子育ては、驚きと戸惑いの連続です。初めての場合なら、なおのことでしょう。我が子が急に静かになり…?2022年4月、フランス人のパートナーであるガイックさんとの間に、赤ちゃんが誕生した、しばひろ(@hirokokokoron)さん。赤ちゃんをあやすガイックさんの発言を漫画にし紹介したところ、多くの人の笑いを誘いました。壊した pic.twitter.com/FNPX89i6hn — しばひろ (@hirokokokoron) May 20, 2022 ガイックさんがあやすと、ピタリと泣き止んだ赤ちゃん。急に静かになった赤ちゃんに、ガイックさんは戸惑いを隠せなかったのかもしれません…。「壊れたかな」そんなクスッと笑ってしまう発言が、ガイックさんから飛び出したのです!これには漫画を読んだ人も笑ってしまったようで「言葉のチョイスが最高」「壊さないで!」とさまざまなコメントが寄せられました。赤ちゃんをあやすのがうまいガイックさんですが、まだまだ子育ては知らないことだらけ。子育てをする中で、これからもガイックさんの『珍発言』が飛び出しそうですね。[文・構成/grape編集部]
2022年05月21日まだ発語できない年齢の子供は、泣くことで意思を伝えようとします。しかし、その意味を理解するのは、親でも至難の業。何が原因で泣いているのかが分からず、頭を抱えてしまうのです。赤ちゃんが泣く理由に「なるほど…!」フランス人のパートナーであるガイックさんとの日常を描いている、しばひろ(@hirokokokoron)さん。2022年4月に、しばひろさんは赤ちゃんを出産しました。まだ小さい我が子を見守り、ガイックさんとともに子育てに奮闘しているといいます。そんなある日、授乳後に我が子のオムツを替えようとした、しばひろさん。しかし、赤ちゃんは大声で泣き始めてしまいます。想像して pic.twitter.com/oYNOhTt06Q — しばひろ (@hirokokokoron) May 14, 2022 大人からすると、オムツが汚れたままのほうが気持ち悪く、泣き出したくなるはず。では、なぜ替えようとすると泣き出すのでしょうか。疑問を覚えるしばひろさんに対し、ガイックさんは「食事後にいきなり脱がされたら嫌じゃん!」とズバリ!ガイックさんで表現されたイラストはじわじわきますが、確かに「なんてことをするんだ!」と不快になる気持ちも理解できます。子供の目線で考えたガイックさんの言葉に、多くの人が納得しつつも笑ってしまったようです!・確かに、これをやられたら俺も泣くわ…。・イメージ画像がシュールすぎて爆笑した。・説得力がすごい。今後はおむつ替え前に「失礼いたします」っていおうかな…。我が子がどうして泣くのかが分からない時は、自分に置き換えて考えてみると、答えが導き出せるかもしれません![文・構成/grape編集部]
2022年05月16日この春も話題作がひしめき合っていますが、今回は映画好きにオススメしたい1本をご紹介します。それは、スティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシといった名監督たちに多大な影響を与えたとされる“20世紀最大の巨匠”イングマール・ベルイマン監督にまつわる注目作です。『ベルイマン島にて』【映画、ときどき私】 vol. 473アメリカからスウェーデンのフォーレ島へとやって来たのは、映画監督カップルのクリスとトニー。創作活動にも互いの関係にも停滞感を抱いていた2人は、敬愛するベルイマン監督が数々の傑作を撮ったこの島でひと夏を過ごすことで、新作へのインスピレーションを得ようと考えたのだ。やがて島の魔力がクリスに作用し、彼女は自身の“1度目の出会いは早すぎて2度目は遅すぎた”ために実らなかった初恋を投影した脚本を書き始める。その後、どうしても結末が思いつかず、悩んでいたクリスだったが、思いがけない出会いが彼女の心を変えていくことに……。第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、高い評価を得た本作。そこで、こちらの方に作品の背景などについて、お話をうかがってきました。ミア・ハンセン=ラブ監督@Judicaël Perrin2007年に26歳という若さで長編映画監督デビューを果たすと、類まれなセンスと才能でフランスを代表する女性監督のひとりとなったミア・ハンセン=ラブ監督。今回は、自身も敬愛するベルイマン監督の魅力や日本での思い出、そして女性に伝えたいメッセージについて語っていただきました。―10年ほど前から、ベルイマン監督の作品や人生に傾倒するようになったということですが、どういったところに惹かれているのでしょうか。監督これは非常に難しい質問ですね。お答えするのに、数時間はかかってしまうかもしれません(笑)。なぜなら、ベルイマンの魅力を短い時間で語り尽くすことは私にとっては不可能なことですから。具体的に彼のどの部分がいいとか、どの作品が好きということではなく、彼の人生も作品も生き方も、さらには息遣いまで、すべてが魅力的だと思っています。有名な作品のなかには、人工的なところがある作品もあるかもしれません。でも、『不良少女モニカ』(53)や『ある結婚の風景』(73)、『ファニーとアレクサンデル』(82)のような作品では、彼のキャパシティの広さや創作力の大きさ、そしてエロティシズムまでもがあると感じています。ベルイマンに惹かれるのは、自分に忠実だから―そういったことすべてから監督も影響を受けていらっしゃるのですね。監督そのほかに私が一番惹かれているのは、彼が自分に対してとても忠実であるところです。つまりそれは、自分を裏切ることなく、一切の妥協も許さないという意味でもありますが、そういった部分があるからこそ、ベルイマンがベルイマン以外の何者でもない理由かなと。だから、私は彼の作品を観ていると、彼とコミュニケーションを取れているような気がするのです。ほかにも同じようなコミュニケーションを感じられる監督は何名かいますが、ベルイマンほどそれを直接的に感じられる人はいないと思っています。そういうところが、私から見たベルイマンの魅力です。―なるほど。監督は「この映画の大きなテーマは“解放”である」とお話されていますが、それはいまでも多くの女性が男性から解放されていないと感じていらっしゃるところがあったからでしょうか。監督夫婦生活や社会において叫ばれているような、いわゆる女性解放というのとは少し意味が違いますが、私はクリスを通して自分自身を解き放って自由にする姿を表現したいと考えました。とはいえ、私が映画を作る際、最初に何かをテーマとして掲げているわけではないので、出来上がった作品に対して観る方が興味を持ってくださればいいと思っています。つまり、私が先に何かを意図しているわけではありません。劇中では、クリスがトニーと会話をしていくなかで徐々に変化し、芸術的な面において自分を解き放っていくようなところがありますが、初めは弱さのある女性だった彼女がだんだん強さを身に着けていく過程を感じていただいたらと。この作品を映画化するまではかなり時間がかかりましたが、こういう形で作り上げることができてよかったです。日本を理解するために、次回は長く滞在してみたい―話は変わりますが、日本についても少しお聞かせください。監督はこれまでに何度か来日されたことがあると思いますが、日本での印象深いエピソードなどはありますか?監督日本は大好きなんですが、いつも仕事で行くので、滞在日数が毎回3~4日ほど。あまりにも短すぎるので、私にとってはそれがすごくフラストレーションです。実際、初めて日本に行ったときには、ちょうど子どもが生後数か月のときだったので、1日中インタビューを受けながら授乳もしていて、ゾンビみたいになってしまった強烈な思い出もありますよ(笑)。2度目はもう少し余裕がありましたが、地方まで行けなかったのは残念でした。特に、香川の直島は島全体が美術館のような場所だと聞いていたので、そこで安藤忠雄さんの作品を見たり、芸術に触れたりしたかったですね。私にとって異文化を理解するのはとても重要なことですが、本当の意味で経験するには、やはり1か月程度は必要だと思います。次回こそは訪れてみたいです。過去にこだわらず、未来の力に変えてほしい―ぜひ、お待ちしております。それでは最後に、ananweb読者へのメッセージをいただきたいですが、なかには劇中のクリスのように自分を弱くて依存的だと考えているような女性たちもいると思いますので、この作品から感じてほしいことなどを教えてください。監督実は、私も長い間、クリスのように女性特有の弱さを抱え、家族の問題などに悩んでいた時期がありました。そのときは過去ばかりを振り返り、過去の傷に痛みを感じたりしていましたが、少しずつ弱さを強さに変えていくことができたのです。私の場合は、弱さを創作のツールとして利用しましたが、そんなふうに弱さを“武器”にすることもできるのだということは伝えられたらと。過去のことばかりにこだわるのではなく、それを未来に向けたひとつの力に変換することも可能なんだということをクリスの姿を通して知っていただきたいですし、みなさんにもそうなっていただけることを願っています。柔らかな日差しに包まれながら、自分の心に問いかけるインスピレーションを刺激する美しい景色が広がる “映画ファンの聖地”スウェーデンのフォーレ島を舞台に、女性の繊細な心の機微を見事に映し出した本作。静かな波のように観る者の感情に入り込み、ときには激しい雨のように心を揺さぶる必見作です。取材、文・志村昌美目を奪われる予告編はこちら!作品情報『ベルイマン島にて』4月22日(金)、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開配給:キノフィルムズ© 2020 CG Cinéma ‒ Neue Bioskop Film ‒ Scope Pictures ‒ Plattform Produktion ‒ Arte France Cinéma
2022年04月20日重厚感とモダンさを兼ね備えた上質な空間日本とフランスの食材が見事に融合落ち着いた個室で極上のワインを重厚感とモダンさを兼ね備えた上質な空間【フランス料理 レ セゾン】は帝国ホテルが誇るメインダイニングJR有楽町駅から徒歩5分の地に立つ、帝国ホテル。超一流のレストランが集うホテル内で、随一の品格を誇るメインダイニングが【フランス料理 レ セゾン】です。フランスの伝統に日本らしさを取り入れた、現代のフランス料理が味わえる至福の空間。大切な人との語らいや、素敵な思い出を紡ぐ場にふさわしいお店です。さまざまなシーンを華やかに演出するモダンな店内2005年にフランソワ・ル・グリによって内装が一新され、上品な華やかさが光る洗練された空間に。重厚感とモダンさを兼ね備えながらもリラックスできる雰囲気は、接待や記念日など、どんなシーンでも間違いなく特別な時間を演出してくれます。日本とフランスの食材が見事に融合フランス・シャンパーニュ地方の三つ星レストラン【レ クレイエール】で料理長を務めたティエリー・ヴォワザン氏が来日し、2005年から【フランス料理 レ セゾン】のシェフに就任。クラシックなレシピをもとに、日本ならではの季節感や食材を融合させ、ここでしか味わえない新しいフランス料理を生み出しています。その中から、【フランス料理 レ セゾン】を代表する3品をご紹介します!『鱧とジロール すだち』日本の食材・ハモを使った新感覚の一皿『鱧とジロール すだち』フランス料理のクラシックな組み合わせ“魚ときのこ”を、日本ならではの食材・ハモで表現した一皿。ハモは日本料理同様に骨切りし、皮目から焼いてふっくらと仕上げています。ハモときのこのだしをベースに、すだちの果汁を加えたほどよい酸味のソースとのハーモニーも絶妙です。(※季節により提供のない時期があります)『トリュフのパイ包み焼き』ナイフを入れた瞬間立ち上る香りがたまらない『トリュフのパイ包み焼き』シェフのヴォワザン氏が師事したフランスの三つ星シェフ、ジェラール・ボワイエ氏直伝の贅沢な一品。フォアグラを塗ったトリュフを丸ごとパイで包み、軽く焼き上げています。黒トリュフをたっぷり加えたソースペリグーとともにいただくと、さらに幸せな気分になれるでしょう。ぜひ、アラカルトでご注文を。『マスのアラミニッツ』富士のマスを使ったオリジナルメニュー『マスのアラミニッツ』フランス・シャンパーニュ地方の三つ星レストラン【レ クレイエール】のスペシャリテ、『スモークサーモンのアラミニッツ』を日本風にアレンジ。サーモンを富士のマスに置き換え、1分ほどさっと燻してスモークし、キャビアクリーム、みかんのチャツネ、クミンのビネグレッドを添えました。(※季節により提供のない時期があります)落ち着いた個室で極上のワインを13カ国600種類のワインを最高の状態で提供600種のワインのうち、422種がフランス産。なかでも87銘柄から選べる、シャンパーニュの品揃えは圧巻です。ワインに詳しくなくても、ソムリエが料理や好みに合うワインを提案してくれるのでご安心を。グラス一杯から頼めるので、気軽に相談してください。どんなシーンでも安心して使える個室も完備より落ち着いて食事を楽しめるよう、2~12人まで利用できる個室を完備。通常のコースメニューはもちろん、杉本東京料理長が一日一組をもてなすオートクチュールコース「アンティミテ」も開催されます。家族のお祝い事や、大切な接待などにもオススメです。店名が示す通り、季節感を大切にしている【フランス料理 レ セゾン】。季節ごとの素材がもつおいしさを最大限に引き出すため、トリュフなどフランスから取り寄せるものもあれば、日本ならではの食材を用いることも。600種類を超えるワインと合わせ、これぞフランス料理という極上の味を、存分に堪能してください。料理人プロフィール:ティエリー・ヴォワザンさんフランス・シャンパーニュ地方の名店【ボワイエ・レ・クレイエール】のオーナー、ジェラール・ボワイエ氏に師事し、その後【レ クレイエール】のシェフに就任。2005年1月より、帝国ホテル 東京【フランス料理 レセゾン】のシェフを務める。食材の四季を大切にし、卓越したセンスで織り成す料理は高い評価を得ている。フランス料理レセゾン【エリア】新橋/汐留【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】8500円【ディナー平均予算】21000円【アクセス】有楽町駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年04月14日グルメイベント「2022 伊勢丹フランス展」が、2022年4月6日(水)から4月11日(月)まで、伊勢丹新宿店 本館6階 催物場にて限定開催される。フランスのおいしいグルメ集結「伊勢丹フランス展」「伊勢丹フランス展」は、フランスのおいしいパンやスイーツが勢ぞろいするグルメイベント。産地の個性が楽しめるワインや、手土産にもぴったりな焼き菓子、自宅ごはんをレベルアップさせてくれる調味料など、フランスの魅力がいっぱい詰まったアイテムが展開される。イートインで味わう出来立てスイーツ中でもイチオシは、会場でしか味わえないイートインの出来立てグルメ。イートインコーナーには、<ラボラトワール ローブ ショウコ ヒラセ><エンメ><スフレ コウジ オオサワ><セイスト>の店舗が参加し、各店自慢のデザートを提案する。<ラボラトワールローブ ショウコ ヒラセ>の「柑橘とハーブのバシュラン」は、ハーブソルベと軽やかな味わいのクレームダンジュを合わせたデザート。さまざまな柑橘を散りばめることで、風味豊かに仕上げている。<スフレ コウジ オオサワ>からは、山椒でアクセントを効かせた「山椒とショコラのスフ」が登場。ショコラのソースや実山椒のエスプーマなどを添えているので、自分好みに“味変”して楽しめる。日本初上陸<ミトロンベーカリー>のレモンパネトーネまた、販売コーナーでは、日本初上陸スイーツを含む、こだわりのメニューを展開。ミシュラン3つ星のレストラン「ミラズール」が手掛ける、ミトロンベーカリーの「レモンパネトーネ」は、中でも日本初登場の注目品。上質なレモンピールを贅沢に練り込んで焼き上げた、“しっとりふわふわ”の焼き菓子・パネトーネは、一度味わうとやみつきに。店舗を持たない<セイスト>のクッキー缶店舗を持たないチョコレートブランドと知られる<セイスト>からは、アマゾンカカオ、フランス産小麦、マダガスカル産のバニラなど、厳選食材を使用した「クッキー缶」が数量限定で発売される。他にも、<レ・ジニシエ>のパンやフランス菓子、<セイスト>と日本酒ブランド・鷹の目(TAKANOME)がコラボレーションしたボンボンショコラや和テイストパフェなどがラインナップする。【詳細】「2022 伊勢丹フランス展」開催期間:2022年4月6日(水)~4月11日(月) 10:00~20:00※イートイン営業時間:10:30~、イートインラストオーダー 各⽇終了30分前。※最終日18:00終了。会場:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場住所:東京都新宿区新宿3-14-1<メニュー例>■イートイン「サロン・デュ・デセール」・<ラボラトワールローブ ショウコ ヒラセ>柑橘とハーブのバシュラン 各日30点限り1,870円・<スフレ コウジ オオサワ>山椒とショコラのスフレ 各日40点限り2,420円※4月6日(水)〜4月8日(金)・<セイスト×鷹の目>苺とTAKANOME 4,400円※2022年4月9日(土)~11日(月)■販売アイテム・<ミトロンベーカリー>レモンパネトーネ 100点限り 9,396円・<セイスト>Journey 200点限り 3,240円※4月6日(水)〜4月8日(金)
2022年04月04日おなら…それは、生理現象ではあるものの、人前では話題にあげることすら、ためらわれるもの。例え相手と親密な関係であろうと、我慢できずにしてしまったが最後、最悪の場合、今後の付き合いに支障をきたす恐れもあるほどです。しかし、おならをきっかけに、愛情を確かめ合える場合も。信じたのに…!フランス人のパートナー、ガイックさんと暮らす、しばひろ(@hirokokokoron)さんは、ある日、異臭に気付きます。ガイックさんに疑いの目を向けたしばひろさんですが、本人はショックを受けたような表情を浮かべていました。!? pic.twitter.com/KjEwfLJq0m — しばひろ (@hirokokokoron) April 1, 2022 やっぱり、してたんかーい!しかし考えてみれば、ガイックさんは「おならをしていない」とはひと言もいっていません。「なぜ、そんなことをいうの」と、どちらともとれる返事をしただけなのです。とはいえ、ガイックさんの返事を受け、すぐに疑いの目を向けることをやめた、しばひろさん。それはパートナーであるガイックさんを信頼していたからこそ。…結局、おならはしていましたが。漫画に対して「したんかい!」と多くのツッコミが寄せられましたが、誰よりも驚いたのは、しばひろさんのはずです…!日本と同じく、相手と親しい関係にあろうとも、人前でおならはあまりよろしくないとされるフランス。しかし、ガイックさんがおならをしたことを、最後にはちゃんと認めたのも、しばひろさんを信頼しているからなのでしょう…![文・構成/grape編集部]
2022年04月02日フランス人の男子大学生とLINEでやり取りをしている、うえはらけいた(@ueharakeita)さん。うえはらさんは、この大学生と日本語でやりとりを行っています。大学生は、日本語の勉強に熱心なようで、礼儀正しい言葉を使い、うえはらさんと会話をしていました。ある日、この大学生から「日本語をもっと勉強したいので、日常的な言葉でもいいですか」と提案が。うえはらさんが、「いいよ!」と提案を快諾すると…。フランス人の男子大学生(フランス在住)と日本語でLINEしてるんだけど「日本語の勉強したいので、もう少し日常的な話し言葉でもいいですか」って言われて「いいよ!」って返したら、それ以降めちゃフランクになった pic.twitter.com/aYnXEl4VsY — うえはらけいた|漫画家 (@ueharakeita) March 30, 2022 大学生は、「うえはら、元気?」と、親友に声をかけるような言葉で、話しかけてくれたのです!その後も、大学生はフランクな言葉で会話を続けてくれているとのこと。クスッと笑ってしまう、大学生のメッセージにさまざまな声が寄せられています。・なんか、心をわしづかみにされた!すごく嬉しいですね!・日本語って、敬語から友達同士の会話まで、かなり細かいグラデーションがあるんだなと改めて思った!・笑った!『友達』と『知り合い』の間の微妙なニュアンスって、確かに難しいよな。・漢字も正しく使っていて、純粋にすごいわ。勉強する姿勢に尊敬!ちなみに、その後「けいたでいいよ!」と伝えた、うえはらさん。大学生は「けいた」と名前で呼んでくれるようになったそうです。うえはらさんとのやりとりによって、大学生の日本語力はメキメキと上がっていくでしょうね![文・構成/grape編集部]
2022年04月01日4月6日~4月11日 、「2022 伊勢丹フランス展」を開催します。パティシエによるアシェットデセールの競演。世界で活躍する日本人によるフレンチやパン。ご自宅での食事やおやつの時間を格上げしてくれる惣菜や食材、調味料、お菓子、産地の個性が楽しめるワイン。そしてお洒落な生活雑貨たち。この春もフランスの魅力がいっぱいの一週間がやってきます。「2022 伊勢丹フランス展」一般会期:4月6日(水)~4月11日(月) 各日午前10時~午後8時[最終日午後6時終了]イートイン営業時間:午前10時30分~ イートインラストオーダー:各日終了30分前会場:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場目の前で作られる芸術的皿盛りデザート「アシェットデセール」を愉しめる大型集合イートイン「サロン・デュ・デセール」<ラボラトワール ローブ ショウコ ヒラセ>、<エンメ>、<スフレ コウジ オオサワ>(4月6日(水)~4月8日(金))、<セイスト>(4月9日(土)~4月11日(月))、大人気の4店のアシェットデセールやパフェが競演する集合イートインが初登場。フルオープンキッチンでのパティシエたちの技にも魅了されます。■<ラボラトワール ローブ ショウコ ヒラセ>【イートイン】<ラボラトワールローブ ショウコ ヒラセ>柑橘とハーブのバシュラン 各日30点限り 1,870円(1人前/日本製)メレンゲのカップの中には、清々しく豊かな香りのハーブソルベと、軽やかな味わいのクレームダンジュを合わせました。オレンジワインの2種類のジュレと、旬のさまざまな柑橘を散りばめた、爽やかな味わいの一品です。■4月6日(水)~4月8日(金)限定<スフレ コウジ オオサワ>【イートイン】<スフレ コウジ オオサワ>山椒とショコラのスフレ 各日40点限り 2,420円(1人前/日本製)ショコラのスフレに山椒を加え、アクセントのある味に仕上げました。ショコラのソースやアングレーズソース、実山椒のエスプーマで、いろいろな味の変化を。花わさびのアイスとともに。フランス・ボルドーで活躍する実力派シェフの技が光るイートイン<レクスキ>ボルドーワインとともに、和の要素を取り入れたフランス料理と、世界に誇る日本のサービス「おもてなし」を提供している<レクスキ>のイートインが登場します。【イートイン】<レクスキ>「ボルドーの春を味わう」レクスキシェフおすすめコース 5,500円(前菜:白アスパラとコンテチーズのパートブリック包み、メイン:バザス牛サーロインステーキ フリットメゾン/1人前/日本製)フランス・ボルドーで活躍する実力派シェフの技が光るスペシャルコース。ボルドーの豊かな食材の魅力を余すところなく引き出した料理を会場で再現。本場ボルドーの味をご堪能いただけます。フランスで活躍するパティシエールとブーランジェのパンやフランス伝統菓子 <レ・ジニシエ>品田麻衣×<Mei Narusawa>成澤芽衣フランスで活躍するパティシエ・品田麻衣氏とブーランジェ・成澤芽衣氏が、フランスで出会ったことをきっかけに誕生した<レ・ジニシエ>。2017年、フランスで最も権威のあるバゲットトラディションコンクールで、日本人として、また女性として、初優勝を飾った成澤氏のレシピを忠実に再現し、品田氏がていねいに粉から仕込み、焼き上げています。<レ・ジニシエ>×<Mei Narusawa>上:バゲットトラディション 各日200点限り 371円(1個/日本製)左:クロワッサン・オ・ブール 各日100点限り 368円(1個/日本製)右:サンドイッチ・ジャンボン・カマンベール・アブリコ 各日30点限り 1,210円(1個/日本製)2017年フランスのバゲットトラディションコンクールで優勝したレシピそのままに、小麦・塩・水などのすべての材料をフランス産にこだわり、伝統的な製法で作っている「バゲットトラディション」に、ノルマンディ製の香り高いバターをたっぷり使用し、幾重にも折り込んだ「クロワッサン・オ・ブール」。フランス産小麦100%使用のバゲットに、カマンベールチーズ、御茶ノ水のワインビストロ「レピック」の佐藤紘子シェフ特製ロースハムを挟み、アクセントにドライアプリコットを入れて、優しい味に仕上げた「サンドイッチ・ジャンボン・カマンベール・アブリコ」。品田氏と成澤氏のお互いを信頼し、深いリスペクトから生まれた美味しさです。<ミトロンベーカリー>の日本初上陸のレモンパネトーネイタリアとフランスの国境に位置する、レモンが名産のコートダジュールの小さな町マントンにあるレストラン「Mirazur(ミラズール)」。世界各国のガストロノミストたちが世界最高峰と称賛するレストランで、フランス版「ミシュラン2019」で三つ星、2019年版「世界のベストレストラン50」で1位、2020年版「世界のベストシェフ100」で1位と、世界のガストロノミー界の三冠を獲得。2019年~2020年に行われた「COOK JAPAN PROJECT」にも参加。<ミトロンベーカリー>は、その「ミラズール」が2020年にオープンしたベーカリーです。<ミトロンベーカリー>レモンパネトーネ 100点限り 9,396円(500g/フランス製)<ミトロンベーカリー>のシェフブーランジェ・福田大輔氏が、2021年フランスパネトーネ選手権クリエイティブ部門で優勝した際の受賞作品。新鮮で上質なレモンピールを贅沢に使用した、爽やかな味わいのレモンコンフィをふんだんに練り込んだ、しっとりふわふわのパネトーネです。店舗を持たないチョコレートブランド<セイスト>のクッキー缶世界大会優勝ショコラティエで、アルノーラエール日本初出展店舗のシェフを務めた瀧島誠士氏が2021年に立ち上げた店舗を持たないブランド<セイスト>。日本の食材にフォーカスした風味豊かなショコラをお届けしています。<セイスト>Journey 200点限り 3,240円(日本製) ※4月6日(水)~4月8日(金)限りの販売※4月9日(土)~4月11日(月)はイートイン出店になります。奇をてらわずに美味しさを突き詰めたクッキーは、静岡の朝霧乳業で大切に作られたバターをはじめ、風味豊かなアマゾンカカオ、フランス産小麦、マダガスカル産のバニラなど、選びぬいた食材を使い、丁寧に作りあげています。会場では、ワイン銘醸地の多彩なワインも豊富にご紹介いたします。また、ソムリエによるワインセミナー(有料/予約制)や 毎日異なるテーマで楽しめるバーカウンターご用意。日替わりで地方ごとのワインが楽しめる有料試飲バーで、産地ごとの個性を存分に味わっていただけます。特設サイトで詳細をチェック!※価格はすべて税込です。※イベントの内容は、都合により変更または中止となる場合がございます。予めご了承ください。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年03月31日国が違えば文化も違うもの。文化が違えば、その国で暮らす人たちにとっての常識や習慣も違ってきます。フランス人のパートナー、ガイックさんと暮らす、しばひろ(@hirokokokoron)さんは、フランスのマンションで「いいな」と思える貼り紙を目にしました。貼り紙は、しばひろさんとガイックさんが暮らすマンションの、ほかの住人が貼ったもの。貼り紙には、こう記されていたといいます。親愛なる隣人たち今夜、私の誕生日パーティーをするので、うるさくなるけどごめんね!日本では、大家や管理会社からの伝達事項が記された貼り紙こそ見かけるものの、住人が個人的な内容を記して、マンションの共用部に貼り出すことは、ほぼありません。フランスの文化が垣間見える貼り紙に笑顔になった、しばひろさん。…しかし!「いいな」と思えるのはそこまででした。信じられないくらいうるさかった夜 pic.twitter.com/v8fzRPWNjg — 何食わぬ顔のヒロコ(しばひろ) (@hirokokokoron) December 12, 2021 ちょっとやそっとの物音ではなく、もはや騒音レベル。しばひろさんによると、住人の誕生日パーティーは早朝まで続いたといいます。日本ではとうてい考えられない出来事に、漫画を読んだ人からは「限度というものが…」など、さまざまなコメントが寄せられました。・ウソはついてない!ウソはついてないけども……!・住人全員分の耳栓を置いといてほしいぐらい。・お知らせをくれるのは、心の準備ができるし心遣いとしても素敵な文化。だけど、深夜までされるのはつらいね。住人の誕生日パーティーの次の日が休日だったこともあり、「まだよかったです」と語る、しばひろさん。いろいろな意味で、日本との違いを感じる出来事ですね…![文・構成/grape編集部]
2021年12月13日昨年11月、所沢の新名所としてオープンした角川武蔵野ミュージアム。アート、本、博物という異ジャンルをミックスしたこのミュージアムは、図書館の機能も併せ持ち、リアルとバーチャルで人を魅了する異色の存在。そのオープン1周年を記念し始まったのが本展『浮世絵劇場 from Paris』。パリのジャポニスムが360度の体験型コンテンツとして上陸。これはパリを拠点に活動する注目のアーティスト集団ダニーローズ・スタジオの話題作で、デジタル・アート先進国フランスの中でも、2018年~’19年に約200万人を動員した展覧会「Dreamed Japan“Images of the Floating World”」を、バージョンアップさせた作品だ。1100平方メートルを超える展示室は360度スクリーンが取り囲む大空間。足を踏み入れると、浮世絵を題材にした映像が、音楽とともに展示室いっぱいに投影される。第1幕のテーマは「風景」。葛飾北斎「富嶽三十六景」や歌川広重「東海道五十三次之内」などから名作が屏風や扇のように現れては消える。続いて第2幕の「桜」では、桜の木が映し出され、無数の桜の花びらが舞い散り、その風景はやがて神秘的な森へと移り、第3幕「日本の妖怪たち」へと続く。このように第4幕は「海」、第5幕は「魚」、第6幕は「花」…と絶え間なく流れる映像は、全12幕・30分間。伸びやかな音楽とともに現れては消える幻想的な演出が圧巻。特に第4幕の「海」は北斎の絵が臨場感たっぷりで、荒れ狂う海にのみ込まれてしまうような大迫力。終了後は一本の映画を観終えたような充実感に満たされるはず。見どころ1:360度大迫力の浮世絵×映像美!!!カラフルな背景色や浮世絵モチーフの組み合わせの美しさがダニーローズ・スタジオの真骨頂。デジタルアーティストやプログラマー、音楽家といった多領域で活躍する彼らならではの感覚で表現された浮世絵はグラフィカル。©Danny Rose Studio見どころ2:“答え合わせ”も楽しめる。「後室」と呼ばれるエリアでは、映像作品に使用された浮世絵を紹介。吊り下げられた浮世絵の裏には作者と作品名が。また浮世絵にまつわる書籍も展示され、自由に手に取ることができる。見どころ3:進化系・現代の浮世絵師にも注目!大石恵美(BALCOLONY)「桃色四葉乙接吻四人衆大合戦絵巻」UKIYO‐E PROJECT所蔵石川真澄「出火吐暴威変化競 鬼童丸」 UKIYO‐E PROJECT所蔵過去の作品ばかりでなく、フランスや日本で更なる進化を続けているのが浮世絵。会場では日本の現代浮世絵師たちの作品も紹介。演劇ポスター画などで活躍中の若手作品も要チェック。『浮世絵劇場 from Paris』角川武蔵野ミュージアム1Fグランドギャラリー埼玉県所沢市東所沢和田3‐31‐3ところざわサクラタウン内開催中~2022年4月10日10:00~18:00(金・土曜~21:00。入場は閉館の30分前まで)第1・3・5火曜休(祝日の場合は翌日休)一般2400円(当日)ほか TEL:0570・017・396NHK紅白ロケでも話題の本棚劇場。高さ約8m、360度本棚に囲まれた空間は20分ごとに3分プロジェクションマッピングが。※『anan』2021年12月8日号より。写真・土佐麻理子取材、文・山田貴美子(by anan編集部)
2021年12月06日ディズニー映画『白雪姫』で、小人たちが歌う『ハイ・ホー』は、きっと多くの人が一度は耳にしたことがあるでしょう。しばひろ(@hirokokokoron)さんのパートナーであり、フランス人のガイックさんもまた、『ハイ・ホー』を知っており、ある日、フランス語訳で歌っていました。しばひろさんが『ハイ・ホー』の日本語訳を教えると、ガイックさんは衝撃を受けてしまったといいます…!ハイホーの日本語歌詞 #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/RuP6CavrkE — 何食わぬ顔のヒロコ(しばひろ) (@hirokokokoron) November 22, 2021 多くの日本人が、『ハイ・ホー』の歌詞を『仕事が好き』で覚えているはず。しかし、フランス語版や英語版では『仕事から帰る』や『仕事場から家に向かう』という歌詞だといいます。日本では『仕事が好き』と訳されることを知ったガイックさんは、こうつぶやいたとのこと…。さすが、日本人。世界では、勤勉で仕事に対して実直なイメージを持たれている日本人。多くの日本人が実際に仕事を好きかどうかは、迷うところでしょう…。「労働観の違いですかね」「あの歌詞は、おかしいと思ってた」「世界共通の歌詞では、なかったのか」と、日本人からも反響を呼んだ『ハイ・ホー』の歌詞の違い。日本語訳にも、『お国柄』が反映されていて、調べてみると面白い発見がありそうですね![文・構成/grape編集部]
2021年11月24日世界文化社は、書籍『パリの小さなアパルトマンで楽しむおうち時間』を2021年5月29日(土)に発売します。■うちのマンションは狭いから…なんてあきらめていませんか?パリっ子に学ぶシンプルライフ長期にわたって外出自粛を求められるこのコロナ禍において、注目を集めたのが「おうちでの過ごし方」。一方、狭いワンルームマンションで物がごちゃごちゃ、理想のおうちライフを過ごすのは難しい、と思う人も多いのではないでしょうか。本書は、日本以上に家賃の高いパリで18年生活するフォトエッセイスト・とのまりこさんが、狭い空間でもハイセンスで心地よく暮らすフランスのライフスタイルを紹介する1冊。発売前からAmazon売れ筋ランキングで1位を獲得(「住まい・インテリアのエッセー・随筆」部門/2021年5⽉21⽇調べ)した注⽬のライフスタイルブックです。AmazonおよびAmazon.co.jpは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。■狭い部屋でも自分らしく!パリ流素敵な空間のつくり方とおうち時間の過ごし方。とのまりこさんが家族3人+犬1匹で生活しているパリのお宅は、なんと35㎡という小さなアパルトマン。けれど、パリ流の工夫が満載で、狭さを感じることがありません。本書では、とのさんのお宅を中心に、小さなアパルトマンで心地よく暮らすパリっ子たちのインテリアコーディネート術や、おうち時間の過ごし方を余すところなく紹介します。■無印良品、イケア、ZARAHOME!実際に真似できるグッズを紹介パリのオシャレなおうちの共通点は、シンプルなベースに、これでもかというほど自分たちの趣味や嗜好に合わせた好きなものを取り入れて、自分たちだけの空間をつくり出していること。本書では、フランスでおなじみのグッズや人気商品など、とのさんセレクトの雑貨が満載。掲載されているインテリア雑貨の多くは、無印良品、イケア、ZARAHOMEなどオンラインでも購入が可能です。また、素敵な生活雑貨やキッチン用品などを取り扱うパリのお店マップは、再び海外旅行ができるようになった際に役立つパリショッピングガイドとしても楽しめます。<著者プロフィール>とのまりこパリ在住19年目、東京出身のフォトエッセイスト。出版社に勤めたのち2003年単身渡仏。パリを拠点にフォトエッセイ、ガイドブック執筆、コーディネーターなどの活動を続ける。2014年に東京・西荻窪にフランス雑貨店「Boîte(ぼわっと)」をオープン。全国各地の百貨店や書店などで期間限定のポップアップイベントやトークショーなども行なう。ほぼ日刊イトイ新聞の「バブー&とのまりこのパリこれ!」、パリマグの「とのまりこのパリライフ!」、雑誌「サンキュ!」のパリのパンコラムなど連載多数。Boîte(ぼわっと)Twitter…@boite_tvInstagram…boite.tv<目次>1.パリスタイルで心地よい空間をつくる2.限られたスペースを明るく広く見せる3.暮らしをセンスアップするインテリア雑貨4.家事が楽しくなるパリのキッチン5.食卓を彩るカジュアルフレンチ6.気分を上げるファッション7.おうち時間を楽しむ手作りのもの<刊行概要>『パリの小さなアパルトマンで楽しむおうち時間』■発売日:2021年5月29日(土)■定価:1,628円(税込)■発行:株式会社世界文化ブックス■発行・発売:株式会社世界文化社※一部書店により発売日が異なります『パリの小さなアパルトマンで楽しむおうち時間』企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年06月09日人生は思い通りにいかないことも多いだけに、悩みからうまく立ち直れないときもありますよね?そういうときこそ前を向いて歩いていきたいところですが、負のループから抜け出せなくなってしまうこともあるかと思います。そこでご紹介するのは、そんな気分から解放してくれるオススメの映画『ローズメイカー 奇跡のバラ』。今回は、本作の見どころについて、こちらの方にお話をうかがってきました。カトリーヌ・フロさん【映画、ときどき私】 vol. 385大ヒット作『大統領の料理人』や『偉大なるマルグリット』などで知られ、フランスを代表する大女優のひとりでもあるカトリーヌさん。劇中では、究極のバラを生み出す天才バラ育種家でありながら、倒産寸前に追い込まれ、自分を見失いかけていた主人公のエヴを演じています。本作は、そんなエヴが世間から見放されたはみだし者3人組と出会うことによって、人との絆や人生の大切なことに気がついていく様を描いた逆転のサクセス・ストーリー。そこで、カトリーヌさんに役を通して感じたことや輝き続ける秘訣について、語っていただきました。―今回、ピエール・ピノー監督は、洗練された上品さからコミカルまでのすべてを表現できるのは、カトリーヌさんしかいないということでオファーしたそうですが、実際に演じられてみていかがでしたか?カトリーヌさん私にとっては特別難しい役どころだったわけではありませんでしたが、エヴは葛藤を抱えているキャラクターだと感じました。なぜなら、彼女はカリスマ的なところがある女性ではあるものの、自分でそうなりたいと思ってなったわけではありませんからね。映画の冒頭では、何もかもうまくいっていないので幸せでもないですし、どちらかという感じが悪いと思う人もいるようなそういう人物として描かれています。ただ、そんな彼女が社会からの“はみだし者”と出会い、さまざまな経験をすることによって、オープンマインドになるわけですよね。そうやって変わっていく様が非常に興味深いし、珍しいタイプのキャラクターでもあるので、それはおもしろいところだと思いました。自分をオープンにすることを怖がってはいけない―本作では、それぞれのキャラクターが人生で自分の“花”を咲かせていきますが、カトリーヌさんにとってもそういった転機はありましたか?変わっていく彼らの姿を見て、どのように感じたのかについても教えてください。カトリーヌさんもちろん私の人生でも、人との出会いによって変わったことはありましたが、ずっと女優という仕事を続けていますし、変化という意味では、そこまで大きなものはないかもしれません。私から見ると、この作品のキーワードは変化というよりも、再生や回復という言葉のほうが近いように感じています。これはフランスでも最近ブームになっているもので、有名な精神科医でボリス・シリュルニックという人が唱えている「レジリエンス」という言葉から来ているものです。強制収容所で受けたトラウマから再生していく人を描いている彼の著書に比べるとこの作品はそこまで深刻ではありませんが、エヴは父親の死によって自分の世界に閉じこもっている人物。そこからどうやって再生し、人間関係をどう再構築していくかというのがバラの成長と並行して語られているので、そこが見どころでもあると思います。―実際、エヴのように仕事やプライベートで思うようにいかずに悩んでいる女性は多いと思います。そういった女性に対してアドバイスをするとしたら、どんな言葉をかけますか?カトリーヌさんまずは、「世界に向けて自分をオープンにすることを怖がってはいけません」ということですね。あとは、ありのままの自分を見せることをおろそかにしないこと、そして「こうしなければいけない!」といった決まりや主義を持ち過ぎないことも大事です。そのうえで忘れてはいけないのは、外の世界や自然、動物といった多くのことに好奇心を持つこと。決して優位な立場に立つ必要はありませんが、自分の内面が強くなるためにいろいろなことに興味を持ったほうがいいですよ、というのは伝えたいです。美のない人生なんて意味はない―素敵なお言葉をありがとうございます。女優として第一線で活躍し続けているカトリーヌさんが人生で大切にしている言葉や信念があれば、教えてください。カトリーヌさん私が選んだアーティスティックな世界は、すごく不確かでそこにどんな意味があるのかさえわからないところもありますが、私は導かれてここまで来たように感じています。映画の最後にエヴが「美のない人生なんて意味はない」といいますが、私もその感覚に近いものがあるのかなと。物理的に利益を生み出すわけではないにしても、美は人生に大事だと考えています。―今回は、舞台のバラ園がもうひとつの主人公でもあると感じましたが、バラ園での撮影で思い出に残っていることはありますか?カトリーヌさん具体的におもしろいエピソードがあるわけではないのですが、やはりあれだけの景色なのでそれだけで強烈な印象は受けました。広大なバラ園の真ん中で、自然が支配している世界のなかに身を置くと、まるで絵のなかに入ってしまったような感覚に陥ったほど。それくらい自然の力を感じました。―ご自身がお好きな花と花言葉があれば、教えてください。カトリーヌさん私が好きな花は、すずらんです。なぜかというと、フランスでは私の誕生日でもある5月1日に、愛する人にすずらんを贈る習慣があるからです。ただし、花言葉は、知らないんですよね(笑)。―すずらんの花言葉は、「再び幸せが訪れる」「純粋」のようです。この映画にもぴったりですね。カトリーヌさん素敵ね。ありがとう!芸術は人間にとって基盤になる大事なもの―ピエール・ピノー監督は日本の文化から非常に影響を受けていて、本作でもひょうが降ったあとの最初のショットは16から17世紀の日本の屏風からインスパイアされているとか。カトリーヌさんは、日本の文化で興味があるものはありますか?カトリーヌさん私が好きなのは、浮世絵と小津安二郎監督の映画です。いま言われて思い出しましたが、私がこの映画に出演すると決めたとき、バラや自然の力に関する物語と聞いて最初に思い浮かべたイメージは、まさに日本の浮世絵でした。浮世絵にはそういったものが込められていると感じています。あと、日本は旅行先として行きたい国のひとつですね。―お待ちしております。いまのコロナ禍で、映画業界は苦境に立たされていますが、今回のことで“映画の力”を改めて感じたことはありますか?カトリーヌさん映画というのは、人を結びつけることができますし、人の態度や行動について考える機会を与えてくれるものなので、すごく重要な芸術だと思っています。演劇などもふくめて芸術は、人間にとって基盤となるようなものだと感じているところです。―おっしゃる通りです。それでは最後に、日本の観客に向けてメッセージをお願いします。カトリーヌさん劇中では予想外のことがいろいろと巻き起こりますが、オープンマインドになることで素敵なこともたくさん起こるので、人間関係の美しさと希望を描いた作品になったと思います。あとは、お花の美しさも楽しんでもらえるので、そのあたりも堪能していただきたいです。インタビューを終えてみて……。オンラインの画面越しでも、圧倒的なオーラを感じられたカトリーヌさん。私にとっては憧れの女優さんのひとりでもある方なので、興奮と緊張を抑えながらの取材となりましたが、凛とした美しさと知的なお言葉に触れることができ、とても貴重な時間を過ごすことができました。カトリーヌさんの魅力を存分に味わうことができる本作も、必見です。満開の笑顔を届けてくれる!人生はつまずきの連続ではあるけれど、自分が求めているものの重みや人が差し伸べてくれる手の温かさは、転んだからこそわかるもの。誰のなかにもある“種”にしっかりと愛を注げば、きっと自分だけの“花”を咲かせることができるはずです。はみだし者たちのあとに続いて、あなたも華麗に一歩を踏み出してみては?取材、文・志村昌美ストーリーあふれる才能と魔法のような指で新種のバラを開発し、“天才ローズメイカー”と呼ばれたエヴ。数々の賞に輝いていたこともあったが、数年前から巨大企業のラマルゼル社に賞も顧客も奪われしまい、亡き父が遺してくれたバラ園は倒産寸前に追い込まれていた。その状況を見ていた助手のヴェラは何とか立て直そうと、職業訓練所から格安で前科者のフレッド、定職に就けないサミール、異様に内気なナデージュという3人を雇うことに。しかし、ド素人の彼らは、手助けどころかひと晩で200株のバラをダメにしてしまうのだった。そんななか、エヴに新種のアイディアが閃き、はみだし者たちは力を合わせてコンクールに挑むのだが……。美しさに満ちた予告編はこちら!作品情報『ローズメイカー 奇跡のバラ』新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開中配給:松竹THE ROSE MAKER © 2020 ESTRELLA PRODUCTIONS – FRANCE 3 CINÉMA – AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA© Philippe Quaisse UniFrance
2021年06月01日近年のさまざまなムーブメントにより、社会における女性の立場は大きく変化しているものの、それでも職場や家庭で何かと問題に直面しているという人もいるのでは?そこで、そんな思いや悩みを抱えている女性にピッタリの1本を最新作のなかからご紹介します。『5月の花嫁学校』【映画、ときどき私】 vol. 3821967年、フランスの田舎アルザスにある家政学校に、18人の少女たちが入学。ピンクのスーツを着こなす校長のポーレットは、迷信を信じる修道女と少女のまま中年になったような無垢な義理の妹とともに理想の良妻賢母を育成するために力を注いでいた。ところがある日、経営者であるポーレットの夫が莫大な隠れ借金を残して急死。ポーレットは夫の事業を支え、夜のお勤めにも渋々付き合っていたのにひどい仕打ちが待ち受けていたことに呆然としてしまう。そんななか、死に別れたはずの恋人と再会し、心の奥にしまっていた情熱に火がつくポーレット。生徒たちとともに、自分らしい生き方に目覚めていくことに……。本国フランスでは初登場1位に輝き、大ヒットとなった本作。今回は、多くの女性たちの共感を呼んだ物語がどのように誕生したのかについて、こちらの方にお話をうかがってきました。マルタン・プロヴォ監督ananwebには前作『ルージュの手紙』以来、4年振り2度目の登場となるプロヴォ監督。今回は、初タッグを組んだフランスの大女優ジュリエット・ビノシュとの現場で感じたことや女性が生きやすい社会に必要なことなどについて語っていただきました。―監督が子どもの頃に家政学校の生徒たちがベビーシッターのアルバイトに来ていたことがあったそうですが、それがこの物語が誕生したきっかけでしょうか?だとしたら、いまの時代に作ろうと思った理由を教えてください。監督実は僕の子ども時代の思い出が始まりではなく、きっかけは3年前。バカンスに行った先で出会ったおばあさんが、自分が15歳くらいのときに家政学校に通っていた話をしてくれたんです。彼女が「家政学校」と言った瞬間、僕のなかで何かがひらめき、そして子どもの頃に若い女の子たちが家に来ていたことを思い出しました。そのあとすぐ、まずはインターネットで家政学校のことを調べてみることに。そうしたらフランスでさまざまなアーカイブ映像を保管している機関に、1950~60年代の家政学校に関するドキュメンタリーがあることがわかりました。おばあさんからも、学校を卒業するためにはウサギを自分で殺してさばかないといけないとか、「そんなことありえるの?」と思うような話をいくつか聞いてはいましたが、実際に映像を見てみるとほかにもおもしろいエピソードが盛りだくさん。そういったこともあり、これは映画になると思いました。脚本と世の中がリンクし始めておもしろかった―家政学校に通っていた女の子たちは、どのような子が多かったのでしょうか?彼女たちにとって、家政学校はどのような場所だったのかについても教えてください。監督60年代のフランスというのはどこも田舎で、いまのように都会とされるような地域はごくわずかでした。そういうなかで各地に多くの家政学校があったんですが、当時は貧しい家庭で生まれ育った女の子たちが数多く在籍していたようです。ただ、彼女たちにとって家政学校に通うことは「いい夫を見つけられるかもしれない」とか「何か資格を得られるかもしれない」という可能性にもつながっていたので、ある意味では“夢のある場所”でもあったかもしれません。そういった背景もあったからか、当時のドキュメンタリーに出てくる彼女たちはみんなとても幸せでいっぱいの表情を浮かべていました。―劇中では50年以上前の女性たちを描いているものの、現代に通じるところも多く感じられました。何か意識されたこともあったのでしょうか?監督僕が脚本家のセヴリーヌ・ヴェルバと一緒にシナリオを書き始めたときは、まだMe Too運動も始まっていませんでしたし、特に現代の女性の在り方から影響を受けた部分はありませんでした。ただ、ストーリーを書き進めていくなかで、女性に関するいろいろなムーブメントが起きるようになり、自分たちが書いているような内容に世の中の女性たちがリンクし始めたので、非常におもしろい体験ではありました。ジュリエットは監督にとって理想的な女優―なるほど。では、主演のジュリエット・ビノシュさんについてもおうかがいします。監督がこの作品で彼女をキャスティングから理由を教えてください。監督実は、以前ほかの作品で彼女と組もうという話があったのですが、その企画がなくなってっしまったことがありました。そんななか、今回の物語を思いついたときに、「この役はジュリエットしかいない」と感じたので、脚本自体も彼女をあてがきしているんです。とはいえ、彼女にはいままでとは違うところにいってほしいという気持ちもあったので、そこは意識したところでもあります。―ananwebでは2年前に来日された際に、直接取材をさせていただいたことがあり、とても聡明で美しいジュリエットさんに魅了されました。実際ご一緒されてみて監督から見たジュリエットさんの魅力について教えてください。監督ジュリエットは、出し惜しみをしない気前のいい女優だと感じました。役に入り込むなかで、ときには僕と意見が異なることもありましたが、だからこそとても美しい関係を築けたのではないかなと。それは撮影が終わったいまでも続いていて、時々電話をしてお互いのことを話したりすることもあるほどです。監督にとっては、本当に素晴らしい理想的な女優だと思います。現場では彼女をはじめ、みんなでとても楽しい雰囲気で進めることができましたが、実は撮影していたときはジュリエットのお父さんが危篤状態で、彼女にとっては非常につらい時期でもありました。その後、撮影中に訃報が届いたときは、何度もやり直しをしなければいけないほど難しいシーンを撮っていたときで、僕自身もいろんな葛藤がありましたが、彼女のほうから「大丈夫です」と。そうやって毅然とした態度で撮影に専念する姿勢をみんなに見せてくれて、本当に勇気と度胸のある器の大きな女性だと強く感じました。また別の作品でも、ぜひ一緒に仕事をしたいと考えているところです。自由への道を勇ましく歩く女性たちをイメージした―女優としての覚悟を感じさせるエピソードですね。劇中で非常に興味深かったのは、「何よりもまず夫に付き従うこと」「家事を完璧にこなし不平不満を言わない」から始まる“良き妻の鉄則の7か条”。新旧と2パターンが登場しますが、何かを参考にされて作ったのでしょうか?監督まず古いほうは、1950年代に出版された本のなかで「女性はこうあるべき」といった考えを項目別に説明されているものを読み、そこから良き妻の鉄則としてそのまま7つもらうことにしました。まるで迷信のような内容でしたが、実際に本に書かれていたものというのが驚きですよね。―そんな本があったんですね。では、新しいものはどのようにして作成しましたか?監督それは先ほどの古い7つの鉄則をそのまま裏返して作りました。女性たちが、自由になって解放されるためには、こういったことが必要なのではないかと考えたものばかりです。新しい鉄則を披露するラストシーンは、女性たちが心を開き、自由への道を勇ましく歩いていくイメージを出すために、あえてミュージカル風にしました。そのなかで、ジュリエットのアイディアをもらって変更したところが1か所あります。それは、女性解放のために貢献した実在の女性たちの名前を挙げていくシーンです。当初はここも歌う予定でしたが、ジュリエットが女性たちの名前を毅然と言うほうがいいということだったので、その意見に賛同して取り入れることにしました。男女の差や権力で対立しない未来を信じたい―そのあたりも注目ですね。フランスでは1968年から女性解放運動が始まりましたが、いまなお女性たちはいろいろな問題を抱えています。女性を主人公にした作品を多く手掛けている監督から見て、この状況を改善するために必要なことは何だと思いますか?監督いまはとても才能豊かで優秀な女性たちがたくさん活躍している姿を目にするので、僕が子どもの頃に比べるとたいぶ変わったなと感じます。1970年から2021年までの50年の間だけでも、本当にいろんなことがありましたよね。とはいえ、同じ仕事をしているのに女性のほうが男性よりも給与が少ないといった男女の不平等がまだ社会に残っているのも事実です。なので、まだ変化の途上だと僕は思っています。そう考えると、いま大事なことは教育。特に、育児を行っている人たちの意識を変えていかなければならないと感じています。そのほかにも伝えたいのは、男性のなかにも女性性があり、女性のなかにも男性性があるので、みなが自分のなかにある“異性”というものをもっと活用していくべきだということ。そうすれば、男女の差や権力で対立することはなくなっていくのではないかと考えているからです。もしかしたら、それは夢のような話かもしれませんが、そうなっていくことを信じたいですね。外面的な変化だけではなく、人間の内面的な意識改革が進んでいけば、50年後はもっといい方向へと変わっていけるのではないかと思っています。女性たちの意識に革命を起こしてくれる!フランスから届いたのは、爽やかな感動に包まれる人生賛歌。固定概念から解放され、自分の道を歩いていくことを決めた女性たちが変貌を遂げていく姿は、あなたの人生をよりカラフルでパワフルなものにしてくれるはず。社会が変化するのを待つのではなく、自分自身から変わっていきたいと前進する力をもらえる1本です。取材、文・志村昌美元気をもらえる予告編はこちら!作品情報『5月の花嫁学校』5月28日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開配給:アルバトロス・フィルム© 2020 - LES FILMS DU KIOSQUE - FRANCE 3 CINÉMA - ORANGE STUDIO - UMEDIA© 2020 Carole BETHUEL - LES FILMS DU KIOSQUE
2021年05月27日新型コロナウイルス感染症の事態収束の兆しが見えない中でのオリンピック開催を巡り、世間ではネガティブな意見が絶えず飛び交っています。そんな中、ネット上で「開催の是非に関しては抜きにして、素晴らしい」とフランスの動画が注目を集めました。動画はフランスの公共放送『フランス・テレビジョン』が公開したもの。浮世絵調で描かれたアニメーションの中で、日本を連想させやすい力士がさまざまなオリンピックの競技種目に挑戦し、最終的にオリンピックの会場に到着するというもの。動画は、フランス・テレビジョンのYouTubeチャンネルで見ることができます。Sumo - Jeux Olympiques d’été Tokyo 2021 - France TV -最後まで見入ってしまう構成に、ネット上では「斬新」「動画のクオリティは素直に素晴らしい」と称賛の声が寄せられました。・めちゃくちゃかっこいい。・さすが芸術大国!・今回はこんな競技もあるのかと、動画を通して知ることができるのは素晴らしい。なのに、相撲は種目に入っていないというのが面白い。オリンピックの開催を巡り、さまざまな意見が出ているものの、動画の圧倒的なクオリティと見る人を惹きつける構成には、多くの人が感動を覚えたはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年05月22日フランス女性、パリジェンヌの髪型を見ていて素敵だなと感じるのはその無造作感。それは朝起きて、手ぐしでサッととかしただけのようなスタイルです。ボサボサといってしまえばそれまでなのですが、それが魅力的に見えてしまうのは不思議ですよね。日本人は基本的にきちんとセットする人が多いですが、最近ではフランス女性のようなニュアンスヘアにする方法を紹介する記事も見かけますし、ヘアサロンではそれを叶えてくれることも。ほぼ何もしていないといえる無造作ヘアでさえ、憧れの髪型となっているのです。■フランス女性、パリジェンヌの髪のいたわり方とは?「フランス人はあまり髪を洗わない」と聞いたことはありませんか? 実際多くの女性が週に2~3回の洗髪です。理由は「硬水」にあり。この水で毎日髪を洗っていると、頭皮や髪にダメージを与えてしまうことに。また、空気が乾燥していることも、髪に悪影響を及ぼす原因となります。そのため、髪を洗ったときもドライヤーをかけることはなく、タオルドライをして自然乾燥というパターンが多いようですね。私がフランスで過ごすときは、ほぼ2日に1度の洗髪です。しかし、汗をかきやすい夏は毎日のように洗いますし、必ずドライヤーで髪を乾かします。髪にごわつきを感じたときは、肌や髪を保護してくれる美容オイルを馴染ませます。フランスではファーマシーで気軽に買えるニュクスの「プロディジュー オイル」が人気。さらりとしたテクスチャーで香りが良く、髪もきれいにまとまるのでおすすめです。■若いフランス女性の髪型はシニヨンが旬!若いフランス女性の間でよく見かける髪型といえば「シニヨンヘア」。10年ほど前はセンターパートや、ヘアクリップで無造作にまとめたようなスタイルにフランスらしさを感じ、よく真似たものでした。昨年フランスでバスに乗っていると、隣にセミロングヘアの学生らしき女性が座っていました。しばらくすると彼女は手首にはめていたヘアゴムひとつで、くるりとシニヨンヘアを作ったのです。あまりにも手早く簡単に仕上げていくので、思わず見惚れてしまったほど。そして、そのヘアゴムがピンク色だったのも印象的でした。それ以来、ヘアゴムの色にも注目するようになりました。若い女性たちはカラフルな色のゴムを使用していることが多く、それがさりげなくヘアスタイルのアクセントに。日本のヘアアレンジでは「ゴムを見えないようにする方法」が取り上げられることが多いですが、それをしないシンプルさもおしゃれだなと思うのです。ヘアメイクとして活躍する友人は「彼女たちの髪は細くてやわらかく、クセもあるためシニヨンヘアが作りやすい」と教えてくれました。洗髪頻度が少ないこともあり、しっとり感のあるまとめやすいコンディションになっているのも、ひとつの理由かもしれませんね。私たちがおしゃれなフランス女性のようにシニヨンを作りたい場合は、コテで髪を巻いたりワックスを使ったりすることが上手く仕上げるコツだそう。■30~50代、フランス女性それぞれの髪型もう少し上の世代の、30~40代のフランス女性はゆるやかなウェービーヘアというのが私の印象。髪の長さはセミロングやボブで、ダウンスタイルやシンプルに束ねている姿をよく見かけます。私がよく訪れるビストロのマダムはやわらかなウェービーヘア。夏はゴムやヘアクリップでルーズにまとめておりアンニュイな雰囲気です。もちろんアクセサリーはシックな色が定番。作り方のポイントはコテで髪を巻いた後、ワックスをつけてマットな質感を出すのだそう。そうするとクリップひとつでこなれたまとめ髪が完成。髪をコテで巻くのが苦手な方は、ゆるくパーマをかけてもいいですね。さらに50代女性はショートヘアのイメージ。前髪はかきあげたようにセットされているなど、上品さが漂います。また眼鏡をかけることで知的っぽさを演出できます。そして最後はフランスのおばあちゃん。ショートヘアでふんわりパーマをかけていることが多く、気品が漂います。いつもキレイにセットされているので、カーラーやブラシを使用しているのでしょう。また、決して女性っぽさを忘れていない装いにも注目。そうフランス女性の「エレガンス」は永遠なのです。■フランス女性は髪型に自分らしさのエッセンスも加えているこのようにフランス女性の髪型に着目してみると、それぞれの年代に相応しいスタイルがあるのだと気づかせてくれます。そしてそれは彼女たちをより魅力的に映しているはず。しかし同時にいえるのは――髪型は服とのバランスが大切だけど、自分自身とのバランスも重要だということ。作り方や見せ方だけでなく、「自分らしさ」というエッセンスを加えることも、忘れずにいたいものですね。
2021年05月21日ステイホームが続くなか、ときには別世界に行ってしまいたいと思うことも多いのでは?そんな気分のときにオススメしたい映画は、主人公が“もうひとつの世界”に迷い込むことで真実の愛を知るファンタジック・ラブストーリー『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。今回は、本作の見どころについてこちらの方にお話をうかがってきました。ジョセフィーヌ・ジャピさん【映画、ときどき私】 vol. 377セザール賞やリュミエール賞で有望若手女優賞にノミネートされたことがあり、フランス映画界でも注目度が高い女優ジョセフィーヌさん。フランスの名門校を卒業した経歴を持つ才色兼備な女性としても知られています。弾けるようなキュートな笑顔が魅力のジョセフィーヌさんが演じたのは、主人公ラファエルの妻でヒロインのオリヴィア。元の世界ともうひとつの世界(パラレルワールド)という2つの世界を舞台に描かれる本作で、前者では小さなピアノ教室を開いている妻、そして後者ではラファエルと出会わず、ピアニストとして成功しているという、それぞれ違う立場に置かれる女性を見事に好演しています。この作品がきっかけで相手役のフランソワ・シビルさんと交際に発展したことでも話題となっていますが、今回は現場での様子や自身の恋愛観について語っていただきました。―本作では、同じ人物でありながら設定に応じて2パターンで演じるという難しい役どころに挑戦されています。ご自身のキャリアのなかで、この役との出会いはどのようなものになりましたか?ジョセフィーヌさん劇中で私が演じたのは、同じルーツを持ちながら2つのパーソナリティを持っている女性。ひとりは人生で成功していて、もうひとりは自分がやりたいことをちゃんと認められていない女性でしたが、私にとっては、そんなふうにキャラクターを演じ分ける経験は初めてのことでした。しかも、ロマンティック・コメディの作品に出演するのも初めてだったので、いろいろと試行錯誤することは多かったですね。でも、それぞれのオリヴィアをきちんと存在させることに専念できたので、非常に意義深い演技に挑めたと思っています。周りから自然とインスパイアされる現場だった―相手役を務めたフランソワ・シビルさんとの初共演はいかがでしたか?ジョセフィーヌさん実は彼とはもっと前にほかの作品で共演するはずだったんですが、そのときは企画自体が飛んでしまったんです。予定されていた作品も今回と同じようにラブストーリーで、カップルの役を演じる予定でした。話が一回流れたにもかかわらず、こうしてまた同じような役どころでオファーがきたことに関しては、うれしいと同時に驚きもありましたね。現実のほうがフィクションに引き寄せられているようなところがあるんだなと。彼と一緒に演技をすることは、とても楽しかったです。―満を持しての共演だったんですね。実際に撮影を通して、フランソワさんから刺激を受けたことはありましたか?ジョセフィーヌさんこれはフランソワだけでなく、監督のユーゴ・ジェランや共演者のバンジャマン・ラヴェルネにも言えることですが、この現場では家族のような関係を形成できたように感じました。監督にしても俳優にしても、みなさん称賛されるべき才能を持っている方々ですからね。自然な形で周りからインスパイアされました。そのまま真似をするという意味ではありませんが、彼らの演じ方をどうやって自分のものにできるのかを考えることもあったので、私にとっては素晴らしい経験になったと思います。愛も友情も成就したらゴールではない―本作は、若くして結婚した監督の実体験から着想を得たお話だそうですね。この物語を通して、ジョセフィーヌさんの恋愛観や結婚観に変化はありましたか?ジョセフィーヌさん確かに、これは監督と奥さんの話から生まれた物語なので、とても親密な内容ですよね。実際、監督が感じた不安や恐怖、そして喜びなどが盛り込まれていますから。ただ、私自身の考えはそんなに変わってはいないと思います。なぜなら、あくまでもこれは自分が演じるためのストーリーなんだと距離を置いていたからです。とはいえ、「私の人生に起きたことではなくてよかった」と感じた部分はありましたが(笑)。でも、この作品を通して気がついたことは、恋愛でも結婚でも友人関係においても、愛する人と一緒に支え合っていく姿はとても美しいんだなということでした。―ラファエルは仕事熱心ではありますが、恋愛においても仕事においても自己中心的なところがある人物だと思いました。それがいろいろな経験をすることで相手を思う愛を知るわけですが、ジョセフィーヌさんが人を愛するうえで大切にしていることはありますか?ジョセフィーヌさんうまくは言えませんが、相手のことを考えて、相手に興味を持つというのは、人を愛するうえではとても大切なことだと思います。愛も友情も一度成就したからと言って永遠に続くと思ったら大きな間違いですから。自分が相手に対しておざなりな扱いをすれば、人は離れていくのは当然のことですよね。この作品では自分にとって大切な人にどう対処するべきかについて描かれていますが、私もその部分についてはグッときましたし、とても感動しました。大切なのは、好きな人に囲まれて過ごす時間―ちなみにジョセフィーヌさんがいま生活のなかで大切にしているのは、どんなことですか?ジョセフィーヌさんみなさんもご存じのように、いまの私たちは特別な状況のなかで生きていますよね。だからこそ、私が楽しいと感じるのは、自分の好きな人たちに囲まれて過ごす静かなひととき。そういった時間をシェアできることが喜びになっているんだと思います。あとは、イラストを描いたり、料理をしたりするのも好きな時間。いまのこういう状況のなかでも、最大限楽しめるように心がけています。もちろん、人生にはほかにも素敵なことはたくさんありますが、いまはそういったことが私にとっては大切な時間です。―それでは、もし自分がラファエルのようにパラレルワールドに行ったとしたら、やってみたいことはなんですか?ジョセフィーヌさん実は、そういうことを実際に考えたことがあるんですよ!私がやってみたいことは2つあって、1つ目はシェフになること。そして、2つ目は女性パイロットになることです。でも、女優という仕事では、すでにパラレルワールドを生きているような感覚を味わえているところがあるので、そういう意味では、ラッキーかもしれないですね。インタビューを終えてみて……。今回はオンラインでの取材でしたが、スクリーンを通してでも魅力が伝わってくるジョセフィーヌさん。思わず何度も「かわいい」とつぶやいてしまいました。本作で出会ったフランソワさんが恋に落ちるのもうなずけます。そんなチャーミングなジョセフィーヌさんが演じ分けた2人のオリヴィアは必見です。愛とは何かを考え直すチャンスをもらえる誰の人生においても繰り返されている大切な人との出会い。いてくれることが当たり前になってしまうときもあるものの、本作ではそれがどれほど自分にとってかけがえのないものかを気づかされてくれるはず。周りの人たちに対する思いを改めて振り返る時期でもあるいまこそ、ぴったりの1本です。取材、文・志村昌美ストーリー高校時代にひと目惚れをして結婚したラファエルとオリヴィアは、結婚10年目を迎えていた。いまや子どもたちに人気のベストセラーSF作家となったラファエルと、小さなピアノ教室を開きながらピアニストの頂点を目指すオリヴィア。仕事ばかりのラファエルに対して、オリヴィアは孤独を抱えており、2人はついに大喧嘩をしてしまう。翌日、人気作家の特別授業として中学校を訪れたラファエルだったが、周囲の反応がおかしいことに戸惑いを覚える。そして、自分がごく普通の中学校の教師で、オリヴィアが人気ピアニストという立場が逆転した“もうひとつの世界”にいることに気がつくのだった。愛を知ったラファエルが下す決断とは……。胸がトキメク予告編はこちら!作品情報『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』全国順次公開中配給:シンカ© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2021年05月13日世界屈指のバラ・コンクールに崖っぷちのバラ育種家が挑むフランス映画『ローズメイカー 奇跡のバラ』より本編の冒頭シーンの映像が公開された。映像は、あふれる才能と魔法のような指で新種のバラを開発し、数々の賞に輝いてきたが、いまではバラ園は倒産寸前になってしまった、カトリーヌ・フロ演じる主人公のエヴが、バガテル国際バラ新品種コンクール会場を訪れる場面。到着するとバタバタと会場に急ぎ、受付するも「ブースは…」という言葉を遮って事務員に「今年は無しです」と言われてしまう…。前途多難なエヴのこれからが気になる映像だ。パリのバガテル公園で開催されるコンクールが忠実に再現された本作。同コンクールについて日本でヘッドガーデナー&ブリーダーとして京成バラ園で活動する村上敏は「バラの品種改良をけん引してきたフランスは育種家の数も飛びぬけて多い。歴史的な重みと、多くの育種家の研鑽の場がフランスです。パリ近郊のバガテル公園でのコンテストで認められるということは芸術の都パリといわれるとおり、世界が認める美しさ、香り、それに加え丈夫で育てやすいというお墨付きをいただいたということです」とコメント。日本でも出品している人はいるのか、という質問には「おそらくいないでしょう」と言い、「近年バラの苗の輸出入に関して植物検疫が強化され、困難になってきました」と説明。また“交配”については、それ自体は簡単だそうだが、「親と同等の子供が生まれる可能性は一般的に1万の種に対して1~2株。親を超えるような快挙はその何倍もの確率です。そもそもそれらをふるい分ける鑑識眼が無ければ叶いませんが、数千撒いて素晴らしいものができる可能性も0ではありません」と語っている。『ローズメイカー 奇跡のバラ』は5月28日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ローズメイカー奇跡のバラ 2021年5月28日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 LA FINE FLEUR ‒ ESTRELLA PRODUCTIONS ‒ FRANCE 3 CINÉMA ‒ AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA
2021年05月02日「クィア・アイ」のタン・フランスと夫のロブ・フランスに、代理母を通じて第1子が誕生することが明らかになった。タンがインスタグラムで「ついにみなさんと共有できるようになって、本当にうれしいです。私たちに赤ちゃんが誕生します!!いいえ、私は妊娠していませんよ。写真はとてもリアルですが」とジョークを交えて報告した。投稿された写真はいわゆるマタニティフォトで、上半身裸のタンが右手で胸を隠し、左手でお腹を支え、そのお腹には赤ちゃんの超音波写真が貼られているというもの。「最高の代理母からの素晴らしいギフトと助けにより、幸運にもこの夏、ロブと私は両親になろうとしています。私たちが何年も欲しいと強く願っていたことです。胸がいっぱいです。赤ちゃんをこの腕に抱いて、愛情を注ぐことが楽しみで仕方ありません」と喜びにあふれる心境をつづった。コメント欄には「クィア・アイ」の「ファブ5」のメンバーのジョナサン、ボビー、アントニ、カラモや、ソフィー・ターナー、ミリー・ボビー・ブラウンらから祝福メッセージが届いた。「クィア・アイ」の公式アカウントからは、「(番組内の)ロフトにベビーベッドを置きますね」というコメントが寄せられているため、ファン待望のシーズン6にはロフトにベビーベッドが登場するかもしれない。(Hiromi Kaku)
2021年04月14日カーリー(carly_japance)さんは、フランス人の夫、ジャンさんとの日常を漫画に描いています。フランスではパートナーに「mon poussin(ぼくのひよこちゃん)」など愛称を付けることが多く、カーリーさんの夫は、よくかわいらしい動物に例えて呼んでくれるそうです。しかし、ある時カーリーさんは、夫から呼ばれた愛称に衝撃を受けたといいます。その呼び名とは…。「oh my ブタ」「あらあら、ぼくの子ブタちゃんたら」といったニュアンスなのでしょうが、『ブタ』だけ日本語になることで、なんともいえない破壊力があります…。ちなみにフランスでは食べ物をこぼしたり、食事のマナーが悪かったりするのを『ブタ』と比喩することがあるそうです。読者からは「穏やかな表情と言葉のギャップがすごい」「吹き出しました」といったコメントが寄せられています。国際カップルならではの会話に、クスッとさせられますね![文・構成/grape編集部]
2021年03月30日株式会社自由国民社(東京・豊島区、代表取締役社長・石井悟)は、2021年3月5日に書籍『フランスの小さくて温かな暮らし365日–大切なことに気づかせてくれる日々のヒント–』を刊行しました。『フランスの小さくて温かな暮らし365日–大切なことに気づかせてくれる日々のヒント–』(トリコロル・パリ 著)気軽に海外へ行くことができないこのご時世。自粛ムードの一方で「おうち時間」を見つめ直して、日々の暮らしを豊かなものにしたいと考える方も増えていますよね。本書は、フランス在住の著者が日々の出来事を写真と文章で綴ったエッセイ集です。フランスの何気ない習慣や四季折々の出来事、暮らしに欠かせない食べ物、エスプリの効いたフランス語の言いまわしなど……。フランスでの暮らしを365日分、垣間見ることができます。1日1ページずつ読んだり、気になる日付から読んだり、楽しみ方はさまざま。「旅が好き」という方はもちろんですが、心地よいおうち時間を過ごしたいと考えている方にとってもヒントが見つかる1冊です。書名:『フランスの小さくて温かな暮らし365日–大切なことに気づかせてくれる日々のヒント–』著者:トリコロル・パリ定価:1,700円(10%税込)判型:B6変型頁数:368頁(カラー)ISBN:978-4-426-12688-9発行日:2021年3月5日【目次】|4月|春の楽しみ、フレジエ/最初は嫌われていた人気者/アペロ・ディナトワール…etc.|5月|春の訪れを告げるヴィド・グルニエ/挨拶するたびにドキドキ!?/夜の美術館をはしごする…etc.|6月|フランス人の辞書に「衣替え」はない/PACSって何?/さくらんぼの実る頃…etc.|7月|サヴィニャックに会いに・・・/運河から眺めるパリの下町/黄色いポスト…etc.|8月|バカンスと読書/ニセモノの友達には気をつけて/パリの合羽橋…etc.|9月|セップ茸が告げる秋の訪れ/フランス人が数えるときは/それでもやっぱり日焼けが好き…etc.|10月|映画の舞台を巡るパリ歩き/切手の美女マリアンヌ/ジビエがマルシェに並ぶ季節…etc.|11月|チーズの切り方/ほの暗さに感じるエスプリ/カフェのいろいろ…etc.|12月|愛しのプロフィトロール/家族で過ごす大切なノエル/バック通りの手袋屋さん…etc.|1月|ムッシューとマダムを使いこなそう/冬の定番、ラクレット/年賀状はゆっくりめ…etc.|2月|フランスの定番おやつ/美しいフランスの紙もの/カフェオレボウルの不思議…etc.|3月|おいしいものを少しずつ/もっと、もっと、名前を呼ぼう!/駅に響くピアノの音色…etc.【著者】トリコロル・パリ(荻野雅代・桜井道子)フランス在住の日本人ふたり組。2010年にパリとフランスの情報サイトを立ち上げ、おすすめブティックやレストラン、イベントなどの観光情報はもちろん、フランスのニュース、パリの天気を毎日の服装で伝える「お天気カレンダー」など、独自の目線でフランスの素顔をお届けしている。著書に『歩いてまわる小さなパリ』(大和書房)、『パリが楽しくなる!かんたんフランス語』(パイ・インターナショナル)、『パリでしたい100のこと大好きな街を暮らすように楽しむ旅』(自由国民社)などがある。【書籍のご購入はこちら】楽天ブックス【会社概要】会社名:株式会社自由国民社所在地:〒171-0033東京都豊島区高田3-10-11代表者:石井悟設立:1928年(昭和3年)8月5日株式会社自由国民社事業内容:雑誌・書籍の編集、出版等【お客様からのお問い合わせ先】株式会社自由国民社TEL:03-6233-0781FAX:03-6233-0780【本リリースに関する報道お問い合わせ先】株式会社自由国民社宣伝企画部TEL:03-6233-0783FAX:03-6233-0780企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年03月24日カーリー(carly_japance)さんは、フランス人の夫との日常を漫画に描き、Instagramに投稿しています。ある日うっかり犬のフンを踏んでしまったカーリーさん。お気に入りのブーツを履いていたため、余計に落ち込んだそうです。すると夫から、意外な言葉をかけられます。ちょっと気持ちが上向きになる、その内容とは…。「フランスでは、左足で犬のフンを踏むと、幸運が訪れるっていわれているよ」日本でも鳥にフンを落とされた時「運が付く」なんていわれることがありますが、フランスにも似たような迷信があったようです!犬のフンを踏んでしまった時「わー最悪だね!」といわれるよりは「幸運かもよ?」といわれたほうが、まだポジティブなとらえ方ができそうですね。投稿を見た人たちからは「馬のフンを踏むと足が速くなるといわれたことがあります」「前向きにとらえるフランス人の考え方、素敵ですね!」といった声が寄せられました。ちなみに右足で踏んだ場合は、特によい意味もなく、単なるアンラッキーになってしまうとか。『茶柱が立つと幸運』『朝のクモは縁起がいい』といった、特に根拠はないけど面白い迷信は、世界各地にありそうですね。みなさんの知っている迷信があったら、ぜひコメント欄でお知らせください![文・構成/grape編集部]
2021年03月23日ミス・フランスになることを夢見る主人公をモデル、アレクサンドル・ヴェテールが演じる『MISS ミス・フランスになりたい!』。この度、幼なじみにミスコン出場を告白する本編映像が解禁となった。この度到着したのは、自分自身も忘れかけていた「ミス・フランスになる」という夢にチャレンジすることを、大事な幼なじみエリアスに告白するシーンの本編映像。映像は、主人公アレックスが、幼なじみでボクサーとして成功しているエリアス(クエンティン・フォーレ)に再会、久々に2人で食事をすることになるシーンから始まる。待ち合わせのレストランに現れたのは、美しい女性の姿。「(君は)アレックス?」というエリアスの問いかけに、「アレクサンドラ」と優雅に答えている。エリアスは「何があった?」と問いかけるが、アレックス/アレクサンドラは「ミス・イル・ド・フランスとして全国大会に出る」と冷静に返答する。しかし、それを聞いてエリアスはさらに混乱。「ミス・イル・ド・フランス…君が?」「嘘だろ」「どうやって?」。そんなエリアスに、ミスコン出場者として自身の写真が掲載されたスマホのニュース画面に映し出された記事を提示、そして「女でいると強くなれる」とその想いを告白する。「ミスコンで優勝するために手を借りたい」「要るのは努力と勝者の考え方」「今は他の子に負けてる」と頼み込むアレクサンドラ。そして、なぜボクサーである自分にそんなことを頼んでくるのかが理由が分からず返答に困ったエリアスに対して、実は「それだけじゃない」「(エリアスに)再会して昔を思い出した、輝いてた頃を」「優勝したい」と、いまの自分があるのはエリアスに再会したことがきっかけだったと、本音を全てぶちまける。やがて“アレクサンドラ”の真剣な気持ちに打たれたエリアスは「明日ジムに来い」と、その夢に協力を申し出る。自分の本音を曝け出すことで、周囲もどんどん幸せに巻き込んでいく魅力を切り取った瞬間となっている。ドラァグ・クイーンのローラやインド人のお針子など個性的な仲間たちに助けられ、挑戦を始めるアレックス。ローラに紹介された地区を仕切る“女王陛下”と呼ばれるボスからは「24時間、寝る時もコルセットを着けて、靴のサイズは普段より小さめの25.5センチ。ペタンコ靴は禁止、普段は12センチヒール、疲れたら8センチ(のヒール)。つけまつげと、谷間メイク。水着用に膨らみを隠す技も学んで」と厳しい指導を受ける。そして、ボクシング選手のエリアスからは精神面を鍛えるアドバイスをもらい、めきめきと美しさと自信を増していくことに。地区大会でも過酷な競争を乗り越え、夢が少しずつ現実になっていく。その中でも“真の美しさ”“本当の自分”を見つけようと、もがいていくアレックス。その運命を変える瞬間は見逃せない。『MISS ミス・フランスになりたい!』は2月26日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MISS ミス・フランスになりたい! 2021年2月26日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2020 ZAZI FILMS ‒ CHAPKA FILMS ‒ FRANCE 2 CINEMA ‒ MARVELOUS PRODUCTIONS
2021年02月18日バレンタインデーを目前にひかえ、ここで一気に恋愛モードへと気持ちを高めたいところ。そこで、“愛の国”フランスから届いたオススメの注目作をご紹介します。それは……。『マーメイド・イン・パリ』【映画、ときどき私】 vol. 358記録的な雨によって浸水してしまったパリ。セーヌ川に浮かぶ老舗バー“フラワーバーガー”のオーナーの息子であるガスパールは、ウクレレを持って歌うパフォーマーとして働いていた。ある夜、ガスパールはルラという名の人魚が倒れているのを見つけ、自宅で懸命に看病することに。美しい歌声で出会う男性を虜にし、恋に落ちた男性たちの心臓を破裂させて命を奪っていたルラ。ガスパールの命も奪おうと試みるものの、過去の失恋の経験から恋する感情を一切捨ててしまっていたガスパールには効かなかった。2人は徐々に惹かれ合っていくが、ルラは2日目の朝日が昇る前に海に帰らなければ、命を落としてしまうという。はたして、2人の恋の行方は……?女心をくすぐるような美術と音楽が満載のオシャレなラブストーリーとして話題の本作。今回は、生みの親でもあるこちらの方にお話をうかがってきました。マチアス・マルジウ監督音楽をはじめ、執筆や映像でも才能を発揮し、独創的な世界観から“フランスのティム・バートン”とも呼ばれているマルジウ監督。本作は自身の小説を原作に、初の長編実写映画に挑んでいます。そこで、作品を通して伝えたい思いや愛とは何かについて語っていただきました。―ガスパール役のニコラ・デュヴォシェルさんは、ガスパールには監督が投影されていると感じ、2か月間ずっと監督を観察して役作りをしたそうですね。ご自身でも、そのような意識はありましたか?監督確かにガスパールは、ほとんど私だと思います。なぜなら、彼が感じていたことは、自分も感じていたことで、分身のようなところがありましたから。ある意味で、自伝的な映画になったと言えるかもしれません。いつもは、自分から遠く離れた人物を作るほうが好きなんですけどね。ただ、彼のほうが私より悪いところもあれば、私より強いところもあるとは感じています。まず、私よりもよくない点は、恋愛に対して極端な考えを持っているところ。私自身も過去には恋に苦しんだことがありましたが、彼のように愛をまったく感じられないところまではいってませんでしたからね。そして、ガスパールが私よりも強いと思うところは、彼には勇気があるところ。この物語は3日間のお話ですが、彼は短い時間で自分の心を開き、ふたたび感情を取り戻すことができたのです。すべての燃料になるのが愛―実際に、ご自身の経験も反映されているところはありますか?監督これはすごくおもしろいことなんですが、実はこの本を書き終わってから私はガスパールと同じ経験をしました。それは、ある女性と出会ったときのこと。私はガスパールと同じように、3日間で彼女に心を開いてしまったんですよ(笑)。なので、私の人生哲学は彼と同じになったと言えるかもしれませんね。その素晴らしい女性とは、いま一緒に暮らしています。―自分が書いた物語が現実になるとはすごいですね。劇中では「愛とは燃料だ」というセリフがありましたが、監督にとっての愛とは何ですか?監督いまの質問をひっくり返してお答えしますが、「すべての燃料になるのが愛だ」と言いたいと思います。それが私の基本です。たとえば、病気になったときや何かを失ったときにも、抵抗する力をもたらしてくれるのは愛ですし、愛があるからこそいまを強く感じることができるとも思っています。つまり、すべての源に愛があるのです。それは、一種の宗教のようなものと言えるかもしれません。宗教であれば神を信じるものですが、私は愛を信じています。これは恋愛においてだけでなく、親子や友人に対する愛も含まれていますが、自分を豊かにしてくれる愛が重要なのです。私は、人生において愛以上に重要なことがあるとは思えません。人生は短いもので、通りすぎる鳥のようでもあると言われています。そのなかで、愛や情熱のない人生など考えることが私はできませんから。―心にメモしておきたくなるようなステキなお言葉ですね。監督そして、愛とはサプライズでもあるので、自分自身を動かし、自分と他人を驚かすものでなければなりません。だからこそ、私は人生において絶えず冒険を続けていきたいと思っています。決められたプログラムに沿っていくのではなく、そのなかで必要なのは即興性とユーモア。愛が大河なら、それらはその分流であるとも言えるでしょう。私はこれからもすべてのことに対して枯れないように愛を注ぎ続けていきたいと思います。我慢と努力を続ければ、必ず晴れの日は来る―ただ、年齢や失敗を重ねていくとガスパールのように、恋することを諦めてしまう人も多いと思います。愛に対して臆病になっている人たちに監督からどんな言葉をかけたいですか?監督「まずは辛抱強くあれ。そして勇気を持て」と言いたいと思います。愛を諦めてしまうのは、エゴが傷ついているからにすぎません。子どもの頃に自転車で転んだときのことを思い出してみてください。痛い思いをしたくないから、もう乗りたくないと思いますよね?でも、これこそがこの作品のなかでつねに訴えていたことでもあります。つまり、人生は失敗だらけで自尊心が傷つくことばかりだけれども、本当に重要なのは失敗したあとにふたたび立ち上がってまた始めること。人生では仕事がうまくいかなかったり、失恋したり、いろんな失敗がありますが、この障害をどう乗り越えるかが一番大切なんです。―確かに、人生では成功よりも失敗のほうが多いかもしれませんね。監督いい物語というのは、A点からB点に直接行くのではなく、その間にある障害を飛び越えるのか、下に穴を掘っていくのか、よそを回るのかといった具合に、どうやってそれを克服するのかを考えることで、初めておもしろいストーリーになります。もちろん、行動するよりも言うほうが簡単ですけどね。ただ、私は恋愛において、かつてないほど幸せな気持ちをいま味わっています。だからこそ思うのは、雨のあとには必ず晴れが来るということ。一生雨が降り続けるんじゃないかと思うくらい時間がかかるときもありますが、忍耐強く我慢し、がんばって努力を続け、勇気を持って光を探して行けば、必ず晴れの日に到達するとみなさんに伝えたいと思います。夢を追いかけて、情熱のままに生きている―心強いお言葉をありがとうございます。では、いまは素晴らしいパートナーとの愛が、監督の創作活動にも大きなインスピレーションを与えていると感じていますか?監督まさにその通りですね。実は、私は昨年の3月に詩集を出版しましたが、その本のコラージュやイラストを担当してくれたのが彼女です。「恋の詩の楽しい変調」という意味のタイトルで、朗読をしたレコードも出し、コロナで中止になってしまいましたが、舞台やショーも予定していました。そういった意味でも、人魚に出会って創作力を取り戻したガスパールと私は同じと言えるでしょうね。しかも、私が彼女に出会ったのは、ガスパールが人魚と出会った場所の近くでもあるんですよ(笑)。ちなみに、私の彼女はDaria Nelsonといって、インスタグラムやYouTubeでも活動しているので、よかったらみなさんもチェックしてみてください。―それから、劇中でパフォーマーとしての誇りについて話しているシーンも印象的でした。「誇りはあらゆる物事の核心である」というセリフがありましたが、幅広い創作活動をしている監督にとっての“誇り”とは何ですか?監督とてもいい質問ですね。まず私が誇りに思うのは、いろいろなものを人とわかちあえるということ。そして、愛を維持できるということです。その愛というのは、クリエイションにおいても、友情においても、恋愛においても言えることですが、自分が夢中になり、それを突き詰められるようになることです。私にとって大事なのは、自分のしていることと自分であることが一致していること。そして、自分の好きなことをしてお金を稼げるということです。多くの人が、食べていくために仕事をして、残った時間を自分の好きなことに費やしているかもしれません。ただ、私の場合は趣味がないので、自分の好きなことや夢を追いかけ、自分の情熱のままに生きているんです。結果的にそれが生計を立てることにも繋がっているので、私はそれをとても誇りに思っています。自分にとっての冒険は、生きること―そのなかで、学んだこともありましたか?監督当然のことながら、私は多くの間違いをしてきましたし、これからも間違い続けるでしょう。でも、学び続けていくなかで、自分の情熱を追求し続けられる人生を送れることには誇りを持てると思います。もちろん、そういった人生を送るために多くの犠牲を払っていますし、少し変わった人でいるために戦わなければいけないこともありますが、私にとっては楽しい戦いであり、喜んでしていることですから。そして、そういった人生を送っているからこそ、素晴らしい人にも出会うことができたので、私にとっての冒険は生きることなんです。―なるほど。本作では、どのシーンでもインテリアが非常に素敵だったので、監督から特に注目してほしいポイントがあれば、教えてください。監督今回は自分の部屋にあったものほとんどを装飾として持っていったので、みなさんにお見せしたいものはたくさんあります。たとえば、劇中に出てくる鳩時計やメキシコの人形は、実際に私のものですし、あとは次のアニメ作品に使う女の子の人形も出ているんですよ。それから、映画のなかでは頭がハートになっている人物の絵がガスパールのコップや冷蔵庫に描かれていますが、これは私が前に出したアルバムのキャラクターで、私が骨髄移植を受けて入院していたときのことと関係しています。ここでもまた愛が重要になってきますが、頭の代わりにハートであるのは、自分を愛し、自分が愛される存在にふたたびなるんだという意味が込められているので、この作品にもシンボルとして入れたいと考えていました。いろいろなものが隠しアイテム的に映っているので、ぜひみなさんも注目してみてください。目も心も楽しませてくれる!“恋の都”パリが魅せる美しい景色とともに、切なくてキュートなラブストーリーが堪能できる本作。恋している人も、恋に臆病になっている人も、胸が高鳴るのを感じられる大人のためのおとぎ話です。大切な人を誘って、劇場へと行ってみては?ドラマチックな予告編はこちら!作品情報『マーメイド・イン・パリ』2⽉11⽇(⽊・祝)新宿ピカデリーほか全国公開配給:ハピネット©2020 – Overdrive Productions – Entre Chien et Loup – Sisters and BrotherMitevski Production – EuropaCorp - Proximus
2021年02月10日パリでジェンダーレスモデルとして活躍するアレクサンドル ・ヴェテールの主演映画『MISS ミス・フランスになりたい!』から、ミス・フランスの審査会場に挑むシーンを切り取った本編特別映像が解禁された。生物学的には男性であることを隠して、ミス・フランスの審査会場に初めて“女性”として入るアレックス。緊張の面持ちで佇むアレックスに審査員は「ミス・フランスになりたい?」と質問、「何者かに」と率直にその想いを答えるが、その様子を見ていたミス・フランスのディレクター、アマンダ(パスカル・アルビロ)はアレックスに対して、ほかの参加者とは違う“何か”を感じ取る。その後、アマンダからミス・フランスで勝ち抜くためには「インスタのアカウントの開設」が大切と指導を受け、早速下宿先の仲間たちと一緒に“インスタ映えしそうな写真”を撮ってアップロード、加えて「視聴者が見るのは気品と物腰、そして女性らしさ」というアドバイスの通りに、マスカラやヘアメイクなどで自らを少しずつ魅力的にアピールしていく。「孤児の教育に力を注ぎたいです」と、ミスコン定番の“質疑応答”の練習にも真面目に取り組むアレックス。しかし「(人気サッカー選手の)“エムバペ”は?」「“子アザラシ”も入れろ」と仲間たちからの横やりも…。「支離滅裂になる」「だから何だ?」「人気ワードで票が集まる」と、アレックスを応援するあまり本筋からずれていってしまうという仲間たちとのやりとりもユニークなシーン映像となっている。主人公アレックスを演じたアレクサンドル・ヴェテールは、2016年当時、男女両性の特徴を持つアンドロジナス的スタイルを提案することでも知られるジャン=ポール・ゴルチエのウィメンズのショーに出たことをきっかけに一気に注目を集めたモデル。日本でも大人気となったNetflixオリジナルドラマ「エミリー、パリへ行く」にも、短いシーンながらゲスト出演している。『MISS ミス・フランスになりたい!』は2月26日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MISS ミス・フランスになりたい! 2021年2月26日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2020 ZAZI FILMS ‒ CHAPKA FILMS ‒ FRANCE 2 CINEMA ‒ MARVELOUS PRODUCTIONS
2021年02月05日2021年1月現在、新型コロナウイルス感染症により、フランスでは夜間の外出を禁止したり、飲食店の営業時間を制限したりなどの措置が取られています。フランス・パリでブランドを経営している宮白羊(@MiyaHakuyo)さんは、街で見つけたある店の様子をTwitterに投稿。閉鎖されている店にも関わらず、バーで酒を飲んでいる客がいたというのです。どんな迷惑客かと思えば…。閉鎖中のバーで呑んだくれてる人達がいる。混ざりたい。。。。 pic.twitter.com/sVhjCO5Nho — Miya Hakuyo (宮 白羊) (@MiyaHakuyo) January 26, 2021 これは…クマのぬいぐるみたちの飲み会!机を囲む3体のクマたち。体に力が入っていない様子を見ると、もう何杯も飲んだ後なのでしょうか…。ソファでは倒れているクマもいます。飲食店のちょっとした遊び心に、「かわいすぎる」「混ざりたい」といった声がたくさん寄せられていました。・最高です!これはかわいい。・ぜひ混ざりたい!お酒は飲めないけどね。・奥で完全につぶれている客がいますね…。別日には、ソファに倒れていたクマも復活をして、再び4体で飲み始めていたという目撃情報も。人間がいない間に、クマたちは普段は飲めないワインを楽しんでいたのでしょう。クマではなく、たくさんの人間の客で座席が埋まるような日々が早く来てほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月01日南仏プロヴァンス発グルメグロサリーブランド「メゾンブレモンド1830」は、ポルトガルの調味料を由来とするスパイシーな旨辛ソース「ソースピリピリ250g」を2020年12月25日(金)より販売開始いたします。ソース ピリピリ 250g商品名:ソースピリピリ250g価格:2,500円(税抜)内容量:250g原産国:フランスソース ピリピリ 250g - Maison Bremond 1830ピリマヨソースエビのピリピリグリルピリピリ手羽先特徴:唐辛子の程よい辛みが心地よい旨辛ソースです。隠し味にトマトやタマネギやシェリービネガーで奥深いコクを、ハリッサ(チュニジアの辛み調味料)やマスタード、スパイスやハーブで清涼感やスパイシーな香りをプラスして、食欲を増してくれます。「ピリピリ」はポルトガル語で唐辛子を意味します。アフリカを由来とし、ポルトガルで広くソースとして普及しました。メゾンブレモンド1830の「ソースピリピリ250g」は、このポルトガルのソースに独自の配合を加え、レシピを完成させたものです。現在、プロヴァンスの小さな工房で職人が作っています。エビピリパスタスパイシーな香りがお料理にパンチを加えてくれますが、名前の響きとは異なり辛さは極めてマイルドです。このソースにお魚やお肉を漬け込んで焼くだけで、病みつきになるおいしさです。またごはんやパスタに絡めるだけで、たちまちもう一品出来上がります。さらにライムを絞って爽やかなアレンジを加えたり、いつものソースに少量加えたり、ほんの少しの冒険で新しい味わいの扉を開いていただけるような、大変便利でユニークなソースです。メゾンブレモンド1830(イチハチサンゼロ)とは:1830年に当時珍しかったパティスリー兼デリカテッセンとしてプロヴァンスで創業したメゾンブレモンド1830は、”フランスの伝統菓子や香辛料の製造・販売等を通して、お客さまに最高の商品を提供すること”を大切に守り、素晴らしい生産者の発掘に力を注いできました。2015年、プロヴァンスで生まれ育った「ロクシタン」の創業者オリヴィエ・ボーサンが同社の企業姿勢に強く感銘を受け事業を引き継ぎ、地元の生産者とともにオリーブオイル、トリュフ製品、コンフィチュールなど、こだわりのおいしさとプロヴァンスの豊かな食文化が詰まった商品を皆さまにお届けしています。【お問い合わせ先】株式会社アースワイズ HP:0120-70-1830Mail:cs@mb1830.jpInstagram企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年01月12日シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルのカフェ「トスティーナ」では、目にも艶やかな真っ赤なフォルムがかわいい“いちご”をテーマに、いちご尽くしの1か月を展開いたします。月替わりのスイーツ&ベーカリーから、まるで宝石箱のようにスイーツを詰めた“#シェラトンスイーツボックス”、そして金曜だけのお楽しみ、魅惑のスイーツワールド“フライデースイーツブッフェ”まで、すべていちごをテーマにしており、トスティーナが様々な“映える”いちごスイーツで埋め尽くされます。“ストロベリー スイーツ&ベーカリー”・期間:2021年1月1日(金)~1月31日(日)・店舗:カフェ「トスティーナ」(ホテル2F)10:00~23:00・お客様のお問合せ:047-355-5555(代)カフェ「トスティーナ」◆いちごのミルフィーユ 700円(税込)フランボワーズのジャムを塗ったパイ生地で、バタークリーム、メレンゲ、カスタードを混ぜたムースリーヌとたっぷりのいちごをサンドしたミルフィーユに、大粒のいちごと生クリームを飾りました。パイ生地のサクサクした食感と、甘酸っぱいいちごとクリームの贅沢な味わいをお楽しみください。◆いちごとホワイトチョコのヴェリーヌ 600円(税込)グラスの中に、バラの香りを加えたいちごゼリーと果肉入りのいちごゼリーの2種類のゼリー、いちごのパンナコッタ、ホワイトチョコムースを層にして重ねたヴェリーヌです。トップには、いちご、フランボワーズ、ブルーベリーの3種のベリーと、いちごクリームをたっぷりとのせました。ほんのりとバラが香る、ちょっぴり大人な雰囲気のグラスデザートです。◆いちごとピスタチオのタルト 650円(税込)いちご、いちごジャム、ピスタチオアーモンドクリームを閉じ込めたタルト生地に、いちご、いちごのムース、生クリームをたっぷりと飾りました。フレッシュないちごを思う存分楽しめる、見た目も華やかなタルトです。◆いちごあんみつ(写真右) 400円(税込)ミルクパン生地にいちごを包んだこしあんをのせて焼き上げました。トップはいちご、いちごクリーム、オレンジ、求肥、黒豆で飾りつけ、仕上げにいちごの粉糖をあしらい、黒蜜を添えました。まるでいちごあんみつのような、和テイストを感じられるパンです。◆いちごのミルクフランス(写真左) 420円(税込)ソフトフランス生地にいちご風味のクッキー生地を乗せて焼き上げました。練乳バタークリ-ム、いちご、クリームを挟んで、粉糖、ピスタチオを飾りました。ピンクの見た目がかわいいミルクフランスです。“#シェラトンスイーツボックス”~1月限定バージョン~毎月好評の8種類のミニサイズのスイーツを宝石箱のように閉じ込めた「#シェラトンスイーツボックス」。1月限定バージョンのテーマは「いちご」です。彩り鮮やかな選りすぐりのスイーツを少しずつ楽しむことができるスイーツボックスで、おこもりステイやおうち時間をお楽しみください。・料金:2,500円(税込)・店舗:カフェ「トスティーナ」(ホテル2F)10:00~23:00※毎日数量限定販売。事前予約可能。“フライデースイーツブッフェ”店内に一歩入れば、かわいらしいスイーツがたくさん並んでいて、思わず写真を撮りたくなる、毎週金曜のお楽しみ「フライデースイーツブッフェ」も、かわいらしい“いちご”がテーマです。もちろんスイーツだけでなく、サンドイッチやパンなど軽食までついた大満足のスイーツブッフェです。・期間:2021年1月8日(金)~3月26日(金)の毎週金曜日・時間:1部 13:00~14:40 2部 15:00~16:40 ※入れ替え制・料金:大人 3,200円 4~12才 1,600円・予約: もしくは電話047-355-5555(代)カフェ「トスティーナ」※ドリンク付き※開催日当日は混雑が予想されます。事前のご予約をお勧めいたします。<カフェ トスティーナ について>豪華クルーズライナーのカフェをイメージした開放的で明るい空間のカフェ トスティーナ。香り高いコーヒーや紅茶、アルコールなどを取りそろえ、色とりどりのケーキやホテルメイドのフレッシュベーカリーが至福の時をお約束します。営業時間:10:00~23:00URL:・ケーキ・ベーカリー販売 10:00~23:00・デリカテッセン販売 10:00~23:00企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年12月26日コンラッド大阪では、苺スイーツに特化したビュッフェ「『Travel 4 Strawberries』~世界を旅するストロベリースイーツビュッフェ~」を、2021年1月12日(火)から4月25日(日)までの期間限定で開催する。コンラッド大阪の苺スイーツビュッフェ、4カ国のスイーツで旅行気分エグゼクティブ ペストリーシェフのジミー・ブーレイが手がける『Travel 4 Strawberries』は、多種多様なスイーツを通して旅行気分が楽しめるビュッフェ企画。開催4ヶ月間の間、期間ごとにフランス、イタリアなどテーマが分けられており、各国のスイーツを苺でアレンジしたメニューが楽しめる。例えば1月は、ジミー・ブーレイの出身地でもあるフランスをテーマに設定し、シューアラフレーズやクレームブリュレ、フランスブルターニュ地方に伝わるブルトンサブレなど、スイーツの本場の味をそのままに再現。続く2月はイタリアがテーマで、ストロベリー&コーヒーティラミスやジェラート、スイーツにアレンジしたピザやスイートカプレーゼなど、イタリアの代表的なスイーツの数々が用意される。また、各種スイーツが並ぶビュッフェ台も、各テーマに合わせたフォトジェニックな装いに。自由に旅が出来ない今、世界のスイーツで少しでも旅行気分を楽しんでみてはいかがだろう。開催概要「『Travel 4 Strawberries』~世界を旅するストロベリースイーツビュッフェ~」開催期間:2021年1月12日(火)〜4月25日(日)時間:平日 15:00~17:00、土日祝 14:30~18:00 2部制(1部 14:30~16:00または2部 16:30~18:00)料金:・平日 大人 4,900円+税、お子様 2,450円+税・土日祝 大人 5,300円+税、お子様 2,650円+税※サービス料別。場所:コンラッド大阪 40F アトモス・ダイニング<メニュー内容>スイーツ約20種類、セイボリー約10種類(コーヒー・紅茶付き)■フランススイーツメニュー例シューアラフレーズ、ストロベリーシュークリーム、ストロベリーパートドフリュイ、ポピーとストロベリーマシュマロ、バニラクレームブリュレとストロベリー、ストロベリーオペラ コーヒークリーム アーモンドスポンジ ストロベリー、クイニーアマンとストロベリージャム、フランス国旗ストロベリーアントルメ、ピスタチオブルトンサブレとピスタチオクリームとストロベリー、パブロバストロベリー ストロベリーとメレンゲとバニラクリーム、ストロベリーホットサンド、バニラカスタードとストロベリージャム■イタリアスイーツメニュー例ストロベリークロスタータ、ストロベリー&コーヒーティラミス、イタリア国旗ピスタチオとストロベリーケーキ、レモンパンナコッタとストロベリーゼリー、ストロベリージェラート、スイートカプレーゼサラダ、アマレッティとストロベリーチョコレート、ストロベリードーナッツ、ピサの斜塔 チョコレート、ヘーゼルナッツとストロベリームースケーキ、ストロベリーピザ【予約・問い合わせ先】TEL:06-6222-0111(代表)
2020年12月18日今年10月、本国フランスで公開されてすぐに再ロックダウンになり1週間しか劇場公開されなかったにも関わらず好成績を残し、「フランス映画祭2020 横浜」でも上映された『MISS』(原題)が『MISS ミス・フランスになりたい!』として2021年2月下旬に日本公開されることが決定した。9歳のアレックス(アレクサンドル・ヴェテール)の将来の夢は「ミス・フランスになること」。しかし、自分を愛してくれていた両親を事故で失って以降、自分を取り戻せないまま24歳になった。そんな中、大好きだった幼なじみのエリアス(クエンティン・フォーレ)と偶然再会、彼が努力の末に小さな頃からの夢を叶えたことを知り、自分も忘れかけていた“夢”ミス・フランスコンテストにもう一度向き合うことを決意する。その後、下宿先で全てを明かしたアレックスは、母のような存在である家主のヨランダ(イザベル・ナンティ)をはじめ、ドラァグ・クイーンのローラ(ティボール・ド・モンタレンベール)など、多国籍でボーターレスな下宿の個性的な面々に助けられながら、過酷な“ミスコン”競争の審査を一歩ずつ突破、夢が少しずつ現実に近づいていくが…。主演を務めるのは、“ジェンダーにとらわれないモデル”として活躍中のアレクサンドル・ヴェテール。近年では話題のNetflixオリジナルドラマ「エミリー、パリへ行く」やAmazonプライムオリジナルドラマ「マーベラス・ミセス・メイゼル」などにゲスト出演。映画では本作が初主演となり、端正な瞳の奥にチャーミングな光を宿すと同時に、劇中では悩める若者の感情の機微をフレッシュに表現した。原案・監督はTVドラマを中心に多くの作品を手掛けるルーベン・アウヴェス。前作のコメディ『The Gilded Cage』(13/仏題:La cage doree)は「Rotten Tomatoes」でも88%Freshの高評価を獲得、本作が劇場公開長編2作目。俳優としても『イヴ・サンローラン』や『あしたは最高のはじまり』に出演、今後も活躍が大いに期待されている。コンテストの厳しい戦いの中、夢だった美しく華やいだ衣装を纏いながら“真の美しさ”や“本当の自分”と向き合い、自分だけの生き方をもがきながらも見つけようとするアレックスのまっすぐな姿は共感を呼ぶことになるだろう。『MISS ミス・フランスになりたい!』は2021年2月下旬、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MISS ミス・フランスになりたい! 2021年2月下旬、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2020 ZAZI FILMS ‒ CHAPKA FILMS ‒ FRANCE 2 CINEMA ‒ MARVELOUS PRODUCTIONS
2020年12月17日