人気司会者のジミー・キンメルが、2018年度アカデミー賞で司会を再び務めることが決定した。今年度の授賞式でも司会を務めていたジミーだが、アカデミー会長のシェリル・ブーン・アイザックがその司会ぶりをとても気に入ったことから、来年に開催される第90回アカデミー賞授賞式に再び起用することを決めたようだ。マイケル・デ・ルカとジェニファー・トッドも今年に引き続き式典のプロデュースを務めることが決定しており、アイザック会長はマイケルとジェニファー、ジミーの3人のことを「アカデミー賞のドリームチーム」と、16日に発表した声明文の中で称賛している。その一方でジミーも、今年の式典中に起きた最優秀作品賞の発表にミスがあった出来事に触れながら、冗談交じりに自身が再び司会を務める事を発表している。「アカデミー賞の司会を務めさせて頂いたことは僕のキャリアの中でも最高の出来事でした。ですからシェリルやアカデミーが再び、僕の大好きなマイケル・デ・ルカとジェニファー・トッドと一緒にする仕事を依頼してくれたことに感謝しています。もし僕らが今年の式典は最後にめちゃくちゃにしたと感じているあなた、第90回の式典のために僕らが何を計画しているのかお見逃しなく!」また、プロデューサーのマイケルとジェニファーもアカデミー賞の仕事に関わることができる経験は「人生に一度きり」の経験だと考えていそうで、再び携われることへの喜びを共同声明文の中で語っている。(C)BANG Media International
2017年05月18日ジミー・キンメルが2018年3月4日に開催される第90回アカデミー賞授賞式の司会に決定。アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの会長シェリル・ブーン・アイザックスが発表した。ジミーは今年もアカデミー賞の司会を務め、好評を博した。プロデューサーのマイケル・デ・ルカとジェニファー・トッドも引き続き同役を担当する。シェリルは「ジミー、マイク、ジェニファーはオスカーのドリームチームです。マイクとジェニファーは(今年)本当に視覚的に美しいショーを作り上げてくれました。ジミーは私たちが想像もできなかったようなオープニングトークからラストまでを見事にまとめ、オスカー史上最高の司会であることを証明しました」と3人の再起用の理由をこう語っている。ジミーは「E!News」でプロデューサーの2人と再びオスカーに起用されたことへの感謝をシェリルとアカデミーに述べ、「もし、みんなが今年のオスカーの最後で僕らがやらかしたと思っているなら、90回目を迎える記念すべき来年のショーで僕らが何を企んでいるか楽しみにしていてね!」と今年の作品賞の“封筒取り違え事件”に触れつつ、来年の授賞式のさらなる盛り上がりを期待させた。(Hiromi Kaku)
2017年05月17日人気ブランド「マイケル・コース(Michael Kors)」が展開するデジタル・キャンペーン「The Walk」が、今年春の3回目に続き、夏に4回目を迎える。今回は春の顔を務めたヘイリー・スタインフェルド、ケリー・ロールバッハ、ジリアン・ハーヴェイ(「LION BABE」)、そして日本の森星に加え、新たにスーパーモデルのジョーダン・ダンが仲間入りした。すでに「The Walk Summer 2017」と題した「マイケル・コース(Michael Kors)」の魅力を存分に伝えるジョーダンのWeb動画が公開中だ。ストリートスタイルにフォーカスした「The Walk」のテーマ通り、ジョーダンは全身を「マイケル・コース」のカジュアルかつ爽やかなアイテムでコーディネート。降り注ぐ太陽の下、カリフォルニア州ヴェニスの街を闊歩している。また、ヘイリーが自分の名前をペイントしてカスタマイズした「マーサー・センターストライプ・トート」を持つ写真、ケリーが新作の「マーサー・フローラル・パッチワーク・レザー・クロスボディ」を肩から掛け、やはり夏の日差しの下でクールにポーズを決めた写真も公開になっている。@michaelkors #sidewalkspotted @tommytonJourdan Dunnさん(@jourdandunn)がシェアした投稿 - 2017 5月 13 9:47午前 PDT(Hiromi Kaku)
2017年05月16日マイケル・コース(MICHAEL KORS)と富士フイルムのコラボレーションによる、インスタント・フィルム・カメラ「instax mini 70」から、新色シルバーメタリックが登場。2016年10月に発売され人気を博した「instax mini 70」。ゴールドカラーで展開されたが、今回はケースボディにシルバーのメタリックカラーを採用。表面にはブランドロゴを刻み、裏面にはマイケル・コースのサインをスタンプした。フィルム付きで展開される。別売りのゴールドやシルバーのチェーン・ストラップを付けることで、アクセサリー感覚で一身に着けることが可能となっている。また、ヴィンテージのカメラ・バッグにインスピレーションを得たバッグ「スカウト」と一緒に持つのもおすすめだ。【詳細】MICHAEL KORS x FUJIFILM instax mini 70店頭で展開中取り扱い店舗:マイケル・コース銀座店、表参道店、神戸店、福岡店価格:・「instax mini 70」フィルム付き 18,000円+税・チェーン・ストラップ 5,000円+税【問い合わせ先】マイケル・コース ジャパンTEL:03-5772-4611
2017年04月29日歌手・マドンナの伝記映画が製作されるようだ。ユニバーサルはエリース・ホランダーによる脚本『ブロンド・アンビション』の権利を獲得しており、同作品ではマドンナが1作目のアルバムを制作するまでの軌跡や、1980年代の活動初期の頃の苦難に満ちた日々が描かれるようだ。映画化がまだ決定していない優秀な脚本を選ぶブラックリスト賞の2016年度作品に選ばれていたこの脚本の中では、マドンナの恋愛遍歴や名声を手に入れてからの経験についても触れられるという。ホランダーにとって『ブロンド・アンビション』は脚本家デビュー作となるが、これまでに2014年作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』の際にアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督のアシスタントをした経験を持つ。なお、「フィフティ・シェイズ」シリーズのマイケル・デ・ルカがプロデューサーを務めることが決定している。(C)BANG Media International
2017年04月26日『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞にノミネートされ、この夏には敵役として『スパイダーマン:ホームカミング』にも出演するマイケル・キートンの主演最新作『The founder』(原題)が、邦題『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』として公開決定。今度は、誰もが知る世界最強のハンバーガー帝国“マクドナルド”の創業者を演じている。1954年アメリカ。52歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。ある日、ドライブインレストランから8台もの大量オーダーが入る。どんな店なのか興味を抱いて向かうと、そこはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店<マクドナルド>だった。合理的な流れ作業のスピード・サービス・システムや、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに商機を見いだしたレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、マクドナルド兄弟を説得、契約を交わす。次々にフランチャイズ化を成功させていくが、利益を追求するレイと、兄弟との関係は急激に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、兄弟との全面対決への道に突き進んでいく――。『バードマン』で第87回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、第88回アカデミー賞作品賞『スポットライト 世紀のスクープ』でも好演を見せたキートンが、『ウォルト・ディズニーの約束』『しあわせの隠れ場所』のジョン・リー・ハンコック監督とタッグを組む本作。“元バットマン”でもあるキートンといえば、『スパイダーマン:ホームカミング』ほか、ティム・バートンが監督を務める実写『ダンボ』にも出演する見込みで、完全復活を果たした、いまノリに乗っている実力派俳優。その彼が演じるのは、世界中の企業家たちに絶大な影響を与える世界最大級のファーストフードチェーンの創業者(ファウンダー)、レイ・クロック。サラリーマン人生も半ばを過ぎた50代にして、ディック&マックのマクドナルド兄弟と出会い、手段を選ばず資本主義経済や競争社会の中でのし上がっていくレイは、まさに現代のアメリカン・ドリーム!?ギラギラとした野心と圧倒的な情熱を持ち、アクは強いが人々を魅了するレイを、キートンは見事に体現する。また、レイの妻役には『わたしに会うまでの1600キロ』のローラ・ダーン、マクドナルド兄弟には『ロング・トレイル!』のニック・オファーマン、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のジョン・キャロル・リンチらが脇を固める。あわせて解禁されたポスタービジュアルは、あのお馴染みのマークを背負ったキートンの姿が!思い描いた壮大な夢はきれいごとだけでは叶わない。冴えないセールスマンだった男が、情熱のかぎりに突き進み、10億ドル規模の巨大企業のトップに上りつめていく姿は、“英雄か”、“怪物か”。誰もが知っているマクドナルドの誰も知らない誕生のウラが暴かれる本作に、引き続き注目していて。『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』は7月29日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月14日マイケル・ジャクソンの息子プリンス(20)が、父親のタトゥーを足に入れた。プリンスは2009年に他界したキング・オブ・ポップことマイケルが背中に天使の羽を付け両手を高く上に挙げているおなじみの姿を模した新しいタトゥーを、インスタグラムに投稿した動画で公開。動画のキャプションには「@dermagraphink、素晴らしく美しいタトゥーのために9時間費やしてくれてありがとう。もっと投稿していくよ」とコメントが添えられている。そんなプリンスは、このタトゥーだけにとどまらず、最近ではタトゥーを多数入れていることで知られる妹パリス(18)とおそろいで太極図を彫っていた。その際パリスは、プリンスと自身は「同じ考え」を共有していると同時に、「完全に対極な」性格でもあり、一緒にいろいろすることができるという考えから足首に太極図を入れることにしたと、そのタトゥーの写真と共にインスタグラムで説明。一方のプリンスも同じ写真を同サイトで公開し、そのタトゥーが2人が離れることなくずっと一緒にいるということの証明であるとコメントしていた。(C)BANG Media International
2017年04月04日ジョージ・マイケルが他界して約3カ月経った3月29日、親近者のみで葬儀が執り行われ、ジョージの遺体がようやくロンドンのハイゲイト墓地に埋葬されたが、ジョージを偲んでお墓参りをしたいというファンの願いは叶わないようだ。ジョージは墓地の中でも公には開放されていない、壁や植物で覆われ、墓地の公式ツアーでのみで訪れることができる場所に埋葬されているが、同墓地はそのツアー内にジョージのお墓を訪れるプランはないことをウェブサイトで発表。「ジョージ・マイケルのお墓をツアーで訪れることはありません」とシンプルに書かれており、ジョージの遺族がお墓を観光スポットのようにはしたくなかったのではとみられている。遺族は29日に葬儀が執り行われたことを明かし、ファンに向けて感謝のメッセージを発信。遺族からの声明には「歌手ジョージ・マイケルの葬儀が本日執り行われたことをご報告いたします。家族と親しい友人が愛された息子、兄弟、友人であったジョージにさよならを言うために小規模の儀式に集まりました」「ジョージ・マイケルの家族は、ファンからの愛とサポートのたくさんのメッセージに感謝の意を示したく存じます」と記されている。(C)BANG Media International
2017年04月01日パーキンソン病とともに25年以上生きてきたマイケル・J・フォックスが、50歳以上を対象とした生活情報誌「AARP The Magazine」の最新刊の表紙を飾り、インタビューを受けた。難病のパーキンソン病を患っているマイケルだが、日々の生活は「自分の症状に笑いが止まらない」ようなことばかりだという。例えば、ある日の朝、コーヒーを飲もうとキッチンへ向かうマイケル。まずは、テーブルで新聞を読んでいる妻のトレイシーにコーヒーを持って行ってあげようと、少し苦労しながらカップにコーヒーを注ぐ。そこからが難関だ。トレイシーの「私が運ぼうか?」の助けの声にも「大丈夫!僕がやるから!」と断り、震える両手でカップを持ち、テーブルへたどり着くころには両手も床もビショビショ、カップは空っぽに。しかしマイケルはトレイシーに「コーヒーを持ってきたよ。飲んでね!」と声を掛ける。「こんな風に、朝7時から僕らの生活は始まるんだよ」と言うマイケル。不謹慎ながらコメディのような話だが、「僕がおもしろいと思うのは、もしこの生活を他人が見ていて、『かわいそうなマイケル。コーヒーさえも運べないなんて!』と思っていたら…と想像したときだね」。パーキンソン病との長い付き合いで、自分の症状とも、それに対して人々が一般的に持っているイメージにも対処できるようになったそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年03月31日マイケル・コース(MICHAEL KORS)の新作バッグが発売される。マイケル・コースが提案するバッグは、デイリーにもオフィスにも使えるミニマルなフォルムが魅力。だからこそ、思い思いのカスタマイズが楽しめる。フォール、ホリデイ 2016 シーズンに引き続きイットガールを起用したキャンペーンでは、女優のヘイリー・スタインフェルド、モデルの森星ら4人が登場し、マイケル マイケル・コースの“マーサー”ラインのハンドバッグを手にしている。本記事では、彼女たちのカスタマイズを紹介。バッグに加え、別売りのストラップやチャームは日本でも購入可能なので、自分のアレンジを楽しんでみてはいかがだろう。森星は女性らしいキャッチーなカスタム森星のセレクトは「マーサー・スタッズ・グロメット・トートLG」。小さなスタッズを走らせたシンプルながらもパンチの効いたアイテムだ。モードなフラットな四角いフォルムはモードなスタイルから、フェミニンなスタイルにまで合わせることができる。“スカウト”クロスボディとのダブル持ちで、利便性だけでなくプレイフルなムードも取り入れて。ヘイリー・スタインフェルドはハートチャームでアレンジ2017年ゴールデングローブ賞にノミネートされるなど、若干20歳にして、女優・歌手など幅広く活躍するヘイリー・スタインフェルド。彼女は「マーサー・センターストライプ・トートLG」をチョイスした。付替えのレザーストラップはビジュー付きでエレガントなデザイン。首から下げた「instax mini 70」カメラに付けたのは「ハート・ポンポン・キーフォブ」だ。真っ赤なハートがバッグを一躍注目の的にする。ジリアン・ハーヴェイはゴージャスにセレクト歌手、ソングライター、ダンサーでありLion bebeとしても活躍するパフォーマンス・アーティストであるジリアン・ハーヴェイ。彼女のカスタムはゴージャスなゴールドカラーの「マーサー・ダッフル」。ボストン型で、マチも広いフォルムは大容量で使い勝手も抜群。花があしらわれた「フラワー・ギターストラップ」でプレイフルな華やかさも添えて。ケリー・ロールバッハのレディライクな組み合わせモデル出身の女優、ケリー・ロールバッハは、比較的コンパクトな「マーサー・メッセンジャー」で。小さなボディーのアクセントとして合わせた「スタッズ・ギターストラップ」と「ポンポン・フラワー・キーフォブ」は、レディライクな装いにポップな雰囲気を纏わせる。※動画内、森星とヘイリー・スタインフェルドのバッグにあしらわれたオリジナルペイントは、ロンドンをベースに活躍するイラストレーター、デイジーエマーソンにより特別に描かれたもの。【問い合わせ先】マイケル・コース ジャパンTEL:03-5772-4611
2017年03月06日マイケル・ジャクソンの娘パリス(18)が、世界最王手のモデル事務所と契約を交わした。今回パリスと契約を結んだIMGモデルズは、ジゼル・ブンチェン、ジジ・ハディッド、キャンディス・スワンポールといった世界でも名高いトップモデルたちを輩出しており、同社のアイヴァン・バート社長は2日、インスタグラムでパリスの写真を公開し、「まれにみるセンセーション! ミス・ジャクソン、ようこそ! パリス・ジャクソン 」とこのニュースを発表した。一方のパリスもこの契約に喜びを示しており、「IMGモデルズ、ありがとう。本当に幸運でうれしいです」とコメントしている。今後キャリアを築いていくために、先月ロッド・スチュワートのマネージャーを雇ったパリスは以前、モデルと俳優業への興味を示していた。2009年にマイケルが死を迎えるまでパリスは世間の目にさらされないよう育てられてきたが、パリスのおじのジャッキー・ジャクソンは以前、家族はパリスと、兄弟のプリンスとマイケルJr.が注目を浴びるキャリアを選ぶのであれば、それを尊重すると話していた。マイケルの子供たちが父親と同じ道を進む可能性について尋ねられたジャクソン5のメンバーでもあったジャッキーは、「おそらく、それは彼らの血の中にある。彼らは僕らのことを見て育っていて、この業界が大好きなんだ。それが彼らのやりたいことなら、そうしたらいい。そういうふうに私たちは考えているよ」と答えていた。(C)BANG Media International
2017年03月04日全世界で大人気を獲得している同名ゲームを、『X-MEN』シリーズや『スティーブ・ジョブズ』のマイケル・ファスベンダー主演で実写映画化した『アサシン クリード』(3月3日公開)。現代と15世紀末ルネサンス期のスペインを舞台に、ファスベンダー演じる記憶をなくした死刑囚の男が15世紀の自分の祖先の運命を追体験することで、人類の歴史をも揺るがす謎に迫っていくアクション超大作だ。いまや世界的トップスターとなったファスベンダーが初めてプロデューサーに名を連ね、俳優人生を懸けた意気込みで映画化した本作について、公開前に来日した本人が激白。「情熱だけでは、映画化は難しい」と語る人気俳優の覚悟とは――。――現代の主人公カラム・リンチは、ファンタジックな出来事に巻き込まれていく設定でしたが、演じている最中は、彼のことをどう理解して演じていたのですか?彼の祖先である伝説のアサシンであるアギラールと2役を演じられましたが。僕が演じたカラムとアギラールは全然違って、カラムは精神的なキャラクターで、アギラールは肉体的でね。アギラールには仲間がいて、組織に所属していて、自分の使命感みたいなものも持っているが、カラムは誰も信用していない迷える人間だ。本当に何をしていいかわからない渦中でアギラールの運命を追体験することで、徐々に自分がリーダー的になっていく。最初は嫌々だけれど、やがて自分よりも大きな目標に意義を見つけ出すんだ。――彼だけでなく、主に3人の女性たちも魅力的に映っていました。ご自身は、どういう女性に魅力を感じますか?強く、自立した女性でユーモアがある人が、魅力的だと思う。この業界に長くいて10年くらい俳優業をしているけれど、強い女性のキャラクターは本当に少ないものだ。だいたいが男性のリーダシップの下にいるとか、それだけの役柄が多いよ。そういう状況を受けて、今回は自立した女性を入れようかということになっていったわけだ。――また、静かでありながら迫力があるアクションに魅了されましたが、今回のアクションをする上で意識したことは何でしょうか?そのとおりだよ。大きな爆発的なアクションがあったかと思えば、静かになる時もあって、ある意味では、まるでゴムを伸ばして縮まるような、まるでダンスのようなアクションと言ってもいいだろう。それは、元々のゲームの中にすでにあったもので、洗練されたアクションだった。だから、それを研究して、今回の映画の中に採り入れたよ。――DNAの記憶を呼び覚ます装置“アニムス”という装置が印象的でした。これまでにも『アバター』や『インセプション』など意識と肉体がかい離するアイデアはあったと思いますが、今回はロボットアームによる表現が新鮮でした。どういう経緯で生まれたのでしょう?アームの部分はCGでね。撮影現場ではワイヤーで吊るされている状況で、とても居心地が悪かったよ。ゲームの中ではただの椅子だったので、それではカラムがただの受け身の人間になってしまう。アギラールの追体験をしている時には、格闘や動いている様子がほしいと思ったのさ。だから、想像しながら演技をしていたけれど、後はCGで処理したわけだ。――ちなみに“アニムス”で追体験中の戦闘シーンでは、裸でしたよね。そこへの抵抗や疑問は?追体験のシーンは、基本的にはシャツなしの裸で挑みたかった。美意識的にも、白いTシャツでは面白くない気がしていてね。よくオリンピックのアスリートなどは、肉体が見えるようなピチっとしたシャツを着ているよね?肉体を見せることは大事だったから、近未来的なボディースーツの着用も考えたけれど、最後はカラムが自分の意思で戦いにいくという意味の表現でシャツを脱いでいる。シャツを着ていると、原始的な意味合いは出ないからね。――主人公は理不尽なことを経て、主体的に成長していきますが、今回の映画を撮ったことで、あなた自身は何が収穫はありましたか?ちょっと白髪が増えたかな(笑)。いや、今回はプロデューサーも兼ねていることがあって、学びは多かったよ。以前小さい作品を自分の製作会社で作ったことがあったけれど、今回はスケールが違う大作だったので、そういう意味ではまったく新しい体験をした。例えば脚本上ではすごく重要だと思って書いたシーンが、実際に撮影するとビジュアルとしてたいしたことがなかった、あるいは1秒くらいのシーンなのに実際に撮影するとすごく語ることがあるいいシーンになっているなど、常に意識が必要だった。急にその場で作ったものがベターなことがあるので、そういうチャンスを逃さないということも含めて、交渉力も勉強した。情熱だけではできないんだ。外交的な手腕、そういうものも必要だったよ。■プロフィールマイケル・ファスベンダー1977年生まれ、ドイツ、ハイデルベルク出身。TVシリーズ「バンド・オブ・ブラザース」(01)で注目され、映画デビューは『300<スリーハンドレッド>』(07)。翌年の『HUNGER/ハンガー』(08)で、英国インディペンデント映画賞主演男優賞などを受賞した。クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』(09)を経て、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)で、マグニートー役に抜てき。『X-MEN:フューチャー&パスト』(14)、『X-MEN:アポカリプス』(16)でもマグニートーを演じた。『SHAME -シェイム-』(11)で、ヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞。アカデミー賞では『それでも夜は明ける』(13)で助演男優賞に、『スティーブ・ジョブズ』(15)で主演男優賞に、それぞれノミネートされた。待機作に『プロメテウス』(12)の続編、『エイリアン:コヴェナント』などがある。(C)2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月02日「10代の頃はゲームもよくしたけど、23歳になるまでにやめてしまった。本当に上手くなるためには、時間がものすごく必要だとわかったから」。こう語るマイケル・ファスベンダーの真剣な面持ちに、失礼ながら少し笑ってしまった。彼の持つストイックなイメージと重なったからだ。現在のファスベンダーが真摯過ぎるほど真摯に役と向き合うように、ゲームをプレイする若き日の彼も、気軽な気持ちではなかったのだろう。そんなファスベンダーが同名の人気ゲームを実写化した『アサシン クリード』で、製作と主演を務めている。23歳でゲームの世界とは別離しているため、「『アサシン クリード』をプレイしたことはなかった」が、その世界観にすっかり魅せられてしまったそうだ。「現代の人間が祖先の記憶を持ち、その身に起きたことを追体験するアイデアが魅力的に思えた。僕の役目は、それらを映画的体験に変換できる脚本家を探すところから始まったね。その後、出来上がった脚本を手に今度は監督を探し、キャスティングをし…。長い期間、作品に関わってきたことは確かだよ」。「撮影が始まってからも、脚本の手直しをしたり…」と製作者としての仕事がまだまだ続く中、俳優としては2つの役を演じることに。15世紀のスペインで信念の戦いを繰り広げる戦士アギラール・デ・ネルハと、彼の運命を追体験する子孫カラム・リンチだ。「まずはアギラールの撮影をし、その後にカラムの撮影をした。だから、一人二役の難しさはそれほどなかったんだ。シーンによっては、それぞれの役を同じ日に撮ることもあったけどね。そのときは髭をつけ、ウィッグをかぶり、髭を取り、ウィッグを外し、また髭をつけ…。着脱に1時間半はかかるし、面倒だったことは認めるよ(笑)」。また、両者にはアクションシーンにおける違いも。中世の街並みを駆け抜けるアギラールに対し、カラムは祖先の記憶を追体験するための特殊な装置につながれている。「カラムのアクションはワイヤーに吊られながら行ったのだけど、ワイヤーを固定するハーネスはすべての男にとって苦しいものだよ(笑)。アギラールのアクションの方が断然楽しかった。猛暑のマルタ島で中世の衣裳を着るつらさがあったとしてもね。ただ、それぞれのシーンで僕が学んだのは、どんなアクションにも感情を伴わせられるということ。カラムの感情も、アギラールの感情も、アクションを通して語ることができたと思う」。たしかに、本編の大半を占める彼らのアクションから、その心中が伝わってくる。とりわけ、激変した人生の中で成長していくカラムの心の変化は見どころだ。「カラムの現実と僕の現実はあまりに違い過ぎるけど、彼を生み出し、作り上げ、その成長を見守ることはできた」と語るファスベンダーもまた、変化する人生を歩んできている。「何事においても、“一夜にして”なんてことはないからね。人生は徐々に変わりゆくもの。僕自身、(俳優の)仕事に全くありつけなかったのが、ある時期を境に変わった。そうやって仕事が舞い込んでくるようになると、今度は最高の人たちと仕事をする機会もやってくるようになるんだ」。傍目には華やかな「僕の現実」の中で、地に足のついた印象を放つマイケル・ファスベンダー。ファンタスティックでありながらリアルな感触のある作品に仕上がった『アサシン クリード』自体も、彼自身と重なる。「シンプルな人生を送ろうと心掛けているんだ。僕の役目は、ただ仕事に集中すること。すごくラッキーだし、夢のような場所にいるのは自覚しているけど、あまりにも華やかなものとは距離を置くよう自分を戒めている(笑)。世界中を回ることができたり、こうして日本に来ることができる時間も楽しんでいるけどね」。「僕はラッキーボーイなんだ」。こう言って笑顔を見せるのは、リドリー・スコット、スティーヴ・マックイーン、ダニー・ボイル、デヴィッド・クローネンバーグ、ブライアン・シンガー、クエンティン・タランティーノ、フランソワ・オゾンなどなど、挙げきれないほど大勢の名監督たちに望まれてきた身だから。名匠をこれ以上独り占めしたら、俳優仲間たちに嫉妬されるのでは?と訊いてみると、「でも、コーエン兄弟やクリストファー・ノーランとも仕事をしてみたいな」との呟きがこっそり返ってきた。俳優として出演したいのは「いい映画」、製作者として作りたいのも「いい映画」。「いい映画とは、いい物語を語っている映画のこと」だそうだ。「それ以上の望みはないよね。僕は物語の力というものを信じている。どんなに大きな規模の作品でも、小さな規模の作品でも構わない。いい物語を語りたいんだ。たとえ興味深い役柄に巡り合えたとしても、ストーリーが酷ければ全く意味がない。優先順位をつけるなら、ストーリー、監督、その次が自分の演じるキャラクターといったところかな」。ちなみに、一観客としても当然「いい映画」を求めているそうだが、最近はもっぱらドキュメンタリーに魅了されているという。「ここ数年、本当に興味深い作品が多いよね。つい最近観た中では、『13th -憲法修正第13条-』『O.J.:メイド・イン・アメリカ』(原題)が面白かった。少し前のテレビ番組だけど、HBOの『ザ・ジンクス』(原題)も。ただし、ダークなドキュメンタリーを観過ぎると、悪夢にうなされるから体によくないのだけど(笑)」。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:アサシン クリード 2017年3月3日より全国にて公開(C) 2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures.All Rights Reserved.
2017年02月28日『トランスフォーマー』シリーズで知られるマイケル・ベイが製作総指揮を務め、エミー賞2冠を獲得した本格海賊アドベンチャー「Black Sails/ブラック・セイルズ」。その待望のシーズン3がHuluにて配信スタート。ついに最強の海賊“黒ひげ”が登場する本作から、その予告編とともに、黒ひげ役レイ・スティーヴンソンと主人公・フリント船長役トビー・スティーヴンスからコメントが到着した。海賊たちの黄金時代、新しい人生を買える幻の財宝を積んだ船“ウルカ・デ・リマ号”の所在を示す地図を追い求め、海賊、売春婦、盗人たちはそれぞれが欲望を剥き出しに、お互いを出し抜き合っていた。その幻の財宝の地図を手に入れたフリント船長率いるウォルラス号の海賊たちは、ウルカ・デ・リマ号の所在を突き止めるが、目前でスペイン艦隊に遭遇し財宝の略取は失敗。負傷したフリント船長たちが流れ着いた島で、座礁したウルカ・デ・リマ号を目撃する。そんな中、フリントを出し抜き財宝を手にしたのは、ライバルのチャールズ・ベイン一行だった。彼らはイギリス領ニュープロビデンス島の砦を乗っ取り、島の支配を企む。一方でスペインは財宝の返還を求め、イギリスへ圧力をかける。イギリスは多数の軍艦をニュープロビデンス島へ派遣し、力尽くで海賊たちをねじ伏せようとする。そしてシーズン3では、悪名高き海賊エドワード・ティーチ、通称“黒ひげ”がついに登場、カリブ海は血の海と化す。また、イギリス艦隊の攻撃に対し、フリントやジョン・シルバー、チャールズ・ベイン、ジョン・ラッカムといった名だたる海賊たちが手を組み、戦いを挑んでいく――。公開されたシーズン3の予告編では、多数のイギリス艦隊が海賊を一掃するために一気に乗り込んでくるところから始まる。フリント船長と何か契約を交わそうとしているイギリス政府の思惑は何なのか?そして、一瞬だけだが、豊かな黒い髭をたくわえた大男、エドワード・ティーチこと通称“黒ひげ”が海賊の楽園ナッソーに姿を現すが…。世界で最も有名といえる実在した海賊、黒ひげ。その容姿から、周りの海賊たちは恐れをなしていたという。そんな黒ひげを本作で演じたのは、映画『トランスポーター イグニション』や『ダイバージェント』シリーズに出演するレイ・スティーヴンソンだ。彼は、「大きな責任を感じた。だって黒ひげはとても良く知られた人物で、彼に憧れを抱いている人すらいる。どんなふうに演じるか、伝説にもなっているほどの人物をどう新鮮に見せるか頭を悩ませたよ」と語り、「彼は身長が190cmあって、1710年ごろの時代にしてみれば巨人のように大きな男だった。同じ部屋にいる誰もが存在に気がつくほど強烈なオーラを放っていた。彼がいる部屋の電燈が彼のオーラに影響を受けて点滅したという言い伝えがある」と、その“伝説”に言及。そして「彼を演じることはとてもワクワクすることであると同時に、大きな挑戦でもあった」と語っている。また、シーズン2で絶望に打ちひしがれたフリント船長は、過去と決別したことで“凶暴な怪物”となってシーズン3に登場する。いままでのシーズンよりもはるかに激しさを増す戦闘やアクションシーンに、トビーは女性キャストと接点がないと嘆いたという。「シーズン3のしょっぱなからフリント船長は、無慈悲で残忍な男として登場する。大きな絶望に打ちひしがれ、復讐を決意する。彼は怪物と化すが、でも内面は人間的な部分が残っているんだ。表情に出さない心情の揺らぎが描かれ、そして生きる希望を見出す努力を見つけようとするところが描かれる。今回のフリントのテーマは、“心の旅”だ。その一方で、いままで以上に激しい戦闘シーンやアクションがある。毎日大変だったよ」と、撮影をふり返っている。冒険小説「宝島」の20年前を描くオリジナルストーリーとなる本作。カリブ海を舞台に、幻の財宝を積んだ船をめぐり、荒くれ者たちがルール無用の駆け引きを繰り広げる。シーズン3では、海賊VSイギリスVSスペインといった、逃げ場のない戦いが勃発、かつてない凄まじい戦闘シーンや人間味あふれる海賊たちの姿が描かれるようだ。「Black Sails/ブラック・セイルズ」シーズン3はHuluにて配信中、毎週金曜日1話ずつ配信予定(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2017年02月26日2月26日(現地時間)に開催されるアカデミー賞授賞式では、受賞者の発表はもちろん、アーティストたちによるパフォーマンスも期待されていることの1つだ。オスカー公式サイトの発表によると、授賞式当日はジャスティン・ティンバーレイク、スティング、リン=マヌエル・ミランダ、ジョン・レジェンドがそれぞれノミネートされている映画の主題歌を披露する。オスカーのプロデューサー・マイケル・デ・ルカとジェニファー・トッドが「世界レベルで活躍するこのようなアーティストたちをオスカーに迎えられ、とてもワクワクしています」というコメントを発表しているように、今年の主題歌賞に関わっているアーティストの顔触れは非常に豪華。ジャスティンは『Trolls』(原題)の「Can’t Stop the Feeling」を、スティングは『Jim: The James Foley Story 』(原題)より「The Empty Chair」を、ジョンは『ラ・ラ・ランド』からノミネートされている2曲「Audition(The Fools Who Dream)」と「City of Stars」を歌う。リンは、『モアナと伝説の海』の「How Far I’ll Go」を、同映画で主役のモアナを演じているアウリイ・クラヴァーリョとともに歌うとのことだ。(Hiromi Kaku)
2017年02月24日マイケル・コース コレクション(Michael Kors Collection)の2017年秋コレクションがアメリカ・ニューヨークで発表された。今シーズン、マイケルの描いた女性像はエレガント、セクシーでいながらインディペンデント、そして強さのあるニューヨークウーマンだ。コレクションをリードするのは、ストロング・ショルダーを採用したパワフルな印象のテーラードコートやジャケット。マニッシュなキャメルコートは、アームホールの下にスリットがあり2wayの着こなしが楽しむことができる。また、ツイードジャケットは肩パットをいれたかのようなシルエットに。都会で生きるニューヨークウーマンは、エレガントさも忘れない。そんなかっちりとしたアウターには、柔らかいドレープドレスやスリットの効いたスカートなどを組み合わすことで、“覆い隠されたセクシー”を匂わす。他にも、ゆったりとした巻きスカートや魅惑的なフリンジをあしらった優雅なドレスやスカートが揺れ動く。ボリューミーなファーコートもセンシュアルな女性像を感じさせる。レオパード・チーター・パイソンといったアニマルモチーフが抽象的に落とし込まれたインパクトのあるデザインも。着こなしにアクセントを添えるのは、キラリと光るシルバーやゴールドのフープピアスやバングル。さらに、クラッシャブル・バッグを片手に、都会の街を颯爽と歩くのだ。足元には、建築的なヒールパンプスや足首をくしゅっとさせたスローチー・ブーツ、そしてアンクルストラップのサンダルを合わせた。コレクションのカラーパレットは、秋らしいグレートーンやチャコール、キャメル、滑らかで上品なブラック。そこに、ワインやオリーブなどの暖かみのある色合いを挿している。
2017年02月17日ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)から、英国人アーティストでデザイナーとして活躍しているマイケル・アンゴーブがパッケージデザインしたソープ「マイケル アンゴーブ ソープ」が登場。ジョー マローン ロンドンから5つの人気ソープをピックアップ。カリブ海に吹く風を思わせるライムに、バジルとホワイトタイムを加えた「ライム バジル & マンダリン」、熟したてのみずみずしい洋梨に、パチョリ、ウッドを重ね白いブーケで包み込んだ「イングリッシュ ペアー & フリージア」、ザクロやラズベリー、プラムのみずみずしいフルーティな香りにピンクペッパーが効かせた「ポメグラネート ノアール」など、ジョー マローン ロンドンを代表する香りを揃えた。それぞれには、香りをイメージした、草花や果実のイラストを色鮮やかな色彩で描いている。中央には、ホワイトカラーでブランドロゴを上品に添えた。また、ジョー マローン ロンドンは、バス & ボディ アイテムを紹介するユニークなムービーも公開。劇中には、カーラ・デルヴィーニュの姉であるポピー・デルヴィーニュを迎え、バスケアタイムをポップに描いた。劇中には、シャワー オイルからボディ スクラブ、ボディ クレームまで揃うバス & ボディ コレクションをアイコニックに切り取っている。登場するポピーは撮影を終えて、「私は22歳の時からレッド ローズを纏っています。私が夫のジェームズに最初に魅力を感じたのは彼の香りでした。何を使っているかを尋ねると、ジョー マローン ロンドンのアンバー & ラベンダーでした。」と自らの体験エピソードを交えて、ジョー マローン ロンドンとの思い出を語っている。【アイテム詳細】・マイケル アンゴーブ ソープ 全5種 各2,900円+税種類:ライム バジル & マンダリン 100g、イングリッシュ ペアー & フリージア 100g、ブラックベリー & ベイ 100g、レッド ローズ 100g、ポメグラネート ノアール 100g【問い合わせ先】お客様相談室TEL:03-5251-3541
2017年02月16日3月3日公開の映画『アサシン クリード』のスペシャルイベントが15日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演のマイケル・ファスベンダー、日本語版吹き替えを担当した斎藤工が出席した。全世界でシリーズ累計9,600万本以上の売り上げを記録した大人気ゲームを、独自の視点で映画化した本作。遺伝子操作によりアサシンとして活躍した祖先の記憶を呼び覚まされた男が、歴史に隠された真実に挑む。昨年10月以来、2度目の来日というファスベンダーは「日本をすごく気に入ってしまいました。日本食はイタリアンと並んで僕の大好きな食事だし、日本のデザインや建築物、人間同士のリスペクトや規律を重んじる姿は最高です。去年来日した時にとても日本が気に入ったので、早く戻りたいという気持ちだったのでまた来日できてうれしいです」とすっかり日本が気に入った様子。主演ながらも初めてプロデューサーとして携わった本作について「6年前にゲーム会社と初めて映画化しようと話をしてから、6年間かかってやっとここに辿り着くことができました。ぜひ楽しんでいただきたい映画です」とアピールした。イベント途中からは本作の日本語吹き替えを担当した斎藤工も登壇。「TC Candler.com」が毎年発表している"世界で最も美しい顔100人" で1位に輝いたこともあるファスベンダーと初対面して「あまりにも魅力的な笑顔すぎて悩殺されそうですね。たまらないですよ。魅力が何層にもなっていて、魅力のミルフィーユというか、本当に魅力的な人ってこういう人なんだろうなと思います。魅力的すぎて吸いこまれそう。ダイソンより吸引力がありそうですよ」と絶賛すれば、それを受けたファスベンダーは「いい気分ですね。初めてのデートでは良い出だしだと思います。この後お食事でも行きますか?」とご機嫌。続けてMCから「斎藤と共演するならどんな作品に?」という質問にファスベンダーが「『アサシン クリード2』で兄弟役とかどう? 可能性は無限大」と好意的で、斎藤も「こういうのってリップサービスだったりしますが、具体的にどうすれば実現できるか、目の前の仕事を頑張っていこうと思います」と乗り気だった。映画『アサシン クリード』は、3月3日より全国公開。
2017年02月16日映画『アサシン クリード』のスペシャルイベントが2月15日(水)、都内にて開催され、プロデューサーを務め自ら主人公を演じたマイケル・ファスベンダー、主人公の日本語版声優を担当した斎藤工が登壇。斎藤さんが、マイケルとの共演に意欲を示した。同作は、全世界でシリーズ累計9,600万本を売り上げたゲームを基とし、世界観は共有しているものの、主人公などのキャラクターは異なり、新しいストーリーで描く実写版ミステリーアクション。現代と15世紀末ルネサンス期のスペインを行き来しながら人類の歴史をも揺るがす謎に迫る。マイケルは、遺伝子操作によってアサシンとして活躍した先祖の記憶を呼び覚まされた死刑囚カラム・リンチと彼の祖先である伝説のアサシンの2役を演じ、プロデューサーも務めた。斎藤さんはカラム・リンチの日本語版声優を担当。大歓声に包まれて登壇したマイケルは、「こんばんは!トウキョウ!」と日本語であいさつ。同作を「愛を注いだ映画」といい、6年前にソフト会社と映画化の話を始めたことを明かした。「6年経って、やっとここに辿り着けました。ぜひ、楽しんで頂きたい作品です」と感慨を言葉に。マイケルに続いてステージに斎藤さんが姿を現した。マイケルとガッチリ握手。マイケルは「TC Candler.com」が毎年発表する“世界で最も美しい顔100人”の1位に輝いたこともあるが、斎藤さんは、「あまりにも魅力的な笑顔で悩殺されそうです」とうっとり。あいさつのマイクを持った斎藤さんは、「“お前邪魔だ感”が半端ないです」と笑いを誘い、「私が一番そう思っております」と続けた。斎藤さんはマイケルの大ファンで「全部の作品を拝見しています」と告白。そのマイケルを隣にして、「魅力が何層にもなっていて、いうなれば、魅力のミルフィーユといいますか」と独特の表現を使って絶賛した。「ただ身長と体重が、WEB情報だと唯一、一緒」といい、すっかり意気投合した様子。マイケルは、斎藤さんの印象を「イケメンです。初めてのデートでいい出だしだと思います。この後、一緒にお食事でも行きますか?」と茶目っ気を発揮してイベントを盛り上げた。すると、斎藤さんは「ゴールデン街という連れて行きたい場所があります」と目を輝かせた、「日本映画が始まったような場所なので」とも。2人の共演が話題にあがると、マイケルは「兄弟役、『アサシン クリード2』、警察官、…無限大に可能性があると思います」とコメント。ファスベンダーさんの言葉を聞いた斎藤さんは、「こういうのはこの場だけということもあると思いますが、それを具体的にどうすれば実現するかということを考えて、日々、目の前にある仕事をがんばっていきたいと思います」と共演の可能性を“リップサービス”だけでは終わらせずガチで模索したい意向を言葉に。「僕は企画はいっぱい持っていますので。監督、製作者の立場としても、オファーするだけしてみようと思います。これからの作品で」と意欲満々に語った。『アサシン クリード』は、3月3日(金)に3D/2Dにて全国にて公開。(竹内みちまろ)■関連作品:アサシン クリード 2017年3月3日より全国にて公開(C) 2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures.All Rights Reserved.
2017年02月15日故マイケル・ジャクソンの娘パリス・ジャクソン(18)が恋人と破局したようだ。パリスはマイケル・スノディと1年間に渡って交際を続けていたが、女優デビュー作となるリー・ダニエルズ監督が手掛ける米ドラマシリーズで、『Empire 成功の代償』スピンオフドラマ『スター』への仕事に力を注ぐため、別れを選んだのだという。ある関係者は「パリスはマイケルと別れました」「彼女は上手くやっていて、リー・ダニエルズとの撮影を楽しんでいるようです。今はこの経験に力を注いでいるようですね」とコメントする。しかしその一方で、先日パリでロマンチックな休暇を過ごしていたばかりだというパリスとマイケルが今後ヨリを戻すことも考えられると、前述の関係者はUsウィークリー誌に続けている。パリスは破局について明言はしていないものの、自身のツイッターで「自分勝手な人」を愛することがどれほど難しいのかということについてツイートしていた。「友達であれ、友達以上の人であれ、自分勝手な人を愛するということはとてつもなく自分自身を傷つけるということなのよ」(C)BANG Media International
2017年02月10日世界中で大ヒットを続ける『トランスフォーマー』シリーズ最新作、『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017年夏公開)のマイケル・ベイ監督がこのほど、本作への思いを告白。「本当にこれが最後になってしまうかもしれない…その想いから思い切りやり遂げました」と語った。実写映画化10年を迎える記念すべき今年、新たに製作される『トランスフォーマー』は、従来のキャスト&キャラクターを軸に、新しいキャスト&キャラクターが次々と登場。『トランスフォーマー』の集大成となる。このたび、最新映像の公開とあわせて、マイケル・ベイ監督からの特別メッセージが到着。監督は「10年以上のこのシリーズに携わってきました。『トランスフォーマー/最後の騎士王』のために脚本家が集まり、我々は今作に全く違う方向性を取り入れました。そんな特別な時間を設けることで、過去作のすべてが互いに結びつくのです」と本作について説明し、「世界の始まりから現在に至るまでの数々の神話を膨らませる作業は容易なものではありませんでした」と語る。そして、「素晴らしい脚本チーム」のメンバーを紹介した上で、「2015年夏、パラマウント・スタジオの広大なスペースで彼らは1万点以上ものトランスフォーマーの歴史(映画、アニメ、コミック)のコンセプト・イメージに囲まれ、そして、実物大のバンブルビー、メガトロンの頭部、やその他の小道具に囲まれながらこの作業を行いました。トランスフォーマーにまつわる全てに囲まれ、本当に夢のような空間でした」と過程を説明。「また、脚本チームがアイデアを膨らませやすくするため、ハズブロからトランスフォーマーの歴史家も呼び、彼らにトランスフォーマーの歴史についてレクチャーを受けました」と続け、「今作には間違いなく過去作にはない壮大な視覚的空間と成長した神話が存在しています」と自信をのぞかせる。さらに、「私にとっては悲喜こもごもです。このシリーズを手掛けるたびに『これが最後だ。』と言ってきましたが、世界中の1億2,000万人のファンがいて、彼らは『トランスフォーマー』のアトラクションに列を成し、メイク・ア・ウィッシュ財団から子供たちは撮影現場を訪れてくれる…彼らが私がこのシリーズを続ける原動力なのです。このシリーズをつくるのが大好きだし、今作は特に楽しく撮影できました」と同シリーズへの思いを告白。最後に「しかし、本当にこれが最後になってしまうかもしれない…その想いから思い切りやり遂げました。最終章であり、新たな始まりです」と語っている。(C)2016 Industrial Light & Magic, a division of Lucasfilm Entertainment Company Ltd., All Rights Reserved
2017年02月10日マイケル・コース(MICHAEL KORS)とマイケル マイケル・コース(MICHAEL Michael Kors)から2017年のバレンタインに向けたアイテムが登場。バッグやジュエリー、キーチャームからカメラまで、プレゼントはもちろん自分用にも、様々なシーンにゲットしたくなる幅広いアイテムを展開。ハートのモチーフやピンク、レッドのカラーでロマンチックに彩られたアイテムは、上質な素材や精密なディテールで高級感を放ち、少し特別なバレンタインを演出してくれる。“マーサースタッズ”メッセンジャーバッグ「“マーサースタッズ”メッセンジャー」は、小ぶりなサイズ感と華奢なハンドル、そしてタイムレスなシルエットが、上品でエレガントな印象。一方で、ブラックのボディに配されたシルバーのスタッズが、エッジーさを添える。鍵やスマートフォンが入るコンパートメントを配しており、コンパクトながらも、収納も充実している。マイケル・コース×富士フイルム“instax mini 70” と“スカウト”カメラバッグ富士フイルムとコラボレーションしたインスタント・フィルム・カメラ“instax mini 70”は、マイケル・コースのロゴやサインの入ったオリジナルで、ヴィンテージ感のあるデザインが、おもちゃのようにキュート。レトロなスタイルをベースに、細部に使用されたゴールドや、贅沢なレザー素材がモダンな「“スカウト”カメラバッグ」は、ソフトピンクが新登場。カメラや必需品も十分に収納できるので、身軽に肩からかけてお出かけしたい。“グラマラス・ハート“ レザーステッカーレザー生地のユニークなステッカー「“グラマラス・ハート“ レザーステッカー」も展開。バッグ、財布、スマートフォンなど、手持ちのアイテムを気分に合わせて自由にカスタムできるので、ギフトにもぴったり。デザイナー、マイケル・コースのお気に入りの“アヴィエイター“サングラスをかけたポップでラブリーなハートが、一気にいつものアイテムを個性的に彩ってくれる。【詳細】マイケル・コースのバレンタイン ギフト・ガイド2017発売時期:2017年2月 ※予定※入荷時期はアイテムによって異なる。※取扱い店舗はアイテムによって異なる。■アイテム例“マーサースタッズ”メッセンジャー(MD) 54,000円“ローリン”ショルダー(LG) 72,000円“スカウト”カメラバッグ 63,000円イケル・コース×富士フイルム“instax mini 70” 18,000円“グラマラス・ハート“ レザーステッカー 各3,000円【問い合わせ先】マイケル・コース ジャパンTEL:03-5772-4611
2017年02月05日主演を務めるマイケル・ファスベンダーが、映画のPRとしては初来日を果たす『アサシン クリード』。このほど、遺伝子操作により、アサシン(暗殺者)であった祖先の記憶を呼び覚まされた男が、歴史に隠された真実に挑むミステリー・アクションについて、52秒でわかるという特別映像が解禁となった。全世界でシリーズ累計9,600万本以上を売り上げたゲームと、世界観は共有しながら主人公などキャラクターを変えて、新しいストーリーで描く本作。届いた映像は、そのストーリーを分かりやすく解説してくれるものとなっている。まず、描かれるのは、歴史の裏で熾烈な争いを繰り広げてきた「テンプル騎士団」と「アサシン教団」の対立。両者は人類の向上という目的は共通するも、秩序を重んじる「テンプル」は、人類の支配と社会の安定を目指し、自由意志を重んじる「アサシン」は、人類を支配しようとする権力と闇の中で戦ってきた。両者の熾烈な争いは、現代に至るまで続いていた。そこで、「テンプル」は“アニムス”という装置を開発し、「アサシン」の末裔のDNAに眠る記憶を読み解こうとする。「テンプル」が探しているのは、「アサシン」が秘密を守り続けている伝説の秘宝“エデンの果実”。その秘密を解き明かすと、人間の自由意志をコントロールできるというのだ。“エデンの果実”を追い、たどり着いたのがカラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)だった。500年前のルネサンス期、スペインにいた彼の祖先が、人類の運命を決めることに。人類の運命を決める戦いへ向かうカラムは、“エデンの果実”の謎を解き明かせるのか?「『アサシン クリード』でのチャレンジは、複雑なコンセプトに基づいているところだ」と、監督のジャスティン・カーゼルは言う。「現代のキャラクターがアニムスという機械に入って、過去に戻るという考えだからね。これはタイム・トラベルの機械ではなく、“記憶を旅する”機械だ。何よりも、テンプル騎士団とアサシン教団の戦いが何世紀も続いていることを理解しなければならない」と明かすが、監督の言うコンセプトが、到着した映像では実にうまくまとめられている。また、カラムと彼の祖先を演じたファスベンダーは、「カラムには自分が属していると感じるような血筋がない。彼はいわば、魂をなくした人だ。ずっと矯正施設を出たり入ったりしていたから」とカラムについて明かし、逆の立場の彼の祖先アギラールについては、「教団に属した人だ。彼は信念を持っている。その信念に従ってきた」と2人の立場を興味深く分析する。『インディ・ジョーンズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ジェイソン・ボーン』といった人気シリーズを手掛けた名プロデューサー、フランク・マーシャルが映画化を熱望し、製作に名を連ねる注目の本作。かつてない新感覚のミステリーアクションの予習に、ぴったりの特別映像といえそうだ。『アサシン クリード』は3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アサシン クリード 2017年3月3日より全国にて公開(C) 2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures.All Rights Reserved.
2017年02月03日『ソーシャル・ネットワーク』、『マネーボール』、『キャプテン・フィリップス』といった、アカデミー賞作品賞の候補になるような作品を手掛けてきたプロデューサー・マイケル・デ・ルカが、ジョン・レノンとオノ・ヨーコのラブストーリーの映画化に向けて動いているようだ。「The Hollywood Reporter」によると、『博士と彼女のセオリー』のアンソニー・マッカーテンが脚本とプロデューサーも兼任し、『プリースト』の製作総指揮を務めたジョシュ・ブラットマン、オノ・ヨーコも製作に名を連ねているとのこと。タイトル未定のこの映画は、アメリカにおける愛や勇気、政治的な行動主義をテーマとし、現代の若者に対してどんな世界を望むのか、明確なビジョンを持って立ち上がってほしいという願いを込めて製作されるという。ジョンとヨーコは1966年に出会い、1969年に結婚。2人の出会いやラブストーリーとともに、ジョンが亡くなるまでの11年間の結婚生活で行ったクリエイティブなプロジェクトや反戦・平和運動についても描かれる。(Hiromi Kaku)
2017年02月02日世界的大ヒットゲームを新たなストーリー、異なるキャラクターで実写化した『アサシン クリード』。本作で主演を務めたマイケル・ファスベンダーが、映画の宣伝としては初めて来日することが決定した。遺伝子操作によって、アサシンとして活躍した祖先の記憶を呼び覚まされた男が、歴史に隠された真実に挑むミステリー・アクションとなる本作。記憶をなくした死刑囚カラム・リンチと彼の祖先である伝説のアサシンの2役を演じ、プロデューサーも務めているファスベンダーが自信作を引っさげ、ついに日本にやってくる。ストイックな役作りでも知られるファスベンダー。2011年、セックス依存症の男を演じた『SHAME -シェイム-』で第68回ヴェネチア国際映画祭にて男優賞を受賞し、一躍注目を集めると、『それでも夜は明ける』ではアカデミー賞助演男優賞、『スティーブ・ジョブズ』では同・主演男優賞候補にもなったことも記憶に新しい。『X-MEN』シリーズのマグニートー役としても知られ、人気・実力ともに兼ね備えたハリウッドを代表する俳優の1人としての地位を確立している。演技のみならず、「TC Candler.com」が毎年発表している“世界で最も美しい顔 100人”の1位に輝いたこともあるほど、セクシーなルックスでも人気。日本でも絶大な人気を誇るファスベンダーだが、映画の宣伝としての来日はなんと今回が初めて。プライベートで来日した際には、「キモノを来て写真を撮ってもらったんだ。それから、カラオケを楽しんだ。あと印象に残ったのは、日本の人々だね。みんな親切で、日本の文化や伝統が彼らにきちんと受け継がれているのがわかった」と、すっかり日本に魅了されたようだ。先日、「Time Out」誌に俳優業をしばらく休止する予定であることを明かし、世界中を驚かせたばかり。日本ではアリシア・ヴィキャンデルとの共演作『光をくれた人』の公開を3月31日(金)、『プロメテウス』の続編『エイリアン:コヴェナント』の公開を9月に控えているが、俳優を辞める可能性も否定しなかったことから、もしかしたら、この機会が俳優としては最初で最後の来日となる可能性もあるというが…。ファスベンダーが「この物語にあっという間に引き込まれた」と語り、さらには圧倒的な戦闘シーンの95%は自身で演じたという本作。プロデューサーも務め、俳優との二足のわらじで挑んだ渾身の1作であり、思い入れの強い作品を引っさげての今回の初来日では、大規模なレッドカーペットイベントが予定されている。大好きな日本の地で彼が何を語ってくれるのか、期待が高まる。『アサシン クリード』は3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アサシン クリード 2017年3月3日より全国にて公開(C) 2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures.All Rights Reserved.
2017年01月30日俳優のマイケル・ファスベンダーが、主演とプロデューサーを務めた映画『アサシン クリード』(3月3日公開)を引っさげ来日することがこのほど、明らかになった。映画のPRとしての来日は今回が初めて。本作は、遺伝子操作によって、アサシンとして活躍した祖先の記憶を呼び覚まされた男が、歴史に隠された真実に挑むミステリー・アクション。全世界でシリーズ累計9,600万本以上を売り上げた世界的に有名なゲームと世界観は共有しているものの、主人公などキャラクターは異なり、新しいストーリーで描く実写作品だ。ファスベンダーは、記憶をなくした死刑囚カラム・リンチと彼の祖先である伝説のアサシンの2役を演じ、プロデューサーも務めた。ストイックな役作りでも知られ、『スティーブ・ジョブズ』で第88回アカデミー賞主演男優賞候補にもなったファスベンダー。演技だけでなく、「TC Candler.com」が毎年発表している"世界で最も美しい顔 100人"の1位に輝いたこともあるほどセクシーなルックスで人気を博している。過去にプライベートで来日したことがあるファスベンダーは「キモノを来て写真を撮ってもらったんだ。それから、カラオケを楽しんだ。あと印象に残ったのは、日本の人々だね。みんな親切で、日本の文化や伝統が彼らにきちんと受け継がれているのがわかった」と日本に魅了されたようだ。先日には、Time Out誌に俳優業をしばらく休止する予定であることを明かし、世界中を驚かせたファスベンダー。俳優を辞める可能性も否定しなかったことからも、日本では『エイリアン:コヴェナント』の公開も9月に控えているが、この機会が俳優としては最初で最後の来日となる可能性すらある。プロデューサーも務め、俳優との二足のわらじで挑んだ渾身の一作。来日では、大規模なレッドカーペットイベントを開催することが予定されている。ファスベンダーは「この物語にあっという間に引き込まれた」と言い、さらには、アクションもみどころの本作で、戦闘シーンの95%は自身で演じたという。日本の地で何を語るのか、注目が集まる。(C) 2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures. AllRights Reserved.
2017年01月30日パリス・ジャクソン(18)は、父マイケル・ジャクソンが殺害されたと考えているという。マイケルが2009年6月にプロポフォールの過剰摂取によりこの世を去るまで兄プリンス(19)と弟ブランケット(14)と共に父の元で育ったパリスが、ローリングストーン誌新刊のインタビューの中で父の死は事故ではなかったと語っている。死因となった麻酔薬を処方していた当時の主治医コンラッド・マレーが2011年に過失致死の罪で有罪となっているが、パリスは父の死が「仕組まれたもの」だと常に考えており、人々が父の死を望んでいたことは明らかだったと話している。「それは明らかよ。全てのことがそう示しているもの。ただの陰謀説で嘘みたいに聞こえるけど、本当のファンたちと家族のみんなは知っているわ。あれは仕組まれたものだったの。でたらめだらけだったわ」パリスは父の仇を討ち、正当な裁きを求めるつもりであるとしながらも、具体的に何を計画しているかについては明かさなかった。そして、パリスは過去にマイケルが誰かに殺されるとおびえていたこともあると明かしている。「父が『いつかあいつらに殺される』って言っていた時があったわ」一方で、コンラッド元医師は最近出版した著作『ディス・イズ・イット!ザ・ジークレット・ライヴス・オブ・ドクター・コンラッド・マレー・アンド・マイケル・ジャクソン』の中で、マイケルの子供たちが自分のことを嫌うよう「洗脳」され、「訓練」されているとつづっていた。それに対しパリスが「世間が冷酷な殺人犯の話を聞いて信じてしまうなんて、正直言って私の理解をはるかに超えているわ」とツイートすると、コンラッドは「(パリスは)まだ子供ですからね。ヤングアダルトですよ。彼女は染まってしまっているんです。不正直になるように訓練されているんです。私にその責任はありませんよ」と反論していた。(C)BANG Media International
2017年01月26日マイケル・ジャクソンの娘パリスから新番組での父の描写に対して大きく批判されたことを受け、テレビ局のスカイが放送を取りやめた。同局は、『アーバン・ミス』のシリーズ内で予定されていたマイケルとエリザベス・テイラー、マーロン・ブランドを取り上げたエピソードについて、パリスが父マイケルの描写のされ方に憤慨しているとツイッターで胸中を表したことを受け、そのエピソードの放送を中止することに決定したと発表した。スカイは「弊社はスカイ・アーツの『アーバン・ミス』シリーズにおける『エリザベス、マイケル・アンド・マーロン』というタイトルの30分間のエピソードについて、マイケル・ジャクソンの血縁者から懸念を表されたことを受け、放送を取りやめることに決定しました」とコメントを発表した。同局はマイケルの近親者を傷つけるつもりは一切なかったとし、そのエピソードの中でマイケル役を演じたジョセフ・ファインズからも放送中止に関する了承を得たと続けている。「我々は本当にあった話と言われている出来事を気軽に描写しようとしただけであり、誰かの気分を害するつもりは全くありませんでした。ジョセフ・ファインズも弊社の決定を完全に支持してくれています」このエピソードは、マイケルとエリザベス、マーロンの3人が2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件を受け、飛行機で移動できなくなり、車で行くことになるという架空の旅がテーマとなっていた。白人のイギリス人俳優ジョセフ・ファインズがマイケルを演じていることに対して、パリスは先日、「私はあれにすごく気分を害されたわ。同じように感じた人はたくさんいるでしょうね」と非難。番組の制作者が父マイケルとエリザベスを意図的に侮辱しているとして、「私の父だけでなく、私のゴッドマザーであるエリザベスまで意図的に彼らが侮辱しているのをいとも簡単に見て取れることが腹立たしいわ」と怒りをあらわにしていた。(C)BANG Media International
2017年01月15日先月25日に自宅で遺体で発見されたジョージ・マイケルのパートナーであったファディ・ファワズが、ジョージの死因解明に向けて再度事情聴取を受けるようだ。ジョージの死亡状況については不審な点がみられなかったとされているものの、死因の調査を行っているテムズバレー警察は、薬物過剰摂取の可能性があるとして、ファワズがジョージの遺体をオックスフォードシャーの自宅で発見するまでの経過について調査を行っているという。ある関係者はザ・サン紙に「捜査はペースがあがってきています。捜査本部はジョージの死亡時刻や前日に同じ地域にいた人物に聞き込みをしています。ジョージの最後の1週間の状況や出入りした人物像を描きだそうとしているんです」と語る。53歳で他界したジョージは当初、心不全により死去したと思われていたが、現在は違法ドラッグまたは処方薬の過剰摂取によりこの世を去った可能性が高いとみられているようだ。ジョージは長年ドラッグの乱用に悩まされており、最近では2015年にもクラック・コカイン中毒の治療を受けていたことをいとこが明かしていた。ジョージの遺体の検視は先週に行われたものの死因が断定できなかったため、現在は毒物検査が進められている。警察は、2012年から死亡時までの交際相手であったファディから今週中にも再度事情聴取を行う方向で、ジョージの家政婦や近隣住民などからも話を聞く予定だという。また、ジョージが死亡したクリスマス期間に近くで仕事をしていたカメラマンたちも警察の捜査に協力しているというが、疑わしい人物はいないとみられている。ジョージの葬儀に関してもまだ正式発表がされていないが、友人と遺族のための葬儀とファンのための葬儀として今月中にも2回に分けて行われると思われている。
2017年01月07日マライア・キャリーがジョージ・マイケルの急逝を受けて、自身のサイトに追悼文を掲載した。25日(現地時間)にイギリスの自宅で亡くなったジョージの訃報に、マライアは自身が出演するリアリティ番組と同タイトルのサイト「Mariah’s World」でジョージとの思い出を綴った。マライアは、53歳という早すぎる死を悼み、「彼は『Faith』のような名曲や、『I Want Your Sex』『Father Figure』のような限界を押し広げるシングルを私たちに届けた天才でした。彼は最初の現代的なクリスマスの名曲『ラスト・クリスマス』も作りました」とジョージの才能を賞賛。そして「ジョージは偉大なミュージシャンであっただけではなく、LBGTQコミュニティの行動的な大使として、すべての人々に対するより大きな理解と容認、そして愛を深めようと努めました。彼は多くの人生に影響を与え、私たちみんなにインスピレーションを与えてくれました」と続けた。さらに2014年発表のアルバム「ミー。アイ・アム・マライア」でジョージの曲「ワン・モア・トライ」をカバーしたことに触れ、あれはいろいろな面で彼から受けた影響へのトリビュートだと綴り、ジョージとの間で交わしたツイッターのやり取りを公開した。2014年6月14日にジョージはマライアに宛てて「『ワン・モア・トライ』をレコーディングしてくれてありがとう。僕の曲を世界で最高の声に歌ってもらえて光栄です」とツイート。マライアは「私のバージョンの『ワン・モア・トライ』を気に入ってもらえて、とても光栄です。あなたとこの曲は私にとって、常にとても大切なものだったのです。生涯、ファンで友人です」とリプライしていた。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月28日