『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のブラッド・バード監督と、ジョージ・クルーニーがタッグを組む超大作『トゥモローランド』のワールドプレミアが現地時間9日にカリフォルニアのディズニーランド・リゾート内のAMCシアターで行われ、バード監督、クルーニーらスタッフ、キャストらと、日本語版キャストを務める女優の志田未来が出席した。プレミアの模様本作は、ウォルト・ディズニー社の保管庫から見つかったさまざまな資料を基に、バード監督と、『プロメテウス』『スタートレック』の脚本家のデイモン・リンデロフが作り上げたオリジナル・ストーリー。すべてが可能になる場所、トゥモローランドを舞台に、トゥモローランドに行くことができるピン・バッジを偶然手に入れた少女ケイシーと、かつてトゥモローランドを訪れた過去をもつフランクらが人類の未来をかけて壮大な冒険を繰り広げる。プレミア会場はディズニーランドに隣接する劇場で、劇場前にはブルーカーペットが設置され、アメリカだけでなく世界各国から報道陣やファンが集結。劇中に登場するピン・バッジの色と同じ着物姿でカーペットに登場した志田にクルーニーは「ピンと同じなんだ。ビューティフルだね」と笑顔を見せ、志田が声を演じたケイシー役のブリット・ロバートソンも「オレンジとブルー。ゴージャスね。大好きだわ」といい、明日が誕生日だという志田に「あなたのお誕生日のために私を招待してちょうだい。数日、日本に行くから、ぜひ連れていって下さい」と声をかけた。物語のカギを握る少女アテナを演じたラフィー・キャシディは「アテナにはあまりバックグラウンドがないから、作り出さないといけなかったけど、それをやるのは楽しかった」と語り、劇中で彼女がクルーニー演じるフランクを子どものように扱う場面について「とてもクールだったわ。彼をコントロールするんだもの」と笑顔で振り返ると、そこへクルーニーが割り込み「この子が問題児なんだよ!」とジョークを飛ばし、報道陣を笑わせた。また、バード監督と脚本を手がけたリンデロフは「彼がずっと前にスピルバーグと一緒に『ファミリードッグ』(1993)というドラマを手がけたときからのファンだったんだ。僕の仕事の醍醐味はブラッドのような人と仕事出来ること。彼を説得して僕と一緒にプロジェクトにかかわってもらうことになったときが一番うれしかった。彼は素晴らしいアイデアを持っているし、アニメーターだからとても視覚的に想像する。彼は思考はとても面白いんだ」と改めてバード監督の手腕を高く評価した。カーペットを歩き終えた志田は「始まる前は全く実感がなく、プレミアに参加することが不安でしたし、本当に緊張していましたが、カーペットに1歩足を踏み入れたらそれが楽しさに変わりました」と感想を述べ「アナハイムのディズニーランドに来て、ウォルト・ディズニーさんが作りたかった“トゥモローランド”に少しだけ、近づけた気がしました。この後のプレミアにも、気合いが入ります!頑張ります!」とコメントした。『トゥモローランド』6月6日(土) 全国ロードショー
2015年05月11日ウォルト・ディズニーが遺した最大の謎にして最高のプロジェクトを映像化した映画『トゥモローランド』。5月9日(現地時間)、ロサンゼルスにあるディズニーランドにてワールドプレミアを開催。主演のジョージ・クルーニーを始めとしたキャスト陣が集結した豪華“ブルー・カーペット”にシネマカフェが潜入した。すべてが可能になるといわれる理想の世界“トゥモローランド”。その謎を託された運命の3人がいた。明るい未来を諦めず、冒険に憧れる17歳の少女ケイシー、トゥモローランドの存在を知る男フランク、そして、2人をトゥモローランドへと誘う謎の少女アテナ。その3人を待つのは、人類の未来を切り開く鍵なのか…?強い日差しが照らす中行われたワールドプレミア。パーク内にあるAMCシアターまで敷かれたブルーのカーペットに登場したのは、『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』でアカデミー賞を獲得した監督のブラッド・バードと、「LOST」のクリエーターにして本作の脚本・製作を担当するデイモン・リンデロフ。デイモンはブラッドとの仕事ができたことについて「わくわくした」と話す。「彼がずっと前にスピルバーグと一緒に『ファミリー・ドッグ』という映画を撮ったときからのファンだったんだ。僕の仕事の醍醐味はブラッドのような人と仕事出来ること。彼を説得して僕と一緒にプロジェクトにかかわってもらうことになったときが一番嬉しかった」と興奮気味に語った。キャストが続々と登場する中、海外メディアの取材に丁寧に応じるのは、人類の運命を託された少女を務める次代のスター、『スノーホワイト』のラフィー・キャシディ。ハリウッドを代表する俳優ジョージとの共演について「とっても面白い人だった。いつも踊ってるの。ブリットも便乗して、教えてもらってたわ」と撮影秘話を明かすと、ジョージがやってきてラフィーのことを指しながら「この子が問題児なんだよ(笑)」と茶目っ気たっぷりに取材の割り込み!ディズニー映画に初めて出演していることでも話題のジョージに、ファンも大歓声をあげた。そして一際ファンの目を惹いたのは、赤と黒を基調としたミニ丈のワンピースで登場したヒロインのブリット・ロバートソン。ラフィーと同様、ジョージとの共演について質問すると、「素晴らしかったわ。とてもいい人よ。会話の中で、彼が称賛する監督やプロデューサーや俳優たちの話がいろいろ出てくるので、それを参考にしたの。そういう人たちといつか一緒に仕事できるといいんだけど」と語った。そんなジョージは、ブルー・カーペットでは妻のアマル・クルーニーとしっかりと手を繋ぎ報道陣の前でもラブラブっぷりを発揮していた。『トゥモローランド』は6月6日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月10日ブラッド・ピットが25日(現地時間)、ロサンゼルスで行なわれたチャリティ・イベントに出席したが、顔に負傷した状態で登壇し、観客を驚かせた。ロサンゼルスのパンテージ・シアターで、自閉症の人々を支援する団体「Autism Speaks」の主催するイベント「Light Up The Blues 2015」に出席したブラッドはひげをたくわえていたが、左頬は腫れていて、目の下あたりに大きな傷があった。その場では怪我について言及しなかったことから、一体何が起きたのかとインターネット上でも騒ぎが広がり始め、ブラッドは代理人を通して声明を発表した。「両手が荷物でふさがった状態で暗闇の中、サンダルで階段を駆け上がると、こういうことが起きます。つまり、顔で勢いを止めようすると、結果は擦り傷になるということです」とコメントしたブラッドは「翌日夜に開催の“Autisum Speaks”のチャリティを欠席するわけにはいきませんでした。彼らは素晴らしい人たちで、この大切なイベントに関われるのは光栄なことですから」と説明している。ニール・ヤングなどが出演した「Light Up The Blues 2015」でブラッドはオークションに参加し、イベントに出演したパフォーマー全員のサイン入りギターを23,000ドルで購入した。イベントはジャック・ブラックの司会で、ブラッドのほかにクリスティーナ・アップルゲイとやゲイリー・コール、エイミー・ブレネマンも出席した。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月28日先日の第87回アカデミー賞で「作品賞」ほか最多4部門に輝き、圧倒的な評価と話題を集めた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。落ち目の俳優がブロードウェイで奮闘する様を幻想的に描いた本作の日本公開に先駆け、山田洋次監督、女優の米倉涼子、永作博美など著名人から熱いコメントが到着した。かつて、スーパーヒーロー映画『バードマン』でスターの頂点へのぼりつめた俳優のリーガン(マイケル・キートン)。いわゆる“落ち目の俳優”に成り下がっていた彼は、再起をかけてブロードウェイの舞台に挑むんだものの、出演者がケガで降板。代役としてやってきた実力派俳優・マイク(エドワード・ノートン)に、しだいにその存在を脅かされる羽目に。さらには疎遠だった娘(エマ・ストーン)との付き合い方も分からず、無意識に舞台の役柄に自分自身を重ねていくリーガン。公私にわたり精神的に追い込まれる彼を、やがて“バードマン”までが扇情していく…。『バベル』でカンヌ国際映画祭「監督賞」に輝いたアレハンドロ・G・イニャリトゥと、『ゼロ・グラビティ』に続いて本作で2年連続オスカー受賞という快挙を成し遂げたエマニュエル・ルベツキが撮影を担うという強力タッグにより、映画史に大きな足跡を残す最高傑作を生み出したのが本作だ。その評判は海外のみならず、日本を代表する大御所映画監督、映像ディレクター、実力派女優、スタイリストといったエンターテイメント業界の面々からも熱い支持を受けている。■山田洋次(映画監督)業あり、と言いたくなるような演出の見事な冴え。眼の毒になるから映画監督は見ない方がいいかも知れない。■米倉涼子(女優)あのブロードウェイで、あの劇場で、撮影されたからこその臨場感。幻想と現実が交じり合うストーリーのなかで、自分の人生を思い返さずにはいられない。■長塚圭史(劇作家・演出家・俳優)一瞬一瞬に込められた熱量に血を滾らされ、そのまま釘付けに。笑うの忘れて見入ってしまいました。もったいない!安手のアクションに溺れかけているハリウッド映画界を、ハリウッド映画そのもので叩きのめす不敵と想像力。前情報なしに、ただ劇場へ飛び込んで欲しい。■永作博美(女優)音は鳴り続ける。カッコイイ、しかし止まってくれない。頭がキリキリした。酸欠だ。甘い物が欲しい。私たちはこういう時代に生きているとはっきり解った。スゴイ。■大根仁(映像ディレクター)この映画の面白さを伝える言葉を、残念ながら持ち合わせていない。でも、たぶん、世界中の評論家や映画通でも無理だと思う。言えるのは一つだけ。絶対に絶対に映画館で観るべき!!!■伊賀大介(スタイリスト)M・キートンに心動かされ、超絶撮影にビビり、音楽にシビれ、さんざ笑った後に、何かに突き動かされ、明日また生きるぜ!と、劇場を出るだろう。(そして、人生にも繋ぎ目はない)。華やかな舞台の裏側で起こる奇想天外な復活劇が、驚きと笑い、そして生きる力を与えてくれる新たなエンタテインメントとなる『バードマン』。各界の著名人たちもノックアウトされた本作の凄みを、ぜひ劇場で堪能してみて。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は4月10日(金)より公開。(椎名あい)■関連作品:バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 2015年4月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年04月09日ウォルト・ディズニーが遺した“最大の謎にして最高のプロジェクト”とされている映画『トゥモローランド』から、日本版劇場ポスタービジュアルが解禁。そこには、主演ジョージ・クルーニーの背景に、これまで謎に包まれていた理想郷“トゥモローランド”の一端が映し出されていることが分かった。日本を始め、各国のディズニーランドのテーマパークとして知られる未来の世界である“トゥモローランド”。本作は、世界中のゲストに夢と魔法を届けてきたウォルト・ディズニーの夢の結晶ともいえる、すべてが可能になる理想地・“トゥモローランド”を巡って繰り広げられる物語。先日発表された予告編では、ウォルト・ディズニーを始め、アインシュタイン、エジソンといった世界の天才たちが創り上げた場所こそが“トゥモローランド”であり、その入り口が“イッツ・ア・スモール・ワールド”にあるということが明らかにされた。今回完成したポスタービジュアルには、11歳の頃に“トゥモローランド”を訪れた経験があるフランク・ウォーカー(ジョージ・クルーニー)と、“トゥモローランド”に選ばれし未来を夢見る少女・ケイシー(ブリット・ロバートソン)、そして正体がいまだ謎であるアテナ(ラフィ・キャシディ)が登場している。ケイシーが見上げる目線の先に映る“トゥモローランド”は、一体何なのか。本作について、ブラッド・バード監督は「精神的にはウォルト・ディズニーによる“EPCOT”(実験的未来都市)の最初のプランをベースにしている。今回の映画が描いている世界には、ずっと大きな何かが宿っているね」と明言を避けながらも、本作の世界観の壮大さをひと言で表している。また、脚本のデイモン・リンデロフは「私たちのインスピレーションの1つは、あのテーマパークにある隠れミッキーの数々だったんだ」と語り、ディズニーランドとの関係性も伺わせた。ウォルト・ディズニーが夢に描いた理想郷である、“トゥモローランド”。そこで繰り広げられる物語はいまだ多くの秘密に包まれているが、届いたポスタービジュアルからその世界に思いを馳せてみて。『トゥモローランド』は6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月02日第87回アカデミー賞「作品賞」を含む最多4部門受賞を始め、すでに170以上の賞に輝いている話題作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。いよいよ日本でも4月10日(金)より公開されるが、このたび映画の主人公と同様にブロードウェイを経験した女優の米倉涼子が本作のアンバサダーに就任し、4月3日(金)よりオンエアされるTVスポットのナレーションに挑戦。その特別映像が到着した。本作の主人公は、かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で大スターになった俳優・リーガン(マイケル・キートン)。いまでは“過去の人”となり、泣かず飛ばずの日々を送っていた。ブロードウェイの舞台で再起をかけるが、出演者がケガで降板。代役に迎えた人気俳優・マイク(エドワード・ノートン)は、次第にリーガンの脅威となる。一方、疎遠だった娘(エマ・ストーン)を舞台の裏方として迎え入れるが、彼の愛情は伝わらず、無意識に自分自身を舞台の役柄に重ねるようになってゆくのだが…。今回“バードマン・アンバサダー”に就任したのは、人気女優の米倉さん。5歳から15年間クラシックバレエを習い、美しくしなやかな体を生かしモデルとして活躍後、女優に転進。数々のテレビドラマに出演し、昨年「ドクターX~外科医・大門未知子~」最終回では、2014年最高視聴率となる27.4%というを記録を叩き出した。日本国内でテレビ、映画、舞台とひっぱりだこの彼女だが、2012年にはミュージカル「CHICAGO」でブロードウェイデビューも果たしている。本作『バードマン』で描かれる“劇場のバックステージ”の匂いや臨場感を、実際に経験しているのだ。映画の中では、ナオミ・ワッツ演じる女優が彼の老舗劇場セント・ジェームズ劇場で初舞台を踏むという設定だが、つい3年前にブロードウェイに挑戦した米倉さんには、その緊張感が手に取るように分かるという。「絶対に失敗できない、絶対に成功させてやるんだという気持ち、またその舞台に対して、自分が少しでも役に立ちたいという思いが共感できた」とコメントを寄せてる。裏側を知る米倉さんの興奮が伝わるこの映像から、本作を覗いてみては?『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は4月10日(金)からTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 2015年4月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年03月27日『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のブラッド・バード監督と、ジョージ・クルーニーがタッグを組む超大作『トゥモローランド』の新画像が公開され、これまで謎に包まれていたストーリーの一端がついに明らかになった。その他の画像本作は、ウォルト・ディズニー社の保管庫から見つかったさまざまな資料が基になっている。そこにはウォルトが描いた未来像が記されており、この資料にインスピレーションを受けてバード監督と、『プロメテウス』『スタートレック』の脚本家のデイモン・リンデロフが作り上げたのが映画『トゥモローランド』だ。このほど公開された資料によると、映画の始まりに登場する“トゥモローランド”への入り口は、意外にも、ディズニーランドの人気アトラクション“イッツ・ア・スモール・ワールド”にあるという。そこには、“あるピンバッジ”を認識する装置があり、バッジをつけている者はアトラクション内の秘密の通路を通って“トゥモローランド”へとたどりつくという。映画の主人公の少女ケイシーは偶然にピンパッジを入手。触れるだけで瞬時にして見たこともない世界の光景が見えるバッジを手にした彼女は激しく動揺するが、ケイシーの前に少女アテナら“トゥモローランド”を知る人々が現れる。彼らによると、そこは架空の世界ではなく、ウォルト・ディズニー、アルベルト・アインシュタイン、トーマス・エジソンら世界中の天才たちが英知を結集して作り上げた、すべてが可能になる夢の国らしい。ケイシーは、20年前に“トゥモローランド”にいったフランク(クルーニー)と共に、“トゥモローランド”の謎を解き、人類の未来を救おうとする。ウォルト・ディズニーの遺した謎、ディズニーランドに隠された使命、奇妙なピンバッジ、謎を握る男、不思議な少女、そして“トゥモローランド”と人類の未来の関係……バード監督は映画に様々なミステリーや設定を仕掛けているようで、どんな物語になるのか? “トゥモローランド”とは一体、どんな場所なのか? 公開まで想像をふくらませることができそうだ。『トゥモローランド』6月6日(土) 全国ロードショー
2015年03月12日俳優のジョージ・クルーニーが主演を務めるディズニー最新作『トゥモローランド』(6月6日公開)の予告編がこのたび完成し、その内容が発表された。本作は、これまで、ウォルト・ディズニーが残した謎のプロジェクト、すべてが可能になる理想の未来"トゥモローランド"をめぐって繰り広げられる物語。完成した予告編では、ジョージ・クルーニー演じるフランク・ウォーカーが、11歳の時に"イッツ・ア・スモールワールド"に隠された入り口から"トゥモローランド"に行ったことがあるらしいということ、未来を夢見る少女・ケイシーが謎のピンバッジを託されて"トゥモローランド"を目指すということが明らかになる。また、"トゥモローランド"は、ウォルト・ディズニー、アインシュタイン、エジソンなどの世界中の天才たちが作った世界で、未来でなく世界のどこかにある、すべてが可能になる秘密の場所で、ディズニーランドは、本物の"トゥモローランド"を隠すために存在してるということが読み取れる。そして、"トゥモローランド"の謎を解くことが人類の未来につながり、それがフランク、ケイシーと謎の少女アテナの3人に託される。このように、より深まっていく謎とともに、ディズニーランドにある1テーマパークとしての"トゥモローランド"が、現実としても存在しているようなリアルな映像となっている。この謎に包まれた本作の監督を務めるのは、ディズニー/ピクサーの『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』や、アクション大作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で実写映画デビューを飾った、アカデミー賞監督のブラッド・バード。製作と脚本は、海外ドラマ『LOST』のクリエーターの一人で、『スター・トレック』シリーズや『プロメテウス』などを手掛けた、デイモン・リンデロフが担当する。そして、"トゥモローランド"の存在を知る男・フランクを演じ、ディズニー映画初出演を飾るのは、ジョージ・クルーニー。さらに、フランクとともに"トゥモローランド"の命運を握る少女・ケイシー役には、TV『アンダー・ザ・ドーム』のブリット・ロバートソン。謎の少女・アテナ役に、『スノー・ホワイト』のラフィ・キャシディ。役柄は明かされていないが、TVシリーズ『Dr.HOUSE』のヒュー・ローリーらも出演する。(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月12日トム・クルーズが主演を務める人気シリーズ『ミッション:インポッシブル』の第5弾が8月7日(金)に日本公開されることが決定した。『ミッション:インポッシブル』シリーズでは、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作戦遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが毎作、それぞれの得意分野を活かしながら“不可能”としか思えない難題に挑んできた。最新作は『アウトロー』でもクルーズとタッグを組んだクリストファー・マッカリーが監督を務め、『アイアンマン3』のドリュー・ピアースとテレビゲーム業界出身のウィル・ステープルがマッカリー監督と共に脚本を手がける。また、前作『…ゴースト・プロトコル』に続いてサイモン・ペッグ、ジェレミー・レナーが出演。新たにアレック・ボールドウィンとスウェーデン出身のレベッカ・ファーガソンが加わる。振り返れば、『ミッション:インポッシブル』は同じ主人公、設定、世界観を用いているが毎作、監督を変え、新たな課題に挑んできた。ブライアン・デ・パルマがメガホンをとった1作目では物語の冒頭でチームが全滅するという衝撃的な展開で幕を開け、冷戦構造崩壊以降のスパイ劇がミステリアスなタッチで描かれた。ジョン・ウー監督が手がけた2作目では、前作と異なり、アクロバティックなアクションが全面に押し出される一方で、イーサンの特技“変装”が物語で重要な役割を果たした。そして、ヒットメイカーJ.J.エイブラムスが監督を務めた3作目ではシリーズの醍醐味でもある“チーム行動”が復活。主人公イーサン・ハントの私生活をプロットの中心に置く大胆な展開が話題を呼んだ。そして前作はピクサーなどで活躍してきたブラッド・バードが監督に就任。“もし、イーサンが自分でチームメンバーを選ぶことができないとしたら?”という設定を導入してシリーズ最難のミッションが描かれた。そして、ノンクレジットで『…ゴースト・プロトコル』の脚本も執筆したマッカリー監督が手がける第5作目は、ロンドンやウィーン、モロッコなどで撮影が行われている。クルーズが地上5000フィート(1524メートル)の高さを飛ぶ軍用飛行機にロープ1本ではりついたまま撮影に挑む姿が非公式に報道されたが、物語の詳細はいまだに不明だ。作品の正式なタイトルは? イーサンたちのミッションの内容は? トム・クルーズはどんな危険なスタントに挑んでいるのか? 夏の公開までに次々と新情報が明らかになっていく予定だ。『ミッション:インポッシブル』最新作8月7日(金)公開(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved. TM, (R)& Copyright (C)2013 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年03月05日映画『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』の最新ポスター画像が公開になった。本作は米アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む最多4部門、ゴールデン・グローブ賞で2部門を獲得するなど、本年度の映画賞レースを席巻している作品だ。『バードマン』その他の画像本作の主人公リーガンは、かつて『バードマン』というヒーロー映画で主演を務め、世界的な人気を得たが、その後のキャリアは低調で、復活をかけてブロードウェイで自身が主演する舞台のリハーサルを重ねている。しかし、プレビュー公演前に共演者が負傷し降板。代役を立てるがその存在はリーガンを脅かし、娘との関係は悪く、さらにトラブルも重なっていく。映画は、過去の栄光に苦しめられ、周囲からは非難され、窮地に陥った男の姿を超絶技巧を駆使して描く。このほど公開されたポスターは、日本オリジナルデザインで、地面から浮かび上がり、遥か上空を目指そうとしているリーガンの姿と、彼の耳元で何かをささやいているバードマンを描いたもの。ちなみに、画面右で浮かび上がるリーガンを振り返って見ているのは本作を手がけたアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督で、映画の設定同様、虚構と現実が入り混じったデザインになっている。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』4月10日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー
2015年02月25日第87回アカデミー賞授賞式が23日、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が作品賞を含む最多タイ4冠に輝いた。今年も豪華スターが勢ぞろいした第87回アカデミー賞授賞式。途中、司会のニール・パトリック・ハリスが下着姿で登場し、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のワンシーンを再現する爆笑パフォーマンスを見せたり、レディー・ガガが『サウンドオブミュージック』の名曲を熱唱したり、熱いステージが繰り広げられた。そして、各賞の受賞作品・受賞者が発表され、かつてスーパーヒーロー映画でスターになった男が再起を目指すという、マイケル・キートン主演の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞の4冠を獲得。ウェス・アンダーソン監督最新作『グランド・ブダペスト・ホテル』も、美術賞、衣装デザイン賞、メイク・ヘアスタイリング賞、作曲賞の4冠に輝いた。主演男優賞には『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメイン、主演女優賞には『アリスのままで』のジュリアン・ムーア。助演男優賞は『セッション』のJ・K・シモンズ、助演女優賞は『6才のボクが、大人になるまで。』のパトリシア・アークエットが受賞した。なお、クリント・イーストウッド監督作品史上最大のヒットを記録し、6部門にノミネートされていた話題作『アメリカン・スナイパー』は音響編集賞のみにとどまった。そのほか、長編アニメ映画賞には『ベイマックス』が選ばれ、昨年の『アナと雪の女王』に続き、ディズニー作品が2年連続で受賞。高畑勲監督の『かぐや姫の物語』は受賞を逃した。WOWOWでは23日21:00から同授賞式の様子を再放送。第87回アカデミー賞 受賞結果一覧作品賞:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』主演男優賞:エディ・レッドメイン『博士と彼女のセオリー』主演女優賞:ジュリアン・ムーア『アリスのままで』助演男優賞:J・K・シモンズ『セッション』助演女優賞:パトリシア・アークエット『6才のボクが、大人になるまで。』監督賞:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』脚色賞:『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』脚本賞:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』撮影賞:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』美術賞:『グランド・ブダペスト・ホテル』音響編集賞:『アメリカン・スナイパー』録音賞:『セッション』編集賞:『セッション』作曲賞:『グランド・ブダペスト・ホテル』歌曲賞:『セルマ』衣装デザイン賞:『グランド・ブダペスト・ホテル』メイク・ヘアスタイリング賞:『グランド・ブダペスト・ホテル』視覚効果賞:『インターステラー』外国語映画賞:『イーダ』長編アニメ映画賞:『ベイマックス』短編アニメ映画賞:『愛犬とごちそう』短編実写映画賞:『一本の電話』短編ドキュメンタリー賞:『クライシス・ホットライン』長編ドキュメンタリー:『シチズンフォー』(C)2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2015年02月23日第87回アカデミー賞授賞式が2月22日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が作品賞を受賞した。同作は作品賞、監督賞、主演男優賞(マイケル・キートン)、助演男優賞(エドワード・ノートン)、助演女優賞(エマ・ストーン)、脚本賞、撮影賞、音響編集賞、サウンドミキシング賞と本年度最多となる9部門でノミネートされており、うち作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞の最多4冠に輝いた。受賞一覧キートン演じる名声も家族も失った“落ちぶれアクション俳優”の主人公が、ブロードウェイで再起を図ろうと奮闘する姿を、全編ワンカットと見紛うカメラワークで捉えた。その野心的な演出と、キートンらが繰り広げる白熱の演技戦は、オスカー前哨戦でも高く評価されていただけに、有終の美を飾るにふさわしい結果となった。同じ4冠に輝いたのは『グランド・ブダペスト・ホテル』で、作曲賞、美術賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、衣装デザイン賞を獲得。最大のサプライズは、助演男優賞、録音賞、編集賞の3部門に輝いた『セッション』で、授賞式の途中で「もしや作品賞も?」と思わせる勢いを見せた。制作費が約300万ドルという低予算なら、メガホンをとったデイミアン・チャゼル監督は製作時28歳という若さ。ハリウッドでしのぎを削る人材の層の厚さと、いち早く新たな才能に光をあてるアカデミー賞の懐の深さを示した。一方、当初は“作品賞大本命”の呼び声が高かった『6才のボクが、大人になるまで。』は、助演女優賞のみ受賞という予想外の結果で、涙を飲むこととなった。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』4月10日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
2015年02月23日第87回アカデミー賞授賞式が2月23日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が「作品賞」に輝いた。同作は作品賞、監督賞、主演男優賞(マイケル・キートン)、助演男優賞(エドワード・ノートン)、助演女優賞(エマ・ストーン)、脚本賞、撮影賞、サウンドエディティング賞、サウンドミキシング賞と本年度最多となる9部門でノミネートされ、その内の「監督賞」「脚本賞」「撮影賞」、そして「作品賞」と全4冠に輝いた。映画は架空のアクション超大作『バードマン』の元主演スターで、現在は落ちぶれた俳優(キートン)が、ブロードウェイで再起を図ろうと奮闘する異色のヒューマンドラマ。俳優陣の見事なアンサンブルに加えて、次々と彼らに降りかかる「笑うに笑えない」皮肉なハプニングを全編ワンカットと見紛う、驚異のカメラワークで捉える野心的な演出で今年の映画賞レースをけん引し続けた。まさに「有終の美を飾る」にふさわしい結果といえるだろう。この日、ステージに立った主演のマイケル・キートンは「(この映画は)すごい体験でした!今もすごい体験で、私もこここに立つことができて感謝しています」と喜びのコメントで会場を沸かせた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 2015年4月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年02月23日第87回アカデミー賞授賞式が2月23日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが「監督賞」を受賞した。本作は、かつてスーパーヒーロー映画で一世を風靡したものの、いまは仕事も家族も失った俳優がブロードウェイの舞台に再起をかけて挑戦する様を描くブラック・コメディで、主演のマイケル・キートンは主演男優賞の本命と見なされている。今年の監督賞はイニャリトゥ監督をはじめ、、リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)、ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』)、ベネット・ミラー(『フォックスキャッチャー』)、モルテン・ティルドゥム(『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』)の5人がノミネート。世代的には40代~50代に集中しており、キャリアと実力を兼ね備えた中堅がハリウッドの主流になりつつあることを示している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 2015年4月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年02月23日『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のブラッド・バード監督と、ジョージ・クルーニーがタッグを組む超大作『トゥモローランド』のコンセプトアートが公開になった。描かれているのは、ウォルト・ディズニーが思い描いた未来像で、映画はこれらのイメージを基にオリジナルストーリーを紡ぎだすという。『トゥモローランド』作品情報その他の画像本作は、ウォルト・ディズニー社の保管庫から見つかったさまざまな資料が基になっている。そこにはウォルトが描いた未来像が記されており、この資料にインスピレーションを受けてバード監督と、『プロメテウス』『スタートレック』の脚本家のデイモン・リンデロフが作り上げたのが映画『トゥモローランド』だ。今回公開されたビジュアルは、『トロン』や『ブレードランナー』のデザインや、∀ガンダムのデザインを手がけたシド・ミードが描いたもの。流線型の建物や、白を基調としたカラーリング、空に向かってまっすぐに上るオブジェのような屋根のデザインなどは、ウォルトが生前に思い描いていた“理想の未来都市”で、そのイメージは世界に広がっているディズニーランドのデザインにも反映されている。映画はこれらのデザインにインスピレーションを受けてビジュアルが作られているそうで、スペースマウンテンやスターツアーズがあるディズニーランドの“トゥモローランド”が現実になったような世界が登場することになりそうだ。バード監督は「“未来”の素晴らしい面と怖い面はなんだったのか?この映画の製作にあたり、“未来”とはどういうものだったのか?という疑問を掲げることから始めた」と言い、脚本のリンデロフは「ウォルト・ディズニー自身は映画には出てこない。だが、このトゥモローランドと呼ばれる謎めいた世界に関わる偉大な人物として引き合いに出される事になる」といまだに謎に包まれている本作についてひとつだけヒントを述べている。『トゥモローランド』6月6日(土) 全国ロードショー
2015年02月21日ジョージ・クルーニーの主演で贈る、ウォルト・ディズニーが遺した“最大の謎にして最高のプロジェクト”の映画化『トゥモローランド』(6月6日公開)。このほど、ハリウッドの伝説的なデザイナーが描いた、まさにディズニーランドの“トゥモローランド”のような本作のコンセプトアートが解禁となった。本作の発端となったのは、ウォルト・ディズニー社の保管庫に眠っていた「ウォルトの夢」ともいえる大量の資料。ウォルトは1955年にカルフォルニアにディズニーランドを作って以降、全世界にテーマパークを造り、晩年は未来都市ともいえるEPCOT(実験的未来都市:Experimental Prototype Community of Tomorrowの頭文字を取った造語)も作ろうとしていたという。今回、このコンセプトアートを描いたのは、『ブレードランナー』のデザインで注目され、『ミッション:インポッシブル3』『エイリアン2』などハリウッドの伝説的作品を手がけてきた天才デザイナー、シド・ミード。富野由悠季が総監督を務めたアニメ『∀(ターンエー)ガンダム』の主要なモビルスーツなどのデザインを手がけたことでも知られている。公開されたコンセプトアートから分かるのは、ウォルトが描いた理想の“未来”についての考えが反映されていること。その流線的な造型は、誰もがどこかで目にしたことがあるようなデザイン。ディズニーランド内のテーマパークの1つとして知られている“トゥモローランド”そのものだ。いまだ本作のストーリーや設定は明らかにされていないが、このビジュアルからはウォルトが夢見ていた未来都市構想が垣間見えてくる。本作の監督と脚本を務めた『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のブラッド・バードは、「“未来”の素晴らしい面と怖い面はなんだったのか?この映画の製作にあたり、“未来”とはどういうものだったのか?という疑問を掲げることから始めた」と、まず、ウォルト・ディズニーが描く未来で起こる出来事に想像を膨らませたことを語る。さらに、製作と共同脚本を務める「LOST」『スター・トレック』などのデイモン・リンデロフは、「ウォルト・ディズニー自身は映画には出てこない。だが、このトゥモローランドと呼ばれる謎めいた世界に関わる偉大な人物として引き合いに出されることになる」と、その秘密の1つを明らかにした。ウォルトは生前、こんな言葉を遺している。「誰もが世界中で最も素晴らしい場所を夢見て、創造し、設計して作り上げることができる。その夢を実現するためには、人の力が必要である」と。果たしてウォルト・ディズニーが“未来”に託した極秘プロジェクトとは何だったのか?ディズニーランドとはどんなかかわりがあるのか?その全貌が明らかにされるまで、今後の続報に注目していて。『トゥモローランド』は6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月21日『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが、監督組合賞(DGA)の長編映画部門を受賞した。DGAの受賞者は、ほとんどの場合、オスカーでも監督賞を受賞している。その他の写真これまでは『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイターが監督部門の最有力候補と思われてきたが、この結果を受けて、イニャリトゥがフロントランナーに躍り出た形だ。『バードマン~』は、さらに、オスカー予測の決め手となるプロデューサー組合賞(PGA)と映画俳優組合賞(SAG)も受賞している。しかし、『6才のボク~』への支持もまだ根強くあり、あと10日のうちに、どんな変化があるかはわからない。一方で、テレビ部門では、『HOMELAND/ホームランド』のレスリー・リンカ・グラッターがドラマで、『Transparent(原題)』のジル・ソロウェイがコメディで受賞している。文:猿渡由紀
2015年02月09日Photo by Pinterestなんと「思い込み」で人は若々しさを保てる、ということがハーバード大学の研究により明らかになりました。この研究では、歳を取ってからの出産や、年の差カップルの意外な点についても言及しています。どれも知っておくと、ちょっとした自信につながりそうなものばかり。心身ともに若々しく保つ秘訣を、早速見ていくことにしましょう!大切なのは「思い込み」カットやカラーなど、被験者の女性たちのヘアスタイルをチェンジ、その後どのように感じるかを、主観的及び客観的に判断する実験を行いました。いわゆるビフォー・アフターですね。この結果「ヘアスタイルを変えたあとの自分は、以前と比べて若く見えると思う」と、自己肯定した被験者たちは、評価者たちからも「若く見える」と判断されたそうです。また、服装についても類似した実験を行っています。服装が自由な職場の女性は、制服のある職場の女性と比べて健康状態がよい(=若く見える)と、判断されたということです。新しい服やアクセサリーを身につけたり、ヘアサロンに行った後などは、確かに浮き立つ気持ちになりますよね。そんなときには、「今日の私、若く見えるかも」「ちょっとキレイかも!?」なんていう自己暗示をかけてみましょう。歳を取ってからの出産で、自分自身が長寿に!高齢出産と呼ばれる30代後半や、40代に入ってからの出産。いいイメージはありませんよね。でも、ハーバードの研究では、歳をとってから子どもを生んだ女性は、若くして子どもを生んだ女性と比べて長寿ということが判明したのです。「年下の彼氏」といると長寿になる年齢が離れているカップルの場合、普通に考えると年下の相手の方が長生きしそうに思いますよね。しかし、研究結果によれば年上の方が長寿だということが明らかになったそうです。この結果、あなたはどう思いますか?わたしは意外に感じたものの、納得できる点もある気がしました。高齢出産と呼ばれるのに近い年齢で子どもを生んだ友人たちを見ていると「20代前半のママたちに負けないぐらい、パワーに溢れているなぁ」と思うのです。見た目だって、若作りではなく本当に若い!若いママ友たちや子どもの存在が、モチベーションになるのかもしれませんね。いずれにせよ、アラサー世代にとっては、ちょっとした朗報と言えるのではないでしょうか?自己肯定や周囲の環境を大いに利用して、いつまでも若々しくいたいものですね。
2015年01月29日第21回全米映画俳優組合賞(SAG賞)が25日(現地時間)にロサンゼルスで発表になり、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』がキャスト賞を受賞した。SAG賞は作品ではなく、俳優の演技を対象とした賞であり、キャスト賞はアカデミー賞における作品賞に相当する。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は前日発表の全米プロデューサー組合(PGA)賞も受賞していて、最多9部門で候補になっている第87回アカデミー賞受賞にまた1つ駒を進めた。映画部門の主演男優賞は、ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門を受賞したエディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)に輝いた。主演女優賞はジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)、助演男優賞はJ・K・シモンズ(『セッション』)、助演女優賞はパトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)、とオスカー本命視されている候補が順当に受賞した。アクション・シーンのスタント演技に贈られるスタント・アンサンブル賞は、アンジェリーナ・ジョリー監督の『Unbroken』(原題)が受賞。テレビ部門のドラマ・キャスト賞はイギリスのTVシリーズ「ダウントン・アビー」、コメディ・キャスト賞は「Orange is the New Black」(原題)が受賞した。映画部門の受賞結果は以下の通り。キャスト賞:『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』主演男優賞:エディ・レッドメイン『博士と彼女のセオリー』主演女優賞:ジュリアン・ムーア『アリスのままで』助演男優賞:J・K・シモンズ『セッション』助演女優賞:パトリシア・アークエット『6才のボクが、大人になるまで。』スタント・アンサンブル賞:『Unbroken』(原題)(text:Yuki Tominaga)
2015年01月27日全米映画俳優組合賞(SAG)のキャスト賞(Outstanding Performance by A Cast in A Motion Picture)に、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が選ばれた。同作品は前夜に発表されたプロデューサー組合賞(PGA)も獲得しており、オスカーにまたもや一歩近づいた。その他の写真映画部門の主演男優賞は、『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメイン、主演女優賞は『アリスのままで』のジュリアン・ムーアが獲得。助演男優賞には『セッション』のJ・K・シモンズ、助演女優賞には『6才のボクが、大人になるまで。』のパトリシア・アークエット。テレビ部門シリーズのアンサンブル賞に輝いたのは、『ダウントン・アビー』(ドラマ)と、『Orange is the New Black(原題)』(コメディ)。ドラマシリーズの主演男優賞は『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のケビン・スペイシー、主演女優賞は『How to Get Away with Murder(原題)』のヴィオラ・デイヴィス、コメディシリーズの主演男優賞は『シェイムレス 俺たちに恥はない』のウィリアム・H・メイシー、主演女優賞は『Orange is the New Black(原題)』のウゾ・アドゥバが獲得している。文:猿渡由紀
2015年01月26日プロデューサー組合賞(PGA)に、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が選ばれた。PGAの結果はオスカーと重なることが非常に多く、『6才のボクが、大人になるまで。』を制してこの賞を獲得したことで、『バードマン』は新たなはずみをつけたといえる。その他の写真劇場用アニメ部門では、『LEGO(R)ムービー』、ドキュメンタリー映画部門では、『Life Itself(原題)』が受賞。いずれの作品も、オスカーには候補漏れしている。テレビ部門は、『ブレイキング・バッド』(ドラマ)と『Orange is the New Black(原題)』(コメディ)が受賞した。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』4月、TOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー文:猿渡由紀
2015年01月26日第87アカデミー賞のノミネーションが1月15日早朝(現地時間)発表になり、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と『グランド・ブダペスト・ホテル』が、作品賞、監督賞、脚本賞など最多9部門でノミネートされた。日本の『かぐや姫の物語』が長編アニメ映画部門候補となった。『グランド・ブダペスト・ホテル』は1930年代の架空の東欧の国にあるホテルを舞台にしたサスペンス・コメディ。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は、かつてスーパーヒーロー映画で一世を風靡したものの、いまは仕事も家族も失った俳優がブロードウェイの舞台に再起をかけて挑戦する様を描くブラック・コメディで、主演のマイケル・キートンは主演男優賞の本命と見なされている。そのほか、ゴールデン・グローブ賞で作品賞、監督賞に輝いた『6才のボクが、大人になるまで。』、主演男優賞受賞作の『博士と彼女のセオリー』など、いずれも前哨戦で熾烈な戦いを繰り広げてきた力作ぞろいだ。授賞式は2月22日(現地時間)、ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われる予定。主なノミネートは以下の通り。作品賞『アメリカン・スナイパー』『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『6才のボクが、大人になるまで。』『グランド・ブダペスト・ホテル』『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』『Selma』(原題)『博士と彼女のセオリー』『セッション』監督賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』)ベネット・ミラー(『フォックスキャッチャー』)モルテン・ティルドゥム(『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』)主演男優賞スティーブ・カレル(『フォックスキャッチャー』)ブラッドリー・クーパー(『アメリカン・スナイパー』)ベネディクト・カンバーバッチ(『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』)マイケル・キートン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)主演女優賞マリオン・コティヤール(『サンドラの週末』)フェリシティ・ジョーンズ(『博士と彼女のセオリー』)ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)ロザムンド・パイク(『ゴーン・ガール』)リース・ウィザースプーン(『Wild』)助演男優賞ロバート・デュバル(『ジャッジ裁かれる判事』)イーサン・ホーク(『6才のボクが、大人になるまで。』)エドワード・ノートン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)マーク・ラファロ(『フォックスキャッチャー』)J・K・シモンズ(『セッション』)助演女優賞パトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)ローラ・ダーン(『Wild』)キーラ・ナイトレイ(『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』)エマ・ストーン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)メリル・ストリープ(『イントゥ・ザ・ウッズ』)オリジナル脚本賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)ダン・フッターマン、E・マックス・フライ(『フォックスキャッチャー』)ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』)ダン・ギルロイ(『Nightcrawler』)脚色賞ジェイソン・ホール(『アメリカン・スナイパー』)グレアム・ムーア(『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』)ポール・トーマス・アンダーソン(『Inherent Vice』)アンソニー・マッカーテン(『博士と彼女のセオリー』)デイミアン・チャゼル(『セッション』)アニメーション映画賞『ベイマックス』『かぐや姫の物語』『ヒックとドラゴン2』『The Boxtrolls』(原題)『Song of the sea』(原題)(text:Yuki Tominaga)■関連作品:かぐや姫の物語 2013年11月23日より全国にて公開(C) 2013 畑事務所・GNDHDDTKグランド・ブダペスト・ホテル 2014年6月6日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Foxベイマックス 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.フォックスキャッチャー 2015年2月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) Photo by Scott Garfield(c)MMXIV FAIR HILL LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ジャッジ裁かれる判事 2015年1月17日より新宿ピカデリーほかにて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED,WARNERBROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年01月16日『アナと雪と女王』『マレフィセント』で2014年、映画界の話題を独占したウォルト・ディズニー・スタジオ。公開されたばかりの感動ファンタジー『ベイマックス』も初動2日間で興収6億円突破の好スタートを切り、現時点で興収50億円突破が確実視されている。だが、ディズニーの快進撃は2015年こそが“本番”ともっぱらの評判だ。春の公開を控える、オオカミ男に扮したジョニー・デップら豪華スターが歌い踊るミュージカルファンタジー『イントゥ・ザ・ウッズ』(公開:3月14日)、満を持してクラシックを実写化する『シンデレラ』(公開:4月25日)はどちらも、近年のディズニーが得意とする「おとぎ話の新解釈」が下敷きになっており、王道の安定感と先が読めないドキドキ感を味わえる作品だ。春の公開作が女子向けだとすれば、夏にはジョージ・クルーニーが、『Mr.インクレディブル』のブラッド・バード監督とタッグを組む『トゥモローランド』(公開:6月6日)、マーベルヒーロー勢ぞろいの続編『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(公開:7月4日)と男子必見のアトラクションムービーが待ち構える。2年ぶりのピクサー新作『インサイド・ヘッド』(公開:7月18日)は世代、性別を超えて楽しめる一作になりそうな予感。そして全世界がその動向に熱い視線を注いでいるのが、『STAR WARS:THE FORCE AWAKENS』(原題)!2012年10月にディズニーがルーカスフィルムを買収し、“目覚めた”シリーズ7作目となる最新作は、ついに特報映像が解禁され、複数の新キャラクターをはじめ、おなじみのテーマ曲に乗せてあの“ミレニアム・ファルコン”がアクロバティックに飛行する姿がお披露目となり、ファンの胸を踊らせている。日本公開は2015年12月18日だ。ピクサー、マーベル、ルーカスフィルムを手中に収めたことで、これほど豊富かつ盤石なラインナップをわずか1年の間に公開できてしまう、いまのウォルト・ディズニー・スタジオ。その“帝国軍”…ではなく帝国たる存在感で、2015年も映画界をけん引していくはずだ。(text:Ryo Uchida)
2014年12月26日ゴールデングローブ賞で最多7部門にノミネートされるなど高評価を集めている映画『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』の予告編映像が公開になった。過去の栄光に苦しめられ、周囲からは非難され、窮地に陥った男の姿を超絶技巧を駆使して描いた作品だ。予告編映像本作の主人公リーガンは、かつて『バードマン』というヒーロー映画で主演を務め、世界的な人気を得たが、その後のキャリアは低調で、復活をかけてブロードウェイで自身が主演する舞台のリハーサルを重ねている。しかし、プレビュー公演前に共演者が負傷し降板。代役を立てるがその存在はリーガンを脅かし、娘との関係は悪く、さらにトラブルも重なってリーガンは次第に追いつめられていく。本作では『ツリー・オブ・ライフ』や『ゼロ・グラビティ』を手がけたエマニュエル・ルベッキが撮影を担当。このほど公開された予告編ではまず控え室から舞台へと向かうリーガンの姿がワンカットで描き出される。失意に沈んだ彼の表情は暗い影で隠れ、スタッフの声はリーガンの耳には届かないが、彼の脳内では存在しないはずのバードマンの声が響き渡る。「映画スターの栄光を思い出せ」しかし、リーガンはどんどん追いつめられていく。娘は口汚く父親を非難し、共演者とは殴り合いのケンカになり、次第に現実と虚構は混ざり合っていく。主演のマイケル・キートンの鬼気迫る表情は圧巻で、予告編にはエドワード・ノートンやエマ・ストーンら共演陣も次々に登場する。NYで命綱もなく放り出されて“漂流”し続けるリーガンは再び栄光を手にすることができるのか? 来春の公開が楽しみな予告編に仕上がっている。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』2015年4月、TOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー
2014年12月25日来年のオスカーで最有力作品のひとつと考えられている『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が、作曲部門で資格がないと判断された。作曲家アントニオ・サンチェス、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、フォックス・サーチライトは、アカデミーに再考をお願いしたが、かなわなかった。『バードマン…』の曲は、サンチェスによるドラムが斬新で印象的だが、映画の中で使われているその他のクラシック音楽が、アカデミーの作曲部門のルールに引っかかった。また、アカデミーの音楽部門に所属する244人の会員の多くはオーケストラを使うことが多く、ドラムだけの曲を、本当の曲ではないと感じたのかもしれないという説もある。本作は、来月のゴールデン・グローブでは、オリジナル作曲部門にノミネートされている。文:猿渡由紀
2014年12月24日ブラッド・ピットとジョージ・クルーニーが、互いの結婚を祝うディナーを楽しんでいたことが分かった。ブラッドは8月に、ジョージは9月に挙式したが、2人ともスケジュールの都合でお互いの結婚式に出席が叶わなかった。そこでジョージがロサンゼルスの自宅にブラッドとアンジェリーナを招き、妻のアマルさんと4人で夕食を共にしたという。「The Sun」紙によると、ジョージのお気に入りレストラン「ザ・ムッソ&フランク・グリル」のヘッドシェフがジョージ宅まで出向いて、牡蠣やロブスターを使った料理を用意した。ちなみにワインは、ブラッドとアンジェリーナが南フランスのシャトー・ミラヴァルで製造している商品をわざわざ取り寄せたそうだ。ジョージとブラッドは『オーシャンズ11』シリーズで共演し、意気投合した。一時、アンジェリーナとジョージの気が合わずに疎遠になっていたといううわさが流れていたが、アマルさんが人権派弁護士というのも助けになったのか、交流が再開したようだ。ブラッドとアンジェリーナの6人の子どもたちも招かれ、ビバリーヒルズにあるスウィート・レディ・ジェーン製のウエディング・ケーキをふるまわれた。(text:Yuki Tominaga)
2014年12月19日俳優のブラッド・ピットが、本日12月18日に51歳の誕生日を迎えたことを記念し、大ヒット公開中の主演作『フューリー』の場面写真とメイキング画像が18日、一挙公開された。本作は、1945年の第二次世界大戦下ヨーロッパ戦線を舞台に、"フューリー"(=激しい怒り)と命名された戦車でドイツ大軍を相手に戦い抜いた5人の兵士の絆を描いた戦車アクション大作。主演のブラッド・ピットは、"フューリー"の指揮官ウォーダディーを熱演している。11月28日より全国332館で公開され、洋画No.1の興行収入を記録し、公開から約3週間で観客動員数は早くも60万人を突破した。また、12月2日(現地時間)に発表されたナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では、2014年のトップ10作品に選出されると共に、固い絆で結ばれた兵士たちを演じたブラッド・ピット、ローガン・ラーマンら5人のキャストが「アンサンブル演技賞」を受賞。さらに、来年1月15日(現地時間)に発表される放送映画批評家協会賞では「アクション映画男優賞」にブラッド・ピットがノミネートされているほか、アメリカ映画俳優組合賞、サテライト賞でもノミネートされている。ブラピは先月中旬、1年3カ月ぶりに来日。ジャパンプレミアでは500人の観衆が殺到し、変わらぬ人気ぶりを見せた。そして、51歳の誕生日を迎えた本日、ブラピを捉えた場面写真とメーキング写真が公開された。銃を構える姿や思慮している様子など、厳しく気丈に振る舞いながらも不安や恐怖と戦う複雑なキャラクター像が伝わる場面写真の数々。さらに、メイキング写真では、監督と真剣に話し合いをする姿など、製作総指揮も務めるブラピの真摯に撮り組む姿が伺える。ブラピは本作について「注目すべき点はウォーダディーのリーダーシップの形にある。強い指揮官というのは、時には難しい決断をしなければならないこともあるし、そして同時に愛情を持って接することもある。そういった点が魅力的だ」とコメント。「生々しく臨場感たっぷりの映像、兵士たちの目を通して戦場を見ているような気持ちになる作品だ。それと同時に友情や家族、男たちが絆を深めて行くという感動的な面もある。理屈抜きで心に響く経験をした。すごく誇りに思っている作品だよ」と自信を見せている。作品を見た観客からも「ブラッド・ピットがクソイケメン」「ブラッド・ピットさま本当に素敵でした」「主演で隊長役のブラッド・ピットのワイルドさに痺れる。」「男のオレが見ても惚れ惚れするような名隊長」「見事なリーダーシップにシビれた~~~‼」など、SNSに絶賛のコメントが寄せられている。(C)Norman Licensing, LLC 2014
2014年12月18日水ぼうそうのために休養中のアンジェリーナ・ジョリーに代わって夫のブラッド・ピットが彼女の監督作『Unbroken』(原題)のプレミアに子どもたち3人を伴って出席した。ブラッドは15日(現地時間)、ロサンゼルスのTCLチャイニーズ・シアターで開かれた『Unbroken』のプレミアに13歳の息子・マドックス、11歳の息子・パックス、8歳の娘・シャイロの3人を連れて登場。ブラッドの両親も加わった。子どもたちは全員、ネクタイをしめたスーツ姿。すっかり大人っぽくなったマドックス、1人だけシャツも黒でタイと色を合わせて個性を主張するパックス。兄2人に引けを取らないクールな着こなしを見せたのは普段から男の子っぽい服装の多いシャイロ。物怖じせずにポーズを取るわが子たちに、ブラッドもうれしそうな表情を見せていた。アンジェリーナは12日(現地時間)、水ぼうそうのために数日間『Unbroken』関連のイベントを欠席することをビデオメッセージで発表。代役を務めることになったブラッドは14日(現地時間)に行なわれたイベント「Unbroken Roger Deakins Image Exhibiton」に、同作の撮影監督ロジャー・ディーキンスやジョシュ・ブローリンと出席した。(text:Yuki Tominaga)
2014年12月17日2015年4月に日本公開となる映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。先日は、第72回ゴールデン・グローブ賞で、現在公開中の『6才のボクが、大人になるまで。』やベネディクト・カンバーバッチ主演『イミテーション・ゲーム』などを抑え、「作品賞」(コメディ/ミュージカル部門)、「監督賞」(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)、「主演男優賞」(マイケル・キートン)ほか最多7部門にノミネートされ、話題を呼んだ本作から、最新の日本版ポスターが解禁となった。かつて、スーパーヒーロー映画『バードマン』で一世を風靡した俳優リーガン(マイケル・キートン)だが、いまではすっかり泣かず飛ばずの毎日を送っていた。再起をかけてブロードウェイの舞台に立ち、レイモンド・カーヴァー作品で主演と演出を兼任。文字どおり、金もキャリアも、過去も未来も、すべてをその舞台に賭けていた。しかし、出演者がケガで降板。共演者のレズリー(ナオミ・ワッツ)の紹介で実力派俳優マイク(エドワード・ノートン)を迎えるが、しだいに彼の才能がリーガンの脅威となっていく。唯一の味方は、親友の弁護士(ザック・ガリフィアナキス)だけ。疎遠だった娘(エマ・ストーン)との付き合い方も分からず、無意識に舞台の役柄に自分自身を重ねていくリーガン。やがて、公私にわたり精神的に追い込まれるリーガンを、“バードマン”までが扇情していく…。監督は『バベル』で、日本の女優、菊地凛子を世界に紹介し、カンヌ国際映画祭「監督賞」に輝いたアレハンドロ・G・イニャリトゥ。撮影は、『ゼロ・クラビティ』でアカデミー賞「最優秀撮影賞」を受賞したエマニュエル・ルベツキ。そして、主人公リーガン役は、自身もダークヒーロー『バットマン』シリーズで一躍スターダムに駆け上がったマイクル・キートンだ。ゴールデン・グローブ賞では、そのキートンが「主演男優賞」に、演技派の俳優役を務めたエドワード・ノートンが「助演男優賞」、キートンの娘役を演じたエマ・ストーンが「助演女優賞」、さらに「作曲賞」「脚本賞」の最多7部門ノミネートを誇り、オスカーに最も近い作品のひとつとされている。このたびお披露目された日本版ポスターには、一見あの日本のアニメのヒーローにも見えるバードマンのシルエットの上に、「すべてを手に入れ、すべてを手放した。もういちど輝くために、もういちど愛されるために、いったい何をすればいいのか――?」との文字。かつて“ヒーロー”だった男の苦悩する姿が浮かんでくる。果たしてリーガンは、失意の底から這い上がれたのか。もう一度輝き、愛されるための答えを得られたのか。アカデミー賞最有力の本作の続報に注目していて。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は2015年4月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月16日ゴールデングローブ賞で最多7部門にノミネートされるなど、本年度の映画賞レースで有力候補にあげられている映画『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のポスター画像が公開になった。かつてヒーロー映画で世界的な人気を博すも現在は失意の日々を送る俳優を主人公にした作品だ。その他の画像本作の主人公リーガンは、かつて『バードマン』というヒーロー映画で主演を務め、世界的な人気を得たが、その後のキャリアは低調で、復活をかけてブロードウェイで自身が主演する舞台のリハーサルを重ねている。しかし、プレビュー公演前に共演者が負傷し降板。代役を立てるがその存在はリーガンを脅かし、娘との関係は悪く、さらにトラブルも重なってリーガンは次第に追いつめられていく。本作では、『バットマン』で主演を務めた経験のあるマイケル・キートンが鬼気迫る演技でリーガンを演じ、本年度の主要な映画賞のほぼすべてで主演男優賞候補に入る評価を獲得。他にもエドワード・ノートン、ナオミ・ワッツ、エマ・ストーンら実力派キャストが出演し、キートンと息つまる演技バトルを繰り広げる。また、本作ではアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の演出の下、『ゼロ・グラビティ』『ツリー・オブ・ライフ』を手がけた鬼才エマニュエル・ルベッキが撮影を担当。狭い通路が入り組んだ劇場内でのシーンをすべてワンカットで撮影するなど、観る者を圧倒する映像が次々に登場する。このほど公開されたポスターは、バードマンの横顔に“すべてを手に入れ、すべてを手放した。もういちど輝くために、もういちど愛されるために、いったい何をすればいいのか?”というコピーが掲載されたもの。主人公リーガンの“現在”の心の叫びと、その背後に控えるバードマンという“過去”の栄光のコントラストが強烈なデザインだ。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』2015年春、TOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー
2014年12月16日