ニュージーランド出身のシンガー・ソングライター、Aldous Harding(オルダス・ハーディング)の初来日公演が12月15日(日)に東京・渋谷 WWW Xで開催されることが決定した。【チケット情報はこちら】2014年にセルフ・タイトル『Aldous Harding』でデビューを果たすと、好事家たちの間で瞬く間に注目の的となったオルダス・ハーディング。新代SSWを担う存在として期待と注目を集めている。今年4月26日にはジョン・パリッシュを再び迎えた3rdアルバム『Designer』を発表。彼女の豊かで時代を越えたソングライティングとメランコリックなその歌声は死、誕生、悲しみ、愛情といった人生の核となる部分から描かれる。先行シングル「The Barrel」のシュールで独特の世界観のMVも大きな話題となった。チケットの一般発売に先駆け、チケットぴあでは主催者先行を実施中。受付は6月10日(月)午後11時59分まで。■Aldous Harding12月15日(日)渋谷 WWW X(東京都)
2019年06月05日メガヒット・シリーズの最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』が完成間近。今回はジーン・グレイのダークサイド<ダーク・フェニックス>を止めるべくX-MENの司令塔となる、ジェニファー・ローレンス演じるミスティークに注目!最新作の初解禁写真とともに世界を魅了した軌跡をたどった。これまでも様々な能力で世界の危機を救ってきたX-MEN。特に大統領の命を救ったミスティークことレイブンは国民的な英雄となり、弾圧されているミュータントの救済活動に励んでいることから、若きミュータントの憧れの存在となった。X-MENの司令塔的な存在でもあるミスティークを演じるのは、28歳の若きオスカー女優ジェニファー・ローレンスだ。2011年の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から8年間、あどけなさのある初登場から大人の女性へと成長を見せてきた。青い肌を持ち、変幻自在の能力であらゆる人物に姿を変える能力を持つミスティーク。幼少期に出会ったプロフェッサーXことチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)らとX-MENの発足に奔走する。『ファースト・ジェネレーション』では思春期まっただ中ということもあり、自身の“本来の姿”に葛藤を感じるように。やがてマグニートー(マイケル・ファスベンダー)の言葉に共感し、自分の個性を認めるようになるのだが…。このときジェニファー自身もまだ10代で、イノセントなあどけなさが残っている。それから約10年後を描いた『X-MEN:フューチャー&パスト』(’14)では、ミスティークは大きく成長。この間、ジェニファー自身も『ハンガー・ゲーム』でさらに人気を得て、『世界にひとつのプレイブック』でオスカーを獲得する。ブライアン・シンガーが「純真さが少なくなり、進化する」キャラクターだと解説する通り、仲間であったプロフェッサーXらと対立する場面も。さらに10年後を舞台にした『X-MEN:アポカリプス』(’16)では、東ベルリンに潜入してナイトクローラー(コディ・スミット=マクフィー)の救助に奔走するなど、変幻自在な活躍を披露した。なんといっても、常に最前線で敵に立ち向かう姿がカッコいいのだ。そして今回初解禁されたのは、『X-MEN:ダーク・フェニックス』で宇宙ミッションへと向かうミスティークをとらえた場面写真。その強い眼差しから責任感の強さが感じられる。だが、その任務の最中、ジーン(ソフィー・ターナー)のもうひとつの人格<ダーク・フェニックス>が覚醒。予告編にも描かれている通り、最強となった<ダーク・フェニックス>が暴走を始める。誰よりも仲間を気遣い、ジーンの親友として「絶対に見捨てない」と声をかけるミスティークだが、圧倒的なパワーが目の前に立ちはだかる。シリーズ最終章となる本作では、ミスティークをはじめとするX-MENのメンバーたちは壮絶なクライマックスを迎えることになりそうだ。『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:X-MEN:ダーク・フェニックス 2019年6月21日より全国にて公開© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年05月03日『キングスマン』シリーズのタロン・エガートンと、『ボヘミアン・ラプソディ』を最後まで仕上げたデクスター・フレッチャー監督というタッグで、エルトン・ジョンの半生を描く話題のミュージカル超大作『ROCKETMAN』(原題)。本日3月25日、エルトン・ジョンの誕生日に合わせ、邦題『ロケットマン』として公開されることが決まった。音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、「ローリング・ストーン誌」が選ぶ「歴史上最も偉大なアーティスト100組」にも選ばれ、「僕の歌は君の歌(Your Song)」や「キャンドル・イン・ザ・ウィンド(Candle in the Wind)」「愛を感じて(Can You Feel the Love Tonight)」、そしてタイトルにもなっている「ロケットマン(Rocket Man)」など、シングルとアルバムの総売上は全世界で3億枚を越える伝説的ミュージシャン、シンガーソングライターのエルトン・ジョンの半生を描く本作。世代を超えて愛された音楽史に残るカリスマ、エルトン・ジョン”を演じるのは、『キングスマン』シリーズのエグジー役で世界的人気を誇る、タロン・エガートン。大ヒットアニメーション『SING/シング』でエルトン・ジョンの「アイム・スティル・スタンディング(I’m Still Standing)」を披露し、その甘い美声で観客を虜にしたことも記憶に新しいタロンだが、今作では過酷なボイストレーニングを経て、劇中でのエルトン・ジョンの楽曲を吹き替えなしで歌いきるという、さらなる熱演ぶりを見せている。そして、数々の名曲をエルトンと共作した創作上のパートナーであったバーニー・トーピン役には、『リヴァプール、最後の恋』『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル。エルトンの母シーラ役には、『ジュラシック・ワールド』シリーズで知られるブライス・ダラス・ハワード。エルトンのマネージャーで、後に「クイーン」を見出した敏腕音楽プロデューサー、ジョン・リードには「ゲーム・オブ・スローンズ」『シンデレラ』のリチャード・マッデンといった実力派キャストが集結。監督には、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『キック・アス』などで俳優として活躍する傍ら、近年はミュージカル映画『サンシャイン歌声が響く街』、タロン主演『イーグル・ジャンプ』監督などマルチに活躍するデクスター・フレッチャー。先日、日本の音楽・ミュージカル映画歴代興収NO.1となった『ボヘミアン・ラプソディ』では製作総指揮を務め、ブライアン・シンガー降板後には監督を代行し、作品を最後まで完成させたことでも話題を呼んだ。脚本は、『リトル・ダンサー』で第73回アカデミー賞脚本賞にノミネートされたリー・ホール。製作には、タロンとも相性抜群の『キングスマン』シリーズの監督マシュー・ヴォーン。エルトン・ジョン自身も製作として参加し、心を震わせる数々の名曲の使用が実現している。『ロケットマン』は2019年公開決定(全米5月21日公開)。(text:cinemacafe.net)
2019年03月25日日本時間2月25日に行われる「2019 アカデミー賞」の授賞式。世界中で大ヒットし、日本でも大ヒット中のクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』だが、現地の状況はかんばしくないようで……。アカデミー賞で『ボヘミアン・ラプソディ』が嫌われる理由を、ハリウッド情報に詳しい、映画ライター・よしひろまさみちさんと、LA在住の映画ライター・猿渡由紀さんが語ってくれた。よしひろ「『ボヘミアン・ラプソディ』は、日本では昨年の興行トップだった『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』を抜き去り、現在も114億円を突破して記録更新中です(2月15日現在)。アメリカでの成績はどうでした?」猿渡「こちらでもヒットしていますよ。製作費が5,000万ドルレベルなのに、北米だけで2億ドルも稼いだから大・大成功です。この映画は、北米以外のほうがヒットしていますよね。総興収8億ドルのうち北米は2億。音楽映画としては『アリー/スター誕生』のほうが北米では評価は高いです」よしひろ「そもそも製作段階で『ボヘミアン・ラプソディ』は暗礁に乗り上げる一歩手前だったとか。いろいろ受難続きだっただけに、これだけヒットすれば十分って感じ?」猿渡「ほんとに奇跡と言っていい話だと思います。しかもアカデミー賞主要部門まで候補入りですから」よしひろ「でも、アメリカやイギリスでの批評家筋の評価はよくないですよね」猿渡「そうです。まさに私も思っていることなんですけど、いいところしか描きたがらずツッコミが弱いことや、事実と若干違っていて、これまた自分たちのいいような話にしたがっているところに批判がありますね。『ラミ・マレックの演技以外は見るところがない』とまで言っている人もいます」よしひろ「完全同意!前哨戦の全米製作者組合賞に候補入り、全米俳優組合賞はラミが受賞しましたが、これはどうしてでしょう」猿渡「全米製作者組合賞の候補入りは、納得なんです。なぜなら、あんなトラブル続きの映画を完成~ヒットさせたのは、間違いなくプロデューサーの力ですから」よしひろ「ホント、崩壊寸前の現場&クイーンの2人をよく束ねたと思いますよ。しかも、出るわ出るわのブライアン・シンガー監督のゴシップ(少年への性的虐待疑惑など)」猿渡「ゴシップ記事のせいで受賞の可能性が減るのか!!とショックを受けている日本のファンは多いようですが、監督の問題行動は『#MeToo』運動の前からありましたし、監督降板もそれが影響していたから、今さら誰も驚いてないんですよ」よしひろ「あの記事で左右されるようなもんじゃないですよね」猿渡「逆に、あの記事が何かの影響を及ぼすとするなら、主演男優賞でラミへの同情票が集まること。現に全米俳優組合賞がそうでしたが、俳優組合に所属する俳優たちならなおさら、ひどい監督に耐えてあそこまでやったことを評価すると思いますよ」よしひろ「しかも、あの受賞後、ラミがついにシンガーと合わなかったことをポロリとこぼしましたしね」猿渡「ラミは業界内の受けもいいし、今回は(主演男優賞を)ラミにとらせてあげていいと思う空気があると思います」
2019年02月24日映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が、「第73回毎日映画コンクール」の監督賞を受賞し14日、川崎・カルッツかわさきで行われた表彰式に登壇した。上田監督は「実は去年、観客席にいまして…」と、昨年、妻のふくだみゆき監督が自主制作アニメ『こんぷれっくす×コンプレックス』でアニメーション映画部門を受賞した姿を見ていたことを明かし、「観客席から豆粒のような妻のスピーチを見ておりました。次は俺の番だと心に誓っていたんですけど、まさか翌年、この場に立てるとは思いませんでした」と感慨深げに語った。そして、昨年の妻・ふくだ監督の受賞を振り返り、「自分が本当に面白いと思えるものを作れば壁は壊せるんだなと、あの日の光景を見て実感しました。その実感があったからこそ『カメラを止めるな!』がここまで壁を破ってこられたのかなと思っています」としみじみ。「なので『毎日映画コンクール』に本当に感謝しています」と述べ、「浮き足立ち過ぎず、振り回され過ぎず、自分が面白いと思うものを作っていきたいと思います」と誓った。ステージにはキャスト・スタッフが集結。本作にも参加していたふくだ監督も登壇して夫婦2ショットを披露し、「まさか2年連続で夫婦で立たせてもらえると思わなかったのでびっくりしています」と笑顔で挨拶した。なお、『カメラを止めるな!』と『こんぷれっくす×コンプレックス』は、どちらも夫婦2人とも関わっているとのこと。表彰式後の囲み取材で、上田監督は「二人三脚でやってきている。でも去年は妻が目立って、今年は僕が目立って、イーブンになってよかったです」と笑った。○「第73回毎日映画コンクール」受賞一覧■作品部門日本映画大賞:『万引き家族』是枝裕和日本映画優秀賞:『菊とギロチン』瀬々敬久外国映画ベストワン賞:『スリー・ビルボード』マーティン・マクドナー■監督・脚本部門監督賞:上田慎一郎『カメラを止めるな!』脚本賞:野尻克己『鈴木家の嘘』■俳優部門男優主演賞:柄本佑『きみの鳥はうたえる』女優主演賞:安藤サクラ『万引き家族』男優助演賞:塚本晋也『斬』女優助演賞:樹木希林『万引き家族』スポニチグランプリ新人賞:玉置玲央『教誨師』スポニチグランプリ新人賞:木竜麻生『菊とギロチン』田中絹代賞:白川和子■スタッフ部門撮影賞:月永雄太『モリのいる場所』美術賞:原田満生。堀明元紀『日日是好日』音楽賞:Hi’Spec『きみの鳥はうたえる』録音賞:吉田憲義『日日是好日』■ドキュメンタリー部門ドキュメンタリー映画賞:『廻り神楽』遠藤恊■アニメーション部門アニメーション映画賞:『若おかみは小学生!』高坂希太郎大藤信郎賞:『リズと青い鳥』山田尚子■TSUTAYA プレミアム映画ファン賞日本映画部門:『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』西浦正記外国映画部門:『ボヘミアン・ラプソディ』ブライアン・シンガー■特別賞特別賞:戸田奈津子(字幕翻訳家)
2019年02月15日俳優の柄本佑が、「第73回毎日映画コンクール」で男優主演賞を受賞し14日、川崎・カルッツかわさきで行われた表彰式に登壇。妻で女優の安藤サクラも女優主演賞を受賞したが、NHK連続テレビ小説『まんぷく』の撮影のため欠席し、ビデオメッセージを寄せた。同賞は毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社などが主催している映画賞。柄本は『きみの鳥はうたえる』、安藤は『万引き家族』での演技が評価されて受賞した。柄本は「この映画は自分の中で記念碑的な、これからの人生においても宝物。その作品でこの賞をいただいてうれしいです」と喜び、夫婦受賞について「うれしいです。でも恥ずかしいです」と照れ笑い。「でも、こんなことは一生に一度しかないことですし、家族にとっても、亡くなったうちの母ちゃんにとっても喜びは倍々ゲームで、非常にうれしいと思ってくれていると思います」と、昨年10月に亡くなった母で女優の角替和枝さんにも触れながら語った。安藤はビデオメッセージで、自身の受賞について喜びと感謝の思いを伝えてから、「夫が男優主演賞をいただくことになって、それが『きみの鳥はうたえる』という作品で、すごくうれしいというか、感慨深いというか、この作品の撮影中に娘が生まれたので。『万引き家族』は産後、お乳をあげながら参加した作品なので、家族にとっても特別な賞になりました。本当にうれしいです。ありがとうございます」と夫婦受賞を喜んだ。なお、安藤の代理として、『万引き家族』で共演した城桧吏と佐々木みゆが出席した。○「第73回毎日映画コンクール」受賞一覧■作品部門日本映画大賞:『万引き家族』是枝裕和日本映画優秀賞:『菊とギロチン』瀬々敬久外国映画ベストワン賞:『スリー・ビルボード』マーティン・マクドナー■監督・脚本部門監督賞:上田慎一郎『カメラを止めるな!』脚本賞:野尻克己『鈴木家の嘘』■俳優部門男優主演賞:柄本佑『きみの鳥はうたえる』女優主演賞:安藤サクラ『万引き家族』男優助演賞:塚本晋也『斬』女優助演賞:樹木希林『万引き家族』スポニチグランプリ新人賞:玉置玲央『教誨師』スポニチグランプリ新人賞:木竜麻生『菊とギロチン』田中絹代賞:白川和子■スタッフ部門撮影賞:月永雄太『モリのいる場所』美術賞:原田満生。堀明元紀『日日是好日』音楽賞:Hi’Spec『きみの鳥はうたえる』録音賞:吉田憲義『日日是好日』■ドキュメンタリー部門ドキュメンタリー映画賞:『廻り神楽』遠藤恊■アニメーション部門アニメーション映画賞:『若おかみは小学生!』高坂希太郎大藤信郎賞:『リズと青い鳥』山田尚子■TSUTAYA プレミアム映画ファン賞日本映画部門:『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』西浦正記外国映画部門:『ボヘミアン・ラプソディ』ブライアン・シンガー■特別賞特別賞:戸田奈津子(字幕翻訳家)
2019年02月14日ロックバンド「クイーン」の名曲をフルオーケストラとシンガーが演奏するコンサート「クイーン シンフォニック –ロック&オーケストラ エクスペリエンス-」の来日が決定。2019年5月10日(金)・11日(土)の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される。クイーンブームに沸く日本に「クイーン・シンフォニック」緊急来日映画『ボヘミアン・ラプソディ』の記録的なヒットで第3次クイーンブームを巻き起こした日本に、イギリス、フランス、アメリカほか欧米各国、オーストラリアで数十万人の動員を記録した「クイーン・シンフォニック」が緊急来日。クイーン×クラシック、名曲の数々をフルオーケストラ&シンガーが演奏ロックでありながら、実はその普遍的で美しいメロディからクラシックオーケストラとの親和性が高いクイーン。そんなクイーンとクラシックの融合を掲げた本コンサートは、2000年にロンドンで初演されたもので、クイーンの人気ミュージカル「WE WILL ROCK YOU」に出演したシンガーとフル・オーケストラが共演するという事もあり、公演の度に各地に熱狂をもたらした人気プログラムだ。セットリストはヒット曲を網羅、日本公演限定の楽曲も気になるセットリストは、「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン」などクイーンのヒット曲のほか、日本語曲「手をとりあって」や「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」など日本公演限定となる楽曲の演奏も予定されている。ミュージカル「WE WILL ROCK YOU」出演キャストが歌唱指揮を務めるのは、ブラー、ロビー・ウィリアムス、デュラン・デュランら数々の英国ミュージシャンとの共演を果たし、本公演のオーケストレーション(編曲)も手がけるリチャード・シドウェル。シンガーは、ミュージカル「WE WILL ROCK YOU」に出演したメイン・キャスト陣の中からクイーンのギタリストであるブライアン・メイが選出した、ジェナ・リー・ジェームス、レイチェル・ウッディング、ジョン・ボイドン、ピーター・エルドリッジの4名だ。演奏は東京フィル×5人編成バンドそして、ギター×2、ベース、ドラム、キーボードからなる5人編成の来日バンド、日本の名門オーケストラ・東京フィルハーモニー交響楽団が演奏を担当。4人のシンガーと70人に及ぶ大編成のオーケストラ、そして5人編成のバンドで、クイーンの名曲の数々をシンフォニックかつロックに奏でる。開催概要「クイーン シンフォニック –ロック&オーケストラ エクスペリエンス-」開催日時:・2019年5月10日(金) 18:00開場/19:00開演・2019年5月11日(土) 昼公演 12:00開場/13:00開演、夜公演 16:30開場/17:30開演会場:東京国際フォーラム ホールAチケット料金:クイーン シート 10,800円、ボヘミアン シート 8,800円、学生シート 3,800円※価格は全て税込。※全席指定。<出演>指揮:リチャード・シドウェルシンガー:ジェナ・リー・ジェームス、レイチェル・ウッディング、ジョン・ボイドン、ピーター・エルドリッジバンド:ギター×2、ベース、ドラム、キーボード演奏:東京フィルハーモニー交響楽団<クイーン シンフォニック/主な演奏予定曲>・ボヘミアン・ラプソディ/BOHEMIAN RHAPSODY・愛にすべてを/SOMEBODY TO LOVE・キラー・クイーン/KILLER QUEEN・ラヴ・オブ・マイ・ライフ/LOVE OF MY LIFE・輝ける7つの海/THE SEVEN SEAS OF RHYE・ドント・ストップ・ミー・ナウ/DON’T STOP ME NOW・愛という名の欲望/CRAZY LITTLE THINGS CALLED LOVE・手をとりあって/TEO TORRIATTE(Let Us Cling Together)・ボーン・トゥ・ラヴ・ユー/I WAS BORN TO LOVE YOU・レディオ・ガガ/RADIO GA GA・地獄へ道づれ/ANOTHER ONE BITES THE DUST・ショウ・マスト・ゴーオン/THE SHOW MUST GO ON・ウィ・ウィル・ロック・ユー/WE WILL ROCK YOU・伝説のチャンピオン/WE ARE THE CHAMPIONS etc...
2019年02月08日QUEEN珠玉の名曲をフル・オーケストラ&シンガーで完全再現する公演「QUEEN SYMPHONIC -A ROCK & ORCHESTRA EXPERIENCE-」が5月に東京国際フォーラムホールAで開催決定!【チケット情報はこちら】映画『ボヘミアン・ラプソディ』のメガヒットで第3次ブームが巻き起こっているQUEEN。その珠玉の名曲を壮大なオーケストラと厳選されたシンガーの歌唱とともに楽しめる同公演。今回、指揮を務めるのは英国著名ミュージシャンとの共演も数多いリチャード・シドウェル。シンガーは、ミュージカル「WE WILL ROCK YOU」に出演したメインキャストの中からブライアン・メイ が選出した実力派シンガー4人が来日。QUEENの美しいメロディを奏でるのは日本の名門オケ、東京フィルハーモニー交響楽団など豪華な布陣。『BOHEMIAN RHAPSODY』、『WE WILL ROCK YOU』といったヒット曲はもちろん、日本公演では日本語曲『手をとりあって』や『I WAS BORN TO LOVE YOU』も演奏予定。チケットの一般発売に先駆けて、現在ぴあでは最速先行(先着)を実施中。受付は2月14日(月)23:59まで。■QUEEN SYMPHONIC -A ROCK & ORCHESTRA EXPERIENCE-日程:5月10日(金)・11日(土)会場: 東京国際フォーラムホールA(東京都)
2019年02月05日「未成年男性への性的暴行疑惑」が取り沙汰されているブライアン・シンガー監督について、以前から不仲説がささやかれていたラミ・マレックが口を開いた。ラミは昨年から大ヒット中の『ボヘミアン・ラプソディ』で主役のフレディ・マーキュリーを演じ、今年、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞を獲得。同作は、シンガー監督が撮影終了の数週間前に突然姿を消し、解雇されたという“事件”が起きたことでも話題に。シンガー監督は後に「家族の体調不良でセットを去った」と説明したが、本当の理由はキャストとの確執にあるとうわさになっていたのだ。以前、自分がキャスティングされた当時、シンガー監督に「性的暴行疑惑」があったことを「知らなかった」と語っていたラミ。先日、「The Hollywood Reporter」のインタビューでは、「(性的暴行疑惑の)内容を耳にしたよ。そういう被害に遭い、乗り越えてきた人たちに対して心底同情する。そんなことが起こるなんて、恐ろしいし驚きだよ。被害者の人たちはどれたけつらかっただろう」と被害者を思いやった。続いて「ブライアンとの間に何が起こったのかを話したいという人たちは、自分の声を聞いてもらう権利がある」と主張し、「ぼくの場合で言えば、ブライアンとの関係は不愉快なものだった。本当にね。現時点で言えるのはそれぐらいかな」とラミはついにシンガー監督と不仲であったことを自ら認めたのだった。(Hiromi Kaku)■関連作品:ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox
2019年02月04日未成年のときにブライアン・シンガー監督に性的被害にあったとして4人の新たな被害者が浮上した。「The Atlantic」誌が報じた。シンガー監督といえば、昨年12月、現在大ヒット上映中の『ボヘミアン・ラプソディ』を監督するも撮影終了数週間前にFOXから解雇処分を受けて話題に。キャストやスタッフとの不仲や突然セットから姿を消したことが理由とみられたが、この直後にシンガー監督がある男性から「17歳のときにシンガー監督に性的暴行を受けた」として訴えられたことが判明。解雇の本当の理由はこの件ではないかとささやかれていた。今回新たに発覚した4人の被害者は、未成年のときにそれを知りながらシンガー監督に性的な行為を強要、またはレイプ被害にあったと主張する。その事件により薬物乱用、うつ、PTSDなどの精神的なダメージに悩まされたそうだ。4人のうちの1人は実名で記事に登場した。1997年、学校のトイレで用を足していたところ、背後に人の影を感じて振り向いたヴィクター・ヴァルドヴィノスさん。そこには学校で『ゴールデンボーイ』の撮影をしていたシンガー監督がおり、「映画に出してあげる」とスカウトされたという。エキストラとして出演することになったヴィクターさんは、わずか13歳、ファーストキスも体験したことがないまま、撮影現場の裏でシンガー監督に性的ないやがらせを受けた。結局、ヴィクターさんの撮影シーンは使われなかった。シンガー監督の弁護士は「シンガー監督は未成年と性交渉を持ったこともありませんし、そのような好みがあるということを断固として否定します」と完全否定。シンガー監督は「『ボヘミアン・ラプソディ』が賞を獲り、大ヒット作品になっているいまこういうことが起きても驚かない。同性愛者を嫌悪し、中傷するための記事。作品の成功を利用しているんだ」と「E!News」に語った。(Hiromi Kaku)■関連作品:ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox
2019年01月24日“胸アツ”応援上映も大好評を得て、社会現象と化している映画『ボヘミアン・ラプソディ』。アメリカやカナダなどでも一部劇場で、応援上映と同様に歌詞の字幕が表示され、一緒に歌える“SingAlong ”上映が1月11日(現地時間)から開始、早くも好評を博しているようだ。もちろん日本でも、この1月12~14日の3連休は、スタンディングOKでまさにライブ感覚で楽しめるシネマシティ立川の極音上映や成田HUMAXシネマズのIMAX上映がチケット争奪戦に。大阪のMOVIX堺では“『ボヘミアン・ラプソディ』しか上映しない”爆音映画祭が開催されるなど、観客を巻き込んだ上映形態の進化に「マジで最高すぎた!」「臨場感すごい」「ライブと同じだ」「本当にウェンブリースタジアムにいるよう」などなど、興奮の声が止まらない。やはり本作の醍醐味は、宣伝文句にもなっている“ラスト21分”、フレディの半生が見事に集約され、興奮と感動がピークに達するライヴ・エイドだ。本格化する映画賞レースを控え、ライヴ・エイドで惜しくもカットになった楽曲やそのメイキング映像、さらには日本公演の未公開シーンなどお宝映像が続々と公開されている。ライヴ・エイドの“本物”比較動画が公開『ボヘミアン・ラプソディ』は『ナイト ミュージアム』シリーズや「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」のラミ・マレックが「クイーン」のリードボーカル、フレディ・マーキュリーを演じた音楽伝記映画。ゴールデン・グローブ賞に輝いたラミをはじめ、ギターのブライアン・メイをグウィリム・リー、ベースのジョン・ディーコンをジョー・マッゼロ、ドラムのロジャー・テイラーをベン・ハーディがそれぞれ好演しており、“ボラプ”ボーイズとして人気を博している。本作のクライマックスで登場するライヴ・エイドは、1985年7月13日に英米で同時開催された20世紀最大のチャリティ音楽イベント。日本を含む世界150か国に衛星中継され、19億人が視聴したという。英ロンドンのウェンブリー・スタジアムに登場した「クイーン」は「ボヘミアン・ラプソディ」など計6曲を披露、映画ではそのうち4曲のパフォーマンスが登場し、舞台装置やピアノの上のカップまで完全再現されたことが話題となった。そんな中、先日、アメリカの20世紀FOXの公式YouTubeにて公開されたのが、劇中では惜しくもカットされた2曲のパフォーマンスの映像。ラミら“ボラプ”ボーイズが撮影をふり返るとともに、“ドンドンパッ”のリズムで知られる「We Will Rock You」を、リアル「クイーン」による実際の映像と比較できるものとなっている。もう1曲はフレディもギターを奏でる「Crazy Little Thing Called Love」(愛という名の欲望)。後ろのジョン・ディーコン役ジョーの細かい動きにも注目。ドラムのロジャーによるファン感涙の「Ready,Freddie(レディ、フレディ)」のかけ声もバッチリと入っている。タイトル曲である「ボヘミアン・ラプソディ」や応援上映で格段に熱が込もる「レディオ・ガガ」から、上記の2曲も入った“ライヴ・エイド完全版”は本作のブルーレイ&DVDの特典映像となる可能性が高い。監督“途中降板”のブライアン・シンガーも蔵出し映像連発『ボヘミアン・ラプソディ』がゴールデン・グローブ賞を受賞した日、本作を途中降板したが監督としてクレジットされているブライアン・シンガー(誰も謝辞は述べなかったが…)が「クイーン」が女装姿で登場する「I Want to Break Free」(自由への旅立ち)MVシーンのセットの画像とともに「すごく光栄です。ありがとう」とコメント。さらには、巨大なステージを空軍基地内に完全再現して撮影されたライヴ・エイドの舞台裏をとらえたメイキング映像を度々投稿している。中には、ライヴ・エイド入場から「ボヘミアン・ラプソディ」の冒頭までが収められたファーストショット、ファーストテイクという貴重なものも。傍らでカメラを手に見守るブライアン・メイ本人の姿もとらえているが、ファンからは「まるで参観日のよう」との微笑ましい声が。気合いを入れるように飛び跳ねるラミの姿も映っている。一方、こちらはプロダクション・デザインを担当したアーロン・ヘイが投稿した「レディオ・ガガ」のリハーサルの模様。「2017年9月、ライヴ・エイドセットでのリハーサル初日」とあり、ラミたちは私服で参加。リハーサルから高い完成度を見せている。また、1975年4月の武道館での日本初公演以降、1985年5月まで計6回、50もの公演を行った「クイーン」。特にフレディは日本の美術品や骨董品などをプライベートで買いに訪れたというほどの親日ぶり。劇中には自宅で過ごすフレディが着物のようなガウンを着ているシーンや、ミュンヘンの邸宅に金閣寺のお札が映り込むシーンなど、日本ゆかりのものも多々。本編では惜しくもカットされてしまったが、日本公演のライブシーンもブライアン・シンガーがチョイ出し。ブライアン・メイ作詞&作曲によるアコースティックな名曲「’39」をパフォーマンスする4人の姿を確認できる。さらにジョー・マッゼロも以前、この“日本公演”の画像を投稿していたことがある。日本ではまだまだ絶賛公開中の本作。これらのメイキング映像を見ているだけでも胸が高鳴るだけに、映像ソフトで蘇る数々のライブシーンも楽しみに待ちたいところだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox
2019年01月15日10月6日(土)今夜のフジテレビ系「土曜プレミアム」では、名作童話「ジャックと豆の木」をベースに“その後”の物語を描き出した3Dアドベンチャー超大作『ジャックと天空の巨人』をオンエアする。とある田舎町で18歳の青年ジャックが馬と引き換えに手に入れた豆。そして嵐の夜、ジャックの家に変装したイザベル姫が現れると、床から突然巨大な豆の木が飛び出し。つるに巻き取られた家はぐんぐん上空へ運ばれていく。ジャックは地上へ落下、姫だけが天空のかなたへと連れ去られてしまった。天空には巨人のすむ国があるといい、すぐさま国王の命令のもと衛兵エルモント率いるイザベル救出隊が結成される。ジャックも隊に志願し迷路のようなつるをつたい、高さ1万メートルもの豆の木を辿って天空を目指し、伝説の国へたどりつく。次々と襲いかかる困難のなか、果たしてジャックはイザベル姫を助け出すことができるのか?『X-MEN』、『ワルキューレ』で知られるブライアン・シンガー監督がメガホンを取って世界的不朽の名作「ジャックと豆の木」の世界観を拡張、人間と巨人の壮絶バトルをド迫力の映像で描くアクション大作に仕上げた本作。主人公の青年・ジャック役には『シングルマン』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのニコラス・ホルト、イザベル姫には『アリス・イン・ワンダーランド』のエレノア・トムリンソン、エルモントには『美女と野獣』や『プーと大人になった僕』のヒットも記憶に新しいユアン・マクレガー、ロデリック卿に『ハンガー・ゲーム』のスタンリー・トゥッチといったキャストを迎えた。また日本語吹き替えキャストとして先日留学を発表したタレントのウエンツ瑛士、平愛梨、森川智之らをはじめ、「ガレッジセール」ゴリ、「スリムクラブ」真栄田賢ら吉本芸人も参加。吉本芸人が演じる“巨人四天王”にも注目。土曜プレミアム『ジャックと天空の巨人』は10月6日(土)21時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)■関連作品:ジャックと天空の巨人 2013年3月22日より全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2018年10月06日前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)に続き、シリーズ第6弾『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(公開中)を手掛けたクリストファー・マッカリー監督に単独インタビュー。毎回違う監督がメガホンをとることで、それぞれの個性を発揮してきた『ミッション:インポッシブル』シリーズだが、マッカリー監督が初めて2度目のメガホンをとった。監督、脚本家としてのスキルや情熱は、主演でプロデューサーでもあるトム・クルーズのお墨付きだ。実際にマッカリー監督は、トムの主演映画『アウトロー』(12)の監督をはじめ、プロデューサーや脚本家としてトムと9回もタッグを組んできた。本作でのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、捕まった仲間の命と引き替えに、奪還したプルトニウムを再び敵に引き渡してしまう。イーサンとIMFチームは、敏腕エージェントのウォーカー(ヘンリー・カヴィル)と共に、3都市における同時核爆発を未然に防ぐべく、新たなミッションに挑む。毎回トムによる命知らずのアクションに目を見張るが、本作の危険度&スリルは、ケタ外れだ。トムの骨折したシーンがそのまま使われた決死の“ビルジャンプ”や特殊なパラシュートを使うヘイロー・ジャンプ、パリ・凱旋門前をバイクで爆走したり、2000時間の飛行訓練をした後、トム自らヘリコプターを操縦したりと、正直なところ正気の沙汰とは思えないレベルのチャレンジだ。インタビューでは、マッカリー監督にトムとの仰天撮影裏話をはじめ、興味深い監督のバックグラウンドや、脚本を手掛けた出世作『ユージュアル・サスペクツ』(95)の秘話まで話が及んだ。――再び『ミッション・インポッシブル』シリーズのメガホンをとることになり、まさに“自己ベスト更新”を余儀なくされたと思いますが、どんな点を心がけて監督をされましたか?2回目の監督に挑めたのは、きっと僕がクレイジーだから(笑)。シリーズのファンは、毎回、違う監督が演出することを期待しているから、僕も前作とは全く違う演出でいこうと決めた。だから編集者を除き、スタッフは全員替えたんだ。こんなにスケールの大きい作品を撮ったことがない撮影スタッフもいたけど、僕は本作を通常のアクション映画じゃないスタイルで撮りたかったからちょうど良かった。その分、いろんなディスカッションをして撮ったから、時には衝突することもあったよ。――アクションはどれも素晴らしいですが、特にヘイロージャンプのシーンが圧巻でした! IMAXレンズをスカイダイビングで使ったのは初めての試みだったそうですね。使ったのは一番小さなデジタルカメラだ。IMAXカメラは大きすぎるので、フレームだけを使ったんだが、まるで1ショットのように撮るというのが最大の難関だった。スカイダイビング中のトムの顔を、ずっと入れたかったので、トムがダイブする時、カメラマンは後ろ向きに落ちていかないといけなかった。とても難しい撮影だったよ。――トム・クルーズは、この撮影で100回以上もトライしたそうですね。そうなんだ。ちょうど夕陽が落ちた直後を狙いたかったので、毎日1回3分間しか撮るチャンスがなかった。少し遅すぎると暗すぎるし、早すぎると明るすぎる。しかも複雑なショットだったから大変だった。また、撮り終わってからもビジュアルエフェクトをかけたので、実は一番お金がかかったシーンでもあるよ。――これまで「ミッション:インポッシブル」を「ミッション:ポッシブル」に変え続けてきたトム。まさにトム自身がイーサン・ハントなのではないかと思ってしまいますが、監督はトムをどんなふうに見ていますか?トムとイーサン・ハントとの大きな違いが1つだけある。イーサンはやむを得ずミッションに取り組んでいるけど、トムはいつだってやりたくてやっている。彼は仕事が大好きなんだ。だから時々トムに「イーサン・ハントは恐怖心をもってミッションに挑んでいるよ」と念を押すこともある。そのくらいトムは楽しんでやっているから。――ちなみに、トムは毎回、1つ間違えば命取りとなる危険なアクションにトライしています。愚問かもしれませんが、監督として「これは危ないからやめよう」と、トムを止めることは可能でしょうか?ううーん……(大きくため息)。きっとトムを止めることなんて誰にもできないよ(苦笑)。今回、ヘリコプターのシークエンスもかなり危険度が高い撮影で、全員が固唾をのんで挑んだけど、本当に何も起きなくて良かった。そしたら、ビルからビルへとジャンプするシーンで事故が起きてしまった。あれは、ずっと走って1回だけジャンプするという、他と比べるとそこまで難しいアクションではないと思っていたから、その油断が落とし穴になってしまった。――監督は、高校卒業後、大学に行かずに5年間旅をしたり、探偵事務所で働いたりされたとか。その人生経験が今の仕事に生かされているのでしょうか?探偵事務所ではなく、警備会社で警備員をやっていただけさ。特別ドラマチックなことも起きない退屈な仕事で、僕は映画館の警備もやっていた。当時住んでいたのは、ドラッグが蔓延しているような街で、映画館でトラブルやケンカが起きないように見張るのが僕の仕事だった。ただ、今振り返ると、その仕事をしていたことが、後々になってとても良かったと思っている。――映画館の警備員の仕事が、今の仕事とどう結びついたのですか?僕は映画館の一番後ろに立って、観客の反応をずっと観ていたんだ。観客は映画を観ながら、意見を交わしたり、反応したりするでしょ。警備員として働いた4年間で、人がどんなふうに映画を観るのか、また、どういうところに反応するのかということを無意識に学んでいったんだと思う。観客は頭が良くて、なかでも本当に賢い観客は、物語の落ちを読んでしまう。その観客がポロリとネタバレをしてしまった時なんて最悪だよ(笑)。だから、監督は観客よりも賢くなければいけない。でも、ストーリー自体は誰もがついてこられるような作りにしなければいけないと痛感させられた。それを踏まえて書いたのが『ユージュアル・サスペクツ』の脚本だ。――なるほど、『ユージュアル・サスペクツ』は、予断を許さない展開が見事なサスペンス映画でした。監督したブライアン・シンガーとは、トム・クルーズ主演映画『ワルキューレ』(08)をはじめ、何作も組まれていますね。ブライアン・シンガーは僕の幼なじみで、小学校からの付き合いなんだ。彼とはずっと一緒に映画作りをしてきたよ。ブライアン・シンガーが大学で4年間映画作りを学んでいた頃、僕は映画館で“映画の見方”を勉強していたということだ。今、僕がトムと仕事ができているのも、過去の積み重ねがあったからだと思うと、実に感慨深いよ。■プロフィールクリストファー・マッカリー1968年6月12日、アメリカ生まれ。脚本家、プロデューサー、映画監督。『ユージュアル・サスペクツ』(95)で第68回アカデミー賞脚本賞他、数多くの賞を受賞。脚本と監督を務めた作品は『誘拐犯』(00)や『アウトロー』(12)、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)。トム・クルーズの出演作では、『ワルキューレ』(08)や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(14)、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(17)などの脚本を手掛けている■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年08月11日映画『ボヘミアン・ラプソディ』が、2018年11月9日(金)に全国の劇場で公開される。「クイーン」のフレディ・マーキュリー、その波乱万丈な人生を描く伝記映画伝説のロックバンド「クイーン」のリード・ヴォーカルを務めたフレディ・マーキュリーにスポットを当てた『ボヘミアン・ラプソディ』は、その華やかな成功と波乱万丈の人生を描く伝記映画。「ボヘミアン・ラプソディ」「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「ドント・ストップ・ミー・ナウ」…この世に産み落とされた数多くの名曲の数々に影響を受けたアーティストは、枚挙に暇がない。彼を“史上最高のエンターテイナー”と評するレディー・ガガもその一人で、彼女のアーティストネームもクイーンの楽曲「レディオ・ガ・ガ」に由来する。名前も顔も知らなくとも、楽曲のワンフレーズを耳にすればたちまち歌いださずにはいられない。世間の常識や既成概念、従来の音楽の常識を打ち破ったフレディは、いかにして稀代のエンターテイナーとして伝説を残したのか?また、なぜ愛と孤独、プレッシャーに引き裂かれたのか。弱き者に捧げるミュージック・エンターテイメントとして、その人生の物語に迫る。ラミ・マレックがフレディ役に - アカデミー賞も受賞まるで魂が乗り移ったかのようにフレディ役を演じたのは、アメリカのテレビドラマシリーズ「ミスター・ロボット」でエミー賞を受賞したラミ・マレック。常識を打ち破り世界を変えたフレディ・マーキュリーの生き様を、「ボヘミアン・ラプソディ」を中心に魂に響く28の名曲と共に描いていく。フレディ・マーキュリー役の熱演が評価され、第91回アカデミー賞にて、ラミ・マレックは主演男優賞を受賞した。当日着用したタキシードはサンローランだ。ラミは受賞の際に次のように話した。「私は子供の頃、クセっ毛で目がまん丸であること、つまり自分のアイデンティティに悩んでいました。そんな子供が、自分の声を発見する、それが『ボヘミアン・ラプソディ』です。ゲイで移民で悩んでいる主人公が、自分自身であろうとする物語です。僕は、エジプト移民で、エジプト系アメリカ人の第1世代です。まさにここに自分の物語が描かれています。僕のことを信じてくださったみなさんに感謝します。」普及の名曲「ボヘミアン・ラ プソディ」の誕生クイーンを代表する普及の名曲「ボヘミアン・ラ プソディ」が完成するまでに要した時間は、約3週間。その間には、5箇所ものスタジオの使用や、一部のパートで180回ものヴォーカルのオーヴァーダビングを繰り返したという。収録風景も描く映画から、1つの曲が完成するまで断じて妥協を許さない、フレディ・マーキュリーのプロフェッショナルな姿勢や情熱も垣間見ることができる。ブライアン・メイ&ロジャー・テイラーが音楽総指揮音楽総指揮を担当したのは、クイーンのメンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが。劇中に登場する32もの不朽の名曲の数々には、主にフレディ自身の声が使用されており、劇場の大スクリーンに鳴り響く唯一無二のサウンドにも要注目だ。なお、監督は『X-MEN』シリーズ、『ユージュアル・サスペクツ』のブライアン・シンガーが務めた。日本とクイーンクイーンと日本には多くのつながりがある。そのエピソードについて主演のラミ・マレックは次のように話す。「フレディは日本を本当に愛していて、彼の家にはたくさんの日本のものがあったのです。僕も彼が着ていたという着物を再現して着ていたけど、すごく重要な意味があったのです。クイーンは、過去に日本で50回ものライブをやりました。そして、毎回、日本のファンは温かく迎えたとブライアン・メイとロジャー・テイラーから聞いてたんです。だから絶対に日本の皆さんと楽しめる話と思いました」アカデミー賞など数々の賞を受賞『ボヘミアン・ラプソディ』は、アカデミー賞ではフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックが主演男優賞を獲得。その他、編集賞(ジョン・オットマン)、音響編集賞、録音賞も受賞している。なお、ゴールデン・グローブ賞ではドラマ部門の作品賞及び主演男優賞(ラミ・マレック)を受賞している。全世界で大ヒット『ボヘミアン・ラプソディ』日本公開から11週目の週末で興行収入100億を突破。公開9週目にして1位にランクされる異例のヒットを飛ばしている。日本の興行収入ランキングでは、『劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-』『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を抜き、1位を記録している。なお、全世界でも2019年1月の半ばまでで、約8億ドル(約880億円)を記録し、クイーン旋風を巻き起こしている。作品情報映画『ボヘミアン・ラプソディ』公開時期:2018年11月9日(金)監督:ブライアン・シンガー音楽プロデューサー:ブライアン・メイ、ロジャー・テイラーキャスト:ラミ・マレック、ルーシー・ボイントン、マイク・マイヤーズ配給クレジット:20世紀フォックス映画
2018年07月09日伝説のロックバンド「クイーン」のメンバーで、1991年に惜しくもこの世を去ったフレディ・マーキュリーの姿を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が、11月に日本公開されることが決定。あわせて、特報映像と日本版ビジュアルが到着した。■伝説のバンド「クイーン」の音楽を唯一超える、“彼”の物語がいま、明かされる――レディー・ガガが「史上最高の天才エンターテイナー」、ケイティー・ペリーが「いまも最も影響を受けている」と称賛する「クイーン」のリード・ヴォーカル、フレディ・マーキュリー。どうやってフレディは、世間の常識や既成概念に逆らい、従来の音楽を打ち破り、地上で最も愛されるエンターテイナーになったのか?なぜ愛と孤独、プレッシャーに引き裂かれたのか?20世紀最大のチャリティコンサート“ライブエイド”で音楽史に残る史上最高のパフォーマンスを披露した彼らの華やかな活躍の裏では、誰も知らなかったストーリーが…。■エミー賞受賞ラミ・マレックがフレディ・マーキュリーに!『X-MEN』シリーズのブライアン・シンガーがメガホンをとった本作は、「クイーン」の現メンバー、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を担当。そして、「Mr.Robot/ミスター・ロボット」『ナイト ミュージアム』シリーズのラミ・マレックがフレディを熱演。さらに、当時を知る2人が音楽総指揮を務めて甦った32もの不朽の名曲には、主にフレディ自身の歌声が使われており、その唯一無二のヴォイスは、我々の心臓に鳥肌が立つほどの感動を呼び起こすにちがいない。世界的人気を誇る「クイーン」の知られざる真実が映画化されるとあって、世界中が注目している本作。先日、本国アメリカにて解禁された特報では、70年代を象徴する数々のファッショナブルな衣装に身を包んだラミが、圧巻のステージパフォーマンスを披露し、日本のファンが詰めかける熱狂的なシーンも収録。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「地獄へ道づれ」といったナンバーが、フレディ・マーキュリーを中心に繰り広げられる人間ドラマをスタイリッシュかつロックに彩っていく。■現メンバー、ブライアン・メイがキャスト陣を絶賛「実物よりもずっと立派」「これはクイーンの音楽と、史上最高のリード・ヴォーカルの1人であるフレディ・マーキュリーを称える映画だ」。そう話すのは、アカデミー賞受賞経験もある本作のプロデューサー、グレアム・キング。完成までになんと8年の歳月を費やしたという本作だが、「それだけの価値があったと確信しているし、私たちがやり遂げたことをとても誇りに思っている」と自信を見せる。一方、本作で音楽総指揮を務める1人、「クイーン」のリードギターとして知られるブライアンは、「完成した映画を観て、ワクワクしている。これは伝記映画ではなく、硬い岩から掘り出されたような、純粋なアートだ。家族や人間関係、希望に夢、悲嘆や失望、そして最後には勝利と達成感が、誰にでも共感できるような物語として描かれている」とコメント。「決して楽な旅ではなかったが、価値のある旅というのは、すべてそういうものだ!ラミとルーシー(・ボイントン)、それに若者たちがとてつもない演技を見せてくれ、実物よりもずっと立派だ!!」と絶賛している。なお、ラミとともに、『ジュラシック・パーク』シリーズから成長したジョセフ・マッゼロ、『X-MEN:アポカリプス』で注目されたベン・ハーディ、英国ドラマで活躍するグウィリム・リーが「クイーン」のメンバーを演じ、『シング・ストリート 未来へのうた』のルーシー・ボイントン、『シュレック』シリーズのマイク・マイヤーズ、「ダウントン・アビー」のアレン・リーチ、『メイズ・ランナー』シリーズのエイダン・ギレンらが出演する。『ボヘミアン・ラプソディ』は11月、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年05月24日20歳の女性R&Bシンガー、H.E.R.の初来日公演が6月4日(月)に東京・マイナビBLITZ赤坂で開催されることが決定した。2016 年にデビューしてからメディアの露出はごくわずか、インタビュー時も必ずサングラスを掛けるなどそのミステリアスな雰囲気と、ファンキーかつグルーヴィーなボーカルで人気を博している彼女。昨年10月には1stアルバム『H.E.R.』を発表している。チケット一般発売は4月28日(土)午前10時から。なお、一般発売に先駆けLiveNation Japan先行を実施中。受付は4月10日(火)23時59分まで。■H.E.R. The Lights On Tour 来日公演6月4日(月)マイナビBLITZ赤坂(東京都)開場 19:00 / 開演19:30
2018年04月09日一聴したらわかる才能、というのはまさに彼女のこと。RIRIは18歳の高校生ながら、オルタナティブR&Bシンガーとしての多彩な表現力とダイナミクスを全身から放つ。母の影響で小さい頃から洋楽に親しんできた彼女が歌手になりたいという夢を持つのは自然なことだったが、それが強い決意に変わったのは11歳の時。ホイットニー・ヒューストンやセリーヌ・ディオンなどを手掛けた音楽プロデューサー、デビッド・フォスター主催のオーディションでファイナリストに選ばれた。「母がネットでたまたまそのオーディションのことを知ったのが締め切りの2週間前。それまで歌の練習なんてしたことがなかったのですが、毎日5~6時間は練習して応募しました。ファイナリストに選んでいただき、初めて人前で歌ったのが国際フォーラム。5000人の前に立つと緊張しましたが、歌っているうちに魂が降りてきたような、今まで味わったことのないような喜びや楽しさを感じて。リハーサルでは出なかった表現が自然と出てきたんです」現在のRIRIは歌唱力のみならず英語の発音もまるでネイティブだし、実はダンスだって得意。海外育ちと言われたら納得してしまいそうだが実は群馬県出身。ほぼ独学でスキルを磨いてきたというから驚きだ。そして海外の作家やプロデューサーと楽曲制作をはじめたのは約2年前。1stアルバム『RIRI』が遂に完成した。「このアルバムにはインディーズ時代から今現在までの私が詰まっています。私が好きな洋楽っぽいサウンドも重視しながら作ってきました。作ってる段階から『これは絶対良い作品ができる!』ってワクワクして、みんなで盛り上がりながらの制作でした」終始、目をキラキラと輝かせながら大きな夢を語ってくれた。「目標はグラミー賞と、2020年の東京オリンピックで歌うこと。どんなに大きな夢でも挑戦して立ち向かうことが大切。そこでしか味わえない達成感や喜びや楽しさをみんなで共有したい、そんな気持ちを込めてこれから歌っていきたいです」リリ1999年11月5日生まれ。Apple Music「今週のNEW ARTIST」、Spotify「Early Noise」等に選出され話題を集め、遂にメジャーデビュー。トップス¥28,000パンツ¥41,000(共にPINKO/PINKO JAPAN TEL:03・5778・9861)イヤリング¥12,000チョーカー¥9,200(共にBijou R.I TEL:03・3770・6809)1st Album『RIRI』¥2,500’60~’70年代のソウルや’90年代のR&Bを継承しつつ現在の洋楽トレンドを取り入れたサウンド。インディーズ期の名曲「RUSH」を含む全10曲。2月14日発売。(Sony Music Associated Records)※『anan』2018年2月14日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・二宮ちえヘア&メイク・KOU文・上野三樹(by anan編集部)
2018年02月09日女性R&BシンガーJhene Aiko(ジェネイ・アイコ)の初来日公演が3月8日(木)に東京・LIQUIDROOMで開催されることが決定した。【チケット情報はこちら】Jhene Aikoは2011年にレコードレーベルDef Jamに入った時点ですでに10年以上も音楽に携わっており、ケンドリック・ラマー、Wale (ワレ)、ビッグ・ショーン、ロジック、ジェイ・コール、ドレイクなど大物アーティストとのフィーチャリングで注目を集めた。デビューEP『Sail Out』は2013年チャート1位を獲得し、Def Jam史上最高のEP売上枚数を成し遂げた。『Sail Out』に収録されているシングル『The Worst』はチャート1位を獲得後BET賞を受賞。グラミー賞にノミネートされ、Youtube再生回数は1億回を超える大ヒットを記録。デビューアルバム『Souled Out』はSoundscanのR&Bチャート1位を獲得。2016年にはDef Jamのレーベルメイトビッグ・ショーンと共同プロジェクト『TWENTY88』をリリース。2017年9月にはセカンド・アルバム『TRIP』をリリースし、トップ5入りを達成している。チケットの一般発売は2月10日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、Live Nation Japan先行を実施。受付は1月26日(金)午後6時から29日(月)午後11時59分まで。■Jhene Aiko 来日公演日程:3月8日(木)開場 19:15 / 開演20:00会場:LIQUIDROOM(東京都)料金:オールスタンディング 7,800円(税込・別途1Drink代)※未就学児入場不可
2018年01月26日カナダ・トロント出身の次世代R&Bシンガー、Daniel Caesar(ダニエル・シーザー)の初来日公演が3月5日(月)東京・UNITで開催される事が決定した。【チケット情報はこちら】ダニエル・シーザーは2018年1月に発表される第60回グラミー賞に、シングル『Get You』が最優秀R&Bパフォーマンス、アルバム『Freudian』が最優秀R&Bアルバムにそれぞれノミネート。心地良く響くオーガニックなサウンドで世界を席巻中だ。チケットの一般発売は1月20日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、Live Nation Japan先行を実施中。受付は1月14日(日)23時59分まで。■Daniel Caesar(ダニエル・シーザー)3月5日(月) UNIT(東京都)開場 19:15 / 開演20:00料金:オールスタンディング 7,500円 (税込・別途1Drink代)※未就学児入場不可
2018年01月12日故フレディ・マーキュリーが率いた「クイーン」をテーマとした伝記映画『Bohemian Rhapsody』(原題)の製作が一時的に中断しているという。原因は、監督を務めていたブライアン・シンガーがたびたび姿を消してしまうこと。監督不在では当然、撮影は進まない…。その結果、20世紀フォックスは「ブライアン・シンガーはもう『Bohemian Rhapsody』の監督はしません」と、事実上のクビを発表した。シンガー監督の不在は、主演のフレディを演じているラミ・マレック(「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」)との確執によるものとささやかれていたが、シンガー監督自らがこれを否定。「ETonline」にこのように語っている。「ぼくの“予期せぬ離脱”はラミ・マレックとの不仲が原因とか書かれてるけど、それは間違いだよ」とシンガー監督。「確かに、ラミとはクリエイティブ面での違いはあったけど、サンクスギビングの前まではとてもうまくいってたんだ」と、騒動の原因は2人の確執のせいではないと説明。また、「『Bohemian Rhapsody』はぼくにとって情熱を注ぎ込んだプロジェクトだった」と熱意を主張する。では、なぜクビになってしまったのか…。「残りの撮影期間が3週間を切ったとき、フォックスにちょっと休暇がもらえないかと聞いたんだ。親の具合が悪くて、アメリカに帰りたくてね。このことは、やっかいにもぼくの健康問題にもすごく影響したよ。残念ながら、フォックスはぼくの要望に応えてくれず、クビにした。これはぼくの決断でもないし、どうすることもできないことだった」と明かしている。(Hiromi Kaku)
2017年12月05日チリを舞台にトランスジェンダーの女性シンガー、ダニエラ・ヴェガが主演を務め、ベルリン国際映画祭で話題を呼んだ映画『A Fantastic Woman』(原題)が、『ナチュラルウーマン』として2018年2月より日本公開されることが決定した。物語の舞台はチリ、サンティアゴ。ウェイトレスをしながらナイトクラブで歌っているトランスジェンダーの女性マリーナは、年の離れた恋人オルランドと暮らしていた。マリーナの誕生日を祝った夜、自宅のベッドでオルランドが亡くなったことで、彼女は思いもかけないトラブルに巻き込まれることに。最愛の人を失った悲しみの最中に浴びせられる、不躾で容赦のない差別や偏見。それでもマリーナは、愛する人に最後のお別れを告げるため、前を向いて歩き始める――。前作『グロリアの青春』で、主演パウリーナ・ガルシアにベルリン国際映画祭女優賞(銀熊賞)をもたらしたセバスティアン・レリオが共同脚本と監督を務めた本作。レリオ監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』のパブロ・ララインをはじめ、躍進目覚ましいチリ映画界の俊英として知られる。逆境に負けず、まっすぐに生きる美しきヒロイン・マリーナを演じるのは、自身もトランスジェンダーの女性歌手であるダニエラ・ヴェガ。本作では、自分らしさを守るための闘いに挑んでいくヒロインとして圧倒的な美貌と唯一無二の存在感を放ち、驚くべき才能を開花!トランスジェンダー女優として初のオスカーノミネートもささやかれている。プロデューサー陣には、『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』『ありがとう、トニ・エルドマン』を手がけた実力派がずらり。来たる第90回米アカデミー賞外国語映画賞のチリ代表作品に選出されたほか、ベルリン国際映画祭では脚本賞やエキュメニカル審査員、さらに優れたLGBT映画に贈られるテディ賞も受賞。米映画批評サイト「ロッテントマト」でも100%フレッシュと高く評価されている。『ナチュラルウーマン』は2018年2月よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月25日海外ドラマ・エンターテイメント専門チャンネル「FOXチャンネル」にて、マーベル『X-MEN』シリーズの最新TVシリーズ「The Gifted」(原題)が、12月26日(火)より日本最速、独占放送されることになった。■あらすじリードは、妻ケイトと2人の子どもたちと共に、郊外の街でごく普通の日常生活を送っていた。しかしある日、2人の子どもローレン(姉)とアンディー(弟)が人類を超越した能力を持つミュータントであることが発覚。ミュータントであることが明るみになったことで、一家は政府機関に追われることに。ミュータントを取り締まる政府機関の検察官だった父リードは、家族を守るため、一緒に逃げることを決断する。行き場に困った一家は、ミュータントたちで結成された地下組織に救いを求め、やがて政府機関とミュータントたちの戦いに巻き込まれていき…。本作は、『X-MEN』のスピンオフとなる新しいTVドラマシリーズ。“家族の絆”をテーマに、子どもたちを守るために奮闘する両親の姿が色濃く描かれたヒューマン・ストーリーが展開。ダン・スティーヴンス主演「レギオン」とはまったく違った世界観が描かれるという。■現地ではミュータント体験イベントも!そんな本作のユニークなイベントが、9月24日(現地時間)に、米ロサンゼルスのショッピングモール「グローブ」にて開催された。そのイベントには、特殊能力を持つローレンを演じるナタリー・アリン・リンド(「GOTHAM/ゴッサム」S2)と、その母親を演じるエイミー・アッカー(「パーソン・オブ・インタレスト」)、ミュータントを取り締まる組織のエージェント役のコビー・ベル(「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」)らが参加。今回のイベントは、本作の第1話目に登場する、ローレンが特殊能力を使ってお金を入れずに自動販売機のスナックを取り出すシーンを、参加者たちも実際に体験できるというもの。特別に設置された自動販売機を使い、参加者たちは自分がミュータントになったつもりで、触らずに自動販売機を持ち上げたり、お金を使わずに中のスナックを動かして落としたりするのを楽しんでいた。自動販売機のアトラクションを自身でも実際に体験したナタリーは、「第1話の中で、私がやっていたことを、いまみんながここで真似てやるのはとてもクールね」と興奮気味にコメント。現在のハリウッドでは、多くのマーベル作品を基にしたTVシリーズが作られているが、「The Gifted」には他の作品にはない魅力があるとも語っている。「この作品はよくあるスーパーヒーローものじゃないの。悪者を倒すために毎日戦っているのとは違う。私たちは、家族と共に、危機を乗り越えるの」。また、子どもを守るためにタフになることを強いられる母親を演じるエイミーも、「家族ドラマという面が、本作をユニークなスーパーヒーロー物にしている」と口を揃える。「この物語は、社会から見放された者(ミュータントたち)が、自分の家族を見つけようとするというものなの。そして、その物語の中心に、お互いに助け合っているこの家族がいるの」と語った。そして、本作のクリエイターでメインの脚本家でもあるマット・ニックスと「バーン・ノーティス」からの知り合いであるコビーは、番組の魅力について、「マットとプロデューサーのローレン(・シュラー・ドナー)が作ったこの世界は、単に白と黒じゃない。そこには多くのグレーの部分がある」と付け加える。「僕の役は悪者だけど、単なる悪者じゃない。ほかのキャラクターたちも世界を救おうとしているわけじゃなく、必死にサバイブしようとしているだけなんだ。だから、そこには、普通の目線から見た人間的なものが描かれているんだ」。さらに、映画『X-MEN』シリーズの生みの親で、本作のエグゼクティブ・プロデュサーの1人でもあるブライアン・シンガーが、第1話の監督を手がけている点も話題。「ブライアンが第1話を監督してくれたのはとてもクールだった」と言うのはナタリー。「なぜなら、彼は『X-MEN』の映画をとても熟知しているからよ。プロデューサーのローレンとブライアンにはとても大きな『X-MEN』のバックグラウンドがある。だから、第1話で見る多くのものや(ミュータントたちの)パワーは、彼らのアイディアを基にしていて、間違いなく、映画からの良いバイブレーションが感じられるわ。でも同時に、この作品はすべての映画とも違うものになっているの」と語る。最後に、日本のファンへ向けて「ハロー、ジャパン!この作品を気に入ってくれたらとても嬉しいわ。もし気に入ってくれたら、私たちを是非日本に呼んでね。私たちは皆さんにとても会いたいの!」とメッセージを贈ってくれた。「The Gifted」(原題)は12月26日(火)毎週火曜22時~ほかFOXチャンネルにて独占放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年10月09日ブライアン・セッツァー・オーケストラの来日公演が2018年1月に決定した。2014年の来日から4年ぶりとなる今回の来日は結成25周年を迎える節目のステージとなる。ブライアン・セッツァーといえば、なんと言ってもストレイ・キャッツである。トリオなのにあのサウンドの厚みも驚かされたが、エモーショナルなステージは当時の少年の心を熱くした。余談だが、セッツァーと言えば、入れ墨だらけだしちょいワルな感じがカッコよくて、それは50を過ぎビッグバンドでも遺憾なく発揮されている。しかし、先日、ジェフ・ベックのレスポール・トリビュート・ライヴのdvdを買った。セッツァーがゲスト参加しており、遠慮がちにグレッチを弾き、ベックに促されながらちょっと弾く、を繰り返しとても可愛らしかった。セッツァーといえども、ベック先生の前では大人しくなるのだなぁ、と感動した。そんなセッツァー率いたストレイ・キャッツが解散し、更なる広がりを見せてくれたのが、ビッグバンド、ブライアン・セッツァー・オーケストラである。ツアーは1月24日の北海道・札幌のニトリ文化ホールでの公演を皮切りとして、2月8日の愛知・名古屋国際会議場センチュリーホールの公演まで全国7カ所を回る。チケット料金はS席が9,800円、A席が8,800円(税込)。大阪、福岡、広島の3公演は9,800円のみとなる。なお東京公演の先行予約は9月11日より開始されている。詳細はウドー音楽事務所チケット情報まで。
2017年09月12日HIVと診断される前年のフレディ・マーキュリーとブライアン・メイ(写真:Photoshot/アフロ) 1991年に45歳でこの世を去ったクイーンのフロントマン、フレディ・マーキュリー。ギタリストのブライアンが『サンデー・タイムズ』誌のインタビューで、今まで語られてこなかったマーキュリーの闘病の様子を明かした。 1987年にエイズと診断されるも、マーキュリーは公にはそれを否定し続けていた。しかし、バンドメンバーには早くに打ち明けていたという。マーキュリーは、親しい人以外に自分の苦しみを知られることを恐れていたのだ。 闘病期間中のある日の夕食時、マーキュリーはメイに自分の片足を見せた。そこにあったのは、壊疽のためにそのほとんどを失ってしまった、「かつて足だったもの」だった。 「ブライアン、こんなものを見せてしまってすまない。動揺してしまうだろ」とつぶやく盟友に、メイは「そんなことはないよ、フレディ。こんなに激しい痛みを君が我慢してきたということがわかった以外は」と返したという。 今でこそ、薬の進化でHIVは死に直結する病ではなくなったが、当時は治療法のわからない「不治の難病」だった。病気の進行は早く、マーキュリーは発病後、わずか数カ月で片足を失ってしまったという。 「あと少し発病が遅ければ、きっと彼はまだ僕らと一緒にいたはずだ。絶対に」とメイは悔しさを滲ませた。
2017年05月29日A.D.S.R(エー ディー エス アール)とR&Bシンガーのオーガスト・アルシーナのコラボレーションアイウェアが登場。2017年5月27(土)より、GR8、PULP 417 EDIFICE、monkey timeで発売される。オーガスト・アルシーナは、ニューオリンズで生まれ育ったR&Bシンガー。ジャスティン・ビーバー同様、これまでニッキー・ミナージュとのタッグによる曲「No Love」や「I Luv This Shit」などを発表してきた。2014年には、ブラックミュージックの世界的祭典である「BETアワード」において最優秀新人賞を受賞している。そんな彼が作り上げたアイウェアは全5型。すべてラウンドシェイプで、ブルーやピンクといった夏らしいカラーレンズを採用したデザインのほか、べっ甲フレームを採用したものなどが登場する。フロントとテンプルの連結部分である丁番は、アルシーナが左右の耳付近にいれているタトゥー同様「SELF」「MADE」の文字が刻まれている。【詳細】「A.D.S.R.」feat.「AUGUST ALSINA」発売日:2017年5月27日(土)価格:各18,000円+税取り扱い:GR8、PULP 417 EDIFICE、monkey time【問い合わせ先】4K(シック)TEL:03 5464 9321
2017年05月22日「10代の頃はゲームもよくしたけど、23歳になるまでにやめてしまった。本当に上手くなるためには、時間がものすごく必要だとわかったから」。こう語るマイケル・ファスベンダーの真剣な面持ちに、失礼ながら少し笑ってしまった。彼の持つストイックなイメージと重なったからだ。現在のファスベンダーが真摯過ぎるほど真摯に役と向き合うように、ゲームをプレイする若き日の彼も、気軽な気持ちではなかったのだろう。そんなファスベンダーが同名の人気ゲームを実写化した『アサシン クリード』で、製作と主演を務めている。23歳でゲームの世界とは別離しているため、「『アサシン クリード』をプレイしたことはなかった」が、その世界観にすっかり魅せられてしまったそうだ。「現代の人間が祖先の記憶を持ち、その身に起きたことを追体験するアイデアが魅力的に思えた。僕の役目は、それらを映画的体験に変換できる脚本家を探すところから始まったね。その後、出来上がった脚本を手に今度は監督を探し、キャスティングをし…。長い期間、作品に関わってきたことは確かだよ」。「撮影が始まってからも、脚本の手直しをしたり…」と製作者としての仕事がまだまだ続く中、俳優としては2つの役を演じることに。15世紀のスペインで信念の戦いを繰り広げる戦士アギラール・デ・ネルハと、彼の運命を追体験する子孫カラム・リンチだ。「まずはアギラールの撮影をし、その後にカラムの撮影をした。だから、一人二役の難しさはそれほどなかったんだ。シーンによっては、それぞれの役を同じ日に撮ることもあったけどね。そのときは髭をつけ、ウィッグをかぶり、髭を取り、ウィッグを外し、また髭をつけ…。着脱に1時間半はかかるし、面倒だったことは認めるよ(笑)」。また、両者にはアクションシーンにおける違いも。中世の街並みを駆け抜けるアギラールに対し、カラムは祖先の記憶を追体験するための特殊な装置につながれている。「カラムのアクションはワイヤーに吊られながら行ったのだけど、ワイヤーを固定するハーネスはすべての男にとって苦しいものだよ(笑)。アギラールのアクションの方が断然楽しかった。猛暑のマルタ島で中世の衣裳を着るつらさがあったとしてもね。ただ、それぞれのシーンで僕が学んだのは、どんなアクションにも感情を伴わせられるということ。カラムの感情も、アギラールの感情も、アクションを通して語ることができたと思う」。たしかに、本編の大半を占める彼らのアクションから、その心中が伝わってくる。とりわけ、激変した人生の中で成長していくカラムの心の変化は見どころだ。「カラムの現実と僕の現実はあまりに違い過ぎるけど、彼を生み出し、作り上げ、その成長を見守ることはできた」と語るファスベンダーもまた、変化する人生を歩んできている。「何事においても、“一夜にして”なんてことはないからね。人生は徐々に変わりゆくもの。僕自身、(俳優の)仕事に全くありつけなかったのが、ある時期を境に変わった。そうやって仕事が舞い込んでくるようになると、今度は最高の人たちと仕事をする機会もやってくるようになるんだ」。傍目には華やかな「僕の現実」の中で、地に足のついた印象を放つマイケル・ファスベンダー。ファンタスティックでありながらリアルな感触のある作品に仕上がった『アサシン クリード』自体も、彼自身と重なる。「シンプルな人生を送ろうと心掛けているんだ。僕の役目は、ただ仕事に集中すること。すごくラッキーだし、夢のような場所にいるのは自覚しているけど、あまりにも華やかなものとは距離を置くよう自分を戒めている(笑)。世界中を回ることができたり、こうして日本に来ることができる時間も楽しんでいるけどね」。「僕はラッキーボーイなんだ」。こう言って笑顔を見せるのは、リドリー・スコット、スティーヴ・マックイーン、ダニー・ボイル、デヴィッド・クローネンバーグ、ブライアン・シンガー、クエンティン・タランティーノ、フランソワ・オゾンなどなど、挙げきれないほど大勢の名監督たちに望まれてきた身だから。名匠をこれ以上独り占めしたら、俳優仲間たちに嫉妬されるのでは?と訊いてみると、「でも、コーエン兄弟やクリストファー・ノーランとも仕事をしてみたいな」との呟きがこっそり返ってきた。俳優として出演したいのは「いい映画」、製作者として作りたいのも「いい映画」。「いい映画とは、いい物語を語っている映画のこと」だそうだ。「それ以上の望みはないよね。僕は物語の力というものを信じている。どんなに大きな規模の作品でも、小さな規模の作品でも構わない。いい物語を語りたいんだ。たとえ興味深い役柄に巡り合えたとしても、ストーリーが酷ければ全く意味がない。優先順位をつけるなら、ストーリー、監督、その次が自分の演じるキャラクターといったところかな」。ちなみに、一観客としても当然「いい映画」を求めているそうだが、最近はもっぱらドキュメンタリーに魅了されているという。「ここ数年、本当に興味深い作品が多いよね。つい最近観た中では、『13th -憲法修正第13条-』『O.J.:メイド・イン・アメリカ』(原題)が面白かった。少し前のテレビ番組だけど、HBOの『ザ・ジンクス』(原題)も。ただし、ダークなドキュメンタリーを観過ぎると、悪夢にうなされるから体によくないのだけど(笑)」。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:アサシン クリード 2017年3月3日より全国にて公開(C) 2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures.All Rights Reserved.
2017年02月28日マーベルの大人気シリーズ『X-MEN』の史上初となるTVシリーズ「レギオン」が、FOXチャンネルにて放送されることが決定。プロフェッサーXの息子という主人公を、『美女と野獣』の“野獣”役に抜擢されたダン・スティーヴンスが務める。幼いころから幻覚と幻聴に悩まされ、精神病院で治療を受けていたデヴィッド・ハラー。入院先での功を奏さない治療に諦めを感じていたころ、同じく入院患者となったシドという女性に出会ったことをきっかけに、彼の暮らしに希望が芽生える。しかし、個室で謎の男性から尋問を受ける羽目になったデヴィッドは、病院で起きた“ある事件”を思い返し、不可思議な記憶の数々に悩まされ…。本作は、『X-MEN』の史上初となるTVドラマシリーズ。地上最強のテレパス(他人の精神を自在に操ることができる能力者)であるプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアの息子である主人公デヴィッド・ハラーに焦点を当てながら、彼に秘められた強大なパワーを取り巻く不可思議な運命を描いていく。第1作目『X-メン』や最新作『X-MEN:アポカリプス』などで原案や脚本、監督などを務めてきたブライアン・シンガーをはじめ、これまで映画シリーズを作り上げてきたスタッフが集結。さらに、エミー賞とゴールデン・グローブ賞作品賞をW受賞した大ヒットドラマ「FARGO/ファーゴ」で脚本・製作総指揮を務めたノア・ホーリーも製作総指揮として参加。強力なクリエイター陣により、『X-MEN』のダークでミステリアスな側面を色濃く表現しながら、独創的な世界観と映像表現で、いままでと一味違った『X-MEN』の世界を誕生させた。自分自身も、父チャールズも息子であることを知らず、統合失調症の疑いから幼少期より精神病院で治療を受けている主人公デヴィッド・ハラーを演じるのは、「ダウントン・アビー」で青年弁護士マシュー役を熱演し人気を博した英国イケメン俳優ダン・スティーヴンス。4月公開のディズニー実写版『美女と野獣』の野獣役にも大抜擢された、いま最も注目されている俳優の1人だ。さらに、ドラマ「FARGO/ファーゴ」でシモーヌ役を演じたレイチェル・ケラーがヒロイン役シド・バレットを演じ、「24」の大統領夫人役で知られるエミー賞受賞のベテラン女優ジーン・スマート、『ダーティ・グランパ』などのオーブリー・プラザら実力派の役者たちも重要な役回りを務め、ミステリアスな世界観を支える。「レギオン」は2月9日(木)23時~毎週木曜にFOXチャンネルにて放送スタート(※第1話は15分拡大放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年02月05日ブライアン・メイ(69)が、元サッカー選手のデビッド・ベッカムが鳥の狩猟をしているとして非難した。ブライアンは、ベッカムが先週、友人のガイ・リッチー監督と狩猟の準備をしている姿が浮上したことで、「野生動物を娯楽のために撃つなんて良い見た目じゃないよ。ボールだけにしておけばいいのに」「すごく悲しい気分にされたよ」「ベッカムはヒーローなのに」「こんな一番腰抜けな『スポーツ』と呼ばれるものに参加しているなんて...すごく残念だ」とツイッターに投稿した。一方で、以前にはベッカムとリッチーが飼い犬を週に2度、ブラジル風トリミングにリムジンで連れて行っているという話が報じられていた。イングリッシュ・コッカー・スパニエル種のオリーブという愛犬を持つベッカムは、尻尾の下の毛までカットするというトリミングの常連であると言われている。ある関係者は以前、「ばからしいですよ。ベッカムとガイは2人とも愛犬を溺愛していて、週に2度リムジンで美容院へ連れて行くのに大金を使っています」「2人はお互いの家を行き来して、一緒に遊ばせたり散歩させたりもしています。人から笑われるのは分かっていますが、気にしていないんです。2匹をパブにまで連れて行って見せびらかしていますからね」と話していた。(C)BANG Media International
2016年10月18日カナダ出身のアーティスト、ブライアン・アダムスが2017年1月23日(月)に大阪・大阪市中央体育館、24日(火)に東京・日本武道館で5年ぶりの来日公演を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】ブライアン・アダムスは1980年にアルバム『ギヴ・ミー・ユア・ラヴ』でデビュー。1983年発表の3rdアルバム『カッツ・ライク・ア・ナイフ』がヒットし、世界的な人気を獲得。昨年10月には13作目となるアルバム『ゲット・アップ』をリリース。来日公演は同作を引っ提げて行われる。チケットの一般発売は9月17日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて先行抽選プレリザーブを実施中。受付は9月5日(月)午前11時まで。■ブライアン・アダムス「GET UP TOUR 2017」2017年1月23日(月)大阪市中央体育館(大阪府)2017年1月24日(火)日本武道館(東京都)
2016年08月30日世界的ヒットを続けてきた「X-MEN」シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』。X-MEN結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強を誇るアポカリプスが降臨する本作から、最強の敵を前にヤバ過ぎるピンチが連続する特別映像が到着した。1983年、数千年の眠りから目を覚ましたアポカリプス。人間の文明が間違った方向に発展したと考えるアポカリプスは、新たな秩序をもたらそうと、マグニートーをはじめ4人のミュータント=“黙示録の四騎士”を率いる。不穏な動きを察知したプロフェッサーXも、その能力を狙ったアポカリプスに捕らわれてしまった。最古最強の神アポカリプスを止めるため、ミスティークを中心に若いミュータントたちは全員の力を集結させ、かつてない戦いに挑む――。今回到着した映像では、シリーズ育ての親とも呼べるブライアン・シンガー監督が、「シリーズ史上最大の規模で最強の敵と最大の危機に挑む」と明かす。本作でX-MENの前に立ちはだかるアポカリプスは、テレパシー能力、不老不死の肉体、瞬間移動…など、それぞれのミュータントたちが持つ特殊能力の“ほぼ全てを持ち合わせる”超人的キャラクター。アメコミファンたちの間ではX-MENシリーズのみならず、“マーベル・コミック史上最強のヴィラン(=悪役)の1人”とも称されている。プロデューサーのハッチ・パーカーも「アポカリプスはいままでに経験したことのない脅威だ」と明かす。アポカリプスを演じ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でも活躍したオスカー・アイザックもまた、「これは、ミュータント対メガ・ミュータントの壮大な戦いだ。X-MENとアポカリプスの戦闘は度を超えている!」と、自ら演じた最強の敵に自信のほどを語っている。さらに映像では、X-MENの全てを知り尽くした監督が、各キャラクターの見せ場を巧みに演出し、シリーズ最大規模の戦いが描かれている。アポカリプスが、マイケル・ファスベンダー演じるマグニートーをはじめとする黙示録の四騎士を集める一方、ジェームズ・マカヴォイ演じるプロフェッサーXは、大混乱が起こった時に備え、若い学生たちを教え導き、鍛えている。そして、その時が来ると、ジェニファー・ローレンス演じるミスティークが「あなたたちは、もう学生じゃないわ。X-MENよ」と彼らを奮い立たせるのだ。果たして、最強の敵を前に、経験値ゼロ、能力は未知数の若きX-MENは太刀打ちできるのか?愛と友情のドラマも観る者の共感を誘う本作で、最大のピンチを乗り越えるシリーズ最大のドラマにも注目だ。『X-MEN:アポカリプス』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月12日