テイラー・スウィフトが、『キャッツ』以来2年ぶりに再び女優業に挑戦する。「Variety」誌などによると、今回テイラーは、『アメリカン・ハッスル』『世界にひとつのプレイブック』『ザ・ファイター』でアカデミー賞にノミネート経験があるデヴィッド・O・ラッセルの映画に出演。キャストはロバート・デ・ニーロ、マイク・マイヤーズ、クリス・ロック、アニャ・テイラー=ジョイ、クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン、ラミ・マレック、ゾーイ・サルダナらと大物ぞろいだ。ラッセル監督が長編作品を手がけるのは、ジェニファー・ローレンス主演の『ジョイ』以来5年ぶり。ラッセル監督の作品のほとんどがそうであるよう、今作も脚本は自身が執筆したという。すでに製作は完了しているとのことだが、タイトル、ジャンル、どんなストーリーか、すべてが謎に包まれたままだ。ファンの反応は、「1つの作品にテイラー、アニャ、マーゴットが出演するなんて、観ないわけにはいかない」「出演時間がたとえ10秒であろうと、絶対に観に行く!」などの期待の声が多数。これまでにエミー賞とグラミー賞を受賞しているテイラーに、「EGOTもまもなくだね!」と今作でオスカーを獲得し、最強のエンターテイナーの証「EGOT」達成を願う声も寄せられている。(Hiromi Kaku)
2021年06月02日『スクール・オブ・ロック』の脚本を手掛けたマイク・ホワイトが監督した、ベン・スティラー主演の『47歳 人生のステータス』より予告編が到着した。申し分ないキャリアと幸せな家庭を手に入れている47歳の中年男性ブラッドは、大学進学を目指す息子と2人でボストンへ向かう。その旅で経済的にも社会的にも成功した旧友たちと再会したブラッドは、次第に自分が築いた家族や仕事が果たして最高のものなのかと疑問を抱き始め、自分の人生を見つめ直していく――。本作は、50代を目前にミッドライフ・クライシス(中年の危機)に陥り、その中で人生後半戦を歩み始める中年男性の悲哀と再生を温かくユーモラスに描いたハートフルドラマ。製作総指揮にはブラッド・ピットが名を連ね、ブラッド率いる「プランBエンターテインメント」が製作。今回到着した予告編では、ベン扮する主人公ブラッドが、息子トロイ(オースティン・エイブラムス)の大学見学に向かう途中、学生時代の旧友たちの成功を知り、自分自身のステータスについて悩む様子が映し出される。息子の友達からは「もう50歳なのに自分勝手なのね」と言われ、旧友には展開している事業を皮肉られ…そんな中、ふと息子の成長した姿に気づき、妻に電話をかける姿や、ラストでは涙を浮かべるシーンも。「本音で語られる男性側のミッドライフ・クライシス(中年の危機)に関する映画を、皮肉っぽく、しかしながら同時に同情も込めて描きたかった」というホワイト監督は、「周りの人々は、より大きな人生を歩んでいるように見えますよね。私たちの生活でのこういった局面が、映画の中で共感できるように描かれることはあまり無いと感じていました。自分自身について考えることが、いかに自らの多くの時間を食っていることか。この映画はすぐに、風変わりで予想しない方向へと進みます。観客は、ある特定のタイプの映画だと予想するでしょうけど、私が思うところの、楽しく予想を裏切る方向へと展開します」とコメント。また、ずっとベンのファンだったというホワイト監督。「長い間ずっと彼と一緒に仕事がしたいと本当に思っていたのですが、今までずっと叶わなかったのです。ベンは、笑える普通の人、みたいな感じなのです。都会的な野心のようなものを体現する、強烈で、正確なコメディ俳優なので、ブラッドの役柄にうってつけだと感じました」と主演のベンについても明かしている。『47歳 人生のステータス』は6月11日(金)よりMIRAIL、Amazon Prime Video、U-NEXTにてオンライン上映。(cinemacafe.net)
2021年05月24日11月29日(日本時間)に行われるボクシングのエキシビションマッチが話題だ。対戦するのは、マイク・タイソンとロイ・ジョーンズJr.。といっても、anan世代にはピンとこないかも!?何が話題かというと、なんとタイソンは54歳、ジョーンズJr.も51歳!殴り合いをするにはリスクを伴う年齢。にもかかわらずこのマッチメイクが実現したのは、二人が、現役時代に圧倒的な強さを誇ったスーパースターだからだ。レジェンド同士のドリームマッチが実現!タイソンは史上最年少の20歳でヘビー級のチャンピオンとなり、その後9か月で世界3団体のヘビー級統一王者に。ヘビー級としては小柄だが破壊的なパワーで自分より大きい相手をなぎ倒してきた。ジョーンズJr.は、ミドル級出身でヘビー級王座を獲得した史上2人目のボクサーで、破格のスピードと身体能力で4階級を制覇。二人ともSNSで激しいトレーニング動画を公開。本気で倒す気満々だ。ボクシング史上最も有名なボクサーの一人・タイソンと、全盛期には全階級で最も強いといわれたジョーンズJr.、引退したレジェンド同士の夢の対決に注目したい!元ヘビー級統一王者!マイク・タイソン元WBC・WBA・IBF世界ヘビー級王者。1985年に18歳でプロデビュー。2005年に引退。58戦50勝44KO。対戦相手の耳に噛みついたり、リング外での数々の事件など破天荒ぶりでも有名。元4 階級制覇王者!ロイ・ジョーンズJr.元IBFミドル級、スーパーミドル級、WBC・WBA・IBFライトヘビー級、WBA ヘビー級世界王者。ソウル五輪で銀メダル獲得後、プロデビュー。2018年に49歳で引退。75戦66勝47KO。マイク・タイソン vsロイ・ジョーンズJr.11月29日(日)12:00~、WOWOWプライムで生中継。ロサンゼルスのステープルズ・センターで、2分8ラウンドのエキシビションマッチで行われる。※『anan』2020年12月2日号より。写真・Getty Images(by anan編集部)
2020年11月27日気になる彼とカラオケに行くことができたら、ただそれだけで舞い上がってしまいますよね。でも、ちょっと待ってください!落ち着いて彼のマイクの持ち方を観察してみましょう。じつはそこから恋に有利になる“ある情報”がわかるのです。今回は、男子のマイクの持ち方から「彼の恋愛における“本当の性格”」がわかる行動心理テクニックをご紹介いたします。Q.彼がマイクを持つとき、どのような持ち方をしていますか?次のA~Dのうち、一番近いものを選んでください。A:マイクの上のほうを持つB:マイクの下のほうを持つC:両手で包むようにマイクを持つD:小指を立ててマイクを持つ彼はどんなマイクの持ち方ですか?さっそく結果を見てみましょう!■ A:「マイクの上のほうを持つ」彼は……理解者を求めるナルシストタイプ彼はかなりのナルシスト。恋をするとしたら、自分の個性を理解してくれる相手か、もしくは彼自身がハッとするような光るセンスを持っていないと見向きしないかもしれません。どこか「自分のことなんて誰もわからないだろう」と思い込んでいる部分があるので、あまり馴れ合おうとしないところがあります。でも、意外と情熱的な性格なので、彼の心を溶かせるような女子が現れると、ひと目で恋に落ちてしまうでしょう。■ B:「マイクの下のほうを持つ」彼は……不器用な自信家タイプ彼は、意外と自信家で即断即決の人。自分の決めたことを必ず守ろうとするようなところがあります。ただ、恋愛においてはやや支配欲が強く、好きな相手のことをすべて知りたい、自分のものにしたいという思いが強いでしょう。そのため、器用に立ち回るのが苦手で、告白も自分の思いのたけを全てぶちまけてしまい、玉砕することも。ピュアで素直な女性が相手なら、スムーズに恋愛が発展するかもしれません。しかし、基本的に恋があまり得意じゃないタイプなので、うまくいかないことのほうが多いかもしれません。■ C:両手で包むように持つ彼は……誠実だけどかなりシャイタイプ彼はシャイで慎重派でなので、目立つのは得意ではないかも。しかし、内面には誠実さを秘めています。そのマイルドな性格や穏やかな部分はつきあう相手を大切にする姿勢としても表れます。そんな彼が好みの女性は、自分を尊敬してくれる女性。彼は自分に自信を持ちたいところがあるため、自分を尊敬してくれる女性を求めているのでしょう。■ D:「小指を立ててマイクを持つ」彼は……自己顕示欲の強いツンデレタイプ彼は自己顕示欲が強く、自分だけを見て欲しい甘えん坊タイプ。いわゆる「ツンデレ」なところがあるでしょう。好きな女の子と一緒にいても周りに知り合いがいると、ついオレ様発言をしてしまったり、冷たい態度になったりする傾向があります。でも、二人きりになると、いつも見せないようなデレっぷりを見せて、ベタベタしてきそう。そんな彼が好きな女性のタイプは、懐の深い女性。甘えさせてくれたり、拗ねたりしたときに、彼を広い心で受け入れてくれる女性にメロメロになるでしょう。■ マイクの持ち方で彼の性格を探ろう!マイクを持つとき口に近い場所を持つ、つまり上のほうを持つほうが自己愛の強い傾向があるとされます。口に近い場所に手を持っていく行為は、赤ちゃんでいうところの“おしゃぶり”に近い感覚が残っていることを指すのです。そのため、彼が歌っているときのマイクの持ち方から、彼がどれだけナルシスト傾向が高いかがわかります。ぜひ、気になる男性とカラオケに行ったときは、マイクを持つ彼の手元をチェックしてみてくださいね。(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年07月10日今やネットを使えば、新作の映画情報はすぐに得られますが、かつては劇場に貼られたポスターと、そこに添えられた『キャッチコピー』が集客の大きな要でした。今でも、その映画の『香り』を表現する存在として愛されているキャッチコピー。中でも特徴的な名キャッチコピーを5つ紹介します。笑い、恐怖、筋肉!? 名画を巧みに表した名コピーの数々名キャッチコピー①これぞ《ビッグ1》まず紹介したいのは、1985年制作の映画『コマンドー』の「これぞ《ビッグ1》」というキャッチコピーです。このコピーは、伝説的筋肉アクションスター、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の超豪快バトルアクションである本作を、まさにひと言で表した名文といえるでしょう。特殊部隊の伝説的指揮官だったジョン・メイトリクスは、引退し山奥で愛娘のジェニーと静かに暮らしていました。しかし、かつての仲間が次々殺される事件が発生。さらに悪の一団にジェニーが誘拐されてしまいます。怒りに燃えるメイトリクスは敵のアジトに乗り込んでいく…というのがあらすじ。その豪快さ、耳に残る吹き替えなどが愛され、カルト的人気をほこる映画と化している本作。実は本国版のポスターでは「Let’s Party!」のひと言しかありませんでした。しかし、日本版ポスターでは先述の「これぞ《ビッグ1》」に加え「許せない!! 奴らはただでは済まさぬ!」「怪力! 強烈パワー」など豪快すぎるコピーが大幅に増強されています。結果、映画『コマンドー』の魅力を本国以上に伝えてくれる結果となりました。名キャッチコピー②全員悪人次は邦画から「全員悪人」というコピーを紹介します。このコピー、一度は耳にした人も多いのでは?このコピーが付けられたのは、2010年公開の北野武監督のバイオレンス映画『アウトレイジ』。カンヌ映画祭でも高い評価を受け、合計3作も作られた人気シリーズ。劇中で飛び交う名優たちの『怒号』と『罵声』はある種、爽快感すら覚えるほどです。関東で一大勢力を誇る暴力団・山王会。その若頭である加藤は、傘下である池元組の組長・池元に親交のあった村瀬組を締めるよう苦言を呈します。池元は配下の武闘派・大友組をその任に就かせるが…というのがあらすじ。暴力団員たちの血で血を洗う抗争を、やりすぎな罵声とどこか軽妙なユーモアで見事に描いた本作では、登場する人物は、彼らを取り締まる警官ですら凶暴。このコピーは、そんな本作を4文字で表現しきった、実にパワフルな一文ではないでしょうか。名キャッチコピー③宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない次はSFホラーの金字塔から「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」という名キャッチコピーを紹介します。このコピーが付けられたのは、1979年公開、名匠リドリー・スコット監督、シガニー・ウィーバー主演の映画『エイリアン』です。漆黒の宇宙で未知の凶悪生命体との死闘を描いた本作。スイスの天才画家H・R・ギーガーが手がけた本作のエイリアン『ゼノモーフ』の艶めかしくも邪悪なデザインは有名ですよね。鉱物資源の採掘を終えた宇宙貨物船ノストロモ号は、とある信号を受信。クルーたちは渋々その信号のあった惑星に降り立つも、そこには異星文明の巨大な残骸と、胸を食い破られた異星人の死体、そして無数の『卵』があった…というあらすじです。閉鎖空間で襲い来るエイリアンの恐怖を鮮烈に描いた本作は、誰の助けも呼べない宇宙が舞台。登場人物たちの孤独な恐怖感を表したこのコピーは、原語版ポスターに描かれていた一文で、映画ファンの間では有名です。名キャッチコピー④バカも休み休みyeah!次はホラーから一転、1990年代に一世を風靡したコメディから「バカも休み休みyeah!」という、映画『オースティン・パワーズ』のキャッチコピーです。1998年の第1作目公開後、またたく間に人気を呼び、合計3作が作られた大ヒットコメディである本作。抜群のオーバーリアクションで笑いを誘う、主演のマイク・マイヤーズと、1960年代の華やかなファッションが魅力です。1967年、悪の科学者ドクター・イーブルを追っていた英国諜報部のエージェント、オースティン・パワーズ。冷凍睡眠を使って窮地を逃れた彼を追って、オースティンも冷凍睡眠へ。そして彼らは30年後の1997年に目を覚ます…というあらすじ。ノンストップでボケ倒す本作。「まったく…バカも休み休み…いや、もうそのままでいいか!」という観客の気持ちを見事に表現した愉快な一文ではないでしょうか。名キャッチコピー⑤僕たちは、世界で一番美しい魂を握りつぶそうとしていた最後は、全世界を感動で包んだ「僕たちは、世界で一番美しい魂を握りつぶそうとしていた」という、映画『グリーン・マイル』のキャッチコピーです。2000年に公開された本作。避けられぬ運命の最中に輝く奇跡は多くの観客の涙を誘いました。主演のトム・ハンクスをはじめとする演者の名演は高く評価され、本作はその年のアカデミー作品賞に輝きました。1935年、刑務所の看守であるポールたちの元にコーフィーという大柄な黒人男性が送られてきます。ポールたちは徐々に、彼に人の病を治せる不思議な力があることを知り…というのがあらすじです。無実であるにも関わらず、当時激しかった黒人への差別もあり、死刑判決を受けてしまったコーフィー。聖人のような力と並外れた慈愛を持った彼の命を自らの手で消してしまう苦悩が伝わる、美しいキャッチコピーです。時に2時間を超える映画をたった数行で表現しているキャッチコピー。まだ作品を観たことがない人に「見てみようかな…」と思わせる力は、やはりすごいと思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月30日ホアキン・フェニックスが、『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督の次回作に主演することになった。ミルズはすでに脚本を完成させており、この秋にも撮影をスタートさせる予定らしい。ストーリーや設定は分かっていない。ミルズの最近作は2016年の『20センチュリー・ウーマン』。フェニックスの最近作は、来月4日(金)日米同時公開予定の『ジョーカー』。『ジョーカー』は今月、ヴェネチア映画祭で最高賞に当たる金獅子賞を受賞した。フェニックスの演技への評価も高く、オスカー候補入りの可能性が囁かれている。文=猿渡由紀
2019年09月20日カンヌ国際映画祭パルムドールに輝く『秘密と嘘』やヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した『ヴェラ・ドレイク』などで知られるイギリスの巨匠マイク・リー監督。寡作ながら発表する作品が常に世界的な評価を受ける監督が、新作『ピータールーマンチェスターの悲劇』では1819年にイギリスで起きた虐殺事件を扱った。なぜ、いま200年前の史実に目を向けたのか? リー監督が電話インタビューに応じてくれた。今回、彼が主題にした“ピータールーの虐殺”は、1819年8月16日にイギリス・マンチェスター、セント・ピーターズ・フィールドで起きた。この日、同地の聖ピーターズ広場では、経済の悪化で苦境にあえぐ労働者たちを対象にした集会が開かれた。当日の主は、カリスマ的な活動家として名をはせていたヘンリー・ハントの演説。それもあって6万人をこえる労働者たちが広場に集まったという。ただ、あくまで参加したのは市井の人々で武器なども持ってはいない。労働者にも選挙権などを求める、平和的なデモでしかなかった。ところがそこにサーベルを振り上げた義勇軍とライフル武装した軍隊が乱入。市民に多大な犠牲者が出た。リー監督自身、マンチェスター出身ながら、この事件のことをあまり知らなかったという。「マンチェスターで育ってきたけど、ほんとうにあまり知らなかったんだ。もちろん、こういう事件があったことは聞いていたんだけど、詳細については曖昧な形でしかしらなかったんだよ」事の重大さからすると教科書に載ってても不思議ではないのだが? 「教えている学校もある。でも、教えていない学校もある。おっしゃる通り、イギリス中の学校で教えられるべき、または教科書で説明されていないといけない事件だと思う。でも、実際はそうなっていないんだ」ここにこそ、実は自身が描く理由があったという。「イギリスの学校では、たとえばヘンリー8世には奥さんは何人いたかとか、何年にはこんなことがあったとか習うわけです。ただ、イギリスの体制にとっての汚点はあまり深く触れられない。たとえば、イギリスはインドを植民地にしていたことは触れられる。でも、インドに対して自分たちがどれほどひどいことをしたかは教えられない。ただ、これはイギリスに限ったことではないんじゃないかな。自国に都合の悪いことというのはとかく目をつぶってしまうものだ。だからこそ、この史実を描こうと思ったんだ」これだけの史実をまとめるのはそうとうな困難だったことは想像に難くない。「このプロジェクトは2014年にスタートした。まず最初の段階はリサーチ。この事件を様々な角度から調査した。これに2年半の時間が費やされた。それからキャスティングにとりかかって、ここにも多くの時間がかかった。そのあと、ご存知かもしれないけど、私はいわゆるスタンダードな脚本というものを作らない。俳優たちに実際に演じさせて、リハーサルをしながら脚本を作っていく。この作業を経ての脚本を作っていく過程に半年かかった。そして16週間の撮影を経て、ポストプロダクションに3、4カ月ぐらい。毎回のことだけど映画作りというのは時間がかかるんだよ。ただ、今回はリサーチには相当な綿密さと詳細さが求めたから、時間はかかったね」作品を見てどうしても感じてしまうのは無力感。権力者が弱者を圧し潰す社会構造は今も昔も変わらない。その事実に愕然とするが、リー監督はどう向き合っていたのだろう? 「さっき、このプロジェクトは2014年に始まったといったけど、そのときは、ピータールーの虐殺を描いて、ここまで既視感を覚えるような社会状況になっているとは想像していなかった。ほんとうに今、世界は極右やナショナリズムの台頭で、どんどん悪い方向へ進んでいる。寛容な社会とは程遠い。私自身、無力感にさいなまれているよ。ただ、それでも前を向かないといけない。自分たちに何ができるのか?それを問い続けなければならない」また、許しがたい“怒り”が作品に充満している。「私自身、虐殺そのものにも、治安判事たちをはじめとした権力側にいる人間たちの怒りを感じている。彼らの行為は許しがたい。それが映っているんじゃないかな。それにしても、この事件の顛末を見ていると、権力を持つ者には正気はないのかと思うよね」先ほど触れたように、リー監督は、いわゆる脚本を最初は用意しない。俳優とのリハーサルを重ねる中で脚本を作り上げていく。このスタイルを変えようとは思わないのだろうか? 「その質問は彫刻家に油絵をなんで描かないのか?といっているようなものだよ(苦笑)。このスタイルは私がデビューから続けてきたアートであり、技であり、手法だ。私は脚本家であり、映画作家。両方の役割をしながら、いつも思うのは俳優たちの可能性なんだ。彼らには無限の可能性がある。私が自宅でひとり考えて書いたことよりも、俳優に演じてもらって出てくるアイデアのほうが信じられないぐらいすばらしいものが生まれてくる。それがわかっているからね。新しいやり方を模索するのははっきり言って時間の無駄。これからもたぶんこのスタイルでいくと思うよ」気づけば彼も70代の半ばを超えた。歳が近いイギリスの巨匠といえば、ケン・ローチ、スティーヴン・フリアーズがいる。3人は同じBBCテレビ出身でもある。「ふたりはいい友人で盟友だ。ケン・ローチは紛れもなく世界的な巨匠であり、社会の現状に常にアプローチして、鋭いメッセージを発する作品を発表している。ある意味、彼はいま世界の何をみるべきか、何を知るべきか、何について考えればいいか、その方向を明確に示してくれる映画人といっていいだろう。一方、僕は彼よりももっとワイドでオープンというかな。ある問題を提示することで、いろいろなことを考えるきっかけを与えたいと思っている。そういうタイプの作家だと思う。対してフリアーズは僕とローチの折衷というかな。ある問題があったら、こういう解釈があると、新たな視点や発見を提示するタイプだと思う。僕らがBBCテレビにいた1970~80年代初頭というのは、すばらしい時代で。すごく自由で政治や社会的なことに批判をするような作品も作れた。映画でもできないことがBBCのテレビではできたんだ。すごくこれは私たちにとってラッキーだった。たぶん3人とも自身の基礎になっているんじゃないかな」『ピータールー マンチェスターの悲劇』公開中取材・文:水上賢治
2019年08月09日〔マイクポップコーン〕と〔ピノ〕が夢のコラボです!テーマは6月に見られる、赤みがかって見える満月「ストロベリームーン」。真紅のカラーが魅力的です♡2019年6月3日(月)より、全国のコンビニエンスストアにて先行発売されます!今の季節ならではのストロベリームーンを、みなさんもぜひ楽しんでみてください!〔マイクポップコーン〕×〔ピノ〕夢のコラボ第2弾!〔マイクポップコーン〕と〔ピノ〕のコラボ第1弾のアーモンド味に続き、第2弾のテーマはズバリ、「ストロベリームーン」。真紅のパッケージが目を引く神秘的なデザインです!さっそくそれぞれの商品についてご紹介していきますよ♪《マイクプレミアム ピノ ストロベリームーン味》●商品名:マイクプレミアム ピノ ストロベリームーン味●内容量:32g●希望小売価格:135円(税別)最初に紹介するのはこちら。鮮やかなピンク色がまるで宝石のようでパッと目につきますね!2019年6月3日(月)から全国のコンビニエンスストアで先行発売、2019年6月17日(月)よりスーパーなどでも発売予定です。一口食べてみると、ほんのりとラズベリーの香りが♡ストロベリーの甘酸っぱさがあとを引くおいしさです。甘さが程よく後味も爽やかなので、これからの暑い日にもぴったりな商品です。さらに、パッケージはチャック付き。持ち運びにも便利なポイントがうれしいですね!《ピノ ストロベリームーン》●商品名:ピノ ストロベリームーン●内容量:60ml(10ml×6粒)●希望小売価格:160円(税別)最後に紹介するのは、同時発売の《ピノストロベリームーン》です。2019年6月3日(月)から、全国のコンビニエンスストアなどで発売します。ストロベリームーンというネーミングと見ためが魅力的です♪ストロベリーとラズベリーの酸味と甘さが口いっぱいに広がります!コーティングされているラズベリーチョコが濃厚な味わい。隠し味にライチ果汁が配合されており、まるで本格的なジェラートのようです!ストロベリームーンに願いを込めて……♡今回は、〔マイクポップコーン〕と〔ピノ〕がコラボしたステキな商品をご紹介しました!真紅の宝石のような見た目がかわいらしく、いちごやラズベリーの甘さと酸味をぜいたくに楽しめます♡みなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。今の季節ならではの、見ると幸せになれると噂のストロベリームーン。願いを込めて食べれば、その願いきっと叶うかも……⁉︎
2019年06月03日みなさん、ポップコーンはお好きですか?今回、定番の《マイクポップコーン》から、ポップコーン好き必見の新コラボ商品が登場しましたよ!見た目も味も楽しめる、新感覚なコラボ商品をさっそくご紹介します♪大注目!《マイクポップコーン》の新コラボ商品!青、白、シルバーのストライプ柄のパッケージでおなじみの《マイクポップコーン》は、世代を超えて愛されているロングセラー商品です!そんな《マイクポップコーン》が、同じく大人気アイスクリーム《ピノ》、そして大人気キャラクター「ぐでたま」と、それぞれコラボ商品を発売しました。異色なコラボの2商品がとっても気になる!と、いうことで今回は、新商品2点をご紹介していきますよ♪大人気アイス《ピノ アーモンド味》とまさかのコラボが実現!まずご紹介するのは、あの大人気アイスクリーム《ピノ》と《マイクポップコーン》がコラボした、その名も《マイクプレミアムピノアーモンド味》です!もはや知らない人はいないと言っても過言ではないほど、アイスクリーム界のレジェンド的存在であるロングセラー商品《ピノ》。そんな《ピノ》のアーモンド味が、マイクポップコーンと初コラボしました!パッケージもアイスクリームさながら、定番の《ピノ》デザインに♪《ピノアーモンド味》は、実は《ピノチョコアソート》のアソートパックのみで楽しめる、いわばレアキャラ!そんな超貴重なアーモンド味だけを楽しめちゃうというのがこの《マイクプレミアムピノアーモンド味》の魅力なんです☆実際に食べてみると、コーティングのカリッとした食感が心地よく、アーモンドの香ばしい甘さが鼻に抜けます♡口の中に広がったアーモンドの上品な後味が、《ピノアーモンド味》を思わせてくれます!《ピノ》好きさんたちも納得のクオリティではないでしょうか♪大人気サンリオキャラクターともコラボ!お味はなんと……!さらに《マイクポップコーン》は、大人気キャラクター「ぐでたま」とも驚きのコラボを実現しました!完成したのは《マイクポップコーン卵かけごはん味》!ぐでたまにちなんで、ポップコーンのフレーバーとしては想像もつかない「卵かけごはん」のポップコーンが誕生したんです。パッケージも、定番の青いデザインから「ぐでたまカラー」に変身し、ぐでたまファンにはたまらないゆるカワに仕上がっています♡さて、気になるのはそのお味。卵かけごはん味のポップコーンとは一体、どのような味なのでしょうか⁉︎こちらも実際にいただいてみると……、卵かけごはんだ……!衝撃を受けました。正直、想像以上に卵かけごはんでした(笑)。実際の味付けには、濃厚で香り豊かなしょうゆを使用していて、そのしょうゆの甘じょっぱい風味が、卵かけごはんを連想させたようです!もちろん、食感は《マイクポップコーン》特有のサクふわでかる〜い食べ心地をそのままに!安定感は抜群ですよ☆《マイクポップコーン》ファン、TKGファン、ぐでたまファン、など、たくさんの人にぜひ一度味わっていただきたい味です!ぜひ一度、味わってみて♪今回は、《マイクポップコーン》の新コラボ商品2点をご紹介しました!どちらも、変わり種な商品ですが味はとってもGOOD♪お子さんのおやつや、大勢でのパーティーにもぴったり。注目されること間違いなしの新感覚ポップコーンは、《マイクプレミアムピノアーモンド味》、《マイクポップコーン卵かけごはん味》ともに2019年2月11日(月)から全国のコンビニで発売(※)されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね☆※《マイクプレミアムピノアーモンド味》はコンビニエンスストアでの先行発売です。一般販売は2019年2月25日(月)からです。※店舗によって取り扱いのない場合があります。【商品詳細】●商品名マイクプレミアムピノアーモンド味●内容量32g(1袋あたり158kcal)●希望小売価格125円(税別)●JANコード4902443552763●発売日2019年2月25日(月)※コンビニエンスストア先行発売:2019年2月11日(月)●商品名マイクポップコーン卵かけごはん味(ぐでたまコラボ)●内容量40g(1袋あたり240kcal)●希望小売価格105円(税別)●JANコード4902443552800●発売日2019年2月11日(月)
2019年02月25日マイクポップコーンと、森永乳業の人気アイス「ピノ」がコラボレーション。2019年2月11日(月)より「マイクプレミアム ピノ アーモンド味」を全国のコンビニエンスストアにて先行販売、その後2月25日(月)より全国で発売される。発売から25年以上愛され続けている「ピノ アーモンド味」は、「ピノ チョコアソート」のアソートパックのみの販売でありながらもファンが多いフレーバー。その「ピノ アーモンド味」をイメ―ジし、アーモンドの香ばしさとバニラアイスの優しい甘さが広がるポップコーンを完成させた。アーモンドペーストを練り込んだチョコレートとバニラの絶妙なバランスを、直火製法で作ったこだわりのキャラメールソースで再現。ひと口頬張ると、アーモンドの香ばしさが口いっぱいに感じられる。【詳細】マイクプレミアム ピノ アーモンド味 125円+税 ※希望小売価格先行発売日:2019年2月11日(月)先行発売場所:全国のコンビニエンスストア一般発売日:2019年2月25日(月)
2019年02月09日1作目の公開から約7年。『マジック・マイク』の人気はまだまだ衰えることがないようだ。主演のチャニング・テイタムが、同作がミュージカル化されることを発表した。チャニングはプロデューサーを務める。『マジック・マイク』、『マジック・マイクXXL』と2本の映画を製作後、ラスベガスでストリップショーの「Magic Mike Live」を開催。その後、海を越えてロンドンでも公演を行い、チケットが入手困難になる大盛況ぶりをみせた。そして、ついにチャニング念願のブロードウェイへと近付くこととなった。チャニングがSNSで「これが実現するよ。マジック・マイクの…ブロードウェイ・ミュージカルにみんな、備えてね。世界初演は11月、ボストンのエマーソン・コロニアル劇場で行うよ。チケットは今日から発売」と知らせた。公式ホームページによれば、このミュージカルは「Magic Mike The Broadway Musical」との公演名で、11月30日から来年1月5日まで同劇場で開催予定。ミュージカルの本場のブロードウェイを目指し、まずはボストンから公演を始めるということらしい。ミュージカルの内容は映画の前日譚で、「才能あるパフォーマーたちが集結し、ワイルドで楽しい、とんでもなくセクシーで、生の舞台を見るべき理由になる」と自信たっぷりだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:マジック・マイク 2013年8月3日よりシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネマカリテほか全国にて公開© 2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.マジック・マイクXXL 2015年10月17日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT,LLC
2019年01月25日公開10週目を控えてなお、熱狂が続く『ボヘミアン・ラプソディ』。公開9週目となる2019年最初の週末興行収入ランキングでは1位に返り咲き、累計動員数612万人、累計興行収入84.5億円を突破(1月6日現在)。その直後、ハリウッドで行われたゴールデン・グローブ賞ではドラマ部門作品賞とラミ・マレックの主演男優賞の2冠を達成した。とはいえ「最大のサプライズ」といわれた今回の受賞。これまでの全米各地の映画批評家賞では大概スルーされていただけに、ハリウッド外国人記者クラブ(HFPA)が選んだこの結果は、確かに大逆転といえる。公開前や公開直後から評論家による賛否両論が巻き起こり、史実に準じていないことやLGBTQ描写などが批判されたが、いざ公開されるや観客から熱く支持されて世界中で大ヒット。ここへ来て映画賞でもグンと存在感を増してきたのは、まさに「クイーン」らしいという声が上がっている。映画でも描かれる“大衆に愛された”「クイーン」映画『ボヘミアン・ラプソディ』は「クイーン」のギタリストであるブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーを音楽総指揮に迎え、『ナイト ミュージアム』シリーズや「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」のラミ・マレックが45歳という若さで亡くなったリードボーカル、フレディ・マーキュリーを演じた音楽伝記映画。現時点で世界累計興行収入は7億4393万ドル(Box office Mojo調べ)と同ジャンル史上最高の大ヒット。そして彼らの母国イギリスの興行収入(6,287万ドル/約70億円)を超え、全米を除く世界興収でトップ(7,501万ドル/84.5億円)となったのが、ここ日本だ。この勢いのままに100億円突破が確実視されている。大反響を巻き起こしている要因について、配給元の20世紀フォックス映画マーケティング本部の柳島尚美さんは「当初は『クイーン』世代といわれる40代・50代の男性層が中心でしたが、次第に女性や『クイーン』を知らない若い世代が増え、サントラも爆発的に売れ、<第3次クイーンブーム到来>という社会現象に」なっていったと語る。「一度は耳にしたことのある『クイーン』の楽曲への興味から始まり、物語に感動し、心に響くラスト21分に興奮・感涙し、それをSNSに書き込み、口コミで広がっていきました」。劇中には、タイトル曲である「ボヘミアン・ラプソディ」は約6分もあったことから、当時のヒット戦略に不可欠なラジオでは長すぎて流せない、シングルカットなんてできるか!とレコード会社社長レイ・フォスター(マイク・マイヤーズ)から猛反対を受けるシーンが登場する。その際に意見を聞かれた、後に「クイーン」のマネージャーとなるジム・“マイアミ”・ビーチ(トム・ホランダー)は、最後には「大衆法廷が判断する」という言い方で応じている。誰が何と言おうと、曲を聴いた市井の人たちがどう感じるか、それに尽きるというのだ。「意味不明」と音楽業界からこき下ろされた楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」は、1975年10月に発売されると全英チャートで9週連続No.1を獲得。フレディ死去後に再リリースされた際にも1位となった。また、本作公開後の昨年12月には、“世界で最もストリーミング再生された20世紀の楽曲”という称号も受けることに。先日のゴールデン・グローブ賞受賞を祝し、英国バッキンガム宮殿の衛兵交代式でも「ボヘミアン・ラプソディ」が演奏されたという。批評家からは酷評されても、大衆の心を熱く揺さぶり、支持される楽曲と「クイーン」というバンド。それがまさに映画そのものの評価とも重なった。Twitter上では「クイーンはデビューしたときからそうだった」「(映画が)大衆法廷で勝利したところもクイーンと同じ」と語られ、人気に後押しされる形で結果的に批評家が認めざるを得なくなる現象を「クイーン現象と名付けたい」との声までも。ライヴエイドのラストを飾る「伝説のチャンピオン(We Are the Champions)」の“We”とは、俺たち「クイーン」だけではない、毎日を迷いながら懸命に生きる人々全てに向けたものであると、映画を観た人ならば気づくだろう。これぞ、本作が“胸アツ”といわれる証だ。両親が夢中になった「クイーン」に子世代がハマるさらに柳島さんは、「音楽の力、オリジナル音源が使われライヴさながらの臨場感で盛り上がる、そしてフレディ・マーキュリーの“自分らしく”生きる様に魅せられたこと、さらに<クイーン旋風>を全メディアで大々的に取り上げて頂いたことで、リピーターを生み、世代を超えた幅広い客層が劇場に殺到、異次元の右肩上がり興行で大ヒットになりました」と分析する。「クイーン」は音楽の教科書で取り上げられていることもあり、劇場には10代の観客も。年末年始の休暇に“親子鑑賞”してきたという声もTwitter上には相次いだ。「生前のフレディを観たかった」「親世代がめっちゃ羨ましい」といった声を発する若年層は、アイドルやアーティストを追いかける自分たちと同じように、実は日本公演に行ったことがある、実際のライヴエイドを正座して見た…などなど、かつてロック少女やロック少年だった両親の知られざる(?)姿を、映画を通じて目の当たりにする。「泣けたね」「観て良かった」そんな親子の会話も、劇場を後にするときに聞こえてくる。そんな『ボヘミアン・ラプソディ』は並外れた才能を持つフレディの孤独と苦悩に共感が高まる最中に、ライヴエイド(+エンドロール)で一気にその感情が昇華されていくのが最大の魅力。自分は何者なのか、自分を批判する者や貶める者に対してどうあるべきか、守るべき大切なことは何なのか、スクリーンの中の“伝説の存在”に観客はいつの間にか自分自身を重ねていく。それに、フレディや「クイーン」についてより深く知りたいと思ったときに、YouTubeはもちろん、ストリーミング音楽配信サービスや「クイーン」世代の投稿などで気軽に探れるのも現在ならでは。最近では英語字幕が表示される応援上映もあってか、改めて名曲の歌詞への関心も高まっており、2月には「クイーン詩集 完全版 PREMIUM EDITION」が限定発売されるとか。さらに言うなら、伝説的なミュージシャンである主人公が容姿にコンプレックスを抱えた、難民出身者でLGBTQ当事者である映画を家族で鑑賞する意義も大きいだろう。“ボラプ”ボーイズ、ラミ&ルーシーのリアル交際にも応援上映!?親子といえば、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞に輝いたラミ・マレックに、ブライアンやロジャーが(“マイアミ”も)晴れ舞台に立った我が子を見るように目を細めている姿が印象的だった。柳島さんが言うように様々なメディアで取り上げられたこともあり、大衆は在りし日のフレディがいる「クイーン」、ブライアンとロジャーで活動する現在の「クイーン」、そして映画の中の「クイーン」とそれぞれに魅了されているようだ。とりわけ、フレディになり切ったラミをはじめ、若き日のブライアンに瓜ふたつ、長身イケメンのグウィリム・リー、少々気の短いモテ男ロジャーを演じた最年少のベン・ハーディ、穏やかな性格でメンバーの喧嘩を収める達人ジョン・ディーコンを演じたジョー・マッゼロの「クイーン」キャスト陣は、SNS上で交わされるやりとりやイベント裏の仲良しぶりから“ボラプ”ボーイズとして人気を集めている。かけ離れたルックスを演技力で見事にカバーしたラミは、『ナイト ミュージアム』シリーズのアクメンラーとして全作に出演し、「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」の天才ハッカー役でエミー賞にも輝いた実力派。『007』新作で悪役を演じる話も出ている。また、英国のTVシリーズ「もう一人のバーナビー警部」「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」などに出演しているグウィリムは、188cmという長身もあり、ウィッグと衣装を身につけた彼を見たブライアン本人が「鏡を見ているよう」と語ったほどの激似ぶり。ジョーは『ジュラシック・パーク』シリーズや『マイ・フレンド・フォーエバー』でもお馴染み。一時は学業に専念し、大学卒業後『ソーシャル・ネットワーク』などに出演、ラミとは第二次世界大戦を描いた「ザ・パシフィック」で壮絶な共演をして以来、10年来の友人という。そして、2016年の『X-MEN:アポカリプス』で映画デビューし、今年は『オンリー・ザ・ブレイブ』『メアリーの総て』と公開作が続いたベンは、10歳近く年下ということもあり、ボーイズのイジられキャラらしい。ひとりだけ来日がかなわなかった際には、ボーイズがベンの等身大パネルを連れて応援上映の舞台挨拶や都内各地を回り、競うようにSNSにアップしたことが話題に。このころからボーイズに夢中になる人が増殖し始めた。中でも面白いのはジョーのSNSで、ラミが受賞スピーチで「君たちにタックルする」と語れば「準備しておくよ」とコメントしたり、ベンの誕生日にはプーさんの装いで日本でカラオケした(歌うのは「クイーン」でなくプリンス…)様子をアップしたりと、とにかくサービス精神(?)が旺盛。その意味でもファンを楽しませている。さらに、フレディの元恋人で、生涯にわたって親友となったメアリー・オースティンを演じたルーシー・ボイントン。『シング・ストリート 未来へのうた』でも魅力的なヒロインを好演したが、いまやハリウッドの“イットガール”と言っていい彼女は、本作での共演をきっかけにラミと実生活でも交際スタート。1月3日には、ラミがブレイクスルー・パフォーマンス賞を受賞したパームスプリングス国際映画祭のスピーチで「僕の味方であり、親友であり、愛する人」とルーシーに感謝し、交際をついに公にしたばかり。さりげないカップルコーデも好感度が高く、ゴールデン・グローブ賞後のパーティでも仲睦まじい様子が伝えられ、「この2人かわいすぎる」「応援しちゃう」から「推しと推しが物語の外に出ても愛しあっているの感無量」との声も。英国作品賞など計7部門にノミネートされた英国アカデミー賞ほか、ラミは米・放送映画批評家協会賞(クリティック・チョイス・アワード)、全米映画俳優組合(SAG)賞などにもノミネートされているが、ゴールデン・グローブ賞2冠から「アカデミー賞ノミネートが濃厚になり、まだまだ勢いは止まりません。The Show Must Go On!」と柳島さん。音楽、物語、キャスト…全方位から応援したくなる胸アツな映画はどこまでいくのか、注目していてほしい。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox
2019年01月11日『怪盗グルー』シリーズ、『ミニオンズ』を手掛けたクリス・メレダンドリが、『シュレック』と『長ぐつをはいたネコ』のリブート版を製作するという。ユニバーサル・ピクチャーズが新しい世代の映画ファンたちに向け、いまも高い人気を誇るシュレックと長ぐつをはいたネコのキャラクターを生かした新鮮な物語の企画をメレダンドリに依頼したとのこと。「Variety」誌が報じた。メレダンドリはどちらの作品の人気も「声優陣の演技」によるものも大きいとして、リブート版にはオリジナルキャストのマイク・マイヤーズ(シュレック役)、エディ・マーフィー(ドンキー役)、アントニオ・バンデラス(長ぐつをはいたネコ役)に再出演してほしいとの考えを示している。「彼らの声の演技を観直してみると、本当に素晴らしいと思う。完全に新しいバージョンの作品を作ることもできるけど、自分の中のノスタルジックな感情に従って、オリジナルメンバーが演じるキャラクターを使って物語を描きたい。ただの“シリーズの続編”にならないような要素を見つけるのがいまの課題だ」と語った。(Hiromi Kaku)■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.ミニオンズ 2015年7月31日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2014 Universal Pictures.
2018年11月07日新宿のミニシアター、シネマカリテにて開催中の「カリコレ2018」で日本初公開されたマーゴット・ロビー主演最新作『アニー・イン・ザ・ターミナル』が、5回の上映すべて満席という好評につき、9月1日(土)よりレイトショー公開されることが決定した。■物語一筋縄ではいかない復讐劇に待ち受ける衝撃のラスト!ロンドンの地下鉄の終着駅の、とある街。ダイナーで働く女には別の顔があった。妖しい謎の美女として街の裏側で起こる厄介ごとを密かに片付け始末する。ダイナーにやってくる、一見、何の関係もない客たち。実はアニーには目的があり、それは壮大な復讐劇のはじまりだった――。■妖しく、強く、美しい――マーゴット・ロビーが仕掛ける極上のリベンジ・スリラー!いま、ハリウッドで最も注目される女優マーゴット・ロビー。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でブロンドの美人妻を熱演した後、『スーサイド・スクワッド』で当たり役のハーレー・クインを得た彼女は、さらに『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされる。また、マーゴットは映画制作会社「LuckyChap Entertainment」を自身で立ち上げ、プロデューサーとしても手腕を発揮。『アイ,トーニャ』、本作に続き、今後公開される作品ではハーレー・クインを主人公に迎えたスピンオフ『ゴッサムシティ・サイレンズ』(原題)をはじめ、『レディ・プレイヤー1』プロデューサーと共にロビン・フットの意思を継いだ女戦士を描く『マリアン』(原題)など、スタジオ作品で次々と主演&プロデュースを手がける。■見どころポイント1:クセのある俳優たち総出演!本作は、映画ファン垂涎の豪華キャストが出演。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』でも存在感を発揮するサイモン・ペッグが、死の宣告を受けた国語教師に。どんな死に方が理想的か、アニーとともに妄想を膨らませる。また、渋メン俳優ジェレミー・アイアンズの息子で、『黄金のアデーレ 名画の帰還』『ライオット・クラブ』などで知られるマックス・アイアンズが、ハンサムで色男な殺し屋を演じる。カフェに出入りするうちにマーゴット扮するアニーと恋仲に…?一方、人を信用しない、口の悪い殺し屋には、『キック・アス』への出演や映画監督としても知られるデクスター・フレッチャー。経験豊富で鼻が利き、警戒心が強い人物だ。さらに、『オースティン・パワーズ』シリーズのマイク・マイヤーズが、夜間の駅を管理するのが仕事の、足の不自由な老駅員に。口笛を吹くのが癖。■見どころポイント2:マーゴット・ロビー七変化!主演のマーゴットの七変化にも注目。黒髪ボブのミステリアスな女、キュートなウエイトレス、魅惑のポールダンサー、ナース姿など、さまざまなコスチュームで登場する。『アニー・イン・ザ・ターミナル』は9月1日(土)より新宿シネマカリテにてレイトショー公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月05日映画『ボヘミアン・ラプソディ』が、2018年11月9日(金)に全国の劇場で公開される。「クイーン」のフレディ・マーキュリー、その波乱万丈な人生を描く伝記映画伝説のロックバンド「クイーン」のリード・ヴォーカルを務めたフレディ・マーキュリーにスポットを当てた『ボヘミアン・ラプソディ』は、その華やかな成功と波乱万丈の人生を描く伝記映画。「ボヘミアン・ラプソディ」「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「ドント・ストップ・ミー・ナウ」…この世に産み落とされた数多くの名曲の数々に影響を受けたアーティストは、枚挙に暇がない。彼を“史上最高のエンターテイナー”と評するレディー・ガガもその一人で、彼女のアーティストネームもクイーンの楽曲「レディオ・ガ・ガ」に由来する。名前も顔も知らなくとも、楽曲のワンフレーズを耳にすればたちまち歌いださずにはいられない。世間の常識や既成概念、従来の音楽の常識を打ち破ったフレディは、いかにして稀代のエンターテイナーとして伝説を残したのか?また、なぜ愛と孤独、プレッシャーに引き裂かれたのか。弱き者に捧げるミュージック・エンターテイメントとして、その人生の物語に迫る。ラミ・マレックがフレディ役に - アカデミー賞も受賞まるで魂が乗り移ったかのようにフレディ役を演じたのは、アメリカのテレビドラマシリーズ「ミスター・ロボット」でエミー賞を受賞したラミ・マレック。常識を打ち破り世界を変えたフレディ・マーキュリーの生き様を、「ボヘミアン・ラプソディ」を中心に魂に響く28の名曲と共に描いていく。フレディ・マーキュリー役の熱演が評価され、第91回アカデミー賞にて、ラミ・マレックは主演男優賞を受賞した。当日着用したタキシードはサンローランだ。ラミは受賞の際に次のように話した。「私は子供の頃、クセっ毛で目がまん丸であること、つまり自分のアイデンティティに悩んでいました。そんな子供が、自分の声を発見する、それが『ボヘミアン・ラプソディ』です。ゲイで移民で悩んでいる主人公が、自分自身であろうとする物語です。僕は、エジプト移民で、エジプト系アメリカ人の第1世代です。まさにここに自分の物語が描かれています。僕のことを信じてくださったみなさんに感謝します。」普及の名曲「ボヘミアン・ラ プソディ」の誕生クイーンを代表する普及の名曲「ボヘミアン・ラ プソディ」が完成するまでに要した時間は、約3週間。その間には、5箇所ものスタジオの使用や、一部のパートで180回ものヴォーカルのオーヴァーダビングを繰り返したという。収録風景も描く映画から、1つの曲が完成するまで断じて妥協を許さない、フレディ・マーキュリーのプロフェッショナルな姿勢や情熱も垣間見ることができる。ブライアン・メイ&ロジャー・テイラーが音楽総指揮音楽総指揮を担当したのは、クイーンのメンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが。劇中に登場する32もの不朽の名曲の数々には、主にフレディ自身の声が使用されており、劇場の大スクリーンに鳴り響く唯一無二のサウンドにも要注目だ。なお、監督は『X-MEN』シリーズ、『ユージュアル・サスペクツ』のブライアン・シンガーが務めた。日本とクイーンクイーンと日本には多くのつながりがある。そのエピソードについて主演のラミ・マレックは次のように話す。「フレディは日本を本当に愛していて、彼の家にはたくさんの日本のものがあったのです。僕も彼が着ていたという着物を再現して着ていたけど、すごく重要な意味があったのです。クイーンは、過去に日本で50回ものライブをやりました。そして、毎回、日本のファンは温かく迎えたとブライアン・メイとロジャー・テイラーから聞いてたんです。だから絶対に日本の皆さんと楽しめる話と思いました」アカデミー賞など数々の賞を受賞『ボヘミアン・ラプソディ』は、アカデミー賞ではフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックが主演男優賞を獲得。その他、編集賞(ジョン・オットマン)、音響編集賞、録音賞も受賞している。なお、ゴールデン・グローブ賞ではドラマ部門の作品賞及び主演男優賞(ラミ・マレック)を受賞している。全世界で大ヒット『ボヘミアン・ラプソディ』日本公開から11週目の週末で興行収入100億を突破。公開9週目にして1位にランクされる異例のヒットを飛ばしている。日本の興行収入ランキングでは、『劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-』『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を抜き、1位を記録している。なお、全世界でも2019年1月の半ばまでで、約8億ドル(約880億円)を記録し、クイーン旋風を巻き起こしている。作品情報映画『ボヘミアン・ラプソディ』公開時期:2018年11月9日(金)監督:ブライアン・シンガー音楽プロデューサー:ブライアン・メイ、ロジャー・テイラーキャスト:ラミ・マレック、ルーシー・ボイントン、マイク・マイヤーズ配給クレジット:20世紀フォックス映画
2018年07月09日チャニング・テイタムが、10代の頃のストリッパー時代の経験をもとに映画化した『マジック・マイク』。映画は続編が作られるほど大ヒットし、ラスベガスで男性ストリップショー「マジック・マイク・ライブ」になるほどの人気作品となった。そのラスベガスのショーも大成功を収め、ついに今年アメリカから海を越えてイギリス・ロンドンに上陸することが決定。昨夜、チャニングがイギリスのリアリティー番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」の最終回にサプライズで生出演し、11月にレスター・スクエアのヒッポドロームでショーを行うことをPRした。ロンドンのショーにチャニング自身は出演するのかと問われ、「身体を完璧に鍛えることができれば、もちろん出たいよ」と意欲を示したチャニング。「また身体を作り込む必要があるような映画に出なきゃね。そうしたら(ショーに)出るよ」とのことだが、これは今夏撮影と噂されているマーベルの『ガンビット』(原題)の役作りが始まっているということか!?「Evening Standard」によれば、チャニングの宣伝の効果か、「マジック・マイク・ライヴ」のチケットは、発売開始から1時間で1万5000枚(約1億5000万円分)を売り上げたという。ツアー公演は今年11月10日から来年2019年4月28日まで。すでに完売している日程も多数ある。(Hiromi Kaku)
2018年06月05日伝説のロックバンド「クイーン」のメンバーで、1991年に惜しくもこの世を去ったフレディ・マーキュリーの姿を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が、11月に日本公開されることが決定。あわせて、特報映像と日本版ビジュアルが到着した。■伝説のバンド「クイーン」の音楽を唯一超える、“彼”の物語がいま、明かされる――レディー・ガガが「史上最高の天才エンターテイナー」、ケイティー・ペリーが「いまも最も影響を受けている」と称賛する「クイーン」のリード・ヴォーカル、フレディ・マーキュリー。どうやってフレディは、世間の常識や既成概念に逆らい、従来の音楽を打ち破り、地上で最も愛されるエンターテイナーになったのか?なぜ愛と孤独、プレッシャーに引き裂かれたのか?20世紀最大のチャリティコンサート“ライブエイド”で音楽史に残る史上最高のパフォーマンスを披露した彼らの華やかな活躍の裏では、誰も知らなかったストーリーが…。■エミー賞受賞ラミ・マレックがフレディ・マーキュリーに!『X-MEN』シリーズのブライアン・シンガーがメガホンをとった本作は、「クイーン」の現メンバー、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を担当。そして、「Mr.Robot/ミスター・ロボット」『ナイト ミュージアム』シリーズのラミ・マレックがフレディを熱演。さらに、当時を知る2人が音楽総指揮を務めて甦った32もの不朽の名曲には、主にフレディ自身の歌声が使われており、その唯一無二のヴォイスは、我々の心臓に鳥肌が立つほどの感動を呼び起こすにちがいない。世界的人気を誇る「クイーン」の知られざる真実が映画化されるとあって、世界中が注目している本作。先日、本国アメリカにて解禁された特報では、70年代を象徴する数々のファッショナブルな衣装に身を包んだラミが、圧巻のステージパフォーマンスを披露し、日本のファンが詰めかける熱狂的なシーンも収録。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「地獄へ道づれ」といったナンバーが、フレディ・マーキュリーを中心に繰り広げられる人間ドラマをスタイリッシュかつロックに彩っていく。■現メンバー、ブライアン・メイがキャスト陣を絶賛「実物よりもずっと立派」「これはクイーンの音楽と、史上最高のリード・ヴォーカルの1人であるフレディ・マーキュリーを称える映画だ」。そう話すのは、アカデミー賞受賞経験もある本作のプロデューサー、グレアム・キング。完成までになんと8年の歳月を費やしたという本作だが、「それだけの価値があったと確信しているし、私たちがやり遂げたことをとても誇りに思っている」と自信を見せる。一方、本作で音楽総指揮を務める1人、「クイーン」のリードギターとして知られるブライアンは、「完成した映画を観て、ワクワクしている。これは伝記映画ではなく、硬い岩から掘り出されたような、純粋なアートだ。家族や人間関係、希望に夢、悲嘆や失望、そして最後には勝利と達成感が、誰にでも共感できるような物語として描かれている」とコメント。「決して楽な旅ではなかったが、価値のある旅というのは、すべてそういうものだ!ラミとルーシー(・ボイントン)、それに若者たちがとてつもない演技を見せてくれ、実物よりもずっと立派だ!!」と絶賛している。なお、ラミとともに、『ジュラシック・パーク』シリーズから成長したジョセフ・マッゼロ、『X-MEN:アポカリプス』で注目されたベン・ハーディ、英国ドラマで活躍するグウィリム・リーが「クイーン」のメンバーを演じ、『シング・ストリート 未来へのうた』のルーシー・ボイントン、『シュレック』シリーズのマイク・マイヤーズ、「ダウントン・アビー」のアレン・リーチ、『メイズ・ランナー』シリーズのエイダン・ギレンらが出演する。『ボヘミアン・ラプソディ』は11月、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年05月24日4月21日(現地時間)、『オースティン・パワーズ』のミニ・ミー役で知られるヴァーン・トロイヤーが亡くなっていたことが明らかになった。享年49。本人のFacebookページで声明文が公表された。ヴァーンは今月初め、アルコール依存症で入院。「TMZ.com」によればその入院以来、生命維持装置が装着されていた状態だったという。直接的な死因は明かされていないが、声明文には「鬱病と自殺は非常に深刻な問題です」と綴られている。アルコール依存症に苦しんでいたヴァーンはたびたびリハビリ施設に入所し、「闘っては打ち勝つ」ことを繰り返してきたが、「残念なことに今回の闘いは大きすぎた」という。小人症でわずか身長81センチという小柄な体格を活かし、『オースティン・パワーズ』シリーズや『ハリー・ポッターと賢者の石』などに出演し、俳優人生を生きたヴァーン。『オースティン・パワーズ』で共演したマイク・マイヤーズは「いっぱしのプロ(の俳優)で、彼と一緒に働く人々にとって可能性を広げてくれる導き手だった」と愛情を込めた表現で偲んだ。シャノン・エリザベス、カルメン・エレクトラらセレブもSNSで追悼メッセージを送っている。(Hiromi Kaku)
2018年04月22日ポップコーンブランド「マイクポップコーン」が2017年に発売60周年、「マルちゃん ミニワンタン」シリーズが発売25周年を迎えることを記念したコラボレーション商品が誕生。2018年3月19日(月)より全国取り扱い店にて発売される。コラボレーションによって生まれたのは3つの商品。「マイクポップコーン ワンタンしょうゆ味」、カップ入りワンタンスープ「マルちゃん マイクポップコーン バターしょうゆ味 ワンタン」、カップ入り即席麺「マイクポップコーン焼そば バターしょうゆ味」だ。マイクポップコーンの「バターしょうゆ味」は、日本人が大好きな香ばしい香りとバターのコク、しょうゆの味付けで愛されるロングセラー商品。一方、「マルちゃん ミニワンタン」シリーズも同じく長年愛されてきた商品。これまで、生姜・胡椒のスパイスと酸味を利かせた「しょうゆ味」、あさりの旨味にスパイスを利かせた「シーフードスープ味」などのフレーバーなどが発売されてきた。「マイクポップコーン」は、生姜・胡椒のスパイスと酸味を利かせた「しょうゆ味」のスープと優しいワンタンの味わいを再現したひと品。また、「マルちゃん マイクポップコーン バターしょうゆ味 ワンタン」と「マイクポップコーン焼そば バターしょうゆ味」は、バターの風味としょうゆの旨味を効かせた、まさに“マイクポップコーン バターしょうゆ味”を再現した味わいに。パッケージも「マイクポップコーン」を連想させる青と白が採用されている。【詳細】マイクポップコーン ワンタンしょうゆ味 105円+税マルちゃん マイクポップコーン バターしょうゆ味 ワンタン 108円+税マイクポップコーン焼そば バターしょうゆ味 205円+税発売日:2018年3月19日(月)より全国取り扱い店にて【問い合わせ先】ジャパンフリトレー株式会社 お客様相談室TEL:0120-95-3306
2018年03月11日(写真:Shutterstock/アフロ) 85年のキャリアを持つ米国のベテラン声優、ジューン・フォーレイが26日、ロサンゼルスの病院で死去した。99歳だった。 12歳のときにラジオドラマに出演したことを皮切りに、声優としてのキャリアをスタート。アニメーション作品への初出演は、フォーレイ本人によるとディズニー映画『シンデレラ』の継母が飼っている意地悪なネコ、ルシファーだったという。その後はアニメーション映画、実写映画のボイスオーバーを数多く務めた。可憐な少女から魔女や老婆までを自在に演じ分け、「カートゥーンの女王」の異名をとった。 代表作には、1980年代に放映されたディズニーアニメ『ガミー・ベアの冒険』のグラミー、『ルーニー・テューンズ』のトゥイーティーの飼い主グラニーなどがある。テレビシリーズ『トワイライトゾーン』の第5シーズンではエピソード「Living Doll」で喋る人形ティナを演じた。 アニメーション業界の地位向上にも尽力し、国際アニメーション映画協会のハリウッド支部(ASIFA-Hollywood)を設立、1972年には”アニメのアカデミー賞”と呼ばれるアニー賞の創設に一役買った。 声優であることに大いなる誇りを抱いており、大作への有名俳優の起用について苦言を呈したこともあった。『シュレック』では、マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィー、キャメロン・ディアスが主要な役を担い、フォーレイら声優たちは脇役しかあてがわれなかった。フォーレイは「キャメロン・ディアスが『シュレック』1本で1,000万ドルのギャラをもらう一方で、1年に15,000ドルを稼ぐために死にものぐるいでがんばっている声優がいます。多くの若手声優は家族を持ち、家も買ったけれど、仕事をしてもまったく実入りがないのです。人間的にも素晴らしい人たちなのに」とロサンゼルス・デイリー・ニュースに語り、声優の置かれている現状を訴えた。 2012年には、『ガーフィールド・ショー』でエミー賞を受賞。当時彼女は94歳で、受賞者の最高齢記録を更新した。
2017年07月28日アネット・ベニング、エル・ファニング、グレタ・ガーウィグら各世代の実力派女優たちを迎え、『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督が自身の母親をテーマに描く6年ぶりの新作『20センチュリー・ウーマン』。その待望の予告編とメインビジュアルが解禁となった。1979年、サンタバーバラ。シングルマザーのドロシアは、思春期を迎える息子ジェイミーの教育に悩んでいた。ある日、ドロシアはルームシェアで暮らすパンクな写真家アビーと、近所に住むジェイミーの幼なじみで友達以上恋人未満の関係である、ジュリーに「複雑な時代を生きるのは難しい。彼を助けてやって」とお願いする。15歳のジェイミーと、彼女たちの特別な夏がはじまった――。本作。第89回アカデミー賞では、脚本賞でマイク・ミルズが初ノミネートされたことも話題となった本作。前作『人生はビギナーズ』では自身のゲイの父親を描き、絶賛を受けたミルズ監督は、今度は、激動の70年代末期を舞台に自身の母親をテーマにする。自由奔放な母親役を演じるのは、第74回ゴールデン・グローブ賞において主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされたアネット・ベニング。また、ルームシェアをしているパンクな女性カメラマンには、『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』など出演作が続くグレタ・ガーウィグ、そして『ネオン・デーモン』のエル・ファニングが大人びた幼なじみのジュリーに、新人の美少年ルーカス・ジェイド・ズマンが監督の分身ともいえる少年ジェイミーを鮮烈に演じ、『スポットライト 世紀のスクープ』『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のビリー・クラダップも名を連ねている。今回解禁した予告編では、アメリカのロックバンド「トーキング・ヘッズ」による1978年リリースの楽曲「The Big Country」をバックに、アネット演じるシングルマザーが思春期の息子の“教育”を2人の女性に依頼する。音楽、性…思春期のひと夏の日々を、彼女たちと過ごしたシーンが盛り込まれ、アネット演じる息子を育てる母親として思いも…。エルが演じる、ジュリーの“魔性すぎる幼なじみっぷり“にも要注目。また、本日3月28日(火)にはミルズ監督がプロモーションとしては『サムサッカー』以来、実に11年ぶりとなる来日を果たし、イベントなどに登壇する。『20センチュリー・ウーマン』は6月3日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:20センチュリー・ウーマン 2017年6月3日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 MODERN PEOPLE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2017年03月28日マイク・マイヤーズといえば、米人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」で大活躍していた1980年代から、映画『ウェインズ・ワールド』『オースティン・パワーズ』で私を大いに笑わせてくれた人。コメディアンとして知られていますが、脚本家でもプロデューサーでもあり、映画俳優でも才能豊かなエンターテイナーです。そんな彼がドキュメンタリーを撮ったということで、注目せずにはいられなかった私。笑いのツボを知り尽くしたマイクだけに、面白くないはずはない!ということで、本当に笑えたドキュメンタリー映画が登場。『スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-』です。主役は、アメリカのエンタメ界を陰で動かしてきた男、天才的プロデューサーのシェップ・ゴードン。1968年に偶然チェックインしたホテルにいたジャニス・ジョプリンやジミ・ヘンドリックスらと仲良くなり、「マネージャーでもやってみれば?」程度のノリで彼らに紹介されたのが売れる前のアリス・クーパー。こちらもノリで、「じゃあマネージメントやって!」的な話から始まり、43年もの付き合いが続いているのです。「一緒にお金持ちになろう」「音楽をやるなら真剣にやろう」と本気(透明のビニールスーツで歌うなど)を次々に実行し、やがてアリスをスターダムにのし上げたシェップ。こんな調子で、ブロンディやルーサー・ヴァンドロス、ラクエル・ウェルチらのマネージメントも行い、彼らと共に人生を歩んでいる業界の伝説的超有名人なのです。70年代には映画界にも進出し、『デュエリスト/決闘者』『蜘蛛女のキス』『ベティ・ブルー』など映画もプロデュース。その後、デニーロとトライベッカ・グリルをオープンさせ、レストランビジネスでも大きな成功を収めています。“エンタメ界を陰で動かしてきた”なんて聞けば、かなり悪者っぽく響きますが、そんなことはありません。彼が凄いのは、先見の明や湧き出るようなアイディア、目を見張るような業績だけではなく、その仕事哲学。「仕事よりも人としての付き合いが大事」。この信念を貫き、どんな人も裏切ることなく、手のひらを返すこともせず、誠実に人と向き合い大切にしてきた結果が成功につながった人なのです。それを証明する代表的なエピソードもあります。かつてシェフたちには働いても働いてもお金にならない時代がありました。彼らが過小評価されていることに胸を痛めたシェップが考案したのが、料理人たちをブランド化すること。才能が正当に評価され、稼げるシステムをと産みだされたのが、“カリスマシェフ”という文化でした。「生涯をかけて人を有名にしてきた」と話すシェップ。同じ有名になるにしても、彼のように情に厚いパートナーと一緒なら、きっと心も満たされるはず。何と心優しいシェップは、有名な友人たちが人目を気にせずプライベートを愉しめるようにと、ホスピタリティを学ぶため有名シェフに弟子入りし、料理のスキルを身に付けました。彼の家は“OPEN DOOR POLICY”が貫かれています。スターたちは、落ち込んだ時にいつでも彼を訪ね、好きなだけ滞在していくことができるのです。生き馬の目を抜くとも称されるエンタメ業界で生きるセレブたちには、信頼できる人が少ないのかもしれません。そんな中、常に腕を広げて待っていてくれる友人は、オアシスのような存在なのでしょう。「仕事をするうえで大事なのは思いやりだ」とシェップ。ある人はいいます、「僕の知る成功者はみんな悲惨だった。でも彼と知り合って、成功して幸せな人生を送る人もいると知ったんだ」と。きっと彼の幸せは、彼の人柄が生み出したもの。でも、人柄の良い人物が必ずしも幸せになれるとは限らないのがこの世界。だからこそ、この貴重でハッピーな半生が、ある種の理想的な生き様として紹介される意義がある、と言えるでしょう。シェップは、悪知恵やいたずら心、直感でエンタメ界の常識を覆してきた人。事件を起こし、ニュースを生み、時代をつくりあげてきたけれど、何よりも誠実であり続けたことが成功の秘訣なのだと、本作を観れば一目瞭然。それは、仕事でも、プライベートでも。だから友人たちは彼をsuper mensch=“超いい人”と呼ぶのです。彼のために、満面の笑顔で本作に登場したスターはアリスをはじめ、マイケル・ダグラス、シルベスター・スタローン、ウィリー・ネルソン、スティーブン・タイラー、そしてダライ・ラマまで数知れず。彼らが語るエピソードには、思わず涙腺が緩んでしまう種類のものも。そう、超いい人は、人々に笑いだけでなく、感動も運んできてくれるのです。監督のマイクも、『ウェインズ・ワールド』でアリス・クーパーの楽曲を使用するための交渉でシェップと知り合い(同作にはアリスも登場していて、ウェインたちに神と崇められるシーンがあります)、以来22年もの長きに渡り親交を深める友。悪友らしいやり方で、ちょっとヤバめのおイたネタも盛り込みつつ、マズい話は笑い飛ばし、いい話は最高に盛り上げて、軽快にエンタメ界のオモシロ神話を白日の下に晒していくのです。音楽好きでもそうでなくても、かなり笑えて、なおかつ人生における大切なものについて真剣に考えさられるドキュメンタリー。秘蔵映像、プライベート画像が盛りだくさんなので、1960年代~現在までのグラマラスなファッションの変遷も、臨場感たっぷりに楽しめます。いやはや、世の中にはとことん豪快な人がいるもの。「世界は広い!」と感じさせてくれるとともに、なんだか無性に明日からの日々を頑張りたくなる、不思議なパワーを持った作品。素晴らしき出会いに感謝したくなる映画なので、大好きな友人を誘って観るのもお勧めですよ。(text:June Makiguchi)
2016年10月05日『ゴーストバスターズ』や『オーシャンズ11』の“女性版”リブート映画化に目を付けたエレン・デジェネレスが、『マジック・マイク』の女性版映画を製作すると発表した。司会を務めるトーク番組「エレンの部屋」で、すでに製作したという映像の一部を公開。その映像では4人のメンバーを1人ずつ紹介。まず初めはメロンの「ハニーデュー」を抱えて出てきたオリヴィア・マン。メロン級の(詰め物の)爆乳を持つ彼女の役名はもちろん、「ハニーデュー」。続いて『マジック・マイク』の主演チャニング・テイタムの妻ジェナ・ディーワン・テイタムが、スクールガール風の衣装とツインテールで現れた。「博士号」を持つストリッパー「ペパーミント」役だそうだ。スーパーモデルのクリッシー・ティーゲンは「リンダ・ピーターソン」となってポールダンス! しかしポールを華麗に滑り降りることができず、尻餅の形で落下。そして「マジック・ミシェル」を演じるエレンが作業着姿でお出まし。偽巨乳を見せつけながらダンスを踊り、あまりに激しく頭を振り過ぎてレディー・ガガのようなウィッグが飛んで行ってしまった。これにてメンバー紹介が終了かと思いきや、最後になんとオプラ・ウィンフリーが本人として登場。最近大幅な減量に成功したオプラは、露出度の高いボディースーツで前後開脚を披露した。もちろんこれはネタなのだが、本当に『マジック・ミシェル』が製作されれば大ヒットが確実だろう。(Hiromi Kaku)
2016年09月02日(Photo by © 2013 NoMoneyFun Films Inc. and A&E Television Networks LLC. All Rights Reserved.)大物ロックスターのアリス・クーパーやピンク・フロイドのマネジメントやプロデュースをしてきたカリスマ、シェップ・ゴードン。 彼がプロデュースしてきたミュージシャン、映画、シェフはみんなスターの道をたどっていったという。 そんな壮大なキャリアの始まりは、ジャニス・ジョプリンやジミ・ヘンドリクスとの“偶然の出会い”だった。 (Photo by © 2013 NoMoneyFun Films Inc. and A&E Television Networks LLC. All Rights Reserved.)60年代、それは若者がドラッグと快楽に浮かれていた時代。 そんなエネルギッシュで狂った時代を駆け抜けていった若き日のシェップ・ゴードンは、いつしかスーパーメンチ(超いい人、超偉人)と呼ばれるようになる。 たまたま泊まったロサンゼルスのホテルで、ジャニス・ジョプリンに殴られ、ジミ・ヘンドリクスに「おまえ、ユダヤ人か?ならピンクフロイドのマネージャーになれ」と言われた彼。 そんなことがきっかけでプロデューサーとしてのキャリアは始まり、話題作りのためにわざとライブ会場で警察に偽の通報をするなど突飛な発想で先々の時代を作っていくことになる。 ロン・ウッド(ローリング・ストーンズ ギタリスト)「シェップ・ゴードンとどうやって連絡を取るか知ってる?と誰もが聞いていた時代だ」 ※動画が見られない方はこちら ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリクス、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、そしてダライ・ラマなど錚々たる顔ぶれの著名人に囲まれて生きてきた彼の半生はどんなものだったのだろうか? いつもハリウッドを代表する美女たちに囲まれていたというけれど、彼は家庭を持っていたのか? そんな疑問に答えてくれるのが、シェップ・ゴードンに世話になってきた大勢のひとり、マイク・マイヤーズ(俳優、コメディアン、脚本家、映画プロデューサー)初監督作品のドキュメンタリー映画「スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-」だ。 (Photo by © 2013 NoMoneyFun Films Inc. and A&E Television Networks LLC. All Rights Reserved.) スティーブン・タイラー(エアロスミス ボーカリスト)「嫌な事があるとダライ・ラマに料理を作る。精神世界でぺ◯スを立てるのさ」 マイケル・ダグラス(『ウォール街』『ブラックレイン』)「持って生まれた才能と思いやりがある。クソ野郎だけどね」「誰にも話していないことをシェップには話している。妻にも内緒だ」 「シャロン・ストーンが家をほめると、シェップは“ありがとう、案内するよ”と言い、そのまま2人はどこかへ消えてしまった」 エンタメ界の大物たちによる数々の証言をもとに、本作は彼の半生を検証していく。 (Photo by © 2013 NoMoneyFun Films Inc. and A&E Television Networks LLC. All Rights Reserved.) <上映情報>『スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-』9月24日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開 シェップ・ゴードン本人や彼に育てられてきたスターたちへのインタビュー、彼の提案によるロックスターのぶっ飛んだパフォーマンスなど、過去から現在までの映像をたっぷりと盛り込んだ本作を見にぜひ劇場へ。(Photo by Dogwoof) この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!“若者を惹きつける、70〜80年代のリアル。” 70〜80年代のファッションや音楽が、近頃リバイバルしている。この「リバイバル」の現象はなぜ起きているのだろうか?ファッション業界が「流行」を決めたかもしれ... ーBe inspired!
2016年08月31日チャニング・テイタムが“ストリッパー”だった頃の経験をベースにした自伝的映画『マジック・マイク』は続編が製作されるほど全米で大ヒットした。鍛え上げられた肉体を見せつけながら踊り狂う姿は女性の目を釘付けに。それがスクリーンではなく、実際に目の前で見ることができたら…という願望がまもなく現実になるようだ。「Cosmopolitan.com」によると今回の企画は同サイトとチャニングが手を組み、2017年3月から1年間、ラスベガスの「ハードロック・ホテル・アンド・カジノ」で『マジック・マイク』シリーズの映画を核にしたショーを行うというもの。チャニングは「女性のためのショーにしたい」と語っており、「下品だったり、行くのに危険を感じ、ためらうような場所とは正反対のものを目指す」と言う。映画と同じ振付家を採用し、チャニングが監督を務めるというから、まさに映画の雰囲気が反映されたショーになるだろう。最も気になるのがチャニングが出演するのかどうかだが…。「そのときにみんなを魅了できるくらいのイイ身体をしてたらね。1日か2日、出演したいよ!」だそうだ。チャニングは動画で『マジック・マイク』ショーの公演決定をお知らせしているのだが、動画では一つ屋根の下で上半身裸の男性たちが家事に勤しみ、最後の30秒は彼らが延々と子犬とたわむれる姿を撮影。セクシー路線のショーが目に浮かぶようだ。(Hiromi Kaku)
2016年05月06日『あなたの年齢は「意識」で決まる』(ディーパック・チョプラ著、渡邊愛子、水谷美紀子訳、フォレスト出版)の著者はインド出身の医学博士だそうですが、その功績はひとことで語り尽くせそうにありません。代替医療のパイオニアであり、心と体の医学、ウェルビーイング分野における世界的第一人者。そして、人間の潜在能力分野における世界的に有名な指導者。多くの著名人たちのメンター役を務めており、故マイケル・ジャクソンやレディー・ガガにはじまり、ミランダ・カー、マイク・マイヤーズ、マドンナ、デミ・ムーアなど多くのハリウッドセレブたちから厚い信望を得ているというのです。そんな著者は本書において、時間に支配されることなく、それどころか意識によって時間をコントロールし、若さを保ったまま生きていく方法を説いています。まず、「時間は決して敵ではない」ということを受け入れることができれば、時間による破壊を逃れることが可能になると著者はいいます。そして、もし世界中のすべての時間を自由にしたいと望むのであれば、次のシンプルな演習を通して訓練することが可能なのだそうです。2つの演習をピックアップしてみましょう。■1:内的対話を鎮めるこれは、意識の源である静止と静寂の場に接するシンプルな方法。心に、元来の自然な状態である静けさと、無理なく集中できることを再発見させるための演習だそうです。(1)目を閉じて、静かに座る。(2)呼吸を落ち着かせる。(3)胸の中心に注意を集中させる。(4)息を吸うとき、「ソー」という音節に意識を置き、吐くときは「ハム」という音節に意識を置く。(5)空気が自分の体に入ってくるのを感じ、音がやさしく巡るのを感じる。(6)空気が自分の体から出ていくのを落ち着いて感じる。「ソーハム」「ソーハム」これは古代インドのマントラで、「アイアム」や「アーメン」「オーム」といった音に置き換えても同じ効果がもたらされるのだとか。これを10分から20分間続けるといいそうですが、このシンプルな瞑想は、絶え間ないおしゃべりから心を解放してくれるのだといいます。著者によると、気を散らす原因は3つあり、それは(1)外部の騒音、(2)体内の感覚、そして(3)思考。だからこそ、いずれかに気づいたら、「ソーハム」という音に合わせた呼吸に楽な気持ちで戻るといいのだそうです。大切なのは、一定のリズムを保とうとしないこと。そして、自分に催眠をかけようともしないこと。■2:緊張を解放する意識は流れる水のように、なにものにも遮られることなくスムーズに流れるもの。しかし意識が滞ると、体のなかに緊張感が生まれます。そんなときに効果を発揮するのが、ヨガまたは深いエネルギーワーク。体の記憶を解放してくれるのだといいます。(1)入眠する前にベッドに横になる。(2)まくらを使わずに、平らな仰向けの体勢をとる。(3)手を横に広げて大の字になる。(4)深くゆっくり息を吸い込み、口からため息をつくように息を吐く。自由に、自然に、体が欲するまま、口から息を吐く。(5)吐く息は、あえぐような速い息になったり、うめき声のような深い息になったりすることもあるとか。安堵感、悲しみ、嘆き、高揚感、もしくは他の感情を意識することもあるといいますが、そんな、湧いてくる感情を意識するわけです。そうしているとき、ただ身体的な緊張を解放しているだけではなく、同時に身体的記憶にアクセスしているのだといいます。緊張が自然に解放されれば、思考、感情、感覚がひとつにまとまり、一度にすべて解き放たれるのだそうです。10分間にも満たないこの演習を行ってみることにより、非常に強い効果を生み出すことが可能。ちなみに、もし体が欲するのであれば、そのまま眠ってしまっても大丈夫だとか。なぜならそれもまた、解放のプロセスの一部だから。*たとえばこのような手段を通じて「時間」と共存する術が、本書では他にも紹介されています。向き不向きはあるかもしれませんが、もし感覚的にフィットするなら、相応の効果を実感できる可能性があります。(文/書評家・印南敦史) 【参考】※ディーパック・チョプラ(2016)『あなたの年齢は「意識」で決まる』フォレスト出版
2016年04月05日シグマが3月18日に発売したレンズ「SIGMA 30mm F1.4 DC DN|Contemporary」(マイクロフォーサーズ用)において、JPEG撮影時に歪曲収差補正データが反映されないという不具合が明らかになった。このレンズはミラーレスカメラ向けの大口径単焦点レンズで、マイクロフォーサーズ用とソニーEマウント用をラインナップしている。不具合が発生しているのはマイクロフォーサーズ用のみであり、RAW画像では対応ソフトの補正機能によって歪曲収差を補正できるとのこと。シグマでは現在、修理対応とレンズファームウェアのアップデートを急ぎ準備中だ。修理対応は3月28日(月)から受付を開始する。詳細はシグマのWebサイトを参照いただきたい。今後出荷される対応済み製品については、製品の化粧箱に判別シールが貼られる。合わせて、ソニーEマウント用における注意点も公開された。カメラ側のレンズ補正機能(歪曲収差補正)を「オート」設定にすることと、レンズ補正機能を搭載していないカメラでは歪曲収差が補正されないことの2点だ。
2016年03月25日2月25日~28日、パシフィコ横浜で開催中のCP+2016にて、オリンパスやパナソニックなどマイクロフォーサーズ規格に賛同する10社が共同で「Four Thirds スタンプラリー」を実施している。Four Thirds スタンプラリーは、オリンパス、パナソニック、シグマ、タムロン、コシナ、カールツァイス、興和光学、トミーテック、ブラックマジックデザイン、DJI JAPANの10社が参加。各社のブースに設置されているQRコードをスマートフォンや従来型携帯電話で読み取ってスタンプを10個集め、オリンパスブース内のFour Thirds スタンプラリー受付に持ち込むと、マイクロフォーサーズマウント型のペーパークリップがもらえる。配布個数は各日先着500名分となっている。
2016年02月25日オリンパスとパナソニックは2月10日、新たに国内外の5社がマイクロフォーサーズシステム規格に賛同したと発表した。今後、各社はマイクロフォーサーズに準拠した製品を開発していく。新たに賛同を表明した企業は、ザクティ、ナックイメージテクノロジー、Meitu社、Autel社、3db Hardware Technology社。マイクロフォーサーズシステムは、レンズ交換式デジタルカメラの小型・軽量化をひとつの目的として、2008年に策定された規格。今回発表された5社の加入により、賛同企業は31社となった。ザクティは、自社開発の画像処理エンジンを持ち、デジタルOEM製品の開発を行っている。本社は大阪府。ナックイメージテクノロジーは、産学官の研究開発分野へ向けた映像計測機器や、映画・テレビ業界向けの映像制作機器を販売を手がけている。本社は東京都。Autelは、Autel Corporationの子会社で、ドローンの開発や製造を展開。Meituは、スマートフォンやスマートカメラなどハードウェア製品を開発している。3db Hardware Technologyは、画質の高い静止画や動画が手軽に撮影できるSuperSenseカメラを開発したほか、ドローンメーカーやAR・VRメーカーに対して画像処理エンジンモジュールを提供している。Autel、Meitu、3db Hardware Technologyの本社は中国。
2016年02月10日Cerevoは1月22日、クラウド型スマートマイク「listnr」を発売。同日、製品発表会を開催し、Cerevo 代表取締役の岩佐琢磨氏がlistnrの開発経緯などをプレゼンテーションした。listnrは、CES 2016に参考出品されたクラウド型スマートマイク。もともとは2015年1月にInterphenomが発表した製品で、クラウドファンディングサイトKickstarerにて資金提供を募っていた。目標の50,000ドルを上回る約63,000ドルを集めたが、2015年3月にKickstarterからプロジェクトの停止勧告を受け、開発を中断。その後、プロジェクトはUPQの代表取締役でCerevoのプロダクトマネージャーを務める中澤優子氏に引き取られ、Cerevoが製品開発を引き継ぐこととなった。listnrの機能を一言でまとめるなら「人間の声から感情を推察し、スマートフォンにアイコンで通知する」とするのが適当だろうか。listnrは集音用マイクとWi-Fi機能(IEEE 802.11b/g/n)を内蔵し、感知した声を音声解析エンジンに送信。解析結果をスマートフォンに通知する。解析する音声の対象としているのは、声は発するが「言語」までは達していない0~2歳の乳幼児だ。音声の解析エンジンには、パナソニックが提供するサーバー「xauris(ゾウリス)」を採用。listnrが内蔵マイクで感知した乳幼児の声を解析し、乳幼児の感情を「Laugh(笑う)」「Cry(泣く)」「Babble(喃語)」「Growl(叫ぶ)」の4種類にカテゴライズする。解析結果はスマートフォンにアイコンで通知し、乳幼児の感情を離れた場所にいても知ることができる。アプリの対応OSはAndroid 4.4以降。iOS版アプリは追って提供する予定だ。今後は開発者向けにAPIを公開し、xauris以外の音解析エンジンや音認識サーバーを認識エンジンとして設定できるようにする予定だ。たとえば、「ドンガラガッシャーン」といったモノが壊れる音を感知すると、スマートフォンにメッセージを送るように設定するなど、listnrとスマートフォンを組み合わせたサービスを独自に開発できる。解析結果は、スマートフォンだけでなくlistnr本体にも通知され、LEDライトに色で表示する。listnrは、子どもの監視を目的としたツールというよりも、家族との繋がりを実感できる"ゆるい"コミュニケーションツールとしての活用を目指し開発されている。「いまだ電気が通っていないものをスマホ連携・ネット連動で改革する」というコンセプトで製品開発を行ってきたCerevo。これまでに、スマートフォンと連携したスノーボード用バインディング「SNOW-1」、自走式のプロジェクター搭載ロボット「Tipron」、センサー内蔵のロードバイク「ORBITREC」などをリリースしている。岩佐氏は、プレゼンテーションの中で、販売店が「どこの棚に置いたらいいのやら……」と迷うような新しい製品を開発したいと話していた。Cerevoの今後の展開にも目が離せない。
2016年01月22日