■前回のあらすじ育児の仕方も容姿も暴言を吐き続ける夫。妻は離婚を考え始めたのだが…。【夫side STORY】俺は、けいた。妻のかおりにはいつまでも綺麗でいて欲しいと思っている。それなのに子どもが生まれてからのかおりは、いつでも同じような洋服ばかりで、オシャレすることを放棄してしまっている。昔のかおりに戻ってほしい。そのために俺にできることは…かおりが仕事をやめたのは、俺が家庭に入ってほしいと言ったからだ。かおりは当時嫌がったが、俺の両親も「妻は家庭を守るべき」とかおりを説得し、かおりは仕事を辞めた。しかし専業主婦になったかおりは…この有様だ。俺が稼いだ金なのに、かおりは足りないという。かおりだって生き生きと輝いていた頃に戻りたいはずだ。それなのに俺のアドバイスを聞き流し続け、さらには小言まで言うなんて、そんな女性を妻にしたはずではなかった…。妻という立場を放棄したかおりを目覚めさせようと、俺は必死になって「かおりのため」を考え続けた。最近のかおりの泣きそうな顔を見ると、厳しすぎるかなと少し思うことがある。それでも今のかおりの状況は、結婚詐欺と同じレベル。だからといって俺はかおりを見放したりはしない。かおりのためにも、「理想の妻」を追い求めることが正しいことだと信じていた。次回【妻side STORY】に続く!▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは 【同じテーマの連載はこちら】 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ モグ /イラスト・ もちふわ
2020年11月07日【妻side STORY】2歳になる息子・はやとはイヤイヤ期まっさかり。やんちゃで机や壁に落書きをしてしまったり、物を投げて癇癪を起してギャン泣きをしたり。正直、育児は毎日が戦争状態でした。しかし、夫のけいたは…私の容姿については、「年齢に比べて老けすぎている」、「服が安っぽくてみすぼらしい」、「おばさん体型で俺が恥ずかしい」などと言われ、どんどん自分がみじめに感じるようになっていきました。容姿も育児もダメ出しが続き、次第に私は夫との離婚を考えるようになっていったのです。そのときに、まず始めたがの録音。夫がいつ、どんな風に怒り出すのかわかるように、できるだけ夫との会話が始まった時から録音をするようにしていました。そして夫が私の容姿を貶める次に始めたことが、お金の管理でした…。夫からもらった5万円で、食費、お酒代、日用品、子どもの服、オムツ代を賄わねばならず、自分の化粧品、服、美容院代はとても出すことができませんでした。そのなかでなんとかやりくりをしようとするのですが、なかなか収まらず、結果的に食事が貧相になっていってしまったのです。夫には家計簿を見せましたが、ろくに目を通さず、「あれが高い」「これはいらない」などと指摘をされて。しかし、最も安いオムツを使っているのに、そのオムツ代すら高いと言う夫。市場価格を確認もせずに、自分のモノサシだけで文句をつけていたのです。夫の暴言の録音データと日記は日々溜まる一方。そこで前に進むために、市がやっている弁護士の無料相談に行くことに。弁護士の先生からは、次のようにアドバイスを受けました。●録音などの証拠を集めるのは離婚を有利にする●殴られるなどのDVがあった場合は痣の写真や病院での診断書を取るただ、夫は直接殴ることはないので、暴言だけで離婚できるかは不安だったのですが…。次回【夫side STORY】に続く!▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは 【同じテーマの連載はこちら】 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ モグ /イラスト・ もちふわ
2020年11月06日■前回のあらすじリモートワークでモラハラな言動が増えた夫に耐えられず、家を出たゆいは…幸か不幸か実家は自宅からわりと近く、パートに行くときは親に子どもを見ててもらいました。実家に戻って1ヶ月たった頃、話をしたいことを夫に伝えました。パートの帰りに役所に立ち寄り、離婚届を貰いそのまま自宅に向かいました。夫には…私に対し悪いことをしたという自覚がありませんでした。「自分は正社員で仕事をしている」「俺が家族を食わせてやっているんだから、お前が仕事をやめるのは当たり前」「仕事を邪魔する子どもが悪い」「躾ができていないお前が悪い」 何を話すにも自分、自分…でした。私をバカ女と言ったり、パートだからと貶したり、子どもに暴言を吐いたり…思い付きで言ったならそれはそれで最低だけど、普段から私を見下しているからそういう言葉が次々に出てきたんだろうと思います。夫は悪びれもないような謝り方をしてきました。離婚届はその場で書いてもらう事はできず、離婚に応じる気もないようでした。それからしばらく、メッセージアプリで絵文字入りの謝罪文が来たり、どうしても本気で謝っているようには思えませんでした。この感覚のズレも含めて、話せば話すほどあつしとの再構築は無理だとわかり、私の離婚の決意はどんどん固くなっていきました。離婚に合意してもらないのなら離婚調停を申し立てる事も伝えました。一方、パート先に事情を話すと、これまで意欲的に働いてきた姿勢を評価してくれた社員さんがとりあってくれて、正社員試験を受けさせてもらえることになりました。それに合格し…私はしばらくして、正社員になりました。不思議と夫と暮らしているときより、気持ちが軽くなった気がします。はたから見たらリモートワークで在宅中のこれだけで…? と思われるかもしれません。しかし、私にとっては夫と暮らしたたった数ヶ月が地獄のような日々でした。夫の暴言で初めてモラハラについて調べたら、日頃から当てはまる事が沢山ありました。そのとき初めて夫はモラハラ気質なのでは? と気付き、日を重ねるごとに確信に変わっていったのです。離婚を決意してスピード別居でしたが、後悔はしていません。モラハラからは離れるのが一番の解決策だと改めて思いました。離婚への道のりはまだ長いかもしれませんが、仕事も思う存分楽しみながら、子どもたちと一緒に前を向いて過ごしていきたいと思います! 【同じテーマの連載はこちら】 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ のばら
2020年10月22日■前回のあらすじリモートワークになった夫のあつし。家での暴言が目立つようになり…一度、夫ときちんと話をすることにしたのですが…しばらく会話をしないうちに、夫はこんなに私を見下すようになったのかと愕然としました。それ以来パート先にお願いして出勤日数を減らしてもらったり、なるべく家にいられるようにしましたが、パート先ではここ最近何人か退職してしまい、人員はカツカツ。それを知っていて辞めるとは言い出せず、出勤日数を減らしてもらうのも罪悪感でいっぱいでした。私もやりがいを感じている介護の仕事を夫に制限され、もどかしい日々が続きました。そしてこの日、出勤しようと思ったら…突然夫がキレ出して辞めろと言いだしました。「急に辞めるのは無理だから」と夫をなだめ、何とか休ませてもらえないか電話することに…それから何度か話し合いを持とうとしましたが、夫は「お前の言うことを聞く気はない」「子どもたちを黙らせろ」の一点張りで、まともな会話ができません。リモートワークで在宅時間が長くなったことで在宅のストレスが溜まっていたというのもあったのかもしれません。けれど、そんな夫に同情することもできないくらい、夫との生活が私にはストレスになっていました。思えば、夫と私の関係は、夫のリモートワークが始まる前からすでに破綻していたのだと思います。夫が家に長くいるようになったことで、それにやっと気づけた気がしました。子どもたちへの影響もとても心配…幸いにも実家が頼れそうなので、私は子どもを連れて出て行く事を決意しました。次回に続く!▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ のばら
2020年10月21日私はゆい。結婚10年目の夫・あつし、8歳と7歳の息子と暮らしています。夫は平日は外で食べてくるので夜遅くに帰宅。休日も趣味のためあまり家にはおらず、夫婦の会話はほとんど挨拶程度でした。しかし夫は以前から私を見下す態度があったり、育児家事をせず自己中心的な言動が多かったので、「最低限のコミュニケーションがお互いにちょうどいいのかも…」と感じていました。そう、夫の働き方が変わるまでは…子どもは小学2年生と3年生。親がつきっきりで育児しなくても良い年齢だけど、子ども達だけで留守番させるにはまだ不安な年齢。私は介護のパートをしていて、生活維持に必要な職種なため休めそうになく、子どもたちが休校になった時はどうしようかと思いました。そんな時夫のリモートワークが決まり、子ども達だけで留守番せずに済んで良かったと、このときは思っていました。私は10時~14時、週3回のパート。私にとっては生きがいのような仕事です。夫になるべく負担をかけさせないようにお弁当を作って出勤していました。家で子どもの面倒を見てくれている夫には感謝をしていましたが リモートワークが始まり2週間が経ったころ…いまにも手を出してしまいそうな勢いで子どもたちを怒鳴りつける夫を見て、とても驚きました。子ども達を残して私がパートに行ったのは、間違いだったのでしょうか…もう小学生だからと、過信してしまった私がいけなかったのでしょうか。パートはシフト制ですぐ辞めるというわけにもいかず、私も仕事にやりがいを感じていたので、子ども達には「静かにするように」と念を押して出勤を続けました。しかし… 次回に続く!▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ のばら
2020年10月20日■前回のあらすじようやくモラハラ夫との生活を終わらせる決心をした若菜は…そして…健一との離婚が決まってから、最後にお義母さんに挨拶しにいくと…「健一も被害者なのかもしれない…」そう思いましたが、私が健一に会うことは、もうありません。私は、たくさんの人に支えてもらい、モラハラ夫との離婚ができました。もし、あなたの周りの人がモラハラなパートナーとの生活に耐えていたら、ぜひ手を差し伸べてあげてほしいです。 【同じテーマの連載はこちら】 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ ぺぷり
2020年10月18日■前回のあらすじモラハラ夫から生活費を減らされ、パートを掛け持ちしていた若菜は、トイレで立てなくなり…健一は私が倒れているのを見ても全く動こうとしませんでした。世間体を気にするタイプなので、救急車が来て騒ぎになるのが嫌だったのでしょう。夫の代わりに、子どもたちが救急車を呼んでくれて病院に。体調不良の原因は、ストレスによる重い胃潰瘍と貧血いうことでした。そんな様子を見て、お医者さんは…今までは「自分がちゃんとしないから怒られるんだ」と思っていましたが、今回の一連のことや、お医者さんに言われたことで、「夫とは離れるべきなのかもしれない」と思う気持ちが出てきました。さらに病室に駆けつけてくれた玲奈も…こうして私は 私と子どもたちの幸せのために 夫と別れる決心をしたのです。次回に続く!▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ ぺぷり
2020年10月17日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情582】パートナーにするなら、受け身で何もしない人より、多少は “引っ張ってくれる人”のほうがいいですよね?ただ、自分に自信のない女性の場合、自己主張の強いモラハラ気質の“強引な男性”のことを「男らしいなぁ」と勘違いし、惹かれてしまうことも……。強引な人と引っ張ってくれる人の区別がつかないと、悲恋になりがちですよ?■結婚するなら強引でなく引っ張ってくれる人何でもかんでも独断で仕切る人や「自分がされたらうれしい=彼女もうれしいはず」と短絡的に考えて、相手に自分の意見を押しつけるのは単なる強引な人。自己愛強めのモラハラ男ですね。実はこういうタイプほど、肝心なところで尻込みしたり、彼女任せにして責任逃れをするなど卑怯だったりします。もし、交際前でも交際中でも、彼の言動が独断的というか「え?なんで勝手に決めちゃうの?」「いざとなったら私に丸投げ?」と感じることが多いなら、結婚はおすすめしません。彼はあなたを引っ張っているのではなく、自己チューに振り回しているだけです。きっと将来はモラハラ夫になるでしょう。本当に引っ張ってくれる人は、相手の意見を聞き、それを踏まえて誘導してくれます。しかも、普段はそんなにリードするわけではなく、むしろ彼女の好きなようにさせて、彼女が迷っているときだけ引っ張るイメージ。例えば、レストランでメニューを見ながら彼女が悩んでいたら「お酒は飲める?乾杯にシャンパンはどう?」とか「パスタ好き?さっぱり系とこってり系ならどっちがいい?」と質問して、上手に意見を引き出し、一緒に決める感じですね。決して、独断でオーダーしたりしません。■引っ張ってくれる人は紳士で穏やかなんというか、引っ張ってくれる人は共感能力が高く、責任感も強くて、紳士な人が多いんですよね。相手の心の動きに敏感で、何か問題が起きても、絶対に彼女になすりつけたり、丸投げしたりなんてしません。一方、強引な人は自分が不利になったら人のせいにするし、我関せずって感じで人任せにしがち。そして保身のために言い訳ばかりします。引っ張ってくれる人と強引な人って、そもそもメンタルからして結構違うなと。引っ張ってくれる人の精神は基本的に穏やかで、感情の起伏もそうありません。ですが、強引な人は感情の起伏が激しく、後先考えられない人が多め。引っ張ってくれる人は精神的に成熟しているのに、強引な人は幼稚なままなんです。頭の中が子どもだから、相手の意図を汲み取るのも苦手だし、キャパが狭い分、他人の価値観を受け入れられず我を通そうとするし、短絡的な行動も目立ちます。■彼はモラ男じゃない?チェックを強引な人って、相手をイライラさせたり不安にさせたりしますが、引っ張ってくれる人は、心地いい状態を作るのが、すごく上手です。交際前でも交際中でも、彼がなんでも勝手に決めちゃうようであれば、引っ張ってくれる人ではなく強引なだけ。大好きなら付き合ってみてもいいけど、言い訳ばかりしないか、人のせいにしないかなど、よく観察しましょう。
2020年10月02日「山形美少女図鑑 創刊号モデルオーディション」の開催が決定し、山形県出身のモデル・しとうももが応援アンバサダーに就任した。『美少女図鑑』は2002年の創刊以来、デビュー前の二階堂ふみ、桜井日奈子、馬場ふみか、山本舞香らを掲載し、全国で数多くの美少女を発掘してきた地方発フリーペーパー。『山形美少女図鑑』は、「山形県から全国へ」をテーマに、デジタル分野でも活躍できるモデルを募集し、10代から20代の美少女・モデルの発掘と育成を目的としている。運営スタッフは、大手芸能プロダクション出身者でタレントマネジメント経験豊富なメンバーで構成され、芸能活動やライブ配信活動をサポート。また、デジタルメディアやSNSを活用して地域活性につながる情報発信、コンテンツ育成を行い、新型コロナウイルスの影響を受けた観光業、飲食業など、地場産業のプロモーションに寄与する活動も行っていく。選考は従来のオーディションとは異なり、書類選考通過者はライブ配信アプリ・ミクチャ(MixChannel)上で独自にライブ配信し、獲得したポイントの総点で選考が進む。グランプリや入賞者には、フリーペーパー創刊号の出演、WEBメディアや新聞などでの単独インタビューなどが与えられる。応援アンバサダーに就任したしとうももは、「山形から全国へ! 応援アンバサダーになれたこと、大変光栄です!」と喜びを伝え、「今は東京で活動をさせていただいていますが、生まれも育ちも山形県です。山形には観光地や飲食店など、皆さんも楽しめる場所がたくさんあります」と地元をアピール。「私も山形県の魅力を発信する一人として、山形美少女図鑑を通じて積極的に活動をしていきたいと思いますので、山形県にゆかりのある美少女さん! ぜひみんなで山形県の魅力を一緒に伝えていきましょう。参加お待ちしています!」と呼び掛けている。■「山形美少女図鑑 創刊号モデルオーディション」概要・募集期間2020年9月30日18時~10月15日18時・本戦(ミクチャでのライブ配信審査)2020年10月16日12時~10月31日22時・受賞者の発表2020年11月中旬予定・応募資格13歳~20代の女性限定※創刊号の誌面出演は「山形出身・山形在住・山形に通勤、通学している(していた)人」のみ。他県からの応募については、メディア単独インタビューのみの特典となる。
2020年09月30日1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第20回は、もしかしてモラハラかなと思うような夫の言動があったママの声から、関係悪化を防ぐためのコツを3つご紹介します。1. 夫の小言は華麗にスルー【ママライフばんざい!】vol. 20コロナ禍の現在、仕事がテレワークに切り替わった方もいるでしょう。そうなると、以前よりも夫婦で過ごす時間が長くなり、よりお互いのことを知る時間も増えているはず。そんなときに、「もしかしてモラルハラスメントかも」と思うような相手の言動があったとき、関係悪化を防ぐためのコツを3つお届けします。相手が「夫」でなく、「彼氏」におきかえても、同じように使えるコツかもしれませんよ。共働きをしていてお子さんがいる30代半ばのAさんは、仕事に家事に毎日大忙し。同年代の夫はというと、たまに少しだけ家事を手伝う程度でしたが、大変そうなAさんのことを気にかけてはいる様子だったそう。ですが、だんだんとお子さんのことに意識が向くAさんに、嫌味を言うようになります。疲れ果てて休日の朝にAさんが起きられないときに、「あれ?洗濯まだしてないの」と催促したり、「最近部屋が片付いてないんだけど」と掃除を促したり。自分でやれば、と思うAさんですが、言い返すと倍になっていろいろと言ってくる夫の性格がわかっているのでそうなるとよけい面倒なため、疲れた体に鞭を打ってなんとか家事をすることも。しかし、あるとき、あまりに疲れ果てていて、夫が話してくる内容がほとんど頭に入ってこないときがあったのだとか。そこからわかったのが、適当に相槌を打って夫の話が終わるのを待てば、“とりあえず言いたいことを話した”という満足感からか、夫はスーッとおとなしくなるのです。モラハラかと思うような言動があっても、そこでいちいちビクビクしたり、言い返したりしないで“スルースキル”を身につけると、それ以上はしつこく言ってこないことがわかり、それ以来は華麗に夫の小言をスルーするAさん。耐えているわけではなく、相手にしないスタイルでいくと、ストレスもたまらないのだとか。確かに、ふっかけてくる相手と同じ目線になるともめやすいので、うまくかわすことができればいいかもしれませんね。但し、このやり方は、言えばスッキリする自己完結型の夫にはいいですが、なかにはスルーにキレる夫もいるのでご注意を。また、Aさんが負担過多であることに変わりはありません。家事分担など、根本的な解決を求めるのであれば、お互いが冷静な時に気持ちを伝え、じっくり話し合うのがよさそうです。2. 高いプライドを満足させるアラフォーのBさんは、バリバリ働いていましたが、結婚を機に退職。エリートサラリーマンの年上の夫と二人暮らしです。結婚当初は、恋人時代と変わらずに、記念日があるたびに高価なプレゼントを贈ってくれたり、おいしいと評判のレストランに連れていってもらったりしていたのだとか。ですが、だんだんと夫は仕事のグチをBさんに言うようになります。もちろん、がんばって働いてきているのですから、グチぐらいいくらでも言っていいと思っていたBさんですが、次第に「俺がこんなにがんばっているのにお前は家でのんびりして……」などと、八つ当たりのような言動が出てきたそう。最初は申し訳ない気持ちもあったBさんですが、働くことの大変さをわかっているからこそ、あるとき、夫がなぜそんなグチを言うようになったのかを冷静に考えました。思うに、仕事がうまくいかないモヤモヤを話せる相手がいないからぶつけてしまう、甘えてしまうんだろうと分析。そこで、夫の激しい言動が出てきたときは、「こんなに努力しているのに周りは見る目ないよね!」「やっぱりその考えはスゴイわ」などと、高いプライドを満足させるような言葉をあえて言うようにしたところ、夫の態度が落ち着いてきたのです。仕事のスランプ時期を脱したのか、夫も以前のように優しくなってきたのだとか。相手が口撃してくるときは、冷静に対処をするというのは、ポイントなのかなと思いました。とはいえこのケースは、たまたま仕事が落ち着いたことも大きいです。再び仕事が大変になった場合を考えると、また暴言を吐かれるかもしれません。穏やかないまのうちに、「あの時、あなたにあんなことを言われて、私はこういう気持ちになった。あなたも同じことを言われたらどう思う?」と自分の気持ちを正直に伝えると、夫なりに気づきを得られるかもしれません。夫の心に余裕がある時に諭し、このような事態を二度と繰り返さないようにしましょう。3. 我慢も限界になったら別離も考える30代前半のCさんは、もともとおとなしい性格で、女友達といるときも、自分から何かを提案するというようなことはありません。Cさんをグイグイと引っ張ってくれる、頼もしい夫がいて、相性は良さそうに見えていました。ただ、リーダーシップを取りがちな夫は、家庭での発言権も強く、だんだんとCさんに対して傲慢になっていきます。あるとき、Cさんが女友達と集まったときに、そんな家庭の様子を話すと、まわりからはブーイングの嵐。Cさん自身も、実は「ちょっともう限界かな」と思っていたそうで、まわりの励ましもあって、別れることも考え出すようになりました。すると、いつもと違ってきているCさんの様子に気づいた夫が、「なんかいつもと違う?」などと顔色をうかがうようになります。「別に」とそっけなく対応していたCさんは、少しずつ、本音が言えるようになり、結果として夫との関係も以前より回復しだしたのだとか。それもやはり、「別れることまで考えなかったら夫に冷たくならなかったかもしれない」と、最悪のパターンを想定したからこそ、本音が話せるようになったそうです。いずれにしても、自分にとってマイナスとなる相手や原因には、できるだけうまく対処していけるといいですよね。いろいろなものを乗り越えて、みなさんもすてきな日々を過ごしてください。©GeorgeRudy/Gettyimages©GeorgeRudy/Gettyimages©g-stockstudio/Gettyimages
2020年09月23日※やや怖い話なので、苦手な方はご注意ください■前回のあらすじ部屋に盗聴器…?キレる貴志が恐ろしくて何も言えなくなった私は…私は部屋では安心できなくなり、昼間も電話などはベランダでするようになりましたえ…部屋に誰か…いる?明らかに貴志の様子がおかしいと思った私は…家を飛び出しました…実家に帰ってからも、私は電話の音が怖くてたまりませんでした そして半年後… 相手に異様なまでに執着する「ストーカー気質の男性」にロックオンされると…逃げるのが大変なケースが多いです。もし、身の危険を感じるようなことがあれば、早めに頼れる人と場所を探すのはもちろん、警察や専門家に依頼をすることを考えてください。原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ もづこ
2020年09月09日※やや怖い話なので、苦手な方はご注意ください■前回のあらすじ結婚しても貴志の嫉妬は落ち着くどころか、ちょっと異常なのではないかと思うことが増えてきて…ある日のこと…私は久しぶりにデパートに買い物に出かけたのですが、うっかりスマホを家に忘れていたのです 優しかった貴志はキレやすい性格を隠していたのでしょうか……次の日、うちに遊びにきた友人にスマホを見せました 私は怯えながら、貴志の帰りを待ちました… 機嫌がよかった貴志は、昼間の話をした瞬間豹変しました…。その後も2時間以上責め立てられて、私はもう疲れきってしまいました…次回…家の中で事件が…原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ もづこ
2020年09月08日※やや怖い話なので、苦手な方はご注意ください貴志と出会ったのは私が働いていた病院でした貴志は心配しすぎだなぁ…と思っていたある日のこと結婚しても貴志の嫉妬は落ち着くどころか、ちょっと異常なのではないかと思うことが増えてきました… 結婚前になぜ気づかなかったんだろうと今は思いますが…あの頃の私は結婚することに浮かれていました…次回…ついに貴志の存在が恐怖に変わる瞬間が…!原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ もづこ
2020年09月07日■前回のあらすじ料理に文句が多く、ひんぱんに食事を作り直しさせる夫に悩んでいた私。そんなとき、妊娠していることがわかり…結局、私は夫と別れずに子どもを産み、育てることを選びました。 私は自分が選んだ人を信じたかったのです。 心配していた夫の態度も妊娠を告げると、料理に文句はつけながらも、料理の作り直しを命じられることは減りました。これでようやく家族になれると、私は期待していました。 しかし子どもが成長していき、私の仕事も本格的に忙しくなり始めたときに、また夫の暴言が始まってしまったのです。なんと聡まで、夫と同じように「今すぐ作り直して」「食べない」などと言うようになってしまったのです。聡が夫と同じように私に命令をし始めて、私は「このままではいけない」と決意しました。このまま息子を夫のように「女だから」「女のくせに」とジェンダー差別をし、人の気持ちを考えずに命令するような人には絶対なってほしくない。そしてこのままだと男性は自分の妻に何を言ってもいいという間違った価値観を植え付けてしまう気がして、それだけは許せませんでした。私の職場はもともと海外赴任の可能性があり、女性も海外への出張、赴任があります。だから私もいつかはと思っていましたが、夫のこともあり、あきらめかけていました。しかし、これで踏ん切りがつきました。 「妻は夫のいうことを聞くもの」という家庭で育ち、そんな家族が嫌だった私が、結婚した夫がまさか父と同じだったなんて、長らく信じたくなかったのです。 子連れでの赴任は、おそらくかなり大変だと思います。でも子どもには広い世界を知ってもらいたい。いろんな価値観に触れてほしいと思います。 私が子どもを連れて海外赴任をしたら、私たち夫婦はどうなるかのかはまだわかりません。ただ夫は変わらないだろうと思っています。そして私は、自分をもっと強く変えていきたいと思っています。原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2020年09月01日■前回のあらすじひんぱんに食事を作り直しをさせ、女性を見下した発言が多い夫。食事も「お品書き」を渡されて作るように命じられ…こんな夫との生活をどうにしかしたいと思いながらも、私の母は「妻は夫を立てるもの」「妻なんだから我慢しなさい」が口癖のような人なので、相談することはできず、一人でずっと悩み続けていました。 そんなとき、職場ランチで仲良しの同僚と夕食の支度が大変という話になったときに、ついぽろっと先日夫に言われた「お品書き」の話をしてしまったのです。 そして同僚が遊びに来てくれたのですが…夫はあろうことかお客である幸子さんに調味料を取らせようとしたのです。幸子さんは初めて我が家に招いた方で、当たり前ですがどこに何があるかを知るわけもありません。幸子さんはあまりの出来事に言葉を失い、ランチを食べたら、そそくさと挨拶をして帰っていきました。玄関のところで、申し訳なさそうな顔で「ごめんね…」と言葉を残して出ていく姿に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。そして客人がいても傍若無人なまでの夫の振る舞いに唖然とした私に対して、夫はさらに…じつはこのとき、私は妊娠していることがわかっていました。こんな状態で子どもを育てられるのか? 夫は子どもができたら変わるのか。 毎日、答えが見つからないなかをグルグル回っている気がしていました。次回に続く原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2020年08月31日キャリアアップを目指してきた私にとって、異業種交流で出会った夫・さとるは、野心家で上昇志向が強く、同じようなタイプの私は、ともに戦える戦友になれると思いました。付き合っている当時から、さとるは食を大切にしていて、レストラン選びなどもこだわっていました。私も食べるのも料理を作るのも好きだったので、趣味は合うなと思っていました。私が作った料理も「美味しい」とは言ってくれるのですが、細かな注文も多く…。そして、結婚して日々の生活がはじまると…夫は料理にこだわりがあるのか、私を困らせたいのか、しょっちゅう食事を作り直させます。事前に食べたいものを聞いても、「いい加減俺の好みを覚えろよ」と言って食べたいものを教えてくれず、毎日運試しのようになっていました。 食事の時間は、楽しく過ごしたい…そんな想いが裏切られる毎日。さらにさとるは次第に女性を下に見るような発言も増えていきました。そしてその言葉は、小さいころから何度も聞かされてきた内容と同じだったのです…。私の家庭は、「男子厨房に入らず」を地で行く家庭で、弟には一切の手伝いをさせず、買い物から料理、掃除まで母と私が担ってきました。 父にはしょっちゅう「まずい!」「食えるか!」といった暴言を浴びせられ、料理の作り直しをさせられてきました。だからこそ夫となる人は、対等でいられる人をと思ってきたのに。まさか同じことが繰り返されるなんて…。次回に続く原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2020年08月30日結局楽しみにしていた同窓会に行くことを断念した私は、悟からの愛情に疑問を感じ始めるようになりました。悟の言動は明らかに行き過ぎたものだったけれど、普段私がおとなしくしていれば優しく接してくれていたのです。しかしある休日の夜、同窓会をドタキャンしたことを心配して電話をかけてきてくれた友人に悟の束縛について初めて相談したのです。悟が盗み聞きしていることなど知る由もなく……。これまで見たことのない鬼のような形相で怒り狂う悟。そんな悟を見て、張りつめていた心の糸がプチンと切れる音がしました。これまで我慢していた感情があふれだし、自分自身の心の声に気づいたのです。もっと私自身が幸せに暮らしていくためにも、悟からは離れるべきだと……。その後、すべてを両親に話した私は離婚に向けての一歩を踏み出すことにしました。まずは、夫と過ごしながら離婚できる準備を虎視眈々と進めることに。悟の束縛を愛情だと勘違いしていた私は、悟に罵倒されるたびに何も言い返せず、自分ばかりを責めていました。そんな夫婦関係はとても健全とは言えないのに、子どもたちのためにも家庭のいう居場所を壊したくないがために、ずっと見て見ぬ振りしていたのかもしれません。だけどこれからはもう心を殺さず、母親として、そして一人の人間として、自分自身を信じることを忘れず私らしく生きていきたいなと思います。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 倉沢れい /イラスト・ もちふわ
2020年08月27日結婚後は子宝に恵まれ親になった私たちですが、悟の束縛は変わることはありませんでした。むしろ子どもが生まれてからの方が「母親なんだから」と都合のいい口実を見つけたかのように私の行動をますます制限するようになったのです。そしてますます悟の束縛はエスカレートしていき……会社の男性社員と電話することさえも許せないという悟家庭内が平和であることが何より大切だった私は、その後、悟の要求通り、派遣先を変えることにしました。常に悟からは監視され、人付き合いも制限され、どんどん孤立していく日々。そんなある日、大学時代の同級生から同窓会の連絡がありました。孤独に耐えかねていた私は悟に頭を下げてお願いしたところ、珍しく参加することを許してくれたのです。しかし当日、準備をして出かけようとしたところ…お願いしたのはつい1週間前のこと。私の行動を逐一チェックしたがる悟がこのことを忘れるわけがありません。おそらく悟は私が行けなくなるように、あえて当日にこう言うことを言ってきたのかもしれません。その後、悟の束縛はますますエスカレートし、私が愛情と信じていたものが、絶対的な支配欲だったことに気づいていくのでした。次回に続く※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 倉沢れい /イラスト・ もちふわ
2020年08月26日結婚前から束縛が強かった悟。私の行動を逐一知りたがり、飲みに出かけている際も頻繁に悟から連絡がきては、誰と飲んでいるのか「写真を遅れ」と言われることもしばしば。たまにメッセージに気づかず写真を送るのが遅くなるようものなら……。仕事以外で私が何をしているか把握しておきたい悟は、少しでも連絡が取れないことがあると「男がいる」と私を責めるようになりました。しかし、ひどく責め立てられた後には必ず「飴とむち」のアメのような時間が用意されていました。悟は束縛も強く、私のことを激しく攻め立てたり、不機嫌になったりすることも多いのですが、その分喧嘩をした後は必ずやさしい言葉をかけてくれていました。そのため、当時の私は悟のいきすぎた言動も「愛されている証し」と受け取っていたのでした。その後、私と悟は無事結婚し新しい生活が始まりました。……これこそがまさに、地獄の入り口だったのかもしれません。次回に続く※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 倉沢れい /イラスト・ もちふわ
2020年08月25日前回 からのあらすじ(全3回)専業主婦でワンオペ育児中のマユミは、生活費を3万円しか渡さないモラハラ夫・ひできとの離婚を決め…モラハラをされている日々を、誰かに聞いてほしい。しかし身近な友達には相談しにくいと感じていました。辛い日々を過ごしている中…SNSで同じ境遇の人との交流を続けていくうちに、少しずつ気が楽になり、自分自身も少しずつ回復していきました。そんなとき、離婚相談をしている弁護士さんから思わぬ提案が!夫の給料なしで最低限の生活ができるようになり、ついにこの日が来ました。 【同じテーマの連載はこちら】 離婚できない妻のモラハラ対処法 この連載の全話を見る >> され妻なつこ この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションですイラスト・ もづこ
2020年07月30日前回 からのあらすじ(全3回)専業主婦でワンオペ育児中のマユミ。浮気をしているモラハラ夫から、生活費を3万円しかもらえなくなり…こうして私は、離婚に向けて動き始めました。次回は7/30更新…【同じテーマの連載はこちら】●離婚できない妻のモラハラ対処法 連載一覧はこちら ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ もづこ
2020年07月29日夫のひできは、結婚してから私への態度が急変したのです…結婚前に「家庭を守って欲しい」と切望され、私は仕事を辞め専業主婦になったのですが、今はひできの私を見下すような言動に毎日悩まされています。次回は7/29更新…【同じテーマの連載はこちら】●離婚できない妻のモラハラ対処法 連載一覧はこちら ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ もづこ
2020年07月28日前回 からのあらすじ(全3回)夫と私の妹・ナオが不倫していることがわかり、私は離婚に向けてついに動き出すことにしました…そして、夫とナオを呼び出した父は…夫の情けない土下座、反省しないナオの様子を見て、改めて私の覚悟は固まったのでした。息子もとても懐いていて、ようやく私の思い描いていた家族像に近づいてきていると感じています。辛いこともありましたが、「もうあの頃以上に辛いことはない!」と、逆に前を向く決心がつきました。夫が育児に非協力的で家にほとんど居なかったこともあり、息子はいまのところ、元夫がいないことをあまり気に留めていないようです。再婚した夫と息子は、今はまだ親子というよりも親友みたいな感じですが、私たちらしい家族を築いていこうと思います。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ 山口しずか
2020年07月26日前回 からのあらすじ(全3回)夫の不倫相手を突き止めたら、なんと相手は私の妹・ナオだということが発覚し…夫とナオの関係は、きっとナオから仕掛けたものだろう。私にはその確信がありました。私の中の何かが、大きな音を立てて壊れました。「家族は大切にするべき」そう思ってナオとも夫とも過ごしてきたけれど、もう心が限界。ここまで侮辱されて、大事にできるわけがない。動き出すしかない…。もうあんな人たちと関わりたくない。こんなことで悩んでいたくない。子どもと新しい人生を送りたい…。そして私は、ついに動き始めることにしたのです。次回は7/26更新…※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ 山口しずか
2020年07月25日毎日、育児・家事・仕事をこなしている私はとにかく疲れていました。自分の時間が欲しい…私がそんなふうに思っていたときに、夫はのんきに不倫をしていたのです…!送り主はイニシャルで「N」となっていました。 相手は誰なのか、どんなやり取りをしているのか…。気になるけれど、暗証番号はわからないし、見たとしても夫との関係がより悪化するとしか思えませんでした。育児疲れもあっていまこれ以上詮索してもいいことはないと思い、まずは様子を見ることにしたのですが…あまりに衝撃的な相手に、私は言葉が出ませんでした。しかし思い返すと、2人が関係を持つに至った経緯に、心当たりがあったのです…。次回は7/25更新…※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ 山口しずか
2020年07月24日前回 からのあらすじ(全3回)遊びに来た妹は、夫のモラハラに気づいて…事情を聞いた両親は「いつでも帰ってきなさい」と言ってくれました。私は「自分がなんとかしないと」と思い込んで、自分で自分を追い詰めていたことに気がつきました。今は夫とは別居中で、離婚に向けて協議中です。プライドの高い夫は、私たち家族含めて許せない気持ちのようで、お互い弁護士を立てて話し合いをしています。私は就職活動中。これからは奈々と一緒に、再出発に向けて頑張っていきます!あの地獄から救ってくれた妹には本当に感謝しています。イラスト・ タキノユキ 【同じテーマの連載はこちら】 離婚できない妻のモラハラ対処法 この連載の全話を見る >>
2020年07月19日前回 からのあらすじ(全3回)結婚して1年経った頃から夫のモラハラ発言がひどくなっていき…ある休日、妹が遊びに来ることになりました私は妹に夫の変化について打ち明けましたこの時私は夫に精神的に支配されていましたそして夫は他人がいるととても優しいのです…この後、私の様子がおかしいことを心配した妹は、ある作戦を企てるのですイラスト・ タキノユキ 【同じテーマの連載はこちら】 離婚できない妻のモラハラ対処法 この連載の全話を見る >>
2020年07月18日私は優美。これは私が実際に経験したモラハラ体験談です。結婚前は優しかった夫のモラハラが酷くなりはじめたのは、結婚して1年ほどたったころでした…はじめはこんな小さなことからでした。でも夫はだんだん、私の服装や容姿に対する批判や、バカにする口ぶりをするようになったのです手作りのおかず3品、ご飯は炊き立てを用意しないといけないのですが、それでも気に入らないと食べてくれないことがありますタオルの掛け方もこだわりがあるようで、揃ってないと機嫌が悪くなリます毎日ダメ出しされているうちに、夫が言っているように「私が悪いんだ。私はダメなんだ」……と思うようになっていきました→次回(7/18UP!)に続きますイラスト・ タキノユキ 【同じテーマの連載はこちら】 離婚できない妻のモラハラ対処法 この連載の全話を見る >>
2020年07月17日顔が自分好みのドストライクだった男性と出会い、そして彼と念願の結婚!しかし、幸せいっぱいの結婚生活のはずが、夫からモラハラを受けるようになり…。そんなつらい経験をしてしまったある女性の元夫との出会いから離婚までが綴られた書籍 「顔で選んだダンナはモラハラの塊でした」 が発売され、話題となっています。実はこちら、ウーマンエキサイトに連載中の「モラハラ夫図鑑」でも脚本を手掛けるモグさんの実体験が原案となり、漫画は鳥頭ゆばさんが担当しています。モラハラは人によって表出の仕方やタイプも違い、被害を受けている側もそれがモラハラであることに気づかないことも多いようです。夫との生活に苦しんでいたはずのモグさんですら、離婚を決意する直前まで夫がモラハラだとは気付かなかったと言います。そこでこの書籍から、ひとつのケースとしてモグさんが受けたモラハラを見ていきたいと思います。■念願の彼と結婚! でも結婚生活は想像とは違って…!モグさんの元夫マロくんは、モグさんがビックリするくらい自分好みの外見をした男性。お付き合いを始め一緒に過ごすにつれ、彼のやさしい性格にも惹かれていったと言います。しかし結婚後、モグさんは夫婦関係はもちろん、家事や育児のこと、お金のこと、義両親との付き合いのこと、いろんな面でマロくんの言動に違和感を持つように。モラハラは、「言動や態度などのモラルによって相手に精神的な苦痛を与えるハラスメント」と言われています。実際にモラハラを受けると、人はどんなふうになってしまうのか。モグさんのエピソードは、それを胸が痛くなるほどに教えてくれます。■否定され、激怒され、謝るまで無視される日々…大好きなマロくんとの子どもを妊娠、出産――。しかし、マロくんへの小さな違和感は、次第に大きな苦痛に。「見返りを求めて手伝ってくれたんだ…」とショックを受けるモグさん。しかも、無理なお願いを断ったら怒り出し、ごみ箱を壊して1週間無視! ドン引きしちゃうような態度ですよね。マロくんに意見しようものなら全否定され、モグさんが「自分が悪いんだ」と思うように仕向けていくマロくん。これは、モラハラ夫によく見られる言動と言われています。モグさんは「怒らせたくないから我慢したほうがまし」と、不安や不満といった本当の気持ちを自分の中にしまい込むようになっていくのです。そして、モグさんにとってもうひとつ結婚生活で苦痛だったことがあります。それは、夜の生活。産後は体がついていかず拒むモグさんでしたが、「夫婦の義務」と脅され…。■私ってただの性のはけ口なの?無理してするものではない。正常な精神状態であれば、判断がつくはず。しかし、追い詰められていたモグさんは「我慢しなきゃ」と思ってしまい…。モグさんはこのとき、マロくんによって“正しい判断ができない状態=洗脳状態”とされていたのかもしれません。■限界に達した精神状態。ついに別れを考え始め…2人目を出産後、さらにマロくんとの生活は息苦しくなり、常に機嫌をそこねないようにと気持ちが張り詰めていたモグさん。でも、子どものことはかわいくて精一杯お世話していたと言います。しかし、そんなモグさんの育児を事あるごとに批判し、「母親失格」と言うマロくん。育児も家事もまったくしない夫に“母親業”を批判される苦しみ、それは尊厳を踏みにじられる行為です。そんなマロくんのある言葉がきっかけで、モグさんはついに離婚を考え始めるのです…。なんという無責任な言葉…。こんなことを言う人との生活を自分は守ろうとしていたのか? 今まで胸の奥に隠していたいろいろな思いがあふれ出し、モグさんの決心が固まる瞬間でした。■モラハラで悩んでいる人へもしかしたら今まさにモラハラを受けたり、夫との関係に何か問題を抱えている人がこの記事を読んでいる中にも、または自分の周囲にもいるかもしれません。モラハラを受けると、我慢してしまう人が多いと聞きます。モグさんもそうでした。しかしモグさんは、最終的に自分の置かれている状況を正しく理解し、どうしたらいいか自分で考え、行動できるようになります。そんなモグさんの変化を描く本書は、「その状況から脱することができるんだよ」というメッセージに思えてなりません。最後に、モグさんにお話をうかがいました。――ご自身のモラハラ体験は壮絶なものだったと思いますが、こうしてブログや本で体験を伝えたいと思われたきっかけや理由はなんですか?書籍内でも書いたのですが、結婚生活でモラハラされているという自覚はなくモラハラと気付いたのは離婚の少し前でした。はじめは「結婚生活の愚痴を書いて発散させたい!」という気持ちが強かったのですが、今はモラハラで悩んでいる方の救いや気付きに少しでもなれたら嬉しいなという気持ちもあります。――何年も我慢してきた結婚生活について、振り返って今はどう思いますか?ずっと我慢をしていたわけではなく、幾度となく意見を言ったり話し合ってはみたものの最終的には論点がずれてしまって元夫が不機嫌になってしまう…ということから、それが苦痛に感じ「だったら私が我慢すれば平和でいられる」という思考に変わっていきました。我慢をせずに「何度も何度も話し合えば現状は変わっていたのかな?」とふと頭をよぎることもありますが、人はそう簡単には変われないと思います。そのときだけ変わる事ができても、それを継続するのは難しいですよね。それは私も元夫も同じだと思います。結婚生活を振り返ると私たちの結婚生活は「どちらかが我慢しないと成り立たない結婚生活」だったと思います。――今、夫との関係に悩み苦しんでいる人に向けて、メッセージをお願いします。私は、モラハラに悩んでいる方を結構フォローさせていただいているのですが、逃げ道がなくて「今は我慢の時期」と苦しんでいる方が本当に多くいます。何とか自分を救う道を考えて欲しいと思っています。モラハラ夫から逃げられない理由は人それぞれ違いますが、我慢の時期は本当に辛く心身ともにボロボロになってしまっているんではないかと思います。私から無責任な事は言えません。でも私自身は、モラハラ加害者とは離れるしかないと思っています。どうか、逃げてください。そして自分自身が幸せな毎日を送れることを一番に考えて行動してほしいと願っております。 「顔で選んだダンナはモラハラの塊でした」 モグ企画・原案、鳥頭ゆば著 (KADOKAWA刊) 1,210円顔が好みの男性に出会い、その後結婚した夫が、実はモラハラ人間だった!? モグさんの実体験を漫画化。元夫マロくんとの出会いから離婚までの壮絶な記録を、「トリあたま絵日記」で4歳差の姉弟を描く鳥頭ゆばさんのかわいいイラストで贈る。元夫マロくんの暴言の数々は、読んでいるだけで苦しくなること必至。果たしてモグさんは、どのようにしてモラハラ夫から逃れたのか?モグさんのブログ: 「顔で選んで、心で泣いて~人生の汚点、地獄の結婚生活~」 鳥頭ゆばさんのブログ: 「トリあたま絵日記」 鳥頭ゆばさんのウーマンエキサイト連載: 「パニックにゃんこ」 ■ 「モラハラ夫図鑑」 連載■ 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載\「モラハラ夫図鑑」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年07月17日前回 からのあらすじ(全3回)義母訪問を夫たつやに相談すると「文句あるなら出てけ」と怒られます。そんなある日、夫は義母に「私が嫌がるから家には来るな」と言ってしまい…。夫と話し合いすらできず、しても論点がずらされて私が悪者になるだけ…。義母について相談しても、今回と同じようにさらに事態が悪化するだけが目に見えていました。そんな毎日にいつしか私は夫に心から失望し、そして彼に望むことは止めました。望むことを止めたことで、かえって私は自分の平穏を取り戻せたのかもしれません。\「モラハラ夫図鑑」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ もちふわ
2020年06月22日