しみたい日に是非 / Billitis dix-sept ans切り替えからふわっと広がるレトロなスカーはスタイルがよく見える優秀な一枚 / HiROMTHiSTLEコート:丸襟・Aラインのグットガールなトレンチコート / SWANLAKEバレッタ:コームのようなバレッタを、クラッシックスタイルにピッタリ! / THEATRE PRODUCTSコンビネゾン:ジェーンバーキンのようにバスケットを合わせてパリの街を歩きたい / HiROMTHiSTLEバック:エナメルと千鳥格子のレトロなクラシックバックはシンプルな着こなしもキュート / TILA MARCHパンツ:パンツスタイルだってギンガムチェックを選べばクラシカルに決まる / ANALOG LIGHTINGシューズ:春になると纏いたくなる薄いピンクを足下から取り入れるのも良いかも / Le Stileシャツ:ブルーのギンガムチェックは、パンツを合せてボーイッシュに着たり、 ふわりと広がるスカートに合わせえてガーリに着て / Ready for the Weekend FUDGE:2014 April vol.130よりphotograph:Sannomiya Motofumistyling:Kiyomiya Miohair & make-up:Onishi Akemimodel:Emmy
2018年04月16日■メンズライクな白シャツを無造作に着るシャツの魅力といえば、1枚で着るのはもちろん、ジャケットのインナーや羽織りものとしても使えるところ。パリジェンヌはそんな優秀さを当たり前のように知っていて、日々のおしゃれにシャツを大活躍させています。これからのシーズンだと出番が多いのが白シャツで、これは彼女たちの定番。胸元のボタンを上から3つほどあけて、セクシーさを演出することも忘れません。それだけで女性らしく映るので、ネックレスなどは不要であるともいえそう。その着こなしを私たちが真似るのは決して難しいことではないのに、なぜか躊躇してしまうのは、やはりお国柄なのでしょうか。とはいえ、それをサラリと取り入れているのに、決していやらしく見えない女性がいるのも事実で、見つけると「あ、パリジェンヌ発見!」と、思わず目で追ってしまう自分がいます。白シャツにデニムがあれば「白いシャツにデニムがあれば」というキーワードは、何十年も前からありますよね。それでも、デニムはシーズンごとに細かいアップデートがされているもの。スキニーデニム好きのパリジェンヌも同様で、彼女たちが物持ちが良いからといって、毎シーズン同じアイテムを身につけているわけではありません。例えば、ハイライズのデニムや、カットオフのデニムというように、旬なものをクローゼットに追加して、おしゃれを楽しんでいるのです。■フェミニンなブラウスをカジュアルに着こなす春の彼女たちの着こなしを盛り上げるのは、フェミニンなブラウス。今シーズンも裾がフレアになったものや、一部がレース使いになったものが人気のようですが、カシュクールタイプのものにも注目が集まっている様子。カシュクールは「心を隠す」という意味がありますが、そのデザインは名前でイメージできるような、ロマンティックさを持ちながらも、エレガント。スキニーデニムで女性らしくという着こなしもアリですが、ファッショニスタはあえてボーイズ系のダメージデニムを合わせて、その対照的なバランスを楽しんでいるようです。足元はNOTヒール靴日常スタイルにおいて、ヒール靴はあまり履かないパリジェンヌ。フェミニンなブラウスにカジュアルなデニムを合わせたのなら、足元には女性らしさを加えると思わせつつ、スニーカーやローファーをオン。これが流行に敏感な女性たちから、支持されているファッショニスタの着こなし。フランスではまだまだスニーカーが根強い人気ということもありますが、ここ数年チェックしていると、バレエシューズは押され気味だなと思います。「パリジェンヌらしさ」というのも、時代によって変化してゆくのかもしれません。■春は着心地の良いブラウスで装ってこの春は、クローゼットにフランス女性っぽいブラウスを1枚加えてみませんか。素材はハリのあるナチュラルさが魅力のコットン素材よりも、流れるようなシルエットを作ってくれる、シルクやレーヨン素材を。このような素材を選んでおくと、肌寒い日に羽織る、裏地のないジャケットやカーディガンとの重ね着も、もたつかずきれいに着こなすことができますよ。Text/KUMICO
2018年04月12日今パリで一番パリジェンヌが集まる場所、それが「アパルトマン・セザンヌ」です。誰かのおうちに遊びに来たような空間がこのブティックのコンセプト。 いつも何かしらのストアイベントをして盛り上がっているセザンヌですが、訪れたこの日はドライフラワーのコラボイベントを開催していました。エントランスからお花が目に飛び込んできます。ラブリー!! いい香りに包まれて入店。店内はドライフラワー一色。パリジェンヌが大好きなピンクやベージュで可愛くコーディネートされています。パリジェンヌのツボをバッチリ押さえたイベントで、パリジェンヌたちは自分のアパルトマンにもドライフラワーをデコレーションしたくなってしまうのですね。こんなに花盛りなイベントは見たことがないかもしれません。うまくトレンドを作り上げていくセザンヌのコンセプトはさすがです。 セザンヌでは、服だけでなく、シューズやバッグもオリジナルで作られています。全体のスタイルが統一されているからこそ、全身ルックで買ってしまうのです。 パリジェンヌが大好きなフラワープリントはセザンヌルックのアイコン。ママンのワードローブから引っ張ってきたようなノスタルジー溢れる素材感は、セザンヌらしい魅力の一つです。 チェーンの巾着ポシェットは人気アイテム。スエードのパッチワークを使った新作を発見!ベージュのところだけキラキラ素材になっていて、絶妙のカラー合わせですね。シックなのに使いやすそう! キャメル色にブルーを合わせるフォークロアテイストもセザンヌらしいルックのひとつです。水玉模様のカシュクールブラウスやブルーのフリルブラウスは、どちらもシルキータッチで大人っぽくて素敵。 バックもキャメル色で大人っぽくクラッシックに。カッチリなりすぎずに、ソフトな印象に仕上がるのがセザンヌの特徴です。60年代後半からヒッピースタイルに入るフレンチカジュアルは、こんなテイストでしたね。懐かしい。 こんなユニークな柄物をジャケットの下に着て、遊び心を忘れないのがパリジェンヌスタイル。パリジェンヌは子供の頃バレエを習ったことがある人が多いのです。何か自分にスライドさせてノスタルジーに想いを馳せるのでしょうか。 フランス人は困っている人を見逃さない、意識が非常に高い民族です。セザンヌも売り上げの一部を団体に送る活動に協力をしています。この”DEMAIN(あした)”プロジェクトのアイコンは、可愛いマルチカラーのTシャツ。大人気です。ジャケットの下に着たい! このエコバックは最低価格5ユーロからで、寄付したい価格を自分で決めてお支払いするシステム。進んでいますね! ハイウエストデニムはセザンヌのオリジナルシルエットが人気です。クローゼットの中にいるようなディスプレーも魅力。あれもこれも欲しくなっちゃいます。 デニムの足元はもちろんフェミニンに。赤のプチポシェットと合わせてパリジェンヌスタイルの完成です! セザンヌが扱う雑貨やステーショナリーも見逃せません。大人気のポーチはパリの人気ショップやアーティストとコラボしています。今回は18世紀からのフランス式ハンドプリントを復元しているおしゃれトリオ、アントワネット・ポワソン。私も一緒にお仕事していますが、とってもパリジャンらしいハイセンスな感覚のメーカーです。 特別にセザンヌのためのオリジナルデザインをしています。ノートも綺麗ですね。 セザンヌでは、石鹸、クッション、筆記用具などオフィスでも使えるものも陳列されています。 イニシャル好きのパリジェンヌ。自分の名前に関係なく好きなアルファベットを見つけたいですね。 インテリアをワンランクアップ! 今パリで人気の押し花アーティストの作品もドライフラワーに合わせて販売していました。 こんなおしゃれな商品をたくさん揃えているセザンヌには、「セザンヌアディクト」と呼ばれている大ファンが全国各地にいます。フランスの遠い地域に住んでいても、ネット通販でセザンヌルックを楽しめる、それがセザンヌの支持が厚いポイントなのです。いつかパリに行った時にはセザンヌに寄りたいな、と思う女性がたくさんいるのです。 お買い物に夢中のパートナー連れや、ご家族連れのために、セザンヌではシネマを放映しています。なんて優しい心遣い! しかもだいぶオシャレシネマです。私も少しここで休憩を取りましょうかね……。 【SHOP INFORMATION】 アパルトマン・セザンヌL’APPARTEMENT SÉZANE1 rue saint Fiacre, 75002, Parisセザンヌのボーイフレンドショップ(メンズショップ)・アトリエ オクトーブルL’ATELIER OCTOBRE12 rue d’Uzès, 75002 Parisセザンヌ・コンシェルジュLA CONCIERGERIE32 rue des jeuneurs, 75002, paris 文・福島 明子(パリ在住コーディネーター)インスタグラム
2018年04月04日MAISON KITSUNE《メゾン キツネ》のキツネモチーフの丸首カーディガン90年代のニューウェーブをテーマに、ブランドアイコンである”キツネ”をモチーフ使いしてさりげない遊び心を演出。プレーンな丸首カーディガンも胸の“キツネ”のワンポイントが、子供っぽくなるどころか大人の女性が切ることで遊び心が引き立つ一枚。 TE TRICOTEUR《ル トリコチュール》のコットン・ガンジーセーター元々フィッシャーマンのために生まれた“ガンジーセータ”で人気の《ル トリコチュール》から春夏向けのコットン素材が登場。伝統的でプレーンなデザインのミドルゲージニットだからカジュアル過ぎず大人っぽくシックに着こなそう。 DANTON《ダントン》の丸首ワークジャケットフランス国鉄の制服や作業服などの作ってきた由緒あるブランド《ダントン》。メンズライクかつワークテイストながら、襟やポケットなど丸みを帯びたシルエットがいかにもフレンチワークテイストらしく、可愛らしさも兼ね備える。機能性も抜群で長く着続けられる頼もしい一枚。 Herve Chapelier《エルベシャプリエ》のフレンチデイパックアメリカのブランドにはない美しい中間色を表現したカラーリングや、飽きのこないシンプルなデザインが魅力の《エルベシャプリエ》。光沢のあるナイロン素材が上品さも兼ね備え、後ろ姿も知的で洗練されたパリジェンヌに。 agnes b《アニエス ベー》のモノトーンアイテムフレンチスタイルを代表する《アニエス ベー》の注目アイテムは、ゴールドのフロントボタンがキュートな丸首のカーディガン。オーセンティックな白シャツや黒のスリムなパンツと合わせてモノトーンのコーディネートに徹すればまさにフレンチシックな着こなしが完成!
2018年03月30日A.P.C《アー・ペー・セー》のボーダーマリンニットパリジェンヌのワードローブに必要不可欠!と言っても過言ではないアイテムなのが、もともとは漁師の仕事着だったショルダーボタンのついたマリンニットです。そんなワークウェアを白×黒のモードな印象に昇華したこの一枚は《アー・ペー・セー》ならでは。シンプルなタイトスカートを合わせてフレンチマリンスタイルに。 LACOSTE《ラコステ》のタッタソール・チェックシャツ繊細な細いラインで刻まれたタッタソール・チェック柄がポイントのシャツはフレンチブランド《ラコステ》のアイテム。主張しすぎない控えめさがフレンチトラッドの魅力。スポーツブランドらしい機能性も兼ね備えた優秀シャツは、この春のコーディネートの主役にも、脇役にも、万能に対応してくれそう。 PETIT BATEAU《プチバトー》のケーブルニットトップスフレンチトラッドを語るうえで欠かせないベーシックブランド《プチバトー》のシンプルなケーブルニットに注目!ネイビーと白のコンビ、少し広めの首回り、フェミニンなショート丈など随所にフレンチマインドが垣間見えるスペシャルな一枚。 SAINT JAMES《セント ジェームス》のボーダーTシャツ言わずと知れたフレンチボーダーTシャツの代名詞《セント ジェームス》は1889年創業の老舗。ノルマンディーの海の色を表現したブルーボーダーはフレンチマリンスタイルのアイコンとも言える一枚。100年以上変わらず流行に左右されに不朽のTシャツはワードローブの永久定番。 ORCIVAL par GALLEGO DESPORTES《オーシバル × ギャレゴ デスポート》のキャンバススカートともにフレンチブランドの《オーシバル》と《ギャレゴ デスポート》がコラボした《オーシバル パー ギャレゴ デスポート》。フランスの伝統的な船乗りさん達のワークウェアをイメージソースに、マリンとワークテイストをバランスよくミックス。ヌケ感のあるレトロな風合いのキャンバススカートはネクストブレイクの予感。
2018年03月28日春先の足もとはもう完璧?いよいよ春本番。軽やかなコーデが増えてきましたね。足元もそろそろブーツを脱ぎ捨ててパンプスやサンダルの出番が増えてきそう。春はどんな靴を履こうかなんて考えている方へ、今年は足元をもっとおしゃれにしてみませんか?そんな今回はFUDGE×靴下屋のコラボソックスをご紹介。手持ちのシューズにプラスしてあげるだけでもおしゃれを底上げすることができるしコーディネートの幅もぐんと広がりそう!ソックス合わせに苦手意識がある人も今回のコラボソックスにぴったりのコーデを紹介しているので是非参考にしてみてください。 気分はまるで“パリジェンヌ”今回のコラボソックスのテーマは“パリジェンヌな足もと”。ファッションの発信地でおしゃれなイメージのパリに憧れている方も多いのでは?そしてコラボソックスのイラストを手掛けているのはFUDGE ONLNEでiPhoneケースなどのデザインでもおなじみアナログな線画とグラフィカルな要素を組み合わせ、スタイリッシュでありながら人間味を感じさせる独自の世界観を構築する≪motograph≫。今回もmotographらしいおしゃれなデザインが光るアイテムに仕上がっています!それではいよいよ気になるコラボソックスをご紹介。 足元コーデのアクセントにぴったりなソックスとポーチのセットパリをテーマにしたモチーフにしたオリジナルプリントのソックスがFUDGEと《靴下屋》のコラボで登場。オールシーズン履けるソックスは、パリシックな装いの主役になるアイテムです。パリシックなファッションはシンプルなデザインが多いからこそ小物使いがとても大切になってきますよね。ポップなデザインはシンプルなシューズに合わせて足元のアクセントになること間違いなし!それにソックスと同柄のポーチがセットになっているのも今回のコラボアイテムの嬉しいポイント。コスメなどの収納にかばんの中で大活躍してくれそう!FUDGE×靴下屋オリジナルプリントセット※ポーチ付 ワンポイント刺繍が可愛いソックス3足とポーチセットが登場!お次はワンポイント刺繍が可愛いソックス3足とポーチのセット。オールシーズン使えるソックスはそれぞれに靴、バッグ、メガネの刺繍をあしらっています。それぞれ幅広いコーデに使えるカラーをラインナップしているのでこの春の活躍度も◎例えばパリ風コーデに欠かせないデニム×パンプスにはホワイトソックスを合わせてみたり、 シンプルなデザインにはボーダー柄のソックスがおしゃれのアクセントに。 ガーリーな花柄ワンピースにはネイビーソックス×シューズでカジュアル感をプラスして。 本当に着回し力抜群なので、春コーデに欠かせないアイテムになりそうですよね! FUDGE×靴下屋オリジナル刺繍3足セット※ポーチ付 いかがでしたか?いつものコーデにプラスするだけで簡単におしゃれ度がワンランクアップできるなんて素敵ですよね!デザインが可愛いだけじゃなくて、靴下って実はとても優秀なアイテムなんです。あなたも是非このソックスをワードローブに追加して、今年の春はパリシックなコーデを満喫してみて!
2018年03月20日オシャレで洗練されたパリジェンヌは、同性から見てもカッコイイですよね。それは外見だけに収まらず、可憐さの中にも強さを感じさせる内面にも言えることではないでしょうか?そんな大人女子の憧れであるパリジェンヌのライフスタイルは、いたってシンプル。ほどよく肩の力を抜いて、シンプルライフを始めてみませんか?永遠の憧れ!オシャレで凜としたパリジェンヌシックでモダンな装いに身を包み、背筋を伸ばし颯爽と歩く”パリジェンヌ”。そんなパリジェンヌたちは、いつの時代も大人女子を虜にしてやまない憧れの的。可憐でいて、その中にもどこか芯の強さを感じさせる女性たちには、きっと秘訣があるに違いありません!今回は、大人女子の憧れ、パリジェンヌの意外なまでのシンプルライフをご紹介します。今日からあなたも自然体の”素敵”を手に入れませんか?意外とシンプルなクローゼットオシャレで洗練されたイメージのあるパリジェンヌは、さぞかしたくさんの洋服を持っているのだと思いきや、クローゼットの中身は意外とシンプル。普段着と、お出掛け用のワンピース、スポーツウェア…。その数、わずか10着ほど。最近、パリジェンヌのコンパクトなクローゼットの中身を取り上げた書籍を多く見かけます。それほど日本女性には衝撃的な事実だということでしょう。オシャレの定義パリジェンヌは、オシャレを”目立つこと”ではなく、”その場に美しく溶け込み、調和すること“だと考えています。パリジェンヌをイメージすると浮かび上がるベーシックな色合いも、中世の建物が多く残るパリの街並みに似合うものばかりですものね。そうしてTPOを大事にすることで”素敵”が生み出されているのです。流行に振り回されない流行の最先端である華の都、パリ。そこに暮らす女性たちは、流行りを追いかける日本女性とは少し考え方が違うようです。パリジェンヌは、目先の流行に飛びつき振り回されることを格好悪いことだと思っています。ラフで洗練されたシックな装いは、確かに流行りのアイテムでも高級ブランドのものでもありません。ほとんどの女性たちが、自身が一番魅力的に見える洋服を何年も着続けているのです。「今度のお出掛けに着ていく洋服がない…。」と悩んでいるなら、もう一度クローゼットを開けてみましょう。そこにはきっと、あなたにぴったりの洋服があるはずです!メイクで隠さない!“完璧でないこと”を愛するパリジェンヌは、日中はほとんどメイクをしません。日本女性が必死に隠すそばかすだって、チャームポイントにしてしまうのです。日中のメイクといえば、ベースを軽く整え、リップを塗る程度。そのため、お仕事中のパリジェンヌを覗き見るとTシャツにジーンズ、ぺたんこ靴にすっぴんといういたってシンプルなスタイルの方ばかりなのです。ですが、夜になるときちんとメイクをしてドレスアップするのがフランス流!そのきっちりメイクだって、どこかのパーツで抜け感を出すことを忘れません。見栄をはらないパリジェンヌが自然体で格好良く見える秘訣は、見栄をはらないことです。女子会は基本、おいしいバケットとチーズ、ワインを用意して自宅で行います。庭で採れた果物でジャムを作り、親しい人にお裾分けをしたり、野菜の皮やヘタでブイヨンを作ったり。高級レストランでフレンチのフルコース、なんてイメージとはかけ離れていますが、無駄な見栄をはらないことこそがパリジェンヌのキラキラした笑顔を作っているのですね!日常に運動を取り入れるパリでは、姿勢がよくスラリとした女性が多く見受けられます。ですが、何もダイエットのためにジムに通ったり、辛い食事制限をしているわけではありませんよ。パリジェンヌは、無駄な出費はしませんがウィンドウショッピングは大好き!休日はブティックや書店をのぞいたり、蚤の市を当てもなくフラフラしたり、一日中歩いていることも少なくないのだとか。また、パリでは犬を飼っている人が多く、犬のお散歩でカロリー消費をしていることもスタイル維持の秘訣だそうです。バカンスを楽しむ毎日仕事に追われ、一体私は何のために働いているのだろう…と感じたら、思い切って休暇を取るという選択肢もあるのだということを忘れないで。パリでは、7月14日の革命記念日前後からバカンスシーズンが始まります。実は、パリジェンヌが倹約するのも毎年のバカンスのためなのです。日常のしがらみは一切忘れて、1ヶ月間思いっきり遊ぶ!日本では1ヵ月のお休みを取ることは難しいですが、疲れたらリフレッシュすることは大事です。そして、こうなりたいから働く、あれが欲しいから働く、という風に理想の自分を掲げてみるのもよいかもしれません。さっそく「シンプルライフ」始めてみませんか?大人女子の永遠の憧れであるパリジェンヌのシンプルライフをご紹介しました。オシャレで洗練されたスタイルは、無理に自分を作り込もうとせず、ひとつのものを大事に愛する心から生まれていることがわかりました。最近少し心が疲れてきたなと感じているなら、今日からさっそくシンプルライフを始めてみませんか?ほどよく肩の力を抜くことで自然と笑顔も増え、あなたらしい”素敵”を引き出してくれるはず!パリジェンヌに学ぶことはまだまだありそうですね!
2018年02月21日世田谷美術館で開催中の『パリジェンヌ展』に行ってきました。美しいパリジェンヌのアートやファッション、さらに彼女たちのリアルな生き方にも触れられる女子必見のアート展、その詳細をレポートします!パリのアートやファッションが勢ぞろい!【女子的アートナビ】vol. 99『ボストン美術館パリジェンヌ展時代を映す女性たち』では、18世紀から20世紀のパリで生きた女性たちの姿やライフスタイルをテーマにした作品を展示。絵画を中心に、彫刻や写真、ファッションに関するものまで約120点の作品を楽しめます。同展は5つの章で構成され、まずは第1章「パリという舞台」からスタート。ここでは、18世紀の王侯貴族や上流階級の女性たちの華やかなファッションや暮らしぶりなどを見ることができます。学芸員さんの解説によると、この時代、上流階級の女性たちは単に着飾っていただけではなく、自宅でサロンを開いて知識人たちをもてなす女主人として活躍していたとのこと。洗練された会話術を駆使して客人を接待し、知らない人同士を結び合わせ、社交の場を作るのが彼女たちの大事な役割だったそうです。パリジェンヌの現実は…続く第2章のタイトルは「日々の生活」。壁が暗めの色調で、なんとなく重い雰囲気が漂う展示室です。ここでは、18~19世紀のパリジェンヌたちが社会的にどういった役割を期待されていたのか、その理想から外れた女性たちはどんなふうに批判されたのかをリアルに伝える作品が展示されています。フランス革命を経て、ナポレオン統治下となったパリでは社会が大きく変化。でも、伝統的な価値観は残り、良き妻、良き母として家庭を守るのが女性の役割とされていました。いっぽうで、自立して生きようとする女性たちが出てきたのもこの時代。ですが、かなり強いバッシングを受けたようです。こちらの壁面に並んでいるのは、オノレ・ドーミエなどが描いた風刺画。例えば、夫のボタン付けを拒否する妻や、書き物に専念して育児をおろそかにしている母親など、新しい生き方をしようとする女性の姿が批判的に描かれています。家庭のことを押しつけられ、昔の女性たちは気の毒…と言えないのが悲しい現実。約170年前のパリも現代も、女性の役割はそれほど変わっていないのかもしれません。おしゃれなパリジェンヌの登場!第3章は一転して明るいピンク色の部屋になっています。タイトルは、『「パリジェンヌ」の確立』。主に19世紀後半の作品が展示されています。フランス第二帝政下の19世紀、パリの街は大改造が行われ、機能的でエレガントな都市に生まれ変わりました。ファッション産業も発展し、おしゃれなパリジェンヌの姿は雑誌や美術作品などを通して拡散され、パリは流行の発信地へと進化。洗練されたパリジェンヌは、海外の女性たちにとっても憧れの存在となっていきます。特にアメリカの女性たちはパリの流行を熱心に取り入れていたそうで、ボストン美術館では当時のファッション関連の装飾品なども多数所蔵。今回の会場では、ファッションが描かれた作品だけでなく、靴や手袋なども展示。ため息が出るような美しいドレスも見ることができます!活躍するパリジェンヌたち次は2階の展示室へ。第4章のテーマは「芸術をとりまく環境」。19世紀後半に、画家や女優、モデルとして活躍したパリジェンヌたちが登場します。印象派の画家として有名なベルト・モリゾ、アメリカからパリに渡り芸術家として大きく開花したメアリー・カサットなど、女性画家たちの作品なども見ることができます。ふたりとも今では有名な画家ですが、当時、女性は国立美術学校での教育が制限され、職業芸術家になる方法も限られていました。差別や偏見もあるなかで自分の道を切り開いてきたパリジェンヌたちの作品、ぜひじっくりと鑑賞してみてください。こちらは、展覧会のメインヴィジュアルのひとつ、エドゥアール・マネの《街の歌い手》です。モデルとなった女性ムーランは、マネの “ミューズ”。彼女は画家にインスピレーションを与える存在で、マネの重要な作品に何度もモデルとして登場しています。最後の第5章は20世紀のパリに生きた女性がテーマで、タイトルは「モダン・シーン」。ランウェイのような舞台にバレンシアガ、ピエール・カルダンなどのドレスが並んでいます。周囲にはダンサーや歌い手、女優などパフォーマーとして活躍した女性たちの写真やポスターなども展示。往年のスター、ブリジット・バルドーの魅力的な写真などを通して、パリジェンヌたちのさまざまな生き方を見ることができます。あの中村さんも絶賛!プレス内覧会では、展覧会の音声ガイドを担当したフリーアナウンサーの中村江里子さんが登場。同展を見た感想として「ドレスや肖像画などの作品を通して、社会の中でパリジェンヌという女性たちの位置づけが変わっていく様子を見られるのが楽しい」とコメント。さらに「良妻賢母がよしとされていた時代、社会に出ていく女性たちが増えていく移り変わりをしっかりと見ていくことができたのが興味深かった」と展示構成について絶賛されていました。また、長年パリ暮らしをしている中村さんから見た現代版パリジェンヌの印象については、「自由でのびやかで、でもわがままな人たち。わがままというのは自分自身を主張するし、とても大切にしているということ。その姿勢が魅力的」と語っていました。憧れのパリに生きた女性たちの姿をアートの視点で掘り下げていく “女子のための” 展覧会、ぜひ一度足を運んでみては?Information会期:~4月1日(日)休館日:月曜日※2/12は開館、翌2/13(火)は休館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)会場:世田谷美術館料金:一般 1,500円/大学生・高校生900円/中学生・小学生 500円/65歳以上1,200円※本記事の写真は、プレス内覧会で主催者の許可を得て撮影しております。
2018年02月10日■パリジェンヌの秋ファッションに欠かせない本命アイテムパリジェンヌの秋ファッションに欠かせないアイテムといえば、ライダースジャケット。レザー素材のものを長く愛用し、「自分サイズ」に育てていく彼女たち。魅力的な価格のフェイクレザータイプも良いけれど、大人のパリジェンヌスタイルを確立させるためには、上質なレザーを選びたいところ。重ね着はあまりしないパリジェンヌ。ライダースジャケットの下に着ているのは、たいてい薄手のカットソーやニット、ブラウス。そして首元には、彼女たちの定番アイテムであるストールをくるりと巻きます。ここ最近の彼女たちのストール選びを見ていると、着こなしのポイントになるパープルやブルーといった明るい色ではなく、地味めな色を選んでいるように思います。例えば、黒のライダースジャケットにならライトグレーや黒×白のチェック柄など。またプリント柄であれば、黒ベースのものを。共通しているのは薄手・厚手にかかわらず、巻くとボリュームの出る大判タイプであるという部分。体にフィットするライダースジャケットに合わせると、バランス良く決まるのです。さらに小顔効果を発揮してくれるのも嬉しいですね。冬に向けてストールを買い足そうと思っているパリジェンヌファンには、地味めな色合いのものがおすすめ。素材感や編み方、プリント柄に特徴があるものを選べば、自分らしさをアピールできますよ。■モード&定番靴でパリジェンヌらしい足元にボトムス人気はやはりスキニーデニム。くるぶし上4~5cmほど上ですっきり着こなします。裾はカットオフタイプだったり、一折りさせたり、とにかく足首見せは重要といえそう。そして足元はスニーカー。人気継続の白はもちろん、黒も目立ちます。この2足さえあれば、今旬の普段着スタイルはお手のものといった様子。また日本では素足で履いているように見せるため、フットカバーを愛用する方が多いですが、パリジェンヌは、白や黒、ラメ入りタイプのショートソックスを合わせることも。さらに、網タイツや25デニールぐらいの薄手タイツをセレクトするのもパリ流。おしゃれに見えるのはもちろん、セクシーさもほんのりプラスされているような気がしませんか?デニムの足元を、少しきれいめに仕上げたいときは、アンクルブーツがおすすめ。昨年は白スニーカーオンリーという感じでしたが、アンクルブーツが復活している様子です。もともとアンクルブーツは、彼女たちの定番靴。パリジェンヌのワードローブになくてはならない存在ともいえそうです。彼女たちが好むのは、細身のフォルムに太めヒールのもの。石畳の上でも歩きやすく、コーディネートのバランスが取りやすいという利点もあります。■基本のワードローブにトレンドエッセンスを加えて私がファッショニスタの着こなしをチェックしていて気になったのが、ローファールック。足元にトラッドなローファーを合わせてちょっぴりマスキュラン(男性的)に。ラフな雰囲気のデニムコーデを引き締めますし、ドレッシーなクロップドパンツとの相性も抜群です。トップスには流行色であるボルドーのニットをオン。インナーにシルクの白シャツを合わせても◯。アウターに選びたいのはシンプルなウールやカシミヤのコート、そしてレザーバッグを。トレンドをさりげなく取り入れるパリジェンヌの着こなしには、いつも「らしさ」が漂っています。トレンディな着こなしに挑戦したい場合は?トレンディな着こなしに挑戦したいなら、プリント柄のロングドレスを投入するのがおすすめ。足元はスニーカーでカジュアルダウンして。某ブランドを手がけるフランス人の知人は、同じ生地で作ったブラウスとロングスカートを打ち出す予定だそう。ポイントはセットアップにすると、ワンピースのように見えるところ。ロングスカートにスニーカーを合わせるパリジェンヌもいますが、ワンピースの方が流行りだといいます。プリント柄は主張し過ぎないものをセレクトして、活躍させやすい1枚に。さらにオールシーズン使える素材や、シックな色を選べば着回しのバリエーションも広がりますよ。■パリジェンヌの秋ファッション、参考にしてみては?パリジェンヌは基本のワードローブにトレンドをミックスさせて、おしゃれを楽しんでいるといえそう。盛りすぎないからエレガントに見え、さりげないからこそクールに決まる。この秋はどんなパリジェンヌスタイルで自分らしさをアピールしたいですか?きちんと計画して、冬のパリジェンヌスタイルにつなげていきたいですね。
2017年10月25日ファッションや映画など多様な文化を滋養にして、美しくしなやかに生き方を主張するパリジェンヌたち。世田谷美術館で開催する『ボストン美術館 パリジェンヌ展 時代を映す女性たち』のキャッチコピーも「『パリジェンヌ』は流行じゃなくて、生き方です!」とある。アメリカ・ボストン美術館所蔵のマネやドガ、ルノワールなど印象派の絵画のほか、写真やイラスト、服飾資料なども展示し、多角的に“パリジェンヌ”の源泉をたどる本展。その記者発表会が9月5日、三軒茶屋の世田谷文化生活情報センターで行われた。【チケット情報はこちら】会見では世田谷美術館・学芸部主査の塚田美紀氏が登壇し、5つのチャプターに分けられた本展について解説。チャプター1では、ルイ14世の死去により、文化の中心がヴェルサイユから、裕福な市民のサロンがあるパリへと移行する様子を紹介。技巧を凝らしたドレスや、日本の有田焼まで取り入れたティーセットも展示される。チャプター2では、フランス革命後、19世紀に見られた女性への視線が示される。小説家として活躍するような進歩的な女性も当時は登場していたが、フラゴナールの『良き母親』に見られるように「パリジェンヌの実態というよりは、社会的に期待されたイメージ」(塚田氏)が数多く描かれた。チャプター3では、19世紀半ばにパリの街の大改造が行われたことで、市民の消費も拡大。パリジェンヌのモードが発展を遂げ、ついには世界中で注目を浴びるに至った様子が示される。サージェントの『チャールズ・E.インチズ夫人』は、パリジェンヌ風のドレスに身を包んだアメリカの女主人を描いた名作だ。続くチャプター4では、いよいよ19世紀後半にルノワールやドガら印象派の巨匠たちの作品が登場する。中でも注目は、マネの大作『街の歌い手』。今回は約70年ぶりの修復後、初の公開となる。その後も画家たちのミューズとなった多くの女性たちや、カサットやモリゾなどの女性画家、またサラ・ベルナールら女優の台頭によって、パリジェンヌの名声は高まってゆく。チャプター5では、20世紀に入ってのカルダンやバレンシアガのドレスや、踊り子のイラスト、モデルや女優の写真までを紹介。5つのチャプターをたどることで、パリジェンヌが後世の文化にいかに影響を与えたかを改めて感じられる内容になっている。本展は2018年1月13日(土)から4月1日(日)まで東京・世田谷美術館で開催。その後は4月11日(水)から6月10日(日)まで広島・広島県立美術館にも巡回予定。取材・文佐藤さくらPhotographs(C)Museum of Fine Arts, Boston
2017年09月19日積んであるあの本が、私を待っている……。少し早く帰れそうな夜、DRESS世代に、じっくりと読み進めてほしい本をご紹介する連載【積読を崩す夜】。8回目は、『パリが教えてくれたボン・シックな毎日』(著:弓・シャロー)を取り上げます。著者の弓・シャローさんは日本の名家出身で、在仏51年の79歳。パリでデザイナーとして活躍してきました。のびのびと楽しい、本物のボン・シック(=趣味の良い)なおしゃれの仕方、暮らし方などを教えてくれます。■パリは住む人の美意識を育てる街そして、暮らし始めてすぐに気が付いたのが、パリの街の鏡の多さ。全身が映る鏡が至るところにあるのです。建物の入り口やエレベーターの中、レストランやカフェの店内……。人々は日に何度も自分の全身をチェックする(させられる?)ことになって、さすがにおしゃれな国は違うと思いました。「センスは1日では磨かれない」ことを感じます。(31ページより引用)著者は、日本の名家に生まれましたが、戦争を通じて生活が激変したといいます。しかし、モダンで先進的な考えを持った祖父母や父母のもとで、既成概念にとらわれない進路を選択していきます。絵が好きだったことから、女子美術大学、セツ・モードセミナーにと進み、やがてファッションへの道が開かれていきます。日本での仕事は順調そのもの。しかし、自分の力を試してみたいという希望を持って28歳のときに、単身パリへと向かいます。英語、フランス語の勉強をしながら、ファッションデザインの仕事につながり、そしてディオールのアシスタントデザイナーに。加えて日本の雑誌のスタイリングや、テレビ番組のルポなど、幅広く活躍するようになります。そんな著者は、世界中のいろいろな街を訪れた中で、美しい街といえば、やはりパリであるといいます。街の景観そのものもシックであると同時に、住む人の美意識を育てるような街のあり方にポイントがあるようです。日本の街中はパリほどには鏡がないのかもしれません。しかし、ショーウィンドウに映る自分の姿や、ちょっとした鏡を意識して探せば、パリジェンヌの美に対する意気込みを真似することができそうです。正面から見た自分の姿だけではなく、街中に映る自分の姿をこまめにチェックして、パリ的・美の感性を磨きたいものですね。■アクセサリーのつけ方で体型もイメージも変わって見えるまず、コサージュやブローチを着ける位置。鏡を見ながら「ここだ!」と思ったところから5センチほど上、鎖骨の上ぐらいでしょうか。そこがバランスのいい定位置。そこに留めましょう。たいていの方が下を見ながら着けているので、どうしても下のほうに着けてしまうみたいですね。なるべく上に留めたほうがシャープで洗練された印象を与えますよ。(55ページより引用)そもそも日本人には、若いうちから日常的にコサージュやブローチをつける習慣があまりないのかもしれません。つけ慣れていないからか、たまにつけると、とってつけた感がどうしても否めません。フランス映画を見ていると、カジュアルなジーンズにストール、そして大きなブローチなんていう粋なパリジェンヌのスタイリングを目にすることがあります。まずは、ジャケットの胸元に、巻き物のアクセントにと、コサージュやブローチに挑戦してみたくなります。つける位置も思い切って、「気持ち上目の位置」でチャレンジしたいものです。著者はさらに、ネックレスとブローチの合わせ技の提案をしてくれます。細めのロングネックレスやラリエットを首にぐるぐると巻いた後、最後にブローチを引っかけるだけで、一味違う目を引くアクセサリーを演出できるといいます。既成概念にとらわれないおしゃれの仕方、それがボン・シックのようです。■老いが出やすいパーツの手入れを怠らない手は年齢を如実に映し出す場所ですよね。私はまず日焼けをしないように気を付けています。それから、朝夕の顔につけるクリームを手にもお裾分け。顔にクリームをつけるとき、私は左手の甲に乗せてから顔に伸ばしますが、このとき残ったクリームを左手の甲と右手の甲をこすり合わせて、両手首まで伸ばすのです。たったこれだけのことですが、習慣化すればかなり差が出ますよ。(132ページより引用)著者は、姿勢、ヘアスタイル、爪などの手元に老いが出やすいといいます。毎朝、自己流のストレッチで体をほぐし、髪の毛のカラーリングとツヤのお手入れは欠かさないのだとか。爪については、お茶を出す、物を手渡す、口元に手を当てるなど、他人からよく見られやすいパーツです。著者は、短めに切った爪にピンクベージュのマニキュアをこまめに塗り替えているといいます。そして手。何かと酷使する手は、どのようにお手入れすることがベストなのか、本当に悩ましいところです。顔につけるクリームや化粧水を、ついでに手の甲につけるくらいなら、日常的に継続できそうな気がしますね。効果的にポイントの部分をしっかりケアすることで、パリのマダム流・美しさをキープできるのではないでしょうか。『パリが教えてくれたボン・シックな毎日』書籍情報出典:パリが教えてくれたボン・シックな毎日著者:弓・シャロー発行:扶桑社単行本 : 206ページ発売日:2017/4/27価格:1500円+税[公式サイト]著者 弓・シャローさんプロフィール1938年、東京麻布・鳥居坂に生まれる。1966年、渡仏。31歳でフランス人航空エンジニアのジャン・クロード・シャローと結婚し、ひとり息子をもうける。デザイナー、イラストレーター、スタイリスト、ジャーナリストとして活躍。
2017年09月07日ガラス張りの外観とシックな店内大阪市中央区本町にある、「セントレジスホテル」のレストランはガラス張りの外観で、店内に入ると白と茶色を基調としたシックな空間が広がります。デザートブッフェでは、大きな赤いランプの下に可愛いデザートがずらり。席はテーブルとカウンターがあり、赤色のイスがアクセントになっています。高い天井に開放感あふれる店内では、至福のひと時を味わえます。パリジェンヌの気分を味わいたい大人女子にぴったりシャンゼリゼ通りで、ショッピングを楽しむ大人女子の休日がコンセプト。スイーツを綺麗に見せたいというシェフこだわりのもと、スタッフでアイデアを出してテーマ決めをしました。凱旋門や、リップスティック、ハイヒールなどのオブジェは、砂糖菓子でできており、全てスタッフの手作りです。どれも本物そっくりに作られており、職人技が光ります。パリジェンヌの気分を味わいたい大人女子にぴったりのデザートブッフェです。フォトジェニックなデザートの数々たくさんのデザートが揃うデザートブッフェ「パリジェンヌ」(お1人様4,800円/税金・サービス料込み)。4才~12才のお子様は半額で楽しむことができます。中でも食べてほしいのは、四角いオレンジ色の「キャレマンゴー」。見た目も夏らしいデザインです。「ポムヴェールフロマージュ」は、黄緑色のスイーツ。りんごムースとチーズのコンビネーションが絶妙。抹茶のスフレと、サブレで作った「帽子」は、見た目も可愛い一品。どのスイーツも食べるのが勿体ないほどの出来栄えです。スイーツ以外にもフレンチ料理が楽しめる!パリの街並みを再現したブッフェ台には、スイーツの他にも、フランス人シェフが作るキッシュや、ハムとチーズのクロワッサンなど本場のフレンチ料理が並びます。パリの凱旋門やエッフェル塔、ハイヒールのオブジェなど完成度が高く、思わず写真に撮りたくなるようなものばかり。シャンソンやフレンチポップの流れる店内で、パリの雰囲気を味わいながらブッフェが楽しめます。非日常の空間で、自分へご褒美をプレゼントまるでパリでショッピングをしているかのような、非日常の空間が味わえる「パリジェンヌ」。美味しくて見た目も可愛いスイーツがたくさん用意されています。仕事や家事など毎日頑張っている全ての女性に、自分へのご褒美として行くのにぴったり。もちろん、お子様連れでも大歓迎。優雅で贅沢なひと時が過ごせます。大阪市営地下鉄御堂筋線の本町駅を下車して7番出口すぐのところにあります。駅からも近く店内も広いため、ベビーカーのママも安心して利用可能。非日常の空間でパリの雰囲気を楽しみませんか。イベント情報イベント名:セントレジスホテルデザートブッフェ「パリジェンヌ」催行期間:2017年06月02日 〜 2017年08月06日住所:大阪府中央区本町3丁目6-12 1~2F フレンチビストロ「ル ドール」電話番号:06-6258-3333 (ホテル代表10:00~20:00)
2017年08月22日「PAUL&JOE BEAUTE」は、2002年のデビューから今年、15周年を迎える。その記念すべき2017年、『PARISIENNE GIRL(パリジェンヌガール)』をテーマに「PAUL & JOEBEAUTE」のミューズ「パリジェンヌ」の魅力を提案する秋冬コレクションが2017年8月1日(火)に登場。今回新たに登場する3種の異なる質感からなる全25色の「リップスティック N」は、お好みのカラーとケースをカスタマイズすれば自分だけのスペシャルなマイリップが完成。また、リップスティックが愛らしい猫型になった「リップスティック トリートメント」、「リップスティック スクレドール」や、シックな目元を演出するブレンドアイカラーやトリコロールカラーのネイルポリッシュなど全8アイテム39種の贅沢なコレクション。「リップスティック N」は、7月26日(水)より伊勢丹新宿店、および同店特設サイトにて先行発売開始。商品詳細ポール & ジョー リップスティックN全25色レフィル各¥2,000(税抜)※専用ケース別売りさらに効果的に、さらに心地よく、自分らしい女らしさを唇に纏う3種の質感(「クリア」・「ナチュラル」・「フルカバレッジ」)からなる全25色のリップスティック。それぞれの全く異なる仕上がりと、こだわりの色揃えの中から、自らの魅力を輝かせ、高めてくれる色が必ず見つかるリップスティック。いつでも、何歳(いくつ)でも、どんなシーンでも。自分らしい女らしさを纏った、洗練された美しさを演出してくれる。とろけるリップを唇にのせる瞬間は、「女であること」を実現する特別な瞬間。身に纏ったときの心地よさを追求し、とろけるような感触を実現したアイテム。自分らしいエッセンスを加えた、ひとつだけのマイリップ好みのカラーとケースをセレクトして組み合わせれば、自分だけのスペシャルなリップスティックが完成。パリの空を思わせるブルーシエル(bleu ciel:仏語で空色の意)と優しいマットホワイトの組み合わせに、シンボルモチーフであるクリザンテームの刻印が施され、エレガントな中に愛らしさが漂うレギュラーケースや、季節ごとに登場するオリジナルプリント柄限定ケースからお好みのケースを選ぶことが出来る。「Clear:クリア」<3色/101~103>グロスのような透明感とツヤ・唇の色が透けるほどピュアな発色と、グロスのようなツヤ高さ。唇の色と溶け合うことで自分だけのオリジナルカラーが生まれ、もともと持った色が美しいかのように唇を彩る。・優れた保水効果を持ち、厚みのあるクリアグロスベースが、唇の凹凸を埋め込むように濃密にのび広がってぴたっとフィット。ぷるんとしたうるおいのある、ふっくらボリューミィな唇に仕上げ、長時間キープ。「Natural:ナチュラル」<14色/201~214>鮮やかな発色とみずみずしいツヤ・鮮やかな発色とうるおいあふれる艶やかさ。シーンを選ばず使いやすい、華やかでありながらも肌に馴染む絶妙なカラーと心地よい使用感、優れた化粧持ちを叶え、ストレスフリーに日々の“キレイ”を更新。・オイルを極限まで配合したメルティートリートメントベースが、まるで美容オイルを塗っているかのようにとろけるタッチで唇を包みこみ、うるおいの膜でコーティング。唇表面の摩擦にも色剥がれせず、みずみずしいうるおいとつけたての美しさがずっと続く。「Full Coverage:フルカバレッジ」<8色/301~308>濃密な発色と程よいツヤ・この上なく濃密で大胆な発色に、程よいツヤ。隙のない鮮やかさで華やかに唇を彩る。・美容剤を贅沢に含んだ多種のオイルを独自に組み合わせたクリーミィモイスチュアベースが、ほどけるようにクリーミィにのび広がり、厚みのある化粧膜を作って密着。高発色とリッチなうるおいを実現してくれる。抱水性が高く柔軟な化粧膜をつくり、唇をしっとりとなめらかに整えながら、化粧膜をしっかりとキープ。うるおいを閉じ込め、つけたての鮮やかさを保ってくれるのが特徴。配合美容成分保湿成分:白百合エキス(マドンナリリー根エキス)エモリエント成分:ホホバオイル(ホホバ種子油)、オレンジオイル(オレンジ油)、シアバター(シア脂)、マカデミアナッツオイル(マカデミアナッツ油)ポール & ジョー リップスティック トリートメント レフィル¥1,500(税抜)※専用ケース別売りコラーゲンや、保湿効果に優れたオレンジハチミツ・オイルなどをたっぷり配合したネコのリップトリートメント。唇となじみが良く、なめらかにのび広がり、乾燥で荒れがちな唇も優しく包みこんで密着します。贅沢なうるおいをしっかりと閉じ込め、リップメイクが艶やかに映える、ぷっくりとやわらかな唇を長時間キープします。配合美容成分保湿成分:白百合エキス(マドンナリリー根エキス)、コラーゲン(水溶性コラーゲン)、ヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na)、オレンジハチミツ(ハチミツ)エモリエント成分:ホホバオイル(ホホバ種子油)、マカデミアナッツオイル(マカデミアナッツ油)ポール & ジョー リップスティック スクレドールレフィル¥2,000(税抜)※専用ケース別売りポール & ジョーこだわりのスクレドール*を配合し、ジュエリー感覚で唇に輝きをプラスすることが出来るネコのリップスティック。お好みのカラーに重ねれば、パールの輝きがクリアに際立ち、よりふっくらと立体的で華やかな唇が実現。とろけるようになめらかに唇を包みこみ、うるおいをキープ。パールの輝きが映える、みずみずしいツヤのある唇を保つ。*スクレドール処方〈SECRET D’OR=Secret of gold=ゴールドの秘密〉…色・輝きの異なるさまざまなニュアンスのシャンパンゴールドパールを配合したポール & ジョー独自の処方。“秘密の光”のハーモニーが繊細なツヤと立体感を与えてくれる。配合美容成分保湿成分:白百合エキス(マドンナリリー根エキス)エモリエント成分:ホホバオイル(ホホバ種子油)、オレンジオイル(オレンジ油)、シアバター(シア脂)、マカデミアナッツオイル(マカデミアナッツ油)ポール & ジョー リップスティック ケース N¥1,000(税抜)パリの空を思わせるブルーシエル(bleu ciel:仏語で空色の意)のボトムに、ヨーロッパの白漆喰の建造物などから着想を得たマットホワイトのキャップを組み合わせたレギュラーケース。優しいホワイトにシンボルモチーフ・クリザンテームの影が印象的に落ち、エレガントな中に愛らしさが漂う。ポール & ジョー リップスティック ケース CS全3種¥1,000(税抜)2017 年秋冬コレクションからセレクトした、限定プリント柄リップスティック ケース。最新トレンドを反映した限定紙管ケースは、ポール & ジョーの世界観を存分に堪能することが出来る。ポール & ジョー リミテッド リップスティック ケース全2種¥1,500(税抜)初登場。お洋服感覚で美しい布地を施した、限定リップスティックケース。布地を施した限定ケースは、ポール & ジョーらしい遊び心が溢れるアイテム。ポール & ジョー アイカラー CS全3種各¥3,000(税抜)【限定品】重ねると美しい陰影が生まれ、シックでミステリアスなまなざしが完成する、2 色のブレンドアイカラー。影と光がとけあい、作りこみすぎない洗練された美しさを目もとに宿す。にごりのないクリアな発色とパールの輝きに満ちた仕上がりを実現する透明感のあるベースが、しっとりなめらかな感触でのび広がって、まぶたにぴたりと密着。重ねづけもしやすく、思いのままにグラデーションを楽しむことが出来そう。カラーパウダーをオイルコーティングすることで色ぐすみや化粧崩れを防ぎ、美しい仕上がりを長時間キープ。ポール & ジョー ネイル ポリッシュコロンと手のひらにやさしく収まる小瓶のデザインと、こだわりのカラーが人気のネイル ポリッシュに、トリコロールカラーの限定カラーが登場。ヴィヴィッドカラーを差し色にして、指先にもパリジェンヌの遊び心を取り入れて。速乾性に優れ、ムラなく均一な仕上がり。トリートメント効果のあるオーガニック植物オイル配合で、爪を健やかに保ってくれる。配合美容成分エモリエント成分:オーガニックホホバオイル(ホホバ種子油)、オーガニックオイル(オリーブ果実油)、オーガニックサフラワーオイル(サフラワー油)
2017年07月24日セント レジス ホテル大阪では、新デザートブッフェ「パリジェンヌ」が2017年6月2日(金)から9月30日(土)まで提供される。デザートブッフェ「パリジェンヌ」は、シャンゼリゼ通りでショッピングを楽しむ大人女子の休日をイメージ。フランス国旗のトリコロールカラーのウェルカムドリンクを筆頭に、エクレアやマカロン、オペラ、サントノーレなど、フランスを代表するお菓子が展開される。さらに、“ショッピングを楽しむ大人女子の休日”らしいリップやハイヒール、バッグなど、ファッションやコスメをモチーフにした可愛らしいスイーツも登場。セントレジンスのロゴが入ったバッグを象ったアイスクリームは、席まで出来立てでサーブされる。スイーツのほか、キッシュやハム&チーズクロワッサンといった軽食も用意されるので遅めのランチにもぴったりだ。ブッフェ台はパリの街並みを表現し、凱旋門やエッフェル塔のオブジェなどがズラリと並び、おもわず写真を撮りたくなってしまいそう。シャンソンやフレンチポップスが流れるパリのような雰囲気の中、パリジャンヌになりきってデザートブッフェを楽しみたい。【詳細】デザートブッフェ「パリジェンヌ」期間:2017年6月2日(金)〜9月30日(土) ※金土日祝のみ開催場所:セント レジス ホテル大阪 1〜2F フレンチビストロ「ル ドール」住所:大阪府大阪市中央区本町3-6-12時間:15:00〜17:00(2時間制)料金:1人 4,800円(税・サービス込) ※4〜12歳は2,400円※フランスの独立記念日である7/14(金)のディナータイム(17:30〜22:00)には、1日限りの特別イベントを開催予定。詳細は追ってHPで公開。【予約・問い合わせ先】セント レジス ホテル大阪(代表)TEL:06-6258-3333 (10:00〜20:00)
2017年05月25日スクレ・ラデュレ(Les secrets LADURÉE)から、春に向けた新作ハンカチーフ&ノートブックが2017年2月中旬に発売される。「パリジェンヌ」や「春」をモチーフにしたハンカチーフ新作ハンカチーフは春らしい4種類の絵柄で登場する。「チャーム・サントロペ」には、南フランスのリゾート地・サントロペで繕いたい、ドレス・バッグ・サングラスなどが散りばめられている。「チャーム・ガーデン」はマカロンや小花、てんとう虫が描かれた、ドリーミーな庭のデザイン。さらに、カフェでティータイムを楽しんで、ショッピングに夢中になるパリジェンヌが描かれた「ソー・パリジェンヌ」や、淡い桜とその周りを舞う蝶々の中心に「Printemps(=春)」の文字が描かれた「フルール・プランタニエール」も。こちらの2種類は少し大きめのサイズで展開される。ノートブックにはマカロンをもって踊るバレリーナが登場B6サイズを少しスリムにしたノートブックは、春らしい小花や、ピンク・パープル・ブルーといった淡いマカロンが散りばめられたデザインで登場。さらに、カラフルなチュチュを着たバレリーナがマカロンをもって踊る、愛らしい絵柄も。春に向けて、まずはハンカチーフやノートブックなど、身近な小物から集めてみてはいかが。【詳細】スクレ・ラデュレの新作発売時期:2017年2月中旬■ハンカチーフ・チャーム・サントロペ価格:1,080円(税込)サイズ:50×50cm・チャーム・ガーデン価格:1,080円(税込)サイズ:50×50cm・フルール・プランタニエール価格:1,620円(税込)サイズ:58×58cm・ソー・パリジェンヌ価格:1,620円(税込)サイズ:58×58cm※全て3色展開■ノートブックレオノール、マカロン、ダンスーズ価格:1,080円サイズ:B6スリム 18.8×11cm【問い合わせ先】・ノートブックマークスTEL:03-5779-7550・ハンカチーフインターモード川辺TEL:0120-077-927
2017年02月10日